俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が主演を務める『THE3名様』の連続ドラマ『THE3名様Ω』がフジテレビが運営する動画配信サービスFODにて配信(5月24日20:00〜全24エピソード)され、完全新作映画『映画 THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね?!~』(8月30日公開)が公開されることが24日、明らかになった。同作は石原まこちん氏の人気漫画を映像化した脱力系コメディシリーズ。2005年にスタートし、深夜のファミレスでフリーター3人組が他愛のない会話を繰り広げるだけの脱力感あふれる内容で話題を呼んだ。2022年4月には12年ぶりの新作として、映画『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』が公開。1週間の限定公開としてスタートするも、新宿バルト9を始めとする劇場は満席続きのまさかの大ヒットとなった。完全新作シリーズでは、ファミレスに集合するTHE3名様=ジャンボ、まっつん、ミッキーは、おなじみの、佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が続投。「Ω(オメガ)」として新装再開店となった。あわせて、主演の佐藤、岡田、塚本が出演するプロジェクト発表ムービーも公開。2005年から始まった同シリーズにおよそ20年間出演し続けてきた3人が劇中さながら、ゆるくもテンポのいい掛け合いを繰り広げている。連続ドラマのFOD配信、そして映画版の公開というプロジェクトの発表を受け佐藤、岡田、塚本は「THE3名様なのに大げさじゃない?!」と「THE3名様」らしからぬビッグなプロジェクトの始動に興奮を隠しきれない様子。また、THE3名様のファンと一緒にプロジェクトを盛り上げていく企画のためのクラウドファンディングを実施することも発表された。これまでのシリーズとは違い、ドラマ、映画ともにゲストの出演も決定。特に映画版のゲストは「大物ゲスト」だと発表されたが、誰がどんな役で登場するのかは、今後明らかになる。○■佐藤隆太(ジャンボ役) コメント出ました。なんと! まさかの!!『THE3名様』ドラマ化でございます!19年前に始まった時から、敢えてのDVDのみでっ! とちょこざいなこだわりでやってきましたが(笑)、まさかのこのタイミングでドラマ界に進出でございます!実はワタクシのたっての希望でございました。本当にありがとうございます!しかも今回のプロジェクト…ドラマからの~映画! という、3名様史上最大のスケールでお届け致します。皆さまと一緒になって楽しめるイベント、企画なども考えておりますので、モノ好きの方は是非参加して頂けますと幸いですっ!さてさて…配信開始まであと1か月。かつてDVDでとことんお付き合い下さったディープな常連様も、今回初めて見てやるぞ! という初来店のお客様も、ぜひ我らの聖地「ビッグボーイ」で共にユルダラの時を過ごしましょう!皆さまを心地良い眠りにいざなう、世界初の“睡眠導入ドラマ”が始まりますっ!!○■岡田義徳(まっつん役) コメントなんと、、、、、、、、、、あの、、、、あの、、、、、あの、、、、、、、、伝説? の、、、、作品が、、、、3人が、、、、、、、、、、、、相変わらずな事やります。何も変わらず、何も変えず、ただただ、楽しそうなそこにいる3人を見て笑ってください。○■塚本高史(ミッキー役) コメント2年ぶりに集まれて嬉しいです! また前回は映画でしたが今回は配信もあります!配信でしか観れない良さや、映画版の良さもそれぞれの良さがあるので両方とも観て欲しいです。今回は配信と映画で一大プロジェクトにもなるので、今までやらなかった初の試みもしていますのでお楽しみに!!○■石原まこちん(原作/脚本) コメント「THE3名様」再び実写化! 映画化! 前作映画『THE3名様~リモートだけじゃ無理じゃね?~』から脚本で関わらせていただくことになったため今まで出来上がるまでただただ楽しみにしていたDVDシリーズとは違い責任を感じるようになりました。また脚本担当した事で毎回現場にお邪魔したくさんのプロ達と一緒に作品を作る楽しさを味わえました。漫画家は基本的には1人の作業なので、それはとても新鮮で勉強になりました。なんだか真面目な文章になってしまいましたが、とりあえず40歳をすぎてファミレスで10日間、計100時間以上、みなさんと時間を共に出来たことが最高に幸せでした。そんな楽しげな現場の雰囲気が作品に反映されていると思うので皆さんも一緒にファミレスにいるつもりで観ていただけたら幸いです!■森谷雄(プロデュース&監督) コメント2022年に12年ぶりに映画として復活した『THE 3名様』が『THE3名様Ω』として、よりパワーアップして新作をお届け出来ることをとても嬉しく思っています。それも、なんと! 初の連続ドラマ化! そして劇場映画の新作も! ということで、何だか大きなプロジェクトのように思われるかも知れませんが、中身はいつもと変わらぬ3名様です! と言いたいところですが、ドラマには初めてのゲストキャストを迎えたり、映画には大物ゲストが出演して下さったりと、プロデューサーとしても監督としても武者震いの連続でした!連ドラから映画まで今まで撮ったことのないエピソード量でしたので撮影現場での苦労もありましたが、あの3人と石原まこちん先生と素晴らしいスタッフのおかげで何とか乗り切れました。「Ω」になって益々面白くなった3名様に是非ご期待下さい。【編集部MEMO】『THE3名様』は、石原まこちん氏による同名漫画の実写シリーズ。ジャンボ(佐藤隆太)、まっつん(岡田義徳)、ミッキー(塚本高史)というフリーターの3人組がファミリーレストランでダベるだけの内容を描いている。2005年に福田雄一氏が監督・脚本を務めオリジナルDVDとして実写シリーズ化され、2009年にはアニメ化もされている。
2024年04月24日佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が出演し、19年前に一世チョイ風靡した「THE3名様」が、“Ω”となって新装再開店。「FOD」でドラマ配信、そして映画の公開も決定した。「THE3名様」は、石原まこちんの同名漫画を原作に、2005年に実写ドラマとしてスタート。3人組のフリーターが、深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げるドラマ。内向的性格から、グループ内では一番下の扱いを受けるジャンボを佐藤さん、マイペースで無口だが呟く言葉には重みがあり、最初は大人しい性格だったが、だんだんと他の客の3人の中で行動面が一番常識に欠けているまっつんを岡田さん、グループ内では自称リーダー、スケールの大きいことをよく豪語する“口だけタイプ”のミッキーを塚本さんが演じる。『THE3名様~リモートだけじゃ無理じゃね?~』は1週間限定公開としてスタートするも、満席続きの大ヒットとなり、5週間超えの公開に。それを受けて、佐藤さん、岡田さん、塚本さんは昨年、緊急会議を招集、連続ドラマ化を提案し、今回のプロジェクトへと発展。石原さんが脚本を書き下ろし、ドラマ版は毎話、選りすぐりの3本立てで配信。そして、ドラマ・映画ともにゲストの出演も決定。特に映画版は“大物ゲスト”だという。プロジェクト発表ムービーでは、クラウドファンディングの実施も発表された。佐藤隆太出ました。なんと!まさかの!!『THE3名様』ドラマ化でございます!19年前に始まった時から、敢えてのDVDのみでっ!とちょこざいなこだわりでやってきましたが(笑)、まさかのこのタイミングでドラマ界に進出でございます!実はワタクシのたっての希望でございました。本当にありがとうございます!しかも今回のプロジェクト…ドラマからの~映画!という、3名様史上最大のスケールでお届け致します。皆さまと一緒になって楽しめるイベント、企画なども考えておりますので、モノ好きの方は是非参加して頂けますと幸いですっ!さてさて…配信開始まであと1か月。かつてDVDでとことんお付き合い下さったディープな常連様も、今回初めて見てやるぞ!という初来店のお客様も、ぜひ我らの聖地“ビッグボーイ”で共にユルダラの時を過ごしましょう!皆さまを心地良い眠りにいざなう、世界初の“睡眠導入ドラマ”が始まりますっ!岡田義徳なんと、、、、、、、、、、あの、、、、あの、、、、、あの、、、、、、、、伝説?の、、、、作品が、、、、3人が、、、相変わらずな事やります。何も変わらず、何も変えず、ただただ、楽しそうなそこにいる3人を見て笑ってください塚本高史2年ぶりに集まれて嬉しいです!また前回は映画でしたが今回は配信もあります!配信でしか観れない良さや、映画版の良さもそれぞれの良さがあるので両方とも観て欲しいです。今回は配信と映画で一大プロジェクトにもなるので、今までやらなかった初の試みもしていますのでお楽しみに!!石原まこちんTHE3名様再び実写化!映画化!前作“~リモートだけじゃ無理じゃね?~”から脚本で関わらせていただくことになったため今まで出来上がるまでただただ楽しみにしていたDVDシリーズとは違い責任を感じるようになりました。また脚本担当した事で毎回現場にお邪魔したくさんのプロ達と一緒に作品を作る楽しさを味わえました。漫画家は基本的には1人の作業なので、それはとても新鮮で勉強になりました。なんだか真面目な文章になってしまいましたが、とりあえず40歳をすぎてファミレスで10日間、計100時間以上、みなさんと時間を共に出来たことが最高に幸せでした。そんな楽しげな現場の雰囲気が作品に反映されていると思うので皆さんも一緒にファミレスにいるつもりで観ていただけたら幸いです!森谷雄(監督/プロデューサー)2022年に12年ぶりに映画として復活した『THE3名様』が『THE3名様Ω』として、よりパワーアップして新作をお届け出来ることをとても嬉しく思っています。それも、なんと!初の連続ドラマ化!そして劇場映画の新作も!ということで、何だか大きなプロジェクトのように思われるかも知れませんが、中身はいつもと変わらぬ3名様です!と言いたいところですが、ドラマには初めてのゲストキャストを迎えたり、映画には大物ゲストが出演して下さったりと、プロデューサーとしても監督としても武者震いの連続でした!連ドラから映画まで今まで撮ったことのないエピソード量でしたので撮影現場での苦労もありましたが、あの3人と石原まこちん先生と素晴らしいスタッフのおかげで何とか乗り切れました。「Ω」になって益々面白くなった3名様に是非ご期待下さい。「THE3名様Ω」は5月24日(金)20時~#1&#2FODにて配信開始(以降2話ずつ全4回配信) 。『映画 THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね?!~』は8月30日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日俳優の篠原涼子とお笑いタレントのバカリズムがW主演するフジテレビ系金9ドラマ『イップス』(毎週金曜後9:00)第3話(26日放送)のゲストとして塚本高史が出演することが19日、決定した。3年半ぶりとなる同局連続ドラマで、二世議員役に扮(ふん)する。本作は小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディが補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。塚本が演じる尾花健一郎(おばな・けんいちろう)は、元衆議院議員・尾花総一郎(おばな・そういちろう)の息子。父亡き後は地盤を引き継ぎ、数年前に都議会議員に当選したいわゆる二世議員。爽やかで端正なルックスながら、もっともらしい顔で中身のないことを言ってしまったり、コメントがお花畑過ぎるため世間からは“フラワー健一郎”というニックネームで呼ばれる。SNS上では“アホすぎ二世、親父が天国で泣いてる”などとたたかれてはいるものの、自身は父親のような偉大な政治家を目指している。しかし先代から秘書として尾花家を支えている第一秘書の田所万作(たどころ・まんさく/平田満)からは期待されておらず、健一郎はネクタイの色すら自分では選べない日々を送っていた。そんなある日、田所と言い合いになってしまった健一郎は部屋に飾られていた民芸品のナイフを手に取り、田所を刺殺してしまう。深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』(2000年)をはじめ、『木更津キャッツアイ』(2002年、TBS系) 、『結婚できない男』シリーズ(2006年ほか、カンテレ・フジテレビ系) などの話題作に多数出演した塚本。近年も『刑事7人』(2023年、テレビ朝日系)、『トリリオンゲーム』(2023年、TBS系)をはじめ、映画では『THE3名様』(2022年)、『TELL ME-hideと見た景色-』(2022年)などとドラマ・映画作品で幅広い役を演じている。なおフジテレビ連続ドラマ作品への出演は『ルパンの娘』(2020年)へのサプライズ出演以来、3年半ぶりとなる。■塚本高史コメント――『イップス』の撮影現場はどうだったか?「撮影にもしっかりと集中しつつ、篠原(涼子)さんとバカリズムさんと和気あいあいとした雰囲気で撮影できました。3人でのシーンも多かったのでいろいろなお話もできて楽しかったです。自分が撮影に入る2話までの現場で、お二人がすごく良い空気感を作ってくれていたんだと感じました。実は篠原さんとはかなり前ですがCM撮影でご一緒したことがあるので、“お久しぶりです!”というところから始まって。バカリズムさんのことも常々すごい方とは思っていたのですが、俳優と芸人さんとしての顔のふり幅を間近で見ることができました」――今回演じた役について。「今回演じたのは“当たり前のことを得意げな顔で話すけど、でもどこか憎めない二世議員”。政治家としては頑張りたいけど、少し天然な部分を出すことを意識していました。テンポのいい掛け合いや、たくさんのせりふも楽しみながら演じることができましたね。今まで自分が演じてきたような犯人像だと、何か特別な過去を抱えていたり、実は裏があるような人物を演じてきたのですが、今回は本当に裏表のないストレートさを出さないといけない。塚本高史(としてのイメージ)を消すことは少し難しかったです。でもその健気な健一郎を全うできたら自分を選んでいただいた意味があると思うので。全力で演じさせていただきました」――撮影を通じて感じた『イップス』の見どころ。「今回の僕の役やストーリーはもちろん、イップスの症状を抱えてしまった人がどう克服していくか、というところはやはり見どころになると思います。ミコと森野が助け合って高め合いながら最後にどう克服するのか、自分自身も視聴者として楽しみにしていきたいです」
2024年04月19日お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎(38)が8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。人生で初めて購入した車「メルセデス・ベンツThe G-Class」(別名:ゲレンデヴァーゲン)が納車されたことを報告した。動画では、納車の日に密着。購入前に試乗はしているものの“相棒との対面”はこの日が初めてだといい、車両を目の当たりにした盛山は「カッケェ!見てこれ、圧倒的な力!すっごい覇気感じるわ!」と大興奮。ボディーは「The G-Class」のなかでも珍しいペリクラスグリーン、内装はエスプレッソブラウンという配色に。車内のライトは色を変更することができ、ラグジュアリーな雰囲気にもなるという。また、運転席にはマッサージ機能が付いており、長距離の運転時にもやさしい。盛山は、下積み時代を思い返し「こんな買い物したことないもん」「その頃から考えると、ゲレンデを自分の相棒として運転してるなんて…すごいわホンマに」と感慨深げな様子だった。これに対し、ファンからは「すごーい…!!」「大体ゲレンデって黒とか白とか多いけど、このグリーンはほんまに良い色!盛山氏センス良すぎ」「形、色、重厚感、全部お似合いでめちゃくちゃカッコいいです!」「納車おめでとうございます ゲレンデが似合う男になりましたね」「盛山さんのロマンが詰まってて最高ですね」など、さまざまなコメントが寄せられている。
2024年04月09日9人組グループ・Snow Manの向井康二と中越典子が、3日放送のテレビ朝日系クイズバラエティー『くりぃむクイズ ミラクル92時間SP』(後7:00)に出演する。今回は「昭和平成2時間スペシャル」としてそれぞれの時代にまつわるクイズを中心に、最多勝キャプテン・石原良純率いる石原ナインと有田哲平率いる有田ナインが新旧の知識を駆使して白熱バトルを繰り広げる。今回は名取裕子や鈴木浩介、同日に放送スタートのドラマ『特捜9 season7』に出演する中越&向井、アインシュタイン、井桁弘恵たちが参戦し、終始大騒ぎ&大盛り上がりの2時間となる。1stステージの「昭和・平成アレの歴史クイズ」から幕開けする今回、「国内旅行」の歴史に関するクイズに挑戦。昭和の問題では、一大ブームを巻き起こした「団体旅行」の映像なども紹介され、その衝撃の光景にスタジオは「えーっ!?」と驚きの連続となる。そんな中、上田に幼少期の旅の思い出を聞かれた良純は、父・石原慎太郎さんとの驚がくのエピソードを明かし、続く名取もそれに負けず劣らずの衝撃エピソードを披露。2人の旅の思い出に、上田は思わず「すみませんね、苦い思い出に触れちゃって」と謝り、「あんまり旅行のことを触れない方がいいのかな?」と困惑。しかし、中越が語った旅の思い出には、「良かった!苦い思い出じゃなくて!」と上田はホッと胸を撫でおろす。一方、有名旅行雑誌に関する問題が出題された際に、向井は珍解答を披露。「(答えを)ひねり過ぎましたね」と言い訳する向井だが、上田から「ひねり過ぎっていうか、バカ野郎なんじゃない!?」と厳しくツッコミを受けるハメに。はたして、向井の珍解答とは…。さらに大騒ぎは続き、「ビンゴ100人アンケートクイズ」では、大事な局面で良純が答えを予想しながら延々と独り言を語り、上田から「うるせぇな!」とツッコまれる場面も。さらに、その末に出した良純の答えに一同は騒然。向井からも「ちょっとないですねぇ!」と責められてしまう。他にも「タイムマシンクイズ」や「ランク4クイズ」で有田ナインと石原ナインは激アツのクイズバトルを繰り広げていくが、まさかまさかの大接戦に。ファイナルステージ「ドンピシャクイズ!1・2・3」では、カボチャの中でも特に糖度が高いという北海道産の「黄金かぼちゃ」の「収穫した中で最も甘かった糖度は何度?」という問題に全員で回答。ここでアインシュタインがコンビで仲間割れ勃発する。河井ゆずるの解答に稲田直樹が「お前、真剣にやれ!」と責めると、河合も「(稲田の解答も)あんまりかわらへん!」と応戦する。最後の最後に劇的な結末が待ち受けることに。一体何が起きたのか。
2024年04月03日川崎鷹也が、自身最大規模の全国ホールツアー『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』を開催することが決定した。今回のツアーは7月から2025年1月にかけて開催予定で、川崎の地元である栃木県の栃木県総合文化センターを皮切りに全国15都市を巡る。ファイナル公演は、過去最大キャパシティとなる神奈川・パシフィコ横浜で行われる。チケットは、本日3月21日(木) に開設されたオフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」会員を対象とした先行受付が、4月1日(月) 18時よりスタートする。<ツアー情報>川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』告知画像7月12日(金) 栃木・栃木県総合文化センター メインホール7月15日(月・祝) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール7月23日(火) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月4日(日) 北海道・千歳市民文化センター 北ガス文化ホール8月18日(日) 新潟・長岡市立劇場 大ホール9月14日(土) 広島・広島文化学園HBGホール (広島市文化交流会館)9月27日(金) 埼玉・さいたま市文化センター 大ホール10月6日(日) 香川・サンポートホール高松 大ホール10月14日(月・祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城11月3日(日・祝) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)12月1日(日) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール12月7日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(日) 福岡・福岡市民会館12月20日(金) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール2025年1月12日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールツアー特設サイト:オフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」:
2024年03月21日最新作『ほかげ』の公開を記念し、塚本晋也監督の長編中編全作品が一挙上映される特集上映が決定した。『鉄男』(89)でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集など全てに関与して作りあげる作品は国内、海外で数多くの賞を受賞、長年に渡り自主制作でオリジナリティ溢れる作品を発表し続ける功績を認められ、2019年にはドイツで開催される世界最大の日本映画祭「第19回ニッポン・コネクション」にてニッポン名誉賞、ニューヨークで開催される北米最大の日本映画祭「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回 CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を受賞した。現在、上映中の最新作『ほかげ』は、戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(14)、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(18)、本作ではその流れを汲み、戦争を民衆の目線で描き、戦争に近づく現代の世相に問う内容となっている。この度、『ほかげ』の公開を記念して、塚本晋也監督の長編中編16作品を全網羅する特集上映が1月6日(土)~26日(金)に渡り、ユーロスペースで開催される。塚本監督が、「今は少なくなったフィルムによる上映で、生まれた時のままの生の姿で見ていただく映画もたくさん」と語る通り、多くの作品はフィルムで上映される。中でも『鉄男 THE BULLET MAN』は【8Kリマスター2K特別版】の高精細・高解像リマスターによる特別版で劇場初上映となる。鉄の質感・重量感が増し、映像における攻撃性をより強調、没入感・臨場感が増した、新たな体験を提供。劇場の大きなスクリーンで生の塚本映画を体感いただける貴重な機会となる。また、塚本監督は「ものすごくせっかちな性格と、ものすごくのんびりな性格が合わさってこういう作品数になりました。その変遷を見ていただけたら、と思います」と観客へメッセージを寄せた。塚本晋也監督 コメント全文『ほかげ』に至るまで、自分の作品の短編、テレビ用のドラマを除く全ての長編、中編を上映します。今は少なくなったフィルムによる上映で、生まれた時のままの生の姿で見ていただく映画もたくさん。この上映のために新しく素材を作り直した映画、特別に作ってまだ劇場では上映していなかった作品など、力をこめて特集上映します。ものすごくせっかちな性格と、ものすごくのんびりな性格が合わさってこういう作品数になりました。その変遷を見ていただけたら、と思います。上映作品一覧:『電柱小僧の冒険』『電柱小僧の冒険』(87)背中に電柱の生えた少年が近未来で鉄の吸血鬼軍団と戦う、異色ヒーロー・ファンタジー。88年度のぴあフィルムフェスティバルアワードでグランプリを獲得。出演:仙波成明 叶岡伸 タグチトモロヲ 藤原京 塚本晋也上映日:1月6日(土)17:00/1月7日(日)21:00『鉄男』『鉄男』(89)ひとりのサラリーマンが、ある朝目覚めてから急速に鋼鉄化していく。ローマ国際ファンタスティック映画祭’89グランプリ受賞。出演:田口トモロヲ 藤原京 叶岡伸 六平直政 石橋蓮司 塚本晋也上映日:1月8日(月)17:00/1月9日(火)21:00/1月10日(水)17:00『ヒルコ妖怪ハンター』『ヒルコ妖怪ハンター』(90)諸星大二郎原作。シリーズ〈妖怪ハンター〉の中から「黒い探究者」「赤い唇」を映画化。変わり者の考古学者と、彼の甥である中学生の少年が、古墳から蘇った妖怪ヒルコと呪われた土地で対決するホラー冒険少年活劇。出演:沢田研二 工藤正貴 上野めぐみ 竹中直人 室田日出男上映日:1月11日(木)21:00/1月12日(金)17:00/1月13日(土)21:00『鉄男 II BODY HAMMER』『鉄男 II BODY HAMMER』(92)『鉄男』の続編ではない新しいバージョンの鉄男。『鉄男』と『鉄男II』は、世界中に熱狂的に広がり、日本の自主映画が海外へ進出するきっかけとなった。出演:田口トモロヲ 叶岡伸 塚本晋也 金守珍上映日:1月14日(日)17:00/1月15日(月)21:00/1月16日(火)17:00『東京フィスト』『東京フィスト』(95)保険会社のセールスマン義春は、かつての友人拓司と再会する。義春の恋人ひずるは、ボクサーの拓司に急接近し、血と汗のバトルトライアングルが始まる。サンダンス・フィルム・フェスティバル・イン東京グランプリ受賞。出演:塚本晋也 藤井かほり 塚本耕司 輪島功一 竹中直人上映日:1月17日(水)21:00/1月18日(木)17:00/1月19日(金)21:00『バレット・バレエ』『バレット・バレエ』(98)拳銃自殺で恋人をなくした合田は、不良グループの千里と出会う。死に傾斜する千里に不思議なシンパシーを感じながら、青白い戦争の渦に入っていく。塚本作品がヴェネチア映画祭に招かれた最初の作品。出演:塚本晋也 真野きりな 中村達也 井筒和幸 鈴木京香 井川比佐志上映日:1月20日(土)17:00/1月21日(日)21:00/1月22日(月)17:00『双生児』『双生児』(99)江戸川乱歩原作。明治末期。医師の地位も名誉も手にした大雪雄の目の前に、自分と全く同じ顔をした男、捨吉が現れ、雪雄はその存在を脅かされていく。衣装の北村道子など先鋭的なデザインで明治時代をパンキッシュに描く。出演:本木雅弘 りょう 藤村志保 筒井康隆 麿赤兒 浅野忠信上映日:1月23日(火)21:00/1月24日(水)17:00『六月の蛇』『六月の蛇』(02)電話相談室で働くりん子は、自殺を思いとどまらせた道郎に自慰行為を盗撮され、赤裸々な姿で町を歩くよう強要される。雨に濡れる都会の片隅で孤独な慟哭が響く。ヴェネチア映画祭’02コントロコレンテ部門審査員特別大賞受賞。出演:黒沢あすか 神足裕司 塚本晋也 寺島進 鈴木一功 不和万作上映日:1月25日(木)21:00/1月26日(金)17:00/1月26日(金)21:00『ヴィタール』『ヴィタール』(04)大学の医学部で解剖実習をする博史は、自分の前にいる遺体が、かつての恋人と知って愕然とする。博史は入学前に交通事故で記憶をなくしていた。肉体と記憶の壮大な物語。出演:浅野忠信 柄本奈美 KIKI 串田和美 りりィ 國村隼 岸辺一徳上映日:1月24日(水)21:00/1月25日(木)17:00『HAZE』『HAZE』(05)男が目覚めると、体を動かすこともできないコンクリートの密室に閉じ込められていた。どうしてこんな所に。様々な閉所地獄を潜り抜けるうち、都会で生きる孤独が浮かび上がる。壮絶な脱獄劇。出演:塚本晋也 藤井かほり上映日:1月22日(月)21:00/1月23日(火)17:00『悪夢探偵』『悪夢探偵』(06)被害者はいずれもベッドの上で眠ったまま、自らを切り刻み血まみれの姿をしていた。他人の夢に入ることのできる青年・影沼京一が、重い腰を上げ事件解決に挑む。シリーズ第一弾。出演:松田龍平 hitomi 大杉漣 原田芳雄 安藤政信上映日:1月18日(木)21:00/1月19日(金)17:00『悪夢探偵 2』(08)シリーズ2作目。なぜ影沼京一が悪夢探偵となったのか、その秘密に迫る“序章”ともいうべき物語。自分を取り囲む世界全てを恐れていた母の思いに触れるため、やがて、重い腰を上げる悪夢探偵の活躍を描く。出演:松田龍平 三浦由衣 韓英恵 光石研 市川実和子上映日:1月20日(土)21:00/1月21日(日)17:00『鉄男 THE BULLET MAN【8K リマスター2K 特別版】』『鉄男 THE BULLET MAN【8K リマスター2K 特別版】』(09)『鉄男』から20年。主役にアメリカ人俳優を据え、大都市・東京を舞台に、男の体が新たな謎を秘め鋼鉄と化す。高精細・高解像リマスターによる特別版、劇場初上映。出演:エリック・ボシック 桃生亜希子 中村優子 ステファン・サラザン 塚本晋也上映日:1月15日(月)17:00/1月16日(火)21:00/1月17日(水)17:00『KOTOKO』『KOTOKO』(11)全てのものが2つに見える琴子は、不穏な世から一人息子を守ろうとするあまり、精神のバランスを崩していく。第68回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門グランプリ受賞。出演:Cocco 塚本晋也上映日:1月12日(金)21:00/1月13日(土)17:00/1月14日(日)21:00『野火』『野火』(14)大岡昇平原作。第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵は結核を患い、部隊を追い出されて彷徨う。第70回毎日映画コンクールで監督賞、男優主演賞W受賞。第89回キネマ旬報ベスト・テン2位。出演:塚本晋也 リリー・フランキー 中村達也 森優作上映日:1月9日(火)17:00/1月10日(水)21:00/1月11日(木)17:00『斬、』『斬、』(18)一本の刀を過剰に見つめる若い浪人の話。長い間温めてきた塚本監督の初時代劇。様式的な殺陣でなく、恐ろしい痛みを感じさせる刀の力を追求し、現代という時代を照射させた。出演:池松壮亮 蒼井優 中村達也 前田隆成 塚本晋也上映日:1月6日(土)21:00/1月7日(日)17:00/1月8日(月)21:00塚本晋也監督特集上映は、2024年1月6日(土)~1月26日(金)ユーロスペースにて開催。『ほかげ』はユーロスペースほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年12月21日ギャスパー・ノエ監督が最新作『VORTEX ヴォルテックス』(12月8日(金) 公開)を引っ提げて、約4年ぶりに来日。11月14日(火) に都内映画館で行われた先行プレミア上映会に参加し、日本の大親友である塚本晋也監督とトークを繰り広げた。昨年開催されたフランス映画祭2022横浜での来日を自身の持病によるドクター・ストップによってキャンセルしたノエ監督は、念願のリベンジ来日に喜色満面。本作の上映を待ちわびる日本の観客に向けて「久々に来日が叶って本当に嬉しい。日本のみんなにこうして出会えて、そして映画まで上映してもらえて……。今回の映画は今までのようにセックス&バイオレンスはテーマにしていなくて、センチメンタルな映画だよ。これを観て全員に泣いてもらいたいね」と期待を込めて挨拶した。ギャスパー・ノエ監督イタリアンホラーの鬼才ダリオ・アルジェントを起用して完成させた『VORTEX ヴォルテックス』。2021年のコロナ禍での撮影について「当時はコロナ禍で誰も自分が感染したくないと怖がってとても緊張感のある独特な撮影だった。ダリオからは“俺はセリフなんて覚えられないぞ”と言われたけれど、役者全員にはシークエンスのみ教えて会話はすべてアドリブだった。それゆえに、ある種ドキュメンタリーに近い形に見えると思う」と振り返った。1992年に『鉄男II BODY HAMMER』で訪れたアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭でノエ監督と初めて出会ったという塚本は「映画祭に到着して最初に会ったのがギャスパーで、その映画祭で観た『カルネ』があまりにも素晴らしくて度肝を抜かれた。それから映画祭に行く度に彼と再会して親睦を深めた」と交流歴を回想。またフランス映画祭2022横浜で『VORTEX ヴォルテックス』を鑑賞しており「本当に絶句するというか……。自分の両親を亡くした時の感情が生々しく蘇ってきたハードな映画でした。ギャスパーのこれまでの映画とは違い暴力もセックスもないけれど、歯ぎしりするような恐ろしさと深い愛を感じる作品だった」と感想を述べた。塚本晋也奇しくも11月25日(土) には塚本の新作『ほかげ』が公開される。すでに本作を鑑賞しているノエ監督は「塚本監督作の中で最も真面目で怖い映画だと思う。趣里さんをはじめ、俳優陣が信じられないくらい素晴らしい。晋也のスタイルはとても印象深くて、日本の戦後という厳しい時代を描いていて強烈な印象を受けた。『ほかげ』も『VORTEX ヴォルテックス』もお互いの監督作の中で最も真面目であり、心理的ホラーの要素があるね」と共通点を挙げながら絶賛した。また、ノエ監督はアルジェントを俳優として起用した理由について「彼はとてもフレンドリーで優しくて面白く、カメラにも慣れている。カリスマ性があり、そして私の父同様に喋るときに身振り手振りが激しい男だ。そこに僕は親近感を覚えた。だから今回の役は彼以外頭に思い浮かばなくて、間を取り持ってくれたダリオの娘さんには“暴力もセックスシーンもないから安心してね!”と伝えてもらった」とベストキャスティングだと胸を張った。アルジェント監督作『シャドー』が『鉄男』に強い影響を与えたという塚本は「あの当時のアルジェントは怖い顔というイメージがあったけれど、『VORTEX ヴォルテックス』では親しみ深いおじいちゃんになっていてビックリ。そして演技があまりにも素晴らしい。妻を演じたフランソワーズ・ルブランも本当に病気を患っている人を出演させたのか?と思うくらいにリアルだった」と舌を巻いていた。塚本は映画監督のみならず俳優としても活躍しており、ノエ監督は「僕はマーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』が大好きで、中でも晋也はスコセッシ映画で十字架に縛り付けられた俳優としては最高の演技を見せていた」と評し「将来的に日本で映画を作る機会があったら、是非とも晋也に出てほしい」とラブコール。これには塚本も「その時はぜひお願いします!」と満面の笑みで、会場を盛り上げた。最後にノエ監督は「映画が終わった時に、全員が泣いてくれることを期待しているよ。もし泣かない人がいたら、それは失敗作だということになるので……是非とも泣いてください!」とユーモアを交えて日本公開への期待を口にしていた。<作品情報>『VORTEX ヴォルテックス』12月8日(金) 公開公式サイト: RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – LES CINEMAS DE LA ZONE - KNM – ARTEMIS PRODUCTIONS – SRAB FILMS – LES FILMS VELVET – KALLOUCHE CINEMA
2023年11月16日第80回ヴェネチア国際映画祭が閉幕。コンペティション部門へ正式出品された濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』(英題:Evil Does Not Exist)が「銀獅子賞(審査員大賞)」を受賞。最高賞の金獅子賞はヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演『哀れなるものたち』に。また、オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されていた塚本晋也監督の最新作『ほかげ』がNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。濱口監督は、映画『偶然と想像』で第71回ベルリン国際映画祭の審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞、映画『ドライブ・マイ・カー』(21)では第74回カンヌ国際映画祭で日本映画初となる脚本賞を含む計3部門を受賞(第94回米アカデミー賞国際長編映画賞も受賞)、それに続くヴェネチアでの受賞という世界3大映画祭を制覇する快挙となり、日本人では黒澤明監督以来となった。さらに今回、映画祭本体とは別機関からの「並行賞」として、国際映画批評家連盟によって選ばれる、ヴェネチア国際映画祭の独立賞のひとつ「国際批評家連盟賞」と、「企業の倫理」について考察を与える映画に送られる賞「映画企業特別賞」、特に「環境問題」に対する現代的アプローチに対して贈られる「人・職場・環境賞」と3つの賞も受賞している。『悪は存在しない』石橋英子の音楽が「導いてくれました」授賞式で濱口監督は、「このような素晴らしい賞をいただけるとは、この企画が始まった時は思いもよりませんでした。音楽の担当でもありこの企画の発案者でもある石橋英子さんに感謝をしたいと思います。彼女の音楽が、私を今まで体験したことがないところへ導いてくれました」と、『ドライブ・マイ・カー』でもタッグを組んだ音楽の石橋さんに言及。「そして主演の大美賀均さん、そこで(客席を指差し)カメラを構えている撮影の北川喜雄さん、この3人で脚本を書く前に一緒にドライブをして薪割りをしてこの映画をどのようなものにしようかと考えていました。この旅をしながらここまで来られて嬉しく思っています。そしてキャスト、スタッフ全ての力があってこのような素晴らしい賞をいただけたと思ってます」と語った。また、公式カンファレンスでは、「この映画はアートハウス系の映画でかつ非常に小規模のチームで作られました。小規模で自由に作った映画がこのように評価を受けるということは、映画制作の見方そのものを変えるきっかけになるのではないかとは思います」と、自身の考えをコメント。その後のメディア取材で、主演の大美賀均も「先ほど濱口監督がお話されていますが、すごく小さなチームから始まりました」と語り、「その頃の想像よりはるかにすごいところまで連れてきていただいてありがとうございます」と感謝。今回のコンペティションの中でアジアの作品として唯一だったことについて、濱口監督は「全体的にどういう風に自分たちの作品が位置付けられているか分かりませんけれども、きっと他にもいいアジア映画があったと思います。たった1本であったというバランスについて、選んでいただいたこと自体はとてもありがたいことですけれども、そのバランスは本当なのかっていうことは多少思うところではあります」とコメント。『偶然と想像』のベルリン国際映画祭銀熊賞に続いて、今回は銀獅子賞で、最高賞に届きたかったかと問われると、「そういう思いは、本当に少しもないです(笑)」と濱口監督。「こうやって賞をいただくことも思ってもみなかったので。そういう気持ちもそもそもないですね。それが正直なところです。自分達にとっては一番いいものをいただいたという感じです」と話していた。『悪は存在しない』は2024年、公開予定。塚本晋也監督『ほかげ』がNETPAC賞、日本人監督受賞は初また、日本人監督の受賞は初となる快挙となったのが、『ほかげ』。NETPAC(正式名称Network for the Promotion of Asian Cinema)とは、1990年にアジア各国の良質な作品や優秀な若き映画製作者を世界に広めるために設立された国際団体。同団体の審査員により選ばれるNETPAC賞は、最優秀アジア映画賞として世界の60以上もの映画祭に設けられている。ヴェネチア国際映画祭でNETPAC賞が授与されたのは、ジャ・ジャンク―監督『プラットホーム』(00)、ババク・パヤミ監督『1票のラブレター』(01)、ゲラ・バブルアニ監督『13ザメッティ』(05)に続き4度目。NETPAC賞の審査員長を務めたザキール・ホセイン・ラジュ氏は、「第80回ヴェネチア国際映画祭にて、一番感動した映画として『ほかげ』を選出いたしました。ただの映画としてではなく、戦後の映画として人と人の関係が変わっていく様子などを映画的に、閉所な空間で衣装やセット、メイクなどでみせていく。あまりこのような映画は観たことがなかった」と称賛。フォトコールにて塚本監督は、「生まれたばかりで、まだどんな反応かわからないこの映画に対して、最初の評価みたいなものをいただけてホッとしました。一番にスタッフに伝えたいです」と喜びのコメントを寄せた。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。第80回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門、主な受賞結果金獅子賞(最高賞):ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』銀獅子賞(審査員賞):濱口竜介監督『悪は存在しない』銀獅子賞(監督賞):マッテオ・ガローネ監督『Io capitano』(原題)男優賞: ピーター・サースガード『Memory』(原題)ミシェル・フランコ監督女優賞:ケイリー・スピーニー『Priscilla』(原題)ソフィア・コッポラ監督『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年09月10日塚本晋也監督作『ほかげ』がヴェネチア国際映画祭にて上映され、森山未來、塚尾桜雅、塚本監督が登壇した。新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に出品されている本作。塚本監督作品がヴェネチア国際映画祭に選出されるのは、『斬、』以来5年ぶりで、9月5日(現地時間)に、レッドカーペット、公式上映、記者会見、フォトコールが行われ、ワールドプレミアを迎えた。今回、現地には、塚本監督をはじめ、物語の狂言回しとなる戦争孤児を演じた塚尾桜雄、片腕が動かない謎の男役の森山未來が参加している。本編の終盤、エンドロールに差し掛かるやいなや、早くも場内からは惜しみない拍手と歓声が巻き起こり、劇場を埋め尽くした観客たちから、約8分間のスタンディングオベーションが巻き起こった。熱気に包まれた会場と超満員の観客からは同作への評価の高さがうかがえた。上映後には、観客とのQ&Aの場が設けられ、塚本監督は「まずは、ありがとうございました!grazie!」と感無量の表情で挨拶。作品について尋ねられると、「今回の『ほかげ』は、実際に戦争に行った人だけではなく、戦争のせいで恐ろしい目に遭った一般の人たちの目を通した物語です。僕自身は歳を取ったので召集されることはないでしょうが、もし今後、戦争に行くとなったら若い人たちです。そういったことが起きないようにという願いを込めて制作しました」と思いを語った。森山さんは、「塚本監督の映画はどれも力強い作品だと感銘を受けていたので、今回、作品に参加させていただけるということを光栄に思っています」と初の塚本作品、そして、本作でヴェネチア国際映画祭に参加できたことへの感謝の意を表し、大きな拍手を浴びた。また、初めての海外映画祭への参加となった塚尾さんは「「Mi chiamo OGA. Ho 8 anni. Piacere!(僕の名前は桜雅です。8歳です。はじめまして!)」と、一生懸命覚えたというイタリア語での挨拶を披露し、会場を沸かせる一幕も。上映を終え、塚本監督は「実は、『ほかげ』は僕自身がとっても好きな映画にできたんです。また、今回、このような大きなスクリーンで上映できて嬉しかったですし、お客さまが皆、息を詰め、集中して観てくださっていて、観終わった後に、祈りの思いが伝わったという感触を非常に強く感じられました。とても嬉しいです」と喜んだ。そして、森山さんは、「ヨーロッパの映画祭に参加したのは僕自身初めて。ヴェネチア国際映画祭という場所にこの作品で来られて、本当に光栄です。監督の込めた祈りやエネルギーがこれからどういう風に観客に届いていくのだろうと楽しみでもあります」と語り、塚尾さんは「自分が出ている映画を多くの方が観てくれていると思うと、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです!」と一生懸命に伝えてくれた。ヴェネチア国際映画祭には9度目の参加の塚本監督だが、今回、初めて観客からのQ&Aの場に立ち会い、「お客さまが的確で実感のこもった質問をしてくれたので、想像以上に大事なことを伝えられた気がします。今の世の中の不安とか、戦争に近付いてきているということを伝えられたし、皆さんが真剣に聞いてくださったので、とても良い時間になりました」とふり返った。『ほかげ』は11月25(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年09月06日塚本晋也監督最新作『ほかげ』から、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は主演に趣里、共演に森山未來らを迎えた『野火』塚本晋也監督の最新作。第80回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。この度解禁となった予告編は、盗んだ食べ物を持って居酒屋にやってきた孤児に「ここは、あんたの来る所じゃないんだよ」と吐き捨てる女のセリフから始まる。次第に心を寄せていくふたりの様子が窺えるが…。また、ポスタービジュアルでは、半焼けの居酒屋で暮らす女と、片腕が動かない謎の男の姿が配され、空襲で家族を失った子どものまっすぐな眼差しが印象的。予告編とともに印象的なのは、浮かび上がる『ほかげ』のタイトルと、「戦争が、終わったんだ」というキャッチコピー。塚本監督は本作について、「火と、その揺れに合わせて姿を変える影。その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすませます。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。人間の中に潜む暴力、分かち難く絡む死と生を描いてきた塚本監督が終戦直後の闇市を舞台に、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々の姿をどのように描くのか。関心が高まるところだ。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年08月09日京都の最古の禅寺として知られる建仁寺の塔頭・両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を2023年7月16日から7月24日まで開催します。2020年、2022年に続いて、両足院で三度目の作品発表となる今展では、ライフワークとして伝統的な染織品の制作にとりくむ山田が、古来から続いてきた「織り」という営みを、インスタレーションに導入します。展示風景1【作品について】夕闇の静寂の中、山田が抽象画を描いた黒い絹本の囲いの中で、織り手が手機のゆかしい音を響かせ、シルエットで浮かび上がります。その気配と動きは、知らないのに懐かしいもの、「遠くて近い、近くて遠い」、「あってない、なくてある」という、相反する感覚として感得されることでしょう。期間中、会場で絶え間なく織りつづけられるのは、純白の紙布。かつて織物用の金銀箔の支えとして用いられてきた素材を再利用し、織り上げた布は両足院に奉納されます。ものが作られる過程を、美として提示する試み。それは、人間が技とともに生きてきた長い時間を荘厳することでもあります。通常非公開の両足院で、夜に公開される本展は、特別な空間と時間を提供します。夜の禅寺で展示される作品とともに、自身を顧みる機会となればと願っています。展示風景4■「あってない なくてある - A shifting presence -」開催概要会期 :2023年7月16日(日)~7月24日(月)開場時間 :17:30~21:30(受付終了 21:00)会場 :両足院(建仁寺山内)京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591入場料 :1,000円 学生無料(学生証の提示をお願いします)主催 :Pulse of Silence実行委員会共催 :両足院会場施工 :Antiques & Art Masa、京表具井上光雅堂制作協力 :川嶋啓子、稲あゆ美、松村綾子、株式会社辻商店、豊和堂株式会社、CANVAS Inc.問い合わせ:075-468-6301(豊和堂株式会社)【アーティストについて】山田晋也1974年京都生まれ。豊和堂(京都市上京区)アートディレクターとして、国宝をはじめ数々の歴史的な重要染織品の復元、奉納をおこなう。『ぼくらが日本を継いでいく(琳派.若冲.アニメ)』展(2017~2008年京都高島屋、新宿高島屋)『ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展』(2019比叡山延暦寺)では、染織工芸技術とポップカルチャーを融合させた。2019年 神戸アートマルシェ2019参加2020年 「胎内衆会 『ぼくらは何処にかえるのだろう?』」建仁寺塔頭、両足院2021年 『the silence as connection 静寂につなぐ』古美術瀬戸2021年 ACK連携プログラム『Pulse of Silence』COCON KARASUMA2022年 ACK連携プログラム『うちにあるもの -Representation-』有斐斎弘道館 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月18日塚本晋也監督最新作『ほかげ』が、11月25日(土)より全国公開することが決定した。『鉄男』(89)でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也監督。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(14)、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(18)。本作ではその流れを汲み、戦争を民衆の目線で描き、戦争に近づく現代の世相に問う。本作について塚本監督は、「終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。趣里主演は、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢され、活躍が期待されている俳優、趣里。孤独と喪失を纏いながらも、期せずして出会った戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じ、戦争に翻弄されたひとりの女を見事に表現した。森山未來片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。飄々としながらも奥底に蠢く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で体現している。■塚本晋也監督 コメント『ほかげ』は、『野火』『斬、』の流れを汲む作品になります。研ぎ澄まされた感性の趣里さんと森山未來さん、そして新しい才能と魅力的な俳優さんたちが、終戦直後の火と影の世界を生きてくださったー。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた「ほかげ」。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります。■趣里 コメント憧れの塚本組。一生忘れられない経験をさせていただきました。最高のキャスト、スタッフさん、そして塚本監督と映画作りが出来たことが本当に幸せです。たくさんの心に留めておかなければならないことを教えていただきました。一瞬一瞬の感覚が愛おしく、悲しく、今でも忘れられません。「ほかげ」どうか皆さまに届きますように。■森山未来 コメント戦後の騒乱をさまよう報われない魂たち。そんな生きた亡霊たちを執拗に追い続けるまなざし。荒廃した世界で必死に生き延びようともがく主人公の無垢な瞳を通して見える世界は、塚本監督のまなざしそのものであり、あるいは、あなたの目に映る、私たちが生きるこの世界に対する視座でもあるのかもしれません。このような素晴らしい作品に関わらせていただけたことを、心から嬉しく思っております。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月12日中村倫也が主演を務める映画『宇宙人のあいつ』の本編映像が公開された。本作で中村が演じるのは、真田家四兄妹の次男・日出男として家族になりすましてきた訳アリな宇宙人。そのほかしっかり者の長女・想乃役で伊藤沙莉、真田家の親代わりの長男・夢二役で日村勇紀(バナナマン)、頼りない三男・詩文役で柄本時生が出演する。このたび公開されたのは、宇宙人の日出男が宇宙人パワーを披露する3シーンを収めた本編映像。いずれも日出男の可愛さが詰まった内容となっている。なお伊藤によるVフリコメント映像も収められている。映画『宇宙人のあいつ』本編映像<作品情報>映画『宇宙人のあいつ』5月19日(金) 公開映画『宇宙人のあいつ』メインビジュアル (C)映画「宇宙人のあいつ」製作委員会公式サイト:映画「宇宙人のあいつ」製作委員会
2023年04月26日Amazon Original番組『風雲!たけし城』(4月下旬より全世界順次配信)に、バナナマン、上田晋也(くりぃむしちゅー)、渡辺直美、市川猿之助が出演することが10日、発表された。さらに、ビートたけしをはじめとするキャストのキャラクタービジュアルも公開された。80年代に空前のブームを巻き起こし、海外でも熱狂的なファンを生んだ視聴者参加型アトラクションバラエティ番組『風雲!たけし城』が34年ぶりにPrime Videoで復活する。水に浮かんだ偽石を見分けながら対岸まで渡る“竜神池”や、回転しながら進む大きなキノコにしがみ付きゴールを目指す“キノコでポン!”など、お馴染みのゲームがさらにスケールアップして登場。さらに豪華新ゲームも加わり、挑戦者たちが攻撃軍として、果敢に数々の”無理ゲー”に体当たりで挑む。総勢300人以上の挑戦者たちを迎え撃つ“たけし城”城主ビートたけしの家老・家臣としてバナナマンの設楽統と日村勇紀が出演。たけし城を守る配下の3つ城の城主に、くりぃむしちゅーの上田晋也、渡辺直美、市川猿之助が決定した。公開されたキャラクタービジュアルでは、復活を遂げた伝説の“殿”ビートたけしに加え、たけし軍の設楽、日村、上田、渡辺、猿之助、攻撃隊長の谷隼人、木村昴の闘争心溢れる姿が映し出されている。数々の伝説的なお笑い番組を生み出し、お笑い界のトップに君臨するビートたけしは「『風雲!たけし城』はバラエティの基本が詰まっている。人間のやることで一番面白いのは、かなり高度なことに挑戦して失敗すること。あまり深く考えずに楽しんでほしいです」と番組の面白さについて語る。“新たなたけし城の名参謀”として難攻不落のゲームを支配する家老を務めた設楽は「昔から『風雲!たけし城』を見ていたので、出演が決まってうれしかったですね。“おさむ城”をやりたいって言っていたくらい好きでしたから。復活するだけでも嬉しいのですが、それに出られるという。いいのかな?と思いました」、“たけし城のマスコットキャラクター”の家臣を務めた日村は「他の番組の復活とは違いますよね。学生の頃は見ていて『楽しそうで羨ましいな』と思っていました。皆の憧れの番組だったので復活が信じられないですし、そこに出演できるというのも不思議な感じでした」と心境を語った。各エピソード約100人にわたる挑戦者たちを迎え撃つのは、たけし城の配下である城主たち。第一の城の城主で“チェーンソーをぶん回す狂気の城主”を務めた上田は以前から「本作に出演したい」と公言しており、「出演したいと言ってみるものですね。言った次の日にはオファーが来ましたから(笑) 高校時代に家に帰って見ていた番組なので、令和版の一部に参加させていただくことができて一つ念願が叶った気持ちになりました」とコメント。第二の城の城主“バイブス高めのゴージャス姫”の渡辺も「『たけし城』復活の噂は聞いていましたが、まさか自分が城主に選ばれるとは思いませんでした。他の城主メンバーもいかついじゃないですか(笑)そんな中で、私でいいんですか?と、びっくりしました。『風雲!たけし城』は歴史のある番組で、ずっと世界中で愛されている番組なので、そんな作品に出演できるのはうれしいです」と喜ぶ。第三の城の城主で、“白の甲冑の二刀流城主”の猿之助は「SASUKEの元になった凄い番組です。昔を知っている方には懐かしいし、ある種スポーツ番組としても見れるし、一番大事なのはお笑いとして見られることが大きいと思います。偶然から生まれる仕込みのないお笑いです。是非ご覧下さい」と番組を楽しみにしている人たちへメッセージを送った。たけし城陥落を目指し、挑戦者たちと共に攻め入る攻撃隊長には、谷隼人と木村昴が出演。昭和版に続き“34年ぶりの攻撃隊長”となった谷は「『風雲!たけし城』は特別な作品なので、何役でもいいから番組に関わりたいと思っていました。攻撃隊長は挑戦者たちの士気を上げる役割があるので、この年では厳しいかなと思っていたのですが、再び隊長役に選ばれて気合いが入りましたね」、“平成生まれの新・攻撃隊長”を務めた木村は「作品を見直して攻撃隊長がいかに大事な役割か分かりました。だからこそ選ばれて光栄でしたし、プレッシャーも感じました。当時を知る視聴者の方には谷さんの姿を見て熱くなっていただき、若い世代には新隊長として私が『たけし城』を広めていきたいです」と語った。(c)2023 Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved
2023年03月10日渡辺音楽文化フォーラムは創設者・渡辺晋生誕の日である3月2日に「第18回渡辺晋賞」の授賞式を開催。漫画家で映画『ONE PIECE FILM RED』プロデューサーの尾田栄一郎氏が受賞した。受賞理由としては、映画『ONE PIECE FILM RED』の総合プロデューサーとして、観客動員1,427万人・興行収入197億円という、2022年度国内興行成績1位・国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果に導き、さらには、全米初登場2位など国際市場をも圧倒する作品を作り上げたことなどが評価された。企画から製作、戦略的な宣伝までを総合的にプロデュースされ、公開前から作品への注目度が高く、公開されるやいなや瞬く間に大ヒットとなり、これまで海外でも120以上の国と地域で公開されるなど、FILM RED旋風は世界にまで拡がっている。プロデュースチームを先導し密な連携を取りながら、監督、脚本家、演者を決定、そして、今回生み出された物語のヒロイン「ウタ」の歌唱パートへの“Ado”の起用、使用楽曲については現在第一線で活躍する多数のアーティストからの楽曲提供をプロデュースチームや監督と共に厳選するなど手腕を発揮し、音楽とアニメのコラボレーションをより高め、アニメのヒットだけでなく音楽のヒットにも繋げたことも評価された。尾田氏は「錚々たる名前の並ぶ栄えある賞をいただき、光栄かつ、恐縮です。25年前に小さな部屋で、一枚の紙から始めたONE PIECEという1つの作品が、一体どこまで人を楽しませられるのか。25年目に発表した映画『RED』も、全てを見てきた自分としては、今、でき得る全力の挑戦と過去の様々な要因、人因の抱合だったと感じています」とコメント。「だったら、エンターテイメントも先人達の功績の先に出来る事があるのでしょう。賞に甘んじる事なく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したいと思います。今回、一漫画家をプロデューサーという角度から認めてくださった事を、とても嬉しく思います。この賞に関わる全ての皆様と、OP(ワンピース)を支えてくださっている全ての皆様に深く感謝致します。ありがとうございます!!」と喜んでいる。「渡辺晋賞」は、2005年の渡辺プロダクション創業50周年にあたり、エンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞として創設。毎年3月2日渡辺晋の誕生日に「渡辺晋賞授賞式」を執り行い、大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテイメント業界のプロデューサーを選考対象とし、年1回、顕彰している。
2023年03月03日シス・カンパニー公演『ケンジトシ』に出演する、中村倫也さんにお話を聞きました。フィクションの中で描かれる新たな宮沢賢治像を築いてゆく。「最初に台本を読んだときは、もうワケわかんなすぎて。それでやろうって思ったんですよ。何も作品の輪郭が見えないし触れない。でも遠くの方に、何かブラックホールのようなちっちゃいものがある気がする。だから稽古が始まるのをずっと楽しみにしてたんです」その作品というのが舞台『ケンジトシ』。いわゆる宮沢賢治とその妹のトシの物語だけれど、中村倫也さんがそんなふうに言うのもごもっとも。二人を題材にしながら、そこに元帝国軍人で満州事変の首謀者であり、賢治と同じ法華経信者でもあった石原莞爾と思しき人物が登場し、その第三者の目線から二人の辿った道や彼らの傾倒した法華経、そして信念が語られていくフィクションだ。「今、稽古に入ってみて、やっぱりブラックホールみたいなものがあるんだなとは思っていて。ただ、それが明確に言葉にできるものではなく、どこか割れないシャボン玉を飛ばしているような感じです。描かれているのが明確なひとつではなくて。宗教観とか死生観みたいなことがベースにありながら、そこに過去と現在、テクノロジーと土着のものから見上げる理想とか、個としてどう生きるかとか、そういった目には見えないいろんなテーマが内包されているんだと思うんです。それって詩と一緒で、すべての意味を理解できなくてもよくて、やっている僕らとか、見ているお客さんの中に何かスッと入ってくるものがある。そういう作品になる気がしています」これまで多くの作品で描かれてきたケンジを演じるにあたっては、「美化されたものじゃない人をやりたいとは思っています」と話す。「言葉を選ばずに言うと、あまりに死後語られすぎている人だけに、面倒くさいです(笑)。ただケンジって、表現者として透明度の高い人ではあるけれど、身近な人からしたらちょっと困った人だったと思うんです。いつまでも親にお金をもらって生活してるわけですし。天才とは違う形で見せられたらいいですね」トシを演じるのは、これまでドラマでも共演経験のある黒木華さん。「怒られてもいいからやっちゃえ、みたいなところがある二人だと思うんですよ。僕なんかは、つねにどこかに遊び心というか、自由さを持ちたいタイプ。若いときは早く安心したくて、製作側の求めるものに合わせていこうとしがちですけど、ある程度までくると、安全パイと、それとは真逆なものとの両方を出したくなるんですよね。どこまで一緒にふざけられるかわからないですけれど、山裾が広い方が山って高くなるわけで、チャレンジして見えてくるものもあるし、その経験から厚みが出たり、より深くなったりもすると思うんです。だから稽古場では、怒られてもいいやっていう精神でいろんなことをやりたいですね」そんな面白がり精神の人だからこそ、「ワケわかんない」から「やろう」の発想に結びついたのだろう。「ある程度経験を積むと、戯曲や台本を読めば、完成の様子が見える度合いって高くなるんです。でもきっとそれだけじゃ退屈なんでしょうね。振り返れば大変な山ばっか登ってんなと思ったりしますけど、結局それが好きなんだと思います」シス・カンパニー公演『ケンジトシ』岩手県花巻を、ある男が調査のために訪れていた。彼がケンジを捜していると声をかけたのは、ケンジ(中村)の妹・トシ(黒木)。その男・イシワラ(山崎)の目的は…。2月7日(火)~28日(火)三軒茶屋・シアタートラム作/北村想演出/栗山民也出演/中村倫也、黒木華、山崎一、田中俊介ほか全席指定9000円ほか(当日券あり)シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)大阪公演あり。なかむら・ともや1986年12月24日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に映画『ハケンアニメ!』、ドラマ『石子と羽男』、ミュージカル『ルードヴィヒ』などがある。続きの本『蓑唄』が発売中。※『anan』2023年2月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・北澤“momo”寿志(band)ヘア&メイク・Emiyインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年02月06日火曜ドラマ「君の花になる」6話より塚本高史と前田公輝の出演が決定。本田翼演じるあす花の元同僚であり、高橋文哉演じる弾にとっては母校の教師役となり、物語を大きく動かすことが分かった。高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA 、山下幸輝の7人からなる劇中発の期間限定ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」。本日放送された「君の花になる」第5話では、「8LOOM」のデビュー曲である「Come Again」がなんと配信ランキング1位に。その結果をあす花(本田翼)へ伝えに行こうと急ぐ弾(高橋文哉)だったが、向かう途中で奈緒(志田彩良)に突然抱きつかれ、その瞬間をあす花に目撃されてしまう…。「8LOOM」がトップアーティストへの第一歩を進みはじめる中、あす花と弾の今後の関係性の変化にも注目が集まっている。11月22日(火)放送の第6話からあす花の元同僚で、弾にとっては母校の教師役として塚本高史と前田公輝の出演が決定した。塚本さんが演じるのはどことなく図々しさのある豊高創(とよだか・はじめ)。豊高は、弾が高校時代に花巻エンターテインメントに入るのを最後まで反対していた人物。教師だった頃のあす花とも因縁がありそうで…。これまで数々のTBSドラマに出演している塚本さんだが、TBSの連続テレビドラマへの出演は、金曜ドラマ「俺の家の話」(2021年)以来、約1年半ぶりとなる。また、先の朝ドラ「ちむどんどん」の好演も記憶に新しく、映画『HiGH&LOW THE WORST X』などで活躍する前田さんが演じるのは、物腰の柔らかい池谷幸次郎(いけたに・こうじろう)。教師を辞めたあす花のことを気にかけていて、あす花と弾に再会したことで2人の関係に大きく影響を及ぼすことになる。前田さんのTBSの連続テレビドラマは金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(2020年)以来、約2年半ぶりの出演となる。そして、第6話の劇中歌として登場する「8LOOM」の新曲「HIKARI」が、現実世界でも4thシングルとして配信リリースされることが決定。ジャケット写真も公開された。様々な困難を乗り越え着実に成長する「8LOOM」を引っ張る弾だからこそ書くことのできた、優しく大きく包み込んでくれるミディアムチューン。第6話では、あす花に過去と向き合わなければならない試練が訪れ、「8LOOM」にも脱退メンバーとの再会で新たな亀裂が生まれる。また、本日23時からTBSの公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で、「8LOOM」の3rdシングル「Melody」のパフォーマンスビデオがプレミア公開される。同楽曲は、現実世界のLINE MUSICのソングTop100のデイリーランキングで1位を獲得(11月9日付)し、MVもグループ史上最速となる公開から3日で100万回再生を突破。本パフォーマンスビデオは、この100万回再生を記念して公開される。第6話あらすじデビュー曲が3年越しで大ヒットするという快挙が話題となった「8LOOM」に、メディアからの出演オファーが殺到。あす花は勢いに乗るメンバーたちを応援する一方、奈緒に抱きつかれた弾を見て、モヤモヤする自分の気持ちに少しずつ気づく…。弾が多忙になり2人のすれ違い生活が始まるが、「落ち着いたら、ちゃんとするから」という弾の言葉に、さらなる複雑な思いを抱くあす花。そんな中、弾の母校で新曲のPRも兼ねた凱旋ライブが決定。元メンバーをライブに誘う有起哉(綱啓永)に、栄治(八村倫太郎)が猛反発!? 畳みかけるように寮でとある事件が起こり、メンバーの間に新たな亀裂が生まれる。火曜ドラマ「君の花になる」は毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年11月15日日本を代表するピアニスト青柳晋が、夏の終りの東京において連夜のサロン・コンサートに出演する(2022年8月17日:霞町音楽堂、8月18日:ホテルグランバッハ東京銀座)。ショパンやリストが活躍し、当時の紳士淑女を魅了した19世紀パリのサロンもかくやと思える2つのサロンは、どちらも非日常の極み。飲食のサービスはもちろん、アーティストの息遣いが聞こえるほどの親密な空間からは、コンサート本来の楽しみを倍増させる魅力が感じられる。プログラムには、J.S.バッハ「トッカータハ短調」、シューマン「子供のためのアルバム」よりOp68-30「無題」、「ノヴェレッテン」より第8番、ショパン「前奏曲」嬰ハ短調&「ピアノ・ソナタ」第3番という作品が披露され、夏の素敵な宴に華を添える。「サロン・コンサートはそもそも大好きなのです。聴衆が大きな塊のように感じられる大ホールでのコンサートと違い、小規模なホールで、お客様ひとりひとりと密接なコンタクトが取れるサロン・コンサートの心地良さは格別です。しかも今回は、最後に人前で弾いたのはいつだったか‥と考えるくらい久しぶりのJ.S.バッハ作品を含むプログラム。さらには初出しのシューマン作品などなど。まさに本番は出たとこ勝負です。2つの素敵なサロンにおいて、どんな化学反応が起こり、どんなガス(?)が発生するのか、楽しみであり、乞うご期待!(青柳晋)」霞町音楽堂 ホテルグランバッハ東京銀座
2022年07月29日7月11日、安倍晋三元首相(享年67)の通夜が営まれ、岸田文雄首相(64)や菅義偉前首相(73)、麻生太郎・自民党副総裁(81)らゆかりのある人々が焼香に訪れた。12日に家族葬が執り行われ、後日には東京と地元・山口でもお別れの会が行われる予定だという。「8日に岸田首相は、国葬の実施も今後検討すると取材に明かしていました。‘06年に52歳という戦後最年少の若さで総理大臣に就任し、第二次安倍内閣もあわせた8年8カ月という通算在任期間は歴代最長です。さらに東京五輪の招致などに尽力した功績なども考慮した結果、国葬を行うに値するということのようです」(政治部記者)実業家のひろゆきこと西村博之氏(45)も11日にTwitterで、岸田首相と同様の考えを示した。《持病を抱えながらの政治活動の最中に不慮の死を遂げた安倍元首相。政治信条はどうあれ日本国民として国葬にした方がいいと思うおいらです。岸田首相には「前例が無い」とかを理由にして欲しく無いです》インターネット上では安倍元首相の国葬に賛同する声が多数あがっている。《私も国葬に近い形で見送るべきだと思います。国のために長年、身を粉にして働いた事実は誰にも否定できないこと。間接的にでも私達が選んで託した首相です。だからこそ国民として主体的な意思を示すことが必要。日本という国のためでもあり、個人個人の気持ちの区切りのためにもなると思う》《在任期間や外交安全保障、国際的プレゼンス向上などの功績も大きいが、こういう形での暴力は絶対に許さない、と言う国民の断固とした意志表明と言う意味で、国葬、大賛成です》《安倍総理の最大の功績は国際的な日本のプレゼンス向上と思ってる。おそらく世界から要人が来ると思うから国葬が自分も妥当と思う》いっぽうで、Twitter上では《#安倍晋三の国葬に反対します》というハッシュタグで国葬に反対を表明する人も。一時はトレンド入りするほどの勢いを見せていた。《どうして国会で118回も虚偽の答弁をして、その責任さえ取らなかった人間を国葬にするなんて話が出てくるのですか? #安倍晋三の国葬に反対します》《公文書や統計の改竄を横行させた安倍元首相なんて、国葬に全く相応しくない。 #安倍晋三の国葬に反対します》《どんなに悲劇的な最期だったとしても、それはその人のやってきた事を肯定する理由にはなりません国葬には断固反対します》前出の政治部記者は言う。「安倍元首相は、森友学園や加計学園の問題や『桜を見る会』の前夜祭を巡って刑事告発されるなど、数々の疑惑もありました。こうした疑惑の真相が解明されないまま安倍元首相が亡くなったことで、真相が明らかになっていない状態で国葬を行うことには疑問を持つ人も多くいるようです」このハッシュタグに対して賛同する声があるいっぽう、《恥を知れ》《恥ずかしくないの?》と異議を唱える人も現れるなど物議を醸す事態となっていた。
2022年07月12日川崎鷹也の最新カバーEP『白』が、2022年9月14日(水)にCD発売される。川崎鷹也“全曲カバー”の最新EP『白』川崎鷹也は、代表曲「魔法の絨毯」が総ストリーミング回数が1億7千万回を突破した人気シンガーソングライター。2021年には初のメジャーアルバム『カレンダー』をリリース、2022年もドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』主題歌を手掛けるなど、その勢いは止まることを知らない。そんな川崎鷹也の最新EP『白』は、カバー曲のみを収録した“カバーシリーズ”第1弾のCD作品。“大切な人との想い出を繋ぐ歌”をテーマにセレクトされた5曲が収録されており、『白』というタイトルには「まっさらなパレットに、大切な人との出会いで色を重ねていく」という意味が込められている。気になる楽曲には、美空ひばりの「愛燦燦」、エレファントカシマシの「悲しみの果て」、竹内まりやの「元気を出して」、HYの「366日」、玉置浩二の「メロディー」など往年の名曲がラインナップ。祖母・恩人・親友などとの想い出を呼び起こす、川崎にとって大切な曲が選定された。なお、最新EP『白』は、音楽プロデューサー・武部聡志が全曲アレンジを担当。原曲へのリスペクトを残しつつも川崎の持ち味を引き出した、絶妙なアレンジが魅力となっている。最新EP『白』の短編ティザー映像もまた、カバーEP『白』の全曲短編ティザー映像も公開。EP発売に先駆けて、カバーだからこそ発揮される川崎鷹也の新たな一面を楽しむことができる。<川崎鷹也コメント>僕を知ってくださっている方は、“なぜ今カバーEP?”って驚くと思います。でもそれで良くて、いい意味でファンの皆様を裏切り続けたいと思っています。このタイミングでのカバー作品は、僕にしかできない挑戦だと思っているし、年代に囚われず、自分の心から好きな曲を選曲させて頂きました。この作品は、一切ギターを弾かず、歌心を存分に込めました。是非シンガー川崎鷹也にも注目してくれたら嬉しいです!そして、全曲のアレンジを武部聡志さんにしていただきました!キャリアも、地位も、名誉も関係なく、同じミュージシャンとして、そして同じ音楽好きとしてディスカッションしながら一つの作品を共に作り上げることができたこと、光栄に思います。とても幸せでした。愛で溢れたこの作品が、すべての人に届きますように。【詳細】川崎鷹也 最新EP『白』CD発売日:2022年9月14日(水)・通常盤(CDのみ) 2,200円・初回限定盤(CD+Blu-ray) 2,750円<収録曲>1.「愛燦燦」(美空ひばり)/作詞・作曲:小椋佳2.「悲しみの果て」(エレファントカシマシ)/ 作詞・作曲:宮本浩次3.「元気を出して」(竹内まりや)/ 作詞・作曲:竹内まりや4.「366日」(HY)/ 作詞・作曲:IZUMI NAKASONE5.「メロディー」(玉置浩二)/ 作詞・作曲:玉置浩二
2022年07月04日戦後70年にあたる2015年に初公開され、これまで7年連続で毎夏かかさず上映を重ねてきた塚本晋也監督の『野火』。今年も終戦記念日を中心に、渋谷・ユーロスペースほか全国にてアンコール上映を行うことが決定した。本作は塚本監督が構想から20年の歳月をかけ完成させ、2014年にヴェネチア映画祭メインコンペティション部門出品、翌年に全国83館で劇場公開された。その後も、製作当初から「『野火』を毎年終戦記念日に上映されるような映画にしたい」という塚本監督の思いに共感した劇場にて、毎年アンコール上映を重ねてきた。現在のウクライナの情勢により戦禍がSNS等でも目に触れる日々が続いている今、塚本監督のライフワークとなりつつある『野火』の上映は、戦争と平和について考える機会となり、ますます重要になってきている。舞台は第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は早々に追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そしてはてしない原野を彷徨うことになるのだった。空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものは……。初年度からの劇場・自主上映含む総観客数はおよそ9万7000人にのぼる。公開から8年目となる戦後77年の今年も渋谷・ユーロスペースを中心に全国34館の劇場で上映が決定。各劇場の上映予定、併映予定等実施の詳細は劇場HP、『野火』オフィシャルサイト・SNSにて随時発表される。またアンコール上映に先駆けて、7月5日(火)の20:30より30名限定で、『野火』のメイキングである「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」の無料オンライン上映会を塚本監督のQ&A付で実施。申込み受付は「Peatix」にて、6月28日(火)20:00 より開始となる。<塚本晋也監督・コメント>実際の戦争が激しさを増し、様々な思いが様々な形で渦巻く時代となりました。戦争に近づかないためにできることー。そのことを考えるとき、まず、この『野火』を観ていただきたいと思います。そして考えるきっかけにしていただけたらと思います。最初の上映からまる7年を経過した8年目の『野火』。共感してくださった劇場さんが、今年もこんなにたくさん上映をしてくださいます。改めて感謝と驚きを感じています。劇場での体験は、特別なものになると確信します。今年もよろしくお願いいたします。塚本晋也【塚本晋也監督Q&A付き『野火』メイキング無料オンライン上映会】2022年7月5日(火) 20:30~20:30~ イベント開始20:35〜 塚本監督挨拶20:40〜21:40『野火』メイキング「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」上映 (60分)21:40〜22:30 塚本監督によるQ&A・お申し込み受付2022年6月28日(火) 20:00より先着限定30名※電子チケットサービス「Peatix」より『野火』7月よりアンコール上映
2022年06月24日庵野秀明が脚本・監督を務める『シン・仮面ライダー』より新キャストが発表され、特報映像とティザービジュアルが解禁された。1971年「仮面ライダー」放送開始から50周年の記念日となる2021年4月3日に、製作及び2023年3月の公開が発表された本作。主人公・本郷猛/仮面ライダーには池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子には浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号に柄本佑を迎え、新たなオリジナル作品として製作されている。この度『シン・仮面ライダー』の特報が劇場にて解禁。塚本晋也、手塚とおる、松尾スズキが新しいキャストとして発表され、特報映像にも登場している。そして音楽はこの特報のために制作されたオリジナルとなっており、本作の音楽を担当する「R.O.D -READ OR DIE-」「ヨルムンガンド」で知られる岩崎琢が手掛けた。また併せて、本作のティザーポスタービジュアルも解禁。チラシも制作され、本日より全国の劇場(一部劇場を除く)にて順次、掲出・設置される。そして、本日から“SHOCKER公式アプリ「SHOCKER」fromシン・仮面ライダー”がリリース。映画に登場する、秘密結社Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling(通称:SHOCKER)が、映画の世界から飛び出し、SHOCKERが掲げる“人類の幸せ”がこのアプリの目的であると公言。ダウンロードした方はSHOCKERの協力者として、秘密結社SHOCKERの最新情報や構成員によるアプリだけの限定コンテンツを楽しむことができる。アプリは無料アプリとなり、各端末のアプリストアからダウンロード可能だ。「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の始動について発表されたことで、ますます盛り上がる本作。今後の情報からも目が離せない。『シン・仮面ライダー』は2023年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年05月13日『鉄男』『野火』などを手掛けてきた塚本晋也監督が、『斬、』以来4年ぶりとなる新作映画を始動。スタッフと出演者を募集している。物語は、終戦直後を生きる人々の姿を描く。同監督の『野火』『斬、』の流れを汲む作品となる。【塚本晋也監督メッセージ】新作を始動します。小さな映画ですが、今の時代に投げかける大切な作品にしたいと思います。スタッフは、一部大きな撮影がありますが、全体、少数精鋭で、静かに丁寧にものづくりのできる仲間を募集します。キャストの若い復員兵は、いわゆる軍人タイプの人でなく、柔らかな印象の方がありがたいです。多様な演技をお願いすることになります。どうぞ、よろしくお願いします。【募集するスタッフ】1.制作スタッフ(現場を円滑に進めるために、現場を周囲から支える仕事)2.技術スタッフ(撮影まわり。冷静で几帳面な人を望む)3.美術スタッフ(映画に映る人物、風景以外の全ての大道具、小道具を指す。工作をしたり物集めを協力できる人)4.衣装スタッフ(衣装を集める、あるいは作ることに力を貸せる人)1~4、期間、条件などは話し合いで決定。短い撮影なので何らかの経験のある方がありがたいとのことだが、通常の撮影方式と異なるので、経験者未経験者不問。撮影は7月なかばあたりから8月いっぱいの2~3週間ほど。9月に一部を回す可能性もあり。撮影の前の期間から、条件を話し合った上での参加となる(参加部門によって日程も変わるので、5月から9月までの都合も要連絡。また募集する要項も状況によって変動する可能性あり、ご容赦いただきたいとのこと)【募集するキャスト】1.若い復員兵。メインキャストの一人。7月の中盤から7月いっぱいまでの数日と、8月中盤か9月のいずれかの日にもう1日スタッフ、キャストとも履歴書に、顔写真(キャストは全身写真も)、協力できる期間(あるいはNGの期間)、どの仕事を希望するか、参加動機と連絡先(メールアドレス必須)などを記入。送り先は以下。〈履歴書の送り先〉170-0001東京都豊島区西巣鴨1-12-6シャリエ西巣鴨805「海獣シアター塚本晋也『終戦企画」」※5月12日(木)消印締め切り質問等は履歴書に記入してほしいとのこと。提出から2週間以内にメールにて返信した人に面接をする。塚本晋也のTwitterでも状況を伝えていく。塚本晋也Twitter:
2022年04月25日佐藤隆太&岡田義徳&塚本高史が出演する12年ぶりの復活となる『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』の劇場公開が決定した。「THE3名様」は、石原まこちんの同名漫画を原作に実写ドラマとして、2005年にスタート。佐藤さん、岡田さん、塚本さんが演じるフリーター3人組が、深夜のファミレスで会話を繰り広げるだけのゆるい内容が話題に。2010年の「THE3名様シングルDVD~マキシちゃってもよかですか?」まで5年間で全11タイトルのDVDシリーズが発売され、累計33万本の大ヒットを記録した。そんな気楽なショートコンテンツの元祖とも言うべき「THE3名様」が、石原さんの完全書き下ろしで今回復活。内容の全貌は明らかになっていないが、チラシビジュアルには“遂にファミレスが戦場に!?「THE3名様」史上、最大の戦いが今始まる。”というコピーが記載されている。まさかの劇場公開に、本人たちが一番驚きの様子。スクリーンでたくさんの人と「THE3名様」を観るというのはどういう感じなんだろう、と喜びと不安が入り混じるも、笑いの感覚は全く変わらず、自分たちが面白いことをやるという姿勢はそのまま。ハードルは上げすぎず、ぜひご期待くださいとコメントしている。予告編も急遽公開。本人たちにより本編映像に別アテレコされた60秒予告で、「THE3名様」らしい空気感の映像となっている。ほかにも、舞台となるファミレス店員役として、コスプレイヤー・モデル・女優とマルチに活動する桃月なしこが出演。さらに、12年前から変わらずウェイター役として小林大介、安藤玉恵はウェイトレスを経てウェイトレスチーフ役として出演することも分かった。『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』は4月8日(金)より新宿バルト9、T・ジョイ横浜、ミッドランドスクエアシネマ、梅田ブルク7、T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティアにて1週間限定公開。(cinemacafe.net)
2022年02月23日今井翼が、1998年に急逝したhideの実弟を演じ『TELL ME~hideと見た景色~』で映画初主演。塚本高史、JUON、津田健次郎が共演する。その葬儀には約5万人が訪れ、日本中が早すぎる別れに涙した日本を代表するロックミュージシャン、hide。制作途中だったアルバム、そしてすでに決定していた全国ツアーや数々のスケジュール…。本人不在という異例の状況の中、hideのパーソナルマネージャーを務める弟ヒロシは、hideの意志を形にすべく、hideの共同プロデューサーI.N.A.をはじめとする仲間たちとともに、多くの困難を乗り越えていく。hideさんの実弟・松本裕士の著書「兄弟 追憶のhide」(講談社文庫刊)を基に、hideが遺した音楽を世に届けるため奮闘する弟たちの軌跡を描いた本作。I.N.A.による「君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡」(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊)も原案協力。主人公hideの弟・ヒロシ役を務めるのは、本作で映画初主演を果たす今井翼。歌手、俳優、タレントとしてテレビや舞台など多方面で活躍。映画では、『終わった人』(18)、『彼女が好きなものは』(21)に続いて、今回初の主演を務める本作で、駆け出しのマネージャーながら、本人不在のhideプロジェクトを実現すべく奔走するhideの実弟を演じる。hideの共同プロデューサー・I.N.A.役には、『木更津キャッツアイ』シリーズほか多くの映画やドラマに出演、hideのドキュメンタリー映画『JUNK STORY』(15)でナレーションを務めた塚本高史。hideと二人三脚でソロ楽曲の制作を行い、hide with Spread BeaverのメンバーでもあったI.N.A.は、弟ヒロシを支える存在となる。hide役を演じるのは、女優りりィを母に持ち、ロックバンド「FUZZY CONTROL」のギター&ヴォーカル、そしてソロでも活動するロックギタリストのJUON。そしてレコード会社重役・鹿島役は、2020年度「第15回 声優アワード」で主演男優賞を受賞するなど人気声優として活躍、ドラマ「最愛」(21)での好演が話題となった津田健次郎が演じる。今井翼/ヒロシ役「生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた」僕は中学生のときにX JAPANを通してhideさんのカリスマ性に魅了されました。世代問わずファンの心に生き続ける唯一無二のアーティスト、hideが遺したものは色褪せることはないと僕も思い続けています。弟であり、更にはアーティストhideのマネージャーとして、純粋で真っ直ぐに生きる彼の姿を誰よりも近くで見てきた裕士さんの想いや意志を胸に、丁寧に描かせていただきます。中学の生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた自分が、この様な機会をいただけることは信じられません。hideさん、裕士さんに感謝して皆様に心からお届け致します。是非ともご期待ください。よろしくお願い致します。塚本高史/I.N.A.役「hideちゃんを近くに感じられたら」hideは、僕が小学生の頃に出会った永遠のロックスター。オファーを頂いた時、俺しかいないと思ったのはもちろん、hideちゃんを近くに感じられたらいいなと思いました。I.N.A.ちゃんの存在はhideのファースト・ソロアルバムの時から知っていて、hideのかっこいい音楽を一緒に作った人。I.N.A.ちゃんに寄せようという気持ちもありますが、僕が感じてきたもの、見てきたもの、自分で調べて知ったものをそのままぶつけたいと思います。監督とディスカッションしながら、みんなで恥ずかしくないものをhideちゃんに届けたい。これからhideを知る方々にも、hideはこんなに素敵な人だったというのが伝わる作品を届けられればいいなと思います。JUON/hide役「同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたい」今回、この映画のお話を頂き、心から光栄に思います。嬉しいとか最高とかのキャパを超えすぎて、今の気持ちを言葉にするのは困難ですが、同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたいと思っています!I.N.A.さんと楽曲制作をさせて頂いた事があるんですが、僕がギターを弾いて、スタジオで二人で「いいじゃーん」とか「ちょっと違うなー」ってやり取りしていた記憶が今、疑似体験だったかのような不思議な気持ちになります。僕たちの心に寄り添ってくれるhideさんの音楽を聞いて、まるで学生の頃みたいに部屋で汗だくでギター弾いて、弦が切れて、また弦を張って、歌っています。皆様、楽しみにしていて下さい。津田健次郎/レコード会社重役・鹿島役「今、彼の物語は、音楽はどう響く」90年代を駆け抜けたhideさんの映画。今、彼の物語は、音楽はどう響くのでしょう。どんな映画になるのか僕も楽しみにしております。まずは自分の役割をしっかり果たせるように最善を尽くします。どうぞ宜しくお願い致します。『TELL ME~hideと見た景色~』は夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TELL ME ~hideと見た景色~ 2022年夏、公開予定©2022「TELLME」製作委員会
2022年01月19日2021年1月13日、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんと、妻でタレントの南明奈さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が発表しました。弊社所属のよゐこ 濱口優が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたので、ご報告申し上げます。1月12(水)に発熱の症状が出たため、PCR検査を受けたところ、本日陽性の検査結果が出ました。現在は保健所の指示に従って療養しております。妻の南明奈さんも合わせてPCR検査を受けたところ、陽性の検査結果が出ましたので同じく保健所の指示に従って療養しております。松竹芸能株式会社ーより引用所属事務所によると、濱口さんとコンビを組む有野晋哉さんは濃厚接触者に該当せず、PCR検査の結果も陰性だったとのこと。発表後、SNSには濱口さん夫婦を心配する声があふれました。ファンの声を受けて、同月14日に、有野さんは濱口さんと2人で出演しているYouTubeチャンネル『よゐこチャンネル』を更新。濱口さんからファンに寄せられたメッセージを代読しました。完全復帰にはまだ数週間かかるかもしれませんが、『一福神』が一周短くしてくれるので、2人そろっての『よゐこチャンネル』はしばらくお待ちください。ご心配をおかけします。かならず戻るので、待っててください。みなさま、感染にはくれぐれもご注意ください。よゐこチャンネルーより引用有野さんによると、『一福神』とは濱口さんが創作した、すべてのものを1に戻してくれる神様。スタンプを自作するほどお気に入りで、ご利益で早く治ると思っているようです。動画のラストで、有野さんは次のように視聴者に呼びかけました。みなさんは手洗い、換気、消毒をしっかりして、医療従事者の方にご迷惑をおかけしないように日々の生活を送ってください。よゐこチャンネルーより引用『よゐこ』の2人からのメッセージは、多くの視聴者に届いたようです。投稿には、温かなコメントが殺到しました。・ご夫婦が元気になるよう、祈っています。・容体がひどかったらどうしようと思っていました。安心しました。・どうか、経過に関わらずお大事になさってください。・お二人での配信が再びできる日を心待ちにしています。病からの回復には、体力を使うもの。あせらずゆっくりと治し、全快の知らせを届けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月14日川崎鷹也の新曲「Be yourself(ビーユアセルフ)」が配信リリース。細田佳央太主演ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』の主題歌となる。川崎鷹也初のドラマ主題歌は新曲「Be yourself」「魔法の絨毯」の総ストリーミング回数が1億3千万回を突破したシンガーソングライター川崎鷹也。2021年12月15日(水)には初のメジャーオリジナルアルバム『カレンダー』を発売するなど、精力的に活動している。そんな川崎鷹也が、自身初となるドラマ主題歌を制作。新曲「Be yourself」はドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』の主題歌として書き下ろしたもので、いつまでも理想ばかりを追いかけて本当の自分を見失いがちな日々の中で、“自分らしさ”とは何かを模索し成長する事の大切さを歌っている。新曲「Be yourself」MVに=LOVE佐々木舞香が出演新曲「Be yourself」のミュージックビデオには、指原莉乃がプロデュースする=LOVE(イコールラブ)の佐々木舞香が出演。渋滞している一本道を“人生”に例えて、楽曲の世界観を表現した。ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』主題歌になお、2022年1月15日(土)より放送スタートするテレビ朝日土曜ナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』は、秋元康が企画・原作を手がける「イケメン」だらけの青春学園物語。「全国選抜高等学校イケメン大会」の名門校・美南学園に通うことになった平凡な高校生・池田龍馬が、目標に向かって突き進む姿を描く。【詳細】川崎鷹也 新曲「Be yourself(ビーユアセルフ)」配信日:2022年1月21日(金)■テレビ朝日土曜ナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』放送日程:2022年1月15日(土)~ 毎週土曜日よる11:00~11:30放送局:テレビ朝日系24局
2022年01月14日クリスマスイブの12月24日、安倍晋三元首相(67)が公式YouTubeチャンネル(あべ晋三チャンネル)に「ピアノを弾いてみました」と題して7分ほどの動画を投稿し、話題を呼んでいる。投稿した動画は、10月に開催されたジャパン・スピリットコンサート2021のために撮影したピアノ演奏ビデオを、自身のYouTubeチャンネルで公開したもの。NHKの東日本大震災復興支援ソング「花が咲く」を、やや緊張した面持ちながらも、なめらかに弾いているのだ。この動画にネットでは、シンパもアンチもザワついた。《健康を取り戻しピアノに向かう余裕に拍手》《上手くて草》《安倍晋三×ピアノなんて組み合わせ、まったく予想してなかった》動画の中で安倍氏は、「実は私はピアノを小学校1年生時ぐらいまでやっていて、せいぜいバイエルを終える程度」と、恥ずかしそうに60年ぶりに練習したことを明かしている。首相を辞任する理由の一つとなった持病の悪化から1年以上たち、すっかり体調も良くなっているようだ。安倍氏は2021年11月、自民党最大派閥・清和研の会長を衆院議長になった細田博之(77)の後を受けて就任。“安倍派”の領袖となり、岸田文雄首相(64)も常に顔色をうかがわなければならない存在となっている。「総裁選で岸田首相が勝利したのも、安倍氏の支援あってのことでした。先日岸田政権が打ち出した“アベノマスク”廃棄の方針を打ち出すのにも、首相が直接安倍氏に何度か電話するくらい気を遣っています」(官邸担当記者)だが、“キングメーカー”として振る舞い出している安倍氏が「ピアノを弾いてみた」動画を投稿した背景を、ある自民党幹部はこう皮肉る。「わざわざピアノを弾いた動画をYouTubeに投稿したのは、単なるイメージアップということ以上に、林さんを意識しているからなんじゃないかと思いましたよ」■安倍氏が警戒するのは、政界屈指の“バンドマン”“林さん”とは、林芳正外相(60)のことだ。林氏といえば、前回の衆院選で参院議員から衆院議員に転じるために、党本部の方針に反旗を翻す形で、山口3区から出馬。当時現職の河村建夫元官房長官を破って当選を果たした。「林さんは以前から、『首相を目指す』と公言し、2012年の自民党総裁選に出馬したこともあります。所属する岸田派のなかでもキャリアは十分で、早くも“ポスト岸田”の有力候補とされています。林さんは、12月上旬にイギリス・リバプールで行われたG7外相会合の夕食会が開催されたビートルズ・ストーリー博物館で、ジョン・レノンの代表曲『イマジン』をピアノで弾いていたことが話題になりました。じつは彼は、永田町でも有数のバンドマンなんですよ」(同前・自民党幹部)じつは林外相は、Gi!nz(ギインズ)という自民党所属議員で構成される音楽ユニットに所属し、ピアノを担当しているのだ。「ギインズはアルバムを2枚出していて、林さんのピアノの腕前はプロ級ですよ。小さいころからのビートルズファンで、ベースやギターも非常に上手いし、バイオリンも弾ける。昔っからバンドをやっていることは有名で、政界であれだけ楽器を弾きこなせる人はそうそういませんよ」(自民党中堅議員)そんな林氏と安倍氏には浅からぬ因縁がある。「安倍家と林家はともに下関市が地元で、中選挙区制時代の父親の代は激しい選挙戦を繰り広げていました。安倍さんの父・晋太郎さんは福田赳夫元総理の側近で、林さんの父・義郎さんは田中角栄元総理の側近だったことから、“下関の角福戦争”とまで言われたほど。小選挙区制の時代に入ると、下関市の山口4区は晋太郎さんに、義郎さんは比例中国ブロックに回って決着しました」(前出・自民党幹部)だが、再び不穏な空気が流れているのだという。「一票の格差是正のために、現在4つある山口県の小選挙区が、2022年以降の衆院選から3つに減る見通しです。しかし下関市を含む新しい選挙区をめぐっては、安倍氏と林氏双方の支持者の間で、どちらを公認候補とするか、早くも緊張感が漂っています。安倍氏は選挙がめっぽう強いので山口県連は総出で支持していると思われがちですが、じつは県連のなかには林氏のシンパが多く、だからこそ山口3区で河村氏を破ることができたといわれています」(与党担当記者)歴代最長の在任期間記録を樹立した安倍元首相といえど、選挙の強さにも陰りが見えてきた。「2017年の総選挙では、安倍さんは10万票以上集めていましたが、前回は地元に入って選挙戦を戦ったのにも関わらず、得票数は約8万票と、約2万票も減らしています。下関市には今でも林さんを支持する人も多いし、“再び山口県から首相を”という期待を林さんに寄せる声は根強いものがあります。ゆえに今度の区割り変更には、安倍さんもあぐらをかいたままではいられないという状況があるのです」(前出・自民党幹部)“下関のピアノ戦争”が泥仕合とならなければいいが――。
2021年12月28日俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が出演するドラマ『THE3名様』が、12年ぶりに復活することが16日に発表された。『THE3名様』は、石原まこちん氏の同名漫画を原作とした実写ドラマとして2005年にスタート。佐藤、岡田、塚本演じるフリーター3人組が深夜のファミレスで会話を繰り広げるだけの脱力感のあるゆるい内容が話題に。2010年『THE3名様シングル DVD〜マキシちゃってもよかですか?』 までの5年間で、全11タイトルのDVDシリーズが発売され、累計33万本の大ヒットを記録している。いまだにファンからの注目度も高く、昨年10月、塚本の誕生日に集まった佐藤、岡田とプロデューサーを加えた4人の写真がインスタグラムに投稿されると、『3名様』ファンからは、さまざまなコメントが集まり、新シリーズへの期待が高まっていた。そしてこの度、石原氏の完全書き下ろしで新シリーズ『THE3名様 〜リモートだけじゃ無理じゃね?〜』が始動。本日16日から、クラウドファンディング「うぶごえ」内に『THE3名様』ページがオープンし、まずは2022年3月開催予定の上映イベント「『THE3 名様』完全復活祭ってホントかよ?!」(仮)を目指す。ページ内では『THE3名様 〜リモートだけじゃ無理 じゃね?〜』の新ネタ「ファンをクラする?」が配信されている。さらに本日発表となった返礼品メニューも、『3名様』ファンにはたまらないメニューに。1つ目が3,333 円メニュー「THE3名様特製ロゴ入り伝票スタンド」で、「これであなたも4人目に! 様々な用途に使えそうな伝票スタンド! みんなでファミレス気分をおっ立てて行こう! いらねーよって言わせまシェン!」とのコメントが添えられえている。そして2つ目が33,333円メニュー「特製『THE THREE JOURNAL』+エンドロールにお名前クレジット」で、「12年ぶりの思いを語ったスペシャルインタビュー&フォト満載の3名様新聞。そして、エンドロールにまさかのお名前クレジット! 歴史に自分の名前を刻めるって本当かよ?!」とのコメントが添えられている。さらに今後は、YouTubeアカウントも開設されメイキングコンテンツなどが配信されていく予定。■ジャンボ役 佐藤隆太コメント皆様お待たせしましたっ!……と大声で叫びたいところではございますが、「いや、言う程待ってねぇわ!」と、さらにデッカイ声で突っ込みが入りそうなので、ひっそりとお伝えしたいと思います。ま、もともと『3名様』ってそんな感じで、“ひっそり”“こっそり”やってる位が“しっくり”くるんですが。これだけの時間が経ってからの再始動。やるからには例えそれが一人か二人か三人だけでも、待ってくれていた人がいるならば、その方が前作までと変わらないテンションで楽しんでもらえる作品にしたかったので、正直今回ばかりは、この作品とは無縁と思われていたプレッシャーというヤツがありました。でも、やっぱり義徳くんと高史と“3名”でやる芝居は極上に楽しかったし、出来上がったモノも紛れもなく『3名様』でした!すぐにでもまた次の撮影をしたいです。「ちょっとガッカリな再始動」にはなっておりませんので!是非久しぶりにあのゆるくてくだらない3名を見てやって下さいませ!PSここまで待って下さっていた、まるで絶滅危惧種のような皆さま、心からありがとうございます。■まっつん役 岡田義徳コメントえー、この度。私達、3名様はクラウドファンデングというものをやる事になりました。くだらない事をずっとしていたい僕達に力を貸してください。小爆笑とクスクス笑いをみんなに届けますので!■ミッキー役 塚本高史コメント12年ぶりにまたこの3人でやりたい放題できる環境を作ってくれた事に感謝してるのと、期間が長かったので、待っててくれたとは思わないけど(笑)また3人でダラダラと僕らが面白いと思っていることを10年ぶりにやります!!今までは3名様のコンセプトとしては、ながら見できる作品だったけども、今回は3人の細かい表情だったりに注目してみてもらえるとより一層3名様感が味わえるんじゃないかなと思うよ。■原作者:石原まこちん氏コメント「実写版の『THE3名様』またやらないんですか?」この12年、私が読者の方や編集者さんから掛けられた声の中で最も多かった一言がコレです。私自身、復活をずっと待ち侘びていた実写版『THE3名様』のファンの1人、今回の復活は夢のようです。今作は脚本を担当し、前作よりも深く作品に関わらせていただき、佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんの役者さんとしての力と変わらぬ3人の仲の良さ、スタッフの皆様のプロフェッショナルな魔法を目の当たりにし、この「特に何も起こらないドラマ」にたくさんの可能性を感じています。そんな、実写版『THE3名様』をよりたくさんの方に知っていただくために皆様のお力をお貸し頂けたら幸いです!■プロデュース・監督:森谷雄氏コメント12年ぶりでも『THE3名様』は間違いなく健在です。前回以上にパワーアップしています。あの空気感はやっぱりあの3人にしか出せないものだと改めて思いました。今回は企画段階から準備段階の要所要所で3人と石原まこちん先生とコミュニケーションを取りながら進んできたので、みんなのパワーが一つになったのだと感じています。監督としてはそれらのパワーを掬い取っただけです。しかしながら、自分が『THE3名様』を監督できたことは自分史上、とても誇りに思います。引き続き『THE3名様』の応援よろしくお願いします!(C)2022「THE3名様」Partners(C)石原まこちん・小学館
2021年12月16日