「九産大前店100円引キャンペーン」概要豚バラ丼〈並〉【開催期間】1月15日(月)〜2月18日(日)【実施店舗】元祖豚丼屋TONTON 九産大前店【対象メニュー】豚丼メニュー各種・うどんメニュー各種※お子さまセット・ヘルシーセット・薄バラ豚丼は対象外です。北九州名物「かしわうどん」提供開始!かしわうどん福岡県を中心に九州北部で愛される「かしわうどん」。煮干し・昆布・2種類の醤油・酒・味醂で作られた薄味のスープに、甘辛く炊いた鶏肉のそぼろを散らし、奥行きのある風味が特徴。秘伝の甘辛ダレで香ばしい味わいの豚丼との相性は絶品です。店舗概要■元祖豚丼屋TONTON 九産大前店・住所:福岡県福岡市東区唐原1-2-1・電話番号:092-710-9499・営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:40)/17:30〜22:30(L.O.22:00)・定休日:不定休元祖豚丼屋TONTON(マイナビ子育て編集部)
2024年01月16日お笑い芸人・大前りょうすけが8日、中京テレビアナウンサーの松原朋美と結婚した。同日、東海ラジオ『OH! MY CHANNEL!』で発表し、その後、自身のツイッターでも報告した。ツイッターでは「私、大前りょうすけは本日、8月8日中京テレビアナウンサー松原朋美さんと入籍いたしました!やったー!わーい!おめでとー!ありがとー!祝ってー!これから更に加速して頑張ります!!」と喜びいっぱいに報告。「応援してくださる皆様!大前もっとがんばるよ!関係者の皆様!お仕事くださーい!」と呼びかけた。また、連名コメントも掲載。「私事ではございますが、私たち、大前りょうすけと松原朋美は入籍いたしましたことをご報告申し上げます。お互いの仕事を尊重し支え合いながら、笑顔の絶えない家庭を築いていけたらと思っております。未熟な二人ではございますが、温かく見守って頂けますと幸いです。 結婚をしたことで守りに入るのではなくより一層攻めの姿勢で精進していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。2022年8月8日大前亮将松原朋美」とつづった。『OH! MY CHANNEL!』では、「本日8月8日入籍しましたことをご報告いたします」「大前結婚しましたー!」と発表。祝福を受け喜んでいた。
2022年08月08日大前粟生の小説『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が映画化。2023年4月14日(金)に公開される。大前粟生の小説『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』映画化『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』は、大前粟生の同名小説を原作とする映画作品。『死んでいる私と、私みたいな人たちの声』や『おもろい以外いらんねん』『きみだからさびしい』など繊細な感性で描く話題作を生み出し続けている、大前粟生の作品が映像化されるのは本作が初となる。“恋愛を楽しめないの、僕だけ?”ぬいぐるみサークルの大学生の物語物語の主人公は“恋愛を楽しめないの、僕だけ?”と苦悩し、男らしさ・女らしさのノリが苦手な大学生・七森。大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、七森と心を通わせる麦戸や彼らを取り巻く人々を描く。主演は細田佳央太、駒井蓮と共演主人公・七森剛志を演じるのは、細田佳央太。『花束みたいな恋をした』『子供はわかってあげない』『女子高生に殺されたい』『線は、僕を描く』、2023年の大河ドラマ「どうする家康」など注目作への出演が続く細田佳央太が、『町田くんの世界』以来となる映画主演を果たす。■主人公・七森剛志...細田佳央太”男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生。■麦戸美海子...駒井蓮七森と心を通わせる。<ぬいぐるみサークルのメンバー>■副部長・鱈山...細川岳■部長・光咲..真魚■藤尾 …上大迫祐希■西村...若杉凩その他にも、天野はな、小日向星一、宮﨑優、門田宗大、石本径代、安光隆太郎らが参加する。主題歌は“わがつま”の新曲主題歌は、素性の多くが謎に包まれているシンガーソングライター・わがつまが担当。映像作品へ初めて書き下ろしを行った新曲「本当のこと」が、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』のエンディングを彩る。監督は、『21世紀の女の子』の⼀篇「projection」や、『眠る虫』などを手がけた新鋭・金子由里奈。原作者の大前粟生とはもともと交流があり、金子が「商業での長編デビューをするならこの作品」と熱望していたという。【詳細】映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』公開日:2023年4月14日(金) ※4 月7日(金)より京都シネマ、京都みなみ会館で京都先行公開出演:細田佳央太、駒井蓮、新谷ゆづみ、細川岳、真魚、上大迫祐希、若杉凩原作:大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社刊)監督:金子由里奈脚本:金子鈴幸、金子由里奈音楽:ジョンのサンプロデューサー:髭野純製作・配給:イハフィルムズ
2022年08月01日ジェンダー文学の新星・大前粟生の同名小説を、細田佳央太主演、駒井蓮共演で映画化する『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の公開が決定。2人がぬいぐるみを抱えながら笑顔を見せるスチールとコメントが到着した。本作は、大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く。原作は、最新刊「死んでいる私と、私みたいな人たちの声」のほか、「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」など繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生の同名小説。大前粟生作品、初の映像化となった本作の監督を務めるのは、『21世紀の女の子』の一篇「projection」(主演:伊藤沙莉)や『眠る虫』などで注目を集めてきた新鋭・金子由里奈。原作者の大前粟生と金子監督は元々交流があり、金子監督が「商業での長編デビューをするならこの作品」と原作の映画化を熱望していた。主人公の七森剛志を演じるのは、『子供はわかってあげない』『女子高生に殺されたい』や現在放送中の「家庭教師のトラコ」、2023年の大河ドラマ「どうする家康」など注目作に出演が相次ぐ細田佳央太。映画作品で主演を務めるのは『町田くんの世界』以来となる。麦戸美海子役は、『いとみち』で国内映画祭を席巻し、2022年は「ちむどんどん」への出演も話題となった駒井蓮が務める。すでに撮影は終了しており、金子監督の実兄であり演劇ユニット「コンプソンズ」の主宰を務める金子鈴幸が共同脚本として参加。また、金子監督とかねてより親交のあった立石草太率いるバンド「ジョンのサン」が劇伴を務め、『街の上で』などを手掛けてきたプロデューサーの髭野純が代表を務める「合同会社イハフィルムズ」が製作・配給を担当している。【キャストコメント】■細田佳央太(七森剛志 役)初めて『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』のお話を聞いたときは、間違いなく今やるべき作品だと感じました。現代が不安定な中で、ぬいしゃべを世に送り出すことで必ず誰かを救うことができるのではないかと。繊細で優しすぎる七森を演じることはプレッシャーや不安が付き纏っていましたが、本当に温かいぬいしゃべチームに支えて貰い、演じ切ることができました。七森と同じような苦しみや悩みを抱えている人たちの気持ちが少しでも楽になって貰えたら嬉しいです。■駒井蓮(麦戸美海子 役)「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」に出会えて本当に良かったです。また、金子監督をはじめキャスト、スタッフの皆さんが、ずっとずっと「やさしい」空間を作ってくださったからこそ、私も麦戸として楽しくぬいぐるみと喋ることが出来ました。この映画は、肯定するしないに拘らず、まず今の気持ちを受け止めてくれて、人々のグレーな部分に寄り添ってくれる作品だと思います。是非、楽しみにして頂けると嬉しいです。■大前粟生(原作)最終日に撮影を見学させて頂いたのですがめちゃくちゃ雰囲気のいい現場でした。スタッフさんキャストさんひとりひとりが登場人物たちやぬいぐるみたちと友だちになっているみたいで、ぬいぐるみサークルの部室はとっても居心地が良かったです。金子さん監督の"ぬいしゃべ"超楽しみです!■金子由里奈(監督)弱いひとが弱いまま生きられる場所はないのだろうか。そう思っていた時にこの原作に出逢いました。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』には傷ついた人がたくさん出てきます。撮影中、私自身も人間が持つ加害性や言葉について幾度も省みていました。物語に共鳴してくれた俳優さんやスタッフ陣と、傷つくことや優しさについて、一緒に立ち止まって考えながら作り上げた映画です。私たちは圧倒的に対話が足りてない。社会が少しでも優しくなりますように。日々の無力さに疲れてしまったあなたに観てもらいたいと願っています。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月29日ジェンダーがからむ心ないノリに違和感を覚え、自分も無自覚に加害者になっていないかと心を痛める男性主人公を描いた、大前粟生さんの「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」。それを表題作とした短編集は、繊細で生きにくさを感じている読者のもとに届き、一躍注目作家に。待望の新刊『おもろい以外いらんねん』は、お笑い好きな男子3人の、高校時代と10年後を追う青春小説だ。お笑いに向き合う3人を介して、“既存の当たり前”に風穴をあける。「僕は、お笑いが好きで、劇場や配信でよく見ているのですが、いわゆるいじり笑いも多いんです。僕自身もイヤだなと感じたし、演者たちも本当に楽しんでやっているのかなとよく思っていました。学校という集団の中でのお笑いを描くことで、お笑いを取り巻く社会全体の空気感までグラデーションで描けるかなと」みんなを笑わせてクラスの中心にいる滝場、滝場の幼なじみで語り手の〈僕〉こと咲太、そんなふたりと仲良くなった転校生のユウキ。文化祭で漫才をやろうと滝場とユウキは〈馬場リッチバルコニー〉というコンビを組んだ。そんな高校時代から10年後、精力的にライブに出演していた〈馬場リッチバルコニー〉が、動画配信がきっかけで人気と知名度が上がり始めていた矢先に…。売れることと、面白いということ。お金のためなのか、生きがいのためなのか。両極端な価値観に翻弄される彼らの衝突や苦悩は、実は私たち読者の日常とも地続きだ。「自分ではふつうのつもりでも、時代の価値観に合わなくなっている危なげな人物。そんな人間に批判の目を向ける人物。さらに、いまはお笑い界と社会との境目にいて、距離を置きながらもよく見ている人物もいたらいいなと。人によっておもろいは違うし、正解を絞らないことで、面白いということの多様性、多面性を損なわずに書きたかったですね」本作でもジェンダー差別の問題に切り込んでいる。「男社会や男性性に起因する問題解決を、イヤな目に遭っている被害者たちに求めてしまうのはグロテスク。引き受けさせすぎ、背負わせすぎだったことが心苦しすぎます。せめて作中では女性たちに甘えずに、男たち3人の中で解決させてみました」咲太ら男性自身が問題に気づき、自主的に変えていこうとする展開は、読者にとっても間違いなく希望だ。『おもろい以外いらんねん』作中に登場するネタ台本も、大前さんの作。「小説なので省略することは可能でしたが、笑いのバラエティも出したかったので」。河出書房新社1400円おおまえ・あお作家。1992年、兵庫県生まれ。2016年、「彼女をバスタブに入れて燃やす」が「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」公募プロジェクト最優秀作となり、デビュー。※『anan』2021年3月24日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年03月17日篠原涼子演じる一匹狼の最強ハケン社員・大前春子の活躍を描いた「ハケンの品格」が13年ぶりに復活。新シーズンの第1話が6月17日放送。13年ぶりの“スーパーハケン”復活を喜ぶ視聴者からの声が続々とSNSに寄せられている。2007年に放送され話題を呼んだ前作から13年。“新卒で会社に就職し正社員になれば将来は安泰”という日本の雇用システムは平成で終わり、もはや「サラリーマンになれば一生安泰」という考えは幻想となった令和の日本。“働き方改革”のなか、「副業」「アウトソーシング」「AI導入」「過労死」…そしてテレワークの普及と、職場がカオスと化した今、かつて“スーパーハケン”と呼ばれた大前春子はどんな働き方をしているのか!?新しい時代の働く者の品格を問うのが今回の新シーズンとなる。大前春子役の篠原さんをはじめ、前作のマーケティング課の主任から営業事業部営業企画課・課長に出世した里中賢介に小泉孝太郎。新入社員から主任に昇進したものの、思い込みや前のめりゆえの失敗も多い性格は昔と変わらない浅野務に勝地涼。前作では派遣社員だったが、その後正社員として就職した近耕作に上地雄輔。S&F旭川支社の支社長補佐となった東海林武に大泉洋といった面々が前作から続投。今シーズンからの参加組として、親戚の伝手を使ってS&Fにコネ入社した新入社員・井手裕太郎に杉野遥亮。つらい過去体験がトラウマで、契約更新の度に怯える中堅ハケンの福岡亜紀に吉谷彩子。就活では大手企業を受けるも全て不合格、ハケンの道を選んだ千葉小夏に山本舞香。SNSと株式投資が趣味で起業家セミナーなどにも通う“意識高い系”新入社員の三田貴士に中村海人(Travis Japan/ジャニーズJr.)。S&F営業事業部の部長、宇野一平に塚地武雅、S&F新社長の宮部蓮三に伊東四朗といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では食品商社S&Fに伝説の“スーパーハケン”大前春子が再び戻ってきて、さっそくロシア企業との商談で通訳を任されるが、その頃、派遣の亜紀のセクハラを新人派遣の小夏が告発。人事部に保養所に呼び出され軟禁、厳しく問い詰められる。それを知った春子と里中は保養所に乗り込む…というストーリーが展開。「伝説の大前春子おかえりなさーい!!」「大前春子が2020年の今の働き方をぶった切ってくれる事を楽しみにしてます」など、放送開始とともに春子の復活を喜ぶ声が続々投稿。亜紀と小夏を助けるため、春子はなんとチェーンソーでドアを切断。ロシアとの交渉もまとめるという活躍ぶりをみせる。そんな春子の姿に「大前さん、相変わらずカッコイイ」「ハケンの品格って本当に見てて痛快」という声や、「死ぬほど嫌な目に遭った次の日も、笑顔で出勤するのは生きるため。有給たっぷりの(正社員)の皆さんとは違うんです」というセリフに「本当心に響く言葉」など共感する反応も続々集まっている。(笠緒)
2020年06月17日2012年8月にクランクインした映画『瀬戸内海賊物語』が約2年の歳月を経て、31日に全国公開を迎える。すべてのはじまりは、2011年8月28日。この日は、「瀬戸内国際こども映画祭エンジェルロード脚本賞」の結果発表の日で、湯原弘康氏と後に監督・脚本・編集を務めることになる大森研一氏の「笛の伝言~瀬戸内海賊物語~」がグランプリを受賞。同作を原案に映画化が決定し、翌年2月の子役オーディションを経て、本格的に制作がスタートした。実在した海賊・村上水軍の大将軍である村上武吉の血を引く少女・村上楓(柴田杏花)は瀬戸内の島で暮らし、クラスメイトの学(伊澤柾樹)、冬樹(大前喬一)と共に、村上水軍の埋蔵金探しに夢中になっていた。しかし、島民にとって生命線のフェリーが、老朽化を機に路線廃止の方向で話が進められていることから、島中が大騒ぎ。島の危機を救うべく、楓は水軍レースのエース・愛子(葵わかな)の助けを借りて、4人で財宝探しに繰り出す。今年4月、高校に入学した葵わかなは、本作の撮影スタート時は中学2年生。葵が演じた愛子は、当初"仲間"という存在に疑問を抱いていたが、楓らと過ごす中で次第に改心していく。まるで作品の世界観を踏襲しているかのごとく、公開日を迎えるまでに葵にも変化が訪れる。アイドルグループ・乙女新党の卒業を発表したのは今年3月だった。7月5日の単独ライブで見納めとなる前に、"アイドル・葵わかな"と"女優・葵わかな"の本音と決断、そして覚悟を探った。――前回のインタビューが昨年の3月頃。ずいぶん大人っぽくなられたような。えっ! 髪型のせいじゃないですか(笑)。でも、4月で高校生になりましたからね。――おめでとうございます。この映画の撮影は中学2年生の頃になりますね。オーディションのことは覚えていますか。最終オーディションは(柴田)杏花ちゃんと一緒で、監督からのいろいろな指示に合わせて演じました。私だけ身長が大きかったですし、年齢もみんなより上だったので…手応えというか実感がなかったです。――演じた愛子は、いじめる側といじめられる側の両方がある独特の役でしたね。確かにどちらもありました。もともとは愛子が悪いんですけど(笑)。気をつけたのはやっぱり方言。方言の先生の声が入ったCDがあって、それを家で聞いて真似して聞いて…とずっと繰り返していました。――方言の演技は、やっぱり難しい?初めてだったので、難しかったです。自然を意識してやろうとしているのに言葉が自分にとって自然じゃないので、最初のうちはすごく違和感満載で(笑)。しかも、普通に聞いただけじゃ意味が分かりませんし、だから練習に練習を重ねました。――水上でのシーンが多かったですが、船の操縦もかなり練習したそうですね。みんなで小豆島に行って、最初の2日間ぐらいは小早船の練習。私はその小早船をうまく漕げるという役でした。映画にはその愛子の活躍しているシーンが少しだけ出てくるんですが、その大会の映像を撮るためだけに広島に行きました。あとは愛子が出てくるシーンはほとんどが外だったので、撮影の半分ぐらいはずっと海に浸かっているような状態でした。しかも、しまなみ海道のあたりは満潮と干潮の差が激しくて撮影で使っていた洞窟が沈んでしまうので、毎朝すごい早朝から昼まで撮って、その後は違うシーンを撮影したりしていました。――かなり過酷ですね。はい(笑)。その夏は撮影に入るまで日焼けに気をつけてたんですが、それが何だったんだろうっていうくらい焼けました。真っ黒です。周りのみんなも同じような感じで、熱いねってみんなで言いながら(笑)。スタッフさんが船の位置を調整してくださったりしたんですけど、最初のうちはなかなか思い通りにいきませんでした。――冒険に挑む4人の中では葵さんが年上だったと思いますが、やっぱりお姉さん的な存在だったのでしょうか。私も一番上だから頑張らないとなと思ったんですけど、杏花ちゃんとは1つしか変わらないですし…何ができるかと考えても何もできませんでした(笑)。逆にみんなでワイワイやっているところに、同い年みたいな気持ちで私がなじんでいくような感じだったと思います。ずっと泊まりこみで、部屋は杏花ちゃんと一緒でした。片方が撮影の時は、洗濯をしてあげたりとか。最初のうちはすごくワクワクして話していたんですけど、日が進むにつれてお互いすごく疲れてきて(笑)。しかも、杏花ちゃんは主演なので出ずっぱり。お互い撮影から帰ってきたらヘトヘトで、倒れこむようにして眠るような日々でした。――あの絶景を見ると楽しい日々を想像していたのですが、そうでもなかったんですね(笑)。小豆島の撮影では、港の近くの民宿に泊まっていたんですが、周りにコンビニもないような場所で。だから、民宿では自転車を貸し出していました。コンビニは見つけられなかったんですけど、スーパーとか銭湯とかラーメン屋とかけっこういろいろあって。星もすごくきれいですし、みんなで行く散歩はすごく楽しかったです。――撮影以降に再会することは?試写会とかではありますが、なかなかありません。2年も経ちましたし、気づいたらみんなに身長を抜かされていきます(笑)。●卒業発表後に寄せられた、周囲のさまざまな声――この物語は、人々の"大切なもの"に気づいていく話でもあります。葵さんの中で、そこに気づいたことはありますか。この映画の撮影で地方にずっと一人でいて。食事も部屋の片付けも全部自分一人でやらないといけない状態。中学校2年生で親の有り難みなんて実感することはあまりないと思いますが…というか年齢的に普通は反抗する時期。でも、この夏の経験で親の大変さとか有り難みが分かりました。最初は洗濯機の使い方すら分からなかったくらいですから(笑)。――なるほど。あとは映画の中で中村玉緒さん演じる絹子の「心を動かされることが大事」という台詞が印象的でした。最近そういう経験はありますか。お芝居の話からはそれるんですけど、乙女新党のメンバーは喧嘩をしても離れられないような切っても切れない関係。私が中学校を卒業する時に、みんなが手紙をくれたんですね。それがとても感動的な内容で。私は友だちがあまりいないんですが、友だちって本当にいいものだなと感じました。だから、これからは積極的に友だちを作っていこうかなと思いました。――高校に入学したばかりですし、絶好の機会ですね。どうやって作っていきましょうか。自分から話しかけるとか?いや…待ちます! 私が今日までに決行した作戦なんですけど、カバンに『ラブライブ!』のキャラクターのキーホルダーを付けて、「私もこれ知ってる!」って話しかけてもらう作戦。それから、猫のペンケースを新しく買ったんですが、「それかわいいね!」って話しかけてもらう作戦2。――うまいこと考えますね(笑)。前にも人見知りっておっしゃっていましたけど、やっぱりそこが友だちができづらい理由?そうですね。仲良くなりたいんですけど、何を話していいのか分からないんですよ。――先ほど中学校の卒業話が出ましたが、今年の7月には乙女新党を卒業されますね。振り返ってみて、決断するきっかけはあったんですか。お芝居などでユニットの練習やイベントとかに参加できなくなることが多くなって、申し訳ないなと思っていたんですが、それは同時にお芝居のチャンスが増えているということにもなります。いろいろな方が与えてくださった機会を通してお芝居の楽しさを知ることができました。ユニットに対する気持ちは、もちろん今でもあります。当時中学3年生で進路のこととか考えている時に、自分はこのままお芝居を続けていくんだろうなと思って、もっとやっていきたいと思ったのがきっかけです。それと同時にユニットの活動もすごく大事で。歌とかダンスとか初めてのことばっかりだったので、自分にとってはすごく糧になりました。これを経験として逆に芝居に生かせるんじゃないかとも考えて…このままだと迷惑をかけることも多くなりますし、もっと上のレベルに行くために卒業させてもらう…そんな決断になりました。――卒業発表後に演技の現場は?これからあるんですが、今のところ発表しただけなので心境的には変わりません。発表したことによって、応援してくださっている方々とかメンバーとかスタッフさんとかからはいろんな意見や感想がありました。応援だけではないかもしれませんが、少しでも私の存在がそれぞれの方の中にあるのだとしたら、自分が選んだ道で力を試して、みなさんの声の"お返事"となればいいなと思います。――それは決断をしなければ分からなかったことですね。そうですね。どれだけの人が応援してくださっていたのかとか、アイドルとしての活動をしていなければ感じられなかったことでもありますので。――前回のインタビューでは「アイドルは体力勝負でお芝居は頭脳」という名言が飛び出していました。その「体力勝負」が7月以降はなくなるわけですが、それを踏まえての今後の意気込みをお聞かせください。歌とか踊りとか体力的な部分はたくさんあると思うんですけど、普段お芝居をしているだけじゃ分からないこともありました。つらいこともありましたが、それを経験したからこそ得られたものも数えきれないくらいたくさんあります。そこをこれからのお芝居に生かしていきたいです。アイドルという形は7月で終わってしまうんですけど、"葵わかな"は続いていくので、今度は4人ではなく1人で歩いて行く道にワクワクしている気持ちもありますし、応援してくださっているファンの方に対しての感謝の気持ちもすごくあります。"アイドル・葵わかなとして"は最期の日まで…高校生のこんな私に何ができるのかは分かりませんが、気持ちの部分で全力でお返ししたいと思います。返しきれない部分は…その後のお芝居の方で少しでも見ていただけるように頑張ります。
2014年05月30日昨年8月に香川県で開催された「瀬戸内国際こども映画祭」のメインイベントである「エンジェルロード脚本賞」でグランプリを受賞したシナリオの映画化が決定。7月23日(月)、東京・千代田区の都道府県会館で映画『瀬戸内海賊物語』の製作発表会見が行われ、オーディションで選ばれた主演子役の柴田杏花を始め、大前喬一、伊澤柾樹、葵わかならがお披露目されたほか、子どもたちを支える俳優の内藤剛志、小泉孝太郎、中村玉緒らが意気込みを語った。瀬戸内海で活躍した村上水軍・塩飽水軍の子孫とその同級生たちが埋蔵金探しに出かける冒険アドベンチャーで、受賞者である大森研一監督(『恐怖新聞』、『ライトノベルの楽しい書き方』)が自らメガホンをとる。村上水軍の末裔であるヒロインを柴田さんが演じ、その父親を内藤さん、祖母を中村さん、担任教師を小泉さんがそれぞれ演じる。クランクインは今年8月。瀬戸内海国立公園選定80周年記念映画として、次回の「瀬戸内国際こども映画祭」(2014年開催予定)での上映を目指す。内藤さんは「私自身も長編小説を読み切ったのも、それに女の子を真剣に好きになったのも夏の出来事でした。夏は子どもが少しだけ、大人に近づける不思議な季節なんですね。きっと映画が完成すれば、大人になるためのヒントになるはず」と力説。小泉さんは「まるで『スタンド・バイ・ミー』のような清涼感があふれている」と台本を読んだ感想を語り、「教師役なので、子どもたちが楽しく撮影できるようサポートしたい」と抱負を語っていた。一方、中村さん演じる祖母は携帯電話を自在に操るという設定で「実際にはまったくダメなので、いま携帯電話の稽古中(笑)。でも絶対に諦めない性格は(役柄と)似ているので、子役さんに負けないように頑張りたいですね」と決意表明。それでも「NG出したらゴメンね。私もこんな孫がいたらいいなと思う」と早くも祖母の目線で、目を細めていた。映画の内容にちなみ、子供時代の夏の思い出を尋ねられると小泉さんは「うちは放任主義だったので、ひとりで遠くに出かけることが多かった。多少帰りが遅くなっても、笑って許してもらえた」と父・純一郎氏との思い出をコメント。すると、中村さんが「あれ、よく子供の頃、お父様と昆虫採集に行ってませんでした?」と突然の“暴露”で、小泉さんは「なんで知ってるんですか?」とタジタジ。なんでも中村さんと純一郎氏が同じ鍼灸師の診療を受けているそうで、誰も知らないはずの“父子エピソード”が中村さんに伝わっていたようだ。『瀬戸内海賊物語』は2014年、全国にて公開予定。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:瀬戸内海賊物語 2014年、全国にて公開
2012年07月23日