1997年度より文化庁の主催によって毎年開催されてきた文化庁メディア芸術祭の25周年にあたり、その25年の歩みを振り返る企画展が、2月4日(土)から2月14日(火)まで、東京・天王洲の寺田倉庫 B & C HALL / E HALLで開催される。文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の創造とその発展を促進するため、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの 4 部門において国内外から応募を募り、優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や関連イベントを実施するもの。受賞作の国内外での紹介や、創作活動の支援といった関連事業も展開し、メディア芸術の発展と普及に貢献してきた。その25年の活動を振り返る同展では、4部門の歴代受賞作品のなかから、社会やテクノロジーの変化や、メディア芸術の表現の多様性が感じられる作品約50点の展示や上映が行われる。第1回の芸術祭が開催された1990年代半ばは、コンピュータやインターネットがようやく一般に認知され始めた時代だった。それから25年、今やデジタル技術は私たちの生活に深く根づいている。同展では、その時々の最先端のデジタル技術を用いて生み出されたアート作品やエンターテインメント作品、またアニメやマンガ分野の新しい表現が並ぶ。いずれもそれぞれの時代を映し出す作品であると同時に、その芸術性は今も鮮烈な魅力を放っている。同芸術祭はまた、創作活動支援の関連事業にも力を入れてきた。今回も、2022年度の「メディア芸術クリエイター育成支援事業」として採択された 7 組の新進気鋭のクリエイターによる新作プロジェクトと、海外に派遣された次世代の文化プロデューサーの活動成果を報告するプレゼンテーションが行われる。メディア芸術の25年の歴史とともに、今現在の展開を紹介するという意義も合わせもった展覧会となるだろう。<開催情報>『文化庁メディア芸術祭25周年企画展』会期:2023年2月4日(土)~2月14日(火)会場:寺田倉庫B & C HALL / E HALL時間:日~木は11:00~19:00、金土は20:00まで休館日:2月7日(火)料金:無料公式サイト:
2023年01月17日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、神戸・六甲山の山上施設を舞台に繰り広げる現代アートの芸術祭 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」の開催を決定しました。2010年に開始した六甲ミーツ・アート芸術散歩も14回目を迎えます。この間、アートやアーティストを取り巻く環境、そして社会は大きく変化しましたが、アーティストの表現に対する熱量は日増しに高まっています。分断や数々の困難の中で果敢に社会との接続や共生を模索し、自己の表現に挑むアーティストと共に自然豊かなレジャーと観光の場で新しい芸術祭をつくりあげていきます。そして多くの方に、芸術散歩を通して神戸・六甲山の魅力を知っていただきたいと考えています。今後の情報につきましては公開予定のWebページ内にて随時お知らせいたします。≪六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」開催概要≫【会期】2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)[ひかりの森~夜の芸術散歩~]開催2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【会場】六甲山上施設【総合ディレクター/キュレーター】高見澤清隆■出展アーティスト、展示作品について公募によって選出されたアーティストと招待アーティストの作品を展示し、これまで総勢約470組以上のアーティストが六甲山上で作品の展示を行ってきました。六甲山上の観光施設を主な会場としてオープンエアな環境で六甲山の自然とアート作品を楽しみながら、会場となる各施設それぞれの魅力もお楽しみいただけます。今年のアーティストについては決まり次第随時Webページで発表します。■芸術祭のイメージ六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日芸術監督たちが芸術監督制度の在り方などを語り合うトークイベント『芸術監督公開トークシリーズVol.3 ー創作の場としての公共劇場ー』が、2023年1月12日(木)にKAAT 神奈川芸術劇場にて開催される。『芸術監督公開トークシリーズ』と銘打ち、現役の公共劇場の芸術監督たちが、芸術監督制度の在り方や課題等について自由に語り合う一般公開のトークイベントシリーズ。第3弾となる今回は、世田谷パブリックシアター、彩の国さいたま芸術劇場に続き、KAAT 神奈川芸術劇場にて開催となる。今回は小川絵梨子、近藤良平、長塚圭史が登壇し、オブザーバーに白井晃、また、穂の国とよはし芸術劇場・芸術文化アドバイザーである桑原裕子氏をゲストに迎え、「創作の場としての公共劇場」をテーマに語り合う。進行役には、第1弾に続き、各芸術監督からの信頼が厚い俳優の成河が務める。トークシリーズ第3弾によせて(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督 長塚圭史)2022年4月に世田谷パブリックシアターではじめて開催して以来、ご好評いただいている芸術監督公開トークシリーズ。彩の国さいたま芸術劇場での第2回に続き、第3回目はKAAT 神奈川芸術劇場で開催致します。公共劇場とはどんな場所で、芸術監督とはどんな仕事をしているのかということを、引き続き各館の芸術監督が一堂に会してざっくばらんに話し合います。今回は「創作の場としての公共劇場」という副題を添えました。それぞれの劇場がアーティストにどのような創作環境を提案し、実践しているのか、また如何なる理想や未来を思い描いているのかを語らいます。劇場は作品が上演されるだけではなく、さまざまな試行の場ともなっていることを少しでも皆様に知っていただければと思います。今回はゲストに穂の国とよはし芸術劇場文化アドバイザーである劇作家・演出家・俳優の桑原裕子さんをお招きします。また第1回でも司会進行を務めてくれました俳優の成河さんが再びマイクを握ります。聞きにくいけど聞いてみたいこともぐんぐん切り込む成河さんのMCにもご期待ください。それでは劇場でお待ちしております。『芸術監督公開トークシリーズVol.3 ー創作の場としての公共劇場ー』日時:2023年1月12日(木)19:00会場:KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>定員:200名(入場無料・要予約・先着順)登壇者:小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)近藤良平(彩の国さいたま芸術劇場芸術監督)長塚圭史(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督)ゲスト:桑原裕子(穂の国とよはし芸術劇場芸術文化アドバイザー)進行役:成河オブザーバー(オンライン参加):白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場お問合せ:KAAT神奈川芸術劇場 TEL 045-633-6500(代)(10:00~18:00、年末年始を除く)※鑑賞サポート:本事業は舞台上での手話通訳付きです。お申し込みはこちら:
2022年12月14日2022年9月1日(木) より102日間にわたり開催してきた『東京芸術祭 2022』が、12月11日(日) 閉幕した。「ひらく」「きわめる」「つながる」をテーマに、演劇やダンス、アートプロジェクト、映像配信、人材育成事業など、全36のプログラムが豊島区池袋エリアを中心に実施され、来場・参加者数約40,143名、オンラインプログラム視聴者数・視聴再生回数の合計は5,025リーチを記録した。また、今年度は「この秋、観劇デビューしない?」を合言葉に、ワンコイン(500円)で気軽にハイクオリティな観劇を体験できる野外劇や国内外で注目を集める舞台作品、まちを舞台に繰り広げるアートプログラム、オンライン・オフラインを併用した国際的な人材育成プログラムと幅広い事業をが実施された。東京芸術祭は、今後も東京の文化の魅力をわかりやすく見せると同時に東京における芸術文化の創造力を高めることを目指し、社会課題の解決や人づくり、都市づくり、そしてグローバル化への対応を視野に入れた事業を展開していく予定だ。■東京芸術祭実行委員会委員長 近藤誠一「東京芸術祭」閉幕あいさつ2022年の『東京芸術祭』は、9月1日より12月11日までの102日間にわたり開催いたしました。鶴屋南北の『桜姫東文章』をもとにルーマニアで作られた『スカーレット・プリンセス』、タイからの『An Imperial Sake Cup and I ― 恩賜の盃と私』、野外公演『嵐が丘』や35回を迎えた『としま能の会』、また生誕400年を迎えたモリエールの作品『守銭奴 ザ・マネー・クレージー』と多彩なプログラムを提供いたしました。国内若手の公演・豊島区内の街中プロジェクト・アジア諸国から来日したアーティストを迎えての共同作業など無事に全ての事業を終えることができました。2022年の東京芸術祭の開催にあたってご尽力いただきました皆様に心より厚く御礼申し上げます。今後とも『東京芸術祭』へのご支援、ご鞭撻よろしくお願いいたします。東京芸術祭ディレクター 宮城聰 コメントこの一年間痛感させられたのは「日本人はバブル崩壊以後、自分の人生を何に使えばいいかわからなくなっているのではないか」ということでした。バブル期までは、多くの日本人が「豊かになるために働くのだ」と考えていたでしょう。豊かになれば、いろいろといいことがある。なので人生を「豊かになること」に使えば、結果としていろいろと報いられる、と。しかしこれは、個々人が自分で選択した人生の目的ではありませんでした。いわば「いつのまにか国が(上から)決めてくれた」人生の過ごし方です。そしてそれは、日本が近代国家となって以来、ずっと続いていたことでした。バブル崩壊は、すでに30年も前のことです。しかしどうやらこの30年間、日本では「なんのために生きるのか、人生の使い道をおのおのが自分で選ぶ」とはならなかった、ということが、コロナ禍以後に明らかになったように感じました。「上が決めてくれないので、周りに合わせていた」のかもしれません。この先、この国に住む人々が自己肯定感を持って生きるためには、自分の人生を何に使うかを自分で選ぶことがいちばんのポイントになるのではないでしょうか。そして、多くの市民にとって、(例えばテレビでしか見られない特別な存在ではなく)自分の身近に、人生を何に使うかを自分で選んだ人がいる、ということが励ましになるのではないでしょうか。これはつまり、アーティストが、それもエスタブリッシュされた成功者ではなく、若く多様な、成長過程の途上にいるアーティストが、市民のただなかに入って思い思いの活動をしていることこそ、市民の活性化(そして社会の安定化)につながるということだと思います。東京芸術祭は、そのような、あるべき近未来の東京のイメージに向かって、微力ながらも歩を進めているところです。まだまだ緒についたばかりですが、東京芸術祭の活動にこれからも関心を寄せていただければ幸いです。<イベント情報>『東京芸術祭 2022』会期:2022年9⽉1⽇(⽊)〜12⽉11⽇(⽇)会場:東京芸術劇場/GLOBAL RING THEATRE(池袋⻄⼝公園野外劇場)/豊島区⽴芸術⽂化劇場(東京建物 Brillia HALL)/ほか 東京・豊島区池袋エリア東京芸術祭 公式サイト:
2022年12月12日名ソリストたちの彩りあふれる輝く音色が、藤木大地の柔らかな声と響き合う藤木大地&みなとみらいクインテット(三原市芸術文化センター)東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビュー(2017年)し、大きなニュースとなって以来、国際的に高い評価を得ている藤木大地。彼は2021年から横浜みなとみらいホール(横浜市)の初代「プロデューサー in レジデンス」にも就任し、さまざまな企画作りにも携わっています。そんな藤木大地が、今望みうる最高のクインテットと共に三原市芸術文化センターでコンサートを行います。クインテットのメンバーは、ヴァイオリンの成田達輝、周防亮介、ヴィオラの川本嘉子、チェロの中木健二、そしてピアノの松本和将です。それぞれがソリストとしても活躍する才能豊かな演奏家たち。藤木大地の透き通る歌声とクインテットの醸す濃密な音色を、ぜひお楽しみください。藤木大地©T.Tairadate川本嘉子©島崎陽子成田達輝©Marco borggreve中木健二©塩澤秀樹周防亮介©JUNiCHIRO MATSUO松本和将©taktmusicこの企画は「藤木大地&みなとみらいクインテット」ネットワーク・プロジェクトとして、三原市芸術文化センターの他、新潟県新潟市、奈良県大和高田市、神奈川県横須賀市でも予定されています。三原公演のチケット発売は、12月9日(金)10時から。ポポロ事務所、ポポロオンライン、イープラスでの取り扱いとなります。日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとり藤木大地と才能あふれるクインテットのメンバーが創り出す濃密な時間を、ぜひ三原ポポロでご堪能ください。藤木大地&みなとみらいクインテット : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : プログラムシューマン:ピアノ五重奏曲より第3楽章シューベルト:魔王*マーラー:私はこの世に忘れられた*ラフマニノフ:ヴォカリーズ*バッハ:主よ、人の望みの喜びよ*モノー:愛の讃歌*ヴォーン・ウィリアムズ:静かな真昼*ブラームス:聖なる子守唄ヴュータン:アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」Op.17 *加藤昌則:レモン哀歌*木下牧子:鴎*讃美歌:神ともにいまして*モリコーネ:ネッラ・ファンタジア*平井夏美:瑠璃色の地球*村松崇継:いのちの歌*バッハ:満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ**編曲:加藤昌則*曲目は変更になる場合がございます。公演情報公演名:藤木大地&みなとみらいクインテット会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)開催日時:2023年2月18日(土)14時開演(13時15分開場)入場料:一般3,800円ペア(2枚)7,000円25歳以下1,000円*未就学児は入場不可取扱い:三原市芸術文化センターポポロ、ポポロオンライン、イープラスポポロオンライン: 主催:一般財団法人みはら文化芸術財団、中国新聞備後本社後援:三原市協力:横浜みなとみらいホールご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※公演当日は隣接する宮浦公園多目的広場を、無料駐車場としてご利用いただけます。(12時15分~17時)※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。※公演終了後、ホール西側バス停よりJR三原駅行きの無料シャトルバスを運行します。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)担当:吉本電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月08日G-FREAK FACTORY主催フェス「山人音楽祭 2022」が、12月3日、彼らの地元である群馬県・高崎芸術劇場で開催された。コロナ禍となって「山人音楽祭」の聖地・ヤマダグリーンドーム前橋から、ここ高崎芸術劇場での開催となって2回目。昨年は2デイズでの開催だったが、今回は大劇場を“劇情ステージ”、地元・群馬のアーティストが揃ったスタジオシアターを“激情ステージ”と銘打った2ステージ制で、全7組のアーティストによる熱いライブが展開された。フェスのMCを任されたのは山人音楽祭のMCバトル等でおなじみのNAIKA MC。「幕が開いたら最後まで突っ走ります。見漏れ、聴き漏れのないように」と言って、自身もキレのいいラップで会場の温度を上げ山人音楽祭、開幕を宣言した。BRAHMANまずは“劇情ステージ”。赤の劇場と呼ばれるこのステージに立ったのはBRAHMAN。「A WHITE DEEP MORNING」、そして「BASIS」とではじまったステージは加速度的に観客のボルテージを上げ、1番手でありながら早くもクライマックスを迎えたテンションで、バンドは馬力をあげ、会場の熱気をあげる。ステージ前にかかった紗幕にはさまざまなモチーフや、メンバーのリアルタイムのパフォーマンスにエフェクトをかけた映像が投影され、白熱の演奏とともにステージへの吸引力をあげる。「ANSWER FOR…」ではG-FREAK FACTORY・茂木洋晃が登場。TOSHI-LOWとともに高らかな咆哮をあげると、アグレッシブなサウンドに観客の興奮と歓喜とが混じり合って会場を満たす。ラスト「真善美」まで右肩上がりで熱量をあげ続けたステージは、怒涛の一言。これぞまさに山人音楽祭のはじまりだ。岩崎有季ステージ上にはアコースティックギター1本が据えられた、“激情ステージ”を幕開けるのは、岩崎有季。今回のラインナップで唯一、弾き語りでのステージとなる。岩崎によると「ギター1本で山人に出ると決めた時は、茂木から3回くらい確認された」そうだが、この轟音のライブ猛者が集うなか、ギターを相棒に挑む姿はタフであり、またそのしなやかな歌心は観客の心を瞬く間にとらえていく。「ガムシロップ」や「アカリの下」で甘い歌声を響かせ、またコロナ禍で茂木に一緒に曲を作りませんかと声をかけ実現した「野営」では、ステージに茂木を迎え入れてふたりのハーモニーを聴かせる。コロナ禍での葛藤を歌にしたという「野営」だが、ここで響きわたるその歌は力強い。ラストはリリース前の新曲「speak life」を披露して、前身となった2014年のGUNMA ROCK FESTIVALに出演して以来、8年ぶりとなった特別なステージを締めくくった。THA BLUE HERB続いて“劇情ステージ”に登場したのは、THA BLUE HERB。冒頭の「あかり from HERE」から会場の空気は、一変。DJによるリリカルなピアノのフレーズにのせ、ラッパーILL-BOSSTINOが紡ぎ出す鋭く、リアルな言葉がうねりを帯びて、壮大な一大叙事詩となっていくスリリングなステージに、観客は身じろぎもせず、一言もその言葉を、温度を、空気感を逃さぬようにステージに食らいついている感じだ。「TENDERLY」「RIGHT ON」と続いた迸る勢いに、観客のエモーションも駆け上がっていくのを肌で感じ、その興奮は大きな拍手に変わる。「未来は僕らの手の中」から、「みんなも含めて俺等だ」と語り「バラッドを俺等に」では今まさに今日という日を会場一体となってともに築き、彩っていることを実感させてくれた。叙情的なステージが、深く深く心を揺さぶる。どんぐりず“激情ステージ”へと到着するとすでに場内は大盛り上がりで、眩しいストロボライトとダンスビートにのせ、ステージ上ではダルマを高々と掲げ踊る姿が。森(ラッパー)とチョモ(トラックメイカー・プロデューサー)によるどんぐりずは、じつに自由にユーモラスに、しかしどこまでもクールでウィットに富んだトラックで、観客を踊らせている。祭り囃がハレの空気を生む「わっしょい!」、自由自在にジャンルを行き来する「Oto mafia」、国内のみならずなぜか中南米でもスマッシュヒットした「NO WAY」等を連投していき、キャッチーに盛り上げ、またスキルフルなラップでも魅せてと、会場の熱量をぐんぐんあげていった。群馬県桐生市出身の幼なじみのどんぐりず、群馬にはまだまだ面白いアーティストがいることをポップに提示してくれるふたりだ。10-FEET早くも折り返しを迎えた山人音楽祭。“劇情ステージ”を沸かせたのは共にバンドをスタートして四半世紀を迎え、このロックシーンでしのぎを削りあってきたG-FREAK FATORYの盟友10-FEETだ。TAKUMA(Vo / Gt)はMCで、G-FREAK FACTORYを初めて見て衝撃を受けたと語り、「身長も髪も長い、あんな感じですれちがったらいい匂いがする」と観客を笑わせながらも、その音楽にスピリットに影響を受けてきたという。自分も相手にとってそういう存在だったらいいと語り、このステージでその思いを最大限で返すようなプレイで魅せる。「VIBES ON VIBES」「RIVER」、また11月にリリースした「第ゼロ感」もすでにライブのセットリストに馴染み、観客の手を高く上げさせる。「その向こうへ」からラスト「ヒトリセカイ」へと会場をひとつにして、続くG-FREAK FACTORYへと繋いでいった。FOMARE“激情ステージ”のトリを務めるのは、ここ高崎市出身であり、山人音楽祭に欠かせないバンドへと成長をしてきた3ピース、FOMARE。今年10月、初の主催フェス「FOMARE大陸」を開催した。それも地元を舞台に音楽を育み、こうしてフェスも大きく育て上げてきた先輩、G-FREAK FACTORYの背中を見てきたからこそだと、アマダシンスケ(Vo / Ba)は語る。このステージのトリを任せられた大きなバトンを、しっかりとG-FREAK FACTORYに繋ぎたいと「Lani」「君と夜明け」、そして「Frozen」と前半から力強くアクセルを踏み込んで、爆裂なアンサンブルを聴かせる。群馬のことを歌ったという「夕暮れ」をエモーショナルに響かせ、またコロナ禍でライブハウスについて作ったという「愛する人」はこれからのライブシーンに向けた希望として力強く放つ。今という輝きを、最高のアンセムにして歌うバンドになった姿を、この山人音楽祭で見せてくれた。G-FREAK FACTORY幕が上がればあっという間だと語ったNAIKA MCのいう通り、早くも山人音楽祭の大トリ、G-FREAK FACTORYが登場。楽器隊のメンバーがステージに登場し「Too oLD To KNoW」を奏ではじめるなか、茂木は観客席後方の扉から姿を現した。思わぬプロレス入場に会場が沸き、頭からボルテージがマックスとなった“劇情ステージ”。鋭いギターリフで空気を切り裂く「Unscramble」、重厚なグルーヴによる「REAL SIGN」と続き、観客の手拍子は大きく、そしてコブシが高く振り上げられる。「日本のアフリカ群馬県という場所を25年間浮き沈みありながらも守ってきました。何を隠そう、ローカルのビジュアル系バンドG-FACTORYです。どうもかっこよくてすいません」。茂木のMCに長く大きな拍手が起きる。また本当はもっとたくさん呼びたいバンドがいたが、さまざまなイベントが復活してきた現在、出演が叶わなかったバンドがいることもあげながらも、今回これだけ強い仲間が集ってくれたと語る。“激情ステージ”に出演した地元発のバンドについても、まだまだいいバンドが出てくると豊穣な群馬のシーンへの期待をにじませつつ、「今日は勝ちにいくライブをする」と宣言。大変なことはまだたくさんあるが、未来のため自分たちのため、仲間のために、一歩一歩、次に行こう、先に行こうと語りかける。「Fire」からの後半は熱いMCの余韻でさらにカタルシスたっぷりに響く。そして「ダディ・ダーリン」ではTAKUMA(10-FEET)、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、ILL-BOSTINOが登場してマイクを繋いでいく。一回もリハしていなかったそうだが、熱量の高い言葉をリレーしていく、まさにここでしか聴けない山人音楽祭2022バージョンの「ダディ・ダーリン」はいつにも増してヘヴィで、激しく心を打った。ラストの「らしくあれと」まで、どこを切ってもハイライトと言える高揚感に満ちたステージに、観客からは大きく長い長い拍手が送られた。『山人音楽祭2022』よりやまない拍手に迎えられてアンコールに登場したG-FREAK FACTORY。「すごかったろ、今年の山人」(茂木)とじつに濃かった1日を振り返り、「1曲だけやらせてくれ」と「日はまだ高く」をプレイ、途中、出演したバンドのメンバーの名をひとりずつ呼びステージに迎え入れ、オールスターが勢揃いした賑やかな状態で、「日はまだ高く」をシンガロングする。もはやエンドレス状態のマイクリレーで盛り上がる姿と、ステージの面々の笑顔に、このフェスが、G-FREAK FACTORYがいかに愛されているかがわかる。長い長いシンガロングと、このわちゃわちゃとした楽しさを名残惜しむように、「これで山人音楽祭、大成功!」の茂木の声とともに、全員で高いジャンプを決めて、特濃な「山人音楽祭2022」が閉幕した。Text:吉羽さおりPhoto:上坂和也(大劇場)/松本えり奈(スタジオシアター&集合写真)★12月22日(木) 9:59まで抽選で「山人音楽祭2022」出演者サイン入りグッズが当たる プレゼント受付実施中() !<公演情報>『山人音楽祭2022』2022年12月3日(土) 高崎芸術劇場 大劇場/スタジオシアター【セットリスト】<大劇場>■BRAHMAN01. A WHITE DEEP MORNING02. BASIS03. SPECULATION04. 賽の河原05. SEE OFF06. BEYOND THE MOUNTAIN07. ANSWER FOR…08. PLACEBO09. CAUSATION10. Slow Dance11. 真善美■THA BLUE HERB1. あかり from HERE2. ILL-BEATNIK3. TENDERLY4. RIGHT ON5. AND AGAIN6. GOOD VIBES ONLY7. 未来は俺等の⼿の中8. バラッドを俺等に■10-FEET1. VIBES BY VIBES2. RIVER3. ハローフィクサー4. 蜃気楼5. 第ゼロ感6. その向こうへ7. ヒトリセカイ■G-FREAK FACTORY1. Too oLD To KNoW2. Unscramble3. REAL SIGN4. EVEN5. Fire6. ダディ・ダーリン7. らしくあれとEN. 日はまだ高く<スタジオシアター>■岩崎有季1. ガムシロップ2. 頬笑み3. アカリの下4. Used Music5. 野営6. speak life■どんぐりず1. nadja2. Oh Gi Mama 20223. Funky Grandma4. わっしょい︕5. Oto mafia6. NO WAY7. Donʼt judge me■FOMARE1. Lani2. 君と夜明け3. Frozen4. ⼣暮れ5. ⾵6. 優しさでありますように7. 愛する⼈関連リンク<山人音楽祭>オフィシャルサイト::<岩崎有季>オフィシャルサイト::::<G-FREAK FACTORY>オフィシャルサイト::::<10-FEET>オフィシャルサイト::::<どんぐりず>オフィシャルサイト::::<FOMARE>オフィシャルサイト::::<BRAHMAN>オフィシャルサイト::::<THA BLUE HERB>オフィシャルサイト:::<NAIKA MC>オフィシャルサイト:::
2022年12月04日ニューバランス(New Balance)のスニーカー「90/60」から、“水と大地”をデザインコンセプトにした新色が登場。2022年12月3日(土)に発売される。ニューバランスの最新スニーカー「90/60」に新色2022年にデビューしたばかりの「90/60(ナインティシックスティ)」は、ブランドを代表するフラッグシップモデルの「990」シリーズと、2000年代初頭にリリースされたランニングシューズ「860」に着想を得た最新モデル。各モデルの特徴を誇張したミッドソール、内外で異なるデザインのNロゴ、ダイヤモンド型のアウトソール、タンの三角ロゴパーツなどが特徴で、「990」と「860」両方の技術とデザインを取り入れることで、全く新しいモダンな一足へと昇華させている。“水と大地”をコンセプトにしたベージュ&ブラック新色のデザインコンセプトは、“水と大地”。柔らかなくすみカラーの中に爽やかな水色が映えるベージュと、バーガンディーがダークカラーに深みを与えるブラック。ニューバランスの最新モデルにふさわしい、洗練された2色が新たにラインナップに加わる。商品情報ニューバランス「90/60」新色発売日:2022年12月3日(土)価格:18,700円カラー:BCG(ブラック)、WCG(ベージュ)ウィズ/サイズ:D/22.5〜29.0、30.0cm取扱店舗:ニューバランスオフィシャルストア、ニューバランス公式オンラインストア、一部の取り扱い店舗【問い合わせ先】株式会社ニューバランスジャパンお客様相談室TEL:0120-85-7120
2022年12月01日シルバーリング、ネックレス全5種をラインアップ!コラボ・ライセンス専門サイト「FanFun MARKET」は、TVアニメ「リアデイルの大地にて」コラボジュエリーの受注を開始いたしました。(受注期間:11/30~12/28)商品ページはこちら : ■リアデイルの大地にて守護者の指輪【No.3】TVアニメ「リアデイルの大地にて」に登場する守護者のリングを再現したシルバーリングです。幅の太い平打ちリングに模様を取り込み、グリーンの石を留め表現しています。商品画像ノベルティカード(裏面)素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ノベルティカード価格:14,300円(税込)サイズ:13号~21号(奇数号)■リアデイルの大地にて守護者の指輪【No.9】TVアニメ「リアデイルの大地にて」に登場する守護者のリングを再現したシルバーリングです。シンプルなストレートリングに模様を取り込み、ブルーの石を留め表現しています。商品画像ノベルティカード(裏面)素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ノベルティカード価格:12,100円(税込)サイズ:13号~21号(奇数号)■リアデイルの大地にて守護者の指輪【No.13】TVアニメ「リアデイルの大地にて」に登場する守護者のリングを再現したシルバーリングです。幅の太い平打ちリングに模様を取り込み、パープルの石を留め表現しています。商品画像ノベルティカード(裏面)素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ノベルティカード価格:14,300円(税込)サイズ:13号~21号(奇数号)■リアデイルの大地にて守護者の指輪【No.6】TVアニメ「リアデイルの大地にて」に登場する守護者のリングを再現したシルバーリングです。シンプルなストレートリングに模様を取り込み、パープルの石を留め表現しています。商品画像ノベルティカード(裏面)素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ノベルティカード価格:12,100円(税込)サイズ:13号~21号(奇数号)■リアデイルの大地にてケーナ&キーシルバーネックレスTVアニメ「リアデイルの大地にて」に登場するケーナとキーをイメージしたシルバーネックレスです。ケーナの銀環の魔女装備をリングパーツで表現し、中央にキーのチャームが揺れるデザインに仕上げました。商品画像-1商品画像-2ノベルティカード(裏面)素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ノベルティカード価格:14,300円(税込)サイズ:50cm【オリジナルBOX】(C)2021 CEEZ,てんまそ /KADOKAWA/ リアデイル製作委員会【取り扱いショップ】Fan Fun MARKET : FanFun MARKET 公式HP : 【FanFun MARKET 公式アカウント】公式Twitter : 公式Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月30日怪談家 稲川淳二がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるパラアーティスト(障がい者アーティスト)の育成プロジェクト『稲川芸術祭2022』(運営:一般社団法人あゆみ文化芸術振興会)は、「たのしい!おばけ、ゆかいな!おばけ」をテーマとした作品募集を9月30日まで行い、全国から集まった321作品の中から本年度の受賞作品が稲川芸術祭オフィシャルHP( )にて11月25日に発表いたしました。『稲川芸術祭』メイン写真 稲川淳二(左)「稲川賞 award2022」受賞者に贈られる栄光の「グリーンちゃんちゃんこ」(右)2022年度の受賞作品は以下の6作品。●稲川賞 award2022 長野県女性「カラフルゴーストもりもりです」【稲川賞 award2022】カラフルゴーストもりもりです(長野県・女性)●敢闘賞 北海道・女性「君と一緒なら…」【敢闘賞】君と一緒なら…(北海道・女性)●殊勲賞 大阪府・男性「おばけのおいしゃさん」【殊勲賞】おばけのおいしゃさん(大阪府・男性)●技能賞 宮城県・女性「私の怖い私」【技能賞】私の怖い私(宮城県・女性)●技能賞 千葉県・女性「おばけの大行進」【技能賞】おばけの大行進(千葉県・女性)●クラウドファンディング賞 福岡県・男性「仲良し小好し」【クラウドファンディング賞】仲良し小良し(福岡県・男性)※本年実施しました『稲川芸術祭』応援のクラウドファンディング(CAMPFIRE カテゴリー:ソーシャルグッド )で支援者全員が審査員として優秀作品に投票をおこない『クラウドファンディング賞』が決定いたしました。【『稲川芸術祭』について】稲川淳二は昨年、パラアーティスト育成を目的とするプロジェクト『稲川芸術祭』を立ち上げました。精神、知的、身体のハンディを背負うパラアーティストからテーマに沿った作品を全国から広く募集、発信して「誰一人も取り残さない世界への第一歩」を目指すものとなっています。現在、『稲川芸術祭』HP内の「稲川オンライン美術館」では、2022年度の全応募作品を紹介しています。今後、「稲川賞award2022」の受賞者にはプロゴルフツアー・マスターズばりの栄光の“グリーンちゃんちゃんこ”が贈呈。そして入賞者全員に賞状と記念品が贈呈され、その栄誉を称えます。そして、すべての参加作品が掲載された稲川淳二監修の「稲川芸術祭 絵画集」を参加者全員に贈呈。(贈呈は2023年3月を予定)その絵画集は国立国会図書館へ寄贈が予定されており、パラアーティストのレガシーを日本の文化的遺産として永久的に保存、後世に伝えられていきます。前年度2021年度の『稲川芸術祭』の入賞作品は、現在『稲川芸術祭』のアパレル・ブランドの「Inagawa-Arts-Collection's」(ネット通販 )から入賞者の絵をモチーフにしたTシャツが発売されており、売上金額の5%がパラアーティストに還元されています。本年度の受賞作品も「Inagawa-Arts-Collection's」からアパレル商品の発売が約束されています。(2023年度に発売を予定)稲川芸術祭2021受賞作品のTシャツ稲川淳二は満面の笑みで「素晴らしいパラアーティストの作品をこれから続々と商品化して、発売していきたいですね~。世界的なファッション・ブランドに成長して、ファッションショーが開けたら、いいですねぇ~。」と意気込んでいます。稲川さんTシャツ写真稲川芸術祭オフィシャルHP : 稲川芸術祭事務局_公式ツイッター: 稲川淳二オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団および、芸術団体で構成される、子どもたちと芸術家の出あう街実行委員会の主催により、子供たちが楽しめる舞台公演、ワークショップや、子供たちにとって身近な場所に芸術家が赴くアウトリーチ活動を盛り込んだ、子供向け舞台芸術参加・体験プログラム「子どもたちと芸術家の出あう街」が開催される。今回で19 回目を迎えるこの企画は、オーケストラを中心とした、6つの芸術体験ワークショップ、当日参加イベント及び、都内各所で開催するアウトリーチが行われる人気の高い参加型総合芸術イベントだ。東京芸術劇場を舞台に、子どもたちと芸術家が触れ合う時間は、子どもたちの未来への夢を育むに違いない。中でも注目は、「世界一周!東京交響楽団の音楽チャーター便」公演だ。機長役の指揮者 原田慶太楼と東京交響楽団と共に世界をめぐるこのコンサートは音楽のチャーター便。世界各地の情景を体験する70 分間の音楽ショーが楽しめる。“パイロットなりきりフォトブース”では、チャーター便搭乗前にパイロットの制服を着て写真が撮れるフォトブースも用意され、旅への期待が膨らむこと間違いなし。「子どもたちと芸術家の出あう街」2023年3月28日(火)東京芸術劇場
2022年11月18日福永朱梨、金子大地共演の松居大悟監督作『手』がロッテルダム国際映画祭に正式出品されることが決定した。本作は、ロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOW」第1弾の作品。正式出品されることが決定したのは、2023年1月25日~2月5日(現地時間)にかけてオランダで開催される第52回ロッテルダム国際映画祭・ハーバー部門。ロッテルダム国際映画祭は、新人監督の登竜門的な存在として多くの若手映像作家の作品を紹介しており、毎年約600作品が上映され、来場者数は30万人を超えるヨーロッパでは重要な国際映画祭のひとつ。また、ハーバー部門は、映画祭の中でも最新で最大のプログラムで、世界から集まる幅広い現代映画を紹介する極上のセクションとなる。今年は、『バトルクライ』(21)、『土竜の唄 FINAL』(21)が同部門に出品された。松居監督作品のロッテルダム国際映画祭への出品は、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)以来、2度目の出品となる。映画祭の出品にあたり松居監督は、「日活ロマンポルノは、ロッテルダムの芸術溢れる町にどう伝わるのか。『手』は、オランダの皆様の心を撫でることはできるのか。楽しみにしています!」、主演を務めた福永朱梨は「『手』を一緒に作りあげたスタッフ、キャスト、映画を観て応援してくれているみなさんと万歳したい気持ちです!」と喜びのコメントを寄せた。ヒューマントラストシネマ渋谷にて6週にわたりロングランとなった本作。さらに、12月には池袋シネマ・ロサにて、「ROMAN PORNO NOW」3作品(『手』12/9~12/15、『愛してる!』12/16~12/22、『百合の雨音』12/23~12/29)の上映も決定している。松居大悟監督松居大悟監督コメント全文嬉しいです。『手』海外初上映であることはもちろん、ロッテルダムに届けられるなんて。ロッテルダム国際映画祭は『アズミ・ハルコは行方不明』以来2回目の出品になります。日活ロマンポルノは、ロッテルダムの芸術溢れる町にどう伝わるのか。『手』は、オランダの皆様の心を撫でることはできるのか。楽しみにしています!福永朱梨コメント全文ロッテルダム国際映画祭で上映されること、とても嬉しいです!『手』を一緒に作りあげたスタッフ、キャスト、映画を観て応援してくれているみなさんと万歳したい気持ちです!遠く離れた地の上映でどんな反応があるかドキドキしますが、国も性別も年齢も飛び越えてたくさんの人にこの映画が愛されることを願っています。フェリシア・マローニ/ロッテルダム国際映画祭コメント全文本作は、女性の自己認識をウィットに富んだ観察をし、感情的で官能的に誘惑や性体験の喜びを描いている。同時にさわ子は、頼もしく守ってくれる存在や相談相手という役割の裏に隠れたおじさんたちの内面のもろさを見いだし、興味深くも友好的な視点で伝えている。しかし学ぶ機会を得ながらも彼女は、彼らを哀れむわけでも軽視するわけでもなく、かわいい年下の女の子としての役割も担うこともない。繊細な表現で『手』は、目に見える以上のものを隠しつつ、女性たちの体や前進するための選択を代弁するかのようにパワフルな女性キャラクターを届けている。『手』は全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:手 2022年9月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開©2022 日活
2022年11月10日バーチャルな世界で学園生活を楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、秋の学園祭『2022翔愛祭』を実施します。ユーザーイベントの祭典・秋の学園祭『2022翔愛祭』には、56のユーザー団体および外部参加団体が出展いたします。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、秋の学園祭『2022翔愛祭』の出展団体をお知らせします。キャラフレ - charafre.net : キャラフレ|2022翔愛祭秋の学園祭『2022翔愛祭』■ 開始/終了日程11月12日(土) 21:00 ~11月27日(日) 21:00□ 開会式11月12日(土) 21:00~□ 閉会式11月27日(日) 21:15~出展団体のご紹介運動場テントブース・しほひな・あいはら部・「みんなで育てるキャラフレ」同盟・スクリプト研・ネコミミクオリティーズ・歴史研究部・お食事記者倶楽部・「GCC」・Aⅲ’s(アイス)・翔栄モード研究所・CCA~シュシュエール~・クイズ研究会・CSSSWWML(タブン…カメ研?)・カリッシュ事務局・合同福祉サークルAngie・合同会社 ナノダイナミクスエアロスペース・メイド喫茶くらぶ・舞龍総合事務局・いいね!プロジェクト推進委員会・辻蔵さんが好きなことをするサークル校舎内部活ブース・童謡・唱歌友の会♪ & Classical Music友の会♪共催・ネットラジオDJ部・ねこねこ写真館・Dreamy・ナッツ&プティン部・お笑いアイドル【MI-MI】・小梅の学園祭ゲート展示室・ミニゲーム制作同好会・ストーンマニア協会・黒ノ州~クロノス~・翔愛さんぽ倶楽部・天文部&天文部・七夕イベント製作委員会・ぱんだんすを広める会・翔愛学園鉄道友の会・「学校」「虹の足」制作委員会・CRF48・写真同好会・オリジナルイラストの会・翔栄交通研究会・ゆどうふ・おいでよ♪なぞ部・Ranampia事務所・天使研究会(仮)・765プロダクション・キャラフレインディーズ (CFI)・小説部・弁当屋!ほか弁・TMG (Towahara Music Gallery)・愛を求めるハリセンうさぎ団(アムド)・一条 蜜希(キャラフレユーザーアイドル)・ハピネス事務局・みすと~mist~・接客研究会・ゆかり王国 翔愛支部・スズメ部・エッセイのようなものを出展しようとする部ステージイベント・開会式終了直後~24:00|CSSSWWML(元…カメ研?)・11月18日 (金) 21:00~22:00|ネコミミクオリティーズ・11月18日 (金) 23:00~24:00|CCA~シュシュエール~・11月19日 (土) 21:00~22:00|一条蜜希・11月19日 (土) 22:00~23:00|TMG (Towahara Music Gallery・11月19日 (土) 23:00~23:59|ネットラジオDJ部・11月20日 (日) 23:00~24:00|Aⅲ’s(アイス)・11月21日 (月) 22:00〜23:00|Ranampia・11月22日 (火) 22:00~23:00|天使研究会(仮)・11月22日 (火) 23:00~23:59|カリッシュ・11月23日 (水) 21:00~22:00|童謡・唱歌友の会♪ & Classical Music友の会♪・11月23日 (祝) 23:00~24:00|765プロダクション・11月25日 (金) 22:00~23:00|ハピネス・11月25日 (金) 23:00~00:00|キャラフレインディーズ(CFI)・11月26日 (土) 21:00~22:00|しほひな・11月26日 (土) 22:00~23:00|ゆかり王国・11月26日 (土) 23:00~24:00|ストーンマニア協会以上 全56団体が出展キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。学園生活コミュニティ「キャラフレ」キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月08日モデルの林芽亜里が、初のカレンダー『林芽亜里カレンダー2023』(2,750円 玄光社)を12月10日に発売する。ファッション雑誌『ニコ☆プチ』『ニコラ』(新潮社)の専属モデルを務めたことで10代中高生たちからの支持を受けSNSフォロワー数はTwitterが3.6万人、Instgaram10.1 万人(2022年10月時点)を誇る林。11月5日に17歳の誕生日を迎えたばかりの林が、爽やかな肩見せと共にあどけない表情でこちらを見つめる表紙が印象的なカレンダーについて語った。発売が決まったときの喜びを「とってもうれしかったです!『私のカレンダーが発売されるなんて!』という感じでした。自分だけのカレンダーを発売することは憧れでもあったし、ファンの皆さんにも喜んでもらえるんじゃないかと、とてもわくわくしていました」と話す林。撮影時の思い出を「私には珍しく(笑)、とても晴天で暑い日でした!」と振り返り、「衣装もとても素敵で、色んな季節感のお洋服を着たので1日で1年を過ごしたようでした(笑)」とニッコリ。最後に見どころを「色んなテイストのページがあるのでそれぞれの変化も楽しんでいただければと思います。特に 7・8月のページから9・10月の雰囲気の変わりように注目して欲しいです!」とアピールした。12月10日には東京・SHIBUYA TSUTAYA 特設会場で発売記念サイン会の開催も予定している。
2022年11月08日首里城公園では10月29日(土)~11月3日(木・祝)の6日間、「首里城復興祭」を開催しております。凛々しく美しい国王・王妃による儀式を再現した「古式行列」をはじめ、現代版組踊の創設者 平田大一 氏が監修する「琉球芸能公演」や、首里城正殿復元現場を見学する「首里城復興特別見学ツアー」「首里城復興祈念ステージ」など様々なプログラムをご用意しております。また、11月3日(木・祝)は沖縄県主催の首里城復興イベント「木遣(きやり)行列」も同時開催されます。是非この機会に首里城公園へお越しください。【首里城復興祭】■開催期間:令和4年10月29日(土)~11月3日(木・祝)■時間 :9時00分~17時30分■料金 :無料 ※有料区域は要入場料古式行列「平田大一 監修 ~現代版組踊が挑む『新・伝統芸能』~」「甦る首里城を守る会祈念公演 ~想いを繋ぐ~」琉球芸能公演詳細は添付のチラシまたはHPにてご確認ください。 ◇11月3日(木・祝)は沖縄県民を対象に「沖縄県民割」を実施します。◇11月3日(木・祝)は首里城公園の駐車場はご利用できません。首里城公園にお越しの際には、公共交通機関か無料シャトルバスのご利用をお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日『芸術祭十月大歌舞伎』が10月4日に東京・歌舞伎座で開幕。その初日レポートが到着した。芸術祭と冠しての3年ぶりの開催となる10月公演。中村梅玉らが出演し、芸術の秋に相応しい多彩な演目が届けられた。第一部は、能「紅葉狩」をもとに萩原雪夫が創作した歌舞伎舞踊『鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)』。平成6(1994)年12月に三代目市川猿之助(現・猿翁)が新たな工夫を加え上演し、「三代猿之助四十八撰」の一つに数えられる作品だ。幕が開くと、舞台は紅葉が美しい秋真っ盛りの信濃国戸隠山。従者を連れて紅葉狩にやってきた平維茂(松本幸四郎)が、美しい姫君更科の前(市川猿之助)に出会い、維茂たちは誘われるままに盃を重ねていく。更科の前が艶やかな舞を披露すると維茂とともに観客もうっとりと心を奪われる。やがて維茂がまどろんでしまうと、様子をうかがっていた姫たちは鬼女に豹変し…。舞台に神女八百媛(中村雀右衛門)が登場するとスッと空気が引き締まりどこか神聖な雰囲気が漂った。第一部『鬼揃紅葉狩』左より、更科の前実は戸隠山の鬼女=市川猿之助、平維茂=松本幸四郎後半は維茂たちと鬼女とのダイナミックな立廻りが展開。更科の前に付き従う侍女たちも全員が鬼女となり後半の激しい戦いに参加するこの演出は本作ならでは。大量の紅葉の葉が舞い散る中、猿之助演じる迫力満点の鬼女と、幸四郎演じる凛々しい維茂との立廻りに目が釘付けとなった。能の高雅さと歌舞伎舞踊の華麗さを融合した、澤瀉屋の家の芸に相応しい変化に富み勢い溢れる一幕に劇場は大いに盛り上がった。第一部『鬼揃紅葉狩』左より、鬼女=尾上左近、中村鷹之資、従者碓氷三郎=市川青虎、従者小諸次郎=市川猿弥、鬼女=中村種之助、更科の前実は戸隠山の鬼女=市川猿之助、鬼女=市川門之助、平維茂=松本幸四郎、鬼女=市川男寅、中村玉太郎続いては、『荒川十太夫(あらかわじゅうだゆう)』。「赤穂義士外伝」の一つで、講談師で人間国宝の神田松鯉が得意とする講談の名作を新作歌舞伎として上演。松鯉や神田伯山とも親交のある尾上松緑が荒川十太夫を勤める。舞台は十太夫が介錯をつとめた、赤穂義士堀部安兵衛(市川猿之助)の切腹の回想場面から始まり、物語の展開に深くかかわる印象的な場面から一転、舞台は赤穂浪士の七回忌の墓参に多くの人が行きかう泉岳寺に。十太夫は下級武士に似合わしくない身形で登場し、偶然居合わせた松平家目付役の杉田五左衛門に咎められ…。松平隠岐守邸奥庭の場面では、松緑演じる十太夫の苦悩を滲ませつつも武士としての覚悟を感じる姿、絞り出すような熱のこもったセリフ一言一言が人々の心を揺さぶる。そして舞台上の緊迫感が劇場空間を埋めると、観客は固唾をのんで十太夫の物語を見守った。第一部『荒川十太夫』左より、荒川十太夫=尾上松緑、泉岳寺和尚長恩=市川猿弥講談の『荒川十太夫』について「初めて聴いたとき、目の裏に映像がぼんやり浮かんできて、聴き終わる前にこの作品を歌舞伎にしたいと思った」と取材会で語るほど本作への熱い思いを秘めた松緑。「それぞれの登場人物が意味をもち、全員の心のうねりで一つの物語をつくれるようにしたい」という言葉の通り、講談では一人の人間が演じていた様々な役をそれぞれの俳優が演じることで想いが重なり合い、物語が新たな形をもって立体的に舞台上に立ち上がった。新作ではありつつ、まるで古典作品のような味わいを感じさせる充実の舞台に大きな拍手が送られた。客席に笑顔があふれた第二部第二部は、『祇園恋づくし(ぎおんこいづくし)』で幕を開けた。日本の三大祭の一つ「祇園祭」を背景にした本作。今年7月に大阪松竹座で中村鴈治郎の大津屋次郎八/大津屋女房おつぎ、松本幸四郎の指物師留五郎/芸妓染香の配役で一人二役の早替りにて上演された本作が、早くも同じ配役で歌舞伎座に登場する。第二部『祇園恋づくし』左より、大津屋女房おつぎ=中村鴈治郎、指物師留五郎=松本幸四郎幕が開くと舞台は京都の茶道具屋。主人の次郎八(鴈治郎)から祭見物に誘われ逗留している江戸の指物師留五郎(幸四郎)は持ち前の江戸っ子気質に加え、言葉も違う京都は居心地が悪いと江戸に帰ろうとしてしまう。次郎八が出かけたかと思うと、女房おつぎの姿に早替りした鴈治郎がすぐに登場し場内には拍手が巻き起こった。続く岩本楼のお座敷の場面では、男前な留五郎から一変、芸妓染香の姿で登場した幸四郎に拍手が。染香にぞっこんの次郎八が情熱的に口説く様子と、何とかその場を乗り切ろうと逃げ回る染香の様子が客席の笑いを誘う。最大の見どころでもある次郎八と留五郎のお国自慢の場面では、風情ある京都の川床を舞台に流れるようなセリフの応酬が次々と繰り出された。第二部『祇園恋づくし』左より、指物師留五郎=松本幸四郎、大津屋次郎八=中村鴈治郎鴈治郎が取材会で「京都の祇園祭の風情などが東京の方々にも伝われば」と語った通り、京の香り漂う芝居を披露し、「その芸術的な笑いに感激した」と語った幸四郎は「“言葉”で皆様の気持ちを(京都と江戸で)あちこち揺さぶることを目標に」という言葉の通り、巧みに人々の心をつかんだ。舞台全編を通してどこからともなく聞こえてくる祇園祭の音色も心地よく、明るく賑やかな空気の中、穏やかな笑いに包まれた一幕となった。続いては、松羽目物の舞踊『釣女(つりおんな)』。ユーモラスな内容の中に松羽目物らしい味わいが求められる演目だ。常磐津のゆったりと重厚な音が心地よく響く中、舞台に登場したのは太郎冠者(尾上松緑)と大名某(中村歌昇)。二人は妻を持とうと縁結びの神と名高い西宮の戎神社に参拝する。大名は釣竿をさげると、早速世にも美しい上臈(市川笑也)を吊り上げる。これを見た太郎冠者は、自分も美しい妻を娶りたいと釣竿をさげるが…。第二部『釣女』左より、醜女=松本幸四郎、太郎冠者=尾上松緑太郎冠者と大名二人の可笑しみ溢れるやりとりに客席からは絶えず笑いがこぼれ、太郎冠者の釣り上げた醜女(松本幸四郎)はそのこしらえが笑いを誘うが、愛嬌のある純真な心をもった様子が愛おしく、どこか品格も感じられた。松緑演じる太郎冠者が醜女から逃げ回る様子は面白み満載の場面。終始客席に笑顔があふれる第二部となった。第二部『釣女』左より、醜女=松本幸四郎、太郎冠者=尾上松緑、大名某=中村歌昇、上臈=市川笑也中村梅玉が27年ぶりに光源氏を勤める『源氏物語 夕顔の巻』第三部は、『源氏物語 夕顔の巻(げんじものがたり ゆうがおのまき)』で幕を開けた。紫式部が著した「源氏物語」は日本最古のラブストーリーとも言われ、小説や漫画、映像化など現在でも人気を誇る。今回上演するのは平成7(1995)年9月に初演された光源氏、夕顔、そして六條御息所、三人の思いが交錯し展開する舞踊劇「夕顔の巻」。正妻の葵上と馴染めず、心の安らぎを他の女性に求める日々を送る光源氏は六條に住む御息所のもとへ通っていたある日、夕顔が咲く家にひっそりと住む女に心惹かれていく。舞台は仲秋の名月の夜。光源氏(中村梅玉)は惟光(片岡市蔵)を供に連れ、意中の夕顔の屋敷にやってくる。ただそこに存在するだけで気品あふれる源氏の姿に、客席からはため息が。月の光に幻想的に照らされる中、出迎えた夕顔(片岡孝太郎)が光源氏から与えられた装束を身にまとい舞を披露すると観客はさらに物語の世界へいざなわれる。二人が連舞を舞う中、舞台は清涼殿に。怪しげな気配と共に六條御息所(中村魁春)が現れ、嫉妬の念に支配されながらも品格を損なわない六條御息所の洗練された姿が強烈な印象を残した。やがて六條御息所は姿を消すが…。第三部『源氏物語』左より、夕顔=片岡孝太郎、光源氏=中村梅玉、六條御息所=中村魁春27年ぶりに二度目となる光源氏を勤める梅玉は「今また貴公子を演じられることに喜びを感じる」と久々の光源氏役への思いを明かした。「生霊が出て来る話を舞踊劇で華やかに見せるのが、歌舞伎の良さ。風情を楽しんでほしい」と語る通り、華やかさと気品を損なわずに展開される幻想的な一幕に拍手が送られた。続いては、世話物の傑作『盲長屋梅加賀鳶』。河竹黙阿弥が五代目尾上菊五郎のために書き下ろした作品で、今回は悪事を重ねる按摩の道玄を軸とした物語。中村芝翫が初役で竹垣道玄を勤める。按摩の道玄は人殺しもいとわない悪党で、平然と人を手にかけ立ち去るが、途中で煙草入れを落としてしまう。それを拾ったのが加賀鳶の頭・松蔵(中村梅玉)。様式美で魅せるこの場面が後の物語に大きく影響していく。第三部『盲長屋梅加賀鳶』左より、女按摩お兼=中村雀右衛門、竹垣道玄=中村芝翫場面は盲長屋へと移り、舞台にはどこか薄暗いじっとりとした空気が流れる。按摩たちの可笑しみあるやり取りや、道玄のふてぶてしさが際立つ。しばらくして、姪のお朝の奉公先への強請を思いついた道玄は、言いがかりをつけて金を出させようとするが…。第三部『盲長屋梅加賀鳶』左より、女按摩お兼=中村雀右衛門、竹垣道玄=中村芝翫、伊勢屋与兵衛=市川左團次、日蔭町松蔵=中村梅玉「長屋でどうにかその日を生きる江戸の人々の世界に、現代のお客様をお誘いしたい」と意欲を見せる芝翫は、ずっと憧れていた作品だと話す本作で悪の魅力を存分に発揮し、人々を惹きつける。道玄が次第に図太い本性を現していく様子や、心地よいせりふ、闇のなかで探り合うユーモラスなだんまりなど、目にも耳にも楽しく、江戸の市井に生きる人々の息吹を感じる舞台に、芸術の秋を堪能できる『芸術祭十月大歌舞伎』の初日となった。『芸術祭十月大歌舞伎』は10月27日まで上演中。『芸術祭十月大歌舞伎』の詳細はこちら:チケット購入リンク:写真提供:松竹(株)※無断転載禁止
2022年10月05日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下 本学)芸術学部は、2022年10月9日(日)から10月28日(金)まで「芸術学部フェスタ2022」(以下、本イベント)を開催します。本イベントは本学芸術学部の教員が制作した作品や最新の研究成果を発表することで、本学芸術学部の「メディア芸術」を中心とする研究内容を広く周知することを目的としています。入場無料、誰でも参加可能です。芸術学部フェスタ2022芸術学部フェスタは、芸術学部の教員が制作した作品と最新の研究成果を年に1度発表する場です。9回目となる今年の芸術学部フェスタは、テーマ・ジャンルを問わず、広く・自由に表現した作品を公開します。19名の芸術学部の教員が各々、或いは工学部の教員と共同し18点の作品を制作しました。コロナ禍により2020年からは学内限定・オンラインでの開催でしたが、この度3年ぶりに一般公開されます。また、10月9日(日)及び10月10日(月・祝)は中野キャンパスで行われる学園祭「中野祭」も同日開催します。本学は、2023年に創立100周年を迎えます。「工学と芸術を掛け合わせて未来を変える」。本学芸術学部は、テクノロジー(工学)とアート(芸術)を融合させた新たな価値の創造をこれからも続けていきます。そして、日本国内のみならず世界的なメディア芸術の教育・研究機関を目指し、取り組んでいきます。■芸術学部フェスタ2022・主催: 東京工芸大学・会期: 10月9日(日)~10月28日(金)※日曜日は開館(9日を除く)・時間: 10:00~18:30(土曜日は17時まで。10月28日(金)は16時まで。)・場所: 東京工芸大学中野キャンパス(東京都中野区本町2-9-5)・URL : 東京工芸大学中野キャンパス■東京工芸大学 芸術学部1994年に芸術学部設置(所在地:東京都中野区)。写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、マンガ学科、ゲーム学科の7学科を有する。2019年4月に芸術学部全学年の就学地が中野キャンパスに集約され、「メディア芸術のすべてを都心の1キャンパスで学べる唯一無二の大学」となった。現在芸術学部には85名の教員が在籍しており、設立以来社会で活躍するための総合的な力を備え、クリエイティブ産業や文化を牽引するメディア芸術分野のプロフェッショナルを育成している。【URL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月04日韓国の音楽番組『2016 KBS歌謡祭』が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同番組は、KBSが主宰する、韓国で毎年末に開催されているスペシャル番組。その1年を彩ったK-POPアーティストが一堂に会し、音楽フェスティバルを開催する。「TT」が世界中で大ヒットを記録したTWICEのほか、BTS、SHINee、EXO、SEVENTEEN、MONSTA X、CNBLUE、SHINHWA、INFINITE、B.A.P、BTOB、VIXX、GOT7、ASTRO、Red Velvet、GFRIENDらが出演する。また、コラボステージも行われ、BTSのジョングク、GFRIENDのユジュとウナ、DIAのチェヨン、TWICEのジヒョ、GOT7のユギョムとベンベン、SEVENTEENのミンギュ、ドギョム、ディエイトという1997年生まれの10人が集い、YBの「僕は蝶」を披露。さらに、Red Velvetのスルギ、GFRIENDのシンビ、TWICEのモモ、I.O.Iのチェ・ユジョンとキム・チョンハによるINFINITEの「Be Mine」、ファン・チヨルとEXOのチェンによる「Never Ending Story」、SHINeeのオンユとCNBLUEのジョン・ヨンファによる「疲れた一日」など、ここでしか見ることのできないパフォーマンスが収められている。
2022年10月01日株式会社京阪流通システムズ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:松下靖)が運営する京阪電車 樟葉駅に隣接のショッピングモールKUZUHA MALL(枚方市楠葉花園町15-1)は、樟葉駅前広場を活用した「くずは秋の芸術祭」を開催します。50周年を迎えたKUZUHA MALLでは市制75周年を迎える枚方市との連携のもと、今年7月に開催した「くずは七夕&クラフトビールまつり」に続く駅前広場活性化の実証実験の第2弾として本イベントを実施します。10/22(土)は枚方市内や近隣エリアで活動するバンドやダンスグループが出演する「音楽祭」を、10/23(日)には親子で楽しめる絵画や組み立て工作のワークショップが揃う「アートイベント」を、秋の解放感溢れる駅前広場の空間でお届けします。また、会場では2日間を通して、地産地消のグルメをメインとした「収穫祭」も同時開催します。音と踊りと味覚と花と、様々なお楽しみイベントでみなさまをお迎えします。イベント概要(1)音楽祭日 程:10/22(土)@駅前広場10/23(日)@KUZUHA MALL南館ヒカリノモール1F SANZEN-HIROBA時 間:12:00~18:00内 容:さまざまなジャンルのバンドやダンスチームが2日間で約20組出演。枚方市や近隣で活動する多彩なパフォーマーが会場を盛り上げます。1.sence of live(音楽ライブ)京都を拠点に活動する4人組インストポストロックバンド。2.TR CREW(ダンス)コナミスポーツクラブ八幡と宇治市で活動をしているダンススクール。(2)アートイベント日 程:10/23(日)@駅前広場時 間:12:00~18:00内 容:枚方市で芸術活動を行っているアーティストや企業が、親子で楽しめるアートイベントを開催します。菊やカボチャなど旬の素材を生かしたワークショップも予定しており、屋外の解放感溢れる空間で、地域の文化に触れながら楽しい体験ができます。1.沖明日香さんの菊のお絵描きワークショップ枚方で芸術活動を行う沖明日香さんが「菊のお絵かきワークショップ」を開催。参加者全員で枚方市の花である菊アートの作成にチャレンジします。2.ポンポンマム 菊の可愛らしいリース作り枚方市の花「菊」の中でも、まるくて可愛らしいポンポンマムのアレンジを制作します。華やかなオリジナル・リースでお部屋に彩りを加えましょう。(3)収穫祭日 程:10/22(土)、10/23(日)@KUZUHA MALLエントランス時 間:11:00~18:00内 容:枚方市や近隣エリアの地産地消グルメをはじめ、植物や手作り雑貨など約30店舗が出店します。1.Kiccha Kohi枚方市で小さなカフェを営む地元のお店。手作りサンドウィッチとスペシャリティコーヒーの相性が抜群です。2.THE BEST KEBAB本場トルコの味をそのまま再現したキッチンカーが出店。厳選されたスパイスを用いて丁寧に手作りしたケバブは絶品です。3.Beer House Hobbit枚方市内の国産クラフトビール専門店。枚方燻製所のパーケッジ商品「セッションシトラホワイト」が登場。4.摂南大学農学部摂南大学と枚方市、すもも農園「山口農園」が共同で商品開発をプロジェクト。枚方産のすももがサイダーとして復活しました。5.PLATTO FAVORI枚方市駅から徒歩5分のフレンチバルが出張出店。シェフが手掛けたこだわりのカヌレを販売します。6.Art Salon ONE-Lくずはに店を構えるプリザーブドフラワーやアートフラワーのお店。さまざまな造花や雑貨が揃います。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための取り組みについてKUZUHA MALLでは新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を行っております。詳しくはKUZUHA MALLホームページをご確認ください。 ■会社概要商号:株式会社 京阪流通システムズ代表者:代表取締役社長 松下 靖本社:〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1-1 KEIHAN CITY MALL 3FTEL:06-6944-3087 FAX:06-6944-3047設立:2002年8月8日事業内容:ショッピングセンター等の商業施設の経営、プロパティマネジメント事業資本金:100百万円URL: ■施設情報KUZUHA MALL住所:〒573-1121 大阪府枚方市楠葉花園町15-1TEL : 072-866-3300 (代表)アクセス:京阪電車「樟葉」駅下車すぐ駐車場:約3,000台(有料、お買い物での優待あり)営業面積:約72,000平方メートル 店舗数:約240店舗URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日東京芸術祭のメインプログラムとして、2018年から始まった野外劇。今年も、池袋西口野外公園にあるGLOBAL RING THEATREを会場に上演される。今回の演目は、カンパニーデラシネラを主宰する演出家・振付家の小野寺修二による『嵐が丘』だ。英国作家エミリー・ブロンテの名作『嵐が丘』が、独自の身体表現によってどう構築されるのか。出演者のひとりであり、小野寺とは何度も創作をともにしてきた片桐はいりが、この公演への思いを語った。片桐と小野寺が最初に出会ったのは、カンパニーデラシネラの舞台『異邦人』(2010)。「4、5歳の頃に東京文化会館で『白鳥の湖』を観て以来、ずっとダンスというものに興味を持っていた私にとっては、本当に楽しい経験でした。セリフを言わなくていい楽しさというか(笑)、身体を使う原始的な楽しさに立ち返れたんです」。以降、「上手く踊れたり機敏な動きができるといったことはさておき、身体も頭も心も含め全部で、『片桐はいりでございます』という気持ちで立ちたい」と思うようになったとか。「しかも今回は野外劇。西口公園ではテントを張ってお芝居をしたこともあります。だから、かつての姿も知っている者として、この地面の、この街の人の“気”みたいなものをパワーにして立てたらなという思いもあるんです」。改めて読んだ『嵐が丘』は、「前は愛憎入り乱れる恋愛小説という印象でしたが、他にもさまざまな人間関係があり、ホラーや笑いの要素もあって面白かった」そうだ。「小野寺さんもいろんな仕掛けを考えていらっしゃるようなので、そのいろんな要素をお見せできると思いますし。私も何の役を演じるということではなく、いろんなところにいろんなことで出てくると思うんです。そもそも小野寺さんは、野外→自然→嵐→『嵐が丘』と、この作品を思いついたそうですから、通常とは違う発想の仕方をされる方。すでに、『そんな人物や物に注目しますか!?』とびっくりするようなこともおっしゃっています(笑)。でも、ポン・ジュノがアカデミー賞の授賞式で、マーティン・スコセッシの『最も個人的なことが最もクリエイティブなことだ』という言葉を挙げていましたが、私自身も観て感動するのはまさにそんな作品なんです。だから、小野寺さんのやりたい『嵐が丘』ができればいいなと思っています」。そんなクリエイティブな作品をここでは誰でも観ることができる。「たまたま通った人が立ち止まるとか、面白そうだから座って観ようと入場料を払うとか、500円でこんなすごいものを観ることができたとか、そんな思いになってもらえる場になれば」と燃える片桐。開かれた場にとてつもない刺激が待っている。取材・文=大内弓子撮影=石阪大輔<公演情報>野外劇『嵐が丘』2022年10月17日(月)〜10月26日(水)会場:GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉詳細はこちら:
2022年09月30日近鉄では、大阪芸術大学(大阪府南河内郡河南町東山469)とのコラボ企画の第2弾として、「旧生駒トンネルで響く!大阪芸術大学生による演奏会」ツアーを2022年11月12日(土)に実施します。本ツアーでは、旧生駒トンネル内を石切駅側から約330m進んだ場所で、大阪芸術大学のブラスオーケストラの皆さんによる演奏を大音響でお楽しみいただけます。旧生駒トンネルは、開業時(大正3年・1914年)から現在の生駒トンネルが開通した昭和39年(1964年)までの約50年間、当社奈良線の輸送を支え、経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されました。この機会に、普段入ることの出来ない旧生駒トンネルの中で、鉄道の歴史に想いを馳せながら、トンネル内に響く演奏を堪能していただければと考えています。詳細は、次のとおりです。大阪芸術大学 ブラスオーケストラ近代化産業遺産 旧生駒トンネル■タイトル 旧生駒トンネルで響く!大阪芸術大学生による演奏会1.実 施 日 2022年11月12日(土)2.募集人数 第一部 70名(最少催行人員50名)第二部 70名(最少催行人員50名)3.旅行代金 大人 12,000円小人 9,600円※ 旅行代金には、近鉄往復運賃、演奏会費用、諸税および諸費用を含みます。4.行 程【第一部】発駅++++石切駅(10:30頃集合)・・・旧生駒トンネル演奏会 11:00~12:00旧生駒トンネル・・・石切駅(解散)++++発駅【第二部】発駅++++石切駅(13:30頃集合)・・・旧生駒トンネル演奏会 14:00~15:00旧生駒トンネル・・・石切駅(解散)++++発駅※ 添乗員が同行いたします。※ 旧生駒トンネル内は禁煙です。※ 当ツアーには昼食はつきません。(持ち込みによる食事も旧生駒トンネル内ではできません)5.出演者 大阪芸術大学 「ブラスオーケストラ」6.主な演目 ルパン三世のテーマ、となりのトトロメドレー、サウンドオブミュージックよりメドレー など7.お申込み WEBのみで、近鉄ホームページ上「おすすめのツアー」ページにて、9月28日(水)10時00分から受付を開始します。 (注)本ツアーは、新型コロナウイルス感染症の拡大状況等により、中止、または、一部内容を変更して実施する場合があります。【参考】「旧生駒トンネル」近鉄の前身である大阪電気軌道が1914年(大正3年)に開通させた、当時の複線標準軌式トンネルでは日本最長の3,388mのトンネル。生駒山脈を貫通し、大阪―奈良間を最短距離で結びました。このトンネルは、レンガで作られており、当時は強度的にも優れた積み方として推奨されていたイギリス工法という、小口のみの段と長手のみの段を交互に積み重ねる技法を採用しました。1964年(昭和39年)、南側に並行して現在の生駒トンネルが開通したため、旧生駒トンネルを列車が走行することはなくなりました。2009年(平成21年)2月23日、経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されました。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月27日現在開催中の「東京芸術祭 2022」にて、芸術祭のオープニングを宣言する「開幕式典」が9月23日(金・祝) 池袋西口公園野外劇場GLOBAL RING THEATREで開催された。東京芸術祭は2016年に始まった都市型総合芸術祭で、「ひらく」「きわめる」「つながる」をキーワードに展開している。7回目の開催となる今年も9月から12月にかけて、豊島区池袋地区を中心に30を超えるプログラムが実施される。式典では、小池百合子東京都知事、近藤誠一東京芸術祭実行委員長からの挨拶や開幕宣言、東京芸術祭実行委員・来賓の紹介、そして、9月23日が「手話言語の国際デー」であることから『となり街の知らない踊り子』出演の北尾亘による手話ソング「ありがとうの花」が披露された。また、芸術祭の上演演目である野外劇『嵐が丘』出演の片桐はいりと『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』に出演する佐々木蔵之介によるトークセッションも開催。併せて、コメントが到着した。■片桐はいり コメント野外劇『嵐が丘』を池袋のど真ん中で、まさにここでするのかと実感しています。野外劇は以前にも、出演したことがあるのですが、雨の音が拍手の音のように聞こえたり(笑)、したのを覚えています。通りを行く車の音、ネオンの明かり、街の雑踏といった、ある意味都会の自然を取り込みながら芝居したいと思います。『嵐が丘』は、愛憎劇という印象がありましたが、今回改めて読んでみて、キャサリンの激情に、人間ではない激しさを感じています。野外劇には向いている作品かもしれません。私の初観劇は本多劇場のこけら落とし公演の緑魔子さん出演の『秘密の花園』でした。今作はワンコインで観られてハードルが低いので、通りすがりの人も「何かやってるな」「こういう事をしている人がいるんだ」ということを知っていただけたら嬉しいです。茶々を入れるつもりでも構いません(笑)!ぜひ、覗きにきてほしいなと思います。■佐々木蔵之介 コメント初めての観劇体験は、唐十郎さんの作品でした。内容はよく理解できませんでしたが(笑)、すごいエネルギーを感じて、これが演劇のパワーか!と、圧倒されたのを覚えています。また、ルーマニアのシビウ国際演劇祭を観にいったときは、そこかしこで同時多発的に芸術に触れることができて、演劇やダンスやアートをすごく身近に感じることができました。この芸術祭も7年続いているので、この先もずっと続いたらいいなと思っています。私が出演する『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』は、以前『リチャード三世』でご一緒したシルヴィウ・プルカレーテさんの演出で、前回ご一緒した際の豊かな時間を思い出しました。プルカレーテさんの演出は、人の醜い部分を残酷に、だけど美しく強烈に、かつユーモアを交えて表現される方なので、「守銭奴」をどんな喜劇に持っていくのかとても楽しみです。そして、歌舞伎作品をプルカレーテさんが演出した『スカーレット・プリンセス』は、ルーマニアのカンパニーが演じています。シビウ演劇祭に行ったときに劇場は拝見したのですが、上演は観ることができなかったので、やっと日本で観られることができて嬉しいです。観劇は、日常が非日常になる機会でこの芸術祭を通じて、身近に肌で演劇やアートを感じていただけたらと思います。<「東京芸術祭 2022」31ラインアップ>■東京芸術祭プログラム第34回 池袋演劇祭出演:特別参加、前回⼤賞受賞団体を含め全39団体⽇程:9⽉1⽇(⽊)〜30⽇(金)会場:豊島区内14会場東京芸術祭 2022 シンポジウム「なぜ他者と空間を共有するのか?~メディア、医療、舞台芸術の現場から~」登壇者:多⽥淳之介 / 横⼭義志 ほか10月18日(火) 14:15~16:15会場:都内会場東京芸術祭 2022 シンポジウム「芸能者はこれからも旅をするのか?~コロナ後の国際舞台芸術祭における環境と南北問題~」登壇者:⻑島確 / 横⼭義志 ほか10⽉〜芸術祭会期終了まで配信(予定)会場:オンライン『WORLD BEST PLAY VIEWING ワールド・ベスト・プレイ・ビューイング』【A】太陽劇団『モリエール』(1978年フランス・イタリア合作映画 / 2022年4Kデジタルリマスター版)監督・脚本:アリアーヌ・ムヌーシュキン出演:フィリップ・コーベール / ジョゼフィーヌ・ドレンヌ / ブリジット・カティヨン ほか上映時間:4時間25分(休憩あり)【B】太陽劇団『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(2006年)太陽劇団『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(C) Michèle Laurent監督:アリアーヌ・ムヌーシュキン作・出演:太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)上映時間:4時間50分(休憩あり)【C】インターナショナル・シアター・アムステルダム『ローマ悲劇』(2021年)原作:ウィリアム・シェイクスピア演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ出演:インターナショナル・シアター・アムステルダム(ITA)上映時間:5時間40分(休憩あり)⽇程:10⽉5⽇(⽔)〜10月9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイースト『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』『The Scarlet Princess』(2018年) (C)Sebastian Marcovici上演台本・演出:シルヴィウ・プルカレーテ原作:鶴屋南北「桜姫東⽂章」出演:オフィリア・ポピ / ユスティニアン・トゥルク / ルーマニア国⽴ラドゥ・スタンカ劇場カンパニー⽇程:10⽉8⽇(⼟)・9(日)・11⽇(⽕)会場:東京芸術劇場 プレイハウス『セレモニー』プロジェクトメンバー:サリー★(プリンター)⼩森あや(プロジェクトマネージャー)佐々⽊⽂美(セノグラファー)⼤道寺梨乃(俳優)もてスリム(編集者)⼭⼝あまね(建築家)⽇程:10月8日(土) 11:00 / 16:00会場:豊島区⼤塚駅周辺東京芸術祭ひろば⽇程:10⽉11⽇(⽕)〜23⽇(⽇) 12:00〜20:00(予定)会場:東京芸術劇場 アトリエイーストSPAC-静岡県舞台芸術センター『夢と錯乱』『夢と錯乱』演出:宮城 聰作:ゲオルク・トラークル訳:中村朝⼦出演:美加理⽇程:10⽉14⽇(⾦)〜16⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイースト野外劇『嵐が丘』片桐はいり、小野寺修二作:エミリー・ブロンテ演出:⼩野寺修⼆出演:王下貴司 / 久保佳絵 / ⻫藤悠崎⼭莉奈 / 菅波琴⾳ / ⽵内蓮 / 丹野武蔵鄭亜美 / 辻⽥暁 / 富岡晃⼀郎 / 中村早⾹⻄⼭⽃真 / 塙睦美 / 宮下今⽇⼦⽚桐はいり⽇程:10⽉17⽇(⽉)〜26⽇(⽔) 17:00開演 ※24⽇(⽉) 休演会場:GLOBAL RING THEATRE映像演劇『階層』作・演出:岡⽥利規映像:⼭⽥晋平キャスト:オーディションで選考された市⺠(伊藤すみか / 浦⽥すみれ / 江上定⼦ / 笠⽥優奈 / 勝⽥雄介 / 加藤瑶⼦ / 眞⽥信三 / 富髙有紗 / ⻑井健⼀ / ⻄川ちさと / 早川吉乃 / ⽮野昌幸 / 油井⽂寧 / 横⽥僚平)⽶川幸リオン⽇程:10⽉19⽇(⽔)〜25⽇(⽕)会場:東京芸術劇場 シアターイースト『An Imperial Sake Cup and I ー 恩賜の盃と私』構成・出演:チャーンウィット・カセートシリ演出:ティーラワット・ムンウィライ(カゲ)⽇程:10⽉28⽇(⾦)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストakakilike『捌く–Sabaku』演出・構成:倉⽥翠出演:今村達紀 / ⽯原菜々⼦ / ⼤⽯英史 / ⿊⽥健太 / ⽵ち代毬也 / ⽥辺泰信 / 狭間要⼀ / 平澤直幸 / 前⽥耕平 / 森本圭治 / 諸江翔⼤朗 / ⼭本和⾺ / よしたく / 寺⽥みさこ⽇程:10⽉29⽇(⼟)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターウエストアトカル・マジカル学園アートサポート児童館プロデュース:多⽥淳之介⽇程:10⽉28⽇(⾦)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト民俗芸能 in としま2022出演:⻑崎獅⼦連 / 冨⼠元囃⼦連中雑司ヶ⾕⻤⼦⺟神御会式連合会髙野右吉と秩⽗社中 / 菅⽣⼀座 / ⼆⼦流東京⻤剣舞 / 神楽乃朋友 / ⼩⼭会⻘年部 / 斎藤真⽂※⻤⼦⺟神の「⻤」は、正しくは⼀画⽬のツノなし⽇程:10⽉30⽇(⽇) 14:00開演会場:GLOBAL RING THEATRE (池袋西口公園野外劇場)『くらしチャレンジ』(大人とこどものための戯曲集)プロジェクトメンバー:阿部健⼀(ドラマトゥルク・ 地域計画研究者)/ 有吉宣⼈(俳優・ワークショップ ファシリテーター)/ ⼩野晃太朗(劇作家)/ 齋藤優⾐(デザイナー)⽇程:10月22日(土) ~11月13日(日)会場:豊島区内会場(予定)山本卓卓×北尾亘『となり街の知らない踊り子』作・演出・振付:⼭本卓卓振付・出演:北尾亘⽇程:11⽉4⽇(⾦)〜11⽉6⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストアトカル・マジカル学園 かぞくアートクラブディレクション:YORIKO⽇程:11⽉12⽇(⼟)〜11⽉23⽇(⽔・祝) ※期間中の⼟・⽇・祝⽇に開催会場:東京芸術劇場 アトリエウエスト第35回 としま能の会出演:観世喜正 / 野村萬 ほか⽇程:11⽉14⽇(⽉) 18:00開演(予定)会場:豊島区立芸術文化劇場 (東京建物Brillia HALL)『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』『守銭奴ザ・マネー・クレイジー』作:モリエール翻訳:秋⼭伸⼦演出:シルヴィウ・プルカレーテ出演:佐々⽊蔵之介加治将樹 / ⽵内將⼈ / ⼤⻄礼芳 / 天野はな茂⼿⽊桜⼦ / 菊池銀河⻑⾕川朝晴 / 阿南健治 / ⼿塚とおる / 壤晴彦⽇程:11⽉23⽇(⽔・祝)〜12⽉11⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 プレイハウス■東京芸術祭ファーム(テーマ 「都市をほぐす/Unlearning Cities」)Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表『「クィア」で「アジア人」であることとは?』演出:セリーナ・マギリューパフォーマー:未定(公募により決定)⽇程:10⽉7⽇(⾦)〜9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエウエストほかFarm-Lab Exhibition パフォーマンス 試作発表 y/n(橋本 清+山﨑健太)『Education(in your language)』演出:y/n(橋本 清+⼭﨑健太)パフォーマー:未定(公募により決定)⽇程:10⽉7⽇(⾦)〜9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト(予定)Asian Performing Arts Camp 公開セッション登壇者:Asian Performing Arts Camp参加者モデレーター(Asian Performing Arts Campファシリテーター):⼭⼝惠⼦ / ジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダゲストフィードバッカー:中村 茜 / リュウ・シャオイ⽇程:10⽉16⽇(⽇) 13:00〜18:00会場:オンラインディレクターズフォーラム登壇者:宮城 聰(東京芸術祭ディレクター)⼩川希(Art Center Ongoing ディレクター)マーティン・デネワル(フェスティバル・トランスアメリーク 共同芸術監督)リバー・リン(アーティスト / ADAMキュレーター)川崎陽⼦ / 塚原悠也 / ジュリエット・ナップ(KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター)ファシリテーター: 多⽥淳之介(東京芸術祭ファームディレクター )/ ⻑島確(東京芸術祭ファーム共同ディレクター)⽇程:10⽉31⽇(⽉)〜11⽉5⽇(⼟) ※後⽇アーカイブ配信あり会場:東京芸術劇場シンフォニースペースおよびオンライン ほかクリエイティブインターンアートトランスレーターアシスタントファーム編集室 アシスタントライター制作アシスタントファーム ラボ ビジタースクール※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。<イベント情報>東京芸術祭 20222022年9⽉1⽇(木)〜12⽉11⽇(日)会場:東京芸術劇場 / GLOBAL RING THEATRE(池袋⻄⼝公園野外劇場)/ 豊島区⽴芸術⽂化劇場(東京建物 Brillia HALL)/ ほか東京・豊島区池袋エリア公式サイト:
2022年09月26日ステージに広がる、スペインの乾いた大地。それが、20世紀初めに活躍したスペインの詩人・劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカがこの『血の婚礼』で描いた悲劇の舞台だ。レオナルド(木村達成)と彼の昔の恋人である“花嫁”(早見あかり)、そして“花婿”(須賀健太)が大地を駆け、はいずり、抱き合い、殴り合い、蹴り合い、己の肉体を、そして言葉を、魂をぶつけ合う……。物語は冒頭から、花婿の母(安蘭けい)が自分の息子への愛情と共に、深い悲しみと憎しみに囚われていることを示す。どこか狂気に駆られている彼女を、息子は愛している一方で疎ましさも覚えている様子。この1シーンだけで、彼らの複雑な心模様が浮き上がる。そしてレオナルドも花嫁も、自分たちの今の姿に苛立っている。レオナルドは妻に怒りをぶつけ、花嫁は女中とひりひりするようなやりとりを繰り広げる。そんな彼らを縛りつけている何かを、黄色やオレンジなど色鮮やかな衣服の上のハーネスが象徴しているかのようだ。視覚的な演出として、衣裳が非常に印象的であることは特筆しておきたい。ほとんどの登場人物の衣裳が鮮やかな色味である一方、花婿の母だけは常に黒、そしてレオナルドとその妻(南沢奈央)だけが真紅を身につけることも。花婿と花嫁の結婚式の日、宴の最中にレオナルドと花嫁が姿を消す。花婿はふたりを追う。ここで第一幕が終わり、舞台上にあった壁が取り払われる。そしてステージ全面を使った広大な大地(砕いたココナッツの皮が使用されているのだとか)が姿を現す。この舞台転換が、何よりも効果的だ。人々を遮っていた物が消え、レオナルドと花嫁、花嫁はハーネスを外す。自らを縛るものがなくなったその時、3人は心も体も激しくぶつけ合う。そして彼らは悲劇的な結末を迎える。レオナルドと花嫁の葛藤は、観客の共感を誘うものではないだろう。どちらかと言えば、理解できずもどかしく感じられる。だが彼らの躍動する肉体が、ひどく心を揺さぶることは間違いない。また終盤で亡くなった者たちを悼む母の姿の、悲しくもどこか雄々しく、美しい姿も。これが、“人が生きる”ということだと語りかけるように……。取材・文:金井まゆみ
2022年09月21日芸術家集団 式(主宰:河合達也)主催、芸術家集団 式 旗揚げ公演『地獄変』が2022年10月15日 (土) ~2022年10月17日 (月)にシアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都北区豊島7-26-19)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティ予約フォームにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@info_arts_shiki) 芸術家集団 式 旗揚げ公演芥川龍之介『地獄変』劇団のアトリエで二度内部発表した同作が、脚本・構成・演出・キャストを新たに劇場公演決定!芸術家集団 式 の旗揚げに際し、芸術家の生き様を描いた「地獄変」(原作:芥川龍之介)を取り扱い、主人公の絵師良秀の生涯をかけた創作を通して、芸術とは何か、芸術家とはどの様な存在なのかを世に問いかける。原作では大殿様に仕える人からの視点で語られていたが、公演では別視点での語りに書き換え、良秀と周囲との関係性に踏み込んだ戯曲を用いる。権者の再来のように描かれていた殿様が何故良秀の娘を燃やすに至ったのか、燃やされる瞬間の娘と良秀がどのような会話をしていたのだろうか、決して原作では描かれなかった真相に迫る。芸術作品を産み出すために人を燃やすことを思いつき、さらにそれを殿様に実現を要求する良秀は、果たして真の芸術家と呼べるのだろうか? 私たちが生きる世の中にも、世界の現実を詳らかにするために、餓死寸前の子どもがハゲタカに狙われている構図を収めた写真を撮り、その後社会から叩かれ自死に至った写真家もいる(そしてその写真はピューリッツァー賞を取っている)。芸術家について様々な定義を試み『地獄変』を通して社会に投げかける。原作を知らない人にも楽しんでいただけるよう、俳優が持つ身体表現技術を駆使したシーンを取り入れ「語り」と「群舞」と「会話」で構成された魅力的な空間を立ち上げる。<上演にあたって>様々な職業が機械にとって代わる時代だと言われています。その方が効率的だという事も間違いないと思います。またAIが絵を描いたり、歌を歌ったり、文を綴ったりもします。もしかしたらAIから芸術家が産まれる時代が来るかもしれません。ただ、人の美しさを肌で感じるには、その人の活動に触れていなければできません。芸術の世界は人の持つ美しさと常に向き合っています。人々が、人の持つ美しさを忘れてしまう前に、多くの人に芸術に興味を持って欲しいと思います。芸術家集団 式 とは河合達也が所属する劇団 山の手事情社の活動を経て、芸術について独自に研究や考察、実験を行うために立ち上げた集団。資本主義的な考え方が広がる中、既得権益に囚われず純粋に美しい物や事とは何か、という「芸術家式に物事を考える」ことを信念として社会と対峙していく集団を目指したいと考え、芸術家集団 式 と命名し活動を行う。公演概要芸術家集団 式 旗揚げ公演『地獄変』原作:芥川龍之介構成・演出:河合達也公演期間:2022年10月15日 (土) ~2022年10月17日 (月)会場:シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都北区豊島7-26-19)■出演者(五十音順)有村友花(劇団 山の手事情社)尾﨑彰雄斉木和洋(劇団 山の手事情社)髙橋真理高橋結希渡辺可奈子(劇団 山の手事情社)■スタッフ照明:安達直美音響:斎見浩平舞台監督:安田晃平演出助手:清水幹王制作協力:坂入友里香宣伝美術:村田茜協力:劇団 山の手事情社、東京バビロン制作・プロデュース:芸術家集団 式■公演スケジュール15日(土)14:00/18:0016日(日)14:00/18:0017日(月)14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金全席自由:3,500円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月21日ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団(制作:株式会社スーパーキッズ)は、2022年11月6日(日)に「秋の芸術祭」(於:東京オペラシティコンサートホール)を開催いたします。2018年にスタートし5回目を数える今年はムソルグスキー(ラヴェル編)『展覧会の絵』を披露します。コンサート情報: ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団●幼少期の思い出で終わらせない。生涯クラシック音楽を楽しんでいただくために動物たちによるオーケストラ「ズーラシアンフィル」は親子を中心にオーケストラを楽しんでいただこうという観点から、童謡や民謡などをオリジナルアレンジした《シンフォニック童謡》の世界をお届けしています。「どこかで聞いたことのある」童謡などのメロディーをベースに、シンフォニーの響きの美しさを感じていただき、今までハードルが高かったオーケストラのコンサートを身近に感じていただく工夫をしてまいりました。そんな活動を続けている折、目にとまるのはズーラシアンブラスのコンサートで音楽に興味を持ったお子様が、ズーラシアンブラスを卒業するとともにクラシック音楽を卒業してしまう…といった状況です。クラシック音楽との出会いを、幼少期の思い出として終えてしまうではなく生涯長く楽しんでいただきたい。そんな思いで、《童謡》からさらに踏み込んだクラシック音楽の世界を覗いていただけるコンサートを開催いたします。●新指揮者 ジャイアントパンダがデビュー。他にもレアな光景がたくさん動物たちの新たな仲間「ジャイアントパンダ」がデビューします。世界三大珍獣として並ぶオカピ、コビトカバと同じ指揮者であるジャイアントパンダが白黒の衣装に身を包み、華麗にオーケストラを導きます。その他にも、ビオラやピアノを演奏する弦(つる)うさぎのベスがチェレスタ、クラリネットのローズマリーがオーボエ・コールアングレを演奏するなどファン必見のレアな光景がたくさん見られます。ダブルリードの白ヤギ、黒ヤギも仲間を増やしたり、普段オーケストラにないサックスパートにはサキソフォックスのラトゥールが参加して賑やかなステージとなります。●プログラムの目玉は「展覧会の絵」多くの作曲家によってオーケストラに編曲されたモデスト・ムソルグスキーのピアノ曲「展覧会の絵」。現代でとりわけ有名なモーリス・ラヴェルによる編曲版を演奏します。トランペットのインドライオンが演奏する印象的な「プロムナード」からスタートし、10枚の絵をめぐります。「ビドロ」ではテューバ・ホッキョクグマのソロに注目。お馴染み「キエフの大門」の大フィニッシュまで約35分に渡る組曲に動物たちが挑戦します。【公演概要】開催日:2022年11月6日(日)時間 :開場時間12:45 開演時間13:30場所 :東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都新宿区)料金 :全席指定 S席5,500円 A席5,000円 B席(見切れ席)4,500円C席(見切れ席)3,500円※1階席(S席)のみ0歳より入場可。3歳以上有料。2歳までは保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料。A、B、C席(2階席、3階席)は未就学児は入場できません。曲目 :展覧会の絵、交響曲第40番第一楽章、俳句でブラス、狂詩曲「おさるのかごや」【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日東京混声合唱団と「大地讃頌」を歌おう!今年10月に開館15周年を迎える「三原市芸術文化センター ポポロ」では、記念公演として来年1月9日に「みはら風と海のコンサート」を開催します。この公演は、世界で活躍する指揮者の山田和樹氏がプロデュースし、若手サクソフォン四重奏、ザ・レヴ・サクソフォン・クァルテット、広島出身のピアニスト萩原麻未、東京混声合唱団の皆さんが出演するオリジナル企画です。コンサート中盤で東京混声合唱団の皆さんと、公募による市民の皆さんが「大地讃頌(作詞:大木惇夫、作曲:佐藤眞)」を共演するコーナーを設けます。ソプラノ、アルト、テノール、バスの4パート、各10名前後の合唱参加者の募集を9月1日から開始いたします。申し込みは専用フォームで9月1日(木)~30日(金)の1ケ月間。詳細、お申込みについては、ポポロホームページの募集要項をご確認ください。みはら風と海のコンサート : 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : 募集情報催事名:「みはら風と海のコンサート」合唱参加者募集会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)事前練習:2022年11月28日(月)、11月29日(火)*東京混声合唱団のメンバーによる指導公演日:2023年1月9日(月祝)申し込み:専用フォーム、または電話でお問合せください。TEL.0848-81-0886定員:各パート10人前後(パート別の応募数に偏りがある場合は、人数を調整します。)参加費:8,000円主催:一般財団法人みはら文化芸術財団助成:宝くじ(地域の芸術環境づくり)ご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月31日8月5日に開幕した「瀬戸内国際芸術祭2022」夏季会期。台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのサポートの下、台湾の著名なアーティストである王文志(ワン・ウェンチー)と王徳瑜(ワン・テユ)が訪日し、会場で制作に取り組み、作品を完成させました。『ゼロ(歸靈)』の作者の王文志氏(左3)と大江正彦・小豆島町長(右3)近年は、新型コロナウイルスの影響により、国際間の移動や芸術文化交流が制限されてきたが、今年4月の日本のビザ発給緩和を受け、台湾の2名のアーティストが直接会場で制作することが可能になりました。今回、王文志は5回目の出展となり、現地の竹を用いた台湾文化の要素が詰まった大きな建物『ゼロ(歸靈)』を制作。作品には心身ともに自然と一体化し、原始に近い地球に戻れるようにという思いが込められています。香川県小豆島町に展示されている『ゼロ(歸靈)』同芸術祭に初出展した王徳瑜の作品『No.105』は、針金工場と道路建設用の倉庫だった場所に3つの空気がふくらむインスタレーション(巨大なバルーンのようなインスタレーション)を設置し、海中にいるような感覚が体験できる。作品にはリサイクルした工業材料を用いており、この空間の過去の歴史と持続可能な環境の精神を表現しています。王徳瑜氏(右1)の作品『No.105』瀬戸内国際芸術祭は、2010年よりトリエンナーレの形式で3年に1度開催されており、これまでに約422万人が来場した。今回は4月14日から11月6日まで、春、夏、秋の三季に分かれて開催され、33カ国から184組のアーティストが出展している。「瀬戸内国際芸術祭2022」【会期】春:2022年4月14日[木]—5月18日[水]35日間夏:2022年8月5日[金]—9月4日[日]31日間秋:2022年9月29日[木]—11月6日[日]39日間合計 日数|105日間【開催地】直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 沙弥島[春のみ] / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] /粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] /高松港・宇野港周辺 / 広域・回遊主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会会長:浜田恵造[香川県知事]名誉会長:真鍋武紀[前香川県知事]副会長:泉雅文[香川県商工会議所連合会会長]大西秀人[高松市長]総合プロデューサー:福武總一郎[公益財団法人福武財団理事長]総合ディレクター:北川フラム[アートディレクター]
2022年08月26日アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供している「文化庁メディア芸術祭」。9月16日(金)からは本年度の受賞作品を紹介する『第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』が東京・お台場の⽇本科学未来館を中心に開催される。1997年よりスタートし、25回目を迎えた今年は、世界95の国と地域から応募された3,537作品の中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの部門ごとに、大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞が選出された。同展では、4部門の受賞作品を一堂に展示。アート部門大賞を受賞したanno labほかによる《太陽と月の部屋》をはじめ、インスタレーションやインタラクティブアートが展示されるほか、ゲームやVR作品を実際に体験し、楽しむこともできる。さらに、アニメーションやマンガ作品の貴重な関連資料の展示や、受賞作品や審査委員会推薦作品のマンガを実際に手に取って読むことができるマンガライブラリーも設置される。エンターテインメント部門⼤賞「浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~」(C)NHKアニメーション部門⼤賞Mahbooben KALAEE(イラン)「The Fourth Wall」マンガ部門⼤賞持田あき(日本)『ゴールデンラズベリー』(C)Aki Mochida Shodensha FEEL comicsほかにも、世界40の国と地域から125作品の応募があった日本科学未来館の球体展示に関する作品、フェスティバル・プラットフォーム賞の受賞作品展示や、池袋HUMAXシネマズほかでは、劇場アニメーションや短編アニメーション、映像作品等のスクリーン上映も。また、エンターテインメント部門大賞「浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~」については、番組発案者の浦沢直樹氏とともにマンガ作品の魅力を切り取る番組づくりに迫るトークショーも開催される。なお、次年度については、作品募集を行わないことが8月24日に発表されている。フェスティバル・プラットフォーム賞<ジオ・コスモス カテゴリー>Paul LACROIX (フランス)《Path of Noise ( r, theta, phi)》フェスティバル・プラットフォーム賞<ドームシアター カテゴリー>王 俊捷 (中国)《親愛なるウイルスたちへ》(C) 2021 WANG JunjieRhizomatiks のデザインによる第25回のキービジュアル【開催情報】『第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展』2022年9月16日(金)~9月26日(月)、⽇本科学未来館ほかにて開催※9月20日(火)は休館
2022年08月25日開館30周年を迎える愛知県芸術劇場にて、「愛知県芸術劇場芸術監督 勅使川原三郎 2022年度プロデュース公演 記者会見」として、「勅使川原三郎 芸術監督 演出・振付 ダンス『風の又三郎』」、そして「ダンス・コンサート 勅使川原三郎 ライヴミュージック&ダンス『天上の庭』」が9月に開催されることが決定。同劇場の芸術監督であり、ダンサー・振付家・演出家の勅使川原三郎と、ダンサー・振付家・アーティスティック・コラボレーターを務める佐東利穂子がオンライン会見に臨み、意気込みを語った。宮沢賢治の名作をモチーフに、7月にヴェネツィア・ビエンナーレ2022にて金獅子功労賞を受賞した勅使川原が、地元のバレエダンサーとともに愛知で創り上げるダンス公演「勅使川原三郎 芸術監督 演出・振付 ダンス『風の又三郎』」。昨年夏にオーディションで選ばれた地元ダンサー11名を迎えた初演に続き、今年は新規ダンサーも迎え、さらに厚みが増し、成長を続ける“再びの創作”に期待が寄せられている。『風の又三郎』2022年3月の稽古より「昨年は素晴らしい成果をあげ、他の都市や海外でも披露できるパフォーマンスだった」と手応えを示す勅使川原。公演を重ねることで、地域に根付いたダンサーの人材育成にも取り組んでおり、「地元で作品を作る。そういう誇りを持ってやっていきましょうという意義を共有していることがとても大事。ダンサーがのびのびと活動し、成長する場所としての愛知県芸術劇場をさらに認識していただき、継続性と活性化を通して、劇場に関わる地元の人が増えれば」と意義を強調した。勅使川原三郎朗読も担当する佐東は「意味を考えるというよりは、文章が持つ独特なリズムや息づかいを大切にしている」といい、「賢治の作品には、鮮やかな色を感じさせる文体や、音に対する言葉も多いので、声に出すことで教わることが多く、それが踊りにも影響を与える。読む、そして踊るという身体感覚が両方合わさり、初めて作品として成り立っている」と朗読を通した文学とダンスの共鳴を語った。『風の又三郎』2021年初演より一方、世界トップクラスのダンスと音楽を同時にコンサートホールで楽しむライブパフォーマンスとして2016年から始まった「ダンス・コンサート」シリーズの第6弾にあたる『天上の庭』について、勅使川原は「『風の又三郎』とは正反対に、文学的メッセージはなく、純粋な音楽と身体によるダンスの共演を披露する」とコンセプトを説明。「演奏は英語で“play”と言いますが、文字通りの遊戯性を楽しんでもらえれば。同時に、音楽がもともと持っている喜び、奏でられるべき調和がとても大切」と聞きどころをアピールした。音楽をフィンランド系オランダ人のヨナタン・ローゼマン(チェロ)が担当することになっており、佐東は「チェロの演奏で踊るのは初めて。独特でユニークな楽器ですし、チェロのために作曲された音楽に触れることを、とても楽しみにしています」と未知なる化学反応に期待を寄せていた。取材・文=内田涼<公演情報>「勅使川原三郎 芸術監督 演出・振付 ダンス『風の又三郎』」2022年9月3日(土) 15:00開演、9月4日(日) 15:00開演会場:愛知県芸術劇場 大ホール※開場は開演の45分前※公演時間:約80分(見込み)/ 休憩なし※推奨年齢:小学校高学年以上※3歳以下のお子さまは入場できません。4日(日) のみ託児サービスあり(有料・要予約)。原作:宮沢賢治演出・振付・美術・衣装・照明デザイン・音楽編集:勅使川原三郎アーティスティック コラボレーター・ダンス・朗読:佐東利穂子ダンス:オーディションダンサー(赤木萌絵 / 石川愛子 / 伊藤心結 / 岩怜那 / 菰田いづみ / 佐藤静佳 / 西川花帆 / 松川果歩 / 宮本咲里 / 吉田美生 / 渡邉菫)【チケット料金】(全席指定)S席:4,000円(U25:2,000円・中学生以下:1,000円)A席:3,000円(U25:2,000円・中学生以下:1,000円)チケットはこちら:「ダンス・コンサート 勅使川原三郎 ライヴミュージック&ダンス『天上の庭』」「ダンス・コンサート 勅使川原三郎 ライヴミュージック&ダンス『天上の庭』」チラシ2022年9月16日(金) 19:00開演、17日(土) 16:00開演(開場は各開演の45分前)会 場:愛知県芸術劇場コンサートホール演出・照明・衣装・選曲・ダンス:勅使川原三郎アーティスティックコラボレーター・ダンス:佐東利穂子チェロ:ヨナタン・ローゼマン勅使川原三郎佐東利穂子ヨナタン・ローゼマン【演奏曲目】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲よりカサド:無伴奏チェロ組曲よりコダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8【チケット料金】(全席指定)S席:7,000円A席:5,000円※U25は各半額※U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)。※ヒアリングループ、車椅子席は劇場事務局(052-211-7552 / apat_info@aaf.or.jp(mailto:apat_info@aaf.or.jp) )にて取扱い。※開演後は入場できない場合があります。※やむを得ない事情により内容、出演者等が変更になる場合があります。※未就学児入場不可。17日(土) のみ託児サービスあり(有料・要予約)■託児サービス対象:満1歳以上の未就学児料金:1名につき1,000円(税込)申込締切:9月10日(土)問合せ:オフィス・パレット株式会社0120-353-528(携帯からは052-562-5005)月~金 9:00~17:00、土 9:00~12:00(日・祝日は休業)チケットはこちら:愛知県芸術劇場HP:
2022年08月19日東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長:中山ダイスケ)が主催する「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2022」が、2022年9月3日(土)から開幕します。前回の2020年から芸術監督に就任した現役医師・稲葉俊郎氏のもと、「山のかたち、いのちの形《いのちの混沌を越え、いのちをつなぐ》」をテーマに、芸術やデザインの力を通して、「人と人とのつながり」や「心と身体の関係」など、これまで分断されてきたものをあらゆる文脈で「つなぐ」ことに挑戦します。■公式ウェブサイト: 山形ビエンナーレ2022ポスター■山形ビエンナーレ2022の見どころ1. 新たにオープンする「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」が会場に!創造都市やまがたの新たな拠点として9月にオープンするQ1(キューイチ)を会場に、複数のプロジェクトが多彩なプログラムを展開します。【いのちの学校】:「おくすりてちょう」をつくる(稲葉俊郎・須長檀)/FORMATA 地球外的で、活動的で、自発的な実体(ホアン・マヌエル・カストロ)など【現代茶経 第1章】:喫茶往来(望月重太朗、永岡大輔、井口和泉、平田尚也ほか)/山の上の陶器市:(うつわやみたす、田村一、樽見浩ほか)【まちのおくゆき】:ダンスパフォーマンス上演・トーク(砂連尾理、伊藤亜紗、分身ロボットOriHimeパイロットさえ、岩中可南子ほか)【美術の學校】:各種クラフトワークショップ(坂井直樹、藤田謙、佐々木理一ほか)【PINK PUBLIC PROJECT】:インフォメーション、グッズ販売&展示(spoken words project ほか)2. 山形県郷土館「文翔館」の議場ホールに「藻が湖伝説」が出現!会場を歴史的文化財から現代アート作品で埋め尽くし、現在の地名にも由来を残す村山盆地に伝わる「藻が湖(もがうみ)伝説」を再現します。【現代山形考─藻が湖伝説】:展示、トーク、演劇(青野文昭、大山顕、尾花賢一+石倉敏明、ゲッコーパレード、東北画は可能か?、東北大学五十嵐太郎研究室ほか)3. すずらん商店街で夜の歩行者天国を展開!いつもの街に2,000本のロウソク絵画や巨大なチョークアートが出現。50人の集団演劇や変化するメディアアートなど、屋外ならではの壮大なアートを展開します。【屋根のない美術館】:光の鳥(吉田重信)、水の記憶(来田広大、土田翔)、ニュー花笠音頭(大脇理智)、移動ギャラリー(タノタイガほか)、舞台芸術集団エンギニア(屋代敏博)ほか■山形ビエンナーレ2022 芸術監督:稲葉俊郎(いなば・としろう)1979年 熊本生まれ。医師・医学博士。1997年 熊本県立熊本高校卒業。2004年 東京大学医学部医学科卒業。2014年 東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程卒業(医学博士)。2014年-2020年3月 東京大学医学部付属病院循環器内科助教2020年4月 軽井沢病院 総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督)2021年1月 軽井沢病院 副院長2022年4月 軽井沢病院 院長■7つのプロジェクトと参加アーティスト 1. いのちの学校/土と人 キュレーター:岩井天志テーマは「commons」。色と音楽ライブ、パフォーマンス等で、ポストコロナにおける新しいコミュニティのかたち、共有空間を探ります。【参加予定アーティスト】青葉市子(音楽家)、池上恵一(マッサージ芸術家)、市村隼人(サウンドアーティスト)、稲葉俊郎(医師/山形ビエンナーレ芸術監督)、上野雄次(花道家)、umui(料理人)、OLAibi(アーティスト)、川上謙(建築家)、橘田優子(植物染色作家)、コウノリ(サンシャインジュース代表)、コムアイ(アーティスト)、鶴田真由(女優)、中山晃子(アーティスト)、成瀬正憲(山伏/採集者)、野村友里(eatrip主宰/料理人)、ハルカナカムラ(音楽家)、船越雅代(料理家/Farmoonオーナー)、ホアン・マヌエル・カストロ(バイオアーティスト)、マツーラユタカ(物書き料理家)、ミスミノリコ(暮らしの装飾家)、ヤマンドゥ・コスタ(ギタリスト)、R∞∞T LAB.(勝見淳平、瀬藤康嗣、マイケル・フランク)2. 現代山形考~藻が湖伝説~ キュレーター:三瀬夏之介山形が海の下だった時代からポストコロナの未来まで。ありえたかもしれない世界を夢想する、歴史的文化財から現代アートの作品展。【参加予定アーティスト】宮本晶朗(キュレーター)、阿部麻衣子(アシスタントキュレーター)、青野友哉(考古学者)、青野文昭(美術家)、青山夢(画家)、浅野友理子(画家)、井戸博章(彫刻家・保存修復家)、大山顕(写真家)、尾花賢一+石倉敏明(美術家+人類学者)、金子朋樹(日本画家)、狩野宏明(画家)、鹿野研究室(鹿野護・齋藤光佑)、菊地聡子(銀粘土作家)、菊池聡太朗(美術家)、菊地翼(映像作家)、来田広大+土田翔(美術家)、君島彩子(宗教学者・アーティスト)、現代風神雷神考(修復コレクティブ)、草彅裕(写真家)、ゲッコーパレード(演劇集団)、是恒さくら(美術家)、後藤拓朗(画家)、志村直愛(建築史家)、高橋源吉(洋画家)、東北画は可能か?(コレクティブ)、東北大学五十嵐太郎研究室、長瀞想画、株式会社ニコン、西除闇(仏師)、濱定史+加藤建築、番場三雄(日本画家)、深井聡一郎(彫刻家)、歩火(移動式描画集団)、水野健一郎(アーティスト)+アンドスリー(映像チーム、花田真由子、先崎大朗、アリマミユキ、千々松昂将)、三瀬夏之介(美術家)、ムカサリ絵馬、藻が湖新聞社(小金沢智、石原葉)、吉賀伸(彫刻家)3. 現代茶経 第1章/山の上の陶器市 キュレーター:深井聡一郎唐時代に書かれた茶の経典「茶経」の現代版として、アート・工芸・食が絡み合う、現代におけるお茶の楽しみ方を提案します。【参加予定アーティスト】望月重太朗(アートディレクター)、永岡大輔(美術家)、井口和泉(料理家)、田久保静香(陶芸家)、村上滋郎(アーティスト・ビール醸造家)、田村一(陶芸家)、樽見浩(陶芸家)、宮野さとみ(陶芸家)、大上裕樹(陶芸家)、うつわやみたす(陶芸家)、鈴木美雲(陶芸家)、中村恵美(陶芸家)、堀江遼子(陶芸家)、深井ゼミ学生有志、工芸コース学生有志、テキスタイルコース学生有志、KIRUE(北村啓人)など、安達健(陶芸家)、生島賢(ガラス作家)、大原光一(陶芸家)、栢野紀文(陶芸家)、小泉敦信(陶芸家)、後藤有美(陶芸家)、坂井直樹(金工作家)、清水真由美(陶芸家)、高橋奈己(陶芸家)、芳賀龍一(陶芸家)、長谷川奈津(陶芸家)、浜坂尚子(陶芸家)、深冨陶器(新人)、山野辺彩(陶芸家)、マルヤマウエア(陶芸家)、近藤七彩(金工作家)など4. 屋根のない美術館─いのちの光─ キュレーター:青山ひろゆき商店街の歩行者天国を舞台に、ライブアートや演劇、参加型のデジタルアートやワークショップなど毎週入れ替わる作品を楽しめます。【参加予定アーティスト】増田尚紀(鋳物作家)、青野文昭(美術家)、吉田重信(現代美術家)、大脇理智(メディアアーティスト)、タノタイガ(美術家)、君平(美術家)、下小川毅志(ビデオペインティング)、来田広大(美術家)、藤原泰祐(画家)、ミシオ(美術家)、吉村尚子(美術家)、青木みのり(画家)、屋代敏博(チームエンギニア主宰)、土田翔(絵描き)、関本欣哉(Gallery TURNAROUND代表)、中村桂子(KODAMA PRESS主宰)、結城泰介(KODAMA PRESS主宰)5. まちのおくゆき キュレーター:アイハラケンジ多様性を受容しながら「福祉」の現場とアートをつなぎ、異なる身体や感覚、他者について想像する活動を重ねていくプロジェクトです。【参加予定アーティスト】砂連尾理(振付家/ダンサー)、加藤由美(舞踊家/舞踊振付家)、兼子京子(ダンサー:心体表現)、菊地将晃(ダンサー)、武田和恵(福祉とアートのコーディネーター)、岩中可南子(アートコーディネーター/編集者)、福原悠介(映像作家)、さえ(分身ロボットOriHimeパイロット)、伊藤亜紗(美学者/東京工業大学教授)、滝口克典(研究者:市民社会論)、石沢惠理(アートワークショップデザイナー)、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ(ワークショップ企画・運営)ほか6. 美術の學校 ─つくる・つかう・あそぶ・かんがえる─ キュレーター:安達大悟東北の自然や素材をとらえながら自らの身体を通して創作する、市民とプロのクリエイターが協働して企画したワークショップです。【参加予定アーティスト】佐藤香(美術家)、栂瀬真(ニットクリエイター)、藤原麻里菜(コンテンツクリエーター)、藤田謙(ジュエリーアーティスト)、坂井直樹(金属造形作家)、佐々木理一(陶芸家)、松村泰三(メディアアーティスト)、松本由衣(漆芸作家)7. PINK PUBLIC PROJECT キュレーター:原高史アート・ダンス・ファッション・写真の新たなるコラボ。県内のダンサーと市民100名で街を元気にする「クリーンアップ・ダンス」を披露します。【参加予定アーティスト】SEI(ダンサー)、MOGA(ダンサー)、福助(ダンサー)、Himawari(ダンサー)、ちゃんなつ(ダンサー)、TARO(ダンサー)、Mayu(ダンサー)、Yukke(ダンサー)、FRIDAY(ダンサー)、K@TTSU(ダンサー)、MIURA MAKOTO(ビデオグラファー)、原高史(現代アーティスト)、飛田正浩(ファッションデザイナー)、望月孝(フォトグラファー)■テーマ山のかたち、いのちの形《いのちの混沌を越え、いのちをつなぐ》■開催地・会場山形県山形市中心市街地…山形県郷土館「文翔館」、やまがたクリエイティブシティセンターQ1(山形私立第一小学校旧校舎)、やまぎん県民ホール、市街地商店街、リノベーション物件等 ■会期…2022年9月3日(土)~25日(日)※一部の会場を除き、会期中の金・土・日・祝日のみ開催(12日)9月3日(土)・4日(日)・9日(金)・10日(土)・11日(日)・16日(金)・17日(土)・18日(日)・19日(月祝)・23日(金祝)・24日(土)・25(日)■参加料等無料/一部有料プログラムあり■運営体制芸術監督 :稲葉俊郎(医師・医学博士/軽井沢病院院長)総合プロデューサー :中山ダイスケ(東北芸術工科大学学長)ディレクター/キュレーター:三瀬夏之介、岩井天志、原高史、深井聡一郎、青山ひろゆき/アイハラケンジ、安達大悟ほかアートディレクター :小板橋基希(株式会社アカオニ)事務局 :地域連携推進課■主催:東北芸術工科大学■後援:山形県、山形市、山形県教育委員会、山形市教育委員会■助成:令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業、公益財団法人 朝日新聞文化財団、公益財団法人 花王芸術・科学財団、公益財団法人 カメイ社会教育振興財団(仙台市)、公益財団法人 野村財団、公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団、公益財団法人 三菱UFJ信託地域文化財団■協賛:愛和建設株式会社、株式会社きんでん東北支社、株式会社カキザキ山形国際ホテル、株式会社金入、菱機工業株式会社仙台支店、株式会社旅館古窯、株式会社ジョイン、有限会社東北環境総合サービス、富士フィルムBI山形株式会社、株式会社山形銀行、山形パナソニック株式会社、株式会社山形ビルサービス、株式会社山本組、うるしやまタクシー株式会社、株式会社オーイシ、株式会社オカムラ、オビサン株式会社、株式会社KDDIエボルバ、株式会社財務サポート、医療法人社団清永会、株式会社丹野園茶舗、株式会社塚田会計事務所、株式会社トヨタレンタリース山形、日本地下水開発株式会社、ネッツトヨタ山形株式会社、株式会社羽田設計事務所、株式会社萬国屋、ファースト興産株式会社、富士フィルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、株式会社ホリエ、株式会社本間利雄設計事務所、丸善雄松堂株式会社仙台支店、株式会社モス山形、山形いすゞ自動車株式会社、山形空港ビル株式会社、株式会社山形県観光物産会館、山形市農業協同組合、株式会社山形丸魚、株式会社山南自動車、リコージャパン株式会社マーケティング本部山形支社■寄附:株式会社IHI■特別協力:公益財団法人山形県生涯学習文化財団、山形県総合文化芸術館指定管理者みんぐるやまがた、やまがたクリエイティブシティセンターQ1、大手門通り すずらん商店街振興組合 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月15日2022年9月1日(木) から12月11日(日) にかけて、東京・豊島区池袋エリアを中心に開催される「東京芸術祭 2022」。東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に豊島区池袋エリアを中心に開催。今年で7年目を迎えるこの“都市型総合芸術祭”では主要3演目として、野外劇『嵐が丘』、「『スカーレット・プリンセス』The Scarlet Princess」、『守銭奴ーザ・マネー・クレイジー』の3作品の上演が発表されていたが、このほど31演目のラインアップが発表された。今年は、舞台芸術の上演・配信・地域を巻き込む催しなどからなる「東京芸術祭プログラム」と、研究開発を通じた⼈材育成のための「ラボ」と教育普及のための「スクール」の2つのカテゴリーで様々なプログラムを実施する「東京芸術祭ファーム」との、2本の柱で構成される。併せて、ディレクター・宮城聰からのメッセージも公開された。■ディレクター・宮城聰 コメント芸術は人間らしく生きるために必要なものである。このことは私の変わらない考えです。芸術こそが、世界がどんなに厳しい状況にあっても、人々が心の中で重大な危機に直面していても、命をつなぐザイルのような存在になりうるのではないだろうか。また個人が日常的に不安を抱えていたとしても、崖っぷちから這い上がることができる処方箋に芸術はなれるのではないだろうか。芸術がもつそのような根本的な効能を、芸術に携わる側がもっと発信していかなければならない、伝えていかなければならない。それが今、私が一番強く思っていることです。さらに言えば、舞台芸術は生身の人間がダイレクトに人に訴えかける表現です。それは個人にとってのザイルや処方箋にもなりますが、大きくは世界と人、人と人に橋を架けるものと言えるでしょう。もし劇場の中で何をしているか見えない、何だか敷居が高いように思われているなら、私たちは敷居を溶かして街へと沁み出して行きます。演劇とは言ってみれば目の前で人間が全力で人に何かを伝えようとしている単純な営みです。そもそも敷居なんてありません。コロナ禍で我慢を強いられて、あちこちに出来た心の敷居、それはただ“出会う”だけで掻き消えるものなのです。「何だか一生懸命にやっていたね」――そう感じてもらえれば、その瞬間に「橋」が架かります。劇場、野外、広場そして街中で、芸術が世界に架ける橋を是非渡ってみてください。31ラインアップの詳細は以下(一部レクチャーは8月開催)。<「東京芸術祭 2022」31ラインアップ>■東京芸術祭プログラム第34回 池袋演劇祭出演:特別参加、前回⼤賞受賞団体を含め全39団体⽇程:9⽉1⽇(⽊)〜30⽇(金)会場:豊島区内14会場東京芸術祭 2022 グランドオープニング・第⼀部 セレモニー 13:00~・第⼆部 『シン・マイムマイム』 17:00〜18:00振付:スズキ拓朗マイムマイムをはじめ、フォークダンスをごきげんにアレンジした、誰でも踊れる参加⾃由な⼤イベント。⽇程:9⽉23⽇(⾦・祝)会場:GLOBAL RING THEATRE東京芸術祭 2022 シンポジウム「なぜ他者と空間を共有するのか?~メディア、医療、舞台芸術の現場から~」登壇者:多⽥淳之介 / 横⼭義志 ほか10⽉(予定)、後⽇アーカイブ配信(予定)会場:都内会場東京芸術祭 2022 シンポジウム「芸能者はこれからも旅をするのか?~コロナ後の国際舞台芸術祭における環境と南北問題~」登壇者:⻑島確 / 横⼭義志 ほか10⽉〜芸術祭会期終了まで配信(予定)会場:オンライン『WORLD BEST PLAY VIEWING ワールド・ベスト・プレイ・ビューイング』【A】太陽劇団『モリエール』(1978年フランス・イタリア合作映画 / 2022年4Kデジタルリマスター版)監督・脚本:アリアーヌ・ムヌーシュキン出演:フィリップ・コーベール / ジョゼフィーヌ・ドレンヌ / ブリジット・カティヨン ほか上映時間:4時間25分(休憩あり)【B】太陽劇団『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(2006年)太陽劇団『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(C) Michèle Laurent監督:アリアーヌ・ムヌーシュキン作・出演:太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)上映時間:4時間50分(休憩あり)【C】インターナショナル・シアター・アムステルダム『ローマ悲劇』(2021年)原作:ウィリアム・シェイクスピア演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ出演:インターナショナル・シアター・アムステルダム(ITA)上映時間:5時間40分(休憩あり)⽇程:10⽉5⽇(⽔)〜10月9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイースト『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』『The Scarlet Princess』(2018年) (C)Sebastian Marcovici上演台本・演出:シルヴィウ・プルカレーテ原作:鶴屋南北「桜姫東⽂章」出演:オフィリア・ポピ / ユスティニアン・トゥルク / ルーマニア国⽴ラドゥ・スタンカ劇場カンパニー⽇程:10⽉8⽇(⼟)・9(日)・11⽇(⽕)会場:東京芸術劇場 プレイハウス『セレモニー』プロジェクトメンバー:サリー★(プリンター)⼩森あや(プロジェクトマネージャー)佐々⽊⽂美(セノグラファー)⼤道寺梨乃(俳優)もてスリム(編集者)⼭⼝あまね(建築家)⽇程:10⽉8⽇(⼟)(予定)会場:豊島区⼤塚駅周辺東京芸術祭ひろば⽇程:10⽉11⽇(⽕)〜23⽇(⽇) 12:00〜20:00(予定)会場:東京芸術劇場 アトリエイーストSPAC-静岡県舞台芸術センター『夢と錯乱』『夢と錯乱』演出:宮城 聰作:ゲオルク・トラークル訳:中村朝⼦出演:美加理⽇程:10⽉14⽇(⾦)〜16⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイースト野外劇『嵐が丘』片桐はいり、小野寺修二作:エミリー・ブロンテ演出:⼩野寺修⼆出演:王下貴司 / 久保佳絵 / ⻫藤悠崎⼭莉奈 / 菅波琴⾳ / ⽵内蓮 / 丹野武蔵鄭亜美 / 辻⽥暁 / 富岡晃⼀郎 / 中村早⾹⻄⼭⽃真 / 塙睦美 / 宮下今⽇⼦⽚桐はいり⽇程:10⽉17⽇(⽉)〜26⽇(⽔) 17:00開演 ※24⽇(⽉) 休演会場:GLOBAL RING THEATRE映像演劇『階層』作・演出:岡⽥利規映像:⼭⽥晋平キャスト:オーディションで選考された市⺠(伊藤すみか / 浦⽥すみれ / 江上定⼦ / 笠⽥優奈 / 勝⽥雄介 / 加藤瑶⼦ / 眞⽥信三 / 富髙有紗 / ⻑井健⼀ / ⻄川ちさと / 早川吉乃 / ⽮野昌幸 / 油井⽂寧 / 横⽥僚平)⽶川幸リオン⽇程:10⽉19⽇(⽔)〜25⽇(⽕)会場:東京芸術劇場 シアターイースト『An Imperial Sake Cup and I ー 恩賜の盃と私』構成・出演:チャーンウィット・カセートシリ演出:ティーラワット・ムンウィライ(カゲ)⽇程:10⽉28⽇(⾦)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストakakilike『捌く–Sabaku』演出・構成:倉⽥翠出演:今村達紀 / ⽯原菜々⼦ / ⼤⽯英史 / ⿊⽥健太 / ⽵ち代毬也 / ⽥辺泰信 / 狭間要⼀ / 平澤直幸 / 前⽥耕平 / 森本圭治 / 諸江翔⼤朗 / ⼭本和⾺ / よしたく / 寺⽥みさこ⽇程:10⽉29⽇(⼟)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターウエストアトカル・マジカル学園アートサポート児童館プロデュース:多⽥淳之介⽇程:10⽉28⽇(⾦)〜30⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト民俗芸能 in としま2022出演:⻑崎獅⼦連 / 冨⼠元囃⼦連中雑司ヶ⾕⻤⼦⺟神御会式連合会髙野右吉と秩⽗社中 / 菅⽣⼀座 / ⼆⼦流東京⻤剣舞 / 神楽乃朋友 / ⼩⼭会⻘年部 / 斎藤真⽂※⻤⼦⺟神の「⻤」は、正しくは⼀画⽬のツノなし⽇程:10⽉30⽇(⽇) 14:00開演会場:GLOBAL RING THEATRE (池袋西口公園野外劇場)『くらしチャレンジ』(大人とこどものための戯曲集)プロジェクトメンバー:阿部健⼀(ドラマトゥルク・ 地域計画研究者)/ 有吉宣⼈(俳優・ワークショップ ファシリテーター)/ ⼩野晃太朗(劇作家)/ 齋藤優⾐(デザイナー)⽇程:10⽉下旬〜11⽉中旬(予定)会場:豊島区内会場(予定)山本卓卓×北尾亘『となり街の知らない踊り子』作・演出・振付:⼭本卓卓振付・出演:北尾亘⽇程:11⽉4⽇(⾦)〜11⽉6⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストアトカル・マジカル学園 かぞくアートクラブディレクション:YORIKO⽇程:11⽉12⽇(⼟)〜11⽉23⽇(⽔・祝) ※期間中の⼟・⽇・祝⽇に開催会場:東京芸術劇場 アトリエウエスト第35回 としま能の会出演:観世喜正 / 野村萬 ほか⽇程:11⽉14⽇(⽉) 18:00開演(予定)会場:豊島区立芸術文化劇場 (東京建物Brillia HALL)『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』『守銭奴ザ・マネー・クレイジー』作:モリエール翻訳:秋⼭伸⼦演出:シルヴィウ・プルカレーテ出演:佐々⽊蔵之介加治将樹 / ⽵内將⼈ / ⼤⻄礼芳 / 天野はな茂⼿⽊桜⼦ / 菊池銀河⻑⾕川朝晴 / 阿南健治 / ⼿塚とおる / 壤晴彦⽇程:11⽉23⽇(⽔・祝)〜12⽉11⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 プレイハウス■東京芸術祭ファーム(テーマ 「都市をほぐす/Unlearning Cities」)公開レクチャー「無国籍ーわたしの居場所はどこ?」講師:陳 天璽(早稲⽥⼤学国際学術院教授 / NPO法⼈無国籍ネットワーク代表理事)⽇程:8⽉17⽇(⽔) 18:30〜21:00場所:オンラインFarm-Lab Exhibition パフォーマンス 試作発表 セリーナ・マギリュー『タイトル未定』演出:セリーナ・マギリューパフォーマー:未定(公募により決定)⽇程:10⽉7⽇(⾦)〜9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト(予定)Farm-Lab Exhibition パフォーマンス 試作発表 y/n(橋本 清+山﨑健太)『Education(in your language)』演出:y/n(橋本 清+⼭﨑健太)パフォーマー:未定(公募により決定)⽇程:10⽉7⽇(⾦)〜9⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト(予定)Asian Performing Arts Camp 公開セッション登壇者:Asian Performing Arts Camp参加者モデレーター(Asian Performing Arts Campファシリテーター):⼭⼝惠⼦ / ジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダゲストフィードバッカー:中村 茜 / リュウ・シャオイ⽇程:10⽉16⽇(⽇) 13:00〜18:00会場:オンラインディレクターズフォーラム登壇者:宮城 聰(東京芸術祭ディレクター)⼩川希(Art Center Ongoing ディレクター)マーティン・デネワル(フェスティバル・トランスアメリーク 共同芸術監督)リバー・リン(アーティスト / ADAMキュレーター)川崎陽⼦ / 塚原悠也 / ジュリエット・ナップ(KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター)ファシリテーター: 多⽥淳之介(東京芸術祭ファームディレクター )/ ⻑島確(東京芸術祭ファーム共同ディレクター)⽇程:10⽉31⽇(⽉)〜11⽉5⽇(⼟) ※後⽇アーカイブ配信あり会場:東京芸術劇場シンフォニースペースおよびオンライン ほかクリエイティブインターンアートトランスレーターアシスタントファーム編集室 アシスタントライター制作アシスタントファーム ラボ ビジタースクール※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。<イベント情報>東京芸術祭 20222022年9⽉1⽇(木)〜12⽉11⽇(日)会場:東京芸術劇場 / GLOBAL RING THEATRE(池袋⻄⼝公園野外劇場)/ 豊島区⽴芸術⽂化劇場(東京建物 Brillia HALL)/ ほか東京・豊島区池袋エリア公式サイト:
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