2023年9月18日、声優の大坪由佳さんが所属事務所を通じて、双子を出産したと発表しました。大坪さんは、テレビアニメ『ゆるゆり』(テレビ東京系)で2011年にデビュー。『アイドルマスター シンデレラガールズ』『艦隊これくしょん -艦これ-』『ウマ娘 プリティーダービー』シリーズなどにも出演しましたが、同年1月13日に活動を一部制限することを明かしています。大坪さんは当時の様子にも触れながら、このようなメッセージを発表しました。昨年末頃から体調が不安定になり、年明けに診断した結果、双胎妊娠(双子)であると判明いたしました。双子の妊娠は安定期も無く、リスクの高い妊娠にあたるとの医師の判断から、関係各所と幾度もの協議を重ねた結果、突然の発表になってしまいましたが、年始より一部活動の制限をさせて頂きました。その期間中も様々な関係各所の方々にご配慮いただき、可能な範囲でお仕事を続けさせていただくことができました。改めて、この場をお借りして心より御礼を申し上げます。そして、年始に突然お休みの発表をしてから今日まで、ファンの皆様には多大なご心配をおかけしてしまいましたが、SNSやお手紙等でたくさんの温かいお言葉を頂戴し、励まされパワーをいただきました。改めて、ファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。お待たせしてしまいましたが、これからのお仕事を通して、感謝の気持ちをお届けできるようより一層精進してまいりたいと思います。大坪由佳|出産のご報告|Mediaーより引用ネット上では、大坪さんのファンによる「ご出産おめでとうございます!しかも双子ちゃん!賑やかなご家庭が目に浮かぶようです」「双子の場合は安定期がないと、初めて知りました。これからも健康にお気を付けて」などのコメントが投稿されています。大坪さんは今後について、まずは体調回復を優先し、徐々に復帰を目指していくとのことです。今後、ますますの活躍を期待したいですね![文・構成/grape編集部]
2023年09月18日既婚者である和泉洋人首相補佐官(66)と、シングルマザーである大坪寛子厚生労働省大臣官房審議官(52)の不倫疑惑。「週刊文春」が昨年12月に2人の“京都デート”を報じたことで明らかになったものだが、さらに文春は2月6日発売号で、2人がインド出張に行ったとき、“コネクティングルーム”といわれる内部の扉でつながっている部屋に泊まっていたという続報をうった。2月7日に行われた衆議院予算委員会で、大坪氏がこの疑惑に応えた。質問したのは、立憲民主党の早稲田夕季衆議院議員(61)。税金を使った出張中の不倫疑惑とあって、議場では「税金だぞ」「どこが出張だ!」というヤジが飛んだ。早稲田議員は週刊文春の報道をもとに、2年前のインド出張の際、2人が“コネクティングルーム”に泊まったこと、そしてそのフロアに泊まったのが和泉氏と大坪氏と、和泉氏の秘書官だけで、他の出張メンバーは別のフロアに泊まったことを指摘した。それに対して、大坪氏は出張が公務であることを強調したうえで、こう答えた。「和泉秘書官は体調を崩されて、官邸のなかで倒れられたことがあります。救急搬送されまして、入院加療をしばらく受けられていたことがございます。もともと公務なので行く予定でしたが、その際に秘書官の方から相談を受けております。現地の医療体制とか、機内の医療の整備について、いろいろと確認をしたり、そういったやり取りがありました。その際に、秘書官から連絡を受けられる場所ということで、和泉補佐官の部屋を秘書官と私とで挟む形で万全の体制をとった」部屋に泊まったことは認めた大坪氏。彼女は医師から官僚に転身した経歴を持つ。通例では、首相補佐官には医師は同行せず、緊急時には現地の医療機関に頼るのだが……。大坪氏の言うことを素直に受け取れば、現地インドの医療体制が信用できないから、自分が一肌脱いだということなのか。さらに、大坪氏が過去に行ったミャンマー、インド、中国、フィリピンの出張はすべて、和泉氏と一緒だったのではないかと指摘されると、「(専門分野の)ヘルスケア関係のものに関しては、私が同行することもございますし、他のものが同行することもある」と正面から答えなかったが、一緒だったことについて異存はないよう。早稲田議員に4回の出張がすべて“コネクティングルーム”かと問われると、こんな言い訳。「部屋の配置については、基本的には、外務省が作ってくださる配置に従っている。すべてどうであったかは、細かいところは記憶にありません」自分の上役にあたる男性の部屋と、内扉でつながっている部屋に泊まる経験なんて、滅多にはなさそうなもの。他にもそういうことがあったら覚えていそうなものなのだが……。一方、外務省の担当者はインドのホテルの部屋割りが「補佐官室からの指示であったこと」を認めた。東出昌大(32)と唐田えりか(22)、鈴木杏樹(50)と喜多村緑郎(51)の不倫が世間を騒がしているが、大坪氏と和泉氏の不倫疑惑には税金が使われた疑いがある。やつれたようにも見えたが、質問に対してよどみなく答えた大坪氏。野党は和泉補佐官を国会に呼ぶことと、出張に関する書類をすべて開示することを要求している。
2020年02月07日たらちね助産院院長、大坪三保子先生にお話を聞く連載。小さなママ・コミュニティの大事さをうかがった 第1回 、情報に振り回され過ぎない子育てをうかがった 第2回 に続き、最終回は育児に忙しいお母さんが無理なくできて、自分を癒せるセルフケアについてうかがいました。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■育児のコリ・ストレス・緊張「タオル1枚でときほぐす」マタニティ、産後ヨガクラスを長年開催している大坪先生。出産したばかりのママ、子育て中のママのセルフケアには、ヨガの呼吸法や動き、心の持ち方を取り入れています。大坪三保子先生(以下大坪先生):お母さんたちにはよく「脈をとってみましょう」と言っています。ちょっとやってみましょうか? 左手首の親指側に右手の人差し指、中指、薬指3本を置いて、自分の脈を感じてみてください。自分の脈を感じているときって呼吸はどうなりますか? 吸う息と吐く息、どちらを意識するようになりますか?──ゆっくりになりますね。そして特に吐く息を意識しているように思います。大坪先生:そうですね。脈をとるというのは、自分の身体を感じようとしていることなんですけど、呼吸がゆっくりになります。そして、呼吸がゆっくりになると、自分の身体や心を感じて穏やかな気持ちになります。そうすると、「自分自身の身体と心の穏やかな状態のなかで、生きるための判断ができるようになる」という自分の芯の部分とつながれる感覚が芽生えると言われています。ヨガでは、それを理知と呼んでいるそうです。──久しぶりに自分の脈を感じました。自分の体を感じることで、わかることがあるんですね。大坪先生:日々の生活で、自分が「ここにある」という感覚になるのはなかなか難しいと思うのですが、そういう感覚になるために、ヨガではポーズをとったり瞑想をしたりしますよね。瞑想すると呼吸がゆっくりになって、自分の心を止めることはできないんですけど、穏やかになる。そうすると、自分が今なすべきこと、なさざるべきことが見えてくると言われています。そのために脈をとることをご紹介しましたが、それ以外に少し感じにくいところを感じてみる方法もあります。どこにでもあるふつうのタオルを使ってできますよ。──フェイスタオルを使うんですね。大坪先生:例えば、背中ってふだん、あまり感じないですよね。ちょっと仰向けになって、肩甲骨のあたりにタオルを入れるんです。肩甲骨の下に入れると胸が広がるので、授乳や日常の作業で前かがみになりがちな方にいいですよ。ちょっとタオルを置いただけで体の感覚が変わりませんか?──タオルを置いた部分を意識しますね。そして、なんだか眠くなりました。大坪先生:あとは、正座をしてみてください。頭の上にタオルを置いてみますね。タオルを置かれると「タオルを落としたくないな」と姿勢が変わりますよね。これだけでも感覚が変わるんです。鼻がだんだん抜けてきて、呼吸が楽になる。腹筋もしゃきっとしますよね。──タオル一枚で、できるのがいいですね。大坪先生:妊婦さんにもするんですけれど、足首の下に置いたり、おなかの緊張をとりたい方は膝下に置いてもいいと思います。腱鞘炎になっている方は、ひじの下に入れるとすごく楽になります。ふだん、よく使っている関節のところに置くのがいいと思います。関節って筋肉がついているところとついていないところの接点なので、重力の影響を受けているところにタオルをあてがってあげるんですね。■たった5分で忙しい心をリセット──時間はどのくらいがいいのですか?大坪先生:3分から5分くらいでも十分ですよ。あまり長くやると昼間は反って眠気が強くなったりするので、10分程度でも十分です。もちろんそのまま夜は寝てしまっても大丈夫ですよ。赤ちゃんがいる忙しい生活の中で、5分という時間だけでも、リセットできると思います。緊張がとれて気持ちも楽になるという方もいます。5分間、楽にしたいなというところにタオルをおいていただくだけなので、ぜひ試してみてください。■寝る前に安らかな気持ちになることも大事大坪先生:それから、夜はできるだけ安らかな気持ちで眠りにつくことは大事だと思います。明治生まれの祖母が「夫婦げんかは夜してはだめ。日中に話し合うこと」とよく言っていました。夫婦でいると話し合うことはもちろん必要ですが、いつも気持ちが通じ合うことは難しいかもしれません。ですが、夜に興奮しすぎてしまうと気持ちが収まりにくくなります。交感神経がたかぶることで眠れなくなりますし、自律神経のバランスを崩してしまいます。寝る前は穏やかな気持ちで寝たほうがいいですよね。──そのためにはどうしたらいいですか?大坪先生:パートナーとお互いに寝る前のルール―を決めるというのはどうでしょうか。お互い穏やかな気持ちで眠りにつくために、「けんかをしていても『おやすみなさい』は言おうね」とか、寝る前にパートナーに何かひとつでもいいから褒めてもらうとか、優しく「おやすみ」と言ってもらうだけでもいいと思います。──あいさつだけでもいいんですね。大坪先生:「おはようございます」「ありがとう」「おやすみなさい」は魔法の言葉ではないでしょうか。さまざま出来事があっても、そこで仕切り直しができる言葉です。何か魔法の言葉をひとつ決めておく、もしくはふるまいを決めておくと、これだけは守るというルールになっていいと思います。肩をさするなどスキンシップをして寝るのでもいいですね。──家族間のコミュニケーションが大切ということですね。大坪先生:家族という単位で、さまざまなことを乗り越えていかれると思いますが、そこでのストレスを軽減して家族の絆を深めていただきたいです。そういうストレスは、弱いところに影響が出てしまいがちです。「親しき仲にも礼儀あり」ではないけれど、話し合い折り合いをつけ、相手を思いやって関係性を培っていく働きかけを、お互いが心がけていく。その中で、子どもとの関係も育っていくのではないでしょうか。元気な朝を迎えるために、眠りにつくときは安らかな気持ちになる儀式をつくるといいですね。シングルマザーの方も、赤ちゃんと二人きりで頑張りすぎず、家族や友人、地域の支援者とのコミュニケーションをとられることをおすすめしてます。「子どもを育てるには村が必要」と言われていますが、誰かと気持ちをわかち合うことで、子育てがぐっと楽になると思います。全3回の取材をさせていただいた中で印象に残ったのは、忙しい中でも自分の気持ちを理解しながら子育てをする大切さでした。そして、自分の気持ちを理解するためには、家族をはじめ、身近な方とのコミュニケーションが大切ということ。そういえば、忙しい日々の中で自分の気持ちや家族の気持ちが置いてけぼりになってしまうことが、当たり前のようになりがちだな…とそんなことを考えました。もうかなり大きくなった小中学生のわが子への向き合う気持ちも、少しだけ変えようと思えた取材でした。取材協力: ・NPO法人子育て支援グループamigo 世田谷区松原を拠点に 2001年から「産前産後」に特化して活動、2014年5月より特定非営利活動法人に。“一緒に楽しく子育てしようよ!”を合言葉に、助産師や保育士と連携しながら、生まれてくる子どもたちとその親が、地域の温かい人間関係の中で支えられ、すこやかに成長していくことができるよう、出産・育児を支援。大坪三保子先生のお話やベビーヨガ、ベビーマッサージが掲載されている冊子をホームページで販売。
2018年11月08日たらちね助産院院長、大坪三保子先生にお話を聞く連載。 第1回 は、乳児を育てているママたちには、小さなママ・コミュニティが大きな助けになるという話をうかがいました。第2回は、大坪先生が取材中に何度も口にされた「腑(ふ)に落ちる」子育てについて考えます。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■「自分はなにがしたい?」あふれる子育て情報の取捨選択──第2回はいろいろな子育て情報があふれているなかで、どうやって子育てをしたらいいかを中心におうかがいます。大坪三保子先生(以下大坪先生):人間は不安なことがあると、最悪の事態を考えがちです。不安なことや危険なことを調べるのはいいのですが、ネットで世界中から情報が入るので、深く掘りすぎてしまう傾向はあると思います。──不安を助長させる傾向があるということですね?大坪先生:センセーショナルではない平凡な情報はかき消されていきますよね。わりと極端な情報がいつまでも残る傾向はあると思います。例えば、「完全母乳」という言葉も、育児に「完全」や「不完全」があるわけではなく、学術的な調査研究の世界で、人工乳の期間を分けなくてはいけないので「母乳だけの期間(Excluseive breastfeeding)」というような使い方を最初はされていました。それが、言葉を短くした造語もできて、「私カンポじゃないんです」などと使われるようになりました。──「完全母乳」がもともと学術用語だったとは知りませんでした。大坪先生:その言葉が一人歩きをして、時にはお母さんたちが自分自身を責めてしまうこともあるようです。母乳で育てたい母親を支援する NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本 では「使いません『完全母乳(完母)』という言葉~一人ひとりの子育てに寄り添って~」という声明を出しています。( 参照)──言葉の影響が時に大きいということですね。大坪先生:赤ちゃんは、お母さんが穏やかなやさしい気持ちでいてくれていることで、赤ちゃん自身もうれしいみたいです。赤ちゃん自身を見つめて微笑んでもらったり、やさしい言葉かけやなでてもらう時間や抱っこの時間が度々あったりすることで落ち着いていられます。そのためには、情報をなにかと比べたり責めたりすることではなく、気持ちを整理することに使うとよろしいのではないでしょうか。自分が腑に落ちているかモヤモヤしているのか、まずは感じることがその後につながるのではないでしょうか。知り得た情報を誰かと共有し気持ちを分かち合うことができれば、なお納得することに役立つのではないかと思います。──気持ちを受けとめてもらうのは、LINEなどのSNSを通してでもいいのですか?大坪先生:文字情報は、自分が読みたいように読む、切り取りたいように切り取る、という傾向があるので、そのことも含めて使用することが必要かもしれません。人間はコミュニケーションをとる時、相手のジェスチャーや顔色、目などのボディランゲージを見ながら会話を成り立たせているので、やはり誰かと直接話すことは大事じゃないかしらと思います。第1回目で話したような集まりを利用するのもいいし、家族に自分の気持ちを話すなども有用だと思います。──身近な存在である家族とコミュニケーションをとれればいいですね。大坪先生:仲が良かった夫婦でも産後に仲が悪くなったと話す方もいますが、「あなたがやらないからじゃない」など方法を言い合って責めてもつらいですね。相手の気持ちはどうなのかと注目するだけでも理解がすすむこともあるようです。■授乳や排せつの回数・量「大切なのは“記録より五感”」──育児アプリなどについてはどのように考えていらっしゃいますか?大坪先生:育児アプリ使用されている方が増えていますね。授乳の度に記録をずっとつけていらっしゃるかたもありますね。──授乳の回数や量、排せつなどの記録はつけた方がいいですか?大坪先生:お子さんが病気の場合や、医師や医療従事者から「しばらく情報共有したいので」と依頼されていたらその期間は必要です。そうではない場合は、記録よりはお母さんの感覚もとても大切だと思います。授乳の回数、時間よりは、母乳ならお母さんの飲み取られている感覚、ウンチのいつもの様子とかですね。回数や時間にとらわれていると、その事柄自体がよく見えていないことってありますよね。「どんなウンチでした?」と聞かれると答えられないとか…。──確かに、オムツなどよく見ないでさっさと交換していました。大坪先生:「紙オムツにしているおしっこ、どんな感じでした?」と聞くとみなさん「え?」って答えますよ。「おしっこは出ているようだけど、おむつは乾いていました」など、回数よりもぬれ心地とか、赤ちゃんの表情が大事な情報なんですね。だから、五感で感じてください、とよくお母さんにお話しています。──目で見る以外にどうすればいいのでしょうか?大坪先生:目でみるだけではなく、肌で感じてください。においも感じてください。赤ちゃんを五感で感じてくださいね。時々、「目の情報が多すぎるなと思ったら目を閉じてください」とお話しています。目を閉じて赤ちゃんのおなかに触れてみる、汚れたおむつのぬれ具合を触ってみるなどをしてみると、感覚がぐっと上がってきます。──手で触れる感覚が大事だと考えて、先生はベビーマッサージをすすめられているのですか?大坪先生:手の感覚は大事ですね。お母さんが体で感じることが大事だと思います。抱っこも縦抱きや横抱きしなければいけないわけではなく、赤ちゃんが穏やかで気持ちよさそうににこにこっとしてくれればいいのです。そういった赤ちゃんが心地いい抱き方って、お母さんが緊張をゆるめて手で感じないとなかなかできないですよね。──初めての育児だと、なにが正解かまるで分からない状態ですが、やはり自分の五感で培っていくしかないということですね? そうすると、情報としてはどんな情報を得ていけばいいのでしょうか?大坪先生:お母さん自身が穏やかでいれば、必要な情報が見えてきて、聞こえてくるのではないでしょうか? 極端な情報ばかり追いかけることもなくなるかと思います。──母親が穏やかな気持ちでいることが大事なんですね。大坪先生:自分の心と相談する。ゆっくり深呼吸してみてもいいかもしれません。そのために、誰かに気持ちを聞いてもらい、相談する。そして、自分が情報にとらわれ過ぎて赤ちゃんの表情が読めなくなったら、しばらくスマホやパソコンから離れてみるのも必要かもしれませんね。■「ハイハイしないけど大丈夫?」赤ちゃん自身の成長する力を信じる──それでもついつい「より良い発達・発育」を求めて情報検索をしてしまいがちです。大坪先生:赤ちゃんには「成長しよう」という欲求があります。今、NHKの番組『みんなで筋肉体操』が流行っているそうですが、そこで紹介されている体操は赤ちゃんの動きにそっくりなものも多いんです。スクワットが良い例ですね。つかまり立ちを始めた赤ちゃんってずっとスクワットみたいな動作をしていることがあるでしょう? 赤ちゃんの自然な欲求として、次の発達に結びつく動作を自発的にするんです。──赤ちゃん自身が自分になにが必要かを知っているということですか?大坪先生:ハイハイをしないお子さんもいるので、「ハイハイしないといけないですか?」と聞かれることもあります。でも、ハイハイしないで立てるようになり、歩く方法を自分で身につけていくお子さんもいます。子どもの発達は自分のやりやすいところからやるので、それを無理に妨げる必要はないと思います。──「ハイハイしなければいけない」などと情報に振り回され過ぎず、まずはわが子を穏やかに気持ちで見守るといいのですね。今日はありがとうございました。大坪先生が頻繁に使われている「腑(ふ)に落ちる」という言葉を辞書で調べると、腑とは、「1.はらわた。内臓。胃 2.心。心根。性根」をさし、腑に落ちるとは、「納得がいく、合点がいく」( 小学館 デジタル大辞泉 より)という意味を持っています。先生がこの言葉を使われているのは、頭だけではなく、肝の部分から自分で納得していくことが、忙しく情報の多い現代社会の子育てで大切なことと伝えるためだと感じました。最終回は、忙しいママでもできる1日5分のセルフケアについておうかがいします。
2018年11月02日世の中では「子育て支援」がうたわれているけれど、まだまだ産後の子育てに四苦八苦しているママはたくさんいるのではないでしょうか。ベビーマッサージや産後ヨガの著作も多数ある、たらちね助産院院長の大坪三保子先生は、子育て中のママやパパと日々向き合って支えています。そんな大坪先生に、乳児を育てるママが少しでも快適に過ごすためのお話をうかがいました。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■ママの悩み「自分の時間がない」を解消する3つの“間”──乳児を育児中のママには5~10人程度の小さなママ・コミュニティに参加するのがおすすめとうかがいました。大坪三保子先生(以下:大坪先生):子育ての孤独感を癒すには、ピアサポートと呼ばれる、同じような課題に直面する人同士が互いに支えあうことが大切と言われています。さらに、少人数のグループであれば、相手の話が聞きやすく自分も話しやすいので、お互いの支え合う力が引き出されやすいようです。子育て支援では「時間、空間、仲間の三間(さんま)」が大切と言われるのですが、時間、空間を共有する仲間ができると、自分の気持ちを吐き出せたり、自分自身を見つめ直したりできます。子どもを生むと「自分が自分でなくなる」「自分の時間がない」とストレスに感じる方もあるようですが、同じように子育てに悩む母親の話や気持ちを聞いたり話したりするうちに、共感しあうことで穏やかな気持ちになれるようです。──ママ一人だとなかなか難しいということですか?大坪先生:一人でいてはダメということではないのですが、考えが広がりにくく、不安要素が強い時などは視野がそこに集中しがちです。例えば、赤ちゃんの泣き声って救急車のサイレンよりも心拍数を上げ、人をドキドキさせると言われていますが、赤ちゃんが泣いていると「なにかしてあげなくちゃ」と不安になりますよね。でも、それが誰か知り合いと一緒にいる時だったら、不安は薄まりませんか? むしろ、ずっと泣いていた赤ちゃんが泣き止んだら、その場にいる人がみんな「あーよかった」と共感し連帯感が生まれたりしますよね。──仲間といれば、赤ちゃんが泣いても、不安ではなく共感が生まれることがあるということですね。それでは具体的に、どのような場所に出かけたら、ママ・コミュニティに参加できるのでしょうか。大坪先生:やはり子育て中は地元の集まりがおすすめです。ご近所に知り合いができると、災害時の安心や防犯にもつながります。2回、3回と同じ人と会えば親しく感じることができるので、できれば同じところに2、3回以上通えればなおいいと思います。■ママの集まり「小さなコミュニティ“2つのメリット”」──小さなコミュニティがおすすめの理由はほかにもありますか?大坪先生:出産すると生活が大きく変わり、今まで経験したことのないことが次から次へと起こります。戸惑いや不安からネット情報収集に走ってしまいがちになる方も多いのではないでしょうか。そのようにとまどいながら日常生活を送っている中で、遠方への外出やたくさんの人とのかかわりは疲れないでしょうか。また、赤ちゃん自身もママとのコミュニケーションを高めているところなので、5~6人程度から多くても10人程度が集まる場所の方が疲れないと思います。行政も子育て支援に力を入れていて、そういった母親同士が集えて安心して話せる居場所作りをサポートしているところも増えてきています。子育て支援の窓口や保健センターで相談してみられると良いと思います。──同じような境遇のママ同士が集まることもメリットがありますか?大坪先生:ママ・コミュニティの場合は、赤ちゃんを育てている方たちが集まりますよね。みなさん赤ちゃんを通じて家族の健康や幸せを願う気持ちが高まっていらっしゃるので気持ちが分かり合え、励まし合って情報を共有されています。そのことが孤独感を癒し、子育てを続ける元気につながっていかれるようです。■人見知りママ「産後の今だからコミュニケーション力アップ」──人見知りのママは、どうすればいいのでしょうか? 初めてなにかに参加する時はハードルが高そうです。大坪先生:私が開催しているものでも、参加者の人数や年齢などの問い合わせがあります。年齢が高い方や、逆に若い方も気がひけることがあるようです。でも、参加前はいろいろ気にしていた方も、実際にいらっしゃると赤ちゃんを通してつながっていきますよ。──お互いの年齢が異なっても仲良くなれるんですね。大坪先生:お母さんになったら、みんなスタートは一緒だ、と思われるみたいですよ。そして、赤ちゃんが仲間を作ってくれます。「子はかすがい」と言いますが、お母さんが無理に話さなくても、赤ちゃんがほかのお母さんを見つめてくれたりすると、そこで会話が生まれます。──赤ちゃんがいることで場が和むのですね。大坪先生:赤ちゃんって笑顔を引き出すのが上手なので、こちらのリアクションに赤ちゃんが笑顔を返してくれるだけで、こちらも笑顔になります。場に安心感が生まれ、その場にいるみなさんも自然と笑顔になります。──さらに、産後のお母さんはホルモンのおかげでコミュニケーションが上手になると聞きました。大坪先生:オキシトシンというホルモンがあるんですけど、それが人の社会性に働きかける、と言われています。オキシトシンは、お産の時に子宮を収縮させたり、おっぱいを押し出す働きがありますが、子どもを抱っこしたりして触れ合うとオキシトシンの分泌スイッチが入りやすくなるそうです。産後は特にオキシトシンへの感受性が高まり、お母さんの社会性に働きかけるので、コミュニケーション力が高まるのではないでしょうか。──ホルモンがお母さんのコミュニケーションを助けてくれるんですね。それでもなにを話したらいいかと心配な場合はどうすればいいですか?大坪先生:「なにか話さなければ」と思う必要はありません。人の話を「ふんふん」って聞いていればいいんですよ。しかも、赤ちゃんは日々成長するので、話題には事欠かないですよね。一人ひとりの性格もいろいろですし、親の関わり方もいろいろで多様性もありますし。──ママ・コミュニティでは、いろいろな子育ての話も聞くことができるのですね。大坪先生:子育てしている方は自分の中に「理想の母親像」を持ち、「私がママじゃなかったら、この子はもっと幸せになれたのに」と自分で自分を責めがちになることもあるようです。当事者同士の集まりのいいところは、専門家が「こうした方がいい」と話すわけではないので、それぞれの子育てが責められたり評価されたりというような気持ちになりにくいようです。いろいろな人が自分の経験を話しても、その中で欲しい情報だけを持って帰ればいいので、「私はやっていない。できない」などと自分を責めなくてすみますよね。──ママ同士の話の中には「こうしなければいけない」というものはないということですね?大坪先生:そうです。生活ってそうですよね? お風呂ひとつとっても、髪の毛から洗う人もいれば、足から洗う人もいます。どれが正解というわけではなく、その人自身がやりやすく快適に過ごせていければ、スムーズでストレスも少なくてすみますよね。■「思っていたのとは違った…」合わない集まりに参加してしまったら?──とはいえ、自分が乳児を育てていた頃を振り返ると、すごくきちんとなにかやっている方がいると影響を受けた気がします。大坪先生:引っぱられますよね。そういう時に2人きりで「絶対あなたこうした方がいい」と言われると影響を受けるでしょう?だけど、3人以上いればグループ・ダイナミックス(集団における人の行動や思考の特性、集団力学)によって、それぞれが役割を担うみたいですよ。わーっと意見を押しつける人もいれば、それに対してえーっという人も出てきます。だからこそグループで話して、いろいろな意見を聞くのが大切だと思います。──合わない集まりに出てしまったら、どうすればいいですか?大坪先生:子どもをダシにするわけではないですけど、必要以上にふみこんでくる方がいたり、楽しめない集まりだとしたら、「この子がもう退屈しているみたいだから帰りますね」と言えばいいのではないでしょうか。自分が嫌だなと思ったら、つらいことを我慢する必要はありません。──無理につきあわず、さっと引いていいのですね。大坪先生:あとは、人を招いたりすることも苦手だったらしなくてもいいと思います。負担になるようなことは無理をしないでも大丈夫ではないでしょうか。──つきあい方も自分で調整すればいいのでしょうか?大坪先生:距離間は人それぞれなので、自分を守ることも必要だと思います。話していく中で話しやすい人を見つけられればいいですね。あとは、私が顧問をしている子育て支援グループamigoのように、子育て支援者が案内役を務めてくれる場所もいいかもしれません。なかなか自分に合った集まりがないと思ったら、自分で作るのもひとつの手です。必ずしも誰かにやってもらわなくても、自分たちでも作れます。乳児ママは、情報収集やガス抜きという意味でも、10人以下ぐらいのコンパクトなママ・コミュニティに無理のない範囲で参加することをおすすめする大坪先生。次回は、あふれる情報にまどわされない子育てについてうかがいたいと思います。
2018年10月29日本とDVDでマタニティヨガを始めたいけれど、どれを選べばいいのか分からない……という妊婦も多いのでは?そこで、Amazonの口コミなどをもとに、オススメのマタニティヨガ本とDVDを紹介します。選び方のポイントも解説しますので、自宅で気軽にマタニティヨガを始めてみましょう。マタニティヨガを本とDVDで習得するメリットとは?マタニティヨガとは、妊婦向けにプログラムされたヨガのこと。ヨガの呼吸法やポーズなどを通じて、妊娠中の心と体のリラックスを図ることが主な目的です。通常のヨガより体に負担がかかりにくいため、お腹の大きい妊婦でも気軽に楽しめます。マタニティヨガのメリットとは?妊娠すると、腰痛や便秘、むくみや冷えなどの症状があらわれたり、ストレスや不安感に襲われたりすることも。マタニティヨガの呼吸法やポーズ、瞑想を取り入れれば、妊娠中に起こりやすい症状の予防と緩和が期待できます。また、お産をイメージしたポーズや呼吸法を身につけることで、出産に対する心身の準備ができます。リラックスして出産に臨めるので、安産につながりやすいというメリットも。マタニティヨガは本やDVDで習得できる?マタニティヨガは、本とDVDでも習得できます。ただし、必ず医師に相談してから始めましょう。マタニティヨガを本とDVDで習得するメリットは、自宅で好きな時間に取り組めること。自宅の近所にマタニティヨガのレッスンを受講できるクラスがない。上の子がいるので、教室やスタジオに通う時間が取れない。講座を受講するとお金がかかるので、躊躇している……という妊婦は、本とDVDでマタニティヨガを習得するのがオススメです。 マタニティヨガ本とDVDの選び方とは?本やDVDでマタニティヨガを始めようとしても、商品が多すぎてどれを選べばいいのか分からないのが実情です。そこで、マタニティヨガ本とDVDの選び方を紹介します。産婦人科医と助産師が監修している本とDVDを選ぶ本とDVDでマタニティヨガを始める場合、妊娠中の体や赤ちゃんに負担をかけないか心配なのでは?そこで、産婦人科医と助産師が監修している本とDVDを選ぶのがオススメです。産婦人科医と助産師は、国家試験に合格し、妊婦と赤ちゃんのケアや保健指導などを行っています。妊婦と赤ちゃんについての専門的な知識があり、安心して本とDVDでマタニティヨガを始められます。マタニティヨガインストラクターが監修している本とDVDを選ぶマタニティヨガインストラクターは、スタジオや教室で妊婦向けに日々レッスンを行っています。マタニティヨガについての知識が深いだけでなく、妊娠中にありがちなトラブルをヨガで予防・緩和する方法に熟知しています。人気ヨガインストラクターの場合、受講希望が多すぎてレッスンを受けられないことも。本とDVDなら、自宅で人気インストラクターのマタニティヨガを学べます。ブログを開設しているインストラクターであれば、プロフィールや理念、想いなどの情報を入手できるので安心です。大手のヨガスタジオが監修している本とDVDを選ぶ大手のヨガスタジオでは、マタニティヨガの講座を多数展開しています。ヨガスタジオが監修している本とDVDを選べば、教室でのレッスンを自宅で再現できます。本とDVDがセットになったタイプもオススメ本とDVDがセットになった商品は、自宅でマタニティヨガを始めるときに便利です。本では伝わらないポーズや呼吸法をDVDで補足したり、動画で説明しきれない細かなポイントを本で補ったりしています。昼間はDVDでマタニティヨガを実践し、就寝前はベッドで本を読みながらイメージトレーニングすることも可能です。口コミで評価が高い本やDVDを選ぶ他の商品を購入するときと同じように、口コミを参考にして選ぶのもオススメです。ユーザーの率直な意見が投稿されていて、本とDVDを選ぶときの貴重な判断材料になります。そこで次に、Amazonのカスタマーレビューで評価が星4つ以上の本とDVDを紹介します。 マタニティヨガオススメの本DVDつきのマタニティヨガ本だけ厳選しました。本とDVDを参考にすれば、初心者でも気軽にマタニティヨガを始められるのでオススメです。森脇じゅん「DVDつき 安産マタニティ・ヨガ」森脇じゅん氏は、神奈川県藤沢市でヨガスタジオ「ターコイズマインド!」を運営するマタニティヨガのインストラクター。妊娠前の体づくり、妊娠中と産後のケアをに通じたライフスタイルの向上に尽力しています。本書は、7つのメニューで構成されています。「基本のヨガポーズ」「出産時にも役立つ呼吸法」「妊娠中のトラブルを改善」など、妊娠中から産後まで役立つメニューが満載。各メニューでは6~10のポーズを紹介し、どこに意識を向けたらよいか、など分かりやすく解説しています。森脇氏の優しい声の響きそのものに、リラックス効果があるのも人気の理由です。【価格】Amazon販売価格:税込1,469円(2018/9/13時点)大坪三保子「DVD付 安産のための体と心をつくる Happyマタニティ・ヨガ」大坪三保子氏は、東京都杉並区にある「たらちね助産院」の院長。自らも3児の母で、看護師と助産師の資格を持っています。院ではマタニティヨガの講座を開設し、本書では同じプログラムを紹介しています。女性に備わる「自然にお産をする能力」を引き出し、赤ちゃんが生まれやすくなる「安産力」の養成を目指したヨガ本です。「逆子」など悩み別に特化したポーズや、症状の原因や仕組みも解説。陣痛や分娩を乗り切るポイントも掲載しているため、出産に向けた心身の準備ができます。ヨガ初心者も無理なく取り入れられ、出産時に自然とポーズが取れたと評判です。【価格】Amazon販売価格:税込1,458円(2018/9/13時点)スタジオヨギー「DVD付 マタニティ・ヨガLesson」スタジオヨギーは、全国に25ヶ所の拠点を持つヨガスタジオ。ヨガ・ピラティス・骨盤調整を中心に、30以上のクラスを展開しています。マタニティヨガのクラスもあり、経験豊富なインストラクターによるレッスンが人気を呼んでいます。本書では、妊婦ならではの体調や体型の変化を解消し、リラックスして出産を迎えるためのマタニティヨガを紹介。妊娠中の時期別に取り入れたいポーズや、食事のアドバイス、オススメレシピも掲載しています。付属のDVDは30分と60分の2コースを準備し、スタジオレッスン感覚でヨガを楽しめます。【価格】Amazon販売価格:税込1,512円(2018/9/13時点) マタニティヨガでおすすめのDVDシンプルに動画だけでマタニティヨガを習得したいなら、DVD単体の商品がオススメです。口コミでも人気が高いDVDを厳選しました。キャサリン・ライディング「マタニティヨガ~お母さんとすこやかな赤ちゃんのために」オーストラリア在住のヨガトレーナー「キャサリン・ライディング」氏が監修しているマタニティヨガのDVD。日本語監修は、産婦人科医などが設立した「日本マタニティ・ヨーガ協会」が担当しています。本DVDは、オーストラリアの美しい自然と癒しのBGMを背景に、リラックスした状態でマタニティヨガを楽しめます。腰痛や体重増加などの不調を軽減するプログラムから、産後に体型を回復するポーズまで幅広く収録。骨盤周りを柔軟にするポーズや呼吸法も紹介していて、習得すれば安産も期待できます。【価格】Amazon販売価格:税込3,662円(2018/9/13時点)三浦まきこ監修「ママとベビーのしあわせマタニティヨガ」三浦まきこ氏は、下北沢のヨガスタジオ「クリパル・ヨガスタジオ」を運営する「株式会社クリパル・ジャパン」の取締役。自身も1児の母であり、マタニティヨガインストラクターとしても活躍しています。現在は、個性を生かした「クリパルヨガ」を中心に、アーユルヴェーダやヨガセラピーなどのレッスンを行っています。本DVDは2枚組で、トータル75分という充実した内容が魅力。お産のための体づくりや足のむくみケア、パートナーとの二人ヨガ、産後すぐのエクササイズなど、幅広いポーズや呼吸法を収録しています。音楽は、世界的に有名なヒーリングミュージシャンであるアラン・ルービック氏が監修。心地よいBGMのもと、リラックスしたひと時を過ごせます。【価格】Amazon販売価格:税込6,685円(2018/9/13時点)友永淳子「友永式安産ヨーガ」友永淳子氏は、1978年に発足した「友永ヨーガ学院」の院長。インドとアメリカでヨガ指導法を学び、現在も多くのヨガ講座を担当しています。約半世紀にわたりヨガと向き合い、親子3世代で学院に通う受講生がいるほど絶大な信頼を集めています。本DVDは、院で30年以上続くマタニティヨガクラスの内容をまとめた商品。妊娠中を母子ともに健康に過ごす呼吸法、心身を整えるポーズなどを収録しています。安産のためのマタニティハンドブックつきで、効果的な呼吸法などを分かりやすく解説しているのもオススメです。【価格】公式HP販売価格:税込3,800円(2018/9/13時点) オススメの本とDVDでマタニティヨガを気軽に始めてみよう本とDVDがあれば、自宅で気軽にマタニティヨガを始められます。母子への負担やヨガの効果に不安があるなら、産婦人科医や助産師、ヨガインストラクターなどが監修している本とDVDを選ぶのがオススメです。口コミでも人気が高い商品でマタニティヨガを習得し、妊娠中と産後を快適に過ごしましょう。 参考:一般社団法人 日本マタニティフィットネス協会森脇じゅんWEBサイト高橋書店『安産のための体と心をつくる Happyマタニティ・ヨガDVD付』スタジオヨギー新星出版社『「DVD付 マタニティ・ヨガLesson」』Makiko Miura.COMクリパル・ジャパン『DVD「ママとベビーのしあわせマタニティヨガ』
2018年09月18日これから夏にかけて日の出時刻も早くなり、朝日を肌で感じやすい季節。この時期に朝の目覚めに子どもと触れ合う「ふれあいマッサージ」を取り入れて、親子ともにスッキリ目覚める生活を始めてみませんか?朝一番に子どもと触れ合うコミュニケーションを取ることで親子ともに一日の始まりがハッピーに。ベビーマッサージや産前産後のヨガに関する著作の執筆や講座、ワークショップを開催している、たらちね助産院院長の大坪三保子先生に、「ふれあいマッサージ」についてうかがいました。お話をうかがったのは…大坪三保子さん(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■「気持ちいいね」“第二の脳”といわれる肌をタッチ! 赤ちゃんとふれあいマッサージ首が座った赤ちゃんからできる、乾布摩擦の技法を取り入れた「ふれあいマッサージ」。起き抜けにやさしくさすってあげることで赤ちゃんの代謝があがり、朝の目覚めがよくなります。スッキリ目覚められると日中も好奇心旺盛に活動でき、生活リズムがつきやすくなります。寝起きの体に働きかけてあげることで、食欲もアップ。腸も刺激を受けて便通もよくなることにつながるでしょう。「赤ちゃんとの生活を楽しみながら、小さな子どもとの暮らしのリズムを家族で作っていくといいですね。赤ちゃんが受け入れてくれるところ、お母さまがやりやすいところから始めてください。お日様の光や気温、湿度などを感じながら、赤ちゃんの機嫌や体の様子も一緒に感じていくことにだんだんと慣れていってください。ママやパパの手の感覚やぬくもり、声のトーンを赤ちゃんも楽しんでいますよ」と大坪先生。■歌いながら楽しみながら「ふれあいマッサージ」乾布摩擦の手順赤ちゃんが目覚めてきたら、布団の上からやさしく歌いながらさすってあげることから始めます。好きな歌に合わせてさすってもいいですし、下の歌詞に適当にメロディを付けて歌ってあげてもいいでしょう。1 赤ちゃんが目覚めてきたら、やさしく掛け布団や毛布にくるんだまま揺らしてあげます。♪おーいもほりゴーロゴロ、おーいもほりゴーロゴロ、おいしいおいもはできたかな~?2 左腕から順番に四肢を軽くタッチしていきます。♪よっこらしょ、どっこいしょ おいしいおいもはできたかな~?3 左脚をタッチ。♪おいしいおいもはできたかな~?4 次に右脚をタッチしてから、右腕もタッチします。♪おいしいおいもはできたかな~?5 両足、両手を一つずつ先から中心に向かってさすりあげます。♪あ~できてる、できてるきれいにしようね 6 腕を真ん中から外に向けて開くようにさすります。♪ゴシゴシ、ゴシゴシ7 うつぶせにして背中とおしりをさすります。8 背中からおしりにかけてぱこぱことタッピングしてあげましょう。9 最後は子どもが大好きなくすぐり遊びでしめましょう。大坪先生によると、お母さんはもちろん、お父さんが子どもにやってあげるのもおすすめとのこと。「お母さんとお父さんでは『おはよう』と声かけるのでも、子どもの反応は変わります。子どもにとって安心・やすらぎの存在であるお母さんに対して、お父さんは社会性を感じる存在。朝にお父さんが声をかけて触れてあげることで、子どもはパッと目覚めのスイッチが入ります」(大坪先生)赤ちゃんからお年寄りまで、何歳になってもできる「ふれあいマッサージ」。少し大きくなった子どもには、「おはよう」と声かける時にちょっとさすってあげる程度でもOK。代謝を上げるので、朝起きれなくなる思春期にもおすすめです。■「朝からふれあいマッサージ」で生活リズムをととのえる子どもの目覚めをよくする「ふれあいマッサージ」ですが、子どもだけでなく、親の体、心にまで次のような好影響があるそうです。1 親子のかかわりを深め、親子間で安心や安定が生まれる。親子で楽しくふれあうことで一日の楽しいスタートが始まり、自立神経のバランスもととのうでしょう。2 子どもへの理解が深まる。毎日触ってあげることで、子どもの体調や気持ちの変化もよくわかるように。3 親子のセルフケア力を高める。親が子どもの体を意識してあげることは、子ども自身も自分の体の状態に関心を持つようになり、結果として自分に対してのセルフケア力もアップ。「子どもの成長をうながしたい」「子どもとの生活リズムをどうしたらいいのか」「親子のコミュニケーションを楽しみたい」などと考えていたら、ぜひ試してみてください。取材協力:NPO法人子育て支援グループ amigo 世田谷区松原を拠点に 2001年から「産前産後」に特化して活動、2014年5月より特定非営利活動法人に。“一緒に楽しく子育てしようよ!”を合言葉に、助産師や保育士と連携しながら、生まれてくる子どもたちとその親が、地域の温かい人間関係の中で支えられ、すこやかに成長していくことができるよう、出産・育児を支援。本マッサージは「あみーごのよみものnagi2」に掲載されており、amigoネットショップにて購入可能です。取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
2018年06月11日TVアニメ第3期シリーズとなる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月より放送開始となり、さらなる盛り上がりをみせる「ゆるゆり」にて歳納京子役を務める大坪由佳が、2015年11月21日、東京・AKIHABARAゲーマーズ本店で一日店長に就任し、ブロマイドお渡し会を開催した。今回の一日店長は、11月16日~29日の期間、AKIHABARAゲーマーズ本店にて開催された「ゆるゆりミュージアム6」の開催を記念したもので、大坪がAKIHABARAゲーマーズ本店の一日店長となるのは、今回で6度目。自身の持つ最多一日店長実施回数の記録をさらに更新した。2015年3月以来となるゲーマーズ一日店長となった大坪は、えんじ色のエプロンを身につけ、自らのブロマイドを、ファンひとりひとりに手渡し。五度にわたるお渡し回を実施し、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。○お渡し会の夜はニコ生に登場一日店長としてお渡し会を実施した21日の夜は、『「ゆるゆり さん☆ハイ!」×AKIHABARAゲーマーズ ミュージアム記念「大坪プロの細かすぎて伝わらない名シーン」』と題してニコニコ生放送に出演した。放送では、11月18日に同時発売された、『ゆるゆり なちゅやちゅみ! +』とライブイベント『七森中♪やがいふぇす』のBlu-ray/DVD、また『ゆるゆり さん☆ハイ!』6話までの中から、大坪プロの目線で名シーンをチョイス。Twitterで募集した「大坪由佳に言ってもらいたい細かすぎて伝わらない胸キュンセリフ」を交えつつ、厳選された名シーンを自ら再現しつつ、ランキング形式で発表していくという、まさに大坪プロならではのマニアックな放送に、ニコ生のコメントも大いに賑わう放送となった。なお、2015年12月24日(木)の21時からは、ニコニコ生放送「ゆるゆり さん☆ハイ! 今年はクリスマスにナニシマス!?」が放送される。本ニコ生では、ごらく部4人が勢ぞろいで、Blu-ray第5巻に封入される「すぺしゃるなさうんどCD」に収録される『ゆるゆり さん☆ハイ!』のサウンドトラックの曲名決めが行われる。過去にも数々の伝説を生んだ企画だけに、しっかりチェックしておきたい。(C)2015 なもり/一迅社・七森中ごらく部
2015年12月23日2015年5月15日、ニコニコ生放送にて『ぽにきゃんBOOKS「帰ってきた元勇者」紹介&ミニゲーム実況 ニコ生【大坪由佳・諏訪彩花】』が放送された。本ニコ生は、4月3日にぽにきゃんBOOKSより発売された『帰ってきた元勇者』第4巻(小説家になろう作品 著者:ニシ / イラスト:米白粕)の発売を記念し、そのリリースを盛り上げるべく、朗読を交えながら紹介したり、このニコ生のために作られたというミニゲームを実況したりする番組。これまでに数々のニコ生に出演し、"プロ"の名を欲しいままにする大坪由佳と、"諏訪る"、"イントロ芸"などでおなじみの諏訪彩花という、『悪魔のリドル』のニコ生でも話題を呼んだ2人の共演に、"何かが起こらないわけがない"という期待の下、多くの視聴者が集まった。今回プレイ実況が行われたゲームは、最近"鬼ごっこゲーム"に嵌っている「帰ってきた元P」が2カ月で作らせたというもの。初見の諏訪がプレイヤー、先にプレイした大坪がサポートという役回りで、プレイがスタートする。『帰ってきた元勇者』の主人公である"ハルト"(鬼)に捕まらないように館内を探索するという、いたってシンプルなゲーム内容で、開始当初はさっくり終わるはず……と思われていた。プレイしながら表示されるセリフを生アテレコするという豪華な実況。最初はまったりとした雰囲気で、諏訪が"廃屋"を"はいや"、"縞々"を"たかだか"と読んでしまっても、視聴者、スタッフともに笑って流せる余裕があった。しかし、諏訪があまりゲーム慣れしていないのに加え、想定を上回る"ハルト"の出現率に、ゲームが遅々として進まない。ゲームオーバーになると、描き下ろしのイラストが表示されるため、最初はゲームオーバーを喜んでいた視聴者も、徐々に痺れを切らし出す。"セーブ機能"が実装されていなかったことも、番組の進行を妨げる大きな要因となっていた。番組の予定時間は、大坪・諏訪による朗読タイムも含めて1時間。このままではゲームが終わらないということで、ついに大坪がコントローラを握る。しかし、大坪がプレイしても一向に進まない状況に青ざめるスタッフ。あまりの進まなさに人格が破綻し、"す悪"状態に突入する諏訪。そして番組開始から1時間20分、最後の切り札となるべく"セーブ機能"が放送中に追加されることになった。これで一安心ということで、出演者、視聴者、スタッフ間に笑顔が浮かぶ。しかし、あまりにも諏訪が"鬼"に愛され過ぎていて、セーブ機能を利用しながらもゲームはなかなか進まない。メガネをかけて本気を出す諏訪。なぜか大坪のヒザの上に置かれるクッキー……。そして放送開始から2時間、無事にゲームはエンディングを迎えたのであった。まさかの延長1時間超という今回のニコ生だったが、視聴者からの評判も上々。今回は特別放送だったが、第2回、第3回と続くことを期待したい。なお、『帰ってきた元勇者』の詳細は、ぽにきゃんBOOKSの紹介ページをチェックして欲しい。
2015年05月30日OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ』も発売され、TVアニメ第3期の制作も決定するなど、2015年もますます注目の『ゆるゆり』だが、本作で歳納京子役を演じる大坪由佳が、東京・AKIHABARAゲーマーズ本店にて一日店長に就任。2015年2月24日にブロマイドお渡し会を開催した。今回の一日店長は、2月17日~25日の期間、AKIHABARAゲーマーズ本店にて開催された「ゆるゆりミュージアム5」の開催を記念したもの。『「ゆるゆり」ミュージアム開催記念イベント~大坪由佳店長おかえりなさい!~』と銘打たれているとおり、大坪がAKIHABARAゲーマーズ本店の一日店長となるのは、2013年11月以来のことである。およそ1年3カ月ぶりの就任となったが、そこはゲーマーズ一日店長実施回数NO.1の大坪。えんじ色のエプロンを身につけ、自らが演じる歳納京子が描かれたブロマイドを、ファンひとりひとりに手渡しながら、終始笑顔でファンとのコミュニケーションを楽しんだ。(C)なもり/一迅社・七森中ごらく部
2015年03月15日エイチ・アイ・エスエコ・スタディツアーデスクは、日本財団が行う「ママプロ~ママの笑顔を増やすプロジェクト」の活動に賛同し、活動の一環として開催されている「ママカレッジ」の課外活動として、産後ママのためのスタディツアーを発売する。○幼児連れでも気兼ねなく楽しめるツアー「ママプロ」は、ママが「産み、育て、活躍しやすい社会」を次世代につなげるプロジェクト。その一環で展開する「ママカレッジ」は、ママが学び、ママに学ぶをコンセプトに、ママ自身が子育てや仕事との両立、パートナーとのコミュニケーションについて学んだり、ママの周囲にいるパパや会社の同僚が学んだりする場を全国で展開しているという。今回のスタディツアーは、日本財団と「ママカレッジ」の運営に協力している一般社団法人日本産後ケア協会との3社共同企画。出産後マタニティーブルーに陥る母親は全体の40%とも言われていることから、出産後孤立しがちな母親に、外に出る機会を提供し、新たなつながりを見つけてリフレッシュしてほしいという思いから、スクール形式の講座ではなく日帰りバスツアーという形を採ったとのこと。参加の条件は、乳幼児(2歳以下)を子育て中のママであること。子ども連れでの参加も1人での参加も可能で、今回は産後ママへの本も多数出版している「たらちね助産院」の大坪三保子院長が同行し、「産後ママの子育てポジティブシンキング」セミナーも開催。育児の悩みを抱えるもの同士、旅先の非日常に身を置くことで悩みを相談しやすい環境を用意した。さらに、海の幸のグルメや三井アウトレットモール木更津での買い物、普段子連れではなかなか行くことが難しい美術館を学芸員の説明付きで鑑賞できる日帰りバスツアーとなっている。ツアーは、小さい子どもも無理なく参加できるよう、バス後方のフリースペースを、ぐずった子どもの気分転換やオムツ変えスペースとして設定。産後ケアリストが複数名同行して、バス車内や訪問先で子どもが騒いでもサポートする。昼食はお座敷席として子どもの居心地も考慮した。出発日は11月29日。発着地は東京都・新宿駅西口。行き先は千葉方面(富津市・金谷美術館、鋸南町・漁協直営食堂ばんや、木更津市・三井アウトレットパーク木更津)。出発は9時(15分前集合)、帰着は18時予定。旅行代金は大人7,000円(税込)、子供(食事、席なし)無料、子供(食事なし、席あり)4,200円(税込)。最少催行人員15名。Web募集締め切りは出発2日前の17時。以降の予約は電話にて対応する。
2014年10月25日