5月30日(木)に開幕する新国立劇場のモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》。主人公のひとりグリエルモ役を演じるのがバリトン歌手の大西宇宙(たかおき)だ。圧倒的に二枚目な美声と知的な表現力。2月に発表された令和5年度の芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞するなど、世代を代表するトップランナーとして疾走中の大西が、最も付き合いの長いオペラだと語るのが《コジ・ファン・トゥッテ》だ。「初めて全曲のスコアを買って勉強したのも《コジ》だし、最初から最後までやった初めての役もグリエルモでした。学生時代、武蔵野音楽大学のオペラ公演が《コジ》で、2年かけて1幕ずつ。さらにそのあと、大学院や先生まで含めた、大学あげての公演も《コジ》で、そちらでもグリエルモをやらせてもらいました。それだけずっとやったので、他の役のパートも覚えちゃうんですね。ニューヨークに留学して、ジュリアード音楽院とメトロポリタン歌劇場の研修所との合同公演でも《コジ》をやって、グリエルモのカヴァーだったのですが、レチタティーヴォの稽古にドン・アルフォンソがいないことがありました。『誰かできる人いない?』『僕たぶん歌える』と、その場でいきなりやってみたらほぼ全部完璧にできて。『アルフォンソも勉強してきたのか?』と聞かれたので、『ノー。でも人のパートも覚えるのは当然でしょ?』と答えて(笑)、METの人たちから感心されました。たぶん《コジ》は、相手のセリフも覚えてないとできないオペラだと思うんです。もちろんそれが段取りになってしまってはダメで、覚えたうえでちゃんとリアクションして演じなければなりません。全体を把握していると、その中で自分が動いているのかよくわかる。それは大切なことです。《ドン・ジョヴァンニ》や《フィガロの結婚》でもそうですけどね。ただ、稽古中に間違えて人のセリフを言いそうになっちゃうことがあって、それはある意味弊害かもしれません(笑)」ORCHARD PRODUCE 2024鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパン×千住博モーツァルト オペラ《魔笛》 (C)K.Miura去年の7月に兵庫県立芸術文化センターの《ドン・ジョヴァンニ》(題名役)、と今年2月のバッハ・コレギウム・ジャパンとのBunkamura《魔笛》(パパゲーノ)と、モーツァルト・オペラへの出演が続いている。「ありがたいです。バス歌手のフェルッチョ・フルラネットさんに、『若い時はモーツァルトをたくさん歌いなさい』と言われたことがありました。『いつでもモーツァルトに戻ってこられるようにしなさい』と。どんなレパートリーを歌うようになっても、歌い手の軸みたいなところにはつねにモーツァルトがあるという意味だと思っています。じっさい、ヴェルディとかワーグナーとか、僕はわりと広いレパートリーを歌っているのですが、モーツァルトに返ってくると、声が整う感じがします。声域に無理がないので、さまざまな表現を試すこともできますし、若い頃に歌っていた喉の感じが蘇ってくる気もするんです。ただ、たぶん若いときは表現もひどく若かっただろうとは思います。《コジ》って“大人”なオペラだと思うんですね。もともとちょっと無理矢理なところがある話なので、それが嘘っぽくならないように、演劇的にどう表現すればいいかを考えなければなりません。若いときはまだ、絶対にそんなことまで考えられなかった。いまはそれなりに経験も積んできたので、いまの自分のインテリジェンス、いまの感覚で取り組めたら、それが表現できるのかなと思っています」大西宇宙ふたりの若い士官が、女性の貞操の固さを試そうと、互いの恋人を口説く芝居を打つ。その2組のカップルのなかでいちばん面白い登場人物がグリエルモだという。「感情の落差が大きい役です。自分の恋人フィオルディリージがかたくなに貞操を守っているのに対して、自分が口説いたドラベッラのほうはわりと簡単に陥落してしまうので、最初のうちはノリノリの頂点にいる。それなのに、じつはフィオルディリージはただ葛藤していただけで、最後には彼女のほうが本当に落ちてしまう。最終的にいちばん傷つくキャラクターがグリエルモです。だからフィナーレの四重唱で、他の3人がすごくきれいに歌う乾杯のシーンのカノンを、グリエルモだけは歌わない。いちばん心を裏切られているのはじつはグリエルモなんですね。人間性が出る、演劇的にいちばん面白い役だと思っています。非常にロマンティックなラブ・デュエットもあるし、繊細な部分もありますが、ただきれいに歌うだけではなくて、キャラクター性が込められているんです」グリエルモをバリトン歌手が歌い、皮肉屋の老哲学者ドン・アルフォンソをバス歌手が歌うイメージがあるけれど、実際にはグリエルモのほうが声域が低く、重唱でもいちばん下を歌うように書かれている。「そうなんです。じつはグリエルモのほうが低いんです。アルフォンソはずっとやかましくしゃべってる人。よくしゃべるお爺ちゃんって声が高いイメージがありますよね。いっぽうでグリエルモがダンディに書かれているとも考えられます。低音のセクシーボイスみたいな。そういうふうにアプローチすると、グリエルモがまたちょっと違う人にも見えてくる。それもありかなと思います」今回上演される新国立劇場のダミアーノ・ミキエレット演出のプロダクションは2011年5月に新制作初演。現代のキャンプ場で繰り広げられるカラフルな舞台が評判を呼んだ。その後2013年にも再演。2020年の上演予定はコロナ禍で中止になったため、11年ぶりの登場となる。「ステージ上のどこを見ても何かが起こっているような感じで、すごく面白いと思います。ただ、舞台が完全に現代なので、18世紀の物語の歌詞をどういうふうに解釈していったらいいのかなというのは、あらかじめ注意して勉強しようと思っています。いま念頭に置いている箇所がいくつかあります」たとえばオペラの冒頭で、ドン・アルフォンソに挑発されて、恋人たちの貞操を試す賭けに応じるシーン。グリエルモと士官仲間のフェルランドは「軍人の名誉(soldati d’onore)にかけて!」と誓うが、このプロダクションの設定ではふたりはキャンプ場に遊びに来た大学生だ。「それをどう解釈して演じるべきなのかなということは、先にシミュレーションしておかないとなりません。でも、もともとすごく比喩が多い台本なので、そういう変更はありだと思うんです。そもそもモーツァルトのオペラって、言葉の裏を読まなきゃいけないところがあって、言っていることがそのままの意味じゃないことが多いんです。リッカルド・ムーティさんもおっしゃっていたんですけど、裏を読むためのヒントが音楽にあったりするので、それを見つけていくのも楽しい作業なんですね。この不協和音は何だろう?みたいな。もちろん指揮者や演出家の解釈次第でもありますが、それをどう表現するかは、歌い手のセンスの見せどころだと感じます。とくに《コジ》は、それがないとつまらない、機能しないところがある作品だと思います」アンサンブル・オペラと言われ、重唱が魅力的、かつ数多く登場する作品だ。「アンサンブルの中で、自分が出なければいけないところもあるし、変なところで悪目立ちしてもいけません。それを自分たちでちゃんと俯瞰できていないとダメなんですね。それだけに、《コジ》は名演がなかなか難しいと感じています。きちっとやるのがすごく難しいオペラです。でも音楽は本当に素晴らしい。音楽的には、モーツァルトの中でもいちばん完成されてるんじゃないでしょうか。すごいオペラだなと思います」佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023「ドン・ジョヴァンニ」撮影:飯島隆/提供:兵庫県立芸術文化センター指揮は飯森範親。じつは若い大西を“見い出した”のが、その飯森だったのだという。「日本でのキャリアを飯森さんに築いていただいたような感じなので、飯森さんにはぜひ、“大西を見つけた指揮者”というクレジットを差し上げたいですね(笑)。彼は若いアーティストを発掘するのが天才的にうまくて、彼に見い出された人は多いんです。たしか僕は『YouTubeで見たよ』と言われました。最初の共演は、まだこれからジュリアードに入るというぐらいの頃で、第九で呼んでもらいました。それから今まで15年間ぐらいずっと、ツェムリンスキーからマーラーからカルミナ・ブラーナから、本当にあらゆる音楽を一緒にやらせてもらっています。だから今回、いちばん付き合いの長いオペラである《コジ》を、いちばん長く共演している飯森さんと一緒にできる。僕にとってはとても感動的なことなんです。楽しみです」グリエルモ役は自分に合っている。そう言い切る。「長い付き合いだからといって、なにかひとつのアイディアに固執するのではなく、自分の考えるグリエルモ像が、このプロダクションにどのようにブレンドするか。僕自身もそこがすごく楽しみだし、今回、いちばん見てほしいところです。情熱的なところと非常に鬱屈したところ、美しいラブ・デュエット。そんなグリエルモのキャラクターの幅や感情の動きをお見せできると思いますので、そこは細かく注目していただいて大丈夫。声楽的にもとても自分に合っている役なので、声の魅力も存分に感じてもらえると思います。最初から最後まで、全部自分に合っていると言えるオペラって、けっこう少ないと思うのですが、グリエルモ、ドン・ジョヴァンニ、アルマヴィーヴァ伯爵、そこに最近パパゲーノが加わったモーツァルトの4役は、自分の声と表現の幅にすごくマッチしていると思っています。どうぞご期待ください」ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトコジ・ファン・トゥッテ■チケット情報()5月30日(木)~6月4日(火)新国立劇場オペラパレス全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉指揮:飯森範親演出:ダミアーノ・ミキエレット美術・衣裳:パオロ・ファンティン照明:アレッサンドロ・カルレッティ再演演出:三浦安浩フィオルディリージ:セレーナ・ガンベローニドラベッラ:ダニエラ・ピーニデスピーナ:九嶋香奈枝フェルランド:ホエル・プリエトグリエルモ:大西宇宙ドン・アルフォンソ:フィリッポ・モラーチェ合唱:新国立劇場合唱団合唱指揮:水戸博之管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団取材・文:宮本明
2024年04月17日「なにわ男子」の大西流星が主演する映画『恋を知らない僕たちは』の公開が決定。窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良の出演も明らかになった。中学2年、親友同士の英二と直彦の学校に、英二の幼なじみ・泉が転校してくる。英二は幼い頃から泉への思いを胸に秘めていたが、言葉にできずにいるうちに直彦が泉へ告白し、2人は付き合うことに。同じ高校に進学した3人は、小春、太一、瑞穂と出会い、それぞれの恋が動き出す――。本作は、累計発行部数120万部超え、「虹色デイズ」の水野美波による同名漫画の実写映画化。好きな人が親友と付き合うことになった。好きな人を守るため、嘘をついた。好きという気持ちを伝えられなかった。思い悩み、時にはぶつかりながらも、それぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出す等身大ラブストーリー。「紅さすライフ」『この子は邪悪』『わたしの幸せな結婚』など、俳優としての活躍も目覚ましい大西さん。映画初主演となる本作では、恋よりも友情を優先し、好きを伝えられない相原英二を演じる。また、英二の親友でナチュラルなモテ男子・別所直彦を窪塚さん。直彦に思いを寄せ恋に恋する藤村小春を齊藤さん。英二の幼なじみ・汐崎泉を莉子さん。英二の親友で一途な恋心を抱く熱いバンドマン・瀬波太一を猪狩さん。英二に思いを寄せる文学女子・池澤瑞穂を志田さんが演じる。今回の公開決定発表と合わせて、6人のキャラクタービジュアルと、キャラクターになりきる特写撮影のメイキング映像も到着した。なお監督は、『劇場版 美しい彼~eternal~』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の酒井麻衣が務める。キャストコメント◆大西流星日常を忘れられるような世界観に浸れる映画が大好きで、今回、主演としてその中心にいられるということがとても嬉しいです!監督、スタッフの皆さんも心強く、良い作品ができると確信しているので予想できない恋の展開に皆さんドキドキしながらもいろんなキャラクターに共感して楽しんでいただけたら嬉しく思います。今までになかったラブストーリーをお届けできると思っています。原作を読んだ時のキュンキュン感を映画でも皆さんに感じていただけるようにキュンキュンシーンも頑張りたいと思います!キャストの皆さんも同世代なので、学生時代に戻ったかのような空気感を出せればと思っています。夏公開なので恋に悩んでいる人たちの背中を押すような作品にしたいです!◆窪塚愛流『恋を知らない僕たちは』は、6人それぞれの視点から物語が進んでいくので非常に面白く読ませていただきました。僕の中でも直彦と似ているところがあるので、その部分を役に落とし込んでいきながら、直彦の心情をダイレクトに表現するよりは観客の皆様に読み取っていただけるようなお芝居を心がけていきたいです。陸上部ということもあるので、心と体をしっかり作りながら、キャストの皆さんとの空気作りも大切な作品でもあるので、お芝居やコミュニケーション含めて、いろんな挑戦をしていきたいと思っています!◆齊藤なぎさ『恋を知らない僕たちは』で藤村小春役を演じさせていただくことになりました!『恋僕』は恋愛のうまくいかないバランスがとてもリアルで一筋縄ではいかない「恋」というものを表している作品だと思います。原作を読んで、小春ちゃんは行動や性格が私自身とすごく似ていて、共感できるところがたくさんありました。監督からも「新しいヒロイン像を作ってほしい、任せる!」とおっしゃっていただいたので皆さんにちゃんと届けられるよう小春ちゃんを一生懸命演じていきたいと思います!◆莉子制服、学校、このような言葉が並ぶと綺麗な青春を思い浮かべがちですがその中でもリアルに揺れ動く6人の心情が繊細に、時には複雑に描かれている原作に私も惹き付けられました。実写化するからには、映像だからこそ伝えられる良さや、リアルに矢印が絡み合う「恋を知らない僕たちは」ならではの青春を映し出していけるよう、泉役を精一杯務めさせていただきます!よろしくお願い致します。◆猪狩蒼弥瀬波太一役を務めさせていただく猪狩蒼弥です。恥ずかしながら、今まであまり恋愛漫画というカルチャーに触れてこなかったのですが、今作をきっかけに原作を拝読し、恋愛漫画の素晴らしさを知りました。瞬発的な何かではなく、繊細に作り込まれた作品の中で読み手にトキメキを感じさせる奥ゆかしさはとても心地よく、その物語の中で生きている人物を自分が演じられる喜びを感じています。その反面、この素晴らしい作品の一端を担うプレッシャーも大きく、主演の大西流星氏の胸キュンIQから多くのことを学ばせていただこうと思っています。こそばゆくもやめられない恋の楽しさを、作品を通して伝えられるように精一杯頑張ります。◆志田彩良誰かを想って、嬉しかったり切なかったり嫉妬したり、つい応援してしまったり。色々な感情を教えてくれる恋って最高!と、台本を読んでドキドキきゅんきゅんしました。恋ってなんだろう?と瑞穂に共感して頂ける方もきっと多いのではないかと思います。不器用ながらも全力で恋にぶつかる全ての方に寄り添えるキャラクターになるよう、繊細な恋心を丁寧に演じたいと思います!恋バナ気分で是非劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです!『恋を知らない僕たちは』は8月23日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:恋を知らない僕たちは 2024年8月23日より全国にて公開©️2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会©️水野美波/集英社
2024年04月04日アイドルグループ・なにわ男子の大西流星が、映画『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)の主演を務めることが4日、明らかになった。同作は水野美波氏による同名コミックの実写化作。中学2年、親友同士の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)の学校に、英二の幼馴染・泉(莉子)が転校してくる。英二は幼い頃から泉への想いを胸に秘めていたが、言葉にできずにいるうちに直彦が泉へ告白し、2人は付き合うことになる。同じ高校に進学した3人は、小春(齊藤なぎさ)、太一(猪狩蒼弥)、瑞穂(志田彩良)と出会い、それぞれの恋が動き出す。まだ“本当の恋”を知らない6人の恋の行方は予想外な方向へ進んでいく。○■映画『恋を知らない僕たちは』で大西流星が初主演大西が演じるのは、恋よりも友情を優先して「好き」を伝えられない主人公・相原英二。本作で映画初主演を飾ることになる。そして英二の親友であり、彼女想いのナチュラルなモテ男子・別所直彦を窪塚愛流、直彦に想いを寄せ恋に恋する恋愛迷子系女子・藤村小春役に齊藤なぎさ。英二の幼馴染で天真爛漫なポジティブ女子・汐崎泉役に莉子、英二の親友で一途な恋心を抱く熱いバンドマン・瀬波太一役にHiHi Jetsのメンバーとして活躍する猪狩蒼弥、英二に想いを寄せる「恋」を知りたい真面目な文学女子・池澤瑞穂に志田彩良と、フレッシュなキャストが揃った。監督は『劇場版 美しい彼〜eternal〜』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(23)や、TVドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(22)など瑞々しい映像表現に定評のある酒井麻衣が務める。○■大西流星 コメント日常を忘れられるような世界観に浸れる映画が大好きで、今回、主演としてその中心にいられるということがとても嬉しいです!監督、スタッフの皆さんも心強く、良い作品ができると確信しているので予想できない恋の展開に皆さんドキドキしながらもいろんなキャラクターに共感して楽しんでいただけたら嬉しく思います。今までになかったラブストーリーをお届けできると思っています。原作を読んだ時のキュンキュン感を映画でも皆さんに感じていただけるようにキュンキュンシーンも頑張りたいと思います!キャストの皆さんも同世代なので、学生時代に戻ったかのような空気感を出せればと思っています。夏公開なので恋に悩んでいる人たちの背中を押すような作品にしたいです!○■窪塚愛流 コメント『恋を知らない僕たちは』は、6人それぞれの視点から物語が進んでいくので非常に面白く読ませていただきました。僕の中でも直彦と似ているところがあるので、その部分を役に落とし込んでいきながら、直彦の心情をダイレクトに表現するよりは観客の皆様に読み取っていただけるようなお芝居を心がけていきたいです。陸上部ということもあるので、心と体をしっかり作りながら、キャストの皆さんとの空気作りも大切な作品でもあるので、お芝居やコミュニケーション含めて、いろんな挑戦をしていきたいと思っています!○■齊藤なぎさ コメント『恋を知らない僕たちは』で藤村小春役を演じさせていただくことになりました!『恋僕』は恋愛のうまくいかないバランスがとてもリアルで一筋縄ではいかない「恋」というものを表している作品だと思います。原作を読んで、小春ちゃんは行動や性格が私自身とすごく似ていて、共感できるところがたくさんありました。監督からも「新しいヒロイン像を作ってほしい、任せる!」とおっしゃっていただいたので皆さんにちゃんと届けられるよう小春ちゃんを一生懸命演じていきたいと思います!○■莉子 コメント制服、学校、このような言葉が並ぶと綺麗な青春を思い浮かべがちですがその中でもリアルに揺れ動く6人の心情が繊細に、時には複雑に描かれている原作に私も惹き付けられました。実写化するからには、映像だからこそ伝えられる良さや、リアルに矢印が絡み合う「恋を知らない僕たちは」ならではの青春を映し出していけるよう、泉役を精一杯務めさせていただきます!よろしくお願い致します。○■猪狩蒼弥 コメント瀬波太一役を務めさせていただく猪狩蒼弥です。恥ずかしながら、今まであまり恋愛漫画というカルチャーに触れてこなかったのですが、今作をきっかけに原作を拝読し、恋愛漫画の素晴らしさを知りました。瞬発的な何かではなく、繊細に作り込まれた作品の中で読み手にトキメキを感じさせる奥ゆかしさはとても心地よく、その物語の中で生きている人物を自分が演じられる喜びを感じています。その反面、この素晴らしい作品の一端を担うプレッシャーも大きく、主演の大西流星氏の胸キュンIQから多くのことを学ばせていただこうと思っています。こそばゆくもやめられない恋の楽しさを、作品を通して伝えられるように精一杯頑張ります。○■志田彩良 コメント誰かを想って、嬉しかったり切なかったり嫉妬したり、つい応援してしまったり。色々な感情を教えてくれる恋って最高!と、台本を読んでドキドキきゅんきゅんしました。恋ってなんだろう?と瑞穂に共感して頂ける方もきっと多いのではないかと思います。不器用ながらも全力で恋にぶつかる全ての方に寄り添えるキャラクターになるよう、繊細な恋心を丁寧に演じたいと思います!恋バナ気分で是非劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです!○■酒井麻衣監督 コメント恋はいつだって色んな感情を教えてくれます。 今までは知らなかった、甘酸っぱさ、苦さ、時には自分に嘘をつく事もあります。 どの気持ちも本物で、どの気持ちをも抱きしめる勇気が欲しいと、 そんな鮮やかで切ない感情を、青春の風を纏(まとい)いながら描きたいと思います。 水野美波先生と、「恋を知らない僕たちは」を愛する読者の皆様に尊敬と愛情を込めて、フレッシュで熱い俳優陣とスタッフ陣で一丸となって、皆様に届けたいと思います。○■水野美波(原作) コメントすでに完結した恋僕が実写映画化だなんて…とっても光栄です。映画化のお話が決定した後、嬉しすぎてすぐ全巻読み返しました笑大西さんたちが演じて下さることで、リアル英二たちが生まれるんだなぁとワクワクしております。また、プロデューサーさんやスタッフのみなさんの熱意もものすごく感じており、今から完成が楽しみです!【編集部MEMO】大西流星は2001年8月7日生まれ、兵庫県出身。TVドラマ『彼女、お借りします』(22年)『紅さすライフ』(23年)で主演を務めたほか、映画『この子は邪悪』(22年)、『わたしの幸せな結婚』(23年)にも出演し、本作で映画初主演を飾る。(C)2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 (C)水野美波/集英社
2024年04月04日7人組グループ・なにわ男子の大西流星が、1日発売の『bis』(光文社)5月号増刊で、初めて増刊表紙に登場する。誌面では、大きい瞳にキラキラとした雰囲気、そしてギャルマインドを持つ大西の、春らしくアンニュイな一面を切り取った全8Pのカバーストーリーを展開。 撮影では、春を思わせる淡いカラーリングや遊び心溢れるユニークなアクセサリーを纏った5LOOKを披露。大西は「久しぶりに大好きなbisの世界観に浸れてうれしかったです。洋服もですが、アクセサリーも可愛くて、全体的に可愛すぎなくてポイントになっていて好きな感じでした」とコメント。 インタビューでは、今号のテーマ「Journey」のもと「3日間お休みができたら、海外でもどこでもすぐに飛んで行けちゃう」という旅人気質な一面を語っている。さらに、『bis』の登場は2年8ヶ月ぶりでメジャーデビュー後初。ドラマの主演やグループの冠番組を務めるなど、彼の華々しい活躍ぶりにも迫る。主演ドラマ『紅さすライフ』で共演した松島聡との、まるで兄弟のようなエピソードにも注目だ。通常版表紙は、俳優・長濱ねるが登場する。
2024年03月26日山田尚子監督の完全オリジナルアニメーション映画『きみの色』の報告会にて、本作に新垣結衣が出演していることが分かった。『映画けいおん!』『映画 聲の形』の山田監督最新作は、青春期の物語。新垣さんが演じるのは、音楽で心を通わせていく3人を導くキーマンであるシスターの日吉子。新垣さんは「完成した作品を見たとき、全てが柔らかくて繊細で、心に淡い春色(はるいろ)の風がそよぐような優しい気持ちが、画面から溢れていると感じました」と作品の印象を明かし、「シスター日吉子は、物語の登場人物の中では、大人たちとトツ子たちの間にいる人だと監督から説明をいただきました。トツ子たちに対して、他の大人たちよりもひとつ心の距離が近いというか、静かに、でも熱く、いや実は“かなり”熱く、トツ子たちを見守っている人です。気持ちをわかりやすくストレートに表すセリフはあまりない印象だったので、日吉子がなにか言葉を飲み込んだときの、その奥の気持ちはどんなものかを想像するのも、とてもやり甲斐ある作業でした」とコメントした。監督は新垣さんの出演に関して、「新垣さんのことはテレビや映画のスクリーンを通してでしか知らないのですが、勝手な思い込みかもしれませんが彼女はきっとすごく芯が強くて、ものすごくぶっきらぼうなぐらい真面目な方なんじゃないかな、そしてすごくチャーミングな方なんじゃないかなという風に思っていました。それはまさに今回のシスター日吉子にぴったりなんです」と話している。本作の主演を務めるのは、オーディションを経て、大河ドラマ「どうする家康」に出演した鈴川紗由、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの高石あかり、この春放送予定の「9ボーダー」への出演が決定している木戸大聖に決定。トツ子「声優のお仕事はずっとやりたい目標の一つだった」という、人が色で見えるトツ子役の鈴川さんは、「最初に聞いた時は嬉しいという感情がまだなくて、信じられなくて、頭が真っ白になって涙が止まりませんでした」とふり返る。きみトツ子と同じ学校だったきみ役の高石さんは「山田監督の作品に出演させていただけるということが本当に嬉しくて、感動しました」と参加を喜ぶ。離島に住むルイ役の木戸さんも「不安とプレッシャーがありました。それと同時に山田監督の作品に出られる、という喜びが押し寄せてきました」と語っている。ルイまた今回、本編映像初公開となるスペシャルPVも合わせて到着した。『きみの色』は8月30日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:きみの色 2024年8月30日より全国東宝系にて公開予定©2024「きみの色」製作委員会
2024年03月19日深くしなやかな音とこまやかな情感で聴き手を魅了する河村尚子。来日するオメル・メイール・ヴェルバー指揮ウィーン交響楽団とブラームスのピアノ協奏曲第1番を弾く。「ブラームスの協奏曲はスケールが大きく、交響曲的な構造。私はシンフォニーも大好きなので、第1番にも第2番にもすごく惹かれます。ピアノ協奏曲第1番には、若かりしブラームスの情熱と勢い、激しさ、悩みと愛情、あこがれ……。さまざまな思いが詰まっています。すごく張り切っているブラームス。いろんなことに挑戦してみたいという姿が、音楽を通して見えてくるようです」24歳のブラームスが完成した若き日の作品。はじめ2台ピアノの作品として着想したとか、当初の第2楽章は《ドイツ・レクイエム》に転用されたとか、完成した第2楽章はミサ曲から転用したものとされているとか、いろんな「物語」のある作品だ。「その第2楽章の讃美歌のような音楽など、伝統的な協奏曲の第2楽章のスタイルではありませんよね。ブラームスはオルガンも弾いていたり、いろんな分野からピアノ音楽にたどり着いた。ピアノだけを中心にしている人だったら、こんな音楽は書けないんじゃないかなと思うのです。オーケストラも書ける。宗教曲も書ける。ピアノ曲も書ける。室内楽も書ける。歌曲も書ける。そういういろんな引き出しを持った人だからこそできあがったピアノ協奏曲だと思います。それらすべてが編み込まれている感じです。その一方で、第3楽章の終わりにはフガートが書かれています。フガートって、協奏曲の第3楽章でよく出てくるんですよ。シューマンも書いているし、ベートーヴェンの第3番もそう。そういう伝統もちゃんと踏まえたうえで、自分の新しい音楽を作っていこうという意気込みが感じ取れます」(C)Marco Borggreveブラームスの作品は、「音楽の波が自然に、心地よく流れていく」と語る。「もちろん弾くのが大変なところはたくさんありますよ(笑)。でも弾いていて心地よいというか、音楽の波に自然に乗せられていくんです。ブラームスって、頭でっかちになりすぎないというか、頭と心、技巧的な部分とエモーショナルな部分のバランスが非常にいい。和声もとても巧みで、弾いても聴いても心地よい。ピアニストたちが弾きたい協奏曲のひとつだと思いますよね。そして、オーケストラにとっても弾きがいがある。ソロ・ピアノの伴奏としてではなく、一種の交響曲として弾くから、その意気込みがオーケストラ側からも感じられます。歌はすべての音楽の原点ですから。私は生徒に教える時、楽器ではなく、まずは自分の声で歌ってみてと言っています。自分も歌います。自分がどう歌う時に把握しないと自然さが出てこないですし、声を出して歌ってみると、ブレスの場所や呼吸の長さがわかってくる。もちろん、楽器でしかできない歌い方もあるので、両方を組み合わせて音楽を作っていければいいですね」指揮者ヴェルバーとは初共演。事前にウィーンでリハーサルをして来日する。(C)Julia Wesely「コンサートだけの指揮者ではなく、2025/2026シーズンからハンブルク州立歌劇場の音楽総監督に就任するなど、ブラームスと同じく、すごく広い分野から音楽を取り出している人物だと思います。アコーディオンを演奏されたり、新しい音楽の見方、コンサートのあり方をどんどん改革していく方なんじゃないかなと思っております」今年は日本デビュー20周年の節目の年。9月にはそれを記念したリサイタル・ツアーも予定している。「佐賀県の有田市を皮切りに、毎年のように演奏会をさせていただいている山形の白鷹町、故郷である兵庫県立芸術文化センター。そしてフィリアホールとサントリーホール。ショパンのソナタ第3番を後半のメインに、現代作曲家・岸野末利加さんに委嘱した《単彩の庭園 IX》の初演、そしてプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番。コンサートの始まりは、能登半島地震で被災された方々へ捧げる祈りとしてバッハ/ブゾーニの《シャコンヌ》を弾きます。やはりバッハは、心をゼロに戻して祈ることができる音楽だと思うのです。岸野さんの作品は彼女の《単彩の庭園(Monochromer Garten)》というシリーズの9曲目。「単彩の庭園」は日本庭園をイメージした作品シリーズで、彼女は京都のご出身でご実家がお寺さんなんです」女性作曲家の紹介は、近年彼女が手がけているプロジェクトの一環。また4月には、東京や山形で、フランスの近現代作品と矢代秋雄、武満徹を組み合わせた新しい取り組みも。21年目の新たな一歩を刻み始めた河村尚子から目が離せない。(宮本明)オメル・メイール・ヴェルバー指揮ウィーン交響楽団■チケット情報()3月13日(水) 19:00開演ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15[ピアノ] 河村尚子ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.683月14日(木) 19:00開演ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92サントリーホール
2024年03月06日還暦&大生誕祭へ続く「大西ユカリのドラゴンへの道」の公演詳細も公開!大西ユカリ2023年9月に発売した最新アルバム『LaiLa』が好評の中、精力的にライブ活動を続ける大西ユカリが、60回目の誕生日4月6日に行う還暦記念ライブ【大西ユカリのイヤー・オブ・ザ・ドラゴン】の開催を発表した。4月6日当日は、横山剣(クレイジーケンバンド)や木村充揮(憂歌団)、アルバム『LaiLa』を共に制作したKozzy Iwakawa(THE COLTS / ザ・マックショウ)と夫の新宮虎児(クレイジーケンバンド)など、縁りのある(ユカリだけに)ゲストが顔をそろえ、地元大阪の老舗“なんばHatch”で盛大な還暦祝い&生誕祭となる。さらに「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」へ続く怒涛のライブスケジュール「大西ユカリのドラゴンへの道(Way OF The DRAGON)」もオフィシャルサイトとSNSで公開された。「大西ユカリのドラゴンへの道」は、来月2月18日(日)の塚本ハウリンバーからスタートし、各会場で多彩なゲストアーティストとの熱いステージを繰り広げながら、還暦を迎える4月6日の“なんばHatch”まで華々しく駆け昇る。令和6年・辰年・還暦。大西は自身の一大イベントに向けて「辰年の人生の節目の記念です。とにかく一生懸命やります!」と力強く意気みを語った。イベント情報「大西ユカリのイヤー・オブ・ザ・ドラゴン(YUKARI’sYear OF The DRAGON)」大西ユカリのイヤー・オブ・ザ・ドラゴン(YUKARI’sYear OF The DRAGON)ゲスト:木村充揮、山崎廣明(Oh!Sharels)、横山剣(クレイジーケンバンド)、新宮虎児(クレイジーケンバンド)、Kozzy Iwakawa(THE COLTS / ザ・マックショウ)、Yama-Chang(THE COLTS)、大西ユカリと新世界 with ゴーキャッツ、仁義なき小林バンド日時:2024年4月6日(土)開場 16:00 開演 17:00会場:なんばHatch料金:6,000円お問い合わせ:GREENS 06-6882-1224(平⽇11:00〜19:00) 「大西ユカリのドラゴンへの道(YUKARI’s Way OF The DRAGON)」大西ユカリのドラゴンへの道(YUKARI’s Way OF The DRAGON)2024年2月18日(日) 塚本ハウリンバー(出演) 夢ミノル・森センセ・三好ひろあき・小松竜吉・久井コージ・ゴーキャッツ2024年2月23日(金・祝) W メリケン波止場(出演)夢ミノル・森センセ・三好ひろあき・久井コージ・小松竜吉・ボス河内・小林充・泉かずしげ・ユンファソン・古賀和憲・zingoro・元岡衛・ゴーキャッツ2024年3月7日(木) 京都拾得(出演) 夢ミノル・森センセ・三好ひろあき・小松竜吉・小林充・zingoro・古賀和意2024年3月17日(日) 南堀江 knave(出演)夢ミノル・森センセ・三好ひろあき・久井コージ・小松竜吉・ゴーキャッツ・小林充・泉かずしげ・ユンファソン・古賀和憲・zingoro ・元岡衛・梶原大志郎2024年3月30日(土) なんばS.0.R.a.(出演)小林充・泉かずしげ・ユンファソン・古賀和憲・zingoro・元岡衞・梶原大志郎※詳細は大西ユカリホームページへ 最新リリースLaiLa大西ユカリ/LaiLa2023.9.20. Release NEW ALBUMTECG-30135価格:3,000円(税込)LaiLa(読み:ライラ) All arrangement by Kozzy Iwakawa1.『LaiLa』 lyrics & music Kozzy Iwakawa2.『贖罪天国』 lyrics & music Les Guinguette Japonais3.『あんたがいればいい』 lyrics & music Kozzy Iwakawa4.『Butterfly』 lyrics Les Guinguette Japonais music Yukari & Kozzy5.『SASAKURE』 lyrics Yukari & Kozzy music Les Guinguette Japonais6.『踊ってくれませんか?』 lyrics & music Atsuki Kimura7.『ほんとの恋のブルース』 lyrics & music Kozzy Iwakawa8.『Back in the Dream』 lyrics & music Les Guinguette Japonais9.『ハルカロジ』 lyrics & music Hiroto Koumoto10.『メロディー』 lyrics & music Kozzy Iwakawa*The performance of this song is Les Guinguette Japonais11.『Nobody can change my world』 Lyrics Yukari & Kozzy Music Kozzy Iwakawa大西ユカリ / CONTINENTAL STAR : Yukari Onishi : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月16日箱根のポーラ美術館では、HIRAKU Project Vol.15「大西康明境の石」を、2023年12月16日(土)から2024年5月19日(日)まで開催する。銅箔を用いた大型インスタレーションを展開大西康明(おおにし やすあき)は、1979年に生まれ、空間への彫刻的なアプローチにより大規模なインスタレーション作品を発表してきたアーティストだ。大学時代に彫刻を学んだ大西は、型取り作業の経験を通して、ポジとネガの関係性や、物それ自体ではなくその周囲を捉えることに関心を寄せるようになり、余白や空洞、境界などをテーマに制作を行なってきた。「大西康明境の石」展では、大西が近年取り組んでいる、銅箔を用いた新作を紹介。銅箔は、さまざまな電子機器の内部で重要な役割を担っているものの、通常は人の目にふれないため、その存在が意識されることは少ない。大西は、人々の日常を裏側から支える銅箔に着目。銅箔をその機能から分離し、河原の石に被せて叩いて成形することで作り上げた、大型のインスタレーションを展開する。河原の石は、地表を移動するなか、削られ、磨かれるという物理的な損失を経る一方、長い時間の蓄積と地球の記憶を宿している。大西の作品は、こうした石を用いて銅箔の型取りを行うことで、物事の存在と不在、不可視なものに光をあてるものとなっている。なお、本展は、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズ「HIRAKU Project」の第15回として開催されるものだ。展覧会概要HIRAKU Project Vol.15「大西康明境の石」会期:2023年12月16日(土)〜2024年5月19日(日) 会期中無休会場:ポーラ美術館 1F アトリウム ギャラリー住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)観覧料:無料【問い合わせ先】ポーラ美術館TEL:TEL 0460-84-2111
2023年11月09日異なる個性、スタイルをもつ演奏家が舞台上で共演する東京芸術劇場の人気シリーズ「VS」の第7弾が11月14日(火)に開催される。今回は、ピアニストの河村尚子とアレクサンドル・メルニコフが出演。熱い演奏を繰り広げる。本シリーズは、ふたりのピアニストが、ピアノ・デュオ(2台のピアノ)演奏によって、熱狂的な空間を創造するリサイタル。ここでしか見られない演奏が人気を集めている。河村尚子 (c)Marco Borggreve河村尚子は、ミュンヘン国際コンクールで第2位、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝し、ドイツを拠点にウィーン響、バイエルン放送響などにソリストして迎えられた音楽家。2019年秋公開の映画『蜜蜂と遠雷』では主役・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当するなど、活動も多岐に渡っており、現在はドイツのフォルクヴァング芸術大学教授も務めている。アレクサンドル・メルニコフ (c)Marco Borggreve河村と共演するのはロシアのピアニスト アレクサンドル・メルニコフ。シューマン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなど主要な国際ピアノコンクールで入賞を果たし、ロイヤル・コンセルトヘボウやライプツィヒ・ゲヴァントハウスなどの数多くの名門オーケストラと共演。古楽器とモダンピアノとを弾き分け、多彩なレパートリー、スケールの大きな表現力をほこるピアニストだ。当日は、ふたりのアイデアによりピアノ1台4手連弾の傑作「シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940」をはじめ、ドビュッシー自身の編曲による1台4手連弾版の交響詩『海』、2台ピアノ作品の金字塔「ラフマニノフ/交響的舞曲」が披露される予定。それぞれ異なるアプローチで楽曲に向き合うふたりの演奏が、ステージ上で重なり合う。トップソリストの共演は多くのファンの注目を集めそうだ。「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!芸劇リサイタルシリーズ「VS」Vol.7河村尚子×アレクサンドル・メルニコフ11月14日(火)19:00開演東京芸術劇場 コンサートホール(東京都豊島区西池袋1-8-1)出演河村尚子 (ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ)曲目シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940ドビュッシー/交響詩『海』(作曲者による1台4手版)ラフマニノフ/交響的舞曲
2023年10月04日ジミー大西が22日、東京ドームホテルで行われた新劇場「IMM THEATER」劇場ロゴお披露目取材会に出席した。吉本興業ホールディングスは来年1月、複合施設「東京ドームシティ」内に新劇場をオープンする。同劇場は、吉本のコンテンツだけではなく、演劇や演芸等、さまざまなエンターテインメントの制作者やパフォーマーが利用できるものになる。「IMM THEATER」という劇場名は明石家さんまが命名し、GM(ゼネラルマネージャー)ならぬDM(Don’t Manager/ドントマネージャー)を務める。ロゴは、さんまDMの発案で、出身地の奈良・薬師寺の安田暎胤(やすだ・えいいん)長老がしたためた書に、ジミー大西の画を組み合わせて作成した。ジミーは、さんまから「ジミー、一儲けしようか」と声をかけられ、「お願いします!」と快諾したという。書とのコラボは今回が初めてで、「習字の味が一番大事。そこにジミーが付け足すというのが今回のやり方です」と説明した。制作においては、さんまと何度もやりとりしながら仕上げていった。「さんまさんとデザインでやりとりするのは初めてで、『こんなんどうですか?』って言ったら、『いや違う、そうじゃない』と言われてやり直して、やりとりずっとして、さんまさんが『そうそう、それそれ』って返ってきたときにほっとしました。(やりとりは)30回は軽く超えている」と説明し、制作期間は「2カ月半ぐらい」と明かした。ジミーは、完成した絵について「かわいらしい」と納得の表情。さんまからも「かわいらしく出来上がって、言われたことはちゃんとできているな。お前らしさも出ている。いいと思うよ」と褒めてもらったという。IMM THEATERの名称は、さんまDMの座右の銘「(I)生きてるだけで(M)丸(M)もうけ」の意味が込められつつ、「皆さんの想像で自由に考えてほしい」(さんまDM)というコンセプト。なお、オープンに向けて順調に建設が進んでおり、このほど、劇場の屋上サイン(看板)の仮囲いが外された。
2023年09月22日大西ユカリソウル・ブルース・歌謡ロックシーンを牽引する歌手・大西ユカリが、5年ぶりのオリジナルアルバム『LaiLa』(ヨミ:ライラ)を2023年9月20日にリリースすることが発表となり、同時にジャケット写真・アルバムティザー映像を公開した。ニューアルバム『LaiLa』ティザー映像夫でありミュージシャンの新宮虎児とともに構想を積み上げ作り上げた楽曲を、THE COLTS/THE MACKSHOWのリーダー岩川浩二氏(Kozzy Iwakawa)に委ね、リアルヴィンテージの世界を実現。全ての楽曲のアレンジ・演奏を岩川氏のレコーディングスタジオ『rocksville studio one』でアナログ収録。セルフカヴァーとなる名曲たちも新たなアレンジで蘇った。『ハルカロジ(甲本ヒロト)』〜大西ユカリ「EXPLOSION」〜、『踊ってくれませんか?(木村充揮)』〜大西ユカリと新世界「ありがとう」〜 を含む全11曲を収録。大西ユカリの飽くなき挑戦と新たな魅力を凝縮した文字通りの“極上”の作品が完成した。KOZZY IWAKAWA大西ユカリ新宮虎児(左→右)大西ユカリ コメント私にはもう好きなことだけをやる時間しか残っていませんので、夫の新宮と共にコツコツと積み上げてまいりました。それを全幅の信頼でKozzy Iwakawa氏(ザ・コルツ/ザ・マックショウ)に委ねましたら、超かっこいいリアルヴィンテージの世界が盤になりました。歌人生も長らくですが、ようやく『大西ユカリ』が見つかったような気がします。ありがとう。CDは売れない、売れない、と内外からヤイヤイ言われますが、固形物にはまだまだ可能性と夢があります。買うた人にしかわからない楽しみも味わっていただける仕様になってますので、どうぞ。大西ユカリ拝リリース情報2023.9.20. Release『LaiLa』大西ユカリ『LaiLa』2023.9.20. Release NEW ALBUMTECG-30135価格:3,000円(税込)LaiLa(読み:ライラ) All arrangement by Kozzy Iwakawa1.『LaiLa』 lyrics & music Kozzy Iwakawa2.『贖罪天国』 lyrics & music Les Guinguette Japonais3.『あんたがいればいい』 lyrics & music Kozzy Iwakawa4.『Butterfly』 lyrics Les Guinguette Japonais music Yukari & Kozzy5.『SASAKURE』 lyrics Yukari & Kozzy music Les Guinguette Japonais6.『踊ってくれませんか?』 lyrics & music Atsuki Kimura7.『ほんとの恋のブルース』 lyrics & music Kozzy Iwakawa8.『Back in the Dream』 lyrics & music Les Guinguette Japonais9.『ハルカロジ』 lyrics & music Hiroto Koumoto10.『メロディー』 lyrics & music Kozzy Iwakawa*The performance of this song is Les Guinguette Japonais11.『Nobody can change my world』 Lyrics Yukari & Kozzy Music Kozzy Iwakawa=LIVE SCHEDULE=9/10なにわブルースフェスティバル9/17すばるホール(イベント出演)9/18なんばS.o.r.a.(ワンマンライブ)9/21淡路島(イベント出演)9/24松坂マクサ(ワンマンライブ)10/14奈良天理コフフンフェス出演10/22甲賀町おこし音楽祭出演10/29河内長野醤油蔵(ワンマン)10/31Bro.TOM&ユカリin大阪(詳細近日発表)11/4鳥取・鷲峰おろし音楽会出演11/12梅田アズール(ワンマンライブ)11/15 横浜サムズアップ11/29渋谷B.Y.G12/2京都拾得(ワンマンライブ)12/9高槻SHO(ワンマンライブ)12/15豊田ジョアンジョアン(ワンマンライブ)12/17大阪ボーダレス(ワンマンライブ)12/23大阪エルラティーノ(ワンマンライブ)12/24滝谷不動門前屋(会席弁当ディナーショー)12/26磔磔ダンディーライオン祭(ライブ演奏あり)12/27ダンディーライオン祭り(ゲスト出演)公式サイト Yukari Onishi : 大西ユカリ : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月01日国内外で活躍するジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が企画と原案を担当し、真琴つばさら宝塚歌劇OGが出演する、初のコラボレーション『ALL THAT ZZJAALL THAT ZZKA(オール・ザット・ズージャ/オール・ザット・ズカ)』。出演者から真琴のほか姿月あさと、湖月わたる、風花舞、そして昨年退団したばかりの天寿光希と晴音アキに本作への意気込みを聞いた。「ジャズの“扉”は開けられても“その先”に進むのが難しいと感じていたところだったので、出演できて嬉しい」と微笑むのは、昨年ジャズを歌うアルバムをリリースしたばかりの真琴だ。姿月も「自分のコンサートでジャズを歌うことは多いのですが、OG公演でシャンソンなどではなく、ジャズだけっていうのはなかなか無いですよね。それだけに、このメンバーでの共演が楽しみです」と話す。一方、ジャズダンスの魅力を「解放感」と表現するのは湖月。「そこにハマってたくさん踊ってきましたが、ジャズの歌のほうはまだまだ挑戦中。本作を通してさらに勉強できたら」と意気込む。「“ジャズ”と聞いて一番印象深いのは、歌劇団に在団中、NY公演(1992年)で踊ったベニー・グッドマン」という風花は、「今回は歌が多いので緊張しますが、寺井さんとご一緒できるのが何より嬉しい」と笑顔を見せる。さらに、意外にも在団中はジャズに触れる機会が少なかったという天寿は「他の組でジャズのシーンがあるとワクワクして観ていました(笑)。憧れの先輩たちからたくさん吸収したいです」と気合い充分。晴音もうなずきながら、「“宝塚とジャズ”ってたくさんの名場面が残っていますよね。退団後はジャズを勉強したいと思っていたので、出演できて夢のよう」と喜ぶ。2人とも在団中は“エトワール”(フィナーレでの独唱)経験者だけに、強力な助っ人となりそうだ。選曲については、「真琴さんたちと『せっかくだからハードルの高い曲に挑戦してみたいですよね』と相談しました」と茶目っ気たっぷりに明かす湖月。「まさかの選曲です」(姿月)、「女性同士でのデュエットも」(真琴)など、気になる発言が飛び出した。「宝塚歌劇出身者の声って独特だなと思うんですよ。そういう声を持った人たちが“ジャズ”という枠で歌ったときに新しいハーモニーが生まれる。ぜひ楽しみにしていてください」と語る真琴。「寺井尚子カルテット」の生演奏と、真琴らのパフォーマンスが融合して贈る新たなステージ。その開幕を楽しみに待ちたい。取材・文:藤野さくら【公演情報】ALL THAT ZZJA ALL THAT ZZKA東京:9/22(金)~9/24(日) 日本青年館ホール大阪:9/29(金)~10/1(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2023年08月01日AKB48の大西桃香が、26歳の誕生日となる9月20日に2nd写真集『タイトル未定』(光文社 2,970円 B5判 112P)を発売することが決定し、3点の先行カットが26日、公開された。2014年、AKB48チーム8の全国オーディションに奈良県代表として合格。2016年からSHOWROOMで開始した朝5時半からの「毎日配信」をきっかけにファンから注目を集め、その後はAKB48の中核メンバーとして活躍。近年は舞台や映画など、女優としても活動の幅を広げている。同作は、上京して一人暮らしをする女性の「日常」がテーマ。東京で様々な感情を抱えながら暮らす大西を優しく見守るような一冊で、東京・吉祥寺の街角、動物園、ゲームセンター、レトロなアパートといったリアルなシチュエーションから、シティホテルで見せる大人びた一面、そして西伊豆の温泉宿での無防備な浴衣姿と、現実と心象風景の間を揺れ動くような姿を収めた。また、陽光注ぐプールでの水着カットや様々な表情で見せるランジェリー、バスルーム、温泉でのカットなど、5年前の1st写真集のあどけなさから進化した“大人の女性”としての魅力あふれるカットも多数収録している。そのほか、26日22時から第1回「写真集発売記念 SHOWROOM配信」を実施することも決定。写真集発売が決まった当時の心境や撮影の思い出などを語る予定だ。なお、本作はカバー、表紙本文に石灰石を主原料とした「LIMEX(ライメックス)」を写真集として初めて採用。LIMEXは、紙やプラスティックに比べて環境負荷が少なく、さらにリサイクルも可能な新素材として注目されている新素材だ。さらに、HMV&BOOKS ONLINE及びSHOWROOM配信での予約注文をベースにして生産数を決め、ロスの発生しない製造工程を取る。製造工程で発生するヤレについても廃棄せず、マテリアルリサイクルを目指す。■大西桃香コメントまさか自分が2冊目の写真集を出させていただけるなんて夢にも思っていませんでした。こうしてまた写真集を出させていただけることが心から嬉しいです。いつも応援してくださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。私はもし、人生で次に写真集を撮ることがあるなら東京で撮りたいなと思っていました。ファースト写真集を2018年に出してから5年。奈良から東京へ上京して、初めて1人暮らしをしたり、この5年でいろいろな経験を経た「今の自分」を撮ってもらいたい。1人で、1人の人間としていろいろな感情を経験した場所が東京だったので、東京で写真集を撮ってもらうことになりました。ゲームセンターに行って遊びながら楽しく撮ってもらったり、おうちで自分の好きなゲームをしながらゆったり撮ってもらったり、温泉への小旅行も行ってたり。あとは、私がお風呂が大好きなので、たくさんお風呂に入って撮影をしてもらいました!たくさんの方に愛していただける写真集になりますように。
2023年06月26日7月期シンドラ枠で放送される、コスメ業界を舞台にした新時代の起業青春ラブコメ「紅さすライフ」に井桁弘恵の出演が決定、主人公を演じる大西流星と井桁さんからコメントも到着した。主人公・北條雅人(大西流星)は、「3度の飯よりコスメ好き」な大学4年生。大手化粧品メーカー「ペガサス化粧品」社長の次男でありながら、ワケあって父親とは距離を置き、高校時代から一人暮らし中。そんな雅人の密かな目標は「コスメブランドを立ち上げること」。一方、ヒロインの皆本頼子(井桁弘恵)は、大学の研究室で働く29歳。「研究者としてノーベル賞をとりたい!」という壮大な夢を胸に、田舎から上京し、理系のポストドクターとして働いている。しかし、“THE男社会”な研究室でストレスフルな日々を送り、気づけば人生崖っぷち。正反対の2人がひょんなことから“運命の出会い”を果たし、メンズコスメブランド立ち上げのため大奮闘!雅人の父親が経営する大手化粧品会社と激しいバトルを繰り広げながらも、少しずつ距離が縮まり、まさかのキュン展開。そして雅人の兄を巻き込んだドキドキの三角関係に…!?仕事にも恋にも強敵が立ちはだかり、波乱の嵐が吹き荒れる!前途多難すぎる2人の人生、一体どうなる――!?この度、出演が決定した井桁さんが演じるのは、大学の研究室に身を置き、非正規雇用のポストドクター(任期付きの研究員)として働く皆本頼子。日夜研究に明け暮れながら生活を送っている頼子は、化粧とは無縁。そんな頼子が、大西さん演じる“メイク好き”の大学生・北條雅人と出会い、ひょんなことから一緒に“メンズコスメブランド立ち上げ”を目指すことに!正反対の2人が“起業”という夢を共に追いかけるうち、まさかの恋に発展?“石橋を叩いて渡る慎重派”の雅人と、“思い立ったら即行動”の頼子がタッグを組み、雅人の父が経営する大手化粧品会社に挑んでいく展開も、本作の見どころの1つとなっている。「お仕事を始めるまではメイクの知識も全然なかったので、共感する部分が多くて、この役を演じられることが楽しみでした」と語る井桁さん。「あとは最近、メンズコスメの需要も肌で感じていましたし、そこにスポットを当てた作品は今までになかったので、『今の時代に合った作品で面白そうだな~!』と思いました」と脚本を読んだ感想をコメント。「頼子は猪突猛進で、自分の感情の赴くままに動くキャラクターなので、そこはちょっと自分とは違うかも(笑)。私自身は、感情が顔に出てしまうことはあっても、それを行動に移すことはできないタイプなので、頼子みたいに思ったことをすぐに行動に移せる性格は羨ましいですし、見ていて気持ちいいな」と、演じる頼子への憧れを語った。また、本作がクランクインを迎えたことに、大西さんは「めちゃくちゃ和気あいあいとしながら、ロケからのスタートだったので、心地良く始まっている感じがします」と手応えをコメント。「雅人と頼子の距離感がどうなるかも楽しみですね」と井桁さんが話すと、「まだ(クランクインの時点では)二人がすれ違っただけですもんね」と大西さん。「すれ違っただけなんで(笑)」(井桁さん)、「ここから。ここからなので(笑)」(大西さん)と息を合わせて語ると、「雅人と頼子の凸凹感というか、二人のギャップにも注目していただきたい」と大西さん、「自分自身もエネルギッシュに、頑張って楽しみたい」と井桁さんはそれぞれ意気込みを明かしていた。シンドラ「紅さすライフ」は7月、毎週月曜24時59分~日本テレビにて放送。Hulu・TVerでも配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月29日『映画 聲の形』や「けいおん!」の山田尚子監督のオリジナル作品「Garden of Remembrance」が、フランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき…。これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との“さよなら”を描く物語――。本作は、アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の3人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描いた、珠玉のハートフルショートアニメーション。制作は「サイエンスSARU」が担当、キャラクター原案は「花のズボラ飯」の作画を手掛けた漫画家・水沢悦子、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。なお、本作に加え、日本作品からは『BLUE GIANT』、『THE FIRST SLAM DUNK』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』などが特別上映される。「Garden of Remembrance」は2023年リリース予定。(cinemacafe.net)
2023年05月08日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が28日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、大西流星(なにわ男子)、渡邊圭祐が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。この日は全国150館での生中継もあり、大西は「映画が公開されてから『観たよ』という声をたくさん聞いてめちゃくちゃ幸せですし、小さい頃から関西で育って来たので、東京で背伸びしている姿を、ライブビューイングで関西の方にも観ていただけたらと思います」と意気込む。作品にちなみ「最近幸せと感じたことはありましたか?」という質問には、大西「『王様のブランチ』で目黒蓮くんと買い物したんですけど、その時に買った自動で開くゴミ箱が届きました」と微笑ましい幸せエピソードも。「自動で開くからめちゃくちゃ楽しんでます」という大西に、目黒も「僕もこの前、その時買ったやつが届いたんですよ。枕とお布団。僕も幸せでした。なのでちょっとわかります」と同意していた。
2023年03月28日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の公開直前イベントが27日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり(※高ははしごだか)、塚原あゆ子監督が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。大西は目黒について「いろんな番組、雑誌に出られてまして、番組もチェックするんですけど、誇らしい気持ちというか。先輩ですけど、一つの作品の座長が広めてくださってる感じが誇らしかったです」と感謝する。そんな大西を見た目黒は「笑顔がかわいいですね」と感想を述べ、大西は「恥ず!!」と照れていた。2人は撮影の間ではなかなか接近していなかったものの、宣伝期間中に距離を縮めたようで、大西は「なにわ男子とSnow ManさんのCDの発売タイミングが近くて、音楽番組とかでも一緒になって、本当は『おはようございます』と言いたかったんですけどちょっと距離離れてて。そしたら目黒くんが会釈しながらこう(手を振る)してくれたので、落ち着きましたね」とエピソードを披露。目黒は2回目の「笑顔がかわいいですね」を繰り出し、「音楽番組でお互いグループ同士でいる時も、大西くんを見ると嬉しくなってつい手を振ってしまう」と明かす。大西は「めめ担(目黒のファン)が多いので、なにわ男子。『silent』からそうですけど、この映画も楽しみにしているメンバー多いですし、マウント張れるなとは思います」と語った。またキャスト陣の中で「人たらしなのは?」という質問では、目黒が大西を挙げ「さっきのかわいらしい笑顔があったり、そういうのが愛されキャラなのかなと思って」と理由を述べる。目黒はさらに「いやあ、かわいらしい笑顔です」と4回目の笑顔推しで、大西は「ありがとうございます」とお礼を言っていた。
2023年03月17日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の公開直前イベントが27日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。作品にちなみ、異能=得意なことについて聞かれると、大西は「友達同士で、マスクの下の口の形を当てるってゲームをやってるんです。口元を隠して、変顔とかちょっとおかしな口をしてもらって、どんな口をしているかを当てます」と語る。その場で渡邊が口を隠し、大西も渡邊の口元を想像して再現し、「せーの」で見せ合うという展開となったが、結果は外れ。大西は「全然ちゃうやん! しっかり面白い顔をされている」と驚き、「こんな恥ずかしいことあります? 切り捨てたいと思います、この異能は」と苦笑していた。また、「昔遊び三番勝負」では、「けん玉」「輪投げ」「折り鶴」をすべて成功させた大西が2億2ポイントを獲得し、3.17 kgの高級松坂牛のサーロインステーキの目録が渡された。「大西はまさか先輩を差し置いてこれを持てると思ってなかったので、ちょっと嬉しい反面、申し訳ない気持ちもあるんですけど、皆さんと一緒に昔のゲームをできて、ワクワクしました」と喜ぶ。この結果に、今田は「何も言えないです、強すぎて。おめでとうございます」と称えていた。
2023年02月27日2月7日、大手自動車メーカー「スズキ」は社外取締役の候補者として、元陸上競技選手でスポーツキャスターの高橋尚子(50)を選任したと発表した。6月開催予定の第157回定時株主総会での承認を経て、正式決定となる。選任理由について、スズキは「高橋氏はスポーツ分野の第一人者であり、環境や社会貢献などへの取り組みを評価する『ESG』への対応などで知見を発揮してもらいたい」と語った。’00年のシドニー五輪女子マラソンで日本女子陸上史上初となる金メダル獲得という、偉業を達成した高橋。愛くるしいキャラクターもあって大ブレイクし、同年には国民栄誉賞も受賞した。’08年10月の現役引退以降は、マラソン解説者やスポーツキャスターとして数々の番組に出演で活躍。途上国の子供たちへの慈善活動などにも積極的に参加していた。“Qちゃん”の愛称で日本中から親しまれた高橋だが、あまり公言してない趣味があった。16年7月下旬、高橋が向かったのは、なんと千葉市内にある当時の自宅から10キロほど離れたパチンコ店。午前11時半ごろに入店すると、大きなマスクで顔を隠したまま、ホラー小説『リング』の台の前へ。黙々と打ち始めるやいなや10分ほどで大当たりを引くと、2時間後にはなんと “ドル箱”が14箱も積み上げられるほどに。その後はトイレ休憩以外、食事もとらずに黙々と打ち続ける。そして、午後8時頃にマネージャーも務める恋人男性が車で迎えに来ていたが、大当たり中だったからなのか、そのまま続行。結局、終わったのは午後10時40分ごろで、すでに他の客はすべて帰っていた。ぶっ通しで11時間もパチンコを打ち続けたその翌日、本誌が直撃すると、「月に何回かしか行かないです。昨日は休みだったので……あくまで息抜き(苦笑)」と明るく答えていた。現在、日本オリンピック委員会の理事や日本陸上競技連盟の常務理事も務めている高橋。社外取締役への選任も今回が初めてではなく、昨年6 月には、’19年からスポンサー契約を締結していた「スターツコーポレーション株式会社」の社外取締役にも就任が決定していた。激務の疲れをひそかにパチンコで癒やしているのかも?
2023年02月10日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり(※高ははしごだか)、塚原あゆ子監督が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。先輩の目黒との共演となった大西だが、目黒についての情報があるか聞かれると「情報を持ってそうですけど、ほぼ現場でおしゃべりできてなくて、取材日や舞台挨拶の方がお話できている。現場ではお互い役に入るために集中しあってる感じがあったので、ツッコめるように頑張りたいと思います」とまだ距離がある様子。「ツッコんでください」という目黒に、「頑張ります」と応えていた。皇子の堯人を演じた大西は、「これからの国を導いていく役なんですけど、導く立場になって歩く時に衣装がアップデートされて、長いものが付いたりとか、めちゃくちゃ歩きにくくなったり、重圧が背負わされてるんだなと思いました」と振り返る。「実は僕のシーンが作品のオールアップで、『2日間しか参加してないのにオールアップがこのシーンで大丈夫なんですかね?』と何度も聞いたんですけ、ど最後まであたたかく支えてくださったので、自信を持って歩くことができました」と感謝した。目黒は大西について「役としてその場にいるような、クールでドシッと構えている、本当にこれからも国を支えていくような雰囲気がすごくあった」と絶賛。「集中もされてましたし、役を通してやりとりできてすごい楽しかったです」と印象を語った。
2023年02月01日映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の完成披露イベントが1日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり(※高ははしごだか)、塚原あゆ子監督が登場した。同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。主演の目黒について、今田は「とにかくストイックです。真面目な方でいらっしゃる」と表す。これには前田、渡邊も同意し、撮影の合間も話しかけられないほど集中していたという目黒は「僕が器用ではないので、本番スタートでぱっと役に変われなくて、常に役のことを考えてました」と弁解する。今田は「控室で2人きりになる瞬間があって、何を話そうかなと考えてたんですけど、目黒さんから一言『気まずいですね』と言われて、『ド直球だな』みたいな感じで、めちゃくちゃ面白い人だなと思いました」とエピソードも。目黒は「絶対に今田さんもそう思ってるだろうな、素直に言って笑いに変えちゃった方がいいなと思って」と意図を明かし、今田は「めっちゃ笑いました。それでだいぶほぐれました」と振り返った。また大西はほとんど目黒以外の共演者とは会わなかったというが、「今田さんがちょうど鰻弁当を差し入れてしてくださっていて、その時おなかが痛くて、2〜3日固形物食べてなかったんですけど、食べへんわけにはいかないじゃないですか。がっついて食べちゃいましたね」と笑顔に。「なんか、お腹治りました。今田さんの魔法で」と感謝していた。
2023年02月01日アイドルグループ・なにわ男子が、「LINE NEWS AWARDS 2022」のアイドル部門に選出され14日、都内で行われた表彰式に、グループを代表して西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、大橋和也が出席。今年印象に残っている思い出を語った。大橋は「今年はたくさんお仕事をさせていただいて、一人ひとりの夢が叶う年でもあった。僕はCMやドラマをさせてもらったりという夢があったんですけど、LINE NEWSさんのほうでも話題に取り上げてくださって本当にうれしいなと思いました」と振り返り、早口が話題になった「ジキニンFirst NEO」のCM出演を取り上げたニュースについて「めちゃくちゃうれしくて、写メして親に送りました」と明かした。道枝は「メンバーの高橋恭平が一人ひとりに全員おそろいでネックレスをオーダーメイドで作ってくれまして。なんのきっかけもなく高橋がふと思って作ってくれたみたいで、全員でおそろいってあまりなかったので特別な思い出として残っています」と高橋のエピソードを披露。すると大西は「まだ丈くん(藤原丈一郎)と僕もらってないんですよ。作ってくれているみたいなんですけど、『2人つけるかわからへんから』ってくれないんです」と明かし、「もらってもつけるかはわからないですけど、しっかりとかばんの中とかに保管したいので早急にください!」とカメラ目線で高橋にメッセージを送った。同アワードは、芸能・文化・スポーツ・音楽など、各分野でNEWSになった“話題の人”をLINE NEWSが独自に選出・表彰するもので、今年で5年目。なにわ男子のほか、俳優部門を橋本環奈、芸人・タレント部門を麒麟・川島明、アーティスト部門をwacci、アスリート部門を国枝慎吾、文化人部門を樋口真嗣が受賞し、“来年NEWSになりそうな人”を表彰する「NEXT NEWS賞」は板垣李光人とゆいにしおが選ばれた。
2022年12月14日長編アニメーション映画『きみの色』が、2024年8月30日(金)に公開される。監督は山田尚子、脚本は吉田玲子。『映画 聲の形』山田尚子監督の新作映画映画『きみの色』は、『映画 聲の形』「けいおん!」「平家物語」などを手掛ける山田尚子が監督を務める新作映画。思春期の少女たち、それぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様を、“音楽×青春”というテーマを通じてまるで絵画のように美しい映像で描写する長編アニメーション作品だ。“感情の色”が見える少女の恋と青春物語の主人公は、長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子。人の感情が「色」として見える、不思議な能力を持っている。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう彼女。そんなトツ子が、美少女のきみと、音楽好きのルイとともにバンドを組むことになる。主人公・日暮トツ子…鈴川紗由長崎市内の全寮制ミッションスクールに通う高校生。子供の頃から嬉しい色、楽しい色、穏やかな色など人が「色」で見える。唯一、自分自身の「色」だけは見えない。バンドでピアノを担当する。作永きみ…髙石あかりトツ子と同じ学校に通っていたが突然中退してしまった、美しい色を放つ少女。学校に行かなくなってしまったことを同居する祖母に打ち明けられていない。毎日学校へ行くふりをしながら古本屋でアルバイトをしている。トツ子とバンドを組むことになり、ボーカル、ギターを担当する。影平ルイ…木戸大聖街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年。トツ子とバンドを組む。母に医者になることを期待されているが、隠れて音楽活動をしている。物語のキーマンに新垣結衣また、物語のキーマンであるシスター日吉子役は、映画『正欲』『違国日記』など話題作への出演が続く新垣結衣が声優として出演する。シスター日吉子…新垣結衣トツ子が通う学校のシスター。同校の卒業生でもあり、生徒たちにとっては良き相談相手。トツ子、きみ、ルイの3人を導く。脚本は吉田玲子&最強のスタッフが集結映画『きみの色』には、最強のスタッフが集結。脚本は、『猫の恩返し』「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「若おかみは小学生!」の吉田玲子が担当。監督の山田尚子とは、「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んでいる。音楽は、『映画 聲の形』『リズと青い鳥』や、「チェンソーマン」のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔。企画・プロデュースは、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など新海誠作品を手掛けたSTORY inc.、制作・プロデュースは、『夜は短し歩けよ乙女』や「平家物語」のサイエンス SARUが担う。アニメ映画『きみの色』あらすじわたしには、人の心が「色」で見える長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子は、人の感情が「色」として見える。嬉しい色、悲しい色、穏やかな色、怯えている色……。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう。そんなトツ子は、街の片隅にある古書店で出会ったとても美しい色を放つ美少女と、音楽好きの少年とバンドを組むことになる。やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。会場に集まった観客の前で見せた、3人の「色」とは。【詳細】アニメ映画『きみの色』公開日:2024年8月30日(金)監督:山田尚子脚本:吉田玲子出演:鈴川紗由、髙石あかり、木戸大聖、新垣結衣音楽:牛尾憲輔キャラクターデザイン・作画監督:小島崇史キャラクターデザイン原案:ダイスケリチャード企画・プロデュース:STORY inc.制作・プロデュース:サイエンス SARU製作:「きみの色」製作委員会
2022年12月06日『映画けいおん!』『映画 聲の形』などを手掛けた山田尚子監督による最新オリジナル長編アニメーション映画『きみの色』の制作が発表された。2023年秋に劇場公開予定の本作のテーマは、山田監督が最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様が、まるで絵画のような美しい映像で描かれる。脚本を務めるのは、スタジオジブリや京都アニメーションで数々の作品を手掛け、山田監督とは「けいおん!」シリーズ以降幾度となくタッグを組む吉田玲子。音楽は『映画 聲の形』『リズと青い鳥』など山田監督作品のほか、話題作『チェンソーマン』のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔が手掛ける。企画・プロデュースは日本映画史に残る金字塔『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、新海誠作品を手掛けたSTORY inc.、そして『夜は短し歩けよ乙女』で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞、最近では山田監督と共に伝統美と最先端の演出を組み合わせたテレビアニメ『平家物語』を生み出し、日本を代表するアニメーションスタジオとなったサイエンスSARUが制作・プロデュースを担う。本作は「人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから始まった」と山田監督は明かす。そして吉田が山田監督の描きたい内容を聞き、脚本を作り始めた。吉田は「《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。」と本作に期待を寄せる。また、脚本に対して「吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミング」という印象を持つ山田監督は「音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたい」と作品完成へ向けて抱負を語っている。<コメント>■山田尚子監督人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから『きみの色』は始まりました。人はきっと、その時向いている方向に進んでいくわけで、それが前であっても後ろであってもどちらでも成り立っていくと思うのですが、できれば前に進んでいきたい。音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたいと思っています。吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミングです。悩んだり、何かを変えようとするときに起こる摩擦は、これからを切り開いていくためのとても大切な成長痛であって、その痛みがそれぞれの人が放つ色になっていくのかなと思うのです。たくさんの色が出会って、混ざり合った先にはどんな色の世界が待っているのでしょう。絵具を混ぜるパレットのような、または光を集めて分散させるプリズムのような、そんな物語を描いていきたいと思っております。よろしくおねがいいたします。■吉田玲子『きみの色』は、山田監督の「こういうことやりたいなぁ、こういう子たちを描きたいなぁ」というメモをいただいて、そこから脚本を作り始めました。《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。山田監督の作品は、登場人物たちがおずおずと手を伸ばし扉を開いていくような感じがあって、今回もその感覚を大切にしました。そこにある世界と、自分。そこにある現実と、自分。触れると痛いような傷ついてしまうようなものの中で、楽しさや愛しさや生命力を見出していくことを意識しながら書きました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。『きみの色』はある意味、原点に戻ったようでもあり、今までの集大成的な面もありながら、さらに新しく踏み出していけるような作品になるのではないかと思っています。光の当たり方によって、濃く見えたり、淡く見えたりはしますが、誰もが自分の『色』を持っていると思います。観てくださった方が、それぞれの『色』を愛おしく思えるような映画になっていると、うれしいです。『きみの色』スーパーティザーPV<作品情報>『きみの色』2023年秋 全国公開監督:山田尚子『映画 聲の形』『リズと青い鳥』『けいおん!』『平家物語』脚本:吉田玲子『猫の恩返し』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『若おかみは小学生!』音楽:牛尾憲輔『映画 聲の形』『チェンソーマン』企画・プロデュース:STORY inc.『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』制作・プロデュース:サイエンス SARU『夜は短し歩けよ乙女』『映像研には手を出すな!』『平家物語』
2022年12月03日「けいおん!」シリーズの山田尚子監督と脚本・吉田玲子がタッグを組んだ完全オリジナルアニメーション映画『きみの色』の製作が決定。スーパーティザーPVが公開された。長崎市内のミッション・スクールに通う高校生の少女・トツ子は、人の感情が「色」として見える。友達や家族の「色」を暗くしないため、気を遣い、空気を読み、その場を取り繕うようなウソをついてしまう。そんなトツ子は、街の片隅にある古書店で出会ったとても美しい色を放つ美少女と、音楽好きの少年とバンドを組むことになる――。京都アニメーション作品『映画けいおん!』『映画 聲の形』を手掛ける山田尚子監督は、些細な日常を瑞々しく鮮やかに描く稀有な映像センスと、小さな心の揺れ動きさえ表現していく繊細な演出で、全世界から最も脚光を浴びるアニメーション監督の一人。待望の最新作となる『きみの色』のテーマは、山田監督が最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様が、まるで絵画のような美しい映像で描かれる。脚本は、スタジオジブリや京都アニメーションの作品を手掛け、山田監督とは「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んできた吉田玲子。音楽は『映画 聲の形』「チェンソーマン」のサウンドトラックを担当する作曲家・牛尾憲輔。企画・プロデュースは『君の名は。』『すずめの戸締まり』など新海誠作品を手掛けた「STORY inc.」が担当する。また、山田監督と共に伝統美と最先端の演出を組み合わせた「平家物語」を生み出し、日本を代表するアニメーションスタジオとなった「サイエンスSARU」が制作・プロデュースを担う。スタッフコメント▼監督・山田尚子人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから「きみの色」は始まりました。人はきっと、その時向いている方向に進んでいくわけで、それが前であっても後ろであってもどちらでも成り立っていくと思うのですが、できれば前に進んでいきたい。音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたいと思っています。吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミングです。悩んだり、何かを変えようとするときに起こる摩擦は、これからを切り開いていくためのとても大切な成長痛であって、その痛みがそれぞれの人が放つ色になっていくのかなと思うのです。たくさんの色が出会って、混ざり合った先にはどんな色の世界が待っているのでしょう。絵具を混ぜるパレットのような、または光を集めて分散させるプリズムのような、そんな物語を描いていきたいと思っております。よろしくおねがいいたします。▼脚本・吉田玲子『きみの色』は、山田監督の「こういうことやりたいなぁ、こういう子たちを描きたいなぁ」というメモをいただいて、そこから脚本を作り始めました。《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。山田監督の作品は、登場人物たちがおずおずと手と伸ばし扉を開いていくような感じがあって、今回もその感覚を大切にしました。そこにある世界と、自分。そこにある現実と、自分。触れると痛いような傷ついてしまうようなものの中で、楽しさや愛しさや生命力を見出していくことを意識しながら書きました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。『きみの色』はある意味、原点に戻ったようでもあり、今までの集大成的な面もありながら、さらに新しく踏み出していけるような作品になるのではないかと思っています。光の当たり方によって、濃く見えたり、淡く見えたりはしますが、誰もが自分の『色』を持っていると思います。観てくださった方が、それぞれの『色』を愛おしく思えるような映画になっていると、うれしいです。『きみの色』は2023年秋、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年12月03日『エテュセ』となにわ男子・大西流星さんがタッグを組み、瞳全体がキレイに見えるコスメを第一弾〜第三弾まで数量限定発売。さっそく、第一弾として12月1日より登場する、こだわり抜いた"絶妙なニュアンスカラー"のマスカラ下地をご紹介します!なにわ男子・大西流星さんプロデュースの新コスメが登場!なにわ男子・大西流星さんプロデュースのもと、第一弾の「エテュセ アイエディション (マスカラベース) LE R728 夢中ネイビー」が12月1日より数量限定で発売。中味のカラークリエーションはもちろんのこと、容器デザイン、カラーネームなど細部にわたりプロデュースされました。"まつ毛パーマがいらないかも"と思うほど、長時間まつ毛を上向きにカールキープできるとSNSや人気のクチコミサイト等で評判のマスカラベースシリーズは、大西さんの愛用品であることから、コラボ第一弾品として選定。いつもとちょっと違う新しい自分、"変わることって楽しいよ"と背中を押してあげたいという、『エテュセ』と大西さんの想いを詰め込んだコラボレーションコスメです。今回のコラボシリーズは、全品ジェンダーレスでシンプルなホワイトのパッケージデザイン、また商品号数は「R728」で統一されます。「R728」は、「R=RYUSEI、728=なにわ」から取り、コラボレーションならではの遊び心を加えた仕様となっています。エテュセ アイエディション (マスカラベース) LE定評のあるカールキープはそのままに、大西流星さんが瞳がキレイに見える理想のニュアンスネイビーを追求。パーソナルカラーを問わず誰でも使いやすいのが特徴です。自分自身はもちろん、周りの人も夢中にさせたいという願いから、カラーネームも大西さんご本人が考案。目もとの透明感をアップさせるブルーパールは「ひとみ大優勝パール」と名付けられました。その「ひとみ大優勝パール」配合で、目もとの透明感をアップし、澄んだ印象の仕上がりに。トレンド感のあるちょっとくすんだ絶妙ネイビーは、素まつ毛になじんで、白浮きしにくく、まつ毛だけでなく瞳全体がキレイに見えます。エテュセ アイエディション (マスカラベース) LER728 夢中ネイビー ¥1,980(12月1日数量限定発売)※第二弾は3月発売(2月20日情報解禁)、第三弾は4月発売(3月23日情報解禁)を予定しています。大西流星さんプロフィールなにわ男子・大西流星さんは、TV番組で美容コーナーも担当するなど、美容知識が豊富で、コスメ・美容への感度が高く幅広い世代に影響力があり、かねてより『エテュセ』の愛用者であることが知られています。こだわりの詰まった理想のネイビーマスカラ下地!くるんとロングな上向きまつ毛をキープしながら、自まつ毛のようなふわっとした、やわらかな質感を叶えてくれる『エテュセ』のマスカラ下地「アイエディション (マスカラベース) LE」と、なにわ男子・大西流星さんがコラボレーションした、理想のネイビーマスカラ下地をぜひお試しください。【参考】エテュセ 公式サイト文・三谷真美
2022年11月16日実写映画『わたしの幸せな結婚』に、「なにわ男子」大西流星が出演していることが明らかに。本作の主演を務める「Snow Man」目黒蓮との2ショット場面写真も公開された。大西さんが演じるのは、主人公・清霞(目黒さん)が仕える国を司る帝室の皇子・堯人。2人は幼い頃からの遊び相手であり、立場を超えた幼なじみという役どころ。明治大正期を思わせる時代で、国の命運を背負う皇子という初めての役柄や世界観を忠実に守りながら、丁寧に演じている。場面写真では、堯人が黒い装束を身に纏い、整列している配下の者たちの間を凛々しい表情で歩くカットや、堯人が軍人の清霞に何かすがるようにまっすぐ見つめるシーンが公開。さらに、帝都を治める最高権力者だが、重い病を患っている帝役で石橋蓮司、帝に仕えるミステリアスな医師・枢木忠則役で尾上右近が出演していることも合わせて発表。3名が登場するキャスト紹介映像も公開された。『わたしの幸せな結婚』は2023年3月17日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしの幸せな結婚 2023年3月17日より全国にて公開ⓒ2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
2022年11月11日映画『この子は邪悪』(9月1日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、南沙良、大西流星(なにわ男子)、片岡翔監督が登場した。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。舞台挨拶にあたり、公式Twitterで質問を募集し、まずは「もしも窪花役と四井純役を交換してやる事になったら、どのシーンに苦戦すると思いますか?」との質問に南は「お父さん(玉木宏さん)と純くんが取っ組み合いになるシーンがあるんですけど、気持ちの流れ的にもアクション的にも難しそうだと思いました」とコメント。対して大西は迷いながら「どのシーンも花ちゃんの表情が大切になってくると思うんですけど、お母さん(桜井ユキさん)のほくろを取るシーン……」と話し、会場からは鑑賞後だからこそ分かる笑いが漏れた。そして「驚きの演技とかもかなり大事になってくるので、花ちゃんの気持ちの変化が表れていくシーンだと思いますし、そこかなと」と理由を加えた。聞いていた演じた南は「あそこはびっくりしました」とほほ笑んだ。続いて「自分以外の役で好きな役、もしくは演じてみたい役を選ぶとしたら?」との問いには、南が「私は純くんです。窪家を客観視したお芝居になるので、楽しそうだなと」と窪家の中にいる身としての回答。大西はかなり悩んだ末に「(花の妹役の)月(ルナ)ちゃんとか」と答えると、会場からは「ええ〜!」と驚きのリアクションが。しかし「仮面をつけての演技というのは、表現するうえで動作とかも限られてくると思うので、その難しさも乗り越えてみたい」と話すと、会場も南も納得の様子。しかし片岡監督からは「大西さんを観にきたのにほとんど仮面をつけていたら、ファンの方ががっかりされるのでは?」と鋭い突っ込みが入り、大西も「たしかに。目の部分を大きく開けていただいて」と返し、会場からも笑いが漏れていた。オリジナルで本作の世界を生み出した片岡監督には「一番時間が掛かったシーンはどこですか?」との質問があり、「やはりクライマックスのシーンですね」と振り返りつつ「特にラストカットは、丁重に扱わないといけない俳優さんが出てらっしゃるので時間がかかりました」と含みを持たせた答えが返ると、そのシーンに出ている南もうなずいていた。「この映画を見た周りの人達の反応で一番良い感想を言ってくれた人は誰ですか?」との質問には、大西が「こういったジャンルが苦手な友達におすすめした方法」として「ファンタジーで、うさぎがたくさん出てくる可愛い映画に出てるんですよ」とおすすめしたそうで、見事、その友達に観てもらうことに成功。しかし案の定「『うそつくなや!』と怒られました。可愛らしい映画だと思っていたから、より驚いたみたいで。『怖い映画じゃないんだよ』と伝えたかった結果、そうなっちゃいました」と明かすと、片岡監督からは「でもそのおすすめの仕方は間違っていないと思います。僕は全部可愛いと思ってます。出演者もうさぎもぬいぐるみも。『不思議の国のアリス』みたいな。うさぎから始まる物語ということで」と、監督ならではの分析が出た。さらに、終始不穏な空気が漂う本作には足を運ぶことに迷っている人がいる一方、歪んだ家族の姿が浮き彫りになっていく様や、ラストでの伏線回収とその衝撃度など、冒頭での2回目、3回目以上に、すでに「5回観た!」という強者も出現し、「ラストのオチを知ってから、伏線を確かめにもう一度映画を観たくなる」「不穏さがクセになる」とSNSでも考察や分析に大盛り上がり中で、南も「母親が3回観てくれた」と告白。すると、大西も「僕の母親も3回観てくれました!」と続き、さらには片岡監督も「僕も父親が3回観てくれました」と驚きの偶然の一致が。そして「次に観る際は、ここも観てね!」と、さらに注目して欲しいポイントがあるか尋ねると、南が「月のぬいぐるみの中に鈴が入ってるんです。撮影中には気づいてなかったんですけど、あとで監督に聞いて」と、そこにも注目して欲しいとアピール。そして今日の昼に映画館で2回目を観たという大西は「キャラクターのちょっとした変化は、2回目、3回目だからこそ気づける変化かなと思います」と話し、MCから「ご自身のシーンもしてやったりだったのでは?」と聞かれると「いや、それは編集の力です」と謙虚に話しながらも、その表情は自信たっぷりだった。そして最後は主演の南が「数回観てくださっている方もいると思うんですけど、何回も楽しめる映画だと思うので、面白いと思っていただけたら、周りの方に進めていただけると嬉しいです」と挨拶。大西からは「この作品は、観終わったあとに『気持ちよかった』とか『すっきりした』とかじゃなくて、『心がざわつく』感じが、スリルがあって面白い映画だと思います。1回観てくださった方々が、またちょっと時間空いて、『これどういう意味やったんやろ』と答え合わせみたいな感じで観ていただくとより作品の深いところまで知れると思います』とメッセージ。片岡監督も映画が公開されると、「楽しみにしていたのにもう公開してたんだ、もう終わっちゃったんだという声が聞こえたりしますが、ぜひ周りの方に声をかけていただいて。みんなで頑張って作った映画です。スクリーンで上映される機会というのは、この時しかありません。スクリーンの大画面で映える作品なので、どうぞよろしくお願いします」とプッシュした。
2022年09月18日先日21歳の誕生日を迎えた、なにわ男子の大西流星が、本誌の表紙&グラビアに初めて単独で登場!チャームポイントは“目”だそうで、「たくさん褒めてほしいので、毎日アイクリームを塗ってケアしてます!」とアイドルのかがみのようなコメントも。そんな大西にとって、初の映画単独出演作となった『この子は邪悪』(9月1日公開)について話を聞いた――。コンサートやバラエティ番組では、明るく元気な印象の強い大西だが、ひとたび演技となると、いつもとまったく違う表情を見せる。映画『この子は邪悪』でも、どこか陰のある少年役を見事に演じきった。「今回演じた純くんは、まっすぐな性格でとても頼もしい男のコ。ふだんの僕のイメージとは違うと思うんですけど、意外と共通点も多いんですよ。とくに、思い立ったらすぐ行動するところは、よく似てますね。僕もけっこう行動派で、急に休みになったときでも、すぐに予定を立てて実行できるほうです!」(大西・以下同)本作は、サスペンス要素が強いのだが、家族の絆や愛情を感じられる場面もある。現在、親元を離れて生活している大西も、家族の大切さを実感することが増えたという。「お母さんが作ってくれたご飯を食べたいときもありますね。頻繁に連絡を取って、なんとか寂しさをまぎらわしてます。実は最近、お母さんから褒められることが増えたんですよ。Jr.のころは、前髪のことまで口出しされてたのに!はいはいって聞き流してたから、諦められたのかもしれませんけど(笑)」最後に、映画のタイトルにちなんで、大西自身の“邪悪”な部分について聞いてみた。アイドルらしいあざとさから、“小悪魔”なイメージも強いのだが……。「いつもキラキラしたアイドルでいたいんですけど、たまにボロが出ちゃうんですよね。それを“小悪魔”って言ってもらえるのはラッキーです!メンバーが何か失敗したときに、今度ネタにしようって携帯にメモをとってるのは、自分でも邪悪かなって思います(笑)」
2022年09月05日現在、新宿バルト9他にて全国公開中の、映画『この子は邪悪』。今注目の女優・南沙良が主演を務める同作は、オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作で、ある女子高生とその家族に起こった奇妙な物語を描く。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、母・繭子は植物状態、妹・月は顔に重度の火傷を負った。ある日、目を覚ました母(桜井ユキ)を父が家に連れて帰ってくるが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。その時、街では謎の奇病が広がっていた。作中で花を支えるのが、幼なじみの高校生・四井純だ。演じる大西流星は、アイドルグループ・なにわ男子のメンバーとしても活躍し、現在様々なドラマにも出演するが、今回が初めての単独映画出演だったという。○■新しい自分を見つけられた作品――「なにわ男子」デビュー前にオファーが来たということで、難しい役だったかと思いますが、いかがでしたか?初めて単独での映画作品だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。内容的にも自分が触れたことがなくて、サスペンス作品もあまり観たことがなかったので、新鮮な気持ちになることがすごく多くて。だからこそ挑戦しがいがあるというか、やるからにはとことん突き詰めたいなと思っていました。今年は色々とお芝居の経験をさせていただいてますけど、この映画の撮影の時はそこまで経験がなかったので、初めての単独出演、しかも映画、さらにこういう役柄ということで難しく考えてたんですけど、意外と「現場で作っていいんや」と思いました。話し合いながら作ってもいいんだとわかったし、よりお芝居を好きになれたような、新しい自分を見つけられた作品でした。――緊張はありましたか?なかったかもしれないです。「こうした方がいいかな」みたいなちょっとした迷いはあったけど、監督が「これもありじゃない?」と提案してくれるから、迷いすぎることもなくできました。ただ、ライブ中の撮影やったから、周りにメンバーがいないという寂しさはあったかもしれないですね。――監督から何かアドバイスなどはありましたか?クランクインの前に「かっこよく撮るからから気にしないで」と言って下さって、自分の心、演じた純くんの心を考えながら、じっくり役作りできたのかなと思います。純くんは名前の通り純粋で、母親の謎の奇病を解明するために、自分から危ない場所にでも動いていくという、16歳と思えないぐらい大人っぽくて行動力のある子だなと思います。尊敬する部分もあるし、たくましい子だなと思いました。――大西さんといえば「あざとい」と言われることも多いかと思いますが、今回はかっこいい役。“あざとさ封印”みたいなところはあったんでしょうか?お芝居では、意外とあざとい役はやったことないんです。普段からずっとあざとくいるわけじゃないし、“あざとい”も言ったら演じているわけじゃないですか(笑)。逆に、今回の役のような雰囲気が素に近いのかもとは感じました。16歳の男の子としての生き方であったりとか、話し方とか行動とか考えながら、でも幼くするんじゃなく、共感していただけるような男の子になっているのかなと思います。――自分の16歳の頃も思い出したりしましたか?自分の16歳の頃を思い出したら、なんかもっとなんか“クソガキ”でした(笑)。今の20歳の僕でも、純くんの方が年上に見えるぐらいたくましくて大人っぽいと思うし、落ち着いて冷静な判断ができるので、観ている方にしっかりと伝わるように演じました。僕は16歳の頃、友達ともめちゃくちゃ遊んでましたし、純くんがこれだけ1つのことに対して没頭しているというだけでも尊敬できるなと思いました。○■もし先輩に観てもらえるなら…――今回、実際に完成した作品をご覧になった時はどんな感想でしたか?「こういうことなんだ」というか。台本を読んだだけだと世界観もわからなかったですし、自分以外のシーンも見ていなかったので、「こんなシーン撮ってたんや」とも思いました。ゾクっとなる部分もあれば、共感できる部分もあって、もしかしたら日常に起こるかもしれない感情が入ってるからこそ、胸がキュってなったり、いろんな感情になりました。かなりヒヤッとはしたので、ぜひお手洗いに行ってから観てほしいです(笑)――映画の世界で活躍されている先輩もたくさんいらっしゃると思うんですけど、ぜひ「観てほしい」とラブコールするとしたらいかがですか?この作品に!? ……岡田准一さんに観ていただけたら嬉しいです。もしも出ていただけたら、取っ組み合いのシーンとか、すごそう! 『この子は邪悪だ アクション編』見たいです。激熱なアクションにしてくださると思います。――岡田さんからアクションを教わってみたいと思ったりされますか?めちゃくちゃ厳しいらしいという話は聞いていて……(笑)。お芝居する上では絶対必要になってくるものですし、経験値としても大切だなと思うので……もしいつか機会があったら!――ちなみに映画の中では退行催眠というものも出てきますが、催眠はかけられやすい方ですか?え~!? どうなんですかね?(笑) YouTubeで1回なにわのメンバーで催眠術をかけられたんですけど、よくわからない感情でした。自分は色々先入観があるので、かかりにくいタイプかもしれないですね。かかるんかなと考えすぎて、催眠があんまり入ってこないかも。演じている方としては、正解がわからないからこそ楽しかったです。――演技については、メンバーに相談したりはするんですか?あんまり相談しないです! 「どうやってセリフ覚えてる?」とか「バラエティでこういうことしたよ」とか話したりすることはあるけど、お芝居の現場でのエピソードは聞かないので、上映やOAで知ることが多くて面白いです。シークレットな感じ……? 恥ずかしいんじゃないかな(笑)――仮に相談するなら?……いない!!(笑) したくないです! 「こうじゃない?」とか言われたらぐちゃぐちゃになっちゃいそうで、現場にいる方だけに聞くようにしたいです。でも、今後メンバーに聞いてみるのも面白そうですね。■大西流星2001年8月7日生まれ、兵庫県出身。18年になにわ男子を結成し、21年に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビュー。主な出演作は『忍ジャ二参上! 未来への戦い』(14年)、『関西ジャニーズJ.の目指せドリームステージ!』(16年)、『映画少年たち』(19年)、ドラマ『メンズ校』(20年)、『夢中さ、きみに。』(21年)、『鹿楓堂よついろ日和』『彼女、お借りします』(22年)など。
2022年09月04日