舞台『ある都市の死』が、12月6日(水) に東京・草月ホールで開幕。このたび、本作に出演するs**t kingzの持田将史(shoji)、小栗基裕(Oguri)と、ジャズピアニストの小曽根真の3人によるオフィシャルインタビューが到着した。この舞台は、映画『戦場のピアニスト』の主人公としても知られるポーランドのピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが壮絶な第二次世界大戦の戦禍を生き延びた軌跡を、シュピルマンのみならず、彼の息子・クリストファー、そして敵国ながら彼を助けたドイツ軍将校ホーゼンフェルト、それぞれの目線で描かれている。上演台本・演出は『スラムドック$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』で菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲が手がけた。持田は主人公のシュピルマン、小栗は息子であるクリストファーやドイツ軍将校ホーゼンフェルトを演じ、またダンスで表現。さらに、小曽根もシュピルマンとして舞台上に存在しつつ、戦争によって破壊されていく街の魂もピアノで表現する。戦争は人から何を奪うのか。人の心に何を残してしまうのか。なぜ、戦争はなくならないのか。そして、なぜ、この世には音楽や芸術が必要なのか。生の舞台でしか表現の出来ない、一度きりのピアノの演奏、声、ダンスを通じて、「一度きりの人生」を描き出す。この時代だから届けたい作品に――持田と小栗は、2019年・2021年に、瀬戸山とタッグを組み朗読劇『My friend Jekyll』を上演。その後、どんな作品に挑戦しようかと考えていた中で、小曽根のピアノと出会い、『戦場のピアニスト』というテーマが浮かんだという。小曽根が奏でるピアノについて、持田は「初めてのリハーサルで、小曽根さんがポーンと一音弾いただけで、街の情景が見えるような不思議な感覚がありました。僕たちが演じるセリフを聞いて、その瞬間に小曽根さんが捉えた音を弾いていく。それにより、セッションのように、どんどん新しい空気が生まれるんです。音楽ってすごい力を持っているんだなと改めて感じながらリハーサルに取り組んでいます」と話し、「僕自身も、この作品は大きなチャレンジで、どう向き合うべきか、日々葛藤しています。人生のターニングポイントになると言ってもいいくらい。充実した時間を過ごしています」と語った。小栗は、1940年代、壮絶な戦禍を生き延びた『戦場のピアニスト』主人公の実話をもとに描かれる今作について「僕が演じる役のひとつ、息子のクリストファーは、ストーリーテラーとしての要素もあり、歴史的な事実をきちんと伝えていかなければいけません。そして、ドイツ軍でありながらシュピルマンを助けたホーゼンフェルトは、このナチスドイツによる虐殺に疑問と怒りを持っていた。そもそも、どうしてこんな悲劇が生まれたのかと、本を読み、ドキュメンタリーや映画を観ても、簡単に定義づけられることではない問題だなと思います。この作品が、みなさんにとってもっと知りたくなる、考えたくなるようなきっかけになれたらいいなと、精一杯作品と向き合っています」と明かした。小曽根は、ふたりの演技・ダンスについて「吸収力が本当に素晴らしく、常にアンテナを張って、僕が出した音から瞬時に何かを捉え、パフォーマンスにつなげてくれます。同じ場面を稽古していても、毎回全く違うので、セッションをしているような楽しさを感じながらリハーサルに臨んでいます」と新たな化学反応を楽しんでいるという。また、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界の芸術家へポーランド政府から贈られるというショパン・パスポートを授与されている小曽根によるショパンの旋律も見どころのひとつで、劇中では、ショパンの『ノクターン第20番嬰ハ短調』も演奏。小曽根は、「演奏会ではなく、シュピルマンというピアニストの物語の中で、僕がどんな風に弾くのか。想像力を高めて臨みたいと思います」と作品への意気込みを語った。物語の舞台であるポーランドへ視察もワルシャワの街持田・小栗は、この作品を演じるにあたり、舞台であるポーランド・ワルシャワへ。ユダヤ人居住区域として詰め込まれたゲットーのエリアや旧市街、アウシュビッツ強制収容所も訪問した。惨劇の傷跡を目の当たりにし、ふたりは「ここで何人もの命が奪われてしまったこと、その事実だけでも胸が苦しくなりました」と振り返り、「ポーランドの街には、ゲットーの壁の跡、銃撃戦の弾痕など、いたるところに戦争の記憶が残されていました。この悲劇を忘れないように、という意思とともに、破壊されて跡形もなかった建物を昔の写真や絵画をもとに再現し、こんなに美しい街を復興させたポーランドの人々のパワーも感じました」と語った。現地では、瀬戸山とも合流し、地名や道の幅など、ワルシャワの空気を感じたり、ドイツ軍将校ホーゼンフェルトと出会った場所にも立ち、作品への理解をさらに深めた。登場人物のひとりであり、『戦場のピアニスト』主人公の長男とも対面左から)小栗基裕、クリストファー・W.A.スピルマン、持田将史さらに、持田・小栗は、シュピルマンのご子息であるクリストファー・W.A.スピルマンと対面。クリストファーは、近代日本思想史の研究者として長く日本に住んでおり、息子から見たシュピルマンを描いた著書『シュピルマンの時計』(小学館刊)は、舞台の原作のひとつだ。「父は寡黙な人で、毎日ピアノと向き合う日々でした。そんな父は、お願いしても自転車を買ってくれなかったり、僕が危ないことをしたときには過剰に怒りをあらわにしていました。いま思うと、ですが、きっと、もう二度と家族を失いたくないという思いだったのかなと思います」と父親像を語った。クリストファーはシュピルマンの体験記を屋根裏部屋で見つけ、初めて父親がユダヤ人であり、壮絶な戦禍を生き延びたことを知ったという。刻銘に記録された体験記について「想像することしかできませんが、頭の中にある恐怖の記憶をすべて詰め込んで、忘れたかったのかもしれません」と振り返った。クリストファーの話を聞いた持田は「シュピルマンさんが本当に実在していたんだなということ。と、同時に、特別な人物ではなく、ひとりの“父親”であったことを改めて感じました」と、親族からの話を聞くことで、自身の役作りへのヒントを集めていた。ウクライナやイスラエルでの紛争など、世界情勢が不安定な中、いま改めて考えるきっかけになるであろう今作。今回の舞台について持田は「この作品は、“一人の人間が生きる”ということを描いています。皆さんにとっても、“どう生きるのか”何かを感じていただけるきっかけになればと思っています」と話し、小栗は「いまの時代にも通じるテーマがたくさん詰まった作品です。小曽根さんのピアノとともに作り出すこの世界をぜひ体感しにきてください」と意気込みを語った。<公演情報>舞台『ある都市の死』原作:ウワディスワフ・シュピルマン(佐藤泰一訳)『戦場のピアニスト』(春秋社刊)クリストファー・W.A. スピルマン『シュピルマンの時計』(小学館刊)ヘルマン・フィンケ(高田ゆみ子 訳)『「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校:ヴィルム・ホーゼンフェルトの生涯』(白水社刊)出演:持田将史(s**t kingz) 小栗基裕(s**t kingz) 小曽根真上演台本・演出:瀬戸山美咲東京公演:2023年12月6日(水) ~12月10日(日) 草月ホール大阪公演:2023年12月12日(火) ・13日(水) サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年12月06日慶應義塾大学 環境情報学部 中澤・大越研究室(准教授:大越 匡)及び、WillBooster株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:坂本 一憲)、株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 敏成)は、ライフログ入力を必要とするサービスにおける適応的プッシュ通知型情報提示とユーザーのサービス利用促進への影響を調べる実証実験(以下、本研究)を共同で行いました。この度、本研究に関する報告を、情報処理学会IoT行動変容学研究グループが主催する「情報処理学会IoT行動変容学研究グループ 第2回研究会(BTI2)」にて行いました。■本研究を行った背景と目的昨今、食事や運動など生活における行動や心身の状態を記録する健康アドバイスアプリが、個人や企業・自治体などで積極的に活用されています。健康アドバイスアプリは、ユーザーが記録したライフログに対してアドバイスや情報提供がフィードックされることで、健康維持・増進をサポートします。そのため、ユーザーがライフログ記録を継続することが重要となります。しかし、このようなサービスが普及する一方で、ユーザーにライフログの入力や健康行動を継続させるための効果的な手法が課題になっています。そこで本研究では、健康アドバイスアプリの中でも、ライフログを記録するとAIによるアドバイスがリアルタイムに提供される「カロママ プラス」を用いて調査することといたしました。本研究では、対象者422名を以下4群にランダムに割り付け、ライフログ記録が継続するか調査しました。なお、対象者のほとんどが、「カロママ プラス」の使用が習慣化していないユーザーが占めていました。A群:ユーザー個人のパーソナリティに対するメッセージ文言の最適化B群:ユーザーの情報受容性が高まるような、メッセージを配信するタイミングの最適化C群:A、B両方を最適化D群:介入なし(以下、「対照群」)■研究の結果対照群と比較して、A群とC群のユーザーは有意にアプリの起動回数が多いことが分かりました(p実験結果(表)また、介入対象のユーザーが「カロママ プラス」に日常的にログインしライフログを入力している既存ユーザーの場合は、単一的な介入は効果的に機能しないことも分かりました。既存ユーザーに対しては、よりパーソナライズした介入を状況ごとに行うよう検討する必要があります。■今後の発展今後は、本研究で得られた知見をもとに、ユーザーの特性を踏まえたより詳細な解析を行ないます。そして、ユーザーの状況に応じた最適なプッシュ通知をお届けできる機能を、「カロママ プラス」に搭載します。■掲載された学会当プレスリリースに記載した内容は、情報処理学会IoT行動変容学研究グループが主催する「情報処理学会IoT行動変容学研究グループ 第2回研究会(BTI2)」にて報告いたしました。■AI健康アドバイスアプリ「カロママ プラス」とは 毎日の食事や運動、睡眠などのライフログに、パーソナルAIコーチ「カロママ」がリアルタイムにアドバイスをする健康管理アプリです。企業・健保の従業員や、自治体の市民、スポーツクラブの会員、保険加入者の方を対象に、現在約6,000以上の自治体・民間企業が導入しています。独自のアルゴリズム・AIにより、食事画像を認識してカロリー計算、栄養バランスの評価を行います。その後、食事の改善点や次の食事の提案を2億通り以上のアドバイスの中から自動で提供します。また、スマホ内蔵の歩数計やウェアラブルデバイスともデータ連携し、運動量も自動的に取得します。カロママ プラス■慶應義塾大学 環境情報学部 中澤・大越研究室 大越 匡准教授慶應義塾大学環境情報学部准教授。人生の様々なライフステージにおける身体的・心理的・社会的なウェルビーイングを支援・創造するIT/AI技術(特にモバイル/ユビキタス・コンピューティング分野)の研究を行っています。1976年神奈川県生まれ。1998年慶應義塾大学環境情報学部卒、2000年同大学院修士号(政策・メディア)、2006年カーネギーメロン大学計算機科学部修士号(M.S. in CS)。約7年間ブログ、ソーシャルネットワーク、ソーシャルメディア分野における企業・実務経験を経た後、2015年慶應義塾大学大学院博士号取得(政策・メディア)。海と音楽とF1を愛す。Website (研究室): Website (個人) : Email : slash@sfc.keio.ac.jp ■WillBooster株式会社WillBoosterは研究者が創業したIT企業です。「誰もが意欲的に過ごせる未来をつくる」をビジョンに掲げ、事業と研究の両輪を回すことで、研究成果の社会実装を目指しています。特に、最先端のAI技術を活用することで、利用者の行動変容を支援する汎用的な仕組みをサービスの開発や、複数の教育機関向けに、学習者の意欲を高める仕組みを備えたプログラミング教育環境の開発に取り組んでいます。■株式会社リンクアンドコミュニケーションリンクアンドコミュニケーションは、「社会の健康課題を解決し、世界の誰もが自然に健康になる世界を創る」をミッションとし、ICT×専門家ネットワークで「専門家がもっと身近にいて健康をサポートするシステムの構築」を目指しているヘルステック企業です。全国で約1万人の管理栄養士・栄養士のネットワークをもとに、食と健康、栄養分野のリーディングカンパニーとして、健康アドバイス事業、健康情報の発信事業に取り組んでいます。所在地: 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5階設立 : 2002年7月25日資本金: 9億3995万円代表者: 代表取締役社長 渡辺 敏成URL : <提供サービス>・AI健康アプリ「カロママ プラス」・健康医療ニュースを専門家が解説するレビューサイト「HEALTH NUDGE」・管理栄養士・栄養士向けのポータルサイト「かわるPro」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月22日ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』の公開ゲネプロが12日に東京・よみうり大手町ホールにて行われ、太田基裕、牧島輝が登場した。同作は音楽・作詞:ニール・バートラム、脚本:ブライアン・ヒルによって、2009年にブロードウェイで初演され、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた(ミュージカル作品賞、作曲賞、 作詞賞、脚本賞)ミュージカル。故郷を同じくする2人の男、トーマス(平方元基/牧島輝)とアルヴィン(田代万里生/太田基裕)の友情の物語を描く。人気短編小説家のトーマスは幼なじみのアルヴィンの突然の死に際し、弔辞を読むために故郷へ帰ってくる。しかし言葉が思い浮かばないトーマスの前に死んだはずのアルヴィンが現れ、トーマスの心の奥深くにあるたくさんの物語を紐解くうちに、2人の間に存在したはずの数々の結びつきが明らかになっていく。2019年に迎えた日本初演では、田代と平方が2役を交互に演じる相互上演が話題に。今回は田代&平方ペアに加え、亡くなった幼馴染アルヴィンを太田、小説家トーマスを牧島が演じ、新たな風を吹かせる。公演は東京・よみうり大手町ホールにて12月13日〜25日。○太田基裕 コメントアルヴィンを演じます太田基裕です。2人で紡ぐミュージカル、非常に繊細な道のりだと感じています。僕自身を通したアルヴィンがお客様の心に少しでも届きますよう、トーマス役の牧島さんと積み重ねていきたいと思います。2021年を締め括る美しい作品になりますように。千穐楽までよろしくお願いいたします。○牧島輝 コメントきっとこの作品を観た後、自分が生きてきた中の何気ない時間やくだらないのになんだか楽しかった記憶がとても尊くてかけがえのないものだったのだと感じると思います。僕はそうでした! 笑皆さんが辛い時、ふとこの作品を思い出したら温かい気持ちになったり、そっと寄り添ってくれるようなそんな作品だと思っています。限られた公演数、みなさんとの限られた時間の中で、一つ一つ色んなことを確かめながら、共感しながら素敵な時間を過ごせますように!○演出:高橋正徳(文学座) コメント両チーム共に稽古場で積み重ねてきたものが、劇場という空間で花開くのを感じました。田代さん、平方さんチームは再演にあたり解釈を掘り下げ、役を研ぎ澄ましていく事で、この作品により深みを与えてくれました。太田さん、牧島さんチームはこの作品に新たな光を当て、稽古場までとは違ったトーマスとアルヴィンの関係を発見することが出来ました。同曲でありがなら、それぞれのチームの色彩がはっきりとしたものになったと思います。ミュージカル『ストーリ・オブ・マイ・ライフ』が演出の手を離れ、お客様の元に届き、また成長していくのか、楽しみです。
2021年12月12日朗読劇 恋を読むin クリエ『逃げるは恥だが役に立つ』の合同取材会がこのほど行われ、太田基裕、立花裕大が登場した。同作は海野つなみによる同名人気コミックの朗読劇。原作は2015年に第39回講談社漫画賞8少女部門)を受賞し、翌年連続テレビドラマ化もされ大ヒットとなった。ラブストーリーの朗読劇シリーズ「恋を読む」第2弾として2019年に舞台化され、同シリーズ第4弾として再演となる。院卒だけど内定ゼロ、派遣切りで無職になってしまった森山みくりが、恋愛経験ナシの独身サラリーマン・津崎平匡の家事代行として働き始めることから、契約結婚をすることになる……というストーリーの同作。平匡役には細谷佳正、太田基裕、戸塚祥太(A.B.C-Z)、立石俊樹、荒木宏文、みくり役には仙名彩世、桜井玲香、大原櫻子、花乃まりあ、城妃美伶、内田真礼が決定した。さらに平匡の同僚・風見涼太役に梅津瑞樹、立花裕大、有澤樟太郎、梅原裕一郎、水田航生、牧島輝、矢田悠祐、みくりの伯母・土屋百合役に壮一帆、シルビア・グラブ、友近、春野寿美礼、朴ロ美(※ロは王偏に路)が集い、8月11日~8月18日まで東京・日比谷シアタークリエにて様々な組み合わせで公演が行われる。○作品での共演は初となる2人共にミュージカル『刀剣乱舞』シリーズに出演する2人だが、作品での共演はなく、1月に行われたミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽 乱舞音曲祭が接点だったという。今作では1回目の稽古の帰りにたまたま一緒になった時に話したそうで、風見役の立花は「僕は『刀ミュ』には後から参加したので、一方的に太田さんのことは知ってて、めちゃくちゃ尊敬してる先輩です」と明かし、平匡役の太田は「よく言うわ!」とツッコミ。立花は「帰りが一緒になって、めちゃくちゃ緊張しました。本当に優しい先輩で、胸を借りて頑張っていこうと思います」と意気込んだ。今回はまた違う役柄での共演となり、太田は「全然イメージは違いますけど、ミュージカル『刀剣乱舞』でもにじみ出る真面目さを感じたし、そのまっすぐさ、人間性は今回の風見役でも出てる」と立花を評価する。立花は「太田さんは本当にミザンス(立ち位置)付けから本当に素敵で、どんな風になるんだろうってひたすら観察していました。楽しいです」と先輩を絶賛。『刀ミュ』とは全く異なるキャラクターを演じることに、太田は「僕は普段からああいう感じではないので、違和感はないんじゃないかなと思うんですけど……」と苦笑し、立花は「『刀剣乱舞』の時にすごい振り切られているので、『どうやって役作りしてるんだろう』とびっくりして、今回はちょっとワクワクしてるところ。平匡さんにすごい合ってるような感じ」と期待する。太田の普段に近い演技が見えるのではないか、と予想しつつ「僕は、まだまだ全然太田さんのことを深掘りできてないんですけど」という立花に、太田は「ファンか!」とつっこんでいた。朗読劇となるため、互いの声についての印象を聞かれると、立花は「僕はもう、太田さんの声、めっちゃ好きです。透き通ってて、めちゃくちゃ高い声も出る」と絶賛し、太田は「ハードル上げるなよ!」と焦った様子に。「僕は舞台も見てますから、素敵だなと思って。歌も上手なので、『生まれ持ったものだな、良いな』と聞いてます。慕ってます」とラブコールを続ける立花に、太田は「怖いですね。こうやってうまく世間を渡ってってるんだなあ」と達観。「でも立花くんの声も、人間性をすべて知っているわけではないんですけど、にじみ出てると思う。まっすぐで真面目な感じで、すごく素敵な印象を持っています」と表した。○『逃げ恥』から感じたこと漫画もドラマも大ヒットした同作については、2人とも「今回台本をいただいて、原作の漫画を読んだんですけど、コメディとはいえ、人間同士の関係性だったり、色んな要素が含まれる作品だと思いました」(太田)、「僕も漫画を読んでいろんな要素が盛り込まれているなと思って、女性が社会進出してくるために抱える問題や、男性がどうあるべきかみたいなところも面白かったし、繊細な気持ちのやり取りがすごくリアルで、一気に読んでしまいました」(立花)と感想を述べる。太田はさらに「男性女性ということではなく、家事を搾取と捉えたり、人間同士の付き合い方が『愛』という言葉だけで片付けられていない。人との関わり方について、自分の中でも感じるものがあった」と振り返り、立花も「今回の朗読劇では、内側の声もめちゃくちゃ出てくる。僕はやっぱり(相手役の)百合さんが新鮮で、一線を引いてるんだけども、だんだんその価値観が揺らいで女子の部分がちょっと出てくる。誰しもがそういうところを持っているのかな、と再認識しました。百合さんみたいな人こそ、表には出しにくいと思うので、なかなか日常でも感じ取れる自信はないんですけど、『みんな人間なんだな』と思いました」と、キャラクターから感銘も受けた様子。太田は「個々をどれだけ尊重できるかが、テーマだなと思う。それぞれがセンシティブであり、それは人間が生きてたら当たり前なんですけど、そういうことを色々な概念とかで流して無視していた部分があって、そこをどうしていくか、すごく考えさせられる。コメディなんだけど深くて、いいバランス」と物語の魅力を表す。立花は「原作ではもっと色々な話も出てきて、青空市のエピソードではボランティアとお金の問題になったりして、めちゃくちゃ面白かった。現実にも避けては通れないものがいっぱいあると思うんですけど、1つ1つちゃんと向き合って、幸せに向かって行ってるんだと思う」、太田は「誰かが笑ったら誰かが泣いてる、というのはどんな状況でもあり得ることで、どう折り合いを付けていくかは、当事者同士でしっかりと話し合い、理解し合わないと先に進めない。『自分の落ち度はここか』とも思いながら読みました」と、熱く語った。○俳優としての思いに変化もコロナ禍で様々な試みが行われている演劇界について話が及ぶと、やはり大きいトピックスだったのは配信の増加だったようで、太田は「戸惑いはまだ拭い切れてないというか、カメラがどこから抜いてくるのかとか、気にするところが増えてしまう」と正直な感想も。立花は「いいなと思うところは、これまで遠くて躊躇していたような人も見れるようになったこと」と挙げつつ、「お客さんも入ってるし配信もあるとなると、どちらにも届けたくて、難しい」と太田に同意。太田は「やっぱり、人間の欲が出てきちゃうので。どちらにもいい顔したいって……人間、愚かだから」と笑わせつつ、「今後ドローンでの中継も全然あり得ると思うので、総合芸術みたいな形になっているのかな。楽しいと捉えながら演じることができたら、さらに1つ違うフェーズに行けるんじゃないかなという気もしてます」と新たな希望も示した。俳優としても、世情の変化により「自分の中で、責任感は増した。良くも悪くも考える時間が本当に増えて、この仕事の意味とか意義を前より深く感じるようになった気はします。それと同時に『何ができるんだ』と、いろんな絶望も味わうんですけど、お芝居の形態も変化している中で、作品の大きなピースになれるように頑張っていかないといけないという責任感が前より増えた」(太田)、「『今日が千秋楽のつもりでやれ』とよく言われるけど、本当にそういう状況になったことで、より熱量が上がった。リアルにそういう状況だと、全然違う」(立花)と気持ちの変化もあったという。そんな中で届ける今回の作品について、太田は「"ムズキュン"の世界観を楽しんでいただきながらも、何かこの作品を通して、様々なことを改めて考えるきっかけにもなってほしい」、立花は「初めての朗読劇ということで、今まで見せたことないような自分を表現してみたいし、相手も変わることでまた違った化学反応を得て、いい公演にできればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければ」と、それぞれ最後にメッセージを贈った。
2021年08月02日石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤司、原田優一が、ミュージカル 『GREASE』に出演することが30日、明らかになった。同作は1970年代にブロードウェイ初演を迎え、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。50年代のアメリカを舞台に、サマー・バケーションで知り合ったダニー(三浦宏規)とサンディ(屋比久知奈)の恋模様を描く。2021年11月・12月に、シアタークリエほか全国三都市にて上演される。1978年にはジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョン主演で映画化、世界興行収入 約4億ドルをあげミュージカル映画史に残る大ヒット作となった同作。新世代のミュージカルスターがそろう同作において、劇中1シーンだけに登場する大人気歌手“ティーンエンジェル”役に、石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤司(トレンディエンジェル)、原田優一の6名が決定した。○石井一孝 コメント私には売れっ子アイドルの友人が何人かいる。ティーン達から黄色い歓声を浴び、バレンタインには靴箱が溢れるほどのチョコを貰うような人達だ。常々それが羨ましいと思っていた。しかし、天の配剤により遂に私も「靴箱王」になる日が来た! 今回の役は、だから一際気合いが入っている。背中に黄金の羽をはやして挑みたい(笑)○上口耕平 コメント映画でのティーンエンジェル登場シーンを初めて見た時、思いっきり笑ったのと同時に、理屈なんてどうでもいいと感じるほどひたすらにハッピーな気分を味わいました。そういうエンターティメントが僕は大好きです。そんな時間を皆様にも味わっていただけるよう、MYティーンエンジェルを見つけていきます。お楽しみに。○太田基裕 コメントティーンエンジェルの方々の多種多様な個性に僕が並んでよいのかと一抹の不安が残りますが、僕らしいティーンエンジェルで作品のいいスパイスになれるよう努めたいと思います。楽しんで頂ける作品になりますように。よろしくお願いします。○こがけん コメントオーマイガー!!!!! あの若きジョン・トラボルタが甲高い声で歌いまくる映画『グリース』のミュージカルに自分が出演するなんて!しかも、あのティーン・エンジェル役ということで、興奮しております。自分しかできない魅力的なティーンエンジェルを演じたいと思っています。○斎藤司(トレンディエンジェル) コメントGREASE出演嬉しいです!! ティーンエンジェル役ということで、コンビ名だけは運命感じてます。当日はフォーティエンジェルとして華を添えさせていただきます。主演の二人とのチームワークはばっちりかと! ワクワク!!○原田優一 コメントこの度、またまた楽しそうな役をいただきまして、感謝して小躍りしております。 どのようなことになりますか、全く想像ができ ていないのですが、ティーンエンジェル役の他 の皆様の顔ぶれを拝見したところ、「なるほど。 トップギアから始めます!」と心に誓った次第 です。全ての引き出しを短時間に全開できるよ う頑張ります。
2021年07月30日4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」の持田将史(shoji)と小栗基裕(Oguri)が主演する舞台『My friend Jekyll』が2021年4月21日から、東京・シアタートラムで上演中だ。s**t kingz(通称:シッキン)は、世界屈指のダンスコンテスト「Body Rock」で2010年、2011年に連続優勝を果たすという偉業を成し遂げたダンスパフォーマンスグループ。本作は、『ジキル博士とハイド氏』のストーリーを、シッキンのメンバーである持田と小栗が「朗読」と「踊り」に分かれ、生演奏の音楽とともに紡いでいく舞台。2019年6月に東京・Spiral Hallで4公演のみ上演されたが、全国開催や映像化のリクエストを臨む声が多数寄せられるなど好評を博し、今回、2年越しに再演される運びとなった。初日を前にしたゲネプロ(舞台通し稽古)を観た。弁護士のアタスン目線で物語を読み進めるストーリーテラー(朗読)を持田が担い、小栗が医学博士で法学博士のヘンリー・ジキル役と奇妙な男エドワード・ハイド役を踊りで見せる(公演回によって持田と小栗の役割は入れ替わる)。基本的には朗読劇というジャンルだろうが、そこにダンスという表現と、生演奏の音楽が加わることで、より物語が立体的に立ち上がる。アタスンとジキルの出会いのシーンでは、軽やかなデュエットダンスを踊ったり、ジキルの苦悩や葛藤を表現するシーンでは、おどろおどろしい音楽にあわせ、全身を使って激しいダンスを踊ったり。特に終盤で小栗が見せるソロダンスは圧巻。計算され尽くした振付もさることながら、全身から感情があふれ出る、パッショナブルなダンスがよかった。『ジキル博士とハイド氏』のあらすじを知らなくとも、最初から最後まで、この『My friend Jekyll』の世界観に引き込まれることと思う。初日を前に、持田は「時代の変化によって、多くのエンタテインメントがデジタルでの新しい表現方法を見つけていく中で、改めて、同じ時間・同じ空間を生きる『生の舞台』の良さも浮き彫りになったような気がします」と語った上で、「ここにしかない空間を一緒に生きる喜びを全身で体感してもらえるよう、全力でリードしていきたいと思います。一緒に楽しみましょう!」とコメント。また、小栗は「2019年の初演から2年経ち、とにかく全てがパワーアップしている新たな『My friend Jekyll』です! 五感をフルに使って、僕たちが作り出すスリル満点な19世紀のロンドンの世界を全身で体験していただきたいと思っております」と話している。上演時間は約90分(途中休憩なし)。東京公演は4月25日(日)まで。大阪公演は5月22日(土)、23日(日)、ABCホール。未就学児入場不可。取材・文・撮影:五月女菜穂公演情報舞台『My friend Jekyll』上演台本・演出:瀬戸山美咲出演:瀬戸山美咲(s**t kingz) / 小栗基裕(s**t kingz)【東京公演】上演中~2021年4月25日(日)会場:シアタートラム【大阪公演】2021年5月22日(土)・23日(日)会場:ABCホールチケット情報
2021年04月22日4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingzz(シットキングス)」の持田将史(shoji)と小栗基裕(Oguri)が主演する舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』が4月21日(水)に開幕する。持田と小栗、上演台本・演出の瀬戸山美咲に話を聞いた。本作は、『ジキルとハイド』を題材にした物語を、持田と小栗が“朗読の語り手”と“パフォーマー”にわかれ(上演回によって入れ替え)、紡いでいく舞台。2019年に東京・Spiral Hallにて上演された作品で、多くのリクエストに応え、この再演が実現した。取材時は稽古期間中。瀬戸山は「初演よりも、作品世界に潜っていって創っている感じがあります。みんなで人物の感情や背景を掘り下げて、ひとつひとつのセリフがなぜ生まれているかを探究しています」と手ごたえを感じているよう。初演は持田と小栗にとって初挑戦も多く、持田は「当時は声を発してなにかを表現すること自体が初めてでしたし、台本の読み方もわかりませんでした。それからいろいろな経験をして(持田はドラマデビューし、『半沢直樹』や『エール』に出演)、今回ようやく少し本質に近い質問ができるようになってきたのかなと思っています」、小栗は「初演は『ちゃんとやらないと』という気持ちがすごく強かったのですが、それからいろんなお芝居を観たりレッスンを受ける中で、観ているほうも100点を求めていないし、100点がなにかもわからないということに気付きました。僕はずっと、ダンスは『できた、〇。ちょっとブレた、×』というような減点方式でやってきたのですが、芝居でそれをやったら絶対に面白くないし、むしろ予想がつかないほうが面白い。だから今回は、『この瞬間に出たもので大丈夫だ!』『ワクワクしろ、俺!』と自分に言い聞かせています」と、共に初演よりもひとつステップを上がった状態で取り組んでいるという。瀬戸山はふたりの印象を「本当にタイプが違う。朗読もダンスも違います。小栗さんはまず舞台上での佇まいが美しいですし、整った表現をされる。今回はさらに中身も燃やしていて、前回よりも感情の表現が進化しています。将史さんは感情の生き物。朗読もダンスもパッションの人なので、キワキワのところを狙っていきたい」と話す。そんな瀬戸山の演出を持田は「同じ台本でも、瀬戸山さんは稽古中、僕にアドバイスをしているときは『小栗さんはこれは聞かないでください』とおっしゃるんですよ。『ここは小栗さんは突っ走ってください。将史さんはセーブしましょう』というような、違う引き出し方をしてくださいます」と、全く違うものになりそうだ。新たな意気込みが詰まった『My friend Jekyll』は、4月21(水)から25(日)まで東京・シアタートラム、5月22(土)・23日(日)に⼤阪・ABCホールにて上演。ライター: 中川實穂
2021年04月19日株式会社Mr. CHEESECAKEは、クリスマス限定フレーバーの 「Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry(ミスターチーズケーキ ライチ ミルク ストロベリー)」を、公式MAIL MAGAZINEとLINE@で、2020年12月6日・12月13日に各日数量限定で販売いたします。「Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry」は、子供から大人まで楽しめる、イチゴミルクの懐かしい味わいの中に、バニラの香りと相性の良いライチで新しさをプラスした、クリスマスにふさわしい特別なケーキです。ミルキーな味わいとイチゴの組み合わせは、クリスマスカラーの赤と白から着想を得て誕生しました。定番の組み合わせのイチゴミルクは、クリームチーズや生クリームに練乳を加えることでミルキーさを強調しつつ、イチゴの酸味でバランスを取っています。そこにイチゴと相性の良いライチを加えることで、心地よいオリエンタルな余韻を楽しめる、Mr. CHEESECAKEらしいクリスマスケーキに仕上げました。よりミルキーに、そしてライチの豊潤な香りを楽しんでいただけるようMr. CHEESECAKE通常フレーバーよりも卵の量を減らし、通常レモンでつける酸味をライムにしています。一年に一度の特別なケーキにおすすめのペアリングドリンクは、日本酒「風の森 Alpha Type5」。今回のペアリングドリンクは、セレクトソムリエの大越基裕氏が「Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry」のためにセレクト。「風の森 Alpha Type5」は白桃や綿菓子のようなニュアンスに、ほんのりホイップクリームの様な香りを感じる日本酒です。とても優しく甘い口当たりでありながら、フレッシュな酸味を持ち合わせ、余韻は果実のコンポートのようなジューシーさを感じられます。チーズケーキの滑らかな口当たりとベリーの酸味との一体感に加え、ライチのフレーバーとのハーモニーを楽しめます。大切な人と過ごすひとときを、「Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry」と一緒にお楽しみください。製品情報Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry販売日:2020年12月6日(日)・12月13日(日)価格:5,400円(税込)URL:◆おすすめの食べ方半解凍がおすすめ半解凍の状態はミルキーな甘さを感じつつ、ライチの香りやライムの酸味をバランスよく感じていただけます。◆おすすめのペアリング風の森 Alpha Type5:※お酒は二十歳になってから〈大越基裕プロフィール〉世界各国のワイナリーやレストラン、蔵元を周りながら、最新情報をもとにコンサルタント、講師や執筆、IWCなど国際品評会の審査員などもこなす。ロジカルなペアリング技術にも定評があり、日本酒や焼酎を和食以外のレストランで提案したパイオニアの一人である。自身でも外苑前An Di、広尾An Comを経営し、最先端なアジア料理と共に世界中のワインと国酒を提供している。◆限定Boxについて「Mr. CHEESECAKE Lychee milk Strawberry」は緑色のクリスマス限定Boxでお届けいたします。◆ご購入方法公式MAIL MAGAZINEとLINE@からのみ購入可能なため、事前に登録をお願いいたします。MAIL MAGAZINE::数量限定販売のため無くなり次第終了となります。予めご了承ください。*「Mr. CHEESECAKE」は-18℃以下の冷凍状態で約6ヶ月持ちます。解凍後はお早めにお召し上がりください。「Mr. CHEESECAKE」とは趣味で作っていたチーズケーキをSNSに載せたところ、「食べてみたい」と知人から連絡をもらったことをきっかけに販売をスタート。シェフ時代に培った経験と確かな技術でこれまでにない食感、香り、味を実現。ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキのいいとこ取りをした新しいカタチのチーズケーキです。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月26日本格中華の専門店「花椒庭(かしょうてい)」が渋谷フクラス内の「東急プラザ渋谷」にオープンする。“点心&ふかひれ”をメインで提供、広尾の人気店「花椒庭」の新店舗広尾に本店を構える、本格中華の専門店「花椒庭」。火鍋の人気店として名を馳せた「花椒庭」だが、「東急プラザ渋谷」にオープンする3店舗目では、点心とふかひれ料理をメインに提供する。大事な接待はもちろん、デートや特別な日など、大切な人と洗練された空間で本格中華を楽しむことができる。点心を心ゆくまで堪能!豪華ランチメニューランチメニューでは、店自慢の点心とフカヒレの姿煮、麺類などを単品またはセットで展開。点心は、ジュワっとスープがあふれ出す小籠包を、スタンダードな味わいだけでなく、蟹みそ入りやトリュフ入り、海鮮とふかひれ入りなど変わり種でも用意する。すべての味を楽しみたいという人には、点心5種、ごはん、スープ、ザーサイ、逸品料理、小鉢、デザートが付いた会食セットがおすすめだ。フカヒレの姿煮を気軽に味わえるのも「花椒庭」の醍醐味。特製スープで煮込んだフカヒレの姿煮は、優しい歯ごたえと、とろけるような食感の絶妙なバランスが魅力。あんかけそばとあんかけごはんは、小鉢とデザート付きのセットメニューで用意している。その他、点心炒飯セットや黒酢酢豚御膳、四川麻婆豆腐御膳など本格中華を味わえるセットメニューを多数。お口直しに楽しむデザートも、ババロア、杏仁豆腐、ミルクプリンなど豊富に展開する。大人の時間を過ごせるディナーメニューディナーメニューは、お酒にもぴったりの“ピリ辛”“シビレ”グルメを含む、四川麻婆、冷菜、海鮮料理、温菜、肉料理、麺類、ご飯もの、デザートといった一品メニューを数多くラインナップ。そして、店の看板メニューでもある点心や贅沢なフカヒレの姿煮は、もちろん夜でも味わえる。ドリンクメニューは、ソムリエの大越基裕が選んだ赤・白ワインをはじめ、ビール、サワー、カクテル、ハイボール、紹興酒を揃える。【詳細】花椒庭オープン日:2019年12月5日(木)住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷店 7FTEL:03-5422-3470■メニュー価格例原味小籠包 4個 660円、6個 990円蟹黄小籠包 4個 980円、6個 1470円海鮮魚翅小籠包 4個 1,440円、6個 2,160円鮮肉蒸餃 4個 690円、6個 1,030円薺菜蒸餃 4個 690円、6個 1,030円フカヒレ姿煮あんかけそば(小鉢/デザート付) 2,800円フカヒレ姿煮あんかけごはん(小鉢/スープ/デザート付) 2,800円汁なし担担そば 単品 1,100円、セット 1,400円白胡麻担担そば 単品 1,100円、セット 1,400円花椒庭会食セット(点心5種/御飯/スープ/ザーサイ/逸品料理/小鉢1品/デザート付) 1,800円四川麻婆豆腐御膳(御飯/スープ/ザーサイ/デザート付) 1,200円黒酢酢豚御膳(御飯/スープ/ザーサイ/デザート付) 1,300円点心炒飯セット(スープ/ザーサイ/デザート付) 1,400円※価格はすべて税込み。
2019年12月12日美味しいワインを楽しめるイベント「ONE LOVE,WINE LOVE -Let’s get together and feel all right-」が、5月26日と27日の2日間に渡り、東京・青山の国連大学にて開催される。ワインは多くの人にとっては、難しいもの・堅苦しいもの・知っている人が楽しむものというイメージがあるが、本来のワインは生活により添い、人々をつなげてくれるもの。本イベントは、値段やぶどうの種類など、難しいことは抜きにして、さまざまなワインに触れ、飲み比べて体験してみる機会をつくりたい、という思いから生まれた。3回目となる今回も会場には、日本のワイナリーや世界のワインのインポーター、ワインと一緒に味わいたい屋台フードが集結する。4杯分のワインを気軽にテイスティングできる「ワイン飲み比べチケット」(4枚綴り 2,000円)が販売され、ワインの作り手やインポーターたちから直接話を聞きながら、世界のワインやビオワイン、国産ワインなど、さまざまなワインを味わえる。チケット予約は申し込みサイト()にて。なお、チケットを購入すると無料でワイングラスがついてくる。何を飲んだらいいかわからない方のために、新進気鋭のワイナリー グレープリパブリックの藤巻一臣や、ソムリエの大越基裕を始めとするデザイナーやクリエイターなど、生粋のワイン好きがアンバサダーに。おすすめのワインを選んでくれる。ワインとあわせるフードは、若手の料理人たちが創意工夫を重ねて作り出した屋台料理が振舞われる。飯田橋「焼鳥×和酒 遊」の焼き鳥や、表参道「赤い部屋」のお好み焼きの他、下北沢「namida」・馬喰町「北出食堂」のタコス、渋谷「rojiura」・下北沢「salmon & trout」のフライドチキンなど、豊富なメニューをラインアップ。5月27日の14時から15時半には、国連大学内Community Loungeにて、農業とつながるワイン作りをテーマに、若手のワインの作り手たちによる、新たなチャレンジを語らう会を開催。参加費は1,500円、ワインのテイスティング付き。さらに、本イベントのメインビジュアルを手掛けるNONCHELEEデザインによる、オリジナルTシャツ(税込4,200円)を数量限定で販売。Tシャツのデザインにもなるメインビジュアルは、「one love」と「wine love」2種のステッカーとして会場にてプレゼント。どちらも数量限定にてなくなり次第終了となる。確実に欲しい場合は、ウェブにて事前に申し込みを。出店者一覧や登場予定のスペシャリストなど、詳細はFarmer’s Market @ UNU ウェブページ内 告知ページ()にてチェック。また、関連するイベントとして、翌週の6月3日には「~日本ワインを、日常に。~」をテーマに、日本全国から18人のワインの作り手が自慢のワインを携えて一堂に会する「LIFE with WINE #12」を国連大学内にて開催。詳細は、チケット申し込みサイト()にて。人と葡萄、いきもの同士の関係性で生まれるワインを通じて、季節の移ろいと、ピュアで複雑な滋味を感じる食体験を楽しんで。【イベント情報】ONE LOVE,WINE LOVE -Let’s get together and feel all right-会期:5月26日・27日会場:国連大学中庭住所:東京都渋谷区神宮前 5-53-70時間:11:00〜17:00入場無料
2018年05月11日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『An Di(アン ディ)』のベトナム風料理とワインです。外苑裏エリア(外苑西通りと外苑前駅の間)はここ1~2年、話題の店が次々にオープンしている。7月には、以前ご紹介した『焼鳥今井』のお隣に『アン ディ』がオープン。レストランのワインプロデュースで活躍しているソムリエ・大越基裕さんと新城桃子さん夫妻が提案するワインレストランだ。分厚いワインリストは初心者にはクラクラするほどの充実度。興味惹かれるのは料理がベトナムを中心としたアジアン料理であること。二人は2年前にホーチミンに旅行した時に、ワインとベトナム料理の相性の良さに可能性を感じて、この店を出すことに。料理には現地そのままではなく、ちょっとひねった味わいをプラスしている。例えば10種類のハーブ&野菜の海老の生春巻きには、パイナップルの甘酸っぱさと、しば漬け(!)の食感。よく思いつくな~と感心するけれど、これをまとめるのがワイン。「山形のタケダワイナリーのサン・スフル。デラウエア100%の日本らしいワインで、甘やかな香りや味のバラエティが、料理の持つさまざまな味や食感に応えてくれます」と桃子さん。料理5900円コースにワイン+日本酒合計5杯のペアリング4900円コースで新しい楽しみ方にチャレンジするもよし、アラカルトももちろんよし!An Di東京都渋谷区神宮前3‐42‐12‐1FTEL:03・6447・5447ランチ12:00 ~13:30LO(土・日曜のみ)ディナー18:00~23:00LO月曜休右・ティーリーフサラダ¥1,800(野菜や豆、ハーブなどを細かくカットしたミャンマー料理のアレンジで、日本の八女茶を使用。苦味がなく甘やかな優しい味)、中・10種のハーブ&野菜 エビの生春巻き¥1,000、左・鶏フォー¥1,400(澄んだ鶏のスープに、ハーブ類はお好みでプラス)、グラスワイン(サン・スフル)¥1,000。いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2017年9月6日号より。写真・芹澤信次取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2017年09月02日