8月17日、18日の全国映画動員ランキングは、公開2週目の『ライオン・キング』(全国374館)が先週2位から首位にランクアップした。公開5週目の『天気の子』(全国359館)は先週3位から2位に順位を上げた。公開2週目の『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』(全国353館)は先週1位から3位になった。公開6週目の『トイ・ストーリー4』(全国373館)、公開3週目の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(全国347館)、公開4週目の『ペット2』(全国365館)は先週と変わらず、4位、5位、6位になった。また公開4週目の『アルキメデスの大戦』(全国344館)は先週8位から7位に、公開6週目の『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(全国369館)は先週9位から8位に順位をあげた。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口史靖監督によるミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』(全国304館)は初登場10位。公開11週目の『アラジン』(全国351館)先週と変わらず11位につけている。次週は『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』『ジョアン・ジルベルトを探して』『ドッグマン』『二ノ国』『ロケットマン』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ライオン・キング』2位『天気の子』3位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』4位『トイ・ストーリー4』5位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』6位『ペット2』7位『アルキメデスの大戦』8位『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』9位『ドラゴンクエストユア・ストーリー』10位『ダンスウィズミー』
2019年08月19日「天気の子」展が、松屋銀座にて開催される。期間は2019年9月25日(水)から10月7日(月)まで。「天気の子」展に制作資料400点以上集結新海誠が監督を務める長編アニメーション映画『天気の子』。本展は、その制作資料が公開される初めての場となる。 絵コンテ、設定資料、作画、美術背景をはじめとした制作資料400点以上を通じて、制作の舞台裏から作品のさらなる魅力に迫る。また、作品の舞台となる東京の美しい風景表現の数々を紹介。新海誠作品で初めて描かれた夜の歌舞伎町や、下町の街並みなども登場する。気象について学べる体験コーナーも加えて、作品の重要なモチーフである気象について楽しく学べる体験コーナーも。日本気象協会の協力のもと、さまざまな気象現象を専用装置により再現するほか、実際の観測器、会場周辺の天気を伝えるオリジナル天気予報のデジタルサイネージなども展示する。新海誠が切り拓く新たなアニメーションの境地と、作品に込められた想いを体感できる展覧会となる。コラボメニュー&オリジナルグッズ松屋銀座8FのMGカフェでは、「天気の子」展開催を記念したコラボレーションメニューが登場。屋上の鳥居をくぐった陽菜が空に浮かぶシーンをイメージした「空の入り口の神社モヒート」は、空の魚をチアシードで、舞い上がる葉をミントで表現した生姜風味のノンアルコールドリンクだ。また、かなとこ雲の上の世界を、綿あめとドライアイスで表現した「かなとこ雲の抹茶アフォガード」、陽菜の好きなショートケーキをイメージした「しずくのイチゴショートケーキパフェ」などが提供される。また、松屋銀座屋上で開催の「美しくなるビアガーデン」でも、コラボレーションメニューを販売。「かなとこ雲のパンケーキ」や「お天気ビジネス カラフルパフェ」などを揃える。さらに、展覧会会場ではオリジナルグッズ約300点が販売される。中には、クリエイターや有名ブランドが『天気の子』からインスピレーションを終えて制作したコラボレーション商品や会場限定商品なども展開される。【詳細】「天気の子」展会期:2019年9月25日(水)〜10月7日(月) 会期中無休時間:10:00〜20:00※9月28日(土)・29 日(日)・30 日(月)は20:30まで※最終日は17:00閉場※入場は閉場30分前まで会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1入場料:一般 1,200円(1,000円)、高校生 900円(700円)、中学生 700円(600円)、小学生 500円(400円)※( )内は前売料金(ローソンチケット(Lコード 32888)にて9月24日(火)まで発売※松屋銀座での開催後、全国を巡回予定【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2019年08月09日新海誠監督最新作『天気の子』の貴重な資料を初公開する「天気の子」展が、9月25日から10月7日まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催。©2019「天気の子」製作委員会今、世界がもっとも注目するアニメーション監督・新海誠の最新作『天気の子』。映画『君の名は。』から約3年を経て、7月19日から全国公開されている。8月5日までの18日間で観客動員数440万人、興行収入60億円を突破する見込みだ。「天気の子」展では、絵コンテ、設定資料、作画、美術背景をはじめとした制作資料を展示し、作品のさらなる魅力に迫る。また、作品の重要なモチーフである天気について楽しく学べる体験コーナーも登場。日本気象協会の協力のもと、気象現象を専用装置を使って再現する他、実際の観測器なども展示し、より深く作品世界を知ることができる。会場ではオリジナルグッズも販売予定。また会期中、展覧会開催を記念して、8階レストランシティ「MGカフェ」と、屋上「美しくなるビアガーデン」にてコラボメニューが登場。作品をイメージしたここでしか味わえないオリジナルのコラボメニューが楽しめる。新海誠監督が切り開く新たなアニメーションの境地と、作品に込められた想いを体感できる展覧会をお見逃しなく。【展覧会情報】「天気の子」展会期:9月25日~10月7日会場:松屋銀座8階イベントスクエア時間:10:00〜20:00、9月28日・29日・30日は20:30まで、最終日は17:00まで(入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円(1,000円) 高校生900円(700円) 中学生700円(600円) 小学生500円(400円)※( )内は前売料金会期中無休
2019年08月06日大ヒットした映画『君の名は。』に引き続き、新海誠監督の最新作『天気の子』でも音楽を担当したRADWIMPS。前作以上に“物語”に踏み込み、作品に影響を与えた彼らの音楽の、秘密に迫ります。――『君の名は。』で初めて映画音楽を手がけられましたが、バンドとしての活動と映画音楽作りに、違いを発見しましたか?野田洋次郎(Vo、G、P):バンドの枠でやっていると、限られた楽器の中で音を構築するという制限があるわけで、でもだからこそ、その中でどう面白いものを作ろうか、というところが醍醐味です。一方映画音楽は、1曲に10、20の楽器はもちろん、オーケストラを使っての曲作りもできる。バンドを10年やっていても、そんなことができる扉はなかなか開けられないので、バンドにとっても大きな経験だったと思います。武田祐介(B):あとバンドだと、ライブで再現できるかどうかを常に考えますが、そこを考えないでの曲作りは楽しいですね。野田:そうだね。映画音楽は黒子的な感じが強くて、その“裏方としての快感”もちょっとあるよね。桑原彰(G):あるある。音楽の力で雰囲気を変えられたり、また見えない部分で観客の心を引っ張ったり…。そういう快感はありますね。――今回は、前触れもなくいきなり野田さんのLINEに、新海監督から脚本が送られてきたことがスタートだったと伺いましたが…。野田:そうなんですよ。特に「音楽をやってください」とかは何も聞いていなかったので、すごくびっくりしました。しかもそれが、前作公開日からちょうど1年後の、8月26日。「これを読んで、洋次郎さんが何を思ったかを知りたい。できれば歌詞が乗ったものを聴いてみたい」と新海さんが言っていたので、3か月くらい後に、「愛にできることはまだあるかい」と、「大丈夫」のデモを送りました。武田:そのくらいの段階で、僕と桑原は洋次郎から「新海さんからこんな話があって、曲を渡した」って聞きまして。――「愛にできることは~」は、タイトルと同じサビの歌詞が非常に印象的ですが、脚本のどんなところからヒントを得て、その歌詞が生まれたのですか?野田:なんだろう、帆高と陽菜の切実さというか、高い純度で大事なものに対峙する姿勢は、新海さんの描きたい世界の核でもあり…。彼らの、“まだ終わりじゃない、まだ何かやれることがある”という感情と、僕らが音楽作りに対して思っている“まだ作れる、まだ伝えたいことがある”という思いがオーバーラップし、それであの歌詞が出てきたような気がします。――当初は、今回は歌わなくてもいい、と野田さんはおっしゃっていたと聞きましたが…。野田:『君の名は。』の音楽は、僕の声に覆われている部分があったので、そこを違う印象にしたかったし、細部においても1段とは言わず、5段くらいレベルアップしたものにしたかったんです。――今回、三浦透子さんという女性Voが入っているのも、“新しいものにしたい”の一環ですか?野田:まさにそうですね。あと僕は個人的に女性の力強さに圧倒的な憧れがあって。だから今回はぜひ女性に歌ってほしかった。オーディションをしたんですが、彼女の声の魅力は、それこそ圧倒的で。透明で色がないのに、何より強い。押し付けがましくないのに、聞き入ってしまう声。桑原:彼女の歌が乗ったシーンを観ると、画面から声が飛んでくるんです。あと、僕らの演奏とも相性が良かったと思いますね。『天気の子』SOUND TRACK映画のために書き下ろされた31曲を収録した、サウンドトラック。主題歌が5曲、劇伴が26曲。¥3,000(ユニバーサル ミュージック/EMI Records)ラッドウィンプス右から、桑原彰(G)、野田洋次郎(Vo、G、P)、武田祐介(B)。2005年メジャーデビュー。アルバム『ANTI ANTI GENERATION』が発売中。8月末までツアー中。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・矢口憲一(by anan編集部)
2019年08月05日新海誠の最新映画『天気の子』初のコラボレーションカフェが、東京・渋谷のホテル コエ トーキョーにて開催される。期間は2019年8月8日(木)から8月27日(火)まで。『君の名は。』から3年ぶりとなる新海誠の最新作『天気の子』のコラボレーションカフェがオープンするのは、コエ(koé)によるホテル併設型のグローバル旗艦店・ホテル コエ トーキョー。1F「コエ ロビー(koe lobby)」にて、映画の世界観を表現したメニューを提供する。注目は、ポテトチップスや豆苗を加えた「陽菜がふるまったお手製ごはん」、「帆高がおごったチキン南蛮」、「3人で食べた豪華なディナー たこ焼き/焼きそば/フライドポテト」など、劇中で実際に登場したフードを再現したメニュー。「凪のてるてる坊主パフェ」「晴れのマンゴーパフェ」といった見た目にも鮮やかなスイーツや、「雨に思い馳せるブルーベリーヨーグル」「夕日差すオレンジティー」といった天気を表現したドリンクも提供される。2Fでは、ホテル コエ トーキョー限定のコラボレーショングッズ販売も実施。陽菜と帆高のイラストを配したTシャツ、ロングスリーブTシャツをはじめ、サコッシュ、ウォーターボトルなど約30種のアイテムを販売する。また、劇場グッズも取り揃える。【詳細】ホテル コエ トーキョー『天気の子』コラボカフェ&限定ストア開催日:2019年8月8日(木)~8月27日(火)実施場所:ホテル コエ トーキョー 1F「koe space」、1F「koe lobby」、2F「koe渋谷店」住所:東京都渋谷区宇田川町3-7時間:10:00~23:00※コラボカフェでは整理券配布を予定。詳細はホテル コエ トーキョーの公式サイト、SNSで配信。■メニュー例:・陽菜がふるまったお手製ごはん(ステッカー付) 1,800円・帆高がおごったチキン南蛮(ステッカー付) 1,800円・3人で食べた豪華なディナー たこ焼き/焼きそば/フライドポテト 3個セット(ステッカー付) 1,800円、2個セット 1,200円・凪のてるてる坊主パフェ、晴れのマンゴーパフェ 各950円※全てコースター付き・雨に思い馳せるブルーベリーヨーグルト、夕日差すオレンジティー、空の魚チアシードドリンク、晴れるよレモネード 各800円※全てコースター付き※価格は全て税込。■コラボアイテム例:・TシャツA 3,990円+税・ロングスリーブTシャツA 4,490円+税・サコッシュA 1,990円+税
2019年08月05日新海誠監督最新作『天気の子』が、週末映画ランキングで3週連続1位を獲得し(※8月5日現在/興行通信社調べ)、本日8月5日(月)にも18日間で観客動員440万人、興行収入60億円を突破することが判明。新たに「RADWIMPS」による主題歌「大丈夫(Movie edit)」を使用した、心を震わす胸熱シーンを紡いだ特別映像が解禁となった。7月19日(金)に全国359館448スクリーンで公開されるやいなや、運命に立ち向かう少年少女の姿、新海監督が世界へ投げかけたセンセーショナルなメッセージ、そして圧倒的な映像美と心震わす音楽が紡ぎ出す“新海ワールド”が話題となり、初日3日間で興行収入16.4億を突破し、『君の名は。』対比128.6%を記録するなど、大ヒットスタートをきった本作。『君の名は。』同様に2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出し、性別・年齢を問わず真夏の日本列島を席巻中。公開から3週経ってもその勢いは衰えず、驚異的なスピードで動員を伸ばし、初日から8月4日(日)までの17日間で動員433万6,897人、興収59億846万6,600円を記録。8月5日(月)に観客動員440万人、興行収入60億円を突破する見込みという。この大ヒットを記念し、「RADWIMPS」の主題歌のひとつ「大丈夫(Movie edit)」を使用した特別映像が解禁。これまで、全5曲の主題歌のうち「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子」が使用されてきたが、この度、初めてファンの間では神曲と名高い「大丈夫(Movie edit)」が本編映像と共に登場。「RADWIMPS」野田洋次郎が最初に脚本を読んだ段階で「愛にできることはまだあるかい」と一緒に書き上げた楽曲で、劇中でも重要な場面で流れるものとなっている。『天気の子』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年08月05日8月3日、4日の全国映画動員ランキングは、『天気の子』(全国360館)が公開3週目も首位をキープした。累計は動員433万6897人、興収59億846万6600円を記録している。ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを主役に迎えたスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(全国347館)は初登場2位になった。公開4週目の『トイ・ストーリー4』(全国372館)は先週2位から3位になった。RPG『ドラゴンクエスト』を初のフル3DCGアニメーション映画化した『ドラゴンクエストユア・ストーリー』(全国314館)は初登場4位。公開2週目の『アルキメデスの大戦』(全国344館)は先週3位から5位になった。そのほか公開9週目の『アラジン』(全国372館)が先週6位から9位。公開8週目の『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』(全国171館)と、公開5週目の『劇場版 Free!-Road to the World-夢』(全国74館)はランクアップして10位、11位につけている。次週は『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』『シークレット・スーパースター』『ピータールー マンチェスターの悲劇』『BRING THE SOUL: THE MOVIE』『ライオン・キング』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『天気の子』2位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』3位『トイ・ストーリー4』4位『ドラゴンクエストユア・ストーリー』5位『アルキメデスの大戦』6位『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』7位『ペット2』8位『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』9位『アラジン』10位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』
2019年08月05日前作『君の名は。』から3年ぶりとなる、大ヒット公開中の新海誠監督最新作『天気の子』。この度、大ヒットを記念し、RADWIMPSの主題歌のひとつ『大丈夫(Movie edit)』を使用した特別映像が新たに公開された。本作は、7月19日に全国359館448スクリーンで公開されるやいなや、運命に立ち向かう少年少女の姿、新海監督が世界へ投げかけたセンセーショナルなメッセージ、そして圧倒的な映像美と心震わせる音楽が紡ぎ出す“新海ワールド”が話題となり、幅広い世代が劇場に殺到。初日からわずか3日間で興行収入16.4億を突破し、『君の名は。』対比128.6パーセントを記録するなど、またしても新たな金字塔を打ち立てることが期待できる大ヒットスタートをきった。連日さまざまなメディアで取り上げられ、『君の名は。』と同様に2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出し、年齢、性別を問わず、真夏の日本列島を席巻する『天気の子』。公開から3週経ってもその勢いは衰えず、週末映画ランキングでV3を達成し(※8月5日現在/興行通信社調べ)、驚異的なスピードで動員を伸ばしているのだ。そして、ついに公開から本日8月5日までの18日間で、観客動員440万人、興行収入60億円を突破する見込みとなっている。まさしく今夏No.1、そしてアニメーション史に刻まれる1本となった。公開された特別映像は先に述べたように、RADWIMPSの主題歌のひとつ『大丈夫(Movie edit)』を使用したもの。公開後初出しとなる、8月9日(金)から新たに全国の劇場で流れる後報だ。これまで、全5曲の主題歌のうち『愛にできることはまだあるかい』『グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子』が使用されてきたが、この度初めて、ファンの間では神曲と名高い『大丈夫(Movie edit)』が本編映像とともに登場。野田洋次郎が最初に脚本を読んだ段階で「愛にできることはまだあるかい」と一緒に書き上げた楽曲で、劇中でも重要な場面で流れる。この映像は、帆高(醍醐虎汰朗)、陽菜(森七菜)、須賀(小栗旬)たちの熱い叫びが、『大丈夫(Movie edit)』の音楽・歌詞とシンクロして心を打つ、夏らしい疾走感溢れるものに仕上がっており、既に映画を鑑賞した方が見ても感動がよみがえる。何度でもまた観たくなる『天気の子』の世界と描かれるメッセージ。この夏、新海監督が世界へ贈る最高のエンタテインメントを、劇場で目に焼き付けて欲しい。『天気の子』全国公開中
2019年08月05日新海誠監督の最新作・映画『天気の子』において、ピュアでまっすぐな主人公・森嶋帆高(ほだか)とヒロイン・天野陽菜(ひな)を演じた2人組、醍醐虎汰朗さん&森七菜さんの対談をお届けします。――オーディションで役を掴んだそうですが、オーディションではどんなことをしたのですか?醍醐:1次審査は、自分の声をスマホのボイスメモに録って、それを送りました。森:そのあと、2次審査はスタジオに呼んでいただいて、絵コンテに合わせてセリフを言うんですが、アニメってとにかくテンポが速くて、それが想像以上だったんです。新海さんがお相手をしてくださったんですけれど、ものすごく難しかったです。醍醐:3次審査のとき、七菜ちゃんと一緒に声を入れたんですけれど、すごく掛け合いが気持ちよかったんです。しかも、なんていうのかな、うまいというよりも…、素敵な感じだった(笑)。森:なにそれー(笑)。醍醐:褒めてるんだって!(笑)終わったあとマネージャーさんに、「陽菜役はきっと七菜ちゃんだと思います」って話してたんです。森:実は私も3次で醍醐くんと共演したときに、演技の間合いとか、テンポが心地よくて、相性いいなって感じてました(笑)。もしこの役をやるなら、相手は醍醐くんがいいなと思ってた(笑)。醍醐くんが帆高を演じるのを聞いてると、“あ、これが帆高だ”って感じがしたんです。うまく説明できないけど、そんな気がした(笑)。――新海監督の作品は、監督が吹き込んだセリフが入ったV(ビデオ)コンテがあるわけですが、まずそれを聞いて、役作りをするんですか?醍醐:はい。実際に演技したものを見本にできるのでわかりやすくて、ありがたいお手本というか、道標でした。でも同時に、監督の演技がすごすぎて、これを超えていかなきゃいけないのかっていうプレッシャーもありましたね。森:私も監督が吹き込んだセリフをずーっと聞いていたので、初めて自分の声を聞いたとき、「え、こんなの陽菜の声じゃない!新海さんの声のほうがしっくりくる、どうしよう…」って落ち込みました。でも、初めてのアフレコで、技術的にはまだまだだけど、気持ちの部分だけでも監督の演技を追い越したいって思って、1か月頑張ったのを覚えています。――声だけで演技をするのは初めてだったと思いますが、やってみて、どうでした?醍醐:難しかったし、でもおもしろかった。その2つはセットなんだな、と思いました。森:うんうん。醍醐:例えば、走っているときのシーンは、普通の演技だったら実際に走りながら演じるわけですが、アフレコは、マイクの前で息遣いだけでそれを表現しなきゃいけない。どう演じたらいいのか僕はわからなかったので、とりあえずスタジオの周りをぐるっと一周走って、本当に息切れした状態でアフレコしてみたり、かなりいろんなチャレンジをさせてもらいました。演技をしながら、わからないことを一つ一つ勉強させてもらうのが、とても楽しかったです。森:私が難しかったのは、“顔”の演技をしているのは映像に描かれた陽菜で、私はその陽菜の気持ちに完全に寄り添って演技をしなければいけないこと。声に自分の感情を全て乗せるっていうことが、頭ではわかっているんだけど、なかなかできなくて…。でもあるとき、思い切って全ての気持ちを乗せてみたら、やっとリミッターが外れて。自分の表現の幅が広がった気がして、そこからより楽しくなったのを覚えています。――アンアンを読んでいるのは主に二人より少し年上の世代なんですが、最後に、そんなお姉さんたちに見どころを教えてください!森:えー!?お姉さんたちに!?えーと、もし私が社会人だったら、仕事のあとにレイトショーで観に行ったら気持ちよくなれる映画だと思うので、観終わったあとぜひおうちでアロマキャンドルをたいて、余韻に浸ってほしいです!はい、次、醍醐くん!醍醐:えーと…、観終わったあと、愛についてとか、好きな人についてとても考えたくなる映画だと思います(照れ笑い)。あ、あと、風景と音楽のコラボは本当に素晴らしいので、爽快感を味わいに、ぜひ劇場に行ってください!!もり・なな2001年生まれ、大分県出身。’17年に女優デビュー。公開待機作に『最初の晩餐』『地獄少女』(共に11月)、岩井俊二監督映画『Last Letter』(’20年)など。だいご・こたろう2000年生まれ、東京都出身。’17年から映画、ドラマ、舞台で活躍。舞台『弱虫ペダル』で主演に抜擢され、話題に。今秋には演劇『ハイキュー!!』に出演予定。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・井上 亮(BVC/醍醐さん)申谷弘美(森さん)ヘア&メイク・大泉直人(醍醐さん)佐藤 寛(森さん)(by anan編集部)
2019年08月04日前作『君の名は。』からの怒涛の3年を経て、さまざまな思いを詰め込んだ新作映画『天気の子』が完成。「良いことも悪いこともありました」。そう語る新海誠監督の想いを聞きました。日本国内のみならず、世界をも感動させた映画『君の名は。』。国内で1900万人以上が観たというその事実は、新海誠さんの中でもかなり大きな出来事だったよう。「正直ちょっと、桁の違う観客との出会いでした。最初は、熱狂の中にいて幸せだったんです。でも観客数が増えるに従って、面白かったという声と同じくらい…いや、それ以上に批判のほうが耳に入るようになって。有識者がメディアであれこれ書いているのも読みましたし、それこそ外で飲んでいるときに批判的な声が聞こえてくることもあった。もちろん皆さんお金を払って観ているわけですから批判する権利はあります。ただ、想像もしていなかった視点からの批判や、映画によって傷ついてしまった人からの意見というのは、予想もできていませんでした」そんな経験の中で、次の映画をどのようなものにするかを思案していたとき、考えた選択肢は2つあったそう。一つは『君の名は。』を観て怒った人たちが怒らない映画にする。もう一つは逆に、彼らがもっと怒るような映画にする。新海さんが選択したのは、後者でした。「人はたぶん、どうでもいいことには怒りませんよね。もし僕の中に何か作家性のようなものがあるとしたら、そこに彼らを怒らせた何かがあるんだろう、と。ならばそこをもっと追求したいと思い、『天気の子』の制作に取り掛かりました。まあ僕は、あまのじゃくなのかもしれません(笑)」その思いの延長線上に見つけたのが、10代の、『君の名は。』の瀧と三葉と同じくらい若い主人公とヒロインでした。「もともと僕はアニメーションをはじめとするエンタメは、悩める10代の人のためのメディアだと思っていて。なので、思春期の人たちが共感できる同世代のキャラクターを出すことは、僕の作品作りの前提条件の一つです。それから『君の名は。』に関して批判を浴びたとき、僕は“社会”から何かを言われたような気持ちになっていたんですが、ただよく考えれば“社会”というのは概念であり、いろいろ言っているのは、その中の個々人なんですよね。SNSなんかを見ていても、毎日誰かがどこかで揉めていて。人はそれを眺めて娯楽として消費している場合もあるし、正義感から立ち向かうこともあるだろうけれど、でもそれもある種の消費の形であって。そういう状況を見ていると、人間って、随分と原始的な生き物であり、同時に社会ってなんて窮屈なんだと改めて感じさせられて。そのときに、この、僕が感じている社会に対する憂鬱や憂慮を物ともせず、軽々と乗り越えて別の場所に走っていく、そんな人たちを描きたいと思いました。そしてそれはきっと、“今”を一生懸命生きている10代の若者たちだろうと。そこから帆高と陽菜という二人が生まれました」『天気の子』の舞台は、数か月も雨が降り続けている東京。劇中の須賀のセリフを借りるなら、〈狂った天気〉の世界。’16年あたりから、昔に比べて天候が変わってきたと思うことが増えた、と監督は語ります。「僕は今まで作品の中で、日本の季節の移り変わりとして、あるいは情緒的な表現として雨を描いてきましたが、でもどうもここのところ雨は情緒的なものではなく、備えるもの、準備をしなければならないものに変わってきた実感があって。“今年の夏は大変に暑くなります。命に関わるかもしれないので、気をつけて”とか、“命に関わる寒波が来ます”とか、よく聞くようになりましたよね。たぶん僕だけじゃなくて、たくさんの人が気候変化を実感しているのでは、と思ったとき、これをエンターテインメントの形にして何かが言えるのではないかと考えたことが、天気をテーマにしようと思ったきっかけです。’11年の震災以降、穏やかな時代は一度途切れてしまったのかもしれない、という気持ちもあります。その中で、映画監督という立場の自分が何ができるのか。その矜持もあります」今作で描かれるのは、雨に濡れて色が変わっていく東京の風景と、晴れ女という役割を担った天野陽菜の“祈り”で晴れていく、雨上がりの空。雨の東京は切なさとやるせなさ、晴れた空には清々しさが溢れていて、どちらも違う美しさがあり、胸が打たれます。「僕自身が雨が好きか…?大好きなわけではないですが、部屋で一人で雨の音を聞いたりするのは好きです。水たまりに雨が落ちて広がる波紋も好きだし、雨が塗り替えていく街の色も結構好き。あ、あと雨の日の夜って、特に人を内省的にさせますよね。普段考えないようなことを考えたり、ちょっといいことが思い浮かんだり…。孤独と雨って、意外と相性がいいのかもしれません。でも、“天気が狂ってるね”と言うのは、“その前の天気”を知っている世代の人間であり、今しか知らない10代の人たちにとっては、正直きっと、別にどうでもいいんだと思うんです。そういう人を描くことで、たぶん僕自身もスッとできると思ったし、僕が思う窮屈さの背中を笑って蹴飛ばしてくれるような気がしたんですよね」しんかい・まこと1973年生まれ、長野県出身。’02年、個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年に公開された『君の名は。』で、国内外で数々の映画賞を受賞。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2019年08月03日新海誠監督の最新作、映画『天気の子』の魅力を徹底解説します!STORY:家出少年が出会ったのは、空を晴れにできる少女。森嶋帆高は高校1年生。離島から家出し、フェリーに乗って雨が降り続く東京にやってきた。しかしすぐにお金も底をつき、船の中で知り合った怪しいオカルトライター・須賀の事務所に転がり込む。須賀にこき使われる中、偶然出会ったのが、弟と二人で懸命に生きている少女・天野陽菜。彼女にはなんと、祈るだけで空を晴れにする能力があった。なかなかやまない雨の中、少しずつ陽菜に惹かれていく帆高。しかし二人の運命は、暗い影に呑み込まれていき…。CHARACTER:悩みながら真っすぐに生きる、そんな登場人物たち。主人公の帆高は離島生まれのピュアな少年。ヒロインの陽菜はイケメン&大人びた雰囲気の弟の凪と古いアパートで暮らしており、アルバイトで二人の生活を支えている。また帆高の東京暮らしのキーパーソンになるのが、フェリーの中で出会った、小さな編プロを営むオカルトライターの須賀。その事務所で働く好奇心の強い女子大生の夏美と、須賀の関係性も気になるところ。陽菜が始めたバイトのお客さんとして登場する老婦人の冨美も、物語の鍵になる人物。VISUAL:大スクリーンで味わいたい、圧巻の映像美。舞台は雨模様の東京。これまでにも幾度となく新海作品の中で登場した新宿ですが、街の風景としては、今回は歌舞伎町が描かれているところが見どころの一つ。歓楽街ならではの猥雑さや薄暗さが緻密に描き出された背景は、何度見ても発見がありそう。また、晴れた空、雨模様、そして雨上がりなど、新海マジックで描かれるさまざまな空の景色は今回も圧巻。絶妙なカメラワークは、観ている私たちも空を浮遊しているような、そんな感覚が味わえる。MUSIC:RADWIMPSの音楽が、物語をさらなる高みへ。前作『君の名は。』に引き続き、今回もRADWIMPSが音楽を担当。歌入りの5曲を含め、31曲を書き下ろした。また新たな挑戦として、女優の三浦透子をゲストボーカルに迎えた曲も。曲を作っては新海監督に送付し、それに合わせて監督がコンテをブラッシュアップ。映像と音楽が互いに影響を与え合い、極上のエンターテインメントに到達した。曲に合わせて畳み掛けるように映像が繋がっていく場面は、まさに新海アニメの真骨頂。思わず胸が詰まります。企画・プロデュースの川村元気さんよりメッセージ!大ヒットした『君の名は。』に引き続き、今作の映画のプロデューサーも務める川村元気さんは、新海作品はその芸術的な画がまず魅力だと語ります。「僕は新海さんは画家だと思っています。アニメーションは、作画があり、背景美術があり、CGやさまざまなエフェクトをかけた撮影処理を加えていくんですが、彼が筆を入れると、映像が途端にまったく違うものになるんです。今ハリウッド版の『君の名は。』を作っているんですが、アメリカのスタッフからもよく“あれはどうやってるの?”と聞かれるのですが、いったい何をどうしているのか、僕にもわからない(笑)。でもこの人の見ている空は、こういう色なのかと、いつも感動させられます。映画の中では、青空だったり、雨が降るグレーの空が多く出てくる印象ですが、オレンジや赤に染まった夕焼けの空も、さすが新海さん、とても美しい。キャラクターが少し逆光気味になっているところも含め、作品の世界観がとてもよく表現されていると思います」その映像を10秒でも見れば、“新海誠の作品だ”と誰でもわかる。そういった強い個性を持つクリエイターというのは、実はなかなかいない、と川村さん。「RADWIMPSの野田洋次郎や僕が言ういろいろな意見や、あるいはさまざまな雑音が新海さんの耳には入っていると思いますが、彼は自分の世界観をしっかり確立しているから、何を聞いてもブレないし、必要な意見には耳を傾け、吸収するという柔軟性もある。その姿勢が、新海作品の強さに繋がっているのでは」前作のヒットを受け、世界中が待っている中での新作づくり。どんな心境でしたか?「プレッシャーもありましたが、そんな状況で物づくりをできる経験もなかなかないので楽しみながら仕事ができたと思っています。個人的には非常にパンクな作品だと思うので、その攻めた側面もぜひ感じ取っていただきながら、観てほしいですね」かわむら・げんき映画プロデューサー、小説家。『告白』『悪人』『モテキ』などを製作。著書に『百花』『四月になれば彼女は』『ブレスト』など。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。(by anan編集部)
2019年08月03日『君の名は。』の新海誠監督の最新作『天気の子』が公開されている。本作は雨が降り続く東京の街で出会った家出少年の帆高と、祈ることでほんの少しの間だけ天気を晴れにすることのできる少女・陽菜の物語を描いているが、新海監督は「この映画では帆高たちに憂鬱や窮屈さを飛び越えてほしかった」という。本作で彼らはどんな困難に出会い、どうやってそれを飛び越えていくのだろうか?新海監督はほぼ独力で制作した短編『ほしのこえ』で2002年に監督デビューを果たし、そこから着実にファンを増やしてきた。2016年に公開された前作『君の名は。』で新海監督はそれまでとは比較にならないほどの数の観客に出会ったが、自分が創作を始めた頃と現在では「自分の考える観客像は少しずつ変わってきている」という。「SNSの存在は大きいです。『君の名は。』以前と現在では、世の中の成り立ちや透明度のようなものが違っていて、SNSによって世界が異様に透明なものに見えてきてしまっている。常に誰かが消費されている。それは政治家もそうだし、有名人もそうですし、一般の人も含めてそうですよね。僕自身もそういう対象になり得ることもあるだろうし。こんなにも息苦しい世界で現在の10代、20代の人は暮らしているのかと思うし、僕自身も苦しくなるような窮屈さを感じている。その時に、その窮屈さを飛び越えてしまうような少年少女を描きたいと思ったんです」家出してひとりで東京にやってきた帆高と、幼い弟とふたりで東京で暮らしている陽菜は居場所がなく、必死に生きているだけなのに少しずつ追いつめられていく。劇中では“天気”がモチーフになっているが、これも新海監督が感じたことを表現する上で重要な役割を果たしている。「子供の頃から温暖化が起きる、気候変動があるんだと繰り返し言われていて、僕は人間は何とかするんだろう、自分が大人になる頃には何とかなっているんだろうなと思っていたんです。でもここ数年で、はっきりと気候の変動期に入っている気がする。結局は止められなかったし、結局は変えられなかった、結局は何もしなかった。そして結局、本当に変わってしまった。その原因の一端には確実に自分たちの日常の生活があるんだけど、気候変動の話は大きすぎて、個人でできることは、ほとんど無に等しい。何かやりようはあるのかもしれないですけど、割と無力感の方が先に立つんですよね」しかし、本作の主人公たちは誰かが犠牲になってしまう現実や、物事を変えられない無力感に飲み込まれたり、大人の諦めや憂鬱に追随したりすることなく、全力で進んでいく。「これは無責任かもしれないですけど、この映画では帆高たちに憂鬱や窮屈さを飛び越えてほしかったんです。そこには僕たちの憂鬱を彼らに押し付けたくないという気持ちもあります。ただ同時に、自分と関係のないところで変わったのではなくて、自分がやったんだと感じる主人公でいてほしかった。その上で、大人の憂鬱と関係のないところで若い子には健やかに生きてほしい気持ちがある。だから、自分にはできないことを帆高たちには背負わせてしまっている感覚があるんですけど、そういう映画を世の中に出すことで、見えてくる風景があると思ったんです」『天気の子』の主人公たちは物語を通して何を引き受け、どんな風に憂鬱や窮屈さを飛び越えるのだろうか?そして彼らの跳躍を目にする観客に見えてくる景色は一体、どんなものだろうか?監督が「王道とは少し違うところで、見終わった後に意見が分かれる」と語る本作はこの夏、大きな話題を呼びそうだ。『天気の子』公開中
2019年08月01日「anan」2162号7/31水曜日発売「体感する映画」特集です。表紙の『天気の子』描き下ろしの制作秘話を紹介します。anan編集部『天気の子』の特別描きおろし絵は、感情を揺さぶられる、美しい夕景!今号の表紙を飾るのは、話題沸騰中の新海誠監督最新作『天気の子』の特別描きおろし絵。雨上がりの夕方、主人公の帆高とヒロインの陽菜が向き合う場面は、二人の顔と街が夕日に照らされ、空の美しさともあいまって、とても“エモい”ものに! 今回の特集のテーマである「体感する映画」ともマッチした絵になっています。ポスターなどで見る青い空のシーンとはまた違った、新鮮な印象の一枚。よく見ると、髪の毛の動きや服のシワなど、細部にまでこだわりが…。お手にとって、じっくりと見てみてください。そして、制作報告会見でも、「攻めた作品」という言葉が出てきましたが、観た人の間でさまざまな反応が湧き起こっている『天気の子』。監督ならではの美しい空や街の風景、そしてRADWIMPSの音楽と見事に融合する鳥肌が立つような瞬間を余さず味わうためにも、ぜひ、劇場でご覧ください!(N)
2019年07月30日7月19日(金)より公開中の新海誠監督最新作『天気の子』が、第44回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に出品決定した。前作『君の名は。』は社会現象を巻き起こし、いま最も世界から注目を集めるアニメーション監督・新海誠。そんな新海監督の『君の名は。』から3年ぶりとなる新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語を描いている。公開前から140の国と地域での配給が決定するなど、世界中から大きな注目を集める本作は、日本では初日からわずか3日間で興行収入16億を突破し、『君の名は。』(興収250.3億円)対比で128.6%を記録と好スタートを切った。そんな中、ついに本作が世界へ!出品が決定したトロント国際映画祭は、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭に次ぐ規模の来場者数32万人を集める、北米最大の映画祭。米アカデミー賞の前哨戦として広く知られ、近年では最高賞となる観客賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』『グリーンブック』などが米アカデミー賞を受賞している。今回『天気の子』が選出されたのは、昨年『万引き家族』も出品された、世界を代表する映画作家の作品を集めた「スペシャル・プレゼンテーション部門」。最高賞・観客賞の選考対象だ。なお、これまで北野武監督の『座頭市』が観客賞を受賞しているが、本映画祭にアニメーション作品が選出されるのは稀。邦画としてはジブリ作品以来。日本では好成績でスタートしたこともあり、世界中の期待がさらに高まったようだ。『天気の子』は全国東宝系にて公開中。「第44回トロント国際映画祭」は9月5日(木)~9月15日(日)開催。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年07月24日世界から最も注目を集めるアニメーション監督・新海誠の最新作『天気の子』が、7月19日(金)よりついに公開。初日3日間で『君の名は。』対比128.6%となる16億円超えの興行成績を記録したことが分かった。興収250.3億円を記録した前作『君の名は。』から3年ぶりの最新作となる本作。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語が描かれる。約2,000人が参加したオーディションから選ばれた主人公・帆高役の醍醐虎汰朗とヒロイン・陽菜役の森七菜のフレッシュなコンビ、さらに小栗旬、本田翼、吉柳咲良、倍賞千恵子、平泉成、梶裕貴などの豪華キャスト陣が集結。音楽は、『君の名は。』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、今回再タッグが実現した「RADWIMPS」。今作では新進気鋭の女性ボーカリスト・三浦透子も参加し、「愛にできることはまだあるかい」など5曲の主題歌と26曲の劇伴が作品を彩る。全国448スクリーンにて公開され、7月19日(金)~21(日)までの初日3日間で115万9020人を動員、16億4380万9400円の興収を記録。『君の名は。』対比128.6%となる興収成績となっている。東宝が行ったパソコンと携帯を使ったweb初日アンケート結果によると、年齢別客層は20代が33.7%、ティーンが25.5%、30代が13.1%、40代が12.2%となり、若い世代が圧倒的多数(ティーン52.4%、20代35.3%)だった『君の名は。』に比べ、年齢層が広がっていることが伺える。鑑賞動機(複数回答可)としては「新海誠監督作品だから」が49.4%、「『君の名は。』が好きだから」が37.2%、「映像の美しさに期待して」30.1%、「ストーリーが面白そうだったから」29.5%、「RADWIMPSが音楽を担当しているから」13.8%と続く。「映画館やDVD等で『君の名は。』を観ましたか」には95.4%が「観た」と回答しており、前作の記録的大ヒットから、新海監督の新作に期待した観客が映画館に駆けつけているようだ。また、映画レビューサイト「coco」にはすでに鑑賞した方からの声が続々と寄せられており、生活に身近な天気や“100%の晴れ女”を描いた本作のテーマに「ちょうど梅雨が長引く今年の天気にぴったりというミラクル」「今年の天候が完全に映画に味方してた」とのコメントが。「どの画も美しく、音楽との絶妙な世界観に感嘆」「相変わらず映像が美しく、音楽がよくて素晴らしい。よく知っている場所の風景が多かったのもうれしい」「生命感を吹き込んだかのような水滴の表現、スケール感や立体感も存分に感じられる映像世界が素晴らしい」「IMAXの上映に耐えられる映像も相変わらずスゴいんですが、この天候も描写するのか!という驚きも」「映像表現の到達点」など、雨や雲などの天候を繊細に表現する圧倒的な映像と「RADWIMPS」による音楽について触れる声が相次いでいる。さらに、「これは賛否が分かれると監督が言っていたのも納得!」との指摘も。「新海節フルパワー」「尋常じゃない作家性の洪水」「新海誠監督が世に送り出した究極のセカイ系映画!」「セカイ系の到達点と言っても良いのでは」「世界の内側に守りたいセカイがあった。青春映画としての正統さよ」と、壮大なスケールの風景描写の中で繰り広げられるボーイミーツガールと彼らの葛藤の描写に定評のある“新海ワールド”が大全開となっているようだ。『天気の子』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年07月22日“ぴあ”調査による2019年7月19日、20日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、『君の名は。』の新海誠監督の新作『天気の子』が第1位になった。出口調査では「『君の名は。』を観てファンになったが、その期待を超えてくるような作品だった」と話す人も。20代を中心に、小学生から80代までの観客から支持を集める結果になった。『天気の子』は、家出して東京にやってきた少年・帆高と、祈るだけで雨空を青空に変える不思議な力をもった少女・陽菜の物語。天候の調和が狂っていく時代を舞台に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択する姿が描かれる。劇場には夏休みを迎えた小・中学生も来場しており、上映後のアンケート調査では「ずっと感動して泣いてた」(10歳)、「帆高が助けに行くシーンはカッコよくて感動した」(11歳)、「泣けた。隠し要素があって見つけきれてないから何回も観て探したい」(12歳)、「ストーリーはすごく感動した。最後にもう1段階あったら……と感じたので、そう想像させるような新海監督の思惑がある映画なんだと思った」(12歳)などの感想が寄せられた。一方、大人からは「画も話もそう来たか!とビックリした。観たことのない画にワクワクした」(31歳)、「予想外の結末で最後まで目が離せなかった」(33歳)、「着眼点がおもしろくて、現実にないとは言えないところがいい。いろいろな方面から見ることで見え方も変わってくる作品」(52歳)、「観終わった後に“人との出会いは運命ではなく必然である”ということを強く感じた」(49歳)、「ふだん目にしている風景が映像になっているので、身近な出来事のように感じた」(40歳)などの声があがった。また、「登場人物は若いが、どこか今の自分にも繋がりのあるような内容に思えた」(49歳)、「アニメだから子供向けかと思いきや、大人でも楽しめる映画で、ふたりだけの世界ではなく、いろいろな人の想いが描かれていてよかった」(80代)と話す人もいた。(本ランキングは、7/19(金)、7/20(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年07月22日『君の名は。』の新海誠監督の最新アニメーション映画『天気の子』で2000人を超えるオーディション参加者の中から主人公の家出少年・帆高と天気を操るヒロイン・陽菜のボイスキャストに選ばれた醍醐虎汰朗と森七菜。興行収入250億円という途方もない数字を積み上げた『君の名は。』の次の作品とあって、周囲の期待は高まるが、10代のふたりはどのようにこの状況を受け止め、何を感じているのか?天候の調和が狂った東京で出会った、離島から家出してきた少年・帆高と、祈ることで空に晴れを呼ぶ不思議な能力を持つ・陽菜。その能力を使って、晴れを届ける仕事を始めたふたりだったが、文字通り世界を変えるほどの大きな運命に巻き込まれていくことになる。事前に試写会が行われず、詳しい物語は謎に包まれたまま。新海監督自身「賛否を呼ぶことになる」と予告する本作だが、醍醐は帆高を演じた身として「僕にとって、この物語はハッピーエンド。帆高や陽菜の目線を通して、いろんなことを感じると思うし、見終わってプラスの方向に感情が動く映画だと思います」と語る。森は「身構えなくても映画が勝手にいろんな感情に連れて行ってくれる作品」と評し、新海作品が持つ魅力をこう説明する。「風景描写とか登場人物の悩み、人間関係などがすごくリアルなんですが、そこに現代アニメの表情だったり、現実離れした大きなテーマが重なり合っていく。現実離れした出来事が自分の近くにあるように感じさせてくれる構成で、アニメであることの意味を感じさせてくれると思います。帆高と陽菜が抱える漠然としたモヤモヤは、誰もが理解できるし、彼らが出会うことでふたりも変わり、世界も変わっていく。ふたりを見て、自分も行動したら、何かが変わるんじゃないか?と思えるんです」『君の名は。』に続いてRADWIMPSが音楽を担当する。ふたりはアフレコ以前に音楽を耳にしており、役を演じる上で、確実に音楽に背中を押されたという。もともと、RADWIMPSのファンだったという醍醐は初めて本作の楽曲を聴いた時について「神だな……と思いました(笑)」と振り返る。「野田(洋次郎)さんの歌詞って『誰も端っこで泣かないようにと君は地球を丸くしたんだろう?』(『有心論』)とか常人じゃ思いつかないなと思うんです。映像との調和という点でも『君の名は。』で、新海監督の映像×RADWIMPSの音楽が気持ちよくて、僕自身、その快感にやられて何度も映画館に行きました。今回も『ここ!』という気持ちいいタイミングで歌が流れて、登場人物たちの気持ちを代弁してくれてる。『愛にできることはまだあるかい?』というフレーズはすごく強いですよね」森は、RADWIMPSの音楽に「いつも心の温度を高めてもらった」と明かす。「(アフレコが)始まる前に、いつもメロディや歌詞を思い出して挑んでいました。“怖くないわけない でも止まんない”(主題歌『グランドエスケープ』)というフレーズがすごく好きで、そのシーンは現実離れしてるんですが、歌詞が観ている方と陽菜と帆高の距離を近づけるハシゴになってくれている気がします」本作だけでなく、醍醐も森も話題作への出演が続くが、ふたりともプレッシャーに押しつぶされるどころか、まさに“怖くないわけない でも止まんない”というフレーズそのまま、期待やワクワクに満ちている。醍醐は「最初のうちはあれこれ考えた」と明かしつつ「プレッシャーと緊張感は違うんだって気づいて、自分が考える必要のないこと、考えてもしょうがないことは考えないという割り切りを覚えた」と語り、森も「次の作品になったらどうなるかわかんないけど……」と前置きしつつ「あれこれ自分から考えなくとも、周りの人から『次の新海作品のヒロインでしょ?大変そうだね』とか言われるので(苦笑)、最初のうちはいろいろ考えてたけど、次第に『自分が陽菜』だという自覚と決意が芽生えて、そういう言葉に『はい。大丈夫です』と言えるようになりました。新海さんが『陽菜は七菜ちゃん以外考えられないから』と言ってくださったのが自信になったと思います」彼らの思いを乗せた作品はどこにたどり着くのか?ほどよい緊張感と期待を抱えて、いよいよ幕が開ける。『天気の子』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2019年07月20日新海誠監督の最新作『天気の子』がいよいよ本日から公開になる。本作は国内興収250億円超えの大ヒットを記録した『君の名は。』に続く作品だが、新海監督はあえて同じような作品ではなく“攻め”の姿勢で新作に挑んだようで、監督によるとその結末は「王道とは少し違うところで、見終わった後に意見が分かれる」ものになるという。本作の主人公は、東京にやってきた家出少年の帆高と、祈るだけで空を少しの間だけ晴れにできる少女・陽菜。雨が続く東京の街で偶然に出会ったふたりは、想像もしなかった事件に巻き込まれ、それぞれが自身が進むべき道を選択していく。本作は新海監督とスタッフがクオリティ重視で作業を進めたため、映画の完成はギリギリになった。その結果、試写会などは開催されず、日本中の観客が本日一斉に完成した作品を鑑賞することになっている。新海監督はその作業のほぼすべてをたったひとりで手がけた『ほしのこえ』で熱狂的なファンを生み出し、次々に新作を発表する中で着実にファンを増やしていった映画作家だ。『君の名は。』はそれまでに培った技術や美学を引き継ぎながら、長編を見せきる構成にこだわって脚本が執筆され、腕ききのアニメーターたちを集めた画づくりを行うなど制作体制を強化。監督のこだわりと信念、そして大画面に映える画/音づくりが見事に融合して大ヒットを導きだした。しかし、新海監督は最新作では過去に囚われることなく“攻め”の姿勢で新たな物語を語ろうとしている。主人公のふたりの声はオーディションで新人の醍醐虎汰朗と森七菜を抜擢。前作に続いて田中将賀がキャラクターデザインを、RADWIMPSが音楽を担当しているが、スタジオジブリ出身の田村篤が新たに作画監督を手がけ、『言の葉の庭』ぶりに滝口比呂志が美術監督に就任。これまでの新海作品を手がけたメンバーと新たな才能が混ざり合う形で創作が進められたようだ。本作は一体、どんな内容なのか? 意見が分かれる結末とは? 事前に情報がほとんど公開されなかったが、逆にいえば新鮮な気持ちで作品に向き合える絶好のチャンスでもある。毎年、夏のこの時期は超大作・シリーズ作がひしめきあうが、その中で最も注目を集め、最も感想や意見が飛び交う作品になりそうだ。『天気の子』公開中
2019年07月19日テレビ朝日では新海誠監督最新作『天気の子』の劇場公開を記念して、7月11日(木)深夜に新海監督の『言の葉の庭』をオンエアする。2002年、監督・脚本・演出・作画・美術・編集などを自身で手掛けた『ほしのこえ』が第6回文化庁メディア芸術祭特別賞をはじめ様々な賞を受賞した新海監督が、映画『雲のむこう、約束の場所』や連作となる『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』を経て2013年に送り出すと、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭「長編アニメーション部門グランプリ」を受賞した本作。靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた――。『君の名は。』や『天気の子』でも見る者の心を打つ美しすぎる場景描写に改めて圧倒される映像はもちろん、『千と千尋の神隠し』や「おそ松さん」などの入野自由と「はたらく細胞」や「ゲームシェイカーズ」などの花澤香菜による声の演技にも注目。そして日本映画史上歴代2位となる大記録を打ち立てた『君の名は。』から3年、待望の新海監督最新作『天気の子』が7月19日(金)より全国東宝系にて公開される。「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった――。森嶋帆高役には2.5次元舞台などで活躍してきた醍醐虎汰朗、天野陽菜役には「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も記憶に新しい森七菜を迎えるほか、小栗旬、本田翼、吉柳咲良、梶裕貴、平泉成、倍賞千恵子ら超豪華な声優陣も見どころ。また今回も『君の名は。』に続き「RADWIMPS」が書き下ろした主題歌5曲、劇中音楽が使用される。『天気の子』公開記念『言の葉の庭』は7月11日(木)深夜26時44分~テレビ朝日でオンエア。(笠緒)■関連作品:言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
2019年07月11日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」は、新海誠の監督作品『天気の子』『君の名は。』とコラボレーションした「新海誠作品コレクションUT」を、2019年7月15日(月・祝)に、国内ユニクロ大型店などで発売する。2019年7月19日(金)に公開される映画『天気の子』と、新海誠の代表作『君の名は。』に共通するテーマである“空”をカラーコンセプトに、Tシャツを展開。それぞれ同じ空を描きながら『天気の子』では“昼”を、『君の名は。』では“夕暮れ”を表現している。新海誠ならではの、こまやかなタッチのグラフィックに注目だ。『君の名は。』モデルでは、物語の鍵となる“組紐”を取り入れたデザインや、“お前は誰だ?”と書かれたメモのダイナミックなプリントなど、作品の世界観を象徴的に表すデザインを採用している。尚、Tシャツは全てメンズサイズでの展開ではあるが、ユニセックスで着用可能なデザインに仕上げられているので、男女ともに着て楽しむことができる。【詳細】ユニクロ「新海誠作品コレクションUT」発売日:2019年7月15日(月・祝)販売店舗:国内ユニクロ大型店およびオンラインストア価格:1,500円+税柄数:全7柄(天気の子 3柄/君の名は。 4柄)展開サイズ:メンズ XS-4XL ※XS, XXL-4XLはオンラインストアのみで展開
2019年07月04日新海誠監督の最新作『天気の子』の製作報告会見が7月2日、六本木・東京ミッドタウンホールAで行われ、新海監督をはじめ、2000人参加のオーディションで主演声優を勝ち取った醍醐虎汰朗と森七菜、共演する本田翼、主題歌と劇伴を担当したRADWIMPS(野田洋次郎、 桑原彰、武田祐介)、川村元気プロデューサーが出席した。新海監督にとっては、国内興収250億円超えの大ヒットを記録した『君の名は。』(2016年公開)以来の長編アニメーション。天候の調和が狂っていく時代に、東京からやって来た家出少年の帆高(醍醐)と、「祈るだけで空を晴れにできる」不思議な力を持つ少女・陽菜(森)が自らの生き方を“選択”する。今月19日に全国公開を控える本作だが、現時点でも作品は完成しておらず、新海監督は「お恥ずかしい話ですが、今もスタッフ一丸となって、全力で作業中。なかなかシビれる状況です」と進捗報告。それでも「とてもいい状態のフィルムが出来上がっている。エンターテインメント作品として、絶対に損はさせない」と自信を示し、「その上で、東宝の夏休み映画としては、王道とは少し違うところで、見終わった後に意見が分かれるかなと。いろいろな疑問を投げかける内容になっている」と謎に包まれた全ぼうを垣間見せた。この発言に『君の名は。』に続くタッグを組んだ野田は、「脚本を読ませてもらい、新海さんらしさと同時に、意外性も感じた。もうちょっとわかりやすくマスに向かうのかと思ったが、すごく攻めていて、賛否を巻き起こすんだろうなと。そこにグッと来たし、より好きになりました」と語り、「だからこそ、この作品を通して、僕が出せるものは全部出そうと決めた」と全幅の信頼を寄せていた。「まだ完成した作品を見ていないが、愛について考えさせられ、家族や友人、身近にいる人を大切にしようと気づかせてくれる作品。プレッシャーもあったが、僕にとっては人生のターニングポイントになった」(醍醐)、「新海監督の優しい言葉に包まれながらのアフレコだった。自分も新海監督の作品の歴史に参加できたのかと思うと、うれしさがこみあげる」(森)とフレッシュな主演2人は感慨しきり。本田は「アニメーションなのに、空気まで感じるのが新海監督の魅力。本当に細部までこだわり、(空気感を)醸し出しているのがすごいなと思いました」と話していた。本作は東宝初の試みとして、封切り日の7月19日午前9時から、上映全劇場359館にて初回一斉上映を実施。また、全世界140の国と地域に向けた配給も決定している。映画『天気の子』スペシャル予報()取材・文・写真:内田 涼『天気の子』7月19日(金)全国公開
2019年07月02日新海誠監督の日本映画史に残る超大ヒット作『君の名は。』が6月30日(日)今夜テレビ朝日系でオンエア。番組内では新海監督最新作『天気の子』の冒頭シーンも公開されるほか、Twitter、AbemaTVでは実況特番企画も実施される。ゲーム会社でムービー制作などを手掛けながらデジタルアニメーションを制作、ほとんどの工程を個人でこなした『ほしのこえ』が高い評価を受け、新世代のアニメクリエイターとして注目された新海監督。2016年8月に公開された本作は国内興行収入250億円を突破し、2016年の興行収入1位、さらに日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立て、日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、ハリウッドでは実写映画化も決定するなど歴史的作品となった。田舎暮らしの女子高校生・三葉(上白石萌音)と東京に住む男子高校生・瀧(神木隆之介)の心が時空を超えて入れ替わる。夢だと思っていた田舎と都会での暮らしが現実の出来事だと知り、最初は拒絶していた2人だがいつしかお互いの存在を意識し始める。だが2人の入れ替わりにはある秘密があった。三葉と瀧は出会うことができるのか…という物語。『ちはやふる』『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』などの上白石萌音と、俳優だけでなく『千と千尋の神隠し』など数々の人気作で声優としても活躍する神木隆之介がW主演。「RADWIMPS」の主題歌「前前前世」も感動を盛り上げてくれる。今回のオンエアでは新海監督の3年ぶりとなる最新作『天気の子』の冒頭シーンも公開。同作は離島から家出し東京にやってきた森嶋帆高が、怪しげなオカルト雑誌のライターとして働くなかで、都会の片隅で弟とふたり、明るくたくましく暮らす少女・天野陽菜と出会う。彼女には祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力があった――という物語。舞台「弱虫ペダル」で注目された期待の新星・醍醐虎汰朗が帆高を、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などの森七菜が陽菜を演じるほか、小栗旬、本田翼、梶裕貴、倍賞千恵子、平泉成らが声優として出演する。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。『君の名は。』は6月30日(日)21時~テレビ朝日系でオンエア。Twitter、AbemaTVでは特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」を実施。こちらは20時45分~Twitter&AbemaTV(天気の子チャンネル)にて配信。(笠緒)■関連作品:君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月30日大ヒット映画『君の名は。』の地上波放送にて、『天気の子』の映画冒頭シーンが初解禁されることが明らかに。同日、特番の生放送も決定した。『天気の子』の公開を記念し、再放送される『君の名は。』は、東京に住む少年・立花瀧と、山深い田舎町に住む少女・宮水三葉が入れ替わるという出来事から始まる壮大な物語を描いた大ヒット作だ。今回、この『君の名は。』TV放送で『天気の子』の映画冒頭シーンが公開されると共に、同日20時45分より特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」を生放送!「Twitter」と「AbemaTV」の共同企画となっており、『君の名は。』で声優を務めた神木隆之介と上白石萌音、そして『天気の子』のメインキャスト醍醐虎汰朗と森七菜が出演。地上波放送の『君の名は。』の内容とリアルタイムに連動しており、“オリジナル・オーディオコメンタリー”として両方を同時に楽しめる。番組出演が決定した神木さんは「すごく楽しみです!映画『天気の子』の色んなお話や、どんな方達なのかも、萌音ちゃんと一緒にどんどん探っていきたいと思います!ぜひ一緒に楽しみましょう!!」と呼びかけ、上白石さんも「なんという眼福耳福。新海ファミリーの居心地の良さを存分に味わいたいと思います。とてもとても楽しみです!」と今回の企画を喜んだ。そして『天気の子』キャストの2人も「『君の名は。』を瀧と三葉を演じたお二人と一緒に見られる日が来るとは思いませんでした。ワクワクしすぎて、遠足前の小学生みたいに前日寝られなくならないように気をつけます」(醍醐さん)、「あの『君の名は。』を、神木隆之介さんと上白石萌音さんと一緒に見られるなんて一生に一度!!今からワクワクしています」(森さん)と当日が待ち遠しいと語っている。加えて、「AbemaTV」では期間限定で「天気の子チャンネル」を開設。特別番組放送後の23時30分より、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』『星を追う子ども』と、新海誠監督作品を一挙放送する。『君の名は。』は6月30日(日)21時~テレビ朝日系にて放送。特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」は6月30日(日)20時45分~Twitter&AbemaTV(天気の子チャンネル)にて配信。『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』『星を追う子ども』は6月30日(日)23時30分~AbemaTVにて一挙放送。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月25日新海誠監督の『君の名は。』以来3年ぶりとなる最新作『天気の子』が7月19日(金)より公開されるのを記念して、新海監督が2007年に手掛けた『秒速5センチメートル』が6月21日(金)深夜、テレビ朝日で放送される。かつては大勢のスタッフが手作業で作画、彩色、背景美術などを制作、1枚1枚を撮影し繋ぎ合わせることで生み出されてきたアニメーションが、デジタル技術の普及とともに1人でも作成できるようになるなか、00年代に入ると個人でアニメを発表するクリエイターたちが生まれてきた。新海監督も2002年に監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの工程を自身で行ったフルデジタルアニメーション『ほしのこえ』で第6回文化庁メディア芸術祭特別賞をはじめ様々な賞を受賞したことで大きな注目を集めるように。新海監督はその後、初の長編となる『雲のむこう、約束の場所』を発表。続いて2007年に公開されたのが本作『秒速5センチメートル』となる。『桜花抄』、『コスモナウト』、『秒速5センチメートル』からなる連作アニメーションである本作。物語は小学生のタカキとアカリが特別な想いを抱きあうも、卒業と同時にアカリの引越しにより離れ離れになってしまう。中学生になり文通を重ねる2人だが、今度はタカキも鹿児島への転校が決まる。引っ越す前にアカリに会おうと、大雪の中タカキはアカリの元へ向かうが…。時は過ぎ、種子島で高校3年生になったタカキは、同じクラスのカナエに好意を寄せられながらも、ずっと遠くを見つめていた。カナエにとってタカキは、一番身近で、遠い憧れだった。やがて東京で社会人になったタカキは、仕事に追われ日々輝きを失っていく街並みを前に、忘れかけたあの頃の記憶に想いを巡らせる――というもの。本作の公開から9年後の2016年に公開された『君の名は。』が興行収入250億を超えるメガヒットを記録、世界でも評価され一躍国内外から熱い視線を浴びることになった新海監督が、満を持してお届けする最新作『天気の子』が7月19日(金)から全国公開。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高が出会った一人の少女・陽菜には不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」。少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語が描かれる。前作『君の名は。』も6月30日(日)に放送が決定するなか、本作を鑑賞することで新海ワールドのルーツをたどり、改めて『天気の子』の公開に備えてみて。『秒速5センチメートル』は6月21日(金)26時50分~テレビ朝日で放送。(笠緒)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2019年06月21日小栗旬、本田翼、梶裕貴らが出演することでも話題の新海誠監督最新作『天気の子』の世界最速上映が決定。また本作の公開を記念して、前作『君の名は。』が6月30日(日)に放送されることも明らかになった。『天気の子』世界最速上映!7月19日(金)に全国公開を迎える『天気の子』だが、ファンからの「早く観たい!」という声に応え、初日7月19日(金)午前0時に上映を開始する“世界最速上映”が決定!TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 梅田にて、合計2000名様(各1000名様)がいち早く観ることがでできる。なお、本作は公開間際まで製作が行われているため、公開前の試写会などが予定されていない。そんな中の世界最速上映のチケットは争奪戦となること間違いないだろう。チケットは6月19日(水)正午~6月23日(日)23時59分まで、ローソンチケットにて抽選販売が行われる(※劇場窓口での販売はなし)。現在、鋭意制作中の新海監督は「この2年半、観客の皆さんに映画を手渡す日をただただ楽しみに、制作を続けてきました。ついに心待ちにしていた日です。『天気の子』を楽しんでいただけることを、心から願っています」とコメントしている。社会現象化! 『君の名は。』が地上波放送最新作の公開を記念して、2016年公開の大ヒット作『君の名は。』を放送。国内興行収入250億円を突破、2016年の興行収入1位、日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立てた本作は、田舎暮らしの女子高校生・三葉(cv.上白石萌音)と東京に住む男子高校生・瀧(cv.神木隆之介)が、夢の中で互いの身体が“入れ替わる”という不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていく…というストーリー。昨年1月に地上波初放送された際には、世帯視聴率17.4%、タイムシフト視聴率11.7%、総合視聴率26.3%と、総合視聴率・タイムシフト視聴率の公表開始した2016年10月以降に放送された映画ジャンルの番組の中で、過去最高の記録となった(※世帯、関東地区ビデオリサーチ調べ)。まだまだ! 6月は新海作品がずらりそして『君の名は。』放送にあたり、誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った連作アニメーション『秒速5センチメートル』(’07)、本格ジュブナイル・アニメーション『星を追う子ども』(’11)、入野自由&花澤香菜が出演する万葉集の一篇から始まる“孤悲(こい)”の物語『言の葉の庭』(’13)も一挙オンエアする。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開星を追う子ども 2011年5月、全国にて公開© Makoto Shinkai/CMMMY言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月09日お天気によって表情を変えるストームグラス。昔は航海士が天候を予測するのに使っていた計器なのだとか!定番の形であるテンポドロップはもちろん、いまはかわいいデザインのものも増えているんです♪プレゼントなどにもオススメなので、ぜひチェックしてくださいね。定番の形のテンポドロップまずご紹介するのは昔ながらのテンポドロップ。19世紀にヨーロッパの航海士などが天候予測機として使っていたものがモチーフとなっています。定番の形になるので、どれを買うか迷ったらこの形を選んでみてはいかがでしょうか♪インテリアにもぴったり♡雲型のストームグラス続いてご紹介するのは雲型のストームグラス。とってもキュートですよね♪インテリアとして置いても違和感がないので、引越しのお祝いなどプレゼントにいかがでしょうか。毎日、天気によって少しずつ表情が変化するので、チェックするのが楽しくなりそうです!香水瓶のようなストームグラス♪最後にご紹介するのは香水瓶のようなデザインのストームグラスです。かなり細かくこだわったデザインで、ラグジュアリーな印象に……。サイズも小さめなので玄関先などに置いておくことができますよ♪お出かけ前のチェックが日課になりそう!憂鬱なお天気もストームグラスがあれば楽しみに♪これから梅雨に入り憂鬱なお天気が続きますよね。でもストームグラスがあれば、そんなお天気も少し楽しみになりそうです♪この他にもいろいろなデザインのストームグラスがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
2019年05月30日俳優の小栗旬と本田翼が、新海誠監督最新作『天気の子』に出演することが決定。さらに、主題歌が初解禁される最新映像も到着した。小栗旬「僕の等身大にとても近いキャラクター」これまでも『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』や『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』などで声の出演をしてきた小栗さんが本作で担当するのは、小さな編集プロダクションを営むライター・須賀圭介。東京行きのフェリーで出会った主人公・帆高を住み込みで雇う人物だ。『君の名は。』も大好きで、映画館では号泣してしまったと明かす小栗さんは、「今回の『天気の子』はすごくストレートな話で、そこが魅力だと思います」と本作について語り、「“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです」と喜んでいる。本田翼、女子大生に! 「生き生きとした女の子にしていきたい」出演中の月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」が話題、先日公開されたばかりの『空母いぶき』ではヒロイン役で出演している本田さんが声をあてるのは、須賀の事務所で働く女子大生・夏美。持ち前の好奇心と探求心で取材に奔走するキャラクターだ。「新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみ」と完成に期待した本田さん。演じるキャラクターについては「生き生きとした女の子にしていきたいと思っています」と語り、「『天気の子』は、まだ完成前ですが既に心に響く物語です。ここからさらに私たちの声の力でこの作品を盛り上げられたらと思います」とコメントしている。人気声優・梶裕貴らが脇を固める!小栗さんと本田さんのほかにも、『ハウルの動く城』のソフィー役以来の声優挑戦となる倍賞千恵子が、帆高と陽菜にある頼みごとをする老婦人・冨美役。ミュージカル「ピーターパン」の10代目ピーターパン・吉柳咲良が陽菜の小学生の弟・天野凪役。『花とアリス殺人事件』でも声優に挑戦した平泉成が、都内で起きた事件を追って須賀の事務所を訪れる老刑事・安井役。そしてTVアニメ「進撃の巨人」「僕のヒーローアカデミア」などに出演する人気声優の梶裕貴が、安井の相棒で捜査のために帆高たちの前に現れる刑事・高井役を担当する。「RADWIMPS」×三浦透子の主題歌初解禁!『君の名は。』に続き、音楽は「RADWIMPS」が担当することでも話題。さらに今作では、新進気鋭の女性ボーカリスト・三浦透子も参加し、「愛にできることはまだあるかい」を含む主題歌となるボーカル楽曲5曲と、27曲の劇伴が本作に彩りを添える。到着した最新映像では、すでに発表された主題歌の1曲「愛にできることはまだあるかい」に加え、新たに主題歌「グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子」が初解禁されている。新ビジュアル「晴ポスター」さらに、「お天気雨」を描いた新ビジュアル“晴(はれ)ポスター”も到着。差し込む眩しそうな日射しがとても印象的だ。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年05月29日『君の名は。』に続き、再び「RADWIMPS」とタッグを組む新海誠監督新作映画『天気の子』。この度、その音楽に新たな試みとして、女性ボーカル・三浦透子を起用していることが明らかになった。新海監督と「RADWIMPS」は、前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、緻密な作業がいまもなお行われている。映画の大切なシーンで「RADWIMPS」が書き下ろした主題歌5曲、劇中音楽が使用される。今回再びタッグを組むにあたり、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」「前回とは違うことをやりましょう」と話していたそうで、「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」という「RADWIMPS」野田洋次郎の発案のもと、1年ほどにも及ぶ期間をかけて女性ボーカルを選定するオーディションを開催。多数の候補者の中から選ばれたのが、若手実力派として高い評価を得ている女優の三浦透子だ。2002年、SUNTORY「なっちゃん」のCMでデビューし、松居大悟監督の『私たちのハァハァ』で主演、『素敵なダイナマイトスキャンダル』「宮本から君へ」などに出演。2017年にはカバーアルバム「かくしてわたしは、透明からはじめることにした」でボーカリストとしてCDデビューも果たしている。「前作とは異なる世界観にしたかったということと、女性ならではの、より大きな存在感でこの作品を包み込んでほしいと思ったから」と今回の女性ボーカル起用へ進んだ理由を語った野田さんは、「三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。まだ何にも染まっていない荒削りながらもまっすぐなあの歌声で今回『天気の子』の楽曲を歌ってもらえたことは、この映画にとって幸福なことだったと思います」と三浦さんの歌声についてコメント。また新海監督は「役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声」と三浦さんの印象を明かし、「『透子さんの歌声が輝く瞬間を、この映画が輝く瞬間になるようにしよう。』RADWIMPSとそう話しながら映画を組み立てていきました。皆さんに、映画館でその瞬間を確かめていただけたら嬉しいです」と話している。そんな2人から絶賛を受けた三浦さんは「私の声に託してくださったこと、心より嬉しく思います。2ヶ月程かけて、野田さんのディレクションの元、ゆっくり丁寧にレコーディングをしていただきました。出来上がった曲が送られてきて、それを聴いて、私が歌って、また送られてきて、送り返して、となんだか手紙のやりとりをしているようで、とても楽しかったです」とふり返っている。なお、映画公開同日には映画のサウンドトラックでもある「RADWIMPS」の最新作のリリースも決定。公開中の予告映像で使用されている「愛にできることはまだあるかい」を含む、主題歌となるボーカル楽曲5曲、27曲の劇伴が収録されている。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。RADWIMPS new album「天気の子」は7月19日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年05月25日7月19日(金)より全国公開される新海誠監督の最新作『天気の子』の音楽を、RADWIMPSが担当することが決定。ベールに包まれていた本作の本篇映像、そして、主題歌のひとつであるRADWIMPSの新曲を使用した予告篇がこの度公開された。新海監督とRADWIMPSがタッグを組み、社会現象を巻き起こした『君の名は。』から3年。新作『天気の子』も前作同様に、映画の大切なシーンでRADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中音楽が使われる予定だ。本作は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語。東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。再タッグで生まれた新曲のタイトルは、『愛にできることはまだあるかい』だ。新海監督はこの楽曲を受け取ったことで「これは作るべき映画になると強く思えた」と語る。公開された予告篇は、新海監督が自ら編集したもので、空や雨など、美しく繊細に描かれた新海ワールドに、RADWIMPSの詩(うた)とメロディーが彩りを加え、最新作のテーマを最大限に引き出した映像に仕上がっている。監督が今作をRADWIMPSにオファーしたのは2017年8月頃。両者は前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、前作以上に緻密で妥協のない作業が今もなお繰り返されている。あわせて、RADWIMPS、新海監督のコメントが公開された。■RADWIMPS今回、新海誠監督の『天気の子』で音楽監督を務めさせて頂きます、RADWIMPSです。2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。僕は「喜んで読ませて頂きます」と返事をしました。そこから僕たちの『天気の子』の物語が始まりました。現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています。新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりも真っ直ぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います。たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。ぜひ、楽しみにしていて下さい。■新海誠『君の名は。』公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの『天気の子』の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと、洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。RADWIMPSと再び一緒に映画を作るにあたって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは『君の名は。』を踏まえた上で、さらに良いものを観客に届けることができるはずだと考えました。それは映画本編も同じです。前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。新しい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです。『天気の子』7月19日(金)全国公開
2019年04月10日人気グループ「RADWIMPS」が、大ヒット映画『君の名は。』に続いて『天気の子』で再び新海誠監督とタッグを組み、全ての音楽を担当することが分かった。併せて、主題歌を使用した予告編も到着した。2017年8月頃、新海監督が「RADWIMPS」にオファーし始まったという今回。彼らは前作と同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、また前作以上に緻密で妥協のない作業がいまもなお繰り返されているそう。そして本作も前作同様、映画の大切なシーンで「RADWIMPS」の書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中音楽が使われる予定だ。「RADWIMPS」は「現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」と制作状況を明かし、「たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。ぜひ、楽しみにしていて下さい」とコメントを寄せている。そして今回到着した予告篇にも使用されている、主題歌の一つである彼らの新曲のタイトルは、「愛にできることはまだあるかい」。新海監督が自ら編集したこの映像では、印象的な雨のシーンをはじめ、美しく繊細な映像美が広がっている。今回「RADWIMPS」にオファーした新海監督は「『君の名は。』公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの『天気の子』の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです」と言い、「その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、『これは作るべき映画になる』と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました」と語っている。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年04月10日