舞台『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2の公開ゲネプロが15日に東京・天王洲 銀河劇場にて行われ、ゴン役:大友至恩、キルア役:阿久津仁愛、クラピカ役:小越勇輝、レオリオ役:近藤頌利、ヒソカ役:丘山晴己、クロロ役:太田基裕、演出:山崎彬が取材に応じた。同作は冨樫義博による同名コミックの舞台化作。今回の舞台では、ハンター試験を終え、各地で念能力を習得した主人公・ゴン、キルア、クラピカ、レオリオが、世界最大のオークションが行われるヨークシンシティで再会を果たし、通称“クモ”と呼ばれる盗賊グループ・幻影旅団と対峙する、原作コミックでも屈指の人気を誇る「ヨークシンシティ編」を中心に描く。○■『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 公開ゲネプロの取材にキャスト登場演出の山崎は「大前提として原作がとにかく面白いので、それを素直にしっかり余すことなくやるというのを今回も心がけました。隅から隅まで楽しめるとは思います」と自信を見せる。「お客さんや読者の方が初めて『HUNTER×HUNTER』を読んだ時、見た時のワクワク感を劇場でもう1度再現したいなというのが大きくて、物語は全部知ってるんですけど、『HUNTER×HUNTER』を読んだ時の驚きとかワクワクとか悲しみとか喜びとか、いろんなものが前作よりパワーアップしているので、そこをより見てほしいなと思います」とアピールした。小越は「鎖を具現化するということで、原作のように鎖を触ったり書いたり舐めたり……してないんですけど、見どころがたくさんあります」とジョークも。「復讐や仲間の眼の奪還に向き合いながらも、ストーリーを通して見ていると、クラピカが果たして正しいのか、旅団がみんな悪いのかわかんなくなってきたりもしたんですけど、『1番恐れるのはこの怒りがやがて風化してしまわないかということだ』というように、怒りや復讐心は核に持ちながら、孤独に戦っている部分はもちろん、素敵な仲間がいて仲間に救われている部分を大切にできたら」と意気込んだ。その言葉に、太田は「しっかりしてますね」と感心。「僕はクロロ、幻影旅団がなぜこうなったのか、一体何がそうさせたのかを想像しながら稽古していたなという感じです。一見強そうなんですけど、強さに秘めた弱さとか揺らぎとか、悲壮感とか孤独とか絶望とか。その中でも希望を見出そうとしますけど、もがいた感じというか、クロロとして幻影旅団として、人間らしく演じられたらいいなと思っております。頑張ります」とコメント。また大友が「ハンター試験編でヒソカに悔しい思いをさせられたゴンが成長して、念を覚え、ようやくヒソカと戦えるというゴン自身のワクワク感や、ドキドキしながら一発でもパンチを喰らわせてやりたいという心意気を表情とかで表現できるように頑張ったので、ぜひそこを見ていただけたらなと思います」とコメントすると、丘山は「かわいい。かわいい」と絶賛。「至恩くんでありゴンであるんですけど、2作にわたって成長が見えるところが、プレイヤーとしてもお客さんとしてもとてもワクワクすると思います。どれだけ“コン”がゴンになったか」と表す丘山は、「OK?」と念押し。「曲中だったり、皆さんのハートだったり、エクスタシーがビビビビッと伝わるエンターテインメントに仕上がってますし、お芝居としてもすごい楽しいのでぜひ見ていただきたいと思っております」と語った。阿久津は「前作にはなかった“念”が新しく出るということで、稽古場の時から、水見式のシーンとかロマンが詰まってる。俺たちもうわっと感動するような演出になっている」「旅団チームは重い話になってるので、ゴンとキルアの喧嘩するシーンだったり、お互い影響し合って成長していく姿も。至恩とも前作より絆も深まっていると思うので、そういうところがお客様に伝わればいいなと思います」と明かす。近藤は「冒険の話なので、童心を忘れずに子供の気持ちで稽古場に……」と懐に仕込んでいた小道具を取り出し、周囲は苦笑。「こういうものも出てきます。ビートル07型と言いまして、小道具にもたくさん拘っております。しょっぱいもの食べた後甘いもの食べると休めるじゃないですか。そういう気持ちにできるように頑張ります」と宣言した。最後に大友は「(約)1年前にこの場所で取材を受けた時より成長できたような、ゴンや他の役をしっかり見ていただけたらと思います。身長も伸びちゃって、重心を落としてしゃべってるんですけど。場面も同時進行でいろんな話が交差したりして、光の表現とかもすごくて、観ててワクワクするような舞台になっっていると思います。みなさんぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを送った。東京公演は天王洲 銀河劇場にて3月16日~31日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて4月6日~14日。○■キャストゴン:大友至恩 キルア:阿久津仁愛 クラピカ:小越勇輝 レオリオ:近藤頌利ノブナガ:村田充 フェイタン:平松來馬 マチ:秋野祐香 フィンクス:田鶴翔吾 シャルナーク:織部典成 シズク:佐當友莉亜 パクノダ:鳳翔 大 ウボォーギン:伊勢大貴シルバ:北村圭吾 ゼノ:椎名鯛造センリツ:岩田弘子 ネオン:櫻井佑音 ライト:和泉宗兵ヒソカ:丘山晴己クロロ:太田基裕
2024年03月16日約1,500種類の商品を展開フライング タイガー コペンハーゲンは2024年4月5日(金)、群馬県内2店目となる「イオンモール太田ストア」をオープンします。同店は「イオンモール太田」の大規模リニューアルに合わせて誕生。知育玩具や料理が楽しくなるキッチングッズ、春から初夏にかけて大活躍するピクニックアイテムなど、バラエティ豊かなアイテムを取りそろえます。住所は群馬県太田市石原町81 イオンモール太田 1F、営業時間は10:00から21:00までです。先着100名に限定アイテムをプレゼント「フライング タイガー コペンハーゲン イオンモール太田ストア」はオープン日の4月5日(金)、先着100名に『ストアリミテッドバッグ』をプレゼントします。同バッグはデンマークの人たちに愛されているハートと、デンマーク語のメッセージがデザインされています。また、同店のオープンを記念して、『Happy Bag~人気フード商品の詰め合わせ』が100個限定で発売します。ランチトートバッグにチョコチップクッキーやタブレット(オレンジ)、レインボーキャンディ(ストロベリー)など8商品が入って販売価格は1,080円です。自宅用はもちろんのこと、お土産にもオススメです。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年03月14日冨樫義博による人気マンガの舞台化作品『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2より、太田基裕が演じるクロロ率いる幻影旅団メンバーの集合ビジュアルが公開された。『HUNTER×HUNTER』は、父に会うため父と同じハンターを目指すべく過酷な試練に立ち向かう主人公・ゴンと、その仲間となるキルア・クラピカ・レオリオの姿を描いた作品。本公演では、ハンター試験を終え、各地で念能力を習得したゴンたちが、世界最大のオークションが行われるヨークシンシティで再会を果たし、通称“クモ”と呼ばれる盗賊グループ・幻影旅団と対峙する「ヨークシンシティ編」を中心に描く。幻影旅団は、世界中の財宝を奪うことを目的とした世界有数の犯罪者集団。公開された画像は、暗闇の中からこちらを見つめる姿から、各地で凶悪犯罪を繰り返してきた強者のオーラが充満するビジュアルとなっている。『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2は、3月16日(土) から3月31日(日) にかけて天王洲 銀河劇場、4月6日(土) から4月14日(日) にかけて梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。<公演情報>舞台『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 ビジュアル(C)P98-24・『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 製作委員会■東京公演2024年3月16日(土)~3月31日(日)会場:東京・天王洲 銀河劇場■大阪公演2024年4月6日(土)~4月14日(日)会場:大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ原作:冨樫義博(集英社『週刊少年ジャンプ』より)脚本・演出:山崎彬音楽:坂部剛【キャスト】ゴン:大友至恩キルア:阿久津仁愛クラピカ:小越勇輝レオリオ:近藤頌利ノブナガ:村田充フェイタン:平松來馬マチ:秋野祐香フィンクス:田鶴翔吾シャルナーク:織部典成シズク:佐當友莉亜パクノダ:鳳翔大ウボォーギン:伊勢大貴シルバ:北村圭吾ゼノ:椎名鯛造センリツ:岩田弘子ネオン:櫻井佑音ライト:和泉宗兵ヒソカ:丘山晴己クロロ:太田基裕高岩芯泰辻本将平原池優藤田浩太朗古田伊吹山崎里彩岡村拓真河野凌太小池堆賀島田隆誠平井浩基山上和輝山﨑竜之介【チケット料金】全席指定:11,000円(税込)一般発売:2024年2月18日(日) 10:00~公式サイト:
2024年01月04日舞台『ある都市の死』が、12月6日(水) に東京・草月ホールで開幕。このたび、本作に出演するs**t kingzの持田将史(shoji)、小栗基裕(Oguri)と、ジャズピアニストの小曽根真の3人によるオフィシャルインタビューが到着した。この舞台は、映画『戦場のピアニスト』の主人公としても知られるポーランドのピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが壮絶な第二次世界大戦の戦禍を生き延びた軌跡を、シュピルマンのみならず、彼の息子・クリストファー、そして敵国ながら彼を助けたドイツ軍将校ホーゼンフェルト、それぞれの目線で描かれている。上演台本・演出は『スラムドック$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』で菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲が手がけた。持田は主人公のシュピルマン、小栗は息子であるクリストファーやドイツ軍将校ホーゼンフェルトを演じ、またダンスで表現。さらに、小曽根もシュピルマンとして舞台上に存在しつつ、戦争によって破壊されていく街の魂もピアノで表現する。戦争は人から何を奪うのか。人の心に何を残してしまうのか。なぜ、戦争はなくならないのか。そして、なぜ、この世には音楽や芸術が必要なのか。生の舞台でしか表現の出来ない、一度きりのピアノの演奏、声、ダンスを通じて、「一度きりの人生」を描き出す。この時代だから届けたい作品に――持田と小栗は、2019年・2021年に、瀬戸山とタッグを組み朗読劇『My friend Jekyll』を上演。その後、どんな作品に挑戦しようかと考えていた中で、小曽根のピアノと出会い、『戦場のピアニスト』というテーマが浮かんだという。小曽根が奏でるピアノについて、持田は「初めてのリハーサルで、小曽根さんがポーンと一音弾いただけで、街の情景が見えるような不思議な感覚がありました。僕たちが演じるセリフを聞いて、その瞬間に小曽根さんが捉えた音を弾いていく。それにより、セッションのように、どんどん新しい空気が生まれるんです。音楽ってすごい力を持っているんだなと改めて感じながらリハーサルに取り組んでいます」と話し、「僕自身も、この作品は大きなチャレンジで、どう向き合うべきか、日々葛藤しています。人生のターニングポイントになると言ってもいいくらい。充実した時間を過ごしています」と語った。小栗は、1940年代、壮絶な戦禍を生き延びた『戦場のピアニスト』主人公の実話をもとに描かれる今作について「僕が演じる役のひとつ、息子のクリストファーは、ストーリーテラーとしての要素もあり、歴史的な事実をきちんと伝えていかなければいけません。そして、ドイツ軍でありながらシュピルマンを助けたホーゼンフェルトは、このナチスドイツによる虐殺に疑問と怒りを持っていた。そもそも、どうしてこんな悲劇が生まれたのかと、本を読み、ドキュメンタリーや映画を観ても、簡単に定義づけられることではない問題だなと思います。この作品が、みなさんにとってもっと知りたくなる、考えたくなるようなきっかけになれたらいいなと、精一杯作品と向き合っています」と明かした。小曽根は、ふたりの演技・ダンスについて「吸収力が本当に素晴らしく、常にアンテナを張って、僕が出した音から瞬時に何かを捉え、パフォーマンスにつなげてくれます。同じ場面を稽古していても、毎回全く違うので、セッションをしているような楽しさを感じながらリハーサルに臨んでいます」と新たな化学反応を楽しんでいるという。また、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界の芸術家へポーランド政府から贈られるというショパン・パスポートを授与されている小曽根によるショパンの旋律も見どころのひとつで、劇中では、ショパンの『ノクターン第20番嬰ハ短調』も演奏。小曽根は、「演奏会ではなく、シュピルマンというピアニストの物語の中で、僕がどんな風に弾くのか。想像力を高めて臨みたいと思います」と作品への意気込みを語った。物語の舞台であるポーランドへ視察もワルシャワの街持田・小栗は、この作品を演じるにあたり、舞台であるポーランド・ワルシャワへ。ユダヤ人居住区域として詰め込まれたゲットーのエリアや旧市街、アウシュビッツ強制収容所も訪問した。惨劇の傷跡を目の当たりにし、ふたりは「ここで何人もの命が奪われてしまったこと、その事実だけでも胸が苦しくなりました」と振り返り、「ポーランドの街には、ゲットーの壁の跡、銃撃戦の弾痕など、いたるところに戦争の記憶が残されていました。この悲劇を忘れないように、という意思とともに、破壊されて跡形もなかった建物を昔の写真や絵画をもとに再現し、こんなに美しい街を復興させたポーランドの人々のパワーも感じました」と語った。現地では、瀬戸山とも合流し、地名や道の幅など、ワルシャワの空気を感じたり、ドイツ軍将校ホーゼンフェルトと出会った場所にも立ち、作品への理解をさらに深めた。登場人物のひとりであり、『戦場のピアニスト』主人公の長男とも対面左から)小栗基裕、クリストファー・W.A.スピルマン、持田将史さらに、持田・小栗は、シュピルマンのご子息であるクリストファー・W.A.スピルマンと対面。クリストファーは、近代日本思想史の研究者として長く日本に住んでおり、息子から見たシュピルマンを描いた著書『シュピルマンの時計』(小学館刊)は、舞台の原作のひとつだ。「父は寡黙な人で、毎日ピアノと向き合う日々でした。そんな父は、お願いしても自転車を買ってくれなかったり、僕が危ないことをしたときには過剰に怒りをあらわにしていました。いま思うと、ですが、きっと、もう二度と家族を失いたくないという思いだったのかなと思います」と父親像を語った。クリストファーはシュピルマンの体験記を屋根裏部屋で見つけ、初めて父親がユダヤ人であり、壮絶な戦禍を生き延びたことを知ったという。刻銘に記録された体験記について「想像することしかできませんが、頭の中にある恐怖の記憶をすべて詰め込んで、忘れたかったのかもしれません」と振り返った。クリストファーの話を聞いた持田は「シュピルマンさんが本当に実在していたんだなということ。と、同時に、特別な人物ではなく、ひとりの“父親”であったことを改めて感じました」と、親族からの話を聞くことで、自身の役作りへのヒントを集めていた。ウクライナやイスラエルでの紛争など、世界情勢が不安定な中、いま改めて考えるきっかけになるであろう今作。今回の舞台について持田は「この作品は、“一人の人間が生きる”ということを描いています。皆さんにとっても、“どう生きるのか”何かを感じていただけるきっかけになればと思っています」と話し、小栗は「いまの時代にも通じるテーマがたくさん詰まった作品です。小曽根さんのピアノとともに作り出すこの世界をぜひ体感しにきてください」と意気込みを語った。<公演情報>舞台『ある都市の死』原作:ウワディスワフ・シュピルマン(佐藤泰一訳)『戦場のピアニスト』(春秋社刊)クリストファー・W.A. スピルマン『シュピルマンの時計』(小学館刊)ヘルマン・フィンケ(高田ゆみ子 訳)『「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校:ヴィルム・ホーゼンフェルトの生涯』(白水社刊)出演:持田将史(s**t kingz) 小栗基裕(s**t kingz) 小曽根真上演台本・演出:瀬戸山美咲東京公演:2023年12月6日(水) ~12月10日(日) 草月ホール大阪公演:2023年12月12日(火) ・13日(水) サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年12月06日『ミュージカル「刀剣乱舞」千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 ~万の華うつす鏡~』が、11月26日(日) に東京・IHIステージアラウンド東京で開幕。このたび、初日に先駆けて行われた公開ゲネプロの舞台写真が到着した。名だたる刀剣が戦士の姿になった刀剣男士を収集・育成・強化し、歴史改変を目論む敵を討伐する、PCブラウザ・スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』(DMM GAMES/NITRO PLUS)を原案とした本シリーズ。本作は、2017年の『三百年の子守唄』から刀ミュシリーズに登場している、千子村正と蜻蛉切による“双騎出陣”。2振りを演じる太田基裕、spiは、刀剣男士キャストが演出を務めるという刀ミュ初の試みに挑戦している。<公演情報>ミュージカル『刀剣乱舞』 千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 ~万の華うつす鏡~原案:「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)演出:太田基裕 spiクリエイティブディレクション:植木豪特殊演出クリエイター:gash!(CONDENSE/Beat Buddy Boi)脚本・作詞:浅井さやかステージング・振付:當間里美振付:福澤侑【出演】千子村正役:太田基裕蜻蛉切役:spi柴一平村中一輝 鴻巣正季 堀直人 花見卓也 佐藤誠一島本隆 今井稜 原周石 岡本拓也 門馬和樹神田初音ファレル 高澤礁太 SNACK YASU 櫻井颯汰2023年11月26日(日)~12月31日(日) 東京・IHIステージアラウンド東京公式サイト: PLUS・EXNOA LLC/ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
2023年11月28日ミュージカル『刀剣乱舞』 千子村正 蜻蛉切 双騎 出陣 〜万の華うつす鏡〜の公開ゲネプロが25日に東京・IHIステージアラウンド東京にて行われた。名だたる刀剣が戦士の姿になった刀剣男士を収集・育成・強化し、歴史改変を目論む敵を討伐する、大人気 PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」(DMM GAMES/NITRO PLUS)を原案とした、ミュージカル 『刀剣乱舞』シリーズ。今回の公演は、2017年の「三百年の子守唄」から刀ミュシリーズに登場している、千子村正と蜻蛉切による“双騎出陣”で、2振りを演じる太田基裕、spiは刀剣男士キャストが演出を務めるという刀ミュ初の試みに挑戦している。公演は11月26日〜12月31日。動画配信サービスDMM TVでは、11月26日と12月31日の2公演について、ライブ配信(見逃し配信付き)を販売しており、12月31日の千秋楽公演は全国の映画館でのライブビューイングも決定している。撮影:泉山美代子
2023年11月26日ミュージカル『スクールオブロック』のプレライブイベントが都内のライブハウスで行われ、鴻上尚史(翻訳・演出)、西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕、はいだしょうこ、宮澤佐江、生徒役ビート&コードらが登壇。劇中より3曲を披露した。本作は、売れないロッカーが名門進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちにバンドを組ませるコメディ映画として2003年に公開された同名映画のミュージカル版。日本初演となる今回は、ロックを愛する破天荒な熱血バンドマンのデューイ・フィン役を西川と柿澤がWキャストで演じる。そのほか1,452名の中から選ばれた24名の子どもたちが生徒役として出演する。プレライブイベントはオールスタンディングで実施。司会を務めたフジテレビ生田竜聖アナウンサーのリードで、オーディエンスによる「スクールオブロック」コールでイベントはスタート。観客参加型のライブ演出は大いに盛り上がりを見せた。歌唱パフォーマンスでは、劇中より「♪スクール オブ ロック/School Of Rock」「♪ロックはどこへ消えたの?/Where Did The Rock Go?」「♪支配者に立ち向かえ/STICK IT TO THE MAN」の3曲が披露された。♪スクール オブ ロック/School Of Rock歌唱:柿澤勇人&トミカ、マーシー、ショネルバンド演奏:コード+後藤日向♪ロックはどこへ消えたの?/Where Did The Rock Go?歌唱:濱田めぐみ演奏:野口彰子♪支配者に立ち向かえ/STICK IT TO THE MAN歌唱:西川貴教、サマー、ソフィー、メイソン、ジェイムズ、ビリーバンド演奏:ビート+三宅音太朗なおプレライブイベントの様子はYouTubeで生配信され、1週間限定でアーカイブ配信が実施されている。ミュージカル『スクールオブロック』は、8月17日(木) から9月18日(月・祝) に東京・東京建物 Brillia HALL、9月23日(土・祝) から10月1日(日) に大阪・新歌舞伎座で上演される。会見コメント■鴻上尚史:翻訳・演出僕はこの作品が大好きで、映画はもちろんブロードウェイでもウエストエンドでも観ておりましたので、オファーをいただいた時は迷わず「はい」と言いました。個人的には「ツーブロック禁止」とか「リボンの幅は2cmならOK、3cmはダメ」というような日本の「ブラック校則」にずっと文句を言い続けてるんですけれど、この作品はそういう学校の変な真面目さとか意味のない規則をこんなに楽しくキャッチーな曲で笑い飛ばして歌ってくれるというのがすごいなと、初めて観た時にクリエイターとしてはやられたなと思いました。才能がないのに、夢を諦める時を過ぎてもそのままずっと夢を見続けているデューイが、デューイだけでなくほかの登場人物たちも、子どもたちからエネルギーをもらって成長していくという構造が本当によくできていると思います。もう名作にしないわけにはいかないので、頑張ります。よろしくお願いします。■西川貴教:デューイ・フィン役(Wキャスト)僕も仕事でNYに行った時一日だけ空き日があり、たまたまチケットを取って観たのがこの作品だったんです。すごく感動した記憶があり、まさか自分のところにお鉢が回ってくるとは思っていなかったのですが、お話をいただいた時はぜひやらせてくださいとお答えしました。2020年の中止から3年の時を経ていよいよ上演できることになりましたが、こういった状況だからこそ、皆さんと一緒に歌ったり盛り上がったり楽しみたいと思いますので、観に来ていただく際にはぜひキャストの一人と思ってお越しいただけると嬉しいです。■柿澤勇人:デューイ・フィン役(Wキャスト)デューイはすごくピュアで、社会で生きていると本当はみんな「彼みたいに生きたい」という憧れがあるんじゃないかと思います。台本にも「ロックの本質は完璧にやることじゃない、楽譜通りに歌えばいいってもんじゃない」というような台詞が出てくるので、僕も性格上は完璧を求めがちなのですが今回はもういいかなと(笑)。声が枯れようがとにかく心から叫んで、というのを大切にしたいと思います。音楽的にはキーも高く、すごくエネルギーが必要な曲が多いのですがそのくらいじゃないと届かないと思いますので心して歌いたいです。■濱田めぐみ:ロザリー・マリンズ役個人的には子どもと共演する作品をたくさんやらせていただいているんですが、今回のロザリー校長というのは一番人間っぽくて、一番変化していくキャラクターだなと思います。たとえばメリー・ポピンズが子どもたちの個性やアイデンティティに一対一で対峙しているのに対し、ロザリーは個性を見るのではなくあくまで集団として捉えています。それはやっぱり彼女自身がひとつの個性として見られてこなかった過去があるんじゃないかなと思うので、その部分を自分なりに一生懸命作り上げられればと思います。■梶裕貴:ネッド・シュニーブリー役(Wキャスト)20年の公演の時からずっと楽しみにしていたので、こうしてキャストの皆さんともお会いして稽古も始まって、自分の中でもますます期待感が高まっています。子どもたちが本当にロックで、見ているだけで元気をもらえるなといま演奏をご覧になった皆さんにも伝わったかと思います。原作映画を改めて見直して、やはり吹き替えならではの音の面白さや魅力を感じましたので、声優としては声としゃべり方、音の部分でネッドというキャラクターを盛り上げられればと思いますし、同時にこの作品のテーマであるロックの部分も全力で楽しみたいです。■太田基裕:ネッド・シュニーブリー役(Wキャスト)ネッドはすごく気弱なところがあるんですが、彼なりの葛藤とか様々な感情がたくさんあって、すごく人間らしい人物だなと思います。同時にエンタメならではのコメディ要素も交えつつ、お客様に愛していただけるようなキャラクターを描いていけたらいいなと思っています。■はいだしょうこ:パティ・ディ・マルコ役(Wキャスト)先ほどご覧いただいた通り、子どもたちはみんな大人と同じくらい素晴らしい演奏と若さとパワーですごく頑張っています。子どもたちが引っ張っていってくれる波に乗って、みんなで一つになって頑張りたいと思います。■宮澤佐江:パティ・ディ・マルコ役(Wキャスト)パティはとにかく出る場面すべてで怒っているんですけれど、それは決して自分勝手に怒っているわけではなく、一番常識人なんじゃないかと思います。彼女の強い意志だったり、それを人にきちんと伝えるところが魅力的な人だなと思っています。ミュージカル『スクールオブロック』プレライブイベント撮影:田中亜紀<公演情報>ミュージカル『スクールオブロック』【東京公演】8月17日(木)~9月18日(月・祝)会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】9月23日(土・祝)~10月1日(日)会場:新歌舞伎座【キャスト】デューイ・フィン役:西川貴教/柿澤勇人(Wキャスト)ロザリー・マリンズ役:濱田めぐみネッド・シュニーブリー役:梶裕貴/太田基裕(Wキャスト)パティ・ディ・マルコ役:はいだしょうこ ※/宮澤佐江(Wキャスト)阿部裕、神田恭兵、栗山絵美、多岐川装子、俵和也、丹宗立峰、ダンドイ舞莉花、中西勝之、西野誠、湊陽奈、安福毅 (五十音順)スウィング:AYAKA、森内翔大※はいだしょうこ:ロザリー・マリンズ役カバー■チーム・ビート大久保実生:トミカ(ボーカル)加藤悠愛:ソフィー(ローディー:楽器セッティング・運搬)木村律花:ショネル(コーラス)熊田たまき:ローレンス(キーボード)後藤日向:ザック(ギター)佐藤凌:ビリー(衣裳:スタイリスト)シーセンきあら:マーシー(コーラス)中川陽葵:サマー(マネージャー)三宅音寧:ケイティ(ベース)村井道奏:フレディ(ドラム)宮島伊智:ジェイムズ(警備:セキュリティ)屋鋪琥三郎:メイソン(技術:ステージエンジニア)■チーム・コード小川実之助:ローレンス(キーボード)桑原広佳:マーシー(コーラス)飛田理彩子:ケイティ(ベース)中込佑協:メイソン(技術:ステージエンジニア)中嶋モモ:フレディ(ドラム)平岡幹基:ジェイムズ(警備:セキュリティ)前田武蔵:ビリー(衣裳:スタイリスト)真木奏音:ソフィー(ローディー:楽器セッティング・運搬)三上さくら:トミカ(ボーカル)三宅音太朗:ザック(ギター)宮崎南帆:ショネル(コーラス)山崎杏:サマー(マネージャー)※五十音順【スタッフ】音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー脚本:ジュリアン・フェロウズ歌詞:グレン・スレイター日本版演出・上演台本:鴻上尚史チケット情報はこちら:関連リンク公式HP:ホリプロステージ公式公演ページ:::
2023年07月06日ミュージカル『スクールオブロック』のプレライブイベントが4日に都内で行われ、西川貴教、柿澤勇人、濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕、はいだしょうこ、宮澤佐江、鴻上尚史(翻訳・演出)らが登場した。同作は2003に公開された同名映画のミュージカル化作。落ちこぼれ熱血バンドマン(西川貴教/柿澤勇人)がひょんなことから子供たちと出会い、破天荒な教育を通して爽快かつ心に響くメッセージを伝えていく。2015年に、アンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイで初演を迎え、今回日本初演となる。大人たちの他、生徒役としてチーム・コードの小川実之助、桑原広佳、飛田理彩子、中込佑協、中嶋モモ、平岡幹基、前田武蔵、真木奏音、三上さくら、三宅音太朗、宮﨑南帆、山崎杏、チーム・ビートの大久保実生、加藤悠愛、木村律花、熊田たまき、後藤日向、佐藤凌、シーセンきあら、中川陽葵、三宅音寧、宮島伊智、村井道奏、屋鋪琥三郎が出演する。この日は柿澤と生徒達が「School Of Rock」、濱田が「Where Did The Rock Go?」、西川と生徒たちが「Stick It To The Man」をライブさながらに披露。抽選で選ばれた一般オーディエンスも一緒に盛り上がった。西川は「たまたまブロードウェイで観てすごく感動した記憶があって、まさか自分のところにお鉢が回ってくるとは思ってなかったので、ぜひやらせてくださいとお話ししました」とオファー時を振り返る。「皆さんと一緒に歌ったり、盛り上がったりしないと楽しめないというか、今の状況だからこそやらせていただける舞台だと思うので、キャストの1人と思って会場にお越しいただけると嬉しいです」とメッセージを送った。Wキャストの柿澤は演じるデューイについて「社会で生きてると彼みたいに生きたいという憧れあってもなかなかそういうふうに生きられないし、憧れを持って演じたいと思っています」と展望も。「台本でいい言葉があって、ロックの本質は完璧にやることじゃない、と。楽譜通りに綺麗に歌うものじゃない、心から叫ぼうぜというセリフがあって、我々にも当てはまると思って、ちょっと声が枯れようが心から叫んで、完璧を求めがちなんだけど、今回はちょっといいかな」と語る。「役柄的には子供たちと初対面する時にすでに二日酔いなんですね。ちょっと僕もお酒も解禁してみようかな」と仄めかすと、鴻上から「酒癖が悪いんですか?」とつっこまれ、柿澤は「言うな! 真面目にやります」と苦笑していた。濱田「子供相手の演目が多いんですけど、今夏もお校長って先生じゃないですか。だけど1番人間ぽいくて1番変化していくキャラクターだなと思っています。メリーポピンズと真逆という感じはすごくしているので、不器用なりに一生懸命作り上げられたらなと思いますまた、元“歌のお姉さん”のはいだだが「現役時代は3歳の子供達限定だったので、今回の子達は大きいですし、またちょっと雰囲気が違うなと思っているんですけど……」と会場を笑わせる。「みなさん大人くらい素晴らしい演奏と若さとパワーで頑張っているので、子供たちに引っ張って行ってもらって、波に乗って行かせていただいて、生の演奏も毎回楽しんで、子供達と絡む場面はないんですけど……」と話していると、キャスト陣はざわざわ。「あった? ないよね?」と動揺しながら「いい作品になるように、みんなで力いっぱい努めてまいります」とまとめ、西川からは「ゴールがわからなくなったね」とつっこまれていた。演出の鴻上は「個人的にはずっとブラック校則に文句を言い続けていて、作品の中でなんとか出来ないかなとも追っていたから、こんなにご機嫌に楽しくて、学校の真面目さとか意味のない規則を笑い飛ばせるしぶっ飛ばす作品は、初めて見た時にクリエイターとして『やられた』と思ったんですよ」と明かす。「みんな夢をあきらめて収束していくんだけど、デューイは才能がないのに夢を諦める時を過ぎても夢を見続ける。そのエネルギーを子供達からもらって、成長していく。みんな成長していく構造が困ったなと思うくらいだから、名作にしないとしょうがないので頑張ります」と意気込んだ。
2023年07月04日「パパをいじめないで」 この投稿をInstagramで見る 近藤千尋(@chipichan.1215)がシェアした投稿 近藤千尋さんは2015年にお笑いトリオ「ジャングルポケット」の太田博久さんと結婚し、二人の女の子のママに。夫婦で朝の情報番組やバラエティ番組にも出演しています。番組では芸人妻たちによる「(妻から見た夫の)芸人あるある」がVTRで流され、そのすべてに「共感しかない」と近藤さん。太田さんが仕事でうまくいかなかったときは、帰宅したときの「ただいま」の「た」で落ち込み具合がわかるのだとか。そんなときは気をきかせて寝たふりをするのだそうですが、「寝てあげたのに……話を聞いてほしいんでしょうね」。太田さんはかまってほしいタイプのようで、起こしてくるそう。どういう対応をするのが正解なのか、未だわからないといいます。そんな夫婦の馴れ初めは、「ダメンズに惹かれてしまう」と自認する近藤さんが上京したときのこと。男友達が「(近藤さんに)男運がないから俺が紹介する」と引き合わせてくれたのが太田さんで、初デートは「うなぎランチ」。お酒の誘いではなく「ランチ」だったところに誠実さを感じ、好印象でした。結婚してからは大喧嘩をしたことがないそうですが、近藤さんが激怒することはしばしば。太田さんは特に単独ライブ前のネタ作り期間はそのことに意識を集中させているためか忘れ物がひどく、近藤さんがブチ切れることがあるのだとか。あまりにキレられて太田さんが泣いてしまったこともあるといい、子どもたちの前で喧嘩をしないよう寝室で話をしたもののパパの泣き声を聞いた娘さんが、「ママがいない時にご飯作ってくれたり、頑張ってくれてるからパパをいじめないで」と陳情してきたこともあるそう!パパを守ってくれる娘さんの優しさはもちろんですが、日頃から頑張っている太田さんの奮闘が認められた瞬間ともいえますね。パワフルな近藤さんですが、生理のときは心身ともにつらいもの。近藤さんは自身の生理周期をアプリに入力して夫婦で共有していると明かしました。生理の日が近づいてしんどそうにしていると、太田さんは気づいて「今日、全部家事やっとくから、寝といて」とサポートしてくれるそうで、ヒコロヒーさんは「そんなんおんの? この世に」といたく驚いていました。そんなパパの姿を見ているからこそ、娘さんも「パパをいじめないで」と庇ってくれるのかもしれません。
2023年06月30日明らかに偽物のネックレス、しかし値段は……(※画像はイメージです/PhotoAC)太田光さんと光代さんは、1990年に、当時同じ事務所に所属していた同士で結婚。黒柳徹子さんから「光代さんの夢は専業主婦だったのに、なんか社長になっちゃって」と紹介され、「事務所をやめちゃったんで会社を設立した。爆笑問題の会社を作れればいいかなと」、タイタン設立の経緯を明かした光代さん。芸人と事務所社長という立場で、実に33年の結婚生活を送ってきたお二人ですが、危機が訪れたこともあったといいます。家を建てるにあたり、間取りなどすべてが光代さんに一任されていたといい、「夫が1人で考える時間も必要かな」と思った光代さんは、玄関のすぐ横に光さんの個室を作りました。すると、光さんはその部屋にほとんどこもりきりに。「いるんだかいないんだかわからないような感じ」になって、光代さんは「この設計は失敗した」と痛感したそう。よく、子ども部屋を作るにも、玄関からリビングなどを経由せず直行する作りにしない方がいいといいますが、その通りだと感じたといいます。自室に閉じこもりっぱなしなうえ、「もともとお付き合いしてたわけじゃないから思い出もない。急に(私の家に)居ついちゃったし、生活も大変でお金もなかったし、どこか行ったという思い出もないし、(光さんは)出不精だし」ということで、「仲がいいんだか悪いんだかわからなくなっちゃった」と、光代さん。いろいろあって、「さすがにこの状況ではいてもいなくても同じ……」と考えた光代さんが、「私が家を出ていく」と宣言したところ、光さんも「それは困る」と言い、現在は件の個室をダイニングルームに改装。光さんは基本的にリビングにいるようになったそうです。家のことには無頓着な光さんですが、妻の誕生日には毎年プレゼントを贈るようにしているよう。ただ……光代さんいわく「一応いただくのは嬉しいし喜ぶんですけど、これをどうしたらいいだろうというものをくださる」。あるとき、光代さんがお手伝いさんに「綺麗な箱はないか」と尋ねているのを聞いたのか、光さんは誕生日に「綺麗な箱」を用意したのだそう。プレゼントとして贈られた綺麗な箱を光代さんがあけると、中にはまた別の綺麗な箱が。その箱をあけると、またしても一回り小さなサイズの綺麗な箱が……。これをどんどん繰り返し、最終的には手のひらより小さなサイズの綺麗な箱が出てきたので、さすがに最後の一箱に何か入っているだろうとあけると……そこにはもう、何もありませんでした。このエピソードには黒柳さんも「なんであなたはそういうことするの?箱だったら最後に何かはいってないとねえ、ダイヤモンドとか」と直球のツッコミです。また、以前に光さんが「アンティークのネックレス」をプレゼントした際は、金属アレルギーの光代さんがつけてすぐ「これは偽物だ」と察知。それでも2週間くらいアレルギー症状を我慢してつけていたものの、鑑定士に見てもらったら「本当は引き取れないけど、太田さんが奥さんにあげたってことで300円」と、まったく価値のない代物だったといいます。その偽物ネックレスを光さんはいくらで購入したのか?光代さんは「夜店で買ったようなネックレス」と思いつつ、「騙されて20万ぐらいで買ったのかな」と推測していましたが、カードの明細が届いてびっくり!なんと、100万円もしていたのだそうです。さすがに騙されすぎのような気がしますが……奥様のために100万円のネックレスを贈った光さんの愛情を感じるエピソードでもありますね。
2023年06月24日昭和に活躍したまんが家太田じろうの大ヒット&代表作『こりすのぽっこちゃん』が太田じろうコレクションとして刊行スタート!カバー 表おしょうがつ株式会社ダンク(所在地:東京都台東区台東1-7-1 邦洋秋葉原ビル)では、かわいらしいキャラクターと巧みな画力で再び注目を浴びてきた漫画家・太田じろうの代表作『こりすのぽっこちゃん』の第一弾「おかしやさんのまき」を刊行します。今回の『こりすのぽっこちゃん』は、1858年(昭和33年)9月に創刊された「こばと」(集英社)に連載されたものの初期掲載分をまとめています。連載開始後には、テレビ番組での人形劇が放送され、多くのぽっこちゃんキャラクター商品が発売され、大きな人気となりました。しかし、当時の人気の中でも、ぽっこちゃんの漫画が1冊にまとまることはありませんでした。こうしてまとまって読むことができる初めての『こりすのぽっこちゃん』をぜひお楽しみください。なお、連載分初期では『こりすのぽっこ』と「ちゃん」がついていませんでしたが、今後も続巻を計画していますのでここではタイトルを『こりすのぽっこちゃん』としています。一部原画からのものと当時の掲載誌より編集・印刷をしています。この本は、一般の本屋さんで入手することはできないため、原画展での販売、まんだらけでの通販のみとなります。この機会にぜひお買いもとめください。【太田じろうプロフィール】1923年(大正12年)1月2日 ~ 1982年(昭和57年)3月29日。東京都中央区八丁堀に生まれ、早稲田実業学校卒業後、かき版屋などに勤める。まんが家、絵本作家として活躍。代表作は『お山のクロちゃん』『がんばれガン太』『こりすのぽっこちゃん』『こぶたのぶうちゃん』など多数。ピクニックのまきかみしばいやさんのまき時計やさんのまきおかしやさんのまき【内容】太田じろうコレクション『こりすのぽっこちゃんおかしやさんのまき』B5サイズ148ページフルカラー価格2,200円(本体2,000円+税)※一部原画と当時の掲載誌より編集しています。※原画展などのイベントおよび下記通販のみですので、一般書店での販売は予定しておりません。まんだらけ通信販売 : この夏、他にもダンク主催の原画展が2会場で開催されます!【6月24日~7月17日】江東区森下文化センター【7月1日~9日】秋葉原フォーラム・ダンク■イベント概要『太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち』内容:太田じろう原画展会期:2023年6月24日(土)~7月17日(月・祝)※7月3日(月)は休館日時間:9:00~21:00※秋葉原フォーラム・ダンクとは期間、時間が異なります。会場:江東区森下文化センター1 階展示ロビー[東京都江東区森下3-12-17(地下鉄「森下」「清澄白河」駅より徒歩8分)]TEL:03-5600-8666 FAX:03-5600-8677入場:無料主催: 株式会社ダンク共催: 公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区森下文化センター(田河水泡・のらくろ館) ※秋葉原会場とは展示内容が異なります。森下文化センター | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 : 『太田じろうの世界展 こばとむらはくらんかい』内容:まんが家 太田じろう原画展会期:2023年7月1日(土)~9日(日)時間:12:00~19:00会場:フォーラム・ダンク [東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル1F ]入場:無料※小さな会場です。混雑時、入場の人数制限をさせていただく場合もあります。公式サイトURL Twitter 太田じろうの世界――生誕100年を迎える“幻のまんが家” : : 【お問い合わせ先】企画・運営:株式会社ダンク(太田じろうの世界運営委員会)住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル担当者:藤原・神村TEL:03-3831-8882E-mail: k-fujiwara@dank.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月21日見て!!このかわいらしさ!「太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち」株式会社ダンク(所在地:東京都台東区台東1-7-1)は、2023年6月にまんが家の太田じろう生誕100年を記念した原画展『太田じろうの世界展』を東京都江東区の森下文化センターと秋葉原の2会場で開催いたします。【 昭和に活躍した色あせないかわいいキャラクター「こりすのぽっこちゃん」 】昭和に活躍されたまんが家太田じろう(1923年1月2日 - 1982年3月29日)の原画展を、私たちは秋葉原で過去2回行ってきました。太田じろうは昭和20 年代半ば頃から少年誌や児童誌などで活躍したまんが家で、一時期は忘れられた存在でしたが、多くの方に原画展を通して知っていただけました。しっかりとした画力と美しい色彩がとても魅力は、現在ふたたび高い評価を受けています。秋葉原でのちいさなスペースを飛び出し、今回は江東区森下文化センターという大きな会場で展示される原画はなんと70点以上となります。過去に展示されなかった原画もあります。代表作である『こりすのぽっこちゃん』をメインとした展示とともに、今回は『こりすのぽっこちゃん』をフルカラーでまとめた本の第一弾をご用意しました。本当に「かわいい」キャラクターは時代を超えて色あせずに残るものだと確信しています。この機会に、ぜひともこの「かわいい」をご覧ください。特に雑誌「こばと幼稚園」(集英社)で連載された『こりすのぽっこちゃん』は、擬人化された動物の愛くるしいキャラクターたちが爆発的な人気を博し、テレビでは人形劇も放送され、関連商品も多く発売されたほどでした。他にも「少年」(光文社) で『がんばれガン太』、「婦人生活」(婦人生活社) で『こぶたのぶうちゃん』などを発表。また晩年は、学研「まんが人物日本史」シリーズで伝記漫画『徳川吉宗』『西郷隆盛』『福沢諭吉』を執筆。これで太田じろうの名前を知ったという方も多いのではないでしょうか。こりすのぽっこちゃん今回は太田じろうの生誕100 年を記念し、東京都の江東区森下文化センターと秋葉原フォーラム・ダンクで2つの原画展開催となります。どちらも入場無料です。また、原画はすべて1点のみですから、別々の作品の展示となります。広いスペースで多彩な作品を展示する森下文化センター、過去開催の展示に加え、今年発見された幻の映像『人形劇 こりすのぽっこちゃん』上映を含め、より太田じろう作品を知る秋葉原フォーラム・ダンク。森下文化センターへ行ってから秋葉原フォーラム・ダンクへ。または、秋葉原で見てから森下文化センターへ。ぜひ両会場に足をお運び頂ければ幸いです。【 江東区森下文化センター 】かわいいを満喫!『太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち』「太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち」チラシのらくろの町・森下に、こりすのぽっこちゃんたちがやってきます! [森下文化センター]を会場に、たっぷり23日間の開催となります。この機会に、太田じろうが描く可愛らしいキャラクターたちをぜひ間近でご覧ください。入場無料です!こりすのぽっこちゃん原画こりすのぽっこちゃん原画<イベント概要> 「太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち」内容:太田じろう原画展会期:2023年6月24日(土)~7月17日(月・祝)※7月3日(月)は休館日時間:9:00~21:00※秋葉原フォーラム・ダンクとは期間、時間が異なりますのでご注意ください。会場:江東区森下文化センター1 階展示ロビー[東京都江東区森下3-12-17 (地下鉄「森下」「清澄白河」駅より徒歩8分)]TEL:03-5600-8666 FAX:03-5600-8677入場:無料主催: 株式会社ダンク共催: 公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区森下文化センター(田河水泡・のらくろ館) ※秋葉原会場とは展示内容が異なります。森下文化センター | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 : 【 秋葉原フォーラム・ダンク 】発掘された幻の映像も!『太田じろうの世界展~こばとむらだいはくらんかい』2020年・2022年と、いままでも会場となってきた秋葉原の[フォーラム・ダンク]では、9日間にわたってよりディープな太田じろうワールドを展開します。原画の展示に加え、先日発見された昭和30年代放送の『人形劇 こりすのぽっこちゃん』の映像も上映予定です。最新情報は「太田じろうの世界」公式サイト及びTwitterをご覧ください。<イベント概要> 「太田じろうの世界展~こばとむらだいはくらんかい」内容:太田じろう原画展会期:2023年7月1日(土)~7月9日(日)時間:12:00~19:00※江東区森下文化センターとは期間、時間が異なりますのでご注意ください。会場:秋葉原フォーラム・ダンク [東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル1F ]入場:無料主催: 株式会社ダンク※森下会場とは展示内容が異なります。【 『こりすのぽっこちゃん』がついに本に! 】2つの『太田じろうの世界展』では、太田じろうの原画展示のほか、図録や『こぶたのぶうちゃん』、新作グッズなども販売。さらに今回は『こりすのぽっこちゃん』(B5/148ページ。価格未定)を販売予定です。■『こりすのぽっこちゃん』B5サイズ/148ページ/フルカラー/価格未定※一般書店での販売は予定しておりません。※まんだらけ通販で取り扱い予定です。詳しくは公式サイト、または公式twitterなどで随時お知らせいたします。最新情報は随時「太田じろうの世界」公式サイト及びTwitterでお知らせいたします。みなさまのご来場をお待ちしています。【太田じろうの世界 公式サイト】 太田じろうの世界 : 【「太田じろうの世界展」図録・復刻漫画「こぶたのぶうちゃん」も通販にて発売中】「太田じろうの世界展」2020年図録購入ページ⇒ まんだらけ通信販売 : 「太田じろうの世界展」2022年新図録(6色印刷)購入ページ⇒ まんだらけ通信販売 : 「こぶたのぶうちゃん」(全)購入ページ⇒ まんだらけ通信販売 : 【お問合せ先】企画・運営:株式会社ダンク住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル5F担当者:藤原・神村TEL:03-3831-8882E-mail: k-fujiwara@dank.co.jp Twiter: 公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月23日株式会社栗原医療器械店(本社:群馬県太田市・東京都日本橋、代表取締役社長:栗原 勝)は、サスティナブルおよびCSRの観点から太田市様、群馬クレインサンダーズ様とパートナーシップを構築し、新たなプロジェクト活動<おおた健康促進553プロジェクト>を実施することをお知らせします。プロジェクトポスター■ プロジェクトの目的 ■地域住民の皆様の身体の“健康”と地域環境の“健康”の2つの健康促進■ プロジェクトの内容 ■プロジェクト第1弾として<ウォーキング&ごみひろい活動>を4月29日(土)、30日(日)に実施いたします。群馬クレインサンダーズホーム戦を応援しながら、ウォーキングとごみひろいを通じて地域と身体の“健康”を目指します。<ウォークラリーイベントについて>歩数カウントだけでなく食事や運動、体重記録など健康サポート機能がある専用アプリ「グッピーヘルスケア」を使い、ウォークラリーイベントを開催します。※ウォークラリーには群馬クレインサンダーズの選手数名も実名で参加いたします!イベント期間中は、歩いた歩数がランキング形式で表示されるので、選手と競うことができます!アプリ事前登録期間 :2023年4月1日(土)~2023年4月23日(日)ウォークラリー期間 :2023年4月24日(月)~2023年4月30日(日)ウォークラリー参加特典:(1)4月29日(土)、30日(日)にOPEN HOUSE ARENA OTA敷地内の栗原医療器械店が出展するブースにて、グッピーアプリをご提示の方へノベルティ(ぐんますく)をプレゼント。(1人1回、無くなり次第終了となります。)(2) ランキング上位5名には豪華プレゼントをご用意。※イベント参加にはアプリの登録が必要となります。※詳しくは、栗原医療器械店オフィシャルサイトや掲示ポスター、SNSで順次お知らせいたします。【太田市×群馬クレインサンダーズ×栗原医療器械店】おおた健康促進553プロジェクトのお知らせ 栗原医療器械店(kuribara.co.jp) <ごみひろい活動について>地域環境の保全、そして群馬クレインサンダーズのホームアリーナであるOPEN HOUSE ARENA OTA周辺の清掃を兼ねて、ごみひろい活動イベントを開催いたします。活動期間 :2023年4月29日(土)、4月30日(日)申し込み期限 :4月21日(金)午前10時までごみひろい参加特典:(1)4月29日(土)、30日(日)の群馬クレインサンダーズ試合観戦チケットが10%OFFで購入可能。(購入手数料300円も不要)※席はエコノミー自由席限定となります。※チケット料金のお支払いおよび受け取りはごみひろい活動後、現地での対応となります。※キャンセルや枚数変更時は、4月21日(金)までは下記URLより、4月22日(土)以降は直接メールまたはお電話にて承ります。下記のごみひろい活動申し込みURLより購入申し込みが可能です。4月29日(土)の申し込みはこちら 4月30日(日)の申し込みはこちら ご自身の健康促進、地域環境の保全、そして群馬クレインサンダーズの応援も兼ねて、一緒にウォークラリー&ごみひろい活動イベントを行いませんか?主催:株式会社栗原医療器械店株式会社栗原医療器械店ロゴ共催:太田市スポーツ振興課、株式会社群馬プロバスケットボールコミッション、株式会社グッピーズ太田市ロゴ群馬クレインサンダーズロゴ株式会社グッピーズロゴ<グッピーヘルスケア について>グッピーヘルスケアは、株式会社グッピーズが展開している健康管理アプリです。毎日を健康に過ごすために日々の活動をレコーディングが可能となり、体重・体脂肪・歩数の管理はもちろん、ヨガ、ストレッチ、筋トレなどのエクササイズ動画が無料で見られます。株式会社グッピーズは「Goodな発想で、世界をHappyに。」をミッションとして医療・介護・福祉の人材サービス事業、健康管理アプリを使ったヘルスケア事業を展開しています。法人名: 株式会社グッピーズ GUPPY's Inc.創業 : 2000年3月HP : 株式会社グッピーズ | GUPPY ウォークラリーの取り組みについて <群馬クレインサンダーズ について>群馬クレインサンダーズは、日本のプロバスケットボールチームです。B.LEAGUEに所属しており、ホームタウンは群馬県太田市となります。運営会社: 株式会社群馬プロバスケットボールコミッション創業 : 2010年6月10日HP : <栗原医療器械店 について>「地域医療への貢献」栗原医療器械店は、すべての人の健康と豊かな生活に貢献する企業です。すべての人が健康・幸福(ウェルビーイング)に暮らしていける社会の実現を目指し、医療や介護・福祉の現場で活動される方々とともに地域の医療体制を構築します。私たちの使命は、医療機器の安定供給の実現と、最新の情報をいち早く医療機関へお届けし、医療技術の発展に寄与すること。そして、健康を求める全ての方々の願いに応えることです。私たちの活動が、地域医療の発展に貢献している責任と誇りを十分に理解し、使命を全うします。私たちの活動の先には、人々の健康への願いや尊い生命(いのち)があることを決して忘れません。地域で暮らすすべての人の健康・幸福(ウェルビーイング)のためにこれからも関わるすべての皆様から選ばれ続けるパートナーであり続けます。【法人概要】法人名 : 株式会社栗原医療器械店創業 : 1952年7月従業員数: 1500名代表 : 代表取締役会長 梅澤 悟代表取締役社長 栗原 勝事業内容: 医療機器、理化学機器、ME機器、放射線機器、病医院設備施工、介護用品、各種医療材料、メンテナンスサービスケア所在地 : 【太田本社】群馬県太田市清原町4-6【東京本社】東京都中央区日本橋三丁目9番1号日本橋三丁目スクエア4階HP : 太田本社東京本社イメージキャラクターミラクリ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月12日イギリス・ケルトに伝わるアーサー王伝説をもとに、作曲家ドーヴ・アチア(『1789〜バスティーユの恋人たち〜』)によるフレンチ・ロックで彩られた大スペクタクルミュージカルが日本初登場。フランスで世界初演(2015年)を迎えた本作は、韓国でバージョンアップされて(2019年初演、2022年再演)絶賛を博した人気作だ。その韓国版を手掛けた気鋭の演出家オ・ルピナが、今回の日本版の演出を担うことも注目されている。濃密な稽古が進むなか、主人公のアーサー王を演じる浦井健治、そして王の配下の“円卓の騎士”の筆頭であるランスロット役をWキャストで担う太田基裕と平間壮一に、稽古の感触やそれぞれの役柄、日本初演の展望について聞いた。神話の世界にどうリアリティをもたせるか、鋭意邁進中――およそひと月後の初日(取材時)に向けて、稽古が順調に進んでいるようですね。浦井もうサクサク進んでます(笑)。この作品、オーソドックスなアーサー王伝説の、聖剣エクスカリバーの物語かなと思っていたんですが、演出のオ・ルピナさんはオリジナルのフランス版の舞台を観て、ご自身が思うところを付け足して「各キャラクターの正義を描きたい」と思って韓国バージョンを作られたそうなんです。ひとり一人が必死に生きている群像劇を作りたいと。韓国版の上演ですでに観客の熱い反応を得ているので、ルピナさんの中ではイメージがしっかりと固まっていて、2023年の日本版初演として作っているけれど、我々はそのイメージに追いつこうとしている再演チームみたいな感覚で(笑)、とにかく稽古の進行が早いです。初日の一カ月前に、もう最後まで動きがついていますからね。浦井健治歌と芝居で物語をしっかり見せながら、合間にはダンサーの見せ場がある、そんなショーアップされたミュージカルなので、僕らは日本初演として土台を作る責務があるかなと感じていますね。同じフレンチ・ミュージカルの『ロミオ&ジュリエット』みたいに今後、再演、再々演と継続して上演される可能性を秘めた作品になるんじゃないかなと。平間そうですね。神話を軸とした物語だから、人間じゃないモノがたくさん出て来て……狼とか鹿とか(笑)。ただ「神話というだけで終わらせたくない」というのがルピナさんの考えで、人間っぽさも出したいと。でもアーサーなんて、何もかもひたすら耐えて、すごく器が大きくて、こんな人間いないんじゃない!?ってくらい、ある意味神のような存在に描かれているんですよね。“呪い”とかも出て来る神話的な世界を、いかにリアリティを持たせてやるか。そこが難しいけれど、ルピナさんがちゃんと細かく「ここの感情は〜」と説明してくれるので、あとは自分たちがそこにどれだけ馴染めるかだと感じていますね。太田僕は正直、その神話的な世界がまだよく分からないんですよね。楽曲もキャッチーだし、アンサンブルの方々がものすごく動いていてダンスも、アクロバットも素晴らしいし、見どころ盛りだくさんのエンタメ作品にはなるだろうなと想像出来てはいるんです。その中での自分の役割を、どう追求していけばいいのか、ファンタジーとリアルの狭間をどう揺れ動けばいいのか、その匙加減がまだつかめていない状態です。浦井ランスロットはとくにそうだよね。ファンタジーとリアル、どっちにも振れるキャラだから。白か黒だけではない、各キャラクターのさまざまな感情を届けたい――アーサー王の伝説をもとに多くの文学、映画、舞台などが作られていて、ストーリーもさまざまな展開があるわけですが、今回の作品はどんな雰囲気を持つのか、皆さんによるご自身のキャラクター分析からうかがい知れたらと思うのですが。浦井今回の登場人物で一番はっきりと起承転結が描かれているのは、アーサーの異父姉、安蘭けいさんが演じるモルガンだと思いますが、どのキャラも “シーンの飛躍”が多いことで、気持ちの流れや立ち位置を把握するのが難しいんですよね。これはミュージカルにありがちなことですけど。――雑な分け方で恐縮ですが、アーサーと対立する側、いわゆるヒール(悪役)の位置にいるのがそのモルガンと、王座を狙っていた騎士メレアガン(伊礼彼方/加藤和樹、Wキャスト)ということに?浦井分かりやすく言うとフランス版ではそうなんですけど、ルピナさんはそのふたりをもヒールにさせない。ふたりともにそれぞれの信念、正義を訴えて、必死に生きているんです。メレアガンだったら騎士道というものだったり、モルガンだったら父親に対する恨み、そこから来るアーサーへの復讐心ですよね。そこのドロドロしたやりとりと、あとはアーサーと王妃グィネヴィア(小南満佑子/宮澤佐江、Wキャスト)、王妃に恋するランスロットという三角関係が描かれていて。アーサーは王の血筋という運命に翻弄されるわけですが、義父に育てられた環境に恵まれ、人の心に寄り添える青年になった。だから、権力に対して一番抗っている。でも権力を一番持っているのがアーサーなんですよね。平間壮一平間ランスロットは、アーサー王に忠誠を誓いつつ、王妃に恋をしてしまってその矛盾に苦しむ。その心の揺れ動きを歌や芝居で見せられるといいのかなと思っているけれど……(太田に)ランスロットさん、今のところどうですか?(一同笑)太田台本を読む限りは、湖の妖精に育てられているので(笑)、すごく高貴で純真無垢な青年という気がするよね。衣装も真っ白で、そういうスッとしたイメージかなと思いつつやっているんですが、やっぱり“シーンの飛躍”で描かれていないところを表現するのが難しいですね。(平間と)ふたりでいろいろ情報を共有しながら役作りしている感じだよね。平間僕はどうしても、台本の違う読み方をしてしまう癖が昔からあるんですよね。浦井ハハハ、いや、それいいことじゃないかな?平間俺が理想とする『キングアーサー』は、グィネヴィアが元凶みたいになればいいのに、と。わがままな王妃で、何もかも欲しい、あの男も、この男も……。太田ハハハ!欲にまみれた王妃!平間『RENT』でいうところのエンジェルみたいに、グィネヴィアが“裏主役”のお話で、ダークサイドのグリム童話みたいになってほしいなと。そうなるとランスロットもアーサーも可哀想に思えるじゃないですか。浦井それ、いいかもね。グィネヴィアが黒に見えたら、モルガンが白に見える可能性がある。平間そう!で、ランスロットも王を裏切るんじゃなくて……。僕の中のランスロットはどうしたって王を第一に考えたいんですよ。王妃のわがままに抗えなかったがゆえに不倫になってしまった……みたいなのが面白いなと思っているんですけどね。僕が好きなルピナさんの演出は、「手を握るだけで、もう十分」っていうもの。だから抱き合ったりすることもキスすることもないし、もしかしたら目が合う回数も一番少ないかもしれない。そういう見せ方は素敵だな、ロマンチックだなと思いますね。浦井ランスロットはいかようにも転ぶから、本当に難しいよね。着地点が書かれていないので。恋が成就したのか、それははたして本当の純愛だったのか、忠誠を本当に誓っていたのか……っていろいろあって、そういう意味ではシェイクスピアもそうだけど、古典って自由な解釈でいいのかなと。今回のおふたりのランスロットは、白でも黒でも、もしくは群青色!?(一同笑)さまざまな色で攻めて来てくれる感じがして、すごく面白いですよ。ショーアップされているがゆえに、「芝居の部分が伝わり切れなくても、お客様には楽しんでいただけちゃうから」と石川禅先輩がおっしゃっていたけど、そこをしっかり伝えていくのが我々の勝負だよね。平間ご覧になる皆さんには楽しみながらも、考えることをやめないでほしいですね。太田そう、フワ〜っと観ていると、ラストなんて「え、アーサー王、ひど!」みたいに思っちゃうかもしれない。(一同笑)厳しさと優しさ、アーサーのいろんな感情が届くように作っていきたいですね。太田基裕オ・ルピナさんの刺激的な稽古場――大注目の、韓国版に続いて演出を担うオ・ルピナさん。稽古場の様子をぜひ教えていただきたいのですが、浦井さんは『デスノート THE MUSICAL』の時に会われているとか。浦井はい、『デスノート THE MUSICAL』初演の時に、(演出の)栗山民也さんの稽古場をルピナさんが見学に来ていて。「韓国で私、演出補としてこれをやるので頑張ります」って。太田・平間ヘええ〜!浦井ルピナさんは本当に頭のいい、素敵な方ですよ。めげないし、体力があるし、ジョークを言って和ませたり、優しさの裏返しで厳しい言葉をかけることもあったり。充実した稽古場ですね。全員の気持ちが「ルピナさんはこうやりたいんだね、じゃあやるよ!」っていう空気になっている。平間やっぱり言葉が通じないぶん、動きを重視しているなとは感じますね。韓国語でお芝居する場合はどういうふうにするのかな……とか、日本語の僕らの芝居を見て、どう判断して、どう演出しているのかな…とか、そこの感覚が気になります。あと、立ち位置の番号はすごくうるさいです。(一同笑)“0.5”の位置(編注:舞台中央が0番。そこから上手・下手に向かって、それぞれ1番、2番と数字が増えていく)から始まるナンバーがあって、そこに立って始めようとしたら、ルピナさんが怖い顔してこうやってて……(手で必死に「もっと横!」というジェスチャー)。浦井・太田ハハハハハハ!平間ええっ、0.5じゃないの!?って。微妙な違いらしく。最初に見た形のキレイさのこだわりがあるんですよね。太田平間君が言ったように、文化も価値観も違うから、コミュニケーションの戸惑いは正直ありますよね。求めていることのどこがポイントなのか、まだいまいち掴めなくて。今言ったような違いも、「僕の中では0.5」だけど。平間「私は違う」となる。太田そう、その歪みみたいなのが一体何なんだろうなあと。これからの一カ月で見ていきながら、最終的には自分たちらしくやれたらいいなと思っていますね。浦井そうだよ、だって、ひと月前なのにもう動きもついちゃって、このスピード感……。平間どうなっちゃうんだろう。太田一回全部壊して、またイチから!?まあ僕らは悩みつつだけど、アンサンブルの皆さんはもう完璧で、本当にすごいですよね。シルク・ドゥ・ソレイユみたい!(一同笑)平間うん、生き生きしている。浦井「めっちゃ楽しいっす!」って言ってるもんね(笑)。老若男女が楽しめる“ネオ(新生)・ミュージカル”に期待して――ショーアップされた中での物語の展開を、我々観客もしっかり想像力を働かせてキャッチしていきたいです。皆さんの奮闘の果ての日本初演が楽しみです!太田本当に幅広い世代に楽しんでもらえる作品になると思います。展開も早いし、お子さんだって飽きさせずに「あのキャラクターかっこいい〜」となるんじゃないかなと。気楽に観ながら、いろんな想像をして深くも読み取ってもらえたらと思いますね。平間僕個人としては、『キングアーサー』は「ずっと我慢」の作品だなと。歌もダンスも、殺陣もそれほど多くないので、自分の武器は全部隠して挑むことに。お話としても、ランスロットは王のもとにいながら自分の愛情を隠して耐える役どころだし……。太田修行僧みたい〜。平間そういう修行みたいな耐えている気持ちが溜まりに溜まって、でも出せない!っていうパワーが、お客さんに伝わればいいなと思います。浦井もっくん(太田)が言ったように老若男女誰が観ても楽しめる舞台だけど、運命や業、人生の選択がテーマになっていて、とても演劇的な作品だとも思うんですね。この2023年の日本バージョンは、いろんな色を持ち合わせているメンバーで、ある種お祭り騒ぎ的に楽しんでやっていけるんじゃないかなと。本当に面白い人たちが集まりましたから(笑)。先輩や僕らが楽しむ姿を、小林亮太くん(ガウェイン役)ら若い人たちが見て、緊張しながらも「あんなふうに楽しめばいいんだ」と伸び伸びとトライしてくれたら。その中で我々はどう勝負していくか、そんな“ネオ(新生)・ミュージカル”っていう感触の舞台になるんじゃないかなと思っています。取材・文上野紀子撮影:杉映貴子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント浦井健治さん、太田基裕さん、平間壮一さんのサイン入りポラをそれぞれ1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『キングアーサー』2023年1月12日(木)~2023年2月5日(日)会場:東京・新国立劇場 中劇場東京公演後、群馬・兵庫・愛知に巡演※追記:1月12日~15日公演は中止になりました。詳細は公演公式サイトにてご確認ください。チケット情報はこちら:ぴあアプリでは浦井健治さん、太田基裕さん、平間壮一さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年01月06日株式会社マウンテンディアー(群馬県太田市/代表取締役社長:山鹿 雅明)は、アパレルブランド「MOUNTAIN DEER」を始動しました。第1弾アイテムとして、太田市で生産するニットの産地ブランド「OTA KNIT」からマフラーおよびブランケットを製品化し、応援購入サービスMakuakeにて2022年12月15日より先行販売を行います。MOUNTAIN DEER マフラーMOUNTAIN DEER ブランケット■ブランドコンセプトブランドは代表がニュージーランドに留学中に明け暮れたトレッキングの実体験から「身に着けることでずっと触れていたい暖かさ。身に着けることでほっとする安心感」をコンセプトにした商品を展開していきます。MOUNTAIN DEER ブランドイメージ■プロジェクト名【群馬県太田市】ニットの産地が手掛ける ずっと触れていたい保湿抜群のニット または、Makuake( )にて「群馬県太田市」と検索「MOUNTAIN DEER」Makuakeにて先行販売■原料には国内に流通する糸でも最高級に位置するウール糸を使用。繊細で優美なウール糸は、その細さから生まれるしなやかな肌ざわり、気品のある光沢、ソフトで弾力性があり強さを兼ね備えています。本製品はアウトドアには勿体ないほどの糸を使ってます。■商品概要<マフラー>【MOUNTAIN DEER】スーパーファインウール2重構造のマフラーサイズ:135cm×20cmカラー:オレンジ/グリーン素材 :ウール100%価格 :12,300円【早割 2,000円OFF&即納】:13,300円【Makuake割 1,000円OFF】<ブランケット>【MOUNTAIN DEER】スーパーファインウール 2重構造のブランケットサイズ:170cm×60cmカラー:オレンジ/グリーン素材 :ウール100%価格 :24,600円【早割 4,000円OFF&即納】:26,600円【Makuake割 2,000円OFF】商品説明■OTA KNITについてOTA KNITロゴ太田市のニット産業は戦後、SUBARUの前身である中島飛行機の技術者が糸をつむぐ「手紡機」を製造したことが始まりと言われています。かつてはニットの産地として200社近くあったニット工場が海外生産や後継者不足により現在は10社を切っております。「OTA KNIT」は太田市のニット産業をもう一度、盛り上げようと市内の工場やブランドが力を合わせて取組む地域ブランドです。職人により丁寧に作りこまれ生産するMADE IN OTA JAPANのニット製品です。■会社概要株式会社マウンテンディアー所在地 : 群馬県太田市富沢町239-6代表 : 代表取締役社長 山鹿 雅明設立 : 平成24年(2012年)4月事業内容: 衣料・生活雑貨の企画・生産・卸業(to touch)店舗小売販売(to touch ota style shop)地域ブランドのオーガナイズ(OTA KNIT)WEB等の制作・デザインURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月14日アイドルグループNMB48を卒業して3年目、映像や舞台で活躍している奈良出身の太田夢莉。今回、人気テレビドラマの舞台化シリーズ第3弾『大阪環状線 天満駅編 うちの家族は日本一やねん!』に出演する。天満駅近くの小料理屋を舞台に、家族愛や夫婦愛が描かれ、笑って泣けて心温まる芝居だ。演出はドラマも手掛けた木村弥寿彦で、関西弁にこだわりキャストは芸達者な関西出身者。夫婦役には佐藤江梨子と初舞台の月亭八光が出演し、太田はその娘・栄美を演じる。アイドル時代に小学生の時からなんばへ通い、見慣れていた大阪松竹座の舞台に立つことを「すごく不思議な気がする。感慨深いです」と、うれしそうに話す。これからの活動を見据える彼女に今作への意気込みを聞いた。「どんな家庭にも事情や問題があって、みんなわけあり家族。この作品には大人同士のすれ違いなど、普通の恋愛ものとはまた違った家族だからこその愛の形が描かれています。特にお話の終わり方がすごくいいなと思いました。ほっこりしてもらえたらうれしいです」と作品の印象を語る。1幕は松竹新喜劇の『大人の童話』をベースにした物語、2幕はその14年後の続編として描かれたオリジナル。太田は20歳になった栄美として2幕から登場する。「すごく難しいです。大切なセリフが多く、私の芝居で作品の雰囲気が変わってしまうので、頑張らなきゃいけないなと」。グループ時代に女子からも人気だった、太田のボーイッシュな雰囲気が生かされるキャラクターだ。「もしかしたら、私の役と同じような悩みを持っている子たちがいるかもしれない。このお芝居を観ることがその子の背中を押せたり、力になれたりする機会になるといいですね」。この舞台は、子供文化芸術活動支援事業の対象公演。18歳以下は無料で観劇できる。「初めて観た舞台が人生の何かきっかけになるかもしれないですね」と目を輝かせる太田。卒業後、大阪の舞台に立つのは今回が初めてとなる彼女から、大阪のファンへメッセージ。「グループを卒業したらすぐにコロナ禍になって、お仕事もうまくいかない1年でした。今3年目になりましたが、今年からやっとこのように舞台にたくさん立てるようになってきました。今回は、自分にとって今までで一番の挑戦となる役だなと思っているので、自分のレベルアップのためにもこれを成功させるように頑張りたいと思っています。この大きな大阪松竹座に立っている、成長した姿を見ていただけたらうれしいです」。取材・文:高橋晴代<公演情報>大阪環状線 天満駅編 うちの家族は日本一やねん!公演日:2022年11月28日(月)~2022年12月12日(月)会場:大阪松竹座『大阪環状線 天満駅編 うちの家族は日本一やねん!』メインビジュアル【チケット料金】1等席:11,000円2等席:5,500円3等席:3,300円チケット情報はこちら:詳細はこちら:
2022年11月29日TBSの“日曜日の朝”に注目が集まっている。『サンデージャポン』(TBS系、10:00 – 11:30)でMCを務める太田光(57)が、旧統一教会をめぐる発言で毎週のように炎上し続けているのだ。9月25日放送回では「デーブさんも、救いたいと思っているわけですよね。で難しいのは、統一教会側も救いたいっていう。この『救うと救う』がぶつかっちゃっているところだと思うんですよね」と発言したことから、“教会を擁護している”との批判が殺到。さらには「今までも拉致して、閉じ込めたりなんかして。いろいろ問題が起きてきて。やっぱりこの長い時間をかけてまだ答えが見つかっていないことだから、何ていうのかな。簡単なことではないと思う」など、信者を奪還しようとする家族たちの行動に対して“拉致”“閉じ込め”などの表現をしたことでも大炎上した。これらの発言に、ジャーナリスト・有田芳生氏(70)は《太田光さんのこの発言。すっかり統一教会の主張です》《お笑い芸人だからと許される発言ではありません。現場を知らないのに発言するな》などとTwitter上で怒りをあらわにした。また紀藤正樹弁護士も《太田さんのコメントは、統一教会の主張そのもの。ギャグ自体が逆に統一教会に対して差別的です。太田さんMC芸能人として、発言が無責任すぎます》と厳しいコメントを更新するなど、各界の著名人からも批判が相次ぐ事態に。そして同番組でおやじギャグを飛ばすことでおなじみの存在だったデーブ・スペクターも、10月3日放送回ではついに声を荒げて太田のMCとしての姿勢に熱く切り込んだのだった。これまでも暴走キャラで知られていた太田。最近でこそおとなしくなってはいるものの、批判は止まず波紋が広がり続けている。いっぽうで『サンデーモーニング』(TBS系、8:00 – 9:54)のMCを務める俳優の関口宏(79)も、的外れな発言や上から目線などが度々取り沙汰されてきた。「今年5月8日には野球評論家の達川光男さんがゲスト出演し、シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手についてエンゼルスのマイク・トラウト選手を引き合いに出して打法の解説をしました。すると関口さんは『マイク・トラウトって何ですか?』と噛み合わない質問を投げかけたのです。達川さんは『すごいバッターなんです』と答えたものの、生放送での噛み合わないやりとりに違和感を持った視聴者が多かったようです」(テレビ局関係者)また6月6日放送回では競馬の「日本ダービー(G1)」について番組で取り上げた際に「わたくし、競馬をやりませんので名前が読みにくいんですよ」と競走馬の名前に異議を唱えた関口。レースのVTRが流れる最中にも「ダノンベルーガ」を「ダノンベルガー」と誤った馬名でつぶやいていたことで、「MCとして勉強不足」などの批判が続出していた。「今年1月にはトンガの海底噴火の影響で日本にも津波警報が発令された際、『サンデーモーニング』は画面に日本地図と津波警報・注意報を伝えるテロップを表示しながらの放送に。それについて関口さんは『画面はどうしても津波の警報を出すために、日本地図を出さなければいけないんでしょうか?』と発言し、物議を醸しました」(前出・テレビ局関係者)本誌は今年7月、「嫌いなMCランキング」を調査していた。このとき、1位となったのは『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の宮根誠司(59)。だが、2位は太田で3位は関口だった。実に、トップ3のうち2人がTBSの日曜日の朝に集中しているのだ。Twitter上で番組の降板を求めるハッシュタグが拡散され、出演自粛へと発展する事態があり得る昨今。そうした“爆弾“を抱えるTBSには、今後も難しい舵取りが求められそうだ。
2022年10月15日「ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022夏 Season C~」が、9月5日に東京・自由劇場で開幕した。ミュージカル『ダブル・トラブル』は、ボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれた抱腹絶倒のミュージカルコメディ。登場人物は、ボビーとジミーの兄弟のほか、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優などおよそ10人。この10人もの人物が、たったふたりの出演者とピアノだけの演奏で表現される。2021年にはダブルチーム編成で、異なる劇場にて同じ作品を同時期に上演。2022年夏の公演では、7月に4チーム編成のSeasonA、8月に2チーム編成のSeasonBが上演されていた。2022夏を締めくくるSeasonCは、SeasonBにも出演した林翔太、寺西拓人に加え、前回の公演で見事にジミー・マーティン兄弟を演じ切り、高い評価を得たコンビが再来。伸びやかな歌声と自由自在な表現力が持ち前の原田優一が兄で作曲家のジミーを、そして舞台を中心に多彩なジャンルで活躍する太田基裕が弟で作詞家のボビーを演じる。息ぴったりのコンビネーションが素晴らしい原田・太田ペアが、今回も舞台をところ狭しと暴れ回る。また9月10日17時30分公演は、終演後に原田、太田によるアフタートークショーを行うことが決定。稽古中のエピソードや作品の裏話など、ここでしか聞けない生トークが届けられる。■原田優一 コメントついに『ダブル・トラブル』の世界に飛び込む時がきました。もちろん、一年前のあのドタバタは健在ですが、今回は更に各キャラクターを掘り下げる作業と、物語の解釈をゆっくり紐解く作業もできたのではないかと思います。そしてなにより、キャスト・スタッフの皆様の再集結により、それぞれのアイデアを出し合って、建設的な話し合いが持てる現場になったことに感謝しています。あとはお客様と共に完成させる作品です。ご来場を心よりお待ち申し上げております。■太田基裕 コメント再演という事で初演よりもまた少し掘り下げる事ができたように感じます。ご観劇されるお客様が楽しく、温かい時間を過ごせるように僕ら自身も楽しみながら千秋楽まで走り続けたいと思います。最後まで応援の程よろしくお願いします。撮影:岡千里<公演情報>ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 Season C~9月5日(月)~9月13日(火) 東京・自由劇場「ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 Season C~」ビジュアル脚本・作詞・作曲:ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン翻訳・訳詞:高橋亜子演出:ウォーリー木下音楽監督:落合崇史 / 大塚茜振付:TETSUHARUタップ振付:本間憲一出演:林翔太寺西拓人 / 原田優一太田基裕【チケット料金】指定:8,800円(税込)U-22チケット:4,800円(税込)※U-22チケットは22歳以下対象・枚数限定。公演当日、年齢の証明ができる身分証明書を提示の上、座席指定席券と引き換えが必要となります。その際、お座席はお選びいただけません。※未就学児入場不可購入リンク:【アフタートークショー】9月10日(土) 17:30公演登壇者:原田優一×太田基裕※該当開催公演のチケットをお持ちのお客様に限り、どなたでもご参加頂けます。※ご参加の際は、必ずご自身のお席にお座り頂きますようお願いいたします。※登壇者は予告なく変更になる可能性もございます。【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)公式サイト:
2022年09月07日ミュージカル『キング・アーサー』のプレイベント(製作発表)が25日に都内で行われ、オ・ルピナ(演出)、浦井健治、伊礼彼方、加藤和樹、太田基裕、平間壮一、小南満佑子、宮澤佐江、小林亮太、東山光明、石川禅、安蘭けい、ホリプロ 代表取締役社長 菅井敦氏が登場した。同作はイギリ ス・ケルトに伝わる騎士達の物語を、ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』など数々のヒット作を生み出しているドーヴ・アチア氏がグルーヴ感溢れるフレンチロックミュージックをベースとした多彩な音楽で描いたヒット作。天から下される運命に立ち向かうアーサー王の物語を描く。ホリプロ 菅井社長は「2023年の初回上演のみならず、先々レパートリーとしてずっとやっていく作品に仕上げていくべく頑張っていきます」と宣言。この日は伊礼、加藤、小南、宮澤、小林、東山による「奪われた光」、そして浦井、小南、宮澤、全員による「魔法に導かれて」の2曲を披露。浦井は「かなりシャウトがあって、和樹と彼方がどこまでも高い声をこの時間に出すという、役者としてはやりがいの感じるような楽曲」と表し、「しっかりとみんなで体力をつけて、このメンバーだからこそ出せる音を紡いでいけたらと感じました」と意気込んだ。伊礼はなぜか浦井に対し「プライベートでは負けませんですからね。作品ではいつも負かされてるけどさ、プライベートを楽しみにしてください」と宣言し、「1公演くらい勝たせてもらえないかお願いしようと」と目論む。浦井が「剣、抜いてみて」と煽ると、安蘭が「私が抜こうかな、エクスカリバー」と参戦し、浦井は「誰よりも似合う」と苦笑していた。加藤も楽曲について「ダンサブルな感じで、見た目に派手で時に切なく悲しくというのを表現できる楽曲なんじゃないかなと思います」と太鼓判。「3人兄弟の末っ子」という東山は、今回アーサーの兄役を演じるにあたって「実際の兄はオラオラ系なんですけど」と東山義久のことを表しつつ、「自由奔放に憎めないキャラを作っていけたらと思っています」と語った。殺陣のコツを聞かれた太田は「怪我をしない、させない」ときっぱり。一方で「伊礼さんが浦井さんをやってしまわないか監視しながら稽古していきたい」と述べ、周囲からは「言葉が悪い」、伊礼からは「そんな野蛮じゃございません」とツッコミが飛ぶ。平間は「全員が全員、体も歌も全身を使ってやってる。サーカスを見てるような、ミュージカルと違った楽しみ方を期待してもらえれば」と見どころを明かした。また、舞台『鬼滅の刃』シリーズで主演を務めている小林は「別作品では鬼を狩るために日本の刀を振っているんですけど、西洋剣術が初めて」だという。浦井が「なるべく"呼吸"は使わないようにお願いします」と言葉を向けると、小林は苦笑しつつ「両手で持って斬るのが大事になってくるので、そういうとことはリアリティを持ってやりたい」と意気込んでいた。最後には浦井が「この作品はド派手で、ダンスありアクロバットあり殺陣あり、そしてフレンチロックということで、かなりキラキラした作品だと思うんですけれども、物語の中では人間の本当の正義だとか、それぞれの群像劇としての愛の形だとか、繊細な心を紡いでいく、感情を大切にするようなお芝居を大切にするような作品になるんじゃないかなと思っております」と語る。「イケメン揃いだと思うんです、禅さんを筆頭に! 安蘭さんも。本当に楽しんでいただけるような作品になると思います」とアピールした。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2023年1月12日~2月5日、群馬公演は高崎芸術劇場 大劇場にて2月11日~12日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて2月24日~26日、愛知公演は刈谷市総合文化センターアイリス 大ホールにて3月4日~5日。
2022年08月25日昭和に活躍したまんが家太田じろうの作品復刻「太田じろうコレクション」がスタート!カバーオモテ第1話トビラ株式会社ダンクでは、『太田じろうの世界展』の開催を機に、太田じろうの作品群の復刻「太田じろうコレクション」の製作・販売をスタートすることとなりました。第1弾は、『こぶたのぶうちゃん』。元気でかわいいこぶたのぶうちゃんと、家族や友だちのふれあいを四季催事をからめたやさしい物語です。このまんがは婦人向け月刊誌に連載されていたため太田じろう作品の中でも知る人は少ない作品ですが、『こりすのぽっこちゃん』と重なる時期の太田じろうの筆致はすばらしく、これもまた代表作のひとつといえます。太田じろうは、昭和20年代から40年代に活躍されたまんが家で、現在知る人も少なく「幻のまんが家」といえます。巧みな描写、可愛い擬人化、確かな画力による絵は、手塚治虫を筆頭に多くのプロのまんが家に愛されていました。特に「こりすのぽっこちゃん」の可愛いキャラクターは愛くるしく、時代を超えた魅力があります。昭和の時代に描かれた作品ですが、平成の時を経て令和となった現在も「かわいく」「たのしい」まんがは多くの人々を魅了することでしょう。この本は、一般の本屋さんで入手することはできないため、原画展での販売、同人誌即売会などのイベントや一部ネットでの通販のみとなります。この機会にぜひお買いもとめください。【太田じろうプロフィール】まんが家。本名、太田二郎。1923年(大正12年)1月2日 ~ 1982年(昭和57年)3月29日。東京都中央区八丁堀に生まれ、早稲田実業学校卒業後、かき版屋などに勤める。1941年(昭和16年)にデビュー。まんが家、絵本作家として活躍。代表作は『お山のクロちゃん』『がんばれガン太』『こりすのぽっこちゃん』『こぶたのぶうちゃん』など多数。漫画家である島田啓三氏の長女アヤ子さんと結婚。カバーまわりカバー下(表紙まわり)【内容】太田じろうコレクション『こぶたのぶうちゃん』B5サイズ212ページフルカラー価格2,200円(本体2,000円+税)原画紛失につき、当時の掲載誌より復刻※一般書店での販売は予定しておりません。まんだらけ通信販売 : 【イベント概要】「太田じろうの世界展」内容:まんが家太田じろう原画展会期:2022年8月6日(土)~8月14日(日)時間:12:00~19:00※最終日8月14日(日)のみ12:00~20:00会場:フォーラム・ダンク [東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル1F ]入場:無料※小さな会場です。混雑時、入場の人数制限をさせていただく場合もあります。公式サイトURL Twitter 太田じろうの世界 : : 【お問い合わせ先】企画・運営:株式会社ダンク(太田じろうの世界運営委員会)住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル5F担当者:藤原・神村TEL:03-3831-8882E-mail: k-fujiwara@t-hip.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月03日昭和に活躍したまんが家、太田じろうの原画展が再び秋葉原で開催されます!チラシ表チラシ裏株式会社ダンクでは、『太田じろうの世界展』を秋葉原で9日間開催することとなりました。太田じろう初の原画展は2年半前に行われ好評を博し、今回はその原画展がパワーアップして再び開催される運びとなります。太田じろうは、昭和20年代から40年代に活躍されたまんが家で、現在知る人も少なく「幻のまんが家」といえます。巧みな描写、可愛い擬人化、確かな画力による絵は、手塚治虫を筆頭に多くのプロのまんが家に愛されていました。特に「こりすのぽっこちゃん」の可愛いキャラクターは愛くるしく、時代を超えた魅力があります。今は亡き天才まんが家の原画は、散逸され行方不明と思われていたのですが、ご家族の元で大切に保管されていました。そこで、今回はその貴重な原画を展示いたします。昭和という時代に活躍されたまんが家太田じろうの原画は、平成の時を経て令和となった現在も色あせることなく、多くの人々を魅了することでしょう。【太田じろうプロフィール】まんが家。本名、太田二郎。1923年(大正12年)1月2日 ~ 1982年(昭和57年)3月29日。東京都中央区八丁堀に生まれ、早稲田実業学校卒業後、かき版屋などに勤める。1941年(昭和16年)にデビュー。まんが家、絵本作家として活躍。代表作は『お山のクロちゃん』『がんばれガン太』『こりすのぽっこちゃん』『こぶたのぶうちゃん』など多数。漫画家である島田啓三氏の長女アヤ子さんと結婚。「ぽっこちゃん」原画より「こぶたのぶうちゃん」1話扉より『太田じろうの世界展』では、太田じろうの原画展示のほか、新規図録や『こぶたのぶうちゃん』の復刻本(1961年から2年間連載分を完全収録!雑誌掲載時と同じB5サイズ、フルカラー)、記念品グッズなども用意しております。復刻本『こぶたのぶうちゃん』B5サイズ212ページフルカラー予価2,200円(本体2,000円+税)原画紛失につき、当時の掲載誌より復刻※一般書店での販売は予定しておりません。通販などについては公式サイト、または公式twitterなどで随時お知らせいたします。【イベント概要】「太田じろうの世界展」内容:まんが家太田じろう原画展会期:2022年8月6日(土)~8月14日(日)時間:12:00~19:00※最終日8月14日(日)のみ12:00~20:00会場:フォーラム・ダンク [東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル1F ]入場:無料※小さな会場です。混雑時、入場の人数制限をさせていただく場合もあります。URL: (公式サイト近日オープン!)【お問い合わせ先】企画・運営:株式会社ダンク(太田じろうの世界運営委員会)住所:東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル5F担当者:藤原・神村TEL:03-3831-8882E-mail: k-fujiwara@t-hip.co.jp Twiter: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月05日太田真紀&山田岳主催、太田真紀&山田岳 × Cabinet of Curiosities『A Quiet Space』が2022年6月29日 (水)にとしま区民センター小ホール(東京都豊島区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ YouTube 現代音楽デュオユニットの太田真紀&山田岳が、気鋭の作曲家集団Cabinet of Curiositiesとの初コラボを行う。 太田真紀&山田岳は、昨年の主催公演《ロミオがジュリエット》で、文化庁芸術祭大賞およびサントリー芸術財団佐治敬三賞を受賞。【プログラム】スティーヴン・カズオ・タカスギ《奇妙な秋》カローラ・バウクホルト《噪音》ハヤ・チェルノビン《ホウライシダ(II)》シモン・ステーン=アナーセン《Drownwords》他太田真紀&山田岳ソプラノ太田真紀とギター山田岳により2013年よりデュオ活動を開始。それぞれがソロとして活動しつつ、この編成におけるデュオ作品の「今」を追求、既存作品の演奏のみならず、新作委嘱や実験的要素の強い作品まで数多く紹介、多彩なゲストを迎えたパフォーマティブなコンサートなど独自のプログラミングで注目を集める。松平頼曉、宗像礼、足立智美への委嘱や、伊左治直、志田笙子らの初演(改定初演)、海外作曲家作品の日本初演等を行っている。2021年主催公演《ロミオがジュリエット》にて、文化庁芸術祭大賞、サントリー芸術財団佐治敬三賞受賞。開催概要太田真紀&山田岳 × Cabinet of Curiosities『A Quiet Space』開催日時:2022年6月29日 (水)18:30開場/19:00開演会場:としま区民センター小ホール(東京都豊島区東池袋1-20-10)■出演者出演:太田真紀(ソプラノ)、山田岳(ギター)アフタートーク出演(予定):Cabinet of Curiosities(森紀明・渡辺裕紀子・小出稚子)■スタッフ企画・構成: Cabinet of Curiosities(森紀明・渡辺裕紀子・小出稚子)、太田真紀&山田岳主催:太田真紀&山田岳助成:公益財団法人野村財団舞台監督:鈴木英生(カノン工房)制作:福永綾子(ナヤ・コレクティブ)■チケット料金一般前売:3,000円当日:3,500円学生前売:2,000円当日:2,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月26日お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久、モデルの近藤千尋が出演する、ケイミュー「光セラ」の新CMが5日より、放送されている。なお太田と近藤が夫婦でCMに出演するのは今回が初めて。新CMで、自宅のリビングでCMの絵コンテを持ちながら「汚れをガッツリ、洗い流す!」とセリフの練習を始める太田。それを見て、近藤が「洗剤のCM来たの!?」と問いかけると、太田は「ううん、壁!」と返答する。そして最後は二人が爽やかな踊りとキメポーズでCMを締めくくっている。
2022年04月05日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が11日、都内で行われた「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」アンバサダー就任会見に出席した。ドキュメンタリー映画を発信していくTBSの新たなブランド「TBS DOCS」のメインイベントとして、3月18日~3月24日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」が開催される。2回目となる今年は、社会派からエンターテインメントまで幅広いジャンルの11作品を届ける。そのアンバサダーに就任した太田。ドキュメンタリーとの関わりを聞かれると、「TBSだと『情熱大陸』とか……あんまり見ないですね」と冒頭から笑いを誘った。そして、11作品の中で印象に残っている映画を聞かれると、「『のび太と恐竜』っていうのは……」「『コナン』とか……」とラインナップにない作品を挙げ、MCを務めた良原安美が「そんなものはありません」とその都度ツッコんだ。自身が監督をするならどんなドキュメンタリー映画を撮りたいか聞かれると、「渡部(建)の1日をずっと。どんな風に過ごしているんだろうとか。渡部と東出(昌大)を交互に」と答え、さらに「田中を1日追ってみたいですね。田中が仕事以外でどういう生活をしているのか。田中の家に隠しカメラを仕掛けてずっと見てみたい」と、相方・田中裕二の私生活にも興味を示した。
2022年03月11日佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)と見上愛がW主演を務めるドラマ『liar』の追加キャストが発表された。本作は、人気小説投稿サイト「エブリスタ」で累計1,500万PVを達成、コミック版は「電子→単行本」という異例のヒット経歴をたどり、累計200万部突破(紙・電子合計)の超・話題作の実写ドラマ化作品。男女両方の目線で物語が展開することで「恋の駆け引きの“本音”が見える!」とオトナ女子の間で火がついた。実写版でも、女性目線と男性目線、それぞれに進行するストーリーが入れ替わりながら進む。既に発表された主人公・市川一哉と美紗緒は、本作でドラマ初主演にしてW主演となる佐藤大樹と見上愛。原作ファンを裏切らないキャスティングで注目を集めている。今回発表された追加キャストは9名。市川の婚約者・田所裕子を演じるのは、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』を始め、数多くのドラマや映画などで安定した演技力をみせ活躍する川島海荷。美紗緒が憧れる優秀な商社マン・上条譲には、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズや、演劇調異譚「xxxHOLiC」壱原侑子役などで人気を集める太田基裕。市川の大学の先輩で男にモテる文里薫には、『仮面ライダーオーズ/OOO』で、ヒロイン・泉比奈役を務め、女優・モデルとしても活躍する高田里穂。市川と美沙緒の部署のムードメーカー・国見宗一を、lol-エルオーエル-のメンバーで、映画『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』などに出演した佐藤友祐。市川に急接近する女性・松永裕美には、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で丸刈りを披露し話題となり、主演作『フェイクプラスティックプラネット』でマドリード国際映画祭2019の最優秀外国語映画主演女優賞を受賞した実力派、山谷花純。市川の同期・大柳弥を、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』や『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に出演の濱正悟。大柳の相方的存在で美紗緒の同期・仁科剛を、本作が連続ドラマ本格デビューとなる蒼野孝介。そして、市川と美紗緒の上司・出野司に主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』が日本と同時に中国で配信され大ヒットを記録し、Weiboのフォロワー数が400万人を突破するなど、国内外で活躍している古川雄輝。市川の父・市川雅哉は、日曜劇場「仰げば尊し」や主演映画『八重子のハミング』などで渋い演技が光るベテラン演技派の升毅が演じるなど、若手から実力派まで話題の俳優陣が集結した。コメント●川島海荷(田所裕子役)刺激的な作品に参加させていただき、2022年いいスタートを切れている気がします。田所という役は、わたしがいままでやったことのないようなキャラクターなので、どうなるんだろうと自分でも想像できなかったのですが、、現場でスタッフさんが田所っぽいと言ってくださり、すこし自信が持てました。新たな一面をこの作品で見ていただければと思います。主演のお二人も頼もしく、自然体で、とても魅力的です。どのような作品に出来上がるのか、私自身も楽しみです!●太田基裕(上条譲役)上条譲役で出演させていただきます。上条さんは、優秀で真面目な出来る男です、が、そんな上条さんにも実は、とある秘密があります。人間の表と裏、真実や嘘、そこら辺も含めドキドキしながら見て頂きたいです。撮影では監督はじめ、魅力的なキャストの皆様、スタッフの皆様から刺激をいただきました。ステキな作品の一部になれたこと嬉しく思います。沢山の方に見て頂けますように。●高田里穂(文里薫役)文里薫役の高田里穂です。このお話を頂いた時、正直、最近よくある量産型の恋愛ドラマなのかな?と勝手に思ってしまったのですが・・・台本を読むとそう思ってしまった気持ちを撤回したくなるほど、これは新感覚。あまり見たことのない描き方をしている恋愛ドラマだ!と、斬新さにワクワクしました。視聴者しか知り得ない主人公二人の本当の気持ち。それが明らかになっていく様がこのドラマの醍醐味であり、どんな風に映像化されるのか私も一視聴者として楽しみです。薫という女性によって市川は女性へのトラウマが出来てしまったので、ある意味この物語の元凶であり、美紗緒の敵とも言える存在だと思います。私は彼女の弱さや脆さを愛でる気持ちで演じました。●佐藤友祐(国見宗一役)今回、国見宗一を演じさせていただく佐藤友祐です。連続ドラマへの出演はとても緊張していますがキャストの皆さんと共にliarの原作ファンの方、このドラマで初めてliarを知った方々に良い作品だと思ってもらえるような演技をしたいと思います。liarでは恋のすれ違いでシリアスなシーンが割と多いイメージがありますが国見というキャラはとても明るくて人間が大好きな純粋くんなので撮影現場でも皆さんに元気を与えられるような存在になりたいです!MBSの放送もdtv配信も国見宗一を見守ってください!●山谷花純(松永裕美役)私が演じさせていただく松永は、物語の後半パートをかき乱す役柄です。女性の誰もが持つ、異性に対しての承認欲求や独占力というのを包み隠さず言動に移せる彼女の生き方が本を読んでいて気持ちが良いです。一歩間違えると観てくださる方に嫌われてしまう役柄なので、信頼する熊坂監督と話し合いながら媚びずにも受け入れて頂けるお芝居ができたらなと思っています。●濱正悟(大柳弥役)大柳弥役を演じさせて頂きます、濱正悟と申します。主人公ふたりに絡む役どころで、相方的存在である仁科と共にアドリブも交えながら楽しく演じさせて頂きました。ズレ恋ストーリーということで、イチと成ちゃんのすれ違う目線がどのように映像化されるのか、私も楽しみでございます。深夜にリアタイで、また見逃し配信でお好きな時間に、是非ともムズギュンしてください。何卒、宜しくお願いします。●蒼野孝介(仁科剛役)仁科剛を演じる蒼野孝介です!今作が、僕のデビュー作となるドラマです。熊坂出監督をはじめ、とても素敵なスタッフの方々、キャストのみなさんと毎日撮影を行っております。相方である濱正悟さん演じる大柳弥と佐藤大樹さん演じるイチさんの後輩として、エリートでありながらもみんなを引き立てる仁科剛を精一杯演じさせていただきましたので温かく見ていただければ嬉しいです。よろしくお願い致します!!●古川雄輝(出野司役)市川と美紗緒の上司の出野司役を演じさせていただきました。原作のイメージを大切にしつつ、頼れる大人の男性を演じるため髭を生やすなど、衣装や髪型も提案させて頂きました。キャスト・スタッフの皆様と共に良い作品に出来るように頑張りたいと思います。●升毅(市川雅哉役)私が演じますのはイチの父・市川雅哉、イチにとっては頭が上がらない存在です。イチと美紗緒の関係を知り、良くは思っていません。そんな雅哉にもイチには言えない秘密が。登場人物それぞれが恋愛に関する悩みを抱え、複雑に絡む大人な恋愛模様がリアルに美しく描かれた作品です。素敵なスタッフの方々に囲まれ日々楽しく撮影していますので、どうぞ放送を楽しみにお待ちくださいませ。■放送情報MBS/TBSドラマイズム『liar』MBS/TBSドラマイズムにて、2月15日(火)スタートMBS:毎週火曜24:59~放送(※初回のみ25:09~放送)TBS:毎週火曜24:58~放送
2022年01月21日田代万里生&平方元基ペアと太田基裕&牧島 輝ペアというWキャストで上演されるミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が、12月13日に開幕した。ふたつのペアのゲネプロレポートをお届けする。本作は、2009年にブロードウェイで初演され、その後韓国で大ヒットした二人ミュージカル。幼馴染アルヴィンの弔辞を書くために、短編小説家のトーマスが、自分の心の中に広がる空想世界で、アルヴィンとの出会いからの転機を一つひとつ振り返っていく。日本初演は’19年。今回も出演する田代万里生&平方元基ペアが出演し、2役を交互に演じる相互上演が話題を呼んだ。2年ぶりの上演となる今回は、役柄は固定となり、【アルヴィン・田代万里生&トーマス・平方元基】【アルヴィン・太田基裕&トーマス・牧島 輝】という2ペアで上演される。演出は初演から引き続き高橋正徳(文学座)が手掛ける。平方元基(トーマス役)、田代万里生(アルヴィン役)ベルが鳴り、生演奏とふたりの子供の話声から舞台は始まる。「人が死ぬと、良いことを話すんだよね」「弔辞っていうんだよ」――。まず登場するのはトーマス。アルヴィンの弔辞を書こうとしている。アルヴィンについて、「彼は私の親友でした」と書くが、「良き友達」と書き直し、さらに「最も古い友達」と、どんどん遠くなっていく。トーマスはアルヴィンのことを何も知らないと気付き、途方に暮れていた。その空気をパッと晴らすように「君の頭の中には、何千もの物語があるはずだよ!」と語りかけるのがアルヴィンだ。笑顔のアルヴィンは、トーマスをふたりの物語に導いていく。牧島 輝そこから広がっていくのは、アルヴィンとトーマスが小学1年生で出会い、成長し、社会に出て、すれ違い、永遠の別れに至るまでの追憶の旅。アルヴィンは本屋の息子として生まれ、大人になっても地元に留まり、父を継いで本屋の店主になる人物で、たくさんの本を読んでいるぶん、ユニークで繊細で少々変わり者でもある。一方トーマスは、そんなアルヴィンを時に心配し「普通になれ。じゃないといじめられる」と忠告しながらも、実際にいじめられたら助けにいくような人物。進学で地元を出た後は、小説家として名声を手にするベストセラー作家となる。そのふたりが全38曲(!)の楽曲を通し、関係性の転機となるような瞬間を辿っていく。初演も拝見した筆者は、2年前は「ふたりの友情」の物語という印象だったのが、今回はそこに「それぞれの人生」が加わったように見えた。稽古場インタビュー( 太田&牧島() / 田代&平方() )でもトーマスの行いは話題に上がっていたが、彼がなぜそうしたのかが今回とてもよく伝わってきて、物語の印象が変化する。ふたりだけのミュージカルではあるが、当然ふたりだけの世界で生きているわけではないアルヴィンとトーマス。それぞれの人生が混じり合って、この物語は動いていたことに気付いた。開幕に寄せて演出の高橋が、「田代さん、平方さんチームは再演にあたり解釈を掘り下げ、役を研ぎ澄ましていく事で、この作品により深みを与えてくれました。太田さん、牧島さんチームはこの作品に新たな光を当て、稽古場では今までとは違ったトーマスとアルヴィンの関係を発見することが出来ました。同じ戯曲、楽曲でありながら、それぞれのチームの色彩がハッキリとしたものになったと思います」とコメントしていたように、各ペアの違いはこの作品の面白さも教えてくれた。平方元基【田代&平方ペア】は2度目ということもあり、お芝居のひとつひとつ、楽曲の一曲一曲から、ふたりの記憶が滴るほどだったのが印象的。一つひとつの思い出がまぶしく、なんだかんだ言いながらも田代アルヴィンに巻き込まれるのが楽しそうな平方トーマスや、田代アルヴィンのコロコロ変わる表情、相手を見つめる目に宿るもの、歌っていないほうの人物の表情、心が重なった時のハーモニーの素晴らしさ……挙げていくときりがないが、ふたりの感情が鮮やかに客席に流れ込んでくるようだった。田代万里生【太田&牧島ペア】は、牧島がこのようなミュージカル作品に初挑戦であることや、幼馴染を演じるには年齢が離れていることなどが、いい意味で、役の関係性に影響しているように感じた。牧島の必死さは、牧島トーマスが「ベストセラー作家」として大成しながらも必死で作品や社会生活と向き合う姿を際立たせ、そうなると太田アルヴィンも、そんな彼の親友として器が広がり、牧島トーマスをやさしく受け止めているように見えた。そういう印象の違いは衣装からも感じるところであり、田代アルヴィンの衣裳は初演同様、どこか天使を思わせるものであるのに対し、太田アルヴィンの衣裳は人間らしいものだった。だからこそ、ペアによって残るシーンや台詞が全く違う。演出にもそれぞれに細かな違いがあり、特にラストシーンでの違いは、それぞれのペアの関係性が顕著に出ているように感じて印象的であった。太田基裕太田が前述のインタビューで「余白が美しい作品」と述べていたが、2ペアが演じることでその余白がさらに広がったように感じる。大切な人たちと会う機会の多い12月にぴったりなこの作品を、ぜひ堪能してほしい。上演時間は休憩なしの110分。出演者の4人が並ぶことはないが、開演前のアナウンスは4人揃って話しているので、そちらもぜひお聞き逃しなく!取材・文:中川實穗撮影:田中亜紀
2021年12月14日ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』の公開ゲネプロが12日に東京・よみうり大手町ホールにて行われ、太田基裕、牧島輝が登場した。同作は音楽・作詞:ニール・バートラム、脚本:ブライアン・ヒルによって、2009年にブロードウェイで初演され、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた(ミュージカル作品賞、作曲賞、 作詞賞、脚本賞)ミュージカル。故郷を同じくする2人の男、トーマス(平方元基/牧島輝)とアルヴィン(田代万里生/太田基裕)の友情の物語を描く。人気短編小説家のトーマスは幼なじみのアルヴィンの突然の死に際し、弔辞を読むために故郷へ帰ってくる。しかし言葉が思い浮かばないトーマスの前に死んだはずのアルヴィンが現れ、トーマスの心の奥深くにあるたくさんの物語を紐解くうちに、2人の間に存在したはずの数々の結びつきが明らかになっていく。2019年に迎えた日本初演では、田代と平方が2役を交互に演じる相互上演が話題に。今回は田代&平方ペアに加え、亡くなった幼馴染アルヴィンを太田、小説家トーマスを牧島が演じ、新たな風を吹かせる。公演は東京・よみうり大手町ホールにて12月13日〜25日。○太田基裕 コメントアルヴィンを演じます太田基裕です。2人で紡ぐミュージカル、非常に繊細な道のりだと感じています。僕自身を通したアルヴィンがお客様の心に少しでも届きますよう、トーマス役の牧島さんと積み重ねていきたいと思います。2021年を締め括る美しい作品になりますように。千穐楽までよろしくお願いいたします。○牧島輝 コメントきっとこの作品を観た後、自分が生きてきた中の何気ない時間やくだらないのになんだか楽しかった記憶がとても尊くてかけがえのないものだったのだと感じると思います。僕はそうでした! 笑皆さんが辛い時、ふとこの作品を思い出したら温かい気持ちになったり、そっと寄り添ってくれるようなそんな作品だと思っています。限られた公演数、みなさんとの限られた時間の中で、一つ一つ色んなことを確かめながら、共感しながら素敵な時間を過ごせますように!○演出:高橋正徳(文学座) コメント両チーム共に稽古場で積み重ねてきたものが、劇場という空間で花開くのを感じました。田代さん、平方さんチームは再演にあたり解釈を掘り下げ、役を研ぎ澄ましていく事で、この作品により深みを与えてくれました。太田さん、牧島さんチームはこの作品に新たな光を当て、稽古場までとは違ったトーマスとアルヴィンの関係を発見することが出来ました。同曲でありがなら、それぞれのチームの色彩がはっきりとしたものになったと思います。ミュージカル『ストーリ・オブ・マイ・ライフ』が演出の手を離れ、お客様の元に届き、また成長していくのか、楽しみです。
2021年12月12日ブロードウエイと韓国で大ヒットしたミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が、’19年の日本初演から2年ぶりに上演される。亡くなった友達アルヴィンの弔辞を書くために、小説家トーマスが、アルヴィンと共に記憶の旅に出る切なくやさしい二人ミュージカル。今回は、日本初演ペアの田代万里生&平方元基に加え、新ペアとして太田基裕&牧島 輝が出演する。稽古が始まっての心境を、アルヴィン役の太田とトーマス役の牧島に聞いた。アルヴィンとトーマス、それぞれの向き合い方――稽古3日目だそうですが、いかがですか?牧島この2日間は本読みをやっています。僕は今まであまり、こんなふうに座った状態で台本を読むような稽古をしたことがなかったので、この、最初にみんなで「ここはこう思う」と擦り合わせながらできる稽古をすごくいいなと思いました。今は少しずつ理解が深まっているのかなと思います。――太田さんと牧島さんのチームだけでやられているのですか?太田そうです。僕たちと演出の高橋さんとでやっています。最初に一度全部を通して、その後は少しずつ。高橋さんの演出のお話もうかがいながら、「僕はこういう解釈でいます」みたいな話をして、ゆっくりやっていっています。なので今はそれぞれがイメージしているものをちょっとずつ共有しているような段階ですね。――それによって役の理解も深まるのでしょうか?太田というよりも今は、ふたりの関係性のバランスをどんなふうに組み立てたらいいかを考えたり、探っているような感じです。役の理解に関しては、僕は自分が演じるアルヴィンをどういう人物像にしたいかは、正直わからなくていいかなと思っているところもあるかな。――というのは?太田アルヴィンもトーマスも完璧な人間性というわけではないし、実際誰でも自分で自分のことはわかっていなかったりするじゃないですか。だから「アルヴィンはこれです!」とならないようにしたいというか。この作品はそういう哲学的な追及の仕方も必要な気がするので、その辺は大事にしたいなと思っています。――牧島さんは本読みの中でどのようなことを感じられていますか?牧島これは単純に今感じていることですが、みんなが「トーマスはひどいヤツだよね」って言うから、僕はちょっと傷ついています。太田(笑)。ごめん!牧島トーマスは必死なだけだったりするし。もちろん僕もひどいなとは思うことはあるんですけど、よくよく考えると自分もそういう行動を取っちゃってるなと思うこともあったりして。だから「ひどい人だよね」って、自分が言われているような気分になるんですよ。太田昨日、何回も言われてたもんね、「トーマスは本当にひでえヤツだな」って(笑)。牧島でもそれは、みんな俯瞰で見ているからだと思うんですよ。実際に当事者になったらまた違うんじゃないかと思う。自分がトーマスになったつもりで考えてみると……太田必死がゆえに見えなくなることがあるってことだよね。牧島そうなんです。必ず死角ができる。そこがどう見えるかなってことは考えます。角度によって全然見えるものが違ったりするので、面白いなと思いました。――そのトーマスのひどさみたいなところは、アルヴィン役の太田さんはどう感じていますか?太田アルヴィンとしては、思っていたより「ひどい」とは思わなかったです。彼は、トーマスがどういう選択をしても受け入れてあげるのが愛だってことを感じている人だと思うから。もちろんがっかりしたり落ち込んだりはしますけどね。でもそれをすべて彼のせいにするってことはないんじゃないかと思っています。だからこそ彼のことを愛し続けたんだと思うし。だから信じ続けられた、希望の光を失わずにいられた、という部分があると思います。なので、演じていて、そこまで彼を否定するような感覚にはなっていないです。がっかりはあるけど。太田「牧島くんの魅力が炸裂したトーマスと会えそう」牧島「随所に太田さんの魅力を感じています」――楽曲は歌ってみてどうですか?太田難しいです。いと難しい……牧島音たち!太田ね。音たち、いと難しい。オタマジャクシ(音符)が夢に出てきそうです。牧島(深く頷く)――どんな難しさですか?太田楽曲の中でストーリーも展開していくし、心情も見せなきゃいけないので、その空気感をどう紡いでいけばいいのかなっていう難しさがあります。でもそれは地道に積み重ねるしかないなと思っていますけどね。――牧島さんはこういうタイプのミュージカルに出演するのが初めてとなりますが、実際に始まってみていかがですか?牧島大変なことは始まる前からわかっていたので。今は、この新しいことを楽しみながらやりたいなという気持ちでやっています。だから自分的にはすごく楽しめているかな。太田ポジティブ!牧島僕は実の姉に「根暗なポジティブ」と言われていまして。太田(笑)牧島あまり明るくはないけど前向きなんです。だから何周もして楽しいです。――おふたりは演じていて、どういうところにこの作品の魅力があると思われますか?太田余白がすごく美しい作品だなと思っています。言葉で決めつけないですし、答えにも行き着かない。そういう余白の空間で紡いでいく作品だなって。だからお客さんも想像が湧くんじゃないかと思いますし、そうやって「なんだったんだろう」と考える時間が、この作品を観た後のプレゼントというか。そういう余白のある作品だなと思っています。牧島まったくもって同意見です。太田(笑)牧島でも本当に。この余白って幕が開いても埋まることはない部分なんだろうと思うし。――最後に、この作品でお互いのどんな姿が見たいですか?太田このまま稽古が進めばきっと、牧島くんの魅力が炸裂したトーマスと会えそうなので。それが楽しみです。牧島僕はすでに随所に太田さんの魅力を感じています。これが本番に向けてどんどん磨かれて、きっと繊細で美しいアルヴィンができあがるんじゃないかなと思っているので、それが楽しみです。太田なにプレッシャーかけてるの(笑)。牧島それはやっぱり、期待に応えるのが太田さんなので。いつだっていろんな人の期待に応えてきたのが太田さんですから!太田誰だよ(笑)。牧島だからとっても楽しみです!取材・文:中川實穗撮影:杉映貴子ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』2021年12月13日(月)~2021年12月25日(土)会場:東京・よみうり大手町ホール
2021年11月29日●「見ている人にウソをつかない」太田の影響で意識コント日本一を決める『キングオブコント2021』で優勝したお笑いコンビ・空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)にインタビュー。爆笑問題の太田光に憧れて芸人になったというかたまりは、太田から大いに影響を受けているようで、大学を中退したのも太田の影響なのだとか。相方のもぐらにも、影響を憧れている芸人について話を聞いた。『キングオブコント2021』のファーストステージで歴代最高得点となる486点を記録し、3年連続3回目の決勝進出で14代目キングに輝いた空気階段。優勝後、さまざまなテレビ番組に出演し、レギュラー番組『空気階段の空気観察』(テレビ朝日)もスタートした。優勝した翌日に『サンデー・ジャポン』(TBS)に生出演した際、爆笑問題から「おめでとう」と祝福された2人。かたまりは「『サンジャポ』に出られるというのが本当にうれしいです。爆笑問題さんに憧れて芸人になったので」と声を弾ませ、太田から「どっちに?」と尋ねられると、「太田さんです。すみません、本人を目の前に……」と恐縮気味に答えていた。かたまりが爆笑問題を好きになったきっかけは、『ポンキッキーズ』のコーナーとして誕生した「爆チュー問題」とのこと。「子供の頃、大好きでした」と話し、「『爆チュー問題』に出たいです!」と希望した。太田から影響を受けていることを尋ねると、「タバコを吸い始めたのも太田さんの影響ですし、大学を中退したのも太田さんの影響です。爆笑問題さんが大学を中退してなかったら思いとどまっていたと思います」と告白。「いろいろ調べた結果、(ビート)たけしさんも爆笑問題さんもタモリさんも大学中退しているから、中退しないと始まらないなと。もともと辞めたいという思いがあって、でも辞めたらダメだろうと思っていたんですけど、爆笑問題さんたちも中退しているので辞めていいんだと決意できました」と振り返る。芸風としても太田から影響を受けているようで、「見ている人に対してウソをつかないというのは、すごく影響を受けているような気がします」とかたまり。確かに、フリートークでかたまりも正直に話している印象がある。「そこはすごく憧れている部分ですね」と語った。●もぐらは松本人志に憧れ「心の中にいらっしゃる」一方もぐらは、影響を受けた芸人という質問に、「ダウンタウンさん、たけしさん、とんねるずさん、志村(けん)さん、ウッチャンナンチャンさんとか、たくさんいますね。子供の頃、ものすごいテレビっ子だったので」と回答。その中でも特にダウンタウンに影響を受けたと言い、好きになったきっかけは「コントですね。『ごっつ』(『ダウンタウンのごっつええ感じ』)すごい見ていましたから」と説明。「松本(人志)さんが『キングオブコントの会』でネタをやられているのを見て、ネタをずっと作っていかないといけないなという思いになりました」と刺激を受け続けているようだ。続けて、「尊敬というより憧れ。松本さんがいなかったら芸人になっていなかったと思いますし、もっと大きな存在です。僕の心の中に松本さんがいらっしゃいます」と述べ、「存在してくれているだけでいいです。自分が関われるか関われないかは関係なく、いらっしゃるだけでいいんです」と語った。松本は今年の『キングオブコント』で、ファーストステージで10組中最高となる97点を空気階段につけ、ファイナルステージでも3組中最高となる96点をつけて高く評価。「空気階段いつか優勝するとは思っていたんですけど、今日この高レベルの中で優勝したというのは非常に価値が高いと思います」と称えていた。松本の言葉に2人とも感激したという。もぐらが「『いつか優勝すると思っていた』と言ってくれたのはうれしかったです」と話すと、かたまりも「面白いと思ってくれていたことがうれしかったです」と振り返った。■空気階段水川かたまりと鈴木もぐらによるお笑いコンビ。東京NSC17期。2011年に結成。独特な世界観の実力派コント師として知られ、『キングオブコント2021』で優勝。TBSラジオ『空気階段の踊り場』、テレビ朝日『空気階段の空気観察』にレギュラー出演中。俳優としてフジテレビ『イチケイのカラス』(2021)、映画『劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人2~』(2021)、現在公開中の『たまの映像詩集渚のバイセコー』にも出演している。
2021年11月13日「各局が生放送の選挙特番を組んでいる状況では、どうしても話せる時間や制約があるので、やりとりも尻切れトンボになってしまいますよね。『太田総理』での太田を知らない方々があのような物言いをする太田を見れば、誤解されることも仕方がない部分はあると思うんです。部分的な発言だけ1人歩きしてしまうことで今回のような批判が広がったと思いますし、その余波が私の批判にまでつながるということになったのかと思います」こう語ったのは爆笑問題・太田光(56)の妻で、彼の所属事務所社長の太田光代氏(57)。(以下、カッコ内はすべて光代氏)10月31日に放送された『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ』(TBS系)で初めて選挙特番の司会を務めた太田。しかし、衆院選候補者たちへの歯に衣を着せぬ発言は大きな波紋を呼ぶこととなった。例えば、自民党の二階俊博氏(82)に、太田は「いつまで政治家続けるつもりですか?」と質問。すると二階氏は「今日当選したばっかりで、いつまで政治やるんですかって、失礼だよ!」と怒りを買うことに。また、れいわ新選組の山本太郎氏(46)とも議論を交わすも、平行線をたどったまま終了し、太田は最後に「あいつ態度悪いね」と“捨て台詞”とも取れる発言を吐いていた。こうした政治家への一連の発言や態度が“失礼すぎる”“何様”と多くの視聴者から不興を買う形に。特番の翌日、光代社長はTwitterで相次ぐ批判に対して《太田光は芸人》とした上で、こう綴っていた。《政治家は税金で働く。あたりまえだわ。民間人は納税してるの。皆さんもでしょう。 それで政治家が偉い人と思うの。 政治家は国民の代表であって、国民の偉い人ではないのよ》しかし、結果としてこのフォローに対しても批判が殺到し、事態は泥沼化の様相を呈していた。■光代氏からの叱責「あんたは態度が悪い」当の太田はというと、自身の発言や態度に落ち度がなかったと思っているわけではなさそうだ。11月2日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)では、政治家たちとの討論を40分にわたって振り返りながら、「もう罵詈雑言。『言葉遣いが悪い』とか、おっしゃるとおり。何も反論できない」と反省。さらに、太田が番組を終えて帰宅すると、光代氏から「あんたは態度が悪い。口の利き方、気をつけなさいよ」ときつく説教されたという。太田を叱責した時の状況を、光代氏は次のように振り返る。「本人にはめちゃくちゃ怒りましたよ。本当に態度が悪い。座る姿勢だとか目上の人に『アンタ』と言ったり。生放送の場合、私もお酒も飲まずに番組を見ておかしなところがあれば、いつもすぐに現場に電話を入れるようにしています。今でも私は怒っていますし、本人はほとんど私と話をしないほどですけど、番組内での発言などは問題ないと思っているようです。本人もラジオで話していましたけど、めちゃくちゃ怒りましたから(笑)番組で『アンタ』と言ったのを聞いてすぐに連絡してからは、ピタッと言わなくなりましたけどね(笑)」■「激励的な意味合いもあったと思います」今回、最も問題視されているのは自民党の甘利明氏(72)に対する発言だった。選挙区で苦戦が強いられる甘利氏に「ご愁傷様でした」と告げ、Twitter上でもトレンド入りするほど批判が巻き起こったのだ。太田をきつく叱る一方で、光代氏は彼の“ご愁傷様”という言葉の真意についてこう続けた。「あの発言には太田なりの想いがあるんですよ。『太田総理』で甘利さんとも何度もお会いしているわけで、二階さんもそうですけど太田の考え方やキャラクター、発言をちゃんと理解してお話しされているんです。あの時の甘利さんは、まさかという選挙結果の中で太田と話されているわけで。太田からすれば『ご愁傷様でした』という言葉に単純な意味合いではなく、激励的な意味合いもあったと思いますし、甘利さんもわかって話されていたと思います」光代氏が言う『太田総理』とは、’06から’10年まで放送された政治・経済などをテーマとした討論バラエティ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)を指す。多くの政治家が出演するなかで、太田は二階氏や甘利氏とも共演を重ねてきた。つまり、今回の選挙特番での太田の発言は、彼らとの信頼関係があったからこそできたというわけだ。「言えないことを言うという意味では、番組での太田の他の発言も含めて『よく言った』という声もいただいています。ですが、どうしても悪目立ちする部分だけがクローズアップされてしまったのかなと思います。二階さんの『失礼だよ』も太田との関係性があって出てくる言葉ですしね。放送の時間的な問題でプツッと中継が終わってしまったので見え方は良くなかったわけですけど、生番組ですからね。仕方のない部分でもあるわけです」最後に光代氏は、今後も太田が選挙番組に挑む可能性についてこう語った。「今後も選挙特番のような番組のオファーをいただけるのであれば、出演し続けることがむしろ太田の考えをちゃんと理解していただけると思うんです。これで出ないということでは、発言する意味合いが本当に理解されないままになってしまいますから。態度の悪さが問題であって、話している内容については何も問題はありませんからね。一部分だけクローズアップされてしまったのだと思います」太田の発言の真意が、テレビの向こう側の人々に伝わる日はくるだろうかーー。
2021年11月06日