■これまでのあらすじ聡から「これ以上、家事育児を手伝うのはきつい」と言われた明日香は、自分ひとりでやっていくしかないとますます孤独感を強めていた。そんななか、結婚記念日にホテルでのランチを提案する聡。赤ちゃん連れで楽しめるはずないし、そんなこともわからないの?と聡の見当違いの優しさを非難する明日香。「結婚なんてしなければよかった!」と言ってしまったことから、夫婦の間の亀裂はどうしようもないものになってしまう。「結婚なんてしなければよかった!」今まで言いたいことを言えずにいた私からこんな言葉が出るなんて、聡は思っていなかったのかもしれません。私がぶつけてしまった言葉は、言ってはいけないものだったのでしょうか…。聡との夫婦関係に隙間風が吹くようになりました。私から謝るべきなのかもしれないけれど、その気力もなく…。私は完璧な母でも、妻でもない。夫婦の会話もない。でも、みんなからは理想の夫婦、幸せそうな家族に見えているのだから…隠さないと。夫婦仲が壊れていっていることがバレないように、上手に笑わないと…。次回に続く。毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月26日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、お坊ちゃん育ちの彼氏との「格差交際」にモヤモヤしている25歳女性のお悩み。三松先生が、見過ごしてはいけない大切なことを教えてくれます!遥香(25歳)、苦労レスのお坊ちゃま彼氏にざわつく【レスなひとびと】vol. 226自転車で3キロ先の食品会社まで通勤する遥香。天気がいい日は気持ちがいい。地元就職は、都会みたいに刺激はないけど、安定した生活で貯金もできるから最高。機嫌よく大好きなハリー・スタイルズを聴きながら走っていたら、後ろから車の音。狭い道だったので端っこに寄ろうとしたら…ガッコーン!段差にバランスを失って転んでしまった。土手の草の上でよかった。だが左手首に激痛。やばい。折れたか。車から降りてきた青年が、申し訳なさそうに頭を下げながら遥香に手を貸す。「ごめんなさい。僕の不注意で」「いえいえ。こっちが勝手にバランス崩してこけたんですー」「捻挫か折れてるかわからないから、駅前の整形外科までお送りします。乗って」断ったものの、たしかに骨折は怖いので自転車を土手に停めて、病院に連れて行ってもらった。結果、捻挫だから大丈夫。貼り薬をもらうだけでよかった。その青年がロビーでずっと待っていて、名刺をくれた。「僕のせいなので、治るまで病院代出しますので」“御堂丸産業御堂丸晃久MIDOUMARUAKIHISA”えええ!地元で材木屋やガソリンスタンドやコンビニなんかを手掛けてる地主のボンボンじゃないか。遥香は恐縮するが、いったん連絡先を交換した。それからは、怪我の様子を聞くために晃久から頻繁に連絡が入り、治りかけたころ食事に誘われる。「まじで?これって花より男子のリアル版ってこと?」災い転じての彼氏の出現に遥香は軽くバンザイ。楽しいデートが続く恋愛初期段階。ハッピー遥香は「地元就職、正解だあ」と母や友達と嬉しさを分かち合った。しかし。生まれながらのお坊ちゃん育ちの晃久にだんだん違和感を感じるように。たとえば、ピクニックでスニーカーに泥水がついて汚れたら慌てて車で近くの靴屋に駆け込み、新品購入。汚れたのは店員に「捨てといて」とクール顔。「ええ?ナイキのたっかいやつ、捨てる?洗えばいいじゃない」…とは言えない。飲食店ではメニューの一番高いやつから順にオーダー。そして従業員にタメ口。「済んだ皿は即刻下げてよ」的な。「そんな上から目線、失礼だよ」…とは言えない。スマホやタブレットで新機種が出ると即日購入。「まだ全然使えますよね、あと1年使えば下取りで得する」…とは言えない。問題はベッドだ。ベッドに全裸で寝そべって、なんもしない。遥香に「好きに動いていいよ」の発言。最初はとまどったが、5回したら慣れた。なんとか我慢できる。決定的に無理ではないけど、晃久との恋愛継続はありなのか。【三松さんからのコメント】平等を謳う時代ですが“格差婚”については、ネットニュースでもしばしば流れてきます。人気女優さんとまだ売れてない俳優さんの例などです。一般世間でもそれらしき結婚はたーくさんあります。お家柄、親の資産、当事者のステイタスや収入、外見…そんなもん上下あるの?というようなものも見方によっては格差婚。格差の定義は、ひとによって作られる。もちろんうまくいくカップルもあれば、下とされてる側がいたたまれなくなって離婚のケースもあり。遥香さんの“格差交際”、今はまだ遥香さんのザワツキ程度の問題ですが、もし結婚したり、子どもができたりすると彼のご家族がアレコレ介入する可能性はかなり高し。嫁姑問題も起こりやすいってのがわたしの実感です。それに、現在の遥香さんの「これってあり?」の彼の言動。かなりやばくないですか。苦労知らずの坊ちゃんにありがちと見過ごしてはダメです。苦労知らずでも礼儀やマナーを守る、謙虚なぼっちゃまもいるのですから!苦労の量ではなく、気質の問題かと。遥香さんが言いにくいという関係性もダメです。彼に嫌われたくないから言わないのか。彼が資産家だからしょうがないとあきらめてるのか。そんなパワーバランスは不健全恋愛です。気になる点は言い合う関係性を構築しなければ今後うまくいかない。まずはなぜ言えないのか理由を洗い出してくださいね。「格差恋愛、花男(はなだん)みたいな恋をめざそう。卑屈にならず、気高い心持ちで相手に向き合うのだ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©fizkes/Adobe Stock文・三松真由美
2023年12月21日推し活が趣味の夫。趣味自体は問題ないのですが、のめり込み過ぎることもしばしば。そして推し活の“あること”が原因で、夫婦仲が悪くなってしまい……。 趣味は“推し活”の夫の行動で…私たち夫婦は子どもができず、日々の生活費は少し余裕があります。しかし、困ったことに夫の趣味は推し活。 推し活を批判するつもりはなく、応援したい人がいるというのは素敵なことだと思っています。ですが、1カ月に4回も東京遠征をする夫。遠征費は1回に約3万円、加えてグッズの購入費もあるのでいくら使っているのかわからない状態で……。 中に何が入っているかわからないランダムアクリルスタンドやブロマイドは全部揃えないと気がすまないようで、カードの請求額が30万円を超えたときには目玉が飛び出ました。その後、「推し活の何が悪いんだ!」とキレられながらも金額について話し合いました。以前よりは考えながら、推し活にお金を使うようになっています。 ◇ ◇ ◇ 趣味を楽しんでほしいとは思いますが、お金や時間など限度がありますよね。どちらかがおかしいと感じたときは話し合い、ルールを決めるなどでお互い気持ちよく生活できるといいですね。 作画/シュー子著者:小鳥遊るる
2023年12月17日2023年12月12日、俳優の仲里依紗さんがInstagramを更新。公開された3枚の写真に、反響が上がっています。仲里依紗の写真に17万『いいね』2013年に、同じく俳優の中尾明慶さんと結婚した、仲さん。同じ年に、『トカゲくん』の愛称で呼ばれる、息子さんが誕生しました。夫婦の関係は、長年連れ添うほどマンネリ化してしまいがちですが、結婚して10年以上が経過している仲さん夫婦は、より愛を深めている様子。「特別な家族のホリデイに」というひと言とともに公開された写真が、こちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 写真に写る仲さんの手首には、キラリと光るブレスレットが。仲さんは、中尾さんとおそろいのブレスレットを身に着けていたのです!「キツネさんと久しぶりのおそろい」と、中尾さんを愛称で呼び、喜びをつづった仲さん。3枚目は、愛猫の脚や体が写り込む写真で、2人で身に着けたおそろいのブレスレットをアピールしていました。仲さんと中尾さんの親密さが伝わる写真には17万件以上の『いいね』が付き、「素敵すぎる」「最高」といった声が寄せられています。・ラブラブですね。おそろいのアクセサリーなんて最高!・素敵…。私の理想の夫婦です。・将来こんな夫婦になりたい。テレビ番組やインタビュー記事などで、たびたび互いについて話している、仲さん夫婦。これからも息子さんと3人で、楽しい日々を過ごす姿が見られるのを、ファンは楽しみにしていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月15日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、「コスパがいい」結婚を望んでいる29歳女性のお悩み。年収900万超の彼氏をゲットしましたが…。三松先生が、カップルのお金のルールについて、すべきこと、してはいけないことを教えてくれます!結菜(29歳)、稼ぎ力レス。結婚で挽回すれば大丈夫!と思ってた【レスなひとびと】vol. 225空港でグランドスタッフとして働く結菜は、年収が入社時から変わらないのが悩み。「日本経済、どうなってんの。ドイツを見習え」とぼやく日々。それでも転職する気が起きないのは、福利厚生がバツグンにいいからだ。海外への飛行機は数万円割引、国内への飛行機はうまくいけば無料で乗れてしまう。旅行好きの結菜には、最高の環境。しかし、このまま年収がずっと上がらないのはキツい。手取りは20万円いかないから、美容費や服飾費、旅行先でのホテル代や食費にすべて消える。実家暮らしだから、なんとかなっているものの。将来的にはマンションを持ちたいと思うも、頭金はどうすんだ。だから、結菜は婚活することにした。稼ぎのいいのパートナーを探せば一発解決。結婚はコスパがいいってネットニュースで読んだ。パートナーの条件をあれこれ挙げてみる。まずは安定年収。その次に、なんでも結菜に賛同してくれる寛大さ。年は5歳差以内で、身長175センチ以上。外見はバッチリかわいい結菜。メルカリ達人なので洋服コーデも優秀。コリドー街で、すぐ相手をゲットした。メーカー勤務の遼くんは、話し方が穏やかで年収900万越えの塩顔男性。3度目のデートで告白されてお付き合い開始。驚きの事実が発覚したのは、クリスマスデート中のこと。赤坂の一軒家フレンチで、将来について夢を語ろうと思った矢先。「あ、俺、今月カード止まってるんだった。結菜ちゃん、キャッシュある?」「え、結菜6000円しか持ってないよ」「大丈夫、そしたらギリ足りるかな。LINEペイは?」今まで全部ごちそうしてくれてたのに、彼女になったとたん、お金とるの?っていうか、カード止まってるってどういうこと?「遼くん、ちょっとクレカの明細見せて」「え〜!恥ずかしいなあ。まあ、別にいいか」真っ白なクロスのかかったテーブルで、遼のスマホを凝視。履歴に、怪しいものはない。でも、とにかく飲み代が多い。タクシー代も。手取りは70万円超えらしいけど、カードの請求額は50万円超え。家賃は20万円だって言ってた。もしかして、貯金全然ないんじゃない?バルのあとは、ふたりで遼の家へ。酔っ払った遼は「結菜ちゃん、かわいい」とおしりをモミモミ、顎クイしてチュッ。結菜は全然そんな気持ちになれない。だって、リッツで結婚式挙げたいし、マイホームは品川あたりに欲しい。海外旅行にだって行きたいもん。子どもにだって、いい教育を受けさせたい。それなのに、全然貯金がないなんて。「ねえ、遼くん。さっきの話なんだけど」「ん?」「遼くんって、貯金とかしてる?結菜、心配になっちゃって」「…心配ってなに?」「だってこれから結婚したら、いろいろお金、必要になるでしょ」「そんないるもんか?結菜も全然貯金ないって言ってたよね」「だって結菜は、手取り少ないもん」上目遣いに甘えて言った。「え。俺の貯金頼みってこと?」離れる手。冷めた顔。ああ、可愛く言えばなんでも許されるって思ってたのに!【三松さんからのコメント】結菜さん、お金目当ての本心を出しすぎましたね。モテそうな彼をゲットしておきながら、とにかく気にするのは資金のことばかり。せっかくのクリスマスデートで「貯金してる?」は、もっとも言ってはいけないワードです。彼も萎えてしまうでしょう。結菜さんが、節約したり、少なくても貯金ができるタイプならわかります。でも、実際は稼ぎが少ないのを理由に貯金ゼロ。人のお金の使い方を指摘する前に、自分のお金の使い方を見直してからモノを言え。支出を減らせないのなら、収入を増やす努力をするのが賢い女性。副業を考えるとかね。旅行が大好きでリーズナブルに行けるなら、旅の様子をブログにしてアップしてフォロワーを増やすとか、今風の稼ぎ方はいくらでもある。都内の平均住宅価格を知っていますか?彼の年収が1000万円あったとしても、結菜さんもがんばらないとキツいのです。彼も努力ナシで今の年収のわけじゃない。付き合いたての状態で、彼のお金を自由に使う権利はありません。彼の立場に立って考えてみて。「稼ぎ力レスは、しょうがないとあきらめないこと。努力はしてみよう!レスな分を彼に出してもらおうとするマインドは、いつかばれて愛にヒビが入ります」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©buritora/Adobe Stock文・三松真由美
2023年12月14日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。夫が家事をするほど夫婦仲が険悪になる理由育休が明けた主人公は職場に復帰することに。しかし仕事と家事育児の両立で予想以上に疲弊してしまいます。すると夫が率先して家事をしてくれるようになりました。家事をする夫出典:モナ・リザの戯言夫は「洗濯物楽勝」などと言い、家事をしては自慢気に報告してきます。しかし夫が家事をすればするほど、主人公はストレスがたまり…。ここでクイズ夫の家事でストレスがたまる理由は?ヒント!夫は完璧に家事をこなしていると思っているようですが…。今まで黙っていたけれど…出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「家事が中途半端にしかできていないから」でした。夫の家事はすべて中途半端だったため、主人公はすべてやり直していたのです。我慢の限界だった主人公は夫に本音をぶつけたのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年11月28日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生の彼氏との経済格差に悩む女性のお悩み。二人で海外旅行をするために親に援助してもらうことになり…。三松先生が、「愛とお金の問題」について教えてくれます!香苗(24歳)、お金レスだけど海外旅行に行きたい!親に出してもらってもいいよね【レスなひとびと】vol. 224オフィス家具会社で派遣社員として働く香苗は、なぜか普通の会社員では手が届かないようなブランドのバッグを3つ持っている。パパ活をしているわけではない。香苗は「実家の援助が多め」なのだ。実家は目黒。職場は渋谷。社会人になってからも「一人暮らしする意味がないから」と言って、実家から通っていた。実家には生活費を入れていない。だってパパは会社の重役さんだから、入れる必要ないっしょ。給料はすべてネイルやコスメや趣味につぎ込む。金欠になったらママにおねだり。ママもお買い物好きだから、一緒に銀座シックスや東急プラザに行けば、ほしいものを買ってくれる。1つ年下、23歳の彼、啓介とは大学で出会った。交際をはじめて、かれこれ4年。啓介はまだ大学院生で一人暮らしをしているから、家計はカツカツだ。外見は派手な香苗だけど、恋人は一緒にいて安心できる人が一番だと思っている。ハイブランド好きなチャラ男はNGというマイルール。ふだんは啓介に合わせておうちデートが多め。一緒に動画LIVEを観たり、動画観ながら料理をしたり。結婚してもずーっとこんなフワフワな夫婦でいたいなと夢を見る。今のままでじゅうぶん楽しかったけど…。「でも、やっぱりたまにはパーッと遊びたい!」というお嬢様欲が溢れてきた。高校までは家族でハワイ行ってたもの。よって、交際4年記念にグアムへ旅行することを提案。しかし、啓介にはお金がない。しかも香苗が選ぶホテルは、高級なところばかり。香苗との電話中「1泊5万円なんて、僕には出せないよ」と啓介がこぼす。すると、スマホ越しの香苗は「大丈夫だよん。ママに言えば、啓介のぶんも出してくれる。あ、ねぇ、ママー!」と叫ぶ。「ちょ!!!」スマホの向こうで、早速話をつけようとする香苗に、啓介は急いでストップをかける。結婚しているわけでもないのに、パートナーの母親に旅行のお金を出してもらうなんてとんでもない。数日後、香苗が啓介の家にやってきた。「ママ、ホテル代出してくれるって。エアだけは自分たちで出しなさいって。一緒にネットで予約取っちゃお」「マジかよ…。」しぶしぶ顔でOKする啓介。その日からだ。香苗の母からの干渉がはじまったのは。今まで、香苗は啓介のことを詳しく親には話していなかった。「カナちゃんが好きな人ならいいわ。はやく結婚して孫の顔を見せて」的な発想の親だと信じてた。でも、旅行代金の一件でなんだか親達の態度が変わってきた。なぜか香苗とママと啓介の3人のLINEグループができた。そして、啓介さんはいつから働くのかとか、今大学で研究していることが将来に結びつくのかなどをLINEで聞いてくるように。啓介の家でイチャイチャの最中。香苗の母親からLINEがピコン。「今年、〇〇社が採用に力を入れているみたい。啓介さんにぴったりなんじゃない」とURLつき。啓介は、全然集中できなくて萎えてしまう。「あのさ、香苗のことは好きだけど、正直、親が入り込んでくるとちょっとしんどい。旅行のお金もらうのも、惨めっていう気持ち、わかってくれよ」そして、旅行はキャンセル。LINEから啓介が消滅した…。【三松さんからのコメント】実家住まいの皆さんも、一人暮らしの皆さんも、よーく考えてみましょう。すねかじりのなにが悪いのか。親には経済的余裕があり、子を援助できるのを喜んでいる。子のほうも、親のお金で楽できる。しかし、その関係の中で「精神的自立」ができるのか。香苗さんが親の決めたとおりにしか動けず、経済以外の案件も親に頼っているのであれば心配です。香苗さんは仕事もあるし、彼を自分で見つけた。精神的には一応自立しています。両親同居も悪いことではありませぬ。ただ、香苗さんがバッグを買ってもらうのと、彼の旅行代金を出してもらうのとでは話が違うのです。この本質に気づけないようではオトナではありません。お金を出してもらう=意見されるのを許す…ってことにつながりませんか。株主が株持ってる会社に物申すのと似てないか。香苗さんは、自分の親になにか言われても躊躇なく無視できるでしょう。でも、啓介さんは他人です。彼女の母親に意見されるとスルーはできないでしょう。オトナ対応をしなければならないと気づくお年頃。「お金、出してもらえるならいいじゃん」というお気楽な判断が、啓介さんの大きなストレスになることに気づきましょう。香苗さんも、彼のご両親に会って揉まれれば、オトナ対応の重要性が理解できると思います。結婚するのであれば、お相手一族のプライドなどおもんぱかり、結婚となってもうまくやってゆける関係に持ってゆきましょうね。姑問題がこじれるとそれはそれは泥沼です。「彼と私の経済格差。そんなもん愛さえあれば乗り越えられるもーん!と思うなかれ。愛とお金は上手に付き合わないと問題必発します。ふかーく考える習慣を」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©EZPS/Adobe Stock文・三松真由美
2023年11月23日株式会社オレンジページ(東京都港区)が運営するライフスタイルメディア「オレンジページnet」は、国内在住の成人女性にアンケートを実施。夫婦間での料理シェアの現状について調査しました。【ダイジェスト】● 夫婦間の料理シェア割合は、妻の就業状況より世代による違いが大きい● 年代別では20代夫婦の91%が分担に満足。就業状況別では有職主婦の38%が分担に不満● 家事と育児の分担の満足度が夫婦仲や幸福度に直結■ 夫婦間の料理シェア割合は、妻の就業状況より世代による違いが大きい妻が有職主婦の場合、料理は「ほぼ妻のみ」が63%、「妻が多め分担」が30%。併せて93%が「主に妻が料理を担っている」という回答となりました。専業主婦の場合は96%でした。年代別に見ると、「ほぼ妻のみ」の割合は、40代(67%)30代(58%)20代(38%)と若くなるに連れて減少。20代は、「妻が多め分担」も併せると、6割以上が夫も何らかを担当しています。■ 年代別では20代夫婦の91%が分担に満足。就業状況別では有職主婦の38%が分担に不満20代では家事と育児の分担割合に「満足+やや満足」と答えた人が91%なのに対し、30代では71%、40代では54%と、年代が上がるにつれ満足度は低下しています。就業状況別にみると、「満足+やや満足」と回答したのは、共働き62%、専業主婦70%。共働きの場合は38%が分担に「不満+やや不満」と感じていることがわかります。■ 家事と育児の分担の満足度が夫婦仲や幸福度に直結「あなたは、家事と育児の分担割合をどう感じていますか?」という質問に「満足」「不満」と回答した人の「夫婦仲」と「幸福度」について注目。「満足」と答えた人は、98%が「夫婦仲が良い(とてもよい+どちらかというとよい)」と回答。また、幸福度を点数で表す質問に対しては、8~10点が83%に達し、1~4点と回答した人はいませんでした。「不満」と答えた人は、60%が「夫婦仲がよくない(あまりよくない+よくない)」と回答。幸福度は1~4点と低く回答した人が33%となりました。オレンジページnet編集長のコメント若い世代は男性もどんどん料理を作り、家事分担を進めています。「妻が多く担当するが夫も料理をする(妻が多め分担)」と回答した割合は20代で48%。今後はさらに進むでしょう。また、料理を含む家事や育児の分担に満足している夫婦は夫婦仲もよく、幸福度も高いことが、今回の調査ではっきりと出ました。生きていく上で料理をすることは欠かせない営みであり、夫婦にとって大切な「タスク」かつ「楽しみ」ともいえます。夫婦それぞれの分担割合を見つけることが、仲良し夫婦でいるポイントと言えそうです(オレンジページnet編集長・原田直美)アンケート概要●調査対象:2020年調査・オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の既婚女性(有効回答数1608人)2023年調査・オレンジページメンバーズ・国内在住・18歳未満の子どもがいる20~49歳の既婚女性(有効回答数206人)●調査方法:インターネット調査●調査期間:2020年8月26日~8月30日 / 2023年8月2日~8月6日●オレンジページnetについて「日本のおいしさを楽しむくらし」をテーマに、雑誌『オレンジページ』掲載の料理家による旬のレシピや、著名人によるオリジナル連載、全国各地在住の「オレぺエディター」によるブログなど、食と暮らしの情報を発信しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日皆さんは、夫婦仲で悩んでいることはありますか?中には、生活のリズムが違うため、夫婦で部屋をわけたことからレスになり悩んでいる方も……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レスになってしまったAさん結婚して10年、お互い別々の仕事をしていて帰宅時間も就寝時間も違うため、それぞれのリズムで生活できた方がケンカもなく上手くやれるのではないかということで部屋をわけました。それぞれが寝るまではリビングで話をしたりして夫婦仲は悪くはありませんが、寝るときに離れるのでやはりレスになってしまいました。その時の心境は?最初は自分のリズムで生活できることが快適で部屋をわけてよかったと思いましたが、「これではただのルームシェアでは?」と疑問を持つようになりました。遠回しに誘ってみたこともありましたが、やはり先に寝てしまうので難しく……。寂しい気持ちになったので、思い切って「たまには一緒に寝たい」と伝えました。現在はお互い休みを合わせて、休みの前日は一緒に寝ることにして、たまにですがレスを解消することができています。(39歳/パート)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになってしまったAさんと漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、東京に憧れている地方在住の女性のお悩み。いい感じだった彼が上京にすることになり…。三松先生が、「人生の決断をするために必要なこと」を教えてくれます!リホ(26歳)、決断力レス。上京した子がうらやましいのに真似できないよ【レスなひとびと】vol. 223ずっと、決められたレールの上を歩いてきた。高校はリホの住むT県T市から通える範囲で、県で3番目に偏差値の高い学校。大学は、親と高校の先生に勧められた地元国立大学。とくにやりたいことがなかったから、親戚に言われるままに公務員試験を受けた。受かった。一応けじめとして一人暮らしを始めたけれど、社会人になっても生活圏は大きく変わらない。違和感を覚えたのは、就職して2か月目頃。「村越さん、パソコンがいうこと聞かんのよ。こっち来られま」「あ、はい!」「村越さ〜ん。こっちもエクセルの印刷範囲の設定がうまくいかんが〜」「あ、はい、次そちらに行きます」連日、役所のおじさんたちにPCのレクチャーを依頼され、リホはだんだん腹が立ってきた。PC周りの仕事を振られるたびにイライラしてしまう。こっちは情シスの人じゃないっつーの!パッとしない毎日。つまらない毎日。そして、帰り道の車で信号待ちをしている時、ふと思ったのだ。“わたし、ずっとこんなふうに欠乏感をかかえたまま生きていくのかな”そしてSNSを眺める時間が増えた。就職を機に上京した子たちが、今になってうらやましくなる。就職活動の時、キラキラ目を輝かせて「あたし、絶対東京に住む。丸の内のオフィスで働きたいの」と言っていた同じゼミの奈々。リホは、内心「アホくさ」と思っていた。でも、今は違う。八重洲ミッドタウンとか虎ノ門ヒルズとか、おしゃれな場所で、同僚たちと時間を過ごす奈々がうらやましい。週末は表参道の美容院。常連らしく、カリスマ美容師のインスタのストーリーに「いつもありがとうございます」と添えられた彼女の後ろ姿が載っている。なにそれ、なにそれ。そんなモデルみたいな髪型してもあんたには似合わんわ。都会派アピールしやがって…。つい意地悪な気持ちになる。“わたしだって、しようと思えば上京なんてすぐできる”そう思っていたのに。そんなリホにも、転機が訪れた。ほんのちょっといい感じだった同僚の直樹が、転職で東京に行くらしいのだ。(あっ、これってチャンスや。上京する理由ができる)そう思ったリホは、直樹を飲みに誘った。駅前の個室居酒屋で、頬杖をついてこぼす。「いいなあ、東京。ついて行きたいわあ」直樹はうっすら、リホに好意がありそうだった。だから、この話をすれば、冗談でも「一緒に来る?」って言ってくれるんじゃないかって期待した。でも、帰ってきたのは予想外の言葉だった。「毎回言ってるよね、それ。リホはまじめちゃんだし、ちょっといいなと思ってた時期はあるけど、言うだけでなかなか踏み出さないところはあんま好きじゃない」グサッ。こうして、直樹は一人で東京へ行ってしまった。【三松さんからのコメント】リホさん、自分一人でなにか決めた経験が少ないんだからこれはしょうがない展開です。決められたレールの上を歩いて、今までは特に不満もなかった。でも、今は違いますよね。「いいな、東京」って、明確に憧れをもっている。現状に苛立っている。物足りなさを感じている。人生初の大きな決断をするチャンスではないですか。親や先生が決めてくれた道から外れるのには、勇気がいるかもしれません。憧れを通り越して、飢餓感を感じたり、他者の幸せを妬む自分に気づいたら、動いてみるのも選択肢のひとつ。シン仕事・シン住まい・シン彼氏。新しい“シン”を取りに行くのは自分しかいない。「都会、つらい。やっぱ地元でいいや」と思うかもしれない。そしたら地元のよさがわかるっしょ。今までコツコツ堅実にやってきたリホさんなら“シン”の決断も悪くない。直樹さんに頼ることなく、自分の憧れを探ってみてもいいのではと思います。思い切った決断こそが、リホさんオリジナルの人生をつくっていくのです。もしそれが理想どおりでなければ「想定外でした!」と言って軌道修正すればいいだけの話。「彼氏に頼ったり決断させたりする癖は修正しとこう。うまくいかなかったときに彼のせいにして関係性ムチャムチャになるぞ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©czfphoto/Adobe Stock文・三松真由美
2023年11月16日主人公のポメとべるは、夫婦関係は良好ですが少々レス気味。ポメが夜のお誘いをするとはぐらかされ、大ゲンカを乗り越えて愛し合うも、誕生日を忘れられ不信感が倍増。2人目出産後は会話も行為もなく、ワンオペ育児も限界のポメは体調不良に。しかし、隣人からの嫌がらせをきっかけに引っ越し、娘が行方不明になるなどのトラブルを乗り越えて夫婦仲は順調に。と思いきや営みがないまま1カ月が過ぎようとしていて…。「べるさんって私のこと好きだよねぇ」「俺ってポメちゃんのこと好きだよねー」 営みはないものの、出会ったころのことを思い出し愛情を確認するふたり。お菓子を食べながら「このお菓子とどっちが好き?」とポメが質問。するとべるは悩んだフリをしながらも「好きに決まってるでしょ、何とも比べられないから」と言ってポメを抱き寄せ、良い感じの雰囲気に。 しかし後日、べるに営みのお誘いをする約束を忘れられ、この“良い感じ”を前言撤回したくなるポメ。 「なんでそんな忘れるかなぁ…」と大きなため息をつきながら、家の壁に「誘え」「抱け」とメモを貼る?いやお札みたいで怖いな…とあれこれ考え…。 「あ、タトゥーなら消えなくない?」と閃いたポメは昔を思い出し… どうしたらべるさんが営みをスルーしないかあれこれ考えた結果、ピアスを開けることにしたポメさん。べるさんがお誘いをはぐらかす度にピアスの穴を増やすと冗談混じりに伝えます。 それ以降、べるさんの行動に変化が。今まで何度もべるさんの考えを変えようと話し合いを重ねてきましたが、意外にも自分が行動して変わることが近道だったよう。 “人は自分を映す鏡”といいますよね。みなさんもこの鏡の法則で人間関係が改善したことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ポメ
2023年11月01日ゲームばかりに熱中していると、夫婦の関係性にも影響が出ることも……。夫がスマホゲームにのめり込んでしまった体験談を伝える漫画家サレ妻マリコ(@kusodan_gotohell)さん。今回はそんなサレ妻マリコさんの大人気マンガシリーズ、「夫がゲームと結婚しました」よりワンシーンをお届けします。原作:梨子さん(マリコのInstagramから応募)漫画:べにたけ(@benitake44)ゲーム中毒の夫に……街コンで出会った夫と、結婚1年目にして、ほとんど会話がない梨子。その原因は、夫がスマホゲームにはまったことでした。その後、梨子は友人に今の状況を相談すると、同じゲームをするよう助言されます。しかし、ゲームの苦手な梨子は、夫とゲームをするたびに激しく責められ……。ついに梨子は夫と喧嘩してしまいます。夫は梨子をバカにし……梨子は涙を浮かべ……夫と完全にすれ違い……この漫画に読者は『ゲームを通して、夫とコミュニケーションを取ろうとしたのに、完全に気持ちがすれ違ってます。奥さんがかわいそう。こんなダメ男とはサッパリ別れて。』『これは腹が立ちますね。非常に悔しいと感じてしまうけれど、それと同時にこんな言い方しか出来ない相手と同じ土俵に立つことない!とも思います。』『夫からは気遣いが全く感じられないので、夫婦仲の改善はかなり難しいのではないかと感じました。』など、夫の言動に厳しい批判の声が集まりました。作戦失敗……梨子は夫に寄り添おうとゲームをしたのに、あんな罵倒をされたら悲しいですし、怒りさえ湧いてきますよね。もし一緒に暮らす家族がゲーム中毒になったら、あなたならどうしますか?
2023年10月22日夫婦なら、大きな買い物は相談して欲しいという方もいるでしょう。とくに家計に余裕がないときは尚更かもしれません。今回は実際にあった「パートナーのまさかの言動」エピソードをお届けします。36歳、パートFさんの場合……家族の予定表カレンダーに「バイク15:30」と書いてあったので、夫に「これなに?」と聞くと「あぁ、俺バイク(大型)買うんだよね」とサラッと言われました。事前に相談もなく金額の大きいものを買おうとしていたため「大きな買い物をするのに何の報告もなく、一人で勝手に決めるなんてありえない」と話しました。また、私が「いいよ」と言っていたと嘘をつかれ……。結局、そのことについて解決はしませんでした。その時どう感じましたか?Tシャツを買うみたいな感覚で言うので呆れてしまいました。「そんな金どこから出すのか?」とも思いました。パートナーの印象は変わりましたか?他にも色々あって旦那に対する気持ちは冷めているので、離婚すると心に誓いました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。公園で夫の発言に……実際の体験談をもとに描かれた、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんの人気漫画『最低な旦那への逆襲』では、夫と娘の3人で公園に行くと、たった1時間で夫が「もう帰ろう」と言い出します。原作:さくらこさん(@o_usootto)漫画:サクライ様(@sakurai_koi77)夫の言葉に……この後、夫はせっかくの休日なのにクラブへ向かいます。そして実はこのクラブで浮気相手と密会していたことが後に判明するのでした……。こんな時どうする?パートナーと価値観が合わないと思ったことに対し、Fさんは話し合ったものの解決せず、漫画の主人公である妻は夫を責めました。あなたなら、こんな時どうしますか……?本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。(イラスト/@sakurai_koi77)(MOREDOOR編集部)
2023年10月21日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、シェアハウスに入居している21歳女性。シェア仲間と公認カップルになったが…。三松先生が、シェアハウス内での恋愛で気をつけるべきことを教えてくれます!花梨(21歳)、シェアハウスに入居して絶好調!だが気遣いレスで最悪女のレッテル貼られる【レスなひとびと】vol. 220花梨は、メイク動画配信をしている。10万円台の月収から、コスメ代も捻出するのは結構キツイ。しかもそろそろ、今のボロアパートは取り壊し。初期費用の安い引っ越し先として、花梨にピッタリなのがシェアハウスだった。4.5畳の個室はむっちゃ狭いけれど、キッチンやリビング、映画鑑賞部屋やテラスなど、共有スペースが広いので全く問題ないし。引っ越しを機に自室で撮った「絶対かわちい おうちデート用すっぴん風メイク&部屋着」は、なんと初の7万回再生超え。ふんわり眉に、赤ちゃんみたいなぷるぷるリップ、ゆるポニーテールに、ショートパンツの部屋着がXでもバズった。いい調子。ある晩、リビングで動画を編集していたら、シェア仲間で一番いいなと思っていた悠斗くんとふたりきりに。「花梨ちゃん、いつも遅くまでがんばってるよね」って、ホットココアを作ってくれて、キュン。勇気出して「彼女いるん?」って聞いたら、「いない」って。「…彼氏に立候補してもいいですか」に「うん!」とうなずいたら、頭の後ろに手を回されて、チュッ。誰もいないリビングで、ふたりだけのヒミツの夜。ドラマっぽすぎるじゃないか。そしてシェア仲間公認の仲に発展した。「ねぇ、悠斗くん。動画も人気が出てきたし、ちょっと手を広げたいなって思って。カップル動画を撮るのって、どう思う?」「いいけど。でも、他の入居者たちに迷惑かけないようにしないとだよ」「大丈夫だよ。みんなも、花梨たちのこと見て、結構楽しんでるし」花梨は「昼間ならいいっしょ」と言って、共有のキッチンで、ふたりが料理している様子を撮り始めた。料理の合間にチュしたりする、イチャイチャ系動画。その間、他の人たちは遠慮して入ってこない。そんなことが何日か続き、周りがザワツキ始める。なにも気に留めないKYな花梨にしびれをきらした悠斗が言う。「ちょっと、まわりに気を遣わなすぎじゃない?」「なんで?悠斗は、花梨が人気配信者になるのがイヤなの?」「いや、そうじゃなくて。みんな困ってるから」「なんも言ってこないけど?」「……」悠斗はため息をつき、自室に戻っていった。花梨がノックしても、まったく返事をしてくれない。その後の動画も協力してくれないし。共有のリビングで、悠斗をやっと見つけた花梨は「ちょっと悠斗!あんた、なんなの。動画協力する約束っしょ」と叫ぶ。すると、リビングでPC作業していた同居人たちが、ついに口を開いた。「ちょっと静かにして」「っていうか、いい加減に迷惑だよ」「あんた、シェア向いてない!」と不満が大爆発。挙句の果てに、悠斗がポロッと「別れよ。君みたいな無神経なひととはやっていけない」って。普通、みんなの前でフルか!?プライドズタズタだし、みんなも怒ってる。この先ここで暮らすのは気まずい。でも、お金ないし、どうしよう。【三松さんからのコメント】シェアハウス内での恋愛、最近増えてきていると聞いています。20代前半の男女が多いシェアハウス内では、メンバーのうち3分の1がカップルだというケースもあるそうで。一つ屋根の下で暮らす。長―い合宿みたいなものですよ。恋も喧嘩も陰口もいろいろ起きることでしょう。確かに彼を探す“場”としてはアリアリな住み家です。家事できるひとかどうかチェックもできるしね!部屋片付いてるなとか、手料理まめに作ってるなとか。しかし大事なことを忘れてはいけません。共同の場では、相手の気持ちや、まわりへの配慮。シェアハウスに入居してくる人の目的は人それぞれ。花梨さんのように、初期費用の安さから選ぶ人もいるし、人脈作りのために入居する人もいる。ひとり暮らしの寂しさが苦手で常に誰かといたい人もいる。夢を叶えることが第一優先で、恋愛をしたがらない人だっている。各自の背景を想像したり、空気を読むことが必要です。シェアハウスはみんなの生活の場。花梨さんのように、自分の目的だけのために共有部を占有する人は、疎まれて当然。カップル動画を撮りたいのならば、まずはお金を貯めて、悠斗くんと同棲を目指せ。波に乗っている動画配信業をもっと盛り上げていきたいでしょうが、配信者として有名になるほど、気遣いレスなところが浮き彫りになってきます。人気と無視は紙一重。驕り高ぶるな。現実でもネット界でも炎上を避けるべく、まずはまわりに気を遣える訓練を。世界は自分中心に回っているのではないと腹に据えて。「シェアハウスの公共の場でエッチっぽいことしちゃって追い出された住人がいるんだって!気遣いレスどころかマナーレス。追い出されて当然。気をつけようシェア!」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©taka/Adobe Stock文・三松真由美
2023年10月19日松田綜合法律事務所(所在地:東京都千代田区)は、「改訂Q&A 保育所・幼稚園のための法律相談所 ~現場からの60の相談に、顧問弁護士がわかりやすく答えました~」の出版記念セミナーを、2023年11月15日(水)にリアルとオンラインで開催いたします。本セミナーでは、ご相談が多く、近時トピックとして特に保育事業者様が押さえておくべきテーマについてご説明いたします。<書籍詳細>改訂Q&A 保育所・幼稚園のための法律相談所~現場からの60の相談に、顧問弁護士がわかりやすく答えました~著者 :岩月 泰頼・菅原 清暁/編著判型 :A5判ページ数 :272頁発刊年月 :2023年8月刊ISBN/ISSN:978-4-8178-4902-1 書籍<書籍内容>園での感染症の発生状況、保護者に情報提供する?ヒヤリハット報告制度を職員に浸透させるには?プール事故、アレルギー事故、食中毒事故を防ぐには?外部講師と契約するときの注意点は?プライバシーポリシーの見直しは必要?…など、保育の現場からの相談に顧問弁護士が答えた60問!●園内事故の予防策をはじめ、人事労務、各種契約締結など、事業の運営上必要なノウハウを、事例を元に法的な視点から解説した、相談対応のために備えておきたい一冊。●最新の法令・通達・ガイドライン・裁判例・統計に対応。解説末尾には参考情報ソースをまとめた「さらに調べるには」の項目を設置。「送迎バスの閉じ込め事故、置き去り事故」「感染症対応」「個人情報取扱規定の見直し」など、近時のトピックス・法改正等を反映させた待望の改訂版です。<セミナー概要>タイトル:改訂Q&A 保育所・幼稚園のための法律相談所~現場からの60の相談に、顧問弁護士がわかりやすく答えました~出版記念セミナー開催日時:2023年11月15日(水) 14:15~15:30会場 :東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル10階松田綜合法律事務所内 会議室アクセス:東京メトロ東西線・都営地下鉄三田線「大手町」駅B2a出口直結 徒歩1分(B2A出口 23:00まで)東京メトロ丸ノ内線・半蔵門線・千代田線「大手町」駅A5出口直結 徒歩2分JR「東京」駅丸の内北口 徒歩5分(地下通路経由直結)参加費 :無料対象 :保育関連事業者様異業種から保育事業へ参入を検討されている事業者様定員 :会場/20名 WEB/90名<お申込み方法>URL/二次元コードよりお申込みください。 お申込み後当所よりご連絡いたします。二次元コード<プログラム>第1部 「保育を取り巻く法律課題の動向」講師:弁護士 菅原 清暁内容:本セミナーの総論として、最近の保育を取り巻くトラブルの状況についてご説明をするとともに、改訂版で対応した平成30年以降の法律改正の内容について、その概略をご説明します。第2部 -(1)- 「保育トラブルにかかわる対応・留意点」講師:弁護士 菅原 清暁内容:保育運営では保護者や園児の個人情報を多く取り扱いますが、個人情報の管理が十分ではない保育事業者様も少なからずあるようです。そこで、改めて、昨今の個人情報の改正内容を改めて整理し、改正内容に伴い対応すべき事項に漏れがないかを確認します。また、個人情報漏えいトラブル等を防止するため、保育事業者が最低限整備すべき個人情報管理体制についてもご紹介します。・個人情報の改正内容と対応すべきこと・個人情報漏えいトラブルと個人情報管理体制(プライバシーガバナンス)の構築方法第2部 -(2)- 「労働トラブルにかかわる対応・留意点」講師:弁護士 鈴木 みなみ内容:平成30年以降に改正された労働関連法規の内容を改めて整理し、改正内容に伴い対応すべき事項に漏れがないか確認致します。併せて、《ハラスメント等を理由にメンタル不調を訴える問題社員》について最も多くご相談をいただくため、このセミナーでは、改めて、このケースにおける適切な保育園の対応方法についてご説明します。・労働関係法令の改正内容と対応すべきこと・ハラスメント等を理由にメンタル不調を訴える問題社員の対応方法<講師プロフィール 弁護士 菅原 清暁>保育所・幼稚園事業関連法務チームリーダー松田綜合法律事務所 パートナー弁護士保育現場や教育現 場を取り巻く多様な問題にも積極的に取り組んで おり、例えば、職員の労務管理(問題社員の対応、残業問題解消の提案、就業規則等の改訂)、キャラクター使用などの著作権の関わるトラブル対応、情報管理支援(児童の個人情報漏えい)、クレーム対応(近隣対応・保護者対応)、園内 事故発生後の対応など、従来の弁護士業務の枠にこだわらず、広く総合的なリーガルサービスの提供に努めている。<講師プロフィール 弁護士 鈴木 みなみ>松田綜合法律事務所 弁護士東京大学文学部社会学科卒業。東京大学法科大学院修了。ロア・ユナイテッド法律事務所勤務後、厚生労働省中央労働委員会事務局訟務官着任(2017年~2020年)、松田綜合法律事務所入所(2020年~)。専門は人事労務全般、保育関連法務。保育関連業務では、安全管理や事故対応、保護者対応のみならず、人事労務の知識をもとに、保育業界に特有の事情を踏まえた労務問題のアドバイスも多く手掛けている。<松田綜合法律事務所概要>名称 : 松田綜合法律事務所代表者: 弁護士・弁理士 松田 純一所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル10階設立 : 2002年8月 (旧称:松田純一法律事務所)URL : 公式サイト 保育所・幼稚園事業関連法務 【お問い合わせ先】松田綜合法律事務所〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル10階電話 : 03-3272-0101FAX : 03-3272-0102URL : E-mail: seminar2@jmatsuda-law.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月17日子どもが独立してからは、夫婦2人で仲良く暮らしていけると思っていた私。子育て中の意見の相違もなくなり喧嘩も少なくなると楽しみにしていましたが、現実はお互い感情を遠慮なくぶつけてしまったり、ちょっとした言葉に引っかかってしまったりなど、夫婦円満とはほど遠いイメージに。そこで、夫婦仲を改善するための2つのキーワードを意識したところ、驚くほど良い関係になった体験談を紹介します。「熟年離婚」が頭に浮かんだことも私はアラフィフ、子どもは独立して夫との2人暮らしの熟年夫婦です。私の中での熟年夫婦とは結婚生活が長く、子どもをしっかりと育て上げ、お互いを理解し合うことのできるすてきな夫婦というイメージがありました。でも、現実はちょっとしたことで夫婦間はギクシャク。 2人きりなので子どもがいたときのように喧嘩を抑えることもなく、逆に喧嘩も派手になってしまい、そのまま何日も口をきかないことも。せっかく2人暮らしの熟年夫婦となって、すてきな関係になるだろうとイメージしていたのに、熟年離婚という言葉さえ頭に浮かぶほどになってしまっていたのです。友人に相談すると、意外にも友人のところでも同じような状況が起こっていることを知り、自分のところだけではないのかなと思いました。しかし、このままでは冷めた夫婦になってしまうのではないかという焦りを感じていたのです。「2つの言葉」を意識して仲良し夫婦に友人のところでは、ペットを飼ったことで夫婦喧嘩が減ったとのことでした。そこで、夫も動物は好きだったので、相談した上でペットショップからかわいい子猫を家族の一員に迎えることに。 たしかにかわいいペットが増えただけで、2人の関係は以前より和むことが多くなりました。それでも、もっとしっかりと夫婦仲をより良くしたいといろいろ意識していたところ、夫婦円満のコツは“褒め言葉”と“感謝の言葉”を言うことだと書かれているコラムをネットで偶然目にしたのです。半信半疑でしたが、それなら簡単にできるので次の日からは「いつもありがとうね」というような感謝の言葉を意識的に1日1回以上言うようにしました。また、歯の浮くような褒め言葉はあまり好きでなかった私ですが、朝は夫の出勤前に「そのネクタイよく似合うよ」とか、「パパは結構年取ると渋くなるタイプね」など自分的には少し無理矢理感もあったものの、褒め言葉も1日1回以上必ず言うように頑張ったのです。こんなに簡単だった!褒め言葉と感謝の言葉何事にも三日坊主の私ですが、まずは1カ月間続けて言葉の効果を見たかったので“褒め言葉”と“感謝の言葉”を意識して言うようにしてみました。すると、たった数日間言い続けただけで、夫の雰囲気が柔らかくなってきたと実感できるように。もちろん機嫌の悪いときもありましたが、今までより私に感情的に当たることが確実に減ってきました。そうなると、私もイラっとすることが減り穏やかになります。それによって夫はますます穏やかになり、私もやさしくなれました。このように2つの言葉を意識したことで、良い循環が2人の間に生まれてきたのです。その上、かわいい子猫ちゃんが家族に加わり、ますます2人の関係は良い状態になったと感じられました。今では2つの言葉を試してみて本当によかったと思っています。“褒め言葉”など最初のうちは口で褒めていても、心では「ちょっと褒め過ぎだなあ」なんて思っていましたが、だんだん本気で褒めていることに気付きました。あんなに悩んでいた夫婦仲の問題が、この2つのキーワードを意識するだけで、こんなに簡単に改善するとはうれしい誤算でした。まとめペットを飼うことは、夫婦関係に良い影響があるかも知れないと想像していたとおりでした。しかし、 “褒め言葉”と“感謝の言葉”の2つの言葉を意識的に使用することが、こんな効果があるとはまったく思っていなかったので本当に驚いています。 しかし、私が “褒め言葉”と“感謝の言葉”を意識的に使っていたことを知らないからこそ、夫の心に大きく響いたのだと思います。これからもこっそりとこの方法を実践し、夫の気持ちをしっかりつかんですてきな熟年夫婦になりたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2023年10月15日結婚すると、パートナーへ不満を抱くこともありますよね。”体のつながり”で悩み、すれ違っていく夫婦も多いようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「近くて遠い、ふたり。」をご紹介します。漫画のあらすじ結婚して3年、仲睦まじく生活を共にする2人。順調に見える一方で“からだの繋がり”だけがなく、「女を忘れてしまうのでは」と悩む主人公。私たち夫婦に愛が無いわけではないのに、一体なぜ……?体の繋がりだけが……読者の感想は……『悩んでいることを素直に打ち明けたらどうかなと思います。』『自分に魅力が無いからいけないのかと私も考えてしまったことがあります。理由を聞いてみたくても聞けない、どうアピールしていいのかもわからない。もどかしいモヤモヤした感じが、なんだかよくわかります。』『夫婦生活が長く続くからこその問題だと思いました。同時にこの経験をする事で、これからも夫婦生活が長く出来るのか出来ないのか試されているのが見ていて感じました。』『夫婦でも距離を感じることはあると思いました。』など、夫婦の体の繋がりについてさまざまな意見が寄せられました。夫婦仲が良く、愛はあるのに”体の繋がり”だけがないことに不安を抱く主人公。結局、夫側も妻の気持ちが分からず、話し合いの結果2人はどんどんすれ違ってしまいます。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年10月13日普段は夫婦仲がよくても、セックスレスに悩んでいる方もいるようです。中には、寂しい気持ちになっている方も……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レスになってしまったAさんセックスレスが続いて1年半くらいになります。妊活を諦めたころから回数が減り、旅行やほかの趣味を夫婦で楽しめるようになったので、自然と性行為がなくなりました。最初のころは「最近してないね」といった会話もありましたが、最近はそのような話もしなくなりました。その時の心境は?自然とレスになったので、漠然とした寂しさだけが積み重なっている感じです。現在進行形で悩み続けています。(40歳/会社員)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになってしまったAさんと漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年10月04日普段から仲のよい夫婦でも、セックスレスに悩んでいることがあるようです。中には、自分に魅力がないと悲しい気持ちになっている方も……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レスになってしまったBさん夫婦でのセックスレスについて悩んでいます。結婚してもうすぐ10年、夫婦仲はよく、ハグなどスキンシップも毎日しています。しかし、平日は仕事、休日は趣味の旅行となかなか夜にゆっくり過ごす時間がとれず、徐々にセックスレスになっていきました。たまには性行為をしたいと思うのですが、なかなか言い出せず、悶々としています。その時の心境は?いい雰囲気だなと思っていたのに、先に寝てしまわれ、自分に魅力がないのだと悲しく思いました。最近はそういう雰囲気にもならず、諦めています。(匿名)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになってしまったBさんと漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年10月01日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、人づきあいがよく家族思い、職場の女性にも人気の32歳男性。会社での評判とは裏腹に、飲み会で女性に甘い言葉をかけられて浮気心が抑えられず…。三松先生が、調子に乗って不倫に走りがちな男性の特徴を教えてくれます!琥太郎(32歳)“昔好きだった発言”に調子こいて人気レスになってしまう【レスなひとびと】vol. 218東京・大手町界隈のおしゃれ飲み屋には活気が戻り、社内飲みも復活したこの頃。「将来結婚するなら琥太郎さんみたいな人がいいですうう」社内の飲み会で、若手女性陣から口をそろえてそう言われるたび、つくづくこのキャラでいて正解だったと思う。仕事ができて、人付き合いばつぐん。しかも家族を大事にするやつ。琥太郎には、妻と1歳の子どもがいる。出版社で働く妻は、時期によっては琥太郎より忙しい。保育園のお迎えや夕食作りは琥太郎が担当することも多かった。仕事と家事の両立ができる完成形パパという噂だ。ある晩、学生時代の友人、エレナからビアガーデンの誘いが来た。デパートの屋上で、涼しい風を浴びながらの1杯を想像する。家族以外と遊びに行くことのなかった夏を思い返し、「行く」と返事した。もちろん妻にも許可をとった。ビアメンバーは琥太郎、エレナ、尚美、真斗の4人。琥太郎が学生時代にバイトしていたチェーン店のカフェの同世代メンバーだ。当時からよく一緒に海やスノボに行き、今でも時々こうして集まっている。尚美と真斗がトイレに立ったタイミングで、エレナがボソッとつぶやく。「あたしね、実は昔、コタくんのことちょっといいと思ってたんだよね。まっ、昔の話なんだけどね!」来たー。“昔好きだった発言”。琥太郎はドキッ。妻のことは誰より大切だ。でも、出産後から今まで、約2年間のレス。でも、目の前のエレナは、自分のことを男として見てくれてるじゃないか。久々の雄魂が震えだす。“エレナには彼氏がいるみたいだけど、もしかしたら、もしかしちゃうかも”外で飲んで、開放的な気分になっているせいか、エロい妄想がムクムク。帰り道、またまたふたりになったエレナを誘ってみた。「え、2軒目ってこと?いいけど。コタくんのパートナーに怒られないかな」「今日は遅くなるってしっかり伝えたから」「実はあたしも、飲み足りなかったからうれしい。行っちゃおっか」にっこり笑ってOK。琥太郎、ガッツポーズ。2軒目の店で、「コタくん、ほんとかっこよくなったよね。余裕が出たっていうかさ。大人になってる」のセリフまで引き出せた。これはイケる。そう確信して、帰り道に本気のお誘い。「ねえ、あそこ寄ってかない?」琥太郎が指さしたのは、スタイリッシュ系ラブホテル。ビアガーデンが池袋でよかったあ。すると、エレナ、「え…」とマジで引いてるリアクション。「あたし、彼氏いるって言ったよね? コタくんだけは、そういうんじゃないと思ってたのに」と、軽蔑マックスの怒り顔。「い、いや、冗談だよ」と返すもののエレナは呆れ返ったまま。「昔いいと思ってたんだよね」は「してもいいよ」のサインじゃなかったのか!?残念な勘違い男、きっとエレナにまずい噂を流されて、評価がダダ下がりになる。【三松さんからのコメント】メンズの家族思いな様子や、パートナーができて余裕のある姿は、時に魅力的に映るもの。そりゃコタくん、職場女性に人気出ますよ。しかしエレナさんの“昔好きだった発言”で、ちゃっかりその気になったコタくん。職場女性から“先輩みたいなひとが彼氏だったらな”とトロンとした眼で告げられてもイッてしまうのではないか??つまり、スキがありすぎる。自分に自信もありすぎる。「エレナさんはコタくんの近況を知って、素直にかっこいいと思ったところもあるでしょう。ただエレナさんには彼氏がいて、特にコタくんとどうこうなりたいとは思っていない」ということを見極めなければだめ。ひとの彼女を取っちゃだめです。しかも家には妻もいるのに。今回のコタくんは男性ですが、この逆パターンもけっこうお話聞いてます。彼女がいる男性から甘い言葉をかけられて勘違いした結果、ビッチ枠に入れられてしまう彼氏いる女性。既婚者の皆さん、彼氏彼女がいる皆さん、社内で人気モンだからと調子に乗りすぎてはいけません。「“昔好きだった発言”は、今でもしたいというわけではない。ひとの気持ちを汲み取ったリアクションを」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Полина Власова/Adobe Stock文・三松真由美
2023年09月28日夫婦であっても、お互いに知らないことや隠していることもあると思います。あるときそれが突然発覚してしまうこともあるでしょう。茉莉さん(仮名・33歳)も、かつて夫の秘密を知り、それがもとで不倫に走ってしまったと言います。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。海外旅行のためにパスポートを作成「夫とは、5年ほど前に友人の紹介で知り合い、結婚をしました。夫は5歳上で、真面目でしっかりしていて、収入も安定。結婚するのに申し分のない相手でした。私たちに子どもはなく、旅行にもよく出かけることがありました。私は海外にも行きたかったんですが、夫の仕事の都合がつかず、行き先は国内にとどまっていました。でもあるとき、学生時代からの友人と海外に行こうという話になりました。そこで、パスポートの期限が既に切れていたため、新しく作り直すことにしたんです」隠し子の存在「パスポート申請にあたり、必要な書類を用意するために市役所へ。そこで戸籍謄本をとりました。あまり見る機会もないものなので、なんとなく紙面を眺めていました。すると、夫の欄にやけに文字が多く書き込まれているのに気付きました。よく見ると、“認知”という文字がありました。なんと、夫には認知している子どもがいるという表記だったのです。ようするに、夫には隠し子がいるということ。認知日も記載されていて、それが2年ほど前。すでに結婚をしているときです。私は激しく動揺しました」信頼する上司に相談「私には、信頼している職場の上司がいました。私が属している部署の課長なのですが、仕事だけでなくプライベートな話もする関係で、相談にのってもらうこともよくありました。そこで、夫の件について打ち明けたんです。すると、まずは冷静になるように言われ、“事実確認をしたほうがいい”と言われました。“向き合って話すときだ”とも。そこで私は、夫が仕事から帰ってきたところで、書類を見せ、どういうことかと尋ねました。夫はすぐに、不倫の事実、隠し子の存在を認めました。いつかはこういう日が来ると、覚悟はしていたようです」上司と不倫関係に…「夫の話によれば、不倫相手の女性と関係があったのは、2年前。半年間ほどの付き合いだったそうです。しかし、女性が妊娠をしてしまい、女性の“産みたい”という意思を制止することができず、認知することにしたそう。月々の養育費も支払っているとのことでした。不倫関係も終わっていて、養育費も夫の収入から支払われているため、家計を圧迫することもありません。今更何も口出しすることができない状況でした。ただ、私がショックを受けただけ…。この話を、再び課長に伝えました。課長は話を静かに聞いてくれて、私のメンタルを心配してくれました。そんな課長に、私は自分から身を寄せ、抱き付いてしまいました。そして、その流れのまま関係を持ってしまったのです」“上司と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。上司に対して、信頼とともに好意も抱いていたのでしょう。この一件で、その思いが溢れてしまったわけです。弱った自分を受けとめて欲しかったのかもしれませんが、不倫が生んだ負の連鎖といえるでしょう。©naka/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月27日夫婦の悩みは、なかなか周りに相談しづらいですよね。他の方はどのようなことで悩んでいるのでしょうか?今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。レスになってしまったEさんセックスレスで悩んでいます。きっかけは、不妊と妊活です。子どもがなかなかできず、病院や漢方の先生のところに行き、不妊治療も受けました。けれど、そうしているうちに、妻との性行為が縁遠くなっていきました。妻との仲はよいのですが、性の相手という感覚がなくなっていったのが原因だと思います。その時の心境は?とても気まずい状態です。解決しておらず、子どももできていません。(43歳/会社員)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになっているEさんと、産後レスになってしまった漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月24日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生時代はモテモテだったという24歳男性。彼女がいるものの、自分に気があるらしい女性を誘ってみたが…。三松先生が、パートナーとして信用できない男性の特徴を教えてくれます!晶馬(24歳)、モテモテだった学生時代。でもフェムテック知識レスで、株大暴落。【レスなひとびと】vol. 217なんかおもしろいことないかなと考えていた、ある夕方。梨々子のもとに、Facebookメッセンジャーアプリで連絡が来た。「明日、中学のメンバーで集まろうって話してるんだけど」って。どうやら、学年イチ人気があった、晶馬も来るらしい。梨々子も晶馬に思いを寄せていたうちのひとり。久しぶりに会えるのは楽しみだ。しかも明日暇だし。「行く行く」駅前の飲み屋で、集まったのは8人ほど。晶馬は当時よりもさらに背が伸びていて、爽やかで存在感抜群。でも、話を聞いていると彼女がいるっぽい。そりゃそうだよね。数年ぶりのメンバー再会で、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。解散直前、トイレの前で晶馬に呼び止められる。「ねえ、ちょっとこのあともう1軒行かない?」って。学生時代、憧れていた相手からの誘いにドキリ。こんなドラマみたいな展開ある?「梨々子のこと、前からかわいいと思ってたんだよね」2軒目の飲み屋で、晶馬からの思わぬ告白。店を出て歩いていると「もう歩けない、お願い。休もう」って晶馬が言う。流れでホテルに。彼女とはうまくいってないって言ってたし、付き合えたらいいなあって、正直期待した。けれど、3回目のデートで、「生理なんで今日は無理」と伝えたらなんだか不服そう。「まだ、20時だよね。ドラストでピル買ってくる?」と聞いてきた。“ん?ドラッグストアでピルを買う?”話がうまく噛み合わないと思った梨々子は、晶馬によくよく話を聞いてみる。するとわかった。晶馬は生理のこと、全然理解していない。生理はドラッグストアで薬を買って飲めば、すぐにずらせるものだと思っているらしい。もういい大人なのに、そんな程度の知識もないなんて、ダメ男じゃないか。急に冷めた。「この人はナシ」ついでに、あまりにもびっくりしたから、この前の飲み会メンバーの女子にだけ、話しちゃった。そうしたら、ミサが「ごめん」って。「梨々子がお手洗いに行っているあいだ、中学のとき、梨々子が晶馬のこと好きだったらしい」って言っちゃったんだよねって。「ちょっとミサ!だからだったんだ」とつっこむけれど、晶馬が最低なヤツなのは納得。好意を持ってくれてた相手ならイケるって思われた…短絡的すぎる。それに乗ってしまったのも馬鹿だけど。「晶馬ってやっぱり顔だけだ」「やさしそうに見えるけど、なんも考えてないよね」「頭悪い男は付き合っちゃだめ」晶馬の株は大暴落。付き合わなくってよかった、と思う梨々子であった。【三松さんからのコメント】社会人になってから付き合う恋人=一緒に生きていく相手、という考え方にもなってくる。女性の身体のことを知ろうとしないまま生きてきた晶馬さん、確かにパートナーとして信頼できません。しかも、お付き合いしている彼女がいるというのだから驚きです。これまで彼女と話し合って来なかったのか。そう言えばTwitter(X)で23歳男性の「トイレで生理する」という発言が話題になっていましたよね。生理は射精のように自分の意思で排出する行為だと思っていたようでした。トンチンカンこの上ない。学生のころは、イケメンってだけでモテたかもしれません。ある程度大人になればモテの質が変化してきます。ルックスに甘んじて何も学ばず、適当な知識だけで生きていると、取り巻く周囲の人々が離れてゆく。彼から聞きにくいこともあるので、女性からパートナーに生理や妊娠の仕組み、性感染症の話題を出して、二人で高め合うのがベストカップル。さて、梨々子さん。浮気から始まる恋は、浮気で終わること多し。彼女からの報復には気をつけて。「もっと自分を大切に。悪いことしたら、次は災難が降りかかるぞ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Africa Studio/Adobe Stock文・三松真由美
2023年09月21日夫婦間の悩みにもなるセックスレス。仲のよい関係であっても、セックスレスに悩んでいることもあるようです。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。何年もレスになっているAさん何年もセックスレスです。私たちには子どもはいないのですが、仲のよい関係だと思います。しかし、パートナーは10歳年上ということもあり、ほとんど性関係はありません。この先、もう一度もないのかと思うと悲しくなります。その時の心境は?もう一度もないのかと悲しい思いですが、解決もしていなくて平行線です。(42歳/自営業)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?レスになってしまったAさんと漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年09月20日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、学生時代の仲間と一泊二日のぶどう狩りに行った23歳女性。そのなかに意中の彼もいたのだが…。三松先生が、恋が長続きする女性の特徴を教えてくれます!美咲(23歳)、待ちに待った彼とのぶどう狩り。でも、虫対策レスで楽しめない休日になったよ【レスなひとびと】vol. 216待ちに待った、学生時代の仲良しメンバーでの一泊二日のぶどう狩り。男女3人ずつ、計6人のメンバーの中には、美咲が思いを寄せる大輝もいる。この旅行で、絶対、大輝に振り向いてもらう。そう念じて、レンタカーの車内では、無事に大輝の隣をゲット。「あ、ごめんっ」山道のカーブ、不可抗力でカラダが横に倒れて、隣の大輝と密着。「いいって。揺れるけど、酔ってない?大丈夫か」そっと耳元で聞いてくれる大輝にますますキュン。美咲は、よくまわりから脚をほめられる。「細白(ホソシロ)――。膝丸(ひざまる)――」って感じで。だから今日も、デニムのミニスカートに白いコットンブラウスだ。知子と果穂は、ワイドパンツとサロペットと、かなりゆるい服選び。3人の中だと一番美咲がガーリーでキュート。「よし、差をつけたな」と思っていたんだけど。(えっ、こんな格好してるのって私だけ!?)農園に着くなり、まわりの女性たちとの服装のギャップが気になりはじめた。みんな長ズボン、長袖シャツ。アームカバーをつけているひともいる。ひとまず受付を済ませて、みんなで農園に入るけれど。(ぷ〜ん)もう秋だから、と思って虫除けスプレー持ってこなかったけど。虫いるじゃないか!ノーガードの美咲のホソシロ脚には、すでに虫刺されがポツポツ。自慢の脚がちょっと見られたくないぶさいくな状態に。(か、か、かゆい)そう思いながらも、ぼりぼり掻くのはみっともない気がして、ガマン。すると、大輝がこっちにやってきた。「美咲、ぶどうに手、届いてんの?」「えっ、なにそれ〜!さすがに届くよ」「だってほら、まだ一房もとってきてないからさ」「あ、う、うん」痒くてそれどころではないんだが。「ほら、あそこのやつとか、熟しててうまそうじゃない?俺が房持ってるから、美咲、切ってよ」「うん」やっぱり、大輝ってやさしいな。美咲は、大輝との共同作業に胸を高鳴らせる。でもそのとき、脚にまた蚊が止まってる気が。「あ、ちょっと待って」急いで太ももを手でパチパチ払って、視線をぶどうに戻す。そうしたら、向こうから知子と果穂がやってきた。「美咲、そのカッコだと虫刺されやばくない?スプレー貸したげる」「白ブラウスも汚れちゃいそうで心配だよ。なんで今日その服なん?」大輝の前でそんなこと言わなくても。無知なやつだと思われるじゃない。知子と果穂は、美咲の純な想いを知らないし、しょうがないといえばしょうがないんだけど。大輝が、美咲の脚に目をやって。「えっ、めっちゃ刺されてるじゃん。まずいよ。この脚」と心配そう。っていうか、ちょっと引いてる…。いつのまにか、ぶどうからも手が離れてしまっている。ああ、こんなことなら、知子や果穂みたいなガード万全の格好でくるべきだった。狙いすぎた自分を大反省。【三松さんからのコメント】せっかくの好きな人とのおでかけ、気合を入れたくなる気持ちはわかるわかる。でも、18歳過ぎたなら目的に応じた応じた“TPO”というのを意識しないと恥ずかしいです。まわりに気を遣わせてしまうし、自分も思いっきり楽しめないでしょう。そしてなにより狙った彼に「適切な衣服を選べない残念なひと」と思われて、幻滅されたらもったいない。美咲さん、ふだんからガーリーなファッションが多めなのでしょう。もしそうだとしたら、アウトドアシーンでのカジュアルファッションは、逆にアリだったかも。「こんな格好もするんだ」と、きっといい意味でのギャップ萌えにつながります。もし一泊二日ならば、部屋着をヘルシーなショートパンツにするなど、ホソシロ脚をアピールするシーンは他にもありそうですし。以前、日焼け止め忘れてひどい日焼けになり、痛みでエッチ中断した女性の話を紹介しましたが、恋の成就に「備えあれば憂いなし」ということわざは活きてきます。みんなで旅行をするときは、日焼け止め・虫除けスプレー、ウエットティッシュなどあらゆる予防線を貼るべし。さらに、予備の薬や、マスクなどプラスαを忍ばせておくと、自分も安心。友達助けもできる。手が汚れたときに、さりげなくウエットティッシュを差し出されたら。性別問わず、やられてイヤな人はいません。つい、ファッションや髪型、肌の手入れなど見た目の美しさを優先しがちですが、内面のやさしさを見つめてくれるひとを彼にすると、その恋、長続きします。「レスなひとびとに告ぐ。備えあれば憂いなし。起こりうる複数のアクシデントに向けて予防策を準備せよ。例:今日のデートで初裸になると予測したらムダ毛処理して、予備パンツをバッグに入れとくみたいな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©bymuratdeniz/Gettyimages文・三松真由美
2023年09月14日ライコミさんの夫は2人兄弟です。寡黙な夫とは対照的な義兄に、最近少し悩まされています。義兄嫁による義兄の交友関係への厳しさから、女性で相談できる相手がライコミさんしかいない義兄は、頻繁にライコミさん宅へ訪れ、義兄嫁の愚痴を言って帰っていくのです。最初は義兄嫁が里帰り出産中だけかと思っていた愚痴も、気付けば義兄嫁が戻ってきた後も続き、最近に至っては義兄の愚痴もループ気味。ライコミさんはついに、義兄へ解決策を提示することにしたのでした。ライコミさんが義兄夫婦の問題を解決するため、義兄にアドバイスしようと心に決めた数日後。今日も義兄がライコミさん宅を訪れます。義兄嫁には会ったことはないけど、この方法なら大丈夫では? ライコミさんは満を持して、考えていた解決策を義兄へ提示することにしました。 まずは夫婦できちんと話しをすることを提案したしたライコミさん。 そして、及び腰の義兄の態度にも言及したのです。 義兄のこれまでの話では、ヒステリックな義兄嫁に対して自分は何もせず、後でライコミさんへ愚痴を言っているばかりのようでした。夫婦なのだからお互いの話をきちんと聞けば、改善点や折り合いをつけられそうな所が見えてくるはず。ライコミさんの言うように、義兄にはまずは逃げずに義兄嫁の不安や不満を聞いて、理解しようという努力をしてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年09月11日仲がよく、一見何の問題もなさそうに見える夫婦でも、人には相談しづらい性の悩みを抱えている方もいます。夫婦の問題は、どんなキッカケで起こるのでしょうか?今回は、「夫婦の性の悩み」をご紹介します。36歳Aさんの場合性欲がなくなりレス状態に。私が半年前に婦人病になってしまい薬を服用し始めたら性欲がなくなり触れられるのも嫌になってしまいました。それに対してパートナーは?夫は何回か誘ってきたりしました。でも副作用が強い日に限って誘ってくるので毎回断ってしまいお互いイライラしてギスギスした状態でした。その時どんな気持ちでしたか?辛そうにしているのがわからないのか?営みをするより寝て安静にしたいのに。と思っていました。どんな風に解決しましたか?今どんな状態か話し合い理解してもらいました。副作用も落ち着いた頃に私から誘い無事に前のように仲良くなりました。(36歳/パート)夫婦仲はよいのに……MOREDOORのオリジナル漫画『近くて遠い、ふたり。』でも、一見仲良しのレス夫婦が登場します。結婚して3年。普段は仲のいい夫婦だけれど…体のつながりがありません。夫へ声をかけるのを躊躇し、「私は女じゃなくなったのかな」と悩む主人公。2人がレスに陥ったのは、妻の「今日はごめんね」と拒否したことがキッカケだったのですが、妻はその事に気づいていません。そしてネットで見つけた「レスの定義」に驚き、“こんな生活はつらい”と訴えてしまうのでした……。些細なキッカケがレスに性の悩みを抱えてしまう夫婦には、一体どんな共通点があるのでしょうか?婦人科系の疾患にかかったことが原因だったAさんと、妻のひと言がキッカケだった漫画の主人公たち。もし皆さんが似たような状況になったら、どうしますか……?※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年09月11日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼女と同棲中の26歳男性。心から幸せを感じる彼だったが…。三松先生が、同棲や交際が長続きしない男性の特徴を教えてくれます!カツラ(26歳)、同棲いい感じだと思っていたのに、おでかけレスで彼女が実家に帰っちまった【レスなひとびと】vol. 215少しだけ風が涼しくなってきた、ある休日。ちょっぴり頬をふくらませて、文香がカツラの顔をのぞきこむ。「も〜カツラ、いつまで寝てるの?」「ごめんごめん、昨日朝4時までオンラインゲームやっちゃってさ。ってか、めっちゃいい匂いしない?もしかして焼きたてパンかな」そう言って、カツラが勢いよく起きあがる。「そうだよ。カツラがなかなか起きてこないから、シナモンパン焼いちゃった」「やべー、俺、幸せすぎじゃない?」「はい、はい、いいから顔洗う!」文香にうながされ、カツラは洗面所へ。同棲はじめて半年。こういう何気ない休日に、カツラは心から幸せを感じていた。「同棲、サイコーー!」文香は、製菓専門学校を出たあとパン屋さんで働いている。いずれは、自分の店をひらくのが夢らしい。ということで、彼女の焼くパンは絶品なのだ。料理もうまい。「うっわ。外はカリッとしてて、中はふわっふわ。もうね、顔近づけただけで幸せな匂いするもん。はぁーー最高」焼きたてのパンを頬張り、絶賛するカツラ。でも、いつもなら喜んでくれるはずの文香が、浮かない様子だ。「どうしたの?」「ううん」「そう?ならいいけど…」おなかがいっぱいになったカツラは、元気のない文香を抱きしめて再びベッドへ。機嫌がよくないのはわかるけど、どうしたらいいかわからない。文香の作るパンと文香のふわふわおっぱいで幸せすぎる日常。このままいちゃいちゃする流れだと思った、そのとき。「ねえ、カツラはこれでいいって思ってる?」険悪な声。「えっ、なに?もしかして、食器の片付けサボったから怒ってる。ごめん。あとでやるから許して」「じゃなくて。前から言ってたじゃん」「な、なんだっけ」「休みが合う日は、おでかけしたいって」「あ、あ言ってたね」「結局、夏もどこにも行けなかったじゃん。花火も神社のお祭も、フェスもなんにもなし。大体昼まで寝てるし、計画立てようって言っても全然乗り気じゃないし」「いや、そんなに出かけたがってるって、知らなくて。計画しようって言ってもいつも途中で話終わっちゃうから」「だって、全然乗り気じゃないから、無理やり連れてくのもイヤで。カツラは家が好き。私は外で遊びたい。うちらやっぱり合わないのかな?」「そんなことない。俺、文香のこと好きだし。毎週は無理かもだけどできるだけ希望は叶えたいって思ってる」「そうなの?」「もちろん。じゃあさ、今日は遠出は無理かもだけど。文香が前、気になるって言ってたカフェ行こう。お店づくりの参考にしたいって言ってたとこ」「えっ、いいの?」文香に笑顔が戻る。「やっぱ、今日はカフェやめとこう。…わたし、ヤるだけの彼女になりたくない」文香はご機嫌ななめで瞬速で実家に帰ってしまった…。【三松さんからのコメント】夏が終わり、デートについての不満がポロッと出てくるカップル多発。「ああしておけばよかった」「ここも行っておきたかった」「休みを合わせてくれなくて最低―」など。特に今年は、花火大会やお祭りが久しぶりに開催されましたよね。しばらくガマンしていたぶん、今年の夏こそははじけるぞ!と期待が大きかったのではないかなと。二人がインドア系カップルならばいいですが、カツラさんたちはどうやらそうではない様子。カフェデートが提案できたまではよかったんですが、いちゃいちゃですりかえちゃダメだわ。インドア派orアウトドア派。どちらが歩みよるかは臨機応変対応せよ。もともと休日は家でダラダラ好きの人も、一緒におでかけするうちに、楽しさに気づくパターンもよく聞きます。ジコチュー彼氏、ジコチュー彼女にならぬよう同棲するなら察する努力を。「彼女の(彼氏の)不機嫌を抱くことで埋め合わせようとするなかれ。それだけの相手って思われたら不利。いや待て。極上のテクがあるなら、それでもいいかもしれんわ。誰か挑戦してみて」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Dmitrii Marchenko/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月31日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、32歳で初めて合コンに参加したという女性。そこで、27歳の年下男性といい雰囲気になったが…。三松先生が、男性がドン引きする「女性の言葉」を教えてくれます!真帆(32歳)自信レスで「自称おばさん発言」がやめられない!【レスなひとびと】vol. 21432歳になって、はじめての合コン。しかも相手はオール年下らしい。正直、20代男性なんて…「おばさん」って思われそうじゃないか。真帆はびびっていた。でも、合コンは盛り上がり、27歳の郁人くんはぐいぐい来た。合コン終わってすぐ「真帆さん、また会いたいです」ってニッコリ。真帆はどちらかといえば年上好き。でも、こんなにストレートに好意を示してくれるって、うれしい。キュンとはこういう感覚なのか?好奇心も混じり、デートに行くことに。お互い人材系の会社で働いているところまでは合コンで紹介済み。ゆっくり話してみると、ちょうど同じ資格試験の勉強中。どうやって勉強時間を作っているかとか、わかりやすかった動画や参考書とか、シェアして盛り上がる。ふたりとも日本酒好きで詳しくて、お酒の銘柄やお店の話も楽しくてしょうがない。なんか、意外といい感じかも。そう思った真帆だったが、いかんせん自信がない。ひとりになると急に、「遊ばれてるだけなのでは?」と不安になる。だって、郁人くんはかっこいいし、仕事もがんばってるし、なにより若いしーーー。そのうえ大企業勤めだし、職場には同い歳のかわいい子がいっぱいいるんだろうなとアレヤコレヤ邪念が。金曜日の夜、つい郁人くんからの返信がないから送ってしまった。「後輩女子と華金?おばさん、嫉妬しちゃうな〜」って。「遊んでない、仕事だよ!」って返ってきたけど、わかんないよね。2回目のデートでバーに行ったあと、ホテルに行く流れになった。もちろん、郁人くんとはくっつきたい。でも、2回目でホテルって、やっぱり遊ばれてるに違いない。年上だから、チョロいって思われてるんじゃないか。また邪念がムクムク。シャワーを浴びて、タオルを巻いた姿で出てきた郁人くんの上半身は、鍛えられてて、今風マッスル。Tarzanとか読んで鍛えたに違いない。褒めると「1年前からジム行き始めたんだよね」とうれしそう。引き締まった若々しいカラダを見て、真帆の不安はさらに増幅。勇気を出して、真帆も脱いでみたけれど。「やっぱ若い子と比べたら、肌にハリがないよね」「いや、30代になってから急にむくみがひどくなって」「背中とかソバカスあるしさ」と自虐が止まらない。「真帆さん、きれいだよ」と郁人くんは言ってくれるけど。どうしても「だってやっぱり、郁人くんに比べたらおばさんだし」と返してしまう。何度目かのやりとりのあと、郁人くんがついに言った。「おれ、真帆さんのこと、すごくいいと思ってきたのに、そんなふうに言われると萎えるわああ」って。郁人くんは服を着始めてしまう。「また時間がある時飲もうね」って、ホテル代を置いて出て行ってしまった。ただの飲み相手に位置付けされた。“おばさんだから、萎えたんだろうな。一生彼氏なんかできないよ。わたし”【三松さんからのコメント】真帆さん、それ、年齢のせいじゃありません。自信レスなのを年齢のせいにしているだけ。ひとは、自信がない部分について、つい言い訳をしてしまうもの。「頭悪いのは親に似た」「ブサイクに生まれたのは運命」「妹のほうがかわいい」などなど。内心は自信レスの事象を「そんなことないよ。全部好きだよ」って、まるごと受け止めてほしい。だからあえて先に自虐に走って、それを相手に否定してもらいたいという回路。そんな、はかない思いで自虐が止まらないのかもしれません。かわいい面もあるのですが、それって何度も続くとただのめんどくさい女。何度も繰り返すうちに、もともとよかったはずの印象が、自虐のイメージで塗り替えられてしまいます。ああ、もったいない。「おばさんだよ」「かわいくないよ」「スタイル悪いし」などの言葉は、使い過ぎに気をつけて。しかも同じ年齢の同性の前でそれ言うと、彼女もまた「おばさん区分」に入れられてるって、いい気分じゃなくなる。傷つきたくないし、防御線を張りたくなる気持ちはわかりますが、せっかくのチャンスを、自虐連射で逃してしまうのは不正解。真帆さんは資格試験の勉強をしていたり、日本酒に詳しかったりで、彼の目には一生懸命で話が合う女性に映っていたはず。もっと一緒にいたいなと思われたから誘われたんです。「このひと、いいかも」と思ったら、傷つく覚悟も必要です。自虐は卒業して、自分磨きをしていけば、どっちに転んだとしてもプラスです。「口にする言葉って大事です。そっちに意識が傾くからね。呪いの言葉を口にすると怖~い顔になる。性格も悪くなるぞ。呪うな。自分を貶めるな。負けの言葉を口癖にするな」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。ほか各人気コミック作家としても活躍中。©Wavebreakmedia/Gettyimages文・三松真由美
2023年08月24日皆さんは、お隣さんとの仲は良好ですか?時には、お隣さんが起こしたトラブルに巻き込まれることも…。今回は、お隣さんの夫婦喧嘩に驚いたエピソードを紹介します!外から声が旦那さんの浮気戻ってきた夫話し合うことにまさかのトラブルに巻き込まれたら、困惑してしまっても仕方ありませんね。結婚しているのならよそ見をせず、家族に真摯に向き合ってほしいですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年08月20日