婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、女友達と飲み歩く彼氏にモヤモヤしている26歳女性のお悩み。厄介な女友達…どう対処するのが正解?『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:遠距離恋愛中の彼氏の交友関係について相談です。彼が大学時代の女友達(一人は既婚、一人は独身)と今でも仲が良く、頻繁に飲みに出かけて日付が変わるまで飲んでいます。私は男女の友情は成立しないと思っているし、自分にこれほど仲の良い男友達はいないのですごくモヤモヤします。最近は女友達の名前が会話に登場するだけで嫌な気持ちになるほどです。これまで一度も「嫌だ」と言ったことはないのですが、このまま我慢し続けられる気はしないしはっきり伝えるしかないと思っています。どのような言い方で伝えるのが良いか、アドバイスをいただきたいです。(26歳・会社員)「嫌だ」と伝えるのは逆効果いくら学生時代からの友人とはいえ、遠距離恋愛中の彼氏が女性と頻繁に飲みに行って毎回午前様というのは…モヤモヤしない方が難しいです。相談者さんの気持ちはよくわかるし、彼氏に改善を求めたいところですが、「不安」「嫌だ」という言い方で伝えるのはお勧めしません。それだけ頻繁に会って飲み明かすくらいだから、彼はその女友達と過ごす時間が純粋に楽しいんですよね。そして、彼にとっては本当にただの友だちでやましいことなどないので、「不安」「嫌だ」と伝えたところで何が不安なのか・どうして嫌なのかをおそらく理解してもらえません…。納得できない状態で行動を制限すると、束縛と受け取られて相談者さんの立場が不利になります。主語を「二人」にして伝えるそもそも彼に苦言を呈するのは何のためかというと、今後も二人の関係性を良好に続けていくためですよね。つまりこれは相談者さんだけの問題ではなく、二人の未来の話なんです。私が不安だから嫌だからと自分を主語にして伝えるより、「私たち」を主語にして伝えて理解を得ましょう。相談者さんと彼は遠距離恋愛とのことで、容易に会えない状況にあり、そんな中で恋人関係を維持するには揺るぎない信頼が必須です。それなのに彼が特定の女友達と頻繁に朝まで飲み歩いているせいで、信頼が揺らいでいる――それが今の状況ですよね。彼にとってはただの友達でも相談者さんから見れば男女の間柄でしかないから、受け入れ難いのは当然のことです。もしピンとこないようなら逆の立場で考えてみてもらってください。その上で「私たちの信頼関係を維持するために協力してほしい」と伝えるんです。頻繁だった飲みの誘いをいきなりすべて断るのは難しいようなら、日付が変わるまでには帰宅する、帰ったら必ず連絡する、等の約束をしてもらってはどうでしょうか。彼が二人の信頼関係を維持するために努力する姿勢を見せてくれれば、相談者さんのモヤモヤも晴れるはず。そうすれば女友達の存在も今ほど気にならなくなりますよ。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©sirisakboakaew/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年04月13日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、彼氏に隠しごとをやめさせたい30歳女性のお悩み。彼氏の予定が怪しい…どう対処する?『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:カレンダーアプリで彼氏と予定を共有しています。「会う日を調整しやすいから」いう彼からの提案で始めたのですが、アプリでは予定が入っていなかったのに、デートに誘うと「飲み会がある」と断られることが立て続けにあって不信感を覚えています。異性のいる飲み会だから隠してるんじゃないかと…。過去にも飲み会に女性の後輩がいたのを隠されていたことがあったので「行くなとは言わないから正直に言ってほしい」と伝えたのですが、面倒なことは黙っていようと考えている気がします。どうしたら彼に隠し事をやめてもらえますか?(30歳・会社員)すべてを把握しようなんて無理相談者さん、いくらカレンダーアプリで予定を共有をしているからって 「彼のすべてを把握しよう」などと考えないことです。デートに誘って「飲み会がある」と断られ、「女性はいる?」と聞いて「いない」と言われたら、もうそれ以上は詮索しても無駄。「予定に入れていないのは怪しい」「嘘をついているんじゃないか」と疑心暗鬼になる気持ちもわからなくないですが、彼が見せようとしない顔を無理に知ろうとすると関係を拗らせます。すべてを見せ合うのが愛ではありませんし、たとえ恋人同士でも自分の思い通りにはなりません。彼が「女性はいない」と言うならそういうことにしておくしかないし、それで良いのです。隠し事をやめさせる方法彼が隠しごとをするのは、相談者さんもわかっていらっしゃる通り「話すと面倒だ」と思われているからです。「正直に言って」「隠し事しないで」と詰め寄ったところで、嫌な顔をされるのがわかっていたら素直に伝える気になれなくて当然ではないでしょうか。隠し事をやめてほしいなら、以後はこんなふうに対応してみてください。「飲み会がある」と言われたら、女性がいるかどうかには触れずに「心配だから帰ったら連絡してね」とだけ伝えるんです。彼としても彼女に嫌な思いをさせている自覚はあるでしょうから、この程度の約束はきっと快諾してくれます。彼は彼女との約束を守ることで後ろめたさが消え、相談者さんは約束通り連絡をもらうことで不信感が軽減されます。こうして信頼を積み重ね、関係を強固にしていけば、相談者さんも「飲み会くらい行ってきたら」とドンと構えられるようになります。もちろん快くとはいかなくても、今ほど気にならなくなるはずです。そうなれば彼も相談者さんを信頼し、なんでも素直に話してくれるようになります。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Look!/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年03月30日人間関係において、できれば裏表のない相手と付き合いたい…と思うのは当然のこと。「信じていた友人に、実はとんでもない裏の顔があった」などという恐ろしい事態は避けたいですよね。しかし意外と、仲が良かった友達に裏切られたケースや騙されていたエピソードは少なくないようです。今回は、「女友達の裏の顔を知ってしまった経験談」を紹介します。仲良しのママ友たちが実は…「仲良しのママ友4人組で、よくランチやお茶をしているんです。いつもたわいもない話をしていて、一度芸能人のゴシップネタになった時に、みんなで『不倫なんてする人の気がしれないよね~私たちは夫婦仲に問題もないし、不倫とは無縁だね』なんて話していました。その仲良しグループとは別に、二人きりでよく会うママ友がいるんですが、彼女はママ友界隈の情報に精通しているタイプで。ある時、そのママ友と二人で会ったら、なんと仲良しグループのママたち、私以外は全員不倫中であることを聞いてしまい、衝撃を受けました。人ってわからないものですね…」(綾/33歳)不倫なんて絶対にしないと思っていた人に限って、実は不倫していた…ということは珍しくありません。真実を知ってショックを受けることもあると思いますが、割り切った関係を維持して、首を突っ込まないのがベスト。間違ってもアリバイ作りに協力したり、トラブルに巻き込まれることのないようにしたいところ。また、友人の不倫を知ってしまい、モヤモヤするという人もいるでしょう。その場合、さりげなく距離を置くのもありだと思います。SNSにアンチコメントを書き込んだのは…?「私は学生時代から読者モデルなどをやっていたんですが、ネットの掲示板などに悪口を書かれることがよくあり、悩んできました。最近ではSNSでアンチのようなDMやコメントがくることも珍しくありません。ところがある時、SNSに書き込まれたアンチコメントを見て驚きました。そのコメントには、最近私がデートしている男性のことがかなり具体的に書かれていたんですが、数名の友人しか知らないはずの内容が含まれていて…。友人の誰かの仕業であることは間違いないし、その中の誰なのか実は目星もついています。たぶん学生時代から掲示板に悪口を書き込んでいたのも、その友人なんじゃないかなあと思っています…」(莉奈/35歳)ネットやSNSの悪口が実は知り合いによるものだった…というケースは、実は珍しくないのだとか。なかには、開示請求などの法的手段を通して、真実が判明することもあるようです。友達の仮面を被りながら、実は陰では相手を貶め、傷つけるなんて、相当悪質な行為です。ミスを陰で押し付けられていた「私は普段営業の仕事をしていて、資料の作成などの業務を営業事務チームに依頼することが多いんです。そのチームには、普段仲良くしている同僚・マリがいるんですが、彼女、頼んでおいた仕事を忘れてしまうことが多くて、期日を過ぎることが日常茶飯事。ところがある日、営業事務チームの他のスタッフが私に『いつもギリギリに仕事を依頼してきますよね〜マリさん、大変でかわいそうですよ』と言ってきてビックリ…。私は十分余裕を持って依頼しているし、いつも頼んだことを忘れて慌ててやっているのはマリの方なのに、チーム内では私の依頼がギリギリだったため急ぎでやらなくちゃいけない…と報告していたみたいです」(玲奈/29歳)信頼していた同僚から、自分の知らないところで覚えのないミスを押し付けられていたら、たまりませんよね…。距離を置きたくても仕事である以上、そうはいかないのが辛いところ。メールのCCに他の同僚を入れてやり取りするようにするだけでも、ミスを押し付けられるトラブルは減らせそうです。「女友達の裏の顔を知ってしまったエピソード」を紹介しました。信じていた女友達が、実はとんでもない裏の顔を持っていると知った時は、かなりショックを受けるでしょう。しかし一緒にいて嫌な気持ちになる相手とは、そっと距離を置くのも一つの手。付き合う友達は選べるはずなので、裏表のある友人に振り回されないようにしましょう。©Prostock-studio/Adobe文・小泉幸
2024年03月27日既婚者の上司と恋に落ち、不倫に溺れてしまった美咲さん。結婚願望を抱きながらも、不倫相手の和哉さんのことを諦めきれず、6年間も不倫関係を続けてしまいます。辛抱強く粘った結果、ついに和哉さんは離婚。なんとその2週間後に美咲さんと再婚し、2人はド派手な結婚式も挙げたそうです。略奪に成功し、すっかり浮かれていた美咲さんですが、人生はそう甘くありませんでした。前妻との子どもを溺愛する夫「和哉と結婚してからは、幸せな日々が待っていると信じていました。結婚式を挙げる直前に、不倫を批判する友人から絶縁されたり、会社の同僚から陰で悪口を言われたり、いろんなことがありましたが、そんなことは私にとって大した問題ではありません。和哉が私の元に来てくれるのを6年間も待ち続けて、ようやく手に入れた幸せなんです。大抵のことは我慢できました」ただ一つだけ、美咲さんには耐えられないことがありました。それは子どものこと。和哉さんと前妻の間には、小学校高学年になる娘がいました。和哉さんは娘のことを溺愛しており、離婚後もかなり頻繁に娘の顔を見に行っていたそうです。「不倫が理由で離婚したことは当然子どもには隠していたし、私の存在も秘密にしていたようです。1年くらい経ってから再婚したことを子どもに打ち明けたようですが、相当泣かれたと言っていました。娘のメンタルを心配して、和哉はより頻繁に会いに行くようになりました。ようやく彼を手に入れたと思ったのに、なんだか孤独な気分でした。これでは不倫していた頃とさほど変わりません。私との間にも子どもができれば、状況は変わるかなと思って、妊活も頑張り始めたのですがなかなかうまくいかなくて」「夫が浮気をしている…?」妊活を始めてから、美咲さんと和哉さんは衝突することが増えていきました。「妊活に対するテンションが全然違うんです。私は本気で子どもが欲しいのに、和哉はいまいち本気で向き合ってくれないというか…。私ばかりが頑張っているような感じで、不満が溜まっていきました。一度『本気で子ども作る気ある?』って聞いたら、彼が言いにくそうに打ち明けたんです。実は娘から『弟や妹は絶対に作らないで。パパの子どもは私だけだよね』って言われていたらしくて…。愕然としました」こうして2人がギクシャクし始めた頃…。美咲さんは、和哉さんの異変に気づきました。急にスマホを肌身離さず持つようになったのです。「女の勘で、和哉が浮気していることにすぐ気づきました。私と恋愛し始めた頃もそうだったんですが、彼って、夢中になっている相手にはものすごくマメにLINEするタイプなんです。だから彼を観察していたら、誰か他の女性と恋愛していることは明らかでした」美咲さんは、夫が寝てる間にスマホの中身を見ようとしましたが、ロック解除ができずに断念。そこで探偵に浮気調査を依頼することにしました。そして明らかになったのは、衝撃の真実だったのです。これぞ因果応報。浮気相手の正体に衝撃を受け…「探偵が渡してきたのは、和哉が女性と手を繋いで歩いたり、キスをしている写真でした。その相手の女性、誰だったと思います…?なんと、前妻だったんです。いつのまにか、2人はヨリを戻していたんですよ。頭に血が昇って、前妻の家に怒鳴り込みに行きました。『これって不倫ですよ!訴えますからね!』って言ってやったんです。でも彼女曰く、酔っ払ってちょっとイチャイチャしただけで、不貞行為はないとのことでした。さらには、意地悪そうに笑って『不倫したのはあなたの方だったじゃないですか。どの面さげてそんなことが言えるんですか?』と言ってきました」それ以来、美咲さんは和哉さんと前妻の関係を疑いながら、毎日を過ごしていると言います。「やっぱり本当は、前妻との間にカラダの関係もあるんじゃないか…とか考え始めたら止まらなくって。かと言って子どもの存在がある以上、前妻と会うなとも言えなくて、毎日辛いです。先日、誰かに話を聞いてほしくて、昔の友人を呼び出しました。でも友人からは慰めてもらうどころか、『なんだか全然幸せじゃなさそうだね。結局そうやって略奪した後も、一生何かと戦い続けるんだね』と言われてしまい、返す言葉がありませんでした」美咲さんはこの先どんなに辛くても、離婚するつもりはないと言います。和哉さんとの子どもを授かるまで、絶対に諦めたくないのだとか。「私の夢は、昔から変わっていません。大好きな人と結婚して子供を産むことなんです。それ以上は何も望まないのに、どうしてこんなに苦労ばかりするのでしょう。不倫して略奪した相手から、再び奪われるかもしれないという恐怖に苦しむなんて。これがいわゆる因果応報というものなんでしょうか…」彼女も自覚しているように、やはり自分がした悪い行いがいずれ報いとして自分の身に降りかかってくるという「因果応報」は、実際にありうるのかもしれません。不倫に溺れる女性は、自分が幸せになることしか考えていない身勝手な人が多いです。結局自分が同じ立場になってみてはじめて、不倫をされた側の家族の苦しみを思い知るのかもしれません。©oatawa/Adobe取材・文 小泉幸
2024年03月24日「因果応報」という言葉が存在しますが、悪い行いをしたら悪い報いがあるというのは、実際に起こりうるのでしょうか。例えば、不倫相手を妻から奪う「略奪婚」。誰かを傷つけて手に入れた幸せは永遠に続くのか…というのは、気になるところです。今回は「因果応報は実際に起こりうるということを、身を持って知った」と語る、略奪婚経験者・美咲さん(仮名・35歳)のエピソードを紹介します。上司と部下の禁断の関係美咲さんが、不倫を始めたのは、27歳の時でした。相手は、同じ会社に勤める和哉さん・35歳。2人はもともと、上司と部下の関係だったといいます。「和哉と私は金融系の会社で働いていて、私が彼の秘書をしていたんです。彼には奥さんがいて、まだ子どもが小さいことも知っていましたが、一緒に仕事をしていくうちに次第に惹かれていって…。お互いにずっと特別な感情を抱いていることには気づいていました。大阪出張に一緒に行ったタイミングで、ついに深い関係になってしまい…。そこから不倫が始まりました」もともと美咲さんは結婚願望が強く、30歳までに結婚するのが目標でした。それなのに、妻子持ちの男性と恋に落ちてしまったのです。「以前の私だったら、既婚者と付き合うなんて絶対にありえないことだと思っていました。そんな私が不倫の道に足を踏み入れてしまったのは、和哉が本当に魅力的だったから。仕事もできるし、頭もいいんです。それに高身長で見た目も爽やか。“結婚するならこういう男性がいい”と私が思い描いてきたタイプそのものでした。だから、好きになってはいけないとわかっていても、その気持ちに抗えなかったんです」誰よりも彼が一番魅力的美咲さんにとって何より辛かったのは、周りの女友達が次々と結婚していくことでした。「結婚が決まった女友達が、マウントを取ってくるんです。『不倫なんて時間の無駄だし、さっさと別れて婚活しなよ。結婚っていいよ~』と、上から目線で言われて…。でも正直、友人の結婚式に行って新郎新婦の姿を見てもちっとも憧れないんです。『あんな男性のどこが良くて結婚したんだろう…。やっぱり和哉が一番だなあ』って思っちゃって。マウントを取ってきた友達のことをいつか絶対見返してやる、と心に誓いました」会社では、ずっと彼氏がいないフリをしていたそうです。同じ社内で上司と部下の関係である以上、不倫をしていることは絶対にバレてはいけません。「同僚から『なんで彼氏ができないの?』と聞かれるたびに、悔しい思いを堪えていました。本当はすごく素敵な彼がいるのに、話せないなんて…」婚活をしようと決意したものの…数年が経った頃、和哉さんとの関係に終止符を打とうと思った時期もあったといいます。その頃、和也さんが別の会社に転職をし、会社で顔を合わせることはなくなっていました。彼から離れるなら今だ、と思った美咲さんは、婚活を始めることにしました。「やっぱり結婚がしたいなあと思って…。和哉からは『まだ子どもが小さいから妻が納得してくれなくて、離婚はすぐには難しそうだ』と言われていました。だから婚活をして他の男性を探そうと思ったんです。でも他の男性に会えば会うほど、むしろ和哉の魅力が浮き彫りになって…。彼より素敵だと思える男性は1人もいませんでした。だから『いつか必ず離婚する』と言ってくれている和哉を信じて、待つことに決めました。友達からは猛反対されましたよ。『いつか離婚するっていう既婚男性の言葉は99.9%嘘だから信じちゃいけない』と何度説得されたことか。それでも私は意志を貫きました」結局、不倫は6年も続きました。そして、ついに和哉さんが妻と離婚することになったのです。「もう1日たりとも待てない」「ずっと離婚に応じてくれなかった奥さんが、ようやく離婚届に判を押してくれて、やっと私の番がきました。私は33歳になっていて、一刻も早く結婚がしたかったので、和哉に『私は6年も待ったんだから、これ以上は1日たりとも待てない』と伝えました」美咲さんの希望により、和也さんは前妻と離婚した後、なんとたった2週間後に美咲さんと再婚したといいます。さらにはその半年後に、都内の有名レストランでド派手な結婚式も挙げたのだとか。「周囲からはかなりバッシングされました。友達の1人からは、『略奪しておいて、前の奥さんや子どもに何の配慮もなく、速攻で入籍したり派手な結婚式を挙げるなんてさすがに引くわ』と言われて、それ以来疎遠になりました。でもその時の私は、ようやく和哉と一緒になれたことがとにかく嬉しくて、浮かれていたんです。誰に何を言われても全く動じませんでした」こうして6年の不倫を経て、ついに略奪婚を成し遂げた美咲さん。夢にまで見た幸せな結婚生活を送れると信じていました。ところが彼女を待ち受けていたのは、想像すらしていなかった地獄のような現実だったのです…。美咲さんの話を聞いていて感じたのは、不倫に夢中になると、客観性を完全に失ってしまうのだということ。他の男性を見ても「和哉さんほど魅力的な男性はいない」と感じたといいますが、彼が既婚者である時点で、例えどんなに魅力的だとしても好きになるべき相手ではありません。不倫は、毒薬のようなもの。道ならぬ恋に溺れ、常識的な感覚を失ってしまう人が多いようです。©AlexGukalovUkraine/Adobe取材・文 小泉幸
2024年03月24日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、意中の彼とのデートが実現せず諦めかけている32歳女性のお悩み。「今度ごはん行きましょう」は誘ったうちに入らない!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:通っている習い事に気になる男性がいます。勇気を出して帰り道に「今度ごはん行きましょう」とお誘いしたら「行きましょう」と言ってくれたのですが、その後まったく具体的な話になりません…。これは脈ナシなのでしょうか。彼の対応はただの社交辞令だったのかもしれないと感じています。このあと私はどのように動けばよいのでしょうか。様子見するしか方法はないでしょうか。(32歳・会社員)無自覚な「受け身」に要注意相談者さんはどうやら無自覚のようですが…好意を抱いていて食事に行きたいのは自分であって彼ではないのに、どうして当たり前に受け身の姿勢なのですか?「今度ごはん行きましょう」というセリフは【お誘い】になっていません。相談者さんとしては勇気を振り絞った言葉だったかもしれないけれど、受け取る側の、彼の立場に立ってみてください。「今度ごはん行きましょう」と言われても「今度っていつ?」「食事ってどこで?」と困惑しませんか。「その後まったく具体的な話にならない」とおっしゃっているけれど、日時も場所も提案していないのだから当然です。もちろんお相手にも好意があれば、相談者さんが自ら動くまでもなく彼のほうで一生懸命セッティングしてくれます。ただ現時点では、彼にそこまでの熱量はないんですね。しかしだからって「脈ナシなんだ」と諦めるのはもったいないです。素敵な人と付き合いたいなら…相談者さんが素敵だなと惹かれるくらいの男性は、他の女性にとっても魅力的です。見えていないだけで、彼の周囲には、相談者さんと同じように好意を寄せている女性が必ずいます。そんな中で抜きん出たいと思うなら、受け身の姿勢で誘われ待ちしていないで自分から動きましょう。自ら連絡先を聞き、候補日とお店の提案をしてください。その際、お店は彼の好きそうなジャンルや雰囲気に合わせて選んでくださいね。男性だって自ら誘うのは勇気がいるし、日時の提案も女性の好きそうなお店を探すのも一苦労です。その労力を快く引き取った上で楽しい時間を提供すれば、相談者さんの評価は確実に上がります。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Planetz/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年03月16日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、いざ結婚が結婚が決まったら急に不安に襲われてしまった31歳婚約中女性のお悩み。結婚が決まって嬉しいけど、不安…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:31歳女性です。付き合って1年になる同い年の彼と結婚話が進んでいます。古くからの知り合いで安心感があって居心地もよいですし、大事にされていると感じます。ただいざ結婚が決まると、たった1年足らずの付き合いで「本当に彼の本質が見抜けているのだろうか」と不安を覚えてしまいます。自分の直感を信じて飛び込むしかないのでしょうか。(31歳・会社員)相手のすべてを知ろうなんて無理「結婚すると決めたものの、私は本当に彼の本質を見抜けているだろうか」「このまま結婚して、本当に後悔しないかな」――相談者さんが不安を覚えてしまうのは、彼との関係性が変わってしまわないかどうかとか、結婚後に想定外の事象が起きたらどうしようとか、考えたところで答えの出ない問いに頭を悩ませているからです。当たり前の話ですが、未来のことなど誰にもわかりません。彼のすべてを把握しようなんていうのも無理な話です。夫婦になっても所詮は他人で、どれだけ長く一緒にいたってわからない部分や理解できないポイントは出てきます。しかしそんなことは恐れるに足らず、価値観のズレや意見の食い違いが出てきたら、そのたびに話し合って歩み寄れば良いのです。また、想定外の「まさか」が起こるのが人生ですよね。予定調和で一生を終える人などいないでしょう。想定外の「まさか」を一緒に受け止め、手を取り合って乗り越えていくのが夫婦です。結婚を決める際の心構え交際0日婚でもうまくいく夫婦はいるし、10年付き合って結婚したって離婚する夫婦もいます。この事実からも、結婚生活がうまくいくかどうかにおいて、交際期間や結婚時に相手をどれだけ知っているかは重要ではないということがわかりますよね。では、結婚を決める際に何が重要かというと――。それは「この人と未来を一緒に作るんだ」という強い意志です。そして、一度決めたら振り返らない覚悟です。彼の本質を見抜こうなんて考えなくて大丈夫。彼と一緒に人生を歩もう、想定外の荒波も乗り越えていこうと、強い意志を持って前に進んでください。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©kiimoshi/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年03月09日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、彼のLINEに女性の名前を見つけて疑心暗鬼になっている29歳女性のお悩み。彼のLINEに女性の名前を見つけた!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:1か月ほど前、彼と一緒にスマホを見ていた際、彼のLINEのトーク画面に女性の名前があるのを見つけました。その数週間後にも、PC画面を一緒に見ていた際、PCにもLINEが入っているのにわざわざ手元のスマホでLINEを確認していて余計に疑ってしまいます。約1年交際していますが、過去に何度も浮気を疑って嫉妬して喧嘩しています。もう怒りたくはないのですが、このモヤモヤをどう解消すればいいのでしょうか。(29歳・会社員)パンドラの箱は開けないが正解相談者さん、まずはこのことを胸に留めて欲しいです。たとえ恋人であっても、彼の行動を制限したり管理することはできません。彼が見せようとしていない顔は、知らなくていいんです。パンドラの箱は開けないが正解なのです。相談者さんだって男友達とLINEしますよね? 彼だって女性とLINEくらいします。そしてLINEの内容は、たとえやましいものでなかったとしても見られたくないのが普通ではないでしょうか。にもかかわらず、LINEを隠した程度のことで浮気を疑われたら彼もさすがに面倒です。彼氏を疑ってしまう原因は相談者さんが些細なことで不安になって彼を疑ってしまうのは、実は彼の言動のせいではないと感じます。根本の原因は、相談者さん自身が、彼の周りにいる女性に怯えなくてはならないくらい自信が持てていないせいではないでしょうか。大丈夫、彼の恋人はあなたです。付き合っているのは相談者さんです。「そのへんの女に負けるわけない」くらいの自信を持っていればいいんです。不安をぶつけたり疑って追及するより、その方がよっぽど彼の目に魅力的に映りますよ!筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Kostiantyn/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年03月02日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、何度デートしても本命彼女に昇格できない28歳女性のお悩み。何度デートを重ねても「彼女」になれないのはナゼ?『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:何度もデートを重ねているものの、恋人ではない男性がいます。私としては彼女にしてほしいのですが、彼は「付き合うってどういうことかわからない」などと言っていて関係を進められずにいます。一体どうすれば彼に「付き合いたい」と思ってもらえるのでしょうか。好意を伝えて、話を聞いて応援してあげて、おうちデートばかりでも文句を言わず、一緒にいるだけでも満たされる存在になることを意識していますが…私は間違っていますか?(28歳・会社員)我慢しても愛されない相談者さん、いったん状況を客観的に捉えてみませんか。何度もデートしているのに、彼氏・彼女の関係は拒まれている――つまり彼は、相談者さんと正式に付き合う気がないのです。「付き合うってどういうことかわからない」などという詭弁を、まさか真に受けている訳ではないですよね。相談者さんの気持ちを重々わかっているにも関わらず関係をハッキリさせない、その行動こそ彼の本心です。その現実をまず受け止めましょう。それから、彼に対する自身の態度・言動を振り返ってみてください。気に入られよう好かれようとするあまり、本音を我慢し言いたいことも言えず、自分を殺してしまっていませんか。好意を伝えて、話を聞いて応援してあげて、お家デートばかりでも文句を言わず――なんて、そんなふうに相手に合わせてばかりいても愛されませんよ!男性が本能的に追いたくなる女相談者さんにはぜひ、男性主人公の少年漫画や恋愛小説を読んでみることをおすすめします。そして、彼らが追いかけているヒロインがどんな態度・言動をしているか研究してみてください。おおよそ男性主人公の多くは、自分のことを好きなのか好きじゃないのかよくわからなくて、自分の話など聞いてなくて、でもいつも楽しそうで、「あれ食べたい」「あそこに行きたい」と無邪気にお願いしてくる女性を追いかけています。そして、自分のことが確実に好きでなんでも合わせてくれて、自分の話をうんうん聞いてくれて、ただそばにいるだけで満足しているような女性は常に二番手です。彼に「付き合いたい」と思わせたいなら、合わせてばかりの自分はやめること。自分の人生を生き、自然体で振る舞ってください。その方がよっぽど魅力的に映ります。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Drobot Dean/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年02月17日気が合う女友達というのは、宝物のような存在ですよね。しかし一方で、価値観が全く合わず、理解できない行動をする友達も存在します。表面的に付き合っているぶんには良かったけれど、一歩踏み込んで親しくなった途端、トラブルに発展したという経験がある人もいるのではないでしょうか?今回は「深入りしたくないと思う女友達のタイプ」を女性陣に聞いてきました。時計やジュエリーを真似されたと思ったら…「習い事で仲良くなった女友達。初めて知り合った時は明るくてすごくいい子そうだったので、仲良くなりました。ところが後日、彼女が私の腕時計と同じブランドの同じシリーズのものを着けてきて、『マリの時計が可愛いから、羨ましくなって私も買っちゃった〜』と言ってきたんです。しかも、同じシリーズの時計でも彼女の方はダイヤがついていて、私の時計よりもワンランク高価なもの。その後もジュエリーを真似されたり、バッグを真似されたりしたんですが、毎回私よりもワンランク上のものやサイズが大きいものを買うので、会うのが憂鬱になってしまいました…」(マリ/29歳/秘書)子どもの頃や10代の頃、女友達に持ち物を真似されてモヤモヤした…という人は少なくないでしょう。大人になっても同じようなことがあるようです。しかも真似しておきながらワンランク上のものを買われる…とのことなので、余計に複雑な気持ちになってしまうかもしれません。「私のセンスがいいから真似されるんだ」くらいに割り切って、気にしないのが一番です。束縛してくる女友達「同期の女友達が、私に対する独占欲が強くて正直キツイです。他の同期と仲良くしているとその子の悪口を言ってきたり、私に彼氏ができると、よく知りもしないのに『あんな人のどこがいいの?マイだったらもっと素敵な男性と付き合えるのに』と口を挟んでくるんです。10代の頃とかならともかく、アラサーになってまで女友達からべったり束縛されるのは耐えられません。同期なので完全に切ることもできないのですが、ちょっとずつ距離を置くようにしています」(マイ/30歳/メーカー)“重たい女性”というのは恋愛に限らず、友人関係でも存在するよう。友達が自分のことを好いてくれるのは嬉しいとはいえ、度を超えた愛情や束縛となると、ストレスになってしまいます。面倒な友人と関わってしまった時は、一線を引いて距離を取る以外、方法はありません。悪口ばかりのママ友「いつも誰かの悪口を言っているママ友がいます。気になるのが、悪口を言いながらもその相手と仲良くしているということ。そんなに文句があるなら付き合わなきゃいいのに…と思ってしまいます。最近は、もしかして私の悪口も言ってるのかな…という不信感を抱いてしまい、深入りしないように気をつけています」(奈美/30歳/旅行会社勤務)人の悪口ばかり言っている友人はどこの世界にでもいますよね。このタイプの友人との付き合い方で一番気をつけたいのが、一緒になって悪口を言わないようにすること。トラブルに巻き込まれないようにしましょう。女性陣に聞いた「深入りしたくないと思う女友達のタイプ」を紹介しました。関係を断ちたくても、同僚やママ友などどうしても顔を合わせなくてはならない相手もいるでしょう。しかし厄介だと思う友人とは最低限の付き合いにとどめ、人間関係はうまくコントロールしてストレスを抱えないようにしたいですね。©JackF/Adobe文・小澤サチエ
2024年02月12日好きな人を振り向かせたい、本気で好きになってほしいと願うとき、どんなアプローチが効果的なのでしょうか? 男性が本命視してハマる女性の魅力を、男性に聞いてみました。不安にさせない、嫉妬させない男性を沼らせる女性というと小悪魔タイプかと思いきや、実はそうではないようです。「安心して付き合える女性、駆け引きしない女性には本気になりやすい。リラックスできるから一緒にいたくなる。小悪魔タイプは、向こうが仕掛けるトラップに引っかかるだけでハマるとは違うかも」(31歳男性・会社員)この男性にいまいちハマれない女性の特徴を聞くと、「お酒が好きで夜に出歩く人・嫉妬を煽って気を引く人」とのことでした。確かに、駆け引きされると気にはなりますが、本気で好きになるかというと微妙かもしれません。本命として付き合いたいのは安定したお付き合いができるタイプのようです。生活水準が上がる「今の彼女と付き合うようになって食事の内容や着る服が変わった。彼女は自分の日常に“彩り”を加えてくれる人で全部がプラスになっている。彼女がいない状態を想像したくない」(30歳男性・個人事業主)この男性いわく、彼女が勧める食べ物はすべて健康的で、二人で一緒に選んだ服を着ると周囲から褒められるとのこと。プラスの影響をもたらすあげまん女性にはやっぱり沼るのかもしれません。この男性は、彼女と付き合うことで「生活水準が上がった」とまで言います。ちなみに、女性目線でも「男性の生活が整うことをすると沼る」という意見がありました。「ご飯を作るとか、部屋を掃除するとか、彼氏ができないことや苦手なことをするだけでハマってくれる」(27歳女性・販売)ただし、都合良く家政婦扱いするなら全部やめるそうで、自分の存在価値を示して感謝されるようにするのがポイントなんだとか。男性に依存しない「男に依存しないタイプは追いかけたくなる。放っておいたら心配になるような寂しがりの女性より、一人でいても平気な女性の方が気になる」(29歳男性・カスタマーサポート)この男性が定義するに、自己肯定感が高い女性に男はハマるそうで、「会って二人でいるときは甘々だけど会わないときは連絡があまりなくて、友だちと楽しく充実している女性」は気になって仕方ないようです。また、SNSの投稿頻度が高い女性は「やっぱり見ちゃう」とのことで、「その人のことを考える時間が多くなるから、気づけば沼っている」と言います。否定しない「ダメ出しをしない、否定しない、上から目線で言わない。そういう女性にはつい弱味を見せてしまう。男は弱いところを見せられる女性にハマる」(30歳男性・営業)これはつまり、信頼関係が築ける女性は手放せなくなるということ。ネガティブな発言をしない女性とはキチンと話し合いができるので、男性は自然と心をさらけ出すのでしょう。逆を言うと、すぐ感情的になるタイプ・すねて会話ができなくなる女性にはすぐ冷めてしまうようです。ベッドインすることに積極的「体の関係を一緒に楽しめる女性には沼りやすい。快楽に対して素直なリアクションを見ると『もう他の人とはできない』と思ってしまう」(31歳男性・会社員)ガツガツすると「軽く見られそう」と思うかもしれませんが、この男性はホテルに行くのを渋ったり、興味がなさそうにしたりする女性には恋人同士として付き合う状態が想像できないそうです。また、男性がもっともハマりやすいのはベッドでの相性が良い女性とも言います。「俺にはこの人しかいない」こう思わせる女性こそ男性が思わずハマるのでしょう。小手先のテクニックや駆け引きが巧妙でも、一時的に気を引くだけでは意味がありません。「彼を沼らせてやるぞ」と意気込むより、純粋に恋を楽しみ、自分の日常を充実させることに意識を向けた方が効果的なアプローチができるはずです。<筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。©azure/Adobe Stock文・沙木貴咲
2024年02月09日「全部話しちゃいそう…」男性が【思わず本音を打ち明ける】女性の特徴って?女性との会話で癒される男性は、意外と多いものです。今回は男性が思わず本音を話してしまう女性の特徴を紹介します。とにかく彼を否定しない男性はポジティブ思考で会話を進める女性に、惹かれやすいようです。肯定的な振舞いが、他人をポジティブにするだけでなく、全体的なムードを明るくするのです。何でも完璧にしようとしない誰もが細かなことにこだわる人には疲れてしまうもの。細部をこだわらずに少し大雑把な態度を保つことが、自分自身や他人にとって快適な環境を作り出します。余裕を持つことにより、心地よい関係性が形作られ、長く続く関係になることでしょう。食事を心から楽しむ食事は人生の楽しみのひとつだと思う人は多いでしょう。そのため、一緒に美味しい食事を楽しめるパートナーになることが、より癒やされる経験につながるでしょう。一緒に食べる食事が楽しいものになれば、幸福感は二倍になるはずです。冷静さを保つ問題が発生したときや悲しい出来事に見舞われたとき、冷静さを失う人がほとんどです。そういった場面でも落ち着いて対処できる女性に、男性は安心感を覚えるもの。「自分に何ができるか」を冷静に考え、適切な行動を起こすことができるのです。そのため男性は、癒やし系の女性の強さに引き寄せられるのだと思われます。心に余裕を持つまずは自分自身に余裕を持ち、穏やかな存在になることを目指しましょう。日々意識してすごすことで、彼に安心してもらえる女性になることができるかもしれませんね。(愛カツ編集部)
2024年02月05日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、ハイスペ彼氏と結婚目前の親友を素直に祝えない28歳女性のお悩み。親友の結婚を素直に喜べません…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:10年来の付き合いで、学生の頃からお互いの恋愛もそれ以外もすべてシェアしてきた親友に彼氏ができました。相手はバツイチだそうですが、人柄も誠実そうだし高収入。結婚話も進んでいるようです。本当は心から喜ぶべき話なのですが、どうしてもモヤモヤしてしまう自分がいます…。私にも恋人はいますがうまくいっていません。親友の彼と比べたらスペックも劣ります。親友はこれまで良縁に恵まれず遊ばれるような恋愛ばかりしていたし、恋愛面では自分が勝っているのだと思っていました。自分の性格の悪さが嫌になります。どうすれば大切な友人に心から「おめでとう」と言えるでしょうか。モヤる心をどう処理すれば良いのかアドバイスが欲しいです。(28歳・会社員)モヤモヤするのは友人のせい?「友人の幸せを素直に喜べない」…頭では最低だとわかっていても、誰もが一度は経験したことのある感情だと思います。常に聖人君子ではいられませんし、妬ましい気持ち・悔しい気持ちを抱いてしまうこと自体は仕方のない話です。ただ10年来の大切な親友のことを、「遊ばれるような恋愛ばかりだったのに」「恋愛面では自分の方が格上だったはずなのに」などと貶めずにいられない精神状態は…やはり健全とは言えませんね。醜い感情が膿となって流れ出てしまう前に、適切に処理する必要があります。相談者さんは結局のところ、いったい何にモヤモヤしているのでしょうか。親友に結婚前提のハイスペ彼氏ができたこと――ではないはずです。幸せいっぱいの親友を目の当たりにしてはっきりと気付かされたのかもしれませんが、相談者さん自身が現状に満足できていない、幸せを感じられていないことがそもそもの発端ではないですか。妬む気持ちの真ん中には「憧れ」がある相談者さん自身が心から幸せを感じられていたら、親友の幸せを妬んだり貶めたりする思考にはなりません。彼氏のスペックを比較してどちらが上だ下だと張り合ったりもしません。自分だけが幸せという状況は遠慮や配慮を強いられて居心地が悪いもの。周囲も幸せでいてくれたほうが気が楽ですから。妬む気持ちの真ん中には、必ず憧れがあります。相談者さんはまず、幸せを感じられていない自分を、満足できていない現状を真正面から受け入れてください。うまくいっていない恋人にすがるのはやめて、自分にとって幸せとは何か、幸せを感じられるにはどうすればいいのかを真剣に考えてみてください。その答えさえわかれば、あとは自身の幸せに向かって邁進するのみです。他人を貶めている暇などありません!筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Aura/Adobe Stock文・安本由佳
2024年01月27日“彼女以外の女性に告白された”男性の本音とは好きな人に既に彼女がいて、どう行動すべきか悩むことはありますよね。勇気を振り絞って告白をしようと思う人もいるでしょう。今回は、彼女持ちの男性が「他の女性から告白されたときの気持ち」を紹介します。彼女には正直に伝える「彼女との関係がうまく行っていないときは、告白されたことをあえて彼女に報告して、彼女がどう思っているか確認する。それによって告白を断るか決めますね。少しズルいかもしれないけど」(28歳/男性)告白されたら、彼女への報告意義を感じる男性もいるようです。また、告白をされたのが原因で逆に二人の間が一層深まることもあります。好意に応えられない「彼女がいるため、返事は保留にするしかない。ただ、彼女との関係がよくないときは、考える時間をもらいますね」(31歳/男性)彼女を大事に思っている男性は、相手の告白をはっきりと断るようです。告白はありがたいが…「もし告白してくれるのが自分の好みのタイプなら、うれしくて迷うかもしれない。だけど、告白を断ったあとに女性にしつこくされると困りますね。以前にもそういう体験をしたけど、あまりにもしつこいと疲れてしまう」(31歳/男性)告白される自体は迷惑ではないと感じている男性も多いようです。大事なのは告白後のあなたの振る舞い。一度断られても、変わらずアプローチを続けていると、かえって彼に嫌われることもあります。勇気を持って告白することはもちろん大切ですが、同時に引き際を見極める強さも必要です。恋愛の行方は?既に彼女がいる男性に好意を伝える場合、スムーズには進まない可能性が高いことを覚えておきましょう。ですが、自分の気持ちに区切りをつけるためや、相手との関係を明確にしたいときには、告白は有効な手段です。一方で、告白にはそれなりの勇気が必要であると同時に、告白を断るのにも勇気が必要だと理解しておいてくださいね。(愛カツ編集部)
2024年01月20日「恋愛激重女子」とは、仕事や友人関係では普通の女性なのに、いざ恋愛という心を許した関係になると、メンヘラ化したり、束縛が激しくなったりと、激重な行動をし出す女性です。こうした二面性はなぜ起きるのか、そしてクセはどうやったら治るのかを解説します。恋愛すると「激重女子」になってしまう!やっかいなクセの治し方【おおしまりえの恋愛道場】vol. 248普段は全然メンヘラでもない普通の女性なのに、恋愛や、恋愛の予感がするシーンに遭遇すると、激重なメンタルになってしまう女性がいます。例えば、仕事や友達関係はいたって普通なのに、彼に対してだけ物凄く束縛がきつくなってしまうなどです。こうした激重女性は、当然彼氏を疲れさせ、幸せな関係からは遠い恋愛を繰り返してしまいます。解決策は自分の激重な性格を変えることですが、でもどうやって変えていったらいいか分からない方もいるでしょう。今回は、恋愛で激重女子になってしまう自分を脱するためのアプローチ方法をご紹介します。恋愛限定の激重女子に共通する性格恋愛限定で激重になる女性にはどんな特徴があるか、まず3つ解説します。一見すると普通なのに、付き合った彼にだけ態度が変わってしまう恋愛激重女子の特徴として、「心を許した相手に対する態度だけ違う」ことが挙げられます。その1つが、彼に対してのみ束縛が強かったり、感情的になりすぎたりする傾向があります。こうした女性は、そもそも思い込みとして「心を許した相手はどんな私も受け止めるべき」などの、誤った思い込みや期待をしている傾向があります。まずはこのやっかいな思い込みが自分にないか、振り返ってみましょう。恋愛中は“3歳児メンタル”になってしまう恋愛のみ激重になる女性というのは、そもそも外面と本音を使い分けている傾向があります。そして本当の顔は、幼くてわがままで、不安や孤独でいっぱい…なんて傾向があります。それを恋愛中に発揮するため、彼にとって大きな負担となる振る舞いに繋がります。“3歳児メンタル”と表現しましたが、まさに物事の分別がつかない3歳なみのワガママや感情の起伏を発揮するのが、激重女子の特徴です。お酒が入ると男性との距離感がおかしくなる恋愛激重女子の本音の顔が覗く瞬間の1つに、お酒が入って警戒心が緩む瞬間があります。過去ヒアリングした事例では、恋愛対象の男性とお酒を飲むと、気が緩んで面倒臭い自分が出てしまうことが多かったです。そして一夜の過ちを犯すケースも多く聞きました。こうした弱点があなたにはあるでしょうか。後述しますが、これは心を許した異性との心の距離感のバグりによる弊害です。お酒を飲むとよくやらかしてしまう女性は、ちょっと立ち止まって自分を振り返りましょう。改善策心の距離を意識する恋愛すると激重な女性になってしまう特徴が分かってきたら、それを改善する方法も合わせて知っていってください。最初にご紹介するのは、“心の距離”を意識的に取り直すというアプローチです。心理学では、これをバウンダリーと呼び、相手と自分の境界線の意味があります。人は誰しも、相手によって心と体の境界線を無意識に引いているのですが、恋愛激重な女性の場合、「恋愛対象の男性」との境界線が、極端に近い傾向があります。極端に境界線が近いと「私の全部を受け止めて」といった過剰な期待になったり、「あなたの全部を知りたい」などの精神的な距離を無視した束縛に繋がったりします。恋愛関係の相手とは、確かに一般的な人間関係よりも近い間柄なのは間違いありません。だからといって、「全部」を受け止めてもらおうとしたり、把握したいと願ったりするのは違います。人それぞれ心地よさの距離は異なるため、この点は吟味する必要があります。まずはご自身が、彼氏や彼氏候補に求める距離感がどんなものか、改めて振り返ってみてください。そして近すぎるものがあれば、意識的に踏み込みすぎないよう距離を取るようにしてみましょう。改善策「嫌われたかも」という不安感の大きさを意識する人間誰だって嫌われるのは避けたいものです。それは当然の心理ですが、恋愛激重な女性の場合、嫌われるかもしれないことに対する恐怖心が、一般的な女性よりも大きい傾向があります。そうした心が土台となって恋愛をしているので、過度な期待や束縛、情緒不安などの異常な振る舞いに繋がっていきます。こうした問題はまず、自分の「嫌われ不安」の大きさに気づくことから始めるとよいでしょう。自分はどんなときに不安になるのか。どんなときに相手に寄りかかってしまうのか。どんなタイミングだと被害妄想が爆発して束縛したくなるのかなど、まずは把握していきましょう。改善策自分の激重パターンを把握する以前取材した激重から回復した女性は、自分の取説を細かく持つことで、暴走を自分で気づき、正常な恋愛ができるように行動を変えていくことができたと話してくれました。例えば、「彼に疑いが爆発する瞬間はどんなときか」「自分が失敗したと思う行動を取るケースはどんなときか」「不安感で心が埋め尽くされるタイミング」などを細かく言語化します。またそうしたタイミングでよくない振る舞いを避けるために、どんな行動を取ると回避に有効だったかも、合わせて言葉としてメモを取るのです。お酒が入ると、彼に日頃の不満をぶちまけたくなるお酒が入ったタイミングでは彼とLINEや電話はしない。お酒はできれば2杯までに留める。などのルールを決めて、自分を律していくイメージです。こうした言語化の繰り返しをすると、だんだんと自分の取説ができあがり、暴走行動にも敏感になるし、彼との間でやらかす前に自分で気づき、行動を意識して変えることができます。これは続けることで、自分が今どんな状態かに気づく力を高める効果があるため、恋愛以外でも有効です。また失敗したときも、そのときの気持ちや行動をしっかり記録すると、次の失敗回避に繋がります。性格は1日では変えることはできませんが、こうした振り返りは確実にあなたをよい方向へと導いてくれます。ぜひできる範囲で試してみてください。恋愛のみ激重になる性格は、意識して把握し変えることで、確実に良い方向へ整えることが可能です。彼との恋愛でやらかしては反省することが多い女性は、できる範囲で改善を重ねていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©naka/Adobe Stock文・おおしまりえ
2024年01月18日「甘えるってどうやったらいいんだろう」自立したしっかり者の女性ほど、こうした悩みを抱えがちです。猫なで声で彼に色々お願いしたり、スキンシップをたくさん取ったりするなど、色々イメージしてみるけれど、なんかそういうんじゃない…と行き詰まることはないでしょうか。あなたらしい甘え方を見つけて彼にもっと愛されるために、今日からできることを紹介します。甘えるってどうやるの?自分でなんでもできる女性が、彼から愛されるために意識したいこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 247あなたは恋愛シーンにおいて、甘えるのが上手ですか?この記事を読む女性の多くは、恐らく「甘えベタ」な自覚があり、どうしたもんかと悩んでいると思います。いっちょ前に語る筆者も、20代の頃はかなりの甘えベタでした。具体例には、「好き」「ずっと一緒にいたい」みたいな、素直な気持ちを伝えるのが苦手ですし、心の隅には「いつか彼に嫌われてしまうのでは」といった不安感が居座っていました。この記事では、過去の私ほどじゃないにしても、恋愛において彼に上手に甘えることができない女性の、傾向と対処法をご紹介します。ぜひ一歩ずつチャレンジしてみてください。甘えベタな女性に共通する10項目まずは甘えベタな女性に共通する項目を10個ご紹介します。半分以上当てはまっていたら、「かなり強力な甘えベタ」である可能性があります。自分がどの程度か、まずは知っていきましょう。元々しっかり者。精神的にも強い自覚アリ人に頼むより自分でついなんでもやってしまう付き合うと彼がだらしなくなる傾向アリ彼氏に本音を伝えることに抵抗がある「会いたい」「寂しい」などの言葉を伝えるのに躊躇する自分は長女であるor親の期待を裏切らないよう気をつけてきた重たい女と思われないよう振る舞いには気をつけている自分からスキンシップを取るのが苦手「小悪魔」「メス」「モテ」といったオンナ全開な人が嫌い人前で泣いたり感情をあらわにしたりすることはないこの10個の項目で特に注目して欲しいのは、元々しっかり者。精神的にも強い自覚アリと、自分は長女であるor親の期待を裏切らないよう気をつけてきた、です。甘えベタの根底にあるのは、幼少からの振る舞いのクセが大きく関係しており、その振る舞いのクセを作るキッカケは、多くは親子関係にあることが多いです。例えば他にも、親から「女らしくするんじゃない」と言われて育つと、のような気持ちを育てることに繋がります。同じく「女だからって泣いて許されると思うな」なんて理不尽な説教を経験し傷ついた人は、の気持ちを強く持つようになるかもしれません。自分が当てはまる項目を振り返りながら、過去にどういった声がけや経験をしてきたか、簡単でもいいので振り返ってみましょう。愛される甘え上手になるために意識したいこと自分の傾向や原体験が少し見えてきたら、具体的に愛される甘え上手へと進化するステップを踏んでいきます。具体的にやって欲しいことは2つありますので、順番に説明していきます。自分の中の「嫌われ不安」と向き合ってみる甘えるという行為に抵抗感がある女性の心の裏側には、「それをすると嫌われる」「怒られる」など、相手からネガティブな評価を受けるに違いないという思い込みがあることが多いです。これを一言で「嫌われ不安」と言うのですが、どんなに表面的に甘え上手な女性になりたいと望んでも、本音のところで「嫌われ不安」を抱えていると、恐怖心に負けて前に進むことはできません。そこでまずは自分の心と向き合うことが大事です。例えば「もし彼に甘えたらどんなリアクションが返ってくると思う?」「嫌われたらどうしようという不安は、どこから来てる?」など、自分に問いかけてみましょう。過去の傷ついた恋愛や、親から冷たくされた記憶が蘇ってくるかもしれません。またそんなネガティブな記憶が見つけられたら、ゆっくりその時の感情を味わい、消化していくことで嫌われ不安は小さくなっていきます。小さな一歩を積み重ねる本音の中にある恐怖心に気づけたら、少しずつ行動を意識して変えていきましょう。例えば、彼に対して普段なら飲み込むような要求や言葉を、勇気を出して言ってみてください。「好き」「今日はずっと一緒にいたい」「会いたかった」「寂しかった」などは、甘えベタな女性的には苦手キーワードだと思います。こうした言葉を、感情の抵抗感が少なくなったタイミングで、こまめに言うようにしてほしいのです。恐らく、言われた言葉が叶わなかったとしても、嫌われたり重たい女だと思われたりすることは、ほとんどないと思います。甘えられた・言えた・できたといった成功体験を小さく積み重ねることで、頭の中でも「甘えることはできない」「甘えると嫌われる」などの思い込みを変えていきましょう。人の行動や特徴というのは、心の中の思い込みと大きく繋がっているので、行動だけを変えようと思ってもなかなか上手くいかないことは多いです。今回は「自分の傾向を知る」「心の不安感に気づく」「行動を変える」という3つのアプローチが含まれているため、抵抗感も少なめに、甘えベタな自分と向き合えると思います。まずはできることからチャレンジしてみましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©buritora/Adobe Stock文・おおしまりえ
2024年01月11日付き合う前も後も変わらずに愛され、一緒にいる時間を重ねるほど大切にされる女性がいます。一方で、熱烈にアプローチされて付き合っても、すぐに飽きられてしまう女性がいます。これは単に相性の良し悪しだけでは語れないはずで、いったい何が原因になっているのでしょうか?お互いに苦手なものを上手く片付けようとする「妻は面倒なことをスルーしないでキチンと向き合ってくれる人。お互いに頑固だから意見が食い違うと平行線をたどりやすいけれど、彼女は『ここまでは許す。これ以上はイヤ』というラインを明確にして、そもそも揉めることを回避してくれた」(40歳男性・既婚)この男性の妻は、恋人として付き合っていたころから、こうした線引きをハッキリしていたようです。ケンカの種はあっても、お互いに触れてはいけないラインをわきまえているためけんかはほとんどなく、そんな彼女が心地良くて結婚を決めたそうです。「彼女も自分も時間にルーズで待ち合わせの時間どおりに会えた試しがない。最初はお互いにイライラしていたけれど、彼女が『待ち合わせしなければいい』と近所に引っ越してきて関係が良くなりました」(32歳男性・営業)こちらのカップルは、彼女の提案で「どうすればイライラしないで済むか」を話したとのこと。一方的に責めたり、いじけたりしないで問題を解決しようとする彼女に男性は惚れ直したと言います。冷静に話し合いができる「元カノは思いどおりにならないとすぐ泣く人で、向こうが悪くても強く言えないし、なぜかいつも僕が謝っていた。自分から告白した相手だったけれど3か月で別れた」(27歳男性・プログラマー)この男性は、彼女が泣くのが嫌だったわけではなく、話し合いができないことにウンザリしたと言います。「話し合いを嫌って泣いているのかなと思ったら気持ちが一気に冷めた」とのことで、一緒に問題解決ができない人とはお付き合いが続かないのかもしれません。「彼女は揉めた時に『どっちが悪い』ではなく、『この問題をどう解決しようか?』と考えるタイプ。怒ったり泣いたりするけれど、ちゃんと話をしようとするから自分も真剣になれる」(38歳男性・自営業)このカップルは結婚を約束しているそうで、男性は彼女が感情的になっても支離滅裂なことを言わないところが好きと言います。喜怒哀楽がハッキリしているのはむしろ魅力的で、彼女が怒ってもあまり気にならないのだとか。恋愛は結局のところ人間関係ですから、うまくいかないときの振る舞い方で恋のゆくえは変わるのでしょう。愛され彼女にもっとも必要なこと恋愛は楽しむものであり、苦悩させられることが多ければ、「この人と一緒にいても幸せにはなれない」と気持ちが冷めてしまいます。ピンチを迎えたとき、前向きに言葉を交わして足並みをそろえようとする人がいつまでも愛される恋人になるのでしょう。彼氏からずっと愛され続けるには「ポジティブであること」がもっとも大事で、ポジティブでいるためには安定したメンタルが欠かせません。気分のアップダウンがあっても、彼氏には落ち着いて誠実に向き合おうとする女性が愛され彼女になるのです。<筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。©Julia Zarubina/Adobe Stock文・沙木貴咲
2024年01月10日気になる彼といい感じになれたけれど、本気度がいまいち見えない…。そんなときはチェックしたい発言があります。当たり障りないニュアンスであっても、裏にはゲスい本音が隠れているかもしれません。仲良くしながらも本気で付き合う気のない男性の「ゲス発言」をまとめました。「癒されたい」男性の恋愛感情は性欲に直結することが多いので、恋愛対象として見る女性は性的な対象にもなっているでしょう。とはいえ、いきなりホテルに誘えばドン引きされますし、少しでもそんな素振りを見せたらヤリモクとして女性から敬遠されてしまいます。嫌われずにヤれるかどうかの探りを入れるには、「癒されたい」「癒してほしい」というセリフが効果的なのです。「癒されたいと言うと女性はだいたい優しくなって、家に呼んでくれる人もいる。あまり警戒されずにボディタッチできて、そういうムードに持ち込みやすくなる」(32歳男性・営業)この男性いわく、「癒されたい」というメッセージを送ったときに好意的なリアクションをくれる女性とはベッドイン率が高いそうで。特に、年上の女性は意図を汲んでリードしてくれるといいます。ただ、言葉通りに解釈すれば特に色気がないセリフですから、スルーされることもあるようです。「いいなと思っていた後輩に『癒されたいから家に行っていい?』と言ったら、『私の家より猫カフェの方が癒されますよ』と返されたことがある」とのことで、男性の意図を察しても、乗り気じゃなければ気づかないふりをしてとぼけるといいかもしれません。「結婚ってする意味ある?」「結婚という制度に意味があると思えない」「結婚に興味がない」これらのセリフはだいぶ罪が重いのですが、理由は男性が本気でそう思っていないところにあります。結婚に関心がないというのは大抵ウソで、「キミと結婚する気はない。今だけ一緒にいてほしい」が本音なのです。彼女をキープするためのゲス発言は、結婚を望む女性の時間を残酷に奪ってしまうでしょう。「身体の相性が良い女性がいて、なんとなく付き合ったけれど、その人は年上で結婚は考えられなかった。将来のことを聞かれても、自分は独身主義者だからと言うしかなかった」(35歳男性・既婚)この男性は、5歳年上の彼女と別れて8カ月後に別の女性と結婚したそうです。結婚する気もないのに結婚を望む相手を引き留めるなと憤りたくなりますが、そんな鬼畜男性は少なくありません。将来の話をしても乗り気じゃない彼氏は早めに見切るのが正解でしょう。「恋愛経験があまりないから」「酔った勢いで職場の先輩とホテルに行ったら向こうが本気になってしまい、女性と付き合った経験がないからと言って逃げたことがある」(27歳男性・プログラマー)この言い訳ポイントは童貞ぶるところにあります。わからないと困惑して見せることで、女性が深追いしないようにシャットアウトするのです。「誘われたからついていっただけ」「恋愛が苦手だから付き合うとかよくわからない」いい感じになりながらも、そんなことを言ってはぐらかす男性は脈ナシでしょう。恋愛経験があまりないというのも疑った方がいいかもしれません。彼の本気度を探って!恋愛は二人でするもので、自分と相手の足並みが揃わないと交際は実現しないでしょう。彼がハッキリ拒否しなくても、なんとなく違和感があるとき、冷静に言動を見極めることが大切です。自分をいたずらにキープしようとしているのか、セフレにしようとしているのか…?厳しめな視点で判断すれば、当たり障りのない発言にも裏のゲス本音が見えてきます。<筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。©Pixel-Shot/Adobe Stock文・沙木貴咲
2024年01月09日彼のことを思って色々するのに、いつも恋愛がダメになる。しっかり者の女性ほど、こうした悩みを抱えていることがあります。なぜ相手のためを思ってやったり言ったりしているのに、それが上手く伝わらないのか。そこには、彼をダメにする女性と愛される女性に共通する、振る舞いの違いがありました。自立女性は要注意! 男性が逃げていくしっかり者女性と愛される女性の違い【おおしまりえの恋愛道場】vol. 246周りから「しっかり者だね」「姉さん女房だね」「甘えられることが多いでしょ」などと言われることが多い女性の中には、そのしっかりした性格が悪い方向に向き、彼をダメにする女性が一定数存在します。例えば、歴代彼には必ず浮気されてきたとか、付き合うと男性が仕事を辞めたり病んだりしてしまうとか。ご自身のしっかり感が、いわゆる“ダメンズ製造機”としての高い能力を発揮しているケースも少なくありません。一方で、しっかり者の力を存分に発揮し、男性をさらに輝かせ、自分もさらに幸せになっていく女性もいます。同じしっかり者なのに一体何が違うのでしょう。その違いを、5つの対比をしながら解説します。男性をダメにする女性・愛される女性の違い5選同じしっかり者でも、その力をどう発揮させるかで、男性を伸ばしたりダメにしたりすることができます。同じようなことをしていても、明確に振る舞いが違うもの。では具体例に5つ解説していきます。彼の良さを打ち消す/彼の良さを受け入れる付き合うからには、彼に対して「ここが良い!」というポイントがあったから、恋愛をスタートさせていると思います。しかしその付き合いも長くなってくると、当初よかったところが短所に感じられることがよくあります。例えば、彼のいつもニコニコしておおらかな性格が、自分になくて惹かれたのに、付き合ってみるとそれは行き当たりばったりのだらしない性格に感じられ、イライラしてしまうといったことです。こうした問題が起きたとき、男性をダメにする女性はおおらかな性格そのものを変えるように働きかけてしまいがちです。「なんでいつもやらないの」と、相手を一方的に責めたり、批判したりして相手に変わってもらおうとするのです。こうした攻撃を受けると、男性はどんどん萎縮し、反発して喧嘩が勃発しがちになります。逆に彼を伸ばすしっかり者の女性は、まず「彼に嫌な部分を直してもらおう」とは、あまり思いません。そのかわり、可能な範囲で彼の苦手(ここでは、行き当たりばったりな部分)をフォローし、また彼が良い行動を取ったら、しこたま褒めるといったことをします。つまり、彼の性格を受け入れ、寄り添って肯定するといったことをするのです。こうしたやり取りを繰り返すと、彼は彼女に対してより信頼感を抱き、気づいたときには行動が変わっていくわけです。相手のスペースに入りこむ/相手を尊重する人には心と体のパーソナルスペース(境界線)が存在します。例えば、「疲れているときは一人にしてほしい」と思う場合、それは疲れから周りとのパーソナルスペースを多めに取りたくなっている証拠です。体調や心の状態によりパーソナルスペースは変化するのですが、彼をダメにする女性ほど、この存在を無視し、ズカズカと踏み込むようなことをしがちです。先程の例なら、疲れて一人にしてと言っているのに「息抜きにご飯いこ!」と、強引に誘い出すイメージです。ちなみに、彼を尊重する彼女の場合、彼が元気になるまでそっとしておくことができます。この違いが積み重なると、彼があなたに対して感謝を抱くかウザったく感じるかは、一目瞭然です。疑いから入る/男性を信じ切るいい恋愛には、お互いの信頼関係が欠かせません。それは一緒にいるときも離れているときも大事になりますが、彼をダメにするしっかり者の女性ほど、この信頼感がゆらぎがちな傾向があります。例えばこんな気持を抱くことはないでしょうか。LINEの返事が途切れたら疑いが募る何かお願いしてもどうせやってくれないだろうと予想してしまう彼の頑張りに対して期待すると裏切られることが多いと感じるこんな思いを抱いていたら要注意。それは彼に対して、常に疑いから入っている可能性があります。逆に男性を伸ばすタイプの女性は、全てにおいて「自分が彼を信頼する」という、自己責任の気持ちも持っています。例えば、何かお願いしたとき、やるにしてもやらないにしても、それは彼の責任であり、任せた自分の責任でもあるという考えです。これで彼が宣言どおりやらなかったとしても、彼を責めることはしません。もう一度考え直すなり、改善を2人でし始めればいいと考えるから、関係が険悪になることはありません。むしろ失敗を糧に、成長や対話の機会に変えられることが多いです。アドバイスや命令をする/自分の要望を伝える相手に何か不満を言いたくなったとき、関係に大きく影響するのは、「何を伝えるか」ではなく「どう言うか」という伝え方の問題です。例えば、同棲している彼が全然家事をやらないなと感じたとき「ねえ、家事やってよ!」「なんでいつも私にばっかりさせるわけ?」と言いたくなりますよね。しかし、こうした言い方は主語が相手(彼)になっており、言われた方は責められたと感じ、反発したり萎縮したり、そもそも聞く耳を持ちにくくなります。一方で、彼の良さを伸ばすタイプの女性はこんなときは、「私ばっかり家事やってる気がして辛いから、一緒にやって欲しい」といった具合に、あくまでも主語は自分(彼女)で表現することが多いです。ちょっとの違いですが、主語を相手にすると相手を責めているようなニュアンスになり、主語を自分にすると要望をただ伝えているといったニュアンスとなり、伝わり方が変わっていきます。常にできなくても、こうした伝え方のバリエーションを持つだけで、関係は柔軟に変化していくことを、できる女性は知っているのです。ゴールは彼に変わってもらうこと/ゴールは2人が幸せになること一緒にいれば、色々不満を言いたくなるときもあります。でも改めて考えてみてほしいのですが、その言いたくなった気持ちの先にあるのは、どんな目的・ゴールでしょうか?このとき、男性をダメにする女性は、「彼に変わってもらうこと(その上で関係がよくなること)」と相手の変化をゴールにしていることが多いです。一方、彼に愛される女性は、「彼に変わってもらうかどうかは別として、2人が幸せになること」にフォーカスしています。この違いは大きくて、幸せの追求に意識が向いていると、彼への期待とか要求は小さくなります。また幸せのための新たな解決策にも目が向きますから、接し方や考え方が柔軟になるという良さもあります。ここまで、しっかり者でも、彼をダメにするタイプと愛されるタイプの女性の、接し方の違いについて紹介しました。こうした接し方の違いは、意識して振り返らないとなかなか気づくことはできません。しかし、相手に対する日常的な態度や言い方の強さは、何か決定的に相手にダメージを与えるよりも、ジワジワと彼の気持ちを削っていきます。自分の振る舞いに心あたりがある女性は、これを機に変えてみましょう。そうすることで、しっかり者の良さが、すぐに発揮され、愛される恋愛へと繋がります。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©metamorworks/Adobe Stock文・おおしまりえ
2023年12月28日「人は見かけによらない」と頭でわかっていても、見た目で判断してしまうこともありますよね。また年齢を重ねると、知らず知らずのうちに自分のこれまでの経験則で相手を見てしまうこともあるでしょう。しかし、勝手なイメージを持つことは、恋愛の機会を減らすことにつながりかねません。そこで今回は、実は一途に愛してくれる男性の特徴をご紹介します。友達が多い「今の彼氏は高校からのクラスメイト。彼の周りにはいつも人がいて、クラスのムードメーカーでした。男女関係なく彼の周りには人が集まるのですが、だからと言ってチャラいということはないんです。性格がよく、みんなに平等なので人が集まってくるんだなと。彼は恋愛ばかりを優先しないので、私も仕事や趣味を楽しめて、長くお付き合いが続いています」(Aさん・23歳女性)依存気質の男性に苦労するという話も聞きますが、友達が多い彼ならそれぞれの時間を楽しみながら交際できそうですね。周りに人がたくさんいるのは、多くの人に愛される彼のキャラクターがあってこそ!みんなのお墨付きの男性であれば、これからの付き合いも安心できるのでしょう。仕事に熱心「“THE・真面目”で仕事熱心な彼に告白されたのですが、プライベートの時間を充実させられるのか少し不安でした。しかし付き合ってみると、ちゃんとしている人だからこそ、遅れるときはちゃんと連絡をくれますし、とにかくコミュニケーションがマメです。記念日もしっかりスケジュール帳に書いているそう。表情はクールですが、彼の何気ない行動から愛されていると感じられて幸せです」(Mさん・32歳女性)仕事に一生懸命取り組んでいるということは、器用に物事をこなしていくスキルがあると捉えることもできるでしょう。恋愛も例外ではなく、自分が好きだと思った相手にはしっかり熱量を注ぎ、細かな配慮を欠かさないのでしょう。元カノとの交際歴が長い「今の彼は元カノとの付き合いも長かったようで、5年も続いたとか。最初はそのことにやきもちを妬くこともありましたが、私たちはもう7年ほど付き合っています。一人の人と長く付き合った経験があるからこそ、きちんと恋愛できている気がするし、倦怠期であっても投げ出さず向き合ってくれます」(Nさん・36歳女性)元カノとの交際歴が長いと、心がざわめく人もいるでしょう。しかし、交際歴が長いのは、しっかりと恋愛ができる人のサインであることも。付き合う上で、パートナーと向き合える人の方がストレスが少ないのかもしれませんね。経験を重ねると、固定観念で相手を見てしまうことが増えるかもしれません。しかし、まずは先入観をなくして、いろんな人と接点を持ってみてはいかがでしょうか?©IPGGutenbergUKLtd/gettyimages©standret/gettyimages※ 2022年2月16日作成文・東城ゆず
2023年12月17日「本命じゃないから笑」男の【キープ女】に対する本音頻繁にデートは重ねているけど、全然、告白される気配がない。そんなささいな悩みを抱えていませんか?今回は、あいまいな関係を続ける、男性達の心の奥に隠された本音をお伝えしましょう。彼にとってあなたはただの友達あなたは「進展したい」と思っていても、彼が同じように捉えているとは限らないのです。特に誰とでもフレンドリーに接して、女性の友人が多い男性は、あなたのことをただの友人としてしか見ていない可能性もあります。他の女性と比較中フリーの男性の中には、恋愛パートナーを見つけるために、複数の女性と同時にデートを重ねる方もいます。場合によっては、あなたが「キープ」だと思われている可能性もあります。現状維持が最もラク自由に連絡できて、お互いに会いたいときに会えて、適度なスキンシップもある現状に満足している男性は少なくありません。告白してかかる制約から逃れるために、広い意味で「カップル」になることを避けているかもしれません。最後にあいまいな関係を続けていると、次のステップに進むのが難しくなるかもしれません。関係を悪化させてでも、彼と真剣に向き合う方がいい場合もあります。彼の本心を見極めて、自分の気持ちをしっかり伝えてくださいね。(愛カツ編集部)
2023年12月14日好きな人とはいえ、気持ちのすれ違いや小さなケンカはどうしても起きてしまいます。ずっと仲良しでいるのは難しいでしょう。そこで、すでに良い関係を何年も続けているカップルにラブラブでいるための秘訣を聞きました。幸せ既婚者が夫婦関係を守るために「しないこと」とは一体…?想像で相手を決めつけない「付き合いが長いから夫の考えていることは大体わかるし、行動パターンもわかっている。でも、こちらから相手を決めつけるようなことは言わない。夫が自分の言葉で話すのを待つ」(42歳既婚女性・調理師)この女性は、20代の頃はくだらないことで彼氏の浮気を疑ってよくケンカしていたそうです。「自分の想像だけで判断すると間違うし感情的にもなる。大事なことほど本人の話を聞くようになった」とのこと。また、些細なこともマメに話すようになると結婚前より夫に信頼されるようになったといいます。「相手の気持ちを想像して思いやることは大事だけれど、ネガティブな疑いは想像だけで決めつけない」だそうで、なるほど納得です。期待しすぎない「長く一緒にいると甘えも出てくるけれど、『やってもらって当然』とは思わないようにしている。してくれなかったときにガッカリするから」(35歳既婚女性・事務員)この女性いわく、「夫婦は対等だと良いバランスが取れる」とのこと。夫は出張が多い仕事をしているそうで、「夫がいなくてもある程度のことは回せるようにしている」そうです。それってワンオペでは…?と質問すると、「収入は夫の方がはるかに多いので、家事育児を私がメインで回すことでバランスが取れている」との回答でした。夫婦とは支え合うものと言うけれど、それぞれが自立していないとちょうど良い支え合いは実現しないのかもしれません。変わってほしいと望まない「ウチはワンオペ。私が家事育児をして仕事もしている。夫は仕事を一生懸命するけれど家事育児はほとんどやらない。彼は結婚前からそんな感じで、そういう人とわかって結婚しているから、今さら変わってくれとは思わない」(37歳既婚女性・保険営業)この女性は、「不平等じゃない?」と心配になるほどワンオペ状態なのですが、それでも夫に変わってほしいとか、家のことをもっとやってほしいとは望まないそうです。しかも、夫に対する不満はなく、むしろ恋人同士だった頃と変わらずラブラブ状態なんだとか。彼女は「そういうのが気にならないくらい夫に惚れている」とのことで、相手選びの段階で妥協を一切しなかったのかもしれません。心底ほれ込んだ相手と結ばれれば、出会ったときのまま変わらずにいてほしいと願うようです。我慢しない「私は我慢してうわべだけ仲良くしようとは思わない。そんなことしたら気持ちは離れて仮面夫婦になってしまう。気に入らないことがあれば正直に言うし、気を遣った言い方もしない」(39歳既婚女性・看護師)年下夫を持つこの女性は、姉さん女房ならではの包容力で夫の至らなさを受け流すそうですが、それでも「怒る時はちゃんと怒る」と言います。「当たり障りなくやり過ごすより、バチバチにぶつかってもお互いが我慢しない状態であることが大事」とのこと。確かに、家族なのに気を遣って愛想笑いをするなんて変な話です。愛を育むとは穏やかに平和なだけでなく、ときに好戦的で緊張が張り詰めるものなのかもしれません。「ずっと一緒にいる」という覚悟今回、複数人の既婚女性に話を聞いてさまざまな意見をもらいましたが、どの人からも共通して感じたのは「この人と生涯を共にするぞ」という覚悟にも近いものでした。夫婦とはいえ、生まれも育ちも異なる男女が愛情という不安定なものを頼りに一緒にいるだけなので、どんなおしどり夫婦にも危機はあり、けんかも当然あるのでしょう。それでも別れずに関係を続けるには試行錯誤が必須で、仲良くいるための努力を惜しまず、面倒くさがらないことが大事なのだと思います。「嫌いになったら別れればいい」「うまくいかないなら別れてもしょうがない」そんな気持ちが1ミリでもあれば、恋はいつ壊れてもおかしくないはず。ずっと一緒にいる覚悟が固まるかどうかで、好きな人との関係のゆくえは決まるのでしょう。<筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。©prostooleh/Adobe Stock文・沙木貴咲
2023年12月08日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は婚約者の昔の浮気をどうしても忘れられない29歳女性のお悩み。昔の浮気、一度は許したものの…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:2年付き合った彼氏と婚約中で、結婚式目前です。しかし彼は昔、遠距離恋愛していた期間に浮気していました。合コンに3度も行っていて、知り合った女性複数を食事やバーに自ら誘っていたんです。穏やかで優しい彼氏に不満はありません。忘れよう、なかったことにしようと思ってはいるのですが、生理前などメンタルバランスが崩れるとどうしても彼の裏切りが頭をよぎって…。嫌味を言ってしまったり、別れた方がよいのではないかと考えてしまいます。どのようにすれば気持ちに折り合いをつけられますか。(29歳・会社員)失われた信頼は元に戻らない婚約者の、昔の浮気――いくら時間が経ったとしても、なかったことになどできませんよね。きっと彼にとっては遠距離恋愛中の出来心…ちょっとした火遊びにすぎなかったのでしょう。しかし相談者さんにとっては立派な裏切り。「昔の話だろ」なんていうのは、裏切った側の感覚でしかありません。彼は自身の軽率な行動で、結婚を考えるくらい大切な女性との間に築き上げた信頼をぶち壊しました。もちろん彼は真摯に謝ったのですよね。だからこそ相談者さんも一度は彼を許そうと決め、結婚話を進めてきたのだと思います。しかし一度失った信頼は、謝罪くらいでは取り戻せません。失った信頼を取り戻すには、倍の時間と労力がかかるマリッジブルーという言葉もあるように、結婚前はそれでなくてもセンシティブな時期です。些細なきっかけから不信感が蒸し返され、このまま彼と結婚してしまっていいのだろうか、また裏切られるんじゃないかと疑心暗鬼になってしまうのですよね。そんな時は一人で悩まず、何度だって不安をぶつけてください。相談者さんの疑心暗鬼は彼の問題でもあるからです。どうしようもなく不安な気持ちを彼にも受け止めてもらいましょう。彼は相談者さんを一方的に傷つけ、信頼をぶち壊したんです。それでも彼が相談者さんとの結婚を望むのなら、これまでの倍以上の時間と労力をかけて、再び信頼を積み上げてもらう必要があります。信頼回復こそ彼ができる唯一の罪滅ぼしです。一方、もし彼が不安をぶつけてくる相談者さんを面倒くさがったり、あろうことか「もう十分に謝っただろ!」などと逆ギレするようなら――そのときは結婚を考え直したほうがよいかもしれません。消えない不信感を一人で抱え続ける結婚生活など、長くは続きませんから。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Pormezz/peopleimages.com/Adobe Stock文・安本由佳
2023年12月02日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は意中の彼とデートの約束が決まらずモヤモヤしている28歳女性のお悩み。恋愛スキルの低い女性が無意識にやっていること『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:友人に紹介してもらった男性と2回目のデートをして、帰り際に「次はに行こう」と誘われました。しかしそのあと日程が決まらず、私から「いつ空いてる?」と尋ねたら「接待の日程が確定したら連絡するね」と言われてしまいました。これって、丁寧にお断りされていますよね…?それからも毎日LINEはしているのですが、このまま会えずに終わってしまうのかと思うと悲しいです。私から再び「接待の予定決まった?」と連絡するのはしつこいでしょうか。彼が日程を提示してくれるまで待つ方がよいですか。(28歳・会社員)NG行動:「勝手な解釈」と「自己完結」相談者さん、独りよがりに考えて突っ走る前にいったん落ち着いてください。そして客観的に、フラットな目線で状況を整理しましょう。2回目のデートの帰り際、相談者さんは意中の彼から「次はに行こう」と誘われました。しかしそのあと具体的なお誘いがなく、なかなか日程が決まらないので、相談者さんのほうから「いつ空いてる?」と尋ねたんですよね。すると彼から「接待日程が確定してから連絡するね」という返信が届いた――。これが現在の状況です。繰り返しますが、彼は「接待日程が確定してから連絡するね」と言ったんです。この返信を「丁寧に断られている」と解釈するのは、曲解以外のなにものでもないと思いませんか。弱気なせいで自らネガティブなフィルターをかけ、勝手な解釈をしてしまう。そして傷つくことを極度に恐れて「このまま会えずに終わるんだ」と自己完結する――。これこそ、恋愛スキルの低い女性が陥りがちな2大NG行動です。言葉は素直に受け取って恋愛がうまくいく女性は素直です。相手の言葉を曲解せず、そのまま受け取ります。つまり、単純にまだ接待の日程が決まっていないか、決まっていたとしてもバタバタしていて日程調整をして連絡するという一連の行動がとれていないんだな、と考えます。接待の日程が決まっていない可能性も考え、ひとまず2週間程度待ってみましょう。それでも彼から日程の提案がなければ「そろそろ行きたいね!」と相談者さんの方からLINEしてみてはどうでしょうか。「接待の予定決まった?」と送ってもよいのですが、「そろそろ行きたいね!」という文面のほうが圧がなく、楽しみにしている様子が伝わって可愛いと思います。どちらにせよ相談者さんから連絡すれば、すぐに日程調整できるから安心してください。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©zvkate/peopleimages.com/Adobe Stock文・安本由佳
2023年11月25日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、男性から食事に誘われたものの、真意が分からず戸惑う女性のお悩み。佑雪さんが男性心理を、ズバリ回答してくれます!お悩み:「誰か誘う? と聞く、男性の心理を教えてください」【クラブ佑雪】vol. 321彼氏いない歴3年。デートしてない歴2年。カラカラに乾いて砂漠のようになっていた私ですが、久々に男性に食事に誘われて、ドキドキしています。出会いは1年前、友人が開いた異業種交流会のようなカジュアルで色っぽさの少ない場です。おそらく彼は同い年くらいかと思います。1年前、名刺交換もしてSNSもフォローしあって、その場で「今度、ごはん行こうよ」と言われたのですが、そのまま誘われることもなく、さりげなく、友人に「あの人、独身?」とチェックを入れたところ、「結婚してるよ」ということと、特別にタイプということでもないので、そのまま忘れ去っていました。ところが先日、またしても同じ友人が主催する異業種交流会が行われ、そこでその彼と再会したところ、またしても「ごはん行こうよ」と言われました。既婚者だとしたら、どういうつもりなのか? 彼と共通の友人とは仕事上のパートナーでもあり、その友人である私にそういうことを言ってくるというのは「みんなで」ということなのか? 「友だちとして、別にごはんくらい平気でしょ?」という感覚なのか? そのへん、私が自意識過剰になっているのかもしれませんが、女性の勘として、彼がオスとしてメスの私を狙っているような気がしてなりません。彼が既婚者であれば、それでジ・エンドですが、友人も預かり知らぬところで別居してたり、離婚の話が進んでいる可能性もありますし、人生、何が起こるかわからりません。また、特別にタイプではありませんが、それなりに素敵な方なので、「ごはん行こうよ」と言われて悪い気はしません。しかも、具体的な店名を挙げて、「あそこの店(彼の行きつけ)とかすごい好きだよ思うよ?」などと言われていたので、思いきってSNSで「〇〇日、例のあそこのお店、行きませんか?」とメッセージを送ったところ、即「2人? ほかに誰か誘う?」ときました。正直、ひよって「じゃあ、友人でも誘いますか」と言うのは簡単でしたが、ここは勝負と思い、「今、〇〇さんに最初に連絡したところです。〇〇さんが誘いたい人いれば」と送ったところ、これまたすぐに「うーん、今、あそこも混んでるからなぁ」とだけ返ってきて、その後、「予約完了。駅で待ち合わせて、そこから歩いて店まで行きましょう。あのへんは雰囲気もいいので」と。これ、デートなのでしょうか? 実際、行ったら、2人じゃなく3、4人の会なのでしょうか?なんなのでしょうか? 非常にドキドキしております。(アメリア32歳未婚 研究者)「男性が狙ってるときの返し方ですね」わたくしの経験上、30代で働き盛りの男性が、そういう興味のない女性に対して「ごはん行こうよ」とは言葉で言うことすらしません。みんなで、なら、「今度また、みんなで集まろう」と“みんな一緒に”を前提として話してくると思います。ただ、もうひとつ申し上げられることとしては、そんな異業種交流会にも出たりできて、初対面の女性に「ごはん行こうよ」のひと言くらい言えるような男性なら、本当に関係を進めたければフツーに誘ってくるんですよね。てか、間違いなく誘ってきます。シングルなら。でも、1年前はなかったわけですよね? で、やっぱり結婚してた、と。これは、試されていたんだと思います。既婚者の自分から誘うのはどこか後ろめたいけど、「ごはん行こうよ」と投げといて、「じゃあ、行きませんか?」と女性から言ってきたなら、OKみたいな。その先、どこまでの下心があるかは個人差がありますけどね。そうやって既婚でありながら、女性とごはんに行く男性すべてが不倫に持ち込みたいわけではありませんから。そのへんは濃度があります。単にたまにはデートを楽しみたい人もいるわけです。安全にときめきたいタイプって結構、いますからね。で、今回の件。ご相談者さまの女性としての勘、ビンゴなはずです。ご相談者さまからのメッセージ、めちゃくちゃ嬉しかったんじゃないかな、彼。ただ、彼の方もご相談者さまの真意はわからないわけです。どういうつもりなのか? デートしたいのか、なんなのか? そこで即「2人? ほかに誰か誘う?」と、ご相談者さまの真意を確かめる返事を送ってきたわけです。ここでご相談者さまが「そうね、誰か誘おう」となれば、Game Over。だよね、友だちだよね、ってことで終了。ところが、返ってきたのはどうとでもとれる文面! そこで彼からきたのが「うーん、今、あそこも混んでるからなぁ」。これは彼、間違いなく2人きりを狙ってます!!!!!! 2人きりのデートがいいんだけど、ご相談者さまへの好意というのか下心というのかを悟られるのは恥ずかしいので、「じゃ、2人で」というワードをあえて使わずして、「店が混んでるから、その店に行きたいんだったら最小単位で行く方が予約取りやすいからね!」っていう言い訳の前フリをしてきたわけですよ、わけですよ!!!! で、そこはシラーッと素通りして「予約完了」なうえに、駅からの道すがらがまさにおデートのご提案なのでは??? 素敵な雰囲気のところを2人で歩いて行こうよ、的な。というわけで、これはデートです。当日の注意事項としては、彼の婚姻状態がどのようなものなのか、そして、彼の下心の度合いはいかほどなのか、を可能な限り、確認されるとよいかと存じます。で、既婚で幸せじゃなかったとしても、離婚しそうもない感じなら、つまり、「お互い弁護士を入れて話を進めてる」とか「すでに別居してる」というような現実的な話がなければ、当初の予定通り、ジ・エンドでいいんじゃないでしょうか。今後はお友だちってことで。幸運を祈ります。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©VisualProduction/Adobe Stock文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年11月20日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は「好きな人に好かれない」と嘆く27歳女性のお悩み。「好きな人に好かれない」を解決!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:モテないわけではないと思うのですが、昔から「いいな」と好意を抱く男性とはなかなか進展しません。初対面でいい雰囲気になっても次に会う約束ができないんです。逆に急な誘いには応じてくれたりするし、家に上げてくれたこともあるので、嫌がられてはいないと思うのですが…。彼は友だちも多く、彼女がいてもいなくても人生を楽しんでいる感じの男性です。脈なしの相手に時間をかけるのはよくないと思いつつ、本能的に惹かれてしまうし、できれば恋人になりたいです。私はどう行動するのがよいのでしょうか。(27歳・会社員)「好きな人に好かれない」その理由は…言い寄ってくる男性はいるのに、素敵だなと好意を抱く相手と進展しないのはナゼ!?――これはなにも相談者さんに限った話ではありません。おそらく今この記事を読んでくださっている女性の多くも同じ経験があり、大きく頷いているはず。その理由はシンプルです。相談者さんが好意を抱くような男性のことは他の女性も「いいな」と感じていて、こっそりアプローチしています。つまり、その彼はモテています。女性を選べる立場にいます。その前提に立って、今の状況を冷静に判断してみてください。なかなか進展しない、次に会う約束ができない。でも急な誘いには応じてくれて、家に上げてくれたこともある。…はっきり言ってしまうと、彼の本音はおそらくこうです。相談者さんは彼の周りに複数いる女性のうちの一人。タイミングで都合よく会うぶんには楽しいが、わざわざ予定を空けて約束するほどのモチベーションがない――。だから、進展しないのです。抜きん出るための「秘策」モテる男性と恋人になりたいなら、その他大勢から抜きん出る必要があります。たとえば相談者さんが女優レベルの美女だったり、彼の好みど真ん中の女性だったなら、何の行動も起こさずして彼の特別になれたでしょう。しかし現実はそういかなかったわけですよね。相談者さんがライバルから抜きん出るには、彼の興味関心を惹く必要があります。相手の出方を待っているだけでは無理です。彼の恋人になりたいなら、一緒にいて楽しいとか癒されるとか刺激になるとか、彼に「この子と同じ時間を過ごしたい」と思われる女性になってください。彼は彼女がいてもいなくても人生を楽しんでいる感じの男性とのことなので、相手の好きなことや趣味を調べて詳しくなって、魅力的なデートプランを考え自ら誘ってみてはどうでしょう。楽しみを共有する存在になれれば恋人昇格は目の前です。世の中にはまだまだ受け身な女性が多いですし、自ら行動を起こすだけで可能性はぐんと高まりますよ!筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©MNStudio/peopleimages.com/Adobe Stock文・安本由佳
2023年11月18日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、自然な出会いで結婚できないことを嘆く30歳女性のお悩み。「結婚できない…」と嘆く男女に伝えたい驚愕の事実『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚相談所で活動している30歳です。周りの友人たちは学校や職場、友人の紹介などで恋愛結婚して幸せそうです。それなのに私は自然に結婚相手と出会うことができず、お金を払ってまで婚活してもなかなかうまくいきません。この差は一体どこにあるのでしょうか。私の何がいけないのでしょうか。「魅力がない」ということに尽きるのでしょうか。前向きに活動したいので、アドバイスをください。(30歳・会社員)恋愛結婚は、決して「当たり前」ではない恋愛結婚恋愛結婚結婚相談所マッチングアプリ相談者さんを含め、まずは皆さまに知っていただきたいことがあります。現在の日本では、恋愛結婚が9割を占めています。こう聞くと「適齢期になればほとんどの人が恋愛して結婚するものだ」「恋愛結婚が当たり前なのだ」と感じるかもしれませんが、その認識は間違っています。2015(平成27)年時点の国勢調査によると、35~39歳の男性はおよそ3人に1人(35.0%)、女性はおよそ4人に1人(23.9%)が未婚です。(現在はさらに上昇していると推測されます)つまりおよそ3割の男女は、適齢期に恋愛結婚していないというのが今の日本の現状なのです。かつての日本が皆婚社会だったのは、明治民法により結婚が「家制度」「家父長制度」に組み込まれていたから。夫は外で仕事をして妻は家事と育児をするという価値観が確立され、そのため女性にとっては結婚が生きるための術でした。戦後家父長制は廃止されましたが、慣習はすぐに変わらず、1960年代までは半数がお見合い結婚していました。ちなみに2015(平成27)年時点の国勢調査では、独身者のうち「恋人がいたことがない」と回答した20~30代の独身男性は37.6%、女性は24.1%というデータも出ています。昔も今も、自然に出会った相手と自発的に恋愛し、適齢期に結婚まで辿り着くのが「当たり前」だったことはないのです。便利なツールはどんどん使って良縁を掴もう相談者さん、固定観念に縛られたり周囲と比べるのはやめて、フラットに考えましょう。先述の通り、自由恋愛での結婚は当たり前ではありません。相談者さんは適齢期に結婚したいという希望があり、真剣な出会いを求めて結婚相談所を活用し、効率的に婚活しているだけですよね。「魅力がないから」なんて、自分を卑下するのは間違っています。今の時代はマッチングアプリや結婚相談所という便利なツールがあるのだから、むしろ利用しない手はないじゃないですか。普段の生活では出会えない人とも知り合える機会を大いに生かし、ぜひ素敵な男性との幸せな結婚を掴んでください。<引用>男女共同参画白書 令和4年版筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©L Ismail/peopleimages.com/Adobe Stock文・安本由佳
2023年11月11日「自分に合う人が分からない」恋愛や婚活の場面では、こうした男性との相性迷子に陥る女性が少なくありません。一体なぜ、こうした問題は起きるのでしょう。ここでは原因と、相性迷子を卒業するための3つの方法を紹介しています。「自分に合う人」が分からない! 優しすぎる女性が陥る相性迷子の解消方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 243恋愛したいと思ったら、まず相手探しを頑張ると思います。でも、いざ色んな男性と会おうとすると、「好きな人がいない」「自分に合う人が分からない」「どうやって選べばいいの?」と迷子になる女性が少なくありません。こうした「相性迷子」になっている女性は、どうしたら自分に合った男性と出会うことができるのでしょう?解決のカギは、「自分自身を優先すること」にあります。記事では具体的に、どういった原因が相性迷子にさせるのか、また自分を優先するために何をしたらいいかを紹介していきます。相性迷子になりやすい女性が抱える3つの原因相性迷子とは、いざ恋愛を始めようと思っても、自分に合う人、自分が好きな人がよくわからず、ぐるぐると迷ってしまう女性のことです。恋愛経験が全くないわけでも、極端にモテないわけでもありません。ただ過去の恋愛を振り返ったら、「相手から告白されて試しに付き合った」とか「そんなに好きじゃなかったけど、別れる理由もなかったから付き合い続けた」といった、ぼんやりした理由が多いのもこのタイプの特徴です。こうした経験から、相性迷子な女性は「自分の好み」に対しても曖昧なままであることが多いです。では、こうした曖昧さを生み出す原因はどこにあるのでしょう。ここでは具体的に3つ解説します。相手の要求に答えるのが得意相性迷子な女性は、空気を読んだり相手の期待や要求を理解したり、それに答えるのがとても上手な傾向があります。そうした性格は、仕事や友達関係ではとても有能だと評価されていたりしないでしょうか。場面によっては良い能力だと評価される一方で、こうした特技は恋愛で不利に働くことがあります。例えば、「好き」と言われたら、自分が好きじゃなくてもとりあえず付き合ってあげちゃったりするとか、彼氏からあまり好ましくないお願いをされたとき、思わずOKを出してあげたりしてしまうなどです。本来NOと言って断ったり別れたりするような出来事も、スルッと受け止めてしまう器があるから成立するのですが、この不本意なOKがクセになると、だんだんと「自分」がぼやけていき、恋愛に対する判断軸のブレが生じていくこともあります。「優しい」「いい人」という褒め言葉を守ってきた相性迷子の特徴として、相手からの要求を受け止める器が広いことが挙げられます。その結果、周りからは常に「優しい」「いい人」「心が広い」など、おおらかさを評価されるシーンも多いのではないでしょうか。それはあなたの良さである一方で、裏では自分でも気づかないうちに、自分の本音や本心を無視していることもありそうです。これがクセになると、恋愛といったある程度自分本位で進むべき関係を見つける際に、自分の気持ちが分からなくなってしまうことがあります。最悪な場合、自分の気持ちが分からないからこそ、来るもの拒まずのスタンスになり、好きではない男性と関係が深まり、後になって後悔するケースがあります。自分よりつい相手を優先してしまう相手に合わせるのが得意で、色んな要求を受け止める器も広い。そうした女性が常にやってしまうことに「相手を優先した関係づくり」があります。これは恋愛に限ったことではありません。例えば、気の乗らない飲み会でも、声をかけられると参加してしまう。興味のない誘いでも、スケジュールが空いていればOKしてしまう。頼まれ仕事を断るのが苦手。友達の愚痴を夜中まで無理して聞いてあげることがある。など、こうした自分の気持ちや都合よりも、相手をよく優先してしまう女性は要注意です。今は大丈夫かもしれませんが、行動のベースにはいつも相手優先のクセがついてしまっているかも。それはつまり、相手を優先するだけ「自分」を後回しにしているのです。優しさを持っている一方で、自分を後回しにすればするほど、本音が自分でも見えにくくなり、相性迷子に陥るため注意が必要です。「合う人が分からない」を卒業するためにやりたいこと3つでは、相性迷子を卒業し、自分と合う人を見つけるためには、どんなことを意識していったら良いのでしょう。ここでは、今すぐに始められる日常での取り組みを3つ紹介します。自分の気持ちの快・不快に意識を向ける相性迷子になっている女性は、つい周りに意識を向けすぎるあまり、自分の気持ちを後回しにしすぎていることがあります。そうした状態は、まず自分の気持ちに敏感になれるよう、意識を向ける必要があります。具体的には、日常生活を送る上で、「楽しい」「嬉しい」「幸せ」などの快の気持ちと、「嫌だ」「不愉快」「悲しい」などの不快の気持ちを、毎回細かくウォッチし、丁寧に気づくことです。なんとなく相手に合わせるのが上手な女性は、こうした感情の機微に気づきにくくなっていることが多いです。しかし恋愛という感情が大事な関係では、そもそも自分の感情に鈍感な人は、それだけ迷子になる可能性が高くなっていると言えます。まずは、自分が気持ちよくて、楽しくて、幸せに感じた瞬間を見つけ、しっかり味わうことから始めてみてください。本当はしたくないこと・されて嫌なことを事前に出す例えば人間関係において、本当はしたくないこと、されて嫌なことってどんなことですか?気乗りしない誘いには行きたくない相手の話をずっと聞くような退屈な長電話は切りたい週末両方つぶれるようなスケジュールは立てたくないなどなど、人それぞれ色々あると思います。こうした嫌なことリストを、可能なら文字にしてみてください。そして普段生活をしていてリストに当てはまることが置きたら、頑張って3回に1回はNOを言うようにしましょう。ポイントは事前に文字にしておくことです。普段なら、なんとなく受け入れてしまうことも、文字にして具体的に把握することで、受け入れる前に気づくことができます。これは心理学的には「バウンダリー(境界線)」と呼ばれる、相手と自分の境を意識することにとても重要です。優しい女性は、相手が自分の境界線に入ってきていることにも無自覚に寛容な傾向があるため、事前に「これは嫌」という線を引くことで、自分をいたわることに繋がります。相手の喜びと同じくらい自分のよろこびを大事にする人に合わせるのが上手な女性は、そもそも相手が喜ぶことが自分の幸せに感じられる優しくて献身的な心を持った女性であることが多いです。しかし、その優しさは、今日から自分を喜ばせることにも同じくらい使ってみてください。具体的には、もし相手に合わせるといったことを1つしたら、同じくらい自分を褒めたり、いたわったりする時間を取るということです。これをすることで、当たり前になっていた自分を後回しにするクセが和らいでいき、相手と自分を優先させるバランスが取れていきます。「合う人が分からない」という問題に対する取り組みを3つ紹介しました。意外に思われた方もいたかもしれませんが、実はどれも直接恋愛シーンに働きかけることではありません。でも紹介した3つを丁寧に行うことで、自分という存在が改めて分かっていき、その結果「自分に合う人」も、だんだんとはっきりしていくのです。優しさはそのままあなたの良さとして受け止めながら、同時に自分らしさも手に入れたら、素敵な恋愛が待っているかもしれません。頑張ってみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Marija/Adobe Stock文・おおしまりえ
2023年11月09日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、モテる彼氏を他の女性に奪われないか心配でたまらない30歳女性のお悩み。今すぐやめて!彼氏の心が離れる「危険な思考」『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:社内恋愛中の私の彼氏は性別問わず他人と距離が近いタイプで、誰にでも愛想のよい人です。そこが長所だとわかってはいるものの、他の女性と親しげに話しているのを見ると気が気ではありません。同僚から「さんが彼氏なんて大変ですね」と言われたりもします。しかも、来月から彼が別の支社に異動することになり…目が届かなくなってしまうので、新たな出会いがあって彼を奪われてしまわないか心配です。モテる彼と恋人でい続けられるのか、結婚できるのかと不安が尽きません。感情的になって彼を責めてしまったこともあります…。彼とずっと一緒にいるために、私はどうすればいいのでしょうか。(30歳・会社員)誰にでも愛想がよい彼氏にモヤモヤ…誰にでも愛想が良くて距離が近い彼――それはもう、モテますよね。きっと見た目も爽やかなのでしょうし。そんな彼氏が同じ社内にいて、ただの同僚とはいえ女性と親しげな様子を頻繁に見せられたら…彼女としてモヤモヤしてしまうのは仕方のないことだと思います。さらには「さんが彼氏なんて大変ですね」なんて余計な一言までかけられて、気にしない方が難しいです。けれども幸い、彼は来月から別の支社に異動することになったとのこと。これはよい機会です。物理的に目が届かなくなれば、見なくてもいい場面を見なくて済みます。余計なお世話を言われることもなくなります。よい機会だと捉え、せめて仕事中は彼のことを考えず自分のことに集中しましょう。モテ男から愛され続ける彼女の必須条件とは目が届かなくなったら新たな出会いがあって、誰かに奪われてしまうかもしれない――。相談者さんはそんな不安に苛まれているようですが、別の支社になれば彼だって相談者さんの様子が見えなくなりますよね。新たな出会いがあるかもしれないのもお互い様です。にもかかわらず相談者さんは、当然のように「彼が」誰かに奪われてしまう想像ばかりしています。自分が振られてしまう前提になっています。無意識に自分を彼より下に位置付けるその思考、今すぐにやめませんか。こういう卑屈な考え方は態度にも滲み出て、彼の気持ちが離れる原因になりかねません。放っておいたら「私が」誰かに奪われるかもしれないよ?さっさとプロポーズしないと結婚できなくなるかもしれないけど大丈夫?最初は演技でもいいから強気のマインドを持つよう努力することをオススメします。「でも実際、彼はモテるけど私はモテないし…」などと怯まなくても大丈夫。実際にモテているかどうかはさほど重要でないからです。男女ともに、自信と余裕を備えた異性に惹かれるもの。永く愛されたいなら、彼にとって魅力的な女性でい続けましょう。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©chiew/Adobe Stock文・安本由佳
2023年11月04日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、社内恋愛中の彼氏についてよからぬ噂を聞いてしまった32歳女性のモヤモヤ対処法について。部下の女性から彼のスマホに「最低ですね」とLINEが…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:32歳です。現在社内恋愛中です。先日彼の女性の部下(Aさん)を含めて複数で女子会をしたところ、おそらく彼との関係を知らないAさんから「さん(彼)の過去の噂について知っていますか?」と話をふられました。「知らない」と答えたら「あまり広めてはいけないと思うから…」と詳しく教えてもらえずモヤモヤしています。しかもその後、彼と一緒にいるときに、なんとAさんから彼に「過去のこと聞きました。最低ですね」とLINEが届いたんです。彼は特に心当たりがないような様子で流していました。これまで彼と過ごしてきて特に気になることはなかったし、知らない過去の一つや二つあっても構わないと思う一方で、将来を考えるのであれば明らかにしておいた方が良いような気もして迷っています。どう対応するのが良いでしょうか。(32歳・会社員)噂話より、目の前の彼を信じて「さん(彼)の過去の噂について知っていますか?」なんて不穏な話をふられ、中途半端に知らされた挙句に内容を教えてもらえず、さらには彼氏のLINEに「最低ですね」なんてメッセージまで届いたら――気にするなという方が無理な話です。「Aさんからこんなことを言われたんだけど」と、まずは面と向かって彼氏に聞いてみたらいいと思います。噂話は尾ひれがつくもの。彼の説明を聞けば、騒ぎ立てる必要などなかったと安心できるはずです。そして彼氏の話を聞いたなら、彼氏を信じましょう。彼のことをいちばんよく知っているのは相談者さんです。これまで恋人として過ごしてきて、彼に不誠実な点はなかったのですよね。だったら、彼の言うことをまるっと信じましょう。要注意人物はむしろ…相談者さんの話を客観的に聞いていると、彼の部下であるAさんこそがむしろ要注意人物に思えてなりません。裏が取れているわけでもない噂話を鵜呑みにして社内で吹聴したり、上司に直接「最低ですね」などとLINEを送りつけるなんて――ちょっと、いやだいぶ常識外れではないでしょうか。AさんにはAさんでそうせざるを得ない事情があるのかもしれないし、彼から聞いた説明と真相が異なる可能性もゼロではありません。しかしながら、相談者さんもおっしゃっている通り、たとえ過去に何かあったとしても過去は過去です。知らなくても済む過去をわざわざ掘り返して良いことはひとつもありません。相談者さんにとって大事なのは、現在の彼です。目の前にいる彼を信じましょう。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Svyatoslav Lypynskyy/Adobe Stock文・安本由佳
2023年10月28日リアル・モンスターワイフ、再び
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実録・ポジティブな離婚