結婚して2年が過ぎ、そろそろ赤ちゃんがほしいと妊活に励んだものの、なかなか妊娠に至りませんでした。その後、妊活を5年ほど続けてようやく妊娠。不妊で悩んでいる方へ、いろいろと悩み苦しみ、最後はやっと笑顔になることができた私の経験談をお話ししたいと思います。 「不妊」とわかるまで結婚して2年が過ぎ、「そろそろ赤ちゃん欲しいね」という話を夫婦でしていました。「男の子がいいかなぁ」「女の子がいいかなぁ」など、のんきに話をしながら、1年か2年後には赤ちゃんを抱っこしている自分の姿を思い浮かべていました。 ところが、夫婦生活を続けても妊娠の兆候がなく、「夫婦生活があればすぐに妊娠する」と思っていた私にとっては驚きでした。それからは特に何かをすることもなく2年ほどが経ち、やっと訪れた産婦人科で不妊の事実を知ったのです。 私が実践した妊活の方法私がおこなった妊活の方法としては、まず基礎体温をつけ、排卵日前後に夫婦生活をもつようにしました。また、玄米や野菜、体を温める食材を使った食事に切り替えたり、腹巻きや靴下を着用し、なるべく体を冷やさないようにしました。 病院の検査では卵子が育ちにくい状態ということがわかり、排卵誘発剤を打ってもらいましたが体に合わず、私には無理だとあきらめました。鍼灸師の夫には、毎日婦人科系に効くお灸をしてもらいました。 やっと授かった命いろいろと努力をして、ようやく3年後に待望の赤ちゃんができたとわかったとき、うれしくて涙が止まりませんでした。 悩み苦しみ、夫にあたりちらし、それでもそんな私を夫は受け入れ、「焦っても仕方がないからゆっくり行こうよ」とブレーキをかけてくれました。 赤ちゃんを授かっても授からなくても、夫婦で楽しく暮らして行けたら最高じゃないかと気持ちを切り替えられたこと。私の妊活では、そこが一番良かったことなのではないかと感じています。著者:花田もえこ一男一女の母。現在は外資系の物流会社に勤務。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月10日正常な月経周期において、卵巣は卵胞期→排卵期→黄体期→卵胞期…というようなサイクルで変化をしています。「排卵期」は、よく耳にする「排卵日」とは違うのでしょうか?ここでは、排卵期についてくわしくご説明したいと思います。 排卵期とは排卵期を理解するには、まず正常な基礎体温の変化を知る必要があります。正常な基礎体温は低温相と高温相の2相性であることが原則です。低温相から高温相に移行する数日の間に排卵が起こっていると推測され、この数日間を「排卵期」といいます。 排卵期に起こる体の変化●基礎体温排卵期には、基礎体温が低温相から高温相に移行しますが、低温相と高温相との温度差が0.3℃以上、高温相への移行が3日以内であり、高温相が10日以上続くことが正常といわれています。 ●ホルモンの変化卵胞期に分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって、エストロゲンの分泌が促進され排卵期の前にピークとなります。また、排卵に向け、LH(黄体形成ホルモン)の分泌が上昇し、排卵期にはLHの分泌がピークとなり(LHサージ)排卵が起こります。 ●おりものの変化排卵期が近づくと、おりものの粘稠度が低下し、無色透明のおりものが増加します。 排卵期に出現する症状排卵期には、下腹部痛や腰痛、おなかの張り、乳房の張り、便秘・おりものの変化といった症状がみられる場合があります。また排卵にともない排卵痛が起こったり、卵巣出血がみられたりすることがあります。 〈排卵期にみられる症状〉・下腹部痛や張り感・腰痛・胸の張り・倦怠感・めまい・頭痛・眠気 排卵痛と排卵出血の症状と対処法排卵は、卵巣の中で卵胞が成熟し、卵巣の表面に突出して破裂し、卵巣の外に卵子が排出されることをいいます。その際に、痛みを感じることがあり、それを「排卵痛」といいます。 痛みに対しては個人差がありますが、痛みの程度はそれほど強くないとされているため、安静にすることで対処できます。 また、排卵の際に卵巣に傷がつき、卵巣出血が起こることがあります。卵巣出血は、排卵時に限らず排卵後から次の生理までの期間に起こりやすいとされています。また、性交後にも卵巣出血は起こりやすく、性交後の急激な下腹部痛は、卵巣出血が疑われます。 卵巣出血は、出血量が少なければ安静にすることで症状が収まりますが、痛みや出血がひどい場合は溜まった血を取り除く手術をおこなうこともあります。 排卵期の過ごし方排卵期はどのように過ごせばよいのでしょうか?排卵痛が気になる・排卵時の体調不良に悩んでいる方は、一度生活習慣を見直してみましょう。さらに妊娠を望む女性にとって排卵はとても重要です。 ●妊娠を目指している場合排卵期は自然妊娠をするにはベストな時期となります。妊娠を望んでいる場合は、この排卵期に積極的に性行為をおこなうようにしましょう。激しい性行為をしてしまうと、卵巣に傷がつき出血してしまうこともあるため注意が必要です。 ●体調不良や軽い排卵痛がある場合体の不調を改善するために、趣味やリフレッシュに励みましょう。軽い運動もおすすめですが、自分の体と相談しながらおこないましょう。また、体を温めてなるべく冷やさないようにすることも必要です。ストレスや体の不調を感じた場合は、無理せずに安静にしましょう。 まとめ排卵期には、下腹部痛や腰痛、おなかの張り、乳房の張り、便秘・おりものの変化、排卵痛や卵巣出血といった体のトラブルが生じる可能性があります。痛みや出血が出てしまった場合は、まずは体を休めましょう。症状が強い場合は、病院を受診することをおすすめします。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年05月09日”フレネミー” それは婚活において信じられないほどに障害になる存在です。一見すると自分が辛いときに親身になって話を聞いてくれる心強い親友のように思えるかもしれません。しかし、その実態は友達が困っていることを喜び、それを慰める自分に酔っているだけなのです。婚活フレネミーとは?フレネミーとは、フレンド(友達)とエネミー(敵)を掛け合わせた造語です。とりわけ婚活の結果について異常なまでにネガティブな発言をする女友達のことを指します。兎に角、女友達の婚活が上手く行くことを望んでおらず(表面上は応援しているふりをして)、事あるごとに相手の男性に厳しいダメ出しを行います。もちろん、女性ならではの冷静な視線で『ダメ男』をジャッジしてくれるのは良いですが、明らかに情報とはかけ離れた『妄想』で発言している場合は注意が必要で、これはかなり危険な存在です。何故ならば、『結婚したい!』という気持ちをじわじわと削ぎ落とし、人の幸せを妨害してくる可能性があるからです。婚活フレネミーの見分け方① 失恋話をすると親身になってくれる② 恋愛の相談をすると些細なことでもダメ出しをしてくる③ その場にいない人(女友達や男友達など)の悪口を言う④ 嫉妬深く他人と比較しがちで依存心が強い上記のような特徴を持っている女友達はフレネミーの可能性が非常に高くなります。安易に婚活の相談をしようものなら『もっと素敵な男性がいるからやめた方がいい!』などとけしかけて、婚活を妨害してくる可能性があります。婚活フレネミーへの対応女性は集団でいるときに無意識にカースト制度(順位)を付けたがる傾向があります。女性が『雌』として群れの中で上下関係を作り生きてきた野生の名残と思うと仕方ない面もあるかもしれません。しかし、現代社会において理性があり自我がある我々はそれをすんなりと受け入れることは出来ません。では、どのように対応するのがよいのでしょうか。実はとっても簡単です。受け流し距離を取ってしまいましょう。相手に自分の詳しい情報を渡さない様にすればいいのです。そうすれば相手は蹴落とす相手に貴方を選んでも意味がないと理解して離れていきます。女友達の助言は、婚活をする上で薬にもなりますし毒にもなります。相談する前に相手が本当に適任な相手なのかしっかりと見極めることも大切です。また、自分自身がフレネミーにならないように他人の婚活に口を出しすぎないようにしましょう。大切な友人を失うことになってしまうかもしれません。
2019年05月07日婚活アプリは、『婚活』するうえで大きな一歩になります。ですが、それだけに拘ってしまうと『婚活疲れ』になってしまうかもしれません。なぜならば、『婚活』とは本来は『結婚相手を探すために人間関係を広げていく活動』だからです。婚活アプリは確かに『結婚を希望する異性』に出会える可能性は広げてくれますが、容姿や年齢などのスペックが高くないと、その女性の中身を見てもらうまでにいかない場合があります。その点では、自分自身を売り込む婚活方法もあることを知ることが大事でしょう。1. ボランティア活動に参加してみる費用が掛からないオススメの婚活方法は、ボランティア活動です。ボランティア活動なんて面倒くさいと思ってしまうかも知れませんが、「街の清掃活動」などのボランティアだと当日予定が無いときに参加することも出来ます。ゴミ拾いはただゴミを拾うだけではなく、周囲の人と話す機会が多くあり、「共通話題(=ボランティア活動)」があるので話題が尽きることもありません。話し下手な人ほどコミュニケーション能力を向上させるために参加することをオススメします。2. 自治体主催の婚活イベントに参加する地方自治体が主催する婚活は費用が比較的安めに設定されています。そして、協賛企業から独身者(婚活しようと頑張っている人では無い)が来ている可能性があります。また、地方自治体の場合は定住してくれる人を求めているので熱意もあり、遊び要素(寺社仏閣見学やボードゲームなど)を取り入れているイベントが多いので初対面の人と話しやすい雰囲気作りをしてくれます。3. 興味がある習い事を始める習い事での出会いというのは予想しているよりもかなりあります。学生時代には恋していたのに・・・と、お悩みの方には特にオススメです。何故ならば、学生時代のように習い事にはクラスがあるので、コンスタントに人に会う機械があり気になる人が出来れば、恋愛スイッチがオンになる可能性があるからです。ここで注意が必要なのが、オフィス街にある教室を選ぶことです。そうすると仕事帰りのサラリーマンに出会える可能性が高くなります。すぐに入会せずに体験入学などで試してみて、まずはリサーチするようにしましょう。婚活アプリ以外で婚活する方法を3つご紹介しましたが、3つとも共通しているのは「新しい人間関係」を構築すると言うことです。何故ならば、婚活において重要なことは今持っている「人間関係」とは別の「人間関係」を探しに出て行くことだからです。まずは「人間関係」を新しく探しに行く気持ちで始めると「婚活疲れ」しにくく続けていくことが出来ますよ。
2019年05月04日28歳のときに不妊治療で第一子を授かり、出産した筆者。第一子である娘が1歳を過ぎたころから第二子の不妊治療を始めたのですが、治療を受けるなかで失敗したと思うことがいくつかあります。今回はその失敗体験を紹介します。 不妊治療の記録をすべて捨てた待望の第一子は、タイミング法を3回した後の人工授精3回目で授かりました。おなかの赤ちゃんは順調に育ってめでたく出産となったのですが、産後2カ月が経った後に急遽夫の転勤で引越しをすることに。 引越し後は見知らぬ土地で子育てをしながら片付けにハマり、勢い余って第一子の不妊治療に関する書類をすべて捨ててしまったのです。第二子の治療は引越し先の病院で受けたため、過去の資料が一切なくて困ったのを覚えています。 領収書の管理がいいかげん第一子の不妊治療では人工授精3回目で娘を授かることができたので、治療にかかる費用はそこまで高額にならず助成金の申請はおこないませんでした。 けれど、第二子の不妊治療では10回を超える人工授精をおこなっても子どもを授かることができませんでした。治療費も高額になったため助成金申請をしようとしたところ、領収書がいろいろな場所に保管してあったり日付通りでなかったりして大変な手間がかかり、領収書の管理はきちんとしておく必要があると痛感しました。 妊娠に対する考えが甘かった不妊治療当初から「自然妊娠をする確率はほぼゼロで体外受精でも難しい」 と先生から言われていましたが、娘を3回目の人工授精で授かったので次も思っているよりも簡単に妊娠すると考えていました。 ところが、人工授精12回、体外受精を1回おこなったものの未だに妊娠に至っていません。筆者も夫も年齢はどんどん高くなり、体も衰えていくなかでどこまで治療を続けるのかまだ決めていません。出費は増え続ける一方なので、子どもが授からなかった場合にいつ諦めるのかを考えなくてはならないなと思っています。 不妊治療をしていると、まだ見ぬ未来の赤ちゃんと会える日を楽しみに気持ちが前向きになる一方で、現実的に考えなくてはならないことがたくさんあり、気持ちが後ろ向きになることもあります。それでも、後悔のないように納得のいくまで治療に取り組んでいきたいです。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年04月29日結婚して2年、なかなか子宝に恵まれず2年間不妊治療に通い続け、2度の化学流産を経験。不安と喜びの妊娠期間を過ごし、やっと会えた息子。 次の日、小児科の先生から告げられた言葉は、出産したばかりの私にはあまりにも衝撃的でした。 念願の妊娠、出産! だけど……結婚後、なかなか子宝に恵まれず、不妊治療に通い始め、タイミング法をおこなっていましたが、2度のつらい化学流産を経験しました。「神様があきらなさい」と言っている、と本気で思っていました。 半分あきらめながらも治療を続け、超音波検査で赤ちゃんの入った袋が見えたときの感動は、今でも忘れられません。2回化学流産したこともあり、妊娠中はちゃんと育ってくれるか不安でしたが、特に問題なく順調に経過し、あっという間に出産のときを迎えました。 初めてのことでもうろうとしながらも無事に出産。夫も立ち会ってくれ、私たちにとって忘れられないものとなりました。病室に戻り2人で喜んでいたのですが、呼吸が安定しないため、保育器で様子を見ることになり、私も夫も不安でしたがそれ以上に生まれてきてくれてやっと会えた喜びのほうが大きく、次の日からの母子同室を楽しみにしていました。 ところが、次の日の朝、医師から「午前中いっぱい様子を見て、大学病院に転院するか決めます」と言われ、祈るような気持ちで午前中を過ごしました。息子に何が起こっているのか? どういう状況なのかわからず不安でいっぱいでした。お昼前、小児科の先生から告げられた言葉は、私たち夫婦にとって衝撃的なものでした。 大学病院で検査?「呼吸が安定しません。専門の所で見たほうが安心なので、今から転院しましょう。 それと、染色体異常の可能性があります。検査をしたほうがいいでしょう」 言葉が出ませんでした。昨日まで、生まれてきてくれたこと、不安だけど楽しみな育児。「早く抱っこしたい」と夫と2人で話していたのがなんだか夢のようでした。 それから、1時間もしないうちに救急車が来て息子は大学病院へ。夫も手続きのため、追いかけるようにして大学病院に行ってしまい、産婦人科の病院で部屋にひとり。あまりの展開に状況が飲み込めず、泣くことしかできませんでした。 しばらくして戻ってきた夫とは、何を話していいかもわからず、2人ともお互いに心配かけまいと「大丈夫、きっと大丈夫」と声を掛け合うしかできませんでした。 それから退院まで、できる限り搾乳して昼から夕方まで息子のいる大学病院に会いに行き、産婦人科に戻って休むを繰り返していました。 おっぱいは張って痛いのに、息子は側におらず他の人の赤ちゃんの声で眠れない……。入院中、先生やスタッフの皆さんはとても良くしていただいたのですが、ひとりで産婦人科に入院していることがとてもつらかったです。 検査結果は……息子より一足先に私が産婦人科を退院し、3日後に大学病院を息子が退院することに。 息子の退院の時点では、検査結果は出ておらず後日結果を聞きに行くことになりました。 初めての育児、丸1日を息子と初めて過ごすことに不安もありましたが、何より息子を抱きしめることができて、うれしかったです。 慣れない育児に悪戦苦闘しながら、毎日はあっという間に過ぎていき、息子が生まれて1カ月後、大学病院に検査結果を聞きに行く日が来ました。 夫婦2人とも眠れぬ夜を過ごしたかと思います。 結果は「21トリソミー(ダウン症候群)」でした。 先生がいろいろ説明してくれたことがほとんど耳に入らず、帰りの車の中では、ただぼんやり外を眺めていました。 本当に自分の息子がそうなのだろうか? 何かの間違いでは? そんなことを延々と考えていたような気がします。 息子はもう3カ月を迎えました。 正直、今でも結果を完全に受け入れることができているかは自分にはわかりません。ですが、800〜1000人に1人の確率でしか生まれない「ダウン症候群」。そんな息子に選ばれた私は、息子が教えてくれること、息子からしか学べないことがきっとあり、私しかできないことがきっとあると思い、毎日の子育てに奮闘しています。 涙が出ることもあるけれど、「私が今悩んでも不安が息子に伝わるだけ。息子が思い悩んだときに一緒に悩んで考えよう」と思い前向きに育児に取り組んでいます。 著者:塩田 沙織現在、3カ月の息子の育児に奮闘中。育休前は、介護福祉士として病院勤務。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月28日婚活している女性が気になるのは、どういった女性が婚活の場で人気があるのかということ。しっかり自立して働いている女性だろうか、あるいは家庭的な女性かも…思い浮かぶ女性像は様々かもしれません。そんななかで婚活中の男性に愛される女性がいます。それは『社会性』のある女性です。あまりピンとこない女性も多いかもしれませんが、この『社会性』は結婚する上でとっても重要になります。女性に望まれる『社会性』とは社会性とは『集団を作って生活しようとする、人間の根本的性質。あるいは他人との関係など、社会生活を重要視する性格。また、社会生活を営む素質・能力』(抜粋:デジタル大辞泉)のことです。こう言われてしまうと、とても難しい事柄の様に思えてしまうかもしれませんが、平たく言うと『他人と関わる上で大切な事が出来る』と言うことです。当たり前のことのようで難しいのが『社会性』です。何故ならば日本での結婚とは、配偶者と運命共同体になることを意味するからです。その為、男性側の人間関係(=社会)の輪に上手く溶け込める女性というのは、とても魅力的な存在と言えます。女性が思う『社会性』と男性が思う『社会性』は違う大抵の女性は、自分は友人が多いから社会性が高い方だ・・・と、考えてしまうかもしれません。しかし、男性が求める社会性とはそういったことではありません。・先入観を持たずに人の話を聞ける・自分の行動に責任を持つ・自滅的行動を特定し、改める・他人の気持ちを考え、行動する・怒りや争いに振り回されずに、平和的な解決を行うなどのような、信頼関係を構築する上で必要なスキルのある『社会性』を求めています。なので、自分に社会性があるかの確認をして、足りないと感じた場合は少しずつ改善していくようにしましょう。恥ずかしいから・・・は社会性がない理由にはならない特に気をつけたいのが、初対面での挨拶や、お祝い事やお礼を言うときに恥ずかしいからと会釈で済ませてしまったり、無言で放置してしまうことです。照れくさかった・恥ずかしかったは、理由にはなりません。無言は相手にとっては『無視』されたのと同じです。お祝いや感謝は是非とも言葉にするようにしましょう。パートナーに求める社会性は、男性が高学歴・高収入なエリート階層であればあるほど強く求められるスキルです。自分に社会性が足りないと感じる方は、焦る事は無いので、少しずつで構わないので身につけていくようにしましょう。
2019年04月27日私が妊活に行き詰ったとき、友人に頼んだ3つのことがあります。ジンクスなので、信じるかどうかはその人の気持ちによりますが、私には友人の気持ちがうれしく、心の支えになりました。そんな3つのジンクスをご紹介します。 1.陣痛中に赤富士の絵を描いてもらう「陣痛中の妊婦さんに赤富士を描いてもらい、それを飾っておくと子宝に恵まれる」と聞いて、私も妊娠中の友人に頼みました。陣痛中に、赤のペンで富士山と太陽を描いてもらいました。 陣痛中に絵を描くなんて、とても大変ですよね。そのお願いを受け入れてくれた友人に感謝です。もらった赤富士は、寝室に飾っておきました。その後、私が妊娠し、出産するときには、妊活中の友人にも赤富士を描いてプレゼントしましたよ。 2.妊婦さんにおにぎりを握ってもらう「妊婦さんにおにぎりを握ってもらって食べると妊娠する」というジンクスです。飲食店で働いている友人が妊娠したとき、すぐに頼みに行きました。ランチに行ったときに頼んだので、妊娠中の友人は握ったおにぎりを注文したランチに添えてくれました。 その後、そのときに一緒にランチを食べた友人が先に妊娠し、その友人も私におにぎりを作って持ってきてくれました。友人の気持ちが私にとってはとてもうれしかったです。 3.妊婦さんの上をまたぐ「妊婦さんを仰向けに寝かせて、その上をまたぐと妊娠する」というジンクス。このジンクスを実行するときは、さすがに勇気が必要でした。「やろうよ!」と言ってくれた友人がいたのですが、人をまたぐなんて……と、ちょっと気が引けました。 でも結局は、その場にいた妊活中の女性みんなでさせてもらうことに。列になって妊婦さんをまたいでいくのはちょっと滑稽でしたが、みんな笑顔になれて楽しかったです。「やろうよ!」と言ってくれた友人に感謝です。 妊活をしていて、なかなか赤ちゃんを授からないと落ち込むこともあります。そんなときはちょっと気分を変えて、ジンクスなどを試してみるといい気分転換になると思いますよ。気になる方はぜひ試してくださいね。著者:藤川智子結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月27日「2015年社会保障・人口問題基本調査」 によると、5.5組に1組の夫婦が不妊の検査や治療を受けたことがあるそうです。わが家もそのうちの1組で、筆者が27歳、夫が33歳のときに不妊治療を始め、約1年の治療期間を経て第一子を授かりました。今回は筆者と夫が不妊治療を始めたきっかけについてお伝えします。 今赤ちゃんができたら困る筆者が結婚したのは25歳のときで、就職して3年目の仕事もまだまだ半人前のころ。6歳年上の夫は早めに子どもが欲しかったようですが、筆者は 「まだ仕事がきちんとできないのに、今赤ちゃんができたら困るな……。あと2年くらい子どもは欲しくない」 と考えていました。 夫も筆者の考えを尊重してくれて、その間は妊娠しないようにしていましたが、そのころは 「子どもが欲しくなればいつでも妊娠できるだろう」 と軽く考えていました。 そろそろ赤ちゃんが欲しいと思ったら結婚して2年が経ったころ、筆者が仕事に少し慣れたこともあり 「そろそろ赤ちゃんが欲しいな……」 と思うようになりました。職場には妊娠して出産する女性もたくさんいたし、妊活を始めればすぐに子どもを授かるだろうと考えていたのです。 ところが、基礎体温をつけてタイミングを図ってもなかなか妊娠せず……。数カ月しても妊娠しなかったため、不妊治療のできる病院を調べて診察を受けることにしました。 自然妊娠する確率はゼロに等しいと言われてしまう生殖医療婦人科を受診し、血液検査や卵管造影などの検査を進めながらタイミング法での治療を始めました。しかしタイミング法を3度おこなっても妊娠しなかったため、人工授精での治療をおこなうことに。ところが、人工授精をするために精液を提出したところ、 「この数値だと自然妊娠する確率はゼロに等しいです。顕微授精でないと難しいでしょう」 と先生に言われたのです。 夫婦で治療の進め方を話し合った結果、顕微授精は高額になるということもあり、まずは人工授精に10回程度までチャレンジしてそれでもだめならば顕微授精にステップアップしようということになりました。 結局第一子は人工授精3回目で授かることができましたが、まさか自分たちが不妊治療をしないと子どもを授かることが難しいとは想像もしていませんでした。赤ちゃんが欲しいと思ってから早いうちに検査や治療を受けたことで、必要な治療が受けられたのはよかったと思っています。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月25日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 最終話の今回は、誘発剤を飲みタイミングを計っためぐさんが、不安に耐えかねてフライング検査! 食あたり後、ついに妊娠検査薬。 過酷な状況を乗り越えてやってきてくれました!!排卵誘発剤を使用して、1度目のタイミングという想像もしていなかった順調さ。妊活開始から約1年ちょっとで妊娠となりました。 フライングもフライング(笑)。 検査薬というのは何を調べるのかというと、妊娠したら上昇するhCGというホルモンです。体内で濃度が上昇してくると尿中にそのホルモンが溢れてくるため、それを妊娠検査薬で測定します。 そしてもちろん、私もそうでしたが、みなさんが気になるのは“いつから検査薬が使えるのか”ですよね。 妊娠検査薬の“早期”のもの(生理予定日以降検査用)だと、hCGホルモンが尿中で25IU/l以上、普通のもの(生理予定日1週間以降検査用)だと尿中で50IU/l以上という濃度に達したときに陽性となります。では、いつ尿中でその濃度に達するのか。 実は尿中の25IU/lという数値を超えるのは、受精卵の着床後(妊娠2~3週ごろ・生理予定日の少し前)からと言われています。 そしてそこから一気に妊娠11〜12週ごろのピークの値へと近づくため、妊娠4週(生理予定の週)には、50IU/lを超えてきます。そのため早い人では、生理予定日を過ぎれば普通の検査薬でも陽性が出る可能性は、十分にあるということですね。ただ確実なのは生理予定日を1週間過ぎたころというわけです。 ということで、気になりすぎた私は、妊娠4週1日に普通の検査薬で検査しました。よかった、ちゃんと上がってて……。 その後、妊娠6〜7週ごろに産婦人科を受診し、無事に正常妊娠だと判断されました。こうして私は妊活を終え、無事に赤ちゃんを授かることができたのでした。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月10日筆者は不妊治療をして娘を授かりました。現在は第二子妊娠のために再び不妊治療中です。今、娘は幼稚園に通っていますが、入園前は一緒に病院へ連れて行っていました。そこで子連れでの不妊治療の経験を元に筆者が考えた「子どもを抱えながら不妊治療に通いやすい病院の条件」をご紹介します。 子どもを連れて行きやすい雰囲気かどうか子連れで不妊治療に通える病院かどうかというのは1人目の不妊治療では考えなくていいことですが、第二子以降の不妊治療では重要だと思います。他の患者さんへの配慮で子連れでの来院を断る病院もあると聞いたことがあり、筆者は最初の予約の際に電話で確認をしました。また、子連れでの通院が可能であっても、子どもが遊ぶスペースやおもちゃがないこともあります。混んでいる病院であれば数時間待つこともあるので、子どもが飽きない工夫は必要だと思います。 託児の施設が近くにあるかどうか筆者が不妊治療に通う病院には、すぐ近くに病院が運営している託児所があるのですごく助かりました。空いているときの診察や注射のみの場合はあまり時間がかからないので一緒に通院することも可能ですが、人工授精や検査などで時間がかかるときは預かってもらえる場所があるというのはすごく便利です。また、病院の診察のための託児であれば通常よりも安く預かってもらえるという制度であったため、金銭的にも非常に助かりました。 家から近いかどうかこれは一人目の不妊治療の際にも大切な条件かもしれません。人工授精や体外受精などをおこなう場合は、朝早く病院に行かなければならないこともあります。筆者が体外受精をおこなったときには、深夜に排卵を促す注射を打ちに行かなくてはならないこともありました。治療の内容によっても通院の頻度は違いますが、子どもがいる場合は特に準備に時間がかかるため、家から病院が近いと通院をすることのストレスは少なく済んでいます。 いつか生まれてきてくれるわが子のためにと思っても、不妊治療に通うのは肉体的にも精神的にも金銭的にも負担がかかります。少しでも通院することに対するストレスを減らすことができれば、治療に対するモチベーションの維持もしやすいと思いました。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年04月09日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 9話目の今回は、めぐさんが妊活中に友人とごはんに行き、まさかのアレになって大後悔したお話。 一緒に行った友人はまったく同じ物を食べていながら、なんともなかったみたいです。 もしかしたらもう妊娠期に入っていて、免疫が落ちているところだったのかなぁ(泣)。私キャンピロバクターに弱いんです……。(食当たりは通算3度目)※キャンピロバクター……食中毒の原因となる細菌の一種 ちょうど着床の時期(受精から7〜10日で着床)だったので、本当に妊娠検査薬で確かめる日まで不安でたまりませんでした……。 妊娠の可能性のある人は、生ものじゃなくても火の通りが甘いものもほんとダメですね! いつもは大丈夫でも免疫が落ちている状態なので、本当にかかりやすいです。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月09日一生懸命に婚活をしているとついつい陥ってしまう「落とし穴」があります。それは、「〇〇して欲しい」や「〇〇してくれる人が良い」という要求(PLEASE)の気持ちに捕らわれてしまうことです。もちろん人間なので好みがあるのは仕方ありません。しかし、婚活を頑張っていくうちに過剰な要求(PLEASE)が増えてしまっているなら注意が必要かも。過度な要求は運命の相手かもしれない男性を避けてしまうことにもなります。また、過剰な要求は相手の負担となるので、成婚への妨げになってしまうかもしれません。切り替え方法1. 相手にしてあげれることと求める条件を書き出す相手に要求してしまう気持ちになるのは、仕方の無いことです。しかし、相手に要求してばかりでは成婚に至ることは出来ません。まずは、自分が結婚した場合に相手にしてあげられる事やメリットを書き出してみましょう。それだけでも自分を客観的に見つめることが出来ます。次に、相手に求める条件も書き出してみましょう。そして、その理由なども明確にしていきましょう。そうして、書き出した2つを見比べることにより、過剰な要求になっているかを見極めることができます。切り替え方法2. マイナス評価をする前に一度考えてみる相手とのやり取りやデートを重ねているなかで、相手に対してマイナスだなと思う瞬間もあるでしょうが、それは仕方ありません。人間なので欠点は絶対にあるものです。例えば「優しい人」は「優柔不断な人」かもしれませんし、「決断力がある人」は「強引な人」かもしれません。ですので、短所を見付けてもマイナス評価をすぐにしてしまわずに、長所の裏返しではないか一度見直してみるようにしましょう。また、酒乱や浮気癖、金銭感覚の相違など致命的な欠点でなければ、その短所はあなたがフォローする事が可能なことなのかも考えてみましょう。フォローする事が可能であればそれはマイナス面ではありません。切り替え方法3. 一緒ならどんな食事でも楽しく出来るか確かめてみる高価な食事やお金を掛けた遊びは、お金を掛けた分だけ素敵に見えます。しかし、お金持ちがずっとお金持ちかどうかは誰にも分りません。そして、結婚はお金とするべきものではありません。絶対や確実なんてものはないからです。ですので、ファーストフードを一緒に食べても楽しいと思える人かどうかを確認してみるのが良いでしょう。そうすれば、苦労を一緒にしても生きていこうと考えることが出来るかどうか分るはずです。結婚はゴールじゃないと言うことは耳がタコになるくらい聞いていると思います。ですが、婚活を頑張れば頑張るほどに結婚相手への要求は無意識に高くなってしまいます。是非とも意識して「過剰な要求(PLEASE婚活)」から「与える婚活(GIVE婚活)」に切り替えていきましょう。
2019年04月08日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 8話目の今回は、めぐさんが妊活中に感じた“妊活あるある”をご紹介します。 あるあるじゃないかなと思っていますが、みなさんどうなのかな? ちなみに、私の妊娠超初期症状かなと思ったものは下腹部(恥骨のあたり)の張る痛み腰痛胸の張り頻尿でした。 しかし「これ妊娠な気がする!」と親に言っても「気のせいでしょ……」と相手にされず(笑)。 まぁ正直、生理前の兆候とほぼ一緒なので、なんとも言えないですよね! 実際妊娠していないときも、同じような症状あったし……。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月08日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 7話目の今回は、排卵誘発剤を飲み始めためぐさんが、タイミングをとるために奮闘します。 私の使っていた排卵チェッカーは、デジタル式のため黒か白かしかなく、排卵が近づいているのかどうかもわからずとっても不安でした(泣)。 ちなみに最後に陽性になった日は、朝と晩の2回検査しています(笑)。 排卵チェッカーは、脳から出る排卵を促すホルモンのピークを検査しているものです。そのため、排卵チェッカーが陽性になってから、24〜36時間の間に排卵する可能性が高いそうです。 ちなみに卵子の寿命は排卵後1日と考えられており、受精能力は排卵直後が最も高く、以降次第に低下していきます。精子の寿命は射精後2〜8日、受精能力は数時間〜24時間程度と言われています。 ということで、私たちは陽性になった日からタイミングをとりました。 著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月07日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 6話目の今回は、妊活で産婦人科に通い始めためぐさんが、処方された排卵誘発剤を飲むことになりました。 ということで、排卵誘発です。D5(月経開始から5日目)から「クロミッド」というお薬を使いました。 飲むことによる副作用はほとんどなく、まったく問題なかったのですが、その先のことを考えて不安になる私……(泣)。 幸いにも卵胞はすくすく成長していましたが、左右2個とも排卵準備OKの大きさにびっくり。クロミッドによる多胎妊娠(双子ちゃん以上)の可能性は、通常の人の4〜5倍のようです。(自然妊娠だと1%、内服していれば4〜5%) あとは排卵する信号がちゃんと出てくれるかという問題になりました。著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月06日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 5話目の今回は、翌月も月経周期が短く、高温期(高温相)がなかっためぐさんは、ついに産婦人科を受診。 私はもともと月経困難症のため、低用量ピルを内服していましたが「無排卵性の月経異常も伴っているだろう」と言われていました。 無排卵性の月経異常は、挙児希望のない場合はホルモン剤(ピル等)、挙児希望のある場合は排卵誘発をして治療を試みるようです。(産婦人科ガイドラインより)※挙児希望……出産を望むこと そのため、結婚して挙児希望になった私は、排卵誘発をすることになったのです。著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月05日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 4話目の今回は、排卵をしているかどうか不安だっためぐさんは、排卵チェッカーを購入しましたが、突如、体にある変化が……? この時点で妊活を始めて9カ月です。通常であれば月経周期は28〜30日であることが多く、高温期(高温相)は10日以上です。 私は月経周期がとにかく長かったので、タイミングもなかなかとれず、産婦人科受診をする前にと排卵チェッカーを買ったところで、月経周期が極端に短くなりました……。 とはいえ、ひと月だけであれば、ストレスなどの外的要因のためかもしれないと思い、この時点ではまだ産婦人科受診しておりません。 ただ、排卵してないのは確実だろうなぁと思っていました。妊娠ってしたいと思ったときに、すぐできるものじゃないんだなぁと、このときにつくづく実感しました。 著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月04日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 3話目の今回は、基礎体温を測り始めためぐさん、なるべく正しく測るために夫に協力してもらうことに。 これだとまったく動かなくてよかったので(笑)。 しかし、前日に飲み会とかだと、体温は全然あてになりませんでしたね。夜更かししたりしてもなかなかでした。 低温期(低温相)のときにすごく高温の日があったり、逆に高温期(高温相)のときに低温の日があったり。 でもしばらく計測していると「ここは測定失敗したな」という日がわかるようになってきました。 最初の数カ月は慣れなくて、正しく測れているか不安でしたが、だんだんと慣れてきますよ。 著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月03日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 2話目の今回は、「まずは基礎体温をつけなきゃ!」と、基礎体温計を買っためぐさんですが……? 本当にお恥ずかしい……。 しかし基礎体温は、本当に悩み多き分野ですよね。とにかく、ちゃんと測るのが難しい。慣れるまで少し時間がかかるので、妊活しようと思う前から始めていてもいいんじゃないかなぁと個人的に思います。自分の健康状態の確認にもなりますし。著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月02日2018年2月生まれの男の子を育てる母であり、内科医として働くめぐさん。ブログ「なんちゃって女医の育児日記」のなかから、妊活日記をお届けします! 1話目の今回は、もともと月経困難症だっためぐさんが妊活を始めたきっかけについて。 ここから、妊活開始です。 私は4年ほど低用量ピルを内服していたので、妊娠もしなければ、自分の排卵能力もわからず、突如、不安になりました。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター めぐ2018年2月生まれの男児育児中の一児の母。内科医として日々働きつつ、Instagram・ブログで育児絵日記を掲載中。
2019年04月01日婚活パーティーで出会って結婚した幸せなカップルもいれば、「やっぱり婚活パーティーでは、出会いがない」と嘆く人もいます。この違いは一体なんでしょうか。婚活パーティーで運命の相手を見つけている人は、何か特別なことをしているのでしょうか? そこで今回は、婚活パーティーで成功する方法についてご紹介します。婚活パーティーで成功するためのポイント婚活パーティーとは、結婚したい男女が集まって相手を見つけるためのパーティのことです。婚活パーティーと一言で言っても、さまざまな形式があります。少人数制のパーティや、趣味やライフスタイルの合う人達が集まるパーティやバスツアーなどもあります。しかしどんなスタイルの婚活パーティーでも、成功する秘訣のポイントは共通しています。(1) 外見ばかり重要視しない人は外見じゃない!とはいうものの、最初に飛び込んでくるのは外見です。自分が好きなファッションだったりお洒落な人には、やはり目がとまります。ファッションセンスがよい人を見つけるのではなく、そこそこ外れていない人を選ぶとよいでしょう。つまり、とびっきりおしゃれではないけれど、ダサくもない人です。お洒落が好きな人は、自分の好みをはっきりと持っているため、洋服代がそれなりに掛かります。自分が選んだ服を喜んで着てくれるような相手が良いのです。つまり普通のファッションをしている男性を選びましょう。(2) プロフィールカードの記入ほとんどの婚活パーティーでは、プロフィールカードの記入を求められます。相手に自分がどういう女性であるのかを簡単に見てもらうための履歴書のようなものです。ここでは、丁寧な字で嘘は書かないでおきましょう。見栄を張って偽った情報を書いて、それがバレてしまったとき相手に悪い印象を与えてしまいます。またネガティブな印象を与える情報は書かないでおきましょう。例えば「好きなタイプ」の項目に「〇〇を許してくれる人」などです。これでは、相手と話し合う余地がないと思われてしまいます。(3) ファッション先ほど外見ばかりを重要視しないと書きましたが、女性のファッションの場合は違います。男性は自分のファッションセンスはさておき、女性の外見はかなり鋭く見ています。また一般的に男性は、最近の流行りのファッションよりも女性らしい清楚なファッションスタイルを好みます。パンツスタイルよりも、可愛らしいスカートやワンピースなどがおすすめです。そして、ここでは肌の露出は控えましょう。婚活パーティーで男性からモテるポイント婚活パーティーで出会う人は、当然初対面となります。よって、第一印象はとても大切ですが、それだけでは選ばれることはありません。婚活パーティーにはさまざまなスタイルがありますが、ほとんどの場合「フリータイム」と呼ばれる、気になった人と自由に話ができる時間があります。男性から「話してみたい!」と思われる女性には特徴があります。それは一体何でしょう。(1) 笑顔で男性をドキドキさせる男性をドキドキさせるというのは、セクシーな服で肌を露出させてドキドキさせることではありません。女性らしい優しい笑顔や可愛らしい仕草などで男性をドキドキさせることです。男性も結婚パートナを探しにきていますから、当然家庭を築きたいと思っているはずです。笑顔が素敵な女性には自然に弾かれていきます。鏡を見て笑顔の練習をしておきましょう。(2) 自立していることのアピール婚活パーティーの目的は結婚相手を見つけることですが、「結婚=相手に依存できること」と考えている女性は、男性からパートナとして選ばれることはないでしょう。結婚して家庭を持つとマイホームや子育てなどでお金がかかるということは誰もが知っています。そんなとき、女性も自立をして仕事をもっていることをアピールすれば、経済的に安定するだろうと男性は考えます。ここでいう「自立」とは、一人で生きていける強い女性ではなく、将来なにかあったときに夫婦で一緒に乗り越えていける強さを持っている頼りになる女性のことです。(3) 相手の話を聞きつつも自分のアピールをする一般的に女性は男性よりおしゃべりです。トークタイムの時に、自分のことばかりペラペラ喋る女性よりも、自分のことに興味をもって聞いてくれる女性に男性は好感を持ちます。また相手の話を聞くときは、しっかりと相手の目を見て、口角を上げながら、笑顔でうなずくと良いでしょう。自分の条件に合わない人でも、無愛想にせず、笑顔で接しましょう。男性は気に入った女性がいると、何気ない仕草などもしっかりとチェックしています。気を抜かないようにしましょう。婚活パーティーはさまざまなタイプの男性と出会える絶好のチャンスです。たった1回で運命の相手に出会う人もいれば、何回も参加する人もいるでしょう。何回も参加していると、嫌になるかもしれませんが、外に出て参加しなければ、運命の相手に出会えるチャンスは減る一方です。参加していくうちに、希望する男性像も変わってくるかもしれませんし、女性らしい仕草が自然と身について魅力的な女性になることでしょう。あなたが魅力的な女性になれば、自然に男性はあなたに魅了されていくのです。
2019年03月31日今は、“妊活”に励んでいる夫婦も多いですよね。広く浸透し始めていると言っても、まだまだ知識不足の人もたくさんいます。特に男性は、勘違いしていることも多いよう。そこで今回は、“夫に妊活を相談したときのぶっ飛び発言”というテーマで女性たちに聞いた話をご紹介します。文・塚田牧夫「夏が終わるまで待って欲しい」「結婚して六年。なかなか子どもができないでいたので、あるとき夫に相談。妊活を提案してみたんですね。すると夫の顔が険しくなりました。そして、“夏が終わるまで待って欲しい”と言うんです。そのとき、まだ五月。始めるなら早いほうがいいし、理由を尋ねたんです。すると、“暑いから”だと……。夫は太っていて、とにかく暑がり。夏はものすごく苦手で、“そんなときに毎日セックスなんてできない”って言うんです。どうやら、妊活というものが分かっていない……。夫は、とにかく毎日セックスするなど、回数を増やすものだと思っていたみたい」コトミ(仮名)/35歳「人にセックス見せたくねぇよ」「子どもが欲しいとはずっと思っていました。とはいえ、結婚してまだ三年で、そこまで焦ってはいなかったんですね。夫に相談しても、“天からの授かりものだから”と積極的ではありませんでした。そこで一応、妊活の話をしてみたんです。すると、顔を歪めて、“人にセックスを見せたくねぇよ”って言うんです。何をどう勘違いしたのか……。話を聞いたら、医者にセックスを見せてアドバイスをもらうと思っていたよう。そんなわけない……。きっと、変なAVでも見たんでしょうね」リョウカ(仮名)/32歳「セックスは自由にしたい派なんだ」「三十五歳になり、そろそろ真剣に子どものことを考えなくてはいけない年齢になりました。そこで、夫に妊活について話してみたんですね。あまり知識がないようだったので、知っている限りで説明しました。最初は、タイミング法という方法から始めると伝えました。お医者さんのアドバイスをもとに、できる確率の高い日を狙って、性行為をするのだと。すると夫は、“指定されるのか……”と不服そうに言いました。さらに、“俺はセックスは自由にしたい派なんだ”と言うんです。って、みんそうだよ!それを乗り越えてみんな頑張ってるんだよ……と訴えたけど、あまり響いていないようでした」エリナ(仮名)/35歳“妻が夫に妊活を相談したときのぶっ飛び発言”をご紹介しました。妊活はひとりでやるものではありません。夫婦で力を合わせて取り組むもの。少しでも成功率を上げられるよう、しっかりとした知識を身に付けておきたいところですね。© Photographee.eu / shutterstock© Dmytro Zinkevych / shutterstock© MinDof / shutterstock
2019年03月17日こんにちは。ぶーこの母です。皆さんは妊活前に、夫婦で話し合いをしましたか?我が家は、結婚式が終わってから妊活をしようと決めていたので、式が終わったタイミングで妊活をスタートしました。その際に色々と話し合いをしたので、今回はどんなことを話したのかご紹介します。ざっと妊娠の仕組み解説からスタート!え!?そんなとこから!?っと思ったあなた!そうです。こんなとこからスタートしました。笑妊娠に至るまでの仕組みって、案外知らない男の人も多いようで・・。オットもその1人だったので、我が家はここからスタートしました。詳しく説明しても頭に入らないそうなので、大事なとこだけ簡単に説明するのがポイントです。人数や出産後のこと妊活中お互いフルタイムで働いていたので、出産後の私の仕事はどうするか話し合いました。また、子供は何人欲しいか、出産したらしばらくは実家に帰ったほうが良いかなど、おもに出産した後についてのお話をしました。しかし・・・妊活をはじめて半年、まわりの友達はどんどん妊娠していく中、我が家はまだ授かることができずにおりました。そこでまた話し合ったことは・・・。どのくらいできなかったら病院へいくかもしこのまま授かる事ができなければ、どちらかに何か原因があるのでは・・?と不安になり、病院で診てもらおうということに。経験豊富な頼れる先輩に相談し、オットの意見も尊重しながら、あと半年頑張ってもダメなら病院へ行こう!となりました。どのステップまでいくか我が家の場合は、第1段階のタイミング法、それから人工受精までは考えていましたが、現段階ではそれ以上は考えておりませんでした。その時になれば、また改めて考え話し合うということに。色々と不安もありましたが、なるべく明るく、大丈夫きっとできる!とプラスに考えながら話すようにしました。先を見据えた話し合いでお互いを知る!我が家の場合ですが、こうして話し合いをすることによって、お互いの妊活に対する思いを知る事ができ「私はこうしたいのに!」というストレスを最小限にする事ができました。また、先を見据えた計画を立てることで安心して妊活に挑むことができたような気がします。●ライター/ぶーこ
2019年02月13日いよいよ妊婦さんとしての日々が始まり、出産の日を迎えたこてつさん。最後に改めて、3年間の治療を振り返って感じたことを綴っています。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。最終回です。妊娠から出産までの日々2009年7月20日。干し梅のような姿だった透明の卵が、人間の赤ちゃんとしてこの世に現れました。4回目の移植で妊娠した私は、不妊治療中にもそうであったように、ネット検索魔に変身。妊娠中にとったほうがいいサプリメント、カフェインはどこまで摂取していいのか、おすすめ食材・おすすめしない食材、体重の増加について怒られないようにする方法(笑)、妊娠線の出ない方法、安産のためにやらねばならない運動など、ありとあらゆる方法を調べました。コーヒーを飲み過ぎではととがめるオットと険悪な雰囲気になったり、栄養士さんの話を聞いてから昆布やいりこでだしをとるようになったり、黒酢たくさん飲んだりしました。安産のためにとにかく歩こう! と愛犬と一緒に散歩しまくり、10km近く歩く日もありました。頭でっかち、おなかでっかちな妊婦になりました(笑)。 妊娠5カ月になってから周囲の人には伝えました。それまでは「何があるかは分からないから」とずっと秘密にしていました。マイナートラブルはあるものの妊娠経過は順調。力を合わせて産道をくぐり抜け、産声をあげる我が子と対面することを何度も想像し、安産に向けて毎日毎日歩きました。出産予定日。うんともすんともいいません。そのまま予定日を1週間超過しようかというとき陣痛がきました。陣痛は進みが遅く、徐々にひどくなる痛みに2日間耐え抜きました。子宮口がやっと全開近くになり、最後は先生におなかを押さえつけられながらいきんだものの…生めませんでした。不妊治療(特に体外受精・顕微授精など)で妊娠した子は「貴重児」と呼ばれていました。万が一のことがあったとき次の妊娠が難しい、妊娠するまでにかなりの労力を費やしている、という理由からそう呼ばれるようです。そのほか、不育症であった、流産・死産の経験がある、なども貴重児と分類されるとのこと。初めから帝王切開をすすめられるケースもあったと聞いています。バースプランを決めるとき、なるべく普通分娩で生みたいと言いました。さんざん人工的な不妊治療をしてきたのだから、出産くらいは自然な形で普通に生みたいと思っていました。だけど、自然に生むことが普通? 治療中も初めは「できれば自然に」と考えていました。自然=普通? なんで普通になりたいんだろう、私。…普通って、なんだっけ? 数人がかりでサポートされながらいきんだ後、帝王切開を提案されました。「せっかく不妊治療してまで授かった命だからこそ、最後の最後でリスクを背負うことはないよ」。先生が言いました。このまま頑張れば普通分娩で生めるかもしれないけれど、万が一のために帝王切開で安全に取り出したほうがいいとのことでした。手術が決まるとあれよあれよと準備が進み、私は手術台の上で張りつけの状態に。始まって数分、泣き声が聞こえました。「へその緒が2重巻きで回旋異常だったよ。だから出てこられなかったんだねぇ」と先生。あー、そうだったんだ~。帝王切開でよかった…無事でよかった…。出産くらいは普通がいい。そう思っていた気持ちはなくなっていました。(この後しばらくして、「おっぱいくらいは普通にあげたい!」となるのですが…こりない私。苦笑)視線の先に、助産師さんに体を拭かれながら泣きじゃくる声と我が子の足が見えました。まだ手術台に張りつけにされたままの私の手に頭が触れるよう、計測等をすませた赤ちゃんを連れてきてくれました。その頭は、まだシットリ湿っていました。「久しぶり~」心の中で声をかけました。なぜ「久しぶり」かというと、0.1mmの受精卵以来の再会だったから。こうして私の不妊治療は幕を閉じました。自分の中のさまざまな気持ちに苦悩し、はいつくばって進むような日々。夫婦で本音をぶつけ、泣いたり、笑ったりした日々。いろいろなことを知り、いろいろなことを感じました。女性として生む・生まないを真剣に考えること。子どもがいることだけで幸せか不幸せかは決まらないこと。自分の体を知ること。家族の体を知ること。心と体はつながっていること。妊娠は思い通りにならないこと。自分の気持ちを奮起させて挑戦すること。失敗が続くとどんどん落ち込むこと。周囲の何気ない一言に疲弊すること。人の感じ方は自分の感じ方と違うこと。赤ちゃんはキラキラしていること。他人を妬む私がいること。平静を装う私がいること。他人のことは他人のことだと割り切ること。流れに身をまかせること。命が止まること。悲しみは他人と比べるものではないこと。夫婦にとって一番大切なこと。自分の心を掘り下げてみること。自分を認めてあげること。想像力を持って思いやる心、人も自分も大切にする生き方。3年間の不妊治療の体験を通して知りました。はっきりと思います。私には必要なプロセスだったと。そして時々、妄想します。不妊治療に挑んだけれど、結局子どもを持たなかった私の人生を。その人生を生きている私も、きっと幸せであるだろうと。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年01月23日陽性判定が出て、妊娠が判明。悪阻も始まり、正式に不妊治療クリニックを卒業する日を迎えました。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。初めて見る赤ちゃんの心拍4回目の移植で陽性判定をもらい、3日後再受診しました。HCG(※)=394。※=ヒト絨毛性ゴナドトロピン。妊娠中に産生されるホルモン。前回の78より増えているので、とりあえず安心とのことです。ネットでいろいろ検索していたので、この数値だと双子ちゃんではないだろうなぁと分かりました。2個移植したのだから、両方とも育ってほしかったのが本音でしたが。さらに1週間後、超音波で胎嚢の確認をしました。胎嚢はしっかりと映っていました。胎嚢の中にペコペコ動くものあり。 心拍でした。 初めて見る心拍に「ほ~、これが…」と感心します。 少し前から悪阻も始まっていました。 ずっと船酔いのような感じです。 匂いにも敏感になりました。ネギ、玉ねぎなどの匂いがダメでした。 あと、口臭が…。オット&愛犬の口臭に毎回「ウッ」。 隣で寝ていると、寝息がこちらまで漂ってきて「ウッ」。 オットは悲しそうでした。心拍を確認してから1週間後、8週目の診察へ。 頭と体の区別がついていました。 体の丸いポチポチは手足だと説明されました。 芋虫みたいだったのに、人間らしくなってきたね。 身長1.65cm。 軽くなったと思った悪阻はなかなか完全にはなくならず、たまに横になることもありました。 出産予定日が決定。そして初めての母子手帳数日後、出血があり、心配になって受診するも、子宮内に血の塊が残っているのが原因とのことで、赤ちゃんもしっかり見えているし、大丈夫と言われ安心しました。前回とそんなに変わっていませんでしたが、今回は見ているときに動きました(!)。首をカクカクっと左右に振っていました。ベテランお笑い芸人さんのモノマネのような感じ(笑)。おいおい、動くとちょっとかわいいじゃないか。9週の診察。身長2.62cm。順調とのことで、今日は背骨が見えました。 内診後、ドクターが「7月12日だね」と言いました。 とうとう出産予定日が決まりました。「今週中に生む病院を決めて、来週予定している10週の診察後、転院しましょう」と提案されました。 「転院までに母子手帳をもらっておいてください」とも言われました。 …スゴイ。 ここまで来ました。 自分が母子手帳を持つなんて。 オットに母子手帳をもらえると伝えると「そっか~、そうなのか~」と感慨深げです。 自分たちの生活に縁のなかった事が次々とやってきます。 浮かれるというより、なんということだ…という気持ちでいっぱいです。 10週目の診察。これをクリアすると、不妊治療クリニックは卒業です。ドキドキしながら内診へ向かいます。赤ちゃんは、手をバタバタさせながら元気に動いていました。指を確認しました。マンガみたいな短い指。「今日でおしまいです、お疲れさまでした」とドクター。最後にしてはあっけない終わり方です。待合室でオットに報告メールを打ちます。「順調だったよ。とうとう卒業だよ。」と打とうとしたら、「とうとう」のところで急に胸がつまって涙が出そうになりました。必死に我慢しました。3年という月日が長いのか短いのか、よく分かりません。しかし、この3年間、夫婦でさまざまな感情を持ち寄って、話し合い、ぶつかり合い、理解し合ってきたことは事実です。失敗するたびに凹み、考え、立ち上がり、また挑んだことも事実。自分で自分の気持ちをこんなにも深く考えた出来事はこれまでの人生にありませんでした。私は、私をほめようと思います。まだまだ先は長いけれど、とりあえず卒業おめでとう。よく頑張ったぞ、私(…と、オット。笑)。 3年通った不妊治療クリニックを卒業しました。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年01月09日3回目の受精卵移植失敗の後、心理カウンセリングを受けたことにより、新たな心持ちになれたこてつさん。4回目の移植に臨みました。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。4回目の受精卵移植を行いましたカウンセリングを受けた後日、4回目の移植をしました。前回のように管が子宮に入らないなどのトラブルはなく、スムーズに終わりました。今回も2個移植で、受精卵(1)はグレードBB、受精卵(2)は「収縮中」。当時、担当してくださった培養士さん曰く、胚盤胞は収縮と拡張を繰り返しながら大きくなっていくとのこと。収縮したまま移植した卵は、時間がたてば普通の卵と同じようになるかもしれないし、ならないかもしれない。すでに移植して子宮の中なので見ることはできない、などの説明を受けました。そっか~…。残りの凍結卵は1回分です。それは今回のものよりも状態は良くないとのこと。グレードは関係ないというけれど、やっぱり気にしてしまいます。とりあえず、今回のものが着床してくれるよう、今は卵の持つ力を信じよう。その後、黄体補充の注射をして帰宅しました。4回目ともなると心穏やかに…待てるわけもなく、そわそわしながら迎えた判定日前日。夕方に出血しました。少量でしたが、見た瞬間ガーンとなって、冷静ではいられなくなりました。またか。なんで私だけ。そんな思いがグルグルと頭の中をかけめぐります。油断すると涙が出そうになりました。腹痛もありました。生理痛とにている痛み…。今までの移植でホルモン補充をやめる前にリセットすることは一度もなかったので、心の準備もできていませんでした。飲み会だったオットが帰ってきて、出血があったことを説明したら我慢できなくなって涙が出ました。そのまま翌朝になり、重い気持ちでクリニックへ。診察室に呼ばれ、ドクターから妊娠判定の結果が言い渡されました。 結果は「陽性」。え? 前日、リセットと思って泣いたはずが…。…そうか、よくよく考えたら着床出血とも考えられるんだよね。陰性続きで、まさか自分が妊娠するとは考えられずパニックになってしまい、その可能性を微塵も思い出しませんでした…(苦笑)。すっかり出血は生理だと思っていたオットも「ええっ!!」とビックリしていました(笑)。出血はこの時期よくあることだそうです。HCG(※)=78。まだ胎嚢すら見えません。次回は3日後、HCGがググっと上がっていなければなりませんが、今の時期はどうなるにしても卵の力次第。再び、妊娠しました。自分の中では、喜びもあるし、戸惑い・ためらいもあります。それは、妊娠で得るものもあるけれど、失うものもあるから。カウンセリングで教えてもらえていたので穏やかに受け止められました。どっちも自分の本当の気持ち。でも、それでいいんだよね。それが今の私。I'm OK. I'm OK.※=ヒト絨毛性ゴナドトロピン。妊娠中にのみ産生されるホルモン。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年12月26日3回目の受精卵移植失敗後、心理カウンセリングを受けたこてつさん。深い自己分析をすることで、治療に対する意識にも新たな発見があったようです。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。心理カウンセリングで見えてきた「自分の本音」前回のカウンセリングの続きです。姉弟間の関係で、両親から「必要とされていない感」をずっと感じていた私…。 高校での部活の話もしました。私はキャプテンでしたが、監督は厳しく、何かあると「お前にその資格はない!」とすぐにキャプテンを交代させられました。しかも私は上手いほうではなく、キャプテンなのに補欠というポジション。プレイが上手くないうえに、部員を力強く引っ張ることもできず、「監督は別の人に本当はキャプテンになってほしいんだろうな…」と、劣等感と自分が必要とされていない感を強く感じていました。実際、両親や監督がそんな風に思っていたわけではないのかもしれません。でも、私の受け取り方はそうであったことは事実。ずっと自分を必要としてくれる人、愛情に飢えていたのかもしれません。そんな中、オットに出会いました。年が一回りも離れたオットに対して、私はとても安心感を持ちました。自分に自信がないから、同年代と付き合うことはありませんでした。「若い」分、捨てられないはずという歪んだ考えがあったのです。愛情に飢えていた分、オットと出会ったことで今までの人生を『生き直して』いるのかもしれませんね、と心理士さんが言いました。だから、すごく2人の生活が幸せで、満足している。そんな中に、「赤ちゃん」という存在がやってきたら? オットはその子をとても愛するだろう。そしたら私は? 私の幸せな生活が壊れてしまう? せっかく私を必要としてくれる人が現れたのに…。…心理士さんは教えてくれました。妊娠することで喜びや希望を得る反面、失うものもある、と。それは、2人の楽しい生活だったり、経済的な余裕であったり、好きに人生を謳歌できる自由であったり。それを「喪失」と言うのだそう。「喪失」という言葉は「毎周期、妊娠できなかったときに感じる気持ち」としても以前学んでいました。でも、妊娠した場合も、喪失を感じるとは…。だから私は妊娠できたとき、激しく動揺し、怖かったのかもしれません。だから私は子どもを強く求めないのかもしれません。心理士さんから言わせれば、私が生まれて育ってきた環境を考えると、そういった思考になることは当たり前のことであるとのこと。妊娠して流産して、気付くことができたことは、かえって良かったのかもしれないと。ずっと、嫌われないように、丸く収まるように、気付かないうちに自分を犠牲にしてきたことも多かったのでは?あなたは他人にはOKを出すけど、自分自身にはOKを出さない人。他人にNOを出すことに罪悪感を感じる人なのでは? と聞かれました。本当にその通りです。だからイヤなことがあっても「でも、これがあるからいいか~」と、別の良い面でカバーしてイヤなことを放置してしまう。 イヤなことはイヤだなと感じることも必要。「○○がイヤだ~っ!」と思っていいんですよ、そこに罪悪感を感じる必要はないんですよ、と心理士さんは続けます。 良い面でイヤな面を隠すことは、見えなくなるだけで結局解決してはいないのです。争い事は嫌い。だから少しくらい自分が不満でも丸く収まるほうがいい。そうやって首尾よく生きてきたのに、不妊治療を始めたときに、頭では分かっているのに、心がついていかなかったのでしょう。初めて「なんだかイヤだな」とモヤッと思い、そこから矛盾を感じました。 「この時点で気付けたことは幸いだった。OKだった」と言われました。今後どうしていけばいいかには、まず自分をほめましょう。自分にOKを出しましょう、と。思考をプラスに変えていくことは、とても大事だと気づかされました。自分でも薄々感じていましたが、私はかなりのマイナス思考らしいです。それを隠したいので、反動でおちゃらけているのです、いつも。寝る前に、今日1日を振り返り、あんなことをした、これができた、OK! OK! よくやった自分! と、ほめることから始めてみてはと提案されました。寝る前に1日を振り返るのは私の癖です。けれども、今までは振り返って「あぁ言わなきゃよかった~」とか「あの行動はまずかったな…」など反省と後悔ばかりしていました。まったく真逆のことをしていたようです…(苦笑)。自分で自分にOKを出す。これまで30年間、マイナス思考で生きてきているから、案外難しい…。でも、過去と他人は変えられないけれど、自分は変えられるのだ…。それから「矛盾していると感じたままの治療には、旦那さんを理由にしてもいいんですよ」と言われました。「オットが欲しがっているから」と旦那さんのせいにしちゃえばいいんですよ、と。今まで私は、それは責任転嫁・罪悪だと感じていたのです。そっか、そういう理由があってもいいのか…。心にストンと落ちるものを感じました。40分の予定が結局、1時間30分くらい話しました。話しているうちにモヤッと感じていることが形になってきて、自分というものが少し理解できて、カウンセリングを受けてすごく良かったと思いました。心理士さんは、最終的に「今日は悩みはないんだけど~」と世間話に来てくれるのが理想。とおっしゃっていました。人に話すことって大事なんだなあとすごく感じました。このカウンセリングのおかげで、これまでとは少し違った心持ちで4回目の移植を受けられそうな気がしました。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年12月12日婚活は最初のうちはワクワクして楽しいものです。でも何カ月たっても何の結果も出ない様なら・・・・「疲れた・・・」「もうパーティ行くのもだるい・・・」「サイトを見る気がしない・・・」ということになってきます。どうしたら婚活疲れを改善できるのか?なぜ婚活疲れはおこるのか?詳しく見ていきましょう!1. 婚活疲れはなぜ起こる?(1) 慣れないことをしている婚活はズバリ「就職活動」と同じです。覚えていませんか?慣れないスーツ、慣れないヒールの靴を履いて、企業を回って笑顔で質問に答えて・・断られても何がいけないのか解らないし、また1からやり直し・・・・。就職活動は疲れてへとへとになりましたよね?それを同じことをしているのです。たった一人、自分を受け入れてくれる人(会社)を探して、様々な人に会う・・・・。就職活動はダメでも、まだ「仕事が合わなかったな」「英語できないから」という逃げもありますが、婚活は「自分の何がダメだったのかわからない」ことも多く、女性としての何かを否定された様にも思えます。だから疲れるのですね。(2) しんどくなるのは当たり前人間は初めて会った人と話すことは緊張するものです。ましてや異性で、人生をかけているとなると・・・緊張するのは当たり前です。これを毎週、月に何回もするのですから、疲れて当然ですね。それを毎週末、何人かとやる、会うだけではありません。会う以外にもメールのやり取り、紹介書を読んだり・・・・。短期間で終わることが出来たらいいのですが、うまくいかない時期が長引いてくると、気持ちも落ち込みますし、面倒になってきます。この辺りも就職活動と同じなのです。2. 婚活疲れの改善法(1) 思い切って休む婚活がうまくいかなくて、疲れを感じた場合・・・・とにかくいったん休みましょう。結婚相談所でも「休会制度」というものを、設けているところは沢山あります。それほど婚活はエネルギーがいることなのです。婚活アプリでデートをする場合でも、1カ月にデートする人数は、3人までが適度な人数だと言われています。それ以上になると、自分でも話した内容、相手の情報を覚えられないし、わけがわからなくなってくるそうです。そうなってくると相手からも「なんだよこの人」と思われて、うまくいかなくなってくる・・・余計に疲れる・・・こんな悪循環になっていきます。疲れを感じるようになったら、とにかくペースをダウンして、「出会いを育てていく」ようにしましょう。(2) たまには違う方法を「自分にはこれがいいから」と、同じ婚活手段ばかりやっていませんか?同じ手段ばかりやっているとライン作業と同じで、飽きてきてしまいます。しまいにはデートが仕事みたいになってきて、機械的に週末誰かに会う・・・そんなことではまたうまくいきません。婚活アプリをやって疲れたらパーティに行ってみる、紹介ばかりで疲れてきたらバスツアーのような気軽な婚活をやってみるなどいつもとは全く違う婚活手段をやってみることも良い気分転換になります。3. 婚活ノートのススメ婚活ノート?聞いたことありませんよね。ただ単に「自分が出会った記録を取ったノート」なのですが、婚活疲れを防ぐことに絶大の力を発揮してくれます。(1) 自分の振り返りが出来る婚活疲れの主な原因は、「自分がいまどこにいるのかわからないこと」「どの方向に向かえばいいのかわからなくなっていること」が原因です。それを婚活ノートは防いでくれます。出会った人の記録、どんな気持ちだったか、着てた洋服、何を話したか・・・などノートにメモしていけばこんなことが見えてきます。「いつも相手が話を聞いてくれないから嫌だという理由で断っているな・・・ちょっとおとなしい目の男の人を選んでみようかな」「このファッションは男の人受けするみたい。デートの勝負服にしよう」こうして婚活を確実に進歩させていくことができて、月にどのくらいのペースで会えば疲れないのかも分かってきますよ。(2) ご縁をつなげることが出来る婚活アプリで婚活を続けていると、たくさんの人と出会い離れていきます。急に以前やり取りしたり、デートした人から連絡が来ることもとうぜんあります。そんな時はついこうなりがちです。「この人、だれ????お花見した人だったっけ?いやいや、水族館・・・・それより何の仕事してたっけ???」でもきちんと記録をとっていたら、「○○さんお久しぶりですね!前に行ったイタリアンおいしかったですね。××プロジェクトはその後うまくいきましたか?」その後の展開がまったく違ってきますよね。ご縁をつなげるためにも、婚活ノートは有効なのです。4. まとめ婚活疲れは誰しも起こる事。婚活をした7割の人が疲れを感じたことがあるというデータもあるくらいですから、当たり前のことなんですね。疲れながら婚活を続けても当然うまくいきません。そんな時は休むか、ちゃんとノートをつけておいて、婚活疲れを感じないように自分のペースで結婚まで走り切りましょう!written by 婚活小町
2018年12月09日3回目の受精卵移植が失敗。回を重ねるごとに気持ちが凹む。そこで、心理士さんにカウンセリングを受けたこてつさん。そこで納得のいく分析をしてもらい…。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。心理カウンセリングを受けました3回目の受精卵移植が失敗に終わってから3日後。生理がきました。4回目の移植に向けて始動です。子宮内膜をふかふかにすべく、内服薬を飲み始めます。めそめそしている暇もない(苦笑)。でも、それくらいがちょうどいいかな…。前回の卵も「いい卵」と言われていました。その前も。その前も。子宮内膜も問題なく厚くなりました。それなのに、どうして上手くいかないのか。まだ3回しか移植していないのに、そんなことを考えるのは気が早いのでしょうか。1度は着床しているわけだし、回数をこなすしかないのかな。人工授精のときもそうだったけれど、回を重ねるごとに凹み方が激しくなります。この頃、心理士によるカウンセリングを受けました。病院と提携した先生だけど、希望がない限りクリニックには内容を伝えないとのことでした。40代くらいの女性の心理士さんでした。悩みというわけではないけれど…と自分の今の気持ちをポツポツと話しました。…なぜ自分が子どもが欲しいのか理由がないまま、すごく欲しいと思えないのに治療に通っている、それは矛盾しているのではと思う。前回、妊娠できたときにヤッタ! というよりどうしよう…という動揺の気持ちが大きかった。結局流産して、とても悲しい気持ち。欲しくないわけではない、生まれたらきっとかわいい。子どもを求める気持ちが100%ないのは、夫婦2人でも充分楽しいのに、その生活を否定するような気がするのかもしれないと思っている…。などなど、会話を挟みながら話しました。心理士の先生はそれを聞きながら、「今まで達成感を感じたことがないのでは?」と私に聞きました。たしかに、それはありました。成功したことでも何かしら後悔・反省点を見つけて、いつまでもマイナスな方にウジウジ考え続けるタイプです…自分に設定するハードルが高いのか、低いはずなのに高く見えてしまっているのか、どちらにしろ自分を過小評価してしまうところがあるようですねぇと先生。それを言われて、それなら思い当たることがあると自分の家庭環境を話しました。私は、姉・姉・私・弟の4姉弟です。両親は男児を切望していて、男の子が生まれるまで生み続けるつもりだったと冗談交じりに聞いたことがあります。加えて姉から、弟が生まれたとき母は泣いて喜んでいた、と聞きました。「あれ? じゃあ三女の私って残念な子…? ハズレだった?」 ずっとそんな気持ちを心の中に持っていました。「必要とされていない感」をすごく感じていました(だいぶ後に、そうではなかったと誤解は解けましたが)。それを聞くと先生は納得したようで、「きょうだい葛藤」という言葉を教えてくれました。生まれたポジションによって感じる私のような気持ちを、そう呼ぶのだそうです。長子は長子なりに、末子は末子なりに、間の子は間の子なりに、いろいろな葛藤があるそうです。長子は初めての子だからかわいがられる、末子はやはり一番小さいからかわいい。そんな中、中間子は、親になんとか注目されようと目立ちたがり屋だったり、変な子と言われるタイプが多いとのこと。当たっています(笑)。そして、よっぽど秀でた才能(一般的に認められる、勉強やスポーツなど)がない場合、「褒められた」と感じることが少ないそうです。カウンセリングは続きます。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年11月28日