明治学院大学国際平和研究所(PRIME)は、2024年3月16日(土)に公開研究会「関東大震災時の朝鮮人虐殺、新資料から読み解く~姜徳相・山本すみ子共編『神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料』をめぐって~」を開催いたします。公開研究会ポスター■開催背景関東大震災発生から100年を迎えた昨年、震災時の朝鮮人虐殺に関する資料集『神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料』(姜徳相・山本すみ子編、三一書房)が刊行されました。この資料集には、虐殺への軍隊の関与を示す「神奈川方面警備部隊法務部日誌」や自警団に関する報告、横浜の虐殺に関する証言集に加えて、朝鮮史研究者である故・姜徳相氏が古書店より入手した新発見の文書「震災に伴う朝鮮人並びに支那人に関する犯罪及び保護状況その他調査の件」が収録されています。この文書は神奈川県知事が内務省警保局長にあてた報告書とみられ、神奈川県内で起きた59件の朝鮮人殺傷事件の概要等が記載されています。神奈川県内の朝鮮人被虐殺者は2名、横浜では0名とする震災直後の政府発表を覆す内容が含まれていることから、新聞をはじめ大きな注目を集めましたが、虐殺の全体像の解明にあたり本資料集が有する意義の本格的な検討は今後の課題として残されています。明治学院大学国際平和研究所(PRIME)では、こうした課題に応えるべく、関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会とともに公開研究会を開催いたします。震災時の朝鮮人虐殺問題に関心を寄せる、多くの方にご参加いただければ幸いです。■公開研究会詳細タイトル:「関東大震災時の朝鮮人虐殺、新資料から読み解く~姜徳相・山本すみ子共編『神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料』をめぐって~」主催 :明治学院大学国際平和研究所(PRIME)研究プロジェクト「多文化主義と分極化」共催 :関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会日時 :2024年3月16日(土)13時30分開会(17時30分終了予定)場所 :明治学院大学白金キャンパス 本館10階 大会議場開催方法:対面のみ申込み :不要(学内外どなたでもご参加いただけます)参加費 :無料使用言語:日本語■プログラム13時00分 開場13時30分~13時40分 開会宣言と趣旨説明:鄭栄桓(明治学院大学教授、PRIME所員)13時40分~14時00分 共催団体挨拶:山本すみ子(関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会)14時00分~14時45分 報告(1):前田朗(東京造形大学)「震災朝鮮人虐殺のタブー・摂政裕仁の責任をめぐって」14時45分~15時30分 報告(2):愼蒼宇(法政大学)「神奈川における朝鮮人虐殺の背後にある植民地戦争経験を読み解く」15時30分~15時45分 休憩15時45分~16時05分 コメント(1):藤野裕子(早稲田大学)16時05分~16時25分 コメント(2):李圭洙(東農文化財団姜徳相資料センター)16時25分~17時25分 質疑応答と総合討論17時25分~17時30分 閉会挨拶■問い合わせ先明治学院大学国際平和研究所(PRIME)TEL : 03-5421-5652FAX : 03-5421-5653URL : E-MAIL: prime@prime.meijigakuin.ac.jp □■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年は創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を開設します。 明治学院大学白金キャンパス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った韓国ドラマ『愛の不時着』に主演した俳優のヒョンビンが、VTRでコメントを寄せた。ヒョンビンは「心からの感謝を申し上げます。温かな心が集まって作られた意味ある受賞であるだけに、感無量です。今日くださったこの賞は、僕だけでなく、ドラマ『愛の不時着』に贈ってくださった愛情だと思って、すべての出演者、そして制作スタッフの方々と共に、分け合いたいと思います」と喜びをコメント。そして、「もう一度、受賞に感謝を申し上げ、日本にいらっしゃるすべての方々にも、健康で温かな年末を過ごされるよう願います」とメッセージを寄せた。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った『鬼滅の刃』から集英社『週刊少年ジャンプ』の中野博之編集長が喜びを語った。中野氏は「このような名誉を頂いたのは、(作者の)吾峠呼(世晴)先生の圧倒的な努力と思い、それはもちろんですが、アニメーションをはじめ、『鬼滅の刃』を日本中、世界中に広げるのに手助けしていただいた多くの関係スタッフの皆様、そして何よりも、老若男女『鬼滅の刃』を読んで、見て、愛して、そして話題にしてくださった、たくさんのたくさんのファンの皆様のおかげだと思っています」と感謝。その上で、「今日のこのうれしい心を原動力として、これからも精進していきます」とあいさつした。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日お笑い芸人のヒロシが1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、「ソロキャンプ」で受賞したことへの複雑な心境を語った。トップテンに入った「ソロキャンプ」で受賞したヒロシは、「17年前に『ヒロシです』っていうネタで売れたんですけど、あのときですらここに立つことはなかったので、『なんで今さらなんだ』と、このように思っております(笑)」と苦笑い。また、「『おめでとうございます』と言われても、僕じゃなくて『ソロキャンプ』っていう流行語だから、僕じゃないですよね」「地道な活動と言われますけど、本当に好きでやってただけで、こういう人が多いのが苦手なんですよ。1人になりたくて山に行ってたら、ここに呼び戻されたという、訳のわからない状況になっとるんですね」と困惑した。今後、お笑いのネタで流行語を狙っていくことへの意欲を聞かれると、「特にそういう欲はないですね。『ヒロシです』をやって17~18年経ってるんですけど、限界が見えましたのでそれは諦めました」とキッパリ。表彰式の最後には、去り際に「チャンネル登録よろしくお願いします」とつぶやいて降壇した。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、選考委員の漫画家・やくみつる氏が、ぼる塾の「まぁねぇ~」がトップテンを逃したことを惜しんだ。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。やく氏は「ぼる塾はせっかく私が(ノミネートに)ねじ込んだのに、うちであんなに流行った『まぁねぇ~』は何だったんだろう」と無念の様子。「(ノミネート)30語が発表されたときにネットの反応を見ると『聞いたことがない』とかいう輩が結構いまして、何を言ってるんだと。このコロナで困窮してるときにあおりを食ったお笑いの方々。懸命にテレビ等で映像的な技術を駆使したり距離をとったりして、お笑いの方が頑張っておられて、いつにも増してお世話になっていたというか、沁みたというか。そういう年ではなかったのかなと」と、コロナ禍で笑いを届けてくれた芸人たちに感謝しながら、「その中にあって、ぼる塾は私の心の糧であって、(表彰式に)お招きできなくて誠に残念でございます。引き続き頑張って頂きとう存じます」とエールを送った。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場する。講評では、「フワちゃん」について「個性を押し殺し、権威に忖度して顔色をうかがう人達が多い昨今、本音や本能で自分らしく生きるフワちゃんの姿は、何とも痛快なのだ」。「3密」について、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「“3密”は健気な日本語である。大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と解説した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表され、「ONE TEAM」が年間大賞に選ばれた。受賞者は、ラグビー日本代表チームで、この後、都内のホテルで行われる表彰式に、日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長が登壇する。今年大フィーバーを巻き起こしたラグビーワールドカップで活躍した日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチが掲げたテーマである「ONE TEAM」。同賞では「世界に広がりつつある排他的な空気に対する明確なカウンターメッセージであるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本のあり方を示唆するものとなった。それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい」と講評している。ラグビー関連では「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「笑わない男」もノミネートされていたが、これらはトップテンに入らなかった。このほか、トップテンには「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が受賞。また、選考委員特別賞に「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。「スマイリングシンデレラ/しぶこ」のプロゴルファー・渋野日向子選手、「後悔などあろうはずがありません」の鈴木一朗氏は、表彰式を欠席する。○今年のノミネート30語(五十音順)「あな番(あなたの番です)」「命を守る行動を」「おむすびころりんクレーター」「キャッシュレス/ポイント還元」「#KuToo」「計画運休」「軽減税率」「後悔などあろうはずがありません」「サブスク(サブスクリプション)」「ジャッカル」「上級国民」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「ドラクエウォーク」「翔んで埼玉」「肉肉しい」「にわかファン」「パプリカ」「ハンディファン(携帯扇風機)」「ポエム/セクシー発言」「ホワイト国」「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「令和」「れいわ新選組/れいわ旋風」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト )、俵万智氏(歌人)、 室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』 編集長)の7人。
2019年12月02日「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、東京・帝国ホテルで発表され、「忖度(そんたく)」と「インスタ映え」が年間大賞に選ばれた。「忖度」は、森友学園騒動をきっかけに話題となった言葉で、注目の受賞者は、「忖度まんじゅう」を企画した大阪の会社・ヘソプロダクション代表取締役の稲本ミノル氏が登壇した。「インスタ映え」は、SNS・Instagram(インスタグラム)で反響が見込まれる写真を指す言葉で、「CanCam it girl」の中村麻美、白石明美、尾身綾子が登壇して受賞した。「忖度まんじゅう」このほか、ノミネート30語から選ばれたトップ10には「35億」(受賞者:ブルゾンちえみ)、「Jアラート」(YouTuberのクリス・ブロード氏)、「睡眠負債」(枝川義邦早大教授)、「ひふみん」(加藤一二三氏)、「フェイクニュース」(清原聖子明大准教授)、「プレミアムフライデー」(石塚邦雄経団連副会長)、「魔の2回生」(森山志乃芙産経新聞記者)、「○○ファースト」(受賞者なし)が選ばれたが、ブルゾンちえみと加藤一二三氏は、授賞式を欠席した。なお、選考委員特別賞として、陸上の桐生祥秀選手が「9.98」で、将棋の藤井聡太四段が「29連勝」で受賞。いずれも、授賞式は欠席したが、桐生選手は「とてもうれしい反面、気が引き締まる思いです」、藤井四段は「このことを糧として将棋の魅力をさらに伝えられるようになりたいと思っています」と、喜びのコメントを寄せている。●『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞 ノミネート30語「アウフヘーベン」「インスタ映え」「うつヌケ」「うんこ漢字ドリル」「炎上○○」「AIスピーカー」「9.98(10秒の壁)」「共謀罪」「GINZA SIX」「空前絶後の」「けものフレンズ」「35億」「Jアラート」「人生100年時代」「睡眠負債」「線状降水帯」「忖度(そんたく)」「ちーがーうーだーろー!」「刀剣乱舞」「働き方改革」「ハンドスピナー」「ひふみん」「フェイクニュース」「藤井フィーバー」「プレミアムフライデー」「ポスト真実」「魔の2回生」「〇〇ファースト」「ユーチューバー」「ワンオペ育児」選考委員は、姜尚中東大名誉教授、歌人の俵万智氏、女優の室井滋、漫画家のやくみつる氏、『現代用語の基礎知識』清水均編集長。授賞式の司会は、例年生島ヒロシが務めていたが、今年は宮本隆治が担当した。
2017年12月01日豊かな教養、ジェントルな雰囲気、穏やかで説得力のある話し方、そして少年のような無邪気さ。学者や作家、建築家…知性を感じる大人の男の魅力について、作家の山内マリコさん、放送作家の勝木友香さん、ライターHが女子トークで盛り上がります!***ライターH(以下H):大人の男の中でもここでは“知的な大人の男”の魅力を語り尽くそうと思うわけですが、そんな矢先、今年も日本人がノーベル賞を受賞したというニュースが!山内:大隅良典栄誉教授ですね。最近には珍しい見事な髭なので、明治時代の偉人のような風格を感じました!五千円札に刷りたくなっちゃうほど素敵なおじさまですよね。勝木:私は照れを隠しながらも“ワイフ”と呼ぶ姿に胸キュンでした。H:研究命!という方の、意外な素顔が垣間見えたりすると萌えますよね~。お二人は仕事で文化人に会う機会も多いと思いますが、“この人にグッときた”という経験はありますか?勝木:まっさきに思いつくのは、王道、小山薫堂さんかな。山内:あ~わかる!勝木:同業者ということもあって、初対面の時は構えていた部分もあったんですね。でも、会った途端にトゲトゲした気持ちが吸収されてしまいました(笑)。山内:私もお会いしたことがあるんですけど、大人の男の理想型!と感銘をうけて。そのあとに書いた『さみしくなったら名前を呼んで』という本のなかの短編に、名前を出しちゃいました(笑)。同世代の男の子に恋している女子高生に対して、友達が「そんなの、小山薫堂みたいなのじゃないとダメ」って。勝木:やっていることがおしゃれだから気取った感じなのかと思いきや、実際のご本人は包み込むような温かさがあって、とてもジェントル。感服です!山内:私が今まで会った知的な大人の男性の中で一番グッときたのは、太田和彦さん。H:え!居酒屋探訪の?山内:はい。名画座について語る鼎談でお会いしたのですが、知識は深いし、それを話す声がやさしくて…。何より、目の前に女性がいても、いいカッコしようっていう下心がサラサラないところに“おおっ!”って。勝木:それは余裕ってこと?山内:もう余裕の塊!サンダルをひっかけて、そのまま「次の仕事あるから」って去っていく後ろ姿を見送りながら、“私を居酒屋に連れていってください~”って思いました(笑)。H:知性を感じる声、いいですよね~。私はお会いしたことないんですけど、ピーター・バラカンさんの声にメロメロ。山内:わかります!あの穏やかな語り口、最高ですよね。たとえば姜尚中さんの声って、女性はみんな好きって言うじゃないですか。確かにああいう低音もいいと思いますが、よく響く声なので、個人的にはちょっと緊張しちゃう。でも、バラカンさんや太田さんみたいに思いがけず繊細でやわらかい声を聞くと、耳を傾けたくなるし、自然とリラックスもできます。H:穂村弘さんの語り口は、さらに上を行く癒し系。山内:人気ですよね!私、彼は文壇のアイドル的な存在だなって思ったことがあるんです。H:確かに、周りが放っておかないオーラがありますよね。山内:以前「東京マッハ」という俳句のイベントでお見かけしたんですけど、その会は通常、男性4人のレギュラー陣に加えて女性ゲスト1人という構成なんです。にもかかわらず、穂村さんは、そんな紅一点枠の椅子に違和感なく座っていらして。H:マドンナの役割にも誰もが納得しちゃうという(笑)。※『anan』2016年11月16日号より。文・保手濱奈美
2016年11月10日熊本県出身者で製作され、期せずして今年の熊本地震前の風景を映像の中に記録することとなった映画『うつくしいひと』が東京国際映画祭にて上映された。行定勲監督、橋本愛、姜尚中、高良健吾、米村亮太朗が舞台挨拶に登壇し、改めて復興を訴えた。もともと、「くまもと映画プロジェクト」として熊本を舞台に、行定監督をはじめ、熊本にゆかりのある人々の手で製作された本作。熊本県内の美し景色を背景に大学生の透子、探偵、謎めいた中年男らのドラマが展開していく。撮影は昨年の10月に行われ、その後、今年4月に震災が発生。期せずして熊本城をはじめ、映画の中に、震災前の熊本の姿が刻まれることになったが、行定監督は「改めて、映画には記憶する力というものがあるというのを感じました」と語る。出演者は全員、熊本出身だが、中でも謎の中年男に本職の俳優ではなく、政治学者の姜さんを、行定監督はあて書きする形で起用! 行定監督は「(映画を見た)岩井俊二監督から『姜さん、普通に演技してたね』と連絡が来ました(笑)。最初は大変だったんですよ。セリフあるのに、それを知らなった。台本を事前に渡してたのに(苦笑)。愛ちゃんに(姜さんの芝居を)受けてもらわないといけないけど、20テイクくらいやった。『姜さん、声がいいんだから、渋くやってください』と言ってもかわいくやっちゃう(笑)」と現場での様子を明かした。姜さんは「(役柄は)通行人くらいのつもりだった」とまさかのメインキャストでの出演への驚きを口にし「いま思うと、ナレーターがよかった…」と釈明し、行定監督からは「ナレーターは難しいですよっ!」とツッコミが飛んでいた。橋本さんは、姜さんとの共演について「動物的でした! (橋本さんは女優として)経験があるので、動物にはかなわない! 車に乗って2人でドライブするシーンでは、ずっとおしゃべりしてて、行定監督の話で『監督の作品からノスタルジーを感じる』とおっしゃっていて、私も、同じ何かを感じてて、そうやってお話ができてよかったです」とふり返った。また、高良さんは「行定さんと『熊本で撮りたいね』と話してて、夢がひとつ叶いました。まさか震災が起こるとは思わず撮っていましたが、震災前の景色を記録として残せてよかったと、震災から半年経ったいま、改めて思います」と語る。また、続編の制作が既に決定っしているが「震災後の“いま”の熊本を残す意味があると思うし、それで熊本に恩返しすることができれば」と故郷への強い思いを吐露。今回、高良さんは探偵を演じたが「僕がこの世界に興味を持ったきっかけはドラマ『私立探偵 濱マイク』だったので、今回の『濱マイク』を見直して、ちょっと真似してます(笑)」と明かした。橋本さんは、映画に刻まれた故郷・熊本の風景の中でも「菊池渓谷」を特に印象深い景色に挙げ「美しくて素晴らしい。あんな美しい場所を(映像に)残せてよかった。ぜひ見た方々に行ってみてほしい」と呼びかけた。この日は、映画にも登場する人気キャラ・くまモンも登場したが、ハイテンションのくまモンに行定監督は「元気すぎる!発情期(笑)」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれる。まもなく続編の撮影がスタートするが、監督は改めて「(震災の記憶を)風化させず、忘れずに、映画を見て熊本との距離を縮めてもらって、遊びに来てもらいたいです」と訴えた。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」のクロージングセレモニーが6月26日(日)、東京・世田谷区のiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズで開催され、観光映像大賞を受賞した『うつくしいひと』(行定勲監督)が上映された。昨年10月に熊本市出身の行定監督が、地域資源を活かし、熊本の素晴らしさを実感できる映画を製作するプロジェクトの一環として撮りあげた39分間の作品。上映後には行定監督をはじめ、主旨に賛同し出演している熊本出身の橋本愛、姜尚中、高良健吾、米村亮太朗が舞台挨拶を行い、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」が駆けつけた。全編熊本ロケを敢行した本作。4月に熊本地震が発生し「映画に登場する場所の70%は姿を変えてしまった」と行定監督。それだけに「熊本の皆さんに観ていただくのは、つらい思いをさせてしまうのではないかと思った」と葛藤もあったのだとか。一方、全国140の劇場でチャリティー上映会が実現し、自主上映の申し出も数多く舞い込んでいる状況に「本当にありがたい。見失いかけた映画の本質を取り戻せた気がする」と前向きな姿勢を示した。映画は熊本にロケハンに訪れた映画監督と、若い女性の出会いと小さな冒険を描く。ヒロインを演じる橋本さんは「各地で映画を観ていただき、(募金を)熊本に送る物理的なお手伝いができて良かった。この映画がなければ、私自身は手も足も出なかったはず。橋渡しができて光栄」と映画を通した支援の意義を語った。高良さんは震災直後から、被災地で給水活動を行っており「震災前、震災後という言葉があるとすれば、この映画が震災前の熊本を残せたことが良かったと思うし、この映画をきっかけに、震災後の熊本をより知ってもらえる機会になれば、それは意味があること」と被災した故郷への思いを語った。(text:cinemacafe.net)
2016年06月27日熊本県北部に位置し、美しい渓谷と温泉郷で知られる菊池市。この地を舞台に、現在『ピンクとグレー』が大ヒット中の行定勲監督がディレクターを務め、開催される「菊池映画祭2016」を支援するクラウドファンディングが本日25日(月)より始動。行定監督からコメントが到着した。3月4日(金)~6日(日)までの3日間、熊本県菊池市で開催され、今年で11回目を迎える「菊池映画祭2016」。ディレクターを務めている行定監督も参加し、熊本出身の橋本愛や高良健吾が出演する監督の最新作『うつくしいひと』のプレミア上映、さらに中井貴一をゲストに迎え、監督とトークを繰り広げる特集上映などが予定されている。映画『うつくしいひと』は、オール熊本ロケ&熊本キャストで挑んだ行定監督の最新作。熊本へロケハンに訪れた映画監督と若い女性がふとしたことで出会い、旅を共にしていく様子が描かれる。橋本さん、高良さんほか、映画監督役の政治学者・姜尚中や、実力派女優の石田えり、さらに熊本が生んだ最強ゆるキャラ“くまモン”も出演。初日に行われるプレミア上映には、出演者による舞台挨拶も予定されている。また、5日には、WOWOWドラマW「きんぴか」で絵に描いたような昭和のヤクザを演じることでも話題の中井さんが行定監督と選んだ、『東京上空いらっしゃいませ』『この広い空のどこかに』『その木戸を通って』の3作品を35ミリフィルムで特集上映。上映後には、2人そろってのティーチインも予定されている。そのほか、吹越満&安藤輪子主演の『友だちのパパが好き』や門脇麦主演の短編『死と恋と波と』(予定)など招待作品の上映会や、18歳未満お断りのディープな映画談義が行われる「真夜中の映画祭」などが予定されている。前回の2014年には、高良さんの特集上映をメイン企画に2日間で約7,000人もの観客を動員した行定監督は、その手応えを感じながら「参加した人々が映画の面白さに触れ、映画を観る角度を変えて観ることができるきっかけになるような、新しく映画を発見できるような映画祭を目指したい」とコメント。中井さんの特集上映などのように、「特に俳優たちから見た監督の演出や映画を通して伝えたいことを聞けるのはとても興味深いと思うのです。その言葉によって観客はより深く映画に触れ、映画を知るというそんな新しい扉を開かせたいのです」と、その思いを明かしている。「映画そのものを感じながら、美しい自然を知り、美味しい食を堪能し、温泉で明日への生を得るような、そんな体感できる映画祭を目指したい」というこの映画祭。クラウドファンディングの支援コースに応じ、映画祭チケットやフリーパス、市内日帰り温泉の利用券、温泉旅館の宿泊付などが選べ、募った資金はオリジナルグッズやメイキングDVDの作成に使用されるという。「菊池映画祭2016」は3月4日(金)~6日(日)、熊本県菊池市内にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年01月25日