サンワサプライは9日、部屋の温度と湿度に加えて熱中症やインフルエンザの危険度を表示するデジタル温湿度計「CHE-TPHU2W」を発売した。価格はオープン。本体の画面に温度や湿度、時刻などを表示するデジタル温湿度計。温度と湿度は前日と当日の最低・最高の数値を記録して表示可能なほか、暑さ指数(WBGT値)や絶対湿度も表示できる。また、時計にはアラーム機能を備える。室内の温度と湿度の条件から、熱中症の注意や警戒度を5段階で、季節性インフルエンザ流行については3段階で表示する。あらかじめ設定した暑さ指数になると警告ブザーで通知することもできる。本体にはスタンドのほか、裏面にはロッカーや冷蔵庫に貼り付けられるマグネットや、壁掛けに使えるフック穴を設ける。電源は単4形乾電池2本で、寿命は約1年。本体サイズはW100×D17×H120mm、重量は電池を含んだ状態で約143g。
2015年03月10日二月に入り、寒さもインフルエンザの流行もピークに達しようとしていますね。今回は、知っているようで知らない、インフルエンザの対処法・予防法について、お話ししましょう。■1.ネギを首に巻く!◯orX?答えはXです。首に巻かずに食べましょう。ネギの匂いの成分であるアリシンと言う物質には殺菌作用があり、喉や口腔内のウイルスの増殖を抑えてくれます。予防の為にも食事から摂取したい成分です。首に巻くだけでは勿体ない!きちんと食べましょう。また、最近ではネギのアリシン以外にも、やまいもや納豆に多く含まれるムチンという物質も注目されています。ムチンには粘膜を保護する作用や、抗ウイルス作用もあり、細胞を活性化してくれます。インフルエンザに限らず、様々な病気の予防にもつながります。■2.外出先で、うがい無しでも飲みものを飲む!◯orX?答えは◯です。喉や鼻の粘膜にはウイルスの進入や感染を防ぐ機能がありますが、乾燥すると粘膜が弱まり、これらの防御機能も低下すると言われています。ですから、粘膜の乾燥を防ぐ為にも、こまめな水分補給が大事なのです。うがいする事だけにとらわれず、喉を常に潤すことも意識しましょう。お茶には殺菌作用もあるカテキンが多く含まれていますので、この時期の水分補給にオススメですよ。■3.見た目も可愛い、モコモコ手袋は◯orX?答えはXです。インフルエンザの感染経路として最も多いのが、「手から口」。手にウイルスを付着させない為にも手袋は大事ですが、モコモコと肌触りの良い手袋の繊維の中にはウイルスがいっぱい!インフルエンザウイルスは繊維に付いてもしばらくは活性化しています。「フワモコで気持ち良い♪」と、知らずに顔周りや口元をスリスリしていませんか?せっかくガードする為の手袋が感染原因になりかねません!手袋をした手で顔を触るのは控えましょう。また、手袋を清潔にすることを心掛けてください。■4.マスクは必須!◯orX答えは△。インフルエンザの感染経路として、空気感染は、ほぼ無いそうです。ほとんどが飛沫感染か接触感染。ウイルスに触れない為にもマスクは有効な一面もありますが、過大評価は禁物。中には汚れていないからと言って何日も同じマスクを使用している人もいるようです。そうなると雑菌も繁殖し、返って、身体に良くありません。毎日清潔なものを使用して、喉や粘膜の乾燥を防ぎ、感染をしっかり防ぎましょう。■終わりにインフルエンザ対策の○Xについてご紹介してきました、いかがでしたか?良いと思ってしていたことが実は予防の妨げになっている事もあります。この4つのポイントをしっかりおさえて、風邪やインフルエンザ予防をしてみてくださいね。そして、何より身体を温め、十分な休養と睡眠をとること!免疫力を高めることが肝心です。日頃からバランスのとれた食事、疲労やストレスを溜めない!など、心掛けましょう。(豊田愛魅/ハウコレ)
2015年02月14日厳しい寒さが続き、風邪やインフルエンザが流行っていますね。対策のために、何か心がけていることはありますか? 手洗いやうがい、マスクをするなどの対策以外に大切なことは、日頃から食生活に注意することです。ただ、毎日忙しいとついつい食生活は乱れがち。栄養豊富で体にいいものを積極的に摂りましょう。簡単に安価で手に入って、手軽に食べられるものなら、なおいいですね。そこでオススメなのが、バナナ。バナナには、体にとても良い成分が豊富に含まれています。例えば、肌荒れに効果的なビタミンB6、腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)の栄養源となるオリゴ糖、抗酸化作用のあるポリフェノール、ストレスを緩和するビタミンCなどです。 バナナは、「酵素の消化作用」「整腸作用」「抗酸化作用」「脂肪燃焼作用」「代謝促進作用」といった5つもの免疫力を備えていると言われています。具体的には、以下のような作用です。■酵素の消化作用バナナには、加齢と共に減っていく消化酵素「アミラーゼ」が含まれています。「アミラーゼ」は、消化吸収の効率を高める働きがあります。■整腸作用バナナは、小腸や大腸などの消化管の健康維持に大切な水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランスよく含んでいます。また、バナナには、比較的消化されにくい「フラクトオリゴ糖」が含まれています。「フラクトオリゴ糖」はそのまま腸へ届くので、腸内環境を改善するのに役立ちます。■抗酸化作用バナナにはさまざまな抗酸化成分が含まれます。抗酸化成分には、体内で活性酸素が過剰につくられ、正常な細胞まで攻撃するのを抑える働きがあります。バナナは身近にある食品の中でも、特に抗酸化力が高い食品であることがわかっています。■脂肪燃焼作用バナナにはビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、B6、葉酸など、脂肪の燃焼を促進すると言われているビタミンB類がバランス良く含まれています。ビタミンB類は、食事で摂った糖質や脂質がエネルギーとして消費されないまま体脂肪として蓄積されるのを防ぎます。■代謝促進作用バナナには、カリウムが豊富に含まれます。カリウムは体が必要とする必須ミネラルのひとつで、高血圧の原因となるナトリウムや老廃物を尿と一緒に体外へ排出させる作用があります。そもそも免疫力とは人が生まれ持つ抵抗力のことで、体の外から侵入しようとするウイルスや細菌、また体の中で発生するガンなどを異物として識別し、無害化しようとする力のこと。これらの免疫システムをしっかり働かせるために、十分な睡眠やストレスの解消、そして栄養バランスのとれた食事など、生活習慣の改善が重要なのです。栄養豊富で、免疫力高める成分を多く備えているバナナなら、スーパーやコンビニなどで簡単に手に入ります。また、皮をむくだけで簡単に食べられるので、時間のない朝に朝食代わりに食べることもできますね。そうすることで栄養バランスのとれた食事に一役買い、免疫システムをしっかり働かせることにつながるでしょう。毎日の食生活に積極的にバナナを取り入れて、健康な毎日を過ごしませんか。今日からすぐ始めて、免疫力アップを心がけては?・日本バナナ輸入組合 公式サイト
2015年01月20日広島銀行は、山口県、岡山県での鳥インフルエンザの発生を受け、経営に直接、間接的に影響を受ける顧客のなかで、経営の安定化のための資金を必要とする顧客に対し、特別融資の取扱いを開始すると発表した。対象者は、高病原性鳥インフルエンザの発生により経営に影響を受ける法人、及び個人事業主。取扱期間は2015年1月19日~2015年7月31日。全店で取り扱う。商品概要は以下の通り。同行は昨今の円安、原材料高等の外部環境変化による経営影響に対し、2014年10月に「〈ひろぎん〉外部環境変化対応融資制度」を創設するなど地域の事業者への経営安定化に向けた支援を実施しており、引き続き地域経済の成長・発展に貢献していくとしている。
2015年01月19日今年も猛威をふるうインフルエンザの季節が到来した。アミノアップ化学では、今年7月に札幌市で開催された「第22回統合医療機能性食品国際会議(ICNIM)」において、ミシガン州立大学の研究チームから『マウスモデルにおける免疫機能に関する AHCC投与の効果』と題したレポートを発表している。AHCC(Active Hexose Correlated Compound:活性化糖類関連化合物)とは、シイタケ属に属する担子菌の菌糸体培養液から抽出された α-グルカンに富んだ植物性多糖体の混合物。 医薬品ではなく、いわゆる健康食品として、開発国の日本のみならずヨーロッパや、アメリカ、アジア、オセアニアなど広範囲で販売され、現在では統合医療の一手段としても取り入れられているものだ。実験では、AHCCを摂取したマウスモデルと摂取していないマウスモデルに分け、インフルエンザ感染の初期の細胞数の変化を検証。AHCCを摂取したマウスでは、NK細胞数が改善する可能性があるデータを得ることに成功した。この結果は、AHCCにはNK細胞数を増やし、ヒトの免疫を高める効果がある可能性があることを示唆してると報告されている。一方、 2009年から2010年にかけて行われたのが、AHCC投与によるインフルエンザワクチンへの免疫応答の変化を、健常人30人でランダムに比較した試験だ。予防接種前と予防接種3週後に採血を行い、予防接種直後から AHCCを1日あたり3gを投与したところ、AHCC投与により、投与していない非投与群と比較して、NKT細胞とCD8T細胞が増加した傾向がみられたという。さらに、予防接種3週後の抗体産生の分析では、AHCC投与群ではB型インフルエンザに対する感染抗体価が有意に向上したものの、AHCC非投与群では有意差はみられなかったとのこと。以上の結果から、AHCC非投与群と比較して、ある種のリンパ球の比率とB型インフルエンザに対する感染抗体価がAHCC摂取により向上することが判明している。このような実験結果を踏まえ、アミノアップ化学では、AHCC非投与群と比較して、ある種のリンパ球の比率とB型インフルエンザに対する感染抗体価がAHCC摂取により向上することがわかったと結論づけている。感染症であるインフルエンザは、ウイルスに感染することによりウイルス疾患が発症するのがパターンだ。感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主要因とされているが、非常に感染しやすいことと、免疫力の低下などにより重症化する危険性があることから、強い警戒が求められる。また現在、インフルエンザ対策の主流はワクチン接種だが、ワクチンは重症化を予防する効果は期待できるものの、感染そのものを完全に防ぐ効果はないとされており、当該試験でも有害事象(副作用)が確認されなかったAHCCは、インフルエンザが流行する冬季の免疫力向上やインフルエンザの重症化の予防などに今後役立つことが期待される。
2014年12月26日●インフルエンザは数千万人の死者を出すこともある!国立感染症研究所は12月5日、2014-2015年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数が、流行開始の指標となる数値「1.00」を上回ったことを明らかにした。昨シーズンに比べて3週間早い流行期入りとなり、同研究所によると過去10年で2番目の早さだという。日本でのインフルエンザの流行期は3月までが一般的とされており、今年は流行期がやや長くなる可能性がある。年末年始に感染してしまうと、クリスマスや忘年会、初詣でなど予定していた楽しいイベントがご破算になってしまうこともありうる。ただ、インフルエンザはしっかりと対策を講じれば感染リスクを低減できる。そのためにはまず、"敵"のことを詳しく知っておかなければならない。「どうやって感染するのか」「予防策は何なのか」「どんなインフルエンザ対策グッズがあるのか」「治療薬はあるのか」……。これらを学んでおくことで、インフルエンザへの恐怖もだいぶやわらぐはず。ぜひ、今冬はインフルエンザに悩まされないで過ごしてもらいたい。○インフルエンザの症状と感染経路まず、そもそもインフルエンザを正しく理解できているだろうか。「風邪の延長みたいなものでしょ? 」などと考えている人もいるかもしれないが、風邪とインフルエンザはまったくの別物だ。風邪さまざまなウイルスが原因となって引き起こされる。主な症状として「のどの痛み」「鼻水」「咳」「くしゃみ」などがある。熱もそこまで高くはならない。インフルエンザインフルエンザウイルスが原因となって引き起こされる。主な症状として「38度以上の発熱」「頭痛」「全身のだるさ」「関節の痛み」などがある。免疫力が低下している人や高齢者が感染すると、肺炎を併発するケースも見られる。インフルエンザの主な感染経路はくしゃみや咳、会話などによる飛沫感染のため、密集した地域では集団感染が見られる。一度流行が始まると、短期間に多くの人へと感染する点もインフルエンザの特徴。冬になると、「インフルエンザによる学級閉鎖」などのニュースを目にしたことがある人も多いことだろう。それだけ、感染力が強いのだ。○インフルエンザウイルスには「型」があるインフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスには、さまざまな「型」がある。そのタイプは「A型」「B型」「C型」と大別できるが、大きな流行の原因となるのは「A型」と「B型」だ。国立感染症研究所によると、現在日本で流行しているインフルエンザウイルスは、「A(H1N1)亜型」と「A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)」および「B型」の3種類だという。この型を見て、「新型インフルエンザはどこに入るのか」と感じた人もいるかもしれないが、新型インフルエンザはこれらの型とは異なる位置づけだ。私たちの体は、ウイルスの「抗原」(抗体が異物を認識して破壊するための標的)を目印にして「こいつは体にいてはいけない異物だ! 」という判断をし、ウイルスを撃退しようとしている。風邪をひいたときなどに熱が出るのは、ウイルスを撃退しようと体が防御反応を起こしているためだ。「A型」のインフルエンザは、その抗原性が少しずつ変化する「連続抗原変異」が頻繁に起こる。毎年世界中で流行していることから、「季節性インフルエンザ」とも呼ばれている。この抗原が大きく変化すると、体がウイルスへの急激な変化に対応できず、通常のインフルエンザシーズン(日本では例年12月~3月)以外に感染が拡大することがある。これが新型インフルエンザだ。○過去には数千万人の死者を出したことも厚生労働省が「国民の健康と生命、生活に、場合によっては医療体制を含めた社会機能や経済活動にまで影響を及ぼす可能性があるもの」と定義しているように、新型インフルエンザは時として多数の死者を出す。過去の事例で言えば、1918年の「スペインインフルエンザ」(スペインかぜ)や、1957年の「アジアインフルエンザ」などが新型インフルエンザに該当。特に「スペインインフルエンザ」は、全世界で4,000万人以上の死者を出したといわれているほどの猛威をふるった。日本では2009年に、「(H1N1)2009ウイルス」による新型インフルエンザが流行。免疫がなかったため、秋ごろを中心に感染者が拡大した。翌2010年には目立った流行が確認されておらず、「(H1N1)2009ウイルス」は「A(H1N1)亜型」として季節性インフルエンザとして取り扱われるようになった。ワクチンや免疫がなく「パンデミック」(世界的大流行)につながる可能性もある新型インフルエンザは、突如として出現して場合によっては死に至る。「たかがインフルエンザ」などと軽視する姿勢は間違い。今後もし「新型インフルエンザ」という言葉が流行しだしたら、細心の注意を払う必要があることを覚えておこう。写真と本文は関係ありません●感染リスクを低減させる術を学ぶ風邪とは異なり全身に症状がおよび、最悪の場合は死に至るケースもあるインフルエンザ。だが、ワクチンが効かないような新型インフルエンザは別として、毎年発生する季節性のインフルエンザにはさまざまな予防策がある。ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんにインフルエンザ対策について伺ったので、まずは今日から実践できる簡単なものから紹介しよう。○予防策の基本は手洗い、うがいにあり対策1 手洗い、うがいをしっかり行う手洗いは石けんを使って、爪の間などまで丁寧に洗うように心がけよう。洗い終えたら流水でしっかり洗い流し、清潔なタオルで水をふき取ることもポイントだ。うがいには、口の中やのどについた微生物を洗い流す効果が期待できる。帰宅時に行うよう習慣づけるなど、自分なりのルールを決めて実践するとよいだろう。対策2 50~60%の湿度を保つウイルスは一般的に低温で乾燥した空気を好む上、乾燥はのどの防御性能を弱めてしまうため、インフルエンザに感染しやすくなってしまう。加湿器などを有効活用して、常に50%~60%の湿度を保つように心がけよう。対策3 人ごみを避けるインフルエンザの流行期は、繁華街や混雑している駅などの人ごみをできるだけ避けることも大切。インフルエンザウイルスは、くしゃみ1回で3~5メートルも飛散するからだ。飛散のことを考えれば、なるべくたくさんの人がいる場所は避けたほうがよい。どうしても人の多い場所に行かなければならない場合は、使い捨ての不織布マスクを着用するなどの工夫をした方がよい。この他にも、「栄養のある食事を摂(と)る」「しっかりと休む」なども予防策につながる。このように、ちょっとした心がけで罹患(りかん)リスクは低減できる。インフルエンザ予防には、毎日の積み重ねが大切という認識を持とう。○ワクチンはインフルエンザ予防の万能薬ではないインフルエンザを防ぐには、ワクチンによる予防接種も有効策の一つだ。予防接種は保険適用外となり、病院によって料金も異なる。自治体や健康保険組合によっては補助が出る場合があるが、1回の接種は5,000円以内の支払いとなるケースが多いようだ。ただ、接種すれば100%罹患しないというわけではない。山岸さんは「感染しても『発症したり、重症化しにくくなったりする』のが、予防接種の効果なのです」と警鐘を鳴らす。また、予防効果が期待できるのは接種後の2週間から5カ月ほどのため、毎年こまめに接種する必要がある。「ワクチン接種をしても感染してしまうなら意味が無い」と思う人もいるかもしれない。だが、インフルエンザは高熱や関節の痛み、だるさなどの全身症状がひどくなることもあり、体力の無い子どもや高齢者においては重篤な症状が出てしまう危険性も考えられる。それを鑑みると、発症が抑えられたり、症状が軽く済んだりすることが期待できるワクチンは、接種しておくにこしたことはないと言えよう。写真と本文は関係ありません○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。●さまざまなインフルエンザ対策グッズで、賢く体を守る世間には、実にさまざまなインフルエンザから身を守るためのグッズが販売されている。冬になると「マスク」「ハンドソープ」「うがい薬」「加湿器」「除菌製品」などの製品が、スーパーなどで「インフルエンザ対策グッズ」として陳列さている光景を目にする人も多いだろう。最近はそれらに加え、食品摂取によってインフルエンザに負けない体作りを目指すという動きも見られている。ここでは、"家計にも優しい値段"で購入できる手軽なインフルエンザ対策グッズをいくつか紹介する。○認知度が高まっている乳酸菌■ヨーグルト・飲料近年は、"食べて予防する"という観点から、「乳酸菌」がインフルエンザ対策のキーワードとなっている。ライフスタイル総研がこのほど明らかにした「ママのインフルエンザ対策における乳酸菌への意識・実態調査」によると、子どもを持つ500人の母親の73%が「乳酸菌によるインフルエンザ対策の注目度が、ここ数年間であがっている」と感じているという。数百種類もあると言われている乳酸菌だが、その一部にはインフルエンザ予防への有効性を示唆するエビデンスデータも得られている。例えば、佐賀県有田町で実施された健康増進活動において、明治の「1073R-1乳酸菌」を配合したヨーグルトを連日継続摂取したところ、インフルエンザ患者の発症率が有意に低下したとの報告がされている。「プラズマ乳酸菌」配合の飲料を販売しているキリンは、東海大学医学部との共同研究によって、プラズマ乳酸菌を摂取すると「のどの痛み」や「せき」が軽減することを確認。「第73回日本公衆衛生学会総会」にて研究成果を発表している。実際、ライフスタイル総研が「Googleトレンド」を用いて2012年11月~2014年10月の期間における検索ボリュームの推移を調べたところ、2013-2014シーズンのインフルエンザの流行期には多くの人が「プラズマ乳酸菌」を検索したことが明らかになっている。また、同期間中には「R-1乳酸菌」や「フェカリス菌」の検索ボリュームも大きく数字を伸ばしており、消費者に「乳酸菌の力」が浸透していることがうかがえる。■マスクマスクでは、ユニ・チャームが「超立体シリーズ」より「ウイルスガード」を販売している。銀イオンの効果で抗菌をしつつ、肌にぴったりとフィットする立体的な構造が隙間を作らないようにし、ウイルスの侵入をガードするという。同シリーズは「風邪・花粉用」もあり、用途によって使い分けることも可能になっている。■ハンドソープ・うがい薬毎日使う機会があるであろう「ハンドソープ」では、ライオンが「キレイキレイシリーズ」を展開している。「キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ」は「シトラス」「オレンジ」「フローラル」の3種をラインアップし、「キレイキレイ 薬用液体ハンドソープ」もそろえる。また、殺菌成分「CPC」を配合した「キレイキレイ うがい薬」も販売しており、「手洗い・うがい」の必要性をトータルで訴求している。○感染してしまったらどうしたらよいのかワクチンや対策グッズで予防をしていても、残念ながらインフルエンザに感染してしまうことは起こりうる。その際は、迅速に「タミフル」や「リレンザ」などの抗ウイルス薬を投与することで、多少は症状が緩和される。ただ、抗ウイルス薬は発症から48時間以内に投与しないと、その効果が低減すると言われている。さらに、その効果は発症からの経過時間や病状により異なるため、使用には医師の診断が必要となってくる。「突然高熱が出て、体の節々が痛みだしてきた……」などの自覚症状が出てきたら、すぐに医療機関を受診するようにしたい。無事に症状が治まっても安心はできない。一般的に、インフルエンザは発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出すると言われており、周囲に感染させてしまう危険性があるからだ。ウイルスの排出期間には個人差があるため、学校や職場への復帰時期は医師に相談してから決めるようにしよう。○まずは自分にできる予防策からトライただ漠然とインフルエンザ流行期を過ごすのか、しっかりとした予備知識を持って予防対策をした上で過ごすのかでは、大きな違いがある。インフルエンザに苦しむことなく長い流行期を乗り越えるため、まずはできる対策から実践してみてほしい。
2014年12月24日インフルエンザと闘うには睡眠が必須よい睡眠は心身の疲労回復ができるだけでなく、インフルエンザと闘うための免疫力をつけられると考えられています。でも、どうして睡眠が必要なのでしょうか。それは、病気になったときに発熱する理由を考えると分かります。白血球やリンパ球は、感染症にかかったときに数を増やして病原菌やウィルスに対抗しようとします。これらは身体の免疫システムのひとつで、菌の増殖を食い止めるためです。一方、睡眠不足になると病気と闘う免疫システムそのものが低下します。そのため、インフルエンザと睡眠が関係しているのです。インフルエンザ予防に効果的なグッズ免疫がもっとも活発化するのはノンレム睡眠のタイミングで、インターロイキン1βなどの免疫物質が増えるからだと考えられています。では、インフルエンザを予防しながらぐっすり眠りたいとき、どんなものを使えばいいでしょうか。免疫力アップにおすすめの睡眠グッズはインスタントカイロ。実は、体温が1度下がると免疫力が30%下がるという説があります。夜寝る前の身体の冷えは、インフルエンザが侵入しやすい状況かもしれません。特に冷えやすい手足や首元を中心に身体を暖めれば、スムーズな眠りが期待できそうです。免疫力をアップさせる上にぐっすり眠れる一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。睡眠の質を良くしてインフルエンザを予防しよう昔から、「風邪を引いたら温かくして寝ること」と言いますよね。実は、睡眠や身体を暖める行為には、医学的な根拠があったんです。インフルエンザになってしまうと身体の自由が利かなくなるし、外出も禁止されてしまいます。当然、職場や学校に出勤・登校するのもNG!大事な仕事やテストがあったとしても休まなければなりません。かかってしまう前に予防をするのが一番です。毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。インスタントカイロでの予防対策なら、睡眠の質も良くなって相乗効果が期待できるはずです。手軽にできる方法なのでぜひとも試してみましょう!Photo by Eneas De Troya
2014年12月22日Yahoo! JAPAN ビッグデータレポートチームは12月9日、ビッグデータ分析による12月1日から12月7日週のインフルエンザ状況を発表した。12月1日~12月7日週のデータによると、某治療薬の検索数から推測される定点あたりの患者報告数は3.2(人/定点)となり、先週から倍に増え急激な流行感染拡大の段階に入ったことが予測値に表れた。例年の傾向から、これより1カ月間ほどはウイルスの感染が拡大・蔓延に向かう時期となるため、十分な注意と予防対策が必要だ。今冬のインフルエンザは厚生労働省の発表どおり、昨年よりも3週間早い流行入りをしている。また、「各都道府県別のインフルエンザ状況マップ」も発表。これは、各都道府県における、インフルエンザ患者数の伸びと多さを表す図で、縦軸の増加率は前週と比べてインフルエンザ患者数がどれだけ伸びているか、横軸の検索割合スコアはその都道府県における定点患者数が増えているかについて表している。今週は岩手県が増加率、検索割合スコアともに多く、もっとも流行が早い地域といえる。また徳島県や宮崎県などは上昇率が非常に高く、急激な蔓延に気をつける必要がある。さらに、「インフルエンザの各都道府県別検索分布」においては、全国における各都道府県の「インフルエンザ」の検索割合を表している。濃い赤の都道府県ほどインフルエンザへの関心が高く、患者数が多いと見られる地域となっており、今の時点でもっとも定点あたりの患者報告数が多いのは岩手県だという。関東を中心とした東日本全体は西日本と比べると高い数値となっており、注意が必要だ。一方西日本では、奈良県や宮崎県といった地域で検索数の上昇が見られる。厚生労働省による定点あたりの患者報告数とインフルエンザマップとの一致度を見るために、2014年第48週(11月24日~11月30日)の数値と比較。厚生労働省のデータを表す地図は、定点あたりの患者報告数を元に都道府県別検索分布の色分けと同じロジックを用いて配色をしている。同社では、昨冬に公開した「ビッグデータ分析でみるインフルエンザ感染状況」で、厚生労働省より毎週発表されているインフルエンザの発生状況(定点あたりの報告数)を事前に予測し、リアルタイムでの感染状況の把握を行った。2014年も、ビッグデータレポートでは、インフルエンザの感染状況の把握に毎週取り組んでいく。
2014年12月10日ライフスタイル総研はこのほど、「ママのインフルエンザ対策における乳酸菌への意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は、楽天リサーチが3歳~12歳の長子を持つ女性500名(長子の年代・性別により均等割り付け)を対象に、11月11日~28日にかけてインターネットを通じて実施したもの。「今シーズン、あなたのご家庭でインフルエンザ対策を行う予定はあるか」を聞いたところ、「ある」と答えた人は97%だった。「今シーズンに行う予定のインフルエンザ対策」を聞いたところ、あまりお金をかけずに行える「手洗い」(86%)「うがい」(82%)と、高い予防効果が期待される「予防接種」(57%)がTOP3に。さらに、こだわりのポイントを自由回答形式で尋ねると、「室内の湿度を60%以上に保つようにしている(兵庫県・41歳)」「ビタミンDを多く含むサケなどを食べるようにする(神奈川県・35歳)」などさまざまな回答が得られた。「乳酸菌によるインフルエンザ対策の注目度」を聞いたところ、「ここ数年間で上がっていると感じる」と回答した人は、73%にものぼった。このことから、「乳酸菌がインフルエンザ予防に期待できる」というのは、母親たちにとって共通の認識となりつつあることがうかがえるという。一言で乳酸菌といってもその種類は数百にも及ぶとのこと。インフルエンザ予防に有効とされているものはその一部だが、それでもいくつもの種類があるという。今回は、インフルエンザ対策として期待されている5つの乳酸菌(「プラズマ乳酸菌」「1073R-1乳酸菌」「L-92乳酸菌」「フェカリス菌」「ラブレ菌」)をピックアップし、その注目度を比較するために、「Googleトレンド」によりそれぞれの検索ボリュームを比較した(2012年11月~2014年10月における検索ボリュームの推移を調査)。調査から、2013年冬のインフルエンザ流行時期に多くの人が検索したのは「プラズマ乳酸菌」であることがわかった。その前シーズンにおける「フェカリス菌」のピークと比較しても検索ボリュームは大きく、昨シーズンにおける「プラズマ乳酸菌」の注目度の高まりが明らかになった。また、この期間での検索ボリュームの積算値を比較したところ、「プラズマ乳酸菌」以下は、「1073R-1乳酸菌」「L-92乳酸菌」と続いた。これを踏まえてアンケート調査では、各乳酸菌についても質問した。まず調査対象者には「プラズマ乳酸菌」に関する正しい情報を知ってもらうために、「プラズマ乳酸菌」を紹介するキリンの特設Webページを見てもらい、その上でいくつかの質問に回答してもらった。「インフルエンザ対策としてのプラズマ乳酸菌」について聞いたところ、「期待が持てると思う」と回答した人は77%にものぼった。さらに、このうち55%が「インフルエンザ対策としてプラズマ乳酸菌を活用したい」と回答。実際に自由回答形式で同調査の感想を尋ねたところ、「プラズマ乳酸菌のことは初めて知ったが、今度スーパーなどで探してみたい(香川県・35歳)」といった意見も見られた。その一方で、Googleトレンドで検索ボリュームが1位だった「プラズマ乳酸菌」は、同調査の実施前における母親たちの認知率は24%。7割以上の人が「乳酸菌によるインフルエンザ対策への注目度の高まりを感じている」中では、意外と低い認知率にとどまった。このことから、乳酸菌には「プラズマ乳酸菌」のほかにも「1073R-1乳酸菌」「L-92乳酸菌」「フェカリス菌」「ラブレ菌」などさまざまなものがあり、一つ一つの乳酸菌の名前に注目する機会は少ないことがうかがえるという。調査結果を受け、「現在の認知度という課題を乗り越えた時、プラズマ乳酸菌は生活者の支持を飛躍的に伸ばす可能を秘めていると言えるでしょう」と同社。
2014年12月08日強い感染力のあるインフルエンザ。もし、かかってしまったらどのように対応すればよいのだろうか。ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに、インフルエンザにかかってしまった後の治療法や過ごし方について聞いてみた。○抗インフルエンザ薬は48時間以内が効果的インフルエンザの治療は"スタートダッシュ"が肝心。早め早めの対処をすることで、薬の効果が変わってくると山岸さんは話す。「インフルエンザの薬の効果は、症状が出始めてからの時間や病状によって異なり、医師の判断によっては必ずしも処方されるとは限りません。抗インフルエンザウイルス薬は発症から48時間以内に服用することが効果的で、それ以降に服用しても十分な効果が期待できません。症状が出始めたら、なるべく早く病院を受診するようにしましょう」。主な処方薬としては「タミフル」「リレンザ」「イナビル」などがあるが、どの薬も処方箋(せん)が必要なので医師の指示に従って服用することが大切だ。ただ、医薬品を服用した後に未成年者や幼児が部屋から急に飛び出すなどの異常行動を起こした例がある、との報告がある。因果関係の有無は解明されていないが、万一の場合に備えて、インフルエンザの処方薬を子どもが服用した場合、親や周囲はしっかりと気をつけるようにしよう。○体力を温存し、安静にするインフルエンザは、高熱や関節痛などの全身症状がひどくなるため、なるべく安静にして体力を温存するように心がけるようにするとよい。「しっかりと睡眠をとって、休養するようにしましょう。お茶やスープなど、飲めるもので水分補給することも大切です。食事が思うように取れない場合は、栄養ドリンクなどで補給することも有効なので、体調をみて活用しましょう」。せきやくしゃみが出る場合は、周りの人に感染させないためにもマスクなどを着用して、ウイルスを拡散しないよう努めよう。○「発症後5日、かつ解熱後2日」は自宅待機が正解?熱が下がって症状が治まったからといって、油断はできない。ウイルスをまだ体から排出している可能性があるからだ。職場や学校へはいつ頃に復帰したらよいのだろうか。「インフルエンザウイルスは発症後、最大で7日ほどウイルスを排出し続けるので、症状が治まってからもマスクを着用して、周囲の人に配慮しましょう。ウイルスの排出期間には個人差があるので、学校や職場への復帰時期は医師に相談してください」。ちなみに、学校における児童生徒や職員の健康の保持増進などを目的とした「学校保健安全法」では、「発症後5日、かつ解熱後2日(幼児は3日)」を経過するまでをインフルエンザによる出席停止期間としている。ただし、あくまで目安であるため、医師によって感染の恐れがないと認められれば出席できるので、まずは相談しよう。もしインフルエンザになってしまったら、早めの対処で症状は軽くなる場合が多い。正しい知識を持ってしっかりと休養して、つらい症状を乗り切ってほしい。○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2014年12月08日国立感染症研究所は12月5日、2014-2015年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数が、流行開始の指標となる数値「1.00」を上回ったことを明らかにした。同研究所によると、インフルエンザの定点当たり報告数は今年の42週目以降になって増加が続いており、第48週(11月24~30日)の定点当たり報告数は「1.90」(患者報告数は9,396)を記録。この48週目の数字をもって、全国的なインフルエンザ流行開始の指標である「1.00」を今シーズンで初めて上回ったという。都道府県別では、岩手県(10.52)が最も高い数値になっている。以下、福島県(6.41)、埼玉県(5.05)、神奈川県(4.04)、東京都(3.62)、千葉県(2.90)などが続き、比較的関東圏で高い数値が見られている。同研究所によると、12月3日の時点で全国の保健所地域において「大きな流行の発生・継続が疑われることを示す」という「警報」レベルを超えているのは、1県のみとのこと。また、「流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを、流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性がある」という「注意報」レベルを超えている地域は、東京都を含む1道1都1府4県だったという。なお、詳細は国立感染症研究所のホームページでも確認できる。写真と本文は関係ありません
2014年12月05日インフルエンザ対策として有効な方法のひとつに、ワクチンによる予防接種がある。そのワクチンにはどのようなものがあり、いつごろ接種するのが効果的なのか。ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに、ワクチンの有効性や効果について伺った。○誤解されがちなインフルエンザワクチンインフルエンザの予防に有効とされるワクチンの予防接種。だが、その効果について誤解している人も多いという。「予防接種をすることで、インフルエンザに『感染しなくなる』わけではありません。感染しても『発症したり、重症化しにくくなったりする』のが、予防接種の効果なのです」。ワクチン接種をしても、インフルエンザウイルスが体に入ってしまうと感染してしまう。だが、発症が抑えられたり、症状が軽く済んだりすることがあるので、あたかも「感染していない」かのような印象を持っている人が多いという。「予防接種を受けた人の場合、軽い風邪の症状と本人は思い込んでいても実はインフルエンザだった、ということも考えられます。マスクや手洗い、うがいなどはしっかりとして、周りに移さないようにすることが大切です」。「結局、感染してしまうなら意味が無い」と思ってしまうかもしれないが、それは間違い。インフルエンザは高熱や関節の痛み、だるさなどの全身症状がひどくなることもあり、体力の無い子どもや高齢者においては重篤な症状が出てしまう危険性も考えられる。症状が軽ければ回復も早く、危険な状態にもなりにくくなるため、メリットは大きいのだ。○効果はどれくらい続く?また、インフルエンザには流行しやすいタイプがあるのはご存じだろうか。インフルエンザには「A型」「B型」「C型」の3種類があり、A型とB型が流行しやすいとされている。ワクチンはそれぞれの型に適合するもののほか、混合ワクチンもある。その年の流行なども考慮して、どのワクチンを接種するのかを医師と相談するとよい。「ワクチンの効果は接種した2週間後から5カ月程度までなので、毎年接種したほうが予防には効果的です。流行の始まる前に接種するとよいでしょう」。インフルエンザは毎年12月から3月にかけて流行が見られる。今冬分のワクチンをまだ接種していない人は、早めに医療機関を訪れた方がよいだろう。○持病持ちや投薬中の場合は必ず医師に確認インフルエンザの予防接種は保険適用外となるため、病院によって料金も異なる。自治体や健康保険組合によっては、補助が出る場合があるので事前に問い合わせておくのがベターだ。「妊婦や持病で投薬中の方などは、ワクチンが適さない場合もあります。また、13歳未満のお子さまは2回に分けたほうがよいとされていますので、必ず医師の判断を仰いで受けるようにしましょう」。重い症状が出やすいインフルエンザ。もし患っても軽い症状で済ませられるよう、ぜひ予防接種を受けておきたい。写真と本文は関係ありません○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2014年12月05日内閣府政府広報室はこのほど、インフルエンザ対策についての情報を政府広報オンラインにて発表した。インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が突然現れる。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、せきなどの症状もみられ、このような症状が現れたら、医療機関の受診が必要とのこと。また、高齢者、幼児、妊娠中の女性、持病のある人、ぜんそくのある人、慢性呼吸器疾患(COPD)および慢性心疾患のある人、糖尿病など代謝性疾患のある人などは重症化しやすいため、注意が必要だという。インフルエンザにかかってしまった場合は、早めに医療機関を受診する必要がある。家では、部屋を暖かくして睡眠を十分にとることと、温かいお茶やスープなどで水分を十分にとることを心がけ、家の中でもマスクをして家族にウイルスをうつさないこともポイントだそう。また、熱が下がった後でも2~3日間は外出を控え、自宅で安静にする必要があるという。医療機関で医師が必要と認めた場合には、抗インフルエンザウイルス薬が処方される。それを発症から48時間以内に服用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮されるが、48時間が経過してしまうと、服用しても十分な効果は期待できないそう。服用の際は、用法や用量、服用する日数など医師の指示を守ることも大切だという。くしゃみやせきが出る時は、飛まつにウイルスが含まれている可能性があり、「周囲の人にインフルエンザをうつさないために、"せきエチケット"を心がけましょう」と同広報室。具体的には、まずはマスクを確実に着用し(鼻と口の両方を確実に覆う)、使用後のマスクは放置せず破棄することがポイントだそう。そのほか、周囲の人からなるべく離れること、外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手洗いをすること(ウイルスは石けんに弱いため、石けんを使って正しい方法で洗う)などがあげられるという。
2014年12月04日電車の中でマスクをしている人が増え、そろそろインフルエンザの流行が気になり出す時期になってきた。特に今年は、夏の終わりにデング熱が発生し、今なお世界的な問題となっているエボラ出血熱が流行するなど、感染症が話題になった。そんな1年の年の瀬にインフルエンザに泣かされないよう、早めに予防と対策を考えるようにしよう。○インフルエンザの予報のメカニズムは、天気予報と酷似?テレビニュースなどで、「今年は、●●型のインフルエンザが流行の兆し」というトピックスを目にしたことはないだろうか。実はこの予報、天気予報と同じように地球規模で予測しているのをご存じだろうか。インフルエンザは、空気が乾燥する冬場に流行しやすい特性がある。この特性から、日本が夏の時期に冬を迎えている南半球において、「どのようなインフルエンザが流行したのか」という傾向をみて、その後の感染傾向などを鑑みて予測を立てていくわけだ。予測によって、ワクチンの生産などを考え、早めに予防することも可能になった。今年は、5年前に新型インフルエンザとして流行した「H1N1型」が流行するのではという予測がされている。他に、「A香港型」という名前で有名な「H3N2型」も徐々に増えてきていると言われている。昨年よりも流行時期が早まるとの予測もあり、注意が必要だ。厚生労働省なども、ホームページでインフルエンザの流行情報などを随時提供している。そういった行政のサイトをこまめにチェックすることも大切になってくる。○今冬は流行する可能性がインフルエンザの症状の一つに高熱があるが、「たかが熱でしょ」と甘く考えていると深刻な合併症を招くこともある。インフルエンザをこじらせると、脳炎や肺炎といった症状を引き起こすこともある。特に高齢者や、他の病気などで免疫力が低下している人は、合併症には注意を払う必要がある。インフルエンザは感染症なので、しっかり予防するにはワクチン接種は欠かせない。「自分は体力があるから大丈夫」と思っていても、感染する可能性が100%ないとは言い切れない。10月より「この冬に流行する」という予測に基づき、インフルエンザワクチンの接種が始まっているので、まずは予防接種を受けるようにしよう。そして、予防の観点から大事なのは、ウイルスが住みにくい環境作りと体力作りだ。簡単にできるポイントを6つピックアップしたので、実践してみよう。対策1 ウイルスが嫌う湿度環境を整える湿度が苦手なインフルエンザウイルスは、空気が乾燥する冬に流行する。そのため、室内環境を乾燥させないことが大事。ただ最近、加湿器で過剰に湿度を上げている人も少なくない。過剰な湿度はカビを増殖さる。結露するほどの加湿はNGだと覚えておこう。わかりやすいのは、洗濯物の部屋干し程度の湿度。睡眠時にバスタオルや数枚の洗濯物を部屋に干しておくようにしよう。対策2 予防マスクで「のど湿度」をアップさせる風邪やインフルエンザになってないにも関わらず、予防のためにマスクをする人がいる。ただ正直な話、よほどマスクに習熟した人が高性能なマスクを装着しない限り、ウイルスは防御できない。よく見ると、通常のマスクは隙間だらけでほとんど意味がないのだ。だからといって、予防マスクに何の効果もないわけではない。マスクをすることでのどの乾燥を防ぎ、うるおいを保つ効果がある。インフルエンザウイルスは乾燥を嫌うため、乾燥予防の意味でマスク着用は意味があるのだ。対策3 ヨーグルトで腸内環境アップ最近、腸内環境が体に与える影響が話題になっており、免疫力も腸内環境が深く影響することがわかってきている。ヨーグルトに含まれるプロバイオテクスは、腸内環境を整えて腸内の悪玉菌を抑え、善玉菌を増やす働きがあると言われている。オリゴ糖も腸内環境にいい働きをするので、ヨーグルト+オリゴ糖を朝食にとりいれてみるといいだろう。対策4 免疫力維持のため、たっぷりの睡眠を睡眠時間が低下すると、免疫力も同じように低下しやすくなる。ウイルスに負けない環境を作るなら、7時間は睡眠を確保できるようにしよう。また、寝ても疲れが取れないという人も少なくない。睡眠環境を整えて、熟睡できるように工夫してみよう。対策5 水溶性ビタミンをしっかり摂取免疫力が低下しないように、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミンを意識して摂取するようにしよう。これらのビタミンは、インフルエンザ予防にもつながるが、実際に発熱した後の回復にも重要なビタミンなのだ。対策6 熱が出たら病院へ「熱を出し切ったほうがいい」とお風呂に入れて発汗させたり、「汗をかけば治る」などと、布団をいくつもかけて大量の汗をかかせたりして、風邪を治そうとする人が散見される。だが、水分補給が不十分な状況では、これらの方法は逆に脱水を助長させる。そして、これらは医学的にはあまり根拠がない治療法だ。特に発熱は、インフルエンザウイルスが体内に入ったことに身体が抵抗するための症状。民間療法ではよくならない。解熱薬も一時的に熱を下げるだけだ。急な高熱が続くなど、インフルエンザ特有の症状が見られた場合、しっかりとした診断と治療をお勧めする。からだエイジング
2014年12月04日明治、1073R-1のインフルエンザワクチン効果増強を発表2014年11月20日、明治は1073R-1乳酸菌で発酵したドリンクヨーグルトをインフルエンザワクチン接種3週間前から摂取すると、インフルエンザワクチンの抗体値(インフルエンザワクチンに対する防御力)の増え方が、未発酵の酸性乳飲料を飲用した場合に有意に多かったことを明らかにした。研究成果は日本食品免疫学会第10回学術大会(東京:10月16日~17日)において発表。インフルエンザワクチンインフルエンザワクチンは体の中の免疫を高めて、インフルエンザウイルスが体の中で増殖するのを抑え、肺炎などのインフルエンザの重症化を防ぐために用いられている。ワクチンの効果を強めるために用いられるのが、アジュバントという免疫活性化剤。今回の研究では、1073R-1で発酵したヨーグルトをインフルエンザワクチン摂取前に連用すると、抗体価が上がったことから、アジュバントと同じような効果があると想定される。アジュバントには水溶性と油性のものがあり、油性のものはアジュバントとしての効果が高いが、注射部位の副作用が出やすいことから、副作用が高くなる。副作用を増加させない、アジュバントが求められている。(画像はプレスリリースより)【参考】・明治プレスリリース
2014年11月23日東京大学と科学技術振興機構(JST)は11月21日、インフルエンザウイルスの増殖に関わる約300個の宿主タンパク質の同定し、それぞれのウイルス増殖サイクルにおける作用を決定することに成功したと発表した。同成果は同大学医科学研究所の河岡義裕 教授と渡邉登喜子 特任准教授らによるもので、11月20日付け(現地時間)の米科学雑誌「Cell Host and Microbe」オンライン版に掲載された。現在、インフルエンザの治療薬としてタミフルなどの抗ウイルス薬が使われているが、それらの薬剤は特定のウイルスタンパク質の働きを抑えるため、遺伝子の変異によって薬が効きにくくなる耐性ウイルスが発生してしまう危険性がある。そのため、ウイルスのタンパク質に作用せずにウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬の開発が求められている。ウイルスは宿主細胞内のたんぱく質の働きを利用して増殖するため、宿主細胞のタンパク質とウイルスの相互作用を抑える薬剤があれば、有効なインフルエンザ治療薬となる可能性がある。同研究グループは、インフルエンザウイルスタンパク質と結合するヒトタンパク質(宿主因子)を網羅的に探索。その結果、11種類のインフルエンザウイルスタンパク質と相互作用する1292個の宿主因子を同定した。次に、それらの宿主因子がインフルエンザウイルスの増殖とどのように関係しているのかを調べたところ、ウイルスの増殖効率に影響を与える323個の宿主因子を同定した。また、それらの宿主因子の機能を阻害する薬剤が抗ウイルス薬として有効であるかどうかを検討した結果、いくつかの薬剤に抗ウイルス効果があることが確認された。今回得られた成果は、インフルエンザウイルスの増殖や感染のメカニズムを明らかにするために有用であるとともに、インフルエンザ治療薬開発の重要なターゲットになると期待される。
2014年11月21日雪印メグミルクはこのほど、インフルエンザシーズンの到来を前に、予防対策に関する意識調査結果を発表した。同調査は、全国の20~60代の男女2,401名(各世代240名ずつ※20代女性のみ241名)を対象に、7月25日から26日にかけてインターネットを通じて行ったもの。昨シーズン、インフルエンザワクチンによる予防接種(以下、予防接種)を受けた人は25.5%、受けなかった人は74.5%だった。予防接種を受けた理由は、「学校・会社などで勧められたから」が26.0%で最も多い結果となった。予防接種を受けなかった理由の1位は「高価だから」(29.4%)だった。2位以下で「病院に行くのが面倒だったから」「注射は嫌いだから」「病院に行く時間がなかったから」「副反応(副作用)が怖いから」のいずれかひとつ以上を選択した人は53.0%となり、過半数の人が予防接種という行動自体への抵抗感を持っていることがわかった。「今後、学校で集団予防接種が無料で実施されたら、自分の子どもに受けさせたいか?」を聞いたところ、「受けさせたい」が79.1%だった。その理由としては、1位は「無料だから」(63.8%)、2位は「病院に行かなくてよいから」(52.8%)となった。予防接種を受けなかった人のうち71.8%は、それ以外の何らかの予防対策を講じていることが判明。予防接種を受けた人のうち92.2%は、さらに何らかの予防対策を講じていることがわかった。予防接種の有無に関わらず予防対策のうち最も多かったのは、1位「帰宅時のうがい・手洗い」(67.6%)、2位「マスクを着用する」(51.3%) だった。「食事に気をつける」は全体の22.6%を占め、中でもトップは「ヨーグルト」(51.9%)であった。ヨーグルト・乳酸菌にインフルエンザ予防効果が期待できることを「聞いたことがある」「知っている」という人は58.0%を占めた。一方で、「どのヨーグルト・乳酸菌に効果が期待できるか知っている」人は4.0%だった。
2014年11月17日病院検索・医薬品検索・医療情報サイトを運営しているQLife(キューライフ)は、ホームページ等でインフルエンザワクチン接種価格を公開している全国3,017施設の金額を調査し、このほどその結果を発表した。インフルエンザ予防接種の全国平均価格(成人1回目、健康保険などの公的助成ない場合)は2,939円だった。都道府県別に見ると、宮城県が最も高く3,043円という結果に。一方、最も低い都道府県は北海道で2,766円だった。都市圏別に見ると、東京都は3,000円、大阪府は2,883円。関東都市圏と関西都市圏とでは関東の方が高い傾向がある。同社では、2008年にも同種の調査を行っているが、都市圏の東高西低傾向は6年前と同じだった。
2014年11月14日整腸や免疫力を高める効果があるとされる植物性乳酸菌“ラブレ菌”。カゴメがこのほど行った調査で、ラブレ菌の摂取がインフルエンザに感染するリスクを低減する可能性があることが明らかになったと発表した。ラブレ菌は、免疫力と関係の深いインターフェロンの研究などで知られるルイ・パストゥール医学研究センターの岸田博士により、京漬物“すぐき”から発見された植物性乳酸菌の一種。同社の研究により、既に整腸や免疫賦活に効果があることが確認されており、細胞傷害活性やインターフェロン‐α産生能、抗体産生のようなウイルスやがんから身を守る力(免疫力)を高めることが日本食品免疫学会第9回学術大会で発表されている。また、同社では“ラブレ菌”が生体内のさまざまな防御メカニズムを活性化させることで、インフルエンザウィルス感染に対して防御効果を発揮することを昨年、動物実験で明らかにしている。今回行われた調査は、栃木県那須塩原市の小学生2,926人を対象に、1月14日から3月7日に実施。期間中約2カ月間にわたり、ラブレ菌約60億個を含む飲料80mlを休校日を除く毎日摂取した児童と、摂取しなかった児童とで、インフルエンザ罹患率を比較した。その結果、摂取した児童のインフルエンザ罹患率は15.7%。これに対して非摂取の児童は23.9%と、摂取児童の明らかな優位差が認められた。さらに、予防接種の有無による効果の違いを比較したところ、予防接種を受けなかった児童において、ラブレ菌を含む飲料を摂取した児童のインフルエンザ罹患率は16.3%と、非摂取の児童の28.7%に対して効果が顕著に表れたという。今回の研究成果は、10月16、17日に開催された日本食品免疫学会設立10周年記念大会でも発表され、論文は『Letters in Applied Microbiology』誌にも受理されている。カゴメによると、同一地域内で食品を摂取した者としなかった者とでインフルエンザ罹患率を比較した数千人規模での調査は、世界でも今回が初めてだという。なお、同社ではこのラブレ菌を含んだ乳酸菌飲料「ラブレ」を販売している。これから冬に向け、インフルエンザが流行っていく季節。小学生などの小さな子どもをかかえる家庭などでは是非、試してみてはいかがだろうか。
2014年10月27日(Photo by Pinterest)毎年寒さとともに本格的になってくるのが、インフルエンザ。今年もすでに猛威をふるっており、今まさに大きな話題となっていますよね。皆さんもインフルエンザ対策、きちんとしていますか?対策、といっても長続きしない、実は何をやればいいか分からないといった人も多いはず。そこで今回は簡単にできる対策をお伝えします。インフルエンザ対策って?国立感染症研究所によると、2014年1月27日~2月2日のインフルエンザ患者報告数は170,403人となり、前週より大きく増加しています。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは274箇所(40都府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は243箇所(45都道府県)となりました。(画像は、「国立感染症研究所ホームページ」より引用。)そこで、一般的なインフルエンザとして挙げられる対策は以下の通り。・空気感染予防・接触感染予防・免疫力強化空気感染とは、空気中に飛んでいるウィルスを吸い込んで感染すること。これはマスクや空気清浄機などで対策が可能です。接触感染は、自分の手についたウィルスから感染するため、頻繁な手洗いやうがい、消毒が有効。これらの予防法を意識して過ごすことが大切ですが、ウィルスの侵入を100%防ぐことはできません。そこで、自分自身の免疫力をあげることが非常に重要になってきます。外部から入ってくるウィルスや菌に負けないカラダ作りをすれば、インフルエンザにもかかりにくくなるというわけです。免疫力はビタミンDで強化しよう!免疫力を高めるために大切なことは、規則正しい生活、十分な睡眠、バランスのとれた食事、そしてビタミンD!ビタミンD……あまり聞き慣れない方も多いのでは?ビタミンDは、太陽を浴びることで体内で合成できるビタミンで、別名「サンシャインビタミン」とも呼ばれています。食べ物では、魚やきのこ類などに多く含まれています。ビタミンDは、喉の粘膜にある細胞に働きかけ、“ディフェンシン”という物質を分泌させます。この“ディフェンシン”が、細胞に入り込もうとするインフルエンザウィルスをブロックし、病原体からカラダを守ってくれるのです。この他にも、カルシウムの吸収を助けて骨を強化する働きが広く知られていますが、うつ病、花粉症などの分野でも研究がすすめられている……今まさに大注目のビタミン!その証拠に、サプリメント先進国のアメリカでは、ビタミンD市場は2006年~2011年の5年間で、約50倍※にも伸びているそうです。日本でもこれから関心が高まっていくかもしれませんね。免疫力への効果を期待するなら、ビタミンDを1日20~25µg(800~1,000 I.U.)摂取することがオススメだそうです。※VASPI Main & Archive Database 2006-2011ビタミンDを手軽に摂るには、サプリメントがオススメ!先に述べたように、ビタミンDは太陽を浴びることで体内で作ることができます。しかし、お肌のためにUVカットを徹底したり、内勤で太陽を浴びる時間の圧倒的減少、魚を食べる機会の減少・・・実は現代人はビタミンDが不足しがちなのです。そんな時に強い味方となるのが、サプリメント。忙しい毎日でも手軽に、効率よくビタミンDを補えます。最近では、高含有タイプや、水なしで口で溶けるタイプも登場しており、選択肢が広がってきています。大塚製薬「ネイチャーメイドスーパービタミンD」(90粒・90日分目安、希望小売価格915円<税別>)は、健康のために推奨される25µg(1,000 I.U.)が1日1粒にギュッと凝縮されています。サプリメント大国アメリカで長年愛されている専門ブランドなので、安心ですね。ビタミンD2とD3の総称であるビタミンD。「ヘルシーワンビタミンD3」(60カプセル・約1~2か月分目安、希望小売価格2,800円<税別>)は、青魚によく含まれるビタミンD3のみをジェル状カプセルにたっぷり含んでいます。また、最近注目を集めているのが、口で溶けるタイプ。「ネイチャーメイド ビタメルトD」(50粒・10日分目安、希望小売価格600円<税別>)は、コンパクトな容器に入った水いらずのサプリメントなので、時間と場所を選びません。ストロベリー味なのも嬉しい。自分の身を守れるのは、自分だけ。インフルエンザに負けないよう「ビタミンD」をきちんと毎日摂って、残りの冬も元気に過ごしましょう!
2014年02月19日冬になると、毎年多くの感染者を出す「インフルエンザ」。日本では年間で約1,000万人が感染すると言われている。インフルエンザ対策としては、うがい・手洗い・マスクなどをはじめ、毎年さまざまな予防法が話題になっているが、中でも数年前から注目を集めているのが「乳酸菌」。乳酸菌を摂取することにより、腸内免疫細胞を活性化し、免疫系のバランスを整えることで、インフルエンザをはじめとしたウイルスによる羅患の予防につながると期待されている。そして、200以上と言われる数多くの乳酸菌の中でも、近年インフルエンザ対策において特に注目を集めているのが「フェカリス菌」。乳酸菌は数を多く摂るほど効果的であり、球状かつ超微粒子の「フェカリス菌」は大量摂取に非常に適している。また、マウス実験においても、インフルエンザの予防・治療における「フェカリス菌」の有用性を示す結果が出ているほか、"加熱殺菌処理"をすることで、その免疫機能の向上効果は生菌体の約3倍になるという研究報告もある。そこで今回、生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研では、インフルエンザ対策の新キーワードとして「フェカリス菌」に注目。20~40代女性を対象とした「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査のほか、「フェカリス菌」の有用性を示す研究データや現役医師の見解についてレポートしている。○現代女性の「インフルエンザ対策」に関する意識・実態はじめに、20~40代の女性500名を対象に、「インフルエンザ対策」に関する意識・実態調査を実施。その結果は下記の通りとなっている。◆昨シーズン、「同居する家族」がインフルエンザ感染した割合は5人に1人、「同じ職場の人」では半数まず、過去のインフルエンザ羅患経験について調査を行ったところ、これまでにインフルエンザに感染したことがある女性は59%と約6割にものぼった。また、昨シーズンのインフルエンザ感染状況についても聞いたところ、自身が感染したという人の割合は13%で8人に1人という結果。また、「同居する家族」が感染した割合は23%、「同じ職場の人」が感染した割合は50%にも及んだ。ちなみに、インフルエンザに感染した際のエピソードとしては、「幻覚が見える程の高熱が出た上に、解熱剤の効果が全く見られず、恐怖を感じるほどだった」(44歳・福岡県)、「1人の感染をきっかけに、家族全員が同時期にダウンすることになり、1週間何もできなかった」(33歳・静岡県)など、その症状や感染力に脅威を感じる声が多くあがった。また、「職場の人数が少なく大変な中で感染し、同僚に大変迷惑をかけてしまった」(41歳・山口県)、「学校行事の時に、インフルエンザにかかり休まざるを得ず、子どもがとても残念そうだった」(39歳・岡山県)と、仕事や家庭への影響も非常に大きいようだ。◆軽視されがちな"内側からのケア" - 体の抵抗力を高めるためには、睡眠や食事による対策も必要それでは、女性たちはインフルエンザについて、どのような対策をしているのか? 昨シーズン行った対策方法を聞いたところ、「手洗いをする」(69%)が最も多く、以下、「うがいをする」(62%)、「マスク」(51%)と続くなど、インフルエンザウイルスを寄せ付けないように、"外側"からの対策に力を入れている人が多い様子がうかがえる。その一方で、「十分な睡眠をとる」(36%)、「食事による対策をする」(18%)といった回答は少数派となり、免疫力をアップさせるなどの"内側"からの対策は軽視されがちな傾向にあるようだ。ウイルスを物理的に除去するための"外側からのケア"はもちろん大切だが、十分な睡眠や、食事による対策で体の抵抗力を高める"内側からのケア"も大変重要なこと。つい疎かにしている人も多いようだが、インフルエンザにかかりにくい体づくりのためには、"内側からのケア"にも目をむける必要があると言える。◆"内側"からのインフルエンザ対策として注目を集める「フェカリス菌」こうした中、現在"内側"からのインフルエンザ対策において注目を集めているのが、乳酸菌の一種である「フェカリス菌」。ちなみに、今回アンケートに回答した女性たちに「フェカリス菌」を知っているかを聞いたところ、その認知度は17%にとどまった。続いては、「フェカリス菌」の概要と、インフルエンザ対策効果について紹介していこう。○「フェカリス菌」のインフルエンザ対策効果◆「フェカリス菌」とは?「フェカリス菌」とは、人間の体内に常在している乳酸菌の一種。そもそも「乳酸菌」とは、糖を分解して乳酸を生産し、エネルギーとする細菌の総称を指すが、一口に乳酸菌といっても、その数は多く、200種類以上と言われている。他の乳酸菌との大きな違いとして、「フェカリス菌」には「球状である」「微細である」という2つの特性がある。「フェカリス菌」は、"球菌"と呼ばれる球状の菌体であり、そのサイズは500~1000ナノメートル(=1/2000~1/1000ミリメートル)と非常に小さく、例えば「ビフィズス菌」と比較すると、約5分の1のサイズとなっている。この特殊な形状により、「フェカリス菌」は一度にたくさんの摂取が可能となり、他の乳酸菌と比較しても、より免疫細胞を刺激しやすいと考えられている。また、加熱殺菌されても効果があるため、加工がしやすく、保存性・利便性も優れている。◆マウス実験によって明らかになったインフルエンザの予防および治療効果なお、「フェカリス菌」のインフルエンザ予防・治療効果は、マウス実験でも実証されており、2010年の「日本乳酸菌学会」にて発表された北海道大学とニチニチ製薬の共同研究によると、「フェカリス菌」の可溶性成分を投与したマウスと投与しなかったマウスでは、インフルエンザ感染後の生存率に有意な差が見られたという。研究結果によると、「フェカリス菌(FK-23)」を投与しなかったグループのマウスにおいては、インフルエンザウイルスの感染後14日時点で、マウスの生存率が40%であったのに対し、ウイルスの感染前・感染後ともに「フェカリス菌(FK-23)」を投与していた別グループにおいては、マウスの生存率は100%だった。さらに、「感染前のみ」あるいは「感染後のみ」に投与した場合でも、まったく投与しなかったグループと比べるとマウスの生存率が高いという結果に。このことから、「フェカリス菌(FK-23)」は、インフルエンザの「予防効果」および「治療効果」が期待できると言える。また、今回の実験により、インフルエンザに感染する前から「フェカリス菌」を摂取すること、またインフルエンザに感染しても摂取し続けることの重要性が強く示唆された。ちなみに、「フェカリス菌」は"加熱殺菌処理"をすることで、生菌以上に免疫向上効果が高まるという研究結果も出ている。「New Food Industry」(2006 Vol.48 No.9)に掲載された、ニチニチ製薬 中央研究所の実験では、「フェカリス菌」の加熱殺菌処理菌体は、生菌と比べて約3倍の免疫向上効果が期待できることが明らかになっている。○医療の現場でも活用される「フェカリス菌」 - 現役医師が語るその有用性胃腸を専門とする医学博士で、井の頭通りこう門科胃腸科 院長の大堀晃裕氏は、「フェカリス菌」摂取の有用性について、下記のように語っている。◆現役医師も注目する「フェカリス菌」インフルエンザ対策においては、うがい・手洗い・マスクなどの予防が重要ですが、それだけではなく、「免疫力」を高めることも大切です。そして、「免疫力」を高める上で、個人的にも注目しているのが「フェカリス菌」。私自身、7年前から「フェカリス菌」を摂取し続けており、風邪やインフルエンザにかかりにくくなったという実感があります。また、2年前からは家族も一緒に摂取しているのですが、同様にウイルス性の病気に対する抵抗力があがったようです。自分で効果を体感してからは、クリニックの患者さんにも紹介しており、特に手術後などで免疫力の維持・向上が必要な方や、大腸炎や下痢気味の方など腸に不安のある方には、積極的に「フェカリス菌」に関する情報提供をしています。副作用がないため、安心して摂取していただくことができます。◆「フェカリス菌」のインフルエンザ対策における有用性「フェカリス菌」を摂取すると、腸内免疫細胞が活性化され、免疫系のバランスが整います。特にインフルエンザが流行する冬は気温が低いため、体が冷えることにより腸内の免疫細胞の働きも鈍くなりがちなので、「フェカリス菌」を摂取することは非常に意味のあることだと考えます。ただし、乳酸菌は、時間が経つと体内から出て行ってしまいますので、「フェカリス菌」を摂取する上では「毎日続ける」ということが何よりも重要です。◆「フェカリス菌」を加熱殺菌することによるメリットまた、「フェカリス菌」は、加熱殺菌されても免疫向上効果を損なうことがなく、むしろ加熱殺菌をすることで、その効果が生菌の3倍に高まるという研究報告もあります。 さらに、生菌のままでは、どうしても1度に摂取できる乳酸菌の量には限界があり、多くても100~400億個程度ですが、加熱殺菌処理した「フェカリス菌」であれば、1度に約1,000億個の摂取が可能になります。まもなく本格化すると予想されるインフルエンザの流行シーズン。今年は、うがい・手洗い・マスクなどの"外側"からの対策に加えて、「フェカリス菌」で免疫力を高める"内側"からの対策も取り入れてみてはいかがだろうか?
2013年12月02日薬用せっけん「ミューズ」等を扱うレキットベンキーザー・ジャパンはこのほど、「インフルエンザと自宅待機期間の過ごし方に関する意識調査」の調査結果を発表した。同調査は、昨年冬(2011年11月~2012年2月頃)にインフルエンザを発症した20~50代の人を対象として11月に実施。400人から回答を得た。「インフルエンザにかかった際の『自宅待機期間』に外出したか」との問いには、30.5%が「外出した」と答えた。「外出の理由」は、「食べ物・飲み物の調達のため」というやむを得ない理由が多かったものの、「熱が下がったから」「体のダルさが軽減したから」「仕事を休めなかったから」など、感染予防意識の低さや社会的な体制の不備による外出も目立った。「外出時の行き先」を尋ねたところ、もっとも多かったのは「スーパー」の(55.7%)。次いで「コンビ二」が43.4%となった。「会社などの仕事」は32%だった。また「それらの場所に行く交通手段」は、「バス」が22.1%、「電車」が19.7%と、公共交通機関を利用している人が多いことが明らかになった。インフルエンザの診断を受けた場合、症状が落ち着いてからもウイルスが体内に潜伏している可能性が高く、周りの人に移しかねない。そのため熱が下がってから2日あるいは症状がはじまった日の翌日から7日目まではできるだけ外出しないという指針が設けられている。自宅待機期間については「厚生労働省のQ&Aページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日内閣広報室は13日、首相官邸ホームページに「インフルエンザ&ノロウイルス特集ページ」を新設した。同特集ページは、冬に流行のピークを迎えるノロウイルスとインフルエンザへの注意喚起を目的として、家庭や職場でできる予防対策や政府の取り組みなどをまとめたもの。「インフルエンザにかからないためには」「政府が取り組むインフルエンザ対策」「ノロウイルスによる感染を防ぐには」などを閲覧できる。「インフルエンザにかからないためには」では、感染経路を断つこと、予防接種を受けること、免疫力を高めることなどを推奨。「正しい手の洗い方」など、インフルエンザから身を守るために気をつけるポイントを紹介する。ノロウイルスについても、家庭でできる予防対策の3つのポイント、「手洗い」「人からの感染を防ぐ」「食品からの感染を防ぐ」について、具体的な方法を示すなど、感染の拡大防止を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日インターネット調査会社のマーシュはこのほど、「インフルエンザとワクチン接種に関するインターネット調査」の結果を発表した。同アンケート調査は11月9日~12日にインターネット上で行われ、1,800件の回答を得た。「今シーズン(2012年~2013年にかけて)の予防接種」について聞いたところ、「今のところ受ける予定はない」という人がもっとも多く49.1%。「すでに受けた」人は9.2%、「これから受ける予定」の人は25.1%だった。前回の2011年の調査では11月下旬にアンケートを行ったが、この時は接種済みの人が17.0%。これから受ける予定の人と合わせると35.4%で、今回の調査とほぼ同じ割合となっていた。予防接種を受けたかどうかに関わらず、「昨シーズンにインフルエンザにかかったかどうか」を聞いたところ、「かからなかった」という人が大多数で88.8%だった。「かかった(医療機関で診断を受けた)」人は6.9%で、このうち約半数の52.8%は昨シーズンの予防接種を「受けた」と回答した。ワクチンの接種状況に関係なくすべての人に、「どれくらい予防効果が期待できると思うか」を聞いたところ、発症の予防については69.2%が、かかった場合の重症化の予防については71.1%が「期待できる」と回答した。前回2011年の調査と比較してみると、発症の予防が2.5%減、重症化の予防が2.3%減と、それぞれ低下していた。調査の詳細は「マーシュ公開調査データ発表ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日総合医療メディア会社の「QLife」は21日、「世帯所得別のインフルエンザの予防ならびに治療行動に関する一般生活者アンケート」の調査結果を発表した。同調査は9日~10日までインターネット上で行われ、一般生活者1,000人から回答を得た。「今シーズンのインフルエンザ予防接種の意向・実施」について聞いたところ、「すでにした」は11.4%。「するつもり」を加えても46.2%と過半数に届いていないことがわかった。世帯所得別に見てみると、「すでにした」「するつもり」と回答した401~600万円世帯は41.6%だった。世帯年収が上がるにつれ数値は高くなり、1,001万円以上の世帯では51.4%となった。「予防接種の値段」についての問いには、60.2%が「高い」と回答。世帯年収が上がるにつれて高いと感じる人は減少するが、1,001万円以上世帯の世帯でも51.2%が「高い」と答えた。詳細は「QLife内の調査結果発表ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」にて、「化学療法中の患者さんのインフルエンザワクチン」の調査を実施した。調査手法は、MedPeer会員医師を対象とした「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチ。調査期間は3月2日~3月8日で、有効回答数は 2,444件。「化学療法中の患者さんのインフルエンザワクチン接種」について、「好中球数が低値ならワクチンを見送り、正常値の場合に接種する」と回答した医師が34%となった。「患者さんの状態の良い時に行う」「化学療法の休薬期間に実施する」といったコメントがみられた。「好中球数に関係なくワクチンを接種する」は24%。「インフルエンザ感染の方がリスクが高いので、早めのワクチン接種を勧める」「不活化ワクチンであるので問題ない」という意見がある。「化学療法中はワクチンの接種を行わない」は21%。「思わぬ副作用が生じるかもしれない」「ワクチンの効果があまり期待できない」「化学療法導入前に済ませておくべき」といった声が多く、「罹患(りかん)してから抗インフルエンザ薬で対応する」というコメントもあった。「MedPeer」は医師の会員制コミュニティサイト。医師同士のディスカッション、情報交換を目的としており、その仕組みを利用して各種医師向けリサーチ調査が可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日インフルエンザが猛威をふるっている今冬、Amazon.co.jpでは加湿機能付きの空気清浄機が大ヒットしている。2月中旬から3月に飛散のピークを迎える花粉症シーズンの到来に向けて、“加湿”“清浄”機能の人気が非常に高い。Amazon.co.jp家電売れ筋ランキングは以下のとおり。(2012年2月1日~13日調べ)1位 SHARP プラズマクラスター搭載加湿空気清浄機450mL/タイプ KC-A50-W¥23,000(メーカー名:SHARP)2位 SHARP プラズマクラスター搭載空気清浄機 14畳用 FU-A51-W¥20,000(メーカー名:SHARP)3位 ダイキン(DAIKIN) パワフル空気清浄機「光クリエール」 ホワイト ACM75M-W ¥20,000(メーカー名:DAIKIN)4位 Panasonic 加湿空気清浄機 ホワイト F-VXG70-W¥27,500(メーカー名:Panasonic)5位 TWINBIRD マイナスイオン発生空気清浄機(12畳)パールホワイトAC-D358PW ¥6,000(メーカー名:TWINBIRD)2万円台の加湿機能付きの空気清浄機が売れ筋だ。さらに室内の清掃で花粉対策ができる便利グッズの人気も高まってきている。これからの季節インフルエンザ、花粉への十分な対策を講じておこう。お問い合わせ: Amazonホーム&キッチンストア
2012年02月23日LEDで情報機器の製造を手がける、日本セック株式会社は、インフルエンザの危険度を可視化する「インフルエンザ予防対策表示器」を発売した。この「インフルエンザ予防対策表示器」は、インフルエンザ拡大の危険性を、湿度や温度などの見地からを計測し危険度を可視化し、予防対策に役立てようとするもの。利用シーンは事務所・工場といった職場はもちろん学校・介護施設、公共施設など大人数が集まる施設内もサポート。危険度は緑・橙・赤の3段階で表示され、安全(緑):インフルエンザ危険度 0~40%注意(橙):インフルエンザ危険度 45~60%危険(赤):インフルエンザ危険度 65~100%※危険度は5%刻みで表示となっている。こちらの「インフルエンザ予防対策表示器」は夏場は「熱中症予防対策WBGT指標表示器」としても活躍するとのこと。詳しくは下の紹介サイトを見てみよう。 公式サイト
2011年11月01日1週間で202人厚生労働省は9月17日、新型インフルエンザの定点報告について発表した。それによると、9月6日~9月12日の、2010年第36週における患者報告数は全国で202人になった。患者数が群を抜いて多いのは、沖縄県の41人。ついで東京都19人、神奈川県・新潟県で16人となった。定点でも沖縄県…定点あたりの数値としては、沖縄県(0.71)、山口県(0.21)、新潟県(0.17)となり、やはり沖縄県の数値が目立った。東京では32週の時点で0.02であったが、36週では0.07に微増傾向。大阪ではここ5週で0.0~0.03。愛知県で0.01~0.02。山口県などでは、34週で0.01だったが、今週は0.21へと激増した。1人の患者から突然感染するという可能性も考えられる。なお、本年第18週以降、注意報レベル以上の警報地域はない。
2010年09月20日新型インフルエンザが猛威をふるっているようです。国立感染症研究所・感染症センターによる患者数の推計は、全国でなんと約150,000例。新型って、普通のインフルエンザと違ってほとんどの人が免疫を持っていないから、はやるときは爆発的にはやっちゃうらしいです。おそろしい!正しい対策を身につけて、この大流行を乗り切りましょう!僕たちにできる一番身近な予防法といえば、やっぱり手洗い!インフルエンザは大体、せきやくしゃみなどで出たしぶきに居るウイルスが原因で感染しちゃうようです。それに触った手をきれいにしておくっていうのは、とても有効な予防になるんですよ!さあ、そこで知りたいのが、正しい手洗いの方法。厚生労働省が薦めている正しい手洗いの方法を実践して、普通の手洗いとの差を検証してみます!普通に手を洗ったんじゃあ違いが分からないので、このように手を絵の具でまっかっかに塗りたくっての検証です!そんなに違いってあるのかなあ~?ないと思うけどなあ~!まずは、普段の僕のやりかたで洗ってみます。こうやって、ハンドソープを手にとって……うおおおおー!一心不乱に両手をこすり合わせます!このような結果に。……ちょっと僕、かなりショック受けてます。赤い。ものすごく赤い。全体的にすごく赤い。汚れ、全くとれてない。特につま先や、指の間などが全然洗えていないことが分かりますよね。誰の目にも明らかですよね。……チクショウ!……えー、さて、次に、厚労省のやつです。きれい好きな僕の手洗いがこんなにもふがいない結果に終わったのだから、厚労省つっても大したこと無いに決まってます。どうせ落ちないですよ。落ちないに決まってますよ。絶対落ちません!まあやるだけやってみますけど!1.まず、石けんを泡立てながら手のひらどうしをこすり合わせ、2.手の甲もしっかりとこすり洗いをします。3.指と指の間も、こう、交差させて丁寧に洗う。このとき、手のひら側からだけでなく、こうやって甲の方からも指を交差させて洗いましょう。指と指の間、水かき部分の汚れは、こっち側からの攻撃に弱いらしいんです!4.そして、親指と手のひらのねじり洗い!親指って、けっこう汚れの残りやすい個所なんです。がっつりねじってやりましょう!5.最後に、こうして手のひらに指先をこすりつけて、指・つめの先の汚れを落とします!ちょっとくすぐったいけど、これもインフルエンザ予防のため!がまんがまん!手を洗ったあとは、清潔なタオル、使い捨てのペーパータオルなどで水分をふき取りましょう。タオルの使いまわしは菌を繁殖させる原因になるのでNGです!……きれーい!すごくきれーい!赤いのが、汚れが、全く残ってない!……たかが手洗いにこうまで差がでるとは思いませんでした。厚労省すごいよ。さすが省庁です。これなら間違いなくインフルエンザ感染を予防できる気がします!みなさんも、一番身近な予防法・手洗いの正しいやり方を身につけて乗り切りましょう!もちろん、栄養や十分な睡眠をとることも忘れずにね!(永田兄弟/オモコロ)【関連リンク】厚生労働省新型インフルエンザ対策関連情報やりよる!厚労省!国立感染症研究所感染症情報センターインフルエンザの流行状況など、詳しい情報がわかります
2009年09月28日