里親やグループホーム、特別支援学校など、どこに行っても問題を起こしてしまい、社会のどこにも居場所のなくなってしまった9歳の少女を繊細かつ強烈な描写で描いたノラ・フィングシャイト監督の長編初監督映画『システム・クラッシャー』。この度、主人公の少女が睨みつける姿が印象的な日本版ポスタービジュアルと予告編映像が解禁された。第69回べルリン国際映画祭のワールドプレミア上映で10分間のスタンディング・オベーションを受け、銀熊賞(アルフレード・バウアー賞)など2冠、ドイツ映画賞では作品賞を含む8部門を受賞し、世界各国で37冠に輝いた本作。今回解禁となった日本版ポスターは、子どもも大人も関係なく悪態をつきまくる嵐のような9歳の少女ベニーを真正面から捉えたカット。キャンディを頬張りながら、その怒りとは裏腹な愛の渇望を訴える視線が、作品と同様に人々を射抜く1枚だ。予告編でも、中指を突き立て捲し立て、ベニーは絶叫する。でも本当はただ、ママと一緒にいたいだけ…。そんな願いも社会の理不尽にぶち当たると再びキレてしまう。家族もお手上げの状態で、このままではどこにも居場所がなくなってしまう。見知らぬおじさんに悪態をつくベニー、学校に行きたくないと刃物を振り回すベニー、鎮静剤を打たれ動けなくなったベニー。それでも、隔離療法中の森のなかではママを呼び続けるベニーのやまびこが切なく響く。バックで流れるニーナ・シモンの名曲「Ain't Got No, I Got Life」は、なにも持ちえない自分という絶望と、それでも命と自由だけはあるという不屈の希望を歌った、映画本編でも流れる屈指の名曲だ。ニーナ・シモン自身もアメリカが持っていた様々な矛盾や問題、そして自身の置かれた環境や家族や自分自身への怒りをストレートにぶつけ、一時は音楽業界からも忌避された過去を持つ伝説のアーティスト。本作の主人公ベニーと重ね合わせることで、より胸に響く映像となっている。『システム・クラッシャー』は4月27日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:システム・クラッシャー 2024年4月27日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
2024年02月09日2023年12月26日(火)「子ども第三の居場所」(※1)、b&gまるがめ(香川県、理事長:本西 志保)、徳島県鳴門拠点・ふれあいハウスりぼん(徳島県、代表:酒井 美里)、b&g大町(長野県、代表:甘利 直也)に在籍する3拠点の子ども達がオンラインでそれぞれの地域の魅力をご当地キャラ、そして地域の人達にプレゼンテーションいたします。子どもの純粋な眼から見た地域の魅力の発表により、新しい観光資源が見つけられるイベントとなります。このイベントでは、子ども達が生活する地域の魅力を、自分達の言葉で表現し、ご当地キャラ達に届けます。プレゼンテーションに向けて、子ども達、スタッフともにプレゼンテーションの学習をしてまいりました。児童がプレゼンに向けて調べ学習をしている様子このオンラインプレゼンテーション大会は、一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香)が日本財団のDX基金(※2)の支援を受けて、「子ども第三の居場所」の子ども達のキャリア教育を目的としたプレゼンテーション授業およびオンライン授業の一環として行われます。【開催概要】日時 :2023年12月26日(火)15時~16時メイン会場 :丸亀市市民交流活動センターマルタス Room3〒763-0034 香川県丸亀市大手町2丁目4-11配信方法 :ハイブリット配信オンラインZoom参加団体 :b&gまるがめ(自分たちの住む場所・SDGs~こども権利条約~)b&g大町(地域の魅力)「子ども第三の居場所」徳島県鳴門拠点(地域の魅力)ご当地キャラ:とり奉行骨付じゅうじゅう(丸亀名物骨付鳥マスコットキャラクター)オルデ(丸亀市社会福祉協議会キャラクター)すだちくん(徳島県マスコット)おおまぴょん(長野県・大町市キャラクター)後援 :丸亀市・丸亀市教育委員会運営 :一般社団法人アルバ・エデュとり奉行骨付じゅうじゅう(丸亀名物骨付鳥マスコットキャラクター)オルデ(丸亀市社会福祉協議会キャラクター)すだちくん(徳島県マスコット)おおまぴょん(長野県・大町市キャラクター)■「子ども第三の居場所」とは(※1)「子ども第三の居場所」はすべての子ども達が将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子ども達を対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に181ヶ所設置されています。(2023年9月末時点) ■DX基金とは(※2)デジタルトランスフォーメーション基金(Googleの慈善事業部門であるGoogle.orgからの支援300万米ドルにより、日本財団が設立した基金。)【b&gまるがめ】b&gまるがめはすべての子ども達が安心・安全な環境の中で生活・学習習慣など将来の自立に向けて生き抜く力を育む『子ども第三の居場所』として、丸亀市と日本財団の全面協力のもと活動しています。様々な学びや経験の機会を得て誰もが未来を選択し、挑戦する力をつけることを目指し、子どもだけでなく大人も共に学び合い、育ち合っていく地域社会を作るためのハブ拠点です。子ども達の声に耳を傾け、子ども自身の中にある力を信頼し、共に考え行動する大人がココにいます。運営団体:一般社団法人SKYあーと【「子ども第三の居場所」 徳島県鳴門拠点・ふれあいハウスりぼん】地域の子ども達が安心して過ごせる「子どもまんなか」の居場所を目指して2019年より子ども第三の居場所を運営してきました。地域の小学生を中心に、信頼できるスタッフやお友達と日々の時間を共有する中で、子どもの生活リズムが整い、学びへの意欲も高まり、子ども達ひとりひとりの生き抜く力が育まれます。さまざまな感性を育むイベントや、ワークショップの実施も積極的に行っております。運営団体:特定非営利活動法人ふれあい福祉の会山びこへるぷ(徳島県鳴門市)【b&g大町】運営主体は、乳幼児を含む児童及びその保護者の子育てのための支援事業並びに障害者及び高齢者が自立した社会の実現のための支援事業を行い、共に支えあう社会の構築と相互扶助社会の実現に寄与することを目的として、2005年大町市において特定非営利活動法人キッズウィルとして設立しました。b&g大町は、大町市の指導・協力のもと、B&G財団の助成を受け建設した『子ども第三の居場所』で、障害児通所支援との融合施設です。障害児通所支援では放課後等デイサービスを提供しています。また、支援対象児等見守り強化事業として、居宅訪問や居場所支援を行っています。所在地 : 長野県大町市大町6543設立 : 2005年4月代表理事: 福島 百子URL : 【一般社団法人アルバ・エデュ】アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒達が、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに約5.2万人の子ども・教員への授業実績があります(2023年6月時点)。2022年7月に富山県富山市教育委員会とすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結。2022年日本財団DX基金に採択。子ども第三の居場所の子ども達のべ2500名にキャリア教育授業を届ける(2023年10月現在)所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号設立 : 2014年12月代表理事: 竹内 明日香URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日子ども食堂などの子供の居場所の認知拡大を図り、様々な立場の子供たちに身近にある居場所を知ってもらうとともに、居場所団体と民間企業との交流機会創出を図ることで子供の居場所を運営するための支援の輪を広げることを目的に「こどもの居場所フェア埼玉」を開催します(入場無料)。こどもの居場所について学んで、知って、体験できるスペシャルイベントが盛りだくさんですので、ぜひ家族や友人とご来場ください。※子供の居場所とは、子ども食堂や無料学習塾、プレーパークなど、家でも学校でもなく子供が安心して過ごせる第三の居場所のことです。子供の居場所を運営するための支援の輪を広げる1 概要(1) 開催日時令和5年9月30日(土)13時~17時及び10月1日(日)11時~16時(2) 開催場所大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1丁目7-5)第1展示場、イベント広場及び601会議室2内容<ステージイベント>(1)「よしお兄さんと楽しく学ぶ!子供の居場所ってなあに?」(9月30日(土))ふじみ野市出身でNHK「おかあさんといっしょ」第11代目たいそうのおにいさんを務めた小林よしひさ氏、埼玉県域で活躍する子供の居場所等団体の代表をお招きし、大野知事とともに子供の居場所について楽しく学ぶトークショーを開催します。(2) ステージパフォーマンス〇大宮光陵高等学校吹奏楽部による演奏(9月30日(土))〇にゃんたぶぅによるステージ(10月1日(日))〇埼玉県警察音楽隊によるコンサート(10月1日(日))〇チアダンスチーム「Rapora」によるパフォーマンス(10月1日(日))〇コバトン・さいたまっちによるステージ(両日)<遊ぶ・見る・楽しむ体験(両日)>〇子ども食堂団体による飲食店出展〇プレーパーク団体による屋内遊び場〇子供の居場所支援企業等による遊び・体験コーナー〇ポケモン・ウィズ・ユー財団との連携によるシールラリー<企業向けセミナー・交流会(9月30日(土))>子供の居場所は、多くの市民ボランティアと企業・団体の支援に支えられています。子供への支援に興味がある企業・団体と居場所の運営団体との交流の場を用意し、今後の活動のきっかけやマッチングの機会を提供します。【第1部】セミナー基調講演:十文字学園女子大学副学長星野敦子氏事例発表:アルファクラブ武蔵野株式会社社長室室長中山篤信氏さいたま市子ども食堂ネットワーク代表本間香氏【第2部】交流会子供への支援に興味のある企業・団体と居場所運営団体の交流の場・情報交換・マッチング(お申込み専用フォームは公式サイトをご覧ください)※定員になり次第、事前申し込みを終了させていただきますのであらかじめ御了承願います。定員に空きがあれば、事前申し込みなしでの当日参加も可能です。上記のほか、イベントの詳細は以下のホームページやチラシをご覧ください。3主催埼玉県こどもの居場所フェア実行委員会4その他両日とも、フードドライブを開催します。ご家庭に余っている食品をお持ちいただける方は、是非お願いします。<集める食品の条件>・賞味期限が明記され、2か月以上あるもの・常温で保存できるもの・未開封のもの(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年09月20日子ども食堂などの子供の居場所の認知拡大を図り、様々な立場の子供たちに身近にある居場所を知ってもらうとともに、居場所団体と民間企業との交流機会創出を図ることで子供の居場所を運営するための支援の輪を広げることを目的に「こどもの居場所フェア埼玉」を開催します(入場無料)。こどもの居場所について学んで、知って、体験できるスペシャルイベントが盛りだくさんですので、ぜひ家族や友人とご来場ください。※子供の居場所とは、子ども食堂や無料学習塾、プレーパークなど、家でも学校でもなく子供が安心して過ごせる第三の居場所のことです。1 概要(1) 開催日時令和5年9月30日(土)13時~17時及び10月1日(日)11時~16時(2) 開催場所大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1丁目7-5)第1展示場、イベント広場及び601会議室2 内容<ステージイベント>(1)「よしお兄さんと楽しく学ぶ!子供の居場所ってなあに?」(9月30日(土))ふじみ野市出身でNHK「おかあさんといっしょ」第11代目たいそうのおにいさんを務めた小林よしひさ氏、埼玉県域で活躍する子供の居場所等団体の代表をお招きし、大野知事とともに子供の居場所について楽しく学ぶトークショーを開催します。(2) ステージパフォーマンス〇大宮光陵高等学校吹奏楽部による演奏(9月30日(土))〇にゃんたぶぅによるステージ(10月1日(日))〇埼玉県警察音楽隊によるコンサート(10月1日(日))〇チアダンスチーム「Rapora」によるパフォーマンス(10月1日(日))〇コバトン・さいたまっちによるステージ(両日)<遊ぶ・見る・楽しむ体験(両日)>〇子ども食堂団体による飲食店出展〇プレーパーク団体による屋内遊び場〇子供の居場所支援企業等による遊び・体験コーナー〇ポケモン・ウィズ・ユー財団との連携によるシールラリー<企業向けセミナー・交流会(9月30日(土))>子供の居場所は、多くの市民ボランティアと企業・団体の支援に支えられています。子供への支援に興味がある企業・団体と居場所の運営団体との交流の場を用意し、今後の活動のきっかけやマッチングの機会を提供します。【第1部】セミナー基調講演:十文字学園女子大学副学長 星野敦子氏事例発表:アルファクラブ武蔵野株式会社 社長室室長 中山篤信氏さいたま市子ども食堂ネットワーク 代表 本間香氏【第2部】交流会子供への支援に興味のある企業・団体と居場所運営団体の交流の場・情報交換・マッチングお申込みは、以下の専用フォームからお願いします。 ※定員になり次第、事前申し込みを終了させていただきますのであらかじめ御了承願います。定員に空きがあれば、事前申し込みなしでの当日参加も可能です。上記のほか、イベントの詳細は以下のホームページやチラシをご覧ください。 3 主催埼玉県こどもの居場所フェア実行委員会4 その他両日とも、フードドライブを開催します。ご家庭に余っている食品をお持ちいただける方は、是非お願いします。<集める食品の条件>・賞味期限が明記され、2か月以上あるもの・常温で保存できるもの・未開封のもの 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月15日映画『インスペクション ここで生きる』の公開を記念して、A24が手掛けた作品の特集上映が決定した。今回の特別企画では、「“ここで生きる” 自分の居場所を見つける―A24映画」をテーマに、『インスペクション ここで生きる』公開直前の7月31日(月)より、4夜連続でA24製作の作品4本を上映。第89回アカデミー賞で作品賞を含む3部門を授賞した『ムーンライト』は、どうにもならない日常の中で、たった一人の人物への想いを心に秘め成長していく青年が、『WAVES/ウェイブス』では、人生の歯車が狂ってしまったある家族が、それぞれの希望を見出し生きていく姿が描かれる。『カモン カモン』では、主人公と甥っ子が共同生活を通してお互いの心の隙間を埋めていき、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』では都市開発から祖父の建てた家を取り戻そうと奔走する主人公の姿が観る者の感情に訴えかけてくる。大切な想い出が詰まった、アイデンティティの核ともなる空間としての「居場所」。大切な人との関係性を通して、ありのままの自分でいられる「居場所」。どちらも人が生きていく上で、心の拠り所になる、大切なものだ。今回の特集上映決定に際し、監督のエレガンス・ブラットンは、「とにかく光栄だ。憧れの映画監督と名前を連ねることができ、それも日本で上映されるのだからね。マイケル・ジャクソンにでもなった気分だよ。ありがとう」と喜びのコメントを寄せている。▼“ここで生きる” 自分の居場所を見つけるーA24映画特集上映劇場:TOHOシネマズ シャンテ料金:一般1,500円/学生・シニア1,000円7/31(月)『ムーンライト』8/1(火)『WAVES/ウェイブス』8/2(水)『カモン カモン』8/3(木)『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』『インスペクション ここで生きる』は8月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 A24 Distribution, LLCWAVES/ウェイブス 2020年7月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ 2020年10月9日 新宿シネマカリテ、シネクイントほか全国公開©2019 A24 DISTRIBUTION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2023年07月20日主人公はバツイチで3人の子持ち、そんな主人公には子どもが3歳の頃から付き合っている彼がいます。喧嘩も多いですが、彼と子どもたちと幸せな同棲生活が続くと思っていたのに…。身の回りのことでストレスを貯めた彼はある日を境に豹変するのでした。インスタ:マチ(@sarelog_official)≪Instagramはこちら≫前回のあらすじ出典:instagram急に見れなくなった出典:instagram彼から電話出典:instagram聞いてみると…出典:instagram女と同棲出典:instagram知り合ったばかりなのに出典:instagramそれなのにあの女とは…。出典:instagram本気な様子出典:instagram次回予告出典:instagramGPSが見れなくなって焦ってしまう主人公…。その後彼から連絡が来て、女の経営する民宿で同棲していることが発覚します。彼はあの女と本気で結婚を考えているようです。イラスト:マチ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月04日こども支援事業を行う特定非営利活動法人アライブワンでは、不登校児童がひきこもりになる前に何とかしたい、学校の代わりに過ごせる新しい居場所、フリースクールを2023年6月、神戸市兵庫区に開校いたします。親子相談■背景コロナ禍で子供達の意欲を奪い、学校に行くことに否定的な子供が増えてきました。いわゆる不登校児童です。理由も曖昧でなんとなく「行きたくない」から不登校は始まります。コロナ禍で同じような事を言ったら「うつったら困るし、休めば…」という言葉が徐々に学校に違和感を抱いていた子供に拍車をかけてしまった気もします。そして、不登校児童は家族にも影響が。例えば子供が家にいることで、母親は付きっ切り。パートに行けず世帯収入が激減。そこにきてこの物価高。母親の悩みは子供の不登校に目が向くようになります。そうなると不登校から「ひきこもり」に変わっていき家族の望みとは逆の方へと状況が悪化していきます。そこでフリースクールが子供たちに新しい居場所づくりをします。■スクールの特徴*フリースクール(通学型)フリースクールに否定的なYouTubeを見ますが、フリースクールを過小評価している気がします。子供たちはゆっくり指導すればできる勉強もクラスみんなと同じペースだと身につかない事等でクラスに馴染めず、それゆえ担任教員との関係性も悪くなり学校を否定的に感じる子が多いと聞きます。我がフリースクールでは一日の時間割は朝に自分で決めます。また水曜日には地域の様々な職種の方を講師に招き体験学習をします。ここでは体験学習などから達成欲求を刺激し人間的な強さを身に付けて社会復帰できるように支援します。*デリバリースクール(訪問型)「ひきこもり」に片足が入りかけている児童と個別に時間を過ごす活動です。学習支援、軽スポーツ、ゲームの対戦相手やおつかいなど家族以外と過ごす時間を通して日常を取り戻すように支援します。■スクール概要店舗名 : FREE SCHOOL あらいぶ開校日 : 6月1日(木)所在地 : 〒652-0015 神戸市兵庫区下祇園町36-5アクセス: 地下鉄山手線「大倉山」駅 徒歩10分市営バス9系「家庭裁判所前」下車 徒歩2分営業時間: 平日 10:00~16:00定休日 : 土・日・祝席数 : 12席URL : ■会社概要商号 : 特定非営利活動法人アライブワン代表者 : 理事長 西尾 実所在地 : 〒652-0061 神戸市兵庫区石井町1-4-14-401設立 : 2023年1月事業内容: こども支援事業・カウンセリング事業・女子サッカーチームURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】特定非営利活動法人アライブワン お客様相談窓口TEL:070-8595-2403 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月12日■前回のあらすじ帰ってきたと思ったらまた男とともに車で出発した妻。子どもたちが一緒にいないことが気になって思わず声をかけた勇気ですが、目があったのに妻はそのまま逃げて行ってしまいました。手がかりすらない…これは地獄だ1ヶ月の出張が終わり何もわからず、絶望したまま終わった1ヶ月の主張。帰ろうとしたその時、妻から着信が…。次回に続く 「見えない地獄~僕は家族に裏切られた~」(全69話)は22時更新!
2023年02月15日息子が幼稚園に通うためには加配の先生が必須だと思ったが…Upload By べっこうあめアマミ私は、息子の幼稚園入園を見据えて、1歳のころからいくつかのプレ幼稚園に通っていました。しかし、息子は年少での入園を控えた年の秋になっても発達の遅れが大きく、プレや見学に行ったいくつもの私立幼稚園から、入園に難色を示されてしまいました。私としても、息子が幼稚園で何の支援もなくやっていけるかと言われたら難しく感じていたので、加配の先生をつけてくれる幼稚園を探しました。しかし、当時住んでいた地域では「加配の先生」という言葉に前向きな返答をくれる幼稚園に、一つも出会えなかったのです。ある幼稚園からは、「加配の先生をつけたり特別な配慮をしたりすることは一切できないが、それでも入園したいのなら受け入れる」という趣旨のことを言われました。しかし、私は息子の発達段階を考えると、それでは幼稚園に行く意味がないように思えてきたのです。息子に対して一切特別な配慮をされない園生活を、想像してみました。おそらく息子は、大勢の子どもの中で先生の目が届かず、何もせずにぼーっと日々を過ごすだけになってしまうでしょう。人知れず困り感を抱えながら、何も学べずに過ごす日々が、息子にとって意味があるのか分からなくなりました。ですから私は、息子を幼稚園に通わせるなら、加配の先生をつけてもらえることが必須だと思いました。それが難しいのなら、しばらく幼稚園ではなく療育に通い、息子の発達が周りの子どもたちに追いついてから幼稚園に入園する方向も検討し始めたのです。息子の居場所はどこにある?幼稚園も難しく、療育にも通えない?Upload By べっこうあめアマミ当時、私と息子は月に1回程度、地域の発達支援センターの親子療育に通っていました。本当はもっと高頻度で通いたかったのですが、高頻度のクラスは定員いっぱいで入れません。そのため、いつ空きが出るかは分かりませんが、1年以上前から待機中としてエントリーしていたのです。高頻度のクラスは、幼稚園のように親子分離で通えるクラスもあると聞いていたので、次年度は幼稚園ではなくそちらに通えることを願い、連絡を待つことにしました。そんな中、待ち望んだ電話がきました。発達支援センターからの、「週3日通う療育のクラスに次年度から入れます」という連絡でした。しかし、息子が入れると言われたのは、親子通園のクラスだったのです。その発達支援センターには、「療育にきょうだいを連れてきてはいけない」というルールがありました。当時、下の子を妊娠していた私にとって事実上それは、「通えない」話でした。結局、息子はどうにか別の、民間の小規模な療育に、親子分離で通える目途がつきました。しかし、こんなにも私たち家族に選択肢は与えられないものなのかと、障害がある子どもを育てる上での社会的な障壁に愕然とし、悶々とした日々が続きました。幼稚園について発達支援センターに相談…「引っ越そう」と心が決まるUpload By べっこうあめアマミ「息子が安心して通えるような幼稚園は、本当にどこにもないのか?」幼稚園にも発達支援センターにも通えず、地域に居場所がないように感じた私は、夫と共に発達支援センターに相談に行きました。正直なところ、療育クラスに通える条件や年齢などの事前説明に行き違いがあったことを含め、私は発達支援センターの対応に不安を感じていました。しかし、当時住んでいた地域では、保健センターや児童相談所など、どこに聞いても「子どもの発達のことは発達支援センターに」と言われました。だから、何か良いアドバイスをもらえるのではないかと、一縷の望みをかけて行ったのです。すると、対応した発達支援センターの方は、「公立幼稚園なら加配の先生がつくと思いますよ」というアドバイスをくれました。しかし、「では、公立幼稚園はどこにあるんですか?」と私が聞くと、その方は答えました。「この地域に公立幼稚園はありません」それが、初めて私の頭に「引っ越し」の文字がよぎったときかもしれません。当時住んでいた自治体には、公立幼稚園が一つもなかったのです。息子が入れる幼稚園がないことも、わが家が望むような形の療育を受けられないことも、地域としてはどうしようもないことなのだと思います。しかし、子どもの発達に悩む親の頼みの綱とも言える発達支援センターで、この地域で実現可能な選択肢が示されなかったことに、私は衝撃を受け、大きく落胆しました。それから私と夫は話し合い、息子が暮らしやすい環境を整えるため、思い切って家族で引っ越すことを決意しました。地域のせいであきらめたくない!「通える範囲」で選ぶのではなく、理想の環境は自分で掴むUpload By べっこうあめアマミ引っ越しを決めた私は、息子を育てる上で理想的な環境を求め、綿密なリサーチを始めました。当初、幼稚園は「家から通える範囲」で探していましたが、引っ越しを前提に考えると、今度は候補が多すぎて絞り切れません。そこで、引っ越しを決める理由となった現実を踏まえ、「公立幼稚園があること」「発達支援センターの対応が親切であること」を基準に引っ越し先の自治体を絞っていきました。息子の発達の遅れに配慮してくれる幼稚園なら、必ずしも公立ではなくてもよかったのですが、ホームページを見ただけでは、加配の先生をつけてくれるかどうか分かりません。1園ずつ電話で問い合わせていくしか確認する術がありませんでした。しかし、全ての私立幼稚園に確認することなど到底できません。いくつか電話した中では手ごたえがなく、これ以上はどうしようもないと思った私は、私立幼稚園は選択肢から外すことにしました。公立幼稚園であれば数は絞られますし、同じ自治体の公立幼稚園なら運営方針はだいたい同じです。そして実際に問い合わせてみると、公立幼稚園からは障害や発達の遅れを理由に難色を示されることはなく、加配の話も具体的に出てきました。連日、さまざまな地域の公立幼稚園や発達支援センターへの電話を繰り返し、引っ越し先を検討するのは大変な作業でした。しかし、これまでのような暗闇を当てもなく模索するような気持ちとは違い、自分で息子の居場所を探して選んでいくという気持ちは前向きで、希望に満ち溢れていました。運命の出会いからの引っ越し!潮目が変わった私の障害児育児Upload By べっこうあめアマミある日、家族で外出した先で、夫がふと「この辺りは引っ越し先の候補として考えている地域の一つだね」と話し出しました。そして、「今、気になって調べていたら、公立幼稚園からも歩ける範囲にちょうど良さそうな物件が出ているのを見つけた」と言うのです。それは本当に偶然でした。すぐにその物件を担当している不動産会社に連絡をとり、そのままその日のうちに見学に行くことになりました。そして、見学に行くと大満足な物件。なんと私たちは、そのままそこで契約したのです。良い縁はトントン拍子に進むもので、その後、入園を希望した公立幼稚園への入園手続きも順調に進み、息子には専属の加配の先生がつきました。その地域の発達支援センターも、私たち家族のためにとても親身になってくれました。引っ越し前から何度もやりとりに応じてくれて、幼稚園と並行して通える療育の候補をいくつも提案してくれたのです。発達支援センターは、私にとって心のよりどころになりました。思い切って引っ越してから、幼稚園や発達支援センターの先生方、そこで出会ったたくさんの方たちに支えられ、私の生活は一変しました。息子には自閉スペクトラム症と知的障害という診断がつきましたが、地域に確かな居場所を見つけ、安心して息子を育てられると思えたことで、私はかなり前向きになれたのです。障害や発達の遅れがある子どもをめぐる支援の環境は、非常に地域差が大きいものだと思います。しかし、このような経験をした私は今も、障害がある子どもとその家族が、どの地域で暮らしていても等しく十分な支援が得られるようになることを、願ってやみません。執筆/べっこうあめアマミ(監修:藤井先生より)息子さんの過ごしやすい環境を探すために、何ヶ所も相談し、転居された行動力に頭が下がります。現在、残念ながら支援の地域差があることは、私自身も感じております。私も、全てのお子さんが必要な支援をどこでも受けられて、健やかに過ごせる事を願っております。
2022年11月24日皆さんは家で動物を飼っていますか?ペットと一緒に生活していると、こちらが予想もつかないような面白い行動をすることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、実際に募集した「ペットに関する体験談」をご紹介します!消えたうさぎの居場所は…ペットのうさぎの話です。部屋の中に囲いを作り、限られたスペースで遊ばせていました。ある日、気が付いたらうさぎがいなくなっていました!出典:lamireまさか脱走してしまったのか?と焦りましたが、なんととんでもない場所で発見。小屋の前にあったソファーに穴を開けて、その中に入っていたのです!うさぎってこんなことが出来るんだなと驚きました。(女性/無職)イタズラするときは見つからないように…ペットのロングコートチワワのお話です。おもちゃで遊ぶことが大好きで、おもちゃ箱から自分のお気に入りのおもちゃをだして、机の下やゲージの中、ソファの下に持っていって遊んでいました。ある日、いつも通りゲージに入って、後ろを向いてこそこそしていました。きっとおもちゃで遊んでいるのだろうと思ってそっとしておきました。遊び終わってお腹が空いたのかキッチンをウロウロしていました。エサをあげてる間にゲージのおもちゃを片付けようとしたとき…おもちゃではなく、“あさり”を発見!おそらく料理をしているときに、あさりが落ちてそれを拾ったのだと思います。後ろを向いて遊んでいたのは、あさりで遊んでいたら怒られると思って隠れて遊んでいたからだと気づきました。この話をしたら家族は大笑いでしたが、あさりを飲み込んだりしなくて本当によかったです。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?ペットと暮らしていると、ハプニングはつきもの。今後もよりよい関係で、一緒に楽しく生活していきたいものですね!以上、「ペットに関する体験談」でした。次回の「ペットに関する体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年09月23日マカロニえんぴつの新曲「たましいの居場所」が、2022年6月17日(金)に先行配信リリース。松たか子が出演する日産の自動車「サクラ(SAKURA)」のCM曲として書き下ろした。マカロニえんぴつの新曲「たましいの居場所」アニメ『サマータイムレンダ』のオープニングテーマ曲「星が泳ぐ」をリリースしたことでも記憶に新しいマカロニえんぴつ。「フジロックフェスティバル ’22」をはじめとする夏フェスにも多数出演予定となっており、その活動はますます勢いを増している。そんなマカロニえんぴつの新曲「たましいの居場所」は、6月22日(水)にCD発売されるメジャー2nd EP『たましいの居場所』の表題曲。松たか子が出演する日産の自動車「サクラ」のCM曲として書き下ろしたもので、軽快なポップロックソングに仕上がっている。ミュージックビデオは、「なんでもないよ、」でもタッグを組んだ横堀光範が監督。主演には、ドラマや映画で活躍中の俳優・山中崇が迫真の演技で華を添えている。【詳細】マカロニえんぴつ 新曲「たましいの居場所」先行配信日:2022年6月17日(金)※6月22日(水)発売の最新EP『たましいの居場所』にも収録。
2022年06月16日今年のアカデミー賞を席巻したのは、作品賞を受賞した『コーダ あいのうた』ですが、それによって注目を集めた存在と言えば、タイトルにもなった「コーダ」と呼ばれる子どもたち。そこで、今回ご紹介するのは、知られざるコーダの文化や内に秘める苦悩に迫った話題のドキュメンタリーです。『私だけ聴こえる』【映画、ときどき私】 vol. 488「コーダ(CODA=Children Of Deaf Adults)」とは、耳の聞こえない親を持つ、耳の聞こえる子どもたちのこと。家では手話を使い、外では口語で話す彼らは、学校に行けば“障害者の子”として扱われ、ろう者たちからは耳が聞こえることで距離を置かれていた。そんななか、15歳という多感な時期を迎えたのは、「ろうになりたい」と願うあまり聴覚に異変をきたすナイラ、進学を決め、ろうの母から離れることに悩むジェシカ、そしてろう文化のなかでしか自由でいられず学校で孤独を味わっていたMJ。それぞれの葛藤を抱えるコーダの子どもたちが、3年間の撮影を通して語る心情とは……。2021年に北米最大のドキュメンタリー映画祭HotDocsに選出されるなど、各国で高く評価されている本作。コーダという言葉が生まれたアメリカにおいても、コーダ・コミュニティを取材した初の長編ドキュメンタリーとして話題となっています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。松井至監督これまでも「聴きとりづらい声を聴くこと」をモットーにドキュメンタリー制作を続けてきたという松井監督。本作でも、丁寧な取材力と見事な手腕を発揮し、大きな反響を呼んでいます。今回は、コーダたちから学んだことや撮影秘話、そしていまの私たちにできることなどについて、語っていただきました。―まずは、コーダという存在について知ったのはいつ頃、どういったきっかけだったのでしょうか。監督2015年に、海外向けに東日本大震災の復興について発信する番組のディレクターになったのですが、そのときにふと耳が聞こえない人たちはどうしていたのだろうかと考えました。東北のろう者への取材を行うにあたって参加していただいたのが、本作にも出演しているアメリカ人手話通訳者のアシュリーでした。生き延びたろう者の方々と耳の聞こえる彼らの子どもたちから話を聞いていくうちに、なぜか段々とアシュリーが気を落としてきました。理由を尋ねると、「彼らはコーダという人たちで、私もその1人なんです」と。そのときに初めてコーダというのが1980年頃にアメリカで生まれた概念であることや、いまだに社会から認知されていないことなどを教えてもらいました。―その話を聞いて、すぐにドキュメンタリーの題材にしたいと思われたのですか?監督アシュリーから「コーダのドキュメンタリーを撮ってほしい」と頼まれました。コーダがどれだけストレスフルな生活を送っているのかを知ってほしいと。コーダは、体は聴者だけれど中身はろう文化で育ち、聴者の世界にも馴染めず、かといってろう者のなかに入ることもできない。両方の世界に入り切れず、居場所を失ったまま成長する子が多いことは大きな問題だとアシュリーが話してくれました。それらの話を聞きながら「もし自分がコーダだったら……」とイメージしました。まだ自分が子どもで、大きなショッピングモールで親とはぐれてひとりぼっちになってしまったとき、どれだけ泣いても親は気づいてくれないわけです。永遠に迷子になる感覚に近いイメージを持ちました。そのとき、この映画を作りたいと思うようになりました。実際に話を聞いて、苦悩を間近に感じた―ananwebでは『コーダ あいのうた』のシアン・ヘダー監督にも取材をさせていただいており、コーダの子どもたちが抱える重荷とコーダとしての誇りとの間に生じる矛盾に興味を持ったとお話されていました。監督が実際にコーダの方々と接してみて、印象に残っていることはありましたか?監督東日本大震災で命を落としたろう者の息子さんとお話する機会があったのですが、目の前に避難できる施設があったにも関わらず、ご両親は家の2階で手をつないだ状態で亡くなられていたそうです。そのときに、彼は「自分はろうである両親のことを最後の最後までわからなかった」と。そして、親に何か起きたとき駆けつけられる距離に自分がいなかったことに罪悪感を抱いておられるようでした。電話の涙声から、親と子同士がまったく異なる遠い存在としてすれ違っていったのではないかと思えて、コーダの苦悩を間近に感じました。―今回は、アメリカのコーダ・コミュニティを取材されていますが、日本と比べるとかなり進んでいるのでしょうか。監督アメリカはコーダという言葉の発祥の地なので、場が整っているのを感じました。子どもたちにはコーダのキャンプがありますし、10代後半になると世界各国でコーダ会議を開催して、3日間にわたって話し合うこともあるそうです。日本に比べると、アメリカはアイデンティティを重要視する文化なので、コーダの世界の確立が進展したのだと思います。日本にも「J-CODA」があり、同じ経験をしてきた仲間同士が話せる場を作っています。日本の場合は、まだ自分がコーダであることに気がついていない人が多い印象です。実際に話をすると、「世界で自分だけかと思っていた」という人もいます。コーダについて知り、仲間がいることがわかれば自分自身との付き合い方に良い変化もあるかと思います。日本で、どうやってコーダのアイデンティティを作っていくのかについては、コーダという言葉が広まってきたこれからが大事になってくると自分は感じています。コーダの言葉によって、人生が変わった―本作に出演しているコーダの子どもたちとは3年にわたって交流がありましたが、取材のなかで彼女たちから学んだことも多かったのでは?監督そうですね。特にナイラから最初に「コーダを理解できると思わないでほしい。私の物語は私のものです」と言われたのは決定的だったと思います。あの言葉がなかったら、僕は取材という名目で他人の苦労や人生を代弁してしまうような制作を続けてしまっていたと思うので。そう言われて以来、僕はこれまで積み上げてきた技術を一回すべて捨てなければいけなくなったので、人生が変わりましたが、すごく感謝しています。特にナイラの最初のインタビューで「わたしはろうになりたかった」という一連の感情の流れが撮れていなかったら、僕はこの映画を途中で辞めていたかもしれないと思います。あのときに一度しか撮れない圧倒的な語りでした。―制作するうえで、気をつけていたこともありましたか?監督コーダのみなさんからは「シンパシー(同情)はいらない。エンパシー(共感)がほしい」と言われたので、そのあたりも考えました。特に、近年アメリカでも“感動ポルノ”と言われるような作品は、障がいを持った人の物語を健常者が消費しているとして問題になっていますが、取材者が当事者のように語ってしまうことはすごく危険なことでもあります。マジョリティ側にいる自分は、何が差別なのか気づかない、その認識すらないので、自分自身の言動に気をつけました。実は、この作品も当初は聴者の視線で編集していました。手話のシーンがほとんどなく、言語優先の構成になってしまい、完成しませんでした。その構成自体が聴者による差別的な態度になっていることに気がついたので、全部イチから作り直すことにしました。そのあとに出来上がったものでは、言語は詩のように凝縮された断片として使い、手話を入れ、観た人が目で読むことで完成する映像を目指しました。観客のみなさんにも、少しだけ「目で読む」ろう者やコーダの感覚を知っていただける作りになっていると思います。他者と生きることは何かを感じてほしい―では、コーダのみなさんがより暮らしやすくするために、私たちができることがあれば教えてください。監督まずは、コーダの存在を知ることではないでしょうか。特に、教育者の方に伝えたいことですが、ろう者の家庭で育った場合、子どもは手話が母語になるので、口語を覚えられないまま学校に行くことがあります。アメリカのコーダの子たちは「移民の子と一緒に補習の授業で英語を覚えた」という子がたくさんいました。そうしたサポートが充実するためにも、まずは聴者の側がコーダのことを知ってほしいと考えています。これは人種差別やジェンダーの問題でも言えることですが、他者と生きることを学ぶ時代なのかと思います。つまり、自分から見えるものだけでなく、向こう側からはどう見えているのかという行き来を、つねに自分のなかに持っていることがこれからは大事になってくるのではないかなと。この作品では、聴者のみなさんが映画を鏡にして、自分自身の姿が見えるような経験になったらいいなと思っています。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。監督日本社会のなかで、女性であるだけで生きづらさを強いられるところもあるように、さまざまな社会規範のなかで居場所がないと感じている人は多いと思います。僕自身も、社会にフィットできずに生きてきました。一見、健常者でも、細かく見ていくと、抑圧から無力感を味わい、居場所がないと感じている人もいます。それに気がついたとき属性で人を見ることをやめれば、バリアを解きほぐして人と人が近づいていけるのではないかなと。居場所がない者同士がどうやって生きていくかを真剣に考える時代だと思うので、この映画を通して他者と生きるという当たり前のことをもう一度想像してもらえたらうれしいです。“心の声”に耳を傾ける!コーダが味わう苦悩や葛藤だけでなく、コーダとして生きる喜びもリアルに映し出し、さまざまな発見を与えてくれる本作。新しい視野を得ることは、いままでの自分を振り返る機会となり、そしてこれからの自分の生き方についても改めて考えるきっかけを与えてくれるはずです。取材、文・志村昌美必見の予告編はこちら!作品情報『私だけ聴こえる』5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開配給:太秦©TEMJIN / RITORNELLO FILMS
2022年05月27日マカロニえんぴつの新曲「たましいの居場所」が、日産「SAKURA」のCMソングに決定した。「たましいの居場所」は、6月22日に発売されるメジャー2nd E.P.のタイトル曲で、同CMのために書き下ろされたマカロニえんぴつ珠玉の軽快なポップロックソング。本日5月20日放送のFM802『ROCK KIDS 802-FRIDAY&SATURDAY-』内で、同曲のフルサイズがラジオ初解禁される。CMには俳優の松たか子が出演し、日産「SAKURA」を運転。さらに特別に同曲の歌唱も一緒に行っている。CM映像は本日よりYouTubeで公開中で、TVCMは今後オンエア予定となっている。【日産サクラ】TVCM「電気自動車になった軽」篇 30秒また、メジャー2nd E.P.『たましいの居場所』の収録内容とジャケット写真が公開された。今作には表題曲に加え、TVアニメ『サマータイムレンダ』1stオープニングテーマ「星が泳ぐ」と、「街中華☆超愛」「僕らは夢の中」というタイトルから期待感高まる2曲を加えた全4曲を収録。初回生産限定盤には特製MV Bookが同梱され、メジャーリリース以降制作されたこれまでのMVに加え、ストリーミングチャートでヒットを記録し、結成10周年を記念してファンと共に日本武道館で撮影された「なんでもないよ、OKKAKE ver.」に未公開映像を追加した「なんでもないよ、OKKAKE Long ver.」も収録したBlu-rayが付属。さらに「秘密の部屋覗き見シート」という初回生産限定盤のみでしか見ることのできない特別な映像コンテンツが視聴可能な特典も封入される。<リリース情報>マカロニえんぴつ Major 2nd E.P.『たましいの居場所』2022年6月22日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray+MV Book):3,000円(税込)マカロニえんぴつ『たましいの居場所』初回生産限定盤ジャケット●通常盤(CD):1,500円(税込)マカロニえんぴつ『たましいの居場所』通常盤ジャケット【CD収録曲】※全形態共通1. たましいの居場所(日産「SAKURA」CMソング)2. 星が泳ぐ(TVアニメ『サマータイムレンダ』1stオープニングテーマ)3. 街中華☆超愛4. 僕らは夢の中マカロニえんぴつ「星が泳ぐ」MV【初回生産限定盤 特典】・限定三方背ケース仕様・初回生産限定盤特製 Music Video Book・秘密の部屋覗き見シート封入【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみ■メジャーリリース以降に制作されたミュージックビデオ12本に加え、未公開映像を追加した「なんでもないよ、OKKAKE Long ver.」を含む51分以上を収録。1. 生きるをする2. mother3. ノンシュガー4. メレンゲ5. 裸の旅人6. はしりがき7. 八月の陽炎8. なんでもないよ、9. ハッピーエンドへの期待は10. 好きだった(はずだった)11. キスをしよう12. 星が泳ぐ13. なんでもないよ、OKKAKE Long ver.【店舗別特典】■TOWER RECORDS / TOWER RECORDS ONLINE ※一部店舗を除くオリジナルコースター※TOWER RECORDS ONLINEにて対象商品をご予約・ご購入いただいた方には、ランダムで「メンバー直筆サイン入りオリジナルコースター」をプレゼントいたします。※タワーレコード特典「オリジナルコースター」にメンバー4人の直筆サインが記載されています。※直筆という特性上それぞれ仕上がりが異なり、多少の文字のかすれなどがございます。■TSUTAYA RECORDS / TSUTAYAオンラインショッピング ※一部店舗を除くクリアファイル(A5サイズ)■HMV / HMV&BOOKS online ※一部店舗を除く缶バッチ■Amazon.co.jpメガジャケ■全国アニメイト(通販含む)アニメ「サマータイムレンダ」オリジナルチェンジングジャケット■楽天ブックスプリントサイン入りポストカード■セブンネットショッピングモバイルスタンドキーホルダー■TOY’S STOREジャケットステッカー(通常盤ver.)■応援ショップ告知ポスター(B2サイズ)予約リンク:『たましいの居場所』特設サイト:<番組情報>FM802『ROCK KIDS 802-FRIDAY&SATURDAY-』5月20日(金) 21:00~23:48※番組内で「たましいの居場所」のフル尺ラジオ初オンエア番組オフィシャルサイト::<ツアー情報>マカロックツアーvol.13 ~なんたって10周年ツアーだゼ?9公演追加しました篇~5月20日(金) 香川・レクザムホール 大ホール(香川県県民ホール)5月21日(土) 愛媛・愛媛県県民文化会館 メインホール5月27日(金) 富山・オーバード・ホール5月28日(土) 福井・フェニックス・プラザ 大ホール6月2日(木) 広島・広島文化学園HBGホール6月3日(金) 福岡・福岡市民会館 大ホール6月10日(金) 宮城県・仙台サンプラザホール6月12日(日) 岩手県・岩手県民会館 大ホール6月16日(木) 北海道・カナモトホール(札幌市民会館)【チケット料金】全席指定:6,800円(税込)※4歳以上チケット必要。3歳以下でもお席が必要な場合は有料。※枚数制限:お一人様4枚まで関連リンクマカロニえんぴつ Official Websiteマカロニえんぴつ 公式Instagramマカロニえんぴつ 公式Twitterマカロニえんぴつ 公式LINEマカロニえんぴつ 公式TikTok
2022年05月20日マカロニえんぴつの最新EP『たましいの居場所』が、2022年6月22日(水)よりCD発売される。マカロニえんぴつの最新EP『たましいの居場所』メジャー1stアルバム『ハッピーエンドへの期待は』のリリースも記憶に新しいマカロニえんぴつが、メジャー2nd EPとなる『たましいの居場所』をCD発売。収録曲は、TVアニメ『サマータイムレンダ』1stオープニングテーマとなる新曲「星が泳ぐ」に、日産「サクラ(SAKURA)」CM曲で表題曲となる「たましいの居場所」など新曲3曲を加えた計4曲だ。ミュージックビデオ収録のBlu-ray付き初回限定盤も販売形態は、初回限定盤と通常盤の2タイプ。初回限定盤は、限定三方背スリーブ仕様となっており、Blu-rayとミュージックビデオブックが付いてくる。Blu-rayには、最新曲「星が泳ぐ」までの歴代のミュージックビデオに加え、バンド結成10周年を記念してファンと共に日本武道館で撮影した「なんでもないよ、」 OKKAKE ver. や、当日撮影した未公開映像を追加した「なんでもないよ、OKKAKE Long ver.」を含む全13曲を収録。ミュージックビデオブックには、ビデオ撮影時のオフショットなどを収める。『ハッピーエンドへの期待は』はアナログレコード化同日には、メジャー1stアルバム『ハッピーエンドへの期待は』も、アナログ盤として発売。12インチカラー盤の2枚組で完全生産限定となる。【詳細】■マカロニえんぴつ 最新EP『たましいの居場所』CD発売日:2022年6月22日(水)・初回生産限定盤[CD + Blu-ray + MV Book]3,000円・通常盤[CD]1,500円<収録曲>1.たましいの居場所(日産「SAKURA」CMソング)2.星が泳ぐ(TVアニメ『サマータイムレンダ』1stオープニングテーマ)3.街中華☆超愛4.僕らは夢の中<初回生産限定盤 特典>・限定三方背スリーブ仕様・豪華 Music Video Book・秘密の部屋覗き見シート封入<初回生産限定盤 BD映像特典>メジャーリリース以降 歴代ミュージックビデオ収録予定内容1.「生きるをする」Director中村 剛2.「mother」Director:杉本大地3.「ノンシュガー」Director:吉田まほ4.「メレンゲ」Director:大河臣5.「はしりがき」Director:林響太朗6.「裸の旅人」Director:池田一真7.「八月の陽炎」Director:大関泰幸8.「なんでもないよ、」Director:横堀光範9.「ハッピーエンドへの期待は」Director:松本花奈10.「好きだった(はずだった )」Director:藍にいな11.「キスをしよう」Director:室谷惠12.「なんでもないよ、OKKAKE Long ver.」 Director野村徹13.「星が泳ぐ」Director:堀田英仁更にはMV Bookも付属した豪華限定盤■マカロニえんぴつ アルバム『ハッピーエンドへの期待は 』完全生産限定/アナログ盤発売日:2022年6月22日(水)価格:5,500円※12インチカラー盤 2枚組 ダブルジャケット
2022年04月18日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第17話です。しばらく冷戦が続いていたある日、GPSで夫の位置情報を確認すると産婦人科にいるようで…!?産婦人科だと…?!出典:instagram隠すつもり?出典:instagram仕事で疲れたって言った?出典:instagram生意気言いやがって!出典:instagramDV、モラハラ
2022年04月13日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第6話です。帰りが遅い夫を心配する妻を演じ、電話したところ、まだ職場にいて帰れないという夫。しかし前日に登録しておいた位置情報アプリを見ると、夫の位置情報はホテルをさしていて…!?何が職場だ!出典:instagram証拠を残しておこう出典:instagram現場証拠出典:instagramそして夫は堂々と朝帰り出典:instagram位置情報はしっかりスクショして証拠を残しましたが、現場証拠を押さえるのは難しく、今回は諦めてしばらく泳がせることに。そしてついに社用携帯チェックのリベンジ…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sarezuma_mayuuuu)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年04月03日大人気マンガシリーズ、今回はmomo(@momotan1000)さんの投稿をご紹介! 「モラハラ夫の不倫相手は母親でした」第25話です。ケンに離婚を切り出すことに不安を感じるユキさん。でも、弁護士さんがある提案をして…?ユキさんに、弁護士が…?出典:instagram全部やってくれるの!?出典:instagram確かに…出典:instagram一気に安心して…?出典:instagramまず、連絡先を…出典:instagramそこで思い付いたのは?出典:instagramだったら…!出典:instagramユキさんの頼みに、父は…?出典:instagram弁護士さんも、父も心強い味方ですね…!住む場所も決まって、安心して離婚に乗り出せそうです!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@momotan1000)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月20日松山市で子育て支援を行うNPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場(所在地:愛媛県松山市、理事長:山本 良子)は、子どもの居場所(遊び場)をもっともっと松山に増やしたい!という思いを実現するために社会問題と向き合うクラウドファンディング「GoodMorning」にて、11月2日(火)よりプロジェクトを開始しました。クラウドファンディング「GoodMorning」 由良野の森プレーパーク■開発背景*不登校児童生徒の増加(とくに小学生が直近5年間で倍増!)*コロナ禍でますます「孤育て」が増え、相談できる相手のいない保護者が増加。*困難を有する若者(家に閉じこもっている若者、仕事を持ちえない若者)になる以前に、子ども時代に居場所が十分機能していればそうした若者を減らせるのではないかと考えています。■特徴*子どもの足で歩いて行ける場所に子どもの居場所を常設で作る。*居場所で保護者も悩みを相談出来たり、異年齢の子どもたちが来たくなる場所を作る。*フリースクールにもっとたくさんの子どもたちを受け入れる体制を作る。■リターンについて3,000円~:とにかく応援お願いします!30,000円~:団体が毎年制作している冊子8,000部に協賛広告を掲載します。■プロジェクト概要プロジェクト名: 子どもの居場所(遊び場)をもっともっと松山に増やしたい!期間 : 2021年11月2日(火)~12月25日(土)23:59URL : <製品概要>商品名 :冊子への協賛広告内容 :遊び場通信28号に広告を掲載することができます。遊び場通信28号のテーマは「自然体験と子育て」です。印刷部数は8,000部、A4カラー24ページを予定しています。配布場所:松山市児童館、伊予市児童館、砥部町児童館、松山市内公民館、まつやまNPOサポートセンター、松山市総合コミュニティセンター、松山市総合福祉センター、団体が開催するイベントで配布等■会社概要商号 : NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場代表者 : 理事長 山本 良子所在地 : 〒791-8056 愛媛県松山市別府町734-9設立 : 平成18年8月活動開始(平成28年3月25日法人格取得)事業内容: ・フリースクール たんぽぽの綿毛・森のようちえん たんぽぽの根っこ・森のようちえん みきゃんっ子(火・親子型)・プレーパーク事業(由良野の森)・キャンプ(中島・久万高原など)・自然体験活動・遊び場通信年1回発行URL : (団体HP) (フリースクール たんぽぽの綿毛) (森のようちえん たんぽぽの根っこ)【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場 お客様相談窓口TEL:080-8902-9627お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月06日■前回のあらすじ念願の正社員になったものの思うように仕事ができず、落ち込む日々。次第に疲れが溜まっていくなかで、見つけたのはオンラインサロンだった…!※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。私が仕事でボロボロになっているときに、出会ったのは心理カウンセラーとしても活躍しているよっちゃんのオンラインサロン。私は以前からよっちゃんのブログのファンでした。ちなみに、「オンラインサロン」とはWEB上で展開する会員制コミュニティ。多くが月額制で、専門的なこと学んだり、主催者を中心とした交流を持てたりできます。同じ目標や志を持つ人が集まり、切磋琢磨できる反面、ハマりすぎてしまう人もいるようです。よっちゃんの基本方針は「無理をせず自分の居場所で輝こう!」という魅力的なもので、追い詰められていた私にとって、このサロンこそ仕事で自信を無くした私の心の支えになってくれると思い込んでいったのです…。その中には、私でも知っている芸能人やSNSで人気のインフルエンサーの若い女の子、人気動画サイトの有名人がいっぱい…。月会費は15,000円。スタッフとしてサポートする立場なのにお金を取られることは地味に気にはなっていたのですが…。少し気にかかりながらも、サロンに入会してみると、ポスターや企画資料作りを主に頼られるようになり、いろんなメンバーから声をかけられるようになっていきました。会社では企画にダメ出しばかりされていた私にとって、このサロンでの活動のおかげで徐々に自信を取り戻していきました。他のメンバーから頼られ、若い子からは賞賛の眼差しを浴びるサロンでの活動。月額費以外にもかかるお金もかなりありましたが、それでも喜んで払っていました。こうして私の生活は次第によっちゃんサロンでの活動が中心になり、私は時間もお金も、自分のすべてをサロンに費やしていくようになっていったのです…。次回に続く(全4話)毎日19時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ニタヨメ
2021年05月18日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。とにかく奥さんと子どもに好かれたいと日々頑張る僕が、妊娠判明から育児に奮闘する様子を描いた連載マンガ「奥さんと子どもに好かれたい」の第106話。 今回は、自分が子どものころ両親にされて嫌だったことを、息子にはしないように気を付けていることについて。何をしているかというと……。 僕が家庭円満のために心がけていることとは。 僕は子どものころ、両親が帰宅後にイライラしている雰囲気がとても嫌いでした。大人になってみて、どうしてもうまくいかないことが世の中には存在していることがわかり、あのときの両親のイライラはそこから来ているのだなと、今になって理解はできるようになりました。 ただ、自分の子にはあのどうしようもなく理不尽な「居場所のなさ」を感じてもらいたくはないので、なるべく帰宅後は明るく振る舞うように心がけ、外でもらってきたイライラを家庭に持ち込まないようにしています。 ですが、そのイライラがMAXになってしまう日もあります。そんなときの僕は、自分のストレス解消に子どもを巻き込んでしまうことにしています。・ダイエット中でも気にせず、一緒に好きなものを食べる・普段抑えているような欲求を少し解放してみる(爆音音楽や深夜アイスなど)ひとりで発散するよりも罪悪感が少ないですし、子どもも楽しそう。 そんな一緒に楽しんでくれる子どもを見ていると、大抵のイライラはなんとなくですが、解消されているように感じます。 いつかこのストレス解消法に付き合ってくれなくなるまで、この方法で乗り切っていこうと思っています。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年04月23日新年度。進級や進学を迎え、子どもが新しい環境にうまくなじめるか心配しているママもいるのではないでしょうか。とくに子どもが人見知りだったり、友だちとケンカしがちだったりすると、「新しい環境でお友だちとうまくやっていけるかな」となおさら不安になってしまいますよね。そこで、日本財団で「子ども第三の居場所」(*)プロジェクトを推進し、プライベートでも5児のパパとして、子どものコミュニケーション力を伸ばすことに取り組んでいる本山勝寛さんにインタビュー。子どものコミュニケーション力の育み方を教えてもらいました。日本財団 子どもサポートチーム チームリーダー 本山勝寛さん“地域の子どもたちのもうひとつの家”となる場所を目指す「子ども第三の居場所」の運営を統括。5児の父親で、これまで育児休業を4回取得。東京大学工学部システム創成学科知能社会システムコース卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策修士課程修了。独自の子育て論、教育論が話題で『16倍速勉強法』(光文社)や『自力でできる子になる好奇心を伸ばす子育て』 (大和書房)など著書も多数。*子ども第三の居場所とは…さまざまな困難に直面する子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む放課後の居場所。学習支援や生活習慣支援のほか、キャンプ・音楽・プログラミング等の教室を通して、自己肯定感やコミュニケーション力など非認知能力を育むことにも力を入れています。■人見知りは悩まずOK! 友だちづくりにはコツがある子どもの性格は人それぞれ。人見知りもその子の個性だとはわかっていても、親としては友だちと仲良く遊んでいる姿を見るとほっとするし、どこかでそういう姿を望んでしまいがちです。でも「子どもが小さいうちの人見知りはそこまで気にしなくていいと思います」と本山さん。本山さん自身も人見知りで口数は少ないほうだといい、5人のお子さんのなかにも人見知りの子がいるそうです。「友だちをつくるには、結構きっかけが必要なんですよね。きっかけのひとつになるのが、相手との共通点を見つけること。私は『オンナジ』ところを見つけるといっているのですが、たとえばスポーツならサッカーが好きとか、野球が好きとか。ほかにも遊びでなわとびをよくやるとか、流行りのアニメにハマっているとか。何でもよいので何か共通点が見つかると、それをきっかけに会話ができたり、わかりあえたりします」親がサポートできるのは、子どもをよく観察して、興味や関心のあるものを見つけ出し、同じ仲間のいるところへ連れていってあげること。たとえば習い事もそのひとつ。習い事はスキルそのものを高める目的もありますが、共通点のある友だちをつくるきっかけにもなります。新しいクラスでの友だちづくりなら、子どもとよく話をして、園や学校の様子、どんな子がいるかなどいろいろ聞き出してあげれば、共通点のある子との交流も促してあげられそうです。■コミュニケーション力が人生を左右する!?友だちがとさらに仲を深めていくには、コミュニケーション力が必要だといいます。「コミュニケーション力とは、『相手の話や考えをしっかり聞いて理解する力』と『自分の気持ちや考え方、伝えたいことを伝える力』。家族や友人と良好な人間関係を築くために必要な力です。それが発展していくと、他の人と協調して何かを生み出すコラボレーション力にもつながっていきます」コミュニケーション力は、最近注目を集めている「非認知能力」のひとつ。一般的にIQなど学力テストで測れるものを「認知能力」といいますが、「非認知能力」はテストではなかなか測れません。たとえば、物事を最後までやり抜く力、物事への意欲、協調性、社会性、創造性、好奇心などがそうです。「近ごろ、非認知能力は認知能力と同じくらい、もしくはそれ以上に、人生全般において非常に大切な力だといわれています。将来の学力や仕事へ影響するという研究結果も出てきました。私がサポートをしている『子ども第三の居場所』では、学習ももちろん大事にしていますが、非認知能力を伸ばしていくことにもかなり力を入れています」■育み方のヒント1:会話に関心をもつ具体的な子どものコミュニケーション力の育み方のヒントを4つ教えてもらいました。「まずは親子の会話のなかで、子どもが関心のあることに親も関心をよせる。子どもの話にしっかり耳を傾けて一緒に会話をふくらませていく、ということがベースになると思います。基本的なことですが、実はあまりできていません。これは自己肯定感を育むことにもつながります」忙しいときは、つい「ちょっと待って」「あとでね」なんて声をかけてしまい、子どもの話をちゃんと聞けないことも多いもの。けれど子どもにとっては「自分自身が話したいときに、しっかり聞いてもらった」「注目してもらえた」といった経験一つ一つがとても大事。それらを積み重ねていくことで、自己肯定感を育んでいけるのだといいます。親子の会話によって、語彙力や好奇心も育まれます。生後9か月から3歳の子どもを対象にした調査では、子どもに話しかける言葉が多いほど、語彙力も増え、3歳およびその後のIQも高くなる傾向があるという海外の研究結果もあるそうです。■育み方のヒント2:ごっこ遊びを工夫幼児期なら、ごっこ遊び、カードゲーム、ボードゲームなど、遊びのなかで育まれるコミュニケーションの機会をたくさん設けるのもおすすめだそう。とくに、ごっこ遊びはコミュニケーション力や社会性を育むよいトレーニングになるといいます。「子どもがよりごっこ遊びに没頭できるよう、いろいろな工夫をするとよいでしょう。子どもが興味のある人形やぬいぐるみを用意するのも一案。子どもは秘密基地のような場所が好きなので、段ボールや布で家のようなものをつくってあげても喜びます」大人がごっこ遊びにずっとつきあうのは大変なので、必要に応じて参加し、大人なりの視点や観点、語彙を入れて刺激を与えることもできます。たとえば、お医者さんごっこで患者役ならかなり辛そうな顔をしてみたり、おままごとでご飯を持ってきてくれたらとってもおいしそうに食べてみたり、少し大げさに表現すると子どもたちも盛り上がります。■育み方のヒント3:絵や写真を飾る子どもが書いた絵や習字、工作などの作品を見える場所に飾るのもおすすめだそうです。「わが家の壁には子どもたちの作品をぺたぺた貼っています。『子ども第三の居場所』でも子どもたちの作品やお互いのよいところを書きあった紙などを貼っています。小さいときの写真や親子の写真でもいいですね。そうしたものを普段の生活のなかで見えるかたちにしておくことで、愛していることや承認していることを表示でき、子どもの自己肯定感を育むことにつながります。また、そこから会話が生まれ、コミュニケーションのきっかけにもなります」■育み方のヒント4:他の子との「チガイ」を見つける友だちをつくるときには「オンナジ」を見つけることが大切だと先ほど説明しましたが、そこからさらに一歩、関係を深めていくには「チガイ」を見つけてあげることも大切だそうです。たとえば習い事やスポーツをしていたら、「どこが好きなのか?」「どんなポジションをやりたいのか?」などを突っ込んで聞き出し、自分の個性や友だちとの違いを認めて、ほめて伸ばします。「自分と相手の『チガイ』、つまり個性や強みを認められるようになれば、友だちと協力して何かをする“コラボレーション力”へつながっていきます。個性と個性、強みと強みをかけあわせて新しいものをつくったり、チームワークを発揮して共同作業をしたりすることは、これからの時代さらに重要になってきます」■親が子どもの安全基地になる進級や進学をはじめ、子どもが新たな社会や環境へ向かっていくことを、大海原への航海にたとえるなら、親はいつでも安全に帰ってこられる「港」であるべきだと本山さんはいいます。「親や家庭が子どもにとって、安全基地になっていれば、子どもは不安なく社会へ出ていき、他者と交わることができます。安全基地は“港”という言い方をすることもあるのですが、社会という大海原で失敗したり傷ついたりすることがあっても、帰れる港があれば、船を修繕してまた旅立てます。ですから、親としては子どもの安全基地・港になれるよう、どんなことがあっても存在そのものを認めて愛してあげてほしいと思います」子どもには、「勉強ができるから」など条件付きではない絶対的な愛情が必要です。とくにいまはコロナ禍で、進学や進級など新しい環境への船出は親子ともに不安を抱きがち。そんなときだからこそ親は子どもの絶対的な安全基地となり、自己肯定感やコミュニケーション力を育む手助けをしながら、新しい船出を見守ってあげたいですね。『自力でできる子になる好奇心を伸ばす子育て』(本山勝寛 著/大和書房)今回、お話を伺った本山さんの著書。公立校から独学で東大、そしてハーバードで学んだ本山さんの合格の原動力は「好奇心」でした。本書では子どもの好奇心を伸ばすヒントを、国語・理科・保健体育・算数・社会のカテゴリにわけて紹介。自分の教育方針に自信がもてない人や世界の最新教育事情を知りたい人にもおすすめの一冊です。 「子ども第三の居場所」とは 自己肯定感を育むには家庭環境が重要となりますが、現代は孤立や生活面などさまざまな困難に直面している子どもも少なくありません。本山さんが携わる「子ども第三の居場所」は、そうした子どもたちに温かい家庭のような“第三の居場所”を提供する施設。現在までに全国に39拠点が開設されています。「おもに小学校低学年の子どもたちが放課後に通い、信頼できる大人や友だちと安心して過ごせる場所です。さまざまなプログラムや食事を一緒に食べることなど、活動全般を通して、自己肯定感や社会と関わる力など、将来の自立に向けた生き抜く力を育んでいくことを目指しています」(本山さん)
2021年04月02日前回 からのあらすじ(全6回)産まれたばかりのルイを育てるのに必死なゆかり。夫のゆうすけに、大変さをわかってもらえなくてイライラ…俺はゆうすけ。はじめての子どもが生まれて、妻のゆかりと息子のルイが家に帰ってくるのを楽しみにしていた。これから父親としての自覚を持って、家族を支えていくぞ…!と気合を入れていたのに…今までは、ほとんどケンカもしたことがなかったというのに…出産後、ゆかりはまるで別人のようになってしまった…少しは機嫌が良くなるかなぁ…俺はバイキンかよ…最近なぜ ゆかりはあんなに機嫌が悪いんだろう…子どもが産まれて、幸せなはずなのに…なんで俺たちケンカしてるんだろう……ゆうすけとゆかりは産後クライシス(夫婦の危機)を乗り越えられるのか?次回…最終話!作画: tomekko
2020年05月24日今いる場所で努力するのも大切だけど、モヤモヤした現状を打破するためには一度、居場所を変えてみるのも手。たとえば、今注目されているのが“パラレルキャリア”という、複数の本業を同時に持つ働き方。メリットや始め方を詳しく紹介します!もう一つの新しい居場所を見つける。パラレルキャリアという生き方。今の会社や職種で行き詰まりを感じている人の中には、転職すべきか迷っている人も多いはず…。「状況を変えるには、職場や働き方を変えてみることも選択肢の一つ。その一つとして最近増えているのが、私も実践している“パラレルキャリア”という働き方です。本業を持ちながら、自分の好きなことに関係のあるコミュニティや非営利活動に参加したり、本当にやりたいことを複業として始めるなど、新しい居場所を見つける、もしくは作るというもの。今までにない経験や知識を手に入れることでスキルアップでき、その結果、ほかの人にはない魅力や、代わりのきかない人材になれます」と、パラレルワーカーの三原菜央さん。これからの時代を生き抜く上でも、パラレルキャリアは役立つ。「今は、AIに仕事を代替されたり、人生100年時代といわれて定年後の暮らしもシビアに考える必要がある。だから、自分にしかできないことや価値を作ることが大事になります。複業をよしとする企業も増えているし、SNSの普及によって自己の発信や多くの人とつながることは、すごく簡単になりました。二兎を追って二兎を得る生き方は、より主流になっていくはずです」(三原さん)パラレルキャリアを始めるには、本当にやりたいものを選ぶことが一番のカギになると言うのは、ジャーナリストの堀潤さん。「誰かが作ったシステムの中で生きる本業とは違うので、本当に好きだったり、無理なくできるものを選びましょう。そのためには、自分自身と対話をして、何をするのが楽しいのか、本当に興味があるものは何かなどを考え、見つけることが不可欠になります」実際にパラレルキャリアを成功させた2人が、そのメリットと始め方を伝授します!新しい居場所を持つメリットって?これまでとは違う居場所を持つパラレルキャリアを実践することで生まれる、ポジティブな影響を解説!スキルアップや、より良い未来を切り開けるなど、今の自分をアップデートできるものばかり。現状に不満を抱えていたり、モヤモヤしている人は挑戦を。【1】“選択肢にあふれた未来”を作ることができる「自分で一から始めたパラレルキャリアで得た成果は、すべてが個人としての成果になります。そうしてキャリアや成功体験を積み重ねていくと、不確かな未来に立ち向かう自信が芽生え、自分の武器となる強みが手に入る。結果、将来に持てる選択肢が広がります」(三原さん)「本業という幹があるうちに、新しい取り組みや複業といった枝葉を広げておくことが大切です。というのは、本業をやめたいと思った時に、ほかに何もないと怖くて動きづらいもの。あらかじめ、セーフティネットをいくつか作っておくと思い切って行動できます」(堀さん)【2】新しく得た知識や経験を生かし“スキルアップできる”「複業や新しいコミュニティでの活動を始めることで得た経験や知識は、自分の新たなスキルとなり、また、本業にフィードバックされることも少なくありません。私の場合は、イベントを主催することで得た集客の知見が、本業のPRの仕事に生かせました。パラレルキャリアは、それぞれの仕事のパフォーマンスが上がるという、うれしい相乗効果も期待できるのです」(三原さん)「新たなコミュニティでの出会いから想像もしていなかった人脈が広がり、自分を高めるために必要な、求めていた人材やツールに出会えることもあります」(堀さん)【3】本当にやりたいことができて、“好奇心が満たされる”「“本当はこんなことやりたくない”“挑戦したいことがあるけど、部署が違うから私にはやらせてもらえない”といった不満は、閉塞感を生み、精神的にも健全ではないですよね。自分がやりたいことは何かを見極めて、実践することが大切です。その点、パラレルキャリアは生計のかかった本業ではなく、自分一人のために始めるもの。だからこそ、やりたくないことを我慢してやる必要は一切ありません。本来やりたかったことや、興味のあるものをとことん追求して、好奇心を満たすことができる、そんな素晴らしい体験を得られます」(堀さん)【4】ほかを知ることで“今いる場所の良さを再確認できる”「“他を見て己を知る”ではないですが、本業とは違う環境に身を置くことで、本業の良さがわかるということも。また、離れたところから見ると、現状の何が嫌かということに気づきやすい。それを改善し、今の環境を居心地のいいものに変えることもできます(三原さん)「ずっと同じ環境にいると、知らないうちに幸福の価値を押し付けられていたり、思考が凝り固まりやすくなる。大切なのは、さまざまなコミュニティに参加し、いろいろな人に会って多様な視点を持つこと。現状の見方が変わり、いい発見ができるかもしれません」(堀さん)【5】時代が変化しても“代わりのきかない人になれる”「複業やコミュニティに参加することで、“私はこういう人です”“これが好きです”という、新しいキーワードを持つことができます。すると、自分を象徴するキーワードが1つしかない時にくらべ、世の中に必要とされるシーンが増えます。また、キーワードをいくつか持ち、掛け合わせることによって、“その人だからできること”が生まれるのも大きなメリット。たとえば、“北欧が好き”と“PRに詳しい”が掛け合わさり、北欧に関する仕事が舞い込むことも。自分にしかできないことを身につけると、代わりのきかない存在に」(三原さん)みはら・なお2016年からパラレルワーカーとなり、今では本業であるPRのほか、3つの肩書を持つ。著書に『自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方』(秀和システム)。ほり・じゅんジャーナリスト。NPO法人「8bitNews」代表。『モーニングCROSS』(TOKYO MX)ではMCを担当。小誌にて「堀潤の社会のじかん」を連載している。※『anan』2019年7月31日号より。イラスト・そで山かほ子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月27日編集部:学研キッズネット編集部ある土曜日、神奈川県相模原市の住宅街に子どもたちが集まる一角がありました。この日は、楽しいプログラムが盛りだくさんで、参加費が無料という、子どもたちに人気の「ノヴィーニェ こども食堂&こども寺子屋」が開かれる日なのです(付き添いの大人も無料)。食事だけでなく、遊びや学びが体験できる寺子屋もあるこの食堂は、近所の子どもたちを中心に回を重ねるごとに参加者が増えているそう。アフリカの方が主催する子ども食堂にはどんな特徴があるのか、どんな思いで開催しているのかを聞くため、参加してみました。アフリカの料理も味わえるバイキング形式のランチこの子ども食堂はアフリカ・ガーナ出身のトニーさんが理事長を務める「NPO法人アフリカンヘリテイジコミティー」が主催しています。土曜日昼と平日夜、月に1回ずつ、神奈川県内の2カ所で開かれていますが、昼は食堂だけでなく寺子屋が同時開催されるのが特徴。アフリカの文化に触れられるイベントも子どもたちの楽しみのひとつです。天気にも恵まれた夏らしい日の今回は「ミニなつまつり」がテーマ※。友だち同士や親子で季節を感じながら楽しめるプログラムがたくさん用意されています。※「ミニなつまつり」は8月25日(土)に開かれた昼プログラムです。たくさんのメニューに迷いながらも、子どもたちがそれぞれ好きなものを取っていきますスタート時間の11時45分にあいさつと今日のプログラムの説明がありますが、まずは食事タイム。会場入り口にある料理が並んだカウンターから、各自好きなものを取っていくバイキング形式です。「食べられる分だけよそってね(お代わりは自由)」などの注意書きがあったり、自分が使ったお皿を種類ごとに分けて片付けるコーナーもあります。バイキングを楽しみながら自然とマナーも学べる仕組みになっているのです。ごはんのあとのデザートは、綿あめが人気でした料理はデザートも含めて8~12品。毎回必ずアフリカの料理も並びます。子どもたちに人気のカレーは本格的ながら辛くない工夫がされていました。隣り合った参加者同士や、いっしょに来た家族などと楽しく話しながらの食事タイムが終わると「こども寺子屋」の始まりです。楽しく学び、味わい、異文化を体験する「子ども寺子屋」今日のプログラムは、トニーさんによる「えいごレッスン」、アフリカの楽器を身近なもので工作する「カリンバ作り」、希望者が実際に演奏を体験できる「アフリカの太鼓体験」、「おやつタイム」と盛りだくさんです。工作の時間はいつもとても盛り上がります。今日は、親指で音を鳴らすアフリカの楽器「カリンバ」を割りばしやヘアピンで作りました。最後に思い思いにシールなどで飾り付けをしたらできあがりです。これが、アフリカの楽器「カリンバ」ですヘアピン、ビーズ、割りばし、マスキングテープを使って、カリンバを制作中♪10歳の女の子はマスキングテープでカラフルにして、「かわいくできた」と満足そう。お母さんと参加した2歳8カ月の女の子は毎回工作が楽しみで、今回で6回目の参加だそうです。慣れた手つきで力作を仕上げていました。できあがりを見せ合ったり、演奏してみたりするうちに、知らない子ども同士も打ち解けていき、会場のにぎわいは最高潮に。トニーさんと子どもたちで、アフリカの太鼓セッション!その後は希望者が舞台に上がり、トニーさんによる本場仕込みの太鼓たたきを真似しながら即興で演奏したり、アフリカのバナナに良く似た野菜「プランテーン」と本物のヤシの実を絞ったジュースを試食するおやつタイムを楽しんだりと、五感を使って学べるプログラムが続きました。5歳と1歳のお子さん連れで参加しているお母さんは、「去年のハロウィーンパーティのときにはじめて参加しました。以降は2カ月に1回程度通っています。上の子は英会話のレッスン、下の子は楽器を演奏できるのを楽しみにしていますね。食事だけではないので、いろいろな子が集い、参加しやすい雰囲気がうれしいです。勉強がてら親子で楽しみにしています」と話してくれました。最後にトニーさんから「ここはみんなの居場所です。もっと仲間を増やしていきましょう!」とあいさつ。過ごした時間が楽しかったとわかる最高の笑顔で、みんなで手をふりながら解散になりました。困っている子どもの居場所をつくりたいなぜ、子ども食堂と寺子屋を始めようと思ったのか、そのきっかけと子ども食堂に対する思いを主催者のトニー・ジャスティスさんに聞きました。トニー・ジャスティス アフリカ・ガーナ出身。20年ほど前に、日本の文化に興味を持ち来日。2015年にNPO法人アフリカヘリテイジコミティを立ち上げ、理事となる。現在、相模原市中央区でレンタルスペース&レストランの「ノヴィーニェ・ホール」を、横浜市青葉台で飲食店「JAYʼs レストラン」を営みながら、青葉台と相模原の2カ所で、子ども食堂と寺子屋を開催している。また、アフリカ文化を紹介する講演会の講師などを積極的につとめている。――なぜ日本で子ども食堂と寺子屋を始めたのですかトニー:アフリカに帰ったときに、学校に通えない子やごはんが食べられない子どもをたくさん見かけました。そんな子を保護して助けたい。でも物をあげるのではなく、自立して生活できるように教育を授けたいと思ったんです。それで「学校を作ろうプロジェクト」を立ち上げました。しかし、そのプロジェクトを進めるなかで、日本でも十分に食事ができない、何を食べているのか親も知らない孤食の子どもが増えていると聞きました。そこでアフリカの子どもたちも大事だけど、今、目の前にいる日本の子どもたちも助けたい、子どもの居場所をつくりたいと思ったのがスタートです。一方で、日本の子どもたちにアフリカ文化をもっと広めたいという気持ちが、ずっとありました。まだまだ日本ではアフリカがどんな国なのか知られていません。たとえば「どんなものを食べているのか」「どんな暮らしをしているか」そんなことから知ってもらいたいと思ったので、寺子屋も始めました。「ノヴィーニェ」とは、わたしの出身である西アフリカのエヴェという部族の言葉で「兄弟・仲間」という意味です。地域のこどもたちが、家族のように集まって食べたり学んだりできる場所にしたいという思いをこめて食堂の名前にしました。――子ども食堂は毎回どんな内容で開催していますかトニー:昼、夕方各月1回ずつ、神奈川県内の2カ所で計4回行なっています。ランチは今回のようにバイキング形式で8~12品ほど。アフリカの料理も2~3種類あります。そのあと寺子屋で、英会話や工作、楽器演奏などを体験してもらいます。子どもだけで来る子、親子で参加といろいろですが毎回45~60人ほど来ています。夕方の部は子ども食堂のみです。予約なしで自由に参加できます。――どんな子どもが参加していますかトニー:いろいろな子どもたちが来ています。近所に住んでいる子もいれば、遠くから来てくれる親子、体が不自由な子、シングルマザーでがんばっているお母さんと子どもなど、本当にさまざまです。こちらでは参加者を選んでいないので、どんな子でも、誰でも来ていい、楽しい時間を過ごせる子どもの居場所なんです。毎日、忙しくしているお母さんたちが、子どもとゆっくりごはんが食べられる場所としても利用してもらえればと思っています。――いろいろな子が楽しく過ごせるように、どんな工夫をしていますかトニー:寺子屋の英会話レッスンでいうと、最初にたとえば車のイラストを見せたら日本語で言ってもらう。そこで「日本語上手だね!」とほめます。次に英語で言ってもらい、できたらまたほめる。という流れで行なっています。ここは日本語の方が得意な子ばかりじゃない。小さいときから国際感覚が身について、国境を超えたコミュニケーションができる子に育つといいなと思っています。それにまだ言葉(日本語)がうまく話せない年齢の子もスムーズに参加できますよね。英語のレッスンは、小さい子でも参加できるようにイラストを見せながらトニーさんがイラストを見せて「これわかる人!」と聞くと、子どもたちの手があがります――子ども食堂を始めるにあたり、苦労はありましたかトニー:最初は、わたしが外国人ということもあったのか、なかなか参加者が集まらなかったですね。チラシを置いてもらうお願いをしに行っても「アフリカの人には日本のことは関係ないのでは?」と、なかなか理解が得られないこともありました。そこでまずは新聞に広告をのせたりして、認知度を上げていきました。その後、相模原市の後援名義を取ったりして、今はだいぶ周囲の理解が深まってきたと感じています。大変でしたが、わたしをここまで育ててくれた日本に恩返しをしたいとがんばりましたね。――子ども食堂について、今後の展望を教えてくださいトニー:3年目になり、以前より参加者もだいぶ増えました。毎回ボランティアも3~4人に参加してもらっています。まだまだボランティアも資金も足りませんが、さまざまな境遇の子どもの居場所、がんばっているお母さんのストレスを解消して、楽しく過ごせる場所になれば良いなと、みんなでがんばっています。今後は、ボランティアや食材提供や寄付など、うまく地域のみなさまと協力して、将来的にもこの活動を続けていけるような仕組みづくりに取り組んでいくつもりです。ここはみんなの居場所です。来ないのはもったいない。県内だけでなく日本中から、いろいろな子どもに参加してもらいたいですね(笑)。 ――アフリカでの活動がきっかけで日本の子どもたちの現状にも心を痛めて活動を始めたトニーさん。「どんな子でも、誰でも来ていい」「日本中のいろいろな子どもに参加してもらいたい」という言葉に、トニーさんの大きな愛情を感じました。なかなか知ることのできないアフリカの文化を体験できる場としても貴重な「ノヴィーニェ食堂」に、またぜひ訪れてみたいと思います!(まとめ内藤真左子)DATAノヴィーニェこども食堂&こども寺子屋相模原:神奈川県相模原市中央区5-11-3きめたハウジング第5ビル(ノヴィーニェ・ホール1/2F)横浜:神奈川県横浜市青葉区青葉台1丁目15番地3号高橋青葉ビル B1F(ジェイズレストラン)<昼の部>時間:こども食堂は11:45~13:15こども寺子屋は13:30~15:00対象:幼児~高校生 (シルバーの方もOK!)※未就学児は保護者の方が同伴してください。参加費:無料 (付き添いの大人の方も無料)<夕方の部>時間:こども食堂16:00~18:00対象:幼児~高校生※未就学児は保護者の方が同伴してください。参加費:無料(付き添いの大人の方も無料)「ノヴィーニェ こども食堂&こども寺子屋」活動報告ブログ学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年11月27日フリースクールを立ち上げたい!その思いは大きな流れになって2018年4月から発達に個性のある子たちのフリースクール「IFラボ」を開いています。前回のコラムでは、息子が不登校になって素敵な居場所を見つけ、フリースクールをたちあげようという気持ちにいたるまでをお伝えしました。最初は不登校の息子に合う場所をつくりたいという一心でしたが、実際にフリースクールを立ち上げ、子ども達が通ってきてくれるようになると、いつの間にか自分では止められない大きな流れに…。ここでは、試行錯誤した準備や、運営開始してからの様子をご紹介します。どんなフリースクールにする?出典 : フリースクールを立ち上げようと考えた私は、同じ思いの仲間をみつけ、設立に向けて準備を始めました。まず、フリースクール設立に興味のある大人だけで、どんなフリースクールにしたいかを話し合いました。療育施設ではないけれど、発達に個性がある子を受け入れる場合にどんな課題が考えられるのか?どんな形式のフリースクールにするのか?などなど、何度も議論を重ねました。その結果、「何でも好きなことをしてもいい居場所ではなくて、プロジェクト形式で学びを広げ深めていける場所にしよう」「私たち大人は先生ではなく伴走者になろう」という方針を決めました。しかし!大前提の結論は…「子どもが来てみないと分からないんじゃない(笑)」!?確かにそうなのです。大人が寄り集まって議論をしても、実際の子どもたちの反応はまったく分かりません。そこで、一緒に運営にかかわってくれているお母さんの子ども、Yくんに運営スタート前のフリースクールに、テストとして週1回、来てもらうことにしました。子どもと一緒にフリースクールをつくろう出典 : はじめて遊びに来てくれたYくん、恥ずかしそうにしていて、あまり話もしませんでした。しかし何回か一緒に過ごすうちに、「ここはなんだか落ち着く~」と打ち解けてくれるように♪プログラミングではコンテストの受賞歴もあるYくん。でも、プログラミングに限らずどんな分野の話にも興味津々です。フリースクールを手伝ってくれている大学生が、試験勉強のために統計の本を読んでいると統計の話が広がり、心理学の話になれば目を輝かせてIQについて質問をします。「大人が設定しなくても、子どもたちが抱く興味から学びは広がる」私たちはそう確信し、大人がプロジェクトを設定するのではなく、子どもの興味で生まれたプロジェクトに寄り添いながら進めていくことにしました。お互いの「好きなもの」を尊重しあえる仲間ができたUpload By 赤沼美里さて、子どもが主体的に学んでいく過程を確認できましたが、子どもたちが増えるとどんな風になるんだろう…子どもひとりではイメージがつかめません。そこで、Yくんと同じ学校に通っていて、Yくんの隣のクラスに在籍しているSくんを招待することにしました。SくんもYくんと同じように学校になじめないでいたそうです。Y&SコンビはIFラボにくるなり、すぐに打ち解けて仲良しに!Yくんが好きなのはプログラミング、Sくんはドローンです。2人の興味は異なるものの、互いの興味あるものを見せあって話しあって…楽しそう!あとで聞くと、学校ではカリキュラムがキチキチと決まっていて、自分の好きなことを自由に話す時間がなかったそうです。また、たとえ時間があっても、分かってもらえる友だちが見つからないので話しも盛り上がらず、毎日がつまらなかったと言っていました。「ずっと大人しか話し相手がいなかったから」といったYくんはニコニコ笑顔でした。友だちが見つかってふたりとも本当に楽しそうで、私まで嬉しくなった瞬間でした。大人は伴走者。プロジェクトは子ども主体でUpload By 赤沼美里IFラボの活動日は子どもたちの状況を考えて、週1から始めることにしました。オープン時間は、10時から15時まで。朝の会、午前の活動、お昼休み、午後の活動を行います。ワークショップや図書館に行くなどの活動がある場合以外は、当日の朝にその日にやることを確認します。朝みんなが集まったら、まずは朝の会です。当日やることを決めるほか、この1週間で楽しかったことや嬉しかったことをシェアします。最初は「ゲーム」だけだった回答が、今では「〇〇に行ってきた」とか「〇〇して楽しかった」とか、たくさんの楽しかったことを教えてくれるようになりました。朝の会でやることを決めたら、早速活動開始です!現在は、複数の子どもたち協働で「エレベータープロジェクト」がすすめられています。このプロジェクトでは、プログラミングを活用して制御可能なミニチュアエレベーターをつくってみようと、まずは段ボールで試作品をつくることからはじめました。このエレべープロジェクトのほかにも、さまざまなプロジェクトが立ち上がって動き出しています。ドローンで短編映画がつくりたい、自作PCをつくってみたい、ドローンで大会に出たい、プログラミングコンテストに出たい、会社をつくりたい、段ボールでシミュレーションゲームをつくりたい、飛行機の揚力を調べたい…などなど。週1の活動日では足りないくらい、子どもたちのやりたい気持ちはあふれています。私たちが口を挟む必要のないくらい、子どもたちの学びたい気持ちが大きいので、子どもが増えてもプロジェクト設定に問題はなさそう!むしろ、子どもたちが出会うことでどんな化学反応が起きるのか楽しみなくらいです。ただ、プロジェクトをすすめていくのには、やはり大人の伴走が必要です。1日の見通しが立たないと、何をしたら良いか分からなくなって不安になってしまう子や、時間の使い方が苦手な子、次の作業に切り替えるのが難しい特性のある子が参加しています。そのため週1の短い活動時間をどのように配分するのか、ToDoリストなど視覚的なツールを活用しながら、子どもたちが達成感を得られるように寄り添う努力をしています。ぼくたちがIFラボを宣伝するよ!自分たちでつくりあげるキャンプUpload By 赤沼美里そんななか、Y&Sくんがおもむろに「キャンプ計画を立ててもいいですか」と聞いてきました。「こんなに楽しいIFラボをもっとみんなに知って欲しい。夏休みにIFラボのキャンプで過ごして、9月からIFラボに来て欲しい。もしIFラボに来なくても、キャンプの楽しい思い出を胸に学校で頑張って欲しい」という子どもたちの願いから生まれた計画です。スケジュールから、ホームページでの告知まで、みんな子どもたちが企画・実施しています。1泊はIFラボで泊まりたいから、2泊目をアウトドアでキャンプにするという計画を立てていた子どもたち。2泊ともアウトドアが良いんじゃないかしら…とやんわり提案するも、「これがいい!」とのことで譲りません(笑)「自分たちで好きにやりたい」ということなので、失敗もふくめてたくさん経験してもらえたら良いなと思っています。キャンプがどうなったか、それは次回の記事でのお楽しみに!!「学ぶ場をつくりたい」という私の思いは、みんなの願いにUpload By 赤沼美里子どもたちも少しずつ増え、9月からは週に2回の活動日にしていく予定でいます。毎回、試行錯誤で「次はこうしていったら良いね」と子どもも含めた話し合いを大事にしています。IFラボを始めるまでは不安や心配の方がが多くて、「つくりたい」と考えてはいるものの、きっと実現できないだろうなぁとどこかで思っていました。でも、自分の気持ちを表明すると、賛同する仲間が集まってくれました。いつの間にか、私の希望や願いが他の人の希望や願いと重なり合って、小さな流れができていたのです。小さな流れができると、その流れを知った新しい仲間が賛同してくれて、さらに大きな流れになりました。そのうち、自分ではもう止められない流れになっていました。最初は息子・チー坊の学び場をと悩んできたことが、いつのまにかIFラボにきてくれている他の子どもたちの人生にも大きくかかわり、子どもたちの家族にもかかわるようになったことを痛感します。子どもたちの笑顔に接するたびに、この場を大切に育んでいかなくてはと強く思うようになりました。「ここに来るとなんだか落ち着く」「楽しくて、帰りたくない」「毎日オープンしないの?オープンしたら毎日来たいよ」「お母さん、僕生まれてはじめて毎日が楽しいんだけど、これってずっと続くのかな」「週1度、IFラボにくるのを楽しみに、毎日学校に行ってた」IFラボに来てくれている子どもたちの言葉は、私の宝物です。IFラボ(Infinite Future Lab)という名前は、子どもたちの無限の未来を願ってYくんと一緒に考えたものです。「学校が合わなくても、その子にあった居場所はきっとある」という信念は、変わっていません。だってIFラボにきてくれている子どもたちは、すごく楽しそうに自分から学んでいるから。学校以外の学ぶ場所や居場所がもっともっと増えて、子どもたちの笑顔が増えることを願っています。ラボ
2018年08月30日もし、今いる場所が息苦しいなら…。家と職場の往復に疲れたなら…。ほっと息つく「居場所」を増やしませんか?居場所は1つだけだと決まっているわけではありません。あなたの居場所は、いくつあってもよいのです。新たな居場所を見つけて、あなたらしく生きましょう!あなたの居場所はどこですか?嫌なことがあっても、帰ればほっとできる家があればいい。辛いことがあったら、我慢せずに泣ける肩があればいい。私たちには、そんな風に心を解放できる逃げ場が必要です。もし、あなたが「居場所がない…」「どこにも逃げられない…」と息苦しさを感じているのなら、無理にそこに居続けることはありません!そこに囚われ続けるほど、あなたの世界は狭くはないはず。もっと、広い視野を持ってみて!あなたの居場所は、あなた自身で増やせるのです!居場所は1つあればいい。いつからかそう決めつけて、自分の首を絞めつけてはいませんか?ライフスタイルは、時代によって変化していきます。家も仕事も趣味も1つ。そんな考え方は、過去のものになりつつあります。ストレス社会を生きる私たちの居場所は、1つよりも2つ、できれば多い方がよいのです。それでは、居場所を増やすためには、具体的にどのような方法を取ればよいのでしょうか?あなたの心を軽くする、いくつかの方法をご紹介します。仕事を増やす仕事が人生のすべてではありません。しかし、家にいる時間より職場で過ごす時間の方が長いという方も少なくないはずです。そんな、人生の多くの時間を費やす仕事に息苦しさを感じていたら、あなたの心はいつか壊れてしまうでしょう。それなら、仕事を増やせばよいのです!これは決して簡単な方法ではありませんが、絶対にできないことでもありません。現に、いくつもの肩書を持って活動している人はそこら中にいます。新しいことにチャレンジする。それには覚悟と気合いが必要ですが、何かを始めるのに遅いということはないのです。年齢を気にしたり、他人の意見に流されたりしていては前に進めません。このように、仕事を“辞める”のではなく“増やす”という方法は、新しいライフスタイルの形といえるでしょう。そうして居場所が増えれば、凝り固まった頭と心が柔らかくなって、どんどん新しいアイデアが思い浮かぶはずです!住む場所を増やす例えば、実家を出て1人暮らしを始めたり、新しく仕事場を借りたりすることで、あなたの居場所を増やすことができます。家は、疲れたカラダと心を回復させる大事なセンターです。そして、そのセンターは1つである必要はありません。もし、家にいても安らげないと感じているなら、どこかにあなたのセンターを確保して。どこかで回復しなければ、擦り減っていくばかりです。ライフスタイルが多様化したこの時代に、いくつも拠点を持って活動するのはめずらしいことではありません。いくつか拠点を持っていると、仕事の内容や時間の都合によって主になる拠点を簡単に移すことができるため、フットワークが軽くなります。住む場所を増やすことで、人生の選択肢もきっと増えることでしょう。趣味を増やす趣味を増やせば、自然と関わる人も増えます。もし趣味がないなら、あなたの好きなことを見直してみて!その中で、手軽に始められることから手をつけてみましょう。狭い世界に閉じこもっていると、視野も狭まってしまいます。それを防ぐには、趣味を増やすことが1番!趣味の場には、普段は関わることのない職業に就いている人や、斬新な考えを持った人もいるでしょう。それでも、同じ趣味という共通点を持っているので、一緒に過ごしていると居心地の良さを感じられるはずです。趣味を増やすためには、身の回りのことに興味を持って生活してみて。何かを始めるときは、日常の中にそのヒントが隠されているはずです。居場所を増やすと決めたら、今まで以上にアンテナを張って生活することをおすすめします!安らぐ居場所を増やしましょう!ほっと安らげる場所。自分を認めてもらえる場所。能力を発揮できる場所。あなたにとっての居場所とは、どんなところをイメージしますか?心地よい空間を持つことは、幸せを感じるためには必要不可欠です。その居場所がいくつかあるということは、その分幸せを感じられるということ。反対に、居場所がないと感じているということは、幸せに気づくことができていないということなのです。そして、居場所を増やすためには大事なことがもう1つあります。それは、あなたが心地よいと感じるためには、相手も心地よいと感じる必要があるということです。息苦しい思いをしてまでその場所に囚われていては、幸せを感じることはできません。あなたらしく生きるために、居場所を増やしてハッピーに過ごしましょう!
2018年03月23日みなさん、こんな経験ないでしょうか。そう、小学生の寒い時季(暑い時期)の「居場所」を求めての訪問!たまには、異性のお友達もやってきたりします。「遊ぼう、遊ぼう、いいじゃん家に入れてよ~!」と押し切られ根負けした息子(笑)と、そこまでは良いのですが、家に上がってしば~らく経っても一向に遊ばず自分たちの世界に入りっぱなし(ケータイいじる、持参のマンガを読む)。息子が遊びを提案してもノッてこない。おいおい、遊びに来たんじゃないのかいっ!と思っていたら息子から直球が。こちらも直球!素直に本音を言う女の子、まだ可愛いです(笑)ここで一緒に遊ぶっていうならどうぞ~なのですが、一緒にやりたいことはなかったもよう…。なので公共施設を再度おススメ。子どもにも理由が分かるように、そして遊びに来てもいいんだってことも伝わるように、次があるといいなと思いつつ声掛けし送り出したのでした。このように家に子どもの友達を招き入れたものの、その態度に困ってしまうことってありませんか?私も昔は困ったまま時が過ぎるのを待ったこともあったのですが、今はうちに来たらうちの基準で物を伝えています。普通にシンプルに伝えたら、たいていの子は理解してくれますし、変に理由を作って断ってもまた同じことが繰り返されたら、さらに感じが悪くなったりストレスを感じたりしてしまいます。目が届く、声が届く小学生のうちに「自分の子と同じように愛情をもって、伝えるべきことは伝える」をうるさくならない程度にしていけたらと思っています。あ、そうそう、例の女子チームはそれでも「遊びに来たい」と思ってくれたようで数日後に再訪問が。今度はちゃんと一緒に(アナログ)ゲームして遊びましたよ!
2018年02月24日夏休みを挟むと、学校に行きたがらなくなる子どもたちが増えますよね。長く休んでしまったせいでちょっとダルいな、学校が面倒くさいな……という程度ならいいのですが、もし本格的な不登校になる可能性があるなら、じっくりと向き合わなければなりません。今回は、学校に適応できない子どもたちを支える場所“フリースクール ”を紹介します。フリースクールとはいったいどのような場所で、どんなメリットがあるのでしょうか。経験者の声も集めてみました。●フリースクールは子どもの安全な居場所フリースクールは、何らかの理由で学校に行けない子どもたちの居場所 のことです。文部科学省の定める“学校”の基準を満たしていないため、正規の学校とは認められていません。しかし、だからこそ学習指導要領に縛られない、自由な学習プログラムを展開できます。これが、フリースクールの最大の魅力。教科学習に重きが置かれる一般的な“学校”は、近年の脱ゆとり施策のもとに年々厳しさを増してきています。授業時間は増え、休みは減り、子どもたちにかかる負担も増加する一方です。しかし、フリースクールではこういった画一的な指導を行う必要がありません。他者と交流しつつ、自分の好きなことを自由に学ぶのがフリースクールの主なプログラム。そのため、子どもたちは過度の負担を感じることなく、安心して過ごせるのです。●サポート校とフリースクール、どう違うの?学校以外の子どもの居場所といえば、“サポート校”と呼ばれるものもありますね。サポート校とフリースクールには似たようなイメージがありますが、実際には大きく異なります。ふたつの違いをまとめてみました。●サポート校主な目的は、通信制高校に通う生徒が3年間で確実に卒業できるように支援することです。そのため、入学できるのは通信制高校の生徒や、高卒認定試験を目指す子どもたちに限られていることがほとんど。予備校や学習塾が運営していることが多く、活動内容も学習支援がメイン になります。場所によってはあたかも学習塾のような雰囲気のところもあるようです。●フリースクール主な目的は、学校になじめず傷ついた子どもたちの精神的なサポート です。入学資格は特に設けられておらず、不登校児全般を広く対象としています。個人やNPO法人が運営していることが多く、活動内容はスクールによってさまざま。勉強だけでなく、遊びや季節行事もたくさん行われます。●「心が休まった」「費用が高い」……経験者の話実際に通っていた人やその保護者は、フリースクールをどのように捉えているのでしょうか。インタビューしてみました。『いじめにあって不登校になった私は、中学1年の夏から3年の春まで、私立のフリースクールに通いました。普通の学校と全然違い、いろんなタイプの人がいて、誰もが「ありのまま」を認めてもらえる 場所でした。毎日の活動で何をするか・しないかは自分で決めることができたし、決めたことにとやかく文句を言ってくる人もいなかったのでとても安心でした。おかげで心をじっくりと休めることができ、中3のゴールデンウイーク開けにはもとの学校に戻れました。今でもスクール時代の仲間とたまに飲みに行ったりしますよ』(30代女性/パート)これはまさにフリースクールの成功事例といえますね。子どもたちには本来、生まれ持っての回復力が備わっています。学校になじめないことで傷ついたとしても、安心・安全な場所でゆっくりと休むことができれば、自然とふたたび羽ばたくことができるのでしょう。また、お子さんをフリースクールに入れた方からはこんな話が聞けました。『のびのびした泥んこ系幼稚園を卒園した息子。地元の公立小学校に入ったとたん、画一的な教育と理不尽な評価、無意味な規律ばかりの毎日で日に日にぐったりしていったんです。息子なりに頑張って通学してはいましたが、勉強にはすぐについていけなくなりました。ストレスから体調を崩しはじめ、1年生の夏休み開けには泣きながら「僕もう学校はイヤ……」と言い出したため、フリースクールに通わせるようにしました。スクールでは一人ひとりの理解度に合わせた教育がなされ、できたことは徹底的に褒めてもらえます。わからない問題があっても決して叱られず、理解できるまで根気よく教えてくれるんだそうです。遊びも取り入れながら楽しく学ぶことができ、息子は本来の屈託なさを取り戻すことができました』(40代女性/主婦)『フリースクールは費用がネックですね。うちの娘が通っているスクールは、入会金が5万5千円。毎月の月謝が4万円 かかります。お金を出し惜しむべきではないってことは百も承知です。でも、「いつまでここに通わせなきゃいけないのかな……」と思うことは正直ありますね』(40代男性/会社員)残念ながら、現行の制度ではフリースクールに対する政府の助成は行われていません。かかる費用はスクールによってピンキリですが、中には高額な入会金や月謝を請求するところもあるようです。ちなみに、平成27年3月に行われた文部科学省による調査では、月謝の平均額は約3万3千円という結果が出ています。家庭の経済状況によっては、希望するスクールに通わせることができない可能性もありますね。公的支援の拡充が期待されるところです。----------小学生、中学生の子どもたちは「学校が世界のすべて」であるかのような錯覚を持ってしまいがちです。そんな中で、学校以外の安全な居場所があることは、学校にうまく適応できない子どもたちの希望になるのではないでしょうか。子どものためのさまざまな選択肢のひとつとして、フリースクールはおおいに検討の余地がある施設といえますね。【参考リンク】・小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査 | 文部科学省(PDF)()●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年08月14日自信を失った子どもたちの居場所、そこでの子どもたちの変化出典 : 発達が気になる子や、イジメ、不登校などで自信を失っている子に、どうしたら自信を取り戻してもらえるのか?悩む親御さんは多いと思います。見守ることも1つの方法ですが、今回は、子ども達の可能性を広げる、様々な活動についてご紹介したいと思います。私の参加している親の会では、淀川キリスト教病院の医師、谷均史先生を迎え、ゆっくりお話する機会がありました。谷先生は奄美大島で、不登校や発達障害の子どもたちが集まる「おばぁの会」を支援しています。そこでの、子ども達の変化について教えてもらいました。会が発足した当初、たこ焼きパーティを企画したところ、とても盛り上がって人も集まるようになったそうです。ただ集まって食事をし、おしゃべりする場になったことで、子どもたちがイキイキし、それぞれ特技を発揮できるように。学校では集団行動になじめず、叱られて辛い気持ちを抱え、「死にたい」と言っていた子どもたちが、おばぁの会で自由に過ごすことで元気を取り戻していったそうです。先生に写真を見せてもらったのですが、子どもたちが思い思いのことを楽しみ、「安心して存在できる場があると、子どもってすごい力を出すんだなぁ」と感じました。様々な理由で学校にいけない子どもたちと、親たちが集まって、ごはんを食べよう!という『おばあの会』ができて五年。できた当時、大変な状況を抱えていたMITSUKIが知的障害者枠でバスケットボールの鹿児島県代表に選ばれました!よくここまで来ました!(谷均史)料理には、人と関わる楽しさがある出典 : 私の参加している親の会でも、おばぁの会のような活動をしているのか、聞いてみたところ、以前は料理教室をしていた時期があったそうです。そこで調理を教えてくれたA先生は、現在、障害者の料理教室をしています。A先生によると、重い障害がある人で、作業は一切手伝えなくても、その場にいるだけでニコニコとして、嬉しそうな表情を見たそう。それぞれの人が、自分のできることをして、全員で食べる。それだけでその場に、笑顔があふれるのだそうです。栄養士でもあり、ケースワーカーでもあるA先生から聞いて、印象に残っているのは、「お料理ってね、発達障害の方の訓練にもなるんですよ。いろいろな手順があって、どういう順番で取り組むか考えたり、材料を計ったり、手先も使いますし。やることがいっぱいあるから良いんです。そして何より、食べることは喜びで、人にも喜ばれるし達成感がある。それがいいところなんですよ。」という言葉でした。モノ作りは、子どもの自信につながることも出典 : 料理だけではありません。カバン作りなど、裁縫が趣味で、それが仕事に結びついた人もいます。引きこもっていたBさんは、裁縫が好きで作品を作っているうちに、注文が入るようになり、それで収入を得られるようになった方です。Bさんは最初、材料を全て母親に買ってきてもらっていたそうです。しかし、母親が選ぶものは、Bさんが思っていたイメージと全く違っていたそう。結局、自分で買いに行くようになり、そのつながりで、一緒に材料を選ぶお友達もできたのだとか。料理や裁縫に限りませんが、モノ作りというのは、人から評価を得たり、自己表現もできますし、子どもの自信につながるのではないか、と私は思います。娘がめずらしく興味を持ったモノ作り。しかし、そこに居た先生は…出典 : 不登校の娘が中1のときです。編み物カフェに誘うと「行ってみたい」と言い出しました。おばあちゃんに、カーネーションのコサージュを編もうと考えたようでした。しかしいざ行ってみると、編み物の先生は、娘が学校で嫌な思いをした先生に、外見がそっくりだったのです。最初は怖がって、おそるおそる聞いていた娘でしたが、何度「わからない」と聞いても、嫌な顔1つせずに教えてくれる先生に、安心できたようでした。家庭科の授業には出たことのない娘です。いろいろな編み方を駆使するコサージュ、果たして完成するのかどうか?心配でした。でも、集中力を発揮できたおかげで、みごと4時間で完成したのでした。生きる楽しさや自信は、好きなことで見つかるかもしれないUpload By ヨーコ帰り道に娘が言った言葉です。「編み物の先生は、私が何度聞いても怒らずに教えてくれた。すごく嬉しかった」学校で机に突っ伏していた姿を思い出すと、ちょっと泣きそうになりました。学校に行けないことで、自分を責め、自信を失っていた娘。少しでも何かに取組んで、自信を取り戻してほしいと願うのは、親の本音だと思います。そんなとき、娘が自分で「やってみたい」と言ってくれたことは、私にとって、とても嬉しいことだったのです。娘は「またあのカフェで編み物がしたい」と言っています。この頃には、料理にもチャレンジするようになりました。こうした体験を積み重ねて、生きる楽しさと力を身に付けてくれたら…と願っています。
2016年09月09日政府がこのほど発表した2016年度予算案で、「沖縄子どもの貧困緊急対策事業」として10億円が計上された。背景には、沖縄県の子どもを取り巻く環境が全国でも極めて深刻な状況であるにも関わらず、行政の支援が行き届いていない現状があるという。事業内容と背景事情について県の担当者に聞いた。○子どもの居場所をつくり支援につなげる同事業は、(1)子どもの貧困対策支援員の配置、(2)子どもの居場所の運営支援を柱としており、3カ年のモデル事業として実施することを想定している。「貧困対策支援員」は、支援を必要とする子どもたちの現状を把握し、それを提供できる地域の施設やNPOなどに結びつけるコーディネーター的な役割を果たす。市町村が地域の実情に応じて中学校区に1人などの基準で人材を配置。人材確保のため、県が研修を実施するなどして後押しする。また「子どもの居場所運営支援」では、食事の提供や生活指導、学習支援、キャリア形成などを行いながら子どもの居場所づくりを行う取り組みを支援する。運営母体はNPOや児童館、公民館、子ども食堂などを幅広く想定。支援により活動の回数や幅が広がったり、放課後から深夜まで開所したりすることが可能となる見込み。学童保育の費用が払えない貧困家庭の子どもたちの居場所が確保できると期待されている。○深夜まで1人で過ごす子が街を徘徊緊急対策が必要とされた背景には、まず沖縄県の貧困率の高さがある。県や内閣府の資料によると、貧困世帯の割合を示す貧困率は29.3%(2007年)で全国平均の約2.0倍。統計的に子どもの貧困率が高くなる母子世帯の出現率も2.72%(2010年)で全国平均の約1.9倍といずれも全国ワースト1位になっている。給食の1食のみで過ごす子がいるなど、親の世代の貧困は子どもの生活に直接的に影響する。さらに、学習支援などさまざまな支援を活用できないまま育った子どもが、貧困を引き継いでしまうのではないかと懸念されているのだ。また同県では、放課後から親が帰宅するまでの間の子どもの居場所がないことで街を出歩いて登校に支障が生じたり、非行に至ったりするなど問題を抱える子どもが多くいるという課題も抱えている。県がひとり親世帯に行った実態調査(2008年)によれば、「母子・父子世帯の就労している親の帰宅時間」について、4.7%が「21時~23時」と回答。「23~24時」は1.4%、「24時以降」は7.1%となっていて、「不規則」と答えた人も11.1%いた。加えて、沖縄タイムスの調査(2010年)では「夜、子どもだけで過ごしている子がいる」と答えた教員の割合が過半数を占めることもわかっている。因果関係ははっきりしないものの、県によれば深夜まで1人で過ごす子どもが街を出歩いていると推測できるという。このように子どもの貧困対策が急務となっている沖縄県。今回の緊急対策事業が子どもを救う手だてとなるのか。県は「各市町村が活用しやすい事業設計をしたい」として、4月からの開始に向けた対応を急いでいる。※写真と本文は関係ありません
2016年02月02日