息子が2歳を迎えてしばらくした頃、初めて屋外の音楽フェスに息子を連れて家族で出かけることにした。音楽好きの夫にとって、子どもが生まれてからというもの、ライブハウスに足を運ぶことがめっきり減ってしまったこともあり、子連れでライブを鑑賞することはかねてからの夢であった。私たち夫婦は結婚するずっと前、フジロックや朝霧JAMなど国内外のミュージシャンが集う、屋外で開催されるライブイベントに毎年のように通っており、朝から翌朝まで一睡もせず夜通し遊びつくしたものだった。しかしながら、屋外で開催される音楽フェスをあまく見てはいけない。日帰りで行けるものもあれば、数泊するようなキャンプインのイベントまで内容はさまざま。天候次第で天国にも地獄にもなる。会場のサイズにもよるが、日本最大級とされる屋外ライブイベント“フジロック”では、一番奥のライブステージから、入場口付近の一番手前とされるライブステージまで大人の足で、徒歩1時間程度かかる。体力もそれなりに必要だし、夏でも高地で開催されるため、防寒着やアウトドア用品を一とおり準備しなくては、安心できない。それが子連れにで参加しようものなら、楽しむことだけを優先するのではなく、子どものペースにあわせつつ、様子を見ながら楽しむ必要がある。独身時代、フジロックに参加した際、連日大雨でテントが浸水しかけたことがある。あれは、苦行だった。大雨でも降ろうものなら、子連れで参加する場合、守るべきものは自分より子ども優先で動かなければいけないのだから会場に向かうには、念入りな事前準備やイメトレが必要だ。それでも、2歳ともなればいくらか楽しめるのではないか?子連れでも、きっと行けないことはないだろう。そんな想いから、いろいろ調べていたら、子連れでもちょうどよさそうなイベントを発見。愛知県の蒲郡で毎年開催されている「森、道、市場」。3日間の開催でチケット代も手頃。会場は海沿いにありながら、大規模なマーケットや、遊園地、ショッピングモールまでエリアを拡大し、どの場所も1枚のチケットで楽しめるとのこと。これならば子連れでも場所に飽きることなく、楽しめそうだ。ライブ観賞に疲れたら遊園地に立ち寄るのも良いし、過ごしやすそうだ。いつも屋外イベントといったら、会場内でキャンプをすることが多かったのだけれど、今回は会場まで移動しやすい場所にあるビジネスホテルを予約した。イベント前夜、東京から車で5時間程度、走り続け愛知県に到着。そのままスムーズにホテルに移動し、しばし休憩。もう時刻は21時なっていた。息子もさすがに眠そうにしている。「明日、楽しみだね~! そういえばチケットってどうしたっけ?」と夫に聞くと、「あぁ、チケット。途中で寄ったコンビニで受け取ったよ!」と、夫が答えながら財布を確認する。「あれ…ない…ないな…」困惑する夫。。「え??」いやたしかかに夫は移動中立ち寄ったコンビニで、チケットを引き取っていたはず。運転席から出て行った姿も見ているし、チケットがなくなるわけがない。夫が一生懸命思い出そうとしている横で、わたしも記憶をたどってみる。そういえば、、コンビニから帰ってきたとき、両手にコーヒーを持っていたな…夫に確認すると、まさか!「あ!!!! あのコンビニにチケット置いてきたみたい」チケットを購入したあと、コーヒーを注文し、チケットをレジに置き忘れたことを思い出した様子。顔面蒼白になっている夫に、怒りがおさまらない私。カチーン!もう取りに戻っている時間はないし、新しく買いなおすことも馬鹿らしい。「何のために来たのよ!!!!」息子も母が突然怒り出したので、心配している様子。途方に暮れていても何も始まらないので、息子をひとまず寝かしつけてからどうするか夫婦で考えることにした。SNSで今回の事件について、報告すると…なんと運良く、チケットが余っているというお知り合いから連絡が!!!!こんなことってあるかしら! 舞い上がり、明日会場でお引き取りすることになった。便利な世の中になったものだ…そして親切な方がいることに感動した。当日、無事チケットを引き取り、2泊3日で楽しんだ「森、道、市場」。子連れのお客さんもかなりの数いて、それぞれとても楽しんでいるようだった。どうしても観たいアーティストのライブはどちらかが、子守りをすることにした。海で遊んだり、遊園地で乗り物に乗ったりして、子も親も楽しめるなんてすばらしいイベントだ。普通の屋外イベントでは並びがちなトイレ問題や、飲食店問題も、困ったらすべて敷地内にあるショッピングモールで解決する。フードコートは和食から洋食、スイーツまでなんでもそろっている。トイレ行列もなく、子どものトイレ問題もなくスムーズ。こんなに快適な遊び場があったなんて…子連れでも楽しめるって本当にありがたい。ハンバートハンバートや、never young beach((ネバーヤングビーチ))、CHARAなど、好きなミュージシャンのライブをほぼすべて鑑賞し、心はホクホク。息子も一緒にライブを鑑賞し、踊ったり笑ったりご満悦の様子。いろんな飲食店が並んでいるので、おなかもおいしいもので満たされ、大満足で3日間過ごすことができた。天気にも恵まれ、本当に楽しかった。幼いながらも、第一線で活躍する音楽家たちの奏でる曲を生で聴ける機会があるのは何かしら良い影響があるような気がする。大人になったとき、忘れているかもしれないけれど、家族で過ごした良い思い出として感覚として覚えていてくれればうれしい。一度は大喧嘩に発展しそうな道中だったけれど、これもまた良い思い出。子連れでの野外フェス参加のために、持ち物から当日の過ごし方まで、いっぱい悩んだかいはあった。子連れで初めての屋外フェスは、大成功!幼い頃から、息子をいろんな場所に連れ出してあげたいなあと思っている。※この体験談は、2017年のものとなります。
2019年02月27日お子さんがいるご家庭であれば、子供部屋をいつから与えたらよいのかを考えているのではないでしょうか。幼い頃から子供部屋を持たせているご家庭もありますし、高校生になって初めて子供部屋を与えるご家庭も見られます。そこでここでは、子供部屋をいつから与えるのが適切なのかを見ていきましょう。子供の年齢による学習状況の紹介のほか、子供部屋を与えることのメリット・デメリットを挙げてみました。子供部屋をいつから与えるかの決定に役立てて下さい。小学生で子供部屋は必要?兄弟一緒の部屋でいい?実際に、子供が子供部屋をどの成長段階で持っているかを見ておきましょう。ある調査によると、小学校低学年の段階で、約2~3割の子供が子供部屋を持っていることがわかりました。また、小学校4~6年の高学年では約4~6割の子供が、中学生になると約6割以上の子供が子供部屋を持っているという結果が出ています。さらに、高校生になると7割以上の子供が子供部屋を持っています。兄弟や姉妹と一緒の子供部屋を合わせると、さらに多くの子供が子供部屋があるという状況です。子供が2人以上の家庭では、子供の年齢差や発達段階に合わせて、子供部屋を与えている場合が多いようです。小学校高学年で中学受験をひかえている子供と、幼稚園に通っている子供の2人がいる場合などでは、上の子供に個室の子供部屋を用意してあげられるとよさそうです。小学生でも低学年と高学年とではこんなに違う!小学校低学年の子供は、学習時にもリビングで過ごすことが多く、子供部屋は主に、荷物を置く場所と寝る場所という使い方になっている状況のようです。中には、一人で寝ることも難しい子供もいるでしょう。一方、小学校高学年にもなると、自立心も芽生えてきて、一人で勉強するようになる子供も見られます。中学受験のための勉強をする子供は、家族が寝てからも学習を続けることもあるため、一人で好きな時間に勉強ができる、学習のための「子供部屋」があると理想的です。2人子供がいる場合は一緒の部屋でいい?2人子供がいる場合には、2人一緒の子供部屋でよいのでしょうか。2人といっても、男-男兄弟の場合、女ー女姉妹の場合、男ー女兄妹(姉弟)の場合で変わってきます。男ー男兄弟の場合、女ー女姉妹の場合では、中学生になるまでは同じ子供部屋を使わせる家庭が多いようです。特に、女ー女姉妹のケースでは、上の子供が中学生に上がっても、4割の家庭で同じ子供部屋を使わせると母親が回答した調査結果もあります。男ー女兄妹(姉弟)のケースでは、上の子供が小学校高学年頃の思春期を迎える前に、それぞれの子供部屋を与えてあげるのがよいとされています。個別の部屋を用意するのが難しいのであれば、間仕切りなどの工夫をしていきましょう。 子供に子供部屋を与えるメリットを考えてみましょう子供に子供部屋を与えるメリットには、どのような点が挙げられるのでしょうか。親側が真っ先に思いつくのが「学習する習慣がつく」ことでしょう。その他にも、「自主性がつく」「一人で片付けや掃除ができるようになる」などの子供の成長を、期待している方が多いのではないでしょうか。実際に子供部屋を与えた場合、どのような状況なのかを見ていきましょう。子供部屋を作れば勉強するようになるの?子供部屋を子供に与えるからには、勉強するようになるだろうと期待もあるもの。しかし意外なことに、子供が家の中で勉強する場所はリビングという統計もあります。小学校低学年では、家の方が一緒についてあげて、勉強を教える場面もよく見られますね。しかし、学年が上がっていくにつれ、1人で勉強をするようになっていきます。特に、受験勉強は子供部屋で集中して行う子供が増えていきます。とはいうものの、中学受験期の6割程度、高校受験期の4割以上、大学受験期の2割以上が、リビングで勉強しているという調査結果があります。子供の勉強の状況と子供部屋の有無は、必ず直結するとはいえないようです。子供部屋の片付けや掃除ができるようになる?小学生に子供部屋を与えた場合、片付けや掃除をきちんとする習慣がつくでしょうか。大人になってから清潔な部屋を保てるように、子供の頃から掃除や片付けの習慣がついていると困らなくて済みます。実際には、子供部屋の掃除を自分で行っている子供は、どれぐらいいるのでしょうか。ある調査によると、「子供部屋の掃除を自分でする」という子供は、小学生で1~2割、中学生で2~3割、高校生でも2~3割程度となっています。子供部屋を与えたからといっても、自主的に部屋の片付けや掃除をするようにはならないのが実情のようです。子供部屋を与えたら、最初は親が子供と一緒に片付けをしてあげてください。徐々に手伝う程度にとどめるようにし、子供だけで片付けや掃除ができるように習慣づけていきましょう。子供のプライバシーを守ることは重要家族といっても、子供のプライバシーを守ることは必要です。小学校高学年以上の子供の多くは、家の中に一人でいられる場所が欲しいと思っているようです。中高生では、疲れを感じている時には、子供部屋に「こもりたい」と感じています。ストレスの多い現代では、子供のプライバシーを守るとともに、家の中で一人でいられる場所を確保してあげることも大切です。 子供に子供部屋を与えるデメリットを考えてみましょう子供部屋を与えると、当然デメリットも考えられます。子供のどの成長段階で子供部屋を与えたらよいのか、デメリットを考えながら見極めていきましょう。先ほども書いたように、子供が子供部屋の片付けや掃除をしない、というのは大きなデメリットです。親が子供部屋に入って掃除をしなければ、子供部屋はチリやホコリだらけになってしまい、不衛生な状態で過ごすことになります。他に考えられるデメリットも挙げていきましょう。子供部屋にこもりきりになってしまう?子供部屋を用意すると、一人での居心地が良くて、他の家族と一緒に過ごす時間が減ってしまうことが考えられます。子供部屋で勉強をしているのならいうことありませんが、ゲームやスマホ三昧では困ります。目が行き届かなくなるので、心配要素が増えることになるかもしれません。実際に前出の調査では、子供自身が感じる子供部屋を持つデメリットとして、「漫画やゲームばかりしてしまう」「家族と一緒に過ごす時間が減る」ということを挙げている子供もいます。しかし、半数以上の子供が、子供部屋を持つデメリットが無いと回答しており、子供にとっての子供部屋の重要性が垣間見えます。早くから子供部屋を与えると危険なことも家庭によっては、小学校前から子供に子供部屋を用意するところもあるようです。その場合には、子供が椅子から落下したり、玩具を口に入れたりという危険行為をしていても、目が届かずに気がつかないこともあるので、十分に注意しましょう。1歳から9歳までの子供の死亡原因は「不慮の事故」が最も多いという調査結果が出ています。早くから子供部屋を与えることで、事故につながっては大変です。子供だけにすると、誤飲や火を使っての事故などを起こす危険もあるので、子供部屋を与える時期が早すぎるのも考えものです。 勉強は子供部屋ではなくリビングで行う子供が多いという状況近年の傾向として、小学校低学年だけでなく中学生、高校生になってからも、勉強をリビングで行う子供も多くなっています。親側は、親が勉強を見てあげられる小学生のうちは、リビングでの勉強を望んでいる一方で、中高生には子供部屋で集中して勉強してもらいたいという希望があるようです。小学生だけでなく中高生も普段の勉強はリビングで行うことも小学生低学年では、リビングで勉強をする子供が多いと想像できますが、意外にも、中高生になってもリビングで勉強をする子供が、かなりの数いるようです。子供部屋で勉強することもあれば、リビングで勉強することもある、という具合に家の中で勉強場所をいくつか持っているのが特徴です。これだけみると、リビングで勉強をする中高生が多いのだから、個人の子供部屋が無くてもよいだろうという発想も出てくるでしょう。しかしながら、子供にとっては「子供部屋=勉強部屋」ではなく、子供部屋は荷物をまとめて置いておけて、一人で眠る場所という認識があります。そのため、勉強で使わなくても子供部屋は用意してあげましょう。受験勉強をさせるなら子供部屋が向いています子供が受験勉強をする年齢になれば、子供部屋を用意する必要が出てきます。夜、他の家族が寝ている間でも時間を気にせず一人で勉強できるというのがその理由です。また、一人の空間があれば集中しやすく、長時間の勉強にも身が入ります。受験期には、塾や予備校の自習室で勉強する子供も多くなりますが、移動時間を考えると家の中で勉強できる静かな子供部屋がある方がよいでしょう。 いつから子供部屋を用意するかはご家庭によりますいつ子供部屋を用意するかのタイミングは、各ご家庭によってさまざまです。早めの受験をするご家庭では、小さいうちから子供部屋を用意する必要があるかもしれません。また、中学入学をきっかけに子供部屋を、というご家庭もあるでしょう。子供部屋を与えることのメリット・デメリットを、参考にしていただければ幸いです。 参考:東京ガス : 都市生活研究所 : 研究レポート・家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識・子供に聞いた自分の部屋と家族に対する意識・子供の勉強実態と親の意識積水ハウス 住まいづくりや暮らしに役立つ情報をまとめたレポート「view point」vol.2 発行 “子育ち”設計レポート ~子どもの学びを考えた居どころ提案~月齢・年齢別で見る起こりやすい事故(乳幼児の事故)|あいち はぐみんNet
2019年02月06日子供部屋を用意しようと思うけれど、間取りはどのようにしたらよいのか、悩んでおられる方も多いでしょう。子供部屋の広さも、何畳ぐらいが最適なのか、迷うところです。また、2人子供がいる場合には、いつまで一緒の子供部屋で過ごさせるのがよいのでしょうか?ここでは、そのような子供部屋の間取りや広さについて、さまざまな角度から考えていきます。子供部屋の間取りについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。子供部屋は家を買う時から用意する?子供部屋の間取りを最初から考えて、家を建てる方やマンションを購入する方が多いといわれます。3LDK等の間取りの住宅が数多く売れているのは、子供部屋を考えてのことでしょう。しかし、家を購入した後に子供の数が増えることも考えられるので、部屋数が足りなくなるかもしれません。子供の数が2人以上の場合では、間仕切りを使ったり、リフォームをする家庭もあるようです。設計段階から子供部屋を用意するの?家を設計する時に、子供1人に1部屋の個室を考えるのでしょうか。それとも後から、間仕切りを使って工夫しながら、子供部屋を確保していくのでしょうか。子供が1人であれば、子供部屋を設計段階で考えておくのもよいでしょう。しかし、子供が3人の家庭であれば、設計時に数多くの部屋を用意しなければいけなくなるので、経済的にも物理的にも難しい場合が多くなります。複数の子供がいる場合には、広めの部屋を共同の子供部屋として考えるのがよいでしょう。子供部屋の広さはどれくらい?子供部屋の広さは何畳ぐらいが目安となるのでしょうか。あらかじめ建てられたマンションや一戸建ての場合には、3LDKなどで平均的に用意されている4.5畳か6畳、広くて8畳ぐらいの広さの部屋になるはずです。子供部屋自体を用意することが難しい場合には、広い部屋の一角を間仕切りして、子供部屋として使うようにするとよいでしょう。3畳もあれば必要最低限の荷物が置けるので、狭くても大丈夫です。 2人子供がいる場合の子供部屋の間取りはどうする?子供が2人いる場合には、子供部屋は共同で使わせるのでしょうか。それとも別々に用意してあげる方がよいのでしょうか。子供が、どの発達段階にいるのかで、共同で使わせるのか、個室を持たせるのかが変わってくるのが一般的です。子供が小さいうちは子供部屋は共同でいいの?子供が2人いる家庭でも、子供たちが小さいうちは子供部屋は共同という考えの方が多いようです。小学校に上がれば勉強机とベッド、本棚の3点がそれぞれ必要になります。この3点の家具は、3~4畳ほどの広さがあれば置くことができるとされています。2つずつ置ける大きさの子供部屋となれば8畳程度の広い部屋を子供部屋にすることになります。8畳の部屋を子供2人の子供部屋と考え、間仕切りで工夫することもできるわけです。思春期を迎える頃には別々の子供部屋を用意するの?子供たちが成長して思春期を迎える時期になれば、1人でいる時間が欲しくなるでしょう。また、プライバシーも守られなければならないため、別々の子供部屋を用意するのが理想的です。1人1人別々の子供部屋を用意するのは、普通の家庭では大変なことです。2人の子供が使っていた8畳を工夫して、2つの部屋として使えないか考えてみましょう。男-男兄弟や女-女姉妹の場合には、広い部屋を簡単に間仕切りすることで、2つの部屋としてもよいかもしれません。しかし、男-女兄妹(女-男姉弟)の子供がいる場合には、リフォームや増築も視野に入れて、独立した空間を持たせてあげるようにしましょう。 リビングを活用すれば子供部屋は狭くてもいい?子供が小さいうちから、リビングで勉強をしたり他の家族とコミュニケーションを取ったりする習慣があるなら、子供部屋は広くしなくても大丈夫でしょう。むしろ、リビングに子供がよく来るようにすることで、引き籠りなどの社会問題から子供を遠ざけることもできます。実際に、小学生だけでなく中高生になってからもリビングで勉強する子供は多く、勉強に集中する受験期をのぞけば、リビングでの学習をメインに行っているようです。リビングにサブの学習机を置くのも一案子供が小学生のうちは、リビングで学習することが多くなります。ソファなどに座らせて勉強させるのではなく、勉強できる姿勢をとれる、サブの机と椅子をリビングに置いてあげましょう。子供が小学生低学年の場合には、リビングに「勉強コーナー」のような場所を設けてあげる家庭も多いようです。友達が来たらリビングで遊ばせる小学生、中学生と成長するにつれて、子供の友達が遊びに来ることもあるでしょう。広い子供部屋があれば、子供は部屋を見せたがって次から次へと友達を家に呼んでくるようになるかもしれません。内緒話をしたりするのも楽しいかもしれませんが、親としては気になるものです。狭い子供部屋であれば、リビングで友達と遊ぶことになるので親の目が行き届いて安心できます。子供が友達を連れてきたら、リビングで遊ばせる習慣をつけていきましょう。子供部屋はリビングを通って行ける部屋にするといい?玄関から帰ってきた子供が、直接子供部屋に行ってしまうと、親と顔を合わせないこともあります。子供部屋には、なるべくリビングを通って行けるように工夫するとよいといわれています。なるべく奥の部屋を子供部屋に選ぶことが重要です。親や家族とのコミュニケーションを日頃から取ることで、学校での悩みや問題が解決することもあるということです。 子供部屋は役目を終える時が来る子供部屋は、子供が大人になって独立するまでの期間限定の部屋です。学生の期間を終えて社会人になれば、家を出ていく方も多いです。その時にも、子供部屋を新たに別の用途で使えるようにしたいものです。子供部屋を夫婦の趣味の部屋に役目を終えた子供部屋は、子離れをきっかけにして、夫婦の趣味の部屋として使うのもよいですね。趣味で絵画を描いたり、楽器演奏の部屋に改造したりと、夢が広がります。部屋の使い方によっては間仕切りを取るだけで広い部屋に子供部屋をあらかじめ広い部屋の一画に間仕切りで作っておいた場合には、その仕切りを取るだけで広い部屋が使えるようになります。あとあとの部屋の使い方を考えると、間仕切りで子供部屋を作るのもとても便利です。子供が家を出た後も、夫婦で有効に広い部屋を使うことができるようになります。 子供部屋はリビングの活用を考えながら用意するとよさそう!家を建てる時に、子供部屋のことも合わせて設計すると「どうしても広い部屋を」と考えてしまかもしれません。子供部屋に注目するのであれば、リビングとの並行活用を考えて、子供部屋の広さを検討するのがよいでしょう。子供部屋が広いからといって、勉強の効率が上がるわけではありません。子供は、リビングで勉強したり、子供部屋で勉強したりと、複数の場所の使い分けをしているようです。リビングを積極的に子供に活用させることが、家族全員が円満に生活を送る鍵となりそうです。 参考:成長発達期における住まいの空間構成と家族のコミュニケーションの関係についての研究(山田 あすか氏、倉斗綾子氏)家族関係と住宅の間取りの研究(後藤礼彦氏)どうする?我が家の“子ども部屋”|特別編|ハッピー・ノート.com積水ハウス 住まいづくりや暮らしに役立つ情報をまとめたレポート「view point」vol.2 発行 “子育ち”設計レポート ~子どもの学びを考えた居どころ提案~
2019年01月24日「この子、本当に自分の子供なのか……?」妻子を持つ男性の方々は、このように感じたことはないでしょうか。「もし本当に自分の子供でなかったとしたら、養育義務はあるのか?」「本当の父親には養育義務は発...
2018年10月17日これから生まれてくる赤ちゃんの名前は、両親の想いを込めたステキな名前にしたいですよね。しかし、こだわりたい字や音の響きなどがあっても「画数はどうなの?」「キラキラネームになる?」など頭を悩ませるパパやママも多いのではないでしょうか?そこで、子供の名付けについて押さえておきたいポイントなどを紹介します。子供の名付けをする上で知っておきたい基本的なこと妊娠がわかってから、これから生まれる赤ちゃんの名前を考える時間は幸せな時間ですよね。名前を決める時期も、妊娠中に性別がわかってから決めたり、生まれてきてから顔を見て決めたり、名前を決めるタイミングは様々です。しかし、名前を考え始めると、たくさんの候補が出てきて悩む方も多いのではないでしょうか?まずは子供の名付けについて押さえておきたい基本的なことからご紹介します。名付けの基本子供が生まれたら、生後14日以内に役所に出生届を提出しなければなりません。役所では、名前に使える漢字を使っているかや非常識な名前ではないかをチェックします。名前に使えるのは常用漢字と人名用漢字、ひらがなとカタカナです。ただし、使える漢字に制限はありますが読み方には特に制限はないので、使える漢字で好きな読み方をあてることが可能です。子供が将来困るかもしれないキラキラネームなどは熟考を…一度付けた名前は変更することも可能ですが、法律的に煩雑な手続きが必要です。そのため、子供が大きくなった時に苦労しないような名前を考えてみましょう。キラキラネームと言われるような、難しい漢字や当て字、読み方などは、学校や病院など社会に出てからも正しく読んでもらえないケースも考えられます。また最近では就職活動の際にキラキラネームの学生は採用を控えるという企業も…。たとえパパとママの想いが込められた名前であっても、本当にその名前が子供にふさわしい名前であるのかしっかりと話し合いましょう。子供の名付けの方法生まれてくる赤ちゃんの名付けの方法は様々あり、書籍などもたくさん販売されていますよね。子供が生まれる季節などから名前をイメージしたり、パパやママの思い出の場所から、花や木などの植物や空、星などから発想して決めるのもステキです。名前を付ける時には「健康であってほしい」「幸せになってほしい」と、願いを込めることが多いものですよね。子供が大きくなった時に、名前の持つ意味などを知ると喜ばれるでしょう。そこで、名前を付けるために参考になる方法をまとめてみました。姓名判断を活用する子供の名付けで、よく使われる方法に姓名判断があります。姓名判断は、一般的には姓と名前で用いられている字の画数で運勢を占う方法です。ただし、流派によって画数の出し方や計算方法が違い、同じ名前でも結果が異なる場合があります。しかし、画数にこだわりすぎると、本来付けたかった名前の意味と違いがでてくることも。あまり画数にとらわれず、姓名判断は参考程度にすると良いかもしれません。音の響きで決める音の響きは呼びやすさや、その名前の持つイメージにも繋がります。優しい響きや爽やかな響きなど、実際に名前を呼んでみると名前の雰囲気が掴みやすいです。漢字から決める子供の名前を付ける時には、パパやママ、祖父母などの名前の漢字から決めるという方法もあります。先祖代々の家系で用いられている漢字を使うのも良いでしょう。また、好きな漢字や、子供に望む意味のある漢字などから名前を決めていくのも良いですね。漢字の意味や「姓」とのバランスも大事!子供の名前は、いくつも候補がでることが多いものです。その中から、パパやママの願いを込めたステキな名前を選ぶためにも失敗しないコツを紹介します。「姓」とのバランスを考えてみる例えば姓が一文字の場合は、紙に書いてみると一文字の名前ではバランスをとるのが難しいです。実際に書いてみて、全体のバランスと印象を確かめてみましょう。また、漢字一文字の名前は漢字の持つ意味や響きが強調されます。名前の読み方に濁点が多いと発音しにくかったり、聞き取りにくかったりする場合もあるので、声に出して読んでみて音のバランスも確認した方が良いですね。有名人にあやかった名前芸能人やスポーツ選手などにあやかった名前を取り入れるパパやママも多いですね。尊敬する人や歴史上の人物などから名前をイメージすることもあるでしょう。そうした場合には、名前として使用できる漢字かどうかや、その漢字の持つ意味が子供の名前としてふさわしいかどうかを見極めることが大切です。周りに同じ名前がないかどうかを確認するパパやママの想いを込めた名前でも、親戚などで同じ名前の子供がいる場合には同姓同名になってしまうこともあります。親戚に同じ名前の子がいないかなどを確認する意味でも、祖父母にあたる両親などに赤ちゃんの名付けについて相談してみましょう。また、近所に同じ名前の子供がいると、将来的に保育園や幼稚園、学校などで一緒になった時に同じ名前で混乱してしまうことも考えられますので、周囲の子供と被らない名前にしたいなら、そのあたりも考慮するといいでしょう。生まれてくる我が子のためだからこそ、頭を悩ませるのが子供への最初のプレゼントとなる名前です。大きくなったことを想像しながら、願いを込めたステキな名前を決めましょう。
2018年06月23日写真展「行ける工場夜景展 2019」が、2019年10月11日(金)から10月27日(日)まで、東京・浅草橋のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」にて開催。また、2019年11月9日(土)から12月1日(日)までの期間で、愛知・名古屋の「TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA」にも巡回する。工場夜景に焦点を当てた写真展数年前の工場ブーム以来、新たな鑑賞スポットとして定着しつつある”工場“。なかでも夜景の美しさと人気は群を抜いており、そのサイバーパンク・SF的な雰囲気に魅了される人は多い。「⾏ける⼯場夜景展」は、そんな工場夜景を写した作品だけを集めたユニークな写真展となっている。“行ける”工場のみを展示最大の特徴は、実際に“行ける”工場のみを集めているという点。各作品は、解説とともにアクセス情報も解説付きで展示されているため、鑑賞後に現地で写真と実物を見比べる、あるいは展示作品と同じ構図での撮影に挑戦する、というような2段階の楽しみ方が出来るのがポイントだ。プロ写真家からSNSで人気の作家まで19組が参加過去最大規模の展開となる今回は、全19組による250点以上の作品が一堂に集結する。SNSで⼈気の永冨詠⼆や東淳⼆などが、東京・名古屋ともに初参加。様々なメディアに工場写真を提供し、公式書籍の監修も務める⼤倉裕史や、写真展の受賞歴を持つ桑原⼤典も、新作を展示する。また、会場内特設スペースでは、ドローンを使⽤して撮影した⼭⽥俊久による空撮動画も公開。四⽇市市の⼯場地帯を中⼼に、空から⾒た⼯場夜景群のきらびやかな世界を紹介する。工場夜景の撮影ワークショップ初開催実際に⼯場夜景を撮影するワークショップが、2019年10月19日(土)に初開催される。講師は、「⾏ける⼯場夜景展」初回から出展を続ける⼤倉裕史が担当。初心者や撮影技術に自信がない人でも気軽に参加することができる。当日撮影した写真は、名古屋会場にて展示することも可能だ。開催概要工場夜景の合同写真展「行ける工場夜景展 2018」■東京開催期間:2019年10月11日(金)〜10月27日(日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO住所:東京都台東区浅草橋 5-27-6 5F時間:11:00〜19:00休館日:10月21日(金)入場料:600円 ※3歳以下は入場無料・ワークショップ「⼤倉裕史が教える⼯場夜景の撮り⽅」⽇程:2019年10⽉19⽇(⼟)参加費 :7,500円最少催⾏⼈員:5名※名古屋展示する場合は、別途パネル代3,000円+送料が必要。※詳細は公式ホームページに記載。■名古屋開催期間:2019年11月9日(土)〜12月1日(日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA住所:愛知県名古屋市中区新栄 1 丁目 17-12時間:11:00〜18:00休館日:月曜日・火曜日入場料:600円 ※3歳以下は入場無料
2018年06月16日現代は、IT技術も進歩し、SNSを使えば、人と人とが出会いやすくなりました。それは婚活でも同じ。例えば、ネットの婚活サイトを使えば、結婚したがっている異性と出会いやすくなってきました。でも、婚活中の子供おばさんは、ネット婚活に偏見を持ち、「自分は“自然な出会い”で運命の人と出会うのだ」とこだわっています。ただ、年齢を重ねれば重ねるほど、周りには既婚者が増えてくるし、年齢、離婚歴、子持ちなど、自分の婚活市場においての条件が悪くなるほど、自然には出会いにくくなるものです。でも、そんなときも子供おばさんは、「私はそんなネットなんか使わなくても、自然に出会えるほどの魅力があるからいいわよ!」と中途半端なプライドを持ち、どんどん月日を重ねてしまうのです。逆に、婚活中の大人女子は、そんなプライドは捨てて、婚活サイトも気軽に利用します。「どこにいい出会いが転がっているか分からない」と思っているからです。もし神様がいるとして、人と人との縁を結び付けたいと思っていても、その人の行動範囲が狭ければ、出会わせようとしても難しいこともあります。あなたが、平日は家と会社の往復で終わり、休日は家でゴロゴロしていたら、出会えるのは仕事場か通勤中か、休日に荷物を届けてくれる宅配のお兄さんくらいになってしまいます。しかも、その出会った相手が婚活中とは限らないので、どんなに素敵な人でも、その後、恋愛、結婚に発展するとは限りません。例えて言うなら、「ダンスをしたければ、ダンスをしたがっている相手とペアを組んだ方がいい」もの。逆に、ダンスをしたがっていない人を相手にしようとすると、ペアを組むどころか、ダンスを踊らせることすら難しいでしょう。それと同じように、もし自分が恋愛、結婚したければ、同じように恋愛、結婚したがっている相手と出会うようにした方が、願いは叶いやすいのです。婚活の方法は、お見合い、結婚相談所、婚活パーティーなど色々ありますが、特にネットでの婚活はハードルが低く、より多くの人に出会いやすいツールとも言えるでしょう。もちろんネット婚活は、リスクもある!ただし、婚活サイトは上手に使わないと、トラブルが起こってしまうこともあります。子供おばさんは、いざ「婚活サイトを利用しよう!」と思ったら、今度はリスクを理解しないまま、突き進みがちです。中には、まだ相手と写真とメッセージを交換しただけなのに信用してしまい、「彼は理想的な人だわ!」と舞い上がってしまってしまう人までもいます。そんな子供おばさんは、初めて相手と会うにも関わらず、待ち合わせ時間を夜中に指定されても、了承してしまったり、まだ信用できる相手かも分からないのに、彼の車に乗ろうとしたり、中にはお金を貸してしまう人までもいます。そういうことは、リスクが大きいので絶対にダメです!「ネット婚活は、会ってからが本当の始まり」であることは、鉄則です!もしかしたら、あなたが信じている相手は、実在すらしていないかもしれないのです。写真だって、他人の写真を使っている人がいたって、おかしくありません。中には、初めて会ったら、写真とは似ても似つかないご年配の人が現れる、なんてこともあり得るのです。大人女子は、婚活サイトでの出会いだからこそ、慎重に相手を観察します。共通の知り合いがいない分、相手が嘘をついても分からないことも多いし、独身証明書の提出が必要ではないサイトの場合には、既婚者が紛れ込んでいることもありますしね。ただ、こんなことを書くと、子供おばさんは、「ほら、だからネット婚活なんて、やるものじゃないのよ!」なんて、最初の話に戻りがちです(笑)。どんなに便利な物でも、使い方によってはトラブルになるもの。だからといって、今の時代、そういった技術があるにも関わらず、臆病になり過ぎて使わないのももったいない、と言えるでしょう。婚活女子は、ネット婚活に偏見を持ちすぎず、またリスクもきちんと理解した上で、上手に活用したいものですね。■子供おばさん…結婚したいのに、“自然の出会い”ばかりを求め、逆に婚活サイトを利用するときは、リスクを考えずに暴走してしまう。■大人女子…リスクを理解した上で婚活サイトも上手に活用し、素敵な人と出会えるチャンスを広げる。
2018年04月14日「お金を払っても行けない音楽フェス」が今年も日本にやってくるPhoto by ⓒRockCorps supported by JT夏が近づくにつれ、数多く開催される「音楽フェス」。夏中に一回は行っておきたいと、今から今年のフェス情報をチェックしている人もいるかもしれない。「お金を払っても行けない音楽フェス」について聞いたことはあるだろうか。普段数万円は出さなければ行けない音楽フェスに、0円でいけるフェス。言い換えれば、「いくらお金を払っても行けないフェス」、それが「RockCorps supported by JT(ロックコープス)」。この特殊な音楽フェスに行くためにお金の代わりとなるのは、「4時間ボランティアをすること」だという。2003年にアメリカでソーシャル・プロダクション・カンパニーとして誕生した「ロックコープス」。音楽の力を使って“企業”と“地域社会”と“人々”を結び付け 、「4時間のボランティア活動をすると、アーティストライブのチケットがもらえる」というシンプルな仕組みを作り、人々の社会貢献活動への参加を推進してきた。ロックコープスの創設者・現CEO スティーブン・グリーン氏2017年、Be inspired!は創始者でCEOでもあるスティーブン・グリーン氏に取材を行った。そのときに彼が話したのは、日本でロックコープスをやる6つの意義。①日本の若者に「新しい世界」に飛び込むチャンスを与えることができる②政府でもビジネスでもない、国民が社会を変えることができる ③音楽は社会問題を問いかける存在になる ④ボランティアに“真面目な人”以外も参加できるようになる ⑤日本の大人も忘れかけている、「若者のパワー」に気づくことができる ⑥将来的にボランティアが若者にとって身近な存在になるなるほど、4時間のボランティアさえすれば無料で音楽フェスに行けるのも嬉しいが、フェス以外にも私たちに、そして日本全体にいい影響を与えるビジョンを持っているらしい。毎回海外から大物アーティストを招いて開催されることで知られているこのロックコープスだが、今年はUKからエレクトリニック・ポップの歌姫 エリー・ゴールディングの出演が決定している。エリー・ゴールディング創設当初から3年連続で公式アンバサダーに就任することになったのは高橋みなみ氏。これまで参加者と共に東日本大震災の被災地域の支援に参加してきた。▶︎オススメ記事・#02「 “遊びながらやる感覚” で環境活動にも参加したい」。映像で環境NGOをポップにするクリエーター。 |「世界は気候変動で繋がっている」。若き環境アクティビストのリアルな声。by 350.org・世界中のスケーターが国境を超えて集まり、ボランティアで発展途上国にスケートパークを建設し続ける理由。All photos via RockCorps supported by JTText by Noemi Minami ーBe inspired!
2018年04月13日子供おばさんは、信頼性のない情報を信じがちです。でも、世の中にはいい加減な情報が溢れています。たとえばグルメ情報1つにしても、きちんとお店に取材をして書かれたものもあれば、実際に行ってもいないのに、SNSなどを検索して、人の受け売りで書いている人もいます。そもそもネットでの記事での評価基準が、内容そのものよりも、アクセス数が重視されることもあり(それによって、得られる広告費が変わるので)、信憑性が薄くても、「いかに人が興味を持つか(アクセスするか)」ばかりを重視して、記事を書く人もいます。だから、気を付けた方がいいのです。基本、企業で「書くこと」を訓練づけられた人は、「自分が書くことで人に影響を与えてしまうこと」を理解して記事(原稿)作成を心がけています。自分の利益のため以上に、世の中を良くしたいと思うからこそ、書いている人も少なくありません。でも、現代は、ネットで誰でもニュースサイトが作れる時代だからこそ、そういった訓練をしてこなかった人がいい加減な情報を発信していることも少なくありません。だからこそ、大人女子は、自分が信じる情報はきちんと選びます。上っ面の部分だけを受け取るのではなく、その情報の背景も見ようとするのです。例えば、レストランの紹介記事1つにしても、主観で自分が食べた感想ばかりが書かれているものよりも、お店の人にきちんと話を聞いて、その料理の美味しさの秘訣などを書かれている記事の方が、深みもあるし、説得力も生まれます。その方が、自分も友達とそのお店に行ったときには、「ここのお店の隠し味はチョコレートなんだって!」など、話題も増えるものですしね。レビューサイトを参考にするときの注意点とは世の中には、ブログ、口コミサイトなど、一般の人たちが「信憑性」や「責任感」を気にしないで書かれているものもたくさんあります。そんな情報に触れたときも注意が必要です。子供おばさんは、口コミ・レビューサイトを信じてしまいがちです。でも、そういったレビューが書かれているサイトには、それを書いている人の年齢も分からなければ、職業、住んでいる地域、出身地などが表示されていないことも少なくありません。それはどういうことなのかと言えば、グルメのレビューでは、東北出身の人が「味が薄い」と悪口を書いたり、関西の人が「味が濃い」と文句を言ったりすることもあり得るということです。また、インドに住んでいた人が「スパイスが物足りない」と思うようなインドカレーでも、行ったことがない人にしてみたら、日本人好みの味付けになって食べやすい、なんてこともあるでしょう。その人の背景が分からなければ、その人のレビューが自分にも当てはまるかどうかなんて、分からないのです。それと同じように、映画や本は、その人の年齢や精神の成熟度によっても感じ方は違うはずです。20代の人には「面白い作品」でも、60代の人には「子供っぽい内容」だと思うこともあるでしょう。また、年間どれだけの映画を見ている人なのか、文章の読解力がどれだけある人なのかなどによっても、随分、感じ方は変わってきます。基本、自分に当てはまるような作品は、感情移入しやすくて面白いと感じることもありますしね。それで言うと、少なくともユーザーの年齢、職業、居住地、出身地、好きなもの(店、作品)などが分からない状態のレビューというのは、何とも信頼性の低いものです。そもそも自分と価値観やセンスが合う人かどうかも分からないですしね。 そればかりではなく、レビューの評価ばかりを信じて、自分が選ぶものを決めてしまったら、自分自身も“平均的な面白みの少ない人間”になってしまう可能性もあります。映画や本、音楽などの作品は、「誰にとっても分かりやすい」ものの方が評価されることも少なくありませんし、そういうものばかりに触れてしまうと、枠を超えたユニークなものを受け入れられる力がなくなってきますしね。結局、映画や本、音楽も興味を持ったものは、実際に触れてみないと、自分にとってどうなのか?は分からないもの。もしかしたら他の人にとっては駄作でも、自分にはなにか大切な気付きを与え、人生を変えてくれるような作品であるかもしれないのです。だから、レビューの悪口を信じて興味を失ってしまったら、幸せになるチャンスを1つ失ってしまうことだってあるのです。自分が興味を持つことというのは、なにか人智を超えた大きな力によって出合わせられていることも、多々ありますしね。世の中には人生の良薬になる情報もあれば、毒になるような情報も溢れています。読み手のことを考えて発信している情報ばかりではありません。でも、結局のところ、どれを選択するかは自分次第です。信頼性のない情報を鵜呑みにしないように気を付けたいものですね。■子供おばさん…自分で信じられる情報かを判断できないので、信頼性のない情報に踊らされる。■大人女子…信憑性のない情報かどうかを見抜き、鵜呑みにしない。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月24日子供おばさんは「自分の情報発信が、人を不幸にする可能性がある」ことを理解していません。例えばブログやSNSにいい加減な情報を流すことに対しても何の罪の意識もありません。それを読んで信じてしまう人に対して、何の責任も感じないので、そんなことができてしまうのです。たとえ素人のブログであっても、影響力はあります。時としてそれを読んだブログのファンの1人の人生を不幸に導いてしまうことだってあるのです。もちろん、そんな人の言葉を信じてしまう方にも落ち度はありますが、それでもやはり何かを発信するということは、何かしら人に影響を与えてしまうものなのだという認識がないのは、問題があります。大人女子は、SNSに書き込むときは、自分が発信する言葉によって、受け手が不愉快な思いをしないか、慎重に考えながら発信します。ネットに何かを発信するというのは、「世界中の人の人に伝えている」と言っても過言ではないことを理解しているからです。単に自分の感情を吐き出したいだけであれば、自分1人が読むノートに書けばいいだけのことです。わざわざ人目に触れるネットに書き込んで「誰かに読ませたい」と思うのであれば、「その相手がどう思うのか?」まで考えなくてはいけないものです。子供おばさんは、レビューにも心無い言葉を投げかけるそれで言うと、巷に溢れている一般人による口コミ・レビューにも、問題は溢れています。子供おばさんは「自分がその商品を気に入らない」というだけで、平気で悪口を書きこみます。でも、単に自分には合わないだけのことで、他の人にとっては理想的で、それによって幸せになることもあるかもしれません。つまり、「自分のレビューによって、その人が幸せになるチャンスを奪っていることもある」と言えるのです(※もちろん不良品の場合はクレームをつけた方がいいですが、その場合はレビューではなく、カスタマーセンターや他の然るべきところに連絡すべき)。物に限らず、グルメ、映画、本のクチコミも同様です。自分は美味しくなかったものが、人にとってまずいとは限りません。映画や本にしても、自分の好みに合わなくても、その作品で心が救われる人だっているかもしれません。心無いレビューによって、それに出会ったら幸せになれる可能性のある人、さらにお店や制作側の人間に迷惑をかけることだってあるでしょう。更に言えば、自分がそんな悪口まみれのレビューを書いていることを、「大切な人に知られても平気」なんて思える人は稀です。そんな人に知られたくない自分でいればいるほど、人に見せている姿と見せていない醜い自分のギャップに苦しむのは、自分自身です。大人女子は、自分がいいと感じ、応援したいと思ったものに対してオススメのレビューを書くことはあっても、合わなかったものに対しては、わざわざ悪口を書くことはしません。そこまで自分の感覚が絶対だとは思っていないし、そもそも悪口を書くことに自分の大切な時間と労力を使うよりも、もっと自分も人も幸せになることに使いたいと思うからです。何かを表現するときには、「誰に」「何を」発信するのか、というのを考えるのは重要なことです。あなたが発言したいことは、「本当にネットで書かなくてはいけないことなのか」というのも、よく考えた方がいいでしょう。「相手に役立つこと、人が幸せになれることを発言したい」ということを考えられるようになってようやく、自分の発言が人の心に届くようになるものです。そこには真心がありますしね。相手のためにも、結果的には自分のためにも、読み手(受け手)を幸せな気持ちにさせる言葉を発信できる人でありたいものですね。■子供おばさん…自分の発言の責任を感じていないので、ブログや口コミなどでいい加減なことを書きこむ。■大人女子…ネットで発信をするときは、色々な受け手のことを考えて発信するので、読んだ人から受け入れられる。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月19日新年を迎え、神社やお寺に初詣に行った人も多いと思います。そんなとき子供おばさんは、他力本願の願い事をしがちです。例えば、「いい人に出会えますように!」とお願いをしたところで、家と会社の往復だけの生活をしていたら、なかなか出会いなんてないものです。さらに、自分にいい人を見抜く目がなければ、たとえ出会っていても気付かないでしょう。さらに、「結婚できますように!」と願う子供おばさんは、家事もできないまま、結婚したいと思っています。それでは、結婚願望のある男性と出会えたとしても、「結婚したい」と思われないことも多いでしょうし、もし結婚できたとしても、パートナーを幸せにできるような人にならなければ、家庭内は地獄となるでしょう。仕事に関して、お願いごとをする子供おばさんもいます。でも、「出世しますように!」と願ったところで、神様が与えてくれるのは、「出世するためのチャンス」までのことも多いもの。日頃から、チャンスがきたときにものにできる準備をしていなければ、そのときがきても失敗し、むしろ評価を落としてしまうこともあります。もちろん物事には、人智を超えた、縁や運、タイミングがあるので、それを神様にお願いすることは間違いではありませんが、他力本願で願うだけではく、それを叶えられる自分にならないといけないのです。 例えば、先ほどの願い事を抱くのであれば、「いい人が出会えたら、ハートを射止められるくらい魅力的になろう」「結婚できるように、いい奥さんになれる準備をしておこう」「出世できるように、日頃から実力をつけておこう」と、自分でも叶うような努力をしないといけないんですよね。大人女子は“より広い視野で見た願い”を抱くさらに、願い事を抱くとき、実はとても大切なことがあります。それは、「広い視野で見た願い事を持つこと」です。大人女子は、子供おばさんとは違って、「自分だけの幸せではなく、自分の周りの人やより多くの人が幸せになること」を願います。 自分だけが幸せになる願い事が叶った場合、それによって不幸になる人が現れることも少なくないので、色々なトラブルが起こり、すぐに失うこともあります。例えば、大した実力もないのに、運よく出世をしてしまったら、部下はもちろんのこと、会社全体の不利益になることもあるもの。それでは、降格になる日も近いでしょう。お願いごとをするのであれば、「自分が出世をすることで、より会社が発展させ、社員みんなを幸せにしたい」くらい、自分だけのことではなく、会社全体のことまで考えられるくらいになった方がいいもの。そうしたら、今、自分がしなくてはいけないことも、おのずと見えてくるし、それだけの実力と心の器を持てるようになれば、現実的に、あなたの出世を応援する人も増えるものです。例えば、「玉の輿に乗れますように!」なんてお願いしたところで、実際に結婚して、パートナーに対して何のサポートもしないで、相手のお金を食いつぶしていたら、いつか離婚届を叩きつけられることだってあるでしょう。もしパートナーが仕事で成功してお金持ちになったような人の場合は、休みなく仕事に没頭するタイプであることも多いもの。その場合は、夫が休日に仕事に行ってしまっても、嫌な顔をせず、帰ってきたら美味しいご飯で彼を癒せるくらいの妻にならないとうまくいかないことも。つまり、精神的な自立を身に付けるのはもちろんのこと、忙しい相手を癒すための料理など、何かしらの技術を磨いた方がいいこともあります。結局、実力の伴わない幸せを得たところで、それを“維持する力”がなければ失うもの早いですし、いい思いをした分、地獄に突き落とされます。だからこそ、単に他力本願の願いを持つのではなく、“願い事が叶うのにふさわしい自分”になるように心がけたいものですね。■子供おばさん…他力本願の願い事を抱き、運よく叶っても、維持できずに失い、不幸になる。■大人女子…願い事が叶うのにふさわしい自分になり、叶ったときにはその幸せを維持する。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月29日子供おばさんは、パートナー選びに、自分にとって「都合のいい相手」「役に立つ相手」ばかりを探します。仮に運よく、そういう相手と出会い、恋愛をしたところで関係は長続きしません。もっと条件のいい相手がいると、気持ちがそっちに向かうし、逆にそんな彼女と付き合う相手もそういう思考の人が多いので、フラれることも少なくありません。そうやって「より良い条件のいい相手」を求めて、渡り歩いてしまうのです。世の中には上には上がいるので、パートナーよりも条件のいい人は、いくらでもいるでしょう。逆に自分よりも条件のいい人もいくらでもいるでしょう。でも、「それでも、この人がいい」「自分にはこの人しかいない」と思えるほどの“代わりのいない関係”をどう作るのか?が、パートナーシップのポイントでもあるのです。もし別れが訪れたとしても、条件だけを考えればもっと素敵な人はいるのだから、「また新たなパートナーを作ればいい」なんて思いがちですが、実際は、一緒に過ごした月日で、「彼(彼女)でなくてはいけない」と思えるほどの2人だけの経験、絆があればあるほど、代わりはなかなか見つからないもの。時に、誤って別れてしまったとしても、それがあるかどうかで、また「元に戻る」ことだってあるものですしね。そんな関係を目指せるのか、それとも、あくまでも自分の都合の良さばかりを優先するのかで、「大人女子と子供おばさんの違い」が出てきます。大人女子は、子供おばさんとは違って、「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築いていきます。だからこそ、幸せになれるのです。“代わりのいない関係”を築くには?では、“代わりのいない関係”を築くために大切なことは何でしょうか?色々な方法があるとは思いますが、1つポイントを挙げるとすれば、誰かの真似事ではなく、2人だけのルールや習慣、ブーム、秘密などを持つことです。例えば、2人だけの流行語があると、会話が楽しくなることもあります。また、2人だけのユニークなブームや、誰にも言えない秘密があったりすると、より関係が親密になります。人は、自分のちょっと変わったクセを相手に受け止めてもらうと安らぎを得たり、逆にパートナーから他の人には見せないような変な部分も見せてもらったりすると、喜びを感じるものです。そんな積み重ねがお互いの関係を作り上げていくものなんですよね。そうすると、上っ面の条件が合うか合わないか、なんてどうでもよくなるくらいに、彼(彼女)でなくてはならなくなってくるし、どんな障害が訪れても、「一緒に乗り越えたい」と思えてくるもの。さらに、パートナーよりもルックスや条件がいい人が現れても、「今の彼(彼女)と別れて、そっちに行きたい」なんて思わなくなるものでしょう。そんな関係を築くことが、本当のパートナーシップと言えるのです。とはいえ、パートナーシップは、1人だけでできることではなく、相手あってのことなので、難しいものなんですけどね。ただ、本当の意味で、幸せな恋愛をしたいのであれば、相手の条件なんてどうでもよくなるくらいに、唯一無二の関係を築くことを目指したいものですね。・子供おばさん…自分にとって都合のいいパートナーを求めて、より「条件のいい人」を探し続ける。・大人女子…「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築く。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月02日子供おばさんは、「自分がこんな大人になったのは、親の教育が悪かったからだ」と親のせいにします。もちろん親から虐待を受けたりして、心に深い傷を負っている場合は例外ですが、そうではなく、ある程度大人の年齢になっても、自分がうまく立ち回りができないのを「親の育て方」のせいにしている人は、ハッキリ言って、“お子ちゃま”です。大人女子は、どんな家庭環境であれ、ある程度大人の年齢になったら、自立をして、自力で自分を成長させていきます。大人になってもどんどん学び、変わっていくので、親の庇護下にいたとき以上に魅力的に変わっていきます。そんな彼女は、自分ができないことに対して親のせいになんてしません。「自分の能力が足りないなら、努力して身に付けよう」と思うだけです。もちろん子供の頃に身に付けた方が大人になって役立つ能力というのはあります。現実的に大人になってからバレエやピアノを始めても、プロとして成功する可能性は高くはないでしょう。ただ、大人女子は、そういうことも含め、今の大人になった自分ができることを見つけていきます。「自分が幸せになれないのは、子供の頃にこういった教育を受けなかったから」なんて、今更どうしようもないことに嘆くのではなく、今でもできることにチャレンジし、新たな夢を見つけ、叶えていくのです。子供おばさんは変われない誰にとっても、「自分が変わる」ことは、とても大変なことです。時として、自分の欠点をきちんと認め、反省しないと変われません。だから、心がヒリヒリする作業になることもあります。そんなとき、心の弱い人は、なにかしらの理由をつけて、「だから、自分はできないんだ」という言い訳をしがちです。それで多いのが「社会のせい」「会社のせい」「人のせい」、さらに「親の教育が悪かったせい」だと、自分以外のせいにすることなのです。でも、人は何歳になっても変われます。生まれ変わるくらいの気持ちになれば、何だってできます。今もし自分が変われないのだとしたら、それは単に努力をするのが嫌いで、頑固だからに過ぎません。つまり、自分の責任なのです。基本、変われない人の多くは、「人の話を聞けない」「本を読まない(学習しない)」「自分の心の弱さを認められない」傾向があります。それではいつまで経っても、変われませんよ?もちろん頭が柔らかくて純粋だった子供のうちに親から教わっていたら、すんなり受け入れられたことでも、今の自分ではなかなか受け入れられないことも多いかもしれません。でも、本当に幸せになりたければ、親のせいにばかりしていないで、最終的には自分が成長していくしかないんですよね。結局、人生はいつだって、「自分との戦い」なので、どんな環境に生まれ育ったのであれ、そこで自分を磨き、成長していくしかないし、そうしないと幸せにはなれません。人がどうこうしてくれることではなく、自分が能動的に変わっていくしないのです。今、自分が子供っぽいのは、親のせいではなく、大人の年齢になっても、自分を成長させていないから。つまり、自分のせいなんです。大人になったら、親から自立し、自分で自分を成長させられる人でありたいものですね。・子供おばさん…自分がうまくやっていけないのは、「親の教育が悪かったから」だと、親のせいにする。・大人女子…自分がうまくやっていけないのは、「自分の努力不足だ」と思い、成長する。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月31日子供おばさんのいる世界には、不幸なことばかり起こります。周りには意地悪な人が多く、下心がある人ばかりが寄ってきて、仕事の給与は安く、面白くない業務ばかりやらされます。なぜなのでしょうか?子供おばさんの“心のフィルター”がそうしているからです。物事の見え方はいつだって“自分のフィルター”がかかっているのです。自分は「馬鹿にされている」と思っていても、相手は全くそんなことを思っていないこともあります。逆に「親切な人」だと思っても、相手は下心があって近づいていることもあるでしょう。恋人と別れたとしても、「いい恋愛だった」と思えば、その人にとってはいい思い出になりますし、逆に「最悪だった」と思えば、思い出したくもない経験になります。真実なんて、本当のところ分からないもの。「人の数だけ真実はある」と言っても、過言ではありません。また人の本音なんてものも、本当のところは分かりません。結局は“自分の解釈次第”とも言えるのです。大人女子は、たとえ子供おばさんと同じ環境にいたとしても、「周りの人たちはみんな、多少欠点はあるけど、優しい人たち」になり、「自分のいる場所は、理想通りとまではいかなくても、幸せな環境」という解釈になることも多いでしょう。それは、物事の見方が優しいからです。実際に、どっちの方が幸せか?と言えば、大人女子の方でしょうね。大人女子の思考は幸せを掴む!そんな風に物事のいい部分に目を向けられる大人女子だからこそ、人に対しても好意的に見られるので、相手からも親切にされたり、人が寄ってきたりします。基本、人は、「この人は自分の敵だ」と思うような人には攻撃的になりますし、逆に「味方だ」と思える人には優しくなるものですしね。どんな状況でも、いいところもあれば、悪いところもあります。キレイな街でも、ゴミが落ちていることはあるし、性格がいい人であっても、時に頑固な一面を見せることだってあるでしょう。そんなとき、街並みのゴミに目が行ったり、相手の欠点ばかり気にしたりしていたら、この世界は生きづらくなってしまいます。そんな状態ではポジティブな発想も生まれないので、自分の言動によって相手を不愉快な思いにさせ、結果、友達はどんどん離れていき、自分の環境をさらに悪くしてしまうこともあるでしょう。もちろん「現実逃避して、いい部分ばかりを見て、人に騙される人間になりましょう」と言っているわけではありません。でも、どんな状況でもいい部分と悪い部分が両方あるものですし、いい部分の方が優っていると思えるのであれば、「それで、良し!」と思って、それをもっと生かせる人になった方が幸せになれます。否定したり、拒否したりすることなんて、簡単です。それを“生かす”ことにこそ、知恵やエネルギーが必要となり、人間力が問われるのです。完璧な世界もないし、欠点のない人間もいません。だったら、この不完全な世界で幸せになるしかありません。子供おばさんは悪いことばかりに目を向けるのではなく、大人女子のように“いい解釈”ができるようになって、今ある環境に感謝し、生かせるようになりたいものですね。・子供おばさん…物事を悪い方にばかり解釈して、自分を生きづらくする。・大人女子…物事のいい面を見て、生かし、幸せを掴んでいく。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月03日ダウン症の娘との海外生活、紆余曲折の2年半Upload By Masami「障害のある子と一緒に海外で生活すること」について、考えたことはありますか?私は、現在16歳になるダウン症の娘と15歳の息子を育てている、40代後半のパート主婦です。娘がダウン症だとわかった時、将来、旅行ぐらい行けたらいいな…とは思いましたが、まさか家族で海外に暮らすことになるなんて夢にも思いませんでした。それどころか、夫には「もし転勤(もちろん国内)の話があっても、絶対に断ってね!!」と言っていたほどでした。ところが、娘が中学に入った夏、突然持ち上がった夫のタイ・バンコクへの転勤話。紆余曲折ありながら、2年半現地の生活を楽しんで帰ってきました。海外で障害のある子と暮らした体験談をつづりたいと思います。タイに行きタイ!なんて話していたら…Upload By Masamiダウン症の娘は、地域の保育園、小学校支援級、中学校の支援級へと進みました。中学校では、まさかの陸上部に所属し、私はそのサポートでバタバタとしていました。そんな時、夫に突然のタイ・バンコクへの転勤話が持ち上がったのです。娘が小さなころは定期的な病院通いや療育のこともあり、引っ越しなんてとんでもない!!と思っていましたが、中学に入るころには、いろいろと落ち着き、「今なら行ってもいいかも?」と思えるようになっていました。また、結婚した頃は海外赴任に憧れていた時期もあったので、夫婦で「タイに行きタイ!」と盛り上がりました。とはいえ、学校や生活はどうなるんだ??ということで、タイの情報収集を始めました。まずは学校。タイのバンコクには「泰日協会学校」(通称:バンコク日本人学校)という、世界で一番古い、しかも世界で一番生徒数の多い日本人学校があります。ホームページを見ると、小・中学校があり、支援級もあるとのこと。また、「Group With」という海外で暮らす家族をサポートしているサイトの、「海外日本人学校における特別支援教育―心身の発達に障害があり、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の受け入れについて」というアンケートをみたところ、中学生の受け入れもあるような体裁で書かれていました(今ははっきりと小学校6年生までと書いてあります)。学校のホームページに「支援学校のお子さんは入学できません」とは書いてあったものの、我が娘は支援級在籍だし、何も問題ないだろうと思っていました。夫とも、「家族で行く方向で考えよう!」ということになり、数カ月後、夫は一足早くタイへ旅立っていきました。 With日本人学校編入希望が、まさかの「門前払い」に!?Upload By Masami秋から、次年度の入学・編入受付が始まることで、申し込み日に子ども二人分の申し込みをしました。ところが、まさかの「中学校には支援級がないので編入できません」とのお返事が…メールを読みながら、サーっと血の気が引きキーボードを打つ手がわなわな震えるのを感じました。しかし、伊達に障害児の母を15年もやっていません!(笑)わなわなしながらも、頭の中ではクルクルと相談先をサーチしていました。まずは日本人学校編入学担当者へ「なんとか受け入れてもらえないか」というメールを出しつつ、現地の情報を集めることにしました。偶然、以前勤めていた会社の同期がバンコクに駐在家族として住んでいたので、お友達経由で日本人学校中学部の障害のあるお子さんの状況を聞いてもらいました。また、日ごろお世話になっている元支援学校の先生に、お知り合い経由で情報を聞いてもらうことにしました。すると、このネット時代、海外の情報なのに、その日の夜には情報が入り始めました!どうやら中学校にも障害のあるお子さんがいるらしいけれども、支援級は設置されていない様子。そして、今後も障害のある生徒の中学部の受け入れは難しい状況のようだということがわかってきました。それでもやっぱり「家族でいたい」決意の先に見えてきた道Upload By Masami当時、下の息子は小学校5年生。思春期の入り口で、とてもこれからの数年間を父親なしに私だけで育てる自信はありませんでした。また、中学生になったとたんに、娘の進路に就労のことがちらつき始め、なんとなく閉塞感もあったことから「とにかく家族でタイに行く!!」という方針は変えず、最悪の場合はホームエデュケーションでもいい!!というつもりで方法を探ることにしました。日本人学校の小学校部支援級にいたお子さんが中学部に上がる時はどうしているのかと聞いたところ、ほとんどが日本に帰るか、現地校に行くとのお返事でした。でも、具体的な行き先は教えてもらえませんでした。次にあたったのは、「海外子女教育振興財団」です。ここにメールで相談したところ、インターナショナルスクールで障害児を受け入れているところをいくつか紹介してくれました。しかし、どこも軽度の発達障害のお子さんが対象のようでした。その次に、前出のGroup withのページでバンコクにある親の会「OZの会」の存在を知り、そちらにもメールを出しました。すると、財団では紹介されなかった学校情報をいただくことができました。そのうちの一つが、娘を受け入れてくれた、イギリス式インターナショナルスクールの養護学校、「The Village International Education Center 」でした。夫が「14歳の日本人のダウン症の女の子で、全く英語がわからないけれど受け入れてもらえるか?」とメールを出したところ、「大歓迎です!あなたのお嬢さんのよりよい教育環境を一緒に考えるために、日本からでは大変だと思うけれども、できたら、一度見学に来ませんか?」とすぐにお返事をもらいました。このお返事にどれほど救われたかわかりません。ちなみに、この他にも、タイの非営利団体が運営している「サタバン サエン サワン ファンデーション」という、障害児・者の通園施設に通っている日本人のお友達もいました。海外子女教育振興財団 Village International Education Centerサタバン サエン サワン ファンデーションここはプロ集団だ!やっていけそう!Upload By Masamiそんなわけで、12月のクリスマス休暇前に母子3人でバンコクへ下見に行きました。バンコクは思ったよりも都会で、日本語対応の病院も近くにあることがわかりました。街の治安も悪くなく、「ここならばやっていけそう」だと感じたのを覚えています。そして、家族でインターナショナルスクールの養護学校へ見学に行きました。ヘッドティーチャーと少し話したのち、実際のクラスに1時間ほど入らせてもらうことに。7.8人の子どもに先生が2人。丁寧に子どもたちを見ながら指導していました。いきなりの訪問にもかかわらず、娘をすんなりと受け入れ、工作をしたり読み聞かせをしたりしてくれました。娘も嫌がることなく、授業を受けている様子。その間、先生はじーっと子どものことを観察し、何ができて何ができないのかよく見ていました。日本だったら、すぐに「これはできますか?あれはどうですか?」と聞かれるようなところも、全て子どもとのやり取りの中で理解してくれたのです。できあがった作品に名前を書くとき、最後の最後で「彼女はアルファベットが書けるか?」と初めて私の顔を見て確認する様子を見て、「この人たちはプロ集団だ!やっていけそう!」と強く思うことが出来ました。背中を押してくれたのは、「専門家」ではなくて「私たちをよく知る人たち」Upload By Masami日本の特別支援教育を離れるにあたり、どこかサポートしてくれる機関はないかと、とある公的な相談機関にメールをしたところ「せっかくこれまで日本の教育で育ったのに、英語の環境になってしまうのはもったいない。たった2,3年の事ならば、お父さんに時々日本に帰ってきてもらうなどして親子の関係を保ちながら、日本で暮らすことを考えてもいいのではないか」というお答えもいただいたりもしました。でも、娘が小さなときから私たち親子をよく知る地域の主任児童委員さんや、保育園、学童の先生、友達も「家族一緒が一番、久保さんちなら大丈夫よ!!私達ここで待っているからいってらっしゃい!!」と笑顔で背中を押してくれました。そんなわけで、私達は無事2014年の4月からバンコク生活を始めたのでした。イギリス式の養護学校での2年間で学んだものUpload By Masami娘と同時期に日本人学校小学部を卒業したダウン症の男の子も一緒に入学しました。学校の中で唯一日本語が通じる相手で、最初は二人ともお互いを心のよりどころにしていたようです。彼と彼のお母さんがいてくれたおかげで、私達親子は頑張れたなぁと今でも出会いに感謝しています。最初の一年間は、学校の中には誰も日本語がわかる先生がいない状態でしたが、先生方はあたたかく私たちを受入れ、そして時には厳しく指導してくださいました。学校の大まかな流れ自体は日本とよく似ているので、娘たちは学校生活にすぐになじんでいきました。学校ではマカトンサインも取り入れていたため視覚支援も多く、困ることはなかったようです。2年目からは週の半分ほど日本人の先生がサポートで入ってくださるようになり、そこから英語の理解も進んだように感じました。娘たちは英語が全く分からないので、小学校高学年相当のクラスに入りました。授業は、算数、英語、理科、社会、家庭科、体育がありました。算数に関しては、日本の小学校のほうが難しいことをしているので、娘にとっては簡単に感じたようです。目標は「将来の自立」という点では日本と変わりはありませんが、そのアプローチは日本とはちょっと違うように感じました。どの教科も、体験を通して学んでいくスタイルで、ビデオやiPadも活用しながらすすめていました。学校で宇宙のことを学んだことで、バンコクで行われていたNASA展に興味を示したり、家庭科でバランスの良い食事について学んだことで食べるものを意識するようになったりと、学ぶことにより、娘の視野が広がっていくのを感じました。日本の中学校では、高校卒業後の就労を見据えて、洋服の畳み方だったり、挨拶の仕方だったりといった生活に関する体力作りが多くなり、教科学習が小学校に比べてぐんと減った感じがするのが、親としてはちょっと寂しかったのです。イギリス式養護学校での学びにより、生活や人生に幅が出るという体験はとても新鮮に映り、嬉しく感じました。また、先生方は娘に可能な限り英語も教えようとしてくださり、2年目に入るころにはヒアリングはかなりできている状態だったように感じます。日本で英語を教えたことのある先生が取り出しで教えてくれるようになったこともあり、結果として在タイ中に英検5級と4級に合格することが出来ました。これは、娘にとっても大変自信になりました。在学中に、学校のスタッフから感じたことは「障害があっても学ぶことを諦めない姿勢」だったように思います。学校にST・OTが常駐しており、学期の終わりには関わる先生と一緒に評価と次の学期の目標設定をします。生徒数50名程度の小さな学校なので、スタッフも先生も子どもたちの様子をよく見てくれているという印象でした。毎年全校で、リゾートホテルに泊まりに行く宿泊学習があったり、クリスマス前には全生徒が出演する劇もありました。劇が終わると学校の庭で先生や保護者と一緒にパーティーが催されるところが「インターナショナルスクールだなぁ!」と感じたところでした。1年目の担任はインド人のシルビア先生。長年特別支援教育に携わってきた大ベテランの先生です。娘たちのことを大変かわいがってくださいました。また、子どもだけではなく英語が全然できなかった私のこともフォローしてくれました。1年弱お世話になったところで故郷のインドに帰られたのですが、その時は涙の別れ。いつかインドに遊びに来てねとお誘いも受けました。また一人恩師が増えました。2年目以降は、イギリス人のエイミー先生。若くて年の近い先生で日本のアニメも知っていて、娘は先生と話したい!という気持ちが強くなって英語が上達したようにも思います。最後は娘お得意の「聞こえないふり」を見抜くほど娘のこともよく理解してくださいました。日本に帰国後半年ほどたったときに、バンコクに残る父親を訪ねながら、また学校で1日交流させてもらったのですが、どこの部屋へ行っても子どもたちやスタッフの歓迎を受けて、確かにここは娘の居場所だったのだなぁと、あらためてジーンとしました。制度がないだけに助け合うコミュニティUpload By Masamiタイには、首都バンコクを中心に約7万人の日本人が住み、バンコクの日本人学校は2017年5月現在は小・中学校合わせて約2600人の生徒が在籍しています。毎日約150台のバスが運行され、子どもたちを運んでくれています。日本人の多くが、企業のオフィスの多い街の中心地から、電車で30分くらいの範囲に集まって住んでいます。世界でも比較的治安のいいバンコクではありますが、やはり日本と同じようにはいきません。海外で暮らす人同士であること、また駐在家族は日本のように気軽にアルバイトに出たりできないため、時間に余裕のある人も多く、友達、近隣とのおつきあいは日本よりも多い印象です。日本のように、福祉の制度も整っていない反面、「何かできることがあったら言ってね」と言われることが多かった気がします。タイの特別支援教育・療育Upload By Masami前出の日本人学校には小学部に特別支援級があり、日本から特別支援教育のスキルを持った教員が赴任し、手厚く専門的な指導をしているとのことです。また普通級在籍の生徒にも必要があれば個別の支援が行われ、日本人学校においては日本と同じ程度の特別支援教育が受けられると思われます。しかし、義務教育期間ではありますが、私立なので障害のある児童や母国語が日本語でない生徒など特別な支援を要する児童については、学校と相談となるようです。詳しくはホームページなどに詳しく掲載されますので、ご確認ください。療育に関しては、日本のような療育施設はありません。その代わり病院にPT・OT・ST・心理職がおり、療育を受けることが出来ます。ただし、言語はタイか英語なので通訳を手配する必要があります。また、日本のように健康保険がないので、治療代については各企業で加入する駐在向けの海外旅行保険などで賄われます。また、療育センターに当たるものがありませんので、親子でのグループ療育や、保健福祉センターのように気軽に相談できる公的機関はありません。タイに在住の発達に心配のあるメンバーは、日本人会の相談会を利用したり、サークルで情報交換や日本で療育関係にお勤めされていたボランティアさんに相談をしたりしながら、各自の判断で病院での療育を受けながら子育てしています。子どもに寛容なタイUpload By Masamiタイは仏教が国教で、子どもたちを大事にするお国柄なので、子どもがどこで何をしても、タイの人たちは笑顔でそれを見守っています。日本人からしたら、「お行儀が悪いなぁ」と思えるようなことをしていても、誰も怒る大人はいません。それどころか「元気ねぇ」とでもいうようなまなざしで見てくれています。だから、ちょっと動きの多いタイプのお子さんをお持ちのママさんたちは、「タイは本当に育てやすい!」と話していました。また、困っていたらすぐに手も差し伸べてくれます。娘も身長がとても小さく子どもに見られるので、電車に乗るとすぐに席を譲ってくれます。障害者に対する差別がないわけではありませんが、「タンブン」という、来世のために現世で徳を積むという仏教上よいとされている行いが生活の中に根付いており、障害のある人に対しても大変親切です。車いすを利用している友人は、タクシーから降りるとすぐに人がワーッと集まってきて階段をあげてくれると言っていました。設備的には全くバリアフリーではありませんが、人の心にはバリアが少ないように感じます。世界各地からいろいろな人種、民族、宗教の人が集まる観光都市なので「多様性」には大変寛容なのだと思います。私もバンコクにいる間は、「日本人」つまり「マイノリティー」で娘と立場は同じでした。ですから、娘が「ダウン症」であることを意識する機会がすごく減ったのが大変印象的でした。海外赴任前に確認したほうがいいことUpload By Masami海外で暮らすときに、母親として気になるのは「教育」と「医療」です。現地の病院にかかる時は、会社が加入している「海外駐在保険」を利用してかかることが多いです。保険の種類によって、療育は保障の範囲外だったり、会社からも療育の費用は自費扱いとなったりする場合があるので、お子さんがたくさん療育が必要な年齢の場合は、費用負担がどうなるのかを確認しておくとよいでしょう。駐在で赴任する場合はたいてい日本の会社の健康保険はそのまま日本で使えるので、基礎疾患による経過観察が必要な受診や、詳しい発達検査などは一時帰国の時にまとめて受診する人が多いです。ただし、現地採用になってしまうとそのあたりがなくなってしまうので、注意が必要です。赴任する土地にもよりますが、たくさんの予防接種が必要な場所もあります。また、現地の医療のレベルには国によってかなり差があるので、よく情報を集めたほうがよいでしょう。小学校、中学校での日本への帰国は、住民票を入れた時点で問題なく転校できますが、養護学校高等部の編・入学については、自治体によっては自治体内の中学を卒業していることが要件となる場合もあるようです。お子さんの年齢によっては、そのあたりも各自治体の教育委員会に確認してから渡航することをお勧めします。また、海外へ引っ越しする際は、住民票は抜いていくので、「愛の手帳」などの障害者手帳は返還する自治体が多いと思います。よって一時帰国の際は手帳が使えません。ご注意ください。タイが教えてくれたことUpload By Masamiバブル世代なので、海外旅行は何度かいったことがありますが、住んだことはなかったので、今回改めて、「日本のあたりまえが当たり前じゃない」ということを強く感じました。これは、きょうだい児である弟も強く感じたようです。日本以外の多様な価値観を体で感じる機会に恵まれたことは、大変貴重な体験でした。また、タイ人の社員と仕事をしているお父さんたちの話を聞くと、その様子は、とても「障害者雇用」に似ているなぁと感じました。言葉がうまく通じない人たちといかにコミュニケーションミスを減らすか。相手の文化を尊重していかに心を通わせて、いいチームを作って企業としての成果を出していくか。障害のある人達もある意味「違う文化を持った人」と言えるのではないでしょうか。そういう意味では、障害のある子とない子が一緒に学ぶことも「インクルーシブ教育」と言わずに「グローバル教育」だと謳った方が受け入れてもらいやすいのではないかとも思うようになりました。タイは貧富の差が激しく、また、社会福祉の整備は先進国に比べて遅れています。しかし、だからこそ、人々の助け合いで成り立っている部分も多く、日本が失ってしまったものがたくさん残っているなぁと感じました。また制度がないからこそ柔軟に対応できることも多いのだと思いました。日本はこの10年、いや私たちが日本を離れている2年半の間にも、かなりいろいろな制度ができたり、児童デイなどの新しい施設が急激に増えたりと制度的には整ってきました。しかし、新たな問題も生まれており、制度や施設ができればそれでいいというものでもないのだなと、半世紀くらい遅れたタイの福祉の状況を見て思いました。最初から「無理」とあきらめないでUpload By Masamiタイで出会った、障害のある子を連れてまで海外に来たご家族は、みな明るく家族を大事にする人たちばかりでした。数年後に子どものライフサイクルに合わせて母子だけで帰国する場合も多いですが、「行けるところまでは家族一緒に!」という思いで来ているのは同じでした。障害のある子がいると、いろんなことを諦めなければならないような気がしてしまいがちです。しかし、「『やる!』と決めたら、道は開けてくるもんだよね!!」と、仲間たちとよく話していました。子どもが小さいうちはあまり実感がないと思うのですが、日本にいても、家族がみんな一緒に時間を共有できる期間は、実はそう長くはありません。一時の間、家族の時間を優先するというのも悪くないと自分や周りのお友達の様子を見ていて思います。しかし、海外は日本のように何でも整っている環境ではないし、治安やその他不安要素もあり、いい面ばかりでないのも事実。また、国や法律が守ってくれることも少ないので、すべてが「自己責任」となります。働くお母さんが増えてきている今、お父さんだけではなくお母さんにも海外赴任の話が持ち上がることもあるかもしれません。100人の話をきいたら、100通りの答えがきっとあり、どれが正しく、どれが間違っているとは言えないと思います。ただ、もしも、ご両親のどちらかに海外赴任の話が持ち上がった時は、最初から「ああ、うちは無理無理!」とあきらめるのではなく、ご家族の優先順位をよく話し合い、現地の情報を集め、あらゆる方法を考えたうえで決められるとよいのではないでしょうか。あきらめさえしなければ、親も子も「可能性は無限大!」2年間半のタイ生活を経て、実感しています。
2017年09月25日子供おばさんは人の好き嫌いが激しく、相手が気に入らないことをすると、すぐに縁を切ります。でも、そんなことをしていたら、周りに友達はどんどんいなくなってしまい、結果的に自分の人生をつまらなくしてしまいます。子供おばさんに限らず、人は大概、相手が自分の理想としているような行動をしないと、不満を感じるものです。それだけ、どこか相手に期待をしてしまうのでしょう。例えば、「自分も今日のお出かけを楽しみにしていたから、相手も楽しみなはず!」なんてワクワクしていたのに、相手が待ち合わせ場所に遅れてきたりすると、がっかりすることもあるでしょう。そういうときは、「相手も同じように楽しみにしてくれていたと思っていたのに、そうじゃないの?それとも、私をナメてるの?」なんて、怒りを感じてしまうこともあるかもしれません。でも、相手は性格的に、どんなに楽しみなことでも、「時間にルーズで遅れてしまう人」「支度に気合いをいれて、時間がかかってしまう人」なのかもしれません。もちろん遅刻するのはよくないことですが、大人であれば、これから先は「そういう人なんだ」と思って接することも大切です。そのためにも、今後は、・本来の待ち合わせ時間よりも、待ち合わせを10分前に設定する。・待っていても苦痛にならないようなカフェで待ち合わせをする。・絶対に遅刻してほしくない理由をきちんと伝えておく。など、色々な工夫をして、自分がイライラしないような対策をとった方がいいでしょう。なぜなら、人は基本、変わらないからです!自分にとって100%いい人なんていない大人女子は、相手に欠点があっても、「“こういう人”なんだ」と許したり、諦めたりしながら、上手に接します。そうするとイライラしないし、相手のいいところと接していけます。完璧な人間がいないように、自分にとって100%いい人なんていません。でも、良い部分の方が悪い部分より優っていると思えるような人であれば、付き合っていた方が楽しみは増えるかもしれません。だから、人をジャッジして、すぐに縁を切らないで、自分がうまく付き合える人になった方が得なのです。子供おばさんのように、人に対して怒りや悲しみを抱きやすい人は、そんな負の感情が自分の内側にある分、自分のことも攻撃します。逆に、大人女子のように、人を許せて、愛をたくさん持てるようになると、そういった幸せな感情が内側にある分、自分も穏やかでいられます。だからこそ、なるべく怒らないような状況に自ら持っていくこと、さらに、人を許せるような寛容な人になることが、結果的に自分を幸せにするのです。「相手が悪い!」ではなく、相手が悪かろうが何だろうが、自分はいつでも気持ちよくいられるように心がけた方がいいのです。世の中に嫌いな人が多い人は、不幸せな気持ちになることが多いもの。逆に、好きな人が多い人は、その分、幸せでいられます。つまり、「相手は、好きなれる人かどうか?」ばかりをジャッジするのではなく、“人を好きなれる自分”になった方が、幸せになるためには手っ取り早いんです。欠点のある相手を「悪い!」と言っているうちは、自分も幸せになれません。相手に欠点があっても、それでも楽しめる自分でありたいものですね。・子供おばさん…相手の欠点を許さないですぐに縁を切ってしまうので、友達がいなくなり、孤独になる。・大人女子…相手の欠点を許容して上手に付き合っていくので、友達が多く、その分楽しみも増える。
2017年09月19日子供おばさんは、恋愛でも結果ばかりにこだわります。「相手が自分と付き合ってくれるのか否か」「恋人が結婚してくれるのか否か」ばかりにとらわれ、結果、失恋をしたり、別れたりしてしまうと、「無駄だった」と思ってしまうのです。でも、例えば恋愛映画にしても、主人公の恋が成就しようが、失恋で終わろうが、その過程こそがドラマであり、楽しめるものです。「主人公の女性が憧れの男性とは、付き合えませんでした」だけが重要なのであれば、冒頭の1分で作品は終わってしまいます。それではつまらないですよね。それと同じように、私たちの恋愛も、すぐに「付き合えるか、付き合えないか」「結婚できるのか、できないのか」という結果ばかりを気にしがちですが、過程こそが大事なのです。片思いの時期から結果までのドキドキが楽しいし、両想いになってからも、結婚まで進むかどうか、2人の関係を築いていく過程こそが“人生のドラマ”なんですよね。それこそ、フラれたとしても、結婚できなかったとしても、その結果までの経験が人生を豊かにします。大人女子は“過程”を楽しむ大人女子は、過程を大切にします。もちろん、結果がいいことに越したことはないのですが、それだけを追い求めることはありません。もしかしたら、恋人とは結婚しないで、別れてしまうかもしれません。それでも、その恋を無駄だったとは思わず、別れまでの間、「自分が相手を真剣に愛せたこと」を大切にできるのです。だからこそ、大人女子の人生は、輝くのです。それこそ誰の人生だって、最終的には「死」に向かっています。結果だけを求めるのであれば、死ぬだけです(苦笑)。それでは、人生は楽しくありません。面白い経験をすればするほど、人生は面白いし、失敗したくないとか、保守的な考えで力を出し切らないで生きていたら、自分の人生のドラマは輝かないでしょう。私たちは器用な人生を歩むために生きているわけではありません。ハラハラしたり、ドキドキしたり、時に心をヒリヒリさせながら日々を過ごすことで、得られることはたくさんあります。大人女子は、仮に片思いで終わっても、恋人と別れてしまっても、相手を本気で好きになった分だけ「良い恋をした!」と思えます。そういう人生ほど「実りが多い」と言えるのではないでしょうか。結果ばかりを追い求めるのではなく、過程を大切にできる人でありたいものですね。・子供おばさん…恋も結婚も結果ばかりにこだわるので、失恋すると「無駄な時間を過ごした」と思う。・大人女子…恋も結婚も過程を大切にするので、結果、失恋したとしても、好きになった分「いい恋をした」と思える。
2017年09月05日子供おばさんは「自分だけが不幸」だと思っています。自分の置かれている環境が良くないのも、周りに気が合う人がいないのも、全て環境や人のせいにして、「どうして私ばかり、こんなに不幸なの?」と思っています。でも、子供おばさんだけが“世界で選ばれし不幸者”になるほど、特別な存在のはずはありません。みんな多かれ少なかれ、色々な悩みを抱えながら生きています。不幸な環境から抜け出し、幸せになる人の多くは、“自分で切り抜ける力”を持っています。例えば、子供の頃、家庭環境が悪かったら、早く自立して家を出ようとします。職場の待遇が悪ければ、実力をつけて、さらに良い環境に身を置けるようにします。恋人ができないのであれば、気になる相手に好かれる自分になれるように変わります。結婚できないのであれば、恋人が結婚したいと思うような関係を築いていきます。逆に離婚したいのにできない場合は、まずは1人でも生きていけるくらいの経済力を持つようにします。誰もが皆、理想通りの生活を送っているわけではありません。なにかしらの不満は抱えている中で、それを切り抜けられるような方法を見つけたり、我慢できる程度のことであればやり過ごしたりしているものなのです。結局、「自分だけが不幸だ」と思う人は、自分の殻に閉じこもってしまうから、周りが見えていないのでしょう。でも、自分が不幸なのは、ツイていない環境だからではなく、「自分が切り抜けられる力を持っていないことが原因でもある」ことに気付きましょう。幸せになれる人は、子供おばさんとは違って、幸せになることに“受け身”でいることなく、「自分で自分を幸せにしようとする自立心」があるから、幸せになりやすいもの。世の中には理不尽なこともあるし、色々と残念な人もいます。でも、「だから、自分が不幸だ」というのは、理屈に合いません。自分が対応力を身に付けたり、その嫌な環境やその残念な人から離れられる力を持てば、そこに巻き込まれることはないからです。さらに、大人女子は、子供おばさん以上に不幸から抜け出せる力を持っています。なぜなら、大人女子は、「自分が幸せになれること」を信じているからです。その信じる力があるからこそ、自分を幸せな方向にもっていくことができます。さらに、幸せになることに能動的なので、不幸をただ嘆いていないで、「自分がそこから抜け出せばいい。じゃあ、どうしたら抜け出せるのか?」というのを、冷静に考えます。だからこそ、現実的にも、幸せになることができるのです。不幸から切り抜ける方法とは?では、具体的に、「不幸な状況から抜け出すための方法」には、どんなものがあるでしょうか?色々な方法があるとは思いますが、例えば、シンプルなことで言えば、「自分の得意なことで、人を喜ばせるようになること」も方法の1つです。それができたら、自分も人も幸せになれます。仕事でも、合わないことを嫌々やっていても、自分も不幸ですし、周りにも嫌な思いをさせてしまうことはあります。そんなときは、勇気を出して自分が得意だと思える職種に転職して(もしくは、異動願いを出して)、社内の人やお客さんを喜ばせられるようになったら、より自分の置かれている環境はよくなるでしょう。不満のある環境に文句ばかり言っているくらいなら、行動を起こしましょう。ここまで読んで、気付いた人はいるかもしれませんが、「自分が幸せになりたければ、まずは人を幸せにする」というのは、とても大切なことなのです。それができていないから、今、自分の置かれている立場があまりよくないこともあるからです。人に幸せを与えた分、チャンスが増えることは多いもの。自分の不幸を嘆いてばかりいないで、人を幸せにして、より居心地の良い居場所を作っていきたいものですね。・子供おばさん…「自分だけが不幸なのだ」と思い込み、自分の置かれた環境や周りの人をただただ恨み続ける。・大人女子…自分の得意なことで人を喜ばせることを心がけ、不幸な環境から抜け出す。
2017年08月22日子供おばさんは、恋を掴むためにモテテクを駆使しようとします。巷でよく言われている「彼の話をよく聞き、褒め上手になる」「適度なボディータッチをして距離を縮める」などといったテクニックを使って、気になる相手の気を引こうとするのです。でも、そんなことをしたところで実際にモテるか?というと、意外と大した効果が出ない人も多いものでしょう。なぜなら、“フリ”に過ぎないからです。巷には様々なモテテクがありますが、それが根っから身に付いているような人は、もともと内面から湧き出る色気や女らしさがあるからモテますが、そうでない人が表面的にマネしたところで、どこかわざとらしさが出てしまうし、他の言動でボロが出ることも多いものです。例えば、「隙がある女」がモテると言われていますが、普段、テキパキした女性が隙を見せようとしたところで、具合が悪そうに見えたり、挙動不審になってしまったりすることもあるでしょう。なぜなら、「その“モテるための隙”とは何なのか?」を知らないまま、単に演じているからです。そんなもともとはキビキビした人でも、親の前や親友など、本当に心を許している人の前では、隙のある姿を見せているもの。つまり、好きな人の前で“隙のある女”になりたければ、上っ面で隙があるように見せるのではなく、「相手に心を許せるようになる」という風に、内面から変えていく必要があるのです。例えば、学校の勉強でも、自分で考えて答えを出す前に、先に答えを知って覚えたところで、本当の意味で身に付いてはいません。それと同じように、恋愛でも、上っ面で身に付けたテクニックなんて、魅力ではないのです。本来は「答えを知る」ことが重要なのではなく、「その答えが出せるくらいに自分が成長すること」が大事なのです。それは、結果(=答え)だけではなく、過程(=自己の成長)が大切ということです。でも、子供おばさんはその自己の成長の部分を端折って、答えばかりを求めています。それは、近道のようで、遠回りなのです。大人女子は自然とモテる行動をしている大人女子は、モテテクを使おうなんて思いません。でも、自然と好きな相手の話をよく聞きます。なぜなら、本当に彼に興味があるからです。またテクニックではなく、相手のことをよく褒めます。それは、普段から、相手の素敵なところをもっと知りたいと思っているから自然と気付くし、素直に言葉に出せるのです。そんな内面から出る行動だからこそ、相手のハートに響くのです。モテテクは表面的なものに過ぎず、本当に大切なのは、「それが自然にできるくらい、自分が変わること」です。大人女子が、好きな相手の話をよく聞くことも、褒めることも、結果的に“相手を思う気持ち”があるからこそ。単に「相手の気を引きたい」という自己愛とは違うのです。好きな相手といい関係になるために大切なことは、テクニックではなく、相手をもっとちゃんと好きになることなのです。子供おばさんのようにモテテクを上っ面でマネばかりするようになると、段々、演じることが増えてしまい、自分らしさを失ってしまいます。そんな“嘘の自分”で仮に相手に好かれたとしても、段々苦しくなってくるものでしょう。そもそも、自分らしさを出せない恋愛なんて、幸せにはなれないもの。でも、恋愛成就をするという結果ばかりを求めてしまう子供おばさんには、それが分からないのです。本当に幸せな恋愛は、「好きな人に“ありのままの自分”を受け止めてもらうこと」です。ただし、“ありのまま”で愛されるためにも、自分を魅力的に成長させることが大切なのです。それは、演じたり、フリをしたりすることとは違いますよ。幸せな恋愛を目指している人は、大人女子のように内面から自分を魅力的に変えていき、相手のハートを掴めるようになりたいものですね。・子供おばさん…恋愛テクニックを駆使し、結果ばかりを追い求め、最終的に幸せになれない。・大人女子…恋愛テクニックよりも、自分がより魅力的に成長することを努め、最終的に幸せな恋を掴む。
2017年08月08日子供おばさんは、「愛は憎しみに変わる」ものだと思っています。でもそれは勘違いです。そこに“本当の愛”があれば、憎しみには変わらないからです。本当の愛は、「相手がHAPPYなら、自分もHAPPY」です。そんな愛情を抱いている人が、「相手を憎たらしい。不幸にしたい」と思うはずがありません。さらに言えば、究極の愛を抱いている人は、相手に裏切られたところで復讐はしません。もちろんダマされたら悲しいし、悔しいものですが、それでも最終的には「それで相手が幸せなら、しょうがない」とすら思えるのです。本当の愛を抱くと、人はそこまで器が大きくなれるものなのです。では、子供おばさんはどうして好きな相手を「憎たらしい」とまで思うようになってしまうのでしょうか?それは、相手が自分にとって都合がいい人でいてほしかったからです。つまり、子供おばさんが抱いているのは、本当の愛ではなく、「自己愛」なのです。本当の愛は憎しみに変わりませんが、自己愛は自分の都合に悪いことが起こると、憎しみに変わります。つまり、そこにある愛情は、ニセモノなのです。子供おばさんは自分のことも愛せていない実は、愛している(と思いこんでいる)相手に「復讐をしたい」と思う子供おばさんは、自分自身のことも愛せていません。なぜなら、自分のことを本当に愛していたら、自分をそんな“残念な人”にはしないからです。自分を愛しているからこそ、例えば愛している人が自分と別れたくなった時には、悲しくても、心が苦しくても、格好つけて、別れてあげることができるのです。「そういう自分でありたい」と願うからです。自分の醜態をさらし、相手を不幸に引きずり落としたところで、悔しい気持ちが晴れるどころか、ますます悶々としてしまうものです。つまり、そんなのは得策ではありません。大人女子は、パートナーと別れるときは、「惜しい人を自分は手放してしまった」と相手に後悔をさせるような方法をとります。実はそれが「一番相手を苦しめる方法である」と言っても過言ではないでしょう。大人女子は、たとえ相手に裏切られたとしても、最終的には「あなたの好きにすればいい」と言って、相手を解放させてあげます。彼女の中に“本当の愛”があればあるほど、相手は別れた後、深く後悔することでしょう。そこまでの自分を本当に愛してくれる人など、なかなかいないことに気付くからです。それくらい「人を本当に愛する」ことは、誰もができるような簡単なことではないのです。もちろん大人女子は、相手を苦しめようとしてそんなことをするわけではありません。本当に愛しているから、それができるのです。そして、“それができるカッコイイ自分”でありたいから、時としてやせ我慢ができるのです。本当に「人を愛すること」、そして「自分を愛すること」というのは、そういうことです。別に「自己犠牲をしろ」と言っているのではなく、これこそが、最終的に自分も幸せになれる方法なのです。本当の愛を抱いている人は、人を傷つけません。自分のことも傷つけません。愛と憎しみは、“別もの”であって、それがどちらかに変わるものではないのです。大人女子のように、自分のことも相手のことも“本当に”愛せるようになって、憎しみとは無縁の人になりたいものですね。・子供おばさん…自己愛を抱いているので、好きな相手との間に不都合なことがあると、その思いが憎しみに変わる。・大人女子…本当の愛を抱いているので、例え裏切られても相手に復讐せずに、最終的に自分も幸せになれる方法を選ぶことができる。
2017年07月25日子供おばさんは「彼はもう、私のことを好きじゃないのではないか?」なんて愛情を疑いがちです。そこでわざとワガママを言って、愛情を測るようなことをして、関係を悪化させてしまうこともあります。そもそも、付き合っていようと、結婚していようと、「相手を思う愛情の量が同じ」なんてことは少ないかもしれません。お互いに相手に愛情はありつつも、「どちらかの片思い」に近い状況になることはよくあることですし、メンタルのコンディションによって、恋愛感情に波が出てくることもあります。それだけではなく、「無償の愛を注げるほどの器があるか」という点でも、変わってくるでしょう。ただ、そうはいっても、相手も好きだからこうして一緒にいるのだから、愛情を疑ってしまうのは、相手に失礼な行為だとも言えるのです。大人女子は、相手の愛情を疑うくらいなら、もっと惚れさせようとします。惚れていない相手が悪いのではなく、「そこまで惚れさせていない自分が魅力不足だから落ち度はある」と思うからです。そこで、大人女子は、パートナーに一段と思いやりのある言動を心がけ、より輝けるように自分磨きもがんばります。実際にそうした方が、相手も自分もHAPPYになれるものです。結婚を迫る女と自然にプロポーズさせる女恋人の愛情が不安になる理由の一つに、「相手が結婚してくれない」というのもあるでしょう。子供おばさんは、彼が結婚してくれないと、「どうして結婚してくれないの?」と責めます。でも、それで無理やり結婚までもっていったところで、お互いに納得できる結婚生活が送れるか、というと、難しいところもあるかもしれません。相手には何かしらの理由があって、「結婚をしたくない」と思っているところもあるでしょう。例えば、「彼女は、恋人にはいいけど、将来のパートナーとしては、合わないところがありすぎる」だったり、「今は、仕事に集中したいから、結婚はまだしたくない」だったり。その思いを汲まないで、自分の願望ばかりをぶつけ、物事を思い通りに持っていこうとすると、むしろ状況は悪い方に進むことが多いのです。子供おばさんの行動は、童話「北風と太陽」で言えば、北風です。旅人にコートを脱がせようと、力づくでピューピュー風を吹くのです。でも、吹けば吹くほど、旅人はコートを脱ぐまいとしますし、仮に旅人のコートを飛ばせたとしても、旅人はまたそのコートを探して、着ようとするかもしれません。つまり、それでは根本的な解決にはならないのです。誰もみな、人にコントロールされたくないし、言いなりにもなりたくないものです。自分だって、恋人に不満を抱かせたまま結婚したところで、幸せにはなれないでしょう。大人女子は、恋人がなかなか結婚の決心がつかないときは、まずは「相手が結婚したいと思えるような女性になる」ことを心がけます。相手に、「今の独身の状況よりも、家族になった方が幸せになれるかもしれない」と思えるようにするのです。例えば、家に招待して、美味しい手料理を振舞ったり、普段から、彼と足並みを揃えたりして、相手が心地よく過ごせるように心がけます。それはある意味、童話「北風と太陽」で言えば、太陽です。太陽は、北風とは違って、旅人自らが「コートを脱ぎたい」と思えるように、ポカポカと暖めます。大人女子も同様、愛情によって、相手の心を暖めることができるのです。パートナーの愛情を疑うくらいであれば、惚れさせる。さらに、結婚してほしい時は、相手がそれを心から望むような状況に持っていく。そんな風に、自分も相手も幸せになれる方法をとれる人が、結果的に自分の思いを叶えられるものですよ!・子供おばさん…常に恋人の愛情を疑い、なかなか結婚をしてくれないと、相手を責めて、結婚する方に無理やり持っていこうとする。・大人女子…恋人の愛情が心配なときは、もっと自分が魅力的になって惚れさせようとし、また、結婚したいときは、相手に「この子と結婚したら幸せになれる」と思わせる行動をする。
2017年07月11日子供おばさんはいいことがあると、すぐに周りに幸せアピールをします。子供おばさんは、人から「いいね」と言われたくて仕方がないからです。そうすることで、ようやく「私は幸せなんだ」と自分に言い聞かせられる人が多いのです。でも、人に幸せアピールをしなくてはいられないときは、実はそこまで幸せではないことに気付いた方がいいでしょう。つまり、そういう人は、幸せそうに見えて、実は“ニセ幸せ者”なのです。“本当の幸せ者”は、誰かに幸せだと認められなくても、自分の幸せを実感できます。だから、わざわざ人に幸せアピールをしません。というよりも、敢えてしません。なぜなら、「今、不幸せな人にあまり不愉快な思いをさせたくないな」という気遣いがあるからです。つまり、幸せな分、それだけ心の余裕があるのです。さらに、“本当の幸せ者”であれば、「幸せを人にもおすそ分けしたい」と考えます。そういう人は、“幸せ体質”なので、自分だけではなく、周りにいる人たちも幸せになることで、さらに幸せが増えることを知っているのです。結局、自分だけが幸せでも、そこまでは楽しくないもの。幸せというのは、自分の大切な人、さらに周りにいる人たちが幸せになることで、どんどん大きくなっていくものなんですよね。つまり、「自分だけではなく、人のことも幸せにしたい」とまでは考えられない程度の人は、実は、「他の人よりも恵まれた環境にいることで優越感を得ることでしか、幸せを実感できない人」であることも少なくありません。つまり、そこまで幸せではないのです。「本物の幸せ者」は意外と少ない世の中には、他人の幸せアピールに不愉快な思いをしている人は少なくありません。ただ、そんな人にも落ち度はあります。隣の芝生は青く見えがちですが、実際は、“本当の幸せ者”はそこまで多くはないことには気付いていないからです。 実際に、“人に幸せを分け与えられるほど幸せな人”は、そう多くはありません。つまり、一見、幸せそうに見える人であっても、みんなそれぞれ、自分の人生を必死に頑張っているのです。時に、人の幸せに「よかったね」と言えなくて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、そんな人は、本当の意味での“幸せ度数”は、大差ないものだということに、早く気付いた方がいいでしょう。もちろん「物質的な豊かさ」だけを見えば、差は出てきます。でも、それと幸せの大きさは比例しません。幸せは単に物質的に豊かだけで得られるほど、単純なものではありません。むしろ、愛情、優しさ、知恵、感動といった「人の内側にある豊かさ」が幸せにつながるのです。物質的な豊かさに頼らない分、内側が豊かになることもあります。人の上っ面の豊かさに嫉妬してしまう人は、まだ本当の幸せを分かっていません。こんな“ニセ幸せ者”を見抜けないうちは、“本物の幸せ者”にはなれないですよ?では、“本物の幸せ者”には、どうしたらなれるのでしょうか?“本物の幸せ者”は、「相手は相手、自分は自分」と言い聞かせて、人と比べることなく、自分にとっての幸せを掴んでいきます。そして、その幸せを人に認めてもらうとするのではなく、自分自身でしっかり噛みしめます。つまり、そういうことができる精神的に成熟した大人女子であれば、“本物の幸せ者”になりやすいのです。 “本当の幸せ者”がする行動をきちんと知っていれば、幸せぶっている“ニセ幸せ者”に嫉妬することはありません。できることなら、“本物の幸せ者”になることを目指したいものですね。・子供おばさん(ニセ幸せ者)…いいことがあったときは幸せアピールをし、人から羨ましがられることで幸せを実感しようとする。・大人女子(本物の幸せ者)…いいことがあったときは、人に自慢しないで、自分で幸せを噛みしめ、さらに心に余裕があるときは、人にも幸せをおすそ分けをする。
2017年06月27日子供おばさんは、うまくいっている人に対してひがみます。相手がうまくいっているのは、自分とは一切関係なくても、です。「あの子は結婚できていてズルイ」「どうして彼女は子宝に恵まれて、私は恵まれないの?」「なんであの人ばかり成功しているわけ?」など、どす黒い思いが心の中で渦巻いています。そんな残念な物の考え方の人だから、幸せになれないと言っても過言ではありません。そんな思いを抱いていても、自分も気分がいいわけがないでしょうし、その思いが外見や雰囲気にも出てくるので、魅力を損なわせてしまっています。大人女子は、悲しい出来事があったときは、今まで気づかなかった人の痛みも理解できるようになります。だからこそ、その後、同じ経験をした人がいたら、心から「かわいそうに」と思うようになります。そんな風に慈愛の思いを持っている人は、ツイていない出来事が起こった時は、「こんな悲しい思いを、他の人にはさせたくないな」と思えるようになってくるのです。つまり、自分に悲しい出来事が起こっても、うまくいっている人に対してひがむのではなく、「あなたは、私みたいに悲しい思いをしなくてよかったね」と、相手に対しては祝福をできるようになるのです。そこには「私さえ不幸であればいい」なんていう自己卑下の気持ちがあるわけではありません。自分で自分のことをしっかり癒すことができる力があるからこそ、沸き上がる感情とも言えるでしょう。子供おばさんは「みんな、平等」を勘違いしているそもそも子供おばさんはどうして、人をひがんでしまうのでしょうか?それは、「みんな、平等である」ということと「みんな、人生は同じようなものだ」ということを混合しているからです。人は平等ではありますが、みんな同じような人生を歩むわけではありません。みんなそれぞれ人生のテーマがあり、学びがあります。もし、悲しい出来事が起こった時は、「今、自分にとって一番学ぶべきことを与えられている」と言っても過言ではありません。つまり、それは自分の人生の課題であり、人と比べている場合ではないのです。子供おばさんのように、「人と自分の人生は同じようなものだ」と思っていると、相手が手に入れて、自分が手に入らないものがあるときに深く嫉妬してしまいます。でも、自分が欲しいものを手に入れている人がいても、その人はその人の人生において手に入れているに過ぎません。だったら、自分も自分の人生において、欲しいものを手に入れられるように頑張るしかないのです。さらに言うと、人と比べてばかりいると、相手が持っているものを自分が持っていないというだけで、「足りない」という気持ちに駆られます。そういう人の中には、心の奥底では結婚願望がないのに、結婚したいと思い込んでいる人や、子育てをしたいわけでもないのに、子供がいないことにコンプレックスを抱いている人もいます。まさに、自分の人生を生きていません。それに、何でもかんでも「得られればいい」というわけでもありません。なぜなら、何かを得たら、必ずと言ってもいいくらいに、何かを失います。つまり、その何かを得ないからこそ、失わないものもあります。例えば、結婚することで、自由に使えるお金と時間を失う人もいます。仕事で成功したからこそ、利益目的で寄ってくる人や嫉妬する人が増え、心休まる人間関係が築きにくくなることもあります。逆を言えば、悲しい出来事を経験するからこそ、人の痛みが分かる思いやりを持てることもあります。それがその人の大きな魅力になるのです。自分にツイていない出来事が起こっても、それがうまくいっている人に対しては「よかったね」と思える自分になりたいものですね。そんなとき、自分のことを誇りに思えるようになるものですよ!・子供おばさん…うまくいっている人に対してひがみ、「あの人ばかり、ズルイ!」と思う。・大人女子…悲しい出来事があったとしても、うまくいっている人をひがむことなく、「私と同じような悲しみを味わわなくてよかったね」と思う。
2017年06月13日子供おばさんは、自分が幸せになることを信じられません。「幸せになる」と信じて、幸せになれなかったときに傷つくから、保険をかけてしまうのです。でも、その時点で、「自分が不幸になること」を認めてしまっています。それでは、幸せ者にはなりにくいかもしれません。大人女子は、自分が幸せになることを疑っていません。だから、例えツイていないことがあっても、「今、起こっていることは、結果的に良くなるために起こっているのだ」と思い、前向きに対応します。その結果、本当に状況は逆転し、幸せになったりします。結局、物事そのものには、良い、悪いというのは、そこまで存在しません。そのときの行動次第で、その物事の意味合いすら変わってくるのです。例えば、大きな挫折をしたとしても、それがきっかけで気持ちを改め頑張ることで、大きな成功を掴む人もいます。また、失恋をしたところで、その後、前向きに新たな恋を探したら、本当の運命の相手に出会えることだってあるでしょう。つまり、自分の行動によっては、そのツイていない出来事があったからこそ幸せになれることもあるのです。大人女子はツイていない状況すら生かす大人女子は、「自分は運がいいんだ」と信じています。だから、一見、悪い状況になったとしても、子供おばさんのように「うわぁ、私は不幸の星に生まれたから仕方がないんだ」なんて諦めません。そんなときは、「これは私に大切なことを教えてくれるために起こったのだ」と思い、学び、成長します。その結果、二度と同じミスをしないどころか、辛いことを乗り越えた分、さらにいい状況になったりします。結局、どんな状況でも、100%悪いことなんてものはありません。その中にも良い部分は必ずあるのです。そこに目を向けて生かすことが大切で、その結果、状況が好転することが多いのです。つまり、どんな出来事も生かせるようになるためには、そこからの教訓を学ぶ好奇心と向上心が必要なのです。「自分は運がいい」と思える人は、「その教訓を得るために、さらにそれを学んでもっと幸せになるために、この出来事は起こった」と考えるから、状況を好転できるようになるのです。単に“棚ぼた的な運の良さ”を信じているわけではありません。究極に幸せな人は、例え不治の病にかかったとしても、そこから学べることがあれば、「いい人生だった。やはり私はツイている」と思えるのかもしれません。幸せは主観なので、本人がそれで幸せならば、本当に幸せなのです。周りから「幸せ者だ」なんて認められることが、幸せでも何でもありません。今日から、大人女子のように、「自分は幸せになれるに決まっている!」と信じてみませんか?心の底からそう思えるようになったとき、言動が変わり、本当の幸せ者になれるものですよ。・子供おばさん…「自分は幸せになれる」と信じられないので、ツイていないことが起こると「やっぱり私は不幸な星の下に生まれたんだ」と嘆き、幸せになることを諦める。・大人女子…「自分は運がいい」と信じているので、ツイていないことがあっても、そこから良い部分を見つけ出し、大切なことをきちんと学び、結果、状況を好転させる。
2017年05月30日はっと息を呑むほど美しい工場夜景、その場所に“行ける”ことをコンセプトにした、新たなアート体験が楽しめる写真展「行ける工場夜景展 2017」が、6月2日(金)~6月25日(日)、ギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」で開催されます。きらめくリアルSFの世界をのぞいてみませんか?「行ける工場夜景展」とは数年前の工場ブーム以来、工場は新たな鑑賞スポットとして定着しつつあります。なかでも、群を抜いた美しさで人気を集めているのが「工場夜景」です。近未来を感じさせる美しく雄大な光景は、見る者を魅了してやみません。「行ける工場夜景展」は、2015年、2016年の開催において1万人以上を動員した人気の写真展(「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」含む )です。●最大の特徴は、実際に行けること「行ける工場夜景展」最大の特徴は、作品とともに解説とアクセス情報が展示されており、その作品が撮られた場所に行けること。展示作品と同じ光景を自分の目で見ることができ、同じ構図の写真を撮ることもできるんです。さらに、各作家陣が携帯電話のカメラで撮影した作品の展示も予定されています。ハイスペックなカメラがなくても「工場夜景」が撮影できることが感じられ、さらに“行ける”、“行きたくなる”企画なんですね。●リアルに夜景を体感できる特設展示も会場には夜を再現した壁一面真っ黒の特設スペースが設けられ、円形に配置された大倉裕史氏のパノラマ作品を眺められるとのこと。眼前に広がるきらめく工場群をリアルに感じられます!●気に入った工場はお持ち帰り!気に入った作品をTシャツに転写したオーダープリントTシャツ、トートバッグなどのほか、撮影ポイントへのアクセスコードがついた公式図録、ポストカード、缶バッジなど、ここでしか手に入らないグッズが販売されるとのこと。図録は300部限定、ほかのグッズも数量限定ですので、ほしい方はお早めにどうぞ!《企画展詳細》企画展名: 工場夜景の合同写真展「行ける工場夜景展」開催日時: 2017年6月2日(金)~6月25日(日) 11:00~19:00(閉場)休館日: 月曜日会場: TODAYS GALLERY STUDIO所在地 東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料: 500円 / 3歳以下は入場無料主催: 株式会社BACONURL :
2017年05月23日子供おばさんは、自分が幸せになると怖くなります。幸せになることに慣れていないからです。だから、幸せなことがあると自ら墓穴を掘るようなことをしてしまい、悪い結果になると「やっぱりそう簡単に幸せになんてなれるものではないのよね」なんて、心のどこかで安心します。まさに、“不幸体質”です。大人女子は、幸せを素直に受け取り、喜びます。子供おばさんのように、「幸せが起こったから、次は悪いことが起こる」なんて不安がりません。その代わり、“あること”をします。それをするからこそ、幸せが持続することもあるのです。大人女子が幸せになったらすること大人女子は、自分にいいことが起こった分、人にも幸せを与えます。自分が幸せな分、精神的にも余裕があるので、人を幸せにするための行動ができるのです。その結果、周りの人からも感謝され、彼女の幸せはずっと持続します。結局、自分が幸せな時は、神様から「人を幸せにできる環境を与えられている」とも言えるのです。逆を言えば、幸せを独り占めしたり、SNSなどで幸せ自慢ばかりしていたら、周りの人から嫉妬をされ、あっという間に幸せを奪われることになるでしょう。幸せになることは悪いことではありません。でも、一人だけ幸せでいて、優越感に浸るのはいいことではありません。人が幸せになるのは、単なる偶然ではなく、間接的なことであれ、周りの人からの支えがあってのことだからです。よく「幸せ過ぎて怖い」なんて言う人がいますが、怖がる必要はありません。自分が幸せになった分、人のことも幸せにすることができたら、「人を幸せにするための力を得たのだ」と思えるので、もう怖がらなくても済むのではないのでしょうか?人を幸せにできる行動って?中には、「私は人のことなんて幸せにできない」と思う人もいるでしょう。人を幸せにするのに、そんな難しいことをする必要はありません。例えば、・笑顔で人と接する。・相手の話をよく聞いてあげる。・相手を応援してあげる。・相手の素敵なところを褒めてあげる(※お世辞ではなく)など、これらのことをするだけでも相手は随分、救われるはずです。逆にお節介を焼きすぎると、「ありがた迷惑」になりかねないので、相手の気持ちに沿って、必要以上のことはしないことも重要です。曇っていた相手の表情が晴れてくると、自分もさらに幸せな気持ちになってくるでしょう。結局、人は、自分1人だけで味わう幸せなんて限られているもの。自分も人も幸せになることで、幸せは倍増するのです。だから、いいことがあったときは、自分1人で幸せを独り占めしたり、「幸せ過ぎて怖い」なんて不安がったりしないで、どんどん周りの人を幸せにしてあげましょうね。それが、幸せが続く秘訣ですよ!・子供おばさん…幸せなことが起こると怖くなり、墓穴を掘るような行動をして、不幸になる。・大人女子…幸せなことが起こると、周りの人に幸せのおすそ分けをし、さらに幸せになる。
2017年05月16日子供おばさんは、自分の“幸せの形”を決めつけます。もちろん、叶えたい夢を持つこと、そして、その夢が現実するのを願うことは大切です。でも、「こうでなくては、幸せになれない」と思い込むのは違います。自分の“幸せの形”を決めつけてしまうと、それが叶わなかったときには、不幸な人になってしまいます。でも実際は、夢がかなえられなくても、新たな幸せを手に入れることはできるのです。もしかしたら、その新たな幸せの方が、自分には合っていることもあるのです。「私はこうなることで、幸せになるのだ」と思い込み過ぎてしまうと、恋愛でも支障をきたすことがあります。もちろん交際中は、「自分にふさわしい相手は、彼しかいない!」と思うことは、ある意味、大切なことです。でも、別れてしまってもそう思い込んでしまうと、相手に執着したり、本当に縁のある相手が目の前に表れても気付かなかったりしてしまうでしょう。それでは、本当の幸せを手に入れられないかもしれません。それは、婚活女性にも言えることです。婚活中の子供おばさんは、「結婚しないと幸せになれない」と思い込んでいます。もちろん「結婚をしたい」と思うことは大事なことですが、結婚しないと幸せになれないわけではありません。結婚しなければ、しなかったで、自分に合った幸せがそこにはあるかもしれないですしね。その場合は、家庭に縛られないし、いつでも恋愛ができる自由もあります。もしかしたら、自分は結婚するよりも、独身でいた方が、幸せでいられることだってあるのです。大人女子は、幸せにも柔軟性がある大人女子は、叶えたい夢は持っていますが、それと同時に、新たな幸せを手に入れられる柔軟性も持っています。それは、「自分が思い込んでいる幸せが、必ずしもベストではないかもしれないこと」、「もっと未知なる幸せが存在するかもしれないこと」を知っているからです。自分が見ている世界なんて、狭いものです。だから、自分の限られた経験と知識だけで、自分の幸せを決めつけてしまうのはもったいないことです。以前、ある人気のお笑い芸人さんをインタビューしていたときに、こんなことをおっしゃっていました。「『自分がやりたい』云々よりも、人が自分を見て、『これをやってみたらどうだ?』と言ってくれたことを大切にしています。だから、いただいた仕事を一生懸命やります」と。その方は芸人の枠を超えて、MCとしても、俳優としてもご活躍されています。柔軟性を持っているからこそ、自分では想像もつかなかったような成功を手に入れられることだってあるのです。幸せの可能性は無限大です。決めつけないで、柔軟性を持って、幸せになりたいものですね。・子供おばさん…「こうでなければ、幸せになれない」と思い込み、自分の“幸せの形”を限定してしまう。・大人女子…叶えたい夢を抱きつつも、それとは違う幸せも手に入れられる柔軟性がある。
2017年05月02日子供おばさんは、不毛な恋愛をしていても、ブラック企業で働いていても、耐えながら続けてしまいます。なぜなら、「自分が変わること」を恐れているからです。逆に大人女子は、「このままでは自分は幸せになれない」と思うと、変わろうとします。不毛な恋愛をしていたら、別れを選んだり、働いている会社がブラック企業だったら、転職も試みたりします。結果、不幸な状況から抜け出し、自分が心地よい環境を得ることができるのです。「諸行無常」というように、物事は常に変化しています。月日と共に環境はどんどん変わっていきますし、自分自身も何も変わっていないようで、少なくとも若さは失っていきます。だから、何もしないでいると、状況がそのままどころか、悪化してしまうことが多いのです。不毛な恋愛を続けていると、だんだん若いとは言えない年齢になり、新しい恋をつかむチャンスが得られにくくなってくることもあります。また、低賃金でハードスケジュールのブラック企業に勤め続けることで、疲労とストレスが蓄積し、心身ともに病気になってしまうことだってあるでしょう。そんなとき、子供おばさんは自分が幸せではない理由を、人や環境のせいにしがちです。「私を弄んだ彼が悪い」「過重労働をさせた会社のせいだ」と。そこには、“そこから抜け出そうとしなかった自分”への懺悔はありません。反省をすることもないから、その後も「変わろう!」と思う可能性は低く、ただただ被害者の気分になって、自分の置かれた不運な環境を嘆いたまま年を重ねていくのです。すでに目の前にチャンスはある!幸せになるためには、もちろん運やご縁もあるかもしれませんが、それだけではなく行動力が必要です。例えば、「引き寄せの法則」を信じて、幸せになれる妄想をしても、縁結びのご利益のある神社に行って、神頼みをしても、いざ、目の前にチャンスが表れたときに、きちんと掴める自分でいなければ何もなりません。また、そのチャンスというのは、なにもしないでも手に入る“棚ぼた式の幸福”ばかりを指しているわけではありません。チャンスには大きいものもあれば、小さなものもあります。どんなに小さなチャンスであっても、きちんと生かせる自分でいることが重要です。言うなれば、親が決めた許嫁がいるわけではない環境にいて、また職業選択の自由がある日本に住んでいる時点で、チャンスは与えられているのです。今、あなたは、自分の目の前にあるあるチャンスを、きちんと理解していますか?ということなのです。今、無人島にいるわけではなく、探せば独身の異性はいるということは、すでにチャンスはあるので、色々な人に出会うための行動を積極的に行った方がいいですし、また仕事も、求人情報が溢れている現代では、努力次第で得ることができます。つまり、それに気づいていない人は、すでに目の前にあるチャンスが見えていないのです。行動力のない自分、変われない自分が悪いのを、自分以外のもののせいにしたところで、1年後、3年後、5年後はもっと状況が悪化するばかり。結局、何も行動を起こさないでいる自分の尻ぬぐいは、自分でするしかないのです。1年前から同じことでずっと悩んでいるという人は、いい加減、変わることのできない自分の“勇気のなさ”に気づきましょう。今からでも遅くありません……というよりも、今動かないと、もっと変われなくなりますよ?変わることを恐れず、どんどん幸せをつかめる人になりましょうね。・子供おばさん…変われないまま、人や環境のせいにして、どんどん状況が悪化する。・大人女子…常に状況がより良くなるための行動を起こし、幸せをつかみとる。
2017年04月18日子供おばさんは、自分を“被害者”にしてしまう思考癖を持っています。「うまくいかないのは環境のせいだ」「自分が不愉快な思いをしているのは、アイツのせいだ」「あんな出来事がなければ、今頃、私だって幸せになれたのに」「私って可哀想」なんて思いながら、自分の環境や人間関係の悪さに嘆いています。でも、それでは先に進めません。うまくいかない環境なら、うまくいくように環境を変えていけばいいし、不愉快な思いをしているなら、改善策を考えて、実行した方がいいでしょう。ツイていない出来事から学び、知恵をつけ、実力をつけることができたら、次は同じようなトラブルが起こっても避けることができます。逆に、自分を被害者にして、人のせい、環境のせいにばかりしている人は、過去と同じようなトラブルが起こると、また巻き込まれてしまう可能性が高いです。「被害者=受け身」のままでいるので、学習していないからです。子供おばさんは、被害者のままでいないで、自分の置かれた環境、行動に、「自分で責任をとれるようになる」ことが大切です。それができるようになると、どんなにツイていない状況でも、自らそこから抜け出すことを考えられるようになるのです。一方、大人女子は、たとえ不運な出来事が起こったとしても、「なにが原因でそうなったのか」「自分にできることはなかったのか」「改善するために、これから出来ることはあるか」などを考えて、状況を改善していきます。そうすることで、むしろ前よりもいい環境になることもあります。どんなことでも何か問題があるから、トラブルが起こることが多いものなので、「今、その問題に気付く」ということも、長い目で見たら大切なことなのです。トラブルが起こってしまうのは、どこか仕方がないことがあったとしても、それをトラブルのままにしておくのか、いい方向に変えるきっかけにするのかは、自分次第と言えるでしょう。被害者ぶる人は孤独になる被害者ぶってしまう子供おばさんの周りからは、人がどんどん離れていくことが多いもの。なぜなら、彼女と一緒にいると、「自分が“加害者”にされてしまう」からです。そこに気付かず、子供おばさんは一人ぼっちになっても、まだ被害者のままでいます。さらに、「誰も私のことを分かってくれない」なんていじけながら、心を閉じてしまいます。でも本当は、自分さえ変われば、そんな孤独感を味わうことは減ってくるのです。自分は自分を被害者だと思っているかもしれませんが、もしかしたら相手にとっては、自分の方が加害者だということもあるのです。少なくとも、「自分は正しい。相手は間違っている。自分は悪くない。悪いのは相手だ」と自己を正当化してしまうことで、相手に不愉快な思いをさせているでしょうしね。では、そんな孤独な子供おばさんは、どうしたらいいのでしょうか?それは、「相手の立場にも立って、物事を見るようにすること」です。それができていないから、自分の立場でばかり相手を見て、判断をしてしまうのです。つまり、まずは「自分にも落ち度がある」ことに、気付いた方がいいでしょう。環境のせい、人のせいにしている限りは、自分は何も変わらないで済むものです。でも、何度も言うように、そのままではいい方向に進むことは、まずありません。人は思いのほか、自分が変わることや環境の変化に恐怖心を抱くものです。でも、今、悪い状況なら、変わった方がいいはずです。逃げずに、きちんと変化を望み、向上していくことを目指していった方が幸せになれます。つまり、子供おばさんは、「今、不幸なのは、自分が『不幸でいること』を選択しているから」だということに気付きましょう。幸せな方向に進む方法は、探せばあります。諦めてはもったいないのです。究極なことを言えば、どんな状況であっても、うまく対応できる人になれば、トラブルは起こりにくいし、不運な出来事もいい方向に変えていくことができます。大人女子はそれが分かっているから、自分が変わり、成長していくことができるのです。幸せになるためにも、被害者のままでいないで、自分が成長することを目指せる人になりたいものですね。・子供おばさん…ツイていないことが起こると環境や人のせいにし、ただただ被害者ぶって嘆き続ける。・大人女子…自分の置かれた環境、行動に、自分で責任をとるので、ツイていないことがあったら、積極的に改善していく。。
2017年02月21日明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。新しい年になり、独身の子供おばさんは「今年こそ結婚するぞ!」といった決意をします。でも、それは単に“思っているだけ”の場合が多いのです。子供おばさんは結婚をするために、具体的なビジョンを持っているわけではなく、「自然に素敵な人に出会いたい」、もしくは「運命の人に出会えたら、結婚できる」と思っています。もちろん結婚には、人知を超えた力が必要であり、縁とタイミングも重要です。でも、単に他力本願でいたり、神頼みをしたりするだけではなく、実際に素敵な人に出会う努力が必要ですし、そんな魅力ある人が現れた時には、その人に“愛される女性”になる必要があります。つまり、単に思っているだけでは、叶いようがないのです。婚活中の大人女子は、「積極的に色々な人に出会うこと」「素敵な人を見抜く目を持つこと」「人に愛される魅力を持つこと」といった具体的な内容の目標を持ちます。また、慌ててもいい結婚ができるわけではないので、「今年こそ!」という切羽詰まった願望は抱きません。ただ、“結婚しやすい環境を作れる自分”でいることを心がけるのです。大人女子の婚活とは?では、大人女子は具体的に、どんなことをするのでしょうか?例えば、「積極的に色々な人に出会うこと」というのは、家と職場の往復だけで見つけようとすることではありません。積極的に独身者が集まるようなパーティーや飲み会など、出会いの場に出向いたり、ネット婚活なども積極的に利用したりします。「素敵な人を見抜く目を持つこと」は、実は簡単なことではありません。普通にしていては身に付かないからです。例えば、尊敬する作家、著名人の著書をたくさん読み、自分の心を磨いていくことが大切です。自分の経験だけで人生哲学を持つのではなく、色々な見識ある人たちの考えなども吸収し、幅広い視野で物事を見られるような人になることが重要なのです。特に、物質至上主義になりがちな社会で日々を過ごしていると、人は“目に見えない大切なこと”に対しておろそかになりがちです。その目に見えないものは、もしかしたら、一番自分が求めている“幸せ”であることもあるでしょう。目に見えるものばかりでしか判断できなくなると、パートナー選びのときには、相手のスペックばかりを見がちです。もちろん結婚は生活でもあるので、ある程度、共にやっていけるかどうかという観点で条件を見ることは大切です。でも、それだけでは幸せにはなれません。人は物質的に豊かであれば幸せでいられるほど、単純ではないからです。大人女子は様々な本を読みながら、「幸せとは何か?」「人の本当の魅力は何か?」といった、物事の本質を見ることを心がけています。だから、本当の意味で人の魅力に関しても理解しているので、一緒にいたら幸せになれる人を見つけられやすいのです。「人に愛される魅力を持つこと」というのは、単に見た目ばかりを磨くことではありません。「綺麗だから」という理由だけで寄ってくる人なんて、たかが知れています。自分自身も本当の美しさ、優しさを持つことで、“人の魅力が分かる、魅力ある人”と縁が結びつきやすくなるのです。ある程度の年齢になると、その人の佇まい、話し方、言葉の選び方でも、随分、人柄は出てきますし、見る人が見れば、分かるものです。そこまでのことをきちんと見られる人でいた方がいいし、そういう人ことが分かるような人に愛される女性を目指しましょうね。大人女子の婚活について紹介しましたが、ここまで読んだら、おそらく、ただ単に焦って、「今年こそは結婚するぞ!」なんて言っている子供おばさんの婚活に、子供っぽさを感じるのではないでしょうか?結婚をするというのは、「今、自分に足りないものを埋める」程度の単純な話ではありません。パートナーとは、運命共同体になりますしね。結婚しても幸せになれるかどうかは分かりません。でも、せめて、相手にばかり魅力を求めるのではなく、自分自身も人格と心を磨いた上で、「この人となら、幸せになれるだろう」と期待できるような相手との結婚を、焦らず目指したいものです。今年は素敵な出会いに恵まれるといいですね!・子供おばさん……結婚に焦り、ただやみくもに「今年こそ結婚するぞ!」という目標を持つ。・大人女子……「積極的に色々な人に出会うこと」「素敵な人を見抜く目を持つこと」「人に愛される魅力を持つこと」という具体的な目標を持って、焦らず結婚を目指す。
2017年01月10日