タレントのさとう珠緒が23日までに自身のインスタグラムを更新。丸尾桃/オーピンク役で出演した『超力戦隊オーレンジャー』(1995)で共演した宍戸マサル(星野吾郎/オーレッド役)との写真を公開した。『オーレンジャー』は、宍戸勝(現在は、宍戸マサル)、正岡邦夫、合田雅吏、麻生あゆみ、珠緒(現在は、さとう珠緒)が出演するスーパー戦隊シリーズ。現在、宍戸は5人組ムード歌謡グループの新☆ハッピー&ブルーに所属している。また、『地球戦隊ファイブマン』星川健/ファイブブルー役の信達谷圭、『五星戦隊ダイレンジャー』亮/リュウレンジャー役の和田圭市、知/キリンレンジャー役の土屋圭輔も所属している。21日に新☆ハッピー&ブルーは、新曲「赤坂ものがたり」の発売記念イベントを開催していた。さとうは、ここを訪れ、宍戸ら新☆ハッピー&ブルーとの写真を撮影。「オーレッド隊長の宍戸くんひきいる新☆ハッピー&ブルーの新曲発表会へ」と明かし「楽しいライブでした~」と報告していた。この投稿にファンは「来年はオーレンジャー30周年ですね珠緒さんも宍戸さんも当時のまま若々しくて美男美女ですね」「オーレンジャーコンビカッコいいですね」と反応していた。
2024年04月25日「宍戸さんは会うといつも『今日はこれから撮影なんだよ』と、気さくに話しかけてくれました。いつも笑顔を絶やさない素敵なおじいさまでした」目を細めながらこう語るのは、近隣住民。宍戸錠さん(享年86)が、1月18日に虚血性心疾患で亡くなった。「21日未明、東京都世田谷区の自宅で宍戸さんが倒れているところを親族が発見。救急隊が駆け付けたときにはすでに亡くなっていたといいます。宍戸さんは晩年、単身で暮らしていたため気づくのが遅れたようです」(社会部記者)日活黄金時代のスターとして名をはせ、これまで500本近くもの映画に出演した宍戸さん。“エースのジョー”の愛称で親しまれた昭和を代表する名優の生きざまは豪快そのものだった。「宍戸さんは’55年に銀幕デビューし、小林旭さん(81)や故・石原裕次郎さん(享年52)の敵役として活躍しました。俳優業以外にも『くいしん坊!万才』(フジテレビ系)のレポーターとしても、多くの人から愛されました。ブレーク後は、銀座や六本木のクラブで夜な夜な遊びまわり、女性関係もど派手で、『寝た女は1千300人以上』と豪語していたそうです」(映画会社関係者)宍戸さんは地元の東京・仙川では“庶民派な素顔”も見せていた。宍戸さんが30年以上通った和食店の女将はこう語る。「ジーンズ姿で商店街を闊歩する宍戸さんの姿はまるで“仙川のチャールズ・ブロンソン”と評判でした。ある晩、近くで酔ったサラリーマン同士のケンカがあったのですが、偶然通りかかった宍戸さんがわざわざ仲裁に入っていったんです。『ケンカしてもケガするだけでつまらねえよ。やめろやめろ!』と、その場を収めていました」地元住民からどこまでも愛された宍戸さんだが、人知れず孤独も抱えていた。「宍戸さんは’10年に約50年連れ添った妻・游子さん(享年77)を亡くしています。さらに、その翌年にはとても大切にしていた愛犬のシェパードも亡くなり、それ以来、2階建ての豪邸で一人暮らしをしていました」(前出・映画会社関係者)そして、最愛の“家族”に先立たれた宍戸さんに追い打ちをかける事件が起こる。「’13年2月に、火事で宍戸さんの自宅が全焼しました。火事の直後はホテル暮らしをしていましたが、しばらくして自宅近くにある家賃12万円の賃貸マンションに移りました。財産を娘さんに渡し、貯金はほとんどなかったそうです。その後はコンビニで買った食品を食べながら、自宅でワイドショーを毎日のように見る生活を続けていたと聞いています」(前出・映画会社関係者)宍戸さんが頻繁に通っていた地元のコンビニ店員はこう語る。「宍戸さんは、日に2~3回は買い物にいらしてました。宍戸さんの食事のほとんどはうちの商品だったのではないでしょうか。宍戸さんも冗談交じりに『俺の体はさ、ここの弁当でできているんだよ』とよく言っていました」“3食コンビニ生活”は亡くなる前日まで続いていたという。宍戸さんのマンション近くにあるバイク販売店のオーナーは語る。「実は亡くなる前日の17日に、宍戸さんとコンビニでばったり会ったんです。宍戸さんのほうから『よ、元気かい?』と声をかけてくれて、聞き返すと『俺はまあまあだな……』と笑っていました」孤独と闘いながらも最後まで気さくな姿を見せた宍戸さん。いつまでも愛され続けることだろう――。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月31日1月18日に虚血性心疾患で宍戸錠さん(享年86)。テレビや映画で見せる豪放磊落なイメージとは裏腹に、私生活では孤独を抱えていた。「宍戸さんは’10年に妻の游子さん(享年77)と死別し、その翌年には愛犬のシェパードにも先立たれています。さらに、13年2月には火事で2階建ての豪邸が全焼。その後は、家賃12万のマンションでコンビニで買った商品を食べながら、毎日のように自宅でワイドショーを見ていたようです」(宍戸さんの知人)いまわの際まで孤独な生活を送った父の死に、息子・宍戸開(53)は何を思うのか。逝去が報じられた翌日の22日、開はコメントを発表した。《この度は突然の事で大変驚いています。俳優として、父親として、厳しい顔、優しい顔を持った父でした。本当に多くの事を学びました》スポーツ紙記者は言う。「開さんが結婚した’10年ごろから、2人は疎遠になったと報じられたことがありました。晩年まで修復することはなかったそうです」開が通うスポーツジムの常連客はこう語る。「ある日、開さんに気付いて『宍戸さんのファンです!』と声をかけたお客さんがいたんです。すると開さんは苦笑いしながら『ありがとうございます』と返すだけで、そそくさと退散していました」宍戸さんのマンション近くにあるバイク販売店のオーナーもこう証言する。「宍戸さんは、数年前までは数キロ先にある商店街まで歩いていっていましたが、最近は足元がおぼつかなくなって買い物も近所で済ませるように。心配した娘の紫しえさん(56)は、週に2~3回ほど自宅まで様子を見に行っていたそうです。でも開さんとは音信不通で、宍戸さんも『あいつはダメだよ』と言っていましたね」息子との溝を埋めることはできなかった宍戸さんだが、彼には“大きな夢”があった。’15年の本誌取材でこう明かしている。《宍戸錠は90歳まで生きる。それを目標に自由に暮らして、最終的にあと1本、映画を撮って死ぬ。だから(ファンも)安心しろよ!》夢の実現に向けて、宍戸さんも必死の努力を続けていたようだ。「昨年、宍戸さんは雑誌のインタビューで『90歳の殺し屋の役をやりたい!』と語っていました。よく『俺は死ぬまで俳優』と語っており、映画用の脚本も書こうとしていたそうです」(映画会社関係者)21日、娘のしえさんは宍戸さんについてこうコメントしている。「『90歳の殺し屋』の映画を撮ることができなかったことだけを悔やんでいると思いますが、天国にて脚本を書いている母と実現するでしょう。映画俳優・宍戸錠を愛し、応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます」嵐のように昭和から令和を駆け抜けた宍戸さん。“エースのジョー”の第二幕は天国で始まることだろう――。「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月31日俳優の宍戸錠さんが亡くなったと1月21日に発表された。86歳だった。各メディアによると死因は病死とみられているという。宍戸さんは54年、8,000人の応募の中から第1期日活ニューフェースに合格。映画「警察日記」でデビューを果たした。「渡り鳥」シリーズなどの殺し屋役で話題となり「エースのジョー」という愛称で広く親しまれることに。そのいっぽう「くいしん坊!万才」(フジテレビ系)でリポーターを務め、バラエティーでも活躍した。名優ぶりはもちろんのこと、宍戸さんはその豪快さでも常に話題の的。女性関係も奔放だった。そういった性格から90年3月に息子の宍戸開(53)と小林聡美(54)の熱愛が報じられた際、本紙の取材に対し「ガールフレンドは何人もいたほうがいい。そんなに急いで恋人なんてきめつけないで、いろんなやつと付き合ってほしいんだな」「ただ、女にかまけて仕事をルーズにだけはしてほしくない」と“宍戸節”でエールを送っていた。「激しい女性関係でしたが、妻・游子さんのことを一番愛していました。10年4月に游子さんが亡くなった際、宍戸さんは棺を開けてキスしたそうです」(宍戸さんの知人)宍戸さんの晩年には2つのターニングポイントがあった。1つは、整形手術で頬のコブをとったことだ。「デビュー当時は2枚目路線でしたが、56年9月に『このままでは“いい俳優”になれない』と思い、2度にわたる手術で頬を膨らませたのです。そうしたイメージチェンジは大成功。しかし01年3月、約44年ぶりの手術でコブを取りました。その理由は『自然に老いた姿を見せたい』といったもの。俳優魂の塊のような人でした」(映画関係者)2つ目は自宅が全焼したことだ。64年に約500平米の土地を購入し、2年後に2階建ての豪邸を建築。そして家族5人で仲睦まじく暮らしてきたが、子どもたちが巣立ったのち游子さんが逝去。13年2月、宍戸さんが一人で暮らしている最中にそれは発生した。火災の数日後、本誌が火災現場を訪ねるとそこには宍戸さんの姿が。共に現場検証をしていると「大事なものがあったよ!結婚式の写真!」と赤いアルバムを手に満面の笑み。さらに「家が焼けたくらいで泣いたり、ビクビクしているヤツは男じゃないね。俺はそういう感じだから平気、平気」「俺は健在、こんなことに負けるか!」と息巻いていた。火災から2年後の15年5月、高倉健さん(享年83)や菅原文太さん(享年81)といった盟友たちを偲びながらも「でもな、宍戸錠は90歳まで生きる。最終的にあと1本、映画を撮って死ぬ」と本誌に豪語していた宍戸さん。その目標を達成することはできなかったが、天国でも友らを前に意気軒昂だろう。
2020年01月22日中村文則の小説『銃』が実写映画化。2018年11月17日(土)より、テアトル新宿ほか全国の劇場で公開される。中村文則衝撃のデビュー作を実写化小説『銃』は、『去年の冬、きみと別れ』『悪と仮面のルール』など実写化した作品も含め、数々の話題作を世に送り出している作家・中村文則のデビュー作。新潮新人賞を受賞した他、英訳版の『The Gun』が2016年の「ウォール・ストリート・ジャーナル」年間ベストミステリー10冊に選出されるなど、国内外から評価を受けた作品だ。ストーリー偶然銃を拾った主人公・西川トオルがその魅力に捉われ、徐々に銃に支配され狂気に満ちていく様を描く。雨が降りしきる河原で、思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオル。普段は、友人たちと青春を謳歌しているが、その内には魅了された銃への高揚を秘めていた。トオルは、大切に家に保管していた銃を持ち歩いてみることにした。さらに緊張とスリルが増し、彼を満足させた。同じ大学のヨシカワユウコにも興味があるが、やがて銃は彼のなかで圧倒的な存在感を占めていく。そして、突然の刑事の訪問。「次は、人間を撃ちたいと思っているんでしょ?」次第に精神を追い詰められていくトオルは、あることを決意するが――。主演は村上虹郎、ヒロインは広瀬アリス主演は、『武曲 MUKOKU』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した村上虹郎。主人公・西川トオルと同世代である村上だからこそ捉えられる心情とともに、銃に支配され追い詰められていく様を演じる。快活な一方で、心の中に何らかの問題を抱えている女子大生・ヨシカワユウコは、『氷菓』『新宿スワンⅡ』『巫女っちゃけん。』にも出演している広瀬アリスが演じる。さらに、トオルを追い詰める刑事として、『万引き家族』など数々の話題作に出演するリリー・フランキーが出演。その他、日南響子、新垣里沙、岡山天音など、個性的なキャストが物語を盛り上げる。監督は武正晴監督は、『百円の恋』『嘘八百』などを手掛けた武正晴が務め、企画・製作には奥山和由プロデューサーを迎える。作中ではモノクロの映像表現を駆使し、純文学性の高い世界観に仕上げている。詳細映画『銃』公開時期:2018年11月17日(土) テアトル新宿ほか全国ロードショー出演:村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)、中村有志、日向丈、片山萌美、寺十吾、サヘル・ローズ、山中秀樹/リリー・フランキー企画・製作:奥山和由監督:武正晴原作:中村文則『銃』(河出書房新社)脚本:武正晴・宍戸英紀R15+
2018年06月14日