ママ友同士で集まると、必ずと言っていいほど話題に上がるのが嫁姑問題。筆者の周りでも「姑がアポイントなしで突然家を訪問してくるので迷惑」といった話や、「姑に子育てのことを口出しされて腹が立つ」という話をよく聞きます。もちろん姑と良好な関係を築いているママもいますが、姑との仲が険悪で悩んでいるママも少なくありません。中には、姑が原因で夫婦関係まで悪化してしまうケースも…。ふと気になったのが、海外でも同じような問題はあるのかということ。国際結婚した筆者ですが、ルーマニア人の義母とは直接的な関わりが薄いこともあって、今のところ特にトラブルは起こっていません。東ヨーロッパのルーマニアで日本のような嫁姑問題はあるのか、義母に話を聞いてみました。ルーマニアでの嫁姑問題―義母の知人のエピソード結論から言うと、ルーマニアでも日本のような嫁姑問題は日常茶飯事とのこと。義母いわく、ルーマニア人男性は母親の意見を重視する人が多いそうで、家族の主導権を握りたいと考える嫁と、息子をコントロールしたい姑との間でバトルが勃発するようです。その際、夫が姑の肩を持ちがちなために、夫婦仲がこじれてしまうのだとか…。義母の場合は義父の母親が他界していたため、姑にあたる人がいませんでした。そこで、義母から知人のエピソードを聞きました。義母の同僚だった女性の話ですが、寝室のベッドを新調しようと夫に提案したところ、夫から、家具店に行くなら姑も同伴させてほしいと頼まれたそうです。「えっ、お義母さんも一緒に来るの…?」と女性は快く思わなかったものの、断りきれずに承諾。後日、姑を連れて家具屋を訪れましたが、姑は商品に何かと難癖をつけ、女性がこれだ!と思ったベッドの購入にも反対。結局、夫婦は何も買えないまま帰宅することになりました。それからしばらく経って、姑から突然ベッドやそのほかの家具がいろいろと自宅に送られてきました。女性はありがたく感じる一方で、どこか判然としない思いを抱いたそうです。女性の姑に対する気持ちがはっきりと嫌悪感に変わったのは、ベッドのお礼を言いに夫婦で義実家を訪れたときでした。義理の両親の寝室にあったのは、姑が自分たち夫婦に送ったものとまったく同じベッド…。それだけでなく、もらった家具も全て姑が愛用しているものと同じデザインでした。その女性はしばらくして夫と離婚しましたが、「姑の過干渉がひどくて耐えられなかった」と話していたそうです。ところで、欧米諸国の人は日本人と違ってストレートな物言いをするイメージがありますよね。その性質上、日本人のように内にストレスを溜め込まないように思えます。義母によると、ルーマニア人も思ったことをそのまま相手に伝える文化で、それは嫁姑間でも変わらないそうです。「それだと、すぐに喧嘩になるんじゃ…」と心配しましたが、険悪なムードが流れるだけで喧嘩にまで発展することは少ないと言っていました。嫁や姑に何かを指摘されると癇に障るのは誰でも一緒。ストレートに物が言えるからと言って、お互いの不満が解消されるわけではないのですね。姑に悩むのは世界共通?海外の掲示板をのぞいてみると…日本・ルーマニア以外の国ではどのような嫁姑問題があるのか、海外の掲示板サイトを調べてみました。義母に関する経験談を語るスレッドには、既婚女性からの不満コメントがズラリ。アメリカやイギリスなど主に英語圏に住む女性からの投稿で、・夫と旅行中、飼っている犬の世話をしてもらうために義母に自宅の鍵を預けていた。旅行から帰ってくると、義母が家具の配置を変えたり、勝手に部屋の模様替えをしていて驚いた・義母が趣味の悪い夫婦おそろいの下着を送りつけてくるので止めてほしい・結婚式の準備をするとき、義母にテーブルクロスの色までいろいろと細かく口出しされた・義母が幼い子どものそばでタバコを吸うのが許せないなどなど、姑に困ったエピソードがいろいろと語られていました。嫁姑問題はやはり、女性にとって世界共通の悩みのようです。赤の他人なら避けようもありますが、姑の場合はたとえ気が合わなくても付き合っていかなければならないのが問題。人種や文化を超えて同じような問題が起こっていることを考えると、もはや仕方のないことなのかもしれませんが、どうしても我慢ならないときは夫から注意してもらったり、姑と距離を置くなどしてストレスを減らしたいですね。<文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年06月04日特に独身時代が多かったと思いますが、実家のごはんが恋しくなることってありませんか?当時は「またこれか…」と思ったりしたものですが、離れて暮らすようになると、無性に食べたくなるメニューってありますよね。どれも定番料理がランクイン!そんな実家メシについて、とあるアンケート調査を発見しました。ウェブサイト『ボイスノートマガジン』が昨年12月に発表した「実家の思い出ごはん」に関する調査(対象:実家を離れて生活しているボイスノート会員310人)では、「実家の思い出ごはん」をランキング形式で紹介しています。同調査の結果は、以下の通り。Q.ふと実家が恋しくなるような思い出のメニューを教えてください1位:カレー…38票2位:みそ汁…31票3位:肉じゃが…30票4位:煮物…19票5位:おでん…11票1位は、子どもが好きな食べ物の定番でもある「カレー」。簡単に作ることが出来て、しかもおいしい!冷凍保存も出来るので、ママになった今、作る回数が多いなんて人もいるのではないでしょうか。子どもは「またカレー?」と言うかもしれませんが、「大人になったらきっと思い出の味になる」と思えば罪悪感も減る?2位は日本の食卓には欠かせない「みそ汁」。一人暮らしのときによく感じていたのは、毎日みそ汁だけ作るのでも大変だということ。きっと同じように感じている人も少なくないはず。食卓に並んで当たり前と思っていたけど、母の苦労、そしてやさしさを感じた瞬間でした。3位には「肉じゃが」がランクイン。実家では、何か特別な作り方をしているわけではないはずなのに、煮物ってマネしてみようと思っても、なかなか同じ味にはならないんですよね。「肉じゃが」といえば、昔兄がこっそり肉だけをつまみ食いして、夕飯には「じゃが」だけが出てきたことがあったなぁ…。ランキングを見ると、いわゆる“おふくろの味”のベタなメニューばかりですが、どれも日常の風景にあったもの。例えば旅行など、非日常な体験が思い出になることもありますが、食事は素朴なものが思い出になりやすいのかもしれませんね。家事や育児、そして仕事と、毎日忙しくて、ごはんを作るのがイヤになることもありますが、「おいしい!」と笑顔で言われると、頑張れるもの。あらためて、家族で食事をとることの大切さを学んだ気がしました。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年01月30日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。うちの夫は仕事上、転勤必須です。引っ越した回数は結婚10年で5ヶ所(県内移動・近距離移動含みます)。とはいえ、私たち夫婦は故郷(大阪)に強い思い入れがあるわけでもなく、全国あちこち行ってみるのも楽しいなと思うタイプなので、転勤に対するマイナスイメージは特にありませんでした。しかし夫婦2人の時には楽しく暮らせても、いざ子どもが生まれるとやはり大変なことも多くて、引っ越しそのものや、せっかくできたお友だちともお別れしなくちゃいけないなど、その苦労をあげればキリがありません。その中で今日は「(両)実家が遠い」ということを取り上げたいと思います。■近くに頼れる人がいない中での子育て実家から遠い場所で暮らしてる方は転勤族関係なくたくさんいらっしゃると思います。また、実家が近かったとしてもご両親がまだ現役で働いていらっしゃったり、事情があって頼れない状況の方もいらっしゃるでしょうから、もしかすると物理的な距離はあまり関係ないかもしれませんね。ちょっとした時に実親や、自分の兄弟たちに子どものお世話を頼めたらどんなにいいか…。特に自分が体調崩した時などは最悪で、夫の帰りも遅い、子どもは待ったなし、本当に泣きそうになりながら耐えたこともいっぱいありました。緊急時じゃなくとも、近所に暮らしているおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんの家に、子どもたちがふら~っと立ち寄れる環境があれば、子どもたちの成長にとってもいいだろうな~と思います。ですが、ここで愚痴を言っていても何も始まりません!置かれた場所で生活していくしかないですし、物事には悪いこともあればいいこともあるんですから。というわけで、あえて「実家が遠くてよかったこと」を2つ挙げてみました!■その1. 夫ととことん向き合える簡単に帰れないという状況が、ある意味夫婦にとってはよかった気がします。あのとき、もしも実家が近くにあれば、私たち夫婦の心はとっくに離れていたんじゃないかな~と思うことがあります。長男が生まれて1年間、未熟な私たち夫婦はトゲトゲしていました。お互いに余裕がなかったんだと思います。私がインフルエンザで倒れて1日寝込み、翌日の長男の朝食を夫に頼むと、返ってきた返事が「え?」(今日も!?(怪訝)という顔)でした。そしてそのまま私と長男を残し、階段を上って寝室に戻っていってしまいました(二度寝)。あらためていま思うとひどいですね~(笑)。なんだこの父親!! 本当に悲しくてつらくて、がっくりしながら長男に朝食をあげました。いま思っても、「あんた、よく耐え忍んだな」と自分に驚きます(いまならもっと文句言いますし、夫もこのような行動は絶対に取りません)。どんなに愛し合って結婚した仲でも、やはり波はあるわけで。私たち夫婦も、いい時期もあれば、冷めたり諦めたりする時期もありました。けれど、わざわざ荷物抱えてはるばる子ども連れて帰る労力、その行為がもたらす波紋を考えると…帰れませんでした。というよりも、実家に帰ったところで根本的な解決にはならないし、私がするべきことは里帰りすることじゃなくて目の前にいる夫と話し合うことだなと思ったからです。私の性格上、もしも実家が近かったらきっとしょっちゅう帰っていたと思います。そして親、兄弟に夫の愚痴をさんざん吐いていたと思います。でも、仮にそうしていたとしたら…いまの私たちはなかったんじゃないかな~と思います。どんなに腹がたっても、どんなに顔も見たくなくても帰る場所は我が家しかない、この状況が私たち夫婦の絆を強くしました。この10年で子どもの数も増えましたし、私が仕事を始めたりと家庭環境はどんどん変わりました。けんかもたくさんしましたが、その都度、何度も何度もとことん話し合いました。なにも夫だけに頼らなくても、助けてくれる友達もいましたし、ファミリーサポートも活用していました。けれどやはり家庭を回す両輪は、夫と私であることには違いないわけです。私と夫で何度も何度も話し合い、そして10年たったいま、私は昔より随分図太くなり夫は見違えるほど協力的になりました。私たちにとっては実家が遠かったからこそ、お互いが向き合う機会を失わなくてすんだような気がします。■その2. 親にとっては帰省でも、子どもたちからしたらまるで旅行!なんじゃそりゃー! ひとつめに比べたら、とってつけたようなメリットですみません(えへ)。でも、たまに言われるんです。近くに両実家があるママたちに、「遠くのおじいちゃんおばあちゃんの家に連れていってあげるって、スペシャル感があってうらやましい」と。社交辞令かもしれませんが、たしかに夏休みとお正月、大阪に帰ることに子どもたちはスペシャル感を抱いています。旅行に行く機会が少ない我が家ですが、そのかわりに帰省が旅行がわりになっているようなところもあります。私自身の子ども時代を思い返してみても、父の故郷に帰るお盆休みはスペシャル感満載でした。ワクワクしていたのを覚えています。でも、このことからもわかるように、結局のところ無いものねだりなのかもしれないですね(笑)。実家が近い人たちからしたらスペシャル感がうらやましいと感じるし、実家が遠い私からしたら近くに実家がある人がうらやましい。私からしたら憧れの環境でも、近くに住んでいたら住んでいたで味わう苦労もまたあるんだと思いますし、またその逆も然り。愛少女ポリアンナがいいことを言っていたんです!(誰や)30代の方は覚えていませんでしょうか、日曜日のテレビアニメ『ハウス世界名作劇場』でやっていた『愛少女ポリアンナ物語』。■いまの環境をどれだけプラスに捉えられるか子ども時代にポリアンナの絵本版を読んでから、ずっと私の心の片隅に置いてあるモットーです。(かれこれ20何年前…)父親を亡くしたポリアンナは意地悪な叔母さんに引き取られて、きたな~いくら~~い部屋を与えられるのですが、そんな中でもポリアンナは、「鏡がない…私のそばかすを毎日見なくて済む!」「素敵な絵がない…窓から見える景色がいっそう美しく見える!」と、とにかくプラスプラスに捉えて頑張って生き抜いていくんです。これを子ども心に「すげぇ!!」と思い、それ以来私の人生の教訓ともなっております。脱線してしまいましたが、私がなにを言いたかったのかというと、要するにいま与えられてる環境をどれだけプラスに捉えられるかで見え方が違ってくる、ということです。考え方次第では、実家が遠いというのもいい面はあります。というわけで、皆様!体調を崩すとマイナスモードになってしまいますので、体には気をつけて今日も頑張りましょう!
2017年10月05日妊娠すると、わりと早い段階で直面するのが「どこで産むのか問題」。病院によっては早めの分娩予約が必要なところもあり、そこで多くの人が迷うのが「里帰り出産」をするかどうかです。今の祖父母世代には「できるなら里帰りするのが普通」という考えもあるようですが、最近は里帰りしない「マイタウン出産」を選ぶ人も増えてきています。今回はそんな「里帰り出産」について、メリット・デメリットから気になる「お礼」の相場まで、詳しくご紹介します!里帰り出産って? 何のためにするの?里帰り出産のおもな目的は、産後のママがゆっくり休み、体を回復させることです。出産直後のママの体は、「満身創痍」といってもいいくらいダメージを受けた状態。「産褥期」と呼ばれる出産直後~2ヶ月くらいまでは、とくに休養が必要とされています。けれど、赤ちゃんは2時間おきにおっぱいを求めたり頻繁におむつ替えが必要だったり……昼夜の区別もありません。新生児のお世話をするだけでも大変です。さらに夫が不在がちで一人で家事もこなすとなると、ママにとってはかなりの負担。そのため、気兼ねなくゆっくり休み、赤ちゃんのお世話に専念できるようにと、里帰り出産を選ぶ人が少なくありません。ただし、里帰り出産がここまで一般的なのは、世界では珍しいようです。北欧のように男性の育休取得が一般的な国や、産後ケア施設が一般に広まっている国では、里帰り出産が少数派なことも。筆者もタイ人の友人に「お母さんや義理のお母さんが手伝いにくるのが普通じゃないの?」と驚かれたことがあります。里帰りの期間はいつからいつまで?里帰りの期間は、産前・産後合わせて2~3ヶ月が一般的です。出産前は、遅くとも妊娠34~35週までには実家に帰りましょう。双子などの多胎妊娠やハイリスク出産の場合は30週までがめやすとされています。分娩予約は赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠5週くらいから受け付けている病院が多いですが、ほとんどの病院は事前に妊婦健診を受ける必要があるので注意してください(妊娠20週くらいまでが一般的)。転院時には紹介状も必要なので、里帰り前に通っている病院にも早めに伝えておいてくださいね。産後いつまで滞在するかのめやすは、赤ちゃんとママの「1ヶ月健診」です。生後1ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、感染の危険などがあるため基本的に外出は避けるべきとされています。1ヶ月健診でママも赤ちゃんも健康に問題がなければ、外出したり自宅へ戻ったりしてOKです。里帰り出産のメリットとは■ママがゆっくり休める特にママの実家の場合、慣れ親しんだ家族や環境に囲まれてリラックスできます。また、産後は寝不足でフラフラ、常に部屋着、寝たり起きたりの生活で頭はボサボサ……となりがちですが、実家なら外見など気にせず休むことに専念できるでしょう。■家事をしないですむ新生児のお世話に加えて家事もこなすのは大変です。産褥期はなるべく家事などをせず、休養することが何よりも大切。また、母乳で育てたいママは食事にも気をつかう必要があるので、実家で栄養バランスのいい食事を作ってもらえると心強いものです。■上の子のケアをしてもらえる臨月や産褥期に、上のお子さんのお世話をしたり遊んだりするのはかなりの重労働。また、特に出産直後は上のお子さん自身も「赤ちゃんにママをとられた」と感じたりして気持ちが不安定になりがち。この時期に祖父母に甘えられ、たくさん遊んでもらえることは、お子さんにとっても大きなメリットです。■出産・育児の先輩が身近にいる安心感特に初めての出産の場合、不安なことも多いでしょう。実母が健在なら、出産・育児の大先輩として頼りになるものです。いきなり陣痛が来ても、実母や実父が身近にいれば安心です。里帰り出産のデメリットとは■夫がパパになった実感を得にくいお腹の赤ちゃんと10ヶ月過ごし「ママ」の気持ちを育める女性とちがって、ただでさえ夫はパパになった実感を得にくいもの。実感がいまいちだと育児への当事者意識も薄くなってしまい、その後の夫婦間トラブルの元になりがち。里帰りから戻ったら、パパを育児の「主役」にするくらいの気持ちで積極的にかかわってもらうといいでしょう。■両親もしくは義理の両親との生活がストレス実の両親であっても、大人になってから長時間生活をともにするのは案外ストレスになるものです。特に産後1ヶ月はママがほとんど外出できないため、あまり外出しないタイプの両親だとずっと顔を突き合わせることになり、互いのストレスも溜まりがち。生活習慣や育児方針のちがいで衝突することも多いようです。■夫の生活や浮気の心配家事の苦手な夫だと、食生活が乱れてしまう、家の中が悲惨な状態になる、といった心配があります。筆者の知人は、里帰りから戻る前に自宅にハウスクリーニングの業者を手配していました。また、妻の妊娠中や里帰り出産中の夫の浮気も少なくないのが現状です。■病院や役所での手続きがめんどう里帰り出産は、転院前後の手続きが少しめんどうです。また、実家が別の市区町村だと妊婦健診の補助券が使えず、立て替えた金額をあとから自宅のある自治体に請求する必要もあります。■病院でママ友が作りにくい病院で同じ時期に入院していたママたちとは、住んでいる地域や赤ちゃんの月齢が同じ。さらに分娩台が並びだったり相部屋だったりすると、出産という大きなイベントを一緒に乗り越えた「連帯感」のようなものも芽生え、親しくなりやすいようです。里帰りの場合、親しくなってもその後はご近所でなくなってしまうため、ママ友にはなりにくい傾向があります。実家へのお礼、みんなどうしてるの?里帰り出産は、手間暇だけでなく生活費や光熱費など金銭面でも実家に負担をかけます。そのためお礼としてお金や品物を渡すのが一般的です。お金を渡す場合、生活費として「2万円×滞在する月数」が一般的な相場です。5千円など細かい金額だと義務的な感じがして失礼なので、たとえば「2ヶ月と少し滞在するなら5万円」など、きりのいい金額にしてください。里帰りをはじめるタイミングで「よろしくお願いします」という挨拶と一緒に渡すとスマートです。「お金なんていいよ、水臭いよ」と固辞されることもあるでしょう。地域や家によって風習もちがいます。ある程度粘っても受け取ってもらえなければ、むりやり渡す必要はありません。その場合は、自宅へ戻るタイミングなどでお礼の品を贈りましょう。赤ちゃんの成長を一緒に楽しめるデジタルフォトフレームや、温泉旅館の宿泊券などもおすすめです。ご両親の趣味やライフスタイルを考慮して選んでください。そして何よりも、「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることが大切です。「里帰り出産しない」なら、こんなサービスも!ご紹介したようなデメリットを避けたい、実家と折り合いがよくない、ご両親が他界されているといった理由で「里帰り出産しない/できない」という方もいるでしょう。産前・産後のサポートは、実家以外にも頼めます。たとえば以下のようなサービスがあります。■産後ドゥーラドゥーラとは、産前・産後の女性によりそい、育児と家事をサポートする専門家です。臨月のときの買い物のつきそい、出産や育児の相談、産後の炊事・洗濯や上のお子さんの遊び相手まで、幅広くサポートしてくれます。料金は担当者によってちがいますが、1時間2,000~3,000円程度です。■地域のファミリーサポート、シルバー人材センターファミリーサポートは、事前に登録すると地域のサポート会員に託児をお願いできる仕組みです。シルバー人材では相手によって料理や掃除なども依頼でき、民間のサービスよりも料金が低め。地元の方なので、地域の情報も教えてもらえる、子どもが成長してからも「地域の目」になってくれるといったメリットも。■民間のベビーシッター、家事代行サービス民間のシッターや家事代行サービスは安くはありませんが、時間帯が幅広く、細かい希望にも柔軟に対応してくれるのが特徴です。まずは「どんな出産・育児をしたいか」よく考えて里帰り出産には、このようにメリットとデメリットがあります。まずはご自身がどんな出産をしたいのか、どんなふうに育児をしたいかよく考えましょう。そしてパートナーがいるなら相手ともよく話し合って、里帰り出産をするのか、しないならどんなサポートを利用して育児や生活の体制を整えるのか……今回ご紹介した内容を参考に、しっかり検討してくださいね!
2017年03月15日実家に帰省したり、旅行がてら友人宅に滞在したり、夏は子連れでお泊まりする機会が多いもの。どのようなところに気をつけて、どのように振るまえばいいのか悩ましいところですよね。受けいれる側の本音を探り、やっていいこと悪いこと、母子のとるべき行動を考えていきましょう。■ホストの気づかい・労力を忘れずに子連れのお泊まりは何かと大変! 当日に至るまでの準備はひと筋縄ではいかないし、いざ出発しても、困難の連続。目的地に着いたころには、精根尽きはてていることが多いはず。そんな疲れはてた母子を、「待っていたよ」「ゆっくりしていってね」と温かく迎えてくれるのがホストとなる親族や友人たち。そのやさしさに、張りつめていた心が一気にゆるむことでしょう。しかし、受けいれる側にも苦労はいっぱい。入念に部屋を掃除したり、備品を新調したり買いたしたり、何が食べたいか、好き嫌いはどうかと食事の心配をしたり…。数日前からちょこちょこ準備をはじめ、お金も労力もそれなりにつぎこんで、万全の状態でスタンバイしているのです。相手のもてなしに身をゆだね、遠慮なくくつろぐのは悪いことではありませんが、どんなときでも忘れてはならないのが、受けいれる側の苦労です。よそのお宅におじゃまする際は、そうした経緯があることを忘れないようにしましょう。■こんな母子はお断り!いろいろ大変ではあるけれど、わざわざ泊まりに来てもらえるのは光栄なこと。そう思ってホストは、あれこれ心尽くしのおもてなしをしてくれます。とはいえ、どうしたってイラッとしてしまうことも。これまで、ゲストに対してカチンときたことを聞いてみました。・子どもが悪さしてもまったく注意なし。こちらはしかることもできず、ひそかにイライラ・子どもが冷蔵庫を勝手に開け閉めしていたのに、注意しない・子どもの食べ散らかしたものを片づけてくれなかった・使用後のトイレが汚かった…。子どもが使ったあとは、ママがしっかりチェックしてほしい・子どもの足の裏が汚すぎる。外の汚れは持ちこまないでほしい・「お世話になります」と持ってきた手みやげを、子どもが全部食べてしまった。親は注意すべきだと思う「子どもがしたこと」よりも、親のフォローが足りないことによって、イライラさせられるケースが多いようです。「せっかく来てくれたんだから、楽しんでもらいたい」とたいていのことは大目に見たいのがホスト側の本音です。そんなやさしさを裏切らないためにも、ゲストはつねに、程よい遠慮と緊張感を心がけたいですよね。また、自分の家ではOKでも、外ではNGということもたくさんあります。各家庭で守るべきルールはちがうもの。相手からは言いづらいので、やっていいのか悪いのか、自分からこまめに確認するといいでしょう。■感謝の気持ちを伝えよう準備して、迎えて、無事に送りだす。そうしたホストの労力に対し、帰り際、感謝の言葉を伝えるといいでしょう。いろいろあっても、終わりよければすべてよし。楽しく過ごせたと心からしっかり感謝すれば、すべてがいい思い出となるものです。家にかえってからも、電話をしたりお礼状を送ったり、母子ともども、ダメ押しの「ありがとう」を忘れないようにしましょう。そうすればこの先も、途切れることなく関係は続いていくはずです。
2016年08月13日今年のお盆は、実家に帰省しただろうか。実家で「早く結婚しろ」「孫の顔が見たい」なんて言われた人も多いのでは。マイナビニュース会員のうち独身男女150人に「実家で言われたくないこと」を聞いてみた。Q.帰省中に実家で言われたくないことを言われたことはありますか?はい 23.3%いいえ 76.7%Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)誰にどんなことを言われましたか? 言われたくないのはどうしてですか?○恋人はいるの?・「彼氏は? いねーよ! と思う」(26歳女性/東京都/機械・精密機器/事務系専門職)・「両親に、彼女とかいるの? ということ」(25歳男性/東京都/食品・飲料/技術職)・「親戚に『そろそろいい人いないの?』。いちいち答えるのが面倒」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「彼女はできたのかと聞かれるのはつらい。仕事で忙しいなか、プレッシャーを感じる」(24歳男性/長崎県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○結婚はまだなの?・「結婚の催促」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「結婚はまだなの?」(29歳男性/宮城県/情報・IT/技術職)・「いつ結婚するの?」(25歳男性/神奈川県/建設・土木/技術職)・「早く嫁の顔が見たい」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「両親に『結婚は?』といわれること」(35歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「親に『早く結婚しなさい』と言われるのがツラい。結婚したくないから」(32歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「親戚のおばさんに『結婚はまだ?』みたいなことを言われる。面倒くさいからほっといてください……」(32歳女性/千葉県/不動産/専門職)・「親戚のおばさんなどに結婚しないの? と言われたときは余計なお世話だと思った。できるものならとっくにしている」(32歳女性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「結婚はまだなの? 自分の好きにさせてくれ」(27歳女性/青森県/建設・土木/営業職)・「親戚に、まだ結婚しないの? と言われると田舎と東京では生活パターンが違うと言いたい」(44歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「結婚はまだか。付き合っている相手がいないから」(30歳女性/岡山県/情報・IT/技術職)・「母に、『結婚はまだ?』。心配しているのはわかるけど、それを押しつけないでほしいから」(33歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)○同級生が結婚したよ・「親から、同級生が結婚したという話。甲斐性のなさを実感し死にたくなってくる」(32歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「父親に『幼なじみの●●ちゃんは医者と結婚したぞ。お前はないのか』と言われた」(26歳女性/神奈川県/医薬品・化粧品/技術職)○太った?・「太った」(24歳女性/新潟県/食品・飲料/営業職)・「また太った? と聞かれるのが嫌。変わってないのに、毎度毎度、親に言われるから」(28歳女性/京都府/小売店/販売職・サービス系)・「最近太ったんじゃない? 太らないように毎晩ランニングしているのに、見るたびに体型のことを言うなと思うから」(36歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)○その他・「『ちゃんとお金貯めてるの?』と言われて、頑張ってるけどなかなか貯まらなくて悩んでいるので言わないでほしい」(27歳男性/宮城県/情報・IT/技術職)・「最近どうなの? といった細かい近況報告を求める言葉」(23歳女性/東京都/農林・水産/営業職)・「孫の顔がそろそろ見たい」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/事務系専門職)・「早く独立しろ。自分の勝手だろと思うから」(28歳男性/東京都/警備・メンテナンス/販売職・サービス系))・「父親から、いつになったら落ち着くんだと言われる」(29歳女性/東京都/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)帰省中に実家で言われたくないこと、最も多かったのは「結婚はまだなの?」というもの。「心配しているのはわかるけど」という声もあるように親心はわかっていながらも、煩わしく思ってしまう人が多いようだ。「結婚したくないから」「面倒くさいからほっといてください……」「余計なお世話」「できるものならとっくにしている」「自分の好きにさせてくれ」「田舎と東京では生活パターンが違うと言いたい」などの声が挙がった。さらに帰省した際、同級生に会うと「結婚した」「子どもができた」「家を建てた」などなど焦る報告のラッシュ! なんてこともあるのでは。マイナビニュース会員のうち独身男女150人に、「聞くと焦る地元の友達の近況」について聞いてみた。Q.帰省中に地元の友達に会って焦りを感じた経験はありますか?はい 11.3%いいえ 88.7%Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)その友達はどんな様子でしたか? 焦ったのはどうしてですか?○恋人がいた・「友達は彼氏ができていて、それに子供を作ってみるようだった もうすぐ結婚みたいなので ちょっと焦った というエピソードがあります」(24歳女性/栃木県/運輸・倉庫/技術職)・「アニオタの友達が彼女いたこと」(30歳男性/京都府/医療・福祉/専門職)○結婚していた・「続々と結婚していた」(25歳男性/神奈川県/建設・土木/技術職)・「周りが結婚し始めていた時」(33歳男性/東京都/電機/技術職)・「あきらかに女っ気のなかった友達が結婚していた」(43歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)○子どもがいた・「結婚どころか子供を産んでいる子が多い」(27歳女性/広島県/情報・IT/事務系専門職)・「結婚して子供ができていたりしたら焦る」(35歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「自分は独身なのに、友人は結婚して子供もいたから」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「結婚して子供がいる人たちが多かった」(31歳男性/兵庫県/電機/技術職)・「子どもがいて、マンションを買っていた」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「子供が2人いたとき年齢的に焦る」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「同級生が子供を連れて歩いてた時。あまりに違いすぎてびっくり」(26歳女性/神奈川県/医薬品・化粧品/技術職)帰省中に地元の友達に会って焦りを感じた経験については、その友達に「恋人がいた」「夫・妻がいた」「子どもがいた」というのが"三大焦る要素"のようだ。調査時期: 2015年8月12日~13日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 150人(独身男女限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年08月17日不動産・住宅情報ポータルサイト『HOME'S』を運営する株式会社ネクストは、結婚式場選びNo.1口コミサイト「みんなのウェディング」を運営する株式会社みんなのウェディングと共同で「新居選びについてのアンケート」を実施した。■主なアンケート結果 ~新居で重視するポイント~アンケート参加者のうち、結婚を機に新しい住居に住み替えたと答えた方を対象に、新居で重視するポイントを聞いたところ、以下のような回答が得られました。1) 立地のポイントは通勤時間と妻の実家に近いこと「新居の立地検討で最も重視したこと(※単一選択)」では、「夫と自分(妻)の通勤時間(29.1%)」が最も多い結果となった。以降、「夫の通勤時間(24.6%)」、「自分(妻)の実家の近く(17.2%)」、「生活環境(近くにスーパーがある等)(11.9%)」。「自分の実家の近く」を選んだ方は30代に多く、子どもができてからのことを考えてバックアップ体制を整えているようだ。2) 設備では収納、脱衣所が人気「設備で重視したこと(※複数選択)」については、1位が「収納が充実(46.3%)」、2位が「洗面所(脱衣所)が確保されている(29.1%)」、3位が「追い炊きができる(17.9%)」となった。「一人暮らしをしていたときに脱衣所が無く友人が泊りに来た時など困ったので重要視した。(30代 専業主婦 千葉)」とのフリーコメントなどから、二人ではじめる新生活を想定して新居選びをしていることがうかがえる。3) 住環境では7割超が日当たりの良さを重視「住環境で重視したこと(※複数選択)」では、「日当たりが良い(70.9%)」が圧倒的に支持された。フリーコメントでも「日当たりは家の雰囲気も変わるし絶対条件だった(30代 パートタイム 東京)」、「新婚生活は明るい部屋で過ごしたいと思い、新居は多少高くても、日当たりを重視して選ばれている。(20代 会社員 東京)」など、日当たりを重視する声が目立つ。その他では、「風通しが良い(31.3%)」、「眺望が良い(15.7%)」が続く。上記の他、詳しいアンケート結果は「みんなのウェディング」を参照新婚カップル必見!みんなの新居選び: ■共同アンケート調査概要・アンケート方法 :インターネット調査 「みんなのウェディング」「HOME'S」各サイトにて実施・アンケート期間 :2012年1月26日~2012年2月8日・対象者 : 全国の入籍後1年半以内の女性で既に新居に同居済みの方(夫、自分、親等の家に引越した場合も含む)・有効回答数 :185人・回答者属性 :【勤務形態】お勤めの方 75%(会社員、契約/派遣社員、パート、アルバイト、自営業含む)、専業主婦 25%、【子どもの有無】子供なし 82%、現在妊娠中(子供なし) 14%、子どもあり 5%【年代】20~24歳(6%)、25~29歳(48%)、30~34歳(35%)、35~39歳(10%)、40-44歳(2%)プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年04月05日