毎日、次亜塩素酸水(微酸性電解水)の製造をしていますが、次亜塩素酸水についてだったりアルコール消毒液ついてのお問い合わせも毎日のようにいただいています。アルコール消毒液は医療の現場でも多く使われていることもあって、みなさんも安心して使われていると思います。ですが、効果について不安を感じていたり、多くの人がアルコール消毒液が手に入らなくて困っていることも事実です。・アルコール消毒液に変わる良い消毒液ってないのかな?・アルコール消毒しているけど手が荒れてきたけど、手が荒れない消毒液ってないのかな?などなど、このような悩みを解消できるのが、実は【次亜塩素酸水】です。厚生労働省に認可された生成方法の電気分解によって生成された次亜塩素酸水は、肌にも優しく安心して使用することができます。今回の記事では、アルコール消毒液と次亜塩素酸水の効果の違いなどをデメリットも含めて紹介していきます。あなたが安心して健康を守れるように、参考にしていただけると幸いです。アルコール消毒液の特徴アルコール消毒液は、アルコール濃度70〜80%ぐらいが消毒液として向いているとされています。また、アルコール消毒液は芽胞菌を除くすべての微生物に効果があると言われています。芽胞菌といったら、・枯草菌・セレウス菌・納豆菌・ウェルシュ菌などで、これらの菌はアルコール消毒液では効果が期待できないとされています。芽胞菌を除くすべての微生物には効果があるとされていますが、カバーしきれないところは次亜塩素酸水がオススメです。ただし、次亜塩素酸水と名前が似ている次亜塩素酸ナトリウムには注意が必要。詳しくはこちらの記事も一緒にご覧ください。除菌に効果的!次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水アルコール消毒液のデメリット【肌荒れを起こしやすい】アルコールの主成分はエタノールなのですが、タンパク質と脂質を溶かすといった特徴があります。なので、手荒れを起こしやすいデメリットもあるので使いすぎには注意が必要です。肌荒れがひどくなってきたかもという場合は、「消毒のためなんだから我慢!」と無理はせずに使用を控え、医師に相談したり肌荒れの治療に専念した方が良いと思います。【空間噴霧できない】主成分がエタノールであるアルコール消毒液にはタンパク質と脂質を溶かす性質があり、肌荒れを起こしやすいので、空間に噴霧して空間をまるごと除菌はできません。また、引火性もあります。なので空間に噴霧するのはオススメできませんし、火の元での使用は避けてください。【ノロウイルスには効果がない】アルコール消毒液を使えば、どんな菌やウイルスでも除菌できる訳ではありません。アルコール消毒液で除菌できる微生物は・一般菌(ブドウ菌、大腸菌、乳酸菌、酵母菌など)・食中毒菌(サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、O-157、リステリア、エルシニア、カンピロバクターなど)・病原菌(赤痢菌、コレラ菌、牛結核菌など)といった微生物で、芽胞菌には効果を得られにくく、ノロウイルスにも効果は期待できません。アルコール消毒液のメリット【使用期限が長い】アルコール消毒液は使用期限が長めです。多くのメーカーが未開封で高温多湿や直射日光を避けて保管しておけば、3年間は品質を保てるとしています。あくまでも未開封のものに関してなので、開封後は効果が高い状態のうちに使い切ることをオススメします。【手指消毒に効果的】アルコール消毒液は手指の消毒に効果的です。といっても、濃度が高ければ効果も高いという訳でもないので選ぶときには注意が必要です。一般の方でも購入しやすいアルコール消毒液の中でも、手指消毒に向いているのは濃度80%前後のエタノールと言われています。【手洗いだけでは除去できない菌を除去できる】手洗いだけでも手についた菌やウイルスを除去することも可能ですが、しっかりと除去するためには手のひら、指と指の間など時間をかけて手洗いする必要があります。ですが、アルコール消毒液を手のひら、指と指と間などに揉み込めば、手洗いで取り除けなかった菌やウイルスを除去することができます。ただし、アルコール消毒液は使いすぎると手荒れの原因になってしまうので、手荒れを起こしてしまわない程度に使用すると良いです。次亜塩素酸水の特徴次亜塩素酸水は、アルコール消毒液よりもインフルエンザやノロウイルス、O-157など様々なウイルスや細菌に効果的です。ただ、まだまだ多くの人に次亜塩素酸水の安全性や効果が知れ渡っていないようで、ほんとに大丈夫なの?と疑問を持たれている方も多いようです。そんなこともあって、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは一緒だって勘違いをしている人も多いです。次亜塩素酸水は、生成方法によって安全性や日持ち具合も違ってきます。厚生労働省にも認可されている生成方法は電気分解による生成方法で、「電解水」とも言われています。次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混合させて生成する方法もありますが、こちらは厚生労働省に認可されていません。また、【微酸性次亜塩素酸水】【弱酸性次亜塩素酸水】【強酸性次亜塩素酸水】と3種類に分類されています。中でも【微酸性次亜塩素酸水】はpH5〜6.5で人体への影響が少ないので安心して使えるし、ほとんどの種類の微生物(細菌、カビ、酵母、ウイルス)に効果があります。次亜塩素酸水のデメリット【劣化が早い】次亜塩素酸水は劣化が早いです。なので、受注生産で販売しているところが多く、わたしたちも作り置きはせずに生成したてのものをお客様にお届けしています。ほとんどの次亜塩素酸水には使用期限が記載されていますが、その期間内で効果がゼロになってしまう訳ではありません。次亜塩素酸水は徐々に効果が下がっていく感じです。【紫外線に弱い】次亜塩素酸水は紫外線に弱く、紫外線が当たることでさらに劣化が早まってしまいます。なので、劣化防止のために容器が透けないもので販売されているものが多いです。といっても、室内の蛍光灯の光に対しては何の問題もありません。遮光性のある容器で紫外線が当たらないところで保管することが大切です。また、揮発しないようにフタをしっかりとして空気に触れないように保管することも大切です。保管の仕方次第で効果が下がっていく速度を抑えることができるので、保管の仕方は結構重要です。【汚れに触れると効果がなくなる】次亜塩素酸水は有機物に触れるとすぐに反応してしまい、分解されてしまいます。ということは、手洗いをして汚れがついていない清潔な手や、汚れを拭き取った場所には効果を十分に発揮するということです。手指の除菌に使う場合は、手洗いで清潔な手にしてから使用することが重要です。除菌したい場所に使う場合は、汚れを拭き取ってから使用することが重要です。【メーカーによって濃度が様々】次亜塩素酸水を販売しているメーカーによって、有効塩素濃度が様々でややこしいです。あるメーカーでは「4倍希釈してください。」って言っているのに、他のメーカーでは「10倍に希釈してください。」と言っていたりしますが、それは濃度に違いがあるからです。濃度が高い状態で販売されているものは水で希釈して使用することになりますが、用途によってその希釈の割合が難しいというデメリットもあります。希釈せずにそのまま使用できる濃度50ppm以下で生成されている次亜塩素酸水を選べば、希釈の仕方に悩まされずに済みます。次亜塩素酸水のメリット【安全性が評価されている】次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムよりも発ガン性のあるクロロホルム生成量が低いので、安全性が評価されています。また、2020年4月15日には経済産業省が新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、次亜塩素酸水について下記の発表をしました。新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価厚生労働省に認可された生成方法の電気分解によって生成された次亜塩素酸水は、安全性が高く肌にも優しく安心して使用することができるとも言っています。中でも「微酸性次亜塩素酸水」は最も安全で殺菌効果も高いことが厚生労働省により検証されています。歯科では次亜塩素酸水を20ppm程度の濃度でうがいに使用しているところも多いです。【有機物に触れると水に戻る】次亜塩素酸水は有機物に触れると水に戻る性質があります。そんなこともあって、手指を除菌するのに使用しても安全です。手指の除菌に使用する場合は「50ppm以下」のものを選ぶと良いです。濃度が高い次亜塩素酸水でも、水で希釈して適した濃度にすると手指や肌に付いたウイルスの除菌にも効果的です。【空間に噴霧できる】人体に安全な次亜塩素酸水は空間に噴霧しても、人体に悪い影響は与えません。次亜塩素酸水を空間に連続で噴霧し続けると、空気中のウイルスなどを除菌するのに役立つだけでなく、空間に置かれているモノを一気に除菌する効果があります。人が集まる空間にある人が触れるモノすべてを、手作業で拭いて除菌するのは結構大変です。特に除菌効果が高く、人体に害のない微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)を噴霧すると安心できます。空間に噴霧する場合は次亜塩素酸水に対応した噴霧器(超音波噴霧器)の使用をオススメします。【アルコールでは効果を期待できないノロウイルスにも効果アリ】アルコール消毒液ではノロウイルスに効果を期待できませんが、次亜塩素酸水では効果があります。アルコール消毒液で除菌できる微生物は・一般菌(ブドウ菌、大腸菌、乳酸菌、酵母菌など)・食中毒菌(サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、O-157、リステリア、エルシニア、カンピロバクターなど)・病原菌(赤痢菌、コレラ菌、牛結核菌など)といった微生物で、芽胞菌には効果を得られにくいとされていますが、次亜塩素酸水だとアルコールでは効果を期待できにくい芽胞菌やノロウイルスにも効果を期待できるとされています。ぜひオススメの次亜塩素酸水で健康を守ってみてください。アルコール消毒液も次亜塩素酸水も状況によって使い分けようアルコール消毒液の方が一般的に除菌に効果があると知れ渡っていますが、次亜塩素酸水(微酸性電解水)にも十分な効果があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、その辺をしっかりと把握し、暮らしに合った選び方で、健康を守り続けていただけると幸いです。あなたとあなたの大切な人の健康がいつまでも続くことを祈っています。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。ブログではさらに詳しい情報をお伝えしています。ブログもどうぞご覧ください。
2020年05月06日理想体重を目指して、加護亜依がダイエットをスタート!2020年4月29日(水)、加護亜依は「ダイエット開始!」というタイトルで自身のオフィシャルブログ「AI,BONJOUR」を更新。昨年から少しずつ体重が増え始め、ここ1ヶ月の間に理想体重を随分上回ってしまったことを受け、ダイエットを始めたことをファンに報告した。以前は入っていたデニムのボタンも閉まらなくなってしまったという。加護亜依は、ストレッチボールやゴムバンドチューブなどを使ったストレッチ、食事をダイエットメニューに変えることで減量を目指す。ダイエットメニューはまた後日お知らせしたいとし、数年ぶりに半身浴もしてみたいと綴っている。年齢を重ねても、やっぱりかわいい!加護亜依は1988年2月7日生まれ。奈良県出身。2000年に「モーニング娘。」に加入し、「ミニモニ。」「タンポポ」のメンバーとしても活動。香港映画、日本映画に出演した経験をもつ。趣味は料理、旅行、マリンスポーツで、モノマネを得意としている。現在は歌手活動を行う他、舞台などでも活躍。オフィシャルブログのフォロワー数は35,000人以上。インスタグラムのフォロワー数は165,000人を超えている。(画像は加護亜依オフィシャルブログ「AI,BONJOUR」より)【参考】※加護亜依オフィシャルブログ「AI,BONJOUR」※加護亜依オフィシャルインスタグラム※加護亜依オフィシャルサイト
2020年05月04日新型コロナウィルス感染拡大の影響で、テレビ界もリモート出演を導入するなど異例の対応を余儀なくされている。そのため、多数の芸能人が生放送に出演することも激減した。そんななか、最新の情勢を伝えるキャスター達に注目が集まっている。『news every.』(日本テレビ系)のメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサー(48)は、毎日のように「未来を変えよう」と自粛の呼びかけや励ましを続けている。緊急事態宣言が発令された翌日の8日、東京都では144人の新規感染者が確認された。これを受けて藤井アナは、「ある程度前に感染した数字が今出てきているもので、2週間後の未来を今日からみんなで変えていきたいと思います」と補足。20日にも「自分を律している人ほど観光や遊びに出ている人を腹立たしく思うかもしれません」と、自粛している人々を慮った。続けて「皆さんのような人達がいるからこそ、欧米のような医療崩壊を防げています。今はみんなの足並みがそろわなくても、その姿勢は必ず誰かの行動を変えるはずです」と呼びかけていた。また『ニュースウオッチ9』(NHK総合)に出演する有馬嘉男(54)キャスターの言葉にも注目が集まっている。21日の放送では、演出家の宮本亜門(62)が企画した「上を向いて〜SING FOR HOPE プロジェクト」を紹介。懸命に励む人々の姿が映し出され、有馬キャスターが涙ぐむ一幕も。言葉を詰まらせながら、「こんな時だからこそ、大切な人の無事と幸せを思う心の強さが試されているのだと思います」と訴えた。「藤井アナと有馬キャスターは、“自分の言葉で伝える”という点で共通しているのではないでしょうか。藤井アナは『news every.』では“キャプテン”と呼ばれ、速やかなアシストぶりも有名です。沢尻エリカさん(34)が保釈された際も、警察署員が読み上げる車両ナンバーがそのまま流れてしまいました。そこで藤井アナは、咄嗟の判断で『只今細かい数字が出ていますので大きな声で喋ります』と、中継先の音声を遮ってナンバーが視聴者に聞こえないよう配慮していました。記者出身の有馬さんは、キャスターの役割を“現場の声を届けるプレゼンター”と捉えています。金融業界でリーマンショックを取材してきた有馬さんは、他局よりも早く非正規労働者に焦点を当てました。国民の声を代弁するような指摘は共感を呼んでいます」(テレビ局関係者)放送中に懸命な人柄を覗かせる両キャスターに反響が寄せられている。《藤井さん、いつも心に響くことを言ってくれる。スッと入ってきて、そうだよな…って思える》《最近毎日見てるeveryの藤井アナのおかげで外出自粛がんばろうと思える》《有馬キャスターの涙、国民の気持ちを代弁してる》《有馬キャスター 涙声で。。。藤井アナの言葉も注目されますが、今日の有馬さんの涙もとても重いものを感じました》
2020年04月22日編集部:学研キッズネット編集部新型コロナウィルスによる感染症の拡大防止のため、追手門学院小学校(大阪市中央区)は、2020年2月末から家庭での学習に切り替えています。新年度に入り新1年生も入学したことから、児童の学習支援とコミュニケーションの機会を増やそうと、web会議システムを活用した「ホームルーム」を開始しました。オンラインホームルームの様子新1年生は4月13日から、2年生以上は4月17日までは前年度の担任がホームルームを行い、4月20日からはすべての学年で今年度の担任の先生によるホームルームを行います。各学年ごとに曜日を指定し、1週間につき2回程度行う計画となっている。通常の学習は事前に教科書や課題を送付しているほか、教材動画も送付してweb会議システムを活用しながら適宜、フォロー。児童は新年度になって一度も登校できておらず、オンラインによる双方向のコミュニケーションの機会を設けることで、不安を少しでも和らげていいきたいと考えている。オンラインホームルームの様子(イメージ)実際の様子(教室での実施を想定した場合)■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月16日3月15日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐が登場。人気アーティストにして俳優としても急成長中の白濱さんが、自宅の映像などプライベートな話題で盛り上がる。二代目の「J Soul Brothers」からダンスに興味を持ち「EXPG」に通学。2012年「GENERATIONS」のメンバーとなると、2014年にはリーダーに就任。グループは昨年5大ドームツアーを成功させ、年末には「第70回NHK紅白歌合戦」初出場を果たすなど大きな躍進を遂げた白濱さん。音楽アーティストとしての活躍の一方で、俳優としてドラマ「シュガーレス」に主演。2015年から続くビッグプロジェクト「HiGH&LOW」をはじめ『ひるなかの流星』などに出演。大ヒットドラマから映画へと展開したシリーズの最新作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の公開も控えるなど、今後の活躍に期待が高まる俳優の1人へと成長を遂げた。そんな白濱さんが今回自宅の映像を公開。激しいダンスパフォーマンスを支える体を作るこだわりの手料理を披露してくれるほか、竹内涼真を同級生に持つ芸能学校での意外な常識の数々なども明かす。また公務員の父にフィリピン人の母、センス抜群な現役高校生の弟…家族の誰かが今回スタジオに特別出演する。白濱さんが主演する『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は、2018年秋に放送されたドラマから展開が広がるメディアミックスプロジェクトの映画第2弾。夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウ(白濱さん)が自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意する。そんな彼が聖ブリリアント学園の存在を知り、学園の「三代目伝説の王子」となった朱雀奏(片寄涼太)らと、“伝説”の称号を巡って史上空前の大バトルを繰り広げる…というストーリー。白濱さんのほか片寄涼太、鈴木伸之、清原翔、山本耕史、DAIGOら豪華キャストが集結。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は全国東宝系で絶賛公開中。「おしゃれイズム」は3月15日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月15日劇場版『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』について、出演者であるGENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太さんと白濱亜嵐さんにお話を伺いました!セレブが通う、聖ブリリアント学園の三代目伝説の王子に朱雀奏(片寄涼太)が選ばれるまでを描いた劇場版『PRINCE OF LEGEND』。続くドラマ『貴族誕生‐PRINCE OF LEGEND‐』では、土木作業員だった安藤シンタロウ(白濱亜嵐)がホストの貴族・ドリーに。そんなドリーと奏が、劇場版『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』でバトルを繰り広げる。――今作は、ホストが貴族になって、しかも王子と対決するという、ある意味、奇想天外なストーリーですが、この設定を初めて聞いた時はどう思いましたか?白濱:きききき貴族!?って思いました(笑)。でも、貴族なんて役者人生で2度もやることはないと思うので、いい経験になるんじゃないかなっていう気持ちでしたね。――ハカなど旬のトピックを彷彿とさせる要素が盛り込まれているのもユニークですが。片寄:ハカは河合(勇人)監督の思いつきとしか思えない(笑)。白濱:わかる(笑)。片寄:確実に、ラグビーを見て、やりたくなっちゃったんだと思います。でも、作品の中にどんどんコンテンツが増える感じで、面白いですよね。――ホストの貴族と、伝説の王子。役作りではそれぞれどんなことを意識しましたか?白濱:僕はお芝居をする時に、ナチュラルか劇画寄りかっていうのを考えるんですけど、この作品は完全に劇画っぽくやろうと決めていましたね。ホスト役だったのでホストクラブにも行ってみようかと思っていたんですけど、なかなか勇気が出ずに行けなくて(笑)。ただ、話題のROLANDさんをイメージして脚本が書かれているとのことだったので、少し参考にさせていただきつつ自分でもいろんな要素を足していった感じです。片寄:僕ら王子チームは、前作の『PRINCE OF LEGEND』の時からキャラクターショーを作るような気持ちで挑んでいて。その延長線上のような感覚で今作は演じているので、遊びを増やすとか、前作では出せなかった余裕が出ていると思います。白濱:奏と尊人(鈴木伸之)が再会するシーンで、ものまねをしていたでしょ?あれはアドリブ?片寄:アドリブです。奏が絶対にやらなそうなものまねをやったら面白いだろうなっていうのは、今作だからこその余裕かも。――劇中に登場する、白濱さんの上半身裸や、片寄さんのシャワーシーンも見どころだと思います。白濱:あの撮影の時が、一番パンパンの時期で。筋トレにハマり中だったので、見せどきでした。注目してほしいのは、フェンシングの練習をしている時の背筋かな。片寄:あれすごいですよね。白濱:涼太のシャワーシーンは、ブリーフ穿いているの?片寄:想像にお任せします(笑)。――それとドリーが誠一郎(塩野瑛久)をお姫様抱っこするシーンも印象に残りました。片寄:衝撃的でしたよね(笑)。白濱:あれ、二人ともオールアップの日だったんですよ。塩野くんが、「重くないですか」とか「僕が腕を回してこうやって力を入れたほうが軽く持てますよね」って気を遣ってくれて。僕も僕で「膝を曲げてもらったほうが…」なんて。撮影が始まるギリギリまで、地面に敷いた毛布に横たわっている塩野くんを僕が温めながら。まるでカップルのようでした(笑)。――あと、光輝(吉野北人)を顎クイしていましたよね?白濱:あ~。伸くん(鈴木伸之)にもやられていましたね。顎をこねくり回す、みたいな。あの瞬間に適当にやってみたら生まれた演技です。ト書きにも全くなかったのに、なんでだろう(笑)。23時とか夜遅くに撮影していたので、深夜のテンションだったのかも。――吉野さん、驚かれたのでは?白濱:北ちゃん、笑っちゃってNG出していましたよ。――そして片寄さんは、今作で主題歌「Possible」を担当されています。シティポップ調の素敵な楽曲ですね。片寄:初めて自分のソロ名義で出させてもらった曲で、僕もすごく気に入っています。歌詞とトップラインを作ってくださった向井太一さんは、以前からアルバムとか聴かせていただいていたので、こういう形でご一緒できたのは、本当に嬉しかったですね。白濱:ほぼアカペラ。片寄:そんなことない(笑)。でも、LDHアーティストがまだあんまり踏み入れていないジャンルに急角度で挑戦させてもらえて、すごくいい機会になったと思います。『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』安藤シンタロウは、土木作業員からホストに転身。“ドリー”と名を改め、貴族として弱者を守るために動きだす。そんなドリーが乗り込んだのが、聖ブリリアント学園。全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作るため、三代目伝説の王子・朱雀奏に対決を挑む。3月13日より、全国東宝系にて公開。©2020「PRINCE OF LEGEND」製作委員会しらはま・あらん(一枚目写真左)1993年8月4日生まれ、愛媛県出身。EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマー、俳優、DJ。5月1日公開映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に出演。ジャケット¥13,500パンツ¥6,300(共にキャスパージョン)カットソー¥18,000(クルニ) 以上シアンPR TEL:03・6662・5525その他はスタイリスト私物かたよせ・りょうた(一枚目写真右)1994年8月29日生まれ、大阪府出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEボーカル、俳優。ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』に出演中。初のソロ名義楽曲で今作の主題歌『Possible』が発売中。ジャケット¥35,000シャツ¥28,000パンツ¥27,000(以上クルニ/シアンPR)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年3月18日号より。写真・倉本ゴリ(PygmyCompany)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2020年03月14日GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして活躍する片寄涼太さんと白濱亜嵐さんが、王子とホストの貴族に扮し、映画『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』で対決。仲のよさが溢れる希少なツーショットでのクロストークをお届けします。品のよさと育ちのよさ。涼太はリアル王子!――二人は劇中で対決しますが、実際に何かで戦うとして、「これだけは負けない!」というものはありますか?片寄:僕は、将棋では亜嵐くんに勝ちますよね。白濱:何回かやったことがあるけど、勝った記憶がない。(小森)隼ならボコボコにする自信がありますけど(笑)。逆に、僕が涼太に負けないのは…遊戯王かな。昔ストイックにやっていたので。――お二人はGENERATIONSのメンバーでもありますが、映画にちなんで、グループの中でNo.1ホストになれそうなのは?白濱:それって接待上手ってことですよね?だとしたら隼じゃないかな。年上に好かれそうなタイプでもあるので。片寄:僕は(数原)龍友くんかな。白濱:確かに。片寄:女性の扱いに慣れていそうじゃないですか。って前にテレビで言ったら怒られました(笑)。――では範囲を広げて、EXILE TRIBE内でも共演者でも、リアル王子っぽいのは?片寄:DAIGOさん(ドリーの兄役で出演)はどんな方でした?白濱:テレビのまんまっていうか。あの天然っぽさもあるし、人あたりのよさでは今まで会った芸能人の方の中でもNo.1だった。片寄:品がいい?白濱:うん。育ちのよさが存分に出ている。片寄:僕は(町田)啓太さんかな。白濱:あ~。まっちーも品があるよね。そんな涼太も品があるよ。育ちがいいなっていう感じは、GENERATIONS随一です。とにかくご両親が素敵なんですよ。お父さんが音楽の教師をしていて、お母さんは毎回ライブに手作りパンを差し入れてくれる。僕はEXILEも兼任しているんですけど、親が手作りパンを差し入れしてくれるのは片寄家と岩田家だけ!片寄:え~!がんさんの家も?白濱:それを見た時、王子って言われる人は親がパンを作ってくれる人なんだって思いました(笑)。劇場版『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』を楽しむための4つのたしなみ。1、王子たちの物語をおさらい。今作から“プリレジェ”デビューした人は、前作『PRINCE OF LEGEND』を観て王子たちの今までのストーリーを知っておけば、関係性の変化や深まり、サプライズ展開などを、もっと味わい尽くせること間違いなし!DVDなどで、ぜひチェックを。さらに、王子たちのゲームも配信中。「プリンスバトルプロジェクト」は映画にとどまらないのだ!2、ドラマ版で、登場人物の背景をより深く知る。今回の『貴族降臨』の前日譚となるTVドラマシリーズが、『貴族誕生‐PRINCE OF LEGEND‐』。昨年日本テレビ系列で放送されたこちらのドラマが、現在DVD&Blu‐rayで発売中。ドリー(シンタロウ)の過去や兄との確執、シンタロウが社長を務めていた「全日土木」の物語など、映画を観る前でも観た後でも、あわせて観ておきたいところ。3、美しき男たちの世界に身を委ねる。「ナイトリング」と呼ばれる夜の世界が存在し、「ホスト=貴族」と捉えるPRINCE OF LEGENDの大胆な世界設定に最初は戸惑う人がいるかも?しかし、そこで足を止めてはもったいない!甘い言葉や熱いバトル、固い友情など、次々と繰り出される、男たちの美しさ、強さに身を委ねて、この新しいエンターテインメントの形を楽しもう!4、コールを覚えて一緒に盛り上がる。ホストクラブに所属している貴族たち。各クラブのナンバーワンには、それぞれのイケメンさを讃えるオリジナルのコールが存在する。映画本編中の画面に歌詞も表示されるので、覚えておいて、映画館で応援上映が行われる際には一緒に騒いで思いっきり盛り上げたい。さらに、「全日土木」の“社歌”も覚えれば完璧!『貴族降臨‐PRINCE OF LEGEND‐』安藤シンタロウは、土木作業員からホストに転身。“ドリー”と名を改め、貴族として弱者を守るために動きだす。そんなドリーが乗り込んだのが、聖ブリリアント学園。全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作るため、三代目伝説の王子・朱雀奏に対決を挑む。3月13日より、全国東宝系にて公開。©2020「PRINCE OF LEGEND」製作委員会しらはま・あらん(一枚目写真右)1993年8月4日生まれ、愛媛県出身。EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマー、俳優、DJ。5月1日公開映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に出演。ジャケット¥13,500パンツ¥6,300(共にキャスパージョン)カットソー¥18,000(クルニ) 以上シアンPR TEL:03・6662・5525その他はスタイリスト私物かたよせ・りょうた(一枚目写真左)1994年8月29日生まれ、大阪府出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEボーカル、俳優。ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』に出演中。初のソロ名義楽曲で今作の主題歌『Possible』が発売中。ジャケット¥35,000シャツ¥28,000パンツ¥27,000(以上クルニ/シアンPR)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年3月18日号より。写真・倉本ゴリ(PygmyCompany)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2020年03月14日日本テレビ系「アナザースカイII」の3月13日(金)放送回に、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐がゲスト出演。白濱さんは母の故郷であるフィリピンを訪れる。学生時代に「EXPG」に通うようになり「第1回劇団EXILEオーディション」で最終候補者に選ばれると上京。2010年に劇団EXILE風組のメンバーとなると翌年「GENERATIONS」の候補メンバーに抜擢。2012年に正式メンバーになった白濱さん。俳優としては「ろくでなしBLUES」でデビュー。「GTO」シリーズにビッグタイトルとしていまだに人気を博す「HiGH&LOW」シリーズをはじめ『ひるなかの流星』や「小説王」などの作品に出演。今回白濱さんは母とともに、母の故郷フィリピンに向かう。大家族との久しぶりの再会をはじめ、憧れのボクシング世界王者パッキャオと夢の対面を果たしたり、フィリピンの子どもにダンスを指導したりと、フィリピンの地で様々な経験をする。今夜のゲスト、白濱さんが出演する『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は、ドラマから映画へと展開した超人気シリーズ『PRINCE OF LEGEND』の続編。夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウは、自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意。そんな彼は、あるきっかけで聖ブリリアント学園の存在を知ることとなる。いまや伝説の王子の“聖地”として、聖ブリリアント学園には転入者が殺到。「三代目伝説の王子」となった朱雀奏は世界中を廻り、王子道を邁進していた。そして共に頂点を極める両者が出会ったとき、戦いの幕はすでに切って落とされていた…という物語。白濱さんが安藤シンタロウ役で主演するほか、片寄涼太、鈴木伸之、山本耕史、関口メンディー、加藤諒ら豪華なキャストが再集結した。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は3月13日(金)より全国東宝系にて公開。「アナザースカイII」は3月13日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月13日展覧会「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」が、東京の弥生美術館にて、2020年7月1日(水)から10月25日(日)まで、事前予約制で開催される。なお、当初は2020年4月2日(木)から6月28日(日)までの会期を予定していたが変更となった。「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」では、歌を歌いながらアクリルボードに絵を描くイラストレーター・水森亜土の愛らしくユニークな作品を紹介する。注目したいポイントは、一同に集結する、水森亜土のイラストを配した文具、雑貨、衣料品といった“亜土グッズ”。会場には1960年代から現在に至るまで、歴代700点超の“亜土グッズ”が登場する。時を超えて愛される“亜土グッズ”の魅力に迫る。加えて、ミュージアムショップでは“亜土グッズ”の販売も行われる。さらに、水森亜土が絶対に売らないと決めている秘蔵の絵画作品や、色鮮やかなグッズ原画など、貴重な作品の数々も展示。水森亜土自身がセレクトした「Best of Best」の作品を鑑賞できる。また、日本橋のたもとで生まれ育った水森亜土ならではの目線から見た、古き良き東京の姿も紹介。展覧会にあわせて、新刊エッセイ『右向け~っ、左!!』や、お宝グッズ600点を掲載した初のオフィシャルブック『水森亜土グッズコレクション いつみても、いつでもラブリー』も発売される。【詳細】展覧会「水森亜土展 ─いつみても、いつでもラブリー♥」会期:2020年7月1日(水)~10月25日(日)〈事前予約制〉[前期 7月1日(水)~8月30日(日) / 9月2日(水)~10月25日(日)]※当初は2020年4月2日(木)〜6月28日(日)の会期を予定していたが変更開館時間:8月1日(土)より当面のあいだ 10:30~16:30(入館は16:00まで) / 7月31日(金)まで 10:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月・火曜日(8月10日(月・祝)、9月21日(月・祝)、9月22日(火・祝)は開館)、9月23日(水)※火曜日の休館は、8月1日(土)より当面のあいだ会場:弥生美術館 1階~2階会場住所:東京都文京区弥生2-4-3TEL:03-3812-0012観覧料:一般 1,000円、大・高生 900円、中・小生 500円※あわせて竹久夢二美術館も観覧可※当面のあいだ、来館前日までにオンラインでの事前予約が必要※来館に際しての注意事項は、美術館サイトを確認のこと■水森亜土エッセイ『右向け~っ、左!! 人と同じでなくっていいじゃない。自分らしく行こう!』河出書房新社刊行時期:2020年3月末■水森亜土著/内田静枝編『水森亜土グッズコレクション いつみても、いつでもラブリー』河出書房新社刊行時期:2020年3月末
2020年03月12日エレファントカシマシの宮本浩次さん初めてのソロアルバム『宮本、独歩。』。椎名林檎さんとの「獣ゆく細道」、東京スカパラダイスオーケストラとの「明日以外すべて燃やせ」といったコラボ曲も収録された全12曲。大半の曲がタイアップ曲ということもあり、非常に華やかでエネルギッシュな一枚だ。ポップロック、パンク、ヒップホップと、バラエティ豊かな音楽性に溢れ、齢53歳にして、これまで見たことのなかった宮本さんが全開になっている。「最初はソロアルバムを作るにあたって、散歩したり、『源氏物語』や途中で止まっちゃってる『論語』も全部読んだりしながら作ろうと思ってたんです。でも、2018年のエレファントカシマシの「Wake Up」ツアー中にスカパラからコラボの話が来て、その後に林檎さんからも話があって。そうこうしているうちに、どんどんドラマやCMのタイアップの話が来た。だから俺自身は何も考えてなくて(笑)。元々、子供の頃に合唱団に入っていてテレビに出たり、『みんなのうた』の『はじめての僕デス』って曲を歌ったり。学芸会では自分が主役じゃなきゃ嫌な子で。要するに、子供の頃から人前ではしゃぎ気味っていうかね。人を楽しませるのが好きだったし、歌うこともすごく好きだったから、いろんな新しいオファーが嬉しくて、自然とこういうアルバムになったというか」自由で開放的な言葉が並ぶ中、最後にできたという「旅に出ようぜbaby」では“いつか終わりが来るその日まで僕ら陽気な冒険者でいよう”と、たくさんのミュージシャンと出会い、パワフルな今作が生まれたことへの想いが歌われている。「ディズニーランドとか、ハリー・ポッターとか、そういうメルヘンの世界って、実は大人に必要なものだって今の年齢になってわかったんです。俺がドラゴンクエストVを13回か14回やるほど好きなのは、仲間たちとの旅や冒険が繰り広げられる“メルヘン”があるからで。『旅に出ようぜbaby』の、“いかした旅人でいよう”って歌詞は、『宮本、独歩。』っていうメルヘンの入り口だと思って作ったんです。仲間ができて一緒に歩んでいく。そうやって人生は進んでいくわけで。この曲のバンドメンバーはみんな俺より年上で、長い間音楽界に君臨している人ばかり。その人たちが想いをストレートに乗せて演奏しているから、すごく説得力がある」バンドでデビューしてから32年。そのみなぎる創作意欲の源には何があるのだろうか。「やっぱり、自分が元気だと元気な友達ができるよね。孤独になるのが良い時もあるから、どっちが良いとか悪いとかじゃないんだけど。ビクトル・ユーゴーが『40代は青年の老年期、50代は老年の青年期』っていう言葉を残してますが、実感してますよ。いろんなことを受け入れて、むしろ余裕ができたのかもしれないね。40代だと抗っちゃうところもあるけど、受け入れると逆に元気になれるんじゃない?でもこれからもっと受け入れることが増えるんだろうね(笑)。その分、音楽を作ったり歌ったりすることは充実させていきたいですね」ソロアルバム『宮本、独歩。』【初回限定612バースデーライブatリキッドルーム盤(CD+DVD)】¥5,000【初回限定2019ライブベスト盤(2CD+DVD+ブックレット)】¥5,000【通常盤(CD)】¥3,000(UNIVERSAL MUSIC)みやもと・ひろじ1966年生まれ。’88年、エレファントカシマシのボーカル&ギターとしてデビュー。2018年、ソロシンガーとして椎名林檎、東京スカパラダイスオーケストラの曲に参加。3月13日から全国13か所14公演の初のツアーを開催予定。※『anan』2020年3月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・茅根裕己(Cirque)取材、文・小松香里(by anan編集部)
2020年03月11日●『プリレジェ』、2作目で『HiGH&LOW』の要素も?GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、劇団EXILEなどのメンバーが集結した、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』が3月13日に公開される。同作は、2019年にドラマ・映画で「王子が大渋滞」として話題を呼んだ『PRINCE OF LEGEND-』の続編でありながら、また一味違った作品となっている。夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウ(白濱亜嵐)が、自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意。聖ブリリアント学園「三代目伝説の王子」朱雀奏(片寄涼太)に対し、どちらが正義なのか戦いを挑む。すでに大規模な試写会イベントも行われており、つっこみが止まらない!? でも実は泣ける!? と大注目の同作。今回は貴族・ドリーを熱演した白濱にインタビューし、作品への印象や役作りについて話を聞いた。○■だって、貴族が降臨するんだもん――いろいろ盛り沢山な、すごい作品ができあがった! と思ったのですが、白濱さんは作品を観た時にどういう感想でしたか?観終わったあと、「すごい映画観たな」という感じになりますよね(笑)。僕もまさか、貴族を演じる日がくるとは……しかも、貴族というよりホストですからね。面白いのは、元土木作業会社の社長が、貴族と名乗りながらホストをやって、王子たちがいる学校に乗り込んでいくという、とんでもないストーリーなところです。情報量が多いですよ! 濃縮還元ジュースだから、水で割らないと、濃すぎるかもしれない。ただ僕も、作品について色々謎に思っているところはありましたが、映画を観たら「だって、貴族が降臨するんだもん」ということで、納得しました(笑)。――ドラマ版(『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』)の放送中に、白濱さんがTwitterアカウントで「宇宙犬」の画像を上げられていたのがすごく面白くて。本日24:59〜は#貴族誕生 第二話!はい!今日も皆さんうちのレックス君のようにこうなります!????ALAN pic.twitter.com/scMEd06MYt— GENERATIONS公式アカウント (@generationsfext) December 4, 2019自分でも家で観たときに「これはやばい」と思って、うちの愛犬のレックスの写真を切り取って、”宇宙犬”にしました。「観た人はこうなりますよ」と(笑)。でも、映画を観たら「だって、貴族が降臨するんだもん」となります!――映画『貴族降臨』を先に撮られていたということは、ドラマ『貴族誕生』で描かれていたドリーの過去はわからない状態で演じられていたんですか?そうなんです。だから、『貴族降臨』の時はとにかく貴族のドリーを本気で作っていたんですが、まさか土木作業員のシンタロウが、伝説の貴族を演じていたとは。でも、逆にドラマではゴールが見えてたので、シンタロウがドリーになるまでの過程を作らなければ、という思いでした。――作品について、HIROさんからは何か要望などありましたか?全くなかったです。ただ、「撮影に入ります」と連絡した時に、「自分が自分がというよりも、亜嵐が真ん中になって、周りを引っ張りながら、スタッフさんへの気配りは忘れずに取り組んでください」と返事が来て、さすがだと思いました。謙虚なスタイルを活かさなきゃ、ちゃんとしなきゃ、と引き締まりました。――「あなたは素晴らしいリーダーだ」と言われるシーンもありましたが、たとえば誰か実在のリーダーをイメージされたりとか。今回は特に誰をイメージしていたわけではなかったですが、あのセリフも、シンタロウをやったからこそ、より響くと思いました。ただのドリーだったら薄くなるんですけど、シンタロウというバックボーンがドリーにできたからこそ、響いてくるなと。――たしかに、社長をやっていたからこそ、リーダーとしての資質がわかりましたよね。でも、ホストがNo.1を決めるためにタイマンを張るという、ナイトリングの設定にはびっくりしました(笑)僕も最初にナイトリングの設定をきいたときは「いよいよ、やばいことになってきたな」とは思いました。もう、なんでもありです!(笑)○■貴族・ドリーとしてしっかりと爪痕を――映画の中では、どんなシーンが衝撃的でしたか?僕は、人型ドローンが出てきたところで驚きました。あとは、使われていないんですけど、理事長室に僕らが乗り込むところで、加藤(諒)くんが、「この学校は渡しません!」というセリフのときに、思いっきり緑の鼻水を垂らしてしまったんです。今回、唯一笑ってしまってNGになったのがそこでした(笑)。他の面白シーンは全然大丈夫だったんですけど、そこだけは……だから、OKテイクを見て、「この裏で実は……」と思い出してほしいです(笑)。――今作は白濱さんの見せ場だらけでもありましたが、ご自身で気合いを入れたのはどの場面でしたか?やっぱり、フェンシングのシーン。撮影も2日かかりましたし、涼太ともすごく手を合わせました。難しいのかなと思ったんですけど、純粋に楽しめるスポーツだったので、楽しく練習にも望めました。――白濱さんの肉体美もすごくて……。体パンパン時代です(笑)。あの時は鍛えるの大好きモードだったので。今も好きですけど、あそこまでの熱量ではないから、僕としては映像に残せたことが嬉しかったです。孫の代まで残るでしょうし、将来、孫・ひ孫が見たときに「おじいちゃん、すごかったんだな」と思ってもらえたら嬉しいです(笑)――戦うシーンも増えて、前作の『PRINCE OF LEGEND』ともテイストが違うところがありましたよね。そこは、ドリーが入ることによって空気を変えるぞ、という思いはあったんですか?涼太が真ん中になって作った『PRINCE OF LEGEND』という枠組みがすでに仕上がっていたので、その中に入りつつも、貴族・ドリーとしてしっかりと爪痕を残さなければと、意識はしていました。戦うシーン、増えましたよね。形は違えど、『HiGH&LOW』の要素も少し入ってきているんじゃないかと思いました。――ドリーのDJシーンも、ちょっと『HiGH&LOW』のバーニーのような。MIGHTY WARRIORS感もありながら(笑)。だから、面白いですよね。『HiGH&LOW』は男くさくてLDHの見せ場を存分に詰め込んで、逆に『PRINCE OF LEGEND』は今までやってこなかったことをやっていたけど、『貴族誕生』『貴族降臨』で、「僕ららしさも入れます」という感じ。今まで作ってきた『PRINCE OF LEGEND』の世界に加えて、僕らが得意なものも混ぜたり、2次元的な部分もあったり、全方向に弓矢を放つ感覚です。●すでに話題を呼んでいる、「あごイソギンチャク」「お姫様抱っこ」――他の方とのシーンでいうと、天堂光輝(吉野北人)への”あごイソギンチャク”(顎クイからそのままくすぐるような動き)は新しい感覚だなと思いましたが、どうやって生まれたシーンだったんですか?"あごイソギンチャク"は、何も考えずに、その場の空気で自然に生まれていました。僕自身、セリフは入れてくるけど、動きはその場で考えるタイプなんです。北人に"あごイソギンチャク"をやったあとも、なぜか頭をぎゅっと抱えたり(笑)。――久遠誠一郎(塩野瑛久)へのお姫様抱っこも、男性同士だと大変なんじゃないかと思いました。それはもう、塩野くんとイチャイチャしながら(笑)。塩野くんが俺の首に手を伸ばして「ちゃんとつかまった方が持ちやすいですよね」「そうだね」といった感じで、協力しながら撮りました。お姫様抱っこは、台本になかった気がするな……どっちだったかなあ。このシーンはオールアップの日だったので、2人で、この作品の最後を、お姫様抱っこで終わらせました。塩野くんはもともと10代のときに出演した『GTO』というドラマで共演していたし、そこからの互いの活躍も見ていたので、改めて信頼できる役者さんだと思いました。――朱雀奏(片寄)と並ぶシーンでは、画面の圧を感じましたが、実際に対峙してみていかがでしたか?ふだんからいつも顔を合わせてますし、兄弟みたいな仲なので、恥ずかしくはなかったですけど、不思議な感じはありました。デビュー前の僕らに教えてあげたいですね。「涼太が王子やって、俺が貴族やってる映画を撮るらしいよ」って。デビュー前の僕らに言ったら、「???」でしょうね(笑)――実際、ライバル的なところはあるんですか?あまりないですけど、互いにお芝居で外に出ている部分はあると思うので、「がんばろうね」という感じです。まったく違う作品をやってきていますし「どういう感じになるんだろうな」とは思いましたけど、演じるための環境は作りやすかった。「こういう形でできたらいいんじゃない」と、言いやすかったです。――逆に、GENERATIONSのなかでライバル的存在なのは。う~ん、(関口)メンディーくん! EXILE、GENERATIONS、どちらにも所属しているという同じ環境で、1年を通して一緒にいる時間が1番長いので、1番信用できる仲間でもあります。一緒にいてすごい楽です。でも、ジェネメンバーはみんな兄弟みたいな感じですね。今回、メンバーが全員一緒になったシーンはなかったんですけど、現場では会っていたので、メンディーくんがガブリエルの格好で歩いてるのが、めっちゃ面白かったです。なんだろうな、メンディーくんって面白いし、つまんないんですよ。でも、面白いときは面白いです(笑)。――「面白いし、つまらない」って、なんだか深いですね。後輩の方々もたくさん出演されていましたが。後輩のみんなにはチャンスにもなると思うので、貪欲にやってほしいです。北ちゃんは、一緒のシーンが多かったので、撮影終わりにご飯にも行きました。(川村)壱馬も何気に一緒に飲んだりして、家に来たこともあります。真面目でナイスガイですね。(藤原)樹と(長谷川)慎の2人は、昔、ジェネのサポートダンサーもやってくれていたので、つきあいが長いんです。ルックスも端麗ですし、踊れますし、いい意味で自我が湧いてき出したらもっと化けるんじゃないかなと思います。2人とも、めちゃくちゃシャイなので、今はグループのことで必死だと思うんですけど、個人のことをいろいろやり出したら、すごいんじゃないかな。華がありますし、目を引く。――ベタ褒めですね!かわいい後輩です。――それでは、最後に改めてメッセージをいただければ。内容もいろんな意味で過激ですし、たくさんの要素が詰まった映画だと思います。いろんな人に届くと思うので、ぜひ好きなものが違う友達にも広めてもらえたら嬉しいです。みなさん、貴族という言葉に頭をぶん殴られてください!■白濱亜嵐1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。2012年GENERATIONS from EXILE TRIBEとしてメジャーデビュー。GENERATIONSのリーダーで、2014年にはEXILEに加入。EXILE、GENERATIONSを兼任しながら活動。俳優としても活躍しており、主な出演作にドラマ『シュガーレス』『GTO』(12年)、『小説王』(19年)、映画『HiGH&LOW』シリーズ(16~17年)、『ひるなかの流星』(17年)など。今後の公開待機作に、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(5月1日公開)、『10万分の1』(2020年公開)がある。 スタイリスト:吉田ケイスケ、ヘアメイク:寺本剛(JYUNESU)
2020年03月03日佐藤隆太が一人芝居に挑戦する『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が1月25日より開幕した。同作は2013年にイギリスで初演。世界的に有名な「エジンバラ国際演劇祭」で、3年連続で観客の喝采を浴びた名作である。すぐさま世界中で翻訳上演されるようになり、このたび、初の日本上演となった。同作が観客を惹きつけてきたのは、観客との距離が近いトークライブのような上演スタイル。登場人物はひとりだけで、彼を囲むように観客が席につく。開演前から、出演者が観客に話しかけ、番号札を配布するなど、舞台と客席の境界線がどんどん薄くなっていく。そこで語られるのは、“ありとあらゆるステキなこと”のリストだ。配られた番号に応じて、観客の手助けを借りながら物語は進む。この日本版初演の翻訳・演出を手がけるのは、2019年夏に上演した「福島三部作」の第2部『1986年:メビウスの輪』で第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞することが発表されたばかりの谷賢一。ルーマニアで本作に魅了された彼は、早速日本語台本の製作に取り組んだという。そして舞台に立つのは、佐藤隆太だ。宮本亜門演出の『BOYS TIME』(1999年)でデビューを飾り、以降、青春ものや教師もの、舞台では重厚な翻訳劇まで、絶え間なくさまざまな経歴を重ねてきた20年間を、この舞台に結集させる。演出の谷のコメントによると「アドリブのようにしか見えない箇所が何箇所もあるのに、すべての台詞と行動は戯曲中で指示されている。舞台と観客の関係、フィクションとノンフィクションの境界を揺さぶってくる野心作なのです」とのこと。物語が進行するうちに、主人公の男を襲った悲劇が少しずつあらわになる。それでも、生きる。「ステキなこと」を胸に。自分も物語に参加したかのような、不思議な体感を味わいに劇場へ出かけたい。公演は2月5日(水)まで東京芸術劇場シアターイースト、2月8日(土)から・11日(火・祝)まで新潟市民芸術文化会館 劇場(特設ステージ)、2月15日(土)・16日(日)に長野・まつもと市民芸術館 特設会場、2月18日(火)・19日(水)に名古屋市千種文化小劇場、2月22日(土)・23日(日)に大阪・クリエイトセンター センターホール、2月29日(土)・3月1日(日)に高知市文化プラザ かるぽーと 大ホールにて上演。文:小川志津子
2020年01月26日80年代のヒット映画『ベスト・キッド』がブロードウェイミュージカル化されることになった。脚本はオリジナルを書いたロバート・マーク・ケイメン。演出は宮本亜門。美術はトニー賞受賞者デレク・マクレーンが担当する。キャスティング、初演スケジュールなどは未定。『ベスト・キッド』が公開されたのは1984年。主演はラルフ・マッチオ。2年後には続編『ベスト・キッド2』が公開され、2010年にはウィル・スミス製作、ジェイデン・スミスとジャッキー・チェン主演でリメイクされた。文=猿渡由紀
2020年01月23日元モーニング娘。でタレントの加護亜依と、かつて加護がマネジメント提携契約を結んでいた芸能事務所・アルカンシェルの代表でタレント・NAOMIこと中野尚美氏が、加護の薬物使用疑惑を否定した。一部メディアによって、「国民的女性アイドルグループの元メンバーX」が薬物による逮捕間近と報じられたことに端を発し、ネット上では「X」に関する憶測が相次いだ。2人が否定したのはこれらに対するものと見られ、加護は18日にツイッターで「私の事を示唆する内容の記事が出ているとのことで、びっくりしてます」「そーゆー事とは一切無関係なので、スルーしておこうと思いましたが、家族のために私の言葉をネット社会に残して置きます。皆さま、あれは私ではありません。私は薬物とは一切関係ありません」。一方の中野氏は、21日のブログで「加護亜依とは夏以降お仕事は一緒にしなくなりましたが加護亜依は違法薬物とは一切関係ございません」「プライベートではこうして今も、逢っております」と投稿し、ツーショット写真を掲載。「何卒、憶測や悪意の塊のような報道はお控え下さいませ」と呼び掛けている。加護は昨年8月24日付で、アルカンシェルとのマネジメント提携契約を解除。中野氏はブログで、「マネージメント提携契約上弊社としては合意出来ない点があり話し合いを重ねて参りました。結果マネージメント提携契約を昨日24日付けで『契約解除』致しましたことをご報告させて頂きます」と発表し、今月17日にはインスタに「加護娘さんが『お年賀』を持って新年の挨拶に来てくれました」「久々にゆっくり話が出来て楽しい時間でした」と明かして加護との仲睦まじいツーショット写真をアップしていた。
2020年01月22日1月14日、歌手の中島美嘉(36)と「Lead」古屋敬多(31)のダブル主演舞台『イノサンmusical』についてパリ公演が中止になったと発表された。同舞台は中島と古屋のほかに、浅野ゆう子(59)ら著名俳優が出演。脚本・演出は宮本亜門(62)が手掛けている。パリ公演は2月9日の1公演のみだったにもかかわらず、1カ月を切った発表となり波紋が広がっている。「主催者側は、昨年末にはパリの劇場に中止を知らせていたようです。公演チケットはJTBが主催するツアーに内包されており、申し込み客から苦情が殺到しました。中には現地集合プランもあり、個人で航空券を手配した人もいたようです」(舞台関係者)公式サイトによると、中止理由は「諸般の事情」と記されたのみ。具体的な理由は明かされていない。そんななか、同日には中島もファンクラブ会員に向けてこうコメントを発表した。《このミュージカルは色々な状況下、諦める事なくキャスト全員がお客様に喜んで頂けるよう努めました。全員の努力の甲斐も虚しく止むを得ず公演中止に至った事申し訳ない気持ちでいっぱいです》続けて《宮本亜門さんもこの決断を迫られとても胸を痛めたと思います。ただ素晴らしいキャスト様達と出会え、時間を共に出来た事沢山の勉強をさせて頂けた事そして連日足を運んで下さったお客様に感謝申し上げます》とつづった。具体的な中止理由が説明されないなか、矢面に立った中島を擁護する声が上がっている。《なぜ中止になったのか理由が明らかになっていないのに、彼女だけ謝罪すると原因は彼女にあったのかと思われてしまいそう。チケット買った人たちは運営側に理由を公表してもらいたいだろうね》《中島美嘉の責任ではないと思う。批判の矢面には運営の人間が立つべきだと思います》《本人が一番悔しいだろうけど、それでも直ぐにこういう謝罪コメント出すのは素晴らしい対応だと思います。色んな人が関わって実施される事なので、またチャンスが巡ればいいですね》
2020年01月16日片寄涼太ら扮する王子が渋滞した映画『PRINCE OF LEGEND』の待望の続編『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』から、白濱亜嵐や片寄さんをはじめ、山本耕史、関口メンディー、加藤諒らが登場する最新予告編が到着した。白濱さん演じる一介の土木業者で主人公・安藤シンタロウが、様々な抗争の末にやがて貴族・ドリーとなるまでを描いた連続ドラマ「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」。その物語は、劇場版『貴族降臨』へ続く。映画では、ドリーと伝説の王子・朱雀奏(片寄さん)が、互いの正義をかけたバトルを繰り広げる。今回到着した予告編では、ドリー率いる“貴族”が、“王子”たちの通う聖ブリリアント学園を乗っ取る(!?)まさかの展開からスタート。「PRINCE is DEAD」と意味深な言葉を発するドリーや、「学園は僕が守ります」と颯爽と登場する朱雀奏をはじめ、前作にも登場した王子たちも続々と姿を見せ、“どちらが最強か”を決める、ドキドキの貴族vs王子のフェンシング対決シーンの一部も公開。また、鈴木伸之扮するヤンキー王子・兄や、吉野北人扮するダンス王子レッドが、まさかの“貴族側”への寝返り!?本作の主題歌で片寄さん初のソロ歌唱曲となる「Possible」も映像に彩りを添え、目が離せない展開となっている。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は3月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月08日2018年の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)でドラマデビューを果たした宮本茉由(24)。2019年は、7月期の月9ドラマ『監察医 朝顔』で女性鑑識官・渡辺英子役でさらなる経験を積んだ。主演の上野樹里と共演し、彼女の中には何が残るのか。昨年末のイベント「晴れ着撮影会」終了後、2020年1月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』(毎週土曜22:00~)への意気込みも聞いた。○■セットに入るとすぐに朝顔の顔に晴れ着撮影会には2018年に初めて参加させて頂いて、当時は「きっと仮のスケジュール」と思ってしまうぐらい信じられなかった(笑)。2019年は、『東京独身男子』と『監察医 朝顔』と2クールのドラマに出演させて頂いて、自分とは異なる人を演じることの難しさと、役を作り上げていくことの楽しさを学んだ一年でした。『監察医 朝顔』では解剖シーンを一日中撮っていることもあって、みなさんと一緒にいる時間がすごく長くて、これまでのドラマでは最も現場にいた時間が長かった作品でした。ドラマを作り上げていく過程を学べたり、控室で共演者の方々との距離が縮まっていっていくことを感じたり、みなさんの演技を間近で見れたり。私にとってはすごく濃い撮影期間でした。それから、監督が少ないセリフの私にセリフを足してくれたり、上野樹里さんの後ろに立たせてくださってカメラに映り込むようにしてくれたり、すごく優しいスタッフの方々と温かい現場で撮影させていただいて、私にとってはすごく恵まれた環境でした。周囲の方々のおかげで、役と向き合うことができました。本当に感謝しています。上野樹里さんと現場でご一緒させていただいて感じたのは、オンとオフの切り替え。控室では普段の上野樹里さん、でもセットに入るとすぐに朝顔の顔に。すごく優しい方で、私が一度貧血で体調を崩した時は「大丈夫?」とすぐに来て、介抱してくださいました。私以外にも、「私もスタッフだから」と荷物を運んだりする姿を見て、主役としての立ち振る舞いの大切さを知りました。2020年1月からは、天海祐希さん主演のドラマ『トップナイフ』で、東都総合病院の脳神経外科部長秘書・玉井静香を演じさせて頂きます。これからいよいよ撮影です(取材は2019年12月)。いつも新たな現場を目前に控える時は、「100メートル走のスタート前」のような気持ち。「きちんと走れるかな?」という不安があっても、走り出したら走り抜くしかない。緊張と不安を感じつつ、入り抜けられるように頑張ります。■プロフィール宮本茉由(みやもと・まゆ)1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビュー。2019年は『東京独身男子』(テレビ朝日系)、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演したほか、2020年1月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『トップナイフ』(毎週土曜22:00~)に出演する。
2020年01月02日「GENERATIONS from EXILE TRIBE/EXILE」白濱亜嵐が主人公を演じる『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』のビジュアルが公開された。ストーリー夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウ(白濱さん)は、自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意。そんな彼は、あるきっかけで聖ブリリアント学園の存在を知ることとなる。いまや伝説の王子の“聖地”として、聖ブリリアント学園には転入者が殺到。「三代目伝説の王子」となった朱雀奏(片寄涼太)は世界中を廻り、王子道を邁進していた。そして共に頂点を極める両者が出会ったとき、戦いの幕はすでに切って落とされていた…。白濱さんが演じる一介の土木業者である主人公・安藤シンタロウが、様々な抗争の末に、やがて“貴族・ドリー”となるまでを描く連続ドラマ「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」が現在放送中。そして劇場版では、そのドリーが率いる貴族たちが、“伝説”の称号を巡って王子たちと史上空前の大バトルを繰り広げるストーリーが展開する。互いの正義をかけて戦うビジュアル今回到着したビジュアルは、白濱さん率いる“貴族”と片寄さん率いる“王子”が火花を散らす熱き一枚。佐野玲於や、鈴木伸之、町田啓太ら前作『PRINCE OF LEGEND』を彩った王子たちの姿も写し出されている。劇場前売券発売2020年1月10日(金)からは本作の劇場前売券も発売。特典としてA4サイズ特製クリアファイルの配布も決定した(全国合計2万名様完全限定生産)。表面には、美しき男たちの熱い戦いを想起させるポスターのビジュアル、また裏面にはこれからの戦いを予期させるドリーと奏が互いに背を向けるビジュアルが登場している。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』は2020年3月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日俳優の横浜流星が、2020年7月~9月に上演される舞台『巌流島』で主演を務めることが9日、明らかになった。剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてた物語で、横浜が宮本武蔵を、伊藤健太郎が佐々木小次郎を演じる。2人は本作が初共演となる。横浜流星伊藤健太郎圧倒的迫力で魅せる大立ち回り、人間ドラマが織り成す決闘の真実、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出す同作。今回の舞台化のため、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品として上演する。脚本は時代物の舞台に敏腕を振るう『魔界転生』『真田十勇士』などのマキノノゾミ氏、演出は『ダンス・オブ・ヴァンパイア』『アニー』などの山田和也氏が担当する。マキノ脚本・山田演出の新作での組み合わせは、2004年上演の『浪人街』以来、16 年ぶりとなる。主人公・宮本武蔵を演じる横浜は、2017年以来3年ぶりの舞台出演。佐々木小次郎役の伊藤は1年ぶり、3作目の舞台出演となる。初共演の2人が、令和版の新しい『巌流島』を創造。本格的な殺陣に初めて挑み、2人が闘い、迫真のアクションを披露するのも大きな見せ場となる。横浜は「今回『巌流島』で宮本武蔵役を演じさせていただくことになりました。3年ぶりに舞台に立つことができ、幸せです。とても楽しみで、今からワクワクしています」と喜び、「これまで、たくさんの方々が宮本武蔵を演じていて、プレッシャーを感じていますが、僕にしか演じることの出来ない宮本武蔵を演じます。1人でも多くの方々にこの作品が届くと嬉しいですし、お越し下さる方々の期待を裏切らないよう、キャスト、スタッフ共に力を合わせて、圧巻の『巌流島の戦い』を責任を持ってお届けしますので、ご期待下さい」とメッセージ。伊藤も「この度、『巌流島』で佐々木小次郎を演じることになりました伊藤健太郎です。誰もが知っている武蔵と小次郎の物語を演じる事がとても嬉しいですし、個人的には殺陣を舞台でやるのが初めてで今からワクワクしてます。あと、横浜流星くんとは初めましてなので、見てくれる人の心に響く舞台を一緒につくれたらいいなと思います」と意気込んでいる。舞台『巌流島』は、7月末に東京で開幕し、大阪、名古屋、福岡など全国各地を巡る予定。開催日程、会場名などは後日発表される。
2019年12月09日横浜流星が剣豪・宮本武蔵役で舞台「巌流島」に主演。ライバル・佐々木小次郎を初共演となる伊藤健太郎が演じる。圧倒的な迫力で魅せる大立ち回り、人間ドラマが織り成す決闘の真実、 関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出す。主演の宮本武蔵には、「日経トレンディ」の今年の顔、「DIMEトレンド大賞」、「GQ MEN OF THE YEAR」、「Yahoo!検索大賞」の大賞と俳優部門賞のW受賞にも選ばれ、2019年最も注目を集めた横浜流星。主演映画3本のほか、ブレイクのきっかけになったTBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」や日本テレビ系日曜ドラマ「あなたの番です-反撃編-」、TBSドラマ「4分間のマリーゴールド」への出演、さらに2020年1月期主演ドラマ「シロでもクロでもない世界で 、 パンダは笑う。」や2020年秋公開の映画『きみの瞳(め)が問いかけている』など主演作が続く。クールな凜々しさと透明感のある演技でファンを魅了しており、 舞台への出演は2017年以来3年ぶり。「3年ぶりに舞台に立つことができ、幸せです」と横浜さん。「とても楽しみで、今からワクワクしています。これまで、たくさんの方々が宮本武蔵を演じていて、プレッシャーを感じていますが、僕にしか演じることの出来ない宮本武蔵を演じます」と意気込みたっぷりにコメント。そして佐々木小次郎には、 TVドラマ「今日から俺は!!」で大ブレイクし、朝ドラ「スカーレット」にも出演予定、映画『惡の華』では主演を飾り、ますます活躍の場を拡げ、若手俳優としていま注目度抜群の伊藤健太郎。演技力には定評があり、舞台出演は1年ぶり、3作目となる。「誰もが知っている武蔵と小次郎の物語を演じる事がとても嬉しいですし、個人的には殺陣を舞台でやるのが初めてで今からワクワクしてます」と同様にコメント。「横浜流星くんとは初めましてなので、見てくれる人の心に響く舞台を一緒につくれたらいいな」と期待を込めた。横浜さんと伊藤さんは今回が初共演。本格的な殺陣に初めて挑み、2人が闘い、迫真のアクションを披露する姿は大きな見せ場となるはず。脚本は、「魔界転生」「真田十勇士」など時代物の舞台に腕を振るうマキノノゾミ、演出はスケール感のある大作を次々と世に贈り出す「ダンス・オブ・ ヴァンパイア」「アニー」などの山田和也と、演劇界を支えるベテラン2人が担当。今回の舞台化のため、新解釈、新設定によるオリジナル作品として上演する。舞台「巌流島」は2020年7月~9月、東京・大阪・名古屋・福岡ほかにて上演。(text:cinemacafe.net)
2019年12月09日EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が28日、インスタグラムを通じ、映像作家・米倉強太氏との結婚を発表したラブリこと姉・白濱イズミを祝福した。亜嵐は幼少期のツーショット写真をアップし、「お姉ちゃん結婚おめでとう!」と祝福。「初めて報告を聞いた時はまさかと思い飛び上がりました(笑)」と相当な驚きだったようで、「自分の事のように嬉しいです」と喜びを伝えた。そして、「母譲りの明るさと、父譲りの力強さで素敵な家庭築いてください!」と姉にエールを送り、「新たな人生のスタート。どう歩んでいくのか楽しみです」「本当におめでとう!」と結んでいる。一方、27日に結婚を報告し、「私をありのままの私で居させてくれる人です。出会った頃から全てが自然で日常的で、心が穏やかでした。そんな人とこれからも過ごしていくことは私にとってとても自然なことでした」と経緯をつづっていたラブリ。周囲からの祝福を受け、ツイッターを通じて、「沢山のお言葉ありがとうございます。発表すると責任が増えました。背筋が伸びますね。夫婦共々、互いに創作をし合う関係です、これからも宜しくお願いします」と感謝の思いを記している。
2019年11月29日青木豪が演出・上演台本を手掛ける『十二夜』(原作:ウィリアム・シェイクスピア)が2020年3月に上演される。主演を務める前山剛久と青木豪に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、青木がシェイクスピアの本場でもあるイギリス留学から帰国してすぐの2013年に初演され、観客から「こんなに笑えるシェイクスピアは初めて!」と好評を得た作品の再演。当時は客席で観た前山も「めちゃくちゃ笑いました。誰もが楽しく観られるようにアレンジされていた」と振り返り、青木は「“なんちゃってシェイクスピア”です」と語る。「僕らが勝手にシェイクスピアをやったらこんな感じになりました、すみません!みたいなイメージです。例えば衣裳も、“なんちゃって”で遊んでたらこうなっちゃったんです、というような。今回もそのコンセプトは変えません。楽しいことやってるから来て!というふうにつくりたい」今回、7年ぶりの再演で前山を主役(ヴァイオラ役)に抜擢したのは「前ちゃんとは2013年にシェイクスピア作品の『お気に召すまま』をやったのですが、そこから相当活躍してるって聞いて。なのでもう1回、前ちゃんとやるべきだと思いました」という期待から。前山は「豪さんともう1度やりたいと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しい。『お気に召すまま』ではオーディションでメインのロザリンド役に選んでもらいました。あのとき豪さんが見つけてくれた、あれがスタートだったという思いがあるんです」と明かす。当時は「いい意味で、それまでで1番追い込まれました。豪さんの稽古って毎回トライしなきゃいけないし、殻にこもるとハッキリ指摘される。でもそのおかげで殻が破れた」。そしてそれ以降、前山は舞台『刀剣乱舞』や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』など人気2.5次元作品に出演し、この11~12月は宮本亜門演出の『イノサンmusicale』が控えるなど活躍を続けており、「豪さんには僕自身の変化も見てもらいたい気持ちがあります」と意気込む。その他出演者も彩り豊か。納谷健、新納慎也、春海四方、小林勝也らが名を連ね、前山も「納谷健がいて新納さんがいるって時点で稽古場が想像できなくなる(笑)」と言う幅の広さだが、青木は「台詞をしっかり言えて美しく届けるってことがちゃんとできる人たちと、華と勢いのある若い人たちを組み合わせたかった。面白いものができるに決まってるさって気持ちでいます」と化学変化が楽しみになるひと言。前山が「豪さんのシェイクスピアは他にない魅力がある。ぜひ観に来てほしいです」と誘う『十二夜』は2020年3月6日(金)から22日(日)まで東京・本多劇場、3月29日(日)から31日(火)まで大阪・近鉄アート館にて上演。12月1日(日)まで、チケットぴあにて2次プレリザーブ受付中。取材・文:中川實穗
2019年11月28日名優ウィレム・デフォーが映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』で主演を務め、画家フィンセント・ファン・ゴッホを演じている。本作はゴッホの晩年を描いた作品だが、デフォーは「この映画はゴッホの伝記映画ではない」と言い切る。その言葉には彼と製作陣のゴッホへの、芸術家への深い敬意があるようだ。本作でデフォーが演じるフィンセント・ファン・ゴッホは、パリでまったく評価されていない画家で、知り合った画家ゴーギャンにすすめられて南仏のアルルにやってくる。“新しい光を見つけたい”と願うゴッホは自然の中を歩き、美を見つけ出し、それらを描いていくが、彼の作品に目を向ける人は少ない。生活は苦しくなり、トラブルは続くが彼は描くことをやめない。本作の脚本と監督を務めたジュリアン・シュナーベルは画家として圧倒的な成功をおさめた後に映画監督になった人物だ。昔からの友人だったシュナーベル監督とタッグを組んだデフォーは、ゴッホについて書かれた書籍や彼が遺した絵画、書簡を読み込むだけでなく、シュナーベル監督の指導を受けて、実際に自分で絵を描くことを学んだという。「この映画をつくる上で、物事をこれまでとは違った見方で捉えることが大事でした。自分で筆を手にして絵を描くことをジュリアンから教わって、映画の中でも実際に何枚も絵を描きましたから、そうすることでゴッホの書簡に書かれた内容が“なるほど。こういうことを言いたいのだな”とわかったりもしたんですよ」しかし、彼らは最初からゴッホの伝記映画をつくる気も、多くの人がイメージするゴッホ像を再現する気もなかったようだ。「苦労した画家とか、生きている間は認められることがなかったみじな人生だったとか……そういう“お決まりのイメージ”を尊重するつもりはまったくなかったですし、触れてはいけない部分があるとも思いませんでした。私たちはゴッホについてさまざまなことを調べ、考え、思慮深く捉え、実際に筆をもって絵を描き、自然の中に身を置いて、そこで経験したことを作品に反映していきました。私たちはある意味でゴッホの存在を“乗り物”のように扱ったのかもしれませんが、結果的に私たちは彼に敬意を払ったのだと思っています。私たちはゴッホのイメージを限定して決めつけるようなことはしていないし、できるとも思っていません。私たちは彼について考え、想像することしかできないわけですから」確かに本作で描かれるゴッホは単純な苦労人でも、天才でも、狂人でもない。デフォーは自分の目で光を捉え、自然の中に身を置き、実際に絵を描くことで“とてつもない孤独”を経験したという。「意図したわけではなく、僕が経験したのは“とてつもない孤独”でした。晩年のゴッホは多作でした。書簡を読むとよくわかるのですが、彼は絵を描いている時に恍惚感があり、明晰な喜びを感じていたのだと思います。そして彼はそれを周囲と分かち合いたかったわけです。彼はエゴイストではなくて、自分の身を何かに捧げて、そこで得たものや、物事の見方を周囲の人々と分かち合いたいと思った。でも彼はどうやって分かち合っていいのかがわからなかった。それに絵を描ている時に感じる歓喜の時間と、何も起こらない日常との折り合いをうまくつけることができなくて葛藤していたのだと思います」デフォーが語る通り、本作で描かれるゴッホはストイックな求道者や名声を得られずにもがく男ではない。彼は自分の見つけた“美”を周囲と分かち合おうとする男として描かれる。「このような描写になったのは、(監督の)ジュリアン自身が画家でありアーティストだというのが大きいと思います。彼はアーティストとして圧倒的な成功をおさめているのですが、“自分の絵が何枚売れたのか?”を成功の物差しにしている人ではなく、描くことの純粋な喜びを知っている男です。ゴッホについてまわる“苦悩し、周囲の無理解に苦しめられた”というイメージは、人々の“間違った成功の物差し”が原因だと思うのです。そんな固定概念から自由になることができたら、ゴッホの苦しみは別の場所からやってきているのだとわかります」絵が売れるとか売れないとか、評価されるとかされないとかよりも重要なことが本作では描かれている。人生の最後の最後まで自分にしか見つけられない光や美しさを求め、それを周囲と分かち合おうとした男の姿だ。彼を演じるためにデフォーは長い時間をかけて献身的に取り組んだが、本人は「私は演じることで自由になりたいだけなんですよ!」と豪快に笑う。「私たちの多くが悩んでいることや不安は“自分とはこういう人間である”という根拠のない感覚を守ろうとして生まれていることが多いと思うのです。でも、演じることで自分以外の考えやクセの中に身を置き、自分の身についてしまった考えの型やクセのようなものを“荷下ろし”することができます。そうすることで自分に余裕ができて、ハートも大きくなって、他人にも思いやりを持つことができると思うのです。もしかしたら私の言っていることは少し奇妙に思われるかもしれません。なんと言っても僕がいるのは映画の世界。スター俳優だとか莫大な予算だとか、興行収入やらギャラがどうしたとか……そういう世界にいながら、僕はそんなことを考えて俳優をやっているわけですからね(笑)。だから僕はこの世界に裏口からこっそり入って、裏口からこっそり出ていくようにしています(笑)」この言葉がウソでないと直感的に信じられるほど、ウィレム・デフォーは穏やかで、真摯で、周囲に親切で、良い意味で“スター感”のない人物だ。彼の成功の物差しは、名声だけを求めるスター俳優のそれとは違う場所にある。「演技をすること得る体験や、創作する行為を通じて自分自身が変化できるのだと私は思っています。まぁ中には……そうでもない映画もあったりはしますが(笑)、この作品はとても強い体験でした。『永遠の門…』で得ることができた物事の見方の変化を、この先もずっと忘れないで持ち続けたいと思っています」『永遠の門 ゴッホの見た未来』11月8日(金)新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
2019年11月05日アイドルグループ・SKE48の須田亜香里が24日、東京近郊で行われた「AKB48グループ特別公演」の第一部『仁義なき戦い~彼女(おんな)たちの死闘篇~』(11月9日~24日)の囲み取材と公開稽古に参加し、意気込みを語った。同作は、飯干晃一著『仁義なき戦い』(角川文庫刊)を原案に、東映の実録路線映画の金字塔『仁義なき戦い』(1973年公開 監督:深作欣二/脚本:笠原和夫)を舞台化。AKB48グループのメンバーたちが、名優たちの演じてきた登場人物にそれぞれに挑み、広島弁はもちろん、激しい殺陣やアクションに挑戦する。須田は「アイドルが『仁義なき戦い』ってどうなるんだろう? と多くの人が感じていると思いますが、アイドルも仲間だけど友達ではない、夢を追いかけて本能のままに頑張っているところは、きっと通ずるものがあると思う」と言い、「しっかりと私たちなりに演じさせていただきたいと思います」と力強くコメント。須田が演じるのは土居清役。「握手会でファンの方にこびているイメージが強いと思うんですけど、土居なので、こびているイメージは一切なく、自由にやらせていただいています。本来の愛されたい自分とはまた違う私を出せたらなと思いながら、自由にやらせてもらっています」と笑顔で語った。囲み取材にはそのほか、岡田奈々、小栗有以、向井地美音、横山由依、斉藤真木子、白間美瑠、吉田朱里、田島芽瑠、田中美久、本間日陽、瀧野由美子も参加した。
2019年10月24日是枝裕和監督初の国際共同製作映画『真実』(公開中)の公開記念舞台挨拶が14日、都内で行われ、日本語吹替版で声優を務めた宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆ、是枝監督が登壇。宮本と宮崎は、史上初のワールドカップ決勝トーナメント進出を決めたラグビー日本代表を称えた。昨年のカンヌ国際映画祭で日本映画21年ぶりの快挙となる最高賞“パルムドール”を受賞し、 『万引き家族』が興行収入46億を超える大ヒットとなった是枝監督。長編14作目となる最新作にして初の国際共同製作映画『真実』は、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュが演じる母と娘の間に隠されたある「真実」を巡る物語で、全編フランスにて撮影された。舞台挨拶では、本作にちなんで最近知って驚いた真実についてトークを繰り広げた。宮本は「昨日のラグビー、日本はものすごい強いんだっていう真実を見て、手のひら真っ赤になって応援しておりました。これが真実なんだなって」と興奮気味に語り、「頑張ってもらいたいです」とエール。宮崎も「私も昨日、拍手していました! わー! やったーって」と笑顔で話した。宮本はカトリーヌ・ドヌーヴの声、宮崎はジュリエット・ビノシュの声を演じ、2人とも本作で洋画吹き替えに初挑戦。宮本は「本番のときに是枝監督がいらして演出をしてくださるんだと思っていたんです。ところが、僕じゃないんだよって」と、是枝監督とは別に吹き替え版の監督がいることを知らず驚いたそう。宮崎も「そう思っていました」と言い、是枝監督は「うまく伝わっていなかったみたいで。申し訳ありません」と謝っていた。
2019年10月14日「ぴあ」調査による2019年9月27日、28日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、『宮本から君へ』が第1位になった。本作は人一倍正義感が強い不器用な男“宮本”の生き様を描いた新井英樹の漫画が原作。上映後の出口調査では原作ファンから「最高だった!」「熱量がすごい!」と熱い声が続々と届いた。映画は、文具メーカーで営業マンとして働く宮本浩が、愛する人との間に立ちはだかる“愛の試練に”全身全霊で挑んでいく姿が描かれる。原作の前半部分“サラリーマン篇”は2018年4月にドラマ化されており、池松壮亮が引き続き宮本を演じ、ドラマを手がけた真利子哲也が監督を務めた。観客からは「ドラマを見ていたので、宮本の成長にはかなりグッときた」「とても熱い映画で、ひとりの男の成長を目撃できる素晴らしい映画!」「“人間”を感じたい人にはうってつけ。熱量がすごい作品だった」「宮本賛歌というか、スタッフみんなが宮本を全力で愛しているような作品で圧倒された」など絶賛の声が相次いだ。本作は特に原作ファンから絶大な支持を集めており、観客の中には「僕、原作の大ファンなんですが、原作の大ファンとして言うなれば、もう完璧!ですね。主役ふたりの鬼気迫る演技が原作通りで素晴らしかったです。原作の人物をあんなふうに表現できるなんて!っていう感じです。付き合いの長いカップルにオススメの映画です。なんか熱くなります!」と話す人も。原作ファンをとにかく熱くする内容になっているようだ。(本ランキングは、9/27(金)、28(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年09月30日映画『宮本から君へ』(公開中)の公開記念舞台あいさつが28日、都内で行われ、池松壮亮、蒼井優、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作の新井英樹、宮本浩次が出席した。公開2日目となったこの日は、主演の池松壮亮らが登壇して舞台あいさつ。池松は「こんなに作品で"俺"って主語を使った作品はありませんでした。このご時世、"俺"って使う人は宮本浩次さんかローランドさんしかいませんから」と笑いを誘った。蒼井は「初めて週休6日で撮影したいなと思いました。基本的に馬車馬のように働いた方がノリやすく、パンチドランカー的に撮影が進んだ方が好きなタイプなんですけど、今回は3日目で体力や気力を使った感覚があり、ペース配分を間違えたと思いました」とハードな撮影に苦労したようだが、「スタッフさんやキャストの皆さんに助けられ、鼓舞して最後までやりました」と周囲の人々に感謝した。舞台あいさつ後半には主題歌「Do you remember?」を手掛けた宮本浩次も登壇し、キャスト陣らにバラの花束を贈呈して「本当に感動しました。何気なく心を揺さぶるシーンが随所に散りばめられていて本当に素晴らしい映画でした」と絶賛。すると池松は「今日まで2年半、宮本と対峙していましたが、すごく手強い人で、ずっと今日の今日まで宮本に試されているような気分でした。昨日、撮影以来台本を開くと面白いことが書いてあって、池松壮亮や宮本の人生なんてどうでもいいと、突っ切った先に振り向いたら宮本が浮かび上がればいいと思いました」と苦闘した自分を振り返り、涙ぐんだ。新井英樹の同名漫画を真利子哲也監督が実写映画化した本作。人生負けっぱなしの男・宮本(池松壮亮)が愛する靖子(蒼井優)の笑顔を取り戻すため、一世一代の勝負に挑む姿を感動的に描き出す。
2019年09月29日池松壮亮と蒼井優が共演する、バブル崩壊直前の日本で最も嫌われた伝説の漫画の実写化『宮本から君へ』(真利子哲也監督)から、宮本浩次が横山健をギターに迎えた主題歌「Do you remember?」が長尺で聞くことができる90秒の予告編が到着した。今回到着した主題歌「Do you remember?」が流れる予告編では、池松さん演じる人生負けっぱなしの男・宮本が、愛する靖子(蒼井さん)の笑顔を取り戻すため、一世一代の勝負に挑む姿が映し出される。幸せそうな宮本と靖子の姿から一転、拓馬(一ノ瀬ワタル)が登場し、2人の関係を打ち砕く“衝撃の事件”が起こってしまう!涙を流す宮本と靖子や、宮本が叫びながら拓馬に向かっていくも一瞬でやられてしまうシーンなど、宮本の全力で立ち向かう様子が覗ける。そして映像の最後では、スタントなしで挑んだ注目の宮本と拓馬の“非常階段の決闘シーン”の新たな映像が収録されている。なお、本作をいち早く鑑賞した著名人からは「原作を知っているのに涙が溢れてくる」(堀江貴文)、「がんばれ!宮本!」(向井秀徳)などと絶賛とエールを送るコメントが到着している。『宮本から君へ』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:宮本から君へ 2019年9月27日より全国にて公開Ⓒ2019「宮本から君へ」製作委員会
2019年09月21日ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』が、2019年10月3日(木)から6日(日)まで東京文化会館 大ホールで、10月13日(日)に神奈川・よこすか芸術劇場で上演される。今回上演される『蝶々夫人』は、東京二期会と、ドイツのザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場の共同制作公演。東京で初演を行った後、ドイツ、デンマークでの上演も予定されている。演出を担当するのは、ミュージカルはもちろん、ストレートプレイ、歌舞伎とジャンルレスな活躍を見せる宮本亜門。近年はオペラ演出家としても本場ヨーロッパで高い評価を得ており、『魔笛』『金閣寺』などでは、東京二期会とともに最新のテクノロジーを駆使した新感覚の表現方法に挑戦した。指揮は、2016年に東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任した、アンドレア・バッティストーニ。世界的にも重要な指揮者の1人と評されており、2011年『ナブッコ』で、東京二期会が最初に招聘して以来、ダイナミックかつ格調高い演奏で多くのファンを魅了している。衣装デザインは、ケンゾー(KENZO)の創始者であるデザイナー髙田賢三が担当。髙田は2016年にフランス政府からレジオンドヌール勲章シュヴァリエ位を授与された世界的デザイナーでもあり、どのような衣装で観るものを楽しませてくれるのか、期待が高まる。タイトルロールを演じるのは、2017年の東京二期会『蝶々夫人』でもダブルキャストを務めた、大村博美と森谷真理。フランスを拠点に活躍する大村博美は、世界中のオペラハウスで100公演以上「マダム・バタフライ」を担当しており、2018年はプッチーニ・フェスティバルで日本人初の同役の初演を務めた。森谷真理は、メトロポリタン歌劇場で『魔笛』夜の女王を演じて以来、高い評価を得て、国内外で幅広い活躍を見せている。その他、装置、照明、映像スタッフにも、宮本亜門と名舞台を作り上げてきたプランナー陣が顔を揃えている。【詳細】ジャコモ・プッチーニ 蝶々夫人オペラ全3幕 日本語及び英語字幕付原語[イタリア語]上演 新制作上演日:2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00※開場は開演の60分前場所:東京文化会館 大ホール(東京都台東区上野公園5-45)指揮:アンドレア・バッティストーニ演出:宮本亜門衣裳:髙田賢三料金(全席指定・税込):・10月3日(木)・4日(金)公演平日スペシャル料金S15,000円 A13,000円 B10,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円・10月5日(土)・6日(日)公園S17,000円 A14,000円 B11,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円※学生席の予約は二期会チケットセンター電話のみの取扱い。※6日(日)公演 託児サービス有り。チケット予約・問合せ:・チケットスペース TEL:03-3234-9999・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831プレイガイド:・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード148-533)・ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード32023)・イ-プラス・東京文化会館チケットサービス TEL:03-5685-0650■横須賀公演上演日:10月13日(日)15:00開演(14:15開場)場所:横須賀芸術劇場(神奈川県横須賀市本町3-27)料金(全席指定・税込):S席13,000円 A席11,000円 B席8,000円 C席5,000円 学生席2,000円※学生席の予約は二期会チケットセンター電話のみの取扱い。※未就学児入場不可。チケット予約・問合せ:・チケットスペース TEL:03-3234-9999・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831プレイガイド:・横須賀芸術劇場電話予約センター TEL:046-823-9999(プレミアム倶楽部会員専用ダイヤル046-823-7999)・横須賀中央駅西口モアーズシティ1階(モアーズストリート)/芸術劇場1階(サービスセンター内)・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード未定)・ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード未定)・イ-プラス写真提供:公益財団法人東京二期会撮影:三枝近志
2019年09月13日ウィレム・デフォーが孤高の画家ゴッホを演じた『永遠の門ゴッホの見た未来』。この度、本作の演技によりアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされたウィレムと、監督のジュリアン・シュナーベルの来日が決定した。シュナーベル監督に「この役は、彼しか考えられなかった」と言わしめた主人公フィンセント・ファン・ゴッホを演じたのが、ウィレム・デフォー。これまでに『プラトーン』(’86)、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(’00)、『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』(’17)でアカデミー賞助演男優賞に3度ノミネートされたことのある演技派は、本作で第75回ヴェネチア国際映画祭で最優秀男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートを果たして大変な注目を集めた。なんと今回は、2002年に『スパイダーマン』のプロモーションで来日して以来、17年ぶり5度目の来日となる。また、ジュリアン・シュナーベル監督は、80年代にニューヨークで共に活動し、27歳の若さで亡くなった画家ジャン=ミシェル・バスキアを描いた映画監督デビュー作『バスキア』(’96)、キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスを描いた『夜になるまえに』(’00)で評価を高め、『潜水服は蝶の夢を見る』(’07)ではカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデン・グローブ賞監督賞と外国語映画賞をW受賞した鬼才。2人は9月下旬に行われるジャパンプレミアにも参加する予定という。『永遠の門ゴッホの見た未来』は11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:永遠の門ゴッホの見た未来 2019年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開© Walk Home Productions LLC 2018
2019年08月30日