女優の川口春奈(24)が20年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で、沢尻エリカ容疑者(33)の代わりに濃姫の役を演じると11月21日に発表された。しかしネットでは思わぬ反応が上がっている。今回の起用は、沢尻容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受けてのもの。大河初出演となる川口だが、濃姫は織田信長の正妻となる役柄。作品に欠かせない重要なキャラクターを演じることとなる。思わぬタイミングでの大抜擢となった川口。Twitterでは「川口春奈」がトレンド入りを果たし、さらに《めっちゃプレッシャーやろなぁ でも、チャンスやと思って頑張ってほしい!》《春奈ちゃんがやったらいいのにって思ったんだ。綺麗だし強さもあるからピッタリだって思ってた》《超うれしい。来年も全話観るぞ!》と喜ぶ声が上がっている。そんななか、川口が過去に演じたキャラクターにスポットライトが当たった。それは宮藤官九郎氏(49)が脚本を務めた13年の映画「謝罪の王様」での女優役だ。同作で川口は07年の映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶に登壇した当時の沢尻容疑者のような格好で、「別に」と発言していたのだ!そのため、ネットではこんな声が上がっている。《謝罪の王様の映画の時の、川口春奈が沢尻エリカの「別に」を真似してたやつ。大河ドラマ、沢尻エリカの代役、川口春奈抜擢されてて面白い》《エリカ様の代役としてキャスティングされた川口春奈ちゃん、過去作品で「別に」パロやってたって知ってめちゃくちゃ笑った しかも今年の大河コンビの作品だし》《川口春奈ってクドカン映画で『別に』って言うだけ役の女優じゃねえか!プロの沢尻エリカじゃねえか!NHK攻めすぎ!(歓喜)》
2019年11月21日「例年だと会の参加費は1人5千円、高くても6千円でした。それが今年は地味に値上げされて、7千円になっていたんです。2次会も5千円なので、合計1万2千円。『やっぱり視聴率が悪かったからかな……』なんて声も上がっていましたね」(芸能関係者)10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。「キャストだけでなく、撮影にもかなりお金と手間をかけていました。なんと、舞台セットを250回も作り直したんです。さらに、エキストラの数はのべ1万5千人。宮藤さんとの打ち合わせも1年間で150回あまり行っていました。おかげで、スタッフと出演者の団結も固まっていました。あとは数字さえついてきてくれればよかったのですが……」(ドラマスタッフ)それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。「メイン会場だけでなく、その隣のフロアも控室として貸し切っていました。とにかく人だらけで、こんなに人が集まった打ち上げは見たことがありませんでした。映像を流すためのスクリーンも超巨大。ビュッフェ形式で料理もズラリと並んでいて、とても史上最低視聴率を記録した大河とは思えないほどの豪華さでした」(前出・ドラマスタッフ)これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。「豪華共演陣が集結したとあって、大盛り上がり。綾瀬はるかさんや大竹しのぶさんは挨拶まわりに奔走していて、星野源さんと松坂桃李さんと生田斗真さんの3人はずっと楽しそうに話し込んでいました。近くに妊婦さんがいたのですが、生田さんがおなかをさすりながら『元気に生まれてくるんだぞ!』と話しかけていました。参加できなかったのはごく一部で、あとは麻薬取締法違反で逮捕されて降板となったピエール瀧さん(52)くらいでしょうか。瀧さんの話はさすがにNGとなっていて、誰もそのことに触れようとはしませんでした」(前出・ドラマスタッフ)会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続いた。「宮藤さんは冒頭から『早朝ジョギングをしていたら、一般の人に“いだてんに出演するんですか?”と聞かれました』と言って、会場を笑わせていました。乾杯の音頭をとったのは、ビートたけしさん。『NHKにはカンペを用意するなら志ん生の役をやると言ったんだけど、落語は基本的に上下を見てやるでしょ。だからカンペの意味がなくて。珍しく落語を全部覚えたよ』と“北野節”が飛び出すと、会場は爆笑。でも、こういう場が恥ずかしいのでしょうか。その後は1次会が終わる前に、いつの間にか姿を消していましたね」(前出・ドラマスタッフ)
2019年10月08日10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続く。その後は歓談タイムとなったが、すぐに第1部主演の中村勘九郎が挨拶を始めた。「勘九郎さんは『やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました』と語っていました。というのも彼は宮藤さんの作品に出るのが初めてで、当初はかなり不安だったそうです。撮影が始まってからも、阿部さんに相談していました。ほかにも主演として現場を切り盛りしようと考えて、スタッフや出演者に必ず挨拶することを心がけていました。でも人数が多すぎて『挨拶するだけで疲れます』と漏らしていたこともありました」(芸能関係者)それだけ頑張っていても、視聴率はいっこうに振るわない。“史上最低視聴率の大河”といわれるなど、プレッシャーも大きかったようだ。そんな彼を支えていたのが、妻の存在だった。「勘九郎さんは続けて『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さん(36)は梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝していました。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に彼の言葉に耳を傾けるように。そして彼が『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と涙ながらに叫んで挨拶を締めくくると、会場からはこの日いちばんの拍手が湧き起こっていました」(前出・芸能関係者)その後も挨拶は続いたが、出演者が多いこともあって持ち時間は1人1分ほど。あっという間に1次会はお開きとなった。だが、多くの出演者はそのまま近くのイタリアンレストランで行われた2次会に参加。最後まで、“いだてんの絆”の固さを見せていた。「今回の作品は宮藤さんの持ち込み企画だったそうで、かなりの重圧を感じていたといいます。実際、彼は今年だけで2回も胃カメラの検査を受けていたそうです。数字だけを見ると惨憺たる結果だったでしょう。でも彼の作品は後になって評価されることも多い。再放送やDVD販売など、まだ期待できるはず。スタッフも一丸となって、巻き返しを図ろうとしています」(ドラマスタッフ)いだてんの奮闘は終わらない!
2019年10月08日女優の田中麗奈(39)が第1子を妊娠していると8月26日に発表した。田中は現在妊娠7カ月で、出産は年内を予定しているという。各メディアによると田中は所属事務所を通じてファックスを送付し、「私事で大変恐縮ではありますが、この度新しい命を授かりました事をご報告させて頂きます」「今はお腹の中で日々育っていく我が子をとても愛しく感じています」と報告。「今後共、温かく見守って頂けたら幸いです。よろしくお願い申し上げます」と結んだという。「田中さんは98年3月にサントリーのジュース『なっちゃん』の初代CMキャラクターを務め、大注目を集めました。98年10月の映画『がんばっていきまっしょい』で女優デビューして以降、04年2月の宮藤官九郎さん(49)が脚本を務めた映画『ドラッグストア・ガール』や藤沢周平さん(享年69)の小説を原作にした08年5月の『山桜』といった作品で主演を務めました。また大河ドラマでは12年の『平清盛』や15年の『花燃ゆ』に出演。いまや実力派女優としてその才能が開花しています」(映画関係者)16年2月、5歳年上の男性医師と結婚した田中。1年後の17年2月から放映された遠藤周作さん(享年73)原作のドラマ「真昼の悪魔」(フジテレビ系)では主演を務め、悪女の役を演じた。その鬼気迫る演技は「なっちゃん」でのデビュー当時を覆すものだったため、SNSを中心に大きな話題を呼んだ。また田中は17年8月に公開された「幼な子われらに生まれ」で、夫に依存する主婦を演じた。同作は田中にとって結婚後初めての出演映画。同年9月、本誌に登場しプライベートでも妻となったことで「家族がある温度感みたいなものを、今、体に浸透させてる感じなのかな」と演技に変化が出てきたと語っていた。同作の名演ぶりが高く評価され、同年11月には第41回山路ふみ子映画賞の女優賞を受賞している。「以降も18年1月のドラマ『時空超越ドラマ&ドキュメント 美子伝説』(NHK BSプレミアム)では美子皇后の役を、さらに時代小説を原作にした18年10月からのドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』(NHK総合)では小物問屋の女主人を演じました。時代背景も異なるなかで多様なキャラクターを演じており、その表現にますます磨きがかかっています」(前出・映画関係者)新たな家族が増えることで、さらに演技の幅が広がりそうだ。
2019年08月26日現在放送中、宮藤官九郎脚本の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に、浅野忠信、徳井義実、安藤サクラの出演が決定した。中村勘九郎と阿部サダヲの2人が、リレー形式で主演を務める今年の大河ドラマ。1912年の「ストックホルム」から1964年「東京」まで激動の52年間を描いていく本作で、第40回(10月20日放送)からは1964年東京オリンピック篇に突入。そこで今回、第41回から登場する、東京オリンピックの開催にあたって、田畑政治(阿部さん)の前に立ちはだかる大物政治家と、日本中を熱狂させた“東洋の魔女”の監督、そして主将を演じる新たな出演者が明らかに。浅野さんが演じるのは、自民党幹事長、初のオリンピック担当大臣として田畑と対立し、田畑失脚の引き金となる川島正次郎。徳井さんが、女子バレーボールの実業団「日紡貝塚」を率い、175連勝という大記録を打ち立てた、東京オリンピック女子バレーボール日本代表監督・大松博文。そして安藤さんが、“東洋の魔女”の異名をとった女子バレーボール日本代表チームの主将・河西昌枝を演じる。ポジションはセッターで、1962年にモスクワで開催された世界選手権で当時無敵だったソ連に勝利。1964年東京オリンピックでも再びソ連を下して、日本中に大ブームを巻き起こした人物だ。「大河ドラマにはなかなか縁がないと思っていた」という浅野さんは、今回の出演を喜び、今回の役については「川島は田畑とは違う視点で『オリンピック』を見ている男です。ナンバー2という生き方や、粋でしたたかな二面性も魅力的で、自分に向いている役だと思っています(笑)」とコメント。また、自身も中学・高校とバレーボールをやっていたという徳井さんは「大松監督を演じられるのはすごく光栄なことだと感謝しています。あの日のバレーボール少年に、『お前は将来、大松監督をやるんやぞ!』って言ってあげたいです」と参加を喜んでいる。さらに安藤さんは「台詞は多くないのですが、現場に行くとその一言に込められている熱量に驚かされ、東洋の魔女の凄まじい覚悟を感じながら撮影しています。バレーボールができて、『いだてん』に出られて、大河ドラマに出られて、ものすごく楽しいです!」と興奮気味に語った。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)(cinemacafe.net)
2019年08月22日■古畑任三郎田村正和さん主演の刑事ドラマ。殺人事件のアリバイやトリックを巧みな話術と推理力で切り崩していく痛快なストーリー。毎回、イチロー選手などの人気俳優さんが登場するのも楽しみでした。■Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜木村拓哉さん演じる美容師と病気を抱える女性役の常盤貴子さん。ふたりの切ない恋愛模様が繰り広げられます。最高視聴率41.3%という数字は、今も恋愛ドラマとしては最強。■東京ラブストーリー織田裕二さんと鈴木保奈美さんらによる恋愛物語で、このドラマがきっかけで「月9」という言葉が定着するようになりました。主題歌も素敵。今でもときおり、みんなどうしてるかな、って思うことある。■ロングバケーション木村拓哉さん、山口智子さん主演の大ヒット恋愛ドラマ。月曜9時から放送されていたことから、「月曜の夜はOLが街からいなくなる」と言われてました。竹野内豊さん、松たか子さん、広末涼子さんなど、共演陣も豪華。■池袋ウエストゲートパーク石田衣良さんの原作を宮藤官九郎さんの脚本でドラマ化。池袋の街で起こる難事件を主人公が次々と解決していくストーリーの面白さもさることながら、長瀬智也さん、窪塚洋介さん、妻夫木聡さん、坂口憲二さんなど豪華なキャスティングも話題に。■踊る大捜査線織田裕二さん演じる青島刑事が大活躍。男性も女性も魅力的なキャラが多いにもかかわらず、まったくと言っていいほど恋愛色がないのに、ずっと見てて飽きませんでした。深津絵里さんが可愛すぎて、髪型を真似る人が続出していた。■101回目のプロポーズ武田鉄矢さんが一方的に浅野温子さんを追いかける情熱的な姿には、見逃せないと思わせる魅力があった。「僕は死にましぇ〜ん」という有名なセリフを真似してた人も多数。■やまとなでしこ玉の輿を狙う客室乗務員が合コンで出会った外科医と付き合うラブコメ。ところが、実際は実家の小さな魚屋の主人で、おまけに父親が作った借金まで背負っていて……。とにかく松嶋菜々子さんの可愛さは尋常じゃなかったよ。
2019年07月27日渋谷ヒカリエにて開催中の「Nスポ!2019-SHIBUYA-」にて、7月21日に現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のプレミアムトークが開催。ゲストに主演の阿部サダヲと脚本家・宮藤官九郎が登場した。事前抽選の着席座席は満席となり、加えて立ち見客も会場に溢れる大盛況ぶりとなった今回のトークショー。この状況に「いだてん」後半の主人公・田畑政治を演じる阿部さんも「こんなたくさん人がいらっしゃるとは思ってなくて、ちょっと鳥肌が立った」と驚きの様子。阿部サダヲ、役を演じる上でのエピソード&苦労を明かす中村勘九郎と阿部さんの2人がリレー形式で主演を務める今年の大河ドラマ。1912年の「ストックホルム」から1964年「東京」まで激動の52年間を描いていく本作で阿部さんが演じる田畑政治は、1964年の東京オリンピックを組織委員会事務総長として成功に導く“オリンピックを呼んだ男”だ。今回この田畑を演じるにあたり、「脚本が宮藤さんなので、絶対的な信頼をしているので、何も考えなかったですね」と言う阿部さんは、「田畑さんは何を言っているのかわからないくらい早口で、とにかく熱い男だと。書いてあるとおりのことをやっています」と台本に忠実に演じているとコメント。一方の宮藤さんも「一回につき5分から10分台本が長いって言われるんですよ。二部からは阿部君だってわかっていたので、(長さは)なんとかなるだろうと」とお互いに信頼を寄せている様子。また、「本当、ほかのキャラクターは全角で、阿部君のセリフだけ半角で書こうかなって思うくらい」と宮藤さん。続けて「だいたい人が田畑さんを評する時に、『(早口すぎて)何を言っているか分からない』『“あれ”や“それ”が多い』と」「実際の田畑さんの映像を見たら、本当に何を言っているか分からないんですよ!」。「ほかにも、手記にあったたばこを逆さに咥えたというエピソードや、口癖、田畑さんのご遺族の『こんなことできる?できないよぉ~!』というしゃべり方は、そのまま生かしています。早口は(阿部さんなら)大丈夫だろうなと思っていました」と忠実に再現されているようだ。一方、大変だったことについては「ロサンゼルスオリンピックのエキシビジョンのシーン」と阿部さん。「4月のプールで本当に寒かった。日本泳法を披露するんですけれど、本当にずっと立ち泳ぎしているんですよ」と言いながら、阿部さんが日本泳法の足さばきを再現!その完成度に会場からは歓声が。今後の見どころは「ショーケンさんに殴られてる」シーン!?そして、ほかのキャストについてもトークが展開。宮藤さんが「松澤一鶴って水泳界ではすごい人なんですよ」と皆川猿時演じる日本泳法の達人・松澤一鶴について話し始め、「田畑は最初から阿部君がやると決まっていたのでそのつもりで書いたんですが、松澤一鶴に関しては途中で皆川君がやると決まったので、不安でしたね(笑)でも、大丈夫なのですごいなと思っています」と言うと、すかさず阿部さんが「それ、実は大丈夫じゃないんですよ。すごい面白いことをやっているんですが、全部カットされているんです(笑)でも、今まで見たことがない皆川さんが見られます」とコメントした。また、今後の見どころについては「田畑さんの第二部に入りましたけど、金栗さんもちょこちょこ出てくるんですよ。主役だった人が途中から脇役になるという新しいパターンです。だんだん可愛らしくなっていくので、そこも楽しみにしていてほしいなと思います。第一回や途中に少しだけ出ていた都知事の松重豊さんや松坂桃李くんが後半は中心になっていきます」(宮藤さん)、「ショーケンさんのシーンは特に見ていただきたいですね。このあと、僕はショーケンさんに殴られてるんですけど、本気で殴られているので。あんまり痛すぎると人って笑うんだな、と」「来年オリンピックが来ますが、みなさんどうやって招致されるかなどの裏方のことは分からないのではと思うので、そういうところを見ていただきたいです」(阿部さん)と答えていた。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)(cinemacafe.net)
2019年07月24日「星野さんは英会話の指導を受け、英語のセリフが吹き込まれた音源を100回以上聞き返して丸暗記。『この年で英語を覚えるのはきつい…』とこぼしていましたが、本番では見事に一発OK。阿部さんはじめ共演者、スタッフから拍手喝采でした」(制作関係者)大河史上最低となる視聴率6.7%を記録するなど、大苦戦中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』。6月30日放送回から主役が阿部サダヲ(49)演じる田畑政治に代わり、第二部が開始。田畑と共に64年の東京五輪招致に尽力し、選考会で最終スピーチの大役を任されたジャーナリスト・平沢和重を演じるのが、星野源(38)だ。第1話で星野が英語でスピーチするシーンが放送されたが、星野の本格的な出演は夏以降になる。「星野さんと阿部さん、脚本の宮藤官九郎さんは劇団・大人計画の所属なので、阿吽の呼吸。史実上の平沢は婦人たちに絶大な人気を誇った“マダムキラー”だったそうで、星野さんはしゃべり方やスーツの着こなし方などの役作りをお2人に相談したそうです。今年、星野さんは5大ドームツアーが大盛況、夏に主演作『引っ越し大名!』の公開も控え、絶好調。局としても低空飛行が続く『いだてん』の起爆剤として、星野さんに期待を寄せています。昨年は朝ドラ『半分、青い。』の主題歌も担当した『紅白』の常連ですし、『おげんさんといっしょ』などで実績がありますから」(NHK関係者)ジャーナリスト役を演じる彼は私生活では意外なこだわりが――。「数年前から、ネットニュースをまったく見なくなったそうです」(前出・制作関係者)実際、星野は昨年末の雑誌『ダ・ヴィンチ』(18年12月号)のインタビューでその背景をこう語る。《アクセス数に比例して発信元にお金が入るシステムですし、もともとの情報をキャッチーに変形させる必要がある。そうすると、事実からはどんどん遠ざかっていく。でも、分かりやすいし刺激的な情報だから、アクセスが増える。その様子を見ていると、なんだか悲しい気分になるんです》音楽関係者は言う。「ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(16年10~12月)で大ブレイクした星野さんにとって、急に注目された17年は精神的にとても苦しい一年だったそうです。共演者との同居交際など、まったく根も葉もないウソを報じられたり、繊細な彼には非常につらい日々だったようです。若くしてクモ膜下出血で二度も倒れた経験から、星野さんは今後の人生で後悔しないように“やりたいことは迷わずやる。いやなことは絶対やらない”と固く決めたといいます」ネットニュースを絶ったことで、本人の心には平穏が戻ったに違いない。停滞する『いだてん』に、また星野旋風は巻き起こるか――。
2019年07月13日俳優・仲野太賀と歌舞伎役者の中村七之助が、宮藤官九郎オリジナル脚本による大河ドラマ第58作目「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演することが明らかになった。“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく本作。6月30日放送の第25回より、本作は第二部に突入し“激動の昭和史”が進んでいく。今回発表された2人が演じるのは、戦争によってその人生を翻弄される、ドラマのキーパーソンだ。先日改名を発表し話題となった仲野さんは、金栗四三(中村勘九郎)の弟子でマラソン選手の小松勝役で出演。四三の著書に感銘を受け、九州一周の途中に四三を訪ねて池部家に。その後、四三と共に上京し、1940年東京オリンピックでのメダル獲得を夢見て昼夜トレーニングに励む。本作へは第32回から登場となる仲野さん。本作制作発表時から出演を熱望していたそうで、「念願叶い、大変うれしく思ってます。人の意志は受け継がれ、それは時代を繋ぎ、愛に溢れている。宮藤官九郎さんの素晴らしい脚本を読むたび、この壮大な人間賛歌に胸を打たれまくってます」と思いを語る。そして「『いだてん』という長いレースで、これまで沢山の方々が必死で走り、僕の手元にも回ってきた襷を次の人へと繋ぐべく、全力疾走で自分の役目を果たしたいと思います」と熱い気合を述べている。また、七之助さんが演じるのは、“昭和の大名人”と称される落語家・三遊亭圓生。端正かつ洗練された語り口が持ち味で、記憶力抜群、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。兵士の慰問興行で古今亭志ん生(森山未來/ビートたけし)と共に満州にわたるが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。「宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれしいです」と出演を喜んだ七之助さんは、今回の演じる役柄に「これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています」とコメント。また「自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています」と意気込んでいる。なお、七之助さんの登場は第39回から。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)(cinemacafe.net)
2019年06月28日脚本家の岡田惠和と銀杏BOYZの峯田和伸が紡いだ青春と恋の物語『いちごの唄』から、みうらじゅん・田口トモロヲ・宮藤官九郎・麻生久美子ら豪華カメオ出演陣の場面写真とコメントが解禁となった。本作にカメオ出演するのは、峯田さんの俳優デビュー作『アイデン&ティティ』、さらには岡田さんが脚本を手掛けた「奇跡の人」で共演している麻生久美子、峯田さんとは“ブロンソンズ”としてユニットを組む『アイデン&ティティ』の原作・みうらじゅんと監督・田口トモロヲ、そして脚本の宮藤官九郎が揃って参加している。さらに、峯田さんと親交の深いミュージシャンの曽我部恵一、お笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうと今立進も参加。このほか、元銀杏BOYZのメンバーである村井守、銀杏BOYZのオフィシャルカメラマンの村井香、古舘さんが所属するバンド「2」のメンバーである赤坂真之介とyuccoなど、総勢11名が銀杏BOYZ、峯田さんへのリスペクトならとカメオ出演している。完成披露試写会の上映後には、「ちょいちょい登場したカメオ出演俳優に、思わず吹いてしまった」「どこに居た?探しにまた観たい!」という声が挙がっている。■カメオ出演者コメントみうらじゅん撮影は蒲田。ひどく雨が降っていて、中華屋さんの前に張ったテントの中まで降り込んできた。ぼくらはブロンソンズで決めていて、監督の指示どうり主演の人たちに迷惑かからないよう静かにしてたつもり。気がついたら望む望まないに関わらず、変な人になっていて、相棒の田口トモロヲ、通称トモチンとお互いのテンガロンハット姿を見て笑った。田口トモロヲおそらく!?正しいカメオ出演の仕方をさせてもらったテンガロン2人組ブロンソンズの片方 田口トモロヲです(笑)。銀杏BOYZの想いをベースに、青春の混沌を共有し、内側から無心に物語&映画を支える峯田くんの男気に拍手喝采です!!宮藤官九郎コメントしちゃったらカメオじゃなくね?という疑問もありますが、言わなきゃ分かんないくらい役(バイトの先輩)に成りきっているって事ですかね。ありがとうございます。現場はとても和気あいあいとしたムードで、監督から痛烈なダメ出しを喰らうこともなく、午前中で終了しました。峯田くんの世界観で岡田さんの脚本なら間違いないです。主演の古舘くんの、頼りないようで、しっかり何かを物語っている眼差しが、印象的でした。麻生久美子岡田惠和さんと峯田和伸さんという大好きなお二人の原作の映画に、ほんの少しですが出演させていただけて、とても光栄でした。撮影は古舘佑太郎さんとご一緒させていただきましたが、真っ直ぐでとてもピュアな方で、まさにコウタ役にピッタリな魅力溢れる役者さんだと思いました。本作の見どころの1つでもある豪華カメオ出演陣。中には一瞬しか映らない人もいたりするので、ファンとしては見逃すことができない。誰がどこのシーンにどんな役で出ているかは、是非劇場でチェックしてみて。『いちごの唄』は7月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いちごの唄 2019年7月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Ⓒ2019『いちごの唄』製作委員会
2019年06月21日6月9日放送のNHK大河ドラマ『いだてん』が《まさにKuTooと同じ》と話題になっている。第22回「ヴィーナスの誕生」では、高等女学校の教員である金栗四三(中村勘九郎・37)が女学生たちに陸上を熱血指導。女子陸上大会を開催することに。大会当日、金栗の教え子の村田富江(黒島結菜・22)は、スパイクがきつかったため靴下を脱いで出場。3種目で優勝した。しかし、この行動が波紋を呼び、富江の父(板尾創路・55)が学校に乗り込み猛抗議。「おなごが人前で脚を丸出しにするなんて、もう嫁には行けんぞ!」と怒鳴り散らした。すると、金栗はこう反論する。「おなごが脚ば出して何が悪かね!男子がよくて、女子が悪か理由ばお聞かせ願いたい!」富江の父は「好奇の目にさらされるからだ、娘の体が!」と返すが、金栗は「そりゃ男が悪か!女子には何の非もなか!男が目隠しばしたらどぎゃんですか?」と言い返した。この場面に、Twitter上では《四三…よくぞ言った》《本当にその通り》と賛同の声が上がった。さらには、パンプスやハイヒールの強制に反対するキャンペーン「KuToo」を想起したというツイートも。《いだてんの女子スポーツにおける社会通念との戦い、まさに KuToo と同じなのでは?》《露出する女性が悪いのでなくそこにいやらしさを見出す男の問題と言い切り、女らしさは男が決めるもの、未だ蔓延する偏見と蒙昧を正面からすっぱり切り、教師と生徒の絆に高め、履くのも脱ぐのも自分が決めるとKuTooの前に!宮藤官九郎の才能に感涙》《我々は戦いたいんじゃないんだ、ただ自由でありたいんだ。足を縛る靴下を、ハイヒールを脱ぎ捨てて、男とか女とかじゃなく自分を生きたいんだ。すべての男女にいだてん観て欲しい…これが答えだよ》6月3日にはパンプス強制に反対する署名1万8,856筆が厚生労働省に提出されたばかり。宮藤官九郎の脚本が偶然にも「KuToo」とシンクロした格好となったが、「KuToo」が持つメッセージの普遍性を示したともいえるだろう。
2019年06月10日ミュージシャンの遠藤ミチロウさんが、膵臓ガンのために亡くなっていたと5月1日に発表された。享年68。遠藤さんのTwitterアカウントによると先月25日に逝去し、葬儀は近親者のみで執り行われたという。遠藤さんは80年代にパンクバンド「ザ・スターリン」の中心メンバーとして一世を風靡。ライブ中に動物の死骸を投げたり、全裸で放尿するなど過激なパフォーマンスが話題を呼んだ。しかし素顔は裏腹に心優しく、晩年は故郷・福島の震災復興に尽力する姿にスポットライトが当たることも。その人柄もあり、各界でファンが多かった。「宮藤官九郎さん(48)は、遠藤さんの大ファン。自身が監督を務めた映画『少年メリケンサック』に遠藤さんを出演させたり、グループ魂のライブで共演を果たしたこともありました。また昨年7月に放送されたドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に出演して話題を呼んだ峯田和伸さん(41)は、ミュージシャンとして遠藤さんからの影響を強く受けているといいます。稲垣吾郎さん(45)主演の映画『半世界』の阪本順治監督(60)とも古くからの付き合いがあり、ジャンルを問わず幅広い分野に大きな影響を与えた人です」(音楽関係者)Twitterでは思想家・吉本隆明さん(享年87)の娘である吉本ばなな氏(54)が《ミチロウさん、ずっとうちの父の友だちでいてくれてありがとう。今頃ふたりが久しぶりに出会っていますように。安らかに》と投稿。さらにその死を悼む声も上がっている。《同郷と知って以降、ミチロウさんという人にひかれ、震災後の行動や存在も含め誇りで。本当に残念です》《ミチロウさん。アルバム”TRASH”は中坊の頃の青春の一枚でした》《福島のパンクはミチロウさんが誇りでした みんなはじめてお会いした時スターリンのイメージで怖い人なんだろうと思って恐る恐る話しかけるんだけども 心より優しいかたでした》亡くなるまで福島の復興に奔走していた遠藤さんだが、もともとは福島が嫌いだったという。そのため大学入学とともに早々と町を出た。「そんな遠藤さんが復興に懸命になったのは、不思議なことに思えるかもしれません。ですが震災直後に福島への”差別”を目の当たりにした遠藤さんは、憤りから立ち上がることを決意しました。またこれまでも“世の矛盾”をテーマに歌ってきましたが、『福島の矛盾は隠ぺいされ、忘れられている』と告白。1人の表現者として、その矛盾に目を背けたくなかったようです」(前出・音楽関係者)復興は志半ばとなったが、これからの福島を天国で見守ってくれることだろう。
2019年05月01日私立恵比寿中学、通称は“エビ中”。2018年から現在の6人体制になり、初のアルバム『MUSiC』をリリースする。コラボしても負けない、“エビ中”らしさ満載です!今年は結成10周年の記念の年。紆余曲折はあってもそれをものともしないメンバーに、もはや現役中学生はいない。今なおパワフルに突き進むエビ中から、真山りかさん、安本彩花さん、中山莉子さんに話を聞く。「エビ中は音楽に真正面から向き合っているグループ。だから『MUSiC』というストレートなタイトルは素直にうれしいです。もともと私たちは“キレのないダンスと不安定な歌唱力”というキャッチコピーからはじまった。そこから、“音楽”と掲げられるまで自分たちを高められたんだというのは、ジ〜ンと胸にくるものがあります」(安本)10周年記念のアルバムだけに参加アーティストも豪華。たむらぱんや岡崎体育、吉澤嘉代子といったお馴染みの顔ぶれに加え、18歳の新鋭クリエイター・Mega Shinnosukeや宮藤官九郎×ニューロティカ、さらに“姉的存在”のももいろクローバーZともコラボ。「今回は、いろんなアーティストの方々としっかりコラボできたと自負しています。みなさんを迎え入れても負けない“エビ中”になったからこそできた企画。ももクロちゃんとのコラボはアイドルらしさ全開!普段のエビ中の歌声ってけっこうトーン低め。でも、ももクロちゃんの底抜けの明るさが加わるとこんなにかわいくなるの!?って(笑)。ライブでやるのも楽しみです」(真山)最近のエビ中のステージでは、よりエモーショナルな表現を求めて、メンバー同士のハモりやフェイクなど歌唱テクニックにもこだわりが。「アーティストっぽさがあってお気に入りの曲なんですけど『星の数え方』は、大人っぽいバラードだし、3声のハーモニーでめちゃくちゃ緊張でした…。ライブでやるのも今から怖い感じです(笑)」(中山)10周年を迎え、進化を続けながら、その根っこは変わらないと安本さん。「子どものころからやってきて、もう大人と言われる年齢です。でも、騒ぐときは騒ぐ中学生的ノリは、今もメンバー全員変わらない(笑)。そこを大事に、これからも私たちらしく進んでいきたいですね!」(安本)5枚目のオリジナルアルバム。シングル曲「でかどんでん」など全12曲収録。『MUSiC』【初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)】¥4,800 【初回生産限定盤B(2CD)】¥3,900【通常盤(CD)】¥3,000*すべて税込み(Sony Music Labels)しりつえびすちゅうがく左から、真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子からなる6人グループ。4/6よりドラマ『神ちゅーんず』(テレ朝系)が開始。エビ中が歌う主題歌&劇中歌はゲスの極み乙女。の川谷絵音が手がける。※『anan』2019年3月27日号より。写真・内山めぐみ取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年03月20日TBSラジオが19日、同局で会見を行い、4月より新ワイド番組『ACTION』(毎週月曜~金曜 15:30~17:30)をスタートさせることを発表した。1995年4月にスタートした『荒川強啓デイ・キャッチ!』の後番組として放送され、24年振りの夕方ワイド枠改編となる。それぞれパーソナリティを、脚本家・宮藤官九郎(月曜)、クリープハイプ・尾崎世界観(火曜)、Creepy Nuts・DJ松永(水曜)、小説家・羽田圭介(木曜)、フリーライター・武田砂鉄(金曜)が担当する。またアシスタントを幸坂理加(月曜~金曜)が務める。TBSラジオの古川博志氏は「今ラジオを聴いていない方にぜひラジオリスナーになっていただきたい、新しいラジオリスナーを増やすためのミッションで立ち上げました」と説明し、「受け身的に聴いてもらうのではなく、番組に参加してもらい一緒に"アクション"を起こしていこうと、人を動かす力を持っている5人の方にパーソナリティをお願いしました」と話した。宮藤は「最終的に大沢悠里さんみたいになりたいなと思っているので、その第一歩かなと思います」と決意を述べ、尾崎も「本当にうれしいですね。いつかTBSラジオで番組をやるのが目標だったので、こんなに早く叶うなんてと戸惑ってもいるんですが、せっかくのチャンスなので思い切ってやりたいです」と話した。また、ニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)』も担当している松永だが、「他局でやっているのが深夜番組で、夕方の番組は初めて。勝手が違うので、1から勉強させていただく気持ちでやりたいです。歴史ある『デイ・キャッチ!』の後番組のパーソナリティが20代のヒップホップDJという、自分がリスナーでも多分おののくと思うので、そこの気持ちを理解しつつ、皆さんに歩み寄ってやっていきたいです」と謙虚に話した。
2019年03月19日三宅弘城(51)が大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)に出演すると3月19日に発表された。麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧容疑者(51)の代役を務めるという。瀧容疑者は「いだてん」で、中村勘九郎(37)演じる主人公・金栗四三とともに競技用の靴開発に取り組む足袋職人・黒坂辛作を演じていた。各メディアによると重要な役柄であったため、NHK側はやむをえず代役を立てることになったという。「三宅さんは『いだてん』の脚本家・宮藤官九郎さん(48)と同じ『大人計画』に所属しています。また15年の連続テレビ小説『あさが来た』やEテレの幼児向け番組『みいつけた!』、さらにグループ魂のドラマー・石鹸として05年の紅白歌合戦に出演するなどNHKとも縁が深い。それだけでなく三宅さんは、10年に上演された劇団☆新感線の舞台で主演俳優の代役を急遽務めたことが大きな話題に。10日ほどの稽古のみで演じ切り、見事にピンチを救いました。その実力や信頼感は業界でもトップクラスです」(劇団関係者)そんな“代役請負人”の起用が発表されると、Twitterでは「三宅弘城」「クドカンファミリー俳優」といった関連ワードがトレンド入りするほどの大反響が。また、喜ぶ声も上がっている。《信頼感があってとてもよい。奮え~!奮え~!三宅弘城!!》《ピエールももちろんよかったけど、それ以上に笑える芝居に期待してしまう》《なんだこの安心感。ますます面白くなりそうな予感しかしないけれども!》また三宅は瀧容疑者と“意外な関係”があった。宮藤が脚本を務めた02年のドラマ「木更津キャッツアイ」(TBS系)で共演しており、瀧容疑者演じるチンピラ・シガニー小池を逮捕する警察官役を務めたのだ。そのため《木更津キャッツアイでシガニー小池(ピエール瀧)を逮捕した警察官(三宅弘城)が いだてん 播磨屋の代役ってマジ?転んでもただでは起きないクドカンすき》《ピエール瀧の代役が三宅弘城って……木更津キャッツアイ的にもう笑うやん!こんなん笑うやん! 》《さてはクドカン、わざとやったな??》と、そのキャスティングを絶賛する声も上がっている。多くの期待を集め、代役を務める三宅。低迷する「いだてん」の救世主となるのだろうか。
2019年03月19日脚本家の宮藤官九郎が、19日に東京・TBSラジオで行われた同局の新番組『ACTION』(毎週月曜~金曜 15:30~17:30)発表記者会見に出席した。同番組は1995年4月にスタートした『荒川強啓デイ・キャッチ!』の後番組として放送され、24年振りの夕方ワイド枠改編となる。それぞれパーソナリティを、脚本家・宮藤官九郎(月曜)、クリープハイプ・尾崎世界観(火曜)、Creepy Nuts・DJ松永(水曜)、小説家・羽田圭介(木曜)、フリーライター・武田砂鉄(金曜)が担当する。またアシスタントを4月から幸坂理加(月曜~金曜)が務める。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 20:00~)の脚本を務める宮藤だが、「大丈夫じゃないかという判断です。思ったより速く進んじゃって、今年後半はすごく暇になりそうだったので」と意気込んだ。そして月曜パーソナリティを務めるため、「日曜日の放送の次の日なので、すごく一喜一憂の月曜日だと思います。それを皆さんにお届けできるといいなと思います」と話した。また、「大河にも大きな"アクション"がありましたけど、影響はありますか」と、『いだてん』に出演していたピエール瀧容疑者がコカインを摂取したとして12日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことについて質問が飛ぶと、「ないです、大丈夫です」と答えていた。
2019年03月19日松尾スズキをはじめ「大人計画」の全員が出演する特番「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」の収録が先日行われ、その模様を写した写真が到着。番組内容も明らかになった。30周年を迎えた超人気集団「大人計画」の魅力を、6時間10分のノンストップで放送する本番組では、「平成を貫いた“劇薬”~笑いに懸けた30年の歩み~」と題し、全6章に渡り、大人計画30年のレアな映像を交えながら、各メンバーが笑いと共に当時を述懐していく。NHKアーカイブスより彼らの貴重な番組を届ける「大人計画 名作選」では、「トップランナー」や2006年に行われた「大人計画フェスティバル」の模様などを含む当時話題になった番組を放送。加えて、メンバーが「松尾スズキ・ランキング」や「お互いに聞きたいこと」をゆるやかに発表するミニコーナーや、全メンバーによる事前アンケートをもとにした「朗読コーナー」、大人計画の魅力を様々な角度から探る「大人計画データ」のコーナーなど濃厚なラインアップとなっている。先日行われた「大人計画」の全員が初めて一堂に会したこの特番の収録では、貴重なトークが展開され、スタジオは彼らならではの空気、そして穏やかな笑いに包まれていたという。「大人計画」主宰・松尾さんは「みんなが集まる機会なんて、本当に滅多にないのに、(舞台本番後の収録で)こんなにくたびれていて、感動もままならなくて、でもそれが大人計画らしいなっていうか、いつもなんかこう、形が完璧じゃないんですよ」と収録を終えた感想を語る。また30年をふり返る昔の映像を見て、「ひたすら恥ずかしかった」と話す松尾さん。「やっぱり、自意識がギラギラ見えちゃって。でも、それを見返す機会は多分もう無いだろうから、そういうのも含めて、肝に銘じました。自分のなりふりというのが、永遠に残るんだって」といい機会だったとコメント。そして「トークでテレビに出たいとかいう欲は、もうそれほど無いんですけど、それが縁じゃないともはや集まれないし。本当に、次は法事かなって、思いますけど」と冗談を言いつつ、「節目にこの機会、ありがとうございました」と特番放送に感謝した。なお、番組のタイムテーブルなどが後日公開予定だ。「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」は3月31日(日)22時50分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日「脚本家の宮藤官九郎さんと一緒に仕事をすると必ず服を脱がされるんです。『また、きたか!』と思いました。まさか大河ドラマで自分の裸が毎週出るなんて(笑)」そう語るのはNHK大河ドラマ『いだてん』で、天狗倶楽部の中心的人物である三島弥彦を演じる生田斗真(34)。威勢のいい掛け声と上半身裸で通称“天狗ダンス”を披露する天狗倶楽部。ウザくてチャラい集団は初回放送直後から話題になった。がっしりとした体格の弥彦を演じるにあたり、生田は走り込みや筋トレなどで体づくりをしたそう。そして食生活にも変化が――。「天狗倶楽部のメンバーで焼き肉へ行ったときに、『やっぱ天狗倶楽部だから、米の大(ライス大盛り)は頼むでしょ』ということで、肉と米の大をみんなで頼んで。とにかくいっぱい食べることを意識していたと思います」(生田・以下同)ドラマはストックホルム五輪へ舞台を移した。撮影は昨年8月に約3週間。スケジュールに余裕があり、街中を見てまわったそう。「金栗くん(中村勘九郎)とレンタル自転車でツーリングしながら美術館やご飯へ行ったりしました。金栗くんとはほぼ、というか、毎日一緒にいました(笑)。そういうこともあり、ストックホルムでたくさんの絆が生まれたなと思います」日本人初のオリンピック選手として、金栗四三と三島弥彦はストックホルムでどう戦い、何を感じていったのか?前半の大きな見せ場ともなるストックホルム大会。「100年前、三島さんや金栗さんが走ったトラックでの撮影は大変貴重な経験でした。とにかく壮大なスケールのロケで、圧巻のシーンがたくさんあると思います!」
2019年03月09日俳優・東出昌大が、岩松了作・演出の舞台M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」で主演を務めることが決定。共演には太賀、水上京香、片桐はいりらを迎え、夏、本多劇場にて東京公演が行われる。本公演はM&Oplaysと岩松さんが定期的に行っているプロデュース公演の最新作。これまで、宮藤官九郎主演の「アイドル、かくの如し」、「結びの庭」、小泉今日子主演の「家庭内失踪」、堀井新太や黒島結菜を中心とした若者の群像劇「少女ミウ」などを提供してきたこのシリーズ。今回は湖畔の別荘を舞台に、ある夫婦と夫の親友、そして彼らの周りの男女が繰り広げる、“嫉妬”をめぐるドラマを新たに岩松さんが書き下ろした。主演を務める東出さんは、昨年、主演作『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で上映され話題に。また、2度目の舞台となる三島由紀夫原作舞台「豊饒の海」では、複雑な心理の主人公を見事に演じ切ったが、今回自身3度目の舞台では、何不自由なく育ち、美しい妻を娶るなど誰もが羨むような人生を送る半面、物語が進むにつれて嫉妬に押しつぶされ、追い詰められ壊れゆく主人公の“夫”を演じる。また“夫”の親友役には、「今日から俺は!!」『母さんがどんなに僕を嫌いでも』など話題作に出演、東出さんとは『桐島、部活やめるってよ』以来7年ぶりの共演となる太賀さんに決定。今回、岩松さんと初タッグを組むこととなった東出さんは「役者にとって特別な下北沢の、憧れの本多劇場で、岩松了さん演出で舞台の上に立てるのは、光栄な思いと楽しみと恐れが入り混じった不思議な感覚です」と心境を明かしつつ、「必ずや、良い舞台にします。心より、お待ちしております」と意気込み。一方、岩松作品は今回が4回目となる太賀さんは「尊敬する岩松了さん、そして東出昌大さんをはじめとする素敵なキャストの方々と一緒に演劇をやれる事を大変嬉しく思います。お話を頂いてから、ずっと待ち焦がれてました。二度目の夏。是非観に来てください」と参加への喜びを語っている。さらに“妻”役には、連続テレビ小説「わろてんか」にも出演していた注目の若手女優・水上京香。そのほか、清水葉月、菅原永二、片桐はいり、そして岩松さんも出演。主人公たちを取り巻く個性豊かなキャラクターたちを演じる。<岩松了コメント>二度目の夏──湖畔の別荘を舞台に「男の嫉妬」がひき起こす、ある事件を描く物語です。主演に初めてご一緒する東出昌大さん。共演に何度も舞台でご一緒している太賀くんはじめ、素敵なキャストのみなさんに集まってもらいました。僕自身、今からとても楽しみにしています。ご期待下さい!!M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」は7月20日(金)~8月12日(日)本多劇場(東京公演)にて上演、ほか、福岡、広島、静岡、大阪、名古屋、神奈川公演あり。(cinemacafe.net)
2019年03月04日「放送開始前から『(視聴率)10%を切らないように』と上層部からハッパをかけられていましたが、2月での一桁は完全に想定外です。すでに20話ほど撮り終え、編集作業も進んでいるため前半戦での大幅な軌道修正はできないのが現状です」(NHK関係者)中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(48)がW主演を務める大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』が低迷している。初回視聴率では、歴代ワースト3位となる15.5%を記録。その後も視聴率は下がり続け、2月10日の第6話では、9.9%と大河史上最速で一桁台を記録してしまった。 17日の第7話も失速止まらず9.5%だった。2月13日のNHKの定例会見では、木田幸紀放送総局長も大河ドラマの不振についてこう語っている。「ついていけないとか、わかりにくいという意見も確かにいろんなところで聞いています」厳しい評価を耳にしていることを明らかに。低迷の理由について別のNHK関係者はこう明かす。「主人公・金栗四三の知名度の低さに加え、古今亭志ん生役とナレーションを担当しているビートたけしさん(72)の語りの聞きづらさなども一因に挙げられています。ただいちばんの原因は明治と昭和の時代を行き来する、今作のストーリー展開でしょう。宮藤官九郎さんならではの脚本なのですが、話の途中で突然、時代が切り替わるため、特に年配の視聴者がスピード感についていけていない。従来の大河ファンが離れてしまっているのが最大の要因です」主人公が阿部に代わる後半戦では、五輪招致というわかりやすい展開で視聴率向上が見込めると踏んでいるというが……。「具体的には『あまちゃん』で人気だった小泉今日子さん(53)の登場場面を増やすことを考えています。とはいえ、放送されるのは3~4カ月先の話なので、局側は番宣活動に最注力することに決めました。そこで“起爆剤”として白羽の矢が立ったのが“チコちゃん”でした」(ドラマ関係者)『チコちゃんに叱られる!』は、“5歳の女の子”チコちゃんの素朴な疑問に答えていく同局の人気番組。不正解だと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱りつけるキャラが人気を呼んでいる。「9日の再放送の視聴率が18%で、週間視聴率《娯楽部門》でなんと『笑点』や『イッテQ!』などを抑えて1位になりました。正月放送の特番では、阿部さん、綾瀬はるかさん(33)らが出演しましたが、勘九郎さんはVTR出演のみ。そこで、今度は勘九郎さん本人を出演させてチコちゃんに存分に叱ってもらおうと、スケジュールを調整している最中です。さらに『いだてん』本編にも岡村隆史さん(48)やチコちゃんの声を務める木村祐一さん(56)が役者としてサプライズ出演する案も浮上しています」(番組関係者)救世主・チコちゃんの渾身の叱咤で、視聴率V字回復なるか!?
2019年02月20日お笑いタレント・ビートたけしが認めた若手芸人をたけし自ら表彰する漫才コンテスト「ビートたけし杯 漫才日本一」が28日、東京・浅草の東洋館で行われ、マッハスピード豪速球が優勝した。たけしが名誉顧問を務める「江戸まちたいとう芸楽祭」の一環で行われた同コンテストは、“その日一番ウケたヤツ”が優勝というもの。初開催の今回、芸歴10年以下の若手漫才コンビ31組がエントリーし、映像審査で選出されたオッパショ石、がじゅまる、ヤマメ、ブラットピーク、ゆかりてるみ、いい塩梅、マッハスピード豪速球、キープランニング、ザ・パーフェクト、モンローズの10組が本戦に出場した。観客投票、放送作家の高田文夫氏、お笑いコンビのナイツの審査により、優勝に輝いたのはマッハスピード豪速球。たけしによって発表されると、2人は「やったー!」と喜びを爆発させた。昨年5月までオフィス北野に所属し、現在はフリーで活動しているコンビで、それを知るとたけしは「選ぶんじゃなかった」と笑いを誘った。マッハスピード豪速球は「オフィス北野にいた時にたけしさんに1回挨拶できたことがあって、その時に『漫才師か?』と聞かれて『コント師です』って答えたら『あ、そっか』って。あのとき『漫才師です』って言ってたら何かあったのかなと思って、そこから漫才を始めた」と、たけしがきっかけで漫才を始めたと告白。「そうしたら、たけしさんがオフィス北野からいなくなっちゃって、一生見せられないんじゃないかなと思ったら、今日の話がきて、優勝して本当にうれしいです」と喜びを語った。たけしは、「浅草を中心に関東の漫才ブームがくればいいなと思って」と同コンテストを立ち上げた思いを告白。マッハスピード豪速球の優勝に「第1回でうまいチャンピオンも出た。盛り上がってうれしい」と満足の様子で、「基本的にはなんの評論もなく、ただウケたヤツ、おもしろい人にあげようということ。客席もお客さんも我々もみんな順位が同じだったので、笑いっていうのは面白いと思ったらみんなが面白いって思うんだろうなと思った」と語った。見届け人として宮藤官九郎、服部征夫(台東区長)も登場した。
2019年01月29日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■サンバや三味線……世界をつなぐ多様な音楽「『あまちゃん』で出てきた言語って、東北弁と東京弁でしたが、今回は、オリンピックが舞台で世界規模で言語の違う人がいっぱい出てきます。共通の文化がない人同士をつなぐ、多様な音楽を意識しました」サンバの打楽器や三味線など和洋の音が混ざり合う。「つなぐということでは、主人公だけでなく、背後にいる大勢の名もない市井の人々の気持ちを代弁するものに、音楽はするべきだということにも気付いたんです。『オリンピック?それより食うのに精いっぱいだよ』という人たちですね。また、改めてスポーツについて考えるなかで、現代はスポーツでも音楽でも何でもが先鋭的になって、社会全体が“アスリート化”しているように感じました。技術を突き詰めすぎて、たとえるなら、掘り続けた穴が深くなって、周囲が見えなくなっている。基本は分断状態になりますから、それをつなぐ音楽を作っていきたいという気持ちも出てきました」とはいえ音楽は、決して万能ではないとも。「音楽が平和といわれますが、とんでもない。軍歌がいい例で、国威発揚の劇薬にもなるわけです。スポーツも似てるなと思って。だって、スポーツなのに国を背負ったりするでしょう。実際に過去にはオリンピックも利用されたこともある。このドラマでは、第1話からその矛盾もしっかり描かれているのがいい。今の段階では明るい印象のドラマですが、それだけでは終わりません。これから、関東大震災や2度の世界大戦も出てきます。僕らの世代は戦争は知らないけれども、東日本大震災を経験している。戦争を止めるためにオリンピックが始まったところもあるわけですし、その本来の意味を、このドラマを通じて考えなおす機会になればいいと思うんです」■’60年代から活躍する大御所ミュージシャンが登場「実は、個人的に東京オリンピック参加の記憶があります。’64年当時、横浜在住の幼稚園児で、前年のプレ五輪に駆り出されて。三ツ沢球技場で行進しながら、先生の合図で手にした風船を放さなければいけないのを、僕だけ家に持って帰りたくて、『イヤだ!』ってゴネたんですよね(笑)」最後に、今後の音楽の展開プランについて明かす。「この先、東京オリンピック前後が描かれるときには、’64年ごろから活躍しているミュージシャンに参加してほしくて、大御所からマニアックな人まで、腕こきの方たちにも声をかけています。あと、宮藤さんのドラマの持ち味は、脇役にも感情移入できること。僕自身、すでに人力車夫の清さん(峯田和伸・41)や、治五郎の下であたふたしている助教授の可児さん(古舘寛治・50)のことが、ファンレターを書きたいくらい好きだから(笑)。そんな脇役たちのテーマ曲も次々と生まれるかもしれません」今後の物語で女性へのスポーツ普及にも尽力する金栗。その女子選手を演じる新キャストも気になる。「最近あまり言われることがなくなりましたが、“参加することに意義がある”というオリンピック精神の神髄を、音楽でもやり切りたいですね」
2019年01月27日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■上手すぎてシンセサイザーに聞こえる口笛奏者「普通のドラマの撮影では、めったにないことですが、撮影現場で演奏した曲が、一部そのまま使われています。たとえば、浅草のシーン。うちのバンドメンバーが登場人物となって、撮影中にナマで『自転車節』などの当時の曲を演奏しています。普通は現場では音楽は鳴らなくて、役者さんも“鳴ってるフリ”で演じますからね。そこに、あとで音を加えるわけです。それを本物のミュージシャンを呼んで演奏させるというのは、現場は間違いなく活気づきます。ギャラの問題なども出てきますが、(笑)。これは僕というより、演出側のチャレンジかな」もう一つの実験ともいえるのが口笛の起用。2年連続で国際口笛コンクールで優勝している柴田晶子さんによるもの。「オープニング曲のルルルルルのところや、第2話では金栗家のシーンでも入りました。柴田さんは、普通に吹いてもらうと、あまりに上手すぎて楽器のシンセサイザーにしか聞こえないので、『すみません。もうちょっと下手に、少し揺らいで』などとお願いしたり(笑)。昔は西部劇映画やドラマの劇伴でもよく使われた口笛ですが、最近は少なくなりましたからね」
2019年01月27日「『あまちゃん』やこれまでの大河に負けないくらい、いろんな音楽の仕掛けや実験をしています。作った曲も、200曲を超えました」1月6日からスタートしたNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の音楽を担当しているのが大友良英さん(59)。ドラマは、中村勘九郎(37)演じる「日本初のオリンピック選手」の金栗四三と、阿部サダヲ(48)扮する「初めて日本に五輪を招致した男」田畑政治を主人公にして、明治から昭和にかけて激動の半世紀を描く。大友さんは、’13年の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽も担当したギタリストで音楽家。社会現象にもなった『あまちゃん』では、オープニングテーマはじめ、劇中歌やサントラも異例の大ヒットで、大友さんも日本レコード大賞作曲賞に輝いた。また今回、『いだてん』の脚本を宮藤官九郎(48)が手がけ、出演者にも小泉今日子(52)らが名を連ねるなど、『あまちゃん』メンバーたちの再結集も話題だ。ドラマに負けない“とつけむにゃあ(とんでもない)”『いだてん』音楽誕生秘話を、大友さん本人が語った。■制作1年。難産のオープニング曲「’17年夏ごろ、音楽を依頼されてすぐにロケハンに出たのは、『あまちゃん』のときと同じ。でも、その後のテーマ曲作りは、今まででいちばん時間がかかりました」ディレクターからは「痛快」というキーワードをもらっていたが、なかなかイメージがつかめなかったという。「ブラジルに行ってサンバを聴いたときに、100人の音楽隊を見て、これだとイメージできたんです。完成まで1年くらいかかりましたかね。ドラマでは東京オリンピック開催について、最初は嘉納治五郎(役所広司)など一部の人が大騒ぎしているんですが、続いて主人公たち、日本中の人々、最後には世界中を巻き込んでいくんですね。ですからテーマ曲も、ドラマの流れをなぞった構造にしようと思ったんです」高らかなファンファーレの後、ギターのソロが始まりどんどんスケールが大きくなってくる。「そこに、どんどん演奏者が入っていって、最終的には巨大なアンサンブル(合奏)になる。まあ、右肩上がりの高度成長期も同時に表現できるかなと。打楽器奏者だけでも、プロとアマ合わせて60人近く。N響(NHK交響楽団)のエリート奏者から、うちのバンドのメンバー、町の演奏家まで。なかには工場の廃材で作った楽器で参加した一般の人もいます」その試みは、後半のサンバパートのコーラス部分でも。「その場にいる人に『歌って、歌って』で誰にでも入ってもらったんで、最後は、のべ300人以上が参加しています。あと、四三が走るときの『すっすー、はっはー』という呼吸法がおもしろかったので、途中で『ずんずん、はっはっ』というコーラスも入っています。従来は大河テーマの定番だった途中の“ゆったりパート”もなくし、最後まで走り続ける疾走感を大事にしました」■綾瀬に当てた曲がいつのまにか勘九郎と夫婦の音楽にテーマ曲に加え、劇中に流れるいわゆる「劇伴曲」も注目。「はっきり意識して作ったのが、『孝蔵のテーマ』。若き日の、ちょっとやさぐれた志ん生(森山未來)ですね。まじめな印象の金栗とは違い、自伝などを読むと落語名人の志ん生の生きざまは、間違いなく昔のブルースマンじゃないかと。だったらブルースでいっちゃえと」もちろん、主人公の金栗四三とスヤ夫婦の曲も。「最初に熊本のロケ現場で、四三の妻役のヒロイン・綾瀬はるかさん(33)に会って『よろしくお願いします!』と言われた瞬間、曲を思いついてました(笑)。その後、NHK局内でお会いしたときにも『100曲以上でも書ける』と思ったほど、すっかり綾瀬ファンです。ただ、スヤの曲、四三の曲というわけでもなくて。今回は、ほかの曲もそう。誰々のテーマというより、その状況に合わせて流れる曲になっています。最初はスヤのイメージで、すごくやさしい曲を思いついたんですけど。ちょっと待てよ、これって四三にもいいなと。四三も、実は演じている勘九郎さんも、いわゆるマッチョや根性のイメージとは違うタイプですね。僕自身、根性主義は苦手で、その点、四三も、ただ好きで走っているところがいいですよね。加えて、四三もスヤも、いい意味で天然で、そこも演じている勘九郎さんや綾瀬さんにも当てはまるかなと感じて。だから、さまざまな思いがシンクロしてできた曲。自分で言うのもなんですが、きれいなバラードです」
2019年01月27日劇団・大人計画を特集する番組「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」が、3月31日にNHK BSプレミアムで放送されると発表された。旗揚げから30周年を迎えた大人計画。各メディアによると同番組ではその歴史や魅力を、NHK独自のアーカイブ映像や大人計画メンバーのトークとともに紐解くという。また各メディアによると同番組は31日の22時50分から翌5:00まで、計6時間10分も放送。主宰・松尾スズキ(56)を筆頭に、宮藤官九郎(48)、阿部サダヲ(48)、星野源(37)といった大人計画のメンバー25名が総出演するという。Twitterでは同番組への期待の声が上がっている。《6時間10分ぜんぶ大人計画はヤバすぎる ワクワクが止まらない》《「アッこのヒト見たことある」つう人や有名なあの人や超人気のあの人がみんな薄ら笑い浮かべながら他人行儀に番組が進むのかとか思うともう興奮で胃がどうにかなりそう》《こりゃ面白そう!「あれ」とか「これ」とかNHKで流せるかな?という不安も若干あるけど》松尾は、自身が監督・脚本・主演を務める映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」の公開を今秋に控えている。また宮藤が脚本を手がけ、松尾や阿部、星野らが出演する大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」が現在放送中。大人計画メンバーは昨今、目覚ましい活躍ぶりを見せている。「大人計画はタブーに切り込んだり、ブラックジョークや風刺を利かせた作風が特徴。特に初期はそのセンスに追いつけるファンがまだ少なく、その反面、熱狂的なファンを生み出していました。だからこそ今回の『大人計画テレビ』について『NHKで特集されるまでになるとは……』と感慨深いファンも多いようです」(劇団関係者)
2019年01月26日松尾スズキ率いる超人気集団「大人計画」の特番、『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』が3月31日(日)に放送されることが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされ、30周年を迎えた「大人計画」。放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で脚本を務める宮藤官九郎をはじめ、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、三宅弘城、星野源など、映画や舞台、CMで活躍する多くの才能が所属している。今回放送決定した6時間10分の特番では、そんな超豪華メンバー全員が大集結!「大人計画」の歴史と魅力を、貴重な映像とトークを交えて放送。「大人計画」が愛されるワケがきっと分かる、そんな内容になっている。『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』は3月31日(日)22時50分~NHKBSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月25日「カウンターに座った2人は、リラックスした雰囲気で店主との会話を楽しんでいました。小泉さんがずっと豊原さんを立てている様子が印象的でした」(居合わせた客)小泉今日子(52)と豊原功補(53)が、東京都内の寿司店で目撃されたのは’18年12月中旬のこと。この直前には、小泉がNHK大河ドラマ『いだてん』に出演すると発表されたばかりだった。「小泉は、ビートたけしが演じる古今亭志ん生の“敏腕マネージャー”だった長女・美津子役。脚本を担当した宮藤官九郎が、小泉をイメージしたキャラクターづくりをしています。’18年2月に豊原との不倫関係を公表した小泉はさらに6月には女優を休業して裏方に転身することを発表しました。しかし大河出演は休業宣言前から決まっていた仕事だそうです」(芸能関係者)本誌は豊原が演出を務めた舞台で観客からアンケートを回収するなど、裏方に徹する小泉の姿を目撃している。スポットライトの当たらない立場も彼女にとっては逆に新鮮なようで、楽しんでいるようにも見えたが、早々に女優復帰を目指さなければいけない状況にあるという。ある舞台関係者は言う。「東京都内の老舗劇場に、小泉さんが’20年の使用を申請しているそうです。小泉さんは自身が社長を務めている会社『明後日』のHPで《2020年以降は弊社制作のイベントや舞台などから復帰出来たらと考えております》と発表していましたが、’20年早々にも再び表舞台に立つつもりだそうです」彼女の焦心の理由は経済状況にあるようだ。小泉の知人は言う。「不倫公表以降、豊原さんのテレビ出演の依頼は激減しており、収入もかなり減っています。しかも豊原さんの奥さんは離婚に同意しておらす、生活費やお子さんの養育費なども払っています。その豊原さんの収入の大部分が明後日から支払われている演出料や出演料で、社長である小泉さんが捻出しなければいけません。好きな裏方に専念しているだけでは、豊原さんやその家族の生活は支えられないというのが実情。小泉さんも『やっぱり私が稼がなければ、いまの2人の関係は維持できない』ということに気づいたのでしょう」不倫相手の家族を養うため、夢だった裏方生活をあきらめざるをえないという小泉。大河ドラマの役のような敏腕ぶりで、この苦境を乗り越えることはできるか。
2019年01月10日“眠る。”をキーワードに新しいファッションを提案するイベントを2019年1月12日から22日まで、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区にて開催する。同イベントでは、「眠る」時間であっても、“もっと自分らしさを追求したい”、“もっとファッショナブルな時間を過ごしたい”、という欲求を満たすコンテンツを提案する。NHKの深夜番組『おやすみ日本 眠いいね!』を伊勢丹新宿店から生中継!イベント開催中、1月12日 24時05分から(※13日 0時05分から)日本放送協会(NHK)による深夜番組『おやすみ日本 眠いいね!』を 伊勢丹新宿店から総合テレビで生中継する。同番組は、宮藤官九郎が、日本中の“眠れない声”に耳を傾け、あなたが眠れるまでとことんつきあう真夜中の生放送。眠れそうかどうかはスマホやテレビから「眠いいね!」ボタンで視聴者が判定し、安眠度数が高まらなければ番組を終えることが出来ないという、史上初(?)のエンドレス・トーク番組。イベント開催期間中、会場では『おやすみ日本 眠いいね!』番組のパネルや小道具などの展示も行う。詳しくはこちらホームページをチェック。()TOKYO解放区が提案する“眠る。”をキーワードにしたNEWなファッションをチェック!■ヴィヴィアンノ・スーヴィヴィアンノ・スーは、Amazon Fashion Week TOKYOにも参加した東京のファッションブランド。アバンギャルドでありながらエレガンスを感じられるファッションアイテムをルームウエアとしても提案している。今回は、チャイナのムードが漂うシルキーなブラウスやパンツ、ガウンが登場する。パジャマコート 税込6万9,120円(Viviano Sue)■「Martin’s motel」をコンセプトにしたグッズMartin’s motelは架空のモーテル。「1983年にロサンゼルスにOPENしたMartin’s motel」をコンセプトに、グッズを提案。「35周年となる2018年、客室のリニューアルに合わせて設置している家具や備品に⾄るまでデザインを⼀新。要望の声に応え、Martin’s motelの客室備品を不定期で販売中。」といった設定のもと同企画に登場する。■旅からインスピレーションを受けた6つのフレグランスキャンドルenneインテリアに取り入れるだけで日常にラグジュアリー感を引き出すennaのキャンドル。本格的な大理石やオニキスのボトルに、植物由来のワックスが一つひとつ丁寧に注がれている。調香師がブレンドした旅からインスピレーションを受けた6つのフレグランスを気分に合わせて選んでみるのも楽しい時間。 眠る前、眠っているときに使いたい快適グッズ。キャンドル 税込1万4,688円(enne)■心地よいPUEBCOのブランケット「価値がないとされた素材を使って人々に喜んでもらえるものを」といったコンセプトから、インダストリアルな印象を持つインテリアアイテムが充実のPUEBCO。ベッド周りを心地よくするブランケットをひとつ取り入れてみては。ブランケット 税込3,672円(PUEBCO)■睡眠をデザインするをコンセプト にしたライフスタイルブランドakisaka「The Design Of Sleep」睡眠をデザインするをコンセプトに、新たな視点でパジャマやライフスタイルを提案するブランド。外出着としても使用できるルームウエアをラインアップする。参加ブランド一覧・akisaka・Viviano Sue・さえら・TETERA・Martin’s MOTEL・PUEBCO・enne・松栄堂・poem by rabbit・crepe.…and more【イベント情報】眠る。会期:2019年1月12日~22日場所:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区NHK『おやすみ日本 眠いいね!』伊勢丹新宿店から総合テレビで生中継放送日:2019年1月12日時間:24:05〜終了時間未定!
2018年12月29日平成30年の今年は、松尾スズキさんがその名を名乗り大人計画を旗揚げして30周年のメモリアルイヤー。それを記念し、「30祭(SANJUSSAI)」なるイベントが開催される。このイベントの見どころ、そして、いまや多方面で大活躍する劇団員の方々の推薦コメントを、旗揚げ3年目から27年間を共に歩んできた社長の長坂まき子さんに伺ってきました。「口火を切ったのは、松尾さんの、30周年を記念したゴージャスでダンディなコンサートがやりたい、との言葉。そこから劇団員にやりたいことを募り、面白そうな企画を考えていたら、こんなお祭りになりました。そもそも大人計画は、松尾さんを筆頭に、演劇だけで生きてきた人たちの集団じゃないし、それも“らしい”のかな、と(笑)。我々が面白がって考えた企画の数々、一緒に楽しんでいただけたら幸いです」大人計画大博覧会12月18日(火)~ 27日(木)入場料2500円音声ガイド付入場券3000円大人計画と松尾さんの軌跡を展示で振り返る。舞台写真や、所属メンバーの歴代アーティスト写真などの展示で30年の歴史を振り返るほか、突如、劇団員が登場して行われる出し物も。「目玉は松尾さんの原画展。初期作から描き下ろしまで見応えあります」松尾スズキ30周年記念ファミリーコンサート“なんとかここまで起訴されず”12月25日(火)・26日(水)指定席9000円立見8500円上手いのに、松尾さんが歌うと途端に面白い。「わちゃわちゃしていない…結局するんでしょうけれど(笑)、ドリンク片手に、ゆったりと歌とトークを楽しんでいただきます。6人編成の生バンドをバックに、松尾さんがミュージカルナンバーなどを披露予定」名作上映会と愉快なトーク12月28日(金)・29日(土)全席指定3500円大人計画のエポック的舞台、全5作品を映像で。社長自ら「これを観せずして何を観せるというくらいの初期の代表作」と語る『愛の罰』をはじめ、松尾さんセレクトの『サッちゃんの明日』など過去作品5作を上映。上映後には出演者たちのトークも。「いまのお客さんにお見せしたい作品ばかり。臨場感のある大きいスクリーンで、若い松尾さんや劇団員をご堪能ください」宮藤官九郎と伊勢志摩の感動ドキュメント“伝説の先輩を訪ねて”12月29日(土)・30日(日)全席指定5500円意外に感動!? 大人計画版「あの人は今」。宮藤さんと伊勢さんが、大人計画を辞めたメンバーに会いに行く様子を映像で上映。「会いに行った側も来られた側も、嬉しくなっちゃってる感じが最高です」エンディングセレモニー“また逢う日まで、生きてたら”12月30日(日)全席指定5800円大人計画の天才ふたりがトークする貴重な機会。松尾さんと宮藤さんのふたりを中心に、思い出話などで繰り広げるトークイベント。「詳細はまだ秘密。劇団員もそこそこ登場しての企画も用意しています」「30祭」12月18日(火)~30日(日)表参道・スパイラル大人計画 社長長坂まき子さん1964年生まれ。’91年より大人計画に携わる。現在、所属俳優のマネジメントと舞台制作の両輪で活躍する。※『anan』2018年12月19日号より。写真・土佐麻理子(長坂さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月18日12月18~30日まで東京・表参道のスパイラルで開催される松尾スズキ+大人計画30周年記念イベント『30祭(SANJUSSAI)』のオープニングセレモニー&内覧会が18日、同所で行われ、松尾スズキ、宮藤官九郎、顔田顔彦、阿部サダヲ、宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、近藤公園、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、田村たがめ、平岩紙が出席した。1988年に松尾スズキ作、演出の舞台『絶妙な関係』で旗揚げし、その後は宮藤官九郎や阿部サダヲ、荒川良々といった多くの俳優を輩出してきた大人計画。旗揚げから30周年を記念した同イベントは、大人計画の演劇活動30年分の舞台写真や稽古風景写真、衣裳、小道具、松尾がこれまで発表してきた様々なイラストの原画などを展示。松尾が原画展を開催するのは今回が初めてとなる。また、劇団員のトークショーなども行われる予定だ。そんな同イベントのオープニングセレモニーに、松尾スズキら劇団員が勢揃い。松尾は「30周年イベントが開けたことをうれしく思っています」と喜ぶも、多くの報道陣を前にして「ここで何か言うと色んな問題が起きるのでがんじがらめですね(笑)」と苦笑い。「とにかくここにいる全員は見ての通りおじさんとおばさんですが、30年間のイラストやポスターを見てこの人たちにも若い頃があったんだなと感じていただければと思います」と笑いを誘った。来年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で中村勘三郎とともにダブル主演を務める阿部サダヲは「来年NHKの大河ドラマの主役をいただきます!」と他の劇団員に自慢すると、劇団員たちは「いいな~」と羨望の眼差し。続けて阿部は「こんなイベントができるすごい劇団に入れたことがうれしいし、運が良かったと思っています」と大人計画に感謝しながら「30周年続く劇団って珍しいことらしいんですが、ファン感謝デー的な触れ合うイベントにしてきたいですね」とアピールしていた。
2018年12月18日