学校のプリントや郵便物などの大切な書類。散らばってしまったり、後回しにしてしまいがちな書類を上手に整理・管理するにはどうしたらいい? お家がすっきりと片付いた収納上手な3名のママが実際にやっている、プリント整理のコツをここで紹介します。ぜひ新学期からの参考に!収納上手ママのプリント整理術CONTENTS#01 kanaさんの場合リビングの棚で管理#02 takaさんの場合細かくファイリングで管理#03 yumiさんの場合キッチンで管理#01 kanaさんの場合 リビングの棚で管理中3、小4、小2の三兄弟を育てるワーキングママ。北欧テイストのインテリアと、役に立つ収納アイディアをインスタグラムで発信中。書類は主にリビングの棚で管理している。棚は『無印良品』のスタッキングシェルフを愛用。Instagram:@ren_yu_asaKanaさんのプリント収納術_01子ども別にファイルボックスへ小学生チームは、毎日学校の準備はリビングでやるのがkanaさん宅の基本。教科書やノートもリビングの棚に収納しているので、プリントもここで整理できる。保管が必要なプリントは、学校別にファイリングした後、ファイルボックスへ。テプラを使ってすっきりラベリング。Kanaさんのプリント収納術_02一時保管場所をつくる忙しい毎日で、なかなかこまめにはプリント整理の時間が取れないのが現状。そこで、kanaさんが実践しているのが、棚上に置いた二段のボックスを一時保管場所にするアイディア。上の段に一度チェックした学校のプリントや郵便物を、下の段に保管するものと分けておく。保管するものは、時間がある時にまとめてファイリング。Kanaさんのプリント収納術_03カレンダーを近くに設置し、提出期限を書き込む書類の提出を忘れないように、近くにカレンダーを設置し提出期限を書き込んでおく。目につきやすい場所なので、こまめにチェックして提出忘れを防止できる。#02 takaさんの場合 細かくファイリングで管理整理収納アドバイザーとして、Web媒体でコラム執筆、個人のお片付けサポートや自宅レッスンも定期開催するなど活躍中。13歳・11歳・9歳の3人の子どもを育てる。ブログやインスタグラムで披露する、無理なくすっきり片付くアイディアが大人気。Instagram:@taka.5.hometakaさんのプリント収納術_01細かく仕分ける細かく仕分けるのは一見大変だけど、必要な時にすぐ探せるので実は効率的。子どもがプリントをもらってきたらまずは「保管するもの」「提出物するもの」「不要なもの」の3つに分ける。不要なプリントはすぐ処分する。さらに保管するものは「保護者向け」と「子ども向け」の2つに分けておく。後回しにしない工夫は、プリントをとりあえず置くスペースをあえてつくらないこと。キッチンカウンターに置いてもらえば、必ず目に入るので隙間時間に整理できるそう。takaさんのプリント収納術_02子どもにもファイリングを任せる「子ども向け」に分けたプリントは、子どもにファイリングを任せる。子どもたちは自分のプリントの居場所を把握し、後で自分で探すことができる。takaさんのプリント収納術_03見る頻度に分け、細かくファイリング「保護者向け」に分けたプリントは、1年間保管が必要な書類や要項→滅多に見ないもの、毎月配られる学年だより→月に何度か見るもの……など見返す頻度ごとに細かく4つに分けて保管する。テプラを活用し、分かりやすくラベリング。takaさんのプリント収納術_04期間限定のものは、食器棚の扉裏へ休校のお知らせなど、一時的に必要なプリントは、保管する期間を直接書き込んで食器棚の扉裏へ。人目につかないけれど、毎日開ける場所だから管理がしやすい。期限が過ぎたら処分する。#03 yumiさんの場合 キッチンで管理都内の一軒家に住む、6歳・3歳の男の子のママ。インスタグラムでは、インテリアや収納整理のほかにも、掃除術やつくりおきなど幅広いアイディアを披露中! プリント類は主にキッチンで管理。Instagram:@ni_._._miyumiさんのプリント収納術_01壁にマグネットボードを設置キッチンの壁面に『IKEA』のマグネットボードを設置。白なのでインテリアの邪魔をせず、すっきり見えも叶う。ちなみに以前は、マスキングテープで貼って管理していたそう。マグネットボードの方が見た目も好印象な上、いちいちテープで貼り替える必要がなく、時短を実現。yumiさんのプリント収納術_02重要度の高いものは冷蔵庫脇へ重要な提出物・連絡網などは「冷蔵庫ピタッとファイル(見開きポケットタイプ)」で保管。提出物は、念のためプリントを写真に撮って旦那さんとLINEのアルバムへ。「長男・小学校」「次男・保育園」ときょうだい別で共有し、期限を忘れないようお互いで声掛け合う工夫も。
2024年03月29日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.9では、ずっと空き待ちをしていた憧れのヴィンテージ物件で暮らす、〈ELEPHANT〉のオーナー・吉田安成さん家族の住まいへ。仕事では主に北欧のモダンデザインを扱う吉田さんですが、自宅では古今東西さまざまなものとの暮らしを楽しんでいるそう! さっそく子育てもおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profile吉田安成さん〈ELEPHANT〉オーナーグラフィックデザイナーとして活躍後、北欧モダンデザインのヴィンテージプロダクトやアートピースを取り扱うショップ〈ELEPHANT〉を開店。Instagram:@elephant_tokyoFAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男2歳)HOUSE TYPE:ヴィンテージマンション/賃貸HOUSE DETAIL:居住歴2年7ヵ月/約83㎡/3LDKAREA:東京都こだわりの住まいについていいデザインと暮らすこと〈ELEPHANT〉のオーナー・吉田さん家族の住まいは、黒沢隆研究室によって1989年に建てられたマンション。「窓の景観を守るために日本の賃貸では珍しく乾燥機置き場があったり、リビングには造り付けのローカウンターにクッションが埋め込まれていたり。この家は表面的にデザインされたありふれたデザイナーズ物件とは違って、住み手の暮らしが細部にまで設計されている。そう住めば住むほどに気付かされます」家族で過ごす家時間を充実させるために、吉田さんが心掛けていること。それは“できるだけ妥協せず気に入ったものを買う、使う、飾ること”だという。「本当に欲しいと思えるものに出会えたら、無理してでもできるだけ買いたいと思っています。妥協して買ってしまうとどうしても愛着が湧かないですし、純粋に好きなものとの暮らしは心地いいです。⼦どもにも⼩さな頃からいいものに触れてほしいし、『これは⼤切なもの』だと伝えることで、ものを⼤事にする感覚も養えると思うんです」子どもにまつわるもの選びは全くの初心者だったという吉田さん。「息子が生まれて、もの選びも新しい世界が開けた感覚。今までは着る服も部屋の中も白や黒など彩度の低いカラーがベースでしたが、子どもにはできるだけたくさんの色を見て、好きな色を探してほしかったので、家の中にもたくさん色が増えていき、気付けば僕も真っ赤なパーカーを着ていました(笑)。息子が選んだ赤いリュックを見て、純粋にかっこいいなと思ったんですよね」LIVING大きな窓が気持ちのいい、のどかな日常を感じられるリビング吉田さん宅の象徴とも言えるのが、床から天井まで空間いっぱいに広がる大きな窓。「隣家の借景ですが、春は梅が咲いたり、秋は柿が実ったり、自宅にいながら季節の移ろいを感じることができます。何かと忙しい日常の中で、ふと目に入るその景色や、窓から差し込むやわらかな光は心に余裕を生んでくれる。この家に住むまでは味わえなかった感覚です」リビングの壁一辺には、造り付けのローカウンターが。一部クッションが埋め込まれており、ベンチとしてデザインされている。アームチェアは〈THONET〉の貴重なヴィンテージ。「アームチェアの頭上にある窓辺のライトだけ、明かりが外へ漏れないように、傘が斜めにカットされています」。手前のウォールスカルプチャーは、藁作家のARKOさんの作品。ユニークな形のオレンジラグは〈IKEA〉と〈Sabine Marcelis〉の限定コレクション。窓辺には光の反射が美しい、ガラスのフラワーベースやオブジェを陳列。中央のオブジェは父親が息子を肩車している姿をとらえたもので、スウェーデンのデザイナー、エリック・ホグランの作品。手前の大きな座布団は出産祝いでいただいた、スウェーデンのベッドウェアブランド〈マグニバーグ〉のカバーをかけて。DINING & KITCHENとっておきの家具とアートピースに囲まれたダイニングリビングと同じ空間にあるダイニングエリア。ひときわ目を引くシカの絵は、スウェーデンの作家、マッツ・グスタフソンの作品。「外国の家で見かける、シカの壁飾りをイメージして飾ってみました」。息子さん用のダイニングチェアは、ピーター・オプスヴィックがデザインした〈ストッケ〉のもの。座面の高さや奥行きを調整することができ、大きくなっても使い続けられるところが◎。ダイニングテーブルの隣にはお気に入りのオブジェやアートピースを並べたディスプレイスペースも。恵比寿の〈SOMEWHERE TOKYO〉で購入した、〈スキーマ建築計画〉の長坂常さんが手がけたダイニングテーブル。凹凸のあるアンティークテーブルの表面をエポキシ樹脂で覆ったユニークなデザイン。「ダイニングテーブルはこれと言えるものになかなか出会えず、購入するまで5年ほどかかりました」。チェアはイタリアの〈MATTIAZZI〉をチョイス。こちらも長坂常さんデザインのフルーツボウル。さまざまな木材を組み合わせてつくられている。ダイニングのディスプレイ棚は〈佐々木家具造形研究所〉でオーダー。「チークとアルミを組み合わせてつくってもらいました。脚のディテールなど細かい部分まで美しく満足です」。棚には、新旧・国籍問わず、好きなものをディスプレイ。とくにお気に入りは、2段目右端のアクリルブロックに山の景色がプリントされた八木夕菜さんの作品。息子さんが生まれたことを機に購入した、加湿器専門メーカー〈ダイニチ〉の加湿器。「機能性もデザインも妥協したくなくて、かなり吟味しました。広い空間でもしっかり行き届くパワーが助かります」色使いが可愛いキッチン。奥には洗濯機&乾燥機置き場も併設。廊下に佇む大きな木彫りのクマは、北海道・十勝の作家、高野夕輝さんの作品。「息子は朝起きるとこのクマちゃんに『おはよう』と声をかけるのが日課です」KIDS SPACE子どもの道具も、長く使える良品を選ぶキッズスペースも兼ねているリビング。トミカを広げて遊ぶテレビ台は〈無印良品〉と〈THONET〉のコラボレーション家具。「子どもが使う家具やインテリア雑貨もできるだけ妥協せず、大きくなってからも使えるものを選ぶようにしています。愛着が湧くことでものを大事に使うことも自然と身に付くはず。もの選びは大切だなと思います」トミカの収納は〈Durable〉のレターケースがジャストフィット。「引き出しごとに色がついているので、息子も色ごとにしまうものを分別できます。大きくなってトミカを卒業しても、デスク周りの収納に使えそうだなと選びました」かさばるオモチャやぬいぐるみは、〈Vitra〉の大きなコルクボウルにひとまとめに。「息子が生まれる前から持っていたのですが、直径60cmほどあり、ずっと何を入れるか悩んでいて。ようやく日の目を見ました(笑)」息子さんが大好きなエルモとクッキーモンスターのパペット。「息子はパペットで遊ぶようになってから、話す言葉の数が増えて、成長速度がグッと上がったように感じます」息子さん用のテーブルセットは、エリック・ホグランがデザインした貴重なヴィンテージ品。カレンダーはイタリアのインテリアブランド〈DANESE〉のもの。「カレンダーの日付けは毎日息子が率先して張り替えてくれます。数字を覚えることにもつながるのでおすすめです」BEDROOM外の目線が気にならないL字窓でリラックスできる寝室にしっかり光を取り込めて、かつほどよいおこもり感も味わえる、L字窓がユニークな寝室。〈IKEA〉のベビーベッドは友人からの贈り物。奥のクイーンサイズのベッドは、〈IKEA〉と〈Tom Dixon〉のコラボアイテム。アートピースのような〈HAY〉のミラーがアクセントに。窓辺の可愛い動物は、デンマークを代表するデザイナー、カイ・ボイスンが手がけたサルとゾウ。ベッドサイドに吊るされたライトは、モダン照明のトップブランド〈FLOS〉のもの。ベッドリネンはスウェーデン・ストックホルム発のベッドウェアブランド〈マグニバーグ〉のものを愛用。寝かしつけBGMは、〈ズィーブンザヘン〉のオルゴールから流れるエリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴ』。「何十年かぶりにオルゴールを聞いてみたら、とっても耳心地がよくて。このオルゴールは置く場所によって、音の響きが変わるのもおもしろいんです」。〈ミスターマリア〉のミッフィーライトも心地よく眠りに誘ってくれる。「このライトもオルゴールも、息子のおかげで出会えた逸品です」子ども服をかけているラックは〈無印良品〉。エリック・ホグランがデザインした子ども用のスツールは中に入ったり、乗ったり、さまざまに楽しめる。バッグや帽子を引っ掛けているのは〈artek〉のコートスタンド。立派な木馬は吉田さんのお父さまの手づくり!「もともと大工で今は息子のオモチャをいろいろとつくってくれます」子ども視点のもの選びは、知らないことばかりでリサーチにもたくさん時間がかかるけれど、それがまた楽しいと教えてくれた吉田さん。大人も子どもも納得できる雑貨や家具のセレクトなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2024年03月28日グリーンなものづくり企業プラットフォームにおいては,先端的な環境技術の導入や女性・障がい者等の雇用促進,働きやすい職場づくりなどの分野で先行的に取り組んでいる企業がけん引し,事例の共有や共同研究などをリードしていきます。この度,プラットフォームでの第1号となる実践グループがスタートします。【iti SETOUCHI回収ボックス】第1号「FUKUYAMAアップサイクルプロジェクト」について家庭で不要になった製品の回収を行い,再資源化し,新たな製品にアップサイクルして活用することで,廃棄物の削減や有効活用などを促進することをめざすプロジェクトがスタートします。まずは,「福山はデニムの生産量も日本一,回収量も日本一へ」をキャッチコピーに掲げ,廃棄予定のデニム製品のアップサイクル事業からスタートします。ジーンズの制作等,新たな商品の開発につなげていきます。なお,開発した商品は,地域の事業者による製品を扱う「FUKUYAMA MONO SHOP」にて販売予定です。地元企業の制服や,グッズなどへの展開も視野に入れています。回収日時2024年(令和6年)3月1日(金)~3月31日(日)回収場所以下の場所にて,デニム製品の回収を行います。◎itiSETOUCHI福山市西町1-1-1 1F午前10時から午後9時まで◎天満屋福山店(1)インフォメーション(総合案内所)(1F)(2)FUKUYAMAMONOSHOP(5F)(3)ふくやま子育て応援センター キッズコム前(8F)福山市元町1−1午前10時から午後7時まで◎株式会社かこ川商店arealwakka福山市神辺町川南873-8午前10時から午後3時まで(日曜,祝日は除く)◎Dr.Driveセルフ福山東SS福山市東深津町4-15-1524時間営業(スタッフ対応:午前8時から午後8時まで)◎Dr.Drive鋼管通りSS福山市引野町5-46-18午前7時30分から午後8時まで(月曜から土曜)午前8時30分から午後6時まで(日曜,祝日)◎Dr.DriveセルフみどりまちSS福山市緑町1-4124時間営業(スタッフ対応:午前8時から午後8時まで)◎福山市役所1階市民ホール福山市東桜町3-5午前8時30分から午後5時15分まで(土曜,日曜,祝日は除く)◎北部市民センター1階ホール前福山市駅家町大字倉光37-1午前8時30分から午後5時15分まで(土曜,日曜,祝日は除く)対象商品デニム製品(例:ジーンズ,ジャケット,バッグ等)※デニム製品以外の回収は行いませんので,回収ボックスには入れないでください。福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年に築城400年を迎えた「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月11日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.7では、都内とは思えないほど静かでのどかなエリアにある、〈Uhr〉ディレクター・濱中鮎子さん家族の住まいへ。家の中には、名作家具やアートなど、気になるおしゃれなものがたくさん! さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profile濱中鮎子さん〈Uhr〉ディレクター大手セレクトショップに勤務後、2018年よりウェアブランド〈Uhr〉を立ち上げる。2021年からはキッズラインもスタート。夫は〈BEAMS〉の〈ピルグリム サーフ+サプライ〉のディレクターを務める泉貴之さん。Instagram:@ayukohamanakaFAMILY:4人家族(パパ・ママ・長女4歳・次女1歳・猫14歳)HOUSE TYPE:ヴィンテージマンション/リノベーションHOUSE DETAIL:築50年/120㎡/3LDK+バルコニーAREA:東京都こだわりの住まいについて大きな樹木に囲まれた空間で、名作家具と豊かな家族時間を「マンション内には区の保存樹林として指定されている大きなケヤキの木が何本もあって、夏は葉のおかげで涼しく、冬は葉が落ちることで太陽がたっぷり部屋の中に差し込みます」。濱中さん家族の住まいは、都会の喧騒から少し離れた場所にある、メゾネットタイプのヴィンテージマンション。バルコニーが3つもある、ちょっとユニークな物件だ。「バルコニーではチョーク遊びをしたり、夏はプールを出して遊んだり、公園に行く時間がなくても気軽にピクニック気分で食事を楽しめたり。家族の憩いの場として活躍しています」インテリアはフォークアート、ミッドセンチュリー、北欧ヴィンテージなど、いろんなジャンルを自在にミックス。家具は時代を超えて愛されてきた、世界の名作を厳選している。「娘たちには小さな頃から家具は大切にするようにと言い聞かせています。なかには、夫が海外から持ち帰ってきた思い出の椅子も。『これ父ちゃんの大事な椅子だよ』と伝えると、『父ちゃんの大事?』と言いながらそっと座ってくれます(笑)。いい家具は暮らしが豊かになるし、将来資産にもなるので、子どもたちと一緒に大切に使い続けたいです」LIVING吹き抜け天井で、のびのび気持ちいいリビング窓の外に見えるダイナミックなケヤキの木と、ピンクのサーフボード、〈ジョージ・ネルソン〉のヴィンテージのバブルランプがアクセントのリビング。「今は子どもが小さいので、テーブルは置かず、走り回ったり、オモチャを広げて遊びやすいレイアウトにしています。リビングは夫婦ふたり暮らしの頃から、娘2人が生まれるまで、家族が過ごしやすいようにその都度アップデートしてきた思い出深い空間です」天井高5〜6mのリビングでは、戸建てのような解放感を味わえる。上に見える小窓は子ども部屋につながっている。〈Peter Hvidt & O.M.Nilsen〉の3人掛けソファは、チークの無垢材を贅沢に削り出したダイナミックなフレームが特徴的。「子どもたちがなにかこぼしてもすぐ洗えるように、また猫の爪研ぎ防止のためにもカバーは必須です」バルコニーのテーマは、“ワイルドガーデン”。植物のチョイスは、ボタニカルブランド〈QUEPASADA〉の金子未由さんが担当。「きれいに整った植物よりも、少し枯れていたり、ちょっと曲がっていたり、ワイルドに生き生きと育つグリーンが好き。わが家のバルコニーは屋根がなく、植物にとってはなかなか過酷な環境なのですが、それでも育てやすいグリーンを試行錯誤して選んでもらっています」〈ウェグナー〉のThe Chair は、濱中さん宅のシンボルチェア。「猫も子どもも平気で座っていますが(笑)、わが家にある名品です。家具はできる限り、価値の変わらないものを増やしていきたいです」天然素材の柳を使用し、職人がハンドメイドでつくり上げたポーランド製のクラシカルな乳母車。「これは遊びに来る子どもたちみんなに大人気! 長女はこれにつかまりながら、はじめて歩けるようになりました」ダイニングとリビングをつなぐ廊下には、〈Peter hvidt & Orla Molgaard Nielsen〉のヴィンテージブックシェルフが。棚上には“花”にまつわるものをディスプレイ。「娘ふたりとも名前に花がついているから、わが家にとって特別なモチーフ」。壁にかけている絵はtokunaga keiichiroさん(左)と、IZUMIDA LEEさん(右)の作品。DININGお気に入りの雑貨やアートに囲まれた、家族と食事を楽しむダイニング〈ジャン・プルーヴェ〉のダイニングセットと、ベニワレンのラグがかっこいいダイニングエリア。「わが家はリビングとダイニングが完全にセパレートしている間取り。リビングは遊んだりリラックスする場所、ダイニングは食事を家族と楽しむ場所。そうメリハリをつけることで、ダラダラ食べすることもありません」。子どもたちにとって食事が楽しみな時間になるように、小さな工夫もしているという濱中さん。「気分が上がるように、娘の好きな色の食器を選んだり、たまには新しいカトラリーを取り入れてみたり。人を招いてみんなで食事をするのも喜んでくれます」〈Kai Kristiansen〉の大きな飾り棚には、いろんなテイストの雑貨や器をミックス。収納に悩む大皿は、スタンドを使って魅せるインテリアに。「飾っている白いお皿は、額賀章夫さんの笠間焼。オープンスタジオで購入しました。来客が多いわが家で大皿は必須です!」棚の中段には、愛猫・チャイくんを迎えてから徐々に増えていったという猫雑貨も。可愛い黒猫のティーポットはイギリスのセラミック&ホームウェアブランド〈Otter Potter〉のもの。「手づくりなのでひとつひとつ表情が違うんです。割るのが怖くてお茶を淹れる勇気はなく、見て楽しんでいます(笑)」チャイくんのごはんスペースは、可愛いラグがアクセント。左のカリカリの器は長崎の波佐見焼ブランド〈HASAMI〉のもので、右の水飲みボウルは、水をまろやかにしてくれる天然希土類など、さまざまな鉱石を含む鉱物とバイオセラミックスを焼成しつくられた器。さらなる健康づくりのために、医療分野で注目されている“テラヘルツ”の猫型セラミックプレートも併用。濱中さん宅はどこの壁を見てもアートで賑やか。「主に友人のアーティストさんの作品や、美術館や展示会で購入したポスターなどを飾っています。ダイニングエリアには、Shawn StussyやSerena Mitnik-Miller、Russ Pope、Mayumi Yamaseなどファッションやスケート、サーフカルチャーに関係性の強いアーティストの作品を飾っています」ぐんぐん成長しているダイナミックなセロームは、濱中さん宅のシンボルツリー。「水はあげすぎるよりも忘れるぐらいがちょうどいいそう。水やりを忘れがちな私と、とても相性のいい子なんです(笑)」BEDROOM名作ベッドがかっこいい!アースカラーのリラックス空間落ち着いた色味で統一されたベッドルーム。ベッドは〈ハンス J. ウェグナー〉のヴィンテージ。籐編みのベッドヘッドに、ナイトテーブルが付いたなかなか珍しいモデル。照明はもともとダイニングで使っていた〈ルイスポールセン〉のPH5。「寝室はあまり採光を必要としない空間なのでペンダントライトでも十分。今後はよりベッドまわりを充実させていきたいです」保護猫で4歳の頃に迎えて、今は14歳になった愛猫・チャイくん。昼間の定位置はだれも来ない静かなベッドの上。「もともと猫カフェにいたチャイくん。のちに、持病があり集団生活ができないことがわかり、里親サイトに出されていたところを、私たちが引き取りました。今は持病も落ち着いています。爪を出したことも、シャーッとしたこともなくて、みんなから“神様”と呼ばれているほど穏やかな性格。娘たちが寝静まったあと、お腹を広げて甘えてくる姿がとても可愛いんです♡」寝室の壁付け棚は〈アアルト〉。ポットはサンフランシスコの陶器ブランド〈HEATH CERAIMCS〉のもので、象のブックエンドもアメリカで購入したヴィンテージ品。「飾られている猫の絵はチャイ。これはイラストレーターの花井祐介さんに描いてもらいました」ナイトテーブルに並ぶ3つのオブジェは、〈BEAMS〉のデザインとクラフトの橋渡しをテーマとするブランド〈fennica〉のこけし。「宮城のこけし作家さんに、昔あったデザインを復刻してつくってもらったもの。どこか北欧雑貨のような雰囲気もありますよね」KIDS ROOM親子でときめく、ピンクの子ども部屋「長女のマイブームはプリンセスやピンク色。ピンクのインテリアでも、年齢によって飽きてしまうものではなくて、親子で相談しながら長く使い続けられるものを選ぶようにしています。子ども部屋はあくまで、子どもたちが好きなもの、楽しいものを詰め込んだ空間にしたいですね」。インテリアには、メキシカンな要素もプラスしていて、ラグは白とピンクの配色が珍しいベニワレン。ベッドにかけているハートのキルトは〈SZ Blockprints〉のもの。チラッと見えるブルーのストライプの裏地も可愛い!ベッドサイドテーブルは旦那さんがアメリカで購入し、どうにか持ち帰ってきたという思い出の品。「ここには娘たちの好きな花を飾っています。フラワーベースとして使っているのは、ワインのビン。夫がナチュールワイン好きで、エチケットが可愛いボトルはストックしています」信じられないぐらいお値打ち価格で販売していたという、メキシコの民芸家具“エキパルベンチ”。「衝動買いしたもののずっと置き場所がなくて、ようやく子ども部屋で日の目を見ました!」。ソファの際にちょこんと顔を出す〈Manhattan Toy〉の猫のぬいぐるみや、〈イヴ・サン=ローラン〉のピンクのポスターも可愛い♡サンタさんがプレゼントしてくれた子ども用キッチン。家具通販サイト〈わくわくランド〉でも手に入るもので、キッチンスタイルとカフェスタイル、どちらも楽しめる。「オモチャはできるだけ木製のものやリサイクル素材のもの、長く使えそうなものを選ぶようにしています」いろんな布を組み合わせたキュートなカーテン。「可愛い生地を組み合わせて取り付けただけの簡単アイディア。花柄の布は大判のストールです」『あたし、ねむれないの』(カイ・ベックマン作)は、姉妹揃って大好きな絵本。「人形と一緒じゃないと眠れない女の子が、次から次へとベッドに人形を連れてくるお話。絵も可愛くて、内容もおもしろいのでおすすめです!」この静かな家で過ごすのどかな時間を大切にしたいと思えたことで、仕事中心の生活から、“生活の中に仕事がある感覚”でワークライフバランスを上手く保てるようになったと教えてくれた濱中さん。ジャンルミックスのインテリアコーディネートや、家具のセレクトなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2024年01月28日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.6では、カラフルで遊び心たっぷりの空間に暮らす、グラフィックデザイナー・タキ加奈子さん、柴田ユウスケさん夫妻のお家をご紹介。内装から間取り、家具選びまですべてが個性的! 子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profileタキ加奈子さん/柴田ユウスケさんグラフィックデザイナーデザインスタジオ「soda design」主宰。エディトリアルデザインをベースにブランディングや広告、パッケージなどデザインのカテゴリを横断しながら、「視界が広がる提案と、ユーモアを。」をモットーに活動中。FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男7歳・長女3歳)HOUSE TYPE:一軒家/注文HOUSE DETAIL:築1年/約100㎡/ワンルーム+テラスAREA:神奈川県川崎市こだわりの住まいについて家族みんなで過ごせる空間を重視したポップでユニークな住まいもともと家を建てる予定はなかったというタキさん、柴田さん夫妻。2年前、柴田さんが偶然見つけたこの土地の見晴らしのよさが気に入って、マイホーム計画が動き出したそう。ならばと設計を依頼したのは、以前から憧れていた「suzuko yamada architects」。平日は仕事で子どもと一緒にいられない分、家ではできるだけ同じ空間で過ごしたいこと、デザイナーという仕事柄が表れるユニークな住まいにしたいということを伝え、このワンルームのカラフルな住まいが出来上がった。家の中に階段が3つあったり、個々の部屋の仕切りがなかったり。ユニークなしつらえに、はじめは不安な気持ちもあったけれど、暮らしてみればしっくりと馴染んだそう。「家族みんなが自然と同じ空間で過ごすようになり、今はそれが暮らしに合っています。いずれ子どもが大きくなれば、リビングやベッドルームの場所を変えるなど、間取りを調整できる余白があるのもワンルームの魅力。あと部屋がカラフルだと、ものが多くても気にならないことも住んでみて気付いたメリットです(笑)」(タキさん)「妻は古道具が好きで、僕はモダンなデザインの家具が好き。好みはバラバラですが、この家では不思議とどちらもよく馴染み、お互いの好きなものが共存した住まいになりました」(柴田さん)LIVING & DINING自然の中にいるような大きな窓が主役の食卓大きな窓に面した食卓。窓の外には、ビワや夏ミカン、梅などの木々が生えた庭があり、四季ごとに違う景色が楽しめる。カーテンはあえてつけず、まるで外で過ごしているような開放的なリビングに。「窓の外に木々のグリーンが広がるので、床は空や海を連想させるブルーに。建築士の山田さんのアイディアで、リビング全体で自然を感じられるカラーリングにしました」(タキさん)部屋に合わせてイスもカラフルに。フィリップ・スタルクの〈AIチェア〉や、名古屋のセレクトショップ〈Dhal Homes〉で扱う竹内友有生さんの木のイス。「もともとインテリアにはあまり頓着しないほうだったのですが、この家に越してから家具選びが楽しくなり、イスも合うものを買い揃えました」(柴田さん)〈無印良品〉のベンチやテレビボードは、以前の家で使っていたもの。シンプルな見た目だったので、ペンキを塗って今の家に馴染むようアレンジ。食卓の照明は、この家に越したタイミングで購入した〈TOUMEI〉のもの。カラフルな配色と個性的なフォルムが、インテリアによく合う。KITCHEN“吊る収納”で、すっきりまとめるコンパクトで動きやすいキッチンステンレスの業務用キッチンは、カラフルなインテリアを引き締める存在。キッチンの背部に同じステンレス素材の〈無印良品〉の収納棚を置き、生活空間とキッチンの仕切りに。ここも大きな窓に面していて、外の景色が楽しめる。「ワンルームでも圧迫感がないよう、キッチンは壁付けで、冷蔵庫も突き当たりの壁沿いに置き、作業スペースをできるだけ広く確保しました」(柴田さん)食器は〈無印良品〉の収納棚に。器もカラフルなものを取り入れるようになった。作家ものから〈TRICOTÉ〉や〈ideaco〉など、子どもが使っても安心な割れない素材のものも愛用。使いかけの袋入り調味料は、〈Amazon〉でまとめ買いしたワイヤークリップで挟み、タオルバーに吊り下げて収納。「収納が少ないので、掛ける収納を多用しています。ワイヤークリップは、細々したものを吊り下げるのに便利です」(柴田さん)古道具の食器棚はヴィンテージショップ〈HYST〉で購入。カラフルなインテリアに馴染むよう、棚の一部に色を塗り、壁紙を貼ってアレンジ。KIDS ROOM“場所”をあえてつくらずに子どもが自由に遊ぶ場を見つけるリビングや寝室の一角など、オモチャ置き場が部屋のあちこちに。キッズスペースは特別につくらず、子どもたちは好きな場所にオモチャを持って行って遊ぶ。「ワンルームで見通しがよいので、どこで遊んでいても子どもの姿が目に入り安心です。特定の遊び場がない分、家全体を使って自由に遊んでいるのも、のびのびしていていいなと思います」(タキさん)ベッドの横にも〈IKEA〉の棚を置いて、子どものオモチャを収納。ベッドと棚の間の小さなスペースも、子どもの遊び場になっている。子ども用キッチンは、オーダーメイドでつくれる〈サザンツリー〉のもの。兄妹とも小さい頃から大好きで愛用。〈ブルーナ ボンボン〉のミッフィーのバルーン遊具は、床のブルーに映えるブラウン色が気に入って購入。今は娘さんの大のお気に入り。家の中には3つの階段があり、ひとつは屋上へ繋がっているが、残り2つは行き止まり。実はこの先に、将来的には兄妹の子ども部屋を増築する予定があるそう。「子どもが幼いうちは個々の部屋は必要ないので、最上階は自由に駆け回れる屋上に。年頃になったタイミングで、子ども部屋をつくろうと思っています。成長に合わせて家の形も変えていけるように、という設計士の山田さんのアイディアです」(タキさん)BEDROOMポップで可愛い寝室はカーテンで仕切りをつくり快適にリビングの奥にあるベッドルームは、セミダブルベッドをふたつ並べた広々とした空間。ここに、家族4人で眠っている。奥には夫婦の衣類が収納されていて、海外ブランドのクローゼットカバーをつけて目隠しにした。「寝具は〈IKEA〉で購入したもの。海外ブランドならではのポップな色合いが、家の雰囲気によく合い、気に入っています」ベッド全体を囲む大きなカーテンで、子どもが寝たあとはリビングとの間に仕切りをつくり、灯り漏れを防いでいる。「ベッドルームとバスルームは、外側に大きなカーテンレールを取り付けて、カーテンで仕切れるように。これだけでワンルームの中にも間取りが生まれ、快適に過ごせます。家のカーテンはすべて、日暮里の布地屋で購入した布で仕立てたもの。インテリアに合うよう、柄やサイズを吟味したオリジナルです」(タキさん)BATHROOM個性的なタイルが目を惹く、海外風のおしゃれなしつらえ部屋の真ん中にある、ブルーの入り口が可愛らしいバスルーム。四方はすりガラスのような半透明の壁で、どこか海外風のおしゃれな雰囲気。浴室内には細かなタイル、外側は赤やグリーンの個性的なタイルを貼った。「外のタイルのデザインが気に入っていて、CDのコレクションや絵を飾り、まるでお風呂ではないようなインテリアにしました。ここの一角は部屋の中でも特に好きな場所です」(柴田さん)タイルの模様に合わせて、ランドリーバスケットも格子柄に。〈IKEA〉で購入したランドリーバスケットは大容量で家族分の洗い物がおさまり、軽くて持ち運びもしやすく便利。洗面所も部屋の真ん中に独立して置かれた個性的なつくり。壁付けではない分収納が少ないので、歯磨き粉は吊り下げて収納。正面右上に小さな手鏡を設置して、洗面台の鏡代わりに。WORK SPACE階段の裏側を作業スペースに活用して自宅で仕事をするときは、階段の裏がタキさんの作業スペースになる。家具の置き方ひとつで“居場所”をつくり、ワンルームの繋がった空間を自在にアレンジした。「はじめはリビングで仕事をしていましたが、この場所にデスクとイスを置いたらちょっとした個の空間になって、より集中できるようになりました」(タキさん)コンパクトなデスクとスツールも〈IKEA〉のもの。デスクはノートパソコン一台がちょうどよく置けるサイズ、横にはドリンクカップホルダーも付いていて便利。スツールは下に雑誌が収納できて一石二鳥。今が完成系ではなく、家族と暮らしの変化に合わせて少しずつアレンジし、住み替えていきたいと話していたタキさん&柴田さんの住まい。限られた空間に快適な居場所をつくる工夫や、〈IKEA〉など身近なアイテムを活用した収納のアイディアも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年12月04日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.4では、東京の西側、上水道が近くに流れる、イラストレーター・よしいちひろさんの住まいへ。目が合うと自然と笑顔になれる、子どもの作品や可愛い雑貨に囲まれた賑やかな空間が広がるよしいさん宅。さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profileよしいちひろさんイラストレーター雑誌や書籍、広告などで幅広く活躍するイラストレーター。エッジの効いたライフスタイルにファン多数。8歳男の子のママ。Instagram:@chocochop2FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男8歳・犬・ハムスター)HOUSE TYPE:一軒家/注文HOUSE DETAIL:築8年/73㎡/3LDK(+小部屋、WIC、ロフト)AREA:東京都こだわりの住まいについてひとり時間を楽しみながら、家族の仲も深まる間取りイラストレーター・よしいちひろさんの住まいは、8年前、息子さんの出産を機に建てたという一軒家。「家づくりのテーマは、ライフステージやそのとき感じたことに耳を傾けること。今年の春、息子の成長や夫の働き方が変わったこともあって、リノベーションを行いました」リノベを担当したのは、国分寺の建築事務所〈straight design lab〉。大きな変更は、扉付きの子ども部屋と、夫婦それぞれの仕事部屋を新設したこと。「家を建てた当初は、家族みんながいつでも繋がれるように、できるだけ壁や扉を取り払った間取りにしました。今は各々のパーソナルスペースを持てたことで、家族の時間をより大切に過ごせるようになったと思います」家族が集まるのは、2階のリビングダイニング。ボードゲームをしたり、ソファに横並びに座ってのんびりテレビを見たり。リビングは以前よりスペースが狭くなった分、親密さが増して、かえって居心地のよさが増したそう。「家の満足度は広さで測れるものではないと嬉しい気付きもありました!」LIVING & WORKSPACEコンパクトでも視界は広々!仕事も団らんもはかどるリビング窓を大きめに設計した、開放感あふれるリビング。お気に入りのシンボルツリーは「ポリシャス」という名で〈SOLSO farm〉で購入。リビングの一角には、よしいさんのワークスペースも新設。「設計士さんと選んだ、グリーンの窓枠がお気に入りです。派手な色だと飽きちゃうかなと悩んでいたとき、『みんなそうやって無難な色を選んじゃうけど、塗り直したらいいんですよ!』と背中を押してもらいました」10年以上使っているソファはセレクトショップ〈OCAILLE〉のオーナー・恩田登喜枝さんが雑誌で紹介していたもので、駒沢公園近くの家具屋〈GECKO〉でセミオーダー。家族3人で座っても余裕のある3シーターで、〈LAPUAN KANKURIT〉のモスグリーンのブランケットも相性◎。可愛く結ばれたカーテンの先には、家族の写真やイラストなど、思い出がたくさん。「額は蚤の市やアンティークショップなど、手頃でいいものを見つけたらストックしています」国立の〈LET’EM IN〉で購入したチェアと、プラントスタンドと組み合わせてサイドテーブルに見立てた太鼓。「息子がときどきドンドコ叩いて遊んでいます」小屋のような2畳の仕事部屋。「コンパクトになった分、極力ものが増えないように心がけるようになりました。窓越しに愛犬のおいも(ときには息子)がソファでうたた寝しているのを見るのが至福の時間です」アウトドア好きのよしいさんが使う作業デスクは〈callman〉。「とりあえず家にあるものでまかなってみたら、サイズもちょうどよく、窓枠のグリーンとも相性◎。そのまま使ってみることにしました」天井からぶら下がるのは、息子さん作の新幹線のオブジェ。「絵は飾れるけど、工作ってそんなに置ける場所もないし、持て余しますよね。わが家では天井から吊るして飾ってみることが多いです」KITCHEN & DINING大きめのダイニングテーブルで、家族がくつろげる空間にダイニングテーブルは北欧家具を扱う〈haluta〉で見つけた〈アアルト〉のもの。「ヴィンテージというほど古くはない90年代ぐらいのもので、珍しい爽やかなグリーンの天板がお気に入りです。友人たちにもよく褒められます!」キッチンは〈無印良品〉のシステムキッチンを導入。「キッチンは空間を広く取るためにオープンで設置しましたが、次は個室のように空間を分けるなど、ゆるやかに検討していきたいです」器は、北欧ブランドのものや日本の作家もの、ヨーロッパの蚤の市で出会ったものなどさまざま。食器棚上の置き時計は〈ZARA HOME〉の無地の時計に、息子さんが手書きで文字盤を描いたもの。「こういう味のある文字って、小さいときしか書けなくて貴重ですよね」オモチャのクモに一瞬驚く、キッチンの窓際。ミカンが入っていた赤いネットはリンゴ型に、シソは水につけてお花のように飾って。「近所の農家さんで茎についた状態で販売していました。シソは水に浸けていると根っこが生えてきて、わりと長持ちします」お気に入りの〈THONET〉のチェア。「ラタンで編まれたものはよく見かけますが、これはビニール素材。半透明なのが可愛くて気に入っています。穴が空いてしまったので、今は半分観賞用です(笑)」フラップ扉のアンティーク棚は、〈LET’EM IN〉でひと目惚れ。「わが家の古家具はほとんど〈LET’EM IN〉。素敵なアイテムがお手頃価格で手に入ります。“日本人の買い物の軌跡”をテーマに、すべて日本で買い付けされていて、店主の原さんの美学には芯があり、共感しています」BEDROOMひとつの部屋を3つにセパレート!狭さが落ち着く寝室にもともと家族みんなの寝室だった1階の大部屋は、夫婦の寝室と子ども部屋、ご主人のワークスペースとして、分けて使えるようにリノベーション。夫婦のベッド上のスペースは、息子さんのベッドスペースとして活用している。「珍しいタイプの2段ベッドです(笑)。巣ごもり感があり、落ち着きます」愛犬のおいもちゃんのベッドはクレートを上下に分解して重ねたもの。「何か災害があったときでもクレートにすぐ慣れるように、わが家では普段からベッドとして使っています」絵はイギリスのブランド〈creamore mill〉の木製ポスターハンガーに挟んで飾る。「マグネットで挟むため、紙や布に穴を開けることなく、気軽に飾ることができます」寝室は巣穴のようなこもり感。上にかかっているタオルケットは〈HAY〉、毛布は〈LAPUAN KANKURIT〉、緑のフチが可愛い掛け布団は〈NORDIC SLEEP〉、レースのクッションカバーは〈ZARA HOME〉で購入。KIDS ROOM秘密基地のような空間で、ひとり時間を覚える学習机は天板を〈IKEA〉、足はフランスのインテリアブランド〈TIP TOE〉でチョイス。イスは約20年前にリサイクルショップで見つけたもの(500円!)で、グレーに塗装して使い続ける。机の下には工作用の空き箱や緩衝材をたくさんストック。「自分の部屋があるのはやっぱり嬉しいみたい。工作をしたり、漫画を読んだり、ひとり時間を満喫していますね」自分で育てたカブトムシやクワガタは標本にして思い出に。デスクの壁には穴が大きめの〈IKEA〉の有孔ボードを設置。「〈IKEA〉は、クリップやハンガー、小物入れなど付属品も豊富に揃います」天井を見上げると、お花紙でつくった花のオブジェや、〈ボーネルンド〉で見つけたパラシュートのオモチャ、幼稚園のときにつくった気球の作品が吊るされている。デスクの向かいにははしご付きのベッドが。ベッドサイドのてんとう虫ライトは〈IKEA〉で購入。2段ベッドの一角にはジャストサイズの〈IKEA〉の本棚が。寝転びながら漫画を読める至福空間。HALLWAY-WIC & STAIRS-風通しのいい廊下&階段下は収納スペースとして大活躍!吹き抜けで風通しもいい1階の廊下は、夫婦のウォークインクローゼットと、本や雑貨の収納スペースとしてフル活用。ウォークインクローゼットは、左手奥の洗面所&バスルームとつながっていて動線も◎。「服はすべて見えるように収納することで、いろんな服を満遍なく着られるようになりました」ウォークインクローゼットの一部にはお店のようなオープン棚も設置。「昔はガーリーな服も好きでしたが、今はそれらをスポーティなものや癖のあるもの、上質なものなどとミックスしながらおしゃれを楽しんでいます」〈OZ VINTAGE〉の鈴木里美さんから譲り受けたヴィンテージ棚の引き出しを開けると、たくさんのジュエリーが!「ここ数年、アクセサリーは〈R.ALAGAN〉で探すことが多いですね」階段下は本などの収納場所に。手前の古い棚は、閉店してしまう文房具屋さんで譲ってもらったもの。旅先で見つけた袋やスイーツのパッケージ、可愛い包装紙など偏愛コレクションを保管。ハムスターのポテちゃん。「気が強くて、本気噛みされることもしょっちゅうですが、ずっと見てられます♡」ケージは、イタリアのブランド〈ferplast〉のもの。「備品が全部カラフルでデザインも可愛くお気に入りです」落下防止のために、透明なアクリルパネルを取り付けた階段。木の幹をイメージした、マスキングテープのデコレーションも可愛い!リノベーションは苦労もあったけれど、家族でああだこうだ言いながら家のプランを考えるのが何より楽しかったと教えてくれた、よしいさん。リノベーションの工夫や雑貨や家具のセレクトなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年09月27日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「家の収納に扉がない理由」についてご紹介します。家の収納に扉がない理由なぜ扉なし?instagram(@paparaku999)先日オフラインイベントで家づくりセミナーをやったんですが、「ぱぱらくさん家の収納には、なぜ扉がないんですか?」と聞かれました。ズバリ理由は…instagram(@paparaku999)理由は、「アクション数を減らすため」。整理収納の考え方です!アクション数とは?instagram(@paparaku999)アクション数というのは、「取り出すために必要な動作の数」のことを指します。キッチン実例instagram(@paparaku999)例えばキッチンの吊り下げ収納。取るだけなので「アクション数1」です。パントリーの筆記用具instagram(@paparaku999)パントリーの筆記用具の場合、「引き出しを開けて、取る」なので、アクション数2です。収納に扉をつけると…instagram(@paparaku999)収納に扉をつけると、「扉を開けて、収納BOXを引き出し、取る」なので、アクション数3になります。収納に扉をつけると…instagram(@paparaku999)アクション数が多くなると、使う時だけでなく戻す時の負担も大きくなり、結果として出しっぱなしが増えます整理収納を考える際は、ぜひ「アクション数」に注目してみてください!時短にもなります。収納に扉をつけると…instagram(@paparaku999)ただし、扉を減らすのはデメリットもあります。<扉をなくすメリット>・物を出す、直すのが楽・子供に片付けさせやすい・扉のコストが抑えられる・オープン収納なので、綺麗を保てる(強制的にw)<扉をなくすデメリット>・扉で隠せない・地震の際、崩れてくるリスクありぜひ参考にしてみてください。
2023年09月09日夢のマイホームを2回、しかもどちらとも注文住宅で購入した栄養士の冨永望さん。ごく普通の家庭だという冨永さんは、子どもの教育のために2回目の注文住宅購入を決意したのですが、1回目の家づくりの反省点を改善したかったという理由もありました。体験に基づく家づくりのヒントを教えてもらいます。第2回目は「勝手口の有無」についてです。2回目のマイホームを建てたきっかけ「マイホームを2回も買うとは思いませんでした」と話す栄養士の冨永望さんは、夫、冨永さん、子ども2人(1回目の自宅を建てたのは上のお子さんが0歳の時)という家族構成です。2度目の住宅を購入した理由は、子どもが進学する予定だった小学校。1回目の住宅購入で住んでいたところが予想以上に過疎化が急激に進み、児童数が少なくなった(1学年10名未満)ことがネックになったそうです。冨永さんマイホームは一生に1度の買い物だと思っていたので、家の細部に至るまであらゆることにこだわり、ベストな選択をしました。もちろん、子どもの学区についてもあらかじめ調べたうえで土地を購入しました。しかし、諸々の事情から、住み続けるか、引っ越しするかを夫婦で1年以上じっくりと話し合い、意を決して引っ越しすることに決めました。2度目の家では前回の注文住宅で感じていた失敗点を改善したい、と考えるのは当然のこと。2回もマイホームを建てた冨永さんに、1回目の反省点と、新居の改善点を教えてもらいました。今回は勝手口についてです。2回目のマイホームは勝手口をなくしました冨永さん1回目の家は庭が広かったこともあり、元々の設計に勝手口がついていたので、そのまま進めました。勝手口があるとわざわざ玄関に回らなくても庭に出ることができ、また光が入るので、キッチンが明るくなるという点は非常に良かったです。ただ、住んでみて感じたのは光だけでなく熱も入ってくるので、夏はその分暑かったり、キッチンの床が日に焼けたのはデメリットでした。あとは何と言っても掃除の手間が増えること。勝手口の網戸にホコリや虫がすごくたまり(田舎あるあるでしょうか)、ずぼらな私はその掃除が本当に嫌で嫌で…。ということで、2回目の家は勝手口をなくしたかわりに、パントリーをつけました。1回目の家を建てる時は正直それほど荷物が増えるとは思っていなかったので、パントリーの必要性を全く感じていませんでした。お金はかかったけど、大正解だったパントリー冨永さん勝手口とパントリー、パントリーのほうが設置コストがかかります。しかし、それでもパントリーにして大正解でした!我が家のパントリーは1畳ほどのウォークインタイプで、左右、中央に可動式の棚を4段ずつ入れて、幅や高さは友人の家のパントリーを参考にしました。何をどのように置くかということが決まっていなかったので、可動式の棚にしたのですが、強度としては固定式のほうが強いので、ばっちりレイアウトが決まっているという方は固定式のほうがオススメかもしれません。パントリーには食材はもちろんのこと、ラップやビニール袋等のストック、子どもの水筒、調理家電、土鍋等たまに使う鍋や、今まで家中のあちこちに置かれていた小物類(薬、文房具のストック等)を入れています。こまごましたものが1か所に集約され、家がかなりスッキリしたように感じます。また、前回の家ではホットプレートやホームベーカリーを和室に保管していたので、使うたびにわざわざ取りに行っていたものがすぐに取り出せるようになり、家事動線が楽になりました。また、災害備蓄品もパントリーで保管しています。以前は、生鮮食品以外もなるべく在庫を持ちたくないという考えで、買い物は1週間に1回必要な分しか購入していませんでした。しかし、近年自然災害が増え、水やレトルトカレー等非常食の必要性を強く感じるようになり、備蓄しています。当初は不要だと思っていたパントリーですが、今では土地にもう少し余裕があれば広くしたいくらい欠かせないものになっています。もし今から家を建てるなら、パントリーの内部が見えないように入り口に開き戸を設置したいです。参考にした友人宅のパントリーは小窓があって光が入り、空気の入れ替えができるのがいいなと思いました。ただ、私は窓の掃除が面倒なのでそこはあえて外しました。家は一生に1回の買い物と言われますが、2回家を建てて改めて、私にはスムーズな家事動線や掃除のしやすさが重要で、そこが改善されると劇的に暮らしやすくなることがわかりました。次ページ>>「勝手口のメリットデメリット、パントリーのメリット」まとめはコチラ文・小田原みみ
2023年07月22日GOEN株式会社(代表取締役:三浦 康司、本社:大分県大分市・東京支社:中央区銀座)は、新刊「新しい家づくりの成功法」(株式会社ザメディアジョン刊)を全国の主要書店、Amazon等にて2022年12月15日(木)に発売いたしました。書籍「新しい家づくりの成功法」■内容住宅購入に関するあらゆるお悩みに無料でアドバイスする「おうちの買い方相談室」に在籍のプロによる失敗しない新たな家づくりの成功法今の家づくりの相談先は、住宅会社や金融機関という家づくりの販売側が中心になっており、果たして施主側は中立で偏りのない情報を得ることができているのでしょうか?正しい判断ができているのか分からないまま家づくりを進めてしまい、住み始めてから暮らしにくさを感じたり、住宅ローンの返済が苦しくなったりと、後悔するケースも。この本では新たな家づくりの成功法として「住宅購入診断士」という、家づくり全般のアドバイスが行えるプロを“パートナー”にする家づくりの方法を紹介。住宅会社にも金融機関にも属さない第三者の立場である「住宅購入診断士」15名が、これまでの経験を踏まえた住宅取得で大切なポイントを、リアルな言葉で解説しています。マイホーム取得を検討中の方は「住宅展示場に行くよりも」「住宅会社や金融機関に相談に行くよりも」まず先に手にしてほしい1冊です。【書籍概要】タイトル :新しい家づくりの成功法著者 :三浦 康司体裁 :四六判 本文176ページ販売価格 :定価1,650円(本体1,500円+税10%)発売日 :2022年12月15日日本図書コード:ISBN978-4-86250-756-3発行 :株式会社ザメディアジョン発売 :全国の主要書店、Amazonなど<CONTENTS>(第1章)住宅購入の基礎知識(第2章)住宅購入をサポートするベストプロ ーお金の話ー住宅価格、住宅ローン、ライフプラン、資金計画、資産運用、家計の見直し(第3章)住宅購入をサポートするベストプロ ーお家づくりの話ープランニング、情報収集、住宅会社選び、土地選び、住宅取得のカタチ<著者プロフィール>三浦 康司(みうら こうじ)GOEN株式会社 代表取締役、一般社団法人日本住宅購入診断士協会 代表理事、ごえん保育園園長大分県別府市在住。29歳で大分県別府市に住宅を購入。その際、数々のトラブルに見舞われ、多くの人にとって、住宅は人生で最大の買い物なのに、広い視野で家づくりのアドバイスをする人がいないことに疑問を持つ。その後、住宅購入専門のFPとして働くうち、金銭面やライフプランの立て方だけでなく、住宅や住宅ローンに関する独自のアドバイスを行うようになる。すると「こんなサービスを待っていた」と口コミで続々とお客様が相談に来るようになり、「多くの人に喜んでもらえるサービスだ」と確信。2014年、住宅購入応援のための「おうちの買い方相談室 大分本店」をスタートする。家づくりの本質は「家族で幸せな人生を送ること」という考えのもと、それぞれのご家庭に合ったアドバイスができる住宅購入支援の専門家「住宅購入診断士」を全国で育成中。【GOEN株式会社 会社概要】所在地 : 東京銀座オフィス東京都中央区銀座8丁目19番18号 第三東栄ビル 801号室大分本社オフィス大分県大分市大字羽田199番地の1 コミュニティ羽田8番館 3F設立 : 2009年2月資本金 : 5,000,000円代表者 : 代表取締役 三浦 康司事業内容 : 住宅購入支援ショップ運営、ファイナンシャルプランニング業インターネットサイト運営、住宅会社の集客支援不動産売買の仲介取引業、おうちの買い方相談室FC事業ごえん保育園運営、キッズマネースクール運営業務一般社団法人 住宅FP協会運営補助業務公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「もう1度家を建てるとしても採用する間取り」についてご紹介します。もう1度家を建てるとしても採用する間取り7選①1階にファミリークロークinstagram(@paparaku999)2階に洗濯物をしまったり、着替えをわざわざ2階に取りに行くのは本当に大変!②水回りは近づけるinstagram(@paparaku999)キッチン・お風呂・洗濯機・脱衣所は近くに。家事動線が短くてすむし、配管が短くなるのでコストも抑えられる◎③部屋を作りすぎないinstagram(@paparaku999)大きな部屋を家具などで分ける事はできるが、2部屋を1部屋にまとめるのは大規模な工事が必要!④寝室に明かりとりの窓をつけるinstagram(@paparaku999)自然光で自然と起きられる。目覚めスッキリ!⑤リビングは広めにinstagram(@paparaku999)家具を置くと思ったより狭くなる。「狭い」後悔ポイント1位はリビングです!⑥客間はいらないinstagram(@paparaku999)そんなに泊まりに来ない!⑦土間収納instagram(@paparaku999)1畳でも良いから作るべき。ダンボールやゴミも置ける。将来こどもの部活用品とか増えるかも!!ぜひ参考にしてみてください。
2022年12月10日積水ハウス株式会社より、これからの家づくりをテーマに家づくりの各領域に精通するメディア編集長が対談、今後の家のあり方を模索する動画「住まいの未来予報」が10月25日(火)より公開されました。生活者の「疑問」や「あるある」を、メディア編集長が代弁積水ハウスでは、家づくりの参考になる情報を定期発信していますが、2022年春には、家を建てた・これから建てる男女1,000人を対象に独自調査を行い、家づくりで議論されそうな「疑問」や「あるある」を顕在化、男女間や年代によって異なる価値観を分析し家づくりのトレンドとして発信しました。またユーザーの「疑問」や「あるある」に答えるインタラクティブなオンラインイベント「SEKISUI HOUSE DAY」シリーズも展開しています。今回公開した動画は、1,000人調査をベースに導き出された生活者の「疑問」や「あるある」を、各領域に精通したメディアの編集長同士がその意見の代弁者となり議論し、理想の家づくりへの道筋を見つけ出すという試みで、Lightning、AERA、Esquire、Forbes JAPAN、BRUTUS、レタスクラブのメディア協力の下に制作されました。対談のテーマは、調査やイベントの中でも特に男女間・夫婦間でも関心の高かった「子育て」「リモートワーク」「キッチン」の3つ。異なる価値観の読者層を持つ男女の編集長3組が、白熱した議論を展開しています。それぞれの編集長が考える各テーマの現状とこれから、そしてそれを実現する理想の間取りやスペースの在り方に関して忌憚のない意見が交わされた今回の対談。議論の中身が視聴者の抱える悩みを解決に導くひとつのヒントになるかもしれません。そして、この対談の裏では積水ハウスの設計士がスタンバイし、それぞれの編集長が求める住空間を、ディスカッション内容も採り入れながらその場で設計、提案していきます。それぞれの編集長たちの意向がどのような間取りで実現されるのか、また両者の異なる意見がどのように融合し、さらなる理想像へ昇華されるのかが動画で明らかになります。子育て・リモートワーク・キッチンをどう考える?動画のテーマは3つ。それぞれ編集長たちが熱く語り合います。【テーマ:子育て】 Lightning × AERA「寄り添う?自由?子育てどうする?」Lightning 編集長 小池彰吾 / AERA 編集長 木村恵子【テーマ:リモートワーク】 Esquire × Forbes JAPAN「次世代リモートワークの姿とは?ワークスペースはどう変わるか?」Esquire デジタル 編集長 小川和繁 / Forbes JAPAN Web 編集長 谷本有香【テーマ:キッチン】 BRUTUS × レタスクラブ「みんなが幸せになれる、理想のキッチンとは?」BRUTUS 編集長 田島朗 / レタスクラブ 編集長 前田雅子これから家を建てようと思っている人、リフォームを考えている人はもちろん、引越しの予定がある人にも参考になるかもしれません。動画を見ながら、一緒に家づくりについて考えてみませんか。【参考】※特設サイト URL
2022年10月28日「大工がつくるシアワセのカタチ」を掲げる株式会社櫻建設(所在地:東京都武蔵村山市、代表取締役:櫻 勝)は、他社に先駆けて、猫と快適に暮らせる家づくりを手掛け、安心して暮らせる家づくりを40年続けてきた工務店です。同社は、この度お客様のさまざまなご要望にお応えする、こだわりの注文住宅建設に乗り出し、2022年9月1日、同社のウェブサイトに「こだわりの注文住宅」のページ「Let'sジブンの家づくり」を立ち上げます。多様で個別なこだわりの注文住宅「シアワセのカタチ」を実現できる経験豊かな大工と専属スタッフに、猫と快適に暮らせるリフォームで培われた確かな実績が加わったからです。また、立川市の不動産会社との業務提携により、建物の他に、土地探し、ローンサポートまでのワンストップサービスもご提供いたします。 自分だけのシアワセのカタチ「Let'sジブンの家づくり」ページ公開■なぜ、櫻建設は多様で個別なこだわりの注文住宅「シアワセのカタチ」を実現できるのか櫻建設の特長は、「猫と快適に暮らせるリフォーム」の実績に裏付けられた「経験豊かな専属大工とスタッフ」が在籍していること、および「設計・施工・引き渡しまで、一貫して請け負える」システムがあることです。専属大工とその他のスタッフが一丸となって、プラン、造作など、さまざまなお客様のご要望にお応えし、他にはないお客さまだけの家、「シアワセのカタチ」をつくり上げることができるのです。そして、設計・施工・引き渡しまで一貫して請け負うことで、お客様との間に信頼関係を築きます。細かい打合せにも対応でき、レスポンスも早く、お客様に不安をいだかせることはありません。こうして、ひとり一人のお客様に寄り添って、他にはない、お客様だけの家をつくり出していきます。さらに、立川市の不動産会社との業務提携により、建物だけでなく、武蔵村山・立川市・昭島周辺の土地探しから、「フラット35」など、ローンサポートまでワンストップサービスを提供します。■「シアワセのカタチ」をしっかり支えて守るスーパーウォール櫻建設は、高気密・高断熱・高耐震のスーパーウォール工法を採用しています。木の枠組みに高性能の「SWパネル」をはめ込み、張りめぐらせ、家を包み込みます。すると、耐震強度は最高レベルに保たれ、気になる騒音や生活音はシャットアウト、気密性が高まり、計画的に換気すれば、室内はいつもキレイな空気につつまれます。また、カビやダニの繁殖につながる結露を抑え、夏涼しく、冬暖かい省エネの家となります。さらに温度差が少なくなるので、ヒートショックを防止します。■多様で個別なこだわりの注文住宅「シアワセのカタチ」概要と参考例「できたらいいな」を叶える「こだわりの注文住宅」他にはない「シアワセのカタチ」は、たとえば、猫と快適に過ごすために、「こんなこと出来たら、いいな」を実現することからはじまりました。A. ペットと快適に暮らせたら、いいな・滑りにくい床にする。・ひっかきに強い壁を設置する。・ペットの行動、お気に入りの場所、習性に合わせて部品(猫ステップなど)を設置する。B. 家のランニングコストを抑えることができたら、いいな・ソーラーパネル+バッテリー+発電機で家の電力をまかなう。・エコキュート「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」を装備、夜間電力を使用して効率よくお湯を湧かすことができる。C. 地震や台風から、家族を守りたい・エコキュートは、災害時に、水の確保ができる。・ソーラーパネルとエコキュートを備え、家が耐震構造であれば、地震災害の避難所になる。・もしもの時の食料や日用品の備蓄庫として、通常は食料や日用品のスペースとして使える、大きめのパントリーを備える。D. 家事の負担を軽く、楽にできたら、いいな・洗濯から収納までの動線を動きやすく短縮する。脱衣室→ユーティリティ(洗濯機)→サンルーム(ハンガーで干す)そしてハンガーのまま各自の部屋へ収納して、洗濯物を畳む手間を省略する。広いプランとコンパクトプランE. 家族の成長や変化に合わせて、家も変化したら、いいな・子供部屋は、成長の状況やライフスタイルに合わせて、部屋の仕切りで広さを調整する。・子供が独立してできる空き部屋を趣味の部屋にかえる。・老後のことを考えて、バリアフリーにする。F. リモートワークのために、私だけのワークスペースがほしい・お客様の要望にそって、落ち着いて、静かに仕事のできるスペースをつくる。G. 自然木材の温もりのある家で暮らせたら、いいな・自社工場で、大工が匠の技で加工する木材をふんだんに使う。木材は、香りもよく、触り心地もよく、いやしやリラックス効果がある。H. 家で趣味を存分に楽しめたら、いいな・楽器演奏、オーディオ→防音室をつくる。・木工・洋裁→作業室をつくる。・写真→機材保管室(調湿ルーム)をつくる。・車、バイク→オーダーメイドガレージをつくる以上はほんの一例にすぎません。幸せは毎日の生活に宿るもの、だから毎日を過ごす家は大切。他にはない一人だけの「シアワセのカタチ」を実現するために、「こんなことをしたい」を十分にヒアリングし、専属大工とスタッフが全力でサポートします。櫻建設は、実績と豊富な経験に裏付けられた自信と意欲をもった専属の大工とスタッフ、そして設計から引き渡しまで一貫して請け負えるシステムで、ひとり一人の要望に対応し、他にはない、家「シアワセのカタチ」をつくり上げます。■企業概要会社名 : 株式会社櫻建設代表取締役: 櫻 勝所在地 : 東京都武蔵村山市伊奈平3-34-3電話 : 042-560-8134事業内容 : 一般建築/設計・施工/リフォーム工事/ペット住宅事業設立 : 昭和44年10月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「壁紙」についてご紹介します。「壁紙」の選び方やポイントをご紹介家づくりで悩む「壁紙」instagram(@paparaku999)後で変えようと思えば変えられたりするけど…悩みますよね、壁紙って。家のコンセプトに合わせるinstagram(@paparaku999)家のコンセプトに沿っていたらOK!家づくりノートをもとに「こんな印象の家にしたい」というのを決めておくと、ある程度統一した方が良いのか、変えても良いのか見えてきます◎天井の色・素材も考えるinstagram(@paparaku999)大事なのは夫婦で納得してるかどうかと、設計さんに雰囲気を伝えられるか。これも家づくりノートの作り方①をやってもらえば大丈夫です!(インスタグラムのハイライトから見てね)我が家のコンセプトはナチュラルinstagram(@paparaku999)ちなみに我が家の場合。コンセプト:ナチュラル・ぬくもり・清潔感家づくりの時にちゃんと言語化できていなかったんですが、大体こんな感じです!リビング漆喰でDIYinstagram(@paparaku999)我が家の壁紙…1階の玄関やリビングは漆喰でDIYしました!天井・階段はエコフリースinstagram(@paparaku999)天井や階段部分はエコフリースという漆喰っぽい壁紙に。予算削減のためノーマルな壁紙もinstagram(@paparaku999)トイレや2階の壁紙は、ノーマルな白い壁紙にしました!(予算削減のため)ぜひ参考にしてみてください。
2022年07月30日東京都は、伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を発信する「ものづくり・匠の技の祭典2022」を、3年ぶりにリアルで開催します。この度、詳細が決定しましたので、以下のとおりお知らせいたします。キービジュアル1東京都は、伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を発信する「ものづくり・匠の技の祭典2022」を、2022年8月5日(金)から7日(日)の3日間、東京国際フォーラムにて、一般来場者を迎えて開催いたします。東京の「衣」「食」「住」「工」の各分野から、職人の中でも技能が秀でた匠が集い、ものづくりの技能を披露します。ステージ実演を始め、各ブースでは職人の指導のもと実際にものづりができる体験プログラムや匠の作品展示などを行います。また今年初めて「若者向けイベント」として、フラワーアレンジメント体験やオリジナルけん玉作り体験などのイベントを実施します。そして、今年の祭典サポーターには、若者に大人気のタレント/女優の「山之内すず」さんが就任しました。祭典オープニングの登場に続き、ステージイベントでは日本料理の匠に教えてもらいながら、野菜に細工を施し日本料理を彩る“野菜の剥き物製作”に挑戦します。さらに、各ステージイベントでは、吉本興業所属の芸人さんたちが「盛り上げ隊」として、匠の技能披露を軽快なトークで盛り上げます。山之内すずさん吉本興業所属の芸人さん今年で7回目の開催となる本祭典は、リアル開催時には約3万人が来場する体験型の人気イベントとして、毎年開催しています。お子さまから大人、そして外国人の方々まで、観て体験して五感で楽しめる真夏のものづくりの祭典です。■山之内すずさん出演ステージ8月5日(金) 10:00~ オープニング、10:50~ 山之内すず×調理の匠スペシャルステージ■「盛り上げ隊」タレント出演日(※盛り上げ隊タレントの出演ステージ・時間は未定)8月5日(金) サバンナ八木さん、ゆったり感さん、フルーツポンチさん8月6日(土) ライセンス井本さん、スカチャンさん、尼神インターさん、ジョイマンさん8月7日(日) あべこうじさん、伊地知大樹さん■開催概要日 時: 2022年8月5日(金)~7日(日)午前10時から午後6時まで ※7日は午前10時から午後5時まで会 場: 東京国際フォーラム ホールE(地下2階)・ロビーギャラリー(地下1階)入 場: 無料 ※体験プログラムは一部有料H P: HPのQRコード※イベント情報は随時更新予定です。最新スケジュールなどはホームページをご参照ください。※本リリースは発表時点の内容のため、プログラムは変更の可能性があります。※7月11日(月)より体験ブースの事前予約受付を開始します。主 催: 東京都■イベントの主な内容【匠による華やかなステージ】初日(8月5日)のオープニングでは、「椅子張り」と「建具」の匠による、祭典の幕開けを飾る共同作品を披露します。また、祭典サポーターの山之内すずさんが、オープニングの登場に続き、ステージイベントにて、調理の匠に教えてもらいながら、日本料理を彩る“野菜の剥き物製作”に挑戦するスペシャルステージをはじめ、匠によるパフォーマンスが楽しめる数々のステージプログラムを行います。吉本興業所属の芸人さんたちが匠とともにステージに登場、祭典を盛り上げます。ステージはオンラインでも配信。視聴者プレゼントもあります。【多数のものづくり体験プログラム】各ブースでは、ものづくりに挑戦できる体験プログラムを70種類以上ご用意しています。木工体験教室、卵焼きづくり、はんこづくりなど、様々な技能を実際に体験できます。子どもの夏休みの自由研究にもぴったりな体験プログラムです。【若者向けイベント】フラワー装飾の匠の指導のもと花束を作るフラワーアレンジメントや流行のオリジナルけん玉作り体験などのワークショップ、各界で活躍する若手職人による座談会などを実施します。【テーマ展示】日本の伝統建築に込められた匠の技をご覧いただけるよう「茶室」を展示します。茶室画像【生徒作品展示】未来の匠を目指す職業訓練校等の生徒作品を展示します。■ステージプログラム タイムスケジュールオープニングステージを皮切りに、全21種のステージを開催。黄綬褒章受章の匠なども出演し、日本の伝統技能を披露します。匠の伝統の技を存分にご覧いただけます。※本イベント内容は、予告なく変更する場合がございます。詳細は公式ホームページをご覧ください。タイムスケジュール(8月5日)タイムスケジュール(8月6日)タイムスケジュール(8月7日)■若者向けイベント タイムスケジュール会場内の若者向けイベントスペースで、今年初めて開催する「若者向けイベント」です。若者向けイベント(8月5日)若者向けイベント(8月6日、7日)■オンライン配信の視聴もできます/視聴者プレゼントもあります本祭典の様子は、オンラインでもご視聴いただけます。当日会場にお越しいただけない方は是非ご視聴ください。匠の技を駆使したアパレルアイテムや、木製ベンチ、草履などなど、様々な製品の視聴者プレゼントもあります。<視聴方法>公式HP( )にてオンライン配信。視聴無料■主催等・主催:東京都・共催:東京都中小企業団体中央会 / 一般社団法人東京都技能士会連合会 /東京都職業能力開発協会 / 東京都伝統工芸品産業団体連絡協議会 /東京都伝統工芸士会・後援:東京商工会議所 / 東京都商工会議所連合会 / 東京都商工会連合会 /公益財団法人東京都中小企業振興公社 /地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター■一般の方からのイベントに関するお問い合わせ先■ものづくり・匠の技の祭典2022 制作事務局Tel : 03-6427-5666Mail : info@monozukuri-takumi-expo.tokyo 営業時間: 平日10:00~17:00 ※土日祝休業(8/5~7の祭典当日は営業します) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月14日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「特に作ってよかったと感じる場所」についてご紹介します。家の中で「特に作ってよかったと感じる場所」をご紹介特に作ってよかったと感じる場所instagram(@paparaku999)家の中で特に作ってよかったと感じる場所。それは…ここ!スタディーコーナーの使用が増えたinstagram(@paparaku999)・転職し、リモートワークが増えた・前職でもコ○ナで在宅ワークがあった家を建てる前には想像していなかった事態がおき、スタディーコーナーを使用する事が増えました。廊下に作業スペースを設置instagram(@paparaku999)我が家の場合、広さ的に部屋を作るのは難しかったので、1階の廊下に作業スペースを作りました。賑やかな時間は仕事がしづらいinstagram(@paparaku999)子供が帰ってきた時に、仕事がしづらくなるという問題が発生。寝室にも作業スペースinstagram(@paparaku999)ということで、2階の寝室にも在宅ワークスペースを作りました。使いやすい作業スペースを確保しようinstagram(@paparaku999)仕事の環境がどう変わっていくか分からないし、今後どのような感染病が流行るか予想もつかないので、作業ができるスペースを確保しておくのがおすすめです◎ぜひ参考にしてみてください。
2022年07月02日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「削減ポイント」についてご紹介します。家づくりのヒントになる「削減ポイント」①三方クロス巻きinstagram(@paparaku999)窓を四角枠にするより、施工費が安くなる三方クロス巻きにしました。(工務店によって異なるので要確認)②トイレの明かり取りガラスを最小限にinstagram(@paparaku999)造作ドアの明かり取りガラスの面積を小さくしました。(広くとるとコストが上がる)③収納用品を決めておき固定棚にinstagram(@paparaku999)可動棚より固定の方がコストを抑えられるので、脱衣所収納は収納用品を先に決めて固定棚にしました。④オープンクローゼットにinstagram(@paparaku999)扉をつけずオープンにしました。我が家はコスト削減のためほぼほぼオープン収納!⑤シャワーバーをフックに変更instagram(@paparaku999)フックの方が掃除が楽・コストも下がるので変更してよかった!お風呂では、他にも棚をなくすなどしました◎⑥あまり使わない照明はスポットライトにinstagram(@paparaku999)2階ではシンプルなスポットライトを使用。見た目もスッキリしていてお気に入り◎⑦目立たない窓は網目入りにinstagram(@paparaku999)準防火地域って大変ですよね。網目なしのサッシは高い!目立たない箇所は網目入りにしてコスト抑えました。ぜひ参考にしてみてください。
2022年06月18日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「変形地を選んだメリット・デメリット」についてご紹介します。変形地を選んだメリット・デメリット相場より安く買えてコスパ良しinstagram(@paparaku999)変形地ってわざわざ選ぶ人あまりいないので、売れないから安くなっていきます。うちも相場よりは安く買えました。他とかぶらないinstagram(@paparaku999)絶対かぶらないので、土地を見ただけでワクワクしました!変形地を活かした間取りinstagram(@paparaku999)細長いので、それを活かした間取りにしました!気に入ってます◎立地の良さを優先instagram(@paparaku999)立地は正義。変形地でも、立地が良いと満足度高いかなと!施工費が高くなるinstagram(@paparaku999)中庭もあって屋根の形もいびつになり、施工費は結構上がってると思います…。日当たりが悪い部分があるinstagram(@paparaku999)住宅密集地なのでしょうがないんですが、北側の庭や建物周りの犬走り?とかはやっぱり湿気多いです…。ぜひ参考にしてみてください。
2022年06月04日アトツギとして次の時代を創る~持続可能な森づくりとものづくり~をテーマに講演を行いました森庄銘木産業株式会社(本社:奈良県宇陀市、代表取締役:森本定雄、以下「森庄」)は5月11日に立命館大学にて「事業承継と林業、伝統のものづくり」をテーマに講演を行いました。講演は森庄取締役専務の森本達郎(28歳)が担当し、オンライン参加含め50人を越える経営学部生(家業が事業を営む)が参加しました。アトツギとして次の時代を創る~持続可能な森づくりとものづくり~をテーマに50分40スライドのプレゼンテーションを行い、林業D2C企業を目指す取り組みやアトツギとしての苦労、また森づくりにかける想いなどをシェアしました。当日の講義の様子当日の講演内容/概要日時 5月11日水曜日場所立命館大学OICAN328セミナールーム時間16:20~17:50家業を継承するに至るプロセスや、林業の可能性など様々な視点からアトツギとして邁進した3年間を深掘りし、講演を行いました。プレゼンテーションの目次森づくりにかける想い私たちはおおよそ100年~200年の時間軸の中で林業をしております。その間、山の所有者さんから山を任される「山守」の立場として、収益に繋がる林業を行うことはもちろん、災害に強く、水源としての森林機能を引き出し地域の「生きる」を支える仕事をしています。SDGsの概念が浸透してきた昨今において、「持続可能」という視点でものごとを考える世の中になってきています。森庄では、林業を、地域の暮らしを長い期間で捉え、今できることをコツコツと行っています。植林や間伐、山の所有者の継承(境界の明確化事業)やハンター育成事業(獣害対策事業)、森の情報発信(SNS運用や学校での講演等)などです。しかし私たちだけで守っていける部分はほんの僅かで、次の時代に、何が残せるのか「みんなで」考えていきたいと思います。アトツギとして、大学生に伝えたこと事業継承とは、「これまで」の強みを生かし「これから」を創造することではないでしょうか。企業の大小関係なく、世の中から、地域からどのような役割を求められているのかを吟味した上で新たなチャレンジを期待しています。また大量生産、大量消費の時代が終わろうとしており、サステナブルな社会を実現するため、世界中で新たな取り組みをスタートさせています。皆さんの「家業」ではどのような取り組みを行っていますか。化石燃料に頼る仕事になっていませんか。企業として地域と共に、伝統を守りながら、また楽しみながら仲間と協力し次世代に伝えてほしいと思います。今後厳しい時が必ず来ると思います、その時は1人で考え込むのではなく、冷静に「想い」をしっかり共有することができれば、アトツギ特有の世代間での衝突などの壁も越えることができるのではないでしょうか。産官学連携事業、立命館大学事業継承塾とは日本においては、経営者の高齢化が急速に進展し、後継者がなく事業廃業をするケースが増えると同時に、後継者のない事業体のM&Aによる事業継承も組織的かつ急速にすすみつつあります。また、広くアジア諸国においても事業継承問題は多くの中小企業にとって死活問題となっており、深刻な社会問題にもなりつつあります。このような時代背景の中、立命館事業継承塾が誕生しました。これまで経営者が築いてきた企業価値を次の世代に円滑に引き継ぐための教育が極めて重要な課題となっていると認識し、将来親族の事業を継承し発展を志す有為な人材や中小企業に関心ある人材を育成し、日本のみならず東アジア全域の経済を支える経営者を育成することを目指します。森庄の考えるサスティナビリティLocal WELLbeing~自然と共に生きる健康的な幸福を~奈良県・三重県を拠点に事業を展開する地元企業として、前向きな変化・成長と社会的価値を生み出し、地域社会の発展に貢献するための取り組みを行っています。「地方創生」や「地域活性」という言葉にとらわれない地域に根ざした、その地域ならではの豊かさを、地域の人々と共に耕し、世の中を元気にする豊かな「循環」をつくり出していきます。森庄銘木産業株式会社奈良県宇陀市を拠点に「森と暮らしを繋ぐ」をテーマに、地域課題解決へ向けた取り組みをおこなっています。創業1927年、林業事業を中心に木材販売、木質空間の企画提案、インテリア販売を行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月20日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「真似してよかったこと7選」についてご紹介します。インスタを見て真似してよかったこと7選①すっきり収まるリモコンニッチinstagram(@paparaku999)筋交の関係で小さめのニッチになったけど、リモコンやインターフォンがすっきり収まって見た目良し!やってよかった◎②パントリーですっきり収納instagram(@paparaku999)キッチン用品や細かい文房具をまとめています。無印収納ですっきりと◎③階段下にスタディーコーナーinstagram(@paparaku999)階段下も無駄のない空間に。ここで作業をしたり、子供が勉強したりしています。④お部屋の印象が変わる垂れ壁instagram(@paparaku999)最初はアーチ上状にする予定でしたが、三角屋根に。角度によって印象が変わってくるので、形について設計の方とかなり話し合いました!⑤防水パンをなくすinstagram(@paparaku999)洗濯機周りの掃除がめちゃくちゃ楽になった。引っ越し時に必要になるので、早めに購入しておいて引き渡し後すぐに置いておくと◎⑥玄関に手洗い場instagram(@paparaku999)帰ってきてすぐ手を洗えるの、本当に楽です。これはかなりおすすめしたい!⑦スマートキーinstagram(@paparaku999)もうスマートキー無しの生活には戻れない!鍵を鞄にいれたまま、子供を抱っこしたままでも楽々ドアを開けられる!ぜひ参考にしてみてください。
2022年04月16日2022年4月1日、フェリカ建築&デザイン専門学校は教育活動の更なる充実と発展を目指し、『フェリカ家づくり専門学校』へと名称を変更することとなりました。フェリカ家づくり専門学校本校は1996年創立以来、校訓を「豊かな感性・確かな技術」として建築およびインテリア分野に即応できる人材の育成に尽力してまいりました。また2004年からは4年制学科を設置し、全国唯一の取り組みとして【本物の家を創る】住宅実施設計をカリキュラムに導入いたしました。こうした専門性の高い実務的な教育は本校最大の特徴であり、この度の校名変更によってより幅広く実社会への認知度向上を図ると共に、本校教育の特異性を全国の方々に分かりやすくお伝えすることができると考える次第です。このようにして、建築好きな若者が全国から集まり、「家をつくるという特技」を身につけた本校卒業生たちが、地元産業或いは日本の各地域を盛り上げる頼もしい人材となることを期待します。その為には“小粒でもピリリと辛い”独自性のある教育を貫き、新校名を機により一層の充実に努めてまいります。■専門学校 概要学校法人フェリカ学園 フェリカ家づくり専門学校(旧学校名:フェリカ建築&デザイン専門学校)所在地: 群馬県前橋市南町2-38-2代表 : 理事長 仲川 孝道設立 : 1996年3月URL : 学生発信のInstagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月01日後悔しない注文住宅マニュアル整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリストぱぱらくさんの家づくりで後悔したくない人に役立つ情報を紹介しています。家づくりで悩まれている方は必見ですよ!今回は「リビングベンチ」についてご紹介します。家づくりでこだわった「リビングベンチ」をご紹介ふとした時に座れるのが便利instagram(@paparaku999)①たまりとしての機能が良いふとした時に座れるところを「たまり」と言うんですが、やっぱ良いですね。寝転がれるし。リビングが広く使えるinstagram(@paparaku999)②リビングを広く使える壁にくっついてるので、リングフィットアドベンチャーやきんにくTVを見ながら運動ができます。ベンチ下収納が使いやすいinstagram(@paparaku999)③ベンチ下収納が優秀すぎこれ相当気に入ってます!子供の絵本や図鑑、とんでもなく増えます。。ゆっくりしすぎない!instagram(@paparaku999)④そんなにリラックスできないソファじゃないので、最高のくつろぎ!みたいなのはないです(笑)隙間があいてしまうこともinstagram(@paparaku999)⑤スキマ空く怪獣みたいに暴れ回るのが若干2名いまして、スキマが空いてます。修理すると見た目がおかしくなるとのことで、そのままです!荷物置き場にならないように注意instagram(@paparaku999)⑥おもちゃの置き場にならないよう注意これは注意しないとです。買い物前にはどこに収納するか決めてからにしましょう(体験談)コンセントがあると便利instagram(@paparaku999)⑦コンセントおすすめベンチというか「たまり」を作る場合はコンセントもつけましょう。スマホを充電しながらゆっくりできます!ぜひ参考にしてみてください。
2022年03月27日e.m.営業・PR会社 代表相澤利佳さん・上田大輔さん2歳の女の子のママ・パパ。雑貨類はママ、家具はパパが購入。現在は冷蔵庫などの電化製品も一式、ハイセンスなのものに取り換えようと計画中。さまざまな時代や国境を越えて選び抜かれたものだけが集まった部屋世界中のヴィンテージ家具やモダンな雑貨が混在する相澤さん宅。モダンな雑貨もどこかアンティークなデザインのためか、時代や国が違っても不思議と調和がとれていて、唯一無二の空気感が漂う。「ヴィンテージ家具はメンテナンスをすると何年も使えるので、家具はまずヴィンテージから探します。いいなと思うものはその時の気持ちで変わっていきますが、今はフランス家具のヴィンテージに惹かれています。デザインが本当にいいんですよ」①ローテーブル/shop:ライトイヤーズ、brand:アフリカヴィンテージ②チェア/shop:ジャーナル スタンダード ファニチャー、brand:オリジナル深い色味の木が雰囲気のあるローテーブルはアフリカのヴィンテージ品。「2歳の娘が座って絵を描けるちょうどいい高さのものを選びました。ヴィンテージ品は何十年、何百年と長く使われてきたものだから少しの汚れでは雰囲気が変わらず、気にせず使えるのもいいところです」。〈ジャーナル スタンダード ファニチャー〉オリジナルのチェアは包まれるような座り心地。「座面が動かせるので、子どもが小さいときは座面を上に向けて寝かせていました」Favorite Interior Shop #01ライトイヤーズインドキルトやモロッコのラグを販売するセレクトショップ。手仕事のものやヴィンテージ家具を中心に取り揃えている。「こちらでベニワレンのラグやセヌフォスツールを購入しました」住所:福岡市博多区博多駅前3-30-5電話番号:092-473-1927営業時間:11:00~19:00※不定休Instagram:@light_years.hakata Favorite Interior Shop #02ジャーナル スタンダード ファニチャー〈ジャーナル スタンダード〉のインテリアショップ。スタンダードなオリジナルアイテムと旬のブランドをミックスした独自のセレクト。「家具と合わせてガーデニング用品もチェックしています」住所:東京都目黒区自由が丘2-17-7電話番号:03-5731-9715営業時間:11:00~19:00※不定休Instagram:@js_furniture③ランプ/shop:オブジェ デ アート、brand:フランスヴィンテージシェードのデザインがユニークなランプは、1960年代のフランス家具。「バンブーのアイテムを探しているときにネットで巡り合いました。このデザインにひと目惚れをし、購入することに」Favorite Interior Shop #03オブジェ デ アートヨーロッパのヴィンテージ、アンティークの家具を主軸に現代作家の作品が揃うショップ兼アートギャラリー。「オーナーのこだわりが詰まったお店です」と目利きの相澤さんも太鼓判。住所:東京都江戸川区小松川4‐64電話番号:03-6807-0554営業時間:予約制※不定休Instagram:@objetdart_galerie④照明/shop:08ブック、brand:ピーター・アイビーペンダントのようなシルエットにワイヤーが施されたダイニングの照明。「富山県に工房を構えるガラス作家のピーター・アイビーさんの作品。ほどよいクラフト感とヴィンテージのような風合いが好きです」Favorite Interior Shop #0408ブック飾ることを意識した〈08サーカス〉のアトリエショップ。ヴィンテージ家具やクラフトなどが揃う。「アートギャラリーのような店内。シンプルで飽きのこないものが多くとても素敵です!」住所:東京都世田谷区羽根木1-21-12 Hanegi IGH Forest House #Q電話番号:03-5329-0801営業時間:12:00~18:00※月~金曜休Instagram:@08sircus▼こちらの記事もチェック!【業界人ママ&パパが通う 行きつけのインテリアショップ】 vol.1 ビームス/安武恵理子さん&俊宏さん【業界人ママ&パパが通う 行きつけのインテリアショップ】 vol.2 セレクトショップ経営/酒田倫子さん&翼さん
2022年03月21日セレクトショップ経営酒田倫子さん・翼さん9歳の女の子と1歳の男の子のママ・パパ。国内外の洋服や雑貨を集めたセレクトショップ『NON FLAG』を、2020年3月に小田原市にオープン。モダンと民族をミックス自然と家族が集まりたくなるリビング神奈川県南足柄市の高台に建つ、見晴らし抜群の酒田さん宅。デザイナーズ家具と民族調のアイテムをバランスよく配置し、家族みんながのんびりくつろげる空間になっている。もともと2人はアパレルブランドのバイヤー。娘さんが小学生になるのをきっかけに、自然豊かな場所で暮らしたいと都内から移住したそう。「季節の移ろいを肌で感じられる暮らしを満喫しています」①スタンダードチェア/shop:エイチエイチスタイル、brand:ジャン・プルーヴ建築家やデザイナーとして活躍したジャン・プルーヴェ。建築の構造的な美しさを家具に取り入れ、EMテーブルとスタンダードチェアは世界中で愛されている彼の代表作。「ムダのないデザインが気に入っています」Favorite Interior Shop #01エイチエイチスタイル世界各国のデザイナーズ家具をセレクトするショールーム。なかでも椅子のラインナップが充実している。「インテリアの歴史に残る名作から最新デザインまで、多様な椅子がずらりと並ぶ様子は圧巻です」住所:東京都港区北青山2-7-15 NTT青山ビル 1F電話番号:03-5772-1112営業時間:12:00~18:00※無休②花瓶/shop:スキマ 恵比寿、brand:エンダースキーマビーカーやフラスコにレザーのカバーを組み合わせたユニークな花瓶。ナチュラルとブラックの2色があり、レザーならではの経年変化を楽しめる。「花を無造作に生けるだけでこなれた印象に見えます」Favorite Interior Shop #02スキマ 恵比寿靴や小物などのレザーアイテムを得意とする〈エンダースキーマ〉の直営店。ブランドのフルラインナップが揃う。「実験的に製作されたプロダクトや既存のものを再構築したアイテムもあり、おもしろいです」住所:東京都渋谷区恵比寿2-17-20 長谷川ビル 1F電話番号:03-6447-7448営業時間:14:00~20:00※月曜休(祝日を除く)Instagram:@henderscheme③ハンドメイドチェア/shop:モアライト、brand:バウレ族のハンドメイドコートジボワールのバウレ族によるハンドメイドチェア。アフリカの民族の多くは木をくり抜いて椅子をつくるなか、木を接合してつくられたものは珍しいそう。「背もたれがフィットして座り心地がいいんです」Favorite Interior Shop #03モアライト福岡で人気のインテリアショップ『ライトイヤーズ』の系列店。アフリカやアジアの民芸品、ヨーロッパのアンティーク雑貨などが豊富。「独特の雰囲気のある民族家具をたくさん扱っています」住所:福岡県福岡市中央区清川3-15-30電話番号:092-753-9366営業時間:11:00~18:00※不定休Instagram:@light_years.hakata▼こちらの記事もチェック!【業界人ママ&パパが通う 行きつけのインテリアショップ】 vol.1 ビームス/安武恵理子さん&俊宏さん
2022年03月17日( 佐々木さん邸 DATA )FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男0歳)HOUSE TYPE:一軒家/リノベーションBUILDING AGE:築15年HOUSE SIZE:160㎡/3LDKAREA:神奈川県夫婦の好きを詰め込んで部屋をまるっとDIY美しく敷き詰められたヘリンボーンの床、素材感を漂わせる漆喰の白壁、リビングを見渡せるアイランドキッチンなど、夫婦の好きなデザインを集約し、自分たちの手で改装を加えていった佐々木香奈さんのご自宅。「ちょうど家を購入したのが妊娠・出産と重なり、産休期間に入っていたので、自宅のDIYに徹しました。自分たちでは到底終わらない作業も、友人たちに手伝ってもらうことで何とか進んでいきましたね。特に、床の改装作業は予想以上に大変で、それだけで1ヵ月以上もかかったんです。ホームセンターでバールなどの道具を買ってきて、みんなで黙々と床をはがしていきました。壁の塗料も材料費を浮かせるために、粉から溶いて80キロもつくったんです。漆喰に炭を混ぜてグレーの色を出したりと、実験みたいで楽しかったですけどね(笑)」キッチンは壁づけにT字になっていたため、すべて壊して独立したアイランドキッチンを設置。水道管は夫がつなげ、木枠にモルタルを塗り、シンプルながらもモダンなキッチンスペースが完成。「おかげで家事をしながらでも子どもの様子がわかるから、安心して作業できます」と、佐々木さんの笑顔がほころぶ。同じ長さの無垢材を1枚ずつ90度に交差させながら貼った緻密なヘリンボーン柄のフローリング。さぞ手間がかかって大変かと思いきや「実は、いちばん楽しい作業だったかも!」どこか異国のキッチンを思わせる、素材感のあるモルタルベースの作業台。「むき出しの壁はこれからDIYをする予定ですが、私としてはタイルを貼っていこうかな、と構想中」リビングを眺めながら作業できるように改装したお気に入りのキッチン。「手探りの作業でしたが、意外とできるもんだな、と(笑)」トイレの壁はすべて剥がしてダークトーンの壁紙に。「のり付きの壁紙なので初心者でも簡単に貼れました」友人からもらった子ども用の椅子はグレーにペインティング。「家にグレーのものが多いので、椅子の色を合わせることでまとまりが出ました」出産祝いにもらった花をドライフラワーとして吊るして。センスのいい花や植物は、ドライにしてもセンスよく映る。「見るたびにお祝いしてもらったことを思い出して嬉しい気持ちになります」「ベランダはウッドデッキを敷き、ピンクだった壁をブラックに塗ることで、リビングの印象とチグハグな感じにならないようにしました」PROFILEささきかなヘアサロン「bloc japon」のビジュアルディレクター。2021年に男の子を出産。2022年に復帰予定。自宅をDIYする過程をインスタグラムで紹介。Instagram:@sasakikana
2022年03月13日楽しくてワクワクする家設計はある程度自由にしてほしかったので、建築家に対して具体的なリクエストはあまり出さなかったという齋藤さん。とはいえ「楽しくてワクワクするような家をつくってほしい」、さらに「光や風など自然を感じることができるような家にしてほしい」とは伝えたという。建築が好きでインテリアコーディネーターの資格ももつ齋藤さんは、設計を依頼した篠原明理さんに、学生の頃からつくってきたスクラップブックを見てもらったという。好みのインテリア写真などを貼り付けたこのスクラップブックについて篠原さんは「お話をうかがうだけでなく、齋藤さんの好きなものをある程度共有することができたので、大まかなイメージのすり合わせはできていたと思います」と話す。それはRC造の無機質でミニマルなデザインとは方向的には真逆ともいえる、内部に多様な居場所があって、かつまた、植物などがところどころに置かれているような家、といったイメージだったようだ。ロフトレベルからリビングを見下ろす。ダイニング側から見る。大きく開けた南東側の開口からは隣のお兄さんの家の庭が見える。基礎が生活の場まで立ち上がる篠原さんが最初に提出したのはRCの基礎がそのまま立ち上がって生活空間の一部となることを表す模型だった。コンセプチャルな印象も与えるこの模型を見て驚いたという齋藤さん。しかし「とてもワクワクした」という。「料理をする場所やロフトなどへ上る場所、植物が植えられる場所などがつくられていて、設計をお願いしたかいがあったなと思いました。ただ同時にどうなるんだろうという不安もあって、ワクワクと不安がちょうど半々くらいの感じではありました」篠原さんはこの模型案について「基礎からそのまま立ち上げて居場所をつくるというイメージははじめからもっていた」という。そしてその上に載る木造の部分をどうつくりこんでいくかについては、「実際の生活の場面を考えながらここにはこういう場所があったほうがいいだろう」など、齋藤夫妻と打ち合わせを重ねていったという。基礎からそのまま立ち上げたRCの階段。「象徴的なオブジェのようなものにもなっている」と齋藤さんは話す。建築家の篠原さんは左のアーチについて、装飾というよりも「ひとつの強い建築の言語として」とらえているという。打ち合わせ時にはイタリア・ルネサンス期の画家、アントネッロ・ダ・メッシーナの絵画とも関連させて説明を行ったという。洗面所のコーナー部分も基礎からそのまま立ち上げてつくられたもの。このアーチのトンネルは手前側にくぐるとすぐ目の前に吹き抜け空間が現れ、場面を切り替える役割もになっている。スタディコーナーとよばれる場所から奥に洗面所を見る。浴室はその右側につくられている。寝室のコーナー部分にもRCでつくられた場所がある。この梯子からロフトに上がることができる。右がスタディコーナー。「コンセントを上につけてもらったのでわたしはパソコンを持って行って仕事をしたりします。上の子はあそこで宿題もしますが、よくあのコンクリートの上に乗ったりしていますね」(齋藤さん)コントラストのある空間RCの基礎をそのまま生活空間にまで立ち上げるというコンセプトはこの家を大きく特徴づけるものだが、実際にこの空間を体験してみると、南東側に大きな開口が多く取られて、それとは対照的に逆の北西側に濃色の壁がつくられていることが目を引く。南東側の開口部は採光に関するリクエストに応えるほかに、隣に立つ齋藤さんのお兄さんの家の庭を借景として取り込むという役割もになうものだ。篠原さんは逆サイドの壁に濃い目の色を採用する際に、明るい南東側とのコントラストも考慮したという。さらに「木のテクスチャーを使いたいこともあって、ラワン合板にオイルステイン仕上げにすることにした」(篠原さん)とも。壁の色については「色のパターンを7、8ぐらい出していただいて、実際に現場で色見本を見ながら相談しながら決めました」と齋藤さんは話す。ロフト下のキッチンスペースのコーナーも基礎からそのまま立ち上がったRCでつくられている。左の窓ではお隣のお兄さんの家族とカウンター越しに気軽にコミュニケーションを取ることができる。階段側からロフトとリビングを見る。ふだんは大きなハンモックをかけているというロフトスペース。いずれ子ども部屋にすることも考えているという。階段前からリビング、キッチン、ロフトを見る。子どもたちも大いに満喫もう少しでこの家での生活が1年になるという齋藤さん一家。齋藤さんは「やはり家のそこここに居場所ができていますね」と話す。そしてこの「多様な居場所」を大きく享受しているのはお子さんたちだという。「下の子はあのRCの階段のところが好きでよく遊ばせたりしていますし、上の子はテレビのある窓際の台のところに座ってのんびりしたりしていることもあります。奥の部屋に行く途中のスタディルームでは2人で遊んだり本を読んだりもしていますね。あと、上の子は暖かい日にはスタディルームの真上にあるバルコニーで長い時間過ごしています」階段の踊り場は下のお子さんのお気に入りの場所だという。奥さんもRCでつくられた居場所が大いに活用されているという。「寝室の上にあるロフトからバルコニーに出られて、階段を上がったところにあるドアから室内に入ってこられるんです。回遊できるつくりになっているので上の子はぐるぐると走り回ったりもしていて、大人だけではなくて子どももけっこうワクワクしたつくりになっていて、この家を大いに満喫しているのではと思います」と話す。そしてさらに最後にこんなことも話してくれた。「子どもは新しい遊び場所を見つけるのがほんとに上手で大人が思っても見なかった遊びを勝手に開発する。その楽しそうな姿を見るのがとてもうれしいし楽しくて。こういうのも“ワクワクする”ということなんだなと思っています」寝室の上のロフトからバルコニーに出ることができる。階段を上って右側にあるドアからバルコニーに出られるので、バルコニーを介してロフトに行くこともできる。道路側につくられた階段からバルコニーを見る。奥に見えるのが階段を上がった場所にあるドア。バルコニーから道路側を見る。手前左が倉庫のドアで奥がロフトスペースへと通じるドア。「篠原さんには外観はそんなに気にしなくていいですとお伝えしました。外よりも中のほうに重きを置いてもらって、それに付随して外の形がつくられていくというかたちでいいんじゃないですかと」(齋藤さん)「長いスパンで考えると、この土地の扱い方が大きく変わるかもしれない。そのときに今とはまったく異なる様相の空間をコンクリートの部分をベースにしてまた新たに創り出すこともできるのではないかと思います」(篠原さん)齋藤邸設計篠原明理建築設計事務所/office m-sa所在地東京都昭島市構造RC造+木造規模地上1階+ロフト延床面積110.05㎡
2022年03月07日お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.8は、“心地よさ”を何よりも大切にしている、〈Omekashi〉ディレクターの谷田さん邸をご紹介。( 谷田さん邸 DATA )FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長女6歳)HOUSE TYPE:一軒家/建売BUILDING AGE:築3年HOUSE SIZE:110㎡/3LDKAREA:東京都目黒区自然と笑顔になるような場所であって欲しい可愛いと直感的に感じたものを買い、ルールやテイストにはとらわれず自由に組み合わせているという谷田さん。でも、根本には“心地よさ”をいちばん大切にしているそう。「ルーフバルコニーが欲しいと思っていたので、娘の学区内で探し続け、2年前に引っ越してきたこの家は新築の建売住宅。ただタイミング的に、一部のデザインをセミオーダーできたので、リビングのアクセントカラーや、洗面所や寝室の床や壁紙など希望を伝えさせてもらいました。共働きでフルタイムの会社勤務なので、家族との時間は貴重。家事をしながら娘との時間を過ごしたいという気持ちから、リビングの一角に娘スペースをつくっています。ソファで仕切り、〈アクタス〉のサークルデスクを置いて彼女のスペースにしています。絶対に白のソファが欲しかったのでずっと探していて、たまたま〈イケア〉で出会ったこのソファは、ソファベッドにもなるので、お休みの日は家族でごろごろして映画を観たりしています。実は〈コンランショップ〉に憧れの白ソファがあったのですが、子どもがまだ小さく犬もいるので、なかなか踏み切れず今は諦めました。デザインももちろんとても大切ですが、家族が心地よく暮らせる家づくりが最も大切だと思っています」ソファ奥に娘さんのスペースをつくり、今はなるべく一緒に過ごす時間を大切にしている。「私自身もリビング学習だったので、自然な流れでした」「〈ペニーワイズ〉で買ったダイニングテーブルがヴィンテージのあたたかみのあるものなので、キッチンの一部を黒にしてモダンなアクセントをプラスしています。キッチン棚は〈イケア〉でセミオーダー。細かいパーツまで選べるので楽しかったです」家のいたるところに生花や植物、ドライフラワー、好きな作品やアートが飾られている。「グリーンや鉢は〈irotoiro〉〈SOLSO FARM〉、お花は〈chibi〉で買うことが多いです。好きなものが目に入ると嬉しいので、窓際や棚の上にディスプレイしています」家族ですっかりハマッているというキャンプ。「欲しいキャンプアイテムがたくさん。小物はルーフバルコニーでも使えるので嬉しい。日曜の夜ごはんはここでお肉を焼いたりしています」「〈アクメ〉で買ったヴィンテージチェストには書類系を収納。すっかり植物が増えました」(PROFILE)たにだまみ/ファッションブランド〈mystic〉のディレクターを8年務めたのちに、〈Omekashi〉を立ち上げ、ディレクターとして活躍中。ほかに〈mystic〉〈shenery〉のブランドマネージャーも兼任。photography/Mitsuguedit&text/Maki Kakimoto
2022年02月28日お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.7は、広々とした庭のあるお家に住む、スタイリストの木津さん邸をご紹介。( 木津さん邸 DATA )FAMILY:3人家族(ママ・長女11歳・長男5歳)HOUSE TYPE:マンションBUILDING AGE:築35年HOUSE SIZE:80㎡/3LDKAREA:神奈川県横浜市家と庭がひとつの空間として繋がっている目の前に広々とした庭が広がり、庭と家が繋がっているかのような木津さん邸。「このあたりで育ったのですが、バスケットゴールが置いてあったこの庭を広場だと思っていたんです。物件を探しているときに、広場ではなく売り物件の庭だと知り、すぐに決めました。大工さんにつくり直してもらった広めのデッキが庭と家を繋げてくれている気がします。床は黒、壁は白という希望でリフォームしたのですが、父親の希望で床はいつの間にかこげ茶色に(笑)。デッキは希望通りの黒になっています。何かをつくったり直したりするのが好きなので、家は自分で修繕したり塗り直したりしています。もちろん芝刈りも自分。330㎡あるこの庭ではテントを張って子どもたちがお泊まりしたり、バーベキューをしたり、大人はデッキでのんびりして、庭があってよかったなぁと思います」インテリアは、何かテイストを決めるのではなく、抜け感を入れることであえてまとまりすぎないように心がけているという木津さん。洋服のスタイリングと変わらず、自由に好きなものを選ぶ。「高いものにはあまり興味がなく、好きなものを探すのが大好き。宝探しのように掘り出して、それをまとまりすぎないバランスで置き、少しずつ直したり手をかけたりしながら長く使う。それが自分らしいのかなと思っています」リビング奥のスペースは一応私の場所。そこに置いたチェストの上には香水やリングなど自分が好きなものを並べています。チェストは〈アメリカンラグシー〉のサンプルセールで購入。キッチンの奥も庭と繋がっていて、ここから光が差し込む。セイロやザルは干して収納を。「家中が子どものスペースとなっていますが、キッチンだけは私だけの場所という感覚」330㎡ある庭では子どもたちがボールなどで遊んでいる。「生い茂った樹や、高台なので抜けた景色、すべてが気に入っています」廊下には大きな本棚を。「木でまとめるとほっこりするので、あえて〈カルテル〉のハイスツールを置いてアクセントに」リビングのチェストは50年代USAヴィンテージ、ソファは〈アクメ〉。「木のチェストにブラウンのソファがまとまりすぎている気がするので、ちょっと癖の強いソファを探しているところ」子ども部屋。「今は息子がまだ小さいので3人で寝ています。子ども部屋には彼らの好きなものを置き、基本的には口出ししませんが、すっきりしているのが好きだから、ケースに入り切らないものは捨てようねと伝えています」(PROFILE)きづあきこ/2007年に独立後、ファッション雑誌や広告を中心に活躍。器づくりに夢中。月に2度、こども食堂「レインボー」を主宰している。Instagram:@kodomorainbowphotography/Masaharu Arisakaedit&text/Maki Kakimoto
2022年02月22日お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.6は、吹き抜けの空間が心地いい、建築家・中村俊哉さん、藤井 愛さん邸をご紹介。( 中村さん、藤井さん邸 DATA )FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男4歳・長女0歳)HOUSE TYPE:一軒家/注文BUILDING AGE:築5年半HOUSE SIZE:112㎡/3LDKAREA:東京都大田区吹き抜け空間がもたらす心地いい家族の時間お互い建築家同士という中村俊哉さんと藤井愛さん夫婦。ダイニングもリビングも2階のワークスペースも、空間を仕切るものが何もないという開放的な住まいは、5年半前に夫婦ふたりで手がけたもの。「とはいえ、自分たちのために建てた家ではないんです。もともとは夫の友人のために設計した家で、その家族が海外に赴任することになり、私たちが移り住みました」と、愛さん。その施主からのオーダーはというと実はほとんどなく、夫の俊哉さんが相手の好みを熟知していたことから、ほぼお任せ状態でつくることができたそう。約5mの吹き抜け空間には、中央に階段を走らせ、2階と3階へ一直線に登れる仕様。壁がない分、2階で仕事をしていても下の様子がわかる。また、土間から小上がりに設計されたリビングの壁には一面の大きな窓が。隣にはマンションが建つものの、間に小さな庭を配することで、自然光のなかで緑を楽しめる半屋外的なリビングに仕上がった。他にも、砂入りの漆喰壁、玄関からキッチンに広がる土間、段差のない玄関など、どこかあいまいで完成されていない空気感が、リラックスできる住まいへ導くポイントかもしれない。約5mの天高に合わせてカーテンをつくったという愛さん。コットンオーガンジーを二重にすることで適度な採光を取り入れつつ、リビングの様子は外から見えないように上手く遮ってくれる。2階からは1階のリビングの様子が一目瞭然。「生まれたばかりの娘が寝ている姿もすぐ確認できるため、安心して家事や仕事を進められます」キッチンはダイニングを見渡せるアイランドキッチンに。その上の階には夫婦のデスクスペースを設け、壁の代わりに本棚を配することで、巧みな目隠しになっている。玄関脇には果実酒の瓶や外出時の小物を並べるシェルフを置き、パーテーションとして活用。壁やドアなどの仕切りをつくらない分、玄関も開放的な空間に。「2階は将来的に子ども部屋にする計画ですが、現在は夫婦のワークスペースとして活躍しています」。明るい自然光が常に降り注ぎ、快適な環境のなかで仕事も進む。屋上ではたくさんの季節の野菜や果物を育て、収穫するのはもっぱら息子くんの役目。すくすく育った野菜をパパに見せては、楽しい家族団らんの時間が続く。両親に似て絵を描くのが大好きな息子くん。リビングの目立つ場所には大作が飾られ、インテリアとしても大切な存在に。(PROFILE)なかむらとしや/東京都生まれ。大学院修了後、芦沢啓治建築設計事務所に勤務したのち、独立。2014年に夫婦で「ship architecture 一級建築事務所」を設立。ふじいあい/京都府生まれ。大学院修了後、畝森泰行建築設計事務所に勤務したのち、夫婦で建築事務所を設立。住居、店舗、ギャラリーなど、さまざまな物件を手がける。photography/Aya Sunaharatext/Tokiko Nitta
2022年02月13日お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.5は、セルフリノベーションをしたお家に住む、空間デザイナーの高田さん邸をご紹介。( 高田さん邸 DATA )FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男4歳)HOUSE TYPE:一軒家/リノベーションBUILDING AGE:築39年HOUSE SIZE:195㎡/3LDKAREA:東京都世田谷区終わらない家づくりを通して、家族の絆を育み続ける以前は工場だったというキッチンもお風呂もない3階建ての建物を夫婦でセルフリノベーションしたという驚きの高田さん邸。美術大学出身の高田さん夫婦は、とにかく“つくること”が大好きだ。「自分でつくった家に住むことが長年の夢でした。とにかくガツガツDIYしたかったので、重量鉄骨系の物件を探していて、ようやく出会えたのが今の物件」。リノベーション会社にサポートしてもらいながら、まずは床や壁を解体するところからスタート。デザイン、施工に至るまで、水回りや電気工事などを除き、ほぼすべて自分たちでつくり上げた。「自ら手を動かすことで、その分家への愛着は増しました」高田さん家族の家づくりのテーマは『途中の家』。そこには、自分たちのライフスタイルに合わせて柔軟に住まいを発展させていきたいという思いと、家づくりを通して家族のコミュニケーションを深め続けていきたいという願いが込められている。「息子も少しずつノコギリやトンカチを使いながらものをつくれるようになりました。これから息子と家づくりをしていくのが本当に楽しみです」家づくりを始めて9年目。まだ手をつけていない地下にも50㎡ほどの空間が。また、新たな家族の場が生まれようとしている。2階の廊下から見える寝室の風景。家全体のセルフリノベーションのサポートは〈ルーヴィス〉に依頼。〈ザ・コンランショップ〉で手に入れた、キッチンツールホルダー。天井に開いていた穴を活用して設置。「吊るすことで省スペースに。実はとても使いやすくて実用的です!」もともとあったエレベーターを潰してつくったというキッチンのパントリー。アーチ壁にすることで小部屋感を演出。DIYで壁付けした棚には、食器類、食材、キッチン道具、家電などあらゆるものを収納。大人2人でも調理できるゆとりのあるキッチン。「料理をしながら、リビングで夫と子どもが遊んでいるのを眺める時間が幸せです。対面キッチンにしてよかったなと思います!」子どものオモチャや絵本、作品を収納している棚もスペースぴったりにDIYしたもの。見晴らしのいい屋上には植物がたっぷり。おすすめのグリーンショップは、道の駅〈川口・あんぎょう〉。自粛期間中にはウッドデッキもDIY。買ってきた板を一枚一枚塗装するところから制作。屋上では家庭菜園も。今年の夏にはトマトやピーマン、ナスなどを収穫。「やっぱり自分たちでつくった野菜は格別です!」(PROFILE)たかだなおこ/〈CRAZY WEDDING〉でアートディレクターを務めたのち、現在はフリーの装飾デザイナーとして活躍。誕生日でもホームセンターに行きたがるほど大のDIY好き。photography/Kousuke Matsukitext/Runa Kitai
2022年02月06日「根菜類」が美肌づくりに向いている理由出典:byBirth根菜類は、食物繊維が豊富なので便秘解消に役立ちます。老廃物や有害物質がいつまでも体の中にあると、血液にのって体を巡り、肌荒れを起こす要因となります。そのため、便通を良くすることは、肌トラブルの予防にもつながるといえます。また、根菜類は水分が少ないものが多く、体を冷やさないということから、「冷え対策」や「代謝アップ」の効果も期待できます。さらに、根菜類にはビタミンCが含まれているものが多く、デンプンに守られているため壊れにくいといわれています。ビタミンCは、加熱に弱い性質をもつため、根菜類で効率よくビタミンCを摂取できるのは嬉しいですよね。根菜類は歯ごたえがあるため、自然と咀嚼する回数が増え、満腹感を得やすいので、食べ過ぎ防止・ダイエットにも役立ちます。栄養士おすすめ!根菜類5つれんこん出典:byBirthれんこんに含まれるビタミンCは、デンプンに守られているため壊れにくく、加熱料理にも向いています。ポリフェノールの一種であるタンニンも含まれるため、ビタミンCとあわせて美肌づくりやアンチエイジングにも効果的です。たんぱく質からコラーゲンが作られますが、ビタミンCはコラーゲンが作られるのをサポートする働きがあります。そのため、鶏肉や豆腐、大豆など、たんぱく質が多い食材と一緒に食べると、より美肌づくりに効果的ですよ。また、食物繊維やカリウムも豊富なので、便秘解消やむくみ予防にも役立ちます。水煮れんこんでは、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が生のれんこんに比べて少なくなっています。そのため、秋~冬など、れんこんが旬の時期には、生のれんこんを食べましょう。ごぼう出典:byBirthごぼうは不溶性食物繊維・水溶性食物繊維ともに豊富に含まれています。いずれも腸内環境を整えるのに役立ち、肌トラブルの予防につながります。また、腸内環境がよくなって便通が良くなると、食べ物の消化吸収がスムーズになり、代謝が上がったり、免疫力アップにも役立ちます。ごぼうの皮には、クロロゲン酸やタンニンというポリフェノールの一種が含まれています。強い抗酸化作用があるため、老化の原因となる活性酸素を除去し、肌の老化を抑制する効果が期待できます。そのため、美肌づくりのためには、ごぼうの皮はむかず、成分が水に流れ出ないようにアク抜きもしなくてOKです。最近のごぼうはアクが弱いものが多いため、泥を落として軽く水で洗う程度で問題なく食べられますよ。さつまいも出典:byBirthさつまいもには、イモ類の中でもトップクラスの量のビタミンCが含まれています。その量、なんとりんごの約5倍以上だといわれています。また、セルロースなどの不溶性食物繊維が豊富なので、便通の改善に役立ちます。さつまいもを切るとヤラピンという白い液体が出ますが、ヤラピンにはビフィズス菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。腸の動きが良くなり、老廃物が体の外に出されるので、肌の健康に役立ちます。食物繊維はプレバイオティクスと呼ばれますが、プロバイオティクスであるヨーグルトやキムチ、味噌、納豆などと組み合わせて食べると、シンバイオティクスといい、より腸内環境を整えるのに効果的だといわれています。さつまいもの味噌汁や、さつまいものヨーグルト和えなど、試してみてくださいね。かぶ出典:byBirthかぶの根には、ビタミンCや鉄、葉酸などが含まれており、美容のために積極的に取り入れたい食材です。特に、かぶの葉には、かぶの根の約4倍ものビタミンCが含まれており、βカロテンやビタミンEも含まれています。ビタミンCやβカロテン、ビタミンEは強い抗酸化作用があります。βカロテンは体内でビタミンAに変換されますが、皮膚の新陳代謝を活発にする働きがあるため、ビタミンC同様、美肌づくりに欠かせない栄養素です。ビタミンEは若返りビタミンとも呼ばれ、老化の原因となる活性酸素を除去する働きや、血流を良くする働きがあるため、肌老化の予防だけでなく、冷え対策にも効果的です。かぶといえば根っこのイメージがありますが、葉も捨てずに活用してみましょう。ビタミンCや葉酸は水溶性なので、かぶの根っこはスープや味噌汁にすると、栄養素を余すことなく摂取することができます。また、βカロテンは脂溶性ビタミンなので、油と調理することで吸収率が上がります。かぶの葉を刻んで、しらすや鰹節とごま油で炒めると美味しいですよ。長芋出典:byBirth長芋には、肌の健康に役立つビタミンB群や、コラーゲン生成をサポートするビタミンC、肌の保湿効果があるアルギニンなども含まれるため、美肌づくりに役立ちます。ビタミンCは熱に弱いため、加熱せずに生食するのがおすすめ。食べやすい大きさにカットして、梅や鰹節、塩昆布とあえたり、生ハムや海苔と組み合わせても美味しくいただけますよ。いかがでしたでしょうか?さまざま美容・健康効果がある根菜類。最近では、旬の時期でなくても手軽に入手できるようになっているので、ぜひ参考に、食事に根菜類を取り入れてみてくださいね。
2022年02月05日