5月13日、TOKIOの松岡昌宏(41)がパーソナリティを務めるラジオ番組「TOKIO WALKER」(NACK5)がスタート。同ラジオの前身番組は元TOKIOの山口達也(46)がパーソナリティを務めており、山口の不祥事を受けて終了となった。 松岡は番組冒頭にて「毎週この時間を担当していた山口達也がみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけして大変申し訳ございません」と謝罪。「本来ならば、本人から謝罪すべきところでございますが、ただいま山口達也本人はその状態にございません」と説明した。 パーソナリティへの抜擢については「急きょということもあり、僕が“代わりに”というのはおこがましいところもある」と語り、「いろんなご意見もおありになるでしょうし、みなさまのお気持ちもあると思いますが、自分も勉強させてもらいたい」と決意を新たにした。 番組では、寺尾聰(70)の『ルビーの指環』などを選曲。最後は、松岡が主演を務めるドラマ『家政夫のミタゾノ』の主題歌である島茂子(47)の『戯言』で番組を締めくくった。 同ドラマの裏話として松岡が女装メークのために右目用と左目用で2種類のビューラーを使用していることや、「塩分を控えると目がむくまないので、マスカラのノリが良い」といった話も。これにはリスナーからTwitterで《女子力高い》といった声が上がった。 冒頭の謝罪については《番組冒頭の謝罪?挨拶?しっかりしてるなぁ~》と感心する声や、《松岡くん、硬いな》という声も。それでも中盤からは《松岡君はっちゃけとるなー》という感想も見られた。 また、リスナーからは松岡への応援メッセージが上がっている。 《松岡さんこれからがんばってください》《ファンではないが、応援したい。パーソナリティが自然体で聴きやすい》 なお、NACK5は埼玉県を対象としたFM放送。前身番組にあたる「山口達也 TOKIO WALKER」では埼玉県出身の山口がパーソナリティを務めていた。山口の強制わいせつ容疑が4月25日に報じられたのを受け、4月29日と5月6日は放送を休止。5月2日に終了が発表された。
2018年05月13日人気ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の続編「特捜9」(同)が4月にスタートした。 主演をつとめるV6の井ノ原快彦(41)をはじめ、羽田美智子(49)、吹越満(53)らが演じる「9係」のメンバーが再集結。そのメンバーを束ねる班長として、「9係」からの新キャスト・寺尾聰(70)が加わった。 「今期刑事ドラマ3本をそろえ、他局を視聴率で大きくリードする戦略のテレ朝。『特捜9』は初回16.0%、第2話15.4%と好調です。やはり『捜査9係』からの固定ファンがいるのが強みです」(放送担当記者) そして、寺尾のほか新キャストとして加わったのが山田裕貴(27)だ。2011年にテレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(同)で俳優デビュー。その後、映画・ドラマ・舞台で経験を積んだ。昨年はなんと人気シリーズ「HiGH&LOW THE MOVIE」の2本、「亜人」、2部作の「あゝ、荒野」など出演映画が10本以上公開されたのだ。 そんな山田だが、芸能活動を行ううえでの強力な“心の支え”があるという。 「父親は中日、広島で活躍した元プロ野球選手で現在は広島でコーチをつとめる和利さん。中学まではそんな父に憧れて野球少年だった裕貴さんですが、父のレベルから比べ自分はプロになれないと思い断念。俳優の道を目指したそうです。そんな父親が自分の出演作を見に行ってくれている。道は違えど、父親が自分のことをプロとして認めてくれている。それが俳優としての原動力になっているといいます」(映画業界関係者) 今年秋には、主演映画「あの頃、君を追いかけた」で乃木坂46・齋藤飛鳥(19)とタッグを組む山田。さらに知名度がアップしそうだ。
2018年04月23日「警視庁捜査一課9係」がリニューアルして、この春スタートするドラマ「特捜9(とくそうナイン)」に、若手俳優の山田裕貴が若手刑事役として出演することが決定した。本作は、井ノ原快彦演じる浅輪直樹刑事ら「9係」に所属していたメンバーが、寺尾聰演じる“新班長”宗方朔太郎のもと、新部署「特別捜査班」で再結集。再び難事件に立ち向かっていく様子を描く群像刑事ドラマ。宗方班長率いる特別捜査班で、直樹を中心に小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、村瀬健吾(津田寛治)といった超個性的な元9係メンバーがこれまで通りのコンビを組み捜査に取り組むのだが、今回新たに、新メンバーとして若手刑事・新藤亮役で山田さんの出演が決定。山田さんといえば、2011年「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューし、「3人のパパ」「僕たちがやりました」「ホリデイラブ」『あゝ荒野』『闇金ドッグス』シリーズなどに出演する若手俳優。今回の決定について「初めてお話を聞いたときはあの絶妙なコンビネーションのチームに入り込んだらどうなるんだろうと少し楽しみでもあり、あの素晴らしいキャストの皆様の中で『絶対に埋もれてはダメだ』と『この春、生き残らなきゃ』と強く思いました(笑)情熱と冷静さを忘れず、プレッシャーをうまく原動力にしてしっかり皆様と役に食らいついて、役を生きようと思います」とコメント。また、「いままであまり山田裕貴を知らなかった皆様にも、新藤亮を通して山田裕貴という俳優を記憶に残してもらえるよう一瞬、一瞬を大切に撮影に臨みます」と意気込みを語っている。そんな山田さん演じる新藤刑事は、第1話から登場。特捜班に所属する前の浅輪刑事が犯人を追跡中に新藤と出会うことに。新藤がどのように特捜班に入るのか、直樹が初めて迎える“後輩刑事”をどう扱いながら捜査に向かうのか?新メンバー参入でどのような化学変化が起こるのだろうか?「特捜9」は4月11日(水)より毎週水曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月13日役所広司主演で老舗企業の再生物語を描いた日曜劇場「陸王」が12月24日の放送で最終回を迎え、本作に出演した山崎賢人と竹内涼真の2人の演技に賞賛の声が集まっている。重厚かつ多彩な共演者たちとの撮影は2人にどんな影響を与え、そこから彼らはどんな成長を遂げたのか?本作で役所さん演じる宮沢紘一の息子・大地を演じた山崎さん。山崎さんは『L・DK』や『ヒロイン失格』をはじめ『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』などの少女コミック原作から『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』など少年ジャンプ連載作までコミック原作の映画化作品で主演やメインキャラクターを演じることが多いのが特徴。“2.5次元俳優”のトップランカーとも呼べるようなキャリアを重ねながらも連続テレビ小説「まれ」や月9「好きな人がいること」などにも出演。『orange』等の演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力も高く評価されている。一方、陸王と出会うことでケガを乗り越え成長していくマラソン選手・茂木裕人を演じた竹内さんは、幼少期からサッカーをはじめ高校時代には東京ヴェルディユースに所属するなど、その高い身体能力とスタイルが魅力。若手俳優の登竜門といえる仮面ライダーシリーズ「仮面ライダードライブ」で主演、本作と同じ池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」や「時をかける少女」を経て『青空エール』『帝一の國』など出演映画もヒット。今年連続テレビ小説「ひよっこ」へも出演を果たし、最も“旬”な俳優として大きな注目を集めている。今一番熱い2人が共演することでも本作は注目された。主演の役所さんをはじめ志賀廣太郎、檀ふみ、光石研、寺尾聰といった重厚な俳優陣との共演はそれだけで若い俳優には刺激になったであろうことは言うまでもないが、さらに本作には歌舞伎界から市川右團次、落語界から桂雀々、ミュージシャンとしても人気のピエール瀧、元テニス選手でスポーツキャスターとしても活躍する松岡修造、作家の阿川佐和子など各方面から多彩な人々が出演。いずれも独特の個性を放ちながら物語のなかにしっかり息づいたキャラクターを演じていた。本作では毎回泣き所満載の展開が続き、アップの場面で感情を露わにする芝居も多く、感情の起伏の表現はもちろん涙を流すタイミングなどこれまでの作品以上に“演技”について学んだ部分も多かったのではないだろうか。特に山崎さんは分が何者かを模索しながら回を追うごとに自信を得ていく大地の姿を、その目線で語る演技で見事に演じ切り、竹内さんもケガで選手として自信を失うも、「こはぜ屋」との出会いから“走ること”の意味を見つめ直し、再び自信を取り戻していく茂木の姿を感情を抑えた芝居と爆発させる芝居を見事に使い分けることで表現していた。本作の撮影期間の間にも俳優として成長を遂げたと感じられる場面も多く、最終回終了後にはSNSに2人の演技を絶賛する声も続々投稿されていた。本作を経験したことで俳優として大きく成長した2人。2018年の山崎賢人と竹内涼真の活躍に期待が高まるところだ。(笠緒)
2017年12月25日人気作家・池井戸潤の同名小説を役所広司主演でドラマ化した「陸王」の最終回が12月24日に放送され、数えきれないほどの感動の声をはじめ、豪華キャスト陣の演技に絶賛の声が寄せられるなど、様々な反応がSNS上に投稿され続けている。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所さんが演じたほか、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介、上白石萌音、ピエール瀧、寺尾聰ら豪華キャストの出演で、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描き出した。※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。最終回は宮沢らが松岡修造演じるフェリックスの御園社長からの融資を受け入れ、茂木はアトランティスのサポート選手となるも豊橋国際マラソンの出走直前に「陸王」を履くことを決意。佐野岳演じる毛塚と激戦の末優勝。それによって「こはぜ屋」は見事に再生を果たす。山崎さん演じる大地はメトロ電業に内定、新たな道を歩みだすという展開だった。放送中からタイムラインには「陸王涙不可避やん」「あーこれヤッバイ、涙止まらない」「陸王見て号泣してる」「ずーっと泣いてる」などの“号泣”ツイートが大量に溢れかえり、「最高のドラマ」「スタッフさんもキャストさんもみんな最高」と作品の素晴らしさを讃える声も多数。また山崎さんと竹内さんという、いま最も人気がある若手俳優の2人の共演にも注目が集まったが「山崎賢人の演技が光る」「毎週可愛すぎる山崎賢人くん」「茂木裕人が竹内涼真でよかった」「茂木ちゃん、いい表情してるなあ」と両者の演技や表情を評価する投稿も。本作は俳優界以外からも様々な人が出演したことでも話題になったが、最終回の感想ツイートで目立ったのが「松岡修造はなんであんなに芝居うまいんだろ?」「なんだかんだで修造演技上手い」といった松岡さんに関するツイート。その演技を評価する声とともに「修造が大人しくスポーツ観戦してるなんて…」「辛いだろうなぁ…スポーツを黙って観ていなきゃいけない役どころの修造(笑)」など、スポーツ番組やバラエティで“激アツ”なテンションをみせている松岡さんが、大企業の社長という役柄ゆえに抑えた芝居をしている姿を見て、その内心を心配するような声まで上がっていた。(笠緒)
2017年12月24日12月1日に放送されたNHK総合「あさイチ」に俳優のディーン・フジオカが登場。番組ではスーパーハイビジョンで撮影された新曲MVも初公開され、「癒される」「朝からディーンさん見れて幸せ」などネット上は朝から熱く沸いていた。「あさイチ」はNHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、平日朝に放送されている朝の情報番組。黒のタートルニット姿で登場したディーンさん。番組では俳優としてだけでなく音楽アーティストとしての顔も持つディーンさんが、自らの音楽活動について「作詞・作曲から関われ、自分のダイレクトな想いが込められる」と語り、続けて最近は「スマホで曲作りをしている。音ならボイスメモに録音、言葉やアイデアはテキストに残す」と曲作りの方法も明かしてくれた。また「俳優はプロデューサーや監督の作品作りに貢献する感覚」と音楽と俳優、2つの活動を比較した。このトークの流れに「大好きな音楽推してくれてる」「そう最近音楽始めたんじゃなくて、音楽が先なんです!」など“ミュージシャン・ディーン・フジオカ”のファンからのツイートが続々投稿。さらに昨年のドラマで共演した寺尾聰からの「周囲に迎合する必要はない。何に出てもディーンでいてほしい。直球の芝居で押してほしい」といったVTRコメントも流された。ディーンさんは寺尾さんへのメールで思わず「おやじって言っちゃう」と寺尾さんを慕っていることを告白。そこから話題は今年第3子が誕生したディーンさんの“父親”としての側面に。ディーンさんは自らの子供に対し「自分にできないことをやってもらいたい」と“自分超え”の夢を抱いているとトーク。さらに8Kスーパーハイビジョンで撮影された「DoReMi」のMVも初公開。同楽曲について「今回、子供たちと一緒に育っていけるような曲が作りたいと考えて、歌詞を考えた。次の世代を作るのは子供たち。人生の気付きにつながる言葉を込めた」と曲に込めた想いを語った。万能な超イケメン俳優がみせた“父親”としての顔に「ディーンさんとイノッチの子供を持つ親トークいいわぁ」「子育ての話とか良いね。」などSNS上には“ほっこり”コメントが溢れていた。ディーンさんの映画最新作『鋼の錬金術師』は12月1日(金)本日より全国にて公開。(笠緒)
2017年12月01日暗がりに不審な男たちを発見し、表情をこわばらせる“飯山晴之”。逃走しようとするものの、囲まれて……。11月19日放映の『陸王』第5話ではこんな緊迫シーンも注目を集めた。特殊素材を開発したものの、会社が倒産してしまい、債権者たちに追われる身になった男・飯山晴之を演じているのが寺尾聰(70)だ。寺尾を知る映画関係者が言う。 「近年では、物腰のやわらかい、ジェントルな役柄も多い寺尾さんですが、『陸王』では金や酒に意地汚い“落ちぶれた元社長”になりきっていて、とても印象的でした。寺尾さんもかつては“借金地獄”に苦しんだのですが、もしかしたら実体験を役作りに生かしているのかも……」 寺尾が巨額の借金を抱えていると報じられたのは、’03年3月のことだった。 「最初は都市銀行に借りていたのですが、支払いが滞りがちだったためか、債権が外資系ファンドに売られてしまったそうです。連帯保証人の夫人の銀行口座も仮差押え処分になってしまい、世間を驚かせました。総額は2億円と報じられていますが、借金の理由について寺尾も語ろうとはしませんでした。発覚したときには父・宇野重吉から受け継いだ生家も自宅も売却しており、寺尾一家は賃貸物件で生活していました」(芸能関係者) ドラマでは借金地獄に苦しむ夫を支える妻をキムラ緑子(56)が演じているが、寺尾が’81年に結婚したまゆみ夫人も同じく56歳だという。前出の映画関係者が続ける。 「寺尾さんの奥さんは星野真弓として、女優活動をしていました。2人はドラマ『西部警察』で共演したことで仲を深めたのです。結婚・出産を機に引退し、現在は寺尾さんの所属事務所の社長を務めています」 夫妻が2億円借金を完済するまでには8年あまりかかったという。’12年には夫人名義で横浜市内に7千万円ほどのマンションを購入できるまでに経済状況は好転した。 「寺尾さんは高級車好きで知られています。また自宅でホームパーティなどもよく開いていますし、後輩たちには頻繁におごっていますから交際費もばかにならないでしょう。仕事もギャラより役柄にこだわるほうですから、奥さんもやりくりが大変だったはずです」(前出・映画関係者) ドラマ『陸王』では、飯山夫妻はいまだ苦境を脱しきれていない。結婚から36年間苦労を共にしている、まゆみ夫人はどんな思いで夫の演技を見ているのだろうか――。
2017年11月28日現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演するなど、いま注目の若手俳優・竹内涼真が、役所広司主演の10月期放送の新ドラマ「陸王」に出演することが決定。そのほか、寺尾聰、音尾琢真、志賀廣太郎、光石研、キムラ緑子ら豪華俳優陣も参加することが明らかになった。本作は、池井戸潤の同名小説を原作にドラマ化したもの。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生ストーリー。宮沢紘一を役所さん、その息子・大地を山崎賢人が演じる本作だが、このほど新たにキャストが決定!物語のキーとなる陸上競技部員・茂木裕人を演じるのが竹内さん。茂木裕人は、学生時代に箱根駅伝5区を走った有力選手で、実業団「ダイワ食品」期待の新人だったが、国際マラソンで膝を痛めてしまう。そして、その原因が走法によるものと判明し、フォーム改良に取り組む中で、「こはぜ屋」のランニングシューズ「陸王」に出会うという、「陸王」開発の最重要人物だ。竹内さんは、半年前に行なわれたオーディションにて激戦を勝ち抜き、今回茂木役を射止めた。茂木裕人にすごく運命的なものを感じていると言う彼は、「怪我で一線を退いてしまうスポーツ選手はたくさんいると思います。僕もその1人でした。その中で怪我から気持ちを切らさず這い上がる茂木裕人を、僕自身の経験と照らし合わせながら自分にしか出来ない茂木を繊細に表現していきたいと思います」と意気込み。また、「テレビ中継やニュースなどではあまり描かれない選手をサポートする企業、スタッフ、シューズなど、人と人との繋がりや支え合う姿にも注目していただければと思います」とコメントしている。そのほか、茂木が所属する「ダイワ食品」陸上競技部の監督・城戸明宏役を「TEAM NACS」の音尾さん。「こはぜ屋」の経理担当、宮沢の父である三代目の頃から「こはぜ屋」の番頭を務める富島玄三役を「アンフェア」「三匹のおっさん」など数々の作品に出演する志賀さん。「こはぜ屋」が新規事業であるランニングシューズの開発に乗り出す際に、その豊富な知識で宮沢に対し数々の助言を与えるスポーツショップ経営の有村融役に光石さん。後に紹介される倒産した「飯山産業」の元社長・飯山晴之をどんなときにも献身的に支える妻・飯山素子役を連続テレビ小説「ちりとてちん」「ごちそうさん」のキムラさん。そして、「陸王」の完成に欠かせない素材「シルクレイ」を作る「飯山産業」の元社長・飯山晴之を、ベテラン俳優の寺尾さんが演じる。こはぜ屋が大手スポーツメーカーのアトランティス社と真正面から戦うのに重要な役割を果たす。なお、現在埼玉県行田市において「陸王」のドラマ化を記念した田んぼアートが実現。この田んぼアートの田植えには、今回発表された竹内さんも参加したそう。また秋にかけて徐々に黄金色に染まっていく予定だ。日曜劇場「陸王」は10月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年09月07日西田敏行が主演を務め、直木賞作家・浅田次郎の原作をNHK朝ドラ「ひよっこ」の岡田惠和の脚本によりドラマ化する浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」。このほど、実力派女優・鈴木京香が殺人逃亡犯に想いを寄せる人妻役、工藤阿須加と川島海荷が初共演で恋人役を演じることが分かった。本作は、蜃気楼の町・魚津を舞台に不器用な大人たちが織りなすヒューマンドラマ。西田さん演じる東京から来た定年間近の刑事・米田勝己と、西田さんと同年齢である寺尾聰演じる殺人逃亡犯・荒井敏男を中心に、サスペンスフルな展開が時に切なく迫る。この刑事・米田と無口な喫茶店店主 ・荒井を繋ぐキーパーソンとなるのが、鈴木さん演じる平井幸子。店の唯一の常連客であり、荒井に想いを寄せる人妻・幸子は、荒井の前では明るく饒舌で楽しそうに笑いながらありとあらゆる話をするが、実は表に出せない秘密が…。この3人が出会ったことで、止まっていた時間が静かに動き出す。そして、小さな町で堂々と会えるのはここだけと、喫茶店「琥珀」と店主の荒井を敬愛してやまないカップル、警官・依田悟志役を工藤さん、町の洋品店店員・敦美を川島さんが演じる。西田さん、寺尾さん、鈴木さんの熟年の世界とは対照的な、実は珈琲が苦手という無邪気な2人の存在がドラマに初々しいアクセントをもたらしていく。いずれも、原作小説には登場しない、脚本家の岡田氏が生み出したドラマオリジナルのキャラクターだ。鈴木さんは「強がりで健気で、不幸な女性の役を演らせていただきました。難しい役で心情を理解するまで時間がかかりましたが、西田さん寺尾さんの自然なやり取りを間近で見て、学ぶことが沢山ありました」と撮影をふり返る。歌を口ずさむ場面があるそうで、「歌が得意ではない私はかなり緊張しました。いまもそれを思い出すと、手のひらが汗ばんできます」と言いながら、今回の撮影では「初めて蜃気楼を見ることができました」とも。「それぞれが重い過去や暗い日常を抱えているからこそ、お互いを慮る…。心の交流が温かいほど、思いは交錯していく…。切ない大人の物語になったと思います」と自信を込めて語っている。そんな鈴木さんに対し、西田さんからは「決して幸せではなく心が辛い毎日を過ごしている中で、人にすがることをせず、ひそかな光として愛する人を見つけた幸子。その幸子を全力で演じてらっしゃる京香さん、とても素敵な女優さんだと思います」とコメントが到着。寺尾さんも「京香さんは、ほかの人にはない“存在感”を持つ素敵な女優さんです。仕事で何度かすれ違ったことがあるだけでしたので、今回、一緒に仕事ができて大変嬉しく思っています」と共演の喜びを語る。工藤さんは、「西田さんを始め、尊敬する先輩方と同じ空間で芝居をさせていただいいたことは貴重な時間でした」と恐縮しきり。「もっと一緒に先輩方の芝居を同じ空間で感じたかったです」とコメント。そして、川島さんは「西田さんと久しぶりの共演でとても嬉しかったです。優しく話しかけてくださって、空き時間にはところてんを工藤さんと3人で一緒に食べながら談笑したりしました」と現場での思い出をコメント。工藤さんについては「常に自然体な方だなと思いました」といい、「なんだか初めてお会いした感じがせず、すごく馴れ馴れしく喋ってしまった気がします」と初共演について語ってくれた。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は9月15日(金)21時~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日「お疲れさまでした、倉本先生。ありがとうございました」 パナマ帽で決めた脚本家の倉本聰(82)がハイヤーに乗り込むのを、加賀まりこ(73)ら豪華出演陣が笑顔で見送っていた。7月12日、都内の撮影スタジオの大会議室で、話題のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)の打ち上げが極秘裏に行われたのだ。 この日は、石坂浩二(76)、浅丘ルリ子(77)ら主要キャストが全員集合。半年にわたる帯ドラマの打ち上げなら、一流ホテルで行われるのがふつうだが……。 「倉本さんの鶴の一声で決まったと聞きます。『やすらぎの郷』は、テレビの黄金時代を作った人たちだけが集まる老人ホームでの“黄昏”を描いたドラマ。倉本さんは、そんなドラマの内容を反映させるように『(出演者は)みんなこれまで派手なパーティに嫌というほど出てきたろう。今回は打ち上げもひっそりやって、“終焉”を迎えるっていうのはどうだい?』と提案されたそうです」(スポーツ紙デスク) 開始時間も夕方5時からと、こちらもシルバー仕様。打ち上げが始まると、出演者たちはひとりひとり登壇して、スピーチしていった。最近、人生の目標を聞かれると「転ばない。風邪ひかない」と答えていると話して、会場を笑わせたのは加賀。なんとそれにツッコんだのが倉本だった。 「転ばなくてよかった!」 テレビ朝日の社運がかかっていると言われた『やすらぎの郷』の成功に引っかけた御大のツッコミに、会場はさらに爆笑の渦。印象的なテーマ曲『慕情』を歌う中島みゆき(65)からは会場にメッセージが届いた。 「彼女はドラマの内容聞いたうえで『慕情』を作曲したのですが、倉本先生に曲を聴いてもらうときはひどく緊張したと。ダメ出しされることを覚悟していたので、倉本先生と2人きりで曲を聴いてもらったそうで、『OK』が出たときは喜びもひとしおだったそうです」(前出・テレビ局関係者) この打ち上げに唯一“欠席”したのが、6月13日に肺尖がんのため亡くなった野際陽子さん(享年81)だ。5月7日まで収録に参加していた野際さんに、出演者は次々と感謝の言葉を述べた。 「野際さんが“全裸で泳ぐ”と書かれた場面が台本にあって、ミッキー・カーチスさんが『本当に野際さんが裸で泳ぐのかと思った』と言うと、会場はもう泣き笑いの雰囲気で。プロデューサーも『野際さんがいると安心できた。自分たちのよりどころでした』と、彼女をしのんでいました」(ドラマスタッフ) 夜9時前、参加者たちが次々と会場から出てきた。その笑顔に刻まれていたのは、「やりとげた」という満足感。もう二度と見られないだろう“伝説のドラマ”にふさわしい幕切れだった――。
2017年07月20日西田敏行と寺尾聰という同年齢の大物演技派が、直木賞作家・浅田次郎原作のドラマスペシャル「琥珀」に出演。“追う刑事”と“逃げる犯人”として、初めての本格タッグが実現した。米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで「来ても来なくてもいい」と言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、“琥珀”という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる。急きょ有休を取り、新幹線で富山県魚津にある“琥珀”に向かう米田。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。そのマスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店“白馬”と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――。原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田氏の同名小説。「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる過去作品は、1999年のドラマスペシャル「角筈にて」から、2001年の「天国までの百マイル」、2003年「ラブ・レター」、そして2010年「シューシャインボーイ」と、これまでも高い評価を得てきたものばかり。数々の賞を受賞した「シューシャインボーイ」から7年、今回は脚本家にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけている岡田惠和、初タッグ共演に寺尾さんを迎え、待望の5作目のドラマスペシャルとなる。西田さん演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は、役職には就かず現場一筋。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だがおもしろみがなく、妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り北陸・魚津に。止まっていた20数年前の事件が再び動き出すことになる。一方、魚津の寂れた田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主・荒井敏男役の寺尾さんは、自分の罪を背負いながら、他人との接触を避けるように休日も家から外出することもなく静かにただ時の流れをじっと待つ日々。だが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始めていく。実際に同年齢である西田さんと寺尾さんは、『半落ち』や『釣りバカ』シリーズなど、これまで何度も同じ作品に出演してきたが、芝居で絡む“シーン共演”は意外にも初めて。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、刑事と逃亡犯、不器用な大人たちが織りなすサスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマを誕生させた。西田さんは、浅田作品の短編のドラマ化で主演を務めるのは実に5作目。「今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」とふり返ってコメント。自身が演じる米田という男を「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事」というが「相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事」とも評する。「今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると『ひた…、ひた…』と落ちる、これがまた『いいな~』って。ドラマに一味添えてます」と見どころを語り、寺尾さんとの初めてのがっつり芝居には、「『念願叶った!』って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」と気持ちも入った様子。また、寺尾さんも「同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました」と明かし、「僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」という。「ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました」とふり返った。「荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています」と、西田さんと初対峙に自信をのぞかせている。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は今秋、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日「北の国から」の脚本家・倉本聰がシニア世代に向けの昼ドラマとして執筆し、テレビ朝日で4月より放送となる「やすらぎの郷(さと)」の制作発表会見が3月16日(木)に開催。倉本さん、主演の石坂浩二をはじめ、計15名が出席した。テレビ朝日が新たに“帯ドラマ劇場”として新設した昼(12時半~)の連続ドラマ枠第1弾で、“やすらぎの郷 La Strada(=イタリア語で“道”)という名の、かつて映画やテレビなどで活躍した俳優、監督、脚本家らだけが入所できる老人ホームを舞台に展開。国民的ドラマを手掛けた脚本家・菊村は同所に入所し、往年のスターたちと再会するのだが…。ホームで起こる悲喜こもごもを通じ、死への恐怖や家族への想い、老いの寂しさ、芸術への未練などを描き出していく。この日は倉本さん、石坂さんに加え、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、草刈民代、五月みどり、常盤貴子、名高達男、藤竜也、風吹ジュン、松岡茉優、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭の計15名が出席した・倉本さんは本作を書くことになった経緯について近年、若い層向けのドラマばかりが作られる現状への苦言を呈しつつ「ゴールデンに対抗して、シルバータイムができないか?という思いから始まった。シルバー革命になれば!」と意気込む。キャスト陣、特にベテラン勢は、過去に倉本作品に出演してきた面々が並ぶが、倉本さんは「ほとんどの方とは古い付き合い。あて書きが多いですが、僕は長所ではなく、短所や欠点をクローズアップする。ここにいる人たちの弱みはだいたい、掴んでいるので、そこを描くと面白いものができるんじゃないかと書かせてもらった」とニヤリ。特に主演の石坂さんについて尋ねられると「いろいろ、プライベートも含めてありますが、こういう場で公式に言ってはいけないことが多いので…(笑)」と思わせぶりに語り、会場は笑いに包まれた。キャスト陣からは、撮影が「楽しい」という声が聞こえてきたが、一方で倉本ドラマならではの長ゼリフ、大量のセリフへの恨み節も…?主演の石坂さんは「みなさん『苦しい』と言うけど、私はみなさんひとりずつとのシーンがあるので、私が一番苦しい(苦笑)!老骨に鞭打って頑張っております」と語る。若い世代では、常盤さんがホームのコンシェルジュ役を務めるが、居並ぶ先輩たちの顔ぶれに「(会見の)幕が開くとき、ウルッとしてしまうくらい嬉しかったです。これまで頑張ってきてよかったなと思います。ご褒美をいただきました」と感激を口にする。ホーム内のバー“カサブランカ”のバーテンダーを演じる松岡さんは「足がすくむ思い(苦笑)」と緊張しつつ「1回、倉本先生と話をさせていただき、喫茶店でほとんど2人きりでお会いしたんですが、ペンダコを触らせていただきました。それは、指にできたものじゃなく、指の一部になっているようでした。緊張や『足を引っ張りたくない』という思いはありますが、みなさんに叶わないことはわかっているので、22歳のフレッシュパワーで、いま私がここにいる意味を考えながら頑張りたいと思います!」と力強く語っていた。往年の名女優に歌手、大スター、脚本家らが人生の終盤の時間を過ごす場所として選んだこのホームで何が起こるのか…?「やすらぎの郷」は4月3日から月~金12時30分よりテレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月16日黒澤明監督が手掛けた1985年公開の映画『乱』が、この度デジタル修復を行い、『乱 4K』として4月1日(土)より公開されることが決定。これにあわせて、初出しビジュアルと予告編も到着した。戦国時代。猛将・一文字秀虎は七十歳を迎え、家督を3人の息子に譲ろうとする。乱世にも関わらず息子たちを信じて老後の安楽を求める父に異を唱える三男の三郎を、秀虎は追放してしまう。だが一の城と二の城の城主となった太郎と次郎は、三郎の案じた通り、秀虎に反逆し、血で血を洗う争いが始まる。その陰には、実の父と兄を秀虎に殺された太郎の正室・楓の方の策謀があった…。『乱』は、構想10年、製作費26億円をかけて挑んだ黒澤監督の晩年の最高傑作。キャストには仲代達矢、寺尾聰、根津甚八、原田美枝子、宮崎美子ら日本映画を代表する俳優たちが登場し、アカデミー賞ほか国内外の映画賞を多数受賞するなど大ヒットを記録した。そして今回、2015年に最先端技術でデジタル修復を行い、本作の圧倒的なスペクタクルと映像美を、4Kクオリティの素晴らしい画と音で楽しむことができるようになっているという。そしてこのほど公開されたビジュアルと予告編は、今回の上映のために新たにデザイン・編集した初出しの完全オリジナル。ポスタ-ビジュアルは、激しく壮大な騎馬合戦を背景に、鬼気迫る表情でたたずむ仲代さんの姿が目を引くインパクトのある作りに。また予告編では、寺尾さん、根津さん、原田さん、ピーターなど豪華キャスト陣も加わり、ダイナミックで色彩豊かな映像や、愛憎にまみれた家族同士の争いを展開する名シーンの数々が盛り込まれている。世界を代表する巨匠が自ら、「ライフワーク」だと宣言した究極の反戦ドラマ。迫力たっぷりの4Kで体験できるこの機会を、ぜひ見逃さないでいて。『乱 4K』は4月1日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか順次公開。(cinemacafe.net)
2017年02月09日女優の常盤貴子が、倉本聰脚本・石坂浩二主演で、テレビ朝日が来年春から新設する帯ドラマ『やすらぎの郷』(放送時間調整中)に出演することが22日、明らかになった。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。常盤が演じるのは、老人ホームのコンシェルジュ・松岡伸子。倉本作品初出演となる常盤は「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と意欲的で、石坂は「堂々とお芝居なさっているのが本当にすごい! 僕の方が、逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」と、常盤の演技を称賛している。ほかにも、松岡茉優が、施設内のバーで働くバーテンダー・財前ゆかり役を演じることも決定。施設の理事を務める名倉みどり役を草刈民代。理事長・名倉修平役を名高達男。風吹ジュンが、石坂演じる主人公の亡き妻・律子役で出演する。物語は、石坂演じるシナリオライター・菊村栄を、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが演じるかつての大女優たちが惑わせていく。
2016年12月22日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が月9初主演、桐谷健太と“運命的な兄弟”を演じたドラマ「カインとアベル」の最終回が12月19日昨夜放送された。今回は放送終了後SNSに投稿された視聴者の声から本作をふり返ってみたい。旧約聖書に登場する“カインとアベル”は兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬、悲劇的な運命をたどるのだが、本作では父の愛と承認を渇望してきた青年・高田優を山田さんが、父の愛を受けエリートコースを歩んできた優秀な兄・隆一を桐谷さんが、隆一の婚約者で優にも想われる矢作梓を倉科カナが、優と隆一の兄弟の父親で高田総合地所の社長・貴行を高嶋政伸がそれぞれ演じ、貴行の姉・芹沢桃子に南果歩、その婚約者の黒沢幸助に竹中直人、優、隆一の祖父で貴行の父・宗一郎に寺尾聰といったキャストを迎え現代の“運命的な兄弟”を描いた。最終回は山田さん演じる優が贈賄容疑で収監され、会社を守るため貴行は優に全ての責任を負わせるが、内心では身代わりになってやりたいと本音を漏らす。不祥事で下落を始める高田総合地所の株価だが、代議士の大田原が高田を買収するつもりだと見抜いた優と、隆一や貴行、桃子ら高田家は家族で力を合わせそれに対抗。黒沢も協力し買収を防ぐ…というストーリーが展開された。本作では優と隆一が倉科さん演じる梓を巡って繰り広げる恋愛の結末も注目されたが、結果、梓は隆一と結ばれ、優は山崎紘菜演じる同僚のひかりの想いを受け入れるラストとなった。イルミネーションのなか、優とひかりがキスするシーンには山田さんファンからの「キスシーン見て泣いた」「ちゅーの後の余韻最高」「キスシーンにきゅんきゅんしたーー」などのツイートが多数投稿されたほか、「主題歌が2番まで流れててドラマの最後とリンクしててそこに感動した。彼女役の役名がひかり」といった「Hey! Say! JUMP」が歌う主題歌「Give Me Love」の歌詞の内容とラストを比べたコメントも。また月9初主演という大役を務め上げた山田さんへ「涼ちゃん!お疲れ様ー(泣)」といったねぎらいのコメントや、「山田涼介の演技がよすぎて、ちょっと震えた」などその演技力を評価するツイートも数多く見られた。さらに兄弟、そして家族が再び1つになった終わり方にも「最後ハッピーエンドで良かった」「後味がすごいすっきりしてるし、爽やかに終われるんだなぁって感動した」など好意的なツイートが続々。「家族の大切さを教えてくれるドラマだったなあ。兄弟って大切な存在。家族って大切な存在。」と本作で改めて家族の大切さを教えられたという人も。そして「これで1週間の楽しみが無くなってしまった」「これから、月曜日が寂しくなりますね」と“カイアベロス”を嘆く声も寄せられていた。(笠緒)
2016年12月20日「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演、桐谷健太、倉科カナ、高嶋政伸らの共演で、対照的な人生を歩んだ兄弟の運命的な姿を描いた月9ドラマ「カインとアベル」の最終回となる第10話が、12月19日(月)今夜放送される。「カインとアベル」は旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前。旧約聖書では兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬、悲劇的な運命をたどる。本作では舞台を現代に置き換え、不動産デベロッパー「高田総合地所株式会社」の創業者一族の息子として生まれた現代の“カインとアベル”の物語が描かれてきた。本作で山田さんが演じるのは兄弟の“弟”高田優。その“兄”の隆一を桐谷さんが、2人の“父”で高田総合地所の社長・貴行を高嶋さんが、兄・隆一の婚約者だが優からも愛されてしまう女性・矢作梓を倉科さんがそれぞれ演じている。また優に好意を寄せる同期の柴田ひかりに山崎紘菜、貴行の姉・芹沢桃子に南果歩。兄弟の運命を翻弄する黒沢幸助に竹中直人、高田総合地所の会長・宗一郎に寺尾聰ら多彩な顔ぶれが共演。普通の社員として「高田総合地所」で働いていた優だが、心の中では兄の隆一にばかり愛情を注ぐ父の貴行に認められたいという想いを抱いていた。一方、父から英才教育を受けた隆一は同社の副社長として辣腕をふるい梓との結婚を控え、順風満帆の人生を歩んでいた。しかし隆一がバンコクの事業で失策、優がその危機を救ったことで兄弟の運命に変化が訪れる。貴行が優を重用したことで優は隆一が嫉妬。社内に盗聴器を仕掛けたのを優が見つけ隆一は解任され、梓との結婚式も中止に。当初は隆一と優の間で揺れていた梓の心も優から離れていく。さらに仕事にまい進しようとする優は、貴行に止められていたプロジェクトに手を出し、贈賄容疑で連行されていく…というのが前回までの物語。贈賄容疑で拘置所に収監された優のもとへ隆一が面会に行くが、優は応じず食事にも手をつけない。ひかりが面会に行くとそこにはやつれた姿の優が。優はひかりにあることを告げる。優について相談するため貴行のもとへ行く隆一に、貴行は今回の一件の責任をすべて優に背負わせると告げる。その冷たい姿勢が隆一には理解できないが、それは会社を守るための貴行の苦渋の決断で、父親としては優の身代わりになってやりたいと本音を漏らす。そして高田総合地所の株価が下落を始める…というのが最終回のストーリー。優、隆一、貴行たちは最大の危機を乗り越えることができるのか。高田総合地所の運命は!? 「カインとアベル」最終回は12月19日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月19日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が「月9」初主演、桐谷健太と“運命的な兄弟”を演じ倉科カナ、高嶋政伸らが共演するドラマ「カインとアベル」の第9話が12月12日(月)今夜放送される。旧約聖書に登場する対照的な兄弟をモチーフに“愛への渇望”や“父に認められたい”といった時を超えた普遍的なテーマを、現代に舞台を置き換えて描いた本作。父の愛と承認を渇望してきた青年・高田優を「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、父の愛を受けエリートコースを歩んできた優秀な兄・隆一を桐谷健太が、隆一の婚約者だが優にも想いを抱かれる矢作梓を倉科カナが、優と隆一の兄弟の父親で高田総合地所の社長・貴行を高嶋政伸がそれぞれ演じ、そのほか貴行の姉・芹沢桃子に南果歩、その婚約者の黒沢幸助に竹中直人、優、隆一の祖父、貴行の父で高田総合地所の会長・宗一郎に寺尾聰といったキャストが顔を揃える。父・貴行の後継者と見込まれた兄・隆一とその影のような存在として育った弟・優。父の愛を求めていた優は、兄の海外事業の危機を救ったことで貴行から認められ、社運を賭けたリゾートホテル開発事業の契約を成功に導く。一方、共に仕事をするなかで兄の婚約者である梓と惹かれ合うようになり、それが隆一の嫉妬と焦燥を招き、隆一は取締役に就任した優の部屋に盗聴器を仕掛けるが、それに気づいた優は隆一を解任。隆一は梓との結婚式に来ずどこかに姿をくらます。変貌を遂げた優に梓は「出会った頃は不思議な魅力を感じたが、いまのあなたはただの優秀なビジネスマン」と告げる。兄を捨てたことで愛する人の心も離れていく…というのがこれまでの物語。今夜の第9話で優は梓への想いをかなえるべく、隆一との結婚式が中止になったことを理由に、家庭に入らず仕事を続けてほしいと梓に頼むが、梓はかたくなに退職すると告げ、仕事も梓も失い失意のなか別荘に身を隠す隆一のもとを訪ねる。解任された隆一の案件を割り振られた優だが、貴行が手元に残した古いファイルが気になる。興味を示す優に、それは会長の宗一郎が社長の時代から検討されていた巨大プロジェクトだが、リスクが大きすぎると封印され続けた案件だと話し、手を出すことを禁じる貴行。そのプロジェクトにひきつけられた優は黒沢幸助にある事を頼む…というストーリーが展開。兄を追放して父の愛を手に入れた優だが、その過程で大きな変貌を遂げた。旧約聖書のカインとアベルは悲劇的な結末を迎えるのだが、山田さんと桐谷さん演じる兄弟はどんな結末を迎えるのか。「カインとアベル」第9話は12月12日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月12日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54)では、あす12日に第9話が放送される。高田総合地所の取締役となった高田優(山田)は兄でもある副社長・隆一(桐谷健太)の不正を暴いて会社から放逐。優の情熱は、ますます仕事へと傾斜し、さらに仕事のパートナーで隆一の婚約者である矢作梓(倉科カナ)への"禁断"の思いにも向けられる。優は梓を役員室に呼び出し、隆一との結婚式が中止になったことを理由に、仕事を続けて欲しいと伝えるが、梓は退職すると拒否。梓は、仕事も婚約者も失ったことにショックを受け、別荘に身を隠していた隆一の元を訪ねる。一方、隆一が会社から抜けた穴は大きく、抱えていたプロジェクトを他の役員たちに分配。当然、優にも割り当てられるが、会長の宗一郎(寺尾聰)が社長の時代から検討されていた巨大プロジェクトに目が止まる。これは、リスクが大きすぎ、隆一も断念した"禁断"の案件。社長の貴行(高嶋政伸)は、手を出さないよう命令するが、優は興味が止まらず、黒沢幸助(竹中直人)にあることを依頼する。
2016年12月11日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が主演、桐谷健太がその兄を演じ、2人の兄弟の嫉妬と葛藤、そして倉科カナ演じるヒロインを巡る人間ドラマを描く「カインとアベル」の第8話が12月5日(月)放送となる。旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟「カインとアベル」。旧約聖書では兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬するのだが、本作では舞台を現代に置き換え“運命的な兄弟”の姿を描いている。山田さんが不動産デベロッパー「高田総合地所株式会社」の社員・高田優を演じ、桐谷さんが優の兄で高田総合地所で副社長を務める隆一を、倉科カナが隆一と婚約したものの優との間で心揺れる同社の社員・矢作梓を、そして高嶋政伸が優と隆一の父親で高田総合地所の社長・貴行をそれぞれ演じる。その他山崎紘菜が優の同期・柴田ひかりを、南果歩が貴行の姉・芹沢桃子を、竹中直人が優が変わるきっかけになった黒沢幸助を、寺尾聰が優、隆一の祖父、貴行の父で高田総合地所の会長・宗一郎として出演している。貴行は隆一を後継者と見込んで“帝王学”を伝授する一方、優には「兄のじゃまをするな」と教育したため、優は父の愛を求めながらも兄の影のような存在として成長、会社でも“普通の社員”として同僚たちと過ごしていた。しかし兄の婚約者である梓と共にアウトレットモールの立ち上げに参加するなかで、仕事の面白さに目覚め、兄の危機を救ったことから貴行にも目をかけられるようになり、社運を賭けたリゾートホテル開発事業に抜擢、勝負に出た優は交渉を見事に成功させる。優は取締役に抜擢され隆一との溝がさらに深まる…というのがこれまでの展開。そして、優が仕事の面白さに目覚める一方、梓は隆一と結婚し、家庭に入ることを選ぶ。そのことを聞いた優はそれが「正直な気持ちではない」と梓に迫る。その頃高田総合地所には地方空港の開発プロジェクト計画が持ち上がっていた。参入を進める優に対し隆一は慎重な態度を見せるが、優と貴行が仕事上で親密になっていくことが気になる隆一は焦燥し、それが取り返しのつかない方向へと進んでいく…というのが今回のストーリー。予告編では波乱の展開を予感させる「兄の結婚式を中止する」と優が告げるシーンも。立場が逆転することを恐れる兄と、力を得て変わっていく弟。兄弟の確執はどうなるのか。「カインとアベル」第8話は12月5日(月)今夜21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月05日「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演で対照的な人生を歩んできた兄弟の変わりゆく運命を描く月9ドラマ「カインとアベル」の第7話が11月28日(月)今夜オンエアされる。会社の命運をかけた一大プロジェクトは果たして成功するのか…!?神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬する兄のカイン、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前をタイトルにして、“愛への渇望”“父に認められたい”という古代から変わらぬ人間の本質的な想いを描いたヒューマンラブストーリーである本作もいよいよクライマックスに近づきつつある。本作で山田さんが演じているのは不動産デベロッパー「高田総合地所株式会社」の社員、高田優。彼の父である貴行は同社の社長であり、祖父は創始者で会長。父である貴行が優の兄、隆一にばかり愛情を注いだため、優は父の愛に飢え、本来のポテンシャルを発揮することもなく生きていた。しかし兄の隆一がバンコクの事業で失策。その危機を救ったことから父・貴行の目は優に可能性を見出し、社運を賭けたリゾートホテル開発事業に抜擢。さらに兄の婚約者である矢作梓に恋してしまった優は、共に仕事をするなかで彼女の信頼を得て、いつしか梓も優に惹かれていく。こうして自信と誇りを得て輝く優に対し兄の隆一は嫉妬。梓が離れていくことを阻止しようと「家庭に入ってくれ」と結婚を急いだことも裏目に出て梓と隆一の距離が遠ざかっていく。キャストには山田さんのほか、優の兄で高田総合地所の副社長でもある隆一を桐谷健太が、隆一の婚約者だが優に心惹かれつつある矢作梓を倉科カナが、優、隆一兄弟の父親で高田総合地所の社長・貴行を高嶋政伸が演じ、そのほか、優に好意を寄せる同期の柴田ひかりに山崎紘菜。貴行の姉、芹沢桃子に南果歩。その婚約者で優に大きなきっかけを与えた黒沢幸助に竹中直人。また高田総合地所の会長、宗一郎には寺尾聰と、豪華キャストが運命的な兄弟のドラマを盛り上げている。優は梓への想いに揺れ、梓も隆一と優、2人に対する想いが均衡を失おうとしているなかで、2人はついにドレイモンドとのリゾートホテル共同開発の事業計画の最終プレゼンの日を迎えた。苦労を共に重ねてきたプロジェクトチームのメンバーの想いも背負ってプレゼンを始める優。ちょっとしたミスもあったものの、梓のフォローもあって事なきを得る。隆一は貴行に自分が優のフォローに行くと話すが、すべてを優に任せると貴行は断言。さらに貴行は「優が成功したら高田総合地所の英雄になる」と言われてしまう。そしてプレゼンは支払報酬の割合を決める段階に入る。貴行からドレイモンドへの報酬の妥協点を20%と指示された優だが…というのが今夜のストーリー。いよいよ運命の歯車が本格的に回り出した「カインとアベル」は11月28日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月28日不動産デベロッパー企業の創業者一族に生まれた兄弟。父親の寵愛を受け育ったエリートの兄と、父の愛を欲しながらも認められることなく育った弟をめぐる兄弟の嫉妬と葛藤、成長を描いた「カインとアベル」第5話が11月14日(月)今夜放送される。月9初主演となる「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、高田総合地所という不動産デベロッパー会社の社員で、創業者一族に生まれながら優秀な兄にばかり目をかける父の愛情に飢えている主人公・高田優を演じ、優の兄で高田総合地所の副社長でもある隆一を桐谷健太が、兄弟の父親で高田総合地所の社長、貴行を高嶋政伸がそれぞれ演じている。また、高田総合地所の社員で隆一の恋人である矢作梓を倉科カナが、優に好意を寄せる同期の柴田ひかりを山崎紘菜が、貴行の姉・芹沢桃子を南果歩が、その婚約者の黒沢幸助を竹中直人が、高田総合地所でアウトレットモールプロジェクトを束ねる団衛を木下ほうかがそれぞれ演じている。前回、バンコクの都市開発参入が負債を抱え、銀行の追加融資も断られてしまい行方をくらませた隆一だったが、その危機を救ったのは優だった。優の想いが黒沢に100億の融資を決断させたのだが、隆一はそれを自らの実力と勘違い。その姿を見た梓は融資を取り付けたのは優だと明かすと、面目をつぶされた隆一は優を殴ってしまう。隆一には優が黒沢に出資を頼んだ意味がわからなかった。その後優は梓から黒沢の出資の件を隆一に話したことを聞く。それが原因で隆一が優を殴ったのだろうと謝る梓だが優は意に介していない様子。梓は優の行動を誰かに知ってほしかったと言う。そして貴行も隆一のプロジェクトを助けたのが黒沢だと知り、苦虫をかみつぶす思いでも、隆一の判断は正しかったと宗一郎(寺尾聰)に報告する貴行。その貴行のもとへ桃子が訪ねて来る。黒沢に出資されることに納得できないが隆一の判断は正しかったと桃子に礼を述べる貴行に対し、桃子は黒沢に認められ出資を取り付けたのは隆一ではなく優だと告げる。帰宅した優は貴行に出資の件を尋ねられ、余計なことをしたと謝る優だが、なぜ怪しげな黒沢に頼んだのかと続ける貴行に、リスクを背負ってでもやらなければいけない時だと思ったと答える優。翌日、優が貴行に呼び出されて社長室へ行くと、貴行はクライアントとの会食に同行するよう求める…というのが今回のストーリー。兄弟の立場が変わりゆくなかで、お互いの胸中に渦巻く想いとは!?「カインとアベル」第5話は11月14日(月)今夜21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月14日フジテレビにて放送中の月9ドラマ「カインとアベル」に出演し、10月22日(土)に亡くなった平幹二朗(享年82)の代役が、この度寺尾聰になることが発表された。本ドラマは、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前をタイトルにした作品。旧約聖書の「カインとアベル」とは、兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬し、“愛への渇望”、“父に認められたい”という普遍的なテーマが描かれている話だ。今回のドラマではそんな“運命的な兄弟”の姿を現代に置き換えて描く。「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が月9初主演を務め、そのほかキャストには桐谷健太、倉科カナ、高嶋政伸、南果歩ら豪華俳優陣も集結する。寺尾さんが演じるのは、主人公の山田さん演じる高田優とその兄・隆一(桐谷健太)の祖父。ならびに、2人が務める高田総合地所株式会社の会長という役どころ。このあとのストーリー展開の大きなカギを握る重要な人物ととなっている。なお、寺尾さんは11月7日(月)放送の第4話から登場する。「カインとアベル」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月31日フジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54)出演中に、今月急逝された故・平幹二朗さんの代役が、俳優の寺尾聰に決まったことが31日、明らかになった。この役は、人公の高田優(山田涼介)とその兄・隆一(桐谷健太)の祖父・宗一郎。2人が勤務するファミリー企業・高田総合地所株式会社の会長という役どころで、今後のストーリー展開の大きなカギを握る重要な人物となる。平さんは、今月24日放送の第2話が最後の出演となり、きょう31日の第3話は宗一郎の出演シーンはない。このため、寺尾が登場するのは、11月7日放送の第4話からとなる。
2016年10月31日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」では、7月スタートの夏ドラマの"継続視聴率"を集計。1位は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演したフジテレビ系『HOPE~期待ゼロの新入社員~』だった。○夏ドラマ"継続視聴率"ランキングこの調査は、同一のサンプルの視聴動向を追ったもの。総サンプル1,200人を対象に、夏ドラマの初回を視聴した人数を分母として、最終回まで1話も見逃さずに全話視聴し続けた、いわば"ハマった"人の割合を算出した(録画視聴を含む)。この結果、囲碁棋士の夢破れた中島演じる主人公が、畑違いの商社で奮闘していく姿を描いた『HOPE』は、初回で48人が接触し、このうちそのまま最終話まで全話視聴したのが12人となって、"継続視聴率"は25.0%だった。51歳女性の継続視聴者の感想を追うと、初回で「主人公を見てるといらっとする」と記述していたが、最終話では「新しい会社で頑張れ」とすっかり感情移入。別の59歳女性は初回で「少しぼーっとしている主人公がこの先どんな成長を遂げ周りを見返してゆくのか、見届けてゆきたい」という感想だったのが、最終話で「このような素晴らしい作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱい、心からお礼を言いたい」と、強い感激になっている。ビデオリサーチ調べの全話平均視聴率1位だった北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)、2位の寺尾聰主演『仰げば尊し』(TBS系)は、それぞれ4位・8位となったが、初回から最終前話のいずれかを視聴した人が、最終話を再び視聴する割合が高かった。この"最終話復帰率"は、『仰げば尊し』が1位で75.9%、『家売るオンナ』が2位で75.8%と迫った。なお、データニュース社が調査している番組の「満足度」調査では、日曜21時台で『HOPE』の裏で放送されたTBS系『仰げば尊し』が、夏ドラマトップだった。●テレビウォッチャー"継続視聴率"調査概要・調査の対象:関東1都6県の男女・アンケート総回答者:1,200人(M1~M3層、F1~F3層の各200人) ※日によって回収数に変動あり・集計方法:初回の視聴者数を分母とし、初回から最終回まで、1回も見逃すことなく視聴し続けた視聴者数の割合を算出(録画視聴も含む)
2016年10月04日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、7月スタートの夏の連続ドラマの全話平均満足度が出そろい、寺尾聰主演のTBS系『仰げば尊し』がトップとなった。○夏ドラマ全話平均満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『仰げば尊し』は第7話で4.2という高数値を記録し、最終話も4.14で着地した。2位は、同クール平均視聴率トップの北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)。初回の3.52が最低値で以降はどんどん上昇し、最終話で4.2まで達した。3位は、初回満足度トップだった、藤原竜也主演『そして、誰もいなくなった』(日テレ系)。2話で若干下がった以降は3.9以上の高数値で推移していたが、最終話で3.3と急降下してしまった。最終話の自由記述の感想を見ると、「最後が拍子抜けした」(42歳男性)、「結末が微妙だった」(23歳女性)など、納得のいかなかった視聴者が多かったようだ。直接対決となっている日曜21時枠では、春ドラマでTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』が視聴率でも満足度でも、フジ系『OUR HOUSE』を大きく引き離したが、今クールではフジ系『HOPE~期待ゼロの新入社員~』が、全話平均満足度で0.069差まで迫った。また、火曜22時枠では、カンテレ・フジ系の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』が、BPOからの"残虐シーン"に関する提言をもろともせず、3.721で5位にランクイン。TBS系『せいせいするほど、愛してる』は11位だったが、全話平均視聴率では0.1ポイント差というデッドヒートとなった。全体で見ると、高満足度の3.7以上となったのは6作品で、春ドラマから1作品減。また、全話平均4を超える作品は0本(春ドラマは1本)だった。今クールは視聴率面でも苦戦し、全話平均2ケタに乗ったのが3本のみという厳しい状況となっている。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年09月26日神奈川県の高校で起こった“奇跡の実話”を「ROOKIES」のスタッフが脚色、寺尾聰主演でドラマ化した「仰げば尊し」も9月11日(日)今夜の放送で最終回。樋熊と美崎高校吹奏楽部員たちの物語はクライマックスを迎える。1980年代、神奈川県の野庭高等学校を全国有数の吹奏楽の強豪校に育てた中澤忠雄先生の実体験を書籍化した「ブラバンキッズ・ラプソディー」「ブラバンキッズ・オデッセイ」をベースにした本作。寺尾さんが元サックス奏者の樋熊迎一を演じ、教育実習生として部活をサポートする樋熊の娘・奈津紀を多部未華子が、樋熊の勤務する美崎高校の吹奏楽部員役として真剣佑、村上虹郎、「DISH//」の北村匠海、太賀、佐野岳、「E-girls」石井杏奈、矢本悠馬、健太郎、水上京香、岡崎紗絵らが出演。石坂浩二、升毅、尾美としのりらベテラン勢も出演し脇を固めた。樋熊の熱い指導で1つになり全国大会を目指して猛特訓していた吹奏楽部だが、樋熊のすい臓がんが発覚。部員たちのために手術を拒む樋熊だったが病状は深刻でその体は限界を迎える。前回の放送で樋熊はがんであることを部員に明かすも「症状は軽い」と転移していることを隠すが、見舞いに来た青島(村上さん)と木籐良(真剣さん)に苦痛でうずくまったところを助けられ、真実を明かす。そして木藤良は留学することをやめ吹奏楽部として全国大会出場を目指すことを決意。県大会の会場に姿を現した。そして美崎高校吹奏楽部は県大会を突破することに。この快挙は新聞でも大きく報道され、いままで樋熊らと対立してきた鮫島(升毅)教頭も大いに喜ばせることになる。一方、生徒たちは奈津紀経由で伝えられる樋熊の教えを頼りに猛練習に励んでいたが、彼らが一番待ち望んでいる樋熊の退院日だけはまだ知らせがない。いよいよ迎えた関東大会の日。ライバルの明宝高校を始め多くの強豪高校が集うなかで美崎高校吹奏楽部は極度の緊張と経験の無さから合奏の音がまるで揃わない。青島、木藤良、渚(石井杏奈)たちが必死に檄を飛ばすも樋熊がいないこともあって生徒たちは不安なまま。果たして美崎高校吹奏楽部は関東大会を突破できるのか…。樋熊と吹奏楽部員たちが奏でる“美崎サウンド”魂の12分間をその目でしっかり見届けて。「仰げば尊し」最終回は9月11日(日)今夜21時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年09月11日「ROOKIES」のスタッフが寺尾聰を主演に迎え、1980年代に神奈川県の野庭高等学校を全国有数の吹奏楽の強豪校に育てた実在する中澤忠雄先生の“奇跡の実話”を基にしたドラマ「仰げば尊し」の第7話が9月4日(日)今夜放送される。本作は寺尾さん演じる元サックス奏者・樋熊迎一が荒廃した美崎高校の吹奏楽部に再び夢を見いだし、真っ正面から生徒と向き合い指導するなかで、問題児だった生徒たちもその情熱に応えようと全力で吹奏楽に向き合い、全国の頂点“音楽の甲子園”を目指していくというドラマ。樋熊の情熱によって真剣佑、村上虹郎、「DISH//」北村匠海、太賀、佐野岳の5人が演じている不良グループも吹奏楽部に入部、「E-girls」石井杏奈らと共に全国大会を目指すように。さらに多部未華子演じる樋熊の娘・奈津紀が教育実習生として美崎高校で樋熊とともに吹奏楽部を指導。色々な問題を乗り越えて部員たちの心が1つになりつつあった。しかし樋熊のすい臓がんが発覚。部員たちに「残せるものは全部残したい」と病を隠しながら奮闘するも倒れてしまう。手術を望む奈津紀に対し樋熊は全国大会の地区予選を前に練習を休めないと手術を拒否、放射線と抗がん剤による治療を選ぶが病状は深刻で、生徒たちの前では笑顔を見せるもののその影では苦痛に顔をゆがめていた。樋熊の病状と共に、留学か吹奏楽部として全国大会に出場するかの選択で悩んでいた真剣さん演じる木藤良の動向も気になるところだ。今夜放送の第7話で美崎高校吹奏楽部は地区予選大会に出場、県大会出場への切符を手に入れることになる。皆が喜びを分かち合うなかで樋熊はがんの転移を生徒たちに告げる。そして県大会を間近に控え手術を決断できないでいる父の気持ちを察した奈津紀は代わりに指揮をとることを決意。また樋熊の病状を知った木藤良は再び吹奏楽部への参加を申し出る。これまでも幾多の試練を乗り越えてきた樋熊や奈津紀、美崎高校吹奏楽部にさらなる試練が訪れる「仰げば尊し」第7話は9月4日(日)21時~TBS系での放送。(笠緒)
2016年09月04日寺尾聰演じる元サックス奏者の高校教師が、高校の弱小吹奏楽部を全国大会の頂点を極めるまでに導く実話を基にしたオリジナルドラマ「仰げば尊し」。その第6話が8月28日(日)今夜放送される。神奈川県の野庭高等学校の吹奏楽部に実際に起こった奇跡の物語を綴った「ブラバンキッズ・ラプソディー」「ブラバンキッズ・オデッセイ」。これらをベースに「ROOKIES」を手掛けた演出・平川雄一朗と脚本・いずみ吉紘が再びタッグを組んでオリジナルドラマと仕立てた。事故の後遺症で音楽から背を向けていた元サックス奏者・樋熊迎一(寺尾さん)は、荒廃した美崎高校の吹奏楽部にて再び夢を見いだし、真っ正面から生徒と向き合い、満身創痍で指導に励むことで、最初はその姿に戸惑っていた生徒たちも、その情熱に報いようと渾身のカで吹奏楽に向き合い、問題児だった彼らが全国の頂点“音楽の甲子園”を目指していく…という物語。寺尾さんのほか、樋熊の娘・奈津紀を多部未華子が演じ、吹奏楽部の部員役で真剣佑、村上虹郎、「DISH//」北村匠海、「E-girls」石井杏奈、太賀、佐野岳、矢本悠馬、健太郎、水上京香、岡崎紗絵らが出演。樋熊の勤務する高校の校長には石坂浩二、同僚の教師に尾美としのり、樋熊たちと対立する教頭の鮫島を升毅が演じている。前回の5話では自身がすい臓がんに蝕まれていることを知った樋熊が、部員を自宅に招いたり彼らの家族をコンクールに招待するように勧めるなどし、奈津紀や生徒たちから「生徒のプライベートに踏み込みすぎ」と言われながらも「残せるものは全部残したい」と、吹奏楽部の部員たちのために病を隠しながら奮闘するもラスト、ついに樋熊は倒れてしまう。今夜の6話では樋熊の病状を知って一刻も早く手術することを望む奈津紀に対し、全国大会の地区予選を前に練習を休めないと手術を拒否、放射線と抗がん剤による治療を選ぶ樋熊だが、担当医の御堂鏡子(霧島れいか)からは通院治療では根治は難しいと宣告され奈津紀は葛藤する。全国大会を控えた大事な時期に自らの病気を理由に生徒たちを見捨てることはできないという気持ちも痛いほど分かる奈津紀は、樋熊が検査入院のため暫く休むことになると生徒たちに伝える。樋熊が戻ってくるまでに成長した姿を見せようとさらに練習に励む吹奏楽部員たちだが、そんな中、音楽留学願書の締切が間近に迫る木藤良蓮(真剣さん)の心は揺れる。そしてその迷いを察知した青島(村上さん)と木藤の想いが激しくぶつかり合うことになる。樋熊は病魔を克服できるのか。そして“仲間”と“留学”の選択を迫られた木藤はどんな決断するのか。ついに運命の歯車は動きはじめた。「仰げば尊し」第6話は8月28日(日)21時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年08月28日神奈川の県立高校を舞台に弱小吹奏楽部がひとりの教師の指導により全国大会の頂点を極めるという“奇跡の実話”をベースにしたオリジナルドラマ「仰げば尊し」の第5話が8月21日(日)今夜放送となる。1980年代に神奈川県の野庭高等学校を全国有数の吹奏楽の強豪校に育てた中澤忠雄先生の実体験を書籍化した「ブラバンキッズ・ラプソディー」「ブラバンキッズ・オデッセイ」をベースに、「ROOKIES」を手掛けた演出・平川雄一朗と脚本・いずみ吉紘が再びタッグを組んで脚色を加えドラマ化した本作。『半落ち』や『博士を愛した数式』の寺尾聰が事故の後遺症で音楽から背を向けていた元サックス奏者で・樋熊迎一を演じるほか、教育実習生として部活をサポートする樋熊の娘・奈津紀を多部未華子、樋熊の生徒役には真剣佑、村上虹郎、「DISH//」の北村匠海、太賀、佐野岳、「E-girls」石井杏奈、矢本悠馬、健太郎、水上京香、岡崎紗絵らが顔を揃え、樋熊の学校の教師たちを石坂浩二、升毅、尾美としのりらベテラン勢が演じる。前回の第4話では、合宿を行った美崎高校の吹奏楽部だが2年の吹奏楽部員・井川宏達(健太郎さん)が合宿中に偶然居合わせた吹奏楽の名門・明宝高校の生徒に騙され喫煙騒動に巻き込まれてしまい、井川を信じかばう樋熊の努力もむなしく美崎高校にも報告が上がる。報告を受けた教頭の鮫島照之(升毅さん)はコンクールへの参加辞退を表明。樋熊は辞退撤廃へ奔走するも、様々な問題が生じていく。さらに樋熊自身にも大きな試練が訪れるというストーリーが描かれた。今夜放送の5話でも鮫島はコンクール出場辞退を強く要求。青島裕人(村上さん)や木藤良蓮(真剣さん)の猛反発が余計に鮫島らをいきり立たせてしまう。また健康診断で再検査の通知を受けた樋熊だが、奈津紀の心配をよそにコンクールへの出場辞退を取り消してもらうために奔走、その努力が実を結びなんとかコンクール参加辞退は取り消されるものの、他校とのトラブルを起こしたペナルティとして10日間の部活動謹慎が言い渡されてしまう。コンクールまであと1か月、樋熊はそれぞれの楽器を持ち帰らせ埠頭の倉庫で練習を進めながら、部員がひとつの家族になれるようにと自宅を開放、寝食を共にすると言い出す。だが奈津紀は「仕事とプライベートは線を引いて欲しい」と猛反対。生徒たちを自宅に招き寝食を共にしながら、トラブルを起こした反省の意味を込めて学校のゴミ拾いをしようと吹奏楽部員たちに提案する樋熊だが青島たちの反感をかってしまい、さらに部員のモチベーションを高めるために部員たちの家族を招待しようとするも、複雑な家庭事情をかかえる部長・有馬渚(石井さん)の心を傷つけてしまう。そして再検査の結果が樋熊に伝えられる。一番大事な時期を迎えている吹奏楽部のために娘にも診断結果を隠す樋熊だが…。自らの体に忍び寄る暗い影と戦うことになった樋熊と美崎高校吹奏楽部の運命は!?「仰げば尊し」第5話は8月21日(日)21時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年08月21日現在放送中の日曜劇場「仰げば尊し」に生徒役で出演中の真剣佑、村上虹郎、北村匠海( DISH//)、太賀、佐野岳の5人が、8月13日(土)に横浜市の栄公会堂で開かれた「ナカザワ・キネン野庭吹奏楽団」の定期演奏会にサプライズゲストとして登場した。「ナカザワ・キネン野庭吹奏楽団」は、主演の寺尾聰演じる主人公・樋熊迎一のモチーフとなっている中澤忠雄が実際に指導をした旧・野庭高校吹奏楽部のOBたちが中心となって結成、演奏活動を続けている。この日、演奏会のアンコールで披露されたのは、ドラマで熱演している寺尾さんにエールを送る「ルビーの指輪」。この曲を選んだ音楽監督の杉本正毅は「恩師・中澤忠雄先生が、寺尾さん演じる樋熊迎一先生のように旧・野庭高校を初めて訪れたのが1981年(就任は1982年)、寺尾さんの『ルビーの指環』が大ヒットしたのが1981年です。何かの縁を感じざるを得ません」と話し、サプライズでの演奏となった。そして、「ルビーの指輪」の演奏後、真剣佑さんら5人がステージに登場。真剣佑さんは「(中澤先生の)想いを受け継いだ生演奏を聴いて、舞台袖で聞かせていただきながら、こみあげてくる涙を堪えていました。熱い気持ちをいただきました」と感想を語り、北村さんは「舞台袖で聴いていて涙を堪えるくらい、身体にズシリとくる想いや熱を、本物の“野庭サウンド”から感じました」と感極まってしまったと明かし、「気を引き締めないといけないなという感覚にもなりましたし、ドラマとして演じられる喜びも感じました」とコメント。また太賀さんは「演奏されている皆さんも、楽しんで演奏していると感じて、音楽の力というものはものすごく強いものだと、身体に訴えかけてくるようで、すごく感動しました。僕たちも(ドラマを)やるからには、そのもととなっている中澤先生の意志を汲んで、最後まで身を引き締めて“心”を体現していきたいと思いました」と気持ちを新たにしていたようだ。それぞれ「ナカザワ・キネン野庭吹奏楽団」の演奏から様々な刺激を受けていた5人。8月21日(日)放送の「仰げば尊し」第5話では、全国大会出場を目指す美崎高校吹奏楽部に教頭がある事件をきっかけにコンクールへの出場辞退を表明などの試練が待っているという。これからクライマックスへ向けて一気に加速していく本ドラマに期待が高まる。「仰げば尊し」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月16日