日本中を騒がせたTVアニメ「おそ松さん」が、初の完全新作劇場版長編作品、劇場版『えいがのおそ松さん』と題して、来春公開されることが決定。再びあの“6つ子”たちに会える、超ティザービジュアルと特報映像が到着した。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いたTVアニメ「おそ松さん」。今年3月まで第2期が放送され、2016年には「流行語大賞」にノミネートされるなど社会現象化するほど話題に。本作には6つ子役キャストをはじめ、超豪華声優陣が参加していることも人気の一つ。櫻井孝宏(おそ松)、中村悠一(カラ松)、神谷浩史(チョロ松)、福山潤(一松)、小野大輔(十四松)、入野自由(トド松)はもちろん、遠藤綾(トト子)、鈴村健一(イヤミ)、國立幸(チビ太)、上田燿司(デカパン)、飛田展男(ダヨーン)、斎藤桃子(ハタ坊)、井上和彦(松造)、くじら(松代)ら錚々たる面々が演じるキャラクターが本作にも登場する。そして、監督にはTVアニメ「銀魂」シリーズで監督・監修を務める藤田陽一。脚本は同じくTVアニメ「銀魂」シリーズほか、数多くの作品を藤田監督と共に手掛ける松原秀。キャラクターデザインは劇場版「ドラえもん」の総作画監督を務めた浅野直之と、TVアニメシリーズに引き続き劇場版を担当する。そして、おそ松が「公開決定~!」と発表し始まる特報も到着。相変わらずのテンションで「なにやろっかな~」「賞とっちゃう?」と映画化を喜ぶ姿が。劇場版では、“6つ子たちが高校の同窓会に行くことに…”というストーリーとなるようだが、果たして…?また、キャラクターデザインを手掛ける浅野直之描き下ろしのイラストで、映画のスタッフになりきった6つ子たちがスクリーンの中で躍動する超ティザービジュアルも公開された。なお、本日横浜パシフィコにて開催されているTVアニメ第2期スぺシャルイベント「フェス松さん’18」会場及び、WEB通販にて先行前売券(紙タイプ)が販売中。9月16日(日)からは、全国劇場にて劇場前売券(ムビチケ)が発売開始。また前売特典として、超ティザービジュアルを使用した劇場オリジナルクリアファイル(A4)が数量限定で配布。6つ子それぞれのイラストを用いた全6種類を選べる仕様となっている。劇場版『えいがのおそ松さん』は2019年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年08月19日ディズニーの名曲を、小野賢章、羽多野渉、花江夏樹ら男性声優が歌唱する「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection」が9月にリリースされる。この度、本作のために撮り下ろしたキャストビジュアルと全収録楽曲が視聴できる映像が公開された。本作は、ディズニーの名曲をトップレベルのボイスキャストが歌唱する夢のカバーアルバム、「Disney 声の王子様」シリーズの5年ぶりとなる最新作。今回参加のキャストは、「アイドリッシュセブン」「ダイヤのA」の羽多野渉、「東京喰種トーキョーグール」(金木研役)の花江夏樹、声優だけでなく俳優としても活躍する「黒子のバスケ」(黒子テツヤ役)の小野賢章をはじめ、石川界人、上村祐翔、江口拓也、佐藤拓也、武内駿輔、畠中祐、日野聡、前野智昭、山下大輝と、人気声優計12名のシリーズ最多で贈る。撮り下ろしされたビジュアルでは、カジュアルな衣装に身を包んだ12名のキャストがズラリ。また、解禁となった衣装のアナザーカットは、アルバム内のブックレットにも掲載される予定だ。公開された試聴映像では、石川さんが歌う「君のようになりたい」(ジャングル・ブック)をはじめ、「美女と野獣」「リトル・マーメイド」「アラジン」といったディズニー王道の楽曲から、「モンスターズ・インク」「トイ・ストーリー2」「リメンバー・ミー」といったピクサーの比較的新しい楽曲まで、全13曲の一部を聴くことができ、RockやJazzyなど、サプライズに富んだ楽しい内容を体感することができる。なお、来年6月には今回参加した12名が出演するイベント「声の王子様 Disney Voice Stars Dream Live 2019」の実施が決定。このシリーズ初のライブイベントにも注目だ。「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection」は9月19日(水)リリース予定。「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live 2019」は2019年6月9日(日)幕張メッセイベントホールにて開催。(cinemacafe.net)
2018年08月08日アニメ映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が、2019年12月20日(金)に公開。シーン追加で"さらにいくつもの"人生を描く『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、2016年11月の劇場公開以来、1日も途絶えることなく映画館での上映を続けている映画『この世界の片隅に』に、新場面を付け足した別バージョン。これまで約200万人以上の観客を魅了し、70を超える賞を受賞してきた名作に、約30分の新規シーンが加わり、"さらにいくつもの人生"が描かれたもう1つの物語が完成する。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』では、主人公・すずと、すずが嫁ぎ先の町の遊郭で初めて出逢う同世代の女性・リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソードや、妹・すみを案じながら迎える昭和20年9月の枕崎台風のシーンなどを追加。新しい人物や、これまでの登場人物の別の側面にもフォーカスが当てられることで、彼女たちの複雑な想いがより一層浮かび上がる構成となっている。声優キャスト声優キャストは、前作に引き続き、主人公・すずをのんが担当。また本作で、すずが遊郭で出会うもう一人の女性、九州出身の‟テル“役は、『言の葉の庭』『はたらく細胞』に出演した人気声優・花澤香菜が担当する。音楽は、シンガー・ソング・ライターのコトリンゴが前作に続き担当。主題歌を含む全劇中曲を制作し、新曲も手掛ける予定となっている。片渕須直監督の想い監督の片渕須直は、映画『この世界の片隅に』では描ききれなかった魅力的なエピソードが、原作にはまだまだあり、それを描き足すことにより、主人公・すずだけではない、"さらにいくつもの人生"を描き出したいと考えたという。監督は公開にあたり、「戦争しおってもセミは鳴く。ちょうちょも飛ぶ。そして、人には人生がある。それが戦争中であっても。明るくぼーっとした人のように見えるすずさんが自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、すずさんの中にはどんな変化が生まれるのでしょうか。すずさんの中にあったほんとうのものを見つけてください。」とコメントを残している。ストーリーここではひとりぼっち、と思ってた。広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19(1944)年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりを感じてしまう。昭和20(1945)年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして昭和20年の夏がやってくる――。作品情報映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開時期:2019年12月20日(金)声の出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓、澁谷天外(特別出演)原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)音楽:コトリンゴ監督・脚本:片渕須直アニメーション制作:MAPPA
2018年07月29日2016年公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』が、12月、新規場面を付け足した別バージョン『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』として公開されることが決定。ティザービジュアルと特報映像も到着した。ストーリーここではひとりぼっち、と思ってた。広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19(1944)年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりを感じてしまう。昭和20(1945)年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして昭和20年の夏がやってくる――。“さらにいくつもの人生”が描かれる――こうの史代の同名漫画を片渕須直監督がアニメーション映画化し、これまで200万人を超える人たちが観賞、70を超える賞を獲得した『この世界の片隅に』。2016年11月12日(土)の劇場公開以来、1日も途絶えることなく、全国のどこかの映画館で上映が続いている。今回片渕監督が、原作にはまだまだ魅力的なエピソードがあり、それを描き足すことによって主人公のすずさんだけではない、「さらにいくつもの人生」を描き出したいと考え、制作に至ったそう。12月に公開される映画は、新たに約30分の新規シーンが付け足され、「さらにいくつもの人生」が描かれたもうひとつの作品になる。新規シーンの絵コンテは、通常のアニメ作品と同じように企画当初から存在はしていたものの、本バージョンではそれらを見直しながら復活させ、さらに新たなカットも追加。これまでの現行版とは一部主題も変わってくるため、別の題名をつけた“もう1本の映画”として制作される。本作では主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出逢う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソード、さらに妹・すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加されるという。のんが主人公・すず役で続投! 音楽はコトリンゴまた本作では、前作に引き続き主人公・すずをのんが演じ、細谷佳正、稲葉菜月、岩井七世、小野大輔、潘めぐみらも出演する。さらに、音楽も引き続きシンガーソングライターのコトリンゴが担当。主題歌を含む全ての劇中曲を担当し、新曲も制作予定だ。リンが描かれていく…特報映像公開!片渕監督自らが制作した特報映像では、コトリンゴさんが歌う「悲しくてやりきれない」に乗せて、リンの横顔が指で描かれていく。さらに、「リンさんをさがして。そう、うちの声が言うのが聞こえた…」というすずの声が新たに収録されている。片渕須直監督コメント戦争しおってもセミは鳴く。ちょうちょも飛ぶ。そして、人には人生がある。それが戦争中であっても。明るくぼーっとした人のように見えるすずさんが自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、すずさんの中にはどんな変化が生まれるのでしょうか。すずさんの中にあったほんとうのものを見つけてください。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開© こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2018年07月26日脚本・池田純矢×演出・岡村俊一のオリジナル舞台「LADY OUT LAW!」が9月より上演される。主演の矢島舞美、味方良介、小野健斗に話を聞いた。【チケット情報はこちら】脚本は俳優でありながら作・演出としても活躍する池田の書き下ろし、演出はつかこうへい作品や舞台『あずみ』、少年隊ミュージカル『PLAYZONE』などを手掛けた岡村という、新たなタッグで生まれる本作。平和な宇宙ステーションに突如現れた半身が機械仕掛けの少女が、なぜ世界を破滅に導こうとするのかが描かれる。本作で主演を務める矢島は「すごく嬉しいです」と笑顔をみせ、「苦しくなるようなシーンもありますが、すごくいろんなことを考えさせられる作品で。もし自分が観たら“いろんなものを得られた”と嬉しさを感じるだろうなと思いました。皆さんにもそれをお届けしたいです」と意気込む。円形舞台を宇宙船に見立て、最新映像技術を駆使し、その中でハードなアクションを繰り広げる“映像宇宙アクション”。それについて味方は「未知ですよね。新しいものがつくれる予感がしているので楽しみです」と期待を寄せ、これまで3度タッグを組んでいる演出の岡村は「わからないところを逃さずに教えてくれる方です。それによって言葉(台詞)に嘘がなくなる。それは演劇をやるうえで大切なことだと思います」と印象を語る。小野が「味方と(鈴木)勝吾が出演して、純矢が脚本というのを聞いて、嬉しかったです」と言うように、小野・味方・鈴木・池田は以前ミュージカル『薄桜鬼』シリーズで共演したメンバー。そんな池田が手掛けた脚本に「池田純矢すげーな!と思いました。頭の中どうなってるんだ、と。面白かったです。普段の彼とかけ離れているので、池田純矢という人に興味が湧きましたね」と嬉しそうに語る。味方と小野は当時のお互いの印象について「(味方は)元気だな!と思ったんですけど(笑)、作品に対して想い、表現したいことに対してストイックなんですよ。それ、すごい尊敬しています」、「(小野は)器用さがすごいんですよ。なんでもすぐに覚えるし、芯も捉えているし。久しぶりの共演なので、僕も経験してきたものをぶつけたいです」アクションシーンも見どころだが、矢島は5年ぶりのアクション。「もともと身体を動かすのは好きなのですが、アクションは難しかった記憶がありますし、今回もしっかり体力をつけて挑みたいです。私が演じる役はカッコいい女性ですし、がんばります!」「観るたびに気付くことがある作品だと思うので、何度でも観ていただきたいです」(矢島)という本作は、9月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。チケットぴあでは7月29日(日)午後11時59分までプリセール先着先行を実施中。取材・文:中川實穗
2018年07月23日お笑い芸人の宮川大輔が、マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)で、新キャラクターのFBI捜査官・ウーの日本語吹き替えを務めることがこのほど、明らかになった。2015年に公開されて大ヒットを記録した映画『アントマン』の続編となる同作。身長1.5cmの最強ヒーロー・アントマンと、彼を支える最強ヒロイン・ワスプの活躍を描く。このたび、新キャラクターである日本語吹替版キャストに宮川が決定。演じるのは、ある大事件からアントマンを監視しているFBI捜査官のウー。しっかり者の捜査官かと思いきや生真面目すぎて空回り。アントマン誕生の鍵を握る「研究所」を巡り攻防を繰り広げる“アントマンたちVS謎の敵ゴースト”の背後から、アントマンをしつこく追いかけ回すという面白い役どころだ。演じた本人も、「熱い人だけど空回りしているところもあったり、間抜けなところもあって面白い人。『まだ出てきよった!(笑)』と思えるような、演じてても大事(な存在)やなと思います」とキャラクターの魅力を語る。これまでにもアニメ・実写ともに吹替声優の経験がある宮川だが、“実写の人間役”を担当するのは本作が初めて。またそれだけでなく、今回は関西弁を封印し自身初の“標準語”での演技となる。宮川は「周りにも標準語の男の人があんまりいないんですよ、関西出身ばかりで。だから、いざ自分がやろうと思ったら、『やめて!』みたいな女の人みたいな感じで言いそうになるんですよ。なので、そこは苦労しましたね」と苦労を打ち明ける。また、「標準語が難しくて女の人みたいな口調になってしまった時に『今のいいですね!』と逆に乗せてもらってウーができていきました」と失敗からキャラクターが生まれていったというアフレコ裏話も披露。作中では長セリフでアントマンを圧倒するシーンもあり、関西弁を封じられた宮川がどう演じたのか、そして、ウーはアントマンたちの何でも”アリ”の戦いにどう加わっていくのか、期待が高まる。(C)Marvel Studios 2018
2018年07月20日マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』にて、新たに登場するキャラクターの日本語吹き替えを宮川大輔が担当することが決定。自身初の“標準語”での演技に挑戦した、アフレコ収録後の宮川さんのコメントも到着した。この夏、映画史上最小にして最強のヒーロー“アントマン”&ヒロイン“ワスプ”が贈る、ユーモアあふれるバディ・アクションムービーとなる本作。すでに、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を女優・内田有紀や、アントマンの陽気な友人ルイス役を「ブラックマヨネーズ」小杉竜一が吹き替え続投することが決定しているが、今回参加が明らかになった宮川さんが演じるのは、ある大事件からアントマンを監視しているFBI捜査官の“ウー”。しっかり者の捜査官かと思いきや、生真面目すぎて空回り…。アントマン誕生の鍵を握る「研究所」を巡り、攻防を繰り広げる“アントマンたちvs謎の敵ゴースト”の背後から、アントマンをしつこく追いかけ回すという面白い役どころだ。春ドラマ「崖っぷちホテル!」など、様々なドラマや映画に出演している宮川さん。これまでにもアニメ・実写ともに吹き替えの経験があるものの、“実写の人間役”を担当するのは本作が初めてとなり、「正直、やっぱり難しいですね」と収録の感想をひと言。「自分やと(自分が演じると)やっぱり自分じゃないですか。だから、『“ウー”ってどんな声なんやろ』とか考えながらやって、自分の声を聞いたとき、若すぎるとか優しすぎるのかなとか色々なことを思いました」と、演じる上で迷いもあったそう。また、今回は関西弁を封印し、自身初の“標準語“での演技に挑戦。「周りにも標準語の男の人があんまりいないんですよ、関西出身ばかりで。だから、いざ自分がやろうと思ったら、『やめて!』みたいな女の人みたいな感じで言いそうになるんですよ。なので、そこは苦労しましたね」と、慣れない言葉遣いに苦戦した様子。演じるキャラクターについては、「熱い人だけど空回りしているところもあったり、間抜けなところもあって面白い人やなと思いますね。どこかで出てきたら、『まだ出てきよった!(笑)』みたいな。演じてても大事(な存在)やなと思いますね」と説明している。なお、作中では長セリフでアントマンを圧倒するシーンも登場するそう。関西弁を封じられた宮川さんがどう演じたのか、吹き替え版も必見だ。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年07月20日7月10日(火)放送の 「ありえへん∞世界」は、2時間のスペシャル版を放送。緒方恵美、小野賢章、神谷浩史、谷山紀章、浪川大輔、平田広明、三石琴乃、悠木碧と、人気実力派声優陣が再現ドラマのボイスオーバーを務めることが分かった。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」「事件です!〇〇人の生態調査&意表を突く大調査」を放送する今回。これまでも本番組では様々な人気声優陣がボイスオーバーを担当。今回は、緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」「カードキャプターさくら」)、小野賢章(「黒子のバスケ」黒子テツヤ役)、神谷浩史(「夏目友人帳」「進撃の巨人」)、谷山紀章(「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ)、浪川大輔(「ルパン三世」「機動戦士ガンダム00」)、平田広明(「ONE PIECE」サンジ役)、三石琴乃(「美少女戦士セーラームーン」「新世紀エヴァンゲリオン」)、そして悠木碧(「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役)と、誰もが一度はその声を聴いたことがある声優陣が務める。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」にて、指名手配犯が次々逮捕される事態発生!その裏に隠された衝撃の事実に迫るドラマには、平田さん、神谷さん、谷山さん、小野さん、悠木さん、浪川さん、緒方さんが。幼い息子が脳腫瘍に…一家が迎えた衝撃の結末を描くドラマには、浪川さん、三石さん、緒方さん、神谷さん、悠木さん、谷山さん。さらに、浮気現場に直接乗り込む海外の番組「チーターズ」にて、「お父さんが病気で看病するから無理と誘いを断るようになり、浮気を疑い番組に依頼!ありえへん衝撃の修羅場が!」に三石さん、平田さん、小野さん、悠木さん。「妻が自分の親友と仲良くしているのを不審に思い番組に依頼!衝撃的な修羅場に!」に浪川さん、緒方さん、神谷さん、谷山さん、悠木さんが出演する。(※声の配役については変更の可能性有)ほかにも番組では、埼玉県ふじみ野市、隣の「富士見市」と名前が似すぎてややこしい事件の調査、様々な地域で出会った人々の自宅の価値をガチで調査など、盛りだくさんな内容となっている。「ありえへん∞世界 2時間SP」は7月10日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月09日仕事に家事に育児に……女性は何かと忙しいですよね。「もっと男性にも家事や育児を手伝ってほしい!」と嘆いても、まだまだ家の中の仕事を平等に分担する世の中には程遠い。現実問題として「時間がなーい!」というのが、家庭のある女性の多くが抱える悩みではないでしょうか。とはいえ、世の中は目まぐるしく変わっていくし、情報を取り入れないことには、生き抜いていくのも大変です。忙しくても本を読めたら……そんな女性におすすめしたいのが“耳で読む本”、オーディオブックです。オーディオブックといえば、Amazonアカウントで登録できる《Audible》もありますが今回は、オーディオブック最大手の〔オトバンク〕が提供しているサービス《audiobook.jp》をご紹介します。オーディオブックって本の読み上げ機能じゃないの?実はわたしもそう思っていたんです。電子化された本の「テキストの部分を合成音声で読み上げるんでしょ?」と。でも、はじめて聴いたオーディオブックは、臨場感たっぷり。それもそのはずです。アニメ『カードキャプターさくら』の李小狼を演じているくまいもとこさんか朗読する『冒険者たちガンバと15ひきの仲間』だったんですから。実用書やビジネス書でも、アナウンサーが朗読してくれるため聴きやすく、内容も理解しやすい。「このアナウンサーさん、いろんな声色を出せるんだな」と意外な発見もあり、感心したり感動したり。時間がなくても本を読みたい、と思っているからオーディオブックを選んでいるはずなのに、いつの間にか没頭してしまうこともありました(笑)。オープンイヤータイプのイヤホンで育児中も安心!とはいえ、忙しい人にこそ活用してほしいと思うのは、耳さえヒマであれば誰でも本が読めるから。料理中、育児中、掃除中などなど、手や目が離せないことはたくさんあります。でも、ほとんどの場合、耳は空いているんですよね。そういう耳のスキマ時間を活用できるのが、オーディオブックのいいところ。「目で読まないで、内容って頭に入ってくるの?」と疑問に思うかもしれませんが、耳からの情報って想像力を刺激するからか、意外と記憶に残るんです。「目で読むのと、あまり変わりないなぁ」というのが個人的な感想。とはいえ、耳をふさいでしまうと、隣の部屋で寝ている赤ちゃんの声が聞こえないのは不安、料理中にセットしたタイマーの音が聞こえないのは困る、移動中に後ろから近づいてくる自転車に気づけなくて危ない、と不安に思うかもしれません。安心してください。最近では骨伝導タイプのイヤホンやヘッドホンをはじめ、耳の穴がフリーのままオーディオコンテンツを楽しめるアイテムがたくさん出てきているんですよ♪実際に、わたしも《ambie》という耳の穴をふさがないイヤホンを使ってみたんですが、周りの音と同時に音楽や朗読の声がイヤホンを通して聞こえるので、道路にいるときでも危なくないと感じました。月額750円で聴き放題!?ここで気になるのがオーディオブックのお値段ですよね。例えば、《テルマエ・ロマエ》の作者・ヤマザキマリさんの名言集《国境のない生き方:私をつくった本と旅》の、紙の書籍は799円(税込)ですが《audiobook.jp》のオーディオブック版は1,296円(税込)。芥川賞を受賞した又吉直樹さんの《火花》も1,296円(税込)です。読みたい(聴きたい?)本が《audiobook.jp》内で40%OFFのセールになっていることもあるので、要チェック。《audiobook.jp》は、《FeBe》(フィービー)と呼ばれていたオーディオブックサービスがリニューアルしたもの。「オーディオブック聞くなら《audiobook.jp》」って、わかりやすいネーミングになりましたよね。また、名前だけでなく、システムにも追加変更がありました。これまでは、月額でポイントを購入し、そのポイントの中から、または、その都度課金してアラカルト購入(1作品ごとの購入)するしかできなかったのが、なんと月額制の聴き放題プランを開始。それも、毎月750円で、〔オトバンク〕が持つ全2万3000点以上のコンテンツの中から、約1万点のオーディオブックが好きなだけ聴けるという太っ腹サービスなんです。出たばかりのものは含まれていませんが、それでも実用書や落語、文芸や語学学習のジャンルのコンテンツが1万点もあれば、きっと読みたい本が見つかるはず。聴き放題に登録している最中でも、作品ごとのアラカルト購入はできますし、ときにはアラカルト販売限定作品が聴き放題プラン内で聴けるというキャンペーンをすることも。5月の連休中には、川村元気さん著《世界から猫が消えたなら》が聴き放題の作品に入っていたので、すかさず“本棚”に登録。主人公役の声優・小野大輔さんの声をしっかりと堪能できました♪頭を使う作業をしているときや、おしゃべりができるようになったお子さんとの時間を過ごすときには無理かもしれませんが、生活のあらゆる場面で耳がヒマになっている状態があるはず。そういう“耳のスキマ時間”を活用して、より豊かな生活を送っていきたいですね。《audiobook.jp》の詳細はこちら!●ライター渡辺まりか
2018年06月24日お笑いタレントの宮川大輔が21日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で上映された初主演映画『サクらんぼの恋』の舞台挨拶に、共演の桜井ユキ、前田公輝、古厩智之監督と共に出席した。同作は、テレビ東京と吉本興業の共同制作による映画で、45歳の童貞男と彼が長年憧れた一人の女性の儚い恋の物語。社会に馴染めず自分の殻にこもって生きてきた中年童貞男・山川則夫を宮川が演じ、初ラブシーンにも挑戦した。その相手で、則夫が長年憧れ続けていた女優・相馬美咲を桜井ユキが演じた。宮川は「いかがでしたか? 僕の初ラブシーン」と観客に呼びかけ、拍手が起こると「ありがとうございます」と感謝。そして、「クランクインしていきなりあのラブシーンだったんですよ。ユキちゃんと会ってすぐあれやったんですよ。ほんでグワーですよ」と明かし、「あれでユキちゃんのこと本当に好きになってしまって、ほんまに。ギューッなって」と興奮気味に打ち明けた。続けて、「ほかの役者さんがユキちゃんとキスしたり、おっぱい触ったりしているのを見ているとき、ほんまに『アイツ殺したろうかな』って。とられたと思って、『何しとんねん』って。演技でもなんでもないですから、マジですから」と本気で嫉妬していたと説明。「桜井ユキという女優さんってすごいなと思って、本当に引っ張ってもらった」と感謝した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月21日『パシフィック・リム』待望の続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』。先日、林原めぐみ、中村悠一、小野大輔、坂本真綾ら豪華実力派声優陣が本作の吹き替えに参加することが発表されたが、このほど新たに日本語吹き替えキャスト第2弾が解禁された。今回明らかになった吹き替えキャストは、本作から参戦を果たす“ホープフルズ”のメンバー。ホープフルズと呼ばれる8人は、世界各国から選りすぐられたイェーガーパイロットのエリート訓練生で、KAIJUの襲来に備え、仲間でありライバルでもある彼らは日々しのぎを削っており、人類の今後の運命は彼らの肩にかかっていると言える次世代のヒーローだ。凛々しいツンデレロシア人のヴィク役には、宝塚歌劇団出身で「キラキラ☆プリキュアアラモード」のキュアショコラ役などを務める森なな子。イェーガーパイロットのサラブレッドである中国人のジナイ役を、「うしおととら」などのアニメ作品や、『メイズ・ランナー』シリーズで吹き替えも担当する畠中祐。安心感たっぷりのラテン系姉御キャラのレナータ役を、SNSでの発言が度々話題となり、近年は声優としても活動する春名風花。ロシアから来たムキムキ超人のイリヤ役を、「僕のヒーローアカデミア」『虐殺器官』の石川界人。訓練生最年少でお調子者のインド人スレシュ役に、「四月は君の嘘」「東京喰種トーキョーグール」など人気作に出演し、4月スタートの「ピアノの森」にも出演が決定している花江夏樹。訓練生最年長の中国人メイリン役に、「ラブライブ!サンシャイン!!」桜内梨子役の逢田梨香子。地中海に浮かぶマルタの神童タヒーマ役に、「ボールルームへようこそ」でアニメ初主演を果たした土屋神葉。さらに、本作でハリウッドデビューを飾った新田真剣佑が、自身が演じる日本人リョーイチの日本語吹き替えを担当する。キャストコメント森なな子(ヴィク役)前作の大ファンなので、しっかり引き継がねばという使命感がありました。イェーガーに乗ったときのあの高揚感と臨場感、キャラクターの心情がしっかり伝わればと思います。前作に引き続き迫力満点、“滾る”要素もてんこ盛りです。ぜひ映画館に足をお運びくださいませ!畠中祐(ジナイ役)前作を見たときのあの興奮の渦の中に、自分も入ることが出来るなんて思ってもいませんでした。僕の少年心の熱が沸騰して止まりません!今回やらせてもらうジナイですが、軽口をたたきながらも、いざというときは漢の顔になる奴です!ぜひ劇場で、彼らの戦いを見届けてください!よろしくお願いします!春名風花(レナータ役)ぼくの演じたレナータは訓練生のひとり。若い世代の登場により、人間関係もさらに面白くどの世代も楽しめる映画になっていると思います!テンポのよい会話、高まる緊迫感、そして大迫力のアクション!!!ぜひ劇場でご覧ください!石川界人(イリヤ役)この度、イリヤを演じさせていただきました、石川界人です。この作品に出られると聞いたとき、心が沸き立ちました。前作を見て、イェーガーの格好良さに惚れ、怪獣とのバトルに燃えたので関わることができて本当に幸せです。前作に増してバトルがかっこいいので是非注目してください!花江夏樹(スレシュ役)オファーを受けたときに、これまで吹き替えのお仕事の経験が少なかったので嬉しかったです。洋画を観るのが好きで、尚且つ知っている作品だったのでワクワクしながら台本を読みました。スレシュは少しお調子者で面白い性格をしています。彼の個性が光るシーンが色々とありますので楽しんでいただければと思います。逢田梨香子(メイリン役)『パシフィック・リム』という誰もが知っている名作に、まさかこの自分が携わることが出来るということが信じられず、ただただ驚きました。とにかく、作品に泥を塗ることがないように誠心誠意頑張りたいと思います。私演じるメイリンは、残念ながらあまり喋らないのですが…いつか機会があったら訓練生たちとの掛け合いのシーンが見れたら嬉しいなと思います!『パシフィック・リム:アップライジング』は、前作よりも確実にパワーアップしていて、より勢いを増して帰って来たんではないかと思います。そして、これからの未来を担う若き訓練生たちにも、期待して観て頂けたら嬉しいです!土屋神葉(タヒーマ役)今作に関わることが出来、本当に光栄です。映像も展開も凄いことに…ぜひ、お楽しみに!僕が吹き替えを担当したタヒーマも必死で生き抜こうとするので、ぜひ見守ってください!『パシフィック・リム:アップライジング』は4月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム:アップライジング 2018年4月13日より全国にて公開© Legendary Pictures/Universal Pictures.
2018年03月20日『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのオープニング映像で世界の度肝を抜き、「ポプテピピック」で一躍注目を浴びている、水崎淳平監督率いる神風動画“初”の長編映画『ニンジャバットマン』。この度、本作に子安武人、森川智之、諏訪部順一、石田彰、梶裕貴、小野大輔ら豪華声優陣が参加することが明らかに。また、日本公開日も6月15日(金)に決定したことが分かった。■ストーリー現代の犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本へ。戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう!絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったヒーローは、世紀の歴史改変を阻止することができるのか?日本と世界の未来をかけた、時空を超えた壮大なバトルの行方は――!?本作は、とある出来事により現代から過去にタイムスリップし“歴史改変を狙う最狂の悪党たち”と、それを阻止すべく現代からやってきた“ハイテク装備も富も失ったヒーロー”が登場。世界から熱望されている日本のトップクリエイターたちが、世界中で愛される米国のキャラクターたちをベースに “悪vs正義”の時空を超えた壮大なバトルを描く、話題の戦国タイムスリップ・アクション・エンターテインメント。■豪華声優陣が集結!すでに、バットマン役を山寺宏一、ジョーカー役を高木渉、キャットウーマン役を加隈亜衣、ハーレイ・クイン役を釘宮理恵が演じることが発表されていたが、今回また魅力的なキャラを演じる豪華声優陣が発表!戦国大名となって日本の歴史を改変しようと企む悪党たちには、ゴリラグロッド役を子安武人(「機動戦士ガンダムSEED」「ボボボーボ・ボーボボ」など)、トゥーフェイス役を森川智之(キアヌ・リーブス、トム・クルーズの吹き替えなど)、デスストローク役に諏訪部順一(「ユーリ!!! on ICE」ヴィクトル・ニキフォロフ役など)。歴史改変を阻止すべく戦うヒーローたちには、レッドフード役を石田彰(「新世紀エヴァンゲリオン」渚カヲル役など)、ロビン役に梶裕貴(「七つの大罪」「進撃の巨人」など)、ナイトウィング役に小野大輔(「黒執事」『宇宙戦艦ヤマト』など)、執事アルフレッド役に大塚芳忠(「亜人」『ONE PIECE FILM Z』など)と実力派声優陣が競演。さらに、ポイズン・アイビー役に田中敦子、ペンギン役にチョー、ベイン役に三宅健太、レッドロビン役に河西健吾が扮する。あわせて、3月21日(水・祝)より上映劇場にて順次掲出・上映開始される予告編とポスタービジュアルも到着。予告編では、タイムスリップしてしまった日本の戦国時代を舞台に、迫力あるバトルシーンが繰り広げられる、疾走感あふれる映像となっている。『ニンジャバットマン』は6月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月16日新田真剣佑が出演することでも話題の『パシフィック・リム』待望の続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』。この度、本作の“第1弾”日本語吹き替えキャストが発表された。■主人公を中村悠一、相棒を小野大輔が熱演!主人公ジェイク・ペントコスト役(ジョン・ボイエガ)を演じるのは、「曇天に笑う」「マクロスF」や、『アベンジャーズ』キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の吹き替えなども担当する中村悠一。その相棒でありエースパイロットのネイサン・ランバート役(スコット・イーストウッド)を「涼宮ハルヒの憂鬱」「黒執事」などのアニメ作品はもちろん、『ワイルド・スピード ICE BREAK』でもスコット・イーストウッドの吹き替えを担当した小野大輔が演じる。イェーガーは2人のパイロットが神経接続し意思統一する“ドリフト”によって操縦することのできるシステムを搭載。「デュラララ!!」「WORKING!!」「おそ松さん」などで共演も多い2人が、本作ではどんなコンビネーションを見せるのか必見だ。中村さんは「デル・トロ監督とはまた違った『わかってるなぁ』感満載の本作、収録も楽しみながら、キャスト一同全力で挑ませて頂きました。イェーガーやKAIJUが入り乱れる迫力の映像は是非とも劇場で観ていただきたいです!」とコメントし、小野さんも「前作のスケールの大きさ、面白さ、想いをバッチリ引き継いだ今作。とにかく熱くて楽しかったです」と本作を絶賛している。■ほかにも新キャストを人気声優が担当また、独自にイェーガーを作り上げる謎の少女アマーラ役に、「東のエデン」「覆面系ノイズ」の早見沙織。イェーガーの整備や指揮ラインの管理でパイロットを支えるジュールス役に、「黒執事」「七つの大罪」や『スター・ウォーズ』シリーズでパドメ・アミダラの声を担当した坂本真綾。イェーガーの開発に尽力するシャオ産業の才媛・リーウェン役に、チャン・ツィイーやマリオン・コティヤールをはじめ多くの作品で吹き替えを担当する魏涼子。新たな司令官的な役割を担い辣腕を振るうチュアン役に、「銀魂」「ジョジョの奇妙な冒険」の子安武人が決定。■前作からベテラン声優陣が続投!そんな新キャストに加えて、前作でパイロットの座を勝ち取り、人類を救う英雄となった菊地凛子が演じる森マコを林原めぐみ、本作でも物語を重要なカギとなるニュート博士を古谷徹、気難しくも天才的な分析を見せ、本作でも獅子奮迅の活躍を見せるハーマン博士を三ツ矢雄二が前作に引き続き今作でも続投することが明らかになった。アニメや吹き替え、歌手と様々な場面で活躍する豪華声優陣が発表されたが、今回はあくまで”第1弾”。ということは第2弾も…?■キャストコメント到着早見沙織:アマーラ・ナマニ役(ケイリー・スピーニー)『パシフィック・リム』の続編に出演させて頂けることをとても嬉しく思います。臨場感溢れるイェーガーのアクションシーンは、アフレコのときも手に汗握りました。ぜひスクリーンで、大迫力の映像をお楽しみくださいませ。坂本真綾:ジュールス・レジェス役(アドリア・アルホナ)ジュールスはとにかく美しいです。同じ女性から見ても惚れそうなほど。公開がスタートしたら私もぜひ劇場の大きなスクリーンで、改めてじっくり楽しみたいと思っています!魏涼子:リーウェン・シャオ役(ジン・ティエン)華やかな声優の皆様に囲まれて収録することが出来、とても幸せな時間でした。ここだけの話、1か所だけ中国語でガヤを収録してもらえましたが、使って頂けるかな…!?どうぞお楽しみに~!子安武人:チュアン司令官役(チャン・チンチュー)ロボット・怪獣・SF・バトル大好きな要素テンコ盛り、面白いに決まってる!頭カラッポで興奮しまくろう!!林原めぐみ:森マコ役(菊地凛子)まさか、また森マコに会えるとは思いませんでした。メンバーも一新する中、ベテランの風格を漂わせているマコに、時の流れを感じます。前作に引き続き、日本へのリスペクトは十二分に感じられました。古谷徹:ニュート・ガイズラー博士役(チャーリー・デイ)再びニュート博士を演じられて嬉しいです!チャーリー・デイは喜怒哀楽が激しい個性的な演技をする俳優さんで、演じがいがあります。ますます磨きがかかった僕の怪演にご期待ください!三ツ矢雄二:ハーマン・ゴットリーブ博士役(バーン・ゴーマン)パート2なので、あれからどんな話が続くのか、楽しみにしていました。思いの外、たくさん喋っていて、体力を使いました。ちょっとクセのある変わったキャラクターなので、なにか味がでるといいな、と思っていましたが、セリフの量が多くて、しゃべるのだけで必死になってしまい、自分の個性で勝負、という感じになってしまいました。日本の専売特許だった「カイジュウ」が世界ブランドとして登場します。大人も子どもも楽しめる作品です。ぜひご覧になって下さい。『パシフィック・リム:アップライジング』は4月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム:アップライジング 2018年4月、全国にて公開© Legendary Pictures/Universal Pictures.
2018年03月15日’80年代前半、甲子園を熱狂させたヒーロー荒木大輔さん(53)。だが、プロではさまざまな壁にぶち当たった。度重なるケガと過酷なリハビリ。どん底を味わっているときに出会ったのが、のちに結婚する女優でモデルの相田寿美緒さん(54)だった。行動力のある妻に引っ張られて、荒木さんも前に進むことができた。引退後に解説やコーチ業をするうえでも、常に支えになってくれた妻の存在は大きかった――。 野球解説者としてもおなじみの荒木さんは、かつては「大ちゃん」の愛称で親しまれた甲子園の大スター。早稲田実業の1年生投手として’80年夏の甲子園大会で準優勝を果たした彼は、端正なマスクで渾身のストレートを投げ込み、世の女性たちを熱狂させた。 「1回戦の試合は、宿舎だった旅館のご主人と女将さん、バイトのお手伝いさんの6~7人に、『行ってらっしゃい』と見送られて出かけたんです。しかし、試合が終わって帰ってきたときには、その宿舎にたどり着けないほど、女性たちでごった返していて」(荒木さん・以下同) すさまじい、大ちゃんフィーバーの始まりだった。 「3~4時間で、世界が変わってしまっていた。もう、ワケがわからないですよね。それからは宿舎から出ることができなくなってしまいました」 ブームは熱狂的だった。’80年の新生児の名前、男児1位は「大輔」だ。中日ドラゴンズの松坂大輔(37)も、’80年9月生まれで、荒木さんの活躍にあやかった1人だった。その“大ちゃんフィーバー”は高校3年間のみならず、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団してからも、日本中に吹き荒れたものだった。 ’83年、人気投手として、鳴り物入りでヤクルトに入団。本拠地の明治神宮野球場には、目当てのファンの殺到を防ぐため、グラウンドからクラブハウスまでの地下通路、通称「荒木トンネル」が作られた。 「いや、僕が入ったときにはすでにありましたからね。僕のために設計されたわけではないと思いますよ」 そんな誤解も生まれるほどの人気とは裏腹に、荒木さんはプロになって初めて“負け続ける”ということを知った。 「それまで野球は、やれば勝てるものでした。しかし、当時のヤクルトは万年最下位。負け続けるということは、僕が打たれるということです」 精神的にも、つらいプロの洗礼を受けた荒木さん。打たれてはファームで調整して、1軍に戻るという、行ったり来たりの日々が続いた。 それでもプロ3年目の’85年、6勝をあげた荒木さんは、’86年の開幕投手に選ばれた。オールスター戦ではファン投票1位で、先発投手。’87年にはプロでも一流投手の証しとされる10勝を挙げ、さらなる活躍が期待された翌’88年、シーズン途中で右肘をケガ。戦線を離脱する。 「いつからなのか定かではありませんが、どこかで確実に、腱が切れていたわけです」 8月、アメリカのスポーツ医学の権威・ジョーブ博士の手術を受けた。切れた右肘じん帯の代わりに、左手首の腱を移植した。 「手術は成功しましたが、ジョーブさんに渡されたメニューを見ながら一人でリハビリをしているうちに、移植した腱がまた切れていたことがわかったんです」 当時は専門のスタッフなどいないなかで復帰を焦るあまり、リハビリを急ぐ気持ちもあったという。翌年の再手術を経て、ようやく回復が見えた’91年。今度は腰の椎間板ヘルニアを発症。 「強烈なしびれと痛みで食事もできないくらいでした。復帰を心配する以上に、寝たきりになるのかなという不安のほうが大きかったですね」 結局、24歳から28歳という選手として伸び盛りの時期を、ケガとの闘いに費やした。光と影を味わったスター。それが以降の荒木さんの強みになった。 当時、荒木さんは、どん底状態の自分を支える人と出会った。後に妻となる寿美緒さんだ。それは、4年間のリハビリ期間中のことだった。 「プレーを離れていたその時期は、騒がれることもないので、ある意味、プロになって初めてホッとする期間でもあったんですよね」 カネボウ化粧品のCMモデルで、女優としても活躍した寿美緒さんは、野球のことはほとんど知らない女性だった。 「王さん、長嶋さんくらいしか知らなくて。僕のことも、名前は聞いたことがあるっていうくらい(笑)。それは、僕にとって、いいことでした」 荒木さんを決してファン目線で見ない寿美緒さんは、一緒にいて楽な女性だった。 「試合に出かけるとき、『打たれないで』って祈るように手を合わせられたら、たまらないですよ。重荷になりますから。彼女には現役時代も、だいぶ助けられました。僕が復帰できた要因の1つです。故障してから出会った彼女に、『俺は野球選手なんだぞ』ってところを見せたいという思いもありましたね。いまの僕があるのも、彼女のおかげなんです」 ’92年、球団から、今シーズンに復帰がなければ、来期の契約は難しいと通告を受けた。荒木さんは諦めなかった。同年9月24日。対広島戦7回表、2アウト、ランナー一塁、バッターは4番・江藤という緊迫の場面で、アナウンスが流れた……「ピッチャー、荒木」。1,541日ぶりの1軍復帰だ。マウンドに上がった荒木さんを迎えたのは、神宮の森にこだまする大歓声だった。 「このときね、ものすごい拍手をもらったんです。ヤクルト側だけじゃなく、広島のファンからも。そんな経験は初めてでした」 江藤を見事、空振り三振に打ち取り、復活をアピール。荒木さんは、その後も2戦に先発し、ヤクルトはその年、リーグ優勝を果たす。翌’93年には8勝し、日本シリーズ初戦で先発。勝利投手となり、チームを日本一に導いた。 しかし、2度の手術を受けた右肘の頑張りもここまで。’96年には横浜ベイスターズへ移籍したが、1シーズンのみで現役を引退した。 寿美緒さんとは、日本一になった’93年のオフに挙式。寿美緒さんは芸能界を引退した。 ’99年には1年間、渡米して、インディアンズの2Aでコーチ修業をしている。以降、西武やヤクルトで1軍投手コーチを歴任し、野球解説者としても活躍。そして、今年から北海道日本ハムファイターズ・ファーム(2軍)監督に就いた。 「彼女は、何でも行動できる強い女性です。渡米した直後も、ランゲージスクールの願書を一人で取りに行って、どんどん話を先にすすめていました。『女性って強いなぁ』って思いましたよ。変な言い方かもしれないけど、僕を引っ張っていってくれる人です」 荒木さんは今後、ファーム監督から、1軍監督を目指していくのだろうか。 「どうかなぁ。いまはファーム監督業を好きになってきています。ファームで頑張っているけれど、チャンスに恵まれない選手を取り上げることで、夢や希望を与えたい。欠点を直すより、長所を伸ばしてあげたいですね。魅力ある選手がたくさんいますので、ファームの選手が上に行って、それこそ1億円プレーヤーになったら……。そんな楽しさはほかにないでしょう」
2018年03月03日恋愛を応援するクリエイター・ハジメ☆ファンタジー氏とロックバンド・KEYTALKの小野武正が、11日にKing Japan Youtubeチャンネルでライブ配信される番組『Candy OR Crush!?キャンクラ恋愛相談室』に出演する。KEYTALKの小野武正King Japanは、スマートフォン向けパズルゲーム『キャンディークラッシュ』の公式ツイッターアカウントで、バレンタイン企画「キャンクラ恋愛相談室」を実施。SNSに出会いや悩み解決を求める年齢層が増えていることを受け、Twitter上で悩みを募集し、2人が「Candy(甘口)かCrush(辛口)」のジャッジをしながらや恋愛相談に応じる様子が11日にライブ配信される。Twitterでの悩み投稿は、キャンディークラッシュ公式Twitterアカウント(@candycrush)をフォロー、「#キャンクラ恋愛相談」をつけてつぶやくと受け付けられる(11日の配信終了まで)。番組は2部構成で、1部(21~22時)は「ハジメ☆ファンタジーと愉快な仲間達による、ゆるくて暖かい恋愛座談会」、2部(22~23時)では応募された相談に2人が真剣回答する。
2018年02月09日女優でタレントの小野真弓が3日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『赤い花』(発売中 3,500円税込 講談社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『赤い花』の発売記念イベントを行った小野真弓1999年のデビューし、20歳の時に出演したアコムのCMで一躍知名度を上げた小野真弓。2011年に発表した写真集『Switch』を最後にグラビア活動を休止していたが、約7年ぶりとなる同写真集でグラビア復活を果たした。昨年末に東京近郊で撮影された同写真集は、36歳のリアルな小野を映し出したもので、身体に何も付けてないセミヌードの写真も掲載されるなど、セクシーさを全面に押し出した意欲作となっている。タイトルにもなっている「赤い花」柄のワンピース姿で報道陣の前に現れた小野は「若い時とはまた違った本が出せたと思います。今までの写真集は南の島に行って夢の世界のような感じでしたが、良くも悪くもそのままの私が映っています」と同写真集を説明し、セクシーなショットをバスルームで撮影したセミヌードの写真をあげて「これは本当に何も付けずに撮影しました。点数を付けたら100点。ヌードではありません!」とアピールした。また、同写真集では、彼女が日頃考えている思いを文章も綴っているが、「毎日真面目そうな顔をして過ごしているけれど、私だって結構エロいことも考えている」という文章を指摘された小野は「エロいこと、と言うのは、皆さんが思うようなエロいことを(笑)。しょっちゅうですよ。人間だもの、とか言って(笑)。エロさが作品にも入っていると思います」と臆せず自分の思いを報道陣に明かしていた。その小野は3月12日の誕生日で37歳。気になる恋愛事情について問われ「本当に何も気配がなくて(笑)。いい歳ですしあった方がいいんですけど、何もないので今年はそういう人を見つけたいですね」と恋活に意欲。タイプとしては「優しくて一緒にいて楽しくて、あとは自分の筋をちゃんと持っている人。こだわりは段々なくなりました。でも来る者は拒まず、ではありません(笑)」と条件をあげていた。
2018年02月04日女優の綾瀬はるかとバンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔が30日、都内で行われた「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベントに出席。会場に設置されたリンクでスケートを披露した。現在放送されている同キャンペーンのテレビCMで共演した2人。綾瀬はフィギュアスケート選手、高橋はコーチ役として登場したが、高橋は綾瀬のフィギュアスケート衣装について「綾瀬さんはおきれいなのでフィギュアスケーターにいそうだなと。まったく違和感がなかった」と太鼓判を押した。そして、会場に設置されたリンクに降りて2人でスケートを披露。「幼少期のころに家族や友達とたまに滑りに行ったりするくらいですが、少しあります。25年くらい前の話」と幼い頃にスケート経験があると話していた綾瀬は、その時の感覚が体に残っていたのか、最初からしっかり滑り出し、高橋は「うまい」と驚いた。2人で手をつないで息の合ったスケートも披露し、リンク中央で元気いっぱいにポーズ。「面白い」と大満足の綾瀬は、「上にくるくるんって回ってキャッチされたい」という易度の高い要望も口にし、高橋は「僕もやったことがない。次までに練習しておきます」と笑った。リンクから退場する際には、綾瀬がスピードを出そうとしてつまずき、壁に突っ込むハプニングも。会場は笑いに包まれ、綾瀬は「帰り際がスマートじゃなくて」と反省。高橋は「あの怖いもの知らずさはフィギュアスケートにも必要なので、フィギュアスケートでもトップにいかれたと思います」「体感がしっかりしていて素晴らしい」「僕よりうまい」と大絶賛だった。
2018年01月30日女優の綾瀬はるかとバンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔が30日、都内で行われた「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベントに出席した。現在放送されている同キャンペーンのテレビCMで共演した綾瀬と高橋だが、CM撮影は別々に行われ、この日が初対面。高橋が「光栄です」と照れながらあいさつすると、綾瀬も「こちらこそ光栄です」とおじぎした。綾瀬は、高橋について「表現力の深さは、お芝居と似ているのかなと思って見入ってしまう。表現力の豊かさを感じてすごい刺激をいただいています」と印象を告白。一方、高橋は「テレビの中の人という感じで、今お会いしてるんですけど実感が湧かない。本当に会えてるのかなと。テレビ以上に笑顔が素敵で、生まれてよかったなと、生きててよかったなと思っています。癒やされます」とメロメロの様子だった。会場にはスケートリンクが設置され、2人で手をつないで滑りを披露すると、高橋は「手もつなげた。こんなことできる人はいないです。ありがとうございます」と大感激。また、綾瀬に氷入りコカ・コーラを用意してもらうと、「今まで飲んだコーラの中で一番おいしい」と喜んでいた。
2018年01月30日日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』をモチーフに、その壮絶なる物語を、新たな解釈と装いで現代に甦らせる『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』。全七章で綴られる本作だが、いよいよ「第四章天命篇」が1月27日(土)より順次公開となる。主人公・古代進役の小野大輔は、第三章を「とにかく辛かった」とふり返る…一体、彼が体感した“辛さ”とは?そして、どう乗り越え第四章へ向かったのか――?小野大輔、古代進を演じて感じた“痛み”とは?第三章「純愛篇」では、古代が劇中、“多くの市民が乗った3艦のどれか1艦だけを助けてやる。選ばないと全員死ぬことになる”という悪魔のような選択を迫られる。「僕ら演者は役のことを知ろうとしますし、その情報を得たあとに自分の感情を乗せていきます。つまりその最初のアプローチには客観性が必要なのですが…。この展開には、自分がこの古代の状況に置かれたら、という主観的な考え方をせずにはいられなくなりました。そこで自分を投影し過ぎてしまうと古代進ではなく小野大輔になってしまうので、そこは役でありたいと考えるのですが。悩みましたね」。小野さん自身は「自分なら何も言えなくなってしまうんじゃないかと思う」と明かし、「あそこは本当に僕も苦しくて、精神的に自分を追い詰めた上で、本当だったら発せない、口がカラッカラになりながら、それでも言う。その感覚、痛みを感じながら演じていました」と当時の心境を語る。そして、古代は『選ばない』という選択を取る。「常識的な発想を飛び越えていますよね。人間の精神力ってそこまで行けるんだって。古代進という人はヒーローだと思います」「見方を変えればカッコ悪いですよね。『選ばない』という、だだをこねているわけですから。ただ、あそこで格好をつけない、あれを真っ向から言えるのが古代だと思います」と、役への憧れのような思いを口にした。本作のシリーズ構成を担当する福井晴敏は、製作発表会の頃から「試される愛を描こうと思っています」と明言。実際に、アフレコ現場では小野さんに「この第三章はずっと無理をさせます。ここは試練なので乗り越えてください」と話していたそう。「ですから、その後の雪へのプロポーズは、『ヤマト』をやっていて、古代をやっていて、本当の意味で報われた感じというのがありましたね。でも、これが第三章のタイミングということは、全然まだ終わりじゃないなっていう感じもしています」。そう、何と言っても物語はまだ続くのだ。「随分と試されましたし、ここから先もまた試されるんだろうなと覚悟しています」。艦隊戦、デスラー…熱い見どころ盛り沢山!第四章について、「ある意味ここからはヤマトの真骨頂になっていくんじゃないでしょうか」と期待感を煽る小野さん。「敵ともそうだし、自分ともそう。第四章では戦うというところに主軸が置かれているので、男臭くて熱いですね。掛け値なしに、艦隊戦はカッコイイですよ。あと空間騎兵隊が良い。昔から『ヤマト』を好きな方たちにも早く観てほしいです。是非その迫力を楽しんでいただきたいですね」。さらに、第三章ラストから登場した人気キャラクター・デスラーも、本作の見所だという。演じるのは、ベテラン声優の山寺宏一だ。「山寺さんが演じられるデスラーが、クールでミステリアスかつ情熱的でとても魅力的です。静かに燃え盛っている青い炎のような熱量を、そのお芝居から感じます。デスラーの声を聴いて、あらためて山寺さんは本当に素晴らしい演者さんだと感じました」。山寺さんは『2199』からの続投となるが、当時、人数が多かったためヤマト側とガミラス側で分かれて収録が行われたそうで、「そのときに『一緒にアフレコ出来たらいいね』という言葉をいただいていて、僕も『山寺さんと掛け合いしたいです』とお話ししていて。それがやっと実現した」と喜びもひとしおの様子。デスラーが青い炎なら、古代は「燃え盛る赤い炎」だと表現。「その違いは間違いなくあります。劇場へ観に来ていただければデスラーも愛に生きている人だと感じてもらえると思います。古代やヤマトだけでなくデスラーも『愛の戦士たち』の一人だと思います」。最後に第四章を楽しみにしている方へメッセージを寄せた。「いきなり第四章から観ると分からないこともあると思いますが、冒頭に『これまでのあらすじ』もありますので初心者の方もご安心ください!劇場で見ていただくのが一番いいなと思うスケールの大きさで描かれています。その大きな愛を感じていただければと思います」。(text:cinemacafe.net)
2018年01月25日お笑いタレントの宮川大輔(45)が14日、自身のツイッターを更新。「姪っ子が第一志望の中学校に受かった」と親戚の受験事情について投稿し、「泣いてしまったなぁ」と思わず涙したことを明かした。 この時期は受験シーズン真っ只中。宮川は「泣いて電話かかってきて泣いてしまったなぁ」と姪が無事に第一志望の中学校に合格したことを報告。「頑張りよったんやなぁ。おめでとうやなぁ」と温かくねぎらった。 つづけて、「でもまぁ勉強もやけど、その学校に姪っ子の親友やライバルや思春期に大切な友達がいっぱいいっぱい出来たらええなぁと思います」と新生活を控える姪への希望をつづった。 このツイートには、普段の倍である2万件を超える“いいね”が押され、ファンからは「おめでとうございます!」と祝福のコメントや、「いい話だなぁ」「優しいおじさんで羨ましい」「温かい叔父様の言葉でホッコリします」といった声が寄せられている。
2018年01月15日「コニカミノルタプラネタリウム"天空" in 東京スカイツリー タウン」にて、「コブクロ 流れ星に願いを」が上映される。期間は、2018年2月1日(木)から9月17日(月・祝)まで。本作品は、コニカミノルタプラネタリウム"天空"と"満天"(池袋)にて同時上映した際、過去最高の動員数を記録した人気作品。「流れ星」をテーマに、その誕生の仕組みを宇宙から見る立体的なCG映像で分かりやすく紐解いていく。また、NASAやJAXAの協力も得た流れ星やオーロラの貴重映像も上映される。音楽には、結成20周年を迎える「コブクロ」の楽曲を起用。代表曲「流星」を始め、数々の名曲がドームいっぱいに響き渡る。瞬く星空の下で、「コブクロ」の優しい歌声が、ロマンチックなムードをさらに盛り上げてくれるだろう。【詳細】「コブクロ 流れ星に願いを」上映期間:2018年2月1日(木)~9月17日(月・祝)上映時間:10時の回~21時の回 ※各回の上映作品は、時期によって異なる。ホームページ等で要確認。料金:・プラネタリウム作品 (三日月シート 4,000円/一般シート 大人1,500円、こども 900円)・ヒーリングプラネタリウム作品 (三日月シート 4,400円/一般シート 一律 1,700円)※三日月シートは1~2名で利用できるシート。未就学児は1名まで定員に含まない。※当日の鑑賞券は、初回上映30分前よりプラネタリウム"天空"のチケットカウンターにて販売。混雑時は、希望の時間に入館できない場合有り。※オリジナルのアロマが楽しめるヒーリングプラネタリウムの入場は、小学生未満不可。※障がい者手帳提示での割引は、一律半額。ただし、三日月シートには適用されない。鑑賞日当日に、障がい者手帳持参必要。同伴者も1名まで半額。場所:コニカミノルタプラネタリウム"天空" in 東京スカイツリー タウン住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・イーストヤード7階起用楽曲:「流星」他ナレーション:小野大輔【問い合わせ先】インフォメーションTEL:03-5610-3043(受付時間 10:00~19:00)
2018年01月14日西田大輔が脚本・演出を手がける舞台『ONLY SILVER FISH』が、2018年1月6日(土)に開幕する。本作は、西田が主宰するAND ENDLESSで2007年に初演された舞台作品の10年ぶりの再演。今回は舞台に加え、舞台と同じキャストが出演し、異なる役柄&ストーリーで展開する映画版(監督・西田大輔)も春に公開される。舞台の稽古場にて、主演の松田凌と西田に話を聞いた。舞台版「ONLY SILVER FISH」チケット情報映画の撮影は終え、舞台の稽古中というタイミングの取材。西田は「映画と舞台を同じキャストで同時進行するという初めての経験で。普段、作品をつくる中で俳優の人間性を知って、それを役の中に落とし込んでいくのが僕の仕事だと思っているのですが、今回は先に映画の撮影があったので、既にひとつ潜り抜けてここに来ているような想いが今はあります。いよいよホームグラウンド(舞台)での稽古ですが、そもそも座組がすごくいいし、映画を経たことによっていい効果が生まれるんじゃないかと思っていますね」と手ごたえを語る。主演の松田が「舞台ありきの映画、映画ありきの舞台、という感覚の作品ではない」と語った本作。2作で共通しているのは“一匹の魚=シルバーフィッシュ”だけで、全く違うストーリーを描く。舞台版は、ある洋館で開かれるパーティに招かれたメンバーがひとり、またひとりと死んでいくミステリーだ。「こういうワンシチュエーションで会話だけで表現していく作品は、今の西田さんのイメージにはないかも」と松田が語るように、華やかでエンターテインメント性の高い西田作品とはひと味違うものになる。それについて西田は「三谷幸喜さんがワンシチュエーションで上質な芝居をつくって時代を牽引されてるのを下の世代として見ていたので、本当はやりたかったけど『書かない』って決めてたんですよ。だけどやっぱり書いてみたいと思って書いたのが、この作品なんです」と明かしてくれた。そんな本作について松田は「演じていて、『この人の頭の中ってどうなってるんだろう』と思うんですよ。作品全体もそうだし、お話の内容もそうだし、演出もそうなんですけど、裏の裏をかくようなところがあって。セオリー通りじゃない。“この人の作品は観なきゃ損だよ”と思います!」と熱く太鼓判を押す。自身の役柄についても「ずっと出てるし、ほぼ全員と絡んでる。実はそういう役は今まであまりないので、演じてて面白いですね。こんなにもいろんな人と目を合わせて芝居するのは久しぶりで、嬉しいです」と充実を感じているという。松田が「新年一作目に!」とオススメする本作は2018年1月6日(土)から17日(水)まで東京・紀伊國屋ホールにて。映画は2018年春に公開予定。取材・文:中川實穗
2017年12月27日長編アニメ映画『ニンジャバットマン』(原題:BATMAN NINJA)」が、2018年6月15日(金)に全国の劇場で公開される。バットマンが戦国時代にタイムスリップ『ワンダーウーマン』、『ジャスティス・リーグ』などで知られるDCコミック映画。その最新プロジェクトとなる『ニンジャバットマン』は、不屈の精神で悪と戦い続ける孤高のダークヒーロー、バットマンが主役のアニメーション映画だ。本作の舞台は、なんと中世日本。アーカム精神病院にヴィラン(敵)が集結した事を突き止めたバットマンだったが、謎の装置が発する光に飲み込まれ、ゴッサムシティから戦国時代の日本にタイムスリップしてしまう…という異色のストーリーだ。制作発表に合わせて公開された予告映像には、甲冑のような鎧を身に纏い、クナイを手にした“ニンジャバットマン”の姿が映し出されている。神風動画がアニメーション制作を担当アニメーション制作は、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第1部-第3部のオープニングを手がけた神風動画が担当。また、同社の代表取締役を務める水崎淳平が監督を、「天元突破グレンラガン」などで知られる中島かずきが脚本を、アニメ「アフロサムライ」の原作コミック、映画『サマーウォーズ』のアバターデザインなどを手がけた岡崎能士がキャラクターデザインを務める。バットマン役に山寺宏一、ハーレイ・クイン役に釘宮理恵声優陣にも、豪華キャストが集結。バットマン役の山寺宏一に加え、ジョーカー役を高木渉、キャットウーマン役を加隈亜衣、ハーレイ・クイン役を釘宮理恵が務める。入場者には先着プレゼントもなお各劇場では先着数量限定で、手描き看板を彷彿とさせるレトロなデザインのポスタービジュアル「ニンジャバットマン 富士地獄ヶ原の乱戦」のA3サイズがプレゼントされる。あらすじ現代の犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本。戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう! 絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったヒーロー、バットマンは世紀の歴史改変を阻止することができるのか? 日本と世界の未来をかけた、時空を超えた壮大なバトルの行方は!? 眼を見張る映像×前代未聞のストーリーで日本が世界に放つ、戦国タイムスリップ・アクションエンターテイメント!作品情報映画『ニンジャバットマン』公開日:2018年6月15日(土)監督:水崎淳平キャスト:山寺宏一(バットマン)、高木渉(ジョーカー)、加隈亜衣(キャットウーマン)、釘宮理恵(ハーレイ・クイン)、子安武人(ゴリラグロッド)、田中敦子(ポイズン・アイビー)、諏訪部順一(デスストローク)、チョー(ペンギン)、森川智之(トゥーフェイス)、三宅健太(ベイン)、梶裕貴(ロビン)、河西健吾(レッドロビン)、小野大輔(ナイトウィング)、石田彰(レッドフード)、大塚芳忠(アルフレッド)脚本:中島かずきキャラクターデザイン:岡崎能士音楽:菅野祐悟アニメーション制作:神風動画原題:BATMAN NINJA
2017年12月04日声優陣も大注目のアニメ『文豪ストレイドッグス』。キャラクターに命を吹き込むために、どんなことを意識しているのか?メインキャストを務めた小野賢章に役との向き合い方を伺いました。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね声優だけでなく、歌手・俳優としても活躍する小野賢章さん。本作では主人公・中島敦のライバル、芥川龍之介を熱演。憧れの師に認めてもらうべく戦い続ける芥川は、小野さんにとっても演じがいのあるキャラクターだったという。「基本的に役作りをする時はキャラクターの第一印象を大切にしているのですが、芥川のように登場時から強い役というのはあまり演じたことがなくてすごく苦労しました。“あまり強そうに聞こえないな!”というダメ出しからのスタートで…。それに芥川はただ強いというわけでもなく、すごく気難しい人。心の奥深くに抱えている憎悪がにじみ出る時やそれを押し殺している時もあって」複雑な役と出合った時こそ、周りの意見を聞き、役の輪郭を掴むようにしているという小野さん。「芥川に“違和感”を付けたい、という若林音響監督からの指導は印象に残っていますね。ある戦闘中、芥川はすごく必死な表情を見せているのだけど、“声の演技は楽しそうに”と言われて。見たものをそのまま受け取るのが基本だと思うのですが、芥川はそうさせてくれなかった。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね」演技中は何を一番意識する?「芥川自身の気持ち、ですね。例えば、敦に対するフラストレーションをぶつける時は、思いっきりぶつけてあげないと。やっぱり誰よりも芥川に愛情を持っていないと、とは思います」他の声優さんの演技で、特に印象に残っているのは?「諏訪部順一さんが演じた織田作之助ですかね。すごく切ない気持ちにさせられました。他のみなさんも個性的な方が多くて、声の感じでどういうキャラクターか一発でわかるじゃないですか。僕自身、声の重要性を再確認しましたね」『文豪ストレイドッグス』中島敦、太宰治、芥川龍之介など実在した文豪がキャラクター化され、彼らが著作にちなんだ異能力を用いて、架空の都市・ヨコハマという街を舞台にバトルを繰り広げる。荒事を解決する〈武装探偵社〉と、凶悪な集団〈ポートマフィア〉。対立する両組織の戦いと、次々と起こるミステリアスな事件。シリアスな雰囲気の中に洒脱なギャグが織り込まれた作品は、’16年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした。おの・けんしょう1989年10月5日生まれ。子役時代から、舞台・映画とジャンルを問わず幅広く活躍。来年放送のTVアニメ『覇穹 封神演義』『アイドリッシュセブン』『博多豚骨ラーメンズ』に出演予定。ニット¥39,000パンツ¥21,000(共にカズユキ クマガイ/アタッチメントTEL:03・3770・5090)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12 月6日号より。写真・岡本 俊スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)(by anan編集部)
2017年12月03日江口拓也・木村良平・代永翼による音楽ユニット「Trignal」が表紙を飾る、男性声優にフォーカスした一冊「TVガイドVOICE STARS vol.4」が12月8日(金)に発売。この度、世界的写真家のレスリー・キーが男性声優を撮り下ろす連載企画に、若手実力派の男性声優・島崎信長が登場することが決定。あわせて本誌のそのほかのラインナップが発表された。梶裕貴が表紙を飾った創刊号から、宮野真守、蒼井翔太に続き「Trignal」の3人が表紙を飾る第4弾「TVガイドVOICE STARS」。既存の声優誌とは一線を画した雑誌として注目を集めているが、中でも毎回話題となっているのがレスリー・キー氏が初めて男性声優を撮り下ろす連載ページ。これまで小野賢章から始まり、梅原裕一郎、KENNが登場したが、今回は「ダイヤのA」「Free!」「斉木楠雄のΨ難」などの人気作に出演し、現在放送中のアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」や大ヒット映画『君の名は。』にも参加、若手声優の中でも実力派と目され、爽やかな笑顔が印象的な島崎さんが登場!昨年11月発売の「TVガイドPERSON vol.51」でグラビアを飾っていた島崎さん。ホテルの一室で撮影されたそのフォトジェニックぶりが大反響だったことから、編集部が登場を熱望し今回実現したのだとか。「写真を撮られるのは元々苦手」と語る島崎さん。「最初はすごくドキドキしていましたが、レスリーさんをはじめ、スタッフの皆さんとチームで作っている感じが楽しかったです。しかもセクシーな写真なんて普通は撮らないので、自分でも驚いていますが(笑)」とふり返る。また、「こちらのテンションが上がるようずっと声を掛けてくださって、それがすごくうれしかったですし、おかげさまで思った以上に積極的になれたような気がします。撮影がこんなに楽しいものだとは思いませんでした!」と楽しんで撮影ができたようだ。そして同誌では、アーティスト活動もしている男性声優が集う年末恒例の音楽イベント「Original Entertainment Paradise -おれパラ-」が今年10周年を迎えることから、ホスト役の小野大輔・鈴村健一・森久保祥太郎・寺島拓篤が登場!本公演を直前に控え、彼らに同イベントへの意気込みやお互いへのメッセージなどを直撃。また、来年初春に「Netflix」で全世界独占配信されるアニメ「DEVILMAN crybaby」に出演する内山昂輝&村瀬歩の2ショットも掲載。不朽の名作の最新シリーズに2人はどう挑むのか…。さらにニューカマー企画では、現在放送中のアニメ「ドリフェス!R」で声優を務め、劇中と同様アイドル活動をしている「DearDream」と「KUROFUNE」が登場する。「TVガイドVOICE STARS vol.4」は12月8日(金)発売(※一部地域は発売日が異なります)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日アニメーションの歴史に輝く不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」。中でも日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに、その壮絶なる物語を新たな解釈と装いで現代に甦らせた完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』。全七章で綴られる本作の第三章「純愛編」が10月14日(土)より劇場上映&デジタルセル版配信が同時スタートするのに先駆け、主人公・古代進を演じる声優の小野大輔と、シリーズ構成・福井晴敏の対談インタビューが届いた。■あらすじ第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。波動砲を封印したいまのヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは――。苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが――!?■小野大輔、福井晴敏氏の言葉で「タガがはずれました」ヤマトのピンチで幕を下ろした第二章。続く第三章では、ヤマトが波動砲を使うのか決断が迫られると、福井氏は語る。「古代にとって波動砲を撃つという行為は魂に対する裏切りになる。自分の魂、沖田さんの魂、そして地球の恩人であるスターシャに対してもそうです。彼が何を納得して、あるいは納得できずに引き金を引くのかどうか…そこがまず最初の見どころになってくると思います」。主演の小野さんも“決断”については想いが深いようで「古代は幾度も選択を迫られていますが、第三章は特に『古代、選べ!』となっていて、そこはずっとつらかったですね。演者としても一個人としても、古代の気持ちになるとかわいそうで仕方がない。本当に福井さんは酷い人だと思います(笑)」と心境を吐露した。そんな第三章で注目すべきは“キーマン”だという。小野さんは「キーマンはクールで俯瞰的に物事を見ている人なので、納得のいくセリフが多くありました」「古代の背中を押すような部分もあるし、ヤマトに寄り添って大事なものが見えている人なのかな」と分析すると、福井氏は「たとえば企業の問題点も、内部の人間よりも外からやってきた協力会社の人のほうがわかるわけです。ただ、わかっていても、言うか言わないか、という選択がある。キーマンは言ってしまいます。あの立場にいる人物としては迂闊なことなはずだけれども、彼は愛せる人だし人情家ですね」。クラウス・キーマン役を演じるのは、小野さんと共演作も多い声優・神谷浩史。小野さんはアフレコ時に神谷さんについて深く印象に残ったシーンがあったよう。「キーマンはひとことで言えば『暗躍しているんじゃない?』と思える人物です。ですから先のことをわかっていないと演じられない役柄だと思うんです。それで神谷さんが、福井さんに熱心に質問をしていたことが印象的でした。アフレコブースを出てまで質問をしていました。それが、『俺は知りたいんだ』と行動するキーマンの役柄然としていたし、現場の士気を高めるファクターにもなっていました」。一方の小野さんは、演じていて「古代がここまで自信をなくしてしまっていいのか?」と悩むシーンもあったという。手を差し伸べてたのは福井氏だ。「福井さんがアフレコに来てくださって、『迷っていいです。情けないくらいやっていいです』と言われたので、タガがはずれました。古代って、こんなに泣くかなと思ったのですが、思い出してみれば『2199』の最後で、みっともないくらい泣いているんですよね。彼のメンタリティは、衝動が発露したときはなりふり構わない部分も持ち合わせているんですよ」。福井氏は「キーマンともう一人、ズォーダーも注目です」と明かし、「ガトランティスがどのような敵なのかがわかってくる。圧倒的に強大な敵という存在ですが、何がどのように人類に脅威なのか?これが見えてきます。人間ともガミラスともまったく違う存在が、『愛』を外側から見て嗤う、忌み嫌うのですが、逆に言えば、愛を外から見ている彼らだからこそ、愛について語れる部分があるわけです」と解説。■サブタイトル「純愛」は皮肉なタイトル!?“愛”が持つ多面性そう、本シリーズは“愛”が大きく関わってる。第三章では特にサブタイトルが「純愛」となっているが、それが意味するところとは?「愛というのは、それこそ『愛は地球を救う』であって、輝かしい部分もあるのですが、反面こわいものも含んでいます」と持論を語る福井氏。「世界を見渡せばさまざまな事件が起きていますが、それも間違いなく愛のもとでやっているわけです。でも『そういうことじゃない、愛する人のためだけで人間はいいのではないか?』と言っていたのが『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』だった。しかしその、愛する人のためということも、結局はエゴに転換してしまうのではないか?第三章『純愛篇』は愛の輝かしい部分を描いていますが、今後は愛の暗い部分も出てくることになると思います。その両面を描くことが大事なのです」「第三章はその所信表明みたいな回ですね。そういう意味では、実はちょっと皮肉なタイトルです」。「違う愛も描くからこその、この時点での『純愛篇』となると、僕=古代としてはつらいなあと思いました(笑)」と率直に明かす小野さん。「ただ、古代としての愛の表現や生き方は、僕は共感ができています。人が好きとか、何かが好きというのは突き詰めていくと理屈ではないと思っていて、理由は後付け。それを俯瞰して問いかけてくる存在も必要だとは思うのですが、ただそれに対してはやっぱり、理屈抜きで『俺は好きなんだ』って、胸を張って言えるかなと思います」。■見どころは“芝居”!「生々しいまでの生を感じて」最後に「第三章の一番の見どころは?」と問われると、二人とも共通する考えを抱いていてることが分かった。福井氏は「今回の章は『芝居』ですね。役者さんの芝居をすごく粘って録っています。絵も、実は相当リテイクがあって、熱を入れて描き直しなどが行われています。もちろんヤマトらしいメカのアクションやスペクタクルもあるのですが『アニメーションってこれくらい突っ込めるんだ』というところの一端を見ていただけるといいなと思います」。「ストーリーとしても、方向が見えてきます。第二章までの『2202』は『2199』の続きであり、『さらば』かもしれないし『2』かもしれないしという、言ってみれば三要素の中の複雑な経路をどうやって渡っていくのか?という答え合わせをしてきた部分がありました。第三章からは、それらがクリアできたのはわかったけれど、どこに向かうの?という部分が、初めてちょっと明らかになるのかなというところですね」。「福井さんに『芝居』とおっしゃっていただけましたし、僕もそこなんだなと実は思っていて」と続ける小野さん。「完成直前の映像を見てゾクゾクしたんです。生の感情がそこにある気がして。ヤマトはSFアニメですが、やっぱり生きているなって思える映像でした。生々しいまでの生を感じていただきたい。そこにはやっぱりアニメーションを作るすべてのスタッフさんたちの技術と、『好き』という“想い”が詰まっていますので、みなさんにも感じていただければと思います」。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日ファン待望の第2期が放送開始したテレビアニメ「おそ松さん」。雑誌「ダ・ヴィンチ」11月号では、6つ子の“声優”たち櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由が揃って表紙を飾り話題を呼んだが、発売から5日後には早くもほぼ完売状態となり、この度異例の緊急重版が決定した。昨年、社会現象となったテレビアニメ「おそ松さん」は、常識を超えた作品力と企画で一躍人気に。特集が組まれた雑誌は売り切れ続出。さらに原作の「おそ松くん」も売り上げ80倍に急増(電子書籍販売サイト「eBookJapan」にて)、全8巻の作品DVDはその年のオリコン上位8位までを独占(アニメ・特撮DVD部門)し、放送終了後にも大型タイアップが組まれるなど、社会的・経済的影響力を持つ。10月6日発売の雑誌「ダ・ヴィンチ」11月号では、第2期アニメ放送スタートに合わせ、42ページにわたり「祝!第2期スタート『おそ松さん』&だからアニメはやめられない!」特集を企画。表紙には、「6つ子」を演じる櫻井孝宏をはじめ中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由の“声優”6名が登場。本誌恒例の「自分が選んだ一冊」を持って並んだ姿が話題になった。また6つ子声優6名がそろって表紙を飾るのは、雑誌史上初、さらに“声優”が本誌の表紙を飾るのも初の快挙であった。そんな話題づくしの今号は、発売事前に解禁した表紙情報で関連ワードが「トレンド」に急浮上。数時間後にネット系書店は軒並み完売。さらに、発売日である10月6日には問い合わせが殺到、発売から5日後には、早くもほぼ完売状態となり、異例の緊急重版が決定!重版分は10月下旬に店頭に入荷予定とのこと。本誌重版は2015年に芥川賞を受賞し緊急重版となった「又吉直樹」特集号以来となる。今号で特筆すべきは、表紙を飾ったのが6つ子の“声優”であったことだろう。第2期スタートとともに、テレビ誌やアニメ誌でも「6つ子」のキャラクターたちが表紙を飾っているが、声優6人がそろった表紙号は本誌が初めて。担当編集は「『おそ松さん』は、なかでも実力と人気を兼ねそろえた声優6人が奇跡的に会した作品。今回いただいた反響の大きさから、作品だけでなく彼らも更に注目を浴びるのでは」とコメント。“男性声優の人気”を証明するかのような今回の現象は、連日SNSを騒がせる事態にも…。アニメファンのみならず、いま“声優”は裾野を広げ、新規ファンを獲得し続けている。第2期放送開始後もそのフィーバーぶりは健在の「おそ松さん」。今作に息を吹き込む声優たちの活躍にも注目だ。(text:cinemacafe.net)
2017年10月12日人気声優の神谷浩史と小野大輔がパーソナリティを務めるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」(通称:DGS)の劇場用映画第3弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』が、初の前後編二部作で公開されることが決定。あわせて2人が写るポスタ―ビジュアルも到着した。ある日、今年の小野大輔聖誕祭を「海外ロケ」で行うと言われて、パスポートも持たないままに神谷浩史に連れ出された小野大輔。飛行機に乗ってたどりついた先は「KOCHI RYOMA AIRPORT」。海外にやってきたと言う神谷に対し、高知は海外じゃないと言い張る小野。意見の一致をみないままに、高知龍馬空港のイミグレーション(入国審査)を龍馬パスポートと、片言の高知語(土佐弁)で無事通過した2人は、真実を明らかにすべく、ロケバスに乗って高知シティーに向かうのであった――。2007年4月に放送スタートしたラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」は、「ラジオの前のたったひとりの<アナタ>のために」をコンセプトに、様々なストーリーを携帯サイト「アニメロミックスDear Girl」と連動して展開。またこれまでにも多彩なメディアミックスを展開し、番組発のコミック化、ノベル化、ゲーム化、お菓子メーカーとのコラボレーションなどを行っており、2014年の「第9回声優アワード」において「パーソナリティ賞」に神谷さん、小野さんの両名が選ばれたほか、番組としては2016年の「第2回アニラジアワード」で「RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞」「BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞」を受賞している。映画化においては、ラジオ番組ロケの模様をリスナーみんなで見る=“劇場版ラジオ”として、2010年に第1弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE』が公開され、茨城県・牛久市で行われた番組初の外ロケ「小野大輔聖誕祭in牛久」の模様を収録。また、2014年には第2弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2ACE OF ASIA』が公開。番組の海外進出の第一歩として、香港を舞台に番組から生まれた6ピースエアバンド「MASOCHISTIC ONO BAND」(通称・MOB)の新曲PV撮影を敢行し、新曲PV撮影のほか、香港観光を行うDGS一行の珍道中を完全収録。国外でも上映された。そして劇場版第3弾となる今作では、香港に続く海外ロケ(?)として小野さんの誕生日を祝うために、「the United Kingdom of KOCHI」こと小野さんの故郷・高知国(?)に向かった番組パーソナリティの2人の旅の模様収録!羽田空港から飛び立ち、「KOCHI RYOMA AIRPORT」に降り立ったところから始まる2日間に渡る高知国漫遊記。今回は10周年記念として初の前後編となっており、前編は「六人の龍馬編」、後編は「蒼の継承編」というサブタイトルに決定。果たして、「六人の龍馬編」の意味とは?これまでラジオでも明かされなかった謎に満ちた高知の旅の全てが明らかになる。『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』前編「六人の龍馬編」は11月25日(土)、後編「蒼の継承編」は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月04日ついに、テレビ東京ほかにて第2期放送が始まった大人気TVアニメ「おそ松さん」。その放送スタートに合わせ、“6つ子”を演じる櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら人気声優6名が雑誌「ダ・ヴィンチ」11月号の表紙に登場。雑誌史上初となるキャスト6名が揃った表紙ビジュアルが解禁となり、本誌内の充実の特集内容が明らかとなった。一昨年、社会現象にもなった赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作としたアニメ「おそ松さん」。この放送終了直後に発売された「ダ・ヴィンチ」(2016年5月号)では、「『松ロス』するにまだ早い!」と銘打って、「おそ松さん」総力特集を企画し、14万部が完売状態になるという大反響を呼んだ。そして10月2日より、待望の第2期放送がスタート。第1話が始まると早速「#おそ松さん第2期」ワードがTwitterトレンド入りを果たし、その後もみるみる投稿数が上昇。放送が終わった直後も「おかえりなさい!」「いつも通りぶっ飛んでて安心感(笑)」と、第1期と変わらぬ勢いと超展開っぷりにネットは興奮冷めらやぬ様子。豪華アーティストによるエンディングへの喜びコメントも相次いだ。そんな第2期放送に合わせ、10月6日(金)発売の「ダ・ヴィンチ」11月号では42ページにわたり「祝!第2期スタート『おそ松さん』&だからアニメはやめられない!」と題して特集!中でも注目なのが、今回公開された「6つ子」キャストの櫻井さん(おそ松役)、中村悠一(カラ松役)、神谷浩史(チョロ松役)、福山潤(一松役)、小野大輔(十四松役)、入野自由(トド松役)の6名が登場する表紙。キャスト6名が揃って表紙を飾るのは、雑誌史上初!表紙では、この豪華声優陣全員が全身黒のスーツでキメ、胸元にはそれぞれのキャラクターのカラーにあわせたチーフが。また、特集扉には表紙と連動し、「おそ松さん」6つ子キャラクターたちが黒スーツに身を包んだ描き下ろしイラストも掲載される。さらに、櫻井孝宏&神谷浩史&小野大輔、中村悠一&福山潤&入野自由での特別グラビア&鼎談、「おそ松」を手掛けた作家対談(乙一×松原秀)、書き下ろしスピンオフ小説(柚月裕子「黙れおそ松」)、オリジナル付録には「6つ子」描き下ろしポストカードなど、「おそ松さん」ファンは必見の1冊となりそうだ。「ダ・ヴィンチ」11月号は10月6日(金)発売。(cinemacafe.net)
2017年10月03日男性社会のイメージが強い能楽には、実はさまざまな想いを抱えた女性が多く登場しています。能楽イベントを運営する「和の会」が主催するトークイベント「能楽カフェ」では、能楽評論家の金子直樹先生が現代女性のお悩みに能楽のエピソードでお答え。能楽に描かれた女性像を追いながら、心の在り方、そして人生について考えてみましょう。■今回のお悩み:年を重ねても自分らしく生きていくにはどうしたら?年齢を重ねるにつれ、その年齢にふさわしい振る舞いが求められ、それが自分の実像と乖離するように感じています。「自分らしさ」を保ちながら年を重ねていくにはどうしたらいいのでしょうか。(20代後半)■絶世の美女・小野小町の伝説に学べ!周りから求められる姿についつい応えようとして、時に人間関係までが負担に感じてしまう方は多いのではないでしょうか。そんな「自分のなかのブレと戦う女性たち」に向けて、金子先生が能楽から選んだ題材は、日本史上、絶世の美女と名高い小野小町のエピソード。どんな男性のアプローチにも靡かなかったという彼女にまつわるエピソードは数多く存在し、その内容や小町の年齢に応じて能も数曲*つくられているのだとか。今回は、小野小町の若い頃を描いた「草紙洗小町(そうしあらいこまち)」と、晩年を描いた「卒都婆小町(そとばこまち)」というふたつの曲を比較することで、小町イズムを紐解いていきましょう。*曲……能楽の演目のこと■小町は平安版キャリアウーマン!「草紙洗小町」一曲目は小町の最も華やかな時代を描いた曲「草紙洗小町」。歌人として宮中で活躍していた頃を描きます。「草紙洗小町」あらすじ登場人物は小野小町と、歌人・大伴黒主(おおとものくろぬし)。両者とも優れた歌人でライバルでもあります。宮中の歌合せ(和歌の優劣を競う遊戯)で、相手となった小町の詠む歌を聞いてしまった大伴黒主は、これでは勝ち目がないとある策を弄します。盗み聞いた小町の和歌を『万葉集』に書き入れ、歌合せの当日、「小町は既存の古歌を詠んだ」と責めるのです。この小細工により小町は窮地に立たされますが、すぐに黒主の仕業だと見抜き、咄嗟の機転で身の潔白を証明します。すべてが露見した大伴黒主は自害しようとしますが、小町の取りなしによって、ことなきを得るのでした。「草紙洗小町」みどころ金子先生「六歌仙のひとりである大伴黒主の描かれ方が少々可哀相ですが、ここでの小町は和歌の実力もさることながら、黒主の目論見を見抜く観察眼、身の潔白を証明するまでの頭の回転の速さ等、いわゆる「デキる女」として描かれています。それだけではなく、自らを陥れようとした黒主を許すという懐の深さも見て取れる。小町は仕事面で優秀だっただけでなく、人格を兼ね備えていた人物だということがわかりますね」■齢99歳の世捨て人となっても変わらない知恵と誇り。「卒都婆小町」一方、若い頃の小町と対比して紹介されたのは、「卒都婆小町」という99歳(!)の小町を描いた曲。この曲のなかで描かれる小町には、すでに美しかった頃の面影はなく、定住しない生活をあえて選ぶ物乞い(世捨て人)となっています。現代では一般的に、追善供養のために、お墓の後ろに立てる塔の形をした木片のことを言う「卒塔婆」。中世には聖地への道しるべとして建てられることもあった。「卒都婆小町」あらすじ舞台は旅の僧侶が、朽木の卒都婆*に腰かけている老婆に出会うことから始まります。実はその老婆は、かつて絶世の美女として数々の浮名を流した小野小町が物乞いとなった姿でした。*卒都婆(卒塔婆)…もとは釈迦の遺骨を納めた聖なる塚のこと。仏教の広まった各地で、これをかたどった塔(同じく卒都婆と呼称)が作られるようになり、仏の体を表すものとして、礼拝の対象となる。後に墓標、死者を供養する塔としても用いられるようになる。また高野山など、聖地への道しるべとしても建てられ、この曲の卒都婆はこちらを指すとみられる。出典:僧は本来敬うべきはずの卒都婆に腰かける老婆を見咎めて、立ち退かせようとします。しかし、老婆は仏の慈悲はそんなものではない、と逆に僧を言い負かしてしまうのでした。老婆の叡智に驚いた僧に、小町は自らの正体を明かします。正体を明かした小町はかつての美貌を懐かしんだかと思えば、老いた今の境遇を嘆き、狂乱状態に陥ります。かつて小町に恋心を抱くも成就せず、無念のまま亡くなった深草少将の怨霊がとりついたのです。深草少将の百夜通い*の様子を再現すると、小町はやがて狂乱状態から醒めて、後世の成仏を願い、悟りの道へ入ろうと志すのでした。*深草少将の百夜通い……深草少将の小町への恋心を表した逸話。小町に恋をした深草少将は自らの想いを打ち明けますが、小町から「百夜私のもとに通い続けることができたならば、あなたの想いを受け入れましょう」という試練を課せられます。深草少将は九十九夜まで通い続けましたが、最後の一夜の前に死んでしまい、ついぞ想いを遂げることはできなかったのでした。「卒都婆小町」みどころ金子先生「特に見ていただきたいのは、前半の僧との問答です。小町はその身が華やかさからかけ離れた物乞いとなっても、かつての才気はそのままに、自分を教え諭そうとやってきた僧侶を逆に言い負かしてしまいます。たとえ姿は変わっても、芯がぶれることなく進んでいく小町の強さが描かれています。そこには、『草紙洗小町』で自ら窮地を脱したときと変わらない、彼女の知恵と誇りを読み取ることができます」■不確かな「自分らしさ」にとらわれない生き方を年齢を重ねていけば、当然自分の中でも変わっていくものと変わらないものがあります。金子先生「”自分らしさ”にこだわりすぎず、人生のなかで蓄積されていくものを取り入れ、時に昇華させていく。そういったあらがわない生きかたもあるのではないでしょうか」現代に生きる私たちには、職場や家族、友人や恋人、親戚付き合いに、近所付き合い、さらにはSNSなどネットの世界での人間関係……自分ではそうと気づかぬうちに、たくさんの人間関係にがんじがらめになっているのかもしれません。所属するコミュニティで求められることや場の空気に応えようとするあまり、心をすり減らし、「自分らしく生きることができていない」という苦しみにつながっていくのかもしれません。ただ、「自分らしさ」というのは形のない不確かなものです。目に見えぬ「自分らしさ」にこだわりすぎては、自らを縛りつけているのと同じこと。人と交わるなかで変容していく部分を柔らかく受け止め、変わらない部分を見つけたらそれを大切に抱えながら、しなやかに生きていきたいものですね。願わくば小町のように能楽に表現される小野小町のように、姿・立場・環境が変わってもぶれずに生きていくということは難しいかもしれません。しかし、室町時代からこのような女性像が描かれていたというのは新鮮な驚きがあります。自分のブレが不安になったときは、小町センパイの姿を思い出し、強く歩んでいきましょう!■この方にお話を伺いました金子直樹さん能楽評論家。高校のときに能「阿漕」を観て、能楽が持つテーマの現代人に通じる普遍的情念に感動し、能楽の研究・評論を行う。国立能楽堂開場以来のプログラム執筆や、「能楽タイムズ」「花もよ」の評論執筆をはじめ、解説、評論等で活躍。楽劇学会、能楽学会会員。日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(伝統芸能・大衆芸能分野)。著作に『能鑑賞二百一番』『狂言鑑賞二百一番』(淡交社)。
2017年09月18日