クリープハイプの尾崎世界観が、4月より弾き語りツアー『尾崎世界観の日 全国ツアー』を開催する。2019年に東京と大阪の2都市で開催されて以来、2年ぶりとなる本ツアー。4月2日の広島公演を皮切りに、5月10日の大阪公演まで全9公演が行われる。なお、クリープハイプの有料会員サイト「太客倶楽部」では、2月15日18時よりチケット先行受付がスタートしている。『尾崎世界観の日 全国ツアー』特設ページ:ライブ情報『尾崎世界観の日 全国ツアー』●2021年4月2日(金)広島 JMSアステールプラザ(中)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月3日(土)高知 高知県民文化ホールグリーンホール全席指定:4,500円(税込)●2021年4月9日(金)新潟 新潟市民芸術文化会館・能楽堂全席指定:4,500円(税込)●2021年4月13日(火)仙台 トークネットホール仙台(仙台市民会館)(小)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月14日(水)福島 キョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月16日(金)渋谷 Bunkamuraオーチャードホール全席指定:5,000円(税込)●2021年4月22日(木)福岡 ももちパレス全席指定:4,500円(税込)●2021年5月8日(土)名古屋 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール全席指定:5,000円(税込)●2021年5月10日(月)大阪 梅田芸術劇場メインホール全席指定:5,000円(税込)【チケット発売日】<太客倶楽部限定>先行受付期間:2月15日(月)18:00〜2月21日(日)23:59枚数制限:お一人様1公演につき2枚まで(同行者非会員可)関連リンククリープハイプ公式サイト:クリープハイプYouTubeチャンネル:::::
2021年02月16日朝方に氷点下を記録した東京。日は昇りきったとはいえ、寒風は厳しかったが、英国紳士然とたたずんでいたのは水谷豊(68)。本誌が新宿で『相棒 season19』(テレビ朝日系)のロケを目撃したのは1月中旬のことだった。「この日は屋外でのロケが続きましたが、水谷さんも反町さんも寒そうなそぶりすら見せませんでした。監督やスタッフとの打ち合わせは入念だったものの、撮影本番となると、ほとんどが一発OK。さすがの集中力です」(ドラマ制作関係者)すでに20周年を迎えている『相棒』の視聴率は好調を続けている。その人気を支えているのは水谷の作品作りに対するストイックな姿勢だという。「プライベートでも体幹を鍛えるためのトレーニングを続けているそうですし、主人公である杉下右京警部の若々しさを保つために、奥さんから“美顔器”を薦められれば、すぐに取り入れる柔軟性ももっています」(映像関係者)水谷の“美容アドバイザー”でもある妻・伊藤蘭(66)は、1月13日に66歳の誕生日を迎えた。水谷一家の知人は言う。「当日は水谷さん、蘭さん、そして一人娘で女優の趣里さん(30)のスケジュールもあったので、久しぶりに食事に出かけたと聞いています。蘭さんはイタリアンがお好きなのですが、その日は和食店で、鍋料理を一家水入らずで楽しんだそうです。水谷さんも上機嫌で、“今後やりたいこと”などについて語っていたとか」すでに“大御所俳優”である水谷が目指しているのは……。「水谷さんは、俳優としても監督としても実績を積み上げ続けているクリント・イーストウッド(90)に、強く影響を受けています。“お気に入り映画”として、イーストウッドが87歳のときに監督した作品『15時17分、パリ行き』を挙げていたこともありました。最近では『もっと演出の腕も磨きたい』と言っており、イーストウッドのように“俳優兼監督としてずっと活動を続けていくこと”が目指している理想なのだそうです。すでに2本、監督作品もありますが、今後も挑戦していくのだと思います」(前出・映像関係者)C・イーストウッドを目指すとなると90歳まで現役ということになる。「水谷さんは『オファーがある限り、俳優も続けていきたい』と言っていますからね。“90歳で杉下右京”ということもありえます。蘭さんの誕生会では、そんな話もしたことでしょう」(前出・知人)伊藤蘭、趣里という強力応援団がついている限り、“90歳まで右京”も夢ではないかも。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月29日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat d’ 梅棒】バージョンが12月22日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロが行われた。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。12月17日に開幕した【plat de 成井豊】に続き開幕した【plat d’ 梅棒】は4本のオムニバスとなっており、台詞を使わずダンスとヒットソングで物語を表現する梅棒お馴染みのスタイルの作品『BBW~ビッグ・ビューティフル・ウーマン~』『Y』『End ofF Story』、成井が作・演出を手掛けたストレートプレイ『CROSSROADS』が上演される。『CROSSROADS』以外の作品を演出するのは梅棒の遠山晶司。これまで梅棒作品は伊藤今人が総合演出を務めてきたため、一味違う「梅棒」が味わえる。なお、『Y』『End ofF Story』『CROSSROADS』は新作。1作目に上演される『BBW』は、恋をした女の子がきれいになりたくてダイエットに奮闘する物語。主人公の女の子をキャラメルボックスの筒井俊作が演じており、冒頭から、梅棒×キャラメルボックスの“マリアージュ”が楽しい。事前の稽古場取材では、普段はストレートプレイを行うキャラメルボックスの面々が「梅棒のダンスと格闘中」と明かしていたが、“梅棒節”とも言えるオーバー目な芝居と、キャラメルボックスならではの表現力が相まって、より豊かな世界が広がっているのを感じる。【plat de 成井豊】で主人公を演じた原田樹里が謎の役柄でちょこちょこと登場したり、同じくまっすぐな青年を演じた梅棒の野田裕貴が焼きそばを持って踊っているなど、2バージョン間のギャップも楽しい。2作目『Y』はなんと任侠もの。池田遼(「[少年王者舘/おしゃれ紳士」)が演じる女性と、梅棒の桜井竜彦が演じる男性を軸に、普段の梅棒のイメージとは一線を画す大人の世界が描かれる。3作目『CROSSROADS』は成井ならではのSFもの。普段は台詞を使わない梅棒メンバー(+正安寺悠㐀(DACTparty))が台詞を喋り合う姿は新鮮で、「こんな声だったのか」と感じるメンバーもいるほど。成井のストーリーは温かく、たった20分とは思えない時間が広がる。ラストの『End ofF Story』は、遠山が「生まれ変わっても会いたい人」というテーマで描いたという作品。キャラメルボックス阿部丈二が演じる老人の物語で、これまでの作品とも繋がっているようだ。その予感は、言葉を使わないからこそ広がる、梅棒ならではの表現となった。ぜひ両方堪能してほしい『成井豊と梅棒のマリアージュ』は12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月25日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat de 成井豊】バージョンが12月17日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、作・演出を手掛ける成井、出演者の原田樹里、阿部丈二、野田裕貴、遠⼭晶司、天野⼀輝が出席した。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、約15分×7作の短編連作集で、キャラメルボックスの原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸に物語を描く。7作中6作が二人芝居となっている。自身にとって約2年ぶりのオリジナル新作の上演に際して成井は「かなりドキドキしています。自信はあるんですよ。リハーサルを見ても非常に面白くて、『いけるな』って自分では思ってるんです。でもこればっかりは蓋を開けてみないとわからないから。何歳になっても安心して初日は迎えられないですね。とにかく今は、お客様がすごく喜んでくれるんじゃないかっていう期待感と、若干の不安があります」とコメント。その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。【plat de 成井豊】バージョンは現在上演中。【plat d’ 梅棒】バージョンも12月22日(火)に開幕し、共に12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月21日クリープハイプの尾崎世界観の小説『母影』が第164回芥川賞の候補作に選出された。尾崎世界観は2016年6月に初小説『祐介』を発表。自身の本名をタイトルに冠して、売れないバンドマンを主人公にした作品が話題になり、以降音楽活動と並行しながら、エッセイや対談、小説などの執筆活動を行っていた。その尾崎が初めて文芸誌「新潮」(2020年12月号)に発表した中篇小説が『母影』。今作はデビュー作『祐介』から一転、小学校低学年の少女の視点から見た世界を描いた作品となった。なお、芥川賞を含め尾崎が文学賞にノミネートされるのは初となる。同賞の選考会は2021年1月20日に行われる予定。さらに、本作品を収録した単行本『母影』が2021年1月29日に発売されることも併せて発表された。<『母影』ストーリー>私は書けないけど読めた――お母さんの秘密を。行き場のない少女は、カーテン越しに世界に触れる。小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、日に日に苦しそうになっていく。カーテンの向こうの母親が見えない。少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにもいかないように」。著書詳細尾崎世界観『母影』(おもかげ)2021年1月29日発売仕様:四六判ハードカバー価格:1,300円(税別)URL: 関連リンククリープハイプ公式サイトクリープハイプYouTubeチャンネル
2020年12月18日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が12月17日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。稽古場にて、成井豊と、梅棒の遠山晶司、天野一輝、野田裕貴に話を聞いた。【plat de 成井豊】と【plat d’ 梅棒】の2バージョンで上演される本作。共にオムニバス形式で、ベースは成井と梅棒ならではの作品となるが、【plat d’ 梅棒】には一作、成井が書き下ろしの戯曲・演出で参加し、【plat de 成井豊】にも遠山演出・梅棒振付で梅棒スタイルのシーンが挿入されるほか、それぞれに、成井が代表を務める「演劇集団キャラメルボックス」(現在活動休止中)のメンバーと「梅棒」のメンバーが出演し合うなど、まさに“マリアージュ”な公演となる。【plat de 成井豊】について作・演出の成井は「7つのストーリーからなる連作短編集です。そのうちの6本はふたり芝居で、1本に梅棒のメンバーがどっと出てきます。全編通して、雪という女の子と和彦という男の子のラブストーリーになっていて、雪をキャラメルボックスの原田樹里、和彦を梅棒の野田くんが演じ、まさにキャラメルボックスと梅棒が恋をするお話です」と解説。成井のオリジナル新作としては約2 年ぶりとなるが、今作は「初めて短編集をやります。しかもリアリズムなんですよ。僕のお芝居はたいていファンタジックな要素が入ってくるのですが、今回は7話全て現実。さらに一幕ものも初めて書きました」と初めてづくし。出演する野田は「脚本をはじめて読んだ時からグッときています。自分がこんな大事な役に選んでいただけるのもびっくりですし、頑張らなければいけない。今すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています」と意気込む。【plat d’ 梅棒】で指揮を取るのは遠山。「こちらは4本のオムニバスになっていまして、1本は、成井さんと初めてご一緒したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17)で上演した作品です。2本は僕が作・演出を手掛ける新作、そしてもう1本は成井さんに作・演出をしていただいて、梅棒がストレートプレイをします。僕らは基本的に台詞を使わずダンスでみせるスタイルですが、これは台詞を喋ります。他の作品にはキャラメルボックスの方々に入っていただいて、僕ら梅棒の、台詞のない作品を一緒にやります」と、こちらも楽しいものになる模様。普段、梅棒の公演は代表の伊藤今人が総合演出だが、今作で演出を手掛けるのは遠山。天野は「今人はみんなの意見を上手く吸い上げながらアウトプットを決めるのですが、遠山は『これがやりたいんだ!』と引っ張る感じ。そういうやり方の違いがあります。あと、エモーショナルさは遠山のほうが強い気がします」と新鮮なものになりそうだ。文:中川實穂
2020年11月24日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが15日、公式YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」の動画に小藪千豊、フットボールアワーと出演。小藪をフジテレビ系バラエティ番組『人志松本のすべらない話』に推薦した経緯を説明した。「【ジュニアの本音】ジュニア東京大阪ドライブ3【後藤と合わない】」と題して公開された動画で、「小藪を初めて面白いと思った瞬間」という話題を振られると、ジュニアは「NGKかなんかのイベントが終わって、飲みに行ってしゃべってて『めっちゃおもろいな~』ってなって、ほんで『すべらない話』に推薦してん」と明かした。さらに「1席、松本(人志)さんも『若手でおもろいやつがおったら』というので、綾部(祐二)とか佐田(正樹)とか黒田(有)とか」と振り返ったジュニア。続けて、「黒田が打ち上げで酒飲んで、めちゃくちゃ暴言吐いて、NG出されるっていう(笑)」と振り返っていた。
2020年08月18日7月3日よりオープンするTOHOシネマズ 池袋の上映作品が決定した。「Hareza池袋」(東京都豊島区東池袋1丁目18番地1号)内にオープンするシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 池袋」。“マンガ・アニメの聖地”池袋での開業を記念して、『「もう1度見たい」アニメーション映画 特集上映』と題した特別上映会イベントが開催される。まずは長年多くの人に愛され続けている大人気作品『ルパン三世』特集。その中でも40周年という節目を迎えた『カリオストロの城』、そして記念すべき劇場作品第1作目となる『ルパンVS複製人間』がスクリーンに帰ってくる。そのほか、『涼宮ハルヒの消失』『劇場版 響け!ユーフォニアム』『劇場版 Free! 』『映画 中二病でも恋がしたい!』『劇場版 境界の彼方』『映画『聲の形』』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』などがラインナップされた。「轟音を体験できる2番シアター」では、『ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』が上映される。詳細なラインナップは下記の通り。・MOTHER マザー・一度も撃ってません・カセットテープ・ダイアリーズ・はちどり・ドロステのはてで僕ら・ランボー ラスト・ブラッド・ソニック・ザ・ムービー・ドクター・ドリトル・水曜日が消えた・もののけ姫※特別料金・風の谷のナウシカ※特別料金・千と千尋の神隠し※特別料金・ゲド戦記※特別料金・坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async※特別料金(7/3(金)、7/7(火)、7/9(木)のみ上映)・忌野清志郎ロックン・ロール・ショー The FILM #1 入門編※特別料金(7/3(金)、7/6(月)のみ上映)・尾崎豊を探して※特別料金(7/6(月)、7/8(水)のみ上映)・氷艶 hyoen2019-月光かりの如く-※特別料金(7/7(火)のみ上映)●「轟音を体験できる2番シアターでの上映」上映期間:7/3(金)~7/9(木)・もののけ姫※特別料金・ルパン三世カリオストロの城※特別料金・ルパン三世ルパンVS複製人間(クローン)※特別料金・ボヘミアン・ラプソディ・グレイテスト・ショーマン●「50年目に向けて!ルパン三世特集」上映期間:7/3(金)~7/9(木)鑑賞料金:一般・シニア・大学・専門学校生:1,100円/高校生以下:1,000円/障がい者割引:1,000円・「ルパン三世カリオストロの城」・「ルパン三世ルパンVS複製人間(クローン)」●「もう一度観たい!あのアニメ作品」上映期間:7/3(金)~7/9(木)鑑賞料金:1,400円均一1.7月3日(金)・天上人とアクト人最後の戦い・涼宮ハルヒの消失2.7月4日(土)・映画「けいおん!」」・劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~・劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~・劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~リズと青い鳥3.7月5日(日)・映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-・劇場版 Free! -Timeless Medley-絆・劇場版 Free! -Timeless Medley-約束・特別版 Free!-Take Your Marks-・劇場版 Free!-Road to the World-夢4.7月6日(月)・小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい!~・映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-5.7月7日(火)・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇6.7月8日(水)映画『聲の形』たまこラブストーリー7.7月9日(木)ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -
2020年06月30日声優で歌手の“おざぴゅあ”こと尾崎由香が、6月30日に2nd写真集『OZAKI YUKA』(ワニブックス)を発売することが9日、明らかになった。アニメ『けものフレンズ』のサーバル役で注目を集めて声優として活躍しながら、2018年に歌手デビュー。8月26日には、ミニアルバム『NiNa』を発売することが決定している。約2年ぶりとなる今回の写真集は、「ぴゅあ」と「オトナ」の間で揺れ動く転換期を切り取り、尾崎の「9つの姿」に迫る。下着姿にも初挑戦し、「最上級の可愛いから、これまでに見たことのないオトナの雰囲気」までを余すことなく詰め込んだ。尾崎は、「この度、尾崎由香2nd写真集『OZAKI YUKA』の発売が決定いたしました!」と報告し、「撮影地は、海外旅行大好きな私が今までで一番癒された国“バリ島”です! 私の名前のローマ字が一つ一つテーマになっていて、どれも今の私が写ってます」と見どころを説明。「無邪気に楽しんだり、時には大人な私を見て欲しかったり、癒しの国バリ島を一緒に巡っているような感覚で見て頂けたら嬉しいです」と発売を心待ちにするファンに呼び掛けている。
2020年06月09日「ぴあ」調査による2019年12月27日、2020年1月2日、3日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、韓国で大ヒットしたアクション・コメディ『エクストリーム・ジョブ』が第1位になった。本作は、捜査のためになぜかフライドチキン店を営業することになってしまう麻薬捜査チーム5人の奮闘を描いた作品で、韓国では1600万人を動員するヒットを飛ばし、歴代興行収入ランキング第1位になった。日本では1月3日に封切られた。上映後のアンケート調査では「後味がよくて初笑いにピッタリ」「みんなが笑っていたので気にせずに大笑いできた」「楽しくて人情味あふれる映画だった」「アクションシーンもよかったし、たくさん笑わせてもらった」「5人の人柄が見どころ。ひとりひとり個性があって、そこに魅力が詰まってる」などの声が寄せられ、高い満足度をつける人が続出。中には評判を聞いて足を運んだという人もおり、「韓国の映画ってこんなにギャグをぶっ込んじゃうんだっていう驚きと面白さにやられた。韓国で大ヒットした理由が観てわかった」「韓国映画を観たことがなかったけれど、これは本当におもしろかった!」などの声も。また「老若男女楽しめる映画なので、上映をもっと拡大してほしい!観れないなんてもったいない!」と熱く語る人もいた。1位『エクストリーム・ジョブ』93.3点2位『男はつらいよお帰り 寅さん』93.0点3位『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』92.6点4位『FOR REAL-戻らない瞬間、残されるもの。-』92.1点5位『だれもが愛しいチャンピオン』91.9点6位『さよならテレビ』86.2点7位『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』85.3点8位『尾崎豊を探して』83.0点9位『マニカルニカ ジャーンシーの女王』82.1点10位『燃えよスーリヤ!!』67.9点(本ランキングは、12/27(金)、1/2(木)、1/3(金)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2020年01月06日『卒業』『I LOVE YOU』『シェリー』『15の夜』といった数々の名曲を遺し、26歳の若さで夭折したシンガーソングライター・尾崎豊。そんな彼の姿を追った映画『尾崎豊を探して』が、本日よりTOHOシネマズ 日比谷で先行公開、2020年1月3日(金)より2週間限定で全国公開される。本作は、尾崎のデビュー当時から20代前半までの圧巻のライブ映像と貴重な映像記録で構成された、“ライブ・ビューイング・プレミアム”として上映されるもの。映像は、新宿“ルイード”の初ライブにまで遡り、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、それから彼のなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片を広い集められて作られているのだ。監督、撮影、編集を務めているのは、当時、尾崎のライブビデオなどを手がけていた映像作家・佐藤輝。彼の執念に突き動かされた編集作業を経て、“映像の中の尾崎豊”が初めて陽の目を見ることとなる。本作には、多くの方が知る、「自由じゃなけりゃ、意味がねぇんだよ!お前ら本当に自由か?」と叫びながら自由について問いかける情熱的な姿の尾崎だけでなく、「自分が嫌いになった。嫌で嫌でたまらなかった。毎日のように死にたいと思っていた」と涙ながらに独白する彼の姿も収められている。若者たちが陶酔し、日本中を大熱狂させ、死後20年以上の時を経てもなおあらゆる世代に愛されるカリスマの真の姿とは、一体何なのか。誰かが作り上げたルール、誰かが敷いたレールの上で生きていく苦悩を歌に託し、“優しさ”とは何なのか、“愛すること”とは何なのかを求め、訴え続けた尾崎。その宝石のような輝きは、今でも色褪せることはない。今こそ彼のメッセージを、大きなスクリーン越しに受け止めたい。『尾崎豊を探して』12月27日よりTOHOシネマズ 日比谷先行公開2020年1月3日(金)より2週間限定で全国公開
2019年12月27日12月21日、22日の全国映画動員ランキングは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まった新3部作の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(全国378館)が初登場で首位を飾った。4週連続1位の『アナと雪の女王2』(全国382館)は公開5週目は2位に。堀越耕平の人気コミックを原作にしたアニメシリーズの劇場版第2弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』(全国313館)は初登場3位になった。令和最初のTVシリーズ『仮面ライダーゼロワン』と平成の人気作『仮面ライダージオウ』をクロスオーバーさせた『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(全国327館)は初登場4位。公開2週目の『屍人荘の殺人』(全国311館)は先週3位から5位になった。そのほか、新作では2010年に公開され、日本でも大ヒットを記録した長編アニメシリーズの第3弾『ヒックとドラゴン聖地への冒険』(全国301館)が初登場10位になった。次週は『尾崎豊を探して』『男はつらいよお帰り 寅さん』『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』『パラサイト 半地下の家族』『燃えよスーリヤ!!』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』2位『アナと雪の女王2』3位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』4位『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』5位『屍人荘の殺人』6位『午前0時、キスしに来てよ』7位『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』8位『ジュマンジ/ネクスト・レベル』9位『ルパン三世THE FIRST』10位『ヒックとドラゴン聖地への冒険』
2019年12月23日10代のころから役者を志し、キャリアを積み重ねて、芸歴はすでに30年以上。ヤクザや刑事、孤高にグルメを楽しむ輸入雑貨商など、幅広い役柄を演じてきた松重豊(56)が、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(10月4日公開)では、男の妊活に挑む小説家を好演。本作が映画初主演となる。「(映画初主演について)周りの方がいろいろおっしゃってくれるほど、そんなに本人は意識してないです。最近“バイプレーヤー”なんて呼ばれたりしますけど、その言葉自体、あのドラマ(『バイプレーヤーズ』’17年・テレビ東京)をやることになって、初めて認識したくらいで。だから、初主演になにか感慨がありますかって言われても、ないに等しいんですよね」(松重・以下同)本作は、年の離れた妻・サチ(北川景子)と夫婦2人で気ままな生活を続けていくつもりだった小説家のヒキタクニオ(松重)が、ある日「ヒキタさんの子どもに会いたい」とサチが言いだして……。“男の妊活”というテーマを、コミカルに温かく描く。役作りで意識したのは?「実はね、役作りって今までとくにやったことないんです。たとえば瓦職人の役なら『俺の瓦が一番だぞ』って気持ちが入っていればいいわけだから。今回も、もし自分が年の離れた奥さんに、突然『子どもがほしい』って言われたらどうしようっていう“if”を考えました。ただ、北川景子さんと並んだときに、ちゃんと夫婦に見えるのかっていうのは不安でしたね。だって、2回りも年齢差があるんですから。数えてびっくりしました(笑)。でも、現場でコミュニケーションを取るなかで、本物の夫婦なんじゃないかって関係性を作ることができて。押しも押されもせぬ美女と、そういう幸せな時間を過ごせたのは役得でしたね」最近、世間のイメージが“強面”から“かわいい”に変わってきている気がするが。「正直なところ戸惑ってますよ。僕は自分の顔を鏡で見るのも好きじゃないほうなんで。これまでは“強面”ってイメージで、道行く人にも声をかけられなくてラクだったんですけどね。遠藤(憲一)さんとか、光石(研)さんとかもそうだと思うんですけど、僕ら自分たちのこと“かわいい”なんて、見苦しいこと考えてませんからね。やめてくれよって思います(笑)。でも、亡くなった大杉(漣)さんだけは、自分のことを『かわいいでしょ?』って意識していたんじゃないかな(笑)」芸能生活30年以上。これまで演じたなかでハマり役だと思ったのは?「瀬々敬久監督の映画『SFホイップクリーム』(’02年)で、宇宙のある星に犯罪者を移送する役をやったんですけど、あれは楽しかったですね。ちなみに、移送されるのが武田真治くん。フィリピンで撮影をして、現地の人が宇宙人役で。くだらないのに、すごく笑えるんですよ」今後、やってみたい役は?「僕はけっこう受け身でご依頼いただいたものにお応えするってスタンスだから、この役がやりたいって思わない。まあ、ヤクザや刑事は年に何回もやってますから、まったく毛色の違う役がありがたかったりします。今回のヒキタさんはそれこそ、これまで演じたことのないタイプだったので、すごくおもしろかったです」役者を始めたばかりの自分に、どんな言葉をかけたい?「無視しますね。身長が180センチ以上もあって、いつもケンカ売ってやろうなんて思ってる若い俳優、僕は相手にしませんから(笑)」
2019年09月30日尾崎豊のデビュー当時から20代前半のライブ映像と貴重な映像記録を集約した映画『尾崎豊を探して』が、ライブ・ビューイング・プレミアムとして全国公開。上映期間は、2020年1月3日(金)から16日(木)までの2週間限定。26歳の若さで夭折した尾崎豊、彼は何を伝えようとしたのか既成のルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続けたシンガーソングライター尾崎豊。高校生の時、シングル「15の夜」とアルバム『十七歳の地図』でデビューを果たし、3枚目のシングル「卒業」で彼の名は全国へと広まった。さらに、2ndアルバム『回帰線』、3rdアルバム『壊れた扉から』のヒットを受けて尾崎の人気は絶頂期を迎えることとなる。10代の若者たちのカリスマ的存在となった尾崎だが、20代を迎える頃、突然無期の限活動休止を発表し渡米。音楽の方向性に迷走し、異国でもその答えを出せなかった尾崎は、帰国するも闇の精神状態へ。ツアー中止、アルバム発売延期の繰り返し、母の死……。そして26歳の若さで夭折した。「卒業」「I LOVE YOU」などヒット曲に隠されたメッセージ映画『尾崎豊を探して』では、短い人生の中で世に送り出された「卒業」「I LOVE YOU」「シェリー」「15の夜」など、今も輝き続ける楽曲にフォーカスし、尾崎が“何を伝えようとしていたのか”に迫る。新宿ルイードの初ライブにさかのぼり、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、そしてなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片をひろい集めてより合わせた。本作をプロデュースした音楽プロデューサーの須藤晃は、「I LOVE YOU」「卒業」「15の夜」に関わった人物でもある。そんな須藤は、公開にあたって「彼を追いかけているだけの時間だった気がする。絶対に追いつかない、捕まえようとするとふっと消えてしまうような。彼の言おうとすることを作品に落とし込むことだけに必死だった。正体を見たことはなかったんじゃないかと不安になったことが何度もある。尾崎豊の人生にまっすぐ真剣にぶつかってケジメをつける。青くさいですが、それが大人としての僕たちの責任だと思います。」と述べている。【作品情報】『尾崎豊を探して』公開期間:2020年1月3日(金)~16日(木)2週間限定全国公開監督・撮影・編集:佐藤輝プロデュース:須藤晃/御領博/福田信制作:テル・ディレクターズ・ファミリィ制作協力:アイソトープ/カリントファクトリー製作:『尾崎豊を探して』製作委員会(ライブ・ビューイング・ジャパン/マザーエンタープライズ/ソニー・ミュージックレーベルズ/東京テアトル/グランドマザーミュージックビジョン/KDDI)配給:東京テアトル/ライブ・ビューイング・ジャパンタイトル&キャッチコピー:日暮真三ポスターデザイン:十河岳男2019年/カラー/16:9/STEREO/95分/DCP PG12
2019年09月13日「I LOVE YOU」「卒業」「シェリー」「15の夜」で知られる尾崎豊のデビュー当時から20代前半のライブ映像と貴重な映像記録で構成された『尾崎豊を探して』が、ライブ・ビューイング・プレミアムとして来年1月に公開されることが決定した。尾崎さんは、人がつくりあげたルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続け、26歳の若さで死去した。尾崎さんの歌は何を伝えようとしていたのか…。新宿ルイードの初ライブに遡り、地方公演、N.Y.、大阪球場、国立代々木競技場、そして何気ない日常まで、400時間にもおよぶ映像記録から断片をひろい集め、糸をつむぐようにより合わせた「尾崎豊を探す旅」。映像作家・佐藤輝の執念に突き動かされた編集作業を経て、初めて陽の目をみるありのままの尾崎さんが映し出される。今回の公開決定に合わせて、本編から厳選された映像とポスタービジュアルも到着。映像は、ライブ映像などが収められた2種類が公開された。30秒版60秒版『尾崎豊を探して』は2020年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年09月10日指原莉乃の卒業後で初となるHKT48のライブツアー「HKT48九州7県ツアー ~あの支配人からの、卒業。~」が、21日からスタートした。九州全県の9会場、約3万人の動員を予定。その初日となる21日は、福岡サンパレス ホテル&ホールの昼・夜公演で計2,300人を動員した。今年4月に卒業した指原の写真が掲げられたステージに全メンバーが登場し、ツアータイトル「~あの支配者からの、卒業。~」にちなんだ「卒業セレモニー」で幕を開けた今回のツアー。各メンバーから指原への「送辞」が読み上げられ、支配人との歩みを振り返る中、怒られた苦いエピソードの数々に会場からは笑いが起こる。チームHキャプテンの松岡菜摘の呼び掛けで観客と共に「私たちは、あの支配人から卒業します!」と声を揃えると、流れてきたのは尾崎豊の「卒業」。予想外の選曲に会場はどよめき、制服姿のメンバーはしっとりと歌い上げた。HKT48ライブ恒例の寸劇コーナーでは、村重杏奈率いる悪の軍団の魔の手からHKT48を守る「寸劇戦隊・指レンジャー」が登場。寸劇の配役を決めるメンバーオーディションも行われ、今後のツアーへの期待を高める演出も。夜公演では松岡はなが「本当に不安だったんですけど、本当に! 本当に! 本当に! 楽しかったでーす!」と感謝の気持ちを絶叫。昼・夜公演を通して、これからの九州各地に向けての勢いをつけるツアー初日となった。公演後、松岡菜摘はツイッターを更新。「卒業がツアーのタイトルだけどこっそり見に来てくれたさっしーに会った瞬間、不安と緊張が一気にほどけて、やっぱり叶わないなぁって。どうしてこんなにホッとするんだろう。笑」とつづり、その存在の大きさを伝えている。(C)AKS
2019年07月22日4月22日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では、女優の能年玲奈(のん)と「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」登坂広臣の共演で伝説的少女マンガを映画化、2014年に公開され大ヒットした『ホットロード』をオンエアする。原作は1986年~87年にかけ「別冊マーガレット」(集英社)で連載された紡木たくの同名コミック。若さゆえの苦しみに堪えながら毎日を精一杯に生きる主人公たちの青春が時代を超えて共感され、いまだに読み継がれている伝説的作品だ。物語はママと2人暮らしの14歳の少女・宮市和希が、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めて過ごすなか、ある日親友・絵里に誘われて行った夜の湘南で「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志と出会う。第1印象は最悪だった2人だが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山も和希の純粋さに惹かれていく。しかしトオルから「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…というもの。和希役には連続テレビ小説「あまちゃん」で一世を風靡、『海月姫』も大好評だった能年さん。洋志役には「三代目」メンバーとしての活動とともに『雪の華』などで俳優としても輝きをみせる登坂さん。和希のママには「Missデビル」「後妻業」などの木村佳乃、ママの恋人・鈴木には「もみ消して冬」「ハケン占い師アタル」などの小澤征悦、トオルには『俺物語!!』や大河ドラマ「西郷どん」などの鈴木亮平。そのほか『あの頃、君を追いかけた』や朝ドラ「なつぞら」の山田裕貴をはじめ、太田莉菜、竹富聖花、落合モトキ、利重剛、松田美由紀、鷲尾真知子、野間口徹らが出演する。主題歌として起用された尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」も、儚くも切ない輝きをみせるこの青春ストーリーとシンクロ。物語を美しく彩っている。映画天国『ホットロード』は4月22日(月)深夜25時59分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開© 2014「ホットロード」製作委員会 © 紡木たく/集英社
2019年04月22日声優でタレントの尾崎由香が9日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『尾崎由香 オフィシャルスクールカレンダー』(発売中 2,130円税抜き 発売元:小学館)の発売記念イベントを行った。アニメ『けものフレンズ』(テレビ東京系)のサーバル役で一躍ブレイクを果たした声優の尾崎由香。グラビアにも積極的で、漫画誌『ビッグコミックスピリッツ』で表紙・巻頭グラビアを飾った昨年は、初めて発売した写真集『ぴ(ゅ)あ』で清楚系美少女のピュアすぎる素顔を披露して大きな話題を集めた。カレンダーは、年度版でA4の合計64ページにもわたり、季節ごとに服装を変えるなど、尾崎の魅力が詰まった内容となっている。同カレンダーで様々なコスプレの衣装を着用したということで、この日の取材では天使のコスプレ姿で登場した尾崎。初めてのカレンダーを手にして「うれしいですね。カレンダーを出すなんて夢でしたし憧れでもあったので、私の家にも飾って友だちにも普及したいです」と笑顔を見せ、「親も喜んでくれて、ネットで買ってくれました。至るところに貼ると言っています(笑)」と明かした。同カレンダーでは制服やメイド服、悪魔などのコスプレを披露。「普段はもちろん撮影でもコスプレはしません。メイド服も着たことがなくて、着てみたいと思っていたので着ることができてうれしかったです。気分も上がるし、コスプレにハマりました(笑)」と満足げ。続けて「本当に1年間私の写真が詰まっています。イベントごとの衣装も着ているので、季節にそった私が楽しめると思います」とアピールした。また、「来年度の抱負は?」という質問には「カレンダーも出したし、来年度はまたスピリッツさんの表紙ができたらいいなと思います。その時は制服だったので、また違った制服が着れたらうれしいですね」と答えるなど、グラビア活動にも意欲。女優業については「あまり考えていませんが、出来たら良いなという夢はあります」としつつ、「旅行が好きなので、旅番組とかふらっとどこかに出かけるみたいなロケをしてみたいなとは思います」とバラエティー番組の出演にも意欲を見せていた。
2019年03月09日俳優で歌手のディーン・フジオカ(38)が3月7日、アーティスト名義「DEAN FUJIOKA」として、ニューアルバム『History In The Making』(1月30日発売)のリリース記念スペシャルトークイベントを開催。2月にクラブDJデビューしたDEANは持参したDJ機材を駆使し、曲をかけたり、トーク中の効果音を流したり、と遊び心満載の演出で1時間半のイベントを大いに盛り上げた。この日は、7千通を超える応募のなかから抽選で選ばれた300人を前にカジュアルスタイルで登場。大学の講堂のような会場を見わたし「学校の先生になった気分ですね」と挨拶すると、青色のサイリウムを手にしたファンたちは「フジオカ先生!」と熱い声援を送った。最初のコーナーは、約2年半ぶりにリリースされたアルバム『History In The Making』の制作秘話を展開。「この2年半の間の音楽的な変化を順番に並べていったことで、ドキュメンタリーのように感じていただけるアルバムになったと思います」と紹介した。TVアニメのオープニングテーマ曲となった『History Maker』をはじめ、映画『結婚』の主題歌『Permanent Vacation』など、すでにシングルでリリースされていた楽曲をアルバムバーションとして再編集したことを説明。なかでもドラマ『今からあなたを脅迫します』のために書き下ろした『Let it snow!』は今回マンダリンバージョンで新録されたが、「曲が完成したときから確実に中国語が合うと思った」と振り返った。また、DEANの生まれ故郷である福島県を歌った『Fukushima』は、’11年の東日本大震災の話題に触れながら楽曲への思いが語られた。「3.11前は福島で生まれたと言っても、(海外では)100%知らないと言われたのに、(震災)以降は誰でも知っている。あまりにも情報が偏っているなあと思って。自分が見てきた福島の景色を伝えたいという思いを込めて作りました」司会者から「ジャジーで、ブルージーな印象も」と感想が伝えられると、「誰にとっても故郷というものを感じてもらえればいいなあと思いました。なんなら台北でも、ジャカルタでも」と国際派のDEANらしい返答も。アルバムのタイトルトラック『History In The Making』は、DEANが現在行なっている初のアジアツアーを意識して制作された。中国語の歌詞した理由も、「中華圏で世話になり、いまの自分があると思う」と説明。さらに「三国志が好きで」と話を切り出したDEANは、お気に入りのシーンの“同じ根っこから育ったのに、なぜ苦しめ合うんだ”というセリフをイメージして歌詞を作ったエピソードを披露した。国内公演からスタートしたアジアツアーは初の海外公演も予定されている。訪問先となるのは上海、香港、台湾の3都市。4月12日に公演予定の上海は、香港、台湾で活動していたときに仕事でよく訪れた場所だという。「日本をベースに仕事をスタートさせてからはほぼ初めてというか、ライブなど自分の名前を出して行うイベントはこれが初です。“その節はお世話になりました”といった気分ですね」公演中に訪れたい場所には古北(グーベイ)エリアを挙げ、日本そばを食べた思い出を披露した。「美味しいそば屋さんがあるんです。たまに日本食が恋しくなると行ったお店があって。あと、もつ鍋も美味しい店がありますね。上海のもつ鍋は失敗ないんですよ、ぜひ柚子胡椒をつけて食べてください。あのへん(グーベイ)でゴルフの打ちっ放しに行ったなあ(笑)」続く香港は自身の芸能活動の「スタート地点」と言い、「鍛えられました。スパルタだったので」と苦笑。スクリーンデビューしたのも香港だったというDEANは、「自分のパッションを気づかせてくれた場所です。“自分が人生で何をしたいのか”と」と振り返った。そして香港から’06年に移り住んだ台湾は、“学校”と表現。エンターテイメントの仕事のノウハウを教えてもらった場所で、お世話になった関係者や俳優仲間も多いという。「“おかえり”と言ってもらえると思いますが、ちゃんとしたものを見せなきゃって気合いが入ります」トークコーナーの後は、DEANが自らイントロの音を流し、ファンが曲名を当てる「イントロドン!」や、ファンの質問にDEANが答えるコーナーと続いた。イントロクイズでは尾崎豊や小田和正、DEANが大好きな米国ヘヴィメタル・バンド「メタリカ」の曲を流して盛り上がるが、DEANファンへのクイズで自分の曲を流さないというまさかのハプニングが! そんなDEANの天然ぶりに苦笑いする司会者を横目に、『OH MY LITTLE GIRL』や『ラブ・ストーリーは突然に』のサビをファンと合唱する一幕もあった。質問コーナーでは、「コラボしてみたいアーティストは?」と訊かれ、悩んだ末に台湾出身の俳優で歌手のジェイ・チョウさんの名前を挙げたDEAN。俳優としては「アクション映画をやりたい」と抱負も。「中華圏であんなに練習してきたのに、いま、あまりアクションをやる機会がなくて。だから目標があるんです。『ジャパンアクションアワード』を獲りたいなあって。優秀賞をいただいたことがあるんですけど、アクションだけは“最優秀賞”をいただきたい。あと何年かしたら体が動かなくなっちゃうから」1時間半におよんだイベントの最後は、開催中のライブツアーの感想と意気込みを語った。「やっぱりライブはやりがいがあります。楽しいなあと思う部分と、難しい、チャレンジしなきゃいけないと思う部分の両方を感じています。毎公演ベストなものをやれたらという気持ちは変わらないんですけど、人間なんで毎回変わってくる。反省点もあるし、飽くなき挑戦という感じです。聴きに来てくださるみなさんと、楽しい思い出を作っていければいいなあと思っています」そして締めの挨拶では、「次回はDJ DEANコーナーを1時間やりましょう」と盛り上げる司会者に大喜びの観客。声援に応えながらこう宣言した。「こういうイベントもそうですし、ライブコンサートも含めて活動の幅や頻度を増やしていければいいなと思っています。自分の中で覚悟を決めて、優先順位を見極めて、頑張っていきたいです」
2019年03月08日ジェジュン(32)が12月12日、「2018 FNS歌謡祭」(フジテレビ系)の第2夜に出演。そのなかで披露した尾崎豊さん(享年26)の楽曲カバーが話題を呼んでいる。ジェジュンが登場したのは「尾崎豊名曲カバー」のコーナー。ともに同コーナーに参加したToshI(53)は「I LOVE YOU」をカバーしたが、いっぽうジェジュンは「Forget-me-not」を力強い歌声で披露。ときに情感を込めて声を震わせ、全身を使うようにパフォーマンスした。実は同曲を自身のツアー「JAEJOONG Hall Live Tour 2018 -SECRET ROAD-」で披露し、話題を呼んでいたジェジュン。Twitterでは改めて、その歌声に感動するファンの声が上がっている。《驚いたけど、ほんとものすごい歌唱力やなと思う。あとなんだろう、あの声の表現力がすごい》《上手すぎてエグいジェジュン以外ぜんぶ記憶飛んだ》《尾崎豊へのリスペクトがひしひしと伝わってくるし、原曲と彼の歌声を大切にしてる歌い方。一瞬一曲を大切にして全身全霊で歌い上げる姿……真のボーカリストだなぁ》さらにジェジュンの歌声は、尾崎ファンの心にも届いたようだ。《ジェジュンさんという方が尾崎の歌を歌ってくれていた。forget me notのカバー、何度か聞いた事があるけれど、今まで聞いた中で一番心にきた》《あんなに鳥肌が立って心が震えたのは尾崎以来。また聴きたいしライブに行きたいと思ってる私がいる》《今日 この番組で ジェジュンさんを知る事が出来て よかった》放送終了後、ジェジュンは自身のInstagramを更新。パフォーマンスの動画を一部アップし「尾崎豊様 今日もあなたの大切な歌を歌わせて頂きました いつもありがとうございます」とコメント。動画は1日たらずで18万回近い再生回数を記録している。
2018年12月13日11月25日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に俳優の中村倫也がゲストとして登場、親交の深い芸能人がVTRで中村さんの魅力を語ったり、高尾山へロケに繰り出すなど、ドラマや映画とは違う中村さんの姿が見られた本番組に大きな反響が寄せられている。番組では中村さんと親交のある芸能人がVTR出演、中村さんの魅力について語った。舞台で共演した小池栄子は「今、売れてることにビクビクしてるんじゃないか」と中村さんの現在の心境を分析、さらに「悪い女がつかないように(中村さんには)旬にならないでくすぶってて欲しい」とコメント。これに対しSNS上には「中村倫也の古参みたいなこと言ってて最高か」「普段悶々と思っていることを小池栄子がズバッと言ってくれて、ちょっとすっきりした」「ありがとう!小池栄子!これからも頼む」など共感したファンからの投稿が続々上がっていく。その後VTR出演した宮川大輔は中村さんの“変顔画像”をみせながら「クレイジーだから振り切れる」とその性格を分析、しかし中村さんは「大輔さんも変わってる。一緒にカラオケに行って尾崎豊を歌ってたらいきなりキスされた」と“反論”。視聴者からは「私も尾崎豊を歌ってる中村倫也にキスしたい」「私もキスしたい」などの声が上がる。さらに番組の後半では高尾山へロケに。パワースポットと呼ばれるたこ杉の脇にある“ひっぱり蛸”に「億万長者になれますように」とお願いし、煩悩をはらう男坂を上がる際には、自らの煩悩について「最近セリフ覚えるのに時間がかかるから、セリフの少ない役が来ないかな」と語ったり、「絶対大吉ですよ」と言いながらおみくじをひいて凶が出ると“ぼそっ”と「クーリングオフできるのかな」とつぶやく中村さん。その独特のテンポ感や言葉のチョイスのセンスに「癒されるな~」「声のトーンがまた落ち着く」などの感想が多数。今回の番組で“素”の中村さんを知った視聴者からは「こんな物腰柔らかな人なのね」「思ってたキャラと違う。...んーなんかいい!!」などの感想がツイートされているほか「中村くんの素っ気ない感じ好き(笑)」「倫也さんってほんとユーモアあって好き」などの声も多数。「一人ロケでこのトーク力はすごい!」「バラエティーもいける気がする」など、そのキャラクター性が俳優以外でも活きるのではないかという意見も寄せられていた。俳優として今年に入り大ブレイクした中村さんだが、本番組などのバラエティー出演をきっかけにさらに活躍の場が広がりそうな予感だ。(笠緒)
2018年11月25日モデルの尾崎紗代子が20日、自身のブログを更新し、第2子となる女児を出産したことを報告した。「無事生まれました」と題した投稿で、「こんにちは。産まれてから病院でゆっくりしていました。と言うわけでちょっと遅れましたが無事出産完了!!」と報告。「我が家の長女です。写真は生後2日目。息子同様、顔や名前を出すことはしませんが産まれたての顔はこれから全然変わってくるので今だけちょこっと余韻に浸りながら写真載せますね」と説明し、長女の写真を公開した。続けて、「息子も早速お見舞いに来てくれました。この日ご機嫌だった息子は興味津々。なでなでも上手にしてくれて嬉しい」と兄妹の初対面の様子を明かした尾崎。「流石2歳児なのでこの後私の入院部屋を抜け出してスタタタタタタタっと一瞬で陣痛室の方まで行ってしまって鬼焦ってダッシュで追いかける。けど全然スピード出ない産みたて母。2歳児にすぐ追いつけないノロマ。笑 どうにか捕まえたけど....おい、昨日産んだばっかだぞ....子宮が痛いぞ 勘弁してくれ...」と長男と母のほっこりエピソードも披露した。さらに、夫の照井憲宇氏が長女を抱っこしている写真と共に、「娘は今のところ旦那にそっくり。私の要素が一つも見当たらない程旦那似。顔なんてこれからどんどん変わるから分からないけど、私の顔はもう30年近く見てきたから旦那似の女の子っていうのは見たこと無いという点で楽しみです」とコメント。最後は「とりあえず母子ともに健康そのものです。では、また」と締めくくった。尾崎は、男性ファッション雑誌『Men’s egg』でモデルとして活動し、2016年に実業家として活躍している“ケンウ”こと照井憲宇氏と結婚。同年に第1子となる長男を出産している。
2018年11月20日ミドラ(MIDDLA)の2019年春夏コレクションが、2018年10月17日(水)、東京・渋谷ヒカリエにて発表された。“忘れな草”がシンボル今シーズンのテーマは「STILL IN BLOOM」。小さく可憐な「忘れな草」の花をコレクションのシンボルとし、非日常的なドレススタイルと日常的なストリートスタイル、2部構成のショーを展開した。ピュアな非日常のドレスサックスソロ、そしてカルテットのクラシック演奏で幕を開けたショー。まず登場したのは、真っ白なドレスに身を包んだモデルたちだ。細やかな花々の装飾が身頃を埋め、ギャザーやフリル、プリーツを重ねたドレスは歩を進める度にゆるやかに揺れ動く。透明感のあるチュールや、光沢のあるサテン生地などが、ピュアで幻想的なムードを演出する。ドレスは白の他、シックなブラックやネイビー、ブルーも登場。いずれも上品さや純粋さを思わせる仕上がりとなっており、ほのかに“忘れな草”の香りも漂わせている。ギャザーを寄せ、幾重にも生地を重ねたマーメイドドレスは、ブルーのグラデーションを描き、清く華やかな存在感を見せる。デイリーウェアに潜むロックカルテットの演奏が終わると、暗転とともに始まったのはエッジの効いたロックの生演奏。非日常から切り替わり、日常的な世界観が繰り広げられた。デザイナー・安藤大春は、シーズンテーマを決める際に尾崎豊の楽曲「Forget-me-not」や、ニルヴァーナの「In Bloom」からインスパイアされたという。マニッシュ&アクティブなエッセンスロックが象徴するように、後半はナイトカモに小さな花をあしらったプリントテキスタイルや、マニッシュなセットアップなど、フェミニンな表現と、無骨な要素やアクティブさをミックスしたピースが散見された。例えば、エレガントなロングワンピースの足元にリーボック(Reebok)のスニーカーをセレクトしたり、トレンチコートドレスのベルトをリボンカットしたり。ワークジャケット風のカーキのショートジャケットには、ペプラムをあしらうことで柔らかさと活発な印象を両立させた。空気を含むようなゆったりとしたフォルム服の造形は、ギャザーやフリル、分量感のあるパターンメイキングによる、ゆったりとしたシルエットが目立った。斜めに大胆な切り替えを配したスカートや、透け感のある生地で仕立てたプリーツの巻きスカート、生地をたっぷりととったワイドパンツなど、空気を含むようなフォルムが、穏やかな空気感を放っていた。
2018年10月20日早いもので、今年がデビュー18年目。“演歌界の貴公子”として多くのファンに愛される山内惠介が、10月に福岡、愛知、北海道、大阪、東京の5大都市でツアー(以上、日程順)を開催する。10月25日(木)のファイナル公演の会場は、東京国際フォーラム・ホールA。約5000席の同会場で彼が公演を行うのは、昨年に続いて2度目になる。【チケット情報はこちら】「スケールの大きな歌声を届けられるからこそ、ファンひとりひとりのために歌いたい。2階席の最後方でもはっきりわかる色やデザインの衣装を選んだり、MCを少しゆっくり目にしゃべったりなど、工夫を色々と考えています」今回は、通常6人のバックバンドを倍にした12人のゴージャスな編成。第1部の演目には、松任谷由実、宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUE、尾崎豊など、多彩な歌手のカバーが並ぶ。「好きな音楽のジャンルが多いほど人生は豊かになるという持論から、様々な時代を彩った名曲を選びました。それらのイメージを大切にしたいので、歌い方はオリジナルになるべく忠実にするつもりです」各々の選曲理由を尋ねると、次のような答えが。「僕はジブリ映画の大ファンで、『ひこうき雲』が主題歌になった『風立ちぬ』のサウンドトラックを、楽屋の支度中にいつも流しているんです。また、2017年に松任谷さんのラジオ番組に初出演した時にもかけていただいた“特別な1曲”ということもあり、今回選びました。宇多田さんはおそれ多いですが僕と同い年なので、ジャンルは違えど一緒に“今”を頑張ろうという想いで選曲。吉田さんの曲を歌うのは今回が初ですが、演歌のコブシが楽譜にならないのと同じような独特の歌い回しが多く、その難しさと吉田さんの凄さが改めてよくわかりました。そして尾崎さん。僕には9歳上の兄がいて、その影響で尾崎さんの曲をよくカラオケで歌うんです。聴いた方々が、尾崎さんとは違うけれどいいねとおっしゃるので、お楽しみに(笑)」そして第2部は、ほぼすべて山内のオリジナル。折しも10月10日(水)に、2001年のデビュー曲『霧情』から、2018年の最新ヒット曲『さらせ冬の嵐』までの全シングルを収めた『The BEST 18 Singles(ザ・ベストオハコシングルス)』がリリースされ、その収録曲が数多く歌われるというから嬉しい。「全シングルを改めて聴き直してみると、録音を重ねる度に楽曲のクオリティが着実に高まっていることに喜びを感じます。特に転機だったのが30歳になった時。自分はもう若くないのだから、ここから心機一転、性根を入れ直して頑張ろうと思えたことで、逆に若返ることができました。それから5年を経た自分の“今”をひとりでも多くの方にお届けできれば幸いです。あと、“ある1曲”で、東京国際フォーラムの大空間ならではの特別な演出を考えていますので、こちらもご期待ください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月05日多くの人の支持を集めることが人気のバロメーターである一方、常に評価の目にさらされる宿命にあるのが著名人たち。それぞれの職業観の中で、どのような言葉を支えにして苦境を切り抜けているのか。連載「わたしの金言」は、著名人たちが心の拠り所としている言葉を聞く。第9回は、監督、演出家、脚本家、俳優と多方面で異彩を放つ松居大悟氏。監督として9作目となる映画『君が君で君だ』(公開中)では、池松壮亮が尾崎豊に、満島真之介がブラッド・ピットに、大倉孝二が坂本龍馬になりきった男を演じ、自分の名前すら捨てた3人の生き様を超純愛エンターテイメントへと昇華させた。そんな松居氏にとっての金言は、7作目となる映画監督作『アズミ・ハルコは行方不明』で主演に起用した蒼井優の言葉。取材時に彼女が語ったことが、今でも心に残っているという。蒼井優と一緒に取材を受けている時、彼女の言葉が今でも残っています。ライターさんから、「松居大悟監督に何かアドバイスするとしたら?」と聞かれて、彼女はこう言いました。「とにかく、スタートラインに立って最初に歩き出した時の気持ちを持ち続けている人だと思います。それをずっと持ち続けてほしい。飛距離なんて、歩き続けていたらいくらでも伸びるから。伸ばそうとしないで、とにかく最初の気持ちを大事にし続けてほしい」色んなものを見てきたからこその意見。僕も初期衝動だったり、最初に作ろうと思った気持ちとかを忘れかけて迷走してダメになったりすることもあるので、その言葉は今でも深く胸の中に残っています。いくらの予算があるとか、キャストが誰とか、どんな原作でやるのかとか。実は、そんなことってどうでも良いんですよね。僕にとっての集大成ともいえる『君が君で君だ』は、そこを意識した作品です。一体どういうことなのか。確かめたい人は見てください。自分にとっての「金言」、実はもう1つあるんですが……うーん……。こういうところで言うと狙っているように思われてしまうので……胸の中に大切にしまっておきます。僕の中では終わってないので。片付けるみたいな感じになるのが、すごくイヤなんです。■プロフィール松居大悟1985年11月2日生まれ。福岡県出身。慶應義塾大学在学中に劇団ゴジゲンを結成。2009年の『ふたつのスピカ』(NHK)でドラマ脚本家デビュー。最近では、大ヒットシリーズ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系・17~18)を手がけた。2012年に映画監督デビュー作となる『アフロ田中』が公開された。以降は、『男子高校生の日常』(13)、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)、『スイートプールサイド』(14)、『ワンダフルワールドエンド』(15)、『私たちのハァハァ』(15)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『アイスと雨音』(18)。放送中のフジテレビ系『グッド・ドクター』(毎週木曜22:00~)では俳優として出演、J-WAVE『JUMP OVER』(毎週日曜23:00~)ではナビゲーターを務めている。
2018年08月01日●池松壮亮の言葉に「救われた」漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、「絶対に観客の心をつかむ」という揺るぎのない気概でオリジナル映画に挑む人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第4回は、監督として9作目となる映画『君が君で君だ』(公開中)を手がけた松居大悟監督の、オリジナル映画への熱き情熱に迫る。同作では、池松壮亮が尾崎豊に、満島真之介がブラッド・ピットに、大倉孝二が坂本龍馬になりきった男を演じ、自分の名前すら捨てた3人の生き様を超純愛エンターテイメントとして描く。彼らは一人の女性に心を寄せ、密かに写真を撮ったり、彼女と同じ時間に同じものを食べたり、狭いアパートの一室から彼女の様子を見守っていた。しかし、そんなある日、彼女への借金の取り立てが突如彼らの前に現れ、3人の歯車が狂い出す。松居監督が長年温め続けてきたという本作。完全オリジナルラブストーリーとして1つの答えを導き出したが、「集大成」と語る本作を撮り終えた今、映画監督としては新たなステップを踏もうとしていた。○業界内で敬遠されがちなオリジナル脚本――本作は完全オリジナル脚本です。やはり、映画化までの道のりは大変でしたか?オリジナル作品は、自分のヤル気でグイグイ進めようとしても、できないことが多いです。この企画を考えたのは7年ほど前。東映ビデオさんと電通さんが英断してくださったおかげでギリギリ成立しましたが、それまでは何社も断られました。制作会社さんに呼ばれる時に、「何かありますか?」と言われたら真っ先にこれを出していたんですけど、「オリジナルなんですね」と興味を持ってくれない人ばかりでした。『君が君で君だ』は、本当にずっとやりたかった作品です。監督作としては9作目。局側の意向などでオリジナルを担当することはありましたが、持ち込んで映画化できた作品はこれが初めてになります。2011年に舞台をやって、そこで観に来た方が数年後に映画に携わっていたこともあって勧めてくれて。「仲間が一人いる」というのはすごく心強くて、踏み切れました。――やっぱり、「オリジナル」というだけで敬遠されるものなんですか?そうですね。あとは共感性が求められますし、内容よりもキャストイメージの方が重視されます。でも、映画で共感は重要ではないと思っています。共感を求めるなら、テレビドラマを観てほしい。ドラマで主人公と同じような感情になったり、SNSで盛り上がったり。視聴者間で共有するのは良いことだと思うんですけど、映画館でみんなが同じ感情になる必要は僕はないと思います。今回に限らず、映画においては常に考えていることです。――確かに、今作の試写では賛否いろいろな意見があったと聞いています。批判は落ち込みますけどね。すべての声を忘れないようにしてるんですが……。――池松壮亮さんが完成披露の舞台あいさつでおっしゃっていましたが、上海映画祭で「こんな映画公開できない!」と言われたのは本当なんですか?はい、役人の方から。僕らにというより、上海映画祭のプログラマーに向けた言葉です。でも一人だと落ち込むんですけど、『君だ』チームってそれを面白がってくれるんですよね。池松君が舞台挨拶でそういうことを言ってくれたおかげで、僕もちょっとだけ救われました(笑)。○日本映画で描かれてきた「恋愛」への違和感――映画で描かれる「恋愛」と比べると異色ですが、これも1つの恋愛観だと感じました。日本映画における恋愛や愛情の描き方は腑に落ちないところがあって。思いを伝えて、両想いになるということがもちろん正しいんですが、それが「すばらしいこと」の方に行けば行くほど、「思いを伝えられない人」を無視しているような……映画として光を当ててないのがすごくイヤだなと。描くものが価値があって、描かないものが価値がない。そういう流れが、僕はあまり好きじゃない。だから、批判があっても作りたいと思ったし、少しでも興味を持ってくれた人の心に残り続けたらいいなと。「こんなものダメだ!」と言った人はそのあと考えなくなるだろうから、そんな方々を相手にしている場合じゃないなと思います。――作品における「恋愛」の描き方、恋愛観は学生時代にもヒントがあると思いますが、どのような青春だったんですか?中高男子校の進学校に通っていたのですが、当時は周りの学校からナメられていました。カツアゲもされまくるし(笑)。女子高生にも「キモイ」と言われることがあって、存在否定されているような中高時代でした。大学で上京しますが、そこは逆に華やかすぎて馴染めず、演劇サークルはみんな声小さくて猫背だったので、居心地いいなと思ってそこに入りました。大学時代はすごく楽しかったですよ。●「ストーカー映画だ!」と批判する人に伝えたいこと――舞台をはじめ作品づくりの柱、根底にあるのはやはり恋や恋愛なんですか?20代前半ぐらいは自己愛が半端じゃなかった。誰のことも信じられないし、自分のコンプレックスとか苦しいことをいかに掘り下げて描くことばかりやっていて、他が見えてなかった。それの究極の形が今回の映画なんですけど、20代後半からは割とどうでもよくなってきて、最近ではみんなで作ることの方がいいなと思いはじめています。――それは年齢的な変化なんですかね。20代の頃には見えていなかった景色が見えてきて、人と作るってこういうことなんだと思ったときにすごく有機的になりました。「作ることは楽しい。だから作りたい」という原点を思い出したんですよね。なぜ、苦しむことが正しいと思ってたんだろう……。きっと「何者か」になりたすぎて、耳をふさぎ続けていた。そして、自分に自信がないから、追い込むことで自分を保つしかなかった。今ではそう思います。――何よりも劇中での池松壮亮さん、満島真之介さん、大倉孝二さんのやりとりがすごく熱量があって楽しそうでした。現場は熱くてつらかったですけど(笑)。殺伐としていましたが、生産的ではありました。これを思いついて脚本を書いていた当時と、撮っていた去年で違う。去年撮っていた時と、公開を迎えた今もメンタルがだいぶ違っています。――現時点のメンタルで、今作はどのような位置づけですか?自分にとってのすごくマイノリティな部分とか、光の当たらない人たちをとにかく真剣に見つけて、描こうとしているという意味で、「なんか優しいな」と思います。今の僕にはできない。今は……こんなニッチなことをせずに、普通にみんなが共感できるような作品を作りたいとも思います(笑)。――映画づくりのスタンスはそうやって変化していくものなんですね!たぶん、自分にとって集大成だったからだと思います。これで自分を貫いて、その後に『バイプレイヤーズ』をやって、それですごく肩の力が抜けました。あのドラマで、考え方が180度変わった。たくさんの人に愛される作品はすばらしいことだと今は思います。○ブログで伝えたかった「心無い人の言葉」「大切な言葉」――2018年7月3日に投稿されたブログには、「作ることは覚悟のいることで、いつまでたっても、心無い人の言葉によって、大切な言葉を忘れそうになってしまいます」とつづられていました。「心無い人の言葉」とは、具体的にどのような事柄ですか?「レッテルを貼る人」です。1800円払ってくれていたら別にいいんですよ。僕がそっちに支配されてしまうのが損だなと思います。僕は、こういう作品がないと生きていけない人がいると信じている。少なくとも自分がそうだったので。そういう人がいるなかで、「こんなのストーカー映画だ!」と頭ごなしに否定して、「思いが伝えられない苦しみ」を感じたことがないような人、デリカシーのない人に邪魔されるのがすごく……邪魔ですね。でも、1800円払ってくれているんだったら、全然いいです。試写とかで言われると腹立つんですよ(笑)。――なるほど(笑)。一方で、「大切な言葉」というのは?高校生が、「わからないですけど、3回泣きました」と伝えてくれたことがあって。きっとその子にとっては、何かが変わったんだと思います。僕は言葉にできない感情、言語化されてない感情を作品にしたい。まだ発明されてない言葉は人間的で、そういった感情は生きていてすごくすばらしいと思います。たぶん、高校生や中学生はまだいろんな言葉を持ってないから、よりそういう状態になりがちで。そういう人と出会うと、福岡にいた頃に演劇だったりとか、ミニシアター系を見ていた時の感情を思い出すんです。明日もがんばろう。そうやって前向きな気持ちになるから。でも、そういう方々のお言葉を本当に忘れそうになるんですよね。――そういう意味でも、本作は「集大成」だと。ものづくりの第一期みたいな位置づけです。次は……まだ分からないです。自分の中で何か生まれたら、またいろいろな人に相談してみたいと思います。問い合わせいただくこともあるんですけど、基本的には今は……どうすればいいのか分かんなくなっちゃって。一生やめちゃいけないとは思ってます。でも、この作品までずっと何かをやって走り続けてきたので、ちょっと一回落ち着こうと。だから、次の作品はすごく大きな意味を持っていると思います。■プロフィール松居大悟1985年11月2日生まれ。福岡県出身。慶應義塾大学在学中に劇団ゴジゲンを結成。2009年の『ふたつのスピカ』(NHK)でドラマ脚本家デビュー。最近では、大ヒットシリーズ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系・17~18)を手がけた。2012年に映画監督デビュー作となる『アフロ田中』が公開された。以降は、『男子高校生の日常』(13)、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)、『スイートプールサイド』(14)、『ワンダフルワールドエンド』(15)、『私たちのハァハァ』(15)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『アイスと雨音』(18)。放送中のフジテレビ系『グッド・ドクター』(毎週木曜22:00~)では俳優として出演、J-WAVE「JUMP OVER」(毎週日曜23:00~)ではナビゲーターを務めている。(C)2018「君が君で君だ」製作委員会
2018年07月26日俳優の松重豊が17日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜25:00~27:00)にゲスト出演し、番組パーソナリティの星野源と仲良くなった経緯を語った。ある作品で初共演を果たしたという星野と松重。その撮影を行っていたある日、主役を務める星野はかなりお腹の調子を崩していたとのこと。当時を振り返り松重は「待ちがすごくて…」と、時代劇であったため、星野がトイレのたびに衣装の着脱に手間取っていたことを明かした。その様子を見て「大変だな」と思った松重は星野を気遣い、それとなく「音楽やられてるんですよね」と話を振り、そこから音楽トークで意気投合した。LINEの連絡先を交換して、「こんな曲知っていますか?」と、互いにお気に入りの楽曲を送り合っているうちにさらに話が弾み、その日のうちに「ご飯へ行きましょう」となったと明かす。さらに、松重と星野は、演劇の話でも盛り上がったという。松重は、15歳から大人計画の芝居を見ていたという星野に驚いたと話し、それを受けて星野も「あの頃はまだ大人計画がエログロって言われていたので」と語った。そして松重は「だからド変態だなって思った」と星野を評し、星野も「そうですね(笑)。『変態だね!』って言われましたもん、『君は変態だね』って」と告白した。
2018年07月19日池松壮亮が尾崎豊、満島真之介がブラピに!?ひとクセある役を演じきった2人が、改めて出演映画『君が君で君だ』を振り返りました。その場の空気で相手の想いを感じ取れる。池松壮亮さんと満島真之介さんは、そんな関係の様子。池松:僕ら、共演はないって思ってたけど、よく考えたら1回あるね。朝ドラで一瞬すれ違って。満島:そうだ!あったね~。しかも俺、家に写真あるよ(笑)。池松:初対面はフットサルだけど。満島:芝生の上で最強の出会いをしちゃったんだよね!だから心の距離感は常に近くて。池松:そう、満島さんがいてくれさえすれば、勝手に心が動くというか。すごくやりやすかった。満島:嬉しいね。池松:僕、俳優で収まりきらない人が好きなんだよね。満島さんって、話していても突然違うことを言ったりするでしょ?その感じが本当に好きで。人のテリトリーに踏み込むことに対しても、全く躊躇しないし(笑)。満島:振り返れば俺がいる、みたいな?(笑)俺は役者どうこうよりも、人との関わりに興味があるからね。もう、無意識の境地。池松:今回の作品は、10年一緒に住んでる設定。でも、僕らは少しリハをやって、2週間で映画を撮らなきゃいけない。10年間をどう埋めるか、会った瞬間に確認せずとも共有できる人って、そうそういない。同世代の役者さんで、同じ方向をすぐに向ける感じは、今まで味わったことがなかったな。満島:僕が初体験なわけね!池松:(笑)。それも松居組のなせる業かもね。何がそうさせたかはわからないけど、いい具合だった。満島:確かに、あの空間に一緒にいるだけで、すーっと全部が混じり合っていく感覚があった。池松:演じて気づいたのは、俺の人を想うっていう価値観が、3人を見ていると揺らぐ瞬間があって。満島:うんうん。池松:そこまでする?とか、俺が間違ってる?みたいな。そんな瞬間がこの映画の魅力というか。満島:ここは超えちゃいけないという良識を、作中では超えるからね。池松くんが言うように、自分がこれまで感じていたことが間違っていて、ここまでいくのが愛情なのかもしれない、とか考えたり。普通に生きる5年よりも、撮っている2週間の方が、今後の人生に残っていくなって思ったよ。池松:いい映画に出合ったときってそうだよね。自分の人生や、誰かを想ってしまうというか。映画の持つ力って、無限大であってほしい。やっている身からすれば、そう信じてやるだけだから。でもさ、改めて振り返ると、この作品って本当に狂った物語だよね。満島:うん。自分と掛け離れすぎていて、最初は他人事のように台本を読んでた。でも、松居監督と感じたことを話して、リハをして。みんなで空気感を掴んでから撮影できたのは大きかったかな。池松:確かに。あと、松居さんがいいなと思うのは、舞台をやられてきた方だから台本を手放すのが割と早いこと。俳優が動いて生まれてくることを信じてくれて。満島:監督もそこで新たな発見をして素直に生かしてくれてね。僕は松居さんとは初めてだったけど、出会えたことに希望を感じたんだよね。この瞬間、この年で、この作品をやれたことで、かけがえのない時を共有できた気がします。『君が君で君だ』想いを寄せる女性(キム・コッピ)が憧れる人物、尾崎豊(池松壮亮)、ブラピ(満島真之介)、坂本龍馬(大倉孝二)になりきって暮らすこと10年。あることをきっかけに、この3人の異常な純愛が動き始める。上映中。いけまつ・そうすけ1990年7月9日生まれ、福岡県出身。2003年『ラストサムライ』で映画デビュー後、様々な作品に挑戦。9月公開映画『散り椿』に出演。みつしま・しんのすけ1989年5月30日生まれ、沖縄県出身。ドラマ、映画などで活躍。出演する映画『止められるか、俺たちを』は、10月13日に公開。池松さん/トレンチコート¥298,000ブーツ¥166,000Tシャツ¥28,000(以上メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03・5725・2414)その他はスタイリスト私物満島さん/ブルゾン¥189,000Tシャツ¥25,000サンダル¥39,000(以上メゾン マルジェラ トウキョウ)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年7月18日号より。写真・佐藤航嗣スタイリスト・Babymixヘア&メイク・FUJIU JIMI(池松さん)山下サユリ(3rd/満島さん)取材、文・野村紀沙枝
2018年07月16日ベストセラー小説や少女漫画、少年漫画の人気作が相次いで映画化されている日本映画界。そんな中、第71回カンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞した『万引き家族』は是枝裕和監督の集大成ともいえるオリジナル脚本であり、映画ランキングで3週連続1位を獲得、興収は30億円を突破する大ヒットとなっている。また、毎年、新世代クリエイターを世に送り出す「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」にて観客賞にあたる「ゆうばりファンタランド大賞」を受賞したホラーコメディ『カメラを止めるな!』は、劇場公開されるや、連日満席が続いているという。かつて同賞を受賞した松居大悟監督の渾身の最新作『君が君で君だ』をはじめ、これからの猛暑を前に、日本映画のオリジナル作品がいまヒートアップを続けている!■現在公開中!監督の熱い思いが観客に伝播する2作品6月9日(土)より公開されている『榎田貿易堂』は、『虹色デイズ』が公開される飯塚健監督と、バイプレイヤー・渋川清彦の同郷タッグによるヒューマン・コメディ。「扱う品はゴミ以外。何でも来い」を信条にした群馬県渋川市にある開業4年目のリサイクルショップ・榎田貿易堂は、高校卒業後に上京したもののパッとせず、39歳で故郷に戻ってきた榎田洋二郎(渋川さん)が開いた店。ここに集う人間模様をユーモラスに映し出し、それぞれの再出発を描写、人生の悩みをシュールな笑いで包み、話題を呼んでいる。6月23日(土)より公開中の『カメラを止めるな!』は、新人監督・上田慎一郎のもと無名俳優により製作されたスーパーエンターテインメント作。斬新な構造と緻密な脚本、そしてキャスト・スタッフの熱い魂のこもった渾身の37分間におよぶ“ワンカット・ゾンビサバイバル”により、連日満席となっている。■人気俳優が参加!異色の恋愛物語も熱いこの2作のように、立て続けに監督の熱い思いが込められた作品が劇場を盛り上げている中、7月7日(土)からは新たなオリジナル作品が公開される。松居大悟監督が「最後の意地を込めた」と発言し、主演の池松壮亮が「やばい人たちのテラスハウス」と表現する『君が君で君だ』。「尾崎豊」や「ブラッド・ピット」、「坂本龍馬」という、好きな女の子(キム・コッピ)の好きな男になりきり、10年間見守り続けた男たち(池松さん&満島真之介&大倉孝二)を描いた、異常か純情か判断しかねる愛を描いた衝撃の完全オリジナルラブストーリー。“2人が付き合う、付き合わないといっただけではない愛のあり方もある”という持論をユーモラスかつ、熱烈な表現で描き、完成披露試写会などでは「心が八つ裂きにされそう」「この感情は言葉でうまく説明できないが、すごい」と評され、観客たちに衝撃と熱を伝播させている!いずれも独特の視点を持つ作品ばかり。それぞれに込められた熱を、劇場で確かめてみて。『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君が君で君だ 2018年7⽉7⽇より全国にて公開ⓒ2018「君が君で君だ」製作委員会
2018年07月07日