株式会社水と匠は、富山県砺波(となみ)平野の美しい農村景観「散居村」保全活動の一環として、散居村の屋敷林の樹木から抽出した精油を使用したアロマミスト「カイニョミックス」を4月3日に発売いたします。アロマミスト「カイニョミックス」■富山の地形と人々の共生が作り上げた、優れたエコシステム「散居村」水田の中に家々が点在する日本最大の砺波平野の散居村。家の周りに巡らされた屋敷林はこの地方では「カイニョ」と呼ばれ、冬の季節風や吹雪、夏の日差しから人々の暮らしを守ってくれています。かつては、落ち薬や枝木などは煮炊きの燃料として、スギやケヤキなどは家を増築する際の建材や様々な生活道具にも利用されるなど、サステナブルな暮らしが江戸時代から営まれてきました。カイニョは多様な生物の棲家でもあり、ヒートアイランド化を防ぎ、CO2を吸収するなど、優れたエコシステムでもあります。富山県砺波平野の散居村■保全と未来継承のためにところが、人口減少やライフスタイルの変化などにより、年々水田や屋敷林の維持が難しくなっています。「カイニョミックス」は、その保全と未来継承に貢献するため、屋敷林整備の際に出る剪定枝から抽出した精油を使って開発されたアロマミストです。スギ、ヒノキ、あすなろ、松、イチイ、イブキなど、その場所、その季節のカイニョの精油がミックスされたもので、毎回香りが変わります。屋敷林の多様な木々の香りはまさに森林浴。枕カバーに、車内で、気分転換に。シュッとスプレーしてリフレッシュにお役立てください。本商品の代金には50円の寄付金が含まれており、散居村保全活動への支援に充てさせていただきます。■楽土庵とカイニョお手入れ支援隊本商品は、水と匠が運営している宿泊施設「楽土庵(らくどあん)」での散居村保全活動がきっかけとなって誕生しました。砺波平野の散居村の中に建つ楽土庵のコンセプトは、富山の自然と人が共につくり上げてきたこの土地ならではの品格=土徳を体感いただくこと。500年の年月をかけて作られてきた散居村景観を富山の土徳の象徴と捉え、その保全継承にも取り組んでいます。その一つとして、宿泊代金の2%を散居村保全のための寄付金とし、支援先の一つである、ボランティアでカイニョの整備に取り組む「カイニョお手入れ支援隊」の活動にも参加しています。そこで、かつては煮炊きや建材に活用されていたカイニョの木や落ち葉が現在は行き場を失っていることを知り、新たな活用方法の一つとして、精油を抽出することになりました。「カイニョお手入れ支援隊」による屋敷林整備の様子富山県の森の資源を生かし、精油を抽出している「アロマセレクト」さんの賛同を得て、共にプロダクト開発に取り組みました。カイニョの木々は季節、エリア、屋敷によって異なり、樹種を厳密に選別することが難しいため、その都度異なる香りを楽しんでいただく、「カイニョミックス」となりました。ワインのテロワールのように、2度と同じ香りは生まれません。今回は、「2022 + 2023 Autumn」「2023 Spring」の2種類、限定各200本を発売いたします。商品には散居村保全への寄付金も含まれており、森の中にいるような香りを楽しみながら、地域のネイチャーポジティブ(自然再興)にも貢献できます。また、今後は富山県砺波市と連携し、より広く散居村の住民に剪定枝提供を募ることにより、生産量の増加と地域でカイニョを守る機運の高まりにもつなげたいと考えています。現時点(2024年4月3日)では、以下でご購入可能です。今後、販売店を増やしていく予定ですので、取扱いにご興味のある方はぜひご連絡ください。◎楽土庵内「ブティック水と匠」富山県砺波市野村島645 TEL:0766-77-3315 ◎水と匠オンラインストア ◎AROMA SELECT富山県中新川郡上市町広野753 TEL:080-5856-9834 ■商品概要商品名:カイニョミックス アロマミスト「2022 + 2023 Autumn」「2023 Spring」価格 :1,320円(税込)内容量:45ml原材料:スギ枝葉、マツ葉、イチイ葉、イトスギ葉、アスナロ葉、イブキ葉、他原産地:富山県製造元:株式会社プロジェクトデザイン発売元:株式会社水と匠協力 :カイニョお手入れ支援隊スプレータイプで容量は45mlかつては燃料に使用されていた剪定枝の新たな活用の提案でもあります。本商品の代金には50円の寄付金が含まれており、 散居村保全活動への支援に充てさせていただきます。※開発にあたっては、サステナブルな観光を推進する観光庁の支援をいただきました。観光庁「サステナブルな観光に資する好循環の仕組みづくりモデル事業」【会社概要】社名 : 株式会社水と匠代表者 : 代表取締役社長 林口 砂里所在地 : 〒933-0397 富山県高岡市内島3550設立 : 2021年7月事業内容: 富山県西部地区を中心とした旅行商品の開発・販売、県内産品のリブランディングや開発や空き家の利活用まで、域内外の関係者をつなぎながら、さまざまな事業を展開しています。URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月03日2月19日放送された『ジョンソン』(TBS系)で、お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政(37)が、思わず”カチンときてしまった”という後輩芸人の振る舞いを明かした。この日のジョンソンで放送されたのは「ウィキペディア陣取り合戦」という企画。かまいたちの山内健司(43)率いる山内チーム、かまいたち濱家隆一(40)率いる濱家チーム、モグライダー芝大輔(40)率いる芝チームに分かれて、“港区”を「赤坂・青山」「汐留・芝」「麻布・六本木」「白金・高輪」「台場・芝浦」の5つのエリアに分け、遭遇した芸能人のウィキペディアの閲覧数を競って陣取りをするというもの。ウィキペディアに載っている人物と対面で接触することができれば、その人物の過去30日間の閲覧数がポイントに。それぞれのエリアで最も多く閲覧数を稼いだチームがエリアを獲得できるというものだった。出演者たちは、芸能人に会うため、知人に連絡を取ったり、収録終わりに出待ちをしたりと四苦八苦。山内チームは、六本木にある「アーク放送センター」前で千鳥のノブ(44)と接触中に、チームメンバーであるニューヨークの嶋佐和也(37)が連絡を取っていた、令和ロマンの髙比良くるま(29)から電話が。ニッポン放送でラジオ収録をしていたというくるまだが、相方の松井ケムリ(30)と共に駆けつけてくれることに。直前に接触していた千鳥のノブのウィキペディアの閲覧数が3万2037だったのに対し、令和ロマンの閲覧数は160万3792と非常に多かったことだったことから、その場は大盛り上がり。スタジオでの結果発表でも、この数字が決め手となって山内チームが麻布・六本木地区を獲得。しかしこの結果に不服そうな芸人が。濱家チームに所属していた、ニューヨークの屋敷だ。結果発表を受け、屋敷は「俺、だって、くるまに何回電話しても既読にならんのにあいつ、Xでポストしてたんすよ!俺もうカチンときてもうて」と不服な様子。対する嶋佐は「(くるまが)どの先輩を一番尊敬しているかわかったよね」と満足げ。屋敷が「何時に電話したかだけ、後で教えてな!」と疑心暗鬼だった。ニューヨークのファンであることを公言している令和ロマン。特にくるまは、’22年3月には、屋敷が結婚した際に「【祝結婚】くるまがニューヨーク屋敷さんの子供に転生したらどうするかを考えました【令和ロマン】」と愛情たっぷりのYouTube動画をアップしたり、Xでも屋敷へのリスペクトをたびたび投稿している。くるまは”屋敷派”だと考えていたファンも多いようで、SNS上では、視聴者から驚きの声も。《屋敷派なのに屋敷さんの電話無視して嶋佐さんは出るくるまおもろい》《なんで屋敷は自分の強火ヲタくるまに電話無視されるのww》《屋敷さんの方が早かったらくるまは絶対屋敷さん取ってたと思うよ、、強火オタだもん、、そう信じてる笑》“既読無視”をしてSNS更新をする知人への“カチン”は、芸能人も共通のようだ。
2024年02月20日大学在学中から劇団TipTapを旗揚げし、オリジナルミュージカルを届け続けている演出家・上田一豪。東宝 演劇部に所属し、『四月は君の嘘』『ミュージカル のだめカンタービレ』『この世界の片隅に』といった人気コミックのミュージカル化作品、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル 』(演出スーパーバイザー)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『トッツィー』といった大劇場の翻訳ミュージカルなど、演出作は多岐にわたる。2月7〜12日にかけては、2015年に初演した後に再演を重ねたミュージカル『Play a Life』を東京・銀座 博品館劇場で上演。同作は2017年にラジオドラマ化され、2021年のコロナ禍では文化庁収益強化事業のモデル作品として4K映像でのライブ配信、2023年3月にはフジテレビ初の本格ミュージカルドラマとして制作され上田が自ら監督を務めるなど、形を変えて上演され続けてきた。今回は、「日本のオリジナルミュージカル」についての思いや課題、今後の発展のために望むことについて話を聞いた。○日本と海外、ミュージカルをとりまく環境の違いは?――「日本のオリジナルミュージカルを作る」という動きが近年盛り上がっているように思います。“日本のオリジナルミュージカル”についてどう思っていますか?“日本のオリジナルミュージカル”というジャンルがあるような気がしますけど、そもそもこちらに入ってくる翻訳ミュージカルだって、基本的には海外の方たちが0から作ったオリジナルミュージカルで、たまたまそれを輸入したり再演出したりするという違いなのかな、とは思います。0から1にするっていう意味においては、一緒なのかなと。ただ、自分が日本語で書くミュージカルについては、感性的な部分や世界観、日本のカルチャーに沿ったものにしたいとは心がけています。ミュージカルの場合は特に言語と音楽の関係があるのが難しくて、日本語はどちらかというと平板なので、音楽になりにくいんです。英語だと、喋っている抑揚が音楽やリズムになるんだけど、日本語を西洋音楽に乗せていく難しさは大きく、どう不自然に聴こえないものにするか、意識して作る必要があります。――いろんな演劇があると思うんですけど、特にミュージカルは音楽や感情の表現が、日本語や日本のカルチャーと馴染みづらかったりするのでしょうか?最近まで「ミュージカルは突然歌うから気持ち悪い」なんて言われていましたし(笑)。アメリカやイギリスなどは音楽とともに育つ環境があって、日本とは違うところなのかなと思います。小学校の授業で普通にミュージカルをやることもあるし、キリスト教の方なら小さな頃から「ページェント」というイベントで、人前で歌ったり踊ったりしている。日本でもかなり抵抗が薄くなってきているとはいえ、難しい問題だとは思います。“日本のオリジナルミュージカル”というと気負ってしまったり、和の要素を入れようとするところもあるかもしれませんが、個人的には海外の人が観ても「普通のミュージカルじゃん」と思ってもらえるものにしたいという気持ちはあります。自分が観て育ったミュージカルの方程式みたいなものにのっとりつつ、より日本人が咀嚼しやすい内容にするというのが、自分なりにやっていることです。オリジナル作品に関しても、現代を舞台にした作品などの場合は、あまり固有名詞で名前をつけないようにしていて、それは観ている方と地続きでいたいという思いがあるんです。「〇〇」という登場人物の話ではなく、「自分にもあり得るのかな」と感じていただけたら、と。――日本では「ミュージカル専門の演出家」といった方の数が少ないような印象もあります。海外の演出家の方との違いなど感じることはありますか?日本の場合は演出家になる道が特殊というか、あまりシステマティックじゃないし、ミュージカルにおいて特に難しい状況は感じます。本来は音楽やダンスなどに造詣がないと演出するのも難しいとは思うんですけど、周りのクリエイティブスタッフが充実していたらそれなりの形になるのが、ミュージカル演出の強さでもあるし、難しさでもあるかもしれません。状況は作品によってまちまちで、演出家のスタイルによっても変わるし、僕個人は音楽やダンス、セットや転換においてもある程度コントロールしたいタイプです。海外の演出家でも、「このシーンはこのテンポで、この言葉の時に音色はこう」と音楽にこだわるタイプもいれば、歌のところは歌唱指導の方にお任せしていて、お芝居のところだけを作るタイプもいますし。ただ日本の場合は、そもそも譜面を読める人があまりいない、といった環境などもあるかもしれません。――なんとなく日本のミュージカルと翻訳ミュージカルとで、芝居のテンポ感なども違うのかな、と感じることもあるんですが、それって何が作用するんでしょうか…?音楽に左右されることが多いのかなと思います。歌の入り方について大きく分類すると、「歌の間は時が止まる」「歌の間に時が進む」と、2つのパターンがあって。古典的なミュージカルは、例えば「この人が好きだ」といった一つのモチーフで時間が止まってしまうことが多い。でも今のミュージカルは、モダンな音楽とお芝居が有機的に絡み合って、歌の中で物語が進んでいく。日本人はそういったミュージカルを作るのが上手じゃなかった時代があったと思うんですが、最近は変わってきているのではないかと。音楽とお芝居を丁寧に計算して作らなきゃいけないので、とても難しい作業ではあります。それから、いわゆる翻訳ミュージカルは、「ミュージカルじゃなきゃいけない理由」がある作品が多いように感じます。例えば『ネクスト・トゥ・ノーマル』や『キューティー・ブロンド』も、物語の中に実生活から外れる瞬間があって、その瞬間の感情の高まりがすごいから歌う、ということが計算されている。逆にそうではない作品についても、そういう部分を見つけ、俳優さんと「なぜそこで歌うのか」と共有するようにしています。――例えば、今回の『Play a Life』でこだわりがあらわれているのはどういったシーンですか?どの作品においてもなんですが、どうしても自分で脚本を書いてお届けする時には、“人が生きて死ぬこと”について感じたことや、自分なりに見つけた答えを表したくて描いていることが多いんです。それから、俳優が芝居の中で“嘘”をつかないで舞台上に居られるようにすること。物語と音楽のディレクションによって、ナチュラルに心が動いて、舞台上で起きていることが作られたものにならないように。俳優さんが自然にそこにいて言葉を発しているように見えるものにしたいと、いつも思っています。大劇場で1,800人を相手にする時には、大きな動きが必要になることもあるけど、『Play a Life』のような作品では、生身の人間がそこにいる、特別じゃない人の物語にしようと思って作っています。だから「歌うことがおしゃべりの延長線上にある」というルールは作っています。○演劇業界に感じる変化と今後望むことは――ちょっと大きな話になりますが、劇団を旗揚げされてから約20年の中で、日本のミュージカル界の変化は感じていますか?昔は「ミュージカルを観に行く」といった時にほとんど選択肢がなかったけど、今は同時期にたくさん作品がかかっているわけで、お客様もクリエイター人口も増えました。とはいえ、そこまで増えていない……という現状も感じます。本来だったらもっと時間と予算を当てて大きい作品ができるんだろうけど、日本の環境ではロングラン公演ができないから、短い間にたくさん作品を上演することになるし、キャストを観に来る文化だからこその難しさも感じます。ただ、ミュージカルではないけどロングランしている『ハリー・ポッターと呪いの子』といった作品もありますし、今後の変化があるのかは、気になっています。やっぱり「作品を育てたい」という気持ちがあって、ロングランはできなくても、『Play a Life』のように何年かおきにちょっとずつでも上演を続けることができれば、誰かには届くのかな。そうやって作品を知ってる人が増えていけば、面白いのではないかと。――より母数が増えていくためには、といったことも考えられたりしますか?今はチケット代もどんどん上がる傾向にありますが、本来の演劇って何か満たされない人が観て、「ああよかったな」「明日もがんばろう」と思える力があるもので、そういう方に届けるのが社会的使命だと思っているんです。裕福な方しか観られないような作品が本当に増えてきちゃったから、あまり多くのお金を娯楽に費やせない人でも安い席で観られるような幅の広さ、懐の深さを演劇業界が持てるようになってくれば、パイが広がるし上演期間も増えるだろうとは、考えます。僕の地元は九州で、学校の演劇鑑賞会もそんなに熱心なものではなかったんですけど、この間オーディションをしていたら「高校の演劇鑑賞会で舞台を観て、オーディションに来ました」という子がいて。小さい頃や、多感な時期にいい作品を観ることができるのは、すごくいいことだなと思いました。これから世界を見つけていく人が、素晴らしい演劇作品に出会える機会が増えれば増えるだけ業界が豊かになっていくんじゃないかと思います。もちろん既存のお客様に支えられている世界で、そこに作品を届けながらも、新しい若者たちにも届くように注力していかなきゃいけないなと思っています。――実は平日マチネ(昼公演)が人気という話も聞きますね。そうなんですよ! 学生の頃は「やっぱり金ソワ(金曜日のソワレ=夜公演)が売れるよね」と思っていたのに、商業の仕事になったら「昼間に来るんだ!」と。自分たちも年が上になってきているから、ライフステージによっても観劇スタイルが変わることがわかりますし、特に女性はずっと観に来てくれていた方でも「子育てで観劇なんて行ける状態じゃない」と言われたら、その通りで。1番心が疲れる世代だと思うのに、なかなかそこに届けられない。だからこそ、配信といった形などでも、ちょっとでも救えるものがあればいいなと思っております。■上田一豪1984年8月18日生まれ、熊本県出身。2006年、早稲田大学在学中に劇団TipTapを旗揚げし、2007年より東宝 演劇部に所属、2012年には文化庁在外研修員としてNYに1年間留学する。近年の主な演出作に『笑う男』『フリーダ・カーロ -折れた支柱-』(22年)、『星の数ほど夜を数えて』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(23年 ※演出スーパーバイザー)、『トッツィー』(24年)、上演待機作に『この世界の片隅に』(24年5月〜)、『四月は君の嘘』(25年8月〜)などがある。
2024年02月07日イベント企画 エス・プランニング(所在地:広島県広島市、代表:杉山 悟)は、期間限定のお化け屋敷をイオンモール堺鉄砲町で開催することが決定いたしました。2024年2月3日(土)~4月7日(日)に2階特設会場で「怪人Sフルバージョン」を開催いたします。(※2月は土日祝、3月2,3,9,10,16,17,20,23~4月7日の合計33日間)メインビジュアル「お化け屋敷で街を元気に」をビジョンとして2015年広島県福山市からお化け屋敷の制作を始めました。今年は冬から開催いたします。2022年に開催した「怪人S」のフルバージョンとして、部屋数、体験時間も2倍となり恐怖も倍増しています。このお化け屋敷のコンセプトは「囚われの身」です。お化け屋敷「怪人S」は歩いて周るタイプではなく、目隠し手錠をされて座った状態から始まるルーム型スタイルです。座っているだけではなく次の部屋へ進み○○の中に隠れます。なぜ捕まったのか、なぜ怪人Sに襲われているのか、怪人Sは何者かなど全く分かりません。はじめは目隠し状態なので聞こえる音や肌に伝わる感触などで恐怖を楽しみます。前回体験した人やもっと恐怖を楽しみたい人は完全版、初めての人や怖がりな人は通常版など選択可能です。ここでしか味わえない非日常体験をぜひ体験してください。【イベント概要】開催日 : 2024年2月3日~4月7日※2月は土日祝、3月2,3,9,10,16,17,20,23~4月7日の合計33日間開催場所: イオンモール堺鉄砲町 2階特設会場 coca横(大阪府堺市堺区鉄砲町1番地)開催時間: 11:00~19;00入場料 : 通常版版1,000円(税込み)・完全版2,000円(税込み)※イオンモールクーポンをご提示で1人100円引き※クーポンご提示いただいた方のみ適用となります。※泥酔の方、妊婦の方、6歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。【エスプランニングHP】 【大阪堺お化け屋敷怪人S公式Xアカウント】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月29日12月9日、女芸人No.1を決める大会『THE W』が行われ、紅しょうがが悲願の優勝を果たした。しかし、その関連番組内での、ニューヨーク・屋敷裕政(37)の発言が波紋を呼んでいる。屋敷が出演していたのは、『THE W』の決勝直前にTVerでライブ配信されていた「応援ブース生配信」という番組。さらば青春の光・森田哲矢(42)が司会を務め、『THE W』の歴代の優勝者やサポーターを務める鬼越トマホークとニューヨークとともに、各ブロックの出場者や見どころについて語り合うという内容だった。注目を集めているのいるのは、20年大会の優勝者である吉住(34)が決勝に進出した芸人に対してコメントをした場面。司会の森田に「Aブロックはどうですか?」と尋ねられ、「そうですね、誰が会場の空気を掴むのか。そして展開があるのか。意味のある名暗転か。そこは注目していきたい」と、評論家のようなかしこまったコメントを返した吉住。このコメントに対して、現場にいた芸人たちは口々に「審査員なの?」と突っ込み、森田も「今年審査員やりたかった?」と笑いながらツッコミ。すると、屋敷が「見た目ゴリゴリのフェミニストみたい」と発言。続けて「しまだようこ先生みたい」と、おそらく女性学の研究者でフェミニストとして知られる田嶋陽子氏を言い間違えたであろう突っ込みもしていた。これに会場にいた芸人たちは、笑いながらも「だめだよ」と注意。吉住も笑いながらではあるが、手で小さくバツのマークを作っていた。この屋敷の発言がたちまちSNSで拡散されると、フェミニストをいじりの対象として“揶揄”したことに嫌悪感を示す人が続出。《これみていて自分も気になって、全くフェミニズム関係ないくだりだったのに、「女性がハキハキ話した」だけでフェミニストっていう「いじり」が起きてた》《テレビで見かける芸人のノリこそがこの国の冷笑の空気を作ってる原因だと思うが》《お笑いが好きって言うと男尊女卑とか容認してる人間性だと思われるのしんどいけど…超売れてる芸人が令和にこれだもんねぇ》《こういう、浅いフェミニストという言葉への理解とかがキツイからテレビとか、バラエティ暫く見てないもんなあ》いっぽうで、吉住のコメントがそもそも評論家風に喋るというギャグで、それに対するツッコミであるとして《だからあれは明らかにツッコミ待ちの“真面目審査コメント”ボケやん。それがわからんやつがよくお笑い見れるよな。不思議だわ》と、擁護する声もあがっていた。
2023年12月14日植木豪の演出作品『BREAK FREE STARS』が、ダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」の木村慧人、「7ORDER」の阿部顕嵐を始めとする多彩なキャストで上演されることが決まった。植木の演出によるノンバーバルダンス作品『BREAK FREE』(2018年)を基に、新たな“ダンスパフォーマンスステージ”に生まれ変わった『BREAK FREE STARS』。本作は、HIPHOPを禁じられた街で囚人となったヒップホップスターたちと、それを取り締まる刑務官たちの対立と葛藤が描かれた作品である。主人公・アース/囚人番号44らを取り締まる刑務官・ソーマを演じる阿部に話を聞いた。「豪くんにとって大事な作品に出演させていただけることがすごく光栄」だと話す、阿部。「豪くん」とは、阿部が出演していた『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stageシリーズで演出として共にシリーズを支えてきた植木豪のことである。「ヒプマイ」公演終了後に「顕嵐がいてくれて良かった」と言ってくれたというエピソードからも、ふたりの信頼関係の厚さが伝わる。ヒップホップが禁じられた世界で、アースたちと対立するソーマ役を演じることについいて阿部は、「お客様から見て『嫌なやつ』だと思ってもらえるように立ち回ることが今回の大きなテーマのひとつ。彼の過去などはっきりと描かれていない部分も多いので、そこを想像してもらえるように演じなくてはいけない。セリフのない部分での表現が舞台で伝わるように、お客様の視線をコントロールして自分に向けることも必要」と分析する。まず台本を通して読み、作品としての構造とその中での自身の役の立ち位置などを読み解いてから役づくりを考えるという阿部の、論理的かつ自身の感性も大切にしたアプローチに期待したい。本作でフィーチャーされているヒップホップについては、「抑圧された社会に銃などではなく歌やラップ、踊りで自分を表現して訴えかけるものだから、反骨精神や一人ひとりのアイデンティティが重要。僕自身、自分のアイデンティティや自分が表現できることは何かを考えるようになった」と語る。共演者には面識のあるメンバーも多く、「本当にいい人たちで、居心地が良い。いかに作品を良くしていくかをみんなで考えながら挑みたい」という。作中には、自身のダンススキルを発揮する場面もある。「自分を出すべきところとそうではないところ、引き算を意識して臨もうと思っています。この作品でヒップホップのパワーにふれて、『次の日からこれを始めてみようか』とか、お客様が前向きになれるきっかけが作れたら嬉しいですね」と意気込む。IHIステージアラウンド東京の360度ステージをヒップホップのパワーが席巻する公演は、10月23日(月)~11月5日(日)まで。取材・文:金井まゆみ撮影:石阪大輔<公演情報>『BREAK FREE STARS』演出:植木豪脚本:亀田真二郎/大西雄仁出演:木村慧人(FANTASTICS)後藤 大・高橋駿一・松田昇大・吉岡 佑・宇佐卓真・Toyotaka・HILOMU・RYO・高野渉聖SHINSUKEDoltonKIMUTAKUKENTAGeN神谷亮太河島樹来阿部顕嵐2023年10月23日(月)~11月5日(日)会場:IHIステージアラウンド東京チケット情報:
2023年10月12日演出・植木豪によるダンスパフォーマンスステージ『BREAK FREE STARS』が上演されることが24日、明らかになった。同作は、2018年に世界最大の演劇祭「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」にて日本人初の「アジア芸術アワード・ベストパフォーマンス賞」を受賞した植木演出のノンバーバルダンス作品「BREAK FREE」を原作に、亀田真二郎、大西雄仁が舞台作品として新たに脚本を書き下ろしたオリジナルの“ダンスパフォーマンスステージ”。HIPHOPを禁じられた街で囚人となったヒップホップスターたちと、それを取り締まる刑務官たちの対立と葛藤を描くエンターテインメントショーとなる。田中マッシュによるオリジナル楽曲に乗せ、植木豪が得意とするダンス×映像×照明を駆使し物語を展開していく。出演は、今注目のダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」で活躍する木村慧人、「7ORDER」のボーカルをはじめ、映画・ドラマ・舞台と幅広い作品で活躍する阿部顕嵐。さらに2.5次元作品をはじめ様々な舞台で活躍を見せる後藤大、高橋駿一、松田昇大、吉岡佑、宇佐卓真、今作が舞台初出演となる高野渉聖、ステージをハイクオリティなダンスで演出するダンスアーティストToyotaka、HILOMU、RYOなど、実力派で多彩なキャストたちが揃った。上演はIHIステージアラウンド東京にて、10月23日〜11月5日。(C)『BREAK FREE STARS』製作委員会
2023年08月24日8月11日(金・祝) より新宿FACEで上演されるミュージカル『ALTAR BOYZ 2023』のアフタートークショーに、東山義久と植木豪が出演することが決定した。『ALTAR BOYZ』は、2004年にニューヨークの47丁目劇場(Puerto Rican Traveling Theater)で初演された作品。ライブ感満載のこのミュージカルは日本でも2009年に初演され、キャストと組み合わせを変えながら再演を重ねている。今回は【Team GOLD】【Team SPARK】、そして新たに編成された【Team SAPPHIRE】の3チーム制となる。日本版オリジナルキャストである東山と植木は、今回Co-Producerとして名を連ねている。東山は8月13日(日) 13時公演、植木は8月14日(月) 19時公演のアフタートークショーに登場する。そのほか、演出を務める玉野和紀の登場回や、【Team SAPPHIRE】のメンバーと【Team GOLD】の大山真志を迎えてのトークなどが予定されている。また、『ALTAR BOYZ 2023』合同スペシャル公演が、9月2日(土)・3日(日) に恵比寿ザ・ガーデンホールで上演されることが発表された。本公演には3チームのキャストに加え、廣瀬真平と大音智海が出演する予定で、第9回目の『ALTAR BOYZ』を締めくくるに相応しい、集大成と言える2日間となりそうだ。■東山義久 コメントALTAR BOYZ 2023、開催おめでとうございます!今までを継承しつつも、新たなメンバーで新しいALTAR BOYZを創っていって欲しい。皆んな!!ALTAR GIRLZと素敵な時間をー!!■植木 豪 コメントALTAR BOYZアフタートークショーに出演させていただきます!募る想いを話せる事と大好きなALTAR GIRLZ の皆さんに会えるのがとても楽しみです!!!新しいチームもたくさん応援させていただきます。是非ともよろしくお願いします。■廣瀬真平 コメント長く愛されるALTAR BOYZの世界に今回もまた、関わらせて頂けることに嬉しく感謝しております。僕の言葉に全力で命と光を込め、皆様と共に最高の時間を過ごしたいと思います。■大音智海 コメントキリスト教系ボーカルグループ、ALTAR BOYZ のアブラハムとして東京に降臨します!ユダヤ人の彼と共に、皆様の魂を清めにきました。救いを求めるそこのあなた、僕らの歌とダンスを浴びに是非恵比寿へ。神のご加護があらんことを!■演出・玉野和紀 コメントいよいよ開幕のALTAR BOYZ 2023!声出し解禁となった今、MUSICAL でありながらLIVEパフォーマンスの際立った作品は待ちに待った舞台だと思います。どうぞ会場にお越しになって大いに盛り上がって下さい!そしてそして合同公演は本公演と違ってお祭り騒ぎの3チームが登場します。各チームが入れ替わりながら、そして時には3チームでガッツリのパフォーマンスは必見です!どうぞお楽しみに!<公演情報>『ALTAR BOYZ 2023』8月11日(金・祝)〜29日(火) 新宿FACE『ALTAR BOYZ 2023』ロゴ作:ケビン・デル・アギラ作詞・作曲:ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォーカー演出:玉野和紀台本・翻訳:北丸雄二Co-Producer:東山義久/植木 豪【出演】Team GOLD:大山真志 / 若松渓太 / 松浦司 / 石川新太 / 常川藍里Team SPARK:鍵本輝(Lead) / 米原幸佑 / 和田泰右 / 川原一馬 / 若松渓太Team SAPPHIRE:中山優貴 / 大野瑞生 / 中本大賀(円神) / 司波光星 / Rayshy【アフタートークショー】8月13日(日) 13:00【Team SAPPHIRE】ゲスト:玉野和紀、東山義久8月14日(月) 19:00【Team GOLD】ゲスト:植木豪8月17日(木) 19:00【Team GOLD】ゲスト:玉野和紀8月18日(金) 19:00【Team SPARK】ゲスト:玉野和紀8月19日(土) 13:00【Team SAPPHIRE】ゲスト:大山真志8月20日(日) 13:00【Team SPARK】※【Team SPARK】メンバーによるトークショーとなります。チケット料金:10,000円★Team SAPPHIRE プレビュー公演(8月12日(土) 17:00公演):9,500円※別途1ドリンク500円※全席指定・税込※未就学児童入場不可『ALTAR BOYZ 2023』合同スペシャル公演9月2日(土)・3日(日) 恵比寿ザ・ガーデンホール【出演】Team GOLD:大山真志 / 若松渓太 / 石川新太 / 常川藍里 / 廣瀬真平Team SPARK:鍵本輝(Lead) / 米原幸佑 / 川原一馬 / 若松渓太 / 大音智海Team SAPPHIRE:中山優貴 / 大野瑞生 / 中本大賀(円神) / 司波光星 / Rayshy※松浦司、和田泰右は合同スペシャル公演に出演いたしません。チケット料金:11,000円一般発売日:8月26日(土) 10:00〜チケット情報:公式サイト:
2023年08月10日東京ドームシティ アトラクションズは、常設のお化け屋敷「怨霊座敷」の恐怖の演出・ミッションをさらにパワーアップ。特別演出として「呪いの硝子窓」を2023年7月15日(土)から10月31日(火)まで開催する。お化け屋敷の特別演出「呪いの硝子窓」2018年4月以降、“靴を脱いで入る”演出で開催していた東京ドームシティ アトラクションズのお化け屋敷「怨霊座敷」。恐怖の演出・ミッションをさらにパワーアップする2023年の特別演出「呪いの硝子窓」では、部屋の中に閉じ込められた夜雨子の怨念が引っ越してきた夫婦に襲いかかる恐怖の物語を“靴を履く”演出で展開する。特殊映像技法で“得体の知れないもの”を表現「呪いの硝子窓」をプロデュースするのは、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文。また、お化け屋敷内では神戸芸術工科大学の教授・志茂浩和による、すりガラス越しに被写体が存在するように錯覚させる特殊映像技法を用いて非現実的な“得体の知れないもの”を表現する。恐怖の演出が倍増する“絶叫編”さらに、17:00以降は16:00までの「呪いの硝子窓」よりも恐怖の演出ポイントがさらに倍増する“絶叫編”を開催。夏の暑さを吹き飛ばす恐怖体験を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】お化け屋敷「怨霊座敷」特別演出『呪いの硝子窓』開催期間:2023年7月15日(土)~10月31日(火)※7月3日(月)~14日(金)の期間、お化け屋敷「怨霊座敷」の営業は休止。※「絶叫編」は9月3日(日)まで。開催時間:10:00~16:00、「絶叫編」17:00~22:00※9月1日(金)~10月31日(火)までは21:00までの営業を予定。※8月11(金)~15日(火)は9:30~。※混雑状況により、受付時間が変更の場合あり。開催場所:東京ドームシティ アトラクションズ ラクーアゾーン1F住所:東京都文京区後楽1-3-61料金:1,050円、「絶叫編」1,200円※ワンデーパスポート・ライド5・アトラクション1回券での入場可。※「絶叫編」はワンデーパスポート・ナイト割引パスポート・ライド5・アトラクション1回券利用の際は、別途700円が必要。入場規定:6歳以上【問い合わせ先】東京ドームシティ アトラクションズTEL:03-3817-6001
2023年06月09日単身世帯の増加、近所付き合いの減少―。現代社会では誰もがゴミ屋敷予備群だ。孤独やストレスが原因となり、あなたの家や親の住む実家がゴミ屋敷化する前に、対策を学ぼう。「ゴミ屋敷はいまや大きな社会問題です。国は全国で認知されたゴミ屋敷を5224件と発表しましたが、実際にはその数十倍は存在している可能性があります」こう話すのは、ゴミ屋敷清掃士認定協会理事の田中義彦さんだ。環境省は3月29日に「『ごみ屋敷』に関する調査報告書」を公表。これは「悪臭や害虫の発生、崩落や火災などの危険が生じる『ごみ屋敷』事案について各市区町村の対応事例などの把握を目的に実施」されたもので、都道府県に協力を要請し、全国の市区町村を対象にアンケート調査した結果だ。しかし、全国1741市区町村のうちゴミ屋敷を「認知している」と回答したのは661市区町村と全体の38%にとどまり、それ以外の62%にあたる1080市区町村は「認知していない」ことがわかった。認知方法の約9割が「市民からの通報」であるため、郊外の戸建てや、集合住宅のワンルームなど、周辺住民が気付かないだけで、隠れたゴミ屋敷はまだまだあると考えられる。■ゴミ屋敷対策の条例がある市区町村はわずか1割市区町村ごとの件数は公表されなかったため、本誌は都道府県別の公表件数をもとに人口10万人あたりの「ゴミ屋敷」認知件数が多い10都県を算定した。たとえば1位の高知県では人口10万人あたりで35.4件が認知されていることがわかる。次に高知県をはじめ、佐賀県、三重県、山形県、東京都、長野県の各担当部署に、ゴミ屋敷問題への取り組みについて取材すると、概して次のような回答があった。「ゴミ屋敷は、法律的に一般廃棄物にあたり、市区町村の管轄になるため、都や県での対策は立てていません。ゴミ屋敷問題は市区町村に対応をお任せしています」もはや各市区町村の実態を直接取材するしかない。そこで、これまでにゴミ屋敷にまつわる条例を制定・施行した実績のあるいくつかの市区町村を取材した。6位の山形県にある河北町は、2007年に「河北町快適な住みよいまちづくり条例」を制定。同町まちづくり推進課の担当者が話す。「この条例はゴミ屋敷問題に特化したものではなく、空き地の管理やペットのふんなど、生活環境全般に関するものです。土地・建物の所有者の方には、周辺の生活環境を害さないよう、適切に管理していただくこととしています」これまでに、「樹木が道路にはみ出している」「雑草の密生で害虫が発生した」などの苦情があり、「条例をもとに管理を依頼する文書を出して、所有者の方に対処していただいた」実績があるという。ランキング3位の三重県では、松阪市で2022年12月に新条例「ゴミ屋敷対策条例」が可決。同市健康福祉部の担当者が明かす。「『道路上にゴミが出て通行の妨げになる』『悪臭がひどい』といった苦情が寄せられたため、市として具体的に対応できる条例を制定し、今月1日に『松阪市住居等における不良な生活環境の解消に関する条例』(通称・ゴミ屋敷対策条例)が施行されたばかりです。ゴミは本来、環境生活部の管轄ですが、ゴミ屋敷を出してしまう方の健康面や生活面のケアも必要と考え、健康福祉部も連携して対策に当たっています」このように、すでに対策に動きだしている市区町村はある。だが、全国的には約9割の市区町村にまだ条例がないのが実状なのだ。■収集日や分別がわからず、ゴミがたまるのが日常にところで住居がゴミ屋敷になってしまうのは、どんなタイプの人に多いのだろうか?前出の田中さんに解説してもらった。「まず、身体的な面では、けがや病気などで動くことがままならず、家にこもりがちになってしまっている状態のときによく起きます。これは高齢者の方に多いですね。しかし、ゴミ屋敷の清掃依頼は、じつはふつうに仕事をしている若年層の方々からも多いんです」最初は、「ゴミ箱からあふれる1つのゴミ」から始まるそうだ。「ゴミがゴミ箱に入っていない状態が常態化すると、いずれ手に負えなくなります。床が埋め尽くされたらもうゴミ屋敷です」依頼人は人口が集中している都市部で、しかも集合住宅のワンルームに住んでいる人が多いという。また、単身生活の人の比率も高い。「マンションのゴミ分別が厳しいところや、どこまで分別したらいいかわからないほど細かく分かれている地域などは特に注意です。ゴミを出す心理的ハードルが上がり、『もう無理』とあきらめてしまい、どんどんゴミがたまる事態を招きがちです」福祉系をはじめ、“人のために力を注いでいる職業”の人も、じつはゴミ屋敷に陥りやすいそうだ。「夜勤など不規則なシフトがある方も多いです。生活リズムが乱れて、帰宅時に買ってきたお弁当を、疲れて食べずに寝てしまうような方ですね」では、家族がゴミ屋敷を生まないためには、何を心がけたらいいのだろうか?「まず、単身の家族がいる場合は、こまめに顔を見に行くことです。ゴールデンウイークなどを利用し、実家に一人で暮らす高齢の親御さんの元を訪れて話をしましょう。特にストレスの蓄積が危険因子となるので、家族でコミュニケーションを取ることが大切です」ゴミ屋敷になるかどうかの境界線は、「ゴミの収集日に出せるか、出せないか」にあると田中さん。「収集日に出せないことが2度、3度と続けば、ゴミ袋がたまっているのが日常になってしまいます。それを防ぐため、スマホのリマインダー機能で収集日にアラームが鳴るよう設定してあげてください」また、心のケアも大事となる。「パートナーや身近な方、ペットを亡くすことがきっかけになるケースも。友人や身内が周りにいない場合は、連絡できる人の存在をご家族が確認しておきたいですね」知らないうちに手がつけられない状態に陥っていた、ということのないよう、まずは離れて住む家族との対話から始めよう。
2023年04月14日永井豪・石川賢原作の『ゲッターロボ』が初の実写映画化。2025年春に公開予定だ。永井豪・石川賢の“元祖”巨大ロボット作品『ゲッターロボ』『ゲッターロボ』は、永井豪と石川賢により『週刊少年サンデー』に連載された漫画であり、1974年から1975年にかけてフジテレビ系で放送されたアニメ作品。変形や合体といった要素を組み込んだ、巨大ロボット作品の“元祖”であり金字塔ともいえるシリーズだ。尚、テレビアニメ版では低年齢層も鑑賞できる、勧善懲悪のストーリーをメインとしていたが、石川賢の連載では、バイオレンスでハードな展開となっているのが特徴で、アニメ・マンガともに現在も熱狂的ファンに支持されている。漫画版をベースに初の実写映画化そんな『ゲッターロボ』が、50周年の節目に際し初の実写映画化。実写映画『ゲッターロボ』では、永井豪・石川賢が手がけた漫画版『ゲッターロボ』の持つアウトロー、バイオレンス、アクション満載のストーリーを、現代的にアレンジしたストーリーが展開される。プロデューサー・監督・脚本は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』『キャット・シット・ワン』『ブレイブストーム』『ZVP (座頭市 VS プレデター)』等を手掛けた岡部淳也が担当する。【作品詳細】実写映画『ゲッターロボ』公開時期:2025年春 予定原作:永井豪・石川賢プロデューサー:岡部淳也監督:岡部淳也脚本:岡部淳也、太田垣康男、田畑由秋脚本協力:田畑由秋撮影:古谷巧メカデザイン&イメージボード:Skan Srisuwanサウンド:Michael Verta※パイロット映像&映画完成までの過程で、デザイン、ストーリーの方向性、スタッフは、修正、変更が行われる場合有り。
2023年04月07日■前回のあらすじ一緒に片づけをするようになった明日香と義母。義母自身も明日香との掃除を楽しみにするようになり、すべて順調! と思われた矢先。毎週のように家を空ける明日香に、龍一が疑いの目を向けてきて…!? >>1話目を見る 龍一は親子としての長い年月の中で、おそらく自分の母親を尊敬してきたのでしょう。だから今、目の前のお義母さんの様子を信じたくない気持ちが強いのかもしれません。しかしそんな龍一から歩み寄りの言葉があり…。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月29日■前回のあらすじゴミがたくさんある義母の家に毎週話をするためだけに通い続けた明日香。最初は疎んじていた義母だったが、そのうち自分から話をしてくれるように…。そして明日香は「あの言葉」を言ってみようと決意する! >>1話目を見る 過去1度目は強引に部屋に押しかけお義母さんを怒りながら片付けをしようとし、2度目は掃除代行業者を利用して強引に片づけをしてしまいました。この結果、問題は解決するどころかより悪化したのではないかと思っています。お義母さんの部屋なのだから、片付けることに罪悪感を持ってほしくない。その想いで片づけをする中でお義母さんが「謝る」言葉を言わないでほしいと思っていました。だから苦手な虫の死骸も我慢我慢で通したのです。そして過去の失敗の主たる原因となった龍一にはまだ今回の片付けについて伝えられずにいました。もしまた龍一が入ったことでお義母さんを深く傷つけてしまったら? でも実の息子である龍一と本当は話したいかも…などいろんな感情が絡み合い、私はまだどうすることが最善かわからずにいました。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月28日■前回のあらすじ清掃業者が入って以降、会っていなかった義母。龍一とは連絡を取っていたというが、ある日から連絡が途絶えてしまい…。夫に頼まれて明日香が義母の部屋に向かうと、漂う異臭が…。嫌な予感を覚え部屋に入ると、そこではゴミに埋もれ倒れる義母の姿が! >>1話目を見る 私が母のことを思い浮かべるとき、いつもニコニコ笑って料理をしたり、掃除をしたりする姿でした。だから私は勝手に母のことを家事が好きな人なんだと思っていました。自分の親の姿を子どもはよくわかっていない…これは龍一とお義母さんの関係にも当てはまるのではないか? 龍一がずっと見てきたお義母さんの姿は、本当のお義母さんの気持ちとはもしかしたらまったく違ったところにあるのではないか…私は母と話したことでそう思うようになっていきました。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月25日■前回のあらすじゴミ屋敷と義母を巡り、夫婦仲までギスギスしだす明日香と龍一。そして「俺がなんとかすればいいんだろ!」と怒り心頭の夫・龍一が取った手段とは…!? >>1話目を見る 龍一が自分が何とかするからということで、ゴミがいっぱいになったお義母さんの家に一緒に行くと…。いきなり龍一は部屋の中に勝手に入っていってしまったのです…。正直言えば、お義母さんに対してずっと苦手意識を持っていた私。だからどう対応することがお義母さんにとっていいことなのかを考えることができずにいました。そして実の息子である龍一が対応すると言ってるのに、血のつながりのない私がとやかく言っても仕方ないのではないか…そう思い込んでしまったのです。しかし、後々こう考えていた自分を後悔することに…。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月23日■前回のあらすじ自分の部屋の話をしたがらない義母。自分の母親の部屋がもしかしたらゴミ屋敷かもしれないという事実を認めたくない夫の龍一と話し合った明日香は、義母の部屋へアポ無し訪問することを決めたのだが…。 >>1話目を見る マンションの外からお義母さんの部屋のベランダを見ると、ゴミ袋が高く積まれていました…。龍一は終始、「ありえない! ありえない!」と言いながら、最後には部屋にこもってしまいました。一方、私はあの掃除に厳しいお義母さんがどうしてこんなことになってしまったのか不思議でなりませんでした。そしてお義母さんの隠していた秘密が明らかになったことで、我が家に来ることはないだろうと思っていたのですが、なんとお義母さんがこれまでどおりにやってきたのです…!次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月21日■前回のあらすじ数日おきに掃除をしに来る義母に気が休まらない明日香。その義母の住むマンションのベランダに、ゴミがあふれかえっているという連絡が伯母から入り…!? >>1話目を見る 自分の母親がもしかしたらゴミ屋敷に住んでいるかもしれない…そんな驚くべき状況に息子である夫の龍一は、完全に尻込み状態。真実を聞き出すこともできず、ただ右往左往としていました。そしてなんだか煮えきらない様子の龍一との話し合いの結果…私たち夫婦は、次の日曜日にお義母さんの住むマンションの一室をアポなし訪問してみることにしました。そこで想像を絶する光景に遭遇することになるとは、このときは考えもしなかったのです…!次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・Yuri 花土能登子/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年01月20日京都・河原町のお化け屋敷「京都怨霊館」では、新企画「京都都市伝説お化け屋敷 シン・口裂け女」を、2022年9月10日(土)から9月30日(金)までの期間限定で開催する。「京都怨霊館」の新企画「シン・口裂け女」惜しまれつつも終了した前作「人肉旅館の恐怖」に続く「シン・口裂け女」は、昭和の都市伝説として広く知られる「口裂け女」を再解釈した企画だ。周辺の観光スポットからのアクセスも良好な「京都怨霊館」を舞台に、女流怪談師・Cocoが監修した令和の口裂け女が現れる。地下の祠からお札を盗む、孤独なミッションに挑戦今回はなんとライトの使用が禁止。他の参加者とは絶対に鉢合わせないよう工夫された空間で、地下の祠からお札を盗むというミッションに挑まなければならない。大音量で怖がらせるだけではないメリハリのある演出、数々の心霊スポットを巡って研究を重ねた“出そう”な空間、そして恐怖のツボを的確に責めるホラーアクターが、京都の街を恐怖に陥れる。休日デートや観光、はたまた仕事の空き時間に、ひと夏の終わりを締めくくるに相応しい、身の毛もよだつ恐怖体験を味わってみてはいかがだろう。開催概要「京都都市伝説お化け屋敷 シン・口裂け女」開催期間:2022年9月10日(土)〜9月30日(金)時間:平日 12:00〜18:30、土日祝日 12:00〜20:00場所:京都怨霊館(京都府京都市中京区中之町 583-2)料金:1,000円【問い合わせ先】TEL:070-8329-8344
2022年09月09日『屋敷女』『レザーフェイス-悪魔のいけにえ』の鬼才コンビによる『ザ・ディープ・ハウス』より予告編が解禁された。本作は、動画の登録者アップを狙い湖に沈んだ屋敷の撮影に挑むYouTuberの2人の若い男女が屋敷で想像を絶する恐怖に襲われる、ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督の最新作。この度解禁となった予告編は、“警告!本編をご覧の際は、深呼吸をしてからご覧ください。”という物々しい警告文から始まる。そして、動画撮影のために“秘密の場所”を探しフランスの南西部に旅に出た一組のYouTuberカップル・ベンとティナは、湖畔で出会ったピエールに案内され、湖底に一軒の家が沈んでいるという湖にたどり着く。その湖の水面下は多くの魚が泳いでいるほど鮮明度のいい湖に見えたが、彼らが目指す屋敷の周りには立ち入り禁止の看板があるほか魚は一匹もいない様子…。ただならぬ雰囲気を感じつつも屋敷の中へ進むと、水中にいるはずのない人影を目撃。パニックに陥る2人は酸素のない水中で容赦なく襲い掛かるこの恐怖に耐えられるのか…!?思わず息をのむような衝撃映像に酸欠必至な予告編となっている。果たして、彼らは地上へ生還できるのか?エンドロール後まで見逃せない衝撃展開の連続は劇場で体感するにはうってつけだ。『ザ・ディープ・ハウス』は9月16日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月18日東京ドームシティ アトラクションズのお化け屋敷「怨霊座敷」が、最先端音響を使用してパワーアップ。最先端音響×お化け屋敷 「ボイス・デート~声の恋人~」が、 2022年7月16日(土)から9月25日(日)まで開催される。新感覚お化け屋敷「怨霊座敷」×最先端音響靴を脱いで入る“新感覚お化け屋敷”「怨霊座敷」が、面白さを追求してパワーアップ。お化け屋敷プロデューサー・五味弘文の演出と、チームラボの映像演出、さらに専用端末・ヘッドホンを使用した最先端音響が加わり、新しい恐怖エンタテインメントを届ける。ストーリーは、夜雨子を主人公に、彼女を取り巻く元婚約者の男性と彼の彼女にまつわるストーリーを基に展開。リアルとデジタルが重なり合う、新しいエンターテインメントを一度ぜひ体感して欲しい。ストーリー夜雨子は透き通るような白い肌の女性でした。結婚式を控えたある日、夜雨子の婚約者が、収集していた蛾に針を刺そうとして指先を傷つけてしまいます。蛾は夜雨子の白無垢にとまります。男が捕まえようとしたとき、指先の血が純白の生地を汚してしまいました。たった一点の血は、二人の関係を崩すには十分でした。夜雨子に責められた男は、次第に彼女から心が離れ、別の女とつき合うようになりました。ある日その女が白粉を差し出すと、夜雨子にあげてほしいと言います。白粉を塗り始めた夜雨子は、次第に肌がただれ始めました。「白粉をつけてもつけてもきれいにならないの」たまりかねて男の家を訪ねた夜雨子の前に、男と女が現れました。二人は薄笑いを浮かべて言いました。「その白粉には、蛾の鱗粉が入っているからだよ」夜雨子は強い衝撃を受けました。くってかかる夜雨子を、二人が突き飛ばし足蹴にするうちに、やがて彼女は動かなくなってしまいました。二人は、その死体を家の床下に埋めると、この家を出て行ってしまいました。その後、この家に引っ越してきた人は、夜な夜な床下から怨めしい女の声を聞くようになります。そして、口を揃えて言うのです。この足の下に、だれかが、いるんです......!キャラクターとデート気分、新しい没入体験も「ボイス・デート~声の恋人~」では、専用端末(スマートフォン)とヘッドホン(Soundcore Life Q35)を装着するだけで、まるでキャラクターのボイスと“デート気分”でお化け屋敷が体験可能に。人の気配感やまるでその場にいるかのような圧倒的な臨場感で、リアリティのある空間音響体験を展開する。声を担当するのは、「進撃の巨人」エレン・イェーガー役の梶裕貴と、「僕のヒーローアカデミア」麗日お茶子役の佐倉綾音。【詳細】最先端音響×お化け屋敷「ボイス・デート~声の恋人~」開催期間:2022年7月16日(土)~9月25日(日)10:00~22:00※8月11日(木・祝)~15日(月)は9:30~22:00※9月1日(木)~9月25日(日)は10:00~21:00場所:東京ドームシティ アトラクションズラクーアゾーン1F お化け屋敷「怨霊座敷」住所:東京都文京区後楽1-3-61料金:1人1,500円(怨霊座敷利用料 850円含む)※ワンデー / ナイト割引パスポート持参者は700円で利用可能。※同時に2名まで参加可能。※体験で使用するスマートフォンとヘッドホンは受付で貸出。
2022年07月10日「リアル脱出ゲーム×お化け屋敷」シリーズ最新作『呪われた廃工場からの脱出』が、2022年2月16日(水)より、新宿の「東京ミステリーサーカス」で開催される。這って走って脱出する“命がけのかくれんぼ”「東京ミステリーサーカス」は、体験型謎解きイベント「リアル脱出ゲーム」を手掛けるSCRAPによる常設テーマパーク。今回開催する『呪われた廃工場からの脱出』は、過去3度開催した人気シリーズ「リアル脱出ゲーム×お化け屋敷」の最新作だ。全国各地のお化け屋敷を手掛けるお化け屋敷プロデューサー・五味弘文との共同制作により、這って・隠れて・逃げて・走る、体を使ったホラー体験“命がけのかくれんぼ”を作り上げた。「おにいちゃん」から逃げて脱出を目指せ物語は、死んだはずの同級生「エリ」を成仏させるため、かつて一緒に遊んでいた廃工場にプレイヤーが足を踏み入れるところからスタートする。プレイヤーのもとに届いた「エリ」からの手紙には、「絶対におにいちゃんに見つかってはだめ。」という気になる一言が...。廃工場から脱出するためには、懐中電灯の光を頼りに動き回りながら、「おにいちゃん」に関するさまざまな謎の手がかりを集めなければならない。しかし、「おにいちゃん」は会場内を徘徊しており、常に狙ってくる。プレイヤーは、いつ襲われるかわからない緊張感の中、謎を解き、脱出を目指す。<『呪われた廃工場からの脱出』ストーリー>ある日、あなたのもとに一通の手紙が届く。「私を助けて。私はまだあの廃工場にいるの。」そこに差出人の名前はなかったが、あなたは一人の同級生のことを思い出した。というのも、その便箋は、ある少女のお気に入りの便箋だったのだ。少女の名前はエリ。けれど、彼女は小学校の頃に亡くなっていたはず。昔よく遊んでいた廃工場では、あれから奇妙な噂が流れていた。まさか、エリの霊がまだあの廃工場で成仏できずにいるということなのか…?届いた手紙にはこう続いていた。「絶対におにいちゃんに見つかってはだめ。」あなたは一本のライトを持ち、廃工場に潜入する。閉鎖されたはずの工場で感じる何者かの気配や、奇怪な出来事の数々…。なぜエリは成仏できずにここで彷徨っているのか?そして「おにいちゃん」とは?その謎を解き明かすため、あなたは自らの足でこの廃工場の奥へと進まなければならない。【詳細】「リアル脱出ゲーム×お化け屋敷」シリーズ最新作『呪われた廃工場からの脱出』開催日程:2022年2月16日(水)~会場:東京ミステリーサーカス3Fリアル潜入スペース住所:東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 APMビル■プレイ形式制限時間:30分(所要時間60~80分)参加人数:2~4名※複数名での参加が必須。1名での参加は不可。※随時スタート。■チケット情報料金:・早割:平日4人チーム2,200円/1人、平日3人チーム2,700円/1人、平日2人チーム3,200円/1人・前売:平日4人チーム2,500円/1人、平日3人チーム3,000円/1人、平日2人チーム3,500円/1人・当日:平日4人チーム2,800円/1人、平日3人チーム3,300円/1人、平日2人チーム3,800円/1人・コンティニュー:500円/1人 5分販売期間:・少年探偵SCRAP団(FC)先行:1月29日(土)12:00〜2月4日(金)23:59・早割:2月5日(土)12:00〜2月15日(火)23:59・前売:2月16日(金)0:00〜※少年探偵SCRAP団(FC)先行販売期間も早割料金適用。※その他チケット料金、注意事項は特設サイトを確認。【問い合わせ先】東京ミステリーサーカスTEL:03-6273-8641(平日11:30~19:00/土日祝9:30〜18:00)
2022年01月30日俳優の渡部豪太(35)が17日、インスタグラムを通じ、昨年10月をもって所属事務所のスペースクラフト・エージェンシーを退社していたことを報告した。渡部は、「令和3年10月をもって所属事務所スペースクラフト・エージェンシーを退所致しました事をご報告させて頂きます」の書き出しから、「昨日までの舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の千穐楽の後に発表をさせて頂こうと事務所と協議をし、本日に至りました」と発表が遅れた理由を説明。「仕事への向き合い方や自身の環境の変化を感じる中で新たな段階へ踏み出したいと強く思い、このような決断に至りました」と経緯を明かし、「24年の長きに渡り私を育て、導いて下さった事務所には感謝してもし尽くせません。この度私が新たな道を進みたいと申し上げた時も真っ直ぐに向き合いそして温かく送り出して下さいました」と意向を尊重してくれた事務所への思いも記した。人生の新たな一歩を踏み出し、「役者としてより一層深く表現の幅を広げられるよう精進して参ります」とあらためて決意を表明した渡部。「今までお世話になりました皆様、いつも応援して下さる皆様」に向けての「これからも変わらぬご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます」というメッセージで結んでいる。
2022年01月17日ホラーアドベンチャーゲーム「零」をモチーフにしたホラーアトラクション「デリバリーお化け屋敷 絶叫救急車 Ver.零 ~zero~」が、2021年12月18日(土)・19日(日)によみうりランド「HANA・BIYORI」立体駐車場の屋上にて開催される。「零」×「絶叫救急車」の限定ホラーアトラクション2021年夏から開催されている、3Dサウンドホラーをメインとしたデリバリー型のお化け屋敷「絶叫救急車」。今回は、テクモ(現コーエーテクモゲームス)による和風ホラーの金字塔「零」の20周年を記念し、同シリーズの世界観を落とし込んだホラーアトラクションとしてよみうりランド「HANA・BIYORI」にやってくる。「零」シリーズの世界を3Dサウンドホラーで体験恐怖体験の舞台となるのは、約40年前に行方不明となった救急車。救急車に乗り込む参加者は、人間の頭を模した高級ダミーヘッドマイク「KU100」で“リアルに”録音された、ゲーム中の怨霊たちが耳元に迫る、臨場感ある3Dサウンドホラーを体験。「射影機」で幽霊と対峙また、「射影機(しゃえいき)」と呼ばれるカメラを使って幽霊と戦う「零」シリーズの世界観ももちろん踏襲。実際に「射影機」を使い、一度きりのシャッターチャンスで目の前に出現する霊を撮影。撮影した写真は、イベントの参加記念としてそのまま持ち帰れる。<ストーリー>約40年前、黒澤総合病院の救急車が行方不明となった。現代になり、森の奥でボロボロに朽ちた救急車が発見される。中には、救急搬送されていたであろう女性の写真と、古びたカセットテープが発見された。一体この救急車の中で何が起きたのか、カセットテープを聞いてご自身でお確かめください…。開催概要「デリバリーお化け屋敷 絶叫救急車 Ver.零 ~zero~」開催日:2021年12月18日(土)・19日(日)会場:よみうりランド「HANA・BIYORI」立体駐車場の屋上時間:11:00~20:30(最終受付20:15)※整理券配布10:00~となる。定員:1公演最大6名(中央に感染予防シートがあり、左右3名様ずつの案内となる)料金:1人1,500円(特等席 1,800円 ※1公演に2席限定)
2021年12月16日東京ドームシティのお化け屋敷「怨霊座敷」で夏の特別演出「顔剥がしの仮面」が開催される。期間は、2021年7月17日(土)から9月26日(日)まで。お化け屋敷「怨霊座敷」“恐怖倍増”夏の特別演出2018年4月にオープンした東京ドームシティの「怨霊座敷」は、靴を脱いで入る新感覚お化け屋敷。その場所を舞台に行われる“恐怖倍増”の夏の特別演出が、昨年は中止となってしまったが、2021年は復活へ。数々のお化け屋敷を手掛けてきた五味弘文プロデュース、チームラボ映像演出のもと、新たな恐怖のエンターテインメントが幕を開ける。今回の特別演出「顔剥がしの仮面」は、呪いの面に取り憑かれて自ら命を絶ち、成仏できずにいる女性の霊(=絵美)にまつわるストーリーを体感する。また、17時以降の実施となる<超・絶叫編>では、“絵美の仮面を外して納める”という重要なミッションも与えられる。<ストーリー>ある家に、絵美と圭一という若い夫婦が引っ越してきました。しばらくして二人の間に生まれた子供は、一日じゅう泣くばかりで、なぜか笑顔を見せませんでした。ところが、家でみつけたお面を被ってみると、赤ん坊がたちまち泣き止み、それどころか、生まれて初めて笑い声をあげたのです。絵美は非常に驚いて、それ以来、そのお面が手放せなくなってしまいました。しかし、夫の圭一には不安が募ってきます。赤ん坊が絵美ではなく、お面の女を母親だと思い込むのではないか、と考えたのです。また、絵美の表情を吸い取るように、お面が日に日に笑顔になっていくのも不気味でした。圭一は、ある日とうとう、そのお面を壊してしまう決心をしました。しかし、絵美は激しく抵抗し、夫の首を絞めて殺してしまいます。夫が最後に見たのは、壊れかけたお面から覗く、まるで別人のような絵美の顔でした。絵美は、お面を被ることで、この家で殺された夜雨子という女の霊に取り憑かれていたのです。そのお面は、家族に災いが降りかかるたびに、どんどん笑顔になっていく呪いの面だったのです。お面に取り憑かれた絵美は、苦しんだ挙げ句、自ら命を絶ってしまいます。しかし、彼女の霊もまた成仏できず、この家の中を彷徨っています。どうか、彼女のお面を剥がし、その呪いを解いてあげてください。【詳細】お化け屋敷「怨霊座敷」夏の特別演出『顔剥がしの仮面』開催期間:2021年7月17日(土)~9月26日(日)※7/5(月)~16(金)の期間、お化け屋敷「怨霊座敷」の営業は休止※「顔剥がしの仮面」開催期間終了後、お化け屋敷「怨霊座敷」は10月1日(金)より営業再開予定開催時間:10:00~16:00<超・絶叫編>17:00~22:00※<超・絶叫編>は演出が一部異なる。※混雑状況により受付終了時刻が変更になる場合あり。※8月7日(土)~15日(日)は9:30開園※9月1日(水)以降は21:00まで利用料金:1,050円/<超・絶叫編>1,200円※ワンデーパスポート・ライド5・アトラクション1回券での入場可※<超・絶叫編>はワンデーパスポート・ライド5、乗り物1回券利用の際は別途700円必要年令:6歳以上
2021年06月04日「実は近年、20~30代の若い人たちのゴミ屋敷化が増えているんです」そう指摘するのは、『ルポ ゴミ屋敷に棲む人々』(幻冬舎)の著者で、公衆衛生看護学の専門家の岸恵美子東邦大学大学院(看護学研究科)教授だ。岸先生は、近年マンションの一室がゴミ部屋になっているケースも増加していると語る。マンションのゴミ部屋は一軒家と違って外から見えないため発覚しにくいのだという。「高齢者は、身体的な衰えによりゴミ捨て場までゴミを運べないためゴミ屋敷になるということが多い一方、若い人の場合は、仕事が忙しく、朝出勤するまでの時間にゴミ出しができず、ベランダや部屋にため込んでしまうのです」今年7月、人気となった多部未華子主演のドラマ『私の家政婦ナギサさん』(20年・TBS系)。このヒロインのメイも、仕事はできるが、家事が苦手で片付けられない28歳の女性だった……。「まさに、このヒロインのような若者が増えているんです。仕事が忙しく、職場の人間関係にも苦労していたりすると、家に帰りついたときには、もうぐったりで何もできない。中には、風呂場やトイレにまでモノがあふれてしまっているケースも。その人は家のトイレが使えないため、コンビニまで行って用を足していると話していました」ドラマのヒロインのメイは、家政婦のナギサさんとの出会いで、家事を任せることができ、恋も家事も手に入れたが……。「ドラマ内にも、実家の母が来るので、家政婦さんに部屋を片付けてもらうという場面がありました。実際にも、親が自分の家に来る、またはマンションの点検が入るなどの場合に、清掃業者さんにゴミを片付けてもらうよう依頼する人がいるのです」この背景には、少子化で過保護に育ったことが原因の一つではないかと、岸教授は分析する。「40~50代の親世代は、もともと家事スキルが高い世代です。子供が家にいるときにも、掃除も洗濯も片付けもなんでもやってあげていた。そのため、子供は家事が全くできないまま巣立っていく。ものを買うことはできても、捨てることができないため、物がどんどん増えていってしまうのです。その結果自分ではどうしようもなくなってしまう。まず、自分の子供には、ゴミの分別くらいは覚えさせましょう。そして家の掃除もすべて親がやってしまわずに、子供にやらせるべきです。それが未来のゴミ屋敷化を防ぐことにつながるのです」若者だけでなく高齢者のゴミ出し問題も話題になる昨今。現在の40~50代は、親と子供のゴミ問題にサンドイッチされた世代なのだ。
2020年12月21日お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が4日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、オードリー・若林正恭との共演を振り返った。「ニューヨークのニューラジオ#76 2020.10.4」と題して公開された動画で、屋敷はバラエティ番組『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京 毎週火曜25:35~)に出演したと報告し、「こんなに素でしゃべれたの初めてぐらいしゃべれたな」と回想した。続けて屋敷は「若林さんはやっぱりすごいな、あの人」と切り出し、「あの人、(笑福亭)鶴瓶さんじゃないけど、本当はあんな気難しくて変な人やのに、カメラの前だけはちょっと舐めれる」と説明。さらに「カメラの前だったら、若林さんって何言っても絶対怒らないし、面白くしてくれるっていう感じがあふれ出てるんですよね。『いい加減にしろ、お前ら』って言わせることをやってもええんやろうなと思える」と明かすと、嶋佐も「たしかにね。絶対ちゃんとやってくれるもんな」と共感していた。
2020年10月09日殺人鬼がつくった“生存率0%”のお化け屋敷を描く『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』。本作で主演を務めるのは、人気海外ドラマ「NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち」の主人公ジェーン役で注目を集め、今後のハリウッドを担う存在であるケイティ・スティーブンス。そのインタビュー映像を入手した。本作では、お化け屋敷に遊びに行ったことから惨劇に巻き込まれてしまう大学生ハーパーを演じたケイティ。お化け屋敷で殺人鬼に襲われるという絶望なシチュエーションに遭遇し、体を張って逃げようとするハーパー。「かなりアクションの多い作品です。面白いスタントやアクションに挑戦しています」と明かし、「ネタバレは避けたいですが、色々なことに巻き込まれるのでとても楽しいです」と文字通り、体当たりの演技を楽しんでいた様子。また、演じたキャラクターについて「ハーパーとは全く似ていないので、演じるのが楽しいです。ハーパーは少し内向的な性格です」と“かなり外交的”である自分とは正反対であると語り、「パーティーに行ったり、お化け屋敷に入ったり、そういうことは絶対にやりたがらないタイプなのに皮肉にも巻き込まれてしまう」と物語の面白さを説明した。プライベートで行ったお化け屋敷で「もしお化け屋敷が本物だったら?」と考え、いつも怖がっていたというケイティ。「今まさにそんな映画に出演してるなんて皮肉が利いていて面白いですよね」と自身の経験と本作とのリンクを語り、ホラー映画について尋ねると「観ることはあってもずっと怖がっています。フードや帽子を被って隠れています」と告白。「今回ホラー映画に出演して怖がらせる立場に立つのは楽しいです。逆の立場に立ったことで、ホラー映画を怖がらずに観れるようになれたらと思っています」と無邪気な笑顔を覗かせる。そして本作でメガホンを執ったスコット・ベック監督とブライアン・ウッズ監督については、「彼らは様々なエネルギーやアイデア、撮りたいものにあふれていて本当にすごいです。彼らからそうしたエネルギーを受けて、全てを引き出してもらえるのはとても嬉しいです。信頼できる監督がいるのは素晴らしいことですが、そんな監督が2人いればより素晴らしいですよね」と賞賛を贈っている。『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』は6月12日(金)よりTOHOシネマズ系列ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月14日細野豪志衆議院議員(48・無所属)が2月11日、「LGBTを支援する理由」をツイートした。しかしその投稿に疑問の声が上がっている。15年に「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の顧問に就任するなど、これまでも積極的にLGBTに関する問題に取り上げてきた細野議員。そんな彼は11日、Twitterに《私がLGBTのアライ(支援者)である理由》として以下の5点を挙げた。・当事者の友達がいる・それぞれの生き方(人権)を尊重した方が良いと思う・才能のある人が多く、国や地域に活力が出る・外国人にだけ同性の配偶者に在留許可を出している(内外逆差別)のはおかしいと思う・オリンピック憲章に書いてある(今年は特に)そんな細野議員の投稿には《当事者として感謝申し上げます》《当たり前に普通に存在を受け入れて普通に幸せになれる世の中にしたいですね》といった声が。しかし、いっぽうでは「才能のある人が多く」という文言を疑問視する声が続出。ネットでは「才能と人権は関係あるの?」との声が上がっている。《あなたの友達かどうかとか、その人に才能があるかどうかとか、オリンピック憲章に書いてあるかとか、そういうことじゃないのでは?》《たとえ当事者に才能がなくて国や地域に活力が出なくても、普通に応援しませんか?》《男が好きでも女が好きでも、結婚する人もしない人も、子供がいてもいなくても、「尊重しなければいけないもの」が人権だと思います》《才能がないとダメなんですか?》
2020年02月14日青木豪が演出・上演台本を手掛ける『十二夜』(原作:ウィリアム・シェイクスピア)が2020年3月に上演される。主演を務める前山剛久と青木豪に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、青木がシェイクスピアの本場でもあるイギリス留学から帰国してすぐの2013年に初演され、観客から「こんなに笑えるシェイクスピアは初めて!」と好評を得た作品の再演。当時は客席で観た前山も「めちゃくちゃ笑いました。誰もが楽しく観られるようにアレンジされていた」と振り返り、青木は「“なんちゃってシェイクスピア”です」と語る。「僕らが勝手にシェイクスピアをやったらこんな感じになりました、すみません!みたいなイメージです。例えば衣裳も、“なんちゃって”で遊んでたらこうなっちゃったんです、というような。今回もそのコンセプトは変えません。楽しいことやってるから来て!というふうにつくりたい」今回、7年ぶりの再演で前山を主役(ヴァイオラ役)に抜擢したのは「前ちゃんとは2013年にシェイクスピア作品の『お気に召すまま』をやったのですが、そこから相当活躍してるって聞いて。なのでもう1回、前ちゃんとやるべきだと思いました」という期待から。前山は「豪さんともう1度やりたいと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しい。『お気に召すまま』ではオーディションでメインのロザリンド役に選んでもらいました。あのとき豪さんが見つけてくれた、あれがスタートだったという思いがあるんです」と明かす。当時は「いい意味で、それまでで1番追い込まれました。豪さんの稽古って毎回トライしなきゃいけないし、殻にこもるとハッキリ指摘される。でもそのおかげで殻が破れた」。そしてそれ以降、前山は舞台『刀剣乱舞』や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』など人気2.5次元作品に出演し、この11~12月は宮本亜門演出の『イノサンmusicale』が控えるなど活躍を続けており、「豪さんには僕自身の変化も見てもらいたい気持ちがあります」と意気込む。その他出演者も彩り豊か。納谷健、新納慎也、春海四方、小林勝也らが名を連ね、前山も「納谷健がいて新納さんがいるって時点で稽古場が想像できなくなる(笑)」と言う幅の広さだが、青木は「台詞をしっかり言えて美しく届けるってことがちゃんとできる人たちと、華と勢いのある若い人たちを組み合わせたかった。面白いものができるに決まってるさって気持ちでいます」と化学変化が楽しみになるひと言。前山が「豪さんのシェイクスピアは他にない魅力がある。ぜひ観に来てほしいです」と誘う『十二夜』は2020年3月6日(金)から22日(日)まで東京・本多劇場、3月29日(日)から31日(火)まで大阪・近鉄アート館にて上演。12月1日(日)まで、チケットぴあにて2次プレリザーブ受付中。取材・文:中川實穗
2019年11月28日今年7月に仏政府から芸術文化勲章「シュバリエ(騎士)」が贈られたことが話題になった漫画家の永井豪さん。社会現象を巻き起こした『ハレンチ学園』、マンガ界の歴史に名を残す『デビルマン』、巨大ロボットマンガの金字塔『マジンガーZ』など、これまで世に送り出してきた作品は350以上。その作品は海外にも広がり、特にフランスではテレビアニメ版の『UFOロボ グレンダイザー』が『ゴルドラック』のタイトルで大ヒット。今も国際的に活躍する永井さんの50年を超える画業を振り返る展覧会『画業50年“突破”記念 永井GO展』が始まる。本展では、デビュー作から最新作まで、貴重な直筆マンガ原稿、カラーイラストなど600点以上を展示。「鬼・悪魔」「ロボット」「ギャグ」「魅力的なヒーロー・ヒロイン」というジャンル別に紹介される。また会場には『マジンガーZ』や『デビルマン』の世界観をイメージしたエリアを展開。今まで表に出ることのなかった秘蔵資料などを目にすることができる。またデビューまでの道のりをマンガ化した作品も、本展のために描き下ろされ展示される。「この50年はいつも締め切りに追われていて、目の前の仕事ひとつひとつ片付けることに一生懸命でした。気付けば50年という感じ。え、もうこんなに経ったのかと」(永井さん)膨大な量の作品を描いてきた永井さんだが、ネタが枯渇することはなかった。「紙に向かえば何かしら浮かんでくるタイプ」と自己分析し、ギャグマンガとシリアスな作品を描き分ける時も「キャラクターの中に入ってしまえば、自然にモードが切り替わった」と話す。なかでも「キューティーハニー」など女の子のキャラクターには特に思い入れがあり、いずれも自分の好みの女性像をミックスして描き出したものだと語る。創作の根底に流れていたのは、人間の本性を描き出すこと。「人間自体が生物であって、生存本能、異性に対する興味。これを描かなければ人間の本質を描いたことにならないと思うんです。性とバイオレンス、あらゆる人間ドラマのベースに必ずそれはあるはず」そんな想いを胸に生み出した作品にはいずれも、50年の歳月を経ても、色褪せず誰の心にも響く衝撃がある。「僕はデビュー当時、バイオレンスやエロティックを描くのが当然と思っていた。でも僕の中ではちゃんとモラルがあって、少年誌ではここまで、と線引きしてきた。だから自分の表現に対してダメ出しをしてきた数々の編集長とも、渡り合ってくることができたのだと思います」世間の冷たい目を感じながら反骨精神で描いてきた作品が美術館に並ぶ日がくるとは感無量と語る永井さん。その世界観を体感してみて。海外でも絶大な人気を誇る『マジンガーZ』。©1967‐2019 Go Nagai / Dynamic Productionながい・ごう1945年生まれ。石ノ森(当時は石森)章太郎のアシスタントを経て1967年デビュー。2018年、第47回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞受賞。現在も『ビッグコミック』にて「デビルマンサーガ」を連載中。『画業50年“突破”記念 永井GO展』上野の森美術館東京都台東区上野公園1‐29月14日(土)~29日(日)10時~17時(入場は閉館の30分前まで)無休一般1600円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル) 写真提供・永井GO展実行委員会※『anan』2019年9月18日号より。インタビュー、文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年09月11日