タレントの山川恵里佳が、10月12日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)のグラビアページに登場している。1998年に「ミスヤングマガジン」で特別賞を受賞して芸能界デビューを果たし、瞬く間にグラビアで人気となった山川恵里佳。以降は様々な分野で活躍し、独特の声とキャラクターでバラエティ番組で引っ張りだこに。今年で芸歴25年を迎えた山川だが、10月12日発売の『FRIDAY』で20年ぶりにグラビアを披露した。今年3月で41歳となった山川。誌面では2児の母とは思えない素晴らしすぎるボディを見せるなど、往年のファンのみならず若いファンも必見のグラビアショットとなっている。○山川恵里佳コメントデビューして25年になりました。これだけ長く芸能界にいて、いま「やりたいことってなんだろう?」とマネージャーさんと話していた時、この世界にいるからこそ経験できるのがグラビアだなって。すぐに撮り下ろしの話が決まったのは本当にありがたいことでした。41歳の自分にもまだチャンスがいただけるなんて、ラッキーな時代になったと思います。痩せやすい体質になっていたので、「もうちょっと体がふっくらしたほうがグラビア向きかな?」と、撮影が決まってからボディメイクも頑張りました。ジムでウエイトトレーニングして筋肉をつけながら体重を増やそうと、ラーメンや餃子、白いご飯をがっつり食べる生活に。家でも姿勢を意識する生活を心がけました。どの写真もすごくイイと思いますが、可愛い少女のように庭でホースを使って水をかけながら「わ~っ!」とやっている写真が1番良かったです。確かデビュー当時の私のキャッチフレーズって"国民的妹"だったのですが、今でも読者の皆さんが私のことを"妹系"と言ってくれるかな? 昔から知っている方々には「山川恵里佳、いま楽しそうじゃん!」と思っていただきたいし、若い方々には「こんなお姉さんがいるんだ」と知るきっかけになって欲しいです。皆さんに評価していただければ、またグラビアに取り組みたいです。
2023年10月12日タレントで女優の山川恵里佳(やまかわ・えりか)さんが、2020年5月31日にブログを更新。引き締まったウエストを披露し、多くの反響が寄せられています。山川恵里佳、筋トレで見事な腹筋をゲット!山川恵里佳さんは『家トレ』と題したブログを公開し、外出自粛期間中に自宅でトレーニングに励んでいたことを報告。おうち時間長いので、ぷくぷくしすぎないように腹筋やお尻トレやってます山川恵里佳オフィシャルブログーより引用続けて、腹筋にうっすらと縦線が確認できるお腹周りの写真をアップし、見事なくびれを披露しています。そして、「よく笑ってるから腹筋を使うみたいで、お腹はいい感じになってきてるかも!」とコメントし、「あとは下半身!」とボディメイキングに貪欲な姿勢を見せました。山川恵里佳さんの美しい腹筋に、ファンは見惚れてしまったようです。・とても美しいくびれだ!うらやましい…。・こんなにきれいな奥さんがいて、旦那さんは幸せですね。・スタイルがよすぎます!前より、さらにきれいになっている!いつまでも美しい姿で、ファンを魅了し続けている山川恵里佳さん。さらなる活躍に注目です!山川恵里佳の現在の姿に驚き!夫・モンキッキーを怒らせたことを明かし「家出したい気分だった」[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日世界中で収集した段ボールで作品を生み出すアーティスト・島津冬樹によるポップアップイベント「Carton Stand Isetan」が、10月2日から15日まで、伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」で開催される。島津は、「不要なものから大切なものへ」をコンセプトに、世界中で収集した段ボールを使用し財布を制作する「Carton(カルトン)」という活動を行っているアーティスト。2018年には自身を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール(監督:岡島龍介 / 配給:ピクチャーズ・デプト)』が公開されたほか、エッセイ『段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル』(柏書房)の出版、世界各国でのワークショップなど、段ボールの魅力を伝えるための様々な活動を展開。現在では、国内外での展示やワークショップのほか、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)やナイキ(NIKE)とのコラボワークショップも実施している。「段ボール 財布」上:7,000円、中:2万円、下(左):1万5,000円、下(右):5,000円今回のイベントでは、従来の段ボール財布に加えて、伊勢丹新宿店限定で初のお披露目となるサコッシュが登場。また、会期中の週末、10月5日、6日、12日、13日の各日15時から18 時には、島津が在廊し、好きなデザインの段ボールで財布を作ることができるワークショップを開催する。参加費は7,000円、所要時間は30分から1時間程度で、予約は不要だが参加出来る人数に限りがある。なお、イセタンメンズの公式メディア「IMn」では、島津のインタビュー()を公開中。【イベント情報】島津冬樹 ポップアップ「Carton Stand Isetan」会期:10月2日〜10月15日会場:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年09月26日スピリチュアル界のレジェンド山川紘矢さん、山川亜希子さん。その山川夫妻、心の旅30年。そこからお二人が見出した、幸せになるためにやるべきこととは?自分を大切に。人のためになることをする。そして人生を楽しむ!極意ともいえるメッセージに耳を傾けよう。夫妻が考える幸せになるためのアクション7つのうち、今回は4つをご紹介します。笑う「誰でも笑うと楽しくなります。健康にもなります」(紘矢さん)近年、笑いがもたらす健康効果への期待は高まるばかり。血糖値の上昇を抑える、免疫力を高めるなどの身体的な効果だけでなく、心の傷が癒される、ストレス耐性ができるなど精神面での効果もわかってきた。「エレベーターに乗り合わせた人と目が合って、にこっと笑顔を交わすだけでも、幸せな気分になりませんか?笑いヨガのように体を使うのもより効果があります。『やったーやったー、イエー!!』と腕も振り上げ、にっこり笑ってみましょう」(亜希子さん)信頼できるパートナーや仲間など、誰かと一緒に笑い合うことも、お二人は推奨する。人生を楽しむことを基点にすると、明るくて笑顔の多い人とつき合う方が自分もハッピーなはず。瞑想する世界的にも注目が集まっている、瞑想の幸福パワー。なぜ瞑想をするといい変化が表れるのか。「現代社会では、まったく音のない空間や時間帯というのは意外にないものです。瞑想の目的は、いわば脳内にそういう空の状態を作り出すこと。最初はいろいろな雑念などに惑わされますが、訓練すれば、頭の中が空白になる瞬間が生まれるはず。いつも忙しく切り替わっていた脳内がクリアになると、心の揺れ、ブレがなくなり、自分に自信が生まれてきます」(亜希子さん)世界には、さまざまな瞑想法があるが、自分に合ったものを取り入れてもいいし、自己流でもOKだ。「5分間目を閉じて、心静かに深い呼吸をするだけでもいい。これなら電車の中ででもできますね」(紘矢さん)集う「スピリチュアル的にいえば、ひとりでいる時間は心を磨くときで、寂しくないという考え方もあります。それでも人は、本当の孤独の中では幸せになれないものです。LINEやメール、SNSなどを使って繋がることもできる時代ですが、やはり直接集まる場を作って、お互いの笑顔を見ることが、心を満たしてくれると思います。私たち夫婦も、ヨガの会やダンスの会など仲間が集う場を定期的に作っていますが、その都度、いい仲間に囲まれている幸福を実感します」(紘矢さん)一緒に歌う。踊る。心を許せる友との繋がりは、助け合いや学び合い、情報交換の場にもなる。「若い人たちに広がるシェアという考え方は、すばらしいですね。いいものを共有し合う体験は、きっと心に刻まれると思います」(亜希子さん)極める好きなことにひたすら取り組めること以上に、幸せなことはない。「自分が本当に心惹かれるものを探し、それをどんどん深めていきましょう。料理でも写真でもスポーツでも、一生懸命にやっていれば楽しいし、仲間も集まってきます。得意なものができてくると、それは必ず世の中の役に立ちます。好きを極めることは、生きるすべてに繋がります」(紘矢さん)好奇心が長続きせず、次から次へと興味の対象が移ってしまうのであれば、それもよし。直感に従って進むうちに“これ”というものに出合える。「仕事を極めてみるのもいいでしょう。『事務職だし…』などと卑下せず、何を聞かれても答えられるくらいのプロフェッショナルになれば、自分がこの世で与えられた役割を果たしていると思えるはず」(亜希子さん)山川紘矢さん・山川亜希子さんこれまで多くの心の本を翻訳、日本に紹介してきたスピリチュアル界のレジェンド。セミナー、ダンスの会、読書会などイベントも精力的に行う。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・Margraph取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年10月16日精神世界の著作の翻訳や執筆で知られる、山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻。そんな山川ご夫妻に、運命の相手との関係を深める学びになる本を厳選してもらいました!今回はその一部をご紹介。愛に満ちた人生を得るための知恵を持つ『受け入れの法則』山川紘矢・山川亜希子・あーす・じぷしー naho&maho世に言う「引き寄せの法則」を一歩進めた「受け入れの法則」。起こることはすべて、宇宙が差し出したプレゼント。自分にはその贈り物にふさわしい価値があると認めよう。双子のユニットとの共著で、コラムと座談会を合わせた形式が読みやすい。リンダパブリッシャーズ1300円霊的思想家たちが確信、ハートのパワーとは『ザ・パワー・オブ・ザ・ハート人生の本当の目的を探して』バプティスト・デ・パペ山川紘矢・山川亜希子 訳著者は、世界中を旅する中でハートが持つ可能性に目覚めていく。『アルケミスト』の著者パウロ・コエーリョをはじめ、世界的な思想家や作家たちが教える“ハートのパワー”の秘密が一冊に。たくさんのメッセージの中に求めている答えがあるはず。KADOKAWA1900円著者と似た経験をした、傷ついた心をいたわる『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』山川亜希子子どものころから、周囲の評価ばかりを気にして、自分を押し殺していたという著者。そんな傷に気づいて、自分という存在のかけがえのなさに目覚めていくさまを率直に綴った自伝的エッセイ。自分自身を好きになるためのヒントがいっぱい。角川文庫640円潜在意識の中の不幸な記憶を浄化する方法『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』イハレアカラ・ヒューレンインタビュー/櫻庭雅文ハワイに伝わる癒しの秘法「ホ・オポノポノ」の知恵においては、過去の記憶が思い通りに生きるのを妨げていると考える。それを4つの言葉やいくつかのツールで浄化すれば、本当の幸せを取り戻せる。わかりやすく語りかけるように教えてくれる。徳間書店1500円出会うという運命の、意味やしくみを知る『出会った人が運命の人』山川紘矢・山川亜希子運命の人を探すのに、あれこれ条件をつけたり、難しく考えたりする必要はない。なぜなら、運命は、その人のそのときの学びに必要な誰かを用意してくれるから。ありのままの自分でいれば、運命の流れに沿って、然るべきときにパートナーも現れる。マイナビ文庫640円やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日精神世界の案内人・山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻によると、運命の人との絆を深めるためには、まず自分を好きになることや、自分に起こることをそのまま受け入れることが大事なのだといいます。でも、そうはいっても何から始めたらいいの?例外的な状況にはどう対処すればいい?という疑問も。山川さんご夫妻の助言に解決のヒントがあります。Q.自分のことを好きになるには、どうしたらいいですか?A.ミラーワークを試してみましょう。ミラーワークは、自分を愛するための簡単なヒーリング法。鏡に自分を映して、目を見つめながら「愛しています」と言うだけ。子ども時代の自分を思い出して褒めたり、自分に「ありがとう」と言ってみるのも効果的です。Q.人と自分を比較してしまいます…。対処法を教えてください。A.比較する自分を許すことから始めて。比較してしまう自分を責めないこと。みなそれぞれに性格も、クセもあると認めて。「また比べちゃった。まあいいや」と思うくらいでいいのです。人と比べてしまう自分に気づいただけで、変わる糸口はつかめています。Q.別れた人は、運命の人ではないということですか?A.どんな人も、意味があって出会っています。ひどい相手なら逃げて正解。けれど「つき合って損をした」のではなく、それも学びです。別れることがあっても、そのときのあなたを成長させるために現れたのです。何年も経って、出会った意味がわかることもあります。Q.直感やひらめきは、どこまで信じていいのでしょう?A.100%信じてください。人生に間違いはありません。心の声には耳を傾け、心の赴くままに選んだことは、突拍子もないように見えても、のちのち必ずうまくいきます。相手のことをよく知らないのに「この人とはウマが合いそう」と感じたら、それは正しいのです。Q.両親、きょうだいなど、離れようのない人といい関係を築くには?A.血縁であっても、自分の行くべき道はそれぞれです。一緒に生活している家族にも、それぞれにふさわしい道があります。同じ方向を向いているとは限らないのです。合わなければ「産んでくれてありがとう。けれど、私は私の道を行きます」と、自分の人生を生きてください。やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。イラスト・利光春華取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日自分にとって大切な人ともっと強くつながりたい…。そんなとき相手とのつき合い方で心がけることとは?精神世界の案内人・山川夫妻が30年の心の旅で見つけた、“愛と絆”を深める極意を教えてもらいました。精神世界の数々の名著を邦訳。同時に、幸せになるための多くのメッセージを発信してきた山川紘矢さん、亜希子さんご夫妻。そんなおふたりが確信しているのが、「出会った人はみな運命の相手である」ということだ。運命の相手なら、なんの障害もいさかいもなく関係が続きそうなのに、なぜうまくいかないのかと不思議に思うかもしれない。「どんな人も、互いの成長のために用意された宇宙からのプレゼント。出会ったのは、学びを得るためです。成長のために必要だから、シビアな問題が起きることもあるのです。『なぜこんなひどい人を好きになってしまったんだろう』と切り捨てるのではなく、『彼は私に何かを気づかせるためにこんな行動を取ってくれたのだ』と考えてみましょう」(亜希子さん)そんな大切な存在と豊かな関係を築くためには、何を心がけたらいいのだろう。「逆説的ですが、ふたりの関係をよくするには、何よりも自分自身が幸せになることなのです。過去の傷を手放して、自分が幸せになると、自分の外側もうまく回り始めます。人生に問題など何も起きなくなります」(紘矢さん)自分を好きになることが他者との関係もよくする早道だとは、精神世界では当たり前に言われていること。でも、人に気を遣った方が端的に関係がよくなりそうなのに、なぜ“まずは自分を愛すること”が大切なのか。「私も長いこと“自分を愛する”ことができなくて、苦しんでいました。他人の評価で生きていたころは、がんばらなければ認めてもらえないと思っていましたし、自分を認めてあげることもできなかった。そんな中で作られてしまった抑圧された感情や傷が、自分が幸せになることに制限をかけるのです。あなた自身を縛ってきた、そうしたネガティブな感情に気づくだけで負のエネルギーは自然と消えていきます。それがはっきりわからないときは『私は私を好きになる』と決めるだけでもいいのです」(亜希子さん)自分を大切にすれば、自分の波動は高くなり、同じ高い波動を持つ無二のパートナーが引き寄せられ、すばらしい関係を育める。「自分に対して寛大に、優しくなれれば、人に対しても同じことができます。身体を動かす、きちんと休養するなど、身体が欲していることにも応えてあげる。すると心身がリラックスでき、あとは自分の思うままに生きるだけ。自分が置かれた状況への感謝を忘れず、人生を肯定的に見ましょう。幸せのカギはすべてあなたの中にあるのです」(紘矢さん)山川夫妻が教える絆を深めるコツの一部をご紹介します。自分を好きになる。自分を丸ごと受け入れる。人は誰もが、唯一のかけがえのない存在。「自分なんて大したことない」と自己評価の低い自分に気づいたら、そんな自分を許して、自分を愛そう。あなたはあなたのままで100点満点。ありのままの自分を受け入れれば、愛の波動が高くなり、周囲をもいい波動で癒すことができる。プラスのスパイラルができあがる。他者をジャッジしない。「彼はどうせこういう人」「期待したってムダ」…そんなふうに相手を決めつけていたら、そのクセはやめよう。自分と意見が対立しても「こんなふうに考える人もいるんだ」と受け入れ、拒絶しないこと。イライラしていたら、絆を深めることはできない。他者に優しくする近道は、自分にも優しく寛大になること。なるべくたくさんハグする。ふたりの距離を縮めるには、ボディランゲージの「ハグ」がいちばん。物理的にも互いのハート(心臓)を近づけることになり、エネルギーが混じり合って互いがわかり合えるようになる。マッサージし合うのもおすすめ。恥ずかしければ、手を握り合う、肩に触れるなど、軽いスキンシップから始めてもOK。やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日自分を慈しみ、今を感じるために。精神世界の案内人、山川紘矢・亜希子夫妻が語る“自分が主役”になる人生を創るための心構えとは?どうしても、この本を日本に紹介したい。そんな思いにかられて、山川紘矢・亜希子夫妻が初めて翻訳したのがハリウッド女優、シャーリー・マクレーンの自伝『アウト・オン・ア・リム』。前世や輪廻転生など、スピリチュアルな考え方を世界中に広めた’80年代当時の大ベストセラーだ。“自分を知れば自由になる”というシャーリーのメッセージに共感した山川夫妻は、安定した生活を捨てて40代で翻訳家に転身。精神世界の水先案内人として活躍する一方、31年間の経験から到達した、本当に幸せになる生き方のコツを「受け入れの法則」として披露した。おふたりこそ、まさに新しい人生をクリエイトした大先輩。70代でもアクティブな日々を過ごし、若い世代への理解も深い。どうすればそんな生き方ができるのか。「やはり自分を大切にすることでしょうね。スピリチュアルな勉強をすると、自分に起こることはすべて自分が引き寄せているとわかるので、パワーの源である自分を粗末には扱えなくなります。健やかな心と体のためにセルフケアを怠らず、何がやりたいのか、本当の望みは何なのか、心の声によく耳をすませてちゃんと応えてあげる。すると、人生は自然とうまく回り始めます」(紘矢さん)「自分が嫌いで心を閉ざしている人は、その原因を探ってネガティブな思い込みを手放しましょう。まずは自分を知る。そして、ありのままの自分を好きになれば、心が開かれて幸せが次々に訪れます。そのためには、体と心を使ったワークがお勧め。頭の中でどんなに考えても行き詰まるだけですから」(亜希子さん)実は、山川夫妻も多くの葛藤を乗り越えてきた。そのときに助けてくれたのが、自己を深く知ることから始まるスピリチュアルな考え方とワーク。今でも、毎朝のヨガと瞑想、呼吸法は欠かさないそうだ。「昔の僕は、好きなことより必要なことを選び、人生を楽しむという発想もありませんでした。彼女(亜希子さん)は、優秀で頑張り屋なのに、なぜか自分に自信が持てない。常識的で型通りの生き方が当たり前の時代でもあり、“思い通りに生きてもいい”という真実に気づくまでに、ずいぶん時間がかかりました」(紘矢さん)「今はその点、恵まれていますよね。個性が尊重され、生きるうえでの選択肢や参考になる本や情報も、30年前と比べると驚くほど増えました。ただ、やはり一人で自分と向き合う時間は毎日5分でいいのでつくってほしい。生活に確かな軸ができるからです」(亜希子さん)その5分間に実践したいのが、“自分を好きになる”6つのワーク。また、日々の暮らしで習慣にしたいのが、自分の感性を豊かにする“今を感じる”6つのワークだ。「たとえ短くても、自分のための時間を意識してつくることに意味がある。簡単なヨガのポーズや瞑想、ワークはもちろん、深呼吸するだけでもいいんです」(紘矢さん)「自分を再発見するプロセスを、ぜひ楽しみましょう。そして“自分が主役”で生きることでしか味わえない、本当の幸せを実感してください」(亜希子さん)山川紘矢・亜希子さん翻訳家。スピリチュアルな名著・ベストセラーを日本に紹介し続けて31年。その累計部数は1000万部にも。「引き寄せの法則」の名付け親でもある。夫妻共著の最新刊は『受け入れの極意』(興陽館)。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・夏目麻衣文・岡崎弥生(by anan編集部)
2017年10月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・清澄白河の支店、ナディッフ コンテンポラリィ(東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館内)です。■「山口小夜子未来を着る人」現在、東京都現代美術館で開催中(6月28日まで)の「山口小夜子 未来を着る人展」公式図録。1970年代初頭よりアジア人初の世界的トップ・モデルとして時代の最先端を駆け抜けた山口小夜子。本書には、山本寛斎やイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)を始めとする様々なコレクションショーでの様子、資生堂専属モデル時代のCM・広告作品から、後の音楽、映画、舞台など多方面のアーティストとのコラボレーションによって生まれた作品など彼女の多岐にわたる活動記録ほか、親交の深かった松岡正剛、天児牛大、中西俊夫、山川冬樹含む7名が彼女について語った文章も収録。松本弦人がデザインしたこだわりの印刷は、まるで写真集のようにずっしりと重い。一言では語りつくせない“山口小夜子”という人間を深く知るにふさわしい貴重な1冊となっている。展覧会会場では小夜子の私物や本展に合わせて発表されたコラボレーションアーティストによるオマージュ作品など本書には掲載されていない作品も合わせて展示。山口小夜子というひとりの人間を通して1970年代カルチャーからこれまでのアートシーンも読み解ける、彼女を知る人も知らない人も楽しめる空間となっている。【書籍情報】「山口小夜子未来を着る人」編集:東京都現代美術館デザイン:松本弦人プリンティング・ディレクター:栗原哲朗出版社:河出書房新社言語:日本語、英語ソフトカバー/216ページ/B5発刊:2015年4月30日価格:2,700円
2015年05月07日東京都現代美術館は、トップモデルとして活躍すると同時に、クリエイター、パフォーマーとしても実験的な試みを行っていた山口小夜子の軌跡をたどる「山口小夜子未来を着る人」展を開催している。開催期間は6月28日まで(5月4日を除く月曜、5月7日は休館)、開場時間は10:00~18:00、入場料は一般1,200円、大学・専門学校生・65歳以上900円、中高生600円、小学生以下は無料。同展は、コラボレーションを通じて、世代やジャンル、東洋と西洋など異なるものを繋ぎ、"SAYOKO"という1つのジャンルを打ち立てた山口小夜子の軌跡をアーカイブとともにたどる。1970年代初頭より、神秘的な東洋の美を体現するアジア人初のトップモデルとして世界のモードを席巻する一方で、晩年の数年間、彼女が若い世代の表現者たちと、ファッション、音楽、映像、演劇、朗読、パフォーマンス、ダンスなどが混在する実験的な試みを行っていたことは、あまり知られていない。宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモという、彼女の身辺で活動し、現在のシーンにおいて大きな影響力を持つ表現者たちが、小夜子に捧げる新作インスタレーションを発表するほか、彼女が急逝する直前に、新聞紙上での往復書簡が予定されていた森村泰昌も新作を出品する。なお山口小夜子は、1949年生まれのモデル、クリエイター、パフォーマー。1972年にパリコレクションに参加して以来、トップモデルとなりパリおよびニューヨークコレクションで活躍。1974年には、米ニューズウィーク誌において「世界の4人のトップ・モデル」として紹介される。1977年、寺山修司の舞台「中国の不思議な役人」に出演して以降は、女優としても多数の舞台、映画に出演。2000年代に入り、六本木のSuperDeluxeなどアンダーグラウンドなスペースを舞台に、ファッション、映像、音楽、文学、舞踏などさまざまな表現が融合するパフォーマンスを展開。2007年に急逝。
2015年05月01日昨年末に惜しまれつつ解散したTHE BOOMの ベーシスト山川浩正が5月11日(月)に東京・LIVE GATE TOKYO(東京都)でライブを開催する。【チケット情報はこちら】同公演は、この日50歳の誕生日を迎える山川の聖誕祭。イベントには山川のほかにも、やなわらばー、ヘンザンタカヒロ、おおたけしたちの3組が出演。ライブでは全出演バンドに山川が参加し、演奏を披露する。おおらかなキャラクターと、様々な楽器を巧みに演奏することから、THE BOOM在籍時も他のバンドへ積極的に参加していた山川。この日の公演でも彼のキャラクターと音楽の足跡が見えるライブになりそうだ。チケットの一般発売は4月18日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行先着プリセールを実施中。受付は4月17日(金)昼12時まで。■山川浩正5.11 生誕祭!!「50にして天命を知る?!」日時:5月11日(月) 開場18:30 / 開演19:00会場:LIVE GATE TOKYO(東京都)料金:全自由 3,950円出演:山川浩正 / やなわらばー / ヘンザンタカヒロ / おおたけしたち
2015年04月13日故・山口小夜子の展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が、4月11日から6月28日まで東京都現代美術館で開催される。小夜子はアジア系モデルとして初めてパリコレクションに起用された、東洋の美を体現するトップモデル。パリ及び、ニューヨークコレクションで活躍し、資生堂の専属モデルも務めた。74年にはアメリカの『ニューズウィーク(News Week)』誌に“世界の4人のトップ・モデル”として紹介され、77年にはロンドンのアデルー社で製作されたボブヘアの「SAYOKOマネキン」が世界各国のショーウインドウを飾っている。一方で、寺山修司監督の舞台『中国の不思議な役人』に出演すると、女優としての活躍もスタート。山海塾のオペラで衣装デザインなどを行うなど、クリエーターとしても活躍した。その後はファッション、映像、音楽、文学、舞踊などを融合させたパフォーマンスを展開。01年には各デザイナーが彼女にインスパイアされた作品を展示する「モーリの色彩空間 Part5 小夜子」展を開催されるなど、07年に急逝するまで常に時代の最先端を走り続けた。同展では、雑誌や写真、スクラップブックなどの秘蔵資料や、資生堂のアーカイブ作品などとともに小夜子の軌跡を辿る。また、彼女をミューズとしたデザイナーの作品や、彼女が所有していた服を「SAYOKOマネキン」によって展示。“ウエアリスト”と名乗り、“着る”ことをパフォーマンスにまで高めた彼女の創造性に迫る。更に、晩年に発表したパフォーマンスを高画質映像で上映。過去に彼女とコラボし、現在ではそれぞれの分野で活躍する宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモなどが小夜子に捧げるインスタレーションも展開される。また、小夜子の急逝の直前に新聞紙上で往復書簡を行うはずだった森村泰昌も、彼女に捧げる新作を発表する予定だ。会期中には小夜子も習ったダンス・メゾット、伊藤道郎による「テン・ジェスチュア」を体験するワークショップを開催。他にも、“小夜子メイク”を完成させた富川栄によるメーキャップ・ワークションやトークイベントに加え、ファッションショーやパフォーマンスナイトなど様々なイベントが催される。【イベント情報】山口小夜子 未来を着る人会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1会期:4月11日から6月28日まで時間:10:00から18:00まで(入場は17:30まで)休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日
2015年03月17日東京・汐留のパークホテル東京は3月21日、アートイベント「Park Night 2015」を開催する。当日は25階のアートラウンジが様々な現代アートで彩られる。巨大なマスコットなどをモチーフに大がかりなインスタレーションを手掛ける山下拓也は、ギャラリーの壁を3mに渡って切り刻んだ立体作品「TALIONの子」などを出品。更に、近年では森美術館の「LOVE展」に出展したインスタレーションが話題となった、やくしまるえつこによる特設展示も行われる。これらの作品とともに、会場の吹き抜けでは壁面に投影されるのが、現代美術科で映像作家の泉太郎による映像作品だ。今回は滅多に見ることが出来ない初期作品などがプロジェクションされ、彼の創作活動の原点を知る貴重な機会となるだろう。更に、イベント中には3組のライブパフォーマンスが開催される。オープニングを飾るのは、フィールドレコーディングで収集した振動現象によって、空間の個性や時間経過を描写する角田俊也。それに、ヌケメバンドのギターやスライムシンセサイザーが発するドローンサウンド、おもちゃが奏でるグリッチが続く。最後は自らの体内における生命活動を音や光として表現するホーメイ歌手、山川冬樹によるパフォーマンスが一夜限りのアートナイトを締めくくる。昨年は入場規制がかかるほど盛況だった、このアートイベント。今年はリキュール「カンパリ」をパートナーに迎え、目や耳だけでなく、舌でも楽しめる一夜となった。やくしまるえつこ、荻野僚介、ミヤギフトシ、毛利悠子ら4人のアーティストが、ホテルのバーテンダー鈴木隆行とコラボしたオリジナルカクテルとともに、現代におけるアートシーンを全身で体験できる。【イベント情報】Park Night 2015会場:アートラウンジ住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー25階パークホテル東京内会期:3月21日時間:20:00から23:00料金:2.000円(要チケット)000
2015年02月27日イマジニアは、新学期、新生活応援キャンペーンとして、同社が提供するiPhone/Androidアプリ「山川世界史一問一答」「山川日本史一問一答」シリーズを、4/22までの期間限定で、600円を40%OFF・350円のセール価格で販売する。同商品は、30年以上受験生に愛され続けている歴史教材のベストセラー「山川世界史/日本史」をアプリ化したもので、日本史で4500問、世界史は4000問の問題を収録。クイズ感覚で取り組める「四択モード」と、真剣勝負の「一問一答モード」の2種類の学習方法を選択できる。独自の成績管理システムで苦手な問題を集中学習でき、学校の定期テストや受験対策のほか、昨今の歴史ブームを受けて歴史好きな人たちにも好評だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日KAAT神奈川芸術劇場のこけら落としとして昨年1月に初演された、三島由紀夫原作、宮本亜門(同劇場の芸術監督)演出の『金閣寺』。現在、“凱旋公演”として大阪・梅田芸術劇場で上演中だ。世界各国から厳選されたパフォーマンスが集まる“リンカーンセンター・フェスティバル2011”に招待され、昨年7月に同キャストでニューヨーク公演を行った本作。ホーメイ(のどを詰めた発声から生じる独特の歌唱法)歌手の山川冬樹や舞踏の大駱駝艦のメンバーが参加し、身体、声、映像で多層的に表現した舞台は、“Fusion Theater(融合劇)”として高く評価された。「言葉を超えたところで感じてもらえるこの作品の強みが改めてわかって自信になりました。日本とは全然違うところでリアクションが来たりするのも楽しかった」と、出演者のひとり、大東俊介は振り返る。その『金閣寺』が約1年ぶりに日本の観客の前に姿を現す凱旋公演に向け大詰めの稽古場で、通し稽古を見学した。『金閣寺』チケット情報1年前の初演以来、数多く顔を合わせているはずのカンパニーだが、馴れ合いすぎた空気はなく、ほど良い緊張感に包まれている。大東も、「緊張感が一番大事ですね。表面的でない、気持ちのひとつ奥を描いた作品だけに、どこか慣れてしまって新鮮さが欠けることは致命的になる」と語る。その中で、親友(=鶴川)を演じる共演者の大東をして「圧倒的な存在で魅入らされる。(演じていて)引っ張られます」と言わしめるのが、主役の溝口を演じる森田剛だ。吃音というハンディを背負った青年の孤独や心のもがき……上手く言葉にできないそれらが、些細な表情や動き、あまりに無垢な瞳の輝きから痛いほど伝わってくる。内翻足というハンディをもしたたかに武器にする柏木(高岡蒼甫)、明るい好青年ながら心に闇を抱える鶴川(大東)、そして溝口(森田)。この若者たちの関係性が作品の軸となるが、「3人の依存関係みたいなものが、ニューヨーク公演ではよりしっくり体になじんでる感じがあった」(大東)と言うだけに、今回も一層の深化が見られるだろう。余計な会話は一切交わさなくとも、互いへの確固な信頼感は、現場でもひしと感じ取れた。演出席の宮本はというと、目の前で展開する俳優たちの演技を“耳で聞き”ながら、台本を熱心に見つめていたのが印象的。三島由紀夫の言葉ひとつひとつに今一度真摯に耳を傾け、新鮮な作品を生み出そうとする誠実な姿だった。大阪公演は1月22日(日)まで同劇場にて、東京公演は1月27日(金)から2月12日(日)まで赤坂ACTシアターで上演。取材・文:武田吏都
2012年01月20日みなさんは蛍光灯と聞いて、なにを連想するでしょうか。部屋を明るく照らす照明器具、あるいは懐中電灯や液晶パネルのバックライト?ところが世の中には、蛍光灯を使って芸術作品を作る人が居ます。「僕にとっての蛍光灯は(表現をする上での)マテリアル(原材料)」と話すのは伊東篤宏さん。明滅しながら音を発する蛍光灯楽器「オプトロン」奏者として、美術家として、これまでさまざまな舞台で蛍光灯をひとつの表現媒体とし、作品を発表してきた方です。さっそく、お話を聞きました。写真はオプトロンを演奏中の伊東さん――なぜ、蛍光灯を使って表現しようと思ったのでしょうか?「蛍光灯が光っている様が美しいと思ったからです。僕は子供のころから物がそのままの色で見える蛍光灯が好きでした。身近でなじみのあるマテリアル(要素)をツールに表現活動をしたということです。ちなみに僕はこれまで自分の住んできた家の電球はすべて蛍光灯にしていました」――オプトロンというのはどういうものなのですか?「蛍光灯の放電を拾い、それを出力・増幅して、ギターペダル等で音色を変えて鳴らす楽器です。光の調節は左手側の2個の調光機というものと、右手側のオンオフスイッチで行う、とても原始的で簡単な仕組みになっています。『オプトロン』の名前の由来は『視覚』を意味するオプティカルと楽器のエフェクターの名称などにある『~ロン』を組み合わせた造語です。また60~70年代のアートムーブメントにあった、視覚的快感を追求したような“オプ・アート(※1)”の世界観も個人的には好きで、命名の一因を担っています」――楽器と蛍光灯を一体化するアイデアにおどろきました。「僕は音楽も美術も好きだったので、片方だけの趣向では考えつかなかったことなのかもしれません。ただ、僕はオプトロンに哲学やコンセプトを持たせようとはしているわけではなく、みんなにまずは『おもしろいでしょ?』と思って見てもらいたいだけなんです。笑ってくれと。ワッハッハと最初は笑って、そのうちポカーンとしてくるというか、あまりの爆音に笑えなくなってくるとかでいいと思っています。理屈はいくらでも言えるかもしれないけれど、視覚的な目の快感って理屈じゃないですから」――ありがとうございました。伊東さんは90年代より蛍光灯を素材に作品を制作。国内外の展覧会、音楽フェスティバルなどで、数々の展示とパフォーマンスを行ってきました。ホーメイ歌手の山川冬樹さんやミュージシャンの澤井妙治さんらとコラボレートしたソニーウォークマンのCM映像で、そのパフォーマンスの一端を見ることができます(オフィシャルページで閲覧可能)。気になる方はライブ会場でもその生演奏を堪能してみてはいかがでしょうか。※1 オプティカル・アートの略称。広い意味での「だまし絵」の一種。イギリスの作家・ブリジットライリーは、ゆるやかにゆがんだ線を何百本とキャンバスに描き、見ているとクラクラしてくるような波の模様を作り上げた。※2 場所や空間全体を作品として体験させる芸術表現。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】女の子って“ウンチク”を聞き流すってホント?えー! いや、そんなはずはない! そう思いたいです!
2009年12月05日離れて暮らす母親を探すため、はるか500キロの冒険に出た一人の少年の成長と家族の深い絆を描き、ベストセラーとなった新堂冬樹著の感動作「僕の行く道」。この小説を原作とした待望の映画化作品『ぼくとママの黄色い自転車』が8月22日(土)、公開初日を迎え、メガホンを取った河野圭太監督に主演の武井証、阿部サダヲ、鈴木京香、そして原作者の新堂さんによる舞台挨拶が行われた。会場は夏休み中の子供の姿もたくさん見られ、満員の客席の前で一同は初日を迎えた喜びを語った。主人公・大志を演じた武井くんは、「たくさんの人が来てくれて、ありがとうございます。どう感じてもらえるか不安でドキドキしています。昨日は緊張してよく眠れなかったけど、嬉しいです。大志はとても勇気のある子だと思います」と満面の笑みを見せた。弱冠11歳の武井くんだが、「演じることとは?」と尋ねると、「もう一人の自分を見つけることができます。(将来は)また共演したいと思われる役者になりたいです」と大人顔負けのコメント、「この映画を観て、身近な人に優しくしてくれたら嬉しいです」としっかりと映画をアピールした。そんな証くんに対し、河野監督は「一番信頼できる俳優でした。何も言わなくてもパーフェクトに表現してくれて、こんなに楽をさせてもらっていいのかなと思いました。彼の演技には泣かされると思います」と大絶賛。父親役の阿部さんは、優秀な愛息に「武井くんの後だとコメントのクオリティが下がります」と平伏しつつ、映画俳優として先輩の武井さんに「またご一緒できたらいいと思います(笑)。この役を演じて、役者として新しい面ができました」とコメント。隣の、真っ黒に日焼けした新堂さんとは対照的なビジュアルとなったが、「僕はあまり日焼けしないタイプなので、ちょっとびっくりしてます」と恐縮気味に語り、笑いを誘った。これに乗じて(?)、母親役の鈴木さんも「夏真っ盛りの方にお会いして、もっと日焼けすればよかったと思いました」と一笑。観客に向けて「子供のために大きな選択をするところを、みなさんがどう感じるか興味があります。夏が子供を成長させるところに注目して見てもらいたいです。観てないお友達にも勧めてください!」と優しい表情で語りかけた。一際黒さが目を引いた新堂さんはというと、「アットホームな客層だと聞いて、僕が出ていいのかなと思いました(笑)」と挨拶。待望の映画化に「この作品には思い入れがあり、2回観て、2回とも号泣しました。自分の書いたものを超える演技で感動しました。愛の形は一つじゃないというところを見てほしいです」と太鼓判を押した。『ぼくとママの黄色い自転車』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:ぼくとママの黄色い自転車 2009年8月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009「ぼくとママの黄色い自転車」製作委員会■関連記事:阿部サダヲが新たに見せる“父”の顔「自分の子供にも冒険させてやりたいと思った」阿部サダヲ、自分よりも大人っぽい“息子”に脱帽!鈴木京香と親子3人浴衣で登場温かくて強い、家族愛を描く『ぼくとママの黄色い自転車』試写会に5組10名様ご招待阿部サダヲ、鈴木京香とのアンバランス夫婦に「お前とそれか?みたいなパターン…」
2009年08月24日