ストリートでゲリラ的にファッションショーを行う「ザ・ハプニング(The HAPPENING)」が11月5日、渋谷センター街とSHIBUYA TSUTAYAで17SSコレクションのインスタレーションを行った。同プロジェクトは2014年に第1回目が行われ、今回が6シーズン目、6回目の開催となる。作品を披露したデザイナーは計7名。KOSHIRO EBATA(江幡晃四郎)、MEG MIURA(メグミウラ)、TAKUMA(タクマ)の3名が前回から引き続き参加。セレクトショップのdog、XANADUからの推薦デザイナーとして、VANESSA NAOMI(ヴァネッサ ナオミ)、QUALWIN(クオルウィン カツ アヤノ)、TENDER PERSON(ヤシゲ ユウト)とマスクデザイナーのKOTARO SAKAZUME(コータロー サカズメ)の4名が初参加し、各デザイナー2~6体、計23体の作品が発表された。渋谷センター街では初めてのストリートファッションショーとなった今回のプロジェクトは、渋谷センター商店街振興組合、渋谷観光協会、SHIBUYA TSUTAYAが全面的にサポート。2020年の東京オリンピックに向けて、渋谷からの文化発信を目的にファッションのインキュベートを目指すTSUTAYAが中心となって、これまで許可の下りなかったセンター街でのファッションショーを警察の許可を得て実現した。ショーは16時にスクランブル交差点の正面のTSUTAYAからスタート。センター街約80mをモデルとダンサーが警備員に守られながらパフォーマンス。その後TSUTAYAの6,7階のブック売り場、カフェを使用してインスタレーションが行われた。発表されたコレクションは「山本寛斎をリスペクトしている」というヴァネッサナオミの着物や帯、資材をチャンプルーしたアッサンブラージュのようなコスチュームからスタート。構築的なシルエットを柔らかな曲線とフォトプリントでデニムの新しい表現を試みたKOSHIRO EBATA、アフリカのトライバルなモチーフをクチュールラインとして立体的に仕上げたMEGMIURA、配水管のプラスティックパーツを使いDIYとファッションをジョイントさせたTAKUMA、レースとメタリックな素材をクラシカルなドレステクニックで未来的に表現したQUALWIN、東京らしいストリートファッションとモードをカットアップしたTENDER PERSONと、見せ方はイベントとしての統一感が図られつつも、それぞれオルタナティブな作品が陶器のマスクとコラボレーションされ、発表された。前回は地下鉄銀座線のコンコースと車両内、今回は日本一の雑踏を誇る渋谷センター街でと、まさにハプニング性は初志貫徹。しかしながら、いずれも公共の場所での開催で、ゲリラと言えども行政への許可を得ており、その分制約も多く「今回は音楽の使用が難しく、実現できなかった」と同プロジェクトを主宰するスタイリストの伏見京子氏。今年9月には上海モダンアート美術館McaMに招待され、16AWコレクションを中国のパフォーマンス集団と共演するなど、活動は海外でも知られ始めているが、路上でのゲリラパフォーマンスは今回が最後となる予定。「若手デザイナーがお金をかけずにパブリックなスペースでショーを発表する方法として、路上でのショーを始めたが、最近はストリートでのショーが増えており、表現の方法を変えていく必要があると考えている」と伏見氏。当初は日本国内のファッション業界の若手のインキュベーションのシステムに一石を投じるべくスタートした同プロジェクトも3年が経過。今シーズンはJFW(一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構)が主催するAFWT(アマゾンファッションウィーク東京)の公式スケジュールとして、パリからのゲストデザイナーKOCHEが原宿で路上ショーを開催した。クラウドファウンディングでのショー開催など、いち早く社会の動きをとらえた運営で刺激を与えてきた同プロジェクトも新しいステップを迎えている。Text: 野田達哉
2016年11月07日デザイナー・山本耀司の魅力と本質に迫る展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が、12月10日から17年3月12日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。近頃、絵画とのコラボレーション作品を積極的に展開している山本耀司。今回開催される展覧会のタイトル「画と機」は、そんな山本の希望により、編集工学者の松岡正剛が考えた。「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」、「機織(服)」を意味しており、この二文字は関係性を表し、絵画とファッション、二次元と三次元、男と女など、反発しながらも惹かれ合い、互いに逃れられないような、創造の根源に触れる危険な関係を暴き出す。同展では、40年以上のキャリアを経て今なお斬新なクリエーションを展開する山本の魅力と本質に迫る。会場には、同展のために山本が制作した絵画や彫刻などを展示。通常とは異なる異形ボディのマネキンが、思い思いの着方で服をまとって並ぶ空間は、ファッション展のイメージを持って来た人の期待をものの見事に裏切る。また、16SSメンズ&ウィメンズコレクションから数シーズンに渡り、ヨウジヤマモトとのコラボレーションピースを発表してきた若手画家の朝倉優佳の作品も展示。「画と機」の衝突、融合、失望、対立、刹那、交替、憧憬、永遠の現場を体感できる機会となっている。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年10月30日2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の大回顧展「DAVID BOWIE is」が、2017年1月8日(日)から、東京・天王洲の「寺田倉庫G1ビル」で開催!2013年にイギリスからはじまった巡回展が、いよいよ日本にやってきます。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。「DAVID BOWIE is」の見どころミュージシャン、アーティストとして活躍し、ファッションなどアートや文化にも多大な影響を与えたデヴィッド・ボウイ。「DAVID BOWIE is」では、そんなデヴィッド・ボウイの多岐にわたる活動を300点以上の展示品、音、映像を駆使して紹介しています。●『スターマン』「ポップ・ミュージックの流れを変えた」といわれるパフォーマンスが、1972年にイギリスBBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でデヴィッド・ボウイが披露した『スターマン』。スターマンの衣装と「トップ・オブ・ザ・ポップス」の映像により、当時の衝撃を再体験することができます。●ファッションデヴィッド・ボウイは世界の一流デザイナーとコラボレーションして、斬新なファッションを生み出し続けました。山本寛斎、アレキサンダー・マックイーン、ジョルジオ・アルマーニ、エディ・スリマンらによる衣装展示は見逃せません。ミュージック・ビデオで見た、あの衣装が展示されているかも!?●JAPAN日本文化からインスピレーションを得、親日家としても知られていたデヴィッド・ボウイ。歌舞伎の化粧法や早変わりをライブ・パフォーマンスに取り入れていました。デヴィッド・ボウイを40年以上撮影してきた鋤田正義の写真、山本寛斎がデザインした漢字柄のマント、デヴィッド・ボウイが描いた三島由紀夫の肖像画など、日本とのつながりを感じる展示がおこなわれます。●音と映像で「音楽を展示」音と映像をフルに使ったマルチメディアにより、デヴィッド・ボウイの「音楽を展示」します。入場者1人ひとりにヘッドフォンが提供され、インタビュー音源を聞きながら展示を観賞。スクリーンでのライブ・パフォーマンス体験など、五感でデヴィッド・ボウイの世界へと没入することができますよ。日本だけのスペシャルコーナー!1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」(監督・大島渚)の名場面が上映されます。さらに映画で共演した北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像も。「David Bowie Meets Japan」と題し、映画を通じてデヴィッド・ボウイの美学やクリエイティビティを感じられる構成になっています。また、会場では日本限定のグッズも販売される予定。貴重なグッズを手に入れましょう。大回顧展「DAVID BOWIE is」がスタートする2017年1月8日(日)は、存命ならばデヴィッド・ボウイ70歳の誕生日。比類なき表現者、デヴィッド・ボウイの世界にぜひ触れてください。チケットの先行発売は2016年10月3日(月)からはじまっています。亡くなったあとも人々をインスパイアし続けるデヴィッド・ボウイの大回顧展は、ファンならずとも必見です!■イベント概要名称:大回顧展「DAVID BOWIE is」開催期間:2017年1月8日(日)~4月9日(日)会場:寺田倉庫G1ビル所在地:東京都品川区東品川二丁目6番10号開館時間:10:00~20:00 (最終入場19:00)※金曜日のみ10:00~21:00 (最終入場20:00)休館日:毎週月曜日 ※1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は開館前売り料金:一般2,200円 (当日券2,400円)、中高校生1,000円(当日券1,200円)、 ※小学生以下は入場無料。限定オリジナルグッズ付きチケット5,000円 (当日券は扱いなし)公式サイト:
2016年10月10日ファッションを通じて渋谷の魅力を発信していく「渋谷ファッションウイーク」が、今年も渋谷駅周辺エリアにて開催されます。期間は、2016年10月14日(金)~23日(日)まで。アンバサダーには、歌手・女優・モデルと幅広く活躍する西内まりやを起用し、ファッションの街・渋谷ならではの企画が目白押し。渋谷にある大型商業施設間の垣根を越えたキャンペーンや、路上ファッションショー「SHIBUYA RANWAY」など、渋谷の街全体が様々なファッションイベントで盛り上がります。「渋谷ファッションウイーク」とは?2014年3月にスタートした「渋谷ファッションウイーク」は、ファッションを通じて渋谷の街に賑わいを創出する大型キャンペーンです。渋谷という街を世界に開かれた観光拠点にしていく“国際文化観光都市・渋谷”構想のもと、2014年3月に初開催。渋谷に拠点を置く大型商業施設が、ライバル関係という立場を越え、一丸となって、ファッションショーやトークショーなど様々なプロモーション施策を展開してきました。さらに、文化通りでの路上ファッションショー、渋谷金王八幡宮での参道をランウェイに見立てたファッションショー、そして渋谷ヒカリエ内の東急シアターオーブでの“地上70mのステージ”でのファッションショーなど、渋谷の街全体を巻き込んだファッションショーも実施するなど、ファッションの街・渋谷を代表するイベントとして、広く認知されるようになりました。また、これまでのファッションショーでコレクションを披露してきた「東京ニューエイジ」の若手デザイナーの、国内外での活躍によって、若手デザイナーの登竜門としても各方面から注目を集めています。今年の「渋谷ファッションウイーク」の注目ポイント!今回で6回目の開催となる「渋谷ファッションウイーク」。「渋谷ファッションウイーク」の原点である、多様なファッションカルチャーを生み出してきた渋谷らしさ“渋谷スタイルの発信”は引き継ぎつつ、新たに「MADE IN SHIBUYA」をテーマに掲げ、大型商業施設間の垣根を越えた様々なキャンペーンが実施されます。「買うファッション(店頭)」、「見るファッション(ショー)」、「楽しむファッション(来街・SNS)」など、ファッションに様々な形で触れ会えるのが最大の魅力です。また、キャンペーン最終日に開催される路上ファッションショー「SHIBUYA RANWAY」も見逃せません。歌手・女優・モデルとして人気の西内まりやさんもアンバサダーとして自ら登場し、会場を盛り上げます。●街がランウェイに変身!路上ファッションショー「SHIBUYA RANWAY」キャンペーン最終日となる2016年10月23日(日)には、渋谷音楽祭のコンテンツとして「SHIBUYA RANWAY」が開催。文化村通りを交通規制し、街をランウェイに見立てた路上ファッションショーが楽しめます。注目は、新進気鋭のジャパンクリエイター「東京ニューエイジ」によるファッションショー。そのほかにも、キャンペーンに参加する渋谷エリアのショップ店員がが自らランウェイを歩き、渋谷ならではの“リアルクローズ”を披露します。さらに、西内まりやさんも登場し、渋谷の最新のファッションカルチャーを発信します。●各施設がオリジナルキャンペーンを企画●渋谷ヒカリエ/ShinQs「渋谷ヒカリエでファッションを楽しむ7Days」開催期間:2016年10月17日(月)~23日(日)渋谷ヒカリエでは、ファッションの祭典・Amazon Fashion Week TOKYOの開催に合わせたキャンペーン「渋谷ヒカリエでファッションを楽しむ7Days」が開催。期間中、渋谷ヒカリエ、Shin Qs館内で、税込3,000円以上購入した方を対象に、Amazon Fashion Week TOKYOオフィシャルバッグや渋谷ヒカリエギフトカードが抽選で当たります。また、先着3,000人には、新進気鋭のジャパンクリエイター・大橋佳奈さんのオリジナルマスキングテープをプレゼントします。●ShinQsレイヤーを楽しんだり、お気に入りのアウターを新調したり、季節を楽しむアイテムが続々登場します。●東急東横店ステファン・ヴェルディーノ期間限定出店開催期間:2016年10月13日(木)~19日(水)2006年に、世界的デザイナー、ステファン・ヴェルディーノ氏によって立ち上げられたブランド・ステファン・ヴェルディーノの期間限定出店が決定。シンプルで実用性の高いトートバッグをはじめ、ポーチ、腕時計などが登場します。なお、商品は全てフランス製。メタリック素材を使用したラインを中心に、シーズンごとにエスプリの効いたコレクションが発表されています。世界のテディとドール展示即売会開催期間:2016年10月13日(木)~19日(水)ドイツが世界に誇る高品質なテディベアメーカー「シュタイフ社」などのテディベアとドールが勢揃いします。●東急百貨店本店Yamamoto Kansai(ポップアップショップ) 開催期間:2016年10月6日(木)~19日(水)ファッションデザイナー「山本寛斎」が手掛ける新ブランドのポップアップショップが登場。日本の漫画をモチーフにした雑貨などを展開します。Select Shop Calmo(ポップアップショップ) 開催期間:2016年10月6日(木)~26日(水)人気クリエイターのアパレル、雑貨、アクセサリーを展開する期間限定セレクトショップです。デザイナー来店イベントも実施予定となっています。●西武渋谷店ハローキティメン×WWD コラボ開催期間:2016年10月18日(火)~31日(月)「既成概念にとらわれず、遊び心を持った“メンズのためのハローキティ”」をコンセプトに、2015年にスタートした「ハローキティメン」プロジェクトの第2弾が開催。ファッション感度の高い男性に贈る“デイリーユースの「ハローキティ」商品”というテーマのもと、アレキサンダーリーチャン、カシラ、クリスチャンダダ、ジャムホームメイド、ダブレット、ハバノス、プラスチックトーキョー、マルコモンド、レッドカードの計9ブランドが参加します。●SHIBUYA109New &Renewal Shopsこの秋、SHIBUYA109には新ショップが続々とオープン。「SHIBUYA RANWAY」に登場する「FLOVE」、「MUDILAF」のオープンに続いて、10月にも「KOBINAI」「Ready me go !」「& chouette」などが新たに登場します。、あた、ハロウィンのコスチュームやグッズを取り扱うポップアップストアも充実しています。●109MEN'S2016 AUTUMN STYLE2016年秋は、「THE RAMPAGE fromEXILE TRIBE」をモデルに迎え、秋のシーズンビジュアルを展開中です。この秋のトレンドをメンバー16人が16通りのコーディネートで表現しています。●cocoti SHIBUYAハロウィンキャンペーン「PAINT it BLACK」2016年10月1日(土)~31日(月)cocoti SHIBUYAでは、テーマカラーを黒としたハロウィンキャンペーン「PAINT it BLACK」が開催。館内各所への装飾や、大人も手軽に楽しめるペイントグッズのプレゼントが行われます。●渋谷マークシティ2008年、「乳と卵」で芥川賞に輝いた川上未映子と渋谷マークシティがタイアップし、川上氏書下ろしの渋谷マークシティオリジナルショートストーリーやエッセイで秋を彩ります。また、館内商品を川上氏が書き下ろしたオリジナルメッセージとともに紹介するエッセイ集のようなリーフレットも発行。さらに、2016年10月20日(木)より、川上氏書き下ろしオリジナルエッセイが渋谷マークシティホームページにて公開されます。ここでしか見ることのできない貴重な作品はファン必見ですよ。●渋谷マルイアドベンチャー・タイム ショップ開催期間:2016年10月14日(金)~31日(月)アニメもキャラクター・グッズも人気急上昇中の「アドベンチャー・タイム」の期間限定ショップが渋谷マルイに登場。今年はバンタンデザイン研究所とコラボした「VANTAN CUTTINGEDGE 2016」参加作品も「SHIBUYA RANWAY」に登場しますので、そちらにも注目してくださいね。●渋谷モディ渋谷モディでは、3つのカルチャーフェス(ハロウィンフェス)が行われます。デジタルスタンプラリー開催期間:2016年10月14日(金)~31日(月)クレアーズ ハロウィン限定ショップオープン開催期間2016年10月4日(火)~31日(月)ハロウィンメイクアップイベント開催開催期間2016年10月28日(金)~31日(月)●ルミネマン渋谷LUMINEMAN×Chocomoo!! 著名アーティストのグッズまども手掛けるイラストレーター「Chocomoo」がルミネマンをジャック。ルミネマンのために書き下ろした新作イラストや過去作品の展示に加え、リミテッドショップをオープンします。また2016年10月16日(日)には、Chocomoo氏本人によるライブペインティングが開催されます。イベント詳細名称:第6回渋谷ファッションウィーク開催場所:渋谷駅周辺エリア各商業施設※2016年10月23日(日)には文化村通りにて、ファッションショー「SHIBUAY RUNWAY」が開催参加店舗:109MEN'S、cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109、渋谷ヒカリエ、渋谷ヒカリエ ShinQs、渋谷マークシティ、渋谷マルイ、渋谷モディ、西武渋谷店、東急百貨店 東横店、東急百貨店 本店、ルミネマン渋谷開催期間:2016年10月14日(金)~23日(日)公式サイト:関連イベント名称:ファッションショー「SHIBUAY RUNWAY」開催場所:渋谷 文化村通り (交通規制エリア内)実施日:2016年10月23日(日)※約30分のショーを予定 ※天候などの諸事情によりイベントを中止する場合あり
2016年10月10日ファッションを愛する男たちが、この夏コンゴから来日した。平均月収3万円という貧しい国に暮らしながらも、オシャレに着飾ることで、世界中にファッションの持つ力を教えてくれる彼ら。FASHION HEADLINEでは、来日したサプールメンバー6人、一人ひとりに7つの質問を投げかけた。連載を締めくくるのはサプール歴43年で、本国でも「大サプール」と慕われるムィエンゴ・セヴランさん。今年の4月にも来日し、大いに話題となった。この日は、前回の来日時にデザイナーの山本寛斎からプレゼントされたというカンサイヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)の極彩色のジャケットを身に纏っていた。さらに、ジャケットだけでなく、パンツ、シャツ、ヴェスト、そしてハットに至るまで原色のアイテムでまとめていた。それでも自分のスタイルとして着こなしてしまうのだから驚きだ。Q1:サプールを始めたきっかけは?サプールはコンゴ共和国の首都ブラザヴィルが発祥の地です。父がサプールで、彼のようになりたいといつも思っていました。また、自分の本名には”清潔”という意味も込められているので、常に身なりには気をつけていました。Q2:ファッションの楽しさを覚えたのはいつ?15才からサプールをやっています。父もとてもかっこいいサプールでした。周りはそんなサプールばかりでしたら、大いに影響を受けましたね。10才くらいの時にはもう憧れを持っていました。はっきりと覚えていますよ。Q4:スタイリングのこだわりは?飾り立てること。足し算することでエレガンスを生み出すことを信条としています。例えば、スーツというものは、シングルやダブルなどの違いはあれど、大まかな形は似ています。そこにチーフやネクタイ、色などをプラスことで自分らしさが生まれるのです。Q5:好きなデザイナーやブランドは?それは、カンサイヤマモトです(笑)。前回の来日時に頂いたこのジャケットに合うように、パンタロンも新調しました。帽子なんかは合うものがありませんでしたので、生地だけはなんとか探し出して、自分で既存のものの上から縫い付けています。好きなブランドはいくつもありますが、自分で手を加えてオリジナルにすることが好きなんです。山本寛斎さんから贈られた「大漁旗」のジャケットに合わせるために、自分で帽子をリメイクしたというゼブランさんQ6:来日するにあたり楽しみにしていたことは?日本でも「サプール」を作りたいと思っています。山本寛斎さんをはじめとする何人かの方には既にお声掛けしています。Q7:あなたにとってのファッションの魅力とは?ファッションとは、自分を高貴にしてくれるもの。繊細な縫製、体になじむカッティング、鮮やかな色。美しい服を着れば、気分も高揚します。Q8:これからの夢を教えてください前回の来日の時、山本寛斎さんとお会いして、僕らの考えていることが同じであると認識しました。アフリカの諸国は紛争が絶えません。まずはコンゴを発信として、アフリカから戦いをなくしたい。そして、サプールによる平和の輪が、世界中に繋がっていけばいいなと願っています。今回、写真集『THE SAPEUR コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン』(撮影:茶野邦雄)や沖縄で開催中の写真展『アフリカ大陸コンゴの世界一おしゃれな紳士“サプール(SAPUER)”写真展THE SAPUER』のプロモーションを兼ねて来日したサプールメンバー。下記のインベントや写真集でも、彼らのファッションやスタイルを間近に知ることが出来る。【写真集】タイトル:THE SAPEUR~コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン著者:茶野邦雄出版社:オークラ出版価格:2,700円【写真展】タイトル:アフリカ大陸コンゴの世界一おしゃれな紳士“SAPUER(サプール)”写真展日時:開催中~8月31日場所:沖縄県沖縄市久保田3-1-12プラザハウスショッピングセンターフェアモール3F ライカムアンソロポロジー入場料:500円(中学生以下無料)
2016年08月02日30日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『めちゃ2イケてるッ!夏休み宿題スペシャル』(18:30~20:54)で、極楽とんぼの山本圭壱が10年ぶりに地上波に復帰し、めちゃイケメンバーと再会。山本を慕うロンドンブーツ1号2号の田村淳も収録に参加し、号泣しながら見守った。山本は、2006年7月に不祥事を起こしてから芸能活動を休止していたが、昨年1月に東京・下北沢で単独ライブを開催し、芸能活動を再開。そしてこのたび、レギュラー出演していた同番組に10年ぶりに登場した。めちゃイケメンバーとの再会の場面で、山本は「お久しぶりです!」と笑顔であいさつ。「落ち込んでいる顔より満面の笑みかなと思った」という山本に、岡村隆史は「間違った解釈やと思う。頭下げて『すいませんでした』って言わなあかん」と指摘した。相方の加藤浩次も「第一声『すいませんでした』だろ!」と説教。「スタッフや演者に悪いって気持ちはねえのか!」と続けると、山本は「どっか自分は何があっても強い人間でいなきゃっていう…」と打ち明けた。加藤はまた、「(山本)軍団の5人が来てくれている。淳なんかずっと涙してくれてる」と山本を慕う淳、遠藤章造、ワッキー、庄司智春、武井壮の5人に触れ、「どういう思いで5人が支えてくれているのかわかってるのか! ここに出てくるのにリスクしかねえからな! それなのに出てきくれてるんだよ。そんな後輩いるか!? あんな優秀な芸人になって。若い頃世話してくれただけでお前の味方だよ。淳なんかそれで何人敵作ったんだよ!」と、どれだけの思いで支えてくれているのか熱く語った。山本がたまらず「ごめんなあ」と謝ると、淳は号泣しながら首を横に振り、そして「すいません山本さん。みんなの話聞いてて、山本さんのことを支えすぎたと思いました」と告白。「あのとき山本さん立っていられないくらい…お世話になっている分、支えないとと思いました」と当時を振り返った上で、「でもその支え方が間違っていたと思いました。かっこ悪い姿、俺たちに見せたくないでしょうけど、そんなの関係ないです。かっこ悪くても僕ずっと山本さんについていきますんで、これからも俺にいろいろと教えてください!」とぶつけると、山本はその思いを受け止め頭を下げた。最後に和やかな雰囲気になった場面で、淳は「めちゃイケのみなさん、ありがとうございました。スタッフのみなさんありがとうございました」と山本復帰に動いた番組関係者に感謝。また、これでレギュラー復帰ということではないとわかると、「え!? うちのパパ、復活できないんですか?」と拍子抜けしたような表情で突っ込んでいた。
2016年07月30日ファッションを愛する男たちが、この夏コンゴから来日した。平均月収3万円という貧しい国に暮らしながらも、オシャレに着飾ることで、世界中にファッションの持つ力を教えてくれる彼ら。FASHION HEADLINEでは、来日したサプールメンバー6人、一人ひとりに7つの質問を投げかけた。初回となる今回は、伝説的デザイナーと同じサプール名を持つイヴ・サンローランさん。御年50。コンゴでは教師として働いており、その語り口は穏やかでスマート。この日は服装も燕尾服だった。山高帽にステッキという小物使いにも妥協を許さない、ジェントルマンだ。Q1:サプールを始めたきっかけは?祖父、父ともにフランス人の共に働いていました。フランス人と共に働くということ自体が珍しくい時代で、当時であれば特権的と言っていいのかもしれません。彼らは、私たちコンゴ人に身なりを整えることを望みましたし、祖父や父たちも洋服を纏うことが嬉しかったと聞いています。”世襲”というわけではありませんが、小さいころから着飾ることが好きでしたね。Q2:ファッションの楽しさを覚えたのはいつ?当時は洋服を着られること自体が羨望の的でしたので、幼いころから洋服を着るように教育されていた私は、人から認められる喜びに目覚めたのも早かったですね。そして、たまたま“イヴ”という名を持っていましたので、周囲がイヴの後にサンローランとつけて、あだ名として呼ぶようになりました。Q3:スタイリングのこだわりは?トラディショナルなジェントルマンスタイルが好きですね。中でも英国風の厳格な装いに惹かれます。本国では独立記念日の式典にも出席するようになりましたので、礼節をわきまえた服装を心掛けています。Q4:好きなデザイナーやブランドは?日本のブランドだと「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」や「山本寛斎(KANSAI TAMAMOTO)」です。それに、デザイナーから直接「あなたに着て欲しい!」と言われると、自然とそのブランドのファンになりますね。今日の帽子も今回の来日で表参道の「CA4LA」を訪問した際に、オーナーの方に頂いたものです。Q5:来日するにあたり楽しみにしていたことは?実は、「サプール」日本支部の創立を計画しています。実は書類も作ってあるんです。私たちを日本に紹介したカメラマンの茶野さんやデザイナーの山本寛斎さんらを名誉会員にと考えています。Q6:あなたにとってのファッションの魅力とは?パイプやステッキなど、世界的にはハイクラスな人々しか持てないものですが、今ではファッションとして楽しめてしまうことに喜びを感じます。Q7:これからの夢を教えてください有名メゾンブランドのプレスやモデルとして活躍できたらと思っています。本国ではスタイリストとして、ファッションアドバイザーもやっています。これからもファッションに積極的に関わっていきたいです。今回、写真集『THE SAPEUR コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン』(撮影:茶野邦雄)や沖縄で開催中の写真展『アフリカ大陸コンゴの世界一おしゃれな紳士“サプール(SAPUER)”写真展THE SAPUER』のプロモーションを兼ねて来日したサプールメンバー。下記のインベントや写真集でも、彼らのファッションやスタイルを間近に知ることが出来る。【写真集】タイトル:THE SAPEUR~コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン著者:茶野邦雄出版社:オークラ出版価格:2,700円【写真展】タイトル:アフリカ大陸コンゴの世界一おしゃれな紳士“SAPUER(サプール)”写真展日時:開催中~8月31日場所:沖縄県沖縄市久保田3-1-12プラザハウスショッピングセンターフェアモール3F ライカムアンソロポロジー入場料:500円(中学生以下無料)
2016年07月28日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第17回目になりました。前回は布忍神社の恋みくじの話。今回はファッションショーのあり方についてのお話です。 先日、ファッションデザイナーの山本寛斎さんが企画するファッションショー・イベント、「日本元気プロジェクト 2016 スーパーエネルギー!!」を拝見しました。総勢500名の出演者によるダンスや演奏はその名の通り、スーパーエネルギーに満ち溢れたエンターテイメントーショーです。「ファッションを通じて日本を元気に!」というテーマが掲げられ、原宿・代々木第二体育館に熱風を巻き起こしました。世界で活躍するダンスデュオAyaBambiによる和太鼓に合わせた演舞や、コンゴ共和国の“世界一おしゃれな紳士集団”サプールの登場で会場は大盛り上がり。KANSAI YAMAMOTOの衣装を身につけて迫力のダンスを披露したAyaBambi、カラフルなスーツや独特のステップでエレガンスを体現したサプールたちは、それぞれ生きたファッションの力を会場で爆発させてくれました。ランウェイ甲子園私が特に楽しみにしていたのは東京ブランドによるファッションショー。DRESSCAMP や CHRISTIAN DADA、PLASTICTOKYO といった東京コレクション、パリコレクションで活躍するブランドたちによる一夜限りのスペシャルショーです。通常、ファッションショーでは次の季節に売る服を発表するのですが、今回は過去のアーカイブルックでのショー。八王子高等学校吹奏楽部の元気な演奏とともにショーのトップバッターを飾ったのは DRESSCAMP。MBFWT にも参加しているベテランブランドで、毎回目の覚める色彩とパンチの効いたルックでエンターテイメントショーを見に来た気分にさせてくれるのですが、今回はさらにパワーアップ。スイングと掛け声がランウェイミュージックとして流れ、今までのファッションショーとは一線を画す斬新な演出でした。ピアノやバンドの生演奏によるショーは何度か見たことがあったのですが、吹奏楽と掛け声のセッションは初めて!「ニッポン!元気!プ・ロ・ジェ・ク・ト!」「いいぞ!いいぞ!ドーレスキャンプ!」という、まるで甲子園のような掛け声が飛び交う中、それを無視するかのように颯爽と歩くモデルたち。「そうそう、このモデルと音楽の温度感のズレがたまらなくファッションショーなのよ!」と一人で大興奮していました。そのあたりについては『服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について』という菊地成孔さんの著書で服飾史とそれにまつわる音楽の話をお勉強することができるので是非〜。ベテラン DRESSCAMP の次はパリコレへと舞台を移し世界で戦う東京ブランド CHRISTIAN DADA へとバトンタッチ。普段はクールな印象で見る者をその世界観へグイグイ引き込んでいく CHRISTIAN DADA ですが、この日は熱血甲子園モード(?)以前ランウェイで見たルックが再登場していたのですが、不思議と吹奏楽のアゲアゲな演奏とマッチしているのです。まるで内に秘めた情熱が聞こえてきてくるかのような。クールでパンクなブランドだと先入観で決め込んで見ていただけで、音楽が変わると服の見え方も変わってくるのかーと、一人感心していました。加えて驚いたのが、先日パリで開催された VETEMENTS のショーに抜擢され話題となった日本人モデルManami Kinoshitaがトップで登場したこと。単にジェンダーレスで括ることができない雰囲気の彼女、今後引っ張りだこになること間違いなしでしょう。かっこいい〜PLASTICTOKYOの変身さて、この日最も唸ってしまったのがこの中では一番若手のPLASTICTOKYOのショーでした。登場したのはモデルではなくPLASTICTOKYOの衣装を身につけたセネガル出身の音楽グループ「Wagane Ndiaye Rose with sophie ker gi group」のメンバーたち。豪快でフリーダムなアフリカン・パーカッションとダンスパフォーマンスは PLASTICTOKYO のサイケデリックな色彩やトライバルな柄にとてもよく合っていて、以前ショーで拝見した時感じたストリートウェアとしての強さとは違った、より親しみやすくポップな印象を受けました。以下はROBEの兄妹サイトSTYLER MAGで東コレ取材をした時に撮影したものです。昨年10月に開催されたMBFWT(メルセデスベンツファッションウィーク東京。次の10月からはスポンサーが変わりアマゾンファッションウィークになります。)で発表されたランウェイの様子。安全ピンで構築されたマスクを被っていたりバンダナにまみれていたり、ランウェイ用の演出がされてだいぶハードな印象ですよね。それがどうでしょう。多少のヘアメイクはあるものの、過剰に装飾したわけではない彼らが身につけるとそこまでハードなイメージにはなりません。陽気でパワフルな音楽込みで見るとより日常っぽさを感じるのです。もちろんショーで見せるルックはブランドの世界観やそのシーズンのテーマを伝える大事な役割があるので「こんなの着られないよ!」というインパクト大の演出も大事です。それがショーの醍醐味ですから。でも、こうしたブランドの世界から少し飛んだところに落とし込んで表現した時にどう見えるのかという試みも、ブランドの枠やファンを増やすという意味でとても大事な挑戦なのではないかなと思いました。おまけ話で、クスリと笑ってしまったのがデザイナー紹介の時。普通、ランウェイが終わりモデルが全員引っ込むとデザイナーさんが舞台袖からちょこっと出てきて一礼するのですが、この日は客席に座っていたデザイナーさんにスポットライトを当てるという主役級の紹介!これはデザイナーさん達も緊張したのではないでしょうか(笑) 同じ衣装を着ていても、着る人、着るテンション、見る環境によって服の魅力の引き出し方は変わってくるのだなーと再発見できたショーでした。服は人が着て生きるもの。ファッションショーは時代遅れ、ファッションは元気がない、なんて言われ続けているけれど、やっぱりファッション・ショーって楽しい〜!Text : Azu Satoh
2016年07月27日伊勢丹新宿店本館屋上で7月1日から3日まで、日本を代表する文化のひとつである夏祭りを“ISETAN SHINJUKU”流にアレンジした「ISETAN BONDANCE 2016」を開催する。同イベントは、全国の三越伊勢丹各店で6月29日から7月12日まで展開される、日本の生活文化とモノ作りを追及してグローバルな視点で“日本のコトの価値”を発信する「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環として開催されるもの。「ISETAN BONDANCE 2016」では、各夜豪華なプロデューサーやパフォーマーを迎え、伊勢丹新宿店をスペシャルな夏祭りで演出する。7月1日には、山本寛斎プロデュースによる“天下無敵のカラフル盆踊り”を実施。EXILE USA監修のTEAM 337によるパフォーマンスや、熊本県「山鹿灯籠」の参加企画、炎太鼓とのコラボレーションなど、7月21日に代々木第二体育館で開催される「スーパーエネルギー!!」と連動した盆踊りが行われる。7月2日には昨年も行われた、丸山敬太プロデュースによる“おしゃれ盆踊り vol.2”を実施。野宮真貴や横山剣、DJ PERIなどによるゲストライブやオリジナルの盆踊り、スペシャル縁日など、よりパワーアップして開催される。7月3日には、“New Japan theater 盆踊り”を実施。世界遺産を舞台としたライブツアーを毎年開催している和楽器ユニット・AUN J CLASSIC ORCHESTRAや、タランティーノ監督作品『キルビル』で殺陣振付を手掛けた形式美と芝居と武術を融合した“サムライソードアーティスト”・KAMUI、サッカーの聖地マンチェスター・Uのホームグラウンドであるオールドトラフォードにて世界初となるハーフタイムショーを実施した“フットボール エンターテイメント集団”・球舞-CUBE-など、海外でも高い評価を得ているエンターテインメント集団を集結させたスペシャル盆踊りが行われる。また、現在本館屋上で営業中のビアガーデン「SKY PARADISE BEER GARDEN」とコラボレートした限定メニューも用意。花火をイメージしたピッツァや人気の日本酒「獺祭」を使用したオリジナルカクテルなど、夏祭りをイメージした多彩なメニューが登場する予定だ。【イベント情報】「ISETAN BONDANCE 2016」会場:伊勢丹新宿店本館屋上住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:7月1日~3日時間:18:30~21:30(開場は18:00)※雨天中止料金:各日4,000円(税込・フードドリンクチケット付)
2016年06月27日“夏まつり”をテーマに、ファッションを通して日本を元気にする「元気祭り with Kansai Yamamoto」が2016年6月29日(水)から7月5日(火)まで、伊勢丹新宿店で開催される。世界的に活躍するデザイナー・プロデューサーの山本寛斎とタッグを組んだ本イベント。期間中は、伊勢丹新宿店がまるごとお祭り会場へと姿を変える。■本館1階=ザ・ステージカンサイヤマモト(Kansai Yamamoto )の1点もののショーピースをはじめ、今回のために制作されたクチュールラインやカプセルコレクションが三越伊勢丹限定で登場。クチュールラインからは、スーベニア・ジャケットやTシャツ、そしてロンドンでファッションショーを開催した彼の代表的な作品がリバイバルされる。■本館2階=TOKYO解放区好きなデザインをプリンターでプリントできるTシャツを販売するほか、団扇といった夏祭りを盛り上げるアイテムを一堂に揃える。更に、写真家のレスリー・キーが昨年手がけた「日本元気プロジェクト2015」の作品が会場内に展示される。■本館3階=ウエストパーク/プロモーション国内外で活躍する日本人デザイナーたちが、山本寛斎をトリビュートした1点もののコレクションを発表。ドレスキャンプ(DRESSCAMP)の岩谷俊和、クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)の森川マサノリ、プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)の今崎契助などが参加する。他にも、7階で開催される日本酒イベント「ISETAN SAKE マルシェ」や屋上で行われる「ISETAN BONDANCE2016」、さらにデザイナーたちの豪華トークショーにも注目したい。なおイベントは、今後京都伊勢丹、銀座三越、日本橋三越本店にも巡廻する予定だ。【開催詳細】元気祭り with Kansai Yamamoto開催期間:2016年6月29日(水)〜7月5日(火)※本館2階=TOKYO解放区のみ7/12日(火)まで開催会場:伊勢丹新宿店 住所:東京都新宿区新宿3−14−1TEL:03-3352-1111■トークショー・山本寛斎 & 勅使河原茜日時:7月2日(土)14:00〜15:00場所:本館2階=TOKYO解放区・山本寛斎 & ドレスキャンプ 岩谷俊和日時:7月2日(土)16:00〜16:45場所:本館3階=ウエストパーク・山本寛斎 & 高橋靖子 & 鋤田正義日時:7月9日(土)14:00〜14:45場所:本館2階=TOKYO解放区※予定は変更になる可能性あり■巡廻予定・6月29日(水)〜7月5日(火) JR京都伊勢丹 3階=特設会場・7月20日(水)〜26日(火) 銀座三越 3階=グローバルメッセージ・8月3日(水)〜9日(火) 日本橋三越本店 本館2階=スペース#2
2016年06月27日伊勢丹新宿店では、「盆踊り」を本館屋上にて2016年7月1日(金)から3日(日)までの3日間限定で開催する。各夜、 豪華なプロデューサーやパフォーマーを迎え、それぞれの特別な夏祭りを演出。ファッションデザイナーの山本寛斎がプロデュースする第1夜は、EXILE ÜSA監修の「TEAM 337」によるパフォーマンスなどが行われる。また、昨年に引き続き丸山敬太プロデュースによる第2夜は、野宮真貴やDJ PERIによる豪華なゲストライブ、オリジナリティ溢れる盆踊り、スペシャル縁日など、パワーアップしたイベントを楽しめる。さらに、ビアガーデン「SKY PARADISE BEER GARDEN」では限定のオリジナルメニューも登場。 花火をイメージしたピザや、人気の日本酒「獺祭」を使用したオリジナルカクテルなど、夏祭りをイメージした多彩なメニューが展開される。イベントに先駆けて、ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)から新作の浴衣が登場。2016年6月29日(木)から7月5日(火)まで伊勢丹新宿店で販売される。「ダリア」や「小菊」といった人気の柄に加え、2016年秋冬コレクションにも登場した「星座」柄などがラインナップ。メンズの2柄を合わせて、全8柄が揃う。なお、銀座三越店でも6月29日(木)から7月12日(火)までの期間販売される。【詳細】ISETAN BONDANCE 2016開催期間:2016年7月1日(金)〜3日(日)時間:18:00 開場/18:30 開演〜21:30終了予定 ※雨天中止会場:伊勢丹新宿店本館屋上住所:東京都新宿区新宿3-14-1入場料金:各日4,000円 (税込/フード・ドリンクチケット付)チケット:伊勢丹ホームページより申込み可能。(6/22より販売開始)※チケットはフードとドリンク、どちらにも利用できる。※未就学児は無料。※混雑状況により、入場を制限する場合あり定員:各日600名■7月1日(金) 日本元気プロジェクト“天下無敵のカラフル盆踊り”produced by KANSAI YAMAMOTOゲスト:EXILE ÜSA、 焱太鼓、 TEAM337■7月2日(土) “おしゃれ盆踊り vol.2”produced by KEITA MARUYAMAゲスト:野宮真貴、横山剣、MEGUMI(MC)、DJ PERI■7月3日(日)“New Japan theater 盆踊り”produced by ISETANゲスト:AUN J CLASSIC ORCHESTRA、 KAMUI、 球舞-CUBE-、 大友千里【アイテム詳細】新作浴衣会期:2016年6月29日(木)~7月5日(火) ※銀座三越は7月12日(火)まで会場:伊勢丹新宿店 本館3階=センターパーク、本館7階=呉服 / 銀座三越店 本館7階=グローバルメッセージ 価格:・仕立上がりゆかた 46,440円(税込)・メンズゆかた 51,840(税込)・半巾帯 24,840円(税込)、51,840円(税込)など
2016年06月26日伊勢丹新宿店が、世界的に活躍するデザイナーでプロデューサーの山本寛斎がプロデュースする「日本元気プロジェクト」とタッグを組み、“夏まつり”をテーマにした「元気祭り with Kansai Yamamoto」を6月29日から7月5日まで開催する。同イベントは、日本の生活文化とモノ作りを追及して、グローバルな視点で“日本のコトの価値”を発信する「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環として開催されるもの。会期中は、ファッションを通して日本を元気にする“モノ・コト”をかつてない規模で展開する。本館1階のザ・ステージでは、カンサイ ヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)の1点もののショーピースが登場する他、日本人として初めてロンドンでファッションショーを開催した山本寛斎の代表的な作品もリバイバルされる。また、今回のために製作されたクチュールラインやカプセルコレクションが三越伊勢丹限定で登場。“ファッションのチカラで、熊本にエールを!!!”をテーマに、肥後の虎と呼ばれた加藤清正をイメージして製作されたスーベニア・ジャケットやTシャツなどがラインアップされる。その他、“まつり”にちなんだ柄や江戸小紋柄から着想を得た寛斎流のコラボアイテムも登場。スマートフォンケースをはじめとしたファッション雑貨や、とらや、獺祭、志ま秀、プレミアムマリオジェラテリアといった有名ブランドとコラボレートしたスペシャルアイテムを数量限定で販売する。本館2階のTOKYO解放区では、写真家のレスリー・キーが昨年、サポーティングディレクターとして参加し撮影した「日本元気プロジェクト2015」の作品を展示。好きなデザインをEPSONのプリンターでプリントできるTシャツなどのアイテムの販売も行われる。本館3階のウエストパーク/プロモーションでは、国内外で活躍する今最も元気な日本人デザイナーたちが山本寛斎をトリビュートした1点もののコレクションが発表される予定だ。本館7階の催物場では6月29日から7月4日まで、全国約100の蔵元から純米大吟醸約150銘柄が揃う「ISETAN SAKE マルシェ」の会場内で、山本寛斎がデザインしたパッケージの「獺祭」を販売。本館屋上では7月1日から3日まで、日本の文化“夏祭り”をISETAN流にアレンジした「ISETAN BONDANCE2016」を実施し、7月1日には山本寛斎プロデュースによる「日本元気プロジェクト“天下無敵のカラフル盆踊り”」を開催する。当日はEXILEのUSA監修のTEAM 337によるパフォーマンスや、熊本県「山鹿灯籠」の参加型企画、炎太鼓とのコラボレーションなど1夜限りのスーパー盆踊りが行われる。なお、本館1階のザ・ステージ、2階のTOKYO解放区、3階のウエストパークでは、草月流家元 勅使河原茜と山本寛斎によって、7月21日に代々木第二体育館で開催される「スーパーエネルギー!!」と連動して、「ファッション×いけばな」がインスタレーションとして展開される予定だ。【イベント情報】「元気祭り with Kansai Yamamoto」会場:伊勢丹新宿店住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:6月29日~7月5日
2016年06月22日「ISETAN SAKE マルシェ」が伊勢丹新宿店で、2016年6月29日(水)から7月4日(月)まで開催される。初開催となる今回は、様々な蔵元がクラフトマンシップを注ぎ込んで造り上げる「純米大吟醸」にスポットを当てる。会場では、全国43都道府県の約100の蔵元から、純米大吟醸が約150銘柄も勢ぞろい。「伝統」「新しい味わい」「可能性の追求」「地酒」といった4つのカテゴリーで日本酒が紹介される。伝統製法にこだわる大七酒造からの「箕輪門」や、革新的な酒造りが特徴の大嶺酒造による「Ohmine Junmai Daiginjo」、名産地の原材米と最先端の生産技術で創る中島醸造の「小左衛門純米大吟醸 別誂」などが展開される。他にも、地域の固有の風土を表現する酒造りが特徴の大信州酒造による「大信州 純米大吟醸 金紋錦」などが登場。さらに「獺祭」を通常のラインナップに加え、山田錦の精米歩合別に飲み比べできる獺祭バーもオープンし、グラス1杯から愉しむことができる。なお「獺祭」と山本寛斎がコラボレーションした、「磨き 二割 三分 スパークリング」も今回特別に販売される。【開催概要】ISETAN SAKE マルシェ期間:2016年6月29日(水)〜7月4日(月)場所:伊勢丹新宿店本館7階=催物場住所:東京都新宿区新宿3−14−1時間:10:30〜20:00(最終日18:00終了)
2016年06月20日山本寛斎による新ブランド「カンサイ ヤマモト(Kansai Yamamoto)」がスタートした。デザイナーの山本寛斎は、1971年日本人で初めてロンドンでファッションショーを開催した人物。日本の伝統的な装いに、コンテンポラリーさを融合させたユニークなデザインは、当時多くの人を驚かせた。73年には、デヴィット・ボウイに衣裳を提供。その後、パリ、ニューヨークへと活躍の場を広げ、世界中に山本寛斎のファッションを広めてきた。80年代以降は、ファッションにとらわれず、音楽やパフォーマンスでの演出も手掛け、近年では「日本元気プロジェクト」を展開している。そんな彼が新しく始めた「カンサイ ヤマモト」は、これまでの伝説的なコレクションから刺激的なグラフィックやアイコンを抽出し、ブランドアイコンを再生。デザイン性に反して、ウェアはニットやスウェットなど、デイリーに採り入れやすいものウィメンズとグッズを中心に展開をスタート。新作は、ブランドロゴをポップに散りばめたプリントTシャツや、リップモチーフを添えたパーカーワンピースなどがラインナップ。今後注目の高まるブランドの一つとなりそうだ。【詳細】Kansai Yamamoto・ナローシルエット Tシャツ / スウェット / パーカー 6,800~38,000円・スキニーボトムス / ルーズボトムス 16,000円・スカジャン 68,000円~・ニットウェア 16,000円~【問い合わせ先】aiemuyu co.,ltd.(株式会社アイ・エム・ユー)TEL:03-5524-7707
2016年06月13日山本寛斎による「日本元気プロジェクト」が今年も開催。ニッポンの文化や伝統の垣根を越えた、誰も見たことのないエネルギーの祭典「スーパーエネルギー!!」が、2016年7月21日(木)、国立代々木競技場 第二体育館で開催される。「スーパーエネルギー!!」には、観客に夢をもつことの素晴らしさや、元気に生きていくためのエネルギーを肌で感じ、勇気をもって未来にたち向かって欲しいという山本の想いが詰め込まれいる。「観る」だけではない「参加して元気になる!」、参加者と出演者がいっしょになって創り上げるイベントだ。今年は、ドレスキャンプ(DRESSCAMP)、クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)、プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)、More Than Humanを迎えて、スーパーコラボレーションステージを展開。また、アフリカ・コンゴ共和国から、世界一おしゃれな集団「サプール」が参戦。エレガントなファッションに身を包み、独特なステップで闊歩する彼らのファッション精神を反映した西洋流ファッションと、寛斎の東洋流ファッションが融合を果たす。そのほか、「人間力」×「カラフル力」をテーマにした、山本寛斎・草月流家元 勅使河原茜両者によるイベントや、EXILE ÜSAと子供たちによる三三七拍子ショーなど、様々なコンテンツが企画されている。【イベント詳細】日本元気プロジェクト2016 スーパーエネルギー!!〜天下無敵のカラフルBoys&Girls!!〜Produced by KANSAI YAMAMOTO開催日:2016年7月21日(木)開場:18:30、開演:19:30(公演時間約80分)会場:国立代々木競技場 第二体育館住所:東京都渋谷区神南2-1-1出演者:EXILE ÜSA、サプールほかデザイナー:DRESSCAMP、CHRISTIAN DADA、PLASTICTOKYO、More Than Humanチケット:全席指定 6,400円 ※別途システム手数料。※6月1日(水)Tチケット先行発売、6月6日(月)一般発売【問合せ先】■チケット受付に関する問い合わせ先ディスクガレージTEL:050-5533-0888(平日 12:00~19:00)■T-TICKETに関する問い合わせ先Tチケット サポートセンターTEL:0570-783-078(10:00~18:00 年中無休)■イベントに関する問い合わせ先日本元気プロジェクト2016実行委員会事務局hello@kansai-inc.co.jp
2016年06月05日湊かなえがベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』のポスター画像が公開になった。本田と山本が扮する高校生が美しい花に囲まれた写真に“みたい。人が死ぬとこ”という衝撃的なコピーがデザインされている。その他の写真本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を務める。このほど公開になったビジュアルを使用したポスターとチラシは、4月2日(土)から順次、全国の映画館に設置される予定。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年03月31日●新幹線「木古内駅」の真向かいに温もりいっぱいの道の駅北海道に到達した新幹線が最初に停車するのが、北海道木古内(きこない)町だ。人口4,500人あまり(2016年2月末現在)の小さな町だが、3月26日の新幹線開業にともなって「あの町はおもしろい」とにわかに注目を集めている。その評判の一端にふれてみよう。○歴史と伝統に彩られた木古内町木古内町には室町時代から和人が定住していた記録があるなど、北海道の中でも古い歴史を持つ町として知られている。毎年1月には、4人の若者が厳寒の海に飛び込んで御神体を清める、江戸時代から続く伝統神事「寒中みそぎ祭り」が行われている。また、同町は幕末期に太平洋横断往復した船として有名な咸臨丸の終焉の地でもある。明治4年(1871)、輸送船として任務に就いていた咸臨丸は木古内町のサラキ岬沖で座礁し、沈没。木古内町郷土資料館「いかりん館」には、海底から引き揚げられた「咸臨丸のものと推定されるいかり」が展示されている。さて、そんな木古内町にある「木古内駅」に停車する新幹線は、1日8往復16本。3月26日開業時点の終点「新函館北斗駅」まで乗らずにあえて木古内駅で降りると、どんな体験が待ち受けているのだろうか。○新幹線駅の目の前に道の駅青函トンネルを抜けて北海道に出たら、間もなく木古内駅。新幹線を降りたら自由通路を通って南口に出よう。するとすぐ目と鼻の先に「道の駅 みそぎの郷きこない」と書かれた建物があるではないか。新幹線駅の真向かいに道の駅とは、なかなか挑戦的である。新幹線開業に先駆けて1月にオープンした同館に一歩足を踏み入れると、この地域で産出される木材「道南杉」をふんだんに用いた温かみのある空間に心が安らぐ。木古内町と周辺自治体の特色ある食産品を集めた物販コーナーも、地域の食文化が伝わってくるようで楽しい。寒中みそぎ祭りが行われる津軽海峡の海水から作った「みそぎの塩」や、その塩を使った「みそぎの塩サイダー」など、話の種になりそうな土産品も豊富だ。館内には観光コンシェルジュが常駐し、木古内町を含む9つの町について観光情報を教えてくれる。「この魅力的な地域に来ていただければ、しつこいくらいにおもてなしさせていただきます! 私だけじゃなくて、そんな人が多い地域なので、ぜひ旅を楽しんでください」と観光コンシェルジュの津山睦さんは語る。そんな道の駅には、つい「なぜ北海道に!? 」と思ってしまう、あのイタリアンの巨匠が監修したレストランもあり、連日大盛況している。続いてはそんなレストランを紹介しよう。●木古内で話題のイタリアンで舌鼓! 「町外不出」の日本酒も外せない○奥田政行シェフが魅せる北のグルメ道の駅 みそぎの郷きこないには、連日地元客が押し寄せる大人気レストランが併設されている。山形県鶴岡市のレストラン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフ、奥田政行氏が監修する「どうなんde’s(どうなんデス)」だ。同店は、「地域の食材を自分で焼いて皿に乗せて完成させる、日本初のイタリアンレストラン」(料理長の飯田晃久さん談)。あか毛和牛の品評会で日本一に輝いた木古内産「はこだて和牛」を筆頭に、北海道産の豚肉・羊肉、天然のエゾ鹿肉、さらには近海産の新鮮な魚介類が提供され、客はそれらをロースターで焼き、ソースにからめて野菜と一緒にいただく。シェフが全てを作るのでなく、シェフと客の共同作業で料理を作り上げ、口の中で調理される。そんな奥田シェフの考え方が反映されたスタイルなのだという。「北海道でなぜ奥田シェフ? 」と疑問が湧くかもしれないが、実は木古内町と鶴岡市にはつながりがある。木古内町には、明治時代に鶴岡市から旧庄内藩の士族たちが移住して開拓した鶴岡という地区があり、現在両自治体は姉妹都市の提携を結んでいる。その縁もあり、町から打診を受けた奥田シェフはレストランの監修を快諾。自ら各地の生産者をめぐって食材を探し、一つひとつの食材が持つ味を最も引き出す形で提供するメニュー作りを行ったという。焼くスタイルの料理のほか、パスタ各種やサラダ、スープなどが豊富にそろう。○超レアな酒の試飲も!まちあるき体験駅前の酒屋さんや菓子店に寄り道しながら寒中みそぎ祭りが行われる浜辺まで歩く、約1時間の「まちあるき」もぜひ体験したいコンテンツ。酒屋さんでは、「町外不出」の酒として愛される日本酒「みそぎの舞」の試飲ができる。これは、木古内町でわずか1軒の農家だけで栽培している米「ほのか224」を使い、姉妹都市である鶴岡市の冨士酒造が醸した酒。香り高く、やや辛口でスッと飲める。生産本数が少なく、木古内町以外では買えないのでお土産にも最適だ。まちあるきは事前予約制で、参加費はひとり1,000円(ひとりから催行)。通年開催(日曜・年末年始は休み)で、新幹線開業直後は混雑を避けるためいったん休むが、4月から再開する。○木古内駅から「道南いさりび鉄道」という手も木古内町にはこのほか、山本寛斎氏が代表を務める寛斎スーパースタジオがガチに作りこんだご当地キャラクター「キーコ」がいたり、新幹線の線路をほぼ真上から見下ろすように作られた展望台があったりとネタがいろいろ。ちなみに、北海道新幹線を新函館北斗まで乗車すると、JR北海道の「はこだてライナー」に乗り換えて函館駅まで行くことになるが、木古内駅で下車した場合は第3セクター鉄道「道南いさりび鉄道」に乗り換えると函館駅まで直行できる。トンネルや防音壁のせいで車窓の景色をあまり楽しめない新幹線の代わりに、四季折々の津軽海峡の眺めを楽しみながらのんびりと旅情が楽しめる道南いさりび鉄道に乗り換えて函館入りするのもいいだろう。断言しよう。旅のツウは「北海道新幹線を木古内駅で下車する」である。※記事中の情報・価格は2016年3月取材時のもの
2016年03月26日「むかし、まねきんありけり」と後年、好事家が書き記すかもしれないが、確かに2016年の梅の季節に「FEMM(フェム)」と呼ばれる歌い踊るマネキン2体が東東京・墨田向島の言問団子の茶店に居た。平安時代に在原業平が詠んだ歌を採録した伊勢物語を所以とするこの茶店の歴史は、江戸末期、約170年前にさかのぼる。そこに突如現れたラテックスに身を包んだ美しきマネキン2体は手亡の団子を食べるふうでもなく、ただ観察している。1970年代後期のクラフトワーク、ディーボなど洋楽シーンの動きを受けて、YMO、プラスチックス、Pモデルなど80年代初頭に世界に冠たるテクノポップカルチャーを誕生させたトーキョーで、2010年代に現れたのは進化型ピンク・レディー?あるいはWinkのアンドロイド?そのピンク・レディーの『UFO』をもカバーする(『UFO feat. Fz from sfpr vs Invaderous』)このマネキンデュオは、EDMと共にインターネットシーンから現れた。ダンス、RAP、はたまたファッションショーにモデルとして出演するなど、既に2年ほど前から、デジタルメディアではよく知られているFEMM(FAR EAST MENTION MANNEQUINSの略)。東京で発見されたにも関わらず、海外のメディアでその評判が高まり、最新の3月号の『VOGUE JAPAN』では「TOKYO NEW GLAM」と題されたファッションページにも“表現者”として登場している。はてさて今回、東東京に現れたる未来型マネキン。マネキンは話すことができないため、RiRiのエージェントであるハニービー(Honey-B)、LuLaの代弁者としてエージェントのダブルトラブル(W-Trouble)の二人に話を聞いた。ー今回の東東京エリアの撮影はいかがでしたか?Honey-B(RiRi担当):かわいいロケーションで楽しかったですね。これまでも雷門の前で撮影したり、浅草は来たことがあったのですが。W-Trouble(LuLa担当):花やしきは初めてだったのですが、色がとてもポップで良かったですね。ー最初にFEMMというユニットが誕生したきっかけを教えて頂けますか?Honey-B:そもそもFEMMの普通のマネキンだったんです。そのマネキンは何か特別な能力を持っていると、私たちエージェント二人が感じて、特別な能力が与えられてFEMMになったことが始まりです。2013年頃から街中に出て行くようになりました。ーあなたたちエージェントお二人に特別な能力を与える力があるのですか?Honey-B:いいえ。私たち自身がそういうテクノロジーを持っているわけではなくて、私たちが所属しているFEMM's Agency Syndicateという組織がそういうことができるということです。ーそのシーンはYoutubeで発表されているティーザーのムービーにも収録されていますね。W-Trouble:そうです。彼女たちのバックグラウンドのストーリーはそのムービーで伝えており、実際に命を吹き込むシーンもあります。ーFEMMの映像は「IKIOI」が制作、コレオグラフは「Hidali」と今の日本を代表するクリエイターたちが参加しているのにも驚かされました。FEMMとうユニットはダンスと音楽というエンターテイメントに特化したスーパーマネキンなんですか?Honey-B:エンターテイメントをすることがFEMMの存在意義ではなく、道具として不当に扱われてきたマネキンの存在をもっと人々に知ってもらいたいということを発信するリーダーがRiRiとLuLaなのです。そのメッセージを伝える時、人々の心に届きやすい手段が音楽やダンスなので、そういう手法を使っています。まずはマネキンの置かれている現状を知ってもらうことが目的です。W-Trouble:FEMMは人間に似せられたマネキンなのですが、本当は感情があったり、人権があったりするのではないかという問題意識のもとに生まれたという背景があります。現在もマネキンは世界中で増え続けているのですが、個々のマネキンが元々持っていた能力を最大限引き出せるのがFEMM's Agency Syndicateという組織で、FEMM.jpという私たちのWEBサイトでエージェント登録すれば、だれでもアバターとしてFEMMが持てます。ーRiRiとLuLaはそれぞれ違う性格を持っているのですか?W-Trouble:LuLaはハウスキーパー型のマネキンです。RiRiが壊れやすく、ライブの途中などで止まってしまうことがあるので、それを直してあげるような女らしい性格です。ナースの衣装が好きで、『Kiss The Rain』や『Kill The DJ』といったやや女性らしい曲などが似合いますね。Honey-B:RiRiは攻撃的な強い性格で、マーシャルアーツなど格闘技の素養があります。衣装もアーミーなどの格好が似合います。24日にリリースされる新曲『PoW!』のようなRAPや、ビートの強い曲が気に入っているようです。ーRAPやダンスなど音楽シーン以外でも、山本寛斎のショーでは三越伊勢丹の大西洋社長と一緒にランウェイを歩いたり、ファッション誌に登場にしたりと、モデルの仕事も多いようですね。W-Trouble:マネキンなので、世の中の人々がFEMMにどういう衣装を着せたいのかは、エージェントとしても気になります。やはり服を着るということは彼女たちの本来の役割なので、こういうファッションしかしない、というこだわりはなく、どんな洋服でも着せたいという思いが強いです。逆にFEMMを素材としてプロデュースしたいという声を大切にしたいですね。ーメジャーデビューすることで期待することはありますか?W-Trouble:彼女たちのことをより多くの人に知ってもらえる機会が増えて楽しみです。これによってマネキンが人間とどう共存していけるか、興味があります。Honey-B:今まで2年間は彼女たちの声をより広く届けるためにインターネット配信というデジタルだけで問題ないと思っていたのですが、ファンやエージェントの方から、歌詞が読めたり写真を飾ったり出来るものがほしいと言う声があったので、良かったと思います。ー配信限定アルバム「Femm-Isation」は、全米ビルボードチャートWORLDで10位を獲得。海外の活動はこれからも増えていくと思いますが、インタビューはいつも英語でエージェントのお二人が答えているとか? お二人についても少しお話しを聞きたいのですが?Honey-BW-Trouble:私たち二人のプライベートに関しては残念ながらお答えできません。トップシークレットです。【FEMMプロフィール】2013年に“発見”されて以来、ネット配信だけだった活動は2月24日にFEMM's Agency SyndicateよりいよいよCD2枚組(オリジナル新曲2曲、リミックス等の新録 3 曲に加え、リミックス音源を5曲収録した DISC1と 昨年発売された配信限定アルバム「Femm-Isation」を完全収録した DISC2 、2枚あわせて全23曲収録)によるメジャーデビューを果たす。Text: birds-nest
2016年02月23日「仮面ライダーゴースト」出演中の注目の若手俳優・山本涼介が1月31日(日)、「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」発売記念イベントに出席。“彼女目線”をコンセプトにしたカレンダーについて熱く語りつつ、自身は恋人は「ずっといないんです(苦笑)」と嘆いた。山本さんにとって初のブックスタイルのカレンダーとなる本作。「彼女目線」のシチュエーションで、月を追うごとに2人の距離が縮まっていくのがポイント。「最初の月の方では、自転車で待ち合わせて、公園でデートしたり外が多いんですが、2人の距離が縮まって、後半では室内デートをしてます!カレンダーの先にあるシチュエーションを妄想できるようになってます」と語る。撮影に際しては、実際にカメラマンを相手に「クッションを引っ張り合ったり、水を掛け合ったりした」とのことだが「カメラマンの方は男性だったので(笑)、はたから見たらシュールだったかも…。でもおかげで素の表情がつまっています。『仮面ライダー』や(モデルをしている)『MEN’S NON-NO』ではクールなカットが多いですが、ここでしか見られない、素の笑顔があります」と語る。特に、お気に入りとして挙げたのは2人の仲もかなり親密になった11月のページ。「背が高いので、普段は見上げられることが多いんですが、ソファに座っているので同じ目線で、恋愛の緊張感、ドキドキを感じられます」とアピール。「そこにもシナリオがあって、部屋に来るくらい距離が縮まってるんですが、僕がボーっとしてて、彼女が見ていることに気づいて目が合って、テレて笑うというシチュエーションです。テレ屋なところがあるので(笑)」とはにかみながら説明した。12か月分のページで彼女から見つめられている姿を披露しているが、プライベートでは彼女は「いないんですよ…」と苦笑。「どうしましょう?ずっといないんですよ…」と嘆きつつ、タイプについては「大人な考えの人が素敵だなと思います。年上、年下に関係なく、自分の考えを持って、意見を言葉にできる人が好きです」と語った。俳優として「この先、恋愛映画もやりたい!だから自分の経験が大事になってきますよね。いまは、ほぼないに等しいです(苦笑)。(事務所の)先輩(の出演作)を見てキュンキュンしてる状態ですが、そっち側に回れたら…」と公私での恋愛の充実(?)に意欲を燃やしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」。その最新公演『The Love Bugs』の公開ゲネプロが2016年1月8日に行われた。本番の衣装を身につけ登場したキャスト陣。まず演出も務める岸谷が「本当にあっという間です。2か月ちょっと稽古しましたが、稽古はいくらやっても足りないもの。でも総勢34名、素晴らしい俳優が全力で作り上げてくれました。お客様がいらっしゃってくれるのが楽しみ」と挨拶。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』チケット情報続いて、キャスト陣が意気込みを語る。「お客様に絶対に損はさせない!と自信を持ってお伝えします」(マルシア)、「今までにないほど不安を感じている。見応えのある物語なんですけど、ソロや殺陣など緊張する場面がたくさんあるので。頑張ります」(城田優)「大切にみんなで作り上げてきた物語。観終わった後に心に残るものは本当に暖かくて大きいものだと思います」(蘭寿とむ)。舞台中で華麗なダンスを披露する平間壮一は「キャスト全員で作り出す世界観の中で、必死に生きられるように頑張ります」と語った。今回初舞台、初ミュージカルとなる大原櫻子は「初舞台ですが、ここまでの稽古が楽しくて楽しくて。今は逆にお客さんが入ってからの変化を楽しみたい」とコメント。そんな大原に岸谷「毎日毎日すごい吸収力で、音をたてて成長していく。千秋楽後にどれだけすごい女優になってるか楽しみ」と太鼓判を押す。地球ゴージャスのもう1本の「柱」である寺脇も「最新作が代表作であるという風にいつも思って作ってますが、これは本当に誇れる代表作。稽古場での完成度はどんなに頑張っても60%、お客様が劇場いっぱいになって、エネルギーの交換をした時に初めて100%になっていく。ぜひ劇場に来て下さい」と最新作の仕上がりに感無量のようだ。開幕まで多くが謎に包まれていた今回の作品だが、タイトルの通り「昆虫」たちが繰り広げる一夜の宴、そして「愛」の物語だ。歌やダンス、アクロバットなど、エンターテイメントをこれでもかと盛り込むのは地球ゴージャス公演ならでは。また、今回は山本寛斎事務所が総力を挙げて手掛けた個性的な衣装も見どころのひとつだ。その華やかさに酔いしれ、ストーリーに秘められたメッセージを噛み締めよう。2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。その後名古屋、福岡、大阪公演を予定している。取材・文:川口有紀
2016年01月12日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Eraが16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Era(R)が16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA(R) STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日JRの「SKISKI」のCMに出演し注目を浴びている山本舞香が12月5日(土)、都内書店で行われた「山本舞香2016年カレンダー」の発売記念イベントに出席した。雑誌「二コラ」などでモデルとして人気を集め、今年は映画『暗殺教室』に出演したほか、放送中のドラマ「南くんの恋人~my little lover」ではヒロインを演じ、中川大志と共演するなど話題を集めている山本さん。今回のカレンダーは「ちゃんとスタッフさんと話し合って作れたし、どのページも好きです!」と語り「きちっとしてない自然な感じ」が魅力だとアピール。海外セレブを扱った雑誌「GOSSIPS」の中で、パパラッチが普段のセレブたちの姿を撮影したようなナチュラルな雰囲気をイメージしたと明かす。購入者に部屋のどんなところに貼って見てほしいか?と尋ねられると山本さんは「壁?」と天然な回答で笑いを誘う。「どこからでも見えるところ、なんならベッドの上の天井にお気に入りのページを貼ってほしい!」と語った。JRのCMと駅などに掲出されるスキーのポスターは毎年、話題を呼ぶが、山本さんも以前から駅などでポスターを見て「『自分ならどんな感じになるんだろう?』と思っていた」と明かす。念願かなって出演が決まったが「恥ずかしいです。(自分で)見れない(笑)」と語り、駅でポスターの前を通っても「素通りです…止まってたら変でしょ(笑)!」とはにかんでいた。今年1年は「新しいキャラクター、役柄をいろいろやりたいと思っていた」というが、その目標はキッチリと達成されたよう。来年は「一度やったキャラクターを他の表現で演じられるように勉強したい」と女優としてのさらなる成長を目標に掲げた。(text:cinemacafe.net)
2015年12月05日現在放送中の「仮面ライダーゴースト」に仮面ライダースペクター/深海マコト役で出演し、注目を集めている山本涼介が自身初のカレンダーを発売することが決定。素顔の山本さんの姿をより身近に感じることのできる、“彼女目線”をテーマにしていることが分かった。『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『サムライフ』と話題作に相次いで出演し、185cmという長身を生かして「MEN’S NON-NO」の専属モデルも務める山本さん。「仮面ライダーゴースト」では仮面ライダースペクター/深海マコト役に抜擢され、ネクストブレイク間近とも言われる彼が、初のブックスタイル・カレンダーをリリースする。「ボクの隣にいる“彼女の目線”」をテーマに撮影した写真は、ナチュラル&可愛い系と、かっこよくクール&モードに決めた山本さんの姿が満載。初詣にピクニック、海辺など理想の“デートスポット”での姿や、家でまったりリラックスする様子を、まるで彼女になったかのように近くに感じることができ、照れたところや笑顔など魅力溢れる表情で1年を味わえる構成になっている。「本当に素のまま、感じるままに、自由に動いて楽しんで撮影しました」と本人も語るように、“素顔の山本涼介”が詰まっているといえそうだ。<山本涼介コメント>着たい服、自分のやりたいことや雰囲気をすべて採用してもらった初めてのカレンダーです。全てのシーンがお気に入りですが、しいて言うならハロウィンのカットは特にお気に入りです。ハロウィンらしいオレンジのコートにカボチャやオバケ、色んな物に囲まれて、ダークな雰囲気の中にポップな感じが「かっこ可愛い」ページになっていると思います。今回のテーマが「彼女目線」ということで、見ている方が彼女になったような、僕の隣にいるような感覚になるシーンやカットばかりです。雑誌やテレビではクールな面を見せることが多いのですが、今回のカレンダーは“素顔の山本涼介”がたくさん詰まったものになっていると思います!たくさんの表情の僕に、出会ってください!「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」(仮)は2016年1月20日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』の製作発表が9月24日に都内で行われ、主宰のふたりのほか、俳優の城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシアが登壇した。歌やダンス、コメディ要素などを取り入れ、エンターテインメント性の高い公演を行う地球ゴージャス。14作目となる本作は、小さな昆虫(=Bugs)の世界が舞台。『The Love Bugs』という言葉は「胸がときめく」や「愛らしい」を指すスラングでもあり、小さな世界の住人たちのファンタジックなストーリーを描き出す。演出・脚本、出演も果たす岸谷は「地球ゴージャスの中で一番エンターテインメントを作れるのは何だろうと考えたら、もう人間じゃ作れないなと思いました。虫なら空を飛べるし、いきなりバク宙してもおかしくない。役者はみんな虫に扮します!」と解説した。会場では、高さ5mの巨大ビジュアルが出現。岸谷が「天才」と絶賛するヘアメイク・冨沢ノボル氏に彩られ、山本寛斎事務所の協力による衣装をまとった役者たちが、本作の世界観を表現している。役柄は発表されていないが、クワガタのようなヘアスタイルとなった城田は「クワガタ役じゃないです。ネットニュースで訂正してください」と笑わせた。岸谷は城田の出演について「念願叶いました。城田優には俳優としてたくさんの魅力と深さがあって、表に出ているのはまだ一部。人を感動させられる歌唱力もまだそれほど披露されてない。まだみなさんが見ていない城田優を描きたい」と語った。また、舞台初出演の大原には「僕は彼女の歌が大好き。音符と結婚して生まれてきた子なんだなと感じています」とエールを送り、舞台の1曲目は大原が歌うことが発表された。一方、熱い会話にちゃちゃを入れる相棒・寺脇に岸谷は「うるさいよ、角刈り!」と一喝。「角刈りじゃない、おしゃれ坊主!」と返す寺脇に出演者が爆笑するなど、相変わらず息の合った(?)姿を見せた。寺脇は「地球ゴージャスは、いい意味で部活のような思いでやっています。(主宰である)僕と岸谷は監督より部長と副部長のような感じ。ひとつの作品を一致団結して作っていくことが今回もできると思います」と柔らかに語り、出演者も笑顔に。新たな作品への第一歩を踏み出した。公演は2016年1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。東京公演のチケットは発売中。取材・撮影・文:中川實穗
2015年09月28日ノエビアは、東京都・銀座のノエビア銀座ギャラリーにて、銅版画家・山本容子が描いたポートレートを集めた作品展「山本容子のアーティスト図鑑」を開催している。会期は2015年8月24日~10月30日。入場は無料。本展は、1995年に創刊された小冊子『本の話』(文藝春秋刊)の表紙画として、銅版画家・山本容子が描き続けたアーティストの肖像画を集めた作品展。会場では、17年にわたって描かれた191名の銅版画のポートレートから、日本人アーティストをピックアップして展示するという。なお、展示される作品には、持ち主の印として蔵書に貼られる"蔵書票"を意味する「EX-LIBRIS」の文字が書き込まれるなど、すべてが蔵書票のスタイルで描かれている。古くは紋章や肖像画をあしらった図案が用いられた蔵書票だが、今回展示される作品は、山本が大切に考えたという「作家の人物としての空気感」に重点を置いて描かれているとのこと。
2015年08月24日モデル、女優として活躍する山本美月が8月22日(土)、都内で行われた初の主演映画『東京PRウーマン』の初日舞台挨拶に、共演する山本裕典、井上正大とともに登壇。劇中に登場する“大丈夫”ポーズを客席からムチャぶりされ、きっちり披露する神対応を見せた。映画はPR会社に転職したドジなOLの奮闘を描いたロマンチックなラブコメディ。山本美月さんは、ついに迎えた公開初日に「緊張していますが、まだ実感がわかなくて…」と心境を語り、「今日は両親も観に来てくれている」と笑みを浮かべた。また、自身の“座長ぶり”については「100点ですね。すてきなスタッフ、共演者のみなさんに助けていただいた」と誇らしげ。山本裕典さんは「ガンバレの気持ちをこめて、99点」、井上さんは「100点以外、つけようがない」と太鼓判を押していた。仕事をテーマにした本作にちなみ、「もしいまの仕事をしていなければ、どんな職業に就いている?」と質問されると、山本美月さんは「農学部だったので、白衣を着て食品や化粧品の開発をやっていたかも。もくもくと作業するのが好きですし」。一方、男性陣も「工業高校に通っていて、某自動車メーカーに就職が決まっていた。いま頃は工場で働いていたはず」(山本裕典さん)、「理系で、円周率の演算が好きだったりするので、そういう方面で働いていたかも」(井上さん)と意外な素顔を披露していた。ちなみに“大丈夫”ポーズは、往年の特撮テレビ番組「仮面の忍者 赤影」に登場する少年忍者・青影のトレードマーク。中高年にはおなじみだが、山本美月さんは「台本に『青影っぽく』と書いてあったんですが、ここにいる全員知らなくて…」とふり返っていた。『東京PRウーマン』はシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月22日デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』(3,800円)が、9月30日に発売される。『ヴォーグ・ファッション100 年史』の編著者であるリンダ・ワトソンが手掛けた同書。1冊で75名のファッションデザイナーを一望出来るデザイナー名鑑の決定版。デザイナーたちが手掛ける各メゾンの代表的なビジュアルや選りすぐりの人気アイテムなどとともに、ブランドのトリビアや転換期、年表、製品へのこだわり、デザイン哲学など、ファッション好きには堪らない情報が収録されている。ラインアップは、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、サルヴァトーレ・フェラガモ、ロジェ・ヴィヴィエ、エミリオ・プッチ、ジャンヌ・ランバン、クリストバル・バレンシアガ、ジョルジオ・アルマーニ、カール・ラガーフェルド、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、カルバン・クライン、ジル・サンダー、山本耀司、三宅一生、山本寛斎、川久保玲、渡辺淳弥、高田賢三、ポール・スミス、ジャンポール・ゴルチエ、マーク・ジェイコブス、マルタン・マルジェラ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ドルチェ&ガッバーナ、トム・フォード、スティーブン・ジョーンズ、アレキサンダー・マックイーンなど。【書籍情報】『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』著者:リンダ・ワトソン発行:スペースシャワーネットワーク並製ビニールカバー/312ページ/A5判発売:2015年9月30日価格:3,800円
2015年08月08日モデルで女優の山本美月が2日、東京・ルミネ池袋で行われた、映画『東京PRウーマン』のトークイベントに登場した。22日に全国公開する本作は、山本演じるヒロインの成長物語。自分に自信がない銀行員の玲奈(山本)は、ひょんなことからPR会社に転職する。新たな職場で成功する玲奈だったが、人気タレントを怒らせるミスで窮地に陥り――というストーリーで、山本のほか、山本裕典、桐山漣らが出演している。映画初主演を務めた山本は、「すごくドキドキしてるけど楽しみ。早くみなさんの反応が知りたい」と公開を前にワクワク。撮影中を、「みんなを引っ張っていこう!と思ってたけど、助けられてばかりだった。みんなでワイワイしながら、毎日楽しかったです」と振り返った山本は、「試写を見て恥ずかしかった。物語に入り込みたかったけど、お芝居をチェックしながら見ていたので、落ち着かなかった」と照れ笑いを浮かべた。また、ファッション雑誌『CanCam』の専属モデルでもある山本は、劇中で27種類ものファッションコーディネートを披露しており、「みなさんが真似できる感じだと思います」とにっこり。自身の好きなファッションについて、「シンプルでボーイッシュな服が好き。アクセサリーは昆虫モチーフが好きですね」と話した山本は、「よく着けてるのは、ハエです。あんまり可愛いって言ってもらえないけど、可愛いんですよ~。サナギのネックレスも持ってます」と意外な好みを明かしていた。
2015年08月03日8月22日公開の映画『東京PRウーマン』の完成披露試写会舞台あいさつが27日、東京・新宿ピカデリーで行われ、山本美月、山本裕典、井上正大、LiLiCo、鈴木浩介監督が出席した。銀行員からPR会社に転職したいまどきの女性を主人公に、様々な困難を乗り越えながらも成長していく姿を描いた本作。ドジで自分に自信がない主人公の三崎玲奈に山本美月、玲奈が勤めるPR会社の先輩社員に山本裕典、玲奈の恋人に井上正大が演じるるほか、久松郁実や坂田梨香子など注目の若手株が出演する。この日は主演の山本美月らキャスト陣が勢揃い。舞台あいさつ前に照明が消えるハプニングもあったが、山本美月とLiLiCoが会場を盛り上げるなど、ことなきを得て舞台あいさつを実施。本作で映画初主演を果たした山本美月は「私の役は冴えない銀行員で、とあるきっかけでPR会社に転職します。厳しい先輩(山本裕典)のもと、成功と失敗を繰り返しながら成長していきます」と演じた三崎玲奈のキャラクターを説明しながら「やっぱり初主演なので、みんなを引っ張っていこうと思いました。でも皆さん年上で逆に助けられましたね。撮影期間は10日間と短かったですが、ファミリー感を出そうと思って話しかけたりしました」と振り返った。そんな山本美月に山本裕典は「『CanCam』のモデルでテレビでもCMやバラエティーに引っ張りだこなので、偉そうな奴が来たら天狗の鼻をへし折ってやろうかと思いましたが、現場に来たらすごく頑張り屋さんで誠実さんですね。『頑張れ! 頑張れ!』と思ってました」と絶賛するも、厳しい先輩役は「ドSな役で完膚なきまでに山本さんのお尻を叩きました。こんなに綺麗な女優さんをいじめられるということで楽しかったです」と満足げだった。主人公・玲奈の恋愛も本作の見どころだが、山本裕典扮する先輩の草壁や井上が演じた彼氏の啓太など、登場する男性キャラクターで誰がいいかという質問に山本美月は「プライベートが見えない草壁さん!プライベートが優しかったら萌えるから草壁さんかな」と即答。それを聞いた山本裕典は「役だけどありがとうございます」とうれしそうだった。映画『東京PRウーマン』は、8月22日より全国公開。
2015年07月28日