山梨県で織物製品の製造販売を行う山崎織物株式会社は、愛犬家に向けた製品開発プロジェクト「ワンちゃん柄の布を織る 愛犬いろいろ“iruyo”」のクラウドファンディングを公開しました。▼「CAMPFIRE」プロジェクトページ プロジェクト画像■開発背景ワンちゃん柄のグッズを探している御客様からの『うーん残念、うちの子がいれば買ったのに』『やっぱり〇〇〇はいない...』『展開してる毛の色はこれだけですか?』という声に応じるために開始した当プロジェクトでは、多くの工程を必要とする先染ジャカード織の技法を使用し、毛並みの雰囲気など立体的な陰影を持った贅沢な生地規格で、何十種類にもなる犬種の姿をデザインした布を次々と開発しています。犬種と色の展開■商品について今回の第一弾では、柴犬・ヨーキー・トイプードル・パグ・シーズーの5犬種、14種の生地を開発し、手芸用生地、がま口、ポーチ、ティッシュボックスカバーの4種製品で注文を受付しています。現在すでに第二弾へ向けたダックスフント・コーギーの試作開発も進行中。製品の小売取扱店さまや、これらの生地を活用したコラボ商品開発の案件も募集中です。生地■リターン一例【送料無料】がま口1点 1,320円(税込)【送料無料】ポーチ1点 1,650円(税込)【送料無料】ティッシュボックスカバー1点 1,980円(税込)【送料無料】73cm幅の生地1m 2,970円(税込)【送料無料&約11%OFF!】がま口、ポーチ、ティッシュボックスカバー3点セット 4,400円(税込)【送料無料&消費税相当額割引】ネクタイ1点 5,000円(税込)生地と製品ポーチとがま口▼ワンちゃん柄の布を織る 愛犬いろいろ“iruyo” ■会社概要山崎織物株式会社1916年に創業、山梨県の地場産業である“郡内織物”の製造を営んでいます。ファッションブランドOEMを長年にわたって手掛け、ネクタイやストールの生地を多く提供して来ました。2011年に自社オリジナル製品ブランド「富士桜工房」を立ち上げ、2017年には河口湖畔に直営店をオープンしました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月12日今回、取材したのは、JAフルーツ山梨のぶどう部会の金井部会長です。JAフルーツ山梨はぶどうの生産量が日本一で、2,000人以上のぶどう農家が切磋琢磨してぶどうを栽培しています。シャインマスカットの生産にかかわる苦労や熱意、おいしい食べ方を聞かせていただきました。取材ページ シャインマスカットの販売ページ 【JAタウン】JAタウンは、JA全農が運営するショッピングモールです。「もっと近くに美味しいニッポン」をテーマに、全国の各産地で育まれた農畜産物や特産品を、インターネットを通じて消費者の皆さまにお届けします。URL: 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。ツイッターアカウント: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月17日山梨県産フルーツを使用した新和菓子ブランド「和乃果(わのか)」が誕生。2021年4月29日(木)、山梨市牧丘町に「和乃果 牧丘本店」をオープンする。山梨産フレッシュ果実やワインを和菓子に「和乃果」のスイーツには、巨峰・苺・キウイをはじめとした旬の山梨県産果実や、山梨県産ワインを使用。果実の美味しさを詰めこんだ和菓子を通して、山梨の魅力だけでなく、日本の四季の美しさを発信していく。果実がメインの“和”ロールケーキ「まく」は、山梨県産のフレッシュな果実をメインにしたロールケーキ。果実の魅力を引き立てる、甘さ控えめの生クリームを合わせ、モチモチのジェノワーズで巻いたリッチな1品だ。白い素材と、鮮やかな果実の美しいコントラストにも注目してほしい。ワインを使った果実のバターサンド「はさむ」は、ワインを加え果実の美味しさを優しく引き出したバタークリームを、白いサブレでサンドした。食感の良いサブレと、果実の濃厚な旨味、バタークリームの組み合わせが絶妙だ。高級ショコラで包んだチョコや干菓子もまた、濃縮ワインや苺のジュレ、黒七味のアクセントを効かせた荏胡麻(えごま)などをフランス高級ショコラで包んだチョコレート「つつむ」や、フリーズドライした果実を、荏胡麻と合わせた果実干菓子「おす」なども展開される。【詳細】和乃果オープン日:2021年4月29日(木)住所:山梨県山梨市牧丘町西保下1126営業時間:10:30~16:30定休日:火曜日・水曜日(祝日の場合は営業)価格:・「はさむ」8個入り 3,800円~ 12個入り5,800円~ ※要冷蔵・「まく」1本 2,600円~ ※土・日曜日、牧丘本店限定・予約販売・要冷蔵・「おす」16個入り 3,500円~、24 個入り 5,000円~・「つつむ」8個入り 4,200円~、12個入り 6,200円~ ※15℃以下で保存【問い合わせ先】TEL:090-1842-7110
2021年04月18日山梨県を代表する銘菓「桔梗信玄餅」が‟プリン”になって新登場。「桔梗信玄プリン」として、2021年4月1日(木)から5月31日(月)まで、東北・関東・中部・近畿・中四国のスーパーマーケットにて発売される。「桔梗信玄プリン」は、これまでも「桔梗信玄餅」とのコラボレーション商品を展開してきた「モンテール」とのタッグで実現したもの。黒蜜クリームをたっぷりと絞った‟きなこプリン”に、黒蜜ペーストをトッピングすることで、「桔梗信玄餅」のおいしさを再現しているのが特徴だ。また‟きなこプリン”には、香り高いきな粉と、じっくりと時間をかけて作った低温殺菌牛乳を使用するなど、こだわり素材を使用しているのもポイント。さらに黒蜜クリームには、桔梗屋の濃い黒蜜と合わせて、銅釜で炊いた自家製カスタードを加えることで、コク深い味わいに仕上げている。【詳細】「桔梗信玄プリン」237円(税込) ※希望小売価格発売期間:2021年4月1日(木)~5月31日(月)販売エリア:東北・関東・中部・近畿・中四国のスーパーマーケット【問い合わせ先】モンテールお客様相談室TEL:0120-46-8823(土日祝日を除く9:00~17:00)
2021年04月02日withコロナ時代に合わせたマイクロツーリズムを提案古民家再生による地方創生を手掛ける株式会社EDGEが、山梨県小菅村との共同事業として「NIPPONIA 小菅 源流の村」の第2期プロジェクトとなる「崖の家」を2020年8月7日に開業します。「NIPPONIA 小菅 源流の村」は「700人の村がひとつのホテルに。」がコンセプトの分散型ホテル。2019年8月にオープンした第1期プロジェクト「大家」では、築150年超の邸宅「細川邸」を改修し客室4室とレストラン(22席)として営業しています。客室が地域内に分散している上に、都心部から車で約2時間の場所にあるため3密を回避できるマイクロツーリズム(都市近郊への観光)に最適の場所として注目を集めています。全室マウントビュー。アイランドキッチン完備今回開業する「崖の家」は、小菅村の特徴的な地形である急峻な崖に張り出すように立っていた2棟の古民家をリノベーション。キッチン・トイレ・バスルームを完備した2階建てのコテージとなっています。すべての部屋からは、一切の人工物に邪魔されない唯一無二のマウントビューを望むことが可能。東山魁夷の代表作「緑響く」を連想させるとの評もある四季よって変化する景観を存分に楽しめます。チェックイン・チェックアウト・食事は客室で可能なため他の利用客との接する心配なし。自炊スタイルのコテージなので、とれたての野菜や魚をアイランドキッチンで調理して食べることが可能です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社EDGEのプレスリリース/PR TIMES※NIPPONIA 小菅 源流の村
2020年07月26日山梨県発の新ジュエリーブランド「シンプリッチ(SIMPRICH)」が2020年秋本格デビュー。2020年7月より、山梨ジュエリーミュージアム、シンプリッチ公式オンラインストアほか順次取り扱い店舗にて発売される。山梨発のジュエリーブランド「シンプリッチ」誕生日本最大のジュエリー産地として名高い山梨県。そんな山梨県に拠点を構えるジュエリー工房など全16社が集まる、山梨ジュエリープロジェクトから新ジュエリーブランド「シンプリッチ」が誕生。ブランド名は、シンプルと“潤す”を意味するエンリッチ(enrich)を掛け合わせた造語。大人の女性たちに向けて、日常使いからオケージョンシーンまで対応する、上品なジュエリーを提案する。シンプルかわいい&高品質のジュエリーこだわったのは、品質のよさと手の届きやすい価格設定。一つ9,000円~展開されるアクセサリーは、ダイヤモンド、天然石、パールなどを使用した品質のよさが魅力。全てのジュエリーは、飽きのこないシンプルであることをポイントに、シンプル・エレガント・ハピネスの3つのキーワードのもとにデザインされている。「シンプリッチ」のアクセサリーは、毎日使える「エブリデイ」、オフの日にぴったりな「デイオフ」、特別なシーンで纏いたい「ザ モーメント」、誕生日や記念品に合わせた「アニバーサリー」の4つのカテゴリーから展開される。「シンプリッチ」全4カテゴリー「エブリデイ」:シンプルでありながら華やぎを添え、自分の一部のように輝くジュエリーを提案。着けやすいボリューム感のダイヤモンドリングや、“宝石の女王”といわれるルビーにあたたかみのある18金イエローゴールドをあわせたネックレスなどを揃える。「デイオフ」:リラックスタイムに身につけたい、大人の女性のための心地よいジュエリーを展開。立体的なカットを施した天然石のピアスやアルファベットモチーフのリングなど、遊び心あふれるアクセサリーがラインナップする。「ザ モーメント」:特別な時間に着けるジュエリーをイメージし、淡水真珠を並べたロングネックレスや、アコヤパールをあしらったチェーンネックレスなど、エレガントなアクセサリーを取り揃えた。「アニバーサリー」:バースデーストーンのネックレスや天然石のロングネックレスなど、誕生日や記念日の贈り物にもぴったりな特別なジュエリーが展開される。【詳細】「シンプリッチ(SIMPRICH)」取り扱い店舗:山梨ジュエリーミュージアム(山梨県甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階やまなしプラザ内)、シンプリッチ公式オンラインストア、ほか取り扱い店舗価格帯:9,000円+税~89,000円+税発売時期:2020年7月~【問い合わせ先】PRADOTEL:03-3486-0246
2020年07月11日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染した東京都在住の20代女性が、ゴールデンウィーク中に山梨県に帰省し、その後陽性が判明したにも関わらず、高速バスで再び帰京したことが明らかになりました。女性は味覚障害などの自覚症状がありながら東京都の会社に出勤し、帰省先の山梨県でも友人の集まるバーベキューに参加。2020年5月1日に検査を受け、2日の朝に陽性が判明した後、保健所のいいつけを破り、東京都に戻ったのだそうです。石原良純「想像力が大切」同月4日に放送された、情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、一連の報道について特集。番組でコメンテーターを務めるタレントの石原良純さんは、女性の行動に対し、次のような意見を述べました。恐らく、そんなに強い症状が出ていなかったと思うんですけど、ただやっぱり、感染してしまうこと自体はしょうがないというか…気を付けていても、そういうことはあるんですね。そして感染した人に対して妨害だったり差別してしまう人もいるわけじゃないですか。それは、感染したこと自体は悪いことじゃないし、感染した人を社会も守ってあげる、いろんな方策をしています。それと同時に、逆に自分がなった時は、やっぱり人に移さないことに何ができるか、自分が自由に動き回った時に何が起こるか…想像力ですよね。羽鳥慎一モーニングショーーより引用石原さんは、コロナウイルスとの闘いが長期化することを前提に、「一人ひとりが想像力を働かせて、責任感を持って行動することが大切だと思う」と続けました。【ネットの声】・石原さんのいう通り!・想像力を働かせて行動する…って、まさしく正論。・ニュースにショックを受けた。帰省をしたいのを我慢している人もいるのに。多くの人が、大切な人と会うことを控え、制限された環境の中で、日々を過ごしています。「自分さえよければいい」「1人ぐらいの移動なら問題ない」という考えは、即刻捨て去るべきでしょう。自分がした行動が、周囲にどんな影響を及ぼすか…想像力を働かせることの大切さを痛感させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月04日2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、マスクの品薄状態が続いています。そんな中、山梨県の長崎幸太郎知事が驚きの発表をしました。山梨県の長崎幸太郎知事は30日、記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大を受けた中国各地から県へのマスクの寄贈が、5月到着予定分も含め21万6千枚に上ったと発表した。産経新聞ーより引用山梨県は同年2月、友好都市関係にある四川省にマスクを2万枚、防護服を1万3千枚などを寄付していました。そのお返しとして、21万6千枚のマスク…およそ『10倍返し』の寄付を受けたのです!この『10倍返し』に知事は、「友情と仁義の積み重ね合いではないか」と語りました。県に到着した箱には『気を同じくして枝を連ぬ、ともに春の到来を待ちわびている』と書いてあります。『気を同じくして枝を連ぬ』とは、『同じ気質があり、枝と枝が連なっている木』という意味から『血のつながりのある兄弟姉妹』の例えだそうです。山梨県の人たちのことを家族のように想っているということでしょう。こんな時だからこそ、助け合いの手を交わしている姿には嬉しくなりますね。1日も早く、世界中でコロナウイルスが終息し、心から喜べる春が来ることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月01日新型コロナウイルス感染症の影響でマスクが品薄になり、自分で作る人が増えています。2020年3月には、山梨県の女子中学生が手作りマスクを612枚作成し、県に寄付して話題となりました。手作りマスクを県が買い取り同年4月20日、山梨県の長崎幸太郎知事が、一定の基準を満たした手作り布マスクを買い取ることを発表。買い取ったマスクは、保育所などに無料で配布するといいます。当面は障害者施設の入所者が作ったマスクを対象に、県が買い取りを行います。また、マスクの制作方法については県が製作指導を行い、買取価格などについてはまだ調整中とのことです。現段階で28の障害者施設が製作に応じると伝えてきているという。県が製作指導を行い、ミシンがない場合は、臨時休校中の県立学校の備品を貸与する。買い取り金額や素材、大きさなどの基準の最終調整を進めている。産経新聞ーより引用長崎知事は「これにより、顔を知らない県民同士が心の絆と励みを感じ、明日への希望につながればと思っている」とコメントしています。ネット上では山梨県の取り組みに、称賛の声が寄せられていました。・できることからやっていくのは、いいことだと思います。・とてもいい発想。自粛期間中の時間を有効活用できればいいね。・素敵な循環(じゅんかん)だと思う。中には作れない人もいるだろうから、ありがたいはず。助け合うことで、誰も経験のしたことのない困難を乗り越えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日フルーツタルト専門店「キル フェ ボン(Qu’il fait bon)」は、新作「山梨県産“マイハート”のタルト」をグランメゾン銀座、浜松の2店舗限定で販売。「山梨県産“マイハート”のタルト」に使用したのは、山梨県にある志村葡萄研究所で開発された“マイハート”というハートの形をした珍しい葡萄。シャインマスカットとウインクを交配した品種で、パリッはじけるような食感の皮に包まれており、糖度が高く香り高い味わいが魅力だ。今回はそんな“マイハート”を惜しみなく、白ワイン風味のカスタードの上に敷き詰めた。ハートたっぷりのタルトは、ちょっとしたご褒美スイーツにいかが。【詳細】山梨県産“マイハート”のタルト発売日:2019年9月7日(土)取り扱い:グランメゾン銀座、浜松価格:ピース 936円(税込)、ホール(25cm) 9,363円(税込)
2019年09月13日写真展「ロバート・フランク展 - もう一度、写真の話をしないか。」が、2019年6月29日(土)から9月23日(月・祝)までの期間、山梨県北杜市の清里フォトミュージアムにて開催される。スイス出身の写真家 ロバート・フランクは、『ハーパーズ バザー』などで活躍した後、代表作となる『アメリカ人』を発表し、写真界に多大な影響を与えた、世界で最も重要な写真家の1人として評価される人物。『アメリカ人』を発表後、映画制作へと身を転じ、写真展の開催が少ないことから、“伝説の写真家”とも称されている。「ロバート・フランク展 - もう一度、写真の話をしないか。」では、清里フォトミュージアムに収蔵されているロバート・フランクによる作品106点を一挙に公開。日本での大規模な展覧会は、1995年以来23年振りとなる。見どころは、ロバート・フランク自身による“ヴィンテージ・プリント”の作品群。“ヴィンテージ・プリント”とは、撮影後あまり時間をおかずに制作されたプリントの呼称のことで、撮影当時の作家の心境やエネルギーを最も明確に表す、唯一無二の方法と言われている。また、展示作品では、これまで写真集に掲載しなかった未発表の作品も登場。貴重な作品たちから、ロバート・フランクが送るメッセージを感じ取ってみて。【詳細】ロバート・フランク展 - もう一度、写真の話をしないか。会期:2019年6月29日(土)~9月23日(月・祝)開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)会場:清里フォトミュージアム住所:山梨県北杜市高根町清里3545-1222入館料:一般 800円、大学生 600円、中・高生 400円※毎週火曜日休館。7・8月は無休。※7月7日(日)・28日(日)、8月11日(日・祝)は無料開館。<展示作品構成>『アメリカ人』掲載作品 9点、アメリカ 70点、ペルー 3点、パリ 6点、イギリス 7点、イタリア 3点、スペイン 7点、スイス 1点 全106点【問い合わせ先】清里フォトアートミュージアムTEL:0551-48-5599
2019年06月06日カレーの好みは人それぞれ。あなたはどんなカレーが好きですか?筆者が今回食べたのは『甲州 信玄豚カレー』。山梨のご当地カレーです。 ■山梨で生まれた地産地消カレーこちらのレトルトカレーは、本物の“山梨ブランド”をつくりたいという願いから発足した『甲州信玄の会』がプロデュースしたもの。“「山梨県内で生産・製造された商品若しくは山梨県産の原料を用いた物」を基準”に、地産地消にこだわってつくられており、山梨の豊かな自然と、美しい水で育てられた、甘みがのったとろける脂が自慢という甲州信玄豚がたっぷり使われています。 ■旨みがギュッと詰まった「食べるワイン」!?『甲州信玄の会』のHPを見てみると、「甲州 信玄豚カレー」は“食べるワイン”との記載が。お酒は日本酒派の筆者ですが、「素敵OLの飲み物ワインが食べられるって?えっ、どういうこと?」と思い、パッケージの裏面を確認。すると、隠し味には山梨県産のワインの搾りかすからつくられたワインペーストを使用しているとのこと。「なるほど、それはコク深い味わいにちがいない……!」食べる前から期待が高まります。 ■合計11個!ゴロゴロ豚がたっぷりいざ実食!ルーをご飯の上にかけてみるとびっくり。想像以上にお肉がゴロゴロ入っているではないですか!数えてみるとなんと11個もの大きな豚肉が入っていました。とろとろというよりは歯ごたえのある豚肉で、噛むたびに肉のうまみが口に広がります。ルーはやや辛みがあり、“お上品な中辛カレー”という印象。気になる隠し味は……「やっぱり隠し味は隠れているから隠し味なんだな」というのが正直な感想。おそらくお上品な味わいを実現するために一役買っているのがワインなのでしょう。ワインの味はまったくせず、コクは期待したほど深いわけではありませんでした。 ■小忙しいOL的レビュー味★★★☆☆辛さ★★★☆☆もう一度食べたい度★★☆☆☆さらっとしていて食べやすく、なによりお肉たっぷりのカレー。ポークカレー派ならば一度は食してみる価値アリです。こだわりの詰まった『甲州信玄豚カレー』ぜひご賞味あれ。【参考】※ 甲州信玄HP【筆者略歴】小忙しいOL
2018年09月16日日本各地の素材を採用日本各地の旬の植物や季節のイベントをテーマにした「ご当地ボディソープ」企画を展開中の「ナイーブ」は、8月13日に山梨県産の「ぶどう」の成分を配合した「ナイーブボディソープ(ぶどう)」を新発売する。「ご当地ボディソープ」企画ではこれまで、北海道の「ラベンダー」や沖縄「月桃(げっとう)」、神奈川「桜の花」、和歌山「梅」など、各地の旬の植物などに関連する植物素材を使った「ご当地ボディソープ」を発売してきた。第7弾となる今回のテーマは、山梨県が収穫量全国第1位を誇る「ぶどう」。山梨県は国産ワインの発祥の地としても有名であることにちなみ、山梨県産のぶどうから作られた「ワイン発酵エキス」を配合した。実はこの「ワイン発酵エキス」はうるおい成分と加水分解酵母エキスを含んでおり、つるつる素肌に導いてくれる。家族みんなでサッパリバスタイム幅広い年齢層に親しまれるよう、「明るくみずみずしいぶどうの香り」に仕上げた。植物性ボディソープのナイーブは、「石けん洗浄成分」と「アミノ酸系洗浄成分」をベースにしたサッパリクリア処方を用いているので、子どもから大人まで家族みんなで使用できる。ジャンボサイズ(530mL)と詰め替え用(380mL)の2品目が登場。山梨を思い出させるやさしいぶどうの泡で、サッパリつるつるの肌を目指そう。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年08月03日「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が、2018年8月4日(土)から8月27日(月)まで山梨・岡島百貨店にて開催される。山梨県での開催は初となる。アート・サイエンス・テクノロジー・デザインの境界を超えてクリエーションを行うテクノロジスト集団、チームラボ。「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的で創造的な人間になることをテーマにした、子供から大人まで楽しめる体験型のデジタルアートの展覧会だ。2018年3月には国内・海外累計来場者数が600万人を超える、人気の企画となっている。今回は、「お絵かき水族館」「天才ケンケンパ」「光のボールでオーケストラ」「つながる!積み木のまち」「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」の計5作品が登場。「お絵かき水族館」では、自分が紙に描いた海の生き物がスクリーンの水槽を泳ぎ回り、「つながる!積み木のまち」では、積み木を置いたところに反応して、線路や橋、道路、建物が生まれ、街並みができていく。いずれも人の動作に反応する、インタラクティブで幻想的な作品となっている。【詳細】岡島創業175周年記念 チームラボ 学ぶ!未来の遊園地期間:2018年8月4日(土)~8月27日(月)時間:10:30~19:00(最終入場18:30)※8月20日は18:00まで※最終日は16:00まで休館日:なし会場:岡島百貨店 7階大催場住所:山梨県甲府市丸の内1-21-15料金:・当日券:大人 1,200円、中高校生 800円、子ども(3歳以上) 600円・前売券: 大人: 1,000円、中高校生 700円、子ども(3歳以上) 500円※2歳以下無料※障がい者手帳提示者本人1名無料。【問い合わせ先】山日YBS事業局TEL:055-231-3121岡島百貨店TEL:055-231-0500
2018年06月03日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)は、桃を使った新作フルーツタルト「山梨県産 夢みずきのタルト」を関東4店舗限定で、2018年7月13日(金)より発売する。山梨県で育った桃「夢みずき」は、果汁に満ちたみずみずしい果肉の品種。タルトには、市場にわずかしか出回っていない「夢みずき」をふんだんに使用し、さっぱりした風味のヨーグルトムースや、淡いピンクの桃クリームと組み合わせている。桃のジューシーな果汁と、甘く華やかな香りが口いっぱいに広がり、夏にぴったりの爽やかな味わいを楽しめる。【詳細】キル フェ ボン「山梨県産 夢みずきのタルト」販売期間:2018年7月13日(金)~7月19日(木)販売店舗:キル フェ ボン グランメゾン銀座 / 青山 / 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 / 横浜価格:ピース 867円、ホール(25cm) 8,208円
2018年05月17日山梨県・富士西湖の畔で2008年から開催しているファミリー向けの野外フェスティバル「マンモス・パウワウ(mammoth pow-wow)」が、5月13日(土)・14日(日)に山梨・PICA富士西湖にて開催。チケットの販売は、3月3日からスタートした。「マンモス・パウワウ」は、「遊びのなかにこそ学びがある」をテーマに、自然の中で家族や仲間と楽しむ年に一度の特別な2日間の野外フェスティバル。主催するのは、メディアとワークショップなどのプログラムを通して、未来をリードしていく子どもたちのために教育の新しいスタンダードを提案する「マンモススクール」。毎年、山梨県の富士五湖のひとつ西湖の豊かな自然の中で、アウトドアを楽しめる施設「PICA富士西湖」で開かれている。ちなみに、“パウワウ”とは、ネイティブアメリカンの言葉で、特別な日に人々がひとつの場所に集うという意味だ。音楽ライブでは、幼児向け番組で人気のエリック・ジェイコブセンをはじめ、HIFANAやDJみそしるとMCごはんなど、豪華な出演アーティストが子どもたちに向けてパフォーマンスを披露。また、20以上の企業・ブランドによる子ども向けのワークショップや、富士西湖でのカヤック体験、星空ウォッチング、ヨガ教室など、野外ならではの体験型プログラムも多数開催される。フードブースには、浜松の「手打ち蕎麦naru」、八ヶ岳の「DILL eat, life」、京都の「monk」など、体にやさしくておいしいお店がこの日のために全国各地から集合。遊んで、食べて、自然と仲間と交わる、ワクワクどきどきの体験があなたを待っている。チケット販売の詳細・申し込みについては、「マンモス・パウワウ」のウェブサイトをチェックして!(text:cinemacafe.net)
2017年03月26日赤城乳業から、山梨県を代表する銘菓「桔梗信玄餅」を販売する桔梗屋の監修を受けた「ガリガリ君リッチ黒みつきなこもち」が、2月7日(火)より全国で発売開始されました。もち菓子×黒みつソース×きなこ!新商品「ガリガリ君リッチ黒みつきなこもち」は、きなこ味のキャンディーの中に、先端にもち菓子、さらに黒みつソースときなこかき氷が入ったアイスキャンディーです。アイス・かき氷には国産のきなこ、こだわりの黒みつソースは「桔梗信玄餅」の黒蜜をイメージした、雑味・旨みが多い黒糖が使用されています。昨年2月に発売された、もち菓子をたっぷり使用した「ガリガリ君リッチ桜もち」は、様々なメディアでも話題となった人気商品。今回の新商品は、もち菓子のインパクトはそのままに、国内で注目度の高い山梨県のお土産ブランド「桔梗屋」監修を受けたお墨付きの味となります。さらに、当たりが出ると桔梗屋とガリガリ君がコラボしたオリジナル風呂敷がもれなく当たるキャンペーンも実施されます。商品概要きなこ味のキャンディーの中に、先端にもち菓子、さらに黒みつソースときなこかき氷が入ったアイスキャンディー。希望小売価格:130円(税別)種類別:ラクトアイス容量:100mlカロリー:156kcal発売日:2017年2月7日(火)~発売エリア:全国オリジナル風呂敷当たる!!キャンペーン当たりが出ると桔梗屋とガリガリ君がコラボしたオリジナル風呂敷がもれなく当たります。「ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち」成功ご祈願イベント1月31日、今回の新商品発売を前に、桔梗屋に縁のある山梨県の武田神社にて「ガリガリ君リッチ黒みつきなこもち」成功ご祈願イベントが開催されました。登壇者:(右より)・赤城乳業株式会社常務取締役井上大悟氏・ガリガリ君・株式会社桔梗屋専務取締役中丸純氏・武田神社宮司佐々木髙仁氏
2017年02月08日山梨ジュエリーをファッションの切り口から提案するプロジェクト「born jewelry」が11月18日から23日まで、山梨にゆかりのあるクリエイターたちを集めたスペシャルマーケット「everytime everywhere -なんでもない日も記念日に-」を表参道ヒルズ同潤館3階のギャラリー・表参道ロケット(ROCKET)にて開催する。会期中は、“いつでも、どこにいても、記念日は大切に!”をテーマに選りすぐったギフトアイテムやクリエイターの作品を展示・販売。born jewelryプロジェクト参加のジュエリーブランドをはじめ、山梨県発の様々なブランドのアイテムを取りそろえられる。参加者のラインアップは、山梨県を拠点に活動する貴石彫刻家のKOJI TAKUMAや、「playtime paris」にて雑誌『milk』によるベストクリエイター賞を受賞したfrankygrow、天然素材の風合いにこだわり、カシミヤ、シルク、麻、和紙、オーガニックコットンなどのストールを展開する武藤、大河ドラマ「八重の桜」のオープニングタイトルバック用作品も製作した古屋絵菜の他、傘の槙田商店、ネクタイの羽田忠織物、TORAW、バッグのHOFF、研磨士のTOMOHIKO OHYORIら。【イベント情報】「everytime everywhere -なんでもない日も記念日に-」会場:表参道ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:11月18日~23日時間:11:00~21:00(11月18日は18:00まで、日曜日は20:00まで、11月23日は17:00まで)
2016年11月04日日本一のジュエリーの産地である山梨県で生まれたborn jewelryが、三越伊勢丹との新プロジェクトを始動。9月14日から26日まで、伊勢丹新宿本店本館3階のモードフロアでポップアップイベントを開催している。ジュエリーショップ・drama H.P.FRANCEの神谷温子をディレクターに迎え、山梨県発のジュエリーを100年産業にすべく今年3月に誕生したborn jewelry。今回伊勢丹新宿店で開催中のポップアップイベントでは、三越伊勢丹限定の様々なジュエリーが展開される。ポーランドやUNAなど海外でも活動している甲州水晶貴石細工の伝統工芸士である詫間康二は、厳選した原石を丁寧に研磨した1点ものを出品。最年少伝統工芸士の大寄智彦は、世界中から集めた希少な天然石を使ったオリジナルオーダージュエリーを販売する。会期中は天然石5種合計40個が店頭に並べられ、その中から好きなものを選んで世界に1つだけのジュエリーを作ってもらうことができる。また、born jewelryが三越伊勢丹のために製作したオリジナルカットの宝石を使ってオリジナルジュエリーが注文できるオーダー会も実施。三越伊勢丹のためにゼロから作り上げた限定デザインの地金と山梨県に古くから眠るオールドストックの天然石にオリジナルカットが施された。なお、同オーダー会は9月14日から27日まで、銀座三越4階のグローバルメッセージでも同時開催される。さらに三越伊勢丹オリジナルのウィメンズブランド・ルーガ(LUGHA)より、ファッションディレクターでアクセサリーデザイナーの高橋れいみを迎え、ローズクォーツやアメジストなどの水晶を使った1点物の新ジュエリーラインもこのたびローンチした。
2016年09月14日ワイン街道ならではの新鮮なワインを味わう山梨県勝沼から長野県小布施まで、日本の“ワイン街道” ともいえるルートのちょうど真ん中、山梨県小淵沢町に位置する「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」が提案するのが、土地固有の魅力に満ちたワインとの出会いをサポートするワインショップ「YATSUGATAKE Wine house」。ここでは選りすぐりの山梨・長野のワインを常時24種用意。高い品質管理で定評のあるイタリア製enomatic社のワインサーバーから、量(25ml/50 ml/75 ml)を選び、アペタイザー(おつまみ)とともに実際に味わい、気に入ったものを購入することができます。新鮮な野菜とワインのマリアージュを堪能恵まれた日照時間、昼夜の寒暖差、豊かな水――偉大な自然の恵みが、ワインの原料となるぶどうをはじめさまざまな農作物を健やかに育む八ヶ岳エリア。この地に建つ「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」のメインダイニング「OTTO SETTE(オットセッテ)」が満を持して提供するのが、特別ディナー「Vino e Verdura(ヴィノ・エ・ヴェルドゥーラ)」。「野菜とワインの完全マリアージュ」をテーマに、前菜からメインディッシュ、デザートに至るまで、旬の野菜を使用。その一皿ごとに同じく山梨・長野のワインをペアリングして提供する、ここでのみ味わえるこだわりのコースです。店舗情報店名:星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳TEL・予約:0570‐073‐055(リゾナーレ予約センター)住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1
2016年09月02日山梨・勝沼は、日本が誇るワインの宝庫。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんお墨付きのおいしいワインを求めて、FASHON HEADLINEでは2軒のワイナリーを訪ねました。明治期より造り続けられている “甲州ワイン”。その歴史を支える醸造家たちに話を聞きました。■おいしいワインを食卓に。夫婦でつくる「ソレイユワイン」最初に訪ねたのは、葡萄の一大産地でもある勝沼に隣接する山梨市の住宅街。三角屋根が目印の「ソレイユワイン」へ。「ソレイユワイン」の前身は、戦後「旭洋酒」という約380軒もの農家が集まり自宅用のワインを共同で醸造するための場所、ブロックワイナリーでした。当時、酒税法が制定され、自由にワインを醸造することが難しくなってしまったことから「旭洋酒」のような組合が運営する自家用のためのワイナリーが存在していたようです。後に、葡萄農家の減少と共に組合も解散、後継者が居ないことを知った、勝沼の酒造会社で勤めていた鈴木剛さんと順子さん夫妻によって「ソレイユワイン」として息を吹き返しました。「旭洋酒」の看板や、地下のセラーは当時のままに、畑ごとのワイン用に仏製オーク樽を導入するなど日々発展を続けています。「自分たちが安心して飲むことができて、美味しいと思えること」を念頭に、飲む人に喜んでもらえるワインを作り続けて15年目、お二人の人柄が滲み出るような、優しい味わいのワインが、今日も食卓に届けられています。小高い山一面に広がる葡萄農園は、奥様の順子さんが管理。ゆるやかな斜面と太陽の光が均等に入る甲府盆地は良い品種の葡萄を育てるのに最適な環境。「ソレイユ・クラシック白」は、ほどよい酸味と甘みのあるフルーティーな味わい。様々な料理に合い、飲みやすくワイン初心者にもオススメ。お呼ばれの差し入れにも喜ばれそう。【取材協力】ソレイユワイン山梨県山梨市小原東 857-1TEL:0553-22-2236HP:■ミュージシャンの醸造家が継ぐ老舗「マルサン葡萄酒」のワイン造り次に向かったのは旭洋酒から車で約15分、同じ勝沼地区のワイナリー、江戸時代から約300年続く老舗・マルサン葡萄酒。葡萄畑が広がる敷地に、醸造所と店舗が並びます。マルサン葡萄酒のワインは、自社農場で育てた葡萄と地元農家から購入した葡萄のハイブリッド。年間約25,000本のワインを醸造しています。また、こちらでもブロックワイナリーの名残があり、近所の葡萄農家からワインの醸造を委託され、マルサン葡萄酒でその農家の葡萄を醸造しワインボトルにつめて納品します。1キロの葡萄に対して1本のワインと交換するシステムになっているそう。マルサン葡萄酒代表の若尾さんは、「他のワイナリーとは、とても仲が良いです。美味しいワインを作ることも大切ですが、コミュニケーションはもっと大切にしたい」と話します。天候に左右されやすく、体力的にも過酷な作業を強いられるワイン作りは、近所のワイナリー仲間と共に助け合いながら丁寧に醸造されているのです。昔、東京で音楽活動をしていたという代表取締役の若尾さん。醸造所にたくさんのレコードが置かれていたのが印象的でした。左:マルサン葡萄酒「甲州百」 みずみずしい新鮮な甲州葡萄の粒を、果実皮ごと頬張った感覚に仕上げられた辛口の白ワイン。右:スタイリッシュなボトルに惹かれてしまった、「Vindewakao」。白ワインのようなロゼ。華やかな甘い香りにマッチするような、品種固有の香り、豊かな果実味、綺麗な酸味、この3つが調和する少量生産のワイン。甲州ワインの生産背景や醸造技術を継承し、農家とワイナリーがサポートし合うことによって、世界に認められる“甲州ワイン”が造られているのです。そして、勝沼では一度別の地で過ごし、地元に戻って農業やワイン造りをする若者が多く、次の未来にも“甲州ワイン”は、大切に受け継がれていくのだと強く感じました。【取材協力】マルサン葡萄酒山梨県甲州市勝沼町勝沼3111TEL : 0553-44-0160HP :
2016年07月25日発酵デザイナーの小倉ヒラクさんのナビゲートで山梨を巡る「山梨のくらし:発酵めがね」特集の4回目は、クレバーで、クールで、セクシーなクラフトビールを作る山梨・甲府にあるクラフトビールバー「アウトサイダーブルーイング(Outsider Brewing)」のブルワー(醸造士)丹羽智さんを訪ねました。クラフトビールという言葉を耳にする機会の増えた昨今。クラフトビールの魅力はどこにあるのか、実際にクラフトビールを醸造する現場で教えてもらいました。■ そもそも、クラフトビールとは…現在、日本国内には200以上のブルワリーがあると言われています。この背景には、1994年に酒税法が改訂され、年間60リットル以上のお酒を製造すれば酒類の製造が許可されるようになったことがあげられます。この酒税法の改訂を受けて、日本各地で地ビールが作られるようになりました。この地ビールが、日本におけるクラフトビールの最初の一歩という訳です。ちなみに、大手ビールメーカーのビールは「ラガービール」と言われる系統で、すっきり爽やか、多くの人に好まれる最大公約数的なビールとも言えるでしょう。一方、ブルワーが長年の経験と知恵、そして確かな技で仕込むクラフトビールは、飲み心地だけでなく“味わうビール”とも評されるほど、実に多様な味覚を表現するビールなのです。■ クラフトビールは、麦芽×ホップ×酵母の無限の可能性を秘めているさて、ここでビールの原料をおさらいしてみましょう。ビールの原料はシンプルと言えばシンプル。水以外の要素は3つ。・色あい、甘み、味の要素となる「麦芽」・香りや苦味の要素となる「ホップ」・何十種類の中からブルワーが目利きする「酵母」この3つの要素の組み合わせで、優れたブルワーは数限りないビールを作ることが可能になります。原料の質に依存する比率の高いワインに比べ、ビールはブルワーのセンスや腕前が問われるお酒だと言われており、丹羽さんも「クラフトビールの味を作るのは、レシピが3割、仕込みの技術が3割、熟成管理の技が4割。日本中どこにいても、どの水を使っても同じ味を作れるのがブルワーの力」と語り、事実、アウトサイダーブリューイングのクラフトビールの醸造に甲府の水道水を使っています。■ ビールの系統も色々--ベルギー流、ドイツ流、イギリス流ビールにだって、お国柄があります。麦芽とホップのビールしか認めていないドイツ流ビールもあれば、ハーブやフルーツを入れて多様なビールを生み出したベルギー流ビールもあります。丹羽さんに「丹羽さんのビールはどの系統になんですか?」と伺うと、にこやかに「全部だね!」との答えがかえってきました。丹羽さんの手にかかれば流派を越えて、美味しいビールを作ることが可能になるようです。山梨で採れる桃やマスカットベリーAのようなフルーツを含んだビールなど、季節折々のクラフトビールを醸造しています。■ 自然界のワイルドな酵母からクラフトビールを作るこの日、発酵デザイナー的に小倉ヒラクさんが衝撃を受けたビール製法がありました。それは、純粋培養された工業化された酵母でビールの発酵を促すのではなく、自然界の中からワイルドな酵母を抽出してビールの発酵を促すスーパーワイルドな手法でのビール作りです。このワイルドな酵母というのは、変数の分からないルーキーをイメージすればよいでしょうか。どう変貌するか未知数な酵母であっても「試験醸造はせずに一発勝負で醸造する」という丹羽さん。「クラフトビールの醸造において、一つも手を抜いてもいい工程なんてないんです」と語る丹羽さんにとっては、このワイルドな酵母で作るビールは登り甲斐のある山のような存在なのでしょうか。そんな丹羽さんがいま取組んでいるビールは、ずばり「和食にあうビール」。日本の出汁に合うように椎茸などから抽出した旨味を使ったビールを醸造しています。和食が世界に出ていく時代だからこそ、日本の味覚のフィルターを通したビールを共に味わってみるのも一興かもしれません。丹羽さんのビールの味が気になる方は、山梨・甲府駅から程近い「アウトサイダーブルーイング」で頂けます。あなたのまだ知らない“無限の可能性を秘めたクラフトビール”に出会えるはずです。【醸造所情報】アウトサイダーブルーイング(Outsider Brewing)山梨県甲府市中央1-1-5ミヤザワビル1階電話:055-223-2622【お店情報】ホップス&ハーブズ(Hops&Herbs)山梨県甲府市中央1-1-5 ミヤザワビル2階電話:055-225-2622
2016年06月23日東京を離れ、山へ、海へ向かうようになって気づかされたことがある。なんだかとても空が広いし、山を見れば自分がどの方角に向かって歩いているかが一目瞭然。とっても気持ちがよいものです。新宿駅から特急あずさに乗れば、山梨の玄関口である甲府駅までは約90分。ほんの少し都会を離れただけで、こんなにも気分が一新するなんて!駅前には丹下健三建築がどどんと構え、甲府駅を挟んだその反対側には甲府城跡がそびえる。新旧のパワーに満ちた建造物の迫力に驚きながらの山梨とりっぷのはじまりです。ここで簡単に、なぜ山梨に行くことになったのかをお話しましょう。昨年からFASHION HEADLINEでは、日本各地の染織の産地への取材をスタートしました。その中で、藍染めをする北国のおばあちゃんも、南国のおじいちゃんも藍の発酵を促すために砂糖や泡盛を入れていることを知りました。むむっ、なぜ砂糖や泡盛が発酵を促すのか??この疑問がずっと胸に残っていて、発酵って一体何が起こることなのか?という問いにぶつかりました。そこでそんな話を『灯台もと暮らし』の鳥井弘文さんにしたところ、「発酵好きが高じて、最近山梨に引っ越したデザイナーがいるよ」と、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんを紹介して頂きました。という訳で、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんを訪ねに山梨へ行き、彼をナビゲーターに2つの特集をお届けすることになりました。特集1:山梨のくらし一つは、土地の恵みや歴史的背景と共にある文化や営みについて辿る『山梨のくらし』特集。この特集では、山梨の特産品である甲州印伝の老舗「印伝屋 十三代上原勇七」の工房を訪ねたり、その味の魅力に惹かれて山梨に足を運ぶ人の多い甲州ワインを知るため山梨のワイナリー「旭洋酒」「マルサン葡萄酒」を取材しました。また、山梨名物であるほうとうに欠かせない調味料・味噌の魅力を発信する「五味醤油」の五味兄妹にも会いに行ってきました。それから、甲府駅の近くで男前なクラフトビールを作る「アウトサイダーブルーイング」にも足を運びました。山梨は食の宝庫でもありました。ここには書ききれないくらい、美味しい味に満ちていました。【山梨のくらし:目次】1:手前味噌を作ってみたら。日本食に欠かせない味噌の話--五味醤油2:無限の可能性を秘めたクラフトビールが出来るまで--アウトサイダーブルーイング3:山梨のぶどうと水が育む甲州ワイン。--旭酒造、マルサン葡萄酒(近日公開予定)4:印伝が生まれたのには訳があった。くらしと共にある工芸--印伝屋(近日公開予定)特集2:発酵めがねそれから、目に見えないワンダーランドである発酵ワールドを小倉ヒラクさんと読み解く「発酵めがね」。こちらは、私たちを取り巻く世の中を「発酵めがね」という眼鏡で覗いたら、いつもと違う世界が見えるよ。という特集です。初回は山梨を舞台に、味噌、ワイン、クラフトビール、酵母パンを発酵めがねで覗いてみました。この発酵めがねは、これからも続けていきたいと思います。【発酵めがね:目次】1:小倉ヒラクさんに訊く味噌にまつわるエトセトラ!そもそも、味噌ってどんな調味料?2:小倉ヒラクさんに訊くクラフトビールが美味しいひみつ!クラフトビールはセクシー?3:小倉ヒラクさんに訊く、印伝に隠された日本人の知恵!すべての技には理由がある?(近日公開予定)4:発酵デザイナー小倉ヒラクさんに訊くくらしの中にある発酵。パンがふくらむのも発酵力!(近日公開予定)どうぞお楽しみに!
2016年06月15日OKIセンサデバイス(OSDC)は4月6日、2016年4月4日付で本社をこれまでの東京立川市から山梨県甲府市に移転させたことを記念する式典を開催。併せて3月末に完成したばかりの新社屋や工場の様子などを報道陣に公開した。同社が本社移転を決定したのは、もともと甲府市にリードスイッチの生産工場を有していたことに加え、本社機能を地方に移転した企業の税制を優遇する改正地域再生法が後押ししたことによるもの。山梨県における同法の適用第1号企業となる。同社代表取締役社長の牛田祐生氏は、式典に際し、「甲府市は今後、リニアモーターカーの駅ができるなど、未来がある都市。今後、OSDCが甲府市を拠点に成長していくことで、そうした未来の発展に少しでも貢献していきたい」と、山梨県の企業として世界で活躍していくことを宣言。今後、本社機能と開発、生産部門の一体化により、現在以上の製品開発速度の向上や、従来ラインアップにない高電圧分野向け製品や、ユニット化した製品などの開発を推し進めていき、「現状の40%程度の世界シェアを50%程度に高めることを目標にする一方で、新市場の開拓を進めることによる売り上げの拡大を図っていきたい」(同)と2つの成長に向けた方向性を示した。また、式典には山梨県知事の後藤斎氏も参加。「(OSDCの新本社が設置された)甲府市の甲府南部工業団地の中核企業として発展していってもらいたい。新体制により、リードスイッチの世界シェアのさらなる拡大が期待できることもあり、山梨を代表する企業としての活躍を期待したい」とし、山梨県としてもバックアップを行っていくことを約束した。同社が開発、生産を行うリードスイッチは、磁界を近づけることで、ガラス封止管の中の2つのリードを接点させることでON状態とOFF状態を制御するというもの。センサ部品としての活用を中心に、自動車や産業機器を中心に採用されている。2015年の世界シェア39%は、世界トップといえ、出荷数別では自動車関連が4割、産業機器向けが3割、民生・その他が3割といった内訳だが、今後、IoTの進展などや、水銀が利用できなくなることによる水銀スイッチの代替など、変化していく市場ニーズに対応する製品などを開発、提供していくことで、さらなる成長を目指すとする。なお、生産部門も含めた新本社地区の従業員は協力企業の社員も含め200名超。営業部門については、20名弱ほどを新たに東京都新宿に開設した東京営業所に配置しており、顧客ニーズの早期把握や販売拡大などを進めていく計画だという。
2016年04月07日山梨大学や北海道大学、熊本県立大学などの研究者で構成される研究チームは2月11日、野生の竹がなぜ節をもつのか、その謎を科学的に解明したと発表した。同成果は、山梨大学 環境科学科の島弘幸 准教授、北海道大学の佐藤太裕 准教授、熊本県立大学の井上昭夫 教授などによるもの。詳細はアメリカ物理学会発行の学術雑誌「Physical Review E」に掲載された。竹は中身が空洞で、ところどころに節を持つことが知られているが、多くの植物の中で竹だけがこうした特徴を有していた。今回、研究チームは、野外調査で得た測定データと、構造力学理論に基づく数理解析を活用して調査を行った結果、互いに隣り合う節と節の間隔が、ある一定のルールに従うよう絶妙に調節されており、結果として、野生の竹が「軽さ」と「強さ」を併せ持つ理想的な構造を「自律的に」形成していることを突き止めたとする。なお、今回の論文は、同誌の注目論文(Editor’s Suggestion)に選ばれているが、島准教授によると、「同じような推論は過去にも提案されたことがあったが、竹林の測定データと、理論的な考察をもとに、『定量的に』その推論を検証したのは我々の成果が初となるはず」とのことで、そうした研究の視点のユニークさと、物理学・工学・森林科学を跨ぐ学際的な研究手法が高く評価された結果によるものだといえる。
2016年02月13日山梨県は平成28年度から、所得税によって定められている国基準保育料額の第5階層(推定年収640万円)までにあたる子育て世帯を対象に、第2子以降(3歳未満児)の保育料を無償化する方針を固めた。今回の政策立案の背景には、県のどんな意図があるのか。担当者に聞いた。○平均世帯がすべて対象になるように同事業は、国基準保育料額の第5階層までにあたる子育て世帯を対象に実施するもの。推定年収640万円未満の世帯が該当するとされ、議会で承認されれば平成28年度から第2子以降で3歳未満児の保育料が無料になるという(認可保育所利用者のみ)。政府も今年4月から、年収約360万円未満の世帯を対象に第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無償化する方針を固めている。しかし、同県の事業では政府の補助以上に対象者を広げ、さらに第2子から無償化を進めるなど支援が手厚くなっている。なぜこのような事業を進めようと考えたのか。事業の趣旨について、後藤斎・山梨県知事は「小さい子どもを持つ両親が、安心して預けられるのが保育の趣旨。そこに財源を充当し、社会全体で若いお父さん、お母さんの第2子以降の子育て環境の充実をしたいというのが一番の強い思いです」と語っている。さらに対象世帯の推定年収を政府より高く設定したのにも、深い理由があった。県によれば、国の調査や同県の調査では、子どもを持つ30代夫婦共働き世帯の平均年収は約600万円と推定されているとのこと。この上限設定であれば、第2子がいる約8割の世帯が対象になるという。子育てと仕事の両立を支援するため、平均世帯がすべて対象になるようにしたいという県の思いが込められている。○「2人以上子どもが欲しい」という希望に応えたい「第2子以降」の保育料を無償としたのも、子育て環境に対する県民の要望を色濃く反映させてのことだ。平成27年5月、50歳未満の既婚者あわせて2,518名を対象に県が行った調査によれば、夫婦にとって理想的な子どもの数は「2人」(46.4%)が最も多く、次いで「3人」(42.2%)と続いている。一方で、「理想的な子どもの数」より「実際に持つつもりの子どもの数が少ない」と回答した人を対象に行った調査では、全体の約半数を占める理由として「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」(51.4%)という回答があがっている。県の担当者は、「人口減少対策として、また子育て支援策として、2人以上子どもが欲しいという希望に応えたい」と語ってくれた。同調査では人口確保対策のために行政が取り組むべき施策として、55.0%の人が「子育てしやすい環境づくり」をあげている。県によれば、第3子以降の有無にかかわらず、第2子から保育料が無料となる取り組みは全国で初めて。子育て世帯の要望に真摯に向き合った取り組みが他の自治体でも広がっていくことを願いたい。
2016年01月19日フジヤマ・クオリティは1月1日、山梨県忍野村で同社が運営する忍者テーマビレッジ「忍野 しのびの里」に、忍者アトラクション「忍術皆伝の道」をオープンした。「忍術皆伝の道」は、楽しみながら忍者修業を体験できるアスレチック。同施設の既存の「忍者からくり屋敷」「忍野手裏剣道場」に加え、3つ目の忍者アトラクションとなる。忍者のように壁をつたって進む「つたい壁」や、鳴子のついたロープをかいくぐる「鳴子地獄」、随所に仕掛けが潜む「からくり迷路」など、忍者に必要なさまざまな能力を鍛える7つのエリアで構成されている。なお、同アトラクションの利用料金は大人(中学生以上)500円、子供(3歳以上)400円となる。入園料は別途必要で、大人700円、子供400円(庭園入園料+アトラクション1回利用券付き)。営業時間は9:00~17:00(最終入場16:30)。※価格は全て税込
2016年01月04日大自然の中、効能豊かな温泉に抱かれながら日の出を拝む。山梨県には、そんなぜいたくな時間を楽しめる「ほったらかし温泉」なる名所がある。ネーミング通り、自然をありのままの状態で堪能できるのが最大の魅力。一体どんな温泉なのだろうか。○あっちとこっちに温泉あり!JR中央本線「山梨市駅」からクルマで約10分。ほったらかし温泉があるのは、眼下に甲府盆地を望む海抜700mの高台だ。目の前には富士山が悠然とそびえ、頭上に広がる青空は夜になると神々しい星たちのまたたきを見せてくれる。敷地内には、「あっちの湯」「こっちの湯」というこれまたしびれるネーミングの2つの湯処が存在する。どちらに入浴しても、神経痛や冷え性、疲労回復に効果が期待できる、強アルカリ性の柔らかな手触りの湯を堪能できる。ちなみに、「あっちの湯」から「こっちの湯」までは歩いて1分もかからないが、完全に別棟別料金(800円)となっているため、あっちもこっちも入っていく人は少ないのだとか。「ぬるめのため長湯できることもあり、片方だけに入る人が多いですね」と運営者が教えてくれたが、一度腰を落ち着かせるとちょっとやそっとじゃ動きたくないくらい気持ちがいいことも理由に違いない。しかも、見ごたえのある絶景に囲まれているとあればなおさらだ。○始まりは「温泉しかありませんが良かったらどうぞ」それにしても、どうしてあっちとこっちの2カ所に分かれているのかと不思議に思い尋ねてみると、「もともとは『こっちの湯』のみで開場し、サービスする人間もほかの施設も整っていなかったので、『温泉しかありませんが良かったらどうぞ』という気持ちから『ほったらかし温泉』と名付けたんですが、徐々に口コミなどでお客さまが増えたので、従来のものの2倍の大きさがある浴場を新たに造ったんです」とのこと。さらに、新設した浴場を「あっちの湯」、元々の湯を「こっちの湯」と命名して、現在に至っているんだとか。「あっちの湯」「こっちの湯」では、自社保有の源泉を毎日総入れ替えしている。さらに、来場者が多い日には循環式を併用することで浴槽内の汚れを直ちに浄化。湯口から注がれる新しい湯は淵からあふれさせる放流式の掛け流しとしているため、露店風呂、内風呂ともに常に清潔だ。○営業は日の出の1時間前からさて、冒頭にお伝えした日の出の件である。ほったらかし温泉から日の出を眺めたいなら、当たり前だが早朝に来場する必要がある。もちろん、営業時間は日の出より前。なんと、日の出の時刻に合わせて月ごとに開場時間を変えているのだ。12~2月は6時前後、3月は5時半前後、4月は4時半前後、5~7月は4時前後、8~9月は4時半前後、10月は5時前後、11月は5時半前後と、いずれの月も日の出1時間前にオープンする。ちなみに、日の出時刻に開場する浴場は「あっちの湯」のみ。というのも「あっちの湯」は、右手に富士山、そして左手に大菩薩嶺を望み、眼下に甲府盆地東部を見下ろせる抜群のロケーションなのだ。○朝風呂の後は絶品朝ごはんを「日の出前からの営業はなかなかないサービスのためか、みなさんに喜んでいただいています。地元の常連さんだけでなく、他県からも足を運んでくださる方が多いですね」とのことだが、来場者が喜んでいるポイントはほかにもある。なんと、敷地内の食事処「気まぐれ屋」で朝ごはんを提供しているのだ。営業は日の出から朝9時まで(ただし、食材がなくなり次第終了)炊き立ての魚沼産こしひかり、滋養たっぷりの生たまご、温かい味噌汁がセットになって500円。日の出を見ながらの入浴の後なら、その味も格別であるに違いない。幸い、今はちょうど1年の内でもっとも日の出が遅い時期。早起きが苦手という人も、「早起きは三文の徳」どころではない、一生の宝物となる経験をぜひ味わってみてほしい。ちなみに、ほったらかし温泉では現在、番台係を募集中とのこと。絶景に感動したら、そのまま居座ってマスコットガールになるのもありかも!?※記事中の情報・価格は2015年12月取材時のもの。価格は税込
2015年12月15日寺田倉庫と山梨大学は11月20日、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行する温度を明らかにしたと発表した。同成果は同社と山梨大学ワイン科学研究センターによるもので、11月7日の「日本ブドウ・ワイン学会2015年度上越大会」で発表された。両者は2014年4月よりワイン熟成に有用な温度帯を検証する共同研究を行ってきた。同研究では、赤ワイン、白ワインの各3銘柄をそれぞれ4つの条件別に4℃、14℃、35℃、常温で12カ月間保管し、年3回定点分析を実施。一般成分、色調、有機酸、香気成分の分析および味認識装置、ソムリエの官能検査による評価の結果、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのは14℃の温度環境であることが明らかとなった。寺田倉庫は、今後もさらなるワイン保管技術の向上を目指し、山梨大学ワイン科学研究センターと共同研究を継続していく、としている。
2015年11月20日NECは9月14日、山梨県甲州市から、社会保障・税番号制度(以下、マイナンバー制度)を扱うすべての住民基本台帳システム端末約160台のセキュリティ強化に向け、顔認証セキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor V2」を受注したと発表した。甲州市は2016年1月のマイナンバー制度運用開始に合わせ、同ソフトウェアの利用を開始する予定。「NeoFace Monitor V2」は、顔認証エンジンをベースに、顔認証によるPCログオン、ログオン中の利用者の常時監視を可能とするソフトウェア。端末を複数の職員で共有する場合でも、利用者を個人単位で認証し、いつ誰がアクセスしたという利用履歴が確実に残るため、職員の不正利用への心理的な抑止効果も期待できる。常時監視機能により、端末利用者の離席をすぐに検知して自動で画面をロックするとともに、ログオン中に未登録ユーザーが着席した場合も検知して画面をロックする。これにより、未登録ユーザによる不正利用を確実に防ぐ。
2015年09月15日