歌手で俳優の赤西仁(あかにし・じん)さんが、2020年4月26日に同じく俳優の錦戸亮さんと立ち上げた『N/A』のYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』を更新。かつて所属していた『ジャニーズ事務所』への思いを語り、話題になっています。赤西仁、ジャニーズ事務所には「感謝している」新型コロナウイルス感染症による外出自粛が続く中、ファンに家にいる時間を楽しんでもらうために同チャンネルを立ち上げたという赤西仁さんと錦戸亮さん。過去の動画では2人を含め、俳優の山田孝之さんも参加するリモート会話の様子が公開され、大きな話題を呼んでいました。NO GOOD TV Vol. 22020年4月24日に公開された動画『NO GOOD TV - Vol. 4』では俳優の小栗旬さんも加わり、豪華すぎる4人でのオンライン飲み会を開催。NO GOOD TV Vol. 4イケメンばかりの和気あいあいとした雰囲気が好評を博し、今回『NO GOOD TV - Vol. 5』が公開されています。NO GOOD TV Vol.5『NO GOOD TV - Vol. 5』の中で、赤西仁さんが「ビジネスとして成立しているかといわれたら成立していない」と自身の現状についての悩みを打ち明けます。すると小栗旬さんは「みんながそれぞれ、もともとのスタートラインに立たなかった限りは、今の俺たちはいない」と発言。続けて自身が所属する事務所『トライストーン』の名前を上げ、「恵まれて何かの仕事をしてきた自分がいるっていう時に、否定することはものすごく簡単なんだけど…」とコメントしています。すると赤西仁さんがその言葉に被せるように「俺は否定してないの」と返答し、かつて所属していた『ジャニーズ事務所』への思いを語っています。俺は否定していないの。感謝もしているし、恩返ししようとしているよ。いわゆるそこがなかったらできなかったけど、途中の進化の過程で窮屈になったから出て、そこの感謝だったり、そこで培ったものは忘れていないから。NO GOOD TVーより引用自身を大きく育ててくれた『ジャニーズ事務所』への感謝と「恩返しをしたい」という想いを語った赤西仁さん。今後の恩返しについては「向こうがもっとオープンになってくれたら、こっちから提案していきたい」と希望を語っています。この言葉に小栗旬さんが「まさにそれじゃん!」と強い共感を示すと、赤西仁さんは「だからもうやるしかないじゃん」「発信していくことで、それが自然になっていく」とコメントしました。動画を見たファンは「仁くんの気持ちを聞けたことが嬉しい」と感想を寄せ、ここでしか聞けないレアな会話にすっかり聞き入ってしまったようです。・4人全員が正直で魅力的。笑顔をありがとう。・赤西仁が独立してからの正直な気持ち、素敵だった。まさに神回。・過去にいた場所への感謝を忘れないその気持ちは大事だし、それを自分の口でいえるところがよかった。楽しい話でも、真面目な話でもファンを楽しませた4人。これからも、さまざまな場所で活躍を見せてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日錦戸亮と赤西仁の共同プロジェクト「N/A」のYouTubeチャンネル「NO GOOD TV」で26日、新たな動画「Vol.5」が公開された。「Vol.4」に引き続き、俳優の小栗旬と山田孝之が参加したオンライン飲み会の模様を配信。小栗が、赤西と山田への思いを語る場面があった。小栗が、これまでちゃんと話したことがなかったという錦戸について、「何度かすれ違いで、いつ会っても、錦戸君が超冷たくて。心の中ではいけ好かねーヤツだなと思っていた」と打ち明けると、錦戸は「うそだ。マジっすか。やだ!」と大慌て。「ちゃう。僕めちゃめちゃほんまに、まあまあ人見知りするんですよね」と説明すると、小栗は「そうなんだろうなって思う」と納得した。そして、錦戸が「仁は仲間を作るのがうまいよね」と言うと、小栗は「仁は絶対うまくないと思う。媚び売らないから」と述べ、「俺が仁の素晴らしいなと思う点は、『俺は俺のやりたいようにやるから、それが誰に好かれようが嫌われようがどうでもいいんだ』というスタンスで走っているのにもかかわらず、結局どこかの誰かがそれに興味を持って『この人のやること見たいな』とか『この人がやっていくこと追いかけたいな』って思わせるエネルギーがあることなんだろうなと思う」と打ち明けた。続けて小栗が「俺は自分を自分で分析すると意外と八方美人だし、仁と孝之はそういうところがないことに俺は刺激をもらう」と語ると、赤西は「これまるまる使っていい?」とコメントして笑いを誘った。小栗はさらに、「2人に対して憧れがすごくあるんだよね。年上なのにもかかわらず、孝之と仁がやることってワクワクすることが多くて、そんなラインも飛び越えちゃうんだって。逆に言うと俺はどこかでこの2人が飛び越えていることに対して、それでも俺がいる芸能界ってこういう感じだぜ、みたいな。中でなんかやれることないかなって思っているときに孝之や仁としゃべると、『旬くん、まだそんなところでもたもたしてるんですか』って平気で言ってくるから、うるせーなこの2人、でも嫌いじゃないっていうのが、俺はすごく好きなところ」と語った。
2020年04月26日錦戸亮と赤西仁の共同プロジェクト「N/A」のYouTubeチャンネル「NO GOOD TV」で26日、新たな動画「Vol.5」が公開され、赤西が古巣・ジャニーズ事務所への思いを語る場面があった。「Vol.4」に引き続き、俳優の小栗旬と山田孝之が参加したオンライン飲み会の模様を配信。小栗が「みんながそれぞれもともとのスタートラインに立たなかった限りは、今の俺たちはいない。トライストーンという会社で、恵まれて何かの仕事をしてきた自分がいるっていうときに、否定することはものすごく簡単なんだけど…」と所属事務所への思いを語ると、赤西は「俺は否定してないの。感謝もしているし、恩返ししようとしているよ」とジャニーズ事務所への思いを明かした。続けて、「そこがなかったらできなかったけど、進化の過程で窮屈になったから出て、ただそこの感謝だったり、そこで培ったものは忘れてないから、よりよくすることで恩返しになってたり、向こうがもっとオープンになってくれたら、例えばこっちから『こういうのどうですか?』とか」と自身の考えを説明。小栗が「まさにそれだと思う。受け取り手が…」と同調すると、赤西は「だからもうやるしかないじゃん、俺的には。発信していくことで、それが自然になっていくんじゃないかなと俺は思ってるよ」と語った。
2020年04月26日俳優の小栗旬と山田孝之が、24日に公開された錦戸亮と赤西仁の共同プロジェクト「N/A」のYouTubeチャンネル「NO GOOD TV」Vol.4に登場した。同チャンネルは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため不要不急の外出自粛が続いている中、ファンの人たちに自宅で少しでも楽しんでもらえるエンターテインメントは何かを考えて開設された。2人とも自宅からテレビ電話にて収録し、番組を完成させる。今回の放送では、Vol.2に出演した山田が、さらに他の友達を連れてくるという展開で始まった。ゲストが誰なのか知らされていなかった錦戸は、小栗が登場すると帽子を脱いで「こんにちは、錦戸です」とかしこまった様子に。「ほぼほぼ初めましてな感じ」(小栗)、「ちゃんと喋ったことないですね」(錦戸)と緊張気味のやりとりに、赤西と山田は爆笑していた。トークでは小栗と錦戸が互いに「旬くん」「亮ちゃん」と呼び合うことに決定し、外出自粛となっている現状についての心境も吐露。また画面に上半身しか写っていないことから、衝撃の展開にも発展していった。この動画を受けて、Twitterでは「豪華すぎる」「この4人の在宅トークを家で見れるって、どんな世界?」「中学生か!」「内容が面白すぎる」と話題に。さらに、せっかく呼び方を決めたにもかかわらず、小栗が「錦戸くん」と呼んでしまったため「亮ちゃんでしょ?」と訂正する錦戸の様子に、「かわいすぎる」「天使」「平和すぎる」と反響が集まっていた。
2020年04月24日ちょっと笑かす芝居をさせたらピカイチ!そんな印象がある、俳優の佐藤二朗さん。その素顔は芝居に熱い、素敵な大人の男です。――佐藤さんは、いわゆる就職がとても厳しかった時代に、新卒で一流企業にお入りになった。にもかかわらず、それを捨てて芝居の世界に入ったと伺っています。芝居の何が、佐藤さんをそんなに惹きつけたのでしょうか?それ、すごく難しい質問なんですよね…。小さい頃からとにかくドラマが好きで、その頃から、“自分は役者になる運命だ”って思ってたんですよ。夢とか憧れじゃなく、“いやいや、なるよ、なるし”って(笑)。何の根拠もないですが。自分の書いたセリフを読んで、カセットテープに吹き込んで、「僕を使ってください」って、山田太一さんや倉本聰さん、『北の国から』の演出をされた杉田成道さんに送ったりしてて。愛知県の片田舎から。でも一方で、“役者で食えるわけがないし、万が一にも成功するわけがない”とも思っていた。学生時代は、ずっとその矛盾を抱えてました。別に顔もイケメンじゃないし、コネがあるわけでもない。会社に入って、結婚して家庭を作って、普通に人生終わるんだろう、でも世間に少しでも見る目があったら、俺は世に出られるのに…って。それで本当に会社に入って、むろん入ったその会社には何の問題もないんですけれど、会社員として働くという現実を目の当たりにして…。気がついたら実家に帰ってた(笑)。あの頃、ちょっとおかしかったんだろうな。今もおかしいけど(笑)。――その後、劇団を経て少しずつドラマや映画に出られるようになるわけですが、“売れる”ところまで、長い時間を経ましたよね。そうですね。AとかBみたいな役をやる時期も長かったですからね。でも、顔を知られていないっていうことは、実は役者にとっては武器にもなりうるんですよ。例えば刑事Aだとしても、やり方によっては本物の刑事に見えることもあるし、逆に強烈な印象を残すこともできる。僕は演じるときに、つねに“かも”を意識しているんです。こんな人いる“かも”とか、こんなこと言う“かも”っていう、そういうニュアンスを大事にしている。たぶん芝居を見ている人は、その“かも”の部分に惹きつけられるんじゃないかと。例えば、松田優作さんが『太陽にほえろ!』で演じた、拳銃で撃たれて殉職する有名なシーン。――大量の血を見て「なんじゃこりゃぁ!」と言う、あれですね。そう。みんな撃たれたことも、撃たれた人を見たこともそうそうないだろうけれども、でもいきなり撃たれたら、痛みを感じる前に血を見るだろうし、そうしたら「なんじゃこりゃ?」って言うかも…って思うでしょ?――なるほど。セリフひとこと、ふたことしかない役で、上手くできなくて悔しい思いもたくさんしましたから、だからこそ、どんな小さなセリフでも、“かも”を持たせようと頑張りました。以前『共犯者』っていうドラマでコンビニ店員の役を演ったときには、「いらっしゃいませ」というセリフを、「らっしゃいますぅぇ~」みたいな、妙な節で言ったんですけど、そういう店員いそうじゃないですか(笑)。たぶん脚本家にとっても、そんなに思い入れのあるセリフじゃないと思いますけれど、そこに工夫があるかないかで、作品のクオリティって絶対変わってくると思うんです。そういうところを見てくださった方々がいたから、今の僕があるんだと思っています。――そんな下積み時代が。“頑張って上がってきました”みたいな話、事実ではあるんだけれど、自慢ぽいからもう話すのやめようかなって思ってた時期があるんです。でもその頃、先輩の俳優に、「でも二朗、その話が、たくさんの若い俳優の希望になりうるんだぞ」と言われて。若い人たちのためになるならと思って、今は話すようにしてるんですが。でも実際、安田顕とかムロツヨシとか、僕が素晴らしいと思う俳優たちから「ずっと見てました」と言ってもらえるのは嬉しいです。――5月公開の2作目の監督・脚本作品『はるヲうるひと』に出ている山田孝之さんも、佐藤さんを慕う役者さんの一人ですよね。(山田)孝之が出演を受けてくれたときに、「ありがとう」ってメールをしたんですが、それに対して「何度読み返しても、のところで魂が震えます」って返信をくれたんです。彼はあまりそういうメールをくれるタイプじゃないから、すごく嬉しかった。僕が書いた本に役者が共鳴してくれて、すごい芝居を見せてくれて…。撮影現場で彼らの芝居を見ていて、“俺、ちょっと出たくない。誰か代わってくれねぇかな”って気持ちになりました(笑)。僕の本分は役者ですけれど、「演じる」とは別腹で「書く」欲求もあるので、機会があればぜひまた本を書いて、映画も舞台もやりたいですね。――矛盾を抱えていた時代と、芝居への熱い思いをストレートに出せる今、随分変わられましたね。今の自分を見ると、「夢のようだな」って言葉しか出てきません。銭湯通いをしていた頃から一緒にいた妻に言わせると、「随分遠くに来た感じがする」そうです。でも妻には、「もっともっと、遠くに行くよ」って言ってます。――カッコいい!そんな背中に、男子たちが憧れるわけですね。そっか。この間サービスエリアで、おじさん4人に声をかけられた理由はそれか(笑)。さとう・じろう1969年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、サラリーマン生活をしながら’96年演劇ユニット「ちからわざ」を立ち上げる。その後劇団「自転車キンクリート」に入団。ドラマ『ブラック・ジャックII』の出演で注目を集めた。代表作は『JIN‐仁‐』『勇者ヨシヒコ』シリーズなど。また映画『memo』では監督、脚本、出演を務めた。25年以上連載が続く人気ギャグマンガ『浦安鉄筋家族』が、むちゃな名作が多いと話題の〈ドラマ24〉の枠で実写化!共演に水野美紀、岸井ゆきの、染谷将太など。監督は『おっさんずラブ』などで知られる瑠東東一郎、脚本は注目の劇団「ヨーロッパ企画」の脚本家・上田誠らが務める。4月10日スタート。毎週金曜24:12~テレビ東京系にて放送。※『anan』2020年4月15日号より。写真・中島慶子スタイリスト・奥塚美代子(アンジュ)ヘア&メイク・紺野亜季(A.m Lab)(by anan編集部)
2020年04月12日俳優・佐藤二朗が原作、脚本、監督を務め、山田孝之が主演する映画『はるヲうるひと』の公開延期が発表された。本作は、佐藤監督が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演された舞台の映画化。山田さんをはじめ、仲里依紗、向井理、坂井真紀ら豪華キャストが出演。佐藤監督も出演している。5月15日(金)より公開を予定していた本作だが、この度「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、公開を延期することといたしました」と延期することを決定。なお、新たな公開日は決まり次第、公式サイトなどで改めて発表されるという。また、佐藤監督から今回の延期決定に関してコメントが到着。いまの思いを語っている。佐藤二朗コメント(原作・脚本・監督)今の時期だからこそ、負に打ち克つため、生き抜くため、必死に闘う男女を描いたこの映画を、沢山の方々に観て欲しかった。正直すごく悔しい。僕らは今、新型コロナウイルスという大きな負に打ち克とうと、生き抜こうと、必死に闘っている。さほど遠くない先に、その闘いに僕らが勝利し、この映画を皆さんにお届けできる日が訪れるよう、心の底から願う。『はるヲうるひと』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:はるヲうるひと 2020年近日公開© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
2020年04月08日映画『ステップ』主演・山田孝之さんに、現場での様子を伺いました。娘を育てる父親の感覚が知りたくて、この作品への出演を決めました。「撮影の約1か月間は本当に辛かった。亡き妻がすぐそこにいるかのように、何をしていても脳内の目にはつねに妻の姿が映っていて…」物語は山田孝之さんが演じる健一が妻を亡くした1年後から始まる。スーツにリュックを背負い、ベビーカーを押して出勤前に娘の美紀(中野翠咲)を保育園に連れていく健一。突然父子家庭になってしまった親子の、リアルな日常が続く。「疑似体験ではあるけど、仕事に子育てに奮闘する父親が感じるであろう単純なイラつきや弱音は、その都度、全部芝居に吐き出すようにしていました。葛藤から生まれる自然な心情や怒りみたいなものをきれいごとにはしたくなかったんです」営業部の第一線から総務部に異動した健一は、家事や子育てをしながら学校行事に参加したり、妻の実家との付き合いを深めたり。父子の10年は着々と過ぎていく。成長に合わせて美紀を3人の子役が演じたが、山田さんはどのようにコミュニケーションをとってきたのだろう。「特別なことはしていません。2~12歳の間なんて感覚も言うこともすごく変わるじゃないですか。だからその時どきの子役と向き合っていれば美紀として成立すると思ったから。ただ、娘を持つ友達から『小学校に入るころには体は小さいのに中身は女になってるよ』って聞いてショックを受けていたんですが、男の子は父親への憧れや怖さから構えたりするけど、女の子はすべて父親に出してくるんだな、って思いました」ところで、健一のような等身大の役を演じる山田さんが、どこか新鮮に映る人も多いのでは…。「いまでは僕、何でもやってる人ですからね(笑)。というのも、20代後半からだんだん自分がやりたいことを選べるようになったら、放送される規模や役者としての番手に関係なく、芝居全体のスキルアップがしたいって思うようになったんです。それでここ10年ぐらいは、たくさんあるやりたいことに次々に挑戦してはもがいてきた感じで。だから、“変なことやるおじさん”みたいなイメージを抱いている若い世代が健一を見て『あれ…山田が普通だぞ、何もしてこないぞ』って思った時に、同情でも共感でも、何かの感情を抱かせてちゃんとこの作品に入り込ませることができるんだろうか、という疑問は少なからずありました。そういう意味でこの役に挑戦してみたかったという気持ちがあります。でも出演を決めた一番大きな理由は、もし僕に娘がいたらどんな存在になるんだろう、娘を育てる父親ってどんな感覚なんだろうというのが知りたかったから。娘を男手一つで育てる健一として生きた1か月ぐらいは僕の思い出のひとつだし、辛かったけどいい経験ができました。ちなみに、みんなが理解できないようなバストの測定(300人の女性のバストを山田さんが測定するイベント)も、僕の中では考えがあってのこと(笑)。先々絶対に自分の中でつながってくるんです。いまはまだ体力があるうちに、ひたすら自分のアイデアを仕事に投げ込みまくりたいし、僕の場合、やりたいと思ったことはもうその瞬間から動きだしているんです」映画『ステップ』監督・脚本・編集/飯塚健原作/重松清出演/山田孝之、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほかある日突然、父子家庭となった健一と美紀の10年間を描いたヒューマンドラマ。4月3日より公開。やまだ・たかゆき1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。役者として映画やドラマなどに出演し表舞台に立つ傍ら、近年はドラマや映画の製作などにも携わり、プロデュース・企画の分野でも才能を発揮する個性派。シャツ¥50,000パンツ¥124,000(共にYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズ¥22,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・6746・4908)※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・澤田石和寛ヘア&メイク・灯(ROOSTER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2020年04月06日4月5日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」は、俳優の山田孝之をゲストに迎えてのオンエア。芸能界屈指ともいわれる交友関係や、ミステリアスな日常などを俳優仲間のコメントなども交えて語り尽くす。ドラマ「WATER BOYS」や「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目され、「闇金ウシジマくん」シリーズでは圧倒的存在感を示したかと思えば「勇者ヨシヒコ」シリーズではゆるすぎる独特の世界観を描き出すなど、その役柄の振れ幅で見る者を驚かせる役者へと成長。昨年Netflixで配信された「全裸監督」では伝説のポルノ王・村西とおる役で主演。世界190か国に配信された同作は国内外で大反響を呼び、改めて山田さんの日本映画界における存在価値を知らしめたのは記憶に新しい。演じる役柄が幅広いゆえに自身の実像についてもミステリアスな存在である山田さんが、今回そのプライベートを公開。芸能界屈指といわれる交友関係の広さを誇る山田さんだが、なかでも意外な5人との関係とは?また、俳優仲間が爆笑エピソードの数々を語ってくれるほか、山田さんと同じく交友関係の広い先輩、ムロツヨシとの大喧嘩の理由や満島真之介と盛り上がった満月の話を披露。15歳でデビューした山田さんがその秘話を明かすほか、独特すぎる着眼点で街中で気になったことを撮影した山田孝之写真展にも注目。普段あまり語られない家族のエピソードも必見だ。山田さんの主演最新作となる『ステップ』は近日公開予定。「とんび」「流星ワゴン」などの重松清の同名小説を映画化、結婚3年目、30歳という若さで妻に先立たれた健一は娘を自分の手で育てることに決め、娘、そして天国にいる妻との新しい生活を始める。保育園から小学校卒業まで様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上っていく――山田さんが娘を育てながら自身も成長していくシングルファザー・健一役を演じ父娘の10年間の軌跡を描いていくストーリー。山田さんのほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。「おしゃれイズム」は4月5日(日)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月05日女優の水川あさみ(みずかわ・あさみ)さんが、2020年3月6日に自身のインスタグラムを更新。同じく女優の中条あやみ(なかじょう・あやみ)さんとのやりとりにキュンとする人が続出しました。水川あさみと中条あやみの絡みが「尊すぎる!」この日、水川あさみさんは「ま、今回もこの調子で撮影しとりました」とつづり、中条あやみさんにキス顏で迫られている写真を投稿。 View this post on Instagram A post shared by 水川あさみ (@mizukawa_asami) on Mar 6, 2020 at 6:58am PST続けて『#ぽー(中条あやみさんの愛称)の片想い』とハッシュタグを付け、中条あやみさんの一方的なアタックであることを強調しています。この写真を見たファンは2人の関係性を絶賛しました。・美の競演!尊すぎます…。・姉妹みたいでほほえましい。・2人の絡みが見られて嬉しい!また、俳優の山田孝之さんからは「初めてお前(水川あさみさん)になりたいと思った」と嫉妬の声が寄せられ、コメント欄はさらなる盛り上がりを見せています。水川あさみさんはファッションブランド『GU(ジーユー)』の2020年春夏シーズンのイメージモデルに起用され、中条あやみさんとは姉妹役でCMに出演しています。また2人の素敵なやり取りが見られるかもしれませんね。期待しましょう!水川あさみは窪田正孝と結婚!性格が「男前」といわれる理由は中条あやみの『好きな男性のタイプ』は古風?明かした本名に「そっちがミドルネームなんだ」[文・構成/grape編集部]
2020年04月03日4月3日(金)に公開を予定していた山田孝之主演映画『ステップ』が、新型コロナウイルスの影響で公開を延期することが分かった。映像化もされた「とんび」「流星ワゴン」の重松清の同名小説を映画化する本作。山田さんが実年齢とも重なる等身大の男性で、娘を育てながら自身も成長していく初のシングルファザー・健一役を演じ、父と娘の10年間の軌跡を描く。山田さんのほかにも、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが出演する。そんな本作が今回、新型コロナウイルスの感染状況ならびに政府・自治体・関係諸機関の発表や方針を鑑みて、公開延期を決定。新たな公開予定日については、日程が決まり次第、公式サイトなどにて発表があるという。なお、すでに購入済みの前売券については、延期後にもそのまま使用することができる。『ステップ』は近日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年、全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月30日強面で迫力のある役から、シリアス、そしてコミカルな役まで自在に演じ存在感を残る國村隼(64)。映画『ステップ』(4月3日公開)では、実の娘を亡くし、シングルファーザーとなった義理の息子と孫を見守る岳父・明を演じた。「作り込むというよりは、僕自身と比べてみても重なる部分が結構あり、ものすごくギャップのある役ではなかったですね。初めて台本を読んだときに、この人、子どもっぽい人だろうなって。僕もそんなところがありますし、安心して明さんをやれました」(國村・以下同)原作は人気作家・重松清の同名小説。主人公は妻に先立たれたシングルファーザーの健一。残された幼い娘・美紀との10年が描かれていく。「この作品は何のスペクタクルがあるわけでもないし、劇的な展開があるわけでもない。ある親子と家族の積み重ねた年月が、見ている人の心にじわっとしみこんでいくような物語です」主人公の健一役を演じるのが山田孝之(36)だ。國村と山田といえば、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』でヤクザとAV監督という、それぞれ強烈な役を演じたが、本作では真逆ともいえる役を演じている。その落差たるや!2人の豹変ぶりにきっと驚くことだろう。「山田くんは今回、服を着ていますからね(笑)。彼のシングルファーザー役を見てみたいという気持ちで、義理の父という役どころに興味をひかれたかもしれません。過去に何度か共演していてそのたびに思うのは、彼はあまり理屈で芝居をこねくりまわすタイプの人ではないということ。僕もどちらかというとそういうタイプなので、そこはちょっと似ているのかなと。僕はどの現場でも役やシーンについて話し合ったりはしませんし、今回も彼と話すことといったら、あそこの店のあの料理がおいしいとか、そういう話ばかりです」デビューから今年で39年目を迎え、海外作品にも多数出演している大ベテラン。「たいがいの役はやりましたねえ」と話す國村に、あえて今後演じてみたい役を聞いてみた。「自分からこれっていうのは特にありません。しいて言えば今までやったことのないような役。そうですねぇ、善人。気持ち悪いくらいの善人とかね。かえって怖いかな(笑)」変幻自在の名優が演じる、気持ち悪いくらいの善人。ちょっとどころか、かなり見てみたい。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月30日おとな向け映画ガイド今週のオススメは、韓国冷血犯罪もの、山田孝之が父親役!?、スーダンに映画の灯を! この3作品。ぴあ編集部 坂口英明20/3/30(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開される映画は、3月30日時点で13本(ライブビューイング、映画祭を除く)。こういうつらい時期の公開ですが、実は、話題作、佳作ぞろいです。この中から2本と、近日公開の1本を、おすすめしたいおとな向き映画としてご紹介します。万事解決して、皆様が御覧になれますように。『暗数殺人』このところハズレなし。韓国映画の傑作です。暗数殺人、統計にでてこない、闇から闇に葬られた殺人。当然あるんでしょうね。そのひとつが、ある事件をきっかけに明るみになったという実話の映画化です。現代の釜山。恋人殺人事件の容疑者が、刑事に別の殺人の犯行をほのめかします。虚言癖のある男なので、多少疑いながら調べてみると、自白の場所に白骨死体が。が、事件が表面化すると、彼は「死体を運んだだけ」ととぼける。そんな繰り返しでつぎつぎと明らかにされる殺人。ふてぶてしく、かわいげもない容疑者の意図は何か?刑事にとっては手柄をたてるチャンスであり、反発をしながらも、どんどん深みにはまっていき……。役者がいいです。刑事役にキム・ユンソク。『チェイサー』や、一昨年公開の『1987、ある闘いの真実』でも警察所長を好演していました。犯人役はチュ・ジフン。TVドラマ『宮 ~Love in Palace』や、映画でも『神と共に』など話題作に多く出演しているイケメン俳優です。悪魔的といいますか、いったいこの顔で何人殺したのだ、不気味なつらがまえです。ユンソクの部下役、チン・ソンギュも、私注目の役者です。今年公開の『エクストリーム・ジョブ』では刑事でありながら唐揚げ作りの天才というキャラで笑わせてくれました。今回は真面目一方ですが。『ステップ』かぶりものも全裸も辞さない、闇金や勇者ヨシヒコとか変わった役を演じる印象が強い山田孝之が父親健一役で、妻に先だたれてからの娘美紀との10年を描く感動の物語。ってありかと、思いましたが、ありでした。シングルファーザーの暮らしがていねいに描かれます。2歳半の娘を保育園に預け、会社へ。営業から時間の自由がきく総務に回してもらい、周りに迷惑がかからないように仕事をてきぱきこなし、娘を迎えに行き、食事の支度をし……。やがて小学校に入学し、卒業するまでの、さまざまなエピソード。「ステップ」は一歩、一歩ずつという意味でしょうか。原作は重松清の小説です。監督・脚本は飯塚健。代表作『荒川アンダー ザ ブリッジ』とはだいぶ雰囲気がちがいます。もちろん父娘の話が中心ですが、まわりの大人たちの描き方がとてもていねいです。私は、國村隼演じる義理の父親に感情移入して観ました。娘の夫、もう実の息子のような主人公と孫への愛情の表し方。國村さんはこういうの実にうまいですね。昔、ウイスキーのCMで家族の絆をテーマにしたシリーズに出ていましたが、あれを思い出しました。母役の余貴美子、健一の同僚役広末涼子、保育士の伊藤沙莉、それぞれに見せ場があります。健一の上司で、いつでも営業にもどってこいよ、と声をかけてくれる営業部長役岩松了もいいなあ。いつも誘ってくれるお昼ごはんが、ちょっとせこくて。『ようこそ、革命シネマへ』スーダン出身の若い監督スハイブ・ガスメルバリによる、ドキュメンタリーです。かつてのスーダンでは、映画は人気の娯楽で、自国製の作品もあったのですが、1989年に軍事クーデターが起き、その後、映画制作は禁止され、映画館も閉鎖されました。79年生まれのガスメルバリ監督は、留学先のフランスで映画にめざめ、そこで過去の「スーダン映画」に初めてふれます。帰国した監督は自国での作品制作をめざし、そんななかで、4人の年老いた映画人に出会います。いずれも1960〜70年代に外国で映画を学び、制作集団「スーダン・フィルム・グループ」を設立したこの国の映画の父、たちです。軍事独裁政権で表現の自由を奪われ、散り散りになっていた仲間たちは、その後再会し、ほそぼそと野外上映会をしたりして、スーダンにもう一度映画の灯をともそうと、活動をしていたのでした。カメラは、その4人が、首都ハルツーム近郊で廃墟と化していた映画館、その名も「革命シネマ」を再建しようと奮闘する姿を追っていきます。70歳前後、さまざまな苦難をへて、それでも失わなかった4人の映画の夢。映画館が修復されたら掛けようと決めた作品は、クエンティン・タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』、というのが泣かせます。首都圏は、4/4(土)から渋谷・ユーロスペースで公開。中部は、4/18(土)から名古屋シネマテークで公開。関西は、第七藝術劇場他で近日公開。
2020年03月30日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、『ステップ』の映像を使用した、柔軟剤CM風のユーモア溢れる映像が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。この度公開された映像では、完成記念トークショーで、いままでエキセントリックな役柄ばかりを演じてきた山田が、「そろそろ柔軟剤のCMを……」と語る場面が切り取られた。その発言に対して広末は、「私の方が柔軟剤のCM向き!」と笑顔を見せる。さらに「隣のおじさんはいりませんか?」と茶目っ気たっぷりに語る國村ら、キャストのノリノリのコメントが映し出されている。それらの発言を受け、映画の場面を編集して柔軟剤のCM風に仕上げた、まさかの映像が、スタッフによって実際に制作。公開された映像に追加されている。山田演じる主人公・健一が洗濯物を干すシーンや、広末演じる健一の同僚・奈々恵が会議で発言するシーンに、「がんばるパパ、がんばるママ、そんなみんなを応援したい。やさしく香る『ステップ』」というナレーションが重なり、さわやかな健一たちの姿と相まって、まるで本当の柔軟剤のCMのような仕上がりになっている。映像の最後には、カメラに向かって「(CMのオファーを)お待ちしております」とアピールする山田と広末の姿も登場し、思わず笑ってしまう特別映像となった。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月23日俳優の山田孝之が主演し、80年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”村西とおると仲間たちの青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の続編『全裸監督 シーズン2』の続投キャストが20日、発表された。あわせてティザーキーアートが公開された。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、数々の俳優やタレントから絶賛の声が続々と寄せられ、さらにはハロウィンでは主人公である村西とおるのコスプレをする若者が現れるなど、一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。同作はNetflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外で話題の同作は、海外での日本作品のクオリティの高さを証明し、早くも『全裸監督 シーズン2』への期待が高まっている。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田孝之はもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで自らの方法で“女性の自立”を体現する黒木香役の森田望智が続投。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪も引き続き出演する。そして総監督も武正晴監督が続投する。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。全世界待望の『全裸監督 シーズン2』は2021年配信予定。
2020年03月20日山田孝之を主演に迎え、1980年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”の青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」の最新シーズン2が2021年に配信予定。この度、シーズン1から続投するキャストと共に超ティザーキーアートが解禁となった。2019年8月に全世界独占配信され、社会現象といっても過言ではない一大旋風を巻き起こした「全裸監督」。Netflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外でも話題となったオリジナル作品だ。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田さんはもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで人生が変わっていく黒木香役の森田望智。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範。そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪の出演が決定している。そして、総監督は引き続き武正晴監督が務める。シーズン1では、まさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せてくれるのだろうか!?「全裸監督 シーズン2」は2021年よりNetflixにて全世界独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2020年03月20日山田孝之を主演に迎え、大切なものを失った人たちの“10年間”の軌跡を描いた感動作『ステップ』。この度、劇中のロケ地で秦基博が歌う主題歌『在る』のミュージックビデオが公開された。名実ともに日本が世界に誇る個性派俳優・山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している中、久々に実年齢とも重なる等身大の父・健一を彼は演じている。しかも初のシングルファザー役で、娘の美紀を育てながら、自身も成長していく様を体現している。健一や美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集し物語を彩っている。原作は、『とんび 』『流星ワゴン』など、家族の再生物語を描き続けてきた作家・重松清によるもの。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけてきた飯塚健だ。人気シンガーソングライターの秦が手がけた本作の主題歌『在る』は、製作陣からの熱烈オファーを受けた彼が、本作を観て書き下ろした渾身の一曲。聴く者を優しく温かく包み込む、大切な人たちへの想いが込められた歌詞とメロディが、早くも評判となっている。公開されたミュージックビデオには、秦自らが出演し、演奏と歌唱を披露。また、映画で山田演じる健一の娘・美紀の6歳から8歳の時代を演じた人気子役の白鳥玉季も、美紀役として出演している。健一と美紀の父娘を中心に展開される映画本編のシーンと、今回新たに撮影された秦、白鳥のシーン、そして『在る』の歌詞とメロディがリンクし合い、観る者の心を揺さぶる珠玉のものとなっている。撮影は、実際に映画に登場するロケ地で実施。健一が幼い娘の美紀をベビーカーに乗せて歩く坂道や、陸橋、三差路など、登場するのはいずれも父娘が人生の重要な一歩を踏み出すシーンで度々映し出される、象徴的なスポットだ。そこに秦が降り立ち、ギターを弾きながら『在る』を繊細に歌い上げている。秦が陸橋で歌唱するシーンでは、ちょうどサビの部分で陸橋の下を電車が走る様子を収めることに成功。メガホンを取った飯塚監督は、「とてもいいタイミングで電車が通るところを撮れたので、効果的な絵になっていると思います」と自信をのぞかせている。また飯塚監督は、「どんな場所で秦さんに歌ってもらおうかと考えた時に、妻を亡くした健一と美紀が再出発する場所じゃないと、何も撮れないと思った」と語り、「映画で美紀の成長に合わせて俯瞰で撮っていたあの場所以外で撮ることは、思いつかなかったですね。その場所で、見る人の背中を押すようなものが撮れればいいなと思っていました」と“場所”にこだわって撮影したことを告白。出来上がりについても、「この場所で主題歌と映画がうまくリンクしたんじゃないかな」と手ごたえを感じていることを明かしている。秦も、映画のキーとなる場所での撮影に「そこで自分が歌っているというのは、不思議な気持ちでしたが、とても嬉しかった」と素直な気持ちを語りつつ、あらためて主題歌『在る』の曲作りについても言及。「映画を見させていただいた後、エンドロールにどんな曲が流れたら良いのかなというのをイメージしていて、それであのギターのフレーズだったり、歌詞のいくつかが出てきたという感じでした。そこから完成に至るまで、映画からいただいたインスピレーションをもとに楽曲が生まれていきました」と語る。また、今回曲作りにおいて重きを置いたのは、映画の主人公・健一が妻を亡くしたことに代表される“喪失感”だったという。「誰かがいなくなってしまうこと、だけどそこに存在するということ、それは映画からすごく感じたことでした」と、主題歌との向き合い方を語った。天国から見守ってくれている妻を近くに感じながら、“うまくいかないことだらけ”の毎日を娘とふたりで過ごしていく健一。映画『ステップ』はそんな健一を中心とした物語だが、秦はその上で「いろんな人にとって、それぞれの存在がどんな風にして“そこに在るのか”ということをすごく考えさせられる作品」だと本作を絶賛。「僕も『在る』という曲を書きましたが、自分でも考えることがたくさんあって、たくさんの人たちとの繋がりの中で今があるし、その先があるということを強く感じる映画だなと思いました」と語っている。ちなみに、本作で秦が好きなシーンは「健一が夜に家事とかやることを全部終えて、お酒を飲みながら妻の遺影に話しかける場面」なのだと言う。『ステップ』主題歌秦基博『在る』MV『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月19日PR(#)『ステップ』公式サイト/SNS公式サイト() Twitter() Instagram() Facebook()(C)2020映画『ステップ』製作委員会山田孝之(主演) × 重松 清(原作) × 秦 基博(主題歌)一歩一歩少しずつ成長していく“家族”の物語大切なものを失った家族の再生を描き続けてきた作家・重松 清による同名小説を、『荒川アンダー ザブリッジ THE MOVIE』の飯塚健監督が山田孝之を主演に迎え映画化した『ステップ』。結婚3年目に妻を亡くした主人公とその幼い娘が、周囲の人々との交流の中で成長していく姿を綴った10年間の物語は懸命に生きるすべての人の心を刺激します。ぴあでは公開に先立ち、昨年2019年12月2日にタイトルを伏せたスニークプレビューを実施。観客は好きなキャストや監督目的で参加したわけではなかったにも関わらず、老若男女問わず多くの参加者から絶賛の声が! そんな本作の魅力を映画ファンたちの生の声から徹底検証します!検証!感動ポイントをアンケートから導き出す!プライベートでは二児の父!片桐仁が語る『ステップ』()タイトルを伏せた試写会を昨年実施!事前情報なしで鑑賞した映画ファンの感想は……?スニークプレビュー 2019年12月2日実施試写会には10代~60代までの各世代バランスよく参加。参加者の9割以上が2、3ヶ月に1本劇場で映画を観るという映画コアファンが集結しました。そんな映画鑑賞頻度の高い強者たちが、どう評価するのか試写会後にアンケートを実施したところ、なんと満足度92点とかなりの高得点を記録。「“感動する”と言われて観るのは好きではないのですが、そんなこと忘れるくらいに泣けました(36歳・女性)」「是枝監督に続く、“家族”を描ける監督の誕生‼(61歳・男性)」「ヒューマンドラマを好んで観るわけではないが、こんなにも泣いたのは久しぶり。観終わったあとの清々しさがよい!(47歳・女性)」など様々な絶賛の声が届きました。映画の内容も派手な演出があるわけではなく、ある“家族”の日常を淡々と描いた作品。それなのに、観る者の心を刺激するは何故なのか? 映画ファンの生の声から分かったその理由を紐解きます!検証! 感動ポイントをアンケートから導き出す!【Point1】自分の歩んできた人生と重ね、誰もの心に響く物語人生にはいろいろなことがあります。映画『ステップ』が老若男女を問わず多くの人を魅了するのは、主人公・健一のただの子育て奮闘記に終わらせず、数々の障害を乗り越えていく父親と娘の姿を通して、誰もが共感できる家族の成長物語にしているから。1歳半の娘を残して、妻が他界することは多くの人に起こることではありません。でも、結婚、出産、子育てと仕事の両立、思春期の娘に距離を置かれて寂しさを感じたり、公園でリレーのバトンを渡す練習をしたりする本作の映し出す日常の風景の幾つかに自分の記憶を重ねる人も多いはず。結婚してない人も、自分が子供のころに親にしてもらったことを思い出すに違いありません。しかも、健一と娘の美紀の成長を、ふたりを見守るさまざまな人々の想いも絡めて多角的に描いているのも素敵です。母親を亡くした娘の抱きしめ方を教えてくれる保育士、仕事のフォローをしてくれる同僚や健一のことを気にかけてランチに誘ってくれる昔の上司、再婚をバックアップしてくれる義父と義母などなど……そんな周りの人たちの優しさに触れ、自分もみんなに支えられているんだな~としみじみ感じます。そんな本作のスニークプレビューを実施したところ、年齢や性別、親と子の視線の違いによって琴線に触れる箇所が違うものの、自分の人生と重ね合わせた感動のコメントがいっぱい。その反応を見ても、映画『ステップ』がすべての人の背中を押す応援歌のような作品であることが分かります。25歳・女性親子関係の難しさを感じるニュースが多い中、この映画が示す“ステップ”が家庭・家族のあり方のひとつの答えのように思いました。段々親になっていく、というのも大切なことだと思いました。親元を離れてもまだ子供でいたい私自身と、大人っぽくふるまうけど年相応なところもある娘の美紀ちゃんが重なりました。自分は結婚していませんが、結婚したいなぁと思わせてくれる映画でした。死別までのストーリーに重きを置いていないので、観客ひとりひとりがそのストーリーを自分の生きてきたストーリーと重ねられる気がするので良いと思う。伝えたいテーマが分かりやすく、心に響きました。面白かった!35歳・男性43歳・女性素直に感動したし、それだけでなく家族や自分の周りの人に感謝したくなる映画だった。私にも娘がいますが、娘には人を愛することはもちろん、愛することを感じながら成長してほしいとまだ娘たちが幼いころ思いながら子育てをしていたことを思い出し、自分も周りに支えられ成長させられていることを改めて実感できた素敵な愛ある作品でした。気持ちがすれ違う中で時間をかけて寄り添うことが人として大切な感情を思い起こさせてくれた。誰しもが経験する大切な人との別れを自らの経験となぞらえて感動しました。辛い思いをするからこそ、人は優しくなれるのだと思います。43歳・男性【Point2】山田孝之が演じる“どこにでもいそうな普通のお父さん”『闇金ウシジマくん』シリーズ(12~16)や『凶悪』(13)、『全裸監督』(19)などの作品で奇抜な役柄を演じることが多かった山田孝之が、本作ではどこにでもいる普通のお父さんを自然体で好演! スーツ姿にリュックを背負い、ベビーカーを押す冒頭のシーンからシングルファーザーそのもの。仕事も子育てもうまくできなくて、仕事をカバーしてくれる同僚への申しわけなさと自己嫌悪を募らせたり、授業参観で教科書を読む娘を嬉しそうに見つめるその姿にはまったく嘘がありません。しかも、2歳、6~8歳、9~12歳の美紀を演じ分けた3人の子役たちとの距離感も自然で、駆けっこをしたり、ハンバーグを一緒に作るシーンなどでは思わず頬が緩み、娘との何気ない会話ではクスッと笑ってしまいます。スニークプレビューのアンケートでもその芝居を絶賛するコメントばかり。今回の山田孝之も観る者を裏切りません。山田孝之さんと子役3人の掛け合いがステキでした!義理の父親役の國村さんと山田さんの会話のシーンが特に印象的でした。自分自身の家族との別れを振り返ることができたし、ひとりの父親としても考えさせられました。37歳・男性49歳・女性イメージがいつもと違う感じで山田孝之さんの演技がとても良かった。また、子役の3人もとても上手でした。山田さんの老けメイクがかなり自然で、子供だけでなく父親の成長がよく伝わってきました。話に嘘っぽさがなく、山田孝之とその家族にそれぞれの章で感動した。死を安易に悲しみにするのではなく、懸命に生きるからこそ感動があり涙が流れた。2020年邦画No.1 間違いない! 今年観たどの日本映画よりも良かった!!山田孝之はやはりうまい!保育士役の 伊藤沙莉も良かった。61歳・男性60歳・女性テンポよく山田孝之の表情が刻一刻と変化し成長していく様子が興味深かった。【Point3】大切な人を想い、優しい気持ちになれる。父と娘の新たな一歩!最初にも書いたように、本作では多くの人が体験するであろう人生のいろいろな局面が描かれます。子供の成長、父親の新たな人生、新しい母親と向き合おうとする娘の葛藤と父親のことを思う気持ち、そして病で倒れた義父との悲しい別れ……それぞれのエピソードが飯塚健監督ならではのユーモアを交えながら微笑ましいタッチで無理なく描かれるので、観る者も健一や美紀、義父らの気持ちに寄り添い、自分のこととして考えることができます。しかも、素晴らしいのは、新たな一歩を踏み出す父と娘を見つめながら“家庭とは何か?”という健一が掲げた問題に映画が力強い、清々しい答えを出しているところ。そこでは“永遠の不在”となった亡き妻の存在もおろそかにしない優しさも感じられて、心がほっこりします。アンケートでも「心が温かくなった」「優しい気持ちになった」という感想が多かったように、人の温もりが感じられる本作を観れば、優しさと前向きな気持ちがあなたの心にも宿るはず。新生活をスタートさせるこの時期に、大切な人と一緒に観るのにピッタリの作品です。家族の大切さ、命の尊さ、大切な人と過ごせる時間がどれだけ貴重かを感じました。感動しました!友人や家族、職場の先輩に勧めたいと思いました。21歳・男性36歳・女性仕事でトゲトゲしている気持ちが丸くなりました。しばらくは他人に優しくできそうです。人の温かさ、優しさを押し付けがましくなく映像にまとめられていてとても感動しました。劇場公開されたら必ず観に行きたいし、日々疲れている同世代の友人たちに勧めたいと思いました。山田さん演じる健一に感情移入してしまった。“家族”というカタチ、いろんな表現や想いがあるが、成長し続けられる場所、亡くなった方も同時にいるということも教えていただいたので、人に絶対に勧めたいと思える作品でした。時間経過とともに成長や出来事が間延びせずにそれぞれ出演者の視線から同時に見られた。48歳・男性51歳・女性とても素敵な作品でした。心の芯がぎゅっと掴まれたようです。大切な人に「あなたが大切です」と伝えたくなりました。泣ける映画はいろいろ観ていますが、(こんなに恋愛色が薄いのに)愛に溢れた作品にはなかなか出会えないので絶対人に勧めたいです。友人にも勧めるけど、まずは家族と一緒にもう一度観たいです。文:イソガイマサト
2020年03月19日俳優の山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)に出演する、伊藤沙莉の場面写真が18日、公開された。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。人気アニメ『映像研には手を出すな!』でも純粋無垢でテンションの高いキャラクターを演じ話題となっている伊藤。映画『ステップ』では、両腕を広げた豪快なカエルジャンプを披露する陽気な保育士を熱演する。伊藤が演じる天賀みなみは、山田演じるシングルファザー・健一の娘・美紀が通う保育園の先生で、苗字の天賀(あまが)から“ケロ先生”と呼ばれ、子どもからも保護者からも親しまれている役どころ。伊藤は初めて脚本を読んだときから、この役どころをずっと熱望していたと言う。「ケロ先生がやりたいですってずっと言っていて、言ったからには絶対にがっかりさせられないと思ったし、出番はそこまで多くないけど、健一さんと美紀ちゃん親子に伝えらえることってなんだろうと考えながら演じました」と、並々ならぬ熱意で本作に臨んでいることを明かす。この熱意は劇中にも表れ、“ケロ先生”という名前らしく、両腕を限界まで広げて豪快にジャンプしながら子どもたちを熱烈にお出迎え。しかし、ただ明るいだけの先生でなく、美紀の不安な気持ちを真っ先に汲み取り、健一に真剣に訴えかける一面も。涙を流しながら、必死に美紀の気持ちを健一に伝える。
2020年03月18日山田孝之主演で父と娘の10年間の軌跡を描く映画『ステップ』。この度、“パパ役”の山田孝之=“パパ之”としてSNSでも話題となっている本作から、レアすぎる新カットを入手した。先日行われた本作のトークイベントでは、山田さんが「今回は演じていません」とキッパリ。続けて「20年間エキセントリックな役を演じ続けてきましたが、今回遂に“素”の山田孝之を出しました!」と宣言していた。新カットは、妻・朋子の突然の死によって、男手1つで娘・美紀を育てることになった健一の育児シーン3点。美紀を引き取ることもできると提案してくれた義理の父・松村明(國村 隼)と母・美千代(余 貴美子)の申し出を断り、自分の手で美紀を育てていくことを決意した健一は、仕事と育児の両立に奮闘しながら、少しずつ“父親”として成長していく。毎日会社に通いながらの保育園への送り迎えや、ぐずる美紀をなだめながらの食事、寝る前の絵本の読み聞かせなど、手探りで幼い娘の世話に勤しむ健一。本作は、そんな健一がヘトヘトになり、ときには自信をなくしてしまうこともあるなかで、亡き妻が残してくれた周囲との絆に支えられながら、娘とゆっくりと前へ進んでいく10年間を、優しく描き出す。今回解禁された新カットはいずれも、娘・美紀を愛おしそうに見つめる優しい表情の数々を見ることができるが、個性派俳優として知られる山田さんが“素”を出したという“パパの顔”はどれも貴重だ。広末涼子「私も素に近かった」伊藤沙莉は「初めて見る山田さん」に緊張さらに、山田さんとは本作が初共演であり、健一が悩みを相談する同僚・斎藤奈々恵を演じた広末涼子も演技に影響があったという。「山田さん演じる健一が戸惑っている感じとか不器用な感じとか、それが役作りなのかご本人の性質なのかわからないですけど、すごく伝わってきて。それが自分の緊張感なのか、奈々恵としての戸惑いなのか?という空気が生まれたので、私も素に近かったかもしれないです」と明かした。また、「REPLAY & DESTROY」やNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」などで山田さんと共演し、本作では美紀の通う保育園の先生役を演じた伊藤沙莉も「初めて見る山田さんでちょっと緊張しました」と、いつもと異なる印象を抱いたと言う。さらに、「保育園のシーンでは、山田さんは見たことのないやわらかい顔をしていました。パパの顔をしているのってあまり見られないから、それはすごく新鮮で、陰からずっと見ていました」と、本編の保育園のシーンで現れる山田さんの“素”の“パパの顔”について言及している。『ステップ』は4月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ステップ 2020年4月3日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年03月15日映画『ステップ』(4月3日公開)の公開記念トークショーが都内で行われ、山田孝之、國村 隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が登場した。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。本来は完成披露試写会を行う予定だったが、無観客のトークイベントに変更となり、Twitterで配信を行った同イベント。初のシングルファザー役に挑戦した山田は「今回は、演じておりません。エキセントリックな役で20年間演技をし続けてきましたが、今回ついに素の山田を出しました」と周囲を驚かせる。さらに共演した広末について、山田は「この作品で広末さんにお会いするのが初めてだったんです。『広末涼子いる!』ってなって、本当に緊張してたんです」と苦笑。広末が「すっごく、殻に閉じこもってる空気満載で、近寄っちゃいけないのかな、どうしようと思っていた」と撮影時の山田の様子を明かすと、山田は「役の微妙な距離感があるので、そこでそうなってたのはあります」「すいませんでした」と恐縮していた。いつもと違う山田の役柄に、伊藤は「見たことない顔してました。柔らかかったです。パパの顔してて、あんまり見れないからすごい新鮮で、影からずっと見てました」と告白。山田は「20代の頃はエキセントリックなことをいろいろやってきて、キャラの限界を感じていたので、そろそろ柔軟剤のCMとかもとりにいかなきゃいけない」とまたも周囲を驚かせる。それに対し、広末は「山田さんが柔軟剤のCMって想像がつかなくて。真っ白な世界キラキラってスローモーションみたいなのは新しい世界だと思うんですけど、私はこの10年で子育てを相当していたと思うので、私の方が柔軟剤のCMいいかな」と対抗。山田は「一緒にじゃあ……」と提案し「お待ちしてます」とアピールした。
2020年03月05日重松清の同名小説を原作に、妻に先立たれ働きながら子育てをするシングルファザーと一人娘の10年間を描いた『ステップ』の完成記念トークショーが3月5日、都内で行われ、主演の山田孝之をはじめ、國村隼、広末涼子、伊藤沙莉、飯塚健監督が出席した。山田は娘との再出発を決意しながら、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩む等身大の役どころで「エキセントリックを20年演じ続けて、ついに素の山田孝之を出しました」と笑いを誘い、「主人公の健一が、いろんな人に救われながら生きる人生の物語なので、年齢や性別、職業関係なく、誰が見ても何かしら刺さる部分がある」とアピール。当初予定されていた完成披露試写会は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、急遽中止になり「今日はいつもの8倍の元気でお届けしたい」と、生配信でトークショーを視聴するファンにメッセージを送った。義理の父親を演じる國村は、山田と数回共演した経験があり、「山田さんは毎回、役柄でゴロっと変わるので、次に何が出てくるんだろうと毎回楽しみ。私もそういう役者でありたい」。これには山田も「國村さんとご一緒するときは、いつも安心感とワクワクがある」と恐縮しつつ、絶対的な信頼を寄せていた。一方、会社の同僚役を務めた広末とは初共演で、山田は「お会いするのも初めて。こんな言い方、あれですけど『あっ、広末涼子がいる』って(笑)、本当に素で緊張した」。広末は「こういう役を山田さんが演じるのは、イメージと違って意外だなと。すごく楽しみだった」と振り返り、「実際お会いすると、殻に閉じこもっている印象で(笑)。テントみたいな殻が見えました」と本音も明かした。保育士役の伊藤は、過去に山田と共演したことがあり「今回は孝之さんが見たことない、柔らかい顔をしていました。すごくパパの顔で、新鮮だったので、影から見守っていた」。飯塚監督は原作にほれ込み、重松氏に直接手紙を送ったそうで「悲しい出来事が起こっても、それとうまく付き合っていくしかないという部分が心に響いた。劇的な事件が起こるわけではないが、例えば子どもの寝返りだけでも、親にとっては劇的な変化。そういうものを丁寧に描ける作品だと思った」と話していた。取材・文・写真:内田 涼『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年03月05日映画『ゾッキ』が2021年4月2日(金)に全国公開。俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名が監督として共同制作を行う。シュールな人気コミックを実写映画化映画『ゾッキ』は、大橋裕之の人気漫画『ゾッキA』『ゾッキB』を実写映画化するもの。シンプルな線、半円や三日月で描く「目」など愛らしく奇怪な画風で、何気ない日常の独特のおかしみや人間の優しさをシュールに描いている。『ゾッキA』『ゾッキB』は大橋の初期短編集となっており、およそ30編の短編作品を収録。映画『ゾッキ』は、その中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げている。<ストーリー>今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。竹中直人・山田孝之・齊藤工の3名が監督監督を務めるのは、人気俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名。山田孝之にとっては映画監督初作品となるが、竹中と斎藤は過去にもこのキャリアで経験を積んできた人物。竹中はヴェネチア国際映画祭の受賞作品『無能の人』を含め、映画監督として数々の作品を世に送り出した大ベテラン。また斎藤工は2018年に『blank13』で映画監督として長編デビューを飾り、第20回上海国際映画祭でアジア新人賞部門最優秀監督賞を始め8冠を獲得している。各監督にはそれぞれ担当のエピソードやキャラクターがあり、それらが繋がったり交差するシーンで、2人または3人で一緒に演出を手掛ける。キャスト気になる出演者には、豪華キャストが大集合。吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗 、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼が集うほか、Chara が音楽監督を務めるなど、豪華メンバーのコラボレーションが実現した。なおロケ地となったのは、原作者である大橋の生まれ故郷・愛知県蒲郡市。「海のまち」と呼ばれ、三河湾や山々の情緒ある風景が広がる。監督の3名は原作が生まれた場所である蒲郡での撮影にこだわり全編オールロケを行った。竹中直人・山田孝之・齊藤工コメント映画の公開にあたって、竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名と、原作者の大橋裕之は下記の通りコメントしている。竹中直人コメント全てのキャスティングが、山田孝之組も、齊藤工組も最高のキャストが集まったと思いますね。僕も本当に理想のキャストだった。役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ。でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです。蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした。山田孝之コメント大変なことはありましたが、本当に楽しかったですね。そして何より嬉しかった。このスタッフとチームで撮影が出来たことや、理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当に嬉しかったです。特別な演出や見せ方はしていないですが、「お芝居をしていない風に見えること」が一番重要かなと思っていて、その人がその時を生きていて、その時感じた感情から言葉が出てくるようにしなければいけない。なので「相手の言葉を聞いて」というのはよく言っていたかも知れないですね。蒲郡での撮影は、本当に多くの人に助けてもらいました。そのおかげで、極限まで無駄なストレスなく、俳優さんたちに芝居をして頂くことが出来たと思います。地元の方の協力がなかったら出来なかったです。本当に感謝しかないです。大勢で動いていると頭で考えた通りにいかないことがほとんどですが、でも確実に今後の映画作りにおいて何かしら希望になる作品になるんじゃないかと、確信してますね。そうなったらいいな。齊藤工コメントこれまで映画を撮ってきた中で、原作が初めてだったり、このスタイルは初めてだったのですが、振り返ると不安はなかったですね。ロケハンに来る度にここ最高だなって。蒲郡の方々にどうしてもセットじゃ映らない生きた時間があって、街自体の歴史みたいなものが絶対に宿るだろうなって。ここに役者さん達が存在することで間違いなく実写ならではの、ゾッキの世界になるんだろうなって確証があって。撮影が始まっても、キャリアのある竹中さん、山田監督、僕も含めて状況を見てじゃあ一歩下がろうとか、ここはイニシアチブを自分が取ろうとか三者が三様で出来たと思います。その複雑性みたいなものをスタッフの皆さんがきちんと指揮をとって下さって、僕らにとってもやりやすかったし、最高だった。僕らに困惑を見せることなく伸び伸びと、それぞれのシーンを一緒に切り取って下さった。編集に入るのが楽しみです!本当に満足のいく撮影ができたなと思います。大橋裕之(原作者)コメントお弁当に付いてくるメッセージカード(スタッフ・キャストのロケ弁当に添えた応援メッセージのこと)は、幼稚園の園児さんたちが書いてくれて、すごい嬉しいなと思ったんですけど、漫画の内容として、友達のお姉ちゃんのパンツを売ってもらったりとか、道すがら女の人のお尻を触ろうとしたりと、ちょっと大丈夫かな…?僕は大丈夫なんですけど…。でも本当に10何年前になんとなく描いた漫画が映画化して、取り上げて頂いてすごい嬉しいです。やり続けてきて良かったなと思います。映画のスタッフ様も、蒲郡の街の方も関わった皆様が喜んで下さってるのが本当に嬉しいです。まだまだ公開前、公開後も大変だと思うんですけど、宜しくお願いいたします。楽しみにしています。【詳細】映画『ゾッキ』公開時期:2021年4月2日(金)※3月20日(土)より蒲郡市先行公開、3月26日(金)より愛知県先行公開(※一部劇場を除く)監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工原作者:大橋裕之脚本:倉持裕出演者:吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、柳ゆり菜、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、森優作、九条ジョー(コウテイ)、木竜麻生、倖田來未、竹原ピストル、潤浩、松井玲奈、渡辺佑太朗 、石坂浩二(特別出演)、松田龍平、國村隼製作:映画『ゾッキ』製作委員会制作:and pictures、ポリゴンマジック配給:イオンエンターテイメント■『裏ゾッキ』公開時期:2021年春撮影・編集・監督:篠原利恵音楽:重盛康平 題字:大橋裕之出演:蒲郡市の協力者、竹中直人、山田孝之、齊藤工 他製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会企画:伊藤主税、山田孝之配給:イオンエンターテイメント©2020「裏ゾッキ」製作委員会
2020年03月02日竹中直人、山田孝之、齊藤工の3名の監督が共同製作する映画『ゾッキ』が、2月24日(祝・月)にクランクアップ。撮影をふり返るコメントや、撮影中の様子をとらえた写真も到着した。本作は、大橋裕之の短編漫画集「ゾッキA」「ゾッキB」の実写映画。およそ30編の短編作品が収録されている原作だが、映画ではその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、舞台演出家・劇作家の倉持裕が脚本を書き上げた。撮影は、大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市で2月4日にクランクインし、初日は竹中監督と齊藤監督が2人で演出するシーンからスタート。今作では、監督たちにはそれぞれ担当のエピソードやキャラクターがあり、それらが繋がったり交差するシーンで2人または3人で一緒に演出した。また、映画初メガホンとなる山田監督は、2人の撮り方を見て後半から始まる自身の担当シーンに備えた。撮影が始まると、初めてとは思えないほど落ち着いていたという。監督たちはキャスト側に立ち、身体やメンタルのケアなど、演じやすい環境作りに努める様子も見られ、それぞれ実演して演出する場面もあり、それ自体が見事で拍手が湧き上がったことも。そして本作のラストカットの撮影は、予定になかった齊藤監督が急遽駆けつけた。3人の監督が一緒にスタートをかけ、21日間の撮影は無事に終了した。本作が監督8作目となった竹中監督は「役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ」と言いつつも、「でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです」と気持ちを新たにする。「大変なことはありましたが、本当に楽しかったですね」とふり返った山田監督は、「このスタッフとチームで撮影が出来たことや、理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当に嬉しかったです。特別な演出や見せ方はしていないですが、『お芝居をしていない風に見えること』が一番重要かなと思っていて、その人がその時を生きていて、その時感じた感情から言葉が出てくるようにしなければいけない。なので『相手の言葉を聞いて』というのはよく言っていたかも知れないですね」と演出方法を明かしている。齊藤監督は「撮影が始まっても、キャリアのある竹中さん、山田監督、僕も含めて状況を見てじゃあ一歩下がろうとか、ここはイニシアチブを自分が取ろうとか三者が三様で出来たと思います。その複雑性みたいなものをスタッフの皆さんがきちんと指揮をとって下さって、僕らにとってもやりやすかったし、最高だった」と大満足の様子。撮影地の蒲郡市では、映画支援のため蒲郡商工会議所を中心とした官民一体の実行委員会「映画『ゾッキ』蒲郡プロジェクト委員会」が組成。3週間の撮影期間は映画スタッフに加わって200人を超える実行委員が様々な支援を行った。スタッフ・キャストに支給するロケ弁当に応援メッセージを添えるアイディアが出ると、市内の様々な施設で募った手書きのメッセージカード3000枚も集まり、映画製作者と市民を繋げる大変大きなイベントに。蒲郡市全体を巻き込み、街は賑わいをみせたそう。竹中監督も「蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした」と感謝。山田監督も「本当に多くの人に助けてもらいました。そのおかげで、極限まで無駄なストレスなく、俳優さんたちに芝居をして頂くことが出来たと思います。地元の方の協力がなかったら出来なかったです。本当に感謝しかないです」と話している。また、気になるキャストは秋頃発表予定。キャストについては、口を揃えて「理想の、最高のキャストが集まった」と話している。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年02月28日佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で上演され、演劇界からも絶賛された舞台を映画化した山田孝之主演『はるヲうるひと』。この度、本作の公開日が5月15日(金)に決定し、キービジュアルと特報映像も到着した。佐藤監督曰く“架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし”と説明する本作には、主演の山田さんのほかにも、仲里依紗、向井理、坂井真紀、そして佐藤監督も出演。今回到着した映像では、金髪の山田さんと仲さんが海を前に叫ぶようなシーンや、佐藤さんが声を荒げる様子などが映し出され、向井さん、坂井さんらほかのキャストたちの姿も捉えられている。また一緒に到着したポスタービジュアルでは、映像にも登場した“笑え、殺したいほど憎くても。”というコピーと共に、こちらを見つめる山田さん、そんな山田さんを見下ろす佐藤さん、そして仲さんの3人が写し出されている。『はるヲうるひと』は5月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:はるヲうるひと 2020年5月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
2020年02月25日俳優の中川大志が、山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)にカメオ出演することが6日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。亀お出演する中川は、健一が上司に誘われランチに出かけた際、必ず店から出てくる謎のサラリーマン役として登場する。実際に鰻屋から出てくるシーンのカットも解禁されたが、表情は凛々しいながらも、口元にはつまようじを加えている…という、アンバランスな1枚となっている。中川は同作でメガホンをとった飯塚監督の『虹色デイズ』(18年)、オムニバス映画『全員、片想い』の一篇『MY NICKNAME is BUTATCHI』(16年)、ドラマ『REPLAY&DESTROY』(11年)に出演してきた経緯があり、本人が「飯塚監督の作品にまた参加したい」と熱烈オファーを行ったという。劇中で度々登場するため、何回登場するかは作品で確認できる。○中川大志 コメントまた飯塚組に出たい、山田孝之さんと同じ現場に立ちたいという想いで、勝手に現場に押しかけました。帰り際に監督に、作品の邪魔をしていたらカットして下さいと伝えました。僕が出てるか、劇場で確かめてください。
2020年02月06日ピエール瀧(52)が俳優業を再開すると、2月3日に報じられた。復帰作は竹中直人(63)・山田孝之(36)・斎藤工(38)が共同監督する映画『ゾッキ』(21年公開予定)だという。19年6月、麻薬取締法違反罪で懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けていた瀧。執行猶予期間中の“異例”な早期復帰となるため、ネットでも波紋を呼んでいる。《いくら何でも早過ぎやろ。芸能界ってホント激甘やな!》《執行猶予期間は活動自粛するとかいう感覚はないんだな。ていうか芸能界って本当に薬物に甘いな》《こんなに早く復帰してもいいのに、いだてんの編集とかほんと馬鹿らしいな》19年3月に逮捕されてから11カ月ぶりの復帰。当初出演が決まっていたNHK大河ドラマ『いだてん』や映画『居眠り磐音』といった数々の作品は、代役を立てての撮り直しを余儀なくされた。しかし、中には「作品に罪はない」として公開に踏み切った作品も。ピエールが出演した映画『麻雀放浪記』は、逮捕直後の19年4月に予定通り公開された。また高橋一生(39)が主演を務める映画『ロマンスドール』は瀧の逮捕を受けて公開延期となったが、今年1月24日に公開された。影響は、音楽活動にも波及した。石野卓球(52)と瀧からなるテクノユニット「電気グルーヴ」も、19年7月に所属していたソニー・ミュージックから契約解除。CDや映像商品の出荷停止や店頭在庫の回収、さらに音源や映像のデジタル配信も停止となった。以降、瀧の音楽活動はまだ本格的に再開されていない。そんななか、相方の石野が同日にTwitterを更新。瀧の復帰が「早過ぎる」という声に、こう反論した。《その人に需要があれば仕事はある、需要が無ければ仕事は無い。それだけ》そのため、こんな声も上がっている。《ピエール瀧さんの復帰が早いという声が出ているし、そういう声が出るのもわかるけど、これ以上冷や飯を食わせてどうするのか。現場復帰してもらい納税してもらう。良い演技をして視聴者を楽しませる。立ち直ることができるという見本を示す。これこそが社会貢献だと思います》《瀧さん復帰するのね。電気グルーヴの音源も早く聴けるようになるといいな~。音楽に罪は無いからね》《彼が仕事復帰するということは、電気グルーヴの楽曲の配信停止も解除されるのかな。そうであるのなら、とても嬉しい》音楽活動には一定の“需要”がある様子。20代から薬物を使用していたという瀧。復帰が早いだけに、同じ過ちを犯さないか一層注目されそうだ。
2020年02月03日昨年6月に麻薬取締法違反罪で有罪判決を受け執行猶予中のテクノバンド・電気グルーヴのピエール瀧(52)が、今月下旬から映画のロケに参加し俳優業に復帰することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、出演するのは、竹中直人(63)、山田孝之(36)、斎藤工(38)の3人が監督する映画「ゾッキ」(来年公開)で、瀧が演じるのは漁師役。近日中にクランクインし、瀧の出演シーンは今月下旬に撮影が行われる予定。昨年3月の逮捕以来、11カ月ぶりの俳優復帰作となる。「コンプライアンスが今ほど厳しくなかった時代は、薬物で逮捕・起訴された大物歌手が判決確定から1年も経たずに復帰していました。しかし、ここ最近は、執行猶予期間が明けてから復帰するというのが“慣例”。瀧さんは懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けていましたから、早くても復帰は21年の7月以降だと思われていました」(芸能記者)記事によると、復帰を後押ししたうちの1人が、監督でプロデューサーにも名を連ねる山田。山田といえば昨年、主演した動画配信サービス・Netflixのドラマ「全裸監督」でも瀧と共演。「さらに、瀧さんが逮捕後の昨年4月、竹中と斎藤と共演した「麻雀放浪記2020」が彼の出演シーンをノーカット公開。その後も出演作何本かが同様に公開されました。もともと逮捕されても、一般社会に比べて復帰が容易と思われている芸能界だけに、彼の早期復帰に疑問符を投げかける人は少なくありません」(前出・芸能記者)実際、ネット上では彼の復帰に《いくらなんでも甘過ぎやしないですか?》《今から復帰は早すぎる》《これでは見せしめにならない》《執行猶予中は少なくとも治療の期間として仕事復帰はあり得ない》など批判が殺到。瀧が復帰への“ハードル”を下げてしまったことが、彼の今後の芸能生活にどのような影響を与えるのだろうか。
2020年02月03日山田孝之がシングルファザー役に初挑戦する映画『ステップ』。幅広い作品で挑戦を続ける実力派として知られる山田さんは、妻に先立たれ、残された幼い娘の育児を通して少しずつ成長していく姿をリアルに体現する。そんな山田さんをはじめ、かつて“若手イケメン”ともてはやされた俳優たちも、いまやその多くが30代。培ってきたキャリアで役者としてもいっそう円熟味を増し、日々ファン層を広げている。今回は、そんな30代俳優が活躍する2020年上半期の注目作品を一挙にご紹介!綾野剛、40歳を目前にさらなる挑戦へ!思わず息を飲む、迫真の演技が話題若手俳優の登竜門とされる平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダー555」で俳優デビューを飾った綾野剛(38歳)は、その後『クローズZERO II』で普段は物静かだが、実は“バトルジャンキー”というギャップのあるキャラクターを演じて話題に。2012年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」でも大きく注目され、「目がエロイ」「色気ありすぎ。存在がエロイ」と、独特な雰囲気と色気、切れ長の目で日本の女性を虜にしてきた。40歳を目前に、さらに大人の男性としての色気が増してきたといわれる綾野さんの最新作が、2月14日(金)に公開となる『影裏』だ。2017年に「芥川賞」を受賞した同名小説を映画化した本作は、岩手県盛岡市を舞台に、友との出会いと別れや人間の“心の裏側”を繊細に描き出す。メガホンをとった大友啓史監督のラブコールで出演が決まった綾野さんは、盛岡に転勤してきた主人公・今野を演じている。見知らぬ土地で唯一信頼を置いていた友人・日浅(松田龍平)が突然いなくなり、行方を捜すにつれ周囲の人間から徐々に明かされる彼の“裏の顔”に戸惑いつつも、真実と向き合い続ける綾野さんの迫真の演技は必見。千葉雄大、“かわいい”&“かっこいい”のいいとこ取り!トラウマ持ちの刑事役再び中性的なルックスと可愛らしい仕草で“あざとかわいい”と女性を中心に大人気の千葉雄大(30歳)も、いよいよ三十路に突入。スーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」で俳優デビューを飾り、当時から「かわいい!」とお茶の間を騒がせていた千葉さん。20代後半になると“奇跡のアラサー”とも呼ばれることに。昨年は「おっさんずラブ-in the sky-」も好評を博したばかりだ。そんな中、2018年公開『スマホを落としただけなのに』では、“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷役を熱演。「千葉くんかっこよすぎ」「可愛いしかっこいいとか、最強では?」と新たな一面でさらに人気が急上昇。待望の続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)では、千葉さん演じる加賀谷が主人公となり、前作で逮捕した獄中の殺人鬼・浦和(成田凌)と対峙、再びネット社会の闇と、事件の真相に翻弄されることに。大人の男性としての魅力が光る、“あざとかわいい”だけじゃない千葉さんの姿を劇場で堪能してほしい。窪田正孝、どんな逆境も覆す!ストイックな演技と鍛え抜かれた肉体で魅せるアクション昨年では結婚も話題となり、2020年4月から放送されるNHK連続テレビ小説「エール」の主演に抜擢されるなど、ノリに乗っている窪田正孝(31歳)。映画『東京喰種 トーキョーグール』では、人を喰らわないと生きられない「喰種(グール)」と人間のハーフになってしまった主人公の金木研を熱演する一方、ドラマ「アンナチュラル」では仲間に嘘をつきスパイ行動をする自分に葛藤する迫真の演技が話題となるなど、“幸薄い系”のキャラクターを憂いたっぷりに演じてきた。そんな窪田さんが、三池崇史監督最新作『初恋』(2月28日公開)で再び窮地へと追い込まれる。カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭などで上映され、早くも世界的な注目を集めている本作は、余命宣告を受けたボクサーが、アンダーグラウンドな世界で欲望剥きだしの抗争に巻き込まれ、人生で最高に濃密な一晩を過ごす様子を描く。窪田さんは主人公のボクサー・葛城レオを演じ、ストイックに鍛え抜かれた肉体を活かして劇中では俊敏なアクションを披露!彼がどんな過酷な状況に追い込まれ、そして、どんな“恋”をするのか、いまから期待せずにはいられない。山田孝之、久々の“普通の男”しかも初のシングルファザー役で大注目!名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之(36歳)も、デビュー当時は「WATER BOYS(ウォーターボーイズ)」など青春ドラマの主人公を演じ、“正統派イケメン”として女性から熱い視線を送られていた。年齢を重ねるに連れ、“電車男”や鼻フェチの大学生、闇金業者、“星”など個性が強すぎるキャラクターを演じることも多くなり、直近では伝説的なAV監督にも。まさしく同世代の俳優とは一線を画する山田さんが、最新作『ステップ』(4月3日公開)では久々に“普通の男性”に。作家・重松清の同名小説を映画化した本作は、飯塚健監督の強い想いから映画化が実現。山田さんが演じる、妻に先立たれた主人公・健一が、幼い娘・美紀と再び前に進んでいく10年間の日々を優しく描き出している。山田さんにとっては、久々の実年齢に近い等身大の男性であり、シングルファザー役は初挑戦。仕事と育児の両立の厳しさに悩みながらも、周囲の人々との関わりの中、少しずつ成長していく健一の姿をリアルに体現している。そんな山田さんにSNSでは「パパ之はやく観たい」「パパ之とか新鮮。泣けちゃう」と“パパっぷり”を期待する声が後を絶たない。亡き妻への想いを抱えながら少しずつ前へ進みだす健一と、父娘を中心に繋がっていく絆は、観る者の心に刺さり、温かい気持ちになること間違いなし。劇場に行く際はハンカチ必須となりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:影裏 2020年2月14日より全国にて公開©2020「影裏」製作委員会スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 2020年2月21日より全国東宝系にて公開©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会ステップ 2020年4月3日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年02月02日NHK連続テレビ小説「なつぞら」やドラマ「透明なゆりかご」「俺の話は長い」などで注目を集める清原果耶が映画初主演。『デイアンドナイト』『新聞記者』の藤井道人監督・脚本で、野中ともその「宇宙でいちばんあかるい屋根」を映画化することが、本日1月30日、18歳を迎えた清原さんの誕生日に発表された。原作は、その表現力で多くのファンを魅了する作家・野中ともそによる同名大人気小説。平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳の主人公・つばめは、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗った(!?)あやしい老婆“星ばあ”と出会う。いつしか2人はお互いの心のどこかに空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめの前に起こる事件、そして最後に明かされる星ばあの正体とは…?ひと夏の大切な何かを探す2人のキュートで、愛おしい、感動のファンタジードラマ。主人公の女子中学生・大石つばめ役を演じるのは、「なつぞら」「俺の話は長い」ほか多数のTVドラマ、藤井監督×山田孝之プロデュースの『デイアンドナイト』をはじめとする映画、そしてCM・雑誌と幅広く活躍し、いま最も期待される若手女優・清原果耶。本作が映画初主演となり、実父と血の繋がりのない母との間に子どもが産まれることで感じる疎外感、実母への想いを胸の内に抱えながら、幼なじみに抱く恋心や、星ばあとの出会いから成長していくひと夏の少女の姿を、等身大かつ圧巻の演技力で表現する。「今の清原果耶を切り取ることは誰もができることではない、とてもラッキーな機会を戴けた」と語る藤井監督が、彼女の魅力を最大限に引き出し、かつてない作品世界を完成させている。また、謎の老婆・星ばあ、つばめが恋する大学生、つばめの両親、実の母親と清原さんを取り巻くキャスト陣にも豪華な面々が集結しているらしく、その発表にも期待が高まる。藤井道人監督×清原果耶が再タッグ「素晴らしい演技を見せてくれた」清原果耶現場の雰囲気に突き動かされ続けた色濃い撮影でした。まだ完成したものを観ていないので、どうなっているのだろうとふつふつ考える日々ですが撮影中に私自身がつばめちゃんから貰った希望や勇気が、映画を観て下さる皆様にも伝わると良いなと思います。是非お楽しみにしていて下さい。藤井道人監督『デイアンドナイト』で素晴らしい演技を見せてくれた清原果耶さんと再び映画を撮れたこと、そして、清原さんの初主演映画を監督出来たことをとても光栄に思っています。本作は、大人になったすべての人たちへ捧げる物語です。心温まる、素敵な映画が出来ました。是非、お楽しみに!原作:野中ともそ最初に映画化のお話をいただいた時から長い長い時を経て、敬愛する藤井監督のもと、遂に撮影が始動したと聞いた時は胸が高鳴りました。同時にこの突拍子もない物語が本当に映像となりえるのか、わずかな不安がよぎったのも覚えています。けれどごく短いラッシュを見せていただいた瞬間に不安は綺麗に拭われました。まっすぐまなざしに揺れる感情が透けるような清原さんの佇まいに、ああ、つばめがいる!と。そして星ばあも亨くんも両親も皆、画面からはみ出るくらいに彼らの人生を生きている…!驚きと感謝をもって、今は一観客として公開を心待ちにしているところです。四月に装いをあらたに再文庫化される原作もお手にとっていただければ幸せです。前田浩子プロデューサータイトルに惹かれて手にした原作のページをめくった途端少女時代にタイムスリップしました。星空の下に連なる屋根、失くしたものを求める想いのイメージが躍り出し、時間をかけて藤井監督と企画を温めて参りました。そして、清原果耶さんがその圧倒的な存在感で主人公つばめを生きてくれて、本作は誕生しました。どこか懐かしい、それでいてこれまでに見たことのない景色をお届けします。ご期待ください!『宇宙でいちばんあかるい屋根』は2020年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月30日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日