岡村靖幸と斉藤和義によるユニット・岡村和義の新曲「サメと人魚」が、4月17日(水) に配信リリースされることが決定した。5カ月連続リリース第4弾となる「サメと人魚」は、彼らにとって初のバラード曲で、これでもかとふたりの“らしさ”が詰まった楽曲となっている。4月12日(金) より各ラジオ局でオンエア解禁されるほか、Music Videoは配信日の0時に公開となる。<リリース情報>岡村和義「サメと人魚」4月17日(水) 配信リリース<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024 “OKAZ TIME”5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)チケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年04月10日タレントの中居正広が、4日放送の日本テレビ系バラエティー『ぐるぐるナインティナイン30周年記念ゴチ2時間SP』(後7:00)に出演。親交の深い岡村隆史との秘話を打ち明けた。番組内で、岡村の結婚が話題になった際、岡村が「中居さんからもお祝いいただいて」と感謝。中居は「(岡村の)奥さんとも、お食事を1回…。その時にさ『どこにしようか?』っていったら『ゴチでお世話になった店があるから』って」と切り出すと、岡村が「違う違う!お前が『いきなり!ステーキ行こうぜ』っていうから(笑)。ええけど、いきなり!ステーキにいきなり中居が来たら、パニックになるやんか(笑)。かまへんけど、ちょっと考えようかって」と釈明した。中居は「お相手の方って、出ていないんだっけ?」と確認しつつ、岡村の妻について「岡村くんの人柄が出ているようなお相手。そんな派手じゃないような。岡村くんが選ばれた人なんだなって。格好も、ジャケットにTシャツにデニムをはいて」と紹介。岡村が「そこまででいいぞ!いつも変なこと付け加えるから」と制止するも、中居は「さすがお似合いって思ったら、靴がボロボロだったの(笑)」と冗談交じりに語った。岡村がすかさず「グレーの靴をボロボロって言っているだけで、普通に今でも置いてあるわ!」と訂正。中居が「これはテレビでもラジオでも言ったことないんだけど、その話を絶対にするなって(笑)。なんで、岡村隆史はその話をするなって言うの?」とあえて確認すると、岡村は「だって、ショック受けるやろ?私ボロボロの靴やったんやって」と妻の気持ちを慮った。これを受け、中居が「『もし言ったら、本人が傷つくから』っていうのが、岡村くんらしいなって思って。笑いになるからっていうんじゃなくて、そこはやめておいてくれっていうのが、やさしいなって思って。僕言っちゃっているけど(笑)」と自虐ながらに岡村の人柄を称えていた。
2024年04月04日フジテレビは、米・スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の主演に寛一郎さん、三浦透子さんが決定したことを発表しました。■スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ第1弾フジテレビは2023年9月、スカイバウンドエンターテインメント(以下、スカイバウンド)とパートナーシップを構築し、その第1弾として、スカイバウンドオリジナルのグラフィックノベルシリーズ『HEART ATTACK』を共同制作でドラマ化することを発表しました。スカイバウンドは、ドラマが120ヶ国以上で視聴されるなど世界的に画期的で魅力的なコンテンツを生み出し、コミック、ゲーム、テレビ、映画、デジタルメディアなどあらゆる分野のコンテンツを多角的に制作しているマルチプラットフォームエンターテインメント企業です。■近未来の日本を舞台に、迫害される超能力者たちをスリリングに描く同作は、『インビンシブル』や『ウォーキング・デッド』などの大ヒット・フランチャイズを手がけるクリエイター主導の米国マルチプラットフォーム・エンターテインメント企業のスカイバウンドと共同で制作するドラマ。原作となる『Heart Attack』は、政府が人権を否定するほどの特殊な力を持つ“ヴァリアント”と呼ばれる人々が存在するパンデミック後の世界が舞台のSF作品です。異なる背景を持つ若い男女二人の出会い、不条理な世界の中で自由を求める戦い、そこで育まれる愛情を描く原作『Heart Attack』。『インジャスティス2』や『モータルコンバット』などのゲームで知られるスカイバウンドのクリエイター、ショーン・キッテルセンと、『ハウス・オブ・エル』の画家として高い評価を得るイラストレーター、エリック・ザヴァツキが共同執筆した作品で、世界的に大ヒットしています。今回制作するドラマでは、近未来の日本を舞台としてヴァリアントが抑圧、権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描きます。超常的な能力を持ち世間から迫害されているヴァリアントの人々は、“奈落”の集落に隔離され、その奈落をVCU(ヴァリアント犯罪課)という組織が常に監視しています。寛一郎さんが演じる主人公・ウミン(21歳)はヴァリアントですが、VCUのスパイとして活動しています。もう一人の主人公・三浦透子さん演じるエマ(23歳)は、インフルエンサーユニット“L”のメンバーとして、日々Makumaという動画配信プラットフォームでヴァリアントに自由と権利を求め動画を配信しています。二人は共に少し物が動かせる、手が温かくなるといった微々たる特殊能力しかありませんが、あるチャリティーイベントで出会い、偶然二人の手が触れると……。同ドラマは、フジテレビが制作を主導し、スカイバウンドが全世界に配給します。■主演・寛一郎×三浦透子、監督・丸山健志ウミン役を務める寛一郎さんは、2017年に俳優デビュー。以来、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞、第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞など数多くのを受賞歴があり、2024年夏に公開される映画『プロミスト・ランド』での主演が決定しています。エマ役を演じるのは、三浦透子さん。2002年6歳で子役デビューし、第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞などの授賞歴があり、俳優業だけではなく歌手としても活躍中です。演技派の2人の主演が、真に迫る演技とアクションでドラマをより一層盛り上げます。◇【コメント】<寛一郎さん>「この作品は僕含め、色々な方々のチャレンジや、新しいことが詰まった作品となっています。そしてその全てを合わせて、素晴らしい映像を作り出しています。この作品が世界に飛び立ってくれることに心を躍らせています」<三浦透子さん>「アメリカンコミックスの実写化を日本で、という、とても挑戦的な作品です。頭も身体もいっぱい使って、新しい世界観に必死で食らいついたつもりです。はじめて現場に立った時のような、ひりひりする感覚や、ドキドキする瞬間を沢山味わえた、そんな新鮮な現場でした。自由を奪われた生活の中でも、自分らしく生きる方法を模索し、声を上げ続ける登場人物たちのエネルギーを、皆様にも是非体験していただきたいです」<丸山健志監督>「アメコミ原作を日本が舞台でドラマ化しグローバル展開する!そんな新しい座組にワクワクしました。最高のスタッフとキャストが集い、現在撮影中です。寛一郎/三浦透子と共に、強くて新しいものが撮れています。ご期待ください!」■ドラマ概要●タイトル:『HEART ATTACK』●出演:寛一郎、三浦透子他●原作:Skybound Comic Book 『Heart Attack』 by Shawn Kittelson and Eric Zawadski●スタッフ:<監督>丸山健志、八神隆治<脚本>大浦光太、高徳宥介<エグゼクティブプロデューサー>石井浩二、下川猛<プロデューサー>加藤裕将、鹿内植、ビョン ハジョン、梶原富治(ロボット)<SKYBOUND>・Executive Producer Robert Kirkman, Chairman – Skybound Entertainment・Executive Producer David Alpert, CEO – Skybound Entertainment・Executive Producer Rick Jacobs, Managing Partner, Linear – Skybound Entertainment・Executive Producer Glenn Geller, President, TV – Skybound Entertainment・Executive Producer Ash Nukui, COO – Skybound Japan・Co-Producer Wes Mazda, Sr. Manager, TV – Skybound Entertainment●制作プロダクション:ロボット●制作著作:フジテレビSKYBOUND(エボル)
2024年03月25日岡村靖幸と斉藤和義によるユニット岡村和義が、初のアナログ作品『I miss your fire / 春、白濁』を4月17日(水) に数量限定でリリースすることを発表した。SIDE Aには、配信にてリリースしてきた楽曲「I miss your fire」「春、白濁」を収録。岡村和義のデビュー曲となる「I miss your fire」は岡村と斉藤のルーツとなっているロックンロールを十分に感じられる楽曲で、「春、白濁」はユニット結成初期の制作エネルギーが楽曲にそのまま反映されているような勢いのある楽曲となっている。SIDE Bには、それぞれの楽曲のインストゥルメンタルが収録される。<リリース情報>12インチ アナログ盤『I miss your fire / 春、白濁』4月17日(水) リリース価格:2,500円(税込)『I miss your fire / 春、白濁』ジャケット【収録曲】■SIDE A1. I miss your fire2. 春、白濁■SIDE B1. I miss your fire -Instrumental-2. 春、白濁 -Instrumental-オフィシャルHP:
2024年03月17日岡村靖幸と斉藤和義によるユニット・岡村和義が、新曲「春、白濁」を2月14日(水) に配信リリースすることが決定した。5カ月連続配信リリースの第2弾となる「春、白濁」は、2020年にNHK-FMで放送された『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の番組内で制作された楽曲。ユニットの結成前夜に制作された1曲だが、今回リリースされるのは当時制作された楽曲をベースにしつつも、新たに録り直した2024年バージョンとなっており、岡村と斉藤がこのユニットのテーマとしている「バンド感」が全面に出たサウンドに仕上がっている。また同曲のMusic Videoが、配信日の0時にプレミア公開されることが発表された。岡村和義「春、白濁」MV※2月14日(水) 0:00 プレミア公開<リリース情報>岡村和義「春、白濁」2月14日(水) 配信リリース岡村和義「春、白濁」ジャケット配信リンク:<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024 “OKAZ TIME”5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)チケット情報:()関連リンクオフィシャルサイト::::
2024年02月13日岡村靖幸と斉藤和義による新ユニット「岡村和義」の新曲「I miss your fire」が、本日1月17日(水) に配信リリースされた。「I miss your fire」は、ストーンズライクなご機嫌なロックナンバーに少し頼りない男の恋心を感じさせる岡村&斉藤節全開な歌詞の世界観が展開される楽曲。まさにロックアンセム然としていて、新たなユニットの門出を飾るのにふさわしい1曲に仕上がっている。MVは1月18日(木) 21時にプレミア公開される予定だ。また、初の全国ツアーがスタートする5月まで5カ月連続で楽曲が配信リリースされることが決定した。岡村和義「I miss your fire」MV※1月18日(木) 21:00~プレミア公開<リリース情報>岡村和義「I miss your fire」配信中岡村和義「I miss your fire」ジャケット<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024(仮)5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)関連リンクオフィシャルサイト:::
2024年01月17日岡村靖幸と斉藤和義が新ユニット「岡村和義」の結成を発表。併せて2024年5月から6月にかけて全国ツアーを開催することが決定した。2003年に電気グルーヴの石野卓球と結成したユニット「岡村と卓球」以来2度目のユニット結成となる岡村。近年は坂本龍一、小出祐介(Base Ball Bear)、DAOKO、KICK THE CAN CREW、RHYMESTER、椎名林檎、松任谷由実などとコラボ、リミックス、フィーチャリングなどのかたちで、他者との交流を積極的に進めてきた。一方、斉藤は中村達也とのユニット「MANNISH BOYS」を2011年に結成したほか、2018年には寺岡呼人、奥田民生、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本とともに「カーリングシトーンズ」を結成するなど、近年では自身の活動に加えて他ミュージシャンとの活動も精力的に行っている。今回の新ユニット結成は、2020年1月に放送された岡村のラジオ番組内にて即興セッションで制作された「春、白濁」がきっかけのひとつになっているとのこと。ツアーは全国8都市12公演が予定されており、ツアーを彩る新曲も現在制作中だという。併せてオフィシャルサイトとX、Instagramアカウントが開設された。<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024(仮)2024年5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS2024年5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo2024年5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka2024年6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya2024年6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)2024年6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年12月25日アイドルグループ・モーニング娘。’23の岡村ほまれと櫻井梨央が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第52号のグラビアに登場している。岡村は2005年5月9日生まれ、東京都出身。櫻井は2005年11月11日生まれ、東京都出身。15期の岡村と16期の櫻井が同誌に初登場する。グラビアは「歴史情緒あふれる街に住む美人姉妹」をテーマに、頬を包み込むショットやタンクトップ&ショートパンツでリラックスする姿も。同グループを卒業するリーダー・譜久村聖へのメッセージも贈った。
2023年12月02日岡村靖幸が、11月から2024年2月にかけて行う全国ツアー『岡村靖幸 2023→2024 WINTER TOUR「元気です」』の追加公演が発表された。追加公演は、2024年1月28日(日) に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われる。なおKT Zepp Yokohama公演は、全国ツアー『岡村靖幸 2023 SUMMER TOUR「テクニカルサポート」』の一環として2023年7月22日に開催予定だったが、本人の体調不良で公演中止となっていた。チケット等の詳細はオフィシャルサイトでチェックを。<ライブ情報>岡村靖幸 2023→2024 WINTER TOUR『元気です』追加公演2024年1月28日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場16:30 / 開演17:30公式サイト:
2023年10月17日書籍『岡村靖幸のカモンエブリバディ』(双葉社)が6月9日(金)発売2019年から2021年に13回にわたって、NHK-FMとNHKラジオ第一で不定期に放送された音楽家の岡村靖幸がパーソナリティを務めるラジオ番組『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の書籍化が決定!6月9日(金)、双葉社より刊行します。放送された内容をもとに再構成、著者のコメントを加えて編集しました。ゲストを迎えて何かを学んだり、一緒にセッションしたり、リスナーからの質問に答えたり、さまざまな「岡村ちゃん」の学びが楽しめる1冊です。また、“ボーナストラック”として書籍のみのゲストとしてDJ(ディスクジョッキー)の小林克也さんをお迎えしております。「ラジオ番組を一緒にやりませんかと声をかけていただいた時に、お!楽しみができたと思いました。(中略)どういう内容にするかという打ち合わせがあり、僕がいろんなことに挑戦していく模様をドキュメンタリー調に記録できたら面白いんじゃないか、という方向に決まっていきました。(中略)繰り返し番組を聴いてもらえる方法はないかと考えていたので、この番組を書籍として残すことができることをとても嬉しく思います」――岡村靖幸「はじめに」より書誌情報書名:岡村靖幸のカモンエブリバディ著者:岡村靖幸発売予定日:2023年6月9日(金)予定価格:2090円(税込)仕様:A5判288ページISBNコード:978-4-575-31805-0詳しくは… ※発売日は、地域、書店によっては前後する場合がございますラジオ放送時出演のゲスト大貫妙子(ミュージシャン)神野紗希(俳人)ライムスター・宇多丸(ラッパー)斉藤和義(ミュージシャン)ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家)犬山イヌコ(俳優、声優)加賀美幸子(アナウンサー)河合敦(歴史研究家)満島ひかり(俳優)書籍のみ出演のゲスト小林克也(DJ)著者プロフィール岡村靖幸(おかむら・やすゆき)1965年生まれ、兵庫県出身。音楽家。愛称は「岡村ちゃん」。19歳で作曲家として活動をスタートさせ、86年にシングル「Out of Blue」でデビュー。最新アルバムは「操』(2020)。熱心なNHKウォッチャー。現在、ファンクラブサイトでは俵万智先生と短歌教室で勉強中。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------また、「岡村靖幸 2023 SUMMER TOUR『テクニカルサポート』がすでに発表されており、夏本番を前に「ベイベ」のみなさまには、あわせて楽しみにしていただけるはず。岡村靖幸2023 SUMMER TOUR「テクニカルサポート」6月18日(日)Zepp DiverCity TOKYO6月25日(日)Zepp Nagoya7月1日(土)Zepp Namba7月8日(土)J:COMホール八王子7月22日(土)KT Zepp Yokohama 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月09日本日3月17日より開催中の『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』より、三浦透子ら著名人のコメントが到着した。今年で3回目となる本イベントは、ドキュメンタリー番組を放送し続けてきたTBSが実施する映画祭で、東京を皮切りに大阪、名古屋と場所を移した後、初となる札幌でも開催。アンバサダーは映画コメンテーターのLiLiCoが務める。併せて、ぴあではTBSが良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」(TBSドキュメンタリーフィルムズの略称)を特集。社会派からエンタメ色が濃いものまでバラエティ豊かな15作品を紹介している。<著名人 コメント>『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』■三浦透子(俳優)一枚の通信簿との偶然の出会いの先に何が在るのか。何も無いかもしれない、何の確信もない中、そこにある物語を信じて追い続けたディレクターの匂坂さんの思いに強く感銘を受けました。改めて、この作品に参加させていただけたことをとても嬉しく思います。TBSドキュメンタリー映画祭を通して、より多くの方に観ていただきたいです。■角田光代(小説家)通信簿の持ち主をさがす旅は、悲惨な戦争の疵痕へとたどり着く。しかし何より私が胸張り裂ける思いになったのは、満州からの引き揚げ者が差別されていたという事実だ。こんなにも困難な時代にも、人は差別をするのかと衝撃を受けた。そして同時に、そんなことには負けず、破天荒なほど自分自身であり続けた通信簿の持ち主に、人の持ち得る強さを見せてもらった気がした。『魂の殺人 〜家庭内・父からの性虐待〜』■東小雪(公認心理師 / LGBTアクティビスト)これまでタブーとされてきた実父からの性虐待を、顔と名前を出して語り出した当事者たち。「恥」を加害者に返す。その当事者の力。自らの生きる力を取り戻そうとする人たちの力強い姿が、映像でやっと見られた。『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』■前嶋和弘(上智大学教授)こんな渾身のドキュメンタリー、みたことがない。陸路でアメリカを目指すハイチの家族に記者とカメラが命がけで密着。ともに川を超え、ジャングルを突き進む。その行路を牛耳るギャングのボスにも丁寧に話を聞く。汗、泥、ほこり、湿気まみれの空気。それが混ざり合った匂い――。観るものが現場を追体験できるのは、徹底した移民目線だからだ。その視線の奥にあるのは、日本人という第三者の優しいまなざしだ。苦難を乗り越える原動力である夢(アメリカンドリーム)は、子どもたちの笑顔と重なる。■長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)会長)統計や数字でしかなかった遠い国の難民問題が、大切な友人や家族のものがたりになる。数字の羅列がヒューマンストーリーとして立ち上がる。なぜ、命をかけるのか。なぜ危険な旅にでるのか。その答えがここにある。同時に命をかけた大脱出ができるのは体力のある若者・健康な家族というのも現実。お年寄りや障害者は動くこともできない裏の現実を考えさせる映画でもある。※順不同、敬称略<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』3月17日(金)〜30日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)〜4月6日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田3月24日(金)〜4月6日(木) 愛知・伏見ミリオン座4月15日(土)〜21日(金) 北海道・シアターキノ■「TBSドキュメンタリー映画祭2023」LiLiCoインタビュー映画祭公式HP::
2023年03月17日ドラマ10「大奥」第9話が3月7日放送。吉宗が家重を抱きしめるラストに号泣する視聴者が続出。家重を演じた三浦透子にも「家重の解像度に言葉を失った」「期待を軽々飛び越えてもうひたすら凄まじかった」など賞賛の声が上がっている。よしながふみの男女逆転パラレル江戸時代を舞台にした同名原作をドラマ化する本作。3代将軍・徳川家光の時代に“若い男子にのみ”感染し“数日で死に至る”「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が蔓延、男子の人口が女子の1/4まで激減したことで、それまで男子が担っていた労働を女子が担い、希少な種馬として育てられるようになった江戸時代を舞台にした物語が展開する。国が滅ぶのを防ごうと赤面疱瘡対策に本腰を入れる8代将軍・徳川吉宗を冨永愛が演じ、吉宗の命を受け赤面疱瘡に効く薬を探す水野祐之進に中島裕翔。吉宗の幼馴染で共に同じ道を歩んできた加納久通に貫地谷しほり。吉宗の側近として経済政策などでその有能さを発揮する大岡忠相にMEGUMI。赤面疱瘡の治療のため全力を尽くす医者の小川笙船に片桐はいり。水野が打ち首になったと思っている杉下には風間俊介。吉宗の娘・徳川家重には三浦透子。家重の小姓・龍に當真あみ。7代将軍・家継の代から大奥総取締を務める藤波に片岡愛之助といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。吉宗は水野から猿の肝が赤面疱瘡に効くのではないかという報告を受ける。そして江戸で再び赤面疱瘡が発生、早速猿の肝が試されるが、最初は効いているかのように見えたものの、結局効果はなかった。責任を感じた水野は自分を手打ちにしてくれと吉宗に頼むが、「今さらそなたを手打ちになどしたくない」と断られる。そんな吉宗に笙船は赤面疱瘡に罹った患者の遺体を解剖したいと願い出、水野も外国の薬を研究したいと願い出る。この要望を受け吉宗は異国の書物の受け入れを解禁、男に限り蘭学を学ぶことを許す。一方、吉宗は世継ぎを誰にするかにも悩んでいた。長女の家重は身体や言葉が不自由ゆえの苛立ちから周囲を困らせることが多かった。家重の小姓となった龍はある日、家重の将棋の相手をして彼女が非常に聡明であることを見抜く…というのが今回のおはなし。家重が非常に優秀であることが吉宗の耳に入るが、粗相をしたことでひどく落ち込んだ家重は“自分は死んだほうがいい”とまで漏らすように。龍は吉宗に「上様から一言、お言葉をおかけください」と直訴する。吉宗は家重のもとを訪ね「己の無力と向き合わされ、投げ出すことも許されず、時として世の恨みまでかう」と将軍職の辛さを語った上で「耐えられるか? 家重。それでも人の役に立ちたいと思えるか」と問いかける。その言葉に自分はいくじなしだが「そんな私にもできますか? 誰かの役に立つことが…」と涙を浮かべる家重。吉宗は家重を優しく抱きしめ「後を頼めるか、家重」と将軍職を託す…。このラストに「もらい泣きなのかなんなのかわかんないけどダバダバに泣いてる」「家重の思いにもグッときて、母娘の抱擁にもグッときて。何か今日はずっとグッときてたわ」「今日の大奥は泣いてしまった...親子、中でも母と子の繋がりに弱いのよ...」「なんか今までも名シーン沢山あったけど1番感動してしまった……」などの声が殺到。また家重を演じた三浦さんにも「三浦透子ちゃんすごい人だ…難役でしたが見事に演じてましたね」「家重の解像度に言葉を失った」「家重、すごくない?三浦透子、すごくない?」「期待を軽々飛び越えてもうひたすら凄まじかった」などの感想が続出している。【第10話あらすじ】吉宗は大岡忠相からの手紙と村瀬の死と同時に行方の分からなくなっていた没日録を受け取る。戻ってきた没日録を読んだ吉宗は、これまで隠されていた衝撃の事実を知る。その後、吉宗は将軍の座を家重に引き継ぎ、後世へと希望を託すのであった…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年03月08日現在放送中のよしながふみ原作ドラマ「大奥」に、三浦透子、MEGUMI、片桐はいり、岡本玲、當真あみが出演することが分かった。今回発表された5名が出演するのは、2月28日(火)の第8回よりスタートする「8代・徳川吉宗編」。冨永愛が、姉2人が急死したことで藩主に就任し、財政再建に努める徳川吉宗を演じる。『ドライブ・マイ・カー』でヒロインを好演した三浦透子が、吉宗の長女で9代将軍の家重。放送中の「インフォーマ」に出演するMEGUMIが、吉宗の側近・大岡忠相。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」「ちむどんどん」に出演した片桐はいりが、赤面疱瘡解決へ尽力する医者・小川笙船。主演映画『茶飲友達』が公開中の岡本玲が家重の小姓頭・大岡忠光。「妻、小学生になる。」『かがみの孤城』の當真あみが、家重を献身的に支える小姓・龍(後の田沼意次)を演じる。ドラマ10「大奥」は毎週火曜日22時~NHK総合にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年02月15日安藤サクラが主演、バカリズム脚本の初タッグで贈る新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」に、市川由衣、野呂佳代、三浦透子の出演が決定した。本作は、地元の市役所で働く実家住まいの平凡な独身女性の近藤麻美(安藤サクラ)が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。ごくごく平凡な人生を送ってきた麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、奇想天外な“バカリズムワールド”全開の作品となっている。この度、主人公・近藤麻美の同級生“しーちゃん”こと田上静香役を市川由衣、同じく同級生“ごんちゃん”こと丸山美佐役を野呂佳代、さらに、麻美が働く地元の市役所の後輩・河口美奈子役を三浦透子が演じることが決定。本作への出演が決まり、撮影も進んでいる市川さんは「安藤さんとは初めてご一緒させていただくのですが、初日の撮影から“サクラワールド”に引き込まれお喋りが止まらず…ますます好きになりました。バカリズムさんの脚本は日常の切り取り方が天才的で…発見や気付きが毎回あり本当に面白いです」とコメント。バラエティー番組でバカリズムと共演経験がある野呂さんは「バカリズムさんの作品にいつか参加してみたいと思っていたので、台本を頂いて細やかな視点やシーンの中のちょっとしたポイントがとても面白い脚本だと思いました」と語り、「サクラちゃんのとても素敵な雰囲気と笑顔と無邪気なところが好きなので、一緒にお仕事できるのが嬉しいです」と語る。さらに、三浦さんも「台詞がずっと面白くてあっという間に読み終えました。演者の皆さんの声で聞くのが今からとても楽しみです」と本作の魅力に言及、「自分の役は…不思議な役だ、ということはわかっているのですが、それ以外何もわかりません。そこを楽しんで演じられたら」と期待を寄せた。新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」は2023年1月8日(日)より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月18日名は体を表すというが、俳優・三浦透子はそのことわざをまさに地でいくようだった。落ち着きを払いながらも、朗らかに受け答えする表情は透明感にあふれており、その思考はクリアで潔く深い。2002年、5歳でデビューを飾ってから芸能生活は今年で20年となる。2021年に公開され、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で、三浦さんの名前は全国ばかりか世界に知れ渡り、さらに注目を集めるようになった。現在、出演中のドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」では物語のキーとなる大山さくらを演じており、かと思えば、ドラマ「すべて忘れてしまうから」ではエンディング曲を歌うアーティストのひとりとして参加したりと、我々は気付けば三浦さんを目にしている。12月16日には初主演映画『そばかす』も公開され、彼女のキャリアは、ひとつのピークとなるであろうフェーズを迎えている。この2022年は、三浦さんにとってどんな1年だったのか。躍進を続ける今の心境、気になる現在地を聞いた。「まず、1回はやってみよう」新しいことに触れた1年――これまでたくさんの作品に出演されていますが、2022年はさらに様々なところで三浦さんを目にする機会が多かった印象です。ご自身にとって、2022年はどんな年でしたか?本当に「よく見るね」と言っていただく機会が増えた年、という感覚です。自分としてはお休みもありましたし、特別ぐんとお仕事が増えたとか、忙しくなったという感じでもなかったんです。ただ、新しいことに触れる機会のあった年だったな、とは思います。――新しいこととは、どのような内容ですか?これまでは割と映画メインにやってきていて、『ドライブ・マイ・カー』以降、今年はドラマを続けてやらせてもらったり、ミュージカルに挑戦してみたりということをしました。違うフィールドとの人との出会いを含めて、新しいことに触れた1年だったように思います。――今後ますますその幅を広げていきたいのか、もしくはその中から突き詰めていきたいのか、どのような気持ちでいますか?幅を広げたい欲はそんなにないんですが、「まず、1回はやってみよう」と思っているんですよね、やったことがないことは。そういう機会の多かった1年だとは思うんですけど、その上で自分がやりたいことはなんなのか、できないなと諦められることなのか、できるようになろうと頑張りたいことなのか…みたいなことも含めて、この1年を振り返って整理して次の年を始められたらいいのかなと思っています。――「1回はやってみよう」的なことは何に置いてもそうですか?そうですね、はい。「1回は食べてみよう」というのはあります(笑)。――毎日スケジュールもびっしりだと思うのですが、どのように気分転換をしていますか?気分転換しなきゃいけないような瞬間を、なるべく仕事の中に作らないようにしようと思っているんです。こちら(現場)がオン・家に帰るとオフ、みたいな感覚を持たなくて済むようにしたいな、という考え方でやっています。もちろん完璧にできるわけではないですし、難しいんですけど…。どこかでちゃんと他人の評価と距離を取ろうとしているんです。周りの価値基準とは別にちゃんと自分で自分の価値を決めることは、こういう仕事をしているとどこか難しさもあると思うんですね。やっぱり見られる人がいる仕事ですし、誰かに求められて生まれる需要なので。だからこそ、より強く自分が何者か、自分の幸せは何かを考えることは意識しないといけないな、と。そうしたら、人前に出る自分、その価値基準の中で生きる自分のオンみたいな部分を作ることからちょっと開放されるのかな、とは思いますね。――キャリアも長いですが、デビューしてどれくらいのタイミングから今のような考えになったんでしょうか?徐々に、徐々に、だと思います。子供の頃は役者としての自意識みたいなものはそんなになかったですし、とにかく行った現場で相手の方に求められることに応えることを頑張ってきました。でも、あるときそれに矛盾が生じてくるわけですよね。この前の現場では「いいね」と言われたことを次の現場でもやってみると、「いや、今回はそれじゃない」と言われる。それに応えていくのも当然この仕事のひとつではあると思うんですけど、それを繰り返しているときに、自分というものがなくなっていくような感覚も同時にあって…。自分は誰に求められたいのか、自分はどういうものを提示したいのかも、同時に考える必要があるんだなということは、やりながら徐々に感じていたところです。――自分がなくなっていくような、わからなくなっていくような感覚は、俳優業でない仕事でも、どんな仕事をしている人でも共通してわかる気持ちかもしれません。もちろん求められることに応えるということだって、ひとつのプロフェッショナルなあり方だと思いますし、誰にでもできることではないので、それが間違いだということではないんです。ただ、私はそれだと自分がなくなっていっちゃうんじゃないかと葛藤したので、やっぱりそこは何か考えなくちゃいけないなと思ったんですよね。――お話を伺っていて、三浦さんは感覚と言語がきちんと結びついていて驚いています。考えを整理してお話することが上手なんですね。いえいえ、全然!まだまだですが、それも日々こうやって言語化する機会をいただいているから鍛えられてきたことだと思うんです。本当に自分と向き合う時間になります、こうやってしゃべるときって。「彼女の一番の理解者になりたい」作品に出会えた喜び――2022年のフィナーレを飾る映画『そばかす』は、恋愛をしたことがなく、恋愛感情を持ったことがない蘇畑佳純の物語です。主人公の佳純を演じる三浦さんは、どんなところに惹かれてお引き受けになったんですか?『そばかす』の成り立ちとして、作品を作る際「アロマンティック・アセクシャル(※)を主人公にしよう」ということで制作は始まりました。今、多様化が進んでいったり、そういうことに対していろいろな扉を開こうとしている人たちがいる中で、こうして“映画”という芸術を通しても、アロマンティック・アセクシャルというセクシャリティを知ってもらうきっかけにもなると思いました。でも、そうしたセクシャリティの人ということだけじゃない、いろいろと「マイノリティなんじゃないか」と感じたことのある人の心の葛藤を受け入れてくれる温かさや、そういうものに触れるような機会になる作品なんです。今作ることにすごく意味があることなんじゃないかなと純粋に思ったところが、一番大きいですかね。――本作は佳純の妹が「レズビアン」という言い方をしたり、佳純の同僚が「ゲイ」という言葉を口にしたりしますが、「アセクシャル」という言葉自体は出てこないですよね。そうですよね、はい。――明言しないが、だからこそ分かったり感じられるところがあり、そうした良さみたいなものがにじみ出ている気がしました。そのワードを映画の中で使うかどうかは、原案のアサダさん含め、玉田さん(監督)もすごく考えたと思うんです。難しいものなんですよね、自認するということも。明言しないリアリティというか、佳純自身も自分がそうなのかどうかが断定できなかったり、葛藤の中にいることも含めて、リアルに表現できますし。おっしゃっていただいた妹が「レズビアンなんでしょ」と佳純に言うシーン、それは「言ってくれたら、私たちはちゃんとあなたのことをわかってあげられるのに」という、ある種、妹からの優しさゆえの言葉なんですよね。けど、それ自体、相手がわかる形で自分の何かを提示しなくちゃいけないのか、という問題も含んでいるといいますか。複雑で自分の中でもやもやしているものを、相手のために明確にしてやる必要は別にないんじゃないかなとも思うんですよね。説明しなくてはいけないものではないし、定まらないものはそのままにしておいてもいいんじゃないかな、ということも同時にすごく感じていて。明言しないというところには、そういう意味もあると思います。――『そばかす』が三浦さんにとっての初主演作になります。どのような思いを持ちましたか?自分自身も今まで世間の常識や、当たり前とのギャップというかズレを感じたこと、悩んだことがあったりしたんです。「何でみんなができることが、自分はできないんだろう?」と、自分ではそういうことを感じてきた側の人間だと思っています。この脚本を読んだとき、ありのままの自分を自分自身で大切にできて、そういう自分のことをわかってくれる人が当たり前のようにいるんだって信じられる、そういう社会みたいなものを求めている自分がいたと気づいたんです。自分自身が、すごくこの脚本を読んで救われる部分があったというか…。こういう物語を求めている人は、きっといるんじゃないかと自分も思ったし、それを伝える側になれることも、私としては「ああ、私のもとにこの脚本が届いてくれてありがとう」という気持ちにすごくなったんです。不思議な感覚なんですけど、私が彼女の一番の理解者になりたいとすごく思ったというか。そういう気持ちで臨める、向き合える役に出会える、そういう作品に出会えること自体がとても幸せなことですし、それが皆さんの目に触れる最初の私の主演作として残ることがすごく恵まれているなと思います。――本当に、そうですね。ありがとうございました。最後に、佳純はタバコを一服する海岸沿いというお気に入りの場所がありましたが、三浦さんにとっても心安らげるお気に入り場所はありますか?えっと…家、ですね(笑)。ひとりでベッドにいるときが一番幸せです。(※)アロマンティック…恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと/アセクシャル…性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月16日三浦透子を主演に迎え、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた映画『そばかす』。今回、三浦さんと前田敦子、伊藤万理華の3人の鼎談インタビュー映像が解禁となった。映像では、「この3人が集まったことが奇跡で、とても楽しかった」と口々に語る3人の様子が収められ、同じ価値観を共有できた撮影だったことがうかがえる。“恋をしない”女性・佳純演じる三浦さんと、そんな彼女の人生に大きな影響を及ぼす同級生を演じていたのが、元AV女優という役どころの前田さん。さらに、佳純の妹役を演じる伊藤さんはそれぞれとの共演を「楽しかったしかでてこない」と現場での朗らかな様子を伝えている。家族の設定だった三浦さんと伊藤さん、そして友人同士役の三浦さんと前田さん、各々の演技の息はぴったりあったようだ。前田さんが、「透子ちゃんがスタッフみんなをまとめていた」と褒め称えると、三浦さんは「なんかすみません笑」と照れ笑いを見せる姿も収められている。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月14日『ドライブ・マイ・カー』に出演し、目覚ましい活躍をみせている三浦透子が、恋愛至上主義がまん延する世界で他人に恋愛感情を抱かない主人公を演じる『そばかす』。この度、状況の異なる2つ喧嘩シーンの本編映像が解禁となった。今回解禁となったのは、主人公・蘇畑佳純(三浦透子)の妹・篠原睦美(伊藤万理華)が蘇畑家の食卓で姉の佳純に対し、怒鳴り、言い合いが始まるシーンと、もう1つは、佳純の友達・世永真帆(前田敦子)が自身の親に公衆の面前で思いをぶちまけるシーン。「お姉ちゃんは、悔しくないわけ?」と、佳純に対する睦美の怒鳴り声からケンカは始まる。続いて佳純が友達の真帆と暮らすことに対して、「お姉ちゃんってレズビアンなんでしょ」と言い、佳純が男性と恋愛をしないことを紐付け、睦美の中で勝手に納得しようとしていた。しかし、佳純はそんなことはないと否定し、怒鳴り合いの末、なぜか睦美の夫・篠原健人が佳純にビンタされ、巻き込まれるという修羅場のようでありつつも、つい笑ってしまうシーンである。もう1つの映像は、真帆(前田敦子)が公衆の面前で父にブチギレるシーン。「何も知らないし知ろうとしない」と、父に怒っているようであるが、一体どんなことがあってこのような事態となったのか。また、その姿に驚く佳純が映し出されており、前後に何があったのか気になるシーンともなっている。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月05日映画『ドライブ・マイ・カー』で、物静かなドライバー役を好演した俳優の三浦透子さん。現在放送中のドラマ『エルピス ―希望、あるいは災い―』では「こういうメイクさんいそう!」と思わずにはいられない佇まいを完璧に体現している。そんな唯一無二の雰囲気と多才さで注目を集める三浦さんの初の長編単独主演映画『そばかす』が公開されます。――『そばかす』の主人公である佳純は、恋愛感情も性欲もないアセクシュアルの女性です。最初に脚本を読んだとき、どんな感想を抱きましたか?三浦透子:アセクシュアルというものを、この映画を通して知る人も多いかと思います。だから、責任の大きさも感じましたし、主人公の感覚がどうしても理解できないなら、やらない方がいいなと思いながら読みました。でも、わかると思ったことが圧倒的に多くて。幸せのあり方や、何を大切にして生きていくかというのは人それぞれでいいはずです。それなのに、世間的には20代の女性は当たり前に恋愛をしていて、していなくても本当はしたいはずという価値観がまだまだ多数であると感じます。そういうことに私自身、違和感を覚えることが多かった。だから、脚本を読んでいて、私が演じることで何かできるんじゃないかと思いましたね。自分の中での基準ですが。――佳純のようなキャラクターは、これまでの日本映画でほとんど描かれてこなかったと思います。どのようなアプローチで役を掴んでいったんでしょうか?三浦:役へのアプローチは、今までと変わりません。それは佳純という人物をちゃんと理解するということ。アセクシュアルであるということが彼女のアイデンティティのすべてではありません。そういうラベルに集約して彼女をひもとくことはこの映画のメッセージに反することだと思いました。うつ病を抱えた父親やAV女優の仕事をしていた友達も登場しますが、そういうレッテルを剥がして、生身のその人自身と向き合うことが大切なんだ、それが隣の誰かを救う優しさになるんだということを描いた映画です。だから、私自身もそういう優しさを持って彼女を理解しようと努めました。――終盤、家族で焼き肉を食べているとき、妹が佳純に「お姉ちゃんはレズビアンなんでしょ?」と言う場面が印象に残っています。あれも、何を考えているのかわからない佳純に「レズビアン」というレッテルを貼ることで、理解可能なものにしようというシーンだと思いました。三浦:妹のあの言葉は、彼女なりの精一杯の優しさでもあったと思うんです。告白してくれたら、別に否定する人なんてこの家族にはいないよ、という。でも、そもそも告白しないといけないものなのかな、誰かに説明する必要なんてあるのかな、というのも同時に感じました。演じていて私自身もいろいろと考えさせられたシーンでしたね。登場人物、みんな優しいんですよ。ただ、その優しさをもってしても救えない何かがあるというのも事実で。だけど結局、わかり合うために必要なのもやっぱり優しさなんです。そういう意味で、すべての登場人物に愛を持って観られる映画だと思います。アーティストになれるとは思っていませんでした。――三浦さんは本作の主題歌である「風になれ」も歌われています。羊文学の塩塚モエカさんが作詞と作曲を手掛けられていますが、これは三浦さん自身のリクエストだったそうですね。三浦:制作の経緯を言うと、出演オファーをいただいたときに、主題歌も歌ってほしいと言われました。じゃあ、誰に頼もうかと自分の音楽チームと相談する中で、いつかご一緒したいと思っていた塩塚さんの名前を出したんです。ただ、自分の中で決定打になったのは、ラストシーンを撮っていたとき。佳純が走り出すシーンですが、この後に流れる音楽は塩塚さんにお願いしたいと心が決まりました。映画を何度も観て、想いをしっかり汲み取った曲にしていただけて感謝しかありません。自分としては、あの疾走の先の佳純のために歌ったつもりです。――12月14日には、「風になれ」を含む2ndミニアルバム『点描』がリリースされます。どんな想いで作られたんですか?三浦:前回のアルバム(『ASTERISK』)は、全体のコンセプトを決めてから曲を作っていきました。だけど、今回のアルバムはそうではなくて、一曲一曲を完成させていった感じなんです。だから、全部を並べたときにどういうものが見えるのかは、私もまだわかってなくて。でも、確実に私の“今”を集めた作品にはなっていると思います。――塩塚さんの他にも、YeYeさん、有元キイチさん、小田朋美さんなど錚々たるメンツが楽曲を提供されています。事前のやりとりなどあったのですか?三浦:曲を作っていただく方には、事前に私とお話ししていただく時間を作ってもらっています。別に音楽の話ではなく、最近興味があることや考えていることを話すだけのこともありますが。その上で曲を作っていただくことで、私自身が自然と歌える曲にしたいという想いがあります。たとえタイアップ曲だとしても、自分がしっくりこないと感じてしまう曲や歌詞は歌わないようにしようと思っていて。だから、自分から遠くない、自分の真ん中にあるものをちゃんと積み重ねたアルバムが作れたかなと思います。――このミニアルバムには、ご自身で作詞をされた曲も収録されているそうですね。三浦:作詞って、自分が届けたいメッセージを言葉にする作業だと思い込んでいたんです。考えていることはもちろんありますが、人に伝えたいかと言われたらそうではないので、自分はできないなと思っていました。けど、別に自分の思っていることを書かなくてもいいんだよと言われて。今回は、なんとなくの主人公を思い浮かべながら、言葉遊び的に書いてみました。今の自分の感情を書いたつもりはなかったのに、完成したものを読み返すと「あ、今の自分はこういうことを考えているんだな」と感じられる部分もあって。作詞ってそういう作業なんだという気づきもあって面白かったですね。――では、その物語の主人公は三浦さん自身ではないんですか?三浦:結果として私に近くなったとは思います。ただ、自分だと思いすぎると書けないこともあるし、自分じゃないことにしてしまえば、自分が思っていないことも書ける。そうやって自分と少し距離を取ったから書けた詞だと思います。――歌手デビューのきっかけは、タナダユキ監督の手掛けたCMで歌声を披露したことだそうですね。最近も連絡を取ることは?三浦:つい先日、連絡を取ったんです。「今度、新しいアルバムを出すんです。いま歌手をやっているのは、タナダさんとの出会いのおかげです」とお伝えしたら、「純粋に嬉しい。あなたの声を楽しみにしている」と言ってくださって。いただいた縁を形にできる今があって、嬉しいなと思いました。――三浦さんの歌声は一度聴いたら耳から離れない強さと繊細さがあると思います。タナダさんに見出される前に、歌手になりたいとは思わなかったんですか?三浦:歌うことも自分の歌声も前から好きではありました。ただ、アーティストになりたいと思ったことはありませんでした。以前所属していたのが音楽系の事務所で、ダンススクールにも通っていたので、周りにはアーティストになりたい子がたくさんいました。そういう子たちと比べると、アーティストになるときに必要な精神性みたいなものを、私は持っていない。人前でパフォーマンスをするとか、自分の想いを届けたいとか、そういうものが自分にはない。だから、歌うという行為はできるし、役者として演じた役の中で歌うこともできるけど、アーティストにはなれないなと感じていたんです。だけど、気づいたら何かこんなことになりました(笑)。今は、この感覚の私のままでもできるアーティスト活動もあるのかなと思えています。あと、始めてから2年くらい経って、私の中でアーティストとして育っている自我のようなものもあるかなと思います。恋愛感情も性欲もない女性が、周囲の無理解に傷つきながら、それでも強く生きていく姿を描く映画『そばかす』は、12月16日~全国公開。劇団「玉田企画」を主宰する玉田真也が監督を、映画『his』の脚本で高い評価を得たアサダアツシが企画・原作・脚本を務める。ドラマ『六本木クラス』の挿入歌「点灯」などを収録した2ndミニアルバム『点描』は12月14日リリース。みうら・とうこ1996年10月20日生まれ。5歳のとき、2代目なっちゃんとして、「サントリー なっちゃん」のCMに出演し俳優デビュー。近年の出演作に映画『ドライブ・マイ・カー』『スパゲティコード・ラブ』など。2020年、1stミニアルバム『ASTERISK』をリリース。歌手としては映画『天気の子』の主題歌なども歌っている。ベスト¥44,000(Room no.8/otto design TEL:03・6804・9559)シャツ¥39,800(pelican×斉藤シャツ/斉藤シャツcamisasaito.katsuta@gmail.com)パンツ¥39,600(beautiful people/beautiful people 青山店 TEL:03・6447・1869)シューズ¥104,500(MARGARET HOWELL TEL:03・5785・6445)イヤリング¥19,800(ete TEL:0120・10・6616)靴下はスタイリスト私物※『anan』2022年12月7日号より。写真・安保涼平スタイリスト・佐々木 翔ヘア&メイク・秋鹿裕子(W)インタビュー、文・鍵和田啓介(by anan編集部)
2022年12月03日三浦透子が単独初主演を務める映画『そばかす』完成披露舞台挨拶が11月16日(水)に都内劇場にて行われ、三浦さんらキャストが登壇した。さらに、本作に友情出演する北村匠海がサプライズ登場し、三浦さんと観客を沸かせた。北村さんが花束を持って現れると、三浦さんは思わず笑みをこぼした。三浦さんが14歳、北村さんが13歳の頃からの俳優仲間というふたり。北村さんは「(三浦さんが)こういうのは嫌だろうなと思いながら、来ました」と照れ笑いすると、三浦さんはすぐさま「めちゃめちゃうれしいです」と満面の笑みで返していた。北村さんの撮影期間は短くシーン数も少ないが、非常に重要な役どころとなっている。北村さんは出演を決めた経緯について、「まずは透子さんの初主演、お声がけいただいて脚本を読んで、シンプルに物語に惹かれたのが一番大きかったかなと思います。三浦さん演じる佳純と表裏一体のような役どころだったので、ちょっとばかし緊張して現場入ったのを覚えています」と明かした。三浦さんは「共演自体がすごく久々で、次共演できるときはどんな役だろうとお互い思っていて。こういう関係性の役なんだって思った」と、うれしさをかみしめていた。『そばかす』は、物心ついたころから恋愛が何かわからず、その感情を持たない30歳・蘇畑佳純(三浦さん)の物語。恋愛感情のない自分に不安を抱きながらもマイペースで生きてきた佳純だが、妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる。無断でお見合いをセッティングされた佳純は、そこで結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会うが…。本作において、佳純の中学時代の同級生・真帆を前田敦子が演じる。前田さんは「透子ちゃんと聞いて“ぜひとも”と。スタッフさんたちもご褒美のような作品だなと思いました」と言い、三浦さんについて「あっという間にすごい大好きになりました」と三浦さんに微笑みかける。三浦さんは「こちらこそです!真帆ちゃんの持っている格好よさを前田さん自身が素で持っていて救われました。何か努力することなく自然と関係性を作ることができたのは前田さんだったからだなと思います」と、相思相愛の三浦さん&前田さんコンビだった。そのほか、舞台挨拶には共演する伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督が出席した。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年11月16日美しい島々が連なる“多島美”を有する瀬戸内海を舞台にした東出昌大主演、共演に、三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねる映画『とべない風船』から、人間ドラマを感じさせる予告編が解禁となった。2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げたのが本作。この度公開した予告編には、数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二(東出昌大)や、過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)の姿が捉えられている。2人は、多島美を有する瀬戸内海の島で出会うが…。映像には、豪雨のなかで泣き叫ぶ主人公、その姿を見つめる凛子の姿がみられる。ポスターのコピーにもなっている主人公の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、また、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」の言葉も映像と共に添えられている。そして、主人公が黄色い風船をあげ続けるのはなぜなのか――。宮川監督だからこそ描くことができた「豪雨災害後」の物語に、期待を高める映像となっている。また、本作は広島地元発映画として広島のクラウドファンディングにてサポーター募集も実施。バンクーバー・アジアン映画祭(11月3-13日開催)、広島国際映画祭2022「OFFICIAL SELECTION部門・ヒロシマEYE」(11月18-20日開催)に選出が決まっている。『とべない風船』は12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)、2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とべない風船 2023年1月6日新宿ピカデリーほか全国にて順次公開予定※広島先行あり©buzzCrow Inc.
2022年11月10日Amazon オーディブル(以下、Audible)では、本日10日20日(木)より9人の若手作家によるアンソロジー「絶縁」を配信。三浦透子、蒔田彩珠、古川琴音らが朗読する。「絶縁」は、「オーディオファースト作品」と呼ばれる、Audible発のオリジナル作品第2弾。9作中7作が書き下ろし、2作が世界初翻訳で、現在Audibleでしか楽しめない特別な短編小説集。今回、韓国のチョン・セラン(「保健室のアン・ウニョン先生」)の発案によるこの企画に、「コンビニ人間」の村田沙耶香、「折りたたみ北京」の郝景芳(中国)をはじめ、シンガポール、タイ、香港、チベット、ベトナム、台湾の作家たちが参加。そして、『ドライブ・マイ・カー』で注目を集めた三浦さん、『朝が来る』「妻、小学生になる。」の蒔田さん、「この恋あたためますか」「コントが始まる」『偶然と想像』など話題作に出演する古川さんをはじめ、山田真歩、内田淳子、北浦愛が各作品を朗読する。「絶縁」あらすじ&コメント▼「無」著者:村田沙耶香/朗読:三浦透子突如、若者たちに舞い降りた「無」ブーム。世界各地に「無街」が建設され――。<三浦透子コメント>自分は普通でないと感じている人も、別の誰かからみれば、その誰かにとって、自分よりは普通の側に属している人のようにうつることがある。一見共有できることの多いように感じる3人の女性が、対等にそれぞれをそれぞれの視点から冷静にみつめている、そこが興味深い作品だなと感じました。Audibleは音の作品だから聴くタイミングを探しやすいと思うのですが、あえて、音に集中するという時間の中で作品を聴いてもらえたら嬉しいです。▼「絶縁」著者:チョン・セラン/朗読:古川琴音6人の放送作家に手を出した男への処罰は、不当か否か。激しき議論は親友たちを分かち…。<古川琴音コメント>誰しもが日々感じている他人との違和感はいつどこで掛け違い大きな溝になってしまったのか。そもそもその違和感とは、いつどこで生まれてどう根付いてしまったのか。この作品を読んで深く考えるきっかけになりました。今回アジアの異なる国々の作者による短編集を、異なる6人の役者が朗読しました。聴いてくださる方々にこの物語がきちんと届くことを願っております。▼「妻」著者:アルフィアン・サアット/朗読:内田淳子夫がさりげなく口にした同級生の名前、妻は何かを感じとった。▼「ポジティブレンガ」著者:郝景芳/朗読:北浦愛ポジティブシティでは、人間の感情とともに家具や建物が色を変える。▼「燃える」著者:ウィワット・ルートウィワットウォンサー/朗読:内田淳子先鋭化する民主化運動のかたわらで生きる「あなた」たちの物語。▼「秘密警察」著者:韓麗珠/朗読:山田真歩都市に走った亀裂、浸透する秘密警察、押し黙る人びと、そして猫。▼「穴の中には雪蓮花が咲いている」著者:ラシャムジャ/朗読:蒔田彩珠ブラック職場を去ることにした僕。頭を過るのは死んだ幼なじみの言葉だった。<蒔田彩珠コメント>この物語は、主人公が父から言われた言葉をそれとなく幼なじみに伝え、それを幼なじみが返してくれた時に本当の意味を理解する、とても素敵な温かい作品だと思いました。声だけで気持ちや情景を伝えるのがすごく難しかったのですが、この作品が持つ温かさが聴いている方々にも届くと嬉しいです。▼「逃避」著者:グエン・ゴック・トゥ/朗読:山田真歩家族の「縁」から逃れることを望んできた母が、死を目前にして思うこと──。▼「シェリスおばさんのアフタヌーンティー」著者:連明偉/朗読:北浦愛カリブの島国セントルシア。少年たちには、卓球の練習後に集う秘密の場所がある…。「絶縁」は配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月20日長澤まさみ主演ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」が日本放送を前にフランス・カンヌで世界初上映され、ドラマのキーパーソンを演じる三浦透子がレッドカーペットに登場した。現在、フランス・カンヌで開催されている世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM(ミップコム)」において、10月18日午後6時30分、Asian World Premiere TV Screening(アジアン・ワールド・プレミア・ティーヴィー・スクリーニング)として、今作が日本の放送に先駆けて世界で初めて上映。さらに、キャストの三浦透子が佐野亜裕美プロデューサーとともに登壇した。前日には、三浦さんがレッドカーペットに登場。三浦さんがカンヌを訪れるのは、昨年7月に出演した『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ国際映画祭の授賞式に参加して以来、約1年3か月ぶり。自身にとって2回目のカンヌとなった。世界各国の人気俳優陣やコンテンツ業界のVIP陣が続々とレッドカーペットに登場する中、三浦さんは淡いブルーのセットアップを纏(まと)い、レッドカーペットに降り立った。昨年7月以来のカンヌ訪問となったことについて「こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな~”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました」と、2度目のカンヌに喜びを感じている様子だった。そして、翌日10月18日現地時間午後6時30分、カンヌ国際映画祭の会場と同じPalais des Festivals et des Congres(パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ)のメインホール、Grand Auditorium(グランド・オーディトリウム)で、ドラマの公式上映が行われた。60年近い歴史を持つMIPマーケットにおいて、日本ドラマの世界初公開がメインホールで行われるのは、今回が初めてとなる。会場には、世界中から業界関係者や記者が集まり、世界初上映となる本作を鑑賞。上映会後、舞台に登壇した三浦さんは「海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で観るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。今日、初めて完成した第1話を観て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当に、このドラマの力強さなのだと実感しました」と話し、感慨深く上映会の感想を述べた。さらに、司会者から「5歳の時からこの仕事を始め、テレビCMやドラマに出演し、今、女優として成功していることについてどう思いますか」と聞かれると、「自分ではそう思わないです(笑)。成功していると言っていただけることはすごくうれしいですけど、全然そんな風に自分ではまだ思えていなくて…まだまだ勉強中です」と、照れた表情を見せた。会場を訪れた人からは「とても良いストーリーで、俳優たちも完璧でした。素晴らしかったです。とても好きな作品でした!」(フランス)、「とても楽しんで観ることができました。南アフリカ共和国でも観ることができればいいなと思いますし、友達にもこの作品を勧めたいです」(南アフリカ共和国)など、ドラマに対して好意的な感想が寄せられた。最後に、10月24日(月)の初回放送に向けて「報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。観てください!」と、日本のファンにメッセージを送った。今回、三浦さんが演じるのは、長澤まさみ演じるアナウンサー・浅川恵那がコーナーMCを務める深夜の情報バラエティー番組「フライデーボンボン」のヘアメイク・大山さくら(チェリー)。番組ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)に、何やら脅迫めいた相談を持ち掛けるなど、物語のキーパーソンとなる。さらに、カンテレ公式YouTubeでは、MIPCOMで上映されたドラマトレーラー映像も公開中だ。「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日より毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月19日映画『そばかす』が、2022年12月16日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。主演は、『ドライブ・マイ・カー』でヒロインを務めた三浦透子。他人に恋愛感情を描かない主人公の姿を描く映画『そばかす』は、“恋愛至上主義”がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた物語だ。主人公・蘇畑佳純(そばた・かすみ)は「恋愛もしたくないし、そういう感情もない。だから一人でも生きていける」30歳。結婚を急かす母や、バツ3の祖母、もの静かな父、妊娠中の妹など家族や周りの人たちからの“恋とか愛に”振り回され、家族から責められるも「これが私だから」と伝える日々を送る。そんな折に元AV女優の同級生や、地元の友達、母から無理やりセッティングされたお見合い相手らと出会い、彼らと交わる中で、佳純は自分の性や心と向き合い、悩み、前に進んでいく。三浦透子が「恋をしない」主人公に■主人公・蘇畑佳純…三浦透子物心ついたときから「恋をしたこともない」「この先もしない」30歳。チェリストになる夢を諦め、東京から地元に戻り家族と暮らす。演じるのは、『ドライブ・マイ・カー』に出演し第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した三浦透子。・佳純の母…坂井真紀佳純に結婚を急かす母。頻繁にプレッシャーをかけ、無断でお見合いまでセッティングしてしまう。・佳純の祖母…田島令子バツ3の佳純の祖母。・佳純の父…三宅弘城物静かな性格。・佳純の妹…伊藤万理華結婚し、妊娠中の佳純の妹。夫の浮気に気づいている。・佳純の夫...前原瑞樹・佳純の同級生…前田敦子元AV女優。『his』のアサダアツシら制作陣&監督・玉田真也がタッグ映画『そばかす』は、ゲイカップルが今の日本社会でどう生きていくかを真摯に描いた映画『his』の企画・脚本を手がけたアサダアツシをはじめとする制作チームが、監督に玉田真也を迎えて制作された作品。『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』『本気のしるし』を手掛けてきたメ~テレと、制作会社ダブがタッグを組んだシリーズ「ノット・ヒロイン・ムービーズ((not) HEROINE movies)」から、『よだかの片想い』に次ぐ第3弾の新作として登場。新進女優と次世代監督によって「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」を描くシリーズとなっている。主題歌は三浦透子が歌う「風になれ」主題歌は、歌手としても高い評価を受けている三浦透子が歌う「風になれ」。羊文学の塩塚モエカが楽曲提供した、みずみずしく独自の世界観を描きだす楽曲となっている。楽曲のアレンジは、音楽プロデューサーのESME MORI(エズミ・モリ)が手がけた。三浦透子はレコーディングに際し、「私にとってチャレンジな曲だけど風がふくように歌いたい」と思いを語った。〈映画『そばかす』あらすじ〉物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…。【詳細】映画『そばかす』公開日:2022年12月16日(金)出演:三浦透子、前田敦子、伊藤万理華、伊島空、前原滉、前原瑞樹、浅野千鶴、北村匠海、田島令子、坂井真紀、三宅弘城監督:玉田真也企画・原作・脚本:アサダアツシ主題歌:「風になれ」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)音楽・録音・音響効果:松野泉配給:ラビットハウス
2022年09月17日お笑いコンビ・ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)が21日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演し、報道陣の取材に応じた。この日は、日本テレビpresents「ぐるぐるナインティナイン LIVE STAND SP」と題し、若手芸人の登竜門「おもしろ荘」が開催された。MCを担当したナインティナインは、ゲストの宮川大輔、優勝したおミュータンツ(川嶋おもち、宮戸フィル)とともに取材に対応。矢部は川嶋の女装姿を「かわいい」と褒め、ネタについても「ウケていた」と評価。岡村も「見ていてわかりやすかった」「笑ってしまった」と感想を述べた。岡村は、今年2月に第1子が誕生してから半年。「今日ちゃんとウンチふいてきましたけど、まだあんまりわかってないみたいで。ディズニーチャンネルを見ています。まだ帰ってきてもじーっと見ているだけで、何もわかってないと思う」などとパパの顔を見せ、矢部は「これが妄想やったらごめんなさい。まだ見たことがないからわからないのよ」と話して笑いを誘った。2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェス「LIVE STAND」が、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月21日三浦透子が主演を務める舞台『Secret War-ひみつせん-』が6月9日(木)~6月19日(日)にかけて、東京芸術劇場シアターウエストで上演される。この度、本作の舞台写真&キャストコメントが公開された。第2次世界大戦時、731部隊における人体実験を含む戦時研究を行った登戸研究所は、資料館として保存され、戦争が引き起こす残酷さと無為さを現在に伝えている。本作は、この登戸研究所をモデルにした研究所を舞台に、映画『ドライブ・マイ・カー』の女性ドライバー役が記憶に新しい三浦を主演に迎え、座付き作家・詩森ろばが書き下ろす新作だ。さらに新国立劇場のフルオーディション企画『エンゼルス・イン・アメリカ』で数千人の中からジョー役として出演が決定したばかりの坂本慶介、『ザ・ドクター』や『マーキュリー・ファー』と大きな舞台が続く宮崎秋人が友情に結ばれつつ戦争の影に押しつぶされていく若き科学者を演じるほか、松村武や北浦愛、森下亮、佐野功、ししどともこ、など実力派出演陣が出演。また『All My Sons』で詩森と初タッグを組み、その演技が高く評価され、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した大谷亮介が、物語のカギを握る人物として出演する。公開されたコメントは以下の通り。<三浦透子>約1カ月間、本当に素敵な稽古の時間を過ごさせていただきました。世代をこえて集まったスタッフ・キャストが、忌憚なく、思ったこと感じたことを言い合える稽古場でした。そんな風通しの良い環境をつくってくださった皆さんおひとりおひとりに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この物語のモデルになった登戸研究所にも、きっとそういう空気があったのではないでしょうか。80年前のその場所にあったそれぞれの人生に触れるため、とにかく沢山話しました。誰の価値観も否定することなく、丁寧に選んで、積みあげて育ったこの作品が、今すでに自分にとって特別な大切なものになっています。とにかく観ていただきたい!劇場でお待ちしています。<詩森ろば>登戸研究所のことを教えてくれたのは、ある制作者さんでした。「戦時研究をしていた研究所のタイピストが持ち返った複写部分が見つかったっていう事実があって…」と。その瞬間、この題材はわたしが書くと勝手に決めて、小高い丘陵地にある登戸研究所を見学に行きました。丁度、その実在したタイピスト、関コトさんの展示が行われていました。終戦ですべてを焼いたという秘密の研究所から持ち返られた「雑書綴り」。戦後50年を経ないと、これは世の中に出すことができなかった。そのことまで含めて、なんだかとても恐ろしくそして愛おしいと思いました。今回の作品は事実にインスパイヤされたフィクションなので、それを持ち返った経緯やその後の人生はおそらく劇中の琴江さんとはまったく似ていない。わたしはわたしの雑書綴りとそれを巡る物語をある意味、傲慢に創り上げました。でも、それでも、その瞬間、上司の方に、持ち返ってはいけませんか、とお願いした、まっすぐな気持ちを、わたしはありありと感じることができます。その感触を大切に創った作品でもあるのです。人体実験まで含む過酷な研究を行っていた、登戸研究所。それは繰り返してはいけない人類の深い過ちです。しかしそんな場所にも、抱きしめたくなるようなたくさんの思いやひとが在ったということを、伝えられたらと思います。それが、おそらく、いまいるこの場所を戦地にしない演劇にできる方法ではないのかとも。三浦透子さん、坂本慶介くん始めとする、素晴らしい俳優陣が、そんな場所に集い生きてくれます。劇場でお会いできたらと願います。■公演情報serial number07『Secret War-ひみつせん-』6月9日(木)~6月19日(日)※13日(月)休演日会場:東京芸術劇場シアターウエスト※開場は開演の30分前。※未就学児童のご入場はお断りしております。作・演出:詩森ろば出演:三浦透子、坂本慶介、宮崎秋人、松村武(カムカムミニキーナ)、北浦愛、森下亮(クロムモリブデン)、佐野功、ししどともこ(カムヰヤッセン) 、大谷亮介<チケット>料金:全席指定・前売・当日共一般6,000円 / 障害3,000円 / 学生4,000円※障害者、学生は劇団のみの取扱い。当日受付にて手帳をご提示下さい。公式サイト:
2022年06月09日2022年4月2日、お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さんが、第1子が誕生していたことを明かしました。同日、大阪府大阪市にある劇場『なんばグランド花月』で、吉本興業創業110周年時別公演『伝説の一日』に出演していた、岡村さん。冒頭で「子供ができました。僕パパです」と報告しました。オープニングで岡村は「こんな晴れ舞台で私事で恐縮ですが、子どもができました。僕パパです」と明かすと、明石家さんま(66)、今田耕司(56)と観客から祝福の拍手を浴びた。サンケイスポーツーより引用また、岡村さんは、誕生した日付や子供の性別は明かしていませんが、生後から「かなり経ちます」とも報告。「里帰り出産なんで、会えていない」と近況を明かしました。同日、ともに出演していた、お笑いタレントの明石家さんまさんは驚きの声を上げ、「明日の新聞の見出し全部お前や!俺、今日やる気ない。もうええわ」とすねたそうです。岡村さんのサプライズ報告に、ネットからは祝福の声が上がりました。・おお!本当におめでとう!同世代として、喜ばしい報告。自分のことのように嬉しいよ。・産後、母子ともに健康状態が安定してからの発表はとてもいいと思う。よかったですね!・あの岡村さんに、お子さんが誕生したのか!なんだか感慨深いです。・岡村さんにとって、お子さんはかわいくて仕方がないだろうなー。子供について語り、デレデレする姿も見せてね!岡村さんは、2020年10月に、ラジオで30代の一般女性と結婚したことを報告しています。岡村隆史が一般人女性との結婚を報告!語られた『結婚の決め手』に「胸が熱くなった」の声結婚報告に引き続き、多くの人が驚き喜んだ、岡村さんのサプライズ報告。これから、岡村さんのお子さんは、愛情をめいっぱい受けながら、すくすくと育っていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年04月03日2022年のアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で寡黙な専属ドライバーみさきを演じた三浦透子さん。作品の裏話を明かしてくれた、2021年夏の取材の模様をお届けします(2021年8月18日配信記事)。三浦透子さん【映画、ときどき私】 vol. 4042002年にサントリーのCMで“2代目なっちゃん”としてデビューしたのち、さまざまなドラマや映画に出演し、アニメーション映画『天気の子』ではボーカリストに抜擢されたことでも注目を集めている三浦さん。『ドライブ・マイ・カー』で三浦さんは、舞台俳優で演出家の家福悠介(西島秀俊)が演劇祭で出会う、寡黙な専属ドライバーみさきを演じています。そこで、現場での様子や本作を手掛けた濱口竜介監督の演出、将来の自分について語っていただきました。―以前、濱口監督作『偶然と想像』のオーディションに行ったことがきっかけで、本作のオファーがあったそうですね。お話があったときはいかがでしたか?三浦さん最初に脚本を読ませていただいたとき、みさきがとても魅力的な女性だと思いました。特に、相手に対して的確な言葉選びができるところや仕事に対する哲学がかっこいいなと。なので、この役を私にと思っていただけてとにかくうれしかったです。ただ、運転がものすごく重要な役にもかかわらず、免許を持っていない私にオファーするなんて、濱口監督はすごいなとも思いました(笑)。―その後、この作品のためにすぐに免許を取られたそうですが、大変でしたか?三浦さん撮影前にたくさん乗っておきたかったので、朝から晩まで毎日教習所で練習して、17日間でマニュアルの免許を取りました。けっこうハードでしたけど、すごく楽しかったです。―それはすごいですね。劇中では、見事なドライバーぶりを見せていましたが、ご自身は運転に向いていると感じましたか?三浦さん実は、もともと車はすごく好きで、ガソリンスタンドでバイトしていたこともありました。車内や運転の仕方に乗っている人の人間性が出るところがおもしろい。車が好きなだけに、運転が苦手だったらどうしようかと心配しましたが、乗ってみてもやっぱり好きだったのはうれしかったです。―ただ、劇中の車は左ハンドルなので、初心者には難しかったのでは?三浦さんそうですね。免許を取ったあと、練習用に左ハンドルの車を用意していただいたんですが、左ハンドルなのでどれも高級車ばかり。練習のためとはいえ、初心者マークをつけた高級車が走っているのは、周りの方は嫌だったかもしれません(笑)。初めてが多い現場で、西島さんの存在は心強かった―慣れない運転をしながら演技もしなければいけないという状況で、どのようなことを意識されていましたか?三浦さんマルチタスクをこなさなければいけない難しさはありましたが、私にとっては「それができるみさきはどういう人なんだろう」と考える作業こそが役作りに直結すると思いました。みさきは、顔を見なくても空間から相手のことを感じ取れる繊細な人。それを表現するのは難しかったですが、かっこよく運転している姿を見せることが、いちばんみさきを表すことに繋がると思ったので、運転には一生懸命取り組みました。―車のなかでは、西島秀俊さんとほぼ2人きりでの撮影が続いたと思いますが、共演されてみていかがでしたか?三浦さん西島さんはとてもフランクな方で、いつも笑顔でお話をしてくださいました。かと言って、準備と本番とでオンオフがあるわけではなく、リラックスしているときと集中しているときが地続きにあるような感じ。すごく不思議な方だなという印象です。それはこれまでいろいろな経験をされてきた西島さんだからこそのたたずまいだと思いますが、おかげで私は安心していることができました。今回一緒にお芝居をさせていただいて、すごく勉強になりましたし、とても心強かったです。―そのなかでも、印象に残っているやりとりなどもあれば、教えてください。三浦さん今回の現場では、私にとって初めてのことがたくさんありましたが、西島さんは細かいところで本当にさりげなく声をかけてくださいました。車のなかで西島さんと2人でいる時間もけっこう長かったですが、沈黙があっても緊張することなく、落ち着いていられたのも、劇中の家福とみさきの関係性に通じていたように思います。―そういうお二人の雰囲気は、スクリーンにも表れていたように感じました。三浦さんあれだけの狭い空間に2人だけでいるというのは、会話をしていなくても相手の存在を気にせざるを得ない状況。そんななかでも、緊張感が解けていく瞬間を感じることができました。それは家福とみさきの間にもあった瞬間だと思うので、実際に現場で体験できたのは大きかったです。濱口監督の書く言葉には覚悟があると感じる―そして、この作品は何と言っても脚本の素晴らしさがあると思いますが、三浦さんはどういったところに惹かれましたか?三浦さんまずは、セリフのおもしろさですね。一度読み出すと、最後まで手放せなくなるような緊張感がありました。その空気感は、完成した映画からも伝わってくる部分だと思います。これは特にみさきに感じたことですが、しっかりと思考してからちゃんと言葉を選んでいるところも、すごく印象的でした。言葉というのは、人を救うこともあれば、殺してしまうこともある、そういう恐ろしさがあると思います。良くも悪くも強い力を持っている。そういったことを濱口監督は普段から意識されているんだと思います。実際、濱口監督とお話していると、ものすごく丁寧に言葉を選んで話されているかがわかるので。ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、濱口監督の書くセリフには、これは発するべき言葉である、という覚悟を感じるというか。キャラクターたちに魂を感じます。だからこそ、声にしたときに言葉の持つパワーに背筋を正されるような感覚があるのかなと。それでいて、すごく繊細で丁寧に私たちに語りかけてくれているような印象も受けました。―そういったところも、世界で評価された理由かもしれませんね。ご自身が役作りで特にこだわったのはどのあたりでしょうか?三浦さんこれまでの役だと、わからないことをわかるようにする作業を通して役に近づこうとしていましたが、みさきには共感できる部分ばかりで、わからないことがないような状態でした。極端なことを言うと、することがないと思ったくらい。でも、撮影の前に濱口監督ともその話をしたら、それでいいですと。「特別なことはしなくていいので、ただ運転の練習だけしてください。それがみさきの役作りです」と言われました。なので、とにかく運転練習を一生懸命やりました。いま思えば、運転している最中に考えていたことがみさきへの理解にもつながっていたと思います。原作の魅力がきちんと残った作品に仕上がった―現場では、濱口監督ならでは演出などもありましたか?三浦さん映画のなかでも、感情を入れずに淡々と読んでいく“本読み”という作業をしていますが、実際の現場でも行なっています。こんなにも本読みに時間を使うことは、私にとっては初めての経験でした。濱口監督は、「その声で語られるだけで、心を動かされる。そんな声がある。役者からそういう声で台詞を聞きたい」とおっしゃっていました。本読みはその声を探す時間だったと思います。みんなでその“音”を探しているような感覚。とても不思議で素敵な体験でした。濱口監督の現場じゃないと味わえないものだと思います。―そんな時間を過ごすなかで、忘れられない監督の言葉もあれば、教えてください。三浦さん監督と話していて興味深かったのは、「歌はメロディも歌詞も決まっているけど、そのままを何度歌っても人の心を動かすことができる。セリフでもそれができると思う」と言われたことです。その言葉を聞いたとき、私のなかではすごくしっくりくるものがありました。濱口さんの演出には新鮮で驚く部分も多い反面、点と点が繋がるような瞬間もあってとても楽しかったです。―原作者である村上春樹さんの作品の魅力については、どうお考えですか?三浦さん私が村上春樹さんの作品と出会ったのは中学生くらいの頃で、短編集の『レキシントンの幽霊』が最初でした。そのあと長編もいくつか読ませていただきましたが、村上さんの作品は、自分に対する深い考察を感じるというか、キャラクターの心の中に沈んでいくような感覚になります。最初はそういった部分をどうやって映像化していくんだろうとか、ファンの方々に自分のみさきがどういうふうに受け取られるんだろうかと心配もありました。設定も原作とは変わっていますし、追加された部分も多いので。ただ、できあがったものを読むと、原作にある言葉の緊張感や匂いといった小説の魅力がちゃんと脚本にも残ってるどころか、むしろ増幅しているようにすら感じました。村上さんの文体と濱口監督の文体のマリアージュもとても魅力的でした。数字と触れ合うと気持ちがリセットできる―これから観客のみなさんの反応も楽しみですね。現在は、女優としても歌手としても活躍されていますが、今後チャレンジしてみたいことはありますか?三浦さん実は、私はこの歳でこういうことをしたいとか、こうなりたいみたいなビジョンがまったくないタイプなんです(笑)。だからこそ、思ってもいなかったことにも挑戦できるのかなと。私が歌を歌うことになるなんて、昔の私は想像すらしていなかったと思います。そういう意味では、これからもいまの自分が想像できない何かをやっていけたらいいですね。―では、プライベートでやってみたいことは?三浦さんこれはかなり先の話になりますが、おばあちゃんになったら近所の子どもたちに勉強を教えたりしたいなと、ぼんやり考えています。以前、家庭教師のバイトで小学生に算数を教えていて、それがすごく楽しかったので。―そのために準備していることもありますか?三浦さんセンター試験の問題を解いてみたりとか、勉強はするようにしています。―すごいですね。そんな多忙の日々で素に戻れる瞬間といえば?三浦さん素に戻れるというのとは違いますが、数字と触れ合っているときは頭の中をリセットできる時間だと思います。余計なことを考えずにいられるので。頭は使っているんだけれど無というか。考えているけど考えていないみたいな感じ。―意外な一面を教えていただき、ありがとうございました。それでは最後に、ananweb読者にメッセージをお願いします。三浦さんこの作品を観ると、もしかしたらみさきは苦しく見えるかもしれません。でも、人との関わりのなかで傷ついた経験を持つ彼女が自分の人生をポジティブに捉え、仕事も含めて誇りを持って生きて行こうとする姿を見るだけで私には感じるものがありました。みなさんにも、ぜひみさきのかっこいい生き様を感じてもらえたらと思います。インタビューを終えてみて……。劇中のみさき同様に、ミステリアスな雰囲気をまとっている三浦さんですが、話し始めると明るい笑顔が印象的で、その魅力に心をわしづかみにされました。先のことは決めていないという三浦さんだけに、これからどんなふり幅で私たちを魅了してくれるのか、ますます楽しみです。唯一無二の物語が魂に訴えかける秀逸な脚本に、俳優陣の見事な演技が重なり、圧倒的な力で観る者を引き込む本作。孤独と秘密を抱えた男女が葛藤の先に見つけた再生の道は、誰にとっても希望を与えてくれるものとなるはずです。さまざまな感情が渦巻く忘れがたい経験は、ぜひ劇場で体感を。写真・北尾渉(三浦透子)取材、文・志村昌美ヘアメイク・秋鹿裕子(W)、スタイリスト・白山春久ベロア素材のシャツ¥36,300/ロク(エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230)、2タックパンツ/マメ クロゴウチ(www.mamekurogouchi.com)ショートブーツ¥85,800/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ 03-6418-9923)、右耳につけたシルバーイヤーカフ¥22,000/ラッツェル アンド ウォルフ(ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001)、左耳につけたシルバーイヤーカフ¥93,500/ラッツェル アンド ウォルフ(アディッション アデライデ 03-5786-0158)、右耳につけたシルバーイヤーカフ¥16,500/フェノメナ コレクション(ザナドゥ 東京 03-6459-2826)、シルバーチェーンネックレス¥77,000/ララガン(ララガンデザイン/info@ralagan.com)、パールのついたチェーンネックレス¥107,800/ソフィーブハイ(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007)、シルバースネークチェーンネックレス¥13,200/カルペディエム(カルペディエム/シルバーチェーンブレスレット¥52,800/ジジ(アパルトモン 青山店 03-5778-4919)、シルバーリング¥35,200/アン バイ トモヨ ヨシダ(アン・デザインズ/info@un-designs.com)ストーリー舞台俳優で演出家の家福悠介は、愛する妻・音と満ち足りた日々を送っていた。ところが、音は家福にある秘密を残したまま、突然この世からいなくなってしまう。それから2年が経ち、演劇祭で演出を任された家福は、愛車のサーブで広島へと向かうことに。そこで家福が出会ったのは、寡黙で優秀な専属ドライバーのみさき。喪失感を抱えたまま生きていた家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく……。引き込まれる予告編はこちら!作品情報『ドライブ・マイ・カー』8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー配給:ビターズ・エンド©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会写真・北尾渉(三浦透子)
2022年03月28日三浦透子が主演を務める舞台『Secret War-ひみつせん-』が6月9日(木)~6月19日(日)にかけて、東京芸術劇場シアターウエストで上演される。第2次世界大戦時、731部隊における人体実験を含む戦時研究を行った登戸研究所は、資料館として保存され、戦争が引き起こす残酷さと無為さを現在に伝えている。本作は、この登戸研究所をモデルにした研究所を舞台に、映画『ドライブ・マイ・カー』の女性ドライバー役が記憶に新しい三浦を主演に迎え、座付き作家・詩森ろばが書き下ろす新作だ。さらに新国立劇場のフルオーディション企画『エンゼルス・イン・アメリカ』で数千人の中からジョー役として出演が決定したばかりの坂本慶介、『ザ・ドクター』や『マーキュリー・ファー』と大きな舞台が続く宮崎秋人が友情に結ばれつつ戦争の影に押しつぶされていく若き科学者を演じるほか、松村武や北浦愛、森下亮、佐野功、ししどともこ、など実力派出演陣が出演。また『All My Sons』で詩森と初タッグを組み、その演技が高く評価され、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した大谷亮介が、物語のカギを握る人物として出演する。演出家・詩森ろばからのコメントは以下の通り。<詩森ろば>公演を決めたときには思いもかけなかったシンクロが起こることは今までもありましたが、今回は、できればこんなことにはなってほしくなかったタイミングでの上演となりました。敬愛する俳優、三浦透子がさらに羽ばたこうとする瞬間とも重なり合い、わたしにとって、カンパニーにとって特別な公演となりそうです。この時代に耐えながら生きるすべての方に観ていただきたい作品です。劇場でお待ちしています。■公演情報『Secret War-ひみつせん-』6月9日(木)~6月19日(日)※13日(月)休演日会場:東京芸術劇場シアターウエスト※開場は開演の30分前。※未就学児童のご入場はお断りしております。<チケット>料金:全席指定・前売・当日共一般6,000円 / 障害3,000円 / 学生4,000円※障害者、学生は劇団のみの取扱い。当日受付にて手帳をご提示下さい。一般発売開始:4月16日(土)10:00~
2022年03月10日日本アカデミー賞新人俳優賞受賞者、今田美桜、西野七瀬、三浦透子、吉川愛、磯村勇斗、尾上右近、宮沢氷魚、Fukaseを撮り下ろしたビジュアル「NEW CINEMA FACE」が、カルチャーの発信地RAYARD MIYASHITA PARK&渋谷区立宮下公園に登場。受賞者からコメントが到着した。毎年、期間限定で掲出されると、多くの人々が現地に訪れ、ファンたちの交流・写真スポットの場として話題となっている「NEW CINEMA FACE」。新人俳優賞を受賞してこの企画に参加することを切望し、また自身のSNSで拡散する若手俳優も多くいるほど。昨年第44回はコロナ禍により開催されなかったが、新人俳優賞が設けられてから30年、そして「NEW CINEMA FACE」開催10年のこの記念すべき第45回。2021年の映画界に現れた次世代を担う新人俳優賞受賞者たちが一堂に会する。第45回 日本アカデミー賞「新人俳優賞」受賞者/受賞作品/コメントフォトセッションを終えた受賞者に受賞の感想と今回のNEW CINEMA FACEのテーマ「LOOK!FUTURE」にちなみ10年後20年後の未来についてコメントが寄せられた。今田美桜『東京リベンジャーズ』新人俳優賞受賞の報告を聞いた時は「まさか!」と思いました。家族もすごく喜んでくれて。いつも支えてくださってる方々が喜んでくれたことがすごく嬉しかったです。将来こうなっていたいと細かく具体的にはないですけど、とにかく自分が笑って幸せで、楽しくやっていられたらいいなというのはあります。西野七瀬『孤狼の血 LEVEL2』自分の存在と日本アカデミー賞は遠いものというか、別次元のものみたいなイメージなので本当にびっくりしました。嬉しい気持ちが大きかったです。自分はまだたくさんの映画に参加してきたわけではないので、どちらかというと見る側の気持ちの方が強い。でも作っていく面白さもこれから知っていきたいなと思います。三浦透子『ドライブ・マイ・カー』日本アカデミー賞は、遠いところにあるような気がしていたので、すごく嬉しかったです。10年前の自分が今のこういう仕事の進め方とか、今の自分を想像できてたかっていうと全然できていなかっただろうなと思うので、そういう意味できっと今の自分には全然想像できない10年後20年後になるんだろうなと思うし、そうであって欲しいです。吉川愛『ハニーレモンソーダ』ずっと欲しかった賞なので、本当に、心の底から嬉しいです。10年後20年後は色んな方に憧れられる存在になりたいです。そのためにも自分のことをもっと知ってもらったり、いろんな役をやって認めてもらえたりしないといけないなと思っているので、これからも頑張っていこうと思います。磯村勇斗『ヤクザと家族 The Family』/劇場版『きのう何食べた?』いまだに、まだ実感が湧いていないです。今回この賞をいただけたことで映画界のスタート地点に立ったというか、やっと自分の存在を少し知ってもらうきっかけにもなったので、10年後20年後はちゃんとこの日本で映画作りの現場を一緒に盛り上げていけるような、もっと真ん中でしっかり映画界を盛り上げられる1人になりたいなと思います。尾上右近『燃えよ剣』客観的に褒めてもらえるという素直に喜べる瞬間でした。映像の世界では祖父である鶴田浩二という存在が大きくて。ほんの少し近くに来れたかもという感覚がありました。10年後「こういう方向性の人がいるんだ、こっちもやってみようかな」と後輩を勇気づけられるような、歌舞伎という枠、日本という枠からもはみ出た、可能性を広げる存在になりたいと思います。宮沢氷魚『騙し絵の牙』日本アカデミー賞は1つの目標でもあり、僕の中では非現実的な、夢のような世界だと思っていたので、まさか自分が参加させていただけるとは思ってもいませんでした。10年後20年後は日本での活動もさることながら、可能であれば海外にも活動範囲を広げて日本の良さ、日本人の良さというのを1人でも多くの人に伝えていきたいです。Fukase『キャラクター』まさか10年目にして新人俳優賞をいただけると思っていませんでした。映画が好きでリスペクトがある分、賞をいただいて、遠くから眺めて美しかったものが自分が入ることによってまた見え方が変わり始めているという感じです。仲間たちとの今の環境が自分にとってすごく恵まれていると思っているのでそれが10年先も20年先も続いたらいいなと思っています。「NEW CINEMA FACE 2022」は2月23日(水)~3月18日(金)、RAYARD MIYASHITA PARK&渋谷区立宮下公園にて掲出。【South】2F入口(渋谷駅方面)エレベーター前・連絡橋、3Fフードホール【North】2Fエレベーター付近・3Fエレベーター付近「第45回 日本アカデミー賞授賞式」は3月11日(金)21時~日本テレビ系(全国29局ネット)にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年02月17日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が9日、東京・港区で行われたDクリニックの新CM発表会にFUJIWARAの2人(原西孝幸、藤本敏史)とともに出席。結婚した岡村の美人妻にまつわるトークなどを展開した。ナインティナインの2人は今回、同クリニックの新テレビCM「熱唱」篇に「さあ立ち上がれ芸人」として出演。CMソングを熱唱している。同クリニックに足繁く通う岡村は「ここだけの話、水面下でたくさんの芸能人の方を紹介している」と暴露。「言っていいか分からないけど、芸人さん多いです。けっこう連絡来ます。一度江頭さんの名前を出して怒られた」と笑いつつ、「私もですけど、(若い頃の頭髪状態に)戻せるのであれば、戻したい」と本音を吐露。撮影スタッフから「クリニック行くまでは(頭皮を黒く見せる)お粉を振ってもらっていた」と過去の苦労も告白した。他方、岡村は昨年10月に結婚を発表した身。しかし、岡村と長年苦楽をともにした相方・矢部は「照れくさいもので、奥様とまだお会いしていない」という。それを聞いて岡村が「『写真は見せてくれ』と言われて、見せました」と明かすと、矢部は「お綺麗。岡村さんを包み込むような印象を受けた」と述べてほほ笑んだ。イベントに出席した4人は、かつてパフォーマンスユニット「吉本印天然素材」の元メンバー。当時と現在の変化についてビフォーアフターの写真を比較し合い、思い出話に花を咲かせていた。
2021年06月09日