岡田准一×綾野剛×藤井道人監督のタッグで話題を呼んでいる映画『最後まで行く』(公開中)。2014年に公開された韓国映画をリメイクした同作は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンスで、二転三転する状況と岡田&綾野のハードな対決が見どころとなっている。今回、同作に出演する広末涼子にインタビュー。広末は、刑事・工藤祐司(岡田)の別居中の妻で、一人娘を育てながらも工藤との関係に苦悩している工藤美沙子を演じる。主演の岡田とは約20年ぶりの共演で、藤井組の熱さも感じたという今作にういて、また自身が仕事で心掛けていることについても話を聞いた。○■監督に尋ねた「どうして…」――今作について、広末さんも「すごい作品になった」とコメントを寄せていましたが、どういうところにすごさを感じたのか教えていただけますか?初号で観た後に、現実世界で2人(岡田&綾野)がご健在で本当によかったと思いました(笑)。アクションが激しすぎて、ノンストップエンターテイメントと謳われている通りで。私は普段、あんまりアクション映画を観ないので、息するのを忘れていたので、観慣れてない方には「ちゃんと息をしてください」と言いたいです(笑)撮影現場のスピード感もすごかったんです。私がクランクインしたときはすでにある程度アクションのシーンが撮られていたので、監督が短く編集されている映像を見せていただきました。スピード感、光、音、世界観、すべてにわくわくしました。しかも監督は撮影しながら同時進行で編集してまとめていて、途中から参加する私にも全体の雰囲気や温度感がわかるように見せてくれて、初日から勢いや熱量を感じさせてもらったんです。――藤井監督も乗りに乗っているし、チームのすごさを感じられたのでしょうか?勢いのある監督さんとチームだからこそできる作品なんじゃないかなと思いました。ここまでハードな現場も久しぶりに体験した気がします。熱量を持って全力で挑んでいるスタッフさんたちがいて、アクションはもちろんのこと、気の抜けないシーンの連続が多く、集中を切らしたら怪我や事故につながるので、一致団結していました。――岡田さんとは、2000年のドラマ『オヤジぃ。』(TBS系)以来久々の共演で夫婦役とのことですが、印象の変わった部分などはありましたか?もう本当に、大きくなって(笑)。完全に厚みは出てるんですけど中身は全然変わっていなくて、あの頃のままで。随分お会いしていなかったのに、懐かしく、幼馴染に会ったような気持ちでお芝居ができました。歌番組や他の現場で少し会うようなことはあっても、共演するのは20年ぶりくらい。緊張感や探り合いみたいなこともなく、やっぱり同世代感、同じ時代を生きてきたことが大きいんだろうなと思います。――お二人だからこそ、しっくりくる夫婦感があったように思いました。大丈夫でしたか? 私は台本の時点で、美沙子がどうしてこんなに怒ってるのかがあんまりわからなくて(笑)。もちろん、お母さんが危篤なのになかなか病院に来ないとか、お葬式の場で遅れてくるとか、工藤がひどいところはあるんですけど……。だから監督に「美沙子が工藤を焦らせたり、イライラさせたりするのは、彼が追われているという緊迫感を煽る要素の一つですか?」と聞いたんです。そしたら監督が「そうではないんです」と、映画の中で描かれていない夫婦の物語や美沙子の生きてきた背景を説明してくださって。「出会った時にこういうことで救われたんだけど、例えばこんなことで裏切られてきて、こんなこともされてきたから、もう期待もしていない」と。とてもありがたくて、納得してお芝居ができました。それでも現場では「もっと酷くしていいです」と言われたので、岡田さんと久しぶりの共演だったのに、冷たい目線ばっかりぶつけていて、芝居とはいえ申し訳ない気持ちでした。――じゃあ、あまり夫や父親としての工藤にツッコミをいれるようなことはなかったんですか?そう言われれば、自分の夫がこの人だったら嫌です(笑)。本当に、困った人ですね。でもそれもわかってて美沙子は必要としているんだろうなと理解しています。○■幼かった時からプロフェッショナルな人たちを見て来た――例えば最近だと朝ドラ『らんまん』での母親役などもあり続いていますが、実際に母親としての経験が活きることはありますか?「母親だからこそ」みたいなことを言われたりもしますが、私はあんまりそこは考えたことがなくて。子どもがいるいないに関わらず、素晴らしい母親を演じられる方はたくさんいらっしゃいます。自分の経験を反映するというより、その物語に入りたいと思っているのであまり意識していないです。とはいえ「娘が誘拐された」なんてシチュエーションは、その一言を聞いただけでも、悪寒が走る感覚があります。頭で考える前に体が反応するくらい感情的になるところがあるので、自分の子どもと照らし合わせているところはあるのかもしれません。職業病かもしれないんですけど、お芝居をしていると物語の中で非日常的な出来事が起こるので、自分の生活でも心配症になってしまうところがあります。周りのママが気にしていないようなことも、気になってしまったり。例えば、芝居ではしょっちゅう「死」を経験していて。でも、だからこそ生きていることのありがたみや日常の幸福感に対して、余計敏感になれるのかもしれません。今回演じた美沙子も、警官の妻だからこそ、夫に危険が迫ることも実感しているだろうし、非日常の中で生きているという点では、似ている部分があるのかなと思いながら演じていました。――物語で体感しているからこそということですね。職業病というお話もありましたが、いつもお仕事で心掛けていることはありますか?常に全力投球。手は抜かない、努力は怠らない。そこは絶対に心がけています。やっぱり自分がなりたくてなった女優という職業に就いて、小さい頃から夢だったステージに立たせてもらってる以上、最善の形で自分を送り出したいし、作品の力になるような素材でありたくて、できる限りのことはしたいという気持ちで挑んできました。もちろん自分が納得いかなかったこともあるし、反省したこともあるけど、全力でやったら、「できなかった」と思ってもそれはその時の自分の実力だから、次の機会で成長するように頑張ろうと思えるじゃないですか。でも、そこで手を抜いてしまっていたら、「なんでもっとやらなかったんだろう」と後悔につながってしまう。大好きな仕事だからこそ、全力でと思っています。――これだけのキャリアを持ちながら、ずっと全力でできるのもすごいです。まだ幼かった時からプロフェッショナルな方たちとお仕事させてもらって、かっこいい大人をたくさん見てきているんです。役者さんたちはもちろんのこと、技術部さんなどのスタッフの方たちも含めて、皆さん方が仕事に挑む姿勢や技術を見ていると感化されるし、自分も上手くなりたい、役に立ちたいと思うようになりました。だから逆に、今は自分がもう若い方から見られてる方の立場だと思うと、失敗できないからちょっと嫌で(笑)。女優って評価として何か点数つくわけじゃないし、年齢を重ねたからって偉くなるわけでもないんですけど、キャリアや年齢的に、失敗しない前提でキャスティングされていると思うと……。自分の芝居に精一杯になってる場合じゃなくて、若い子とどう関わるかとか、全体のフォローに協力できるかとか、それを考えなければいけない立場になってきたんだと感じています。――ちなみにご自身の若い頃、大学の時などの思い出や得たものはありますか?早く仕事を始めさせてもらったけど、自分の世界を仕事だけにするのは怖くて、大学進学を決めました。学生時代の友達は本当に財産で、価値観も似ているし、一生ものです。今はみんな子育てをしているから、共通の話題と価値観をもとに情報交換もできるし、人間性もわかっている親友たちと出会えて、自分はラッキーだなと思います。住んでいるところや選ぶ進路が違っても、大切にしているものが一緒だからなんだか心強いです。■広末涼子1980年7月18日生まれ、高知県出身。1994年にCMオーディションでグランプリを受賞し、ドラマ、映画、音楽等多岐にわたって活躍。近年の主な出演作にドラマ『ユニコーンに乗って』(22年)、連続テレビ小説『らんまん』(23年)、『グレースの履歴』(23年)、映画『コンフィデンスマンJP』シリーズ(20年~)、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(22年)、『あちらにいる鬼』(22年)など。
2023年05月25日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。綾野について、岡田は「本当にぶっ飛んだ役柄でいらっしゃったんですけど、現場では優しいし、現場を見られてる方で、ひらパー(ひらかたパーク)のCMの話になって、『准一さん、やられてますよね。出たいです』と言ってくれて。『ひらパーは綾野くん出られないんじゃないの?』と言ったら、忘れられないのが『僕はトライストーンのアンタッチャブルなんで大丈夫です』と言ってて」と振り返る。「ものづくりに対する情熱が真摯で、それが映画の中でもずっとあったから、共演してて本当に楽しかったです。いいもの作るためのことしか考えたくないスタンスなんだなというのが心地よかったです」と感謝した。広末が「ちょっと、ひらパー推しすぎじゃないですか? この映画の宣伝なのに毎回ひらパーの話」とつっこむと、岡田と綾野は2人で「おま」とひらパーのポーズを披露し、会場は拍手。岡田は逆に「涼子ちゃん、今日手紙をくれたんですよ。ケーキを持ってご挨拶してくれて、『岡田さんとはまた共演すると思いますので』みたいな感動的なこと言って手紙までくれて、なんていい人なんだと思って。でも『書いてる途中で来ちゃって』とか言って横で書き出して『締めがあるから』って、書いたら岡田准一の准がちがう“じゅん”だった。松本潤の、潤ってる方のじゅんだった」と指摘する。広末は「そう言われれば! ごめんなさいファンの皆さん!!」と恐縮し、「潤ってねーから!」と吠える岡田。広末は「准一さんって呼ばれてるみたいなんだけど、“岡田くん”って呼んでて。昔弟役で、23年前にドラマで共演させていただいて、当時SMAPさんとかTOKIOさんとかと共演することが多くて、アイドルの方ってご自身より若い役が恋人とか結婚相手になるじゃないですか。今回妻役というのが意外で、『いいんですか?』と思って。だから当時のまま、“岡田くん”のままなんですよね。准一というのが、いまいち(ピンとこない)」と弁解し、綾野は「何の話してるんでしたっけ?」とつっこんでいた。
2023年05月19日映画『最後まで行く』の大ヒット祈願イベントが行われ、岡田准一、綾野剛、藤井道人監督が大阪にある生國魂(いくたま)神社を訪れた。本作は、2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイクで、一人の男を轢いてしまったことで極限まで追い詰められていく刑事の極限の4日間を描いたノンストップエンタテインメント作品。岡田は災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を、綾野はその工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を演じる。タイトルの『最後まで行く』にちなみ「最古まで行く」と称して実施された本イベント。訪れた生國魂神社は、約2,700年の歴史を重ねる大阪最古の神社で、地元では「いくたまさん」と呼ばれ人々から親しまれている。3人は小忌衣(おみごろも)と言われる白い衣裳を羽織り、拝殿へあがると静かに着席。神妙な面持ちで約15分間の祈祷を受け、本殿へ玉串を奉納。心を込めて大ヒットを祈願した。祈祷を受けた気持ちを、大阪出身の岡田は「地元では"いくたまさん"と親しまれていて、大阪で一番古い神社。いくたまさんのご祭神は日本列島そのものの神様なので、ここから日本全国に『最後まで行く』が広がっていってくれたらいいなと思います。大阪から日本を元気にしてもらって、本作がみなさんに届いてほしいなと願いを込めさせていただきました」と述べ、綾野は「いざこの場に立ってみると身が引き締まりました。ようやく始まるんだなと実感して、准一さんとここに立てていることにとても感銘を受けました」と感慨深い様子でコメント。さらに、この映画をどう楽しんでもらいたいかを問われると、岡田は自身がイメージキャラクターを務めている「ひらかたパーク」の「超ひらパー兄さん」のオファー当時のことを思い出し、「ひらパーは最初、枚方から大阪を、大阪から日本を元気にしたいという手紙をいただいて、地元に貢献できるならと思って始めました。今回も大阪から全国へ伝えたいということで、最初にいただいたその手紙を思い出しました」と当時のことと重ね合わせながら、「みなさんに元気を届けられたらいいなというエンタメをつくりました。大変な時代ですが、映画を楽しんでいい時間を過ごしたなと思ってもらいたいです。その想いが込められたエンタメを今回つくれたので、ここから広がったら嬉しいです」と特別な思いを語った。また、綾野は「今日この場所にきて、いくたまさんにパワーをいただいたので、このパワーをちゃんと繋げていきたいです」と述べた。<作品情報>『最後まで行く』5月19日(金) 公開公式サイト:
2023年05月19日映画ファンなら思わず観たいと唸るタッグが誕生した。岡田准一、綾野剛によるクライムサスペンス『最後まで行く』が5月19日より公開となる。韓国で大ヒットした映画を『余命10年』の藤井道人監督がリメイク。壮絶ながら、どこかコミカルな超弩級のエンターテインメント映画に仕上がっている。追われる刑事・工藤を演じる岡田准一と、追う監察官・矢崎を演じる綾野剛。撮影の舞台裏を、2人にたっぷりと語ってもらった。この映画はある種めちゃくちゃ偏ったラブストーリー(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会――映画、拝見しました。悲惨なサスペンスなんですけど、追いつめられれば追いつめられるほど笑いが止まらなくなってしまって…。笑っていいのかちょっと悩みました(笑)。綾野ぜひ笑ってください。岡田これはもう笑っていいよね。綾野准一さんの尾田(磯村勇斗)の真似とか本当面白くて。岡田あそこから笑いが起きたよね。綾野シリアスもコミカルも味変できる作品なので、遠慮なく映画館で笑って欲しいですね。――顔芸という言葉もありましたが、お2人ともすごい表情の連発でした。お互いのお芝居について、すごいなと思ったところを教えてください。岡田(山田真歩演じる)奥さんが手紙を読んでるところの綾野さんの表情とかすごい良かったよね。あの「感動した」っていう台詞も絶品だったし。綾野僕は金庫のシーンです。僕から距離をとるために、准一さんがトカゲのような低い体勢で移動するんですが、とにかくそのスピードがすごいんです。あれは日々の鍛錬を続けていないと絶対できない動きです。それを平然とやってのける准一さんのお尻を見たときに、岡田そっちから見ると、ちょうどお尻だからね(笑)。綾野はい(笑)。あのお尻を見たときに、工藤をここで仕留めないと必ず大変な事になるという本能的な直感を与えられた。役を通して、一瞬で恐怖を感じたんです。岡田柄本明さんの台詞の中に「トカゲ」というキーワードが出てくるんですよ。あの台詞が、この映画の根底に流れているものだと思っていて。だから、ここは綺麗に戦うのではなく、トカゲのように這いずり回る方がいいかなと。綾野カメラが捉えているものと、僕の眼球が捉えているものは、どうしても見え方が変わります。カメラからでもインパクトでしかないのに、もし眼球がカメラになって准一さんのアクションや芝居すべてを映像に残せたら、どうなってしまうんだろうと。岡田すごいなという意味で今でも忘れられないのは、最後の橋の上のシーン。実は、撮影期間が空いてしまい、あのシーンは約1年ぶりだったんですよ。でも、試写で観たら綾野さんがもうすごい顔をしてて、とても約1年ぶりとは思えなかった。あの橋のシーンは、タイトルの『最後まで行く』を感じさせるシーンだから、僕としても大事にしたくて。撮影が空いて、急に「おはようございます」って現場に来て、そのままあのシーンを撮影して、「はい、オッケーです。お疲れ様でした〜」って淡々と終わって。結構すごいことをしてるのに、誰も褒めてくれなかった(笑)。綾野また朝が早かったんですよね。岡田7時くらいだったもんね。綾野基本、藤井組はテストがないので、確認が済み次第即本番。気持ちを早く取り戻さないとと思っていたらもう本番です。むしろ准一さんもあの状況で瞬時に家族を想い涙が溢れている芝居を試写でみて本当に驚きました。僕はこの映画はある種偏ったラブストーリーだと思っているので、矢崎としてもまた工藤に会えたという狂った喜びだけでやってました。岡田ひらがなの「へ」みたいな顔してた(笑)。いい顔してたよ。(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会藤井組は、芝居の上で大事な“場づくり”ができている(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会――岡田さんは藤井組初参加です。岡田藤井監督の作品からは日本映画はまだ死んでないという希望を感じるんですね。自分の幅を決めず、エンタメから社会派までボーダレスにいろんな作品を撮っていらっしゃって。芸術性もあるエンタメを撮れる数少ない監督だと思っていました。そんな藤井監督から、エンタメ要素が強い作品で僕の力を貸してほしいと言っていただけることは僕としても光栄でした。――岡田さんの目からご覧になった藤井組はどんな現場でしたか。岡田それこそ金庫のシーンは大量のお札が必要だったんですけど、通常だと上の部分だけ刷って、見えないところは白紙ということも多いんですよ。でも、藤井組は全部刷ってくれた。おかげでどの山を崩しても平気だったので、アクションは遠慮することなくベストのものをつくれました。こちらから何かお願いをしなくても、あらゆる事態を想定して準備をしてくださるスタッフのみなさんのレベルの高さはさすが藤井組ですね。綾野藤井組は準備を徹底しています。矢崎の眼鏡も、通常は予備は1本が普通なんですけど、これだけハードな動きがあるわけですから、2本じゃ足りないかもしれない。そういうときに、使わないかもしれないけど3、4本自然に用意してくれる。何かがあったときのために入念な想像力と準備をしてくれるので、僕らも安心して芝居に集中できます。岡田要は“場づくり”ですよね。場をつくることは、芝居をする上でとても大事なこと。だけど、その場がしっかりと整えられていないまま進む現場が多くなってしまっているのが、今の実態でもあると思います。そんな中、藤井組はいい画を撮りたいという監督の強い信念のもと、その要望に応える覚悟を持ったスタッフが揃っている。単に呼ばれたから集まったという座組みにはない家族のような結束感があります。場をつくるということは、それだけ芝居をあきらめていないということなので、やっぱり僕らとしても心強いです。綾野信頼ですよね。たとえば、さっきお話しした橋のシーンでは、僕の運転している車は、設定上、車体の前方は壊れていて、ハンドルも全然まわらない状態なんです。そんな中、自走で走っていく。ここだけを切り取ると心配される方もいると思いますが、組全体で安全面を最重視した上で、やれる限りのことをやるという姿勢で臨んでいます。そこにはもうお互いへの信頼しかなくて。僕にとって藤井さんはそれだけ覚悟を持って作品づくりができる人です。(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会綾野さんは「心血注ぐ」という言葉を体現している人(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会――では最後に、『SP 野望篇』以来、13年ぶりとなった共演について聞かせてください。岡田最初にお会いしたときに「これから売れる方です」と紹介を受けて。そこから、綾野さんが本当に売れていくところを見ていましたが、面白い役者の方だなという印象はずっと変わらずありました。自分が面白いと思うものにまっすぐ向き合っているし、面白いものをつくることをあきらめていない。僕が昔から知っている俳優という像に、限りなく近い俳優だなというのを、今回一緒にやってみて改めて思いました。綾野撮影中、雨や埃やいろんなものにまみれながら現場に立ち続けていましたけど、現場という旅を経てホテルに戻ると、いちばん初めに生まれる感情は、なんて楽しいんだという純粋な幸福感なんですよね。役者を続けてきて良かったという想いを作品で結実させてもらったことは今までたくさんありましたが、この人の背中を追いかけ続けてきて良かったという想いが結実したのは、役者人生で初めて。ただ幸せな時間でした。岡田僕は綾野さんを見ていると「心血注ぐ」という言葉が浮かぶんですよ。「心血注ぐ」って言葉で言うのは簡単だけど、実行するのは難しくて。でも、綾野さんはそれを体現されている。いろんな作品を通して感じていたそんなイメージをそのまま綾野さんが目の前で具現化してくれたシーンが、この現場では何度もありました。綾野『SP 野望篇』で初めて共演させていただいたときから、いつかまた成長した姿で准一さんと共演することが僕の俳優としての目標のひとつでした。僕にとって追いかけたい人の実写が准一さんなんです。劇中でもずっと追いかけていましたけど、これからもさらに追いかけていきたいと思いますし、准一さんが見せ続けてくれる背中から、准一さんの持っている技術や直感、エンターテインメントに対する意識を学ばせていただきます。撮影:友野雄、取材・文:横川良明、ヘアメイク:(岡田さん)惣門亜希子(綾野さん)石邑麻由、スタイリング:(岡田さん)カワサキタカフミ(綾野さん)申谷弘美<作品情報>『最後まで行く』5月19日(金) 全国東宝系にて公開(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年05月17日「第32回日本映画批評家大賞」授賞式が16日に都内で行われ、受賞者が登場した。特別主演男優賞に選ばれた岡田准一だが、同賞は今回新たに設立されたもので、岡田が俳優としてだけでなく、アクションスタッフとしてもクレジットされるほど貢献していることから、「 アクションと演技の融合」という点を評価して設けられたという。岡田は「現場では本当にスタッフの皆さんの力になれるのか、最善を尽くせてるのかを問い続けながら、日々悩んだり上手くいかないなと思うこともたくさんあります。その中で今回の受賞をいただけると聞いた時、 実はちょっと落ち込んでる時期でして、救われた思いでした。 特別に今回の賞を岡田にあげたいと、選考理由を呼んだ時に救われる思いがしたというか」と感謝を表す。「20代の頃に、大好きな映画に携わらせていただけるとなった時にある夢を持ちまして、世界に売れる日本の映画を作りたい、日本人の映画として誇ってもらえる映画を作り得るようになりたいという思いで、アクションや格闘技、本物を学ぶということを自分に課してきました」とこれまでを振り返った岡田。「役者さんが気づいていくれたり、監督が気づいてくれたりして 作り手に回ることになって、悩んでる時にも賞をいただけたりすることは、本当に救いになりました」と語った。岡田はさらに「もう一つ救いという出来事がありました。現場に来た時に、中井貴一さんが『僕に会いたい』とおっしゃってくれていて、楽屋に行くと聞いて、いやいや僕から行きますとご挨拶に行ったら、『君に渡したいものがある』ということで、この時計をいただきました」と時計を掲げて見せ、会場は拍手。岡田は「高倉健さんが中井さんに渡した時計だということで、『今、君の活躍、君のやっていること、君の思いを受けてこれを君に託します』とおっしゃって僕に渡してくれました。本当に悩んだり、僕がもらっていいのかという思いはたくさんあって。中井貴一さんと共演させていただいた時に真夏の暑い時期だったんですけど、中井さんは『 汗をかくとスタッフの皆さんに迷惑がかかるから』と、水も飲まないで撮影されていた。それをすごいなと思いながらも、隠れてちびちびと水を飲んでいた自分にそういう風に渡してしてくださったりしていいのかと」と苦笑する。岡田は「でも実は、高倉健さんが志村喬さんから渡されたダイヤもありまして、それも僕の手元に高倉健さんからの流れでいただいた縁もあったり」と明かす。「コロナでお亡くなりになるほんの少し前に千葉真一さんから電話をいただいて『一緒に何かやりましょう、頑張ってますね』と一言言っていただけまして。『千葉です』とおっしゃったので、『どの千葉さんですか?』『真一です』と言われた瞬間に、直立しながら『はい』と言ったんですけど、そういう役者の中にも物語があって、つなげていくものがあって、自分がそこの場所に入れることの喜びと、つなげていかなきゃいけない責任と、皆さんに誇ってもらえる映画が作れるように悩みながら精進していけたらいいなと一段と心に誓いました」と決意を新たにしたようだった。時計については、今後「大事な時や、また日々不安にある時だったり、映画に必要とされてないのかなと思うことや、最善を尽くそうと思ってもうまくいかないとか、皆さんもあると思うんですけど、そういう時につけていけたらいいな」と希望する。またアクションのこだわりについて聞かれると「派手な画ももちろん撮りたいし、でも予算に直結したりということもあってなかなか難しいこともあるんですが、アクションが離れない芝居を僕は信じたいし、アクション監督というのも素晴らしいあり方だと思いますけど、監督と芝居を構築する中でアクションと殺陣の違いも考えながらどう作っていけるのか、こだわりながらやるのが僕のスタイル。監督と動きを作っていくということが僕の役作りに繋がっていたのはあります。監督と自分の役の話をする時間はあまりなく、作品のことをどんどん話していくのが役作りになったと思っています」と語った。○受賞一覧作品賞:『メタモルフォーゼの縁側』(狩山俊輔監督)主演男優賞:中井貴一『大河への道』主演女優賞:板谷由夏『夜明けまでバス停で』助演男優賞:窪田正孝『ある男』助演女優賞:吉岡里帆『島守の塔』監督賞:三宅唱監督『ケイコ 目を澄ませて』ドキュメンタリー賞: 『夢みる小学校』(オオタヴィン監督)アニメーション作品賞:『夏へのトンネル、さよならの出口』(田口智久監督)アニメーション監督賞:湯浅政明監督『犬王』新人監督賞:竹林亮監督『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』新人男優賞(南俊子賞):坂東龍汰『フタリノセカイ』新人女優賞(小森和子賞):伊東蒼『さがす』脚本賞:吉田恵輔『神は見返りを求める』編集賞(浦岡敬一賞):小林譲 竹林亮『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』ワタシタチのトキワ荘賞:一般財団法人手塚治虫文化財団特別賞(松永武賞):立川志の輔『大河への道』特別主演男優賞:岡田准一『ヘルドッグス』ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):風吹ジュン『裸足で鳴らしてみせろ』ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):宮本信子『メタモルフォーゼの縁側』
2023年05月16日岡田将生と清原果耶が主演を務める映画『1秒先の彼』の主題歌を、シンガーソングライターの幾田りらが担当することが分かった。小説を音楽にするユニット「YOASOBI」のikuraとして活躍する幾田さん。今回本作が、初の映画主題歌書き下ろしとなる。主題歌「P.S.」について幾田さんは、「恋に落ちて、時間を共にして、心に想いを募らせていくこと。生まれ育った環境も違えば、あらゆる好き嫌いや価値観も違う。話すスピード、歩幅の大きさ、心拍の速度。生きていくテンポは人それぞれ違うものを刻んでいるけれど、不思議と釣られていくことが心地いいと感じる相手。そこに『好き』の入り口があるような気がしています。麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました」とコメントしている。併せて公開された予告編では、そんな爽やかでドラマチックな楽曲が流れ、1秒早いハジメの身に起きた不可解な出来事の数々と、消えた1日の謎、そしてその秘密を握る1秒遅いレイカとの交流が描かれる。主題歌を聞いた岡田さんは「素晴らしい主題歌のおかげで、より可愛らしい映画になりました!」と感想を述べ、清原さんも「本編が終わって、エンドロールに流れてくる柔らかなメロディと幾田りらさんの優しい語りに、心を掴まれました。切なくて、むず痒くて、けれどこのまま側に寄り添ってほしいと思わせてくれるような心温まる曲です」とコメントした。また、“消えた1日”の謎が解かれていく場面写真も公開。謎の鍵を握るもう一人、バス運転手のミクルベ(荒川良々)とレイカが、困惑した表情を浮かべる様子、見覚えのない写真を手にする日焼けしたハジメ、写真屋の店主(笑福亭笑瓶)の姿が。そして、幼き日のハジメとレイカが病室にいる姿が切り取られ、2人が過去に出会っていたことが明らかに。なお幼少期は、是枝裕和監督最新作『怪物』に出演する柊木陽太と、「監察医 朝顔」シリーズの加藤柚凪が演じる。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月12日映画『最後まで行く』のイベント<大阪まで行くイベントin道頓堀>が昨日5月10日、とんぼりリバーウォーク(道頓堀・戎橋東側)にて行われ、岡田准一、綾野剛、藤井道人監督が登壇した。『新聞記者』『余命10年』の藤井監督が手掛ける本作は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の物語。絶体絶命、極限の4日間の物語が、圧倒的な緊張感とスピード感、そして思わずクスっと笑ってしまうコミカルさをスパイスにノンストップ・エンターテインメントとして描かれる。事前に募集した4,000人の観客を前に行われた今回の道頓堀川での乗船イベント。完成披露舞台挨拶では、藤井監督がリモート登壇だったため、3人でのイベントは初めて。紙吹雪が舞い、盛大な拍手に包まれる中登場すると、悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤祐司を演じた岡田さんは「どうも!ひらパー兄さんです!新しい映画が完成いたしました。大阪を代表して東京で仕事をしておりますが、そんなひらパー兄さんの自信作、今回本当に面白い映画ができたと思っています」と冗談を交えながら挨拶。工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎貴之役の綾野さんも「大阪のみなさんこんにちは!准一さんと監督とこうやって大阪の舞台に立ててとても興奮しています」と話し、藤井監督は「本当に大好きな兄貴2人と最高な映画をつくりました。自分ってこんな面白い映画つくれるんだっけと思うくらい、いい映画を作れたと思うので楽しみにしていてください」とアピール。また、藤井監督作品初参加となった岡田さんは「映画界の希望といわれている監督で、スタッフもとても優秀。そんな監督がつくる日本映画のクオリティは希望とされているものなので、一緒にできて嬉しい」と撮影をふり返り、綾野さんは「いつもの3倍くらいのスピードを感じる台本でしたが、准一さんがきてくれたことによって、この藤井組は大きくなるなと思いました」と手応えを述べた。そして、本作の見どころについて岡田さんは「こわい映画ではなく笑える映画ですが、笑いが一番難しい。ただ、笑いってひっくり返ったら狂気になって、笑いと狂気は紙一重なところがあるっていうのは関西人のツボをついてる映画だと思います。笑ってたら狂気にもなっていくし、狂気だったのが笑いにもなっていくし、そこがツボに入っていただける作品だと思います」と説明。最後には、岡田さんが「藤井監督のもと面白い映画が完成したと思っています。いい時間を過ごせたなと思えるものづくりを僕らは目指していますが、その中でも胸を張って皆さんに“おもろいで”と言える作品ができました」と自信を見せ、「ぜひたくさんの方に勧めていただいて、初日からの3日間に劇場で観ていただけたら嬉しいです!」と笑いながら挨拶。熱気に包まれる中、イベントは幕を閉じた。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年05月11日映画『最後まで行く』の公開を記念した乗船イベントが、5月10日(水) に大阪・道頓堀で開催。岡田准一、綾野剛、藤井道人監督が登壇した。本作は、2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイクで、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を岡田、その工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野が演じる。完成披露舞台挨拶では藤井監督がリモート登壇だったため、今回が初めてとなる3人でのイベント。そんなイベントに相応しく、黒と黄色にラッピングされタイトルをあしらった特製の船が、今か今かと待ちわびている観客の前に登場。紙吹雪が舞い、盛大な拍手に包まれる中登場すると、一斉に観客の歓声が沸き上がった。岡田が「どうも!ひらパー兄さんです!新しい映画が完成いたしました。大阪を代表して東京で仕事をしておりますが、そんなひらパー兄さんの自信作、今回本当に面白い映画ができたと思っています。藤井監督のもと、綾野剛さんと一緒に皆さんに楽しんでもらえる映画が完成しました。是非ご期待ください」と冗談を交えながら挨拶。関西弁で「おま!おま!」と観客に呼びかけると、綾野が「おま!」と合いの手をする場面も。綾野は「大阪のみなさんこんにちは!准一さんと監督とこうやって大阪の舞台に立ててとても興奮しています」と興奮冷めやらぬ様子で、藤井は「本当に大好きな兄貴ふたりと最高な映画をつくりました。自分ってこんな面白い映画作れるんだっけと思うくらい、いい映画を作れたと思うので楽しみにしていてください」と挨拶した。そして話題は先日公開された、ひらかたパークのコラボポスターに。超ひらパー兄さん10周年にして初めてとなった共演者とのコラボについて、岡田は「実は現場でひらパーの話題が出て、(綾野が)出たいですって言ってくれて実現したんです」、綾野は「ひらパー兄さんとのコラボポスターが僕たちの間でも話題になってて、やりましょうよとお話をしたら、准一さんが叶えてくださったんです」と念願のひらパー出演が叶ったエピソードを披露。藤井も「コラボポスタービジュアル大好きです」と一同のひらパー愛があふれた。さらに、ノンストップ・エンターテインメントである本作について、藤井監督作品に初参加となった岡田は「映画界の希望といわれている監督で、スタッフもとても優秀。そんな監督がつくる日本映画のクオリティは希望とされているものなので、一緒にできて嬉しい」、綾野は「いつもの3倍くらいのスピードを感じる台本でしたが、准一さんがきてくれたことによって、この藤井組は大きくなるなと思いました」と手応えを語った。岡田と綾野の印象について藤井は、岡田に対しては「限りなく完璧に近い印象を受けました。お芝居やアクションはもちろんですが、スタッフや映画に向き合う気持ち、心構え、礼節、そのすべてが自然にスタッフの士気をあげて、現場では“兄貴”みたいなところもやってくれた」と絶対的な信頼を寄せながら、「キュートで常に戸惑っている岡田さんが撮りたくて、自分だったらそんな岡田さんを撮れるんじゃないかと思ってぶつかっていきました」と述べ、これまで数々の作品を共にしてきた綾野に対しては「今回は最高に狂った剛さんをみたいとリクエストして思いっきり狂ってくれて、毎日モニターの前で狂った剛さんを見ていました」と、岡田と綾野の新しい顔を引き出したことを露わにした。大阪の人に楽しんでもらえる本作の見どころについて岡田は「こわい映画ではなく笑える映画ですが、笑いが一番難しい。ただ、笑いってひっくり返ったら狂気になって、笑いと狂気は紙一重なところがあるっていうのは関西人のツボをついてる映画だと思います。笑ってたら狂気にもなっていくし、狂気だったのが笑いにもなっていくし、そこがツボに入っていただける作品だと思います」と語った。そして最後は岡田が「藤井監督のもと面白い映画が完成したと思っています。いい時間を過ごせたなと思えるものづくりを僕らは目指していますが、その中でも胸を張って皆さんに“おもろいで”と言える作品ができました。ぜひたくさんの方に勧めていただいて、初日からの3日間に劇場で観ていただけたら嬉しいです!」と笑いながら挨拶。“最後まで”熱気に包まれている中、イベントは幕を閉じた。<作品情報>『最後まで行く』5月19日(金) 公開公式サイト:映画「最後まで行く」製作委員会
2023年05月11日岡田将生と清原果耶がW主演を務める、台湾映画『1秒先の彼女』のリメイク作品『1秒先の彼』より、新たな場面写真が公開された。本作は、京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田さん)と、1秒遅いレイカ(清原さん)の“消えた1日”を巡る物語。場面写真では、そんな2人の冴えない生活を送る姿が切り取られている。ハジメは、せっかちな性格で躊躇しない性格のため、友達はラジオだけ。夜な夜な発泡酒片手に、ひとりラジオとの会話を楽しんでいる。鴨川で出会った路上ミュージシャン・桜子(福室莉音)とのデートで、自撮りするも目をつむってしまう一コマも。一方でレイカは、大学を留年し続けて現在7回生の25歳。毎日、郵便局にやってきては、とある宛先に手紙を送り続けている。バイト先のスーパーで売れ残った鍋焼きうどんをごちそうに、静かにラジオを聴くという生活の様子が公開された。さらに、羽野晶紀と加藤雅也が演じる、ハジメの両親の姿も初公開。ある花火の日の夜、「そうめんの薬味のミョウガとパピコを買いに行く」と言って家を出て以来、帰ってこなくなった父・平兵衛と、そんな父を捜索しようとする母・清美の姿だ。ハジメの「大事な1日」と「大事な人」という、ふたつのなくしてしまった物が描かれる本作。ファンタジックな恋の話だけではない、ほろ苦くも優しい家族の物語も楽しめる一作となっている。なお、5月5日(金)からは本作のムビチケが全国上映映画館(※一部劇場除く)にて発売開始となる。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月02日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の大階段スペシャルフォトセッション、および完成披露試写会が26日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督(リモート)が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)が危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばしていると、妻(広末涼子)からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。柄本は今回メガホンを取った藤井監督について「僕ね、藤井監督を知ってるんですよ。うちのガキどもと、小学生かな中学生かな? 渋谷に金王道場という剣道の道場があるんですけどね。そこにうちの長女、長男(佑)、次男(時生)が行ってたんですよ。だからうちの長女は一緒のチームで戦ってるんじゃないかな」と驚きの関係を明かす。さらに柄本は「その時はわかりませんよ、藤井監督だってことはわからない。『オー! ファーザー』という映画に出た時に、(監督が)『僕はかのこさんや佑さんと一緒に剣道やってたんです』と。それにこの人、強いんだよね。剣道世界一になってんだよね」と明かし、客席からも「ええ〜!」と声が上がる。柄本は「優男なんだけど、すごい強いの。危険なんですよ。岡田准一と1度戦うといいです」と勧めていた。
2023年04月26日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督(リモート)が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。岡田は初タッグとなった藤井監督について、「信頼しかないし、すごかったですね。藤井監督率いる藤井組のスタッフ全員が面白い。それをまとめきれている藤井監督のあり方というのは、新しい映画の作り方というか、ニュージェネレーションの映画監督、映画界の光、希望みたいなものを感じます」と絶賛する。一方、藤井監督は「10代からずっと憧れの存在で、『学校へ行こう!』だったり、『木更津キャッツアイ』だったり、どちらかというとキュートな岡田さんをずっと追いかけて、最近は日本代表みたいな岡田さんが多いなと思っていたんですけど、今回の企画を見た時にキュートな岡田さんを撮りたいとプロデューサーにお伝えして」とキャスティングの経緯を明かす。「現場ではもう、兄貴って感じですね。僕らスタッフは若いんですけど、全員引っ張ってくれるような兄貴で、本当に楽しい夢のような時間でした」と振り返った。今回がっつり対峙することとなった綾野について、岡田は「13年前に、『SP』という作品にちょっとだけ出ていて、そのときは『これから売れる方です』とご紹介いただいて、それから時が経っても知り合いを通じて『一緒に共演したいです』とお声がけいただいたりすることがけっこうあって、やっと実現した作品になります」と明かす。実際に共演してみて「面白かったですね。薄皮一枚、敏感になるように皮膚を剥いで現場に立ってるような役者さん。心血を注いでいるのがわかる。面白いもののために現場に立っていることをやられている俳優さん」とさまざまに表現。「あとは覚悟を強いてくる役者さん。本当に車をぶつけてくるかもしれない。『よーい、スタート』と言われたら、どうでも良くなっちゃいそうじゃないですか。何かあっても役柄として生きる覚悟があるので、共演していい役者さんだなと思いました」と表した。綾野は岡田について「『SP』の時に初めてお会いして、その時にかけていただいた言葉も全部ずっと覚えていて、自分が成長した姿で共演したいというのが目標だったので、この作品が叶えてくれたことも嬉しかった」と喜ぶ。「何より大変だったのが、現場で准一さんに対するリスペクトが、役を通して漏れてしまわないか。でも、目の前で准一さんの芝居を観れている喜びは、ただただ幸せでしたね」と互いに称えあっていた。またキャスト陣は試写を観た時のエピソードも披露。コミカルなシーンでは広末がかなり笑い声を上げていたそうで、岡田が「横に綾野さんがいて、1個飛ばしてたんですよね。で、広末さんが来たから『ここ空いてるよ』と言ったら『いやだ! 絶対やだ!』とか言って、前に行かれて……」と状況を説明すると、広末は「嫌ですよね、2人の間で観るなんて絶対嫌ですよね?」と苦笑する。岡田は「俺が磯村くんの真似するところとかで、笑ってくれたんですけど。僕はその前に綾野くんのシーンで、絶対に笑うとこある」と主張。綾野は「准一さんってちょっと天然なところもあるじゃないですか。『いやあそこ最高だったよ』と言われて、『そうすか、ありがとうございます』って」と納得がいっていないようだったが、観客へのネタバレを避けオフマイクで磯村に確認すると、磯村が「面白いです」と太鼓判を押し、岡田は「よかった」と安心していた。
2023年04月26日俳優の岡田准一が4月26日、都内で行われた主演作『最後まで行く』の完成披露試写会に、共演する綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明とともに出席。脚本も手がけた藤井道人監督は、新作のロケ地である台湾からリモート登壇した。事故を起こし、ある男をはねてしまった刑事・工藤(岡田さん)と、事故を隠そうとする工藤を追い詰めるエリート監察官・矢崎(綾野さん)が繰り広げる緊迫の96時間を描いたクライムサスペンス。中国やフランスなど各国でもリメイクされた2014年の同名韓国映画を、『新聞記者』『ヴィレッジ』の藤井道人監督がメガホンをとり、日本独自のアレンジを加えてリメイクした。岡田さんは、悪いときに悪いことが重なり、陰謀に巻き込まれていく刑事という役どころ。一方の綾野さんは、そんな工藤を追い詰める、狂気じみたエリート監察官を演じている。二人は『SP 野望篇』(2010年公開)で1シーンのみ共演しており、本作で満を持して、本格的な共演が実現した。「ときどき、知り合いを通じて、共演したいとお声がけいただき、やっと実現した」と喜ぶ岡田さんは、綾野さんについて「役者として生きる覚悟を強いてくる役者さん。本当に車でぶつかってきそうな(笑)。『綾野じゃなくて、矢崎なんで、何か?』みたいな感じで」と役柄に対する没入感を絶賛し、「共演してみて、やはりいい役者さんだなと思った」と語った。そんな岡田さんの言葉を受けて、綾野さんは「初めてお会いしたときに、かけてくださった言葉をいまも覚えていて。そのときから『成長した姿で共演したい』というのが、目標だった」と感無量の面持ち。対峙し、追い込む役柄だけに「現場で准一さんへのリスペクトが漏れ出てしまわないか心配だった」とふり返り、「それでも、目の前でお芝居を見られる喜びを感じ、ただただ幸せでした」としみじみ。本格的な共演が実現した岡田さん&綾野さんが、互いを称え合う様子をファンも静かに見守っていた。また、岡田さんは、藤井監督と初タッグを組み「僕のほうが年上ですけど、芝居と映画を愛していて、信頼しかない。若いスタッフが集まる、新しい映画の作り方は、ニュージェネレーションというか、映画界の光であり、希望」と全幅の信頼感。「台本の段階から言うことなくて、『SP』『永遠のゼロ』のように公開前からいい匂い(ヒットの予感)がする」と期待を寄せていた。藤井監督は、10代の頃から岡田さんのファンだといい「僕のほうから、(主演は)岡田さんがいいですとお話した。最近では日本を代表する俳優さんというイメージですが、『学校に行こう!』や『木更津キャッツアイ』のようなキュートな岡田さんを撮りたいと思った」とキャスティングの意図を説明。「現場ではアニキという感じで、若い現場を引っ張ってくれた」と感謝を示していた。本作では、広末さんが工藤の別居中の妻で、一人娘を育てながら工藤との関係に苦悩する美沙子、磯村さんが工藤の車にはねられ、物語の鍵を握る重要人物・尾田創、柄本さんが工藤と関係を持つヤクザの仙葉組組長・仙葉泰をそれぞれ演じている。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年04月26日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の大階段スペシャルフォトセッションが26日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。小雨が降る中、豪華キャスト陣が大階段に登場。主演の岡田は「お忙しい中、そして足元の悪い中お越しいただきましてありがとうございます」と報道陣を労う。「『最後まで行く』という、僕たちにとって会心の出来、ボス戦での会心の一撃が出るような、喜びにあふれる作品が出来上がりました」と自信を見せ、「観ていただければ、本当に面白い作品だと思ってもらえると自負しております。ぜひ5月19日、映画館で待ってますので、映画館でご覧ください」とメッセージを送った。
2023年04月26日セントラル警備保障株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役執行役員社長:澤本 尚志、以下「CSP」)は岡田准一さんを起用した企業CM動画「未来の安心へ進む。篇」を2023年4月13日より公開いたします。「未来の安心へ進む。篇」グラフィック「未来の安心へ進む。篇」CM動画30秒 : 15秒 : CMメイキング: ■「何事も起きない」という今までにない未来の安心の形を目指します前作までの重厚感があるネイビーブルーのブランドカラーを、未来・希望を想起させるフレッシュなスカイブルーにアップデートし、先進的なテクノロジーと人のスキルの融合を強みとしているCSPだからこそ生まれる膨大なデータと経験をプラットフォームでひとつに繋げ、「今日も何事も起きなかった」という安心を実現するという使命を表しました。■具現化した技術サービスにフォーカス「常識を超えろ、昨日までの安心を超えろ」という力強いキーワードはそのままに、アップデートした世界のなかでは、CSP隊員や警備用ロボット、ドローンの活躍を見守りながら歩みを進める岡田准一さんをシンボルとし、人のスキル・技術力・サービスのそれぞれの視点がひとつに重なり未来の安心を目指すCSPの姿を描きました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月13日5月19日(金) に公開される映画『最後まで行く』より、最新予告映像が公開された。本作は、2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイクで、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を岡田准一、その工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野剛が演じる。監督は、2020年『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人が務める。予告映像では、雨の中、取り乱した様子で車を飛ばしている刑事・工藤が目の前に突然現れた“ある男”を撥ねてしまうシーンからスタート。動揺し男の遺体をトランクに入れ慌てて立ち去ると、亡くなった母の棺桶に男の遺体を隠す。そんな工藤のスマホにある日突然「知っているぞ。お前は人を殺した」という背筋が凍るメッセージが届き、事態は一変。工藤を追い詰める、狂気じみた様子のエリート監察官・矢崎の姿が映し出される。さらに、悲しげな表情で工藤に詰め寄る妻の美沙子(広末涼子)、工藤に撥ねられてしまう本作の鍵を握る尾田(磯村勇斗)、工藤に疑いの目を向ける淡島(杉本哲太)、不敵な笑みを浮かべる仙葉(柄本明)の姿も……。クスっと笑ってしまいそうになる場面に加え、激しいアクションシーンも盛り込まれており、目が離せない予告映像となっている。映画『最後まで行く』予告<作品情報>『最後まで行く』2023年5月19日(金) 全国公開Based on the film ‘A HARD DAY’ directed by Kim Seong-hunProducer:Cha Ji-hyun/Billy Acumen監督:藤井道人脚本:平田研也/藤井道人音楽:大間々昂■出演岡田准一、綾野剛広末涼子、磯村勇斗駿河太郎、山中崇、黒羽麻璃央、駒木根隆介、山田真歩、清水くるみ杉本哲太/柄本明公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:
2023年04月11日岡田准一が主演、綾野剛の共演で贈る、大ヒット韓国映画のリメイク『最後まで行く』。この度、なぜかコミカルなシーンもある、“最後まで”目が離せない最新予告映像が解禁された。次々と悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤を演じるのは、同世代の藤井道人監督とタッグを組み、「今までの映画人生の中で一番エネルギーを使った」という岡田さん。そんな工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎役を、これまでも『ヤクザと家族 The Family』、ドラマ「アバランチ」などの藤井監督作品に出演してきた綾野さんが演じる。解禁された最新予告映像は、雨の中、取り乱している様子で車を飛ばしている刑事・工藤(岡田准一)。すると…ドンッ。目の前に突然現れた“ある男”を車ではねてしまった…。動揺し男の遺体をトランクに入れ慌てて立ち去ると、事もあろうに亡くなった母の棺桶に男の遺体を入れようとする――。そんな工藤のスマホにある日突然「知っているぞ。お前は人を殺した。」という背筋が凍るメッセージが届き、事態は一変。工藤を追い詰めるエリート監察官・矢崎(綾野剛)の姿が映し出され、怒涛の展開が繰り広げられる。さらに悲しげな表情で工藤に詰め寄る妻の美沙子(広末涼子)、工藤にはねられてしまう本作の鍵を握る尾田(磯村勇斗)、工藤に疑いの目を向ける淡島(杉本哲太)、不敵な笑みを浮かべる仙葉(柄本明)の姿も…。さらにはクスっと笑ってしまいそうになる場面に加え、激しいアクションシーンも!“追われる男”工藤と“追う男”矢崎から“最後まで”目が離せない予告映像となっている。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年04月11日auスマートパスプレミアムでは、岡田准一が主演を務める映画『最後まで行く』(5月19日公開)が、全国の対象映画館で期間中いつでも1,100円で鑑賞できるキャンペーンを実施する。2014年に韓国で公開された同名映画のリメイクとなる同作。陰謀に巻きこまれていく刑事とそれを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間=4日間の物語を圧倒的な緊張感とスピード感で描いている。藤井道人氏が監督を務め、主演の岡田のほか綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、杉本哲太、柄本明ら豪華なキャストが顔を揃えた。キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施。期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。
2023年03月31日俳優の岡田准一が出演する、京阪電気鉄道・ひらかたパークの新CM「その時メリーゴーラウンドが動いた」編が、18日から関西地区で放送される。2023年春のテーマは「どうする園長」。新CMでは、超ひらパー兄さんこと岡田園長が戦国時代の甲冑をまとって登場する。「出陣じゃあー!」の勇ましい掛け声とともに、メリーゴーラウンドがゆっくりと動き出し、唐突に「就任10周年特別呼称 園長(そのなが)」という文字が出現。さらに「訓読みじゃー!」と勝どきを上げ、配下の武将も「おぉ!」と呼応する。
2023年03月15日2023年3月15日、大阪府枚方市にあるテーマパーク『ひらかたパーク(通称:ひらパー)』がTwitterを更新。パロディCMを公開し、話題となっています。『ひらパー』では、10年前から俳優の岡田准一さんを『超ひらパー兄さん』として起用。岡田さんが映画などに出演するたび、作品のパロディポスターやCMを制作してきました。映画「 #ヘルドッグス 」公開記念企画‼️‼️\コラボレーションポスター公開!/ 鍛えられた園長も、健康管理には余念がありません✨( ▼-▼)ニヤリ9月2日(金)からは、 #ひらパー 園内にも登場しますよ☺️探してみてくださいね #超ひらパー兄さん #園長 pic.twitter.com/256uwCrqhh — ひらかたパーク (@hirapar_pr) August 31, 2022 『ひらかたパーク』のCMに「ついにやりやがった」「大好き」同日現在放映されている大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に、織田信長役として出演している、岡田さん。『ひらパー』はそこに目をつけ、大河ドラマのパロディCMを作ったのです!その動画がこちら。新CM「その時メリーゴーラウンドが動いた」篇が本日解禁!OAは、3月18日(土)から♬超ひらパー兄さん就任10周年!今回は…戦国時代の鎧をまとった園長!?就任10周年特別呼称・・・?!ヾ(▼-▼)ノ" #ひらパー pic.twitter.com/JlNlpPWlZl — ひらかたパーク (@hirapar_pr) March 14, 2023 「出陣じゃー!」の掛け声とともに回り出したメリーゴーラウンド。動画の最後では『どうする園長』という文字が映し出され、『どうする家康』のパロディであることが伝わってきます!出演している岡田さんやエキストラも、パロディCMの撮影を心から楽しんでいるように見えますね。園長と書いて『そのなが』と読む、なかば無理やり感のあるCMに、笑ってしまった人は多いようです。・やるだろうとは思っていたけど、いつも最高の形でパロディをしてくれて笑っちゃう。・ついに大河ドラマパロディまでやりやがった!こういうの大好き!・朝から爆笑した!『園長』と書いて『そのなが』はよく思いついたね。・『ひらパー』は岡田くんをフリー素材とでも思っているのか!?歴代CMどれも面白いけど、毎回予想を超えてくるからすごい!同映像は、テレビCMとして同月18日から関西地区でオンエアされるそうです。CMを見るたびに『ひらパー』に足を運びたくなるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月15日5月19日(金) に公開される映画『最後まで行く』のポスタービジュアルが公開された。本作は、2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイクで、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を岡田准一、その工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野剛が演じる。監督は、2020年『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人が務める。共演には、工藤の別居中の妻で、一人娘を育てながらも工藤との関係に苦悩している美沙子役に広末涼子、工藤に撥ねられ、本作の鍵を握る重要な人物となる尾田創役に磯村勇斗、工藤の上司で刑事課の課長・淡島幹雄役に杉本哲太、工藤が関係を持っているヤクザの仙葉組組長・仙葉泰役に柄本明、と豪華キャストが集結した。公開されたポスタービジュアルでは、矢崎の肩に手をかけ今にも取り乱しそうな表情で何かを訴えかけている工藤と、力強い冷徹な視線で相手を威圧する表情の矢崎が対峙している姿が写し出されている。そして、<マズい男VSヤバい男>というコピーが添えられており、緊張感が漂うと同時に、まさに危険な二人を予感させるポスターとなっている。<作品情報>『最後まで行く』2023年5月19日(金) 全国公開Based on the film ‘A HARD DAY’ directed by Kim Seong-hunProducer:Cha Ji-hyun/Billy Acumen監督:藤井道人脚本:平田研也/藤井道人音楽:大間々昂■出演岡田准一/綾野剛/広末涼子/磯村勇斗/駿河太郎/山中崇/黒羽麻璃央/駒木根隆介/山田真歩/清水くるみ/杉本哲太/柄本明『最後まで行く』特報公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:
2023年03月14日岡田准一主演×藤井道人監督のタッグで贈る映画『最後まで行く』より、ポスタービジュアルが公開された。本作は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた韓国映画『最後まで行く』(’14)を、中国、フランス、フィリピンに続き、日本でもリメイク。悪い時には悪いことは重なり、陰謀に巻き込まれていく刑事とそれを追う謎のエリート監察官が織りなす、年の瀬の96時間=4日間の物語が、圧倒的な緊張感とスピード感、そして思わずクスっと笑ってしまうコミカルさをスパイスに展開する絶対絶命、極限のノンストップ・サスペンス・アクションとして描かれる。ひとつの事故を発端に、次々と悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤を岡田さんが演じるほか、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、黒羽麻璃央らが出演する。今回初公開となったポスタービジュアルでは、綾野さん演じる監察官・矢崎の肩に手をかけ、いまにも取り乱しそうな表情で何かを訴えかけている工藤と、力強い冷徹な視線で相手を威圧する表情の矢崎が対峙している。<マズい男VSヤバい男>というコピーが添えられ、緊張感が漂うと同時に、まさに危険な2人を予感させる。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年03月14日一般からの参加も可能な最終講義第1回救急救命士試験に合格し「日本第一号の救急救命士」として、千葉科学大学にて長年救急救命士を育成してきた櫻井嘉信准教授が、今年度を持ちまして退職されることとなり、その最終講義を開催することとなりましたので、ここにご報告いたします。「正解はないけど、完璧はない」と指導し、その教えを胸に現在も救急救命の世界で活躍している人は多く、また世界各国において研修などを通し、救急救命や危機管理の人脈を広げ、現在も深い交流を続けている。最終講義のテーマは。「救急救命士の創世記から現在まで ~これまでも、これからも~」としてお話をいただくこととなっている。皆様におかれましては、御多忙のことと思いますが、この機会にぜひ千葉科学大学、そして世界で求められた危機管理・救急救命の世界をご体験願いたいと思います。なお、詳細が下記にて。記1次第日時令和5年3月20日火曜日13時10分より開場同日12時30分開場受付開始場所千葉科学大学マリーナキャンパス6201号室態様本学特別講義対象千葉科学大学学生・千葉科学大学卒業生・一般申し込み者・報道機関2講演者櫻井嘉信千葉商科大学商経学部商学科卒昭和55年千葉市消防局入局予防課危険物勤務平成元年パラメディックをテーマに海外派遣研修2カ国5都市歴訪平成3年救急救命士制度開始に伴い、救急救命士東京研修所出向を命じられる平成4年第1回救急救命士国家試験合格その後、救急救命士として活躍平成22年千葉科学大学に転職救急救命士育成に関わり、200名以上の救急救命士を育成。3参加申し込み最終講義参加申し込みは下記の URL 又は QR コードからご登録ください。URL: 4備考新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大変残念ではございますが、全体での懇親会は実施いたしませんのでご承知おきください。また、最終講義当日は、フォーマルな服装でお越しください。5最終講義の問い合わせ先千葉科学大学 危機管理学部 保健医療学科 飯田メール: riida@cis.ac.jp TEL:0479-30-4746以上リリースについての問い合わせ先千葉科学大学入試広報部担当宇田川敬介090-1899-2238 k-udagawa@cis.ac.jp (宇田川)出来ればメールにてお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月13日《イベント終わったから質問やるわ》3月6日、インスタグラムのストーリーズにこう投稿したのはKAT-TUNの上田竜也(39)。ストーリーズに搭載されている質問機能を用い、ファンからの質問を募ったが、その回答が話題を呼んでいる。レギュラー出演する『炎の体育会TV』(TBS系)で格闘技に挑戦したり、「ジャニーズ陸上部」と題したジャニーズJr.の陸上対決をキャプテンとして率いたりと、“熱血キャラ”として知られる上田。また、嵐の櫻井翔(41)を“アニキ”と呼んで慕うほか、ボクシングジム通いなどもファンの間では知られており、“ワイルド”な印象も強い。そんなイメージからか、この日ファンからは次のような質問が寄せられた。《ラウールの倒し方教えて》後輩グループ・Snow Manのラウール(19)に関する質問。これに対し上田は次のように回答した。《身長高えからなミゾに右ストレート入れて苦しんで屈んだ瞬間顔面に飛び膝蹴りかな》身長190cmというラウールの特性に合わせた必勝法を明かすと、続いて、Kis-My-Ft2の玉森裕太(32)の倒し方についても、《警戒心強そうだから後ろからそーっと近づいていきなりのジャーマンスープレックスかな》と、またも玉森の性格を分析した上での倒し方を持っているようだ。先輩である岡田准一(42)に対しても容赦はしない。《岡田准一の倒し方教えて》という質問に対し、《離れてからのショットガンで1発かな》と回答。上田と同じく格闘技好きで、カリやジークンドーのインストラクター資格も持つ岡田については、あえて近接戦闘を挑まず武器で対抗するという戦法のようだ。また、「セクシーサンキュー」の決め台詞の王子様キャラで知られるSexy Zone・中島健人(28)について聞かれると、《セクシーサンキューでカッコつけた瞬間腕掴んで腕ひしぎ十字固め》とユーモラスに回答していた。「KinKi Kidsの堂本光一さん(44)については、光一さんが主演を務める舞台『Endless SHOCK』の名シーンであるワイヤーでのフライングシーンに合わせ《フライングのワイヤーに切れ目いれとく》と回答。King&Princeの平野紫耀さん(26)は肉体美がファンの間でも有名ですが、《腹筋すごいよね~見してよ~なんて言ってフレンドリーに近づいてそのまま思いっきり腹筋噛みついて痛がってうずくまってるところをサッカーボールキック》と、平野さんの特徴を分析して倒し方を説明していました」(スポーツ紙記者)2月14日にインスタグラムを開設したばかりの上田だが、武闘派ぶりを遺憾なく発揮する投稿にSNS上でも反響が続々と寄せられた。《上田くんのインスタのストーリーのラウールの倒し方怖すぎてwwwwwwwww》《岡田准一だけ素手で倒すの諦めてて草》《岡田くんにだけショットガン使うとか肉弾戦しないの色々分かってておもろすぎる》《セクシーサンキュー想像して声出た》
2023年03月07日俳優の岡田准一が7日、都内で行われた「マムート2023年春夏コレクション発表会」に出席した。1862年にロープメーカーとしてスイスで誕生し、本格的な山岳環境と向き合い、過酷な環境下にも耐えうる革新的なアウトドアアパレルとギアを生み出して、総合マウンテンブランドへと発展してきたマムート。このたび、マムートが支援してきた“冒険者達”を象徴する存在である岡田准一がマムートのアンバサダーに就任。「アイガースピード」の新製品を着用し、発表会の特別ゲストとして登場した。会場に設置された“山”からロープで下りながら登場した岡田。「初めてじゃないですかね。こういう登場の仕方をしたのは初体験かもしれないです」と笑い、「やっていてよかったなと思いました。普段山に登ったり、アクションでよく吊られますので、お手の物というか、やっといてよかったなと思います」と話した。後半では、「アーバンコレクション」の新製品を着用。「これはすごいです。着心地ほぼ裸です(笑)」と話し、「着てるかなって心配になるくらい着心地が軽いし、しわになりにくいし、ストレッチもいいし、なんにでもめちゃくちゃいいと思います」と絶賛した。そして、スーツ姿でクライミングにも挑戦した。「スーツで登山したことはないです。これも初めてです」と笑い、見事なジャンプも披露してトップにたどり着いた岡田。「スーツだとは思えないですね。僕、着てました!? 引っかかりもなにもないし、通気性もいいので、運動していてもなんの苦にもならない。ジャンプもできます」と着心地の良さに驚いていた。
2023年03月07日俳優の岡田准一が7日、都内で行われた「マムート2023年春夏コレクション発表会」に出席した。1862年にロープメーカーとしてスイスで誕生し、本格的な山岳環境と向き合い、過酷な環境下にも耐えうる革新的なアウトドアアパレルとギアを生み出して、総合マウンテンブランドへと発展してきたマムート。このたび、マムートが支援してきた“冒険者達”を象徴する存在である岡田准一がマムートのアンバサダーに就任。「アイガースピード」と「アーバンコレクション」の新製品を着用し、発表会の特別ゲストとして登場した。会場に設置された“山”からロープで下りながら登場した岡田。「初めてじゃないですかね。こういう登場の仕方をしたのは初体験かもしれないです」と笑い、「やっていてよかったなと思いました。普段山を登ったり、アクションでよく吊られますので、お手の物というか、やっといてよかったなと思います」と話した。そして、マムートのアンバサダー就任にした心境を「とても山好きで、もともとマムートさんの商品も持っていたので、とても光栄に思っています」と述べ、「160年という長い歴史の中で、イノベーションと安心という両方を積み重ねてきた会社。革新的な製品を生み出してきたマムートのアンバサダーに就任することができてとてもうれしいです」と喜んだ。
2023年03月07日写真上段左から、岡田さんの次男・孝さん、スタッフ・小林幸恵さん、同・山田みよ子さん、同・保科梨絵さん、岡田さん、入居者・キクエさん、岡田さんの姪・佐々木由希さん、スタッフ・赤荻鉄夫さん、岡田さんの長男・晃さん。下段は全員が入居者。左から、クニオさん、セチコさん、フミちゃん、マルちゃん、ヨウコさん、ノブコさん、カズコさん※撮影のため、マスクを外しています「セチコさーん、ご飯ですよー」ある日のお昼時のこと。岡田美智子さん(69)は高齢女性の耳元に顔を寄せ、しゃがれた声を張り上げるようにして語りかけていた。ここは、茨城県つくば市の介護型サービス付き高齢者向け住宅「ぽらりす」。介護福祉士の岡田さんは、この施設の代表である。岡田さんはスプーンで少量ずつ、昼食を彼女の口に運んでいく。「セチコさんは87歳。でも、年よか若く見えるでしょ。ここに入居した6年半前は、頭もしっかりしてたんだけど、いまは認知症が進んじゃったのね。それに、随分前からのみ込みが悪くなって。ごはんは、こうしてペースト状にしたものを食べてもらってます」半分ほど食べたところで、セチコさんが「いらない」と呟いた。「もう、そんなこと言わずに、もっと食べたらいいじゃないのよ。私、巳年だからしつこいんだぁ。いらないなんて言いながら、口元に持っていったら食べるんじゃないの……、ほうら、口が開いた。あなた、『いらない』って言ったの、もう忘れてるでしょうよ(笑)」セチコさんの食事介助が一段落すると、岡田さんはそのまま、入居者たちが食卓を囲む食堂に。「もう、ごちそうさんでいいの?もう少し食べて。そんな痩せっぽちじゃダメでしょうよ」箸が止まっていた女性入居者・マルちゃん(86)に、早速声をかける岡田さん。次いで現在、唯一の男性入居者であるクニオさん(71)のそばに立ち、顔をのぞき込むようにして話しかけた。「うん、上手だな。今日は上手に食べられてますね」クニオさんは「えへへ」と照れ笑い。そのやりとりに女性入居者・キクエさん(86)が口を挟む。「あんまりいい女見っと、興奮しちゃって、またこぼしちまうぞ」彼女の言葉に岡田さん、相好を崩し、おどけて見せる。「あら、ごめんなさいね〜。見えないように後ろに立つわね〜」開業以来の住人で、ぽらりすの生き字引的存在というキクエさん。岡田さんが笑いながら補足した。「だーから、この人、なにかっつうと、まるでここの看板背負ってるような顔すんだよぉ(笑)」今度は最高齢のフミちゃん(94)が「ごちそうさま」と声を上げた。すぐさま、岡田さんが応じる。「はーい、じゃ、目薬しまーす。でもよ、フミちゃん、目薬したこと忘れんでねえかんな。すぅぐ『まだです』なんて言うんだから(笑)」■“縛り”が不要なのは、岡田さんが24時間365日、ここで入居者を見守っているから2004年に開業した「ぽらりす」。入居した人たち皆が皆、「ここで最期を迎えたい」と話し、地域の医療従事者たちも「理想的なついのすみか」と口をそろえる。その理由は、ルールやマニュアルで入居者を縛り付けない家族的な運営にある。昨今の施設では当たり前のように見受けられる各部屋の扉をロックする電子錠もない。岡田さんが作り上げた、いまどき珍しい“ゆる〜い”施設は海外メディアが取材に訪れるほど、国内外から注目を集めている。ここで記者は、先ほどから気になっていたことについて聞いた。「このベッドは、なんのため?」食堂の中、食卓のすぐ隣にベッドが1つ、置かれているのだ。すると岡田さん、ベッドに腰かけ、マットレスをポンとたたいた。「なんのためって(笑)。ここで私が寝てんだよー。ここならさ、夜中にナースコールがピンポン鳴っても、ヒョイと顔上げれば、廊下が全部見えるじゃん。不穏になった誰かがウロウロし始めたときも、すぐにわかるでしょうよ」そう、ぽらりすに“縛り”が不要なのは、彼女が24時間365日、ここで入居者を見守っているから。「夜中、オムツ交換に回るでしょ。寝てんのか、死んでんのかってドキッとするとき、あっからね」こう言って岡田さんは、また豪快に「ガハハハ」と笑うのだった。「はい、血圧測るからね。気持ちをゆっくりしてよー」取材2日目の朝。岡田さんはヨウコさん(91)に腕帯を巻きながら、リラックスさせようと明るい調子で声をかけ続けている。「あれ?取材の人がいて興奮してるん?ちょっと高いな。もう一回測りましょう。深呼吸してごらん。ここらの空気、み〜んな吸っちゃっていいから(笑)」ヨウコさんが入居したのは5年前。それから間もなくして、彼女は救急車で病院に担ぎ込まれたことがあった。「この人はぜんそく持ちで、そのときは酸素飽和度が70台に落ちちゃったんだよね。慌てて救急車呼んで。私はさ、当然入院するものと思ってたんだけど、午後になったら帰ってきちゃったんだよね」岡田さんは、そのときのことをヨウコさんに質問した。「救急車乗ったの、覚えてる?ヨウコさん、病院の先生に『死ぬんならぽらりすがいい』って言い張って、それで帰ってきたよね?」岡田さんの言葉に「フフフッ」とうれしそうな笑みを浮かべるヨウコさん。岡田さんはふたたび、しゃがれ声を張り上げた。「ここじゃあね、そんなすぐに死なれたら困るの。いま91歳だっけ?あと9年、少なくともあと9年は長生きしてね!」ヨウコさんは「はい!」と力強くうなずいた。入居者の多くは、岡田さんを「社長さん」と呼ぶ。ヨウコさんは言う。「社長さんはいっつも元気。それに優しい。困ったことがあったら、いつでもすぐに来てくれるの」その言葉を岡田さんにそのまま伝えると「元気じゃないと、逆に心配されちゃうんだよ」と笑った。「毎朝、各部屋のカーテン開けながら、皆の顔色を見て回るんだけど。そんときに、気取った調子であいさつなんかしてっと『社長さん、大丈夫かしら』って、おばあちゃんたち言うのよ。だから、疲れてようと、どれだけ声がかれようと、腹の底から大きな声で『おはようございまーす!』って(笑)」■病院に送ったほうが楽かもしれない。でも「ここで死にたい」という人をぶん投げるわけにいかない現在、ぽらりすには岡田さんを含め8人のスタッフが働いている。そのうちの1人、保科梨絵さん(41)は、介護職歴16年、ぽらりすは3カ所目の勤め先だという。「ほかの施設とのいちばんの違いは、社長と入居者さんの関係です。ほかの施設はやっぱり経営者とお客さまという感覚が強い。でも、ここはもっと家族的というか。社長は入居者さんにとって、時にはお母さんでもあるし、また、時には子どもでもあるんです」なるほど、元気がないと見るや、心配して声をかけてくるのは、皆がここをわが家、そして岡田さんを家族と思っているからなのだ。あまたある高齢者施設。だが、利用者や入居者の最期を看取ってくれるところは思いの外、少ない。“いよいよ”となれば病院に送られ、病室で最期を迎える人がほとんどだ。だが、ぽらりすは違う。本人や家族が希望しさえすれば、岡田さんたちは、最期のその瞬間まで付き添う。岡田さんはこれまで、30人近くを看取ってきた。「入居者さんの呼吸が弱くなってきたら、スタッフは最低1人、ずっと付きっきりになる。もしかしたら、病院に送ったほうが、私たちは楽かもしれないよね。でもさ、『ここで死にたい』って言われたらさ、そんなふうに言ってる人をぶん投げるわけにいかないじゃない」そして、その瞬間が近づいてきたら、岡田さんは入居者の家族を呼んで極力、一緒に看取るという。「昔は自宅でじいちゃんやばあちゃんが逝くのを、皆で感謝しながら見送るのが当たり前だったでしょうよ。だから、お子さんやお孫さんたちに、家族の死をなるべく見せてあげんのが、私はいちばんいいことだと思ってるんだよ」【後編】入居者も介護者もひとつの家族“理想的なついのすみか”「ぽらりす」へ続く
2023年03月05日俳優の岡田准一と生田斗真が出演する、アサヒビール・アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶の新CM「まるでお店の一杯目! 岡田准一&生田斗真」編が、7日より放送される。新CMには、2014年のドラマ以来9年ぶり、CMでは初共演となる岡田と生田が登場。「お店で飲むあの一杯目、たまんないんだよなぁ……」と話す岡田が、旧知の仲である生田と乾杯をする。2人で豪快にビールを飲んだ後に、それぞれ「あ~!」とかみしめながら至福の表情を見せる。今回のCMで、9年ぶりの共演となった2人。モニターに映った自身たちの映像を見ながら「歳とったな、俺たち」とつぶやく岡田に、生田が「そうですよ!」と大笑いで答える場面も。「昔はよく連絡をくれたんですが、最近は“ちょこちょこ”くらいしかくれず、寂しいなと思っていたんですよ(笑)」と不満をもらした岡田。これを聞いた生田は「これを機に飲みましょう! これ(生ジョッキ缶)で乾杯しましょうよ」と提案していた。また、岡田と生田がかなり近い距離で撮影することが多かった同CM。撮影中には生田が岡田に「熱波がくる(笑)」「オーラがグワーッとくる」「圧がすごい」などと声を上げ、「相変わらず岡田さんは熱いですね」という生田に、岡田は「(以前に比べても)もっと熱くなってるよ!」と笑顔を見せた。今回のCM出演が決定したことについて聞かれると、生田は「(生ジョッキ缶の)大ファンで以前から飲んでいたので嬉しかったです」とコメント。岡田も「僕もそうですね。いつも飲んでいるものを(生田と)一緒に応援させてもらえる、CMに出られるというのはとても嬉しいです」と喜びを表現した。
2023年03月03日俳優の岡田准一が22日、都内で行われた「AKKODiS事業戦略&新CM発表会」に出席した。テクノロジーソリューション事業を展開するModis株式会社は、2023年4月1日付で社名を「AKKODiS(アコーディス)コンサルティング株式会社」とし、さらに同日付で事業ブランド名称をModisから「AKKODiS」へ変更する。発表会では、3月1日から放送される岡田准一出演の新CMが公開された。新CMで岡田は、スーツ姿で企業のCOOに扮している。岡田は、「名前が変わる、新しい価値を創造するときにご指名いただいて、光栄に思いながら撮影に臨ませていただきました」と語った。コンサルティング企業として日本の課題解決に貢献する「AKKODiS」にちなみ、今解決したいと思っている課題を聞かれると、「年齢も上がってきているので黙っていると怖くなっていく。長く仕事をしていると気を使われて楽屋から誰もいなくなっていく」と吐露。「そっとしておいてほしくないんですけど、できれば皆さんと一緒にコミュニケーションとりたいんですけど、『岡田さん入ってください、どうぞこの部屋に』って通されてみんな出て行ってしまってめっちゃ寂しいなって。けっこうあるんですよね」と述べ、「みんなで取り組んでいける、いい年齢の上の在り方は模索したい」と語った。
2023年02月22日俳優の岡田准一が22日、都内で行われた「AKKODiS事業戦略&新CM発表会」に出席。降壇時に、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した元V6の三宅健についてコメントを求められると「友が新しくやることは何でも応援します」とエールを送った。テクノロジーソリューション事業を展開するModis株式会社は、2023年4月1日付で社名を「AKKODiS(アコーディス)コンサルティング株式会社」とし、さらに同日付で事業ブランド名称をModisから「AKKODiS」へ変更する。発表会では、3月1日から放送される岡田准一出演の新CMが公開された。新CMで岡田は、スーツ姿で企業のCOOに扮している。岡田は、「名前が変わる、新しい価値を創造するときにご指名いただいて、光栄に思いながら撮影に臨ませていただきました」と語った。
2023年02月22日大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合・毎週日曜20時~ほか)第1話の終盤近くで、岡田准一(42)演じる織田信長がつぶやいた「俺の白うさぎ」。強烈な印象を残すセリフはTwitterの世界トレンド1位になるほど。そんな、家康じゃなくてもドキッとしてしまう序盤の岡田・信長のドS語録を振り返ります!【第1話】「待ってろよ俺の白うさぎ」桶狭間の戦いが終わり、信長が城へ向かう途中で衝撃の「白うさぎ」発言。強いインパクトを残した「俺の白うさぎ」はTwitterで世界トレンド1位を獲得した。【第2話】「俺のおもちゃじゃ」信長の父・信秀(藤岡弘、)の命令により、元康が首をはねられそうになると、信長があらわれ元康を生かしておくよう進言。そしてこのパワーワード。【第3話】「食ってやろうか」12年前に元康(家康、松本潤)が織田勢に捕らえられたときの一言。見るからに迫力あるカリスマ信長に耳元でこう脅された元康は震え上がるしかなかった……。【第4話】「いまだ白うさぎか?」家康との再会で突然のビンタ、いきなりの顎クイからの至近距離で「白うさぎ」、そして最後に肩ポンポンポン。怒濤の展開に情緒が乱される人多数!
2023年02月11日