5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が、嵐の二宮和也がMCを務める7日放送の日本テレビ系『ニノさん』(毎週日曜前10:25)に初出演する。二宮と丸山は同い年で、事務所に入所した年も同じ。“ほぼ同期”ながら、二宮を前に丸山は「好きなんですよ。多才じゃないですか、きょう実は本当は、めちゃくちゃ緊張してる」と、もじもじする。そんな丸山は、連ドラで二宮と数ヶ月共演した際も「番号さえも聞けなかった」と言い、二宮と仲良しの後輩・菊池風磨(timelesz)に「どうやって取り入ったんだ?」と相談。菊池が二宮と仲良くなるコツを伝授すると、丸山は嫉妬心をあらわにして思わず「風磨の何がいいんですか?」と言い始め、進行の陣内智則から「恋しとるやないか!女の子が言うやつや!」とツッコまれるなど、二宮への愛が止まらない。さらに、今年2月に放送された「ニノさんSP『ニノさんとあそぼ』」ロケで親交を深めたMrs. GREEN APPLE・藤澤涼架もスタジオに登場する。「ニノさんが大好き過ぎて遊びに来ちゃいました!」と言う藤澤に、二宮も「うれしいよね」と大喜び。通常“ニノさんファミリー”が座る位置でお迎えし、にぎやかに進んでいく。そんな中、陣内が「今日はニノに言いたいことがある」と、陣内を襲ったある悲劇を切り出す。オープニングから“大激論”の今回も、楽しいクイズやゲームで盛り上がる。丸山の今1番やりたいこと「催眠術に思いっきりかかってみたい!」というリクエストに応え、世界的マジシャン・KiLaが番組に再登場する。体に触れなくても相手を動かしたり動けなくしたり、今回も“ニノさんファミリー”の度肝を抜く。触ってないのに二宮と菊池が引っ張られる、丸山と藤澤がくっついて離れないなど、摩訶不思議な世界に没入し、スタジオはパニックになる。今回の「プチファインプレーメドレー」のご褒美は丸山の大好物「あんかけ丼セット」。二宮がくじで引き当てたのは「イライラ一本釣り」。丸山はすかさず「ニノさんってイライラすることあるんですか?」とじゃれ合いはじめ、スタジオを笑いで包む。菊池は「生徒の名前覚え」に挑戦。学校の先生になりきり、目の前で自己紹介する生徒の顔と名前を覚えるゲームで、「人の名前を覚えるのも仕事」と余裕しゃくしゃくの菊池だが、その結果は。丸山は、2×2のルービックキューブの一面だけをそろえる「一面ルービックキューブそろえ」にチャレンジ。ルービックキューブ初挑戦の丸山は「一面だけなら…」と意気揚々と挑むが、まさかの沼にハマってしまう。藤澤は、タコ糸に巻き付けた筆ペンを3人が操作してお題の漢字を当てる「3人習字チャレンジ」に挑戦するなど、一筋縄ではいかないゲームが続々登場する。笑顔でプレゼントを持ち帰ることはできるのか。そのほか「クイズを通して楽しく学ぶ!話題のスポットぶらぶら旅」では、ティモンディが、昨年の人口増加率全国1位の茨城・つくば市のおすすめスポットを巡りながらクイズ探しをする。“焼き芋仙人”が焼く究極の焼き芋とは。世界を変える装着型の最新ロボットで衝撃体験をする。さらに、筑波大学の学生たちも通うというカレーうどん専門店で、食事無料券をかけた挑戦も。学生には負けられないと、高岸宏行がポテンシャルの高さを見せつけ、二宮らを驚かせる。
2024年04月06日舞台『ハザカイキ』のフォトコールがTHEATER MILANO-Zaにて行われ、丸山隆平、勝地涼、恒松祐里、三浦大輔(作・演出)が取材に応じた。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。ほか、風間杜夫、さとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひらが出演する。○■舞台『ハザカイキ』で芸能記者役に挑んだ丸山隆平構想7年という同作だが、作・演出の三浦は「とあるシーンを舞台上でやりたくて構想が始まったんですけど、7年経ってここまで時代とフィットするとは予想外なので、この時期に観るべき作品なのかなと強く思っています」と自信を見せる。主演の丸山については「(決まったのは)あやふやなんですけど、1年くらい前ですかね。普段のテレビとかで見る丸山くんの地をそのまま使って演じてほしいなという思いを強く持って、もちろん週刊誌の記者ではないですけど、自分の仕事とリンクする部分も演じてくれてるなと思います」と評価した。週刊誌記者役の丸山は、この会見でも記者たちが発言をメモする様子を見て「何書かれてるのかな?」と気になる様子。「新鮮でもありますし、こういう思いで記者の方がいろんな情報を集めたりしているのかなと。考えたことなかったので、観察のしがいのある職業だなと思いました」と明かす。映像なども参考にしたそうだが、実際のイメージとしては「車とかですごい張り込んでるイメージ。人によってスタイルは違うと思うんですけど、とにかく途方もない時間をかけてスキャンダルだったり、社会的なことも取り上げたりされてますから。時間も労力も精神的なものも削られるんだろうなというのは想像して、イメージが変わりました。すごい怖い人たちなのかなというイメージでしたけど、記者の方も生活があって家庭があるわけじゃないですか。そういう背景を考えさせられたりはしました」と振り返る。また恒松は「私はあんまりまだ撮られたりしたことがないので。ずっと外で寒い思いを新柄張り込んでる人たちというイメージ」という一方で、「今回の作品ではすごいマイクを向けられるシーンがあって、(会見中も)作品の舞台上にいるみたいな気持ちになってます。こういうシーンがあるから、リアルなのか舞台なのかがわからなくなってる感じです」と語った。芸能記者に向けての一言を求められると、丸山は「皆さん専門で飯を食われているわけですから、記事の質にはよるとは思うんですけど、報道すべきはすべきですし、忖度とか言われてますけども、信念や志を持たれてるんだったら、素晴らしい職業やと思います」と表す。「記事にもよりますけど」と念を押しつつ、「いい人生のためにやってるんだと思いますし、それは自分の生活としてやっていただければと思います。あんまり触れたくはないですけど、僕らもお世話になってますから、 いつも感謝はしています」と心境を明かした。舞台上では丸山と親友となる勝地は、実際には「なってないです。2カ月ではならないです。でもこれから」と今後に期待も。丸山は「舞台や演劇で言ったら大先輩だったりするんで、いろいろアドバイスいただいたり。この舞台の稽古期間中に『お前ちゃんとせいよ』というのは言っていただきました」と明かし、勝地は「変な切り取り方される!」と焦る。丸山は「劇を良くするために、『もうそろそろ、この段階ではダメなんじゃない?』と言ってただいて。僕も41(歳)なんですけど、なかなかそういうことを言ってくれる人っていなくて嬉しかったし、助かってます。本当に頼りになる」と感謝。「そこから台本とかを持って行って、『このシーンはどう見えた?』と聞いた時も的確にアドバイスをいただいて。もちろん三浦さんの演出が元なんですけど、フッと見た時にどう見えるか、つぶさにアドバイスくださり、めちゃくちゃ助かってます」と語った。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月27日~5月6日。
2024年03月31日5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平と俳優の勝地涼が3月31日、東京・THEATER MILANO-Zaで行われた舞台『ハザカイキ』プレスコール・囲み取材に出席。丸山が、芸能記者を演じる心境を語った。三浦大輔氏演出・脚本による3年ぶりの新作となる今作で描かれるのは“時代の価値観の変容に踊らされる人々”。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦氏独自の視点で浮き彫りにする会話劇となっている。リアルで繊細な人物造形と人間関係、湿度と温度を感じさせる会話など三浦氏の真髄はそのままに、よりシンプルに力強くエンターテインメントに昇華させる。スクープを追う芸能記者・菅原裕一を演じる丸山は、報道陣の前に立つと「こっち(取材を受ける側)の方がしっくりしますね」と照れ笑い。「どういうことを書かれているんだろうな」と見わたし「どういう思いでいろんな情報を集めているのか考えたことがなかったので観察しがいのある職業だなって感じました。怖いイメージだったんですが、記者の方も生活や家庭があるんだなと、そういうことも考えられました」と演じた心境を明かした。一方、親友役を演じた勝地は「僕もいろいろありましたから」と自虐。「昔、つけめん屋さんから、かっこつけて出てくるところを撮られました。後から聞くと、(記者が追っていたものが)空振りで、ご飯食べに行こうと思ったら、(勝地がつけめん屋から)出てきたそうです。誰が読んで面白いのと思いながら、それも含めて有名になっていくのもあるから、撮られるのもうれしいことでもあるので、複雑」と心境を吐露した。勝地のエピソードを聞いた丸山は「注目されてなければ撮られない、撮られなくなったら終わりでもあるし、撮られても終わりでもある」と共感。勝地は「俺は撮られたいです」と宣言しつつ、「でも、簡単に撮れると思わないでください」とおどけて場を和ませた。同公演は、きょう31日から4月22日までTHEATER MILANO-Zaオープニングシリーズのラストを飾る演目として上演される。囲み取材には、恒松祐里、三浦氏も登壇した。
2024年03月31日5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が3月31日、東京・THEATER MILANO-Zaで行われた舞台『ハザカイキ』プレスコール・囲み取材に出席。改名から約2ヶ月経った心境を語った。丸山が所属する同グループは、2月4日にグループ名を変更。グループ名が変わって約2ヶ月経った心境を問われると「いろんな段階を経てのことで、グループ名を変えるのは自分たちで決断したことなので、グループにとっても今年が周年でもあるので、いい“端境期”になったんじゃないかな」と回答。「クスっとしながらも応援してくださっているのを感じているので、今回の場合はいい端境期」とうなずいた。一方、まだ慣れてない様子で「今でも言っちゃいますね」と苦笑い。「周りのスタッフさんや共演者の方から前の名前が出てきちゃうこともあるので、しばらくご迷惑をかけるんだなと」と恐縮した。また、「やす(安田章大)も舞台ですし、村上(信五)くんもMCで引っ張りだこ、横山(裕)も(ドラマを)撮ってますし、大倉(忠義)はプロデュース業で忙しいし」と、メンバーの個人仕事も充実しているそう。「個々の活動が充実しているのはいいこと」として「あんまり無理して(自身の舞台の見学に)来ず、休むときは休んでほしいです」と思いやった。そして「けさ、SUPER EIGHTの安田章大から『がんば』とLINEいただきました」とにっこり。「仲間のことも支えに最後まで無事安全に走りきれればと思います」と舞台の意気込みを語り、ほかのメンバーからも「たぶん、今頃(連絡が)来てるんじゃないかな」と仲の良さをうかがわせた。三浦大輔氏演出・脚本による3年ぶりの新作となる今作で描かれるのは“時代の価値観の変容に踊らされる人々”。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦氏独自の視点で浮き彫りにする会話劇となっている。リアルで繊細な人物造形と人間関係、湿度と温度を感じさせる会話など三浦氏の真髄はそのままに、よりシンプルに力強くエンターテインメントに昇華させる。同公演は、きょう31日から4月22日までTHEATER MILANO-Zaオープニングシリーズのラストを飾る演目として上演される。囲み取材には、勝地涼、恒松祐里、三浦氏も登壇した。
2024年03月31日舞台『ハザカイキ』のフォトコールがTHEATER MILANO-Zaにて行われ、丸山隆平、勝地涼、恒松祐里、三浦大輔(作・演出)が取材に応じた。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。○■舞台『ハザカイキ』にちなみ丸山隆平が心境丸山は「今朝、SUPER EIGHTの安田章大さんから、『ガンバ!』とLINEいただきましたし、彼も舞台をやってるので、そういう仲間の支えで、最後まで無事安全に走り切れたらなと思っています」と意気込む。『ハザカイキ』=端境期にちなみ、グループの改名についての心境を聞かれると「いろんな段階を経てのことだった。グループ名を変えるのは自分たちで決断したことだったので、グループにとっても今年が周年でもあって、いい『ハザカイキ』になったんじゃないかなと思います。ファンの方々も一般の方々も、ちょっとクスッとしながらも応援してくださってるようなムードをこの2カ月間で感じているので」と明かす。前グループ名については「今でも言っちゃいますね。周りのスタッフさんとか共演者の方とかも、前の名前が出てきたりしちゃうので、しばらくご迷惑をかけるんだろうなというのは体感としてあります」と語った。メンバーの観劇については「予定ないですね。ヤスくんも舞台だし、村上(信五)くんもMCで引っ張りだこだし、横山(裕)くんも今撮ってますし、大倉(忠義)はプロデュース業で忙しいですし、わかんないですね」と忙しい様子。「前と状況がまた違うし、個々の活動が充実しているのはいいことなので、あんまり無理して来ず、休むときは休んでほしいです」と希望する。安田以外のメンバーからの連絡については「多分、今ごろきてるんじゃないですかね?」とニヤリとした。また、CDデビューが発表された後輩のAぇ! groupについては「大阪時代に交流があったり、朝の番組ですれ違って一緒に写真撮ったりとかあります」と説明。「ジュニア時代にごはんに行ったりもありますけど、彼らも多方面で活躍しているので、なかなか行く機会が。むしろ遊んでくれなくなったという感じ。いいことだと思います」と後輩の活躍を喜んでいた。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月27日~5月6日。
2024年03月31日漫画『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などを手掛けた、日本を代表する漫画家である、鳥山明さんの逝去が報じられた、2024年3月8日。突然の別れに世界中から悲しむ声が上がり、同じ漫画家仲間からも、鳥山さんを偲ぶコメントが数多く寄せられました。ゆでたまご嶋田『ライバル』鳥山明さんを偲ぶ漫画『キン肉マン』の原作者で、漫画家ユニット『ゆでたまご』の嶋田隆司さんは、同日にX(Twitter)を更新。年齢、キャリアともに近い漫画家として、鳥山さんとはライバル的存在であったことを明かしつつも、悲しみの想いをつづりました。鳥山さんのサインを写した写真とともに、投稿された文章がこちらです。昼間に鳥山明さんの訃報を聞いた。彼は歳は5歳上だが、キャリアはゆでたまごの方が1年先輩だった。同じギャグ漫画家ということもあり初めて『Dr.スランプ』を見た時はアメコミ風の絵と洗練されたギャグでえらいやつが出てきたなと脅威を感じました。アニメも連載一年目からきまってこんちくしょうと妬みもあり。本当にバチバチに仲がわるかった、私たちも連載4年目で『キン肉マン』はアニメ化になり、ますます彼とはライバル意識し口も聞かなくなった。しかし初期は仲が良く 漫画家集まる宴会などではゲームしたり色紙のやり取りもしていた。でも鳥山さん68歳は若すぎるよ。悲しいよ 、、謹んでお悔やみ申し上げます。@yude_shimadaーより引用(原文ママ)昼間に鳥山明さんの訃報を聞いた。彼は歳は5歳上だが、キャリアはゆでたまごの方が1年先輩だった。同じギャグ漫画家ということもあり初めて『Dr.スランプ』を見た時はアメコミ風の絵と洗練されたギャグでえらいやつが出てきたなと脅威を感じました。アニメも連載一年目からきまってこんちくしょうと妬… pic.twitter.com/yUlNH3QTK9 — ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) March 8, 2024 「本当にバチバチに仲が悪かった」といいつつ、互いにリスペクトし合う関係でもあったことがうかがえる、嶋田さんのコメント。人気漫画家同士にしか分からない、数々の思い出があるのでしょう。投稿には、両者の作品に親しんだ人たちから、さまざまなコメントが寄せられていました。・ライバル同士のいい関係。こちらの目頭が熱くなってしまった。・『ドラゴンボール』も『キン肉マン』も、連載1話からリアルタイムで読んでいたことが、自分にとって生涯の自慢です。・そんな裏話があったんですね。互いにガチで勝負していたからこそ、魂を揺さぶる作品が生まれたんだろうな。・鳥山先生とライバルで「仲が悪かった」と書ける人がこの世に何人いるのか。互いに認め合っていたからこそいえることなんでしょうね。・初期の頃の色紙を大事に持っているなんて、よきライバルだったのだろう。リスペクトを感じる。両者の作品が、世界中で愛される名作となったのは、よきライバルがいたからこそなのかもしれません。互いに高め合う中で生み出された作品は、これからも人々の心を揺さぶり続けていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年03月09日丸山隆平が舞台『ハザカイキ』で主演を務めることが19日、明らかになった。同作は三浦大輔による3年ぶりの新作で、時代の価値観の変容に踊らされる人々を描く問題作となる。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇に。主演の丸山と初タッグを組み、芸能記者・菅原裕一を演じる。共演に勝地涼、恒松祐里、風間杜夫、さらにさとうほなみ、九条ジョー、米村亮太朗、横山由依、大空ゆうひと様々なジャンルで活躍する俳優陣が、三浦が創り出す一筋縄ではいかない人間関係の新たな有様を体現する。東京公演はTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて2024年3月31日〜4月22日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2024年4月27日~5月6日。○■三浦大輔 コメントこの作品では、芸能界、マスコミという特殊な世界を舞台に、時代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちを描きます。昨今、人は自分が犯した罪に対して、本来は謝る対象ではない世の中に向けてその意を伝えなければいけません。得体の知れない“世間”の顔色を常にうかがいながら生きる時代――このテーマ自体は6年以上前から考え続けてきましたが、いろいろな時期を経て、独自の視点も見つかり、やっと実現化するタイミングがやってきました。ただ構想を思いついた時よりも、ここまで時代にフィットしてしまう展開は、正直、予想外でしたが、これは生である演劇にとって「強み」と捉えています。タイトルの『ハザカイキ(端境期)』は、物事の入れ替わりの時期を表す言葉です。人間関係において、早急なアップデートが求められる過渡期だからこその新鮮なアングル、新感覚の人間ドラマを浮かび上がらせたい……何かを問題提起する気も、自分の価値観を押し付けるつもりもなく、この「変容」に揺れ動いている人間模様をありのままに描きたい。作劇/演出としては、肉体的な動きを重視していたこれまでの作風から抜けて、会話劇に重点を置くことになりそうです。対話で浮き彫りになる価値観のズレ、すり合わせ、そこにこそ、まさに今の“人間”が見えてくるはずです。“問題作”と銘打った本作は、人が人に謝り、人が人を赦すことに関しての物語です。○■丸山隆平 コメント一人の人物の心の揺れや動きをこれでもかと生々しく切り取り、人間同士のリアルな関係性を浮かび上がらせ、かつエンターテインメントである――『娼年』、『愛の渦』、『何者』、『そして僕は途方に暮れる』、『物語なき、この世界。』などなど、三浦さんが監督された映画や舞台を、これまで僕は何本も拝見してきました。観客としてそのリアリスティックな世界に驚かされながら、「いつか挑戦してみたい」と願っていた舞台にこうして出演が叶い、身が引き締まる思いです。今回僕が演じる役は “芸能記者”。人間という不安定な生き物がどうこの役に息づいていくのか、そして自分がどう構築していくのかまだ予想もついていません。ですが、大変興味深く、掘り下げ甲斐のある物語になる予感が既にしています。風間杜夫さん、勝地涼さんをはじめ、初めて舞台でご一緒する方も多く、新しい現場は毎回が入学式のような気持ち。ワクワクとドキドキ、新しいときめきに溢れていますし、座組みを眺めただけでも、演劇見巧者の方も、そして初めて舞台をご覧になる方にとっても、間違いなく見応えのある舞台になる確信があります。お芝居は映像とは違って、観客の皆さん一人ひとりが自分で好きなようにカット割ができる表現でもあります。舞台の上で生きている人間の数だけ人生がどんどん動いていきますので、端から端まで、前のめりで隈なく見つめていただけると嬉しいですね。そんなお客様をお迎えするために僕たちも、新宿歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaに、情報量のぎゅっと詰まった濃密な空間をつくり上げたいと思っております。○■勝地涼 コメント三浦さんとは、『SOUL TRAIN』(2006年)という映像作品でご一緒して以来です。気づけば約20年前ですが、当時脚本と監督を手がけられていた三浦さんがある場面の撮影で、モニターを眺めながら密かにニヤニヤしていた表情を鮮烈に覚えています。ごく普通の、なんの変哲もない場面でしたけれど、その顔を見た瞬間……「この人きっと変態だな。すごく好きだな!」と信頼度がアップしたんです。その後も継続していろいろな作品を拝見し、劇場で会えばご挨拶もしていましたし、こうしてやっと舞台でご一緒できることがとても嬉しく、THEATER MILANO-Zaという新しい劇場に立てることも幸せで、参加できる喜びを噛み締めています。丸山隆平さんとは昨年、バラエティ番組で初めてご一緒させていただきました。メンバーの皆さんとお芝居をした際、不思議と「演劇の匂いがするグループだな」と感じたんです。そして丸山さんがこちらの気持ちを瞬時に読み取って反応してくださったことも印象深い出来事で、「いつか舞台でご一緒したい」と思っていたので、願いがこんなに早く叶うとは……と驚いています。そして、とにもかくにも、映像でしか共演したことのない風間杜夫さんと同じ板に立てることに武者震いしております。あの瞬発力、立っているだけで漂う色気、そして狂気。演劇の神様と芝居ができることが、今から楽しみで仕方ありません。座組みには初めてご一緒させていただく方々も多く、新しい刺激をいただけるのではないかと、稽古スタートに今からワクワクしています。現代性を帯びた三浦さんの作品には、人間のドロッとした部分も出てくるのではないかと予測しています。僕自身もすごく楽しみな最新作、ぜひ劇場でご覧ください。○■恒松祐里 コメントリアルな人間の姿を浮き彫りにするような描き方やドキッとするようなセリフ……以前から様々な作品を拝見し、「驚くような感性をお持ちの方だな」と感じていた三浦さんの舞台に参加できることが、とにかく今、とても楽しみです。今回私は「橋本香」という、好感度調査で1位を誇るような“国民的人気タレント”を演じることになりました。彼女は、とあるリークでマスコミのかっこうの餌食となり、執拗なまでに追われることになってしまい――芸能界やメディアを背景に、その関係性も描き出す舞台と伺っていますが、ここまで自分が普段生きている世界に近い役柄を演じるのは初めてのことですし、「近い」からこその役づくりもできるのではないかと思います。そして、知っている世界だからこそ悩む場面も、おそらく出てくると予測しています。今回の座組みは“初めまして”の方ばかり。いろいろな作品で拝見している先輩方の演技を、間近で勉強できることにも身が引き締まる思いがします。皆さんとご相談しながら、どんどん深掘りしていくことに、今からとてもドキドキワクワクしています。また今年の夏に舞台『パラサイト』で立たせていただいたばかりの新しい劇場、THEATER MILANO-Zaに再び出させていただくことにも、大きな喜びがあります!三浦さんが描かれる特殊な世界――だからこそ見えてくるさまざまな存り様が、どんな言葉で、どんな状況で、どんな場面で描かれていくのか。今はまだ想像もつきませんが、早くその世界に飛び込みたい、早く登場人物たちの運命を知りたい!と、期待に胸をふくらませております。どうぞ初日を、楽しみにお待ちください。○■風間杜夫 コメント2年前にシアターコクーンで上演された『物語なき、この世界。』は、三浦さんの作品が持つ独特の語り口にグイグイと魅了されました。なので今回お声がけいただき、「ぜひやらせてください」と即答し、新しい体験に期待が膨らんでいます。今の時代を驚きの手法であぶり出していく三浦さんの作劇術、ドラマツルギーを体感できる稽古場に足を踏み入れることにもワクワクしていますし、彼の演出を受けることも、半分怯えながらも役者として胸躍るものがあります。丸山さんはじめ初顔合わせの方も多く、そこからも大いなるインスピレーションをいただけるでしょう。また、映像作品で親子役を演じたことがある勝地涼くん、8年前にアリエル・ドーフマンの『死と乙女』でご一緒した大空ゆうひさんと久々にお会いできることも、今からとても楽しみです。2023年は、ミュージカルにも出演し、テント芝居にも出ました。その合間を縫ってライフワークである一人芝居で全国を巡り――自分でこんな言い方はおかしいのですが、何にでも好奇心を持ってかじりつきながら、“節操のない”役者人生を送らせていただいております。元々学生演劇からスタートし、舞台が好きでこの世界に入り、役者人生は今年で52年となりました。年齢を考えるとあと何年このペースで仕事ができるか分かりませんし、人の一生が4幕ものの芝居だとしたら、もう最後のカーテンコールに向かっている段階じゃないでしょうか。今まで以上に1本1本の舞台が大切になる年代に突入した今、冒険心を持って向かえる舞台は貴重です。ありがたさしかありません。ベテランと言われる年齢になってもなお「奮闘」する姿を、ぜひご覧ください。【編集部MEMO】舞台『ハザカイキ』は三浦大輔によるオリジナル作。芸能記者である菅原裕一(丸山隆平)が担当することになった、国民的人気タレントの橋本香(恒松祐里)と人気アーティスト・加藤勇(九条ジョー)の熱愛疑惑。リークしたのは、香の友人・野口裕子(横山由依)だった。香の父・橋本浩二(風間杜夫)は人気俳優であったが、芸能事務所の社長となり、いまは香のマネージャーの田村修(米村亮太朗)とともにマネージメントをしている。香がまだ幼い頃に、不倫をスクープされ芸能界から姿を消した自身の経験を元に、香にはスキャンダルを起こさないよう諭している。勇のマンションから出てきた香を追い、菅原が入ったスナックには浩二と離婚した香の母・智子(大空ゆうひ)がいた。菅原には同棲している恋人・鈴木里美(さとうほなみ)と、親友・今井伸二(勝地涼)がいる。菅原は里美との生活に安らぎを得、今井と会うときには仕事の愚痴を話したり、ごく普通に過ごし、そんな生活が今後も続くと信じていたが、実は2人は菅原の仕事を快く思ってはいなかった。ある日、勇がとある不祥事で芸能界を追放され、事態が急変する。勇との熱愛をスクープされた香にも芸能人としての存続の危機が訪れる。そんな中、香は菅原に対面し、ある難題を投げつける……。
2023年12月19日《ヘルプマークをつける事になりました》11月26日、Xにこう投稿したのは、人気マンガ『キン肉マン』の作者である漫画家「ゆでたまご」の嶋田隆司氏(63)。同氏は10月に右膝の手術を受けたことを明かしている。東京都福祉局のホームページによると、ヘルプマークとは、見た目上は分かりにくい内部障害や妊娠初期の人などが、援助や配慮を求めやすくなるためのマーク。病院や地下鉄を中心に普及啓発活動を行っており、ヘルプマークを付けている人を公共交通機関でみかけたら席を譲るように呼びかけている。そんなヘルプマークをつける事になった嶋田氏だが、冒頭の投稿には続きがあった。《しかし席は誰も譲りません。私はマタニティマークやヘルプマークの方を見るといつも席譲ってました。一度優先席に座っていたおばあさんが私に席譲ってくれる素振り見せてくれました。流石に駅も近いのでそれは断りました。正義はないのかこの日本》この投稿には、同じくヘルプマークをつけているというユーザーから共感の声が寄せられていた。《私もヘルプマーク付けてますが譲られる事は2割あるかないかですね》《私も持ってますが譲ってもらった事はありません》《私もヘルプマーク着けてますが、皆さんホントに見てないですねスマホと睨めっこで見えてないです》ヘルプマークをつけているにも関わらず席を譲ってもらえないことを嘆いた嶋田氏だが、無視しているのではなく、マークの認知がされていないのではという意見もあった。《ヘルプマークってまだ一般的じゃないんですよね》《恐らく世の中のヘルプマーク認識の低さもあると思います》《先生のこのポストでこのマークの意味が分かりました。見かけたら席を譲るようにします》《何日か前にこのマークつけてる人見かけたけど何の意味なのか今知りました》
2023年11月28日2023年11月26日、人気漫画『キン肉マン』の原作者で、漫画家ユニット『ゆでたまご』の嶋田隆司さんがX(Twitter)を更新。難病や内部障害など、外見からは分からない疾患を周囲に知らせる、ヘルプマークを付けることになったと明かしました。嶋田さんは変形性膝関節症で右膝の手術をしており、同月13日に退院したばかり。リハビリに励んでいることをInstagramで報告しています。Xの投稿で、嶋田さんは「席は誰も譲りません」とヘルプマークへの理解度の低さを嘆いており、反響を呼んでいました。ヘルプマークをつける事になりました。しかし席は誰も譲りません。私はマタニティマークやヘルプマークの方を見るといつも席譲ってました。一度優先席に座っていたおばあさんが 私に席譲ってくれる素振り見せてくれました。流石に駅も近いのでそれは断りました。正義はないのかこの日本 #キン肉マン … pic.twitter.com/0s1GAy7Ssy — ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) November 26, 2023 「正義はないのかこの日本」と、憤りをつづっていた、嶋田さん。街中や公共交通機関などさまざまな場所で、周囲からの配慮を必要とするヘルプマークを身に付けた人は見かけます。しかし、マークを付けているのに席を譲ってもらえないケースは少なくないようです。投稿には共感の声など多くのコメントが寄せられています。・同じく譲ってもらったことはない。どちらかというと優先席に座っていても、文句をいわれないための装備品だと思ってる。・分かります。妊娠中に満員の車内で席を譲ってもらえなかった。愛のない人が増えたのか、もともと少ないのか…。・ヘルプマークを見た人は、声を掛けづらかったらそっと立つだけでも!もっと広まってほしいです。・スマホを見ていてマークに気付かないことも。困っている人がいないか、周りを見渡すことって大切ですね。コメントの中には「マークを初めて見た」という声もあり、まだまだ世間での認知が高くないことがうかがえます。嶋田さんは続けて投稿し、「ヘルプマークの意味は、せめてキン肉マンファンの方は覚えておいて」と呼びかけていました。[文・構成/grape編集部]
2023年11月27日COCOON PRODUCTION 2022『パラダイス』のフォトコールが7日にBunkamuraシアターコクーンにて行われ、丸山隆平、赤堀雅秋(作・演出・出演)が取材に応じた。同作は赤堀雅秋が作・演出を手がけるオリジナル作。高齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一(丸山)は、ある日、ヤクザの1人に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、、グループの腹心らと言われるがまま手を広げていく梶。被害に遭い、ズタボロにされていく老人たち、その家族を尻目に、梶らは一時隆盛を極めるが、やがて暗雲が立ち込める。主演の丸山のほか八嶋智人、毎熊克哉、水澤紳吾、小野花梨、永田崇人、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬が出演する。もともと赤堀のファンだったという丸山は「映画の方で知ってそこから演劇を何本か観させていただきまして、好きやなあと思って雑誌で言ってたものを見てくださってたみたいで、言っとくもんだなとすごく嬉しいです」と喜ぶ。「いろんな解釈や切り取り方があるとは思うんですけど、何より今この世の中を生きる人たちに対して今を実感していただけるような舞台になっている」と魅力を表した。2020年5月~7月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い公演は中止になったという経緯もあり「世界も日本もいろんなことが変わったりとか、実感みたいなものをみんな生きてて持ってると思うんですね。そういう部分を改めて見直すこともできたりとか、家族のことを考えたりとか、会社のことを考えたりとか、普遍的で日常的なものを考え直せるようなところが魅力だなと思います。本当だったら一晩中語りたいですけどこの辺で」と言葉が止まらない様子だった。内容の2年前との変化について、赤堀は「詐欺集団という設定は変わってないんですが、核みたいな部分だったり、何をもって描くべきかは全くもって変わってます現在を感じとりながら自分なりに表出したいと思ってるので、2年前と今とでいろんなことによって大きく空気感が変わってきているところを具現化したつもりではいるんですが」と説明する。普段はバラエティなどでも活躍する丸山に「笑いを取りたくないのか」という質問が飛ぶと、「赤堀さんがそれで行けっておっしゃるんであればやります」と意欲。赤堀が「じゃあ一発芸をお願いします」と言うと、即座に準備する丸山を赤堀が「嘘です」と止め、丸山は「速っ!!」と驚いていた。赤堀は俳優としての丸山について「とっても素敵な俳優だと思います。正直ジャニーズかというところで斜に構えていた部分もあるんですけど、稽古の段階からとっても素敵だなって。本当に何のお世辞でもなくとても素晴らしいなと思いますし、この座組を引っ張ってくれてるなという思いは大阪公演の時からあります」と絶賛した。質問が途切れると、「興味ないですか〜? 大丈夫かなあ〜?」と報道陣を笑わせていた丸山。見どころを聞かれると「言っちゃっていいんですか? チケットを買ってくれた人の特権だと思います」と答える。また、関ジャニ∞のメンバーが観にくるかについては「全く聞いてないです。僕自身も聞かないようにしてます。それぞれのスケジュール感もあって『来てくれよなんていうとプレッシャーになっちゃうので、心に余裕がある時に来てくれたら」と言いつつ、「期待はしてます」という。「ヤスくん(安田章大)のやつは観にいきました。割とフラットに考えてます」と明かした。大阪公演を既に終えており、東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて10月7日~11月3日。
2022年10月07日関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める舞台『パラダイス』が、2022年9月25日(日)から10月3日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで、10月7日(金)から11月3日(木)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。チケット一般発売日は8月28日(日)。“詐欺グループの男たち”を描く舞台『パラダイス』赤堀雅秋によるオリジナル舞台『パラダイス』は、詐欺グループの男たちの栄枯盛衰の物語。一見豊かで平和ぼけしているかのような街・東京 新宿を舞台に、“社会の底辺”で蠢く男たちが、破滅を予期しながらも刹那的な幸福を求めて走り続ける様を、俯瞰的な視点から描写する。当初は2020年5月から7月に上演される予定だった本舞台。今回は一部キャスト・スタッフが再集結し、念願の上演となる。関ジャニ∞丸山隆平が詐欺グループのリーダーに主演を務めるのは、関ジャニ∞の丸山隆平。アイドル活動に留まらず、ドラマ・映画・舞台と多岐に渡って活動し、2022年2月にはブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で性別を超えて愛を求める主人公・ヘドウィグを演じ、新境地を開いた。そんな丸山隆平が『パラダイス』で演じるのは、高齢者を狙う詐欺グループのリーダーだ。明るく天真爛漫なイメージのある彼が、大きくギャップのある“底辺でもがく男”をどう演じるのか、期待が高まる。共演に八嶋智人や毎熊克哉共演には、シリアスからコメディまで巧みな演技で観客を惹きつける八嶋智人、独特の存在感で映像業界から熱い視線を集める毎熊克哉をはじめ、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬など、ベテランから注目の若手まで、個性あふれる様々な世代の俳優が登場する。『パラダイス』あらすじ舞台は東京、新宿。表層的には豊かに見える平和ぼけしたこの街だが、虚無感を抱えた人間たちがもがく“底辺”が存在する。巷に蔓延る高齢者を狙った詐欺グループのリーダーの男は、ある日、懇意にしているヤクザの一人に呼び出され、組織拡大という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、言われるがまま手を広げる男と詐欺グループの腹心たち。被害に遭い、ズタボロにされていく老人とその家族を尻目に、彼らは一時隆盛を極めるが、やがて暗雲が立ち込める……。底辺で蠢く人間たちの不毛な戦いと裏切り、束の間の栄枯盛衰の物語。作・演出に赤堀雅秋作・演出を務めるのは、『美しく青く』(2019年)以来、3年ぶり5回目のシアターコクーン登場となる赤堀雅秋。これまで、実際に起きた事件や時々の世相を題材に人間の機微を丁寧に描き、“赤堀ワールド”とも称される独特の世界観を確立してきた彼が、今回は悪党たちの生き様に焦点を当てる。公演概要COCOON PRODUCTION 2022『パラダイス』作・演出:赤堀雅秋出演:丸山隆平、八嶋智人、毎熊克哉、水澤紳吾、小野花梨、永田崇人、飯田あさと、碓井将大、櫻井健人、前田聖太、松澤匠、赤堀雅秋、梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬チケット一般発売日:8月28日(日)10:00~ ※8月29日(月)以降は各プレイガイド残席がある場合のみ取り扱い。■大阪公演公演期間:2022年9月25日(日)~10月3日(月)会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5チケット料金:11,000円(全席指定・未就学児童入場不可)■東京公演公演期間:10月7日(金)~11月3日(木)会場:Bunkamuraシアターコクーン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1チケット料金:S席 11,000円/A席 9,000円/コクーンシート 5,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:Bunkamura チケットセンター(オペレーター対応/10:00~17:00):・8月28日(日)発売日初日特電 TEL:03-3477-9912・8月29日(月)以降 TEL:03-3477-9999Bunkamura チケットカウンター:・8月29日(月)以降 Bunkamura1階(10:00~18:00)東急シアターオーブチケットカウンター・8月29日(月)以降 渋谷ヒカリエ 2階(11:00~18:00)チケットぴあ・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 セブン-イレブン(24時間/毎週火・水曜日の1:30~5:30を除く) <Pコード:513-006>イープラス・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 ファミリーマート店舗ローソンチケット・公式サイト(PC・スマホ共通/座席選択不可)・8月29日(月)以降 ローソン・ミニストップ店内 Loppi <L コード:31495>【問い合わせ先】■大阪公演:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00/日祝休業)■東京公演:BunkamuraTEL:03-3477-3244(10:00~18:00)
2022年06月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平、4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかとしても活動する女優のさとうほなみが3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』公開ゲネプロに参加した。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセルは、ドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語は、ヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行。ヘドウィグを丸山が演じ、恋人でありバンドメンバーとして陰ながら見守るイツハクをさとうが演じる。2人ともミュージカル初挑戦となる。ゲネプロで丸山は、ミニスカ衣装、ハイヒール、ド派手なメイクにウィッグという姿でヘドウィグに。冒頭ではマントを大きく広げて歌い出し、一気に物語の世界へと誘う。スタンドマイクを用いて熱唱したり、ポップなダンスでキュートな一面を見せたり、さまざまなパフォーマンスで魅了。イツハク役のさとうと美しいハーモニーも披露した。そして、一人語りで、ヘドウィグの切ない心情も見事に表現していた。ウエスタンハットをかぶったり、ウィッグを変えたり、丸山のビジュアルの変化も見どころ。ステージ上で生着替えし、ドレスもチェンジする。アドリブの部分では、コロナ禍ならではのオンラインの取材にまつわるエピソードを話したり、報道陣を意識したトークも。丸山のサービス精神あふれるパフォーマンスに、最後は大きな拍手が起こった。ゲネプロ前に行われた取材会で、「このあと断髪式があるんです。こちらとこちらの毛をこのあと剃るので、見納めです、皆さん!」とワキ毛と脚の毛を剃ることを予告していた丸山。ゲネプロでは「さっき剃ったばかりです」と、きれいに剃ったワキと脚をアピールしていた。
2022年02月03日丸山隆平(関ジャニ∞)が2月3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕するブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の取材会及びゲネプロに出席した。丸山は主人公のヘドウィグ役でミュージカル初挑戦。華麗なドラァグクイーンの衣装に身を包み、「あら、ご機嫌、麗しゅう。皆さん、大変な世の中ですけど、負けないで一緒に戦いましょう」とヘドウィグになりきり挨拶していた。カメラマンに対しては「あら、たくさん撮ってくれるのね」と喜びの声をあげ、「手応え?お客さんが入ってからじゃないと分からないけど、でもなんか楽しそうだってことだけは分かってるわ」と“ヘドウィグ節”で挨拶を続けたが、共演するさとうほなみ(イツハク役)から「ずっとその感じで?」とツッコミが入ると、「ちょっと、やばいな(笑)」と軌道修正。素の丸山に戻り、「ミュージカル初挑戦なんで、どういう自分が湧き上がるのか、お客様の反応も含めて楽しみ。こういう状況で、いろんな制約がありますが、生の臨場感を楽しんでいただければ」と期待を寄せていた。ヘドウィグに変身した自身の姿については「プロの技術ってすごいなと実感」と語り、「このメイクと衣装が気持ちを持ち上げてくれる。助けられ、支えられています」と感謝の意。先日ファイナルを迎えた全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」と並行し、本公演の稽古に臨んだといい「自然と体づくりができた」。それでも、不慣れなハイヒールには苦戦したそうで「思ったより高くて、動きも制限される。女性の気持ちが分かった」と話していた。また、役作りのため「これから脇と脛の断髪式をする」とも明かし、報道陣に“断髪”前の脇を披露するサービスも。メンバーからもさまざまな形でエールが届いているといい「村上くん(村上信五)は、北京から『応援してるぜ』ってメールが来ました。横さん(横山裕)は寡黙なんで、終わってから『お疲れ』って連絡が入るはず」と笑顔を見せた。コロナ禍での上演となるが「感染対策もしていますし、こういう世の中だからこそ、こういう劇が届くんじゃないかなと。無理のない範囲で来ていただき、お客様の中にたまっているものを発散させて帰すんで、お楽しみに」とアピールした。1997年にオフ・ブロードウェイで誕生し、その後映画化もされたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌ととともに、一人語りで進行していく。2年ぶりとなる日本での上演では、生みの親であるジョン・キャメロン・ミッチェルがリモートで演出を手掛けた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル / 作詞・作曲:スティーヴン・トラスクアドバイザー:鈴木勝秀出演:丸山隆平さとうほなみBAND:GUITAR / 山岸竜之介GUITAR / イイダケイスケBASS / FIREDRUMS / ナガシマタカトKEYBOARD / Robin■東京公演公演期間・会場:2022年2月3日(木)~13日(日) 全14回公演・EX THEATER ROPPONGI■大阪公演公演期間・会場:2022年2月16日(水)〜19日(土) 全7回公演・Zepp Osaka Bayside■福岡公演公演期間・会場:2022年2月23日(水・祝) 13:00 / 17:00 全2回公演・Zepp Fukuoka■名古屋公演公演期間・会場:2022年2月25日(金)~27日(日) 全4回公演・Zepp Nagoya■札幌公演公演期間・会場:2022年3月2日(水) 14:00 / 18:00 全2回公演・Zepp Sapporo■東京凱旋公演公演期間・会場:2022年3月4日(金)~6日(日) 全4回公演・Zepp DiverCity
2022年02月03日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平、4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかとしても活動する女優のさとうほなみが3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』取材会に出席した。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセルは、ドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語は、ヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行。ヘドウィグを丸山が演じ、恋人でありバンドメンバーとして陰ながら見守るイツハクをさとうが演じる。2人ともミュージカル初挑戦となる。取材会で丸山は、ミニスカ衣装、ハイヒール、ド派手なメイクにウィッグという女装姿を披露。「あら、ご機嫌麗しゅう! すごいわね~たくさん集まってくれているわ。皆さん、大変な世の中ですけど、負けないで一緒に戦っていきましょう」とヘドウィグになりきって登場した。手応えを聞かれると、ヘドウィグになりきったまま「手応えはお客さんが入ってからかしらね。よくわからないわ。でも楽しそうっていうことだけはわかっているわ。よろしくお願いしますって感じ」と答え、さとうから「え、ずっとその感じで!?」とツッコまれると、「ちょっとやばいな」と丸山自身に切り替え、「全力で初めてのミュージカルを、ほなみさんの支えとともに、バンドの方々もいらっしゃるので、生の臨場感を楽しんでいただけたらなと思います」と意気込みを語った。女装姿については「プロの技術ってすごいなと実感しています。メイクや衣装に助けられて、支えられて成り立っている」とコメント。「境目がちょっとわからなくなってきちゃって、舞台が終わったときにどうなっているのかなという不安もある。年上の男性スタッフの方から『きれいだね』って言われると、『ちょっと待って!』って(笑)。ちょっとわからない自分が生まれ始めているのかもしれないです」と初めての感情も芽生えているようだ。そして、「このあと断髪式があるんです。こちらとこちらの毛をこのあと剃るので、見納めです、皆さん! ズームして、私のわきに! このあと失われて皆様の前に登場って形になるので」と、わき毛と脚の毛を見せて笑いを誘う丸山。さとうは「わきを見せている写真に写りたくないなと思って」と距離をとるも、丸山が「生意気言うのね。私のわきと写れるなんで光栄と思いなさい」と言うと、「確かに」と納得し、丸山は「ありがとう。優しい」と喜んでいた。肉体美については、「ツアーを回りながらの稽古だったので、稽古とツアーをやっていると自ずとそうなっていきました。体作りという意味では、体幹をピラティスとかで作って。ヒールが思ったよりも高くて、動くときに制限がある。こういうのがあって、稽古するにつれてドラッグクイーンの体になっていっているような感じがします」と説明。「女性を尊敬します。女性の気持ちをちょっと体感させてもらっています」と話した。丸山とさとうは初共演。丸山は「わからないことはズバッと演出家や音楽家の方に聞いて、それをすぐ体現してやってみる。レスポンスが素晴らしいなと。一緒にやっていてすごく頼れる方だなと思いました」とさとうの印象を述べ、さとうも「お芝居をしていても、歌っていても、そのままの丸山さんでいても、自由度が高くてすごく生き生きされているので、一緒にやらせていただいて楽しいです」と丸山の印象を語った。関ジャニ∞のメンバーの反応を聞かれると、丸山は「今日、メール来ました。『初日頑張れ』って。村上(信五)くんは『北京から応援してるぜ』って感じで、ヤス(安田章大)はひとこと、『行ってらっしゃい』。(大倉忠義は)『大変な中やけど、無事に幕が開けて終わるのを待ってます』って。ヨコさん(横山裕)は寡黙な人なんで、終わってから『お疲れ』って言ってくれると思います」と明かし、「4人4様ですごく心温まって元気もらいました」と感謝。また、ビジュアルが公開された際も、「メンバー誰か忘れましたけど、『これ、丸!?』って言われ、うれしかったです」とリアクションがあったという。また、“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語にちなみ、「丸山さんのカタワレは?」と聞かれると、「全国にいるファンのみんなです」とカメラ目線で堂々と答えていた。東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて2022年2月3日~13日、大阪公演はZepp Osaka Baysideにて2月16日~19日、福岡公演はZepp Fukuokaにて2月23日、名古屋公演はZepp Nagoyaにて2月25日~27日、札幌公演はZepp Sapporoにて3月2日、東京凱旋公演はZepp DiverCityにて3月4日~6日。
2022年02月03日関ジャニ∞の丸山隆平主演によるブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が、2022年2月3日(木)のEX THEATER ROPPONGIでの公演を皮切りに、全国5都市にて上演されることが決定した。1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌ととともに、一人語りで進行していく。舞台上で、演技・歌・そしてライブパフォーマンスという様々な要素を持つこの作品でヘドウィグを演じるのは丸山隆平。関ジャニ∞として常に音楽界の第一線を走り続け、俳優としても舞台・映画・ドラマで活躍し、作品のファンだったという丸山が、本作で初めてミュージカルに挑む。そして恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクは、さとうほなみ。バンド“ゲスの極み乙女。”で、ドラマーほな・いこかとしてもバンドを支え、現実と作品がリンクするような存在のさとう自身、本作で新たな魅力を発揮することだろう。ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、ジョン・キャメロン・ミッチェル作・主演で1997年にオフ・ブロードウェイで初演され、マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティたちも熱狂しロングランを記録。2001年には同じくミッチェルによって映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした。さらにに、14年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を遂げ、15年公演では、ミッチェルが本作においてトニー賞名誉賞も受賞。日本では、2004年、05年に三上博史で初演、07年、08年、09年には山本耕史により全編英語詞の歌唱で、12年は森山未來により日本を舞台としたオリジナル解釈で、そして19年には浦井健治で原点回帰ともいえる形式で上演。また、17年には生みの親であるミッチェル本人による「SPECIAL SHOW」が開催され、本作の底知れぬ魅力と音楽の力で観客を魅了した。2年ぶりとなる日本での上演において、ミッチェル自らが舞台版の演出を初めて手掛け、山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀が脚本とアドバイザーを担当し、よりディープにヘドウィグの世界を創り上げる。<コメント>■ジョン・キャメロン・ミッチェル丸山隆平さんが主演を務める新公演の演出を手掛けることになりました。丸山さんとは既に話し合いを進めていてご一緒出来ることを今からとてもワクワクしています。実は舞台版のヘドウィグは今まで一度も演出したことがなく、今回の公演用に新しいアイデアも用意しており、長年信頼してきた日本の制作チームとのコラボレーションも楽しみ。コロナの問題もありますが、私も初日には来日できることを願っています。いい公演になるように、そして皆さんに新しいヘドウィグを楽しんでいただけるように力を注ぎます!■丸山隆平僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことが叶うに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました。さとうさんは、女優さんとしてどの作品を観ても素敵です。そして、彼女はドラマー!僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます。今回のビジュアル撮影前はとても不安でしたが、皆様にヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです。リモートですが、ジョン・キャメロン・ミッチェルさんと顔合せが出来て、感激でクラッときました。ほんものやぁーーっ!って。「ヘドウィグの世界へようこそ!」と、歓迎していただけて、より気が引き締まりました!作品のことから他愛もないお話もして、今後さらにコミュニケーションを取っていけたらと思います。1ヶ月先のことさえ霧の中の話の様で、来年の2月のことなんて想像出来ないですよね。世界中のみんながそうである様に、僕もそうです。公演が叶った時は、このミュージカルで皆様の心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢い出来ることを心待ちにしております。■さとうほなみ最初にお話を頂いた時は、バンドメンバーでお誘いいただいているのだと勘違いしていて、イツハクでと聞いたときは正直とても驚きました。この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味の溢れる人物で出演させていただけること、心より嬉しく思います。ビジュアル撮影で丸山さんにお会いした時には「目の前にヘドウィグがいる…」と見惚れてしまいました。とてもお綺麗です。そしてライブを模して撮影をしたときに、胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思います。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。【公演概要】ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル / 作詞・作曲:スティーヴン・トラスクアドバイザー:鈴木勝秀出演:丸山隆平さとうほなみBAND:GUITAR/山岸竜之介GUITAR/イイダケイスケBASS/FIREDRUMS/ナガシマタカトKEYBOARD/Robin企画・製作:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座公式サイト: www.hedwig2022.jpチケット一斉発売日:2022年1月8日(土) 10:00~チケット料金:全席指定 11,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可・チケットぴあ " (東京・福岡・名古屋・札幌・東京凱旋公演)・イープラス (大阪公演)■東京公演公演期間・会場:2022年2月3日(木)~13日(日) 全14回公演 / EX THEATER ROPPONGI主催:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)■大阪公演公演期間・会場:2022年2月16日(水)〜19日(土) 全7回公演 / Zepp Osaka Bayside主催:サンライズプロモーション大阪お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日・祝休業)■福岡公演公演期間・会場:2022年2月23日(水・祝) 13:00 / 17:00 全2回公演 / Zepp Fukuokaお問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(11:00〜17:00 / 日曜日・祝日休)■名古屋公演公演期間・会場:2022年2月25日(金)~27日(日) 全4回公演 / Zepp Nagoyaお問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)■札幌公演公演期間・会場:2022年3月2日(水) 14:00 / 18:00 全2回公演 / Zepp Sapporoお問合せ:道新文化事業社 011-241-5161(平日9:30〜17:30)■東京凱旋公演公演期間・会場:2022年3月4日(金)~6日(日) 全4回公演 / Zepp DiverCity主催:テレビ朝日 / ニッポン放送 / 東京グローブ座お問合せ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
2021年11月08日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が、ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の主演を務めることが7日、明らかになった。同作は1997年にオフ・ブロードウェイで誕生したミュージカル。性転換手術のミスで股間に「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまったハンセル(丸山)はヘドウィグを名乗りロックバンドを組む。やがて17歳の少年トミーに出逢い、愛情を注ぐようになるヘドウィグだったが、トミーはヘドウィグの曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターに上り詰める。最愛の人に裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を率いて、ストーカーのようにトミーの全米コンサート会場を追い、スタジアム脇の冴えない会場で巡業する。自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた“カタワレ(=愛)”を探すヘドウィグの物語となる。ヘドウィグによってこれまでの生い立ちと現在の心情を表す歌と共に、一人語りで進行していく同作は、舞台上で演技・歌・そしてライブパフォーマンスという様々な要素を持つ。作品のファンだったという丸山は4年ぶりの舞台主演となり、本作で初めてミュージカルに挑む。恋人でありバンドメンバーとしてヘドウィグを陰ながら見守るイツハクは、バンド“ゲスの極み乙女。”で、ドラマーほな・いこかとしてもバンドを支えているさとうほなみが演じる。同作は元々ジョン・キャメロン・ミッチェル作・主演で1997年にオフ・ブロードウェイで初演を迎え、マドンナやデヴィッド・ボウイなど数々のセレブリティ達も熱狂し、ロングランを記録した。2001年には同じくミッチェルによって映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞するなど、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした。14年にはリバイバル作品としてブロードウェイに進出し、トニー賞4部門という快挙を遂げ、15年公演では、ミッチェルが本作においてトニー賞名誉賞も受賞した。日本では、2004年、05年に三上博史で初演、07年、08年、09年には山本耕史により全編英語詞の歌唱で、12年は森山未來により日本を舞台としたオリジナル解釈で、そして19年には浦井健治で原点回帰ともいえる形式で上演。また、17年には生みの親であるミッチェル本人による「SPECIAL SHOW」が開催された。今回2年ぶりとなる日本での上演において、ミッチェル自らが初めて舞台版の演出を手掛ける。更に、山本版ヘドウィグの演出を手掛けた鈴木勝秀が脚本とアドバイザーを務め、よりディープにヘドウィグの世界を創り上げる。東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて2022年2月3日~13日、大阪公演はZepp Osaka Baysideにて2月16日~19日、福岡公演はZepp Fukuokaにて2月23日、名古屋公演はZepp Nagoyaにて2月25日~27日、札幌公演はZepp Sapporoにて3月2日、東京凱旋公演はZepp DiverCityにて3月4日~6日。○ジョン・キャメロン・ミッチェル コメント丸山隆平さんが主演を務める新公演の演出を手掛けることになりました。丸山さんとは既に話し合いを進めていてご一緒出来ることを今からとてもワクワクしています。実は舞台版のヘドウィグは今まで一度も演出したことがなく、今回の公演用に新しいアイデアも用意しており、長年信頼してきた日本の制作チームとのコラボレーションも楽しみ。コロナの問題もありますが、私も初日には来日できることを願っています。いい公演になるように、そして皆さんに新しいヘドウィグを楽しんでいただけるように力を注ぎます!○丸山隆平 コメント僕にとって新しい愛の起源とカタチを提示してくれた、厳しくも温かい大好きな作品です。いつか演じることができたらと、思っていたことが叶うに至り、言葉に表せない喜びと、怖さが同時に押し寄せてきました。さとうさんは、女優さんとしてどの作品を観ても素敵です。そして、彼女はドラマー! 僕は、ベーシストでもあるので、いいバディーになるのではないかしら、と思いますし、とてもワクワクしてます。今回のビジュアル撮影前はとても不安でしたが、皆様にヘドウィグを彩っていただけたおかげで、堂々と一瞬で入り込むことができました。この感触をヒントにさらにヘドウィグの世界にdiveしたいです。リモートですが、ジョン・キャメロン・ミッチェルさんと顔合せが出来て、感激でクラッときました。ほんものやぁーーっ!って。「ヘドウィグの世界へようこそ!」と、歓迎していただけて、より気が引き締まりました!作品のことから他愛もないお話もして、今後さらにコミュニケーションを取っていけたらと思います。1ヶ月先のことさえ霧の中の話の様で、来年の2月のことなんて想像出来ないですよね。世界中のみんながそうである様に、僕もそうです。公演が叶った時は、このミュージカルで皆様の心に彩をそっと贈らせてください。健康な身体でお逢い出来ることを心待ちにしております。○さとうほなみ コメント最初にお話を頂いた時は、バンドメンバーでお誘いいただいているのだと勘違いしていて、イツハクでと聞いたときは正直とても驚きました。この作品はとても魅力的で、イツハクという複雑だけど人間味の溢れる人物で出演させていただけること、心より嬉しく思います。ビジュアル撮影で丸山さんにお会いした時には「目の前にヘドウィグがいる…」と見惚れてしまいました。とてもお綺麗です。そしてライブを模して撮影をしたときに、胸が高鳴り、私自身本番がとても楽しみになりました。ヘドウィグの人生と、イツハクとの関係。切なく儚く美しい。そんな物語をイツハクとしてパワフルにお届けできればと思います。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。
2021年11月08日●阿部「優斗くんはカッコいいお兄ちゃん」ディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』(ディズニープラスにて独占配信中)の日本版声優を務めた阿部カノンと池田優斗を直撃。小学校に上がる前からこの仕事を始めた2人は、順調に子役としてキャリアを積み、声優経験も豊富で、そんな彼らだからこそ、吹替版のクオリティーを高みに上げた気がする。そんな2人の素顔は向上心にあふれていて、すでにしっかりと未来を見据えていた。『あの夏のルカ』の舞台は、北イタリアの美しい港町ポルトロッソ。余談だが、その名前を聞いただけで、『紅の豚』(92)を彷彿させ、エンリコ・カサローザ監督が宮崎駿ファンだとわかる。本作で阿部は海に住むシー・モンスターの少年ルカ役を、池田はその親友アルベルト役を演じた。2人はひょんなことから憧れの人間の世界に住み、人間の少女ジュリアと交流していくというひと夏の物語が描かれる。6月9日に12歳の誕生日を迎えた阿部は、2015年に映画『ギャラクシー街道』でデビューし、近年はミュージカル『Kinky Boots』(18)でヤングローラ役を演じて注目された。アフレコについて阿部は「映像や台本をたくさん見て、ルカの心の動きを表現できるようにやりました。声だけで表現するので、すごく難しかったです」とはにかみながら感想を語ってくれた。アルベルト役の池田優斗は6月25日で16歳になる。爽やかなイケメンで、近年は映画『糸』『滑走路』などに出演。今年1月期ドラマ『ここは今から倫理です。』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』に2作品同時レギュラー出演するなど幅広く活躍する。「アルベルトは実年齢と近い役だったので、すごく演じやすかったです。最初は気合い入れて作り込んでいったのですが、初日に吹替演出の方から『池田君の素のままな感じでやってほしい』と言われたので、あまり考えすぎず、ありのままでやっていきました」劇中で息の合った掛け合いを見せている2人だが、一緒に収録できたのは初日だけだった。池田は「初めてカノンくんの声を聞いたときは『ルカだ!』と思いました」と言うと、阿部もうれしそうに「僕も優斗くんの声を聞いて『アルベルトだ!』って思いました」と池田と顔を合わせた。お互いの印象については、阿部が「優斗くんはすごくカッコ良かったから、めっちゃ緊張しちゃいました。でも優しく話しかけてくれたので、カッコいいお兄ちゃんという印象でした」と当時を振り返ると、池田は「めちゃくちゃうれしい」と喜ぶ。池田は「僕はカノンくんに会った時、すごく声が高くてきれいで、ルカにぴったりだなと思い、ルカの声を思い出しながらお芝居ができました。またカノンくんは、普段話している時と本番ではすごくギャップがあって、いざ収録となると、パチッと切り替えてプロの顔になるんです。まだ若いのにすごいなと思いました」と称えると、阿部は「ふふふ」と照れ笑いをした。●俳優業への思いや見据える未来2人ともディズニー&ピクサー映画の大ファンだというが、その魅力について阿部は「夢は諦めなければ叶うという点が、ピクサー作品の魅力だなと。また、友情や絆があふれているところも、ピクサー作品ならではだなと思います」と言う。阿部自身も幼い頃から今の仕事につき、現在、夢に向けて邁進中なので、「もうすでに夢は叶えていますね」と聞くと、阿部は「一応、夢が叶っているといえばそうなんですが、今よりもっともっといろんな人に僕の歌や演技を見てほしいし、みなさんを笑顔にできるようなアーティスト、俳優、声優になっていきたいです」と目を輝かせた。なんとも頼もしい12歳!と感心しつつ、アーティスト、俳優、声優のなかで一番やりたいジャンルについて尋ねると「うーん……。すごく難しい。声優のお仕事は本当に大好きだけど、歌も大好きなので、歌の仕事もやりたいなと思ってしまって……」と悩ませてしまったので、「無理に選ばなくて大丈夫です!」とすぐに質問を取り消した。池田もディズニー&ピクサー映画について「アニメーション作品なのに、海や人の表情などがすごくリアルで、キャラクター一人ひとりにちゃんと個性があるし、大人から子どもまで幅広い年齢層に観てもらえるところも最高です。今回も仲間の大切さや友情など、すごく熱いメッセージが込められた作品だと思います」と熱弁する。5歳の時に俳優デビューした池田はすでに“十年選手”だが、経験を重ねる中で俳優業の面白さと難しさの両方を実感してきたそうだ。「僕は平仮名が読めない頃からこの仕事をさせてもらっていて、当時はまだ小さかったので、オーディションなどがあっても緊張することはなく、ただ一生懸命やっていただけでした。でも、年齢を重ねていくうちにいろいろと考えるようになり、すごく緊張するようになりました。これまでにいろんな作品に参加させてもらいましたが、やっぱり緊張していてもベストなパフォーマンスをできる人が、本当に上手な人だと思うので、僕はここからが勝負かなと。そういう意味で、今からが2回目のスタートを切る感じです」そんな池田にとって、俳優としての分岐点となった作品が、藤原竜也主演ドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』だったという。「もちろん徐々に自分自身が変わっていったとは思いますが、あの時期に『青のSP』に出会えて本当に良かったと思っています。これまで自分の考えを言えずに、不甲斐ない感じで終わってしまったことが過去に何回もありました。でも今は積極的になって、ちゃんと自分の考えを監督さんに提案し、とりあえず自分が思ったようにやってみるようにしようと思っています。あとで後悔はしたくないので」と、真っ直ぐな目で語る。●ルカとアルベルトの関係性から学び本作では、人間とシー・モンスターという種の違う者同士が、いかにしてお互いを認め合い受け入れるかという今日的なメッセージが織り込まれている。阿部は「やっぱり見た目などで判断しないで、ちゃんとお互いのことを認め合い、心を通じ合えれば、争いなどは起きないんだなと思いました」とうなずく。ネタバレは避けるが、阿部はルカが最終的にくだす決断についても「ルカは自分の考えで決心したんだなと。だから僕自身もそこはすごく共感できました」と、まるで自分のことのように受け止めたとか。池田は、「ルカとアルベルトの関係性を見て、友達の大切さはもちろん、そういう友達がいるというごく当たり前の世の中がいかに大切なのかと、本当に身に染みて感じました」と、コロナ禍でより一層、そのテーマが深く心に刺さったと明かした。インタビュー中、阿部が自身の一歩先を行く池田の一挙手一投足をキラキラした目で見つめたり、池田が後輩的な存在である阿部を温かい目線で見守ったりする姿も印象的だった。2人とも、声優としてのスキルはもちろん、作品の読解力からもベテランの風格を漂わせているが、現時点ではルカたちと同じく紛れもない“少年たち”である。『あの夏のルカ』は、そんな等身大の彼らが命を吹き込んだ作品だからこそ、ただの冒険ファンタジーという枠を超えた、珠玉の青春映画に仕上がったのではないだろうか。だからこそ、ラストに流れるヨルシカのsuisによる「少年時代(あの夏のルカver.)」も、いろいろな意味で深い余韻を醸す。本作は今の少年たち、そして昔少年だった大人たちにぜひ観てもらいたい秀作だと思う。
2021年06月20日川口春奈さん主演のテレビドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)が、2021年6月22日に最終回を迎えます。同作は、ルームシェアを通し、5人の男女が恋や友情を育む『うちキュン』ラブストーリー。それぞれの恋の行方や仕事上の試練など、佳境を迎える『着飾る恋には理由があって』に視聴者の注目度はこれまでにないほど高まっています。また、最終回直前の同月19日には、午後2時45分からドラマの公式Instagramアカウントで、インスタライブが開催されることが決定。展開が気になって仕方がないというドキドキ・ワクワク感を、さらに盛り上げれくれること間違いなしです!横浜流星と丸山隆平がインスタライブに出演最終回直前のインスタライブには、藤野駿役の横浜流星さんと、駿のはとこ・寺井陽人役の丸山隆平さんが出演。撮影時の裏側や、最終回のことなど、インスタライブでしか聞けないトークを繰り広げます。 この投稿をInstagramで見る 【公式】TBS火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(@kikazarukoi_tbs)がシェアした投稿 恋に仕事に、登場人物たちが最終的に選ぶ道は…横浜流星さんと丸山隆平さんのインスタライブを見て、最終回にそなえましょう![文・構成/grape編集部]
2021年06月18日波瑠が月9ドラマ初出演にして初主演を務める、完全オリジナル青春群像医療ドラマ「ナイト・ドクター」。この度、月9初出演となる5人の新キャストが発表された。本作は、夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」結成のために集められた医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいくドラマ。舞台となる「柏桜会あさひ海浜病院」の救命救急センターで、昼間に働く日勤の医師・根岸進次郎を演じるのは、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」「この恋あたためますか」の一ノ瀬颯。「ナイト・ドクター」として働くことになった深澤(岸優太)は同期であり、彼を憐れみ、日勤の医師こそが優秀であり一流の医師であると思っている人物。「柏桜会あさひ海浜病院」救命救急センターで働く看護師・益田舞子役には、元「AKB48」野呂佳代。「ナイト・ドクター」をサポートする役どころ。同じく看護師の新村風太役を、「オオカミくんには騙されない」や連続テレビ小説「エール」に出演し、今作が3作目のTVドラマ出演となる櫻井海音。この3人は、本作にレギュラー出演。「役者なら誰しもが憧れる月9枠に出演させていただけて、とても光栄です」と参加を喜んだ一ノ瀬さんは、「医療と聞くと遠いものだと感じる方も多いかと思いますが、人として大事なことを教えてくれる本作をぜひ楽しみにしていてください」とメッセージ。野呂さんは「救急現場のリアルな動きを教えていただき、今の医療のお話を伺い、より一層医療従事者の方々へ心から頭の下がる思いです。その思いが見ている皆さまにも伝わるよう、最後までドラマ制作の一員として頑張ります!」と意気込み、櫻井さんは「今は世界的に苦しい日々が続いていますが、ナイト・ドクターが戦う姿を見て、視聴者の皆さまが少しでも前向きな気持ちになっていただければ幸いです」とコメント。そして準レギュラーキャストとして、原菜乃華と宮世琉弥がオーディションを勝ち抜き、役を射止めた。『3月のライオン』『罪の声』に出演した原さんが演じるのは、深澤の妹・心美。寮で一緒に暮らす心美は生まれつき体が弱く、「柏桜会あさひ海浜病院」に通院中。一方、「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」に出演していた宮世さんが演じるのは、心美の彼氏・岡本勇馬。深澤に隠れながら交際しており、勇馬は心美が生まれつき体が弱いことを知らずデートに出かけるが、そこで心美は体に違和感を覚え…。この役を絶対にやりたいと思ったという原さんは「深澤心美という役を通して作品に込められたメッセージを届けられるように頑張ります」と言い、宮世さんは「この心美&勇馬カップルにもぜひ注目してみてほしいです!こんな状況下だからこそ、共感する部分もたくさんあると思います。僕も本を読ませていただいて共感することばかりだったので、この作品がいろんな方に届いたら良いなと思います」とアピールした。「ナイト・ドクター」は6月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月24日菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃いし、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る作品をリメイクする『CUBE』。この度、実写映画『約束のネバーランド』のドン役や「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」での演技が光った山時聡真(さんとき そうま)の出演が明らかに。兄弟を演じた菅田さんとのクランクアップ写真も初公開された。毎月18日を“「CUBE」=部屋の日”と定め、初回の4月18日“死ぬ部屋の日”には、危険の象徴である「部屋」が次々と映し出される特別映像や、原作をリスペクトしつつも緊迫感を張り巡らせた完全オリジナルストーリー情報、『CUBE』生みの親であるヴィンチェンゾ・ナタリ監督のクリエイティブ協力情報、そして素数が示す時間によって様々な危険トラップが発動する映画公式HPの大幅リニューアルが発表された本作。そして今月18日“部屋の日”には、山時聡真の出演が解禁。山時さんは5歳の時のスカウトをきっかけに子役として活動し始め、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」やNHK「少年寅次郎」、NHK連続テレビ小説「エール」、フジテレビ「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」など数々の話題ドラマに立て続けに出演し、昨年大ヒットした映画『約束のネバーランド』では同世代の子役の中でも圧倒的な存在感を放った若手のホープといえる存在だ。さらに今回は、山時さんと同じ所属事務所(トップコート)の先輩でもあり、本作の主演・菅田さんとの2ショットも公開。彼の役は、CUBE=部屋に突然閉じ込められた後藤裕一(菅田さん)の弟・後藤博人となる。写真を撮影した日は主演・菅田さんのクランクアップ日で、初共演の山時さんとの撮影を終えた菅田さんは「山ちゃん最高だった!」と大絶賛。そんな山時さんは「菅田さんが演じられた後藤裕一の弟役で、その緊張感を保ちながら撮影に臨みました。何よりも事務所の先輩である菅田さんと同じシーンを経験できた事は僕にとってとても貴重な時間でした。1カット1カット噛み締めながら、そして博人に寄り添いながら、作品に挑むことができたと思います」とコメント。「台本を読んだ時、博人から感じられたのは”深い闇”でした。作品に入る前に清水(康彦)監督と役について話し合えたことで、より博人として入りやすくなりました」とも明かしている。いまや“日本を代表する俳優の1人”といえる菅田さんと同じ事務所に所属し、活躍の場を広げている山時さん。兄弟役を演じる2人の関係性や共演シーンにも期待が高まる。『CUBE』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE(2021) 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年05月18日女優の明日海りおが、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』に主演することが5日、明らかになった。同作は福山庸治による同名コミックスを原作としたミュージカル。「モーツァルトが実は女だった」という設定で、天から与えられた音楽の才能に恵まれ常にその喜びに溢れていたモーツァルトが、父を愛しながらも男として育てられたことへの葛藤、偽って結婚した妻との関係、そして本来の自分の姿に悩みながらも、音楽と共に生きる決意をし、音楽と共に果てていく一生をドラマティックに描き出す。日本オリジナルミュージカルを牽引してきた音楽座を代表する名作で、1991年に初演されこれまで幾度も上演されてきた。モーツァルトの楽曲が使用されているのはもとより、小室哲哉が音楽を担当していることでも大きな話題を呼んだ。初演から30年が経つ本年、東宝製作により新たな『マドモアゼル・モーツァルト』が誕生。女として生まれながら音楽の才能を活かすために男として育てられたモーツァルトを明日海が演じる。宝塚歌劇団でトップスターを務め、退団後は連続テレビ小説『おちょやん』、ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』『コントが始まる』など話題作に次々と出演する明日海が、退団後初のオリジナルミュージカルに挑む。モーツァルトを敵視しながらも惹かれるサリエリ役には、話題作に次々と出演し確かな歌唱力と美しい立ち姿で観客を惹きつける実力派のミュージカル俳優・平方元基、俳優・劇場支配人・脚本家など多彩な面を持つモーツァルトの友・シカネーダー役には、音楽活動のみならず近年は幅広い舞台でも活躍するLeadの古屋敬多が決定した。公演は東京建物 Brillia ホールにて、10月10日〜31日。○明日海りおコメント音楽座作品は、昨年『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)まで飛んだ』を知って大変興味がありましたので、お話しをいただいて嬉しく思っております。今作では、ヴォルフガング・モーツァルト、男として育てられたエリーザを演じます。私の場合は宝塚時代に、葛藤などなしに好き好んで男役を演じておりましたので、その経験が生かされるかと言うと、少し違うかもしれませんが、ただ、エリーザが、初めてドレスに身を包む時の恥じらいや、女性として扱われた時に目に映る景色は、きっと誰よりもリアルに、自身とリンクして演じられるのではないかと、楽しみにしております。この作品以外にも、ミュージカル等で様々な描かれ方のある、モーツァルト。彼と彼が魂を捧げた音楽、彼とそれぞれ登場人物、ピュアでありながら壮絶な関係性を、歌に、お芝居に乗せてお届けできたらと思います。私にとりましては、難関への挑戦が目白押しになりそうですが、どうぞご期待下さいませ。
2021年05月05日川口春奈、横浜流星共演のラブストーリー「着飾る恋には理由があって」の2話が4月27日放送。SNSでは丸山隆平の関西弁に「トーンの使い分けにやられた」などの声が上がるとともに、川口さんと横浜さんの“冷蔵庫キス”にも多くの反応が投稿されている。昨年社会現象となった「恋はつづくよどこまでも」も記憶に新しい金子ありさ脚本による完全オリジナル作品となる本作。綺麗に着飾り自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら恋をして、友情を深める中で着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリーが展開。キャストは7年間想いを寄せてきた葉山社長が突如退任、行方知れずになってしまうインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)広報の真柴くるみに川口さん。こだわりカレー1品で勝負しているキッチンカー「Fuji Bal」(フジバル)の店主で超マイペースなミニマリストの藤野駿に横浜さん。退任し行方をくらました「el Arco Iris」元代表取締役社長の葉山祥吾に向井理。オンラインカウンセラーをしている寺井陽人に丸山さん。アーティストの卵・羽瀬彩夏に中村アン。山下美月(乃木坂46)、高橋文哉、飯尾和樹(ずん)、夏川結衣らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。葉山が突然退任、松下(飯尾さん)から新社長が就任するまでSNSの更新も止めるよう指示された真柴。傷心の真柴に駿は仕入れた海老を食べさせることを約束する。陽人も真柴のSNSが止まっていることを心配、元気づけようと「2人で花見へ行こう」と誘うがなぜか駿、羽瀬、香子(夏川さん)も一緒に行くことに…というのが今回のおはなし。真柴を花見に誘う陽人。真柴から“なぜ自分と”なのかを問われ「もっと話したいから」と、ストレートに自分の想いを伝える。そんな陽人を演じる丸山さんの演技に「丸山くんの関西弁のトーン、威勢のいい関西弁って感じの時もあれば仕事柄かまろやかな落ち着きのある優しい関西弁を繰り出してきたりとトーンの使い分けにやられた」「丸山さんのあの話しかける感じ!!最高だ!!」「言葉選びや気持ちに寄り添ってくれる感じがとてもカッコイイ」などの声が続々。終盤ではシェアハウスで食事をしていた真柴と駿が急接近。冷蔵庫の前に思わずキスしてしまう…という展開に。2話にして2人がキスする展開に「真柴と駿の最後のキス、思わず早っ!!!と叫んでしまった(笑)」「2話目からキスするなんて!どんな展開になるの?」という反応が上がるとともに、「冷蔵庫クロスキッスをかましてきた着飾る恋すぎょい」「け…けしからんー!と思いつつ、最後まで観てしまった」「このキスシーン…!!!ときめきすぎ」など様々な感想がSNSに投稿されている。(笠緒)
2021年04月27日4歳のわが子を抱き、妻と歩いていたのは藤原竜也(38)だった。服装こそスニーカー、頭にサングラスという休日スタイルではあるが、目つきが鋭い。油断なく四方八方に目を配り、家族を守ろうとするその姿は、あたかもSP(セキュリティポリス)のようだった。デビューから24年、今年5月には39歳を迎える藤原だが、いまもハードなアクションをこなし続けている。テレビ局関係者はこう語る。「現在公開中の主演映画『太陽は動かない』ではスパイ組織のエージェントを演じており、高さ10mの橋の上から飛び降りるなど激しいアクションも見どころになっています。高所恐怖症だという藤原にとっては、かなり過酷な撮影でした。また3月まで放送されていた主演連ドラ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、いわゆる学園モノでした。しかし、生徒を守るために半グレ集団と闘ったりと、毎回のようにアクションシーンがありました」コロナ禍ということもあり、感染対策などで条件が厳しいロケが続くなか、藤原の活力となっているのが“家族の食卓”だ。■結婚8年でも冷めない夫婦生活彼自身はインタビューで次のように語っている。《休日はその日食べたいと思ったものを選ぶようにしています。とくに新型コロナウイルス感染症によるステイホーム期間中は、「今日の夕飯はなにを食べよう?」と家族で考えるのが楽しくて。おいしいものを食べるだけで、確実に疲れが解消されますし、精神的にもとてもいいですよね》(『家の光』3月号)藤原が家庭を持ったのは約8年前のこと。「’13年5月に、その年内に結婚することを発表しました。お相手は4歳年上の一般女性で、9年の交際を経ての決断でした。そして’16年6月に第1子が誕生しています」(芸能関係者)映画『カイジ』では缶ビールを頬に押しつけ、「キンキンに冷えてやがる!」と叫ぶ演技も印象的だった藤原。しかし結婚8年目を迎えている夫婦関係のほうは、まったく冷えていないようだ。本誌が一家を目撃したのは4月上旬。この日は、妻が知人宅らしき家に用事があったようだが、彼女を目的地に送り届け、その後、子供の相手を務めていたのは藤原だった。「’19年夏には、ハワイでのバカンスも目撃されています。その際も、奥さんが買い物中は、藤原さんがお子さんと遊んでいたそうです」(前出・芸能関係者)“休日は日ごろの恩返しを”、それが藤原の“家族の平和を守る”ためのルールなのだろう。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日現在放送中の中村倫也主演ドラマ「珈琲いかがでしょう」より、シーン写真が先行公開。さらに、第4話以降に登場するゲストも発表された。初回放送の見逃し配信の再生数は196万回を突破し、テレビ東京の番組の1週間の再生数として過去最高を記録するという好スタートを切った本作。今回発表されたのは、中村さん扮する移動珈琲店の店主・青山の過去に関わる人物を演じる4人。第6話から登場する、青山の過去を中心に描くドラマ後半のキーパーソン、暴力団組長の三代目ぼっちゃんを、「恋する母たち」「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」などの出演で話題を集めた宮世琉弥。後半の展開に大きく関わっていく、第4話から登場のぼっちゃんの組の幹部・花菱を渡辺大、第6話から登場するぼっちゃんの組を支えてきたベテラン幹部・夕張を鶴見辰吾、第7話から登場する10歳のぼっちゃんを長野蒼大が演じる。宮世さんは「昔から中村さんの作品をたくさん見ていて、ずっと憧れていたので、決まった時はこの役をやらせて頂けることが凄く嬉しかったです!」と今回の参加を喜び、鶴見さんは「ロケの帰り、ぼっちゃん役の宮世琉弥くんと一緒に電車に乗って帰った。連日の撮影で疲れが出たのか、座るとすぐに船を漕いでたのが、何とも可愛かったな。俺にもそんな日があったのが懐かしい」とふり返る。渡辺さんは「4話から花菱の登場で空気が変わり、ラストまでドキドキの展開になるので是非お楽しみください」とメッセージを寄せ、長野さんは「初めて長台詞があったので撮影が終わるまで緊張しっぱなしでした。そんな僕に、中村さんが声をかけて下さり、沢山アドバイスを頂きました。作品の中だけでなく、撮影中も僕の心に寄り添ってくれた中村さんは、これから先も僕のヒーロー、とらモンです! 」とコメントしている。そして、怪しげな表情のぼっちゃんと驚いた様子の青山、青山のどこか切なげな金髪姿のシーン写真も併せて公開。なお、今夜の第3話では、「男子珈琲」「金魚珈琲」という2つの物語を放送。「男子珈琲」は、監督・脚本を務める荻上直子のオリジナルエピソードとなっている。「珈琲いかがでしょう」は毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送中。地上波放送終了後、Paravi&ひかりTVにて配信。(cinemacafe.net)
2021年04月19日3月14日に発売されたばかりのファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP)の重版も決定した俳優・宮世琉弥。昨年末に出演した『恋する母たち』(TBS系)、最終回を迎えたばかりの『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ系)と順調に俳優業を駆け上がる宮世に、将来の目標として掲げる「映画を撮る」や、自分のやりたいことをやらせてくれる両親への思いのほか、田中将大投手が帰ってきた地元・宮城の東北楽天ゴールデンイーグルスへの期待も聞いた。○■17歳の誕生日は、いつもと同じように家族と――スタイルブックのタイトルの通り、今年1月に17歳になりました。誕生日はどのように過ごしましたか?お仕事をして、ファンのみなさんと生配信でお祝いして、それから家に帰って、いつもの年と同じように両親と3人の妹たちと一緒に誕生会をしました。ケーキを前に、妹が「お誕生日おめでとう!」の掛け声をかけてくれて、「いえーい!」とお祝いしました。楽しかったです。――発売になったスタイルブックではこの17年間をじっくり振り返れたとのことですが、この企画があったからこそ、改めて発見したことはありますか?自分は何かを作ったり表現することが好きなんだなと改めて感じました。絵を描いたり、絵画展に行ったり、カメラで写真を撮影したり。自分の趣味からもそう感じましたし、俳優というお仕事についても同じように感じました。――なかには家族とのエピソードも登場します。忘れていたけど、今回のことで思い出したといった出来事はありましたか?忘れていたような出来事はなかったです。どれもちゃんと自分の記憶に残っています。子どもの頃にプリンを隠れて食べて怒られたなとか(笑)。○■自分が元気づけられたように、自分も人を元気づけられる存在に――10年後の自分へのメッセージも綴られています。「ちゃんと売れているか!」と呼び掛けていたり。宮世さんは、以前から明確な目標がありますよね。20歳までに主演映画、25歳までに日本アカデミー賞を受賞、30歳になったら映画を監督すると。10年後というと、20代後半です。今の僕は、本当にいろんな経験をさせていただいていると思います。いろんな方とお芝居をして、いろんな現場に行って、たくさんの人と出会って、すごい経験だと思います。10年後の自分は、そんな今の自分をはるかに上回っていたい。自分自身が自分をすごいと尊敬できるように。俳優としても人としても成長していたいです。――映画を作りたいという目標は、小学生のときにスカウトされて芸能活動を始めてから思うようになったのでしょうか。それとも、もともとそうした気持ちがあった?芸能活動をしたいと思うようになったきっかけが、僕自身も被災した東日本大震災が落ち着いてすぐのころ、ももいろクローバーZさんが来てくれたときのパフォーマンスを観たことでした。すごいパワーをもらいました。自分と同じように、元気づけられた人はたくさんいると思います。自分自身、芸能界でお仕事をするようになって、自分もあのときのももクロさんのようになりたい、そして震災の映画を作りたいと、自然と思うようになりました。○■家族の応援「周りに流されるな。やるならちゃんとやれ」――なぜ映画製作という目標になったのでしょう。生き残った僕にできるのは、分かりやすく、あの時の震災をみなさんに伝えていくことだと思いました。言葉で伝えるのも大切ですが、映像があるとより伝わりやすいし、こうして俳優として演技をさせていただいているので、演技でも恩返しをしたい。そして監督をすれば、自分自身が伝えたいメッセージそのものを伝えられる。そのためにも演技だけでなく、いろいろな趣味も含めて吸収しているところです。――「恩返し」という言葉は本の中にも登場しますね。「恩返し」とは?まずは両親に。普通の親孝行もそうですが、僕が有名になって、色んな作品に出てお芝居を見せることが、一番の恩返しになると思っています。ファンのみなさんにはファンクラブの活動や、こうしたスタイルブックを届けることも、恩返しになっていると思いますし、色んな人に出会って、ちゃんと自分の好きなことをやって、みなさんに作品を届けていくことが、恩返しになると思っています。――尊敬する人にご両親をあげていますね。僕のやりたいことを「やっていいよ」と応援してくれるんです。小学生でスカウトされたときも、「頑張れ」と言ってくれました。当時、スカウトされてすぐに所属ではなくて、顔合わせが必要でした。その顔合わせに行くと決める段階で、「この仕事をやっていくのだという意識をちゃんと持って、周りに流されるな。やるならちゃんとやれ。絶対に受かれよ」と言ってくれました。僕もやりたいという意志を明確にして入りました。○■マー君が世界から地元・宮城に帰ってきた――ところで宮世さんは小学生の頃、楽天ジュニアに所属していたんですよね?はい。楽天の選手たちに練習を一緒にしてもらったこともあります。それってジュニアじゃないと出来ないことですよね。選手とキャッチボールしたり、打たせてもらったり。よく覚えてます。最初は緊張しましたけど、みなさんすごく優しかったので、もっと野球を好きになりました。――今年は田中将大選手が日本球界に復帰しました。そうなんです! 早く会いたい! やっぱり自然と楽天を応援しますね。今年はもっと一気に強くなると思います。マー君が、日本のマウンドで……。ヤバいですよね。あー、テレビ見なきゃ。すごく嬉しいですし、自分もその勢いに乗りたいです。マー君が世界から宮城に帰ってきた。僕は外に出て行って、みなさんに何かをお届けしたいです。――ではまず今年の目標を教えてください。17歳は、何かひとつに絞るのではなく、いろんなことに挑戦していきたいです。いろんなことやモノ、いろんな人に興味を持って、新しいことをいっぱい見つけていきたい。苦手そうだと思ったことも、まずはチャレンジしたい。そのうえで苦手だったら仕方ないですけど、それが苦手なんだと分かるうえでも、まずはやってみたい。ひょっとしたら楽しいかもしれないですしね。――最後にスタイルブック発売へのコメントをお願いします。初めてのスタイルブックがこの作品で良かったと思っています。本当に僕の説明書みたいに、盛りだくさんの内容です。僕を知ってくれている方も、知らない方でも、チェックしてください。いろんな僕を知ってもらえると思います。■プロフィール宮世琉弥2004年1月22日生まれ、宮城県出身。小学校5年生のときにスカウトされる。2019年に苗字を公募し、出身地である宮城から世界へ羽ばたけるようにという願いを込めて宮世琉弥に改名した。同年すぐにドラマ『パーフェクトワールド』で役者デビュー。2020年、ドラマ『恋する母たち』で、一気に注目を集める。1月期には『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』と連続ドラマ2作に出演した。3月14日にファーストスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』を発売。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年03月27日●『未来のカケラ』は「できること」を与えてくれた2011年3月11日に発生した未曾有の災害・東日本大震災から10年。マイナビニュースでは、この震災に様々な形で向き合ってきた人々や番組のキーパーソンにインタビューし、この10年、そしてこれからを考えていく。震災から5年後の2016年に制作されたショートフィルム『未来のカケラ / Pieces of the Future』(国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア制作)。政府広報室が実施した東北支援キャンペーン「東北を元気にする作文 短編映画化プロジェクト」の最優秀作品に選ばれた、岩手県在住・岩間壮太さん(当時小学5年生)の作文「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」を原作に、施工依頼のあった「物置」と見習い大工が向き合う姿を描いている。この見習い大工・壮太を演じた須賀健太(26)は今年3月11日、Twitterに「震災から5年のタイミングで出演させて頂いた『未来のカケラ』そこからまた5年…あの時も岩手の皆さんは『忘れて欲しくない』と仰っていました。自分なんかが言うのはおこがましいけど、この先も忘れないように考え続けたいです。一緒に」と投稿した。これまでも度々同作を取り上げていたが、そこにはどのような思いがあったのか。本人を取材すると「僕は何もできなかった」と切り出し、当時から今でも抱え続けている葛藤、そして“未来のカケラ”について胸の内を明かしてくれた。○■あのとき何かできていれば――『未来のカケラ / Pieces of the Future』のオファーを受けて、率直にどう思われましたか?東日本大震災が発生した直後、僕は何もできなかった。そういうとちょっと大げさに聞こえるかもしれないんですけど、やったのはニュースを見ることぐらいで、ボランティアとかそういう具体的な行動に移すことはできませんでした。毎年3月11日が近づくと、「あのとき何かできていれば、今の自分はちょっと違っていたかもしれない」と後悔する日々。『未来のカケラ』はそんな自分にとって、「できること」を与えてくれた貴重な機会でした。覚悟は必要でしたが、お話を頂いてすぐに返事をさせていただきました。原作となった岩間壮太さんの作文を読ませて頂いて、「建築」に対する意味合いや印象が大きく変わりました。それまでの自分は、建物に対して何も考えていなかった。同じ国に住んで同じように過ごしているはずなのに、1つの経験によってここまで違いが出てしまうものなのかと。当時小学5年生で書かれていた作文ということもあって、ハッとさせられました。お芝居の上ではあるんですけど、そういうこともしっかりと届けないといけない。当時、そう思った記憶があります。――「建築」について改めて考えることは、日常の中でそこまでないですよね。岩間さんは改めて作品を観て、「物が壊れたとしても残り続ける『思い』の強さを感じました。ただ、記憶という物は時間と共に薄れていくものでもあり、それを止めておく『物』の大切さも同時に感じることができました。そのような面でも、長い間そこに有り続ける建築物は重要」と実感したそうです。身の回りにある多くの建物。そこに建っていることは、よくよく考えると「普通」ではないんです。東日本大震災から10年を迎え、壮太さんがおっしゃっているように、自分も建物に対する意識が変わったなと感じました。5年前、電車に乗って東京から撮影地の岩手県大槌町が近づくにつれて、地面に散らばったままの破片や木材とか、地震の影響と思われる痕跡がどんどん増えていって。更地になってきれいに整備された場所を見ても、「とてつもないことが起きたんだ」ということは、震災から5年経っても十分伝わりました。ニュースで取り上げられる現地の様子を見ても、どこか自分にとっては「映像の先のもの」だったことが分かったというか。『未来のカケラ』に出演させて頂くにあたって、大槌町のロケを通じてそこを肌で感じることができたのは大きかったです。●本当の意味での「忘れない」とは――須賀さんのTwitter投稿によると、現地の人は「忘れてほしくない」とおっしゃっていたそうですね。どのようなタイミングで聞いたか覚えていますか?撮影期間中、町を挙げて応援してくださっていて。空き時間は現地の方々とお話しする機会も多かったですし、夜はおいしい海鮮料理を用意してくださいました。本当に温かい方ばかりで、「来てくれてありがとう。作品を通して人々の目に触れることがうれしい」とおっしゃっていて、「忘れてほしくない」というのも交流の場で聞いた言葉だったと思います。人間、誰でも忘れていく。毎年、この時期になるとニュースでは特集が組まれているし、目に留まる機会は増えますが、「またこの時期が来たんだ」と感じることも、忘れているに等しいんじゃないかと身をもって感じます。だからといって、僕含めて何ができるんだといったら、それはまた難しい話でもあるんですけど……現在進行系でその土地で生活している人たちがいる。撮影から5年が経ちましたが、そういうことを強く感じます。本当の意味で、「忘れない」とはどういうことなのか。この作品を通して、自分も考え続けていきたい。今生まれた子たちは、当たり前ですけど震災を知らない世代です。そういう子たちにも届いたらいいなと、5年前は漠然とそんなことを思っていました。何もできずに悶々としていた自分にとっては、自己満足なのかもしれないですけど、震災に関わるお仕事を役者という自分のフィールドでできたことが何よりもありがたかった。伝えることが仕事で、演じることも仕事。でも、キャスターさんや記者さんとは違う伝え方です。なかなかそんな機会は頂けないと思いますので、僕を選んで頂いて……でもこれは僕の感覚での「良かった」でしかないので難しいんですけど……。僕としては、関わることができて良かったです。○■「当事者ではない僕」の向き合い方――俳優でしか関われない仕事ですね。現地に行って撮影していた時期、振り返ってみると町全体で盛り上げてくださって、「来てくれてありがとう」と感謝までしてもらえた。「芝居するの照れちゃうなぁ」とか言いながら(笑)、エキストラでも参加して頂き、朝から晩までの撮影にも協力してくださいました。そして、夜はみんなで宴会。あの時間はすごく……輝かしい時間だったというか。その時に、「強さ」をすごく感じたんです。実は……僕自身も現地に行くまでは、言い方が悪く聞こえてしまうかもしれませんが、まずは「気を使うこと」を意識していました。「震災のことで傷つけてしまうようなことを言わないように」とか、「どこまで聞いていいんだろう」とか考えながら行ったんですけど、現地の方々と交流すると、みなさんすごく強くてたくましくて前向きで。そして何より、僕たち以上にその作品が出来上がることを楽しみにしてくれて、そこの良い意味でのギャップが、僕はうれしかった。現地に行くことの大切さを改めて感じた瞬間でもありました。それからすごく覚えているのが、撮影の待ち時間があって現地の方が津波の映像を見せてくださったんです。それは町が飲み込まれていく瞬間を撮った、編集されていない映像でした。うまく表現できないんですけど……あの映像は忘れられません。でも、ここから目をそらしちゃダメだなとその時すごく思って。それをみんなに見てほしいというわけではなくて、それを見た「当事者ではない僕」の、作品を通して伝えられることの質が変わったと思います。それも貴重な体験でした。――当時の須賀さんは21歳頃ですよね。俳優としてどのような時期だったんですか?役者として、今後の自分はどうなっていくのかなという不安を抱えた時期だったような気がします。その頃は頻繁に舞台に出させてもらっていて、仕事の幅を広げていきたいと思っていた時期でもあったので、何よりも映像の仕事を頂けたことがうれしかったです。――2016年2月22日に投稿されたブログでは、「大槌お宝マップ」の文面を紹介し、「この想いこそが未来のカケラだろうと僕は思い、演じさせて頂きました」と書かれていました。須賀さんにとっての“未来のカケラ”とは?「本当の意味で忘れないでいること」が、僕たちができる“未来のカケラ”なのかなと思っています。冷たく聞こえてしまうかもしれないんですけど、僕は「当事者」ではないし、そこを変えることはできない。100%理解することはできないと思うんです。でも、そこに寄り添って考え続けることはできる。僕の世代は、震災発生当時に「何もできなかった」と実感した人も多かったと思います。そんな僕ら世代が忘れないでいることが、次の世代に対して繋げていけること。そういう意味でも、すごく大事な世代だと思います。実は、現地のコーディネーターさんと個人的に今でも連絡を取り合っていて。舞台も観に来てくださって、海鮮を送ってくださったこともありました。僕は本当に良い思いしかさせてもらってないんですけど、その繋がりも大切というか。僕がこの作品に出ていなかったら、その方とも繋がれていなかった。人対人として連絡を取り合っている瞬間が、僕はすごく好きです。頻繁に連絡を取っているわけでもないんですけど、年に数回のそういう瞬間は人と人との繋がりを感じることができるので、僕にとってはこれも、大切な“未来のカケラ”なのかなと思います。東日本大震災から5年というタイミングでこの作品と出会って、今年は震災から10年という節目。震災に触れてもらえる機会の1つであり続けるように、僕はこの先もずっとこの作品を話題にして、考え続けていきたいと思います。■プロフィール須賀健太1994年10月19日生まれ。東京都出身。ドラマ『人にやさしく』(02)で注目を浴び、2006年には映画初主演作『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』全シリーズ(05~12)、『スイートプールサイド』(14)、『学校のカイダン』(15)、『獣道』(17)、『江戸前の旬』(18)(19)、『凛-りん-』(19)、『遮那王 -お江戸のキャンディー3-』(19)。2021年1月期のドラマ『青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した。
2021年03月26日藤原竜也主演「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」が3月16日の放送で幕を閉じた。数々のアクションをみせてきた藤原さんには「カッコ良かった」、三枝役の山田裕貴に「最高でした」などの声が送られ、視聴者が放送の終了を惜しんでいる。学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。そこに元刑事の嶋田隆平が自ら志願し配属されてくる。嶋田はSNS、薬物、盗撮、マタハラにセクハラと校内にはびこる“悪”を痛快に成敗していくが、嶋田がスクールポリスに志願した真の目的は、赤嶺中学校の音楽教師をしていた嶋田の恋人、小川香里の死の真相を突き止めることだった…という本作。嶋田隆平を藤原さんが演じ、3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。少年係刑事の三枝弘樹に山田さん。逮捕された赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。生徒に性的暴行未遂事件を起こし、さらに木島を撃った岡部に遠藤雄弥。教育委員長の尾崎賢治に升毅。岡部に暴行された被害者の生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。美月の友人で賢治の娘だった尾崎香澄に鈴木梨央。嶋田の元恋人の小川香里に明日海りお。泉澤祐希、音尾琢真、石井正則、須賀健太、峯村リエ、山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。岡部によるセクハラ事件の真相。それは涌井が尾崎と結託、岡部に自分を襲わせるよう仕向けたというものだった。謝罪に訪れた木島と香里に対し、涌井の母は慰謝料として420万を要求。木島は岡部を説得し、岡部は自分の保険を解約して慰謝料を支払っていた。その慰謝料を涌井は将来の学費に充てようとしていた…。「ズルして手に入れたものに何の価値もない」と涌井たちに言い放つ嶋田。視聴者からも「ズルして手に入れたものに何の価値もない。ほんとそれ」「涌井と尾崎はさすがに許されちゃダメ」という声が上がる一方、「岡部も普通に悪くない?」といった反応も。その後、学校に潜入していた岡部が三枝を撃ち、教室に乗り込むと涌井と尾崎に銃を向ける。そこに嶋田が現れ2人は一騎打ち…嶋田は肩を撃たれつつも岡部を逮捕。結局スクールポリス制度は見送りとなり、嶋田は交番勤務として新たな道を歩む…というラストだった。緊迫感溢れる一騎打ちシーンをはじめ数々のアクションをみせてきた藤原さんに「アクションカッコ良かったです」「良い声でシビアな正論言ってアクション決める藤原竜也が見れて良かった」など、藤原さんのアクションを讃える声がSNSに続々と上がっているほか、また三枝演じる山田さんにも「三枝くんに会えないと思うとしんどいな」「嶋田さんと三枝の絡みが大好きでした。最高でした。寂しい気持ちでいっぱいです」といった反応が送られている。(笠緒)
2021年03月16日韓国で放送されたファンタジーラブストーリーを日本でリメイクした大倉忠義主演「知ってるワイフ」の最終話(3月18日放送)に、スペシャルゲストとして丸山隆平が出演することが分かった。今回出演が明らかになった丸山さんが演じるのは、再びタイムスリップした大倉さん演じる元春がある場所で出会う人物。生粋の関西人で、ド派手な服を着ていてハイテンションな彼が持つ、“大量のあめ玉”が、2人を繋ぐキーアイテムとなる。撮影では、リハーサル前、スタッフから「丸山隆平さんです!」と紹介されると、まず大倉さんがスタッフに「ありがとうございます」と言い、「すみません、お邪魔します!」と続けて挨拶した丸山さん。そして、少し緊張気味の丸山さんに監督から「もう少しテンション上げて」と指示が入ると、「はよ、慣れてやー」と大倉さんがツッコみ、なごやかな笑いに包まれていたという。さらに進むにつれて、アドリブを披露するようになった丸山さん。大倉さんもカットがかかると思わず声をあげて笑ってしまう様子も。最後には、大倉さんが「ありがとう」と感謝を伝えると、丸山さんは「こちらこそ、ありがとう!引き続き頑張って下さい」と大倉さんやスタッフをねぎらっていたそう。本作について丸山さんは「人生誰しもが1度は考える、あの時こうだったら、こうしていたら…を、元春を通じて体験している気分です。どうか、この物語に登場する人々、全てがいい方向に進んでくれることを、リアルに願ってしまっております」と述べ、主題歌については「関ジャニ∞の曲を使っていただきありがとうございます。個人的には大倉の歌うAメロが好きです。ドラマの世界観を象徴していますね。ドラマの中で流れると、涙腺がヤバいです」とコメント。今回の出演に関しては「大倉とドラマの現場で会うのは、とても新鮮で照れくさかったです」と言いつつ、「あー、今はこの現場で闘ってるんやなって少しでも体感できて、貴重な時間を過ごさせてもらいました。懐かしいスタッフさんにも会えてうれしかったです」と感想を語り、「僕の役どころとしては、あ、関西弁やったなぁ(笑)お楽しみに!」とメッセージを寄せている。<最終話あらすじ>元春は澪(広瀬アリス)との結婚生活を変えるため過去を変え、学生時代に憧れていたマドンナの沙也佳(瀧本美織)と夫婦になる人生を選んだ。理想の人生を手にしたかに見えたが、職場の銀行に人事異動でやってきた独身の澪と再会し、妻だった時と全く違うはつらつとした姿に動揺。やがて、澪を恐妻に変えてしまったのは、結婚生活時代の自分の行いのせいなのではと気づき、気持ちが揺れはじめる。何かと気になる澪のことを助けてしまうそんな行動により、やがて沙也佳との結婚生活も破綻を迎え、澪は再び元春に恋心を抱くようになり、元春はそのせいで親友の津山千晴(松下洸平)との友情が壊れ、職場の人間関係も破綻。さらに、沙也佳の父・江川秀彦(山田明郷)に汚職の片棒を担がされたことを元春が告発した結果、沙也佳の家族も不幸に。激しく後悔した元春は、小池良治(生瀬勝久)から渡された五百円硬貨を持ち再び過去へタイムスリップ。目覚めたのは、10年前の澪と出会った日であり、以前、タイムスリップしたときは沙也佳と初デートをした日だ。元春は2人に会うことを避け、再び現在へ戻ると、見知らぬ部屋で目覚めた。もくろみ通り独身で、どうやら大阪で生活しているようだ。仕事は機械関連の商社の営業マンに変わっていた。このまま澪たちに出会わず、ひとりで淡々と毎日を過ごしていけば良い。そう思う元春だったがある日、仕事の関係で東京へ出張することになり、予想もしない事態が巻き起こる――。「知ってるワイフ」最終話は3月18日(木)22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月11日藤原竜也主演「青のSP」の9話が3月9日放送。暴行事件の被害者である涌井と密かに親しくする尾崎…そこから隆平がたどり着いた香里の死の真相に「尾崎と涌井がラスボスか」「岡部も被害者」など、SNSには様々なコメントが投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。赤嶺中で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した主人公・嶋田隆平が、香里の死の真相に迫りながら学校にはびこる悪を成敗していく本作。隆平を藤原さんが演じ、香里と同僚だった3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩の少年係刑事、三枝弘樹に山田裕貴。生徒を脅迫し香里の死のきっかけを作って逮捕された、赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。教育委員長の尾崎賢治に升毅。1年前、生徒に性的暴行未遂事件を起こした岡部に遠藤雄弥。1年前の暴行未遂事件の被害者となった生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。1組のクラス委員長・尾崎香澄に鈴木梨央。自転車のブレーキに細工されたことがきっかけで亡くなった、嶋田の恋人で音楽教師の小川香里に明日海りお。赤嶺中学の教師として柴田透に泉澤祐希、阿部裕亮に音尾琢真、一ノ瀬悟に石井正則、新津清に須賀健太、福島美津子に峯村リエ、水野楓に山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。木島が逮捕されたが香里の死にはまだ裏があると考える嶋田は、事件の被害者であるはずの涌井に「化けの皮をはがす」と告げる。そんななか3年生のクラスで高校受験の進路指導が始まる。三者面談の場であるにも関わらず反抗的な態度を取った涌井に暴力をふるう父親。家庭内に問題があると考えた隆平が美月を尾行すると、図書館で涌井が尾崎と楽しげに建築の本を読む姿を目にする。そのことを涼子に話すと1年前の暴行事件の現場に尾崎もいたことを思い出す。尾崎に涌井との関係を問う嶋田。尾崎は涌井に「気を付けて」と連絡すると、その足でレストランへ。そこで待っていたのは教育委員長の尾崎賢治。尾崎は賢治の子どもだった。さらに涌井と尾崎が同じ新設校への進学を希望していることも発覚する。一方、岡部は警察の事情聴取が来たことで予備校の職を辞めさせられ、さらに恋人もネットにさらされる。すべてを失った岡部は手製の銃で釈放された木島を撃つ…というのが今回のストーリー。岡部が木島を撃つ直前「約束が違う」と叫んでいたことや、涌井と尾崎の2人のことを回想した嶋田が口にした「あの2人にだまされていたのかもしれない」というセリフから、「岡部先生と校長は何を必死に隠してるの??涌井さんと尾崎さんは何をしたの…??」「涌井さん尾崎さんが岡部を陥れたってこと…??」「涌井と委員長は岡部をハメたっぽいし岡部も被害者なんだろうね」「尾崎と涌井がラスボスか」など様々な反応が上がる。また母親から希望とは別の進路を強制される井上双葉(唯藤絵舞)、相良恭子(石井薫子)を巡る物語にも「自分の時も思い出しながらしみじみしました」など、自らの体験を重ねて共感する声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年03月10日川口春奈と横浜流星が共演するTBS新火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」。この度、本作の新たなキャストとして、「関ジャニ∞」丸山隆平と中村アンの出演が決定した。本作は、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら恋をし、友情を深める中で、鎧を脱ぎ捨て、自分らしく生きる姿を描くうちキュンラブストーリー。川口さん演じる主人公“着飾る女”真柴くるみと、横浜さん演じるシンプルを追求する“ミニマリスト男”藤野駿と共にルームシェアすることになるのが、今回発表された丸山さん演じる寺井陽人と、中村さん演じる羽瀬彩夏。陽人は、駿のはとこで関西人のオンラインカウンセラー。これまで丸山さんは、「ストロベリーナイト」『泥棒役者』などにもに出演しているが、今作が自身初のラブストーリー。「恋愛があり、働く女性を中心とした人間ドラマでもあり。それぞれの登場人物がどのように展開していくのか今から楽しみでキュンキュンしてます!」と台本を読んだ感想を語る丸山さんは、「今まで関西人を演じたことはなかったので逆に新鮮です。明るくとっつきやすい人物ですが、心の中にあるものも含め、奥行きある部分も演じられたらと思います」と意気込む。一方、彩夏は近所の高級スーパーでデリバリーのバイトをする傍ら、現代アートの絵画やオブジェを作るアーティストの卵。見た目も普段とはガラリと違う役柄に挑戦する中村さんだが「夢を追い挫折を味わいながら進んでいく姿は、私も沢山経験してきましたし、自分も共感できるところがあります」と話し、「すでにこの役への思い入れもありますし、演じることにしっかりと覚悟を持って臨み、今までとは違った自分を見せられるよう頑張ります。共演者の皆さまとのお芝居を今から楽しみにしています」とコメントしている。火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」は4月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月09日