映画『ハナレイ・ベイ』(10月19日公開)の公開記念舞台挨拶が20日、都内で行われ、吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、松永大司監督が登場した。同作は作家・村上春樹の短編作品を映画化。サチ(吉田)は、ハワイの美しい湾ハナレイ・ベイで命を落とした息子・タカシ(佐野)の姿を、日本人サーファー高橋(村上)に重ねる。『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司監督がメガホンを取る。作品にちなみ「一番大切な人」を聞かれた吉田は、「この作品で共に戦った戦友、松永大司監督。女優人生において大切な存在になったなと思います」と回答し、松永監督も「嬉しいです」と応える。佐野は「サチのような人ってたくさんいると思う。息子じゃなくても、友人が亡くなって会えない、僕にもそんな仲間もいるわけで、そういう人にとって、この映画が、一歩踏み出すきっかけになってくれたら、救われる気がする」と真摯に語る。「自分も少しでも、若いながらに伝えられたら。自分のできることをできたらいいなと思ってます」と改めて決意を述べた。さらに佐野は、サプライズで吉田にプレゼントを贈呈。実は、1年前の映画撮影時にオアフでプレゼントを買っていたという。「お守りというか、パワーストーンなんですけど。ハワイはいいと聞いたので」と照れたように説明し、「すごくいっぱい石がある中でこれを選んだんですけど、羊さんを少しでも救うアイテムになればいいな」と意図を明かした。吉田は「タカシ!」と役名で佐野の名を呼び、「相当嬉しいですね。しかも誕生石のアメジストなので、息子の愛を感じます。やだ、泣いちゃう」と喜ぶが、佐野は「カメラがあるので」と忠告。「全部、それになっちゃうもんね」(吉田)、「吉田羊、涙!」(佐野)と、ニュースの見出しを気にして会場の笑いを誘っていた。舞台挨拶では、キャスト陣の「異性にモテる3カ条」も披露。吉田が「自分の意見を持って話を聞く」「尊厳を傷つけない」「筋肉を褒める」と発表すると、拍手が起こる。かなりの筋肉を誇る佐野も満面の笑みになり、吉田から「褒められるために鍛えてるの?」と聞かれると、「はい!」と答えていた。さらに佐野は「美味しいご飯に連れて行く」「話をよく聞く」「仲間に会わせる」、村上は「品性」「笑顔」「無理してない感」と、それぞれの「3カ条」を発表していた。
2018年10月20日映画『ハナレイ・ベイ』(10月19日公開)に出演する、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の場面写真が13日、公開された。同作は作家・村上春樹の短編作品を映画化。サチ(吉田羊)は、ハワイの美しい湾ハナレイ・ベイで命を落とした息子・タカシ(佐野)の姿を、日本人サーファー高橋(村上虹郎)に重ねる。『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司監督がメガホンを取る。今回公開されたのは、佐野のキュートすぎる寝顔写真。GENERATIONSのメンバーとして活躍しながら、2014年に放送されたテレビドラマ『GTO』や映画『HIGH&LOW』シリーズに参加、2018年はカルテット主演となった『虹色デイズ』も公開されるなど、役者としての躍進も期待されている。佐野は今作で、サーフィンをするためにハナレイ・ベイを訪れるごく普通の青年という、等身大の姿を見せている。母親との折り合いがうまくいかず、サーフィンに明け暮れる青年を演じたが、あどけなさも感じさせる寝顔となった。
2018年10月13日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。変化し続けるコム デ ギャルソンコム デ ギャルソンは、10シーズンに渡ってランウェイで芸術作品のようなショーピースを発表し、そのエッセンスを落とし込んだコマーシャルピースを展開する、という方法を行ってきた。しかし、今季からはよりシンプルな考え方に回帰した。ポイントは「ハサミを入れること」川久保玲が「静かなコレクション」と表現する今季の特徴は、カッティング。彼女が考える上質なもの、仕立てのよいクラシックなものにハサミを入れ、新しいものを作り上げる。そこには、今までのものを捨て、新境地へ臨む意気込みのようなものが感じられる。多くはテーラードがベースとなっていて、上質な素材のジャケットやジャンプスーツが並ぶ。中には総刺繍を施した生地も。カットされた位置はピースによって異なり、ウエストを真っ二つに切ったもの、ジグザグにカッティングしたもの、サイドにスリットのように入れたものなどがある。新しい肌に直接纏う隙間からのぞいているのは、タトゥのようなボディスーツ。ブランドのロゴや数字、ローズなどが薄手の素材に描かれている。まるで新しい肌に服を直接纏っているようだ。トレンチコートのアシンメトリーに長くなった身頃は、ロール状にまとめたり、蛇腹に畳んだりして、ベルトで留めるなど、様々な“纏い方”をアレンジできる。ハサミを入れた、ナイキコラボシューズシューズは、ナイキ(NIKE)とのコラボレーションによるもの。NIKE SHOXの凹凸ヒールにチェーンを通して、ブランドロゴのゴールドチェーンをあしらった。ナイキのロゴマーク周りやタンの部分が切りっぱなしになっている点からも、ハサミのエッセンスが感じられた。
2018年10月06日パリのボ・ザール(国立高等美術学校)ホール内に会場を設営して2019年春夏コレクションショーを行ったコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)。今季も川久保玲は独自の手法を用いて強烈な世界観を描いて見せた。コレクションは、上質な素材と高いカッティング技術によって作り上げられたテーラードに、あえてハサミを入れ、ジグザグの切り込みから下の地が覗き、肌に直接服をまとっているかのような効果を出したルックで構成。一見妊婦のようにも見えるが、あくまでも肌を強調するための造形だったよう。それらのプロテーゼのようなボディは、樹脂を含ませた布を固めて作り上げられ、タトゥのようなバラのモチーフのプリントを施したポリエステル素材や、ブランド名をグラフィカルにあしらったプリント、新聞記事のプリントで覆われている。冒頭に登場したテーラードはジャンプスーツ仕立てで、リボン刺繍を施したレースや妖しい光を放つリュレックスの起毛素材をあしらったり、羽を全面に刺繍するなどし、クチュールの世界を想起させた。オーバーサイズのコートジャケットは、横に広がった身頃を巻き付けるシステムで、様々な着こなしが可能。袖とヒップからヘムにかけてカットされているコートドレスなどには、ヒップを強調するかのようなボディが合わせられ、不思議なシルエットを見せる。美しいテーラードと肉感的なボディとの組み合わせに始終違和感を覚えながらも、ファッションの中でも前人未踏のクリエーションを垣間見る喜びがあり、それが毎シーズンのことであるのだから感服せずにはいられないのだった。
2018年10月03日映画『ハナレイ・ベイ』(10月19日公開)のプレミア上映会が2日、都内で行われ、吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、松永大司監督が登場した。同作は作家・村上春樹の短編作品を映画化。サチ(吉田)は、ハワイの美しい湾ハナレイ・ベイで命を落とした息子・タカシ(佐野玲於/GENERATIONS from EXILE TRIBE)の姿を、日本人サーファー高橋(村上虹郎)に重ねる。『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司監督がメガホンを取る。登場した吉田は「佐野玲於です」と名乗り、会場の佐野ファンを笑わせる。「もともと村上春樹さんが好きなので、とにかく二つ返事でやらせていただきたいと思いましたし、松永監督の『トイレのピエタ』を拝見して、いつかこの監督に呼ばれるようになりたいと思っていたので、嬉しかったです」と語った。佐野は「自分の活動しているグループのライブにたまたま監督が来てくださって、『どうか』と言ってくださったことが、まずすごく嬉しいですし、頑張ってて良かったと思いました」と振り返る。『HiGH&LOW THE LIVE』を見たという松永監督は、「東京ドームが会場だったので、すっごい遠くだったんですけど、キラキラしている人がいる。『誰?』と聞いたら、『佐野玲於君だよ』って。その日のうちに連絡して、断られたんだよね」と語る。スケジュールの関係で知らないうちに断られていたという佐野だが、松永監督は「『どうしてもこの人に』という人って、恋してるみたいなものなので、『諦められない』と思って、2回目で出てもらえる、となった」と明かした。松永監督のこだわりが強かったという同作だが、吉田は「今回の撮影は、マネージャーさんを同行させずに『一人で成田に行って、一人で搭乗手続きし、一人でオアフに来てください』『ハワイに来る前からサチでいてください』というリクエストがありましたので、閉ざされた世界で過ごしていました」と撮影の裏を語る。監督からの厳しい演出に、「この作品が終わったら女優をやめようと思いました。それくらい戦った現場でした」と振り返った。また、出演者陣はそれぞれ「一番大切な写真」を披露。佐藤は「ファミリーがファーストだなと思ったのでこの写真にしました」と、子供の頃に撮った家族写真を見せる。村上は「たくさんの犬でございます」と語り、「この子が32匹産んだんですよ。この子の子孫今すごいですよ。世界中に」と言うと、会場も驚いていた。佐野は、今作の撮影中に出会った虹の写真を見せ、「写真もすごいんですけど、生で見たら泣きそうなくらい感動しちゃって。写真を撮ったんですけど、俺がもう(寝起きで)顔がパンパンで」と苦笑。しかし会場からの「かわいい〜!」という声に、「どうすればいいの、俺は」と照れた様子に。吉田が「かわいいよ」と褒め、さらに会場にマイクを向けて「かわいい〜」と言わせていじったため、佐野も「怖い!」笑顔を見せた。最後に吉田は「両親の結婚式の写真です。この二人に人を愛することを教えてもらったと思います」と自身の両親の写真を出し、会場も感心していた。
2018年10月02日元『POPEYE』副編集長の“マガジニスト”北原徹が手掛けるファッション誌『PLEASE』の9号、10号が発売された。『PLEASE』 9号第9号は、レイモンド・カーヴァーの短編を集めた映画『Short Cuts』をタイトルに、ファッションストーリーを集めた特集。男女のファッションストーリー、女の子だけ、男の子だけのストーリーもプラス。ブランドはジバンシィ(GIVENCHY)、シャネル(CHANEL)、グッチ(GUCCI)からアンダーカバー(UNDERCOVER)、サカイ(sacai)まで、国内外の人気ブランドが集結。巻頭エッセイ「美しき国字の世界」や、下駄の卸問屋を訪ねた訪問記など、カルチャー面も充実している。『PLEASE』 10号同時発売の10号では、一冊まるごと、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のデザイナー、川久保玲を特集。世界から注目を浴びる川久保玲が手掛けるコム デ ギャルソンの全14ブランドのすべてを、新作をメインに撮り下ろした。川久保玲のものづくりの本質に近づくために、コム デ ギャルソンのバッグづくりも取材している。人気モデルのモトーラ世理奈も登場する他、イラストレーター・エドツワキ(Ed TSUWAKI)が描いたコム デ ギャルソンのショールックのイラストは永久保存版。ほぼすべてのページの撮影やスタイリングを編集長の北原が担当している。
2018年09月21日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」佐野玲於のソロ写真集「さのさん」が、11月15日(木)に発売されることが決定。発売に合わせて、お渡し会イベントを開催するほか、期間限定SNSを開設しオフショットなども配信する。現在、佐野さんは人気グループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとして活躍中。それだけでなく、近年『HiGH&LOW』シリーズや中川大志らとカルテット主演を務めた『虹色デイズ』に出演と、俳優としても活躍。また、ドラマ・映画「PRINCE OF LEGEND」や『ハナレイ・ベイ』が待機作として控えている。そして、グループ随一のファッショニスタでもある佐野さんが、今回1st写真集を発売。本作では、“カルチャー”をテーマに前半は佐野さんの地元・中野で朝から夜まで、のびのびと過ごす姿を撮り下ろし。幼少期から通っているという中野ブロードウェイをはじめ、ゆかりの地も多数登場する。また後半では、衣装部屋にあるTシャツや一点もののジュエリー、フィギュアなど、全15カテゴリの貴重な私物を初公開!ほかにも、Dream Ayaと撮影した秋葉原ロケ、「GENERATIONS from EXILE TRIBE/EXILE」関口メンディーや「GENERATIONS from EXILE TRIBE」小森隼と撮り下ろしたスペシャルカット。佐野さんの過去や現在を語るインタビューも収録される。今回の写真集について佐野さんは、「あえて地元を選ぶことで、育った場所や見てきたものなど、今の自分を構築しているものを詰め込んでいます」と内容について語り、「僕が見てきた景色や世界観が、写真集を手に取ってくださった人に少しでも伝わると嬉しいです」とコメントを寄せている。なお、Loppi・HMV、楽天、EXILE TRIBE STATIONでは、特典付きで販売。詳細は各店WEBサイトにて確認して欲しい。佐野玲於1st写真集「さのさん」は11月15日(木)発売。(cinemacafe.net)
2018年09月07日マインデニム(MINEDENIM)とペイントアーティスト・baanai(バーナイ)によるコラボレーションアイテムが、2018年9月8日(土)よりマインド(MINED)などで発売される。2015年にコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の川久保玲に作品ファイルを送り、アパレルをはじめDMやショッピングバッグなどにアートワークが起用され、話題となったbaanai。マインデニムとのコラボレーションでは、ブルゾンやパーカー、シャツ、Tシャツなどを用意。各アイテムには、baanaiのグラフィックが施されている。また、9月8日(土)から9月17日(月)までの期間、マインドにてエキシビジョンを開催。コラボレーションアイテムの他、今回のエキシビジョンの為に新たに描き下ろされたグラフィック作品も展示販売される。【詳細】baanai×マインデニム発売日:2018年9月8日(土)価格例:・ROWYCO Loose T-SHIRT 22,000円・ROWYCO Rib Zip BLOUSON 48,000円・ROWYCO Loose SHIRT 32,000円・ROWYCO Hooded Parka 38,000円【baanai×マインデニム エキシビジョン】開催期間:2018年9月8日(土)~9月17日(月)開催場所:マインド住所:東京都渋谷区神宮前2-5-8【問い合わせ先】マインドTEL:03-6721-0757
2018年09月06日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介するのは、クライム・カーアクション映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』主演の藤田玲さん。俳優のほか、tvk『猫のひたいほどワイド』メインMCやロックバンドDUSTZのボーカルとしても活躍する藤田さんにお話をうかがいました。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士(Creative GUILD) ヘアメイク・唐澤知子(THE FACE MAKE OFFICE)【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 10クールなルックスに情熱を秘めたアツい男『ダブルドライブ』は、ヤンキー映画『ガチバン』シリーズで窪田正孝、アウトロー映画『闇金ドッグス』シリーズで山田裕貴をブレイクに導いた製作チーム待望の新シリーズです。『ダブルドライブ ~狼の掟~』は我妻アベル、『ダブルドライブ ~龍の絆~』五十嵐純也というふたりのアウトローをそれぞれ主役に据え、スリリングなカーアクションを交えたクライム・ドラマを展開していきます。『ダブルドライブ ~狼の掟~』の主人公・我妻アベル役は、前日譚『ボーダーライン』からの続投となる藤田玲さん。屈託のない笑顔が印象的な藤田さんですが、劇中では一転、クールで寡黙なキャラクターを熱演しています。ーーアベルが笑わないという設定は、『ボーダーライン』撮影時の藤田さんの役作りだそうですね。藤田さん そうなんです。『ダブルドライブ』から元木監督に代わりまして。撮影前、アベルのキャラクターの今後について話し合いをしました。「シリーズを重ねるうちに、アベルが笑わないキャラクターをちょっとづつ崩していき、人間味を取り戻していくのも良いね」といった内容の話をしました。ーーカーアクション同様、ファイト・シーンがとてもリアルでした。特に藤田さんがお腹を蹴り上げられるシーンが……。藤田さん あれは自分で体を浮かせているんです。ーーすごい技ですね! 殴る役の方々のお顔が怖いこともあって、藤田さんが実際に殴られているように見えました。藤田さん いかつい顔のキャストさんたちですが、実際は礼儀正しくて、優しい方々ばかりなんですよ(笑)。ーーこの映画で気に入っているところは?藤田さん 日本では撮影が難しいと言われる、名車がたくさん登場するカーアクション映画であることです。しかも俳優たち自らが運転しているので、CGとは違う、生っぽい映像表現になっていると思います。ーー最近は、強盗が逃走するシーンであってもシートベルトをして運転するなど、いろいろな制約が多くなったと聞きます。藤田さん 映画でタバコを吸うシーンも少なくなりました。この映画ではみんなたくさん吸っています(笑)。往年の映画ファンも楽しめる内容だと思います。ぜひとも前日譚『ボーダーライン』から観ていただき、アベルが何を背負って『ダブルドライブ』で純也と会うのかというところを観ていただきたいですね。ーー藤田さんと『ダブルドライブ』でバディを演じた佐藤流司さんとは以前から交流があり、“しっかりとした弟” のような存在だったとか。この映画でがっつりと組んでみて、その印象は変わりましたか?藤田さん 全く変わっていません。彼はすごくしっかりしていて、驚くほどセリフ覚えが早いんです。僕が演じたアベルは寡黙なキャラクターなので、セリフが少なめ。『ダブルドライブ』は1日に撮るシーン数が多いうえに、彼が演じた純也は車の説明をするシーンで長セリフもある。彼は免許を持っておらず、車に詳しくないにも関わらず、僕とセリフ合わせをしているうちにセリフが頭に入ってしまうんですよ。ーー佐藤さんが公式サイトのコメントで、藤田さんのことを「フランスの血の気高さを感じる」と書いていらっしゃいました。藤田さん 気高いかどうかはわかりませんが(笑)、フランス人の父親との会話はフランス語です。ーー父親がフランス人であることが芸能界入りのきっかけ?藤田さん 両親は芸能界とは関係のない仕事をしていますが、僕が中学生の頃に通っていたリセ(※フランス語によるインターナショナルスクール、リセ・フランセ・ジャポネ・ド・東京の略。現在の校名は、東京国際フランス学園)は、モデルのお仕事をしている方が多くて。校門の近くにスカウトマンの方が立っていることが日常でした。最初、僕はお小遣い稼ぎのつもりで今の事務所に入ったんですが、13歳の頃に『仮面ライダー555』のオーディションに受かって。このお仕事を続けていくことになりました。ーー現在は、ほぼお休みなしにお仕事をされているそうですね。そんな多忙な藤田さんの癒しは?藤田さん ウサギです。現在はライオン・ラビットという毛が長い種類のウサギを飼っています。目と耳と背中だけが黒く、ほかは白のパンダ柄で。9歳ぐらいのおじいちゃんウサギなんですが、めっちゃかわいいんです。暑さに弱いので、最近は頭以外の毛を刈った夏仕様にしています。見た目はキモカワ状態ですが、涼しくなったことに大喜びで飛び回っています。ーー藤田さんは『猫のひたいほどワイド』メインMCをされていますが、猫はお好きですか?藤田さん もともとは猫派なんです。実家に住んでいるときは、たくさんの猫たちと暮らしていました。ひとり暮らしで動物を飼いたいと思ったときに、猫のようにもふもふな触り心地で、鳴き声が静かな動物は何だろうと考えた結果、ウサギに落ち着きました。ーーウサギを飼い始めた後、“ウサギを見においでよ” みたいに女性を誘ったことは?藤田さん ありません! シャイなので、女性を口説けなくて。ぜひ女性のほうから来ていただきたいです。でも、付き合った後、少しは肉食系に変わります(笑)。ーーお付き合いするとしたら、どのような女性が好みですか?藤田さん 一緒に頑張ってくれる人が良いですね。いろいろな人たちと仕事をしてくるので、何かつらいことがあったときに、頑張ったねと声を掛けてくれたり、おいしいものを作って待っていてくれたら最高です。癒しを求めています(笑)。インタビューのこぼれ話猛暑を感じさせない、爽やかな笑顔を周囲に振りまいていた藤田さん。ちなみに、ウサギの名前は「ぷんぷい」で、その理由は「破裂音を入れると親しみやすいから」だそう。藤田さんのSNSをチェックしていると、ぷんぷいの近影を見られるかも!?Information『ダブルドライブ ~狼の掟~』は8月25日(土)より、『ダブルドライブ ~龍の絆~』は9月22日(土)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開配給:AMGエンタテインメント主題歌『BORDERLINE~Aside~』DUSTZ(DOLCE STAR RECORDS)©2018「ダブルドライブ ~狼の掟&龍の絆~」製作委員会衣装協力:GLAM ADDICTION TOKYO(03-5728-4280) H>FRACTAL(03-6447-2432) Connecter Tokyo(03-6447-2894)
2018年08月22日展覧会「国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティック・ロシア」が、2018年11月23日(金・祝)から2019年1月27日(日)まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。ロシア美術の殿堂、国立トレチャコフ美術館所蔵のコレクションが来日本展は、“ロシア美術の殿堂”と評されるモスクワの国立トレチャコフ美術館が所蔵する豊富なコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭のロシアを代表する作家の風景画、風俗画、人物画、静物画を、自然や人物像に内在するロシア的なロマンをテーマに紹介するもの。帝国崩壊にロシア革命、激動の時代に描かれた“ロシア的なロマン”ロシア帝国崩壊の足音が聞こえ始め、やがてロシア革命を迎える激動の時代であった19世紀後半。この時代に多くの画家たちが大いなるロマンを見出し、絵画の題材としたのが、白樺や樫の木の深い森、雪に覆われた大平原、樹木や草花が芽吹く春といったロシアの大自然だ。それは人々に芽生え始めた郷土愛からなのか、これらの美しい自然とともに、当時の複雑な社会やその厳しい時代を生き抜いた人々、男性たちの目を釘付けにする女性像もまた題材となっている。例えばクラムスコイの《忘れえぬ女(ひと)》は、過去にも何度か来日を果たしている名作であり、本展で最も注目すべき作品の一つ。トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」の主人公をモチーフにしたとも指摘されており、後述する19世紀後半のロシア文化の発展、そして“ロシア的なロマン”を象徴する作品と言えるかもしれない。激動の時代で隆盛を見たロシア美術界この時代のロシア文化について、チャイコフスキーやムソルグスキーといった作曲家、トルストイ、ドストエフスキーに代表される文豪は日本でもよく知られているが、美術の分野でも多くの才能を排出している。制約の多い官製アカデミズムに反旗を翻す形で、クラムスコイら若手画家たちが、ありのままの現実を正面から描くことを目指した「移動派」を組織した一方で、モスクワ郊外・アブラムツェヴォのマーモントフ邸に集まったクズネツォフ、レヴィタン、コローヴィンらは、懐古的なロマンティシズムに満ちた作品を多く残す。注目すべきは、いずれのバックグラウンドにも、“祖国に対する愛”という共通点があることだろう。今注目を集めるロシア的なカルチャー最も近い話題では、サッカーワールドカップの開催地として注目を集めているロシアだが、近年のファッション・カルチャー界ではコム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)の川久保玲に見出されたゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)が大いに活躍しているほか、ロシア革命と共に発展したロシア・アヴァンギャルドのデザインの世界が注目を集めるなど、その文化的な側面が再評価されつつある。そんな今、“ロシア的なロマン”に思いを馳せながら、ロシア美術の殿堂と評される、国立トレチャコフ美術館所蔵の名作の数々を鑑賞してみてはいかがだろう。開催概要展覧会「国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティック・ロシア」開催期間:2018年11月23日(金・祝)〜2019年1月27日(日)※2018年11月27(火)、12月18日(火)、2019年1月1日(火・祝)のみ休館。開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム入館料:一般 1,500円(1,300円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学・小学生700円(500円)※( )内は前売・団体料金。※学生券購入の際は、学生証の提示が必要。※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。チケット販売期間:<前売券>2018年9月15日(土)~2018年11月22日(木) 予定<当日券>2018年11月23日(金・祝)~2019年1月27日(日)チケット取扱:<前売券>チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、e+(イープラス)、他主要プレイガイド
2018年07月20日映画『虹色デイズ』(公開中)の"虹の日"舞台挨拶が16日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。7月16日は、716=七色の日、ということで虹の日に設定されていることから、この日に舞台挨拶が行われた。イベントではキャストへのサプライズで、飯塚監督からの手紙が読み上げられた。「大作を書いてきましたよ」という監督だが、取り出した紙に4人は「ちっちゃ!」「買い物のメモくらい!」と総ツッコミ。実はこの紙は飯塚監督の小ボケで、実際に取り出された長文の手紙が改めて読み上げられる。焼肉、リハーサルや衣装合わせ、撮影を通して「本当に仲良くなってくれた」と4人をねぎらう飯塚監督は、一人一人についての印象を語りあげた。飯塚組に初参加となった高杉については「スケジュール的な問題で、リハーサルに参加できないことも、真宙が一番多かったもんね。だからこそ、ちゃんと知っています。家で一人で他の3人の声を思い出しながら、相当な想像力を使って、役を立体化してくれたこと」と明かす。「逆に、ピッチやリズム、間の取り方など、自分の苦手としていることも伝えてくれた」「その若さで臆することなくウィークポイントをさらけ出せることが本当に素晴らしいと思います」と称えた。また横浜については「気づけばもう5年も前のことになりますね」と初対面の時を振り返り、「あの頃、『今後俳優部としてやっていくかわからないです』と言っていたのを覚えています。どうですか? 22歳の今、定まったでしょうか?」と質問すると、横浜は真剣な表情に。飯塚監督は「本当はあの時点ですでに、流星の腹積りは定まっていたんじゃないか。だからこそ近年の活躍なんじゃないか。その負けん気が、今回の役にも良い作用を及ぼしてくれました」と感謝の気持ちを表した。飯塚監督は「当時16歳のあなたはブイブイ言わせてる頃でした」と、中川との初対面も振り返る。しかし「売れてきた若手特有のスタッフに嫌われる感じが全くなくて、芝居に真剣な一人の若者でした」と印象を語る。今回は3作目のタッグとなったが「俺がトライを提示して、大志がそれに答えてくれる。そんなキャッチボールが充実した時間でした。またしましょう」と呼びかけた。最後に、パフォーマーが本業の佐野に対して、初めて一緒にやった作品での「クランクアップした直後、俺は『芝居を続けろ、向いてるから。またやろう』といった気がします」というエピソードを披露すると、佐野も覚えていたようでうんうんと頷く。今回の撮影について「ツアーをやりつつの俳優の仕事はさぞ大変だったと思います。無論そんなことはおくびにも出さず、ちゃんと俳優部として現場に立とうとしていた姿は、俺たちスタッフ、全員に伝わってます」と語る。「一応だけど、また言っておきます。芝居を続けてください。いつかまたやろう」と改めて語りかけた。監督からはさらに、4人への卒業証書も渡されたが、そこには「卒業(仮)」の文字が。映画がヒット中なこと、さらに台湾と韓国での公開が決定したことを聞かされると、キャスト・監督ともに喜びを表した。最後に佐野は「自分の人生にとっても大きなことでした」と作品について語る。「たくさんの方々に届けて、より一人の男として、それぞれの道でまた成長して、みんなで集まった時に誇ってもらえるような人間になりたいし、高め合える存在になりたいと思います」と4人の方向性を示した。
2018年07月16日川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)が2019年春夏コレクションを6月23日、パリファッションウィークで発表した。残念ながら、今回シートは得られずショーはスタンディング。2重のスタンディングの後ろから最初に見えたのは、モデルの髪型。黒のジャケットにモデルの頭頂部はグレイス・ジョーンズ(Grace Jones)のようなフラットのリーゼント。白人なら80年代キース・ヘリング(Keith Haring)やケニー・シャーフ(Kenny Scharf)と良くつるんでいた、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)回りで良く紹介されていたパフォーマーのジョン・セックス。懐かしい80年代のNYアートシーンを回想していると、ショーが進むうちにそれがソフビ人形のようなウィッグ、かぶりものであることに気付かされる。マルチカラーのボーダーのスーツはシャーリングが施され、サテンのピンクシャツ、グリーンのタイ、フラットヘッドではないが、ポマードで固めたウェービーなヘア。まるでダギー・フィールズ(DUGGIE FIELDS)、日本では資生堂のパーキージーンで覚えている方もいるかもしれない英国のイラストレーターだ。花柄やカラフルなボーダーにボウタイ、ショートパンツのルックはピーウィー・ハーマン(Pee-Wee Herman)でお馴染みのポール・ルーベンス(Paul Reubens)まで思い浮かべてしまう。日本の証券会社のCMにも起用されていた彼がセクシャルな話題で公から姿を消したことが、昨今の「me too」の問題提起につながるのか考えさせてしまうのが、コム デ ギャルソンというブランドの面白いところ。ここまで挙げたさまざまな人物の共通点は、彼らがアバンギャルド。ヒップなアウトサイダーな表情をしていながら、パブリックイメージはスーツで登場していたことだ。今シーズンのテーマは「クレージースーツ」。カモフラ柄シフォンのパーツを重ねたスーツや。身頃、袖にシャーリングを施したエドワーディアンスタイルのロングジャケットや、メッシュのアスレチックシャツを解体し、ハイテク素材で再構築したアスレジャーへの解答とも取れるデザインなど、スーツという枠に固定しながら、現在のあらゆるファッションの要素をコラージュしている。首にチェーンを巻き、ケージを背景にしたモデルたちがケージの中から出てきたのか。入ってきたのかは想像次第だ。Text: Tatsuya Noda
2018年07月10日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。女子チームから「写真撮り合ったりしてて、ラブラブでした」と撮影中の様子を明かされた男性陣。SNS用に1人1台ずつスマホを渡され写真を撮り合っていたという。佐野が「1人500枚ずつあるんですよ。真宙にいたっては、ほとんど俺の写真」と語ると、高杉も「いっぱい撮った!」と頷いた。高杉は「だって、面白いことしてくれるんですもん」と説明すると、中川が「そこの2人何なんですか?」と抗議。佐野が「多分、俺のこと好きなんだと思う」と推測すると、中川も「友情を超えた何かがある」と予想し、佐野は「わかんないよ。あるかもよ」とニヤリとして見せた。また、7月7日の七夕にちなみ、一人ずつ願い事を発表していくことに。佐野が「この映画がたくさんの人の心に残りますように」と発表すると、周囲からも「さすが座長」と称賛の声がかかる。佐野が「個人的には、ちょっとバカンスしたいなあ。海外の島」と希望し、できるなら高杉と2人で……と先ほどのやり取りを引きずっている様子。高杉が「だったら4人で行きたい」と言うが、中川は「俺らは遠慮しとくよ」と引いてみせた。さらに「恋する皆に虹がかかりますように」とロマンチックな中川、「また虹色デイズのメンバーで撮影が出来ますように」と真剣な高杉、「虹色デイズ、大ヒットしますように」と掲げ「玲於と一緒だからね。すいません」と謝る横浜と願い事が続く。横浜は「ウユニ塩湖に行きたい!」とも語り、中川が「じゃあ一緒に行こうよ。そっちの2人(佐野・高杉)はバカンスで、こっち(中川・横浜)はウユニ塩湖で」と組み合わせが分かれたようだった。女性陣は、「セレーナ・ゴメスと、DNCEに会いたい」(吉川)、「20歳になる友達の誕生日を祝いたい!」(恒松)、「誘惑に負けませんように」(堀田)とそれぞれ個性的な願い事を発表。最後に飯塚監督が「ディズニーランドが超空いてたら嬉しい!」と個人的な願いだったために、周囲からは「ちょっと止めて!」「別でお願いしてもらっていいですか!」と総ツッコミだった。
2018年07月07日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。大ヒットを祈願して、7色・7枚の”虹色瓦”を割ることになった4人。佐野から「中学校の時空手の世界チャンピオンですから!」と紹介された横浜は、「板とかバットの方が経験があるので、あまり瓦はあまり回数はない」と謙遜しつつ、「下まで振り切ることです」「(瓦の中に)三角を作ると力が入りやすい」とコツを伝授する。また、中川は「真宙、大丈夫?」と高杉を気遣い、佐野も「真宙、割った瞬間右腕全部粉々になりそう。砂みたいにサーって!」と心配。腕の細さを指摘された高杉だったが、「任せてくださいよ! 僕ですよ?」と気合いを見せ、「だから心配なんだよ!」とつっこまれていた。さらに3人は手にサポーターを使用したが、横浜は素手で挑戦。「空手やってるので、強がらせてください」と照れながら挑み、全員が見事7色の瓦を割って見せ、客席からは歓声が上がった。高杉は「いや、僕が一番びっくりしてますよ。割れましたよ」と驚き、佐野が「一瞬サイヤ人になれたね」と喜ぶ。横浜からも「真宙が割れたことがびっくりだわ」と言われ、「うるせーわ!」と応じていた。中川は「多分、一番自分たちがびっくりしてます。気持ちよかったです」、佐野も「ここはヒット祈願で、ちゃんと割れたからよかった」と安心した様子。コツを教えた横浜が「良かったです。ちゃんと三角の方程式を守ってたので」と講評を述べると、3人は「師匠のおかげです」と頭を下げた。
2018年07月07日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(7月6日公開)の冒頭映像が5日、公開された。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。映画はなっちゃん(佐野)、まっつん(中川)、つよぽん(高杉)、恵ちゃん(横浜)の4人がプールに浮かび、“17の特権”についてつぶやく青春感溢れる場面から始まる。さらになっちゃんが、思いを寄せる杏奈(吉川愛)と一緒に登校するために、毎日偶然を装って駅で杏奈を待ち伏せし、好きな人に会えるワクワクとドキドキを胸に、一本道を自転車で駆け抜ける姿へ。その後勢い余り転んでしまい、水たまりに突っ込むアクシデントが発生。駅にたどり着きちょうど杏奈と視線を合わせるなっちゃん……と、2人の恋の行方がきになる展開に。フジファブリックによる爽快感たっぷりな楽曲と共に、男子高校生たちの青春が紡がれていく。
2018年07月05日川久保玲によるコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇON SHIRT)が2019年春夏コレクションを発表した。
2018年07月04日●自分の高校時代のタイプは?少女漫画でありながら、男子高校生4人の青春を描いて人気を博したコミック『虹色デイズ』が実写映画化され、7月6日より公開される。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星という旬の俳優陣が"カルテット主演"することでも話題を呼んでいる同作は、原作の良さに実写ならではのリアルな高校生らしさを加えた青春物語となっている。佐野の演じたなっちゃんは、4人の中でもピュアで元気な愛されキャラ。同級生の杏奈(吉川愛)に恋をして、まっすぐに努力する等身大の男子高校生だ。実際は高校生の頃からアーティストとして活躍している佐野だが、今回の映画でリアルな青春に思いを馳せたという。○4人で演じたキラキラの青春――映画を観て、4人の青春がすごくキラキラしていたと思ったのですが、最初にお話を聞いた時の印象はいかがでしたか?すごくありがたく思ったとともに、カルテット主演という豪華なお話をいただき、生意気ながらも「どうしよう」と悩みました。でも、自分がやることに意味があるんじゃないかということ、一度監督ともドラマでもご一緒していたので、「ぜひ参加させてください」とお願いいたしました。最初は、高校生の役だし、多くの方に愛されている少女漫画が原作なので、ファンの方々、映画が好きな方、どちらの方にも楽しんでもらうために、すごく試行錯誤をしました。監督とも一緒に、リハーサルをしながら映画を作り上げて行きました。――最近は、GENERATIONSのメンバーの皆さんも恋愛映画によく出られていますよね。(白濱)亜嵐君と、(片寄)涼太君が出演していますが、『虹色デイズ』は男の子4人の友情に、恋愛の要素が入ってくるという作品で、2人の映画とは全く違う作品になったんじゃないかと思いました。自分という人間がやるから、よかったんじゃないかな。「学生時代っていいものだぞ」ということが一番のテーマだし、作中に出てくる「17の特権」というセリフも、本当にそうだと思います。自分も成人して、高校時代を思い出すと、すごく「高校生っていいな」と思います。リアルな高校生が観た時に、改めて自分の置かれている環境を楽しんでもらえたらいいなと思いますし、大人が観た時には自分の高校時代もスローバックして、「いいな」と思ってもらえたら嬉しいです。○自分は千葉ちゃんタイプ!――自身の高校生活だと、ピュアななっちゃん、チャラくてモテ男のまっつん(中川)、秀才でオタクなつよぽん(高杉)、ニコニコしているけど実はドSな恵ちゃん(横浜)、どのタイプだったんですか?高校の時、いろんなタイプがいましたよね。クラスで中心っぽい子がいたり、隅にいるタイプの子もいたり、自分も思い返すといろんな子がいたけど、正直、4人の中ではどれも近くないです(笑)。僕は高校生時代、GENERATIONSでずっとダンスをしていたので、バレーに打ち込んでいた千葉ちゃん(坂東希)タイプかもしれないですね。バイトをしている子もいれば、中学校の頃真面目だったのに髪の毛を染めて高校デビューしちゃう子もいたと思うけど、僕はダンスに打ち込んでいました。――なるほど! 普段も男性の集団の中にいて、今回の現場も男子高校生役4人組。雰囲気の違いはあったのでしょうか?すごく違いました。自分と同じくらいの年の子たちと、同じ目線で話して、一緒に現場に入って、一緒に何かを作り上げていく。とても刺激になりました。僕はお芝居は素人なので、他の3人から勉強することが多かったです。3人は現場の居方も、お芝居に対しての幅もたくさんあって、自分の役やお芝居について、こうやって探っていくんだなと勉強になりました。3人を見てチャレンジできたこともたくさんあったので、すごく楽しかったです。●横浜流星は「今を生きてる」○自分が演じることに意味を持たせたい――『ハナレイ・ベイ』『PRINCE OF LEGEND』と今後も映画出演が続きますが、役者としてこういう風になっていきたい、という希望はありますか?いろんな現場を経験させていただいて、自分が役を演じることに、きちんと意味を持たせたいと思うようになりました。これからもお芝居をすごく勉強していきたいですが、ベースはアーティストなので、「自分」がやることに意味をもたせるために、頑張っていきます。――先輩やメンバーの方々は、『虹色デイズ』についてどのような反応でしたか?みんな「面白そうだね」と言ってくれます。予告を見て「想像してた感じと違う」と言ってくれたり。男らしい映画が好きなHIROさんも「俺も楽しめるかも」と言っていました(笑)。飯塚監督が幅広い層に届けられるように、青春の葛藤もたくさん詰めてくれたので、自分が観てもすごく楽しい作品になったと思います。――「HIROさんも楽しみ」! いいキャッチコピーですね。実はこの後、横浜流星さんの取材もありまして、ぜひ横浜さんの印象を教えてください。流星は面白いやつで……本当に面白いやつで(笑)。今を生きている感じがあります。「へっちゃら」という感じがしますし、多分ハートが強いです! 流星と接してるとそう感じます(笑)。■佐野玲於1996年1月8日生まれ。東京都出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマー。TVドラマ「シュガーレス」(12)、「隠蔽捜査」(14)、「GTO」(14)、「HiGH&LOW」(15~16)に出演。映画は『HiGH&LOW THE MOVIE』(16)、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(17)に続き、『虹色デイズ』が初主演。公開待機作に『ハナレイ・ベイ』(10月公開)、『PRINCE OF LEGEND』(2019年公開予定)がある。
2018年07月04日佐野玲於(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』。この度、本作の魅力がぎゅっと詰まった、彼らの友情と恋が溢れる特別映像がシネマカフェに到着した。本作は、たった一度だけの青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の“友情と恋”に胸がときめく感動青春ストーリー。ピュアで恋に奥手ななっちゃん(佐野さん)、チャラくて女好きのまっつん(中川さん)、唯一彼女持ちのつよぽん(高杉さん)、そして本当の恋を探し中の恵ちゃん(横浜さん)。今回到着した映像は、そんな仲良し男子高校生の4人が、プールに飛び込む爽やかなシーンからスタート。同級生・杏奈(吉川愛)のことで頭がいっぱいのなっちゃんは、勉強会での彼女の私服にときめき、まっつんは男嫌いのまり(恒松祐里)に惹かれ、彼女の気持ちをつかもうと奮闘中。また、つよぽんは彼女・ゆきりん(堀田真由)と放課後デートする仲睦ましい様子が描かれる一方、彼女と進学の間で悩む姿が。そして恵ちゃんは、後輩の女の子に告白されるシーンと、3人に刺激されて恋を匂わせる発言も登場。加えて今回の映像の中には、役柄さながらの仲の良さが垣間見られる撮影風景やオフショットも収録されており、その様子にも胸がキュンキュンすること請け合い。性格も趣味も全く違う4人が、恋をきっかけにそれぞれどのように成長していくのか。思わず自身の青春と重ね合わせたくなる映像だ。『虹色デイズ』は7月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年06月18日ペイントアーティストのバーナイ(baanai)による2回目の個展、「in my Brain:私の脳みそ」が、代官山SISON GALLERy(シソンギャラリー)にて6月16日から30日まで開催される。バーナイは、海とサーフィンを創作のエネルギー、インスピレーションの源として活動するアーティスト。2015年に、コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)の川久保玲に作品ファイルを送ったのをきっかけに、洋服、DM、ショッピングバッグなど、3度に渡りアートワークが起用された。また、カリフォリニア発のファッションブランド「RVCA(ルーカ)」や、最近ではオーディオメーカー「オーディオテクニカ」とのコラボレーションでも話題となっている。今回の展示では、バーナイにとって、アーティスト以前の一人の人間として頭の中にあるものを、新しい実験やチャレンジとして表現した作品、約80点の展示販売を行う。以下、バーナイからのメッセージ。「前提として、私は、自分自身がどうしようもない人間であることを猛烈に自覚しています。しかし、そんな人間でも絵を描くことだけには、命をかけているという想いと自負があります。以前どこかで『あらゆる芸術は霊格の高いものでなければいけない』という言葉に出合うことがありました。その『霊格の高さ』を長年自問自答してきた結果、『感謝と謙虚さ』が辿り着いた私の解釈でした。そして、『ARIGATOUGOZAIMASU』は、その『感謝と謙虚さ』両方を内包する言葉です。今回の展示では、1年365日1日も休まずに絵を描き続けたらどんなものが生み出されるのか、そして『ARIGATOUGOZAIMASU』を描き続けたらどんな事が起こるのかという、自分なりの実験であり挑戦をしています。どうしようもない人間だと自覚した私が、徹底的に自分を追い込んだからこその『果てしなき解放』を作品から感じていただけたらこの上ない喜びです。」【展覧会情報】baanai個展「in my Brain:私の脳みそ」会期:6月16日〜30日会場:SISON GALLERy(シソンギャラリー)住所:東京都渋谷区猿楽町3-18時間:12:00〜20:00休廊日:月曜日
2018年06月05日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(7月6日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower) 、山田裕貴、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。男子の本気の恋を描く同作にちなみ、主演の4人が本気の告白を披露。じゃんけんで順番を決めたが、最初に勝った高杉は大喜びで飛び上がり「喜び方のクセが強い」と周囲からつっこまれていた。1番の横浜は「あのさあ、このあとさ、俺んちくる?」と言ったものの、微妙な反応に。すかさず山田が「すげえ!! めっちゃキュンキュンする!! 行く行く〜!! 私行くよ〜!!!」と叫び、その場をフォローしていた。めげない横浜は「もう1回いいですか」とさらに2回披露するハートの強さを見せ、最後には観客からの「行く行く〜!」を引き出していた。2番手の高杉は、真剣な声で「俺が幸せにするので付き合ってください! お願いします」とストレートな告白で歓声が上がる。続く佐野は「僕はちょっと控えめというか、しゃべれなかったんだけど、という感じで」とステージ上をウロウロしながら「……ずっと見てるよ。ずーっと見てるよ」と繰り返す。「うちの(白濱)亜嵐くんがよくやる」と種明かししたが、客席の女性からは悲鳴が上がり、賛否両論だった。4番手の中川は「好きな子と映画『虹色デイズ』を見た帰り道」というシチュエーションで、「虹が出てるよ!!」と指差しながら、好きな子にキスし走り出すという芝居を披露。会場全体が黄色い悲鳴に包まれた。最後に、「やっぱり山田くんもやった方がいいんじゃない」「全然キラキラ王子ですよね」「裕貴くんのファンもいっぱいいますよね」と煽られた山田も告白を披露することに。「『虹色デイズ』を見た帰り」と、中川の設定を引き継ぎつつ、最終的に土下座しながら「あの4人には劣るかもしれない。でも、5番目でもいいから好きになってくださいお願いします! お願いします好きになってください!」と絶叫する姿に、拍手が沸き起こっていた。
2018年05月30日雑誌『SWITCH』が、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS) 川久保玲のロングインタビューを2018年5月20日(日)号にて独占掲載。コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)の2018年秋冬コレクション「白の衝撃(ホワイトショック)」にフォーカスを当てた特集となっている。1969年にコム デ ギャルソンを設立した川久保玲。レディースウェアからスタートしたブランドは、これまでにない独創的でアバンギャルドなスタイルを世に送りだし、瞬く間に多くの脚光を浴びた。中でも、ブランド史で今なお語り継がれているのは、1982年にパリで発表したコレクション。当時モード界で禁欲的なカラーとして敬遠されていた黒を用いたファッションは、「黒の衝撃」と呼ばれファッション界を震撼させたのだ。今回『SWITCH』が特集を組んだのは、2018年1月にパリで発表されたコム デ ギャルソン・オム プリュス 2018年秋冬コレクション。ランウェイには、『恐竜がいた』で谷川俊太郎と共作した下田昌克の手がける斬新な恐竜マスクが登場。そして白を主役としたピースを発表したコレクションテーマは、「白の衝撃」だった。「黒の衝撃」から約36年の時を経て川久保玲が打ち出したファッションは、従来の価値観の否定と反骨精神を表現した川久保玲の哲学を体現したものとして、ブランド唯一無二の世界を創造したのだ。本誌では、そんな「白の衝撃」の裏に隠された「PUNK」と「CAMP」という二律する言葉を唱える川久保玲とコム デ ギャルソンの精神を紐解くロングインタビューを掲載。また同コレクションのスペシャルストーリーを谷川俊太郎による書き下ろしの詩を加えた「恐竜がいた」として発表するほか、ショーが完成するまでのドキュメントストーリーや、スタジオシューティングを記録した「白の衝撃」などを掲載する。【詳細】SWITCH Vol.36 No.6(2018年6月号)特集:川久保玲 白の衝撃発売日:2018年5月20日(日)価格:1,000円+税
2018年05月20日川久保玲によるコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇON SHIRT)が2018-19年秋冬コレクションショーを開催。
2018年05月14日川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)は、工事中のシャトレ劇場の舞台を会場に2018-19年秋冬コレクションショーを開催した。コレクションタイトルは「White shock」。パンクを表現するときに用いられる黒を、今回はあえて白にしたといい、「通常行わないことが刺激をもたらす」としている。ブルゾンやジャケットにはウレタンを挟んだ素材を多用し、細かくカットしたパーツを、縫い代を表に出しながらパッチワークしている。モチーフとしては、建築物のタイルや小石を敷き詰めたコンクリートの地面、航空写真やアメリカンコミック、迷彩や文字をカットアップしたものなど様々で、互いに無関係なものが無機質に並べられている印象。一部を除いてジャケットやブルゾン類の身頃合わせはアシメトリーで、それによってヘムも斜めになったアイテムが多く見られた。ボトムには、バギーなショートパンツや丸みを帯びたサテンのキルティングのパンツなどをコーディネート。柔らかくて優しい雰囲気を醸し、無機質なプリントとの対比、素材の硬軟など、様々なコントラストを感じさせた。そして、ショー冒頭と後半、モデル達に合わせられたアーティスト下田昌克の手による恐竜の骨のマスクも、そのコントラストに強さを加えるものの1つとなっていた。
2018年05月12日川久保玲によるコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は、パリのパヴィヨン・カンボンを会場に2018-19年秋冬コレクションショーを開催した。川久保玲は、1964年の作家スーザン・ソンタグ(Susan Sontag)著『キャンプについてのノート』で論じた「Camp」という審美的様式に共鳴。例えば、反体制や反骨精神の象徴だったパンクは、現在スタイルとして確立されて新しいものを生み出さなくなったが、並外れたもの、不真面目なものを意味する「Camp」という概念が新基軸となるのではないか、と考えたという。そうして生まれたルックは、村々を旅して回る旅芸人・サーカス集団のイメージを持たせながら、層を重ねるレイヤーのテクニックを用いて、コム デ ギャルソンらしい並外れたボリューム感を出したものばかり。繭を縫い付けたドレスには、レースなど何層にも布を重ねたジャケットをコーディネートし、ゴールドの紙とニット地を合わせたドレスには、ラメ地を何層にも重ねたジャケットを合わせている。層を重ねるテクニックは多用され、その全ての断面がローエッジ。ポルカドット、フローラルプリント、アメリカン・カートゥーン、レース、紙、スパンコール刺繍地など、あらゆる素材とモチーフが渾然一体となり、今まで以上に宇宙やカオスを想起させる。しかし、多色使いがオプティミスティックな空気感を与え、新しい何かを生み出そうとする内側からの強いエネルギーを感じさせる全16体のコレクションであった。
2018年05月08日佐野玲於(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人が、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生に扮する『虹色デイズ』。この度、仲良し男子高校生を演じる4人のキャラクターの魅力が詰まった写真が到着。そこで、今回はそれぞれ異なった魅力を放つ彼らを紹介!少女コミックながら“主人公が男子高校生”という斬新な設定が人気を呼び、累計発行部数300万部を突破した水野美波の同名コミックを実写化した本作。なっちゃん、まっつん、つよぽん、恵ちゃん。個性豊かな4人の男子高校生が、たった一度の青春を駆け抜ける、新しい青春映画のバイブルがいま、誕生する!そんなおバカでお騒がせな男子高校生4人を演じるのは、いま注目の若手キャストたち。佐野玲於/“ピュア男子”なっちゃんピュアで元気な愛されキャラ、なっちゃんこと羽柴夏樹役を演じるのは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマーで、本作で初主演を務める佐野玲於。少し恋に奥手だが、何事にもまっすぐで一生懸命なキャラを演じ、本作では新たな一面を見せる。中川大志/“チャラモテ男”まっつんチャラくて女好きなモテ男、まっつんこと松永智也役を演じるのは、現在公開中の『坂道のアポロン』で披露した本格的なドラムパフォーマンスが話題となり、今後は「花のち晴れ~花男 Next Season~」の放送を控える中川大志。一見テキトーに見られがちだが、友だち想いで恋を知ることで成長していく、男気溢れるキャラクターだ。高杉真宙/“オタク男子”つよぽんまた秀才で超マイペースなオタクキャラ、つよぽんこと直江剛役を演じるのは、「共感する部分がかなりある」と語る高杉真宙。第9回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞し、ドラマ「賭ケグルイ」での演技も話題となり、俳優として益々飛躍を見せる彼が演じるつよぽんは、物静かな性格だが深い洞察力の持ち主。仲間たちのことを常に見守る一方、恋人との将来や卒業後の進路で悩みを抱えている一面も…。横浜流星/“実はドS男子”恵ちゃんそして、いつもニコニコしているが実はドSな恵ちゃんこと片倉恵一役は、『オオカミ少女と黒王子』『honey』「兄友」に出演し、先日『愛唄』への主演も発表され話題となった横浜流星。今作では、誰とも仲良くなるオープンな性格でありつつ、実は本当の恋の相手を探している人物を好演する。性格も趣味も全く違うのに、いつも一緒な仲良し男子高校生。物語は、恋に奥手ななっちゃんが同級生の杏奈(吉川愛)を好きになり、その恋がどうなるのかを中心に、4人それぞれの恋愛模様が動き出していく。『虹色デイズ』は7月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年04月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。cover REI KAWAKUBO■『PURPLE S/S 2018 ISSUE 29 “Purple Index 76”』『Purple MAGAZINE』の2018年春夏号にあたる29号は「Purple Index 76」と銘打って、アート、写真、ファッション界で今最もクリエイティブな76名を選んでアルファベット順に紹介。前号に引き続きハードカバー・クロス装の装丁。表紙は12のパターンが作られており、川久保玲、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)、ユルゲン・テラー(Juergen Teller)、水原希子、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)、シャイン・オリヴァー(Shayne Oliver)、フェリペ・オリヴェリア・バプティスタ(Felipe Oliveira Baptista)らがフィーチャーされている。【書籍情報】『PURPLE S/S 2018 ISSUE 29 “Purple Index 76”』出版社:Purple Instituteハードカバー/500ページ/330×240mm言語:英語発刊:2018年価格:5,800円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『』購入ページ
2018年03月17日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2018-19年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。今シーズンの起点となったのは、デザイナーの川久保玲の心を捉えた「キャンプ」という思想だ。アメリカ出身で小説家、エッセイストとしても活躍するスーザン・ソンタグが唱えるその考え方は“不真面目、悪趣味の中に新しい価値があるのではないか”という発想。彼女の思想に共感した川久保玲は、様々なテキスタイルを使ってこのメッセージを発信する。巨大で重量級。左右に大きく広がるもの、ゴロンと丸みを帯びているもの。時に花のようなシルエットで、時にジャケットと認識できる“洋服の形”で。コレクションピースはまるでオブジェのような圧倒的な存在感がある。シルエットから共通項を見出すことは困難であるが、テクニックの視点でみると「レイヤー」を統一したキーワードに据えていることは見てとれる。凹凸、うねり。そういった洋服の表情を引き出す部分には、レース、ニット、オーガンザ、加えてスポンジのように弾力のあるメッシュ地など、テクスチャーの異なるファブリックを断層のように重ね合わせて製作。花の形、雲のような形、不規則な曲線ライン。そういった個性的なシルエットの中から何重にも重なったテキスタイルの内側が顔を出している。この「レイヤー」のテクニックは、ボトムス、ましてはアンダウェアーの部分でも共通して取り入れられた。引きずるようにのびたスカートには、ガードルなどセクシーなランジェリーがやはり重なり合うようにレイヤードされている。本来洋服の中に隠れている下着が、繰り返される重ね合わせによってパンチの効いた形でランウェイに現れている。フットウェアは今季もナイキとコラボレーションした。洋服同様に「レイヤー」というキーワードがシューズにも落とし込まれ、ソールは黒と白の素材を層のように重ねた厚底ソールになっている。
2018年03月08日「別冊マーガレット」で連載され、累計300万部突破した水野美波の少女コミックを原作に実写化する『虹色デイズ』。この度、本作で“カルテット主演”を務める佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人の制服姿を初披露する特報映像&場面写真が公開された。本作は、性格も趣味もバラバラだがいつもつるんでいる、ちょっとおバカでお騒がせなイケメン男子高校生たちの「友情」と「恋」がギュっとつまった青春ストーリー。ピュアで元気な愛されキャラ“なっちゃん”を佐野さん、チャラくて女好きなモテ男“まっつん”を中川さん、秀才で超マイペースなオタクの“つよぽん”を高杉さん、そしていつもニコニコ実はドSな“恵ちゃん”を横浜さんが演じる。11月下旬にクランクアップしたばかりの撮れたて映像で制作された今回の特報映像は、冒頭から男子たちがプールに勢いよく飛び込むなど、4人の青春感があふれる瑞々しい映像の数々が登場。また映像と場面写真では、各キャラの個性が出る着崩しや小物を身にまとった制服姿を初披露している。『虹色デイズ』は2018年7月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年12月12日イタリア・フィレンツェで来年1月に開催される2018-19年秋冬メンズファッションの世界最大級のトレードフェア、第93回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO93、以下ピッティ・ウオモ)において、1月11日に高橋盾(アンダーカバー/UNDERCOVER)と宮下貴裕(タカヒロミヤシタソロイスト./TAKAHIROMIYASHITATHESoloist.、以下ソロイスト)の合同ショーがスペシャルイベントとして行われることが発表された。左から)宮下貴裕(TAKAHIROMIYASHITATHESoloist.)、高橋盾(UNDERCOVER)さらに同展ではアメリカ最古のアパレルブランド、ブルックスブラザーズ(BROOKS BROTHERS)による200周年記念イベントのショー(1月9日)と展覧会(会場:ピッティ宮殿/1月11〜14日)、Malibu 1992の新ブランドM1992のプレミア、ベルリンのカルチャーマガジン『032c』とのコラボレーション、ゲストネーションとしてフィンランドのアップカミングなブランドのショーなども予定されている。昨年1月の開催時には3万6,000人が来場し、日本からも825人のバイヤー、プレスが訪れた同展。今回は「PITTI LIVE MOVIE」をテーマに、会場のフォルテッツァ・ダ・バッソ(Fortezza da Basso)が映画祭のような会場構成が予定されている。毎回、さまざまな仕掛けと時代を象徴するイベントを総括するピッティ・イマージネのラポ・チャンキ(Lapo Cianhi)コミュニケーション&スペシャルイベント・ディレクターにインタビューした。ピッティ・イマージネ・ウオモのコミュニケーション&スペシャルイベント・ディレクター、ラポ・チャンキ(Lapo Cianhi)Q:次回のスペシャルイベントが「アンダーカバー」と「タカヒロミヤシタザソロイスト.」の合同ショーという発表には驚きました。これはJFW(ジャパン・ファッションウィーク協会)がサポートして毎回ピッティ・ウオモで行われている日本人デザイナー紹介プロジェクトの一環ですか?ラポ・チャンキ(以下ラ):いいえ。JFWのサポートで行われているのはピッティ本部のコマーシャルな部門を担当するマーケティングのチームで企画され、若いブランドをインターナショナルに紹介しているものです。今回のアンダーカバーとソロイストの合同ショーはピッティの中の別のセクションで、私が統括するコミュケーションチーム主導により、コマーシャルとは違う目的で行われるメインのイベントのひとつです。昨年は日本からビズビム(visvim)初のランウェイショーを我々のセクションで行いました。ピッティ・ウオモが成功した要因には二つの異なるプラットフォームを自然にハイブリッドしてきたという背景があります。マーケティングチームは出展という純粋なトレードフェアという目的、コミュケーションチームはアーティスティックなインパクトを持った魅力的で文化的なエンターテイメントを提供しています。世界的なファッションの現状をそれぞれ単体で見ると、トレードフェアは集客の面で難しい時代に入りつつあります。ファッションショーも困窮の時代を迎えつつありますが、ピッティ・ウオモはトレードフェアとしてベストなブランドを集めるハイセレクション、それとコミュニケーションツールとしてアーティスティックでインパクトのあるブランドを革新的なスカウティングするスキル、このふたつをバランス良くコンバインすることで成功しています。Q:アンダーカバーは2009年6月にピッティ・ウオモで初めてとなるメンズだけのショーを発表、ソロイストは今回が初めてのショーですね。日本のメンズブランドが注目されていると言うことでしょうか?ラ:我々は日本のメンズブランドを常に注目して見ています。それはトレードフェアというコマーシャルな面だけではなく、グローバルなコミュニケーションツールにおいて重要な鍵を握る存在だということです。今回、25年にわたってアバンギャルドファッションの先端を走る高橋氏が、再びピッティでメンズコレクションのランウェイを発表することは大きな喜びです。宮下氏は彼が最初に立ち上げたブランド、ナンバーナインのショーから欠かさず見ており、当初からその才能に注目していました。二つのブランドがシェアするショーというのは、普通ではなかなか考えがたいことなのですが、東京のストリートシーンを背景に音楽への情熱でつながる両ブランドのカルチャー、二人の長きにわたる友情を表現するためのプラットフォームを提供できることを非常に光栄に思っています。お互いの独自のインスピレーション、妥協のないもの作りが次のファッションシーンを導くものになると期待しています。Q:今回、この2ブランドが選ばれた理由は?ラ:アンダーカバーの驚愕のポストモダンとそのコレクション、さらに高橋氏の美的感覚と神秘性と、宮下氏の西洋的イマジネーションとユースカルチャーに対する独特のデザインヴィジョンを高く評価しています。フィレンツェという街と、この二人のコレクションが観客にとって無限のインスピレーションを与えてくれると確信しています。Q:ラポさんが考える新しい流れを創造できるデザイナーとは?ラ:ライフスタイルに則した新しい言語で話せる人に注目しています。マーケットの傾向に左右されるだけのブランドではなく、自分たちのライフスタイルに沿ったクリエイションのできる人に興味を持っています。例えば”アーティスティックな”というと、何か高尚な文化的背景を期待しているかのように聞こえますが、必ずしもそうではなく、若い世代が楽しいと思っているリアルライフのカルチャーを、ファッションにトランスフォームできているということです。Q:確かにこの数年ピッティ・ウオモが招聘したデザイナーは、新しい言葉を持っている人たちでした。ラ:前々回にピッティ・ウオモでショーを行ったラフ シモンズ(RAF SIMONS)やビズビム(visvim)、ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)、前回のオフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)、J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)など、それぞれセグメントは違いますが、彼らは自分たちの背景をファッションに置き換えて、新しいテキスタイルやイノベーティブなテクニックを使いながら、独自の言葉を形にして表現しています。そういうことが出来ている人たちに常に興味を持っています。Q:日本人デザイナーや日本のファッションが、イタリアのファッション業界に影響を与えている現象はありますか?ラ:難しい質問ですね。今のイタリアの若いデザイナーたちが日本人の若いデザイナーのクリエイションに影響を受けていることはあるかもしれません。しかし、もう少しマクロで見ると日本とイタリアファッションの共通項として、テキスタイルに対する深い洞察があるかもしれません。洋服のクリエイションを行う上でテキスタイルのリサーチを注意深く行い、生産の技法につなげていくという点はお互いが影響を与えていると言えるかもしれません。ただ、イタリアのテキスタイルはややクラシックで、個人的には日本のテキスタイルが進歩的だという点で世界最高のポジションにあると認識しています。Q:ストリートファッションにおいてはいかがでしょう?ラ:もちろん、ストリートファッションにおいてイタリアは日本の影響を受けています。特に80年代以降、川久保玲さんや山本耀司さんに代表される「伝統を壊せ」というスピリットは、イタリアだけでなく今のデザイナーに大きな影響を与えたのではないでしょうか。「伝統を壊せ」というのは言葉では簡単ですが、実際にファッションの世界において難しく、それを諦めず、果敢に立ち向かう姿勢には多くのデザイナーが共感し、影響を受けているのは紛れもない事実です。Q:シー・ナウ・バウ・ナウの動きなど、ファッションにおいてインターネットにおける変化が急ですが、ピッティ・ウオモとしてデジタルへの対応は?ラ:市場の変化が早く、常に革新的にアップデートしていかなければならない状況です。ご存知のように、7年前にピッティの傘下にFieraDigitaleという別会社を立ち上げ、「e-PITTI.com」というサイトをローンチしました。そこではフェア終了一週間後に、その出展者とゲストがそこでバイイングできるシステムを運営しており、利用者に好評を得ています。消費者とブランドが直接つながるシー・ナウ・バウ・ナウという動きが話題になっていますが、現状はまだメガブランドしか対応しておらず、コンパクトなブランドはなかなかそのシステムに追いつくことが難しい状況でしょう。実際に、そこで売れている商品もベーシックなアイテムが中心で、上質なテキスタイルを使用したアイテムや、手の込んだものをオンラインで売るのは難しいのではないでしょうか。もちろん将来的にデジタルに移行していくことは自然の流れですが、リアルなトレードフェアがなくなることはないだろうし、インターネットとは表裏一体で接していかなければと考えています。Text: TATSUYA NODA
2017年11月19日川久保玲によるコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は、パリ16区内のロシア大使館を会場に2018年春夏コレクションを発表した。テーマは「マルチディメンショナル・グラフィティ」。他のアーティストの作品を組み合わせて、グラフィティを立体的に見せる、というコンセプトのもとにコレクションを構築。使用されたイメージは、ルネッサンス期の画家アルチンボルド、漫画家・イラストレーターの高橋真琴、戦国時代の水墨画家、雪村といったアーティストたちの作品群。それらをフィーチャーするという形ではなく、1つの素材と捉えてカットアップし、ポルカドット、フローラルプリントのファブリックや、布を何層にも重ねて裂いたものなどを組み合わせている。独自のボリューム感と立体感を作出し、凹凸あるグラフィティ(落書き)が完成していた。さらに小さなプラスチック製のオモチャを集積した装飾をコーディネートして、ナイーヴな側面も加えるが、それが一種ダークな世界観を生み出しているから不思議だ。何気なしに目にしてきたイメージが、想像だにしない形状で現れると新鮮なショックを覚えるが、今回のコレクションはそれを巧みに利用したともいえ、コム デ ギャルソンらしいマジックともいえるのかもしれない。
2017年10月11日