12月に行われる市川海老蔵(44)の十三代目市川團十郎白猿襲名興行に香川照之(56)が出演、表舞台に復帰するのではと各メディアで報じられている。「銀座ホステスの性加害報道でメディアから姿を消した香川さんのため、海老蔵さんが手を差し伸べたというのです」(スポーツ紙記者)香川の方が年齢は上になるものの、歌舞伎役者としては海老蔵の方が格上になる。「香川さんが歌舞伎界に入ったのは、46歳の時。‘06年に海老蔵さん主演の映画『出口のない海』で共演した際、香川さんの方から息子・團子さんともども、歌舞伎界入りを相談したとも言われています。そんな経緯があり、香川さんは海老蔵さんには頭が上がらないのです」(歌舞伎ライター)実際に『出口のない海』の完成披露試写会の舞台は歌舞伎座で行われ、香川は「海老蔵さんのおかげで、40歳にして歌舞伎座という舞台に立てた。ありがとう」と涙を流して感謝の気持ちを伝えたほど。一方、海老蔵も香川が歌舞伎界入りした2年後のブログで、「素敵な方です」「今日から兄さんと呼ぶことにしました」と香川との交流を明かしている。「歌舞伎の舞台では、‘17年1月に行われた三代目市川右團次襲名公演でも2人は共演しています。共に同じお酒の失敗で辛酸をなめた2人だからこそ、分かり合える心境ではないでしょうか」こう語るのは、ある歌舞伎関係者だ。「今回の性加害報道で香川さんが出演するドラマや司会業といったテレビの仕事は、ほとんどが降板となりました。しかし、香川さんは機転が利く方ですから、騒動に火がついたとき“残る仕事は歌舞伎だけ”と思っていたはずです。歌舞伎の世界はテレビや映画に比べると、“女性問題”にはまだ寛容。そもそもが女人禁制ですし、昔から“芸の肥やし”とも言われてきました。実際に3回も不倫疑惑が伝えられた中村芝翫さんが歌舞伎の舞台を降板した、などということはありません。それだけ女性問題にゆるい世界だからこそ、今回のケースは起こりうるのでしょう」一方、海老蔵にとっても香川救済は自身のイメージアップになるという。「大名跡の團十郎襲名公演は、海老蔵にとってはどうしても成功させたい一大イベント。ところが、梨園の重鎮たちが海老蔵さんの奔放な言動にあきれ果て、口上にはほとんど出ないといわれています。そこで海老蔵さんは、そんな重鎮たちを見返すためにも、まずは観客動員を増やすことが成功の道だと思っているはず。そこで、困っている香川さんに助け舟を出し、『過去の團十郎とは違う』と、五代目以来となる團十郎白猿の“懐の深さ”をアピールすることができると踏んでいるのでしょう。また興行主である松竹も、最近のコロナ渦で観客動員数が減少していることを危惧しており、香川さんが出ることで少しでも話題になるのはさほど悪い話ではないと考えている節があります」(前出・歌舞伎関係者)果たして海老蔵の計略は、目論見通りになるのだろうか。
2022年10月15日《歌舞伎座三部、海老蔵平右衛門は本当に声が聞こえないところがあって驚いた。三味線が入るところがほぼ全滅》《海老蔵丈は芝居に調和せず、声も響かず、襲名披露が不安になる出来……》歌舞伎座で9月27日まで上演していた九月大歌舞伎『仮名手本忠臣蔵祇園一力茶屋の場』で、観客から市川海老蔵(44)に対してSNSでブーイングが起きていた。「問題視されているのは、海老蔵演じる平右衛門が妹の遊女・おかると会話する場面。兄妹の情愛と哀愁が描かれる大事な一幕なのですが、海老蔵が何と言っているのか、1階席でも聞き取れないと指摘されています」(歌舞伎関係者)実際にこの芝居を見た演劇評論家の上村以和於氏は言う。「声が小さいというか、もっと芝居と結びつけて言うと、声が弱いということですね。本来の平右衛門役は男らしくて元気がよくて闊達な人物。それが弱々しい声では、役としてふさわしくないのです」今回の海老蔵の小さな声量に最初に怒ったのが、三部の主役・片岡仁左衛門(78)だったと前出の歌舞伎関係者は言う。「仁左衛門さんは、昨今の海老蔵さんの言動にあきれた重鎮が次々と断るなか、團十郎襲名披露興行の出演に応じた数少ない一人。久々となる今回の共演で、海老蔵さんの真価を見極めようと思っていたようです。仁左衛門さんは最初の2〜3日、海老蔵さんの演技を見届けた終演後に彼を呼び出して『声が小さい』と諭したといいます。ところが、海老蔵さんは『あれがリアルな芝居だと思うんです』と説明したそうなんです。仁左衛門さんは『理屈より、お客さんに聞こえるようにやりなさい』と一喝したと聞きました」だが、翌日以降も海老蔵の声量は変わらないままだった。「“最後の海老蔵”に傷がつかぬよう、あえて忠告した仁左衛門さんの気持ちを全然理解していないと、ほかの役者連中があきれ返っているのです」(前出・歌舞伎関係者)後援会関係者は襲名の重圧なども影響しているのではと説明する。「声が出ないことはご贔屓筋の間でも話題になっています。襲名披露の準備や練習に連日追われ、疲れもたまっているのだと思います。また、12月の襲名披露興行『團十郎娘』に長女を出演させるため、松竹から提案された今回の“最後の海老蔵”出演を承諾したという面もあり、本人的に気乗りしない部分もあったのかもしれません」やる気の問題もあったのかーー。前出の上村氏は憂慮する。「襲名を控えて忙しいから声が出ないならまだいいのですが。肝心の襲名披露興行では『勧進帳』『助六』など、長時間にわたる長いセリフがありますから心配ですね」襲名披露興行口上に並ぶとされる希有な重鎮・仁左衛門の“はなむけの言葉”が今から気がかりだ。
2022年09月29日11月から開催される市川海老蔵(44)による十三代目市川團十郎白猿襲名披露。大名跡の襲名とあって、歌舞伎界は近年でも最大級の盛り上がりを見せている。しかし、その裏で女性問題などのスキャンダルも相次いでいるのだ。テレビドラマやバラエティへの出演などで、世間から注目を集める歌舞伎界のスターたちだが、スキャンダルや日々の振る舞いによって、世間からの印象はどう変わるのだろうか?本誌はクロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、282人にアンケート調査を実施。好きな歌舞伎役者、嫌いな歌舞伎役者をランキング化した。果たして、嫌いなランキングで1位に選ばれてしまった歌舞伎役者はいったい――。まず、第5位となったのは、六代目 片岡愛之助(50)。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)への出演など本業以外での活躍も目立つ愛之助だが、「歌舞伎役者というより芸能人」「芝居があまり好みではない」という声があがっており、拒否反応を示す人もいるようだ。第4位は、妻の三田寛子(56)との別居を報じられた八代目 中村芝翫(57)。過去複数回にわたって、三田以外の女性との関係が報じられているだけに、「ずっと奥様を裏切っているイメージ」「いつも、女の影がある。不倫だか、浮気だかは分からないが、素行が悪い」「奥さんを大事にして欲しい。この方の演技から人の悪さが滲み出ているよう」と、度重なる不倫報道に嫌悪感を示す声が少なくなかった。第3位は二代目 中村獅童(49)。インスタグラムで、今年1月に初お目見えした陽喜くんや’20年6月に誕生した夏幹くんらとの家族仲睦まじい様子を頻繁にアップしている。いっぽうで「最初の結婚での離婚の時のマイナスなイメージがずっと残っていてそれからずっと好きではありません」というように、前妻の竹内結子さん(享年40)と’08年2月に離婚するまでに親権を巡り対立が報じられていたことを指摘する人が。また「歌舞伎役者とは思ってない。俳優としてはいいと思う」など、俳優としての活動が目立つがゆえの指摘もあった。第2位は、渦中の九代目 市川中車こと香川照之(56)だ。人気ドラマへの出演や、朝の情報番組の司会、そしてNHKの子供向け番組への出演などまさに“好印象”の塊だった香川。しかし、先日女性ホステスへの性加害や“鬼の形相”で女性の髪をつかむ写真が報じられると、あまりに強烈な内容に多くの人が落胆をあらわにした。「最近の騒動で歌舞伎役者ならぬ行動がとても悲しかったです。他の方たちも女性関係での騒動はありますが、女性に対しての暴力(言葉にしろ)は許されないことだと思います」「今までは役者さんとして見てる分では特別嫌いじゃなかったけど、今回の報道の写真と朝の番組での謝罪になっていない謝罪でとても嫌いになりました」「スキャンダルが出る前までは、カマキリ先生やインセクトランドなど虫に関する絵本や番組が好きでした。小さい子供がいることもあり、出演する番組を見ることも多かったです。しかし、今回の報道で巷にあるセクハラ親父となんら変わらないことがわかりガッカリしました。香川さんが出るドラマも楽しく拝見していただけに嫌い、というよりガッカリが強いです」「過去のことをなぜ今更」と擁護の声も見られたが、それもあくまで一部だったようだ。しかし、大バッシングを受けた香川を抑えた“ツワモノ”が――。第1位は、もはやこの名で呼ぶのもあと2か月の、十一代目 市川海老蔵だ。今年に入ってから、義理の姉・小林麻耶(43)による暴露騒動、「SNSナンパ」による複数女性との交際や、妻の麻央さん(享年34)との思い出のつまった家での女性との密会報道など、連日スキャンダルを報じられていた。’17年に麻央さんが亡くなってからは、ブログで子育ての様子を発信するなど“よきパパ”として注目を集めてきた海老蔵だが、世間はそれにも冷たい反応を示している。「一見、いいお父さんに見えるけれど、若いこと遊んでるとネットに書いてあってあまりいいイメージがない」「立派なのは看板だけ、人柄が嫌い。 歌舞伎、成田屋の看板、亡き妻でお涙頂戴、子供晒しで、楽して得しようとする根性が嫌い。 テレビ、マスコミに騒がれ、ブログのアクセス上げるのに必死」11月には江戸時代から続く歌舞伎界の大名跡・團十郎を襲名する予定の海老蔵だが、私生活だけでなく芸への批判も相次いだ。「何を演じても役ではなく海老蔵になるから」「オリンピック開会式は、ズッコケ。意味不明の俺様芸。睨み出来ずただの寄り目。ヨーデル発声。こんなのが日本の伝統芸能代表と思われるとは、、日本人として恥ずかしかった」梨園のトップである團十郎を引き継ぐ海老蔵。今後の汚名返上を期待したい。【嫌いな歌舞伎役者ランキング】(回答:2022年9月6日~9月11日)1位:十一代目 市川海老蔵(104票)2位:香川照之(99票)3位:二代目 中村獅童(20票)4位:八代目 中村芝翫(14票)5位:六代目 片岡愛之助(10票)6位:十代目 松本幸四郎(3票)6位:中村隼人(3票)6位:四代目 市川猿之助(3票)6位:七代目 尾上菊五郎(3票)6位:五代目 尾上菊之助(3票)
2022年09月24日歌舞伎俳優によるオンライントークショー『歌舞伎家話』第17回に、市川染五郎と市川團子が出演することが決定した。今回の配信は、「弥次喜多」シリーズの最新作として歌舞伎座で上演された新作歌舞伎『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離ー譚(やじきたりたーんず)』が歌舞伎オンデマンドで配信されることを記念した特別編。主役の弥次郎兵衛・喜多八を演じた松本幸四郎、市川猿之助の活躍はさることながら、「陰の主役」である伊月梵太郎と五代政之助をそれぞれ12才(染五郎)・13才(團子)から足掛け7年をかけて演じた染五郎、團子の活躍・成長ぶりは目覚ましく、同シリーズは彼ら二人の役者としての成長絵巻とも言える。今回の『弥次喜多流離譚』では、御家が没落して不良になってしまった伊月梵太郎を染五郎が、梵太郎の幼馴染であり家臣の五代政之助を團子が演じた。また、今回は二人とも女方にも挑戦し、見事な早替りと劇中で繰り広げられた「ダンスバトル」で観客を魅了。今回のトークでは、舞台の感想はもちろん、7年間同役を演じ続けてきた二人だからこその舞台への想いが語られる。■市川染五郎 コメント弥次喜多シリーズ初演から伊月梵太郎を勤めさせていただいています。純真無垢な若殿様が、暴走族の総長になるとは6年前を思うと想像もしていませんでしたが、次回はどうなるのか、はたまた次回があるのかどうかさえ想像できない所もこのシリーズの好きなところです。その弥次喜多シリーズのお話を中心にお話しできればと思いますので、限られたお時間ですが、ぜひお楽しみください。■市川團子 コメント皆さま、こんにちは。市川團子でございます。今回、戸部さんと染五郎さんと歌舞伎家話にてお話できる機会をいただけたこと、本当に嬉しく思っています。今回は久しぶりの舞台での弥次喜多の公演ということや、初の本格的な女形への挑戦ということもあり、色々な思い出のある一カ月となりました。舞台でのお話はもちろん、舞台裏のことについても楽しくお話させていただければなと思っておりますので、ご覧いただけたら嬉しいです。<配信情報>『歌舞伎家話』出演者:市川染五郎 / 市川團子聞き手:戸部和久(松竹演劇部 /『東海道中膝栗毛 弥次喜多離流譚』脚本)配信日時:2022年9月8日(木) 20:00~(約70分)※生配信詳細はこちら:『歌舞伎オンデマンド』2022年9月9日(金) 12:00~9月29日(木)※3週間限定配信(購入時より7日間視聴可能)■視聴料金『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編:3,300円(税込)※『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編&イヤホンガイド『Web講座』セット販売も同時配信詳細はこちら:※ご購入・ご視聴には歌舞伎オンデマンド連携の配信プラットフォーム「MIRAIL(ミレール)」の会員登録(無料)/ ログインが必要です。
2022年09月05日歌舞伎俳優・市川海老蔵の長女・市川ぼたんが9日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の始球式に登板した。突然スーパーパワーを手に入れた可愛いペットたちの大冒険を描く映画『DC がんばれ!スーパーペット』(8月26日公開)で声優に初挑戦し、空飛ぶ犬のクリプトや“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵、あざとかわいい子猫のウィスカーズを演じたぼたん。父・海老蔵と毎日キャッチボールの練習をして初始球式の当日を迎えたぼたんは、「(父から)たくさんアドバイスをもらいましたが、野球ボールの握り方を詳しく教えてくれました!」と明かし、始球式に向けて「緊張しますが、精一杯投げたいと思います!」と緊張した面持ちながら意気込みを語った。そして迎えた本番、観客でにぎわう球場内で名前がコールされると、オリックス・バファローズのユニフォームに自身が演じた子猫・ウィスカーズのイメージを加えたオリジナルのユニフォームで登場。会場から大きな拍手が沸き起こった。始球式前の投球練習でも父・海老蔵と練習をしていた成果もあり、一発勝負の投球はマウンドから見事なピッチングでホームへ真っすぐ届き大成功。会場からは大きな拍手が贈られた。始球式終了後、「緊張したけど楽しかったです!またチャレンジしてみたいです」と笑顔でコメント。始球式と同様、自身の中で初挑戦となった『DC がんばれ!スーパーペット』の吹替版声優に関しては「励ましと勇気をくれる映画です」と述べ、球場にいるプロ野球ファンたちに「ぜひ、映画館でご家族やお友達と観てほしいです!」と呼びかけた。(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & (C) DC
2022年08月09日「海老蔵さんは“最後の海老蔵”として9月の歌舞伎座にも出演します。この数年、團十郎襲名披露を巡り松竹との関係が悪化し、歌舞伎座出演が1年に1回程度となっていた状況が続いていました。しかし今回、5月、7月に続く3度目の登場。これは海老蔵と松竹サイドの“和解”とも伝えられています」(歌舞伎関係者)11月から「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」に臨む市川海老蔵(44)。だが、発表された演目で“火種”が生じているという。「実はある演目で、共演者がなかなか決まらない異例の事態が発生したのです。それは八代目市川新之助を襲名する勸玄くんが主演する12月の『毛抜』です。“史上最年少となる9歳で務める”と宣伝していますが……」(梨園関係者)この『毛抜』は成田屋ゆかりの「歌舞伎十八番」の演目の一つ。難役として知られ、本来は30代以降で演じられる演目。海老蔵の初演も30歳のときだった。「髪が逆立つ奇病に悩む姫の悩みを、主役の粂寺弾正が磁石を使ったトリックだと見抜き、悪事を企んだ家臣を成敗して意気揚々と引き上げていく話です。ただ、腰元を誘う艶めいたせりふが出てきたり、人を殺める場面もあるなど『9歳の男の子の演目として襲名披露にはふさわしくない』という声が梨園の重鎮たちを中心に上がっているのです。彼の奔放な女性問題ならまだ目をつむっていられるものの、歌舞伎界の頂点・團十郎の襲名披露で、伝統軽視の演目選びをするとは何事だ、と怒り心頭だといいます」(前出・梨園関係者)とはいえ、この『毛抜』にこだわったのは、当の海老蔵だった。会見でこう語っていた。「父・十二代目團十郎はこの役を得意としておりました。隔世遺伝というか彼(勸玄)も祖父に似ておおらかな雰囲気がございます。粂寺弾正をやるには持っていないといけない資質です」後援会関係者は言う。「もともと松竹は團十郎襲名を来年1月からと考えていたが、海老蔵さんが年内にこだわった。その理由は勸玄くんのモチベーション。襲名披露公演の延期が長引き、彼のやる気を持続できるか不安だったのかもしれません。そのため、勸玄くんに『毛抜』に挑戦することを勧めたといいます」前出の梨園関係者は嘆く。「『毛抜』の共演者が決まらないのは、勸玄くんをフォローする重責をあえて背負いたくないから。“晴れ舞台で、共演者に過度なプレッシャーを与えるのは非常識”だと考える重鎮が多いのです」海老蔵は團十郎襲名後の決意を周囲にこう漏らしているという。「『風の谷のナウシカ』を上演した菊之助さんのように新しい歌舞伎を積極的にやっていきたい」歌舞伎界のトップとして「伝統を守る」ことや「梨園の常識」は重要視していないのだろうかーー。
2022年08月04日歌舞伎俳優・市川海老蔵の長女・市川ぼたんが31日、都内で行われた映画『DC がんばれ!スーパーペット』(8月26日公開)の夏休みファミリー試写会&吹替キャスト登壇イベントに、女優の松岡茉優、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿とともに出席した。本作は、突然スーパーパワーを手に入れた可愛いペットたちの大冒険を描く物語。声優初挑戦のぼたんは、空飛ぶ犬のクリプトや“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵、あざとかわいい子猫のウィスカーズを演じた。ぼたんは「皆様こんにちは、市川ぼたんでございます」と緊張しながらもしっかり挨拶。「『DC がんばれ!スーパーペット』は、少しおっちょこちょいな、かわいらしいスーパーペットたちが助け合いながら頑張っている姿に、ユーモアや感動、勇気などをもらえる、とてもいい作品だと思いますので、皆さんぜひ見に来てください」とアピールした。あざとかわいい子猫のウィスカーズ役について、「あざとかわいいけど強いというところが、どういう風に演じようかなと思って本当に難しかったんですけど、あざとくてかわいいというところを特に意識して演じてみました」とコメント。「声の出演が初めてだったので、それ自体が緊張したんですけど、特にあざとくてかわいくて強いっていうのが『えー!』って思ってしまって。本当に難しかったです」とアフレコを振り返った。今回が映画イベント初参加となったぼたん。「とても緊張しましたが、松尾さんや松岡さんにもお会いできて、皆様の前でこのような経験ができたこと、本当にうれしいです。今日はありがとうございました!」と挨拶していた。
2022年07月31日1歳違い。同時代に「歌舞伎」という同じ世界に生まれ、切磋琢磨し合う市川染五郎さん、市川團子さん。舞台では見せない等身大の表情で語り合う、ふたりの関係性、ふたりの未来とは――。――おふたりの関係を一言で表すとしたら?市川染五郎:ライバルであり、仲間ですね。市川團子:そこに大親友も追加しておいてください。染五郎:彼にだけでなく歌舞伎役者の皆さん全員に対してそう思っていますが、特に自分たちは年齢の近い役者が少ないので、そういう意味でもすごく貴重な存在です。團子:年が近くなかったら仲良くなっていないってこと?(笑)染五郎:そういうことではなくて。年齢は彼の方が1歳上で、歌舞伎役者としては自分が先輩ですけど、小さい頃から共演していたので、先輩・後輩感がないのがいいのかもしれない。彼はどちらかといえば弟っぽい性格だから、年上という感じもしないですし。團子:年齢は関係なく、僕はいっくんを年上だと思っています。――お互いをどう呼んでいます?團子:僕はいっくんです。いっくんは、名前を呼ばないですね。本当に俺の名前、生涯で呼んだことないんじゃない?(笑)染五郎:流れで今まで呼ばないできてしまったので、今更何て呼んでいいのかわからないんだよね。――プライベートで一緒に遊びに行ったりはしますか?團子:昔はありましたね。染五郎:初共演した頃に、父がしながわ水族館に連れていってくれて。それくらいですかね。團子:5年くらい前に大江戸温泉物語に一緒に行こうと言って断られました。染五郎:入り口まで行ったじゃん。年齢的に保護者がいないと駄目と言われて入れなかったんです。團子:そうだった、懐かしい。――ふたりの役割分担は?染五郎:どっちかというと、彼がずっとボケてます。團子:僕がボケで、いっくんがツッコミです。染五郎:ツッコミなのかもわからないけど。團子:みたいに冷静なコメントをしてくれるんですが、こう見えて、内心は笑ってるんですよ。なので、常に仕掛けています。10発に1発くらいは当たるので。染五郎:弥次喜多もですが、新作の稽古は1日がかりだったりして。そうなると、必然的に一日中一緒に過ごすことになる。自分は徐々に集中していくタイプだけれど、彼は集中しつつもテンションが上がってどんどんボケ始める。たまにちょっと集中させてくれよ、と思います。團子:それはごめん(笑)。いっくんには素を出せるというか、つい変なボケが思い浮かんじゃうんです。笑ってない感を出しているけど、実は顔はけっこう笑っているから、嬉しくなっちゃって。昔は、ボケが行くところまで行くと意外と乗ってくることもあったので。染五郎:小さい頃は自分もやんちゃだったので。昔は一緒に楽屋の大浴場で、父が後から風呂に入ってくるのを待機してね。團子:全部で5つあるシャワーが(十代目松本)幸四郎さんに一点集中するようにセットして、「おつかれさまです!」って迎えてね。でも、いっくんの心の奥は昔と変わらないと僕は感じているので、そんなに印象は変わってません。――今後、お互いがどんな大人になっていくと思いますか?團子:幸四郎さんがボケるタイプなので、いっくんもどこかで変わるんじゃないかと踏んでいます。染五郎:人前に出たときに、2~3発は笑いを取りたいという気持ちは正直あります。――大人になったとき、どんな関係でありたいですか?染五郎:歌舞伎にはふたりで演じる演目が結構あるので、それを一緒にできたらなと思います。團子:一緒に舞台に出続けたいですし、関係が死ぬまで変わらずにあったらいいなと思います。『八月納涼歌舞伎』染五郎さん、團子さんが共に出演する第三部「東海道中膝栗毛弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)」では、シリーズ内初の女方にふたりで挑戦する。8月5日~30日(10日、18日は休演)、歌舞伎座にて上演。いちかわ・そめごろう(写真右)2005年、東京都生まれ。’07年に初お目見え。’18年、八代目市川染五郎を襲名。’21年、アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』では映画初主演、声優に初挑戦。’22年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に木曽義高役で出演。シャツ¥24,200(ジョン ローレンス サリバン TEL:03・6721・0406)パンツ¥37,400(ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087)その他はスタイリスト私物いちかわ・だんこ(写真左)2004年、東京都生まれ。本名は香川政明。屋号は澤屋(おもだかや)。父は九代目市川中車(香川照之)。’12年、新橋演舞場『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』で初舞台。五代目市川團子を襲名。八月納涼歌舞伎「浮世風呂」では、なめくじを演じる。シャツ¥35,200(ジョン ローレンス サリバン)パンツ¥46,200(ウジョー/エム TEL:03・6721・0406)ブーツ¥99,000(ユハ TEL:03・6659・9915)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年7月27日号より。写真・鈴木 親スタイリスト・中西ナオヘア&メイク・AKANE(染五郎さん)森 智聖(VRAI Inc./團子さん)取材、文・小川知子(by anan編集部)
2022年07月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵が7月7日、東京・歌舞伎座で行われた「市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台」の演目発表会見に、長男の堀越勸玄とともに出席した。海老蔵が「十三代目市川團十郎白猿」、勸玄が「八代目市川新之助」をそれぞれ襲名しての初舞台。2022年11月、12月に歌舞伎座で上演し、その後各地で襲名興行が行われる。十一月吉例顔見世大歌舞伎(11月7日~28日)の昼の部では『外郎売』と『勧進帳』、夜の部では口上と『助六由縁江戸桜』を上演し、團十郎を襲名する海老蔵が武蔵坊弁慶(『勧進帳』)、花川戸助六実は曽我五郎(『助六由縁江戸桜』)を、新之助を襲名する勸玄が外郎売実は曽我五郎(『外郎売』)、福山かつぎ(『助六由縁江戸桜』)を勤める。続く十二月大歌舞伎(12月5日~26日)の昼の部では『押戻し』と『毛抜』、夜の部では口上と『助六由縁江戸桜』が演目に決定した。当初2020年5月に予定されていた襲名から、約2年6カ月の延期を経て開催される運びとなった「十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台」。会見に臨んだ海老蔵は、「ご承知の通り、コロナ禍ということで、襲名披露興行が延期という形となっておりましたが、皆様のご指導のもと、11月、12月の歌舞伎座を皮切りに、地方各都市を回らせていただく興行ができることと相成りました」と神妙な面持ち。市川海老蔵「まだコロナ禍は続いておりますが、このような襲名披露興行が執り行えることで、何か新しい光になれれば。関係者の皆様の願いもございますし、この2年間は、それに応えるための、ある意味で準備期間をいただいたのだと思う」と話していた。襲名披露興行は2024年10月の松竹座まで行われる予定で「私自身も、心身ともに十分に配慮しながら、皆様のご期待に応えられるような團十郎に、また、歌舞伎がより一層の発展となりますように賢明に努力いたします」と決意を新たに。「襲名によって、私の中身がいきなり、魔法のように変わるわけではございません」と気持ちを引き締めた。堀越勸玄海老蔵の父である十二代目團十郎が2013年2月に亡くなって以来、大名跡が復活を果たすのは、9年9カ月ぶりとなり「父の襲名披露興行も、そこで苦労していた背中も見てまいりました。自分自身も苦しみあがきながら、しかし、歌舞伎に向き合う。そんな自分に期待しながら勤めてまいりたい」と思いを馳せ、「父から教わった市川家由縁の芸である歌舞伎十八番の助六や弁慶を勤められるよう励みたい」と精進を誓った。勸玄は十二月大歌舞伎の『毛抜』で、成田屋の歴史において最年少で粂寺弾正を勤めることになり、「賢明に勤めさせていただきます」と凛々しく挨拶。本人の希望で『毛抜』の上演が決まったといい、「お父さんみたいなすごい役者になりたいと思って」と理由を語ると、海老蔵は「9歳では大変難しいお役」としつつ、「2020年で『毛抜』に挑戦することは、おそらくなかったはず。(延期を)プラスに変える努力をすべき」とエールを送った。取材・文・撮影=内田涼<公演概要>「市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台」十一月吉例顔見世大歌舞伎<昼の部>歌舞伎十八番の内『外郎売(ういろううり)』八代目市川新之助初舞台相勤め申し候外郎売実は曽我五郎:新之助歌舞伎十八番の内『勧進帳(かんじんちょう)』武蔵坊弁慶:團十郎<夜の部>十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助襲名披露 口上(こうじょう)團十郎、新之助歌舞伎十八番の内『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』花川戸助六実は曽我五郎:團十郎福山かつぎ:新之助十二月大歌舞伎<昼の部>道成寺歌舞伎十八番の内『押戻し(おしもどし)』大館左馬五郎:團十郎歌舞伎十八番の内『毛抜(けぬき)』八代目市川新之助初舞台相勤め申し候粂寺弾正:新之助<夜の部>十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助襲名披露 口上(こうじょう)團十郎、新之助歌舞伎十八番の内『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』花川戸助六実は曽我五郎:團十郎
2022年07月07日市川海老蔵が6月23日、都内で行われた歌舞伎座「七月大歌舞伎」第二部『夏祭浪花鑑』『雪月花三景』の取材会に出席した。『雪月花三景』では市川ぼたん、堀越勸玄と親子3人で共演することになり、「麗禾(ぼたん)とも一緒に1ヶ月の本興行ができるというのは、我が家としては初めてのことなので、うれしいですね。初物尽くしですし、私も(襲名を控え)海老蔵として舞台に立つ回数はどんどん減っていくので、一生懸命に集中して勤めていきたい」と喜びとともに抱負を語った。義太夫狂言の傑作『夏祭浪花鑑』では、海老蔵が8年ぶりに団七九郎兵衛を勤め、男伊達の義理人情と、歌舞伎ならではの様式美あふれる「殺し場」を錦絵のように繰り広げる。九郎兵衛の伜市松は、海老蔵の長男・勸玄が演じる。勸玄の様子について「襲名が延期になり、落胆もしておりましたが、この数ヶ月“やる気スイッチ”が入ってきた」と目を細め、「歌舞伎の家として当然ですが、次に渡していく作業があるので、麗禾と勸玄に対する責任も増してきている」と表情を引き締めた。続く『雪月花三景』は、成田屋ゆかりの新歌舞伎十八番のひとつで華やかな舞踊劇。貴人の悲恋を支える帝の忠臣・仲国(海老蔵)が胡蝶の精らとともに、五穀豊穣と天下泰平を祈念する旅に出かける物語で、女蝶の精を長女・ぼたん、男蝶の精を勸玄がそれぞれ勤めることになった。ぼたんが本興行で歌舞伎座公演に初出演。本興行としては、初めて親子3人での共演が実現する。ふたりによる可憐な舞踊も見せ場になっており、海老蔵は「親が言うのはヘンなんですが、舞踊に対する彼女の熱量はとても真面目。それが見ている人間に通用するところまで磨き上げている。そんな向き合う姿勢を、お客様に観ていただく機会を増やすことが、歌舞伎、舞踊、文化としても価値のあるもの」とぼたんの今後に期待のコメント。改めて、親子3人での共演について「夢のよう」と語り、「これが続けられるように、模索していきたい」と話していた。コロナ禍の影響で延期になっていた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露八代目市川新之助初舞台」の公演が、令和4(2022)年11月、12月の2ヶ月間にわたり歌舞伎座にて開催する予定だ。「海老蔵という広く知られるようになった名前をやめて、團十郎という新しい世界に入ることは、大変勇気がいる行動。私にとっても愛着がある名前ですが、團十郎という大きなお名前を襲名するのは、自分のことだけではなく、歌舞伎という伝統文化の中で生きていく部分が、より大きなものになる」と決意を新たにしていた。会見後の取材に応じた勸玄は、「堀越勸玄として、舞台をするのは7月が最後なので、皆さま観に来てください。精いっぱい頑張ろうと思います」と強い意気込み。ぼたんは「歌舞伎座に出させていただきます。蝶の精を一生懸命、躍らせていただきますので、どうぞよろしくお願いします」と挨拶した。取材・文・写真=内田涼<公演情報>「七月大歌舞伎」2022年7月4日(月)~29日(金)第一部午前11時~第二部午後2時40分~第三部午後6時30分~※開場は開演の40分前を予定【休演】11日(月)、20日(水)【貸切】第三部:15日(金)、21日(木)会場:歌舞伎座
2022年06月24日歌舞伎俳優・市川海老蔵の長女・市川ぼたんが、映画『DC がんばれ!スーパーペット』(8月26日公開)で声優に初挑戦することが21日、発表された。本作は、突然スーパーパワーを手に入れた可愛いペットたちの大冒険を描く物語。急にはパワーを操れないちょっとドジなペットの犬、ブタ、カメ、リスたち。世界征服を狙うあざと可愛い子猫とモルモットたちにさらわれたご主人様を救い出すため、最強の敵に立ち向かう。日本語吹替キャストには、楠大典、高木渉、魏涼子、松岡茉優、松尾駿(チョコレートプラネット)、梶裕貴ら豪華キャストが既に発表され、個性的で愛らしいスーパーペットたちの活躍に、期待の声が寄せられている。今回、新たに市川ぼたんが日本語吹替版の声優として参加することが決定した。2019年に8歳で日本舞踊の名跡・四代目市川ぼたんを襲名し、昨年は連続ドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』にも出演した市川ぼたん。声優初挑戦となる本作で演じるのは、空飛ぶ犬のクリプトや“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵・子猫ウィスカーズ。あざと可愛い見た目に反して、しっぽマシンガン、ひげミサイル、毛玉ボムボムなど全身が武器。スーパーパワーを手にしたペットたちに容赦ない攻撃を繰り広げ「こんばんニャ♪」「ニャめんなよ~」と可愛い猫語を披露している。今回が声優初挑戦となるが、吹き替えならではの演技に「声の出し方をあまり知らなかったので、色々頑張りました」と新たな挑戦への奮闘を明かした。一方で、「初めての体験だったので、とても楽しかったです」と話した。自身が演じたウィスカーズについては、「可愛い!」「惚れちゃう!」と無邪気に話し、ワクワクしながら向き合ったという。自宅で飼っている2匹の犬の話を振られると、「撫でると癒されるので、ずっと撫でています」「私が泣いていたら涙をなめてくれたり、ガッカリしていたら『大丈夫だよ』みたいな、感情を読んでくれるところが自慢です!」とコメント。もし、ウィスカーズのようにスーパーパワーを手に入れられたとしたら、「透明になって色々な所に行って、悪い人がいたら倒したいです(笑)」と話し、最後に映画の見所を「おっちょこちょいな“スーパーパワー”を持った動物たちの活躍を、私と同じぐらいの(年齢の)方にもたくさん観ていただきたいです」とアピールした。さらに、“人間とペット”や“仲間”との絆が感じられる日本版本予告&本ポスターも公開された。エモーショナルなBGMと共に、画面に現れる子犬のクリプト。「あなたを決して裏切らない最高の友達、それはペット」というナレーションに続いて、クリプトと赤ちゃんのスーパーマンが楽し気にじゃれ合う。が、画面は一転! 成長し、空飛ぶスーパードックとなったクリプトは、ヒーロースーツを身にまとったスーパーマンにリードを掴ませて、空を散歩する。二人は手を取り合って街の平和を守る最強のコンビになっていた。しかし、スーパーマンの前に、世界征服を企むモルモットが現れ、捕らえられてしまう。クリプトは大好きな“親友”スーパーマンを助けるため、突然スーパーパワーを手に入れた動物たちに協力を求める。カラダの大きさが変幻自在のブタさんのPB、超高速カメのマートン、電撃必殺リスのチップ、無敵バリアドッグのエース。ちょいドジな“スーパーペット”たちは仲間クリプトの大切な親友スーパーマンを救出するため、最強の敵・子猫のウィスカーズ、モルモット軍団に立ち向かう。エースに「僕は彼(スーパーマン)にとっていいペットじゃなかった」と打ち明けるクリプト。弱気になっているクリプトに、エース、PB、マートンは、それぞれ“仲間”として励ましの言葉をかける。そして、クリプトは再び“親友”を救うべく、果敢に敵に向かっていく。なお本予告でも、特報と同じくリスのチップの声優を担当する梶裕貴がナレーションを務めている。本ポスターには、魅力あふれるスーパーパワーをもったペット達に囲まれるように、クリプトと赤ちゃんのスーパーマン、そして「ぼくの親友は、ぼくが守る」という言葉が添えられている。こちらも、ペットたちが巻き起こす「笑いと絆のアドベンチャー」に期待膨らむポスターとなっている。(C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年06月21日《36時間ぶりの食べものですって、すごい意志!!尊敬します。私麗禾を、》6月12日、ブログにこう綴ったのは市川海老蔵(44)。娘の麗禾ちゃん(10)が水だけで1日半過ごしたとして、その努力を讃えた。前日11日には《本日麗禾は水だけ、勸玄はブロッコリーとプロテイン、なかなかやりおるわ》《麗禾は今日鉄の意志。今日水しか飲んでません》と、その経過も綴っていた。だが10歳の子供が水だけで生活することに、ネット上では心配する声が上がっている。《ええ…危険では…》《これっていいの?本人だけじゃなくて、子どもも食べていなかったの?》《成長期の子供に断食は危険だと思うんですよ》海老蔵といえば、6日に更新したブログで《今日から水生活、水以外は口にしません》と宣言し、3日後の9日に《成し遂げました!》と報告していた。この“3日間水だけ生活”が物議をかもしたばかりだ。「海老蔵さんは、この3日間で体重が5キロ近く減ったといいます。ですが水生活はダイエット目的ではなく、デトックス目的だったようです。《専門家ついてますから大丈夫ですよ》と呼びかけていましたが、1日に11リットルもの水を飲む日も。そのためネット上では、心配の声が上がっていました」(芸能関係者)海老蔵のブログによると、彼が摂取した水の量は初日が11リットル。2日目は6リットル、3日目は白湯と合わせて2リットルとのこと。水生活は3日間と伝えていたが、実質的には85時間にも及んだという。今回、麗禾ちゃんが摂取した水の量は明かされていないが、本誌は13日配信の記事で、海老蔵本人が実践した3日間の水だけ生活の危険性について専門家に取材している。『医師が教える 最善の健康法』や『新装版「ニセ医学」に騙されないために』の著者で内科医の名取宏氏は、その記事のなかで水を大量に飲むことについて「健康にプラスの効果はないと考えます」と言及し、デトックス効果についてこう解説していた。「医学的にはデトックス全般に意味がないとされています。デトックスは“体内の毒素を排出することで健康になる”と謳っていますが、毒素とは具体的にどのような物質なのか。その方法で毒素は本当に排出されるのか。それらが示されることはほとんどありません。そして何よりも、デトックスする場合としない場合を比べて、どのような健康によい効果があるのか、臨床試験の結果などの証拠が提示されることはありません」加えて、名取氏は食事を摂らず大量の水を飲む行為について、水中毒もしくは低ナトリウム血症を引き起こしてしまう危険性を指摘。その上で、こう警鐘を鳴らしていた。「腎臓や心臓に持病のある人はさらに危険性が高いと思われます。絶対に真似をしないようお願いします。危険が大きいわりに効果があるのかないのかわからないので、危険を冒してまでやるようなものではありません」医師も警鐘を鳴らす水生活。子供を育てる親として、正しい健康管理が求められるのではないだろうか。
2022年06月14日今年の11月、12月に、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露興行を控える市川海老蔵(44)。準備にいそしむなか、彼のとある“デトックス方法”に注目が集まっている。海老蔵は6月6日に更新したブログで《今日から水生活、水以外は口にしません》と綴り、水だけで3日間過ごすことを宣言。この日は《今日の目標は11リットルです》と掲げ、大量の水を飲み切る経過を記していた。そして9日には《成し遂げました!》と、水生活を完走させたと報告したのだった。「海老蔵さんは実質3日と半日間、合計85時間にも及ぶ水生活を実行しました。飲む水の量は、専門家の計算に基づいて決めたそうです。ただ、慣れないためか、『睡魔に襲われる』と漏らすことも。その一方で、寝つきの良さや頭が冴えるといった効果も実感していた様子でした。この水生活はダイエット目的ではないようですが、初日に81.15kgだった体重が3日後には76.65kgにまで減ったそうです」(芸能関係者)そんな海老蔵が水生活に挑戦するのは今回で3度目だといい、ブログに意気込みをこう綴っていた。《毎回きついなーと思う、でも乗り越えた後の爽快感はやった人にしかわからないので、なんとも言えませんが、私的にはキツくてもやる価値はあり、でも三日目しんどいから乗り越えられるかなんとも言えませんが頑張る》彼のブログによると水生活の内訳は、初日に11リットル。2日目は6リットルで、3日目は白湯と合わせて2リットルとのこと。それぞれ、1日かけて飲み切る方法のようだ。水だけで3日間生活することにたいして、海老蔵は《専門家ついてますから大丈夫ですよ》と呼びかけていた。だが体調を心配する人もいたようで、SNSでは次のような声が上がった。《メチャクチャ危ないですよこれ。専門家に相談しながら、って、専門家はすぐにでも止めるべきです》《「何の」専門家に相談されているのでしょうか?水中毒を引き起こしかねない行動を医者が同意するとは思えませんが》《海老蔵は水以外もちゃんと口に入れてほしい》■1日11リットルの水分摂取は「健康にプラスの効果なし」果たして水だけで数日間過ごすデトックス方法には、どのような効果があるのだろうか?反対にどのような危険性が潜んでいるのだろうか?そこで本誌は、『医師が教える 最善の健康法』や『新装版「ニセ医学」に騙されないために』の著者で内科医の名取宏氏に話を聞いた(以下、カッコ内は名取氏)。海老蔵の水生活について「効果があるとする医学的根拠はありません」と語る名取氏は、まず断食についてこう解説する。「断食は肥満や過体重の人であれば、痩せた分だけは健康にプラスの効果はあるでしょう。ただ、断食が、普通にカロリー制限や運動を行うよりもよいかどうかはわかりません。海老蔵さんは体重が減ったようですが、断食していたので減るのは必然的と言えるでしょう。体脂肪だけが減っていればよいでしょうが、同時に筋肉も落ちているかもしれません」今回、海老蔵が1日に摂取した水分量は最大で11リットル。このような大量飲水についても名取氏は「健康にプラスの効果はないと考えます」と言及し、デトックスについてこう指摘する。「医学的にはデトックス全般に意味がないとされています。デトックスは“体内の毒素を排出することで健康になる”と謳っていますが、毒素とは具体的にどのような物質なのか。その方法で毒素は本当に排出されるのか。それらが示されることはほとんどありません。そして何よりも、デトックスする場合としない場合を比べて、どのような健康によい効果があるのか、臨床試験の結果などの証拠が提示されることはありません」つまり海老蔵のデトックス方法は、医学的見地からすると効果がないということになる。さらに食事を摂らず、大量に飲水する行為は、「水中毒」などを引き起こす危険性もあるようだ。名取氏はこう説明する。「水中毒もしくは低ナトリウム血症の危険があります。水中毒とは、水分を急速に多量に摂取することで、体内の電解質バランスが崩れてさまざまな症状が生じる病態です。典型的にはマラソンなどの持久系スポーツでの水分の摂りすぎや、精神的な理由で水を大量に飲んでしまう心因性多飲で起きます。症状は、頭痛、嘔気・嘔吐、痙攣、意識障害など多彩で、死亡することもあります。アメリカ合衆国では『Wiiが景品の水飲み大会で女性死亡』なんて事例もありました」■「絶対に真似をしないようお願いします」食べ物や飲み物から摂取されるナトリウムは、主に汗や尿となって体外へ排出される。だが水分を過剰摂取することで、この作用を担う腎臓の機能が追いつかなくなってしまうといい、名取氏はこう解説する。「水を大量に摂取すると、腎臓は余分な水を尿として排出しようとしますが、そのときにどうしてもナトリウムを尿中に喪失します。水分で血液が希釈され、また尿中にナトリウムを喪失しますので、低ナトリウム血症となります。急激に低ナトリウム血症となると、血液の浸透圧が低下し細胞内に水分が移動します。とくに脳細胞に水分が移動すると、脳浮腫となってさまざまな神経症状が生じます」それでは、1日に11リットルもの水を飲むにあたって、安全な方法はあるのだろうか?名取氏は、「1日11リットルの水を飲むだけなら、ゆっくりゆっくり飲めば、腎臓が尿として水分を排泄しますので、低ナトリウム血症に陥る危険は少ないでしょう。ただ、断食と組み合わせるのがよくありません。ナトリウムの摂取がないのでナトリウムが不足します」と話す。その上で、海老蔵のデトックス方法について、こう警鐘を鳴らす。「腎臓や心臓に持病のある人はさらに危険性が高いと思われます。絶対に真似をしないようお願いします。危険が大きいわりに効果があるのかないのかわからないので、危険を冒してまでやるようなものではありません」海老蔵にとって、「キツくてもやる価値がある」という水生活。幼い麗禾ちゃん(10)や勸玄くん(9)のためにも、健康を損なわないよう留意してもらいたい。
2022年06月13日4月21日発売の「週刊文春」で、小林麻耶(42)からの一連の告発騒動について語った市川海老蔵(44)。その一部が前日、「文春オンライン」に掲載されたが、麻耶の怒りが“再燃”したようだ。夫の國光吟氏と昨年4月に離婚するも、海老蔵と相談した結果、公表を控えていた麻耶。しかし、昨年10月にブログで海老蔵が國光氏との離婚を示唆するブログを投稿したとして、激怒し、一連の告発をスタートすることに。これまで沈黙を守ってきた海老蔵だが、「文春オンライン」の記事で3月30日に麻耶にブログの件についてLINEで謝罪したことを告白。LINEでの謝罪後、直接会って話す場を設け、会談は夜10時30分から翌日の朝4時30分ごろまで約6時間にもわたったという。そして、麻耶の告発に戸惑いを見せながらも最後には「麻耶さんはいつまでも麻央の姉。今でも家族だと思っています」と麻耶への思いも語っていた。4月7日ごろからしばらくブログでの海老蔵への言及がなかった麻耶だが、今回の「文春オンライン」での海老蔵の告白を受け、再開。20日深夜の『洗脳解けますように』と題した投稿では、《事務所との話し合いの結果をこちらに何も連絡せずに、週刊誌のインタビューを受ける。カモフラージュですか?》と批判。また21日朝4時の『謝罪はしてもらっていません。』と題した投稿では、《腑が煮えくりかえる》と冒頭で綴り、離婚をほのめかしたブログ投稿についても《私たちは、おかえり、のブログに関して、直接頭を下げて謝罪してもらっていません。》としていた。その後も、ブログでの海老蔵への言及は続いている。ついに口を開いた海老蔵だが、騒動が収束するのはしばらく先かもしれない。
2022年04月21日《仕事帰りX氏を連れて妹の部屋に入ってきた私が席を外した隙に妹に何をしたのだろう》市川海老蔵(44)の新たな報道に、ブログで疑問を呈したのは義姉・小林麻耶(42)。4月14日、《海老蔵が心酔する「黒い呪術師」》という見出しで、「NEWSポストセブン」が海老蔵に常に帯同する祈祷師・X氏の存在を報じたことに関しての発言だ。臨終直前の妹の病室にもX氏は来ていたと麻耶が反応すれば、夫の國光吟氏(38)もブログを更新。「これ以上は許さないよ」というタイトルの記事で、《(自分より)よっぽど海老蔵さんの方がスピリチュアル業界に詳しいんだよ(中略)今までは防戦一方にしておいたけど、これ以上は我慢しないから、そこら辺宜しくね》とつづっていたのだ。「海老蔵さんは近年、スピリチュアルな能力を持つとされる人を身近に呼び寄せることが多いそうです。占術に詳しいバーのマスターや、気功を行う整体師に相談していたこともありましたが、ここ数年はX氏に傾倒しています。劇場の客席などで呪文のような文言を唱えながら上下左右に手を動かし、海老蔵さんの“気を整える”姿が幾度も見られたそうです。麻央さんの闘病中には病室を訪れ、体内の“悪い気”を取り除いていたそうです。いまでは仕事場や美容室、サウナにまでX氏は付き添っているそうです。海老蔵さんからはコンサルタント料として総額数千万円は受け取っているといいます」(スポーツ紙記者)もともとX氏は東北地方で美容室を営んでいたという。数年前から海老蔵の仕事のたびに遠征してきて、本番前の海老蔵に“気”を注入しているというのだ。前出の記事中でX氏は、海老蔵の隣で呪文を唱えていることについて記者に聞かれると、「そういう話をされるのは嫌なんだけど。でも僕、そういうこと、してないです」と否定していたのだが……。■名刺の肩書はスピリチュアルカウンセラー本誌の取材でも、X氏の祈祷行為が各方面から聞こえてきた。「’20年の春ごろ、海老蔵さんは京都でドラマ『桶狭間』(フジテレビ系)の撮影に臨んでいましたが、そこにもX氏は同行していました。連日、現場に来ていましたが、ドラマ関係者とは話すことなく、海老蔵さんの背後に回り、背中をたたいたり、手かざしのような動作をしていました。海老蔵さんと話したり、モニターをチェックしたりするなど、明らかにマネージャーより距離は近いので、周囲のスタッフたちも『誰?』と思っていました。名刺交換をすると、肩書は“スピリチュアルカウンセラー”となっていました」(ドラマ関係者)歌舞伎関係者もこう嘆く。「昨年7月に海老蔵さんは2年ぶりに歌舞伎座に出演して『雷神不動北山櫻』を上演しました。この演目は二代目市川團十郎により初演され、歌舞伎十八番の『毛抜』『鳴神』『不動』の3作品が含まれる成田屋ゆかりの通し狂言。海老蔵さんはご贔屓筋でも楽屋にはめったに呼ばない方なのですが、X氏に関しては、楽屋はもちろん、劇場の花道の鳥屋にまで連日引き入れたんです。鳥屋は3畳程度の小さな空間で、幕一枚向こうは客席。本来、出演者と黒子を務めるお弟子さん、舞台監督ぐらいしか入らない神聖な場所なんです」鳥屋へ“部外者”を入れることは、梨園の常識として考えられないというのだ。「そのときは鳥屋で不動明王を降ろしてもらっていたそうです。不動明王は成田山の御本尊で、海老蔵さんはあつく信仰しています。成田屋家伝の芸である『にらみ』は、邪をはらう不動明王の御霊徳をあらわしたものとされています。大事な演目だけに、気合が入っていたのでしょう。X氏が人さし指と中指を立てた右手を『エイッ』と振りおろし、『これであなたに不動明王が入りました』と伝えたというのです。2週間の興行で、X氏への謝礼は数百万円以上だったと聞いています」(前出・歌舞伎関係者)■母・希実子さんも「彼の言葉しか聞かない」と落胆海老蔵は’21年1月の「海老蔵歌舞伎」のときもX氏を新橋演舞場の鳥屋に引き入れていたという。この行動を誰よりも驚いたのは母・希実子さんだった。「海老蔵さんに電話で苦言を呈したそうですが、まったく聞く耳を持たなかったといいます。『もう彼の言葉しか聞かない……』と希実子さんも落胆していたと聞いています」(前出・歌舞伎関係者)海老蔵のX氏への心酔ぶりは、たとえ祈祷の結果が伴わなくとも変わらなかった、と別の歌舞伎関係者は証言する。「ある地方公演のとき、海老蔵さんは由緒ある神社仏閣で奉納舞を行うことになりました。野天での舞いだったため、当然、お天気が気になります。ところが、当日の天気予報は雨。海老蔵さんはその前日にX氏に晴れ乞いをしてほしい、と100万円を包んだそうです。しかし、X氏の祈祷も実らず、当日の天気は雨。X氏は淡々と『こういうこともありますよ』と海老蔵さんに伝えたそうです。海老蔵さんも決して責めることはなかったといいます」海老蔵に忠告できる人はもはやほとんどいないと後援会関係者。「去年から、海老蔵さんが何かの祈祷にハマっているということは、事務所スタッフから聞いて知ってはいました。去年、一度、スタッフが海老蔵さんにX氏について問いただしたことがあったそうです。すると海老蔵さんは『プライベートなことなので』と話そうとしなかったそうです。以来、その話題には触れないようになったと聞いています」海老蔵は年末にも市川團十郎白猿襲名興行がひかえているという。「周囲がなにより心配しているのは、この日本一の大名跡の襲名興行にX氏の影響がどれだけ出てくるかということ。勸玄くんのためにも、きちんと海老蔵さんに意見できる人がいなければ、成田屋の将来が心配なんです」(前出・後援会関係者)歌舞伎界に波紋を呼んでいる海老蔵とX氏。どんな襲名披露になるのか予断を許さない。
2022年04月19日4月7日を最後に、ブログで義弟・市川海老蔵(44)に対する言及をストップしていた小林麻耶(42)。そんななか「NEWS ポストセブン」が14日に、海老蔵が信頼を寄せているとされる男性・X氏について報じた。記事によると、海老蔵はどこへ行くにもX氏を同行させているという。また、海老蔵がハンドルを握る車の助手席で、印を結ぶような仕草で何かを唱えているX氏の姿がキャッチされている。また、海老蔵がこれまで「スピリチュアルな世界」を頼ってきたといい、X氏が海老蔵のスピリチュアルなアドバイザーだとも報じられている。X氏は「女性セブン」の直撃に報道内容を否定。その一方で、「小林麻耶さんのことで、海老蔵さんにしても大変だなと思うけれども……」と海老蔵を慮るようなコメントをしている。同日にブログを更新した麻耶は、「NEWS ポストセブン」の記事を取り上げ、“呪術師”のようなX氏に対してこう言及した。《仕事帰りX氏を連れて(記事と同一人物)妹の部屋に入ってきた私が席を外した隙に妹に何をしたのだろう》さらにその疑念は麻耶の実母にまで及び、続くブログで《母は、私にこう言った「X氏に悲しみを取ってもらったの」》と告白。そして、《娘が亡くなったあの日に部屋に来ていたX氏をなぜなぜなぜなぜなぜ信じられるの?????????X氏の事を母に何度注意しても聞き入れてくれなかった。目に見えないモノを全く信じない母が、どうなっちゃったの????》と記している。これまで海老蔵に対する批判を繰り広げるなかで、実母と疎遠になってしまったことを明かしていた麻耶。12日に更新したブログでは、《私は親がいつ亡くなっても大丈夫なのように過ごしてきました。だから後悔ないんだ》とも綴っていた。「もとは“友達親子”と言われるくらい、麻耶さんはお母さんと大の仲良しでした。ですが麻耶さんが國光吟さん(38)と結婚して以降、徐々に疎遠になっていったといいます。それでも’20年4月には、テレビで母娘の初共演も果たしました。麻耶さんは“お母さんに心配をかけてしまった”と感謝の気持ちを伝え、お母さんは涙を流していました。一方で、お母さんは麗禾ちゃんと勸玄くんの世話をしているといいます。今回の麻耶さんによる海老蔵さんへの批判で、お母さんとの関係に溝が深まってしまったようです」(芸能関係者)そんな麻耶は14日に更新した「私の切実な想い」と題するブログで、実母に向けてこうメッセージを送っている。《私の知っている母に戻って欲しい、あきら君は私を洗脳していない事に気づいて欲しい。ずっとその思いを抱えながら過ごしてきました》《ママ….私が、愛する姪甥のために、姪甥のそばにいる大人2人に、洗脳から解かれて欲しくて必死に行動したんだと、私の考えを分かってくれた愛有る人達がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんいるよ》《ママ、洗脳解けて》果たして母を心配する麻耶の思いは、届くのだろうか。
2022年04月15日相次ぐ“多重交際”報道が波紋を呼んでいる市川海老蔵(44)。4月7日発売の『女性セブン』では、亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)との思い出の邸宅に女性を招き入れていたことが報じられた。この報道に、これまで海老蔵を批判してきた義姉・小林麻耶(42)も黙ってはいなかった。「海老蔵さんが昨年10月、麻耶さんの離婚を示唆するようなブログを投稿しました。それをきっかけに、麻耶さんは海老蔵さんのファンから誹謗中傷を受けるようになったと主張。夫の國光吟さん(38)も麻耶さんに加勢するようなかたちで、海老蔵さんを糾弾しました。ですがこのことが原因で、麻耶さんは実母と絶縁までしてしまいました。そんな捨て身の麻耶さんの訴えが届いたのか、海老蔵さんからは『お詫びの連絡が入った』といいます。一旦、区切りがついたようにも見えたのですが……」(芸能関係者)麻耶は海老蔵のスキャンダルが報じられた7日にブログを更新し、憤慨する気持ちをこう綴った。《子煩悩アピールをまだしていますが、女性を連日連れ込んでいる、ママとの思い出の家で!子供2人にお稽古させるなんて、、、》《麻央ちゃんをよそに、女性と遊んでいる場所で!女性を泊らせている場所で!お稽古するなんて、信じられません》さらに麻耶は邸宅の風呂にも触れ、《麻央ちゃんと子供たち2人が、仲良く入っていた思い出のお風呂に、、、女性と入りましたか????》と疑惑の目を向けていた。■ブログ129連投も海老蔵批判はナシしかし、そんな海老蔵とのバトルも終息の兆しを見せているようだ。麻耶は7日に「次から次へと、ボロが出ますね」と題するブログで、《今もなお、誹謗中傷送ってきている海老蔵ファン達、もういい加減、私達を誹謗中傷するのを辞めたらどうですか??》と呼びかけていた。それ以降、現在に至るまで麻耶が更新したブログ数は129件(13日18時現在)。だが、海老蔵を批判する内容のブログは投稿していないのだ。一方の國光氏は、7日に更新したブログで、《海老蔵はダンマリをいつまで決め込むのかな。条件の一つの返事もないままだな。もう何日も経ってるのにな。どうなってるのかな》と言及。その3日後の10日には、海老蔵に対する諦めの気持ちを次のように綴っている。《また海老蔵さんの話しが出てしまうけど、海老蔵さんには目を覚まして欲しかったんだよ。だからだから誹謗中傷とは違うんだよ。しあわせを願ってだからね。でも届かなかったかな。いくら手を差し伸べても、受け取って貰えなければしょうがないからね。だから諦めることにしたよ。あきらなだけにね。やっと諦められたよ》麻耶もこの意見に同意するかのように、國光氏の投稿をリブログしている。「最近の麻耶さんは、ブログでは主に日常の出来事を綴っています。また休止していたYouTubeチャンネル『コバヤシテレビ局』の再開を報告するなど、活動的です。絶縁した実母との関係についても吹っ切れた様子で、《私は親がいつ亡くなっても大丈夫なのように過ごしてきました。だから後悔ないんだ》と心境を明かしています。すでに前を向いて歩き始めているようです」(前出・芸能関係者)怒涛の海老蔵批判からまもなく1カ月。愛のある将来に向けて麻耶は歩み始めている。
2022年04月13日市川海老蔵(44)に相次ぐ“多重交際”報道が波紋を呼んでいる。昨年10月15日発売の『週刊ポスト』では、巡業先の倉敷と米子で2人の女性と逢瀬を重ねていたとスクープされていた海老蔵。すると3月24日発売の『女性セブン』では3人の女性との密会の様子や、“関係を持った”とする女性の証言を掲載。記事ではInstagramを使った「SNSナンパ」や2万円を渡しての「パパ活」を持ちかけていたとも伝えていた。そして4月7日発売の『女性セブン』では3月に報じた女性のうち1人を、亡くなった妻・麻央さんとの思い出の邸宅に招いていたと報道。加えて、新たに別の女性をその前日に引き入れていたというのだ。その数、実に7人。独身とはいえ、“女癖は健在”と多くの人にも印象づけられることとなった。ただ一連の報道について、コラムニストのおおしまりえさんは「男女ともにネガティブなリアクションをしてはいるものの、温度差がある」と言う。その理由とは―――■家という場所は、男女で意味が違う今回の騒動は一貫して彼の株を下げ、ネガティブな印象を世間に与えたのは言うまでもありません。ただ興味深いのが、そのダメさを評価する男女の温度差です。男性の多くは「ダメ」と言いながらも、やや冷静です。「人間性は前から問題あったよね」「イメージは下がるけど、独身だし好きにすれば」こういった声が目に付きました。いっぽう女性のリアクションはというと、心底がっかりしたといった声が目立ちます。「家に連れ込むなんて、信じられない」「自宅に連れ込むのは、子どもが知ったらどう思うのか考えたことがあるのか」など、軽蔑感を想起させる言葉が多い印象です。男女でくくりすぎるのもよくありませんが、こうした自宅での逢瀬について男女でリアクションが分かれるのはある種、当然といえます。なぜなら女性にとって家という場所は「安全地帯」であり、ある種の「聖域」だからです。■聖域を侵されると、女性の苦しみは大きい聖域と表現しましたが、もちろん「どれくらい住んでいるか」「持ち家か賃貸か」で思い入れも変わっていきます。ただ女性にとって家は、「自分や自分の家族が安らかに過ごす基地」としての役割を持っています。海老蔵さんは妻が亡くなって5年とはいえ、すでに自宅ではなく稽古場になっているとはいえ、はたから見たら「夫婦の基地」であり「聖域」であることには変わりません。そこに真剣交際の末の再婚者があがるならまだしも、連日、別の女性と連れ込んでいたとあっては、嫌悪感を抱かせるのも当然のことです。また一般的な不倫よりも、自宅に連れ込んで行った不倫のほうが女性にとってはショックや怒りを抱かせるというのも仕組みとしては同じです。ただの不貞も許せないけれど、不倫相手に自宅という聖域に踏み込まれたという事実はよりいっそう妻としてのプライドを崩していきます。また、夫というパートナーへの根本的な不信感も抱かせます。「この人は、自分の利のために聖域へ他人を踏み込ませる人」と思われたら、夫が妻の信用を再び積み上げるのは容易なことではないのです。芸の素晴らしさとともに、人として“圧倒的にダメなところ”も披露することとなった市川海老蔵さん。将来は人間国宝ともささやかれています。ただ人間国宝ともなれば、人間性も求められるもの。欠点をカバーするほどの功績が求められる現状は、一歩引くと自分で自分をさらに苦しめているようにも見えます。前出の関係を持ったという女性によると、海老蔵さんは何度も「愛していると言って」と要求していたそうです。どういう意図で発したのかはわかりません。愛に植えているのだとしたら、それが自分をさらに苦しい状況へと追い込んでいるわけです。なんとも彼が背負っている運命というのは皮肉だなと思わざるを得ません。(文:おおしまりえ)
2022年04月13日連日のように世間を騒がせている小林麻耶(44)とその夫、國光吟氏(38)のブログでの暴露。その内容は主に亡き妹・小林麻央さん(享年34)の夫、市川海老蔵(44)に対する怒りや金銭問題についてだった。3月30日更新の國光氏のブログでは、一連の暴露に対して海老蔵から謝罪があったとして騒動の終焉を宣言。しかし、その後も麻耶が批判を再開。海老蔵さんは、大きくその株を落とすこととなった。再燃の発端となったのは、3月23日に『NEWSポストセブン』で報じられた複数女性との“パパ活”疑惑だ。海老蔵といえば独身時代は多くの女優やモデルとの噂が絶えず、結婚後も暴力騒動を起こすなど、何かと女性問題や素行の悪さが報じられてきた。しかし妻に先立たれてからはシングルファーザーとして子育てに邁進するなど、“良いパパ”のイメージが浸透していた。こうしたなかでの暴露と同時にスクープされたパパ活疑惑である。ネットでは「やっぱり昔と変わらないんだな」といったネガティブな反応が続出している。さらに4月7日には、またも『NEWSポストセブン』で海老蔵が2人の女性と密会している様子が報じられた。しかも逢瀬の現場となったのは、麻央さんとの思い出の家だったというのだ。歌舞伎界の“顔”である彼は今後、どうなっていくのか。コラムニストのおおしまりえさんは「歌舞伎界は彼のスター性に頼るだけでなく、変わる時なのでは」と語る。以下、その理由とは――。■「2万円パパ活」というインパクト3月の報道で1番注目したがっかりポイントは、やはり“2万円”という金額の低さでしょう。海老蔵さんがSNSで女性とコンタクトを取り、ネットナンパをしていたこともかなりがっかりなポイントです。ただ稀代のスターがたった2万円で女性を抱こうとしていたことには、さらなる衝撃を覚えました。近年報じられる不倫報道では、キャッチーなコピーがつきがちです。ベッキーさん(38)の「ゲス不倫」や袴田吉彦さん(48)の「アパ不倫」、渡部建さん(49)の「多目的トイレ不倫」などなど。今回の海老蔵さんはもちろん不倫ではありませんが、「2万円パパ活」というキャッチコピーはかなりのインパクトです。当然ながらお金が無いわけではないでしょうし、この2万円はパパ活代というよりもお車代といったところでしょう。ただ記事の中で女性側は海老蔵さんから「パパ活したいのか?」と聞かれているようですから、金額はさておき、恋愛ではなくパパ活というビジネスライクな関係も承諾した上で交渉していたという内容です。歌舞伎界のスターながら、ちょっとダサい感じがします。■積み上げた信頼も加速度的に崩壊こうしたパパ活報道と麻耶さん側の暴露が重なったのです。麻耶さん側の主張が真偽不明であっても、海老蔵さんに失望の声が続出しているのです。シングルファーザーとして奮闘する日々で信頼感をグッと高めていたのに、非常に残念なイメージの崩壊です。そもそも人は“普通の人が悪いことをした”と知るよりも、“悪いイメージの人が悪いことをした”と知るほうが「すると思った」と信じやすい傾向にあります。これを認知バイアスと呼びます。海老蔵さんの場合、過去に数々の素行不良が報じられていました。そのため、今回の暴露と報道が彼の株を加速度的に下げてしまったのは言うまでもありません。■歌舞伎界の顔、今後はどうなる?とはいえ市川海老蔵は、言わずもがな歌舞伎界の顔です。その鋭い睨みには多くのファンが惹きつけられ、スター性は健在です。しかしながら近年は海老蔵さんはじめ中村芝翫さん(56)などの不倫報道も浮上しており、 “歌舞伎役者は女性関係にだらしない”という悪いイメージが出てきています。実際はそうではない演者さんのほうが多いのでしょうが、何ともやっかりな事態です。海老蔵さんの実力は素晴らしくても、“顔”のイメージが悪すぎると長期的に見ると業界のファン離れや衰退にも繋がりかねません。せっかく次世代も着々と育っている中で、こうしたイメージの悪化は要注意。たとえ歌舞伎ファンが許しているとしても、業界の今後を考えると見直す必要があるのではないでしょうか。一部では、“パパ活”よりも“まん防破り“のほうが問題だといった声もあるようです。どちらにせよ海老蔵さんは暴露というやっかいな問題と落ちてしまったイメージの間で、非常に難しい状況といえるかもしれません。早ければ2023年5月には延期されていた襲名披露公演が行われると言われていますが、果たしてどうなるのか。現在もすべてに対して表立ってスルーを決めている海老蔵さん。自身の言葉でイメージ回復を測ることはあるのでしょうか。(文:おおしまりえ)
2022年04月08日4月7日、『NEWSポストセブン』が市川海老蔵(44)と2人の女性の密会を報じた。密会現場となったのは、海老蔵が小林麻央さん(享年34)と暮らした邸宅だという。記事によると、邸宅は地下1階、地上2階の豪邸。歌舞伎の稽古場とするために昨年改修工事を行なったが、麻央さんの部屋には手をつけずそのまま残していたという。しかし3月のある週末、麻央さんとの思い出の邸宅に20代女性のY子さんを招き入れた海老蔵。深夜になると2人は高級外車に乗り、邸宅を出たという。さらにその翌日には『女性セブン』で“ホテル密会”が報じられていたB美さんと邸宅で密会。真夜中に海老蔵だけが子どもたちの待つ自宅マンションに戻り、B美さんは邸宅に泊まったと報じたのだ。これを受けて、麻央さんの姉・小林麻耶(42)はブログを立て続けに更新。『NEWSポストセブン』の記事を引用のみの本文で、タイトルに怒りを込めた。《麻央ちゃんとの新婚生活を送った家にも女性》《何人の女性を麻央ちゃんとの思い出の家に連れ込んでるんですか????》《麻央ちゃんのお部屋がそのまま残っている家になぜB美さんを一人でその家に泊らせてることが出来る?》《子供たちとママとの大切な思い出の家になぜ複数の女性を連れこめるんですか?》《子供が時々稽古している場所ですよね?なぜ複数女性を連れ込んで泊らせることまで出来るんですか??》《麻央を愛してる?》さらに、《稽古場に連日女性連れ込む、泊まらせる》というタイトルの記事では、「子煩悩アピールをまだしていますが、女性を連日連れ込んでいる、ママとの思い出の家で!子供2人にお稽古させるなんて、、、麻央ちゃんをよそに、女性と遊んでいる場所で!女性を泊らせている場所で!お稽古するなんて、信じられません海老蔵は、なぜ、あの稽古場を作ったのでしょうか???子供のお稽古は家の絨毯の上ばかりなのに」と、海老蔵の行為を疑問視。麻耶の夫・國光吟氏も「稽古場にしたのも、女性と遊ぶ為のカモフラージュだったのでしょうか?」とブログを更新した。3月28日には夫婦そろって“暴露終了宣言”をしていた麻耶と國光氏。海老蔵から謝罪を受けたとも明かしていたが、終結はいつになるのだろうか。
2022年04月07日市川海老蔵(44)に対して、YouTubeやブログで暴露や批判を続けていた元アナウンサーの小林麻耶(42)。3月10日に元夫の國光吟氏(38)が麻耶との離婚を明かしたものの、28日には再婚を発表。予期しない急展開に、ネット上では驚きの声が広がっている。國光氏はブログで、《麻耶ちゃんに再婚しようとブログでサプライズプロポーズをしていたのですが、先程再婚しようと麻耶ちゃんからの返事を貰い、愛の再婚をする事にしていました》と報告。麻耶も國光氏の投稿をリブログし、《父とは縁を切り、母は海老蔵洗脳にかかっているので駆け落ちすることにしました》と綴っている。一方で國光氏は同日、再婚を発表する直前に「終わったよ」と題するブログで海老蔵への“暴露終了宣言”も報告。一部を抜粋すると、絵文字を添えて次のように綴られている。《終わったと言えば、海老蔵の事は終わったよ》《短期間ではありましたが、とても長い戦いでもありました。みなさまのおかげで乗り越える事が出来ました》《これで、海老蔵に纏わるお話しは終わりにしたいと思うのですが、それはあちら次第になってしまいます僕達としては、もう終わりにしたいと思っております》同じように麻耶も「あきら君がもう終わったよとのことなので終わりにします。」と題するブログを投稿し、こう書き記した。《あのさぁ、麻耶ちゃん俺の子供産んでよ小林家ってさぁなんか、いいじゃんまおちゃんがいる前でわたしに、そう言ったおねーちゃん本当に気をつけてね本当に気をつけてね本当にそうしてくる男だからもう来なくて大丈夫だからこんなところ来ちゃダメだよこれを最後にしますね》さらに、國光氏のYouTubeチャンネルに公開していた「海老蔵への批判」動画も全て削除。そんな2人のブログには、《これからだよ。何かが変わっていくよ》《後はお二人が平穏で幸せな人生を過ごせますように》と労いのコメントが寄せられている。■「ただ、ただ、謝ってほしい」そんななか麻耶は29日、これまで海老蔵について暴露してきた理由を改めてブログに綴った。海老蔵のファンから暴露に対する批判を受けてきたといい、《こんなにもたくさん暴露されるようなことをしてきた方がひどいんですよ!!》《人を傷つけなければ、何にも人に言われなくて済むんですよ》と主張。そして、《ブログの件で海老蔵ファンが私に誹謗中傷をしてきたことを招いてしまいましたよね?そのことを謝ってほしい。ただ、ただ、謝ってほしい》と訴えた。「麻耶さんは、妹の麻央さんが闘病中も甥や姪の面倒を見てきたといいます。さらに海老蔵さんのイメージが悪くならないよう、これまで沈黙を貫いてきたと主張しています。ですが、昨年10月に海老蔵さんが投稿したブログがきっかけで、麻耶さんは國光さんと離婚したことが示唆されてしまったと認識。しかも麻耶さんは、海老蔵さんから『離婚は発表しなくていい』とアドバイスも受けていたと明かしていました。そのことに憤った麻耶さんにとって、今回の暴露は思い切った決断だったのでしょう」(芸能関係者)一方の海老蔵はブログを更新し続けているものの、麻耶については一切触れていない。「ただ謝ってほしい」と訴える義姉と向き合う日は訪れるのだろうか。
2022年03月30日連日、YouTubeやブログで市川海老蔵(44)に関する暴露を続ける小林麻耶(42)。3月24日にも元夫・國光吟氏(38)のYouTubeチャンネルに再び登場し、新たな告発をした。麻耶は「海老蔵が麻央ちゃんの治療を選んでいた」と題された動画で、17年6月に亡くなった妹・麻央さん(享年34)ががん闘病中に受けていた民間療法は海老蔵が受けさせていたものだと告白。「私たち家族は何度も何度も病院に行くよう説得しましたが、『もうちょっと待って』と説得できませんでした」と説明した。続けて「妹は亡くなる直前に『“あの治療やめたい”って海老蔵に何度も言ったんだ。離婚すればよかった』と言ってました」と、麻央さん自身は治療に消極的だったということも明かした。また、海老蔵との金銭トラブルについても暴露。海老蔵が中東で初めて歌舞伎公演を行うにあたって9,000万円貸したことを明かした上で、「お金、払ってもらえなかったんですよね。私の大切な9,000万円どこに行っちゃったんでしょうね」と、貸したお金が返されていないことも告発したのだ。21日にも動画で生前の麻央さんの病室での海老蔵の振る舞いを明かし、厳しく非難していた麻耶。再び海老蔵を口撃した形だが、その“代償”も大きかったーー。24日、麻耶は自身のブログで《父からは今やっていることを怒られました。縁も切られました》と、一連の告発を契機に実父から絶縁されたことを告白。かつてアナウンサーやコメンテーターとして第一線で活躍した“古巣”への復帰はかなりの茨道のようだ。「麻耶さんは18日に更新した自身のブログで『これから私はまたテレビに出たいと思っています』とテレビ復帰への意欲を語っていました。しかし、20年に出演していたレギュラー番組を降板させられ、所属していた事務所・生島企画室からも契約解除されています。そんななか、海老蔵さんへの告発を開始。真偽のほどはともかく、告発の内容もかなり苛烈なだけに、各局もオファーに二の足を踏んでいる状況だといいます」(テレビ局関係者)そうした状況ではあるが、麻耶は前出のブログで《でも私はやります。ごめんね。パパ。私がやっていることいつの日か…わかる日がくるよ》と、“告発をやめない”と宣言したのだ。捨て身の姿勢で海老蔵への告発を続ける麻耶。ネット上ではそんな麻耶を心配する声があがっている。《小林麻耶さんに長期間の休息をとらせてあげてほしいです。小林麻耶さんの身体や精神が心配です。誰か休ませてあげてほしいです。凄く疲れた顔してた…》《小林麻耶さんなんだか心配。大丈夫かな。お顔やつれて元気ない感じ。子供も年齢が近いし、親近感あったからとても心配ね》《小林麻耶さんのYouTube見たら、人間ってこんなに顔が変わるのかと思った。老いとかそういう事じゃない。演技でもない。やってることの良い悪いは別として、ここまでくると本当に心配になる》《小林麻耶さんどうしちゃったんだろう。ずっと姉妹で好きだよ。。スカッとジャパンのぶりっ子キャラの時とか私は好きだったなぁ。心配だよう》連日の麻耶の告発に対して沈黙を貫いている海老蔵。果たして、彼の口から新事実が語られる日はくるのかーー。
2022年03月25日歌舞伎役者の市川海老蔵(44)がSNSを使って声をかけた複数の女性と、多重交際していることが3月23日に報じられた。そんななか、死別した妻・小林麻央さん(享年34)の姉である小林麻耶(42)に対する思わぬ反応が起こっている。『NEWS ポストセブン』によると3月中旬、海老蔵は130万人以上のフォロワーを抱える人気インフルエンサーA子さんとデート。当時、都内ではまん延防止等重点措置が敷かれていたが、日付が変わるまでダイニングバーでA子さんとともに時間を過ごすことに。さらに海老蔵はA子さん以外にも、InstagramやTikTokで活躍する女性をSNSのメッセージ機能で“ナンパ”し、多重交際しているという。海老蔵は‘10年3月、フリーアナウンサーの麻央さんと結婚。しかし’17年6月、真央さんは乳がんによって34歳の若さでこの世を去ることに。そして海老蔵は現在、真央さんとの間に生まれた2人の子供を一人で育てている。そんななか、思わぬ“口撃”を受ける。今月21日、真央さんの姉である麻耶がYouTubeで海老蔵を突如告発したのだ。今月10日に國光吟氏(38)と離婚していたことを発表した麻耶。麻耶はYouTube上に投稿した動画で、離婚が成立した昨年4月に海老蔵から「離婚は発表しなくていい」といわれたことを告白。そして、半年後の昨年10月に海老蔵が「(麻耶が)離婚したことを示唆するようなブログ」を書いていたと告発。さらにこう続けた。「海老蔵さん、週刊誌に女性と撮られています」「女性遊びをカモフラージュするために、私に何も断りもなくものすごく大きなプライベートを勝手にブログに上げました」麻耶は動画内でこうも語っていた。「妹が亡くなった日に、海老蔵さんは父に向かってこう言いました。『こんなに高いマンションを借りたばっかりなのに』って。父は絶句していました。私も絶句しました」「病院に看病ではないですね。いらっしゃった時も最初は、1秒2秒3秒4秒5秒、5秒いるのが精一杯でしたよね。『え、何すればいいの?ちょっと居られないんだけど。帰るわ』って言って、5秒で帰っていきましたよね」「ものすっごく苦しくて大変な時に競馬新聞を病室で開き、競馬を見ながら楽しんでいましたよね。私と母と父の前で」今年の6月で真央さんが亡くなってから5年。麻耶の告発内容の真偽は不明だが、ネット上ではこのタイミングで告発をした彼女に対して《なんで今更?》《子供たちがかわいそう》といぶかしむ声が多数上がっていた。そんななか飛び出した海老蔵の“SNSナンパ”報道。麻耶にとっては思わぬ追い風になっているようだ。ネットでは、こんな声が上がっている。《海老蔵が撮られてるんだったら小林麻耶の言ってたことほんとなんかなとか信じてまう》《麻耶ちゃんのことでお気の毒ーって思ってたのに、やっぱり海老蔵さんは海老蔵さんなのね笑》《小林麻耶さんの言ってる事は本当なんだと実感するなぁ 子供もいるのにナンパしてるなんて》《麻耶ちゃんが言うこともまんざらでもなくなってきた》
2022年03月24日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が17日、東京・EXシアター六本木にて行われた「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の初日前会見に出席した。『青砥稿花紅彩画』は、弁天小僧菊之助を含む5人からなる盗賊団の結成から捕縛までを描いた、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。安政江戸地震に続き、コレラや麻疹の流行など混沌とした様相を呈し、昨今の情勢を彷彿とさせる背景のなか生まれた名作が、時空を超えて現代社会と交差する・・・。立ち回りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。弁天小僧菊之助を演じる海老蔵は「戸塚さんをお招きしたり新しい試みをしていますが、古典をベースにしているので、実は古典が新しいのではないか、古典の中に新しいものを見つけてもらう時代が来てほしいという気持ちが強いです。古典を見ながら新しいのかもしれないと思っていただけるような六本木歌舞伎であるように一生懸命務めたい」と意気込んだ。現代から江戸時代にタイムリープする窃盗犯を演じる戸塚は「泥棒ですね。ギャングとまではいきませんが、そういう悪いヤツです」と自身の役柄を紹介。海老蔵も「戸塚さんが(江戸時代で)いろんな記憶をたどっていって、仲間の大切さや、人のために生きるとか、そういうことに気づいていく。そこで生きている人間たちから現代の人間が学んでいく物語です」と説明した。稽古して感じたお互いの印象を聞かれると、海老蔵は「さまざまなジャニーズの方と共演させていただきましたが、その中でも戸塚さんは大変飲み込みが早い。比較的ジャニーズの方々は稽古に稽古を重ねてよくなっていく。戸塚さんも稽古を重ねてよくなっていくんですが、最初からいい意味でフラット。自分はこうでなくちゃいけないとか、こうかっこよくいようというのがなくてスッと入ってきたという印象です」と称賛。戸塚は「何も持たずに稽古場に行くことを心がけていました」と明かした。また海老蔵は、戸塚が会見について「最近の中で一番緊張している」と話していたことを明かし、「そういうところがかわいいなと思いました」とコメント。汗をかいていることをいじり、戸塚は照れていた。一方、戸塚は「歌舞伎の方々のスピード感……稽古もすごい早い。稽古に参加する稽古が必要だなと思ったくらい、稽古がもう本番なんです。そういう脈々と受け継がれてきた歌舞伎の伝統や歴史を肌で感じられたことが、すでに僕の中では財産と言えるものを持っています」と述べ、海老蔵が「僕の印象は? すぐ忘れるよね」とツッコむと、「すみません、過去一緊張しているので」と返した。そして、「僕、歴史だなって思いました。海老蔵さんは歴史です!」と表現し、「稽古が本番だって言ったのはまさにその通りで、海老蔵さんが見得を切るのを近い距離で見させていただいた時に、写楽の役者絵が頭に浮かんだ。ああいう役者絵は誇張して描いているだろうなと思っていたんですけど、この距離で体験して、写楽や当時の人はリアルに写実的に描いてこうなっていたんだなと。脈々と受け継がれてきた歴史を体感しました」と語ると、海老蔵は「光栄です」と返した。制作発表時に戸塚は、海老蔵について「優しい瞳なんですけど、奥にはラスボスのオーラがある」と話していた。その印象は変わらなかったようで、「ラスボスでしたね、やっぱり。ちょっとワルな役というのもよりそういう風に見えました」と語った。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」は、2月18日~3月6日に東京・EXシアター六本木にて上演。
2022年02月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、「六本木歌舞伎2022 『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の上演を前に取材に応じ、「古典を尊重しながら、新しい角度で楽しんでいただけるものになれば」とアピール。共演する戸塚祥太(A.B.C-Z)に対しては、「身体能力が高いですし、パルクールみたいなものにも挑戦してほしい。まだ伝えていませんけど(笑)」と期待を寄せた。今回「六本木歌舞伎」の題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人との活躍を描く名作をベースに、現代を生きる青年(戸塚/浜松屋跡取りの宗之助の二役)が“タイムリープ”し、幕末の盗賊一味と新たなストーリーを織りなす。白波が打ち寄せては消える潔さ、儚さを想起させる“白浪五人男”になぞらえ、散ることを知りながら、咲くことを恐れない桜をイメージし『ハナゾチル』と名付けられた今回。「戸塚さん演じる現代の青年が、その時代の人々とコミュニケーションを取りながら、当時の若者たちのポテンシャルや生きざま、心構えを現代に持ち帰るといったお話しになる予定です。戸塚さんが戸塚さんご本人として登場するので、ファンの皆さんも見やすいはずですし、古典も面白いんだぞと提示できれば。特にEXシアターは、若いお客様が多いので、盛り上がりがダイレクト。花道も感染対策はしっかりしながらも、想像以上に客席と近いので臨場感にあふれると思います」(海老蔵)過去には中山優馬(2017年6月『ABKAI』出演)、三宅健(2019年2,3月『六本木歌舞伎』出演)、Snow Manの宮舘涼太・阿部亮平(2019年11月『ABKAI』出演)との共演経験もあり「ジャニーズ事務所の皆さんは、本当に情熱があり『あきらめないな』といつも思います。歌舞伎は独特な演出方法もあって、それを何十回も稽古する姿には、胸を打たれる」と賛辞を惜しまなかった。三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当し、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる。「勘十郎さんとはもう10年以上のお付き合い。音楽的センス、特にバランス感覚が良くて、脚本を読む力もある。彼なりの世界観に任せ、今回、私は台本も演出もノータッチ」と全幅の信頼を寄せていた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】『六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)』脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / テレビ朝日/読売新聞社/六本木歌舞伎実行委員会東京公演チケット情報■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会/(西日本新聞社他)■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:読売テレビ/サンライズプロモーション大阪
2022年02月08日東京オリンピック開会式にも出演した市川海老蔵と映画の鬼才・三池崇史がタッグを組み、公演ごとに豪華ゲストを迎える人気企画。今回は海老蔵主演、三池監修のもと、演出に日本舞踊の宗家藤間流 八世宗家の藤間勘十郎、ゲスト俳優にジャニーズグループのA.B.C-Z戸塚祥太を迎える。合同取材の席で戸塚は、初挑戦となる歌舞伎は「高いハードル」としながらも、馴染みのない世代にその良さを伝えるのが「最大の役目」ときっぱり。「歌舞伎のカッコよさを伝えるバトンになりたい」と意欲を見せる。「六本木歌舞伎2022」チケット情報物語は、現代社会を騒がせる強盗団と幕末の江戸で民衆の耳目を集める盗賊一味が、時空を超えて織りなすファンタジックなアクション活劇。題材は「知らざぁ言って聞かせやしょう」の名せりふでもお馴染み、古典の名作『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。弁天小僧菊之助ら5人の盗賊団の結成から捕縛までを描いた通称『白浪五人男』を、5人の名乗りや立ち廻りといった名場面を活かしながら、新解釈で上演する。本作で戸塚は、現代の強盗団の一員と江戸の呉服屋店主の2役を演じる。「知らざぁ言って聞かせやしょう」の名せりふを聞いた途端、「以前『滝沢歌舞伎』に出演した際、『白浪五人男』の場面があったのを思い出しました。当時は知らないなりにも舞台袖から引き込まれるように見る自分がいて、すごくかっこよかった。名せりふも音の響きが気持ちよく、今でも耳に残っています」と思わぬ巡り合わせを回想する。演じる現代版の弁天小僧菊之助は「オリジナルのように義を尽くすカッコよさや勧善懲悪の部分は足りてなくて、ポーズだけ」。その不完全さが、オリジナルのカッコよさや歌舞伎の魅力を知ることに繋がる糸口となりそうだ。「見せ場としては殺陣になるかなと。ゆっくり見せる歌舞伎の立廻りとリアルなスピードでやる現代版の殺陣も出てくると思うので、常に身体を動かせるようにスタンバイしています」とは頼もしい。海老蔵との共演は夢にも思わず、オファーには「ドッキリを通り越して夢かなと思った」と驚きを隠さない。「歌舞伎を知らない人でも知っている、歌舞伎界をリードしている方。きっと伝統を守るために新しい挑戦をし続けている方だと思うので、人間的な部分も含めて学びたい」と改めて意気込みを口にする。「ゼロから積み上げるつもりで、シンプルにその世界に染まりたい。そうすることで、見たこともない自分が見られると思う。ファンの方には応援してほしいですし、歌舞伎好きの方には、おもしろいヤツがいるなと思っていただけるよう日々精一杯務めたいと思います」。公演は2月18日(金)から3月6日(日)まで東京・EXシアター六本木、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレスホテル&ホール、3月18日(金)から21日(月・祝)まで大阪・フェスティバルホールにて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年02月08日演歌歌手の市川由紀乃の特別公演が、2月5日(土)に大阪・新歌舞伎座で開幕する。自身2度目となる座長公演に向けて話を聞いた。市川由紀乃特別公演 チケット情報第一部『娘の夢は母の夢』は、大阪のとある商店街の定食屋を舞台に繰り広げられる人情喜劇。市川が定食屋で働きながら歌手を目指す京歌を演じるほか、吉本新喜劇の川畑泰史が定食屋の店主、吉田裕がクリーニング屋、浅香あき恵が京歌の母親役で出演する。幼少期から吉本新喜劇に親しんでいたという市川だが、デビュー後に大阪を訪れた際にテレビで流れる吉本新喜劇を観て、その魅力を再認識。今では「毎晩、必ず寝る前に観ている」ほどで、「まさか共演させていただけるとは、夢のようです。百戦錬磨の役者さんたちの中で、たくさん学ばせていただきます」と喜びを表す。本作で、娘が追いかける歌手の夢は、母の夢でもあった。演じる京歌は、市川自身にも重なる部分があるという。「私の母も昔、芸能の世界に憧れていたんですね。私がスカウトしていただいた後、いろんな大変な話を聞いて悩んでいたときに、“やると決めたらやりなさい!”と、叱咤して背中を押してくれたんです。母は自分が叶えられなかった夢を私に託してくれていたんだなと。その思いも胸に、今回また新歌舞伎座さんの舞台に立たせていただけることに感謝しています。ドタバタと二転三転しつつ、すごく心が温かくなるお芝居になると思います」。第二部『市川由紀乃オンステージ-如月に咲けよ、秘桜-』は、市川の歌の魅力を堪能できるステージ。自身のオリジナル曲はもちろん、昭和・平成のヒット曲の数々や、シャンソンの世界にも挑戦する。「せっかく新歌舞伎座さんでやらせていただくので、幅広いジャンルを歌わせていただきたいなと。シャンソンは越路吹雪さんの『愛の讃歌』に挑戦させていただきます。年齢を重ねることで表現が深まるジャンルではあると思いますが、今の自分が表現できる世界をお届けできたらと思います」。オリジナル曲では、2月2日(水)にリリースの新曲『都わすれ』や川畑とのデュエット曲『運命と呼ばせて』を関西で初披露する。「『都わすれ』は、私にとっては久しぶりの幸せな歌。悲恋ものであったり、道ならぬ恋の歌が続いていたので、作詞家の吉田旺先生からは“今回は微笑みながら歌ってほしい”と言われました(笑)。ステージには川畑さんにもご出演いただいて、お届けします。お客様に温かい心をお届けできればと思います」。公演は、2月5日(土)から14日(月)まで、大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2022年02月01日歌舞伎俳優の市川海老蔵と長女の市川ぼたん、長男の堀越勸玄が23日、東京・大本山 増上寺で「わたしの街の未来の桜」プロジェクトの記念植樹を行なった。47都道府県で桜の植樹・保全を行う同プロジェクトは、2019年3月に「お~いお茶」発売30周年を迎えたことを記念し、日本さくらの会と協働して始動。日本の春の象徴として古来より愛されてきた桜を“未来につなぎ、咲かせ続けたい”という願いを込めて取り組んできた。今回、CMキャラクターを務める海老蔵とぼたん、勸玄が記念植樹のイベントに登場。1,000本目となる桜を親子3人で協力しながら、真剣な眼差しで植えた。また、それぞれの名前が入った記念碑を3人で見る場面も。植樹を終えた海老蔵は「日本だけではなく、世界中でお茶を販売している伊藤園らしく、世界にも広げて欲しい活動だ」と同プロジェクトへの思いを語った。コメントは以下の通り。■市川海老蔵娘 ぼたん、息子 勸玄をお招きいただきありがとうございます。伊藤園様が植樹の活動をずっと続けており、その中で1,000本目を植えるという大役をさせていただき光栄でございます。一粒万倍日ということもございまして、1,000本目の桜でありますが、それがさらに万倍となって、一千万本の桜が植樹できるような活動になっていったら、世の中がより明るくなっていくのではないかと思います。まさか自分もよく来ている増上寺の桜に、娘のぼたん桜、息子の勸玄桜、というような名前で桜を植えられるとは夢にも思っておりませんでした。本当に幸せでございます。
2022年01月27日4回目の開催となる『六本木歌舞伎2022』の製作発表会見が12月23日、都内で行われ、出演する市川海老蔵と戸塚祥太(A.B.C-Z)が出席。歌舞伎初挑戦となる戸塚は「今回の挑戦をしっかり体に叩き込んで、役割を全うしたい」と決意を語り、「甘えられる隙があれば、とことん甘えたい」と海老蔵との共演に期待を寄せた。海老蔵と揃いの紋付袴姿で登壇した戸塚は、開口一番「緊張してマイクがオフになっていました(笑)」と普段とは違った雰囲気に戸惑いも。「まさか自分が市川海老蔵さんの隣に立てる日が来るなんて、今はいろんな感情が入り交じり、気持ちが高ぶっています」と背筋を伸ばし、「海老蔵さんと共有できる時間に、学べることは全部学んで、吸収できることは吸収させていただく。歌舞伎の世界に染まっていきたいです」と新たな挑戦に闘志を燃やしていた。A.B.C-Zのメンバーからの反応は「今のところない(笑)」といい、「メンバー、コメント募集しています!」と呼びかける場面も。ようやく緊張も解けた様子で、笑顔をのぞかせた。第4回となる今回は、三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当する。海老蔵と戸塚に加えて、中村児太郎、市川右團次の出演が決まっている。題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人族の活躍を描く名作をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現代社会を騒がせる窃盗団と幕末の盗賊一味とが新たなストーリーを織りなす。海老蔵が弁天小僧菊之助と現代の市川海老蔵役、戸塚が浜松屋跡取りの宗之助と現代の強盗団の一員とそれぞれ二役をこなす。「伝統文化や古典を、今の時代の新しいお客様にも理解していただける作品になるよう、一生懸命に勤めてまいります。日曜朝の戦隊ものの原型ともいえる内容ですし、『東京リベンジャーズ』のような不良グループを描いた作品も流行っているので、そこに流れるパッションや粋な部分を、歌舞伎の素晴らしさを活かしながら、面白いものに作り変えたい」(海老蔵)海老蔵と戸塚は会見当日が初対面だといい「第一印象はかわいらしいお顔立ちで、素直さや優しさがあるのかなと。稽古をしていくなかで、いろんなことを知っていきたい」(海老蔵)、「目力ですね。優しい瞳の奥には、これ以上近づけないなという、ラスボスのオーラがすごかった」(戸塚)。戸塚が得意とするアクロバットに話題が及ぶと、海老蔵は「戦う場面も出てくるので、ぜひ。どんなことでもできるでしょうし、演出や脚本と話し合い、何をやるか線引きしたい」と構想を明かし、「ジャニーズの皆さんは、何かを吸収し、身に着ける力が本当にすごい。歌舞伎のみんなも見習わないといけない」と話していた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】『六本木歌舞伎2022公演』脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / 六本木歌舞伎実行委員会東京公演チケット情報 ■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:サンライズプロモーション大阪
2021年12月23日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』制作発表会見に出席した。第4回となる今回の『六本木歌舞伎』は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そして、アクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするA.B.C-Zの戸塚祥太らが出演。戸塚は歌舞伎に初挑戦となる。戸塚は、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れ、「すみません、緊張していてマイクがオフになっていました」と照れ笑い。「自分がまさか市川海老蔵さんのお隣に立てる日が来ると思ってなかったので、すごく気持ちが昂っていて、高揚していて、いろんな感情が入り混じっているのですが、これまでやったことがない歌舞伎への挑戦、しっかりと体に叩き込ませて、自分に与えられた役割を全うしていきたいと思います」と決意を語った。初共演の海老蔵の印象を聞かれると、「目力ですかね」と答え、「先ほど楽屋挨拶に行かせていただき、初対面でご挨拶させていただいたのですが、そのときは優しい瞳なんですけど、奥にはもうラスボスのオーラというか、これ以上近づけないという、とてつもないオーラがすごかったです」と、海老蔵のオーラに圧倒されている様子。会場から笑いが起こり、海老蔵も笑顔をこぼした。一方、海老蔵は「5分前くらいに会ったばかりなんですけど、ジャニーズとしてのご活躍は拝見していますから、今を時めくスターなんだろうなと思いますが、今回歌舞伎というフィールドに足を踏み入れるということで、それなりの覚悟をしていらっしゃるんだろうなと。それがマイクのスイッチがオンにならなかった緊張につながっているのではないかと。素直な方なんじゃないかなと思っています」と戸塚の印象を述べ、「可愛らしいお顔をされている。優しさ、可愛さがあるんだなとというのは感じます」とも話した。『六本木歌舞伎2022』東京公演は2022年2月18日~3月6日にEXシアター六本木にて、福岡公演は3月11日~13日にサンパレスホテル&ホールにて、大阪公演は3月18日~3月21日にフェスティバルホールにて上演する。
2021年12月23日