歌手の平井堅が12月23日(19:30~)、自身初となる無観客オンラインライブ「Ken Hirai 25th Anniversary Special!! Ken’s Bar - ON LINE -」を開催する。平井のライブ活動において、大きな柱の1つでライフワークと位置付けているアコースティック編成のコンセプト・ライブ『Ken’s Bar』。オリジナル曲に加えて洋楽や邦楽のカバーなども披露され、会場をバーに見立てて、アルコール飲料やソフトドリンクを飲みながら音楽を聴く特別な空間を演出している。1998年5月29日にONAIR Okubo PLUSにて第1回公演を開催以降、日本各地のライブハウス、アリーナや東京ドームといった様々な規模でツアーや単独公演を行い、昨年は「KEN HIRAI Ken’s Bar Special!! in SHANGHAI」を上海で開催した。今回は上海公演以来、1年ぶりに開催されるライブとなる。今年デビュー25周年を迎えた平井。デビュー日の5月13日に予定していた地元・三重県でのライブや、10月からのホールツアーは新型コロナウィルスの影響ですべて白紙になっていたが、ついにファン待望のアニバーサリーイヤーが動き出す。平井は「お客さまが見えない寂しさを上手にくるんで歌い届けますので、キャッチして下さい」とコメントを寄せた。チケットは20日12時からローチケ LIVE STREAMINGで発売され、価格は3,600円。アーカイブは、12月27日23時59分まで視聴可能。
2020年11月13日Uruが3月にリリースしたアルバム『オリオンブルー』の収録曲『今 逢いに行く』のMVをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。『今 逢いに行く』は、『オリオンブルー』のアルバム新緑曲として、Uruがこれまでに開催されたライブの中で数回しか披露されていなかった幻の曲としてもファンの間で話題になっていた楽曲で、デビュー以前から大切に温めてきた1曲。今回物語の主人公として、モデル・女優の小松菜奈が出演することが決定した。小松は、男女のすれ違いの中で揺れ動く女性の心情を表現。夜から朝にかけて、一夜を過ごす女性の物語を描いたMVとなっている。ディレクターを担当したのは、King Gnu『The hole』や、平井堅『#302』なども手掛けている映画監督の内山拓也。デジタルシングル『あなたがいることで』のミュージックビデオに続き今作も監督を務めた。なお小松は、MV出演に際して「初めて曲を聞いた時にUruさんの歌声が本当に素敵で、いなくなった時に分かる、その人の事が大切だったんだという気持ちや、切なさと温かみのある歌詞がストレートに心に伝わって来るラブソングだと感じました」とコメント。内山監督は「夜を跨ごうとして、小松さんと光の方へ手を伸ばしました。」と撮影を振り返っている。さらに、9月6日(日)には、自身初の配信ライブ『Uru Online Live 2020 「あなたと私」』の開催も決定した。通常公演の幻想的な紗幕の演出とは異なった「あなたと私」だけの特別な空間で、オリジナル楽曲とカバー楽曲を織り交ぜた内容が予定されている。チケットの発売も本日よりスタートしているので、あわせてチェックして欲しい。<小松菜奈コメント>初めて曲を聞いた時にUruさんの歌声が本当に素敵で、いなくなった時に分かる、その人の事が大切だったんだという気持ちや、切なさと温かみのある歌詞がストレートに心に伝わって来るラブソングだと感じました。MVの撮影がすごく好きで、撮影を通してUruさんの世界観に浸る事が出来て現場がすごく楽しかったです。海のシーンは、見る方それぞれの未来を想い描いてもらえたら嬉しいです。<内山拓也監督コメント>夜を跨ごうとして、小松さんと光の方へ手を伸ばしました。この曲を聴いて、どこに行きたいか。その気持ちを映像に込めました。是非ご覧ください。●Uru『今 逢いに行く』MUSIC VIDEO●Uru Online Live 2020 「あなたと私」配信日時:2020年9月6日(日)19時〜開演チケット料金:3500円チケット受付スタート日・時間:2020年7月31日(金)正午〜Uru Online Live 2020 「あなたと私」特設サイト
2020年07月31日フジテレビの解説委員である平井文夫氏が7月15日、Go Toキャンペーンへの批判に対して「旅行に行くかどうかかくらい自分で決めなよ」と「FNNプライムオンライン」上で提言した。しかしYahoo!上で配信されると6,480件ものコメントがつき、非難の声が後を絶たない。「『GoToキャンペーン』についてガタガタ文句言ってる人が多いのを見て『あ、また日本的な風景だ』と思った」と切り出した平井氏。感染の再拡大で「行ってもいいのか」「受け入れてもいいのか」と国民や受け入れ先が疑心暗鬼になっていると言及し、「旅行に行くかどうかかくらい自分で決めなよ」と銘打った章では「いい大人なんだから、行きたい人はルールやマナーを守り、リスクも取って行けばいい」とコメント。「だがどうやら日本人はそれではダメらしい」「行っていいのか悪いのか、呼んでいいのか悪いのか、誰かに決めてほしいのだ。たぶん安倍首相に」と記している。「Go Toキャンペーン」は1兆7,000億円もの税金を使い、政府が国民に旅行を促すというものだ。しかしTwitterでは《感染拡大の危険性があるのにGoTo?》《これだけ再流行してたら旅行行く人自体が少ないからそんなに効果出ないだろう》《税金の使い道、使うタイミング、本当にこれで正しいですか》との指摘が相次いでいる。同日の「バイキング」(同局)でも「行かない人が余計な口出さないでくれって、僕は言いたい」などと述べていた平井氏。ネットではその主張を「的外れ」とし、こんな声が上がっている。《国民の多くは、この状況で政府が感染を“助長”するような政策をとることに違和感を覚えている個人がそれぞれの自由で旅行に行くということと、政府が旅行を促進させるということは別の問題》《旅行に行く行かないの問題以前に、この時期に政府が推奨するのかという事と、この時期にそこに税金注ぎ込むの?ていう疑問を多くの国民が持っている》《1人で決めれないのではなく、このタイミングで決めた政府に違和感があるだけ。確実にキャンペーンのタイミングがずれてる。行きたいけど行かない人が増えれば、キャンペーンの意味がないわけで、来てもらう方も効果がなければ意味がない》《平井氏の発言は政府の政策の欠点を批判することなく都合の悪いことは個人の責任にしようとしている》
2020年07月17日平井堅のデビュー25周年イヤーのアニバーサリー企画として、デビュー15周年イヤーのライブ映像が公開された。平井堅は、1995年5月13日にシングル『Precious Junk』でデビュー。先月のデビュー日には、2016年5月8日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたデビュー20周年イヤーのライブ映像と、今までYouTubeで公開されていなかったシングル作品のMUSIC VIDEOが全35本公開された。今回新たに公開されたのは、デビュー15周年イヤーの2010年12月23日に京セラドーム大阪で開催された「Ken Hirai 15th Anniversary Special!! Vol.4」のライブ映像。ライブ映像は2020年12月末日までの期間限定で公開される。また先月公開されたデビュー曲『Precious Junk』から2011年5月リリースの『いとしき日々よ』までの計35本のMUSIC VIDEOが好評につき、期間限定公開ではなく、期限を設けずに公開が続けられる事となった。さらにデビュー25周年を記念した特設サイトでは、『歌バカ人生に「この人」あり!~25人が語る平井 堅の25周年』と題したスペシャルインタビュー企画がスタート。ライターの島田諭が平井堅のデビュー直前、デビュー、そして現在に至るまでの音楽活動にさまざまな形で携わり、彩ってきた25名の方にそれぞれの「当時」を振り返ってもらいインタビューを行う。本日公開されたインタビューでは、平井堅を新人オーディションで発掘した玉田勝吾氏が、当時の平井とのエピソードを語っている。この企画は2021年5月まで毎月公開される予定だ。■LIVE映像公演名:「Ken Hirai 15th Anniversary Special!! Vol.4」開催日:2010年12月23日会場:京セラドーム大阪※2020年12月末日までの期間限定公開【25周年特設サイト】
2020年06月22日●自粛期間に制作した楽曲でGLAYとコラボ俳優で歌手の城田優が、新型コロナウイルスにより不安な日々が続く中、“どうにか前向きなエネルギーを届けられないか”との思いでオリジナル楽曲「それでも」を制作。GLAYのTERUとHISASHIが歌とギターで参加する豪華コラボレーションも実現し、感動の声が上がっている。また、コロナの影響でコンサートが延期となった状況などを鑑みて今秋発売に延期した自身初のJ-POPカバーアルバム『Mariage』より、平井堅の「even if」を6月19日に先行配信。自粛生活の中で“自分にできること”を考え、インスタライブや楽曲制作に取り組んできた城田に、発信を続ける思いやコロナ禍で感じたことなど、話を聞いた。――「それでも」は、自粛生活の中で前向きなエネルギーを届けたいという思いで制作されたということですが、改めて楽曲に込めた思いをお聞かせください。僕自身、自粛期間中はアップダウンが激しく、滅入ってしまったり、どうしたらいいのかわからない感情と向き合わないといけない時間がたくさんあり、この曲を聴いて少しでも痛みや苦しみや悲しみが和らいだり、共感してもらってポジティブな気持ちになってもらえたらという思いで作りました。――明るいイメージの城田さんでも滅入られると聞くと、みんな同じなんだなと感じます。エンターテイナーである我々は、つらい時や悲しい時にそれを表になかなか出せなかったり、出さない方が良いという考えもあるのですが、僕たちも皆さんと同じ人間ですから。芸能の仕事をしている人たちは違うところに生きていると思われがちですが、実際はそうではなく、みんな同じように苦しんだり悲しんだりしている。もちろん夢を見せないといけない時もありますが、本当の感情に嘘をつくのは違うかなと。だから僕はSNSを通して赤裸々に、思ったままに言葉を並べたり、インスタライブで思いを伝えたりしていますし、この曲に関しても自分の思いを一つの曲にしました。――ご自身は、気持ちが沈んだ時にどのように前向きな気持ちに切り替えているのでしょうか。そこが本当に難しくて、なかなか日々の感情はコントロールできないです。日によって全く感情は違いますし、どうやって乗り切ったかと聞かれても僕自身も答えがなくて。人からかけてもらった言葉で救われたこともあれば、自分でどうにかもっとポジティブなことにフォーカスしようと思えたときもあります。ただやはり、1人ではないということ……閉ざされた世界で自分1人だけ苦しんでいると思い込んでしまうマインドが、誰かと話したりどこかとつながると少し開けるんですよね。ファンの皆さんや友達、家族など、自分を理解してくれている人たちの支えでなんとか。だからこそ、周りに友達がいないとか、あまり人に会えないという環境の人たちに向けて、せめて僕ら表に立っている仕事の人たちが、何かパワーやエネルギーをお届けできれば。それは僕だけではなく、インスタライブだったりYouTubeだったり、人それぞれいろんな形はあれど、発信する側の思いは一緒だと思います。――GLAYのTERUさんとHISASHIさんとのコラボレーションの経緯も教えてください。『ミュージックステーション』(テレビ朝日)で久々に再会してお話をさせていただいてから、SNSを通じてやりとりがある中で、「ぜひ何か一緒にやりましょう」ということになり、「それでも」に参加してくださることになりました。これはエンタメだけに限らない話ですが、1人の力ではどうにもならないことが、2人、3人と人が集まれば集まるほど強くなる。愛を持って何か活動したいと思っている人たちが集まれば、それは間違いなく大きな愛になり、大きな力を生む。そういう風に同じ思いの人たちが集まってくれて完成したのが「それでも」です。――TERUさんの歌とHISASHIさんギターが乗ったときにどう感じましたか?本当に感動しました。僕と(楽曲アレンジを担当した)UTAくんで作った曲が、一瞬にしてGLAYサウンドに変わり、すごくエモーショナルに。ありがたいなという思いと同時に、GLAYファンだった自分としてシンプルに「おー!!」ってテンションが上がりました。――6月19日には、自身初のJ-POPカバーアルバム『Mariage』より、平井堅さんの「even if」が先行配信されますが、この楽曲への思い入れを教えてください。20年ほど前に発売された曲で、当時からすごく聴いていて、感情が揺さぶられる曲だなと感じました。大人っぽい歌詞が印象的で、背伸びしたくなるようなところもあったと思います。普段は明るいキャラでかっこいいとか程遠い感じなんですけど、この歌をカラオケで歌ったときに、同級生の女の子たちの目がハートになっていたのを覚えていて、この曲と僕の声は合うんだなと。そして、大人になってカラオケで歌い、「こんな物語だったんだ」と初めて理解できた時に、さらにこの曲を好きになりました。ほかにもたくさん名曲がある中で、僕としてはこの一択でした。――確かに、年代によって曲の受け取り方が違いそうですね。そうなんです。僕自身、当時聴いた時はまだわからなかった切なさが、30代になって理解できるようになり、よりこの曲の魅力を感じたので、じっくりと人生の経験を積めば積むほど深く染み込んでいくのかなと思いますし、今回僕が歌わせていただいて、10代や20代の人たちに魅力を届けられたらいいなと思っています。――『Mariage』では、この「even if」を含め、城田さんが思い入れのある、恋愛や結婚を歌った楽曲をカバーされているということですが、タイトルも結婚を意味する“Mariage”に。結婚の意味もあるのですが、“Mariage(マリアージュ)”は2つのものを組み合わせるという意味もあり、そちらのほうが先行しています。“音楽×城田優”、“平井堅さんの曲×城田優”というようなマリアージュを楽しんでいただけたらと思います。●人とのつながりの大切さとエンタメの力を再確認――自粛生活の中でインスタライブも積極的に行われていましたが、以前からやられていたのでしょうか?要所要所でやっていましたが、こんなに頻繁ではなかったです。1人でしゃべったり皆さんと交流するのは得意だったので、自粛生活の中でできる限りやっていこうと。基本的にはくだらないことを話しているんですけど(笑)、皆さんに寄り添えたらという思いでやっています。――インスタライブはすごく身近に感じますよね。僕もそれは、ほかの人のインスタライブを見てよく思うので、友達としゃべっている感覚で見てもらえたらと思います。コロナきっかけで始めたものとすると、YouTubeはそうです。前々からやりたいと思っていたものの、どうやっていこうと考えていてなかなか始められず、でもこの状況になったので、とにかく1人でも笑ってもらえればというところからスタートさせました。これから面白い企画もいろいろやっていけたらと思っていますが、基本的には自分が好きでやることが一番大事だと思っているので、考えすぎず楽しみながらやりたいと思います。――コロナ禍だからこそ気づけたなと感じていることはありますか?人間が作ったものはもろくて、どれだけお金持ちだろうと、権力者だろうと、自然には勝てないんだなと。スペイン風邪が流行った頃からすると、今はものすごく未来で、とんでもない進化を遂げているにもかかわらず、人間はそこに抗うすべがないというのをひしひしと感じています。今はとにかく、一人ひとりできることを精一杯やって、前を向いて生きていくこと。亡くなった方たちや夢を断たれた方たちの分もしっかりと、支え合って愛し合って生きていくことが大事だなと思います。――人とのつながりの大切さは改めて感じますよね。そうですね。人は1人じゃ絶対に生きられないって言われてますけど、本当にそれに尽きるなと。1人じゃ生きられない、誰かによって生かされているということを、コロナで改めて再認識しました。――コロナ禍をきっかけに生き方や働き方を変える、もしくは変えざるを得ないという人も多いですが、城田さんの変化はいかがでしょうか。すでに劇的に変わってますからね。コミュニケーションの取り方も、すぐに「密です」って言われますし、僕らみたいな立場の人間は人目も人一倍気にしないといけない。何も悪いことしてないのにずっとビクビクしているみたいな現象がすでに起こっています。今までの常識が常識ではなくなり、新しい常識ができてきて、これからさらに変化を感じると思います。――エンタメ業界も変化を余儀なくされつつあります。ミュージカルやコンサートなど、人を集めて初めて成立するエンターテイメントは、これから本当に知恵を振り絞ってやっていかないといけないですし、コロナが落ち着いたところでまた別のウイルスが出てきたら同じことですから、そういう意味では我々はとにかく起こったことに対して対応していくしかないのだと思います。もちろん深く考えたりもするんですけど、どれだけ対応できるかということに時間をかけた方が賢いんだろうなと思いながら最近は生きています。――自粛生活の中でエンターテインメントに救われたという方も多いと思いますが、城田さんも改めてその力を感じることはありましたか?そうですね。この2、3カ月の間は、人に救われたというのと同じように、エンターテイメントに救われたなと強く感じていますし、エンターテイメントは人の心を癒やすことができると確信しています。だからこそ、誰か1人の心でも救えるのであればやる意味があるという思いで、僕も音楽など発信しています。実際にそういった言葉をかけてもらって無駄ではないんだと思いましたし、エンターテインメントの力は絶大だなと改めて感じています。――これからミュージカルやコンサート、また、吹き替え声優を務められた映画『2分の1の魔法』(8月21日公開)の公開も控えています。今後の活動を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。継続は力なんですよね。線香花火みたいに火は小さいかもしれないけど、最後の最後まで、寿命を全うするまで燃え続けられるような、そして、確実に周りの人のことは照らせるような人間でありたいと思っているので、つらい時、苦しい時は、ぜひ城田を頼ってきてください。僕も皆さんを頼ることがあると思いますけど、持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクで支え合っていきましょう!■プロフィール城田優1985年生まれ。2003年に俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍。代表作に、ドラマ『ROOKIES』(08)、『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(10)、『純と愛』(12)、『GTO』(12~14)、映画『羊と鋼の森』(18)等がある。舞台では2010年にミュージカル『エリザベート』で第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞を受賞、2018年にはミュージカル『ブロードウェイと銃弾』で第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど数々の賞を受賞。昨年は、ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版に主演、ミュージカル『ファントム』で演出・主演を務め話題に。今年11月にはミュージカル『NINE』に出演が決定している。また、ディズニー&ピクサー映画最新作『2分の1の魔法』が8月21日公開予定(吹き替えキャスト出演)。映画『新解釈・三國志』が12月11日公開予定。写真:ソニー・ミュージックレーベルズ提供
2020年06月18日平井堅のデビュー25周年イヤーを記念して、5月13日(水)18時に特設サイトがオープン。オフィシャルYouTubeチャンネルに、今まで公開されていなかったミュージックビデオとプレミアLIVE映像が公開される。1995年5月13日にシングル『Precious Junk』でデビューを果たし、今年で25周年を迎えた平井堅。その圧倒的な歌唱力と、ライブで披露するトーク力でファンを獲得してきた。今回、6月末日まで公開されるのは、デビュー曲から『いとしき日々よ』(2011年5月4日)までのミュージックビデオ34作品。合わせて、2016年5月8日に国立代々木競技場 第一体育館で開催された「平井堅 20th Anniversary Special !! Live Tour 2016」グランドフィナーレのプレミアLIVE映像が、12月末日までの期間限定で公開される。特設サイトでは、平井堅の活動を網羅したヒストリーが公開されるほか、まだ詳細が明かされていない様々なコンテンツも今後公開される予定。チェックして、平井堅25年の足跡を辿ろう。平井堅 25th Anniversary Special Website公開MUSIC VIDEO1st SINGLE「Precious Junk」1995.5.13 リリース2nd SINGLE「片方ずつのイヤフォン」1995.6.21 リリース3rd SINGLE「横顔」1995.11.12 リリース4th SINGLE「ドシャブリ」1996.8.21 リリース5th SINGLE「Stay With Me」1996.11.01 リリース6th SINGLE「HEAT UP」1997.07.21 リリース7th SINGLE「Love Love Love」1998.05.30 リリース8th SINGLE「楽園」2000.01.19 リリース9th SINGLE「why」2000.05.10 リリース10th SINGLE「LOVE OR LUST」2000.10.18 リリース11th SINGLE「even if」2000.12.06 リリース12th SINGLE「Miracles」2001.02.15 リリース13rd SINGLE「KISS OF LIFE」2001.05.16 リリース14th SINGLE「Missin’ you ~It will break my heart~」2002.01.30 リリース15th SINGLE「Strawberry Sex」2002.05.22 リリース16th SINGLE「大きな古時計」2002.08.28 リリース17th SINGLE「Ring」2002.11.07 リリース18th SINGLE「LIFE is... ~another story~」2003.05.08 リリース19th SINGLE「style」2003.07.30 リリース20th SINGLE「瞳をとじて」2004.04.28 リリース21st SINGLE「キミはともだち」2004.05.19 リリース22th SINGLE「思いがかさなるその前に・・・」2004.10.06 リリース23rd SINGLE「POP STAR」2005.10.26 リリース24th SINGLE「バイマイメロディー」2006.06.14 リリース25th SINGLE「哀歌(エレジー)」2007.01.17 リリース26th SINGLE「君の好きなとこ」2007.02.28 リリース27th SINGLE「fake star」2007.09.12 リリース28th SINGLE「キャンバス/君はス・テ・キ♡ 」2008.02.20 リリース29th SINGLE「いつか離れる日が来ても 」2008.04.23 リリース30th SINGLE「CANDY 」2009.09.23 リリース31st SINGLE「僕は君に恋をする 」2009.10.21 リリース32nd SINGLE「Sing Forever 」2010.10.13 リリース33rd SINGLE「アイシテル 」2010.11.10 リリース34th SINGLE「いとしき日々よ 」2011.05.04 リリース※2020年6月30日までの期間限定公開公開ライブ映像公演名 :『Ken Hirai 20th Anniversary Special !! Live Tour 2016』開催日 : 2016年5月8日会場 : 国立代々木競技場 第一体育館※2020年12月末日までの期間限定公開
2020年05月13日いま最も旬な俳優のひとり、藤原季節を主演に迎えた新鋭・内山拓也監督による“20年代の青春映画”『佐々木、イン、マイマイン』が、2020年秋、劇場公開決定。超特報と共に村上虹郎の出演が明らかになった。本作は、「King Gnu」の「The hole」や平井堅の「#302」、Uruの「あなたがいることで」のミュージックビデオなどで知られる業界大注目の内山拓也監督が手掛ける長編映画。主演の藤原さんをはじめ、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、井口理(King Gnu)、鈴木卓爾など、20年代の映画界を担う期待の新星から実力派俳優まで、幅広いキャストが出演。カリスマ的存在だった高校生とその仲間たちのドラマを通して、青春時代特有のきらめきともう戻らない日々への哀愁をストレートに描き出す。今回解禁となった超特報は、藤原さんらキャストの印象的なショットが連なるもの。映像に登場する村上さんが演じるのは、藤原さん扮する主人公・悠二と、テネシー・ウィリアムズ戯曲の舞台「ロング・グッドバイ」で共演する俳優・須藤役。劇中劇の役柄=ジョーにちなんだコメントも到着している。「“社会意識が落ちてるぞジョー”劇中劇にそんな台詞があったっけ。シルバに叱られるよな、こんなに家に閉じ籠もってたらさ。内山組、熱いっす。」(村上虹郎)なお、本作へのクラウドファンディングが「Motion Gallery」にて実施中。メイキング写真贈呈や、エンドクレジットへの掲載、完成披露試写会招待、内山監督・細川さんとの記念写真撮影など様々な特典が容易されている(締切は4月30日23時59分)。あらすじ主人公・三谷悠二は、俳優になるために上京したものの鳴かず飛ばずの日々を送っていた。別れた彼女のユキとの同棲生活も未だに続き、彼女との終わりも受け入れられない。そんなある日、高校の同級生・多田と再会した悠二は、在学当時に絶対的な存在だった“佐々木”との日々を思い起こす。やがて、ある舞台に出演することになった悠二だったが、稽古が進むにつれ、舞台の内容が過去と現在にリンクし始め、日常が加速していく。そんな矢先、数年ぶりに佐々木から着信が入り、悠二の脳内に「佐々木コール」が鳴り響いた――。『佐々木、イン、マイマイン』は秋、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月16日3月27日に配信リリースされた、平井堅とあいみょんのコラボ曲『怪物さん feat.あいみょん』のミュージック・ビデオが、フルサイズで公開された。『怪物さん』は、平井堅が完全にあいみょんをイメージし書き下ろしたという一曲。一度聞いたら忘れられないインパクトあるタイトルの同曲は、救いのない片思いをしている女性を主人公に、恋愛で生じる様々な気持ちや矛盾、報われない気持ちを歌った平井堅なりの女性賛歌となっている。ミュージックビデオの監督を務めた田中裕介は、「今回のミュージックビデオでは、歌の世界観に合わせてとある男女の恋模様を『だるまさんが転んだ』をモチーフに表現してみました。好きだけど好きでいてはいけない、嫌いになりたいけど嫌いになれない自分が嫌い、近づきたいけど離れたい、進んでいるようで進んでいない日々の反復、そして嫉妬、このような報われない恋をしている女性の感情の機微が、シュールレアリスムの絵画のような世界が描かれていきます。平井堅さんとあいみょんさんが繰り広げる『だるまさんが転んだ』の中に散りばめた恋模様に注目してご覧ください!」とコメントを寄せている。先日公開された平井堅とあいみょんのコメントは下記の通り。■平井堅コメントソングライティング、声、は勿論のこと、ビジュアル、歌唱時のオーラ、所作、表情を見た時に、あ、全部揃ってる人見―っけ。と興奮したことを強く覚えています。親子ほど離れたこんなおじさんのオファーを受けてくれてありがとう。「怪物さん」は、完全に彼女をイメージして書いたので、未だに自分のパートは違和感があります(笑)彼女のカラッとした媚びない色気が伝われば嬉しいです。バカになりきれない女のやるせなさを歌にしました。僕なりの女性賛歌です。■あいみょんコメント堅さんと初めてお会いした時は、歌番組の生放送でした。ご挨拶に伺えるということで、めちゃめちゃ緊張しながら楽屋に向かったのを覚えてます。その時に、一緒に曲をやりませんか!と堅さんが言ってくれて。まさか!嘘やろ!とは思ってましたが本当に実現してしまいました。嬉しいです。未だに信じられないです。堅さんのSENTIMENTALoversというアルバムが大好きで大好きで、父親がくれた黒いラジカセで何度も何度も聴いていました。あの時のドキドキが今に繋がってる気がします。一生の宝物です。■配信情報シングル「怪物さん feat.あいみょん」配信中Lyrics & Music : Ken HiraiSound Produce, Arrangement : Tomi Yo
2020年04月07日1月23日、欅坂46から平手友梨奈(18)が同日付で脱退すると発表した。同日、ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)に出演した平手は「わたくし平手友梨奈は欅坂46を離れることになりました」とコメントしていた。15年8月、欅坂46の1期生メンバーとなり16年4月に「サイレントマジョリティー」でデビューを果たした平手。同曲でグループ最年少の14歳にしてセンターを務めて以降、19年2月の「黒い羊」まで8作連続でシングル曲のセンターを務めた。また18年9月には映画『響 -HIBIKI-』で主演を務め、昨年9月に公開されたソロ曲「角を曲がる」も大きな反響を呼ぶなど、ソロ活動でも輝きを放っていた。本誌16年12月20日号に登場し、「サイレントマジョリティー」でのMVの撮影は不安でいっぱいだったと明かしていた平手。「やっぱり歌って踊ることが好きなので今後もパフォーマンスを磨いていきたいです」と意気込んでいた。そのいっぽうで私生活の目標について訊ねられると「ひとりラーメン、チャレンジしたいです!」と笑顔を見せるなど、初々しい姿を見せていた。しかし、17年6月に握手会の最中に平手のいるレーンで男が発煙筒を取り出して点火する事件が起こる。男は警備員に取り押さえられたが、刃渡り12.6センチの果物ナイフも手にしていた。また当日は平手にとって16回目の誕生日だった。「男は特定のメンバーの名を挙げ『刺して殺そうと思った』と供述したそうです。平手さんにも大きなショックを与えたことでしょう。さらにリリースしたばかりの『不協和音』が賛否を呼び、平手さんがセンターを続けることに否定的な声が上がることも。平手さんはその時期を境に、パフォーマンス中にシリアスな表情をすることが増え、少し様子が変わった印象でした」(レコード会社関係者)事件のあとも、圧倒的な表現力で観客を魅了してきた平手。著名人のファンも多く、「2017 FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では平井堅(48)とコラボしダンスを披露。さらに昨年2月に公開されたSEKAI NO OWARIのMV「スターゲイザー」にも出演し、気迫あふれるダンスを披露するなど、常に注目を集めていた。そんななか、発表された突然の脱退。23日に出演した「SCHOOL OF LOCK!」では脱退理由について「その件については、今は話したいと思わないので、いつか自分が話したいと思ったときに、どこか機会があれば、お話させていただこうかなと思っています」と多くは語らなかった平手。彼女の口から“真相”が語られる日は、果たして――。
2020年01月24日現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」の主題歌、平井堅の「#302」のMVが公開。本MVでは、男女の“普遍的切なさ”を佐久間由衣と清原翔が演じている。平井さん通算46枚目となるニューシングルの表題曲「#302」は、サビの「ずるくてもいい代わりでもいい君の淋しさの一番近くにいたい」というフレーズがとても印象深い、シンプルなアレンジが心に沁みるミディアムバラード。佐久間さんと清原さんが主演する公開されたMVでは、男女の気持ちの移ろいを、表情にフォーカスし丁寧に表現。ストーリー仕立てでそれぞれ「僕」と「私」が正対し映し出され、少ない場面、少ないカットで楽曲のテーマでもある“身を焦がすような恋”を、見る者が自分自身の体験と重ね合わせて共感できるよう描かれている。「物心ついた頃から平井堅さんの歌声を聴いて育ってきました」と圧倒的な存在だと平井さんについて語った佐久間さんは、「今回の出演が決まった時は、とても嬉しかったです」とMV出演を喜び、「清原さんとはツーショートのムービーでご一緒させて頂くのは三回目ということにもご縁を感じながら、色々な思いで挑ませて頂きました」と撮影をふり返っている。また清原さんも「何かと御縁のある佐久間由衣さんとまたご一緒出来て、懐かしくも、楽しい撮影でした」と撮影をふり返りつつ、「この楽曲は、もどかしさ、儚さ、柔らかさ、色々なモノが入り混じっていると思いました。MVでもその繊細さをしっかり表現出来ていると感じていただけたら嬉しいです。是非、観て、聴いてください」とメッセージを寄せている。そして平井さんは「ギターと歌だけで進んで行く楽曲に呼応するかの様に、静かに静かに流れて行く映像。帰りたくなくて、なんだか泣きたくて駅の前でしゃがみ込んでいた遠い遠い、あの日の自分を思い出しました」とMVの感想を明かしている。本楽曲が主題歌として流れる現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」は、キリエの同名漫画の実写化。福士蒼汰、菜々緒、横浜流星、桐谷健太が兄弟を演じ、手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことと、命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋が描かれる。「#302」は12月4日(水)リリース。「4分間のマリーゴールド」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月22日平井大が本日11月17日、横浜アリーナで「HIRAIDAI Concert Tour 2019 THE GIFT」の神奈川公演を開催する。新しさと懐かしさが同居したサーフロックで人々を魅了するシンガソングライター・平井大。今年も『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の主題歌を務め、アルバム『THE GIFT』のリリースなど注目を集めてきた。「HIRAIDAI Concert Tour 2019 THE GIFT」は、前述の最新作のリリースにともなう全15公演のツアー。アルバムのジャケットを手がけたYOSHIROTTEN率いるクリエイティブチーム・YARも参加し、目と耳で楽しめるパフォーマンスとなっている。8月の静岡を皮切りに続いてきた本ツアーも今夜が振替公演を抜いた千秋楽。すでにチケットはソールドアウトとなっているが、迫力のあるステージになることは間違いないだろう。■「HIRAIDAI Concert Tour 2019 THE GIFT」神奈川公演日時:11月17日(日)開場16:00/開演17:00会場:横浜アリーナ
2019年11月17日昨年9月16日に引退した歌手・安室奈美恵さんの楽曲と花火をシンクロさせたイベント『WE (ハート) NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン』が16日、沖縄・宜野湾トロピカルビーチ特設会場で開催され、約4万人の観衆が海上の芸術に酔いしれた。このイベントは、セブン-イレブン・ジャパンと沖縄タイムスが昨年、安室さんの引退を送り出す共同イベントとして実施したもので、引退前に「私がいなくなっても、経済効果を含め、沖縄に貢献できるイベントを続けてほしい」と願っていた安室さんの意志を継ぎ、今年も昨年と同じ日に、同じ場所で開催された。前日は大雨に見舞われていた沖縄地方だったが、この日の昼間は30℃を超える晴天に恵まれ、筆者が会場に向かうタクシーの運転手も「やっぱり安室奈美恵は持ってるね」と感心していたほど。会場には、昨年の同イベントをお忍び観覧した安室さんが着ていた浴衣を身にまとった人や、“アムラー”と呼ばれたミニスカート・ロングブーツ姿のファンも多く見られ、19時30分の開演前から、自然と「ナミエ!ナミエ!」コールが沸き起こった。そして、「Finally」のメロディーとステージ裏ではしゃぐ安室さんのオフショット映像などでいよいよ花火ショーが幕開け。「ミスターU.S.A」「Tempest」「Hope」など多彩な10曲とともに、色とりどりの花火やどこまでも伸びていくレーザービーム、高さ30メートル以上の水が出るスプラッシュ噴水、そして幅20メートル高さ11メートルの巨大LEDスクリーンの映像がシンクロする光景に、会場からは何度も大歓声が上がる。例えば「太陽のSEASON」では、「♪抱きしめて」に続く「Love」「is」「Now」のサビに合わせ、見事なタイミングで大玉の花火が3発上がるといった具合。流れる歌はどれも時代を彩ってきた名曲で、観覧客側はどのタイミングでサビが来るのかが分かるため、歓声も息の合ったものになっていた。その「太陽の SEASON」の序盤では、安室さんの「騒げ沖縄~!!」の音源が響き、「Fight Together」はコンサートで定番だった安室さんとファンのコール&レスポンス、「a walk in the park」では髪をかき上げるしぐさが映し出され、まるで生ステージのような臨場感。「Tempest」は花びらが舞う映像や、淡い色彩の噴水やレーザーで壮大な世界観を表現し、ヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」の間は、最後のコンサートツアーで登場した舞台セットのコンピューターグラフィック映像が流れ、白を基調にした幻想的な空間を演出した。観覧席と打ち上げ場所の距離は、他の花火大会に比べて非常に近く、けむりはもちろん、破裂した花火の割れカス落ちてくる迫力だった。そんな中、「CAN YOU CELEBRATE?」の次の「Christmas Wish」が始まる前に、強風で一時中断するアクシデントが発生。すると、会場には再び「ナミエ!ナミエ!」コールが巻き起こり、約10分後に「風がおさまって参りましたので、演目を再開します」というアナウンスが場内に響くと、会場は安堵(あんど)の拍手と大歓声に包まれた。その後、「Hope」では、9月16日のこの日を盛り上げようと沖縄県内50社80店舗が取り組んできた「愛(かな)さ (ハート) NAMIEいちまでぃん。」プロジェクトのロゴがスクリーンに。ラストの「Hero」は、花火の種類や打ち上げのタイミングを決めるプログラミングを、地元の女子小学生4人が担当し、怒涛の連続花火とレーザー、噴水が夜空で交差した。この小学生たちの挑戦の模様は、10月5日・12日にBS日テレで放送される『めざせ!プログラミングスター ~プロスタ★キッズ大集合~』(毎週土曜10:30~、放送後Huluで見逃し配信・オリジナルコンテンツ配信)で紹介される予定。また、花火ショーの模様は、Huluで30日から配信される。伝統芸能の花火と、最先端のプログラミングの融合によって実現したこのイベントを見上げたファンたちは、思い出の1曲1曲を一緒に歌い、「安室ちゃん、ずっと大好き」という声も。感極まってタオルで顔を覆うファンの姿もあり、宮崎から来た30代の女性は「花火の迫力がすごかった。こんなにもたくさんの人が来ていて、安室さんが愛されていることを感じた」と興奮気味に話していた。この花火ショーの前には、ビーチに隣接する沖縄コンベンションセンターで、特別応援上映会が開催された。引退前夜のライブ本番へと向かう安室さんの赤いピンヒールブーツの足音が響く中、会場には「ナミエ!」コールが反響。アップテンポな「Hope」「How do you feel now?」を歌い踊る姿をはじめ、平井堅、DOUBLE、ジョリン・ツァイら国内外のアーティストとの共演シーンが流れると、喝采とともにペンライトが揺れた。ライブ映像の締めくくりで、キャノン砲から放たれた金テープが舞うと、ひときわ大きな歓声が上がり、思わず席を離れてキャッチしようとするファンが続出。上映後、沖縄市に住む会社員の女性(34)は「昨年のライブはチケットが取れなかったが、実際にライブがあった会場であの時の興奮が味わえて感無量。安室ちゃんのキュートなおしゃべりも見られて得をした気分です」と笑みを浮かべ、岩手と東京から来た41歳の女性2人組は「久々の奈美恵ちゃんに叫んだ。涙あり、笑いありで最高」「今でも聖地巡りやSNSでファンとつながることができうれしい」と喜びを噛み締めていた。
2019年09月17日東京スカパラダイスオーケストラが8月7日にリリースした、ゲストボーカルにロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿を迎えたデビュー30周年記念の“歌モノ”シングル「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」。7日にミュージックビデオがフル公開された。ミュージックビデオを手掛けたのは、サザンオールスターズ、THE YELLOW MONKEY、平井堅、Mrs.Green Appleなど数多くの作品の監督を務めてきている田辺秀伸氏。田辺監督は「1つの小さな光が姿形を変えて展開していき、最後は大きな光の集まりとなって、演奏するメンバーを照らすというコンセプトのもと撮影し、光以外何もない空間に、スカパラメンバーと桜井さんを印象的に捉える映像にしました」と語っている。ミュージックビデオはワンカット撮影で行われた。合計で4テイク撮影を行い、タイミングが一番合ったテイク4が採用となった。東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦は、「頭から終わりまでの渾身の一発撮りのミュージックビデオをぜひ楽しんでください。スカパラのパラダイス魂が桜井くんと共に炸裂しています」と振り返った。
2019年08月07日国内の人気アーティストが、5月に入って音楽ストリーミングサービス・Spotifyでの配信を続々と開始している。14日には、小田和正がソロデビューからこれまでに発表した全ての楽曲を配信。SNSではファンの喜びの声が上がり、代表曲を集めたプレイリスト「This Is 小田和正」は、公開から3日で20万再生を突破。25歳から34歳までを中心に、幅広い世代で聴かれているという。10日には、竹内まりやが1978年から1981年にかけてRCAレーベルから発表した作品の配信を開始。毎週懐かしの曲を年別に紹介するSpotify人気のプレイリスト「#Throwback Thusrday Japan」では、「不思議なピーチパイ」がヒットした1980年を特集している。そのほか、ゴールデンウィーク直前の4月26日には平井堅が配信を開始し、さまざまなプレイリストを通じて、新たなリスナーに楽曲が届けている。
2019年05月20日主演に新人を起用し、岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら超豪華キャストが集結した映画『町田くんの世界』。この度、本作の主題歌が平井堅の書き下ろし楽曲に決定し、併せて本予告&本ポスタービジュアルも到着した。地味で、メガネで、運動も勉強も出来ない、とにかく取り得がないが、全人類が自分と家族と思えるほど“人を愛する才能”だけ突出しているという、これまでのどんな主人公とも異なる“町田くん”(細田佳央太)。到着した映像では、前田敦子演じる栄りらに「人が好き?」と問うも、冷たくあしらわれたり、岩田剛典演じる氷室雄になぜか胸倉をつかまれたり…豪華キャストたちも登場。しかし、“人が大好きな”町田くんだが、“人が大嫌いな”クラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会い、生まれて初めての<わからない感情>と向き合うことに。ジャーナリスト吉高(池松壮亮)に「好きな人って何ですか!?」とぶつけ、まわりの全ての人を巻き込んでいく様子も映し出されている。さらに、なぜか風船で急上昇するカットも盛り込まれている。また映像では、今回発表された本作の主題歌である平井堅完全書き下ろし楽曲「いてもたっても」も初披露。脚本の段階からその素晴らしさにオファーを快諾、本作の世界観にあわせて楽曲を制作したそうで、平井さんは「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!」と作品を絶賛し、「町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き」とコメントを寄せている。さらに、今回「この世界は悪意に満ちている。でも――町田くんがいる。」というキャッチコピーが書かれ、町田くんと猪原さんの姿を特殊な構図で捉えた本ポスタービジュアルも到着した。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月21日映画『町田くんの世界』が2019年6月7日(金)より全国ロードショー。安藤ゆきの人気漫画実写映画化主人公は、運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん。全く取り柄が無いと思いきや、実は町田くんにはズバ抜けた「人を愛する才能」を持っていた。町田くんの愛に触れると誰もが心を癒される。しかし、そんな町田くんの前に突然現れた女の子・猪原さんは、これまでの人々とは異なっていた…。町田くんの中に初めて芽生える“わからない感情”。「わからないことがあるから、世界は素晴らしい。わからないことから目を背けちゃダメだ」お父さんに教わったその言葉通り“わからない”の答えを求めて、町田くんの新しい物語が始まる。石井裕也監督初の漫画原作メガホンを取るのは、日本アカデミー賞受賞監督・石井裕也。映画『川の底からこんにちは』で商業作品デビュー後、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』と話題作を手掛けてきた人物だ。今回は自身初となる漫画原作。しかも少女漫画原作の映画化という、石井裕也も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへのチャレンジとなる。演技経験ほぼ0の超新人が主演また、キャスティングも新しいアプローチで展開。1000人超えのオーディションから、演技経験ほぼゼロの超新人を起用。細田佳央太と関水渚とともに、新しい日本映画の扉を開く。また、主演の細田佳央太と関水渚を囲むのは、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった豪華俳優陣。石井裕也監督の手によって、どんなストーリーが描かれるのか期待が高まる。メインキャラクター町田くんの後輩・高嶋さくら(高畑充希)…町田くんの前ではぶりっ子全開な一方で、 女子の前では毒舌を披露するあざといキャラクター。町田くん の同級生・栄りら(前田敦子)…予測不能な町田くんと、振り回される猪原を見守る。週刊誌記者の吉高洋平(池松壮亮)…町田くんに出会うことで、 自身の考え方が大きく揺らぎ始める週刊誌記者。主題歌は平井堅の描き下ろし主題歌は、平井堅による描き下ろし「いてもたっても」。『世界の中心で愛を叫ぶ』『映画ドラえもん のび太と南極カチコチ大冒険』など数々の主題歌を手掛けた平井堅の優しい歌声が、映画に彩りを添える。平井堅は楽曲の提供にあたり「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き。」とコメントしている。MVでは“魔法使い”の姿に!新曲『いてもたっても』のMVでは、“いてもたっても”いられない、恋する気持ちを表現するため、なんと魔法使いに変身した平井堅。約5時間をかけて完成というその姿は、一度みたら忘れられないインパクト溢れる仕上がりだ。ちょっぴり毒っ気のある、カラフルな世界観のMVも是非あわせてチェックしてみて。あらすじ運動も勉強も苦手で、見た目も地味な町田くん。でも人を愛する才能がズバ抜けていた!そんな彼が初めて“わからない感情”を知った時、周りのすべての人を巻き込んで、驚天動地のドラマが動き出す!みんなどうする?どうなる?【作品情報】映画『町田くんの世界』公開日:2019年6月7日(金)全国ロードショー出演:細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希 / 前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子監督:石井裕也脚本:片岡翔、石井裕也音楽:河野丈洋原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
2019年03月15日いつ起こるかわからない災害。避難しなくてはいけない状況になったとき、子どもとペットを守ることはできるのか、不安に思っている人も多いと思います。しつけることが難しく、対策もしなくてはいけない猫は特に大変。そこで出版されたのが『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』(日東書院)。この本の監修も手がけた、NPO法人アナイスの代表、平井潤子さんに、子どもと犬や猫を守るため、パパとママが準備しておかなければいけないこと を、たっぷりと伺いました。【概要】1)モノよりも大事なのは「想像力」2)必要なのは「飼い主力」と「防災力」3)ペット防災「準備しておきたいもの」4)猫を飼っている人は、さらに対策を5)ペットと一緒に「逃げてもいい」6)さあ「アクションカード」を作ろう7)猫1匹、子ども1人のわが家の場合平井潤子さん日本におけるペット防災の第一人者。明日の動物の防災を考える市民ネットワーク「NPO法人ANICE(アナイス)」代表として、2002年より活動。「いっしょに逃げてもいいのかな?」展を開催するほか、緊急災害時に飼い主と動物が同行避難し、人と動物がともに調和して避難生活を送れるよう、知識と情報の提供を行っている。公益社団法人東京都獣医師会事務局長、日本獣医生命科学大学 応用生命科学専攻博士後期課程修了。 ■モノよりも大事なのは「想像力」「モノよりも大事なのは想像力」、これは本著の最初に書かれている言葉です。防災というと、避難グッズを揃えることばかりに考えが行きがちですが、災害発生時に外出していたら、家にどれだけグッズを揃えていてもすぐには役立たないし、いざというときにそれほど多くのものは持ち出せず、子どもとペットを抱えて飛び出すだけで精一杯になりそうです。「自宅はマンションなのか一戸建てなのか、家族構成、昼に発生するか夜に発生するか、そのときペットと一緒にいるのかなどによって、避難のスタイルは変わってきます。自分の住環境やライフスタイルに合わせて、まずは想像をしてみることが大切です。お子さんがまだ小さくて比較的一緒にいられるなら、自分がお子さんと一緒に安全に避難するにはどうしたらよいのか、そしてそこにペットのことをプラスして考える。小さなお子さんを連れているだけでハードルは高くなるはずなので、そのためにものの準備をしたり、普段から工夫をしたり、身軽に動ける人以上に考えなくてはいけないです。お子さんが話のわかる年齢であれば、普段から『お母さんが側にいなくても、揺れたらこうしましょう』と話したり、訓練しておく。日にちを決めて避難訓練をする 《シェイクアウト》 なども開催されているので、参加してみるのもよいと思います」実際に災害に遭ったことがないと、なかなかイメージしづらいのですが、「あらゆるケース」を想定することが備えにつながるのだそう。「東日本大震災のときは、発生したのが14時過ぎでした。災害発生時には下校させない対策をとられている学校もありますが、下校時刻を過ぎていた場合、高層マンションに暮らす子どもたちは、学校から帰ってきてエレベーターが使えない、という状況も想定できます。そこで自宅フロアまで階段で登らせるのか、それとも管理人さんがとりあえず安全な場所に避難させてまとめておくか、ということも検討しておかないといけない。全体の対策をどう立てていくかを考えることが大事で、切り分けて考えて万全だと思っていても、同時進行できないと思うんですよね。お子さんは何人か、抱っこしなきゃいけないのかなどを考えつつ、ペットを同行するにはどうしたらいいか、さらには子どもとお母さんが緊急避難しなきゃいけない場合に、家に動物たちを残しても安全な備えがどれだけできているか、そういう風に考えてみましょう。『何日か分のものを備蓄しておく』ということは、あとから出てくるハウツーの話で、まずは自分がどういう行動をするか、自宅避難という方法も選べるのか、動物たちのためのペット用シェルターを家の中に準備できるかなど、そういったことを考えて対策することが大切です」「これから南海トラフ地震や首都直下地震が起こると想定されていますが、支援側が機能しない可能性が高いです。だから環境省も防災対策のガイドラインの中で、“飼い主力と防災力を高める”ことに重点を置いていると思います。まずは個人、家族単位でオーダーメイドの防災対策を作る。その上で、共助(近隣住民同士の協力)や地域の協力に発展させていくのがよいと思います」■必要なのは「飼い主力」と「防災力」災害時に心得ておきたいのは、「人命が最優先」であるということ。飼い主が助からないとペットが生き残ったとしても、その後に面倒を見てくれる人がいるかどうかわかりません。ペット防災と人の防災を切り離して考えないで、と平井さん。「環境省の講演では、“飼い主力と防災力の両方を高めて”と伝えています。まずは人が安全に、ということを目指して防災力を高めていけば、そこにペットの防災がついてきます。防災力を高めたところに飼い主力をつけて、避難の方法やグッズも考えていくとよいでしょう」避難といっても「在宅避難」「人は避難所、ペットは家」「人もペットも避難所」「人もペットも車中泊」「人もペットもテント」「ペットをあずける」…とさまざまな形があります。「基本的な考えとして“人命優先”であれば、自分と子どもが避難するのにペットを同行避難させるのが“危険”だと思ったら、犬や猫たちを家に残しても生き残ってくれるような環境を整備しておく。生存空間を確保、例えば猫ならば、逃げ込めるようなシェルターのようなものを用意するなど、飼い主がやれることはありますよね」散歩もいらないし飼いやすいというイメージもあり、飼う人が増えている猫こそ、いざというときの飼い主力が問われるのだとか。「多頭飼育の人も多いですが、そういう人は避難せずに済む方法も考えたほうがいいです。災害時の状況の把握と判断の難しさはありますが、お子さんがいらっしゃると、支援情報や物資を手に入れやすいのは避難所になってくるので、避難所にいる方が多いですし、在宅避難をしていても避難所には通うことになります。発災後、こういう生活になるというのを想像して準備することが必要ですね」■ペット防災「準備しておきたいもの」では具体的に、どういうものを準備しておかなければいけないのか、備えるための考え方を教えていただきました。「この時点では一体何が必要なのか、そのタイミングを踏まえて準備しましょう。重たいリュックの中に缶詰や水、カンパンを入れておいても、よくよく考えてみれば家の中にさえ入れれば、いろいろな食べものってありますよね。持ち出し品の内容を一生懸命考えるよりは、自宅にどれだけ備蓄してあるか、それが災害時にもちゃんと取り出せるようになっているかが大事。重たいリュックではなく、まずは身を守ってすぐに避難できる準備をすること、その方が現実的ですよね」災害時に持ち出し率が最も高いのは、現金を含む貴重品と、携帯電話なのだそう。「よほど大きな災害でない限り、避難所には充電設備ができます。携帯電話には薬の情報や家族の写真など、必要な情報を入れておきましょう。ただ、連絡手段として使うのは落ち着いてからでないと難しいので、モジュラージャックを差し込むだけで使え、電源が要らない固定電話を自宅に用意しておくと、より安心です。療法食や薬など、これがないと直ちにペットの健康状態や命に関わるものは、必ず用意しておくこと。薬は獣医さんに相談して処方いただき、常にストックを確保しておくようにします。療法食は、現在食べているものが手に入らない可能性があるので、ほかのメーカーのもので食べれるものを把握しておくことも大切です。飼っている動物種によって、用意しておく優先度は違ってきますね。動物は環境が変わっただけでも食べなかったりするので、日頃から好きなフードも入れておくのを忘れずに。猫の場合は、ケージは持っておいた方がいいですね。在宅避難できるなら、飼育用品をローリングストックしておけばいいと思いますが、避難所に行くのであればケージがないと。トイレや水を入れられないキャリーバッグで、とりあえずの1、2日を避難所で過ごすのはとても大変です。その後の預け先を心積もりしておくことは、犬でも猫でも必要です」「そして意外になくて困るのは、犬のうんち袋。ビニール袋をストックしていない人が多く、避難所ではなかなか手に入らないんです。フードの臭いも苦情になることがあるので配慮が必要です。それは赤ちゃんのおむつについても同じなのですが、ゴミを人通りのないところに片付けたり、消臭スプレーを使ったり、コロコロを使って体についた動物の毛を取ったり。それを見ただけで、飼っていない人も『ああ気をつかっているんだな』とわかることが大事だと思います。家族が亡くなったり、財産を失ったりと、みんながピリピリしている環境では、ちょっとしたことが火種となりすぐにトラブルになってしまう。いつも以上に周りへの配慮が必要となります」「何が優先なのかを考えると、必要なものも見えてくるし、その中でどういう行動をとるべきかをお母さんなりに考える。例えば東日本大震災のときには、赤ちゃんの液体ミルクは日本では使えなかったのですが、今は使えるようになっています。そういう情報には日頃から興味を持って、常に調べておくことも大切ですね」 ■猫を飼っている人は、さらに対策を犬と比較すると、猫のほうが「パニック時に速やかに確保して避難する」ことが難しい、と平井さん。「その上、隙間に入り込んだらどこにいるかわからない。キャリーバッグに入れて避難できたとしても、トイレやごはんはキャリーバッグの中だけで完結しないので、課題はいろいろあります。犬ならケージがなくても係留しておく、リードがなくてもひもやロープを使うということができますが、猫はそういったソフト面でのカバーが難しいんです。だからいざというときに逃げ込める場所を作ったり、次の預け場所を考えたり、ハードの方で工夫しなくてはいけない。例えば、生のエサを食べる爬虫類は、支援物資にフードは入ってこないのでもっと大変なんです。自分が飼っている動物が、災害が起こったときにどうなるか、飼い主がそれぞれ具体的にイメージしないと、対策はできないと思います」また災害時、ペットを飼う人にとって心配なのは犬や猫たちが迷子になってしまうこと。特に猫はなかなか見つけるのが難しいそう。「猫は一回逃げると大変で、避難先での場合はさらに難しい。対策として、首輪や迷子札、マイクロチップなどもありますが、それもペットたちが見つからないと読み込むことができません。 『ドコノコ』 などのアプリを使うのもおすすめです。『ドコノコ』は居住エリアの避難所を登録することができ、迷子になったときにはすぐにポスターを作ることができたり、登録済みのユーザーに迷子情報がいって、目撃情報を共有できるもの。災害時にも、共助で迷子対策ができてすごくいいなと思います」■ペットと一緒に「逃げてもいい」長年、被災地に赴き、ペットを飼う被災者たちの話を聞いてきたという平井さん。最近の「ペット防災」に変化を感じているそう。「一番大きな変化は考え方です。ペットを飼っている人は、元気で健康な人ばかりではなく、高齢者や障害者、妊婦もいます。動物たちが受け入れられないからといって放したりすると、群れたり、壊れた家の中に入って排泄をしたりします。地域の衛生環境や財産を守ったり、事故を防ぐ意味でも、ペットは飼い主が管理できるようにしておかなければいけない。動物愛護だけではなく、被災地での混乱をなくすためにも、動物たちを受け入れる対策、避難できる対策が必要、という考え方になってきていますね。飼い主はペットを守る責任もありますが、その子たちが社会に迷惑をかけないように備えるという社会に対する責任もあります。だから、当然飼い主たちも備えなきゃいけないし、行政側も『ペットと一緒に避難できる体制の整備が必要だ』というのが、環境省の取り組みです。人の安全を確保するために、ペットに対する考え方が変わってきていると思います」LEONIMAL(リオニマル)が展開する 『一緒に逃げてもいいのかな?』 プロジェクトより。LEONIMALでは、平井さんが監修したというケージにもなる キャリーバック も販売。避難所にペットと一緒に入れたとしても、飼い主力が問われるといいます。「例えば、西日本豪雨のときは40度近い猛暑のなか、ペットと一緒に屋外にいた方がいたんです。そのままだと健康上危険なので、ブルーシートを買ってきて避難所の教室の床だけでなく脇の壁にまで立ち上げて貼って、『これなら室内の汚損は防げますよね』と見せたら中に入れてもらえた、というケースがあるんです。単に『教室にペットを入れたい』と希望を言うだけだと『汚れるからダメ』となり、交渉するのが難しくなるけれど、飼い主さん同士で協力して “マナーを守ることを示す” と “理解” につながるんですよね。ブルーシートやビニール紐などを避難グッズとして用意しておき、飼い主さん同士が協力して飼育スペースを作り、避難所側に交渉するのが現実的です。『やってほしい』と言っても向こうもパニックで、そこまで丁寧に対応できない状況です。まずは飼い主たちが自主的に提案すること。それがきちんとしていることだったら、やってもらった方が助かるというのが、実際のところだと思います」■さあ「アクションカード」を作ろう被災時は誰もが頭が真っ白になるもの。「慌てないように「アクションカード」を作り、家族それぞれが持っておくとよい」と話す平井さん。「まず、ガスの元栓を締めて、電気のブレーカーを落として、ペットの水とフードを山ほど置いておいて、とりあえず子どもと避難しましょう、と単純なことなのですが “その行動だけをする” ということを書いておく。特に規模の大きな災害のときには、書いておかないと本当に何もできなくなります。ご自宅で家族と一緒に作って、視覚的に見せるとわかりやすいです。お子さんと一緒に話すだけでも意識が変わりますよね。例えば、自宅や旦那さんの携帯電話、会社の電話番号なども、いざとなると言えなくなるので、自分のライフスタイルに合わせてアクションカードに記しておく。連絡の取り方やどこに集まるのかということも決めておいたほうがよいです。平井さんが作る『ペット防災BOOK ~大切な家族のために今できること~』(発行:公共社団法人東京都獣医師会 1,000円 税込)には、アクションカードの作り方も。避難所を決めておけばいいと思いがちなのですが、東日本大震災のときには、同じ避難所にいたお母さんと子どもが会えたのは翌日だったというくらい大混乱していたので、『避難所のこのあたり』と、より具体的な場所を決めておきましょう。『移動する場合は、その旨を記した張り紙を貼る』というルールを決めておくだけでも、再会の可能性はすごく上がるんです。また、自分の住んでいる地域以外にいる親戚を『緊急連絡先』に決めておいて、そこにみんなが安否を知らせる方が、災害伝言ダイヤルよりもわかりやすい。細かく作る必要はなく、まず生き延びて、連絡が取れて、安否が確認できることを、目標に決めればよいと思います」■猫1匹、子ども1人のわが家の場合筆者も本書に沿って、シミュレーションをしてみました。横浜市在住の私は、フリーランス。自宅作業がほとんどですが、ときどき都内や遠方に取材に行くことがあります。夫は都内勤務。子どもは4歳で徒歩圏内にある保育園通い。やや太めの猫1匹と暮らしています。一戸建てに暮らし、水や軍手、懐中電灯、缶詰といった最低限の非常用グッズは用意しています。もし在宅避難する場合。今まで準備していなかった必要なことを書き出してみました。・猫に迷子札とマイクロチップをつける・食器棚に扉をつける・避難グッズの一部を車にも用意しておく家族の食事や猫用フードはストックがあり、カセットコンロもあるため、家が大丈夫であれば、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまったとしても、なんとか過ごせそうです。同行避難する場合。猫をつかまえて避難準備をしますが、一人では猫を抱えて歩くことが難しいので、今あるキャリーでどう運ぶのか、またはほかのものを用意するのか、考え直すことが必要そうです。・猫のための非常用持ち出しグッズを準備する・猫用のケージを購入する・キャリーに慣れさせる・人に慣れさせる・簡易テントの購入を検討する・猫の預け先を考える夜間に発生したときは、家族が揃っているので協力し合えますが、一番心配なのは、昼間の外出時。見守りカメラや、シェルターになるスペースを作っておくことを検討したいと思います。また、以下のことを書いたアクションカードを作り、夫婦で共有しました。・私の携帯番号・夫の会社の連絡先と携帯番号・子どもの保育園の連絡先・近くに暮らす義父母の固定電話の番号・遠くに暮らす両親の固定電話の番号・避難場所の詳細(どの場所で待ち合わせるか)・避難時にすることアプリの『ドコノコ』をこれを機にダウンロードし、愛猫の写真や情報と避難所を登録しました。猫に負担を掛けないように、猫の体重と同じ重さにしたペットボトルを入れたキャリーを持って、実際の避難ルートを一度歩いてみて、さらに必要なものやことについて、家族で話し合ってみたいと思います。子どもとペットを持つ筆者は、特にしっかりとした準備や周りへの配慮などが必要だと思いました。被災時だけでなく、避難所に行くことになったとしても、いろいろと対応しなければいけないことがほかにもありそうです。■“助けてもらえないマイノリティだ” という考えは捨てる最後に、ペットと暮らす子育てママ・パパたちに伝えたいことを平井さんに伺いました。「災害が起こったあと、地域をもとに戻す復興力は、支援の人だけによるものではなく、自分たちも動いていくことなんですよね。ちゃんと自分たちで街を復興していこうという『自立支援』に持っていくことが、災害対策ではすごく大事なポイントだと思っています。だから動物と暮らす飼い主さんは、“助けてもらえないマイノリティだ”という考え方は捨てて、“自分がサバイバルしていく”という気持ちになってもらいたい。公助(行政の支援)がなかなか届かなかったとしても、飼い主同士、親同士が協力し、なんとか乗り越えていけるような力を、飼い主としても、親としても持ってほしいです。それには、公助が来るまで、個人や家族、地域単位で助け合ってしのいでいくことも必要です。動物ならペット仲間、お子さんがいる方なら親御さん同士のネットワークを作っておき、情報を共有しあう。ペットの飼い主とお子さんがいる方では、同じような協力の仕方ができると思うんです」いろいろなケースを示してくれる平井さん監修の『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』は、災害に備えて想像力を働かせるきっかけになるはず。被災直後にするべきことや、猫の応急処置などもしっかり書かれていて、とても参考になります。猫を飼っている方はもちろん、他の動物を飼っている人もぜひ一読して、わが家のオーダーメイドの災害対策を考えてみましょう。取材協力: NPO法人アナイス 『猫と一緒に生き残る 防災BOOK』 『ペット防災BOOK ~大切な家族のために今できること』
2019年03月13日あいみょんは、対バンツアー「AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”」を、2019年5月17日(金)のZepp 札幌での開催を皮切りに全国で開催する。2019年10月には自身最大規模となる全国ツアーを控えているあいみょんが、一足先、5月に開催する対バンツアー「AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”」。全公演ゲストを迎えた対バン形式の2マンライブとなり、全国6都市を巡回する。全10公演のうち、Zepp 札幌にHY、Zepp 名古屋にマカロニえんぴつと木村カエラ、Zepp 大阪ベイサイドにMy Hair is Badと竹原ピストル、Zepp 福岡にORANGE RANGE、Zepp 東京にamazarashiとDISH//、そして仙台 PITに平井堅と石崎ひゅーいを迎える。なお、チケットのファンクラブ先行予約が2019年2月26日(火)12:00からスタートする。【詳細】AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”全会場チケット代:5,940円(税込・ドリンク代別)※未就学児童入場不可■日程&出演ゲスト・Zepp Sapporo日時:2019年5月17日(金) 開場18:00/開演19:00住所:北海道札幌市中央区南9条西4丁目4vs. HY・Zepp Nagoya日時:2019年5月24日(金) 開場18:00/開演19:00vs. マカロニえんぴつ 日時:2019年5月25日(土) 開場17:00/開演18:00vs. 木村カエラ ・Zepp Osaka BaySide日時:2019年5月31日(金) 開場18:00/開演19:00vs. My Hair is Bad 日時:2019年6月1日(土) 開場17:00/開演18:00 vs. 竹原ピストル ※弾き語り形式でのライブ・Zepp Fukuoka日時:2019年6月9日(日) 開場17:00/開演18:00vs. ORANGE RANGE ・Zepp Tokyo日時:2019年6月14日(金) 開場18:00/開演19:00vs. amazarashi 日時:2019年6月15日(土)Zepp Tokyo 開場17:00/開演18:00vs. DISH// ・Sendai PIT日時:2019年6月22日(土) 開場17:00/開演18:00vs. 平井堅 日時:2019年6月23日(日)Sendai PIT 開場17:00/開演18:00vs. 石崎ひゅーい■チケットAIM会員先行予約申込み期間:2019年2月26日(火)12:00~3月5日(火)23:00
2019年03月01日時に切なく、時に力強く、聴く人の胸に響く音と言葉で、いま大きな共感と話題を集めている、あいみょんさん。彼女自身の言葉から、その歌詞の秘密に迫ります。ただひとつの言葉を紡ぐ、あいみょんの、頭の中。ドラマの主題歌「今夜このまま」や、昨年末のNHK紅白歌合戦で歌われた「マリーゴールド」など、多くのヒット曲を生み出して活躍中の女性シンガーソングライター・あいみょんさん。なかでも、どこか甘酸っぱく切ない余韻を残す歌詞が注目を集めている。今回のインタビューでは歌詞の創作方法をはじめ、彼女が放つ言葉の魅力を探る。――最新アルバム『瞬間的シックスセンス』は、今のあいみょんさんのエネルギーと音楽的センスを存分に感じさせる素晴らしいポップ・アルバムに仕上がっていますね。あいみょん:ありがとうございます。――お忙しい中での制作だったそうですが、今作の言葉選びや歌詞にはどんな挑戦がありましたか。あいみょん:今回は、これまで以上にドラマや映画に書き下ろした楽曲が多く入った作品になりました。ゼロから自分で生み出すのと台本や原作を読んだ上で歌詞を書くのは、やっぱり全然違いましたね。書き下ろしをさせていただくからには、自分の色を出しつつも、ドラマや映画の物語に音楽で寄り添うのが礼儀だと思っているので。今回こうして色んなジャンルの作品に書き下ろしさせてもらって、すごく勉強になりました。――「マリーゴールド」にしてもタイトルにこの花を選ぶところにセンスを感じさせます。あいみょん:この曲に関しては、麦わら帽子の女の子の後ろ姿がマリーゴールドに見える、そのままの映像が頭に浮かんで。それと同時に歌詞とメロディが出てきました。夏の歌なのに「ひまわり」じゃないの?ってよく言われるんですけど、「マリーゴールド」以外には思い浮かばなかったんですよね。――映像が浮かぶってすごいですね。「満月の夜なら」は〈君のアイスクリームが溶けた〉から始まる密室的な描写が官能的です。この曲に関してはどんなきっかけで?あいみょん:テレビを見ていたらハーゲンダッツのCMが流れてきて。カチカチに凍ったアイスクリームを手で包み込んでちょっと溶かしてから食べる、というのが、めっちゃやらしいなと(笑)。緊張している女性をほぐしてから食べる?って擬人化しちゃって。そういうところからインスピレーションがあったと思います。物事を見る時に“これには何か裏があるのかもしれない”って思いがちなんです。――なるほど。では、作詞をする時にも「聴き手に言葉の裏を読み取ってもらいたい」と意図されることもあるんでしょうか。あいみょん:歌詞は想像させてナンボだと思うので、いかにリスナーに物語を作ってもらうかが大事なんです。だからこそちょっとした曖昧さを残したり、逆にあえてわかりやすくしたりとか、そのバランスですよね。難しいんですけど、フィクションとノンフィクションの間くらいのバランスで書くと、みんなも想像しやすいのかなと思います。だから「満月の夜なら」を聴いて生々しいとか、いやらしいと感じてくれた人は想像力が豊かなんですよ。最後にフェイクで入れた声が喘ぎ声に聞こえるって言う人もいて、そこで初めて、ああそうなんやって(笑)。――面白いですね(笑)。アルバムの中で特にご自身の赤裸々な想いが綴られていると感じたのは「ひかりもの」という曲の歌詞でした。あいみょん:そうですね、「ひかりもの」は珍しく自分のことを書いた歌です。23歳になって、今まで色んなことに傷ついてきたから、しょうもないことで泣いたり怒ったりしないかなと思ってたんですけど、小さなことで傷つくことがあって。人間いくつになっても傷つく時は傷つくし、泣く時は泣くんやと思って衝動的に作った曲です。だから10代の頃の曲作りの感覚に、すごく近かったですね。――〈つまらないことではもう泣かないぞ〉という歌詞など、等身大の想いや感情が伝わってきて心打たれます。今のあいみょんさんの作詞におけるポリシーやこだわりって、どういうものですか。あいみょん:基本的には何も考えずに自由に書いてるんですけど、言葉遊びや比喩表現が好きで、よく使います。それが結果的に、リスナーに色んな想像をしていただけるような曲につながっているのかなと。――では、ご自身の言葉の表現やセンスがこれまでどのようにして培われてきたのかもお聞きしたいのですが。過去に“言葉のチカラ”を感じたアーティストや曲は?あいみょん:作詞面で影響を受けているのは浜田省吾さんや平井堅さんです。男性が紡ぐ言葉がすごく好きで。特に浜田さんの「もうひとつの土曜日」という曲で唄われている〈瞳ふちどる悲しみの影〉というフレーズが秀逸で、小説っぽいんです。ただ〈涙〉と言ってしまわないこの表現が素晴らしいし面白いなって。それと、平井堅さんの官能的な表現もすごいんですよ、「鍵穴」って曲とか。男性なのに女性目線の表現ができる人に惹かれます。最近では、石崎ひゅーいさんなど、男性シンガーソングライターへの憧れが強いですね。ないものねだりなんですけど(笑)。――ご自身も男性目線の歌詞を書かれますもんね。音楽以外には本や映画など、普段どんな方法で言葉のインプットをしていますか。あいみょん:偉人の名言集を読んだりするのがすごく好きです。アーティスト活動の中でこうして取材を受けたりすると、皆さんが私の言うことを否定せずに全部受け止めてくださるんですけど、なかには間違っていることもあるはずで(笑)。なので名言集を読んで私とは反対のことを思っている人を探して、自分が全て正しいわけじゃないって思っていたいんです。共感もいいんですけど、反対の意見も面白いなって。――なるほど。小説は読みますか。あいみょん:父の影響で東野圭吾さんなど、ミステリー小説ばっかり読むので、友達を家に呼ぶ時は本棚を見られるのが一番嫌ですね(笑)。『○○殺人』とか、そういうタイトルの本ばっかり。あとは官能小説も読みます。きっかけは何だったか覚えてないんですが、17歳の時に古本屋で初めて手にとって。それがいやらしいものだという自覚はあったから『BRUTUS』と一緒に合わせ技で買って(笑)。その時の官能小説は今でも持っています。読まなかったら私の官能的表現は培われなかったかもというぐらい勉強になったと思います。――ミステリーと官能小説、すごく刺激的な言葉のインプットの仕方ですね。ちなみに、普段のコミュニケーションでは言いたい言葉をはっきり伝えられるほうですか。あいみょん:理不尽だと感じた時は相手に言うようにしていますが、さっきも言ったみたいに自分が全て正しいわけじゃないと思っているので、上から目線にならないように、でも自分はこう思っているということをちゃんと伝えようと心がけています。あとは、好きな人には好きって、恋愛でも友達にも言うようにしています。やっぱり言霊ってあると思ってるから。――お話を伺って、あいみょんさんは言葉遊びを楽しみつつ、ご自身の想いと言葉の繋がりをすごく大事にされていると感じました。今後も含めて、音楽にどんな“言葉のチカラ”を添えていきたいですか。あいみょん:言葉がもたらす青春感みたいなものは自分の中で大事にしています。青春って、何かに興奮したり夢中になってることだと思うんですけど、そこにはもちろん明るさだけじゃなくて切なさもあるから。人それぞれに持っている青春感みたいなものを歌詞で引っ張り出せたらいいなって。私が音楽をやっている今も、まさに青春。アルバムのタイトルにつけた「青春のエキサイトメント」や「瞬間的シックスセンス」のように、辞書を引いても出てこない組み合わせの言葉を作るのも好きだし、言葉って遊び方はたくさんあると思うんで、まだまだ発明していきたいですね。あいみょん1995年3月6日生まれ。兵庫県出身。シンガーソングライター。’16年にシングル『生きていたんだよな』でメジャーデビュー。印象的な歌詞と胸に迫る楽曲が年齢、性別を超えて瞬く間に話題を呼び、一躍、音楽シーンを駆け上がる。2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』が2/13発売。シングル「満月の夜なら」「マリーゴールド」をはじめ、彼女の現在地を映す全12曲収録。¥2,800(Warner Music)2/18には初の武道館ワンマン「AIMYON BUDOKAN -1995-」、秋には自身最大規模の全国ホール&アリーナツアーも開催決定。※『anan』2019年2月13日号より。写真・尾身沙紀(io)スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・藤本千絵インタビュー、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年02月08日平井堅が、本日12月23日と明日24日に神奈川・横浜アリーナにてコンセプトライブ『Ken’s Bar 20th Anniversary Special !! vol.3』を開催する。昨年5月に日曜劇場『小さな巨人』(TBS系)の主題歌『ノンフィクション』の先行配信を開始し、iTunes・レコチョク・mora・オリコン・TSUTAYAの音楽配信サイト5つで軒並みデイリーランキング1位を獲得。その後、6月に同楽曲が表題曲の42thシングルをリリースし、異例のロングヒットを記録した平井堅。7月には自身が敬愛するアーティストが書き下ろした新曲10曲入りのスペシャルディスク『歌バカだけに。』を含むベストアルバム『Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2』を発売し、大きな話題を呼んだ。今年5月には、映画『50回目のファーストキス』の主題歌『トドカナイカラ』と、ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)の主題歌『知らないんでしょ?』がそれぞれ表題曲のシングルをリリース。10月には、長年にわたり未発表のまま温めてきたラブバラード『half of me』が、木曜劇場『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系)に抜擢されるなど、常に音楽シーンの第一線を走り続けている。そんな平井堅が、今年もクリスマスシーズンに『Ken’s Bar』を開店。『Ken’s Bar』は、1998年から続けてきた平井堅のライフワークであるアコースティック編成のライブで、今年20周年を迎えた。今回の公演は、記念すべき20周年イヤー第3弾。11月23日の北海道・北海きたえーるからはじまり、明日24日までに全国5カ所6公演を行う。すでに2日間ともチケットはソールドアウト。20周年という節目の公演だけに、店主・平井堅がいつも以上に素敵なおもてなしで出迎え、スペシャルな時間を届けてくれるに違いない。公演情報『Ken’s Bar 20th Anniversary Special !! vol.3』日程:12月23日(日・祝)/12月24日(月・休)会場:横浜アリーナ時間:開場16:30/開演18:00
2018年12月23日安室奈美恵(40)が9月15日に沖縄県宜野湾市で開催された音楽イベントに出演。翌16日での引退を発表していた安室にとって、事実上最後のライブとなった。同イベントにはBEGINやMONGOL800といった沖縄にゆかりのあるミュージシャンも出演。安室は計8曲を披露しミニライブという趣きではあったが、各スポーツ紙によると平井堅(46)や山下智久(33)といった豪華メンバーとのコラボを披露したという。さらに幕間では「同じ時代に生きてる感謝!」「ライブが生き甲斐でした」といったファンからのメッセージがスクリーンに映し出され、有終の美に花を添えた。「最後のツアーを終えた安室さんは、そのラストステージに故郷である沖縄を選びました。ファンにとっても思い入れのある場所ですから、チケットは即ソールドアウト。当日チケットの取れなかったファンも会場外に集まっていましたが、その中にはプライベートで遊びに来ていたハリセンボンの近藤春菜さん(35)の姿もありました」(音楽関係者)単独公演ではないものの、25年間第一線で走り続けた安室。そのため最後のステージについて、早くもTwitterでは《安室ちゃん沖縄ラストライブ 豪華アーティストとのスペシャルコラボ最高過ぎます DVD化して欲しい》《ラストライブがDVD化したら絶対買うわ。ゲストも豪華だし》《安室ちゃんありがとう、そしてお疲れ様でした!願わくは沖縄ラストライブDVD化してほしい(笑)》とDVD化を希望する声が上がっている。オフィシャルでは「この公演のライヴDVDのリリース予定はございません」とアナウンスされているが――。ファンの願いは届くだろうか?
2018年09月17日2018年9月16日をもって、25年に渡るアーティスト活動を引退する「安室奈美恵」さん。日本を代表する女性アーティストの引退宣言に悲しむ声がおさまりません。世代を超えて愛される、安室奈美恵さんの貴重なアーティスト姿を見られる最後のイベント情報をお届けします。安室奈美恵さんのラスト・ライブが決定!世代を超えて愛されている、日本の代表的なアーティスト「安室奈美恵」さんが2018年9月16日をもって引退することを発表。25年間の活動に幕を閉じます。引退前日にあたる9月15日、安室奈美恵さんの地元・沖縄にて最後のライブが行われることが発表されました。安室奈美恵さん ラスト・ライブの詳細イベント名・「WE ♥ NAMIE HANABI SHOW 前夜祭 ~I ♥ OKINAWA/I ♥ MUSIC~ supported by セブン-イレブン」・「WE ♥ NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン」日時・9月15日(土)OPEN 17:00 / START 18:00・9月16日(日)開始 19:30 / 終了 20:30(予定)※雨天決行・荒天中止会場・沖縄コンベンションセンター展示棟・宜野湾トロピカルビーチ特設会場チケット料金9,800円出演者・安室奈美恵 / BEGIN / MONGOL800 / 平井堅・9月16日(日)は安室奈美恵さんの出演はございませんお問い合わせ全国各地でスペシャルなイベントが開催中!「namie amuro Final Space」引退当日の9月16日までの間、東京・大阪・福岡・沖縄の全国4会場にて、安室奈美恵さんの軌跡を辿る展覧会「namie amuro Final Space」が開催中です。ミュージックビデオやライブの衣装など、ファンにはたまらない貴重なコレクションが展示されています。公式HP:namie amuro Final Space「#ALLFOR916」ファンの熱い想いを安室奈美恵さんへ届けるプロジェクト「#ALLFOR916」が2018年8月より始動中。全国各地の安室さんファンの想いを記入したカードを集めたり、コーセーやドコモなどが安室さん出演のテレビCMを展開しています。公式HP:#ALLFOR916 PROJECT「AMURO JET」2018年9月29日に安室奈美恵さんが機体にデコレーションされた「AMURO JET」の最終フライトを終えた後、先着160名限定で沖縄旅行と共に「AMURO JET」前で記念撮影や機内見学ができる特別なプランが実施されます。安室奈美恵さんの故郷・沖縄を巡るツアーと共に、貴重な機体を間近で見れるまたと無いチャンスです。公式HP:#ALLFOR916 PROJECT安室奈美恵さんの貴重なイベントに参加しよう安室奈美恵さんの現役アーティスト姿を見られる時間は残りわずか。9月16日まで開催されている各種イベントに参加して、アーティスト・安室奈美恵さんの伝説を目に焼き付けてみませんか。イベント情報イベント名:WE ♥ NAMIE HANABI SHOW 前夜祭催行期間:2018年09月15日 〜 2018年09月15日住所:沖縄県宜野湾市真志喜4丁目3−1イベント情報イベント名:WE ♥ NAMIE HANABI SHOW催行期間:2018年09月16日 〜 2018年09月16日住所:宜野湾トロピカルビーチ特設会場
2018年09月04日フリーアナウンサーの平井理央(35)が4日、都内で行われたdTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』七夕試写ライブイベントに出席した。平井理央6月22日より配信中の同ドラマは、容姿も職業も収入も性格も生活ランクも異なる5人の女たちが、35歳という年齢と、アイドルユニット・スノーホワイツのファンであるという共通点から偶然出会い、階級(ヒエラルキー)を超えて友情を育み、助け合い、それぞれの人生を見つめ直す物語。イベントには、アイドルオタク役に初挑戦した栗山千明、安達祐実、江口のりこ、平井、富山えり子、そして、5人が追っかけるアイドルグループ・スノーホワイツのメンバーを演じた岩岡徹(Da-iCE)、和田颯(Da-iCE)、太田将熙(DearDream)、増子敦貴、聖貴が出席。スノーホワイツの5人は、劇中歌「LaLaLa…」を生披露した。誰もが羨む美貌の持ち主のスーパーエリート・隅谷雅を演じた平井は「幼い頃から何でも一番という、私の身に余る役どころをやらせていただきました」とあいさつ。「女5人の関係性が、最初は敵対していたり、だんだん助け合ってきたり。5人が集合したところのシーンが撮影していてすごく楽しくて、その一体感を……特にライブシーンではかなり出ていると思うので楽しんでいただければと思います」と見どころを語った。7月7日に迫った七夕にちなんで、一人一人願い事を書いた短冊もお披露目され、平井は「健康第一」とお願い。「今年入ってから5回風邪をひいて、1回急性胃腸炎になってしまって、実年齢も35歳なんですけど、35歳女のリアルとしては健康第一だなと思っています」と説明し、MCを務めたイジリー岡田から「女性は30半ばで後厄、本厄、続きますよね?」と言われると「ほぼ厄祭りです、毎年。ずっと厄みたいな」と嘆いた。客席からは、平井の35歳という年齢に「見えない!」と驚きの声が上がった。前列左から江口のりこ、平井理央、栗山千明、安達祐実、富山えり子、後列左から太田将熙、増子敦貴、岩岡徹、和田颯、聖貴
2018年07月05日昨年の映画『銀魂』邦画No.1ヒットの記憶も新しい、コメディの旗手・福田雄一監督が、初めて本格的ラブストーリーに挑む……驚きを持って迎えられた『50回目のファーストキス』が6月1日に公開される。『勇者ヨシヒコ』シリーズでがっつりタッグを組んでいる山田孝之と、『銀魂』出演も話題になった長澤まさみがW主演を務める。2004年に全米No.1を記録した作品の日本版リメイクとなる。ハワイ・オアフ島のツアーガイドで天文学者になる夢をもつ、プレイボーイの弓削大輔(山田)が、交通事故の後遺症により記憶が全て一晩でリセットされてしまう女性・藤島瑠衣(長澤)に惹かれ、2人は毎日恋に落ちる。新たな挑戦となる同作について、福田監督にインタビューした。○「何でラブストーリー?」と言われたかった――福田監督がラブストーリーということで、最初びっくりしました。予告を見ても、何かの前フリなのかな? と疑っていました。今回、オチとかないですよ(笑)。惑星が落ちてきて地球が全滅するというような展開はないですし、ちゃんといい感じで主題歌の平井堅に入ります(笑)。みんな、「なんでラブストーリーをやったんだろうな」と思ってるでしょうね。でも、僕も山田くんも「何でやったんだろう」と思われることをやりたくて仕方がない人なんです。僕がコメディ原作に手を出したところで「やるだろうな」と思われる。でも「今度こっち!?」と思われるようなことをすることが刺激にもなります。今まで『勇者ヨシヒコ』でラブストーリーもやってきたけど、あくまでオチに向かっての振りでしかなかったわけだから、「ラブストーリーのまま終わるのかい!」というのが、1番の衝撃だったんじゃないかな。僕と山田くんの中には、自分たちにとって新しいものをやりたいという欲がある。そうじゃないと、面白い関係を築けていけないじゃないですか。――山田さんの新たな一面も見えましたか?……うまかったですね、芝居が(笑)。小栗旬が『クローズZERO』の時に、「山田孝之と初めて芝居した時に、もう役者をやめようかと思った」と言っていたのを覚えてて、「山田孝之って、そんなにうまいのかよ」と思っていました。僕が初めて山田くんとやったのは初監督作の『大洗にも星はふるなり』でしたが、年末まである撮影スケジュールにうちの嫁が激怒していたんですよ。でも、プロデューサーから「山田孝之くんがのってくれている」と言われたことを報告したら、「やりなよ」と態度が変わりました。うちの奥さんは上手な役者さんが好きで、山田くんのこともだいぶ前から見ていたらしいんです。ただ、入りが『大洗~』で、その後が『勇者ヨシヒコ』なので、山田孝之の上手なところをあまり想像したところがない(笑)。きっと出来ている作品はいっぱいあるんですけど、目の前で見せつけられた時に、「山田孝之、うまいんだ!」と、初体験でした。――逆に、山田さんから「新しい面を見た」というようなことを言われたりとかは。何もなかったです。僕が笑い以外のことで何か言うのを好きじゃないのもわかってるし、お互い、あ・うんの呼吸なんですよ。――お二人で恋愛観を話し合ったりされるんですか?まったくないです! まったくないし、2人ともろくな恋愛観を持ってないから! むしろムロくんとの方が話してますからね!○男性にもオススメのラブストーリーに――キュンとする恋愛物語を作るのに、新たな苦労はあったのでしょうか?女性が何にキュンとするのかが、もうわからないですから、手探りでしかないですよ。多分、廣木(隆一)監督とかには「ここキュンとするんだろう」というツボがあるんでしょうね(笑)。――山田さんが試行錯誤して努力する姿が素敵でした。やっぱそうなんだよね。僕の嫁も「なんで結婚記念日の時くらい努力しないんだよ」っと言います。少年ジャンプがベースになっているから、努力は描けるんですよ。これからは「狙ってる」と言います(笑)。――長澤まさみさんも、こんな女性がいたら好きになっちゃうのかなと思いましたが、どういうところがポイントでしたか?あれだけ天真爛漫で魅力的な女性が、とんでもなく大変な病気を抱えている、というのが映画の核になっています。『銀魂』の時は短期決戦でしたが、今回は最初から最後までがっつりでしたし、毎日リセットされるから、他の映画とは違う感情の起伏を描かなければいけない。毎回同じ気持ちだけど、ある意味違う気持ちで臨まなきゃいけなくて、すごく難しかったと思います。――お二人の恋の様子を見ていると、一流の二人のラブストーリーという、贅沢な印象で。役者がうまいと、楽なんだなと思いました(笑)。キスシーンも、僕は段取りしか言ってないのに、その時点で出来上がってるので、カメラに収めるだけ。2人とも本当にうまくて、すごいんですよ! 山田くんも、最近は勇者とか、百獣の王とか、金貸しとか、強面の役が多かったから新鮮でした。――女性も好きかもしれないですが、男性が見ても楽しめる恋愛映画になっているのかなと思いました。それは、非常に強く訴えたいです。男の人が見て笑える作品になっているし、瑠衣という女性は、男性がかまいたくてしょうがないキャラクターなんです。たまらなくて、ほっとけません! みたいな感じの女性で、僕も本当に好きなキャラクターですし、キュンキュンします。会社で辛い思いをしているような男性諸氏にも、むしろ観て欲しいです。■福田雄一 プロフィール1968年生まれ。栃木県出身。90年に旗揚げした劇団ブラボーカンパニーで座長を務める傍ら、フリーの放送作家として数多くの人気バラエティ番組の構成を手掛ける。09年には自身の舞台を映画化した『大洗にも星はふるなり』で監督デビュー。テレビ東京系の深夜のドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(11~16)の大ヒットで人気を不動のものに。2017年には、映画『銀魂』が年間実写邦画ナンバー1を獲得した。18年には、映画『銀魂2(仮)』や、「聖☆おにいさん」の実写版ドラマなどが控える。
2018年05月31日記憶が1日で消えてしまう女性を長澤まさみが、そんな彼女に一目惚れする元プレイボーイを山田孝之が演じ、ハワイのオアフ島を舞台に、一生に一度の恋を描く大人のラブストーリー『50回目のファーストキス』。この度、平井堅による本作の主題歌「トドカナイカラ」の映画版MVが公開された。平井さんが本作のために書き下ろした新曲「トドカナイカラ」は、「愛とは継続するものだけれど、実は日々忘れて思い出しての繰り返しの中で構築され、磨かれていくものなのかもしれない」という思いが込められており、どんなに好きな気持ちを伝えても次の日には相手の記憶が1日で消えてしまう、本作の切なさに寄り添った渾身のラブソング。今回公開されたのは、映画の映像を使用した「トドカナイカラ」のMV。「毎朝、君をとても愛してることに気づく」「私も、あなたを愛してる」というナレーションとともに、2人の偶然の出会いのシーンからスタートし、何度も“ファーストキス”を交わす様子を収録。1日で記憶が消えてしまう瑠衣(長澤さん)に必死にアプローチする大輔(山田さん)と、毎日初対面として大輔に出会いながら何度も恋に落ちる瑠衣。2人の幸せな瞬間の数々が映し出されるも、そんな日々から一転、愛する人を想いながら涙する姿も…。なお、5月9日よりフルサイズ音源の先行配信も開始される。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年05月09日6月1日公開の映画『50回目のファーストキス』の完成披露試写会舞台あいさつが30日、都内で行われ、山田孝之、長澤まさみ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜、福田雄一監督、主題歌を担当した平井堅が出席した。映画『50回目のファーストキス』の完成披露試写会舞台あいさつに出席した長澤まさみ、山田孝之(左から)本作はハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描いた大人のラブストーリー。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演した本作のメガフォンを執ったのが福田雄一監督で、福田監督にとっては本格的なラブストーリーは初めてとなる。本作で久しぶりとなるラブストーリーのオファーに山田が「18年ぐらい俳優をやっていた時でしたが、やっとご褒美が来たなと思いました」と満足げで、撮影時は「結構仕事していて大変なことが色々ありましたが、そんな中、福田組で長澤さんとご一緒してチューがいっぱい(笑)」とニンマリしていた。一方の長澤は「山田さんとは11年前に映画でご一緒させてもらい久しぶりの共演です。数年前にドラマでナレーションと出演でご一緒しましたが、ちゃんとお芝居をやっていなかったので、これは楽しそうだなという気持ちで二つ返事で答えました」と撮影前は山田との共演に期待していたそうで、その山田たちと作り上げた本作は「笑って泣いて感動するラブストーリーができました。世代を問わず楽しんでもらえる作品になったと思います」と自信を見せた。舞台あいさつの途中からは、主題歌「トドカナイカラ」を手掛けた平井堅がサプライズで登壇。かつてスペイン料理店で偶然会ったという山田は「僕も顔が濃いと言われますが、濃い顔の2人がスペイン料理屋で会いました(笑)」と笑いを誘うと、平井は「山田さんはお一人で飲んでましたよね。僕の友だちが酔っ払って声をかけちゃって失礼をお掛けしました」と山田に詫びる場面も。また、主題歌を作った平井に山田は「普通だったら素直に喜べるんですが、福田組なので……。この題材で書いてもらったのは1回分損した気分ですよ。平井堅さんに書いてもらうなら、ちゃんとした場で書いてもらいたかったです」と申し訳なさそうに話すと、平井は「いやいやいや! 毎回書きます」と恐縮しきりだった。映画『50回目のファーストキス』は、6月1日より全国公開。
2018年05月01日山田孝之と長澤まさみが4月30日(月・祝)、都内にて行なわれた映画『50回目のファーストキス』完成披露試写会に、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗、福田雄一監督と共に出席。山田さんは、サプライズゲストとして主題歌「トドカナイカラ」を担当した平井堅さんが登場すると「普通だったら(出演作に平井さんが楽曲提供したことに)喜べるのですが、福田組だったので損した気分。もっとちゃんとした場で味わいたかった」と発言し客席を笑わせていた。■福田監督、平井さんの主題歌で泣いた!本作は、2004年にアダム・サンドラー&ドリュー・バリモアで映画化された同名映画を、山田孝之&長澤まさみでリメイク。事故の後遺症で、記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害の女性・藤島瑠依(長澤さん)と、彼女に一目ぼれしてしまったハワイでツアーガイドとして働きながら、天文学の研究をする弓削大輔(山田さん)との切ない恋愛模様を描く。平井さんがこの日、登壇することを知らされていなかった山田さんたちは、舞台袖から平井さんがあらわれるとハイテンションに。福田監督が「舞台挨拶でこんなにドキドキしたのは初めてです。エンドロールで曲が流れると泣いちゃうんです」とうれしそうに語るが、山田さんは前述のように「損した気分」と発言し、福田監督を憤慨させる。平井さんは「ストーリーがとても美しくどうしようかと曲作りに悩んだのですが、二人の幸せと、背中合わせにある壊れやすいものを表現しようとして作りました」とコンセプトを説明すると、長澤さんは「こういう作品が好きなんじゃないかなと思いました」と平井さんに笑顔で語りかけていた。■本作出演に「断る理由がなかった」と山田さんまた「コメディ色が強い作品を手掛ける福田監督がラブストーリーを!」ということが話題になっているが、山田は「僕は18年ぐらい俳優業をしていますが、大変なことはたくさんありました。今回は、福田組、ハワイ、長澤さんとご一緒と、僕にとってはご褒美です」と語ると「昔はラブストーリーをよくやっていたのですが、一時期ほかのことがやりたくなって、遠ざかっていました。4年ぐらい前からまたラブストーリーをやりたいなと思っていた。断る理由がない」と快諾したという。一方の長澤さんも「福田監督は『銀魂』でご一緒しているのですが、あの作品は3日間の撮影だったので、やっとガッツリできるなと思いました」と楽しみにしていたことを明かすと「山田さんとも11年前にご一緒して以来、久々の映画だったので、二つ返事で『やりたい』といいました。でも全編ハワイロケで浮かれちゃったので反省しています」と苦笑いを浮かべていた。■福田監督が断言「自信があります!」福田監督は「いつもくだらない笑いを撮り続けているので『面白かったです』と言ってもらえると『おーそうなんですか』と返事するのですが、今回は『面白かった』言われると『でしょ』って言っています。自信があります」と力強く作品をアピールすると、山田さんも「あまり構えず、気楽に観てもらえれば、大輔や瑠依のキャラクターにも感情移入できると思います」と語っていた。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年04月30日山田孝之と長澤まさみがW主演を務め、福田雄一監督が初のラブストーリーを手がける『50回目のファーストキス』。このたび、本作のために平井堅が主題歌を書き下ろし、その歌声に彩られた感涙必至の本予告が公開された。本作はハワイのオアフ島を舞台に、記憶障害のため前日の出来事を全て忘れてしまう瑠依(長澤まさみ)と、そんな彼女にひと目惚れしたプレイボーイの大輔(山田孝之)との恋の行方を描いたラブストーリー。『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田監督。このたび到着した予告篇では、大輔がカフェで瑠依にひと目惚れするシーンや、ハワイの美しいロケーションでの2人のデート、「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠衣などのロマンティックな映像が満載。ムロツヨシや佐藤二朗ら脇を固めるキャストも登場する中、一転して、苦悩し叫ぶ瑠衣や、涙を流す大輔の姿などが映し出され、これまでの福田作品からは想像もつかないほど、思わず涙を誘う映像が完成した。主題歌は平井堅!「恋愛映画を大人に取り戻したい」その予告映像とともに、平井さんの担当する主題歌「トドカナイカラ」も同時に解禁。本作の松橋真三プロデューサーは「最近、恋愛映画はティーンのものになって、大人が観たいものが少なくなっている印象があります。『50回目のファーストキス』で、我々は恋愛映画を大人に取り戻したいと思っています。そのために、どうしても平井堅さんの力が必要でした」と起用の理由をコメント。これまでにも『世界の中心で、愛をさけぶ』をはじめ、数多くの映画主題歌を担当してきた平井さんが今回書き下ろした新曲「トドカナイカラ」は、どんなに好きな人に気持ちを伝えても、次の日には相手の記憶が1日で消えてしまうという本作の切なさに寄り添った渾身のラブソング。その繊細な歌声で、映画をよりドラマチックに盛り上げる。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年03月14日知的な大人は知っている。官能の扉が開く瞬間。歌手・JUJUさんに“官能の本質”をお聞きしました。うっとりする時間を失うと大人はつまらない。人として生まれたのに、官能に対するセンサーがなかったら、まったく楽しくない人生になると思う。官能とは人間にとって、水とか空気、食べ物と同じぐらい大切なものだと思います。じゃあ、何が官能かといえば、言葉尻だけ見てしまうと、官能小説とか官能映画とか、エロティックな方向に想像が行きがちだけど、実は官能って、イコール≪うっとり≫だと思う。うっとりできる甘美なものが官能とすれば、それはおいしいものを食べたとき口の中に広がる多幸感も官能だし、いい音楽を聴いたときに心の底からジワッと溢れてくるものも官能だと思う。私にとって、いちばん官能を感じるのは、やっぱりいい音楽に出合ったとき。最高の瞬間です。生まれてはじめて音楽にうっとりしたときのことは、いまだに憶えています。幼稚園児が聴くようなものではない、大人の女性歌手がしっとりと歌うラブソングでした。その歌を何度でも聴きたくて、母にせがんでCDを買ってもらったほど。いま思えば、私のうっとりセンサーは、生まれながらに身についていて、いまもそのメーターの振れ方は少しも変わっていないようにも感じます。うっとりすることのない大人の生活は、まったく楽しくないと言い切れます。だけど大人になればなるほど、知っているものが増えてくる。はじめて見るものはどんどん少なくなるし、はじめて経験することは減る一方。例えば、美しく完璧なフォルムのシューズを見たとき、子どものころだったら、うわぁと思って、何時間でも眺めていられるほどうっとりできたけれど、いまは、ああ、この靴キレイと思っても、そこまで陶酔できなくなっていることに気づく。昔は手に届かないものだったから、余計にうっとりできたのでしょう。でもうっとりすることに、心を砕いて生活しているほうが、毎日がはるかに楽しいはず。日常的な官能は日常生活の中にあるべきだと思うので、大人として日々官能とともに生きていけたら、なんと素晴らしいことだろう。官能を語るとき、しばしば「官能の扉が開く」という表現が使われますよね。それは、すごく言いえて妙で、やっぱり心や体の感覚の扉を開けてあげないと、官能は解放できない気がします。その扉がひとつ開き、またひとつ、そして、3つ、と開くごとに、人生を楽しむ術が増えていくのでは。逆に言えば、うっとりすることを躊躇するほどの愚行はないと思う。常に官能に対して臆さずにいること。いま自分がうっとりしている、ということは他の誰かとシェアする必要は、まったくない。そうやって自分だけが感じる官能のスイッチを、こっそりと、どんどん増やしていけばいいと思うんです。もちろん性的な官能も大事だし、いちばんわかりやすい官能かもしれないけど、単純に官能=エロ、っていう図式をとっぱらったほうが、より官能に素直に生きていける気がします。最近よく聞く「他人と接触することが気持ち悪い」とか「キスが気持ち悪い」という人々の話には、驚かされるけど、そんなことでは寂しい人生になってしまう。そういう人たちこそ、素直にうっとりする時間を増やしてほしい。もしお酒が飲めるなら、酔うほどに官能のスイッチが入りやすくなると思う。そういった、きっかけも探してみてほしい。特別なことでなくていい、自分が好きなことを見極め、たくさんのうっとりを持ち、幸せを感じることに、もっと貪欲になるべきだと思っています。ジュジュ最新アルバム『I』発売中。小田和正や平井堅など楽曲提供するのが稀なアーティストが、彼女のために書いた曲を収録。「うっとりする要素が満載のアルバムです」※『anan』2018年3月14日号より。文・北條尚子(C)valentinrussanov(by anan編集部)
2018年03月08日マリン&ウォーク 横浜に店舗を構える、ライフスタイルショップ・コミュニティ ミル(COMMUNITY MILL)で、フラワースタイリスト平井かずみによる「春を愉しむリースづくり」のワークショップを開催する。まだ冷たい空気の中、植物たちを見ていると少しずつ春をむかえる準備をしている。ワークショップでは、これから迎える春が楽しみとなるような、ミモザやユーカリ、ハーブなどをつかったリースを作り体験ができる。また、リース作りの後は美味しい焼き菓子とドリンクでお茶の時間を楽しめる。生からドライへ、1年を通して楽しめるリースを育ててみては?【イベント情報】春を愉しむリースづくり日時:3月21日1回目 12:00-14:00(定員8名)/2回目 16:00-18:00(定員8名)会場:COMMUNITY MILL住所:神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE & WALK YOKOHAMA 1F参加料:9,500円(リース代、お茶代含む)※花ハサミをご持参ください。
2018年03月05日