ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で、元カレ・涼ちゃん(平岡祐太)のセカンドになってしまっている香(榮倉奈々)。「香!そんなんじゃ東京オリンピックまでに結婚して子ども産めないよ!」と、テレビ越しに思わずツッコんでしまっている人もいるのでは?でも誰がどう見てもダメ男なのに、彼を好きな気持ちが勝ってしまうと「2番目でもいいから・・・」なんて思ってしまうのが恋心でもあります。そこで今回は「セカンドになってしまったときに彼を断ち切る方法」について、20代女性にリサーチしてみました。■1.とにかくシャットアウト!「どんなに元カレからしつこく連絡が来ても、返さないのが一番。だんだん向こうも連絡してこなくなるから、自然と終わらせることができるよ」(29歳/経理)香も一度は涼ちゃんとの連絡を絶ったものの結局返信してしまい、そのままズルズルとふたりで会っていますよね。彼から連絡が来ると嬉しくなってしまう気持ちもわかりますが、いつまでも未来のない恋にしがみついていても意味はありません。感情のままにやりとりを続けるのではなく、自分から彼との連絡を遮断するようにしましょう。■2.それでも本当に彼が好き?「私も元カレのセカンドだったことがあります。彼を何とか断ち切るために、会いたくなったら『彼にされて許せなかったこと』を思い出すようにしていました」(24歳/アパレル)涼ちゃんの部屋でふたり仲良くケーキを食べていた香。それなのに彼女が帰ってくるとわかった途端、涼ちゃんはケーキごと香を追い出してしまいました。そのときはひどくショックを受けた香でしたが、時間が経つにつれてそのツラさも消化されてしまった様子。「彼のことが好き」と気持ちが戻ってしまったときは、セカンド女として彼にされた扱いを思い出してみましょう。たとえ彼と一緒にいて心温まるひとときがあったとしても、それは本物の幸せではないことに気が付けるはずです。■3.誠実な男性は、他にたくさんいる「私も本命がいる元カレと、セフレみたいな関係になっていました。でもこれじゃダメだなと思い、ほかの男性とも会ってみることに。そしたらもっと素敵な人はたくさんいるんだって目が覚めましたね」(26歳/福祉)香はせっかく結婚相談所に登録したのに、相手の男性の顔も見ないまま涼ちゃんのところへ行ってしまいましたよね。彼を好きな気持ちが抑えきれなかったとしても、せめて視野を広げてほかの男性と会っておくべき。そうすることで「ちゃんと誠実な男性と付き合おう」と根本から自分の考えを変えることができるかもしれませんよ。■4.「彼氏ができた」とウソをつく「自分にはカワイイ彼女がいるくせに、平気で『会おうよ』と言ってくる元カレ。彼のことは好きだったけれどこれ以上セカンドを続けたら後戻りできなくなると思い、『彼氏ができたから無理』と断りました」(22歳/大学生)涼ちゃんのように「本命がいるけれど連絡をしてくる男」に振り回されてしまう場合は、最終手段として「彼氏ができた」と言ってしまいましょう。最初は「ウソをつかなければ今でも彼と一緒にいられたのかな・・・」と心が張り裂けそうなくらい苦しくなるかもしれませんが、将来のことを考えたらこのウソは間違っていないはず。ある日突然「俺、彼女と結婚するからもう会わないようにしよう!」と言われるよりも、傷口は何倍も浅く済むのではないでしょうか。■おわりにセカンドから抜け出すためには、自分から変わっていくしか方法はありません。本命彼女にバレて話がややこしくなるのを防ぐためにも、何とかして元カレを断ち切っていきましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月15日連続テレビ小説『べっぴんさん』の23週は、「あいを継ぐもの」。すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。さくらと健太郎は、両親たちの考えが古いと主張するが聞いてもらえない。さらに健太郎は坂東家に婿に入っても構わないと言い出すと、「聞きたくないわ!」と言葉を遮る君枝。店を後にする。 すみれ夫婦は義兄の潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。「僕としては、娘の代で五十八さんから引き継いだ坂東の名を終わらせるなんてことはとてもじゃないができません」と紀夫。その言葉を聞いたゆりは、坂東家の長女である自分が潔のもとに嫁いだせいで家のことをすみれに押し付けてしまったと謝る。 「何言うてるの。私は紀夫さんに出会って、幸せになることができた。よかったなあって心から思ってるのよ」とすみれ。帰宅した紀夫は、坂東の家を継がないのであれば、健太郎との結婚は白紙だとさくらに告げるのだった。 翌日、勝二(田中要次)と龍一(森永悠希)の世界料理の店ですみれ夫妻が食事をしていると、潔が訪ねてくる。さくらのことを心配する潔は、自分がゆりと結婚したときのことを話して聞かせる。潔の父・正蔵(名倉潤)も、すみれとゆりの父・五十八(生瀬勝久)も、最後は子供たちの幸せを優先してくれたと振り返り、紀夫を婿に出した経験を持つ実父・田中五郎(堀内正美)に一度会ってみたらどうだろうかと提案する。 潔のアドバイスを受けて、五郎を家に招いた紀夫。自分を坂東家に婿養子に出したときのことを聞きたいと話を切り出すと、五郎は「いくつになっても、一番嬉しいのは子供が幸せなことだからな」と言い、さらに紀夫の初恋の人がすみれだと知っていて、2人がうまくいくように祈って結婚させたと打ち明ける。 親の思いを初めて知って驚き、照れる紀夫。さくらが結婚したいと言っているが、坂東家を守るためにさくらに婿を取りたいと相談する。すると「家を継ぐというのは何なのだろうか?」と五郎。大事な息子の紀夫の名字が変わっても、今、生きている。それは、これまで命をつないでくれたご先祖様がいるから。「長い長い歴史の中、何事も形を変えていく。それでも、想いだけは、想いというのは形を変えて引き継がれていくもんじゃないのかと語るのだった。 その晩、紀夫は、棚に飾られた家族写真を見ながら五郎の言葉を思い返す。「もう坂東営業部という名前はないけど、お義父さんの信念や思いはオライオンにある。もちろん僕らの中にもとすみれに告げる紀夫。翌日、すみれたち夫婦は君枝と昭一と会い、さくらが村田家に入ることを許す。そしてさくらに、坂東家は五十八とはな(菅野美穂)の頑張りが坂東家の始まりなのだと話して聞かし「おじいさまとおばあさまの思いだけは引き継いでね」と微笑むすみれ。 すみれたちは、さくらと健太郎の結婚の報告と仲人を依頼するため、大急百貨店の大島社長(伊武雅刀)の元を訪れる。仲人を快諾した大島との会話の流れから、さくらの名前の由来をすみれと紀夫に聞く健太郎。すみれは、ゆりと自分の母の名が「はな」だったため、2人娘は花の名前を付けてもらったと説明する。「お母さんのように、そのまたお母さんのように、美しく花咲く人生を送って欲しい。そんな想いを込めて、さくらと名付けた」と紀夫。 こうしてさくらと健太郎の結婚式を無事終え、帰宅したすみれたち。一人娘を嫁に出し、寂しく感じていると、そこにさくらと健太郎がやってくる。「私たち、今日からこっちでお世話になっていい?」とさくら。村田家に住むと職場と家が一緒で、健太郎はそれが長年嫌だったと説明する。顔を見合わせ微笑むすみれと紀夫。2人きりの生活になると思っていた矢先に娘夫妻との同居と、思わぬ展開に驚きつつも、嬉しく感じるのだった 昭和48年の春。さくらと健太郎の結婚から3年の時がたった。さくらは子どもを身ごもり、健太郎は武(中島広稀)の後を引き継いでキアリスの開発宣伝部長に昇進することに。本店を任された健太郎は、大手商社社長の古門(西岡徳馬)から「成長のスピードが重要」という助言を受け、売り上げを上げるためキアリスを大きく変えようと奔走する。「大事なのはスピード。普通の人が10年かけてやることを、自分は1年でやる。これを機に僕は、自分の力を試したいんや」とさくらに宣言するのだった。 キアリスの本店のリニューアルを健太郎に任せるすみれたち。リニューアル後の店内を見学すると、店の最前列の棚にキャラクターがプリントされたTシャツや大人の女性向けのストッキングなどディスプレイされているのを見て戸惑う。「これって、キアリスかな?」とすみれ。戸惑いを隠せないすみれたちに、健太郎は「これからのキアリスです」と自信満々に語る。 キアリスを急成長させたいと奔走する健太郎は、さくらが生まれてくる我が子を思って生み出したキアリスの新キャラクター「サミーちゃん」を利用しようと考える。さくらはライセンスビジネスのために作ったキャラクターではないと反対。話を聞いていたすみれも、焦らずもっと時間をかけるべきだと諭すが、健太郎は今の時代に合ってないと聞き入れない。「会社を大事に思う気持ちはどの社員にも負けてないと思ってる」と健太郎。 そんな折、潔は社員たちから、オライオンが契約しようと思っていた路面店を栄輔(松下優也)の会社「エイス」がことこどく契約していると聞く。栄輔が日本中にショップを展開しようと躍起になっていることを知り、言い知れぬ不安を感じる潔。東京にいる栄輔の元に向かう。 一方、突然、現れた潔に驚く栄輔。居ても立ってもいられず駆けつけたという潔の真意が理解できない。「膨らみ続けた風船は、いつかは爆発する。今のやり方を続けたら、お前は爆発するぞ」と忠告する潔。その言葉はきちんと心に留めておくと答える栄輔だったが、立ち去る潔を見つめるその表情からは笑顔が消える。 それからしばらくして、臨月を迎えたさくらは無事に女の子を出産する。孫の誕生に喜ぶすみれたち。健太郎が生まれてきた我が子につけた名は「藍」。この時期に咲く可憐な花で、藍色は、やすらぎを与えるからだと名前の由来を説明する健太郎。「周りの人に安らぎを与える優しい女の子になってほしいと思って。 健太郎による拡大が進むキアリス。店の真ん中にはサミーちゃんグッズが置かれ、創業以来の看板商品だった肌着は店の奥の棚に置かれている。ある日、すみれは偶然キアリスが変わってしまったと嘆く女性客の声を耳にする。一方、娘を出産したさくらだったが、孫を溺愛する君枝が度々家を訪ねてくるようになり、悩まされる。その不満を健太郎に相談しているうちに夫婦仲にも亀裂が生じてしまう。 そんな折、「レリビィ」にキアリスのメンバーと家族が集まり、紀夫の8ミリカメラの上映会が開かれる。藍の姿を見ながら、自分たちが子育てをしていたころを思い出すすみれたち。明美がさくらにおしめの使い方を教える様子を見ながら、すみれにあるアイデアが浮かぶ。「残せないかな?こうして知識を映像に。そしたら、もっともっとこう分かりやすく、いろんな人に伝えられるんやないかな。良子や明美も「わくわくする」と、映像版のキアリスガイドに心を躍らせるのだった。 11月になると、オイルショックによって日本の経済は大混乱に陥った。すみれや紀夫は、キアリスの経営拡大に対し、今こそ慎重姿勢をとるべきだと訴えるが、健太郎だけは、守りに入ることに反論を続ける。そこにすみれはこう切り出す。「今、必要なものは赤ちゃんのものだ」と。そして、こんな状況でも赤ちゃんを笑顔にしてあげたいし、お母さんたちの気持ちに寄り添ってあげてほしいと説く。「それがキアリスの基本やもの」と良子。経営陣の意見にすぐに同意した健太郎だったが、その口からは「需要」「供給」と経営用語しか出てこない。うつむき悲しい表情のすみれたち。 いっぽう一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった栄輔のエイスは、売り上げが下がり始めたことを理由に古門から見放され、資金繰りに失敗してしまう。KADOCHOを後にする栄輔に玉井(土平ドンペイ)が声をかける。「ボロボロの時代に拾ってもろて、こんな立派にしてもろて、あんたには感謝してる。そやけど、一緒に泥船に乗って沈むことはできん」と。エイスはついに破綻し、社長の栄輔も行方をくらませる。 ある日、ゆりの家を訪ねる紀夫とすみれ。そこに、憔悴した栄輔の姿を見て驚く。「ばったり大阪で会ってな」と栄輔をかくまっていたことを明かす潔。会社更生法を申請して、それをもって会社をもう一度立て直すと言う栄輔に「意味がない」と制する。「自己破産してゼロになるんや。そこから自由な発想をして一から始めるんや」と潔。身を寄せる場所を失った栄輔に、自分の家にいたらいいと言って楽しそうに笑う。「また一緒なんて、闇市のころみたい。懐かしいわ」とゆり。そんな2人を見つめ、栄輔は目を潤ませるのだった。 第24週の『べっぴんさん』は、エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれ(芳根京子)が突然、「創業の思いを次世代に引き継ぐための映画を作ろう」と提案し、キアリスの映画作りが始まることに。龍一(森永悠希)に紹介されたプロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。
2017年03月12日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子の3人が大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”を演じ、坂口健太郎、鈴木亮平らが共演する「東京タラレバ娘」の第8話が3月8日(水)今夜放送される。吉高さん演じる駆け出しの脚本家・鎌田倫子、榮倉さん演じるネイリストの山川香、大島さん演じる居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪の3人は大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ”女。ドラマはこの3人を中心に展開。鈴木さん演じるドラマプロデューサー・早坂哲朗や、坂口さん演じる年下金髪イケメンモデル・KEY、平岡祐太演じる香の元カレ・涼や、田中圭演じる小雪に好意を抱く妻子持ちサラリーマン・丸井らが“タラレバ女”たちとラブストーリーを繰り広げる。前回、早坂は自らの地元、北伊豆のPRドラマの脚本を倫子に依頼。最初そこまで気乗りしていなかった倫子だが地元の人々の熱意に脚本家としての自分を取り戻し、脚本を書きなおすことに。そして打ち上げの夜、倫子は早坂からキス、そんな2人を目撃してしまうKEY…。第7話は倫子を巡る“三角関係”が大きく動き出しそうなラストで幕を閉じた。倫子と早坂の“キス報告”を受けた香と小雪は「今度こそプロポーズ!?」と盛り上がるが、倫子はまだ素直に喜べない。その夜早坂と2人で会うことになった倫子だったが、早坂はキスについて「思わず舞い上がってしまって」と謝罪。倫子も早坂への気持ちを抑えてしまう。そんな中で香に妊娠の可能性が発覚。相手は元カレの涼で、妊娠をきっかけに涼がもう一度自分を本命にしてくれるかもしれないと期待する香だが、一方で「もし嫌な顔されたら…」と妊娠を確かめられずにいた。そして倫子と早坂のキスを目撃したKEYも複雑な思いを抱え…というのが今回のストーリー。倫子は早坂とKEYのどちらを選ぶのか、香と涼の恋は復活するのか、父に不倫がバレた小雪の今後も気になるところ。終盤に突入し“タラレバ女”の3人の恋愛もいよいよ大きく展開しそうな予感。「東京タラレバ娘」第8話は3月8日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月08日ダニエル・キイスの同名小説が原作のミュージカル『アルジャーノンに花束を』が3月2日に開幕。それに先がけ公開ゲネプロと囲み取材が行われ、主演の矢田悠祐、水夏希が登壇した。ミュージカル『アルジャーノンに花束を』チケット情報原作は1959年に発表された名作小説。世界3か国で映画化され、日本でも2度テレビドラマ化されている。ミュージカル版は、2006年に浦井健治主演で日本初演され、2014年にも同じく浦井主演で再演。今作でキャストが一新され、矢田が自身初となる主演に抜擢された。脚本・作詞・演出は、矢田が出演したミュージカル『王家の紋章』(2016年)の荻田浩一が初演から手掛けている。物語は、32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリィ・ゴードン(矢田)に、ある話が舞い込むことから始まる。それは、大学の先生が「頭を良くしてくれる」というものだった。この申し出に飛びついた彼は、白ネズミのアルジャーノン(長澤風海)を競争相手に連日検査を受ける事に。やがて手術によりチャーリィは天才に変貌したが――。ゲネプロ前に行われた囲み取材で、初主演の心境を聞かれた矢田は「正直どうなるかわからなくて。終わったときにどういう気持ちになるんだろうなっていうのが今の心境です」と緊張の滲む発言。本作の魅力について「SFなんですけどリアリティがあって、どの瞬間もどの関係も誰もが体験したことがあるようなエピソードが詰まっています。身につまされたり、嬉しかったり、悲しかったり、励まされたり…その瞬間瞬間が一人ひとりのお客さまの心を揺さぶる」と水。自身の役柄について矢田は「シーンによって全然違う人になった気分。すごいスピードでどんどん階段を上っていくので、その成長の段階や心の動きに自分が追いつかないときがあって。そこに食らいついていくのが今も大変です」。前作との違いを問われ「演じる人間が違うし、荻田さんは演じる人の個性に合わせて演出をしてくださるので、自然と違う形になってるかなと思います」(矢田)と話した。幕が開き、幼児並みの知能のチャーリィとして登場した矢田は、ピュアな魅力を纏い美しい歌声で物語の世界に誘い込む。全てひらがなで話していたような言葉は、知能が高まるにつれ少しずつ漢字が混じって聞こえ、あっという間に容易に理解できない言葉になる。しかし、言葉の成長スピードに追い付けない情緒面の成長。そんな特殊な状況にあるチャーリィの戸惑いや苦しさを、矢田の芝居と歌が一つひとつ真っ直ぐに届けた。アルジャーノンが踊る美しい世界に登場人物の生々しい感情が浮かび上がる本作は、3月12日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、3月16日(木)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年03月07日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第22週は、昭和45年4月。キアリスですみれ(芳根京子)たちの下で働くようになったさくら(井頭愛海)は、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。「なんか違うのよね。子供がワクワクしそうにないのよね」。すみれの漠然とした指摘に、さくらは「なんであんな感じで何十年もやってこれたんやろう?」と首をかしげる。 一方、君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は開発宣伝部に配属されるが、経営の仕事に関わることができないことに落胆する。社長室では、「期待はしてる。だけど、まずはキアリスの仕事を理解して欲しいんや」とすみれと語り合う紀夫。 そのころ、良子の(百田夏菜子)夫・勝二(田中要次)の喫茶店に、ひとりの男性客がやってくる。珈琲屋で食べ物はないと謝る勝二に、その男は万博のときに食べたハンバーガーがとても美味かったと言い「世界には美味いもんがぎょうさんあるなあ」と語る。すると、息子の龍一(森永悠希)は食材を買い込み、店の厨房でハンバーガーを作り上げるのだった。その様子を見ながら何かを感じる勝二。 老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員を集めて仮店舗を営業することになったさくらと健太郎。経営陣の身内が入社したことを快く思わない先輩たちとも話をまとめ、普段はキアリスに置かないカラーのストッキングや大人用パジャマなども商品として並べることに。不安を覚えるすみれたちだったが、見守ることに徹する。 そうして、「ベビーショップあさや」と名付けられた仮店舗が開店。変装した中西(森優作)と武(中島広稀)は店の様子をこっそり伺うが、やはり客はほとんど訪れず。「おぼっちゃんの思いつきに乗せられて、振り回されたような気分やわ」と明日香(大西礼芳)。社員たちのやりとりを見守る勝二はこう切り出す。「まず、お客さんに足を運んでもらうためにどんな努力した? さくらと健太郎は武に頼み、大切に保管されていたキアリス開店当時の宣伝用のカードや洋服のタグ、ポスターなどを見せてもらう。そのなかに、お弁当箱セットのポスターを見つけたさくら。「覚えてる?」と健太郎に見せると、健太郎も懐かしそうに微笑むのだった。 翌朝のキアリスで初日の売り上げを挽回するため、健太郎の発案で日本語と英語でポスターとチラシを制作する。「英語のほうは、万博近辺のおもに外国のかたに配ってください」。健太郎の掛け声で明日香たちも手分けして配布することに。 昭和45年。大阪万博が開幕し、世界中から多くの外国人が日本を訪れていた。日本中が沸き立つ中、すみれと紀夫(永山絢斗)は大手商社の「KADOSHO」を訪れる。そこで待ち受けていたのは、「エイス」社長として時代の寵児となっていた栄輔(松下優也)だった。「KADOSHO」社長の古門(西岡徳馬)の協力を得て、万博のフィナーレを飾るショーを演出することになっていた栄輔は、子どもたち用の衣装の提供をキアリスに依頼する。 勝二の喫茶店に設けられたキアリスの期間限定ショップ「べびーショップあさや」に外国の女性客がどんどん押し寄せる。得意の英語で接客をする健太郎。華やかな外国人客に引き寄せられるように日本人女性の客も増えていく。「この生地の大人用のパジャマもあるの? 気持ちええのよね」。商品を手に取る客の反応も上々だった。 そうして12日目にして、商品は完売。勝二の店で開かれた慰労会は、すみれたち経営陣も加わり、楽しい笑い声で包まれる。ショップの成功を褒められた明日香は「リーダーが、頑張ってくれました」と照れくさそうに笑う。その言葉に驚きながらも、嬉しく感じる健太郎。 テーブルには、ロシア、韓国、スイス、イタリアなど、世界各国を放浪してきた龍一の見よう見まねで作った料理が並ぶ。テーブルを囲み、楽しそうな社員たちを見ながら、健太郎のリーダーシップに感心する紀夫とすみれ。「いずれは、この子たちに引き継いでもらわなね」とつぶやく。 それから数日後、君枝が描いた万博企画のデザイン画を囲むすみれ、良子、明美(谷村美月)。「21世紀の子供たちも、こんな笑顔でいてほしいな」。久しぶりに4人で一つのことをする楽しさに浸る。「ワクワクする!素敵やわ!とすみれ。その仕事ぶりを眺めるさくらは、「涙色の青」や「ワクワク」について、思いを巡らせる。 9月になり、すみれたちは万博のショーの衣装を制作。ショーに出演する子供たちを集め、一人一人の体に合わせて一着ずつサイズの手直しを始める。さくらは、数ミリ単位の直しをわざわざするする必要があるのかと疑問を抱くが、そこにキアリスのものづくりへの思いが込められていることを教えられる。「私たちのショーの主役は子供たちよ。舞台に立つ子供たちのいちばん大事なものは笑顔やと思うの」とすみれ。そのためには洋服がその子に合っていないと、心から笑顔にならないとさくらに話して聞かせる。「笑顔を引き出すのは、着ていて気持ちのよい服なのよ」。 いよいよショーが開幕。ショーに出演する栄輔は、モデルたちを呼び込む。「次は21世紀を生きる世界の子供たちです!」。ステージを笑顔で歩く子供たちを舞台袖で見守るすみれたち。ショーを見ていた潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)は、会場のなかにかつて梅田の闇市を仕切っていた根本を見つける。 「ご立派になられて、お噂は伺ってますよ」。潔に声をかける根本は、ゆりたちのおかげで梅田の闇市は立派な商店街になったと告げる。そして人々が去った場内を見やり、「今の日本は人の手から離れていくような感じがすると語るのだった。 すみれはゴミが投げ捨てられ雑然とした会場の光景に、戦後の焼き野原を思い浮かべる。「あんなに物がなくて、ただ生きることに精いっぱいやったのにね」。こうして大阪万博は幕を閉じたのだった。 すみれに次の商品審議会に参加したいと申し出るさくら。快く承諾されたものの、「キアリスらしさ」がなかなか理解できず悩んでいた。しかしそんなとき、すみれから子どもの想像力の豊かさについての話を聞き、ヒントをつかんださくらは猛然とスケッチブックに向かう。 商品審議会の日。ワンピースのデザイン画を見せるさくら。子供のころのことを思い出し、大事なのはワクワクと想像力を膨らますことのできる余地で、そのため自分は無地のワンピースをデザインしたと説明する。「もしかしたら、それがキアリスの基本やないかなと思いました」とさくら。涙を堪えながら、すれみはうれしそうにデザイン画を見つめる。「商品化に向けて検討しましょう」とすみれ。一方、周りには秘密にしながらさくらと交際していた健太郎は決意を固める。「今日のさくらの話を聞いて、僕も想像した。2人のことを、ワクワクした」と健太郎。 さくらと健太郎の突然の結婚宣言を受け、驚くすみれたち。紀夫と君枝は、「早すぎる」とすぐには受け入れられない。すみれと紀夫、君枝と昭一(平岡祐太)は、さくらと健太郎の結婚について話し合うため、勝二の名前のない喫茶店を訪れると、龍一が何やら看板に書き込んでいた。看板には「レリビィ?」の文字が。「レットイットビーや!『そのまま生きろ』って意味やで。ええ名前やろ」と龍一。じつは龍一もまた、将来のことを考えていたのだ。 「いまどき、喫茶店なんか流行らへんからな、俺が食堂やったる!」と龍一。勝二が経営する喫茶店を使って、世界中を回って覚えた料理を提供する食堂をやりたいと申し出るのだった。それを聞いた勝二は激怒するが、「仲ようやろうや!」と言う龍一に言葉が出てこない。「私も勝二さんの料理を食べてみたいわ」と笑う良子。そんな良子一家の様子を見ながら、すみれたちは、いつまでも子供だと思っていたさくら、健太郎、龍一も大人になったのだと痛感するのだった。「今思えば、親としてまだまだやったけど、どうにかここまで来たね」としみじみとするすみれ。人は、自分のことを思ってくれる人、願ってくれる人の愛情があって幸せになれるのかもしれない。自分たちの親がそうだったように、子供たちの幸せを願おうと、さくらと健太郎の結婚を認めるすみれたちだった。 第23週の『べっぴんさん』は、すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。すみれ夫婦は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。潔からの提案もあり、紀夫は実父である田中五郎(堀内正美)と会い、自分を婿養子として坂東家に出した際の親の気持ちを知り、考え方を変えていく。
2017年03月05日東村アキコの大ヒットコミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平ら豪華キャストでドラマ化した「東京タラレバ娘」の第7話が3月1日(水)今夜放送となる。吉高さん演じる倫子は新たなチャンスを掴めるのか…!?売れない脚本家の鎌田倫子を吉高さんが、その親友でネイリストの山川香を榮倉さんが、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪を大島さんがそれぞれ演じ、30代を迎える3人の“タラレバ娘”たちが恋愛や仕事に向き合っていく物語が描かれる本作。3人を取り巻く人々として、年下金髪イケメンモデルのKEYを坂口さんが、かつて倫子に振られ、いまは仕事で関わっているドラマプロデューサーの早坂哲朗を鈴木さんが、香の元カレのバンドマン・涼を平岡祐太が、小雪と不倫関係になるサラリーマン・丸井を田中圭が、早坂の部下のADで一時早坂と付き合っていた芝田マミを石川恋がそれぞれ演じて共演している。前回、速水もこみち演じるバーテンダー・奥田優一に“運命の出会い”を感じ付き合うことになった倫子だったが、いざ付き合いはじめてみると“ズレ”を感じるように。倫子に彼氏ができたことを知ったKEYは顔を曇らせ、倫子に彼氏ができ脚本家も辞めようとしていることを聞いた早坂は驚き、倫子に電話して「まだ夢を叶えてないよね?」と告げる。結局価値観が合わないと思った倫子は奥田と別れ、倫子は自分が無理に恋愛しようとしていたことに気付くという展開に。そして今回の第7話では倫子に新たなチャンスが舞い込むことに。それは早坂の地元、北伊豆町の町おこしPRドラマの脚本の依頼だった。倫子は小さな仕事のため気乗りがしないまま香と小雪とともに北伊豆へ向かうが、そこでドラマを企画した早坂の恩師・田口(田山涼成)らの「ドラマで町の魅力を一人でも多くの人に届けたい」という熱い思いに心動かされ、一度書いた脚本を捨て新たに書き直すことに。仕事への意欲を取り戻した倫子の姿にKEYの心も動き始める。一方、小雪は父・安男(金田明夫)に丸井との不倫関係を知られてしまう…というストーリー。自らの夢を取り戻す倫子。そして倫子の前には早坂とKEYという2人の男性が。倫子はどんな恋の選択をするのか。また脚本家としての夢を叶えることはできるのか。香と涼の関係はどうなっていくのか、また不倫が発覚した小雪は丸井との関係にどんな決着をつけるのか。「東京タラレバ娘」第7話は3月1日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年03月01日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第21週は、昭和44年4月。大阪万博を翌年に控えたこの年、株式会社「キアリス」は創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くように。会社の成長に深い感慨を得るすみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)。すみれの義兄・潔(高良健吾)は、「彼女たちは、ただただ、お母さんと赤ちゃんたちを思い、一針一針縫い続けました。その心が、多くの人たちを幸せに導いたのです」と謝辞を述べる。 このころ、「キアリス」の本社は、神戸・三宮のビルに移転。専務のすみれと社長の紀夫(永山絢斗)は、一緒に社長室を使っていた。開発宣伝部の部長となった武(中島広稀)のもとでは、すみれが見つけてきた美術大学出身やおもちゃメーカーに勤務経験のある3人の若い女性が勤務。育児相談部の指揮をとるのは明美。また、32歳となった中西(森優作)は人事部長となり、悦子(滝裕可里)は販売員指導係として新入社員の指導を担当。良子と君枝は、デザイン部の責任者となっていた。 式典では、100名を超える社員とアルバイトの人々を前に挨拶に立つすみれ。「キアリス」のマークの四つ葉の意味を伝える。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれる。それを忘れずにいてください。がんばりましょう」。 ちょうどそのとき、アメリカに留学中のすみれの娘・さくら(井頭愛海)と君枝の息子・健太郎(古川雄輝)もパーティー会場に顔を出す。さくらはデザイン、健太郎は経営学を学んでいて、2人はある決意を胸に一時帰国したのだった。 「2人とも元気そうね」とうれしそうに笑うすみれ。秋には帰国する予定だと聞き、目を細めて喜ぶキアリスのメンバー。そんななか、さくらと健太郎の親密な様子から、明美が「もしかして、2人って付き合ってるの?」と訊ねる。うれしそうな声を上げるすみれと君枝の夫・昭一(平岡祐太)に対して「まさか!」と怪訝な顔をする紀夫と君枝。さくらは「付き合うわけない」と言い、健太郎も相槌を打つのだが……。 「キアリス」の新入社員採用面接を実施していたすみれたち。ところが、候補者の中にさくらや健太郎の姿を見つけ驚く。2人に頼まれた中西が、書類選考の後にこっそり2人の書類を忍ばせたと判明。すみれや紀夫、君枝は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と反対するが、「子供やからあかんなんて、私たち個人を見てよ、留学してがんばってきたのに」とさくら。しかし、すみれは人事部長の中西に頼むことがそもそもルール違反だとはねのける。 100人のなかから二次試験に進む10人を決めるキアリスメンバー。君枝は健太郎を「不採用」にするが、中西は「一人の人間として会社に有益であるかどうかを判断したい」と主張する。そんな折、すみれが開発宣伝部の前の廊下を通りかかると、社長の娘と役員の息子が就職試験を受けたと噂していた。大学時代にさくらと同じ研究会に所属していた直子は「後輩に、ここがうちの親の会社やなんて顔されたら、私、やっていかれへんわ」と愚痴をこぼす。立ち聞きしていたすみれは、身内だからという理由で採用する気はないと告げるのだった。 新入社員採用試験の最終面接を迎えてもなお、さくらと健太郎を採用するかどうかで、中西と意見が割れるすみれたち。さくらと健太郎も、ここで諦めるわけにはいかないと一歩も譲らない。「私は、本気でキアリスで働きたいんです!」とさくら。健太郎は、大変な時代にすみれ、君枝、良子、明美が頑張ってきた姿を、また縫い子さんたちが一針一針、想いをこめて縫う姿をずっと見てきたと語り、さらに学生のころ、キアリスでアルバイトをしていたとき、どの商品にも愛情を持つことができたと振り返る。「街でキアリスの服を着てる子供を見たとき、ほんまにうれしくてうれしくて!と健太郎。 「親族というだけでは不採用にはできない」と明美。さらにキアリスを訪ねてきた潔が、「うちなら一発で採用や。あんなに優秀な学生、めったにおらへん。親やからという色めがねで、大事なことを見落としてしもてるんやないか?」と助言する。そうして最終的には試験を受けさせ、実力をみて判断するということにするすみれたち。試験は公平性を保つため無記名で実施。その結果、すみれと君枝は優秀な成績を残したさくらと健太郎の入社を受け入れるのだった。 時は流れ、大阪万博が開幕。万博関連の番組には大手商社「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)と「エイス」の社長・栄輔(松下優也)の姿が。栄輔は時代の波に乗り、大きく成長していた。「同じ神戸におって、今は雲の上の人ですねえ」と中西。 そんな中、良子の夫の勝二(田中要次)が突然、もともとあさやの靴屋だった現在のキアリスの倉庫兼休憩室を貸して欲しいと言い出す。「喫茶店をやりたいんや」と言う勝二は、定年後、三宮の喫茶店でアルバイトをしていたことを明かす。良子は初耳だと驚くが、「働くみんながおいしいコーヒーを飲んで、ちょっと休める場所ができたらいいな」と話す勝二に、すみれたちは賛同。「今後、タノシカナの集まりは、勝二さんのコーヒーやな!」と昭一ら男会も後押しする。 社会人となったさくらと健太郎は、「キアリス」で新人研修を受ける。想像以上の厳しい指導に思わず不満をこぼすさくらたちだったが、同期の阿部(上川周作)と励まし合いながら乗り越えていく。そんな3人にすみれは新しい商品開発のための審議会にアイデアを出すよう伝える。自分の力を試せる絶好の機会に張り切るさくら。 そんな折、勝二は、念願の喫茶店をオープンさせる。開店を聞きつけて商店街の人たちがやってくるが、看板が見当たらないと口々に言う。すると、何も書かれていない看板を指し、「名前のない喫茶店です」と笑顔で答えるのだった。 商品審議会当日、開始時刻を過ぎて慌てた様子で会議室に現れたさくら。その表情は暗く、若手社員たちのプレゼンを厳しく審査される様子を見て動揺する。やがて新入社員の番となり、健太郎は、車に乗る動物のドライバーのイラストが描かれたカレンダーを発表し、すみれたちから好評を得る。 そうしてさくらに順番が回ってくると、子供用のエプロンのアイデアは思いついたが、試作品ができていないと説明する。「いろいろ考えたんですけど、迷ってしまって形にできませんでした」と頭を下げて謝るさくらをすみれは容赦なく叱る。「仕事をなめてるの? そないやったら、辞めてもろて結構です」とすみれ。審議会後、肩を落とすすみれを気遣い、「教えていったらいいいのよ。ひとつずつ」と声をかける良子。君枝の提案で、息抜きに勝二の喫茶店へと向かうことに。 勝二の淹れたコーヒーを飲み、ひと息をつく4人。「おいしいなあ」と声を漏らす君枝に「そやろ!」と上機嫌の勝二。ところが、良子は満足したらダメだと忠告し、「素人に毛が生えたようなものなのだから、飽くなき探究心を持ち続けな」と尻を叩く。「みんな、身内には厳しくなるもんや。愛のムチなで」と明美。しばらくして、派手な服装のカップルが来店する。勝二を「おっちゃん!と呼び、賑やかに話す女性客。すると、チューリップ帽の男性がなだめるように話し始める。「あんまり笑わんといたってや、俺の親父のこと」。 サングラスを外したその顔は、自分探しの旅に出て、行方知れずになっていた良子と勝二の息子・龍一(森永悠希)。あまりの急なことに驚き、トレーを落としてしまう勝二。連絡もせずにどこに行っていたのか? と良子が訊ねると、「万博には帰ってくるってわかってると思ったから」とぬけぬけと答える龍一。さらに、一緒にいる女性は美代という名前で自分のフィアンセだと紹介する。「今日からうちに帰るから。美代ちゃんも世話になるけどよろしくな!」と笑顔の龍一に、呆気にとられる勝二と良子……。 その晩、さくらは自分の部屋にこもり、子供用のエプロンの試作品づくりを始める。一心不乱に作業するさくらを見て、そっとドアをしめる紀夫。帰宅したすみれに「さくら、頑張ってるぞ」と声をかける。そして後日、さくらは試作のエプロンを持って、社長室を訊ねる。同じデザインの大小2枚のエプロンを広げ、おそろいの親子用のエプロンだと説明するさくら。「子供はお母さんとのおそろいのエプロンがとっても嬉しいと思うんです。並んでお手伝いもしたくなる」とプレゼンする。すみれは、子供が大きくなってエプロンが使えなくなったときに、何か他のものに変身したら素敵だと指摘。「それはあなたが考えなさい。そこまで全部考えていいものが出来るなら、商品化も夢ではないわよ」と激励するのだった。 『べっぴんさん』の第22週は、キアリスですみれたちの下で働くようになったさくらは、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。君枝の息子・健太郎は開発宣伝部に配属されるが、経営陣の身内が入ってきたことを快く思わない社員たちには歓迎されない。問題を知った紀夫は、老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員だけで仮店舗を営業させ、結束を強めようと考える。しかし仮店舗オープンの初日、客はほとんど訪れず……。
2017年02月26日東村アキコの人気コミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子の共演でドラマ化。大人になりきれないまま30代を迎えたヒロインたちの姿を描く「東京タラレバ娘」の第6話が2月22日(水)今夜オンエアとなる。売れない脚本家で彼氏もいない主人公・鎌田倫子(吉高さん)と、その親友でネイリストの山川香(榮倉さん)、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪(大島さん)の3人は、大人になりきれないまま30代を迎え「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」 「好きになれ“れば”ケッコンできる!」 と“タラレバ”言いながら女子会を繰り返す日々を送っていた。だがある日、年下の金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれ現実に目覚める……。吉高さん、榮倉さん、大島さんのほか、年下金髪イケメンモデルのKEY役で坂口健太郎、仕事面で倫子を支えようとするドラマプロデューサー・早坂哲朗役で鈴木亮平、早坂の部下のAD・芝田マミ役で石川恋、香の元カレ・涼役で平岡祐太、小雪に好意を抱く妻子持ちサラリーマン・丸井役で田中圭といったキャストが出演。前回放送の5話で倫子には新たな恋の相手が登場。スーパーで速水もこみち演じる長身イケメンのバーテンダー・奥田優一と出会った倫子は“運命の出会い”を感じ、彼の働くバーへ。優一と話も合い意気投合した倫子は香と小雪から「結婚できるかも」と言われその気になるも、そこに居合わせたKEYに「結婚は夢じゃなく現実」と言われてしまう。一方仕事面でもいったん降板させられたドラマの脚本家が倒れたことで、代打コンペのチャンスが巡ってきた倫子。全力で脚本を仕上げるもコンペは落選。落ち込んで再び奥田のバーに出向いた倫子はそこでデートに誘われ「俺と付き合ってもらえませんか」と告白される。脚本家の夢をあきらめようとしている倫子にKEYは「逃げてる」と指摘するが、「逃げ道がなかったら生きていけない」と告げ奥田の元に向かう倫子。一方、香と小雪は、それぞれに涼と丸井への恋を断ち切れずにいて…という展開に。そして今夜の第6話は、奥田と付き合うことになりプロポーズ的な言葉に舞い上がる倫子だが、一緒に過ごしていくうちに奥田との微妙なズレを感じるように。小雪は丸井と別れられず不倫の恋の道を走り出し、香は「東京オリンピックまでに結婚して子どもを産む」という目標のため結婚相談所に登録する。すぐに香の希望通りの相手が見つかって会うことになるが、そこに涼から連絡が入り…というストーリー。後半戦に突入し3人の恋も大きく動き出した本作から目が離せない!「東京タラレバ娘」第6話は2月22日(水)22時~日本テレビ系にてオンエア。(笠緒)
2017年02月22日カッコよくて魅力的なバンドマン。そんな男性の彼女になることをひそかに望んでいる人もいるのでは?でも「3B」のひとつ、バンドマンと付き合うと色々大変・・・なんて話も聞きますよね。『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)でも話題のバンドマンとのお付き合い。そのデメリットとは一体何なのでしょうか?20代女性にリサーチしてみました。■1.やっぱりモテる!「私も高校時代、軽音部に所属する彼と付き合っていました。それまで地味めな彼だったのですが、文化祭でバンドをやったら一気にモテはじめるように。バンドの力のすごさを感じましたね。」(23歳/受付)「バンドマンの彼はかなりモテます。女性からの連絡もしょっちゅう来ていますね・・・。」(25歳/派遣)バンドマンって見られる仕事ですし、やはりオーラが女性を惹きつけるのかも。彼らがステージ上で演奏している姿って、本当にキラキラして見えますもんね。でもモテるぶん、浮気の心配も出てきてしまうもの。彼のことが好きになればなるほど、嫉妬に悩まされてしまうようです。■2.隠さなきゃいけないことが多い「『ファンが減ったら困るから』と言われて、彼から付き合っていることを口止めされていました。デートも家ばっかり、SNSに写真もあげられないしでストレスが溜まって別れました。」(23歳/フリーター)バンドは人気商売。彼も恋人が発覚して、女性ファンが失われることはなるべく避けたいもの。そのため「この恋は秘密にしておいて!」なんて言われることも珍しくないんだとか・・・。付き合っているのにいろんなことを制限されてしまったら、別れたくなるのも無理はないかも・・・。■3.経済的に不安定「バンドで成功することを夢見ている彼は、とにかくお金がない!デートはほとんど私のおごりです。彼の夢をかなえたい思いもありますが、悩みは尽きないですね・・・。」(27歳/一般事務)『タラレバ娘』の香(榮倉奈々)もバンドマンの涼ちゃん(平岡祐太)が嫌いだったわけではないけれど、経済的にも将来の不安はあったよう。そのためお医者さんと浮気をしてしまった・・・という過去があります。バンドでご飯を食べられるようになればいいですが、正直そんな成功者はほんの一握り・・・。彼を支える側としても、苦労はたくさんありそうです。■4.おしゃれに手を抜けない「バンドやってる人って大体おしゃれ。そんな彼に負けないよう、私もいつもきれいでいるように努力しています。」(22歳/大学生)おしゃれなバンドマンってたくさんいますもんね。彼に釣り合うようにと、女性陣も頑張っておしゃれをしているようです。またライブのときには「とびきりかわいくしてきて!」と彼女にお願いしてくる男性もいるのだとか。細かなところまで気を抜けないとなると、女性も少し疲れてしまうかもしれませんね。■おわりにもちろんすべてのバンドマンにこれらが当てはまるわけではありません。しかし夢追い人のバンドマンならではのこだわりもたくさんある様子。ステージ上の彼だけを見てアプローチをするのではなく、まずは普段の彼を知ることからはじめてみましょう。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年02月20日東村アキコの人気コミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子らの共演でドラマ化した「東京タラレバ娘」の第5話が2月15日(水)放送。今夜は速水もこみちがゲスト出演し、吉高さん演じる倫子に新たな恋の予感とチャンスが訪れる。本作は、30歳独身で売れない脚本家、彼氏もいない主人公・鎌田倫子(吉高さん)と、その親友でネイリストの山川香(榮倉さん)、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪(大島さん)ら3人の大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”たちの恋と仕事をめぐる物語。3人に現実を突きつけ、倫子と一夜を共にするも「お前とは恋愛できない」と言い放つ年下イケメンモデル・KEYを坂口健太郎、過去に倫子に振られた経験があるドラマプロデューサーの早坂哲朗を鈴木亮平、香の元カレ・涼を平岡祐太、小雪が不倫しようとしたサラリーマン・丸井を田中圭がそれぞれ演じ、“タラレバ娘”の3人とラブストーリーを展開する。前回の第4話で、早坂が付き合っていたAD・芝田マミ(石川恋)と別れたことが発覚したほか、香は元カレ・涼の“2番目”の存在であることを自覚、小雪も丸井に温泉旅行をドタキャンされ、しかも彼に子どもがいたことを知り、現実に立ち返る。さらにラストでKEYが過去に結婚していて、そのときの妻が倫子に似ていたことも明かされた。KEYが墓参りしていたのはもしかして…!?今夜放送の第5話では倫子に新たな恋の予感が。長身イケメンで性格もいいバーテンダーの奥田(速水もこみち)と出会い、“運命の出会い”では?と心惹かれていく倫子。香と小雪も「結婚のチャンスかも!?」とはやし立てるがKEYは「結婚は夢ではなく現実」と厳しい。そんななか早坂から「恋するシーズン」の脚本家が倒れたと連絡が。急遽、複数の脚本家の中からコンペ形式でピンチヒッターを探すことになったといい、仕事のない倫子は迷わずチャレンジすることを決意。チャンスを逃すまいと不眠不休で執筆作業に没頭する。一方香と小雪もいまの現状から脱却しようと誓い、香は元カレの涼からの連絡をスルー。小雪も丸井ともう会わないと決意するが、心は揺れる…というストーリーが展開。倫子は新たなチャンスを掴めるのか、そしてKEYの過去も気になるところ。「東京タラレバ娘」第5話は2月15日(水)22時~放送。(笠緒)
2017年02月15日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子の3人が大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”を演じる「東京タラレバ娘」の第4話が2月8日(水)今夜オンエアされる。大島さん演じる小雪に訪れた“運命の恋”は“禁断の恋”だった!?「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」「海月姫」などの人気マンガ家、東村アキコによる累計290万部突破大ヒットコミックをドラマ化した本作。30歳で独身、売れない脚本家で彼氏もいない主人公・鎌田倫子を吉高さんが、その親友であるネイリストの山川香を榮倉さんが、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪を大島さんがそれぞれ演じる。また「このタラレバ女!」と言い放ち、憎まれながらもその後倫子と一夜を共にすることになる年下金髪イケメンモデル・KEYに坂口健太郎。かつて倫子に振られたものの、その後出世しいまやドラマのプロデューサーとして活躍する早坂哲朗に鈴木亮平。そして倫子のかつての後輩で倫子の想いをよそに早坂と付き合うAD・芝田マミに石川恋。香がかつて捨てた元カレで、その後バンドとして売れた涼に平岡祐太といったキャストが共演する。“タラレバ女”たちに冷たい態度を取るKEYだったが、泥酔した倫子を家まで送ったことがきっかけで2人は一夜を共にすることに。香も元カレの涼と再会し、涼にモデルの彼女がいることを知りながら一夜を共にする。さらに前回放送の第3話では小雪にも“ドストライク”のサラリーマン・丸井(田中圭)との出会いが訪れて、3人それぞれの恋が動き出した…はずだったが、今夜放送の第4話では3人が大ゲンカすることに。一夜を共にしたKEYに「あんたとは恋愛できない」と言われて落ち込む倫子は、バレンタインムード一色の街で本命チョコを選んでいる小雪と出会う。香も呼び出して話を聞くと小雪はサラリーマンの丸井と付き合うことになったと明かすが、なんと丸井は妻帯者。小雪が不倫の道に進んだことに倫子と香は言葉を失う。一方、香も涼に彼女がいることを知りながら“セカンド”のポジションにおさまったと告白。どのような形であれ恋愛が始まった2人に対し、仕事も恋もうまくいかない倫子は焦りを感じる。そんな中、商店街の抽選会で「高級温泉旅館ペア宿泊券」を引き当て、丸井と行くことにした小雪。珍しく浮かれモードの小雪に倫子は思わず八つ当たりをして、それが引き金となり3人はいままでにない大ゲンカをしてしまう…というのが第4話のストーリー。「東京タラレバ娘」第4話は2月8日(水)22時~放送。(笠緒)
2017年02月08日東村アキコによる累計290万部突破大ヒットコミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平らを迎えドラマ化する「東京タラレバ娘」の第3話が2月1日(水)今夜放送。動き出した3人の恋の行方は…?吉高さん演じる本作の主人公、鎌田倫子は30歳、独身の売れない脚本家で彼氏もいない。倫子は親友でネイリストの山川香(榮倉さん)と、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪(大島さん)と3人で居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々を送っていた。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」と繰り返す3人は突然、金髪イケメン男子(年下)から「このタラレバ女!」と言い放たれ、厳しい現実に目覚める――。こうして始まった大人になりきれないまま30代に突入したヒロインたちの物語。倫子はかつて自分に告白した早坂(鈴木さん)をギャル系ADのマミに取られ、さらには自分に決まるものと思っていたドラマの仕事を若い女性脚本家に取られ…と恋も仕事も上手く行かない。そんな中で自分たちに「タラレバ女!」と言い放った人気モデルのKEY(坂口さん)と一夜を共にしてしまう。香もかつて捨てた元カレの涼(平岡祐太)と再会。バンドとして売れた涼に自宅に誘われ、涼にモデルの彼女がいることを知りながら一夜を共にすることになる。そして今夜放送の3話では小雪にも“運命の恋”が到来することに。KEYと一夜を共にしたもののKEYの本名も連絡先も、その本心もまったくわからないという事実に悶々とする倫子。倫子は何年も恋愛から遠ざかっていたために次の一手がわからなくなっていた。香は涼が彼女と同棲していることを知って一夜の関係を“なかったこと”にしようと決意する。一方、「傷つくくらいなら恋なんてしなくていい」と言い放っていたサバサバ娘の小雪の前にルックスはもちろん、喋り方から食べるときの表情まで全てが“ドストライク”のサラリーマン・丸井(田中圭)との出会いが。仕事だけでも前へ進もうと早坂に売り込みをかける倫子だが、早坂の会社で思いがけずKEYに会って、ずっと聞きたかった「私のことをどう思っているの?」という言葉が言えずまたまた落ち込んでしまう…というのが今回のストーリー。3人のそれぞれの恋が動き出す注目の「東京タラレバ娘」第3話は、2月1日(水)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月01日東村アキコの人気コミックを吉高由里子・主演で実写ドラマ化。大人になりきれないまま30代を迎えたヒロインたちが恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する「東京タラレバ娘」の第2話が、1月25日(水)今夜放送される。30歳で独身、売れない脚本家で彼氏もいない鎌田倫子が本作の主人公。倫子は親友の香・小雪と3人で居酒屋で「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」 「好きになれ“れば”ケッコンできる!」 …そんな話を繰り返す日々を送っていたが、ある日年下の金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれハタと厳しい現実にブチ当たる。本作ではそんな大人になりきれないまま30代に突入したヒロインたちの物語が描かれる。『僕等がいた』や連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役で知られ、その独特のキャラクターも愛されている吉高さんが主人公の倫子を演じるほか、連続テレビ小説「瞳」や『余命1ヶ月の花嫁』で注目を浴び『娚の一生』『64 -ロクヨン-』などコンスタントに話題作に出演し続けている榮倉奈々が倫子の親友でネイリストの山川香を、連続テレビ小説「あさが来た」や『真田十勇士』『疾風ロンド』などで女優としての顔が定着した大島優子が居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪をそれぞれ演じる。3人が演じる“タラレバ女子”を取り巻く登場人物には、3人に厳しい現実を見せつけるイケメンモデル・KEY役に坂口健太郎、倫子に振られた後出世しいまやプロデューサーとなった早坂哲朗役には鈴木亮平、倫子のかつての後輩でいまは早坂の部下のAD・芝田マミに石川恋、そのほか平岡祐太、田中圭らも共演。倫子だけに見える「タラ」と「レバ」は加藤諒と「Perfume」のあ~ちゃんがそれぞれ声優を担当する。1話では倫子たち“タラレバ女子”がKEYと出会い、自分たちを変えるために動き始めるストーリーが描かれた。今夜の2話では、早坂がマミと付き合うことになりショックのところに、自分たちを「タラレバ女」と呼んだ男がいま話題のモデル・KEYだということが判明して倫子はさらに衝撃を受ける。早坂から新ドラマの主題歌を歌うバンドのライブに誘われた倫子は香と小雪と一緒に行くと、なんとギタリストは香の元カレ・涼(平岡さん)だった。運命的な再会に胸をときめかせる香だが、涼にはモデルの彼女がいることがわかり香は落ち込む。一方で倫子も突然新ドラマの仕事から降ろされる。代わりに脚本を担当することになったのは若い女性脚本家・笹崎まりか(筧美和子)。マミから「女を使って仕事を取ったのかも」と聞かされた倫子は真相を確かめようと彼女を尾行。そして街中で花束を手にしたKEYを見かけた小雪は、KEYの意外な一面を目撃する…というストーリーが展開する。「東京タラレバ娘」第2話は1月25日(水)22時~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年01月25日現在NHKで放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」のファン感謝祭「べっぴんさんファン感謝祭~THE 男会~」が1月14日(土)にNHK大阪ホールで行われた。連続テレビ小説のファン感謝祭イベントとしては、過去最多となる13名のキャストがステージに立ち、収録の裏話や、今後の見どころについてトークした。この日のファン感謝祭には会場定員1,200人に対して北海道から九州まで約7,000人の観覧応募がきたとのこと。今回のイベントでは、「べっぴんさん」に出演する男性俳優陣が勢揃い。ヒロイン・すみれの夫で、劇中に登場する子ども服メーカー「キアリス」社長の紀夫を演じる永山絢斗をはじめ、高良健吾、松下優也、平岡祐太、田中要次、古川雄輝、森永悠希、中島広稀、土平ドンペイ、夙川アトム、永瀬匡、森優作といった13名のキャストが参加した。ヒロインの女学校時代の同級生で後に「キアリス」社員となる悦子を演じる滝裕可里の司会で、男性キャストによるフリートークがスタート。中島さんは最近の撮影の裏話として「昨日、高良健吾君から大量の服と帽子をお年玉にもらいまして。僕だけじゃなくて後輩の皆さん一人ずつにあげている姿を見て、ほんとにかっこいいなぁと思って」と語ると、高良さんは照れながらも「お年玉ってほどじゃないですけど、大掃除をしてて、いろいろ出て来たんで…」とコメント、さらに永瀬さんが「それ今日、僕ももらいました」とかぶせて場内の笑いを誘った。またイベントの後半はヒロインすみれとの接点が多い役柄を演じる永山さん、高良さん、松下さんが登場し、トークはすみれ役を演じる芳根京子の話題に。永山さんは「彼女は本当にがんばり屋さんで誠実に脚本を読んで役にとりかかっていますね。19歳という年齢で一人の女性がおばあちゃんになるまでを演じる作品に携わって、10代の終わりを『べっぴんさん』に捧げている彼女はやっぱりステキだなと思います」と絶賛。さらに高良さんも「“彼女のために頑張ろう”と思わせてくれる女優さんです。それを感じているのは僕だけじゃないと思います。自分が19歳のときに彼女と同じことができたかなと思いますし、彼女の19歳から20歳という大切な時間に、共演者として立ち会えるのはラッキーですね」とコメント。共演者が絶賛のコメントをするなか舞台袖からヒロイン役を演じる芳根さんが登場すると、客席からは大きな歓声があがり、登壇していた出演者もこのサプライズ演出に驚きの表情に。イベントのスタートからトークを聞いていた芳根さんは「今週の撮影のときに男性キャストの皆さんがこのイベントの話をしていたので、その話題になると私はセットの方を向いたり、目をそらしたり大変でした…」と語り会場の笑いを誘うと、高良さんが芳根さんに「昨日話したときに“14日どうしているの?”って聞いたら“仕事です”って言ってたよね?」と話す一幕もあった。イベントのフィナーレには、ヒロイン役の芳根さんと男性キャスト13名が全員登壇。最後はサプライズ出演を果たした芳根さんが「番組の放送も折り返し地点に来て“もうここまで来たか”という気持ちです。終わりが見えてくるのは寂しくもありますが、たくさんの方に応援していただいているのがありがたくて、温かくて、幸せを感じています」とファンに感謝の言葉を贈り、イベントを締めくくった。(text:cinemacafe.net)
2017年01月14日累計発行部数290万部を突破した東村アキコの漫画を、吉高由里子主演でドラマ化する「東京タラレバ娘」。この度、本作に加藤諒と主題歌を担当する「Perfume」のあ~ちゃんが声で出演することが決定した。鎌田倫子(吉高由里子)30歳、独身、売れない脚本家。彼氏もおらず、親友の香・小雪と3人で居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」 「好きになれ“れば”ケッコンできる!」 そんな話ばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい、ハタと厳しい現実にブチ当たる。「あれ?あたしたちってもう女の子じゃないの?」オトナになりきれないまま30代に突入したヒロインが、幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する――!主人公・倫子演じる吉高さんを始め、本作には豪華キャストが集結。倫子の親友役に榮倉奈々と大島優子、そのほか坂口健太郎、平岡祐太、田中圭、鈴木亮平らが登場。主題歌には、国内外で人気を博す「Perfume」が歌う「TOKYO GIRL」に決定している。そして今回、声の出演が決定した加藤さんとあ~ちゃんが演じるのは、倫子だけが見える謎の生き物「タラ」と「レバ」。タラの白子とレバテキがモチーフとなっているこのキャラクターは、「あのとき、あーだったら」「もっと、こーしてれば」と、タラレバ話ばかりしている倫子の前に現れ、心に突き刺さるダメ出しを繰り返すという。原作にも登場する人気キャラクターを、ドラマではCGで表現。声優初挑戦の2人がどんな風に演じるのかこちらも必見だ。以前から声の仕事にすごく興味があったと話す加藤さんは、「東村アキコ先生の作品はずっと読んでいて大ファンなので、まさかタラちゃんの声で出れるとは思っていなかったので、すごい嬉しかったです」と大喜び。同じくあ~ちゃんも「声のお仕事はずっとやりたいと思っていて、周りに話していたので、叶ったぁと思いました(笑)」と話し、「レバちゃんは辛辣な言葉で罵倒し、私があまり言わない言葉ばかりなので、大丈夫かなぁと不安ですが、すごい楽しみです。自分の中のレバちゃんのイメージがあるので、みなさんにも好きになってもらえたらいいなぁと思っています」とコメントした。「東京タラレバ娘」は1月18日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。※初回10分拡大(cinemacafe.net)
2017年01月11日職場で、家庭で、学校で、何かとストレスの多い社会に生きる現代女子たち。いま、疲れた心をじんわりと和らげ、読んだあとに「優しい気持ちになれる」「人との繋がりに癒される」と定評のある小説家の代表格が、瀬尾まいこだ。そんな女子たちの心に寄り添う“瀬尾ワールド”は、これまでも2作品が映画化されており、2017年には、瀬尾作品の中でも“傑作長編恋愛小説”との呼び声も高い人気作「僕らのごはんは明日で待ってる」が映画化される。今回は、そんなストレス社会に生きる女子たち必見(!?)、癒され度100%の“瀬尾ムービー”に注目した。(1)【一人暮らしの働く女子に】 いますぐ家族に会いたくなる『幸福な食卓』ある家族の崩壊と再生の軌跡を描いたヒューマンドラマ。突然、食卓で父(羽場裕一)が発した「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」というひと言から物語が始まる本作は、歯車の壊れた家族の日常を、一家の長女である佐和子(北乃きい)の目線から描く。成績はいつも学校で一番だった兄の「直ちゃん」(平岡祐太)は大学進学を辞めて農業をやり、「母さん」(石田ゆり子)は家を出て一人暮らし。それでも連絡を取り合う両親と、毎日の食卓は健在するという不思議な一家。登場人物たち1人ひとりが愛おしくなるほどの“瀬尾まいこらしさ”全開な本作は、思わず家族に会いたくなるかも。(2)【都会の生活に疲れた女子に】豊かな自然と“ヌクメン(!?)”に癒される『天国はまだ遠く』本作は、人生に疲れ果て田舎の街を訪れた千鶴(加藤ローサ)と、民宿を営む地元青年・田村(徳井義実)との心の触れ合いを描いた、切なくも温かい大人の恋愛ファンタジー。日本三景に選ばれる天橋立で有名な京都府宮津を舞台としており、素朴な民宿や豊かな自然、ちょっと大雑把だけれど何気ないやさしさをくれる”ヌクメン”田村に心を解きほぐされていく千鶴と同様、都会の生活に疲れた女子の心をそっと癒してくれること間違いなし!休日をのんびりまったり過ごしたい女子にオススメの1本。(3)【一途に愛されたい女子に】7年越しの恋に“うるキュン”『僕らのごはんは明日で待ってる』恋愛映画初挑戦となる中島裕翔主演の『僕らのごはんは明日で待ってる』は、無口でネガティブな男子・亮太(中島さん)と、そんな亮太とは対照的に太陽のように明るく超ポジティブな女子・小春(新木優子)の7年越しのラブストーリーを描いた“うるキュン”ムービー。ある“秘密”を抱えた小春は亮太に別れを切り出すも、彼女に隠された“秘密”を知ったとき、再び彼女の元に走り出す亮太の一途な愛とやさしさに、思わず“うるうる”させられ、最後には“キュン”とさせられること間違いなし。人生の楽しい日もつらい日もリアルに描きながら、温かな感動が待つのは瀬尾作品ならでは。メガホンを取ったのは、『箱入り息子の恋』で第54回日本映画監督協会新人賞を受賞するなど、いま日本映画界でじわじわと話題を集める市井昌秀監督。亮太がカーネル・サンダース像を抱えて走るシーンなど、原作にはない市井監督らしいオリジナルな展開を交えながらも、”瀬尾まいこ流”ともいえるコミカルな会話や温かく優しい雰囲気がつまった作品に。新年早々、一途男子にたっぷり愛された気分を味わえる(!?)フリーの女子たち必見の1本となっている。ストレス社会に生きる女子たちよ、日常に疲れたときは、優しさにあふれた”瀬尾ワールド”全開の映画で癒されてみてはいかが?『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月11日11月25日公開の映画『L-エル-』の完成披露試写会が6日、東京・台場のシネマメディアージュで行われ、主演の広瀬アリスをはじめ、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、弥尋、古畑星夏、下山天監督が出席した。ビジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryが、2015年にリリースした4枚目の同名アルバムの世界観を、広瀬アリス主演で映画化した本作。愛を探し求め続けた1人の女性"エル"(広瀬)の孤独で壮絶な人生をつづった半生を描く。主演の広瀬は「完成された音楽アルバムの実写化というのは、色んな意見があるんだろうなと思いました。でも、自分にとっては新しい挑戦としてやりたいと思ったので、撮影はすごく楽しみにしていました」とオファー時の心境を明かしつつ、「二度とこんな人生を送りたくないと思いました(笑)。撮影もかなりハードで、体力的にも精神的にも辛すぎましたね。だからこそ撮れたシーンもたくさんあったので、良かったです」と撮影は苦労しながらも作品の出来には自信。そんな広瀬について下山監督は「レッドブルをガンガン飲んでいる女優さんは初めて見ました」と話した。様々な男性と出会うことで、波乱万丈の人生を送る主人公のLにちなみ、劇中に出てくる男性キャラクターで誰が一番好きかという質問に古畑と高橋は古川が演じたオヴェスを選択。一方の広瀬は「オヴェスはあまり私のところに来てくださらなかったし、暴力は振るうしお金は持ってっちゃうし、パン屋(成田凌)が一番いいかな」と回答すると、広瀬の隣にいた古川は「多分現場で話してないことが影響していると思います。Lにはオヴェスと言って欲しかったな」と寂しげな表情を見せていた。映画『L-エル-』は、11月25日より全国公開。
2016年11月07日「Acid Black Cherry」によるコンセプトアルバムを映画化した『L-エル-』の完成披露上映会が11月6日(日)、シネマメディアージュにて行われ、出演する広瀬アリス、古川雄輝らが登壇した。広瀬さん演じる主人公・エルを想い続けるオヴェス役を担当した古川さんだったが、撮影時に特別2人の距離は縮まなかった様子で、「雰囲気で察していただければ…」と、苦笑していた。『L-エル-』は愛を探し求め続けた「エル」という女性の幼少期から老いゆく姿になるまでの、孤独で壮絶な人生をたどった物語。総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録し、書籍化までされたロックアーティスト「Acid Black Cherry」の同名作を基に、VFXを多用したファンタジックで美しい映像で仕上げた。広瀬さんとの共演エピソードについて、古川さんは「結構お互い人見知りなので(笑)。なかなか僕から話しかけることはないんですけど、アニメ好きなんですかとかちょろっと話して…、以上です」と、締めくくった。広瀬さんも「本当にちょろっと話したくらいで、“こういうお芝居しましょう”というのも特になく、いい距離感だったかなと思います」と話し、たどたどしく微笑み合っていた。撮影はかなりタイトなスケジュールで、夜12時終わり予定でも朝4時までかかることはザラ、さらには朝7時からまた撮影というような間隔だったという。広瀬さんは「かなりハードで、体力的にも精神的にもきつすぎて、つらすぎて。でも、だからこそ撮れたシーンもありました」と前向きに話すと、登壇した下山天監督が、「現場で女優さんがレッドブルをがんがん飲んでるの、初めて見ました(笑)」とぶっちゃけ出し、広瀬さんも大きく口を開けて同意の笑みを見せた。実は、広瀬さんの兄が「Acid Black Cherry」の大ファンだそうで、この日の上映会にも参加していたという。広瀬さんは、「お兄ちゃんだってすぐわかりました。ねえ、お兄ちゃん」と客席に向かって明るく声をかけた。さらに、「最初に報告したのが兄だったので、感想をすごく楽しみにしています。今度ライブ一緒に行けたらいいなと思っています」と、広瀬兄弟の仲の良さも垣間見せていた。完成披露上映会には、そのほか、高橋メアリージュン、平岡祐太、弥尋、古畑星夏も出席した。『L-エル-』は11月25日(金)より全国ロードショー。(cinamacafe.net)
2016年11月06日広瀬アリスが主演を務め、「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを原作に映画化する『L-エル-』。このほど、幻想的な映像美で描かれる本作から、彼らの楽曲にのせた待望の予告編映像が解禁となった。波乱の人生を送った1人の女性“エル”の「愛」をテーマにした物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う、壮大なコンセプトアルバムから生まれた本作。総計20万枚以上を売り上げるアルバムのみならず、昨夏には物語部分が書籍化され5刷となるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。そんな「L-エル-」の哀しくも美しい世界観を、最旬のキャストと多くのアーティストのMVを手掛ける下山天監督が最新映像技術を駆使して完全映画化した本作。解禁された予告編では、舞台となる“色のない街”で、広瀬さん演じる主人公のエルと、古川雄輝演じるエルに想いを寄せるオヴェスが出逢い、ふたりが星空を見上げているシーンから始まる。そこから、ある選択を迫られ故郷を飛び出したエルは、色とりどりのネオンが光る別の街へ。煌びやかなダンスシーンに、胸躍る街並み、そこで出逢う新たな仲間や男性たち。光り輝く人生を手に入れたかに見えたエルは、波乱の人生に足を踏み込み、堕ちていくことに…。映像の後半には、血だまりの中で激しい悲鳴を上げるエルの姿もあり、エルとオヴェス、愛を探し続けた2人の結末が気にならずにいられない。また、キーパーソンとなる成田凌演じるパン屋をはじめ、平岡祐太演じる夢を追う劇団青年、前川泰之演じるキャバレーオーナー、弥尋演じる元銀行員など、“愛を求め、愛に堕ちた”ひとりの女性エルに関わる男性たちの姿とともに、下山監督が見せるファンタジックで独創的な世界観も見逃せない映像となっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月29日デザイナーの津村耕祐は10月29日、神田で行われる「TRANS ARTS TOKYO 2016」でオリジナル山車と巫女衣装を発表する。津村は昨年、「ビルを着る」というコンセプトで参加した。同イベントは2012年より行われているアートイベントで今年が5回目。今年は10月15日から30日まで東京都心北東部の谷根千、湯島、本郷、上野、神保町、秋葉原、神田など半径2キロで様々な会場で、多数のアーティストが参加して行われている。今回、津村耕祐が参加するのは五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】で、神田錦町の五十通り周辺で行われる。自らがデザインしたオリジナル山車「夢夢(ゆめゆめ)神社」とオリジナル巫女衣装に、神主役として津村本人も参加する。お賽銭は同プロジェクトを通じて被災地に寄付される。同イベントには他に若林拓哉&つばめ舎建築設計が参加する。夢夢神社の四方に下がっている新旧取り混ぜた鈴を鳴らして未来に夢を送る。山車に乗って移動する現代のノマド通信装置が、土曜日の夕方、神田錦町の五十通り周辺を巡る。津村耕佑は三宅一生の下、主にパリコレクションに関わり、1994年「究極の家は服である」という考えを具体化した都市型サバイバルウエアーFINAL HOMEを考案。1982年装苑賞受賞、1992年現代日本美術展準大賞受賞、1994年毎日ファッション大賞新人賞を受賞している。【イベント情報】「TRANS ART TOKYO 2016」五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】会場:東京都千代田区神田錦町五十通り周辺会期:10月29日時間:16:00~18:00(予定)※荒天中止、雨天決行入場無料
2016年10月27日広瀬アリスが主演を務め、「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを原作とする映画『L-エル-』。この度、花澤香菜や鈴木達央ら人気声優陣のナレーションによる、映画の世界観を補完するアニメーションムービーが、本日10月17日(月)より「GYAO!」にて独占配信されている。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画は、愛を探し求め続けたひとりの女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」を原作に、キャストにはエル役の広瀬さん、オヴェス役の古川雄輝のほか、高橋さん、平岡祐太、前川泰之、成田凌、弥尋、古畑星夏らが出演している。今回配信されるアニメーションムービーは、“【読み語り版】4th Album「L-エル-」Story Book”(全13話)と題した紙芝居風のアニメショーン。ナレーションには、「化物語」「デュラララ!!」「監獄学園」「orange」など数多くの作品でメインキャストを務める花澤さん、「図書館戦争」や「Free!」の鈴木さん、「けいおん!!」「妖狐×僕SS」やTV・CMのナレーションでも活躍する日笠陽子、「涼宮ハルヒの憂鬱」「響け! ユーフォニアム」や音楽活動も積極的に行う茅原実里ら人気声優陣が担当し、「L-エル-」の収録曲で構成された特別映像に仕上がっている。花澤さんは「幼少期から晩年まで、ひとりのキャラクターを演じられることは中々無いので、本当に特別な経験になりました。悲劇に見舞われながらも懸命に生きるエルと共に、私も精一杯頑張らせていただきました」とコメント。個人的に凄く好きなアルバムと話す鈴木さんは「表立って発言してきたことはないのですが、yasuさんの紡ぐ音楽や世界観は昔からとても好きなので、今回こうしてwebドラマに関わる事ができて感無量です」と喜び、「僕が演じたオヴェスは、自分の気持ちに気付き、そこから愛を学び、それを貫いた男です。彼は、自分が知った愛を、大事に、大事に、大切に、大切に抱えていった男です。そして彼は、絵描きです。そんな男です」と役について語った。映画では高橋メアリージュンが演じたアンナ役を演じる日笠さんは「男性と、そして命というものに翻弄され続けます。感情の上下も激しく、女性らしいというよりは女らしい、という感覚」と役について話し、茅原さんは「最初に本を読んだときに、あまりにも悲劇的で波乱万丈なエルの生涯に衝撃を受けて胸が苦しくなりました」これまでにないショックを受けたそう。しかし、「物語の登場人物の中では、リノは“光”。とても大切な役どころだと思いながら収録に臨みました」と語り、「聴いてくださったみなさまに、彼女の心の優しさが伝わることを願っています」とメッセージを寄せた。なお映像は、本日10月17日(月)より「GYAO!」にて開設される特設サイトで、毎週2話ずつ無料で配信。さらに、併せて「Acid Black Cherry」のライブ映像「Acid Black Cherry TOUR『2012』」と、「Acid Black Cherry 5th Anniversary LIVE Erect」を本日より無料配信開始。11月17日からは、「Acid Black Cherry“Project『Shangri-la』”LIVE」より10曲が配信される。「【読み語り版】4th Album「L-エル-」Story Book」(全13話)は10月17日(月)より毎週2話ずつ「GYAO!」にて配信。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月17日「Acid Black Cherry」のアルバムを原作とした、広瀬アリス主演映画『L-エル-』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切られ、また誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画の原作となる「L-エル-」は、波乱の人生を送った一人の女性“エル”の「愛」をテーマに、孤独で壮絶な人生を綴った物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム。総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録した本アルバムは、昨夏には物語部分が書籍化され5刷されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。映像化は困難と思われていた本作に挑戦するのは、多くのアーティストのMVを手掛ける下山天監督。独創的な世界観を、VFXを多用したファンタジックなビジュアルと、生々しい演出でリアルに実現している。またキャストには、広瀬さんが少女時代から老いゆく姿までのエルを演じ、オヴェス役に古川雄輝。さらに、高橋メアリージュン、平岡祐太、成田凌、弥尋、古畑星夏らが脇を固める。このほど解禁されたポスタービジュアルは、「欲しかったのは、愛。」というコピーと共に、散った赤い薔薇の花びらの上に横たわり、憂いを帯びたミステリアスな瞳でこちらを見つめるエルや、2人が出会った“色のない街”を背景に、優しいまなざしで遠くを見つめるオヴェスが写し出されている。さらにその下には、エルの人生に大きく影響を及ぼす人物たちの姿も。エルという一人の女性の孤独で壮絶な人生、そしてそのエルを愛し続けるオヴェスの一途な姿、想いを表現したドラマティックなビジュアルに仕上がっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日広瀬アリスを主演に迎え、絶大な人気を誇るロックアーティスト「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを映画化する『L-エル-』。この度、本作の男性キャラクターたちの劇中写真が初お披露目され、併せて特報映像も解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。キャストには、少女時代から老いゆく姿までのエルを広瀬さんが演じ、エルを一生涯想い続ける幼なじみのオヴェス役に古川雄輝。さらにエルの人生を取り巻く人物たちには、高橋メアリージュン、平岡祐太、前川泰之、成田凌、弥尋、Mikako(FAKY)、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみらが脇を固める。今回到着したのは、悲哀と波乱に満ちた人生を歩むエルというひとりの女性の人生に、大きな影響を及ぼす、魅惑の男性キャラクターたちの劇中の姿。古川さん、平岡さん、成田さん、弥尋さんらそれぞれのショットから、本作の世界観が明らかに。雪が降りしきる中、遠くを見つめる古川さん演じるオヴェスを始め、平岡さん演じる夢を追う劇団青年がエルの肩に手を添え抱き寄せているシーンや、元銀行員(弥尋さん)と添い寝するエルのカット。そして、先日解禁したばかりのパン屋主人(成田さん)の背中にエルが寄り添うカット。彼らと出逢ったことにによって、エルはどのような人生を歩むことになるのか…とますます本作の展開が気になる場面写真となっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月13日「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを映画化する『L-エル-』。この度、主演の広瀬アリスと、先日新たに出演が決定した成田凌の熱演シーンの現場レポートが到着した。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。多くのアーティストのミュージックビデオを手掛ける下山天監督が率いる本作には、主人公エル役の広瀬さんをはじめ、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、古畑星夏ら若手実力派のキャストと共に、前川泰之、田中要次、高橋ひとみら豪華俳優陣が集結。また先日、エルが送る波乱の人生に影響を与える男性の一人で、実直なパン屋役として、新たに成田さんがキャスティングされている。昨日9月29日、都内にて行われた撮影は、主人公エルを演じる広瀬さんと、パン屋役・成田さんによる共演シーン。エルがパン屋と心を通わせ、お互いの想いを伝え合うドラマティックなシーンが撮影され、緊張感ある男女のやりとりの中で見せる表情豊かな広瀬さんの演技に、監督のOKの声が響いた。また成田さんにおいては、自身の役について監督に相談する場面も見受けられ、自分の気持ちに真っ直ぐな人柄であることを意識し、どのように演じるのか、例えば子どもにパンを渡すシーンで、立ったまま渡すのか、しゃがんで渡すのかなど、細やかな動き方や仕草ひとつひとつに対して真剣に向き合う姿が印象的。2人の息はぴったりで撮影は順調に進行していき、緊張を強いられるシーンの連続だったが、休憩時間にはキャスト、スタッフがリラックスして談笑する一幕もあり、温かい雰囲気に包まれた撮影現場だったという。今回の共演に広瀬さんは「成田さんとは年齢が近く、空き時間もお話をしながら楽しく共演させてもらいました!」と話し、成田さんは「広瀬さんが座長として現場を引っ張っている姿に、とても学ばせてもらいました」とコメント。成田さんは、役作りで実際にパンの修行をしたそうだが、撮影までの期間は家にもパン生地を持参して練習したようで、下山監督はその真摯な取り組みに脱帽したと話す。その成果もあり、撮影では吹き替え無しのでのパン作りに挑戦!監督は「とてもリアリティのある撮影が出来ました」と自信を見せている。また成田さんの演技についても、「彼もエルの人生を最後に左右する役。成田凌しか出来ない見事なキャラクターを演じております。お楽しみに」とメッセージを寄せた。下山監督については「粘り強い監督が好きですが、下山監督は細かいところまで妥協をせず、ちゃんと観ていないとわからないようなことも作り込まれるので、とても演じやすかった」(広瀬さん)、「柔らかい人柄ですが、的確に演出して頂きました。今回演じたパン屋の主人は、台詞は多くないのですが色々な感情を出すキャラクターなので、監督ときちんとコミュニケーションを取りながら芝居に挑むことが出来て良かったです!」(成田さん)と2人とも信頼のおける監督だと語っていた。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月30日人気ロックアーティスト「Acid Black Cherry」の4枚目のアルバムを原作に、広瀬アリス主演で描く『L-エル-』。この度、代役に成田凌が決定し、併せて公開日が11月25日(金)になることが分かった。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。 ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる…。 悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。 そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が、“真実の愛”とは何かを描き出す。原作は、愛を探し求め続けた一人の女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う、壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。 昨年リリースされた本アルバムは、「CDショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録するなど大きな反響を呼び、アルバムのみならず、書籍化もされるなどミュージックシーンにあって異例の展開をみせている。キャストには、主人公エル役の広瀬さんを始め、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、古畑星夏ら若手実力派のキャストと共に、前川泰之、田中要次、高橋ひとみら豪華俳優陣が顔を揃える。そして今回、すでに決定していたパン屋の代役として、モデルでありながら、大ヒット公開中の『君の名は。』出演や、10月期放送ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」への出演が決定するなど俳優業でも目覚ましい活躍をみせる成田さんが決定。エルが送る波乱の人生に影響を与える男性の一人で、実直なパン屋役を演じていく。製作サイドは「予期せぬトラブルなどもあり、当初の発表から一部キャストを変更し、再撮影の上公開する運びとなりました。Acid Black Cherryさんが世に出した壮大なコンセプトアルバム『L-エル-』を映画にしたいという想いからスタートしたこのプロジェクト。その志はいまも変わらず、我々映画製作スタッフ、そしてキャストが一丸となって、完成に向けて邁進しております」とコメントを寄せた。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月27日絶大な人気を誇るロックアーティスト「Acid Black Cherry」の4枚目のアルバムを基に描かれる映画『L-エル-』。先日の映画化決定の発表に続き、古川雄輝、高橋メアリージュン、高畑裕太ら、いま注目の若手俳優陣の出演が明らかになった。愛を探し求め続けたひとりの女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。「CDショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録するなど大きな反響を呼んでおり、アルバムのみならず、昨秋には物語部分が書籍化されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。本作の主演を務めるのは、『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』や『全員、片想い』などに出演する女優・広瀬アリス。監督には、GACKTなど多くのアーティストのミュージックビデオを手掛ける下山天が務める。そしてこの度、広瀬さん演じる“エル”を生涯かけて愛し続ける男・オヴェス役に、ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」でアジア圏で爆発的人気を誇り、『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』『太陽』など話題作への出演が続く人気若手俳優のひとり、古川さん。本作では、悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルというひとりの女性を愛し続ける男を演じる古川さんは「とても斬新なアイデアだと思いました。このコンセプトブックを読んだ後に『Acid Black Cherry』さんの曲を聴くと、すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と楽曲の感想を語る。また「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの想いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました。僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」とコメントを寄せている。また、 エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ役には、『闇金ウシジマくん Part2』『シマウマ』など活動の幅を広げている高橋さん。そして、エルを取り巻く男性俳優陣には、平岡祐太、前川泰之、高畑さんがキャスティング。そのほか古畑星夏、弥尋、Mikako(FAKY)、田中要次、高橋ひとみらも参加する。<以下、キャストコメント>■高橋メアリージュンアンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした。下山監督とは三度目ですが、アンナのような芝居力が求められる役を任せて下さったことが本当に嬉しいです。■平岡祐太今回演じた劇団青年役は、劇団員でもあり演出家も目指していて、演劇に対する熱量と自信があり自分の空想で生きているような人。でも現実との折り合いがつかず壊れ、純粋さが間違った方向へ走り出す。演じていて、自分でも自分が怖かったです。■前川泰之キャバレーオーナー役は、口数は少ないけれど人間味に溢れた人物なので、台詞のないところでいかに表現するのか自分なりにチャレンジしながら挑んだつもりです。下山監督の作品は背景が入った時にその映像と世界観に物凄い衝撃を受けるので、今回も作品が仕上がるのをとても楽しみにしています。■高畑裕太今回演じたパン屋の主人では、特殊な世界観が忙しなく渦巻く中での、こういった日常的な役、極めて緩やかなシーンを演じさせて頂けた事に、とても重要な責任感を感じ、同時に喜びを感じています。パンをこねるのは、想像以上に難しい作業でしたので事前に先生の指導の下、練習に練習を重ねました。そういった努力の汗の匂いと、イースト菌の香ばしい香りが画面に映し出されている事を祈ります。『L-エル-』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月13日俳優・古川雄輝や女優・高橋メアリージュンらが、広瀬アリスが主演し下山天監督がメガホンを取る映画『L-エル-』(今秋公開)に出演することが13日、発表された。原作は、ビジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryが、2015年にリリースした4枚目の同名アルバム。これは、愛を探し求め続けた1人の女性"エル"の孤独で壮絶な人生をつづった物語と音楽が絡み合うコンセプト盤で、昨年秋には物語部分が書籍化されるなど多様な展開をみせてきた。古川が演じるのは、エルを生涯かけて愛し続けるオヴェス。悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルという1人の女性を支え続ける男という役どころだ。古川は、今回の映画化企画を「とても斬新なアイデア」と称賛。書籍を読んで曲を聴くと、「すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と振り返る。また、「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの思いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました」と報告。「僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」と期待を話した。一方、高橋メアリージュンが演じるのは、エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ。その「アンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした」と感激してみせる高橋メアリージュンが、下山監督と仕事を共にするのは3度目となるが、「アンナのような芝居力が求められる役を任せてくださったことが本当にうれしい」と歓喜している。そんな2人のほか、発表された新たなキャストは、劇団青年役の平岡祐太、キャバレーオーナー役の前川泰之、パン屋の主人役の高畑裕太。加えて、弥尋、FAKY・Mikako、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみといった面々も登場する。(C)2016映画「L-エル-」製作委員会
2016年07月13日俳優の平岡祐太が、フジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)の6月2日の第7話からゲスト出演することが26日、明らかになった。このドラマは、主演の松下奈緒演じる、女子力ゼロの独身で実家暮らしの女性教師・立木早子が、運命の結婚相手を見つけようと奔走する姿を描くもの。平岡は、銀行の営業マン・香川優介役を演じる。香川は、早子が住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知り。香川はある日、早子と同僚のミカ(貫地谷しほり)がメークの練習をしているときに、いきなり香川が訪れるが、香川がミカの学生時代の先輩だったことが判明し、これを機に、2人は思い出に浸りながら、デートすることになる。平岡は貫地谷との共演について、「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と感想。そうした2人の関係が「今回の役には生きてくるのではないかと思っています」とも語っている。
2016年05月26日松下奈緒扮する“独身で実家暮らしの女性教師”が、運命の結婚相手を見つけるべく奔走するドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、6月2日(木)放送の第7話から、平岡祐太がゲスト出演することが分かった。物語は、小学校教師・立木早子(松下奈緒)が、ひとりの人間として、ひとりの女性として「結婚とは」、「家族とは」、そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の同僚教師の久我山ミカ(貫地谷しほり)、成増梅子(佐藤仁美)、千駄木廉太郎(八嶋智人)、ミカの友人でOLの羽村舞(舞羽美海)らが、“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走していくストーリーだ。そして今回新たにゲストとして加わることとなった平岡さんが演じるのは、銀行員の香川優介。多摩銀行の営業マンで、早子の住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知りの関係。ある日、早子の家で早子とミカがメイクの練習をしているときに、いきなり香川が訪れる。なんと偶然にも、香川はミカの学生時代の先輩だったのだ。この運命の再会を機に、ミカと香川は、懐かしい思い出に浸りながら、2人でデートをすることに…。フジテレビ連続ドラマでは、「ディア・シスター」「テディ・ゴー!」とコンスタントに出演している平岡さん。ドラマ、映画と幅広く出演し、爽やかな印象でさまざまな役を演じてきたが、今回の役については「一生懸命に仕事をしているのだけど、30代の会社での板挟み感があり、次のステージに行きたいのになかなか行けない」「お笑いが好きなので、家ではよくバラエティーを見ていると思う」と独自の香川優介像を語った。また撮影では、「貫地谷さんと同じシーンで絡みがあったことがうれしい」と話した平岡さん。「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と続けた。さらに、異性との出会いや結婚に関して「出会いも突然訪れるのだと思っています。出会うタイミングもありますが、相手を好きだと思う気持ちには素直でいたいです。結婚は好きな人としたいです」とコメントした。香川の登場で一体どのような恋模様が展開されていくのか。果たして、香川はミカの運命の人になっていくのだろうか!?「早子先生、結婚するって本当ですか?」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月26日フェンディ(FENIDI)が4月17日まで、フェンディ 銀座店(東京都中央区銀座3-5-8)内に期間限定のフラワーショップ「FENDI FLOWER SHOP by AZUMAMAKOTO」をオープンしている。期間中は、フラワーアーティストの東信とのコラボレーションにより、16SSコレクションで発表された色とりどりの花が咲き誇る夢の国「フラワーランド(FLOWERLAND)」が店内に出現。東信による2種類のバッグ付きオリジナルブーケ「フェンディ フラワーランド オリジナルブーケ」(1万5,000円)とファーチャーム付きの「フェンディ ボトルフラワー」(税込7,000円)を数量限定で発売する。なお、3月25日に行われたオープニングイベントには、モデルの森星や松島花、石田ニコル、宮本彩菜、田中シェン、俳優の平岡祐太、桜田通、コメンテーターのクリス・ペプラーなどが出席した。
2016年04月02日