相手の視点でものが見られるようになるのは4歳から6歳といわれ、失敗しながら相手を思いやる言動を学んでいきます。失敗を否定せず、学びに変える関わり方を見ていきましょう。illustrationATFT GRAPHICS.Q.友達や妹に対して威圧的な言い方をします年長の長女のことで悩んでいます。下に年少の妹と1歳の弟がいます。妹や友達から「貸して」と言われて貸したくないときに「今使ってるのー!」と威圧的な言い方をします。きっと私がそういう言い方をしているときがあるのでしょう。優しいお姉さんの面もあるのですが、注意しても直りません。キツイ言い方のせいで友達から仲間外れにされたら…と心配です。[埼玉県・かなころ]A.ママが優しい言い方のモデルになってあげて子どもは周りをモデルにしながら話し方を身に付けていきますが、ママがモデルとは限りません。近所のお姉さんをマネしているのかもしれないですよ。今は周りとの関わりの中でコミュニケーションの取り方を学んでいる時期。キツイ言い方をして時に失敗しながら成長している途中です。そして、自分の気持ちを言えるのはとても大事なこと。子どもの気持ちを認めて「1回使ったら貸してあげようね。ママだったらそうするな」というように、いつも近くにいるママが優しい言い方のモデルになってあげましょう。それを吸収してコミュニケーションの取り方を学んでいけば、仲間外れを心配することもなくなるはずです。優しいお姉さんの面もあるとママはちゃんと分かっているので、「○○ちゃんは優しいね」と言葉に出して伝えてあげてくださいね。言葉にしないと子どもには通じません。また、年長さんといってもまだまだ甘えたい年頃。ほんの5分でも10分でも、上の子と二人だけで過ごす時間をつくりましょう。忙しいとつい後回しになりがちですが、時間ができたら真っ先に、ママから声を掛けてください。子どもが「私のことをちゃんと見ていてくれる」と感じられることが大切です。
2016年07月06日年長児ママにとっては、子どもの保育園ライフもあと半年。小学校のことを意識する機会が増えてきたのではないでしょうか?中でも働くママにとって気になるのが「学童」のこと。一般的に公立の学童保育は保育園に比べて預かり時間が短めだったり、そろそろママの時短勤務が終わったり、働きづらくなることも少なくないようです。わが家にもちょうど年長の娘がいますが、来春からどうするか、なんとなく方針が決まりました。学童保育にはどんな種類がある?学童保育は大きく「公立学童」(学童クラブなどと呼ばれる)と「民間学童」とに分けられます。「公立学童」は小学校や児童館に併設されていることが多く、親が働いている子どもなどが放課後や長期の休みに利用できる施設です。定員や利用条件があり、利用料金は月額数千円程度が一般的。運営時間は午後6:00頃までのところが多いです。これまで公立学童は小1~小3の児童が対象でしたが、平成27年度から国の指針で小6にまで拡大されました(※ただし、あくまで指針であり、実際の対応は地域によって違います)。また、最近では学童保育と全児童対策事業の一体化も進んでいます。私が住む神奈川県川崎市もそうで、市内のすべての小学校の敷地内に「わくわくプラザ」という施設があります。親の就労状況などに関わらず、その学校の小1~小6の全児童が誰でも利用でき、定員もありません。定期的な利用の申し込みもできますが、当日の朝にその日どうするか決めるスポット的な利用もOK。宿題をしたり、校庭などで遊んだりして過ごします。わくわくプラザの場合、運営時間は月曜~金曜は授業終了時から午後6:00まで。土曜日や夏休みは午前8:30~午後6:00まで。お弁当は持参です。利用料は無料で、希望すればおやつ(※有料)も用意してもらえます。また、仕事などの理由で午後6:00までに迎えに来るのが難しい家庭のために、月額2,500円(※何回利用しても同額)で午後7:00まで預かってもらえる制度もあります。この施設のメリットはなんといっても無料なこと、そして、定員がないので待機児童になる心配がないこと。また、学校内なので移動の不安もありません。反面、利用者が多くなると、どうしてもきめ細やかな対応は難しくなってしまうでしょう。実際に通わせていないので、あくまでイメージですが、保育というよりは、放課後の居場所・遊び場という感じが強いような気がしています。プログラムは充実、でもお金はかかる民間学童私自身、ずっとわくわくプラザを利用するつもりでしたが、今年に入ってから同じクラスのママたちが続々と民間学童の見学をしているので、「あれ、ほかも検討したほうがいいのかな?」という気になり、誘われるようにいくつか見学しました。民間学童は多彩です。趣向を凝らしたプログラムが組まれていたり、スポーツや英語など特定の分野に力を入れていたり…。季節ごとのイベントも多く、さまざまな体験ができるので、習い事感覚で通わせる人もいます。食事やおやつの用意もお願いでき、送迎サービスや入退室をメールで報告してくれるなど親に嬉しいサービスも充実。預かり時間も長めで、なかには21:00や22:00まで預かってくれるところもあります。ただ、そのぶん、価格はぐっとあがります。私が見学にいった中で最も良心的な価格だったローカルな民間学童でも月額約30,000円。それ以外の施設は、だいたい月額50,000円前後でした(送迎や食事、延長保育の有無などでだいぶ料金は変わります)。しかし、それほど高くても民間学童は人気があり、なかには数年前から予約が埋まってしまう施設もあるとか。気になるところがあれば、早めのリサーチがよさそうです。とりあえず予約完了、あとは子どもの様子を見て私自身はどうしたかというと、ちょうどこの夏、近所に英語に力を入れている民間学童が新設されたので、娘の仲良しのお友だちと一緒に仮申し込みをしました。体験レッスンも楽しそうでしたし、できれば英語は話せるようになってほしいという勝手な私の思いもあり。ただ、さすがに毎日通わせるのは金額的にも、子どもの体力的にも負担になりそうなので、週2~3回の利用を予定。わくわくプラザと併用するつもりです。そうはいっても実際に小学校に通いはじめると、新しいお友だちもできて、「行きたい」「行きたくない」など本人の意思も出てくるのでしょう。環境の変化に応じて、都度、見直しは必要なのかなと思っています。(古屋江美子)
2015年10月20日いま、子どもさんが年長さんというママ、来年はいよいよ幼稚園、保育園を離れ、小学校での新生活のスタートですね。新しいお友だちはできるかな、勉強についていけるかな、どんな先生が受け持ってくれるんだろう…と、子どももママもたくさんの不安と期待を抱いていることでしょう。 特に、生活面のことや勉強のことなどは、ママにとって気になるポイントのはず。新1年生になる前にどんな入学準備をしておけばよいのか、それを知るには「ママノートアプリ」がおすすめです。どんな機能があるのかを紹介していきましょう。■「ママノートアプリ」で、入学までに習得しておきたいことがわかるたとえば、「正しく鉛筆がもてる」「ひとりで着替えができる」などは、入学までに身につけさせておきたいこと。しかし、どれが入学までに必要で、どれが入学してからでも間に合うことなのか、ママの側で判断するのはなかなか難しいですよね。ママノートアプリは、現役の小学校教諭と共同開発したアプリなので、現場の生の声を知りながら、優先順位を知ることができます。このアプリを使うことで、入学準備の優先順位別にセルフチェックできるので、入学までに効率よく我が子にアドバイスしたり指導したりすることができます。また、セルフチェックで集めた結果はリアルタイムで更新され、「みんなの結果」としてデータで把握できる優れもの! よその子の状況がわかると、安心できますよね。ただし、ほかの子と比べすぎるのは、子どもにとってプレッシャーになってしまいます。あくまで参考にして、焦りすぎないようにしてくださいね。ちなみに、うまくできない場合は、項目別に教師や教育評論家からのアドバイスもあるので、それを参考にすると、ママの悩みを早く解決できるきっかけにも繋がるでしょう。■総合的なサポートを提供してくれる子育て、学習をサポートしてくれるママノートアプリでは、学習書籍の情報を提供したり、季節のお得なキャンペーン情報やプレゼントなどもチェックしたりできるようになっています。このアプリがあれば、入学準備~入学後の不安を解消することができるはず。気になる人は、この機会にダウンロードしてみてはいかがでしょう。<アプリ詳細>・アプリ名:年長・少1ママ向け子育て情報 『ママノートアプリ』・価格:無料・互換性:<iOS版>iOS 7.1以降 <Android版>Android 4.1以上・ターゲット層:年長・小1ママ
2015年04月20日年長児の子を持つママは、年が明けると卒園の準備に取りかかることでしょう。それと並行して、小学校の入学準備も行っているはず。小学校入学時、ママが感じる不安要素の1つとして挙げられるのは、子どもの勉強についてです。「うちの子、勉強が嫌いで…」「ほかの子についていけないんじゃないかしら?」と、いろいろな不安を感じるママは少なくありません。入学してから後悔することのないように、今のうちからできるだけ準備しておきましょう。今回は、今からできる入学準備法についてピックアップしてみました! ■小学校に入学してから「勉強しなさい」では遅いかも? 幼稚園、保育園時代は毎日遊ばせてばかりだったのに、入学と同時に「勉強しないとダメよ」では、子どもは「なぜ?」と思ってしまいます。小学校に入学してからいきなりガラリとライフスタイルを変えてしまうと、子どもが戸惑ったり不満に感じたりする原因になるもの。できれば年長児の頃から子どもに「勉強する」「机に向かう」という習慣を持たせておくことが大切です。■毎日10分でもOK! 机に向かって学習するクセを付けるとはいえ、今の段階で日に30分以上も勉強する必要はありません。最初は5分、10分でOK! 子どもの「勉強した」という達成感を褒めてあげること、そして、机に向かって学習するクセを付けることが重要なポイントになります。既に学習机を購入しているなら、学習机を使用して勉強させるクセをつけてあげると、なおよいでしょう。■勉強の習慣をつけるには、子どもにとって興味のあることからスタートして勉強の習慣をつけるには、まずは子どもが関心を持っていることの学習から始めることがおすすめです。ひらがなに興味があるなら、ひらがなの書き順を勉強したり、形をキレイに書けるように練習させたりしてみましょう。数字に関心を持っている子なら、足し算、引き算など、小学校に入学してすぐに行う基礎的な部分の学習に取り組みましょう。取り組むうちに子どもも少しずつコツをつかみ、理解できた時の達成感を覚えるようになるはず。それが子どもの「勉強は楽しい」というイメージをつくるきっかけになります。■勉強=楽しいというイメージを植え付けることが大切さきほども言いましたが、今の段階からバリバリ勉強をさせる必要はありません。子どもにとって勉強は楽しいもの、わかることは嬉しいことというイメージを植え付けられるかどうかが、入学してからの勉強の取り組み方に大きく左右してくるでしょう。勉強嫌いにさせるか、自分から進んで勉強をする子にさせるかは、親の最初の取り組み方によって変わってきます。入学してから後悔しないように、今から少しずつ、学習面の入学準備も始めていきましょう。
2014年12月31日