おしりから脚につながる神経に沿って痛みやしびれが生じる「坐骨神経痛」。時には歩けないほどの痛みを感じることも。そもそも坐骨神経痛とは一体どのようなものなのか、症状の詳細や原因、予防など気になることを整形外科医の中村光伸先生にお伺いしました。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき世界一かんたんな健康法』(アスコム)。坐骨神経痛って何?病名でもあり、症状でもある皆さんは「坐骨神経痛」という病名を耳にしたことはありますか? 何となく名前は聞いたことはあるけれど、どんな病気なのか知らない……という方も多いのではないでしょうか。実は、坐骨神経痛は病名だけではなく、頭痛や腹痛などと同じく症状として扱われることもあるそう。「坐骨神経痛は、病名としてだけではなく症状として扱うことがあります。その違いは坐骨神経痛が引き起こされている原因がはっきりとわかるかわからないかです。痛みが出ている原因がわかれば症状、わからなければ病名として坐骨神経痛を使い分けています。坐骨神経は坐骨から梨状筋というおしりの筋肉を通って脚へとつながっている末梢神経のことをいいます。太さは約1cmのボールペンくらいのサイズになっています。坐骨神経は枝分かれしながら別の神経とつながっています。そのため、坐骨神経が痛むと他の神経にも連動的に痛みが出てきてしまいます」(中村先生)坐骨神経痛が引き起こされる原因とはどのようなものなのでしょうか?「坐骨神経痛の原因は主に2つあります。・ヘルニアなどの腰椎疾患によるもの・筋肉の衰え腰椎疾患の中で代表的なものは、腰椎脊柱管狭窄症(ようついせきちゅうかんきょうさくしょう)と腰椎椎間板ヘルニアの2つです。他にもありますが、これらは腰椎が変形して腰椎部の神経を圧迫してしまい、その先にある坐骨神経に痛みを引き起こしています。腰椎に腫瘍ができていたりしても神経を圧迫してしまうので同じように痛みが発生したりします」(中村先生)なぜ筋肉の衰えが坐骨神経痛の原因となるのでしょうか?「筋肉が衰えると、姿勢が悪くなってしまいがちになります。例えば座っているときに腰の骨が曲がってしまっていると骨盤付近にある神経の束を圧迫してしまい、痛みが出てきます。体重の増加によって筋肉量が相対的に少なくなっていたりすると、同じく姿勢が悪くなり坐骨神経痛になることもあります」(中村先生)他にも原因になるようなことはありますか?「子宮筋腫など坐骨神経につながっている神経が圧迫されて痛みが出ていた、なんてこともありますね。骨盤の中にある臓器に腫瘍ができていて、それによって坐骨神経痛になることだってあります。帯状疱疹のウイルスが坐骨神経につながっている神経に感染すると坐骨神経痛の症状が出ることもあります。閉経後の女性は女性ホルモンのエストロゲンの減少により、骨粗しょう症になりやすくなります。骨粗しょう症の60〜70%は痛みなく圧迫骨折を起こしています。そうすると椎間板や骨が飛び出してしまい、その周辺の神経がいじめられてしまいます。そうなると坐骨神経痛の発症リスクは高まります」(中村先生)坐骨神経痛ってどんな痛み?ズーンとした重い痛み坐骨神経痛の症状とはどのようなものなのでしょうか?「主な症状は、・おしりから脚への痛みやしびれ・長時間立つ、座ることがつらい・痛みによって歩けなくなる中には歩けなくなるだけではなく、トイレの便座に座ることすらできないくらいの痛みを感じるという人もいます。痛みが出るのは、腰、おしり、脚です。症状が軽いとおしりの辺りがズーンと重い感じです。その程度だとまだ我慢できるくらいの範囲ですね。それがひどくなってくるとツンとした痛みが出て、歩行が困難になることもあります。他にも坐骨神経から枝分かれした神経に影響が出て、排尿障害や会陰部のしびれなどの症状が出てくることもあります」(中村先生)体幹トレーニングや正しい姿勢で予防できる高齢になればなるほど痛みが重複する坐骨神経痛は症状を引き起こしている原因となっている病気が治れば、症状は引いていくそう。しかし、複数の病気が原因で坐骨神経痛の症状が出ているときは、1つの病気を治しても症状が引かない場合があるそうです。「高齢になると腰椎疾患など坐骨神経痛の原因となる病気が重なるリスクが高まります。坐骨神経痛の治療は、原因となっている病気へアプローチすること。ですが、それ以上に大切なのが予防になります」(中村先生)坐骨神経痛を予防するためにはどのようなことをすると良いでしょうか?「坐骨神経痛の原因が良くなったとしても、骨がつぶれていたりすると坐骨神経痛を繰り返しやすい状態にあります。しかしスクワットやプランクなどの体幹トレーニンで筋肉を鍛えたり、猫背や反り腰にならないよう背筋を真っすぐに伸ばすというような正しい姿勢を維持したりすれば、腰椎周辺の神経刺激が減少し、痛みが出るのを予防することはできます。体操やストレッチで腰椎の可動域を正したり、コルセットで骨盤を支えることも坐骨神経痛の予防になります。ただ、子宮筋腫など内臓に異常がある場合は姿勢を正したりしても痛みが続くことがあります。その場合は原因となっている内臓の病気を治療する必要があります」(中村先生)まとめさまざまなことが原因となって引き起こる坐骨神経痛。いつまでも痛みが治らない場合は別の病気が隠れているなんてことも……。腰や脚に痛み・痺れを感じて心配に思う方は病院へ行ってみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ウーマンカレンダー著者/監修/中村 光伸先生光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
2024年03月25日神経痛とは、脳、脊髄、末梢神経の障害により生じる痛みやしびれです。脳、脊髄から枝分かれする末梢神経は、体中に張り巡らされるように広がっているため、頭、体、手、足など体中のあらゆる箇所に神経痛が現れます。下肢(脚)の神経痛は、座る、立つ、歩くなどの日常生活の基本動作に大きくかかわります。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )」では、専門医によるヘルスケアアドバイス疾患ナビを公開しています。12月13日に新着公開した「下肢の神経痛」では、森本 大二郎先生に下肢神経痛の症状、原因、治療・対処法や予防法について詳しくお伺いしました。◆新着情報専門医によるヘルスケアアドバイス疾患ナビ「下肢の神経痛」 <目次>下肢の神経痛について知る・下肢の神経痛の症状・下肢の神経痛の原因・下肢の神経痛の治療・対処法・下肢の神経痛の予防法足に痛みやしびれがあると、何をするのにも面倒になり、体を動かさなくなることでさらに痛みが増すといった悪循環に陥ることになります。そうならないためにも、まずは日々の生活の見直しから、症状を改善し、日常生活を快適に過ごせるように心がけていきましょう。大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】神谷町脳神経外科クリニック森本 大二郎(もりもと・だいじろう)先生日本医科大学卒業。医学博士。日本脳神経外科学会専門医、日本脊髄外科学会認定医・指導医・代議員、脊椎脊髄外科専門医、日本脊髄障害医学会評議員、日本仙腸関節研究会幹事、末梢神経の外科研究会世話人。釧路労災病院脳神経外科部長、日本医科大学脳神経外科病院講師を経て現職。「坐骨神経痛 : 腰と神経の名医が教える最高の治し方大全 : 腰・お尻・太もも・すね・足裏がジンジン痛む」(文響社)など多くの書籍に執筆する一方、メディアでも活躍している。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。また、気になる症状をすぐにチェックできるコンテンツもご用意。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。下肢の神経痛|大正健康ナビ|大正製薬 : 【大正健康ナビ】下肢の神経痛.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月13日ジェットコースターみたいな目まぐるしい体調の変化に直面する40代。絶好調とは言えなくとも、不都合や支障がなくちょうど良く過ごしていきたい。そう思う私の体験と、これからの願望をつづります。生理前に心の不調を感じるように30代後半、生理前の心の不調に悩まされるようになりました。普段なら言われても何も気にならないことが、生理前になると気になってしまうように……。不安定な心と感情のせいで、時には泣き出してしまうこともしばしば。心のざわつきで、生理が来ることを自覚することが毎月苦痛でした。毎年検診を受けている婦人科で相談すると、精神科で安定剤を生理前に一時的に処方してもらうか、漢方外来で症状にあった漢方薬を出してもらうのもいいかもと言われました。先生いわくホルモンの乱れから精神的に不安定になっているのかもとのこと。ピルの服用を勧められましたが、乳がんの検診で観察箇所が見つかっていたため服用ができませんでした。そこで、私は漢方のクリニックへ通うことにしました。クリニックで血の巡りを良くする漢方と、生理前の不安感が強いときに飲む漢方を処方してもらい、数カ月かけて症状は少しずつ改善されていきました。40代になって次々と起こる体調不良40代に入ってすぐの一大イベントは、長女の大学進学でした。長女は下宿することが決まっていたので、そのための準備が必要でした。私の仕事が終わると、車に下宿先の荷物を積み、北海道の雪道を運転しフェリー乗り場まで片道190㎞の移動。夜中にフェリーに乗船し翌朝着いたら、下宿先まで荷物を運び入れてまた同じ道をたどって帰るということをしていました。長女はスポーツをしているため、トレーニングに必要な道具やロードバイクの運び込みを数カ月にかけておこないました。その間にも長女は進学先の都市で大会に出場していたりしたので、引っ越しには時間がかかりました。年明けから春にかけて、こんな感じの怒濤のスケジュールをこなし続けました。春になり、長女を送り出してホッとしたのもつかの間、次々と私の体調が悪化し始めました。疲れからか、末端の冷えが取れず、よく下痢をするようになりました。さらには、左の耳から後頭部にかけてズキーンと激しい痛みが襲ってきました。脳神経外科のある病院に駆け込み受けた診断は、「大後頭神経痛(だいこうとうしんけいつう)」でした。処方された三叉神経痛の薬は副作用がひどく出てしまい、服用できませんでした。水を飲み込むことも痛くて、仕事にも行けなくなり、ふさぎ込んでしまうようになりました。見かねた夫がはりで神経痛がよくなった人がいるからと、鍼灸院(しんきゅういん)へ行くことを勧めてくれました。治療を受けて半日後にはひどい痛みは消えて、翌朝から仕事に行けるようになりました。その後も予兆があれば鍼灸院へ行きました。服用していた漢方はクリニックの先生にお願いして、五積散という神経痛に効くものに変更しました。漢方を変えると末端の冷えが取れてラクになり、冷えが取れると自然と下痢もよくなりました。これが更年期なのか、老いなのか……。いや、ただの疲れだと思いたい。そう思う私に、ついに決定的な出来事が起こったのです!ピント調節に時間が掛かるお年ごろ最近まで、スポーツ施設の受付で勤務をしていました。離れた場所で運動をしているお客様を見て、手元のパソコンを操作する作業がありました。ですが、パソコン画面の文字を見ようにも、目のピントがすぐに合わない……。体が前後に揺れてしまい、ピントを合わせようとする私の姿を見ていた後輩が、「あーやっちゃってますね」と笑っていました。言われるまで自然に体を動かしていて、気が付かなかったのです。これはもしかして……と思い、眼科へ行くと真面目そうな先生が、「そういうお年ごろ、でもまだ大丈夫なほう」とひと言。同じ年代の看護師さんは、マスクをしていてもわかるくらいの笑顔で同調するように何度もうなずいていました。真面目な先生の発言に、診察室が笑いにつつまれ、朗らかに「老い」というお年ごろを実感しました。まとめ気になる不調はまず病院へ行き、その時々の体調の変化にあった治療や対処をすることが大事だと感じました。それから居心地の良い友人とお茶しながら、あのときはアレがよかったよと情報交換することも必要なことだと思いました。「アレばっかりだね」と、更年期も老いも笑い飛ばしていきたい。そんなふうに、ちょうどいい40代を過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/鬼塚ともみパート勤務をしている主婦。手芸が好き。
2023年11月21日ある日、仕事を終えて家に戻ると、母が背中の痛みを訴えました。初めは神経痛か、循環器に何か問題があるのかと思いつつも原因がつかめずにいました。後に水ぼうそうのようなものが脇にでき始め、皮膚科を受診するととある病気が判明したのです。動くと痛みが走る、つらい病気を発症した母の体験をお話しします。★関連記事:突然、肩に痛み、赤い発疹が広がり…免疫力の低下から思わぬ病気を発症!【体験談】突然背中が痛いと言いだした母ある日、仕事を終えて家に戻ると、母が「背中が痛い」と言いながらソファで横になって背中をツボ押し器で押していました。私が「腰痛?」と聞くと「わからないけど、朝から違和感があって、だんだん痛くなってきたんだよね」とのこと。そのときはただ背中が痛いだけで、何が原因なのかわからず、神経痛なのか、はたまた別の病気なのか……と不安を抱えつつ、湿布を貼って様子を見ることにしました。次の日の朝、母が焦りながら「脇に何かできたみたい」と言うので、見てみると水ぼうそうのような発疹が少しだけできていました。母は過去に一度水ぼうそうになったことがあるため、私は今回の症状はおそらく帯状疱疹だろうと予想しました。その日の母は、昨日に引き続き「まだ背中が痛い」と口にしていましたが、仕事を休むほど痛くはないということで仕事帰りに皮膚科に行くと言いました。そして、母が仕事帰りに皮膚科を受診した結果、私が思った通り帯状疱疹と診断が下りました。「原因は断定できませんが、仕事の疲れと加齢で免疫力が劣り、体の中にあったウイルスが活性化してしまったのではないでしょうか」と医師に言われたそうです。処方された薬はウイルスに効くものと痛みを抑えるものなどで、これを飲めば症状は落ち着いていくだろうと、母はこのときは思っていたようでした。もらった薬が効かない!?次の日の朝にリビングへ行ってみると、母が「もらった鎮痛剤では全然効果がなくて、背中がすごく痛い」と言いながら、あまりの痛さにソファでぐったりしていました。こんな状態じゃ仕事には行けないと早々に判断したようで、母はすでに職場に休みの連絡を入れ、もう一度皮膚科に行こうと思っていたようです。母は何もしなくてもかなり痛い様子で、「車を運転するのもしんどい、皮膚科に連れて行ってほしい」と言われました。幸いにもその日は私も仕事が休みだったので、母を皮膚科に連れて行くことに。診察後、今度は抗ウイルス薬と塗るタイプの局所麻酔薬を処方されました。帯状疱疹は母自身では手が届かない背中に広がっているので、私が塗り薬を患部に塗ることに。帯状疱疹の部分に薬を塗っていると、母は「痛い痛い~」と声を上げ、かなり症状が悪化していたようでした。薬を塗った後は薬をしみ込ませるために、ラップで覆います。しばらくしてラップを外すと、薬のおかげか少しだけ痛みが和らいだようですが「動かなかったらまだ大丈夫だけど、動いたら地獄のような痛みが走る」とのこと。母は「こんなに痛かったら仕事も家事もできたものじゃないから、せめて痛みが耐えられるレベルに落ち着くまでしばらく休むよ」と言い、家事は私や父に任せて安静を心がけました。結果、発症から4日目の夜には痛みがかなり治まり、5日目には仕事に復帰しました。そして、痛みがほぼ治まったのは発症から7日目くらいになってからでした。痛みは人それぞれ違う医師によると帯状疱疹は痛みに個人差があるようで、痛みがまったくない人もいれば夜に痛みで目が覚めるくらいひどい人もいるようです。母は後者でウイルスの炎症で神経が刺激され、背中に痛みが出たようでした。実際、帯状疱疹の炎症が引くとともに背中の痛みも引いたようです。また、今回の件で帯状疱疹についてインターネットで検索したところ「帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)」という痛みが数カ月〜数年間も残ってしまう後遺症があると知りました。そのことについて母に話したところ、医師から「症状が出てから72時間以内に薬を飲んだから大丈夫」だと言われたそうです。母は「今回は早く気付くことができたからよかった」と言っていました。今回のことで母は、私が小学生のころに帯状疱疹になったときを思い出したようで「右腕がブツブツだらけで1週間はランドセルで登校ができなかったけど、痛みは感じてなかったよね。本当に痛みは人それぞれなんだね」と話してきました。それを聞いて「私はまだマシなほうだったんだな」と思いました。まとめ帯状疱疹で痛い思いをしている母はとにかくつらそうでした。ですが、今回は症状に気付いてすぐに病院に向かい、後遺症が出ることもなく完治したためひと安心しています。帯状疱疹は、一度かかれば免疫が付いて再発しにくくなるものの、免疫力が落ちれば何度でも再発する可能性があるそうです。今回の件で、帯状疱疹はもちろんですが、病気に気付くのが遅れると症状が悪化して後遺症が出る場合もあるため、今後は体のどこかが痛むときは早めに病院を受診するようにしようと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。取材・文/サクライラスト/サトウユカ著者/サクラアニメ、イラスト、ゴルフが好きなのんびり屋。自閉症スペクトラムとADHDを持っており人間関係に苦労しがちだが、克服しようと奮闘中。
2023年08月13日おしりから足につながる神経に沿って痛みや痺れが生じる「坐骨神経痛」。時には歩けないほどの痛みを感じることもあるそう。そもそも坐骨神経痛とは一体どのようなものなのか、どうして発症してしまうのか、治るのかなど気になることを整形外科医の中村光伸先生にお伺いしました。教えてくれたのは……監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。★関連記事:「めちゃくそ痛い!」坐骨神経痛が悪化した原因はおそらく… #ババアは健康になりたい 15坐骨神経痛って何?病名でもあり、症状でもある皆さんは「坐骨神経痛」という病名を耳にしたことはありますか? 何となく名前は聞いたことはあるけれど、どんな病気なのか知らない……という方も多いのではないでしょうか。実は、坐骨神経痛は病名だけではなく、頭痛や腹痛などと同じく症状として扱われることもあるそう。「坐骨神経痛は、病名としてだけではなく症状として扱うことがあります。その違いは坐骨神経痛が引き起こされている原因がはっきりとわかるかわからないかです。痛みが出ている原因がわかれば症状、わからなければ病名として坐骨神経痛を使いわけています。坐骨神経は坐骨から梨状筋というおしりの筋肉を通って足へとつながっている末梢神経のことをいいます。太さは約1cmのボールペンくらいのサイズになっています。坐骨神経は枝分かれしながら別の神経とつながっています。そのため、坐骨神経が痛むと他の神経にも連動的に痛みが出てきてしまいます」(中村先生)坐骨神経痛が引き起こされる原因とはどのようなものなのでしょうか?「坐骨神経痛の原因は主に2つあります。・ヘルニアなどの腰椎疾患によるもの・筋肉の衰え腰椎疾患の中で代表的なものは、腰椎脊柱管狭窄症(ようついせきちゅうかんきょうさくしょう)と腰椎椎間板ヘルニアの2つです。他にもありますが、これらは腰椎が変形して腰椎部の神経を圧迫してしまい、その先にある坐骨神経に痛みを引き起こしています。腰椎に腫瘍ができていたりしても神経を圧迫してしまうので同じように痛みが発生したりします」(中村先生)なぜ筋肉の衰えが坐骨神経痛の原因となるのでしょうか?「筋肉が衰えると、姿勢が悪くなってしまいがちになります。例えば座っているときに腰の骨が曲がってしまっていると骨盤付近にある神経の束を圧迫してしまい、痛みが出てきます。体重の増加によって筋肉量が相対的に少なくなっていたりすると、同じく姿勢が悪くなり坐骨神経痛になることもあります」(中村先生)他にも原因になるようなことはありますか?「子宮筋腫など坐骨神経につながっている神経が圧迫されて痛みが出ていた、なんてこともありますね。骨盤の中にある臓器に腫瘍ができていて、それによって坐骨神経痛になることだってあります。帯状疱疹のウイルスが坐骨神経につながっている神経に感染すると坐骨神経痛の症状が出ることもあります。閉経後の女性はエストロゲンの減少により、骨粗しょう症になりやすくなります。骨粗しょう症の60〜70%は痛みなく圧迫骨折を起こしています。そうすると椎間板や骨が飛び出してしまい、その周辺の神経がいじめられてしまいます。そうなると坐骨神経痛の発症リスクは高まります」(中村先生)坐骨神経痛ってどんな痛み?ズーンとした重い痛み坐骨神経痛の症状とはどのようなものなのでしょうか?「主な症状は、・おしりから脚への痛みや痺れ・長時間立つ、座ることがつらい・痛みによって歩けなくなる中には歩けなくなるだけではなく、トイレの便座に座ることすらできないくらいの痛みを感じるという人もいます。痛みが出るのは、腰、おしり、脚です。症状が軽いとおしりの辺りがズーンと重い感じです。その程度だとまだ我慢できるくらいの範囲ですね。それがひどくなってくるとツンとした痛みが出て、歩行が困難になることもあります。他にも坐骨神経から枝分かれした神経に影響が出て、排尿障害や会陰部の痺れなどの症状が出てくることもあります」(中村先生)体幹トレーニングや正しい姿勢で予防できる高齢になればなるほど痛みが重複する坐骨神経痛は症状を引き起こしている原因となっている病気が治れば、症状は引いていくそう。しかし、複数の病気が原因で坐骨神経痛の症状が出ているときは、1つの病気を治しても症状が引かない場合があるそうです。「高齢になると腰椎疾患など坐骨神経痛の原因となる病気が重なるリスクが高まります。坐骨神経痛の治療は、原因となっている病気へアプローチすること。ですが、それ以上に大切なのが予防になります」(中村先生)坐骨神経痛を予防するためにはどのようなことをすると良いでしょうか?「坐骨神経痛の原因が良くなったとしても、骨がつぶれていたりすると坐骨神経痛を繰り返しやすい状態にあります。しかしスクワットやプランクなどの体幹トレーニンで筋肉を鍛えたり、猫背や反り腰にならないよう背筋を真っすぐに伸ばすというような正しい姿勢を維持したりすれば、腰椎周辺の神経刺激が減少し、痛みが出るのを予防することはできます。体操やストレッチで腰椎の可動域を正したり、コルセットで骨盤を支えることも坐骨神経痛の予防になります。ただ、子宮筋腫など内臓に異常がある場合は姿勢を正したりしても痛みが続くことがあります。その場合は原因となっている内臓の病気を治療する必要があります」(中村先生)まとめさまざまなことが原因となって引き起こる坐骨神経痛。いつまでも痛みが治らない場合は別の病気が隠れているなんてことも……。腰や脚に痛み・痺れを感じて心配に思う方は病院へ行ってみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ウーマンカレンダー著者/監修/中村 光伸先生光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
2022年10月04日アラフォーに片足を突っ込み始めたババアさんのマンガを紹介します。坐骨神経痛を患ってしまったババアさん。座り仕事なことと娘が下半身に乗って寝ていたことが原因だと思ったそう。ババアさん一家の睡眠環境とは一体……!?★関連記事:「めちゃくそ痛い!」坐骨神経痛が悪化した原因はおそらく… #ババアは健康になりたい 15わが家は娘が生まれる前に、0歳から3〜4歳まで使えるというキッズベッドを買いました。赤ちゃんのころはお世話しやすい高さに、大きくなってからは大人のベッドと同じ高さにして添い寝に、と調整しやすい設計のベッドでした。なので娘が生まれてからの4年間、このベッドは大活躍!3〜4歳まで使えますという商品説明の通り、当時4歳だった娘も収まるサイズ。なのにはみ出て私の上に乗ってくる娘。さらには私を乗り越えて夫が寝ているところまで進出していました。もはや夫の寝る場所も奪われつつあるので、夫は頭を逆に向け寝るように……。川の字ならぬZ字になって寝ていました(笑)。娘の寝相が悪いので、私は下半身をキッズベッドのほうに預けて寝ています。でもこれ……耐荷重大丈夫なのか!? いつか壊れそうでヒヤヒヤしていました。ベッドが壊れないか心配しているとしっかりと寝返りもできないので、腰に大きく負担がかかっていたようでした。だからといって大人用ベッドに3人並んで寝るのは難しく、布団も腰の悪い私には無理そうなので、寝室のレイアウトに悩んでいました。ー--------------子どもが大きくなってくるとどう寝るか考えなくてはいけなくなりますよね。皆さんはどんなふうに寝室作りをしていましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。著者/ババア5歳児を育てている主婦。管理栄養士として働きながら、健康、育児、料理、ファッションなどなどについて漫画とブログを更新中。
2022年09月21日冬の訪れとともに、なんだか腰の痛みが増してきた気がする……。坐骨神経痛をはじめとした腰の痛みは、病院だけではなかなか回復しない。毎日続けるストレッチこそが近道な場合もあるーー!「最近、脚や腰のしびれや痛みに悩まされる人が増えています。コロナ禍で座る時間が増えたことがその理由ではないでしょうか」こう話すのは、日本医科大学千葉北総病院脳神経センター准教授の金景成先生だ。坐骨神経痛の分類は、ヘルニアや脊柱管狭窄症のように背骨の下部分の腰椎に原因があって下肢に痛みやしびれが生じるものから、筋肉の硬化、骨のズレなどによって痛みが生じるものまでさまざまあるが、特に下肢に痛みやしびれが生じる場合は、診断がつきにくいものや回復に時間がかかるものも少なくないという。治療法は痛み止めなどの飲み薬や貼り薬、注射のほか、サポーターやコルセットなど器具が必要になる場合もあるが、ストレッチだけでかなり改善する症状もあるそう。「長く座っていることで症状を発する梨状筋症候群は、坐骨神経痛の中でも正しい診断がされにくいもののひとつで意外と患者さんが多くいます。しかし、実はストレッチがよく効く症状のひとつなのです」(金先生・以下同)梨状筋症候群は、お尻の外側の筋肉が硬くなってその部分に痛みが生じるものだ。お尻を指で押してコリコリとソーセージ状の筋肉が指に触れたら梨状筋症候群の可能性が高いそう。■ポイントは血の流れ!硬くなった筋肉をほぐそう 座位姿勢のときに痛みが生じやすいのだが、座った状態を利用してストレッチをすることで、症状の改善も期待できるのだそう。「痛みの原因は、硬くなった筋肉が座る動作により押しつぶされて神経が圧迫されるから。しかし、梨状筋症候群はストレッチをすることで筋肉がほぐれ、痛みの原因となっていた部位の血流が改善され、症状が和らぎます。ほかの坐骨神経痛についても、直接的に痛みが消えることはなくても、ストレッチをすることで痛みの緩和が期待できます」同じ“椅子に座る”でも、ストレッチすることで痛みの緩和に。そこで、2つのストレッチを紹介しよう。【「椅子キープ」ストレッチ】(1)椅子に座り、両脚を抱え込む。そのまま20秒キープする。これを10回繰り返す。(2)片脚ずつ抱え込む。そのまま20秒キープし、これを10回繰り返す。反対側の脚も同様に。【「椅子ボール」ストレッチ】(1)椅子に座り、お尻の痛みやしびれのある部分にテニスボールを挟む。太ももの裏側の筋肉をストレッチできる。(2)ボールを挟んだ姿勢のまま、ボールを挟んでいる側の脚を内旋(ひざが内に向くようにねじる)し、10秒キープ。次に外旋(ひざが外に向くようにねじる)し、10秒キープ。これを10往復する。※運動指導:理学療法士・畝本みどり椅子に深く腰掛けて、骨盤を起こした姿勢で、ゆっくりギューッとイタ気持ちイイくらいの力加減で10〜30秒ほど続けるのがコツ。じっくりと筋肉を伸ばすことで血流が促進され、体も温まる。「私たちの筋肉は加齢と共に硬くなりがちです。多くの人が健康維持のためにウオーキングやゴルフなどの運動を始めるのですが、実は運動だけを一生懸命していても、ストレッチをしなければ筋肉は硬いままで、逆に足腰の痛みやしびれにつながりかねません。それほどストレッチは大切なのです」テレビを見ながらなど「ながら」で10〜30秒、あるいは10回を1セットとし、1日3〜5セットを毎日続けてみてほしい。梨状筋症候群だけでなく、ほかの坐骨神経痛の症状緩和にもこれらのストレッチは有効だそう。痛みがこたえる寒い季節。日々の椅子ストレッチを実践しよう!
2021年12月27日ある日突然、顔がけいれんして片側だけが動かなくなりました。 何をしたわけでもないのに、突然顔がまひして歪んでしまったのです。私が経験した三叉神経痛(顔面神経痛)についてお話しします。顔の歪みに気付いて病院へ自宅で仕事を初めて数カ月、順調に依頼も増えて忙しくなってきたころ、いつものように顔を洗おうと洗面所に向かい鏡に映った自分の顔を見て愕然としました。顔の左側だけが歪んでいるのです。まぶたは半分閉じ顔の歪みに気付いて病院へ。口角が下がっています。触れてみると触っているような感覚はありません。顔を洗いながら現在の症状を確認したところ、以下のような症状が出ていました。左目が閉じにくい(閉じられない)小鼻が動かせない(感覚もない)左側の口角が下がっている水を含んでも口角部分からこぼれてくる自己判断では顔面神経痛だと思ったのですが、後頭部の鈍痛があるので不安でした。子どもたちを学校へ送り出さなくてはいけなかったので、気持ちは焦りながらもいつも通りに送り出し、大急ぎで病院へと行くことにしました。「顔面神経痛って何科なんだろう? 脳神経外科? 内科?」と悩みましたが、まずはかかりつけ医に相談して、そこから適切な病院を紹介してもらうことにしました。初めてのことで頭の中では「死んでしまったりする病気ではないだろうか?」という不安も出てきました。後頭部の鈍痛は脳の病気のせいなのではないかと考えると、涙が出てきました。最後にたどり着いたのは耳鼻咽喉科でしたかかりつけ医では「たぶん顔面神経痛だろう」と言われました。ですが、頭痛が気になるので脳神経外科を受診し、その後適切な病院へ行くことをすすめられました。専門科ではないのでたしかな診断はできないということでしたが、脳の病気ではなさそうだったのでひとまず安心しました。その日はどうしても脳神経外科に行くことができず、翌日に病院へ行くことにしました。翌日、脳神経外科で検査をおこない、脳に異常がないことを確認して、耳鼻咽喉科に行きました。耳鼻咽喉科でひと通りの検査をおこない、出た病名は耳鼻科治療の必要な「三叉神経痛(顔面神経痛)」でした。私の場合には発症から2日目で病院へ行き治療を開始したので、完治も早いだろうということでしたが、1週間ほどは症状が悪化していくだろう(その後、症状は定着し、治療をすることで完治に向かって行く)とのことでした。担当の先生いわく「前兆があったはずだけど、気が付かなかったか?」と聞かれましたが、前兆らしい前兆・違和感は感じてなかったと思いました。まずは1カ月ほど通院して、治療をおこなうということで私の顔面神経痛治療が始まりました。顔面神経痛の前兆とは?私は運がよかったようで、発症から2日で病名が確定して、治療を始めることができました。病院の先生には「早ければ早いほど完治までの時間が短くなる」と言われましたが、前兆など気付くことができるのだろうか? と気になり質問してみました。先生がおっしゃるには、顔面神経痛の前兆は顔にぴりぴりとした痛みを感じる後頭部の鈍痛 ・片目が閉じにくい片側の顔面に違和感があるめまい耳鳴りなどがあるということでした。この症状に加えて味覚症状などもあるそうです。実際に私が感じたのは「後頭部の鈍痛」と「片目が閉じにくい」「片側の顔面に違和感がある」でした。あとから味覚症状が現れて、口の中の半分だけ味がわからなくなりました。あまりにもささいなことすぎて「ちょっと違和感あるかもしれない」程度にしか感じられませんでした。顔面神経痛の初期はちょっとした違和感程度なので、気付いていても病院に行かない場合も多いそうです。たしかに発症初日、私も病院へ行くか悩みました。治療開始が遅くなると、顔面のまひが固定をしてしまい、元通りには戻らなくなってしまうこともあるそうです。先生の話を聞いて、あの顔のままだったらどうしよう……ぞっとしてしまいました。まとめ治療は既に完了しており、1カ月に1回経過観察として通院しています。痺れやまひはなくなりましたが、口が以前よりもきれいに開けられていないような気もします。ただ、気になる程度で生活に支障はありません。早期に治療を開始したことで、1カ月で顔面の歪みやまひは落ち着きました。原因はいまだにわかりませんが、仕事量が増えたりストレスだったり、身内に不幸があったりしたことも理由の可能性としてはあるそうなので、今はストレスをためないように気を付けています。顔面神経痛には前兆があるということを知っていれば、ちょっとした違和感を感じた時点で病院へ行ったと思います。本当に自分の顔であって自分の顔じゃない、そんな経験はしたくないと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/村澤綾香★関連記事:「突然、目に異変が!」視界にポツンと現れた黒い点、私の目に一体何が起きたの?【体験談】★関連記事:「何かの病気なの?」突然、喉が詰まったような違和感を覚えて診察を受けてみると…【体験談】★関連記事:「ああ、やっぱりがんなのか…」造影CT検査のあとついに医師から告知 #43歳で腎がんになった話 6著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2021年11月14日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では次男を妊娠中のことを書かせていただいてます!前回のお話で「坐骨神経痛になった」ということを書いたのですが今回はそのお話です。■身軽な妊婦だった私に訪れた試練…つわりが終わって、その後安定期を迎えてからの私はとにかく身軽でした。産後はしばらく行けないからとお医者様の許可を得て旅行をしたり、我ながら妊婦とは思えないフットワーク!しかし…その後「坐骨神経痛」になり、全く動けないほどになってしまったのです。■「坐骨神経痛」とは一体?私も専門の病院を受診したわけではないのであまり詳しくはないのですが、坐骨神経痛とは「座骨神経が圧迫や刺激されることにより、お尻から足にかけて痛くなる症状の総称」のようで、妊娠中になることも多いそうです。私の場合は妊娠30週ごろ、足の付け根が痛くなり、「歩きすぎたから?」「身体が重くなってきたから足に負担が?」などと気軽に思っていましたが、お尻、足の付け根、太ももあたりの痛みが徐々に増し、動けないほどになりました。■「坐骨神経痛」がどれほど辛いかというと私の場合ですが「痛みを我慢すればなんとかなる!」というわけではなく、「とにかく立てない!」「歩けない!」「少しでも動くと腰が抜ける!」という状態になりました。そのためすぐに走ってどこかに行く当時3歳の長男とのおでかけは難しくなり…。それどころかアパートの階段を上り下りすることさえ厳しい状態となってしまいました。■「座骨神経痛」発症中、育児は…?長男に関してはなんとかなだめてつわりの時同様テレビを見て我慢してもらいました。私は最低限の家事をする以外は動けず、ずっと座っている状態…、走り回りたい時期なのにどこにも連れて行ってあげることができず、申し訳ない気持ちになりました。■「座骨神経痛」、妊娠中の治療法は…?治療法というものはなく、産院で相談してもネットで調べても「産むしかない」とのこと。妊娠中でも使用できる湿布を出してもらいましたが、気休めにしかならず…。あとは助産師さんに骨盤ベルトを巻くと少しマシになると聞き、長男妊娠中に買った某有名ベルトを巻いてみたりしましたが、私には劇的な効果はありませんでした。私は住まいが地方であることから行くことができませんでしたが、妊娠中でもできる整体があったりするそうです。■あれほど辛かった痛み! その後は…34週ごろから赤ちゃんの位置が変わったのかなんとか歩けるようになりました。そして出産後には全く痛みがなくなりました。長男を出産する前はずっと立ち仕事をしており、足腰の強さには自信があったので特に辛いと思ったことはありませんでした。しかし、このできごとをきっかけに足腰が悪いことがどれほど辛いことなのかを痛感、今自由に歩けることのありがたさを日々感謝しながら生活しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年06月13日《帯状疱疹後神経痛になりました。4人に1人くらいの確率らしい。ぶつぶつ消えても痛みが残る最悪のパターンですが、電気あてたりレザーあてたり、ブロック注射したり、頑張ってます!》お笑いコンビ「ハイヒール」のモモコ(54)が帯状疱疹を患ってから約1カ月。12月6日、今度は帯状疱疹後神経痛を発症したと自身のインスタグラムで報告した。帯状疱疹とは神経に沿って帯状に赤い斑点があらわれ、その後水ぶくれができる病気。皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく激しい痛みが生じる。モモコは症状が出始めた当初、病院で異変を訴えたが、鎮痛剤を渡されただけで病名は分からず。そこで11月5日に再度病院へ行ったところ、帯状疱疹と診断されたと告白した。点滴やブロック注射、薬を服用し徐々に快方に向かっていたものの、次は帯状疱疹後神経痛に悩まされているという。モモコと同じく帯状疱疹神経痛を患ったことのある50代女性はこう語る。「帯状疱疹神経痛とは、帯状疱疹が治癒した後も続く痛みのこと。せっかく治ったと思ったのに激痛が続いて本当に辛かったです。帯状疱疹の合併症としては、神経痛はもっとも頻度の高い合併症だそう。モモコさんがインスタに書いていた通り、帯状疱疹から3カ月以内であれば約25%の人がかかるそうです。私は完璧に治るまでに2カ月かかりました」《痛みは、すんごい痛いままですがご飯食べられますから元気です!たくさん心配かけて、すみません》と綴っていたモモコ。1日も早い完治を願うばかりだ――。
2018年12月07日パソコン業務など、座り仕事が長い人、お尻や足に、かすかにしびれや痛みを感じていませんか?それ、もしかしたら仙骨のズレが原因の、坐骨神経痛かもしれません!背骨コンディショニング協会代表理事の日野秀彦先生に詳しいお話と改善法をお聞きしました!原因は、現代の楽チン生活。座りっぱなしも悪影響です。「昔に比べて現代は、歩かない、重いものを持たないという楽チン生活。それによってお尻を支える大臀筋など、体の裏側で仙骨を支えている筋肉が弱まり、仙骨が後方に出てきてしまうんですね。仙骨がズレると、繋がっている坐骨神経が引っ張られてしまい、痛みやしびれが出る。坐骨神経は、お尻から足先まで繋がっている、人体で最も大きな神経。なので、症状は下半身のどこに出てもおかしくないというわけです」構造上人体は、座っていると、立っているときの3倍の重力がかかり、ますます仙骨が出やすくなる。パソコン作業が多い現代女性にとっては身近な危機なのです。今すぐCheck!隠れ歪みを探すボタンは、ふくらはぎの内側にあり。押すだけで分かる、カンタンチェック法。ふくらはぎのスネの内側を、左図のようにくるぶしから上に3か所押してみる。スネの内側を、グッと押し込む感じで親指で押してみる。痛みがある場合は、坐骨神経痛の伝導異常がある可能性が。仙骨が歪んでなければ、痛みは出ない、と日野先生。《おうちで改善》坐骨神経痛を改善するには、3ステップが必要。固まった関節をゆるめ、位置を矯正し、支える筋肉を鍛えよう。Step 1:「仰向けワイパー」でゆるめる。仙骨のそばにある仙腸関節と股関節をゆるめる運動。こちらは毎日30回行うのが目安。1.タオルを床に置き、腰を乗せて仰向けに。バスタオルを丸めたものを床に置き、その上に仙骨を乗せるように寝る。位置は腰から尾てい骨のあたりに当たるように。足は軽く、肩幅くらいに開く。2.足が床につくように、両足を閉じたり開いたり。脚全体を内側、外側、と回す動きを、各30回繰り返す。両足を内側に倒すときは親指が、外側に倒すときは小指が床に触れるように。実際には届かなくても、そのくらい足を回す意識で。Step 2:「上体たおし」で矯正する。ゆるんだら次は、仙骨や、仙腸関節、腰椎、股関節の位置を体操で矯正します。1.うつ伏せになって片膝を曲げ、両肘を立てる。うつ伏せに寝転び、両肘を揃えて前方に出し、腰を反らします。片脚は伸ばしてつま先を立て、もう片方の膝を曲げる。反対側の脚の膝の内側に足の裏をつけるよう意識をする。2.上体を左右に倒し、それぞれの肩を床に近づける。肘を支点に、上体だけ左右にゴロンとゆっくり倒す。肩が床につくのが理想だが、痛くない範囲でOK。左右30回ずつ行いますが、倒しづらいほうを多く行うと効率よく矯正できる。Step3:「バックキック」で筋トレ。最後は仙骨を支える大臀筋のトレーニング。週に2回のみ、しっかり負荷をかけて!1.水を入れたペットボトルを負荷に使い、前傾姿勢。ペットボトルを入れたビニール袋を片方の足首にかけ、ウェイト代わりに使います。テーブルや椅子の背に手をついて、背中を丸める。ペットボトルは、10回目にギリギリ上がらなくなる程度の重さの本数が最適。2.足を後ろに引いて、3秒キープする。軸脚の膝を軽く曲げ、ペットボトルをぶら下げた足のつま先を外に向けながら、2秒かけて後ろに引き、3秒キープ。また2秒かけて下ろす。反対側も同様に。それぞれ10回を3セット。日野秀彦先生背骨コンディショニング協会代表理事。大手スポーツジムのフィットネスディレクターを経て、独立。腰痛や肩こりに関する著書多数。趣味はR&Rバンドでの演奏。※『anan』2017年10月25日号より。イラスト・吉田トキオ(by anan編集部)
2017年10月24日神経痛ってなに?妊娠期間中に、腰から太ももにかけてしびれを感じたり、心臓の周りにピリッとした痛みが出たりするといった症状が現れることがあります。そういった痛みやしびれは、神経痛の可能性があります。神経痛とは、病名ではなく症状そのものを指します。全身に張り巡らされている運動や感覚を伝えるための連絡網である末梢神経が、なんらかの原因で刺激を受けることによって、痛みやしびれといった症状として現れます。・妊娠による、ホルモンや体型の変化ママの体内では妊娠初期から、卵巣や子宮、胎盤などからリラキシンというホルモンを分泌します。リラキシンには、出産に向けて赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするため、骨盤などの関節や周辺のじん帯をゆるめる作用があります。骨盤が緩むことで体を支える力が弱くなり、背骨などにもゆがみが生じます。また、妊娠後期は胎内でどんどん大きくなる赤ちゃんによって、ママの重心や姿勢の変化にともない、骨や関節の位置がずれやすくなります。これらの理由から、おしりや下肢に伸びる神経が圧迫され、痛みやしびれなどといった症状が引き起こされます。・血行不良による冷え赤ちゃんが胎内で成長すると共に、子宮は大きくなります。このことで、お腹や骨盤内の血管が圧迫され、下半身に冷えやむくみが起きやすくなります。これが痛みに対する感受性を高めてしまい、神経痛の発症を促したり、すでに症状がある場合は悪化させたりする原因の一つとなります。・ストレスや不安妊娠による生活面での制限や体型の変化は、ママの心の戸惑いをはじめ、親になるための不安やプレッシャーなどストレスの要因になることが多く、精神的な負担が増えます。これらのストレスも冷えと同様に、神経痛の発症を促したり、すでに症状がある場合は悪化させたりする原因の一つとなります。妊娠後期の神経痛はいつからいつまでになるの?妊娠28週以降は体型の変化や血行不良といった理由から、神経痛を感じ始めるママも多いようです。出産することで治る人もいますが、骨盤や筋肉は長期間同じ状態でいることで固定されてしまうために慢性化し、出産後も続く可能性があります。神経痛の症状が現れたら、妊娠中に放置しないことが大切です。神経痛が現れる妊娠時期とは骨盤をゆるませ神経痛の一因となるリラキシンの分泌は妊娠2ヶ月頃から起こります。またママが妊娠初期に感じる精神面の不安やストレスなども加わり、妊娠4週~15週頃という早い時期から発症する場合があります。お腹の赤ちゃんが成長し、子宮が大きくなることでママの体内の臓器が神経を圧迫することで起きる神経痛に関しては、妊娠中期~後期にわたり症状が現れる場合があります。 神経痛の種類と、痛みやすい場所は?妊娠期間中に発症しやすい神経痛には、座骨神経痛と肋間神経痛があります。・座骨(坐骨)神経痛(ざこつしんけいつう)お腹が大きくなることで姿勢の変化や重心の変化が起こります。座骨神経が圧迫されたり刺激されたりし、お尻や太ももの後ろやすね、足先などに痛みやしびれが現れます。また腰痛を放置しすぎると、悪化して座骨神経痛につながることもあります。・肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)妊娠によるストレスで筋肉が緊張したり、子宮が大きくなったりすることで内臓が内肋間神経を圧迫します。それに伴い、肋間(肋骨と肋骨の間)周りに痛みやしびれを引き起こすことがあります。妊娠後期の神経痛予防と対策神経痛の痛みは独特で、痛みの頻度は天気や気温に左右されることがあります。痛みの強さによっては眠れないこともあるため、あらかじめ予防対策を行うことが大切です。・心の安静を保つ妊娠期間中の生活は制限しなければならないことも多く、ストレスを感じやすくなります。またママの体内で分泌される流産を防ぐはたらきを行うプロゲステロンというホルモンは、気分の落ち込みやイライラなどを引き起こします。落ち込みやイライラを感じたら気分転換を行ったり、体そのものを休めるなど、気持ちの切り替えをこまめに行いましょう。・体を温める血行が良くなることで、冷えの原因となるストレスをやわらげることができます。湯船にお湯を張って入浴したり、足湯などの時間を設けたりして、しっかりと体を温めましょう。・就寝時の体位を工夫する仰向けの状態で寝ると、腰やおしりの筋肉が座骨神経を圧迫することになります。下半身に痛みやしびれを感じるママは抱き枕などを利用し、横向きで体を曲げた体勢で眠りにつきましょう。体の重みを分散させることで、神経への刺激をやわらげることができます。・簡単なストレッチをするお腹に負担がかからず、無理なく行えるストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。腰椎椎間板ヘルニアがある方や、切迫早産と診断されている方の運動はママとおなかの赤ちゃんの健康に影響が出る可能性があります。必ず、健診医または分娩医に相談の上行いましょう。
2016年04月04日子育ては24時間、365日、休みなし。でも、ママだって掃除や洗濯、ご飯の準備と、やることはたくさん。そんなときについ頼りがちなのが、スマホやiPadなどの電子機器です。いまは、幼い子どもが簡単なタッチパネル操作でパズルやゲームを楽しめるアプリも充実しているので、電車のなかでちょっと静かにしてほしいときなどにも大活躍します。1~2歳の子どもが上手に画面をタップしてパズルを完成させる、その力には驚かされてしまいますよね。でも、よくないとは思いつつ、「いまだけ……」という気持ちで取ってしまうこの行動が、子どもの将来に暗い影を落としてしまうかもしれません。今回は「Daily Mail」公式サイトを参考に、iPadが子どもに与える悪い影響についての調査をご紹介します。■4割の親が「なだめるため」にiPadを使用オーストラリア・カーティン大学の研究チームは4歳以下の子ども159人(2歳以下の子ども30人を含む)を対象に調査を行い、毎日30分以上連続してiPadを使っている子どもは大人になって慢性首痛や背中痛に悩まされる可能性が高まる、と発表しました。その要因は、電子機器を操作しているときの姿勢。幼い時期に、iPadやスマホの上で背中を丸めた姿勢を長くとりつづけると、成人期の筋骨格形成に悪い影響を与えるというのです。研究では、子どもの6割が1時間かそれ以上、タブレット端末を使っている実態を把握。また、親たちの40%以上が、子どもを静かにさせるために電子機器を使っていることも明らかにしました。カーティン大学のこの研究では、幼い子どものテレビ視聴時間についても調査。159人の4歳以下の子どものうち4分の1がテレビを平日1時間以上、50%が週末に1時間以上視聴していることを発見しました。テレビ画面の、ときに暴力的なまでに強い刺激が幼い子どもに与える影響は少なくありません。こうして毎日1時間以上、かがみこんだ姿勢をとりつづけたり目を酷使することが、将来の子どもの成長に悪い影響を与えているのです。■テレビ、電子機器は1日30分以内を目標に研究に関わった人間工学の専門家、ステファニー・キャシディ氏は、幼い子どもたちが電子機器に費やす時間は1日30分以内に抑えるべきだと主張します。日本の小児科医学会の「子どもとメディア」対策委員会も、このことについて問題を提起。乳児期にメディアに触れさせることは外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を招く、と強く警鐘を鳴らしています。子どもの運動不足や睡眠不足、さらにはコミュニケーション能力の低下を招き、はては心身の発達に遅れをきたすことすらあるというのです。子どもが電子機器に必要以上に触れることの恐ろしさは、その影響が「現在」ではなく「将来」に現れてくるところでしょう。子どもはすぐに電子機器に夢中になり、機嫌をなおしてくれます。しかも、その悪い影響がすぐには現れてこないため、なだめるためについ使いたくなってしまうもの。しかし、4歳以下の子どもたちの場合、親が与えなければ電子機器を使ってなにかをすることはありません。あのアップル社の元CEO、スティーブ・ジョブスも、子どもたちが電子機器に接する時間は制限するべきだと考えていたそう。幼いうちは、テレビやiPadの使用は一日30分以内、テレビからは充分に離れて視聴する、iPadを使う時には背中にクッションを当てたりテーブルに置いて姿勢よく使い前かがみの姿勢にならないように注意をしてあげるなど、その使い方に充分配慮することが不可欠です。筆者自身、1歳の息子を持つ者として無関心ではいられません。子どもの未来を守るため、小さい子どもを持つママは、この研究結果を電子機器とのかかわりについてもう一度考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。(文/よりみちこ)【参考】※Children who spend more than 30 minutes a time on their iPads could suffer from chronic neck and back pain in later life-Daily Mail Online※「子どもとメディア」の問題に対する提言―日本小児科医会
2015年08月02日