買い物中に見かけた光景(※画像は紗綾さんオフィシャルブログより)紗綾さんは2022年5月に結婚し、同年9月に第一子の女の子を出産したことを公表。ブログやInstagramでは子育ての様子などを投稿しています。9月2日に投稿したブログで紗綾さんは、買い物に行った先で「ちょっと胸が痛くなった話」があったとして、次のように綴りました。「赤ちゃんの発達上最低首座りまでは、縦抱きさせない方がいいと教えてもらったんだけど……」(原文ママ)「今日お買い物行った時にね、まだ2~3カ月くらいのものすごく小さい赤ちゃんがお母さんに抱っこされていて……まだ首がグラグラなのに縦抱きで、お母さん縦に揺れてあやしてたの」その様子が気になってしまい、「目の前にいるお母さんに声掛けたかったんだけど……」という紗綾さん。しかし「見ず知らずの私が突然『まだ縦抱きしない方がいいですよ?』なんてなかなか言えないよね。『いらんお世話だ!』って言われちゃうよね……」「なんだかすごく胸が苦しくなって……こういう時、どうしたらいいんだろう。ね」とためらい、結局声はかけなかったようです。首すわり前でもポイントをおさえれば大丈夫。縦抱き方法と注意点先輩ママや自分の親世代などから「首がすわる前の赤ちゃんは横抱きのみ、決して縦抱きをしてはいけない」と教わった人もいるかもしれません。確かに首がすわるまでは、赤ちゃんの頭と首をしっかり支えないと首が不安定になり、後ろに頭がガクンと倒れてしまいます。抱っこに不慣れな時期は不安に思うかもしれません。しかし実際は、適切にしっかり支えてあげれば縦抱きもできます。授乳後のげっぷをさせるのにも楽な抱き方ですし、横抱きで腕が痛くなってしまったときにも使えるので、抱き方のコツを知っておくと何かと便利です。(1)頭とお尻の下に手をさし入れて支える横抱きと同じ要領で、赤ちゃんの首と頭、お尻を支えます。ただ、横抱きのときは赤ちゃんの横(腕側)から手をさし入れるとしたら、縦抱きのときは赤ちゃんの足元に立ち、できるだけまっすぐさし入れるようにすると、抱き上げるときに楽です。また、横抱きのとき以上に、首と頭をしっかり支えるよう意識しましょう。(2)ゆっくり抱きあげるママの体を赤ちゃんに近づけ、そのまま一緒に体を起こすようにしてゆっくり抱きあげます。(3)胸に抱きよせ、お尻を腕に乗せたら完成首と頭をしっかり支えながら、大人と赤ちゃんの顔が向き合うようにして胸元に抱き寄せます。股を支えていた手を赤ちゃんの後ろにまわし、腕にお尻を乗せて安定させましょう。横抱きと同じように、抱き寄せるようにし、抱く人の肩に赤ちゃんの顔がきて、ややもたれるように抱っこすると安定するので、抱く側の負担も少なくなります。参照:【助産師解説】新生児の抱き方講座!縦抱きの方法やコツと下ろす時の注意点
2023年09月05日北海道当麻町にて運営中の大自然の中でアースバッグサウナ、バレルサウナ、サウナカーが味わえるサウナ・宿泊・キャンプ場の複合施設である“Koti Private SAUNA Cottage”(運営:株式会社リムズキャピタル)がリニューアルオープン後の利用者はリニューアルオープン前に比べて400%増の予約受付となり人気急上昇となっております。さらに今回、2023年7月の営業開始を目指し、日本初となるヘンプを使った小屋で作られる“ヘンプサウナ”が設置されます。施設画像1【空き家を活用した複合型施設】“Koti Private SAUNA Cottage”は、株式会社リムズキャピタルの地方創生プロジェクトにより築四十年以上の空き家となっていた古民家を宿泊施設・サウナ施設に再生してオープン、その後、旭川で人気の銀座サウナを運営するアサヒサウナがプロデュースする形で昨年リニューアルオープンしました。キャンプスペース・RVパークも備え、当麻町とも連携し運営しています。当サウナ施設は、その土地の土や砂を用いて造られるアースバッグ工法によって建設された、洞窟のようなサウナ2棟とフィンランドから伝わる樽型のバレルサウナ2棟、そして新感覚の軽トラの荷台に載るサイズのサウナ室のあるサウナカーがあり、温度感も雰囲気も違うサウナが楽しめます。今回、そこに新たなサウナとしてヘンプサウナが設置されます。【ヘンプサウナとは】ヘンプサウナとは、ヘンプを基にしたヘンプクリートを壁材として建築するサウナです。ヘンプクリートとは、大麻の茎(オガラ)と石灰を混ぜて作られ、ヨーロッパ、アメリカなどで注目されている新しい建材です。ヘンプシード、ヘンプオイル、CBDオイルなど健康推進や医療でも注目されている大麻ですが、建材としても今後の普及が期待されるカーボンネガティブな素材です。この材料は、断熱性があり耐火性能も有し、ヘンプクリート自体はアルカリ性の為、害虫被害もないという天然素材であり、ホルムアルデヒドとも無縁です。うまく利用すれば暖房効率を最大限に上げ、理想の快適空間を作ることが可能な素材です。これを今回、北海道ヘンプ協会の協会員であり、ヘンプクリートの普及に努める株式会社リムズによる施工監修の下、クラウドファンディングにより集めさせていただいた資金を活用し、地域ボランティアの方々そして応募いただいた皆様とヘンプサウナを制作し、日本で初めてのサウナとして利用します。ヘンプクリート参考【“ととのい”ブームで利用者が400%増】四季により景色も変わる大自然の中で様々なサウナを楽しめる上に、密を避けながらサウナでととのうこともできると利用者が急増しています。コロナ下では道内の利用者が中心でございましたが、徐々に道外の利用者も増え、リニューアルオープン前に比べ400%増となっています。【今後の展開】アフターコロナでも、密を避けたアウトドアや屋外型施設で楽しもうとする傾向は今後も増加することが予測されます。“Koti Private SAUNA Cottage”ではより多くのお客様のご希望に応えられるように、当麻町及び地域の方々と連携し、サービス内容の質の向上やコンテンツの充実を進めていく予定です。《Koti Private SAUNA Cottage概要》URL : 所在地 : 〒078-1334 北海道上川郡当麻町北星2区5537-1定休日 : 不定休(祝日営業、振替休業あり)電話番号: 080-3504-3577(午前11時から午後9時まで)EMAIL : koti.toma0722@gmail.com 施設画像2施設画像3《会社概要》会社名:株式会社リムズキャピタル代表 :三平 裕毅所在地:東京都千代田区神田錦町2-7 南部ビル4階 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月10日西島秀俊、濱田岳ら出演の「警視庁アウトサイダー」。その第6話が2月9日放送。当麻と瀬文…この2つのワードに「SPECネタ?」「エモエモのエモ…」「SPECファン歓喜回」など、驚きや喜びの声を上げる視聴者が続出している。「メゾン・ド・ポリス」や「インディゴの夜」の加藤実秋による同名原作をドラマ化。元マル暴オヤジ刑事と成りすましエース刑事、元演劇部の新米刑事…警察組織の中では“アウトサイダー”な3人が、互いに互いを利用しながら様々な難事件に挑む新感覚ミステリーが展開する本作。キャストは元マル暴刑事の架川英児役に西島さん。父親の冤罪を晴らそうとする蓮見光輔役に濱田岳。架川と光輔の秘密を知った水木直央に上白石萌歌。光輔の父に助けられた過去を持つ監察係の羽村琢己に福士誠治。架川に弱みを握られ協力させられる鑑識の仁科素子に優香。叩き上げの刑事、梅林昌治に長田成哉。架川や光輔の上司・矢上慶太に小松和重。架川たちが働く桜町中央署の事務・倉間彩子に野波麻帆。ウワサ好き巡査長の米光麻紀に長濱ねる。英児や藤原が通う居酒屋のバイト・沙希に井本彩花。組織犯罪撲滅に尽力する政治家・小山内雄一に斎藤工。直央の母親・水木真由に石田ひかり。直央の父で警視庁副総監の有働弘樹に片岡愛之助といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10年前に光輔の父・梶間優人(神尾佑)が冤罪に巻き込まれたホステス殺人事件の手がかりを求め、架川は単身、長野県春蘭市に乗り込む。その直後、桜町中央署管内では看護師の今野静香(高橋美津子)が何者かに駅の階段から突き落とされる事件が発生。静香は一命をとりとめたものの意識不明の状態で、光輔、直央らが防犯カメラを確認すると謎の男が静香を押して走り去っていたことが発覚。また事件発生時、静香はコアなファンが多いアニメ『降魔の射手』のキャラクターアクリルキーホルダーを握りしめていたが、娘の萌によると、静香はアニメにまったく興味がなかったという。静香のスマホを調べると、彼女は事件直前『降魔の射手』のファンが殺された半年前の未解決事件を検索していたことが判明する…というのが今回のストーリー。信濃一家の組長・当麻秀和(鈴木一真)のもとに歌川涼牙(小越勇輝)が現れ、「これ、瀬文って人から…」と紙袋を渡す…「当麻に瀬文って…SPECネタ?」「瀬文から当麻にあの紙袋ぇ…エモエモのエモ…」「当麻と瀬文、そして茶色い紙袋…SPEC見たい!」「テレ朝なのに当麻に瀬文から紙袋が渡されるSPECファン歓喜回でした」など、当麻と瀬文、このワードに反応した視聴者からの声が続出。また出演者テロップに“Special Thanks”として松崎しげるの名前が表示されると、SNSには「Special thanks 松崎しげるさん?缶コーヒーなんかな」「松崎しげるさん?!どこに出てた?!スペシャルサンクスって?!」など、驚いた視聴者からの投稿が多数寄せられている。【第7話あらすじ】春蘭市で何者かに拉致された架川。自分を拉致した男が“マル暴”時代の上司・藤原要(柳葉敏郎)を殺した張本人だと直感した架川は、自由を奪われながらも必死に抵抗するが。拳銃を向けられ絶体絶命の危機に。一方、光輔と直央は10年前の事件の被害者・歌川チカ(水崎綾女)の息子・涼牙(小越勇輝)を訪ねるが…。「警視庁アウトサイダー」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年02月10日空き家・古民家を活用した地方創生事業を展開する株式会社LCフィールドパートナーズ(代表:磯部 昌史、本社:東京都千代田区)は、2021年7月北海道当麻町にオープンした古民家再生サウナ・カフェ・宿泊の複合施設“りとりーとびれっじToma”が「屋外型サウナで密を避けられる」と好評で、利用者がオープン当初の200%増となっていることをお知らせいたします。りとりーとびれっじToma【空き家を活用して地域活性】空き家問題が深刻です。北海道の平成30年の調査では、空き家など居住世帯のない住宅は39万500戸で総住宅数の13.9%となっています。10年後には4軒に1軒は空き家になると予測されており、雪による倒壊など周囲に悪影響を及ぼす廃墟が急増する恐れがあります。【空き家を活用した複合型施設】この空き家問題を打開しようと、全国で活用の動きが出ています。当社でも空き家を再活用して地域に貢献したいと、2021年7月に北海道当麻に複合施設“りとりーとびれっじToma”をオープンしました。築四十年の空き家となっていた古民家をカフェに再生、地元の農家や企業と連携し運営しています。また、今大ブームのサウナやキャンプ・RVパーク、宿泊施設も備えています。当麻町はサウナブームに乗り「ととのう町」としてアピールしており、当施設の利用権も当麻町のふるさと納税の返礼品になり地域活性化の一助になりつつあります。当サウナ施設「北の洞窟サウナ」は、その土地の土や砂を用いて造られるアースバッグ工法によって建設された、洞窟のようなサウナです。他にも、電気ストーブサウナと薪ストーブサウナの2棟、フィンランドから伝わる樽型のバレルサウナ2棟があり、温度感も雰囲気も違うサウナが楽しめます。【“ととのい”ブームで利用者が200%増】四季により景色も変わる大自然の中でサウナを楽しめる上に、密を避けながらサウナでととのうこともできると利用者が急増しています。コロナで旅行者の利用が見込めない中、道内の利用者を中心にオープン当初の200%増となっています。利用者からは、「大自然の中で外気浴が楽しめ、洞窟のような空間の珍しいアースバッグサウナに入れることは楽しい」「洞窟のような空間内で瞑想しながら、自分で薪をくべたりできるサウナは他にはない」などの声をいただいており、サウナを体験型のアクティビティとして楽しんでもらえている点も特徴です。サウナ利用以外にも宿泊して貸し切りサウナを十分に満喫したり、当麻町産の野菜をふんだんに使ったカレーを食べることができます。ゆっくりとした時間でリラックスできる、“りとりーと”できる点もご好評いただいております。貸し切りプランもご用意しておりますので、グループでもご利用できます。また。電源の取れるRVパークとしてキャンピングカーの停泊スペースも2台分あり、様々な楽しみ方が可能です。【今後の展開】アフターコロナでも、密を避けたアウトドアや屋外型施設で楽しもうとする傾向は今後も増加することが予測されます。当社ではより多くのお客様のご希望に応えられるように、サービス内容の質の向上やコンテンツの充実を進めていく予定です。その一環でこの度、航空会社の機内誌にて北海道のおすすめサウナ4選にも選出されているアサヒサウナ運営の旭川の銀座サウナと業務提携し、施設連携やサービス拡充の連動を図り、サービス向上を進めていきます。《りとりーとびれっじToma 概要》URL : 所在地 : 〒078-1334 北海道上川郡当麻町北星2区5537-1定休日 : 月・火(祝日営業、振替休業あり)電話番号: 080-3504-3577(午前11時から午後20時まで)EMAIL : info@retreatvil-toma.com 《会社概要》会社名:株式会社LCフィールドパートナーズ代表 :磯部 昌史所在地:東京都千代田区神田錦町2-7 南部ビル4階 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月22日11歳で鮮烈なグラビアデビューを果たした紗綾が、27歳の誕生日を迎える今月15日に、デビュー15周年を記念した最新写真集を制作するクラウドファンディングを開始する。同企画は、小学館がワンモアのサポートを受けローンチさせる新しいクラウドファンディングサービス「FunDO!(ファンドゥ)」の第一弾の企画となる。同企画で制作される写真集は、一般流通することのないプレミアム写真集となり、サービス参加者限定に様々な豪華特典が準備されている。「ファンの方々に感謝の気持ちを込めて、15年間の集大成となる作品を一緒に創り上げたい」という紗綾の想いを込めたプロジェクト。開始当日の15日20時より、YouTube「紗綾ちゃんねる」及び紗綾公式ファンクラブ内にて15年分の感謝を伝える生配信も予定されている。なお、参加者特典は、動画(イメージDVDプレゼントプラン)のほか、プレミアムオンラインミーティング参加プランや、本人同席の編集会議参加プランなど、ファンと一緒に写真集を作るプランが目白押し。撮影には大物カメラマンを予定。紗綾の15周年に相応しいプレミアム写真集の完成を目指す。クラウドファンディングは15日20時30分より開始。
2020年11月13日北九州市特命観光大使として活躍する女優の紗綾は、継続的に行っている「北九州市応援プロジェクト」の一環として、7月10日(金)にオンライン配信「【動画配信】紗綾チャリティーLIVE#届け北九州」を開催する。新型コロナウイルスの影響によってダメージを受けている北九州市を応援することを目的に開催され、経費を控除した売上を全額、北九州市に寄付する。【チケット情報はこちら】LIVEでは、「紗綾への質問、お悩み相談コーナー」や、「突撃!紗綾から生電話!?」などライブ配信ならではの双方向で楽しめる企画も予定。北九州市への想いを、ファンはもちろん、ひとりでも多くの人と共有したいという願いを込める。紗綾はこれまでにもファンクラブグッズ収益の全額寄付や、チャリティーオークションなどを開催してきた。チャリティーオークションの結果もこのライブ内で発表される。また、チャリティーLIVEに加え、紗綾の写真と直筆メッセージが入ったオリジナル電子チケットをダウンロードできる「【エンタメサポーターチケット】紗綾チャリティー応援チケット#届け北九州」も発売中。チケットはいずれもチケットぴあにて購入できる。チャリティーLIVEでの質問、悩み相談などは購入時にアンケートで参加可能。■公演概要【動画配信】紗綾チャリティーLIVE#届け北九州〈公演〉2020年7月10日(金)20時~〈視聴券〉発売中:大人 3,000円(税込)※収益は必要経費を控除した金額を北九州市に寄付いたします。【エンタメサポーターチケット】紗綾チャリティー応援チケット#届け北九州〈発売期間〉発売中~2020年7月12日(日)〈券種〉500円/1,000円/3,000円※チケット料金(支援金額)毎にチケット画像・メッセージが異なります。※収益は必要経費を控除した金額を北九州市に寄付いたします。
2020年06月30日戸田恵梨香、加瀬亮のW主演に、神木隆之介はじめ豪華なキャストが共演。2010年に放送され大ヒットした「SPEC」が一挙放送スペシャルとして連続放送。6月11日(木)今夜から放送が開始され25日(木)までの10日間にわたりあの興奮がよみがえる。世の中には、通常の人間の能力や常識では計り知れない特殊能力(SPEC/スペック)を持った人間が潜んでいる…。そんな特殊能力を持った人間がその力を悪用しているとしたら?それに対し各国の政府が水面下で対抗、人知れず暗闘が繰り広げられているとしたら…。本作は凡人にはない特殊能力「SPEC」を持っている犯罪者に立ち向かう、若き刑事たちの物語。2010年秋クールに放送され、その後パッケージが好調なセールスを記録し各賞に輝くなど注目。それを受け続編や劇場版が制作。2018年からは世界観を継承し木村文乃&松田翔太コンビで新たに描く「SICK’S」シリーズもスタートするなど、息の長い作品へと成長した。主演は「大恋愛~僕を忘れる君と」や「スカーレット」で多くの視聴者を魅了した戸田さんと、『海街diary』『沈黙』などの加瀬さんの2人。2人が演じる刑事が追う“SPEC”を持つ者たちには“時間を止める能力を持つ”少年、一十一に神木隆之介。そのほか城田優、福田沙紀、竜雷太、安田顕、有村架純ら豪華キャストが出演する。警視庁は、未解決事件の捜査強化のため、捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に加え、公安部に未詳事件特別対策係を設立(通称:ミショウ)。通常の捜査一課的手法では再捜査の対象にならないような特殊な事件を主に取り扱う。ミショウの係長・野々村光太郎(竜さん)につけられた部下は、トラブルを起こして飛ばされてきた当麻紗綾(戸田さん)と、瀬文焚流(加瀬さん)の2人。当麻と瀬文は、犯人が通常の人間ではないとしたら、どういうSPECの持ち主かという前提で捜査を開始。「犯人の特殊な能力は何か」を推理し、犯人を追い詰めていく…という物語。「SPEC一挙放送SP」は6月11日(木)23時56分~TBS系で放送。(※一部地域を除く)(笠緒)
2020年06月11日戸田恵梨香と加瀬亮がW主演し、特殊能力を持つ犯罪者と刑事たちの死闘を描くドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」。この度、6月11日(木)から25日(木)までの10日間、「一挙放送SP」として放送することが決定した。2010年10月期の金曜ドラマ枠で放送された本作。堤幸彦が演出を手掛け、W主演の戸田さんと加瀬さんが、公安部の未詳事件特別対策係(ミショウ)の当麻紗綾と瀬文焚流を演じ、SPECを逆手にとりケンカしつつも、協力し合いながらトラップを仕掛け、犯人と息詰まるような攻防を繰り広げていく。2人のほかにも、ミショウの係長・野々村光太郎役の竜雷太、一十一役の神木隆之介のほか、福田沙紀、安田顕、城田優、有村架純ら豪華キャストが出演している。のちにスペシャルドラマが制作され、劇場版も公開とシリーズ化。「Paravi」ではアナザーストーリーが配信されている。今回、この連続ドラマが再び地上波に登場、全話一挙放送されることが決定。戸田さんは「10年という月日が経っている事実に驚きを隠せません。つい最近のことだと(笑)」と言い、「そのくらい自分にとって大きく、今でも側にいる存在です。この奇想天外な作品を楽しんでください!」とコメントしている。あらすじ警視庁は、未解決事件の捜査強化のため、捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に加え、公安部に未詳事件特別対策係を設立(通称:ミショウ)。通常の捜査一課的手法では再捜査の対象にならないような特殊な事件を主に取り扱う。ミショウの係長は、野々村光太郎(竜雷太)。野々村の下につけられた部下は、トラブルを起こして飛ばされてきた2人。一人は、当麻紗綾(戸田恵梨香)。頭が異常によく、IQはなんと201。頭が良すぎるため上司を小馬鹿にしまくり、しかも、オタクかと思ったら意外にケンカっ早い。ミショウに入って1年で犯人と格闘し大けがを負い、いまでも左手はギプスのまま、というつわものだ。そしてもう1人は瀬文焚流(加瀬亮)。現場のたたき上げ。SITに大抜擢され、小隊長まで上り詰めた凄腕だが、ある事件が理由でここに飛ばされた。当麻と瀬文は、犯人が通常の人間ではないとしたら、どういうSPECの持ち主かという前提で捜査を開始。「犯人の特殊な能力は何か」を推理し、犯人を追い詰めていく。「SPEC一挙放送SP」は6月11日(木)深夜23時56分~TBSにて放送。(※一部地域を除く)(cinemacafe.net)
2020年06月04日といえば藤原竜也と長谷川博己。もしも、を行うとしたら、紅組代表には前田敦子と戸田恵梨香を推したい。前田敦子はAKB48時代、「過呼吸」が枕詞になるほどの自分をギリギリまでおいつめるパフォーマンスに定評があり、女優としても映画『苦役列車』(12年)で土砂降りの中でおいつめられる場面や『クロユリ団地』(13年)の絶叫場面など全身全霊で演じていた。戸田恵梨香は代表作『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズ(10年~ TBS)で演じた孤高の能力者(スペックホルダー)・当麻紗綾役によって、おいつめられ俳優として頂点に立った。CGや特殊メイクによって作り上げられる特殊能力や謎の力に、さも本物のようにおいつめられて見せる本気度は圧巻であった。そもそも彼女は“おいつめられ俳優”として宿命をもってこの芸能界に現れたといっていい。世間的に注目された作品は映画『デスノート』(06年)のミサミサこと弥海砂役。00年から芸能活動をはじめてテレビドラマなどに出演していた彼女の映画デビュー作だ。ミサミサはゴスロリファッションのアイドルで、主人公・月(藤原竜也!)を信奉している。このミサがあることから監禁されてしまう場面での戸田がすごかった。むきだしの細く白い腕を高々と上げたまま縛られるのだ。金子修介監督の演出が効いて、この嗜虐性によって戸田恵梨香の印象は格段に上がったといって過言ではないだろう。その後の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(08年~ フジテレビ)でも、緊急救命医療の現場という設定だからにしても、彼女が演じる緋山美帆子のおいつめられ方は尋常ではなかった。事故で脳に後遺症が残るかもしれない状況になったり、エボラ出血熱に感染疑惑がかかったり、17年の3rd seasonではなぜか患者と不倫という道ならぬエピソードまであった。○戸田恵梨香という奇跡の人戸田恵梨香は頑張り屋さんなのだと思うのは、『BOSS』シリーズ(09年~ フジテレビ)では、『デスノート』で演技派として一躍注目された松山ケンイチを意識したかのような、外観から徹底的に作り込む演技に挑んでいたことだ。その研鑽が花開いたのが『SPEC』である。連続ドラマとしてはじまった時、戸田はほぼノーメイクで髪の毛ボサボサで臨み、前述のように何かといえば絶叫したり苦しんだりして限界まで自分をさらけ出すことに挑み、それこそが彼女を大きく成長させたと思う。おいつめられてお腹の底から叫ぶような捨て身は男性のほうがどちらかといえばやりやすい。それは男性はある程度肌を公にさらすことをしやすいが女性にはまだまだハードルがあることとも無関係とはいえない。女性にとってノーメイクはネイキッドみたいなものである。それを戸田はやってのけたのだ。こうして「折れそうな」という言葉がふさわし過ぎる華奢な身体で、襲いかかる圧に必死で耐える役をやると戸田恵梨香ほど輝く俳優もいないというところにまで来た。折れそうだけど決して折れない。なぜそんなにも苦痛に耐えられるのだ? と畏怖の念を覚えさせる不死身感、奇跡の人なのだ戸田恵梨香は。○『大恋愛~僕を忘れる君と』でも魅力を発揮最近では主演ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系 毎週金曜22時~)で病と闘う役(尚)を演じていて、それがまた壮絶だ。『コード・ブルー』をも思わせる産婦人科医の医師として働き盛りの尚は、同じ職業の男性・井原(松岡昌宏)と婚約もし、公私共に充実していたが、若年性アルツハイマーの前段階・軽度認知障害の症状が現れはじめる。買い置きしている黒酢ドリンクを余計に注文してしまったり、診察した患者のことをすっかり忘れてしまっていたり。そんな時、出会った引っ越し屋の従業員・真司(ムロツヨシ)に夢中になる。恋愛感情を重要視せず、井原との婚約も、結婚に最適な条件を見極めての合理的なものだった尚が、こと真司に関しては理性が働かない。そもそも婚約者がいるにもかかわらずぐいぐい真司に接近し、食事に誘ったり、自宅まで来たり。認知障害で抑えていた本能がむき出しになっているのか? とも解釈できないこともないが、真司が尚の愛読小説の作家で、その感性に惹かれるのも無理はないと思わせるストーリーで、結果的に尚と真司は結ばれる。ベストパートーナーに出会った尚だが、彼女は彼との記憶や、彼自身のことまで忘れていく。やがては自分のことすら忘れてしまう、それがアルツハイマーだ。尚はその恐怖と対峙していくことになる。序盤、ふと買い物したことや患者のことを忘れたときの訝しさ、徐々に認知障害が顕在化してきて道がわからなくなってしまった時の恐怖、錯乱してすがった真司に別の男の名前を呼んでしまう時の虚無、デートして楽しくて仕方ないのに泣いてしまう悲壮……「大恋愛」での戸田恵梨香は肉体的な負荷に苦しむ域から、精神的な負荷に苦しむ域に芝居を飛翔させている。とりわけ5話、自分の病を持て余しすっかり憔悴しきった姿は見ていて辛くて辛くて……。真司を追いかけ回している時の生き生きした表情との飛距離がすごくて余計に辛い。彼女の横から見た時の薄いカラダとかセーターからのぞく脆そうな鎖骨とか小さな顔の大きな瞳の所在なさとか嵐の中をきりきり舞う木の葉のようで真司じゃなくとも守らなきゃと思わせる。ところが、さんざん哀しい場面を見せた後、真司と結婚式をあげる場面のウエディングドレス姿は一転してまばゆく美しい。戸田恵梨香の強さは美しさ。刹那のそれである。美しさといえば、ファッションの世界では近年痩せすぎのモデルに対する考えが変わってきていて、2017年、フランスでは極端に痩せ過ぎているモデルを使わない法律もできたほどで、痩せていることが美しいという考え方に警鐘を鳴らしている。戸田恵梨香がフランスにおいて痩せすぎなのかはわからないが、少なくとも日本の俳優の世界では、痩せていることは単なる「美」の追求ではなく、稀代の演劇人・唐十郎の「特権的肉体」の概念のように、その人独特のカラダが表現を豊かにする意味である。戸田恵梨香は俳優としての武器・特権的肉体を手にしている。彼女の悲鳴を上げそうな肉体は、いつだって我々を震わせる。ご自愛ください。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2018年11月23日医者に刑事に女剣士…凛々しさと強さに冷静さも兼ね備えた佇まいで独自の魅力を放つ女優・戸田恵梨香。この春スタートの「崖っぷちホテル!」では“ホテルのオーナー”という新たな「働く女性」像を見せようとしている戸田さん、その人気の秘密を探る。■医者に刑事…代表作の多くがシリーズ化1988年、兵庫県生まれの現在29歳の戸田さん。2005年放送の「野ブタ。をプロデュース」では芯の強い学校のマドンナを演じ、翌年公開の映画『デスノート』ではヒロインの弥海砂“ミサミサ”に抜擢。役柄のインパクトと共にツインテール姿とゴスロリファッションのキュートさが大きな話題を呼び一躍注目の的となった。続く2007年放送「LIAR GAME」では主人公の女子大生・神崎直を演じ主演を務め、同作はシリーズ化され劇場版も製作されたほか、2008年に放送が開始された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」ではフライトドクター候補生役でこれまで以上にシリアスで緻密な演技を披露。こちらも昨年3rdシーズンが放送され今年劇場版公開も控えるほどの息の長い人気作に。またIQ201の天才脳を持つ変わり者の刑事・当麻紗綾を演じた「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」も続編製作に映画化。“出世作”ともいえる『デスノート』も10年後の2016年に続編が製作されるなど、彼女の代表作は多くがシリーズ化され長くファンに愛される作品となっているのが特徴だ。■自身ともオーバラップする“強い女性像”シリーズ作以外にも『DOG×POLICE 純白の絆』でみせた近寄りがたいオーラを漂わせる警察犬のハンドラー(調教師)役や、捜査に執念を燃やすサイバー犯罪を追う刑事役。『日本のいちばん長い日』では成年将校たちに毅然と立ち向かうラジオ局員を演じ、昨年公開の『無限の住人』では悪の女剣士と、様々な役柄をこなしてきた戸田さん。そこに共通するのは“強い意志”や“信念”を持った女性像だ。それは戸田さん自身のキャラクターともリンクする部分があるようで、これまで出演してきたバラエティ番組でもその“男前すぎる”エピソードの数々が紹介されている。■この春“ホテルのオーナー”役で新境地を開く!そんな戸田さんだが、この春放送開始となる日本テレビ系ドラマ「崖っぷちホテル!」では“ホテルのオーナー”というこれまでにない役柄に挑戦している。「EXILE/三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典と戸田さんが初共演、戸田さんは12年ぶりの日本テレビ系連続ドラマ出演となる本作。浜辺美波、中村倫也、鈴木浩介、りょう、渡辺いっけいらも共演し、郊外にたたずむ、負債総額3億に迫る破産寸前のド底辺ホテルを舞台に、岩田さん演じる謎の男・宇海直哉がホテルに客として現れ、超絶ラフな格好にホテルの従業員たちは不快な顔を示すが、そんなことはお構いもなく、彼は次から次へと破天荒な注文をホテル側につけていく、痛快シチュエーションコメディが展開する。本作で戸田さん演じる桜井佐那は父亡き後、29歳にしてホテルの総支配人となった女性で、性格は真面目で一本気。全ての借金を背負い、不器用ながらにホテルの立て直しに一生懸命になるという役どころ。“真面目で一本気”という点はこれまで彼女が演じてきたキャラクターたちとも共通する要素がありつつ、“ホテルのオーナー”というこれまで演じてきた医者や刑事などとも一味違う役柄に挑むことになる。2016年にヒットした「逃げ恥」以降“働く女性”を描いた「お仕事ドラマ」がブームとなっているが、これまでフライトドクターや刑事など“働く女性”を演じ続けて、「お仕事ドラマ」の先鞭をつけたといってもいい存在である戸田さんがどう“桜井佐那”というキャタクターを演じてみせるのかに期待が高まる。2月には日本人として初となるランコム ミューズに就任。日本の新たな女性像を世界に発信していくことになった戸田さんの今後の活躍から目が離せない。ドラマ「崖っぷちホテル!」は4月15日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送開始。(笠緒)
2018年04月04日元AKB48研究生で女優の冨手麻妙、グラビアアイドルの紗綾が7日、都内で行われた、映画『闇金ドッグス』のファンイベントに出席した。全国公開中の本作は、闇金に関わる人間模様を描いた作品。すべてを失った元組長の安藤忠臣(山田裕貴)は、闇金の世界に足を踏み入れる――というストーリーで、冨手と紗綾が、劇中で地下アイドル"けろリズム"を結成している。"けろリズム"の緑の衣装で登場した冨手と紗綾は、「カエルアイドル"けろリズム"で~す! 今日はいっぱい楽しんでけろ~」と役になりきって元気にあいさつ。"けろリズム"の楽曲「恋するパッションフルーツ」をパフォーマンスした冨手は、「2人で猛特訓して取り組んだけど、みなさんの前で踊れるなんて思って無かった」と大興奮で、紗綾も、「まさか映画から“けろリズム”が飛び出すなんて。2人でまた踊れてうれしい」と笑顔を見せた。この日のイベントには、盛り上げ役として出演者のオタクたちも登場したが、冨手は、「『オタ芸なめんなよ!』って思ってたけど、本当に本場のオタ芸だった。私たちも頑張ろうと、オタクの方々から刺激を受けました」とにっこり。また、撮影を振り返った紗綾が、「2人で大喧嘩するシーンが印象的。ぶっ叩いて、髪の毛を引っ張って、本気を出しました」と明かすと、冨手は、「可愛い女の子をぶつのは楽しい」と含み笑いを浮かべて笑いを誘っていた。
2015年08月08日「代表作になりました」。戸田恵梨香はサラリとそう言い切った。3年半にわたって参加した『SPEC』そして、当麻という存在がもうすぐ彼女の手元を離れていく――その感傷を断ち切るかのように。加瀬亮は3年半という年月について「こないだ自分のガラケー(※スマートフォンではない従来型の携帯)を見て、ふと思ったんです。そういえば、最初に会ったとき、戸田さんの携帯もガラケーだったなって。たしか『SPEC』の連ドラの最中にスマートフォンに変えたんですよ。自分だけが成長していないですね(笑)?」と冗談めかしつつしみじみと語る。『SPEC』が終わる。まもなく公開となる二部作による『劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ゼン)ノ篇』『爻(コウ)ノ篇』をもって、2人が演じてきた“当麻紗綾×瀬文焚流”のコンビともお別れとなる。この刑事ドラマ史上に残る異色のコンビについて戸田さん、加瀬さんが改めて思いを語ってくれた。インタビューが行われたのは完成披露試写会の日。舞台挨拶では“SPEC中毒者”とも言うべき約4,000人のファンの歓声を浴びた。個性豊かな登場人物たちに様々なSPEC(特殊能力)、物語と共に深まる謎――これだけの熱烈なファンを生むに至った原因を一つに絞ることはできないが、その中心にはずっと変わらず当麻と瀬文がいた。加瀬さんはこの2人のコンビの異色ぶりについてこう語る。「自分が最初に面白いと思ったのは、普通はどちらかがガツンと言うと、もう片方は『まあまあ』と抑える。SとMじゃないですけど、暴走役と抑え役に分かれるんだと思います。でも、『SPEC』は2人ともドS(笑)。正直、連ドラの3話くらいまで『このままで大丈夫なのか?』という戸惑いがありました。特に瀬文は役柄としてもそれくらいまでは非常に閉じたタイプだったので。でも4話目くらいから『そうか、当麻と競い合えばいいのか』と思えてきて、それからは楽しかったです」。「変わらなかったのは2人の目線ですね」と戸田さん。「大事なセリフのとき、それは照れ隠しなんですけど、絶対に2人は目を合わせないんですよ。目と目を見ないで気持ちを伝える。それは最後の最後まで大切にしました」。それは与えられた役柄の“設定”と言うよりは、役を理解し、なりきる中で生まれた生理とも言える。「(スペシャルドラマの)『~翔~』のときに、『ここは瀬文さんの顔を見ないといけないかな…?』とふっと顔を上げたら思い切り目が合ってしまい、演じながら『おぉっ!』と驚いたことがありました(笑)。それくらい、この2人は互いに目を見てしゃべらないという感覚が染みついてたんですね」。2人の関係から“恋バナ”的な要素がなかなか匂ってこないのも特徴的。普通の男女のバディ作品であれば、連ドラの終わりの時点でとっくに2人は恋に落ちているはず。本作に関しては、微妙に随所で「恋なのか?」「くっつくのか?」と思わせつつも、天秤はなかなかそちらに傾かない。戸田さんは「このドラマには恋愛要素は必要ないだろう、と思いながらやっていましたね」と明かす。「何か、恋愛とかそういうものを超えた愛がこの2人の間にはあるんだろうなという思いでした。でも、そうは言っても『~結~』を終えてみると、どこかに恋愛要素が生まれていたんだなというのは感じました」。「台本上では結構、そういう風に書かれてるんです。素直に読むと、2人をだんだん近づけていこうとするプロデューサーや制作側の想いは強く感じられました」と加瀬さん。「――でも、そこは2人で断固拒否して来ました(笑)」という。やはり、ここでも当麻と瀬文としての生理を優先し、譲ることはなかった。「恋愛以前に先立つものがたくさんあると思うんです。それは堤(幸彦)監督もおそらく同じ気持ちだったと思います。『~翔~』の最後で、瀬文が当麻の手を取るシーンも、台本では『向かい合って手を取り合う』という感じになってたんですが、『すみません、横までしか近づけません』って(笑)」。当麻と瀬文になりきっているからこそとも言うべきエピソードだが、瀬文と当麻はただでさえテンション高め。かつ戸田さん、加瀬さんが過去に演じてきたキャラクターとは大きく異なる、イメージを一新するような特異なキャラクターである。連ドラにSPドラマ、劇場版とたびたびの中断を挟みつつ、撮影をする中で瀬文&当麻に戻る難しさはなかったのだろうか?加瀬さんは「自分にとっては“戻る”と言うよりは、そのときの自分から始めるしかない」と語りつつ、こんな“瀬文スイッチ”を明かしてくれた。「現場に入る前は主題歌(『NAMInoYUKUSAKI』/THE RiCECOOKERS)を車で聴きながらテンションを上げていました。朝から大声で叫ぶシーンも多かったので、気持ちを上げていかないとなかなか瀬文になれなかったので」。一方、戸田さんは、最初に当麻という役になる時点では「意外とすんなり、入ることができた」というが、撮影が進み、役が深まる中で、これまでに感じたことのない不思議な感覚に襲われた。「当麻がこちらに寄ってきているのか、それともこちらが当麻に近づいていっているのか?よく分からない不思議な感覚に陥りました。長く演じているから?いえ、連ドラの終盤からあったのでそれだけでなく、やはりこの作品、この役だからなんだと思います。自分でも説明のつかない感覚なんですが…それだけ、当麻を通じて『SPEC』の世界を生きていたということなのかもしれませんね」。「代表作」は同時に、今後の2人にとって超えることが難しい“壁”でもある。この2人の再共演ということになれば、ハードルは一層高くなる。それでも戸田さんは「絶対にまた共演させていただきたいです。むしろ、一刻も早く当麻と瀬文の関係を打破したいです!」と3年にわたり積み上げてきた関係性、イメージを塗り替えることを全く厭わない。加瀬さんも「全然、時間を置かずにできます」と言い切る。恋人に夫婦、兄妹 etc…期待は膨らむが加瀬さんの希望は?「そうですね、時代劇でバカ殿とバカ姫とか?って同じじゃねぇか!みたいな(笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ぜん)ノ篇 2013年11月1日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻(こう)ノ篇 2013年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
2013年11月26日11月1日に公開された『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』と、29日(金)に公開になる『爻(コウ)ノ篇』でもって完結を迎える『SPEC』シリーズ。ここまでシリーズを引っ張ってきた主演の戸田恵梨香と加瀬亮が改めて本シリーズを振り返り、思いを語った。その他の画像“スペック”と呼ばれる特殊能力を軸にした事件、そしてガサツでKYな天才刑事・当麻紗綾と元特殊部隊の隊長で肉体派のキレやすい刑事・瀬文焚流という「ふたりともS(笑)」(加瀬)の刑事コンビ――何もかもが異色で新鮮だった。3年半。連続ドラマ、スペシャルドラマに劇場版と当麻を演じ続けてきたこの時間を戸田は「長かったような、あっという間だったような――。濃厚な時間を過ごしてきたんだなと思います」と惜別の念をにじませながら述懐する。もちろん、その間に別のドラマや映画にも参加している。それでも「作品を離れていても、いつも当麻が自分の中のどこかに居続けたと思います」と語る。加瀬もそんな戸田の言葉にうなづき「実際、ひとつ作品が終わっても監督や共演者とは常に連絡を取り合ってもいたし、周囲からの反応も他の作品以上に多くて、常に作品も瀬文もそばにあったなと思います。何より、自分の役だけでなく未詳(公安第五課 未詳事件特別対策係)のメンバーだったり、他のキャラクターに対する愛着が異常にありました。自分の中でも不思議な感覚、体験でした」と特別な思いを明かす。主演ふたりがこれまでのイメージを完全に覆す役柄に挑戦したという点でも本作は異色だった。いや、単にふたりが新境地を開いたというだけではなく、このふたりが起こす絶妙な“化学変化”がファンを熱狂へと導いたのだ。「ふたりの掛け合いの面白さは確実にありました。シリーズをいくつ重ねても、演じている最中におかしくなってクスクス笑ってしまったり(笑)」と戸田。加瀬は「やってる最中は本当にムカつくんですよ(笑)。でもあのふたりのやりとりは大好きです」と語る。3年半もの間、作品を共にしてきての戸田と加瀬、ふたりの関係は?と尋ねると戸田は「当麻と瀬文のように、どこかで繋がってると思います。信頼をしてるのはもちろん、顔を見ると安心するんです」と年上の“相棒”への思いを口にした。加瀬は当初、戸田について“問題児”というイメージを持っていたことを明かし、かつそれを「面白そうだ」と感じながら楽しみに現場に入ったというが、実際に仕事をして「問題児どころか、こんなに真っ直ぐに仕事に向き合う人がいるのかと衝撃を受けた」と明かす。「初期の頃から信頼を置いていたし、影響も受けたし今回の『結』にいたっては、完全な安心感の中で演技ができました」と称賛する。願わくば、異なる関係性でふたりが再びあいまみえる日が来ることを…。まずはふたりが本シリーズにどのように幕を下ろすのか? 見届けてほしい。『劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸ノ篇』公開中『劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻ノ篇』11月29日(金)より全国東宝系にて公開取材・文・写真:黒豆直樹
2013年11月12日戸田恵梨香×加瀬亮主演「SPEC」シリーズの映画完結編の前編『劇場版SPEC~結(クローズ)~漸(ゼン)ノ篇』の初日舞台あいさつが1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、向井理、大島優子、堤幸彦監督が登壇した。警視庁公安部の特殊捜査官の当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)が、予知能力や念動力などの"SPEC"と呼ばれる特殊能力を持つ犯罪者に立ち向かう「SPEC」シリーズ。映画完結編の後編『劇場版SPEC(クローズ)~結~爻(コウ)ノ篇』は11月29日(金)に公開となる。戸田は「すごい作品ができたと思います。また、『爻ノ篇』もびっくりする美しい終わり方をしているので、その辺を見てほしい。3年間、当麻をやってきて、やり切れたという達成感があります」と自信を持ってアピールすると、加瀬も「みなさんのおかげで3年間やってこれたと感謝しています。決して裏切らない内容になっています」と力強く語った。クロストークの後、「SPEC」に対する思いを漢字1文字で表現するというお題が与えられたゲスト陣。まずは、謎の女役を演じた大島が「謎」という文字を披露し、「ネタばれになるから取材で何も話せなかったです」と苦笑い。白い男役の向井は「白」と書き、「見た人に余白を書き足してもらえれば、オリジナルの『SPEC』になる」と、気の利いた提案をした。また、「SPEC」の前の「ケイゾク」シリーズから参加してきた竜は、野々村光太郎のあだ名が、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』の役柄の「ゴリ」だったということで、「完」。「ある一つの区切りを堤監督や植田さん(プロデューサー)につけてもらいました」と晴れやかな表情を見せた。加瀬は「半」を書き、「寂しさ半分、晴れやかな気持ち半分。初日を迎えたけど、まだ『爻ノ篇』が残っている」とコメント。戸田は「終」で「私の役者人生の第1ステージも終わったなと。ずっと迷い続け、当麻と出会ったことで、一つ何かを見つけることができました。ここから第2ステージです」と宣言。現在、『爻ノ篇』を編集作業中だという堤は「完」、その下に「納」と小さい文字を入れ、「ちゃんと(後編を)作って納品したい」とささやき、会場は爆笑の渦となった。
2013年11月05日戸田恵梨香&加瀬亮主演の人気シリーズ「SPEC」。連続ドラマの前日譚を描いたスペシャルドラマ「SPEC~零」のDVD発売を記念して、10月30日(水)に都内で一夜限りのファンイベント、その名も“SPEC~祭~ガチ瀬文NIGHT-命捨てます-”が開催された。“SPEC”と呼ばれる特殊な力を持った者たちと、警視庁公安部の特別捜査官たちとの戦いを描く本シリーズ。ハードで謎に満ちたストーリー展開、戸田さんと加瀬さん演じる名コンビもファンの心をがっちりと掴み、連続ドラマ、スペシャルドラマ、映画と続編を重ねてきた。この日、集まったファンのドレスコードは、なんと加瀬さん演じる“瀬文焚流のコスプレ”!丸刈りのカツラや、黒のダークスーツ上下に身を包んだファン600人で異様な熱気に包まれる中、TVシリーズから主題歌を担当している「THE RiCECOOKERS」が登場。本シリーズを象徴する楽曲「NAMInoYUKUSAKI」と『劇場版 SPEC~結(クローズ)~』の主題歌である新曲「audioletter」など3曲を生演奏した。さらには、ライヴの興奮冷めやらぬ内に、戸田さんと加瀬さん、堤幸彦監督がファンの前に降臨。それぞれが演じる役柄である当麻紗綾、瀬文焚流の衣装で現れるとファンも大歓声で迎え、戸田さんは「すごいですね、ハゲばっかり(笑)。嬉しいです」とニッコリ。加瀬さんは「一つ言わせてほしい」と口火を切り、「瀬文はハゲじゃねぇ!」と瀬文らしくキレキャラを炸裂。会場からも大歓声が沸き起こった。また会場には、この日のために坊主にしてきたという女性の姿も。加瀬さんは「冬は寒いですよ。気をつけてください」と気遣いを見せ、同じく瀬文ルックで登場した堤監督は「バカじゃないの!?感動です!」と、熱心なファンの様子に感激しきりだった。いよいよ完結編2部作の前編である『漸(ゼン)ノ篇』が11月1日(金)より公開となるが、本シリーズの魅力について戸田さんは「やっぱり堤ワールド」、加瀬さんは「繰り返して観たくなる要素にあふれている。当麻を始めとするキャラクターも魅力的」と分析。そんな中、堤監督は「実はまだ(後編である)『爻(コウ)ノ篇』はできていません!ヅラをかぶっている場合じゃない!」と告白、会場からもどよめきが起きていた。続けて、堤監督は「途中まで作ったけど、2人がヤバイ!チョベリグ!」と戸田さんと加瀬さんを絶賛する。しかし、司会から「本当にこれで完結ですか?」と聞かれると、「完結です!」とキッパリと断言。これを受け、戸田さんが「私と加瀬さんから、『完結させましょう』と言わせていただきました」とさらなる衝撃発言で、会場を驚かせていた。最後には、加瀬さんが「本当に台本も素晴らしく、ラストシーンを撮ったときも、これまで応援してくれた方々も喜んでくれる手応えがあった」と胸を張り、大盛況のイベントを締めくくった。『劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ゼン)ノ篇~』は11月1日(金)より、『~爻(コウ)ノ篇~』は11月29日(金)より公開。「SPEC~零」DVD&ブルーレイは発売中。(成田おり枝(cinema名義))■関連作品:劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ぜん)ノ篇 2013年11月1日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻(こう)ノ篇 2013年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
2013年10月30日『劇場版SPEC~結(クローズ)~』に出演する有村架純さん。2010年10月クールの連続ドラマを皮切りに、スペシャルドラマ、映画と話題を呼んできた大人気シリーズ「SPEC」。待望の新作であり、完結編となる『劇場版SPEC~結~』がいよいよロードショーとなる。あまりに壮大なスケールで終焉を迎えるため、『漸ノ篇』(11月1日公開)、『爻ノ篇』(11月29日公開)の前後編2部作として、連続公開されます。「SPEC」は、警視庁公安部の未詳事件特別対策係(通称:未詳=ミショウ)に所属する捜査官である当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)らが、“予知能力”や“念動力”などの“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持つ犯罪者たちとの戦いを描いた異色の刑事ドラマ。このシリーズで、ミショウに出入りする婦警であり、当麻と瀬文の上司・野々村(竜雷太)の愛人である正汽雅に扮している有村架純さんも、もちろん『劇場版 SPEC ~結~』に登場!最近では、社会現象ともなった連続テレビ小説「あまちゃん」で全国区の人気を獲得し、注目を集める若手女優の有村さん。デビュー当初から出演していた『SPEC』シリーズの思いや最新映画の見どころを語っていただきました。<『SPEC』シリーズ完結への思い>デビューしたての頃に正汽雅(=雅ちゃん)役に抜擢されて、連続ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」に出演。以来、約3年にわたって演じ、思い入れの強い「SPEC」シリーズが、最新映画でフィナーレを迎えるにあたり、有村さんにいまの率直な感想を伺いました。――ついに「SPEC」シリーズの完結編となる『劇場版SPEC ~結~』が、お客さんに届くことになりますが、いまの心境は?デビュー当時からお世話になっていて、自分でも思い入れの強い作品なので、涙が出そうです。ようやく集大成というか、『SPEC』の全てが詰まった作品を皆さんに見てもらえるのは本当に嬉しいです。――有村さんが演じる雅ちゃんについては、どのような思いがありますか?この『SPEC』という世界観の中で、ちょっとした笑えるようなシーンをたくさん演じさせてもらって、私自身も楽しかったです。最初、雅ちゃんというのは、小悪魔で変わった女の子と思っていましたが、本当はものすごく純粋な女の子だったんだ、とようやく理解できました。素敵な役をやらせていただけたと思っています。――雅ちゃんを演じた3年間は長かった?短かったです。連続ドラマ、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」、『劇場版SPEC~天~』、『劇場版SPEC~結~』と、段階を追ってやらせていただきましたが、気持ち的に最初はいっぱいいっぱいでした。それから色々な経験を経て、堤監督から学んだことを出しながら、自分の中でも伸び伸びできるようになって。連続ドラマではできなかったけれど、スペシャルドラマではこんなことができるようになった、というようなことを一つ一つ見つけながら、目の前にある課題に取り組み、私も雅ちゃんと一緒に変化できてるのかなと思います。公開される『劇場版SPEC~結~』では、雅ちゃんの完成形をお見せできると思います。――この3年をふり返り、自身で成長したと思うことは?やはり“思いきり”が大事だなと、堤監督の作品で学びました。「SPEC」以外に、ドラマ「スターマン」でもご一緒させていただいて、その時は「SPEC」では見せられなかった私を見てもらいたいと思って、役をやらせていただいたんですけれど、何にもとらわれずに思い切りやることは、本当に大切だなと。連ドラの「SPEC」のときは、堤監督の言っていることがなかなか理解できないこともありました。現場でセリフが変わることもたくさんあり、「なんでこのセリフを言うことになったんだろう」という戸惑いもありました。でも今では、そういうのも全て「よし、やってやろう」という気持ちに変わっていきました。■インタビューの続きはこちら(※テレビドガッチへ)(テレビドガッチ)■関連作品:劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ぜん)ノ篇 2013年11月1日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻(こう)ノ篇 2013年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
2013年10月30日シリーズ完結編『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇・爻(コウ)ノ篇』の11月公開を前に大型キャンペーン、その名も「SPEC~祭~」が実施されることになり21日、東京・池袋ナムコナンジャタウンにある餃子スタジアムにて概要発表会見が行われた。その他の写真この日発表されたのは、連続ドラマの前日譚となるスペシャルドラマ『SPEC 零』の放送(10月23日)、『劇場版 SPEC 天』の地上波初放送(10月30日)をはじめ、ナムコナンジャタウン、餃子専門店「餃々(チャオチャオ)」、サークルKとの“餃子タイアップ”、また、瀬文コスプレをドレスコードに設定したファンイベント「SPEC 祭 ガチ瀬文NIGHT -命捨てます-」の開催(10月30日)や、ニンテンドー3DSソフト「SPEC 干」の発売(10月3日)など、どれもファンにはたまらない“祭り”ばかりだ。会見には無類の餃子好きである主人公・当麻紗綾を演じる戸田恵梨香、共演する有村架純と堤幸彦監督が出席。本シリーズを代表作だと公言する戸田は「“結”を通して、改めてとんでもない作品なんだと実感した。さらにパワーアップし、とてつもない最後になる」と誇らしげ。「全国各地いろんな場所で、映画の魅了をお伝えできれば」とキャンペーンにも意欲満々だった。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で注目を集める有村は「ショッキングなこともあって、とても苦しかった」と悲劇を予見させる発言も。堤監督は「まだ完成はしておりませんが、ものすごいものが出来つつある。予想をはるかに裏切る展開で、きっと唸っていただけるはず」と胸を張った。通常捜査で解決できない特殊事件専門の部署、通称“未詳(ミショウ)”所属の特別捜査官、当麻紗綾と瀬文焚流(加瀬亮)が、スペックホルダーと呼ばれる特殊能力をもつ者たちと死闘を繰り広げる様を描く人気シリーズの完結編。昨年4月に公開された『劇場版 SPEC~天~』に登場した“シンプルプラン”“ファティマ第三の予言”といった謎の真相が明かされる。『劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸ノ篇』11月1日(金)より全国東宝系にて公開『劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻ノ篇』11月29日(金)より全国東宝系にて公開
2013年09月21日戸田恵梨香と加瀬亮の豪華な2人をメインキャストに、2010年にTBS系にて放送された人気ドラマ「SPEC」。このほど、ファン待望の本シリーズの続編であり、完結編となる『SPEC~結~(クローズ)』が2013年秋に映画として全国公開されることが決定!さらに、また、ドラマ版「SPEC」の前日譚である「SPEC~零~(ゼロ)」もスペシャルドラマとして放送されることが決定した。警視庁公安部の特殊捜査官である当麻紗綾(戸田さん)と瀬文焚流(加瀬さん)の名コンビが、予知能力や念動力などの“SPEC”と呼ばれる特殊な能力を持つ犯罪者に立ち向かう姿を描く。今回の『SPEC~結~(クローズ)』では、前作『SPEC~天~』で登場した“シンプルプラン”、“ファティマ第三の予言”などのワードや、ラストに登場した白い男の正体など、これまでの謎がついに解き明かされることとなる。鬼才・堤幸彦の演出による独特の世界観が多くのファンの心を鷲掴み、前作『SPEC~天~』は興行収入23億円超えの大ヒットを記録。そして、ついに完結編を迎える本シリーズに「起・承・転とみなさまの温かい支援を頂き、こうやって、最終章の結までやってこれた事感謝しております。ありがとうございます。ですから、ますます気合が入っております!」と戸田さん。加瀬さんも、「ついに完結するようで、ホッとしています(笑)。泣いても笑っても最後、戸田さんと共に、力を出し切りたいと思います。よろしくお願いいたします」と全身全霊でフィナーレを飾ると宣言。また、現在撮影中のドラマ版「SPEC」の前日譚となる「SPEC~零~(ゼロ)」もスペシャルドラマとして放送されることが決定。連続ドラマでは描かれていない、戸田さん演じる当麻が左手を失うこととなったサスペンスフルなエピソードが描かれるようだ。大ヒットシリーズの終焉を飾る『SPEC~結~(クローズ)』、そしてスペシャルドラマ「SPEC~零~(ゼロ)」と来秋の“SPEC祭り”に思わず胸が高鳴る!『SPEC~結~(クローズ)』は2013年秋、全国東宝系にて公開。© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開(C) 2012 映画「SPEC~天」製作委員会SPEC~結~(クローズ) 2013年秋、全国東宝系にて公開
2012年12月27日『劇場版 SPEC~天~』の大ヒット御礼舞台あいさつが25日に新宿バルト9で行なわれ、主演の戸田恵梨香と加瀬亮が登壇した。その他の写真公開から18日間で動員117万人、興行収入15.1億円の大ヒットとなっている本作。加瀬は「以前よりも街で子どもや学生に声をかけられるようになった」。戸田は「このまま突っ走ってほしいですね。“結”が現実のものになるんじゃないかという期待も生まれます」とニッコリ。さらに「でも、うわさによると“結”はアニメーションになるらしいですよ」と意味深な発言をするも、満席の会場から「やだっ!」という声があがると「では実写で」と返した。また戸田のハマリ役となった特別捜査官の当麻紗綾(とうまさや)については「昔から私を知ってるスタッフには『あれ素でしょ』と言われてしまうので、うれしいですが複雑な思いです」と苦笑いしていた。最後にふたりは客席に向かって「戸田さんと心を込めてやってきたキャラクターですので、末永く愛していただければ」(加瀬)。「本当に幸せです!役者冥利に尽きるな、と。この仕事ができてよかった」と感極まった様子で話した。『劇場版 SPEC~天~』公開中
2012年04月26日警視庁公安部の特別捜査官が、特殊能力(=SPEC)を有する犯人に立ち向かう『劇場版 SPEC~天~』。連続ドラマに続いて主演を務めた戸田恵梨香と加瀬亮が、スペシャル版「SPEC~翔~」、今作の劇場版を経て“進化”を遂げた世界観について当事者としての想いを語った。本作は、通常捜査で解決できない特殊事件専門の部署、通称“未詳(ミショウ)”所属の特別捜査官、当麻紗綾(戸田)と瀬文焚流(加瀬)が、スペックホルダーと呼ばれる特殊能力をもつものたちと死闘を繰り広げる人気ドラマの劇場版。「ドラマでは当麻たちがどこへ向かって行くかわたしたちも予測できなかったけれど、“天”まで来てなるほどと思いました(笑)」と戸田が語るように、今作ではミイラ化殺人事件を発端に、国家権力とスペックホルダーの戦争の狭間で揺れ動く当麻と瀬文のパーソナルなドラマにも肉迫。「ドラマの完結編として“翔”がありますが、“天”はより広い層に向けている印象を受けました」と加瀬が補足する通り、すべての謎を明かすとともにスクリーンサイズの大舞台も用意されているのだ。当麻と瀬文は“キレキャラ”コンビとして人気を集め、戸田と加瀬の熱演でさらに魅力的なキャラクターに育て上げた。今作では監督の堤幸彦が現場で繰り出す小ネタの波状攻撃に加えて、当麻と瀬文の背景まで深く掘り下げられ、それまで築き上げた当麻と瀬文が崩れ落ちそうな局面もあったという。「言われたことを素直に聞いていると、たぶん当麻はブレブレだったと思います(笑)。とにかく彼女を守るということに徹していました」(戸田)、「基本的なドラマや感情線は戸田さんに託していて、そこに届けたいものが入っていたので、当麻さえブレなければ大丈夫だと思っていました(笑)。だから瀬文は熱射病に罹っているということにして、“天”ではイジられ役にまわっていましたね(笑)」(加瀬)。格段にスケールアップした映画の世界で、超えてはいけないラインを死守しようとする、俳優としての役割と責任さえ感じる。「演じている時によく理解できないことが起こっても、続けなくてはいけないことがあります。そういう時は“コノヤロー!”じゃないけれど、似たような気持ちになったこともあります(笑)」(加瀬)。“ミショウ”は怪奇な世界と対峙する仕事で、それがパーソナルな心情とリンクして不思議な体験に昇華した。「自由な発想ができる空間を得た現場でしたが、その分難しくて。いまだに一言で語れない作品です」(戸田)。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)より、全国東宝系にてロードショー
2012年04月06日戸田恵梨香と加瀬亮がW主演する『劇場版SPEC~天~』の公開を記念したファンイベント「春に翔天!SPEC祭り~全国大会~」が4月3日(火)、東京・赤坂BLITZにて開催された。当日は、暴風雨が関東を直撃する大荒れの天気だったが、雨にも負けず風にも負けず、熱心なファン1,000人が集結。イベントに参加した戸田さん、加瀬さん、そして堤幸彦監督を驚かせた。なんと駆けつけたファンは左腕に三角巾を着けた“当麻スタイル”で会場を埋め尽くし、「こんなに物好きがいるなんて…。バカな子が集まってしまった(笑)。みんなドMなんですね」(当麻を演じる戸田さん)。加瀬さんは当麻と共闘し、ときに振り回される同僚・瀬文を演じており「怖いです。何だかイライラしてきました」と1,000人の“当麻”を目の当たりに、ぼう然自失だった。一般常識の範ちゅうを超えた不可解な事件を捜査するため、公安部が設置した「未詳事件特別対策室係(通称・ミショウ)」。そこに所属するIQ201の変人、当麻紗綾(戸田さん)と、警察特殊部隊ことSIT出身の瀬文焚流(加瀬さん)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持った犯罪者に挑んでいく。数多くの謎を残したまま終了した人気TVドラマが、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」(4月3日DVD&Blu-ray発売)、『劇場版 SPEC~天~』(4月7日公開)で新たな局面を迎える。最初は呆気にとられていた戸田さんも「ファンのみなさんと一緒に成長した作品。映画公開まで一丸になって頑張っていければ」と作品を大きなムーブメントへと押し上げたファンに感謝の意。公開を間近に控えた『劇場版 SPEC~天~』は「『SPEC』の新たな魅力を体感してもらえる」と自信のアピールを見せた。一方の加瀬さんも「こんなに盛り上がっていると、もう宣伝しなくていいんじゃない?って思いますけど(笑)、ぜひ最後まで応援してもらえれば」とメッセージ。気合いを込めた『劇場版 SPEC~天~』公開を前に、ファンと接した戸田さん&加瀬さんもきっと「高まる~~~!」と心の中で叫んだに違いない“祭り”となった。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:当麻&瀬文が復活!『劇場版 SPEC~天~』特製スノードームを2名様プレゼント戸田恵梨香の「この映画は餃子の映画かも」発言に加瀬亮がすかさずツッコミ!加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開
2012年04月03日4月7日(土)より公開の映画『劇場版 SPEC~天~』の公開記念イベントが30日に赤坂サカスで行われ、戸田恵梨香と加瀬亮が“大流し餃子”に挑戦した。その他の写真本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、SPECと呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。劇場版では死んだはずの一(ニノマエ)や新たなスペックホルダーが登場し、ミイラ化殺人事件を発端に再び難事件に挑むふたりを描く。主人公の当麻が大の餃子好きであることから、劇中ではなんと流しそうめんならぬ流し餃子をするシーンが登場する。この日は撮影時の約5倍にあたる全長43mの大流し餃子セットが設置され、戸田は、「映画化しただけあってスケールアップしてますね。もしかしたらこの映画、餃子の映画なのかもしれない」とコメントすると、加瀬はすかさず「餃子の映画ではありません」と突っ込み会場の笑いを誘う場面も。その後、階段上から流れる餃子をみごとにキャッチした戸田と加瀬は、「落としそうになったけどうまく拾えてよかった。一瞬ヒヤっとしました(笑)」と安堵の表情を浮かべ、イベントは無事成功に終わった。4月の公開を前に、現在行っているキャンペーンで初めて実際のSPECファンと触れ合ったという加瀬は、「熱狂的なファンがいらっしゃるとは聞いていたけど、実際にお会いしてうれしかったし、やってて良かったと実感できた」と語り、戸田も「試写会ではファンのみなさんの歓声を実際に聞いて安心しました。これから観る方からも、どういう感想を聞けるのか楽しみ」と笑顔を浮かべた。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月30日人気連続ドラマの続編として4月1日(日)にスペシャルドラマが放送され、4月7日(土)より劇場版が公開される『劇場版 SPEC~天~』に主演する戸田恵梨香と加瀬亮が、3月30日(金)、映画の中に登場する流しそうめんならぬ“流し餃子”に挑戦した。スペシャルドラマ「SPEC~翔~」では昨年10月から12月に放送された連続ドラマの最後に残された謎が明かされ、『劇場版 SPEC~天~』ではスペックホルダーと非スペックホルダーの最終決戦が描き出される。ドラマ版のときから戸田さん演じる当麻紗綾の大好物として登場してきたのが“餃子”。この日のイベントが行われた赤坂サカスでは先日より劇中の味噌餃子を再現した「SPEC 中部日本餃子のCBS 赤坂サカス店」が期間限定でオープン。すでに6千食超を売り上げるなど人気を博している。映画の中ではこの餃子がさらに進化する形で“流し餃子”として登場。この日は、劇中の9メートルのセットのおよそ5倍となる43メートルの流しセットが組まれた。巨大セットを前に戸田さんが「この映画は餃子の映画なのかもしれませんね」と言うと、すかさず加瀬さんから「餃子の映画ではありません(苦笑)!」とツッコミが…。そう言う加瀬さんもSPEC餃子については「ソースとマスタードで食べるのはクセになる味です」とお気に入りの様子。ちなみに映画の中での流し餃子のシーンは一見、ギャグのように見えて、実は連続ドラマで死んだはずの宿敵で、時の流れを操るという最強のスペックを持つ一(にのまえ/神木隆之介)が登場し、当麻と語り合うという重要なシーン。時を止めるスペックを映像で表現するため、“タイムスライス”と呼ばれる撮影が行われたが、戸田さんは「すごく時間がかかる撮影なんですが、魅力的な緊張感のあるシーンに仕上がっていると思います」と満足そうにふり返った。そしていよいよ流し餃子本番。大階段の上から熱湯と共に流された餃子はおよそ30秒で戸田さんと加瀬さんの元へ。戸田さんは、猛スピードで流れる餃子を一度は取りこぼしそうになるも見事にキャッチ!会場は拍手に包まれた。「SPEC~翔~」は4月1日(日)21:30より放送。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開ドラマと映画を繋ぐ、戸田×加瀬主演「SPEC~翔~」早くもDVD発売決定!加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」
2012年03月30日『劇場版 SPEC~天~』の完成披露会見が21日に都内で行なわれ、主演の戸田恵梨香と加瀬亮、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平ら出演者と堤幸彦監督が登壇した。その他写真本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。会見には、シリーズ初参加となる栗山千明、伊藤淳史、浅野ゆう子も駆けつけ、総勢9人のキャストが勢揃い。ドラマ版に続いての参加となる椎名は「破天荒なキャラクターが勢揃いした奇抜なストーリーに、これ以上どうやってエンターテイメント性を足していくのかと思ったが、さすが堤監督の無茶ぶりはすごい!」とコメント。「作品を赤字にしないSPECがほしい」と発言した堤監督は、本作を“人類の進化”をテーマにしたような映画だと説明し「みんなが同じ概念ではなく、観る人と1対1の作品」とPRした。加瀬は「ドラマの頃から『SPEC』はたいへん生意気な作品で、愛着を持ってやってきました。今回は映画という形でより多くの方に観ていただければ」。戸田は「映画『天』は、きっと点と点を繋げるまたひとつの点なんだろうと解釈しています。今までの謎が解決され、また新たな謎が生まれる。新しい魅了がひとつ加わった作品になった」と笑顔を見せた。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月21日人気ドラマを映画化した『劇場版 SPEC~天~』の公開記念イベントが6日に都内で開催され、主演の戸田恵梨香、加瀬亮と、植田博樹プロデューサーが登壇した。記念イベントの模様本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、SPECと呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。TVドラマから引き続き『ケイゾク』や『TRICK〈トリック〉』の堤幸彦が監督を務める。植田プロデューサーによると映画はまだ編集段階で、ふたりは堤監督から呼び出されてはギャグを言わされているという。戸田は「監督にはギャグしか演出されなかったような…このドラマはどこへ向かっているのかと思った」と話し、加瀬は「優秀な役者だと思われたいので、わかったふりをしていた」と無茶ぶりをする監督に苦労したことを打ち明けた。会見では本作を盛り上げる“春に翔天!SPEC 祭り”の概要も発表された。4月1日(日)に放送されるスペシャルドラマ『SPEC~翔~』を皮切りに、公開までの1週間さまざまなイベントが行われ、主人公・当麻の大好物である“餃子”を販売する“餃子ワゴン”が札幌、名古屋などを巡回する。加瀬は「“翔”ではただのギャグでも“天”を観たらそれが伏線になっている。連続ドラマを応援してくれた方たちに届けたい」とPR。戸田は「前代未聞、最大の敵も現れるスケールの大きい作品。愛情とパワーを持って作ったので、カッコイイ仕上がりになると思う」と胸を張った。『劇場版SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月06日戸田恵梨香と加瀬亮がW主演する『劇場版SPEC~天~』(堤幸彦監督)の公開を記念し、“SPECばかうまっ!オリジナル餃子”を販売する専用ワゴン車が名古屋・大阪・札幌・福岡を巡回することに!その出発式が3月6日(火)に都内で開催され、戸田さんと加瀬さんが揃って出席した。一般常識の範ちゅうを超えた不可解な事件を捜査するため、公安部が設置した「未詳事件特別対策室係(通称・ミショウ)」。そこに所属するIQ201の変人、当麻紗綾(戸田さん)と、警察特殊部隊ことSIT出身の瀬文焚流(加瀬さん)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持った犯罪者に挑んでいく。数多くの謎を残したまま終了した人気TVドラマが、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」(4月1日放送/TBS系)、『劇場版SPEC~天~』(4月7日公開)で新たな局面を迎える。ドラマファンならご承知の通り、戸田さん演じる当麻は餃子が大好物。常に口がニンニク臭く、瀬文から「今度、臭かったら承知しない」とキレられる場面もしばしばだ。そんな餃子がついに一般発売されることになった。関東では珍しいみそ風味の具が特徴で、実は名古屋生まれの堤監督のお母様による秘伝レシピがベースになっているのだとか。ウスターソースとマスタードを合わせた特製ダレで食べるのが“当麻流”で、この日、実際に試食した取材関係者からも「みそ味で、においも気にならない」、「マスタードが不思議とまろやかな味にしてくれる」など絶賛の声が相次いだ。もちろん、戸田さんも「とてもおいしい。みそ味だから、お子さんでもたくさん食べられると思う。きっと全国のみなさんに愛されるはず」と太鼓判。加瀬さんはドラマ撮影中、1度しか食べる機会がなかったと言い「先ほど食べさせていただいた。正直、朝から餃子かと思いましたけど(笑)、食べやすくておいしいですね」と満足そうな表情だった。この春は餃子ワゴンの走行を始め、東京・赤坂サカスに「SPEC中部日本餃子のCBC赤坂サカス店」、「SPEC~起・翔・天~スペシャルギャラリー」が期間限定オープンしたり、赤坂BLITZでファンイベント「春に翔天!SPEC祭り~全国大会~」(4月3日)が開催されるなど、『劇場版SPEC~天~』公開に向けてさまざまなイベントが目白押し。文字通り、どんな仕掛けでファンを“翔天”させてくれるか、目が離せなくなりそうだ。『劇場版SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:ヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開ドラマと映画を繋ぐ、戸田×加瀬主演「SPEC~翔~」早くもDVD発売決定!加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」戸田恵梨香インタビュー自分に素直になること。女優としての覚悟の瞬間戸田恵梨香&加瀬亮の『SPEC』映画版に栗山千明が参戦で三角関係勃発?
2012年03月06日戸田恵梨香&加瀬亮主演の人気ドラマの映画化として注目を集める『SPEC〜天〜』に栗山千明がある任務を負った捜査員の役で出演することが明らかになった。未解決事件の解決のために公安部に設立された「未詳事件特別対策係」、通称“ミショウ”。IQは高いがなぜか常に餃子くさい当麻紗綾(戸田さん)と、かつてSIT(警視庁特殊部隊)に所属した精鋭ながら、ある事件をきっかけに未詳に転属となった瀬文焚流(加瀬さん)が、未来予知や千里眼、人の心を読むなどといった普通の人間の能力をはるかに超えた特殊能力によって引き起こされた犯罪の捜査に挑む。かつての人気ドラマ「ケイゾク」(TBS)の続編という位置づけで昨年放送され、特殊能力(SPEC)を持つ者たちによる犯罪の謎解きや戸田さんと加瀬さんの“キレキャラ”による掛け合いが人気を呼んだ。今回、この映画版より登場する栗山さんが演じるのは、CIRO(サイロ/内閣情報操作室)特務班の一員である青池里子。帰国子女にして大人の色香全開の里子だが、かつてSITに所属していた経歴があり、ある事件の捜査のために未詳を訪れる。いきなり「里子」、「焚流」と互いをファーストネームで呼び合い、過去に何らかの関係があった様子の瀬文と青池に、当麻は心穏やかならず…。キレキレの名コンビに青池が加わることで、ドラマでは見られなかった三角関係が展開することに?栗山さんは「出演が決まったときは、ドラマシリーズに出演しているみなさんがとても個性的なので、私はどんな役なのか楽しみでした。撮影は、私は新参者なので緊張しています(笑)。『SPEC』は独特の世界観があるので、その中で自分がどういう立ち位置にいたらいいか考えながら、撮影に臨んでいます」と意気込みを語る。青池里子というキャラクターについては「里子は帰国子女で日本語があまり得意ではない、という設定を撮影初日の直前に聞かされまして(笑)、セリフを台本のまま覚えていたら、現場で全然変わっていて驚きました。『間違った日本語』の言葉が多くて、わざと間違えて言うのが意外と難しいなと思いました。あと、里子はアクションのシーンもいくつかあって、私はわりと苦手なので、カッコ良く決めたいなと思っています」と語っており、キャラクター、アクション両面で新たな栗山さんの一面が見られそう。なお、映画の直前にはスペシャルドラマ「SPEC〜翔〜」も放送されることになっており、映画と合わせて新たな敵の存在や、ドラマシリーズのラストに残された謎の答えが描かれる。『SPEC〜天〜』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SPEC〜天 (仮題) 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:戸田恵梨香&加瀬亮「SPEC」映画化決定!スペシャルドラマと合わせて謎が明らかに
2011年09月16日戸田恵梨香と加瀬亮のW主演で話題を呼んだTBSドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜」が映画化されることが決定。映画公開前にスペシャルドラマが放送されることも明らかになった。大ブームを巻き起こした「ケイゾク」(TBS)のスタッフが再集結し、昨年10月から12月にかけて連続ドラマとして放送され、熱狂的な支持者を生み出した本作。未解決事件の捜査強化のために公安部に設けられた未詳事件特別対策係、通称“ミショウ”に配属された2人の刑事が、未来予知や千里眼など“SPEC(スペック)”と呼ばれる特殊超能力を駆使して未解決事件の真犯人を追い詰めていく姿を描く。IQ201を誇り、異常な記憶力に動体視力、洞察力を備えたKYなドS女の捜査官・当麻紗綾を戸田さん、元警視庁特殊部隊(SIT)のエリートながらも誤射事件をきっかけにミショウに飛ばされてきた瀬文焚流(せぶみたける)を加瀬さんが演じる。多大に問題を抱えつつも実力は飛び抜けている2人が、ケンカしながらもSPECを持った犯罪者に立ち向かっていく姿が支持を集め、放送終了後もTBSや番組の公式サイトやTwitterには続編を望む声が数多く寄せられていた。こうした声を受けて、スペシャルドラマと映画の製作が決定!まずスペシャルドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜翔」(放送日未定)が放送されたのち、映画『SPEC〜天』(仮題)が公開される。スペシャルドラマ「SPEC〜翔」で描かれるのは連続ドラマ最終回から1年後の世界。目の療養で休職していた瀬文がミショウに復帰した数日後、白昼の街中でマシンガンによる殺人事件が勃発する。唯一の生存者である女子高生・望(谷村美月)は「犯人が瞬間移動で逃げた」と証言。当麻はスペックホルダーを奪い合う抗争が街中で堂々と行われたと分析するが…。このドラマを通じて連続ドラマの最終回に残された謎――「野々村(竜雷太)は何を見たのか?」、「最後に犯人の地居(城田優)を倒したのは誰か?」、「津田(椎名桔平)のラストシーンの意味」などがすべて明らかになる。連続ドラマに続いてメガホンを握るのは堤幸彦。本作のプロデューサーを務めるTBSの植田博樹氏は、続編製作の決定について、視聴者、キャスト、スタッフへの感謝の言葉と共に、映画に関して「当麻と瀬文のコンビネーション、スペックホルダーはじめ、独特の怪キャラクターというエンターテイメントと、進化論、人種論、政治論、宗教論、歴史論みたいな硬派のテーマが混在している『堤ワールド』の真髄です。俳優の力、技術の力に“ノリ”が加わって、独特の世界観になっている。昔、松田優作さんの『探偵物語』のようなかっこよくて笑えてオリジナリティがあって、という作品に憧れたのですが、『SPEC』は種類は違うが、そういうかっこよさがある作品だと思うし、そこを表現したいです」と意気込みを語る。当麻役で新たな境地を切り拓いた戸田さんは、続編製作決定について「映画化が決まって、とても嬉しいです。『SPEC』で当麻の役に出会い、実際に演じてみて、役者として自分が変わることができましたし、いままでにない女優『戸田恵梨香』を見せれた作品なので、堤監督やスタッフのみなさんに感謝しています。今回の映画で、さらにパワーアップした『SPEC』と、当麻が見せられると思います。楽しみにしていてください」と気合十分。連続ドラマの場で新たな一面を見せた加瀬さんも「映画になるとは、最初は思ってもみませんでしたが、たくさんの方が連続ドラマを観て、応援してくれて、『SPEC』を愛してくれたことが、今回の映画化に繋がったと思います」と喜びを語り、戸田さんとの再会については「会うのが約半年ぶりで、最初はまだ大人しいな、と思ってましたが、今日の撮影現場で笑い上戸なところが見られて、『あ、戻ってきたな』と感じました(笑)」と当麻&瀬文のコンビ復活を実感した様子。連続ドラマ以上の暴れっぷりを期待したい。スペシャルドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿〜翔」は放送日未定。映画『SPEC〜天』(仮題)は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SPEC〜天 (仮題) 2012年春、全国東宝系にて公開
2011年07月08日TBS系新ドラマ「SPEC(スペック)〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の制作会見が9月26日(日)、東京・渋谷区のマウントレーニアホールで行われ、W主演の戸田恵梨香、加瀬亮、堤幸彦監督らが出席した。警視庁の捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に続き新設された未解決の難事件を扱う部署・通称ミショウを舞台に、IQ201の天才脳を持つ変わり者・当麻紗綾(戸田さん)と元特殊部隊で武闘派の瀬文焚流(加瀬さん)が特殊能力“SPEC”を持つ犯罪者たちに挑む物語。1999年にドラマ放送され、その後映画化もされた堤監督の代表的人気シリーズ「ケイゾク」の後継作品。現在、第3話、第4話を撮影中。この日も午前中に収録が行われており、加瀬さんは黒スーツに丸刈り頭、戸田さんはボサボサ頭にジャケット、ロング丈のスカートと“イモ臭い”恰好の劇中衣裳で出席。現場の様子を、加瀬さんは「最近、戸田さんの暴走が目立ちます。台本にないことをやってきて、本番中に意味の分からないことをやって、ハメられています。この間は僕がシリアスな表情を求められているときに、とんかつのソースのフタにバカって書いてあって、それが僕にしか見えないようになっていた」と暴露。戸田さんは「ああ、結構やっちゃいましたね」とニッコリ。また互いの印象について、戸田さんは「加瀬さんは自分と似ている気がします。暴走しそうな気がします」。加瀬さんは「戸田さん、メチャメチャ面白いです」とそれぞれ好相性を感じている様子。一方で、もし特殊能力(スペック)を得られるなら?との質問に、戸田さんは「当麻役はセリフがとっても多くて、11ページとか14〜15ページにわたり、それを毎週やるのでプレッシャーがある。1回読んだだけでセリフを覚えるスペックがほしい」と苦笑い。加瀬さんは「単純に空を飛ぶスペックがほしい」と無邪気な回答。堤監督は「短時間に大量の台本を消化できる、予算を押さえる、期日内に納品できる、視聴率が取れるスペックがほしいです」と現実的な悩みを噴出させ、会場の笑いを誘った。ほかに「ケイゾク」と同じ役柄で2人の上司を演じる竜雷太が出席した。「SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」は10月8日(金)スタート(22:00〜/初回は15分拡大版)。(text:Yoko Saito)SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜■関連作品:阪急電車 2011年初夏、全国東宝系にて公開アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:たけし、初の倉本聰ドラマに「見事な脚本。怒られない出来の芝居を」苦情続出のキャスト陣に北野監督毒っ気回答連発カンニング竹山主演作初日挨拶で北野監督新作タイトルを3連呼北野武監督インタビューキタノはいかにして加瀬亮を“ヤクザ”に仕立て上げたのか?モナもシビれた!北野監督作『アウトレイジ』女性座談会
2010年09月26日