チームラボは、森の中のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」を2020年7月22日から11月8日(日)まで、佐賀・御船山楽園にて開催する。チームラボの「森の中のアート展」再び6年目となる「チームラボ かみさまがすまう森」が、2020年夏も開催決定。チームラボが毎年夏に行う森の中のアート展では、自然を大胆に使ったアートが体感可能だ。会場は、江戸後期につくられたとされる佐賀・御船山楽園。古来より大事にされてきた森の魅力を生かしながらつくった庭園の中には、樹齢3000年以上の神木の大楠や、超自然的に積み重なった巨石の磐座、長い年月をかけて形作られた洞窟など、神秘的なスポットが多数存在する。チームラボは“自然が自然のままアートになる”をキーワードに、御船山楽園の豊かな自然を活かした体感型アートを展開。自然を活かした体感型アート『かみさまの御前なる岩に憑依する滝 』は、自然の岩を使ったアート作品で、空から岩に白糸の滝が降りてくるような神秘的な光景を再現している。他にも、コンピュータプログラムによるグラフィックがリアルタイムで描き続けられる、立体作品『廃墟の湯屋にあるメガリス 』や、人々の存在に合わせてランプが色を変える『森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森』、水面がまるでキャンバスのように変わる『小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング』などがラインナップする。全22作品群を展示予定だ。画像提供:チームラボサウナ「らかんの湯」コラボレーションもまた、「チームラボ かみさまがすまう森」とサウナ「らかんの湯」がコラボレーション。サウナとアートの両方を体験できる、御船山楽園ホテル「らかんの湯」の日帰り入浴と「チームラボ かみさまがすまう森」のセットチケットを、1日40名限定で7月20日(月)から予約販売する。「らかんの湯」は、サウナ界のミシュラン「サウナシュラン2019」で日本一のグランプリを獲得。メディケーションサウナ、水風呂、外気浴、温泉などを備えている。刺激的なアート鑑賞の前後に、サウナでゆったりとしたリラックスタイムを楽しめそうだ。【詳細】チームラボ かみさまがすまう森開催期間:2020年7月22日(水)~11月8日(日)会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100時間:・7月22日(水)~9月13日(日) 19:00~22:30・9月14日(月)~10月11日(日) 18:00~22:30・10月12日(月)~11月8日(日) 17:00~22:30※入場は第一入門口、および開園の1時間後より第二入門口も利用可能※最終入場は22:00まで料金:・平日(8月11日~8月14日を除く): 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円・土日祝および8月11日~8月14日: 大人 1,400円、中高生 1,000円、小学生 800円※未就学児は無料チケット発売日:7月20日(月) ※御船山楽園、 展覧会公式ウェブサイトにて販売。問い合わせ先TEL:0954-23-3131(御船山楽園ホテル)■御船山楽園 大浴場「らかんの湯」日帰り入浴〈完全予約制・定員制〉チケット発売日:7月20日(月)料金:1名 4850円(税込)※料金に大浴場入浴(サウナ)、「チームラボ かみさまがすまう森」展覧会鑑賞チケット、フェイスタオルが含まれる。利用時間:・7月22日(水)〜9月30日(水)1部:16:00~18:30(男女各10名) 2部:18:30 ~21:00(男女各10名)※アート展は18:30以降に鑑賞可能。・10月1日(木)〜11月8日(日)1部 15:00~17:30(男女各10名) 2部 17:30~20:00(男女各10名)※アート展は17:30以降に鑑賞可能。
2020年07月02日アート集団・チームラボによるデジタルアートの展覧会「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が、佐賀県武雄市の御船山楽園で開催。会期は2019年7月12日(金)から12月8日(日)まで。遺跡と廃墟が点在する御船山楽園を舞台にチームラボが毎年開催する「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が2019年も開催。昨年まで夜間のみだった開催時間を昼間からに拡大し、50万平米にも及ぶ敷地に新作含む22の作品群を展示する。廃墟の湯屋にあるメガリス昼から夜にかけて見られる作品の中でも注目が『廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins 』。廃墟と化した湯屋の中には、立方体のオブジェが群立。オブジェの表面にはコンピュータプログラムによるグラフィックがリアルタイムで描き続けられ、その場にいる人々を感知しながら瞬間ごとに異なる表情を呈する。森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森『森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Summer Forest』も、昼夜問わず鑑賞できる展示作品の一つ。鏡張りの部屋の中に無数に吊るされたランプが、人々の存在に合わせて色を変え、幻想的な空間を作り上げる。小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング夜のみの展示となる『小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond』は、水面に美しく泳ぐ鯉、それに呼応する光の線を描く。水面はまるでキャンバスのように、自由に泳ぐ鯉たちの辿った線によって彩られていく。かみさまの御前なる岩に憑依する滝夜の展示では、自然の岩を使ったデジタルアートが複数登場する。『かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock』は、空から岩に白糸の滝が降りてくるような、非現実的で神秘的な光景を再現した。【詳細】チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology開催期間:2019年7月12日(金)~12月8日(日)開催時間:11:30~22:30(最終入場22:00)、昼の部 11:30~17:00会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100※11月5日(火)から7日(木)は休み。※11月8日(金)から12月8日(日)までの期間は、昼の部のみの展示。<チケット情報>・通常チケット価格:大人 平日 1,200円/土日祝日および特定日 1,400円、中高生 全日 800円、小学生 全日 600円、未就学児 無料・昼限定チケット価格:平日 大人 500円/中高生 400円/小学生 300円、土日祝および特定日 大人 700円/中高生 600円/小学生 500円※特定日は8月13日(火)・14日(水)・15日(水)・16日(木)※未就学児無料。※チケットは御船山楽園およびローソンチケットで販売。※11月8日(金)から12月8日(日)までの期間分のチケットは御船山楽園でのみ販売。<スケジュール>・夜のみの展示作品7月12日(金)~9月12日(木) 18:30頃から、9月13日(金)~10月11日(金) 17:30頃から、10月12日(土)~11月4日(月) 16:30頃から・昼限定チケット観覧時間7月12日(金)~9月12日(木) 11:30~18:00、9月13日(金)~10月11日(金) 11:30~17:00、10月12日(土)~11月4日(月) 11:30~16:00※最終入場は終了30分前まで。【問い合わせ先】御船山楽園TEL:0954-23-3131
2019年07月14日「チームラボ かみさまがすまう森」2018年も開催佐賀・武雄にある「御船山楽園(みふねやまらくえん)」にて、チームラボが毎年贈るデジタルアート展「earth music&ecologyチームラボ かみさまがすまう森」が、2018年7月19日(木)~10月28日(日)まで開催されます。コンセプトは“連続する生命の形”です。50万平米の自然あふれる大庭園が、プロジェクションマッピングやデジタル技術を駆使したアートで彩られ、神秘的で幻想的な世界が楽しめる展覧会をご紹介します。佐賀・武雄にある「御船山楽園」にて、チームラボが毎年夏に開催しているデジタルアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が2018年も開催されます。昨年は、designboomの「2017年のアートインスタレーション」で世界1位に輝いた他、CNNなど世界中のメディアに多く取り上げられました。4回目の開催となる今年は、新作を加えた17作品が、50万平米の大庭園を彩ります。人々の存在によって変化するデジタルアートの世界をお楽しみください。「御船山楽園」173年の歴史を持つ佐賀の名勝「御船山楽園」。広大な敷地には樹齢3000年以上の神木である大楠が佇み、庭園の中心には樹齢300年の大楠があります。森の中には自然の巨石に囲まれた稲荷大明神(いなりだいみょうじん)が祀られており、洞窟には約1300年前に名僧行基が岩壁に直接彫ったと伝えられる仏や五百羅漢(ごひゃくらかん)があります。作品コンセプトは“連続する生命の形”チームラボでは、非物質的なデジタルアートによって“自然が自然のままアートになる”「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。プロジェクトの一貫として開催される「チームラボ かみさまがすまう森」。コンセプトは“連続する生命の形”です。「御船山楽園」にある森に息づくめます、長い時間をかけて生命を紡いできた木々や巨石、洞窟など生命の連続性を表す造形をいかした、デジタルアート作品が楽しめます。「呼応するランプの森とスパイラル - one stroke」御船山楽園ホテル内に展示される「呼応するランプの森とスパイラル - one stroke」は、今年の新しい作品のひとつです。ランプに灯った光が強く輝き音色を奏でながら周りのランプに伝播する光景に思わず目が離せなくなってしまう神秘的なアート作品です。※「呼応するランプの森とスパイラル - one stroke」は展覧会終了後も展示されます。庭園を彩るデジタル技術を駆使したアート作品「御船山楽園」の庭園には、プロジェクションなどデジタル技術を駆使したアート作品が展示されます。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」御船山楽園の池の水面に描かれるカラフルな光の軌道。プロジェクションで演出される小舟、、魚の群れの動きによって描かれる水面アートを楽しんで。「夏桜と夏もみじの呼応する森」ゆっくり呼吸するように明滅している木々の光は、人が通ると色を変え音色を響かせ輝きます。光と音が周りの木々に伝播して広がっていく神秘的な世界にを堪能してみてはいかがでしょうか。「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」「御船山楽園」内、稲荷大明神にある高さ3m、幅4.5mの巨石にはプロジェクションマッピングで再現した滝が流れています。仮想の三次元空間に立体的に再現された、神秘的な世界を体験してください。幻想的で非日常的な世界を体験デジタルアート展「チームラボ かみさまがすまう森」は、2018年7月19日(木)~10月28日(日)まで開催されます。「御船山楽園」の自然あふれる庭園が、神秘的な神の領域へ変化する姿はまさに圧巻です。幻想的で非日常的な世界へぜひ足を運んでみてはいかがですか。イベント情報イベント名:earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森催行期間:2018年07月19日 〜 2018年10月28日住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100御船山楽園電話番号:0954-23-3131(御船山楽園)
2018年07月25日見どころ満載! 大自然と融合した全14作品のデジタルアート佐賀県武雄市にある「御船山楽園」は、江戸時代後期に創られた庭園です。その広さは約50万平米。森と庭園の境界線は曖昧で、武雄神社の神木でもある樹齢3000年以上の大楠や、巨石に囲まれた稲荷大明神が祀られています。この御船山楽園で、2017年10月9日まで「資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展」が開催中です。全14作品のデジタルアートが庭園内に散りばめられており、庭園内を自由に散策しながら作品を楽しむことができます。また、長年に渡って独自の美意識を築いてきた資生堂が協賛しており、新スキンケアラインである「WASO」をイメージしたコラボレーション作品も。連続する生命の形を表現したチームラボの展覧会中でも注目は「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」。この作品は、稲荷大明神にある巨石の形に合わせて水の動きをシミュレーションし、まるで目の前に滝が流れているかのようにプロジェクションマッピングしたもの。高さ約3mの滝が流れ落ちていく様は圧巻です。「増殖する生命の巨石」は、花々が咲いて散っていくまでの「連続する生命の形」をコンピュータプログラミングによってリアルタイムに描いています。1秒たりとも同じ瞬間がないので、思わずじっと見入ってしまう作品です。自然が自然のままアートになる・森に広がる幻想的な世界どの作品も、私たちが庭園内を歩いているその瞬間にも常に変化し続けており、チームラボが考える「連続する生命の形」を表現しています。チームラボはこれまでにも「Digitized Nature, Digitized City」というアートプロジェクトを行なっており、今回の「自然が自然のままアートになる」というメッセージが本展覧会のコンセプトにもなっています。御船山楽園を成形する森や木々、巨大な洞窟や石そのものが「生命の連続」を表現しています。デジタルアートとの融合によって、より幻想的で不思議な世界観を演出できたアート展です。この夏は、御船山楽園で大自然とチームラボのデジタルアートが融合した美しい世界を体感してみませんか?会期は10月9日(月)までですのでお早めに。また、庭園内はとても広いので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。取材・文/小松里紗イベント情報イベント名:資生堂 presents チームラボ かみさまがすまう森のアート展催行期間:2017年07月14日 〜 2017年10月09日住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100御船山楽園電話番号:092-791-9496
2017年07月27日チームラボが、佐賀県武雄市にある大庭園・御船山楽園にて「earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森」を開催する。期間は、2018年7月19日(木)から10月28日(日)まで。デジタルアート全17作品が大庭園内に1845年に開園された国登録記念物の名勝地である御船山楽園。その場所で開催される「チームラボ かみさまがすまう森」は、世界最大のアート・デザイン・建築のデジタルメディア「デザインブーム(designboom)」で、「2017年のアートインスタレーション(TOP 10 art installations of 2017)」の世界1位に輝くなど、日本のみならず世界的にも評価の高いアート展だ。2018年は、50万平米も有する大庭園内に、デジタルアートで自然の輪廻転生を創る「自然が自然のままアートになる」プロジェクトの新作など、全17作品が展示される。光が呼応するランプの世界2018年の新作には、人に反応し光と音が伝播していく作品「呼応するランプの森」が加わる。ランプは一見、ランダムに配置されているように見えるが、全て数学的に求められた位置に設置されている。人に反応し、伝播していく光は、必ず全てのランプを一度だけ強く輝かせ、はじめのランプに戻ってくる。まるで火が燃え移っていくかのように、自然に伝播していく。秋の色彩を表現する季節限定作品もまた10月28日(日)まで、“かさねのいろめ”に着想を得た秋限定のランプ作品「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」が公開。“かさねのいろめ”とは、近代以前、表裏異なる色の生地を重ねた際などに浮き上がる複雑な色彩に、季節の色の名をつけて呼んだ言葉。本作品では、秋の“かさねのいろめ”である、初紅葉(はつもみじ)、青紅葉(あおもみじ)、青朽葉(あおくちば)、黄紅葉(きもみじ)など全8色を、ランプの光の強弱を利用して繊細に再現する。淡い紅色や黄色など、絹の色を彷彿させるような柔らかい色合いによって、日本の風情漂う和空間が作り上げられている。自然と融合した幻想的なデジタルアートまた、2017年に引き続き登場する「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」は、御船山楽園内・稲荷大明神にある高さ3,030mm幅4,550mmの巨岩に滝をプロジェクションした作品。木々の中に突如として出現する巨大な滝。木々の間から滝が絹のカーテンのように流れ落ちるという、現実では見ることの出来ない光景は、巨岩の威厳と相まってとても神秘的だ。大自然とデジタルアートのコラボレーションだから体験できる、創造的な幻想世界に是非足を運んでみては。【開催概要】earth music&ecologyチームラボ かみさまがすまう森会期:2018年7月19日(木)~10月28日(日)会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100時間:・8月15日(水)~9月9日(日) 第一入門口 19:30~22:30、第二入門口 18:30~22:30・9月10日(月)~9月30日(日) 第一入門口 19:00~22:30、第二入門口 18:00~22:30・10月1日(月)~10月29日(月) 第一入門口 18:30~22:30、第二入門口 17:30~22:30※第二入門口は、第一入門口よりも1時間早く開門。※「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、第一入門口が開門するまで観覧不可。入場料:大人 1,200円、中高生 800円、小学生 800円、未就学児 無料※「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、山の紅葉」は、2018年10月28日(日)まで
2017年06月29日佐賀・武雄の15万坪の大庭園 「御船山楽園」 にて、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催されます。期間は、2017年7月14日(金)~10月9日(月)まで。チームラボが手掛けた「自然が自然のままアートになる」アートプロジェクトの6作品が、庭園に展示されます。庭園内に、チームラボのアートプロジェクト6作品が出現! 「御船山楽園」は、1845年開園、国登録記念物の名勝地でもある大庭園で、2017年7月14日(金)~10月9日(月)の間、光の祭「御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展」が開催。期間中は、チームラボのアートプロジェクト6作品が庭園内に登場します。池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花」、訪れた人がカエルやトカゲなどの生き物を描くと、現在は廃墟となっている大浴場で動き出す「Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち」、苔の巨岩に8mの滝をプロジェクションした「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」など、光が織りなすデジタルアートと、森やツツジ谷などの自然が融合した圧巻の光景が楽しめます。各作品の詳細をご紹介!●小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングと蓮の花「御船山楽園」の池の水面に蓮の花が咲きわたり、鯉が泳ぐ幻想的な作品です。水面はセンシングされて、水面に映し出された鯉は、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに変化。鯉の群れ全体に意思があるわけではなく、鯉は近くの鯉のふるまいに影響を受けながら自律的に泳ぎ、小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、小舟が動き出すと避けていきます。小舟のふるまい、そしてほかの鯉のふるまいの影響を受け鯉は泳いでいき、その鯉の群れの動きの軌跡によって作品は描かれていきます。●Graffiti Nature - 廃墟の湯屋に住む生き物たち 「御船山楽園」の今は使われていない旧大浴場内に水をはり、その空間が、訪れた人の描いた様々な生きものたちによって創られる自然の世界になります。生きものたちは、ほかの生きものを食べたり、食べられたりしながら、共に同じ1つの生態系を築いています。描いて生まれた生きものは、他の生きものを食べると、増えていきます。そして、蝶は、花がある場所で、増えていきます。生きものたちは、ほかの生きものに食べられたり、ほかの生きものを食べれなかったりすると死んでいなくなってしまいます。ワニは人が踏みすぎると死んでしまいます。そして、花は、あなたがじっとしているとたくさん咲きます。逆に、踏んで歩き回ると散ってしまいます。描いて生まれた生きものを探したり、花を咲かせたりしながら、みんなで創っていくこの世界の中を探検してみてください。●かみさまの御前なる岩に憑依する滝「御船山楽園」内の稲荷大明神にある巨岩(高さ3030mm・幅4550mm)に滝をプロジェクションした作品です。水の動きを物理計算し、滝をシミュレーションし、実際の岩にプロジェクションマッピングします。●岩割もみじの円相「御船山楽園」にあるもみじ生す巨岩(高さ2370mm・幅4700mm)に「円相 / Enso」をプロジェクションした作品。禅における書画のひとつ、円形を一筆で描いた「円相」を空間に一筆(空書)で描いています。空間に描かれた一筆は、空間上で静止していますが、視点が動くことにより、円に見える瞬間が生まれます。なお、「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書のことを意味します。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築しています。禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表現されてきたと言われています。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされています。 円相は、見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人によって様々なのです。●呼応するツツジ谷「御船山楽園」のツツジ谷のツツジ5万本がライトアップされ光り輝きます。光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりするのが特徴です。光は、鑑賞者が近くを通ると、強く輝き、音色を響かせ、その光は、放射状に近隣のツツジ株に伝播していきます。そして、伝播した光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣のツツジ株に伝播させ、連続して広がっていきます。ツツジ谷の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味します。訪れた人は、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識すること間違いありません。●夏桜と夏もみじの呼応する森「御船山楽園」の桜の森がライトアップされ光り輝く作品。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりします。木々の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせていきます。そして、その木の光は、放射状に近隣の木々に伝播、伝播した木の光は、同じように音色を響かせながら、次々に隣の木に伝播させ、連続して広がっていきます。森の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいるということ。訪れた人は、同じ空間にいるほかの人々の存在を普段より意識するでしょう。イベント詳細名称:御船山楽園 かみさまがすまう森のアート展会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100会期:2017年7月14日(金)~10月9日(月)時間:2017年7月14日(金)~8月14日(月)は20:00~22:30、8月5日(土)~10月9日(月)は19:30~22:30入場料:大人1600円、中高生1200円、小学生800円、未就学児無料公式サイト:
2017年05月10日