メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「すべての人に『好かれたい』と思ってしまう性格に悩んでいる」という、美和子さん(26歳・メーカー勤務)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■美和子さんのお悩み「接するすべての人に好かれたい」と思ってしまう自分の性格に悩んでいます。ひとりたりとも仲の悪い人を作りたくありません。はたから見れば“愛想のいい人”なのでしょうが、周りにこびているだけだと自分では思います。自分だけに話を振ってくれない人がいると、それだけで「嫌われた!」と落ち込んでしまいます。その人が実際に私を無視している、嫌っているというわけではなくても、一度気にし始めると、被害妄想がどんどん膨らんでいきます。「私だけに話しかけてくれなかった」「私の話にだけ、相づちを打ってくれなかった」など、その人が偶然、無意識にした行動かもしれなくても、すべてを「私はこの人に嫌われている」という結果に結びつけてしまいます。 どうしたら、このように周りの人を気にせず、自分らしく生きられますか? 毎日が生きづらいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の福田とも花さんより美和子さん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。「私のことを無視しているのでは?」「嫌われているのではないか?」と被害妄想がふくらんでいくと、人と関わるだけで疲れ果ててしまうし、関わること自体どんどん怖くなってしまいますよね。でもね、大丈夫ですよ! そうした被害妄想や人から嫌われる怖さは、軽減していくことができますから。大人になってから、ほかの人とどう関わるかは、幼児期に形づくられる場合が多いようです。その時期、一番身近で、いつも一緒にいるのがお母さんのため、その影響は大きいといえるでしょう。例えば、小さい頃にお母さんとどう接したか、そこから生じた勘違いや誤解によって、人間関係に臆病になってしまうケースがあります。過去の癒やされない思いを、まずはひも解いていきましょう。美和子さん、まずは幼児期から小学校1年生くらいの、子どもの頃を思い出してみてください。あなたは、お友だちとどのように関わっていましたか? もしかしたらすでに「誰ひとりからも嫌われないように皆と仲良くしよう」と必死になっていなかったでしょうか?さらに、その頃のあなたが、お友だちに嫌われたり、仲良くできていなかったりする姿を想像してみてください。そして、その姿を美和子さんのお母さんが見たとしたら…。お母さんは、どんな顔をすると思いますか? ガッカリしそう? 悲しそう? それとも、怒りそうですか?また、次の言葉を口に出して言ってみてください。「私は“嫌われるような恥ずかしい人”になってはいけません」「私は“嫌われるような人”になって、お母さんを悲しませてはいけません」「私はお友だちと仲良くできないところがバレて、お母さんをガッカリさせてはいけません」言ってみて、どんな感じがしますか?「どうしたら周りの人を気にせず、自分らしく生きられますか?」というお悩みを解決するヒントは、ここにあると思います。今も心の奥であなたが気にしているのは、周りの人ではなく、もしかしたら“お母さんの顔色”なのかもしれません。小さい頃、お母さんをガッカリさせないため、お母さんに恥をかかせないために、「嫌われない自分」「人と仲良くできる自分」を演じていませんでしたか? そして、その癖を大人になった今も続けているのではないでしょうか?実際に、子どもの頃、誰かに嫌われた経験があったかはわかりません。でも、そのような可能性を感じると自分を責めて、いっそう誰からも嫌われないように頑張り、お母さんを守ろうとしていたのかもしれません。子どもはみんなお母さんが大好きですよね。美和子さんも同じで、子どもの頃、お母さんから嫌われることを一番恐れていたのでしょう。しかし、今ようやく、お母さんのためではなく「自分のために、自分らしく生きよう」というスタートラインに立たれたのですね!嫌われることもある自分や、人と仲良くできないこともある自分も、美和子さん自身。「お母さんに許してもらおう」とするのではなく、自分自身で許してあげませんか?「嫌われることがあってもいいよ」「人と仲良くできないことがあってもいいよ」「お母さんをガッカリさせることがあってもいいよ」「お母さんを悲しませることがあってもいいよ」「どんな自分でも、私は私を嫌わないよ」「どんな自分でも、私は私が大好きだよ」上記の言葉を、ぜひ魔法の言葉としてつぶやいてみてください。そうするうちに、周りの人や、心の中の“お母さん”に好かれようと頑張って費やしてきたエネルギーを、自分に向けてあげられるようになっていきます。すると自分をもっと好きになり、自分をもっと喜ばせることに夢中になり、他人の目を気にしている暇もきっとなくなっていくはず(笑)。そしてふと気づくと「自分らしく生きられている自分」になっていることでしょう。美和子さんが自分らしさを取り戻されることを、これからも応援しています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーの浮気を疑ってしまう性格を直したい」という、ゆいさん(23歳・販売)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■ゆいさんのお悩み9カ月交際中のパートナーがいますが、彼のことが信用できず苦しいです。彼の言うことにつじつまが合わない点があると「うそをついてるのではないか」、連絡がないと「合コンに行ってるのではないか」などと考え、イライラして何度も電話をし、気持ちをぶつけてしまいます。そのたびに「嫌われちゃうな」「逃げられても捨てられても仕方がない」「こんなにつらいならいっそ別れようか」などと思ってしまい、けんかも多くなり、占いにハマったりします。ポジティブに考えたり、自分の時間を充実するように努力したりもしましたが、ダメでした。私は昔から恋人に依存したり、信用できずにすぐ怒ったりして振られてきました。でも今のパートナーは、向き合おうとしてくれていると感じる部分もあるので、なんとかこの厄介な性格を直したいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりゆいさん、はじめまして。ひらいなずです。ご相談ありがとうございます。付き合い始めて9カ月というと、楽しい気持ちが続いている一方で、相手の言動を冷静に見て「こんな人だとは思ってなかった」と不安を感じる気持ちも混ざり合う、そんな時期ではないかなと想像します。ご相談を見る限り、ゆいさんは「彼との関係がうまくいかないのは、自分が悪いからだ」と思われているような印象を受けます。でも、本当にそうでしょうか。「こんなにつらいなら、いっそ別れようか」という記述もありますが、まずはどんなことが「つらい」のか、具体的に考えてみてください。彼がつじつまの合わないことを言うこと?ゆいさん自身がイライラして、気持ちをぶつけてしまうこと?逃げられるかもしれない、捨てられるかもしれないこと?私が思うに、ゆいさんは「彼から捨てられてしまうかもしれない、嫌われてしまうかもしれない」と感じてしまうことが、一番つらいのではないでしょうか。そうした「〜かもしれない」という影におびえ、その恐怖に耐えきれず、自分から別れを切り出そうかと思いつめてしまう…。そのようにお見受けしました。もしかしたら、ゆいさんの心の中には「私はいつか嫌われる」「私はいつか見捨てられる」といった思いがあるのかもしれません。しかし、そうした思いをぎゅっと握りしめていると、「嫌われたんじゃないか」「見捨てられるんじゃないか」と恐れ、常に相手の動向を“見張る”ような精神状態におちいりやすくなります。そうして「うそをついているんじゃないか」「合コンに行っているんじゃないか」といった疑いが生まれてきてしまう。結果、常に相手を疑い、疑う自分自身も嫌いになっていく――。そんな負のスパイラルの中に、自分を追い込んでしまうのです。もし思い当たる点があるようでしたら、「私はいつか嫌われる」「私はいつか見捨てられる」と思っている自分と、しっかりと向き合うことから始めていきましょう。状況をポジティブにとらえたり、自分を満たす時間を作ったりしても落ち着かないのは、「私はいつか嫌われる」「私はいつか見捨てられる」というネガティブな自分を無理に「なくそう」としているからだと推測します。しかし「なくす」のではなく、「ネガティブな自分も受け入れる」ことを考えてみてください。「嫌われる、見捨てられると思っている自分」を、まず自分自身がわかってあげることが、とても大事なのです。それから、思い出してみてください。「私は嫌われる」「私は見捨てられる」と思い始めたのは、いつ頃、どんなことがきっかけなのか。恋愛だけではなく、学校の友だちや家族、親戚、周囲の大人たちの言動も含め、なるべく幼少期までさかのぼってみてください。例えば、誰かに「言うことを聞かない子は置いていくわよ」「あなたは川から拾って来た子」などと(冗談でも)言われた経験があり、それを信じこんでしまった時期があったのではないでしょうか。どんなささいなエピソードでもいいので、自分の記憶の中に残っている忘れられないシーンや、忘れられない言葉を思い出してみてください。その言葉や思い出に気づいたら、そのときの自分へ向かって「悲しかったね」「怖かったね」「嫌だったね」「よく我慢したね」と声をかけてほしいのです。きっと心や体がゆるむのを、ゆっくりと感じられると思います。もし涙が出るようならば我慢せず、流れるに任せてみてください。それからもうひとつ。「嫌われても、見捨てられても私は大丈夫!」という、自分を信じる心を育んでいくことも大切です。ゆいさんには、今まで周囲の空気を読んで我慢して言えなかったこと、遠慮してやれなかったことはありませんか? 普段そのように我慢していると、ささいなきっかけで気持ちが爆発しやすくなります。「我慢をやめること」を、ぜひ心がけてみてください。パートナーに対しても、相手の気持ちに合わせようとするのではなく、普段からもっと自分の気持ちを優先してみる、「こうしたい」「これがいい」といったことを積極的に表現してみるのもいいですね。空気を読む、つまり相手の気持ちに合わせる行為というのは、時に「相手を見張る」ことが目的になっていることもあります。しかし、自分の気持ちを外に出すようにしていると、「相手の気持ちに合わせる(相手を見張る)」という心の癖が、徐々に変化していくことと思います。行動の変化が心の変化へとつながっていきますので、ぜひトライしてみてください。ゆいさんの自分を信じる力を応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年09月18日快適な部屋にするために、「収納」を考えることはとても大切。しかし、収納を考える前に、実はもっと大切なことがあります。それは「心の持ち方」。これを整えることで、片づけや収納の結果が大きく変わってきます。苦手な片づけを克服し、小さな子どもがいても、きれいな部屋をキープできるようになった心屋認定講師のおむらちもさんが、その秘訣である「思考術」を、3つの観点からご紹介します。■1. あなたは「家政婦」ではありません主婦の皆さんとお話ししていると、「自分ばかり家事をやらされて、まるで家政婦だ」といった声をよく聞きます。実はそうした「自分ばかり」かつ「やらされてる」という感じ方には、個人差があります。同じ状況でも、人によってそう感じる度合いが違ってくるようです。この差は、小さい頃からの思考の癖が影響している場合もあります。「私は家政婦みたいにこき使われている」と毎日思いながら行動するのと、「私が行動することによって、とても気持ちのいい環境になる」と思っているのでは、内側から出てくるエネルギーも変わってくるそうです。同じことをするのなら、せっかくですから「家政婦みたいに扱われている」ということに意識を向けるのではなく、「自分が気持ちよくなるために行動している」と意識してみませんか?私はよく受講生の皆さんに、「あなたは家政婦じゃない。女王様よ」と話しています。「家政婦」をやめて、自分の快適を追求して毎日気持ちよく暮らしている「女王様」になるのは、あなたの「心の持ち方」次第という意味です。■2.「私なんてダメ」を封じ「どうしたら?」の習慣を片づけで悩んでいる人の多くに共通しているのが、「片づけられない私ってダメだな」というネガティブな思いを抱えていること。そのうえ、「私なんて、どうせ頑張っても中途半端になっちゃうし」「私なんてどうせ、きれいな部屋をキープできないし」などと、自分の行動自体にブレーキをかけてしまいがちです。この「自分へのダメ出し」が、あなたを片づけられなくしている大きな原因かもしれません。ですので、今日からは「私ってダメだなぁ」と思ったら、その瞬間に「どうすればいいかな?」という言葉をつぶやいてみてください。「私なんて」というのは、自分のせいにすることで、何も考えず、行動しなくてもよくなる都合のいい言葉です。もし「私なんて」と思ったら、すかさず「どうしたら、この部分がもっときれいになるかな」とつぶやいてみてください。考えることをやめそうになっていた脳が、自然と解決法を探し出すように働き始めるからです。脳をうまく利用して、自然に行動できる思考を身につけていきましょう。■3. 見かけにまどわされない「自分にやさしい片づけ」部屋を片づけて整理しようと思ったときに、多くの人が陥りやすいことがあります。それはつい見た目ばかりに気を取られて、使い勝手を考えられていないこと。雑誌やSNSでは、とても美しい収納をよく目にしますよね。同じ種類の箱が整然とぴったりと収まっていたり、上から下まで隙のない完璧な収納だったり。無意識のうちにそれを目指そうとしていませんか?そもそも、そういった隙のないインテリアを見せている雑誌やSNSは、見た目を重視するメディア。どうしても、そういった美しい写真ばかりを紹介していますが、見た目の美しさと使い勝手は正比例しません。完璧に収納を整えても、そこに戻すのが手間で、結局、全部出しっぱなしになってしまった…といった話はよく聞きます。「きれいな収納」より戻しやすい、手間がかからない「自分にやさしい収納」という視点で考えてみると、うまくいきやすいですよ。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月13日人を好きなっただけで、誰かの活躍を見るだけで、どうしてこんなに苦しい思いになるんだろう? 嫉妬なんかしたくないのに、どうしてザワザワと胸が苦しくなってしまうんだろう? 心屋認定講師の石川稀月さんが、そんな嫉妬心に苦しむあなたへの処方箋を紹介します。■嫉妬深い人「愛されたくて頑張り過ぎてしまう…」皆さんもご存じかもしれませんが、嫉妬心には2種類あります。ひとつは「自分の大切な人が、ほかの人を大切にするのがつらい“愛情に関するもの”」、もうひとつは「人気がある、仕事ができるなどの“能力に関するもの”」です。どちらも、このつらい気持ちの根底には「自分は大切ではないのかもしれない。自分には価値がないのでは?」という悲しい勘違いが潜んでいることが多くあります。かくいう私も、嫉妬深い性格をしています。特に愛情に関する嫉妬心が強く、パートナーが誰かを送っていったと聞いたり、ほかの誰かとの会話に夢中になりすぎて私が声をかけても気がつかなかったりすると、どうしようもなく悲しくなって、自分の嫉妬心を持て余してよく困りました。嫉妬深い人は「他人に大切にされたり、認められたりすることで、自分に価値や存在意義を感じられる」という傾向があるため、普段から人に愛されるように、価値を認めてもらえるように…と努力や工夫をしている方が多いようです。そのため、嫉妬心の中には「こんなに頑張っているのに、思うように結果が出ない」という悲しみも含まれていることが少なくありません。■他人任せにしない「価値ある自分」を受け入れるしかし、人の気持ちや価値観というのは、時間や気分、立場でコロコロと変わってしまう、意外と”頼りないもの”です。そんな頼りない他人の判断に自分の価値や存在意義を任せてしまうと、あなたが一番欲しい”確かなもの”は得られません。それならいっそ、人に愛され価値があると認めてもらうために頑張ったり工夫したりする努力や、「他人が自分をどう扱うかで、自分の存在価値が決まる」といった考え方を、思いきってやめてしまいましょう。そのために、ぜひつぶやいてみてほしい言葉を紹介します。「頑張らないで、ありのままでいても愛されるし、うまくいく」「自分を愛したり、価値を認めたりするのは、まず自分自身」「自分には、自分だけにしかない良さがある」「私はかけがえのない人。大切で、価値のある人」上記は、すでに決まったこと、”決定事項”として受け入れてみるのです(「そんなはずはない」「私に価値なんてない」という反論はなしです!)。心屋塾では、「自分は大切ではない、自分には価値がない」と自身が思い込んでしまうと、その通りの場所・環境にわざわざ身を置いてしまいがちになり、さらに自分には価値がない、”ありのまま”でいたらいけないんだとと思う悪循環におちいることを”コント”と呼んでいます。コント、つまり自分で自分を苦しめる『ありのままの私は大切ではない、価値がない』という思い込みを繰り返す人生に、ピリオドを打ちましょう。 ■強い嫉妬心「幼い頃の悲しみが原因の場合も」「認めてもらえなかった」「自分よりほかの誰かが大切にされている」と幼い頃に感じたことがあると、大人になってから、そのときの「寂しい、報われない」という気持ちが、目の前の出来事を通してよみがえってくることがあります。嫉妬心の苦しさには、そうした”過去の悲しみ”が潜んでいることも少なくありません。その悲しみを味わいたくないからこそ、愛されるように、認められるようにと努力して、工夫して生きてしまうのですね。でも、悲しかったのは「昔」であって、「今」ではありません。例えるなら、昔食べ物で困ったから、今でも空腹を過度に怖れ、常におなかが空かないよう気をつけている…そんな感じです。安心してください。幼い頃のつらい欠乏感にもう支配されることはないのです。■嫉妬からの解放「昔、言えなかった気持ち」を書き出してみよう脳は、主語、時間、想像と現実の区別がつきません。そのことを利用したインナーチャイルド・ヒーリング(幼児期の心のキズを自覚し癒し、本来の自分を取り戻す心理療法)などもおすすめですが、ひとりでできる方法もお伝えしますね。以下、3つのワークを試してみてください。1. 幼い頃、言われたかった言葉(例:「一番かわいいね」「よくできたね」「誰よりも大切だよ」「あなたが生まれて本当にうれしかった」「わがままなあなたもかわいい」など)を紙に書き出し、自分で自分に何度も言ってあげる。2. 人に大切にされたり、認められたりする場面を想像して「私は〜された」と過去形で紙に書き、ぶつぶつと読み上げてみる。3. 幼い頃、言いたかったのに言えなかった言葉(例:「私のことだけを見て」「私、寂しい」「私、頑張ったよ」「幸せそうな顔を見たい」「嫌だ」「私にも優しくして? ほめて?」など)を紙に書き、口に出してみる。書く内容を変えながら何度もこの作業をしていくうちに、心の中の欠乏感が薄れていき、人のこともだんだん気にならなくなっていきます。自分が思っていることも言いやすくなり、嫌な場面を我慢することも少なくなっていくでしょう。ありのままのあなたの前から誰かが去っていったとしても、また必ず新しい出会いがあり、孤独になることはありません。自分で自分の心の声を聞いてあげ、自分を大切に扱うこと。あなたのことを大切にしない人とは関わらないこと。素晴らしい人物にならなくても、あなたにはあなたにしかない”味”があります。それを自分が認め、肯定したとき、嫉妬心から解放されるでしょう。そして、あなたを大切に「ありのままでいいよ」と肯定してくれる人たちに囲まれた新しい世界が、きっと始まることと思います。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愚痴ばかりの夫にうんざり」という、ももこさん(50歳以上・会社員)に、心屋塾初級認定講師の心みねこさんからアドバイスをいただきました。■ももこさんのお悩み8年前に再婚した夫の愚痴が最近ひどくなり、うんざりしています。上司や同僚、SNSの友だちなどの悪口を言い出したら止まりません。不平不満の塊です。食事時の話題も悪口、テレビを見ても出演者の悪口、黙っているときはいつもため息。私が笑って「幸せが逃げちゃうよ」と言うと、烈火のごとく怒り出します。基本的には「うんうん」と聞いてあげているのですが、先日、娘の婚約者(やさしい好青年です)の悪口を言い出したときは、温厚な私も「はあ?」となりました。娘は前夫の子どもなので「娘を取られる寂しさ」などではなく、単になにかが気に入らないのでしょう。再婚当初に悩まされた複数の女性関係も今はなくなり、その分、“愚痴の聞き役”が私に一気に来たのかもしれません。怒られるのが嫌なので面と向かって意見はしませんが、私まで不幸の渦に巻き込まれて抜け出せなくなりそうです。主人にはバカにされていますが、私は楽天家で、正社員で勤続25年。大勢の人に恵まれ、みんな頼りにしてくれています。社会生活は幸せです。主人が悪口を言っている際、心の中でなにかいい言葉をつぶやきたいです。私のメンタルが負けないよう、主人のマイナスパワーに引っ張られないよう、心の持ちようを教えてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾初級認定講師の心みねこさんよりご相談ありがとうございます。心屋塾初級認定講師の心みねこです。結婚に希望を持って再婚したにもかかわらず、ご主人から出てくる言葉は人の悪口と不平不満ばかり。口を開けばマイナスな言葉、黙っているときはため息…。しかし、温厚なももこさんは文句ひとつ言わず、ご主人の言動を「うんうん」と受け止めてあげている。笑いながらたしなめると、彼は烈火のごとく怒りだす。ももこさんは場の雰囲気をこわさないように配慮しているのに…。マイナスの言葉を毎日、聞かされる方はうんざりですよね。悪口は言いたい放題、自分の気分は出し放題、しかも複数の女性関係もあったとのこと。なんだかご主人は体だけ大人で、言動は子どものようだなと感じました。一方のももこさんは、子どもをあやすような“物わかりのいい母親的役割”になっている様子。もしかしたら、今までも、いろいろなところでそうした役割をしてきたのかもしれませんね。そうした役割を引き受けている分、自分が悪口や文句を言いたくなっても、ぐっとこらえる習慣が身についているのかもしれません。ももこさんの温厚で楽天的な人柄は、周りの人たちから好かれ、信頼もされている。いつも明るく笑顔で悪口を言わず、ポジティブで心地良い言葉だけを口にするようにして、ちゃんとした大人になろうと心がけてきた。そうした努力のたまものだと思います。しかし、対外的に“良い人”でいる分、“ネガティブな自分”は抑え込み、外で出さないようにしてきたのかもしれません。人は誰でも、コインの裏表のように2つの面を持った自分がいます。明るいところもあれば、暗いところも持っている。笑顔でいたいときもあれば、ため息をつきたいときもある。両方があってバランスが取れるのです。どちらかに傾きすぎている場合、身近な人を介して、自分が抑えこんできた面に気づこうとする心理が働くケースも少なくありません。ご主人の嫌な言動を見聞きした際、一度試しに「私だって、あれをしてもいい」「彼のような言動をしてもかまわない」と自分自身に許可を与えてみてください。そうすることで、相手のネガティブさに負けないメンタルを育んでいくことができるかもしれません。そして抑えこんでいる言葉たちを、ひとり言でかまわないので口に出し、“心のデトックス”をしてみましょう。「また悪口!? もう聞きたくない、うんざり。私はあなたのお母さんじゃない」「私も主人のように、いつも人の悪口、不平不満を言ってもいい」「私は烈火のごとく怒ってもいい」「私は人前でため息ばかりついてもいい」「私が聞きたくない話は、途中で席を立ってもいい」「私も主人のように、マイナスな言動ばかりしてもいい」「私もああいう言動をして、相手に不快な思いをさせてもいい」いかがでしょうか?さらに可能であれば、あえてご主人と同じ言動をしてみるのも一案です。ご主人が悪口を言い始めたら、ももこさんも悪口や不平不満を言ってみる。ご主人がため息をついていたら、ももこさんもため息をついてみる…。ネガティブな言葉がどれほど聞き手のエネルギーを奪うか、ご主人も身をもって知ることでしょう。ももこさん夫婦の幸せを願っています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人前で緊張せずに話せるようになりたい」という、eirryさん(37歳・会社員)に、心屋塾認定講師の高橋かずえさんからアドバイスをいただきました。■eirryさんのお悩み自分に自信がなく、人前に出ると緊張してしまいます。緊張せずに話すことができるようになって、自分に自信を持ちたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の高橋かずえさんよりeirryさん、こんにちは。心屋塾認定講師・心理カウンセラーの高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。自分に自信があったら、人前に出て話すときも、きっと緊張しないはず。今のeirryさんはそう思っているのですね。しかし、「緊張するのは自信がないから」というのは本当でしょうか? 一旦、「緊張すること」と「自信を持つこと」を切り離して考えてみましょう。まず、人前で緊張するのはどうしてなのでしょうか?人前で話すとき、eirryさんの心の奥ではどんな気持ちが働いているか、考えたことがありますか? 人前に立つとき、それは「自分を他人から見られる」ことを意識する瞬間でもあります。誰かに見られる、つまり「注目される」と思うとき、多くの人の心では「よく見られたい」という気持ちが働きます。では、eirryさんはどんなふうに見られたいと思っていますか?例えば「有能な人に見られたい」「しっかりしている人に見られたい」「失態を見られてはいけない」など、”理想の自分”に見られたいという気持ちが多少なりともあるのではないかと思います。しかし、この理想の自分に見られたいという気持ちが緊張を呼んでしまうのです。そこには、自分で自分のことを「本当はそんな人ではない」と思う気持ちが含まれているからです。例えば、「有能な人に”見られたい”」と思っているとしたら、「私は本当は有能ではない」と心のどこかで自分を否定している。「しっかりしている人に”見られたい”」と望んでいるとしたら、「私はしっかりしていないからダメなんだ」と心のどこかで自分にダメ出しをしている…。つまり、「”自分が思っている自分”以上に、他人から自分を良く見られたい」と思うからこそ、緊張をしてしまうのです。簡単に言うならば、「格好をつけたいとき」に人は緊張するのですね。格好をつけるのは、もうあきらめてみませんか? 「失敗してもいいか」という気持ちで挑むと、だんだんと緊張しない自分になっていけます。続いて、自信を持つことについて。「自信」とは外側からつけ足すものではなく、「ダメな自分のままでも大丈夫だ」と知ることで、内側から生まれてくるものです。まず「自分はダメな人間だ」というネガティブな思い込みは捨てましょう。あわせて、「別にダメなままでも大丈夫」ということを信じてみてほしいなと思います。「失敗してもいいか」と思いながら場数を踏んでいくことで、あとから自然と自信はわいてくるもの。もし、次に人前に立つチャンスがあったときには、「たとえ失敗しても私は大丈夫なんだ!」と思ってみてください。「緊張すること」と「自信がないこと」はイコールではありません。「自信を持てたら緊張しない」でも「緊張しないために自信をつける」でもないということを、ぜひ覚えておいてほしいなと思います。最後に、eirryさんへ魔法の言葉をプレゼントいたします。「私は私。失敗しても大丈夫だー!」ぜひ、この言葉を何度も口に出してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「過去の失敗や嫌な出来事を思い出しては、落ち込んでしまう」という、かえさん(33歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■かえさんのお悩み過去の失敗や嫌な経験がずっと忘れられず、思い出したり夢に見たりしては落ち込んでしまいます。例えば、高校の部活でのこと。同級生からうまくないとバカにされたり、自分だけ試合に出られないことがつらかったりで、途中で辞めてしまいました。「下手な自分が悪い、同級生も悪気があったわけではない」と思おうとしますが、退部後は無視され、たまにその事を思い出しては頭から離れなくなり、苦しいです。以前、勤めていた保育園で、先輩保育士に保護者の目の前で怒られたり、主任に皆の前でバカにされたりしたこともよく夢に見ます。精神的につらくなり体を壊し、入院を理由に2年で辞めてしまいました。どちらも自分の性格の弱さが原因だと思います。自分にも悪いところがあるし、人のせいにして自分の弱さの言い訳にしているような気もします。相手への腹立たしさと、自分への情けなさがずっと混在して、一度ネガティブな気持ちになるとなかなか抜け出せず、家族に嫌な態度を取ってしまうことも。この気持ちをどう処理すればいいのか分からず、困っています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんよりかえさん、ご相談ありがとうございます。忘れてしまいたい経験や失敗は、誰にでもあるもの。私自身もたくさんの失敗をしてきましたし、忘れてしまいたい過去もあります。嫌な思い出は時間とともに薄れていくことが多いですが、かえさんのように繰り返し思い出すことで強烈な印象となり、そこから気持ちが離れられなくなる方も少なくありません。夢にまで出てくるとのこと、かえさんの日常のかなりの部分を支配してしまっているとお見受けしました。まずは、ちゃんと怒りましょう。人前でバカにされるというのは屈辱的ですし、つらい時間でしかなかっただろうと思います。相手を腹立たしく思うのも当然です。怒りが出てくるのは、かえさんが自分自身を「大切な存在」だと思えている証。たとえ仕事やスポーツが上手にできなかったとしても、露骨にバカにされたり、人前で怒られたりしていい理由にはなりません。時間が過ぎた今、当時の気持ちを相手にぶつけることはできませんが、感情は「ぶつける」ものではなく「出す」ものと考えてみてください。自分がこんなに怒っているのだということをきちんと感じて、自分の体の外に、言葉として出してみましょう。具体的には、「あのとき相手に言いたかったこと」を声に出してみる。クッションなどを相手に見立てながらが、そこに向かって言うのがおすすめです。実際にやってみると、かえさんの心の中で、感じ方が少し変わってくると思います。感情は「きちんと感じてあげること」が大切。それをしなければ、いつまでもおなかの底にたまり続けてしまいます。かえさんのように「私にも悪いところがあるから」「私が弱いから」と理由をつけて収めようとしていると、怒りをきちんと感じられません。結果、もやもやとした気持ちが残り続け、脳内リフレインが起こってしまう。いつまでも引きずってしまうことになるのですね。また、視点を「今」に向けてみることも大切です。過去につらい経験があったとしても、その経験を使って今の自分をいじめているのは、同級生でも主任でもない、かえさんご自身。まずはそのことに気づいていただきたいのです。心は時間の区別がつきません。頭の中で過去の経験を反すうしていれば、あたかも現実に今起こっているように感じてしまいます。しかも思い出しながら、自分で自分にナイフをブスブスと刺すように、「こんな自分ではダメだ」と今も自分を責め続けている。かえさん自身が自分で自分を嫌な気持ちにさせてしまっているのです。ひとつの可能性ですが、かえさんの心の中に「バカにされる人間はダメだ」「これからも自分はバカにされる」といった思いはありませんか? 心の中にその前提がある限り、”自分責め”は止まりません。これまで、バカにされた経験はあったかもしれない。でも、かえさんはバカにされる人間ではないのです。かえさんは嫌な目にあった際、相手への腹立たしさもしっかり感じておられました。それはつまり「私は本当はそんな人間じゃない!」と知っているということ。自分をしっかり守ろうとした証拠です。だから私は、かえさんのことを弱いだけの方だとは思いません。弱いところもあれば、強いところもある。そんな方ではないでしょうか。「私の性格の弱さが原因」とも書かれていますが、もしご自身のことを弱いと感じているのであれば、弱いからこそ「どうせ私は助けてもらえる人間だ」というセルフイメージに書き換えてみませんか。この言葉を繰り返しつぶやき、自分は”助けてもらえる人間”という前提で、日常を過ごしてみてください。また、ネガティブな気持ちにさいなまれたときは、「これは自分でやってるだけなんだ」「これは自分で止められるんだ」と言い聞かせ、意識的にネガティブな気持ちのループを切る練習をしましょう。自分に向けたナイフを手放し、弱さに逃げず、その弱さを逆に利用するように生きてみてください。きっとあなたを助けてくれる存在や、今まで気づかなかったことが見えてくると思います。応援しています。 ・このカウンセラーのブログ (編集山ゆひら)
2018年08月30日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもの不登校。親は見守るしかないのでしょうか」という、トコさん(44歳・派遣社員)に、心屋塾認定講師の平川裕勝さんからアドバイスをいただきました。■トコさんのお悩み高校生の娘が不登校で悩んでいます。中学のときから不登校で、高校は私立に進みました。不登校にとても理解のある高校なので、このタイミングで、なんとか変わってほしいと思っています。本人も変わりたいと思ってはいるようですが、うまく前に進めていない状況です。見守るしかないのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。心屋塾認定講師の平川 裕勝です。トコさん、ご質問ありがとうございます。娘さんがご理解のある学校に通えるようになり、よかったですね。早速ですが、トコさんは「娘さんが学校に行かないこと」のどんな点が問題だと思われていますか?「学校に行かないと、高校を卒業できない」「このまま社会生活ができないと、将来困る」そういった娘さんへのご心配ももちろんあると思います。しかし、トコさん自身の心にも、「不登校の娘の母親だと、周りから何か言われたり、よくない噂をされたりするのではないか」「娘さんの悩みを解決できない母親はダメだ」といった気持ちはありませんか?この問題を解決するヒントは、娘さんにではなく、「娘さんが不登校だとさまざまな問題が起こる」と思っているトコさん自身の心にあるのかもしれません。トコさんが今抱いている不安、恐怖、失望感などが、娘さんを通して現実にあらわれてしまっている可能性があるのです。なぜ、そのような不安や恐怖を抱いてしまうのか。それは、トコさんが小さい頃の経験に由来している可能性が考えられます。幼い頃、本当は自由にしたかったのに、周りに合わせることを優先して自分を抑え込んでいたことはありませんか? 周りと同じようにしなければ、お利口さんにしておかなければと我慢して、自分を抑圧して過ごしたことはありませんか? 自分の自由よりも、周りに合わせ、人からほめられる生き方をするのが正しい…そんなふうに思ってはいなかったでしょうか?そうした思いをしながら育つと、自然に「周りからはみ出してはいけない」「他人に認められるように行動すべき」といったルールを心の中に持ってしまう傾向があるようです。そのルールに照らし合わせているからこそ、学校に行かない、つまり周りと違う状況にある娘さんのことを見て「このままでは大変なことになる」と思ってしまうのではないでしょうか。ひどく問題視し、不安や恐怖も感じ、さらには「こんな娘になったのは、親の私がダメだからだ」と自分まで責めてしまっているのかもしれません。そんな気持ちになったときには、ぜひこんな魔法の言葉をつぶやいてみてください。「娘(お名前)が学校に行かなくてもいい」「人と同じでなくても、この子も私も大丈夫」娘さんにとって、トコさんはかけがえのないお母さんです。世間と比べるより、まずは「私の子どもだから、どうあっても大丈夫」と信じてあげませんか。「学校に行かない」という選択も認め、受け入れてあげてみてください。そのためには、「トコさんの人生は自分のもの」「娘さんの人生は娘さん自身のものだ」と理解すること。そのうえでトコさん自身も、今まで周りに気をつかってできなかったこと、自由にやってみたいことに取り組み、自分の人生を充実させて過ごしてみてください。そのうちに、きっと娘さんも自信を持って、自分の人生を生きられるようになっていくと思います。お2人の幸せを心から願っています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月28日東京は、秋の気配を感じるようになりました。でも、かき氷好きには気温は関係なし。今、熱い福岡市の美味しいかき氷屋さんをご紹介します。 唐人町駅から地上にでて徒歩1分、唐人商店街の中ほどに、なにやら人だかりができる一角がありました。 こちらが、昭和21年創業の九州製氷によるかき氷屋さん、その名も「おいしい氷屋」。暑い夏には、ちょっとした避暑地のようになっていました。 店内はカウンターとテーブル席に分かれていて、塗装の壁が素敵な空間。かき氷がメインですが、実はコーヒーのメニューは全て、2013年に焙煎世界チャンピオンにもなったという、福岡のスペシャルティコーヒー界で有名な豆香洞コーヒーが監修しています。近所にあると、かなり嬉しいカフェです。 創作のかき氷は種類が豊富。平日限定メニューなどもあり、人気の種類は休みの日には売り切れることもあるのだそう。定番の抹茶をチョイスしました。 「八女抹茶」は、地元福岡産のお茶を使っているのが素敵なポイント。氷は、長い時間をかけてゆっくりと凍らせる「博多純氷」。こちらを、かき氷に最も適した食感になるように作り上げています。薄く削られた氷はふわっふわで、シロップがかかり脆く零れ落ちそう。そっとすくって口へ運ぶと、ツーンと冷たいというよりも、あまい口溶けで体全体の暑さを和らげてくれるようです。崩れないように真ん中を食べ進めると、お皿の底には小豆とバナナ。抹茶とバナナの組み合わせは、オトナの甘さに慣れてきた口にフレッシュなアクセント。かなりのボリュームがありましたが、最後まで飽きずに完食しました。次に行ったときには、ぜひコーヒーも味わいたいです。 おいしい氷屋 唐人町店福岡市中央区唐人町1-4-13出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年08月25日さいたま新都心駅にあるコクーンシティにて、日本各地の人気パン屋が集結する「パンタスティック!!2018 AUTUMN@コクーンシティ」が、9月14日から30日に開催される。※画像はイメージ「パンタスティック!!」は、今春にも開催され、大好評のうちに幕を閉じたセレクト型パンフェス。今回は、所沢の「自家製酵母パンと手づくりあんこの店 いちあん」や鶴瀬の「Boulangerie Coton」など、初出店18店舗を含む64店舗が集結。埼玉県内をはじめ、日本各地から人気のパン屋さんや焼き菓子・グロッサリーが日替わりで登場。Pampshade by モリタ製パン所(インテリア・アート雑貨)またパンと共に選りすぐりのフードやドリンク、ハンドメイド雑貨、ワークショップ、ライブイベントが登場する屋外イベント「オトナのパンタスティック!!」も同時開催。同イベントは9月22日から24日、9月28日から30日の週末のみに行われる。パンモチーフのインテリアや雑貨、アクセサリーやアパレルなどがズラリと並び、食べる以外にパンを楽しむことを提案してくれる。尚、両イベントの出店者一覧や詳細情報は、コクーンシティーのイベントページ()にてチェックができる。食欲の秋、今年はコクーンシティでパンづくしを堪能してみては。【イベント情報】パンタスティック!!2018 AUTUMN@コクーンシティ会期:9月14日〜9月30日会場:コクーン2・1Fコクーンショップ(いろどりマルシェ内)住所:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目263-1時間 :10:00~21:00オトナのパンタスティック!!会期:9月22日〜9月24日、9月28日〜9月30日会場:コクーン2・コクーンひろば(屋外)時間:11:00~19:00 ※最終日は18:00まで
2018年08月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「いつか子どもが巣立つことが不安」という、はるっちさん(44歳・パート)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■はるっちさんのお悩み今の生活に不満はなく、幸せなはずなのに、その幸せがいつかなくなるかもしれない…という不安で心が押しつぶされそうです。進学、就職、結婚などで、子どもはいつか巣立っていく。そうなったら、この家からいなくなるんだな。そんなことを考え出すと、さびしくなったり、不安になったりします。主人と2人になることが嫌なわけではありませんが、「子どもがそばにいてくれたらな…」という思いが心を支配してしまい、子離れができない自分が嫌になります。どのように心を切り替えたらいいのでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんよりはるっちさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。心屋塾認定講師の野田和美です。はるっちさんは、とても愛情深い方なのですね。お子さんのことを心から大切に育てていらっしゃるのでしょう。そんなはるっちさんだからこそ、お子さんが巣立つことを考えると、不安で心が押しつぶされそうになるのですね。ところで、はるっちさんは「子どもが巣立つと幸せはなくなってしまう」と考えていらっしゃるようですが、それは本当でしょうか。そう考えるということは「子育てをしていない自分は価値がない」と思っていないでしょうか。そして、「子どもがいてこそ自分の幸せがある」と無意識に思い込んでいないでしょうか。子育てをしていてもいなくても、はるっちさんの“人としての価値”には変わりはありません。そして、将来ご主人と2人きりの生活になってからも、ご主人のために尽くしても尽くさなくても、はるっちさんには価値があり、幸せな人なのです。つまり、はるっちさんは、ただそこにいるだけで、役に立つ立たないにかかわらず、人として価値があって幸せな人なのですよ。幸せを十分に受け取っていい人なのです。さて、そんなはるっちさんにひとつ、やってみてほしいことがあります。どんなときにご自身が「幸せ」を感じるのか、書き出してみてほしいのです。お子さんと一緒に過ごすとき?お子さんの話を聞いているとき?お子さんのために食事を作っているとき?お子さんの笑顔を見ているとき?お子さんの成長を見守っているとき?それとも、家族一緒に過ごしているとき?家族をサポートする自分でいるとき?どんなときに一番幸せと感じるでしょうか? 細かく書き出してみてください。そうすると、はるっちさんにとっての幸せの定義が明確になってきます。つまり「自分が大切にしていること」「心から喜びを感じること」がわかってきます。お子さんはいずれ、巣立っていくでしょう。それは近い未来なのか、まだまだ先なのかはわかりませんよね。そう、先の見えないことだからこそ不安になってしまうのです。見えない未来を心配し続けたら、ほとんどの人にとってそれは悩みになってしまうでしょう。では、こう考えを切り替えてはいかがでしょうか? 「どうなるかわからないこと」を想像して、心配してもしょうがない。そう考えることが、不安にならない一番のコツになります。「どうにかなる」「なるようになる」と力を抜いて、流れに身を任せてください。そして、「今このとき」を喜びや楽しさで満たしてください。はるっちさんの時間とエネルギーを、見えない未来のためにではなく、「今このとき」に使ってみてください。五感をたっぷり使って、十分に感じてみてくださいね。そうして、いろいろな感情を存分に感じ、幸せを存分に味わっていると、ある日突然「子離れしていいかな」と思える日がきっと来ると思います。あるいは「気づいたら子離れしていたわ!」というふうになるかもしれません。お子さんが結婚して独立しても、はるっちさんが母親ということは変わりありません。愛しいお子さんの成長を見守りながらも、今度はご自身を第一に愛おしく思い、ご自身の幸せについて向き合ってみてください。「今このとき」あなたがなにを見て、なにを聞いて、なにを感じているのか。それがはるっちさんを本当の幸せに導いてくれるはずです。はるっちさんが望む、幸せに満ちた未来を引き寄せていくと思います。なぜなら、はるっちさんの幸せはご自身にしかわからないからです。はるっちさんこそが、築くことができるものだからです。はるっちさんご自身の幸せを、心よりお祈りしています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「プライドが高くて臆病。もっと心豊かに生きたい」という、よもぎさん(28歳・販売員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■よもぎさんのお悩み昔から「かわいい」と言われ、チヤホヤされてきたせいか、私はプライドがとても高いです。でも、もう28歳。それも限界があります。プライドが高いので、分からないことも人に聞けなかったり、失敗を怖がったり、とにかく臆病です。そうした余裕のなさからか、最近は人を思いやれる時間も少なくなったように思います。もっとやさしく豊かな心を持てるようになりたいです。どうすればプライドを捨てて、豊かに生きられるでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりよもぎさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。思い返せば、私も「もう若くないんだな」と真剣にその後を考えたのが、27歳のときでした。今思えば、まだまだ若い時期でしたが、とても大切な時間だったと思います。よもぎさんも今まさに生き方を変え、次のステージに向かおうとしているところにいらっしゃいますね。真摯(しんし)に自分のこれからに向き合おうとしているよもぎさんのお役に少しでも立てればと思います。さて、まず最初にお伝えしたいのは、プライドについてです。プライドには「大切なプライド」「不要なプライド」の2種類があると私は思います。大切なプライドとは、自分の尊厳を守る意志、自分の言動に誇りと責任を持つという意味のプライドです。不要なプライドとは、自分をよく見せるための虚栄心や、人から見られている良いイメージを守るためのプライドです。大切なプライドは、自分を自分らしく、凛とさせてくれます。一方、不要なプライドは持てば持つほど等身大の自分とかけ離れ、素直になれず、心の鎧(よろい)だけが増えてしまうもの。結果、人生がままならなくなっていきます。よもぎさんが書かれているのは、まさに不要なプライドのほうですね。そんなものは、すっかり脱ぎ捨ててしまいましょう!…と言いたいところですが、それが簡単にできないから悩んでいらっしゃるのでしょう。なぜ、不要なプライドを捨てられないのでしょうか。そこには、「格好悪い自分を見せるのが怖くて、恥ずかしくて仕方がない」「皆が愛する自分でいなければいけない。そうでなければ、人が離れていく」という思い込みがあるからではないでしょうか。まずは「ありままの自分でいても大丈夫。もっと愛される」と知りましょう。そのためには、今までプライドが邪魔をして「本当はしたいのにできないと思ってきたこと」をやってみることが一番です。例えば、分からないことは素直に人に聞いてみる。失敗してもいいからやってみる。「だから、それができないから困ってるんです!」と思われるかもしれませんが、自分でブレーキをかけているだけだと、よもぎさんはもう分かっているはずです。 最初は、分からないことを人に教わる、人前で失敗する自分を見せると、”負けた気分”になるかもしれません。それでも「やる」と決めてみること。実際にやってみるところに、人生を変えるパワーが潜んでいます。”最初の一歩”が一番怖いと思いますが、その一歩が踏み出せれば大丈夫だ! と思ってやってみましょう。これは受け身ではない、能動的な人生を送る決意にもなります。よもぎさんに贈る魔法の言葉は、「チヤホヤされなくてもいい!」「失敗してもいい!」「格好悪くてもいい!」「人の期待に応えなくてもいい!」「負けてもいい!」です。上記をたくさんつぶやいて、これまで止めていたことをどんどんやってみてくださいね。それは言いかえれば、自分の弱みやダメな部分を人に見せることともいえます。ダメなところをまず自分が許し、ありのままの自分を大切にすることです。そして、「したいけど…」の「けど」以降は却下し、「したい」だけを意識して自分の心に一番素直に行動していきましょう。人に愛情を示すことも、ためらわないでください。恥ずかしくて赤面しながらでかまいませんから。それはよもぎさんの新たなかわいらしさ、本当の魅力になっていきます。不要なプライドというのは、本来の魅力も封印してしまうのですね。また、よもぎさんは「若くてかわいいから、チヤホヤされる」と思っている様子。おそらく「いつかチヤホヤされなくなる」という怖さがあり、今までも心の底から満たされてはいなかったのではないでしょうか。確かに20代までは、親からもらった素材次第というところも大きいかもしれません。しかし30代からは、自分の体や顔立ち(表情)は自分で作っていくもの。生き方が顔に表れてきます。よもぎさんなら、これからもっとすてきになっていけますよ。そのためにも、本当の自分の魅力を封じ込める不要なプライドを脱ぎ捨て、素直に自分らしく、自由に生きるほうへシフトチェンジしていきましょう。そうすれば、本当の意味での人間関係が築けるようになり、心も満たされていくと思います。よもぎさんが本来の優しさを発揮し、”大人かわいい”魅力にあふれた豊かな人生を送っていけること応援しています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーの態度が冷たく感じてしまう」という、ゆーりんさん(35歳・IT関係)に、心屋塾上級認定講師の松森沙織さんからアドバイスをいただきました。■ゆーりんさんのお悩み10年ぶりにパートナーができました。本当に大好きで、この歳でもこんな恋愛ができるのかと思うほどです。しかし、付き合って3カ月を過ぎ、彼の態度がだんだん冷たくなってきているように感じます。連絡がくることが減り、前ほどやさしい言葉をかけてくれなくなったように感じます。彼の仕事が忙しいことや、「関係が落ち着いてきたらそんなもんだ」という周りの声を信じて、自分にもそう言い聞かせようとしていますが、「私に飽きてしまったのだろうか?」「なにか気に入らないことをしたのだろうか?」「もしかして好きじゃなくなったのかな?」と考えてしまい、「いつかフラれてしまうのでは」とびくびくしています。彼が仕事の間、自分の時間を充実させようと友達と遊んだり、趣味のアロマに打ち込んだりしていますが、やっぱり彼のことばかり考えてしまいます。 「彼に愛されていないのかもしれない」と感じるのは、「自分を愛していないから」「自分を信じていないから」だと思い、自分を大切にしようと頑張っていますが、なかなかうまくいきません。どうしたらこの苦しみから抜け出れるでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の松森沙織さんよりゆーりんさんは、パートナーの愛が冷めてきているように感じて不安なのですね。私自身も「パートナーが自分から離れていくのでは」と怖さを感じていた時期があったので、ゆーりんさんのお気持ちはとってもわかります。ネガティブな妄想が止められず、不安に飲み込まれそうなときは苦しいですよね。本当は彼のことが大好きな気持ちを満喫したいし、信頼関係を深めて安心したいからこそ、苦しい現実にもどかしさを感じているのではないでしょうか。いきなりですが、そこから抜け出すための答えを先にお伝えしますね。コミュニケーションは、"ひとり"でするものではありません。"ふたり"でするものです。答えがシンプルすぎて、拍子抜けされたかもしれません。でもこれは、大切な人とのコミュニケーションにおいて、一番大切であるにもかかわらず、一番見落としがちなことでもあるのです。私自身もここに気づいてから、旦那さんを心から信頼できるようになり、不安から安心の世界へ行けるようになりました。もう少し、話を進めますね。ふたりでするコミュニケーションにはポイントが2つあります。1つめは「察するのではなく聞く」、2つめは「自分の気持ちを伝える」です。まずは、1つめの「察するのではなく聞く」について。ゆーりんさんは、もともと彼に負担をかけないように自然と気遣いができてしまうやさしい女性なのかもしれません。でも残念ながら、思いやりは"自分の価値観でしかない"ということも忘れてはいけません。どんなにやさしい人でも、他人の気持ちをすべて察することは不可能。これはしかたのないことです。しかしながら、ゆーりんさんは勝手にパートナーの気持ちを決めつけて、勝手に不安を大きくしてしまっている状態です。これらはすべて想像です。逆に言えば、真実ではないかもしれないのです! 真実ではないことで悩んでしまっている可能性もあるわけです。一方的に相手の気持ちを察するのではなく、ちゃんとパートナーに聞いてみるという勇気を持ってみてください。ゆーりんさんが心配しているように、彼は本当に愛が冷めてきたのかもしれません。でも、もしその想像が間違っていたとしたら? 彼はただ忙しくて余裕がないだけかもしれません。ただ単純に、何をしたらあなたを寂しがらせてしまい、何をしたらあなたを喜ばせられるのかを知らないだけかもしれません。続いて、2つめの「自分の気持ちを伝える」についてお話しますね。パートナーの態度が冷たくなってきて不安を感じたのならば、自分がどうしてほしいかを彼にちゃんと伝えてみましょう。例えば、「連絡が減ると、私はどうでもいい女なのかなと"勝手に"感じて不安になっちゃうの」「あなたからも連絡をもらえたら、愛情を感じられて嬉しくなるの」「あなたにやさしい言葉をかけてもらうのが好きだからもっと○○って言ってほしいな」こんなふうに自分の本音や、してほしいこと、してほしくないことを具体的に伝えてみてください。最初は勇気がいるかもしれませんが、自分を大切にする勇気を出してほしいなと思います。自分を大切にするとは、いわゆる"リア充"を目指すことではありません。自分のために本音を表現してあげることや、どんな格好悪い自分も許してあげることです。今のゆーりんさんの不安な気持ちや、彼のことが大好きな気持ちをまるごと愛してあげてください。等身大のあなたのまま、パートナーとふたりでするコミュニケーションを楽しんでみてくださいね。心から応援しています。 ・このカウンセラーのブログ icle/author/wk_matsumorisaori/ (編集/外山ゆひら)
2018年08月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「旦那が嫌いで、似ている息子にイライラしてしまう」という、ぱるままさん(39歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。■ぱるままさんのお悩み夫が嫌いです。息子がそんな旦那に「似ている」と言われることを嫌悪します。息子は愛しているのですが、嫌いな夫に似ているからか、イライラしてしまいます。周りの人に似ていると言われるたびに、愛情が減っていくのを感じます。息子は今5歳で、とてもよく話します。自分のできることは自分でやってくれるので、それに甘えて任せてしまい、時々、息子がうまくできなかったり忘れてしまうと、激怒してしまいます。思いどおりにならないとよく泣くのですが、それをなぐさめられずイライラしてうっとうしく感じ、また激怒。やさしいママになりたいのにできません。助けてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんよりこんにちは。心屋塾認定講師 坂崎ひでこです。まず「やさしいママになりたい」という願いからは、いったん離れてみませんか? 今まで5年間、やさしいママを目指してきて、でも、ぱるままさん自身はなれてないと感じているのだから。このまま努力しても、好転するのは難しいと推測できますよね?夫のことが嫌いで、そんな旦那に息子が似ていると感じ、減っていく愛情。しょっちゅうイライラして、やさしくないママ。そんな今の状態でも、息子さんはとてもよくお話をするし、思いどおりにならないとよく泣く。自分でできることも多い。この記述からだけでも、息子さんはぱるままさんに甘えていて、安心してわがままになれて、気分がいいときは、自分でできることもたくさんある。息子さんはとても健やかな状態にあるようにお見受けします。うまくいかないと感じるときは、「うまくいってない」と感じてる自分がそもそも間違っているか、やり方が間違っている、ということが多いように思います。ぱるままさんに当てはめると、すでに十分、やさしいママであると想像できる。そのため、「やさしい」を目指すのではなく、むしろもっとわがままになってもいいのではないか――。目の前の5歳児が、ぱるままさんのお手本です。思いどおりにならないときは泣き、しゃべりたいときはしゃべる。さらに私がすばらしいと思ったのは、「私は夫が嫌いで、息子がそんな夫に似ていると言われると嫌悪する。息子に愛情はあるけれどイライラする」と書いていることです。ドロドロした気持ちを文字にして、外に出すことができる。内側のもんもんとした感情を外に出すことは、自身の本音に気づく第一歩だと思います。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月14日合コン屋は、スタッフがセッティングやお店の予約をしてくれるサービスです。しかし、実際に参加したことがある人のお話は市場に出ていることも少ないです。筆者は合コン屋でスタッフ(=幹事)をしながら、今の夫と出会いました。なんと、婚活パーティーや街コンには何度言ってもダメだったのに、合コン屋は第一回目にして将来の伴侶と出会うことができました。 今回は、そんな運命の出会いを合コン屋でゲットした筆者が、当時の体験を元に「どんな人が来たのか」をご紹介します。1. 合コン慣れしていない人が多かった合コン屋は、自らの力で合コンできるタイプの男性は少なかったように思います。とは言え、全くモテない雰囲気の男性もいませんでした。筆者が参加した合コンは、イケメン3人、大手企業勤務の男性1人、トーク面白い人2人、欠席1人(医者)でした。イケメン男性は、2人はコミュ障風で1人はトークが上手なもののややお姉系キャラでした。私はスタッフ兼幹事だったので、どうやって話せば良いのか悩んだものです。2. そんな私を助けてくれたのは、トークの面白い男性だった人数は6対6と大人数だったので、まとめるだけでも大変で悩んでいました。すると、様子を見た男性が一緒になって盛り上げてくれようと頑張ってくれたのです。彼は、某有名なお笑い芸人によく似た35歳の男性でした。私より、2つ年下とのことでしたが見た目は20代後半に見えました。服もオシャレで、若々しくて笑顔が素敵な男性でした。困っていた時に一緒になって助けてくれたので、次第に王子様に見えてしまったのです。3. 合コンが終わると、すぐに彼からメールが合コンが終わると、すぐに彼からメールが届きました。「合コンで、スターウォーズが見たいって言ってたから。一緒に行かない?」と誘われ、3日後にはデートで映画を見に行くことになり、その1週間後に告白されて付き合うようになりました。結婚を決意したのは、それから2ヶ月後です。以前の彼が親に会わせてくれない話をしたら、すぐに紹介してくれたんです。こうして、私達は翌年に結婚することになりました。4. 合コン屋にはどんな人が来るの?合コン屋で夫と出会った、元合コンスタッフの体験記まとめ合コン屋に来る男性は、合コンに慣れていない男性が多かった気がします。自分の力で合コンできるなら、合コン屋には頼らないのかもしれません。夫も、合コンにはほとんど参加したことがないそうです。街コンや婚活パーティーには何度参加してもダメだったし、知人のツテを辿って合コンを繰り返してもダメだった私ですが、まさかスタッフをしながら相手を見つけてしまうとは思いもしませんでした。もしかすると、仕事だと思って参加していたのが良かったのかもしれません。 他のサービスで上手くいかなかった人でも、もしかすると合コン屋では運命の相手と出会えるかもしれませんね!
2018年08月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「孤独感が消えない」という、アヨさん(19歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。アヨさんのお悩み大学2回生になったばかりですが、気づけば高校生の時からずっと孤独を感じています。彼氏がいても、いなくてもです。今は彼氏がいないので、その孤独感がいっそう増しています。一日中、悲しくて泣いている日もありました。朝、目覚めた直後に、「私はひとりぼっちなんだ、誰も私に関心がないんだ」という思いが頭をよぎります。気が合うと感じたり、相談できたりする友だちはおらず、親にも「孤独を感じている」とは言えません。このまま孤独を感じながら毎日暮らすのがつらいです。どうしたらこの孤独感は消えるのでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりアヨさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。孤独感を感じる場面が多く、それを理解してくれる人も周りにはいなくて、息苦しさを感じているのでしょうか。どんなに友だちが多くても、すてきな恋人がいても、両親に恵まれていても、アヨさんが孤独感を感じているなら、「私、孤独でさみしい」「私、孤独で悲しい」と、まずは自分の心に素直に感じてみましょう。無理に元気に振る舞う必要はありません。私が悲しいなら「悲しい」で大丈夫なのです。周りの人に合わせる必要はありません。周りの人の雰囲気を壊したくないからと無理に笑顔でいたり、なんでもない振りをしたりする必要はありません。アヨさん自身のペースで日常を過ごすところから始めてみましょう。孤独感というのは、感じないようにすればするほど、我慢をすればするほど、どんどんと大きくなっていきます。孤独感を「なかったこと」にしようとすればするほど、アヨさんは孤独感をより感じるようになります。ですので、孤独感と戦うのではなく、孤独感とお友だちになってほしいのです。孤独感はアヨさんの敵ではありません。味方なのです。 生きている人で、孤独感を感じない人はいません。誰しも、孤独感を感じながら生きています。だからアヨさんもその孤独感に耐えてね…という話ではありません。みんな孤独感を感じながら毎日を過ごしていますが、世の中には孤独感と上手に付き合える人と、あまり上手に付き合えない人がいます。孤独感と上手に付き合えない人は、誰かの悪口や欠点をあげつらったり、お酒やタバコに依存しすぎたり、ムダなものにお金を使いすぎたり、周りの人に気を使いすぎて、自分の意見を言えなかったりしています。「会社を辞めたいけど辞められない」という人もそのようなケースが多いです。孤独感に縛られ、本来の自分の気持ちをどこかに置き忘れてしまっているのですね。一方、孤独感と上手に付き合っている人は、孤独感からメッセージを受け取っています。孤独感にひたりながらも、「自分がどうしたいのか?」「自分はなにが好きなのか?」「どんな愛情が自分を満たしてくれるのか?」「自分の人生にとって本当に必要なものはなんなのか?」などを感じとり、自身の生活や人生の選択に生かしていっています。孤独感は、アヨさんに大切なメッセージを送ってくれています。「アヨさんの人生にとって、一番大切なものはなんですか?」と問いかけてくれているのです。ぜひ孤独感とケンカせず、寄り添ってみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「天候が気になり、振り回されています」という、てんきさん(37歳・主婦)に、心屋塾認定講師の田中佐緒利さんからアドバイスをいただきました。■てんきさんのお悩み私は天気の変化が怖く、毎日、毎時間チェックしています。雷、大雨、強風など荒れる日には体調不良になってしまい、そのせいで家族にも迷惑をかけています。こんな自分にうんざりしており、疲れています。ここから抜け出すことはできますか? 毎日つらいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の田中佐緒利さんよりてんきさん、こんにちは。心屋塾認定講師の田中佐緒利です。てんきさんは、お天気が怖いんですね。天候が荒れる日に体調不良になり、ご家族に迷惑をかけていることがおつらいんですね。「天気のせいで体調や心が乱れてしまう」というのは、てんきさんだけではなく、よく耳にするお悩みです。かくいう私も以前は、低気圧のたびに毎回ひどい頭痛に悩まされていました。仕事にも行けない、ベッドから起き上がれない、鎮痛剤を飲んでも治らない…といった状態でした。最近はそのようなことも激減しましたが、お天気によって体調や心が「なんだかしんどいな」と感じて、何もしたくない日はあります。そんなてんきさんにおすすめしたいのは、一度「天気予報を見ない! チェックしない!」と決めること。体調不良になるのが怖くて、天気予報をチェックされているんだと思いますが、チェックすればするほど、「また体調不良になるかもしれない。体調不良になるに違いない!」と不安が大きくなりませんか?てんきさんの頭の中は「体調が乱れる。そしたら家族に迷惑をかける」。そうした思いでいっぱいになっているのではないでしょうか?チェックしてもしなくても、体調は乱れる時は乱れます。そうなるのが怖くてチェックしているけれど、その行為が、体調不良の呼び水となっているようにも感じます。それから、てんきさんに声に出して言ってみてほしい言葉があります。「私も、天気のように荒れ狂ってもいい」「私も、天気のように人間に迷惑をかけてもいい」言ってみて、どうでしょうか?天気や自然は、ありのままの姿を見せてくれます。おだやかな優しい日もあれば、カンカン照りで厳しい暑さの日もあり、また時には恐ろしいほどの豪雨や地震で人々の暮らしを一変させてしまう、そんな日もあります。だけど、どうにもできませんよね。お天気や自然の変動をそのまま受け入れることしか、私たち人間にはできません。どんなに予防をしても、どんなに準備をしていても、それをはるかに超えてくる自然の脅威に、私たち人間は無力さを感じてしまうこともしばしばあります。だけど、悪いことばかりではありません。自然は「ありのままでいいんだよ」ということを私たちに教えてくれているのではないかな、と私は思います。お天気や自然現象のように、すがすがしく晴れる日もあれば、怒り荒れ狂う日もあり、おだやかに落ち着いている日もある。そんな自分自身が感じる感情を、心と体の変化を、てんきさん自身がありのまま受け入れ、認めてあげましょう。家族に心配をかけることは、迷惑をかけることではありません。大切な家族が体調を崩していたら、心配にはなるけれど、迷惑だとは思いませんよ。てんきさんもそうではありませんか? ご家族が体調を崩されたのを見て、心配はしても、迷惑だと怒りはしないですよね?「私は、家族に迷惑をかけてもいい」「私は、家族に心配かけてもいい」「私は、家族に甘えてもいい」「私は、家族に頼ってもいい」「私は、家族に助けてもらってもいい」「私は、家族の前で不機嫌でもいい」「私は、家族の前でしんどくてもいい」「私は、家族の前で喜怒哀楽を出してもいい」どうぞ、この言葉を何度も何度も、ブツブツブツブツとつぶやき続けてみてください。そのうちに、てんきさんが見ている世界が変わってくるかもしれません。てんきさんも、お天気のようにくるくると変わる、ご自身のさまざまな感情を大切にしてあげてほしいなと思います。それこそが女性の魅力であり、才能ではないかと私は思います。暑い日が続きます。どうぞ、心と体にやさしく、ご自愛くださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月09日毎日のようにTVで塾のCMを見かけます。高校・大学受験や浪人している人向けだけではなく、最近では小学生の通塾率が増加しています。自分の子どもは通わせた方がいいのか、通わせるならいつからがいいのか。また塾の種類はどんなものがあるのかなど、疑問がたくさん浮かびます。最近の小学生の塾事情はどうなっているのでしょうか。1. 小学生の通塾率とは小学生の通塾率は、平均50%となっていて、都心部に近い程高くなる傾向にあります。その中で、公立小学校に通う小学生の割合は41%、私立小学校に通う小学生の割合は71%となっています。これは、授業内容が公立では比較的易しく塾に通わずついていけるのですが、私立では塾で補強を行わないとついていけないほどハイレベルであるということが一因です。さらに公立に通う子は中学受験をする子どもがそこまで多くないため通塾率も下がります。さらに学年別で見てみましょう。・一年生公立:27%私立51.8%・二年生公立:27.4%私立60.5%・三年生公立:32%私立67.2%・四年生公立:36.8%私立72.7%・五年生公立:40%私立72.8%・六年生公立:49.8%私立76.6%※文部科学省「子どもの学習費調査平成26年」私立では一年生でも半分以上が塾に通っているということになります。公立でも、四年生からはほぼ4割が、六年生には半数が通うようになっています。2. 塾のタイプを知ろう一口に“塾”と言っても、小学生が通う塾には3タイプあります。通わせる場合には目的を持ち、タイプを把握して選ぶ必要があります。 (1) 進学塾中学受験を見据えて、入試問題で点数を取れるようにする塾です。三年生の冬からカリキュラムをスタートする塾が多く、大手進学塾の場合は入塾テストに合格する必要もあります。比較的受講料が高い場合が多いです。(2) 補修塾学校の授業内容を理解し、試験で点数を取れるように指導する塾です。学校の授業についていけない部分があるが特に中学受験を考えているわけではないという場合は補修塾に通うことが多いようです。不得意な教科を強化して教えてくれたり、学校の授業をスムーズに受けられるように教えてくれるので、勉強の楽しさを知ってほしいと思う親が選ぶことが多いです。低学年のうちは補習塾、高学年になるタイミングで進学塾へ切り替えるという場合もあります。(3) 専門塾最近人気が高まっている個別指導塾です。マンツーマンか生徒2~3人という少人数の授業となるため、子どものレベルに合った授業を受けることができます。他の習い事とのスケジュール調整がしやすいというのも利点です。進学塾の中で個別指導コースを設けているという場合も最近ではあります。3. 小学生に塾は必要なの?特に低学年は遊び盛りの時期で、塾に通わせるかどうかは意見が分かれると思います。本当に小学生に塾は必要なのでしょうか?答えは「その子と状況によって異なる」ということで、一概には言えません。● 塾が必要な子・中学受験を考えている・高学年で学校のテストが60点以下中学受験をする場合でも必ず塾が必要というわけではありませんが、難関中学や公立の中高一貫などを考えている場合は入試対策に沿った授業を行ってくれる塾を選ぶことが合格への近道でしょう。また、義務教育である小学校では成績の優劣をつける必要がない為80点前後を取れるようなテストが作られています。そこで60点以下しか取れていないのであれば、中学校でついていけなくなる可能性もあるため、塾で補強を行う方が良いでしょう。● 塾が必要ない子・中学受験をしない・学校のテストで80点前後を取れている・勉強する時間を確保できている塾に通わないとしても、高学年になったら自宅で勉強する習慣を身につけておく方がよいでしょう。ちなみに、小学生に必要な勉強時間は「学年×10分」です。一年生だと10分、三年生だと30分という感じで、最低でもその時間は机に向かう習慣をつけておきましょう。塾が必要かな、と親が思った場合でも子どもの意見は欠かせません。無理やり通わせても長続きはしません。しっかりと親子で意思疎通を行い、意思を尊重しましょう。通わせる時期についても意見は様々ですし本人の意見もあるので一概には言えません。しかし一般的には、受験を行う場合は三~四年生から通うというケースが多いようです。4. 塾選びで聞いておくこと塾に通うとなった場合、塾はどのように選べばよいのでしょうか。まずは塾の雰囲気がとても大切です。気になっている所には必ず訪問し雰囲気を見ましょう。パンフレットをもらいに行くだけでも、雰囲気や対応方法などが分かります。数軒見てみると良いでしょう。気になることは事前に聞いておきましょう。聞いておいた方が良い項目は「月謝」「振替可否」「クラスの人数・クラス分けの基準(集団の場合)」「使用する教材」「宿題の量」「担任制かどうか」「実績」などです。塾側からここまで説明してくれることはそうありませんので、これ以外にも気になることがあれば事前にメモをしてしっかり確認しておきましょう。現在6年生の子がいて塾に通っているママが、今の塾は方針が合わずに変えたいが本人が気に入っているので迷っているという話をしていました。通ってみないと分からない部分もあり、塾選びは本当に難しいと感じます。私の息子は叶えたい夢のために中高一貫校に通いたいと言っています。受験や通塾は考えていなかったのですが、高学年になっても同じ考えでいるのなら四年生くらいから塾に通わせることも考えています。小学校は公立ですが、通塾・受験率が高い学校なので周囲とのバランスも多少は考える必要があるのかなと思います。どちらにせよ、本人の意見も尊重しながら、慎重に考える必要がありますね。
2018年08月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人の目が怖くて、人間関係が苦しい」という、ぽぽんたさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■ぽぽんたさんのお悩み私はずーっと人間関係に苦しんでます。いわゆる”普通”がわからないので、大勢の中にいることや、人との関わりを怖く感じます。「私はここにいてはいけないのではないか?」「バカにされてないか?」と人の目が怖いのです。主婦ですが、ご近所や婦人会など、人付き合いはついて回ります。どうしたらこの孤独感や不安から解放されるでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の福田とも花さんよりぽぽんたさん、ご相談ありがとうございます。人付き合いは、どこにもついて回りますもんね…。その間ずっと怖さや孤独感、不安を感じているのはとてもつらいですよね。私もぽぽんたさんと同じく、人といてもずっと孤独感を感じていたので、お気持ちがとても分かります。けれど、今はほとんど気にならなくなってきましたし、ぽぽんたさんもきっと楽になっていけるので大丈夫ですよ! ぽぽんたさんが楽になる方法を一緒に考えていきましょうね。人間関係での距離感や自分の役割の多くは、子どもの頃の家族との距離感や、家族の中の自分の役割が基礎となって身についていると言われています。ご相談内容だけではわかりませんが、ぽぽんたさんは、子どもの頃の家庭内で「私はここにいてはいけないのではないか?」と感じてはいませんでしたか?そこで、次の言葉を口に出して言ってみてください。「お母さん、役に立てなくてごめんなさい」「お母さん、助けてあげられなくてごめんなさい」言ってみて、何か思い出すことはありましたか? どんな気持ちになりましたか? もしも気持ちの変化を感じたら、家族の中、特に関係の深いお母さんとの間で、「自分は役に立てない存在」と思うことがあったのかもしれません。大好きだったお母さんによく怒られたり、ガッカリされたり、ほかの兄弟ばかりほめられたりするなかで、「自分はお母さんの役に立てない存在なんだ」「私なんて、お母さんを喜ばせることができない。ダメな子どもなんだ」「大変そうなお母さんを助けられない役立たずなんだ」などと、自分で自分を責め続けてはいなかったでしょうか。自分のことを「役立たずで存在する価値もない人だ!」と自分で否定していなかったでしょうか?自分で自分を否定していると、周りの人からも否定されているように感じてしまうんですよね。そして、自分が扱うのと同じように、周りの人もあなたを否定するように扱い始めます。もし、周りの人に「ぽぽんたさんて、役立たずで存在する価値もない人だよね!」と言われたら、とっても悲しいですよね…。そんな悲しい言葉を、自分には何十年間も、しかも1日に何万回もぶつけているんですよ! ほかの誰でもない、自分を傷つけているのは自分自身。自分を孤独にさせているのは、真っ先に自分を否定し、自分を責めて、自分の味方をしてあげない、自分自身だったのですね。けれど、そこに気づいたら、あとは簡単です! 自分と自分の関係が変われば、周りの人との関係も変わりますから!まず、ぽぽんたさんは本当に”お母さんにとって役に立たない子”だったのか? 存在する価値もない子だったのか? 子どもの頭で考えて、子どもの自分が信じ込んだ自分のイメージ。それってホントかな…? とぜひ疑ってみてください。疑うためには、お母さんに直接聞いてみるのもいいと思います。「お母さんの役に立てないような自分は、お母さんの側にいる価値もない子だってずっと思っていたんだ。役に立てないこともある私でも、ここにいてもいいかな?」と。とても勇気がいる行為だと思いますが、それは、心の底で自分自身が無意識のうちに何度も言ってきた言葉です。それを一旦、外に出してみてください。妄想から目覚める大きな一歩となりますよ!それから、信じてきた自分のイメージを疑うためには、次の魔法の言葉を1日に何回も繰り返しつぶやいてみてください。「私はただここにいるだけで、周りに喜びをもたらす、みんなから引っ張りだこの人気者です!」 そうすると、気がついたら”ぽぽんたさんを孤独にするぽぽんたさん”は息をひそめていき、逆に”どんな人間関係の場にいても、そのままの自分でいることを許してくれるぽぽんたさん”という、一番の味方を得たぽぽんたさんが誕生します。次第に、孤独感や不安感を感じなくなっていることにも気づけると思います。ぽぽんたさん、これからも応援しています! ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)※2018年8月10日 内容に不備がありましたので、修正させていただきました。
2018年08月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人の目を気にしない性格になりたい」という、ミッキーさん(49歳・看護助手)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■ミッキーさんのお悩み私は不器用で行動が遅く、しかも視野が狭いです。仕事を覚えるのも、人の倍の時間がかかります。真面目だけが取りえなので頑張ってはいますが、たびたび何もかも放り出したくなります。人の目がとても気になり、「余計なひと言を言ったな」「あの時、あんなふうに行動すればよかったのに」などと1日の出来事を思い返しては落ち込むばかりで、胸が苦しくなります。いちいち人の目を気にしなくすむよう、自分の性格を変えたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の大竹公子さんよりミッキーさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。お仕事、一生懸命頑張っていらっしゃるのですね。でも、人の目を気にして、落ち込んでしまう。その状況はとても苦しいですよね。私も以前は、人の目を気にして苦しんでいました。まさに今のミッキーさんと同じように、「あの時、こうしていれば…」とその日の自分の言動を振り返ったり、過去の出来事も引っ張り出してきては反省したりしていました。そうすると、特に体を動かしていなくても、とても疲れます。自分責めや反省にエネルギーを使うので、結局仕事への集中力が低下し、仕事がスムーズにいかなくなる。それをリカバーするために、余計に力を入れて頑張る羽目になる…。そんな悪循環を繰り返していました。頑張っているのに悪循環にハマっていると、何もかも放り出したくもなりますよね。まずは「この状態なら、苦しいのは当たり前だよなぁ。でも私はよく頑張ってきたなぁ」と、ご自身を認めてあげてくださいね。さて、ご質問の「人の目を気にしない方法」ですが、実はミッキーさんの性格を変える必要はまったくありません。今のミッキーさんの性格のままでOKなのです! その代わり、人の目を気にしなくなるために変えると有効なのは、「自分への許し」と「意識の向け方」です。まずは「自分への許し」についてくわしくお話しますね。ご存じかもしれませんが、「人の目」というのは、実は「自分の目」なのです。「あの人から〇〇と思われているのではないか」という考えは、自分で自分自身を「〇〇な人」だと思っているから生じるのです。例えばミッキーさんが、「余計なひと言を言ったな」「あの時、あんなふうに行動すればよかったのに」などと思い返して落ち込んだとしましょう。相手からどんな人だと思われたと考えましたか?ご質問の冒頭に「私は不器用で行動が遅く、しかも視野が狭いです。仕事を覚えるのも、人の倍の時間がかかります」と書かれているので、もしかしたら、そのような人だと思われた…と考えたかもしれません。普段からご自分の性格をダメだと否定していると、人に関わる時にも「自分の性格がバレたら、相手からも否定されるに違いない」と考えてしまう。そのために、落ち込んでしまうのですね。ですので、まずは自分はこの性格でOKなんだと自分自身を許してあげることで、変化が起きてきます。続いて、「意識の向け方」について。「意識の向け方を変える」というのは、「どう思われているのかしら?」とほかの人へ向けている意識を、自分自身に向けるということです。自分は今、何を感じているのか。自分は今、何がイヤなのか。自分は今、どうしたいのか…等々、”自分自身の今”に意識を向けていると、人の目を気にすることが少なくなっていきます。自分を許すと、自分に意識を向けやすくなりますし、自分に意識を向けていると、自分を許しやすくなります。どちらから始めてもいいですし、両方同時にやってみるのもいいですよ。ぜひ試してみてくださいね。ミッキーさんを心から応援しています! ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月31日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「小学生の進学塾通いは“かわいそう”!? 教育ママはつらいよ」 で、進学塾通いに関するアンケートを実施。小学生に「進学塾に通わせること」について、さまざまな意見が集まりました。■子どもの塾通いを考える人が多数今回のアンケートで一番多数だったのが、お子さんを塾に「時期がきたら通わせるつもりがある」と答えた人の37%。そして、実際に「通わせている」と答えた人と合わせると68%にのぼり、塾に通う、通わせたいと考える人が多いことがわかりました。しかしながら、ちゅいママさんのエピソードのように、アンケートでも塾通いしている子に対して「かわいそう」と言われた経験があるママが多く存在。子どもが塾に通っている人が多いなか、なぜ世間からは「かわいそう」と言われてしまうのでしょうか?Q.子どもを塾に通わせてますか?時期がきたら通わせるつもりがある 37%通わせている 31%通わせてない 22%通わせるつもりがない 6%その他 4%■塾に通わせるのはかわいそうなこと?ちゅいママさんが周囲から言われた「塾に通わせるなんてかわいそう」という意見。「勉強ばっかしていないで運動したほうがいいぞ」「子どものうちに遊ばないでいつ遊ぶの」などと声を掛けられたそうです。ちゅいママさんは記事のなかで、「例えば毎週末野球の練習に明け暮れていると聞くと、“健全な子”という印象を誰もが抱きますが、毎週末進学塾で勉強していると聞くと、とたんに違った印象になってしまうのはどうしてでしょう」と、疑問を投げかけます。そんな彼女の声に共感するコメントが、アンケートからは多数集まりました。同じ習い事でもサッカー、野球、水泳などに力を注いでるのと、勉強に力を入れているのとでは、周りからの反応が違うように感じられました。なぜか、塾に行かせてる、勉強をさせていることは「かわいそう」というようなこともよく聞きました。机に向かうことより、体を動かす方が良いと認識されているようで塾通いさせている親としては肩身が狭い思いです。「自分たちが決めたことだから」と心に強く思っていても、どうしてもネガティブに受け取ってしまった言葉にママも子どもも傷ついてしまうことがあります。そんな孤独な気持ちはなかなか紛らわせないのかもしれません。■塾に対してなぜ反対なのか小学生が塾に通うことに対して、反対の立場をとる人はどういった意見なのでしょうか。小学生のうちから、帰宅が22時、それからご飯にお風呂、塾の課題をすませ、寝るのが1時2時なんて話を耳に挟み…。脳も体も成長期するときに睡眠時間が足りないのはいかがなものかと。塾に通うならば、子どもが無理せず、本人が自分の時間を持てる範囲が良いと思います。子どもだってストレスがたまりますから。勉強も大事ですが、友達とのふれあいも大事だと思います。勉強も遊びも、程よくが良いと思います。塾に通い始めたら「塾がないと勉強できなくなってしまう」のでは、と思います。家でもじゅうぶん学校以上の学習はできるかなと。「塾で追い込んで偏差値高い学校に入っても、結局塾に行き続けないと学校の勉強に追い付けないよね」と主人と話しています。塾だけで多感な時期を終わらせてほしくないなと思っています。さらに、身体を動かすことについては、スポーツ系の習い事までする必要はないけれど、「やったほうがいい」という意見も。勉強は基礎が大事だと思うので、必要であれば塾など活用して勉強ができる環境を作ってあげることは大切だと思います。ただ、外で遊ぶことは丈夫な身体を作ったり心身ともに成長する上で大切だと思うので、バランスよくできるのが理想だと思います。子どもの個性や環境など難しいとは思いますが。塾に対して否定的というよりは、「適度に勉強と運動、そして遊び、睡眠といったことが子どもの成長には必要」という考えを持っている人が多いことがわかります。■子どもと親にとって、塾の利点とは?一方、塾に通わせているママや、これから塾に通わせたいと思っているママは、どんな部分に「塾の利点」を感じているのでしょうか。また、どのような目的や位置づけで利用しているのでしょうか。都内在住、1人娘で現在5年生。私とダンナの意見はまったく違います。私は中学受験する、しないに関わらず、高学年になったら塾に通わせる考え。ダンナと意見が衝突して勝手に塾に申込み通わせて早2年目に。娘は、学校とは違う環境で学べて、目標を持っている人と関わるのことで刺激があって楽しそうです。成績上昇の成果は出ていないですが。最初は勉強でつまずくと学校がつまらない場所になってしまうから、「わからないを作らない」を目的に始めました。わからないがなくなると、子どもは「もっと先へ行くとどうなるんだろう?」と興味があることは「自分のわかる範囲で突き詰めよう!」に変わっていきました。勉強をさせるために通わせていると思われがちですが、わからなくてつまらない学校の授業をずっと受けている子どもたちの方がかわいそうだ、と私は思います。うちは転勤族で都会と田舎をいったりきたりしています。子どもがこれからの人生を選択するときの選択肢を狭めないためにどこの町に行っても一定の学力を保つために学習塾を役立てたら良いなと思います。上記以外にもママの考える塾のメリットは次のようなものがありました。・他人に合わせず自分のペースで勉強を進められる・ほかの学校の友だちができ、学校以外に世界を広げられる・学校の勉強のフォローができる塾に通わせる理由は、「中学受験」だけが目的ではないようです。■塾通いを躊躇してしまう理由塾通いに魅力を感じるものの、行かせることを躊躇(ちゅうちょ)するという意見もありました。子どもの体力と、送迎する私の体力、下の子とのバランスの取り方ができるか心配です。塾に通うこと自体は、中学受験をするなら必須だと思うので、かわいそうとか言っていられないですよね。今小3です。地域的にまわりのお友だちはほぼみんな中学受験をする予定で塾に通っている。けれど、うちは経済的な余裕がなく通わせてあげられないし、中学受験もさせてあげられない。「中学受験しない子はまともな人生歩めない?」みたいな気分になってしまって、子どもに申し訳なく思ってしまいます。塾に通わせてあげられる家庭がとてもうらやましいです。小学生の塾通いはお金がかかるだけでなく、送迎や子どもへのフォローなど、親の負担がかなり大きく、そのため行かせるのを迷うママも多いことがわかります。なかには「塾開始の年齢を遅らせる」、「家庭で勉強をフォローする」といったことで家計、ママ、子どもの負担を少しでも減らすことを考えているママも。小学生の塾通いは子どもだけではなく、親もそれなりの覚悟を持って臨まないと続かないのかもしれません。■塾に通わせることになったキッカケ塾通いをいつから開始するかも悩むところ。実際に子どもを塾に通わせているママは、どんなキッカケで始めたのでしょうか? また、塾を始めようとしているママはどんな見通しを立てているのでしょうか。小2の算数でつまづき始め、私も本人も「これじゃいかん!」と思った矢先だったので、やる気のあるうちに始めました。私自身が算数が本当に苦手だったので、通わせて良かったと思うことが多々あります 最近の小学校の算数は昔より考える記述式が多く、また中学校の内容を6年生でやるので難易度が上がっています。わからなければ先生に聞けるし、お友達と競いながら成長できるからメリットはたくさんあると思います!うちの地域では、小学4年生にもなると塾に通い出す子がたくさんいるようです。とくに中学受験するわけではなくてもみんな通わせていたりします。わが家はいま小学2年生の子どもがいて、中学受験も視野に入れているので後々塾に通わせようと思っています。私の意見としては、最近の子は習い事の数がとても多いなぁとは感じています。今回のアンケートで意外に多かったのが、「本人が希望したら行かせる」という意見。「本人がやる気にならないと…」という思いがあるようです。一方で塾通いに関しては、子どもの勉強の様子を見て「わからないことが増えてきたな」と感じたタイミングや、中学受験を見据えた時期に、「親が決める」という意見も。親が決めることに難色を示す人もいるなかで、一番子どもの様子をわかっている「親が必要と判断したら必要だと思う」という意見もありました。もちろん、塾に行ってみて本人がどうしてもイヤな場合は、子どもと話し合うことが必要となってきます。塾の何がイヤなのか。ほかの塾ならいいのか。ちゅいママさんの長男くんのように、「最初はイヤがったのに、楽しくなってきた」ということもあります。よく子どもの様子を見ながらどうするか家族で考えていけたらいいですね。■「かわいそうかどうか」は誰が決める?アンケートをとおして、小学生の塾通いについてはいろいろな意見があることがわかりました。しかし、ママたちを悩ませるのは、「賛成」「反対」といった白黒ハッキリと分けることができるものではないようです。塾に反対だからといって、それは「勉強することに反対」なのではありません。塾に通うことで生活リズムが崩れるのではないか、子どもが好きなことをする時間がなくなるのではないか、といった心配が“かわいそう”という言葉に結び付いているようでした。塾通いが結果的に良かったかどうかは、今すぐに結論が出るわけではありません。子どもがかわいそうかどうかは、周りが決めることではない。幸せかどうかの基準がそうであるのと同じで、周りの反応は気にしません。私は、習い事(スイミング、そろばん、習字、ピアノ)に行き、学習塾に2ヶ所通っていましたが、そんなに嫌ではなかったですし、いまでは感謝しています。自分で行きたいと言ったから、行きたくないときも休ませてもらえませんでした。でも、継続する事の大切さ、自分の責任というものがよくわかった気がします。子どもの頃の私からすると、塾に行かせてもらえるなんて、うらやましいです。もしかしたら、きちんと親に気にかけてもらえる、将来を考えてもらえている、それが一番うらやましいのかもしれません。教育ママと言われようが、ガリ勉に見えようが、家族が笑って幸せに暮らしていることが、一番良いことだと思います。いろいろなことがあっても、自分を嫌いにならず、家族のことも大好きであれば、他人からの意見は気にしなくてもいいと思います。親も子どもも迷ったり悩んだりしながら、前に進んでいくんだと思います。周りからの意見によって悩んでしまったとしても、子どもの気持ちや夫との方針をすり合わせながら、それぞれの家庭ならではの方向性をもっていけばいいのではないでしょうか。「何を」「どういった手段で」がんばるのか。子どもの個性も、親の考え方も、それぞれ違っていてあたり前で。それを忘れずに、相手に寄り添い意見も参考にしつつ、適度な距離感で付き合っていけるといいですね。Q.子どもの塾通いについて、ご意見があれば教えてください回答数:92(アンケート集計期間:2018/7/12~2018/7/15)
2018年07月26日数年前から、ブームともなっている「断捨離」。しかし、断捨離をしたいと思っても途中で挫折したり、一度は断捨離ができても長くは続かなかったりという人も少なくないですよね。多くの方が抱えるその悩みの原因は「心」にあるのかもしれません。苦手な片づけを克服し、小さな子どもがいても楽に片づけができるようになった心屋認定講師のおむらちもさんが、その原因と解決策をお伝えします。■心屋塾上級認定講師のおむらちもさんより物を捨てたらスッキリすることはわかっているのに、なかなか行動できない。もう使わないと思っても、なぜか思いきれない…。多くの人が、そのような「なぜか行動できない」という思いに悩まされています。「なぜか行動できない」の原因は、実は「思い込みのブロック」によるもの。「捨てられない私ってダメだなぁ」「やればいいのに! 私はだらしないな」などと自分を責めてる人も多くいますが、自分に喝を入れたところで、解決できるものではありません。自分の心の中にある「思い込みブロック」に気づき、気持ちよく行動できるヒントをお伝えしたいと思います。1.損したくない思いが強い「損得にとらわれた人」物が捨てられない人の多くは、「損得」で考える”思考の癖”が強い傾向にあります。「え? そりゃ誰でも損したくないでしょ!?」と思うかもしれませんが、執着の度合いは人それぞれ。あまりにも損得を意識しすぎると、自分の本当に望んでいることがわからなくなり、うまくいかないものなのです。例えば「得だから買っておこう!」と安売りの物を買って、あまり使わなかった経験はありませんか? 「得だから」という理由で買ったものは、本当に自分の望んでいたものではないことも多いのです。捨てる時も同じです。「もう不要なものだけど、万が一、必要になった時にまた買わないといけなくなったら、損しちゃう! 絶対にイヤ!」という思考が強すぎると、本当はスッキリした心地いい生活を送りたいのに、目の前の損得にとらわれてしまい、実行ができません。つい「損したくない!」と思って動けなくなってしまう人は、「損してもいい!」とつぶやいて、その思考をゆるめていくことがスッキリしたお部屋への近道になります。2. 親の価値観にしばられ「捨てる=もったいないと感じる人」捨てようと頑張っても、「本当に捨てていいのだろうか…」という、なんともいえない“罪悪感”を感じることはありませんか?突然ですが、あなたのご両親は、物を躊躇(ちゅうちょ)なく捨てられる人でしたか? それとも、必要ない物でも「もったいない」と取っておく人でしたか?実は「捨てる」という行為においても、無意識のうちにかなり親の影響を受けています。ご両親も同じく、そのまたご両親の影響を受けています。私たちの親や祖父母は、今より物がない時代を経験した人も多く、「捨てる」=「もったいない」と教えられてきました。そして、その親の影響を受けた私たちが捨てようと思うと、頭の中のお母さんに「ダメ! もったいない!」と注意される人もいるでしょう。しかし、今は物がたくさんあふれている時代。コンビニエンスストアのお箸やお手ふきなど、日々タダ同然で手に入る物もあります。そして、50年前と今では「快適な生活」のイメージもかなり違っています。今の時代を快適に生きていくためには、今の時代に合う価値観を取り入れることが大切。そのためには、親に昔から言われてきた「価値観」を捨てることも必要になってきます。3. 断捨離を後悔…「失敗を許せない人」片づけで悩まれてる方の中には、失敗を恐れて「失敗しないように」という基準で物事を考える“思考の癖”を持っている方も少なくありません。これは、世の中のすべてに通じることですが、片づけも、捨てる行為も、チャレンジをすれば必ず「失敗」が起こる可能性があります。しかしながら、失敗を覚悟しなければ、成功に出会うこともありません。断捨離にチャレンジをすれば、失敗も起こる。頑張って、思いきって捨てたのに、「やっぱり必要だった」「捨てなきゃよかった!」。そんな思いをすることもあるでしょう。でも、そんな時に自分を責めず、自分のチャレンジをほめてあげることができたら、必ず次の行動につながっていきます。捨てることで、ぜひチャレンジの練習をしてみてください。そして失敗した時こそ、自分にやさしく「チャレンジできてえらかったね!」とはげましてあげてください。その練習は、お部屋だけではなく、あなたの人生をもきっと豊かにしてくれることでしょう。「思い込みのブロック」をはずして、お部屋スッキリ、心地よい人生を歩んでいきましょう。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家の中で怒ってばかり。子どもに大切に接したい」という、シピさん(41歳・パート)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■シピさんのお悩み家族にやたらとイライラして怒ったりどなったりしてしまう、イヤな自分が直せません。心理学の本を読んで「なぜ・どこからくるものなのか」もいろいろと考えました。症状が強く出始めたのは結婚して以来ですが、おそらく子どもの頃の悲しかった気持ちとつながっているのだと思います。主人とのやりとりの中での「私の話を聞いてよ」 「どうして伝わらないの!」 ということが、自分の母親に伝わらなかった時と一緒だと悲しくなりました。 子どもが自分の思いどおりにならないことにも非常にイライラします。以前より回数は減ったにせよ、いつまでもできない自分がどうしようもないと感じます。月経前症候群(PMS)の時もあると思いますが、心を落ち着かせようと口に出す前に6秒数えてもイライラが収まりません。外で攻撃的になることはないのですが…。大切な子どもだから、大切に接したいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりシピさん、はじめまして。ひらいなずです。お子さんに当たってしまうこと、とっても辛いですね。私も子どもに厳しく接してしまった経験があり、子育てを通してさまざまな感情を味わいました。だから、シピさんのお気持ちがよくわかります。シピさんがイライラしてしまう原因を一緒に考えていきましょう。シピさんのイライラの原因は、月経前症候群(PMS)などの体からの影響というより、「心のあり方」から生まれてくるものではないかと思いました。ご相談内容からだけでははっきりとはわかりませんが、外で攻撃的になることはないとのこと。一応、状況によって感情のコントロールはできるようですね。以前、専門家の方から「PMSの際は場所や相手を選ばず、感情のコントロールがうまくできなくなる」と聞いたこともありますし、今回は心の面に焦点を当ててお答えしますね。心理学の本を読まれたとのことなので、「心のしくみ」に関してはよくご存じかと思います。お母さんに対して「私の話を聞いてほしい」という欲求があるということ。感情的に「どうして伝わらないの」という悲しさが癒えていないこと。そんなお母さんに対する本音を旦那さんに投影していること…など、しっかり理解されているのですね。旦那さんやお子さんに対するイライラは、お母さんに対する本当の気持ちの“二次感情”としての怒りだと思います。人は「自分がしてもらえなかった」と思っていることを、人に与えることがなかなかできません。それをしようとすると、自分の心の傷がうずくからですね。お子さんに対するイライラは、「本当はお母さんにしてもらいたかったのに、してもらえなかったこと」をお子さんから求められたときに爆発してしまうのではないでしょうか? 例えば、忙しいのに「聞いて、聞いて」とまとわりつかれた時。あるいは、お子さんが何を言っているのか理解できなかった時。それは「私はしてもらえなかった」「私はそれを我慢した」という瞬間の悲しさを思い出しているからなのです。ご相談内容からは、シピさんが「旦那さんやお子さんの話をちゃんと聞いてあげたい」「気持ちをわかってあげたい」と思われていることが伝わってきます。でも、いざそういう場面になると、反射的にイライラして怒ったり、どなったりしてしまう。シピさんに愛情がないのではなく、心の古傷がそうさせてしまうのですね。今シピさんに必要なのは、まず「古傷を癒やすこと」です。そのためには「自分の気持ちをお母さんに伝えてみる」ということに、ぜひチャレンジしてもらいたいのです。小さい頃、お母さんにどんな話を聞いてほしかったのでしょうか? その具体的なエピソードをお母さんと話してみてほしいのです。「あの時、本当はもっと話を聞いてほしかった」「あの時、こうしてもらえなくて悲しかった」。そんな話をぜひしてみてください。お母さんがどのような反応を示されるのかはわかりませんが、どんな言葉が返ってきたとしても、シピさんが長年言えずに我慢してきたことを終わらせるために、ご自身のために話してほしいのです。もし、お母さんと直接話ができない、できる環境ではないということであれば、心の話が好きな仲間やママ友などに自分の気持ちを話してみてください。6秒数えてもイライラが収まらないのは、そうすることで自分の気持ちを収めよう、我慢しようとしているから。これまでと同じ「ため込んで収める」というアプローチを続けているだけなので、イライラが収まるはずがありません。今のシピさんに必要なのは、これまでとは真逆の方法です。「自分の気持ちをアウトプットする」というアプローチです。心理学を学び、自分の心の状態を理解する「インプット」の時期は卒業し、次は行動する「アウトプット」の時期にきたのです。行動がともなわない限り、現実は変わりません。自分を見つめるということは、自分を知り、変化を受け入れるために必要ですが、行動なしに変化することはないと私は思っています。大切なお子さんを大切にする。それには、まず「大切な自分を大切にする」ことが必要です。過去の悲しさがいやされた時、自然にお子さんのことも大切にできると思います。ご家族のためにも、ぜひ自分を大切に扱うことを始めてみてください。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年07月24日人間関係はいつも悩みの種。周囲に誤解されている、悪口を言われているのではないか……とお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、「誤解されている」と感じるあなたへの処方箋を紹介します。 1.誤解されない人はいない 誤解されたり、悪口を言われたりすると「自分の何がいけなかったのか」を考えてしまいますよね。しかし、あなた本人は悪くない場合がほとんどです。他人に1ミリも誤解されていない人や、悪口を一切言われたことがない、という人はいません。どんな人でも、周りの人の価値観やものの見方次第で、いい人にも悪い人にもなってしまうからです。人は自分が見たいように見て、聞きたいように聞く。どんなに心を込めても、丁寧に説明しても、誤解してしまう人は誤解してしまうのです。2.関係をよくするために黙らない他人の反応を気にして、自分の本音を飲み込んでいませんか? 言いたいことを飲み込むのはストレスです。それで人にわかってもらえず、誤解されてしまえば、よけいに苦しいことでしょう。こちらは気を使ってるつもりでも、周りの人にとっては「本音がわからず、つかみどころのない、理解できない、付き合いにくい人」になっているかもしれません。周りの反応を気にして、いつも合わせているから、いつも感じがよくて優しいから、周りの人が調子に乗って、八つ当たりの対象にされてしまう…なんてこともあります。 3.あなたはわかってもらえる人です「わかってもらえない」という不安があると、本音をなかなか口に出せませんが、実はわかってもらえなかったのは過去のこと。わかってもらえなかった経験があるだけで、「いつもわかってもらえない」わけではありません。本音を言って叱られたこともあるかもしれませんが、それも昔のことで、今は違う環境になっています。自分のことを「周りにわかってもらえない人だ」と決めていることで、余計にわかってもらえない、誤解されるような行動をとってしまい、望まない結果を招いてしまうこともあります。「できません」「やめてください」「お断りします」「すてきですね」「一緒に出かけませんか?」などの言いにくい言葉も、本音もちゃんと周りに伝えていきましょう。伝え方のコツは、「私は」で始まる「I(アイ)メッセージ」にすること。「私は悪口を言われると、私なんていないほうがいいんだと感じてしまって悲しいです」「私がみんなのことを考えて行動したことが、わかってもらえなくてつらいです」…といったように、相手も自分も傷つけないで自分の気持ちをうまく伝えられる言い方を練習していきましょう。 4.相性のいい人とだけ付き合っていく覚悟をしましょう私たちは「波風をたててはいけない、人とは仲良くしないといけない」と教えられて育つので、みんなと平和に暮らしていこうと考えます。しかし実際のところ、「人と仲良く」と教えている人だって、他人といがみあうことがあります。そもそも「みんなと仲良くしよう」と思っていない人もたくさんいますし、「人をけなすことで安心する人」「人に八つ当たりして、ストレス解消をしている人」もいるのが実情です。悪口を言ってしまう人は、「悪口を言われないように頑張っている人」「○○をしてはいけない、というルールを持っている人」「気を抜くと、悪口を言われそうで不安な人」「実はうらやましいと感じている人」なのです。悪口は自己紹介だと思って受け流してしまいましょう。自分の中に同じ要素があるから、我慢しているから、つい注目して腹が立っただけ。あなた自身は悪くありません。そもそも、世界中の人と仲良くするのは無理なことです。「一緒にいて楽な人」や「あなたを大切にしてくれる人」とだけ付き合っていく覚悟をしましょう。いま同じ環境にいる人たちだって、学生時代の友人のように、環境が変わって毎日会わなくなれば、自然に疎遠になっていくかもしれません。他の誰よりも自分自身が、自分を大切にしてあげましょう。誰に何を言われても、自分の味方でいる覚悟もしましょう。たまには誰かの悪口を(独り言でもいいので)言ってスッキリしてみると、人の悪口も気にならなくなってきます。悪口は言ってもいい! 誤解されても大丈夫! わかってくれる人もちゃんといます。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人と目を合わせられない」という、かなさん(40歳・パート)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■かなさんのお悩み他人と目を合わせるのが嫌で、目が合うとすぐそらしてしまいます。自分に自信がないし、周りからバカだと思われているのが悲しいです。周りがどう思おうと気にしないようにしていますが、転職先で同じように思われるのもつらいです。最近、自分でも「そうなのかも…」と考えるようになり、何をするにも怖くなりました。どうしたらこの状況から抜け出せるでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりかなさん、初めまして。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。他人と目を合わせるのがいや、周りにどう思われているか気になってしまう、自分に自信がない…というお気持ちをお持ちなのですね。転職先とのことですが、お仕事や職場を変わられる最中なのでしょうか。周りの人とは、うまくやっていきたいですよね。「どうしたら今の状況から抜け出せるか」について、ヒントになりそうなことをいくつかお話できればと思います。まず、人と目を合わせるのがいやで、目が合うとすぐそらしてしまうとのこと。目は「感情の窓」と呼ばれています。目は自分の感情が全部出てしまう場所なのです。恥ずかしい、怖い、緊張している、もっと近づきたい…など、自分の心にあることが表れてしまい、隠せない。ですので、「人と目が合うのがいや」というのは、「自分の心にある感情を、他人に知られるのがいや」ということと同じです。自分が何を感じているのかを周りの人に知られるのが怖いので、それを避けるために「目をそらす」という行動が起こります。では、かなさんは、ご自身の中にあるどんな感情を知られたくないと思っているのでしょうか。それは、次に書いてくださっていますが、・自分に自信がないと思っていること・周りから自分はバカだと思われているのではないか、とビクビクしていること・自分でも自分のことをバカであるように感じて、何をするにも怖くなっていること・本当は、周りの人とうまくやっていきたいことといったことかなと思います。これらの感情を、自分の中のみにとどめて、他の人には言わないでいる、知られないようにしている。あるいは、なんと言っていいのかわからない。そんな気持ちをお持ちなのではないでしょうか。そして、かなさんの周りの方は、本当にかなさんのことをバカだと思っているのでしょうか?もしかしたら、周りの人が言った何かの言葉を、かなさんが「バカにされた」「きっとバカだと思われたに違いない」と受け取ってしまったのかもしれません。そして、それが本当にそうなのかどうかは、確かめられないでいるのかもしれません。相手がはっきりとした言葉では言っていないのに、「私は周りに○○と思われているに違いない」と思ってしまうとき。それは、かなさんご自身が自分のことを「私ってバカだなぁ」「私って、周りにバカにされて当然の人間なんだなぁ」「そんな自分はダメだなぁ」と思っているということです。周りの人が全員、同じように思っているとは限りません。かなさんが、今の状況を抜け出す鍵になるのは、「隠している」「言わないでいる」「知られないようにしている」ご自身の思い込みを、口に出してみることだと思うのです。一度練習がてら、次の言葉を言っていただけますか?「私、自分に自信がないんです」「私、周りにバカにされているって思っているんです」「私、周りにどう思われているか、ビクビクしちゃうんです」「私、本当は、周りの皆さんとうまくやりたいんです」「私、バカにされているかもと思って、何をするにも今怖いんです」言ってみて、どんな感じがするでしょうか。そして、次の言葉も言ってみてください。「私、思い込みが激しいんです」「私のこと、バカにしていますか?」「私、仲間に入りたいんです」「私って、なんでこんなにバカなんでしょう」おそらくこれらの言葉は、これまでかなさんが口にしてこなかった言葉かもしれません。書いてあるとおりに口に出すと、心がザワザワしてしまうかもしれません。周りの人に実際に言おうなんて、そんな気にはなれない言葉かもしれません。最後に、こちらの言葉をかなさんにプレゼントしますね。「私の感じていることを、周りに知られてもいい」「私の感じていることを、周りに知られても大丈夫だ」「バカな私が、周りに受け入れられてもいい」「私、バカって思われていないかもしれない」自分の感じていることを隠さなきゃ…と思うと、周りとのコミュニケーションはとりづらくなります。「自分の感じていることを知られてもいい」という許可を、ぜひご自分にあげて、自分の口を通して話せることを増やしていきましょう。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「依存心の強い母が重荷です」という、カフェオーレさん(50歳以上・医療)に、心屋塾初級認定講師の心みねこさんからアドバイスをいただきました。■カフェオーレさんのお悩み15年程前から実母が私に依存し、執着するようになりました。私はシングルマザーですが、私にお付き合いする男性ができると実母はイライラし、近所にそれを言いふらし、結局1カ月で私と子どもを追い出しました。それから1年半、疎遠になりましたが、その間は浪費とギャンブルで迷惑ばかりかける妹と仲良くしていたようです。妹には何も求めずいい顔をし、少ない貯金も差し出して仲良くしていたようです。しかし、お金の無心ばかりの妹とは案の定うまくいかなくなり、私の耳に届くようにサインを送ってきました。母も苦労した生い立ちですし、「歳をとったのだから」と自分に言い聞かせ、また行き来するようになりましたが、幼い頃から我慢ばかりで、同じ娘なのになぜこんなに違うのか、やるせないです。それでも放っておけない気持ちのほうが勝ってしまい、また母の世話をし、わがままを聞いています。「後悔しないように」とだけ思いますが、こんなモヤモヤしたままでいいのかと悩んでいます。台所で、知らぬうちに涙が出てきます。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾初級認定講師の心みねこさんよりカフェオーレさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。心みねこです。ご相談を読んで最初に感じたのは、お母さんのために50年という長い間、よく我慢して尽くしてこられたのだな…という思いでした。人生の大半をお母さんや家族のために費やしてきたにも関わらず、報われなさ、やるせなさが積もり積もって、知らず知らずの涙となってあふれ出ているのでしょう。家族のために、誰よりもお母さんのために、ご自身が遊ぶ時間やお金も犠牲にしてこられたのだろうと思います。それなのに、解放されるどころか歳を重ねるごとにお母さんの依存度は増し、ようやくできた彼との間を嫉み、あなたと子どもを家から追い出す始末。11年間、女手ひとつで子どもを育ててきた娘が、ようやく心を許せる男性ができたのなら、お付き合いを応援してほしかったですよね。今まで尽くしてきてこの仕打ちかと思うと、さぞガッカリされ、情けないとも思ったでしょう。しかも、身内にさんざん迷惑をかけてきた妹にはいい顔をして、仲良くしていた。幼い頃からずっと、同じ娘でありながら妹よりもずっと尽くしてきたのに…。「妹には差し出す愛情も私にはかけてくれないの?」と、情けないやら悔しいやら、寂しい気持ちも湧いていたのではないでしょうか。 カフェオーレさんは、子どもの頃から、お母さんの親代わりになってきたようにお見受けしました。本来は「親が子を養う」ものですが、カフェオーレさんの家では「子が親を養う」という状態になっていて、親子関係が逆転していた。あなたは苦労したお母さんを助けたくて、早く大人になろうとしてきた。”しっかり者のお姉ちゃん”としてずっとがんばってきたのだと思います。しかし、早く大人になろうとしてきた分、「子どもの頃の気持ち」が追いつけないままになっているかもしれません。私たちの身体は放っておいても成長しますが、心は成長しないのです。カフェオーレさんの場合は、理性で抑えようとしてきた分、むしろ感情が増幅し、心の中で暴れているのかもしれません。お母さんを救うことより、あなたの心が「救ってほしい」と泣いているのではないでしょうか?「心を救う」ためには、まず自分の気持ちに気づいてあげることです。体の外に気持ちを出すことで、あの頃の本当の自分の気持ちに気づくと同時に、自分が救われていきます。言葉にしてみてくださいね。「なんで私ばっかり我慢しなきゃなんないの?」「〇〇(妹の名前)、ずるい!」「結局は私を頼ってくるくせに」「都合いいんだから、まったく」「もういいかげんにして!」「私、いつまで尽くさなきゃいけないの?」「もう我慢したくない」「私より妹が大事なの?」「お母さん、もっと感謝してよ」「お母さん、もっと褒めて」「ちゃんと認めて」「ねぇ、笑って」「優しい子だねって言ってほしかった」「いつもありがとうって言ってほしかった」「あなたが一番好きだよって言ってほしかった」「あなたのおかげだよって言ってほしかった」「私よく尽くしてきたなぁ」「よく我慢してきたね」「えらかったね」「がんばってきたの知ってるよ」「もう、自分を犠牲にしなくていいよ」「お母さんのために自分を我慢させる人生を卒業してもいい」「お母さんの面倒をみなくていい」「お母さんより先に幸せになってもいい」言いづらい言葉もあると思いますが、苦労したお母さんを助けたい一心で、自分のことよりお母さんを優先させてきた。それがカフェオーレさんの幸せを遠ざけているように感じます。「自分を我慢させてお母さんを幸せにする」のではなく、自分が先に幸せになれば、まわりまわってお母さんも幸せになるのです。世の中には、親に結婚を猛反対されて駆け落ちし、一時期は疎遠になってしまったけれど、孫が生まれたのを機に和解した…という親子もいますよね。これは「親不孝」と言い切れるでしょうか。「一時期の親不幸が、結果的に、一生の親孝行になる」ということはよくあるものです。そばに面倒を見てくれる人がいると、周りはその人をアテにします。誰かは面倒を見てくれているうちはそれが当たり前、失ってみて初めて気づくものです。今まで「お母さんを助けてあげる人」はいても、幼い頃のカフェオーレさんを助けてあげる人はいませんでした。「あの頃の自分」を救ってあげる時期に来ているのではないでしょうか。カフェオーレさんが、”お母さんのために自分を犠牲にする人生”を卒業する一歩を応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「優しい母親でいたいのに、家で怒ってばかりです」という、ニコリッちゃんさん(42歳・保育士)に、心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんからアドバイスをいただきました。■ニコリッちゃんさんのお悩み仕事に行けばずっと笑顔でいられるのに、家に帰ると子どもや夫にずっとイライラしてしまい、怒ってばかりの自分に嫌気がさします。本当は家でも楽しく過ごしていたいのに。毎日「今日は優しい母親でいよう」と思うのに、すぐにイライラしてきて、自分で気持ちをコントロールできなくなります。子どもも夫も、きっとこんな私はいないほうが楽しいだろうと思ってしまいます。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんよりニコリッちゃんさん、こんにちは。心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。ご相談を拝見して、まず3つのポイントをお伝えしたいと思いました。1.マイナスな感情をなくそうと思えば思うほど、たまってイライラする2.いい人、いい母の”フリ”はやめよう3.感情はコントロールするものではないニコリッちゃんさんは、家でも仕事先でも、24時間ずっとニコニコしている人になりたいと思っていませんか。そして、「怒る」ということを極端に「禁止」していませんか?「怒る人には価値がない」「怒っていると嫌われる」。そうした思い込みがあるのではないでしょうか。喜怒哀楽というように、人間にはさまざまな感情があります。できるならば、「悲しい」「さびしい」「怖い」などのマイナスの感情は感じたくないと思うかも知れませんが、その中のどれかひとつも、なくすことはできません。なぜならマイナスの感情は、私たちを守ってくれる大切なものだからです。ニコリッちゃんさんが気にしている「怒りの感情」は、特に自分の身を守るために大切なものです。たとえば、不意に自分を傷つけてくるものに対して、自分を守るためにも「怒りの感情」はあるのです。動物が威嚇行動を取るのは、無駄な争いでケガを負わないで済むためだとも言われています。そして、私たち人間がこれらのマイナスの感情を抑え込んでいると、出口をなくし、心の中に溜まっていくため、わけもなくイライラしたり、急に悲しくなってしまったりするのです。また、怒りは”第二感情”とも呼ばれており、本音(=一次感情)はその下にあると言われています。ニコリッちゃんさんの本音、本当の気持ちは何ですか? 「つい怒ってしまう自分」の内側にはどんな気持ちが隠れているのでしょう?「本当は悲しい」「本当はさびしい」「本当は怖い」そんな気持ちが隠れているかもしれません。本当の気持ちに気がつくために、「良い母」「良い妻」のフリをやめてみませんか? 「ダメでできない自分」でも愛されていることを、もっと信じてみませんか?怒りの感情を出せるというのは、一種の甘えでもあります。外で気を張っているニコリッちゃんさんが家で怒ってしまうのは、家族に「愛されている」「許してもらえる」ということを、本当は心の奥で知っているからなのでしょう。「もっともっと優しくしてほしい」と望んでいるのは、もしかしたらご家族より、ニコリッちゃんさんのほうなのかもしれませんね。感情はそもそもコントロールができないもの。「怒ってもいい」と自分に許可を出して、喜怒哀楽を十分に表現して、家族や皆に愛されることを体験してみてくださいね。そして最後にニコリッちゃんさんへ、魔法の言葉をプレゼントいたします。「どうせ、どんな私でも愛されてるし」ぜひ、この言葉を何度も言葉に出してみてください。ニコリッちゃんさんが感情を解放して、楽しく暮らせることを願っています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自立しない娘に悩んでいます」という、小雪さん(46歳・製造業)に、心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■小雪さんのお悩み16歳になる娘がいます。幼稚園の頃から不登校が続き、通信制高校に入ったものの高1の12月に退学。今は毎日ゲーム三昧で、人と関わらず家にひきこもり、昼間は寝て夜遅くまで起きています。自分に自信もなく、何事にも無気力・無関心な日々を送っています。私が誉めると「そんなに誉めないで。自分はダメな人間だから」と言います。私は娘を自立させたい気持ちがあり、どのような声かけと接し方をすればいいのかわからず困っています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんより小雪さん、ご相談ありがとうございます。はしぐちのりこと申します。娘さんが無気力・無関心で昼夜逆転気味の日々。幼稚園の頃から不登校ということで、小雪さんも長くその生活を見守ってこられたのですね。これからのことを考えると心配でしかない、親としての小雪さんのお気持ちは当然かと思います。ですが人間、やりたくないことはやりません。不登校も、ゲーム三昧も、他人とかかわらないことも、家にひきこもることも、昼に寝て夜遅くまで起きていることも、娘さん本人がやりたくてやっています。ならば飽きるまで、やらせてあげてみませんか?小雪さんは「自立させたい気持ちがあり」と書いていらっしゃいますが、それは「今の状況ではダメだ」と思っていらっしゃる…ということ。娘さんが今やっている「やりたいこと」をやめさせて、「やりたくないこと=自立」をさせようとしているわけです。つまり、いま目の前にいる娘さんを”肯定”しているのではなく、”否定”しているということになります。それに呼応するかのように、娘さんはこうおっしゃっていますね。「そんなに褒めないで。私はダメな人間だから」。自分はダメ人間だと否定しながら毎日を過ごしている娘さんは、おそらく、とてつもないしんどさの中にいらっしゃるのでしょう。それを見ている小雪さんも、お辛いと思います。でもね、小雪さん。気づいていただきたいことがあります。「否定する人間」と「否定される人間」はセットです。「否定する人間」がいなければ、「否定される人間」は生まれないのです。実は不登校やひきこもりの問題は、それをしている本人の問題ではありません。それを問題にしている側、今回の場合であれば、小雪さんにとっての問題なのです。「これはなんとかしなければ!」と問題視すればするほど、目の前の人物は、問題のある人物になっていきます。ですので、まずはこのことを”小雪さんご自身の問題”として捉え直してみてください。いつまでも自立せず、ひきこもっている娘さんを見て、小雪さんはどんな気持ちになっていますか? 自分を否定しながら生きている娘さんを見て、小雪さんはどんな気持ちがしますか? どうして、娘さんを自立させたいのでしょうか?もしかしたら、「子育てに失敗した母親」と思われたくないのかもしれません。自分を否定しながら生きている娘さんを目の前にして、「お母さんのせいだ」と言われている気がしているのかもしれません。娘を助けられない自分に、無力感を感じてしまっているのかもしれません。自分自身が何を恐れているのか、何を我慢しているのか――。それを見つけ、癒やしていくことが解決の鍵になります。「声かけ」はそれに合わせ、娘さんに向けてではなく、小雪さんご自身に向けて行っていく必要があります。「子育て失敗でもいい」「娘を助けられないダメ母でもいい」「私みたいに自分を否定しながら生きる子でもいい」そんな言葉かもしれませんし、もっと違う言葉かもしれません。本当の自分の気持ちを見つけて解放していった先に、目の前の問題が変化していきますよ。目の前の人物は、”自分自身”を見せてくれています。もし「自分はダメ人間だから」と娘さんが言ってきたら「そうなんだ、あなたはそう思っているんだね」と、今の娘さんとその状況を丸ごと認めてあげてください。その言葉は、小雪さんが小雪さん自身に向かって言っていると捉えてみてください。娘さんをなんとかしようとするのではなく、ご自身が何を思っているのか、何を禁止し、何を否定し、何を制限しているのか…に向き合うことに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。ありがとうございました。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「認められたくて頑張り過ぎてしまう」という、LUCYさん(33歳・会社員)に、心屋塾認定講師の平川裕勝 さんからアドバイスをいただきました。■LUCYさんのお悩み子どもの頃から、母に褒められたくて頑張ってきました。母子家庭でひとりっこだったため、母は「万が一、ひとりになっても生きていけるように」と思いながら私を育てたそうです。しかし私は、褒められないことや母から厳しくあたられること、母の言うとおりにしなければいつも不機嫌そうに責められることなどに耐えられず、実家を出ました。 そうして距離を取ったのと、今は母も歳をとったためか、仲良くしています。しかし今度は、仕事で悩むように。周りで起きていることに必要以上に気を遣ってしまったり、休日に何もしたくなくなるほど頑張りすぎてしまったり…。そんな自分が嫌になります。その根本には「認められたい」という気持ちと「使えない人だと思われたくない」という不安があります。もうそんな自分の気持ちに振り回されず、必死にならず、無理せずに生きたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。心屋認定講師の平川 裕勝です。「認められない」「使えない」と思われる不安と、「無理せず生きていきたい」というご相談ですね。LUCYさんは今まで、一生懸命頑張ってこられたんだなと感じました。お母さんの期待に応えるように。お母さんを心配させないように…と。子どもは誰でも、親の笑顔を見たいものです。そして親から褒められたい、認められたいものです。LUCYさんも、お母さんの笑顔を見たくて頑張っていたのではないかなと思います。一方で、「本当はもっと自由にしたかったのに」「できない私でも認めてほしかったのに…」というお母さんへの気持ちもあるのではないでしょうか。子どもの頃からの寂しい、悲しい、つらい気持ちや怒りを、「お母さんも苦労していたんだから」と納得できそうな理由をつけて、自分の中に閉じ込めているのではないでしょうか。 子どもの頃から閉じ込めていた気持ちを、まずはお母さんに話してみましょう。直接伝えるのが難しいようであれば、ひとりの部屋で大声で叫んだり、紙に書き出すだけで構いません。心の奥にふたをしていた気持ちを外に出し、成仏させてあげてください。それに、お母さんが不機嫌そうにしているのは、たまたまだったのかもしれません。すべてがLUCYさんのせいではありませんよね?何かをしなければ褒められない、認められない、そうでなければ怒られる、責められる…という思考で生きていると、大人になっても、そのままの自分ではダメな気がして、一生懸命頑張ってしまう方が多いようです。そのルールから抜け出すためにはどうしたらいいか。「お母さんの期待に応えようとするのをやめる」ことです。具体的には「頑張ることをやめる」ということを、少し怖いとは思いますがぜひやってみましょう。LUCYさんへの魔法の言葉をお伝えしますね。「私は何をしなくても認められていい」「私はこのままで愛されていい」「私はいるだけで役に立てる人でいい」これをつぶやき続けてみてください。今のままの自分を認めてあげ、「愛されていいんだ」と自分に許可をしていくと、頑張らなくても認めてもらえている、役に立っている…という事実がやってきますよ。LUKYさんが無理せず、自分らしく楽に生きられるようになることを、心から応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の承認欲求の強さに悩んでいる」という、ころりんさん(34歳・主婦)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■ころりんさんのお悩み私の悩みは、「認められたい」「どうせ私は選ばれない」という気持ちが心の奥底にあることです。人から「ありがとう」「すごいね」「がんばったね」と褒めてほしい気持ちが、人よりも強い気がします。一時期は手料理の写真をSNSに上げていましたが、「イイね」の数が気になり、プレッシャーになったので辞めました。 「どうせ選ばれない」という気持ちもあります。不特定多数の応募があったり、試験で選抜されたりする場合、選ばれる人が少ないことが頭では分かっていても、「選ばれない自分はダメなんじゃないか」と悲しくなります。承認欲求の強さや、自分を卑下する気持ちをどう考えていくといいでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんよりころりんさん、こんにちは。心屋塾認定講師、野田和美です。ご相談ありがとうございます。ころりんさんは、ご自分の承認欲求が強いことをよくわかっていらっしゃるのですね。これはすごいことですよ。このことに気づかずに、人間関係がうまくいかないと苦しんでおられる方も多いのですから。ころりんさんが悲しいのは、「承認欲求が強いのに、選ばれない自分はダメな人間だと思ってしまうこと」ですね。実は、承認欲求が強いからこそ、認められないときのダメージが大きくなってしまうのです。「選ばれない=ダメな人、価値がない人」だと思い込んでしまうからですね。ころりんさんが気づいていらっしゃる、この「どうせ選ばれない人」という思い込みのことを”セルフイメージ”といいます。試しに、以下の言葉をつぶやいてみてください。「私、どうせ認められない人なんです」「私、どうせ選ばれない人なんです」「私、生きていてはいけない人なんです」「私、存在してはいけない人なんです」いかがですか? 口にするとつらいですよね…。でもおそらく、ころりんさんはこんなふうに無意識に、ご自分のセルフイメージを決めて生きてこられたのだろうと思うのです。だからこそ、わざわざ「承認されるか否か」という場に積極的に出向いてみたり、他人からジャッジされることに挑戦してみたりして、「どうせ選ばれない、ダメな自分、価値のない自分」を確認するような行為を繰り返してしまう。そうして”セルフイメージどおりの人生”を強化しながら、生きてこられたのではないでしょうか。現実を変えたいのならば、ころりんさんの「どうせ」というネガティブなセルフイメージを、真逆でポジティブなものに変えてしまえばよいのです。真逆に変えると「どうせ私は選ばれる人」になりますが、これでは「承認されるか否か」をずっと気にした人生となってしまいます。もしかしたらころりんさんは、幼少期にご両親に愛され、認められた経験があまりないのかもしれません。見捨てられ、拒絶されたつらい経験が、心の奥深いところにあるのかもしれません。傷ついた心があるならば、それもいやしながら、ころりんさん自身がころりんさんを認めていってほしいのです。あなたこそがあなたの一番の理解者であり、応援団長なのですから。「誰かに認められる人生」から「自分で自分を認める人生」にシフトしていきましょう。ダメなままでも、できないままでも、あなたはあなた。愛すべき唯一無二の存在なのです。「私、ここにいていいかな?」「私、ダメなままでいいかな?」「私、ダメなまま生きていいかな?」『いいよ〜!!』そんなふうに、自分の問いに全力で応えてくださいね。「こんな私でも、私なんだ」「こんな私だから、素晴らしいんだ」そう心から思えるようになったとき、他者からの承認はきっと必要なくなることでしょう。そして今よりもずっと力を抜いて、ラクに楽しく生きていくことができることでしょう。自分で自分をとことん受け入れ、肯定した先には、他者からの愛を素直に受け取ることのできる、さらにステキなころりんさんの人生が待っていますよ。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月28日