前回 からのあらすじ(全3回)子どもの顔に一生残り傷を負ってしまった…さらに相手の親は謝罪もなくて…息子の顔に一生残ってしまう傷というショックも冷めないうちに、その事に対して怪我させた太一くんのママがあまり重大にとらえていないことも大きな衝撃でした。夫も息子の悠真のことを心配して急ぎ帰ってきて相談したのですが…。メッセージは同じクラスで仲良くしているママさんからでした。去年、太一君と同じクラスだったそのママさんからいただいた情報では、以前から太一君の行動は保護者間でも危ないと認識されているにも関わらず、学校がその対応を何もしていなかったという驚くものでした。小澤弁護士からは、学校での怪我について損害賠償請求について次のように教えてもらいました。「子どもが学校で怪我をした場合には、怪我をした被害児本人が請求することができます。その上で、被害児の親は、被害児の法定代理人として、請求することになります。もし加害児が小学生の場合には、責任能力(自己の行為の責任を弁識するに足りる知能)は認められない場合が多いでしょう。その場合、加害児本人に請求することはできませんが、加害児の親に対しては、監督義務者として、請求をすることができます」弁護士の方によると、請求できるものは次のものが考えられるそうです。●ケガの治療費●ケガによって壊れた物の修理代●慰謝料●もし後遺障害が残った場合には後遺障害による逸失利益等私たちはこれまで学校で起こったことについて、どう関わっていいかわかりませんでした。これからは私たちの生活の中に学校という存在があって、親や地域も含めて関心をもって関わっていければと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。 離婚・男女トラブルのお悩みをオンラインで相談・解決!弁護士ドットコムの法律相談サービス 「みんなの法律相談」 原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部イラスト: 小夏ゆり
2020年10月24日前回 からのあらすじ(全3回)学校から息子が怪我をしたので「病院に連れていっていいか?」と連絡があり…学校からの連絡で、子どもが怪我をした病院に駆け付けました。すると、先生と息子が病院の通路で私を待っていました。息子の口元にはガーゼが貼られていて…。息子は顔を少し縫い、そこまで大きくはないけれど傷は残ってしまうと言われました。もしかしたら子どもよりも私の方がショックを受けてしまったのかもしれません。それでもあまり私が心配しすぎた顔をしないように、状況を聞いたのですが…。太一くんママは、「男の子なんだから怪我くらいする」「先生に言われたから電話をしたけど、大事にする必要ない」といった話をされ、謝罪のために連絡したとは受け取れませんでした。子どもが傷つけられても学校で起こったことは、「喧嘩両成敗」で終わってしまうの…?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月23日ある日のことでした。幼稚園のバスから降りた途端、これまで我慢していたのが切れたかのように、息子が泣き始めて、抱きついてきました。理由を聞いてみると、「首が痛くて回らない」とのこと。■親の目が届かないところで起こる事故その日は遠足で、大きな公園に遊びにいっていました。息子曰く、これまで幼稚園では、転んで血が出た程度のケガしかしていなかったので、少し焦ってしまいました。また、息子の言うケガの状況の説明がどれだけ正確なのかがわからない…。■「首が回らない」治療はどうなる?「首から落ちるって、大丈夫なの…?」右側に首が回らないらしく、また、直立した状態で見ると顔が傾いていました。整形外科に行き、いろんな角度からレントゲンを撮ってもらった結果、「環軸椎回旋位固定」かもしれないとのことでした。医師によると、「『環軸椎回旋位固定』は、顔を上下左右に向けるときの軸となる部分が亜脱臼することにより起こる」ということで、息子のように顔が傾くのだそう。ただ、そこまで深刻なものではなく、「適切な処置をするとちゃんと治っていく」とおっしゃっていただき、安心しました。そして1週間後、再度レントゲンと目視で見ていただき、「まだ少しだけ頭は傾いているものの、このまま自然に治っていくだろう」と言われ、ほっと胸をなでおろしました。結果としてはそこまでひどいものではなかったですが、“目の届かないところでの事故”は怖いと思った出来事でした。■ケガをした!? そのとき子どもはどうする? 幼稚園の対応は?幼稚園は、ケガの翌日はお休み。その連絡をするときに、先生に息子のケガや診察の結果をお伝えしたところ、幼稚園の先生は今回のことを把握していなかったことがわかりました。たしかに、多くのやんちゃな園児たちを、数名の先生たちが細かくすべて把握するのは難しいだろうと思います。子ども同士のケンカやケガはよくあること。私もそういった状況を理解していたので、とくに先生を責める気持ちは起こりませんでした。しかし、先生たちは親の心配する気持ちを汲み取ってくれ、次のように言っていただけました。また、幼稚園にも今後何かあったときには教えていただけるようお願いをしました。幼稚園では、すぐに先生たちの間でも情報を共有していただき、また園児に向けても、「昨日こんなことがあった」と話してくださったということです。「どういったことが危ないのか」、「してはいけないこと」など、今後、園児に同じことが起こらないように伝えてくれたとのことで、そんな園の対応には感謝の気持ちでいっぱいです。これからどんどん親の目が届かないところに行ってしまう子どもたち。これからもこういうことは何度も起こると思います。親としては心配ですが、心配してばかりもいられないので、「何かあったときに子どもはどうすればいいのか」、話せる良い機会になりました。それでも、子どもの身に何も起きませんように!毎日元気に家を出て、元気に家に帰ってくるのを毎日祈るばかりです。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年06月28日子どもに怪我はつきものだと思ってるんです。転ばないように石をどけてあげるより、転んですりむいて血が出たり、落っこちてタンコブのひとつでも作ったり、こうすれば怪我をしてしまうんだということを学んでいくこともひとつの経験だと思っています。が!子どもが怪我する瞬間って本っ…当にあっというまです。怪我するぞするぞするぞ…ほらーー! というケースよりも、え!!! 今!? と驚くほどわずかな隙に怪我する事の方が多いように思います(経験上)。親がそばにいてもほんの一瞬の隙をついて怪我をするんですよね。■次男の事件次男が2歳の頃の話です。私は長男(年長)の友達を数名引き連れて児童館に遊びに行っていました。みんなで楽しく遊んで夕方になったのでさぁ帰ろうと、三男を最初に車のチャイルドシートに乗せていた時のことでした。子どもたちは私のすぐ後ろで集まって車に乗り込むのを待っていたのですが、三男をチャイルドシートに乗せてるそのわずかな隙にそれは起こりました。後ろから子どもたちの「わーーー!!! 次男が落ちたーー!!!」という叫び声が聞こえてきたのです。何事かと思いつつも次男がこける、落ちる、泣く、そんなものは当時の私にとって日常茶飯事だったのでまたいつもの怪我かなと思って見に行きました。すると…次男がおでこを押さえて大号泣しているではないですか。おいおいおい、このわずかな時間に一体何が起こったんだよーー。さかのぼること1分前…。車の背後は手すりのついたスロープになっていて、その手すりでお兄ちゃん達がぴょんぴょん弾んでいたんです。そこに2歳の次男が加わったのですが、厄介なことにこの次男、自分もお兄ちゃんと同じ事が出来るんだと思ってるんですよね。自分も5歳の身体能力があると思ってるんです。何を思ったか手すりによじ登って前回りをしようとして、途中で手がはずれて顔面から地面に落ちちゃったらしいです…。お…おぉおおお…。運悪く落ちた場所がコンクリだったため、私もさすがにこれはちょっとダメなんじゃないかなーーーと思いましたね。おでこに手を当てながら号泣してたので最初はどうなってるのかよくわからなかったのですが、地面に血がボタっと落ちてるのを発見して、「あ、切れてるな」と確信しました。おでこの手をどけてみると…ボタボタボターーーーーー!!!見事な流血〜〜!!!ち。み。ど。ろ!!あーーあ。どうやらコンクリートの角に打ち付けたようです。我が家今までに何度もヒヤっとする瞬間はありましたが、意外と流血するほどの怪我は誰もしたことがなかったんです。次男のことだからいつか絶対そのうちやるだろうと思ってましたが、今回とうとうその時がやってきたようです。いざその場に出くわした私の心境としては、意外と落ち着いていました(いつかくると思ってシミュレーションしてたからかな??)。血を見るとたしかに一瞬ひるみはするのですが、テンパることはなく、まずは血の出所と傷の大きさを確認しました。うん、大丈夫!ぱっくり切れてるとか骨まで見えてるということはなく傷口が少しだけ深くめり込んでるだけです!児童館の人に何か押さえるものないですか?と言って、タオルをもらいおでこに巻いたら血もすぐ止まりました。このぐらいなら病院に行かなくてもいいぐらいだと思うのですが、一応打った場所が大事な頭だし、ボタボタ流血もしたことだから急遽そのまま外科へ連れていきました。まずはお友達を家に届け、一度自宅に戻って保険証等を取ってから向かいました。しかし、頭にタオルを巻いて、顔面血まみれ、手のひら血みどろのわりと見た目的に大怪我な本人はというと…すっかりテンションダウンです(そらな)。あれだけチョロチョロピーピーうるさい次男が終始無言でめっちゃ暗かったです(笑)そして弟の大出血事件を目の当たりにして、付き添いの兄もつられて神妙な面持ちになっていました(笑)診察室に呼ばれ、看護師さんに促されるままベットに横になり、頭のタオルをはずして顔面に血を拭いてもらいました。先生にも診てもらい「縫わなくても大丈夫!」とお墨付きも頂きまして。「念のため、もし今晩急に意識が朦朧としはじめるようなことがあれば救急車を呼んで大きな病院に行ってください」と説明を受けました。私:「こんな傷なのに結構大量に血出るもんなんですねー」看護師さん:「頭は血管がいっぱいありますからねぇ」この程度の傷でアレだけボタボタ出たんだから、縫うレベルだともっと流血しちゃうってことか…。なるほど。おでこの怪我のため当日はお風呂禁止。血流が良くなって血が出やすくなるんだそうです。翌日も軽くシャワーだけにしてシャンプーはまだしちゃダメ。おでこのばんそうこうは次に病院に来るまではずしちゃダメ。ということで、次男のおでこ流血事件、この時はなんてことないただの傷だなぁと思って終わったのですが…。 実はですね。この手の切り傷って、全然治らないんですね!!あれから5年経った今でも、次男のおでこにはくっきりと傷跡が残っています。おでこの髪をどけると、傷跡が筋になってへこんでいます。うちの場合は顔面に対する美意識がないので、おでこの傷は誰も気にしていませんが、顔に傷を残したくない!という場合は、いかに残さないようにケアしていくかにかかってるような気もします。ちなみに余談ですが、私がいっっっちばん焦るのは、「喉に何かを詰まらせる」ことです。これは焦りますよねーーー。お正月、4歳の三男が豚肉が詰まりかけてめちゃくちゃ焦りました。4歳でもまだ喉に詰めるんですよね…こればっかりはほんとサーーっと血の気が引きました。
2019年03月21日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。卒業シーズン到来ですね! 卒業、卒園を迎えるみなさま、おめでとうございます! 昨年はモン太の卒園式でドタバタだったわが家も今年は何もなく、落ち着いた日々を過ごしています。そう…昨年はまさにドタバタでした。そんな我が家の卒園式前夜の鼻血事件のお話。卒園式前日、パックをしながらいろいろな思いにふけっていたかーちゃん。■センチな母のそばで、兄弟はいつもの戦いごっこ…謝恩会の係だったかーちゃんは、年末から準備で大忙しだったので、ついに迎える卒園式に何とも言えない気持ちになっていました。そんなかーちゃんの思いなど知るよしもない我が家のモンキーズは、リビングでいつもの戦いごっこ。男の子は寝る直前まで激しい! まるで動物園のようです…。すると、突然騒ぎ声が悲鳴のような泣き声に!! 慌てて振り返ると…■兄弟喧嘩は必要。でも、大量の鼻血にパニックそこには血だらけのモン太が! 戦いごっこがヒートアッピしてしまい、キーちゃんがモン太の鼻にひざげりしてしまったらしく、大量の鼻血を流して大泣きするモン太とびっくりして固まるキーちゃん。モン太はよく鼻血を出すのですが、このときは打ち所が悪かったのか、なかなか止まらずかーちゃんも大パニック!キーちゃんもわざとやった訳ではないのはわかっていましたが、けがをさせたのは事実。そこはしっかりと叱りました。兄弟喧嘩は「力加減」や「相手のいやがること」を知る機会でもあるので、ある程度は必要だと思っています。ですが、このときばかりは焦りました~!しばらくするとモン太の血もおさまり、事態は落ちつきましたが、パックをしながら怒るかーちゃん、血だらけのタオルを持って放心状態のモン太、怒られて泣き叫ぶキーちゃん…というまさに地獄絵図でした。卒園前のセンチメンタルな気持ちはどこへやら~…。■看護士直伝! 鼻血の対処法とはちなみに私が小さいころには、鼻血が出ると「ティッシュを詰めて上を向きなさい」とよく言われたのですが、お友だちの看護師さんから「ティッシュは詰めずに鼻をつまんで前かがみで下の方を向くのが良いよ」と教わりました。さらに氷などで鼻を冷やすとなお良いそうですよ!いつケガをするかわからないやんちゃな我が家のモンキーズ! 対処法をきちんと頭にたたき込んでおかないと~! と、気を引き締めたかーちゃんなのでした。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年03月09日『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督の最新作『サスペリア』。本作で主演を務めたダコタ・ジョンソンが、重要な鍵を握る“ダンス”シーンの最中に大怪我をしていたことが分かった。イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督による、1977年の伝説のホラー映画をグァダニーノ監督が再構築した本作。1977年のベルリン、世界に有名な舞踏団“マルコス・ダンス・カンパニー”に入団するため、スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は夢と希望を胸にアメリカのボストンからやってくる。やがて、彼女の周りでは不可解な出来事が頻発、舞踏団のダンサーが次々と失踪する、という不可解な出来事が起こるのだ。アルジェント監督の『サスペリア』ではバレエ学校だった設定が、本作ではコンテンポラリー・ダンスの舞踏団となっている。グァダニーノ監督は「僕はダンスを、一瞬の動きが美しい、ただの光景にしたくなかったんだ。僕にとって、コンテンポラリー・ダンスのラジカリズム(急進主義)が最も重要だった。映画の中のダンスは、登場人物たちの肉体に深く根付いている。僕はダンスを、登場人物の一部、彼女たちの行動にしたかった」と告白。再構築するにあたり、1977年ドイツ赤軍によるテロが街中で頻発していたベルリンを舞台にしたことと深く関わっていると明かす。そんな本作の“第二の言語”ともいえる重要なダンスを習得するため、主演のダコタは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の撮影でバンクーバーにいた頃からダンスのトレーニングを始めたという。彼女が演じるスージーは専門のトレーニングも受けずに育ち、舞踏団では他のダンサーと比べると場違いに思えるキャラクターであるため、ダコタは自身が演じるスージーと同様、参考にできるものならどんなドキュメンタリーやショーからも貪欲にダンスについて吸収しようとしていたという。「昔、約10年ダンスをしていたの。幸運なことに少しはバックグラウンドがあったから、体の筋肉もダンスを覚えていたようね」と語り、ダンスにすべてをかけていた彼女だが、実は本作で最も衝撃的ともいえるダンスシーンの撮影中に緊急治療室に運ばれるほどの大怪我をしていたことが判明。当時の様子を「そのシーンの最後の最後の撮影で、私はひどく腰を痛めたの。まるで、胴体から脚が切り離されたような気さえしたわ。繊細さがないのよね…無理なことをやっていて。ダンサーでもないのに、プロのダンサーのように突然ふるまって」とふり返ってはいるものの、そのダンスシーンは身震いしてしまうほどの完成度に仕上がっている。“史上最も美しいホラー”といわれ、早くも中毒者続出中の本作。圧巻のダンスシーンも必見だ。『サスぺリア』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サスペリア(2018) 2019年1月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC All Rights Reserved
2019年01月27日こんにちは、山本みつ湖です。今回は妹の子どもが突然怪我をしてしまったときの、父の話を紹介します。「子どもの怪我や病気には慌てるな、もし慌ててしまってもその様子を子どもに見せるな。親が慌てれば、子どもの不安は大きくなる。親が落ち着けば子どもの不安もやわらぐ」と父に教えられたと言っていました。この時はキャンプ中で病院からも遠く、妹はものすごく慌てたそうですが、父の言葉で落ち着きを取り戻し、甥を励ましながら病院へ行くことができたということでした。(やけどは軽かったようです。10年以上前の話です)言われてみればわたし自身も、授業中であるはずの時間帯に、学校や幼稚園から電話が入った時などは、まず先生の声のトーンに意識を集中させて、子どもに大変なことが起こった知らせなのか、そうではないのかを判断しようとします。また、子どもの病気や怪我で病院にかかった時も、先生のお話はもちろん聞きますが、それ以上に先生の表情や様子から子どもは大丈夫なのかを、判断しようとしているなと気づきました。また、以前家族の急病で救急車を呼んだことがあるのですが、慌てに慌てて電話したわたしに、応答された方が落ち着いた口調で話しかけてくださって、すっと自分も落ちつきを取り戻せたことを思い出しました。ちなみに父は「マムシにかまれた!」というわたしの声には「なんやと!?」と叫びながら跳ね起きたものの、その後はずっと落ち着いて接してくれました。一度くらい慌てても、その後取り戻せるものですね。突然の子どもの怪我や病気、それ以外にもいろいろ起こりうる一大事に、一度は慌ててしまったとしても、なんとか落ち着き、子どもたちの支えになれるよう努力したいと思います。
2018年10月01日前回は 帰省中に起こりやすい健康トラブル についてお話しましたが、イベントなどの非日常的な時は健康トラブルが起きやすいものです。今回は運動会をテーマにお話します。春に運動会をする地域もありますが、まだ一定の地域では秋に運動会があるようですね。この時期は、運動会シーズンならではの受診をみかけます。連日の練習で疲れていたり、当日少ししんどくても無理をして運動会に行き体調が優れなくなる子どもたちがいます。では、どんなことに気を付けていけばいいでしょうか。■「熱中症」は日々の疲れがより症状を進行させるので要注意ピークは過ぎたものの、まだまだ暑く熱中症には注意が必要です。連日の練習で疲れもたまっているため、より熱中症になりやすい状況と言えるでしょう。体調が優れなければ練習を休んだり、本番でも休憩をとるという判断が大切です。運動会に行く前や途中の休憩時間にはしっかり水分補給をしましょう。■「食中毒」は炎天下の競技中にどんどん菌が増殖運動会での食中毒はしばしばみかけますが、中でも特に多いのがおにぎり。素手で握ったおにぎりには、黄色ブドウ球菌という菌が付着しています。運動会当日の朝作ったおにぎりに付着した黄色ブドウ球菌は、競技をしている最中にどんどん増殖して毒素(エンテロトキシン)を作ります。この毒素を口にすることで、数時間後に腹痛や下痢、嘔吐といった症状をおこします。対処法は菌をつけない、増やさないこと。直接素手でおにぎりを握らず、ラップや手袋を用いて握ること、涼しいところに保管することです。もちろん、そのほかお肉や卵による食中毒にも注意が必要なため、調理前の手洗いや食材をしっかり加熱することも大切であることは言うまでもありません。■「擦り傷」はほったらかしにせず、化膿に注意転倒による捻挫や骨折などもありますが、ちょっとした傷はそれ以上に多いもの。少し転んだくらいではそのまま競技を続けるかもしれませんが、運動場には土や砂があり決して綺麗ではないので、その後患部が化膿してくることはしばしばみかけます。怪我をしたら、すぐきれいに洗って大人に見てもらうように教えておきましょう。■「喘息」は運動により引き起こされることも気管支喘息はダニや動物の毛、運動場の砂埃などが引き金になるほか、運動そのものがきっかけになることがあります。運動誘発喘息といい、運動後に激しいせき込みや呼吸困難感があるときは運動によって引き起こされている喘息の可能性もあります。これは練習の時点ですでにその徴候は出ています。走ったあとに咳き込んだりするようであれば、医師に相談しましょう。喘息の治療をすることで、せき込みがなくなるほか、運動のパフォーマンスもあがり「走ってもしんどくない」「こんなに早く走れると思ってなかった」と驚かれることがあります。子ども自身が運動は苦手と思っていても、実は喘息が関係していたケースがあります。■「周期性嘔吐症」(自家中毒)は心身への負荷が原因に聞き慣れない病名かもしれませんが、子どもによく生じるもので、周期性嘔吐症という病気があります。繰り返しの嘔吐が突然始まり顔色不良、倦怠感を伴います。いわゆる感染性胃腸炎による嘔吐とは異なるもので、体や心にストレス負荷がかかった時に起こりやすいです。つまり風邪や疲れなど体調不良の時や運動会や発表会で不安や緊張があるとき、逆に遠足前でワクワクして興奮していても起こりやすいのです。これまで発表会などの緊張する状況で嘔吐が見られた子には、同様のことが起こるかもしれません。治療は繰り返す嘔吐による脱水が心配されますので、点滴をすることが多いです(軽症の場合点滴しないこともあります)。点滴をすると比較的早くケロッと元気になるのが特徴で、急にしんどくなる反面良くなるのも早いのです。疲れていたり、食事が十分にとれなかったりしていると起こりやすいので、当日まで体調を十分に整えてあげてください。※嘔吐にはさまざまな原因がありますので、まずは医療機関で診断を受けてください。運動会時期の受診では「明日運動会に行けますか?」「6年生最後の運動会なのでどうしても行かせてあげたいんです」など切実な訴えがあり、苦しい判断を迫られるときもあります。何か起きてからでは遅いですから、本当にしんどければ本番であっても休ませる勇気が必要ですし、当日元気に行けるよう、疲れているときは練習を休むことも大事だと子ども達にも教えてあげてください。安全を確保して、子どもたちにとっても、保護者にとっても運動会がいい思い出になりますように。
2018年08月27日はじめまして、パパ小児科医(ぱぱしょー)と申します。専業主婦の妻とともに2人の娘(2歳、4歳)を育てています。2人の娘はちょこちょこと熱を出しますし、転んだりして怪我をしたりもします。小児科の知識がある私でも、体調が悪くなると不安になることがありますし、子どもの怪我を全て防ぐことはできません。でも子どもの病気についてちょっとしたことを知っているだけで解消できる不安もありますし、ヒヤリとすることはあっても大きな事故につながらないように予防もできると思います。■子どもを守るための「ちょっとしたコツ」このコラムでは子どもの健康を守るための「ちょっとしたコツ」をお話していこうと思います。第1話は、8月13日お盆に掲載ということで「お盆によくある子どもの体調不良」について解説します。お盆には遠出をして疲れたり、普段は慣れない祖父母宅での宿泊など非日常的なことが多くトラブルや体調不良が起こりやすいです。お盆時期の救急外来にはよく帰省中の方が受診されますが、私がこれまで出会ったケースを中心に振り返ってみます。■その1. 食べ物やホコリのアレルギーアレルギーに関連したトラブルは多いです。例えば卵アレルギーとは知らずに祖父母が誤って卵入りのクッキーを食べさせ、アレルギー症状が出たお子さんがいました。食物アレルギーと診断されている場合は事前に伝えておくこと、また食べたことがないものは与えないようお願いしておきましょう。また来客用の寝具は長期間押入れの中にしまってあるため、使うときにはホコリやダニがたくさん付着してしまっていることがあります。それらを吸い込んでぜんそく発作などのアレルギー症状が出ることがあります。泊まらせてもらう部屋の掃除や布団干しなどをお願いしましょう。貸しぶとんを使うのも一手です。■その2. 人がたくさんいても起こる「転落・誤飲」帰省先には普段子どもがいない場合、住居は子どもを想定したつくりにはなっていません。水を張ったお風呂で溺れたり、高いところから落下したり、ボタン電池やお薬、タバコの吸い殻などを誤飲してしまうなどさまざまな事故が起こります。救急受診される方はとくに「転落」や「誤飲」が多いです。「親戚がたくさんいてみんなが見てるから大丈夫」と考えがちですが、人がたくさんいるからこそ油断は生じやすいもので、意外に大勢で見ていても事故が起こっています。普段と違う環境では予期せぬことが起こります。危険な行動がないか大人が目を光らせるだけでは限界がありますから、事前に誤飲の危険があるものを手の届かないところに片付けてもらったり、転落の危険がないよう安全な場所で遊ばせるよう工夫しましょう。■その3. 風邪長時間の移動などで生活は不規則になり慣れない環境では体調を崩しやすいです。帰省先の救急受診先を調べておきましょう。普段使っているお薬の情報や、ワクチンを受けているかなど情報を整理しておくとスムーズです。帰省荷物にお薬手帳、保険証、母子手帳、普段使っているお薬などを入れることをお忘れなく。受診するべきか悩むときは 子どもの救急ONLINE が参考になります。■その4. 熱中症毎年帰省中の熱中症で受診する子どもに出会います。今年はとくに暑いですから注意してください。とくに子どもは熱中症になりやすいので、クーラーの効いた部屋ですごすようにしましょう。設定温度は家庭によりばらつきがありますが、ここは熱中症になりやすい子どもに合わせて涼しくしてもらうようにお願いしましょう。そしてバタバタしていると忘れがちですが、こまめな水分摂取もお忘れなく!■「大人しか住んでいない家」は危険がいっぱい私は自分の実家に帰省したとき、大人だけの空間がこんなにも子どもにとって危険なものなのかと愕然としました。階段にはベビーガードがありませんし、手の届く高さにガラスの花瓶があったり、子どもがついつい引っ張りたくなるようなテーブルクロス、首が引っかかりそうなブラインドのひも… あれも危険、これも危険、と到着するなり子どもを追い回しながら片付けをしたことを覚えています。自分の実家であれば、片付けたりしやすいですが、義実家ではそうもいきません。パパの実家への帰省の際にはパパが中心になって安全対策をしましょう。この記事では事故の一部の例を紹介しましたが、消費者庁の 「子どもの事故防止ハンドブック」 では、月齢別に起こしやすい事故について詳しくまとめてありますので参考にしてください。■帰省中の「子どものワクワク」を守るために子どもの頃、祖父母の家に行くと久しぶりにいとこに会えたり、おばあちゃんがかき氷を作ってくれたりしてワクワクするものでした。そのワクワクは危険な事故にあわず安全に過ごせていたからかな? といま親の立場になって思います。きっと親や祖父母、おじさん、おばさん、周りの大人たちが目を光らせたり、色々と工夫をしてくれていたのでしょう。子どもを連れての帰省、親としてはドキドキするものですが、そのドキドキこそが子どもたちのワクワクを守っているのだと思います。このお盆中、皆様が事故なく過ごされますように。
2018年08月13日俳優のトム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる第6弾の撮影中にスタントで怪我をしたようだ。同シリーズでイーサン・ハント役を演じているトムは、先週末にかけて行われた撮影で怪我を負ったという。TMZが入手した映像では、トムがビルからビルへ飛び移ろうとして着地に失敗し、体の片側を打ち付ける様子が見てとれる。命綱を着用していたトムはなんとかビルの屋上に上ることができたものの足を引きずっており、撮影スタッフに救助を求めていた。その後トムはもともとジャンプをした足場に戻り、スタッフと共に歩き去る姿が収められている。以前、同作でプロデュースを担当するデヴィッド・エリソンは、トムが同作のために1年もかけてトレーニングしていると明かしていた。「今回の作品でトムがやっていることは、これまでのものを超えることになると思う。信じられないくらいだよ。トムは1年ほどトレーニングしているんだ」(C)BANG Media International
2017年08月15日キーラ・ナイトレイが出演中のブロードウェイの舞台を怪我のために休演した。キーラは現在、ニューヨークのスタジオ54で舞台「Therese Raquin」(原題)で主演を務めているが、7日(現地時間)の公演を休演。軽傷だという以外、キーラの体調の詳細は明らかにされていない。実は舞台初日の1日には、開演してキーラが舞台に登場した直後にファンの男性が立ち上がり、「結婚してくれ」などと騒ぎ立て、公演が中断するアクシデントが発生している。フランスの文豪、エミール・ゾラの小説「テレーズ・ラカン」を舞台化した作品でヒロインを熱演していたキーラと共演者は無視して舞台を続行しようとしたが、男は「返事を待つには5秒だって長すぎる!」などと叫び続け、劇場スタッフに取り押さえられた後、精神病院に送られた。キーラは、彼女に向かって「天国で一緒になろう」と叫んだこの男が今後ストーカー化することを恐れて、警察に通報したと伝えられている。舞台「Therese Raquin」は現在プレビュー公演中で、今月29日(現地時間)に正式な初日を迎える予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月09日公園で元気いっぱいに遊ぶわが子の姿を見て、その成長を実感するママも多いのではないでしょうか。このまますくすくと育ってもらいたいなと思いますよね。しかし、残念ながら、毎年、公園で怪我をしてしまう子どもが後を絶ちません。今回は、そんな「子どもが公園で怪我をしてしまった場合の責任って、どうなるの?」ということについてお話しします。公園を管理しているところってどこなの?公園とは、「公衆が憩い、または遊びを楽しむために開設された場所(区域)」のことをいいます。公園の管理者は、その所在する地方自治体(国、都道府県、市区町村)であるケースが多いのですが、居住者以外が入ることができないマンション敷地内公園についてはマンションの管理組合が、個人所有地で地方自治体が管理していない公園については土地所有者が管理者になります。子どもが公園の遊具で怪我をしてしまった場合、治療費は払ってもらえるの?遊具の欠陥が原因で子どもが怪我をした場合には、公園の管理者が責任を負うので、公園の管理者に対して治療費や慰謝料等の損害賠償請求を行うことになります(民法717条1項、国家賠償法2条1項)。遊具に欠陥がある場合、過失がなくても管理者が責任を負うことになるので、公園の管理者が定期的に遊具を点検し、修理していたとしても責任を免れることはできません。もっとも、遊具の不具合の程度が、通常有すべき安全性を欠いているとはいえない場合や、管理者が通常予測できない異常な方法で遊具を使用したような場合には、公園の管理者は責任を負わないので注意が必要です。子ども同士で怪我をさせてしまった場合、責任は?12歳ぐらいまでの子どもには「法的に責任能力がない」と判断されることが多いので(民法712条)、子どもが危険な行為(石を投げる、突き落す等)を行ってお友だちに怪我を負わせてしまった場合には、親の責任問題になります(民法714条1項本文)。親は子どもに対する必要な監督義務を怠らなかったこと、監督義務を尽くしても被害の発生は避けられなかったことを証明できれば責任を負いませんが(民法714条1項但書)、この立証は非常に困難であるのが実情です。怪我は子どもの成長につきものですが、重大事故につながらないよう気を付けたいですね。公園で遊具のねじが緩んでいたり、木が腐っていたり、ロープが切れそうになっている等を見付けたら、放置せず管理者に連絡しましょう。また、普段から子どもが危険な行為を行わないように、辛抱強く注意していきたいものですね。あとがきいろいろと書いてはみましたが、ちょっぴり危険で怖い遊具のほうが、子ども心をくすぐるんですよね。小学校にあった回旋塔という遊具は大人気で、休み時間になるとみんな並んでやっていました。高学年の子が勢いをつけすぎて、小っちゃい子がふっとばされてしまったり、真ん中の鉄柱と持ち手の間に指挟んで流血したり、なんてことが絶えませんでしたが、それも今となっては楽しい思い出の一部です。今はもう絶滅しかけの回旋塔。自分の子どもには伸び伸び育ってほしいけど、ひどい怪我をされるのも嫌だし。なかなか難しいものですね。・協力: アディーレ法律事務所 (ライター:島田さくら<アディーレ法律事務所>)
2015年07月29日デートの最中、襲われるアヴリル・ラヴィーンが米国時間の5日深夜、暴漢に襲われ、顔に怪我を負ったらしい。音楽ポータルサイトBARKSが8日、報じている。正式に詳細が明らかにされたわけではないが、その怪我の状態など、心配されるところだ。アヴリルは、この日の夜、交際中のアメリカ人タレント、サム・ブロディ・ジェンナーとデート中で、ハリウッドにあるホテルのバーにいたそうだ。そこで飲んでいて、酔っ払いの集団に絡まれたという。「暴力は絶対、答えにならない」当初は、この争いを引き起こしたのはアヴリル本人なのでは?といった噂や、喧嘩に加わっていたといったようにも噂されたようだが、どうやらそれは誤りであったらしい。7日、アヴリル自身もTwitterで「わたしはファイトなんかしない。そんなもの信じてないから。」と表明。突然5人組に襲われたそうで、「目の周りにあざができて鼻は血だらけ、髪の毛はむしり取られて、引っかき傷にあざ、切り傷。」とかなりのけがを負ったことを明かしている。そして、「暴力は絶対、答えにならない」とも。一緒にいたブロディもビール瓶で殴られて、顔に怪我を負ったといわれており、それぞれの怪我のほどが心配されるところだ。現地の警察では、今のところコメントは差し控えているという。元の記事を読む
2011年11月09日聞いているだけで痛みがこみ上げてくるような大怪我の話。長い人生一度くらいは他人に誇れる(?)大怪我を負った経験がある人も多いのではないでしょうか。そんなわけで、コブス横丁では、大怪我の経験談を徹底調査。すると、出るわ出るわの"痛~い"エピソードたち。心臓の弱い方はちょっとだけ心して読むべし!調査期間:2010/11/2~2010/11/8アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 603件(ウェブログイン式)【何でそんなことを……子どものけがは摩訶(まか)不思議】「木にぶら下がって遊んでいたのですが、そこから飛び降りたらちょうど竹が斜めに切ってあったところに落下。靴を貫通して、足まで刺さったため激痛が……。結局、病院へ行って5針縫いました」(26歳/女性)「祖母の家に遊びに行ったときに、子どもだからよくわからずにスズメバチの巣をつついて遊んでいたら、ハチの大群が出てきて刺されてしまいました」(27歳/女性)「小さいときに大人の真似をして化粧をしようと思ったんです。アイラインだと思ってマニキュアを目に入れたため、目が開かなくなり、あわてた家族に病院に運ばれました」(26歳/女性)「祖父の家で、塀から飛び降りる遊びをしていたのですが、案の定右足を骨折。何であんなことをしたんでしょうか……」(24歳/男性)好奇心おう盛な子どもは何かとけがをしやすいもの。大人からすれば「何でそんなことを?」と思ってしまうようなけがを負ってしまいます。子育て中の方は、大人の常識にとらわれず、あらゆる場所にけがの可能性が潜んでいることを覚えておかなければなりません。■"魔の遊具"!?ブランコと、"危険な刃物"彫刻刀「子どものころ、ブランコで足を挟み、足の指を5本折りました」(28歳/男性)「ブランコから落ちたとき、その勢いでブランコの座る部分が頭部に直撃……。頭から血がプシューっと吹き出ました」(28歳/男性)「小学校の工作の時間に手が滑って彫刻刀でぐさっ。木材が血で染まった……」(23歳/女性)立ちこぎ、飛び降り、勇気試し……etcと、ブランコを使った遊びは子どもによっていろいろなアレンジがなされていきます。そんなアレンジの結果がけがの原因になることもしばしば。また、彫刻刀は危険な刃物。そんな刃物でけがに至ることも多く、この二つの遊具・道具にはさまざまなエピソードが寄せられました。十分に気をつけましょう。■自転車はけがの巣窟(そうくつ)!?「自転車で坂道をブレーキを掛けずに走っていたら、横から車が出てきて衝突。その勢いで自転車のブレーキが足の腿(もも)に刺さってしまいました」(29歳/女性)「路上にあったひもが自転車の車輪に絡まり一回転。幸いにもあごの下を切るだけで済みましたが、もっと大きな事故に発展していたかもしれません」(23歳/男性)「サンダルで自転車に乗っていて転倒。運悪く小石が散らばっている場所で、右足親指のつめの間に小石が入ってしまい、病院で手術をしました」(24歳/男性)近年の健康志向から大ブームとなっている自転車ですが、そこにもけがの危険性は潜んでいます。「正しく安全運転で」とのスローガンはよく聞きますが、こうして実際にけがの体験談を聞いてしまうと、あまりの恐ろしさにスピードをゆるめたくなってきます。多くの方々から寄せられた大怪我エピソード。チキンな私にとっては、アンケート結果をまとめているだけで戦々恐々としてしまいます。あまり派手なけがを負うことのないように、今後もインドア派として地味に生きていこうと決意を新たにしました。(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)【関連リンク】【Q&A】週末のフットサルで会社に出勤できないような大怪我をしてしまいました。どうしたら……【Q&A】通勤途中に事故にあいました。労災として認められるのでしょうか?【コラム】会社の運動会や通勤時にも適用される労災保険
2011年01月18日