アカデミー国際長編映画賞のアイスランド代表にも選出された映画『ゴッドランド/GODLAND』が30日(土)から公開になる。本作は19世紀後半のアイスランドを舞台に、ひとりの宣教師の長い旅路を描いた作品だが、歴史劇ではなく、現代の観客の心を捉えるドラマと感情、そしてビジュアルがスクリーンに映し出される。「自分のルーツを探求するところから創作がはじまった」というフリーヌル・パルマソン監督は、どのような過程を経て、世界中の観客を魅了する普遍的な作品にたどり着いたのだろうか?パルマソン監督はアイスランド出身で、海を隔てたデンマークの国立映画学校で学んだ後、映画作家になった人物。前2作は世界各地の映画祭に出品されており、本作もすでに公開された国と地域で高評価を獲得している。「私はアイスランドで生まれ、デンマークにも長く住んでいます。そこで新しい映画ではアイスランドとデンマーク、私の中にあるふたつの異なる要素を探求したいと思いました。ふたつの国の文化の違いや、ふたつの国がどうやって交流をしてきたのか? ふたつの国の間で“理解できない部分”があることも大事なポイントでした」1944年に独立するまでアイスランドはデンマークに統治されていた。本作もその時代が舞台だ。若きデンマーク人牧師のルーカスは、教会の命を受けて、布教のために植民地アイスランドに旅立つ。彼の使命は冬が到来するまでにアイスランドの僻地に教会を建てること。彼は通訳と現地のガイドを伴って海を越え、アイスランドに上陸する。しかし、異国はルーカスの想像をはるかに超える厳しい場所だった。寒暖差の激しい土地が広大に広がり、天候は悪く、川は増水して行く手を阻む。次から次へと起こる想定外のトラブルによってルーカスの身体と精神は消耗していき、アイスランド語しか話さない老ガイドとも対立。カメラは美しくも厳しい自然のありのままの姿と、次々に災難に襲われるルーカスの物語を容赦なく描いていく。パルマソン監督は、本作のために様々なリサーチを行い、数年をかけて撮影を行った。「当時の人が何を考え、どんなことを感じていたのか知りたくて、100年前の人々の手紙や日記をたくさん読みました。そこでわかったのは、当時の人も現代の我々も同じようなことを感じ、考えていた、ということでした。同じ人間として我々が必要としているものを、彼らも欲していたと思ったのです。ですから創作の初期の段階から、私はプロットや設定ではなく“当時の人間と現代の我々が共有する感覚や感情”に惹かれるようになりました。この作品は過去のデンマークとアイスランドの人間を描いていますが、創作していく過程で、ふたつの国に限らない“人間として共通する感情”を描くことに移行していったのだと思います」撮影中のフリーヌル・パルマソン監督牧師のルーカスは異国の地で苦難に耐えながら、それでも自分の使命は布教である、神のためだと言い聞かせる。しかし、体力も気力も奪われていき、やっとたどり着いた村でもルーカスは孤立していく。聖職者として苦悩する主人公と大自然、そして(ルーカスから見ると)理解できない周囲の人々。シリアスな題材が揃っているように見えるが、本作はそんな深刻なモチーフを時に突き放して、冷静に見つめているようにも見える。さらに劇中では“膨大に流れる時間”が重要なモチーフとして描かれ、ひとりの人間の営みを遥かに超越するものとして“時間”が扱われているのも興味深い。「この映画について考え始めたのは2013年で、自分の父の馬が死んだので、その姿を撮影しようと思ったことがきっかけでした。馬の亡骸の隣に高さ4メートルほどの金属製のプラットフォームを建て、35ミリカメラを購入して撮影をしようと思ったのです」ここで撮影された馬は劇中にも登場する。自然の中に横たわる馬の亡骸は長い時間をかけて朽ちていき、やがて骨だけになり、それも土に埋もれていく。人間が神のために右往左往したり、争ったり、醜い姿を晒したりしても長い時間の中で見れば、ほんの一瞬の出来事。すべては朽ちて、自然に還っていく。本作は2時間強の映画だが、観客は壮大な時間の存在を感じるはずだ。「馬の撮影には2年かかりました。その時間の経過も、本作をつくる上では非常に重要だったと思っています。実際にカメラを持ち、外に出かけて撮影を続ける過程によって自分が形作られるわけで、その中でこの作品をより良くするにはどうすればいいのか考えていったわけです。長い時間をかけましたし、時間の経過を踏まえて映画をつくっていきました。映画をつくる上では、時間というものをどのように捉え、どのように扱うかが重要になります。そこは映画づくりで心がけているところです」いつの時代にもある葛藤や感情を時に親密に描き、時に膨大な時間の流れの中に配置してみせる『ゴッドランド/GODLAND』は、観客が主人公の旅路を共に追っているような瞬間もあれば、急にシニカルに状況を俯瞰しているような瞬間もある極めてユニークな傑作になった。「私の映画づくりの原動力になっているのは、大きなスクリーンとサウンドを使って、観客に肉体的・精神的な体験をしてもらうこと」と語るパルマソン監督の想いを映画館で受け止めてほしい。きっと、他の映画にはない特異な体験が待っているはずだ。『ゴッドランド/GODLAND』3月30日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開(C)2023 ASSEMBLE DIGITAL LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年03月28日エコランドは、持続可能な未来を目指す熱い思いを胸に、リユース事業を軸とした革新を推進しています。私たちのミッションは、一つ一つの不要品に新たな息吹を吹き込むことで、資源の循環と環境保護の重要性を社会に訴えかけることです。全国の皆様に高価買取サービスを提供することで、捨てられる運命にあった商品に新たな価値を与え、それぞれの物語を次世代へと繋げていくことが私たちの願いです。イメージ1■エコランドのサービスとその利点エコランドでは、個々の品物が持つ価値を見出し、多様な商品の買取サービスを展開しています。このサービスは、ただ物を売買するという単純な行為を超え、個人や企業が社会的責任を果たしながら、経済的なメリットを享受できる機会を提供します。私たちは、再利用を通じて資源の循環を促し、廃棄物の減少に努めています。これは、お客様が社会にポジティブな影響を与える第一歩となるのです。■持続可能な消費と生産への貢献、SDGsの取り組みを強化エコランドの取り組みは、世界が直面する環境問題に対する具体的な解決策を提案しています。SDGsの目標と連動し、持続可能な消費と生産を推進することで、私たちは地球の未来を守るための行動を起こしています。不要品の再利用は、地球への負担を減らすだけでなく、循環型社会の構築に向けた大切な一歩となります。■事業成長を通じた社会貢献エコランドのサービスを利用することで、お客様は直接的に環境保護に貢献できます。余剰資産の最適化から生まれる持続可能な成長は、社会貢献へとつながり、さらに多くの人々をこの運動へと引き込みます。私たちの活動は、経済的利益と環境保全の両立を目指し、地球と共生する未来を築き上げています。■最後にエコランドは、リユース事業を通じて、持続可能な社会づくりに尽力しています。私たち一人ひとりが持つ小さな行動が、大きな変化を生み出すことを信じています。環境への深い敬愛と共に、皆様とともに持続可能な未来を創造していくことを心から願っています。この素晴らしい地球を守り、後世に豊かな遺産を残すために、エコランドの旅にぜひご参加ください。株式会社エコランド イメージ2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日ガブリエラ コール ガーメンツ(Gabriela Coll Garments)から、ランド オブ トゥモロー(LAND OF TOMORROW)限定のロングコートが登場。2024年2月16日(金)より、ランド オブ トゥモロー 丸の内店・心斎橋パルコ店にて発売される。ロロ・ピアーナ社の撥水素材を採用ランド オブ トゥモローの限定コートは、リラクシングなシルエットで仕上げた、ダブル仕様のロングコートがベース。素材を、撥水加工が施されたロロ・ピアーナ(Loro Piana)社のファブリック「レインシステム(RAIN SYSTEM)」にアレンジし、上品な光沢と抜け感のあるシルエットが際立つ仕上げた。独特の曲線を描く衿は、開いて着用しても、閉じてスタンドカラー仕様で着ることもできるなど、幅広いコーディネートで活躍する1着となっている。詳細ガブリエラ コール ガーメンツ 限定コート発売日:2024年2月16日(金)取扱店舗:ランド オブ トゥモロー 丸の内店・心斎橋パルコ店価格:240,900円
2024年02月19日「このミステリーがすごい!」受賞の倉井眉介の小説を実写映画化した『怪物の木こり』が3月27日(水)より先行ダウンロード販売、4月24日(水)よりBlu-ray&DVDの発売、さらにDVDとデジタルレンタルも同日開始となる。斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人のターゲットとして弁護士が狙われたことから始まる、サイコパスとシリアルキラー、そして警察の三つ巴の戦いを描いた本作。衝撃的な設定と意表を突く展開が話題となり、公開当時もSNS上で絶賛の声が相次いだ。監督を務めたのは、世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史。主人公の目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰を演じたのは亀梨和也。さらに、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役に菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美は吉岡里帆が演じたほか、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九朗役に染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役は中村獅童、正義感が強すぎる刑事・乾登人役は渋川清彦が務めた。主題歌は「SEKAI NO OWARI」が手掛けている。また、4月24日(水)に発売される、Blu-rayとDVDの豪華版には、亀梨さん、菜々緒さん、三池監督のオーディオコメンタリーが収録されているほか、メイキング映像やインタビュー映像が収められた特典ディスクもついている。『怪物の木こり』は3月27日(水)より先行ダウンロード販売開始。4月24日(水)よりデジタルレンタル、Blu-ray&DVD発売、DVDレンタル開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2024年02月18日カルロス・ベルムト監督最新作『マンティコア 怪物』(原題: Manticore)が2024年4月19日(金)より全国順次公開されることが決定した。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアン。同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会う。内気で繊細な性格のフリアンだが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア<怪物>を作り出してしまう…。本作は、巨匠ペドロ・アルモドバルに「この映画を猛烈に愛する」と言わしめた劇場デビュー作『マジカル・ガール』がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をダブル受賞したスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督最新作。第47回トロント国際映画祭オフィシャルセレクション選出、第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門ほか各国映画祭で注目を集めた話題作だ。タイトルにある「マンティコア」とは、頭が人間で体がライオンという形状の想像上の怪物。空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーの彼が、自分自身のなかに見たマンティコア<怪物>とは何なのか。独創的なストーリーと予測不能の展開で描き出す物語は、やがて誰も想像し得ない衝撃の境地にたどり着く…。人間の心の闇のタブーに踏み込んだアンチモラル・ロマンスとなっている。映画ファンを虜にした『マジカル・ガール』同様、本作でもベルムト監督が唯一無二の非凡すぎる映画センスでオリジナル脚本を手掛け、人間の闇の欲望を見つめる。また、大ファンだと公言する漫画「ドラゴンボール」にオマージュを捧げ再解釈したコミック「Cosmic Dragon」を出版するほど、日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するベルムト監督。『マジカル・ガール』は架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病の少女をめぐる物語だが、本作の主人公フリアンも日本オタクのキャラクターとして描かれており、日本テイストは健在だ。公開情報と併せて主人公の青年フリアンをとらえた場面写真も解禁。ネオンライトが光る暗闇で壁際に佇む姿からどこか不穏な様子が伝わってくる。『マンティコア 怪物』は2024年4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月21日現在公開中の亀梨和也主演映画『怪物の木こり』より、超刺激的な本編とのギャップが激しい、笑顔溢れるメイキングカットが公開された。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく超刺激サスペンスでありながら、撮影現場はプロモーション同様、あたたかく穏やかな雰囲気で進行したそう。公開されたメイキングスチールでは、そんな撮影現場の和やかな雰囲気が存分に伝わってくる。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰を演じた亀梨さんは、「人間の温かさと熱量、そういったものが現場全体にあってとにかく温もりある現場でした。本当にみんなで作っているんだなと感じられる、みんながみんなのことを思いやり、みんながみんなのベストを尽くせる、そういう現場でしたね」と充実した撮影をふり返り、亀梨さんとは3度目の共演となる、事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役の菜々緒は「どんな役も自分のものにするという力をお持ちだなと思っています」と亀梨さんを絶賛、「一緒にお芝居させていただいて、とにかく毎回面白みがあって、いろいろな発見があったり驚かされたりするんです。また次にどんな役でご一緒できるのか、すごく楽しみです」とさらなる共演にも期待を覗かせた。また、二宮の婚約者で物語の大きな鍵を握る荷見映美役の吉岡里帆は、亀梨さんと一緒のシーンが特に多かったそうで、「亀梨さんの美学のようなものをすごく感じました。声の出し方、表情、動き、立ち姿、心の動き方など、その美学によってこの映画が本当に色気のある映画になっているなと。亀梨さんでなければここまで二宮に翻弄されるような作品にならなかったのではと思いますし、撮影中もみんなが自然と二宮に惹かれてしまっていました」と、普遍的なサイコパス映画に留まらず、魅力溢れる作品となった要因に、亀梨さんの存在感を挙げている。『怪物の木こり』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年12月15日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の場面写真が、公開された。○■亀梨和也、真剣な表情で何者かにナイフを突きつける今回公開されたのは、サイコパス弁護士・二宮(亀梨)が連続殺人鬼・怪物の木こりの凶器の斧を暗闇の中で力強く振りかざすカットなどの新規場面写真。真剣な表情で、二宮が何者かにナイフを突きつけているカットや、物語終盤に嵐子(菜々緒)が二宮の弁護士事務所を訪れるシーン、そして、どこか不安とも言える表情で婚約者である映美(吉岡里帆)の顔を覗き込む1枚が公開となった。なぜ、二宮が怪物の木こりの斧を手にしているのか、そして二宮が向ける狂気の先には一体何があるのか、物語のラストが気になるカットとなっている。【編集部MEMO】映画『怪物の木こり』(12月1日公開)は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。
2023年12月05日三池崇史監督映画『怪物の木こり』より、亀梨和也と染谷将太が演じる、狂気のサイコパスと真性のサイコパスの2ショット場面写真が公開された。いよいよ公開を明日に控えた本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説の実写映画化。登場人物が全員サイコパスというぶっ飛んだ設定でありながら、キャスト一同が「人の温もりってなんだろうな、とすごく考えさせられる」、「こんな感じになるの!?と鳥肌でした」、「何度も何度も裏切られる」、「まさかの感動が来る。サイコパスに泣かされるとは」と口を揃えてその驚愕の結末に自信を覗かせる、まさに先読み不可能なストーリーとなっている超刺激サスペンス。今回公開された場面写真には、亀梨さんが演じる目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない“狂気のサイコパス”弁護士・二宮彰と、その協力者である染谷さん演じるサイコパス外科医・杉谷九朗が登場。3ピースのスーツに身を包む弁護士と、白衣を着こなした医者という、それぞれの表の顔を持ち、一見スマートでスタイリッシュな印象を世間に与える2人だが、裏の顔を突き合わせるシーンでの2人が魅せる独特のバディ感は、どこか不気味で新鮮な、ひと時も目の離せない魅力が漂っている。三池組常連の染谷さんについて亀梨さんは、「現場にも、風の如くといいますか、ふわっと居るんですよ。そして、『切り替え!』ということが無くそのまま本番もその流れで撮影に臨まれていたんです。自然体で、流れの中で『お芝居するぞ!』とか『魅せなきゃ!』ということもなく、表現出来る、魅了出来る。人にある種“掴ませない”、でもすごいものを残して帰られいていました」とコメント。また、染谷さんの撮影日数は、実質2日間ほどしかなかったそうだが、「なのにとても存在感があってすごかったです。この才能はずるい」と絶賛。一方の染谷さんは「亀梨さんはすごくリラックスして現場にいらっしゃるんですが、一方でずっと集中もしているんです。常にアイドリング状態というか、一緒に演じていてすごく心地よかったですね」とふり返る。「僕は裏の二宮しか見ていなかったので、表向きの弁護士としての表情や、外の人と接している二宮を撮影中は見たことがなかったんです。それを完成した本編で初めて見て、その見事な多面性に驚きました。『裏の二宮が怖いな』とずっと現場で思っていたんですが、あの爽やかな、人を優しく包み込むような表の顔の二宮を見た時に『うわ、すごいな』と、思わず劇場で鳥肌が立ちました」と刺激を受けたそう。今回の場面写真の一枚にもある、杉谷が働く病院の中庭でのバスケットボールのゴールを前にしたとあるシーンでは、亀梨さんの身体能力にも驚愕したそうで、「かっこいいなと思いました。すごいです!」と注目ポイントのひとつとしてアピールした。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月30日12月1日(金) から上映される映画『怪物の木こり』より、特別映像が公開された。本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説を原作とした実写映画。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとしてある弁護士が狙われるが、その弁護士は犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。主演を亀梨和也が務めるほか、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、渋川清彦らがキャストとして名を連ねる。監督は三池崇史が務める。公開されたのは、本作に登場する絵本「怪物の木こり」を読み上げる子供の声にのせて、その不気味ないで立ちで弁護士・二宮(亀梨和也)に襲い掛かる連続殺人鬼“怪物の木こり”や、事件を追う警察の姿を捉えた特別映像。また、新たな場面写真も公開。連続殺人鬼“怪物の木こり”と相対し、苦悶の表情を浮かべるサイコパス弁護士・二宮彰、事件の真相を追う警視庁のプロファイラー戸城嵐子(菜々緒)、さらには怪しげな雰囲気の部屋の手術台に腰かける謎の子供がそれぞれ写し出されている。『怪物の木こり』 (C)2023「怪物の木こり」製作委員会映画『怪物の木こり』連続殺人鬼“怪物の木こり”特別映像<作品情報>映画『怪物の木こり』12月1日(金) 公開公式サイト:「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月28日映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の大ヒット祈願イベントが22日に都内で行われ、亀梨和也(KAT-TUN)、菜々緒、三池崇史監督が登壇した。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○■亀梨和也、『怪物の木こり』大ヒットを願い力強い餅つき明日23日が、1年の収穫に感謝し豊穣を願う新嘗祭ということにちなみ、神社で開催された今回のイベント。終盤には、亀梨らによる餅つきが行われた。作中に登場する怪物の木こりも登壇すると、亀梨らは“斧風”木槌を持ちながらフォトセッションに参加。その後、“斧風”木槌を杵に持ち替えた亀梨は、怪物の木こりとともに、「よいしょ!」という掛け声で力強く餅をつき、会場を盛り上げた。餅つきを終えた亀梨は「母方のおじいちゃんおばあちゃんが農家さんだったので、子供の頃に田舎で育てたお米でやっていたり、大人になっても行かせてもらってるお洋服屋さんのお餅つきがあって参加させてもらったりしている」と明かす。また、怪物の木こりとの共同作業について聞かれると、「正直言っていいですか……」と切り出し、「あまり見えていなかったと思うんですが、(木こりが餅を返しても)ギュンってすぐに戻ってきてしまっていて、1カ所しか叩けていない(笑)。でもすごいやる気で、気持ちは見えました」とフォローしつつ、笑いを誘った。
2023年11月22日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)のキャラクター紹介PVが21日、公開された。今回公開されたキャラクター紹介PVは、冒頭で二宮(亀梨和也)が「あなたはどう思いますか?」と意味深に見る者に問いかける映像から始まり、劇中の衝撃的なセリフの数々と共に、それぞれのキャラクターが持つサイコパス的要素にフォーカスし、キャスト陣が自身の役どころについて語ったもの。さらに本作を鑑賞した染谷将太が「サイコパスに泣かされるとは」とコメントする様子と、先日スペインで開催されたシッチェス国際映画祭のワールドプレミアで観客から拍手が起こった様子も納められ、衝撃のラストへの期待が高まるPVとなっている。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわないサイコパス弁護士の二宮は、“犯罪傾向サイコパス”という超危険人物で、演じた亀梨も「一言では片付かないですね。僕の役は本当にどこからどう見てもサイコパスな側面が感じられるキャラクターですね。まずは、車の前にあんな風に立てるということがもうね(笑)」と、冒頭のカーアクションから衝撃的な姿を披露している。二宮を追う警視庁のプロファイラー戸城(菜々緒)は、“情報分析サイコパス”。事件に固執するあまり周りが見えなくなってしまう一面があり、菜々緒は「いろいろなことに盲目的で、事件に執着するところというのは、ある意味サイコパス要素がすごくあるのではないかなと思っています」と、隠れたサイコパス要素について語っている。一方で、二宮の本性を知らない婚約者の映美(吉岡里帆)は、一見普通の人間に見えるが、実は“無自覚純愛サイコパス”だそうで、吉岡は「私の役はピュアでまっすぐ過ぎるサイコパスですかね。愛憎と言いますか、憎しみが出た瞬間から愛が増幅するというのは、映美がまっすぐすぎるがゆえのことだなと思いました」と分析。二宮の協力者となるサイコパス外科医の杉谷(染谷将太)は、“快楽追求サイコパス”という真性のサイコパス。染谷も「自分の役は欲求のまま生きる本当にシンプルなサイコパスですね。ピュアに演じることを心がけていましたが、直接的にサイコパスらしい描写が決して多くはなかったので、その中で『この人は裏では相当すごいことしているんだろうな』と観ている方の想像力をかきたてるにはどうしたらいいか、ということを意識しながら演じました」と明かし、二宮とのサイコパスコンビにも注目となっている。さらに、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)や、正義感が強すぎる刑事・乾(渋川清彦)、30年前の連続児童誘拐殺人事件の犯人・東間(柚希礼音)ら強烈なキャラクターたちのスリリングな映像が続き、最後には、二宮が「あなたはどう思いますか?」と見る者に問いかける。三池監督作品を数多く手がける遠藤浩二が音楽を担当したオリジナルサウンドトラックの詳細も明らかに。11月24 日からデジタル先行配信され、12月6日にCD発売される。【編集部MEMO】映画『怪物の木こり』(12月1日公開)は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月21日ランド バイ ミルクボーイ(LAND by MILKBOY)から、新作ダウンベストが登場。ランド バイ ミルクボーイ原宿ほかで発売される。色鮮やかな新作ダウンベストランド バイ ミルクボーイは、新作のダウンベストを展開。リアルダウン80%、フェザー20%を使用しており、防寒性抜群な1着に仕上げた。ファスナー付きのフードは、着脱可能なのもポイントだ。目を引くのは、その色鮮やかな色彩だ。パープルとオレンジのカラーは、コーディネートの主役として活躍してくれそう。また、デイリー使いしやすいブラックも用意する。なお、着丈はショート丈に設定。サイズは、レディースとユニセックスで展開されるため、友人や恋人とのお揃いコーデも楽しめそうだ。【詳細】ランド バイ ミルクボーイ 新作ダウンベスト発売日:2023年11月1日(水)取扱店舗:ランド バイ ミルクボーイ原宿・札幌、ファゾム台場・広島パルコ、仙台BPM、ASILE evolution・Deity`s watchdog、公式オンラインストア、ミルク ZOZOTOWN価格:ランド パフ ダウンベスト(LAND PUFF DOWN VEST) 22,000円カラー:オレンジ、パープル、ブラック
2023年11月19日「ラ・ラ・ランド シネマ・コンサート2024」が、2024年2月に名古屋・東京・大阪・福岡の全4都市で開催される。「ラ・ラ・ランド シネマ・コンサート2024」全国4都市で開催シネマコンサートとは、大スクリーンでの映画上映に合わせて、音楽パートをオーケストラが生演奏するという新感覚のハイブリッドコンサート。映画のセリフや効果音はそのままに、大迫力の生演奏を通して新たな映画の世界が楽しめる。ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』2017年に日本公開された『ラ・ラ・ランド』は、アカデミー賞6部門、ゴールデングローブ賞7部門、グラミー賞2部門など、数々の賞を総なめにしたミュージカル映画。クラシカルなミュージカル映画の要素は踏襲しつつ、“必ずしも全てがうまくいくわけではない”という普遍的なメッセージを、女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズミュージシャンのセバスチャン(ライアン・ゴスリング)の甘く切ない恋を通して描いた名作だ。作曲者のジャスティン・ハーウィッツが来日し指揮を担当同作で音楽を担当したのは、ハーバード大学在学中のデイミアン・チャゼル監督と同級生でもあったジャスティン・ハーウィッツ。チャゼル監督の出世作となった『セッション』や本作『ラ・ラ・ランド』のほか、続く『ファースト・マン』『バビロン』など全作品で作曲を手がけており、多くの権威ある賞を獲得している。今回の公演では、作曲者のジャスティン・ハーウィッツが実際に来日。自らがタクトを振り、国内屈指の名門オーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団にジャズ・アンサンブルが加わった演奏陣を指揮する。開催概要「ラ・ラ・ランド シネマ・コンサート2024」■名古屋公演日時:2024年2月8日(木)18:00開場/19:00開演会場:名古屋国際会議場 センチュリーホール■東京公演日時:・2月10日(土) 15:30開場/16:30開演・2月11日(日) 12:00開場/13:00開演会場:東京国際フォーラム ホールA■大阪公演日時:2月12日(月・祝) 15:30開場/16:30開演会場:オリックス劇場■福岡公演日時:2月13日(火) 18:00開場/19:00開演会場:福岡サンパレス コンサートホール上映作品:『ラ・ラ・ランド』(2017年日本公開)/英語上映・日本語字幕付き音楽:ジャスティン・ハーウィッツ(作曲)上演時間:2時間32分(休憩20分込)コンサート出演:指揮:ジャスティン・ハーウィッツ演奏:東京フィルハーモニー交響楽団※映画キャスト・シンガー・ダンサーは出演しない。<チケット>チケット料金(税込/全席指定):S席 11,000円、A席 8,800円※3歳未満は入場不可。チケット先行販売(先着):2023年11月9日(木)13:00〜11月15日(水)18:00チケット一般発売:2023年11月18日(土)10:00〜(R), TM & © 2023 Lions Gate Entertainment Inc. and related companies. All Rights Reserved.
2023年11月12日映画『怪物の木こり』3週連続SPECIAL WEEK企画のラストを締めくくる特別映像「プレミアイベント編」が公開された。先日開催された第36回東京国際映画祭の特別招待上映(ガラ・セレクション部門)で、日本初お披露目を果たした本作。公開された映像では、キャスト陣が集結したレッドカーペットと完成報告会、ジャパンプレミアの裏側が収められている。10月23日(月)、東京国際映画祭の開幕式となるこの日に華やかな装いでレッドカーペットに参加した主演の亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督、そして“怪物の木こり”。スマートに菜々緒をエスコートしながら堂々たる姿でステージに立った亀梨は、「このような場に参加させていただけることを光栄に思っています。この期間、映画を通じてみなさんにとって素敵な時間が流れることを祈っております」と挨拶し、映画祭のスタートを切った。レッドカーペットに降り立つと、亀梨が手にしたカメラに4人が収まり「レッドカーペットこれから歩きまーす!」と手を振って見せる、スタート直前のセルフィ―映像も収録。集まったファンの鳴りやまない歓声に手を振り応えながら、亀梨は「華やかな時間を過ごして非常に楽しませてもらっています」と感想を語り、東京国際映画祭へ初参加となった菜々緒も「皆さん盛り上がっていて、街の活気も戻っているようですごく嬉しかったです」と、それぞれ映画祭の雰囲気を大満喫している様子。そして報道陣の前に立ち止まった亀梨は「皆さんの反応にドキドキそわそわしていますが、無事に迎えられるのを楽しみにしています」と少し緊張な面持ちで意気込みを語った。併せて、レッドカーペット上で亀梨が撮影した写真が公開され、日本での初お披露目を前に、笑顔で東京国際映画祭を楽しむ亀梨、菜々緒、三池監督、そして“怪物の木こり”が映し出されている。続いて、映像は10月31日(火) に行われた亀梨、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、三池監督らが登壇した完成報告会見へ。三池監督に「誰がどう見てもサイコパスっぽい(笑)」と二面性を明かされた亀梨は、「この仕事を始めて今年で25年。普段の自分とどちらが本当の自分なのかなって。でもこのプロモーション期間を経て、俺はそういう人間なんだなって思いました(笑)。だからあんなに自然体で現場に立っていられたんだと腑に落ちました」と笑顔で振り返った。菜々緒は、警視庁の中で孤立しながらも信念に従い突き進むプロファイラーの役づくりについて、「立ち居振る舞いや仕草など、ここまで細かい所まで意識して作り上げたキャラクターは初めてでした」とキャラクターへのアプローチ方法を語ったほか、三池監督初参加となった吉岡は「新たな扉を開かされました」と言い、初日から猿ぐつわを嚙まされたという一同衝撃のエピソードも飛び出した。一方、三池組常連の染谷は、今回初めて最後まで死なない役ということで「逆に死なないことに不安で(笑)」と語りながらも、「ハラハラドキドキのサスペンスの後に、その後まさかの感動が来る。まさかサイコパスに泣かされるとは……。グッときました」と映画を初めて観た時の感想を熱弁。吉岡も「何度も何度も裏切られて、こんなにも新しい映画ができるのかと驚きました」とコメントし、裏切りの連続の末に訪れる衝撃のラストに期待を煽った。また、登壇者の中で一番サイコパスだと思う人物をそれぞれが発表する場面も見ることができる。さらに、同日夜に行われたジャパンプレミアの舞台挨拶には、完成報告会のキャストに加えて中村獅童も参加し、ついに迎える日本初上映を前にキャストが勢揃い。客席を沸かせた通路からの登場やステージ上へのラインナップまで様々なアングルから余すところなく収められている。そしてこの日はハロウィンということで、怪物の木こりのお面を被った大勢の観客にあふれんばかりの拍手で迎えられ、舞台挨拶がスタート。亀梨と菜々緒は今回3度目の共演ということで、「お互いのお芝居の変化を構築しながら本番を迎えられて楽しかったです」と亀梨が語ると、菜々緒も「亀梨さんは本当に多才。どこまで進化していくんだろうと。今回の役は亀梨さん以外に考えられないくらいハマり役です」と絶賛し、信頼感を伺える掛け合いを見せた。亀梨がそれぞれのキャストの印象を語る中、中村への言及を忘れ、中村自身が「オイッ!」とツッコミを入れる場面も。亀梨とプライベートでも親交がある中村は、クランクアップの際のとあるエピソードを披露し一同は大爆笑。最後に亀梨はサスペンスの枠に収まり切れない本作について「表面の奥にあるメッセージを感じ取って、まずは皆さんのピュアな感覚を大切に、何も考えずに観ていただきたいと思います」とコメント。キャストと監督の並々ならぬ作品への思いと、終始『怪物の木こり』チームの仲の良さが伺える映像に仕上がっている。『怪物の木こり』特別映像「プレミアイベント編」<作品情報>映画『怪物の木こり』12月1日(金) 公開公式サイト:「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月09日映画『怪物の木こり』SPECIAL WEEK企画第2弾、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」特別映像が公開された。先月、スペイン・シッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のスリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるオービタ部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門の2部門に出品され、オービタ部門を締め括るクロージングイベントで開催されたワールドプレミアに、主演の亀梨和也と三池崇史監督が登場した。現在、3週連続SPECIAL WEEK企画として、特別映像を毎週公開中の本作。第2弾となる今回は、シッチェス・カタロニア国際映画祭に密着した映像だ。これまでに度々、同映画祭に招待されている三池監督は「フレンドリーですよね。招いて一緒に楽しもうというそういう雰囲気ですが、映画好きが集まっているので、シビアな目線というのもありますよね」と雰囲気を亀梨さんにレクチャー。亀梨さんも「ドキドキ、ワクワク!」と緊張の面持ちを見せつつも、「存分に楽しみたいと思います!」と笑顔を見せる。映画祭本番、まず行われたフォトコールでは、美しい海を臨む背景抜群のロケーションであるフォトスポットで、現地のたくさんのカメラマンを前に羽織っているジャケットを脱いで見せ、さすがの存在感を魅せた亀梨さん。その後もレッドカーペット、プレミア上映前の舞台挨拶など、現地の大熱狂の様子が続く。観客を前に、亀梨さんがスペイン語で挨拶をしたり、満席の会場で観客とともに写真に写ったりする様子も見られる。次回、第3弾の特別映像は、日本初上映を前に、東京国際映画祭、完成報告会に参加するキャスト&監督の様子となっている。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月02日12月1日(金) 公開の映画『怪物の木こり』のジャパンプレミアが10月31日(火) に東京国際映画祭で開催。主演の亀梨和也をはじめ、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、三池崇史監督、そして本作のアイコンでもある“怪物の木こり”が登壇した。同日昼に行われた完成報告会とは一転、ジャパンプレミアでは来場者全員にハロウィン仕様の「怪物マスク」が配られて会場中が怪物一色に。上映前には劇場に現れた「ハッピーハロウィン」のタスキをかけた“怪物の木こり”と一緒に写真を撮ろうと、観客が長蛇の列になる場面もあった。ハロウィンの夜にふさわしい「怪物ハロウィンプレミア」として、本作の日本国内初お披露目を今か今かと待ち構える満席の客席が湧き立つ中、SEKAI NO OWARIによる主題歌「深海魚」の刺激的で疾走感のある楽曲にあわせて亀梨、菜々緒、吉岡、染谷、中村、そして本作の監督である三池が会場の中扉から登場。客席通路を通りながら手を振ったり、お辞儀をしながら舞台上へと歩くキャスト・監督一同の思わぬ場所からの登場に、場内は割れんばかりの拍手と黄色い歓声に包まれた。そんな“怪物ハロウィン”の雰囲気の中を実際に歩いて登場した亀梨は、舞台上に登壇する否や「ハッピーハロウィン!」と会場に呼びかけ、「みなさんが日本で観ていただける第一号ということでワクワクしています。楽しんでいってください」と、会場中の“怪物たち”に笑顔を見せた。三池監督も「シッチェス映画祭に亀梨さんと行ってきましたが、スペインで大好評でした」と観客に報告し、「獅童さんがさっき、なんでハロウィンなんだよ!世代が違うんだよ!って怒ってましたけど(笑)」といじる場面も。続いて菜々緒も「今日はみなさんの反応が楽しみです」、吉岡も「めちゃくちゃおもしろい映画に仕上がっています」と自信を覗かせると、染谷は亀梨に負けないくらい大きな声で、「ハッピーハロウィン!ってはじめて言った(笑)。映画は刺激的な映画になっていると思います」と挨拶し、先ほど三池監督にいじられた中村は、「こんなにかわいこちゃんが会いに来てくれてうれしいぜ、楽しんでね!」と微笑み挨拶すると会場も笑いに包まれた。先日行われた東京国際映画祭のレッドカーペットでも仲の良い雰囲気で会場を沸かせていた亀梨と菜々緒は、本作で3度目の共演。撮影の様子について亀梨は「撮影前から安心感があった。現場でも阿吽の呼吸でお芝居を構築できたので、楽しかったです」、そして菜々緒は「亀梨さんは、本当に多彩な方。どこまで進化するんだろうかと。亀梨さんのハマリ役を楽しんでいただきたいです」と仲の良さを見せつけた。一方、初共演となったキャストについて、「吉岡さんは、すごくやわらかい印象でしたが、お芝居になると芯の強さを感じる。染谷さんはとにかく羨ましい!お芝居もさらっとやられているのに、存在感があって。撮影期間2日ですよ?」とそれぞれの魅力を熱く語った。ここで、中村について言及するのを忘れた亀梨に対し、中村が「本当に亀ってそういうところあるよな!」とつっこむ場面も。すると亀梨も爆笑しながら「いやいや、今回共演するのは初めてですが、プライベートでは、たくさん時間を過ごさせていただいているので、獅童さんはお兄さんというか。獅童さんの役としての凄みで引っぱっていってもらいました」と、仲の良い掛け合いをみせた。チーム感あふれる軽快なやり取りが繰り広げられる中、吉岡は「私は撮影初日に猿ぐつわが用意されていて、それを付けていたら監督にげらげら笑われて(笑)。原作者の方もいらっしゃったのに、わたしはずっと猿ぐつわで(笑)。すごく恥ずかしい初日でドキドキしました」と衝撃的なエピソードを明かした。そんな様子を見ていた三池監督は、「現場もずっとこんな感じでしたね。個人の思いをそれぞれもって役に向き合っていただきました。獅童さんだけはフラットでしたけど(笑)」と、またもや茶化し、中村も「三池監督は一見強面ですけど優しいですからね」とコメント。そしてそしてサイコパス脳外科医・杉谷を演じた染谷とは2人でのシーンが多かったと言い、「緊張感がありながらも楽しかったです。亀梨さんもパターンを色々変えて演じられたので、それに僕も引っぱっていただきました」と撮影を振り返った。さらに、「怪物ハロウィンプレミア」限定、ここでしか聞けない特別質問として、ハロウィンの日の過ごし方や思い出を聞かれると、亀梨は「毎年かぼちゃに顔を書いています。くりぬいて蝋燭をいれたり」と意外なエピソードを披露。菜々緒は「女優の仕事が仮装したり、毎日ハロウィンしているという感じなので。過去の作品でも凶悪な武器を色々もちましたけど……」、吉岡は一度だけハロウィンのNYに遊びに行ったことがあるようで「仮装がすごくて。子どもがスパイダーマンの格好をしていて可愛かった」とほのぼのしたエピソードも飛び出した。染谷は菜々緒のコメントに共感したそうで「年中仮装しているようなもんだし。血まみれになったり、(仕事でしか味わえないのは)なんか、さびしいですよね……」と語ると中村は亀梨の回答を真似し「かぼちゃ書いてます、顔に(笑)。ハロウィンは好きなんだけどね。街がたのしそうだなって。昔はクリスマスの方が盛り上がったんですけど、今の若い人たちはハロウィンって感じでいいですよね」とハロウィンへの思いを語った。最後に登壇者を代表し亀梨が「とにかくまず皆さんが最初に感じたものを大事に観ていただきたいです。バイオレンスが苦手な人も、監督がすごく綺麗に撮っているのでその奥にあるメッセージを感じて、何回も観てもらえると違った景色が見えると思います。まずはピュアな気持ちで楽しんでください!」と日本で初めて本作を鑑賞する観客へ、そして1カ月後に迫る公開日に向け作品をアピールすると、会場は再び割れんばかりの拍手が鳴り響いた。さらにマスコミ向けのフォトセッションを実施した後には、亀梨自らがカメラを持って、会場の観客たちとのセルフィ―の撮影も実施。登場から最後の最後まで、キャスト・監督一同のチームワークを感じるエピソードや演出に会場全体が興奮冷めやらぬ中、大盛況のうちにイベントは終了した。<作品情報>映画『怪物の木こり』12月1日(金) 公開公式サイト:「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月01日ランド バイ ミルクボーイ(LAND by MILKBOY)と、東京・原宿にあったヘクティク(HECTIC)の創設者でデザイナーの江川芳文がコラボレーション。ジャケットやスウェットなどが、2023年11月1日(水)より順次、ランド バイ ミルクボーイ原宿ほかで発売される。かつて裏原宿にあった「ヘクティク」創設者・YOPPIとコラボランド バイ ミルクボーイより、かつて裏原宿に店舗を構えたショップ「ヘクティク」の創業者で、現在オンブレ・ニーニョ(Hombre Niño)のデザイナーを務めるYOPPIこと江川芳文とのコラボレーションライン「スケプティック(SKEPTIC)」が登場。疑心暗鬼を意味する“スケプティック”をテーマに、ジャケットやスウェットなど多彩なアイテムを展開する。“カンフージャケット”着想アウター中でも注目したいのは、江川考案の“チャイナ(CHINA)シリーズ”だ。カンフージャケットを着想源とした軽やかなジャケットや、セットアップで着用可能なパンツがラインナップする。“チャイナシリーズ”より、スウェットも展開。「チャイナタウンスウェット(CHINA TOWN SWEATS)」と題し、ピグメント染めのボディに雷紋で縁取った円の中に男の子を描いた刺繍を施している。グラフィカルなジャケットやカットソーランド バイ ミルクボーイが得意とするグラフィカルなウェアにも注目。“LAND”と“SKEPTIC”の文字を全体にあしらったボアジャケットは、寒い冬でも温かな着心地が魅力だ。フロント両胸にはポケットが施されており、グレーもしくは鮮やかなライトブルー×エメラルドグリーンの2種類を用意する。また、青いスケーターの妖精とコーンフレークのプリントを配したフーディーや、“SKATE HARD”の文字と犬のプリントを採用したロングスリーブTシャツなどが揃う。ウェアのほか、ツバとボンボン付きのビーニーなど、アクセサリー類もラインナップする。【詳細】ランド バイ ミルクボーイ×EGAWA YOSHIHUMI発売日:2023年11月1日(水)~順次発売開始取扱店舗:ランド バイ ミルクボーイ原宿・札幌、ファゾム台場・広島、仙台BPM、ASILE evolution・Deity`s watchdog、公式オンラインストア、ミルク ZOZOTOWNアイテム例:・SKEPTIC LAND BOA JACKET 23,100円・SKEPTIC SKATER PANTS 23,760円・SKEPTIC SKATE HARD L.S TEE 10,890円・SKEPTIC CEREAL HOODIES 19,800円・SKEPTIC SK8 CAP 8,250円・SKEPTIC SKATE HARD SOCKS 3,520円<阪急メンズ大阪 先行販売アイテム>・SKEPTIC KUNG-FU JACKET 33,000円・SKEPTIC KUNG-FU PANTS 29,700円・SKEPTIC CHINA TOWN SWEATS 15,400円■阪急メンズ大阪 期間限定ストア期間:2023年11月1日(水)~11月14日(火)場所:阪急メンズ大阪 5階 ガラージュ D.エディット(GARAGE D.EDIT)住所:大阪府大阪市北区角田町7-10
2023年10月29日亀梨和也主演映画『怪物の木こり』より、狂気的プロファイラー役で新境地を見せる菜々緒の新場面写真とメイキングカットが、シネマカフェに到着した。『銀魂』『地獄の花園』など様々な作品に出演し、最近では「ジバンシィ」(GIVENCHY)のアンバサダーに就任したことも話題となった菜々緒さん。今回本作で演じているのは、連続猟奇殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子。頭脳明晰だが、コミュニケーション能力に欠け、度々、他者と衝突し、捜査本部でも孤立した存在。また、プロファイリングを進めていくうちに、サイコパス弁護士・二宮彰(亀梨さん)にシンパシーを感じ、いつのまにか波長が合ってしまう危うさも…。原作とは設定が異なる役柄となったが、「私が演じた嵐子の目線で見てみると、普通の人なら”残忍だな”と思ったりするような、不思議な身近ではない光景も、プロファイラーとしての目線で見ることが出来たので、嵐子を演じる面白さを体感しながら現場にいることが出来たのではないかと思います」と撮影をふり返る。「現場検証のシーンでは、死臭を嗅ぐような仕草をはじめ、プロファイルのために色々な情報を収集するために、五感をフルに使って事細かに分析する仕草に監督がこだわっていらっしゃったので、現場に入って深く息を吸い込んだり、普通の人なら死体を見て目を背けたくなるであろう所を、すごく凝視して、“この人はどういう風な殺され方をしたんだろう”と、一部始終を脳内で変換しながら現場を見るようなお芝居を大切にして演じさせていただきました」と事件や証拠に執着する様子を意識しながら演じたという。『土竜の唄 FINAL』に続くタッグとなる三池崇史監督は、菜々緒さんの役作りについて、「菜々緒さんは、キャラクターを作り上げてくる人。一番最初に打ち合わせはするんですけど、自分なりに表現するとこうだというプランを持っている。作品の中で個性的な役を演じているのに、個性的であるだけに過度な自己主張をしない。芯がすごく強いんだと思う」と絶賛。さらにキャラクターの内面だけでなく、“事件には執着するが、自分自身には無頓着”という二面性を表現するために、髪型にもアプローチし、ボサボサヘアーにすることで、よりサイコパス気質を感じさせるプロファイラーへと昇華させた。これまでのイメージを打ち破るキャラクターに扮し、亀梨さんにも引けを取らない圧倒的存在感を見せつけている。今回公開されたのは、連続殺人事件の謎を追う戸城の姿と、三池監督とのメイキング写真。事件に異常に固執する戸城のサイコパス性が垣間見える。そして、原作とは異なる驚愕のラストに、菜々緒さんは「人間とは、人の心とはなんなのかということを考えせられる作品」とコメントしている。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月28日映画『怪物の木こり』を引っ提げ、「シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」でスペインを訪れた亀梨和也が、ワールドプレミア前日にバルセロナまで足を伸ばした様子が存分に楽しめる「バルセロナ特別映像」が公開された。今回の映像は、観光地や飲食店などを楽しみながら、スペインの怪物を体感し、その先々で亀梨さんが趣味のカメラで自ら思い出を写真に収めていきながら、最後にベストバルセロナフォトを発表するという、亀梨さんと共にスペイン旅をしているかのような気分をも味わえる。まず訪れたのは、サグラダ・ファミリア。これを真正面にのぞめるホテル「Sercotel rosellon」の屋上テラスに訪れた亀梨さんは、「こんなに大きいものだとは」と驚きを隠せない様子。次に訪れたのは、バルセロナで怪物級に美味しいと評判のレストラン「Lomo Alto」。ヨーロッパ産のステーキ肉を堪能できるレストランで亀梨さんが注文したのは、40日間熟成させ、シェフおすすめの焼き加減で焼き上げたヨーロッパ産牛のステーキ肉。目の前で切り分けられるステーキを前に、思わずスペイン語で“お腹が空いてる”とポロリ。続いて訪れたのは、生ハムの専門店「PERNIL 181」。壁一面の生ハムに亀梨さんも「凄い!圧巻だな~!」と興味深々。生ハムの切り出しにも初チャレンジし、美味しさのあまり店主とグータッチ。さらには、「サイコパスであることは何の罪でもない」と、劇中で自身が演じるサイコパス弁護士・二宮彰のセリフを披露し、「生ハム食べる?」と挑発的にこちらにナイフを向ける一幕も。バルセロナ散策のラストは、映画の共演者へのお土産を買うため、サグラダ・ファミリアの目の前にある大型お土産物店「RINGELS」へ。果たして、選んだお土産とは?最後に選ぶ「ベストバルセロナフォト」にも注目だ。本作では、3週連続SPECIAL WEEK企画を実施。本日の第1弾を皮切りに、毎週木曜日にキャストや三池崇史監督の貴重な姿や公開が待ちきれなくなるような気になる発言などを収めた特別映像が解禁される予定だ。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月26日映画『怪物の木こり』の特別映像が公開された。本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説を原作とした実写映画。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットとして狙われた弁護士・二宮彰は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった――。主演を亀梨和也が務めるほか、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、渋川清彦らがキャストとして名を連ねている。監督は三池崇史が務める。このたび、3週連続で実施されるSPECIAL WEEK企画の第1弾として公開されたのは、先日行われたシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭でスペインを訪れた亀梨が、ワールドプレミア前日にバルセロナまで足を伸ばした様子が存分に楽しめる「バルセロナ特別映像」。観光地や飲食店などを楽しみながらスペインの“怪物”を体感し、その先々で亀梨が趣味でもあるというカメラで自ら思い出を写真に収めていきながら、最後に「ベストバルセロナフォト」を発表するという、まるで亀梨とともにスペインを旅している気分を味わえる内容となっている。動画内で亀梨がまず訪れているのは、スペインが世界に誇る建造物、アントニ・ガウディの未完成作品サグラダ・ファミリア。サグラダ・ファミリアを真正面にのぞめるホテル(Sercotel rosellon)の屋上テラスに訪れた亀梨は、「すごい迫力ですよ!こんなに大きいものだとは……ちょっと衝撃ですね!」とその大きさと迫力に驚きを隠せない様子。細部まで細かく人の手でつくられた彫刻技術に感心しきった様子で、「ここ何年かで完成に近づいてるとも聞いているので、未完成のうちに見れて凄くうれしかったです!」と今だからこその経験に興奮ぎみにカメラで写真を撮影しながら、「今回僕らの作品も“時間”はテーマなので……」と、翌日にワールドプレミアを控えた本作に思いを馳せる一幕もあった。次に訪れたのは、バルセロナで美味しいと評判のレストラン:Lomo Alto。ヨーロッパ産のステーキ肉を堪能できるバルセロナで人気のレストランで、亀梨が注文したのは、40日間熟成させシェフおすすめの焼き加減で焼き上げたヨーロッパ産牛のステーキ肉。目の前で切り分けられるステーキを前に、スペイン語の「tengo hamble(お腹が空いてる)」も飛び出し待ちきれない様子。一口肉をほおばると、「ん~~~!Bueno(美味しい)!!」と大満足。さらに、「美味しいです、まさに“怪物級の旨さ”!」としっかり最新作も交えて美味しさをアピールし、ヨーロッパ産牛のステーキに舌鼓を打った。3カ所目として訪れたのは、“スペインと言えば”の食べ物・生ハムの専門店(PERNIL 181)。壁一面に並んだ生ハムを見た亀梨は「凄い!圧巻だな~!」と興味深々。その後、店内のスライサーで切り出された生ハムを食べた亀梨は「Bueno(美味しい)!」と現地で食べるその美味しさに大興奮。さらに初の生ハムの切り出しにもチャレンジし、自身で切った生ハムを食べると美味しさのあまり、思わず店主とグータッチ。ナイフで生ハムを切りながら、「サイコパスであることは何の罪でもない」と劇中で自身が演じる、サイコパス弁護士・二宮彰のセリフを披露し、「生ハム食べる?」と挑発的にこちらにナイフを向ける様子も。最後には、「Gracias(ありがとうございます)!今度スペイン来たら、また来させてもらいます。」と生ハム専門店に大満足の表情を見せた。また、映画の共演者へのお土産を買うため、サグラダ・ファミリアの目の前にある大型お土産物店RINGELSへ向かう亀梨の姿も収められている。映画『怪物の木こり』特別映像<作品情報>映画『怪物の木こり』12月1日(金) 公開公式サイト:「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月26日「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」で上映された映画『怪物の木こり』から、主演の亀梨和也と監督の三池崇史がスペインに上陸。映画祭を楽しむ2人のスチールが公開された。現地時間の10月13日、オービタ部門のクロージング作品として上映された本作のプレミアイベントには、約1,200人の観客が集まり、大熱狂。亀梨さんと三池監督は、レッドカーペットを歩いた。「スペインに着いた当日のホテルのロビーや取材の合間でも、温かく出迎えてくれている感じがして、三池監督の作品を愛してやまない方たちの熱量の高さはもちろんですが、自分のことを知って来てくれる方たちもいてくださって、すごくありがたいですね」と確かな手応えを感じていた様子。その夜に控えるワールドプレミアを前に、取材の合間を縫って亀梨さんと三池監督はシッチェスの街中を訪れ、スペインの空気を存分に堪能、そして映画祭オフィシャルフォトコール&記者会見にも参加した。12日、ホテルを出て、映画祭の会場ともほど近い旧市街や海岸沿いを散策。過ごしやすい気候に恵まれ、雲一つない空と海、絶好の環境の中で迎える映画祭に2人のテンションも自然と上昇し、今回が人生初のスペインとなった亀梨さんは、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」と到着早々に起こったまさかのトラブルを告白。またこの日の取材では、街を歩きながら「どこを見ても絵になりますね。ワクワクします!」と終始笑顔だった。そして翌日のワールドプレミアを前に、映画祭主催のフォトコールと記者会見に臨んだ2人。ロストバゲージとなった衣装が無事見つかり、亀梨さんはフォトコールと記者会見にはそれぞれ事前に準備した衣装で、ワールドプレミアにはスペインで用意した衣装で参加。フォトコールは海をバックにした絶好のロケーションで写真撮影が行われ、撮影後にはサインや記念撮影を求める現地の映画ファンが殺到。2人とも終始笑顔で応じ、ファンとの交流を楽しんだ。その後の記者会見では、「初めての三池監督との仕事はいかがでしたか」という記者からの問いに、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました。作品についても、絵の強さはもちろんのこと、人間ドラマがしっかりと描かれていて僕も大好きな映画の1本になりました。次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です」と亀梨さん。続いて、「サイコパス役をどのように自分の中に注入していったか」という、役へのアプローチ方法についての質問には、「派手にサイコパスというころを意識しないということを心がけていました」とした上で、「二宮というキャラクターの変化という点では、目の使い方、首の動かし方、目線の送り方というのは、僕なりに細かくこだわって演じました」とこだわりを明かした。夕刻より行われたワールドプレミアでは、血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど、観客は熱狂。上映後、三池監督は思わず「血に飢えているんですかね。スペインの人って(笑)」と笑い、亀梨さんも「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と安堵の表情を見せた。なお本作は、「第36回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門(Gala Selection)での特別招待上映も決定している。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月19日「このミステリーがすごい!」大賞受賞小説を三池崇史監督が映画化した『怪物の木こり』が、スペインで開催された「第5回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」にてワールドプレミア上映。現地時間10月13日19時より、サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるÒRBITA(オービタ)部門を締め括るクロージングイベントが開催され、主演の亀梨和也と三池監督が登場した。シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭は、ベルギー・ブリュッセル、ポルトガル・ポルトと並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の1つとして知られ、毎年10月に開催を続け、今回で56回目の開催となる歴史ある映画祭。過去には『十三人の刺客』がヴェネチア国際映画祭、『一命』『藁の楯 わらのたて』『無限の住人』がカンヌ国際映画祭に出品されるなど世界にその名を轟かせる三池監督の最新作というだけあり、本作上映のチケットは事前の発売後、即完売。会場には1,200人の観客が集結した。三池監督「映画ファンが集まる映画祭だからハードルは高い」ワールドプレミア前には現地メディアによるフォトセッションと記者会見に臨んだ亀梨さんと三池監督。取材前にはシッチェスの街並みを散策するなど、街の空気を感じた亀梨さん。「この『怪物の木こり』という作品と三池監督にせっかく連れてきていただいた舞台なので、しっかりとたくさんの方たちの印象に残れるように過ごしていきたいです」と意気込みを語った。その後、レッドカーペットには、亀梨さんは光沢のある鮮やかな黒いスーツで三池監督とともに登場。拍手と歓声を受けながら、「日本は12月1日に公開なので、ひと足先にワールドプレミアという形で、初めて関係者以外の方たち、それも世界の方のリアクションを感じられるというのは本当に貴重ですね。ドキドキしますし、ちょっとそわそわもします」とコメント。三池監督も「映画ファンが集まる映画祭だからハードルは高いんですけど、でもエンターテイメントですから。みんな『これはどういうもんだ』っていう点数つけに来てるわけじゃないので。どうやってこの映画を見て楽しもうかという、そういう人たちなので、きっとそういう人たちに楽しんでもらえる映画だと思います」と、久々のシッチェスの地を噛みしめるように、映画祭の魅力を語った。その後、亀梨さんと三池監督は上映前のステージに大歓声を受けながら登壇。スペイン語で自己紹介した亀梨さんは「今回三池監督と共に、『怪物の木こり』という作品でこのシッチェス映画祭に来られたこと、本当に光栄に思っています」と満員の会場を見渡し、喜びを噛みしめた様子。三池監督も「シッチェスでは毎年のように僕の映画を上映していただいて本当に感謝しています。自分の最新作をここでワールドプレミア、世界で一番最初にシッチェスの観客の皆さんに観てもらえることを本当に幸せに感じています」と感謝を込めて挨拶した。上映が始まると、血しぶきが飛ぶシーンでは歓声があがるなど、世界最大のファンタスティック映画祭にふさわしい盛り上がり。終了後は拍手喝采となった。観客と一緒に本編を鑑賞していた亀梨さんと三池監督は、上映終了後、「すごく緊張しましたね。上映中に一つ一つリアクションがあり、この作品は物語の展開をしっかり集中して観ていただくことによって、さらに楽しめる作品だと思うので、みなさん本当に集中して観てくださっていたのかなと思います」と興奮冷めやらぬなかコメント。さらに上映中の観客のリアクションに対して亀梨さんは「最後の方は本当にネタバレなので言えないですけれど、一番最後、この物語がずっと積んできたもののクライマックスのようなところは、ぶわっと沸いてくれていたので。あそこは鳥肌が立ちました」と感無量。三池監督も「シッチェスのお客さんってお祭りみたいに、ストーリーとかそんなことよりも楽しめるところでワイワイやるっていう感じなんだけれど、今回は真剣に見ていて。こんなにスペインの人も真剣に映画を見てくれるんだっていう感じがあって(笑)。最後に起こった拍手も、楽しんだというより、いい物語を観た、いい映画を観たっていう、あったかい拍手で。普段とは違うリアクションだったんですよね」と確かな手応えを感じていた。ワールドプレミア後には、本作を鑑賞した批評家や観客から「三池崇史は『怪物の木こり』で私たちに新しいスリラーを見せてくれる」「最高のスリラー!テンポもよくあらゆるタイプの観客に強くお勧めします!」「機敏な脚本のひねりでサイコパスを探求しており、全編を通じて私たちを魅了します」といった絶賛の声が早くもXに溢れている。なお、本作は10月下旬、東京国際映画祭「ガラ・セレクション部門(Gala Selection)」での特別招待上映にてジャパンプレミアが開催される。『怪物の木こり』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月16日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の場面写真が3日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○シリアルキラー『怪物の木こり』に関わる重要人物たち今回公開されたのは、脳を奪い去るシリアルキラー『怪物の木こり』による連続猟奇殺人事件に関わる重要人物たちの新場面写真。過去の殺人事件の容疑者・剣持武士(中村獅童)は、自らを“社会不適合者”と言っては働かずに妻の収入で生活をしていたが、ある時その妻が階段から落下する事故により死亡。この事故に不審な点が多く一時は保険金殺人の容疑者となるが、証拠不十分で不起訴処分となっている。また事件の当時捜査担当で、正義感が強すぎるあまり、周囲に攻撃的な態度をとるようになっていった刑事の乾登人(渋川清彦)とは深い因縁が。そんな乾は現在も刑事を続けており、プロファイラーの戸城(菜々緒)とタッグを組んで今回の猟奇殺人事件を追っている。犯人を捕まえるためには時に暴力も辞さない乾は、過去に担当した事件でも厳罰処分を受けており、内なる狂気を秘めていると警察内の一部では現在も要注意人物の一人と認識されている。猟奇殺人事件の捜査本部の指揮を執る広瀬秀介(堀部圭亮)は、何かと問題行動の多い戸城や乾に目を付けており、元脳神経外科医の・東間翠(柚希礼音)は25年前の連続児童誘拐殺人事件の犯人で、医療研究のためと偽り児童を誘拐、違法の脳外科手術を施し、殺害していた正真正銘のサイコパス。全員訳アリの強烈な個性を放つキャラクターたちの姿が捉えられた場面写真となっている。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年10月03日ランド バイ ミルクボーイ(LAND by MILKBOY)の2023年冬コレクションから、『リッチーリッチ(RICHIE RICH)』とのコラボレーションアイテムが登場。2023年9月30日(土)よりランド バイ ミルクボーイラフォーレ原宿店ほか取扱店にて順次発売される。『リッチーリッチ』とコラボランド バイ ミルクボーイは、アメリカ・ハーベイコミックスの人気キャラクター『リッチーリッチ』とタッグを組み、コラボレーションアイテムを展開。2023年冬コレクションのテーマでもある「MONEY WORLD」に沿った世界観のセーターやスウェット、カットソーなど全6型が揃う。山積みコインのビッグセーター中でも注目したいのは、驚くほど裕福な家庭で育つ世界で最も裕福な子どもにも関わらず、“かわいそうな小さい金持ちの少年”とも呼ばれるリッチーリッチと、彼の前に山積みのコインを配したビッグセーターだ。リッチーリッチの周りには、“$(ドル)”マークが浮かんでいるのもポイントだ。大きめのシルエットのため、ゆったりとした着心地となっている。襟元がリブ仕立てのスタジャン厚みがある豪華なリブ仕立てのスタジャンにも注目。袖口や胸元など随所にアップリケ刺繍を配している。印象的なのは、背面にあしらった“Richie Rich”と“MONEY WORLD”のアップリケ刺繍。パープルやライトブルーなど、目を惹くカラーリングで用意する。札束や愛犬の “ダラー”などグラフィック長袖Tまた、長袖Tシャツやスウェットもラインナップ。リッチーリッチと愛犬のダラー(ドル)、“Richie Rich”の公式ロゴに“MONEY CAN’T BUY MY LOVE(お金で僕の愛は買えない)”という文字を並べたグラフィック2種の長袖Tシャツに加えて、歩いているリッチーリッチの吐息が“$”マークになっている様子を描いたスウェットも展開される。コインモチーフのキーホルダーもさらに、バッグや鍵につけて楽しみたいコインモチーフのキーホルダーも用意。ゴールドのコインが3枚連なるアイテムとなっている。【詳細】ランド バイ ミルクボーイ 2023年冬コレクション新作発売日:2023年9月30日(土)取扱店舗:取扱店舗:ランド バイ ミルクボーイ原宿・札幌、Fathom(台場・広島パルコ)、仙台BPM、ASILE evolution・Deity`s watchdog・Luke and Stella・Schroding’s Closet、公式オンラインストア、ミルク ZOZOTOWNアイテム:・RR MONEY WORLDスタジャン 27,500円・RR RICH SWEATER 19,250円・RR MONEY BAG L.S TEE 11,000円・RR CASH SWEATS 14,080円・RR MONEY CAN`T LOVE L.S TEE 11,550円・RR RICH COIN KEY HOLDER 2,970円【問い合わせ先】ミルクTEL 03-3407-9192Universal Studios Licensing LLC(ユニバーサル・スタジオ・ライセンシング LLC)との商品化契約に基づき、株式会社ミルク が企画・制作した商品。
2023年10月02日三池崇史監督×主演・亀梨和也(KAT-TUN)のタッグで贈る超刺激サスペンス『怪物の木こり』の主題歌を「SEKAI NO OWARI」が担当することが決定。本予告映像&本ビジュアルも完成した。「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」のÒRBITA(オービタ)部門とFocus Asia部門の2部門で出品され、「第36回東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション部門(Gala Selection)」での特別招待上映も決定し、世界で注目の作品となっている本作。今回、「SEKAI NO OWARI」が本作のために手掛けたのは、独特の旋律とあくの強いワードが印象的な書き下ろし新曲「深海魚」。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞が印象的だ。楽曲について亀梨さんは「初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです」とコメントを寄せ、三池監督も「天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた」と絶賛している。本予告編では、助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも、男性の首をかっ切るという、冒頭から主人公・二宮のサイコパスな人物像が露わに。そして二宮の前に現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」。突如、襲われた二宮は、「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。また、絵本の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していく。また、婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。ラストには、二宮が映美の首元にナイフを突き付ける衝撃のシーンも見られる。なお、10月6日(金)よりムビチケカードが上映予定劇場にて発売(※一部除く)。Loppiでは、@Loppi限定〈マルチポーチ〉付ムビチケコンビニ券も取扱いも決定し、10月13日(金)10時以降に詳細が発表される。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月29日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の主題歌、本予告映像、本ビジュアルが29日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○映画『怪物の木こり』主題歌はSEKAI NO OWARI主題歌はSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「深海魚」に決定。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞も印象的な楽曲となっている。本予告映像では、冒頭から主人公・二宮の“サイコパス”な人物像が露わに。助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも男性の首をかっ切る衝撃的なシーンから幕を開ける。目的のためなら人をも殺めてしまうサイコパス弁護士・二宮の前にある日現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」で、突如襲われた二宮は「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。そして、この日を境に、二宮VSシリアルキラー=怪物の木こりの、狩るか狩られるかの生き残りをかけた死闘が始まる。絵本『怪物の木こり』の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していく。互いの命を狙い合う二宮と「怪物の木こり」、そして連続殺人の真相を追う戸城ら刑事たち。さらに、二宮の婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、正義感が強すぎる刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。二宮が「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と、怯える婚約者・映美の首元にナイフを突き付けるシーンも。また映像と共に解禁された本ビジュアルでは、鋭い目つきでこちらを睨み上げる二宮の顔と、「この男、超ヤバイ。」の文言が記されている。○亀梨和也 コメント初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです。○三池崇史監督 コメント天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた。素晴らしい楽曲の生まれる瞬間に立ち会えたことを映画監督として幸せに思う。SEKAI NO OWARI最高です!(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月29日「このミス大賞」受賞作を映画化した『怪物の木こり』より場面写真が解禁。さらにシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭への出品も決定した。鬼才・三池崇史監督が亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆らを迎えて贈る本作は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件の犯人と狂気のサイコパス弁護士、そして警察が三つ巴の攻防を繰り広げる、先読み不可能な“超刺激”サスペンス。三池監督作品初参加で主演を務めた亀梨さんは「非常に難しいなと思いましたが、すごく良い意味でやりがいがありました。非常に特殊で、序盤から中盤に向けてのストーリーの構築や、”サイコパス”という変わった設定の部分が大きい一方、本質的な人間の心の動きも丁寧に描かれていたので、そこは大切に演じきりたいなと思いました」と語る。事件の真相を追う刑事でありながら自身もどこか怪しげで独特のオーラを纏う戸城嵐子を演じた菜々緒さんは「怒涛の展開の連続で、あっという間に読み終わってしまいました。嵐子自身がサイコパスな一面を見せるような描かれ方がされている部分もあり、そういったところをどのように演じていくかを考えながら、台本を読ませていただきました」とふり返っている。その本性を知らずに二宮に優しく寄り添う婚約者、映美を演じた吉岡さんは「主人公があまり見たことのないタイプのキャラクターですごく面白いなと思いましたし、同時に常に切なさが同居しているように感じました。”怪物”と一言で言ってしまうと恐ろしくて怖いものというイメージがありますが、怪物の悲しさみたいなものがこの台本の魅力だなと感じました」と役柄同様に二宮のキャラクターに寄り添うようにコメント。三池監督作品には度々出演している染谷さんも「ドキドキしました。ミステリー要素が強く、どうなっていくのか?犯人は一体誰なんだ?何が起きているんだ?と、どんどん読み進めていってしまいました。」と本作のストーリー展開には衝撃を隠し切れない様子だった。この度解禁された場面写真は6点。血を流しながら深刻な表情を浮かべる“サイコパス弁護士・二宮”や事件の真相を追いかける刑事・戸城、物憂げな表情を浮かべる映美など、個性豊かなキャラクターたちが切り取られている。中には二宮が戸城の眉間にナイフを突きつけるシーンや、遠くに佇む不気味な“怪物の木こり”の姿を捉えた一枚も。そしてこの度、本作が、第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭で、世界中から選りすぐりのスリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるÒRBITA(オービタ)部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門、2部門で出品されることが決定。ÒRBITA部門ではクロージング作品としての上映を予定している。三池監督作品としては観客賞、最優秀美術賞を受賞した『十三人の刺客』(10)以来、13年ぶりの受賞の可能性に期待が高まる。また今回、主演の亀梨さんと三池監督がスペインへ渡航、本映画祭のレッドカーペット&プレミア上映に参加することも決定。スペインの観客の前での登壇に向け、亀梨さんと三池監督からコメントが到着した。亀梨和也 コメント『怪物の木こり』という作品を通して三池監督と繋がれた事。そしてこの作品と共に海を渡れる事。非常に光栄です。国を超えて沢山の方々に楽しんで頂ける事を願っています。初スペイン、初シッチェス映画祭。自分の細胞レベルでしっかり感じて来たいと思います。三池崇史監督 コメント欧州のファンタ野郎が大集合な歴史ある映画祭。シッチェス万歳!ビーチに美食と亀梨和也。『怪物の木こり』と共に最高の時を過ごせそうだ。『怪物の木こり』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月21日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の60秒予告と場面写真が12日、公開された。同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。○映画『怪物の木こり』衝撃場面今回公開された映像は、山道で激しく横転し大破する車を映し出す大迫力のカーアクションシーンから始まる。大破した車に追われていた二宮は、救急車を呼んでほしいと懇願する運転手に冷たい目で歩み寄ると、一瞬の躊躇もなく割れたガラスの破片を運転手の首元へ。また“絵本「怪物の木こり」”の面を被り、凶器の斧で人を襲い脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する中、二宮は突然現れた犯人に襲われる。犯人の新たなターゲットとなった二宮は、謎に包まれたシリアルキラー”怪物の木こり”に復讐を強く誓い、二宮をマークする警視庁の天才プロファイラー戸城(菜々緒)をはじめ、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)らの思惑が複雑に絡み合っていく。映像の最後には、二宮が婚約者である映美にナイフを突き立て「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と言い放つ場面が収められた。この度、本作のサイコパス監修を務めた脳科学者の中野信子からのコメントも到着。さらに大破した車を背に狂気に満ちた表情を浮かべる二宮を捉えた場面写真も公開された。○中野信子 コメント・サイコパスの特徴とは?共感性を持たず自他問わず痛みに対する感受性が低く、時にはそれが恐れ知らずの勇敢さと受け取められる。自分をよく見せる術に長けていることと併せて、一見、大変魅力的な人物に映ることも。・亀梨和也さんの演技をご覧になっていかがでしたか?亀梨さんご本人は非常に温かみのある快活なキャラクターをお持ちだと思いますが、いわば真逆といえる主人公の危険な魅力、サイコパスならではの血の通わない表情、表層的に人柄の良さを演出する計算高さを演じる俳優としての力に唸らされました。・本作の見どころは?サイコパスは身近にいれば実に危険で不都合な存在ですが、スクリーンを通してみるとこれほど魅力的に見えるものかというマジックをぜひ体感してください。これは映画の魔力でもありますが、遠くにいて直接的な実害さえなければ、私たちはサイコパスを本能的に支持してしまうのだという、消し去ることのできない人間の業でもあります。(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月12日亀梨和也主演、三池崇史監督作『怪物の木こり』より、60秒予告と場面写真が解禁された。「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した倉井眉介の同名小説を映画化した本作は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人鬼と、その次のターゲットとして狙われたサイコパスな弁護士・二宮(亀梨和也)が攻防を繰り広げる、予測不能のサスペンス。この度解禁された映像は、山道で激しく横転し大破する車を映し出す大迫力のカーアクションから始まる。 この大破した車に追われていた二宮は、救急車を呼んでほしいと懇願する運転手に冷たい目で歩み寄ると、一瞬の躊躇もなく割れたガラスの破片を運転手の首元へ…という衝撃のシーンで物語は幕を開ける。“絵本「怪物の木こり」”の面を被り、凶器の斧で人を襲い脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生する中、二宮は突然現れた犯人に襲われる。弁護士として高く評価されながらも、本性は他者への共感能力が欠如したサイコパス・二宮。犯人の新たなターゲットとなった二宮は、この謎に包まれたシリアルキラー“怪物の木こり”に復讐を強く誓う。そして、二宮をマークする警視庁の天才プロファイラー戸城(菜々緒)をはじめ、二宮の婚約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)らの思惑が複雑に絡み合っていく…。映像の最後には、二宮が婚約者である映美にナイフを突き立て「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と、衝撃の一言を放つ場面も映し出され、予測不可能な物語を予感させる。併せて、大破した車を背に狂気に満ちた表情を浮かべるサイコパス弁護士・二宮を捉えた場面写真も解禁。これまでの自身のイメージを打ち破る難役を怪演し、激しいアクションにも果敢に挑戦した亀梨さん。バイオレンスの巨匠・三池監督の最強タッグと豪華キャストの競演にも期待が高まる。『怪物の木こり』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年09月12日是枝裕和監督の最新映画『怪物』に出演し、第76回カンヌ国際映画祭に参加。ガラスのように繊細な少年を熱演し世界の注目を集めた黒川想矢さん。国際的にも評価の高い是枝組の撮影から若き俳優が感じたこととは…?演技に悩み、考え、作っていく。新鮮な経験の連続でした。少年と青年の間を行き交うように、夏の太陽の下で一瞬ごとに違う表情を見せてくれた黒川想矢さん。是枝裕和監督の最新作『怪物』で主人公・麦野湊を演じ、世界から脚光を浴びる13歳。そのきっかけは2年前の夏のこと。「それまでも子役をしていたんですが、一度お仕事に区切りをつけようと思ったタイミングにこのオーディションの話が来て『湊の役をやってみたい』と思ったんです。オーディションは全部で4回あって、結果が出るまでものすごく長くて…(笑)。その間、お正月に『是枝組に受かりますように』ってお参りした記憶があります」是枝組には“是枝イズム”ともいわれる独自の手法があるという。幼い俳優には台本を渡さず口頭でセリフを伝えるのもその一つ。「でも今回は監督から『台本はあったほうがいい?』と聞いてもらったので、僕と(同級生役の)柊木陽太くん…僕は役名で依里くんて呼ぶんですけど、二人で『あったほうがいいです!』ってお願いして。まずは自分で台本を読んで、どこで自分の心が動くかを感じてみたいと思ったんです」一方でクランクイン直後は演技で壁にぶつかったことも。そこで手を差し伸べてくれたのは担任教師役の永山瑛太さんだった。「ある日瑛太先生がジンギスカンに誘ってくれたんです。そこで『俳優は監督の脳みそにあるものを表現するんだよ』って言われて、すごく腑に落ちました。それからは考えすぎず、迷ったら監督に質問して。そういうとき監督は『こうしたらいいんじゃない?』ってヒントをくれました。印象的だったのは『感情を体の感覚に変えて演技してみたらどうですか』という言葉。例えばうれしいときは寒い日でもお腹の中がぽかぽかする、とか。それからは全身の感覚も使って演技ができてきたのかな」そして湊と依里。少年二人の無垢な絆は、迷宮のような物語の中で希望を感じさせてくれる。「依里くんとは、役作りと親交を深めるために、ロケ地近くの古い民家で生活を共にすることから始めました。オムライスを作ったり、一緒にお風呂に入ったり、喧嘩したり。依里くんは可愛いんですよ。LINEでスタンプを連続で送ってきたり悪ふざけをして、弟みたいに甘えてくる(笑)。ずっと一緒に過ごすうち、何でも言い合える親友になれました」少しずつ関係性を紡いで、感じたことを全身でカメラの前に表して。そうして生まれた映画はカンヌ映画祭の正式招待作品に。「飛行機も海外も初めて。タキシードを着て会場に行く車の中から見たカンヌの海の景色は、一生の思い出です。レッドカーペットの上ではみんなで喜び合って、一つの家族になれた気がしました。でも何よりうれしかったのは、完成披露舞台挨拶で母親役の安藤サクラさんが抱きしめてくれたこと。この作品に出られてよかったと心から思いました。実はサクラさんとは撮影中何か噛み合わなくて…(笑)。でも当時は“噛み合わない親子”の空気を作ってくれていたんだって、そのときちょっとわかりました。僕の中で作品が完結した瞬間だったかもしれません」『怪物』出演と時を同じくして変化したことがもう一つ。ドラマで共演した舘ひろしさんに憧れ「舘プロ」の一員になったのだ。「誰にもやさしく接する舘さんみたいな人になりたいです。舘さんとは二人きりでお寿司を食べたり…。約60歳差?そっか。でも一緒にいるだけで楽しいんです。いまは『あぶない刑事』を観た影響で、刑事役をやってみたいです。バイクから銃を撃つ場面、かっこよかった!ずいぶん撃つな~ってびっくりもしたけど(笑)」シャイな笑顔で13歳の素顔をのぞかせる。そしていつかは人を喜ばせる俳優になるのが夢。「僕のばあばが『怪物』を観て『私の楽しみはあなたたちよ』と言ったんです。誰かが喜んでくれるってなんかいい。その先にまた世界が待っていたらうれしいです」『怪物』稀代のクリエイターが集いカンヌを沸かせた話題作。それはよくある子供同士の喧嘩に見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込んでいく。母と息子、小学校の教師や友人の歯車を狂わせる“怪物”とは…。メガホンをとるのは是枝裕和監督。家族や学校の狭いコミュニティでの人間関係の歪さを巧みに描く。第76回カンヌ国際映画祭では脚本を担当した坂元裕二さんが脚本賞を、そしてLGBTやクィアを扱う映画に与えられるクィア・パルム賞も受賞。また坂本龍一さん最後の映画音楽作品になった。©2023「怪物」製作委員会くろかわ・そうや2009年12月5日生まれ、埼玉県出身。5歳から芸能活動を開始し、NHK BS時代劇での舘ひろしさんとの共演を機に舘プロに加入。趣味は一眼レフカメラ。「カンヌでは是枝監督に被写体になってもらいました!」シャツ¥20,900(マスターキー/ティーニー ランチ TEL:03・6812・9341)※『anan』2023年8月30日号より。写真・高橋マナミスタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・岩淵賀世取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年08月26日