2019年に上演された舞台『BACKBEAT』が、2023年4月から5月にかけて東京・兵庫・熊本・大阪で再演されることが決定した。『BACKBEAT』は、ロックバンド・ビートルズの創成期を描いた1994年公開の同名伝記映画をイアン・ソフトリー監督自ら舞台化した作品。結成当初のビートルズは5人編成で、当時のベーシストであり、画家としての才能も発揮しながら、ビートルズのメジャーデビューを待たずして袂を分かつことになるスチュアート・サトクリフと、彼の芸術的センスに惚れ込み、敬愛していた学生時代からの親友ジョン・レノン。そして、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニー、ピート・ベストのメンバーが“ビートルズ”を結成し、若者らしい爆発的なエネルギーでハンブルクへ巡業していた時代を描く。スチュアート・サトクリフを演じるのはA.B.C-Zの戸塚祥太。ジョン・レノン役は加藤和樹が務める。またジョージ・ハリスン役は、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大、当時はギターを弾いていたポール・マッカートニー役は、FUZZY CONTROLのJUON、ドラムのピート・ベスト役は上口耕平が演じる。さらに、スチュアートの恋人となるアストリッド・キルヒヘル役は、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の愛加あゆが担当。そして、文学座に所属し外部の公演でも活躍する鍛治直人、「Honey L Days」のメンバーとしても活躍し、本作初出演となる東山光明、脚本や演出、タップ振付も手がける西川大貴、ミュージカル『エリザベート』の出演など注目を集める加藤将、ミュージカルを中心に活躍する気鋭の工藤広夢、また1966年のビートルズ初来日公演の際に前座を務めた尾藤イサオが出演する。また本作の大きな見どころは、20を超える楽曲の生演奏。初期ビートルズの粗削りながら勢いのある演奏、あり余るエネルギーを正面からぶつけてたぎるような、ほとばしる生演奏のサウンドにも注目してほしい。なお翻訳・演出は、日本初演に続き石丸さち子が務める。舞台『BACKBEAT』は、プレビュー公演を2023年4月23日(日) に東京・江戸川区総合文化センター 大ホールで上演。その後、4月28日(金) から5月3日(水・祝) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、5月6日(土)・7日(日) に熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 大ホール、5月20日(土)・21日(日) に大阪・枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール、5月24日(水) から31日(水) に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演される。■スチュアート・サトクリフ役:戸塚祥太 コメントこのメンバーでロックしてお芝居して…青春の光と影を、メンバーそしてお客さんとまた味わうことができるんだ、と今から興奮しています。スチュアートは芸術や表現するということをとことん突き詰めていった人で、あのジョン・レノンが惚れ込むほどのセンスを持っていたので、自分も突き詰めていきたいと思います。演出の石丸さち子さんは誰よりもエネルギッシュに僕たちをまとめてくれていたので、今回も石丸さんマジックがどう作用するのか楽しみです。スチュアートはクールな一面もありつつ、ロマンチストで愛情表現がとても熱く、アストリッドの芸術性・才能に惹かれるという部分がとても彼らしいなと思います。生きていくうえで何を優先させたいか、何を手にしたいか、そして、人間関係の中でどちらかを選ばないといけない…、という場面は色んな人が経験していることだと思います。彼の孤独や人生は、複雑にカオスな状態で、光と影が入り混じっています。その表裏一体を表現できるよう、より濃く演じていきたいです。気を引き締めてメンバー一丸となり、このチームで令和のビートルズとして皆さんの心の中に熱いものを届けたいと思います。■ジョン・レノン役:加藤和樹 コメントこのメンバーでまたやりたいね、と話していたので、再演が決まったとき、またあの時間がくるぜ!「ビーバッパルーラ」!!と、皆で喜びあいました。この作品はスチュアートとジョンとの出会い、そしてビートルズの活動を描いた作品です。何と言っても生演奏が見どころです。悲しい別れもありますが、それを経て今のビートルズがあるということを感じていただけると思います。前回の公演が終わっても、仲が良くて当時のビートルズみたいに同じ時間を過ごした仲間・戦友がまた集まることで、より芝居に深みがでると確信しています。新たに変わるBACKBEATを、僕たちも楽しみにしています。■ジョージ・ハリスン役:辰巳雄大 コメントついに帰ってくるか…BACKBEAT!いつか必ずまたこのメンバーでやろうと話していたので、早く皆で音を重ねたい!楽しみです。この作品は20曲以上もの曲を生演奏するということが、他の作品にはない見どころだと思います。皆が知っているビートルズがどうやって過ごして、なぜ4人になったのか、ということが知れる作品です。今からまた新しいビートルズが生まれてくると思うと、とても楽しみです。初演のときに、人生をかけて自分たちにビートルズを宿し、令和のビートルズになってやると強い気持ちで挑みました。僕はまだこのメンバーでのCDデビューを諦めていません!最高のバンドメンバーです。とにかく興奮してもらえると思うし、僕たちがその時その瞬間でしか奏でられない生の演奏を劇場で味わっていただきたいと思います。新たな一歩を観に来てください。■ポール・マッカートニー役:JUON コメントメンバー・スタッフが家族のように一丸となって作り上げたこの作品で、またポール・マッカートニーを演じられることがとても嬉しいです。このメンバーの生演奏で曲を届けられるところがこの作品の見どころです。同じ時間が流れることがない完全な生演奏でのライブは、お客様も観ていてきっと楽しいと思います。ミスをしても仲間同士で笑い合い、人間模様が出るところも感じていただけると思います。日頃ミュージシャンとして活動しているのですが、普段は右弾きなので、ポールの左弾きの練習が、また始まります…。左でギターを弾くことはとても難しいのですが、だからこそ、ギターを始めた頃のように、必死に、ぎこちなく、荒々しく演奏する感じは、初期のビートルズのサウンドに近く、上手くハマっていたので不思議でした。今回も心を込めて頭も身体もフル稼働して、仲間と一緒に頑張って準備していきたいと思います。よろしくお願いします。■ピート・ベスト役:上口耕平 コメント前回の公演が終わってからも、心のどこかで皆と一緒に演奏したいなと思っていたので、またドラムで暴れられるあの日々がやってくるんだと思うと、この再演の決定がとても嬉しいです。ドラムセットの前に座り、スティックを持って、一気に僕の中のピート・ベストが復活しました。あれから3年の月日がたっているので、さらに演奏に磨きがかかり、パワーアップできるのでは、と思っています。ここ何年かは、音楽フェスやライブハウスに行く機会が皆さん減っていると思いますので、ぜひ、劇場で思いっきり生の演奏を味わっていただきたいです。僕たちがイケイケの10代のパワーを炸裂させるので、楽しみにしていてください。<公演情報>『BACKBEAT』作:イアン・ソフトリースティーヴン・ジェフリーズ翻訳・演出:石丸さち子音楽監督:森大輔【出演】戸塚祥太(A.B.C-Z) 加藤和樹辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) JUON(FUZZY CONTROL) 上口耕平愛加あゆ鍛治直人 東山光明 西川大貴 加藤将 工藤広夢尾藤イサオ【プレビュー公演】日程:2023年4月23日(日) 開演18:30会場:江戸川区総合文化センター 大ホール料金:S席10,500円 A席7,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可チケット一般発売日:2023年2月25日(土)お問い合わせ:チケットスペース:03-3234-9999(平日10:00〜12:00 / 13:00〜15:00)江戸川区総合文化センター 03-3652-1106(9:00~21:30)【兵庫公演】日程:4月28日(金)~5月3日(水・祝)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール料金:10,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可チケット一般発売日:2023年2月26日(日)お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 / 月曜休み※祝日の場合は翌日)【熊本公演】日程:5月6日(土)・7日(日)会場:市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 大ホール料金: S席10,500円 A席7,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可チケット一般発売日:2023年2月25日(土)お問い合わせ:ピクニックチケットセンター 050-3539-8330(平日12:00~15:00)【大阪公演】日程:5月20日(土)・21日(日)会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール料金: S席10,500円 A席7,500円 B席5,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可チケット一般発売日:2023年2月25日(土)お問い合わせ:枚方市総合文化芸術センター本館 072-845-4910【東京公演】日程:5月24日(水)~5月31日(水)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)料金:S席 10,500円 A席 7,500円 (税込・全席指定) ※未就学児入場不可チケット一般発売日:2023年2月25日(土)お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999(平日 10:00〜12:00 / 13:00〜15:00)関連リンク公式サイト::
2022年12月08日戸塚純貴主演ドラマ「かりあげクン」のポップに遊び心のあるキービジュアルが公開された。本作は、「コボちゃん」「フリテンくん」などの大人気4コマ漫画で知られ、今年で画業51年を迎えた植田まさしの代表作「かりあげクン」のドラマ化。1話に複数のショート作品を組み合わせ、本作ならではのテンポの良い痛快ドタバタコメディードラマとなっている。今回公開されたビジュアルは、オフィスを背景に戸塚さんのかりあげヘアーが大きく映るインパクトのある一枚に。手の上には、笑顔で愛嬌たっぷりに注意するほんにゃら産業の社員・清水(樋口日奈)、必死にかりあげクンの指にしがみつく課長(岩井ジョニ男)、優雅にコーヒーを飲んでいる社長(温水洋一)といった個性的なキャラクターが乗り、本作で織りなすオフィスのドタバタ感を表現。“媚びない、ブレない、仕事しない。”というキャッチコピーも添えられ、上司の顔色など気にしない、どんなことがあっても無表情で、マイペースにイタズラばかりしているかりあげクンを象徴している。土曜ドラマ「かりあげクン」は2023年1月7日より毎週土曜日23時~BS松竹東急にて放送(全12話)。(cinemacafe.net)
2022年11月30日俳優の戸塚純貴が出演する、復興水産加工業販路回復促進センターの新CM「UMIUMA うみうまキャプテン」編が1日より、関東・中部・近畿・福岡にて放送される。新CMでは、世界三大漁場である三陸・常磐の海の幸を使った“うみのうまい”水産加工品を伝えるために、岩手県出身の戸塚が三陸・常磐をこよなく愛する海の男「うみうまキャプテン」として登場。職人たちがオススメする絶品の海の恵みを「うみうまキャプテン」がおいしそうに頬張るシーンがリズミカルに進む内容になっている。今回のCMに出演した戸塚の“UMIUMA商品”を聞くと、「めかぶとアワビ、イクラがのった海宝漬が贅沢で大好きです」と回答。「東京に出てきてからも、実家から送ってもらっていたので、特にオススメです」とアピールした。また、水産加工事業者の技・こだわりに触れ、「初めて見学させていただきましたが、スピードと的確さに驚きました。ホタテやイカがものすごく肉厚で、生で食べたくなりました。みなさんにもぜひ食べていただきたいですね」と感心したようだ。
2022年11月01日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が25日、主演舞台『今度は愛妻家』の大阪・カンテレ本社で行われた取材会に出席した。同作品は2002年に初演され、14年に再演、10年には豊川悦司・薬師丸ひろ子の夫婦役で映画化もされた人気作。8年ぶりの上演となる今作では、カメラマンで“ダメ夫”の主人公・北見俊介を戸塚が、だらしない夫を朗らかに支える妻・さくらを三倉佳奈が演じる。北見は、妻に甘えるあまり乱暴なセリフを吐くわがまま亭主。戸塚は「これから旅行に出かける奥さんに『俺のメシ(の支度)はどうすんだよ?』とか言うんですよ。どうしてそうなるのか全然理解できない!」と呆れながらも、ある出来事をきっかけに抜け殻のように無気力な生活を送ることになる北見の心の動きには「すごくわかる」と共感。「僕でも心が空っぽになっちゃうと思う」としみじみ語り、「いろんな“愛おしさ”が詰まっている物語。観てくれたお客さんそれぞれが何かを持ち帰って、心の痛みをちょっとだけ癒す手助けができたら」と作品の魅力を話した。また、タイトルにちなみ「結婚したら“愛妻家”になりそう?」との質問が飛ぶと、「愛妻家になりたいし、その可能性はあります」と即答。現在のところ「結婚願望はほぼない」らしく、結婚はまだ先のようだが、「自分の子どもには出会いたい」とパパ願望は強いよう。今作で共演している関西ジャニーズJr.内のユニット・AmBitiousのメンバーで現役高校生の後輩・浦陸斗がかわいくて仕方がない様子で、「僕が楽屋で毎日言うくだらないことに、全部いい感じで返してくれる」「稽古期間の(演技の)成長がハンパなかった」などベタ褒め。「自分に子どもができたら、しっかり向き合ってあげたいし時間を割いてあげたい。イクメンになりたいです!」と笑顔で宣言していた。大阪公演はあす26日から30日までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで、11月5・6日には宮城公演が仙台・電力ホールで行われる。
2022年10月25日俳優の間宮祥太朗、子役の小野井奈々が出演する、ロッテ「クーリッシュ バニラ」の新CM「ぬくぬく〜りっしゅ」編が18日より放送される。新CMは、外では雪が舞うなか、間宮と小野井が家のこたつに入り体が火照るまでじっと待つシーンからスタート。「今です!」と小野井の合図があり、冷蔵庫まで走り出す二人。その後、「いきかえる〜!」と言い、「クーリッシュ バニラ」をおいしそうに飲む姿が描かれる。間宮と小野井にとって、3回目の共演となる今回の撮影。小学生になった小野井の成⻑ぶりに驚く間宮だったが、撮影の途中で一緒に遊んだり、あやとりを楽しむ二人の姿は今までと変わらず。少し年の差がある兄妹のような仲の良さがうかがえた。○■間宮祥太朗、小野井奈々インタビュー――撮影の感想を教えてください。小野井:楽しかったです! いっぱい「クーリッシュ」も飲みました。間宮:(奈々が)全然人見知りしなかったですね。あやとりも教えてくれました。撮影中、「なんか間宮さん面白い。なぜなのかは分からないけど」って言われましたし、監督が「お兄ちゃん(間宮さん)のほうを見るんだよ」って指示したら、「大人は“間宮さん”って呼ぶんでしょ。私は”祥太朗さん”って呼ぶけど」って(笑)。動物の知識もすごく増えていて、すごい色々と喋って楽しんでいました!――今回は「こたつ」での撮影が多くありました。お二人は、こたつで過ごした経験はありますか?間宮:過ごしたことはありますが、実家にはなかったので宿とかですね。やっぱり気持ち良いです。家にも置きたいなと何度か思ったことはありますが、なかなか踏み切れずにいます。小野井:今、家にあります! でも、こたつの足の部品が壊れていて。壊れてるけど、まだ使ってます。こたつは大好きです!間宮:(現場に来ていた、奈々ちゃんのお母さんを探しながら)お母さん、直して〜!(笑)――小野井さんの「今です!」という合図が出るまで我慢する二人の様子が印象的でした。日頃から我慢強いほうですか?間宮:我慢強いほうだとは思いますね。さっきも撮影の空き時間に、メイクさんにマッサージしてもらったんですけど、結構な強さで。たぶんこんなに強く押す人があまりいないのではと思うくらい、強いです(笑)。あと、お味噌汁とかも、とにかく熱いほうが良いですね。奈々は? 我慢強い?小野井:我慢強くない!間宮:あはは、即答! 我慢強くないか? たしかに、いつも我慢できなくて撮影中も「クーリッシュ」飲んじゃうものね(笑)。○■間宮祥太朗インタビュー――今回、冬ならではのおいしさを表現した「クーリッシュ」のTVCMとなりました。「こたつでクーリッシュ」のように、冬だからこそ楽しみにしている行事や趣味などはありますでしょうか?冬だからこそ、キャンプとか温泉ですね。雪の景色の中に入りたい思いが結構強くあります。(自然が多いところは)空気も澄んでいて、おいしく感じますね。小さい頃から自然と動物がすごく好きだったというベースが自分のなかにあったからこそ、自然の中に入りたいんだと思います。――冬だからこそ、つい気持ちが「いきかえる〜!」ようなシチュエーションがあれば教えてください。灯油ストーブを買ったんです。これで、とてもいきかえっています。(他の)暖房を使わなくなりましたし、灯油ストーブならではの暖かさがすごく良いなと思っています。キャンプでも使えますし、家にはリビング用と寝室用に1台ずつあるのですが、(使用しても)部屋内で乾燥があまりしないのですごく良いですね。鍋に水を入れて(灯油ストーブの上に)置いておくだけで加湿もできるので、すごく便利ですよ(笑)。――品質を変えて「濃いめ」になっている、冬のクーリッシュ。間宮さん自身は、これから変わっていきたいところ、最近変わったことなど、ご自身で感じられることはありますか?釣りをはじめました。小さい頃は父とフライフィッシングをしていたんですが、最近なかなか行けていなかったので、今年からバス釣りを趣味にしたいなと思っています。川や湖、ダムなど行って釣りたいですね!――通常商品の「クーリッシュ バニラ」と冬限定の新商品「クーリッシュ バニラ」を飲み比べていただき、その味の感想を教えてください。やっぱりおいしいですね。僕が好きな、いつものクーリッシュです。パッケージも変わっているんですね。雪の結晶が入っていて。(試飲して)……あ、思ったより違います! 些細な違いかなと思っていましたが、濃いめということがよく分かります。冬にはやっぱり、濃いめが合いますね。――ご覧の皆さんにメッセージをお願いします。ご覧の皆さん、間宮祥太朗です。この度の「クーリッシュ」のTVCM、見ていただけましたでしょうか。今回は、前回のTVCM撮影から期間がそこまで空かなかったので、奈々が(自分に)ちょっと緊張することもなく(笑)、(撮影の)最初から現場が温まった状態だったのですごく面白かったです。また先ほど飲ませていただいた冬季限定の「クーリッシュ バニラ」を、ぜひこたつに入って温まりながら味わってもらえればと思います。間宮も奈々も、新しく出た「クーリッシュ バニラ」もよろしくお願いします!
2022年10月18日舞台『VAMP SHOW ヴァンプショウ』の会見が9日、大阪・北区のカンテレ本社で行われ、俳優の平埜生成、戸塚純貴が大阪公演への意気込みを語った。同作は、三谷幸喜氏作で1992年に西村まさ彦、古田新太、池田成志らの出演でサードステージのプロデュース公演として初上演、2001年には佐々木蔵之介、堺雅人、河原雅彦らの出演で上演されたホラーコメディ。21年ぶりに復活する今作では平埜、戸塚のほか、岡山天音、塩野瑛久、尾上寛之、久保田紗友、菅原永二が出演する。平埜は「今まで稽古場で創り上げてきた作品を、劇場でお客さんに披露した時のリアクションがすごくうれしくて、コロナ禍で笑うことが難しい環境の中、笑って、拍手して、カーテンコールに繋がるというのを噛みしめながら、大阪に参りました」と語り、戸塚も「ホラー・コメディというジャンルで、僕の役が、かなりコメディの部分を担っていると稽古段階から演出の河原さんに言われていて、過去には古田新太さん、橋本じゅんさんが演じてこられたので僕の中では大きな壁だったのですが、皆で作ってきて、本番が始まってからはお客さんの笑ってくださる声が聞けて、お客さんと一緒に作っている感じがあります」と笑顔でコメント。さらに戸塚は「30年前に三谷さんが書かれたのに、僕が今観ても新しい印象で。三谷さんが東京公演を観に来てくださって、そしたら『申し訳ない……』って最初言われて(笑)。『30年前に好きな人たちだけで遊びでつくった台本だから、皆さんがこんなに真剣に演じてくださっていて感動した』とおっしゃって」と、三谷が東京公演を観に来た時のエピソードも披露。「遊び心や当時の勢いみたいなのが詰まっているなと。古き良きエネルギーというか、演劇らしさというのをすごく感じながら、新しい今回のキャストでつくりあげました」と語り、平埜は「三谷さんの作品って、極限状態に追い込まれた人たちが、どうやって会話がすれちがっていくかとか、追い込まれた時の突飛な行動とか、いい人が悪い選択をしてしまうとか、そういう人間の面白さが詰まっていて、まさにヴァンプショウも三谷さんの面白さが詰まっていて、5人の吸血鬼の関係が少しずつ歪んでいって、すごく三谷さんらしいなと感じてます」と三谷作品の魅力を明かした。冒頭に繰り広げられるダンスシーンについては「本番の1週間前ぐらいに振り付けができたのですが、猛特訓しました。稽古が終わってからもスタジオを借りてみんなでコソ練したり(笑)。音楽スタジオを借りて練習することもあって、変なダンスしてるダンサー集団だと思われていたのか、店員さんにお会計の時にクスクス笑われることもありましたね(笑)。実際に舞台を観てくださった人からは『ダンス踊ってた?』と感想をもらうこともあって、意外と印象に残ってないんだ……すごく頑張ったのに! ってなりました(笑)。でも、冒頭のダンスシーンでこれからショーが始まるっていう勢いをつける意味では、踊ってよかったと思います」と戸塚が裏話を披露し、平埜も「自分たちのことをダンサーかと思いました(笑)。振り付けを東京ゲゲゲイのMARIEさんにしてもらったのですが、僕、東京ゲゲゲイのファンだったので感動して『MARIEさんに振りつけてもらえるなんて!』って楽屋でもずっと言ってました。なんて幸せな時間なんだ! と思いながらやらせてもらってましたね」と注目シーンについて話した。共演者に同年代が多いということについては「とっても仲がいいですよ。みんなキャラクターが違うので、いい意味で交わらず(笑)。楽屋では男子校みたいに盛り上がってます」と戸塚が語り、平埜も「5人それぞれが培ってきたバックボーンがあるので、楽屋のそれぞれの過ごし方やいろんな姿を見られるのも楽しかったです。稽古後にみんなでサウナに行ったりもしました!」と笑顔。「でも絶対に、誰とも一緒には住めないね(笑)。いい意味で話が合わないんです。自分に持っていない考えを持っているので一緒にいるとすごく楽しいけど」と戸塚が笑うと、平埜も「確かに(笑)。お互いを尊重し合っていて、ちゃんと会話をして何かを生産している感じがすごく楽しいです」と良い雰囲気の中、舞台が進んでいることを明かした。チケットは当日券を若干販売予定。また、11日13時からの大阪千秋楽公演がライブ配信されることも急遽決定した。戸塚は「本当にありがたいです。東京公演では延期もありましたが、今回劇場に来られない方も沢山いらっしゃると思うので、ぜひこのライブ配信でとにかくたくさんの方に観ていただきたいなと思います」、平埜は「配信で一番お客さんに見られている中で、誰が失敗するかな……っていうのをすごく気にしてます(笑)。自分含めて……自分がセリフが言えてる自覚がまだないので……」と言うと、すかさず戸塚が「大阪でやっと完璧になる!」とツッコみ、平埜も「そのためにやってきた!」と乗っかる。最後は戸塚が「演出の河原雅彦さんが、大阪公演に来てくださるとのことなので、大阪公演では何か変わるかもしれません!」とニヤリ。平埜は「大阪公演のチケットがほぼ完売ということでありがたいです。やっぱりコメディってお客さんありきの劇だと思っています。お客さんの多さ、舞台上から見える景色が直接、俳優に影響すると思っているので、僕たちのエネルギーは過去最高のものになるはずです。劇場も大きいですし、それに合わせてどんどんテンションが乗ってまた新しい『ヴァンプショウ』になるんじゃないかなと思っていますので、頑張ります!」と意気込み、戸塚は「観てくださるお客様に楽しんでいただけることだけを考えて、みんなで命を懸けて舞台を作ってきました。舞台上で死んでやるぞ! というくらいの気持ちで『ヴァンプショウ』お届けしますので、皆さまにはたくさん笑って、泣いてほしいなと思います」と引き締まった表情で会見を締めくくった。大阪公演は、10日(17時)、11日(13時)大阪・森ノ宮ピロティホールにて行われる。
2022年09月09日間宮祥太朗は、一体いくつの“色”を持っているのだろう。先の主演ドラマ「ナンバMG5」の難破剛から、映画『東京リベンジャーズ』の怖ろしい策士、「ファイトソング」の一発屋ミュージシャン、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」のツンデレ編集者などまで、これまでも実に多彩な役柄を見せてきた。繊細で複雑、多面的…。そんな間宮さんは、「ナンバMG5」の熱気も冷めやらぬ中、放送開始となった波瑠主演の月10ドラマ「魔法のリノベ」で離婚歴のある冴えない営業マンとまったく別ベクトルの役柄に挑み、さらに文豪・島崎藤村の名作を60年ぶりに映画化した『破戒』では自らの出自に苦悩する明治後期の青年を演じ切る。“いま最も勢いある俳優”との形容詞が相応しい間宮さん。意外な役どころの過去作と最新作も含め、注目度上昇する一方の彼に迫った。クセの強い漫画キャラクターもイマドキの青年も演じて大活躍1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマデビュー、「花ざかりの君たちへイケメン☆パラダイス2011」「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」「学校のカイダン」といった人気学園ドラマほか、山崎賢人や千葉雄大、中川大志、吉沢亮、矢本悠馬、鈴木伸之ら豪華キャストが揃っていた「水球ヤンキース」(14)にも出演していた。「ちゃんぽん食べたか」(15)では菅田将暉らとのバンドでベース役を担当し、劇場版も公開された主演ドラマ「お前はまだグンマを知らない」(17)では群馬の強風“赤城おろし”にも立ち向かった。間宮祥太朗『帝一の國』/photo:Nahoko Suzukiまた、2012年より演じてきた舞台「銀河英雄伝説」シリーズの金髪のラインハルト役で知ったファンもいるかもしれない。その耽美的なカリスマ性や目鼻立ちのはっきりとした顔貌は映画『ライチ☆光クラブ』(16)のジャイボ役、『帝一の國』(17)の氷室ローランド役などへ引き継がれていく。『帝一の國』-(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝-(C)古屋兎丸/集英社かと思えば、ブレイク俳優の登竜門ともいわれるようになった『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)の鰐戸三兄弟の三男・三蔵役での振り切れ方も話題に。予想外の大ヒットとなった『翔んで埼玉』(19)では、冒頭シーンだけの登場ながら、“都民のフリをした埼玉県民”として捕まってしまうという同作の世界観を瞬時に認知させる役柄を担ったことも印象深い。『不能犯』でも怪演(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会2017年夏のドラマ「僕たちがやりました」の伊佐美役あたりから広く認知されはじめ、テレビ朝日系の黄金枠ともいえる木曜ドラマ「BG~身辺警護人~」(18・20)の沢口正太郎役、そしてNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(18)の情けない夫・“涼ちゃん”こと森山涼次役など、俳優生活10周年を前後に全国区へと名を馳せていく。2020年「麒麟がくる」ではNHK大河ドラマにも初出演を果たした。2022年1月期の清原果耶主演「ファイトソング」では“嘘だけど本気の恋愛”にチャレンジし、二番手であることが多かった恋がついに実ることに。特技のギターだけでなく、優しい歌声やピアノ演奏までも披露した。Netflixの「トークサバイバー~トークが面白いと生き残れるドラマ~」では、台本なしの学園ドラマ(!?)にも千鳥・大悟や劇団ひとりら強者芸人たちと挑んでいる。腕っ節の強い役から弱い役も、冷酷なヤクザからエリート商社マンも、しゃべり出したら止まらない陽キャから無口なこじらせ者まで演じ、そのキャリアはまさに多彩。そんな間宮さんの魅力が、ヤンキーと普通の高校生という二重生活を送り、2つの顔を持つ「ナンバMG5」でついに本領発揮された、ということだろう。難破剛=間宮祥太朗!?「ナンバMG5」4~6月に放送され、シネマカフェ読者によるアンケートでも「ヤンキー剛とシャバ剛の使い分けが上手くて、見応えがあります!」「二面性を演じ分ける演技力が素晴しい」との声が寄せられた本作。同名の人気漫画を原作に、今年29歳となった間宮さんが「普通の青春がしたい」と願うヤンキー家族の次男、主人公の高校生・難破剛を演じた。近年、ヤンキードラマや映画が量産される中にあって、人はなぜ学校で学ぶのかという根本的な問いや、いじめという言葉では済まされない校内暴力、服装や髪型による偏見、“親ガチャ”などの社会問題にも踏み込んだ誠実で優れた青春学園ドラマであり、毎話放送時にTwitterトレンド入り(第9話では世界トレンド1位も)を果たし満足度が高い作品として話題となったのは、「これが役者・間宮祥太朗の本気だ、よろしくぅ!」と言わんばかりの熱演があってこそ。全国制覇を待望する家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では詰め襟を着た真面目な美術部員という主人公・剛のそれぞれの充実と葛藤を見事に演じ分け、激情に任せて大事な人や場所を守るために拳を振る一方で、修学旅行で藤田さん(森川葵)といい感じになり噂になった際の照れた様子などの初々しい演技も。シャバい学生生活をどれだけ愛しているのかを語るシーンでの純粋な瞳の輝きは、演技とは思えないほどだった。若手女性プロデューサー・栗原彩乃の初プロデュースのもと、『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行がチーフ監督を務め、森川葵や神尾楓珠、森本慎太郎といったメインどころはもちろん、関口役の岩男海史ら実力確かなキーパーソンのキャスティングも素晴らしかった。「ナンバMG5」Blu-ray&DVD BOXは11月16日(水)より発売、レンタル同日開始。「ベしゃり暮らし」アドリブで漫才に挑戦2019年7月期の土曜ナイトドラマ。「ROOKIES」「ろくでなしBLUES」の森田まさのり原作の“漫才漫画”を実写化、劇団ひとりがドラマ初演出を手掛けた。学校一笑いに貪欲な“学園の爆笑王”、主人公の上妻圭右役で、かつて高校生漫才で人気を博した辻本潤(渡辺大知)とアドリブも満載でしゃべり倒した。当時の告知映像「ナンバMG5」で、白百合高校に入学してきた妹の吟子(原菜乃華)に同姓同名の別人のフリをするために陽キャの生徒会長に扮した際は、上妻が降臨した?と思ったファンも多いだろう。『殺さない彼と死なない彼女』魅力的なこじらせキャラTwitterで話題となった漫画家・世紀末による連作4コマ漫画の実写化。過去の挫折から無気力になり何にも興味が持てなかったのに、「死にたい」が口ぐせの鹿野なな(桜井日奈子)に惹かれていく小坂れいを演じた。かつてないほどアンニュイな雰囲気を醸し出し、口は悪いが根は優しい小坂は難破剛とは対極にある二面性の体現。一見、衝撃的で謎めいたタイトルの意味に気づくラストのシークエンスは、まさかの温かな感情で満たされる。『Red』かつてない役どころで新境地直木賞作家・島本理生がセンセーショナルな表現で新境地を開いた同名小説を映画化した2020年公開作品。演じた間宮さん自身が「同じ轍を踏まない様に」したいと語った、無自覚に主人公・塔子(夏帆)を精神的に追い詰めていく夫・村主真だ。傍から見れば誰もがうらやむほど完璧で、裕福なエリートで、家族思いでありながら、隣にいる妻・塔子が本当に望んでいることには気づけない、現実でもどこかにいるような男性像。「まだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません」とのコメントが物語る。「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」ツンデレ中沢先輩がスパイスに2021年1月期に放送された火曜ドラマ。多忙なファッション雑誌編集部「MIYAVI」で、常に冷静沈着に仕事上の難題をクリアしていく敏腕編集者ぶりがカッコいい一方、鈴木奈未(上白石萌音)との恋では不器用なところも見せた中沢涼太役に。「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」(C)TBSスパークル/TBSParaviオリジナルストーリーの「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」はそんな涼太と和泉遥(久保田紗友)という編集部随一のツンデレな2人と、和田和美(秋山ゆずき)の三角関係にフォーカスしたスピンオフとなり、中沢ファンには必見の物語となっている。『破戒』巨匠たちが紡いだ名作に挑む1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と、名だたる巨匠によって映画化されてきた不朽の名作を映画化。差別とは簡単には消えない、という現実を映し出す本作で、「部落民という素性を隠せ」という父の戒めを胸に育ち、教師となる主人公・丑松を演じた。激情を内に抱えた難役だが、「間宮祥太朗は深く静かに丑松になりきり、信じられないほどの軽みと透明な人物をそこに生み出した」と前田和男監督がコメントしている。さらに「間宮祥太朗は違う次元に行ってしまった」とも語る監督。そう、明らかに間宮さんは、次のフェーズへと突入しているのだ。「魔法のリノベ」離婚歴あるシングルファーザー役カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ。“住宅リノベーション”をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という魔物に立ち向かう。間宮さんは主人公・小梅(波瑠)の営業バディとなる、「まるふく工務店」の長男・福山玄之介役でまた新しい顔を見せている。人の良さから来る押しの弱さでそれまでの成約はゼロという情けない営業マンで、特技は“詫び”。2度の離婚歴があり、7歳の息子を持つシングルファザーというかつてない役どころだ。波瑠さんとは「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」に続いて3度目の共演となり、波瑠さんが抱いていたという「派手でやんちゃなイメージ」とは違い、「とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方」と評する言葉には納得しかない。自分たちの人生にもリノベーションが必要な小梅と玄之介のコンビには早くも「最高のタッグ」「テンポがいい」といった声が上がっており、某作品をパロディした玄之介による「何ということでしょう…」が毎回聞けることになりそうだ。■第3話あらすじ■海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌(迫田孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)。勉強の一環として、この日はとにかく家を褒めるよう、小梅から課題を与えられた玄之介だったが、加藤邸の広々としたオーシャンビューのリビングはお世辞抜きで素晴らしく、足を踏み入れた玄之介は大絶賛。だが、浩昌によれば、この家は事故物件であるらしく…。「魔法のリノベ」は毎週月曜日22時~放送中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帝一の國 2017年4月29日より全国東宝系にて公開© 2017フジテレビジョン 集英社 東宝© 古屋兎丸/集英社殺さない彼と死なない彼女 2019年11月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C)2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会破戒(2022) 2022年7月8日より丸の内TOEIほか全国にて公開©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
2022年07月31日現代の恋愛のリアルを描いたドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(以下、恋マジ)で、SNSを中心に熱い支持を集めたのが戸塚純貴さん演じる“安心安全・大津”。福田雄一監督作品の常連俳優であり、さまざまなドラマや映画の中で、気づけば作品にいいスパイスを加えてくれている存在だ。――まずは目前に控える舞台『VAMP SHOW』について伺わせてください。本作は、三谷幸喜さんが’92年に書き下ろし、’01年に再演されたホラーコメディです。以前から、どんな形であれ三谷さんの作品に携わってみたかったんです。楽しみではあるけれど、僕が演じる丹下は、初演で古田新太さん、再演で橋本じゅんさんが演じられた役で、それを僕ができるのかって怖さもありました。先日、じゅんさんと共演する機会があり、この役をやらせていただきますって話をしたら、「純貴がやるの、なんかわかる気するわ」って言ってくださったんですよね。――それは心強い。…余計緊張しました(笑)。もちろん安心もしましたけど、先輩方が築いたものを受け継ぐわけです。同じことをなぞることがないよう、自分ができる最大の表現で応えなければという思いになりましたね。――橋本さんが「なんかわかる」とおっしゃったのも、戸塚さんってコメディリリーフ的な役割を担うことが多いからかもしれませんね。お笑い的立ち位置は、ご自身ではどう受け止めていますか?お母さんが“変わった人”だったからか、昔からコメディが好きだったんですよね。とくにジム・キャリーが好きで、小さい頃からアンパンマンよりジム・キャリー。そういう意味では、昔から喜劇というものに関心があったんだと思います。現場でも、いただいた台本をあえて面白くやってみようと、思ってるところはありますね。――求められた以上のものを?そうですね。「そういうの、求めてないから」とか「そういう感じで来る?」って言われたいというか。監督や現場にいる人を、まず笑わせたいっていうのがあるんです。一番身近にいる人たちに笑ってもらえなきゃ、お茶の間の人に笑ってもらえないと思いますし。――気になったのは、お母様がちょっと変わった方…なんですか?スナックのママをやっていたんです。普段からそのノリだから、なんかハッピーさがあるし、めちゃくちゃよくしゃべる。お酒が一滴も飲めないんですけど、しゃべりすぎて声がガラガラっていう(笑)。今はもう、息子たちが自立したから引退しているんですが、「今やりたいことって何?」って聞いたら、東京でおでんの屋台を引きながら、占い師をやりたいって言ってたんですよ。――え??おでん…ですか?なんか誰にも止められないエネルギーがあるんですよね。この仕事も、背中を押してくれたのが母で、それがなければ多分この道に進んでなかったと思います。――お母様がジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募されたのが、デビューのきっかけだとか。そうなんです。多分、松田聖子さん世代というかアイドルブーム全盛期の人なんで、自分がなりたかった夢を息子に、みたいなことだったんじゃないかと思います。赤ちゃんの頃には赤ちゃんモデル、小学生のときにはジャニーズ事務所に履歴書を送ったりしてたけど、僕がやる気がなかったんです。諦めたかなと思った矢先にジュノンボーイに応募してて、そんなにやらせたいのか、と。ちょっと折れて行くだけ行ってみますか…みたいな感じで受けたんです。――全然やる気がなかったのが、最終選考に残ったときに、自分を応援してくれる人がいることを知って、やってみようと思ったそうですが、俳優を続けてきてよかったと思うのはどんなときですか?なんだろう…多分、私生活では経験できないことができるのが楽しいんじゃないかな。役者を続けてきてよかったというより、続けられてよかったなっていう感じなんです。僕、飽き性で、好きじゃないことって全然続かなかったんです。気づけば仕事を始めて10年以上ですが、この仕事が好きだなぁと思って続けているというより、気づけば続いている感じで。――辞めたいと思ったことは?それもあまりなく、「続けたい」もあんまりなくて。辞めるタイミングがわかんなかったから続いている、みたいな感じです。――辞めるタイミングがなかった、というのは、ここまでのお仕事がきちんと評価されて順調に次のお仕事に繋がってきている、ということでもあると思います。評価してくださる方が増えれば増えるほど、その方々に恩返しじゃないですけれど、新しいものをどんどん見せていかなきゃいけないっていう気持ちになるので、もしかしたらそこも続ける原動力になっているのかもしれません。――まさに、福田雄一監督作品の戸塚さんを拝見していると、そんな印象を受けます。福田組は怖いっすね。わかりやすく、今の芝居がOKかOKじゃないかがわかるっていう怖さがあるんです。最初に僕を引き上げてくれたのが福田さんなんですよね。まだ僕が全然世に出てなくて、ただただ役を面白おかしくやるっていう見当違いなことをしていたのを唯一笑ってくださって。自分でも好きなことをやれる場所があるんだって、教えてもらった場所。上手なお芝居ができる人はいっぱいいるんで、それよりも替えのきかない役者になりたいと思ったのもそのとき。だから、声をかけていただけるのは毎回嬉しいんですけど…他の現場に行くときの仕事モードとは違って、特殊です。今回はどう福田さんを笑わせようかってことだけを考えて現場に向かう。戦いに近い感覚です。とづか・じゅんき1992年7月22日生まれ、岩手県出身。2011年に俳優デビューし、翌年の『仮面ライダーウィザード』に出演。近作に、ドラマ『親バカ青春白書』『ユーチューバーに娘はやらん!』『恋なんて、本気でやってどうするの?』など。9月2日公開のMIRRORLIAR FILMS Season4『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』に出演。ジャケット¥77,000(LUFON TEL:03・6662・5524)パンツ¥30,000(SEVESKIG TEL:03・6447・0443)その他はスタイリスト私物戸塚さん出演の舞台『パルコ・プロデュース2022 VAMP SHOW ヴァンプショウ』は8月8日(月)~28日(日)、渋谷・PARCO劇場で上演。その後、愛知、大阪、福岡公演もあり。全国を旅して暮らす5人組。じつは彼らはひょんなことから吸血鬼になってしまい、人の代わりに献血車を襲い生き延びてきたが…。2001年の再演にキャストで参加していた河原雅彦さんが演出を務める。※『anan』2022年8月3日号より。写真・瀬津貴裕(biswa.)スタイリスト・鬼塚美代子(アンジュ)ヘア&メイク・中島康平インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月30日ローソン(LAWSON)から、「茶師十段 関谷祥嗣」監修の茶葉を使用した新作アイス「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」が登場。2022年7月19日(火)より、全国の店舗で発売される。“茶師十段”の関谷祥嗣が監修する茶葉を使用したアイスバー本商品は、茶師の最高段位である「茶師十段」を有する日本茶のプロフェッショナル・関谷祥嗣が監修する宮崎県産茶葉を使用したアイスバー。薫り高く風味豊かな抹茶の風味と華やかな余韻を、最後の一口まで余すことなく味わえる。フローズンドリンク「フローズンパーティー」の新作もまた、アイスバーと同様に関谷祥嗣が監修した茶葉を味わえるフローズンドリンクも同時発売。レンジで温めて食べる「フローズンパーティー」シリーズの新作で、なめらかな口溶けと喉越し、風味豊かな茶葉の味わいが楽しめる抹茶ラテとなっている。商品情報発売日:2022年7月19日(火)展開商品・価格:・「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」192円・「フローズンパーティー 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテ」279円販売店舗:全国のローソン
2022年07月18日舞台『今度は愛妻家』が、10月から11月にかけて東京・大阪・宮城で上演されることが決定した。本作は、日常よくいるダメ男、ダメ女たちが織り成す、カラッと笑えてほろっと泣けるストレートプレイ。作・中谷まゆみ、演出・板垣恭一のコンビで2002年に初演され、2010年には行定勲が監督を務め、夫婦役を豊川悦司と薬師丸ひろ子が演じ映画化。さらに2014年には再び中谷・板垣コンビによるリニューアル版が上演された。その後韓国での上演や国内でも劇団公演などはあったものの、ここ2年以上にわたるコロナ禍により日常が日常でなくなった現在、かつて当たり前だった笑いや優しさを再び取り戻すべく、このたび8年ぶりに上演されることとなった。かつては売れっ子カメラマンだったものの、あることをきっかけに1年間無職で、今は日常をだらだらと過ごしている主人公・北見俊介役を戸塚祥太(A.B.C-Z)、このダメ夫を朗らかに支えつつ、子作りプレッシャーをかける妻・北見さくら役を三倉佳奈が演じる。また俊介が最近知り合い、下心を持って接しているモデルの蘭子役に黒沢ともよ、俊介のアシスタントでその蘭子に好意を抱いている古田誠役に、関西ジャニーズJr.のユニットAmBitiousのメンバー浦陸斗、そして彼らが贔屓にするバーのママ・文太役に渡辺徹と、個性豊かなキャストが名を連ねている。■作・中谷まゆみ コメント明日が今日と同じように、平凡だけど穏やかで、ありきたりだけど幸せな一日とは限らないから、毎日を大切に生きよう。ちょうど20年前、そんな思いでこの芝居を書きました。コロナ禍を経験した今は、より強く思います。今日できることは先送りにせず、行きたいところに行き、会いたい人に会い、話したいことを話し、万が一、大切な人と突然離れ離れになってしまっても後悔しないように、大切な人を大切に、愛する人を愛して暮らしたい。今回3度目の上演となりますが、若く、フレッシュな出演者の方々が、また新しい『今度は愛妻家』を観せてくれると、私自身ワクワクしております。一人でも多くの方に観ていただきたいです。■演出・板垣恭一 コメント2002年、2014年に上演され、そして2010年には映画にもなった「今度は愛妻家」がこのたび素晴らしいキャストの皆さまをむかえて帰ってきます。売れっ子カメラマンながら、最近やる気を見せない主人公・北見俊介と、その尻を叩く妻のさくらを中心に、女優志望の蘭子、カメラマン助手の誠、ゲイの文ちゃんが織りなす、大笑いと大泣きが交差する群像劇です。作家の中谷まゆみ氏は初演時に、ある台詞から逆算してこの物語を書いたと語っておりました。それが口にされた瞬間から物語はクライマックスに突入して行き……。舞台版も映画版もDVDなどになっておりますが、もし初めてご覧になるならば、その答えあわせはぜひ劇場で!■戸塚祥太(A.B.C-Z) コメントダメ男の北見俊介を演じます。台本を読んで、北見らしい一面を私自身も持ち合わせているなと感じています。ただのダメ男ではないので、北見の多角的なダメっぷりを心を込めて魂で演じたいと思います。売れっ子カメラマンの一面もあるので、趣味のカメラを今からずっと触っています。何処が私と北見の共通点なのか、お楽しみにしていて下さい。■三倉佳奈 コメント映画館で涙したのが約12年前。その元となった舞台『今度は愛妻家』に自分が立たせていただけること、大変光栄です。私が演じるのは夫を愛情深く明るく支える妻・さくら。夫・俊介役の戸塚祥太さんとは今回初めての共演です。2人でのシーンが多いので、どんな夫婦像を作り上げられるのか、今から稽古がとても楽しみです。喜劇と悲劇が絡み合う人間ドラマ。個性豊かな共演者の皆さんと共に、皆様の心に寄り添える作品になりますように。劇場にて、心よりお待ちしております。■黒沢ともよ コメント長く愛され続けている本作に参加できることを、とても光栄に思います。作品内での時代ならではの価値観もありつつ、今上演されることに意味のある普遍的な思いがどんなふうに形作られていくのかを楽しみにしています。また自由度の高い会話劇ですので、俳優としては気を引き締めて楽しんで行けたらいいなと思っております。よろしくお願いします!■浦陸斗 コメント古田誠 / サトル役を演じさせていただきます、浦陸斗です。先輩であるA.B.C-Zの戸塚祥太さんとは今まで接点はありませんでしたが、舞台でご一緒できることをとても嬉しく思っています!初めて事務所以外の方々と演技をすることに不安はありますが、食らいつきながら皆さんの背中を見て勉強させていただきます。サトルという人物は少し大人びていますが、自分が表現できる最大限の大人の落ち着いた雰囲気や色気を醸し出せたらなと思います!!初めてのことだらけですが、精一杯頑張るので応援よろしくお願い致します。■渡辺徹 コメントいつだって、失ってから大切な事に気付くものでも大切であることを忘れずにいればその温もりはきっと永遠でいられる。みなさんの心に永遠にとどまれる作品にすべく、魂込めてお届けします。<公演情報>舞台『今度は愛妻家』作:中谷まゆみ演出:板垣恭一【出演】戸塚祥太(A.B.C-Z)三倉佳奈、黒沢ともよ、浦陸斗(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)渡辺徹【東京公演】会場:よみうり大手町ホール日程:10月7日(金)~23日(日)お問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)【大阪公演】会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール日程:10月26日(水)~30日(日)お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00 / 日・祝休業)【宮城公演】会場:電力ホール日程:11月5日(土)・6日(日)お問い合わせ:キョードー東北TEL:022-217-7788(平日13:00~16:00 土曜日10:00~12:00)※祝日を除くチケット料金:全席共通9,500円公式サイト:
2022年06月30日俳優の間宮祥太朗と6歳の子役“ななちゃん”こと小野井奈々が出演する、ロッテ・クーリッシュの新CM「ミッションインクーリッシュ」編が、28日より放送される。新CMでは、暑い夏の日に家の中で仕事を頑張る間宮に、サングラスをかけたななちゃんが「ターゲットは頑張りすぎています。ただちに補給が必要です」と登場。同商品を間宮に届けるべく、元気を補給する“ミッション”に挑む様子が描かれている。2人は昨年に引き続きの出演となり、間宮がななちゃんを抱っこしながら現場入り。撮影の合間も寄り添っていた間宮は、2人のシーンで監督からOKが出ると歩み寄り、ななちゃんとハイタッチする場面も見られた。■間宮祥太朗&小野井奈々インタビュー――撮影を終えていかがですか?小野井:楽しかったけど、(撮影がうまく進行して)クーリッシュがあんまり飲めなくて、ちょっとだけ悲しかった。間宮:前作ではいっぱい飲んだもんね。(スタッフに向かって)今日奈々は、100個飲むことを目指していたんです。何個飲んだか覚えてる? 5、6個くらいかな……?小野井:覚えてない!間宮:(目標には)足りなかったけど、撮影スタッフに渡されるとすぐさま口にしていましたね。覚えていないぐらいは飲んでいるはずです(笑)。――前回の撮影から約1年経ちましたが、奈々ちゃんの成長を感じましたか?間宮:それはもちろんありましたね。1年前と比べて成長を感じました。でもちょっと久しぶりだから、最初の方は人見知りしてたよね(笑)。でも人見知りは成長すればするほどするものだから、前回よりも大人になっている感じはすごくしました。そうだ、小学校に入学するんだよね! (撮影日の)3、4日後に入学式と聞いているけれど……緊張はしてる?小野井:(きっぱりと)してない!間宮:そりゃそうだよね。このような撮影現場に慣れていたら、緊張しないよね(笑)。――奈々ちゃんにとって、間宮さんはどんな人ですか?間宮:奈々にとって、祥太朗さんはどんな人?小野井:(答えに困る様子)間宮:(この空気)気まずいって(笑)どんな人だと思う……?小野井:……クーリッシュの人!間宮:クーリッシュの人!! あはは、そりゃそうだよね! そうだよ間違ってない!――奈々ちゃんから、俳優の先輩にあたる間宮さんに聞いてみたいことはありますか?間宮:俺に聞きたいことある……?小野井:祥太朗さんみたいにドラマに出るにはどうすればよいの?間宮:すごく(俳優業の)真髄に迫る質問ですね(笑)。俺もね、最初は全然出られていなかったけれど、自分のイメージや印象を覚えてもらえる人になろうと思った。そうすると、オーディションで覚えてもらえるから。その時にはドラマに出れなくても、次の機会で呼んでもらえたりするから、とにかく覚えてもらおうとしたよ。あと、奈々自身が楽しんでいる時が一番良い顔をしているから、どんどん楽しもうとすることが重要だと思うよ。ちゃんとしなきゃって大人たちはたぶん言うと思うけど……(笑)。(照れるようににっこり笑う奈々ちゃんを見て)ほら、その顔が一番かわいい!――間宮さんは、奈々ちゃんからどんな一言をかけられると元気が出ますか?間宮:祥太朗さんと呼ばれるの、すごく良いですよね。元気が出ます。さっき一人での撮影に入る前に「行ってきます!」と言ったら「行ってらっしゃい!」って返してくれたんです。すごく、ぐっときましたね。嬉しかったです。
2022年06月21日昨夏、大好評を博し早くも再演が決定した戸塚祥太(A.B.C-Z)の主演舞台『フォーティンブラス』のフォトコール及び取材会が6月2日、東京会場となる自由劇場で行われ、戸塚をはじめ、戸塚と同じく前回から続投する内博貴、能條愛未、矢島舞美、演出の中屋敷法仁が意気込みを語った。同作は6月3日から東京公演が幕開け、大阪、愛知での上演も予定されている。シェイクスピアによる長尺舞台『ハムレット』の中で2回だけ登場する“脇役”フォーティンブラスにスポットを当て、演じる俳優視点で、主役を夢見る脇役俳優の悲喜こもごもをエモーショナルに描き出す本作。戸塚がフォーティンブラスを演じる大部屋俳優の羽沢武年、内が対立するハムレットを演じる傍若無人な大スターの黒沢正美を演じる。戸塚は「去年の上演に手応えがあり、良い思い出になった」と強い思い入れを示し、「今回も、お客様に大きなものを持ちかえってもらえれば」とアピール。稽古中には、中屋敷から「より一層“小物感”が出ている」という言葉を受けたそうで、「そんなお褒めの言葉を頂いたので(笑)、さらに磨きをかけて、内が演じるスターとの差を表現できればと思っています」と抱負を語った。一方、横暴なスター俳優を演じる内は「すごいエネルギーを使うんですが、今回も無茶苦茶やらせていただいております。思いきり、嫌われようかなと(笑)」とこちらも気合い十分。「あくまで役柄でしかないので、実際は違うんですよと否定したい」と力説すると、「暴君っぷりがパワーアップしていて、僕らも自然と引っ張られ、キャラクターの幅が広がっている」(戸塚)、「内さんの罵倒が去年よりもパワーアップしている」(能條)と共演陣から太鼓判が押された。また、内からは「とっつー(戸塚の愛称)の芝居が大好きで、舞台袖でも見ちゃうんですよ。ファンの方なら分かると思うんですが、錦織一清イムズを継いでいるんです。見ていても、共演していても楽しいです」とあふれる愛情の言葉も。矢島も「内さん、とっつーさんが本当に大好き。ずっと見ながら、ほほ笑んでいる」と同意していた。「去年以上に、カンパニー内のチームワークとグルーブ感が増している。舞台上で俳優さんたちがお互いに遠慮なく、お行儀が悪くなっている感じが、すごく楽しいし、いろんな火花を散らしている」と語る中屋敷は、戸塚の“小物感”について「去年1年、いろんな経験をしたとっつーに1年ぶりに会ったら、より若々しく、瑞々しくなっていて。それが“小物感”だと思いますが、まるで小さな俳優がデビュー作に挑むような、フレッシュな野心を見せてくれる」とコメント。また、内の暴君ぶりには「怖くて、稽古場で見ていて普通に泣いていました(笑)。リミッターを解除しまくりで、本当に刺激的」と称賛の声を送った取材・文=内田涼<公演概要>『フォーティンブラス』作:横内謙介演出:中屋敷法仁出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 能條愛未 矢島舞美 / 富岡晃一郎 桑野晃輔 吉田美佳子 新原 武 吉田智則 / 内博貴 ほか【東京公演】6月3日(金)〜9日(木) 自由劇場【大阪公演】6月18日(土)〜20日(月) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【愛知公演】6月28日(火)~30日(木) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール■制作:ゴーチ・ブラザーズ■主催:『フォーティンブラス』2022 製作委員会■お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)公式サイト:
2022年06月02日舞台『フォーティンブラス』のフォトコールが2日に東京・自由劇場にて行われ、戸塚祥太、能條愛未、矢島舞美、内博貴、中屋敷法仁(演出)が取材に応じた。横内謙介が1990年に書き下ろした同作は、劇団善人会議(現:扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれてきた。「フォーティンブラス」とはシェークスピアの代表作『ハムレット』の中に登場するノルウェーの王子の名前で、長いハムレットの物語の中で2回だけ登場するこの「脇役」にスポットライトを当てた物語となる。取材に登場した4名のキャストのほか、富岡晃一郎、桑野晃輔、吉田美佳子、新原武、吉田智則らが出演している。昨年8月に上演された際のメンバーがほぼそろっての再演ということで、戸塚は「稽古中に中屋敷さんから『より一層小物感が出てる』とお褒めの言葉をいただいたので、これに磨きをかけて、内が演じるスターとの差を出せればと思っています」と意気込む。暴君と呼ばれるスター俳優を演じる内は「今の時代ではありえないような役をやらせてもらってまして、役でしかないので。実際はそんなことありませんので、そこだけは本当に違うよというのを否定しておきます」と訴えた。"小物感"と称したことについて聞かれると、中屋敷は「とっつーがグループの活動、ソロの活動、映像、ミュージカル、歌舞伎、いろんなことをやられて1年ぶりに会うので、去年よりも主演としてデカくなってるかなと思ったら、より若々しく、みずみずしく、小物っぽくなっていて、びっくりしました。この舞台はとっつーの初舞台のようなフレッシュな色が大事なので、さすがすごいなと思いました」と褒める。また内はレポーターから「暴君役がぴったり」と褒められ、「それ、褒めてないよね? 言うてるやん、ふだん違うよって」と苦笑。演出の中屋敷は「内くんのシーンが怖くて、稽古場で普通に泣いてました。怖! と思って」と明かしキャストは爆笑。さらにマスクをつけての稽古だったため、中屋敷は「マスクを外すとみんな顔が美しすぎるので、内容が入ってこない瞬間があった。もうちょっと人間の顔にしてほしい。マネキンみたいな瞬間がたくさんあった」と感想を述べる。内は「体も鍛えて、デカくしてきましたので、より一層そう見えたらいいなと思ってます。脱いだら、まあまあいい体してます」と自信を見せた。同い年での共演について、内が「とっつーのお芝居がすごい好きで、袖で見ちゃうんですよね」と明かし、戸塚も「ずっといるんですよ、袖に。心強い限りですけどね」と照れる一幕も。矢島は「内さんが本当にとっつーさん大好きだなというのは感じてました。稽古からずっと(戸塚の)演技でふふふ、ふふふって笑ってる」と暴露する。そんな戸塚の魅力について、内は「小物感とかは全くないですけど、わかりやすくいうと、錦織一清イズムを継いでるなって感じです、お芝居が。錦織さんファンの方だったらわかると思うんですけど、見てると『継いでるなあ』という」と表し、戸塚は「錦織さんファンの方わかりますか〜?」と話しかける。内は「見てて楽しい。一緒にやってても楽しいですし、お客さんも楽しめると思いますし、僕もステージでは暴君してますけど、袖では爆笑してますので」と太鼓判を押した。自身の進化について聞かれた戸塚は「小物感ですかね、やっぱり」と表し、内は「見出しが全部小物感になる」とツッコミ。戸塚は「流行語とかになってほしいですね。日々生活していく中で、面白い人たちと会ったり、自分も摂取したりした中で、そういうのが自然と出てるんじゃないかな。お客様にすべて委ねたいと思います」と語った。東京公演は自由劇場にて6月3日〜9日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて6月18日〜20日、愛知公演は穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホールにて6月28日〜30日。
2022年06月02日『ハムレット』でフォーティンブラスを演じる脇役俳優にスポットを当て、演劇界のリアルと、役者たちの悲喜こもごもを描いた横内謙介の名作『フォーティンブラス』。昨年、中屋敷法仁による新演出版が幕を開けるや、たちまち人気を集め、たった1年という短期間での再演が決定した。そこで前回と同じ役に挑む、A.B.C-Zの戸塚祥太と内博貴に話を訊いた。芝居を愛し、芝居に人生を捧げてきた人々の物語――昨年の上演から、早くも再演が決定しました。その心境は?戸塚僕は再演の経験自体がほとんどないのですが、やっぱり怖いですよね。初演を越えなきゃいけないっていうプレッシャーがあるので。とはいえやるからには絶対にいいものにしたいので、気を引き締めてまた取り組まねば!という感じです。内僕は逆に再演ものが多いんですよね。戸塚あっ、再演パイセン?(笑)内再演俳優です(笑)。戸塚えっ、どういうこと?(笑)内わかんない(笑)。でもこれまでの経験から、再演で余計なことはしないっていうのが教訓としてあって。だから変に気負わず、初演に基づいて、もう一度頑張ろう、という気持ちです。――横内謙介さんが1990年に書き下ろした『フォーティンブラス』ですが、改めて作品としての魅力とは?戸塚劇団や役者の話という点に、やっぱり面白みや愛おしさを感じました。本当に芝居を愛して、そのために人生を捧げてきたような人たちの物語なので。しかもその中にはスターがいて、脇役がいて、演出家がいて、ヒロインがいる。そのそれぞれの視点から観ることが出来ると思いますし、そういう自分の役割みたいなものに関しては、ほかの職業にも置き換えられるだろうなと。だからこそ何度観ても楽しめる作品だと思います。内すごくリアルな作品だなと思います。現実にこういうことって昔はあったと思うので。あとはみんなが役者を目指して、芝居のために汗をかいてアグレッシブに頑張っている。そういう人たちの姿を見るのが、僕はすごく好きなんですよね。まるで役者のドキュメンタリーを見ているような、お芝居といえども胸に刺さるものがある。と同時に、自分自身ああいった感覚は一生忘れちゃいけないなとも思いました。武年はストレートしか投げられないかわいい正直者――演じる羽沢武年、黒沢正美(サミー)について、それぞれどんな人物として捉えていますか?戸塚武年は正直者ですよね。内武年かわいいよね。なんて正直なヤツなんだ!って。武年みたいな後輩がいたら、絶対にかわいがると思う(笑)。戸塚確かに(笑)。真っすぐだよね。内ストレートしか投げられない(笑)。戸塚そうそう。で、やっぱり芝居が、役者という仕事が好きなんだと思います。劇中、死んだ役者が亡霊になってまで劇場に現れますが、あれって後々の武年の姿だと思いますから(笑)。内面白い!それで続編書いてもらおうよ。『その後のフォーティンブラス』(笑)。戸塚いいね(笑)。まぁきっと武年は、なにがあっても舞台が好きで、舞台には関わっているんでしょうね。内サミーは劇団のトップで、非常に横暴な人間ですが、かつては自分も同じようなことを先輩にされてきたと思うんです。それでも折れずに、必死に頑張ってきたからこそ、今の地位がある。でも同じことを後輩にもしてしまっていて……。それは悪意からではなく、そういう環境下で育ってきたことによって、当たり前のようにそうなってしまったのかなと。そんなところもすごくリアルだなと感じました。あの判断は正しかったと再確認する内の配役――『ハムレット』における脇役・フォーティンブラス役の武年と、主役・ハムレット役のサミー。そんなふたりの対比が、作品の大きな軸となっていますね。内だから武年が正直で真っすぐな分、ある意味サミーってぶっ飛んでいないとダメな役どころなんですよね。戸塚サミーは大変やね(笑)。内そうそう。とっつー(=戸塚)ファンの子からしたら、僕のこと大嫌いになると思いますよ(笑)。「なんて嫌なヤツやねん!」って。でも作品としてはそれでいいと思うんです。そもそも僕、当初は別の役でオファーをいただいていて。でもそれは武年と近い役だったので、自分からこう提案させてもらったんです。「とっつーとの絡み的に、俺がこの役をやっても面白くないと思う。でもハムレットだったら面白いと思うよ」って。戸塚確かにその通りだよね。内今もその判断は正しかったと、自分では確信しています!(笑)戸塚うん、正しい!(笑)内でしょ?(笑)――おふたりは本作の初演が外部公演での初共演でしたが、お互いの役者としての魅力をどんなところに感じましたか?戸塚内博貴と言ったら、やっぱり圧倒的な“主役感”ですよね。主役でいて欲しい、真ん中にいて欲しい人というか。だから後にも先にも、内がこういうキャラクターをやることって恐らくないと思うんです。というのもサミーって、下手したら単に嫌味な役で終わってしまうので。でもそんな役ですら、愛おしく思えてしまう。それは内がやっているからこそ、だと思います。内とっつーはすごく器用な人だと思います。センスとかオーラっていうのは努力しても身につかないものですが、器用さって努力すればしただけ身につくもの。ただ実際身につけようと思ったら、それはすごく難しいことで。でもとっつーは、僕にはない、ズバ抜けた器用さを持っている。たぶん僕が武年をやっても、絶対にとっつーの武年は越えられないと思うんです。そういった意味でもとっつーって、心からリスペクト出来る存在なんですよね。取材・文=野上瑠美子『フォーティンブラス』作:横内謙介演出:中屋敷法仁出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 能條愛未、矢島舞美 / 富岡晃一郎、桑野晃輔、吉田美佳子、新原武、吉田智則 / 内博貴 ほか2022年6月3日(金)~9日(木)東京都 自由劇場2022年6月18日(土)~20日(月)大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ2022年6月28日(火)~30日(木)愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2022年05月20日6月3日(金)から東京・自由劇場ほか大阪、愛知で上演される中屋敷法仁演出、戸塚祥太(A.B.C-Z)主演舞台『フォーティンブラス』。昨夏上演され好評を博し、今回の再演にも期待が高まる本作のメインビジュアルが公開された。“フォーティンブラス”とは、長い『ハムレット』の物語の中で2 回だけ登場する“脇役”。それを演じる脇役俳優にスポットライ トを当て、演じる俳優視点で横内謙介が1990年に書き下ろした作品が、この『フォーティンブラス』である。本作は、劇団善人会議(現、扉座)で初演された後、 多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれ、世界中に数あるシェイクスピア書き換え戯曲の中でも、群を抜いて注目を集めてきた日本の名作と言われている。どんな人間でも、人は生きていく上で、時には主役になることはあっても、ほとんどの場面は脇役を演じ続けざるを得ない。ましてや俳優は、ほとんど主役になれることなどは無く、ただ主役を夢見ながら生き続けているしかない。その悲哀を、フォーティンブラスを演じる脇役俳優たちの、楽屋や劇場でのやりとりやその想いを通して描いた傑作戯曲。お馴染みの名作『ハムレット』が華やかに上演されている、とある古ぼけた劇場。その楽屋で、売れない役者・羽沢武年が、上演中だというのにヒマしている。彼の役は、ノルウェーの若き王子、フォーティンブラス。役名は勇ましいが、最初の出番は、芝居が始まって約2時間15分後。それもただ舞台を通り過ぎるだけ。二番目の出番は全ての物語が決着を見た後。のこのこ登場し、最後のまとめをするだけの、いわば「刺身のツマ」。その上ハムレット役の大スターは、横暴で、陰険で、勝手に芝居を変えるわ、若い女優に手を出そうとするわとタチの悪いことこの上ない。武年ばかりでなく、オズリック役で若手女優、恵子の恋人である岸川和馬やオフィーリアに抜擢されたバラエティタレント刈谷ひろみさえも、そんな大スターに嫌気が差し、楽屋には一触即発の不穏な空気が流れている。そんなある夜、芝居のはねた劇場に、突然不気味な亡霊が姿を現す。亡霊は、自らを「フォーティンブラスの父」だと名乗り、 そして武年に向かって言った。 “我が息子フォーティンブラスよ。さあ、今こそその汚れ亡き高潔な血を熱くたぎらせ剣を抜け。 そしてその剣に、ハムレットへの復讐を誓うのだ!!” その言葉にとまどいながらも武年は、亡霊にハムレットへの、そして大スターへの復讐を誓うのだった。しかし劇場付きの老女優、松村玉代は、亡霊の姿を見て驚いた。この男は、「フォーティンブラスの父」なんかじゃない。昔、 玉代が一緒に芝居をしていた俳優の岸川和春……すなわち、オズリック役の岸川和馬の死んだ父親の亡霊だ……しかし何故今頃、和馬の父が亡霊となって、思い出の詰まったこの劇場に……?果たして武年の復讐の行方は?そして亡霊が寄せる、この舞台に対する想いとは?戸塚と内のリアルな関係性も作品設定に重ね合わせられることで魅力が増した。昨年よりもさらにグレードアップした 『フォーティンブラス』に期待が高まる。《公演概要》『フォーティンブラス』作:横内謙介演出:中屋敷法仁出演:戸塚祥太(A.B.C-Z) / 能條愛未 矢島舞美 / 富岡晃一郎 桑野晃輔 吉田美佳子 新原 武 吉田智則 / 内博貴ほか【東京公演】6月3日(金)〜9日(木) 自由劇場【大阪公演】6月18日(土)〜20日(月) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【愛知公演】6月28日(火)~30日(木) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール■制作:ゴーチ・ブラザーズ■主催:『フォーティンブラス』2022 製作委員会■お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)■公式サイト:
2022年05月20日黒豆スイーツ専門店「善祥庵(ぜんしょうあん)」が2022年4月13日(水)、大阪・大丸梅田店にオープンする。黒豆スイーツ専門店「善祥庵」が大丸梅田店に創業90余年、「豆」から始まった食品総合商社「かね善」が手がける「善祥庵」は、黒豆の美味しさを存分に引き出した黒豆スイーツの専門店。“黒豆の王様”とも称される国産の「丹波黒大豆」を使った、様々なスイーツを提案している。注目の新作は和風キャラメルサンド「かさね」数あるメニューの中でも特に注目したいのは、大丸梅田店のオープンを記念して考案された和風キャラメルサンド「かさね」。丁寧に仕込んだ黒まめの蜜煮「ふくみ」とキャラメルを、サブレと丹波黒大豆きな粉を混ぜたシュクセ生地でサンドした新感覚の和菓子となっている。黒豆の蜜漬け「ふくみ」中にサンドした「ふくみ」は、黒豆の選別から炊き上げ、蜜漬け、袋詰めまでを全て手作業で行うこだわりの一品。真空窯で融点を下げたさとう蜜を、一番蜜・二番蜜・三番蜜と糖度をあげながらじっくと浸透させた、黒豆の風味をしっかりと堪能出来る人気の味だ。バラ香るさとう蜜に漬けた「ローズグラッセ」、黒豆入りの「わらび餅」もこのほか、バラのお酒を入れたさとう蜜に黒豆を漬け込んだ「ローズグラッセ」、「ふくみ」を合わせた「わらび餅」、甘み控えめの甘納豆「やわら」をチョコレートで包んだ黒豆チョコレート「やわら チョコ」など、多彩な黒豆スイーツが用意されている。店舗情報「善祥庵(ぜんしょうあん)」オープン日:2022年4月13日(水)住所:大丸梅田店地下1階 和洋菓子売場営業時間:10:00~20:00
2022年04月14日昨夏、中屋敷法仁演出、戸塚祥太(A.B.C-Z)が主演した舞台『フォーティンブラス』が、1年ぶりに自由劇場で再演されることが決定。さらに梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールでの上演が決定した。本作はシェイクスピア『ハムレット』の物語の中で2回だけ登場する“脇役”にスポットライトを当て、演じる俳優視点で横内謙介が1990年に書き下ろした作品。劇団善人会議(現、扉座)で初演された後、多くの俳優たちによって幾度となく演じ継がれ、世界中に数あるシェイクスピア書き換え戯曲の中でも、群を抜いて注目を集めてきた日本の名作と言われている。どんな人間でも、人は生きていく上で、時には主役になることはあっても、ほとんどの場面は脇役を演じ続けざるを得ない。ましてや俳優は、ほとんど主役になれることなどは無く、ただ主役を夢見ながら生き続けているしかない。その悲哀を、フォーティンブラスを演じる脇役俳優の楽屋や劇場で生き生きと生活する人々の感情を通して描いた傑作戯曲だ。この度、発表された『フォーティンブラス』は主人公フォーティンブラス役を演じるA.B.C-Zの戸塚祥太、対立するハムレット役を演じる傍若無人の大スター内博貴、演出もこのふたりとも絶対の信頼で結ばれる中屋敷法仁が続投での再演される。また、能條愛未や矢島舞美らも前作から引き続き出演することが決定した。戸塚と内は同い年で同じ事務所所属。リアルなふたりの関係性も作品設定にうまく重ね合わせられ、戯曲の面白味にさらにリアリティーを増した前作は、新型コロナ禍での上演ながら好評を博した。今回は東京に加えて、大阪、愛知での公演も決定。前作の良さを踏襲しつつも、劇場が変わることで演出・中屋敷法仁による新たな試みも加えて、さらなるグレードアップが期待される。<スタッフ・キャストコメント>演出:中屋敷法仁興奮しています。戸塚祥太さん、内博貴さんのスリリングな競演が、再び劇場で見られるだなんて。「フォーティンブラス」という作品は、俳優という存在の本性が暴かれていく、ある種のミステリーです。それでいて、演劇への純粋な愛がぎっしりと詰まったファンタジーでもあります。夢と現実、希望と絶望の狭間で揺れ動く俳優たちの生々しい姿は、衝撃的な観劇体験となることでしょう。単なる再上演に止まらない新たなカラクリをご用意し、皆様のご来場をお待ちしております。どうぞお楽しみに!戸塚祥太『フォーティンブラス』に再び熱狂します!舞台の上で売れない役者を演じるという不思議な体験をした 2021 年の夏。念願だった内博貴との共演、中屋敷さんの演出のもとで素敵な役者さん達と作り上げたお芝居は間違いなく人生のベストメモリーです。その最高の瞬間を上書きするお芝居をみんなで作りあげて、劇場でしか味わえない体験をお届けします!楽しみにしていてください。内 博貴早くも『フォーティンブラス』の再演が決まりました。有難いことです。またしっかりと嫌われ者を演じたいと思います。笑。皆さん劇場でお待ちしております。公演概要『フォーティンブラス』■作 横内謙介■演出 中屋敷法仁■出演 戸塚祥太(A.B.C-Z)能條愛未 矢島舞美 / 富岡晃一郎 桑野晃輔 吉田美佳子 新原 武 吉田智則/ 内 博貴ほかチケット料金 S 席 10,500 円 A 席 8,500 円(全席指定・税込)チケット発売日 2022年5月7日(土)<東京公演> 2022年6月3日(金)〜9日(木)会 場 自由劇場<大阪公演> 2022年6月18日(土)〜20日(月)会 場 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<愛知公演> 2022年6月28日(火)~30日(木)会 場 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール■お問い合わせ Mitt 03-6265-3201(平日 12:00~17:00)■公式サイト
2022年03月18日4月スタートの青春ヤンキードラマ「ナンバMG5」より、間宮祥太朗演じる主人公・難破剛のビジュアルが公開された。本作は、筋金入りのヤンキー一家に生まれた剛が、普通の高校生になりたいと、家族に内緒で健全な高校に入学する、高校逆デビュー物語。家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では学ランを着た真面目な高校生、という二重生活を送る剛。今回は、そんな“ヤンキー”バージョンと“シャバい”(ひ弱な、さえない)バージョン、両方のビジュアルが到着。ヤンキーバージョンでは、たてがみのように逆立てた金髪と、素肌に真っ白の特攻服姿で迫力満点。本広克行監督からも「いいねー!」とテンション高めに太鼓判を押され、間宮さんも一安心したという。一方、シャバいバージョンは、まとめられた黒髪に学ラン姿で、さわやかな笑顔を見せている。特攻服を着てみて、間宮さんは「原作にもありますが、トラブルなどを解決していく、ある意味“ヒーローのスーツ”のような印象で、剛のONの状態になり気合が入りました。デザインについては、赤文字に金で統一感もあって、特に“泣いてくれるなおっ母さん”という言葉が気に入っています」と感想を述べる。しかし、素肌に特攻服ということで「嫌でしたね(笑)」と当初をふり返り、「アクションすると、乳首が見え隠れするのではないかな?と。最初はそう思いましたが、割と小さくて離れ気味な乳首なので、隠しやすかったですけどね(笑)!」と話す。そして、剛について「主人公は家族に期待されているレールがあって、でもそこから外れたところに行きたいんです。その思いは、ヤンキーであろうとなかろうと、誰もが10代のころに感じることだと思います。まわりからのイメージや“こうでしょ、こうなってよ”という期待と、自らがどう生きたいか?という自分のアイデンティティーを考えることは、題材をどこにしようとも共通するところだと思うので、その物語の筋みたいなことが伝わればと考えております」とコメントを寄せている。また、ポスター撮影およびティザー動画の撮影に挑んだ際、アクションシーンで張り切りすぎて太ももの裏が伸びてしまい、体の硬さを痛感するというハプニングがあったという。「ナンバMG5」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が17日、東京・EXシアター六本木にて行われた「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の公開舞台稽古に参加した。『青砥稿花紅彩画』は、弁天小僧菊之助を含む5人からなる盗賊団の結成から捕縛までを描いた、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。安政江戸地震に続き、コレラや麻疹の流行など混沌とした様相を呈し、昨今の情勢を彷彿とさせる背景のなか生まれた名作が、時空を超えて現代社会と交差する・・・。立ち回りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。海老蔵が弁天小僧菊之助を演じ、歌舞伎初挑戦の戸塚は現代から江戸時代にタイムスリープする窃盗犯・戸塚、そして、江戸時代では浜松屋宗之助を演じる。舞台稽古前に行われた会見で、戸塚は「泥棒ですね。ギャングとまではいきませんが、そういう悪いヤツです」と自身の役柄を紹介。海老蔵は「戸塚さんが(江戸時代で)いろんな記憶をたどっていって、仲間の大切さや、人のために生きるとか、そういうことに気づいていく。そこで生きている人間たちから現代の人間が学んでいく物語です」と説明し、「古典の中に新しいものを見つけてもらう時代が来てほしいという気持ちが強い。古典を見ながら新しいのかもしれないと思っていただけるような六本木歌舞伎であるように一生懸命務めたい」と力を込めた。また、戸塚のアクロバットも見られるのかという質問に、戸塚は「やらせていただいています!」と回答。海老蔵が「バク転したの久しぶりらしい」と言うと、戸塚は「本当なんです。Acrobat Boys Clubって名前が込められているというグループ名が先行してしまって、僕もめっちゃアクロバットできるヤツって思われているかもしれないですけど、そんなできないです。でもやっています」と苦笑い。戸塚は謙遜気味だったが、海老蔵は「やってるよ!」と太鼓判を押した。そして戸塚は、「これまでにもジャニーズからたくさんの方が参加させていただいていましたが、僕も次につなぐよう、しっかり自分の務めを果たしたいと思います。六本木で歌舞伎が見られるこの時期をみなさんお見逃しなく! ぜひ劇場にお越しください」と呼びかけた。公開ゲネプロで、戸塚は立ち回りでキレのあるパフォーマンスを披露。バク転もしっかり決め、自身の持ち味を発揮していた。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」は、2月18日~3月6日に東京・EXシアター六本木にて上演。
2022年02月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が17日、東京・EXシアター六本木にて行われた「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の初日前会見に出席した。『青砥稿花紅彩画』は、弁天小僧菊之助を含む5人からなる盗賊団の結成から捕縛までを描いた、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。安政江戸地震に続き、コレラや麻疹の流行など混沌とした様相を呈し、昨今の情勢を彷彿とさせる背景のなか生まれた名作が、時空を超えて現代社会と交差する・・・。立ち回りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。弁天小僧菊之助を演じる海老蔵は「戸塚さんをお招きしたり新しい試みをしていますが、古典をベースにしているので、実は古典が新しいのではないか、古典の中に新しいものを見つけてもらう時代が来てほしいという気持ちが強いです。古典を見ながら新しいのかもしれないと思っていただけるような六本木歌舞伎であるように一生懸命務めたい」と意気込んだ。現代から江戸時代にタイムリープする窃盗犯を演じる戸塚は「泥棒ですね。ギャングとまではいきませんが、そういう悪いヤツです」と自身の役柄を紹介。海老蔵も「戸塚さんが(江戸時代で)いろんな記憶をたどっていって、仲間の大切さや、人のために生きるとか、そういうことに気づいていく。そこで生きている人間たちから現代の人間が学んでいく物語です」と説明した。稽古して感じたお互いの印象を聞かれると、海老蔵は「さまざまなジャニーズの方と共演させていただきましたが、その中でも戸塚さんは大変飲み込みが早い。比較的ジャニーズの方々は稽古に稽古を重ねてよくなっていく。戸塚さんも稽古を重ねてよくなっていくんですが、最初からいい意味でフラット。自分はこうでなくちゃいけないとか、こうかっこよくいようというのがなくてスッと入ってきたという印象です」と称賛。戸塚は「何も持たずに稽古場に行くことを心がけていました」と明かした。また海老蔵は、戸塚が会見について「最近の中で一番緊張している」と話していたことを明かし、「そういうところがかわいいなと思いました」とコメント。汗をかいていることをいじり、戸塚は照れていた。一方、戸塚は「歌舞伎の方々のスピード感……稽古もすごい早い。稽古に参加する稽古が必要だなと思ったくらい、稽古がもう本番なんです。そういう脈々と受け継がれてきた歌舞伎の伝統や歴史を肌で感じられたことが、すでに僕の中では財産と言えるものを持っています」と述べ、海老蔵が「僕の印象は? すぐ忘れるよね」とツッコむと、「すみません、過去一緊張しているので」と返した。そして、「僕、歴史だなって思いました。海老蔵さんは歴史です!」と表現し、「稽古が本番だって言ったのはまさにその通りで、海老蔵さんが見得を切るのを近い距離で見させていただいた時に、写楽の役者絵が頭に浮かんだ。ああいう役者絵は誇張して描いているだろうなと思っていたんですけど、この距離で体験して、写楽や当時の人はリアルに写実的に描いてこうなっていたんだなと。脈々と受け継がれてきた歴史を体感しました」と語ると、海老蔵は「光栄です」と返した。制作発表時に戸塚は、海老蔵について「優しい瞳なんですけど、奥にはラスボスのオーラがある」と話していた。その印象は変わらなかったようで、「ラスボスでしたね、やっぱり。ちょっとワルな役というのもよりそういう風に見えました」と語った。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」は、2月18日~3月6日に東京・EXシアター六本木にて上演。
2022年02月18日六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』が2022年2月18日(金)より東京・EXシアター六本木での公演を皮切りに、福岡、大阪で上演される。開幕を前にした17日、同劇場で会見が行われ、出演する市川海老蔵(44)とA.B.C-Zの戸塚祥太(35)が登壇した。本作は「白浪五人男」の通称で知られる『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』という、文久2(1862)年3月に江戸市村座で初演された河竹黙阿弥の名作が題材。現代を生きる窃盗犯の戸塚(戸塚祥太)が博物館から美術品を盗み出し、警官に追われている中で江戸時代にタイムリープしてしまい、当時巷を騒がしていた5人の盗賊たちと出会う物語だ。三池崇史が監修として参加し、演出は日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が務める。市川海老蔵弁天小僧菊之助を演じる海老蔵は「『白浪五人男』で有名な場面をほぼ古典のままやらせていただきます。戸塚さん演じる戸塚は、仲間の大切さや人のために生きることの大切さに気づいていく。世の中に対する鬱憤や不満、満たされない思いを持つ現代の人が、過去に生きている人間たちから学んでいくという物語です」と見どころを説明した。稽古を通じて互いの印象を尋ねられると、海老蔵は「これまでさまざまジャニーズの方と共演させていただきましたが、そのなかでも大変飲み込みが早いと感じた。自分はこうしなくちゃいけないとか、格好良くいようとか、そういう思いが意外となくて。フラットだった」と回答。戸塚祥太(A.B.C-Z)それに対して、今回初めて歌舞伎に挑戦する戸塚は、稽古のスピード感に圧倒されたことを明かし、「稽古に参加するための稽古が必要だなと思ったぐらい。稽古が本番なんです。脈々と受け継がれてくる歌舞伎の歴史を肌で感じられたことが僕の中では財産」と話した。その上で海老蔵については「歴史です」と独特の表現で評し、「海老蔵さんが見得を切ったときに、写楽の役者絵が頭に浮かんだ。ああいう役者絵は誇張されて描かれているんだろうと思っていたんですけど、この距離感で見ると、リアルに写実的に描いていたんだと思った」という。最後に観客へのメッセージとして、戸塚は「これまでたくさんジャニーズの方々が参加しましたが、僕も次につなげられるように、しっかり自分の務めを果たしたいと思います。六本木という場所で歌舞伎が見られる機会をお見逃しなく!」と話した。海老蔵は「コロナ禍でございますから、なかなか舞台を観ようかなというお気持ちにならない方もいらっしゃるかもしれませんが、感染対策もしていますし、ちゃんとチェックもしております。まずは安心してお越しいただきたい」と語った上で、「六本木歌舞伎は新しいことをしてきましたが、今回は古典がベース。実は古典が新しいのではないかと思っていただける六本木歌舞伎であるように一生懸命勤めたいと思うので、応援のほどよろしくお願いします」。東京公演は3月6日(日)まで。福岡公演は3月11日(金)〜13日(日)、福岡サンパレスホテル&ホール。大阪公演は3月18日(金)〜21日(月・祝)、フェスティバルホールにて。取材・文:五月女菜穂チケット情報
2022年02月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、「六本木歌舞伎2022 『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」の上演を前に取材に応じ、「古典を尊重しながら、新しい角度で楽しんでいただけるものになれば」とアピール。共演する戸塚祥太(A.B.C-Z)に対しては、「身体能力が高いですし、パルクールみたいなものにも挑戦してほしい。まだ伝えていませんけど(笑)」と期待を寄せた。今回「六本木歌舞伎」の題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人との活躍を描く名作をベースに、現代を生きる青年(戸塚/浜松屋跡取りの宗之助の二役)が“タイムリープ”し、幕末の盗賊一味と新たなストーリーを織りなす。白波が打ち寄せては消える潔さ、儚さを想起させる“白浪五人男”になぞらえ、散ることを知りながら、咲くことを恐れない桜をイメージし『ハナゾチル』と名付けられた今回。「戸塚さん演じる現代の青年が、その時代の人々とコミュニケーションを取りながら、当時の若者たちのポテンシャルや生きざま、心構えを現代に持ち帰るといったお話しになる予定です。戸塚さんが戸塚さんご本人として登場するので、ファンの皆さんも見やすいはずですし、古典も面白いんだぞと提示できれば。特にEXシアターは、若いお客様が多いので、盛り上がりがダイレクト。花道も感染対策はしっかりしながらも、想像以上に客席と近いので臨場感にあふれると思います」(海老蔵)過去には中山優馬(2017年6月『ABKAI』出演)、三宅健(2019年2,3月『六本木歌舞伎』出演)、Snow Manの宮舘涼太・阿部亮平(2019年11月『ABKAI』出演)との共演経験もあり「ジャニーズ事務所の皆さんは、本当に情熱があり『あきらめないな』といつも思います。歌舞伎は独特な演出方法もあって、それを何十回も稽古する姿には、胸を打たれる」と賛辞を惜しまなかった。三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当し、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる。「勘十郎さんとはもう10年以上のお付き合い。音楽的センス、特にバランス感覚が良くて、脚本を読む力もある。彼なりの世界観に任せ、今回、私は台本も演出もノータッチ」と全幅の信頼を寄せていた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】『六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)』脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / テレビ朝日/読売新聞社/六本木歌舞伎実行委員会東京公演チケット情報■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会/(西日本新聞社他)■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:読売テレビ/サンライズプロモーション大阪
2022年02月08日東京オリンピック開会式にも出演した市川海老蔵と映画の鬼才・三池崇史がタッグを組み、公演ごとに豪華ゲストを迎える人気企画。今回は海老蔵主演、三池監修のもと、演出に日本舞踊の宗家藤間流 八世宗家の藤間勘十郎、ゲスト俳優にジャニーズグループのA.B.C-Z戸塚祥太を迎える。合同取材の席で戸塚は、初挑戦となる歌舞伎は「高いハードル」としながらも、馴染みのない世代にその良さを伝えるのが「最大の役目」ときっぱり。「歌舞伎のカッコよさを伝えるバトンになりたい」と意欲を見せる。「六本木歌舞伎2022」チケット情報物語は、現代社会を騒がせる強盗団と幕末の江戸で民衆の耳目を集める盗賊一味が、時空を超えて織りなすファンタジックなアクション活劇。題材は「知らざぁ言って聞かせやしょう」の名せりふでもお馴染み、古典の名作『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。弁天小僧菊之助ら5人の盗賊団の結成から捕縛までを描いた通称『白浪五人男』を、5人の名乗りや立ち廻りといった名場面を活かしながら、新解釈で上演する。本作で戸塚は、現代の強盗団の一員と江戸の呉服屋店主の2役を演じる。「知らざぁ言って聞かせやしょう」の名せりふを聞いた途端、「以前『滝沢歌舞伎』に出演した際、『白浪五人男』の場面があったのを思い出しました。当時は知らないなりにも舞台袖から引き込まれるように見る自分がいて、すごくかっこよかった。名せりふも音の響きが気持ちよく、今でも耳に残っています」と思わぬ巡り合わせを回想する。演じる現代版の弁天小僧菊之助は「オリジナルのように義を尽くすカッコよさや勧善懲悪の部分は足りてなくて、ポーズだけ」。その不完全さが、オリジナルのカッコよさや歌舞伎の魅力を知ることに繋がる糸口となりそうだ。「見せ場としては殺陣になるかなと。ゆっくり見せる歌舞伎の立廻りとリアルなスピードでやる現代版の殺陣も出てくると思うので、常に身体を動かせるようにスタンバイしています」とは頼もしい。海老蔵との共演は夢にも思わず、オファーには「ドッキリを通り越して夢かなと思った」と驚きを隠さない。「歌舞伎を知らない人でも知っている、歌舞伎界をリードしている方。きっと伝統を守るために新しい挑戦をし続けている方だと思うので、人間的な部分も含めて学びたい」と改めて意気込みを口にする。「ゼロから積み上げるつもりで、シンプルにその世界に染まりたい。そうすることで、見たこともない自分が見られると思う。ファンの方には応援してほしいですし、歌舞伎好きの方には、おもしろいヤツがいるなと思っていただけるよう日々精一杯務めたいと思います」。公演は2月18日(金)から3月6日(日)まで東京・EXシアター六本木、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレスホテル&ホール、3月18日(金)から21日(月・祝)まで大阪・フェスティバルホールにて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年02月08日4回目の開催となる『六本木歌舞伎2022』の製作発表会見が12月23日、都内で行われ、出演する市川海老蔵と戸塚祥太(A.B.C-Z)が出席。歌舞伎初挑戦となる戸塚は「今回の挑戦をしっかり体に叩き込んで、役割を全うしたい」と決意を語り、「甘えられる隙があれば、とことん甘えたい」と海老蔵との共演に期待を寄せた。海老蔵と揃いの紋付袴姿で登壇した戸塚は、開口一番「緊張してマイクがオフになっていました(笑)」と普段とは違った雰囲気に戸惑いも。「まさか自分が市川海老蔵さんの隣に立てる日が来るなんて、今はいろんな感情が入り交じり、気持ちが高ぶっています」と背筋を伸ばし、「海老蔵さんと共有できる時間に、学べることは全部学んで、吸収できることは吸収させていただく。歌舞伎の世界に染まっていきたいです」と新たな挑戦に闘志を燃やしていた。A.B.C-Zのメンバーからの反応は「今のところない(笑)」といい、「メンバー、コメント募集しています!」と呼びかける場面も。ようやく緊張も解けた様子で、笑顔をのぞかせた。第4回となる今回は、三池崇史が監修として参加。日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出を担当する。海老蔵と戸塚に加えて、中村児太郎、市川右團次の出演が決まっている。題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉と並び、古くから人々に親しまれている盗賊5人族の活躍を描く名作をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を融合させ、弁天小僧菊之助がたっぷりと歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現代社会を騒がせる窃盗団と幕末の盗賊一味とが新たなストーリーを織りなす。海老蔵が弁天小僧菊之助と現代の市川海老蔵役、戸塚が浜松屋跡取りの宗之助と現代の強盗団の一員とそれぞれ二役をこなす。「伝統文化や古典を、今の時代の新しいお客様にも理解していただける作品になるよう、一生懸命に勤めてまいります。日曜朝の戦隊ものの原型ともいえる内容ですし、『東京リベンジャーズ』のような不良グループを描いた作品も流行っているので、そこに流れるパッションや粋な部分を、歌舞伎の素晴らしさを活かしながら、面白いものに作り変えたい」(海老蔵)海老蔵と戸塚は会見当日が初対面だといい「第一印象はかわいらしいお顔立ちで、素直さや優しさがあるのかなと。稽古をしていくなかで、いろんなことを知っていきたい」(海老蔵)、「目力ですね。優しい瞳の奥には、これ以上近づけないなという、ラスボスのオーラがすごかった」(戸塚)。戸塚が得意とするアクロバットに話題が及ぶと、海老蔵は「戦う場面も出てくるので、ぜひ。どんなことでもできるでしょうし、演出や脚本と話し合い、何をやるか線引きしたい」と構想を明かし、「ジャニーズの皆さんは、何かを吸収し、身に着ける力が本当にすごい。歌舞伎のみんなも見習わないといけない」と話していた。取材・文・写真=内田涼【公演概要】『六本木歌舞伎2022公演』脚本:今井豊茂 / 演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / 六本木歌舞伎実行委員会東京公演チケット情報 ■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:サンライズプロモーション大阪
2021年12月23日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』制作発表会見に、歌舞伎俳優の市川海老蔵とともに出席。歌舞伎初挑戦の意気込みを語った。第4回となる今回の『六本木歌舞伎』は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そして、アクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするA.B.C-Zの戸塚祥太らが出演。戸塚は歌舞伎に初挑戦となる。戸塚は、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れ、「すみません、緊張していてマイクがオフになっていました」と照れ笑い。「自分がまさか市川海老蔵さんのお隣に立てる日が来ると思ってなかったので、すごく気持ちが昂っていて、高揚していて、いろんな感情が入り混じっているのですが、これまでやったことがない歌舞伎への挑戦、しっかりと体に叩き込ませて、自分に与えられた役割を全うしていきたいと思います」と決意を語った。また、歌舞伎に対するイメージについて、「日本の宝、伝統芸能、代々受け継がれてきたものという印象です」と述べ、「ここから知らないこともさらに勉強していって、いただいた役をしっかりできるように歌舞伎の世界に染まっていきたいと思っています」と気を引き締めた。『六本木歌舞伎』への出演が発表されてからA.B.C-Zのメンバーから何かリアクションはあったか聞かれると、「メンバーからは今のところまだ何もいただいておりません。今後たぶんどしどし来てくれると思う。メンバー、コメント募集してますよ!」とメッセージを送り、笑いを誘った。『六本木歌舞伎2022』東京公演は2022年2月18日~3月6日にEXシアター六本木にて、福岡公演は3月11日~13日にサンパレスホテル&ホールにて、大阪公演は3月18日~3月21日にフェスティバルホールにて上演する。題材として取り上げるのは、『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。この作品をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を用いながら、弁天小僧菊之助が歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現在社会を騒がせる窃盗団と幕末の江戸市中において人々の耳目を集めた盗賊一味が織りなす物語となる。
2021年12月23日歌舞伎俳優の市川海老蔵、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』制作発表会見に出席した。第4回となる今回の『六本木歌舞伎』は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そして、アクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするA.B.C-Zの戸塚祥太らが出演。戸塚は歌舞伎に初挑戦となる。戸塚は、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れ、「すみません、緊張していてマイクがオフになっていました」と照れ笑い。「自分がまさか市川海老蔵さんのお隣に立てる日が来ると思ってなかったので、すごく気持ちが昂っていて、高揚していて、いろんな感情が入り混じっているのですが、これまでやったことがない歌舞伎への挑戦、しっかりと体に叩き込ませて、自分に与えられた役割を全うしていきたいと思います」と決意を語った。初共演の海老蔵の印象を聞かれると、「目力ですかね」と答え、「先ほど楽屋挨拶に行かせていただき、初対面でご挨拶させていただいたのですが、そのときは優しい瞳なんですけど、奥にはもうラスボスのオーラというか、これ以上近づけないという、とてつもないオーラがすごかったです」と、海老蔵のオーラに圧倒されている様子。会場から笑いが起こり、海老蔵も笑顔をこぼした。一方、海老蔵は「5分前くらいに会ったばかりなんですけど、ジャニーズとしてのご活躍は拝見していますから、今を時めくスターなんだろうなと思いますが、今回歌舞伎というフィールドに足を踏み入れるということで、それなりの覚悟をしていらっしゃるんだろうなと。それがマイクのスイッチがオンにならなかった緊張につながっているのではないかと。素直な方なんじゃないかなと思っています」と戸塚の印象を述べ、「可愛らしいお顔をされている。優しさ、可愛さがあるんだなとというのは感じます」とも話した。『六本木歌舞伎2022』東京公演は2022年2月18日~3月6日にEXシアター六本木にて、福岡公演は3月11日~13日にサンパレスホテル&ホールにて、大阪公演は3月18日~3月21日にフェスティバルホールにて上演する。
2021年12月23日2022年2月18日(金)~3月6日(日)東京・EXシアター六本木での公演を皮切りに福岡、大阪で上演される『六本木歌舞伎2022』のプレイガイド最速先行受付が12月12日(日)10時に迫っている。2015年、六本木歌舞伎の幕開けの演目は『地球投五郎宇宙荒事』。市川海老蔵と中村獅童の歌舞伎への熱い想いから始まった宇宙規模の新作歌舞伎では、脚本を人気脚本家の宮藤官九郎、演出を映画監督の三池崇史が手がけ、連日満員の大盛況のまま千秋楽を迎えた。第2回となった2017年の公演では、マルチタレントのリリー・フランキーが新解釈で描き出した『座頭市』を、前作に引き続き、三池崇史が演出。出演には海老蔵に加え、日本を代表する女優・寺島しのぶが登場。海老蔵と寺島しのぶの22年ぶりの共演が実現し大きな話題に。また本公演では、海老蔵の代名詞とも言える“眼力”を封印し新たな境地を開いた。また2019年の第3回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』。演出は引き続き三池崇史が担当。出演は海老蔵、そして歌舞伎初出演となった三宅健が参戦。生きるための悪という人間のエゴイズムを克明に描いた文学作品を、海老蔵が四役、三宅が二役を、それぞれの役になりきっての迫真の演技で観客を魅了。特に三宅は初出演ながら早拵えやぶっ返り、見得や立廻りといった歌舞伎ならではの演出を見事に表現し、更に海老蔵が洋服姿で演じる本人役と遣り取りをする場面では、軽妙な掛け合いを披露して観客に爆笑の渦に。そして第4回となる今回、三池崇史は監修として参加し、日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が演出として入る。出演は十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵、そしてアクロバットやダンスなど華麗なパフォーマンスを得意とするジャニーズきってのユニットA.B.C-Zの戸塚祥太が歌舞伎に初挑戦することも決定している。注目の本公演を確実に見るため、ぜひプレイガイド最速先行を利用してほしい。■舞台情報『六本木歌舞伎2022公演』脚本:今井豊茂演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵戸塚祥太(A.B.C-Z)中村児太郎市川右團次他『六本木歌舞伎2022』(東京・福岡公演)プレイガイド最速先行URL: 受付期間:12月12日(日)10:00~12月17日(金)23:59チケット料金:一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)前売開始:12月19日(日)協力:全栄企画 / 株式会社ちあふる製作:松竹株式会社■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木お問合せ:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300(平日11:00〜19:00)主催:株式会社3Top / 六本木歌舞伎実行委員会■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホールお問合せ:西日本新聞イベントサービス 092-711-5491(平日9:30〜17:30)主催:六本木歌舞伎実行委員会■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホールお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00※日祝休業)主催:サンライズプロモーション大阪
2021年12月08日鹿児島の南端に位置する孤島の唯一の介護施設に半年間密着したドキュメンタリー『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』でナレーションを戸塚純貴が務めることとなり、コメントも到着した。前作「僕とケアニンとおばあちゃんたちと。」(2019年)は、世界中が注目する介護施設「あおいけあ」に1年間密着し、何故この施設が注目を集めているのか、その裏側に迫るという内容。本作はその「僕ケア」シリーズの第2弾となるドキュメンタリー。鹿児島港からフェリーで12時間、島民わずか100人ばかりが生活するトカラ列島・宝島。医者も看護師もいないこの島唯一の介護施設に、若手ドキュメンタリー監督が半年間密着した。はじめはリゾート気分を味わえると思っていた監督だが、飲食店や娯楽がなく、都会とはまったく違う環境に衝撃を受ける。しかし、これだけ不便な環境でも、島民は協力し合い笑顔で生活を送っており、その光景を目の当たりにし、いつしか「島民は生まれ育った場所でどのような想いを持って生活しているのか」と考えるようになる。また、監督が撮影を開始した時を同じくして、東京から介護未経験の若者がこの介護施設の責任者になるためにやって来る。慣れない離島での生活や、経験の浅い介護の仕事に苦戦し、ここへ来たことを後悔する若者。しかし、施設の利用者や島民らと触れ合うことで、徐々にその顔つきにも変化が現れはじめる。ナレーションを務めるのは、介護福祉士の成長を描いた映画『ケアニン』シリーズ(2017年、2020年公開)で、主人公の大森圭役を好演した戸塚純貴。前作でもナレーションを務めた戸塚さんは、「それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました」とふり返り、「より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したいです」と意気込みを語っている。(※ケアニンとは、介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人)監督を務めるのは、大学時に映画監督の原一男に師事し、ドキュメンタリー『ヘイトスピーチ』(15)が全国公開され、前作「僕とケアニンとおばあちゃんたち。」でも監督を務めた佐々木航弥。医師も看護師もいない島唯一の介護施設に密着し、そこで働くスタッフ達の想いを聞いていくうちに、「離島の介護」のリアルを知ることになる。戸塚純貴さん(ナレーション) コメント全文今回の舞台はトカラ列島、宝島。世の中がうまく回らなかったり、それぞれが色々な思いを抱えて生きていく中で、人との繋がりを大切にし、どんなことにも前向きで負けない姿がこの島にはありました。ケアする人(ケアニン)を通じて、新たなる世代へ歴史を重んじ、受け継がれていく。離島での生活や福祉、自分たちがマネすることができないリアルがそこにはあります。理想と現実すべてを受け入れ、前に進む姿を目に焼き付けてほしい。そして、より多くのケアニンの輪が広がっていくことを願い、微力ながらこれからも応援したい。前作に引き続きナレーションを務めさせていただき、佐々木監督とこうしてご一緒できて嬉しく思います。監督とは、地元も同じで同い年ですが、監督がその足で撮ってきた想いと、その映像を観て感じた想いを繋ぎ、心を込めて声を入れさせていただきました。「僕ケア」をよろしくお願いします。『僕とケアニンと島のおばあちゃんたちと。』は2022年初春公開予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月03日アイドルグループ・A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が出演する、ホクレン農業協同組合連合会「ミルクランド北海道」の新CM「Milk Magic」編が、4日より放送される。ホクレンは、北海道の酪農家の拠出から成る北海道産牛乳・乳製品の消費拡大運動「ミルクランド北海道」の新キャンペーン「It’s Milk Magic!」を1日より開始。キャンペーンではまず、A.B.C-Zのメンバーが、乳製品のレシピや牛乳にまつわる豆知識などをAからZまでの全26編のWEB動画で紹介する「Milk Magic ムービー」を展開。第1弾として、そのA~Jを本日1日(11:00~)よりキャンペーン特設サイトにて公開する。また同日よりSNSシェアや投稿でオリジナルグッズが当たるチャレンジキャンペーンもスタート。さらに、「MilkMagic ムービー」の印象的なシーンのコラージュで構成した、A.B.C-Zにとって初のTVCMとなる「Milk Magic」編が4日より放送される。WEB動画「Milk Magic ムービー」、新CM「Milk Magic」編では、牛乳パック型のキッチンカウンターで、メンバーたちが、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を使った料理やスイーツを実際に作ったり食べたり飲んだりする様子を撮影した。その中で、塚田が作った「ミルク豚汁」を食べた橋本が「すごくクリーミーになる!」と大絶賛。シーンの撮影が終わり「はい、カット!」の声が監督からかかっても「これ、うまっ!」と箸が止まらない。その後も「楽屋にあるおにぎりといっしょに食べたいね」と、なかなか箸を置こうとしない橋本なのだった。また、自宅の冷蔵庫には必ず2本の牛乳を常備しているという橋本。「お菓子作りが大好きで、お菓子を作る時に絶対にミルクを入れるのよ! シフォンケーキだったり、クッキーだったり、パンケーキだったり、全部ミルク必要でしょ? だから、牛乳とは毎日触れ合っています」と説明した。そんな橋本が「牛乳を飲んでいるところをよく見かける」という塚田は、「コンサートの時などにプロテインを摂るのですが、プロテインと牛乳の相性が最高なんですよ」と熱弁。二人の生活において牛乳は欠かせないようだ。そしてA.B.C-Zにとって初のTVCMとなる今作について、メンバーたちは「ちょうどライブツアー中の楽屋で5人揃っていっぺんに聞いたので、喜びを分かちあいました」と、初CM決定を知らされた瞬間を回顧。「いまだに本当にCMが流れるのかって信じられないくらいです」と嬉しそうに話した。さらに、河合は「テレビ雑誌の年末年始号の取材で、CMをやりたいっていうのを10年くらい言い続けてきましたが、やっと夢が叶いました」 としみじみ。橋本も「(来年迎えるDVDデビュー)10周年のプレゼントなんじゃないかなと思います」と大きくうなずいていた。
2021年12月01日「六本木歌舞伎2022」が、2022年2月18日(金)から3月6日(日)までEXシアター六本木で実施される東京公演を皮切りに、福岡、大阪で上演される。市川海老蔵、A.B.C-Zの戸塚祥太らが出演する。「六本木歌舞伎2022」市川海老蔵&A.B.C-Z戸塚祥太が共演2015年に幕を開けた六本木歌舞伎。第1回目の演目『地球投五郎宇宙荒事』には市川海老蔵や中村獅童らが出演し、脚本を宮藤官九郎、演目を三池崇史が手掛け、好評を博した。続く第2回ではリリー・フランキーが新解釈で描き出した『座頭市』を、第3回では芥川龍之介の代表作『羅生門』を上演した。そんな六本木歌舞伎の第4回となる「六本木歌舞伎2022」が上演されることに。今回は、十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵と、アクロバットやダンスなどダイナミックなパフォーマンスを得意とするジャニーズの人気ユニット「A.B.C-Z」の戸塚祥太らが出演する。監修に三池崇史、演出に藤間勘十郎また、これまで演出を務めてきた三池崇史は監修として参加し、演出には日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎を起用した。公演概要「六本木歌舞伎2022」脚本:今井豊茂演出:藤間勘十郎監修:三池崇史出演:市川海老蔵、戸塚祥太(A.B.C-Z)、中村児太郎、市川右團次、他チケット料金:1等席 14,000円、2等席 10,000円(全席指定)前売開始:2021年12月19日(日)■東京公演日程:2022年2月18日(金)~3月6日(日)会場:EXシアター六本木住所:東京都港区西麻布1-2-9問い合わせ先:Zen-A(ゼンエイ)TEL:03-3538-2300 (平日11:00~19:00)■福岡公演日程:2022年3月11日(金)~3月13日(日)会場:福岡サンパレスホテル&ホール住所:福岡県福岡市博多区築港本町2-1問い合わせ先:西日本新聞イベントサービスTEL:092-711-5491 (平日9:30~17:30)■大阪公演日程:2022年3月18日(金)~3月21日(月・祝)会場:フェスティバルホール住所:大阪府大阪市北区中之島2-3-18問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888 (11:00~16:00 ※日祝休業)
2021年11月13日