■前回のあらすじ独身と偽装され、既婚者の元山モトと結婚の約束までしていた主人公。既婚者と判明後は、彼の妻に慰謝料請求を申し立てられ、窮地に。しかし弁護士の力を借り、慰謝料請求を逃れられるのでした。同時に自らもモトに対して慰謝料請求を行い、合意に及びます。これですべて終わったと安堵したものの…数年後、再びモトが目の前にあらわれ…。モトは主人公に「結婚してほしい」と指輪を差し出します。しかし再プロポーズを断固拒否する主人公。モトへの拒絶を決定的にした子どもへの接し方について触れると、そもそも子どもは欲しくなかったと弁解するモト。その言葉を聞いた主人公は「奥さんを苦しめたお前なんかと一緒になれるわけない」と言い捨てるのでした。■「帰らない」と拒否するモトに… ■突然思い出話を始めるモト、一体…!?「分かったら早く帰って」と告げるも、「帰らない」と拒絶するモト。そのため主人公は「帰らないなら警察を呼ぶ」と強硬手段に出ることに。すると突然モトは2人が出会った頃の思い出話を始め…。すでに拒絶している主人公に対して「まだ俺のことが好きなんだろ」と詰め寄り、「俺の子どもを産んでくれ」と告げるのでした。次回に続く「婚約者は既婚者でした」(全67話)は21時更新!
2024年04月19日皆さんは家庭内で、寂しい思いをしたことはありますか?今回は父を拒絶する娘のエピソードを紹介します。父との時間が不安仕事で帰りの遅い母のもとに、娘からLINEが届きました。家で父と2人過ごす時間に、不安を感じているようです。父は最近仕事の愚痴ばかりで、娘のテストを見て怒ることも増えました。母によると、父は仕事がうまくいっていなくてイライラしているようです。母はなるべく早く帰ると伝えますが…。娘の止まらない思い娘は母と父が会話をしないことも気にしていました。これ以上父と2人では過ごしたくないようです。どうせ両親の仲が悪いなら、離婚してもらった方がいいと考えていました。離婚の提案をされ、母は悩んでしまうのでした…。娘の本音にショック両親の離婚を考えるなんて、きっと娘も思い悩んでいたのですね。母に本音を話すまでには、苦しい気持ちもたくさんあったのかもしれません。娘の不安な気持ちに、悲しくなるエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月15日2022年4月、アメリカのアラバマ州にある動物病院『ブライソン・ベテリナリー・クリニック』に、生後1日の子犬が連れて来られました。ビーグルとシーズーのミックス犬であるメスの子犬で、母犬は出産した4匹の子犬たちの中で、この子だけ拒絶したといいます。理由は、生まれつき前足が変形していたためと思われました。飼い主は「この子犬に希望はないだろう」と思い、病院に引き取ってもらったそうです。しかし『ブライソン・ベテリナリー・クリニック』で働くスタッフの女性は、その子犬が助かる見込みがあると信じて、自宅に連れて帰りました。女性の娘であるジェス・レーンさんは、とても小さな子犬に一目ぼれ!懸命に世話を始めたのです。ジェスさんは「小さな魚のようだから」という理由で、子犬を『グッピー・ハンソン』と命名。2、3時間おきに授乳が必要なグッピーを、彼女は母親のように甲斐甲斐しく世話をし続けました。病院に連れて来られた時にはわずか約113gだったグッピーの体重は徐々に増え始め、順調に成長していきます。ウェブメディア『The Dodo』によると、生後3か月頃に行ったレントゲン検査の結果、肩の関節やほかの骨もいくつか欠けていることが判明。さらに生後4か月が経った頃、ジェスさんはグッピーが大きな音に反応しないことに気付きました。検査の結果、グッピーは耳が聞こえないことが分かったのです。それでもグッピーはジェスさんや彼女の家族からの愛情を受けながら、日々成長していきます。体の成長とともに、グッピーは楽に動けるようになっていき、階段もジャンプして登れるようになりました。そして…ジェスさんの家族となってから約9か月後のグッピーの姿がこちらです!帰宅したジェスさんを大喜びで出迎えるグッピー。体の不自由さなんて物ともせず、元気いっぱいで走っています。今では散歩中に穴を掘ったり、家ではおもちゃで遊んだりと、いたずら好きで明るい性格が全開だそうです。グッピーのFacebookには、「とても美しい犬だ!」「この子の成長は奇跡だよ」「グッピーに生きるチャンスを与えてくれてありがとう」などの声が寄せられています。生まれてすぐに母犬から拒絶され、いくつもの障がいをもちながらも、毎日を全力で楽しんでいるグッピー。ジェスさんにとって、グッピーが成長していくのを見るのが喜びだといいます。グッピーが幸せに生きる姿は、これからも多くの人たちに希望をもたらしてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年02月06日大人気漫画シリーズ、今回はRu 育児イラスト☆漫画(@mika.n007)さんの新連載をご紹介!「狂気的な彼氏」第17話です。無邪気な顔で笑う彼に、何も言えなくなってしまったみかさんでしたが…?結局あの後…出典:instagram俺の隣にいてね出典:instagramそしていま、彼の家に…出典:instagram断れず…出典:instagram俺のこと好き?出典:instagram本当に楽しそうで…出典:instagram離れられなくなる…!?出典:instagramこれからどうなるの…?出典:instagram別れた方が良いと分かっていながらも、不安定な彼から離れることができなくなってしまったみかさん。これからどうなってしまうのでしょうか…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mika.n007)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年01月31日山田佳奈が主宰し、去年旗揚げ10周年を迎えた「□字ック」。第14回本公演『タイトル、拒絶』が、2月5日(金)に開幕する。「□字ック」は、レコード会社のプロモーターだった山田が一念発起して立ち上げた劇団だ。10周年を機に、所属俳優を持たず、山田作品の発表の場として活動をリスタート。それぞれに異なる人生を生きる者どうしのコミュニケーションの困難や、年齢にふさわしい速度で成長できない大人たちの葛藤を描く。「旗揚げ10周年企画」として今回上演される『タイトル、拒絶』は、第六回本公演として初演され、サンモールスタジオの2013年最優秀演出賞を受賞した作品。2019年には山田が脚本・監督を務め、伊藤沙莉の主演で映画化もされた。デリバリーヘルスの事務所で、世話係として働く主人公「カノウ」。デリヘル嬢たちから、あらゆる不平不満やわがままを一身に受けている。かつてカノウはこの店に体験入店したものの、いざ「本番」を迎えるとなったら、客の前から逃げ出した過去があるのだ。そんな彼女は、一番人気のデリヘル嬢「マヒル」の姿に、小学校のクラス会で演じた『カチカチ山』を思い出す。ウサギばかりがちやほやされていた、あの頃。一方、店では、とある新入りが入店した途端、それまでの秩序や序列が大きく崩れだすのだったーー。主人公「カノウ」役には、映画や舞台で強い存在感を放つ木竜麻生。華と実力をあわせ持つ人気俳優・宮崎秋人や、本作品の初演を観て作品に惚れ込んだという美保純らが名を連ねる。初演とは異なる布陣で、初演から7年が経った今だからこその『タイトル、拒絶』を編み上げる。公演は10日(水)まで、東京・本多劇場にて。文:小川志津子□字ック 第14回本公演 旗揚げ10周年企画『タイトル、拒絶』脚本・演出:山田佳奈出演:木竜麻生 / 小島梨里杏 / 川添野愛、鈴木たまよ、樹麗、田野優花 / 宮崎秋人、池田良、後藤剛範 / 信川清順、早織、安藤聖 / 美保純2021年2月5日(金)~2月10日(水)会場:東京・本多劇場※政府の緊急事態宣言および東京都の緊急事態措置等をうけ、開幕日が当初の2月4日から変更になっています。
2021年01月31日山田佳奈が主宰する「□字ック」の第十四回本公演 旗揚げ10周年企画『タイトル、拒絶』が2021年2月に上演される。脚本・演出の山田に話を聞いた。『タイトル、拒絶』は、2013年に□字ック第六回本公演として初演し、2019年には映画化(2020年11月公開/脚本・監督:山田佳奈、主演:伊藤沙莉)もされた劇団前期代表作だが、旗揚げ10周年企画に本作を選んだ理由を山田は「『タイトル、拒絶』は自分にとって転換期となった作品で。評価もしていただけたし、“エンターテインメント”というものは誰かの人生を一瞬でも変えられる力を持っているんだということを経験した作品になりました。それでそのときに、この作品は大事に温めておこうと思ったんです。それから7年経って、今私は映画監督と演劇の両軸で活動していますが、今回その『タイトル、拒絶』を映画化することになり、公開がちょうど劇団10周年のタイミングだとわかり、演劇でもこの大事な作品をやるべきなんじゃないかと思いました。同じ作品を“映画”と“演劇”という視点で見られる機会をつくりたかった。なぜならそれは自分にしかできないことだと思うから」と語る。デリヘルの事務所を舞台に、セックスワーカーとして生活をする女性たちがあらがえないものに向かって進んでいく姿を描いた本作。公開中の映画がヒットをしているが、演劇はまた違うものになるという。「そもそも7年前の作品なので、当時とは社会的な背景も違いますし、私自身が当時持っていた“女性”への感情も変わっていますし、そういう意味でも新しい視点でつくりますが、映画は、国際映画祭に出品したということもあり、海外を相当視野に入れたものなんです。日本の性産業って海外からしたら特殊なので、その不思議な部分を集約してつくりました。でも舞台は日本国内で上演するものなので、そういう意識はなく、改めて新作をつくるつもりでいます。ただ、7年前の初演がなければ今こうやって本多劇場という劇場で再演させてもらえることもなかったので、初演に敬意を持って、映画に感謝を持って、つくっていこうと思っています」□字ックの10周年記念であり、山田一人の新体制となって一作目となる本作。「□字ックはホームである、という意識があります。だけど一人になって背負うものがなくなったぶん、これまでの『□字ックはこうあらねばならない』というところから、自分のやりたいことをやらせてもらえる場になればいいかなと思っています。今作は、次の一歩目に向けての作品でありながら、10周年だからこそできる手管も持って臨みたいです」という公演は2021年2月4日(木)から10日(水)まで、東京・本多劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月07日第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門でワールドプレミア上映され、主演の伊藤沙莉が「東京ジェムストーン賞」を受賞した『タイトル、拒絶』が、11月13日(金)より劇場公開されることが決定。予告編と共に、山田佳奈監督と伊藤さんからコメントも到着した。本作は、2013年に山田監督自身により初演された同名舞台の映画化で、監督にとって初の長編作品。それぞれが抱える事情に抗いながらも力強く生きようと進む、セックスワーカーの女性たちの姿を描いた。若手実力派・伊藤さんが演じる主人公は、以前に体験入店でデリヘルに来たものの、いざという段階になって怖気づいてホテルの外に助けを求めて逃げ出したカノウ。それ以来、彼女はデリヘル嬢たちの世話係になった。伊藤さん自身「誰にも渡したくなかった」と話すほど意欲的に臨んだ役だ。デリヘル嬢役には恒松祐里が一番人気のマヒルを演じるほか、佐津川愛美、森田想、円井わん、行平あい佳、野崎智子、大川原歩、そして片岡礼子ら個性豊かな女優陣が集結。そのほか、モトーラ世理奈、池田大、田中俊介、般若、でんでんなども出演している。この度完成した予告編では、「ワタシの人生なんてクソみたいなもんだと思うんですよね」と、主人公のカノウが黒いブラ姿で真正面切って語りかけてくる。その一方で、デリヘル嬢として過ごす女性たちの日常とセンセーショナルなシーンが切り取られ、前向きさと力強さをも感じさせる予告編となっている。監督・山田佳奈とても思い入れのある作品が遂に公開という運びとなりました。去年の冬に撮影をしたのが嘘のように状況も大きく変化し、映画の可能性を自分自身考える日々が続きましたが、私に出来ることは人の生活における不安や遣る瀬無さに、そっと手を添えることではないかと思っています。出演者、スタッフ、すべての人が全力でクリエイティブに関わって下さった作品が公開になること、本当に誇らしく思います。セックスワーカーの彼女たちを通して、観て下さった方々が力強く踏み出せますように。そう願っております。カノウ役・伊藤沙莉昨年、第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門での正式出品以来、ようやく再び作品を沢山の方々に観ていただける機会が巡ってきました。必死に、もがきながら、なんとか生きているという点では、今こういう時代だからこそ、より多くの方々に観ていただきたいなと思います。『タイトル、拒絶』は11月13日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年08月03日こんにちは、タマタマヨです。前回からの続きです!!絶対正産期になってから産みたい! と決意したものの、その決意はもろくも崩れ去る威力のイキミたい感が襲ってきました。助産師さんからもOKが出て、次の陣痛が来たらイキむことになりました! ここまできたらあとはふんばるだけだと、思いきや、↑陣痛中(イキむ)↓陣痛おさまる(休息)※この間はイキんでも出てこない出産とはこの繰り返し。ツルンと産む人と私は何が違うのか…ようやく、頭が挟まったままの感覚あり! ここまできたらゴールは近い?いつの間にか助産師さんが2人体制になっている!私はやれる! やれる!(自己暗示)もうね、おなかや腰の痛みはなくて(感じないだけ?)ただいきむだけ、ただただふんばるのみ。※会陰切開はしない病院です。※実際はネネが怖がらないようにサイレントでいきんでおります。心の中の叫びを再現しました。そして、あー、これこれ。100年分のウ◯コを排出した気分(スッキリ)ようやく、赤ちゃんをこの胸に抱ける!!さあおいで、ママの胸に! カマン! ベイビー!!つづく
2019年11月19日セックスに興味がなく『冷凍マグロ』だった妻。しかし、もはや夫とのセックスを望めないと悟った瞬間から、異常なまでにセックスに執着するようになり、夫から恐れられるようになってしまった…。前回は、そんな 和枝さんのケース をご紹介しました。その後も、妻の和枝さんはあきらめきれずに、あの手この手を使ってどうにか夫の雅史さんとのセックスにこぎ着けようとします。ところが、妻が必死になればなるほど、夫の心も体もどんどん離れていきました。夫に拒絶されるたびに、和枝さんの中で劣等感やみじめさ、悔しさがふくらんでいきます。「自分は夫に求められない女」、「このまま一生セックスできない女」、「女としての価値がないのかもしれない…」。モンスターワイフと化している時、和枝さんは夫とセックスがしたいのだと思っていました。そして拒まれるたびに、「もう私のことを愛していないから?」と夫を詰問していたそうです。けれど、この時彼女が必死になって求めていたのは、夫とのセックスや愛ではありません。自分がまだセックスできるかどうか、つまり自分がまだ夫のペニスを勃起させ、挿入を受けることができるかどうかの確認だったのです。和枝さんのような悲劇を繰り返さないためにも、セックスに対する姿勢に問題がないか、自分は「セクシャル系モンスター 遅咲き冷凍マグロ」になっていないか、以下のテストでぜひチェックしてみてください。■「セクシャル系モンスター 遅咲き冷凍マグロ」度チェックここでは、あなたの「セクシャル系モンスター 遅咲き冷凍マグロ」度をチェックしてみましょう。以下の質問で、〇はいくつありますか?1. 夫とはお互いのセックス観や性欲について話し合うことなく結婚した。2. 夫婦の会話でセックスが話題になることはほとんどない。3. セックスがなくても、夫婦は問題なくやっていけると思っている(夫の意見を確認したことはない)。4. 忙しかったり疲れている時に夫からお誘いがかかったら、間髪入れず答えは「ノー」だ。5. ベッドへのお誘いやキスは、男性がするものだと思う。6. 男性はセックスを断られたくらいでは傷つかないだろうと思っている。7. 女性のほうから誘ったら、男性は当然応じるべきだし、応じることができて当然だと思う。8. セックスについて新しい技を取り入れたり、いつもと変わったことをしようとは思わない。9. 夫からのセックスの誘いに応じてさえいれば、中身はどうであれ妻としての役目は十二分に果たしていると思う。10. 夫とのセックスはパターン化していて、もう何年も同じことの繰り返しだ。 ■あなたの「遅咲き冷凍マグロ」度は何レベル? 「モンスターワイフ」判定結果「セクシャル系モンスター 遅咲き冷凍マグロ」度をチェックする質問に、あなたはいくつ〇がありましたか? 下の判定結果と照らし合わせて、自分のモンスターワイフ度を確認しましょう。○の数が3個以上6個未満は、遅咲き冷凍マグロ度「C」(夫はあなたとのセックスに物足りなさを感じ始めている頃です)○の数が6個以上8個未満は、遅咲き冷凍マグロ度「B」(夫はあなたとのセックスに冷めてきているはず)○の数が8個以上は、遅咲き冷凍マグロ度「A」(夫の性的対象から外されかけています。今すぐ対策を!)あなたの判定結果はいかがでしたか?『遅咲き冷凍マグロ』代表の和枝さんのように、無自覚に自分の若さに安心している時期の女性は、それほど切実にセックスを熱望しません。黙っていても、夫が求めてくるからです。けれど、夫も妻も年を取ります。男性の性欲は、年齢とともに落ち着いていきますが、女性の体は、もっとゆっくり性的に成熟します。そして、精神的な面でも、女性は「私、もう若くないかも…」「女性としての魅力が落ちてきた?」、そんな不安にかられ始めます。そんな時にこそ、夫に優しく抱きしめてもらいたい。自分を抱いて、勃起してもらいたい。そうすれば、「私だってまだ捨てたもんじゃない」と安心できると考えてしまいがちです。あなたが長い間、夫のお誘いを拒み続け、たまに応じる時でも『冷凍マグロ』だったとしたら? 性欲旺盛な夫でも、次第に冷めていくでしょう。夫にしてみれば、妻とのセックスはつまらない。アダルト動画やゲームのほうがまだ性的興奮を満たしてくれるわけです。和枝さんに拒まれて、雅史さんも長い間さみしい思いをしてきました。それでも和枝さんは、寝室事情をのぞけばいい奥さんだった。和枝さんを『性的な対象』から外すことで、妻に対するフラストレーションを抑え、うまくやっていく決心をしたのです。それなのにある日突然、妻が恐ろしく切羽詰まった形相で自分に迫ってきたら…。こちらの心の準備も状況もお構いなしに、とにかく勃起させようとペニスに飛びついてきたら…。驚きと理不尽さに対する怒りで、雅史さんが和枝さんを拒絶したのも無理はありません。セックスに対する夫の意欲と、妻の意欲。これが一度すれ違ってしまうと、話はこじれにこじれ、大戦争の火種になったり、決定的な冷戦の原因になることも。恥ずかしがったり、禁忌感を抱いたりせず、セックスについて2人できちんと話し合ってください。さみしい時、不安な時、老いを感じ始めた時、自信を失いかけた時…。そんな時に、パートナーと心身ともに癒しあえたら、幸せだと思いませんか。セックスフルな幸せ妻になるためには、セックスについても『当事者意識』を持つこと。「セックスは男に任せておけばいい」ではいけません。話し合いの場でも、ベッドの上でも、『当事者』としてセックスに向き合ってくださいね。
2018年04月15日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。前回までは、ビジュアル系、メンタル系のモンスターワイフのリアル・ストーリーをご紹介してきました。いよいよ今回は、セクシャル系モンスターの登場です。セクシャル系モンスターワイフになるのは、実は無自覚のケースが大半。ハッと気付けばモンスター化していた、というケースが多いのです。けれども、一度暴れだしたモンスターを退治するのは茨の道。ご紹介するエピソードとチェックテストを参考に、セクシャル系モンスターの魔の手が自分に忍び寄りつつないか、確認してみてください。■筋金入りのマグロ女、気づいてみたらセックスレス!?「セクシャル系モンスター 遅咲き冷凍マグロ」代表:和枝(仮名)34歳の場合「え…うちってマズイの?」和枝は思わずつぶやいた。テレビをつけると、セックスレス特集番組が目に飛び込んできたのだ。夫の雅史と最後に抱き合ったのはいつだったか、和枝は思い出せなかった。1年くらい前…? 2年以上前ってことはないと思うけど…。不安感が、和枝の心をじわじわととらえ始めた。「私たちがセックスレス? 男はいつだって、セックスのことで頭がいっぱいなんじゃないの?」和枝は性的に淡泊なタイプだった。ただ、男というのは誰でもセックスしたがるもの。そしてセックスさせてあげれば、男女の仲は安泰…それが、和枝のセックス観。和枝はふくよかなボディだ。豊満なバスト。ムッチリした太もも。バスタイムに鏡にうつる魅力的なボディを見つめて、笑みを浮かべていた。実際、黙ってセックスを「させてあげる」ことで、彼女は好条件の夫を手に入れた。同い年の雅史は真面目な働き者で、とても優しい。2人は28歳の時に結婚した。結婚後、セックスに興味のない和枝には、定期的にお誘いがかかる夫とのセックスが、ただの面倒な作業にしか思えなかった。それでも仕方なく、4度に1度くらいは誘いに応じるようにしていた。しかし…和枝はベッドの上では仰向けに寝そべったまま動かない。雅史が腰を振る時だけかろうじて背中に手を回すという動作しかしない。ましてや雅史をなでるとかなめるとかは一切ない。和枝は筋金入りの『冷凍マグロ』だった。和枝にとってセックスは男に「させてあげるもの」。自分のほうから何か「してあげる」必要があるなどとは、夢にも思っていなかったのだ。冷凍マグロの和枝は、雅史の心まで冷まし始めた。雅史は次第に和枝を誘わなくなっていった。そこに、テレビのセックスレス特集である。男というのは断られても、しぶとく誘ってくるものだと和枝は思っていた。それが今では、もう最後に誘われたのがいつだったか思い出せない…。「なんで? どうして? まさか雅史、浮気してるの…??」■浮気を疑って夫のパソコンを見たら、そこには驚きの…和枝は夫の行動に目を光らせ始めた。夫のスマホを盗み見るまでした和枝だが、疑わしい点は何一つ見当たらない。それでは夫の部屋にあるパソコンは? パソコンを使って浮気相手とやり取りしている可能性だってある。そう考えた和枝は、週末自室でパソコンを使っていた雅史がトイレに立ったスキに、夫の部屋に忍び込んだ。「なにこれ…!!」そこには、和枝が想像すらしていなかった光景が広がっていた。アダルト動画のサイト…和枝の頭の半分は、衝撃でまひしている。けれど、残りの半分は妙に冷静だった。雅史はこれまでに、どんな動画を視聴してきたのだろう? マウスに置かれた手が勝手に動く。和枝の目の前に、雅史が購入ずみの動画一覧が表示された。「…女子大生? …セーラー服?? …幼な妻???」甘ったるい童顔、薄桃色のほっぺ、切りそろえた前髪、小柄で華奢(きゃしゃ)な体…これでもかと言わんばかりに若さを前面に押し出した女たちの裸体が、次々と目に飛び込んでくる。「これは、私への当て付けなの?」怒りに震えた。和枝はボディに自信があるし、雅史も彼女の女性らしい体つきが好きだと言っていた。自分は「求められる女」なのだという自信が和枝にはある。だからこそ、この現状に死ぬほど屈辱的な思いを感じてしまった。「確かに私はもう30代だし、グラビアアイドルでもない。だけど、画面の向こうの誰かじゃなくて、雅史の目の前にいる生身の女なのよ。それなのに…それなのに私とはセックスレスで、こんな動画を見てるだなんて、許せない!!」何が何でも雅史の目を、もう一度私のほうへ向けてやる。和枝は決心した。その夜の寝室。先にベッドに入り、車の雑誌を読んでいる夫に切り出した。「ねえ雅史、そういえば私たち、もうずっとセックスしていないよね。久しぶりにしない?」雅史はきっと大喜びでこの申し出に乗ってくる。和枝は確信していた。昔はあんなに誘ってきた雅史だもの。一人で動画なんか見てるより、実際に私とセックスできたほうが、ずっといいに決まってるわ。ところが、雅史の反応はまったく想定外のものだった。彼は居心地の悪いような、少し怒ったような顔をして、こう言ったのだ。「何だよ、どうしたんだよ、今さら。和枝はセックス嫌いだろ。いいよ無理しなくて。それじゃあ、おやすみ。」雅史は雑誌をポンっとサイドテーブルに投げてスタンドの灯りを消した。和枝は二の句をつげない。その夜、彼女は一睡もできなかった。 ■「遅咲きのマグロ女」に投げかけられた夫の非情な一言数日後、和枝は再び雅史にお誘いをかけてみた。普段はパジャマを着てベッドに入る和枝だが、この日は下着姿だった。バラの花の刺しゅうが右胸に施されているレース生地。パンティも光沢があるシルバー。アンダーヘアはもちろん小さな布におさまるようにカットしている。はみ出してはいない。和枝の持っている中で一番の勝負下着。けれど今回も、夫の反応は前回と同じ。そっけない「おやすみ」という言葉が寝室にひびく。和枝は怒りではらわたが煮えくり返る思いだった。しかし、ここで「あなたのパソコンチェックしたのよ! あんなにアダルト動画を見ておいて、私とはセックスできないわけ!?」などとは言えない。怒りと屈辱と敗北感で頭が大混乱していた和枝の口から出てきたのは、「どうして? もう私を愛していないから?」という言葉だった。雅史は静かな声で答えた。「愛してるよ。仕事も頑張って、家のこともちゃんとしてくれて、俺の実家との付き合いまでこなしてくれて…和枝は本当にいい奥さんだと思ってる。でももう、セックスとかは…。俺たち、そんな感じでもないじゃないか」もうそんな感じじゃない? どうして? 私が年を取ったから? 私なんかとセックスするより、パソコンで若い女の子の裸を見ているほうがいいって言うの? 両目から熱い涙をあふれ出しながら、和枝は突然、雅史の下半身に手を伸ばした。「やめろよ!」ギョッとした顔の雅史が、その手を乱暴に払いのける。「どうして!? どうして勃たないのよ!?」和枝は泣きながら叫んだ。その日から和枝の頭は、セックスのことでいっぱいになった。■夫から拒絶されるたびに…「私って女として価値がないの?」セックスなんて、自分さえその気になればいつだってできるもの、のはずだった。ところが、和枝が下着姿で迫ろうと、ペニスを握ろうと、パジャマのズボンを引きずり下ろして陰茎にかぶりついても…雅史の下半身は無反応。それどころか、雅史は一刻も早く和枝から体を離そうと、必死で逃げ惑う始末。「一体、なんなのよ…!?」どうして? 私ってそんなに、女として価値がないの? 夫にすら逃げられる女…それじゃあ私このまま、二度とセックスしないまま、人生終わるの? いつしたのか、どんなだったか、これっぽっちも思い出せないようなセックスが、私の人生最後のセックスだっただなんて、そんなのあんまりだわ!もうできないのか。二度とできないのか。そう思えば思うほど、和枝のセックスに対する執着心は、恐ろしい勢いでふくらんでいった。「自分は性的に淡泊なほう」と信じて疑わなかった昔の和枝とは、もはや別人だった。そんな和枝に、雅史はひたすら困惑するばかりだった。もっと正直に言えば、妻の豹変(ひょうへん)ぶりに恐怖すら覚えていた。気付けば『拒む側』から『拒まれる側』に回っていた和枝さん。生まれて初めて切実にセックスを渇望するようになりますが、その頃にはもう夫の熱意は完全に消滅していました。セックスに対する意欲が、完全にすれ違ってしまったこの夫婦…2人はこの後、どうなるのでしょうか? そして、あなたは和枝さんと同じ轍を踏んでしまう危険性を抱えていませんか?次回はそんなリスクを判定する チェックテスト をご紹介します。ぜひお試しください。
2018年04月14日アメリカのメジャーネットワークCBSが、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードが主演する『Truth』のTVスポットを流すことを拒絶したことがわかった。その他の情報先月のトロント映画祭でプレミア上映され、先週末北米公開された『Truth』は、CBSの報道番組『60 Minutes』で実際に起きた出来事を描くもの。ジョージ・W・ブッシュ氏の再選に向けての選挙前に『60 Minutes』は、ブッシュ氏の軍歴詐称についての報道を流したが、後にそこで証拠として使われた手紙が偽物であることがわかり、人気キャスターのダン・ラサー(レッドフォード)とプロデューサーのメアリー・メイプス(ブランシェット)は、辞職を余儀なくされた。映画は、メイプスのメモワールにもとづいている。北米配給権をもつソニー・ピクチャーズ・クラシックスは、『60 Minutes』を含むいくつかのCBSの報道番組でスポットを打とうとしたが、CBSは、「この映画には真実がほとんど含まれていない。これは、ジャーナリズムの間違いを英雄的行動に置き換えるもので、一般に対しても、ジャーナリストに対しても良くない」とコメントしている。一方、映画のプロデューサーは、「報道番組をもつテレビ局が、メディアについての映画を阻止しようとするのは皮肉だ」と語っている。文:猿渡由紀
2015年10月19日