ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして初主演を務めた韓国ノワール『貴公子』がいよいよ公開される。この度、キム・ソンホが撮影秘話について明かすインタビューがシネマカフェに到着した。『オールド・ボーイ』『チェイサー』から『ハント』など、次々と傑作を放つ韓国映画界から新たなアクションノワールが登場。『新しき世界』『THE WITCH/魔女』などで、韓国ノワール界の巨匠といわれるパク・フンジョン監督が、銃撃戦、接近格闘、カーチェイスだけでなく、登場人物たちの息詰まる攻防を熾烈なタッチでスクリーンに刻みつける。『貴公子』が自身の映画デビュー作になったことについて、キム・ソンホは「私は俳優として演技ができるというそのものに大きな喜びを感じているのですが、今回は初めての映画作品であり、初主演になりました。またアクションもこなす役柄だったので緊張もありましたが、それ以上に大きなトキメキを持って作品に臨みました。『貴公子』の現場は私にとって、毎瞬間ごとに記憶に残る現場となりましたし、本当に喜びを持って作品に取り組みました」と撮影をふり返る。出演を決めた大きな理由は、「私が最も心惹かれたのは、パク・フンジョン監督のファンだったからです」という。「また作品の中で描かれる謎の男、ベールに包まれた男“貴公子”というキャラクターにもとても興味を惹かれました。シナリオを読みながら、追跡シーンやキャラクターのビジュアルを思い浮かべて、パク・フンジョン監督が『貴公子』を撮るのであればとても素敵な作品になるだろうと想像でき、とても興味が湧いてきて是非出演してみたいと思ったんです」とパク・フンジョン監督作品であるということが出演の決め手となったそうだ。そんなパク・フンジョン監督の魅力については「ノワール作品の雰囲気を作り出すことに本当に卓越している方だと思いました。例えば、単純な会話のシーンだったとしても、とてもインパクトのある緊張感を漂わせる演出ができる監督だとも思います。また俳優たちが持っている力以上の演技を引き出してくださる監督で、私自身も今回持っている力量以上の演技をパク・フンジョン監督によって引き出されたんではないかと思っています」と監督の演出について語る。今回キム・ソンホが演じたキャラクターの“貴公子”は常に微笑みを浮かべている謎めいた役柄であり、演じる上で参考にしたものがあったかという質問に対して「貴公子のキャラクターについてシナリオには『微笑みを称えている』というト書きがとても多かったんです。パク・フンジョン監督と役について会話を重ねていく中で、スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』の主人公の悪いことをしているのに、悪いことであるということを自覚せず犯行を楽しんでいる姿が参考になるのではという話になり、実際に映画を観て研究しました」と明かす。さらに「役作りに関して難しいと感じる部分があれば、その都度パク・フンジョン監督と相談をしながら進めていきましたし、現場ではスタッフの皆さんとも多くのことを話し合いながら、とにかく情熱的にこの作品に臨みました」と現場で監督と入念に会話を交わし、役作りを進めていったことを話した。現場で試行錯誤しながら作り上げた“貴公子”のユーモアのある対話のシーンは本作の魅力の1つとなっているが、撮影ではアドリブがあったのか聞かれると「ウィットに富んだセリフや面白いシーンは、すでにシナリオにパク・フンジョン監督がしっかりと書いてくださっていましたので、そのまま演じました」という。「アドリブが採用されたシーンがあるとすれば、女子高校生・ガヨンが『分かった?この貧乏人』と言うシーンがあるのですが、そのシーンの撮影時にパク・フンジョン監督がなかなかOKを出さなかったので、私もそのセリフの後に続けて思うままに『おい、呼んでるぞ』と言ったところはそのまま使われています」と、とっておきのアドリブのシーンについて教えてくれた。追撃シーンや銃撃戦など見ごたえのあるアクションシーンの撮影については「アクションシーンに関しては、事前にたくさんの練習をしました」と言い、「打撃アクションのシーンは、お互いの動線やアクションがきちんと合っていくように、こちらも繰り返し時間を重ねて練習しました。また撮影に入ってからは現場での様々な変化にも柔軟に対応できるように、毎朝入念なチェックを行い、1つ1つのアクションに対して熟知した状態で臨めるように取り組みました」と入念に事前準備をし撮影に臨んだという。そして撮影中に大変だったことを聞かれると「実は私は高所恐怖症なんです。橋の上を走るシーンがあるんですけど、そのシーンの撮影はとても怖かったです。また橋の上から飛び降りるシーンでは、飛び降りる時よりも、ワイヤーを付けた状態で上に上げられる方が怖かったです。もちろん現場では安全装備を完璧な状態で身に付けてはいるんですけど、その恐怖心は忘れられないものとなりました」と打ち明ける。続けて「アクションの演技は事前に数十回動線を確認して息を合わせて訓練をして撮影に臨むのですが、現場の状況変化に応じて、細かい修正を加えながら何度も撮影が行われていくというこのプロセスが、私にとってはパク・フンジョン監督やスタッフと一緒に作品を作り上げていっているように感じ、本当に意味のあることに感じられました。その結果、モニターに映し出されたシーンを観たときには、本当に言葉で言い表すことができないほど胸が熱くなりました」と初主演作となった映画の撮影について深く心を込め話してくれた。最後に作品の見どころについて聞かれると「この映画は決して難しい映画ではないんですね。もちろん緊張感があって、スリルも迫力のある映画ですが、合間合間に様々なウィットがちりばめられているので、本当に気楽に楽しめる映画だと思います。是非みなさんには思いっきり気楽に映画を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」と笑顔で伝えてくれた。キム・ソンホは本作での演技により、第60回百想芸術大賞の新人演技賞にノミネートされている。『貴公子』は新宿ピカデリーほかにて全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:貴公子 2024年4月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.
2024年04月13日一緒に暮らすペットは、大切な家族の一員。家族写真を撮る際には、ペットを連れて撮影する人も多いでしょう。愛犬と写真撮影を終えると…犬のぬんちゃんとの日常をX(Twitter)に投稿している、飼い主(@numbo_pekingese)さん。ある日飼い主さんは、ぬんちゃんと一緒に写真館で撮影をしました。撮影の間は動くとぶれてしまうので、ぬんちゃんには大人しくしてもらわなければいけません。無事、撮影を終えると…。「はい、お疲れさんでしたー」なんと、ぬんちゃんは、「こんなのやってらんねーよ」といわんばかりの表情を浮かべながら、早々と撮影現場から引き上げていったのでした…!撮影の間、じっとしていることに疲れてしまったのかもしれませんね。何回見返しても笑えるような、いい思い出になったことでしょう。投稿は12万件を超える『いいね』が集まり大反響。ネットではこのようなコメントが寄せられていました。・撮れ高バッチリだったので、巻きで現場をあとにする大御所!・楽屋に寄らずに帰るタイプですね。・たまらん。私もこの顔で退勤したい。・この瞬間を撮ったカメラマンさんがよすぎる。慣れないスタジオで写真撮影をした、ぬんちゃん。思わず「よく頑張ったね」と褒めてあげたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2024年03月27日福島県下郷町が運営する撮影観光のポータルサイト「フォトナビ下郷」は、今春のおすすめ撮影スポット情報をリリースしました。特におすすめの撮影スポットは、東北の駅百選にも選ばれている茅葺き屋根の駅舎「湯野上温泉駅」とローカル線「会津鉄道」、そして駅構内を彩る「桜」のコラボレーションです。例年4月中旬から4月下旬にかけて見頃を迎え、多くのカメラマンが訪れる注目のスポット。桜花時期には夜間のライトアップも行われます。他にも山村集落の山麓一面を彩る山桜や、大内宿などのおすすめスポットを紹介しています。春の下郷町は花々が景観を彩り、山々が新緑で溢れる美しい季節です。是非ご覧の上、カメラを手に福島県下郷町に撮影観光へ訪れてみてはいかがでしょうか。リリース日: 2024年3月13日(水)URL : 【リリースページのポイント】*下郷町ならではの春の情緒下郷町には茅葺き屋根の民家が連なる大内宿や農村風景などが広がり、自然と共に息づく暮らしや伝統文化が色濃く残っています。風情ある景観と共に日本の春の情緒を感じられる撮影観光が楽しめます。*穴場の桜撮影スポット情報を公開山村集落の山麓一面を彩る山桜や、鎌倉時代に建てられたお堂の境内に咲く桜など、穴場撮影スポットも掲載。ポータルサイト内に設置しているGoogleマップで位置情報や撮影ポイントなども掲載しています。*撮影スポット以外のお役立ち情報も掲載撮影旅行で役立つ、宿泊施設や食事、ショッピングなど下郷町をより楽しんでいただける旅情報も掲載しています。湯野上温泉駅と桜大内宿の鯉のぼり芦ノ原地区の棚田田植え仕事を終える二人■サイトの特徴「フォトナビ下郷」は、下郷町の美しい自然を活用し、下郷町の絶景を撮影する際にカメラ愛好家や一般観光客等に役立つ撮影情報が掲載されているポータルサイトです。(1) 下郷町の四季ごとのおすすめ撮影地の紹介下郷町内の絶景やおすすめ撮影地、古くから伝わる歳時記等のカメラマンに人気のスポットや穴場スポットを紹介しています。また、来訪時期の季節に合わせて検索できる四季ごとの絞り込み機能もあります。(2) 撮影観光に便利な情報を掲載撮影情報以外にも、下郷町内にある湯野上温泉の宿情報やグルメ、お土産のお買い物等の情報を掲載。撮影だけでなく、下郷町を満喫できる旅のお楽しみ情報も掲載しています。(3) Google マップと連動し、撮影スポットや宿、各店舗への移動がスムーズサイト内にはGoogle マップが設置されており、掲載の撮影地や宿、各店舗の位置情報がGoogle マップと連動し、スマートフォン等を利用することで、目的地までスムーズに移動ができる機能があります。■サイト概要サイト名: フォトナビ下郷URL : 対応機種: パソコン、スマートフォン、タブレットなど利用料金: 無料運営 : 福島県下郷町■自治体概要町名 : 福島県下郷町代表者 : 町長 星 學所在地 : 〒969-5345 福島県南会津郡下郷町大字塩生字大石1000番地担当部署: 下郷町総合政策課商工観光係URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】下郷町総合政策課商工観光係TEL : 0241-69-1144お問い合せメール: kankou_01@town.shimogo.fukushima.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月13日2月23日(金・祝) に公開される映画『コヴェナント/約束の救出』よりスタッフ陣が語る撮影秘話コメントが到着した。本作は、2018年のアフガニスタンを舞台に、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆を描いた作品。『シャーロック・ホームズ』シリーズなど、数々のアクションエンターテインメントを世に送り出してきたガイ・リッチー監督が、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初挑戦した。本作を彩るのは、従来の戦争映画のイメージを払拭するような美しい景色の数々。「僕たちは、かなり大胆な決断をしたんです。茶色っぽい映画にすることだけは絶対に避けたかった」と語るのは撮影監督のエド・ワイルド。「こういった映画は、環境の特徴や衣服が理由で茶色になりやすいので、兵士のギアについている小さな赤いタグのように、切れ味を加えるような色のポイントを入れるようにしました」と話す彼は、大胆な色彩を使いつつ照明を最小限にとどめ、本作の外観に細かなこだわりを盛り込んだ。またスタイルに関しては、今は亡き報道写真家のティム・ヘザリントンの戦争写真からひらめきを得たと語るワイルド。へザリントンの作品についてワイルドは、「彼は、深い愛着を感じられるような撮り方をすると同時に、客観的な視点でスケールの大きな画を撮るんです。だから、本作もそのように撮ろうとはじめに決めました」と振り返る。物語のほとんどがアフガニスタンで展開される本作だが、撮影不可能であるアフガニスタンに代えて撮影地にはスペイン・アリカンテが選ばれた。共同脚本&製作のアイヴァン・アトキンソンは、「スペインに決定した最も大きな要因は、アフガニスタンを舞台にした別の映画がスペインで10年ほど前に撮影されていたからなんです。僕自身、アフガニスタンにあまりにも似ていることに驚きました」と裏話を明かした。製作に名を連ねたジョン・フリードバーグも「アリカンテには、マカロニウエスタンっぽい山々があったり、廃墟となった人家や建物があったりして、完璧でした」と同意。撮影地に関してガイ・リッチーは、「本当に似ているか不安になりましたが、アフガニスタンの写真と比べるとちゃんと同じに見えるんです。僕にとってはそれで十分でした」と率直に語った。また、ガイ・リッチーへの絶大な信頼が分かる撮影秘話も多い。フリードバーグは、「ガイ・リッチーと一緒に仕事をするのは夢のようなことでした。彼が求める完成度のレベルは非常に高く、自然とみんなの基準も高くなります」と尊敬を込めた熱いコメントを寄せた。さらには「俳優から上手く演技を引き出すこともできるんです。それが、彼と一緒に仕事をしたいと思う理由の1つですね。とても楽しい人だし、人当たりもいいし、そのうえ頭も切れる」と絶賛。ワイルドも同様に、「本作の撮影で感じたエネルギーやペースがとても楽しくて、開放的で、大好きです。ガイ・リッチーは、俳優たちと一緒にシーンについて考えたり、作業をしたりすることに多くの時間を費やして、その場にエネルギーをもたらします。そのおかげで、本作の脚本の率直さや緊張感が維持されるんです」と現場での様子を語っている。<作品情報>『コヴェナント/約束の救出』2月23日(金・祝)公式サイト: STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2024年02月15日アリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』よりホアキン・フェニックスとの撮影秘話を明かしたコメントが到着。メイキングショットも解禁された。本作の出演オファーをかけたタイミングですでにリドリー・スコットの大作映画『ナポレオン』で主演を演じることが決まっていた、ホアキン・フェニックス。脚本が完成した当初、アリ・アスター監督は、この一筋縄ではいかない、稀有なキャラクター<ボー>を演じることを、ホアキン・フェニックス自身にオファーしたものの、まさか本当に興味を持ってくれるとは思わなかったとふり返る。だが<ボー>役に心惹かれたホアキン・フェニックス自身が出演を快諾。奇跡のコラボレーションが実現した。「ホアキンは俳優が思いつく限りのありとあらゆる質問をして、とことん脚本を読み込むのが好きだ。僕らは撮影前も、撮影中の現場でも話し合いながら、手探りで映画を作った」とアリ・アスター監督自身がふり返る。その後、アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスは力を合わせて、製作前も製作中も数えきれないほど脚本を熟読、キャラクターの態度や見た目、服装、声の感じなどについて話し合いボーというキャラクターに命を吹き込んでいったと言う。ホアキンと仕事をする以前のアスターのやり方は「撮影現場に来る前にシーンの動きをつけ、あらかじめ俳優とカメラの位置を決めておくというものだった」。だが、ホアキンと出会ったことで「僕はそのやり方をやめて、どんなシーンにするかは頭の中でイメージを思い浮かべるだけにした。そうすれば、ホアキンが撮影でいつどんな演技をしても受け入れられるからね。いつも僕の想像を超える、すばらしいシーンになったよ」と自身の演出スタイルにまで影響を及ぼしたホアキン・フェニックスと言う俳優の凄みについて語った。そのほか、「ジャンプしてガラスを跳び越えたり、屋根裏部屋から落ちたり、一日中スタントパフォーマーとバスタブの中で激しく転げ回ったりした」と、大半の危険なスタントシーンも自らが全力で役に取り組み、いずれも傑出した演技力を見せたホアキン・フェニックスについて賞賛の声を送っている。ホアキン・フェニックスの役作りの執念について、共演キャストからも簡単の声が続々到着。共演したパーカー・ポージーは「一緒に仕事をする前、ホアキンは世界で最もすばらしい俳優だと思っていましたが、今では、彼は私の想像していた以上にすばらしい俳優だと思っている。今まで俳優と仕事をした中で、最高の経験になりました」と語り「私のトレーラーに入ってきた人の姿がちらっと見えた時、清掃スタッフかと思った。どことなく悲しげで不気味な感じの人だった。それがホアキンだと気づいて、私は悲鳴を上げて笑っちゃった」と肉体的にも徹底的にボーに変身したフェニックスの役作りに驚嘆する。また、ボーが里帰りの途中で出会う外科医を演じた、ネイサン・レインはホアキンの人柄について「ホアキンに会う前は、彼がずっとキャラクターになりきるタイプの俳優だと思ってた。だからカメラが回っていない時も、“ホアキン”じゃなくて“ボー”と呼ぶように気をつけなきゃ、ってね」というが、実際は違っていたそう。「私たちはホアキンがリーダーのいたずらっ子軍団みたいで、撮影が始まるのを待つ間、彼はみんなを笑わせてた。でも“アクション!”の声がかかると、彼は一瞬でキャラクターに深く入り込める。彼にはそんな奇跡的な才能があったんだ」と、自由自在にオンとオフを切り替えられるホアキンの能力に驚きを隠せなかったことに言及している。『ボーはおそれている』は2月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
2024年02月04日ルパン三世最高の相棒、早撃ちの天才ガンマン・次元大介を主人公とした実写映画『次元大介』より、俳優陣が撮影秘話を熱く語るインタビュー映像が公開された。実写映画『ルパン三世』(’14)で次元大介役を務めた玉山鉄二が、9年ぶりに同役を演じる本作は、ある日、長年連れ添ってきた愛銃コンバット・マグナムに違和感を感じた次元が、世界一のガンスミス(銃職人)を探して日本を訪れるところから、物語は始まる。辿り着いた先に待っていたのは、寂れた時計店を営む世界一のガンスミス・矢口千春(草笛光子)、そして残酷な過去のトラウマで声を出せなくなってしまった少女・オト(真木ことか)と出会う。図らずも始まった次元と千春、オトの疑似家族のような暮らしの中で、徐々にオトの心が解きほぐされてきたある日、悪名高いスラム・泥魚街のボスで伝説の元殺し屋アデル(真木よう子)とその右腕・川島武(永瀬正敏)によって、オトが連れ去られてしまう。次元は、オトを助け出すべく、孤独な戦いに身を投じていく――。今回公開された映像では、「また次元ができる!とはしゃぐ自分をいかに抑えつけるかという作業をずっとしていた」と語るほど、強い思いを持って役に挑んだ玉山さんについて、川島武役の永瀬正敏は「カメラがないところで普通に椅子に座って雑談しているときでも“次元”なんですよね、彼の醸し出すものが。それくらい次元と共に玉山君がいたんだと思います」と絶賛。一方、玉山さんは「泣くシーンがたくさんある中で、(カメラが)回っていないときでもずっと泣いているんです。責任感を持ってこういうキャラクターに仕上げたいという想いが強いからなんだと思いますが、集中力がすごいなと思いましたね」と少女オトを圧巻の演技力で見せた真木ことかに驚かされたと言い、草笛光子も「黙ってその場にいる“なんでもない”を上手に演じていて羨ましかった。やきもち焼けるわね」と話しており、物語の大きなカギを握る重要なキャラクター・オトへの期待が高まる。悪名高きスラム・泥魚街のボスにして、元殺し屋のアデルを演じる真木よう子は、「ショッキングな過去があって、復讐のために生きている」とキャラクターを説明しつつ、「50代なのにずっと若く見えるという設定なので、普段自分が絶対に着ないような格好をできるのもありがたいです」と演じた感想を明かした。また、玉山さんや真木さんがお気に入りのキャラクターに挙げたのは、光や影を利用する擬態術で、老若男女を問わず自由自在に姿を変える能力を持つアデルの右腕・川島。原作者のモンキー・パンチの世界観をより色濃く反映させるため、川島役の永瀬さんと監督が何度も対話を重ねてキャラクターが生み出された。玉山さんは「『ルパン三世』ファン、次元ファンの僕からするとグサッと刺さるものがありますね」と敵役の魅力を熱く述べている。本作では、早撃ち0.3秒の天才ガンマン次元と、車いすに乗った伝説の殺し屋アデルが、迫力溢れるガンアクションを繰り広げている。ハードなアクションと次元の人間味をハイブリッドした本作について玉山さんは、「次元大介のスピンオフが映画として実写化されるという事実だけで、ルパン三世のファンの方々や『ルパン三世』シリーズを知ってくださっている方は言わずもがな期待されていると思うので、純粋に次元大介の世界観と、『ルパン三世』シリーズとはひと味違ったエンターテインメントを皆さんに楽しんでいただければそれだけで十分です」と思いを語っている。Amazon Original映画『次元大介』は10月13日(金)よりPrime Videoにて世界同時配信。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日ペットの写真や動画を撮るのが趣味だという人は多いですよね。しかし多くの動物は、人間のようにポーズを取ってはくれないので、ベストショットの撮影は簡単ではありません。シャッターチャンスを逃すまいと必死に撮影している風景は、はたから見ると少しこっけいに見えてしまう場合もあるでしょう。苦労の連続!?リスの撮影風景とは2匹のリスと暮らす飼い主(don_to_koi_03)さんは、リスの目線に寄り添った動画をInstagramに投稿しています。撮影の際は、リスの動きに合わせて走ったり寝そべったりと大忙しで、見た人からはいつも笑われてしまうのだとか。そんな『リスと走るおじさん』を自称する飼い主さんによる撮影風景がこちらです! この投稿をInstagramで見る リスの名前はドンとコイ(@don_to_koi_03)がシェアした投稿 「どうやって撮影しているの?」とよく聞かれるため、あえて撮影の裏側を紹介する動画を作ったとのこと。撮影方法は、カメラをゆっくりと動かして撮ったり、スマホを使ったりと、シーンによってさまざまだそうです。リスはカメラを怖がることなく「グイグイくる」そうで、カメラに勢いよく飛び乗ってレンズを壊してしまう場面も。リスのほうは無事で、気楽な様子で寝ている姿が映されます。レンズが壊れて大変ですが、無防備なリスの寝相にクスっと笑ってしまいますね。野外での撮影も大変!動画では、リスを野外で撮影する様子も紹介されています。リスは走るのがとても速く、付いていくのが精いっぱいだそう。リードをつけた小さなリスに引っ張られながら、飼い主さんが必死に走って撮影している姿が映され、動画は「今日も中学生に爆笑されていた」という、ひと言で締めくくられています。思わず笑ってしまうリスの撮影風景を見た人からは、このようなコメントが集まっていました。・すごいリス愛を感じますね。・予想はできてたけれど、実際に見てみると笑っちゃいました!・リスと走るおじさんが、世界一幸せそう。そのほか、「走る飼い主さんの背中もかわいかった!」というコメントも。リスのかわいさだけでなく、飼い主さんの愛情あふれる姿に多くの人が癒されたようです![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年08月23日山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』が、9月1日(金) に公開される。このたび、山田監督が主演・吉永小百合にオファーした理由や撮影秘話を明かした。山田監督にとって90本目の映画となる『こんにちは、母さん』は、監督が20年もの間構成を温め続け、脚本作りにも約1年半の歳月を費やすほど、並々ならぬ想いで挑んだ渾身作。描かれるのは、東京の下町で令和の時代を生きる、“等身大の家族”の姿。大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る神崎昭夫(大泉洋)。職場でのトラブルに加え家庭での問題にも頭を悩ませる中、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪ねると、そこには艶やかなファッションに身を包み、イキイキと暮らす母の姿が。おまけに母の恋愛事情まで耳にし、久々の実家にも居場所がなく戸惑う昭夫だったが、お節介が過ぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされていく――。今回が123本目の映画出演となる吉永は、本作では『母べえ』『母と暮せば』などの過去に山田監督作品で演じてきた母親像とは一味違う役どころに挑戦。監督も「今作は“恋をするお母さん”という役どころですから、これまで小百合さんに僕の映画で演じてもらったお母さんとは違うと思います」と証言している。映画化が検討されていた当時、舞台で福江役を演じた加藤治子を主演に迎える話もあがっていたというが、スケジュールの問題もあり叶わず、そこで白羽の矢が立ったのが吉永だったという。監督は自身の世代にとって“ミューズ”のような存在の吉永に、当初はおばあちゃん役を頼んでもいいものか迷いがあったと明かす。次第に「小百合さんは美人だし、可愛らしい方ですが、そういうおばあちゃんがいてもちっともおかしくないなと。美人で可愛いおばあちゃんが恋に悩む。そんなところも小百合さんにピッタリな役」と感じ、決め手となったという。しかし今までそのような役を彼女が演じていたことがなかったため、オファーを受けてくれるか不安もあったというが、吉永は監督からのラブコールに快く承諾し、本作への出演を果たした。監督の期待に応えるように、劇中では悩みが尽きない息子・昭夫や、将来への不安を抱く孫娘・舞(永野芽郁)を時には力強く、時には優しく温かく見守る一方、息子が知らない“恋する母”の一面を巧みに演じ分けている。そんな吉永へ監督は、撮影中次のようなことを伝えたと明かす。「女性の多くは“自分を若く見せたい”という気持ちがあると思いますが、小百合さんはそういう努力をしなくても十分お綺麗なので、“若く見せたい”という部分は外して考えましょうと言いました」。さらにもう一つお願いしたというのが、仕草や動作の芝居だったという。「小百合さんは日頃から体を鍛えられていることもあり、つい動きが速くなってしまうことがありました。例えば立ち上がる場面でも“机に手をついて上がってみましょう”と。細かい動作を取り入れることで女性の年齢が表現できる。小百合さんの場合は、年を取っているように見せるのが大変でした」と撮影秘話を明かしている。<作品情報>映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 公開公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月13日ニュアンスレイヤーロングのワンレングスベースに抜け感のあるロングレイヤーを入れることで柔らかさとエレガント感をプラス。余裕のある大人の雰囲気に仕上がります。ロングヘアーだからできるニュアンスレイヤーおすすめです!ニュアンスレイヤーを見るニュアンスレイヤー
2023年06月18日主演・鈴木亮平、共演・宮沢氷魚が紡ぐ独りよがりな愛の献身映画『エゴイスト』。早くも話題を呼んでいる本作から、今回はキャストが語る作品への思い・撮影秘話が語られた特別映像が解禁された。鈴木さんは、旧知の仲である松永大司監督の撮影方法や役者への接し方について語り、宮沢さんは龍太という役に出会えたことを本当によかったと話し、本作を経て「真実だけを表現しよう」という境地に思い至ったと語る。そして阿川佐和子は本作の魅力を“優しさ”と表現、本作への思いや撮影時のエピソードについて語り、映像の最後、クランクアップの際に涙を浮かべる鈴木さんの姿まで、キャストそれぞれの思いが詰まったインタビュー動画となっている。2月21日(火)には「キャストに聞く共演者の魅力」の特別映像が解禁となる。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月19日3月3日(金) に全国公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』より、主人公サミーを演じるガブリエル・ラベルのオーディション秘話などが公開された。スピルバーグによる初の自伝的作品ということで、世界中から注目が集まる本作で主人公のサミー・フェイブルマンを演じるのは、オーディションで大抜擢されたバンクーバー出身の期待の新星ガブリエル・ラベル。ガブリエルは最初のオーディションを受けるにあたり、この役やスピルバーグとの関連についてほとんど何も聞かされておらず、知らされていたのは“賢くて自分のことをよくわかっているキャラクター”ということだけだったという。そんな状況の中受けた2度目のオーディションは、まさかのスピルバーグとのZoomミーティング。緊張を監督にほぐされてから、ラベルはモノローグを演じてみせた。「スティーヴンは、自分に好印象を残してほしいわけじゃない、と言ったんだ。彼が望んでいたのは、賢くて、自分をよく知り、周囲の環境にフラストレーションを感じているリアルな子どもだった。彼の姿勢や笑顔といった、取り入れたいものがいくつかあったけど、彼もぼくも、特に彼を真似しようとは決して思っていなかった」とオーディション当時の出来事を回顧するガブリエル。サミー役を演じることが決まった後、もっと役やスピルバーグが育ってきた環境について研究するため、スピルバーグの方から定期的に電話で話をしないかと提案があったとのこと。電話についてスピルバーグは「基本的にはガブリエルが、私の母や父、一緒に育った人たちについて、私をインタビューすることになったんだ。彼は自分でリサーチを行ったので、私からビデオやフィルムを渡すことはなかった。彼は、自分が立てた課題から引き出せるもので、何ができるか見つけたいと思っていたんだ。全ての通話を彼がコントロールしていたことが、とても興味深かった。私もコントロールするタイプだからね。だから彼もそうだと分かったとき、“彼はこの役をうまくやるだろう。ひょっとしたら、私よりも私のことを多少なりとも理解するようになるかもしれない”と思ったよ」と話し、ガブリエルが役作りを懸命に行う姿を見る中で、自身との共通点を感じていたと明かした。電話でのインタビュー以外にも、スピルバーグが10代の頃に実際に使っていた様々なスーパー8カメラの使い方、編集機へのフィルムの装着方法や編集方法、オープンリール式映写機の使い方などの習得に努めたガブリエルは今まで経験したことのない専門的な技術の習得に苦戦するものの、サミーに照準を合わせるにはその難しさを認め、うまくいったときの誇りを感じることが不可欠だったという。また、自身のブラウンの瞳をスピルバーグの瞳の色に合わせてカラーコンタクトでブルーグリーンに変えるなど、熱い情熱と飽くなき探求心のもと監督の期待に応えてサミーを体現した。そんなガブリエルの演技にスピルバーグはこれ以上ないほど満足していたようで、制作の最後にスタッフとキャストに向けて行われる恒例の乾杯で、「この映画のキャスティングで一番大変だったのは、私のような男をキャスティングすることだった。だがホームランを打てたと思っているよ。この子が次々とホームランを打ち始めてくれたからね」と話し、ガブリエルに大きな敬意を表した。なお、スピルバーグの期待に応えたガブリエルは、数々の映画賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ブレイクスルー演技賞などを受賞している。<作品情報>『フェイブルマンズ』3月3日(金) 全国公開監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ撮影:ヤヌス・カミンスキー関連リンク公式HP::
2023年02月17日ハクバ写真産業株式会社(本社:東京都墨田区)は、手軽にきれいな写真撮影ができる撮影ボックス「ハクバ スタジオボックス」4サイズ(30/45/60/75)を発売いたします。フリマアプリやネットショップの商品撮影に使用すれば、商品をより魅力的にアピール出来る写真を撮影可能です。<スタジオボックスの特長>●組み立て簡単●3色のスクリーンで被写体のイメージにあった撮影が可能●前後左右どこからでもライティングOK●スリムに収納、持ち運びに便利な専用ケース付き太陽光や蛍光灯などの光を拡散させ、影を和らげたふんわりとした質感の写真を撮影したり、バックライトで照らして立体感が増した雰囲気のある写真を撮影したりすることができます。デスクライトなどを2灯使用し左右から当てると、よりきれいに撮影できます。反射する被写体も、余計な映り込みを抑えキレイに撮影できます。3色のスクリーンから被写体のイメージにあった背景色が選べ、自宅でも簡単にスタジオで撮ったかのような写真が撮影できます。複雑な操作は必要なく、簡単に組み立てられます。<組み立て方>1.撮影台を広げる2.補強板を取り付ける3.スクリーンをセットして完成使い終わったら小さくたたんでスリムにしまえる専用ケース付き。ケースには持ち運びや収納に便利なキャリングハンドルと、60と75にはショルダーベルトも付いています。■ハクバ スタジオボックス 30希望小売価格:11,440円(税込)アクセサリーなどの小物撮影に便利な30cmサイズ。■ハクバ スタジオボックス 45希望小売価格:15,510円(税込)模型や時計、コスメなどの小物撮影に便利な45cmサイズ。■ハクバ スタジオボックス 60希望小売価格:21,230円(税込)料理やフィギュアなど大きめの物の撮影に便利な60cmサイズ。■ハクバ スタジオボックス 75希望小売価格:26,950円(税込)バッグやぬいぐるみなど大きな物の撮影に便利な75cmサイズ。発売開始日:2023年01月11日URL: 【会社概要】商号 : ハクバ写真産業株式会社所在地 : 東京都墨田区亀沢1丁目3番地7号設立 : 昭和30年6月(1955年)事業内容: 写真、映像、音響、OA、通信関連用品の販売資本金 : 5,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月11日『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル監督最新作『アムステルダム』より、製作秘話が到着した。本作ではハリウッドの第一線で女優として活躍し、これまで様々なキャラクターを演じ世界中を魅了してきたマーゴット・ロビーが、アーティストとして活動するヴァレリーを演じている。劇中には、アカデミー賞ノミネート歴のある美術スタッフたちが作り上げたヴァレリーのアート作品が多数登場するが、実はその中の一部にマーゴット作のアート作品があることが判明した。これまでDCの“悪カワイイクレイジーなヴィラン”ハーレイ・クインをはじめ、個性的なキャラクターからリアルな役柄まで見事に演じ女優として才能を発揮してきたマーゴット。本作で演じたヴァレリーは戦争の残留品を使い“生きる意味”を込めた作品を手掛けるアーティストで、ヴァレリーにとってアートを作ることは“人生を前向きに生きよう”という意志の表れでもある。そんなヴァレリー役を演じるにあたり、マーゴットは役作りとして実際にアート制作に挑戦。そして「私は実際にヴァレリーが作るようなアート作品を作ってみた。それらの作品はどんどん奇妙になっていった。ヴァレリーは芸術的だけど、ちょっと変わっている」と告白。マーゴットにとっては奇妙に感じたアート作品だったが、それをラッセル監督に見せたところ、監督がとても気に入り予定にはなかったが急遽劇中に登場させることになった。ラッセル監督は「アートワークは映画の中の人格です。マーゴットは、ユーモアにあふれた超クールで楽しいアートを作ってくれました。僕を含めスタッフたちもみんな、マーゴットが自宅で作ったものを見て、すばらしいと感心したんです。そしてそれは実際に映画に使われています。そのことに僕たちはとても興奮しているんです。キャストは皆、本当に役になりきって独自の役作りをしてくれました」と絶賛。本作にはラッセル監督作『アメリカン・ハッスル』で第86回アカデミー賞美術賞にノミネートされたプロダクションデザイナーのジュディ・ベッカーをはじめ、映画業界の第一線を活躍する美術スタッフたちが勢ぞろいしているが、彼らも絶賛する、新たな才能を開花させたマーゴットが作り出したアート作品をぜひ劇場で堪能してほしい。『アムステルダム』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アムステルダム 2022年10月28日より全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年10月17日歌手の西川貴教が22日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の配信番組『西川貴教のニシナナ LIVE』に出演。「HOT LIMIT」PVの撮影秘話を明かした。この日の『ニシナナ LIVE』ゲストには、西川が主催する音楽イベント『イナズマロック フェス 2022』にも出演したWiennersが登場。バンドの結成秘話や『イナズマロック フェス 2022』出演の感想について、西川とトークした。そのなかで、西川はリスナーから寄せられた「Wiennersさん、PV観ましたが、いいですね。明るくご機嫌。毎日西川貴教ばかり聴いていた耳にいい刺激です。正直、西川さんと同世代の僕が知るきっかけのなかったサウンドなので、“『イナズマロック フェス』ありがとう”って感じです。PVが『HOT LIMIT』のフロリダでの映像を意識しているのがよく分かりました」というお便りを紹介。「本当に!?」とツッコミを入れながら、「あれはね、本当に大変だった」と撮影を振り返る。これには、Wienners・玉屋2060%も興味津々。「大変そうですよね!」「風すごいじゃないですか?」と聞くと、西川は「途中よく観ていただいたらよく分かるんですけど、立て付けが(飛んでる)」「安全対策がぼんやりなんですよ」「僕の立ってたステージがどんどんめくれてなくなっていく」と当時を回想する。また、玉屋2060%が「やっぱり怖いものですか?」と尋ねると、「(自分は)小柄でもあるし衣装も衣装だから、海外の人(スタッフ)からすると、日本から子どもが連れてこられて、極限めいたことをさせられてるから、みんなすごく優しいの。『お腹空いてない?』って。(それに対して)『でも僕たぶん、君とそんなに歳変わらないよ』って(伝えた)」と話し、笑いを誘った。
2022年09月29日映画『バイオレンスアクション』が8月19日(金)に公開となる。この度、橋本環奈が挑戦した本格アクションシーンの撮影秘話を収めた現場レポートが到着、メイキングカットも初公開された。原作は累計発行部数70万部超え、オンラインアクセス数1000万PV超えを記録した小学館『やわらかスピリッツ』で連載中の浅井蓮次と沢田新による同名コミック。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋。ケイはそこのナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕ヒットガールなのだ。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。主人公・菊野ケイ役を務めるのは橋本環奈。さらにケイに急接近するヤクザの金庫番テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉ら豪華キャストが揃った。さらに佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史ら強烈俳優陣も出演。登場キャラクターたちが次々にスリリングなアクションを見せる本作では『進撃の巨人』、『銀魂』シリーズ、『シン・ウルトラマン』など話題作のアクション監督を務めた田渕景也率いるスタントチーム・Gocooがアクション面をサポート。田渕とアクションコーディネーターの遊木康剛が中心となり、俳優陣を指導した。撮影について遊木は「原作はリアルなアクションですが、映画としてエンタメ寄りのアクションを作りました」と語る。派手さ、楽しさが重視されたアクションシーンは、数々の作品でアクションを経験してきた橋本でも「今までで1番動いた作品」と断言するほど過酷な撮影となったもよう。2022年1月にクランクインした本作。序盤に撮影したのは、ケイ(橋本)・渡辺(鈴鹿)・店長(馬場)・ヅラさん(岡村)の“ぷるるん天然娘特急便”チームと、くっきー!演じる大男とのラーメン屋でのバトルで、ワイヤーをつけた橋本が壁を使って高い位置まで駆け上がり、その反動で思い切り大男を蹴るシーンだった。橋本は練習しながら動きを頭に入れ、キックの瞬間の足の形まで細かく確認。そして本番では、顔ギリギリで空中を蹴るというプラン通りの動きを見せ、くっきー!が思わず「本当に蹴られるかと思った……」と顔面蒼白になったほどの高いアクション技術を披露した。その2日後にはラブホテルでのアクションシーン。スタジオ内に作られたセットには、ヤクザ風のアクション俳優たちがズラリ。現場には活気と緊張感が充満している。銃の扱いを練習してきた橋本も、撃ち方、どこで何発撃つか、目標地点などを再確認。そしてファーストカットへ。3発を撃った橋本は、衝撃に動じることなく芝居を続行した。高度な演技が求められる撮影について、彼女は「ケイのアクションって実はすごく細かいんです。相手の武器を奪ったり、力を入れずに手首を回転させたり。ハイレベルなアクションでした」と振り返っている。続いてはワイヤー1本で腰を吊られた橋本が、横向きのまま回転して銃を撃ちまくる、華麗にして難易度の高いガンアクション。いざワイヤーで吊られ、撮影が始まる。すぐにOKが出たものの「これはキツイ……」と本音を吐露。しかし休むことなく、回転しながら二丁拳銃で見せる動きを、直前まで念入りにイメージ。カットごとにOKを出し続け、しっかりと期待に応えた。それを見た瑠東監督は「昔からアクション映画が好きだったので、本格的なアクション映画を作れて嬉しい」と嬉しげ。数多くのアクションシーンだけでなく、ふんだんに盛り込まれたコメディ要素にも期待してほしい。『バイオレンスアクション』8月19日(金)公開
2022年07月21日これを見れば、もっとカープが好きになる♪選手の数だけドラマがある!カープ珠玉秘話公開カープ秘話を紹介する「鯉のはなシアター」(広島ホームテレビ)は、貴重な本人インタビューを軸に紐解いていく番組。今回は、カープピッチャー陣5名に注目し、「鯉戦士のいい話」をお届けします。支配人・桝本壮志(放送作家)エースと球界を代表する守護神の秘話を紹介!▸大瀬良大地…抜群の制球力でチームを牽引する鯉のエース▸九里亜蓮…リーグ屈指の持ち球で打者を翻弄する最多勝投手▸森下暢仁…複数の球種で三振を奪う三年目投手▸床田寛樹…年々ストレートの威力を上げる左腕▸栗林良吏…直球とレジェンド直伝のフォークで三振の山を築く鯉の守護神■放送予定広島ホームテレビ(HOME)▸2022年4月7日(木)深夜0時15分~■出演者▽広島東洋カープ:大瀬良大地選手、九里亜蓮選手、森下暢仁選手、床田寛樹選手、栗林良吏選手【MC】支配人・桝本壮志(放送作家)■4月7日(木)はカープ三昧!カープ応援中継“勝ちグセ。”▸2022年4月7日(木)午後6時17分~「広島×巨人」HOME勝ちグセ。中継をみてカープを応援しよう!豪華プレゼントも当たる!解説:金石昭人実況:吉弘翔(HOMEアナウンサー)■番組紹介「鯉のはなシアター」は、とある架空の映画館――。スクリーンに映し出されるのは、広島東洋カープと広島にまつわる知られざるドラマです。広島やカープゆかりの著名人が訪れ、珠玉の一話が幕をあける!番組公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月05日「祐太朗さんが先日発売したカバーアルバムの一曲のミュージックビデオが撮影された場所は、百恵さんはじめ三浦家御用達の写真館だといいます」(音楽関係者)“思い出の場所”でMVを撮影した百恵さん(63)と三浦友和(70)の長男・三浦祐太朗(37)。撮影が行われたのは箱根・強羅にある「島写真館」。地元住民から愛される町の写真館だ。「1919年に創業し、現在は3代目の嶋陽一さん(73)とその息子の雄司さん(39)の2人で経営しています。10年ほど前から同じ敷地内でカフェも営業しています。陽一さんは’70年代から「マガジンハウス」のカメラマンとして、『anan』などの雑誌で活躍し、写真館には陽一さんが撮影した松田聖子さんといった有名人の写真も飾られています」(地元住民)島写真館での撮影は祐太朗の発案だといい、MV公開に際し、こうコメントしている。《昔から縁のある写真館でMVを撮影できたことに感謝しています》三浦家と島写真館の物語のはじまりは、百恵さんが“山口百恵”だったときまで遡る。三浦家の知人は言う。「マガジンハウス時代に陽一さんは雑誌の撮影で何度も百恵さんを撮っています。快活な性格で盛り上げ上手なカメラマンとして知られ、百恵さんも陽一さんが撮影するときにはいつになく楽しそうにしていたそうです」また、友和にとっても陽一さんは、苦楽をともにしたかけがえのない“戦友”だったという。「陽一さんが20代のころ、マガジンハウスが発行していたアイドル誌『平凡』で友和さんの専属カメラマンとして仕事をともにするように。すぐに打ち解け、夜な夜な語り合っていたそうです」(前出・三浦家の知人)陽一さんは雑誌『GINZA』’15年4月号で友和を撮影した際、当時をこう述懐している。《例年正月は海外でグリコのCM撮影・他社のスタッフとも仲良くなりお互い撮影を手伝ったり、夜は彼の部屋で飲み会。今でも彼を交えて年に一度は集まる仲間。気配りがすばらしく、一緒にいる人たちを楽しませてくれる人》’80年11月に友和が百恵さんと結婚すると、さらに絆を強めていくことに。友和は’16年6月17日放送の『A-Studio』(TBS系)で、百恵さんと結婚し、過熱する報道に頭を悩ませていた時期に、陽一さんが報道陣から百恵さんと友和を守ってくれたエピソードを披露。「今でも家族で仲よしです」と語っていた。そして、百恵さん夫婦と陽一さんの縁は2人の息子にも受け継がれていく。「陽一さんの息子・雄司さんは祐太朗さん&三浦貴大さん(36)と同世代ということで、幼なじみのような関係。雄司さんが祐太朗さんのライブの様子を撮影したり、貴大さんが写真館をふらっと訪れて雄司さんに撮影を依頼することもあったそうです」(前出・三浦家の知人)■「百恵さんも一緒に来てくれた」’20年6月に声優の牧野由依(36)と結婚した祐太朗だが、島写真館は“門出の瞬間”もフィルムに焼き付けていた。「祐太朗さんが牧野さんと結婚した際に公開したウエディングフォトは雄司さんが撮影したそうです。付き合いの長い祐太朗さんと雄司さんに囲まれて、非常に和やかな雰囲気で撮影が進んだと牧野さんは喜んでいました」(前出・三浦家の知人)当の牧野はウエディングフォトの思い出をインスタグラムでこうつづっている。《その場所にいる方々の温かいお気持ちが満ちたスタジオで撮って頂いた大切なお写真です》(’20年6月14日の投稿)本誌が島写真館を訪れ、雄司さんに話を聞くと、MV撮影の裏側をこう明かしてくれた。「祐太朗からウエディングフォト以来の連絡があって、うちでMVを撮ることになりました。“家族”というテーマでうちを選んでくれたみたいでうれしかったですね」百恵さんについて尋ねると、驚きの逸話がーー。「百恵さんも年に何回か来てくれています。祐太朗は結婚式を挙げないということで、うちで写真撮影だけ行ったのですが、百恵さんも一緒に来てくれました」百恵さんが引退してからも42年にわたって三浦家親子2代の写真を撮り続けてきた島写真館。祐太朗は今月に第1子の誕生を予定している。前出の三浦家の知人は“3代目”の写真も島写真館で撮るだろうと言う。「陽一さんは写真館の初代当主の初孫ということもあって、とてもかわいがられ、そのことがカメラマンを志すきっかけになったといいます。そんな陽一さんですから、親友である百恵さんと友和さんに初孫が生まれることを自分のことのように喜んでいるそうです。百恵さんと友和さんも長年、家族写真を撮り続けてくれた陽一さんに、三浦家3世代の家族写真も撮ってほしいと、心から願っていました。牧野さんが無事に出産し、落ち着いたころに、百恵さんと友和さんも一緒に島写真館で家族写真を撮影する日を心待ちにしているといいます」百恵さん夫婦から祐太朗へと、受け継がれてきた写真館との絆。今度は“初孫との家族写真”という形で、新たなアルバムの一ページに刻まれることだろうーー。
2022年03月19日3月12日(土)に公開される、結婚式が舞台の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』。そのメインとなる披露宴シーンの撮影秘話を収めた現場レポート&メイキング写真が公開された。本作は、芸人・タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞した大九明子。主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。ほかにも、中尾明慶、皆川猿時、六角精児、尾美としのり、浅利陽介、前野朋哉、池田鉄洋、片桐はいり、臼田あさ美、宮尾俊太郎、泉澤祐希、佐藤晴美ら、多彩なキャストが勢揃い。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルは幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ!?中越は披露宴スタッフと共に 数々の問題を解決しようと奔走するが、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れる。果たして、絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは、全ての難題をクリアし、最高の結婚式をふたりに贈ることができるのか。2021年3月に行われた披露宴シーンの撮影は、新郎新婦をはじめ同僚、友人、親戚など、エキストラ含め総勢60名以上のキャストが集結。そんな大掛かりな撮影に、監督は時折マイクを使い、ていねいにシーンの狙いを説明していた。監督が撮影で最も大切にしたのは、“結婚礼賛映画”ではないという点だという。「結婚しようが別れようがいろいろな人生があって、それでも輝いて前向きに生きている。その中でたった1日の“結婚式”という舞台で、様々な人が集まり全力で祝うお祭りを描けたら」と、本作に込めた想いを明かした。大九監督が「お祭りを描きたい」と語ったように、クライマックスとなる余興シーンの撮影は、本当にお祭りのような賑わい。参列者たちの熱い想いによって波乱の展開となった披露宴を収拾すべく、プランナー中越の施策が大爆発。俳優たちはそれぞれの演目の最終確認をし、参列者は揃って席に着き、中越たちプランナーチームも慌ただしく会場を行き来する。カメラは、天井ギリギリまで上がるクレーン含めて3台用意。まずは全体を通してのテスト。会場が暗くなると、クレーンカメラが中央の和太鼓をとらえ、別のカメラがステージ上とフロア全体を狙う。余興を演じるキャストはもちろんのこと、参列者たちも巻き込んだ圧巻の演出に、会場の熱気は最高潮に。約4分間の長回しとなったシーンに、監督の「OK」がで出ると、キャストからもスタッフからも大きな拍手が。モニター前では監督が「カッコイイー!」と、誰よりも盛り上がっていた。数々のトラブルやクセ者を、プランナー役として受け止めた篠原は「この作品は、心が温まって、楽しくって、笑いがあって、涙があって、よくありがちな言葉かもしれませんが、本当にそういう風に思います。そして、キャストの皆様の素晴らしい演技で、本当に笑ってしまうくらいに面白いシーンがたくさんあるので、是非期待して頂きたいなと思います」とコメントを寄せている。『ウェディング・ハイ』3月12日(土)公開
2022年01月28日Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』より、主要キャストである米倉涼子、綾野剛、横浜流星、そして藤井道人監督が撮影秘話を語るスペシャル映像が公開された。2019年6月に劇場公開され、大ヒットした映画『新聞記者』。同作は近年の政治事件やスキャンダルなどに真正面から切り込み、タブーに挑戦した衝撃的な内容が話題を呼んだ。ドラマは、映画版とは違った角度から、新たな物語としさらにスケールアップし、1月13日(木)から全世界に配信されている。ドラマには、“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈役に米倉涼子、理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に綾野剛、そして新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星と、豪華キャストが集結。監督は映画版に引き続き、藤井道人が務める。配信直後の週末から、Netflixの日本における今日の総合TOP10にて1位となった本作。この度、米倉、綾野、横浜、そして藤井監督が3つのシーンを一緒に見ながら撮影秘話を明かすスペシャル映像が公開された。米倉演じる松田と、横浜演じる亮が初めて出会うシーンでは、米倉が「こんなに背骨が曲がってたなんて……」と役に入り込んだ自分に驚いた様子を見せる。一方で、松田の『声なき声を届けるのが記者の仕事だと私は思う』という台詞について「監督と一緒に(実際の新聞記者に)取材をさせて頂いて、新聞記者として新聞がどういう風にあるべきかお伺いした時に、記者の方たちが仰っていた”声なき声を届ける”という言葉が監督の心に刺さって、そしてその言葉が引用されてここに来ました」と本作のテーマとなる重要な裏話を披露。人生の帰路に立つ亮に松田が絞り出すように言葉を伝えるこのシーンで米倉は「緊張した!」と正直な感想を明かした。その大事な言葉を伝えられた横浜は、就職活動中の亮のシーンを振り返り「藤井監督が描きたかった”一般市民”の目線を任せてもらったのですけど、就活も嫌々やっているこの青年が変化していくのかっていうのを楽しみにしてもらえれば」とNetflix版で新たに加わった普通の大学生・亮に起きる変化に注目してほしいと語る。綾野が亮の『なんか変な感じだよな、みんな同じ格好してさ』という台詞について「ドキっとしますよね。このシーンに詰まっているものがあるっていうか」と指摘すると、まさにこの台詞を書いた張本人である藤井監督から「(亮が)大人になるっていうことはある種、自分たちの顔を消して組織の色になること。それに対しての彼の無関心さとの対比が出るなと思って」と真意が語られると、米倉も思わず納得した様子を見せた。そして、綾野演じる村上が抑えていた感情を一気に爆発させるシーンでは、綾野自身も「こんなに頭を下げるのが大変なんだなと、どこまで頭が下がっているのか分からなかった」と夢中になった撮影を振り返る。本シーンで村上から絞り出される『申し訳ありません』という台詞については「(村上を追い詰めている)豊田に対して言ったんじゃなく、自分を信じて愛してくれた人たちに言ったような感覚がありました。たくさん撮りましたよね」という本作屈指の壮絶なシーンも、テイクを重ねて撮影したという裏話を明かした。最後は米倉がたった一言を言うためにNGを繰り出す様子も収められ、キャスト・監督の仲睦まじい様子が微笑ましい映像になっている。Netflixオリジナルシリーズ『新聞記者』全世界独占配信中
2022年01月21日長く続いてきたお菓子には、物語があります。時代を映した誕生秘話もあれば、いまとなっては想像するしかできないことも多いけれど、それもまた微笑ましく、味わい深いチョコレート菓子を、さらにおいしくしてくれるはず。時を超えて、ティータイムを彩る、老舗のチョコレート菓子をご紹介。Top’s(トップス)前・東京五輪年に開業した、赤坂のレストランから誕生。最初の東京五輪が開催された1964年、東京・赤坂にアメリカンスタイルのレストラン『Top’s』が誕生。デザートのひとつとして出されていたのが、チョコレートケーキだ。なめらかなチョコレートクリームで3層のスポンジ生地を包んだケーキは、そのおいしさに「持ち帰りできないか」との声が相次ぎ、テイクアウトが始まったという。上から下まですっとフォークが入る、クリームや生地のやわらかさは、レストランから生まれたデザートならではだろうか。クリームに散らしたクルミの食感も最高のアクセントだが、どんな経緯で作られたかは、いまとなってはわからないという。ただ、上面に描かれた、蔓が伸びたブドウのデコレーションには、逸話が残されている。鈴なりの実がなるブドウは、西洋では豊穣・繁栄を願う縁起物。そこには、“Top’sのケーキで、家族が豊かになりますように”との、創業者の願いが込められているのだそうだ。その姿、テクスチャーはそのままに、近年は時代に合わせて、材料や製法を進化させているという。写真:旧TBS会館内にあったレストラン『Top’s』。チョコクリームでブドウが描かれたケーキ。時折出合うクルミがアクセントの、なめらかでクリーミーなチョコレートケーキ。ミニサイズ(2~3人分)¥1,080など全4サイズ。渋谷店/東京都渋谷区宇田川町21‐1渋谷西武A館5FTEL:03・3496・014310:00~20:00不定休アトリエ&カフェ トップスセンガワ、トップスカフェ 阪急三番街店など、全国のケーキショップで販売。写真:チョコレートケーキレギュラー(4~5人分)¥1,890Gouter de Maman(グーテ・ド・ママン)お菓子好きが高じて開いた、おやつ屋さんの良品。“ママのおやつ”という名の店は、いまも工房で腕をふるう三富恵子さんが、ただただケーキが大好きで、1983年に開いたという“おいしいおやつ屋さん”だ。子供のころにおばあちゃんが作ってくれたカスタードクリームの味。お酒が入っているから食べられなかった幼いころのケーキの記憶、ビストロのマダムが作っていた、素朴で温もりのあるデザート……。お菓子を食べ歩いてきた経験を糧に、いい材料を選んで作る、誰もが安心して口にできるケーキが、昔もいまも店頭に並ぶ。チョコレートケーキは、キャラメルプディングとともに、開業当時から続くロングセラー。当時の主流は、チョコレートのスポンジ生地と、チョコレートのクリームを重ねたものだったが、クリームが苦手な人でも食べられるものをと、ザッハトルテを参考に考案した。チョコレートの生地は、お酒は使わず、バターや生クリームとともにじっくり焼き上げ、濃厚ながらしっとりと食べやすい。凄腕パティシエが作る、お酒がビシッと効いた洗練されたものとは違うおいしさが愛おしい。写真:ファサードが可愛い、オープン当時の店舗。お酒が入らない、やさしいザッハトルテ!?しっとりと焼き上げたチョコレート生地を、特製グラッサージュショコラでコーティングしたケーキ。1本¥2,376。東京都港区三田2‐17‐29グランデ三田1FTEL:03・3456・320511:00~19:00日曜休、月曜不定休※その他不定休ありホールサイズはオンラインショップより取り寄せ可。写真:チョコレートケーキ1カット¥475The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トウキョウ)ホテル開業当時から続く、オークラ・クラシック。日本ならではのホテルを目指し、「ホテルオークラ東京」が開業したのは、1962年。材料となるクーベルチュールチョコレートが、まだ手に入りにくかった時代に、ココアを使ってそれに負けない深みを出せないかと試行錯誤の末に誕生したのが、チョコレートパイだ。卵黄やミルクとともに、たくさんのココアを入れて、炊き上げたチョコレート・カスタードを、薄く焼いたパイ生地に一気に流し込んで仕上げる。シンプルな見た目とは裏腹に、スピード感とスキルを要するケーキなのだと、いまも伝統のレシピを守り続けている「The Okura Tokyo」のスタッフは言う。流し込む型が古くなっても、新調するのは、変わらず、当時主流だった大ぶりのアメリカンサイズ。そこにチョコレート・カスタードがたっぷりと入るが、やさしい甘さとチョコレート感で、すっと食べられてしまう。加えて、フルッとなめらかな食感は、どこか懐かしく新鮮で、濃厚な小ぶりタイプとは違うおいしさ。よく知られたフレンチトーストやレモンパイに負けないオークラ・クラシックだ。写真:建て替え前の「ホテルオークラ東京」本館。アメリカンサイズのチョコカスタードパイ。たっぷり詰まったチョコレート・カスタードは、冷やして食べると、舌触りが一層なめらかに。ホール(¥4,560)は、3日前までに要予約。東京都港区虎ノ門2‐10‐4オークラ プレステージタワー 5F デリカテッセン シェフズガーデンTEL:03・3505・6072ケーキ11:00~20:00(営業時間は変更あり。詳しくはHPで)無休写真:チョコレートパイ1カット¥570※『anan』2022年1月19日号より。写真・馬場晶子スタイリスト・大谷優依文・齋藤優子協力・AWABEESUTUWA(by anan編集部)
2022年01月16日『クレイジー・リッチ!』『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のヘンリー・ゴールディング主演の『MONSOON/モンスーン』より場面写真が解禁され、撮影監督であるベンジャミン・クラカンが撮影での秘話を明かしたコメントも到着した。カンボジアから逃れてベトナムに渡ったのち8歳まで同国で過ごし、“ボート難民”として渡英した過去を持つホン・カウ監督(『追憶と、踊りながら』)が、30年ぶりにサイゴン(現ホーチミン)へ帰郷した主人公・キットのアイデンティティを探す旅路を綴った本作。圧倒的な映像美をとらえた撮影監督を務めたのは、第93回アカデミー賞で作品賞ほか5部門へノミネート、脚本賞を受賞した『プロミシング・ヤング・ウーマン』のベンジャミン・クラカン。これまで、第31回サンダンス映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞した『Dark Horse(原題)』や、『ハイエナ』、第72回英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされた『Beast』なども手掛けてきた彼が今回、本作でホン・カウ監督と初めてタッグを組んだ。ベンジャミン・クラカンは撮影当時を「ベトナムは非常に魅力的でした」とふり返る。本作の撮影まで、イギリスでしか撮影現場を経験していなかった彼にとってベトナムでの撮影は初めての試みで「異なる環境を開拓する機会は刺激的なもの」だったという。ホン・カウ監督が普段用いないような美的なテイクを提案していったクラカン。「プロット先行の脚本ではなく静観的な映画でしたので、挑戦的な撮影に対してオープンだと感じました。押し付けがましさを出さず、登場人物に余地を与えて、登場人物が沈思している瞬間をいかにして捉えるかが重要だと私たちは同意しました。また、ベトナムは非常に濃密な環境ですので、それと対照的な静謐さとスローなテンポで、キットが苦労しながらも周囲と関わる様を表現したいと思いました」と明かす。この度解禁された場面写真も、ベトナムの湿度や風をそのまま肌で感じられるようなショットや、画面を越えて喧騒が聞こえてきそうな人混みの景色などが印象的だ。また、クラカンは脚本を読んだ時、ホーチミンの個性が際立って感じたと語る。「私は都会的な映画が好きなんです。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の大ファンで、セットがあたかも一つの役のような作品を好みます」。これはロンビエン橋や統一会堂といった、ベトナム戦争における重要なランドマークを撮影場所に選んだホン・カウ監督にとっても重要な観点だった。そこで撮影することで、明確にそうしたランドマークに言及することなく、過去と現在を潜在的に表現している。“いま”のベトナムを映し出す風景とともに、1シーン1シーンのロケーションにも注目したい。『MONSOON/モンスーン』は2022年1月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MONSOON/モンスーン 2022年1月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019
2021年12月13日俳優の木村拓哉が、14日にGYAO!で配信されたバラエティ番組『木村さ~~ん!』(毎週日曜12:00配信)の#172で、京都東映撮影所を案内した。2018年8月よりスタートした同番組は、木村がパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~)と連動したバラエティー番組。リスナーやスタッフからのリクエストに、木村が全力で応えていく。今回は、木村が京都東映撮影所内にある俳優会館を案内するとともに、自身にゆかりのあるスタッフも紹介する内容。木村は、楽屋を訪れたスタッフに「京都まで来てくれたのは、すっごいありがたいけど、『木村さ~~ん!』でコンコン(ノック)していい場所じゃない」と話し、自身の楽屋の周りには大御所俳優がいることを伝える。さらに、“主役しか使えない階段”があることを明かし、木村は主役であるにもかかわらず衣裳部屋から近い階段を使っているそうで、現地スタッフから「そんな人ようおらんわ」と驚かれたという。続いて、高倉健さんが運動器具を揃えたというスポーツジムに向かうと、「やばい人がいる」と様々な作品で木村の所作指導を務めた俳優・峰蘭太郎の姿が。木村の印象について峰は、「大スターのイメージを勝手に持っていましたが、実際に接してみるとラフで(良い意味で)普通で。そういう風に接して頂けるのが逆にすごいなと思います。所作練習の時、うまく表現できませんが、“高級なスポンジ”みたいで、吸い込まれていくような体現力がすごい」と絶賛する。そしてジムを後にした木村は、紹介したい人がいるといい、美術セットが多数置かれる場所へ。そこにいたのは、美術スタッフの極並浩史氏。同撮影所で長年の付き合いがあるという極並氏が、スペシャルドラマ『宮本武蔵』で木村が使用していた刀を取り出すと、木村は当時のエピソードと共に、極並氏に言われて忘れられない一言を披露した。その後、極並氏から教えてもらって愛用しているという柚子胡椒を手に食堂へと移動し、慣れた様子で食券を購入。「いつもの」と注文したのは、撮影で食堂に通っていた当時、トッピングをわかめではなく油揚げ2枚へ変更するよう頼み続けた結果、今では油揚げ2枚トッピングで出してくれるようになった“木村スペシャル”の肉そばだ。次回配信では、1日オフの木村が、時間があったら行ってみたい場所へ向かう。
2021年11月15日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は、大人気『LUNASOL』の21年秋新作アイパレットについてです。ジュエルなキラめきで魅了する至高のパレット。アイカラーレーション“宝石職人”をテーマにしたコレクションでヒロインを飾る、リュクスなキラめきを放つアイシャドウパレット。右から、たおやかなベージュ系、EX12。モダンなカーキ系、EX13。各¥6,820 7/16限定発売(カネボウ化粧品 TEL 0120・518・520)ルナソルの新作は〝BIJOUTIER(宝石職人)〞にオマージュを捧げたコレクション。なかでもヒット確実のアイシャドウパレットはジュエルのようなキラめきが魅力。カラーバリエーションはダイヤモンドをモチーフにした「EX 12」のベージュ系とエメラルドのように透明感溢れるグリーンがキーの「EX 13」の2色。「どちらも左上のダズリングクリアカラーをセットしたのが最大のポイント。職人が宝石を磨き上げて研ぎ澄ませたようなまばゆい輝きをまとっていただけるアイパレットになっています」(ルナソル商品開発担当・立花愛さん)開発を進めていく上で、何度も立ち止まって突き詰めたのは、配合したパールのキラめき。「左上のカラーはルナソルのアイシャドウ史上最大の大粒高輝度パールを採用しているのですが、パールはインパクトのあるものをたくさん入れればキラキラするというわけではないんです。粒が大きいほど肌に影を落とすことになるし、ギラギラしてしまうだけで抜け感を出すのも難しくなってしまう。透明感や立体感を出すことと上品な仕上がりであることは譲れなかったので、理想のキラめきを追い求めてサイズ違いのパールの配合比率を何度も追求しました」キラキラのラメが主役といえど大切にしたのが4色のカラーが奏でるハーモニー。「4色すべてを使って初めて目元の印象が洗練される構成で、華やかでありながら肌に寄り添う発色。様々なシチュエーションで活躍してくれると思います」先行発売で完売が続出した他のアイテムも見逃さないで!「リップ、アイライナー、マスカラ、フェイスカラー、ネイルが発売になるのですが、どれも目元の輝きをさらに鮮烈に印象づけるようなアイテム。ぜひ、セットでお楽しみください」※『anan』2021年7月7日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年07月07日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は、クラランスの人気No.1目元用美容液待望のリニューアルについてです。すっきり引き締まった印象的な眼差しに!グラン アイ セラム Vトリプルフィトコンプレックス配合で、目元の肌を引き締め、くっきりとした印象的な眼差しに導く目元用美容液。大気汚染やブルーライトから肌を守る、アンティポリューションコンプレックスも採用。15㎖¥6,930(クラランス TEL 03・3470・8545)マスク着用がニューノーマルとなり、視線が集まる目元のケアに力を入れる人も多い中、クラランスの人気No.1目元用美容液が待望のリニューアル!「リニューアルした目元用美容液は、まぶたが重くなりやすいアジア人女性の骨格や特徴の研究を続ける、V コントア シリーズから登場します。今回、目が小さく見える要因である、むくみの影響について研究を強化。その結果、目まわりにある微小循環の流れが遅くなると、過剰な血液や水分が漏れ出てしまい、むくみやクマの原因となることが分かりました。また、睡眠不足やライフスタイルの乱れなどの内的要因に加え、紫外線や大気汚染、ブルーライトなどの外的要因も肌ストレスとなって、微小循環の流れを妨げることが判明しました。そこに対抗すべく誕生したのが、この美容液です」(クラランス マーケティング部PR担当・三宅由佳さん)今回のキー成分となるのが、3つの植物を凝縮したトリプルフィトコンプレックス。「目元に水分をため込むのを抑制し、むくみを防ぐため、植物のエキスパートであるクラランスは、3つの植物に着目。特に注目なのが、藻類の一種で、今回新配合した整肌成分・アイリッシュモス(トチャカエキス)です。また、肌表面の引き締めにアプローチする植物成分も配合しています」目元にフィットする、クーリングアプリケーターにも注目!「ひんやりとした使用感で、目まわりを優しくプレスしながらなじませることで、むくみに働きかけます。アジア人の骨格に合わせて開発しているので、狙ったポイントを的確にケアできる設計に。メイクの上からも使えるので、日中のケアにも最適です。ホームページでご紹介している、オリジナルメソッドと組み合わせて、ぜひご使用いただければと思います」※『anan』2021年6月30日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2021年06月23日名作アニメーション「101匹わんちゃん」に登場するディズニー史上最も悪名高き “ヴィラン”(悪役)の誕生秘話が明かされる、パンクロック・エンターテインメント『クルエラ』。本作では、アイコニックな白黒ファッションで知られる以前の“クルエラ”と、カリスマ・デザイナーのバロネスが激突するファッション対決が話題となっている。エマ・ストーン演じるクルエラとエマ・トンプソン演じるカリスマ・デザイナーのバロネスによる、“ファッション対決”。デザイナーとして“クルエラ”という名前を世の中に広めようとする彼女は、ロンドンで大きなブランドを構えていたバロネスに真っ向から勝負を仕掛ける。クルエラはギラギラと輝くスタッズをつけた驚異のパンクファッションや、ごみ収集車から無数の布を繋ぎ合わせたドレスで登場するなど、誰も想いつかない斬新なデザインで、バロネスに対抗する。挑戦的な洋服が多いクルエラの一方で、エレガントかつ上質なデザインが目立つバロネス。キャラクターも衣装も全く異なる2人には熱い注目が注がれている。本作の衣装を担当したのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコスチュームを手掛け、アカデミー賞受賞経験のあるジェニー・ビーヴァン。彼女はバロネスの衣装に対して「バロネスは、彼女がどういう人で、影響はどういうところから来ていて、今の状況がどうかということを考えたら、ものすごく明確なのです」と製作前から、イメージはしっかりつかめていたという。「それは、明らかに『ディオール(Dior)』や『バレンシアガ(BALENCIAGA)』とか。そういう素晴らしい50年代、60年代のファッション・デザイナーです。彼女はとても良いデザイナーです。私たちは、彼女のためのスタイルを見つけました。シンメトリックで、とても体にピッタリしていて、とてもお高くとまっているのです」と、デザインへのこだわりをコメント。「ディオール(Dior)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」など、現代に至るまで愛されたブランドが生まれた時代にデザイナーとして活躍したバロネスならではのデザインが施されているのだ。一方でクルエラに対しては、クレイグ・ギレスピー監督が「すべてのレッドカーペット・イベントを、キャラクターから来たものにしようとしました。とてもダイナミックなものにね。そういうふうにして、世界がクルエラを見ることになるんです」と、バロネスのショーを遮るかのように、ド派手に登場するクルエラのファッションショーについて明かす。「そして誰かが、クルエラがゴミ収集車で登場する、というアイディアを思いつきました。それは、クルエラがやるのにぴったりの挑戦的なことだと感じられました。彼らがいつも詐欺を働いているところから来たから、それは、彼らが手に入れることが出来るものです。そういうところから生まれたんですよ。そして僕は、ビジュアル的にインパクトが強いものにするやり方を探していました。これは、彼女が強いインパクトを与えるためのフィナーレなんです」と語る。劇中にも登場するゴミ収集車のドレスには、すでに本作を鑑賞した観客からも驚きと絶賛の声が上がっており、 “クルエラ”という存在を世の中に強くアピールするという彼女の強い気持ちが、このド派手なファッションショーを実現させたのだ。最後にジェニーは「私はファッション・デザイナーではありません。私は、洋服でストーリーを語る人です。実際、私の人生で、洋服にまったく興味がありません。私は、洋服でストーリーを語るのが大好きなんですよ」と語る。「だから、私にとって、本作は本当に素晴らしかった。これらの美しく書かれたキャラクターたちに没頭することが出来きました」とジェニー。ただ身に着けるためのものではなく、キャラクターを表現するために欠かせない本作の“衣装”に、ぜひ注目してみて。『クルエラ』は公開中、ディズニープラス プレミアアクセスにて配信中。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年06月20日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は、ジェンダーや年齢にとらわれないアイテムを展開する『アスレティア』のブランド初となるシャンプー&トリートメントの紹介です。アクティブシーンに活躍する2品が登場。右からリフレッシュ ヘア&ボディシャンプー、クイック ヘアトリートメント右から、コレひとつでヘアもボディもすっきり軽やかに洗い上げる全身シャンプー。200㎖¥3,080たった10秒間揉み込んで洗い流すだけで、指通りなめらかな潤いに満ちた髪を叶えるトリートメント。200g¥3,300(athletia TEL 0120・220・415)〝美しさは鍛えられる。〞をコンセプトに、ジェンダーや年齢に縛られないスキンケアやライフスタイルアイテムを揃えるアスレティアから、ブランド初となるシャンプー&トリートメントが発売に。「アスレティアでは、3つの商品ラインを展開していて、今回のシャンプー&トリートメントは、active&goのラインから登場。こちらはその名の通り、アクティブなシーンに求められるアイテムや、時短で効率よく美をアップデートする高機能なアイテムが揃うライン。新製品はまさに、この2つの要素を実現したアイテムです」(athletia マーケティング部商品開発担当・倉持麻未さん)シャンプーはヘアもボディも心地よく洗い上げる2in1。「1本にすることで、ジムや旅先にも持ち運びやすく効率的にケアできるとともに、アイテム数を減らすことで、環境へも配慮。ただ、異なるパーツゆえ、両方の洗い心地、仕上がりの満足度を高める部分は苦労しました。独自の洗浄技術を搭載し、肌の〝体幹〞を強化する独自開発のビオエナジェティックコンプレックスや、サボンソウ葉エキスなど自然由来の保湿成分を配合し、皮脂や汚れをすっきりオフしつつ、髪はなめらかな指通りを、肌には潤いを与え、使用感の両立を叶えました」トリートメントは、たった10秒でなじむ浸透力の高さが魅力。「こちらも最先端の独自技術と、オリーブ油やヒマワリ種子油など自然由来の潤い成分を組み合わせ、水に分散しやすく、素早く髪表面に広がる剤を開発。10秒という短い置き時間で高いトリートメント効果を実現しました。洗い流した直後は指通りなめらか、乾かした後は、エアリーなさらさらの髪に仕上がります。2品とも、外出先でのケアはもちろん、忙しい毎日のケアにもぴったりです」※『anan』2021年6月23日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2021年06月16日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は大人気下地『Primavista(プリマヴィスタ)』の新作です。メイクくずれを許さないすべての人に朗報!プリマヴィスタスキンプロテクトベース〈皮脂くずれ防止〉スキンプロテクトヴェールが、皮脂による化粧くずれを防止しながら負担感のないつけ心地まで両立。夕方までサラリと明るい美肌を保ってくれる。レギュラー SPF20・PA++ 25㎖¥3,080*編集部調べ 5月29日発売(花王 TEL 0120・165・691)2009年に誕生し、11年連続化粧下地売り上げNo.1(※)を記録してきたプリマヴィスタの〝皮脂くずれ防止化粧下地〞がリニューアル。新しい生活様式に適応する機能が追加された。「マスク生活の影響で、メイクをする機会が減ったり肌のカサつきを気にする人が増えています。そんな中、ベースメイクにはラスティング力だけでなく、肌への負担の少なさや、しっとり感を求める声が高まってきました。そこで〝皮脂くずれ防止化粧下地〞にも、持続力だけでなく負担感のない使い心地やしっとり感をプラスしようと、リニューアルに至りました」(花王プリマヴィスタマーケティング担当・寺山愛さん)進化のポイントは、主に3つ。「ひとつめは、テカりにくさのパフォーマンスの向上です。皮脂を固める粉体と吸収する粉体、はじく油の〝世界初トリプル成分アプローチ〞で余分な皮脂を抑え、涼しげな印象の肌をキープします。ふたつめは、サラリと軽い使用感。肌表面でムラなく均一な膜を作って密着する技術が、スムースなのびのよさ、しっとりした負担感のないつけ心地を叶えます。最後は自然で明るい仕上がり。これひとつで満足できるほど、美肌見せ効果を高めることに成功しました」マスクで擦れても落ちにくい処方を追求して、300もの処方を試したという苦労も。「開発担当者が毎日違う処方のテスト品を使い、実際にマスクをして落ちにくさを試したり。マスクも素材によって擦れ方が違うので、色々なものを使って効果を検証したようです。そんな努力もあって、従来品で高い評価を受けていた落ちにくさはそのままに、肌に負担のない軽いつけ心地と、しっとり感のある化粧下地が完成しました。マスクの着用によるメイクのくずれや肌の閉塞感が気になるという方は、ぜひお試しください」※インテージSRI調べ。全国全業態 2009年11月~2020年10月 化粧下地 金額ベース※『anan』2021年6月2日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2021年06月14日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は、音楽をはじめとするエンタメで知られる会社「エイベックス・エンタテインメント」が開発したヘアケアの新作です。シュッとひと吹きで、クリーンにリセット完了。ルミナスヘア マルチドライシャンプー髪と頭皮のニオイやベタつきのリセットのほか、肌にも使えるミスト状ドライシャンプー。6/3発売。右から、ベルガモットの香り、無香料 50㎖ 各¥1,200(エイベックス・エンタテインメント)今回紹介する「ルミナスヘアマルチドライシャンプー」を開発したのは、音楽をはじめとするエンタメで知られる会社「エイベックス・エンタテインメント」。トップアーティストの舞台裏をサポートし続けてきた経験と技術を結集させたコスメの開発にも力を入れていて、その多くが誰もが簡単に使える利便性、確かな効果実感、続けやすい価格など、多方面で好評を得ている。「地球温暖化やアウトドアブームなどの影響を受けて近年、水を使わずに髪と頭皮のニオイやベタつきを簡単にリセットできるドライシャンプーのニーズが高まっていました。それに加え突然、withコロナの時代へ。手肌を常に清潔に保ちたい気持ちも高まりましたよね。そんな2つのニーズを1本に集約したのが『ルミナスヘアマルチドライシャンプー』です」(エイベックスビューティメソッド開発担当・谷口亮太さん)手指消毒剤に含まれるエタノールは以前からドライシャンプーにも配合されることが多く、フケやかゆみ、ニキビ予防に有用。エタノールという共通点を見出したことが、マルチドライシャンプーの開発のきっかけだそう。「髪と頭皮、手肌のほか、テーブルやドアノブ、マスクの消毒にも使えます。いつでもどこにでも気兼ねなく使ってほしいから、エタノールと天然由来成分のみで作ったのも、今回のこだわりです」マルチドライシャンプーを使った後の髪は、うるおってサラサラに。しかも花粉、PM2.5、ウイルスが付着しやすい髪を無意識に触ってしまうことも多いので、リセットできて衛生的。静電気も起きにくい状態に整う。コンパクトで携帯しやすい点はもちろん、無香料とベルガモットの2種から香りを選べるのもジェンダーレスな時代にマッチ。さすが、トレンドを常にリードする企業です!※『anan』2021年6月9日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄
2021年06月06日気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は『ADDICTION』の新作です。原石に込められた力で個々の美を引き出す。Summer 2021 Collection“THE UNPOLISHED GEM”上から、ザ アイシャドウ アンポリッシュ ジェム(101、105)各¥2,750ザ アイシャドウ クリーム(106C、107C)各¥2,200ザ ブラッシュ アンポリッシュ ジェム 101¥3,630ザ ネイルポリッシュ L(右から101C、105C、102C、106SP)各¥1,980 すべて5月21日限定発売(アディクション ビューティ TEL 0120・586・683)人気ビューティブランド・アディクションから、夏の新色がお目見え。カラフルでおしゃれなコレクションの背景には、宝石にまつわるストーリーが秘められている。「今シーズンのコレクションは、〝磨かれる前の原石〞がテーマ。美は磨かれた石だけでなく、荒々しい原石にも存在する。人間も同じで美しさに定義はなく、人それぞれ固有の美を持っている。そんなメッセージを込めて、クリエイティブディレクターのKANAKOが色や質感をクリエイトしました」(アディクションブランドマネージャー・大澤亜希子さん)一番の注目アイテムは、多色の粒が混ざったザアイシャドウアンポリッシュジェム。「ノイズのある原石でも美しい、ということを表現するために、色の粒を混ぜました。これが技術的にはとても難しくて、どの色をどれくらい混ぜれば表現したい発色になるかを模索して、何度もやり直しをすることに。結果、マットな中にほんのりパールが輝く、最高におしゃれなアイテムが完成しました。この多色アイシャドウをまぶたにのせて、上からツヤ感のあるザアイシャドウクリームを重ねれば、ハイライト効果で立体的なアイメイクを作れます」そのほかには、ピンク系とオレンジ系の夏らしいチーク、とびきりおしゃれなネイル10色、リップアイテムなどがそろう。「どのアイテムも、色番号以外にこだわりの色名がついています。たとえばザアイシャドウクリームの103Cにはイブニングエメラルドという色名が。これ、実はペリドットのことなんです。ペリドットは、特に暗い中で美しい輝きを放つことから、昔はイブニングエメラルドと呼ばれていたとか。ほかにも宝石にまつわる言葉を冠した色名がたくさんあります。ぜひ色名もチェックしながら、メイクを楽しんでくださいね」※『anan』2021年5月26日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2021年05月22日お笑いコンビ・次長課長の河本準一が3日、YouTubeチャンネル『河本じゅんちゃんねる』に出演。元SMAPでタレントの中居正広に“口止め”されていたという秘話をぶっちゃけた。この日公開された動画「【ジャニーズ】SMAPを語る。木村拓哉さんとプリクラを撮っていたら...する事がスーパースターでした!!!」内で、メンバーそれぞれのエピソードを交えながら、SMAPについて熱く語った河本。そのなかで、公私ともに「むちゃくちゃお世話になった」という中居のエピソードとして、「ここだから言う。実は、中居さんは、お古を若手の芸人さんにいつもプレゼントしてくれてた」と告白。「『俺のイメージが、“良いお兄ちゃん”みたいな感じになるじゃないか』と言われるかもしれませんけど……。これは中居さんから止められてたんですよ。『俺はそういうキャラクターじゃないから、言わなくていいよ』って」と、“口止め”されていたことを明かしつつ、「我々が若手のころは着れないようなお値段の服を、いっぱい持ってきてくれて。『みんなで好きなもの取っていって』って、いつもやってくれたの。どんだけ優しい兄ちゃんだよ。ものすごい面倒見がいいわけ」と、中居の行動に大感激したことを振り返った。ジャニーズ事務所の後輩たちにも、たびたび洋服のお下がりをプレゼントしている中居だが、河本は、「まったく関係がない若手の芸人のところに服を持ってきて、『みんな着て行っていいよ』って。本当によくしてくれたんです」としみじみ。自身の後輩のみならず、芸人のことも気にかけてくれる中居の人柄について、「場の空気も読めますし、本当にあの方は素晴らしい方」「SMAPのリーダーをやることは、とんでもないプレッシャーだったかもしれませんけど、中居さんだったからやれたんじゃないかな」と語っていた。
2021年03月06日