●許す決断の背景にあったコンプレックスと夫へのリスペクト元衆議院議員で現在コメンテーターとして活躍している金子恵美氏が、2016年に世間を騒がせた夫で元衆議院議員・宮崎謙介氏の不倫騒動の真実を、著書『許すチカラ』で告白。出産を終えた日の夜、宮崎氏から週刊誌に記事が掲載されると告げられたときのやりとりなど赤裸々につづり、そして、なぜ夫を許し、夫婦としてどのように再生してきたのか、その真相を明かすとともに、許すことの大切さを説いた。このたび金子氏にインタビューし、出版を決意した思いや夫婦関係の変化について話を聞いた。出版を決意したのは、離婚しなかったことについて、いまだに間違った理解をされていると感じることがあったから。金子氏は「本人が反省をしていたこともあり、2人でもう一度やっていこうということで離婚しなかったのですが、この4年間、あらゆるところで『なぜ離婚しなかったんだ』と言われ、テレビなどで答えていましたが、時間の制約もあって全部が伝わってなかった」と言う。そして、「私は本当は許していないとか、テレビに一緒に出てるのはビジネス上だと思っている方が多いと聞いて、夫が許されるためにどんな努力をしたのかなど、騒動の裏を赤裸々にお伝えし、加えて、私がどうして許すという思考になったのか、育った環境や自分の経験の中で作り上げた価値観もお伝えすることで、『なるほど。だから2人は今、一緒にいるんだな』と思ってもらうことが必要なのかなと思いました」と説明した。続けて、「私の場合は許したけれども、世の中には許せない、すなわち離婚されてる方々もいらっしゃる。夫婦のことは夫婦にしかわからないし、それぞれの家庭の事情があり、許さないことを否定するものではない。許す人は心が広くて強い女性だと捉えられたくないし、それを押し付けるものでもないということだけは、ちゃんと伝えておきたい」と加えた。許すことができた背景として、3姉妹の末っ子として育った金子氏が2人の姉に対して劣等感を抱いていた過去も同書で告白。才色兼備の完璧な女性というイメージが強かったが、そういったコンプレックスがあったことも許すことができた要因の一つだという。「完璧な女性だから許すことができたんだろうと言われることもあったのですが、夫婦間でいったらむしろ私の方が支えてもらっているところが大きく、許す根底に夫へのリスペクトがありました。そして、私は小さいときからコンプレックスを抱えていて、そういう自信のなさ、完璧でない自分という思いが、失敗や過ちに対して寛容にさせたのだと思います」「『許す力』で私は幸せになれた」。金子氏がこう語るように、「許す力」は相手だけではなく自分自身も救う気がするが、どのようにすれば身につくのだろうか。金子氏は「簡単に言うと、『完璧な人はいない』ということ。足りない部分もその人の一面だと受け入れる、多様な部分があるということをまず前提に考えるべきだと思います」と話し、「騒動を起こした行為は悪いけど、この人には違う面もあるのではないか、夫婦にしかわからない何かがあるのではないかと、ちょっと引いた考え方を。表面的な一面で判断するのではなく、そういう意識の持つことが大事だと思います」と語る。●夫の当時のつらさを感じて涙「よく乗り越えたと…」事実確認のために宮崎氏にも当時のことを聞きながら執筆したという金子氏。「一生懸命思い出そうとして出てくる言葉を聞くと、彼なりに戦ってなんとか父親になろうと、息子のために誇れる背中を見せたいと思って戦ったんだなと、改めてわかりました」としみじみと語る。また、原稿を読んだ宮崎氏に「2人で頑張ってきたね」と言われ、宮崎氏のつらさを改めて感じたという。「彼は本当につらかったんだろうなと思いました。議員辞職という選択もすごく重たいことだとあのときも思いましたが、私は産後で子供のことも考えなきゃいけないし、政治家として地元をどうするのかなど外の方に意識が向いていて。あの人は毎日戦っていたんだなと感じました」そして、「政治家同士だったので最初から戦友という感覚はありましたが、違う夫婦の形もできて、私はあの騒動があってよかったとすら思っていて、起こるべくして起きたという気持ちで捉えています」と告白。「真のパートナーを見つけられた気がします」と言い、「夫ですけど、よく乗り越えたと思います。私だったらできたかなって。そういうときの対応は人間の真価が問われると思うので、そういう意味では本当にリスペクトしています」と話し、感極まって涙を見せる場面も。執筆している際も「つらかっただろうな」と思って何度も涙したそうで、「私は勝手に許しましたけど、もしかしたら許されない方が楽だったかもしれない。政治家は上昇志向の強い人が多いですから。私が政務官になったのに、自分は政務官になるどころか議員もやめている。いろんな思いがあったと思いますが、あの人はちゃんと私の労をねぎらうわけですよ。今思うと、なかなかの男だったなと。私だったらできないかもしれない。ただただ私の政治活動の応援に徹していたのは大したもんだなと思います」と語った。夫を許すという当時の決断について、4年経った今、改めてよかったと感じているという。「生きていると失敗や悲しいこともある。パートナーがいると、その悲しみ苦しみ、つらさを分け合えるので、一緒にいて良かったなと。逆に、幸せ、喜び、楽しいことも倍になりますし、共有できる人が今そばにいてよかったなと思います」当時の決断は子供にとってもよかったと実感しているそうで、「子供にとっては唯一の父親。私がこの子の人生を勝手に決めてはいけない。私に彼の父親を奪う権利はないと思いました」と振り返った上で、「今、子供が『パパ』と慕って幸せな親子関係が築けているのを見てよかったなと。あのときの判断は間違ってなかったと思っています」と話した。●息子のためでもあったテレビ出演「謝罪会見の印象を上塗りしたい」宮崎氏が2017年10月29日、TBS系『サンデー・ジャポン』で騒動後初のテレビ出演をしたときの裏側も、同書の中で明らかに。プロデューサーから自分の言葉で伝えたらどうかと何度も話があり、金子氏が落選して政治家として一区切りついたことをきっかけに出演を決めたという。「プロデューサーが心のある方で、おもしろおかしくいじらず、人として彼の復帰のチャンスを与えてくれたことは、夫にとって良かったと思います。夫にしてみれば、なんとかあのお辞儀をしているばかりの謝罪会見の宮崎謙介の印象を上塗りしたいという強い思いがあったので、そのチャンスを与えてくださったプロデューサーの方には本当に感謝しています」『サンジャポ』にはその後も、夫婦そろって定期的に出演。今では『サンジャポ』らしいいじりもあるが、「いじられても温かさがある。活躍の場をいただいてありがたいです」と笑った。イメージの上塗りは息子のためでもあった。実際、今ではコメンテーターとしてはつらつと発言している姿が印象的で、まさに上塗りは大成功だと感じる。金子氏も「脇の甘い男、そして謝罪する姿。その印象が変わったことはよかったと思います」と変化を実感。「一方で、2人で出演していじられたりすると、『あのバカ夫婦が』という声があるのも認識はしているんですけど、損して得を取ろうと。あのときほど悪くなることはないと思って出演しています」と語った。騒動を乗り越え、より強い絆で結ばれた2人。夫婦の間で「これをやろう」ということは、即実行するようにしているそうで、最近では、自粛生活において子供がストレスを感じてしまったため、鎌倉にセカンドハウスを見つけて週末はそこで過ごすことが多いという。「彼は海が好きだったので、すぐそこに海があるという環境を作ってストレスを少しでも軽減できればいいなと思ったんです」と金子氏。「子供は何も言わないけど、いろんなものを感じ取っているんだなと思いました」と話し、「子供中心に考えていますが、我々大人も楽しんでいます」と全員でセカンドハウスを楽しんでいるようだ。さらに、将来的にどんな夫婦になりたいか尋ねると、金子氏は「まずは2人でしっかり子育てをして、そのあとに、また2人の時間をもう1回やり直したいねと話しています」と答え、「世界一周とかなんでもいいですけど、2人の人生をもう1回楽しみたいなって。子供の生まれた瞬間からちょっとつまずいたところがあるので、2人の時間が過ごせたらいいなと思っています」と笑顔で語った。■金子恵美1978年2月27日生まれ、新潟県出身。2000年、早稲田大学第一文学部卒業。新潟放送勤務を経て、2004年にミス日本関東代表に選出。2007年に新潟市議会議員選挙に立候補し当選。新潟県議会議員を経験後、2012年に衆議院議員に初当選。2016年には総理大臣政務官に就任し、地方自治、IT行政、郵政を担当。主な政策テーマは福祉、IT、放送行政、子育て支援、女性活躍。10年間の議員生活を経て、現在は企業顧問とテレビコメンテーターを中心に活動している。
2020年10月23日俳優やタレントとして活躍している小泉孝太郎(こいずみ・こうたろう)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな小泉孝太郎さんの兄弟について、さまざまな情報をご紹介します!小泉孝太郎に兄弟は何人いる?写真は?小泉孝太郎さんは、3人兄弟のようです。弟は、自由民主党の衆議院議員・小泉進次郎さん。環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)として活躍しています。小泉進次郎さんは2019年8月7日に、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を発表。同時に、滝川クリステルさんが妊娠していることも明かしました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 滝川クリステル(@christeltakigawa)がシェアした投稿 - 2019年 5月月7日午前1時55分PDTこの日、首相官邸で首相や官房長官に結婚を報告した、小泉進次郎さんと滝川クリステルさん。その後、報道陣の取材に応じ、「官房長官とどういったお話をされたんでしょうか?」と聞かれ、小泉進次郎さんは次のように語ります。こういう官邸という場で、私事で大変恐縮ですけど、私もようやく結婚をすることになりました。それで、滝川クリステルさんと官房長官にご挨拶、ご報告うかがいまして、官房長官からは「総理いるから総理にもよかったら」ということをいっていただきまして、総理のほうにも直接お会いしまして、ご報告することができました。2人は、2018年から交際をスタートさせたのだそうです。小泉進次郎さんは、滝川クリステルさんとの結婚を決意した理由についてこのように述べました。この政治馬鹿の私がクリステルさんといると、政治という戦場から離れることができて、自分自身がもたれかかって、寄りかかっていいような、そういう無防備な自分に『政治家・小泉進次郎』から『人間・小泉進次郎』に、そういう風にさせてくれる、そんな存在だったことも私にとっては大きかったと思いますね。小泉進次郎さんと滝川クリステルさんの結婚発表を受け、同日に会見を開いた小泉孝太郎さん。弟の小泉進次郎氏の結婚を受け、会見する小泉孝太郎 2019年「小泉進次郎さんから結婚することを聞いたのはいつなんですか?」と質問され、小泉孝太郎さんは次のように語ります。僕は、(小泉進次郎さんから)「ちょっと飲みに行っていいかな?」っていう連絡があったのが6月の頭くらいだったと思うんですよ。そこで僕の部屋に来て、今までもそういうことあったので、普通に。「時間があるのかな?」と思って。で、普通に飲んでる時にいきなり「実はさ、俺結婚するから」(といわれた)。それまず、びっくりしましたしね。で、僕はお相手の方、気になりましたし「相手の方、どなた?」と。そしたら、「ちょっと待って」と。「おにいもあったことある人だよ」って、パッと見せてくれたんですよ。滝川クリステルさんの写真を。いや、時止まりましたね。本当に驚きました、僕。想像もしてなかったですし、何秒間かちょっと止まってから「こういう一手があったのか」と、僕、将棋に例えちゃったんですけど、見たこともない一手。「想像もしてなかったよ」っていうのは、いいましたね。続けて、「その後は『おめでとう』とか『よかったね』とかそういう会話はありましたか?」と聞かれると、小泉孝太郎さんは「いや、『これ大変だぞ』と。『おめでとう』っていうのは、その時いってないような気がしますね」と答えていました。どうやら、小泉孝太郎さんは小泉進次郎さんから報告を受けた際、大きな衝撃を受けたのと同時に、今後のことばかりを考えてしまい、その場で「おめでとう」とはいえなかったようですね。小泉孝太郎の弟・小泉進次郎に第1子が誕生小泉進次郎さんが2020年1月17日に、閣議後の記者会見で第1子が誕生したことを発表しました。今日1月の17日、深夜になりますけど、無事に元気な男の子が誕生したことを父親としても心から嬉しく、そしてホッとしています。母子ともに元気なことが何よりですね。とにかくホッとしました。安心しました。そして、(出産に)立ち会えてよかったです。小泉進次郎さんに第1子が誕生したことを受け、小泉孝太郎さんはドラマ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~(以下、病院の治しかた)』(テレビ東京系)の記者会見に出席した際、このように喜びを語っています。私事ですけど、弟夫婦に今日、1月17日に子供が生まれまして、伯父さんになりました。デジャブのような不思議な感覚なんですけど、去年弟が結婚会見をした時は、僕、トマト柄の衣装を着て、僕まで囲み取材をさせてもらったんですけど、今回弟の子供が生まれる時に、またこういう何か一つの節目で、『病院の治しかた』の制作発表。昨日本気で僕、夜中まで実は待機していたんですね。初めて自分の甥っ子になる子に会いに行こうかなと。でもちょっと、だいぶ深い時間になってしまったので諦めたんですけど、本気でこの衣装(白衣)で行こうか迷いました。でもそうすると、話がだいぶややこしくなってしまうので、「それはやめたほうがいいかな」と思ったんですけど、自分にとっての大切な作品の撮影のさなか、自分が伯父になり、いつかその甥っ子が大きくなった時に、「君が生まれた時、僕は大変だったんだぞ」と。「このドラマをしていたんだ」そういう風に将来のことですけど、まだ分かんない未来のことですけど、甥っ子にも胸を張って、『病院の治しかた』ってドラマは見せられるドラマなので、ぜひ、ちょっと冒頭個人的な話になってしまいましたけど、『病院の治しかた』っていうのは今までのドラマとは違う、まったく違う切り口で描かれたドラマなので、期待していただけたら嬉しいと思います。 この投稿をInstagramで見る 滝川クリステル(@christeltakigawa)がシェアした投稿 - 2020年 7月月12日午後11時07分PDT弟に子供が生まれ、伯父になった小泉孝太郎さんのこれからの活躍も応援しています!小泉孝太郎 プロフィール生年月日:1978年7月10日出身地:神奈川県血液型:AB型身長:177cm所属事務所:イザワオフィス父・小泉純一郎が内閣総理大臣になったことをきっかけに、複数の芸能事務所から声がかかり、芸能界入り。2002年に、ドラマ『初体験』(フジテレビ系)で俳優デビュー。以降、数々の映画やドラマに出演する一方、バラエティ番組でも活躍を見せている。小泉孝太郎が彼女の存在を認めた?父や弟について語った本音は小泉進次郎 プロフィール生年月日:1981年4月14日出身地:神奈川県血液型:AB型2009年から衆議院議員を務め、2011年に自民党青年局長、2013年に内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官、2019年9月には環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)に就任する。[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日手首にきらびやかなアクセサリーをつけ、青のロングドレスを身にまとった女性をエスコートする男性が。彼は、レディファーストで女性を先に車へ乗せると、スタッフらに笑顔で挨拶した。8月8日、都内の高級ホテルでSPに囲まれ、見送られていたのは滝川クリステル(42)と小泉進次郎環境大臣(39)夫妻だ。この日は初めての結婚記念日であり、ホテルディナーを堪能したという。昨年8月、官邸で電撃婚を発表した2人。同時に第1子を授かったことも明かし、その翌月には進次郎氏が環境大臣に就任。1年前はバラ色の未来が待っているかに思われた。ところが――。「進次郎さんは昨年9月、ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで『気候変動問題はセクシーに』と発言。そのことで“ポエム大臣”と揶揄されるだけでなく、12月には過去の不倫疑惑が『週刊文春』により報じられ、評判は急落しました」(永田町関係者)一時は“ポスト安倍”の一番手とも目されていた進次郎氏。しかし、来年9月に予定されている自民党総裁選に本人は「出馬しない」と周囲に話しているという。「イメージが落ちているうえに、環境大臣として取り組んでいるレジ袋有料化は不評です。政治家仲間も少ないので、推薦人を集めることすら難しいでしょう。本人も自信を喪失しているようです」(前出・永田町関係者)いっぽう妻の滝川は、今年4月にラジオ番組で仕事復帰。続けて5月、『教えてもらう前と後』(TBS系)でMC復帰も果たした。3月には滝川から旧知のテレビ関係者らに久しぶりにメールが届いたが、“夫のことを悪く報じないでほしい”というメッセージではないか、ともささやかれていた。「結婚を決意するにあたって、彼女は“将来のファーストレディ”になることを意識していました。進次郎さんは近ごろ、ツーブロックにパーマというヘアスタイルに変えましたが、これは滝川さんのアイデアのようです。アナウンサーとして“見られ方”を熟知する彼女ならではの提案ですね。週刊誌報道もあり、滝川さんに進次郎さんは頭が上がらず、積極的に家事や育児に協力しています。お子さんを預けての2人きりの食事会では今後のビジョンについても話し合ったようで、“決起会”という意味あいもあったようです。『あなたは将来の総理なんだから』と、あらためて夫に自覚させるのも食事会の目的だったのでしょう。いわば“お尻叩き”ですね」(滝川の知人)滝クリの期待に、進次郎氏はこたえることができるのだろうか。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月26日2020年5月15日、Twitterで『#検察庁法改正案の強行採決に反対します』というハッシュタグがトレンド1位になりました。検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案に対し、「安倍晋三首相と関係が強い、黒川弘務東京高検検事長の定年延長のためではないか」と疑う声がネット上で相次いだのです。法務省は黒川氏の勤務延長との関係性を否定した上で、「検察権行使に圧力を加えるものではなく、三権分立に反しない」とコメント。また、安倍首相は同月14日の記者会見で「従来と変わりなく、恣意(しい)的な人事が行われることはまったくないと断言したい」と述べています。小泉今日子の『政治的発言をした理由』に反響同月16日に放送された情報番組『報道特集』(TBS系)では、今回の騒動について特集。自身が代表取締役を務める株式会社明後日のアカウントで、タレントの小泉今日子さんが政治的発言をした件が取り上げられました。今回の件について小泉さんは、番組に対しこのように思いを明かしました。政治について発言したのは、選挙には行くけれど政治に対して無関心という立場でいた私たちが作っていた現実を突きつけられたような気がしたからです。ずっと違和感や不信感を抱いていたけれど、その問題を後回しにしていた。そういう大人がきっとたくさんいて、ハッシュタグのツイートにつながり、若い人たちにも広がったと思っています。そして、それぞれの心の中で自分たちはこの国で生きているのだということを改めて考えるきっかけにはなったのではないかと思います。報道特集ーより引用Twitterで何度も同ハッシュタグを使って検察庁法改正案に疑問を投げかけ、「読んで、見て、考えた。その上で今日もつぶやかずにはいられない」とつづった小泉さん。日本では著名人が政治の話をすることをタブー視する風潮がある中、ほかにも多くの著名人が同ハッシュタグで政治的発言をしていました。現状を「選挙には行っても政治に無関心だった自分たちが作ったもの」と受け止めている小泉さんのコメントに、多くの人が考えさせられたようです。・自分もまさに「選挙に行くけど関心を後回しにしていた」大人の1人。心に刺さりました。・確かに日本には「政治を語ってはいけない」という風潮がある気がする。・賛であれ否であれ、国民一人ひとりが政治に興味を持って自分の意見を持つことが大切ですね。今回の件だけでなく、世界中で感染拡大している新型コロナウイルス感染症によって生活にいろいろな変化が起こり、多くの人が政治に関心を持つようになったようです。政治はすべての国民の生活に関係しています。自分の人生のためにも、知り、考え、発信することが大切ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月17日DJ NOBUが音楽業界への補償を求め3月26日、政治家に直訴したと発表した。新型コロナウイルスの影響下で葛藤の生まれるなか、一歩踏み出した形だ。同日、DJ NOBUはコロナウイルスの感染拡大に伴いクラブやライブハウスが《思いきった措置が出来ない》とTwitterで言及。そして《経済的な理由で営業停止でない現状に対し、何らかの補償を検討してもらえないのか》と政治家に直訴したことを明かした。《補償の確約には至りませんでした》とつづりながらも、《現在補償を必要としているのは音楽業界だけではないことから、今後も根気よく声を上げていかなければなりません》とつづったDJ NOBU。そして《なるべく多くの人たちと協力し合っていければと思います》と結んでいる。これに対して、政治家からも声が上がっていた。DJ NOBUと対面した無所属・寺田学議員(43)は《クラブやライブハウス側が自粛要請を受けながらも経済的な理由で営業停止できずにいたり、破綻覚悟で閉鎖している現状に、何らか助成ができないのか、切実な訴えです》とツイート。また共産党・小池晃議員(59)は《自粛要請しながら補償は「これから考える」(予算委での安倍首相答弁)はあんまり。超党派で声あげよう!と相談》とつづっている。音楽業界を含め、日本の文化界は苦境に立たされている。劇作家であり演出家の野田秀樹氏(64)は文化行事などの自粛を政府が要請したことに対し、3月1日に公式サイトで意見書を公開した。同サイトで野田氏は「感染症の専門家と協議して考えられる対策を十全に施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべき」とした上で、「ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは『演劇の死』を意味しかねません」と訴えている。いっぽうでJazzTokyoによると、ドイツのモニカ・グリュッタース文化大臣は「文化は良き時代においてのみ享受される贅沢品などではない」「自己責任ではない困窮や困難に対応し、これを救済しなくてはなりません」など、フリーランスのアーティストへの支援に前向きだという。各国の状況はもちろん違う。しかし、声を上げることで変わるものがあるかもしれない。
2020年03月27日「結婚が報じられた後、多くのテレビ関係者たちが滝川さんにお祝いメールやLINEを送りました。しかし、その返事はほとんどありませんでした。その後も音信不通でしたが、最近になって『政治家の妻となってから、話せることが限られて……』という言い訳めいた返信が続々と届いているのです」(テレビ局関係者)昨年8月に小泉進次郎環境大臣(38)と結婚、今年1月には長男を出産した滝川クリステル(42)。“政治家の妻”になった途端に交流のあったテレビ関係者らと距離を置いていたが、ここへきて“お願いメール”を送っているのだという。そこには、夫の人気の陰りが影響しているようだ。「昨年9月には小泉大臣も携帯電話の番号を変え、一部の議員にしか連絡先を教えていませんでした。日に日に“次期首相”の声が大きくなり、滝川さんも『テレビ関係の仕事は一区切り』と考えていたのでしょう。次々と交友関係を“整理”していました。しかし小泉大臣は政策や答弁に具体性と一貫性がなく、育児休暇取得でしか自身をアピールできない状態。そのため、風向きは大きく変わってしまいました。最近では新型コロナウイルスに関する対策会議を欠席し、地元後援会の新年会に参加していたことが明らかに。国民から批判の声が上がっています」(社会部記者)人気の急落は顕著だ。2月22~23日にFNNが行った「次期総理にふさわしい人」の世論調査では、1位が21.2%の石破茂氏(63)。進次郎は8.6%で3位。昨年4月の調査では25.9%とダントツの1位に輝いていたが、1年たらずで過半数の支持を失ってしまったのだ。そんななか、彼女は再び動きだしたという。「話題性が高い大臣だけに、メディアの追及も厳しくなってきています。特にコロナウイルス対策会議欠席というミスは致命的。大臣として、窮地に追い込まれています。だからメディアを懐柔すべく、滝川さんは局の関係者らにメールを送り始めているのでしょう。効果は絶大のようで、『久しぶりに連絡がきた!』と喜んでいる人も少なくありません。滝川さんが頼れば、すぐにでもポジティブな内容を取り上げてくれそうな状態です。つまり彼女の“HELPメール”が、進次郎氏の今後を大きく左右しそうです」(前出・テレビ局関係者)育児に加えて、夫のサポートにも奔走している滝クリ。“政治家妻”としての多忙な日々は、これからも続きそうだ。「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月04日自民党の小泉進次郎環境大臣(38)が1月15日、育休を取得すると発表した。その選択について賛否が分かれており、今後の動向が注目を集めることになりそうだ。同日、自身のブログで産後うつになる女性が10%もいるとつづった小泉大臣。新入社員男性の8割近くが育休を取得したいと考えながらも、男性の育休取得率が6.16%程度というギャップについても触れた。そして「公務に支障をきたさないこと」などを前提に「最も母親の負担が大きいと言われる出産から3ヶ月間のなかで『2週間分』取得したい、と考えています」と育休について明かした。さらに「みなさんにも協力してもらいながら、臨機応変に取り方を考えて、私なりの育休を実践していきます」と意気込む小泉大臣は「制度だけではなく空気も変えていかなければ、育休取得は広がっていかないでしょう」ともつづっている。ネットではその選択に肯定的な意見が相次いでいる。《育休を取りやすい雰囲気になる企業が増えたら良いな。育休明け、インタビュー中に抱っこの癖で無意識に左右に揺れる進次郎議員が見たい》《大臣が育児休暇をとるということに大きな意味がある。こういうところから社会が動くんじゃないか。みんなで子どもを育てやすい社会にしようよ》《男性育休が広がってほしいし、生まれたばかりの赤ちゃんとの関わりを政治に生かしてほしい》そのいっぽうで《政治家と一般の労働者とはまったく違うと思うけど》《大臣や公務員が育休とっても余剰人員のない民間企業で育休がとれるわけでない》と否定的な声も上がっている。「『替えがきかない仕事なのに』という意見も多いですが、それに対しては『育児より仕事を優先すべきという考えにつながりかねない』という指摘が上がっています。小泉大臣が『みなさんに協力してもらって』とつづっているように、仕事も育児も1人でするより周囲の力を借りたほうが負担は少ない。そう考える人は、年々増えています。日本の現状から鑑みると今回の選択には意味があり、むしろ持ち帰る成果を今後につなげたい。小泉大臣はそう考えているのではないでしょうか」(全国紙記者)昨年12月には「週刊文春」で、小泉大臣自身の資金管理団体などから実態のない会社に4,300万円以上の政治資金が支出されているのではとの疑惑が伝えられた小泉大臣。また独身時代に、既婚女性と不倫していたのではとも報じられている。産経ニュースによると同月、小泉大臣はそれぞれの疑惑について「法令にのっとり適切に処理していると認識している」「個人の事柄について話をすることはない」と会見で話したという。しかし濁すような返答のため、育休の取得についても《パフォーマンス色が強すぎる》といった声が上がっている。そうしたなか、育休取得を選んだ小泉大臣。2週間で何を得て、どう語るのだろうか。
2020年01月16日“ホスト界の帝王”と称されるROLANDが16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の実業家・政治家部門を受賞した。トロフィーを受け取ったROLANDは「素直にうれしいです」と喜び、「僕が大事にしている言葉で、『もし夢や目標が語った時に100人中100人にできないと言われたら、あきらめるのではなく100人全員が間違っていると証明すればいい』というのがある。僕が実業家になると言ったときに、『ホスト出身のお前ができるわけない』と言われました。この受賞は100人の人間への1個のアンサーになったのではないかなと思います」と話した。そして、「ちょうど令和になるタイミングと同じくらいのタイミングで社長業を始めたので、今年1年は変化の1年だった。27年生きてきて一番変化が多かった1年だった」と2019年を回顧。今後の活動について「今あるものを大事に成長させることと、世の中の男性をきれいにしたいというモチベーションで出した脱門サロンを、来年は全国展開させて店舗拡大していくことが目標です」と語った。また、来年の流行語にノミネートされるようなキーワードは何になると思うか聞かれると、「来年はオリンピックもありますし、オリンピック関連の…でもROLAND本気を出せば五輪の輪を一つくらい増やせちゃうので、五輪なのか六輪なのかわからないですけど、オリンピックにちなんだに言葉が入ってくるんじゃないでしょうか」と“ローランド節”を炸裂させながら予想。また、今年の自身の漢字は「俺」と発表し、会場から笑いが。俳優部門を受賞した中村倫也やアイドル部門を受賞した日向坂46のメンバーも楽しんでいた。ROLANDのほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、俳優部門は中村倫也、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日俳優の中村倫也が16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の俳優部門を受賞した。中村は「素敵な賞をいただきありがとうございます」と感謝。「俳優が話題になるということは、それだけ話題になる作品に出させていただいたということ。こういう作品を作った仲間たちとの出会いや記者のみなさんが作品をプッシュアップしてくれたおかげだと思っています。改めて感謝したいと思います」と感謝した。そして2019年を振り返って、「ありがたいことに忙しくさせていただきましたし、自分の立つ場所が昨年とか一昨年と比べるとメインキャストと呼ばれるポジションを任せていただいた。それによって見える景色も違った一年だった。今まで気づかなかったスタッフたちの働きや努力とか思いを背負いながらいろんな作品に関わらせていただいた1年だったなと思います」と語った。中村のほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、実業家・政治家部門はROLAND、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日おとな向け映画ガイド今週のオススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/12/16(月)イラストレーション:高松啓二この週末に公開の作品は26本(ライブビューイングを除く)。とても多い週です。全国のシネコンで拡大上映されるのが『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の4本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が22本です。この中から、おとなの映画ファンにオススメしたい4作品をご紹介します。『テッド・バンディ』ウィキペディアで「シリアルキラー(連続殺人犯)」を調べると、最初に出てくるのがこのテッド・バンディという名前。女性36人以上を殺害した、アメリカ犯罪史上稀にみる殺人鬼が主人公の映画です。だからといって、『ハウス・ジャック・ビルト』のような、どちらかというと、グロなホラーを想像して観ると、これが肩すかしにあうというか、うまく裏切られます。日本公開用のチラシに大きく書かれた「極めて邪悪衝撃的に凶悪で卑劣」という宣伝文句が実は原題。映画は「そういわれているのだが……」と、このシリアルキラーを極悪人として事件を再現するのではなく、長年の恋人、リズの視点から描いていきます。彼女の目には、ハンサムでやさしく向学心に燃える好青年。それが一転、殺人事件の容疑者として逮捕され、有罪の判決を受け、さらに他の州で起きた事件の容疑までかけられてしまうのです。人殺しなんてできる人じゃない、リズからすると、バンディは冤罪? とすら思えてくるのですが……。この事件が全米中で話題になったのは1979年、フロリダでの裁判が公開となり、TV中継されたためです。甘いマスク、弁舌さわやかで、時には軽い冗談を交えて話す彼に、女性ファン、いまでいうと追っかけまで登場します。この一部始終が観ものです。「人間というのは妙な生きものよ。悪いことをしながら善いことをし、善いことをしながら悪事を働く」、池波正太郎さんの鬼平の一節を思い出しました。バンディを演じるのはザック・エフロン。法廷で彼と対置する判事役はジョン・マルコヴィッチです。リズの友人役、どこかで観たことがあります。あの名子役、ではありませんか。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』大ヒットした名作アニメに、250のカット、およそ30分近くが新たに描き加えられました。完全版にしたというよりは、別バージョンとして作られた形。だからタイトルも少し変わっています。すずさんが遊郭に迷い込み、そこで出会ったリンさん。彼女のエピソードがふくらみました。同世代でありながら、まるで別の人生を歩むふたりが心を通わせ、互いを大切な存在と思うまでがていねいに描かれています。このことで、すずさんというひとりの女性が、戦前戦中をどう生きたかだけでなく、世界にはいくつもの「片隅」があるのだと気付かされます。観終わると、すずさん、リンさん、夫に先立たれ北條家に出戻った義姉径子や、義理の母・サンといった女性たち、それぞれの人生が、しみじみと心に残ります。夫、周作もすこし見え方が変わりました。年の瀬。のんさんがあの声でつぶやく「こまったねえ」というセリフをきくのは、心がほっこりして、とてもよろしいと思います。『冬時間のパリ』毎年10月の最終週に、フランスは夏時間から冬時間に切り替わります。やはりパリはこの季節、とてもロマンティックです。そんな季節のなかで、編集者と女優、小説家と政治家秘書、年の頃なら40〜50代でしょうか、ちょっとセレブなカップルが微妙にからみあい、もつれあうオサレな大人のラブコメです。ひんぱんにでてくる話題は、出版業界が直面する電子化問題。男ふたりの大関心事です。主演のギョーム・カネは書籍系出版社の編集者ですが、電子書籍にどこまで対応するか、目下検討中。電子化担当の部下との不倫関係も同時進行中です。ジュリエット・ビノシュは彼の妻役、TV刑事シリーズに出演する中堅女優ですが、どうやら夫が担当する小説家と浮気中。その小説家が書いた新作も不倫がテーマで……。電子書籍と恋愛。みんなとても忙しいのです。気の利いたセリフと知的会話がいっぱい。ウディ・アレン作品を思わせる都会派コメディです。監督はオリヴィエ・アサイヤス。ビノシュの主演で、ニューヨーク・タイムズの「21世紀の映画暫定ベスト25」に選ばれている『夏時間の庭』という作品がありました。首都圏は、12/20(金)からBunkamuraル・シネマで公開。中部は、1/11(土)から伏見ミリオン座で公開。関西は、1/17(金)からテアトル梅田他で公開。『サイゴン・クチュール』ファッションデザイナーを目指す女性が、1969年のベトナムから現代へタイムスリップするファンタジー。1969年といえば、ベトナム戦争中ですが、この作品はそれを完全にネグっています。戦時臭はなく、この映画にでてくる女性たちはポップな60sを謳歌しています。それがベトナムで大ヒットしたといいます。そういう時代なんですね。伝統衣装アオザイを扱う老舗の娘ニュイはミス・サイゴンに選ばれるほどの美女。9代続く家業を嫌い、パリのファッションに憧れています。彼女がデザインする服は、当時としてはハイファッション風。そんな彼女が突然のハプニングで現代へ。ファッション・ビジネスに潜り込むのですが、今観るとどこか野暮ったいニュイのセンスでは、成功はとても無理。いくつもの現実を目の当たりにする中で、最後にアオザイをアレンジしたデザインを思いつき、認められます。50年経って古いものが一番新しいものになっているというアイロニーでしょうか。古いと馬鹿にし、反発していた家業とそれを守る母の気持ちに目覚め、過去に戻るという、まるで松竹新喜劇のような人情ベトナムファンタジー。音楽、ファッション、ヘアスタイルもアメリカの影響下にあったカラフルなアジアの60’sカルチャーが楽しい。とてもかわいらしい映画です。首都圏は、12/21(土)からK’s cinemaで公開。中部は、12/28(土)から名演小劇場で公開。関西は、1/25(土)からシネ・ヌーヴォで公開。
2019年12月16日菅義偉官房長官(70)は11月26日、「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたとの指摘について「結果的には入ったのだろう」と述べた。政府の主催するイベントに反社会的勢力が参加していたと認めたため、ネットでは厳しい声が上がっている。「桜を見る会」については15年に開催された際、反社会的勢力が出席していたとの疑惑が国会で追及されていた。産経ニュースによると、26日に菅官房長官は「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」とコメントしたという。5月、菅官房長官は「桜を見る会」について「昭和27年以来、内閣総理大臣が各界において功績、功労のあった方々を招き、日ごろの御苦労を慰労するとともに、親しく懇談される内閣の公的行事として開催をしているもの」と国会で発言していた。反社会的勢力の“功労”とは、いったいーー。Twitterでは《政府として「社会的に功績・功労があった」とお墨付きを与えるのが「桜を見る会」に招待するということ。政府主催の行事が反社の「箔付け」「信用獲得」に利用されるなどあってはならないことですよね》と厳しい声が上がっている。反社会的勢力との関わりといえば、6月に発覚した宮迫博之(49)らの“闇営業”騒動も記憶に新しい。“闇営業”騒動については7月、当時の閣僚たちが「文化の健全な振興の観点からもガバナンス、コンプライアンスは極めて重要だ」「法令順守の徹底や説明責任を期待せざるを得ない」と吉本興業のコンプライアンスを問題視。説明責任を求める発言も相次いだ。しかし「桜を見る会」に関して菅官房長官は、今月22日と26日に続けて「そういう方が入っていたということはそう言われても仕方がない」「結果的には入ったのだろう」と抽象的な表現に始終。また20日に野党が招待者名簿を求めたところ、政府側は「シュレッダーで廃棄した」とも回答。説明責任からは程遠い。朝日新聞によると、27日の会見で西村明宏官房副長官(59)は「反社会的勢力の皆様が出席されたかどうかは、個人に関する情報であるため、回答を差し控えたい」とコメント。反社会的勢力を不思議な尊敬語で表現したというがーー。ネットでは「桜を見る会」について、コンプライアンスの観点からこんな声が上がっている。《企業のコンプライアンスでも口うるさく言われてることを国が招待では国民にどう説明するのでしょう?》《今回の桜を見る会事件で露呈したのは一見堅固そうに見えた日本政府のガバナンスやコンプライアンスの悲惨なまでの脆さである》また宮迫らを哀れむ、こんな声も上がっている。《桜を見る会に反社きて、みんなは一緒に写真を撮って、そん時は分からなかった、面識はないって言ってるけど。これって宮迫さんと同じじゃね?宮迫さんというか吉本の闇営業と同じじゃね???》《宮迫博之さんも社会的制裁を受け、未だに復帰に至っていない。総理や国会議員は反社との関係が判明しても社会的責任を取らないのね?》《反社との付き合い。お笑いと政治家。宮迫と安倍。漫才師がけじめをつけて、政治家のトップである内閣総理大臣が逃げる。それでも政治家は道徳を説く。お笑いはどっちだ》
2019年11月27日《桜を見る会が中止に。おそらく「国民感情」への配慮。時の権力者が催す宴には「なぜあいつが呼ばれた」になりがち。全ては国民感情次第ということなのでしょう。でも大手メディアからも沢山招待されて皆さん楽しんできたんですよ。今わかったことではない。総数や予算は今後検討課題になるでしょう》国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)がそんなツイートをしたのは、11月14日の午後0時35分のこと。13日に発表された内閣総理大臣主催「桜を見る会」の中止。三浦氏によると、会が中止になったのは、「なぜあいつが呼ばれた」という国民感情が原因なのだという。いま、この国際政治学者の分析に異を唱える声が相次いでいる。《政治家、特に安倍さんが選挙活動の一環として我々の税金遣っている事が問題になっている。 国民感情なんて情緒的な表現は的外れ》《法令遵守と公金の使途適正を求める議論を、個人の嫉妬心の問題だとすり替える言い方に見えます》「桜を見る会」は“各界で功績や功労のあった方々を、各省庁からの意見を踏まえて、内閣官房と内閣府で最終的に取りまとめて招待する”ことになっている。だが実際は安倍晋三首相(65)をはじめとした与党議員たちが、多数の後援会関係者を招いて私物化していたことが明らかになった。三浦氏に言わせると、本来の趣旨に反した招待客の人選や“私物化”に異議を唱えることも“感情”ということなのか。さらにこんな批判も。《問題は総数や予算ではなく公職選挙法違反や公金横領です》安倍首相が会の前日に都内のホテルで後援会関係者850人と「前夜祭」を行っていた問題では、当日の会費が5,000円だったのに対して実際にかかった金額は1人あたり1万円以上だったとの疑惑も持たれている。仮にその差額を税金や安倍首相のポケットマネーで補填していた場合、公職選挙法に抵触する可能性がある。こういった問題に触れず、中止の理由を「国民感情への配慮」で済ましてしまう三浦氏の意見に多くの人が疑念を持っているのだ。ちなみに、三浦氏も「桜を見る会」の参加者だ。《総理主催の桜を見る会にて。新宿御苑の八重咲きの桜はまだまだ綺麗でした。》今年の4月に三浦氏は、こんなコメントとともに桜の前で娘と映る写真をツイートしている。だがそのツイートを紹介しながら、こんなコメントをする人も。《“一般人がお呼ばれしている私たちに嫉妬している”とおっしゃりたい訳ですね?なぜ矮小化するのかと思ったらご招待受けてたんじゃないですか》安倍政権の有識者会議の一員を務めるなど、国際政治学者としての“功績や功労”をお持ちの三浦氏。だが、その意見に賛同する人は少なかったようだ。
2019年11月15日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第5話が11月6日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2013年9月、社会人5年目。社長賞を受賞し祝賀会を開いてもらうも、葵(新田真剣佑)は同期全員を見下したような発言を連発し激怒させる。そんななか、葵が所属する都市開発部で進行していた大型プロジェクトが国の予算削減により凍結することに。国土交通省の高級官僚の父に便宜を図るよう頼まれた葵は、お願いするもあしらわれてしまう。さらに、「お前なんかただのコネ入社」と上司に言われてしまい……というのが第5話のあらすじ。自分の発言が原因で同期から見放され、酔いつぶれた葵は再度父と兄に直談判するも「中身がない人間だ」と言われてしまう。そして自信をすっかりなくした葵は、自殺未遂まで起こす。そんなとき第1話で葵の言葉に助けられたサクラは「あなたにはすばらしい才能があるんだよ。元手もかからずにたくさんの人を動かせる力がある。そんな言葉を失ってどうするの。じいちゃんが言ってた。『勝ち負けなんかにこだわらずに、自分の価値を知るほうが大切』だって」と叱咤激励する。百合(橋本愛)ら同期も「自分がニセモノだと思うならこれから本物のリーダーになればいいじゃない」と、応援する。勇気をもらった葵は、プロジェクトが凍結したことについて「国のためだと思って耐えろ」と一方的な説明をしに会社にやってきた父と兄に涙ながらにこう訴えかける。「あなたたちはそれでも国のリーダーですか……。自分の身を犠牲にしてでもみんなを幸せにするために頑張るのがリーダーじゃないんですか。みんなが抱えている難しい問題を解決するために誰よりも考え、誰よりも悩むのがリーダーじゃないんですか。結局あなたたちは“自分たちのいいようにするから黙ってろ。お前らはこっちの言うとおりにしてればいいんだ”って言ってるだけじゃないですか/お二人と何のために官僚になったんですか。高い給料もらって民間に威張れるからですか。定年が来たら何度も天下りをしてそのたびに莫大な退職金をもらうためですか。この国に暮らす人たちを少しでもいいから幸せにするためじゃないんですか」葵の“魂の叫び”に、多くの視聴者が心を突き動かされたようだ。《全国の政治家にこのシーンを見てほしい》《葵くんの言葉が政治家の人達に届いてほしい》《これ、日本の全ての官僚に観て欲しい。一体どれだけ沢山の政治家の心に響くんやろか?》「一生信じあえる仲間を作る」という夢をかなえるも、出向を命じられてしまうサクラ。果たして、故郷に橋をかけることができるのか――。
2019年11月10日自民党・柴山昌彦文部科学大臣(53)が9月8日、高校生の「昼食の時間に政治の話をする」などのツイートに「こうした行為は適切でしょうか?」と返信。ネットで非難の声が上がっている。6日、《大学入試英語成績提供システムの運営に関する協定書については、以前記者会見で締結済みの主体を発表しましたが、この度、英検が正式に加わりました》とTwitterに投稿した柴山大臣。その投稿に、ある教員から英検への不満が寄せられた。教員に高校生は呼応し、そのことから2人のやりとりが始まった。そして教員は「政策を進めている」現政権に投票しないよう周囲にも呼びかけて欲しいと投稿。すると高校生は《私の通う高校では前回の参院選の際も昼食の時間に政治の話をしていたりしていたのできちんと自分で考えて投票してくれると信じています》《もちろん今の政権の問題はたくさん話しました》とつづった。すると柴山大臣は高校生の同ツイートを引用し、こう返信した。《こうした行為は適切でしょうか?》高校生は《昼食の時間に政治の話》をし、そうして周囲と話をすることで《考えて投票してくれる》と信じている。また《今の政権の問題》についても話しており、政治の関心が強いようだ。しかし教育の振興に携わる立場である柴山大臣は、何故かそうした高校生の行動を“適切かどうか”に疑問を抱いている。Twitterでは非難の声が上がっている。《そのように話の出来る環境を醸成する素晴らしい高校だと思いますし、すごくえらい高校生だと思います てかそういう芽を摘んでどんな日本人を育てたいんですか?》《何が不適切なんでしょうか。素晴らしいじゃないですか。まさか、自党に批判的な「政治の話」は許さないとでも?文科大臣としての資質が問われますよ》《18歳で選挙権が与えられた意義を具現化してるじゃん》柴山大臣はその後に《ちなみにこういう文脈ですから》とつづり、教員が現政権に投票しないよう高校生に呼びかけた前述のツイートを取り上げた。しかし、こんな声が上がっている。《文脈は理解しました。いろいろな情報を元に高校生が判断した上で自身の考えを持つことは悪いことではないと思います》《今回の文脈では、自民党に投票しないことを薦めているだけであって、もし自民党に賛成している人がいれば無視するんじゃ無いんですか?》《ツイッターで呼びかけただけ。するかしないかは本人が判断。何が問題?》柴山大臣は8月、自身について《大半が批判なのに》といった声が上がった際に《サイレントマジョリティは賛成です》と反論していた。また同月に応援演説をしたところ、ある大学生が入試改革への反対を訴えた。その結果として警察官が取り囲んで遠ざける騒ぎとなったが、Twitterで大学生の反対の声について《わめき散らす声》と表現して非難の声が上がっていた。
2019年09月08日三浦春馬、芳根京子、磯村勇斗、高嶋政伸らが出演する「TWO WEEKS」。その5話が8月12日オンエア。ついに“直接対決”を迎えた結城と柴崎、緊迫感溢れる2人の対峙に多くの視聴者が興奮するとともに、“黒幕”について想いを巡らせる声も多数寄せられている。本作は殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンス。結城を三浦さんが演じ主演。結城を追う新米検事・月島楓に芳根さん、結城の元恋人・青柳すみれに比嘉愛未、すみれの夫の刑事・有馬海忠に三浦貴大、結城に罪をかぶせる悪徳実業家の柴崎要役に高嶋政伸、結城を狙う殺し屋・灰谷役に磯村さん。楓を支援する国会議員・久我早穂子役に黒木瞳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。有馬の発砲で海に転落した結城は橋の下を通りかかった船につかまり、千葉の袖ヶ浦に流れ着く。しかし結城を助けた親子の父親は、9年前、柴崎を裏切り逃亡したのを結城が見逃したことで、結城が服役するきっかけを作った室岡峻治(村上淳)だった。結城に対し、息子の晴人を守るためにも家から出て行ってくれと告げる室岡に、結城ははなの手術の日まで匿ってくれと土下座して頼み込むが、自分の存在を柴咲に気付かれたくない室岡は断固拒否。2人はお互い父親として自らの子どもを守るために戦おうとする。その頃楓はすみれに接触、すみれの話から結城の冤罪を確信。自らも袖ヶ浦に向かうが道中、柴崎の車を発見。室岡の自宅に辿りついた有馬からすんでのところで逃れた結城だが、その直後灰谷に捕まってしまう。柴崎に拷問を受ける結城だが、連行される途中、意外な人物に助けられる。その人物は楓だった…というのが5話のストーリー。囚われた結城にデジカメのありかを聞き出そうとする柴崎、ついに迎えた2人の“直接対決”に「鳥肌もの…高嶋さんも素晴らしい…三浦春馬さんは、目で演技してる」「素晴らしい対決見せて頂きました」などの声が上がる一方、黒木さん演じる早穂子に対する“疑念”を抱いた視聴者も多数。“柴崎に後ろ盾が出来た”という室岡のセリフと、楓以外の何物かと情報をやり取りする姿などから「黒幕は黒木瞳さんだと思うんだけどどうなんだろ」「黒木さんが黒幕なのかなと予想」「政治家=黒幕 定番だけどなぁ」など、黒木さん演じる早穂子が柴崎のバックに控えているのでは?とするコメントが続々。次回はその黒幕が明かされるということで「早く続きが観たい~」「次回が楽しみで仕方ない」など、次週の展開に期待を寄せる視聴者からの投稿も目立っている。(笠緒)
2019年08月14日お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、25日に放送されたTBSラジオ『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木曜25:00~)にて、経営陣が刷新されなければ吉本興業を辞めると表明している極楽とんぼ・加藤浩次について語った。加藤とは親交の深い矢作。相方の小木博明から「心配でしょ?」と聞かれると、「そんなに心配でもないんだけどね。浩次くんだからどうにかなるでしょ。どう転んだって」と語り、「(おぎやはぎが所属する)人力舎に浩次くんが来るか…」と漏らした。しかし、小木は「中から変えようとか言われたらやだな(笑)。あの人が勝手に社長に不満もって言われても、迷惑だからさ(笑)。俺、うちの会社に全然不満ないんだから」と話していた。また、矢作は「今回の件でたぶん一番動くのは、政治家だね。あれはどの政党も欲しいでしょ。だって、正義感のかたまりじゃない。そもそも曲がったことが嫌いで、キレちゃっているんだから。次の選挙とかすごいんじゃない? いろんなところからスカウトが…」と指摘した。これに対して、小木も「なるほど。そういう道もあるんだな。辞めて政治家にいってもいいじゃない」と納得した様子だった。続けて矢作は「政治家になるつもりなんてさらさらないとは思うけど」としつつ、「ただ、スカウトはすごいんじゃない?」と述べた。
2019年07月26日<初春の令月にして、気淑く風和ぎ――>新元号「令和」は、日本最古の歌集『万葉集』の「梅花の宴」の漢文で書かれた序文から採用された。『万葉集』に詳しい上野誠・奈良大学教授が解説する。「よい月に天気がよく、風が柔らかに頬をなでるような、なんともよい日に親しい友と宴をする――。730年正月13日、九州・太宰府で『万葉集』の編纂者の1人、大伴家持の父である大伴旅人の邸宅で催された梅の花見の宴。そこに集まった32人の歌人が、当時は中国からの外来植物だった梅の木を囲んで和歌を詠み合いました」新元号には深い意味が込められていると上野先生が続ける。「新しい時代は、金や名誉ではなく、よきときに、よき友と宴を共にするような穏やかなひとときが人間にとって幸せであってほしいという、考案した方の願いがあると考えています。『令和』には、この2文字を選んだ方の平和を希求する心が表れているのです」5月1日から令和元年が始まる。しかし、まだこの元号に愛着を感じられない人も多いはず……。「最初に『令和』と聞いた瞬間は、意外な感じがしました。でも、その後に何度か読んでみると、響きもよく、いい元号だなと思うようになりましたね」こう話すのは、元号研究の第一人者で、『元号 全247総覧』(悟空出版)の著者でもある、東京大学史料編纂所の山本博文教授(62)。意外だったその理由は?「“令”というのは、漢文の中では“~させる”といった使役の意味で使われる字なので、これは予想外でしたね。過去に一度も使われたことはなかった字ですから。中国の古典ではなく、初めて日本の古典から元号が選ばれましたが、これが今後の元号選定の新しい流れになるでしょうね」『令和』が発表された翌日には、残りの5候補(『英弘』『広至』『久化』『万和』『万保』)も明らかになった。「江戸時代の『天保』『万治』『弘化』『文久』など、過去によく使われた字が入っているで、『久化』『万保』『万和』には、新しさは感じませんでしたね。逆に『広至』の“広”は0回、“至”は1回だけなので新鮮でした。また『英弘』は、かなり人名でかぶることになるだろうという印象を持ちました」安倍総理の意向が働いた?「日本の古典から候補を出すと決まった時点で、政治的な部分を感じましたが、今回の『万葉集』の文章には、政治的な部分はありません。そういう意味で、“落としどころ”としてはいい元号だったのではないでしょうか」
2019年04月11日竹内結子主演、危機管理専門弁護士たちを描く「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」の第9話が3月7日放送。過去が暴かれ自らが叩かれる側に回ってしまった氷見とそんな氷見を追い詰める与田。友情で結ばれていたはずの2人の“戦い”に視聴者が釘付けになった。危機管理専門の異色弁護士にして天才トラブルシューター・氷見江を竹内さんが演じ主演。氷見の右腕にして親友のような関係“だった”与田知恵を水川あさみが、かつて氷見が政策秘書をしていた政治家・吾妻涼介を山本耕史が、アメリカ最難関ロースクール出身の“ドジっ子”駆け出し弁護士・藤枝修二を中川大志が、バツイチ子持ちの凄腕ハッカー・真野聖子を斉藤由貴が、氷見らが働く大手法律事務所の副所長・鈴木太郎をバカリズムが、氷見と互いにネタを探り合う週刊誌記者・東堂裕子を泉里香がそれぞれ演じる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。氷見が案件を吾妻と懇意にする企業の利益になるよう誘導してきたことを見抜いた与田。2人の友情には修復不能な亀裂が入り、さらに東堂が吾妻のスキャンダルをすっぱ抜く。そのなかには吾妻と氷見の不倫疑惑も含まれており、ネットは大きく炎上する。そして氷見は与田にも連絡しないまま退職。氷見の件で対応に追われる鈴木法律事務所に吾妻がクライアントとして来訪。氷見を徹底的につぶすよう求められる。そして明かされていく氷見の過去。氷見は5年前に死亡事故を起こし逮捕されていた。しかも氷見と吾妻、鈴木は同じ大学に在学していたことも判明する。与田の作戦で吾妻は妻と記者会見、TV報道の効果もあり、吾妻の印象は回復していくが、氷見も反撃動画を公開。さらに氷見が5年前、秘書時代にフェイクニュースを流していたという疑惑も報じられる…というのが今回のストーリー。これまで視聴者に好評だった氷見与田コンビの“解消”と“対決”という急展開に衝撃を受けた視聴者が続出。「氷見さんピンチな状態で終わってしまった…」「氷見さんが苦しんでるの見ると私まで苦しくなっちゃう」などの声が殺到。同時に「氷見与田はハッピーエンドがいいぜったい!」「すべては氷見さんの手の上で転がされてたんだやられた~!っていう最終回だといいな」という“希望の声”も多数寄せられる。そんななか番組公式インスタグラムには撮影中の竹内さんの姿がアップ。これに「公式さんに救われた」「公式様!!最高の写真をありがとうございます」「氷見さん、笑ってておくれよ」などの反応が続々と集まっている。(笠緒)
2019年03月08日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が10日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2018」表彰式にノースリーブのロングドレスで登場。2018年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞のアイドル部門を受賞した。齋藤は「今の時代、アイドルの方がたくさんいらっしゃるので、私はその大勢の中の1人のはずなんですが、こうやってLINEのニュースの方にたくさん取り上げていただいて、見つけていただいて、すごくありがたいなと思っています」とコメント。「可愛らしいトロフィーもいただけてすごくうれしいです。ありがとうございます」と感謝した。今年10月にはヒロインを務めた映画『あの頃、君を追いかけた』が公開。「お芝居の経験があるわけではなかったので、『本当に私でいいんですか?』とスタッフさんに聞き回った記憶があります」と明かし、「台湾とかで人気のある作品だったのでプレッシャーが多少あったんですが、ファンのみなさんには喜んでいただけて、私も得るものがたくさんあったので貴重ないい機会をいただいたなと思います」と語った。アイドルと女優で違いがあるか聞かれると、「そんなに別に…。どちらも私は中途半端な感じでやっているので、ごまかしごまかしやっているだけなので…」と謙遜。司会者が「実力だと思いますよ」と言葉をかけると、「褒めていただいて…。たくさん報道の方もいらっしゃると思ってなかったのでなんか申し訳ない。そんなたいそうなことはしていないので申し訳ないですけど…本当にありがたいなと日々感謝しながらやっております」と恐縮しきりだった。8月に20歳を迎えた齋藤。「そんなに差はなかったと思うんですけど、10代って周りの方が気を遣う要因なのかなと思うので、それがなくなってちゃんと大人扱いしていただけるのがうれしいし、アイドルって気を遣われる職業だなと思うので、そういうのがなくなったのはうれしいなと思います」と語り、「普段静かに過ごしているタイプなので、20代はもっとアクティブにいろいろなことに挑戦して、お仕事もプライベートも充実させられたらなと思います」と意気込みを語った。齋藤のほか、実業家・政治家部門は前澤友作氏、文化部門は福田雄一監督、アスリート部門は槙野智章、芸人部門は野性爆弾のくっきー、俳優・女優部門は浜辺美波が受賞。福田監督と浜辺はスケジュールの都合で表彰式は欠席し、福田監督の代理で元乃木坂46の若月佑美が出席した。
2018年12月10日ダンス&ボーカルグループのDA PUMPが10日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2018」表彰式に出席。2018年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞のアーティスト部門を受賞した。“ダサかっこいい”ダンスで話題となった楽曲「U.S.A.」で、今年大きな話題を集めたDA PUMPは、壇上で同楽曲を生披露。ISSAは「今年は『U.S.A.』という曲でいろんなところに行くことができましたし、いろんな世代の方に見てもらう機会があったで、感謝の1年として過ごさせていただきました」と一年を振り返った。大ヒットによる環境の変化を聞かれると、YORIは「ホテルとお弁当のグレードが一つ上がったような気がしますし、新幹線も最近グリーン車に乗せていただけるようになりました。少しずつそういうのを感じています」とうれしそうに返答。また、16年ぶりのNHK紅白歌合戦出場についてISSAは「新しい気持ちで臨みたい」と話し、KIMIは「この7人で紅白のステージに立てることがうれしく思います」と喜びを語った。DA PUMPのほか、実業家・政治家部門は前澤友作氏、アイドル部門は乃木坂46の齋藤飛鳥、文化部門は福田雄一監督、アスリート部門は槙野智章、芸人部門は野性爆弾のくっきー、俳優・女優部門は浜辺美波が受賞。福田監督と浜辺はスケジュールの都合で表彰式は欠席し、福田監督の代理で元乃木坂46の若月佑美が出席した。
2018年12月10日お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーが10日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2018」表彰式に出席。2018年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の芸人部門を受賞した。トロフィーを受け取ったくっきーは「率直にありがとうございます。私のような者が華々しい賞をいただいて」と感謝。「そもそも賞をいただけるような美しい人間ではないんですけど、日々の生活のたしなみがこういう賞を生んだのかなと。みなさんも私のような人間のように日々をたしなんでください」とあいさつして笑いを誘った。芸人のみならずアーティストとしても活躍するくっきー。司会者から「自身の作品が多くの方に絶賛されて」と言葉をかけられると、「大絶賛してくれているかわからないですが、多方面にわたって銭は稼がせてもらってます」と満面の笑みで語り、どれくらいか聞かれると「言えるわけありませんよ! そこは勘弁してください」と返した。また、人気の白塗り顔モノマネについて、怒られたことはないか聞かれると、「大物ほど叱らない。小物ほど叱る」と言い、「実際に1回も(怒られたことは)ないです」と説明。さらに「叱らないでください。小物扱いしますので」とけん制し、会場から笑いが起こった。くっきーのほか、実業家・政治家部門は前澤友作氏、アイドル部門は乃木坂46の齋藤飛鳥、文化部門は福田雄一監督、アーティスト部門はDA PUMP、アスリート部門は槙野智章、俳優・女優部門は浜辺美波が受賞。福田監督と浜辺はスケジュールの都合で表彰式は欠席し、福田監督の代理で元乃木坂46の若月佑美が出席した。
2018年12月10日今月4日に東京・日本武道館で行われた卒業セレモニーをもってアイドルグループ・乃木坂46のメンバーとしての活動を終了した若月佑美が10日、都内で行われた「NEWS AWARDS 2018」表彰式に出席。2018年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞で文化部門に選出された福田雄一監督の代理として登場した。また、アイドル部門を受賞した乃木坂46の齋藤飛鳥も出席し、若月と齋藤が同じステージに立った。若月は、西森博之氏の青春不良コメディーを福田雄一氏の脚本・監督で映像化した日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜22:30~)に出演中。スケバンの川崎明美を熱演している。表彰式で若月は、卒業後の心境の変化を聞かれ、「最近まで全然感じてなかったんですけど、今日感じました。齋藤飛鳥ちゃんがいて、元乃木坂46の私が同じステージに。しかも楽屋が別で、もうグループの人じゃなくて1人として頑張っていかなきゃいけないんだなということを感じました」と打ち明けた。そして、「乃木坂46を卒業して初めて公の場に出るのが代理人という不思議なポジションからのスタートだったんですが、それが自分らしい」と笑い、「いつかは代理ではなく自分の名前で賞をいただけるような女優さんになれるように必死に頑張っていきたいと思います」と成長を誓った。一方、齋藤は「今年、乃木坂46は若月をはじめ卒業していくメンバーが少し多かったので、寂しい思いもありつつ、旅立っていくメンバーの背中を見て、残っている私たちがもっと頑張らなきゃなという思いにもなったので、力を抜きつつ楽しみながら来年も頑張っていけたらと思っています」と語った。福田監督、齋藤のほか、実業家・政治家部門は前澤友作氏、アーティスト部門はDA PUMP、アスリート部門は槙野智章、芸人部門は野性爆弾のくっきー、俳優・女優部門は浜辺美波が受賞。浜辺はスケジュールの都合で表彰式は欠席した。
2018年12月10日女優の剛力彩芽と交際中で、2023年に月旅行をすると発表して話題のZOZOの前澤友作社長が10日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2018」表彰式に出席。2018年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の実業家・政治家部門を受賞した。前澤氏は「今年はLINE NEWS中心にお騒がせしてしまい、今日は謝りに来たいなと思っていまして。いろんなニュースを報じていただきましたけど、中にはそんなのどうでもいいよっていう見たくもないニュースもたくさん配信されたと思います。本当にご迷惑、お騒がせしました」と謝罪。「来年はもうちょい地味に活動したいと思いますので、引き続きよろしくお願いします」とあいさつした。司会者から、剛力にこの受賞を報告したか聞かれると「もちろんです」と答え、「『いいな』と言っていました」と明かした。前澤氏のほか、アイドル部門は乃木坂46の齋藤飛鳥、文化部門は福田雄一監督、アーティスト部門はDA PUMP、アスリート部門は槙野智章、芸人部門は野性爆弾のくっきー、俳優・女優部門は浜辺美波が受賞。福田監督と浜辺はスケジュールの都合で表彰式は欠席し、福田監督の代理で元乃木坂46の若月佑美が出席した。
2018年12月10日「結婚前から選挙に出る可能性があったので、じつは悩んだ時期がありました。夫の職業が急に変わるということ、私自身が政治家の妻になるなんて考えたこともありませんでした。そんな私を見かねた父が“何を悩んでいるのか?”と聞いてきました。正直に悩みを打ち明けると、“キミは職業を選ぶのか?相手を選ぶのか?”と言われて……。父は大正生まれの人で、“若いころの苦労というのは自分から買ってでもしなさい”と。その言葉に妙に納得して、政治家の妻になる覚悟ができたように思います」こう語るのは、“次の総理大臣を決める”自由民主党総裁選挙(9月7日告示、20日開票)に出馬する、衆議院議員の石破茂元幹事長(61)の妻・佳子さん(62)だ。石破議員のことを誰よりもよく知る佳子さん。じつはメディアの単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。“お堅い”イメージのある石破議員とは対照的に、よく笑うユーモアに富んだ佳子さん。夫・石破茂について、そして政治家・石破茂について語ってくれた。石破議員と佳子さんは大学の同級生。’75年、2人は慶應義塾大学法学部法律学科に入学。1年生のとき、第2外国語でともにドイツ語を選択し、同じ授業を受けたのが出会ったきっかけ。大学2年の後期試験の前に、石破議員が開催した勉強会をきっかけに徐々に会話をするようになった2人。学校帰りにお茶を飲みに行ったり、週末にはドライブに行く仲に。卒業後、石破議員は銀行員、佳子さんは総合商社に就職することが決まる。2人の関係は一時途絶えたが、それから約3年後に再会。互いの勤務先が東京・日本橋と竹橋であることが発覚し、会社の近くで一緒にランチを食べたり、デートをするようになった。2人の交際は順調に進み、’83年9月に結婚する。結婚を機に、佳子さんは石破議員の地元、鳥取に移り住んだ。「ずっと東京に暮らしていたので、戸惑いはありました。最初は、高齢の方とお話しするとき、方言で内容がわからないことも。でも、お義母さんをはじめ、周囲の人の助けもあって、すぐになじめたと思います」そして’86年7月、石破議員が29歳のとき、旧鳥取県全県区より出馬。見事、全国最年少議員として衆議院議員初当選を果たした。初当選の翌年の’87年に長女が、’90年には次女が生まれている。「夫はほとんど家に帰ってこられませんでした。そこで、玄関に夫の選挙ポスターを貼って、“お父さん。石破茂”と、娘に顔を覚えさせましたね。夫が家に帰ると、娘が“あ、ポスターの人が来た!”って(笑)」そんな多忙な夫のために、地元を守ってきたのは佳子さんだ。選挙のときは他候補の応援でなかなか地元に帰れない夫に代わり、自ら選挙カーの候補者席に乗った。現在、石破議員の当選回数は11回を数える。こうやって夫を支えてきた佳子さんに、石破議員に点数をつけるとしたら何点かを聞いてみた。まずは夫としての点数は?「80点ですね。信頼できる人だし、誠意がある。家事も料理から洗濯までいろいろやってくれます。マイナス20点は、残念ながら私と一緒に過ごす時間が少ないというところかな(笑)」では、親としては何点?「昔は子どもの運動会や授業参観にもほとんど行けませんでした。それでも娘が中学校で演劇をするときに見に行ってもらったり、高校の卒業式にも出席してくれた。娘2人は高校から夫と一緒に東京で暮らしているので、成長してからはコミュニケーションが取れているはずです。できる限り努力してくれているので70点です」最後に政治家としての点数は?「政治に対する姿勢が本当にまじめで嘘をつかない。だから、後援会の方たちもついてきてくださいますし、私も頑張れる。もし夫が曲がったことをするような人だったら、私は“じゃあ、好きにすれば”と言ってしまうと思います。政治家の妻という立場でありますが、同志的な気持ちで一緒に頑張れるというところはありますね。でも、まだまだ志半ばなので、80点にしておきます」
2018年09月05日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政治家と官僚」です。間接的には国民も官僚の人事に関わっています。森友学園をめぐる文書改ざん、自衛隊の日報隠蔽、加計学園の獣医学部新設など、政治家と官僚にまつわる問題が度々起きています。ここで政治家と官僚の違いについて改めて整理すると、政治家は、国民が選挙によって選んだ、「私たちの代表」です。これに対し官僚は、各省庁ごとに採用された公務員で、国民の代表ではありません。基本的には、政治家が官僚に対して指示を出し、官僚はそれを実行する立場にあります。なにか不祥事を起こした場合、政治家ならば、次の選挙で当選させない、ということができますが、官僚については国民が人事に関わることはできませんでした。しかし、官僚機構のなかだけで人事を決めることで、官僚と民間の癒着構造ができ、天下り問題が取りざたされるようになりました。省庁のトップに上がれなかった人たちの受け皿として、機能していない公益法人を作り、無駄な税金が使われた。そこで、第1次安倍政権は「官民人材交流センター」を内閣府に設置。国家公務員の再就職先を民間企業と相談しながら支援するというもの。その後、民主党政権になり、官僚の勝手にはさせないと、政治主導にしようとしたのですが、うまくいきませんでした。第2次安倍政権になり、平成26年に国家公務員法の一部を改正。「内閣人事局」を作って、国家公務員の幹部の人事を政府が行うことになりました。主に官房長官に一任されており、最大の人事権を持つのは内閣総理大臣です。こうして、間接的ではありますが、国民は官僚の人事に関われるようになったんです。ところがそこで起きたのが、出世したい官僚が、人事権を持つ政治家に擦り寄り、忖度するようになったということ。その結果、冒頭のような問題を引き起こました。官僚の指揮命令系統は大変整っているため、あってはならない文書改ざんまで、上司の命令が通ってしまいました。裏を返せば、よいこともスムーズに処理されているということですが…。原因は内閣人事局の設置ではないと、僕は思います。問題再発を防ぐには、各省庁に適切な人材を配置できる政治家を、私たちが選ぶということなのではないでしょうか。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。新刊『堀潤の伝える人になろう講座』(朝日新聞出版)が好評発売中。※『anan』2018年7月11日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・有咲ヘア&メイク・尾口佳奈(KOHL)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年07月08日女優の高橋由美子さん(44)が、先日所属事務所との契約を終了し、今後はフリーで活動することが明らかとなりました。 高橋さんは今年3月に飲食店経営の男性と不倫関係にあったとスクープされ、その際の動画での言葉遣いや態度が悪いと、多くの人に衝撃をあたえました。 「理性を欠いた時間を過ごしてしまったのは確かです」と謝罪したものの、“酒癖の悪い女”という印象を残してしまった彼女。『女性自身』が両親への取材を行ったところ、現在は反省と傷心から実家にひきこもっているようです。 女優業は引退せず今後も活動を続けていきたいという彼女。しかし立ちはだかるのは“女性の不倫”という、男性のソレに比べまだまだ特別感とイメージの悪さがつきまとう高い壁です。 ■ゲス不倫から振り返る男と女の復帰の難しさ ここ最近はセクハラなどの男尊女卑やコンプライアンスに厳しくなりつつあるとはいえ、イメージに引きずられる芸能界ではまだまだその差が感じられるのが現状。そのなかの1つが、芸能界における「男の不倫」と「女の不倫」の扱いと復帰の難しさではないでしょうか。 2016年にスクープされたベッキーさんの不倫から、長期間不倫報道が過熱していた時期がありました。現在は注目度も下がったとはいえ、その際報じられた男女のその後を比べると、女性の復帰ハードルの高さがあるのは歴然です。 <不倫報道された女性> ・斉藤由貴さん(女優)半年間休業後舞台などを中心に復帰。4月からテレビドラマにも復帰。 ・田中萌さん(アナウンサー)現在はネットTV出演や早朝番組のナレーション出演などにとどまっている。 ・ベッキーさん(タレント)2016年早々に不倫が発覚。同年5月に特番やスカバー番組での復帰を果たしつつ、現在は地上波のゲストなどに出演するまで回復。ただしスクープ前の地上波MCなどの出演はまだかなっていない。 ・矢口真里さん(タレント)不倫発覚後に離婚、1年5カ月の休業の末復帰。今年3月に当時不倫関係だった男性と再婚。 <不倫報道された男性> ・川谷絵音(歌手)妻と離婚。無期限休業を宣言したものの、半年後に歌手活動を再開。 ・袴田吉彦(俳優)現在当時の不倫をネタにしたタレント業を積極的におこなう。 ・ファンキー加藤(歌手)とくに謹慎などはなし。 ・宮崎謙介(政治家)政治家として辞任後、現在は政治家タレントとして活動。 印象的だったものを今回は抜粋しましたが、男性のほうが不倫を“ネタ”にして復帰する例が圧倒的に多いのも特徴です。ファンの増減は男女どちらもあるとは思いますが、女性のほうが「より真摯な反省」を求められているように感るのはなぜなのでしょう。 ■男は“オイタ”女は“本気”そのイメージが女を苦しめる 「据え膳食わぬは男の恥」ということわざもあるように、昔は男の浮気はある程度は仕方のないものと人々の間で認知されていました。しかし時代は男女が同じように働き、する人は男女どちらも浮気する時代になりました。 それなのに復帰後に女性が不倫をネタや失敗に変えられないのは、見る人の中で“女性の浮気を冗談に変えられないある種の差別的な価値観”が根付いているからではないでしょうか。 今回の高橋由美子さんの不倫の話に戻ります。彼女はスクープされる前から、元美少女アイドルの酒豪ぶりが凄いとして話題に登っていた人物です。砕けたイメージがあるので正統派女優としての復帰はハードルが高い反面、袴田吉彦さん(44)のような100%ネタに変えて批判も笑いに取り込むくらいの勢いは作りやすいものです。 高橋さんがタレントとしての面白さを開花させることは、女性の不倫問題が抱える難しさを払拭する1つのキッカケにもなる。そう思うと、このままふて寝して引退なんてことにはなってほしくないのです。 『20世紀最後の正統派アイドル』として誕生した彼女は、21世紀の女性が抱える価値観の壁を越えられるのか。テレビでガハハと笑う日を、筆者は野次馬根性も持ちつつ待ちたいと思います。
2018年05月10日衝撃が走る傑作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』!【映画、ときどき私】 vol. 159現代美術館のキュレーターとして成功していたクリスティアン。洗練されたファッションに身を包み、キャリアも順風満帆だった。そんななか、次の展覧会で展示されることになったのは、「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品。そのなかでは「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という意味が込められており、アートでエゴイズムや貧富の格差に対して一石投じるというものだった。ところがある日、財布と携帯を盗まれたクリスティアンが取った予想外の行動は、その意図に反して周囲の信頼を裏切ることに……。予測不可能な展開の数々に、誰もがこの世界観へと引きずり込まれてしまう本作。どうしたらこんなストーリーを生み出すことができるのかと、頭のなかを覗いてみたいこちらの方に今回はお話を聞いてきました。それは……。北欧の鬼才リューベン・オストルンド監督!「北欧の若き巨匠」といわれているほど、いまやスウェーデンを代表する監督のひとりとなったオストルンド監督。本作では、カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞するなど、着実にキャリアを積んでいるところ。そんななか、初来日をはたした監督に、作品に込めた思いや今後のことなどをたっぷりと語っていただきました。本作ではインターネットの炎上についても描かれていますが、どのようなことを意識していましたか?監督今回描きたかったのは、いまはある種のメディア危機に陥っているということ。というのも、西洋社会においては、“クリック経済” といわれるものがメディアにも起きていて、僕はそれがすごく危機的な状況だと感じているからなんだ。なかでも、特にどのようなことを懸念しているのですか?監督たとえば、政治の世界でいうとトランプ大統領。内容は関係なく、みんなが彼のことをニュースにしていたけれど、それによって露出が増え、投票する人が増えるという現象が起きてしまったよね。彼が間違ったことをしていると書くことで相手を抑制できると思いがちだけど、実はそれが逆に注目を集めることになり、投票につながってしまったということなんだよ。政治家たちはそういった原理を見つけてしまったこともあり、いまではなるべく物議を醸すようなことをするようになったんだ。だから、注目されるということが一番で、内容が二番以下になっているという民主主義にとって非常に恐ろしいことが起こっていると感じているよ。僕はメディアのそういう部分が嫌いだし、問題だと思っているからこそ、こういう映画を作ったんだ。別にトランプのことを批判しているというのではなく、メディアのそういう状況を批判しているんだよ。そして、もうひとつの題材として描かれているのは、「傍観者効果」。聞き慣れない言葉だとは思いますが、社会心理学で使われているもので、人は周囲に他人がいると、被害者を手助けしなくなるという集団心理のこと。私がananwebで担当している別の連載「実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿」でも以前書いたことがありますが、ロンドンの中心地にあるATMで襲われたときにはかなり多くの人がいたにも関わらず誰も助けてくれなかったのに対し、人通りの少ない道でひったくりにあったときには周囲にいた人全員が助けてくれたという2つの出来事。これがまさに「傍観者効果」ですが、実験でも他人を救助する確率は傍観者の数に反比例するのだとか。監督がこのテーマに興味を持ったきっかけは何ですか?監督この映画のはじまりともなったのは、『プレイ』(2011年)という僕の作品なんだけど、そのリサーチをしていたときに、僕が住んでいる街のショッピングモールで何度も強盗のようなことが起きていた。でも、「傍観者効果」によって、たくさんの人がいるにも関わらず、そこで起きていることに対して誰も助けないんだ。だから、僕はそういう人々の行動を変えようと思って、傍観者効果を破る「ザ・スクエア」というアートプロジェクトのアイディアを考えたんだよ。いまの世の中では、自分には関係ないと思っていることが起こると、「ああ、なんて冷たくてエゴイスティックな社会になってしまったんだろう」みたいに個人を非難したがる傾向にある。実際それで終わってしまうこともあるんだけど、そうではないんだ。では、私たちはどうすべきだとお考えですか?監督人間というある種の動物は、群れとして集団行動しているときに問題が起きると、こういう行動を取ってしまうもの。では、それを知ったうえで状況を変えるためにはどうしたらいいんだろうか、ということを考えるべきなんだ。つまり、こういう状況になったらこうなってしまうんだという知識を与えて、そこからどう変えるのかを考えるのが社会学の役目であり、おもしろいところなんだと思うよ。格差や差別だけでなく、そこから正義とは、思いやりとは何かといった社会の闇と人間の本性をえぐるように映し出している本作。それをブラックユーモアとともに描くさまは、オストルンド監督の得意とするところ。これまでも独自の目線で作品に取り組んでいますが、映画を作るときに大事にしてるテーマは何ですか?監督今回の作品はいままで描いてきたテーマを全部含んでいるような映画になっているけれど、すべて「文明というアイディアとは何か」というテーマを投げかけているんだ。実はこのテーマは、いまのスウェーデン社会が抱えている問題。つまりそれは、移民や多様性ということなんだけど、これからもこういう題材を撮り続けていきたいと思っているよ。ちなみに、今後はどのような作品を考えていますか?監督実は、次の映画は、「Triangle of Sadness(トライアングル オブ サッドネス)」というタイトルで、問題が起きたときにできる眉間のしわのことを表しているんだ。僕の妻がファッションカメラマンということもあって、次回はファッション業界が舞台。そこでは美しさというものが価値であり、たとえ才能もお金も生まれの良さがなくても、美しささえあれば社会的階級においては上に駆け上がっていけるよね。そんな美しさを持って生まれたというのは、遺伝子的に宝くじに当たったようなものだけど、それはこの不公平な世界での公平さだとも僕は思っているんだよ。主人公は美しさしかない男性で、モデルとして社会の上部に上り詰めるんだけど、ある日ハゲてきたことによって美しさの経済的価値を失っていることに気がつくんだ(笑)。しかも、劇中では無人島にたどりつくんだけど、そこでは彼の美しさは何も役に立たないんだよね。そんななか、魚獲り名人であるフィリピン人のおばさんと出会い、魚を巡ってあるおもしろい行動に出るという展開なんだ。次回作も非常に気になりますが、今回の作品から感じて欲しいことを観客へのメッセージとしてお願いします!監督まずは、いまのこの社会を私たちがどう見たらいいのかというのはとても大きな問題。なぜなら、個人の責任と社会の責任の境界線というのが非常にあいまいになってしまっているからなんだ。たとえば、「私はこの問題についてこう考えます」みたいなことを多くの人がFacebookで言ったりするんだけど、「じゃあコミュニティとしてどうするのか」ということまでは考えられていない。難しいことではあるけれど、いまは混乱している状況でもあるから、そういう部分をもっと考えて欲しいとも思っているよ。「自分だったら」と問いかけずにはいられない!この作品自体がまるで現代アートのような側面を持っているため、感じ方は人それぞれ。それだけに、鑑賞後は友だちや家族といつまでも議論していたくなるはず。次々と投げかけられる監督からの問いかけに、あなたの価値観も心も思いっきり揺さぶられてしまうかも!?皮肉とユーモアが詰まった予告編はこちら!作品情報『ザ・スクエア 思いやりの聖域』4月28日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティ他にて全国順次公開!配給:トランスフォーマー© 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS現代で足りないといわれているのは、他人に対する思いやり。誰もが「自分は持っている」と思っていても、心の奥は意外とわからないもの。そこで、自分自身を試したくなるオススメの映画話題作をご紹介します。それは……。
2018年04月25日ヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式が迫る中、招待客に関する意外な情報が明らかになった。政治指導者である英首相のテリーザ・メイ氏、米大統領のドナルド・トランプ氏は招かれないという。ケンジントン宮殿のスポークスマンが「英政府が検討し、王室が決定したことである」と「Digital Spy」などのメディアに語った。ヘンリー王子が昨年カナダで「インヴィクタス・ゲーム」を一緒に観戦したり、ラジオで対談したりと、いままで交流を深めてきた前大統領のオバマ氏とミシェル夫人も招かれないとのことだ。王室リポーターのリチャード・パーマーは、2人の結婚式にこうした要人が招かれない理由として、式場となるウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂のスペースが広くないため2人と本当に親しい人たちだけが招待されていると指摘。また、ヘンリー王子が王位を継承する可能性は低いため、政治関係者を呼ぶ必要性がないとも語っている。本日ケンジントン宮殿のツイッターアカウントは、以前から伝えられていた通りヘンリー王子とメーガンが2,640人の一般市民を式に招待したことを発表。メンタルヘルスの向上に貢献している女性など、特別な背景を持つ招待客を数名紹介している。一般市民の招待客は、ウィンザー城の敷地内で新郎新婦や王室メンバーの到着や、パレードへ出発する2人などを間近で見ることができるという。(Hiromi Kaku)
2018年04月11日クリスマスで街中がきらめいているなか、彼氏に振られて落ち込んでいる女子はいませんか?そんなときこそ、映画を観てスカッとしたいところ。そこで、ご紹介するのは『リベンジgirl』です。政治家一家の御曹司に振られた、頭脳明晰で美人で性格以外は超完璧な女子が、相手を見返すために総理大臣を目指すというストーリー。そこで今回は、本作のオススメポイントをこちらの方々に聞いてきました。それは……。桐谷美玲さん&鈴木伸之さん!【映画、ときどき私】 vol. 133今回、2年ぶりの映画主演となる桐谷さんは、宝石美輝(たからいし・みき)というミスキャンパス・グランプリで東大首席卒業、でも高飛車な性格で友だちがいないというヒロインを演じ、鈴木さんは、美輝を支える政治秘書の門脇俊也を演じています。まず、桐谷さんはなかなか強烈なキャラクターである美輝をどのように役作りしていきましたか?桐谷さん思い切りやるしかないので、とにかくできる限りやったという感じではありますね。特に前半の部分では、すごく自信満々だったり、自分が一番じゃなきゃ気が済まなかったり、派手に自分を見せるのが好きだったりという性格で、私にはそういう部分がないものばかりだったので、けっこうテンションを上げてがんばったという感じですかね。だから、楽しい部分もありましたけど、かなり体力が必要でした。鈴木さんは今回の役を演じてみていかがでしたか?鈴木さんすごく真っすぐな性格で、ずっと政治というものに携わってきたようなキャラクターだったので、とにかく姿勢や見え方は意識しながらやるようにしていました。僕はすごくふざけるときもありますけど、まじめなときのほうが多いと思っているので、そういうところは似てたのかなと感じました。ちなみに、政治秘書の役ということで、意識したことはありましたか?鈴木さん本当は政治塾とかにも行きたいと思ってたんですけど、時期やスケジュールが合わなくて行けませんでした。ただ、現場には実際に30年くらい政治秘書をされている方が政治指導の先生としていらっしゃったので、その方にいろいろと話をうかがって役に取り入れながらやらせてもらいました。桐谷さんは、もし美輝と同じような立場で振られたら、どうやってリベンジしたいと思いますか?桐谷さん私は受け入れて、話を聞いてもらって消化するタイプなので、リベンジしないと思います(笑)。だって、納得しないとしょうがないですよね。鈴木さんは、振った女性にされて悔しいリベンジがあれば教えてください。桐谷さんたとえば、すっごくキレイになって目の前に現れたらどう思う?女性は「キレイになって見返してやる!」みたいな人もいると思うけど、あれって効果的なのかな。鈴木さん確かに、すごくキレイになってたら、「あれ?」ってなるかもしれないですね。そしたら、今度は僕がリベンジします(笑)!というのは冗談で、惜しいことしたなとは思うかもしれないですね。ただ、いろいろなことをバネにしてどんどんステキな女性になって、キレイになっていて欲しいという願望もありますね。そのぶん、自分も男としてステキな男になっていきたいなと思うので。ちなみに、人生でリベンジをしたことがあれば教えていただけますか?桐谷さんリベンジをしようと思ったことは本当にないですね。鈴木さん確かに、リベンジって意外とないですよね。桐谷さんでも、おいしい焼肉屋さんに行こうと思っていて、体調が悪くて行けなかったから、後日改めて予約してリベンジ焼肉をしたとかそういうのはあります(笑)。鈴木さん僕はリベンジというか、もっとこうすればよかったというのは何かしら毎日あると思うので、そういうことに対して、日に日にリベンジしていくみたいな気持ちはありますけど、振られたからとか、あいつがああだったからこうだったからというのはあまりないかもしれないです。劇中で美輝が愛用するブルガリのネックレスに込められた思いは、「失敗には全て意味がある」というもの。おふたりはこれまでに失敗から学んだことがありますか?桐谷さん大失敗というほどのものはそんなにないですけど、昔できなかったことが少しずつできるようになったおかげで、いまいろいろやらせてもらってるので、その積み重ねだと思います。キャスターを務めている『NEWS ZERO』でも、生放送で最初はドキドキして噛みまくってましたけど、いまはその失敗を重ねてきてできるようになってきたというのはあるかもしれないですね。鈴木さん失敗したときはめちゃくちゃ考えるんですけど、少し経つとあまり後ろばっかり向いてても意味ないなと思うほうです。まあ、僕の場合はお酒飲み過ぎたとかの失敗ですけど(笑)。あと、僕はもともと歌手志望でしたけど、いまは俳優をやらせてもらって7年になりました。なので、最初に目指していたものとは全然違う別の形で表現をする仕事についているという意味ではずっとリベンジしているような感じかもしれないです。今回、女子にとっての見どころといえば、何といっても桐谷さんが身に着けている衣装の数々。たくさんの衣装を身に着けられたということですが、桐谷さんが気に入っていた服はありますか?桐谷さん47着もあったので、とにかく着替えの連続という感じだったんですけど、美輝らしいなと思ったのは、選挙ポスターでも使っているピンクのワンピースですね。物語のなかでも大事なシーンのなかで着ているので、象徴的なワンピースなんじゃないかなと思います。働く女子にオススメのコーディネートは?桐谷さんジャケットとパンツなんですけど、ただのスーツというわけではなく、シルエットがおしゃれだったりとか、白のワントーンで揃えられていたスタイルはすごくステキでしたね。鈴木さんから見て桐谷さんの衣装でイチオシは?鈴木さん全部なので47オシです(笑)!どれも本当にステキでしたけど、僕は個人的には白いライダースが好きでしたね。個人的に好きな女性のファッションはありますか?鈴木さん僕は自分が着る服もシンプルなのが好きなので、シンプルなワンピースとか、あんまりガチャガチャしてない服装がいいです。あと、男性は履くことがないスカートみたいな女性らしいアイテムは、やっぱり男の人は好きかもしれないですね。最後に、ananweb読者に向けてひと言ずつメッセージをお願いします!桐谷さんがんばる女性を描いた映画なので、観て下さる方も悩みがあったり、失恋したりしているかもしれないですけど、そういう人たちの背中を押せたらいいなと思っているので、元気になってもらいたいですね。鈴木さん2時間かけて美輝と俊也の距離もどんどん縮まるだけでなく、美輝自身が成長していく話にもなっています。時期的にもぴったりな映画なので、いろいろな人と楽しみながら観ていただききたいなと思っています。インタビューを終えてみて……。今回、あれだけの数の衣装にも関わらずすべてを着こなしてしまうのは、さすがお人形さんのようなかわいらしさを持つ桐谷さんだからこそ。その横で優しく見守るさわやかな鈴木さんと繰り広げる胸キュンシーンもぜひお見逃しなく!どんなときも前を向いて歩きだすのが大事!振られたことのある女子なら、共感せずにはいられないリベンジに燃える女心。とはいえ、どん底からどう這い上がるかによって、人生は大きく変わっていくもの。落ち込んで前に進めないと感じているなら、美輝から不屈の精神を学んでみては?ストーリー東大首席卒業でミスキャンパス・グランプリという宝石美輝は、性格以外は超完璧。しかも、彼氏は政治家一家の御曹司とすべてが順調に思えていた。ところがある日、まさかの失恋を経験し、リベンジとして総理大臣を目指すことを決意する。ひょんなことから秘書を務めることになった俊也は、幹人ぶつかりながらも、選挙に当選させるために厳しく指導していた。そして、いつしかお互いを意識しはじめる2人だったが、リベンジからはじまった新しい恋の行方と選挙の結果どうなるのか?元気をもらえる予告編はこちら!作品情報『リベンジgirl』12月23日(土・祝)全国ロードショー配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント©2017 『リベンジgirl』製作委員会写真・大嶋千尋(桐谷美玲、鈴木伸之)
2017年12月22日友達と政治の話をしようとすると空気が悪くなる。社会に関心がある人はすぐ“意識高い系”というレッテルを貼られる。ただ、目の前に広がる社会のことを知りたくて、周りとああでもないこうでもないと話したり意見を交換したりしたいだけなのに、すぐそばにあるはずの「生きていること」と「社会や政治」が遠く感じる。そんな風に思っている若者はきっと多いはず。そんな世代のためのイベント「Youth Conference (ユース・カンファレンス)」が12月17日(日)に上智大学で開催される。若者たちが集って政治や社会のことをじっくり考え、語る場だ。主催するのは「市民のためのシンクタンク ReDEMOS」。これまで政策解説ムービーを制作したり、女性の権利やLGBTQなどのテーマでイベントを開いてきた、元SEALDsメンバーが設立した団体である。未来の社会は若者がつくっていくもの今回なぜ若者向けのイベントを企画したのか、ReDEMOS代表の奥田愛基(おくだあき)さんに聞いた。発端は、高校生や大学生から同世代が集まる場をつくってほしいと言われたことです。社会や政治のことって学校ではなかなか話しにくい話題だけど、みんなどこかで考えなきゃいけないと思っている。考えなきゃいけないっていうか、いまの若い世代だったら考えちゃうめっちゃ大事なこと。これまで色々なシンポジウムを企画してきたけど、実は来る人の年齢層は高め。でも、未来の社会は若者がつくっていくもの。みんなが日々どんなこと考えているか、どんな社会を作りたいかを自由に語ったり、学べる場を作りたいと思って企画しました。だから、今回のイベントの対象は中学、高校、大学生にしたという。ReDEMOSメンバーの高野千春(たかのちはる)さんは「テーマは社会や政治だけど、身構えないでふつうの感覚で来てほしい」と語る。生きづらさは誰しもが感じているもの。社会を変えたいとかそこまで強く思わなくても、何かしたいけどどうやって関わっていいかわからない人とか、関心があるけど誰と話していいかわからない人とか、そんな若い世代が集う場になればいいなと思います。ふつうの感覚でふらっと来てくれたらいいな。申し込みフォームはこちら
2017年12月15日