タレント・ベッキーさん(32)の芸能界復帰について、芸能リポーターの井上公造氏(59)は2016年5月16日、情報番組『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演し、今週木曜日(5月19日)発売の『週刊文春』で新情報が掲載される可能性を指摘。 そして、『騒動は終わりじゃない。今後のタレント人生を左右する出来事が今週、起きると思う』と予告しました。ベッキーさんは、5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でテレビ復帰をしたばかり。一連の騒動の発端となった『週刊文春』は、さらなるネタを用意しているのでしょうか。●文春でさらなるベッキー続報!? ネットでは予想大会にこの井上氏の“続報予告”に対して、ネットでは『もしかしたらベッキー自身が妊娠してたりしてね。そしたら完全にベッキーのタレント生命終わると思う』『反省している時期に会ってた写真撮られたとか』『奥さんのインタビューや妊娠ぐらいじゃ芸能生命左右するほどじゃないよね?』『ベッキーも奥さんもダブル妊娠してたりして』『ホテルで仲よさそうにしてた写真を撮られてたじゃん?絶対やってる写真あると思うw』『もし、追い詰められた川谷が自己保身目的にベッキーの中絶同意書を文春に売ったとかなら、今度こそ川谷もベッキーも本当に終わるね』『色んな人にしたためたらしい嘘だらけの手紙が載るとか』『LINE、普通の人はもう怖くてやらないけど、あいつらだよ!懲りずにやってんでしょうよ』『実は不倫が2度目だったとか、、、』『二股不倫、もしくは謹慎中に他の芸能人と不倫、みたいな気がする』『不謹慎かもしれないけど…まさか奥さんの流産とか? 産まれてくる子のために父親が必要だから離婚も踏みとどまってたけどその必要がなくなったから離婚に応じたとか?』『ベッキーの文春への手紙をサンミュージックの社長直々に持って行ってるから、もうダメージ受けるような記事掲載しないように話してそう』『ベッキー上げ記事だったら、笑える』など、ベッキーさんについて何が報じられるのかを、これまでのウワサも混じえてさまざまに予想しています。ベッキーさんのテレビ復帰&再謝罪でいったん終息に向かうと思われたこの話題ですが、尽きることのなさそうな“文春砲”への関心が高まっています。【画像出典元】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年05月17日不倫報道で休業中のベッキーさん(32)から、週刊文春編集部に直筆の手紙が届いたことが、2016年4月27日発売の『週刊文春』で明らかになりました。郵送ではなく、ベッキーさんの所属事務所の社長から直接手渡しされたとのこと。手紙では、『何よりもまず、川谷さんの奥さんへ謝罪したい』『川谷さんへの気持ちはもうありません』『離婚が成立するまでは、友達のままでいようという約束がありました』などと、現在の心境やこれまでの経緯が語られています。今回、“友達”で押し通していた川谷さんとのあいだに恋愛感情があったことを本人がはじめて認めました。また、奥様への謝罪に関しては、3月に一度手紙を送ったそうですが奥様はこれを読んでいないそうです。川谷さんがご自身と奥さん、ベッキーさんの3人で会う機会を設けようとしたこともあったそうですが、ベッキーさんはあくまで1対1での謝罪にこだわり断ったとのこと。これに対し、タレントのテリー伊藤さん(66)はTBS『白熱ライブビビット』にて、『ベッキーね、我慢がない』と語りました。会って謝ることを希望しているベッキーさんに対し、『会うとね、奥さんが悪者になってく感じじゃないですか。ベッキーが謝罪すると言えば言うほど、奥さんを追い込んでいくことになる』と指摘。文春への手紙も謝罪のつもりで書いたものだと思われますが、世間の目にはどう映ったのでしょうか。●ベッキーの謝罪はただの自己満足!?ベッキーさんの手紙について、ネットでは、『テリーさん、正論』『謝って奥さんが許してくれたら、復帰するのかな』『会見だとスポンサーに謝っていた印象の方が強いもんね。あのとき謝らなかったんだからもうムリだよ』『奥さんに謝りたいんじゃなくて、自分が謝罪したという事実をつくりたいだけ。ただの自己満足』『不倫相手となんて絶対会いたくないでしょ。手紙だって破り捨てる』『やっぱり全然奥さんの気持ち考えてないんだな』『謝罪パフォーマンスを使って芸能界に復帰したいのがみえみえ』『反省アピールあざとい』『会見でもして奥さんに謝ればいいんじゃない?』『文春の記事を読むまで奥さんの気持ちを考えなかったってあったけど、やべーな』『もうおとなしくしてなよ』『インタビューを拒否しておいて手紙で言いたいことだけ言うの、あの一方的な謝罪会見のときと一緒。何も学んでない』などと、奥さんの気持ちを考えずに一方的に謝罪を希望するベッキーさんへの批判の声が多くあがりました。謝罪会見や関係者への手紙など、行動を起こすたびに裏目に出てしまうベッキーさん。謝罪活動もしばらくはお休みした方がいいのかもしれません。【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/恋愛jp編集部・佐藤)
2016年04月27日●「こわいと思われても仕方がない」ベッキー、川谷絵音、ショーンK氏(ショーン・マクアドール川上氏)、甘利明大臣(当時)、宮崎謙介議員(当時)、読売巨人軍の笠原将生・松本竜也・高木京介選手(いずれも当時)……彼らに共通するのは「それまでひた隠しにしてきた"秘密"が『週刊文春』によって白日の下にさらされ、人生が激変した人」である。文春砲、文春無双、センテンススプリング……異名が増え続ける約55人の精鋭部隊を引っ張るのが、2012年から編集長に就任した新谷学(51)という人物。「なぜスクープ連発?」などの取材が殺到したことから、すでにご存知の方も多いはず。しかし、個人的に気になっていたのはその「人柄」である。きっと能面のごとく心理状態を明かさないような、とんでもなく不気味なオーラをまとった人物に違いない。衝撃的なスクープの数々に引っ張られ、記事を読むたびにあらぬ妄想が膨らんだ。実像を確かめるべくアポを取ったところ、その先入観はあっさり覆されてしまう。そして、その「人柄」こそが「スクープ連発」の原動力につながっていたと知ることに。注目を集める人物に会いに行き、その人柄と言葉に触れるインタビュー連載「話題の人」の第1回。以下は当初の予定を超えてまで語った(最後は立ち上がりながら、去り際のギリギリまで話してくれた)、約1時間15分、約9,000字の記録である。※本記事に収まりきらなかった内容は後日、約7,000字の特別編として掲載。――取材が殺到していますね(Yahoo!ニュース特集、ダイヤモンド・オンライン、編集会議、AERA、IT mediaなど)。英国のエコノミストや米国のウォールストリート・ジャーナルからも来ました。同じ話を何回もしているので、今日は新鮮で面白い話をできるといいんですが。――過去にここまで注目されたことは?いえ。取材を受けたことは何回かありますが、1月からこれだけ立て続けなのは初めてです。――「来る者拒まず」ですか?すべて受けているわけではないですが、『週刊文春』のことを今まで知らなかった方にも知っていただけるチャンスではありますからね。「思ったよりも真面目に作っている」ということも含めて、週刊誌に対する偏見を取り除いて、本来の姿を伝えるチャンス。みんなが注目してくれている今は貴重な機会でもあるので、生かすべきだと思っています。――編集長就任が2012年。どのあたりから風向きが変わった印象ですか。今年の1月3日に復帰したんですが、劇的な変化を感じているのはそれ以降です(※休養の経緯は後述)。編集方針は大きくは変わっていないんだけれども、それまでは一進一退というか、スクープで売れることもあれば、思ったより売れないこともある。いずれにしても部数が徐々に下降している状況でした。他誌も同じですが、昨年は落ち幅が大きかったのでかなり危機感を抱いていました。それが1月になってこんなふうに転換できるとは思ってもみなかった。今はもちろんいい。大切なのは、「これをどこまで持続させて行けるか」です。○警戒されることの長所と短所――『週刊文春』の影響力に注目が集まっています。周囲の警戒心も高まっているのでは?確かに警戒されますね。それには良い面と悪い面があって。「文春には正直に話さないとマズイ」という空気が出てきているので、そういった意味で雑誌のクリエイティビティは上がりました。でも、近寄りがたい存在になってしまうとなると話は変わってきます。そうならないように、なるべく皆さんに親しんでいただける媒体でありたい。こういうインタビューを受けるのは、その一環でもあるんです。編集長ってどんな人間なんだろう。みなさん、きっと思われると思います。「人権を無視し、首狩り族のように次々といろんな人の人生をめちゃくちゃにして、金儲けして喜んでいる人間」だと。私自身はそんな人間ではないつもりなんですが。――正直に言います。こうしてお会いする前は、そういう近寄りがたいようなイメージでした。ですよね(笑)? やっていることだけ見ると、こわいと思われても仕方がないのかもしれません。――そんな編集長でも、人付き合いの中から生まれた仕事は?ジブリの鈴木(敏夫)さん、ドワンゴの川上(量生)さんと食事に行った時のことです。当時の局長が鈴木さんと仲が良くて、私も連れて行ってもらいました。すごく面白い方々だったので、一緒に組むと何か面白いことができるんじゃないかなと何となく感じて。特に川上さんは感覚が編集者っぽいというか、「逆張り」を意識されている。みんなが「右」という時にあえて「左」を見ようとするのは編集者にとってすごく大事なセンスだと思っているんですが、そういう「常識のウソ」に囚われない方と感じたので、こういう人と組むと面白いかもなという印象が漠然とありました。食事の後にすぐに連絡して、2人の時間を作ってもらって、その場で連載を打診しました。「考えてみます」とおっしゃっていたんですが、編集部に戻ったらすでにメールが届いて「1回分書いてみました」と(笑)。それですぐに連載をはじめたことがありました。川上さんとはデジタル展開についても話をして、当時はじまったばかりの「ブロマガ」で「週刊文春デジタル」をスタートしました。『週刊文春』のコア読者とドワンゴ会員は両極というか、年齢層が全然かぶらないところにもすごく可能性を感じたんです。もともとの週刊文春読者の会員も今はかなり増えましたが、ドワンゴの読者が中心だったころは、AKBやジャニーズなどアイドル系のものを取り上げると一気に入会が増える。コア読者とは全然違うリアクションが、すごく面白かったですね。乃木坂の時とか特にすごかった。乃木坂目当てで読んだ人が、他の記事を読んで「意外と面白いな」と思ってくれる。そんな流れを少しずつ積み上げていければ、というかなり先行投資的な試みでした。――どちらも決断が早いですね。その点でいうと川上さんはすごいですよ。佐村河内さんのゴーストライター問題を取り上げた後、新垣(隆)さんがよく編集部に来ていたことがありました。新垣さん、うちに来てよく出前とか食べてたんですよ(笑)。彼はすごく親しみやすい人なんです。その頃、周りに「新垣さんに文春のテーマ曲を作ってもらいたいなぁ」「曲名は『交響曲HARIKOMI』」と冗談っぽく言っていて(笑)。川上さんと会った時も同じようなことを話したら、「それいいですね! うちでやらせてください!」と興味を持ってくれて。ドワンゴの23時間テレビの目玉企画にしたいと言われて、オーケストラの費用も持ってくれると。即決だったので、私も急いで佐村河内さんばりの"指示書"を書きました。「張り込みをしている記者の焦燥感と高揚感を表すような超絶かっこいい曲を」というイメージを伝え、映画『仁義なき戦い』のサントラと一緒に新垣さんに渡しました(笑)。完成したのはそれから2週間後。イメージ以上に素晴らしい曲でした。すごい再生数だったみたいですよ。「交響曲HARIKOMI」(笑)。●部下と飲まない信頼関係――出会いって大切ですね(笑)。毎日誰かに会うようにされているんですか。無理に心掛けなくても、日々いろいろな方から誘っていただいています。やっぱり、人と会うのが面倒くさくなると、編集者としては失格でしょうね。「未知の人と会うこと」を面白がれないと。人と会うことが億劫になったらダメです。――最近はいろいろな方が近づいてくるんじゃないですか? 怪しい方含め。まぁ……いろいろ来てます(笑)。でも、なるべく門戸は閉ざしたくない。幅広い人と付き合うようには心がけています。情報は人から人にもたらされるものなので、人が寄ってくれば情報が集まってくる。そういう求心力は、意識しています。個人としてもそうありたい。花田紀凱さん(元『週刊文春』記者で現在は月刊『WiLL』編集長)も『週刊文春』をよく「磁石のような雑誌」とおっしゃってましたが、かくありたい。「一緒にいると面白いことができそう」と思ってもらえることが大事です。○復帰3号目の完売で涙――編集部内の空気はいかがですか。毎週木曜日に次号のプラン会議が行われていると聞きました。今まで以上に盛り上がっているのでは?やっぱり明るいですね。雑誌って分かりやすくて、売れていると当然活気が出てくる。やっぱり売れ行きは最高の燃料です。現場がいちばん盛り上がるのは、やっぱり自分たちが作った雑誌が世の中に評価してもらうこと。そして、たくさん売れること。これ以上にうれしいことはないです。――こうした反響は、社内でどのように共有されているんですか。例えば、「完売」は編集長自ら発表を?そうですね。デスク陣には数字は共有していますが、現場の記者にはデスクから伝わったりとか。完売すると営業部の担当者が、墨で「完売御礼」と書いた紙を持って来きます。「平成」の発表みたいに、「完売になりました!」と私が声を張り上げると、みんな「おー!」と拍手をして盛り上がります(笑)。――2年ぶりの完売でしたよね(1月28日号 甘利大臣の金銭授受疑惑)。そうです。それは盛り上がりますよ。正直言って涙が出ました。2年4カ月ぶりの完売。復帰してから3号目での完売だったので、思わず涙が出た。本当にうれしかった。今まで苦労をかけた現場の仲間と一緒に、もう一度、世の中に評価してもらえる雑誌を作れた。その喜びは言葉にできませんでした。――つまらない質問で申し訳ないのですが、「完売」打ち上げみたいなものは?特にないですが、編集局長賞はもらっています。局長のポケットマネーです。今年に入って、ベッキー取材班、甘利取材班、野球賭博取材班が表彰されました。それで取材班ごとに、飲みに行ったりご飯を食べに行ったりしています。これだけ立て続けに受賞したことは今までないですね。ASKAさん、佐村河内さんのスクープでももらいましたが。――ほかのインタビューを読むと、とても部員や記者のモチベーションを重視なさっていると感じます。スクープをとった人がそのまま書き手になるそうですね。経験の浅い新人でもですか?そうですね。経験が浅いとスクープをとれないのが現実なんですけど。ただ、そのルールは崩したくないんですよね。やっぱり「自分たちが何で飯を食っているのか」ということを肌身で感じてほしい。とっておきの良いネタをとってくれば、原稿を書くことができる。話題性がありそうな話であれば、優秀な取材班を自分の下につけてもらえる。それで4ページ以上、右トップ、左トップを書くことができる(広告・中吊りなどで左右にある見出しのことで、その号の目玉となる記事)。うちは社員と特派記者と分かれてるんですが、共存関係です。特派記者の場合は、固定給とは別に、スクープを書いたら原稿料を極力多めに出します。それもモチベーションになりますよね。社員は人事異動で3~4年で変わりますが、特派の場合は専属契約。毎年私と契約更改するわけです。そこで一年間の働きについて意見交換した上で、昇給とか現状維持とか、そういう話をします。そこでは1対1で、率直に具体的にその記者に対して、どこを評価しているのか、さらに何を期待しているのかを話します。最近よく聞かれる質問が「文春はなぜスクープをとれるのか」。ほかのインタビューでも答えていますが、それは「狙っているから」です。スクープは狙わないとなかなかとれないものなんです。うちの記者たちはみんな野心をもって、情報のアンテナを高く掲げて日々走り回っています。――総合週刊誌で実売部数11年連続1位を走り続けています。現場のモチベーションがその原動力になっていると思いますが、なぜこれだけトップの座を維持できていると思いますか。たぶん、うちが一番「戦い方」を変えてないんだと思います。私が記者として原稿を書いていた頃、あるいはデスクの頃と基本的には変わっていません。私が編集長になって急にスクープ路線になったわけではないんです。体制をより強固にしたとは言えると思いますが。他誌はヘアヌードブームに乗って一気に上がって、下がっていった。『ポスト』と『現代』は「死ぬまでセックス」という高齢層をターゲットとした企画で盛り返しましたが、それも一時的。企画もの、頭で考えたプランは、どうしてもそういう波ができてしまう。うちの場合はスクープ路線なので、常に目の前の生ネタを追い続け、それをフルスイングしてうまくジャストミートすればホームランになる。そんな戦い方を続けています。○部下を差別せず、現場とネタにフェア――編集長になられたのが2012年。編集部に入ったのはいつですか。1995年、地下鉄サリン事件があった年でした。普通、新入社員は『週刊文春』に配属されることが多いんですが、私はスポーツ雑誌『Number』に4年間在籍しました。大学の時にヨットをやっていたんですが、スポーツ経験者は『Number』に配属されることが多かったんです。その後は『マルコポーロ』という雑誌に2年間。入社7年目、30歳で『週刊文春』に入りました。だから、すごく遅い週刊誌デビューだったんです。『週刊文春』に配属されて思ったのは、「編集者」と「記者」の違い。週刊誌でもデスクや編集長になると「編集者」的な仕事になってきますが、デスクになるのは36~7歳ぐらい。それまでは一記者なので、編集者としての仕事とは全く違いました。とにかく目の前の相手にどうすれば話してもらえるか、の連続です。――『週刊文春』で初めて編集長を経験されたわけですね。編集長として心がけていることは何ですか?1つはとにかく「明るい」こと。編集長が暗くなると、編集部が暗くなる。売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいくまいが、常に明るくすることが大事。レッツポジティブです。編集長は明るくないとダメなんです。疲れ切って暗い顔した上司なんか嫌だと思いませんか? 編集長は常に明るく、門戸を開いて。だから、できるだけ席にいるようにして、みんなが気軽に話せる雰囲気作りを心がけています。それからもう1つは、現場に対してフェアであること。ネタをとった人間が記事を書くというのは分かりやすい例ですが、人間の好き嫌い、キャリアが長いとか短いとか、性格が良いとか悪いとか、そういうことに目を向けるよりも、ネタに対してフェアであるべき。特定の人間ばかりを重用することもありません。特定の人間とばかりご飯に行ったり、飲みに行ったりとか。そういうことは一切しないと決めています。だから、特別なことがない限り、現場の人間とは食事に行きません。1人と行ったら、ほかとも行かないといけなくなるので。ただ、社員とは、入社年次ごとや異動の時期に1人最低1回は食事に行きます。全部同じ店と決めていますが。特派の記者に関しては「特派会」という懇親会が年に最低でも1回はあるので、そこには必ず顔を出して、なるべく多くの人間と話をします。毎年の契約更改時には、1人最低でも30分は話します。そうやって、信頼関係を築く努力をしています。編集長は大きな力を与えてもらっているわけです。編集長が「行け」と言えば、どこまでも行くのがうちの武器。そういう権限を持っている人間が恣意的な、組織を私物化しているような動きをすることは絶対に許されないと思うし、そういう風な疑いを持たれることだけでもダメだと思う。そこにはすごく気を使います。55人もいますからね。偏ったところがあると、不満分子が生まれる原因にもなります。●"かわいい仲間"のもとに「必ず戻ってやる」――足並みが揃わなくなると雑誌にも影響が出始めると。ええ。やっぱり、疑心暗鬼になるじゃないですか。私の周りを固めてくれているデスク陣にも、差が出ないように気をつけます。うちのデスクはみんな優秀。そして、これは全員に言えることですが、みんな僕にとっては本当に「かわいい」存在。人として大好きです。だからこそ、差があると思われるようなことはしたくない。――それは歴代編集長のカラーなんですかね。どうでしょうか。今の話は、私の考えです。デスクになった時に考えていたのは、どうしたら、いいデスクになれるか。現場から力の入った報告があったら、薄い反応は絶対にせず、「おー!そうか!」と明るく返す。そうしたらきっとみんなうれしいですよね? よく書けている原稿には、「今週はいいぞ!」と褒める。もちろんなんでもかんでも「いいぞ!」ではバカになってしまいますから、ダメな時はきちんと「ここがダメだ」と指摘する。原稿に対して、真剣勝負してくれるデスク。自分が記者だった頃も、本腰を入れて向き合ってくれるデスクは好きでした。自分の中での理想のデスク像、編集長像というのがあって、できるだけそこに近づきたいと思っています。――"明るさ"を心がけているとのことですが、新谷編集長の仕事、やっぱり楽しいものですか(笑)?もちろん楽しいですよ(笑)。仕事は楽しくないとダメですよ。やらされ仕事ほど辛いものはないので。「なんで俺はこんなことをやっているんだ」と思いながらやる仕事はつらくてしょうがないですよ。張り込みでも、そこには大きな意味があってやっているわけですから。現場のモチベーションを重視しているのは、まさにそこ。一人ひとりが当事者意識を持って、雑誌づくりに参加することがすごく大事です。そのもととなるのは、私はきめ細かいコミュニケーションしかないと思っている。デスクにできるだけ具体的に、記事のテーマ、ポイント、報じる意義をしっかり分かりやすく伝えて、デスクは原稿を書く"カキ"に伝える。カキは、サポート役となる"アシ"に。指先まで神経が行き届いているような指揮命令系統が、大事なんです。ついでに言うと、私がデスクを越えて現場の人間に指示するのは絶対にNG。デスクがカキを飛び越えてアシに指示するのもダメです。重要な指示を飛び越えてするのは、絶対にやってはいけないことです。少なくとも、自分はデスクの頃から肝に銘じていました。それが崩れてしまうと、デスクの言うことを現場が聞かなくなって、「編集長に直接言えば話が早い」となってしまいますからね。――例えが正しいのか分かりませんが、新選組もそんな感じでしたよね。そうですそうです。戦闘集団であればあるほど、そこは大切だと思います。昔、新選組を研究したことがありました。戦闘集団はどのように指揮すれば機能するのか。デスク時代、新しい編集長が来た時に「お前を中心にやる」と言われたことがあって、自分が期待されているのが「土方歳三なのか、沖田総司なのか」と聞いたら「両方だ」と言われたことがありました。現場を引き締めた上で、ネタをとってくるのかと(笑)。それを全うできたか自分では分かりませんが、新選組という組織は参考になりました。『週刊文春』の55人を指揮するというのは、やっぱり大変なんです。フェアじゃなければならないとか、指揮命令系統を崩してはいけないとか、そういう破ってはいけないルールが自分の中にはあるんです。これは突然思いついたようなことではなくて、この仕事をしていると、「ここは犯すべからず」という部分が自然と分かってきます。○休養を経て気づいたこと――『AERA』(3月7日号)のインタビューに「3カ月の休養で心身ともにリフレッシュできました」と書いてありました。休養の前後で心境の変化は?※『週刊文春』10月8日号で6ページにわたって春画を掲載。文藝春秋は「編集上の配慮を欠いた点があり、読者の信頼を裏切ることになった」として、新谷編集長に3カ月の休養を取らせた。現役編集長への「休養」命令は異例のことで、新聞など多くのメディアが取り上げた。いちばん変わったのは、ものすごく元気になったということ(笑)。もともと元気だったのに、3カ月も休んだらものすごく元気になりますよ。一切仕事はせず、人と会ってばかりいました。旅行は一度一人で行きました。熊野三山。熊野詣は楽しかったなぁ。みんな心配して連絡くれたんですよね。200人近く会ったのかな。新聞に名前が載ったりしたので、仕事関係の人以外にも小学校、中学校、大学、友達、恩師、野球部の監督、バイト先の仲間。懐かしい人も含めて、すごくいっぱい連絡くれたんですよ! 「今は時間があるだろうから会おう」みたいな人がたくさん(笑)。一人でも多くの人に会いました。それはすごく楽しくて、リフレッシュにもなった。今、私は51歳です。働きざかりの年齢でこれだけ休めることはなかなかありません。そんな機会ができたことで、自分の人生を見つめ直すことができた。いろいろな懐かしい人も含めて会うことによって、自分がどんな人間なのか、昔から私のことを知る人たちの話を通して自分がどのような存在なのか客観的に見られるようになります。それにくわえて、彼らの目に『週刊文春』がどのように映っているのか。よく読んでくれている人、そうではない人も含めて話を聞くことで、どんな雑誌と思われていて、何を期待されているのかを知ることができました。マスコミ業界外の目を通して『週刊文春』と「自分」を見つめなおす。そういう意味での"リフレッシュ"でもありました。――そして、復帰早々の完売。ええ。元気になって戻ってきたら『週刊文春』のかわいい仲間たちが迎えてくれた。このメンバーと一緒にバッターボックスに入ってまたフルスイングできる。それはうれしくてしょうがなかった。絶好球が来たら打つぞ! って(笑)。完売になってますます元気になるし、ますます情報提供は増える! それはイケイケどんどんになりますよ(笑)。――報道で休養を知った人もいたとはいえ、わざわざ連絡をくれるのは、そういう人間関係が築けていたということじゃないんですか?いやぁ。ただ、面白がってくれてるだけですよ(笑)。何が起こったんだろうって。僕はすごくポジティブな人間なんです。3カ月暗くなってても、つまらないじゃないですか。せっかくだから今しかできないことをやろうと。あとは「必ず戻ってやる」と。やっぱり現場に対して、すごく申し訳ないという思いがありました。去年は現場が特につらかっただろうから。本当につらい戦いだった。そういう時期に現場を放り出す形で、自分一人だけ戦線から退いてしまう。3カ月後に絶対戻るからそれまでなんとか耐えてくれ。その思いはずっと抱き続けていました。――休養中、『週刊文春』は読んでいたんですか。もちろん読んでいました(笑)。
2016年04月14日報道番組などにコメンテーターとして出演している“ショーンK”こと、経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)が、3月16日発売の『週刊文春』に学歴詐称があったと報じられました。これを受け、川上氏は3月15日、公式サイトにて自身の経歴に“虚偽”があったと明らかにし、謝罪。4月より司会を務める予定だったフジテレビの『ユアタイム』を含め、現在出演中のテレビ、ラジオ番組、テレビ朝日系のインターネット放送の計6番組に辞退を申し入れたと発表しました。●何から何まで全部ウソ!? 川上氏の虚偽だらけの経歴に「天才詐欺師」との呼び声今回の文春の記事で主に指摘されていること(川上氏の経歴に関する真偽)は以下の通りです。・本名はショーン・マクアードル川上ではなく「川上伸一郎」(高校時代のあだ名は“ホラ吹き”を意味する「ホラッチョ川上」)・テンプル大学卒はウソ、最終学歴は日本の高校卒・ハーバード大学院のMBA取得はウソ、オープン授業を3日受けただけ・パリ大学留学はウソ、オープンキャンパスに訪れただけ・世界7か所にコンサル会社というのはウソ、ペーパーカンパニーばかり・共同経営者とされるジョン・G.マクガバン氏の写真はニセモノ、他人の写真を無断使用かなり度胸が試されそうなハイレベル経歴詐称のオンパレード!衝撃的なウソの連発に、ネットでは『内容を確認したら、ガッツリ詐称で笑うしかない』『逆にここまで詐称してた経歴と事実のギャップが激しいと天晴れとすら感じてしまう』『天才詐欺師だな、流れるような流ちょうな日本語でよくこれだけ話せるなと思ったが、ペテン師なら納得ですわ』と、あきれを通り越して感心するような意見が多く見られました。経歴がウソでも各種メディアに引っ張りだこであれば、“ある種の能力”があることは間違いないでしょう。また、本名から生粋の日本人である可能性が高いことがわかったため、『ショーンさんの嘘より、鼻のヒアルロン酸が気になって仕方ない』『ショーン川上氏の鼻の付け根に釘付けでまったくコメントが入ってこなかったな』『もうショーンKの鼻にしか視線がいかなくなった』というような、彫りの深いハーフ顔を演出していた川上氏の“鼻”が気になって仕方ない人が続出しているようです……。----------文春による疑惑報道第1弾の前日に“活動自粛”を決めた川上氏。潔さを評価する声もありますが、“なにか”を恐れている可能性も?続報が待たれます。【画像出典元】・DJ PROFILE | ショーンK | サンディSUNDAY/(文/パピマミ編集部・楠)
2016年03月16日2016年1月7日から、タレントのベッキーさん(31)と『ゲスの極み乙女。』のボーカル川谷絵音さん(27)の不倫の記事を毎週掲載している『週刊文春』。1月28日の発売の記事にはLINEの流出ほどの衝撃的な新情報は見られませんでしたが、 「センテンススプリング!」に続くベッキーさんの新たな名言が紹介されました。「センテンススプリング!」は謝罪会見の直前のLINEでしたが、実は、『週刊文春』の第1報の直前には「レッツ・ポジティブ!」とお互いを励ましていたそうです。●新たな迷言、ネットでの評判はイマイチ?この新たな名言について、ネットでは以下のような声が寄せられています。『センテンススプリングや卒論ほどのパンチはない』『レッツ・ポジティブはセンテンススプリングを越えられない』『レッポジはいまいちだけど、これは次の文春砲への前フリ?』センテンススプリングが秀逸すぎたのか、少々期待外れだった新ベッキー語に落胆させられた人も少なくないようです。ただし、センテンススプリングより汎用性は高いようで、『出社つらいけどレッツ・ポジティブ!』『今週もあともうちょい!レッツ・ポジティブ!』『「卒論パパっと書いちゃってね!」「レッツ・ポジティブ!」ベッキーはこんな状況でも学生を応援してくれている』などといった声も見られました。衝撃はセンテンススプリングの方がはるかに上でしたが、一般人が使う機会がありそうなのは、やはりレッツ・ポジティブの方でしょうか。まだ2016年は始まったばかりですが、今年の流行語大賞は波乱の予感です。また、ベッキーには「浪速の星」と呼ばれるプロスポーツ選手との二股不倫の疑惑も出ています。ベッキーさんの図太いポジティブ精神はプロスポーツ選手にも響くのかもしれません。こちらについても続報はあるのでしょうか?お二人の不倫報道はまだまだ世間を賑わしそうです。【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/恋愛jp編集部・佐藤)
2016年01月28日アニメ放送が終了してからも依然として高い人気を誇る『とある科学の超電磁砲S』から、コンテナや風呂桶などの新アイテムが、グルーヴガレージより登場する。1つめのアイテムは「アンチスキル折りたたみコンテナ」。黒い筐体にアンチスキルのロゴがくっきりとプリントされており、まさにアンチスキルの備品という仕上がりとなっている。発売は2015年9月の予定で、価格は6,500円(税込)。続いては、「ジャッジメントこれコンベルト」「アンチスキルこれコンベルト」といった【これコンベルト】2種。同社のコレクターズコンテナ(これコン)を運ぶ時にキャリーなどに固定するためのベルトで、複数のこれコンをまとめるのに便利なアイテムとなっている。トランク用のバンドをカスタマイズし、30cm長くした特注品で、通常のトランクベルトとしても使用することももちろん可能だ。発売は2015年9月の予定で、価格はいずれも2,000円(税別)。3つ目のアイテムは「ジャッジメント・ツールボックス」。ジャッジメントの腕章を思わせる深緑の筐体にロゴがプリントされており、備品としての雰囲気が漂う一品だ。発売は2015年8月の予定で、価格は1,500円(税別)。そして注目は、プラスチック桶にキャラがプリントされた「【きゃらおけ】ゲコ太」。特殊フィルム印刷により、実際にお風呂で使用しても剥がれにくい仕様となっている。桶の直径は250mmで、価格は2,500円(税別)。発売は2015年9月の予定となっている。(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN S
2015年07月17日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「フィギュアーツZERO」より、『フィギュアーツZERO ベジータ-ギャリック砲-』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にて実施されている。2015年6月発送予定で、価格は3,780円(税込)。「フィギュアーツZERO」は、集めやすい価格とサイズの新スタンダードフィギュアシリーズ。無可動フィギュアならではの造形・彩色にこだわり、『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンボールZ』『ONE PIECE』『キングダム』『黒子のバスケ』といった大ヒット作品の人気キャラクターを数多く立体化。幅広いラインナップで展開されている。今回は、4月18日に公開されるアニメーション映画最新作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の公開も控えている同シリーズより、地球で孫悟空と対決した際のギャリックを打つベジータを立体化し、エフェクトにはクリアパーを使用。同じく「プレミアムバンダイ」で予約受付中の『フィギュアーツZERO 孫悟空-かめはめ波-』と対になるフィギュアで、二人の激闘を再現できる。商品価格は3,780円(税込)で、「プレミアムバンダイ」予約締切は3月25日23:00。商品の発送は、2015年6月を予定している。なお、現在「プレミアムバンダイ」では、『フィギュアーツZERO 孫悟空-かめはめ波-』も予約受付中。(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2015年03月12日人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』にて、艦娘・島風が連れている主砲塔を模したキャラクター「連装砲ちゃん」がプラモデルで立体化され、2015年1月にコトブキヤより発売される。価格は1,296円(税込)。約80mmのお手頃サイズで立体化される『連装砲ちゃん』は、デスクなどのちょっとした場所で提督に随行するには最適なモデルに。頭部の砲塔が上下別々に可動し、付属のダメージ砲塔によって「大破Ver.」の再現も可能。頭部砲塔(左右)、手(2軸)、脚がそれぞれ別々に可動するとともに、底部付近に付属しているスクリューは手動で回転するという。印象的な浮き輪パーツは底面パーツを差し替えることができ、浮き輪のパーツは胴体に対し、上下に固定位置を変更可能。本体から取り外してディスプレイすることもできる。また、表情は顔面部分のパーツを差し替えることが可能で、表情3種に加え、自由に表情を描けるディテールなしの合計4種から付属する。商品価格は1,296円(税込)で、現在コトブキヤの公式ショッピングサイト「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年1月を予定している。(C)2014 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved.
2014年09月29日原作:鎌池和馬、作画:冬川基による漫画で、TVアニメ化も果たした『とある科学の超電磁砲』の主人公・御坂美琴が劇中で着用しているショートパンツが商品化され、2014年4月上旬にコスパより発売されることが決定した。本商品は、御坂美琴がスカートの下に履いているショートパンツをオフィシャル監修の元、設定に合わせて再現。柔らかいジャージ素材(ポリエステル100%)を採用し、ウエストは通常位置より3cmほど低いローライズに。また、スカートのアンダーに着用した際、表のスカートにひびきにくく、体にフィットした動きやすさなど着用感も考慮されている。サイズはレディースのM、L、XLの3つで、日本製。価格は2,800円となる。また、御坂美琴が劇中で付けている髪飾りも4月上旬に発売される。こちらもショートパンツ同様オフィシャル監修で、設定に合わせて再現。ヘアピンタイプで、花部分には厚みのある合成皮革が使用されている。髪飾り2個セットで日本製、価格は1,100円。これらは現在コスパにて予約受付中で、コスプレ大好き芸人・白幡いちほ(少女ジャンプーズ)の着用イメージ画像も公開されている。そのほか、『美琴のコイン』(3枚セット)、『常盤台中学校 女子制服 ニットベスト』、『常盤台中学校 女子制服 スカート』なども現在発売中。(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN Sモデル:白幡いちほ(少女ジャンプーズ)撮影:Studio iG
2014年02月18日