昨年から福島県とのお仕事が始まりました。日本全国頻繁にいろいろなところにおじゃましているのですが、福島にしっかり滞在したのは今回のお仕事が始まってから。震災から7年以上が経った福島では避難指示区域の解除が進み、農産物の生産や出荷の制限も大きく緩和されてきました。しかし解除後の地域でも住民の帰還は進まず、高齢化も著しいため、農業の人手や労働力の確保が難しい状態が続いていると言われています。当然ながら基準値を超えた農水産物は市場に出回ることはありません。安全性が確保されているにもかかわらず、お米や果物などの取引価格は震災前に比べると低迷を続けているそう。今、福島がどうなっているのか、どんな暮らしや風景があるのか、それを確かめるためには自分が福島に行くことが一番!と思い、福島のプロジェクトに参加したいと両手をあげました。 桃や柿、お米もお酒ももちろん美味しいのですが、今回お土産にご紹介したいのは福島市にある飯坂温泉の「ラジウム温泉玉子」。日本で初めて「ラジウム」の存在を飯坂温泉で確認され、日本近代科学史の第一歩を刻んだ飯坂温泉ではこれを機に温泉玉子を「ラジウム玉子」として売り出したのだそう。ラジウム玉子は摂氏63℃~70℃の源泉に30分から1時間入れておけばできあがり。実際食べてみると他の温泉玉子より黄身の味が濃厚で弾力もあり、白身がとろけます。ラジウム玉子を牛丼弁当などに乗せたり、白いご飯に乗せてちょっと醤油をかけるだけでなんだか贅沢な気分に。 カラフルな包み紙がレトロでなんとも懐かしく可愛い!ひとつひとつ地元のお母さんが丁寧に包んでいます。常温で約2週間と日持ちもするのでお土産にピッタリです。老若男女問わず喜ばれること間違いなし。 この時期、福島は柿のオレンジに染まります。きれいに吊るされる柿のオレンジは見ているだけで元気になります。 何度かおじゃましてたくさんの方にお会いしましたが、福島は人がとても元気で温かく、ごはんも美味しくて、自然も北欧のように美しい。なんだかイメージと違った部分もありとても驚きました。訪れる度に「ただいま」と言いたくなるような福島。これからお仕事で長い長いお付き合いが始まります。 【過去の「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!はこちら】
2018年11月21日仕事柄、レストランで使用する器やお皿を探すことが多いのですが、最近とくに注目している器があります。デザインもシンプルで使いやすく、丈夫で価格もお手頃なものばかりの波佐見焼。一度、波佐見焼の町を見てみたい!と思い波佐見町にやってまいりました。 波佐見焼の産地、波佐見町とは?長崎県波佐見町は、佐賀と長崎の県境に位置する磁器で有名な焼き物の町です。海に囲まれている長崎県の中で唯一海がない町。江戸時代から400年もの間、大衆向けの食器を巨大な連房式登窯で多量に焼いてきました。1990年代前半には全国の生活雑器のシェアの1/4から1/3を占めたこともあるそう。今でも食器の生産が盛んで町には150件ほどの窯元・商社があり、町の3~4割の人が焼物業の職に付いているとのこと。波佐見町の近くには、有田焼で有名な有田町があったり、伊万里焼の伊万里市、唐津焼の唐津市などがあり、実はこの辺り一帯は有名な陶磁器の産地なのです。のどかで自然豊かな波佐見町は、昔懐かしい風景がたくさん残っています。ふらりと散歩をするだけでもフォトジェニックな場所も多く、波佐見焼が日常生活とともにあることを見て感じることができます。 マルヒロの直営店。床にはビッシリと25,000個の器たち!!本当に踏んでも大丈夫なのかドキドキします。 器にセメントを詰めたブロックは、廃盤品や売ることができないB品を再利用しているとのこと。大胆です! 使いやすそうな素敵なお皿がたくさん! 倉庫の中にネコちゃん発見!網戸越しについつい話しかけてしまいます。 器好きなら行っておきたいのが西の原。旧福幸製陶所の跡地を利用した、カフェやショプなどが集まっている村のような場所です。約1,500坪の敷地内には古い製陶所の建物が点在します。 敷地内にはこんな味のある建物や、波佐見焼の器屋さんなどたくさんのお店が。 すこーーーんと抜けた空間は、なんと図書館!とても居心地のよい空間です。 カフェ「monne legui mooks(モンネ・ルギ・ムック)」は旧事務所を改装して作られています。ここで提供されるメニューの器はもちろん全て波佐見焼。丈夫で割れにくく、厚手で素朴な波佐見焼。磁器碗は高級なもの、庶民には手が届かない、という江戸時代当時の常識を大きく変え、日本の食文化の発展に大きな影響を与えました。価格もお手頃で、良質な食と暮らしを提案するという波佐見焼の姿勢は、400年たった現在も変わることはありません。 レジの釣り銭入れもマグカップやバットを使用。とても年季が入っていますがレトロ感がいい! トイレの手洗い場の受け皿も波佐見焼。町の至る所で波佐見焼を目にします。長い年月をかけて波佐見焼が生活の一部となっているのがよくわかります。 当時のままスローガンが残っています。「親切な仕事」ってなんだろう、と、じっと深く考えてみました。 中善さんで見つけた美しすぎる器。なんとアウトレット品で1枚800えん!気付かないほどの「点」が入ってしまったことによりアウトレット品になっているのだそう。藍色の模様がとても綺麗で、緑色の食材がとても映えそう!これはお土産にも自分用にもピッタリ。ギャラリー荷土(につち)では、中善のアウトレット商品が手頃な値段で購入可能です。 野外博物館「世界の窯広場」では世界の窯の現物を見ることができます。焼き物好きは必見です! 野外博物館の壁の一部。贅沢に波佐見焼のタイルが使われています。同じ模様は1つもなく、とても美しいです。 波佐見町の皆さんはとても親切で、笑顔でいろいろと町を案内してくれたり、急遽特別に窯や作業場を見せていただけたりと、とても観光客に優しい町でした。この地域では子供の頃から当たり前のように波佐見焼の器を使っているとのこと。子供扱いせず、物を大事にすること、器の手触り感を感じることなどを早くから知ることができるのはとてもいい事だと思いました。波佐見焼のメーカーの方とお話をすると、「今の波佐見焼は伝統にとらわれず、窯によって自由に制作を行なっている。」とのこと。変化を苦手とする伝統品が多い中、波佐見焼は時代とともに人々の暮らしにわせて変化してきているのだそう。昨今、デパ地下やスーパーで購入するお惣菜、いわゆる「中食(なかしょく)」が売り上げを伸ばしていますが、そういったところで購入してきたお惣菜を波佐見焼のような器に盛り直すだけでもとても美味しそうに見えます。 職人による波佐見焼の食器作りは、これからも伝統を守りつつ私たちの食文化に新たな彩りを提案し続けてくれるのでしょう。
2018年10月21日会津美里町の指定天然記念物に指定されている会津五桜の一つ「薄墨桜」や、シーズンには敷地内に150種10万株のあやめが咲き乱れる「あやめ祭り」など、花咲く神社としても有名な伊佐須美神社。今回は福島県会津の神様訪問です。 伊佐須美神社の鳥居。紫陽花の季節に訪問。 伊佐須美神社の歴史と御祭神四柱伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)は、福島県大沼郡会津美里町宮林にある岩代国一ノ宮です。地元の方からは「伊佐須美様」と呼ばれ、会津の総鎮守として親しみと崇敬を集めてきました。 境内には神様の使いのような真っ白な猫がゆったりとくつろぐ姿も。 学業の神様・菅原神社もあります。合格祈願に訪れる人が多いです。 神門横には苔生す庭園も。初夏のしっとりした緑が美しい。 神門は立派な桜門。扉には菊の御紋が飾られています。 創建は崇神天皇10年(前88)で、約2000年もの歴史ある神社。祭神である四道将軍・大毘古命(オオヒコノミコト)と建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)が別々の道を進みながらもやがてこの土地で再会を果たしたことが由来し、「会津(相津)」という地名がついたと云われています。その際、国土開拓の祖神である日本神話に登場するイザナギ・イザナミの夫婦神を父子が天津嶽山頂に祀ったのが伊佐須美神社。そのため伊佐須美神社には、伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)と、社殿を創建した大毘古命(オオヒコノミコト)・建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)の父子を御祭神としてお祀りしています。(※御祭神四柱を総称して「伊佐須美大明神」と奉称) 「夏越(なごし)の大祓 茅の輪(ちえのわ)くぐり」。祓い方の方法は、左から右、左と8の字を描くようにくぐります。半年間の罪穢れを祓い清め、残る半年間の催促を祈って進みます。伊佐須美神社のご利益実は平成20年の火事によって本殿・神楽殿・神饌所などが消失してしまったため現在は仮社殿なのですが、農林・水産・漁業・商工・土木・建築・交通運輸のあらゆる殖産興業の守護神として名高く、また豊作祈願・商売繁盛・開運・延命長寿のご利益に加え、イザナギ・イザナミの夫婦神のご夫婦を祀っていることから”会津の縁結び神社”としても知られています。 現在は仮の御社殿。今後、焼失以前の御社殿を模した新しい造営計画が立案中。 天海大僧正が植栽されたと言われるパワースポットの桧と、桧に寄り添うように生えている縁結びの紅葉。 旅の途中に寄り道したワケ伊佐須美神社の伊佐須美大明神は、イザナギノとイザナミが国土開拓の祖神、そして大毘古命と建沼河別命は東海や北陸、東北を開拓し農林や水産などあらゆる会津文化を生み出した神様と云われているため、「何か迷ったときに方向性を示してくれる神様たち」としても知られているのです。進むべきか進まぬべきか、引くべきか押すべきか、道に迷ったときに訪れれば、ひらめきや道筋を進むパワーをくれるパワースポット。今回は開拓の神に相談したいことがあって旅の途中でちょっと寄り道。伊佐須美大明神様、「旅の者から相談です。」拝殿前に立つと、改めてなんと言って相談したらいいのか悩んでしまいます。しかも神様が4人いるので、誰に聞けばいいのか…。悶々として手を合わせます。(妄想発動)ーお参り(妄想)中ー私「こんにちは、東京から来た五十嵐です。よろしくお願いします。」イザナギ「はいよろしく。何に悩んでいるのかな。」私「意外な人が出て来た。実は今なんとなく運気が停滞している気がしていて…」イザナギ「それでそれで?」私は「それで…仕事を増やすとか減らすとか、契約先を変えるとか何かしらアクションを起こした方がいいのかなと思ってるんです。」イザナギ「ふーん。」私「でも、行動できるほど時間も気持ちも余裕がなくてウジウジしてるんですけど。今ってなんか進んだ方がいいのか聞きたくて。」イザナギ「っていうか、その質問のために会津まで来たの?」私「そうです。だって珍しいんですよ、開拓の神って。しかも御祭神全員が開拓神て。」イザナギ「まぁね。でもあんまり具体的な相談じゃないから難しいな。」私「まぁ、ふんわりはしてるかも。」イザナギ「ふんわりって言うか、もっさりかな。」私「でも、悩みってそういうものでは?」イザナギ「私はね、イザナミと爆誕した後、高天原の偉い人たちに国土つくれって言われて、天の橋から矛で海をかき回して島を作ったの。」私「それが日本なんでしたっけ。」イザナギ「もちろん言われたから作ったっていうのもあるけど、私は大好きなイザナミと一緒に住むための場所を作ったに過ぎないの。そうすべき理由があったから、従ったまで。私がしたことはみんなにとってはパイオニア的なんでしょうけど、でもね、本当に見ないといけないのはそこかしら?あなたにとって、何か行動を起こすべき理由はあるのかしらね。あ、今日私が夕飯作る当番なの、じゃあね。」神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」イザナギが後半ちょっとオネエ口調だったのは気になりますが(なにせ脳内の出来事のため)、神様の声を代弁するためにおみくじで運勢もみてみましょう。運勢:凶なんとなく全てに行き詰まりの感を覚える運勢です。仕事:ここで急いで結論を出そうとしても駄目。流れが有利にかわるまでねばり心のゆとりが欲しいもの。正直、旅先での凶は精神的に結構辛い。はい、その通りです。まったく、イザナギの言う通りですよ。”長い人生にはこういう時期もあります。焦らず、苛立たずここは一つ試練の時と心得て頑張りましょう。”試練の時。焦らず、苛立たず、忍耐の時期ということでしょうか。確かに今行動する理由がないからこそ、進めばいいのかそのままでいいのかウジウジしていたんですよね。”春は近い。明るい見通しがほどなく開けます。”まだ夏ですが、春には開けるっぽいので今は我慢なのでしょう。我慢に次ぐ我慢。とにかくこのおみくじ、「がんばれ。」の文字が多い。こんなに応援してくれるおみくじははじめてです。イザナギありがとう。春までちょっと長いけど、もう少し踏ん張ることにしましょう。さて、せっかく福島まで来たから円盤餃子食べて帰ろっと。伊佐須美神社
2018年08月16日持ち歩くものである限りは、適当に選んだものでいいことはありません。洋服がそうであるのと同じように、合理性や利便性だけでなく、分量や持った時の位置や色、そしてそれ以外の“魅力”を優先させた先にある、少し不都合なぐらい遊び心のあるデザイン性を持たせたバッグブランド『BAG’n’NOUN(バッグンナウン)』。そうして生まれた形に与える、ビビットなカラーもまた魅力的です。高い人気を集める、そのもの作りの根幹には“何を根拠にカバンを選ぶのか?”という問いかけがあるのだそう。 地元大阪で縫製することへのこだわりを貫く 誇りを持って作られる『BAG’n’NOUN』のバッグは、“適正な値段”であることを大切にし、バランス感覚にこだわりのあるアイテムを作り続けているそう。また実用性に縛られない、服屋の発想で新たな形を2006年から提案し続け、今では海外でも支持を得ています。 もうこれしか愛せなくなる!? 大きなサイズでこの軽さは魅力 しなやかで上品な、衣料用のナイロン素材で作られた「デイ パック マット」は、薄地で軽量ながら耐久性があるのが特徴、くったりとしたフォルムは身体になじみやすいため、リュックを普段使わない人でも使いやすいという声も多いそう。大きく開くジッパーやクッション性のある肩紐が扱いやすく、幅広く支持され続けているバッグは、パンツにスカートに、あらゆるコーディネートと好相性。前面のポケットは500mlのペット前面のポケットが、500mlのペットボトルがスッポリ入る大きさであることも、嬉しいポイントです。 小さいボディで頼れる収納力!ガイドブックやペットボトルなど、いろいろなものを入れて “身体に近い位置に、この形と素材の鞄”というデザイナーの思いから生まれた「ショルダー“ミニ”」は、ブランドにとって思い出深い1stアイテム。サイコロのように底が20センチの正方形になっているのが特長で、物を入れて持った時のシルエットが魅力。オリジナルのファスナーに中肉厚の国産9号帆布を使用したアイテムは、経年変化という楽しみも与えてくれます。 今回、ピックアップした2つのバッグは、どちらも夏のアウトドアにもぴったり!サブバッグとしても活躍してくれる、タフで頼れるバッグです。 DAY PACK MAT W270mm×H370mm×D130mm 各¥8,800、SHOULDER “MINI” W200mm×H280mm×D200mm 各¥10,800BAG’n’NOUN06-6241-1424(マンボラマ):Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Akira Watanabe
2018年08月15日2018年7月3日、9年ぶりに日本からの直行便が就航したフィジー。フィジーと言えば、美しいサンゴ礁のビーチや世界有数のダイビングスポットとして人気が高い南の国というイメージでしたが、「世界幸福度調査」で何回も世界一に輝いているハピネスな国でもあるのだとか。なんだか楽しそうです!海洋学者も魅了する美しいフィジーの海小さな子ども連れのファミリーにおすすめしたいのが、著名な海洋学者として、また潜水用の呼吸装置スクーバの発明者としても知られる故ジャック・イヴ・クストーの息子で、自身も海洋学者として活躍するジャン・ミッシェル・クストーが、フィジーのバヌアレブ島に作ったリゾート〔ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート・フィジー(Jean-MichelCousteauResortFiji)〕です。クストーが作ったリゾートは、世界でもここだけ。広い敷地に建つ五ツ星リゾートリゾートでは海洋生物学者がスタッフとして勤務し、アクティビティなどを通して海や自然の大切さについて教えてくれます。海洋生物学者のオファさん小さな子どもには専属のナニーが付き、子ども向けのプログラムもたくさん。リゾートでは多くのファミリーを見かけました。同じくバヌアレブ島にある、〔サバシ・アイランド・ブティック・リゾート・フィジー(SavasiIslandBoutiqueResortFiji)〕は、わずか7軒のブレからなる高級リゾート。ゲスト一人ひとりに寄り添うようなプライベートな滞在が可能です。海と緑に囲まれた部屋は、自然の中に包まれるような感覚宿泊人数が限られてくるので、スタッフとゲストがすぐに仲良しに。どんなアクティビティを楽しみたいのか、どんな食事が食べたいのかなど、きめ細かくフォローしてくれます。ディナーでは、洞窟にすてきな飾り付けをしてくれました。リゾートの目の前にあるブローホールはぜひ体験して。フィジーは333もの島々からなる島国。高級リゾートから個性的なブティックホテルまで、さまざまなホテルがあります。旅の目的にあったリゾートを選ぶのも、よりフィジーを楽しむコツと言えそうです。Jean-Michel Cousteau Resort Fiji Island Boutique Resort Fiji歌と踊りにあふれる日々フィジー滞在中に何度となく目にしたのが、フィジーの人たちの歌と踊り。ホテルや村に到着したら歓迎の歌で出迎えてくれ、その場を去るときは、別れの歌を歌ってくれます。みんなリズム感抜群で歌も上手!ビレッジツアーの最後はみんなでダンスみんな笑顔が自然で素敵フィジーの人は、いつもニコニコと笑顔でフレンドリー。「ブラ!(Bula!)」とフィジーの言葉で「こんにちは」と言えば、素敵な笑顔で「Bula!」と答えてくれます。スタッフ同士も、すれ違うたびに常に言葉を交わしていて、楽しそう。いつも笑顔のフィジーの人たちに混じって過ごしていると、こちらまで自然と笑顔になっています。フィジーのおすすめ土産!フィジーでのんびりとできた理由のひとつに、外資の大型チェーン店を見かけなかったことがあげられます。そのぶん、ホテルでリラックスしたり海で泳いだり、充実した滞在になりました。お土産を買う場所は、ホテルのギフトコーナーか、現地の市場や地元のスーパー、デューティーフリーショップといったところ。個人的にこれは良いと思ったフィジーのお土産をご紹介します。〔フィジアナ カカオ(FIJIANA CACAO)〕のチョコレート板チョコのパッケージは糊を使わず、1枚の紙を折り紙のようにして作られています図越智仁さん、治美さん夫婦フィジーで絶滅しかけていたカカオを復活させ、世界的にも注目される高品質のチョコレートを作っているのが、図越智仁さん、治美さん夫婦。フィジーには旅行で訪れたのが切っ掛け。その後家族でフィジーに移り住み、さまざまな仕事や人との出会いを経てカカオの生産とチョコレート作りにたどり着きました。〔フィジアナチョコレート〕は、今ではフィジーに欠かすことができないチョコレートブランドです。工場併設のショップのほか、セレクトショップやデューティーフリーショップなどで購入可能です。FIJIANA CACAOフィジー産のラム酒スーパーでラムの飲み比べカウンターを発見!あまりのおいしさに驚いたのが、フィジーのラム酒です。さまざまなメーカーがあるのですが、個人的に気に入ったのが〔フィジーラムカンパニー(FijiRumCompany)〕のラム酒のコーヒーテイスト。「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2016」でダブルゴールドを受賞したものだそうで、納得のおいしさ。リカーショップやスーパー、空港内のデューティーフリーショップで購入可能です。〔ピュアフィジー(PURE FIJI)〕のコスメグッズリゾートホテルでも〔ピュアフィジー〕の製品が使われていましたフィジー産のココナッツやフルーツを原材料に使用しているナチュラルコスメ。フィジーのリゾートホテルや、高級スパなどでも使われていました。石鹸やシャンプーなどのボディケア商品ほか、キャンドルや虫よけなど、さまざまな種類と香りがあるので、お土産にもぴったり。デューティーフリーショップなどで購入可能です。Pure Fijiフィジーの人が大好きな飲み物《カバ》村へ入る前に、カバを回し飲みする儀式カバの材料になるヤンゴーナ。根っこの部分を粉末にして、布で包み、水の中で絞り出したものが《カバ》になります。市場ではヤンゴーナや粉末が売られています。フィジーの人好きな飲み物といえば《カバ》です。外部の人が村に入る許可をもらうための儀式で、《カバ》を回し飲みするのですが、日常的にもよく飲んでいるそう。「カバは好き?」と聞くと、みんな笑顔で「大好き!」と答えるのが印象的でした。味はおいしいというよりは、漢方のような感じ。鎮静作用があることが分かっており、リラックス効果が期待できそうです。助け合いと優しさの心にあふれているフィジー人フィジーの人たちの優しさは、国の要人の発言にも表れています。2014年にキリバスを訪れたフィジーのエペリ・ナイラティカウ大統領は「国際社会が温暖化防止対策に失敗し、海面が上昇し続ければ、キリバスの人たちの一部、もしくは全員がフィジーに移住する必要があるかもしれない。我々は隣人に背を向けることはない」と発言しています。困っている人に手を差し伸べるのがフィジー人の優しさ。ほんの少しの滞在でも、そんな国民性は伝わってきました。体と心をデトックスして、笑顔になりたい!フィジーそんな人にもおすすめの旅先です。取材協力:フィジー政府観光局●写真・文美濃羽佐智子
2018年08月14日夏の太陽の下で。五感で楽しむアンティーク。湘南 蚤の市の屋外ブースには、フランスをはじめヨーロッパから買い付けたこだわりのアンティーク・ヴィンテージが並びます。tsuitachi craft & brocante見ているだけで癒されるかわいいものたち。このかわいいものたちはなんですか?と尋ねると、「これはかわいいだけのものです。」との答えが。置いて、見て、そして癒される。かわいいだけのもの。けどかわいいからいいんです。ふふっと笑うその顔に、店主のアンティークが好きな気持ちが伝わってきます。旅が好きで、かわいいものが好きで、こうしてお店を開くようになったtsuitachi。店名を付けずにしばらくは個人名で活動していたので「tsuitachi」とお店の名前で呼ばれると照れてしまう店主。「恥ずかしいので名前の由来は秘密です。」そんなシャイな店主は、北欧、バルト三国、ベルギーなどヨーロッパのあちこちを一人で巡る旅の猛者。この日も「先日まで買い付けでした」と、スウェーデン、オランダ、ベルギーから帰国したばかり。「実は買い付けに行く国と、旅して楽しい国は違うんですよ」とこっそり教えてもらいました。旅して楽しいのはスロベニアなど自然の多い国。でも、買い付けのときはモノがあるかどうかで考えないといけない。いつもの旅とは違って、その国に文化があるか、焼き物をつくるための釜があるかなど、綿密な下調べをして行き先を決めているのです。条件があるなかでも、自分の好きなかわいいものをちゃっかり仕入れてくるところには、店主のお茶目な性格があらわれているようです。 shop AnnAnnは”思わず写真を撮りたくなる”ブース。実際どの角度からカメラを構えても、きっちりインスタ映えするような完璧なデザインなのです。お話を伺うと、実はAnnのオーナーはデザイン施工も行なっているとのこと。アンティークが好きでお店を始めた傍ら、お客さんから「どうやったらアンティークやヴィンテージを上手に飾れるのか」との相談を受けるようになり、「アンティークのある暮らしの演出」として、家や庭のコーディネートやリノベーションを引き受けるようになったそうです。確かに、持っている家具や雑貨の全てが素敵なアンティークなら部屋のコーディネートもあまり迷いがなさそうですが、全てをアンティークやヴィンテージで揃えるのは、なかなか難しいもの。現代的なもののなかへいかに調和させるか、どのように使うと暮らしに溶け込むかを提案してくれるのは嬉しいサービス。気になる方はぜひ一度オーナーにご相談を。埼玉県桶川市坂田221tel 080-3555-7144 Gallery Antiques今回の出店はアンティークアクセサリーを中心にラインアップされたそう。普段はヨローッパ雑貨も取り扱っているということで、「少ないけど雑貨も見て行って!」と促された机の上には洗練された雑貨たち。オシャレで気さくな店主との会話も楽しい。ほぼ毎月参加されているので、ぜひ旅の話やアンティークの話で盛り上がって。tel 080-4524-8966Instagram:float_antiquesヨーロッパ レトロ・ヴィンテージKSCOVO(ケーエスコーボォ)お姉さんがイギリスに住んでいたことがきっかけで、レトロやヴィンテージに興味を持つようになった店主。以前は全く違う仕事をされていたそうですが、大好きなアンティークに携わる仕事へ転向し早3年。イギリスを中心にHornsea、Midwinter、JAJPYREXなど食器やヴィンテージ雑貨を買い付けています。現在はwebショップやInstagramを通じて全国の骨董ファンに品々を届けていますが「いつかは地元でお店を開きたい」と、夏の暑さに負けない熱意をちらり。はじめは小さいスーツケースで買い付けに出かけ、失敗を重ねながら夢を掴んだ店主。出店ブースには色とりどりの食器と雑貨が溢れんばかり。その明るい人柄があらわれているかのようなヴィンテージのラインアップが魅力的でファンになってしまいそう。ちなみに、アンティークのお皿にクッキーが貼られたお店の看板は、お姉さんの手作り!:@kscovo12eNe(エネ)目黒と川崎に倉庫を持つeNe。今回唯一、アンティーク家具を出品されていました。出店ブースでオーナーが座っている椅子(写真中央)も、もちろんこだわりのアンティーク。買い付けはヨーロッパのマーケットや田舎へ出向くそう。湘南 蚤の市で購入した大型家具は発送もしてくれるので、気に入ったものがあれば逃さぬように。アンティーク・ヴィンテージはすべてが一品もの。出会いは一期一会です。オシャレでおいしいこだわりのお菓子。フードブースは少ないからこそ、素材と味にこだわったとっておきのブースが出店されます。マカロン・焼き菓子専門店LE CHANTIER(ル・シャンティエ)地元近辺で採れた材料を中心に季節の焼き菓子を作っているLE CHANTIER。今が旬のプラム・ネクタリンと酸味のあるサマープラムのタルトが本日の目玉。食べ応え抜群の大きめカットのチーズケーキも美味しそうで、お土産に何を買おうか目移りしてなかなか決まらないかも。神奈川県茅ヶ崎市香川3-17-15tel 090-2521-5486 DONUTS by さくら食堂 (マリオ ドーナツ)MARIO DONUTSは、茅ヶ崎のご飯やさん「さくら食堂」のおいしいおやつ。栄養士の資格を持つ作り手が、体に優しいお菓子を届けたいという想いで始まったこのドーナツづくり。乳製品を使用しないのでアレルギーの方やベジタリアン、ヴィーガンの方も安心して食べられる他では味わえないドーナツです。食材は可能な限りオーガニックを選び、さらに、生地に練り込まれた「甘酒」も、なんといちから手づくりしているのです。ドーナツは油物ですが、揚げ油には九州産なたね油を使い、できるだけ酸化を抑えるように仕上げているのもポイント。徹底した素材への配慮は、栄養のスペシャリストだからこそのこだわりです。甘酒効果でふわふわ食感がたまらないMARIO DONUTS。「もっとおいしくするため、日々研究です。」一口食べるとファンになること間違いなし。MAORIO DONUTS/さくら食堂神奈川県茅ヶ崎市松浪1-8-14tel 0467-38-4549出店している皆さんからアンティークが好きな気持ちが伝わり、マーケット全体を包んでいる和やかで穏やかな雰囲気は、本場プロヴァンスの蚤の市を彷彿とさせるようでした。 蚤の市で見つけた私らしい一品。素敵な食器やかわいい置物がたくさん出品されていたなか目に留まったのは「植物絵画」。『Nordens Flora』という1901年に刊行された植物学書から出典されたものだそうです(1970~1980年代のプリント)。画家であるC.A.M.Lindmanが描いた植物の絵はとっても華やか。数ある植物のなかからチョイスしたのは、出品ブース・”kirsikka(キルシッカ)”にちなんだ桜。引越しして以来、「明日こそ飾ろう」と言い続けて埃を被った額縁。本当は植物が好きなのに、日当たりの悪い部屋に置くのは可哀想と敬遠していた花が、こうして壁に咲いてくれることになりました。住む部屋が、ようやく私らしさを取り戻したかんじ。日本のプロヴァンス・湘南の風に吹かれながら、自由気ままなスタイルで楽しむ蚤の市。この夏休みは、私らしさを探しに湘南 蚤の市へ出かけませんか?information湘南 蚤の市8月の開催予定:8月21日(火)10:00~16:00会場:〒251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1 湘南T-SITE1・2号館 プロムナード他(会場アクセス )Facebook:公式HP:問い合わせ:湘南T-SITE(代表)TEL0466-31-1515(※電話受付時間 10:00~19:00)
2018年08月07日オーストラリアのゴールドコーストは太陽の輝く美しい街。魅力はやっぱりビーチですが、ショッピングにグルメに、旅人を楽しませてくれる要素がたくさん。話題のレストランやクラフトビールのお店など、注目スポットをご紹介します。これから旅行の計画を立てるなら、ぜひチェックしてみて。おいしいものの宝庫!ゴールドコーストのグルメスポットオーストラリア大陸の東海岸に位置するゴールドコーストは、年間を通して晴天の日が多く、幅広い年代の観光客が訪れるリゾートタウンです。約52kmも続く白い砂浜はその代表格ですが、ビーチ以外にも大自然に触れるアクティビティが充実!ショッピングモールやテーマパークも点在しているので、飽きることがありません。敏腕オーナーが手がける、予約殺到のグリークレストランおしゃれなお店が集まるエリア・ノビービーチに、外からでもその賑やかな様子がわかるほど、ひときわオーラを放っているお店があります。ゴールドコーストでこれまで何軒ものレストランを手がけてきた、サイモン・グロティフス氏によるギリシャ料理レストラン〔Hellenika(ヘレニカ)〕です。有名高級シーフードレストラン「フィッシュハウス」の元オーナーと言えば、恐らくピンとくる人もいるでしょう。〔Hellenika〕自体は8年前から営業をしていますが、近年店舗を改装し、2018年6月には屋上にルーフトップバーをオープンしました。そんな話題性もあって、連日感度の高い人々が集まるように。今ではなかなか予約が取れない人気店となりました。店内はスタイリッシュで多国籍な雰囲気ですが、メニューは本格的なギリシャ料理。さすがは移民の多いオーストラリア、日本ではなかなか味わうことのできない本場の味を体験することができます。写真はいずれも人気のメニューで、ひよこ豆のペースト《dips》(16ドル、上)、白身魚のグリル《REDEMPEROR(200g)》(43ドル、下)。《dips》は、ニンニクとレモンがしっかり効いた濃厚な味で、焼き立てのパンと好相性!オーストラリア産の高級魚《REDEMPEROR》は鯛の仲間で、プリッとした身から旨みが溢れ出してきます。シンプルなグリルは、そのままでもトマトソースを絡めても絶品。オーストラリアと言えばオージービーフのイメージが強いかもしれませんが、ゴールドコーストはシーフードがおいしい街としても有名。他の地域から訪れたオージーも、「ゴールドコーストに来たらやっぱり魚やシーフード!」という人が多いようです。魚介をふんだんに使ったギリシャ料理で、味の良さを確かめてみてはいかがでしょうか。なお、訪れる際は必ず予約を入れるようにしましょう。ホームページからオンライン予約が可能です。Hellenika今もっとも話題のクラフトビールは、なんとあの世界チャンピオンが仕掛け人!オーストラリア料理を構成する要素の1つとして、ワインを挙げる方もいるでしょう。もちろん、ここゴールドコーストでもワインは飲めますが、実はクイーンズランド州はビールどころ!ゴールドコーストに来たらぜひビールを試してほしいと、地元に住む人々が口を揃えます。ゴールドコーストは他の都市と比べ、乾燥して暑いのが特徴。そこで訪れてほしいのが、今地元でもっとも勢いのあるクラフトビールブランド〔BALTER(バルター)〕のブルワリーです。ゴールドコースト郊外の街・カランビンにある醸造所は、カジュアルなイートインスペースが併設された空間。金〜日曜日の週3日のみ営業だからか、開店と同時に皆待ちわびたかのように、どこからともなく人が集まってきます。実を言うと〔BALTER〕の仕掛け人は、世界チャンピオンにも輝いたオーストラリアを代表する元サーファー、ミック・ファニング氏。彼が仲間たちと造りはじめたビールは、またたく間にオーストラリア全土へと広がりました。今や、オーストラリア国内の多くのバーで飲むことができますし、〔BALTER〕の缶ビールが置いてあるリカーショップも少なくないですが、せっかくゴールドコーストに滞在したらやっぱりカランビンの醸造所へ出向くべき!心地よい風を感じながら一番フレッシュな状態のビールを味わってみてください。〔BALTER〕といえば、フルーティーな味わいのエールビール《XPA》が有名ですが、他にも個性豊かな味がそろっています。なかなか1つに絞れないという人は、飲み比べセット《tastingpaddle》(12ドル、写真)がおすすめ。ちなみに、「ホップソーダ」というノンアルコール飲料もあるので、運転する方やお子さんはそちらをどうぞ!BALTERどこを撮っても映える!おしゃれな大人のフードマーケット最後に紹介するのは、マイアミにある〔MiamiMarketta(マイアミマーケッタ)〕というフードマーケットです。マーケットと言うと雑多なイメージがありますが、ここは全体がまるごとスタイリングされているかのような洗練された世界観!女性なら思わず「かわいい!」を連発してしまうようなおしゃれな空間です。水・金・土の夕方から開く〔MiamiMarketta〕では、ヨーロッパやアジア、中東、南米など、世界各国のストリートフードがカジュアルに食べられます。出店店舗は日替わりなので、事前にホームページでチェックしておくといいでしょう。また、席の予約が可能なバーエリアもあるので、着席してゆっくり飲みながらラテンやジャズライブの鑑賞も可能です。音楽以外にも、さまざまなイベントが日替わりで催されています。マーケット内には、オーストラリアのデザイナーによる雑貨やアパレルのお店もあります。ついつい時間を忘れて熱中してしまいそうです。お酒と各国料理に舌鼓をうちながら、ライブとショッピングを満喫できるなんて最高ですよね。楽しい大人の夜が待っています。Miami Markettaいかがでしたか?今回ご紹介した3か所はやや観光の中心部、サーファーズ・パラダイスからは離れていますが、わざわざ行く価値ありだと思います。大人が出かけるのにふさわしい場所ですが、かといって堅苦しい印象はなく、お子さん連れも多く見かけました。またどこに行っても、味のセンスと空間づくりの上手さに感心する場面ばかりでした。ぜひ、ゴールドコーストに訪れた際の参考にしていただければ嬉しいです。※通貨は全てオーストラリアドル●取材協力:クイーンズランド州政府観光局クイーンズランド州政府観光局
2018年08月06日湘南T-SITEが運営する『湘南 蚤の市』は、月1度開かれる本場フランス・プロヴァンス風の蚤の市です。元々不定期で開催されていたイベントでしたが、2016年より定例化。湘南地域の感度の高い来場者が、毎月第3週の曜日はじめにこの会場を訪れます。蚤の市のテーマは「プロヴァンス風」ですが、テーマに縛られすぎずあそびの部分を残して蚤の市を自由に捉えたいと、湘南T-SITEならではのマーケットが開かれています。 バラエティに富んだ個性豊かな出店ブース湘南 蚤の市には、既製品が一切並びません。プロの目利きを出店者が選んでいるので、全てがアンティーク・ヴィンテージ商品だけという本格派のマーケット。質の高いホンモノが集まるからこそ、来場者も「良いモノを長く大切に使いたい」と思うアンティークを愛する方が多いそう。今回の蚤の市では湘南T-SITE施設の2階も利用し、北欧食器・雑貨の出店ブースも多かったので、初出店のお店を中心に取材をさせていただきました。 カラフルにシックに。一目惚れ必至の北欧ブース。以前は屋外だけで行われていた蚤の市。今回から屋内でもブース出店。北欧食器や雑貨を中心としたこだわりのアンティーク・ヴィンテージが並びます。 北欧雑貨・ヴィンテージ食器 Vibevej 11(ヴィーベヴァイ エルブ)以前デンマークに住んでいたご夫婦が営む、静岡が本店のVibevej 11。お店の名前は当時住んでいた”住所”。その昔「宣教師の島」と言われた”プレスト”という地方の「Vibevej 11(ヴィーベヴァイ エルブ)」に住んでいたお二人。住所の意味は、日本語で「ゆりかもめ通り11番地」。お店を開く際に店名がなかなか決まらず悩んだ末、以前の住所地を名付けることにした後、デンマークの友人からは「日本にもVibevej 11があるんだ!」と喜ばれるそうなので、結果的には大正解だったのかも。北欧のデザインはカラフルなイメージがありますが、デンマークの食器は「和」にも合う素朴で落ち着いた雰囲気の焼き物が多いそう。比較的カラフルな色使いのデザインが多いのは、スウェーデンやフィンランドと、同じ北欧でも民族性や気候・風土によってデザインが異なるとのこと。 「色々な種類のデザインを見て、手触りの違いを感じてみたり、自分の好きなものが何か、愛せるものが何かを見つけてみてください。必ずセットでないといけないというのは固定概念。カップとソーサーが違うのだって会話のきっかけになるんですよ。好きなものを集めることが楽しいし、愛しいものを一つひとつ集めていくことが、毎日を楽しく過ごす秘訣だと思います。」このように語る奥様と旦那様。まるでお二人の生活を垣間見せてもらったかのような、穏やかで優しいひとときでした。静岡市清水氏蜂ヶ谷216-5tel 054-367-7107北欧ヴィンテージ食器&デザイン雑貨 Kirsikka(キルシッカ)店名のKirsikka(キルシッカ)はフィンランド語で「さくらんぼ」。さくらんぼは双子のように2つで1房になっていることが多いですが、元々ご夫婦で始めたお店なので、奥様と旦那様をイメージして、そしてお店とお客さんがさくらんぼのようなペアになれることを想って名付けられたそう。ミュージアムでARABIA(アラビア)食器に一目惚れしたことをきっかけに、それ以来少しずつ買い集めながらお店をオープンさせたという店主。ご自身も普段からお気に入りのARABIA食器を使っているそうですが「食器は使ってみないとわからない」とおっしゃいます。「カップの縁が反っているのかいないのか、手の中にどのようにおさまるのか、カップの全体的なバランスは、実際に使ってみて初めてわかるんです。」お客さんの手に届けるその前に、使い心地を確かめるから伝えられる。ヴィンテージを愛しているからこそ、妥協することなく最後まできっちり。プロの仕事に恐れ入ります。 長野県松本市中央1-8-3 ふじやビル2Ftel/fax 0263-88-8208Facebook:kirsikka.jpInstagram:kirsikka_matsumoto/times Scandinavian style & more今回初めて出店されたtimesのブースには、フィンランドから西ドイツの食器や雑貨が並びます。本店は鎌倉。商品の説明も丁寧にしてくれる店主の優しい笑顔見たさに、次回は本店へ足を運びたくなります。北欧らしいバイキングモチーフの雑貨から、ポットや水筒をはじめ、オシャレなのに使い勝手の良さそうなキッチンツールを揃えるtimes。朝起きるのが楽しくなる食器たち。 神奈川県茅ケ崎市東海岸北 4-5-51tel 0467-38-7200(トゥーズ)急遽、飛び入り出店されたというtizu。本店は鎌倉で、湘南から近いこともあり「フットワーク軽く出店できた」と明るく笑う姿が素敵でした。珍しいデザインの食器が並び、個性的なラインアップ。他では手に入らなさそうなデザインなので、一目惚れしたら即決した方が良さそう。本店は、閉店時間が「日没頃」と決まっていないのも北欧らしさ。神奈川県鎌倉市御成町14-1御成ビル 2F-4tel/fax 0467-24-3556(フィグ)スウェーデンの雑貨や食器が多く並ぶ色鮮やかなブースは藤沢市鵠沼海岸にあるFigue。一輪差しとして使うフラワーガールの置物(写真2枚目中央)も珍しい一品。ファブリックから食器まで幅広くラインアップされていて、カラフルと形容するのがぴったりなブース。一つひとつがインテリアとしても普段使いにしても、どちらも楽しめそうな絶妙な色合い。 神奈川県藤沢市鵠沼海岸2-6-1 1Ftel 0466-77-8672(コトトイマチ)主に東ドイツやチェコ雑貨を取り扱うkototoimachi。最近は洋服にも力を入れているそう。”旅のおすそわけ”ができればと、ブースに並ぶのはときめきいっぱいの雑貨たち。洋服は試着してから購入することもできるので、気兼ねなく合わせてみることができます。 後編は、湘南 蚤の市の1階屋外会場とフードブースをご紹介します!
2018年08月06日いつもの旅に少しの工夫を加えることで子どもの成長をうながす「旅育」。 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)の著者で旅行ジャーナリストの村田和子さんに、前回は、旅のプラン作りや準備のコツについてお聞きしました。今回のテーマは、旅先での旅育。持て余しがちな移動時間はどう過ごしたらいいのか、親はどう関わったら良いのか、旅の思い出を定着させるテクニックなどをうかがいました。お話をうかがったのは…村田和子さん旅行ジャーナリスト。1969年生まれ、1児の母。子どもが生後4カ月の時に家族旅行を開始し、9歳までに47都道府県を制覇。『All About』では2001年からガイドを務めているほか、『週刊文春』では子連れ旅行の連載、JALサイトの『初めての子連れ海外』ページを監修・執筆するなど、家族で旅をする魅力やヒントを多方面で伝え、2013年には子どもの生きる力を育む「家族で旅育メソッド」を発表。子どもが旅育を実践し中学入試で志望校に合格したことを機に『プレジテンドファミリー』『AERA with Kids』『日経DUAL』をはじめ雑誌・新聞・ウェブで注目を集める。 「家族deたびいく」 運営。旅行業務取扱管理者・クルーズコンサルタント。 ・公式ホームページ(トラベルナレッジ) ■話す・遊ぶで“退屈”を吹き飛ばす「移動時間」――子連れにとって、移動時間は大きな課題です。私自身、6歳息子と出かける時は、一緒に遊んであげなきゃと思いつつゲームやタブレットに頼ってしまうことがあります。村田和子さん(以下、村田さん):ゲームをやること自体は悪くないんですよ。大人がスマホをさわっているのに、子どもにだけ「ゲームをしちゃダメ」というのは説得力がないですしね(笑)。事前に「最初の30分は自由時間にしよう。ゲームをしてもいいし、ママもスマホを見るね。でもその後の30分はお話しようね」というように、時間を区切り、ちゃんとできたらほめれば、それも成功体験になります。最初、一緒にルールを決めると、子どもは案外守れるものですよ。一番避けたいのは、子どもが騒いだらゲームを渡す、というやり方。騒げばゲームができるんだとなり、負のスパイラルにはまってしまいます。そもそも、移動中は家族が一緒に過ごせる貴重なチャンスなんです。ふだんは聞けない学校や園での様子も、旅の楽しい雰囲気に押されて話してくれるかもしれません。会話だけではなく、小さなお子さんは簡単なクイズやしりとり、計算ができるお子さんなら車のナンバーで足し算クイズなどをすると、遊びながら自然と学びにつなげられます。■子どもの新しい一面を発見できる「旅の目標」――移動は大変というマイナスイメージを持つよりも、旅育に活用するといいんですね。旅先ではどう過ごすと、より効果的なのでしょうか村田さん:なにか目標を持たせるといいと思います。未就学児なら、「元気にあいさつをする」「自分の荷物は自分で持つ」といった約束をして、ちゃんとできたら具体的にほめてあげる。すると「できた」という成功体験が心に刻まれ、自己肯定力が養われていきます。旅先では親以外にも、仲居さんや施設のスタッフ、通りすがりの人など、いろいろな人がほめてくれる機会も多くあります。それまで気づかなかった子どもの長所をほめてもらえることもあり、親にとっても発見があります。小学校中学年以上なら、会計係を任せる、時刻表を調べてもらうなどの役割をお願いするのも良いでしょう。考える力がついて学習に役立つほか、頼られることで自主性と責任感が身につきます。――親として、何かやるべきことはあるのでしょうか。村田さん:子どもの「なぜ?」「なに?」にはとことん付き合うこと。今はスマホで一緒に調べればすぐにわかりますし、「どうしてだろうね?」と子どもが自ら考える時間を持つ方法もいいでしょう。旅行中は時間に余裕がある分、子どもの小さな疑問や好奇心を見逃さないようにしたいですね。帰宅後にも図鑑で調べたり、博物館に足を運んだりして、学びを深めるのも良いと思います親自身が興味を持って旅を楽しむことも大切です。例えば、めずらしい料理が出てきたら、スタッフの方に「これはなんですか? この土地のものですか?」と聞くのもいいでしょう。子どもは親をよく見ていて、親のマネをします。親のそういった姿に、子どももやる気になるものです。 ■旅の記憶を定着させる旅先からの「絵ハガキ」――旅行中はとても楽しそうだった子どもが、数日後にはすっかり忘れて日常に戻ってしまう。仕方がないのかもしれませんが、もったいなく感じてしまいます。村田さん:子どもの毎日は刺激の連続ですから、放っておくと忘れてしまい、がっかりということもありますよね。私が実践しているのは、旅先から1枚の絵ハガキを送ること。後日届いた絵ハガキを見ながら「これ見たね」「こんなことしたね」と会話をすることで、旅の記憶が定着していきます。絵ハガキは場所を取らないので、保存しやすいのもメリットです。最初はハガキからはみ出しそうな字でひらがなしか書けなかった息子が、だんだんと漢字を交えた長文を書けるようになり、思春期になると面倒がってひとことコメントだけになる(笑)。子どもの成長がダイレクトに残るので、後で見返すと面白いですよ。■中学受験直前まで続けた「週末旅行」――小さな頃から旅育を続けると、家族の思い出も増えていくわけですね。わが家は子どもが小学生になり、旅が難しくなったと感じてします。未就学児のうちに、もっと行っておけばよかったと後悔しています。村田さん:小学生になると、どうしても週末限定になってしまいますよね。わが家の場合、金曜の夕方に出発して日曜に戻ってくる、というパターンが定番でした。学校のスケジュールを見ながら、テストや行事に影響が出ない日程を選ぶので、旅行を決めるのはいつも直前でしたね。それでも、中学入試の直前まで毎月1回のペースで行き続けていました。――入試の直前まで! 試験前は勉強に集中させる家庭が多いなか、変わらずに旅を続けられたんですね。村田さん:私は「旅育からの中学受験」と呼んでいるのですが、息子は小学5年生までは塾に通わず、旅で得た経験をベースに学びを深めていました。小さい頃から地図を見ながら旅をしていたので、日本地図は学校で習う前から頭に入っていましたし、その土地の産業や気候といった知識も体験とひもづけて役立ったようです。小学校中学年からは、教科書に載っている史跡や絵画などを見に行く旅も、子どもの興味に応じてしていました。こうした体験は、単なる暗記ではなく、本質的な学びにつながります。――旅育で育った息子さんは現在17歳。息子さんご自身は、これまでの旅についてどう言っていますか?村田さん:人と出会い、いろいろな体験ができたことがためになったと言っています。特に、素晴らしく美しい料理を作るシェフ、知識豊富で話上手なバスガイドさん、カツオをさばいてタタキにする方法を教えてくれた漁師さんなど、その道のプロフェッショナルとの出会いが印象的だったようです。旅で身につけた力は、子どもにとって一生の財産となります。息子は17歳になり、旅育の経験を生かして、自ら人生を切り開く次のステージになりました。今までの経験から得た旅育の魅力やノウハウを、次世代の親御さんをはじめ多くの方に伝えたいと思い、 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 を執筆しました。多くの方が旅育を実践するきっかけになればうれしいです。また、私も旅育の環境整備など、今後もライフワークとして「旅育」に関わっていきたいと思います。親子で旅をできる時間は案外少ないもの。筆者も荷物運びを手伝ってくれたり、6時間のトレッキングを達成したりと、成長していく息子の姿に旅の力を実感しています。家族それぞれの形で、旅育に挑戦してみてはいかがでしょうか。参考図書: 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)村田和子著 1,512円(税込) 旅を通じて子どもの脳を刺激し、自立心や感受性、行動力、考える力などを育む「旅育」。旅行ジャーナリストの村田和子氏が十数年の親子旅の経験をもとにした旅育の5つの基本メソッドと、実践するための25のヒントを紹介する。47都道府県の親子旅を経験した著者が選ぶおすすめスポットやモデルコースに加え、星野リゾート代表・星野佳路氏に聞いた「子どもにとっての旅の効果・効能」、茂木健一郎先生の旅×脳コラムなども掲載。取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年08月02日旅行って計画や旅支度から楽しいもの。旅はこれまで何度も行っているのに荷物のパッキングの時に、何をどれだけ持っていくか、忘れ物はないか、などなど意外と手間取ってしまいませんか?ちょっとこだわりのトラベルグッズを揃えて、準備からスマートな夏旅をしませんか? 『HIGHTIDE』の衣類圧縮袋衣類圧縮袋って正直どこでも買えます。がしかし、HIGHTIDEの圧縮袋はとにかくオシャレ。注意書き等が英文で書いてあって、なんだかステキ。その上使い方もとっても簡単。折り曲げるだけであっという間に真空状態に。スーツケースを開けた時に衣類がこのオシャレな圧縮袋に入っているだけで、気持ちが高ぶること間違いなし。HIGHTIDEの衣類圧縮袋の記事はこちら 『BEST PACK』のポーチ コスメはこれ、下着はこれ、着替えはこれ・・・etc。旅行の度にいろいろなポーチや風呂敷、ジップ付き保存袋にあーでもない、こーでもないと詰め込んだ経験ありませんか?『BEST PACK』のポーチは旅行者視点で考えられた使いやすい工夫が詰まっています。例えば、スクエアタイプは、メインの収納スペースと、細かく仕分けできるポケットスペースがついた2部屋構造。ファスナーがぐるりとついているので、大きく開閉できて出し入れに便利。このようなちょっとした点が実は非常に使い勝手をよくしているのです。そのほかにも、指を引っ掛けやすいファスナーの引き手や、長く使える軽くて丈夫なナイロン素材など、気の利いた仕掛けがたくさんあります。『BEST PACK』のポーチの記事はこちら 『メルヴィータ』『インフィオレ』のプチサイズコスメ 旅行中だって、いや旅行中だからこそきれいでいたいですよね。だけど、毎日使っているコスメをそのまま持っていくと荷物がかさばってしまう。そんな時に役立つのがプチサイズコスメ。今回リコメンドするこちらのアイテムは保湿効果抜群!乾燥が気になる機内やホテルでの強い味方です。『メルヴィータ』『インフィオレ』のプチサイズコスメの記事はこちら 『プライベート・スプーンズ・クラブ』のトラベルソックス 旅の準備は万端!さあ出発!となったものの、行き先によっては乗り換えがあったり、時差ぼけ何てことも・・・。旅を早く楽しみたいのに、移動だけで疲れてしまった。そんな経験はありませんか?その疲れをすこしでもやわらげるのがこちらのソックス。むくみがちな足にほどよく圧力がかかるようにリブ編みで作られている。膝上まであるので、冷え対策もばっちりです。『プライベート・スプーンズ・クラブ』のトラベルソックスの記事はこちら いかがでしたか?これから夏旅にいく人はもちろん、すぐすぐの旅の予定がなくてもぜひともゲットしてくださいね!
2018年08月02日寺院群や茶屋街のある景観が「小京都」とも例えられ、その古風な街並みで観光都市としても人気の高い、城下町・金沢。歴史的な文化を重んじる一方で、21世紀美術館の開館や、音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ金沢」が2016年まで開催されるなど、新しいものへの理解もある、まさに「温故知新」の街。今回は、加賀百万石として栄えた石川県金沢市にある「尾山神社」を訪れました。尾山神社は、神門にステンドグラスが施された全国的にも珍しい神社。金沢らしい情緒溢れる雨が、しっとりと小道をぬらす旅の途中で、尾山神社の神様訪問です。 神門にはステンドグラス神門にステンドグラスをあしらった神社は恐らく尾山神社くらいではないでしょうか。それほどに歴史的建築物としては抜群に珍しく、加賀藩を治めた前田家の威光を象徴する建造物でもあります。伝統を守りつつも新しいものを柔軟に取り入れる金沢人の気質が、神門にもあらわれているかのようです。しかし、和漢洋3つの様式を取り入れたデザインはさすがに斬新すぎたのか、当時は「反対する意見もあった」という記録が残っているそうです。この物議を醸した神門、現在は金沢のシンボルとして有名になっただけでなく、国の重要文化財にも指定されているので、反対を押して建造に踏み切った判断は間違っていなかったということでしょう。(結果オーライ!)「楽器の庭」と呼ばれる池泉回遊式の庭園尾山神社は、神門をくぐると正面に拝殿が見え、その横に利家公の像や蓮の葉のオブジェなどが並ぶ庭園です。実際には、敷地面積がそれほど広い神社ではないですが、神門をくぐるとすっきり広々とした印象を受けます。さすが金沢のパワースポット、良い気が満ちている!せっかくなので、池の周りも歩いてみましょう。この庭園は、江戸時代後期から明治初期にかけてかたちづくられた「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」で、別名「楽器の庭」とも呼ばれています。日本庭園の形式のひとつである「池泉回遊式」とは、中心に設けた池の周りを巡りながら鑑賞するタイプの庭園のこと。金沢であれば、「兼六園」も池泉回遊式でつくられています。同じ形式の庭園としては他にも京都の「鹿園寺(金閣寺)」や岡山の「後楽園」などが有名でしょうか。尾山神社の庭園が「楽器の庭」と呼ばれるのは、「鳳笙島(ほうしょうじま)」「琵琶島(びわじま)」「鳥兜島(とりかぶとじま)」「琴橋(ことはし)」といった、池に浮かぶ島や橋などの名前が、雅楽にちなんでつけられているからだそうです。なんとハイセンス。 尾山神社に祀られた神様尾山神社には、加賀藩の初代お殿様である前田利家公と、利家公の正室であるお松の方が主祭神として祀られています。「傾奇者(かぶきもの)」と言われた前田利家公は、派手好き・長槍使い・血気盛んな武将…と、なかなかのやんちゃくれだったそうですね。(大河ドラマ「利家とまつ」でご存知の方も多いでしょう。)そんな武将の御祭神なので、「文武両道」「必勝」のご利益があると言われています。そして、利家とお松が夫婦で祀られていることから、「夫婦円満」「子宝安産」を祈願される方もいるそうです。神様、利家様、お松様、「旅の者から相談です。」拝殿前に立つと、本殿までが一本の道のようにすっと見通せます。なんだか不思議な気持ちになる神社。旅先のお参りですが、しっかり(ちゃっかり?)相談はしたいと思います。拝殿でこのようなことを思うのは自分でもどうかと思うのですが、本当のことを言えば、利家よりも利家の甥っ子・前田慶次郎の方が好みです。(漫画家・原哲夫先生の描く『花の慶次~雲のかなたに~』のイメージで話しています。)でも、一族内で癖の強さがこれだけしっかり遺伝しているのだから、きっと利家様もイケメンのはず。(脳内妄想で)会うのがちょっと楽しみ。それではお参りを…。ーお参り(妄想)中ー※以下脳内での勝手な会話です。最後までお付き合いください。私「こんにちは、東京から来た五十嵐です。」利家公「おう、よう来たな。…なんじゃ、某の顔に何かついているか?」私「いえ!なんでもないです!気にしないでください。(利家を凝視)」利家公「ところで賽銭は入れたのか?」私「あ、まだです。」利家公「某に聞きたいことがあるなら、賽銭が先じゃ。」私「はいお願いします(チャリンと5円)」利家公「少ないっ!!!」私「ちょ!ご縁がありますようにっていうアレなんですけど?!」利家公「冗談よ。また松に怒られてしまう。それで、主はどんな縁を所望か?」私「そりゃ、いい人とのご縁です。」利家公「笑止!主は戦う気がないではないか!」私「戦いに来たわけではないのですが。なんの話ですか…?」利家公「戦も恋愛も、結局は勝負事。勝つために必死になっていない者に縁などない!」私「なんかそれっぽいこと言った。じゃあ、恋愛に勝つ秘訣を教えてくださいよ。」利家公「…先手必勝。」私「できればもう少し具体的なアドバイスが欲しい。」利家公「欲深め!」私「やめて!槍はやめて!」お松の方「およしなさい!またそんな荒っぽいことを。」利家公「おおハニー。」私「助かった…」お松の方「ごめんなさいね。大丈夫?」私「はい…利家様は幸せですね、こんな立派な奥さんがいて。松さんはどうして色々許せるんですか。心広すぎ。」お松の方「恋愛はね、この人だと決めたら迷わずに信じないと。子供ができたのに旦那がカッとなって職を失くしても信じてあげないと。」利家公「いや、あれはね、実はお前が侮辱されたのもあってね…」お松の方「でもやっぱり斬っちゃうのはだめよね。」利家公「ぐぬぬ。」お松の方「旅の方。私はこの人が職を失っても、亡くなった後も、たとえ人質になっても、前田家を支えた続けました。全てはこの人を、前田を信じて行ったことです。」利家公「…苦労をかけたな、まつ。」お松の方「いいの、私アナタを愛してるから。」利家公「まつ…。」お松の方「アナタ…。」私「あの、ごちそうさまでした。(そっと退散)」神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」利家公とお松の方がそんなアドバイスをくれたかどうかは(脳内の出来事のため)定かではありませんが、神様の声を代弁するためにおみくじで運勢もみてみましょう。運勢:小吉恋愛:父母に相談せよ父母に相談…だそうです。娘が結婚できない理由を相談しろと…?(それは屈辱!)願望には「他人の助けにあって思う様になります」と書かれていますね。この「他人=父母」ということですかね。縁談には「思う程に早くは叶わぬが気長くすれば吉」。「思っているより時間はかかるけど、気長に待てばいいご縁が、親族からやってくる」ということなのか。親族からやってくるいいご縁て、もうお見合い以外なくない?できれば利家と松みたいに恋愛結婚したいけど。お見合いかぁ…。(すでに確定事項)でもお見合いもいいかもなぁ…。戦も恋も勝負事。ここはひとつ、利家流恋愛の必勝法に従って、とりあえずはいつでも戦(お見合い)に出られるよう、褌(勝負下着)だけはいつもきれいにしておくことにします。帰ったらまず、表参道のBRADELIS New Yorkに行かないと。------------------------尾山神社花の慶次~雲のかなたに~ New York
2018年07月26日旅を通じて子どもの心と脳を育てる「旅育」。家族旅行はもちろん、帰省や日帰りのレジャーも、子どもを大きく成長させるチャンスです。特に、言葉を理解し始める3歳頃から基礎的な脳が出来上がる9歳頃までは、旅育のゴールデンエイジだといいます。現在、6歳の息子を持つ筆者も旅育を実践中。そこで、 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)の著者で、旅行ジャーナリストの村田和子さんに旅育についてお話をうかがいました。お話をうかがったのは…村田和子さん旅行ジャーナリスト。1969年生まれ、1児の母。子どもが生後4カ月の時に家族旅行を開始し、9歳までに47都道府県を制覇。『All About』では2001年からガイドを務めているほか、『週刊文春』では子連れ旅行の連載、JALサイトの『初めての子連れ海外』ページを監修・執筆するなど、家族で旅をする魅力やヒントを多方面で伝え、2013年には子どもの生きる力を育む「家族で旅育メソッド」を発表。子どもが旅育を実践し中学入試で志望校に合格したことを機に『プレジテンドファミリー』『AERA with Kids』『日経DUAL』をはじめ雑誌・新聞・ウェブで注目を集める。 「家族deたびいく」 運営。旅行業務取扱管理者・クルーズコンサルタント。 ・公式ホームページ(トラベルナレッジ) ■3歳~9歳が「旅育」のゴールデンエイジ――村田さんは、現在17歳の息子さんが生後4カ月の頃から親子旅を始め、9歳までに47都道府県を制覇されたと聞きました。当初はまだ、子連れ旅行が一般的ではない時代ですよね。村田和子さん(以下、村田さん):「小さな子どもを連れて旅行なんてとんでもない」とよく言われましたし、施設側も子連れを受け入れる体制が整っていませんでした。その点、今は子ども向けの施設やプランが充実した宿がたくさんあり、新幹線や飛行機などのサービスも行き届いています。親子で旅に出るには、絶好の時代だと思いますよ。――確かにそうですね。私は5年前から親子旅を始めたのですが、おいしそうな離乳食やキッズミールがあったり、キッズルームや子ども向けのイベントが用意されていたりと、レベルの高さを感じます。村田さん:それに、子どもにとって旅に出ることの重要性は増していると感じます。昔に比べて、今の子どもたちの世界はかなり狭い。子どもたちがふだんふれあう大人は、親御さん、幼稚園や学校の先生、習い事の先生、友だちのお父さんお母さんくらいではないでしょうか。子どもは自分が知っている世界が社会のすべてだと考えがちなので、日常で自分の居場所が見つけられないと悩んだり、自暴自棄になったりする危険性があります。実際、私の息子も、男の先生にほめられて自信になっていた「朝の元気なあいさつ」を、小3になり先生が変わった途端「そんなに大きな声を出さなくて結構です」と言われたことで混乱。旅先でもあいさつができなくなってしまったことがあるんです。「これまでに、たくさんの人に元気なあいさつをしてきたけれどどうだった? そうだよね? 笑顔で返してくれた人やほめてくれた人が多かったよね? 担任の先生は価値観が違うかもしれないけれど、ママはすてきだと思うよ」と話し合って解決したんですが、子どもにとって学校や先生の影響がいかに大きいかを思い知らされました。――それは辛いですね。でも、息子さんがすぐに納得してくれたのは、やはり旅を通じて多くの人や価値観とふれあった経験が大きいんでしょうか。村田さん:そう思います。息子はいかにも社交的で目立つという感じではないんですが、さまざまな地域で暮らす年代も異なる多様な人々との交流を通じて、懐の深い人間に育っていると感じます。また、旅のトラブルを乗り越えた経験などから、何事にも「手をつくせば、なんとかなる」というタフさや、臨機応変に対応する力は身についたと思います。今の子どもたちが生きてくのは変化の時代ですから、旅育は大いに役立つと考えています。――受験勉強だけできればいい、という時代ではないですものね。子どもたちが成長する頃、「生きる力」がますます重要になっていると実感しています。村田さん:私が提案している「旅育メソッド」では、生きる力を「自己肯定力・コミュニケーション力・知恵を育む力」の3つと定義しています。旅育で一番大切なのは、親子のコミュニケーションです。親のちょっとした心がけや働きかけで、この3つの力はぐんと伸びていきますよ。特に、言葉を理解し始める3歳頃から、基礎的な脳が出来上がる9歳頃までは旅育のゴールデンエイジですから、積極的に旅に出ることをおすすめします。――そうなると、赤ちゃん時代に旅に出ることはあまり意味がないのでしょうか? 確かにうちの息子も、小さい頃の旅はまったく覚えていません。村田さん:旅にはリフレッシュ効果もあります。親御さんが旅でストレスを解消して、ゆとりを持って子育てをできるのは、子どもにとって大きなメリットだと思います。また、小さな頃の旅は忘れてしまうので意味がないのでは? と思いがちですが、本の中で脳科学者の茂木健一郎先生が解説してくださったように、記憶には残らなくても、子どもが成長した時、ものの見方や行動に影響を与えると考えられています。 ■「どこに行くか」より「何をするか」――周囲のママたちに旅育をすすめると、「楽しそうだけどお金がかかりそう」と言われることが多々あります。村田さん:旅というと、どうしてもぜいたくなイメージがあるのかもしれません。でも、近場の日帰りレジャーやイベントに出かけるだけも旅育はできるんですよ。ネットで検索すると、子連れ向けの施設やイベントはたくさん見つかります。肝心なのは「どこに行くか」ではなく「何をするか」。特にお子さんが小さいうちは、無理をして遠出をしなくても大丈夫。日常と違う経験をすることは、それだけで子どもの脳に刺激となります。――小さな子を連れた旅やおでかけでは、公共の乗り物や施設で迷惑をかけないか心配、という声もよく耳にします。村田さん:小さくても旅をする仲間ですから、「どうせわからないだろう」と子ども扱いしないことが大切だと考えます。私は写真や地図を見せて「これからこの場所に行くよ」「電車に◯時間乗るよ」「眠りたい人もいるから、静かにしていようね」などと説明していました。そして、上手にできたら「頑張れたね! えらいね!」と認めてあげると、子どもにとって成功体験となります。「電車に何分乗るから、その間は何をして遊ぼうか」と相談しながら、子ども自身が持ち物を用意するのもおすすめです。――自分で用意をさせると、自主性が身につきそうですね。でも息子が3歳の頃にリュックに入れるおもちゃを選ばせたら「全部持っていく!」と言い張り、荷物がパンパンになってしまった経験があります(笑)。村田さん:3歳くらいだとまだ自分では気がつかないことも多いので、「全部使って遊ぶ時間あるかな?「持てる? ちょっと背負ってみようか。自分でずっと持つんだよ?」と親が助言してあげたほうがいいでしょうね。ただ、可能な限り、最終的には本人の判断に任せるのが良いと思います。自分で言い出したことに責任を持つのも大事ですし、失敗から学ぶことも多いと感じます。■未就学児&低学年「旅育プラン」3つのアイデア旅育のモデルプランは無数にあり、どんなプランがいいのかは子どもの個性や発達によってさまざま。「小学校中学年以上の子どもなら話し合いで決めるのも旅育の一環となりますが、小さいうちは親がナビゲートする必要があります」と村田さん。そこで、プラン作りのヒントとなる3つのアイデアを教えていただきました。1.テーマを決めてとことん追求する!子どもが興味を持っていることをより深めていくことで、探究心や集中力が育ち、自信にもつながります。例えば、電車好きの子どもなら鉄道博物館に行く、ユニークな観光列車に乗ってみる、鉄道会社のスタンプラリーに参加するなどの選択肢があります。食べることが大好きなら、フルーツ狩りや食品メーカーの工場見学もいいでしょう。「これといって興味を持っていることが見当たらない、というお子さんは、親の趣味から子どもの成長に合ったものを選んで、お子さんに提案してもOKです。ただし無理強いは禁物。もし子どもが興味を持てないようなら、違うプランを試しましょう」(村田さん)2.親子でいっしょに「初めて」を体験!人生経験が豊富な親は、つい「上から目線」で子どもに接してしまいがち。「親も子もどちらにとっても初めての体験なら、同じスタート地点に立つことができ、親子の連帯感が育まれます。例えば、見たことがない花や動物を見に行ったり、専門家のもとで簡単なトレッキングやアクティビティに参加してみたりといったプランがおすすめですよ」(村田さん)子どもにとって、初めての体験は深く心に残るもの。小さいうちから親子で、たくさんの“初めて”に挑戦してみましょう。3.家族で別々に過ごす時間を作る!旅行中に親子別々の時間を作ってみましょう。子どもは、ホテルにあるキッズクラブや子ども向けの自然体験教室などに参加。親と離れて何かに挑戦することで子どもは一気に成長し、再会した際には「こんなことをしたんだよ」と家族の会話が広がります。「もし、旅先にキッズクラブや自然体験教室などがなく、子ども1人で参加できる環境が整わないなら、ふだんとは違う家族の組み合わせで行動するのもいいですね。例えば、ママと一緒に過ごすことが多い子どもは、パパやおばあちゃんと一緒、ママはひとりなど、いつもと違う組み合わせで行動すると、意外と発見もあり、うまくいって楽しめることが多いんですよ」(村田さん)自分の子どもはどんなことに興味があり、どんな力を身につけさせたいか。上記を参考に、ぜひプラン作りに挑戦してみましょう。次回は、旅育の実践編として、旅先での過ごし方をお教えします。参考図書: 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)村田和子著 1,512円(税込) 旅を通じて子どもの脳を刺激し、自立心や感受性、行動力、考える力などを育む「旅育」。旅行ジャーナリストの村田和子氏が十数年の親子旅の経験をもとにした旅育の5つの基本メソッドと、実践するための25のヒントを紹介する。47都道府県の親子旅を経験した著者が選ぶおすすめスポットやモデルコースに加え、星野リゾート代表・星野佳路氏に聞いた「子どもにとっての旅の効果・効能」、茂木健一郎先生の旅×脳コラムなども掲載。取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年07月26日こんにちは、編集ライターの立石 郁です。kiitos.紙面や、Peluluに掲載された私の記事を読んでいただいている方もいらっしゃるかもしれません!いつも、本当にありがとうございます。 実は、私は車の免許を持たずに33歳になりました。「クルマ絶対要らないわ…」と思っていました。「電車で充分だわ…」と。でも、この記事はそう思っているあなたに読んでもらいたい! 乗りたい車ももう決まってます。日産パオがずっと憧れ。ラシーンやパンダではなくてパオ!カクカクすぎないのにノスタルジックなのが最高です。 なぜいま、クルマなのか?いまの私は、旅行するのも好きだし、カフェに行くのも好き。大好きな生き物を見るために水族館に行くのも好きだし、熱帯魚を飼っているからアクアリウムショップにたくさん行きたい。…なんて趣味を突き詰めていて思ったのですが、「趣味」というものは、大人が深めていくと、ネットやお家の中では完結しなくなってきますよね。 おしゃれもコスメも、単に好きな服を着る、メイクをすることだけでなくて、好きなブランドが同じ人同士で仲良くなったり、同じナチュラルなコスメが好きで、情報交換したり…趣味を持っている事自体がコミュニケーションツールになってゆきます。やっと時間もお財布に余裕も少し出てきた今こそ、そうなることが多い気がしてきて…それが高じて仲良くなると、次はその友達とお出かけ…というように、ある一定の趣味は、外に外にと行くようにできているのではないでしょうか。 最近、いい感じのお店って東京の「輪郭」部分にありませんか?そして、近頃はカフェが東京からなくなってきていて、手軽なコーヒースタンドが増えてきました。気づけば、喫茶店よりもフランクで、お茶しながらゆったり雑誌なんか読めるカフェは減っていて…うつわ屋さんもそうです。東京は土地代がかかるから、空気感を大事にしながらの商いは難しいんだなと寂しく感じていました。そういう素敵なお店が、どうも郊外でもない、都心でもない場所にオープンしたり移転しているようなのです。 そう思った時、雑誌やインスタで見て行ってみたいお店をリストアップしたら、なんと!東京都心から車で約1時間〜1時間半ぐらいの、ほぼぴったり、約50km範囲にいい感じのお店があるんです。 大好きなかねよ食堂。お店の中はもちろん、外に出たらこんな風にすぐ海!こんな素敵なオブジェが佇んでいて、何度も来たくなります。 尊敬するスタイリストさんに連れて行ってもらって行って感激した横須賀のかねよ食堂や流山のtronc(元三軒茶屋nicolasのパティシエさんのお店ですよ!)、真鶴のアトリエスクランプシャス、大磯のTE HANDEL、稲毛のthe farm universal chiba、埼玉のtakase… みんな埼玉、神奈川などに移転したり、オープンしていたり。電車で行くと慣れない乗り継ぎは疲れるし、駅から遠い所にあったら、バスやタクシーも不便です。これは困りました。そこで、やっと「自分で運転して行けるようになったら、毎日がもっと楽しいのでは?」と思うようになりました。 TE HANDELとthe farm universal chibaは、行きたすぎて6/23に発売されたkiitos. vol.9で「エスケープ」というテーマで取材してもらいました(なのに、私は忙しくて行けず…涙)。いつか、車で行くからいいんだ! 欲張りを楽しみたい「雑誌やインスタで知った気持ちになる」というのはいくらでもできるけれど、きっと(私のように)欲張りな30代女性にはちょっと物足りないと言うか、人のインスタを見て、素直にいいな!と思えないこともありませんか?笑うー、行けなくて悔しい!と思うこと、しばしば…。 やっぱり、「自分が行うことでしか楽しめない体験」を楽しんだほうがいい。好きな音楽を爆音でかけてもいい。無言で雨の音を聴いてもいい。クルマの中なら、声を上げて泣いてもいいんです。電車なら簡単にはできないことだらけ! ある日、これからの自分の理想を考えた時、車という「街中でのプライベートスペース」を手に入れて、ちょっと自分の自由を広げたいと思いました。 …ライターをやってきて思うのは、雑誌や読み物というのは、その人の人生を素晴らしくする媒介であり、あくまで読む体験が『目的』なのではなく、そこに書いてあるものを読者さんが「やってみよう」と考える、そんな『行動を促す』というところまでたどり着く「きっかけ」になるのがいい記事だ、と感じています。それはきっとどんなにメディアが発達しても変わらないこと。 この記事で、「私も免許を取ったら楽しいかも」と少しでも背中を押せたら嬉しいです。 次回は、「いま気になるクルマと自動車教習所選びのポイント」を書いてみたいと思います。よろしかったら、次回もお付き合いください!
2018年07月23日“毎日を旅するように暮らす”大人のためのトラベルブランド「MILESTO(ミレスト)」にて展開中の「MILESTO UTILITY(ミレスト ユーティリティ)」シリーズから新色グリーン・コーラル・グレージュが2018年7月末に新発売!キャリーケースを開いたときに、きちんと小分けされた旅道具が納められていると、とても清々しい気持ちになれます。でも、なかなかそうはいかないもの。MILESTO UTILITYシリーズなら、そんな願いを叶えてくれます。 こんなポーチ・バッグ欲しかった!が形になりました。2つのポケットで機能的に旅支度収納ポケットが2つ組み合わさったポーチ。たっぷり入るオーガナイザーでキャリーケースの中をすっきり整理整頓してくれます。使用/未使用・日ごとに分けたりと、目的や種類別に収納することができます。 持ち手が付いているので持ち運びにも便利。商品名:パッキングオーガナイザーWポケット価 格:6L ¥2,000 / 8L×2 ¥2,400 カラー :グリーン、コーラル、グレージュサイズ:4L×2 W300×H210×D130[mm] 8L×2 W420×H300×D130[mm]材 質 :ポリエステル 吊るして使いやすい、フック付きポーチ旅先のバスルームって何かと不便なことがありますよね。そんな時、このポーチがあればそのちょっとしたことをクリアにしてくれます。ファスナーを開いて付属のフックを出せば、取っ手や壁に吊るして使うことができるんです。深さがあるから、化粧ボトルやスプレーを立てたまま収納可能。内側にはトラベルサイズのアメニティやブラシなど細かなものも仕分けして収納できるメッシュポケットを装備。商品名:バスルームオーガナイザー価 格:¥2800 カラー :グリーン、コーラル、グレージュサイズ: W210×H200×D100[mm]材 質 :ポリエステル 機内持ち込みOKの大容量ボストンバッグなんだかんだ機内に持ち込む荷物はかさんでしまいます。また、1泊2日程度のたびであれば大き目のバッグに荷物をまとめて機内持ち込み、手荷物受け取りの手間は省きたいもの・・・。これらの希望を満たすバッグがこちら。なんと35リットルの大容量!2種類の長さの持ち手が付いているので、 手持ち・肩掛けの2WAYで持つことかも。キャリーケースのハンドルに通して固定できるので、ずれてしまう心配がなく背筋をのばしてスマートな持ち運びが可能。折りたたんでコンパクトになるところも優秀です。商品名:ポケッタブルボストンバッグ 35L価 格:¥3800 カラー :グリーン、コーラル、グレージュサイズ: W480×H370×D200[mm] (収納時 W190×H170×D25[mm])材 質 :ポリエステル 旅も日常も、さっと広げて使えるトートバッグ旅先で荷物が増える場面といえば「お土産」。いろんなお店であれこれ買うと両手は荷物だらけ。そんな時にスマートにトートバッグがあれば・・・なバッグがこちら。こちらもコンパクトにたたんで置けるので、場所をとらず必要な時に大活躍!2種類の長さの持ち手は、荷物の重さによって使い分けが可能。もちろん、普段のエコバッグとしてもOK!商品名:ポケッタブルトートバッグ 18L価 格:¥3500 カラー :グリーン、コーラル、グレージュサイズ: W540×H370×D240[mm] (収納時 W200×H150×D25[mm])材 質 :ポリエステル いかがでしたか?夏の旅の予定があってもなくても、こう使いたい、あれをいれたい・・・などなど妄想が膨らんで来ませんでしたか?旅のお供は『MILESTO UTILITY』できまりです! 【お問い合わせ先】MILESTO(ミレスト)/イデアインターナショナルURL: e l :03-5446-9530
2018年07月10日夏休みに旅行に行く予定がある“旅女”にオススメの「便利グッズ」や、「マストアイテム」、「旅コスメ」などをご紹介します!旅を快適に過ごすために役立ててみてはいかがでしょうか?もうすぐ夏休み旅行。なに持っていこう?夏休みの予定はお決まりですか? 連休がとれたら時間がなければ行けないようなところまで遠出をして羽を伸ばしたいですよね。家族旅行や友人との旅行、ひとり旅など、旅先では非日常な空間で気分も開放的になり、普段よりもじっくり向き合うことができます。そんな特別な時間を過ごす旅先では、おもいっきりおしゃれを楽しみたいですよね。でも荷物は増やしたくない。そんな“旅女”の気持ちに寄り添った旅行の持ちものを提案いたします!1:普段は着られない大胆なファッションアイテムを一点投入!旅行に行く前に、旅を彩るファッションを新調したくなりますよね。そんなときは、ずっと着てみたかったけれどちょっと大胆すぎるかな、と着ることを避けてきたファッションに挑戦してみましょう。旅行では、自分の知らなかった新たな自分を知るチャンス。遊び心のあるファッションも、そのひとつです。ただし、旅先では見知らぬ道をたくさん歩くことになるので、シューズは歩きなれているものがおすすめ。個性的なファッションアイテムを投入して、自分らしい旅行を楽しみましょう。2:旅行にあると便利な「アイディアグッズ」旅先には、なるべく最小限の荷物で行きたいですよね。おきまりのルーティーンをコンパクトにする工夫をこらした、旅先に持っていきたいアイディアグッズをご紹介します。「圧縮ケース」でバッグの中を上手に収納お洋服を圧縮して収納できる圧縮ケースは、掃除機を使用しなくても手の圧迫によって簡単にできるものもあります。洋服やタオルなど、かさばりそうなものは圧縮ケースに入れていきましょう。ジャンルごとに収納できるのでどこに何があるか一目瞭然で、バッグの中もスッキリ。ワンピースは「ハンガーごと」持っていこうしわになりやすいワンピースは、圧縮ケースではなく、ハンガーごと持っていきましょう。ハンガーにかけた状態でキャリーバッグに一番始めに置きます。その上に荷物を収納していき、詰め終わったらスカートの部分をカバーのように荷物にかけて完成。ワンピースが型崩れしにくく、旅先で荷解きしたときに、そのままハンガーに掛けることができるのでおすすめ。「コンタクトのケース」にコスメをイン意外と場所を取るのが化粧ポーチ。なかでも一番場所を取るのがファンデーションや下地などのベースメイクコスメ。コンタクトのケースに下地とファンデーションを入れれば、滞在中に使用する分のベースメイクコスメをコンパクトに収納できます。アクティブに楽しみたい人に「防水スマホケース」旅先でプールや海、部屋についている温泉で音楽やムービーを楽しみたいという人におすすめなのが防水のスマホケース。突然の雨にも対応できます。水だけでなく、スマホを落としてしまったときや、砂や埃からもスマホを守ってくれます。観光名所でも活躍してくれますよ。3:旅行に連れていきたい「コスメ」旅先では、写真を撮る機会がたくさんあります。旅の思い出を美しく残すためにも、いつもよりもメイクに気合いが入りますよね。旅先の美しい景観にしっかりと映える「旅コスメ」をご紹介いたします。かしこく焼かない「UVカットコスメ」夏休みの旅行先は、どこに行っても照りつける日差しが予想されます。日焼けも旅行の思い出となりますが、肌のことを考えればできるだけUVカットしたいですよね。普通の日焼け止めにプラスアルファした、旅先で活躍するUV対策コスメが活躍の予感。チャコット/フィニッシングUVパウダー COOLCHACOTT チャコット フィニッシングUVパウダー COOL UVパウダー 15g パフ付)冷却成分+UV防止効果の、夏にダブルでうれしいフィニッシングパウダーです。汗や皮脂がでると、水分に冷却成分が反応して清涼感を発揮するという優れもの。ビタミンC誘導体が、日焼けで傷んだ肌をケアしてくれます。アジャステ/エアリータッチ UVスプレーアジャステ エアリータッチ UVスプレー [クリーンシャボン] 200g SPF50+ 青SPF50・PA++++のしっかり紫外線ケアできるUVスプレーです。顔、髪の毛、からだに使用できます。メイクやヘアセットのうえからシューッとひと吹きで簡単に紫外線ケアが叶います。汗や水に耐性があるので、旅行でプールや海の予定がある方も安心。爽やかなクリーンシャボンの香りが、涼やかな気分にさせてくれますよ。写真映え抜群の「カラーコスメ」プールサイドや海岸に映えるカラーメイクは、華やかな夏休みの旅行におすすめ。海や空の碧に合わせたブルーや、夏らしいビビッドなイエローやレッドのアイシャドウやアイライナーを使用したヘルシーなアイメイクにしてみましょう。コフレドール/6セレクションアイズコフレドール bijoux collection 6セレクションアイズ 01 サニーブラウン アイシャドウ発色のいいビビッドなイエローやオレンジ、ピンクが入った6色のアイシャドウパレット。アイシャドウのカラーに合わせたトップスやワンピースを着ると、コーディネート全体にまとまりと華やかさをプラスしてくれますよ。夏休みは輝く“旅女”を楽しもう!せっかくの長期休暇で旅行に行くなら、日々頑張っている自分を癒やしたり、高めたりする時間をつくりたいですよね。まだ見ぬ場所や人、自分との出会いを叶える旅行には、女性を輝かせてくれるアイテムを連れていきましょう!
2018年07月06日こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。日々、国内外のすてきなフィールドを求めて、あちこち旅をしています。さて、前回は「贅沢な湖畔のリゾートステイ! カナダ・オンタリオ州のすてきな散策Vol.1」で、オンタリオ州で実現できるリゾートステイのお話をしましたが、今回はおいしい”食”のお話を。オンタリオでは今、若い子たちの間で「プーティン(POUTINE)」なる食べ物が大流行中。マーケットにプーティン専門店ができるなど、人気を呼んでいます。おいしい「プーティン」の正体は? プーティンとは、チーズカードとグレービーソースがかかったフライドポテトのこと。オンタリオのお隣、ケベック州で誕生したとされるカナダの名物です。お店でよく見かけるスタンダードなプーティンは、スティック状のフレンチフライに2種のソースがこれでもかというほどたっぷりかかったものですが、それをベースにアレンジされたメニューも多々。わたしが宿泊していたブティックホテル、オタワANDAZ(アンダーズ)のレストランでは、ラム肉と目玉焼きと野菜を合わせた、ちょっと個性的な創作プーティンをいただきました。ソースだけだとスナック感覚ですが、これなら主食にもなります。とにかく一度食べるとやみつきになる味。カナダの若者たちに今大人気の食べ物なんだそう。あの動物のしっぽをイメージした「ビーバーテイル」も人気! お次は、揚げパンにシナモン&シュガーなどをかけて食べる「ビーバーテイル」。その名のごとく、ビーバーの大きくて平たいしっぽをモチーフにしたスイーツです。そもそもカナダは、ビーバーの毛皮交易によって栄えた国。ビーバーは国を象徴する生き物なのです。一番ベーシックな味は、シナモン&シュガー。ほかにも、チョコレートソースやメープルシロップ、チーズなどバリエーション豊富。追加で好きなものをトッピングすることも可能で、甘党にはたまらないスイーツです。小腹が空いたときにピッタリ。「BEAVERTAILS」は観光地によく出店しているそうなので、カナダを旅行した際はぜひ探してみてくださいね。 自宅でも作れる「メープルタフィー」 カナダといえば、言わずもがな、メープルシロップの産地ですよね。オーガニックにこだわって自家栽培している農家さんを訪ねたときに知ったのが、「メープルタフィー」なるもの。まず、トレーに冷たい雪を敷き詰め、その上に240℃に煮詰めたメープルシロップを垂らします。そして、メープルが固まらないうちに割り箸などの棒にくっつけていくと、メープルが急速に固まって飴になるのだそう。これがシンプルな甘みで、とっても美味! 作って楽しい、食べておいしい。カナダの子どもたちが大好物というのも、納得。雪が降った日にでも、自宅で作ってみたいお菓子です。ちなみに、メープルシロップを採取したときは無色透明ですが、煮詰めることでわたしたちの知っている飴色になるのだそう。加えて、そもそも樹齢40年を過ぎないとシロップは採れないとのこと。貴重な自然の恵みですね。産地というだけあって、メープルを使用した製品も多々あります。メープルシュガーにメープルティー、メープルバター、そしてメープルコーヒーまで。なかには砂糖の代わりにメープルシロップを使う家庭も多いそうで、卵焼きや煮物にはもちろん、ステーキの表面に塗るとお肉を柔らかく焼き上げることができるそう。ビネガーと合わせてドレッシングにしたり、ソーセージにつけたりするのもおすすめだとか。メープルシロップはカラダを酸性にしにくく、アンチエイジング効果も期待できるそうなので、日頃の食事に気軽に取り入れたいですね。 ナイアガラエリアは「ジャム」が名産 オンタリオ州南西部に位置するナイアガラエリアは、フルーツの産地。街中にはジャム専門店もあるほど。わたしが立ち寄ったのは、ナイアガラオンザレイクの一角にある「GREAVES(グリーブス)」というお店。旨みがぎゅぎゅっと濃縮されている感じ。鮮度のいいうちに食べきれるこのサイズ感がまた絶妙ですね。日本円でひとつ210円ほどでした。お土産にもぴったりです!さて、次回はオンタリオの<おいしいお酒>の旬な話をお届けします!★What’s Ontario?カナダの南部に位置し、首都オタワやトロントを有する最大都市。カナダで最も人口が多く、2番目に大きな州である。州面積は、日本の約3倍。ナイアガラの滝や、7カ所の国立公園と330カ所の州立公園が点在する自然の宝庫。カナダ・オンタリオ州観光局 www.ontariostyle.comカナダ観光局 www.canada.jp Photograph:Hao Moda
2018年06月26日音楽家の椎名林檎、演出振付家のMIKIKO、そして小説家の西加奈子というトップクリエイターの3人が、初めて旅番組に挑戦した「猫にまた旅 ~椎名林檎・MIKIKO・西加奈子 ロシアを行く~」が、6月30日(土)に放送されることが決定した。今年デビュー20周年を迎え、書き下ろしたドラマ「カルテット」の主題歌が話題になったことも記憶に新しい椎名林檎、「Perfume」「BABYMETAL」など様々なアーティストの振付を手掛けるMIKIKO、そして、「まく子」が実写映画化されることも決定している直木賞作家・西加奈子。プライベートでも親交を深める彼女たちが訪れたのは、帝政ロシアの都として栄えたサンクトペテルブルグ。歴史と芸術に彩られた美しい街で、“3人の猫娘たち”が“芸のこやし”をハンティング。クリエイターならではの視点で、古都の魅力を掘り下げていく。番組内では、ロシアの伝統楽器「バラライカ」のバンドアンサンブルを体感したり、世界5大バレエ団として名をはせる「マリインスキー・バレエ団」に潜入したり。またロシアの文豪ドストエフスキーの家の訪問など、3人の創作に通ずるシチュエーションが満載。ほかにも、世界の猫・ロシア編として、ロシアンブルーのブリーダーを訪ね、ロシアの一般家族の夕食に突撃も。もちろん、エルミタージュ美術館をはじめとする名所も周る。「猫にまた旅 ~椎名林檎・MIKIKO・西加奈子 ロシアを行く~」は6月30日(土)23時5分~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年06月19日2020年の東京オリンピックに向けて、ホテルのオープンラッシュが続いている東京。今回は、2018年3月に赤坂に開業した〔ホテルフェリーチェ赤坂〕を訪れてきました。デザイナーズホテルだけに、とてもスタイリッシュ!それでいて値段も手頃なので、女子旅の宿泊先としてもぴったりです。実際に宿泊した感想をお届けします。立地と値段、どっちもあきらめなくて大丈夫!世界有数の大都市・東京のホテルにはそれなりの予算が必要。これはもはや、海外からの旅行客にも知られている事実です。赤坂と言えば昔からの伝統が残る繁華街であり、同時にライブハウスやシアターなどエンターテインメントが盛んな場所。その上、どこへ行くにも便利という理想的な環境です。今回訪れた〔ホテルフェリーチェ赤坂〕は、東京メトロの赤坂駅から徒歩2分、赤坂見附駅から徒歩5分という抜群の立地にあります。このエリアにスタイリッシュなお手ごろ価格のホテルができたことは、もはやニュースと言っても過言ではないでしょう。コンパクトな客室ながら、使い勝手もセンスも抜群さて、今回訪れた〔ホテルフェリーチェ〕は、デザイナーズビジネスホテルを全国に展開する〔フェリーチェ〕の新ブランドということで、実際に館内に入ってみるとビジホの概念を覆すようなデザイン性に驚かされました。まず目に飛び込んできたのはフォトジェニックな廊下!こちらは京都・伏見稲荷の千本鳥居をモチーフにしているそうです。客室は10㎡〜12㎡のコンパクトなサイズが中心ですが、不思議と狭さを感じません。なぜだろうと見渡してみると、室内にはミラーが効果的に配置されていました。後で聞いた話ですが、天井を立体的な格子にしていて、それがミラーに映り込むようにすることで、高さと広さを演出しているのだとか。そして次に目を引いたのは、ベイシン(洗面台)がバスルームではなく客室内にあったこと。最近、海外のホテルでもこのタイプをよく見かけるのですが、とくに2人で1室を利用する場合、バスルームが埋まっていても使えるので便利なのです。今回私は1人で宿泊しましたが、ちょっと手を洗いたいタイミングやメイクをするとき、使い勝手の良さを実感しました。しかも大きなミラーの四辺には、美しく照らしてくれる“女優ライト”が!朝から気分が上がります。アメニティにも注目全室に備えてあるオリジナルのアメニティブランド〔suora〕は、オーガニックのオールインワンシャンプー。正直、オールインワンシャンプーにあまりいいイメージがなかったのですが、肌の弱い私が使っても刺激がなく、洗い上がりもしっとりとして買って帰りたいと思うほどでした。衣類用の消臭剤も同じ〔suora〕。ホワイトティーの爽やかな香りに癒やされます。赤坂といえば韓国料理店や中華料理店が軒を連ねる場所なので、女性にとって消臭剤は必須ですよね。その他のアメニティは下の写真のように袋にまとめられているので、このまま大浴場に持っていくこともできます。タオルやパジャマは厚すぎないところが個人的にいいと思いました。なお客室には多言語対応タブレットが置いてあるので、日本語がわからない外国人でも安心。私には必要ないかなと思っていたのですが、なんと大浴場の混雑状態がリアルタイムで表示されていました。おかげで私は貸切状態の中、お風呂を楽しむことができました。温泉気分の大浴場で、さらに旅気分!上の写真は、先にも少し触れた大浴場。ホテルの9階にあるこのお風呂は、都会のど真ん中とは思えないほど広々としていて静かです。自分の呼吸さえも聞こえてきそうな空間の中で、ゆったりリラックスすることができました。なんだか、まったく知らない場所に来たような気さえしました。2018年6月頃には、9階のルーフトップダイニングと和をテーマにした1階のレストラン街〔茜小路〕がオープンする予定。さらに快適な滞在ができるようになるでしょう。観光の拠点としてはもちろんのこと、ビジネスでの利用、たまに一人でのんびりしたいときの隠れ家など、あらゆるシーンでちょうどいいホテルです。ぜひ大人女性のアドレス帳に加えてみてください。ホテルフェリーチェ赤坂
2018年06月05日1998年11月に発売し、今年で20周年を迎える『FUJIFILM』のinstax<チェキ>。長く愛されている秘密は“撮ったその場で写真が得られる”ことに加え、“独特なプリントの風合い”、“シンプルな操作性”という特長を持ったインスタントカメラだから。そんなinstax<チェキ>の人気は、日本だけではなく、世界中のユーザーも高く、発売以来これまでに全世界での累計出荷台数は2,500万台以上をマーク。近年のインスタント写真市場をリードしているというのも頷ける。 “手軽にクリエイティブにインスタント写真を楽しむ”がコンセプト 冒頭に書いた、これまでのinstaxシリーズの特長を受け継ぎながら、デジタルイメージング技術を搭載し、“暗い場所や近距離といった難しい環境下でも上手に写真が撮りたい”、“色味や表現にもう少しこだわりたい”というファンの声たことが、大人気の一台になったそうです。 このSQ10の魅力を最大限に発揮させているのが、スクエアフォーマット「instax SQUARE Film」。このフォーマットを採用したことで、フィルムには若い世代から写真愛好家まで幅広い層に親しまれている1対1のアスペクト比を活かせる構図の検討から、感性の赴くままに編集・加工機能を駆使して“作品”を作りこむことができるようになったそうです。この過程こそがハイブリッドインスタントカメラであるSQ10ならでは醍醐味と言えそう。 綺麗に加工できる、簡単なのにパワフルな1台 近年の急激なスマホ普及により、カメラは身近なものになりました。しかし、インスタントといえど、“ケータイ”のカメラとは当然別のもの。カメラが得意な人ばかりではありません。それをSQ10は簡単操作で、オリジナルな写真表現を直感的に楽しめるように考慮されているところも人気の理由。多くの人の愛機にする存在にしています。 10種類のフィルター、画像の周辺部分の光量を19段階に調整できるビネット、そして19段階の明るさ調整という3つの主要機能を組み合わせたことでさまざまな写真表現ができるようにしているそう。使用する機能をあらかじめ設定して撮影することや、撮影後に画像を編集・加工することもできるというから、真に“簡単”。使いやすいことに徹底的にこだわっているのがわかります。 その使いやすさは、デザイン面でもそう。編集、加工、プリントの操作ボタン・ダイヤルをカメラ背面の1か所に集約し、操作状況をLCDモニターと連動させ、シンプルで直感的な操作性を実現されているという。 さらに、instaxシリーズに初めてデジタルイメージセンサーなどを搭載。自動露出調整、人物検出、オートフォーカスといった新機能を備え、室内などの暗い場所や逆光下、10cmまでの近距離撮影でも簡単にイメージ通りの写真を撮影できるようにされているのだそう。 写真画質の大幅な向上により、シーンを選ばず日常的に使えるインスタントカメラなので、日常をアートに切り取り、自己表現を楽しめます。 旅にカメラは欠かせません。何か一台を持って行くなら、このintaxカメラがいい。 家族?それとも恋人?友達?大切な人との旅行の大切な思い出を余すところなく、そしてアートにも記録できる頼もしいカメラです。 ハイブリットインスタントカメラ(instax SQUARE SQ10) オープン価格フィルム※H8.6×W5.4(10枚入)オープン価格FUJIFILM フジフィルム050-3786-1711(富士フイルムお客様コミュニケーションセンター):Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Akira Watanabe
2018年04月30日さあ、今年もついにやってきました、ゴールデンウィーク!毎年思いますが、GWのある5月の気候ってほんっとうに最高ですよね。コートが必要なほど寒いこともなければ、汗をかいてしまうほどの暑さもない。気温に左右されず、おしゃれも思う存分楽しめる季節だなあ、なんて個人的に思います。寒すぎたり暑すぎたりするとおしゃれより体温調節重視になっちゃいますからね…。そんな素晴らしいシーズンに毎年決まって連休があるだなんて、日本ってほんと良い国です。 今年のGWは最長なんと9連休。国内のリゾートへ、はたまた海外へバカンスへ!なんて人も少なくないのでは。旅行に行っている最中も良いですが、旅行の準備をしている瞬間はこれから始まる旅への期待もあいまって、ときめく気持ちが一層強くなるのはきっと私だけではないはず…。スーツケースの中にお気に入りの旅グッズを詰め込んでいく時間は、旅の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。では、見た目のかわいさだけでなく、機能性も兼ね備えた選りすぐりの旅グッズたちをご紹介いたします! 荷物は最小限、身軽な旅が今の気分。『無印良品』の携帯用ランドリーセット&ハンガーで賢くトラベル ヨーロッパの国々を電車で周遊、バックパックひとつでインドで本格ヨガ体験、南米で憧れの世界遺産へのアドベンチャー、旅の選択肢は無数に広がり自由に楽しめるようになった今も、スタイルだけは変わらず昔ながらだったりしませんか?「念のため」と下着をワンセット余分に用意したり、用途不明のタオルをスーツケースの隙間に押し込んだり。長期の旅ならどれだけの衣類を持っていくことになるのやら。現地での体験を一番に考えるのなら、荷物はできるだけ少なくして身軽に出かけたいもの。(右)携帯用ランドリーセット¥1,112(左)携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー¥556旅で衣類が増えてしまう理由は、洗濯ができないから。毎日取り替えたい下着や靴下は日数分が必須になってしまう。現地でさっと洗うことができたら、その量は半分、3分の1に減らすことだってできるのに。。。『無印良品』(むじるしりょうひん)の”携帯用ランドリーセット”は、旅先で小さな洗濯場を作る便利なアイテム。手だけで洗うのも何枚もあると面倒なもので、洗濯板の有り無しは大違い、洗った後は角型ハンガーでまとめて干すことが可能!加えてもう一つ持っていきたいのが同じく『無印良品』の”携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー”。例えばオートキャンプで、ホテルのような設備のない時に一本あれば上着をかけておいたり濡れてしまった衣服を干したりと、スマートな旅スタイルの一翼を担ってくれる、優秀な一品。『無印良品』の携帯用ランドリーセット&ハンガーの記事はこちら 慣れない旅先も、これさえあれば。リラックスした自分に戻れる上質アメニティ(右から)アウトドアハーバルボディスプレー 100ml ¥2,100/ニールズヤード レメディーズ、バンフォード ピローミスト 10ml¥1,400/ピューリティ、ビアードコーム¥3,200/Baxter of California、インフィオレ ヴェロテ コンプレクス マルチバーム フォー リップス&アイズA 2.3g ¥8,000/IN FIORE 出張先のビジネスホテル。1日の仕事を終えて部屋に入ると、申し訳程度の小さなテーブルと、ユニットバスが付いたワンルーム。部屋着に着替えて、TVを付けて、ベッドにごろり。……どうも落ち着かない。ホテル独特の乾燥や匂いも気になってきた。そんな慣れない出張先や旅行先で味方になってくれるのが、心身の緊張をやわらげてくれる心地いい香りや、持っているだけで気分が上がる上質な日用品。今回紹介する4点は、いずれも旅の新定番にしたい逸品ばかりだ。 『ニールズヤード レメディーズ』のボディスプレーは、シトロネラやユーカリプタス、クローブなど数種類の精油をブレンドした爽やかな香りのアロマスプレー。虫が嫌う成分・シトロネラール配合なので、キャンプやスポーツなどアウトドアを楽しむときに便利。さらに、洋服やシーツなどのファブリックスプレー、玄関や窓辺などのルームスプレーとしてもデイリーにも活躍する優れモノ。ホテルの部屋でシュッとひと吹きすれば、無機質な空気をさわやかに変えてくれそうだ。 イギリス発のオーガニックブランド『バンフォード』のピローミストは、深呼吸したくなるような穏やかで豊かな香りが特徴。古いフランス語で「本当の薫香」を意味するフランキンセンスをはじめ、ラベンダー、マジョラムなどをブレンド。就寝前に、枕や寝具に数回プッシュすると、自然と心身の緊張が解きほぐれ、リラックスして眠りにつくことができる。普段から寝つきが悪い人や、慣れないベッドだと眠れない、という人にぜひ試してみてほしい。 美しい佇まいに惚れぼれするコームは、アメリカの老舗メンズグルーミングブランド『バクスター オブ カリフォルニア』製。素材は高品質のセルロース・アセテート。これを切り出しから研磨まで、およそ12段階の工程を熟練の職人が手作業で作り上げている。先端を丸く仕上げた密度の細かい歯は滑らかな櫛どおりで、地肌にもやさしい。サイズは男性がアゴひげ用に使う8.5㎝。ポーチに収まりよく、持ち運びにちょうど良さそう。 『インフィオレ』の保湿バームは、携帯に便利なミラー付きのコンパクトタイプ。目元や口元などの皮膚が薄く、デリケートな部分の乾燥に有用な、植物オイルやエキス(シーバックソーンエキス、ホホバ種子油、ミツロウなど)を厳選し、配合。乾燥が気になる目元や口元にさっと塗ると、心地良くフィットして、ダメージから守ってくれるうえに、上質なツヤ感も与えてくれる。見た目も使用感もリッチな気分に浸れるひと品。 『ニールズヤード レメディーズ』のボディスプレー、『バンフォード』のピローミスト、『バクスター オブ カリフォルニア』のコーム、『インフィオレ』の保湿バームの記事はこちら 冷えとむくみから守ってくれるトラベルソックスを一緒に旅に連れて行って! リブニーハイソックス¥1,800 / Priv. Spoons Club ソックスもファッションの一部。最近はパンプスやサンダルにソックスを合わせたり、パンツの裾からカラフルなソックスをチラ見せしたりと、ソックスを使ったおしゃれが定番になりつつある。シースルー、レース、ビビッドカラー、北欧柄、ファー付きなどなど、ソックスの種類も豊富で見ているだけでも心弾む。装いにアクセントをつけてくれるソックス、旅行のときはどうしてる? 楽しい楽しい旅行、移動時間だって旅のうち。だからできるだけ楽しく快適にすごしたい。窮屈な飛行機のなかでもご機嫌にすごすための準備は万端。タブレットに映画や海外ドラマをたくさんダウンロード。乾燥対策のクリームやミストは、気分をほぐしてくれるお気に入りの香りを揃えた。温度調節には薄手のパーカを。安眠するためにはネックピローにアイマスクが欠かせない。 そして、足元の冷えとむくみ対策には、『Priv. Spoons Club(プライベート・スプーンズ・クラブ)』のニーハイソックス。機内の冷えから体を守るべく誕生したこのソックスは、どんなファッションにも合わせやすいようにベーシックなカラーが揃っている。だから機内用とはいえ普段使いもできる。ニーハイだとその長さからかさばってしまうのではないかと気になってしまうが、トラベルソックスなので、持ち運ぶときにかさばらないように、薄手なのも嬉しい。 そして、長時間座りっぱなしとなると、気になるのがむくみ。このソックスはむくみがちな足にほどよく圧力がかかるようにリブ編みで作られている。膝上まであるので、冷え対策もばっちり。スカートにもパンツにも合わせることができる。長いソックスは、そのまま膝上まで伸ばして履くのもよし、くしゅくしゅさせたり、折り返したりとアレンジしても。ホテルでのリラックスタイムにも、自宅でお気に入りのスリープウエアと合わせてみるのもいいかもしれない。 余談ですが、トイレにいちいち立つのも面倒だし、むくむのが嫌だと水分を控えるのはNG。飛行機内は地上よりも乾燥しているので、いつも以上に水分を補給しないと、脱水になってしまうことも。また水分不足はだるさを招くことにもなるのでご注意を。素敵な旅をするには、移動のときからの準備が肝心。HAVE A NICE TRIP! 『Priv. Spoons Club(プライベート・スプーンズ・クラブ)』のニーハイソックスの記事はこちら ピアノのように艶やかな漆黒。きちんと感のあるクラッチバッグとしても優秀な『CLASKA Gallery & Shop ”DO” 』のレザーポーチ。 メイク用品、モバイル小物、手帳、メガネ……、カバンの中の細々とした物の整理に欠かせないポーチ。大小さまざまなサイズを何個も持っている、という人も多いはず。特に、旅支度となると、そこにパスポートやチケット類、旅先での着替えやアクセサリー類なども加わり、スーツケースの中はてんやわんや!ますますポーチのポテンシャルが試されるのだ。 スッキリと整理できて、出し入れがスムーズ。ここまでは素材を問わず、ともすればワンコインショップなどでも便利な品が見つかるかもしれない。しかし、今回紹介する『CLASKA Gallery & Shop "DO"』(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)のBANKポーチが格段に魅力的なのは、ポーチとしてはもちろん、おしゃれ着に合わせたり、フォーマルな場でも見劣りしないクラッチバッグにしたりと、さまざまなシーンで使える汎用性と、上質感のあるデザイン性だ。 BANKポーチ¥3,200/DO Original 素材は、滑らかな質感の合成皮革製。ハリがあり、布製ポーチのようにへたらないので、折れ曲がりを防ぎたい中身にも安心。サイズは、長財布を横向きで納められる横幅。内側はメインスペースと2つのポケットの3カ所に仕切られていて、整理のしやすさも◎。財布のほかに、スマートフォン、ハンカチ、手鏡やリップクリームなどを入れる余裕も十分ある。結婚式やパーティなどで、いつも小さなバッグだけでは納まらず、仕方なく紙袋と2個持ち……という人には、ぜひおすすめしたい。 表面にさりげなく入った箔押しのロゴや、ファスナー、金具類はすべてゴールド色。シンプルななかに光るひとさじのエレガンスが、上質感に差をつける。ルックス良し、使い勝手良し、汎用性高し。これが3,000円代で買えるのだから、迷わず買っても損はなさそう。 『CLASKA Gallery & Shop ”DO” 』のレザーポーチの記事はこちら 突然の雨だって、もう気にならない。洗える『BIRKENSTOCK』が街で、レジャーで大活躍!ARIZONA/EVA ホワイト¥4,500 ラクチンなのにサマになる『BIRKENSTOCK』(ビルケンシュトック)のサンダルは、男女問わず選ばれ続ける定番アイテム。そのビルケンもこれまでは、雨の日や海辺ではコルク素材部分の水気によるダメージが気がかりだった。発売以来大ヒット中の「EVA」シリーズは、濡れても心配のない素材でレジャーシーンの強い味方に。夏の支度はこれで決まり!ビルケンといえばコルク素材のフットベッドがシンボリックだが、ソールからベルトまで同色のEVA素材で作られた本シリーズはフレッシュでより今らしいスタイルだ。たとえばホワイトの、全部まっ白の潔よさは灼熱の日差しの下で目にも爽やか。少し焼けた肌に、ネオンカラーやターコイズなど夏らしいペディキュアを塗って合わせれば、ぐっと楽しげな足元に。 (右)BOSTON/EVAホワイト¥6,000(左)GIZEH/EVAホワイト¥4,500洗うことができる素材なので、音楽フェスで泥がついたり海水でベタついたら、もちろん水で流して大丈夫。軽量で持ち運びもしやすく、旅先までの飛行機内にも便利そう。またコルク素材のサンダルに比べてリーズナブルなことも、なにかと出費の多い夏にはうれしい。『BIRKENSTOCK』サンダルの記事はこちら
2018年04月29日レザーシューズならではのモードでスタイリッシュな佇まいを保ちつつ、快適な履き心地を叶える『TRAVEL SHOES by chausser(トラベルシューズ バイ ショセ)』から、今季はヒールタイプの新作がお目見え。ほどよい高さのヒールは、ぺったんこシューズよりもかえって歩きやすいうえにドレッシーな表情。一日中アクティブに動けて、ちゃんとおしゃれも決まる、そんな靴が必要な大人の旅に最適の一足です。(左)ワンストラップシューズ 各¥20,000・(右)レースアップシューズ 各¥21,000『TRAVEL SHOES by chausser』は、シューズデザイナーの前田洋一が手がける人気ブランド『chausser(ショセ)』から2016年秋にスタートした新ライン。ショセのシューズと同様のモダンで品のある外観を継続しながら、その名のとおり「旅」にふさわしい機能を追求した作りが魅力です。スニーカーのように履ける、レザーシューズ旅先で起こる様々なシチュエーションに対応できるように機能とデザインを取り入れたシューズは、これ一足でオールマイティーに対応が可能。たとえば滑らかなアッパーには防水加工を施した牛革を使用していて、雨の日に履いても気になりません。歩きやすさを考えると旅先の足元はついスニーカーになりがちですが、このラインならその点も心配ご無用。ソールはイタリアのヴィブラム社に依頼し、トレッキングシューズにも使われるグリップ性・クッション性の高い配合のゴムで作られているそう。アウトドア用の靴と同じなら、街での耐久性は十分すぎるほど。ヒールがあっても安定性を保てるような作りになっています。軽量だから、旅行鞄に詰め込んでも気兼ねなく。携帯することを前提にしたシューズは軽量で、何足か準備していきたい長旅で荷物の負担が少ないことも嬉しいポイント。ストラップタイプならより女性らしく、マスキュリンなレースアップタイプならデニムスタイルもシックに決めてくれそうです。chausser(プリュス バイ ショセ)photograph:Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Momoko Yokomizo
2018年04月26日バルセロナの街のいたるところあるにガウディの作品。歩くだけで、ガウディの作品に出会うことができます。かわいい骸骨のような〔カサ・バトリョ〕や、住める世界遺産〔カサ・ミラ〕を訪ねてみました。外観はかわいい骸骨?な内部は海?〔カサ・バトリョ〕別名「骨の家」「あくびの家」とも呼ばれる、ユニークな外観の建物〔カサ・バトリョ〕は、2005年にカサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、グエル邸などと共にガウディ作品群の一つとして世界遺産に登録されました。曲線的なデザインやタイル、ステンドグラスの装飾など、手すりから床までディティールがとにかく奇抜なんです!外観は骸骨、内部は海といったこの邸宅は、もともとは繊維業で財を成したバトリョさんの持ち物。ガウディがリフォームを手がけたことでなんとも不思議な家になったのだとか。巨大なサグラダ・ファミリに対し、街の中に佇む〔カサ・バトリョ〕は、こじんまりとしていてあまり目立つ建物ではありません。そのサイズ感がむしろかわいらしく、数あるガウディ作品の中でも女性に人気があるのも納得!〔カサ・バトリョ〕は当日、窓口でチケットを購入することもできますが、混雑時は待たされる可能性もあります。そのため、事前にチケットを購入しておくのがベター。チケットの種類は優先的に入場できるファストパスチケットと、有効期限内であれば好きな日程で入場できるオープンデイチケットがあります。当日、窓口で購入するよりお得ですよ。カサ・バトリョ公式予約サイトすべて曲線の〔カサ・ミラ〕は住める世界遺産!直線構造を一切持たない不思議な建物〔カサ・ミラ〕。すべてが曲線でできたこの邸宅は地中海やカタルーニャの雪山をテーマに造られています。なんと、今も4世帯が居住しているというのだから驚きです!世界遺産に住めるなんて、ステキですよね。今でこそ世界遺産に登録されているカサ・ミラですが、建築当初はバルセロナ市民にとってはとても醜悪な建物で「石切り場」と呼ばれていたのだとか。外観の曲線美を見るだけで満足してしまうほど素晴らしい〔カサ・ミラ〕ですが、屋上にも見所がいっぱい!象牙や大理石、陶器で覆った煙突や通気口はまるでダリの絵画のよう。兜を被った戦士をイメージした煙突や、バラのつぼみを模った巨大彫刻もありますよ。〔カサ・ミラ〕もカサ・バトリョ同様、事前にオンラインでチケットを購入しておきましょう。プレミアムチケットにはファストパスが付いており、優先的に入場することができます。通常の列には並ばずにファストパス専用の入り口から入れるので、効率的に観光をすることができるのでオススメです。カサ・ミラ公式予約サイト(英語)●文/写真ねこりょうこ雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。▽「ねこのふらり一人旅」スペイン編はこちら!▽【ねこのふらり一人旅 #20】やっぱりガウディはすごかった!サグラダ・ファミリア教会を効率よく見学する方法【ねこのふらり一人旅 #19】バルセロナで「サービスアパート」に泊まる【ねこのふらり一人旅 #18】ピカソやゴヤを無料で鑑賞!?マドリードのアートな1日▽パリ編の一覧はこちら♪▽目指すは憧れのパリ!海外旅行をお得&安全に楽しむ秘訣【ねこのふらり一人旅 #1】
2018年04月25日春夏の旅なら、日差し対策に欠かさず持って行きたいのが帽子。気候に合わせて、麦わら帽子やパナマハットなどプリムの広いものが気分ですが、移動中の置き場所やかぶらない日の持ち運びに困った人は少なくないと思います。かくいう自分も飛行機の時など帽子の型崩れが気になって、スーツケースには詰め込まず機内へ持って行くものの、移動用の服に全く合わないという残念な経験がありました。そんな時友人が持っていて初めて知ったのがペーパブレード素材の帽子です。室内に入った途端コンパクトに畳んでバッグに収納し、また外に出る時に広げて被ると元どおりの形に。その姿はとてもスマートに映りました。おしゃれな夏らしいムードを兼ね備えながら、実用性もバッチリ。これならスーツケースにしまえて、冬の日本から常夏の国へのエスケープ旅でも悩みません!旅にはもちろん普段のお出かけにもレギュラー入りで使いたい、ペーパーブレードの夏帽子をご紹介。丸めたり、畳んだり携帯に便利なペーパーブレード素材のサマーハットハット(左)PQ18SS-28¥14,000・(中)(右)PQ18SS-29¥15,000ユニセックスに楽しめる帽子を提案する『Parc-nique(パークニック)』の今夏の新作から、コーディネートに合わせやすいプレーンなデザインのハットをピックアップ。伸縮性と柔らかさ、かぶり心地抜群のアイテムは、環縫いという昔ながらの方法で縫われています。シルエットが滑らかに出るという特徴もあり、帽子だけが浮いた印象にならずヘアと馴染んだスタイルに。手作業で加えられたシワは趣きがあり、その表情もひとつひとつ異なるのが魅力です。ワンピースやパンツ、どんな装いにも溶け込みやすく、さりげなく巻かれたシンプルな黒のリボンはコーデに合わせて取り外しができるようになっています。 メッセージ入りのボックスはギフトにも幅広い年齢層に似合うデザインなので、来る母の日のギフトにも。おしゃれな専用付属のボックスで贈ればきっと喜んでもらえるはずです。Parc-nique(パークニック)photograph:Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Momoko Yokomizo
2018年04月25日こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。日々、国内外のすてきなフィールドを求めて、あちこち旅をしています。去年、とてもお気に入りの場所を見つけました。それは、カナダのオンタリオ州です。広大な自然のすぐ近くに素敵な街もあるのがオンタリオ州の魅力オンタリオは、カナダの首都オタワやトロントのある州で、州面積は日本の約3倍。とても広大です。「ナイアガラの滝」がある地域と言えば、ピンと来る人が多いかもしれませんね。7カ所の国立公園と330カ所の州立公園が点在していて、自然の宝庫……なのですが、わたしが思うオンタリオ州のイイところは<日本では遭遇できないスケールのドデカイ自然と、カワイイ・おいしいの詰まった街が近接している>という点です。そこで、いち旅好き女子という視点と、アウトドアライターならではのフィールドにフォーカスしたふたつの視点で、オンタリオ州の見どころをお届けしようと思います。Vol.1のテーマは、「湖畔のリゾート」!湖畔に佇む隠れ家ロッジでのんびりステイサドベリー空港から車で約1時間。フレンチリバー州立公園の近くにあるフレンチリバー流域の森の中に、『ロッジ・アット・パインコーブ』という宿泊施設があります。パインは松、コーブは入り江という意味。エリア一帯はホワイトパインの木に包まれ、美しい夕焼けとともに静かな湖畔でのステイが楽しめる隠れ家的ロッジです。湖畔を眺めがらの読書や豪快なステーキを堪能湖畔にはほどよい距離感でいくつかのロッジが建っていて、わたしが泊まった棟には、湖畔を望めるテラス席がついていました。持参したコーヒーを飲みながらまったりしたり、メイン棟にあるレストランで豪快なステーキと地元の赤ワインを味わったり。まさに至福のひとときです。なんでも、オーナーのアレックスさんは元不動産会社の社長で、家族で通うほど気に入っていたこの湖畔に暮らすため、仕事を辞めてロッジ・アット・パインコーブを建てたんだそう。「人生で最良の選択だった」と笑顔で話していた姿がとても素敵でした。ハイキングコースを気ままに散策したり、湖畔クルーズが楽しめるプランも!敷地内には、ほどよく整備されたトレイルがいくつもあったので、「COVE TRAIL」という名前のハイキングコースを散策することに。すると、ぽってりとしたシルエットがキュートなエリマキライチョウに遭遇!どうやら木の上でお食事中だった模様。こういう出会いも、森の滞在ならではです。ほかにも、看板犬のバーキンと湖畔クルーズを楽しむことができたり、クルーズをしながら無人島でのんびり過ごしたりできるプランもありました。あちこち移動しなくても充実した時間が過ごせる、それもロッジ・アット・パインコーブの魅力です。スタイリッシュなキラーニーマウンテンロッジもおすすめ!湖畔のリゾートといえば、キラーニー州立公園の近くにある『キラーニーマウンテンロッジ』もおすすめ。こちらは赤と黒を基調としたスタイリッシュな佇まいで、ロッジの前には、青く透き通るジョージアンベイが広がり、ここでも爽快なクルーズを楽しめます。癒しの何物でもない、贅沢な時間です。次回は、旅には絶対に欠かせない<おいしい食ネタ>をお届けします!カナダ・オンタリオ州観光局 www.ontariostyle.comカナダ観光局 www.canada.jpPhotograph:Hao Moda
2018年04月24日今シーズンで9回目となる、スペシャルコラボレーション!発表するたび話題となる、人気のシリーズのパジャマは旅にぴったりの1着です。世界的なファッションアイコンとして知られているイネス・ド・ラ・フレサンジュ氏とのスペシャルコラボレーションも今回で9回目。発表されるたびに話題で、多くの人の心を捉え続けているのは、“世界中の女性たちがどんな服を必要としどんな服を求めているのか”を考えて作られていることにありそう。形にするのはなかなか難しいだろうこのコンセプトを実現させたパワフルなプロジェクトなのです。 すべての女性を心地よく、そして美しく見せる服を追求してきたイネス。そしてその思いと人々の生活に寄り添いより豊かにしたいと願うユニクロのLifeWear。この二つのフィロソフィーを、ユニクロ スペシャル・プロジェクト デザインディレクター滝沢直己によって融合させたのが「UNIQLO/INES DE LA FRESSANGE」。 そんなシリーズの中から、パジャマコレクションにフォーカス! 素材、色、そして柄も豊富に取り揃えた全11種は、襟ぐりや袖口、ポケット端にアクセントになるカラーラインがプラスされているのがポイント。そして、見た目の美しさはもちろん、着心地の良さも追求。レーヨン100%の素材は、なめらかでやさしい肌触りに仕上げられています。 気分はパリジャン!? 夏のパジャマコーディネートに加えて そのパジャマは、部屋着や寝間着としてお家タイムをお洒落に快適にすごすのにもいいけど、お出掛け着としても楽しみたいと思わせてくれます。アレンジしやすく、夏気分を盛り上げるルーズなコーディネートとしても活躍しそう。 旅は、いつにも増してアクティブになるもの。だから夜の時間は、リラックスさせてくれるパジャマで自分自身を労って、こんな時間が大人の旅をより楽しませてくれるはず。 パジャマ 各¥2,990(税込)UNIQLO/INES DE LA FRESSANGEユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ0120-170-296(ユニクロ):Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Akira Watanabe
2018年04月24日うららかな春の陽射しは嬉しいけれど、この季節って心も体もなんだか疲れ気味。激しい寒暖差、花粉症、体への負担が気付かぬうちに溜まっているのだと思います。そして新年度は子どもから大人まで何かと慌ただしく、新しい生活や仕事、人間関係に慣れるまで気疲れも多いもの。日々の疲れやモヤモヤした気分をすっきりリフレッシュしたいところですが、特別なことをしなくとも簡単にできたら嬉しいですよね。日本人が大好きな温泉は疲れてくるといっそう訪れたい気持ちになりますが、週の真ん中で疲れ果ててしまってもその晩温泉宿へ飛ぶことは難しい…でも家のお風呂のお湯を溜めることなら誰でも簡単にできるはず!温かい湯船ができたらもうワンステップ、バスオイルを加えたら我が家のお風呂がスパへ変身。芳しい香りは心にも体にも効いて、わざわざ遠くの温泉地や高級スパに行かなくとも、贅沢なひとときを味わえます。英国生まれの本格アロマを体験、『AROMATHERAPY ASSOCIATES(アロマセラピー アソシエイツ)』『AROMATHERAPY ASSOCIATES(アロマセラピー アソシエイツ)』は、英国アロマのエキスパートブランド。創立者であるジェラルディンとスーがロンドンの自宅でエッセンシャルオイルブレンドを始めると、治療レベルで効果のある製品とトリートメントは評判を呼び、有名スパから開発を依頼されるようになるほどに。そうして約30年以上前に誕生した『AROMATHERAPY ASSOCIATES』は、今ではアロマセラピーを代表するブランドへ。アイコニックな“バスアンドシャワーオイル”はアロマの配合量がとても高く、その力をダイナミックに感じられます。化学農薬や除草剤を使用していない伝統的な有機栽培で育てられた植物を原料にするなど、妥協のないこだわりも魅力です。色々試せて楽しい、ミニチュアコレクションはギフトにも最適アロマオイルが初めての人にも楽しみやすい“ミニチュアバスオイルコレクション”は、10種類の異なるオイルがミニサイズでセットになり、お気に入りを見つけたりギフトにもオススメです。睡眠をサポートする効能のあるものから、ラベンダーとミントで肌と心にバランス効果、柑橘系パワーをチャージなど、その日の悩みや気分に合わせてセレクトを。旅先にもオイルを連れて、極上のバスタイムを。個人的には旅先へ出かける時ホテル滞在なら入浴剤は欠かさず持っていき、いつもと違う環境でのバスタイムが楽しみになっています。ミニサイズは一本で使いきりタイプなので持ち歩くのも往路だけ、旅行鞄に数本入れておけばそれだけで贅沢な旅へとアップデートしてくれそうです。ミニチュアバスオイルコレクション<3ml×10>¥5,700AROMATHERAPY ASSOCIATES(シュウエイトレーディング)photograph:Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Momoko Yokomizo
2018年04月19日飛行機や新幹線の移動中で、それからホテルでも、旅をしている時は楽な格好でいたいもの。きっと真っ先に思い浮かぶのは、ウエストはゴムのパンツスタイル! 楽だけど、普段の装いからそんなに遠くないものというルールを敷いて探したところ、『VOIRY(ヴォイリー)』で素敵なドクターパンツを発見! 2014年12月に誕生したブランド『ヴォイリー』は、古き良きワークスタイルの再構築を独自の視点で行い、現代のディテールに合わせてアップデート。そのコンセプトのもとに、ウェアやバッグ、長靴などを作り続けています。 ウエストゴムで楽チンパンツ。しっかりとしたハリのある素材で、普段使いにも活躍! 今回、ピックアップしたドクターパンツは、もともと整体師のユニフォームとして作られたことから始まっているのだそう。着心地はもちろんのこと、豊富なカラーバリエーションとリーズナブルな価格にも注目。これぞ雑貨店の作るワンマイルウェアといった1着。 また、カジュアルになり過ぎない、ほどよいルーズ感でコーディネートしやすいのもポイント。気持ち太めのシルエットだから、移動中の機内でも快適に過ごせます。 旅だけでなく、普段着としても活躍間違いなしのドクターパンツ。デニムやスラックスに疲れた時などにいかがでしょうか? 旅で重宝する、軽くて折り畳むことのできるバッグは必携! 旅に持っていきたいものの一つに、サブバッグがあります。でも、荷物を増やしたくないし、重さも気になる……と、いう人は多いはず! そんな人にぴったりなのが、このスタイリストバッグ。軽くて丈夫なのは、土嚢袋の素材を利用して作られているから。ボクシングの階級をサイズに見立てたロゴが目印です。旅先でたくさんお土産を買ってしまった時は、このバッグの出番!たっぷり収納できるから、ご安心を。 また、アウトドアやレジャーに出かけるときは、このバッグにブランケットやギアを入れても。旅先はもちろん、いろんなシチュエーションで活躍間違いなしです。 ドクターパンツ 各¥5,500バッグ H48×W60×D20 ¥3,500VOIRY ヴォイリー03-6451-0883(ヴォイリー ストア):Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Akira Watanabe
2018年04月18日バルセロナのサグラダ・ファミリア教会といえば、誰もが一度は見てみたいという世界遺産。ところが、一年を通して世界中から大勢の観光客が押し寄せ、見学はいつも大行列。入場まで数時間並ぶなんてことはザラ。限られた時間を有効に使うためのポイントをいくつかご紹介しましょう。世界遺産〔サグラダ・ファミリア〕は朝一番がオススメ!いつも混んでいるサグラダ・ファミリア教会。でも朝一番に行けば比較的空いています。入場チケットは事前に公式サイトから予約を。Eチケットを持参し、チケットブースに並ぶ時間を節約しましょう!公式予約サイト(英語)朝の見学をおすすめするもうひとつのポイントは、朝日を浴びたサグラダ・ファミリアがもっとも美しいとされているからです。『生誕のファサード』『受難のファザード』ではステンドグラスを通して幻想的な光が差し込んでいました。その厳かな光に涙が溢れるほどの感動を覚えることでしょう。内部は森の中に迷い込んだような雰囲気。木の幹とその枝をイメージした柱がサグラダ・ファミリアの高い天井を支えています。重厚な外観からは想像もつかない明るく色鮮やかな空間が広がります。エレベーターを使って塔に登ってみよう!塔へと昇るエレベーターは受難のファサード側と生誕のファサード側とに2つあり、チケット購入時にどちらかを選びます。生誕のファサード側であれば、ガウディ広場を真下に眺めることができ、受難のファサード側には、モンジュイックの丘を見渡すことができますよ。塔から降りる時は約400段のらせん階段を使います。のぞいてみるとまるでカタツムリみたい!自然界の神秘を愛したガウディならではの遊び心が感じられると思いませんか?未完の世界遺産を楽しめるのは残りわずか!サグラダファミリの完成は、1882年の着工から300年はかかるとされていましたが、建築技術の発展やIT化によって大幅に早まり、現在のところ2026年の完成を予定しています。つまり、建築中と完成後の姿をそれぞれ見ることができるというわけです!未完成の状態を見学できるのは残りわずか。工事の足場や建築資材が置かれていたり、建設作業員さんたちの姿を見られるのも“未完の世界遺産”ならではなので、感性をイメージしながら楽しみましょう!サグラダ・ファミリア教会のモデル〔モンセラット〕を訪ねてみよういくつもの塔がにょきにょきと建つサグラダ・ファミリア。一般的な教会とは異なるその姿は、奇想天外な発想を持つガウディらしいですよね。ところが、サグラダ・ファミリアにはモデルになった山があるのをご存知?その名も〔モンセラット〕。バルセロナから電車を利用し、約1時間で行くことができます。カタルーニャ語で「のこぎりの山」という意味のモンセラットは、もともとは湖であったところが地殻変動により隆起し、現在のような特徴的な形になったと言われています。1000m以上の山がつんつんとのこぎりの歯のように出ている山々は、確かにサグラダ・ファミリアを彷彿させます。スペイン随一の観光スポットであるサグラダ・ファミリア教会は、お昼頃には団体客は押し寄せ、内部もすし詰め状態に!ゆっくり見学をしたいなら、9時の開場よりを目指し、余裕を持ってお出かけを!●文/写真ねこりょうこ雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。▽「ねこのふらり一人旅」スペイン編はこちら!▽【ねこのふらり一人旅 #19】バルセロナで「サービスアパート」に泊まる【ねこのふらり一人旅 #18】ピカソやゴヤを無料で鑑賞!?マドリードのアートな1日【ねこのふらり一人旅 #17】ちょっと奮発!世界最古のレストランでディナーを楽しむ▽パリ編の一覧はこちら♪▽【連載一覧・ねこのふらり一人旅】主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!
2018年04月17日もみじが美しいことで知られる京都の瑠璃光院は、普段は一般公開されていない寺院。春と秋に行われる年2回の特別公開のほかは、中に入ることもできません。そんな秘めやかな場所で、今年初めて青もみじのライトアップが行われることが決定!1日150名限定の貸切プランが販売されることになりました。もみじの名所・瑠璃光院は、混雑時には4時間待ちの人気!一般に公開されるのは年2回、混雑時には4時間待ちになるというもみじの名所・瑠璃光院。この場所で、2018年5月12日(土)〜6月10日(日)までの土・日曜日に、初の青もみじライトアップが行われることになりました。まだ開催前なので掲載の写真はすべて昼間のものですが、透き通るような美しい青もみじからは、初夏特有のみずみずしさが伝わってきます。比叡山の麓の八瀬には数々のもみじの名所がありますが、とくに瑠璃光院は、格調高く落ち着いた雰囲気で鑑賞できる特等席です。トップの写真は書院2階の机に映る見事な青もみじ。これが夜間ライトアップされたら一体どのようになるのか……。それはまだ誰も知りません。今回の夜間拝観時には不定期で楽器の演奏も行われる予定。幻想的な世界を、五感で感じるとることができるでしょう。エリア全体で鮮やかな新緑を盛り上げる、幻想的な10日間瑠璃光院の位置する八瀬エリアでは、同時期に「八瀬もみじの小径」や、比叡ケーブル「ケーブル八瀬駅」「ケーブル比叡駅」のライトアップも実施予定。一帯が新緑に包まれる鮮やかな京都で、思い出に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。10日間のみ、1日150名限定のスペシャルイベント期間・人数ともに完全限定のイベント、気になる参加方法は以下のとおりです。【八瀬もみじの小径ライトアップと瑠璃光院夜の特別拝観】●実施期間:2018年5月12日~6月10日までの土曜・日曜(計10日間)●開催時間:瑠璃光院拝観時間19:00~20:30(最終受付19:45)●募集人数:1日150名限定●商品内容:瑠璃光院ライトアップ拝観+叡山ケーブル往復乗車券●販売価格:6,000円(税込)●実施概要:①瑠璃光院夜間貸切ライトアップ(2,500円)②八瀬もみじの小径ライトアップ③叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」・「ケーブル比叡駅」ライトアップ※販売は「そうだ京都、行こう。」特設サイトにて。※申し込みは首都圏・静岡在住者のみ(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県、静岡県)「そうだ 京都、行こう。」特設サイト●ライター河辺さや香
2018年04月17日「コストパフォーマンス」いわゆる、コスパは近頃ほんとうによく聞く言葉です。モノからヒトにまで、「コスパが高い」ことは世の中的に今一番価値があるように感じます。雑貨にしてもファッションにしてもただ価格が安いだけではダメで、そこにお値段以上の価値があってこそ!厳しい目を持つようになった消費者の心を掴むのが難しくなっていくなかで、インテリアこだわり派からも注目を集めているのが、カインズと“amadana”がコラボレートしたオリジナルシリーズ『tricot amadana 家電』。“amadana”といえば、2003年のスタート以来デザイン性の高いアイテムで人気を誇る東京発の家電ブランド。その洗練された都会的なセンスが、カインズとのオリジナルシリーズでは手頃な価格になって、ぐっと購入しやすくなっているのです!『tricot amadana 家電』で、amadanaがデザインしたのはモノクロの世界。小型家電のポップな色使いや、近未来的なデザインは家に馴染みにくかったりしますが、シンプルなデザインとベーシックな色使いは様々な住宅環境に合わせやすく、価格以上の高級感もあります。この価格なら旅行用に買い足したい、お洒落なマイナスイオンドライヤーそしてコスパが高い、と言わせるには機能はなによりも大切。例えば旅先で、旅館に置いてあるドライヤーがで髪が焦げるのではないか、と思ったことはありませんか。低価格のものだと風力を調節できなかったり、熱風オンリーだったりしますが、濡れたままではいられないので恐る恐る乾かしたことも。『tricot amadana 家電』のドライヤーは2,000円をきりながら、マイナスイオンが出て風力も調節でき、冷風に切り替えられるという申し分なしのコスパの高さ。髪は女の命、な人も男性もこのプライスなら旅行用に買い足しても気兼ねなく、宿泊先のアメニティがあまり期待できなさそうな時など携帯するのにオススメの一品です。マイナスイオンドライヤー¥1,834tricot amadana 家電(カインズ代表)photograph:Masatomo Murakamistyling:Yumika Asaitext : Momoko Yokomizo
2018年04月16日