この記事を書いた編集部員立地も外装もめちゃくちゃおしゃれです今回訪れたお店は恵比寿駅から徒歩5分の場所にある【The Latria Table Hearth】。西洋風の外装で落ち着いた印象です。店内はおしゃれなソファ席、地下には個室もあるので女子会にはとてもおすすめです!『グレープフルーツジュース』最初のドリンクは『グレープフルーツジュース』です。外が暑かったこともあり冷たい酸味の効いたジュースで失われた体力を回復しました。周りでは複数の女子会が開催されていました。みなさん話に花を咲かせ楽しそうです。見渡すと、私以外に男性がおらず女性専用車両に間違えて乗ってしまったときのことを思い出しました。(もちろん男性も入れるお店です。)それでも私はおしゃれなランチを食べたいのです。落ち着いた店内のガラス越しに恵比寿の町を眺めながら料理を待ちます。『黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』最初の料理は「黒トリュフと濃厚きのこクリームのガレット』。ガレットはそば粉と水と塩で作ります。シンプルな味の中に素材の味を感じられる逸品です。さっそく食べると黒トリュフの深みのある香りががふわっと口の中で広がります。コクのあるきのこのクリームソースと少し固めの生地がベストマッチです。『本日のパスタ‐たっぷりつくば鶏ときのこのパスタ‐』2品目は「本日のパスタ」です。無類のきのこ好きな私はまたしてもきのこが入った料理を注文しました。柔らかいつくば鶏とマイルドなクリームソースがからみ合い最高です。きのこがたくさん入っているので、香が強くきのこ好きにはかかせない逸品です。鶏肉はたんぱく質が豊富なので肌のツヤや枝毛などが気になる方は積極的に食べてみてください!『沖縄県産黒砂糖を使ったクレマカタラーナ』最後のデザート『沖縄県産黒糖のクレマカタラーナ』沖縄県産の黒糖は品のある甘さで下に入っているクリームととてもよく合います。バニラアイスも乗っているので甘党な私はとても満足です。デザートの種類が豊富なのも魅力です!出てくる料理がすべておしゃれで、もちろん味も最高です。また、サラダや低脂質な鶏肉を使ったメニューも豊富にあるので健康を気にする人たちにもおすすめです。店内もとてもおしゃれなので女子会や会社のメンバーとゆったりとした時間を過ごせます。みなさんぜひ行ってみてください!
2021年06月28日日本庭園のような風情のある日本料理店季節によって変化を楽しめる『季節のおまかせコース』大切な人のおもてなしに使いたい洗練された和の個室日本庭園のような風情のある日本料理店格式の高さを感じさせる石畳赤坂駅から徒歩1分。季節感あふれる日本料理が食べられる、和を基調とした静かな雰囲気の【炭火割烹 白坂】。都会の喧噪を忘れさせてくれるような静かな佇まいが特徴的で、風情のある石畳が訪れる人を温かく出迎えてくれます。国産の山桜を使用したカウンターが、落ち着いた雰囲気を醸し出している店内には、国産の桜の木を使用したカウンターやテーブルがあり、木の温もりが心地のよい空間になっています。窓の外には日本庭園があり、ゆっくりと流れる時間を楽しめるのも魅力です。日本だけでなく海外でも経験を積んだ料理人の井伊さんがつくり出す、和の心を大切にした繊細な料理をじっくり堪能できます。季節によって変化を楽しめる『季節のおまかせコース』【炭火割烹 白坂】で提供されるのは、旬の食材を惜しげもなく盛り込んだ『季節のおまかせコース』。そのときの仕入れ状況により、内容や料金が変わる本格的なコースです。料理人が厳選した四季折々の食材でつくる日本料理を存分に楽しめます。その中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介します!『金目鯛炭火焼き木の芽味噌』『金目鯛炭火焼き木の芽味噌』(コースの一例)炭火で焼いた金目鯛が美しく盛り付けられている金目鯛をきれいにトリミングして、炭火でふっくらと焼き上げられた一皿。表面はパリッと焼き上げられていて、身はふっくらとしています。職人の技が冴えわたる見た目にも美しい逸品です。料理にマッチしたワインや日本酒を選んでもらえる『おまかせペアリング』と一緒に楽しむのもオススメです。『和牛イチボの炭火焼き』『和牛イチボの炭火焼き』(コースの一例)料理人こだわりの和牛を使用した逸品『和牛イチボの炭火焼き』は、和牛の霜降りの甘さと赤身の旨みが堪能できます。脂の部分やサシの入り、身の締まり方を指定して仕入れるほどのこだわり。舌の上でとろけるような柔らかさを体感してみてください。『鮪とウニの冷製』『鮪とウニの冷製』(コースの一例)旬の食材を混ぜながらいただく【炭火割烹 白坂】の定番料理の『鮪とウニの冷製』。鮪とウニに、だしゼリーやクラッカーなどが見た目も美しく盛り付けられた一皿です。混ぜながらいただくことで、それぞれ食感の違いや、絶妙な味わいを堪能できます。季節によって食材が変わるので、時期を変えて食べる楽しみもありそうです。大切な人のおもてなしに使いたい洗練された和の個室桜の木を使った温かみのあるテーブルが優しいムードを演出【炭火割烹 白坂】には、6名まで使える個室が完備されているため、会食や接待などのおもてなしの席にも最適です。お客様の利用目的に合わせたサービスを提供してくれるので、距離を縮めたい相手とカジュアルに過ごすこともできます。店内の温かいムードに会話も弾みそうです。赤坂駅の近くにある落ち着いた店構えの【炭火割烹 白坂】。木の温もりを感じられる洗練された店内で、リラックスしながら日本料理を楽しめます。季節によって変化するコース料理は、何度でも訪れたくなるほど魅力的です。都会の和空間で大切な人とくつろぎの時間を過ごしてみませんか。料理人プロフィール:井伊秀樹さん1976年、東京都生まれ。東京の和食店で修業をし調理師免許やソムリエ資格を取得。その後渡豪し、シドニーの名だたる名店【Tetsuya’s】で日本人として初めてスーシェフを務める。帰国後、2014年11月に【炭火割烹白坂】をオープンする。炭火割烹白坂【エリア】赤坂【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】赤坂駅 徒歩1分
2021年06月26日二条城の近くにある、古民家を改装した和の趣が広がる空間伝統的な懐石に、変化球を取り入れた四季を感じる料理お好みの酒器を選んで料理と相性のいいお酒を堪能二条城の近くにある、古民家を改装した和の趣が広がる空間観光名所の二条城のすぐそば。趣のある町家が立ち並ぶ閑静で風情ある押小路通りに佇む【二条城 ふる田】。明治末期の町家を改装した、和の情緒がたっぷり漂う日本料理店です。古都らしい静かな時間が過ごせる一軒上質な大人の雰囲気が漂うお店は、カウンター6席とテーブル4席のみでゆったりと寛ぎながらお食事をお愉しみいただけます。広くとったカウンターと、境目のない厨房、カウンター内にしつらえた焼き場、温かみがある土壁など、随所にこだわりが潜んでいます。明治時代の町家を料理店に改装「素材がよければ、技法はシンプルな方がよい」と店主・古田幸平氏は話します。「日本料理は素材とだしが揺るがなければよい」とも。その信念の実践とばかり、名だたる名店で腕を磨き独立を考え始めた古田氏が、最後の修業として選んだのは魚市場。「料理屋が1日5匹、10匹と魚を捌くなか、魚屋は1日300匹。自然と魚を見る目も養われました」という経験を持って、2016年に満を持して現店をオープンしました。調理工程を眺めながら、味に想像を膨らませる楽しさもカウンターの割烹は、料理人の所作のすべてがエンターテインメント。焼き場がオープンカウンター内に設えられているため、火入れの作業も見どころです。伝統的な懐石に、変化球を取り入れた四季を感じる料理その時季その時季で旬を迎えたこだわりの食材を使用。伝統的な懐石の作法の中に、少しの変化球を取り入れた、四季折々の料理を堪能できます。正統派の技と、独自のアイデアで味と見た目に変化を加えた『お造り』例えばこちらの『お造り』は塩釜の天然本マグロを藁で燻製にし、唐津の手摘み海苔、花穂紫蘇を添え、割り醤油と合わせたもの。藁の香ばしさと海苔の風味がマグロの旨みを引き立てます。正統派の技法に、少しのサプライズを潜ませる子持ちアユの淡白な味わいを、実山椒が引き締める『子持ち鮎の唐揚げ 実山椒のタレ』晩秋には子持ちアユをからりと揚げて、しっかりめの味付けの実山椒のタレを合わせた逸品を。色鮮やかな食用菊と、旬のいちじくの白がけがアクセントです。厳選素材で仕立てる一皿に、四季の移ろいを感じて締めのごはんの前に登場する、ほっと胃を温める『丸鍋』コースの終盤、ごはんの前に季節の小鍋が登場することも。だしを効かせた五臓六腑に染み渡る味わいがたまりません。素材の旨みが凝縮された『丸鍋』お好みの酒器を選んで料理と相性のいいお酒を堪能日本酒は店主が飲んでおいしいと思えるもの、料理の邪魔をしないものをセレクト。お客様の反応を見ながら、銘柄はいろいろと入れ替えています。お酒の味わいを左右する酒器は、お好みのものを選択できます。酒器に限らず、器や皿も、骨董から作家ものまで、店主の目で選んだこだわりの逸品が揃っています。店主がこだわりの器を収集「技術も大切ですが、やはり人間には生まれた家庭の味が染みついているもの。足を運んでくださるお客様のためにも、そんな‟自分の味”をぶらさないように心がけています」と語る古田さん。確かな技術で仕立てる、素材自慢の日本料理。その滋味深いおいしさから、数々の有名店がしのぎを削る京都で、確かな存在感を発揮。古民家を改装した落ち着いた雰囲気とも相まって、古都らしい静かな時間が過ごせる一軒です。料理人プロフィール:古田 幸平さん1979年、滋賀県出身。テレビ番組などでフランス料理に憧れを持ち、料理専門学校へ。そこで幼い頃から母がつくってくれた料理の素晴らしさに改めて気づき、和食の可能性を再確認。卒業後は京都【和久傳】、次いで東京【麻布 幸村】という2店の名店で技術を磨く。28歳で大阪の割烹の料理長を任され、その後は京都の【祇園おかだ】でアラカルトを学ぶ。独立を前に魚市場で魚を学び、2016年4月、36歳で【二条城 ふる田】を開店。二条城ふる田【エリア】二条城【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】20000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】二条城前駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年06月25日ミシュラン1つ星を獲得した芦屋にある和食の名店様々な技法を駆使して、旬の食材の「驚きと感動」を伝える落ち着いた和の空間で心和むひと時をミシュラン1つ星を獲得した芦屋にある和食の名店阪神電車・打出駅から徒歩5分の場所にある【割烹 青柳】。こちらは、ミシュラン1つ星を獲得するなど、海外からも認められる和食の名店。日本料理専門調理技能士の資格を持つ職人が腕を振るい、訪れた方に旬の味わいを心ゆくまで愉しんでいただけるような料理を提供しています。阪神電鉄・打出駅から徒歩5分とアクセスは抜群そのために同店がこだわっているのは、五感を通じて旬の食材の「驚きと感動」を提供すること。器には名匠の作品かアンティークものを使用し、目にも楽しい盛り付けを行っています。また、型に囚われないコース構成も当店の魅力。日本料理の様々な技法を駆使しながら、造り盛りに剣先イカの甲羅を使ったり、今まで見たことない食材や意外な食材の組み合わせを採用したりすることで、お客様に「驚きと感動」を与えられるおもてなしを目指しています。心を込めて腕をふるう料理人の青柳さんまた店内は、「和風で落ち着ける空間づくり」が随所に。料理長との会話も楽しめるカウンター席、プライベート感を重視した半個室があります。どちらもお客様が窮屈に感じないよう、十分な幅が確保されているので、ゆったりとした気分で料理を愉しむことができます。様々な技法を駆使して、旬の食材の「驚きと感動」を伝える「日本料理に留まらず、独創的な料理づくりに取り組んでいます」という料理長の言葉通り、フレンチの技法を使用した『クロッカン』や『ミニとまとの白ワイン煮』など、驚きあふれる料理が並びます。メニューは全てコース料理で、完全予約制。では同店でしか味わえない、旬の食材のおいしさを最大限引き出した料理をいくつかご紹介しましょう。日本の四季が移り変わる様を存分に楽しむ『前菜』四季の移り変わりを五感で堪能できる旬の食材を使い、季節感をこまやかに表現して目でも楽しめるのが日本料理の醍醐味。様々な技法を駆使してつくり上げる【青柳】の前菜は、『ミニとまとの白ワイン煮』など伝統的な日本料理の範疇に留まらない独創的な逸品も味わえます。旬の魚介・野菜の旨みを堪能する『土鍋ごはん』蓋を取った瞬間、感嘆の声が上がる!1組毎に旬の魚介類や野菜をたっぷり入れて炊き上げる、ふっくらアツアツの『土鍋ごはん』。食材の繊細な味を活かすのは、だしの旨みと風味です。献立によってだしの素材も使い分け、素材のおいしさを存分に堪能することができます。旬魚の旨み・甘味を味わう『造り盛り合わせ』皿に美しく盛り付けられた刺身懇意の魚屋から仕入れている魚介類をシンプルにいただく一皿。仕入れる直前まで生きていた魚介類は、鮮度がよく、市場に出回っているものよりも、旨み・甘味を実感できます。落ち着いた和の空間で心和むひと時をごはんに添える香の物はもちろん、最後に登場するデザートも手づくり。和洋の発想を取り入れた、アイデア豊かで新鮮な味わいを細部にわたり楽しめる【割烹 青柳】。食材にこだわり、巧妙な技法によりつくり上げられた料理の数々を、季節によって入れ替わる日本酒と一緒に楽しめば、より旨みを堪能できます。年配の方もくつろぎやすい掘りごたつ式の個室大切なパートナーとの食事や家族のお祝い事など、ゆったりと時間をかけて食事を楽しみたい日にぴったりの一軒です。料理人プロフィール:青柳竜良さん1971年、千葉県生まれ。父親は飛行機で機内食を提供する料理人。日本料理の料理長として政府専用機に同乗し、天皇陛下やVIPの料理も提供する父親の背中を見て育ったため、自然と料理人へ。学校卒業後、つきぢ田村に入社。神戸の東京たむら(現【神戸たむら】)に15年勤務し、2番手として活躍した。神戸・三宮の日本料理の店にて経験を積んだ後、2011年12月7日独立。【割烹青柳】のオーナー兼料理長として腕を振るう。割烹青柳【エリア】芦屋【ジャンル】和食【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】16200円【アクセス】打出駅 徒歩5分
2021年06月21日高級食パン専門店「銀座に志かわ(Ginza Nishikawa)」と、日本料理の名店「くろぎ」の共同開発による「生抹茶みつ」が、2021年6月17日(木)より全国の銀座に志かわにて発売される。水にこだわる食パンにベストマッチな抹茶の“みつ”「銀座に志かわ」と「くろぎ」の主人・黒木純が考案した、水にこだわる高級食パンにベストマッチな「抹茶みつ」。まるで“みつ”のような、とろりとした濃厚な甘みが特徴だ。隠し味に少量の醤油を加えることで、甘みの中にほどよい塩味が立ち、抹茶本来の渋みを際立たせている。焼きたての食パンにつけると、抹茶の香りがふわっと立ち昇る。また、とろみのある“みつ”が絹のようにしっとりとした食パンに染み込み、食パンが持つほのかな甘さに抹茶の渋みが絶妙に絡み合う。一口頬張ると柔らかな触感とともに濃厚な抹茶の風味が口いっぱい広がり、違う角度から食パンの魅力を再発見できる。宇治抹茶の風味をより楽しめる「生抹茶みつ」今回発売される「生抹茶みつ」は、1年あまりの歳月をかけて開発し、2021年4月に発売された「抹茶みつ」に改良を加えたものだ。非加熱製法により、これまで以上に宇治抹茶の豊かな香りと味わいを楽しめる。また冷蔵保存することで、味をだけでなく、抹茶本来の鮮やかな色と艶もキープされる。さらに、7月20日(火)より、「生抹茶みつ」をさらにグレードアップさせた「プレミアム生抹茶みつ」が発売予定。メインとなる抹茶には、京都府産100%の宇治抹茶の中でも全国で数%しか採れない希少品種「オクミドリ」の茶葉を厳選して使用。「オクミドリ」ならではのはつらつとした鮮やかな緑色と、バランスの良い濃厚な味わいとなっている。【詳細】生抹茶みつ発売日:2021年6月17日(木)販売店舗:全国の銀座に志かわ(一部店舗除く)※7月1日(木)より公式オンラインにて販売を開始。内容量:110g価格:1,080円■プレミアム生抹茶みつ発売日:2021年7月20日(火) ※予定販売店舗:全国の銀座に志かわの店舗(一部店舗を除く)【問い合わせ先】銀座仁志川TEL:03-6263-2401
2021年06月20日古民家の佇まいをそのままに、侘びた風情が魅力地場の野菜とそれに合う魚や肉を用いた、健康的な料理未知との遭遇のような、個性あふれる逸品もぜひ古民家の佇まいをそのままに、侘びた風情が魅力「京に田舎あり」と感じさせてくれる、趣たっぷりの外観はモダンで落ち着いた印象京都市営地下鉄烏丸線「北山」駅から徒歩で12分ほど。生垣に囲まれ、外の喧そうから隔絶された築約80年の古民家を利用したのが【京 上賀茂 御料理秋山】です。その佇まいは郷愁を誘い、「このお店を目的に京都旅行を計画しよう」。そんな価値を見出すのにふさわしい一軒として親しまれています。プライベート感に包まれた囲炉裏の間。これから始まる美食の時間に胸が高鳴りますまずは囲炉裏のある待合へ。これから席を共にする方たちとお茶を飲みながらホッとひと息、全員がそろったところでカウンター席へ移動します。12席のカウンター越しの調理場は黒の塗り壁になっていて、モダンで落ち着いた印象。夜は再び待合にて、最後に店主の秋山さんの点前で抹茶とお菓子をいただきます。地場の野菜とそれに合う魚や肉を用いた、健康的な料理主に京都近郊の食材を用い、野菜は店主自ら毎朝収穫。その日ごと、季節ごとにメニューが変わる秋山さんは、地場の野菜とそれに合う魚や肉を用いた健康的な料理をモットーに仕入れにより献立を考え、素材同士やだし・ソースと料理との組み合わせなど、時に伝統的に、時に自由に、独自の味わいを提供しています。デザートの前におくどさん(かまど)で炊かれる土鍋ご飯は香ばしいおこげがたまらない、お店の名物です。唯一無二の味わいの中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!鹿肉に対する概念が変わり、そのおいしさを再発見させてくれる『美山の鹿の炭火焼』濃厚な旨みをもちながら、あっさりとした肉質が特徴の美山産鹿肉を香ばしい一皿で表現した『美山の鹿の炭火焼』。新鮮なお肉の間に「奈良漬け」を挟んだのは、食感の違いを楽しんでほしいという店主の遊び心。鹿肉はちょっと苦手という人はその概念が変わり、もともと好きだった人にも味の新発見がある、彩り豊かな逸品です。店主の目利きと技で、四季折々の魚の旨みを最大限に引き出す『お造り』新鮮な魚介を、主に熟成させることで旨みと甘味ののった状態で提供する『お造り』。シンプルに魚そのものの旨みを味わうのはもちろん、締める、炙るなどのさりげない匠の技が光ります。店主オススメの日本酒をゆっくりいただきながら、兵庫・明石から直送される旬の恵みを心ゆくまでどうぞ。香り豊かに旬のタチウオを味わいつくす『太刀魚の酢洗いりんご酢がけ』旬を迎えたタチウオの身は塩と酢で締め、柚子、ルッコラ、水菜でさっぱりと和えました。となりに添えられたのは、炭火焼きの香りをまとったタチウオの皮と、滋味深い中骨でとった特製のスープ。旬の恵みをあますことなく堪能できます。未知との遭遇のような、個性あふれる逸品もぜひお粥というよりスープ。まるで未知との遭遇のような『黒米のお粥』はリピーターに愛される一品夜の定番となっているのが『黒米のお粥』。黒米をすり潰しペースト状にした中にシャキシャキとした長芋、もちもちの生麩などが入っています。お米の風味がやさしく口に広がっていきます。「お米というよりスープ!?」と、これを楽しみに足を運ぶ常連さんも多いお店自慢の一品です。サプライズを織り交ぜながらの京料理、そしてカウンター越しに見える料理人の包丁さばきを堪能。時に店主・秋山さんの軽妙なトークで楽しませながら、高級感と寛ぎを併せ持つ【京 上賀茂 御料理秋山】。家族で過ごすひとときや大切な接待など、さまざまなシーンにフィットする名店です。料理人プロフィール:秋山 直浩さん1971年大阪生まれ。幼少の頃の食品アレルギーをきっかけに、自然と料理への関心を高め、高校卒業後に辻調理師専門学校へ。【京都吉兆】【花吉兆】で13年間腕を磨き、「お客様と顔を合わせ、話をしながら料理をしたい」との思いから2006年に独立。 “京都らしい、自分らしい料理”を提供することを大切にしている。京上賀茂御料理秋山【エリア】上賀茂/北山【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】5500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】北山駅 徒歩12分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年06月17日樹齢400年、檜の一枚板のカウンターが主役の上質な設え個性を最大限引き出す、創意工夫に満ちたフルコース京都を代表する名店の味を、密やかに楽しむという贅沢樹齢400年、檜の一枚板のカウンターが主役の上質な設え京都らしい、細い石畳の路地にさりげなく佇む名割烹京阪祇園四条駅から徒歩4分。四条通りを八坂神社の方向に向かい、商店街の脇を抜けた細い石畳の路地に、【割烹千ひろ】は佇んでいます。こちらでは、一切味付けせず、「焼いて皮を剥いただけ」で、たっぷりと甘みをたたえたスペシャリテに変貌する『焼き茄子』など、シンプルでいて奥深い京料理の魅力がコースで堪能できます。開業から10年を経てなお、色褪せることのない白木のカウンター店内は、樹齢400年の檜の一枚板を使った白木のカウンターを主役に、組子の格子戸など、随所に上質な設えが。華美な装飾は一切排除され、しっとりとくつろいだ雰囲気が漂っています。料理の器も永田さんが吟味した味のある名器が取り揃えられており、時には江戸期の名陶工・尾形乾山の器などに出合えることも。丁寧な仕事が微に入り細をうがって施されたフルコースある日の八寸。旬を感じさせる「銀杏」「いくらの粕漬け」「秋刀魚」に、だだちゃ豆、じゃこを炒めた小鉢が色鮮やかに揃う店主の永田さんは、父が興した【千花】で育ち、【辻留】で腕を磨いた実力派。一年で最も旨みを蓄える旬の食材の持ち味を引き出すことを信条としており、けれど余計な手を加えない〝引き算の美学“が食通の心を捉えて離しません。その繊細かつ丁寧な仕事をカウンター越しに見られることも、この店の魅力のひとつ。ここからはその中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介します。シンプルにして深淵なる永田裕道氏のスペシャリテ 『焼き茄子』「水に触れさせず、味付けもなく、焼いて皮を剥いただけ」という、永田氏の〝引き算の美学”を色濃く映すスペシャリテ。絶妙な火入れにより、茄子はジューシーな甘みをたたえた逸品へと変貌を遂げています。しっかりと火が入っているのに、なすがへたらずふっくら焼きあがっているのも熟練のなせる業。塩昆布がハモの風味を引き立てる『鱧のお造り』京都の夏の味覚の代表格といわれるハモを、艶やかな造りに。食感が心地いい生ハモの浮き袋には、梅肉とさわびを添えています。醤油とともに供されるのは、細切りにした塩昆布。ハモの風味を引き立てる名脇役です。ハモは瀬戸内海であがるものから吟味して、鮮度が高く「地力」のあるものだけを使っています。蓋をあけた瞬間に秋が香る『お椀~鱧と松茸~』こんぶとカツオで丁寧にとった、澄みきっただしに上品な滋味があふれる椀物は、コースのなかでもひと際ファンを魅了するひと品です。本日は、名残のハモと、旬を迎えた大振りの松茸が贅沢にコラボレーション。雅やかな蒔絵の意匠が施された蓋をあけた瞬間、秋の香りがふわりと広がります。京都を代表する名店の味を、密やかに楽しむという贅沢吟味に吟味を重ねたなすは、誰もがそのあまりの甘さに驚く「魚は瀬戸内、豆腐は京都」と語る永田さん。食材選びの土台にあるのは、“本物”であること。シンプルに旨みを引き出す調理が信条であるが故に、食材選びも一切の妥協を許しません。その徹底した審美眼は、「時間を見つけては骨董店をのぞいて探している」という、至極の器のコレクションにも相通ずるのだとか。この店の真骨頂は、永田さんと対面できるカウンター席にありますが、家族や親戚一同が集まる気の置けない会食や接待などのシーンでは、掘りごたつ式の個室もおすすめです。京都を代表する割烹の料理を、周囲を気にせず密やかに楽しむという経験は、ほかのなにものにも代えがたい贅沢といえるのではないでしょうか。料理人プロフィール:永田裕道 さん1953年京都府・祇園生まれ。父は京都の老舗【千花】の店主・永田基男さん。父の手伝いなどで料理に慣れ親しんだ後に、【辻留】で修業。4年後【千花】に戻り、25年以上その厨房を支える。2001年に独立し、【割烹 千ひろ】をオープン。2010年より「ミシュランガイド京都・大阪」で連続して二つ星を獲得している。割烹千ひろ【エリア】祇園【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年06月15日この記事を書いた編集部員鉄板が目の前にあるカウンター席で食事をいただきました今回訪れた場所は吉祥寺駅から徒歩3分の場所にある【鉄板 ニシムラ本店】。店内はシックな雰囲気で包まれています。カウンター席の前には大きな鉄板があり、料理人が鉄板を使って豪快に料理するところを生で見られます。「ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ」ランチでは「ライトコース」「蝦夷鮑コース」「国産伊勢海老1/2コース」3種類のコース料理のなかから選ぶことができます。どのコース料理も魅力的ですが伊勢エビを食べたいという意思がぶれることはなかったので、国産伊勢エビコースをチョイスしました。最初に出てきた料理は『ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ』です。ズワイガニの味噌をふんだんに使ったソースとほぐしたカニの身がサラダに入っています。エグみのないカニ味噌の旨さが最高です。『北海道雲丹のババロア』つづいては本日の前菜『北海道雲丹のババロア』。ミルキーで滑らかな舌触りのババロアの中にほんのりとウニの旨みを感じることができます。ババロアの上にのっている北海道ウニは甘みが強くクセはありません。ウニ好きな私は感動しました、、、、『本日の伊勢海老』「A5黒毛和牛ヒレ50g」ババロアに舌つづみをうっていると、目当てだった伊勢エビとA5の黒毛和牛を店主が持ってきてくれました。黒毛和牛の脂のサシが照明の光でキラキラと輝いていました。伊勢エビも立派で味噌がたっぷりと詰まっています。『チーズオムレツ』チーズオムレツを割ると中からとろっと半熟な卵が溢れ出てきます。もちろんチーズもinしています。最後にオムレツの上からスライスチーズをふんだんに振りかけるのでチーズ好きにはかかせない逸品です。『国産伊勢海老の鉄板焼き』本日お目当ての伊勢エビです。伊勢エビの味噌ソースと塩コショウで味付けされています。伊勢エビのコクのある味噌と鉄板で焼くことによりエビの旨みが凝縮した身がベストマッチです。勝浦の海で見かけた岩陰に隠れる伊勢エビを思い出し、母なる大地に感謝をしながらいただきます。『A5黒毛和牛ヒレ50g』伊勢エビのおいしさに酔いしれていると続けて『A5ランク黒毛和牛のヒレ』が登場。「伊豆の生わさび」「ヒマラヤの岩塩」「九州のむらさき醤油」「大根おろしポン酢」この4種類を好きなように付けていただきます。肉の脂は品のあるおいしさで、まったくしつこくありません。口の中ですぐに消えてしまうので一切れ、一切れ大切に味わいます。『黒毛和牛そぼろトリュフ』シメのごはんは『黒毛和牛そぼろトリュフ』です。トリュフと黒毛和牛のそぼろを惜しげも使っていてこんなに贅沢なごはんがあっていいのか、というのが最初に受けた印象です。一口食べると最初にトリュフの深みのある香りがスーッと口の中に広がります。その後すぐに黒毛和牛の旨みが卵黄のなめらかなコクと混ざり合って絶品です。『ティラミス』最後のデザートは『ティラミス』です。ビジュアルもとてもおしゃれで、最後のデザートにふさわしい逸品です。生クリームは甘さ控えめな上品な味です。一番下の生地はビターなチョコレートクッキー生地を使用していて、ちょっぴり大人なティラミスです。『ずわい蟹の蟹味噌ソースサラダ』から始まり『ティラミス』を食べ終えるまで終始、口の中が幸せでいっぱいでした。どの料理もふだんは食べられない食材をふんだんに使った、贅沢な料理ばかりです。料理に関しての質問をするとお店の方々は親切にわかりやすく教えてくれました。改めて雰囲気のいいお店だな、と感じた瞬間でした。一人で、おいしい料理が食べたい方。大切な人とカウンター席で料理人が鉄板で腕を振るう料理を見ながら楽しい時間を過ごすのもよし。とても幸せな1時間30分でした。鉄板ニシムラ本店【エリア】吉祥寺【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩3分
2021年06月14日調理風景を見ながら食す、日本料理のライブキッチン滋味あふれる旬の食材を使い、できたてを味わう贅沢日本酒やワインなど、ペアリングが楽しめるラインナップ調理風景を見ながら食す、日本料理のライブキッチン銀座のビルの6階にひっそりと佇む、洗練された大人の隠れ家銀座にありながら、都会の喧噪を感じさせない大人の隠れ家のような雰囲気。店内中央に厨房が備えられ、包丁捌き、焼き物やだしの香りなど、食材が料理に生まれ変わる全工程を見ながら、できたての料理を食べる贅沢が味わえます。ライブキッチンならではの五感を刺激する醍醐味が自慢のお店です。カウンター席と個室を完備、さまざまなシーンに対応できます店内の雰囲気は和の要素を取り入れた上質でモダンな空間です。キッチンを囲むカウンター席は間接照明で特別感を演出。他にも8名まで利用できる竹取物語をテーマとした特別個室と4名まで利用できる掘りごたつタイプの個室が3部屋あり、会食や接待など、誰にも気兼ねせず料理を堪能できます。滋味あふれる旬の食材を使い、できたてを味わう贅沢店名の由来である「すべての人と人との絆を大切にしたい」という想いは、丁寧なサービスや料理にも込められています。お客様につくりたての一番おいしい瞬間を提供するために栄養価の高い旬の食材を使用。全国の産地から直接取り寄せる食材はどれも新鮮で味に力強さがあります。結絆定番コース全8品コース19,800円(税込)季節の厳選食材コース全10品コース26,400円(税込)日本一の朝ごはんプロジェクト・ランチ8,800円(税込)ここからはコースの中の一例をご紹介します。香ばしい匂いが食欲をそそる、素材の旨みを閉じ込めたのど黒の『炭火焼』炭火焼はシンプルながらも素材の旨みを引き出す贅沢な調理法です。脂ののった上質なのど黒や濃厚な牛肉を炭火で炙り、遠赤外線の効果で余分な油を落しながら、表面はカリッと中はジューシーに仕上げます。キッチン中央にある焼き台から立ち昇る煙と香ばしい匂いが食欲を刺激します。熟練の包丁捌きは必見。おいしさを極めた皮はぎの造り旬の食材で季節の移り変わりを知ることは、日本料理の贅沢な楽しみ方のひとつです。漁港直送で仕入れた鮮度抜群の旬の魚を選りすぐり、その味や食感を最大限に際立たせた『季節のお造り』は絶品です。間近で振るう料理人の見事な包丁捌きも見逃せません。日曜昼の限定メニュー。釜炊きのご飯と多彩なおかずが揃う『結絆の朝ごはん』毎週日曜の11~14時にのみ提供される、少し遅めの朝ごはんです。銅釜でふっくら炊き上げたご飯と一緒に、焼き物、煮物、お椀など、彩り豊かな料理が楽しめます。どれも繊細で優しい味わいが魅力で、銀座にいながら四季折々に変化する日本各地の食材が味わえます。日本酒やワインなど、ペアリングが楽しいラインナップ料理によく合う日本酒やワインも逸品揃いドリンクは日本酒やワインをはじめ、ビール、ハイボール、焼酎、梅酒、シャンパンなど多種多様のお酒を豊富に取り揃えています。銘柄は季節によって変わるものの、日本酒や焼酎は10種類以上をラインナップ。ワインは輸入元や試飲会に足を運び、厳選したものだけを赤・白各種常備しています。巧みな包丁捌きや初めて見る調理法など、ライブキッチンは料理の待ち時間をエンターテインメントに変え、味を一段と深めます。おいしさはもちろんのこと、いつまでも思い出に残るひとときを提供する【銀座 結絆】。接待や会食はもちろん、デートや記念日のお祝いにも利用したいお店です。料理人プロフィール:小林 和紀さん1970年生まれ、茨城県出身。調理師専門学校を卒業後、都内のホテルで修業。紀尾井町の料亭【福田家】をはじめ、数々の名店で腕を磨く。会員制リゾートホテル【東京ベイコート倶楽部】で12年間料理長を務めた後、2019年に自身の店【銀座 結絆】をオープン。銀座結絆【エリア】銀座【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年06月10日この記事を書いた編集部員店内に入ると目の前に景色のいいカウンター席。デートなどの記念日にはぴったり今回訪れた場所は港区赤坂の東京ミッドタウン。大人な雰囲気ただよう館内をおそるおそる、歩きながら【てんぷら 山の上 Roppongi】へ向かいます。お店に到着してテーブル席に座りました。パチパチと天ぷらを揚げる音を聞きながら待ちます。注文した『季節のてんぷら定食(一)』は旬の食材をつかった天ぷらを9種類も味わえる、ランチメニューです。どんな天ぷらとめぐり合えるのか、わくわくしながら待ちます。「車海老のあし」最初の天ぷら『車海老のあし』は、口の中に入れた瞬間のサクッとした食感が最高。噛みしめるたびにとてもこうばしい香りが広がります。大好きなエビの天ぷらを最初から、このような形で楽しめるなんて思ってもいませんでした。野球で例えると1打席目から4番の助っ人外国人を迎えるほどの衝撃でした。『車海老の身』つづいては『車海老の身』。先ほど口にした「脚」の持ち主でしょうか。店員さんからは塩で食べることをおすすめされたので塩でいただきます。サクサクとした衣の中にひそむぷりぷりのエビの身。塩がエビの甘みを引き立たせ、エビの旨さが鼻を通ります。エビ好きの私は2品目ですでに大満足です。『熊本の赤茄子』『熊本の赤茄子』の旬は3~5月。スーパーなどで売られているふつうのナスと比べて少し旬の時期が早いのが特徴です。口にすると熱々のナスからはぎゅっと閉じ込められた旨みが口の中であふれでてきます。二口目はみぞれと一緒にいただきました。みぞれのピリッとした辛味とナスの甘みがベストマッチです。『そら豆のてんぷら』『きすのてんぷら』『そら豆のてんぷら』は塩でいただきました。ほくほくのそら豆が口いっぱいに広がり、そら豆独特の大人な甘さが最高です。青くささは一切ありません!新しい生活スタイルが続く中、お酒を我慢することが多くなった分たまらなくビールが飲みたくなるような逸品です!『キスのてんぷら』は初夏のキスを使った贅沢な天ぷらと出会いました。サクサクな衣に包まれたキスの身はふわふわに仕上がっています。サイズも大きいので、塩と天つゆの2種類で楽しめました。『白魚と大葉のてんぷら』『蓮根のてんぷら』『白魚と大葉のてんぷら』は大葉の中に白魚がぎっしりと入っています。ふわふわな白魚が大葉のさっぱりとした風味とマッチして絶品です。『蓮根のてんぷら』の瑞々しさは忘れられません。シャキシャキとしたレンコンの触感をしっかりと口の中で感じられます。みぞれとの相性は抜群でペロっと食べ終えてしまいました!『アスパラガスのてんぷら』天ぷらの最後を飾るのが『アスパラのてんぷら』です。澄んだ緑色をしたアスパラガスは。口に入れるとジューシーな舌ざわりとともに甘みがぐーーっと口の中で広がります。『アナゴ天丼』『赤味噌のシジミ汁』『お新香』天ぷらを堪能したあとは『アナゴ天丼』と『赤味噌のしじみ汁』。穴子は濃い口の天つゆと薄口の天つゆを選べるようになっています。今回は濃い口の天つゆで、がっつりと穴子天丼をいただくことにしました。穴子の身はふわっふわで濃い口の天つゆとベストマッチです。たんぱくな味の中から穴子の脂の旨みが伝わって、どんどん白米を口にかき込んでしまいます。赤味噌のしじみ汁は赤味噌の深いコクとしじみのだしが組み合わさり絶品です。ふわふわな穴子の天ぷら最後のデザートは『マンゴーシャーベット』です。今日食べた、天ぷらを思い返しながら、上品な甘さのマンゴーシャーベットをいただきました。『マンゴーシャーベット』落ち着いた空間で天ぷらの揚がる音を聞きながら一人でゆっくり過ごすのもよし。大切な人とカウンター席で夜景を見ながら至福の時を過ごすのもよし。旬の食材をふんだんに使った天ぷらは絶品です。おいしい天ぷらを食べたいとおもったら、ぜひ一度訪れてみてください。とてもいい一日になること間違いありません。てんぷら山の上Roppongi【エリア】六本木【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分
2021年05月31日しっとりとした京の風情と静けさを満喫京の伝統と格式に、独自の感性と遊び心を散りばめて馳走には「食材ありき」の姿勢で、全国から食材を吟味しっとりとした京の風情と静けさを満喫中門から店へと続く、風情あふれる石畳の小道祇園四条駅から徒歩15分、“祇園さん”と呼ばれる八坂神社へと続く下河原通、路地の奥に【祇園 にしかわ】は佇んでいます。建物は、竹や檜を贅沢に用いた数寄屋造り。茶庭に倣い、路地から中門をくぐって店内へ歩を進めるごとに静けさに包まれます。どの部屋からも情緒ある坪庭が眺められ、季節のお軸が飾られるなど、京の粋が満ちています。カウンター内には茶をたてるための炉を設置。厨房には、主人たっての希望で火力の強いおくどさんも店内は柔らかな陰影のある聚楽壁に、木をふんだんに用いた内装。竹網代や杉柾網代などの天井、柱一本までも表情豊かで、深い趣きを感じさせてくれます。カウンター、テーブル、掘りごたつの個室があり、シーンに合わせて使い分けがかなうのもうれしいところ。器は料理に合わせ、永楽(清水焼)やバカラなどが巧みに使い分けされ、目でも楽しませてくれます。京の伝統と格式に、独自の感性と遊び心を散りばめて会席は夜なら小皿で約14品を供する。コース仕立てで登場し、多様な美味を五感で堪能できるこちらで味わえるのは、毎朝仕入れた素材で献立を決める会席料理。「少しずついろいろな味を楽しんでいただきたい」という想いから小皿のコース仕立てになっており、夜なら14品ほどが提供されます。素材のよさを際立て、見た目にも細部まで気を配った料理は、京料理の伝統と格式を守りながらも、西川さんの感性と遊び心が散りばめられています。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『朴葉味噌焼き』秋ならカマス、松茸、ぎんなん…。季節感あふれる『朴葉味噌焼き』白味噌に卵黄、煮切りみりん、ごまなどを練り込む『朴葉味噌焼き』は、季節によって食材がまったく変わり、何度味わっても異なる魅力を発見できるひと品。訪れた秋の食材は、カマス、松茸、ぎんなん。それぞれの食感の妙と、コクのある甘さと香ばしさがあとを引き、ご飯にも日本酒にもよく合います。『お造り』この日の『お造り』。氷の上に、カラフルな小皿が花びらのように並ぶ盛り付けに目を奪われる全国から選りすぐった魚介から、その日のおすすめをまるで八寸のように艶やかに仕立てる『お造り』は、こちらの名物の一つ。季節や風物にちなんだ器選びや趣向も魅力です。この日の魚介は、秋刀魚、甘鯛、イクラなど。わさびのほか、魚介ごとにその風味を引き立てる薬味が添えられています。『鯖寿司』『鯖寿司』はレアに焼き上げることで、鯖ならではの旨味がしっかりと堪能できる表面に刻まれた、丁寧な隠し包丁が美しい『鯖寿司』は肉厚で、しっかりと乗った脂と塩加減が絶妙。レアに焼き上げることで、品のある脂のおいしさが際立ち、一度知れば忘れられない味わいに。シャリと鯖の間には、茎を加えた練りわさびが挟まれており、爽やかな風味をプラスしてくれるので飽きがきません。馳走には「食材ありき」の姿勢で、全国から食材を吟味この日の朝に仕入れた活きのいい魚介。ひと目でその新鮮さが伝わってくる食材は鮮度と国産にこだわり、全国各地から吟味し仕入れています。例えば、この日仕入れた対馬産のぐじ(甘鯛)は、よく身が締まっており、脂玉を抱えた味わい深さが特徴。地の京野菜が中心の野菜やお米は、「生産者の顔が見えて信頼が置ける」契約農家から仕入れているそうです。「生産者が精魂込めてつくったものを、最高の一品にしてお出しすることが使命」と語る西川さん。生産者とお客様を結びつけるべく日々カウンターに立ち、親しみやすい笑顔と気さくな語り口でお客様をもてなしています。“間口は広く出口は高く”がモットーだそうで、初めてでも安心な一軒。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:西川正芳さん1975年京都・室町生まれ。祖父は友禅の絵付け職人で、おいしいものや美しいものに触れて育つ中で京料理人に憧れ、高校卒業後料理の道へ。名店【祇園さヽ木】などで修業し、【わらびの里】料理長などを経て、2008年、【祇園にしかわ】を開店。祇園にしかわ【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩15分
2021年05月28日旬の食材のチカラを感じる、創意あふれる日本料理を2019年5月。惜しまれつつ店を閉じた三軒茶屋【鈴しろ】。上質な和食を楽しめる居酒屋として多くの酒仙に愛され、予約が取れないほどの人気を博していたにもかかわらず、あえて店を閉めたのには、ご主人・渡邊大将氏の秘めたる思いと志があったからだ。アラスカヒノキの一枚板のカウンターがひときわ存在感を示す店内は、まるで舞台のよう。この広さで6席。ゆったりとした気分で食事を楽しめる。「【鈴しろ】の5年間では、お客様に育てられ、いい勉強をさせてもらいました。でも、いろいろな店を食べ歩くうち、素材をはじめ自分の料理をもっと突き詰めたい、より高みを目指したい。そう思うようになったんです。でも、以前の店のままではスペース的にも価格的にもちょっと無理がある。そこで、思い切って新たな場所でチャレンジしてみることにしたんです。」清しい笑顔でそう語る渡邊氏。だが、コロナ禍の影響もあり、気がつけば、1年以上があっという間に過ぎていた。やっとオープンにこぎつけたのは今年の1月。しかし、その空白の1年8ヶ月を無為に過ごしていたわけでは決してなかった。その間、持ち前の好奇心と強かさで武者修業。代官山【サンプリシテ】や西麻布【4000 Chinese Restaurant】など異ジャンルの店で研修していたという。中でも【サンプリシテ】は、フレンチの魚の熟成に興味があった渡邊氏にとって、是が非でも研修したい一軒だったという。曰く「相原薫シェフとはまったく面識がなく、ほぼ直談判だったにもかかわらず快く受け入れていただきました」とのこと。生来の食いしん坊で、学芸大学【件】で、料理の基礎は学んだものの、そのあとはまったくの独学。「【鈴しろ】の料理の発想は、食べ歩きの中から思いついたものが多かった」と語る。できる限りお客様に出す直前に鰹節を削り、だしをとるよう心がけているというご主人の渡邊大将氏。削りたての鰹節のふくよかな香りがあたりに立ち込める。これもご馳走。【鈴しろ】改め【わたなべ】の名で心機一転。この1月21日にオープンした新店は、白金高輪駅から徒歩2分。和食店とは思えぬ煉瓦造りの外観に、うっかりすると通り過ぎてしまいそうだが、一歩中に入れば、一枚板の見事なひのきのカウンターが目に入る。この客席カウンターからさらに間を置いて調理用のカウンターが設えられ、その奥には炭台も置かれ、と、店内の趣はいわば劇場型。天井も高く、ゆったりとした空間は、外の喧騒を忘れさせてくれる。『白エビのビーフン』。細かく刻んだ新生姜を隠し味に熱した太白胡麻油で和え、白エビも生と甘味を出すためにボイルしたものの 2タイプを混ぜるなどシンプルに見えて、見えないところで一手間かけている。“素材を生かす”“できるだけシンプルに”そして“オリジナリティがあること”。これが、料理に対する渡邊氏の信条だ。そこから“自分らしい料理“を紡ぎだそうと、常に思いを巡らしている。先付けから〆めの土鍋ご飯に至るまで全10品ほどが登場するコースの料理は、まず、盛り付けの清楚な美しさに目が惹かれる。例えば、コース2品目の『白エビのビーフン』。いきなりビーフン!と思いきや、その様相はビーフンのイメージを完全に覆す。器に入ったそれは、白エビと白いビーフンが絡み合いつつタンバル状にまとめられ、見るからに涼やか。所々に散らばる緑はシブレット。口にすれば、新生姜の淡い風味がアクセントとなり、白エビのたおやかな甘味を殺すことなく引き立てている。見た目はシンプル、かつ、素材の風味を生かしつつも、意表をつく味の構成は確かに創意的だろう。『あいなめの葛叩き』。天然真昆布とマグロ節でとるだしの旨みをストレートに味わえるお椀は、まさにコースのハイライト。あいなめは、吉野葛で葛うちしている。続くお椀は『あいなめの葛叩き』。椀種であるあいなめ以外は針ネギと木の芽の吸い口のみと、こちらも実に飾り気がない。だが、口元に寄せれば馥郁とした香りが鼻先をくすぐり、口にすればはんなりとした旨みの余韻が舌に広がる。もうそれだけで十分。他に何かを入れればかえって邪魔になるとさえ思わせるその味は、デリケートで雑味なく品がある。鰹節とはひと味違うその風味を問えば、こんな答えが返ってきた。「だしは酸味をたたせず旨みだけ欲しいので、マグロ節と天然の真昆布を使っています。鰹節は本枯節をほんの少しだけ」だそうで、できる限り、お客様一組一組に対し、出す直前に鰹節を削り、出汁を引くのも渡邊氏のこだわりの一つだ。削りたてのマグロ節。鰹節よりも味わいはたおやかだが、旨みは強い。だしは和食の命――の言葉を地でいくように、渡邊氏の料理には、先の椀ものの他にも、さまざまな形でこのだしが使われている。旬のホタルイカを肝ごと混ぜ入れた『ホタルイカのお粥』に早や名物となった『グラタン』(内容は季節変わり)等にもさりげなく使われ、味の骨格を支えている。『金目鯛の炭火焼』。まるでフレンチの一皿のように艶やかな盛り付けも、同店の魅力の一つ。金目鯛のアラからとっただしは、いわばフュメ・ド・ポワソン。スープ仕立てという趣向もフレンチを彷彿とさせるものの、味わいは、まぎれもない和の風味。とはいえ、そこは“素材の味を生かす”がモットーの渡邊氏のこと、料理に応じてだしを変えるひと手間は惜しまない。「フレンチでは、魚の料理にはその魚からとっただしでソースをつくる。それなら、和食でも通用するのではと思って、金目鯛の料理には金目鯛のアラからとっただしを使っている。」そうだ。蟹と花山椒が浮かぶだしに、炭火で焼いた金目鯛が浮かぶその一皿は、一見してフレンチのよう、だが、味わいは純然たる和。炭火ならではの皮の芳ばしさに対し身はふっくらと柔らかく、そこに滋味豊かな金目鯛のだしがじんわりと旨みを添える。花山椒のほのかなしびれが季節を伝えるアクセントとなっている。『マグロ節のおかか卵かけご飯』。おかかは、鰹節ではなくマグロ節。黄身は埼玉・深谷の田中農場の新鮮かつ良質な産みたて卵を使用。米は島根・隠岐の藻塩米。いずれの料理も18,000円(税込)のコースから。さて、〆めは、土鍋で炊き立ての白飯が、花山椒ハンバーグなどのおかずとセットになった定食スタイル?で登場。だが、お楽しみはそれだけではない。さらにプラスαのご飯ものが3種類も用意されている。『マグロ節のおかか卵かけご飯』に、『すじ青のりのお茶漬け』『キーマ鴨カレー』の中からお好みをどうぞ、というシステムだ。中には、3種類全部を所望する強者もいるそうで、もちろんそれもOK。遊び心のある趣向は掉尾を飾るには十分だろう。ご主人の渡邊大将氏、37歳。山梨県富士吉田市出身。おでんが人気の居酒屋、学芸大学【件】で修業後独立。三軒茶屋に【鈴しろ】を開き、5年間腕を振るうも、2019年店を閉め、2021年1月21日に、ここ【わたなべ】をオープンする。「最後までおいしく食べられるよう、常にやりすぎないよう気をつけています。」とは渡邊氏。そこには、気をてらわず、真摯に素材と向き合おうとするひたむきな思いが潜んでいる。わたなべ【エリア】白金/白金台【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】白金高輪駅 徒歩1分
2021年05月24日中国料理のエッセンスが光る独創的な日本料理現代らしい日本料理を模索し続ける料理人和食の職人が本気でラーメンを作ると…中国料理のエッセンスが光る独創的な日本料理カウンターで肉の塊を炭火で炙りはじめると、立ち昇る煙と共に甘く香ばしい香りが店内に漂う。その香りは、どことなく中国料理のような刺激に満ち溢れたもの。“いや待てよ。日本料理を食べに来たはずなのに……”。そう、こここそが今京都で話題の【日本料理 研野】です。平安神宮をはじめとした様々な寺社仏閣や美術館など、歴史とアートに彩られた街、岡崎。周辺には岡崎疎水が流れ、瑞々しい新緑の中をゆったりと散策するのも心地いい。そんな疎水のすぐ脇、落ち着きある京文化が色濃く残る街に【日本料理 研野】はオープンしました。扉を開けると、美しい和の設えが施された店内がお出迎え。カウンター8席の小さなお店ですが、清々しい白木がなんとも心地いい板場に立つのは、31歳の若き料理人、酒井研野さん。食事は17時からと20時からの二部制による一斉スタートで始まる、全12品からなるコース(1万4300円・税込)です。季節を感じさせる旬の野菜を使った先付けに続いて、二皿目として出されたのが冒頭で話したお肉の料理。火鉢の上で炙られた肉の塊から漂う煙の、中国料理のような刺激ある香りに一気に食欲がかきたてられます。「お客さん皆さん同時にこの香りを堪能していただきたくて。一堂に会して食事をしていただくことで、一緒に驚いたり喜んだりという楽しい時間を共有できたらいいなと思います」と酒井さん焼かれる肉は麹をはじめ、八丁味噌をベースとした味噌床に漬け込まれた豚肉。まさに“焼豚”そのものです。しかしながら、仕上げに振りかけられる粉山椒の爽やかな香り、添えられているわさびの辛子醤油和えや蕗の薹味噌を一緒に食べるとまぎれもなく日本料理としてしっくりときます。そこからは中国料理のエッセンスを使いながらも、着地点はしっかりと日本料理にもっていきたいという店主の想いがひしひしと伝わってきます。『焼き豚 炭火焼き』。京もち豚は、麹に漬けこまれることで柔らかくしっとりとした仕上がりに。中国料理の香りがしつつも上品な甘みや旨みは日本料理そのもの続いて出されるのがお造り。こちらは三皿で構成され、前後の2皿は旬の魚を使った王道のお造りに対し、中央の一皿に変化球が隠されています。今回出していただいたのは、端午の節句にちなんで、鯉を使ったぬた和え。なんとこちら、仕上げにカウンターで熱々に熱したオイルをかけます。“ジュー”という音と共に立ち昇る、四川山椒のこれまた刺激的な香り。ぬた和えに使う辛子の代わりに、四川山椒と唐辛子で香りづけをして熱したピーナッツオイルが使われています。『鯉のぬた和え』。わけぎと山くらげの酢味噌和えに、クラゲの頭の甘酢漬けと鯉のお造りを。コリコリ感や弾力、酸味や辛みなど様々な食感や味、香りを感じるお造り「日本料理の献立は、味のトーンが一定と言うのをお客さんから聞くことが多かったので、波があるような、料理に緩急をつけたかったんです。“お造りでもこんなにも味わいに変化をつけることができるんだ”そんな遊び心を味わってほしいです」と酒井さん。日本料理ならではの繊細な包丁さばきが必要なお造りに、中国料理のエッセンスで驚きを与えるという、まさにこの店ならではの味わいです。続くお造りはたっぷりの野菜を使った鰹のたたき。鰹の脂が、先のお造りで少しピリピリとしていた舌をゆっくりと落ち着かせていきます。そして椀物へ。「日本料理を食べに来たのだから、やっぱり出汁を味わっていただきたいです。だから椀物には一切中国料理のエッセンスは取り入れていません」。丁寧な仕事から生まれる日本料理の奥深さを味わいつつも、時折見せる中国料理のエッセンスによる驚き。その絶妙なまでの緩急のバランスがなんとも食べていて楽しい。次はどんな料理が出てくるんだろうとワクワクせずにはいられません。現代らしい日本料理を模索し続ける料理人この日本料理に中国料理のエッセンスを取り入れるのは、一体どこからたどり着いたんでしょうか?そこには“日本料理は日本人の料理でありながら、ちょっと遠い存在になりつつある”という酒井さんの想いがあります。「日本料理はよく引き算の料理と言われますが、それにはいい素材が必要で、おのずと価格も高くなってしまいます。いい食材、清らかな水がないと日本料理は作れないだけでなく、様々な角度からアプローチができる日本料理もいいんじゃないかと。世界で類を見ないほど日本人の食は多様化しているし、今までストレートで投げていた日本料理にちょっとアクセントをつけてあげると面白い変化球になる。これこそが現代らしい日本料理なのではないでしょうか」。そこで中国料理のエッセンスを取り入れつつも、あえて店名に“日本料理”と入れたのだそう。31歳の若き店主の酒井研野さん。「日本料理という枠にとらわれすぎることなく、僕たちと同世代の方も楽しめるような、そんな新しい日本料理の形を模索し続けたいです」酒井さんが日本料理の職人を志したのは、辻調理師専門学校でのこと。「はじめはフレンチやイタリアンのシェフに憧れましたが、日本料理の実習の時、普段何気に食べていたものがきちんと出汁を取るだけでこんなにもおいしくなるんだと感動があったんです。そこから自分が一生付き合っていくのは日本料理がいいんじゃないか思いました」。卒業後、日本料理ならこの店という思いで【菊乃井】に入社。本店で8年間勤務後、姉妹店の【無碍山房 Salon de Muge】のオープンと同時にその店の料理長を2年務めます。10年を期に退社し、親交のあった中国料理の名店【京、静華】へ修業に。【京、静華】に入るまでしばらく期間があったので、N.Y.の日本料理店や京都で話題のイノベーティブレストラン【LURRA°】でも研鑽を積む。N.Y.時代、使う食材はすべて築地から輸入していたそうで、そこでも“いい食材がないと日本料理は成立しないのか?”という疑問が生まれたそう「【菊乃井】に勤めていたころから【京、静華】の宮本静夫さんに誘われて、“中国の古典料理を紐解く”という勉強会に参加させてもらっていたんです。中国の古典料理には、素材を活かしたクリアな味わいだったり、素朴な味わいのものも多く、日本料理と通じるところもたくさんあり、いろんな面で感銘を受けました。そこで、自分の料理にも取り入れることができるようになれば、すごく強みにもなるし新しいアプローチの仕方や出会ったことのない味わいも出せるのではないか思ったんです」と酒井さん。【京、静華】で中国料理の基本を学ぶ中で、特に油の使い方が日本料理と異なったと言います。例えば、日本料理にも天ぷらなど揚げる技法はありますが、中国料理では、揚げた後にさらに炒めるなど調理を重ねていく。その中で如何に油を使わずに調理するか、体に負担がかからないような料理に仕上げるかという【京、静華】ならではの料理が腑に落ちたと酒井さんは語ります。スパイスの使い方、香りの立たせ方、そんな“足し算”が日本料理にあってもいいのではないか!そこから生まれたのが【日本料理 研野】が考える現代らしい日本料理の在り方でした。驚きのコースと共に味わいたいのは、酒井さんの出身地でもある青森県の銘酒『田酒』や蔵でしか買えないプレミアム酒『Houhai 純米大吟醸』。青森ならではのシードルやアップルソーダのほか、クラフトビールも多数揃います和食の職人が本気でラーメンを作ると…コース終盤に近付くと、土鍋で炊いた店主の出身地である青森県の『まっしぐら』と共に、そのお供がずらりと。「雪深い青森はお漬物文化がすごく発達してるんです。炊き立てのご飯とともにそんなおいしいごはんのお供を堪能してもらいたくて」。そして続いて〆に出されたのが、なんとラーメン!驚くままにそのスープを一口すすると、なんとも優しい味わい。まるでお味噌汁を飲んだ時のようなホッとする感覚が体中に広がります。じんわりと包み込まれるような味わいは、ラーメンでありながらも和食。これぞ和の職人が作り出したラーメンです。『しじみの手打ち麺』。スープは、丸鶏や豚、牛そして金華ハムを4時間煮込んで作った上湯スープ。麺も自家製の手延べ麺と本格的なラーメン「調味料など一切使わず、塩気も金華ハムと今回はシジミからのみ。和食の職人が本気でラーメンを作ったらどんな味わいになるんだろう?そんなことを思いながら味わってもらえたら。国民食でもあるラーメンは、もはや日本食。そんな馴染みのある味を日本料理として楽しんでいただけたらと思います」と酒井さん。見た目も華やかで可愛い『いちごパフェ』。最後まで五感を楽しませてくれる料理です水物として最後に登場したのは、あまおうを使ったパフェ。水物には、旬の果実や、シャーベットなどが出てくることが多いですが、パフェと言うのがなんとも現代的でうれしい。【無碍山房 Salon de Muge】で料理長をしていた酒井さんならではの水物です。パフェには、フレッシュなあまおうのほか、コンポートやゼリー、そしてソルベなど様々に形を変えたイチゴが味わえます。そして鮮やかな緑のよもぎのアイスクリームが、春の気分をさらに高めてくれます。最後の一皿まで、驚きと楽しさに満ち溢れた全12品のコース。あくまでもしっかりとした日本料理の味わいがベースにありながら、時折中国料理のエッセンスが変化球のように飛んでくる。“こんな日本料理もあるんだ!”大満足と共に、新しい発見に満ち溢れたひとときでした。日本料理研野【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩8分
2021年05月21日京都の老舗茶舗「福寿園」と日本料理の「くろぎ」がコラボレーションした「くろぎ茶々特製のかき氷 白練(しろねり)」が、東京・ギンザ シックス「くろぎ茶々」にて発売される。“クリームチーズ”のせ新感覚の和風かき氷寛政二年の創業以来、代々築いた茶づくりの伝統の技を生かしながら、新しい茶の楽しみ方を提案している「福寿園」。今回は、数多くの美食家や著名人を虜にしてきた「日本料理 くろぎ」の主人黒木純とともに、こだわりのかき氷を製作した。“最初から最後まで飽きのこない”かき氷を作ろうと、福寿園自慢の宇治茶に、クリームチーズを合わせて、新感覚の和スイーツを作り出した。ラインナップは3フレーバー。「宇治抹茶」は、風味豊かな宇治抹茶をベースにしたかき氷に、濃厚なクリームチーズとつぶあんをコンビネーション。隠し味に柚子蜜を忍ばせることで、すっきりとした後味に仕上げている。くろぎ茶々だけのオリジナル「和紅茶の蜜」が決め手の「京都府産和紅茶」もチェック。京都で育った茶葉を丁寧に紅茶に仕上げ、クリームチーズソースに負けないしっかりとした味わいの蜜を作り、かき氷に贅沢にあしらった。氷の中には、砕いたビスケットと粒あんが入っているので、食べ進めるごとに、食感の変化も楽しめる。同じくビスケットと粒あんを氷の中に忍ばせた「京都府産ほうじ茶」も発売。こちらは、トップにたっぷりのクリームチーズとほうじ茶パウダー、黒豆をトッピングしており、和風ティラミスのような濃厚なフレーバーになっている。【詳細】くろぎ茶々特製のかき氷 白練(しろねり)※2021年4月中旬現在発売中。■かき氷+宇治ほうじ茶 各2,970円(税込)※限定10食/日種類:宇治抹茶、京都府産和紅茶、京都府産ほうじ茶提供時間:11:00~売り切れ次第終了※予約可能。問い合わせは店頭まで。取り扱い店舗:くろぎ茶々住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックスB2階TEL:03-6264-5754
2021年04月17日魚料理にあわせて日本酒やワインを堪能朝獲れの魚を直送、素材の新鮮さが自慢スタイリッシュな雰囲気で特別な日の食事にもぴったり魚料理にあわせて日本酒やワインを堪能恵比寿駅から徒歩4分、魚料理を中心とした和食と日本酒やナチュラルワインなどがいただける和食店【魚見茶寮】。カウンター席のみの店内では、シチュエーションによって好みを伺いながら、ゲストにぴったりのメニューを提案。お酒は、シェフが酒蔵やワイナリーまで直接足を運び、生産者と対話し、こだわり抜いた銘柄だけを用意しています。リラックスできる雰囲気の中、ゆったり食事を楽しめます朝獲れの魚を直送、素材の新鮮さが自慢シェフの地元である鹿児島県から、朝獲れの魚が午後3時にはお店に届きます。シェフは生産者の方のもとへなるべく出向き、直接話をしているそう。生産者と食材と真正面から向き合う真摯な姿勢が、日々の丁寧な仕事へと繋がっています。旬の食材を味わえる料理は、見た目も美しく、厳選したワインや日本酒との相性も抜群です。四季折々の野菜や魚介を一口ずつ味わえる『前菜盛り合わせ』は、彩り豊かな季節の味覚が美しくお皿に盛り付けられます。多彩な食材を多彩な調理法で、目で見ても食べても楽しい一皿です。旬の味わいを少しずつ『前菜盛り合わせ』1,000円~1,200円『蒸し鮨』は、具材を変えて通年で楽しめるメニューです。写真は『きんきとあん肝の蒸し鮨』。柔らかな素材を崩して食す一品は、薬味と甘だしが一体となり、今までにないおいしさで楽しませてくれます。きんきとあん肝の『蒸し鮨』950円豊洲の仲買さんから良いものだけを仕入れた穴子をつかった『煮穴子と生うに太巻鮨』は、生きたままの素材を朝締め、煮崩れる寸前まで柔らかく炊き上げます。骨を煮出してつくったタレも美味、ウニと共に食せばとろける食感を存分に楽しめます。上質な穴子とウニのとろける食感に舌鼓『煮穴子と生うに太巻鮨』 一本 2,400円スタイリッシュな雰囲気はデートにもぴったり広めに設計されたカウンター席では、シェフとの会話も楽しめます店内はオープンキッチンを囲うようにカウンターが13席。シェフ自ら塗装をおこなったというグレーベースの壁面と、少し落とされた照明がシックな雰囲気を演出します。カウンターの幅は奥行き70センチと広めに設計されており、ゆったりと食事ができます。2軒目、3軒目としても使い勝手の良いお店です。落ち着いた雰囲気と温かいおもてなしで、ゆったりくつろげますフランクなもてなしで、ゲストを迎えてくれる【魚見茶寮】は、大人が楽しく過ごせるお店。デートや普段使い、少し特別な日の食事など、おいしいものが食べたいと思ったときに、肩ひじ張らずに訪れてみませんか。料理人プロフィール:御幸佑亮さん1980年、鹿児島県生まれ。【魚まみれ眞吉】で7年半のキャリアを積み、2019年には自身の店【魚見茶寮】をオープン。長く一緒に仕事をしてきた仲間たちとお店を切り盛り、ゲストを迎える日々。スタッフのチームワークを重視し、居心地の良い雰囲気づくりにも心を配っている。魚見茶寮【エリア】代官山【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年04月13日食べることの楽しさを伝える料理教室株式会社オンリーワンが運営する「G-veggie」が、2021年5月8日より「オーガニック・ヴィーガン料理マスター認定講座」を開講します。「G-veggie」は、簡単に実践できる理論と食べて健康になれる料理を学べるオーガニック・マクロビ料理教室です。Grain(穀物)とVeggie(野菜)を合わせた教室名には、人間にとって大切な2つの食べものを中心に自然に寄りそった生活をしていきたいという意味が込められています。教室でもオンラインでも受講できる!今回スタートした「オーガニック・ヴィーガン料理マスター認定講座」は、ヴィーガン料理について基礎からくわしく知りたい人や栄養バランスのよい料理を作りたい人、家族や友人にも喜ばれる料理を作りたい人などが対象。プラントベースの料理作りの秘訣を3時間でマスターすることができ、修了者には一般社団法人日本オーガニックライフ協会より「オーガニック・ヴィーガン料理マスター」の認定書が授与されます。受講料は11000円(税込)。 東京都大田区にある「G-veggie」蒲田校のほかオンライン(ZOOM)でも受講できます。5月の開講日は2021年5月8日(14時から17時)、2021年5月11日(18時から21時)、2021年5月29日(14時から17時)の3回。以後毎月2回定期的に開講される予定となっています。※受講料には認定料が含まれます。(画像はプレスリリースより)(画像は株式会社オンリーワンより)【参考】※株式会社オンリーワン
2021年04月10日哲学の道/【日本料理 藤井】平安神宮/【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】仁和寺/【京料理 萬長】嵐山/【あらし山 遊月】醍醐寺/【鳥羽甚】哲学の道疏水沿いに全長約2kmも続く、桜のトンネルは感動的銀閣寺から若王子橋まで疏水べりに続く哲学の道は、大正時代に植えられた約300本の桜並木が美しい桜の名所。満開の時期にはまるで桜のトンネルのようで、水面を流れゆく花びらは情緒たっぷりです。哲学の道近くのオススメ店【日本料理 藤井】胡麻味噌だれで和えた鯛をのせた『ご飯、自家製しば漬け』哲学の道の近くに佇む【日本料理 藤井】は、2019年より3年連続でミシュラン1つ星として掲載された名店。“質実として、枯淡の境地”をコンセプトに、素材を活かした絶品料理を堪能できます。ランチ『ご飯、自家製しば漬け』は、市場から厳選仕入れされた鯛を使った贅沢なご飯。コースでは旬の食材を使った四季折々の逸品を提供してくれます。日本料理藤井【エリア】銀閣寺/北白川/出町柳【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】出町柳駅平安神宮庭園の池に映る紅しだれ桜が美しい朱と緑が鮮やかな社殿を取り巻く広大な神苑に、紅しだれ桜が咲き誇ることで知られている平安神宮。栖鳳池に映る八重咲きの濃い紅しだれは感動ものの美しさです。約150本が咲き競き、谷崎潤一郎の『細雪』や川端康成の『古都』の舞台にもなっています。平安神宮近くのオススメ店【京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘】四季の美しさを会席料理で味わう『八寸』平安神宮より徒歩10分、京への出入り口のひとつ粟田口の、由緒正しき門跡寺院の青蓮院に隣接した会席料理店。西陣の織元の元別邸で、建物は檜材をふんだんに用いた贅沢な数寄屋造り。庭園に囲まれる数寄屋の山荘では、四季の会席料理がいただけます。また、見た目も美しい器や盛り付けにも定評があります。京都ホテルオークラ別邸京料理粟田山荘【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】東山駅 徒歩5分仁和寺重要文化財の五重塔と御室桜がつくり上げる絶景は圧巻京都で一番の遅咲きの桜として江戸時代から親しまれている御室桜は、樹高が低いのが特徴です。中門入って左手に約200本が咲き、五重塔を背景にした眺めは京の花見の終盤を飾るのに相応しい光景。境内にはしだれ桜や普賢像桜など珍しい桜も咲きます。仁和寺近くのオススメ店【京料理 萬長】豪華な手桶に美味しいものが満載『つれづれ弁当』梅 3,200円仁和寺駅から徒歩圏内にある【京料理 萬長】では、京都名産のゆばや旬の食材を使った京料理がお手軽な価格で堪能できます。『つれづれ弁当』は、日本三大随筆「徒然草」にちなんで名づけられた料理。鎌倉時代にこの地で過ごした吉田兼好の目に映ったであろう京の四季の美しさを表現した旬の京料理を、15種類以上盛り込んだ手桶弁当です。京料理萬長【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】妙心寺駅 徒歩2分嵐山嵐山の随所でさまざまな名桜が楽しめる古くから桜の名所として、王朝貴族にも愛されてきた景勝地の嵐山。川沿いに桜並木が続き、渡月橋越しに嵐山を望む景色は絵になるほど美しい眺め。嵐山のいたるところがお花見スポットとなり、様々な桜を楽しむことができます。嵐山のオススメ店【あらし山 遊月】京都の四季を五感で味わえる『会席料理』嵐山、渡月橋のたもとにある歴史を感じさせる純和風の日本家屋で、嵐山の自然を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごせる京料理店。川辺りに面した席からは、十三参りの法輪寺さんや四季折々の山なみが望め、耳に心地良い大堰川のせせらぎが癒しを演出。会席料理は、花・雪・月の3コースがあります。あらし山遊月【エリア】嵐山【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】嵐山駅 徒歩5分醍醐寺秀吉が最期に見た豪華絢爛な桜が楽しめる世界遺産・総本山醍醐寺は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」として知られ、市内でもいち早くお花見ができるお寺として人気を集めてます。秀吉が植えた700本もの桜が咲き誇り、霊宝館のしだれ桜は見事。三宝院前や国宝の五重塔を背景に咲く花姿も感動的です。醍醐寺近くのオススメ店【鳥羽甚】名刹・醍醐寺御用達の季節の精進料理が堪能できる『鉄鉢料理』醍醐寺の麓にある【鳥羽甚】は、100有余年の伝統のある町屋づくりのお座敷で、よく手入れされた中庭を眺めながら会席料理、精進料理がいただけます。「淡處知真味(たんしょちしんみ)」という和食の基本を大切にして、手軽に食べられる『幕の内弁当・深雪膳』を始め、どの料理でも旬の味覚がたっぷり味わえます。鳥羽甚【エリア】伏見/醍醐【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】醍醐駅 徒歩15分
2021年03月31日茶室で日本文化を体験する創作和食料理店お茶だけでなく料理やお酒を愉しむことも可能スタッフによる、美しいお手前を拝見できる茶室で日本文化を体験する創作和食料理店椅子のように畳に座ってお茶や食事をいただく「爛酔亭」表参道駅から徒歩6分、骨董通り沿いから、地下へと降りた先に静かに佇むのが目的地の【即今】。茶道の形式美に似通う日本のBarシーンと融合し、形式にこだわらない茶懐石が楽しめる創作和食料理店です。コンセプトは「自分らしいお茶のスタイルを楽しめる店」。茶道のような日本文化の体験を通じて、店名の意味する禅の真髄「今まさにこの時」を感じられます。ろうそくが灯され、どこか厳かな雰囲気のある小間茶室「即今」靴を脱いで店内に入ると、そこはまるで本物の茶室。用意されているのは四畳半の周囲に3つの腰掛け席を設けた広間「爛酔亭(らんすいてい)」と、三畳台目の小間茶室「即今」。そしてバーカウンターも設けられている三畳間「笊籬菴(そうりあん)」という3つの個室。お茶は点ててもらうことも、自身で点てることも可能です。店内では濃茶や薄茶、茶懐石、お酒まで堪能できます。お茶だけでなく料理やお酒を愉しむことも可能美しく器に盛られた一汁三菜。季節を感じながら味わう『茶懐石セット「花」』「茶事」とは本来、食事やお茶のお点前を含めたフルコースの正式な茶会のこと。懐石を出してお酒を酌み交わし、茶室の美術品をしつらえて、濃茶、薄茶でおもてなしをすること意味します。お茶と和菓子はもちろんですが、茶室で料理やお酒を愉しむというのも大変乙なもの。香りや味の調和を考えた茶懐石は、季節の食材を用いた向付、煮物椀、焼物などをいただけます。抹茶に日本酒。他ではなかなか味わえない和コンセプトのオリジナル『カクテル』茶室の襖を開ければ、隠れたバーカウンターが出現。和服のバーテンダーがつくるのは、抹茶や日本文化をベースとしたオリジナルカクテルです。名前はどれも茶道にちなんでつけられているのもポイント。苦味と甘さを持つ抹茶のリキュールに爽やかな酸味のあるカシスを合わせた『遅櫻』は、特に人気のカクテルです。スタッフによる、美しいお手前を拝見できる静寂の中、お点前の流れるような所作の美しさに魅入る【即今】にある小間の茶室で頂くお茶は、茶道の心得のあるスタッフが点ててくれます。濃茶、薄茶、また頂くタイミングは自由。また、希望に応じて自分で点てることもできるので、気軽に体験を。お茶の点前を拝見したのち、薄茶を一服。あたたかなもてなしで、ゆっくりとお茶の香りを楽しめます。料理人プロフィール:鈴木将士さん料理人の所作の美しさや料理の完成された美への想いが膨らみ、服部調理師専門学校の門を叩く。日本食の基礎を学び卒業後、麻布十番にある【eat 麻布十番】に勤務。そこで縁からアメリカでの仕事のオファーを受け、帰国後に茶道とカクテルを融合した【即今】に就任。新たな茶道の楽しみ方を提供しながら自ら成長を続けている。即今【エリア】表参道/青山【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】表参道駅 徒歩6分
2021年03月15日予約困難の人気店「日本料理 くろぎ」と、南青山の骨董通りのキャラメルバー専門店「ジェンディー(GENDY)青山」がコラボレーション。「ザ・プレミアムビターキャラメルバー 抹茶 黒木 純監修」が、2020年7月1日(水)より「日本料理 くろぎ」の本店およびジェンディー公式オンラインショップにて発売される。「日本料理 くろぎ」は、2010年のオープン以来、数多くの美食家や著名人を虜にしてきた人気店。日本屈指の予約困難店とも言われる同店では、オーナーシェフの黒木純が素材と対話することで、日本料理の醍醐味とも言える、味わい深く、上品な“淡い味”を生み出し、旬の食材の個性を生かした和食を提供している。一方「ジェンディー青山」は、紳士の一級品をコンセプトに、厳選した素材とレシピでハンドメイドするプレミアムビターキャラメルバーのみを展開する高級スイーツ店だ。「廚 菓子 くろぎ」で和菓子や甘味を手掛けてきた黒木にとっても、新たな挑戦だったという今回のコラボレーション。両者のタッグによる「ザ・プレミアムビターキャラメルバー 抹茶 黒木 純監修」は、キャラメルの焦がしぐあいとそれに合う抹茶の選定を繰り返し、何度も試行錯誤して完成した。ジェンディー本来のパワーのある味に負けない、絶妙な抹茶のかけ合わせで、両方の風味を最大限に引き出した。和菓子として食べる場合はお茶に、洋菓子として食べる場合は紅茶やコーヒーに、と和洋どちらでも楽しめるのも魅力。日々の“ちょっとした贅沢”に最適な一品となっている。【詳細】「ザ・プレミアムビターキャラメルバー 抹茶 黒木 純監修」発売日:2020年7月1日(水)取り扱い:日本料理 くろぎ本店およびジェンディー公式オンラインショップ※マクアケ(Makuake)では6月4日(木)~6月29日(月)先行販売。価格:1ダース 8,000円+税※送料・税込みの場合は9,700円■店舗情報・日本料理 くろぎ住所:東京都港区芝公園1-7-10
2020年06月07日アマン京都の日本料理「鷹庵」が、2020年4月1日(水)よりグランドオープンする。2019年11月にオープンしたアマン京都は、左大文字山から続く鷹峯三山の麓に息づく密やかで美しい「森の庭」に位置し、京都の伝統と日本美を感じることができるリゾートホテルだ。グランドオープンする「鷹庵」は、そんなアマン京都の荘厳な石門の外側に店を構える日本料理店。総料理長を務めるのは、ミシュラン2つ星を獲得した金沢の料亭「銭屋」の2代目主人、高木慎一朗だ。これまで、独創的な料理とカウンター越しに味わうライブ感あふれる粋なおもてなしで多くの人を魅了してきた高木が、今度は京都から新しい日本料理の美学を世界に発信する。提供するのは、日本でしか奏でられない繊細な季節の移ろいにこだわり、厳選した食材をそのとき最も美味しい料理に仕立てた総料理長おまかせのテイスティングメニュー。料理に合わせて、1品1品の個性に合わせた国内外のワインや、季節ごとにセレクトしたこだわりの日本酒も用意する。【詳細】日本料理「鷹庵」オープン日:2020年4月1日(水)場所:アマン京都住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1番営業時間:昼 12:00~15:00(最終入店13:00) / 夜 18:00~22:00席数:カウンター11席、テーブル24席(内6名の半個室2つ)メニュー:・おまかせ(昼) 15,000円+税・おまかせ(夜) 30,000円+税※料金にはサービス料別途加算。※高木料理長がカウンターに立つ日は限定されている。【予約・問い合わせ先】TEL:075-496-1335(9:00~19:00)
2020年03月27日トリュフ、松茸、雲丹など高級食材をふんだんに使用しているのにコースはなんと6000円。このコスパの良さにお店をリピートする人続出。そのコースの一部をご紹介します。フレンチの技法を取り入れた創作料理には日本酒がオススメ契約漁港より届けられる『海の幸』。シェフ特製のジュレがより雲丹のおいしさを引き立てます一品目から贅沢と呼ぶのに相応しい料理がでてくる『おまかせのコース』全12品 6,000円。コースはこの1つのみで、月ごとに内容を一新するスタイル。その時期ならではの和の素材が、ゲストの五感を魅了します。和牛やジビエ、選び抜かれたメインの肉料理も絶品前菜、お刺身、お肉…と、リズムよくどんどん出てくる料理たちは、どれも「もう一口食べたい…!」と思ってしまうほどよいポーションとおいしさ。また食べたいと思う料理ばかり出てきますが、月ごとにコースの内容が変わるため、食べられるのはどの料理も一期一会。訪れる度に新鮮な感動を届けてくれるのも魅力です。〆は『雲丹の炊き込みご飯』素材にもこだわっており、和牛や猪など厳選したお肉を使用して丁寧に下処理を施し、肉の持つ魅力をシンプルに表現してくれます。海の幸は、契約漁港から仕入れ『雲丹のコンソメゼリー』をはじめ、さまざまな調理方法で堪能できます。その時期の味わうべき旬の素材を味わうことで、料理で季節が感じられます。居心地のいいカウンター。デート使いにもぴったりな落ち着いた空間落ち着いた雰囲気の店内で飲むお酒もまた格別。日本酒にボトルワイン、シャンパーニュまで豊富に取り揃えいます。席は、テーブル・カウンター席に加え個室も完備。デートや接待などさまざまな場面に活躍してくれます。シックな空間のなか味わう大人のひととき。大切な人と過ごす夜に足を運んでいただきたい一軒です。最後の一品には『モンブラン』。最後まで美味しくて至福のひとときCuisine SHINGO 日本橋【エリア】三越前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7500円【アクセス】三越前駅 徒歩3分
2019年11月18日森永乳業から、日本料理「くろぎ」の黒木純が監修した「ピノ」シリーズの期間限定フレーバー「ピノ 焦がしみたらしキャラメル」が登場。2019年11月25日(月)より、全国のコンビニエンスストアなどで発売される。日本料理「くろぎ」の主人が監修する“和ピノ”東京芝大門に店を構える東京割烹の名店、日本料理「くろぎ」。その主人である黒木純が監修した「ピノ 焦がしみたらしキャラメル」は、なめらかな食感の焦がしみたらしキャラメルアイスを、口どけの良いミルクチョコでコーティングした一口タイプのアイス。焦がしキャラメルアイスには、ほど良い塩味と香ばしい風味の醤油を配合することで、奥深い和の味わいを表現している。黒蜜きな粉フレーバーの限定「マウントレーニア」もまた、同じく黒木純が監修した「マウントレーニア」の限定フレーバー「マウントレーニア 黒蜜きな粉ラテ」も、12月3日(火)より発売。森永の研究員が厳選したアラビカ種こコーヒーに、上品な甘さの黒蜜や香ばしいきな粉の香り、そして豆乳のすっきりとした後味を絶妙にブレンドした一杯だ。東京・上野の「廚 otona くろぎ」ではコラボメニュー提供さらに、黒木純が手がける東京・上野の甘味処「廚 otona くろぎ」では、今回監修した2つのコラボレーション商品と連動したコラボメニュー「かき氷 焦がしみたらしキャラメル」と「和パフェ 黒蜜きなこラテ」を、2019年11月21日(木)から12月15日(日)までの期間限定で提供する。商品情報■「ピノ 焦がしみたらしキャラメル」発売日:2019年11月25日(月)価格:180円+税■「マウントレーニア 黒蜜きな粉ラテ」発売日:2019年12月3日(火)価格:180円+税■「ピノ」「マウントレーニア」×「廚 otona くろぎ」期間限定コラボメニュー販売期間:2019年11月21日(木)〜12月15日(日)価格:・「かき氷 焦がしみたらしキャラメル」単品 1,850円(税込)・「和パフェ 黒蜜きなこラテ」単品 1,550円(税込)提供店舗:廚 otona くろぎ住所:東京都台東区上野3-24-6 PARCO_ya 1階※期間中、通常商品の「和パフェ 黒蜜きなこ」は販売しない。【問い合わせ先】お客さま相談室(フリーダイヤル)TEL:0120-082-749(「ピノ」・冷菓)TEL:0120-369-744(「マウントレーニア」・ビバレッジ)
2019年11月09日01_【祇園MAVO】02_【花鏡】03_【匠 奥村】04_【祇園 おくむら】05_【貴匠桜】01_【祇園MAVO】季節の移ろいを取り入れた懐石フレンチ京都祇園の一角に佇むお店。モダンで開放感のある店内は、特別なディナーに相応しいエレガントな雰囲気です。素敵なムードの中でいただくディナーは格別。思い出に残るクリスマスデートを演出してくれます。旬ごとに食材を変えていくフレンチは、季節感を殊に重んじており、時季によって違う味わいを楽しめるのが魅力です。『ボーヤファーム仔羊 ロース肉のロティ』は、香ばしさと羊肉の旨みが身体中に染み渡る逸品。食後の『バラとしょうがのフィナンシェ』は、直前に食用の香水が吹きかけられた、バラの香りを満喫できる極上のデザートです。祇園MAVO【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】23000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分02_【花鏡】気鋭のシェフによる洗練された和の世界有数の観光地と日本料理店がひしめく東山エリアにあるお店。店内はシックな配色がお洒落で、季節の設えに“京都”を感じさせてくれます。オープンキッチンを目の前に臨むカウンター席は、デートにぴったりの特等席。シェフを間近に楽しむ臨場感がクリスマスデートの雰囲気を盛り上げてくれます。料理は、いわゆる正統派の日本料理と一味違う、独創性に富む目新しいものが中心。シニアソムリエや利酒師など、様々な肩書を持つシェフが独自の目線でつくっており、様々なドリンクやお酒に合うように計算し尽くされています。花鏡【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】東山駅 徒歩6分03_【匠 奥村】おもてなしの心が感じられる美しいフレンチ四条通から花見小路を南へ行ったところにある、京懐石フレンチの名店。風情ある佇まいで、大人のデートに最適です。カウンター席からは、季節ごとの屏風を愛でることができるなど、店内の装飾も風情があります。おもてなしの心を大切にしており、料理人が自ら接客を行うスタイル。まるで「お抱えの料理人」を持ったかのような贅沢なひとときを堪能できます。色彩豊かなオードブルは、器や盛り付けにもこだわった美しい料理で、季節のおいしさを堪能できます。心を掴まれるようなデザートプレートは好きな種類を好きなだけ選べます。全種類一口ずつといった、贅沢なオーダーもOK。匠奥村【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】四条駅 徒歩10分04_【祇園 おくむら】祇園で味わう繊細な懐石フレンチ祇園にある、繊細な懐石仕立てのフランス料理を味わえるお店。お洒落な雰囲気の店内でよりよいひとときを過ごせるようにと、料理をゲストの目の前で調理。食への高揚感を煽る演出が胸をときめかせてくれます。お箸で食すフレンチにはワインを合せて。ブルゴーニュ、ボルドーなど豊富な種類が用意されているので、その日のメニューに合った一本を選べます。和と洋が織りなす京懐石フレンチは、四季折々の自然の恵みを折り込んだ食材や京野菜を使用することで、五感すべてを刺激してくれます。四季を彩る料理を大切な人と分かち合ってみてはいかがでしょうか。祇園おくむら【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,001円~15,000円【アクセス】祇園四条駅05_【貴匠桜】有形文化財の中で味わう優しいフレンチ醤油問屋だった町屋をリノベーションした、心地よい和の雰囲気のお店。エントランスをくぐると、吹き抜け天井や、竈(かまど)、生け花などがお出迎えしてくれます。登録有形文化財に指定された京町屋で、ワンランク上の雰囲気をお過ごすことができる一軒です。隠れ家的な雰囲気の店内は、クリスマスデートの大切なひとときにぴったり。サプライズにメッセージを添えたデザートプレートを頼めば、楽しい会話がさらに広がります。料理には国内外を問わず、季節のおいしさと美しさの感じられる食材を使用。数種の醤油を使い分け、優しい和のテイストを表現したフレンチを楽しめます。貴匠桜【エリア】祇園【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】清水五条駅 徒歩10分
2019年09月24日ロサンゼルス発の卵料理専門店「エッグスラット」が、東京・新宿に日本初上陸。2019年9月13日(金)に、新宿サザンテラス内にオープンする。「エッグスラット」は、卵好きが卵好きのために作った“究極のエッグサンド”をメインとする卵料理専門店。2011年、ロサンゼルスにて1台のキッチンカーからスタートし、アメリカの定番料理「エッグサンド」の革命児として人気を博していった。2019年現在、アメリカを中心に全世界に7店舗を展開している。「エッグスラット」が提供する“究極のエッグサンド”(フェアファックスサンド)は、それまでありきたりな大衆食として見られていた「エッグサンド」とは一線を画した卵料理だ。いくつもの規格をクリアした卵や厳選した素材を使い、アメリカの名立たる星付きレストランで修業したシェフ考案のレシピに基づき調理。高級レストランの味わいを、カジュアルなテイクアウトスタイルで味わうことができる。またエッグサンドの他に、“LAセレブに愛される朝食”として世界的に話題を集めた、マッシュポテトと半熟卵をガラス瓶に詰めた「スラット(SLUT)」など、こだわりの卵料理も用意する。日本1号店となる「エッグスラット 新宿サザンテラス店」では、日本全国から厳選した契約農園の平飼い卵、自家製のブリオッシュをはじめとするこだわりの素材を使用。本国より受け継いだレシピと技術を基に、より日本人の味覚に合う“究極のエッグサンド”をはじめ、現地と同様のメニューをラインナップする。【詳細】エッグスラット 新宿サザンテラス店オープン日:2019年9月13日(金)住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内営業時間:7:30~22:00(仮)定休日:不定休メニュー例:エッグサンド(フェアファックスサンド、ベーコンエッグチーズサンド、チーズバーガー)、スラット、自家製バターミルクビスケット、サイドメニュー、ドリンクなど
2019年07月14日東京・八王子のいろり炭火焼料理店「うかい鳥山」と懐石料理店「うかい竹亭」にて、ほたる鑑賞とディナーを楽しめる“ほたる狩り”“ほたる観賞の夕べ”、“ほたるの夕べ”が開催。「うかい鳥山」の“ほたる狩り”“ほたる観賞の夕べ”は2019年6月5日(水)から8月18日(日)まで、「うかい竹亭」の“ほたるの夕べ”は2019年6月28日(金)から8月6日(火)の期間で実施される。うかい鳥山 “ほたる狩り”“ほたる観賞の夕べ”「うかい鳥山」は、奥高尾の自然あふれる離れ座敷で、四季折々の山里の恵を味わうことができるいろり炭火焼料理店。今回開催される“ほたる狩り”では、全棟を消灯し、庭内を飛び舞うほたるの光を、炭火焼料理を味わいつつ部屋から観賞することが出来る。また、“ほたる観賞の夕べ”では、食事の後、敷地内の山野草園にて、ほたるが舞う美しい世界を堪能することが可能。より間近で幽玄な光を感じてみて。うかい竹亭“ほたるの夕べ”約2,000坪の日本庭園内に点在する離れで旬の味覚を味わうことができる懐石料理店の「うかい竹亭」。鯉が泳ぐ池や清流せせらぐ小川に、季節の花や凛と茂る竹林の風情を感じる邸内の雰囲気が人気だ。長年、夏の風物詩として親しまれている「ほたるの夕べ」は、奥高尾を流れる案内川のほとりで乱舞するほたるの姿を鑑賞するプラン。情緒溢れる空間で特別な夏の夜を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】<うかい鳥山“ほたる狩り”“ほたる観賞の夕べ”>■ほたる狩り開催日:2019年6月5日(水)~7月15日(月)、7月20日(土)/21日(日)/27日(土)/28日(日)開催時間:20:00~(約20分)コース料金:いろり炭火焼 鶏・佐久鯉の洗い 6,930円、いろり炭火焼 牛コース 11,880円、いろり炭火焼 牛鶏コース 8,860円■ほたる観賞の夕べ開催日:7月17日(水)~19日(金)、7月22日(月)~26日(金)、7月29日(月)~8月18日(日)開催時間:20:00~21:30・うかい鳥山住所:東京都八王子市南浅川町3426番地営業時間:平日 11:30~19:30(L.O.)、土 11:00~19:30(L.O.)、日祝 11:00~19:30(L.O.)定休日:火曜日(時期によって変動)TEL:042-661-0739<うかい竹亭“ほたるの夕べ”>■ほたるの夕べ開催期間:6月28日(金)~8月6日(火)開催時間:20:00~(約20分間)コース料金:9,720円/12,960円/14,040円/方丈の間 16,200円~■平日限定“うかい鳥山 ほたる狩り特別プラン”開催期間:6月6日(木)~25日(火)コース料金:6,500円内容:「うかい竹亭」で食事後、「うかい鳥山」で催される「ほたる狩り」を鑑賞。・うかい竹亭住所:東京都八王子市南浅川町2850営業時間:平日 11:30~19:30(L.O.)、土 11:00~19:30(L.O.)、日祝 11:00~19:00(L.O.)定休日:水曜日(時期によって変動)TEL:042-661-8419※価格は全て税込み、別途サービス料。
2019年05月24日季節ごとの景色が美しい庭園を臨む東京の観光スポット・高尾山のふもとに位置する「うかい竹亭(ちくてい)」は、本格懐石料理が楽しめるお店です。千利休が大成した茶の湯「侘び」をテーマにした2000坪の竹林や庭園を臨みながら食事が楽しめます。広大な庭園には、福井県より移築された宿坊と、大小17の離れが点在。季節や部屋ごとに違った景色を楽しめるため、特別な日の食事や接待にも多く利用されています。旬のものを使った季節の前菜は、どれも絶品前菜では、その日ごとに変わる一品料理が数種類並びます。懐石料理のスタートにふさわしく、食欲を掻きたててくれます。四季折々の食材を使った料理は、どれも格別。見た目にも鮮やかで、日本料理のこころが詰まっています。目の前で仕上げるスタイル「うかい特選牛朴葉焼」強肴 として供される「うかい特選牛朴葉焼」も「うかい竹亭」のおすすめ料理です。この料理のうれしいポイントは、目の前で火をつけて焼きたてをいただけるということ。焼けた朴葉の香ばしさと、熱々の味噌が牛肉に絡まって、なんとも言えない味わいです。味はもちろん、食べごたえもしっかりで、懐石でいただく肉料理にふさわしい一品です。美しく盛り付けられたお造り「本日の湊より」懐石料理にはやはり、旬魚を用いたお造りは欠かせません。魚介2種を、季節ごとの旬の魚から厳選しています。目で見ても楽しめるように盛りつけにもこだわり、食べる人に驚きと感動を与えてくれます。食事前半のひとつの山となることでしょう。多くの人に愛される奥高尾の名店「うかい竹亭」「うかい竹亭」は、40有余年の歴史の中、愛され続けたくさんのお客さんを迎えてきました。日本の伝統を守りつつフォトジェニックな一面を覗かせるなど、年代問わず愛されています。遠方からも多くの人が集まり、お食い初めや七五三のお祝い、顔合わせ、結納など、人生の節目にも利用されています。お店は、京王電鉄高尾線「高尾山口駅」から専用送迎バスで約10分の場所にあります。日本庭園に囲まれた離れで、本格的な懐石料理を楽しみたい人は、ぜひ、足を運んでみてください。スポット情報スポット名:うかい竹亭住所:東京都八王子市南浅川町2850電話番号:042-661-8419
2018年10月26日燻製料理とともに、こだわり抜かれた日本酒を楽しめる「燻製創作居酒屋 けむり 高田馬場」。一度食べればやみつきになる、おすすめの燻製メニューを3つご紹介します。「燻製創作居酒屋 けむり 高田馬場」2017年1月20日にオープンした「燻製創作居酒屋 けむり 高田馬場」は、店名の通り燻製料理を取り扱うお店です。すべての燻製料理が自家製のもので、食材によって燻製に使う木の種類を使い分けるこだわりっぷり。ウッド調の店内には木々のオブジェがあり、温かみのある雰囲気です。春には桜、秋には紅葉といったように、四季折々の木々を飾り付けて、季節感を楽しめるようにしています。また、虫の鳴き声や川のせせらぎなどのBGMを使用しており、まるで自然の中にいるかのような気分になれます。ポテトサラダとともに味わう「自家製ローストビーフの瞬間燻製」ローストビーフをお客さまの目の前で瞬間燻製をする「自家製ローストビーフの瞬間燻製」はそのまま食べても美味しいローストビーフをより一層深みのある味わいにしてくれます。また、目の前で泳ぐように煙が立ち、燻製の香りが漂うライブ感満載の演出は盛り上がること間違いなしです。燻上がったローストビーフは、付け合わせのポテトサラダとともに食べるのがけむり流の食べ方なんだとか。柔らかく香り高いローストビーフはついついお箸が進んでしまいます。目の前で燻される!名物「燻し鶏」鶏の半身がまるっと入った専用の燻製機をお客さまの目の前でオープンする、お店の名物「燻し鶏」。もくもくと広がる白い煙と、燻製の香ばしい香りが漂い、まるでキャンプをしているかのような気分になれます。香りが良いのはもちろん、水分を失いがちなムネ部分までプリプリの食感が楽しめます。燻製した塩をつけて食べて見てください。部位ごとに切り分けてくれるので、味や食感の違いを楽しんでみてください。これぞ新感覚。「土鍋燻製炊き込みご飯」燻製したきのこや鶏肉などの具材を入れて土鍋で炊き込む「土鍋燻製炊き込みご飯」は、燻製がご飯となじむ新感覚の炊き込みご飯です。炊いているときから香ばしい香りが漂い、食欲が湧いてきます。炊き込みご飯だけを食べに来る人もいるのだそう。リピーターも多い商品を〆に食べてみて。アルコールメニューも充実!かわいらしいビジュアルのカクテルや、こだわり抜かれた日本酒など、アルコールメニューも揃っています。京都出身のオーナーが、京都のお酒をふんだんに仕入れているため、普段見かけない珍しい日本酒とも出合えるかもしれません。香り深い燻製料理とともに、日本酒を嗜んでみてはいかがですか。チップの香りや深い味わいを楽しんで「燻製創作居酒屋 けむり 高田馬場」は、JR「高田馬場駅」早稲田口より徒歩5分のところにあります。ガーデンテラスのようなおしゃれなお店なので、デートや女子会での利用もおすすめです。香り深い燻製料理を楽しみたいときは、ぜひ足を運んでみてくださいね。スポット情報スポット名:燻製創作居酒屋 けむり 高田馬場住所:東京都新宿区高田馬場2-8-5 ワシヤビル 2-A電話番号:050-5289-9974
2018年10月05日和の雰囲気と洗練された空気が漂う、上質な大人空間東京メトロの表参道駅からすぐにある、「御料理 武蔵野」。路地を少し入った場所で営業しているお店は、和風でありながらスタイリッシュな雰囲気も醸し出す、表参道という立地にぴったりと合った内観です。ビルの1階では系列店の箸屋を営業しており、店内にも壁に箸がオブジェとして飾られています。各テーブルには着物の帯をイメージした色鮮やかな布が敷かれていて、落ち着いた店内に華を添えています。店主は日本料理や蕎麦屋の修行を経て独立「御料理 武蔵野」が営業を開始したのは2011年です。店主は日本料理や蕎麦屋で修業した経歴を持っています。提供される料理は、四季の素材を使った懐石料理、蕎麦、そして鰻料理です。店主が過去に培ってきた技術をフルに使ったこだわりの絶品料理が楽しめます。メニューによっては、お客さんにゆっくりと味わってもらいたいとの理由から、一日に提供する料理の数を限定しています。一口食べて感動! 看板メニューの「トリュフ蕎麦」注目のメニューは、世界三大珍味で「黒いダイヤ」とも呼ばれるトリュフを使った料理です。「トリュフ蕎麦」(3,900円)は、トリュフの生産現場として急成長をしているオーストラリア産のペリゴール・トリュフを使用。二つの地域で生産されるそば粉を混ぜた手打ち蕎麦の上にトリュフが贅沢に使用しています。金粉が散らされ更にゴージャス。香り高い蕎麦に更にトリュフの香りが混じり合い、一口食べるとその豊かな風味に感動すること間違いなしです。一度は食べたい! 極上の鰻重鰻職人としても働いていた経歴を持つ店主が作る焼き加減が絶妙な「トリュフうな重」(4,600円)も「御料理 武蔵野」の看板メニューです。丼にはごはんと鰻のかば焼き、そしてとろろがのっています。このうな重の魅力はただでさえ美味しい鰻に更にトリュフが乗っていること。四万十川の清らかな水で育った鰻のかば焼きとトリュフ、とろろが豪華にコラボレーションした、他ではなかなか味わえない逸品です。外国のゲストにも味わってほしい、美しく個性的な料理「御料理 武蔵野」で出される料理の数々は、見た目の美しさはもちろんのこと、トリュフ蕎麦やトリュフうな重など、訪れた人に驚きを与えるメニューも揃います。トリュフが乗った蕎麦やうな重は、日本で古くから食べられているものと、外国から入ってきた珍味が合わさった個性的な料理。外国からのゲストにもきっと新たな驚きと喜びを与えてくれるでしょう。東京メトロ各線の表参道駅A2出口から徒歩約1分の場所にお店があります。トリュフ蕎麦、トリュフうな重は一度食べてみたい珠玉のメニュー。上質な大人の空間で贅沢な料理を味わってみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:御料理武蔵野住所:東京都渋谷区神宮前4-2-17 青山ナツノビル 2F電話番号:03-3497-1129
2018年08月05日チョークアートが壁一面に描かれたおしゃれな店内東京・三軒茶屋にある「タイ料理バル puan(プアン)」は、本格的なタイ料理と、まだ日本では珍しいタイワインやタイのお酒を楽しめるお店。象が3匹仲良く空を見上げているようなかわいい絵が描かれた扉を開けて階段を登り2Fに上がると、精巧な木彫りのレリーフがお出迎え。築60年の古民家を改装した店内はモダンでおしゃれな雰囲気。オーナーのこだわりで、タイの民芸品の手彫りの彫刻やアンティークインテリアを店内に取り入れ、黒板にはタイのさまざまな料理文化が記載されています。女性1人でも立ち寄りやすい雰囲気です。プアンでの楽しいひとときが、友情を深める開業は2015年。店名の「puan」とは、タイ語で友人・仲間という意味。遠くから訪れた古き友人を温かくもてなすような、笑顔あふれるお店にしたいというオーナーの思いが込められています。パクチーサラダ・パクチーモヒートなど、パクチー好きにはたまらないパクチー押しメニューも豊富です。辛い食べ物やパクチーが苦手な人には調整してもらえるので、友人との食事会も気軽に開けます。食物繊維やビタミンなど美容成分たっぷり「ソムタム」「ソムタム」はスパイシーな青パパイヤのサラダ。クロックというすり鉢とサークという木の棒で青パパイヤと調味料を叩いて作る、タイ人女性に人気のスパイシーでヘルシーなタイ屋台料理。食物繊維やビタミンA・Cが豊富です。タイ料理の味覚の4大要素である、甘い・酸っぱい・辛い・しょっぱいが調和した状態で味わえます。定番タイ屋台料理、タイ風焼きそば 「パッタイ」女性に大人気のタイ風焼きそば「パッタイ」。米粉で作った麺(センレック)を鶏肉・海老・厚揚げ・もやしなどの具材と共に炒め、ナンプラー・砂糖・タマリンド果汁等で味付けした、酸味と甘みが絡み合う一品。熱々のうちに、レモンを絞っていただきます。プリプリの海老とシャキシャキもやし、カリカリのピーナッツが絶妙です。気軽に本格タイ料理とタイのお酒を楽しめるお店種類豊富な本格タイ料理をランチタイムであれば1,000円程度で味わえ、日本人好みの味に仕上げてくれる、嬉しいお店。カニのふわふわ卵とじカレー炒め「プーニムパッポンカリー」も人気です。夜は、タイワインやタイビール、パクチーカクテルなどの豊富なお酒で、パーティーや宴会が盛り上がること、間違いなし! 宅配や持ち帰りにも対応しています。「タイ料理バル プアン」は東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩6分の距離にあります。北口Aを出て右へ。茶沢通り沿いの右側、サンクスの隣です。1Fに入口があり、階段を登って2Fのお店に上がります。「タイ料理バル プアン」で大切な方と、タイ気分を味わってみませんか?スポット情報スポット名:本格タイ料理バル プアン住所:東京都世田谷区太子堂2-23-5電話番号:03-6453-4607
2018年07月26日カフェのような佇まい。おしゃれな日本酒バル京都最大の繁華街である四条河原町に佇む「益や酒店」は、珍しい日本酒バル。カフェのようなガラス貼りのおしゃれな外観から女性1人でも立ち寄りやすく、気軽に日本酒を楽しむことができると大好評です。店内はテーブル・カウンター・立呑用とそれぞれ用意されているので、その日の気分で好きな席を利用できます。立呑みデビューにもってこいのお店です。絶品おつまみはどれも日本酒がすすむものばかりこのお店の料理は、全て日本酒に合わせる前提で作られています。お箸とお酒が止まらなくなるおつまみばかりです。もちろんお酒なしの料理のみでいただいても満足できます。その日の仕入れた食材によって変わるので、料理は日替わりメニュー。次に訪れる時はどんな料理が待っているのか、わくわく期待も高まります。飽きることなく通い続けられる秘密は、料理にも隠されていました。わかりやすい説明で好みの銘柄が簡単にみつかる何を飲もうか迷ったら店内を見渡してみてください。壁に大きな黒板が目に入るはず。日本酒の銘柄がズラっと並び、うまみ・味の特徴などの説明書きがされています。冷酒で30種、ひや・熱燗で10種ほどのラインアップがあります。スタッフに相談しておすすめの銘柄を教えてもらうだけではなく、黒板を見ながら自分で見つける楽しさがあります。おひとりさまでも立ち寄りやすい店構え日本酒だけではなくビールやカクテルなど、そのほかのお酒も提供しています。おしゃれな外観なので、女性1人でも気軽に入りやすいのが嬉しいポイント。常に多くの人で賑わう「益や酒店」ですが、オープンして間もない時間帯が狙い目です。仕事が早く終わった日のご褒美やお出かけついでに立ち寄ってみてください。阪急京都本線「河原町駅」徒歩4分、京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩7分。京都随一の繁華街にお店を構えているので、1人呑み・女子会・2次会などさまざまなシーンで利用したい1軒です。スポット情報スポット名:益や酒店住所:京都府京都市中京区大日町426 1F電話番号:075-256-0221
2018年06月26日