ミュージカル『モーツァルト!』の開幕前日取材が7日に東京・帝国劇場で行われ、山崎育三郎、古川雄大が登場した。同作は音楽家のヴォルフガング・モーツァルトの生涯を描き人気のウィーン・ミュージカル。2002年の日本初演以来再演を重ね、今回が3年ぶりの上演となる。山崎は「コロナ禍ということでマスクをした状態での稽古。今までに経験したことのない現場で、舞台稽古に入って始めてマスクを取って声を出したので、鍛えられますね。山でトレーニングするような感覚です。貧血になるくらい、マスクをつけっぱなしでの稽古がしんどかったので、逆に強くなった気がします」と苦笑する。Wキャストで天才を演じるということで、互いの天才だと思うところを聞かれると、古川は山崎について「お芝居ももちろんですけど、歌の部分がずば抜けてると思っています。色んな方がいますけど、育三郎さんはミュージカルの歌とポップスの歌、両方出来る。そんな方を僕は見たことがなくて、天才だなと思います」と絶賛。一方、山崎は古川について「ストイックで、努力の天才だなと。それが1番だと思うんです。デビューからの年々進化がすごくて、僕は若い時から『(古川が)ヴォルフガングをやるだろうな』と思ってたんですけど、想像を遙かに超えた表現力を自分でつかみにいっている。すごく努力家ですね」と讃えた。改めて山崎は「今回、コロナ禍ということで、本当に1回1回の公演が千秋楽、明日何が起こるかわからない時代の中で、『立つのはこれが最後でいい』と思うようにやりたい」と力強い言葉を残す。他の出演者についても「市村(正親)パパ(※ヴォルフガングの父親・レオポルト役)は11年ずっと一緒にやらせていただいてるんですけど、今回が1番艶がある声で、どんどん声が出る。びっくりするんですよ、若返り!」と驚いた様子。古川も「市村さんはいつもそうですけど、今回気合いが入ってるというか、まだ成長が……」と表すと、山崎から「成長!?」とつっこまれ、「成長というか、進化が止まらない」と言い直す。「あの年齢になってもまだまだ止まらないというのは恐ろしいなと思いますし、そういう風になりたいなという憧れでもあります」と先輩のすごさを実感していた。最後に山崎は、「今、こういう状況だからこそ届けられるものがありますし、劇場に足を運んでくださる方皆が戦っている状態。ヴォルフガングが自分の人生をまっとうする、自分の運命と戦っていく姿に元気づけられ、"エール"をもらえたらいいなという気持ちで、頑張っていきたい」と意気込む。古川も「3年ぶりの上演で、僕自身も作品としても進化していると思います。たくさんの方に見ていただけたらと思いますので、ご期待ください」とメッセージを贈った。
2021年04月07日ミュージカル『モーツァルト!』の開幕前日取材が7日に東京・帝国劇場で行われ、山崎育三郎、古川雄大が登場した。同作は音楽家のヴォルフガング・モーツァルトの生涯を描き人気のウィーン・ミュージカル。2002年の日本初演以来再演を重ね、今回が3年ぶりの上演となる。山崎は「実は2021年になって赤いコートがはじめて新しくなって、気持ちが高まっています。11年この役をやってるんですけど、ずっと先輩のを着ていて。雄大もですけど、昨年朝ドラに出た効果で、ついに自分の赤いジャケットを作ってもらったんじゃないかな」と、2人ともNHK連続テレビ小説『エール』に出演していたことに絡めて明かした。古川も「とても気持ちがいいですね、朝ドラのおかげで作っていただいたので」とトークにのっかり笑いを誘う。2人がWキャストで主演を務めることになるが、古川は山崎に対して「関係は全く変わらず、優しい先輩、頼れる先輩という印象です。今回の稽古場でも、すごく助けていただきました。歌の面ですごく力になっていただきました」と感謝。「僕がわからないところをとにかく育三郎さんにたくさん聞いて、『こうやった方がいいよ』というアドバイスをたくさんいただいて、お芝居の面でも『自分はこう思う』と育三郎さんの意見を聞いたりとか、Wキャストとして高め合っていけたのかなって思います」と自信を表した。さらに古川は「3年ぶりの作品ですし、小池(修一郎)先生も『より良いものを』という演出をつけてくださって、変わった部分もありながら、僕自身もどうにか進化したいなという思いでいて。(山崎が)目の前で素晴らしいヴォルフガングを演じてくださってるので、何か盗めないかなと、とにかく学ぶという気持ちで挑みました」と心境を吐露。山崎は「雄大のヴォルフガングも3年前から本当に見違えるほど進化して。(自分は)24歳からこの役をやって35歳、再演ごとに自分の変化に気付かされるというか、こういうことできるようになったんだとか、逆に今まで何も思わなかったシーンでグッときたり、自分の変化を楽しんでやっています」と充実した様子を見せる。山崎は古川について「先輩扱いをしてくるんですけど、年齢は1歳しか変わらないんですよ。僕が長くやってるというだけで、同世代だと思ってるので、一緒に盛り上げていきたいな」と語る。3年前は山崎が古川について「ごはんにもあんまり来てくれない」とぼやいていたが、「今は何でも語ってくれるようになりましたね。役のこと、歌のことも含めて役作りとか音楽的なことも相談しながら。朝ドラでもずっと一緒、一番ずっといる相手」と表した。稽古場では2人で一緒にトレーニングをしているそうで、山崎は「2人とも、サイズが一回りくらい大きくなってるんですよ。それに合わせて衣装を新調してくださったというのもあります。雄大も、脱いだらものすごいムキムキですから」と紹介。古川は「(衣装で)あんまりわからないかもしれないですけど、体重で言うと5〜6kg増えたのかな」と驚かせ、山崎は「僕も4〜5kgくらい増えました。30代半ばになってきたので、筋肉の支えがないと。ケガをしないためというのが一番大きい目的ですね」と目的を説明する。2人での稽古の合間のトークについても、古川は「筋肉トーク、もっぱら筋トレの話ですね。どうやったらここ(腕)に筋肉がつくんだろうとか、どういうプロテインを飲んでるとか、いろいろ筋肉の話をさせていただきました。あとはくだらないこと。互いに笑いのセンスが似てるところがあるので『これ面白いよね』みたいな他愛もない話から真面目な話まで」と明かした。東京公演は帝国劇場にて4月8日〜5月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて5月14日〜17日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月25日〜6月7日。
2021年04月07日上野樹里主演「監察医 朝顔」最終回が3月22日放送、朝顔と桑原の結婚式での平のスピーチに「こんなの泣かない以外ない」など感動の声が殺到した。人気同名コミックをドラマ化、2019年夏クールに放送された第1シーズンからおよそ1年を経て、昨年秋より2クールにわたり放送されてきた本作。主人公の興雲大学法医学教室の法医学者・万木朝顔を上野さんが演じ、認知症が進む朝顔の父、万木平に時任三郎。朝顔の夫で刑事の桑原真也に風間さん。朝顔の同僚の高橋涼介に中尾明慶。安岡光子に志田未来。藤堂雅史に板尾創路。医学部生でアルバイトしている牛島翔真に望月歩。検視官から興雲大学の臨床検査学科に入学した丸屋大作に杉本哲太。エンバーマーに転身した夏目茶子に山口智子。野毛山署強行犯係長の山倉伸彦に戸次重幸。強行犯の森本琢磨に「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事の忍にともさかりえ。検視官の伊東純に三宅弘城といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。認知症が進行した平の“2人の結婚式が見たい”という想いに答えるため、朝顔と桑原は結婚式を挙げることに。一方、森本が北村力也(りんたろー。)に刺される。意識を失う前の森本の言葉から犯人が2011年に起きた三田村一家殺人事件、その三田村邸で最近発生した男性殺害事件と関連があると思われたが、北村は海外滞在時に三田村一家殺人事件の“真犯人”という男から犯行方法を教わった模倣犯だった。そして朝顔と桑原の結婚式が3月11日に行われることに…というのが最終回のストーリー。結婚式でスピーチすることになった平は、自分が朝顔にとっていい父親ではなかったことを詫びたうえで、桑原を「婿としては頭が下がります」と讃え「とても毎日が楽しい。幸せです」と語る。そして「今日たぶん妻の命日なんです」と切り出す。「毎年この日が来るのがたまらなく嫌でした。妻の命日すらはっきりわからないんだとか、どうしてあの日、俺は一緒に行かなかったんだろうとか、そんなこと思ってしまいます」と続けるのだが、「でも今年は違う。結婚式という幸せなイベントを開いてくれた朝顔と桑原君に心から、感謝を伝えたいと思います。ありがとう」と里子が津波に巻き込まれた“3・11”を挙式の日に選んだ2人に感謝。そして小声で「今日の事、忘れたくないな」とつぶやくのだが、このシーンに「平さんのスピーチ感動する」「こんなの泣かない以外ないだろ」「時任さんのスピーチ見て泣いてる」「平さんがこの時の事を忘れてしまっても、幸せだったという記憶は忘れないはず」など感動の声が殺到。また朝顔のウエディングドレス姿にも「上野樹里さんのドレス姿綺麗だったな」「ウェディングドレス姿、とても綺麗でした」などの声が、風間さんにも「ドラマを見て風間君のファンになりました」「かざぽんがしっくりきすぎてて、現実の風間家もあんな感じなのでは?と勝手に夢をふくらませてる」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2021年03月22日春の新月9ドラマ「イチケイのカラス」に出演する山崎育三郎が、月9ドラマ「監察医 朝顔」の本日3月22日(月)放送の最終話に“クロスオーバー出演”していることが分かった。山崎さんが「イチケイのカラス」で演じるのは、正義感の強いクールな中堅検事・井出伊織。自由奔放な刑事裁判官みちお(竹野内豊)のお目付け役だ。今夜、“右ほほに大きなヤケドがある男”をめぐる事件を追う様子が描かれる「監察医 朝顔」最終話では、そんな井出が、ひょんなことから法医学教室を訪れる。また、朝顔と井出は元々面識があるようで…。山崎さんが撮影現場に入り、スタッフから「井出伊織役の山崎育三郎さんです!」と大きな拍手とともに紹介があると、「イチケイから来ました!」と笑顔で挨拶した山崎さん。出演に関して「クロスオーバー出演ということが初めてだったので、『監察医 朝顔』の世界に『イチケイのカラス』の井出としての出演は、不思議な感覚はありました」と感想を明かし、「上野さん始め出演者の皆さんが温かく迎えて下さったので、リラックスして楽しみながら撮影に挑む事ができました。そして何より、監督含め、撮影現場の皆さんのチームワークの良さに感激しました」とコメント。4月5日(月)よりスタートする竹野内豊主演「イチケイのカラス」は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍が描かれる。これからの放送について山崎さんは「これまでにない裁判官に焦点をあてた作品で、数々の事件と戦う魅力的なキャラクターたちが登場します。笑えて泣けて、最後は幸せな気持ちになる、入間みちお劇場をお楽しみ下さい」とアピールしている。「監察医 朝顔」最終話は3月22日(月)21時~フジテレビにて30分拡大放送。「イチケイのカラス」は4月5日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2021年03月22日山崎育三郎と升毅が、竹野内豊主演の刑事裁判官を主人公にした新月9ドラマ「イチケイのカラス」にレギュラー出演することが分かった。2人が演じるのは、竹野内さん演じる刑事裁判官・入間みちおらがいる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の公判を担当する検察官。数々の名作ミュージカルに出演する山崎さんが演じるのは、みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきた、正義感の強いクールな中堅検事・井出伊織。裁判所主導の現場検証に立ち会ったり、法廷での言動を見聞きしたりするうちに、みちおの裁判官としての確固たる信念に気づき一目置くようになる一方で、起訴した以上被告人の有罪判決を勝ち取らなければならないという検察官の使命もあり、一筋縄ではいかないみちおの存在は厄介でもある。月9ドラマにレギュラー出演するのは「突然ですが、明日結婚します」以来、4年ぶり2作目となる山崎さん。「台本を読み終わった後の爽快感が印象的でした」と語り、「今までになかった刑事裁判官をメインとした作品で、笑いあり、涙あり、家族みんなで楽しめるような内容になっています。1週間の始まりである月曜の夜にぜひ楽しんでご覧いただきたいです」とアピールした。升さんが演じるのは、そんな井出の上司で主任検事の城島怜治。マイペースなみちおの行動を問題視し、破天荒な言動にうんざりしながらも、現場検証には毎回真面目に付き合っている。また、イチケイの部長(小日向文世)とは、司法修習時代の同期でライバル視している。井出とのクスッと笑える絶妙な名コンビ感にも注目だ。「裁判官と検察官は、本来なら一線を画す存在ではあるのですが、現場ではみんなとても仲良く、1つのチームのような雰囲気で撮影しています」と撮影の様子を語った升さんは、「竹野内さんは常に自然体で唯一無二の存在感ですし、黒木さんはとても気さくで気立ての良い女性です。山崎さんもクールで優秀な検事である井出にぴったりはまっています」と共演者についても明かす。そして「“裁判劇”と聞くと堅苦しいイメージやサスペンスを想像されると思うのですが、このドラマはコメディー要素とシリアスな部分のメリハリがついています。裁判に対するイメージも変わると思うので、そこにも期待してご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。「イチケイのカラス」は4月5日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送※初回30分拡大。(cinemacafe.net)
2021年03月10日上野樹里、時任三郎、風間俊介らが出演する「監察医 朝顔」第2シーズン17話が3月8日オンエア。里子の遺骨が発見され、万木家に里子が帰ってくる…里子と“再会”できた浩之役の柄本明、“初対面”した桑原役の風間さんそれぞれの演技に号泣する視聴者が続出した。月9初の2クールで、法医学者の主人公と元ベテラン刑事の父、刑事の夫、娘の家族を中心とした人々の日常と、さまざまな事件を解剖で解き明かしていくさまを描いていく本作。東日本大震災で母・里子が行方不明となっている興雲大学法医学教室の法医学者・万木朝顔に上野さん。朝顔の父で里子を探し続けてきた元刑事、万木平に時任さん。刑事に復帰した朝顔の夫・桑原真也に風間さん。朝顔の祖父で里子の父の嶋田浩之に柄本さん。震災で行方不明になった里子に石田ひかり。興雲大学法医学教室で働く高橋涼介に中尾明慶。安岡光子に志田未来。藤堂雅史に板尾創路。医学部生の牛島翔真に望月歩。丸屋大作に杉本哲太。法医学教室の主任教授からエンバーマーに転身した夏目茶子に山口智子。桑原と以前同僚で平とも親しかった野毛山署強行犯係長の山倉伸彦に戸次重幸。同じく強行犯の森本琢磨に「SixTONES」森本慎太郎。強行犯の刑事になった桑原の姉、忍にともさかりえ。検視官の伊東純に三宅弘城といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。青森の大湊で漁師が人骨を発見。DNA照合の結果、里子のものと判明する。朝顔と平は青森で遺骨を受け取ると仙ノ浦に向かい、浩之に里子が見つかったことを報告。その後帰宅した朝顔は、平や桑原、娘のつぐみを前に妊娠を明かす。その頃浩之は天国に旅立っていった…というのが今回のストーリー。里子の遺骨と対面した浩之は「お前青森にいたのか。随分遠い所まで行ったなぁ」と遺骨に触れると、平も遺骨を撫でて「会いたかったよ」と涙ぐむ。浩之と朝顔、平の会話シーンに「病室の朝顔先生、平さん、浩之さんの会話シーン凄かった」「柄本さんの演技に感情移入しすぎて、号泣」などの声が上がる。その後帰宅した遺骨を前に桑原も「はじめまして、朝顔さんと結婚した桑原真也と申します。娘のつぐみです。ご挨拶が遅くなってしまってすみません」と挨拶。遺骨を見たつぐみは「ばあば、ちっちゃいね」とつぶやく…。桑原の挨拶にも「桑原くんのお母さんへの挨拶聞いて我慢できなかった」「桑原くんがお母さんに挨拶するところとか、もう声だして泣くレベル」など号泣する視聴者が続出。また「震災から10年後の3.11に一番近い放送回でお母さんが見つかるのか」「10年目にしてようやく朝顔はお母さんの骨に出会えたね」「もう、震災から10年経つんだな」「震災から10年、今やることに意味がある」と、東日本大震災から10年が経つ週の放送に、改めて様々な想いを抱く視聴者からの声も多数投稿されていた。(笠緒)
2021年03月09日上野樹里主演、時任三郎と親子役で、風間俊介と夫婦役で共演する「監察医 朝顔」15話が2月22日オンエア。山口智子演じる茶子の“復帰”に視聴者からも喜びの声が上がる一方、浩之が持っていた“歯”の鑑定結果が…終盤に向け心配、不安の声も上がっている。主人公の法医学者・万木朝顔を上野さんが演じ、朝顔が解剖で遺体から見つけ出した“生きた証”で、生きている人たちの心まで救っていくさまを描きつつ、母が東日本大震災で被災し今なお行方不明という悲しみを抱えている朝顔が、時任さん演じる父の万木平、風間さん演じる夫で刑事の桑原真也、娘のつぐみら家族とともに、少しずつ悲しみを乗り越えていく姿を細やかに紡ぎ上げるヒューマンドラマとなる本作。3人のほか朝顔の祖父の嶋田浩之に柄本明、興雲大学法医学教室に努める朝顔の同僚・高橋涼介に中尾明慶、安岡光子に志田未来、藤堂雅史に板尾創路、医学部生の牛島翔真に望月歩。野毛山署強行犯の山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨を「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事の忍にともさかりえ、興雲大学臨床検査学科に入学した丸屋大作に杉本哲太、エンバーミングの会社を起業した若林昭信に大谷亮平、興雲大学法医学教室の主任教授からエンバーマーとなった夏目茶子に山口さんといったメンバーも顔を揃える。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。仙ノ浦から戻った平に桑原、つぐみと4人で暮らしていくことを決意した朝顔は、一家四人水入らずで年末年始を過ごし、年明けには桑原の両親や忍が訪ねて楽しいひと時を過ごしていた。そんな折、朝顔のもとに茶子から承諾解剖の依頼が入る。遺体はヨーロッパのとある国のホテルで亡くなった猿渡正夫という65歳の男性。猿渡は妻の佳織(美保純)、ひとり娘の優香(菅野莉央)と3人で暮らしていたが、突然姿を消していた。現地での解剖の結果、自殺と断定されるが、娘の優香は父の自殺が受け入れられずにいた…というのが今回のストーリー。朝顔らに対し、藤堂から“遺体をきれいな形で遺族のもとに返すために非常勤でエンバーマーを置くことになった”という報告が。喜ぶ光子や高橋らを前に、茶子が「もし皆さまが“茶子ちゃん”と呼んでくださるなら、非常勤精一杯務めさせていただきます」と応えると、朝顔たちは一斉に「茶子ちゃ~ん」と彼女の名前を呼ぶ…茶子の興雲大学法医学教室復帰に「じゃあ来週も出るってことで良き?」「茶子先生が戻ってくるの嬉しいー!」などの声が。茶子の復帰で法医学教室のメンバーに一気に笑顔があふれる様子にも「法医学教室を明るい空気にもってく天才」といった反応も。一方、浩之から調べるよう頼まれていた“歯”はDNA鑑定の結果、里子のものではなかったことが判明。こちらにも「お母さんの歯じゃなかったけど、誰かの元に帰る。きっとお母さんも朝顔達の元に帰ってくる」「歯は別の方のものだったけど、お母さんはちゃんと平さんと朝顔先生の心のなかにいる」など、朝顔たちを勇気づけるような視聴者からのコメントが送られる。そしてラスト、ついに浩之が危篤に…今後の展開に「歯のこと、話さなきゃね…」「朝顔の心の休まるときがない」「これから最終回に向けてどうなっていくんだろう」と終盤に向け心配、不安の声も上がっている。(笠緒)
2021年02月23日女優の天海祐希と俳優の山崎育三郎がドライブトークを繰り広げる動画の後編が16日、研音YouTube公式チャンネル『Ken Net Channel』で公開された。11日に公開された前編で天海が同チャンネル初登場を果たすと、「天海さんをYouTubeで見られるなんてすごい時代になった」「ずっとお綺麗」など驚きと感動のコメントが殺到。舞台出身の2人による舞台と映像の違いや、天海の芸名の由来、宝塚時代のエピソード、好きなお笑い芸人まで貴重な話が展開された。後編では、天海が語る名俳優たちへの憧れ、演劇の世界に“正解”はあるのか、今の時代に生きる子供たちへ伝えたいことなど、さらにディープな内容が語られる。
2021年02月16日上野樹里が法医学者役で主演、時任三郎が主人公の父親を、風間俊介が夫を演じる「監察医 朝顔」第2シーズンの14話が2月15日オンエア。時任さん演じる平の“病状”に視聴者から様々な反応が集まり、今週のラストに“号泣”したという声があふれている。上野さんが興雲大学法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)を、時任さんが朝顔の父で東日本大震災で行方不明となった妻・里子を探し続ける元刑事の万木平(まき たいら)を、風間さんが朝顔の夫で、ある事件の責任を負わされ刑事から派出所勤務となった桑原真也をそれぞれ演じる本作。朝顔の祖父で入院中の嶋田浩之に柄本明。里子の古い友人で平に寄り添う奥寺美幸に大竹しのぶ。興雲大学法医学教室で働く高橋涼介に中尾明慶、安岡光子に志田未来、藤堂雅史に板尾創路、医学部生の牛島翔真に望月歩。平、桑原と深い親交を持つ野毛山署強行犯の山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨に「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事となった忍にともさかりえといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。仙ノ浦の沼を調べようと現地に赴くも、手袋を忘れる平。だが今度は手袋を忘れたことを忘れ…どんどん進行する平の“物忘れ”だが、美幸は自分が支えるからと励まし、“一緒に暮らしてもいい”とまで伝える。そんな平の物忘れが心配な朝顔は1週間休みをもらい仙ノ浦に向かう。付箋や貼り紙であふれ、なかには自分の名前、生年月日、血液型まで書かれたものがある平の家を見て複雑な表情をみせる朝顔。浩之を見舞い「歯を調べる」と伝えた朝顔は、平に“どんな結果が出ても里子の歯だったと伝えるつもり”だと告げる。そんな朝顔に平は「だんだん自分が変わっていく」と告白、神奈川に戻りたいと伝える。引っ越しが終わり、つぐみの枕元にクリスマスプレゼントを置いたのち、朝顔、桑原を前に自らがアルツハイマー型認知症の診断を受けたことを告白する平。「これからどれだけ迷惑かけるのかわからない。だから先に謝っておく」と話す平に、朝顔は「4人で明るく暮らしていこう」と答え乾杯する…というのが今回のストーリー。すでに生活に支障が出るほどに進行している平の認知症。朝顔の選択に共感する声や、「介護の仕事してても、本人が受け入れるのに寄り添うの辛い」というコメントまで、様々な反応が寄せられている。「今日の朝顔のラストシーン、何度も思い出して泣いてしまう…平さんの言葉と表情と音楽と。すべてが優しく流れてた」「14話見終えて、泣けて泣けてしょうがない。 平さん、朝顔、桑原くん、つぐみちゃん、ずっと幸せでいてほしい」「ラスト号泣しちまった。ほんとドラマ史に残る大名作だよ。みんな演技凄すぎる」など、今週もラストに“号泣”した視聴者が続出している。(笠緒)
2021年02月16日上野樹里主演にて、フジテレビ系月9ドラマとして初めての2クール連続放送で法医学者と刑事という父娘を描く「監察医 朝顔」。第1シーズンに続き、本作でも主題歌「朝顔」が使用されている折坂悠太が新たに書き下ろした楽曲「鶫(つぐみ)」が挿入歌として、本日2月15日(月)放送の第14話に使用されることが決定した。折坂さんは鳥取県出身、幼少期にロシアやイランに住んでいた経歴を持つシンガーソングライター。2019年には月9時枠ドラマ「監察医 朝顔」主題歌に「朝顔」が抜擢、2020年同ドラマのシーズン2の主題歌に。また、2020年公開の仲野太賀主演映画『泣く子はいねぇが』では初となる映画主題歌・劇伴音楽を担当した。今回新たに挿入歌としての使用が決まった新曲「鶫(つぐみ)」は、「監察医 朝顔」の主人公・万木朝顔(上野さん)のひとり娘・つぐみ(加藤柚凪)の名前からとったもの。「ほらね ごらんよ 夜が明ける」という歌詞で歌われるこの曲は、あらゆる災厄からの夜明けを願った歌であると同時に、「朝顔」から「つぐみ」へ、親から娘へと、新しい世代への希望のバトンを繋ぐ歌となっている。また、3月10日(水)にリリースする折坂さんの新作ミニアルバム「朝顔」の作品内容も明らかに。主題歌「朝顔」は今回、初CD化、挿入歌「鶫(つぐみ)」が収録されるほか、祝祭的ともいえるアップリフティングな新曲「針の穴」、沖縄民謡「安里屋ユンタ」のカヴァー、そして今作の通奏低音ともいうような全体を司るインスト曲「のこされた者のワルツ」を含む全5曲が収録される。折坂さんは「楽曲『朝顔』の中でくりかえされる『願う』という言葉は、私が歌うことの本質です。その本質に忠実な歌を5曲おさめました。夜明けを待つ人の元へ、このCDがとどきますように」と、思いのこもったコメントを寄せる。併せて公開されたアートワークは、韓国のシンガーソングライター、イ・ランの作品を多く手掛けている廣川毅による版画と、「STUDIO VOICE」や五木田智央の展覧会のアート・ディレクションなどを手掛けている鈴木聖によるデザインとなっている。「監察医朝顔」第14話(2月15日放送)朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度きちんと話し合おうと決意する。平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。同時に、神奈川県警への復帰を模索するが、話を聞いてもらえない桑原。事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、個人的な相談だと前置きして、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れることに…。折坂悠太ミニアルバム「朝顔」は3月10日(水)発売。「監察医 朝顔」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年02月15日女優の天海祐希が11日、研音YouTube公式チャンネル『Ken Net Channel』に初登場。俳優の山崎育三郎がゲストを招いてドライブする企画でトークを繰り広げた。同企画で菅野美穂をゲストに招いた際、菅野が「尊敬する女優」として名前を挙げていた天海。今回の動画では、舞台出身の2人だからこそ思う舞台での在り方、映像の世界に入ったときのエピソードなど、普段テレビでは語られない話が満載。ドライブ企画ならではのプライベート空間が垣間見れる映像となっている。このたび、天海からコメントが到着した。天海は「皆様、お元気でいらっしゃいますか? 私は、元気です!」と呼びかけ、山崎について「ちょいちょいお目にかかる機会はあったのですが、あんなにゆっくり、お話したのは初めてだったので、とても楽しかったです」と感想を述べる。そして「お仕事、プライベート、沢山の事をお話しました。公の場では、なかなか話すチャンスのない事も飛び出してるかも? しれません(笑)」と明かした。後編は、16日に公開される予定。
2021年02月11日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズン13話が2月8日オンエア。山口智子演じる夏目茶子の“復活”に喜びの声が上がるとともに、彼女の“考え方”に共感の声が多数。エンバーミングにも数多くの反応が寄せられている。法医学者の主人公が元ベテラン刑事の父、刑事から長野に異動となった夫。この親子を中心にした人々の日常と、さまざまな事件を解剖で解き明かしていくさまが月9初の2クールで描かれていく本作。興雲大学で法医学者をしている万木朝顔に上野さん。朝顔の父で元刑事の万木平に時任さん。刑事から長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。そのほか中尾明慶、志田未来、板尾創路、平岩紙、望月歩、戸次重幸、「SixTONES」森本慎太郎、ともさかりえ、柄本明、大竹しのぶ、山口さんらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。覚せい剤の過剰摂取で死亡した松野紗英(依田ゆい)を元の姿に戻して遺族に返したいと考える朝顔らのもとに、茶子(山口さん)が若林昭信(大谷亮平)を引き連れ現れる。若林は遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーで、茶子は若林にヘッドハンティングされアシスタントエンバーマ―になったのだという。若林の会社はエンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目的としていた。エンバーミングの同意を得るため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。一方、高橋は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔に伝える。高橋と朝顔は山倉、忍とともに愛菜のもとに行き、身柄を確保しようとするが、そこに朝顔が現れ愛菜に紗英のエンバーミングに関するアドバイスをもらう…というのが今回の物語。茶子がエンバーマーとして興雲大学に帰ってきた――「茶子先生の安定感がすごい」「茶子先生がいると安心するなぁ」など視聴者から喜びの声があがるなか、新たな道を歩み出した茶子の“学ぶということは、何歳になっても楽しい”という考えに「いくつになっても何かを学ぶことは超楽しいっていいな」「わかるーいくつになっても新しい知識に触れるってワクワク」など共感の声も。また「これは本人の為だけじゃなくて、残された人の心のケアでもあると実感しました」など、エンバーミングについて触れるツイートも多数。また今回、杉本さん演じる丸屋大作も“復帰”。警察を辞めた丸屋だがなんと興雲大学の学生として藤堂(板尾さん)の講義を受けていた。ずっと挨拶する機会を伺っていたという丸屋を法医学教室のメンバーとして迎える朝顔たち。こちらにも「沖田くんとのわきゃわきゃ再会シーン最高」「茶子先生も丸屋さんもフェードアウトしたと思ったらいいタイミングで帰ってくるし、新しいことを始めてるのもすごくいい」などの声が続々と寄せられる。(笠緒)
2021年02月09日上野樹里主演、時任三郎、風間俊介らの共演で贈る「監察医 朝顔」第2シーズン12話が2月1日放送。悩みを1人で抱え込む朝顔に桑原が伝えた“言葉”に賞賛の声が殺到している。上野さん演じる興雲大学法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)と、時任さんが朝顔の父でベテラン刑事だった万木平(まき たいら)の親子と、風間さんが朝顔の夫で長野で派出所勤務をしている桑原真也をそれぞれ演じ、朝顔が監察医として解剖を通じて見つけた遺体の“生きた証”で生きている人たちの心まで救っていくさまを描きつつ、新シーズンでは万木家に訪れる様々な試練とそれを乗り越える家族の絆も丁寧に描いていく本作。朝顔、平、桑原を取り巻く人々として、朝顔の同僚の高橋涼介に中尾明慶、安岡光子に志田未来、藤堂雅史に板尾創路、医学部生の牛島翔真に望月歩。野毛山署強行犯の山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨を「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事になった忍にともさかりえ。朝顔の祖父の嶋田浩之に柄本明。朝顔の母で平の妻である里子の古い友人・奥寺美幸に大竹しのぶ。そして朝顔が法医学者になるきっかけを作った夏目茶子には山口智子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。長野でトンネル崩落事故が発生、朝顔たち興雲大学法医学教室のメンバーは派遣要請を受け現場に向かう。事故に巻き込まれていた桑原の無事がわかりほっとしたのもつかの間、忍と一緒に留守番をしていたはずのつぐみ(加藤柚凪)が行方不明になってしまう。光子や絵美から促され帰京する朝顔と桑原。山倉らも手伝い必死の捜査が続くなか、つぐみが無事発見。つぐみが多忙の朝顔を心配し平のもとに向かおうとしたことが判る…というストーリーが展開。つぐみを寝かしつけ遅い夕食を口にする朝顔が平の認知症の事や、仕事が多忙でつぐみを寂しがらせたこと、祖父・浩之が再び里子の歯について調べて欲しいと言い出したことなどを涙ながらに話し出すと、それを聞いていた桑原は「神奈川に戻る」と言い出す。朝顔は「負担をかけたくない」と答えるのだが、桑原は「俺は朝顔と毎日笑って過ごすためだけに結婚したわけじゃないよ。あなたが辛い時とか、大変な時とか、そういう時にそばにいるために結婚したんだよ」と、朝顔に自分の想いを伝える…。このセリフに「ホントに理想の旦那さん」「こんな立派な夫見たことない…結婚してくれ…」などの声が殺到。その後物語は薬物中毒で事故死した女性を巡るストーリーが展開。ボロボロになって亡くなった遺体を薬物をやる前の姿に戻して家族に返したいという朝顔の願いに、光子がどこかに電話…そして現れたのは茶子だった。まさかの“茶子復活”に「ついに茶子先生が戻って来た!」「茶子先生出てくるだけで泣いてしまった」「茶子先生を見ると元気になれます」など、放送後のタイムラインが沸いている。(笠緒)
2021年02月01日単独連続ドラマ初主演作「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が大ヒットとなり、2021年さらなる躍進が期待されている赤楚衛二が、上野樹里主演「監察医 朝顔」第13話(2月8日)にゲスト出演することが決定。赤楚さんは初の月9ドラマ出演を果たす。月9ドラマとして初めての2クール連続放送で、法医学者・朝顔(上野さん)と刑事・平(時任三郎)という異色の父娘を描く本作。第13話では、朝顔たちのもとに65歳の女性の遺体が運ばれてくる。女性はいわゆる独居老人で、自宅で1人、孤独に亡くなっていた。朝顔たちが解剖を始めると、女性は両手足の指、さらには臓器までもが壊死。解剖の結果、女性は敗血症により亡くなったことが分かった。敗血症は、細菌などの病原体が血管内に入って体中に広がることで発症し、全身が炎症反応を起こしているような状態になる。朝顔は何が原因で女性が敗血症になったのか調べるため、女性が1人で暮らしていた集合住宅の部屋を訪れる。女性の部屋の冷蔵庫を空けると、1人暮らしにしては食材の買いだめが多いように見られ、中でも肉類がふんだんに詰められていた。続いて、朝顔は女性が暮らしていた部屋の隣に住む宮田市郎に、ここ数日で何か気づいたことはないか、話を聞きに行く。すると亡くなった女性は、「作りすぎた」と言っては料理のお裾分けを頻繁に宮田にしていたらしく、女性が亡くなる前日も宮田はハヤシライスのルーをもらったことを明かす。宮田はまだルーに手をつけておらず、朝顔はそのルーを法医学教室に持ち帰り、調べさせて欲しいと頼み…。今回、亡くなった女性の隣人・宮田市郎を演じることになった赤楚さん。2015年より俳優として本格始動。以後、数々のドラマ、映画、舞台に出演し、着実に人気と実力を兼ね備えてきたが、2020年、「チェリまほ」として知られる「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系10月~12月)が大ヒット。日本ではTSUTAYAプレミアム/TSUTAYA TV見放題作品の歴代視聴数の記録を更新。中国などのアジア圏を始めとする海外でも熱狂的なファンを生み出し、この1月に赤楚さんが中国語圏最大のソーシャルメディア・Weibo(微博)の公式アカウントを開設すると、中国語の喜びの声が殺到する事態に。今回の「監察医 朝顔」では月9ドラマ初出演、朝顔を演じる上野さんとも今回が初共演となる。「ずっと見る側だった月9に出演させて頂けて光栄です」と赤楚さん。「上野樹里さんをはじめ、杉本哲太さん、三宅弘城さんとお芝居できてなんて贅沢な1日なのだろうかと思いました」と振り返る。「近隣の人との繋がりが希薄になった一人暮らしの男の役を演じてみて人の温かみ、他人との距離感を凄く考えさせられました。短いシーンではありますが是非お楽しみ下さい」とアピールしながらコメント。また、プロデューサーの金城綾香氏は、「細かい表情の変化でもって繊細なお芝居を見せていただきました。朝顔らと会話した後の宮田がどう感じるようになったのか、物語としては描きませんが、赤楚さんの表情が全てを物語ってくださっています」と気になるコメントを寄せている。「監察医 朝顔」は毎週(月)21時~フジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年01月31日落語家の笑福亭鶴瓶が即興ドラマを繰り広げる舞台『スジナシシアターVol.13』に、俳優の山崎育三郎、中井貴一、お笑い芸人の渡辺直美が各日ゲストとして出演することが26日、発表された。東京・世田谷パブリックシアターで2月26日・27日・28日に開催され、チケット一般発売日は2月19日。オンライン配信も行われる。その日に知らされるセットのなかで即興ドラマを繰り広げる「スジナシ」 は、1998年にCBCテレビにて放送を開始。その後2015年より『スジナシ BLITZシアター』として赤坂BLITZで年2回の公演を行ってきたが、2020年9月、会場の一時休館に伴い幕を下ろすこととなった。今回からはTBS、サンライズプロモーション東京主催で新たな「スジナシ」がスタートするが、芝居の後にプレビューを見ながら演技を振り返るトークや、舞台とテレビの連動企画として後日テレビでも放映する点はこれまでと変わらず行う。ゲストには、ミュージカルや舞台に加え、ドラマや映画、そして歌手としても活躍する山崎が初日、芸人という枠にとらわれず様々なジャンルで活動し、海外でも著しい活躍を見せる渡辺が2日目、ドラマ、映画で幅広い役柄を演じ、舞台やナレーションなどマルチに活躍する中井貴一が3日目に登場。案内人は中井美穂が務める。鶴瓶は今回の開催について「13回目になりますが、未だに慣れないですよ。でも毎回初めての感じがいいんですよ」と改めて“スジナシ”の魅力を語った。今回のゲストについて山崎には、「今非常にノッてますし、役柄をみていても面白い。クサイ役もうまいだろうし、楽しみですね」と期待し、渡辺には「バラエティ風になったほうがいいのか、シリアスになったほうがいいのか、どこまでやっていいのか悩みますね」と思案。そして中井貴一には「長い付き合いになりますが、あんな何でもできる人いないですよ。器用ですし、面白い。こんなフリーの舞台に出るってね、ありえないでしょ(笑)」と笑いを交えて賛辞を述べる。最後に「でも、こんな舞台を出来ることはありがたいと思うので、精一杯がんばりますし、羽目を外さないようにします」と真摯なコメントを寄せた。
2021年01月26日上野樹里主演、時任三郎、風間俊介らの共演で描かれる「監察医 朝顔」第2シーズンの10話が1月18日オンエア。光子が狂犬病の遺体の解剖中に指を傷つけ…コロナ禍の医療従事者の境遇を連想させる展開に「突き刺さる」「今にものすごくリンク」などの声が殺到している。上野さん演じる法医学者の万木朝顔が、解剖を通じて見つけた遺体の“生きた証”で生きている人たちの心まで救っていくさまを描きながら、時任さん演じる朝顔の父で元刑事の平、風間さん演じる朝顔の夫で警官の桑原真也らが織りなす家族の物語も綴っていく本作。3人のほか朝顔が働く興雲大学の法医学教室のメンバーである高橋涼介に中尾明慶、安岡光子に志田未来、藤堂雅史に板尾創路、藤堂絵美に平岩紙、教室でアルバイトする医学部生の牛島翔真に望月歩。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸、同じく刑事の森本琢磨に「SixTONES」森本慎太郎、桑原の姉で刑事となった忍にともさかりえ。東日本大震災で被災し行方不明になった朝顔の母で平の妻・里子に石田ひかり、里子の友人で仙ノ浦に移住した平と親しくなる奥寺美幸に大竹しのぶといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝顔たちのもとに男性の遺体が運ばれてくる。清掃員で配管のメンテナンス中にビル屋上から転落したというが、安全ベルトを自ら外したという目撃証言が上がるなど情報が錯そうしていた。多忙だったこともあり朝顔は、解剖は朝顔のサポート下で光子が行うことに。ところがその日徹夜明けだった光子は執刀中、誤ってメスで自身の指を傷つけてしまう。遺体の脳には浮腫があり感染症の疑いがあった。検査の結果遺体は狂犬病ウイルスに感染していたことが判明。光子の件が報道されたことで、保育園でつぐみが友達からいじめられてしまう…というのが今回のストーリー。報道が先行し周囲から「ママが病気だから、つぐみと遊ぶと病気になる」と友達に言われたと泣きながら話すつぐみ。その様子に視聴者からは「今日の朝顔は今の世情に突き刺さるなぁ…」「朝顔見てるけど、コロナ差別を連想させる」「今にものすごくリンクするテーマ…さすが監察医朝顔」などの反応が。朝顔とつぐみの境遇にコロナ禍で差別を受ける医療従事者を連想した視聴者が続出、「コロナ禍で医療従事者が拒否されてるのと同じに見えて心痛い」「こうやって言われてる子がいっぱいいるんだと思うと泣けてくる」「朝顔とつぐみに向けられたことばは医療従事者の方に向けられている心ない差別そのもので、心が痛む」などの声がタイムラインにあふれる状況に。また「つぐみちゃんも朝顔ちゃんも、いっぱいいっぱいなんだな。じぃじや桑原くん、いてくれたらなぁ」「つぐみちゃんの気持ちも朝顔の気持ちも分かるからつらい、、パパとじいじに助けてもらいたいけどそうはいかないし」などバラバラになった万木家を心配する声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年01月18日「朝顔や家族への愛情に満ちあふれていて、家事も育児もパーフェクトにこなしてしまう桑原に対して、同じ男として憧れますが、完璧すぎて怖いくらいですね(笑)」そう話すのは、ドラマ『監察医朝顔』第2シーズン(フジテレビ系・月曜21時〜)で、主人公・朝顔の夫で刑事の桑原真也役を演じている風間俊介(37)。第1シーズン中盤では、朝顔(上野樹里)との間に愛娘・つぐみが誕生し、義理の父・平(時任三郎)との4人暮らしとなり、撮影も4人でのシーンが多くなった。「つぐみ役の加藤柚凪ちゃんが、手を銃の形にしてパンと僕を撃ってきて、僕が撃たれたふりをして倒れる、という遊びにハマっているんです。その遊びが永遠に続きます(笑)」時任さんが標的になることもあるんですが、やっぱり永遠に撃たれていますね(笑)」(風間・以下同)現場でも本当の家族のような関係性ができているようだ。「でも、不思議なことに、樹里ちゃんはほとんど撃たれないんです。母と娘の同盟みたいなものがあるんでしょうか(笑)」ドラマには森本慎太郎と辰巳雄大、ジャニーズの後輩2人が刑事役で出演している。「僕は今、アイドルとしての活動をしていないので、初対面に近いくらいの2人なんですが、後輩、というよりは、一人の役者さんとして会っていますね。でも、知らない仲ではないし、1言えば20くらいわかってくれるので、お芝居もやりやすいです」本作のほかにも、大河ドラマ出演、情報番組のレギュラーと大活躍の風間。今年はどんなことに挑戦しようと思っているのか。「アラフォーなので、運動をしないといけないな、と思ってはいるんです。20代前半まではアイドル、という職業が僕に運動というものを運んできてくれてたんですが(笑)。自発的に運動をしたことがない。そろそろストレッチとか始めたほうがいいんですよね。でも、始めない気もしますね(笑)」昨年は親友にもなかなか会うことができなかったという。「忙しいこともあって、相葉(雅紀)さんにもお仕事絡みでしかなかなか会えませんでしたね。お互いに会ってしまって体調を崩したらいけない、とも考えていたので自然と距離を置いていた感じでした。会えなくても、相手の仕事ぶりを見て『頑張ってるんだ』とエールみたいなものを送り合っていたような気がします。この状況が落ち着くときが来たら、またゆっくり会いたいな、と思っています」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月18日唐沢寿明主演「24 JAPAN」14話が1月15日放送。後半戦に入り緊迫感が増す展開の中、時任勇気演じるマイロに“癒される”視聴者が続出している模様。また今回から本格登場となった武田航平と神尾佑の共演に「ライダー祭り」と歓喜の声が集まっている。世界的人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版リメイクとして、日本初の女性総理候補誕生の期待が高まる総選挙前夜からはじまる24時間をリアルタイムで描いていく本作。CTUの獅堂現馬に唐沢さん、獅堂の妻・六花に木村多江、娘・美有に桜田ひより。獅堂の部下の水石伊月に栗山千明、おなじくCTUの南条巧に池内博之、CTUで暗号解読を担当するマイロに時任さん。テログループに狙われる日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間由紀恵、麗の夫・遥平に筒井道隆、2人の息子・夕太に今井悠貴。麗の影で闇の仕事を請け負ってきた上州にでんでん、選挙参謀の長田孫六に綾田俊樹。テログループの一員だったが美有を助け逃走中の長谷部研矢に上杉柊平、テログループの黒幕・アンドレ林に村上淳。“新たな刺客”アレクシス・林に武田航平といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで六花と美有は救出され病院で検査を受けることになる。獅堂に頼まれ病院に向かった水石はそこで事情聴取に来たという刑事と遭遇するが、それがテログループの送り込んだ殺し屋だと判明。その頃六花は検査で身体の問題が発覚するが、水石の判断で六花と美有は別の場所に移動することになる。一方、夕太は自分の“秘密”を知る塔子が死んだことを知り混乱、警察に行くと言い出す。必死に止める麗と遥平だがそこにCTUから連絡が入り、こちらも選対本部を移動することに。麗は獅堂の資料を入手、自らが7年前に指示した作戦で部下を失ったことで、自分を恨んでいると考える。その頃、新たに日本に潜入した殺し屋の1人、アレクシス・林が音守(神尾佑)を殺害。テログループは作戦を新たなフェーズに移そうとしていた…というのが今回のストーリー。CTU本部に帰ってきた獅堂に明るく声をかけるマイロ。その明るいキャラに「日本版マイロゆるくてチャラくて好き」「マイロが出ると癒される」「マイロがいちいちかわいい唯一のオアシス」など視聴者からも“癒された”という声が続々。一方で「マイロ怪しい」「大丈夫なのか…」など彼を疑う声も多数。「マイロを疑う人が多過ぎて悲しい」という反応も。またテログループ側も神林、音守に代わり新たな“刺客”たちが登場。その1人、アレクシス・林役を演じているのが先日松山メアリと結婚を発表した武田さんということで「新婚の武田航平だ」「武田航平でたあああ」などの反応も多数。アレクシスが音守を殺害するシーンでは、武田さんと音守役の神尾さんがともに「仮面ライダー」シリーズの出演者であることから「ライダークロスオーバー…」「ライダー祭りだ」など特撮ファンからの投稿も数多く寄せられている。(笠緒)
2021年01月16日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの10話となる新春SPが1月11日オンエア。風間さん演じる桑原と、「SixTONES」森本慎太郎演じる森本刑事に注目が集まっている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、月9初の2クールで描く本作。東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明となり、興雲大学法医学教室主任教授の夏目茶子(山口智子)との出会いがきっかけで法医学者となった興雲大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔に上野さん。朝顔の父で里子の夫、ベテラン刑事だったが退職した万木平に時任さん。神奈川県警捜査一課の刑事だったが発砲事件の影響で長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。また野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨に森本さん。中尾明慶、志田未来、板尾創路といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の新春SPは全編新撮となり、朝顔が桑原と出会ったばかりの頃に起きた、特殊造形作家が心臓を強く打って亡くなった事件を巡る物語や、5年前、朝顔の妊娠中に起きた出来事。そして朝顔の出産エピソードなどが現代のシーンと回想シーンを織り交ぜながら展開。育児教室で沐浴の練習をしている際、赤ちゃんに声をかけながら洗うよう指導され、練習用の人形に“赤ちゃん言葉”で話しかけてみたり、朝顔の陣痛が始まり、慌てて電話口で「桑原朝顔の妻…」と自らを“妻”と言いかけてから慌てて「夫なんですけど」と訂正してみたり、立ち会い出産で産まれた赤ん坊を抱く朝顔に号泣しながら「本当にありがとう、お疲れ様」と声をかける…。今週も「桑原朝顔の妻、、っじゃない夫です。に全力で吹いた」「桑原くん一緒にいきんじゃうのかわいい」など、桑原の行動を多くの視聴者が微笑ましく見守った模様。「風間くん劇場ってくらい表情豊かでおもしろい」と、桑原を演じる風間さんの演技に注目したという視聴者も。一方、“お化け”を探しに平の部屋に入ったつぐみを驚かせ、いじけさせてしまった森本が、山倉とともにつぐみの足の裏をくすぐって機嫌を取ろうとするシーンには「つぐみちゃんと森本刑事が可愛すぎて朝顔の録画見直してる」「つぐみと森本刑事の絡みま~じで可愛すぎた」「森本刑事×つぐみちゃん可愛すぎだよ」「かわいい癒しをありがとうございます」などの声があがり、「桑原くん」と並び「森本刑事」と「つぐみちゃん」もトレンド入りを果たした。(笠緒)
2021年01月12日上野樹里主演「監察医 朝顔」の第9話が2時間SPとして12月28日放送。上野さん演じる朝顔の“涙のメッセージ”と風間俊介演じる桑原との仲睦まじい姿。時任三郎演じる平の身に起きた“ある変化”に視聴者から多くの反応が寄せられている。人気同名コミックを原作に昨年夏クールに月9枠で放送された前シーズンに引き続き、上野さん演じる興雲大学法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)と、時任さん演じる朝顔の父でベテラン刑事だった万木平(まき たいら)の親子と、風間さん演じる朝顔の夫で刑事から派出所勤務となった桑原真也の家族を中心にした物語が繰り広げられる本作。また朝顔が法医学者になるきっかけを作った興雲大学法医学教室主任教授の夏目茶子には山口智子。朝顔とともに働く法医学教室のメンバーとして中尾明慶、志田未来、平岩紙、板尾創路が出演し、戸次重幸、「SixTONES」森本慎太郎、ともさかりえといった顔ぶれも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は読者モデルの大学生・小湊真由(愛甲ひかり)が刺殺され、モデル仲間の吉永明日花(水野瑛)や、かつて交際が噂された橘凛太朗(宮内伊織)の犯行を疑う声がSNSに流れるなか、吉永も刺殺。さらにSNSで犯人扱いされた橘が自殺を図る。橘が真由や明日花を殺したと思い込んだ牛島(望月歩)は橘の遺体画像を大学の友人に転送、友人がネットに拡散させてしまう…というストーリーが展開。正義感から法医学者としてやってはならないことを犯した牛島に、朝顔は橘は犯人ではないと告げ「私たちは死と向き合うからこそ、生きることの尊さを深く知っていなければいけない。目に見えるナイフだけが凶器じゃない」と涙ながらに語りかける…。朝顔の言葉に「断罪することもなくただ彼のしてしまったことの重大さを切々と説いていく台詞がとてつもなく重たくて心にしみた」「目に見えるナイフだけが凶器じゃないって朝顔先生の言葉、色んな人に届くといいな」「勘違いしてる人に苦言を呈してるというか…。正義中毒の人に苦言を呈するというか…」と共感する視聴者多数。発砲の件で刑事部長から臨時の審議会への出席を命じられた桑原は、そこで暗に自主降格を求められる。その夜、桑原は朝顔にネックレスをプレゼント。喜ぶ朝顔を見て軽くガッツポーズし洗い物に戻った桑原だが、その後、朝顔に後ろから優しく抱きしめられ「明日帰りたくねぇ~」と心からの笑顔を見せる…。幸せそうな2人の姿に「尊さで死にかけた」「桑原くんと朝顔の2人が可愛すぎて…尊い」「桑原くんと朝顔の幸せそうな顔が何より嬉しい」「朝顔夫婦、家族がずっと幸せでいてほしい」など幸福感に包まれた視聴者からの声が殺到。一方、仙ノ浦に移り住んだ平だが、つぐみを連れて散歩に出て「道に迷った」と発言したり、ラストでは朝顔との電話を切る際に「じゃあな里子、朝顔によろしく」と告げるなど行動に変化が。こちらにも「監察医朝顔ってほんとに面白いのになんでこんなに不安気持ちになるの」など、今後の展開に不安を感じた視聴者からの声が殺到している。(笠緒)
2020年12月29日上野樹里が法医学者を演じ、時任三郎と親子役で、風間俊介と夫婦役共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの8話が12月21日オンエア。重く悲しいストーリーに「辛すぎる」「苦しくなった」などの声が上がる一方、大竹しのぶ演じる美幸にも注目が集まっている。人気同名コミックをドラマ化、今シーズンは月9初の2クール連続放送となる本作。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描いていく。興雲大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔(まき あさがお)を上野さんが、朝顔の父でベテラン刑事の万木平(まき たいら)を時任さんが、朝顔の夫となった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也を風間さんがそれぞれ演じるほか、法医学教室の主任教授である夏目茶子には山口智子。また法医学教室メンバーとして高橋涼介を中尾明慶が、安岡光子を志田未来が、藤堂雅史を板尾創路が。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦を戸次重幸が、森本琢磨を「SixTONES」森本慎太郎。桑原の姉で刑事の忍をともさかりえがそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。発砲事件は解決したが桑原は長野県警への異動を命じられ、平が仙ノ浦に移り住んだことで、朝顔はつぐみ(加藤柚凪)とともに2人で生活を始める。興雲大学法医学教室には新しいアルバイト学生として、医学科3年の牛島翔真(望月歩)が加わるが、藤堂や高橋は彼が辞めないよう、何かと牛島に気を遣っていた。そんな折、法医学教室に海岸の岩場に倒れていた60代後半と思われる男性の遺体の解剖依頼が入る。自殺の可能性が高かったが身元がわかるようなものはなかったが、茶子はその遺体が30年前、幼い娘を殺された父親だと気づく。男性は30年前の事件の犯人を街で見かけ、後をつけるとまた幼い少女に声をかけていたため止めに入るが、相手が自分が殺した娘のことを忘れていたことに逆上。手にかけ、自分も自ら命を絶った。遺体を引き取りにきた息子は来月結婚を控えていた…というのが今回のストーリー。これまでにない重く悲しい展開に「今日の監察医朝顔、辛すぎる」「監察医朝顔、めちゃくちゃ見応えある」「今日は観ていて苦しくなった」「解決しない事件は新たな事件を生み、それが新たな被害者を生む連鎖にやるせない気持ちになった」などの反応が相次ぐ。また今回、大竹さん演じる奥寺美幸が里子(石田ひかり)と同級生であることが判明。公衆電話で里子に対し話しかけるラストシーンに「ただの昔なじみの食堂の人じゃないわけですよね」「最後どゆこと?」「大竹しのぶの行動が実に怪しい。物語にどう絡むのか?」「お母さん生きてるの?え?まさか…だよね?風の電話的な…だよね?」といった声も多数寄せられ、彼女の“電話の相手”が誰なのかにも注目が集まっている。(笠緒)
2020年12月22日上野樹里主演で、月9ドラマとしては初めての2クール連続放送される「監察医 朝顔」が、2021年1月11日(月)に新春スペシャルを放送することが決定。“万木家の4ショット”が到着した。本作は同名漫画作品を原作に、ドラマ化をするにあたって大きくアレンジをした感涙のヒューマンドラマ。神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める法医学者の万木朝顔と、朝顔の父で神奈川県の野毛山署強行犯係に勤めるベテラン刑事の万木平(時任三郎)を中心に、“法医学者×刑事”という異色のタッグで、様々な遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が生きている人たちの心まで救っていくさまを描く。そんな本作の新春スペシャルは、全編新撮にて、朝顔(上野さん)と桑原(風間俊介)が初めて出会ってから恋人として付き合うまでのことや、朝顔がつぐみ(加藤柚凪)を身ごもってから生まれるまでのことなど、これまで描かれることのなかった朝顔たちの物語を展開。さらに、初めて執刀助手として解剖に臨んだ朝顔のエピソードも明かされる。初めての執刀助手ということで緊張する朝顔たちのもとへ運ばれてきた遺体は、特殊造形の作家をしている男性で、第1発見者は小学2年生の男児だった。遺体は発見時、体中に砂糖がふりかけられているという異様な状況で、遺体の発見現場にあった砂糖ケースからは、なんと男児のものらしき指紋が検出されたという。この男児が一体、どう関わっているのか、刑事たちが測りかねている中、解剖の結果は…。プロデューサーの金城綾香は「新春SPは、総集編ではなく、今まで描かれていなかった朝顔の物語をオール新作でお送りします!これぞ万木家という心温まる家族のイベントがたくさん描かれます!中学生の朝顔、朝顔と桑原の馴れ初め、つぐみ出産までの軌跡に、朝顔と平の父娘2人旅…。お正月ということもあり、幸せ満載のエピソードに、ほっこりしていただけること間違いなし」とアピールする。なお、本編は12月21日(月)第8話より第2章がスタートする。「監察医 朝顔 新春SP」は2021年1月11日(月)21時~フジテレビ系にて放送。「監察医 朝顔」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年12月21日上野樹里が法医学者を演じ、時任三郎と親子役で共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの6話が12月8日オンエア。風間俊介演じる桑原が拳銃で女性を射殺したのでは…振りかかる疑惑に、視聴者からも不安の声が相次いで寄せられている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父が数々の事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描く本作。上野さんが万木朝顔を、時任さんが朝顔の父・平を、風間さんが朝顔の夫・桑原真也を演じるほか、山口智子が夏目茶子を、柄本明が朝顔の祖父・嶋田浩之を、さらに志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、板尾創路、戸次重幸、三宅弘城らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原のことを心配する朝顔。テレビからは昨夜警察官が襲われ拳銃が奪われた事件が報道されている。電話で平は桑原が聞き込みや検問で徹夜なのだろうと言って朝顔を安心させる。同じころ野毛山署管内の港には神奈川県警の捜査員たちが集結。桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)が拳銃で頭を撃たれ亡くなっていた。神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示。そこに山倉(戸次さん)ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけたが、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。聖奈射殺の疑いがかけられ、桑原は監察官の五十嵐(松角洋平)から執拗な取り調べを受けることになる。自分は聖奈の背後にいた彼女の交際相手の足を撃ったと主張する桑原だが、現場の監視カメラに交際相手の姿はなく、さらに聖奈を解剖した結果、彼女を撃ったのは桑原以外に考えられないという結果が出る…というのが今回の物語。「今日の朝顔はただただ桑原くんと朝顔が心配で仕方がない回でした」「どうか桑原くんが犯人じゃありませんように!!!」「次回で疑い晴れて解決してくれ~精神がもたん」など桑原を心配した視聴者からの悲痛な叫びがSNSに続々と投稿。同時に「桑原くんハメられたんだよね?」「取調べ室で桐谷の名前出した瞬間大声で遮ったあの刑事も何か隠してるな」「裏に警察関係の誰かが糸を引いてるんじゃないかと推理」など、桑原が陥れられたのでは?と推測する声も数多く寄せられている。(笠緒)
2020年12月08日【音楽通信】第61回目に登場するのは、ミュージカルはもちろん、ドラマやラジオなど多岐にわたり大活躍中のアーティスト、山崎育三郎さん!【音楽通信】vol.61『エール』の佐藤久志役は自分自身にも重なる役2007年に『レ・ミゼラブル』のマリウス役に抜擢され、その後も数々の名作に出演している山崎育三郎さん。2015年にはドラマ『下町ロケット』(TBS系)で一躍脚光を浴び、2020年のNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合 3〜11月放送)では、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一の幼なじみ、佐藤久志役として出演。ほかにもミュージカルはもちろん、ドラマや映画、吹き替え、ラジオなど、さまざまなフィールドで活躍しています。アーティストとしては、2018年7月にオリジナルアルバム『I LAND』をリリース。そんな山崎さんが、2020年12月2日に、ニューシングル「君に伝えたいこと」をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーー12歳のときにミュージカルでデビューされましたが、小さい頃からミュージカルや音楽にふれる環境だったのですか。子どもの頃から、家族でよくミュージカルを観に行く機会がありました。その頃の僕は、ものすごくシャイで人前が苦手だったのですが、そのことを母が心配していたんです。お気に入りのミュージカルの主題歌を僕が歌っていると、その歌声を聴いた母が「音程もしっかりしているしきれいな声だな」と、「このまま音楽をやらせるといいんじゃないか」となって、小学校3年生のときに、近所の音楽教室に通うようになりました。小学校3年生から歌を歌い始めて、当時はミュージカルや童謡などを歌っていたんですが、歌っているときはとても開放的になれました。学校でも、先生から「育三郎くんは歌が上手らしいね。みんなの前でこれ歌ってみて」と言われて、本当はシャイなんですが、歌うときだけは自信を持ってできたんですよね。そうやって少しずつ、歌うことが特別なことになっていきました。あるとき、音楽教室の方から「オーディションがあるからチャレンジしてみない?」と言われて、オーディションを受けたら合格したのがきっかけで、ミュージカル俳優としてデビューすることにつながっていきましたね。ーー子どもの頃に、舞台のどこに魅力を感じたのでしょうか。もともと人見知りだったけれど、舞台では役を通して歌を歌ったり踊ったりして自分を表現することでより開放的になれる瞬間があって“自分らしくいられる場所”だと感じられたことが、魅力だったんだと思います。歌と同時に、小学校から野球もやっていて、舞台は野球と同じような“チーム戦”というか。ひとつの作品をチーム全体で挑んでいく感覚が、子どもながらにすごく好きだったことを覚えていますね。楽しかった思い出があります。ーー“ミュージカル界のプリンス”と名高い山崎さんですが、『エール』では、窪田正孝さん演じる主人公の幼なじみで、歌手になって歌声を披露する佐藤久志役を演じていますね。今回の役は、ご自身とも重なる部分はあるのでしょうか。佐藤久志という役は、子どもの頃にお母さんとの別れがあってすごく傷ついているときに、森山直太朗さん演じる恩師・藤堂清晴先生と出会い、「君には歌がある」という励ましの言葉をもらったことによって、また一歩踏み出せる自信が持てるようになったんです。そんな歌によって自分に自信を持てたというところは、とても自分自身にも重なりますね。久志は音大でクラシックを歌ったりピアノを弾いたりするのですが、そういった青春時代を僕自身も過ごしていたので、その面でも重なる部分があって、楽しんでやらせていただきました。ト書きに「ウインクをする」など、台本にいろいろと書いてあって、なのでキザなお芝居は僕のアドリブでやっているわけではないんです。台本を見たときに「何を求められているだろう?」と考えて、前半はとくにコミカルに楽しんで振り切ったほうがいいと思ってやってみました。久志は後半、挫折してボロボロになって家族まで巻き込んでしまって、戦争時代には戦時歌謡を歌った自分のことを思うところがあり、いろいろなことが重なった状態になっていきます。きっと、もともと彼は繊細なものを持っていて、それを隠すように明るく振る舞うところがあると思うんですよ。華やかに見える人ほど、ひとりのときはすごく悩んだり、考え込んでしまうところがあると思うんです。ひとつの役で「プリンスだ」と言われてキラキラしたり、面白いコミカルなお芝居をしてみたり、あそこまでボロボロになって髭を生やして泥臭くなって、そして最終的に復活するんですが、ここまで振り幅のある役をやらせてもらうことはなかなかありません。これまでは、たとえばプリンスだったら、キラキラしたまま、終わることが多かったから。シングルの2曲は全然違うものとして聴いてほしいーー2020年12月2日に、ニューシングル「君に伝えたいこと」をリリースされましたが、森山直太朗さんが作詞作曲されていますね。きっかけはなんだったのでしょうか。以前、直太朗さんに、僕のラジオ番組のゲストに来ていただいたことがあって。その際、ギターを持ってきてくださっていたので、直太朗さんの「さくら」を一緒に歌ったんです。初めて一緒に合わせたのに、すごくいいハーモニーが作れて、直太朗さんもそのときのことをよく覚えてくださっていました。今回『エール』で共演したときに、いろいろなお話をする機会が撮影の合間にあって、メイク室で直太朗さんに「育三郎くんはオリジナル曲は歌わないの? 機会があったら曲を書いてみたいな」と言ってくださって。僕も「直太朗さんに書いていただけるならぜひ書いていただきたいです」という話から、とんとん拍子に話が本格的になっていった感じですね。ーー山崎さんから曲についてのリクエストはなさいましたか。いえ、まずは直太朗さんが僕をイメージした曲を待ちました。それこそ今回のこの曲だけではなくて、実は一気に10曲ほど書いてきてくれたんですよ。直太朗さんは「育三郎くんのことを思っていたら、どんどん楽曲が浮かぶんだ」なんて言ってくださって。次から次へと曲を仕上げてくださって聴かせていただくなかで、この楽曲が一番自分に響いたので、リリースすることにしました。ーーしっとりと聴かせるバラードで、ピアノの音色も印象的です。以前、直太朗さんの劇場公演『森の人』(2005年)の書籍の編集を担当させていただいたのですが、その劇場公演ではピアノを紺野紗衣さんが担当されていて、今回「君に伝えたいこと」でも紺野さんがピアノで参加されています。今回組まれてみて、いかがでしたか。実は紺野さんは、僕が12歳のときに初めて主演をやらせてもらったときのミュージカルの音楽監督助手だったんですよ。20数年前から彼女と出会っていて、僕にとっては、お姉ちゃんのような存在。ピアノの技術もお人柄もすてきな方で、当時からかわいがっていただいていて。最後に稽古場でお別れするときも、子役のみんなで、寄せ書きもして、彼女に歌をプレゼントしたんですよ。印象的な出会いでした。でも今回はそことは関係なく、直太朗さんと楽曲の話をしたときに、ピアノをどの方に弾いていただくかとなった際、お互いに「紺野さんがいいね」と名前が出たんです。僕が彼女と20数年前に出会った直後くらいに、直太朗さんも出会っていて。偶然が重なって弾いていただくことになって、もちろんピアノは間違いないですし、子どもの頃からの付き合いもあるので、あうんの呼吸じゃないですけども、ふたりきりで一発録りしたレコーディングもうまくいきました。そして今回、僕がこの曲を選んだ理由はもうひとつあります。僕はミュージカルで育ってミュージカルの世界で生きてきたので、自分自身ではなく、役として、作品のなかでの表現をずっとやってきたんですね。でも、もっと「等身大な自分の楽曲を歌ってみたい」という思いもあったんです。今回はミュージカルで歌っているときとはまったく違う歌い方で、山崎育三郎としての歌声で「自分の思いを届けたい」と、チャレンジさせていただきました。ーーいまのリアルな山崎さんが詰まっている曲ともいえるのですね。そうですね。レコーディングの頃、『エール』でちょうど直太朗さん演じる藤堂先生が戦争で亡くなるエピソードがあり、歌詞の内容については藤堂先生から久志へのエピソードだととらえてグッときながら歌ったことを覚えています。僕もここまで生きるなかでいろいろな別れがあったり、学生時代に祖父母と3人で暮らしていた時期もあったりして、おじいちゃんおばあちゃんへの思いが重なったり。聴く人にとっても、自分の大切な人を思い浮かべて聴いてほしいという思いをこめて、より自分の心で歌えるような楽曲としてとらえました。あえて歌詞も、どの方の思い出にも寄り添えるように、言葉選びは意識しています。ーーカップリング曲は、佐藤久志として『エール』でも歌われていた古関裕而さん作曲の(劇中では古山裕一作曲の)「栄冠は君に輝く」です。劇中では、一升瓶をラッパ飲みしていた久志が立ち直って、伝統ある甲子園球場で同曲を歌唱するシーンはジンときました。あのシーンはどのような思いで歌っていらっしゃいましたか。あの瞬間は、『エール』の久志としてみんなへの感謝の気持ちをこめて、さらに全国の学生のみなさんやいろいろな人たちにエールを届けたいと思って、この歌を歌っていました。僕は小学校から高校まで野球をやっていて、甲子園というものが子どもの頃からの夢の舞台なんです。この曲は高校野球の歌ですから、子どもの頃から当たり前に聴いていた楽曲だったんですが、今年はコロナの影響で甲子園で開催する予定だった全国高等学校野球選手権大会が100年の歴史のなかで初めて中止になってしまいました。学生にとっては甲子園がすべてだったわけじゃないですか、全国の高校球児たちの悔しい思いもすごくわかるんです。それとは別に、古関さんの母校の福島県立福島商業高等学校の吹奏楽部のみなさんとコラボをする企画がNHKさんであって、コンサートをする予定もあったんですが、それもコロナの影響でなくなってしまいました。でも、企画がなくなっても、子どもたちが自発的に「山崎さんに送ろう」と、この曲をリモートで演奏して僕に送ってくださったんです。そのことにすごく感動して、「みんなとの演奏を形にしたい」と思ったとき、ちょうど「君に伝えたいこと」のシングルリリースを考えていたので、ここに収録しようと。そしてコーラスは、福島大学付属小学校の合唱部のみなさんなんですよ。直太朗さんもコーラスに参加しています。この曲は古関さんの母校の高校と、小学校のみんなに参加してもらってできた楽曲なんです。だからこれは、カップリングというよりも、特別な思いのある曲なんです。「君に伝えたいこと」も朝ドラをやっていたからできた楽曲ですが、「栄冠は君に輝く」は今年だからこそ生まれた楽曲で、この2曲は全然違うものとして聴いていただきたいですね。ーー『エール』のオフィシャルサイトで、主演の窪田さんとのオフショットも公開されていました。撮影の合間は、基本的には窪田くんもそうですが、みんなリラックスしていますね。本番までは、甲子園のシーンを撮る合間もふたりでキャッチボールしていました。本番になって「栄冠は君に輝く」を歌っていたシーンは、視聴者のみなさんには、久志がボロボロになってからやがて最終的に、あの歌のシーンになっていく流れだったじゃないですか。でも、実際は、あの「栄冠は君に輝く」を歌うシーンから撮影したんですよ。ドラマでは物語の順番通りに撮影しないことはよくあるんです。そこが一番のプレッシャーでしたね。台本を読み込んで「こういうことがあって、こういう感情で歌うだろうな」と自分で自分を追い込んでいったんです。そんななか、先ほどお話させていただいたような思いで歌わせていただいて、こみあげてくる思いがありました。誰もいない、無観客の球場のピッチャーマウンドにひとりで立ったときに、なんとも言えない気持ちになったんですよね。本当だったらここに、たくさんのお客さまがいて、野球も行われていたんだろうなと思ったり。僕もコロナの影響で、ミュージカル『エリザベート』が全公演中止になって、通常では考えられないことが起こった年。芝居を超える瞬間が自分のなかにあったので、いろいろな思いであのシーンに挑んでいけた。最終的には、ちゃんとお芝居がつながっていたので、良かったなと思いました。この瞬間を必死に生きると未来につながっていくーーオフの日はどのように過ごしていらっしゃいますか。実は、オフがまず、ほぼないんです。時間があったら分厚い台本や歌を覚えたり、どういうパフォーマンスをするかを考える時間になっていて、やることがいっぱい(笑)。あとは家族と過ごすだけですね。ずっとこんな感じで過ごしていて、基本的に仕事の現場に行くときは、もう全部できあがった状態にしています。ーー息抜きはされないのでしょうか。これが不思議なんですがしないんです。どこか仕事を仕事とも思っていないというか、どれも好きでやっているので、好きなことが息抜きでもあり、仕事でもあり。だから、毎日24時間ずっと仕事なんです。きっと、これを仕事と思ったらできないですね、好きでやっているから。どうやったらお客さまに喜んでいただけるかだけをずっと考えているんですが、それって、すごくワクワクするじゃないですか、学生の文化祭の前のような気持ち(笑)。それに近いんですよ。ずっとそんな感じで、なるべく楽しみながら、自由な心でいられるように意識して生活していますね。ーー11月には「山崎育三郎 THIS IS IKU 日本武道館」 が開催されましたね。これは僕のラジオ番組から生まれたコラボ企画のショーで、今年で3年目になります。僕自身がドラマ、映画、声優、バラエティ、コンサート、歌手とさまざまな仕事をしているなかでのいろいろな出会いが僕を成長させてくれています。「ジャンルを超えたい」といつも思っていて、僕はヒュー・ジャックマンさんが大好きなんですが、彼はブロードウェイの舞台に立ち、映画ではハリウッドスターでもあり、司会もやって、コンサートもやってCDも出しているんです。彼は自分がパフォーマンスできる場所ならどこへ行こうが表現できる人だからこそ、そこで求められている。それと一緒で、もうジャンルで区切る時代ではない気がしていて、ジャンルを超えたエンターテインメントを作りたいという思いがあって、毎年自分が出会った人たちとの、ここでしか見られないショーというのを作らせていただいています。これだけジャンルがバラバラな人たちと出会う機会があるのは、ミュージカル俳優をやりながら、いろいろな活動をさせてもらっている自分だからこそ、できていることだと思っています。ーー最後に、今後の抱負をお聞かせください。基本的に、明日が来ると思っていないんです。いまこの瞬間、何ができるか以外、何もできないと思っていて。たとえば今年、誰もコロナ禍になるとは思っていなかったわけじゃないですか。ですから、先を見るよりは、どれだけ与えられたこの瞬間を必死に生きるか、それが結果未来につながっていくだけだと思っています。目の前にあることに必死に挑むだけで、それが知らない間に、自分でも想像していなかった未来につながっていくから。数年前の自分にとっても、いまのように朝ドラに出て、武道館のステージに立つなんてことをやっているかといったら、そんなことは全然想像していませんでした。でもそれは、これまでの積み重ねでしかなくて、抱負と言ったら、「どれだけ目の前のことに集中して、本気でできるか」ということですね。あとはコロナの影響で、ミュージカルも公演中止になるなど、お客さまが客席にいない空間をたくさん経験しました。目の前にお客さまがいて、舞台に立てることが当たり前じゃないとすごく実感しています。僕たちの仕事は、お客さまがチケットを手にして、時間を作って、観に来てくださるということで成立しているので、あらためて応援してくださる方や劇場などに足を運んでくださる方々への感謝の気持ちはより強くなっています。また、お客さまがいる前で、パフォーマンスができる状態が戻ってくることを祈っていますね。取材後記先日放送を終えた『エール』では、全国のお茶の間へ楽しい時間を届けてくれた山崎育三郎さん。ミュージカルにドラマにラジオ、そして音楽活動と忙しいなかでも、自由な心でジャンルレスにご活躍される山崎さんからは、元気をもらえる人たちも多いのではないでしょうか。そんな山崎さんのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・宮﨑健太郎取材、文・かわむらあみり山崎育三郎PROFILE1986年1月18日、東京都出身。2007年、ミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役に抜擢され、その後も数々の名作に出演。2015年、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)で一躍脚光を浴び、以降もドラマや映画、吹き替え、ラジオではニッポン放送『山崎育三郎のI AM 1936』(毎週土曜 午後9時30分)のパーソナリティも担当するなど、さまざまなフィールドで活躍中。アーティストとしては、2018年7月にオリジナルアルバム『I LAND』をリリース。2020年3月より放送中のNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合 3月〜11月放送)に、佐藤久志役として出演。12月2日、ニューシングル「君に伝えたいこと」をリリース。InformationNew Release「君に伝えたいこと」(収録曲)01.君に伝えたいこと02.栄冠は君に輝く03.君に伝えたいこと [Instrumental]04.栄冠は君に輝く[Instrumental]2020年12月2日発売(通常盤)UPCH-5975(CD)¥1,200(税別)(初回盤)UPCH-7570(CD+DVD)¥1,700(税別)
2020年12月05日上野樹里が主演し、時任三郎と父娘役、風間俊介と夫婦役で共演する「監察医 朝顔」新シーズン第5話が11月30日放送。風間さん演じる桑原が連絡を取り合う“聖奈”とは!?衝撃的なラストと今後の展開にSNSが騒然となっている。興雲大学の法医学教室で誰よりも懸命に、真摯に、遺体に向き合う法医学者の万木朝顔(まき あさがお)を上野さんが演じる本作。朝顔の父で刑事をしながら妻の里子を探し続ける万木平(まき たいら)に時任さん。朝顔の夫となり娘・つぐみを共に育てていく、神奈川県警捜査一課の桑原真也に風間さん。朝顔ら法医学教室の“心強い姉”夏目茶子に山口智子。里子の父で朝顔の祖父となる嶋田浩之に柄本明。興雲大学の法医学者となった安岡光子に志田未来。検査技師の高橋涼介に中尾明慶。光子らと同じく法歯学者の藤堂絵美に平岩紙。法医学者の藤堂雅史に板尾創路。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸。刑事の森本琢磨に森本慎太郎。検視官の伊東純に三宅弘樹。桑原の姉で野毛山署強行犯係に配属された忍にともさかりえ。検視官の丸屋大作に杉本哲太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はつぐみと一緒に祖父・浩之が暮らす仙ノ浦を訪れていた朝顔が、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。遺体は8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだった71歳の甲田雅子で、第一発見者はずっと一人で雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。その頃、興雲大学では就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖が始まろうとしていた。死因は太ももに刺さったガラスを自ら引き抜いたことによる失血死と思われたが、胸の傷が気になる平は、事故がどうか疑っていた…というのが今回のストーリー。2つの解剖が並行して進むなか、桑原は前回のラストでスマホに連絡をよこした田村聖奈(中村里帆)とカフェで会っていた…。朝顔が娘と仙ノ浦に行っている間にの“密会”に「これが聖奈なの!?」「その女性はいったいだれなの?!」「まじで浮気してるんかあ!まじなのかあー!!」などの声が続出。視聴者が騒然とするなか、ラストでは雨の中、桑原が聖奈に銃を向け引き金を引くという展開に。「潜入捜査かなんかだったのか?」「朝顔ってこんなドラマだったっけ?!」などSNSがパニックとなる中、「今日の朝顔は3時間分濃縮したみたいだった」「朝顔一家が巻き込まれる事件はやめて…あの家族にはいつまでも幸せでいてほしいんだよ」「朝顔家族に不穏な空気はいらないよ みんな穏やかで幸せで笑っててよ」と、万木家の今後を不安視する悲痛な声もタイムラインにあふれている。(笠緒)
2020年11月30日菅野美穂と山崎育三郎が出演するドライブ企画動画が、所属事務所・研音の公式YouTubeチャンネル「Ken Net Channel -研音official-」にて配信がスタートした。今回、ノープランで集合した2人。車内では、ここでしか聞けない話が満載。菅野さんのリクエストで山崎さんが鼻歌を歌ったり、アポ無しで帝国劇場を訪れたり、運転中の山崎さんの様子を菅野さんが自撮り棒で撮影したりと、リラックスした雰囲気の2人のドライブ模様が映し出されていく。収録をふり返り、菅野さんは「なかなか機会のない、同業の方とのお話は、とても興味深く勉強になりましたし、テレビの時とかだとおしゃべりではなく、トーク、という感じがあるのですが、今回のYouTubeでは、ぐっとおしゃべりに近い感覚で新鮮でした」と大いに楽しんだ様子。山崎さんも「2人きりでお話しするのは初めてでしたが、いざ始まると、カメラを忘れてリラックスしながら普通にドライブを楽しんでいました」と話し、「一緒に帝国劇場に行けたのも思い出になりました。そしてまさか歌を一緒に歌えるとは。YouTubeならではの、新しい一面を見て頂けると思います」とコメントしている。(cinemacafe.net)
2020年11月18日上野樹里と時任三郎が親子役で共演する月9ドラマ「監察医 朝顔」の第4話(11月23日放送)に高梨臨が出演することが分かった。本作は、法医学者の娘と刑事の父を描く同名漫画を原作に、大きくアレンジを加えた感涙のヒューマンドラマ。第4話は、マンションの一室で20代の若い女性の遺体が発見されるところからスタート。女性の名前は坂井亜衣、職業はウェブデザイナー。亜衣の姉・美優からマンションの大家に妹と連絡が取れないため様子を見に行ってほしいという電話があり、大家が警察を伴い部屋に入り、亡くなっている亜衣が発見されたという。そして、朝顔らが遺体を調べると、何者かに首を絞められて殺された可能性が出てくる。しかし、大家が入ろうとしたときは全て鍵が掛かっており…というあらすじ。この物語にゲスト出演する高梨さんが演じるのは、亜衣の姉である坂井美優。介護士として多忙な日々を送っている美優は、真面目な人柄で妹思い。姉妹の仲は非常に良かったが、最近はとある理由で距離ができていたという。そこで警察からの聞き取りを受ける美優は、妹を殺した犯人に心当たりがあると言う。「5→9~私に恋したお坊さん~」以来の月9ドラマ出演となった高梨さんは「台本を読んだ時に、なんとも救われない気持ちになりました。この役をいただくには、すごく重いものを背負わないといけないなというプレッシャーが大きかったです」と物語の印象を明かす。また、主演の上野さんとは今回が初共演。「上野さんとは初めてお会いしましたが、言葉や、表情ひとつひとつが全て素敵(すてき)で、自分の訴えている感情や、うちに秘めている気持ちまでもを汲み取ってくれているように感じました」とコメント。そして「真実を知ることによって、より悲しみが深くなってしまうという、とても悲しい話」と今回のストーリーを説明した高梨さん。「この話を通して、 いつも周りにいてくれる家族や、友人や、大切な人たちの事を、日々もっと大切にしていきたいなと私自身思いました。見てくださる視聴者の皆さんにも、そう感じていただけたら幸せです」とメッセージを寄せている。「監察医 朝顔」は毎週月曜日21時~フジテレビにて2クール連続放送中。(cinemacafe.net)
2020年11月16日「父の身長は188センチなので、僕より2センチ高いんです」そう話す、彼の名は時任勇気(29)。明治大学卒業後、父と同じ役者の道を歩んできたが、今回、ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜、一部地域を除く)へのレギュラー出演が決定。これを機に、時任三郎(62)の息子と明言することを決意した。「僕の評価が父にも影響が及ぶかもしれない。父に迷惑がかからないよう、これまで以上に頑張りたいです」父・三郎といえば、子育てのために一時、芸能活動を休止。3人の子どもたちをのびのびと育てたいとニュージーランドに移住したことで知られる。「人口が100人ほどの、人より羊のほうが多いど田舎で育ちました。そのころの父は家で過ごすことが多く、大きな芝刈り機に乗って、雑草と格闘していました(笑)」7歳から4年間過ごしたニュージーランドの自宅は、サッカーグラウンドほどの広い敷地に川も流れていたそう。「川でボディボードをしたり、木に登ったり、とにかくわんぱくでした」役者に興味を抱いたのは日本に帰国した11歳のころ。その後、大学卒業が近づいたときに決心を固めたという。「口に出すのは恥ずかしいし、自信もなかったので、父に打ち明けたのは事務所が決まってからでした。ドッキドキで話したら、父は『いいんじゃない?やりたければやればいいじゃん!』って一言だけでした(笑)」『24 JAPAN』では、CTU(テロ対策ユニット)の第2支部に所属する暗号解析係・マイロを演じる。「マイロは、上から目線で物事を言うところはありますが、ちゃめっ気があって人間味のある人です。日本と外国の価値観が混在しているところや、マイペースな性格は自分と似ていると思います」親子共演をぜひ見てみたいが……。「今はまだ考えられないです。自分がもっと経験を積んで一人前になるまでは……」「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月14日上野樹里が法医学者役で主演する「監察医 朝顔」第2シーズンの2話が11月9日オンエア。今回はよじ登った金網を揺らされ思わず叫んでしまう森本刑事を演じた「SixTONES」森本慎太郎と、ラストの戸次重幸の姿に多くの視聴者が反応した。人気同名コミックのドラマ版の第2シーズンとなり、月9ドラマとして初めての2クール連続放送されることも話題を呼んでいる本作。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描く。東日本大震災で母を失い、遺体も見つからないという悲しみを抱えるゆえ誰よりも懸命に、そして真摯に遺体に向き合っていく法医学者の万木朝顔に上野さん。朝顔の父で、時間があれば東北へ向かい妻の遺体を探し続けている野毛山署強行犯係に勤めるベテラン刑事の万木平に時任三郎。野毛山署強行犯係勤務を経て、現在は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送る朝顔の夫で刑事の桑原真也に風間俊介。また山口智子、中尾明慶、志田未来、戸次さん、柄本明、森本さんらが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は空地で男子中学生の遺体が発見。遺体は14歳の矢野諒で野球のユニフォーム姿で、みぞおち付近の内出血以外、目立った外傷はなく、さらに連絡を受けて駆けつけようとしていた諒の父親が、階段から落ちて意識不明状態になってしまう。諒には双子の兄・一馬がいたのだが、事件当日2人はお互いのユニフォームを交換、金網にはさまったボールを取ろうとして一馬のほうが感電死。諒はそのことを言い出せず…というのが今回のストーリー。現場にやってきた朝顔は当時の状況を調べるため、森本(森本さん)に金網を登ってもらう。高橋(中尾さん)が下で金網を揺らすと、思わず「うわぁぁ」と叫ぶ琢磨…その様子に「少しだけ斜めになってる絆創膏貼った森本刑事すっごく可愛かったよ」などの声が上がる。一方、ラストでは雨のなか帰宅した真也が、朝顔に髪を拭いてもらっている山倉(戸次さん)を見て「どういうこと?」と驚愕する。これには「最後凄く謎すぎる。何で朝顔の家に戸次重幸さんがいたの?」「現れた顔が不安げな可愛い子犬でしかない」「濡れ髪のシゲちゃん、最高に好き過ぎる」「濡れた子犬が似合い過ぎるシゲさん」など、戸次さんの子犬のような表情にも多くの反応が寄せられている。(笠緒)
2020年11月09日11月7日、日本武道館にて「山崎育三郎THIS IS IKU 日本武道館」が開催され、山崎育三郎と明日海りお、千鳥、森山直太朗、山口太幹らゲスト出演者による一夜限りのコラボレーションが実現した。「THIS IS IKU」は山崎がパーソナリティーを務めるニッポン放送『山崎育三郎のI AM 1936』から生まれた“究極のエンタテインメントショー”。2018年、2019年と2年連続で開催され、3度目の開催となる今回は新型コロナウイルス対策を万全の上、日本武道館にて有観客で行われた。本公演では、山崎がこれまで出会ったエンターテイナーの中から「自分の人生」に影響を与えてくれた方の偉業に感謝を込めて、独自の目線で“賞”を授与する「IKU AWARDS 2020」が発表されるため、観客もフォーマルな服装で参加。メインとなる山崎は金のジャケットを羽織ったタキシードに身を包み、真っ白な高級リムジンで会場に登場した。大きな歓声が上がると、山崎は1曲目に『TOKYO』を披露。会場では吹き上げ花火が上がり、色とりどりの照明が飛び交うなど、豪華な仕様で幕を上げた。2曲目『Get yourself』が始まると、山崎の呼びかけで観客は振り付けを一緒に踊る。ダンサーがタップダンスを披露した3曲目『I LAND』が終わると、山崎は「この後のステージも楽しんで!」と観客にメッセージを送った。授賞式では、まず「最優秀音楽賞」の発表へ。選ばれたのは、NHK連続テレビ小説『エール』で山崎と共演を果たした森山だ。山崎とのトークではふたりの共演を振り返ったり、『山崎育三郎のI AM 1936』出演時の思い出話に花を咲かせたりと、ふたりの仲の良さが垣間見えた。そして、森山は『愛し君へ』をギター弾き語りでしっとりと披露。さらに、山崎と森山ふたりラジオで初共演時に歌唱した『さくら』や、『エール』内でもそれぞれ歌うシーンがある『故郷』を熱唱すると、観客はうっとりとした表情を浮かべる。また、山崎演じる佐藤久志の子ども時代を演じた山口太幹もサプライズで登場。山口が特技とする「ビートボックス」を披露すると、クオリティの高さに山崎と森山は驚きの声を挙げた。続いて、「最優秀お笑い賞」を受賞したお笑い芸人の千鳥が登場。豪華なコラボレーションの後だけに、ノブも大悟も「直太朗さんの次って......」と苦い顔を見せた。千鳥のお馴染み“クセがすごい”漫才には山崎が混ざり、ビブラートを活かした『もりのくまさん』を披露すると、ノブのツッコミが炸裂。後半はは山崎のアドバイスを受けながら、3人揃ってMr.Childrenの『Tomorrow never knows』を歌う場面も。ノブと大悟もかなりの上達を見せたが、最後はミュージカル調に染まっていき、「ミュージカルのクセがすごい!」というノブのツッコミで締めくくられた。「最優秀トップスター賞」は元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおが受賞。宝塚時代に演じ、来年も主演を務めるミュージカル『ポーの一族』の楽曲『哀しみのバンパネラ』を華麗に披露したかと思えば、今年流行の『香水』を軽快なJ-POPのリズムに乗せ、山崎とコラボで歌唱した。さらに、ミュージカル『エリザベート』の楽曲『闇が広がる』を明日海と山崎で披露。明日海は宝塚でトート役を演じたが、山崎も新型コロナウイルスにより全公演が中止したミュージカルでトート役を演じる予定だった。そんな奇跡のコラボ実現後、最後の受賞者としてステージに登場したのは、なんとこの賞を設立した山崎自身。山崎に代わり、プレゼンテーターを務めた千鳥のふたりは山崎の紹介VTRを見て「自分の時だけたいそう(な演出)やなぁ!」とのツッコミを入れる。当の本人は「まさかこんな賞を受賞できるとは......!」という白々しくコメント。会場が笑いに包まれる中、山崎は『僕こそ音楽』と『最後のダンス』をムードたっぷりに披露した。本編後、会場からのアンコールに答えるように、この日の出演者全員が再びステージに登場。全員揃って、『エール』で山崎演じる久志が甲子園のマインドで歌った夏の全国高等学校野球選手権大会の歌『栄冠は君に輝く』を大合唱した。アンコール2曲目は『Wonderland』。今度は山崎一人で観客の手拍子に合わせて、ステージの端から端までを動き回りながら歌声を届ける。さらに、Wアンコールとして12月2日(水)に発売される新曲『君に伝えたいこと』を最後に初披露。この曲は『エール』のメイク室で森山と山崎が意気投合し、出来上がった楽曲で、作詞・作曲を森山が手がけている。大切なものへの決別と感謝の旋律を紡いだ森山の詩を、山崎が甘く切ない歌声で情緒たっぷりに歌い上げ、まさに“究極のエンターテインメントショー”は幕を閉じた。【リリース情報】◆山崎育三郎 New Single『君に伝えたいこと』12月2日(水)発売<形態>・初回盤(CD+DVD)・通常盤(CDのみ)【イベント情報】◆山崎育三郎 New Single『君に伝えたいこと』発売記念プレミアムイベント「君に伝えたいこと」-オンライン-日時:12月6日(日)<第1部>12:00/<第2部>14:00/<第3部>16:00※各回、限定300名様イベント内容:ミニライブ&プレミアムイベントならではのトークショーほか、『君に伝えたいこと』MVのアザーテイクを特別公開、参加者限定企画であなたが“ありがとう”と伝えたい大切な人へのメッセージを紹介するなど、目白押しの企画を開催予定▼イベントや参加方法などの詳細はオフィシャルホームページまでオフィシャルサイト: ユニバーサルミュージックサイト:
2020年11月09日